【みなみけ】桜場コハル Part3【今日の5の2】at EROPARO
【みなみけ】桜場コハル Part3【今日の5の2】 - 暇つぶし2ch750:名無しさん@ピンキー
08/01/04 00:53:54 LRp9nsoN
あれ?続きはー?

751:名無しさん@ピンキー
08/01/04 01:38:35 SdPh5ewk
>>749
いけいけ、カナー!

752:名無しさん@ピンキー
08/01/04 14:50:54 WC4LIe+y
姉妹丼、しかも泥沼の醍醐味。

753:名無しさん@ピンキー
08/01/04 18:12:24 KwZ/eIYp
続き早くキボン頼むよ~

754:名無しさん@ピンキー
08/01/04 19:10:57 MgmCKCeg
冬馬はまだか

755:名無しさん@ピンキー
08/01/04 22:27:33 aNrmm8Re
>>754
とりあえず「この日」が終わって、トウマ編に入らないことには…

756:この野郎
08/01/04 22:59:54 aHUE30kO
>>745

千秋の日記

ひとしきり笑った後、藤岡が時計を見た。

「おっと、もう3時か…」
「3時…あっ!そうだ!」

私は今日のために焼いたクッキーの事を思い出し、鞄から取り出した。

「藤岡、昨日たまたまクッキーを焼いたんだ。食うか?」
「そんなのがあるの?…それは千秋ちゃんが焼いたの?」
「おぉ、私が作ったんだ。あ…ありがたく食べるんだぞ!」
「うん!……えっと…」
「…どうした?」
「いや、手が…」

そうか…藤岡の両手は、私を抱きかかえているのでふさがっているんだった。
私はクッキーを一つ取り、藤岡の口元へ運んだ。

「藤岡、口を開けろ。あーんだ。」
「こ…こうでいいかな?」

私が藤岡の口元にクッキーを運ぶと、クッキーをくわえ食べ始めた。

「ど…どうだ?」
「うん!美味しいよ!売ってるのより全然美味しい!」
「そ…そうか!よし、もっと食え!」

そう言って私は、藤岡の口へどんどんクッキーを運んでいった。
そしてあっという間にクッキーは無くなってしまった。

「これで最後の一個だ。心して食すんだぞ!」
「わかった、最後の一つ…いただきます!……あむっ…!」

「……わっ!バ…バカ野郎!!人の指まで咥える奴があるか!」
「え…?あははっ。」
「あはは…じゃねーっ!それに私は食べてないのに、お前に食べさせたから手が汚れちゃったじゃないか!」

私はそう言って、粉の付いた親指と人差し指を舐めた。
…あれ?これって間接キスってやつなのか?…私はしばらく人差し指を咥えたまま考えていた。

「へ…へっくしょん!!」
「わっ!…大丈夫か?」
「うん、平気平気。汗かいてたから体が冷えちゃったのかな?」
「駄目じゃないか!えっと…あっ!あそこで休憩すればいいんじゃないか?」
「え?」

私は、『休憩 2時間3000円』と書いた看板を指差した。



757:名無しさん@ピンキー
08/01/04 23:03:09 LRp9nsoN
支援

758:ぶつ切り
08/01/04 23:14:26 aNrmm8Re
ふむ。挑発に乗ってくると思ったんだが案外しぶといな…
私は『名残惜しそうに』ゆっくりと唇を離した。

「み、南…?」
藤岡は呆然としている。いきなりのキスにかなり戸惑っているようだ。
「恋人同士なら当然だろ?」
チラッとチアキをみると、これ以上ないくらいの膨れっ面を作っていた。

「じゃあな、藤岡。また明日。」
「あ、あぁ。」
私は颯爽と室内へ入った。





「ふっ…」
遂に、笑いが漏れた。カナの愚かっぷりは、怒り超越させて笑いを生んだ。
「ど、どうしたの?」
「いやな、知らないって怖いなあってさ。」
「え…」
私は満面の笑みで言ってやった。
「お前にとっての一番は、私なんだろ?」

759:名無しさん@ピンキー
08/01/04 23:16:40 aNrmm8Re
>>756
なしてそうも簡単にエロに持っていけるんだ…orz

760:この野郎
08/01/05 00:07:02 xOd5I4+j
藤岡の日記



千秋ちゃんの指差した方向には看板があった。

『休憩 2時間3000円』

…うん。間違いなくラブホテルだ。
はたして千秋ちゃんはアレの意味が分かっているのだろうか…

「…あの、千秋ちゃん。アレって何か知ってるの…?」
「何って…お金を払ったら部屋で休憩させてくれるんだろ?」
「えーっと…間違ってはいないけど……」
「…?」

まいった…こう言う時はなんて説明すればいいんだろう……
アレのせいでオレがこんなに困ってると言うのに、昼間っからカップルの出入りはにぎやかだ。
しかし、それのカップルばかり出入りするのを見た千秋ちゃんが、突然ハッとして顔を真っ赤にした。
…まさか何か勘付いたのだろうか…?

「ふ…藤岡。」
「どうしたの?」
「あの…えっと……もしかしてアレは…その……ぉ…おかしな事する所なのか?」
「えぇ?!」

おかしな事…ハッキリと言わなかったが、顔が真っ赤な所からして気づいたのか?!
それにしては勘が良すぎ……まさか南が変なこと教えたんじゃ……

「藤岡…こ、答えろ!どうなんだ?」
「えっと…ぅ……ぅん。そう…かな……」
「やっぱり……」

まいった…なんだろうこの変な空気は…
千秋ちゃんもしばらく黙ってホテルの方を見てるし…

「藤岡…。」
「は…はいっ!」
「その……入らないか…?私は別に……藤岡となら…お、おかしな事になっても…その……」

そう思ってくれてるのは嬉しいのだが…物事には順番って物が……
そんな事を考えて、オレは少し黙ってしまった。




761:この野郎
08/01/05 00:09:06 xOd5I4+j
「…嫌なのか?」
「え?!」
「その…私と入るのが……私とおかしな事をするのが嫌…なのか?」
「えーっと…嫌とかじゃなくて……そう!年齢!確か学生は入っちゃだめなんだ!うん!」
「…そうなのか……」

千秋ちゃんは少し残念そうな顔をしたがしかたない。
オレは嘘は言っていないし、選択も間違ったとは思っていない。
しばらくすると千秋ちゃんが周りをキョロキョロしだした。
なんだか、首を延ばして周りを確認しているみたいだ…

「千秋ちゃんどうしたの?」
「藤岡…入れないなら……ここでおかしな事するか…?」
「えぇぇ?!ここって…外だよ?!」
「外と言っても…ほとんど人も通らないし…駄目…?」

オレは過去の事を考えていた…
オレが小学生の時なんてサッカーばかりで、おかしな事なんて知らなかった。
やはり現代の性は乱れているってやつなのか……

「ぉ…か……藤岡?」
「…え?」
「だから、今なら人もいないし……」
「だ、駄目だよ……そんなの…その、オレ達まだ子供だし……」

「……子供はおかしな事しちゃ駄目なのか…?」
「そりゃ…そう言う事は大人になってからと言うか……」
「そんな…大人になるまで待てないよ!私は今ここで……藤岡としたいんだ!」

そう言ってもらえると嬉しいし…その興味が無い訳でもないけど…
でもやっぱり間違ってる…まだキスもしてないのに……!

「千秋ちゃん…気持ちは凄くうれしいんだけど、でもやっぱり今は駄目だよ。」
「…どうして?」
「その…えーっと……オレに勇気がないから。」
「…え?」
「…千秋ちゃんみたいに勇気がなくて…もし誰かに見られたら…って思ったら怖くて…」
「………」

オレがそう言うと千秋ちゃんは下を向いて黙り込んでしまった。
…なんだか悪い事をした気分だ。
そして今度は俺が周りをキョロキョロ見渡して、誰もいないのを確認した。

「千秋ちゃん…?」
「……いいよ。気にしてないから…」
「えっと…そうじゃなくて……今は子供で、おかしな事は出来ないけど…その、これくらいなら……」

オレはそう言って千秋ちゃんにキスをした。
時間は短かったが、クリスマスの時と違い唇へ…
その瞬間、千秋ちゃんの顔が再び真っ赤になり、少し震えていた。

「ななな…藤岡……?!」
「え?」
「え?…じゃないよ!なんだよ!!おかしな事しないって言ったと思ったら…急にするなんて!!」
「えぇ?どう言う事?」
「どう言う事って…お前…今私におかしな事……キスしたじゃないか!!こ、こっちにも心の準備ってもんが…」

あぁ…そう言う事か…。
千秋ちゃんはおかしな事=キスと思っていたらしい。
オレはさっきまで自分が妄想していたことが恥ずかしくなった。

762:この野郎
08/01/05 00:34:56 xOd5I4+j
千秋の日記

私は顔が真っ赤になっていた…裏路地で、藤岡におかしな事をされたからだ。
藤岡は「おかしな事はしない」って…そう言ったので油断してこのざまだ。
私は恥ずかしくなったので、藤岡に電車へ向かうように命令した。

「藤岡…急におかしな事するなんてずるいぞ…。」
「えっと…ご…ごめんね。」
「……別にいいけど…」

まぁ最初に誘ったのは私だし、文句は言えないんだけど…
もう少しムードと言うか…いきなりだったから驚いてあまり覚えていなかった。

駅のホームに到着し、私たちは電車に乗った。
行きと違い電車がガラガラだ…藤岡が気を使って普通列車とやらにしてくれたらしい。

「藤岡!見てみろ!この車両は私たちの貸し切りだぞ!!」
「あはは、そうみたいだね。」
「やっぱり私は、遅くてもこっちの方が広々していて好きだ!」

そう言ったものの、貸し切りの車内で私は藤岡の横にぴったりひっついていた。
…そう、前みたいに寝たふりをして、藤岡の肩へ頭を乗せたかったからだ。
私は寝たふりをするタイミングを計っていた。

…と、その時予想外の出来事が起きた。
先に私の肩に頭をのせ、藤岡が寝てしまったのだ…そう言えば確か昨日は寝てないとか言ってたな…
それに帰りはずっと私が乗っていたし…疲れたのかな?

予定とは違ったが、私は藤岡とひっつけて悪い気分ではなかった。
しばらくすると電車の揺れで崩れ落ち、藤岡は私の足に頭を乗せて横たわった。
肩から落ちたのにぐっすりと寝ている…よほど疲れていたのだろうか……

「藤岡…今日はありがとう。楽しかったよ…」

私は藤岡の髪を撫でながら、寝ている藤岡にお礼を言った。
…その時私は裏路地での藤岡の不意打ちを思い出した。
今の藤岡はそれはもう恐ろしいほどに無防備だ…車両は貸し切り…私は意を決した。

「…こ……これは仕返しだからな…!」
「……スースー…」
「…………」

『…ちゅっ……チュッ……んっ…も…もう一回……チュッ…』


うん、3回もしておけば…まぁ、私の勝ちだろう。
満足した私は、藤岡の髪を触りながらいつの間にか一緒に眠っていた…

763:名無しさん@ピンキー
08/01/05 00:49:57 y7d+JeSM
>確か昨日は寝てないとか言ってたな
なに!?
カナと濃厚な一夜を過ごした翌日にチアキとデートだったのか?
藤岡恐るべし。


764:名無しさん@ピンキー
08/01/05 00:54:46 EBly37JO
素晴らしい!

どっちのチアキも行け行けドンドン
押して押して押しまくれー!

765:この野郎
08/01/05 00:58:11 xOd5I4+j
藤岡の日記


『…ゃくさん…!……お客さん!!』
「……ん?…はぃ?」

気がつくとオレは知らないおじさんの声で目を覚ました。
どうやらいつの間にか寝ていたらしい…
しかしココは何処だ…?…なんだか頭の辺りは、妙に柔らかくて気持ちいい。
顔をこすってみてもスベスベしていて……

「……んっ…!」
「…?」

上を見てみると千秋ちゃんの寝顔があった。
千秋ちゃんの膝枕で寝ていた事に気が付き、オレは飛び起きた。
…と同時に見たことのない風景と知らないおじさんに気づいた。

「あの…すみません。ここは何処でしょうか?」
「…だから、終点ですよ。」
「はぁ………えぇぇぇ?!!」

慌てて飛び出すと外は真っ暗、時刻は7時前。
オレは慌てて千秋ちゃんを起こした。

「千秋ちゃん!千秋ちゃん!!」
「ん…ふぁ~……どうした藤岡もう着いたのか?」
「いや、着いたどころか通り過ぎてたんだ…。」
「そうかそうか……なっ!?…どう言……イタッ!!」

慌てて立ち上がろうとした千秋ちゃんを背負い、オレは急いで反対方面の電車に飛び乗った。
ココからだと快速でも1時間…駅に着くのは8時頃だ。

駅に到着してオレは千秋ちゃんを背負ったまま南家へ走った。
結局千秋ちゃんの家に到着したのは8時20分だった…

「遅くなりました!ごめ…」
「千秋!どこ行ってたの?お友達の家に電話してもいないし、心配したんだよ?!」
「ハルカ姉さま…えっと……」
「…千秋、その足どうしたの?…それに藤岡君まで……」
「その…そこで足を挫いて動けなくなっていた所を藤岡が助けてくれたんです!」
「…そうなの?」

…これはどう答えればいいんだろう……
千秋ちゃんに口裏を合わせるべきか…本当の事を言うべきか……
千秋ちゃんはオレと出かけた事を内緒にしているんだろうか…?

「えっと…」
「藤岡!今日はありがとう。助かったよ!お前も気をつけて帰れよ!じゃあな!!」

『バタン!』

千秋ちゃんはそう言って扉を閉めた。
オレはなんだか釈然としないまま家へ帰った。


766:名無しさん@ピンキー
08/01/05 01:27:24 pirSjGLY
すんばらしい

767:この野郎
08/01/05 01:45:18 xOd5I4+j
オマケ的  ハルカの気持ち


8時20分頃、千秋はカナの友達の藤岡君に背負われて帰ってきた。
千秋が言うには、近くで足を挫いて藤岡君が助けてくれたらしいのだが…
朝から足を挫いて、夜まで発見されないなんてありえない。千秋は私に嘘を付いている…
…とは言え大体見当は付いているのだけど、千秋の口から本当の事が聞きたくて、
私は千秋を居間へ連れてきた。

「おー、やっと帰って来たのか。この不良娘め。」
「………」
「まったく、ハルカが心配してうるさかったんだよ。千秋なんて誰も誘拐しないって言ってんのに…」
「う…うるさい!このバカ野郎!!」
「おーおー、それだけ元気があれば大丈夫だ。じゃあ私はお風呂に入るからな。」
「くっ…カナの奴め……」

そう言って千秋とカナはいつも通り喧嘩していた。
……正確には、いつも通りに見せかけるように喧嘩した…かな。

「千秋、あーは言っても…カナも凄く心配してたのよ。」
「え?…カナがですか…?まさか…。」
「あの子は不器用な所あるから…ほらっ。」

そう言って私はお膳の上を指差した。
そこには、カナが一口だけ食べたご飯とおかずが置かれていた。

「これは…?」
「千秋が心配で食事がのどを通らなかったのよ…きっと。」
「そんな…偶然お腹がすいていなかったとか……」
「…でもあの子、6時前から「お腹すいた~!」ってうるさかったんだから。」
「………ごめんなさぃ…。」

一言そう言うと、千秋は泣きそうな顔で黙り込んだ。

「ねぇ千秋。カナには言わないから…本当の事教えてくれない?」
「本当の…こと……?」
「うん。今日どこに行ってたの?怒らないから…ねっ?」
「……藤岡と水族館に…。」

千秋は申し訳なさそうに口を開いた。

「それなら…書置きにもそう書いておいてくれれば良かったのに。」
「その…恥ずかしくて……」
「…どうして?」
「その…藤岡とデートだなんて……」

…ちょっと待って……いつから千秋は藤岡君とそんな仲に?!
…そう言えば時刻は8時過ぎ…まさかとは思うけど……私は頭の中が混乱し始めた。

「ち…千秋?朝からずっと藤岡君と水族館にいたの?」
「えっと…1時に水族館は出てハンバーガーを食べました。」
「それから…?」
「海に行こうとしたら足を挫いて…帰ってきました。」
「…え、でもそれじゃあ時間が……」
「はぃ、帰る時は藤岡に背負ってもらっていたので…」

それにしても時間が遅すぎる…心配になってさらに私は追及してみた。


768:この野郎
08/01/05 01:46:21 xOd5I4+j


「それでも…遅すぎるでしょ?」
「……そっか、ハルカ姉さまは…すべてお見通しなんですね…。」
「…え?」
「私…藤岡と……その…おかしな事…しました。」

千秋はほほを赤らめてとんでもな事を言い出した。

「お…お……おかしな事?!」
「…はぃ。あ…でも、私から誘ったんです…」
「千秋から?!」
「最初は休憩できるホテルでしようと言ったんですが…断られまして…」
「……」
「それで、人通りが少ないので外でもいいと言ったら…藤岡がいきなり……」
「………」
「でも私も悔しかったので、電車で藤岡が寝てる間におかしな事を3回程…」
「…………」
「あれ…?ハルカ姉さま?!」

…情けない…千秋の言葉に私は少し放心状態になった。
良く考えてみればドコまでしたのか聞いていないし…
…聞くのは怖いけど……

「…千秋?…その……ドコまでしたの?」
「ドコまで…?」
「その…本番……と言うか…入れたり出したり……と言うか…」
「入れたり……あっ!えっとそんなに本格的にはしていないです……」
「そっか…なら良かった……」
「す…少し口で触れたりしたくらいで…入れたりは……(舌的な意味で)」

『バタンッ』

「ハルカ姉さま?!……ハル…カ……姉……」


気がつくと私はベッドの中で目を覚まし朝食の支度をはじめた。
確か昨日は…千秋の帰りが遅くて……

「おっはよー。あーぁ、今日から学校かぁ…」
「あっ!カナ、昨日千秋帰ってきたんだっけ?」
「はぁ?足を挫いて藤岡に背負われて帰ってきたじゃないか。」
「そっか…そう言えばそうだったわね……。」
「大丈夫か?昨日は急に寝たって千秋に言われて、私がハルカをベッドに運んだんだぞ?」
「そっか…ごめんね。…どうも昨日の夜の記憶が……」
「?」


その後、ハルカにその日の記憶が戻ることは無かった。

769:この野郎
08/01/05 01:50:30 xOd5I4+j
リアルタイム米ありがとうございました(゚Д゚)

ではノシ

770:名無しさん@ピンキー
08/01/05 02:12:41 ZPNv37jU
最後の最後にハルカカワイソスww
おつかれさん この話はこれで終わり??

771:名無しさん@ピンキー
08/01/05 02:32:45 b20VJlSx
いいぞもっとやれ。いや、やって下さい。

772:ぶつ切り
08/01/05 02:51:18 b20VJlSx
今更になって、自分がとんでもないことをしたのではないかと思う。
チアキちゃんの笑顔は俺に罪悪感を孕ませた。


帰り道、俺はその笑顔を忘れられなかった。俺の目にしっかり焼き付いている。
いや、それだけじゃない。
南の感触、南の表情、チアキちゃんの感触、チアキちゃんの表情、全てが忘れることのできない甘美な情報だ。

二人の少女に好かれ、俺は幸せ者なのだろうか。初め、俺の心には南しかいなかったのに、今はチアキちゃんとの二人かいる。
俺がずっと想ってきた人、俺を想っている人、どちらかを選ぶべきなのだろうか…



考えるだけ無駄だな。正直、二人の想いは重い。でも、それに応えてあげたい。

俺は床につき、二人を想い、果てた。

773:名無しさん@ピンキー
08/01/05 02:53:02 La2HaGr7
おもいはおもいwwwww

774:ぶつ切り~余談~
08/01/05 02:57:37 b20VJlSx
ところで、大したことではないのだが気になったことがある。

帰り際に南にキスをされた時、南はその指をおれの指に絡めてきた。
その指は、何故か知らないが濡れていた。感触からして水ではなさそうだけれど、一体…
あの場から去った後、俺はそれを嗅いでみたがよく分からなかった。
そして俺は何を思ったか、舐めた。やっぱり分からない。まさか毒なんてことはないだろうけど…

775:この野郎
08/01/05 03:03:42 xOd5I4+j
>>770

この後、大晦日編→南家お泊り編→正月編までは、お付き合い下さい。orz

776:名無しさん@ピンキー
08/01/05 04:49:16 7Xsc2ESk
>>775
(゚∀゚)期待してます

777:名無しさん@ピンキー
08/01/05 06:20:38 g3+wikm+
この野郎氏、ぶつ切り氏双方に言えることなんだが
投下前に1レス使って投下します宣言
投下区切りにも1レス使って投下終わり宣言した方が良いと思う
そうすりゃ不用意な割り込みとか防げるし、次の人の投下もしやすいぞ。

778:この野郎
08/01/05 18:17:47 xOd5I4+j
>>777

m9(゚д゚)っ ソレッ!!

次からそうします。orz

779:名無しさん@ピンキー
08/01/05 21:48:39 y7d+JeSM
両氏ともGJ!

この野郎氏のは大作になりそうだけど、どこまでもついていきますぜ。

780:この野郎
08/01/05 23:43:30 xOd5I4+j
2レス投下します(゚Д゚)ノ

781:この野郎
08/01/05 23:44:25 xOd5I4+j

千秋の日記


藤岡が帰った後ハルカ姉さまと話していると、突然ハルカ姉さまは眠りについた。
きっと私が心配をかけすぎたからだろう……
私では部屋に運べる訳もなく、カナに頼んでハルカ姉さまを部屋へ運んでもらった。

その間に私はお礼などを言うため、藤岡の家へ電話をかけた。

「もしもし、藤岡です。」
「あっ、えっと私…藤岡君の友達の南チアキといいま…」
「あぁ、千秋ちゃん。足大丈夫?」
「藤岡か?…足は大丈夫だよ。その…今日は迷惑掛けたな…ありがとう。」
「あはは、いいよそんな事。…で、千秋ちゃんが電話してくるなんて…どうしたの?」
「えっと…いや、ただお礼が言いたくて電話したんだ。」
「そっか、じゃあ今日は疲れてるだろうしゆっくり寝てね。オヤスミ!」
「……あぁ、オヤスミ。」

…本当はこんな事言うために電話したんじゃない……
明日の大晦日、家で一緒にカウントダウンでもしないか?…と誘おうと思っていたのに。
私はそう思いながら受話器を置こうとした。

「……あぁっ!!!」
「ど…どうした藤岡?!大丈夫か?」

私は藤岡の声に気づき、置きかけた受話器を慌てて耳にあてた。

「…実はお揃いのペンギンのストラップ買ったんだけど…千秋ちゃんに渡すの忘れてたみたい…。」
「…おい、ストラップって…私は携帯なんて持ってないぞ?」
「あっ…そっか……そう言えばオレも持ってなかった…」
「…ぷっ!アハハ、お前バカだろ?」
「ホントオレってバカだなぁ…ごめんね、今度また何かプレゼントするよ。」

私は藤岡のバカッぷりに笑いながら、いい事に気づいた。




782:この野郎
08/01/05 23:46:01 xOd5I4+j


「で…でも、せっかくだし…キーホルダーみたいにカバンにでも付けようかな。」
「ホントに?…それじゃあオレも何所かに付けとくよ!」
「お揃いなんだから当たり前だろ!…じゃ、じゃあ明日持って来いよ!」
「明日?…大晦日なのにお邪魔しても大丈夫かな?」
「気にするな、大丈夫だよ。…そうだ、ついでに一緒に年越しもすればいいよ。」

…一応自然に誘ってみたつもりだけど……大丈夫かな。

「本当にいいの?!オレの家、両親が旅行に行ってて、一人で年越しする所だったんだ。」
「そうか、ならちょうど良かったな。…あ、それとカナには水族館の事言ってないから内緒だぞ!」
「うん、分かった。それじゃあ明日の昼過ぎにお邪魔するよ。」
「分かった。…じゃーな。」

いつも通り無愛想に返事をして私は受話器を置いた。
……明日はとびきりの御馳走を用意しよう…そんな事を考えながら、私はニヤニヤしていた。

「千秋~、ハルカ部屋に置いてき……うわっ!どうしたんだニヤニヤして気持ち悪い!」
「…なっ!気持ち悪いとはどういう事だ!」
「いや…十分気持ち悪かったぞ…。」
「…そうだ、明日は藤岡も一緒に年を越すことになったぞ。」
「へっ?藤岡が?何で?」

「それは…藤岡が一人で正月を過ごすとか言ってたから…可哀そうだと思って誘ったんだ。」
「はぁ~…あいつ、正月を一緒に過ごす彼女もいないのか。…可哀そうな奴だ。」
「カナ…お前は一緒に過ごす彼氏がいるのか?」
「あぁ…そう言えばいないな。…いっそ藤岡と付き合ってみるか。」

カナは冗談を言うように、笑いながらそう言ったが、その言葉を聞いて私は凍りついた様に固まった。
…よく考えてみれば、藤岡はカナが好きなんじゃないのか…?
水族館に行ったりキスしたりしたけど、私は正式に彼女になったわけじゃない…
もしかしたら、子供と遊んで…キスも子供をあやす感じで……

「千秋?お~い、どうした?」
「…えっ?…な、何でもない!!私は寝るからな!」
「?…おやすみ。」

私はベッドに潜り込み、さらに考え続けていた…。

カナは藤岡にラブレターらしきものを貰っていた…
カナは藤岡に好きだと言われていた……
藤岡はカナの水着姿を見て胸をドキドキさせていた。
カナと藤岡は同じクラスで…毎日顔を合わせて……
もしかしたら私の知らないところで…キスも……

「とにかく明日…すべてハッキリさせてやる……」
そう心に秘めて、私は眠りについた。

そして決戦の大晦日はやってきた。



783:名無しさん@ピンキー
08/01/06 00:02:40 y7d+JeSM
>この野郎氏
あの~、>>768の終わりにこんな一節が・・・
>「おっはよー。あーぁ、今日から学校かぁ…」

い、いえ、すみません。GJです。

784:この野郎
08/01/06 00:33:13 EFgqodpg
>>783

「おいカナ、お前そんな事言ってたのか?」
「えー…よく覚えてないよ。」
「そう言えば…そんな事言ってたような気もするわねぇ……」

「ハルカ姉さまもこう言ってるんだ、間違いないだろ?バカ野郎。」
「そうか…でも月曜日なんだから学校はあって当たり前だろ?私は間違っていない!おかしいのは>>783だ!」
「バカ野郎…お前、学生だろ?だったら今は何だ?。」
「……あぁ…そう言えば冬休みだった。いやぁー、うっかりしてたよ。」

「バカ野郎!『うっかり』じゃなくて、ちゃんと謝れよ!」
「そうよカナ!おかしいとか言って……>>783さんにちゃんと謝りなさい!」
「なんだよ、二人して怖い顔するな!わかったよ…。…その……誤解を招いて悪かったな…」

「なんだその言い方は?もっと心をこめて謝れよ。」
「な…なんだよ、ちゃんと謝っただろ?」
「バカ野郎。あれじゃあ、誰に謝ってるかわかんないだろ。」
「そうよ、カナ。ちゃんと名前と…あと、そんな所まで気づくくらい呼んでくれたお礼も言いなさい。」
「………」

「はやくしろ!!」
「早くしなさい!!」

「あー!もう、わかったよ!!」


「その…>>783様…誤解を招く事をして申し訳ありませんでした。
 後、そんな事に気づく程読んでいただいてありがとうございます。…これでいいか?」

>>783さん、カナのバカもこう言ってますので…なにとぞ勘弁してあげてください。」

>>783さん、私からもお願いします。申し訳ありませんでした。」


と言う事で許してあげてください。orz

785:783
08/01/06 00:56:18 MhkiyfKZ
拝啓、南家御一同様

その節は小生の出過ぎた指摘に対しまして
過分なるご対応を頂きましたこと、心より御礼申し上げます(以下略

786:名無しさん@ピンキー
08/01/06 02:37:34 HB1vp8CQ
いいぞもっとやれ。やれ。

787:名無しさん@ピンキー
08/01/06 22:24:40 Pp4Khmof
内田×マコちゃんリクしてみます。誰か書いてくださる方いらっしゃいますかね?

788:名無しさん@ピンキー
08/01/06 22:57:50 gxZPBxVU
>>787
とりあえず自信なくても良いから
自分の妄想を思いつくあらゆる表現で文章にしてみようぜ。
「危険を冒すものが勝利する」ってよく言うジャマイカ。

そんな俺は、
カナ+吉野+内田×マコトと言う
カオスなシチュエーションの妄想が脳内で繰り広げられているが、敢えて書かない。

789:名無しさん@ピンキー
08/01/07 00:36:51 ztcjNb6f
ちょっとだけよん

790:ぶつ切り
08/01/07 01:02:08 ztcjNb6f
数時間前…

私は自室で、所謂オナニーってのをしていた。藤岡を想い、私は賢明にアソコを弄った。
今までオナニーなんてほっとんどしたことがなかったのだが、今日は何故かせずにはいられなかった。
私の性欲はなかなか治まらなかった。藤岡が頭に思い浮かぶだけで感じてしまう。
藤岡のをここに入れたら……ああぁあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!
考えただけでもうイってしまう。本当、どうしちゃったんだ私は。病気だな。



漸く落ち着いてきて、私はびしょびしょの指先を見つめた。
「こんなの見たら、藤岡どうなるかなあ」
私は身なりを整え自室を出た。洗面所には向かわずに、居間へ。炬燵に入る。
私は、炬燵の中でアソコに触れてみた。未だにびしょびしょ、というよりぐしょぐしょだ。
ハルカに気づかれないように俯き、声を抑える。

藤岡がこの中に居て、弄ってきたらどうしよう?などとくだらないことを思う。重症だな。

791:この野郎
08/01/07 02:00:24 dS3BgLDk
投下してOKかな?

2スレ程いただきます。

792:この野郎
08/01/07 02:02:00 dS3BgLDk
千秋の日記


一日立って足の痛みも少しマシになっていた。
……とは言うものの立ってると痛いし、左足を引きずって歩くのがやっとだ。
今日は朝からハルカ姉さまは、友達や速水先輩達と忘年会をするらしく、
夕方まで家にはカナと私の二人だけだった。

「こんにちわー。」

午後1時、玄関から藤岡の声が聞こえ、私は急いで玄関に向かった。

タッタッタッタッタ……

「おぉ、いらっしゃい。待ってたぞ!」

…そう言って藤岡を迎え入れたのはカナだった。
私はと言うと、足を引きずり壁に掴まりながら向かったので、遅れをとっていた。
…しかしどう言う事だ…?普段なら絶対コタツから出ないカナが、なぜあんなに急いで…
…私は台所の柱に掴まり、カナと藤岡の様子を見ていた。

「あれ?どうしたの南。いつもなら絶対コタツに潜ってるのに。」
「…んっ!…あるんだろ?」
「…え?」
「手土産だよ!手土産!!…まさか手ぶらで来たのか?!」
「あ…あぁ、ケーキ持ってき……」
「やっほー!!」

カナは藤岡のケーキを奪い取ると、そのままコタツの中へ直行した。
…どうやら私の考えすぎだったらしい……私は玄関で立ちすくむ藤岡を家へ迎えた。

「悪いな。……あのバカ…とりあえず入れよ。」
「あっ…うん、お邪魔します。……足…まだ痛そうだね…大丈夫?」
「平気だよ、これくらい…とりあえずコタツにでも入ってろよ。私は夕飯の支度してるから。」

私は藤岡にそう言い残し、台所へ向かった。
足は痛いがハルカ姉さまのいない今、私が料理を作らなくてはいけないからだ。
…とは言っても、そばは茹でるだけだし…お寿司も頼んである。
作るのはせいぜいオードブル…唐揚げ程度だ。

「千秋ちゃん、その足じゃ立ってるのも大変でしょ?オレも手伝おうか?」
「大丈夫だよ。お客はそこに座ってろ。」
「そうそう!料理は千秋にまかせて、お前は私の暇つぶしの相手になれ!」

…そう言えば私がいなくなったら…カナと藤岡の二人っきりか……
考えすぎと思っていても、やはり胸のどこかで二人の事が心配だ…
…と言うか、私も台所で藤岡と二人っきりになるチャンスじゃないか!!

「ふ…藤岡。やっぱり手伝ってくれないか?」
「うん、わかったすぐ行くよ。」
「…ちょっと待て、私を一人にする気か!藤岡はココに残れ!」
「バカ野郎!お前は一人でテレビでも見てろ!!」
「なんだと……」

『プルルルルル……プルルルル…』

話の途中に電話が鳴ると、カナは渋々電話の元へ行った。
いつもは動かないのに……もしかしたら私の足を気遣ってくれたのかもしれない…


793:この野郎
08/01/07 02:03:05 dS3BgLDk

「はいモシモシ南です……なんだ、ハルカか。どうした?」
「あ、カナ?それがね…速水先輩が……」
「おーぃ!カナ!!こっちに来て一緒に焼肉パーティーに参加しないかー?」
「焼肉?!行く!すぐに行きます!!…はい、じゃあ。」

受話器を置くと、カナはこちらへ走ってきた。

「今から速水の所の焼肉パーティーに行くけど、お前たちもいくか?」
「…はぁ?せっかく唐揚げとか作ったのにか?」
「バカ、唐揚げより焼肉だろ!!」
「でも唐揚げがもったいないし、藤岡は面識も無いし足も痛い…私たちは遠慮しとくよ。」
「そっか、じゃあお前たちは唐揚げパーティーでも楽しんでおくんだな!じゃあな!!」
「あぁ、そうさせてもらうよ。」

そう言ってカナは出かけていった。
いつもなら勝手な行動に、文句の1つや2つ言うのだが…藤岡と二人になれるなら文句も無い。
それに唐揚げパーティーとか言ってたけど、この後お寿司も届くし…
1人分余分に届くので、久々にお寿司をお腹いっぱい食べれそうだ。私にとって良いこと尽くし!


「千秋ちゃん、ごめんね…本当は焼肉パーティー行きたかったんじゃ……」
「何言ってんだ、私は好きな人と二人きりで過ごせる方が全然楽しいよ。」
「…えっ?!」

「……え?」

…もしかして私は有頂天と言うやつになっていたのか?
何か…今、サラリと・・・とんでもない事を言った様な気が……
しかし藤岡はちゃんと聞いていなかった……と言う事も、真っ赤な顔を見る限りなさそうだ…

「オレも…好きな人と二人きりで過ごせて……その…嬉しいよ。」

なんだなんだ?!藤岡まで顔を恥ずかしい事を言い始めてたぞ…
二人して顔を真っ赤にして、恐ろしく恥ずかしい……
とりあえず唐揚げだ!唐揚げを作ると言ってこの場から脱出しよう…!

「それじゃあ…か、唐揚げを作……」
「千秋ちゃん。…その、キスとか…順番がバラバラになっちゃったけど…その……」
「……な、なんだよ…。」

「オレ、千秋ちゃんの事…すごく好きだから。」

私は思わず、普段閉じ気味の目を見開いて、生唾を飲み込んでしまった。

(お、落ち着け千秋!…これは数か月前にカナにも言った事……まだカナと同じ立場になっただけだ!)

…と私は自分に言い聞かせてた。……そうでもしないと、自分の気持ちが暴走してしまいそうだった。



794:この野郎
08/01/07 02:11:03 dS3BgLDk
今読んで気づいたんですが、電話でのセリフ短すぎでした。orz
電話の間に千秋と藤岡は唐揚げを作り始めていたと言う事なんで…ご了承お願いしますorz

795:この野郎
08/01/07 02:14:12 dS3BgLDk
× なんだなんだ?!藤岡まで顔を恥ずかしい事を言い始めてたぞ…

○ なんだなんだ?!藤岡まで顔を赤くして恥ずかしい事を言い始めてたぞ…

gdgdだったorz

796:名無しさん@ピンキー
08/01/07 02:44:54 7DrD1sLO
>>795
キニスンナ

797:この野郎
08/01/07 03:52:57 dS3BgLDk
みなみけ おかわり見たさに焦って書いてしまったんだ。orz

おかわり見て絶望したけど、3回くらい見たら慣れて楽しかった。(゚Д゚)

でもカナの胸のでかさに絶望した。

798:名無しさん@ピンキー
08/01/07 04:03:11 IxWy6fqN
ゴメンここで書く事じゃないけど
放送終了時間前後からアニメ板凄い事になってたよ……


799:名無しさん@ピンキー
08/01/07 05:08:29 Q+j9sDtT
どうせこんなのみなみけじゃないヽ(`Д´)ノだったんだろ?
覚えてる人居るかどうか知らないけど、昔、双恋とフタコイオルタナティブって
アニメがあってだなその時も荒れたような覚えがある

800:名無しさん@ピンキー
08/01/07 05:18:23 cBhO4RYH
>この野郎氏
ミスについては書き込む時間が悪かったんじゃないかと思うw
それにしても、大晦日2人きりになれるとは予想外、良い意味で。

アニメは藤岡とトウマの関係が辻褄合ってないことが一番の不満。
というか、2つの製作会社の連携とれてなさ過ぎる。

801:名無しさん@ピンキー
08/01/07 06:05:44 ztcjNb6f
水樹が歌わない時点で(ry

802:名無しさん@ピンキー
08/01/07 09:21:40 NAggulhn
ただ、カナの全裸を見た藤岡で職人が頑張ってくれそうな気がした

803:名無しさん@ピンキー
08/01/07 09:54:45 BjC132Ps
ED手抜きすぎじゃね?

804:名無しさん@ピンキー
08/01/07 18:50:32 7DrD1sLO
おかわり見逃したorz

805:名無しさん@ピンキー
08/01/07 20:48:13 LfZ2gqyR
>>804
ニコニコにうpされるんじゃね?
すぐ消されると思うけど

806:名無しさん@ピンキー
08/01/07 21:07:51 RjnCDsoy
>>804
録画データなら俺のパソコンに入ってるぜ

807:名無しさん@ピンキー
08/01/08 00:58:30 Jalom42p
>>791
> 2スレ程いただきます。
2000レスも使うと言うのか!?大長編じゃないかwktk

808:名無しさん@ピンキー
08/01/08 01:00:58 AslZZbKa
>>791
2スレか、コレは期待大だなw

809:この野郎
08/01/08 02:00:27 ts3PmC5J
「おぃ、カナ。お前ちょっとこっち来いよ。」
「なんだよおっかない顔して、普段から悪い目つきが更に悪……」
「うるさいよ!バカ野郎!!」
「……なっ…?!」

「いいか、お前が勝手に投稿した>>791のレスを見てみろ。」
「え?…これがどうしたんだよ?」
「よく見てみろ。」
「よくって見ろって…私はちゃんと投下前にはこう書いた方がいいって言われたから……」
「じゃあちゃんと2000レス返せよ。バカ野郎。」
「はぁ?…あははっ、私は2スレって書いてるだろ?お前こそ良く見ろよ。バカじゃないの?」

「…バカはお前だ、バカ野郎ー!!…(バキッ!!」
「いたっ!!お前…ふじおかは当たると意外と痛いんだぞ…。」

「いいか、2スレだと1000レス×2になっちゃうんだよ!」
「ふーん…。」
「ふーん…じゃねーよ!!」
「なんだよ千秋、だからってそんなに怒ることないだろ!」

「もういい…お前と話してると疲れる…。私は寝るから。」
「え?…おーぃ。……なんなんだアイツ?」


「…今のはカナちゃんが悪いよ。」
「…うわっ!!内田、お前いつからそこにいたんだ?!」
「えっ?!…ひどぃよ……朝からずっといたよ……ぐすっ…」
「そ、そうか。そりゃ悪かったよ。…で、なんで千秋はあんなに怒ってたんだ?」

「えっとね、作者はこの前の続きをさっき書いてたの。」
「ほぉ…で、それとどう関係があるんだよ。」
「それでね、今回は千秋と藤岡君が…その…抱き合ったりキスしてたりしてたみたいなの…
…でもね、それが手違いでうっかり消してしまったらしいの。」

「…で、何故か千秋まで機嫌が悪かったのか?」
「…うん。…チマチマ書いてて、やっと完成したと思ったら…あぼーんしちゃったみたい…。」
「…でもそれって私関係なくないか……それにさりげなく>>791の失敗を私のせいに…」
「ダメッ!それ以上文句言ったら…この先カナちゃんの出番がなくなっちゃう!」
「なっ?!…本当か?」

「うん。それに作者はいい人よ。千秋や私が好きでも決してロリコンではないの。むしろ紳士なの。」
「…なんでそんなにフォローするんだ…?」
「こう言えば、今後私とマコト君の絡みを約束するって言ってたの。」
「…それ、バラして良かったのか?」
「……あっ…。」

って事で2レスの間違いでした。orz
そして2時間ほど書いたssを、本当にうっかり消してしまいました。orz

810:この野郎
08/01/08 02:04:04 ts3PmC5J
何もかも消えて、ひどい脱力感に襲われたので、無投下でもう寝ます。orz

811:名無しさん@ピンキー
08/01/08 02:13:31 d3L06N1/
この野郎氏が無投下で無灯火の真っ暗闇(w
起きててもしょうがないので自分も寝よう。

812:名無しさん@ピンキー
08/01/08 02:36:06 /Y3k7Ff2
ここってエロ成分薄めでもおk?

813:名無しさん@ピンキー
08/01/08 03:07:46 ccGfYOSW
いいと思うよ、既に結構あるし

814:名無しさん@ピンキー
08/01/08 03:20:50 p/oaah9l
>>813
申し訳ない



ただ如何せん自分が未経験なもんだからなかなか一歩を踏み出せないんだ('A`)

815:名無しさん@ピンキー
08/01/08 07:26:43 Xz0dvnIN
>>819に凄く期待

816:名無しさん@ピンキー
08/01/08 07:27:15 Xz0dvnIN
失礼。>>809でした。

817:名無しさん@ピンキー
08/01/08 09:12:08 xst5vcg5
>>814
心配するな、最初は誰しもチェリーボーイさ。



まあ俺は今でもチェリーボーイだけど。

818:名無しさん@ピンキー
08/01/08 11:26:56 HglXVQm7
半年かそこら距離を取ってて、今日久々に覗いてみたが、やっぱりアニメも始まってエラいこと、もといエロいことになってるな
まだスレ立ってから1ヶ月強………アニメ化前とは、スレの消費速度が段違いだ
あと、保管庫で自分の過去作読み返して死にたくなった

ぶつ切り氏、この野郎氏もここまで一気に読ませて頂きました、どちらも長編乙、そしてGJです
藤岡を応援したくなったり妬ましく思ったり

819:名無しさん@ピンキー
08/01/08 11:44:42 p/oaah9l
誠にする気はないのでご安心を


強いて言えばインテルリト

820:名無しさん@ピンキー
08/01/08 14:40:46 fxhFSDMa
>>818
カムバックすればいいじゃない

821:この野郎
08/01/08 16:11:06 ts3PmC5J
昨日の悲しみを乗り越え、2レスいただきます。orz

822:この野郎
08/01/08 16:11:40 ts3PmC5J
千秋の日記


私は藤岡の発言で、頭を整理するのに10秒程かかっていた。
とりあえず藤岡は真剣な様で、私の目をじっと見ている…。
私は恥ずかしくなって視線を逸らして、後ろを向いた。

「えっと…ちょっと待ってくれ。その、心の準備ってやつが…」
「うん。」

しばらく後ろを向いたまま私は考えていた。
確かに『オレ、千秋ちゃんの事…すごく好きだから。』…とは言われたが、
好きだからどうこうっ…て言われた訳じゃない。
好きにも色々あるんだ、私はハルカ姉さまも好きだし、内田や吉野も好きだ。

そりゃ藤岡が好きなのとは違うけど…でも同じ『好き』と言う言葉でくくられる。
つまりこの藤岡が言った『好き』も、私がハルカ姉さまや友達を思う『好き』なんじゃないだろうか?
…なんて事だ!私の早とちりだったのか…だったら、この場合は難しく考えず…
『おお、私も藤岡の事好きだぞ!』…とか言っちゃえばいいんじゃないか…?
そうだよ、これだ!これで行こう!私はそう決意し藤岡の方を向いた。

「藤…」
「千秋ちゃん!」
「な…なんだ…」
「その…上手く伝わらなかったみたいだから、改めて言うけど、千秋ちゃんの事本当に大好きだから…
 千秋ちゃんと付き合いたいと言うか…恋人になってほしいんだ!」

「ちょ…もう少し時間をくれ…!」

私はそう言ってまた後ろを向いた。
…どうしたものか…これではさっきの考えは通らなくなってしまった…。
カナなの時とは違い、はっきりと『恋人』と言う言葉まで出てきてしまったし…
……あれ?じゃあ素直に私も好きと言えばいいんじゃないか?

だって私も藤岡の事は好きだ。付き合いたいと思ってた。
その藤岡からこう言われたんだから、断る理由もないじゃないか。
どうしてこんな簡単なことに気付かなかったのか…私はそう思い、藤岡の方を向いた。

「えっと…恥ずかしいから一度しか言わないぞ。…ちゃんと聞けよ。」
「うん…。」
「…その……私も…藤岡の事…すごく好きだから……。」
「えっと、それは…」
「…あぁ、そうか。…なんて言うか……この好きは友達とかじゃなくて、特別な好きなんだ…。」
「…って事は…」

「もう!察しろよ!お…お前の恋人…彼女になってやるって事だよ!!」

なんだか最後は恥ずかしくなって、言い方がおかしくなったが…
とりあえずハッキリ言ったし伝わっただろう…。
その後、しばらく二人とも顔を真っ赤にして、その場で黙ったまま立ちつくしていた。



823:この野郎
08/01/08 16:24:55 bYrTpzBE
あれ…書き込み出来てない。orz

824:名無しさん@ピンキー
08/01/08 17:25:36 xst5vcg5
あれ? 1レスだけ? パソコンまたは携帯に不都合でも生じたか?

>>818
うむ、確かに過去と比べると凄まじい勢いだけど、アニメ化直後はどういうわけか伸びが良くなかったんだよなぁ。
勢い良くなったのは11月らへんだったな。

それはそうと、カムバックを考えてもいいんじゃないか?

825:この野郎
08/01/08 18:18:01 bYrTpzBE
このスレにだけ何回やってもPCから書き込めないのは何故?/(^o^)\オワタ


826:名無しさん@ピンキー
08/01/08 18:32:29 zS6LNGji
>>825
プロバイダどこつかってる?
規制されたのかも

827:名無しさん@ピンキー
08/01/08 18:36:00 Yc/kU2Eg
>>826
規制されたなら>>825も書けないはず

>>825
なんかエラメでてない?

828:この野郎
08/01/08 18:59:17 ts3PmC5J
むむ・・・

829:この野郎
08/01/08 19:00:35 ts3PmC5J
>>822



「藤岡。…こういう場合はどうしたらいいんだ…?」
「…どうするんだろう。その、恋人とか初めてだから…ごめん。」
「…とりあえず…抱き合ってみるか?」

私はそう言って藤岡の腰に手をまわし、ひっついてみた。
すると藤岡は私の頭を胸に押しつける様に、私の頭を腕で包んだ。

「…藤岡。頭が痛い…もう少し優しく…。」
「あっ、ごめんね…。」
「まったく…私は彼女なんだから大事にしろよ。」
「…うん。」

その後、料理を作り終わり、私と藤岡は唐揚げをつまみテレビを見ながらお寿司を待っていた。
しかし3時になってもお寿司は届く事無く、唐揚げはすべて食べてしまった。

「これっぽっちじゃ足らないな…2時に予約したのに、何やってるんだ寿司屋め!」
「…確かに少し遅い気もするね。どうしたんだろう?」
「ちょっと電話してくる!」

そう言うと、立ち上がる前に藤岡は私を抱きかかえ、電話の元へ運んだ。

「もしもし、今日2時に予約した南ですけど…はぃ…昨日……えっ?!」

なんて事だ…寿司屋め…年末で忙しく、手違いで忘れていただと……
ふざけるな!もう二度とお前の店じゃ頼まなねーよ!!
……とでも言ってやりたがったが、なんだかもう怒る気力も無かった。

「…はぃ、いや…もう結構です。はい、キャンセルで…。」

私がそう言って電話を切り、溜息をついた姿を見て藤岡も気付いたらしい。

「…お寿司来ないって。」
「そっか…じゃあ何所か近くの店に食べに行こうか?」
「え?」
「付き合い始めての初デート。千秋ちゃん、お付き合いしてもらえますか?」
「…なんだその言い方…私はおなかがすいたんだ。さっさと行くぞ!」

災い転じて福となす…ってのはこの事か。
私は藤岡と一緒に御飯を食べに行くことになった。





830:この野郎
08/01/08 19:01:57 ts3PmC5J
はっ!できた…



831:名無しさん@ピンキー
08/01/08 19:03:29 9n8Y1FRA
>>827
携帯使ってんだろ

832:てすt
08/01/08 21:02:15 bI9pDBio
今何人?

833:名無しさん@ピンキー
08/01/08 21:56:26 xst5vcg5
>>830
復活できたようで何よりだが、今日はこれまでか。

834:この野郎
08/01/08 23:54:52 ts3PmC5J
>>826>>827>>833いろいろありがとうございました。orz
おかげさまで復活できたので2レス投下します。


835:この野郎
08/01/08 23:55:27 ts3PmC5J
千秋の日記


戸締りOK、いざ出発!……と言っても目的地を決めていない。

「藤岡、何を食べようか?」
「そうだなぁ…食べ損ねたお寿司か、南達と同じ焼肉か…」
「…そうだ、バイキングに行こう!あそこなら焼肉もお寿司もあるぞ!」
「そうだね、バイキングに行こう。」

こうして行き先も決まり、私は藤岡の手に掴まり歩き始めた。
少し歩くと、買い物帰りの同じマンションに住むおばさんと出会った。

「あら、千秋ちゃん。こんにちわ。」
「こんにちわ。」
「…へぇー、カッコイイ彼ねぇ…!羨ましいわぁ。」
「えっ?!ふ…藤岡ですか?えっと…あっ……はぃ。」
「千秋ちゃんも可愛いし、お似合いよ。…それじゃあ良いお年を。」
「はい、良いお年を。」

…そうか、良く考えれば手をつないで歩いてるんだから、そう見えて当然か…。
それにしても藤岡って、私以外の人から見てもカッコイイのか…
そう言えばさっきから、すれ違った時に藤岡の事みてる女もチラホラいるな…。
……藤岡はカッコイイもんな…

「…?どうしたの千秋ちゃん?オレの顔に何か付いてる?」
「…えっ?な、何でもないよ。」
「?」

しばらくすると、私たちは目的のお店に到着した。
年末と言う事もあってしばらく待たされたが、藤岡と二人なので退屈はしなかった。
結局、ご飯を食べ終わったのは6時前…お会計を済ますと、何やら抽選ができるらしい。

「それじゃあ1回どうぞ。金が出たら温泉旅行にペアでご招待だよ!」

藤岡と二人で温泉旅行…これは何としても欲しい!
二人で旅行なんてできたらどれだけ楽しい事か…

「…藤岡、ここは私に任せてくれないか?」
「うん、千秋ちゃんくじ運いいの?」
「…いや、今年は最悪だった。…だからこそ年末に運が残ってるんだと思うんだ。」

私をそう言って、願いを込めながらガラガラを回した。
すると出た玉を見て、カウンターのおじさんがカランカランとベルの様なものを鳴らした。
どうやら本当に運が残っていたらしい…なんだか順調すぎて少し怖い気もする……
私はそう思いながらも賞品を受け取った。




836:この野郎
08/01/08 23:58:23 ts3PmC5J
>>835


外に出ると、さすがに6時をまわって恐ろしく寒くなっていた。
…それどころか、追い討ちをかけるように雨まで降ってきた……
すると藤岡は傘を開き、私の肩を抱き寄せた。

「千秋ちゃん、濡れちゃうからもっとこっち寄ってくれるかな?」
「…うん。…こうしてると雨が降ってても暖かいな。」

私は藤岡の手に抱きつくようにして、一緒に傘に入った。
こうしてみると、雨ってのもたまには良いものだ…

「藤岡、…雨ってのもたまには良い物だな。」
「…どうして?」
「だって、こうやって1つの傘に入ってひっついてても、不自然じゃないだろ?」
「あはは、確かにそうだね。…でもさすがに1本だとちょっと濡れちゃうね。」
「まったくだ…あのおじさんも、気を利かせて2本くれれば良かったのに。」
「ホント、まるで一等が当たったみたいに、カランカラン鳴らしてたのにね。」
「…まぁ、子供だけで温泉旅行なんてハルカ姉さまが許すわけないし…これで良かったのかもな…」

私はクジで当てた傘を見ながらそう言った。

家に到着すると、私は雨で肩のあたりが少し濡れていた。
…しかし、藤岡を見ると少しどころか、体半分がずぶ濡れでガタガタ震えていた。
おそらく私の方に傘を寄せてくれていたのだろう…
私は急いでお風呂を沸かした。

「藤岡、お前そのままだと風邪ひいちゃうからお風呂入るといいよ。」
「そ…それじゃあお言葉に甘えて、お風呂借りようかな・・・」

よほど寒かったのだろう…珍しく藤岡は遠慮せずにお風呂に入っていった。
そりゃそうだ、私は少ししか濡れてないのにこんなに寒いんだ…
私も藤岡がお風呂から出たら少しお湯につかろう……

…あれ?…そう言えば私たちはもう付き合ってるんだから、お風呂も一緒に入るべきなのか…?
……どうしたものか…しかし体も冷えてきたし、この際一緒に入ってもいいか。
そう思い私は脱衣所に向かった。

「おーい、藤岡。私も一緒に入っていいか?」
「えぇ?!入るって…お、お風呂に?」
「…?当たり前だろ、私もすごく寒……クシュッ!…うぅ……」
「えっと…じゃ、じゃあオレが出るから少し待っててくれる?」
「でもお前も入ったばっかりだろ?いいよゆっくり入れば。」

私はそう言いながら上着を脱いで、お湯に髪がつからない様にくくった。


837:名無しさん@ピンキー
08/01/09 01:12:22 XPfz4N1j
GJ
積極的だな千秋w問題は春香たちがどのタイミングで帰宅するかだな。

838:名無しさん@ピンキー
08/01/09 01:36:36 Ojx36Nuw
確認するがチアキ小5だよな?
藤岡め……くやしい!(ビクビクッ

839:名無しさん@ピンキー
08/01/09 01:48:09 /e6qgVFS
>>838
この場合は藤岡はロリコンと言えるのかな?
それともまだセーフ?

840:名無しさん@ピンキー
08/01/09 01:48:57 1tOhKLWg
中二と小5かー
俺の中ではあうあう

841:名無しさん@ピンキー
08/01/09 02:06:59 iPPQETyB
中学二年ならまだセーフじゃね?
ナツキやタケルだったらアウアウだけど

842:名無しさん@ピンキー
08/01/09 02:07:52 MVlbxgZZ
きわどいところだ…

843:名無しさん@ピンキー
08/01/09 02:08:13 pveAzrzs
モデル目当てに少女向けファッション誌を読んでいたら、読者コーナーに小学生からの投稿があって
「高校生の彼氏と付き合っているんだけど、歳が離れてて不安になるの……」
的な相談があって軽く凹んだ記憶があるからいいんじゃね?

844:この野郎
08/01/09 02:25:54 4EOytL7U
今日は3:10分からみなみけ最終回
3:40分から、みなみけ おかわり があるので
張り切ってあと3レス程投下します(゚Д゚)ノ

845:この野郎
08/01/09 02:28:24 4EOytL7U
藤岡の日記



オレはお風呂で茫然としていた…。
お風呂のすりガラス一枚向こうで、千秋ちゃんがお風呂に入る準備を始めたからだ。
すりガラス越しにでも、上着を脱いで髪をくくっているくらいは分かった。
そしてとうとうスカートを下ろし、下着まで脱いでしまった。

扉が開く音とと同時に、オレは目をつむり後ろを向いた。

「…藤岡?なにしてるんだ?」
「何って…その……千秋ちゃんが恥ずかしいかなと思って…」
「バカ野郎、タオルで隠してるから大丈夫だよ。」
「あっ…そっか。」

そりゃそうだ、一緒に入るんだからそれくらいはあたりまえか…
……なんだかホッとした反面、どこか残念な気持ちもあった…。
しかし振り返ってみると、千秋ちゃんはタオルで隠してると言っていたが、
ハンドタオルを胸から垂らして隠しているだけだった…と言うか微妙に隠れきっていなかった。

「ち…千秋ちゃん、その…バスタオルを巻いたりはしないの?」
「バスタオルって…それはお風呂を出てから使うものだろ?」
「そ…そうだけど……」
「…? なんだか良く分からないけど、寒いからお湯につかっていいか?」
「えっ……うん…どうぞ。」

そう言うと千秋ちゃんは、ハンドタオルさえも取ってしまった。

「わぁっ…!えっと…タオルは?」
「タオルを湯船につけたらダメだろ?それくらい常識だぞ。」
「そ…そうだね。」
「………」
「……?」

タオルをとってそう言った千秋ちゃんだったが、どう言う事かそのまま動かなくなってしまった。

「…どうしたの?」
「いや…さっき歩きすぎたから、また足が痛くなって足が上がらないんだ…。」

そうか…湯船に入るには、どちらかの足で踏ん張って、もう片一方は足を上げないと入れない。
でもそのどちらも出来ないから入ってこれなかったのか。

「藤岡。…だっこしてくれ。」
「…え?」

千秋ちゃんはそう言うと、オレの方に両手を差し出した。
そりゃオレが持ち上げて、湯船に入れてあげるしかないけど…裸で抱き合うのか……?
オレはとりあえず、体が触れないように脇のあたりを持って、ゆっくりと千秋ちゃんを湯船に入れた。
…それにしてもキスの時はあんなに過敏に反応したのに、何故今回はこんなに余裕なんだろう…?



846:この野郎
08/01/09 02:33:46 4EOytL7U
>>845


そんな事を考えていると、千秋ちゃんが話しかけてきた。

「藤岡、お前…お風呂入ってからなんか変だぞ?」
「…そ…そりゃ、恥ずかしいって言うか…。」
「でもお前、キスした時はこんな恥ずかしがってなかったじゃないか?」
「…だって…キスよりよっぽど恥ずかしくない?」
「そうか?」

そう言うと千秋ちゃんは、何かを少し考えているようだった。


「私はキスの方が恥ずかしいけどな…」
「そ、そうなの?」
「だってキスなんて特別な人としかしないだろ?」
「…うん、そうだね。」
「でもお風呂は、今でもたまにお父さんと入ったりするって内田も吉野も言ってたぞ。」
「…う~ん…それとはまた違うような…」

そう言うと、千秋ちゃんはまた何かを考え始めた。

「…私はお父さんとお風呂なんて入った事無いから、その辺はよく分から無いな。」
「そっか…」
「…なぁ藤岡。お父さんと入るのと、藤岡と入るの…どう違うんだ?」

これは難しい事を聞かれた…どう答えたらいいんだろう…?
千秋ちゃんはまだ小学生だから…オレみたいに意識してないのかな?
…ってことは、千秋ちゃんの中ではお父さんと入る感じで…でもお父さんはいなくて……

なんだか考えると頭の中がゴチャゴチャになってきた…。
ただ言えることは、千秋ちゃんを見る限り…一緒にお風呂に入ることは、そんなに大したことじゃないらしい。
キスの時の方がよっぽど動揺していた。
だからオレも、深く考えずに答えることにした。

「良く分からないけど…同じみたいなものかな?」
「やっぱりそうなのか?」
「うん、そう考えるとオレもあまり恥ずかしくなくなってきたかも。」
「そうだろ。」

そうだ意識しすぎたから駄目だったんだ。
オレは心を無にする感じで、お風呂から出ることにした。
すると、入る時同様に千秋ちゃんが手を差し出し、だっこしてくれと言ってきた。
…そう言えば入る時も、変な抱き方をして…意識しすぎていたのかもしれない…
そう思い、今度は普通に千秋ちゃんを抱きかかえてみた。



847:この野郎
08/01/09 02:42:52 4EOytL7U
>>846


…神様ごめんなさい…。オレには、この胸に当たる柔らかい感覚を意識しないなんてできません…。
千秋ちゃんの胸は、見ても分からないくらいの大きさなのに、
こうして密着すると確かにわかる…凄く柔らかい感触……
オレは意識しないために、頭の中で山の風景を思い描いていた。

「藤岡?…もう降ろしてくれていいぞ。」
「えっ…あっ!ごめん。」

オレは慌てて千秋ちゃんを降ろした。

「いたっ…!…もうちょっと優しく降ろせよ…バカ野郎…!」
「ご、ごめん。オレ慌てて降ろしちゃって…」
「…ん?…藤岡、何でココこんなに硬いんだ?」
「zgぢあp;gk!!そんなとこ握っちゃダメだよ!!」

「…?なんだ??変な奴…。」

オレはそのままお風呂を飛びだした。

お風呂から上がり、いつもの席で二人でテレビを見ていると電話が鳴った。
すると、千秋ちゃんがオレの顔を見上げた。…電話まで運べと言う合図だろうか?
オレが千秋ちゃんを電話の元へ運ぶと、千秋ちゃんは機嫌良さそうに電話に出た。

「はぃ、南です。……あっ、ハルカ姉さま。…はぃ…はぃ……そうですか。少し待っててください。」

そう言うと千秋ちゃんはオレに電話を替わるように言った。

「もしもし、お電話変わりました。」
「あっ、藤岡君?あのね、ちょっと先輩が酔っ払っちゃって、初詣に行くぞー!…とか言いだしたの。」
「はぃ…」
「それでね、7時には帰る予定だったんだけど、私もカナも今日は帰れそうにないのよ。」
「はぃ…。」
「それで千秋一人だと心配だから、良かったら今日家に泊ってあげてくれないかな?」
「はぃ……ぇ?」
「ホント?ありがとう!私たちも初詣に行ったらなるべく早く帰るから……」
「おーぃ!!藤岡!二人だからって、千秋におかしな事するなよー!!アハハッ!!」
「ちょっと、カナ?!速水先輩!カナに変な物飲ま……ブチッ…プーッ…プー…」

時計を見ると時間はまだ7時…長い一日になりそうだ…。



848:名無しさん@ピンキー
08/01/09 06:25:25 TRH8BUJc
このやろたんが近所かもしれんと思うとあそこが熱くなってきた

849:名無しさん@ピンキー
08/01/09 07:17:21 D8tHZtGN
>>848
あれ俺がいる
まあ地方が同じだけかもしれんが

850:名無しさん@ピンキー
08/01/09 10:02:47 x8v5C2ya
>>844-847
内田が目撃したら脳内お花畑になりそうな展開だw

851:名無しさん@ピンキー
08/01/09 17:29:46 e8rijzQ+
チアキ、相当に積極的だな

852:名無しさん@ピンキー
08/01/09 18:07:10 e8rijzQ+
積極的というよりダイタンと表現すべきかな

853:名無しさん@ピンキー
08/01/09 18:39:32 a83EPrlM
>>850の展開になってくれたりしないかな~

854:名無しさん@ピンキー
08/01/09 19:27:47 Ojx36Nuw
姫と姫はじめしたいよー!

855:この野郎
08/01/09 19:49:54 4EOytL7U
いつもコメントありがとうございます。orz

2レス程投下します。(゚Д゚)

856:この野郎
08/01/09 19:51:09 4EOytL7U
内田の日記


12月31日、彼…いや、彼女が来たおかげ私の『のんびりタイム』は奪われてしまった。
部屋にオレンジジュースを持ってくると、そこはもはや荒れ果てた戦場と化していた…。

「ちょっと、マコトくん…もうちょっと綺麗にできないの?」
「えっ?…あー、…悪い!」

そう言ってマコト君は、私の服を脱ぎ始めた。
何故こんな事になっているかと言うと、家のチャイムが鳴ったのは約30分前…

「…あれ?マコト君どうしたの?」
「内田!ちょっとお前の力が必要なんだ!入れてくれないか?」
「私の力?チアキとかじゃダメなの?」
「あぁ、お前じゃないとダメなんだ!」
「…まぁ暇だし…入っていいよ。」

私の力が必要…それもチアキじゃダメな事?
普段必要とされないキャラ付けになっていた私は、つい嬉しくなってマコト君を家に入れてしまったのだ。

「ねぇねぇ!私にしか頼めない事って何?」
「おお、早速なんだけど…正月用に可愛い服を買いたいんだ!」
「…?」
「それがデパートで買おうかと思ったんだけど、試着とか恥ずかしくて…そこで内田の出番なんだ!」
「…私?」
「そう!内田の持ってる服をオレが着て、一番似合う服と似た服をデパートで買う!」

…マコト君がとんでもない事を言い出してしまった。
しかし物事に流されやすい私は、断ることも出来ず持っている冬用の服をすべて持ってきた。
そしてジュースを入れて、持ってくると…部屋にはたくさんの私の服が脱ぎ捨てられていたのだ。

「マコト君。…その、ちょっと休憩しようよ。…そしてジュース飲んだら帰って。」
「え?!ちょっと待ってくれよ!まだどれが良いか決めてないんだ!」
「とりあえず私が恥ずかしいから、上の服着てジュース飲みなよ…。」
「…内田!恥ずかしがらずに見てみろ!オレのこの厚い胸板を!!」

「…マコト君……胸板なんて何所にもないよ…。」
「なにを?!良く見てみろよ!」
「…分かったからとりあえずジュース飲んで、自分の服着て帰ってくれるかな。」
「えっと…あれ?!それ最初と同じ意味じゃないのか?!……あっ。」

そう言うと半裸のマコト君は、私の方をジーッと見だした…


857:名無しさん@ピンキー
08/01/09 19:51:10 Ojx36Nuw
2レスといわず2スレたのむ

858:この野郎
08/01/09 19:51:52 4EOytL7U
普段見せないような…獲物を狙うような鋭い視線で私を見ている。
…そう言えばマコト君も一応男の子なんだよね…間違いがないように気をつけなきゃ…

「…内田!ちょっといいか?」
「ダ、ダダ…ダメだよマコト君!私たちまだ小学生なんだよ?!そんな…エッチな事は……」
「はぁ?何言ってるんだ?」
「…え?」
「オレはちょっと、内田が今着てる服を貸してほしいだけなんだけど。」
「えぇ?!ご…ごめん!アハハ…私早とちりしちゃって……はぃ!」

私は恥ずかしくなって、慌てて着ていた服をマコト君に渡した。
はぁ、勝手に早とちりして恥ずかしい…そう思いながら私は顔を赤くしてうつむいていた。

「内田、どうだ?」
「えっ…うん、似合うと思うよ。」
「そうか、じゃあコレに似た服にしようかな。」
「それがいいよ!うん!」

とりあえず私はマコト君に帰ってもらうために、適当に返事をした。
…なのにマコト君は帰るどころか、またジーッとこっちを見ている。

「内田…お前人の事言えないな。」
「え?」
「胸だよ胸。女なのにオレと変わらないくらいじゃないか?」
「胸……胸?………あっ!!」

なんとなくマコト君に服を貸した時から寒いとは思ってたんだ…。
でも私が変なこと言って慌ててたから……
今の自分の姿を見てみると、上は裸で、下のスカートと下着だけしか付けていなかった。

それにしても、マコト君と同じくらいって言うのは言いすぎだと思う。
そりゃ…少し小さいかもしれないけど、私だって一応女としてのプライドって物があるんだから!!

「マコト君と同じって事は無いんじゃないかな…その、私の方が少しは…」
「…いや、一緒だよ。」
「なっ…!!」

ここまで来ると、私だって引くわけには行かない…
私はマコト君の手を取り、自分の胸にその手を当てた。



859:この野郎
08/01/09 19:53:10 4EOytL7U
>>857

2スレ書きたいのは山々なんですが、今日は自分が夕飯作る日なので。(゚Д゚)


860:名無しさん@ピンキー
08/01/09 21:37:53 a83EPrlM
ホントGJです!マコちゃん×内田待ってました!

861:名無しさん@ピンキー
08/01/09 22:17:32 G+o4mSBc
>>860
おい…
バカ野郎、ハルカ姉さまがよく言っているだろぅ
メール欄にはsageと入れるとな
本当なら、お前のようなバカ野郎には、万の言葉を用いてレスを書いてやりたいんだが…
いかんせん、私の指はそんなに早くは動かないんだよ…

862:名無しさん@ピンキー
08/01/10 00:56:01 fGOM7+qI
GJ!
藤岡も内田も雰囲気に流されてしまえ~!

863:名無しさん@ピンキー
08/01/10 03:08:41 NI9nr6f+
ぶつ切りマダですかー?

864:ぶつ
08/01/10 12:14:48 TRpw+jFL
ハルカにバレないようにするのはなかなかスリリングなもので、密かに三回ほど果て、なんか噴いた。
再び弄ろうとしたら、ハルカがチアキの帰りが遅いことに言及した。
私は濡れた指先をそのままに玄関へ向かった。

865:名無しさん@ピンキー
08/01/10 12:33:22 Tr1HkzgI
最近ぶつ切りが不真面目すぎる
投下するならもうちょっとまとめてやってくれよ

866:名無しさん@ピンキー
08/01/10 13:32:21 kw9kG9EC
>>864が本物かどうかわからないけど
>>865の物言いは失礼だろ

867:この野郎
08/01/10 14:38:48 E71f15x+
内田好きが少しでもいてくれて安心しました。orz
2レス程投下します。

868:この野郎
08/01/10 14:39:13 E71f15x+
>>858


内田の日記


私がマコト君の右手を掴み自分の胸へ当てると、マコト君は撫でるように触り始めた。
毎日体を洗う時に自分で触ってるのに…自分以外の人が触ると、なんだか少し変な気分だな…。

「…どう?私の方が少し大きいでしょ?」
「いや、やっぱり同じくらいだぞ?」
「なっ!そんなはず…もっとちゃんと触ってみてよ!」

私はそう言ってマコト君に背中を向け、後ろから両手で触るように言った。
これじゃあ私が恥ずかしいだけの様な気もするけど…でもコレだけは引けなかった。
私が『ちゃんと触って』と言ったからだろうか…マコト君は私の胸を触るだけじゃなく揉み始めた。
なんだか少し変な気分…おしっこがしたい訳でもないのに内股でモジモジしてしまう…。
…と言うか、どうしよう……長い時間触られて…なんだか少し気持ち良くなってきた気がする……

「…マ…マコト君、まだ…?」
「う~ん、やっぱり同じくらいだぞ?」
「そ…そんなぁ……」
「あっ、でも……」
「なになに?!私の方が少し大きかった?!」
「…いや、胸は同じだけど、ココが硬くなったと言うか…大きくなったと言うか……」
「…へ?」

そう言うとマコト君は私の胸の先を軽く摘んだ。
良く分からないけど、体に電気が走るって言うのはこう言う事なんだと思う…。

「…きゃっ!……ダ、ダメだよ!!そんな所……触っちゃ…ヤダ…。」
「??どうして?」
「どうしてって…それは……く、くすぐったいから…かな。」
「ふ~ん…あっ!じゃあ良い事思いついた!」

…どうせまたくだらない事を思いついたに違いない…。
だって、マコト君がこっちをジッと見てるんだもん…。

「内田!今オレが来ている内田のこの服を貸してくれ!」

…ほら来た。やっぱり変なこと言いだすと思った…。

「そんなのダメに決まってるでしょ?それ私のお気に入りなんだよ?」
「でもオレに似合ってるんだろ?だから正月の間貸してくれ!」
「…はぁ、だからダメだって。」
「そうか、なら仕方ないな。内田、覚悟しろ!」

そう言うとマコト君は、私の胸を触ろうとした。
何が何だか分からず、私はとりあえず逃げた…が後ろから掴まり、さっきの様に胸を揉まれてしまった…



869:この野郎
08/01/10 14:41:07 E71f15x+
>>868


「ちょっと…マコト君!こんな事したら…ダメなんだよ!」
「でも内田はくすぐったいんだろ?笑い死にしたくなかったら大人しく服を貸すんだ!!」
「そんなぁ…横暴だよ!ヤダヤダヤダ!絶対貸さなーい!!」
「何を?!内田のくせに…でもいつまで体がもつかな?」

…悔しいけどマコト君の言う通り、体がもちそうに無かった…。
5分ほどで足に力が入らなくなって、私はその場にへたり込んでしまった。

「はぅ…こんなのひどいよ……んっ…もう止めてよぉ……んぁっ…」
「じゃあこの服を貸してくれ!」
「んっ…その服……ハァッ…んっ……ダメな……あぅっ……」
「内田のくせに強情だなぁ…じゃあ他のでいいから貸してくれよ。」
「分かったから、…ハァ…ハァッ……だから許して……もう私…んっ!」

そう言うとマコト君は、ようやく私の体を離してくれた。
服を着ていないのに、何故か私は汗をかいていた。

「…ハァ…ハァッ……こんなのっておかしくない?」
「おかしいって?」
「だってマコト君、この前ハルカちゃん下着が見えただけで、顔が真っ赤になって倒れたでしょ?」
「うん。」
「…その、私も一応女で…しかも裸なんだけど…どうして平気なの?」

自分で聞いておいて何なんだけど、答えは分かっていた。
どうせ相手がハルカちゃんだったから…って言うに決まってる。
…別にマコト君の事が好きって訳じゃ無いけど、なんだか女として悔しいなぁ…

「…その、なんて言うかさ……」
「…どうせハルカちゃんは特別って言うんでしょ?」
「いや、そうじゃなくて…ハルカさんが特別って言うか…内田が特別なんだ!」
「…え?」
「多分、裸なのが内田じゃなくて千秋や吉野だったら、オレ…恥ずかしくて逃げてると思う。」
「えっと…それって……」
「うん…いま内田の胸とか触って、オレ分かったんだ!オレ、内田の事……」
「ちょ、ちょ、ちょっと、そんな急に?!…まだ私…その、心の準備が……」

「女として見てないんだ!!」

「……はい?」

「いや、普通女の子相手にこんな事したら恥ずかしいだろ?でも内田が相手だと全然恥ずかしくないんだ!」

うん…まぁ別に……私マコト君の事好きでも何でもないから、気にしないんだけどね…
でも…これってどうなんだろう…。女として私、このままでいいの…?
ちがう…ダメだよ!そうよユカ!私だって女なんだから…このまま終われない!終わっちゃだめ!!
私はそう思い、反撃に出ることにした。



870:名無しさん@ピンキー
08/01/10 14:42:02 TSku4y4n
このスレ見てたらSSで漫画描きたくなってきた…

871:名無しさん@ピンキー
08/01/10 15:13:11 HjtXpzkG
>>53-55
>>61
>>69-70
>>83-88
>>92
>>96
>>102


872:名無しさん@ピンキー
08/01/10 15:14:34 HjtXpzkG
>>102
>>105-106
>>129
>>131
>>133
>>136


873:名無しさん@ピンキー
08/01/10 15:15:52 HjtXpzkG

>>151
>>174
>>181
>>224-226
>>256-257
>>259
>>269-271
>>324
>>326-32

874:名無しさん@ピンキー
08/01/10 15:18:05 HjtXpzkG
>>326-327
>>329
>>359-361
>>446-447
>>502-507


875:名無しさん@ピンキー
08/01/10 15:20:03 HjtXpzkG
>>545-547
>>576-580
>>585-589
>>626-633
>>710
>>726

876:名無しさん@ピンキー
08/01/10 15:20:41 HjtXpzkG

>>728
>>733
>>736
>>739
>>749
>>758
>>772
>>774
>>790
>>864

877:名無しさん@ピンキー
08/01/10 15:48:48 TRpw+jFL
本来自分でやるべきことだったのに…すまんです

878:名無しさん@ピンキー
08/01/10 20:17:13 NI9nr6f+
面白いから頑張ってくれ
そして nice boatな展開に…
もしくはハーレムエンド

879:名無しさん@ピンキー
08/01/10 20:46:28 QHG27Y3q
GJ!

880:名無しさん@ピンキー
08/01/10 23:53:08 8duWPX+m
>>870
とてもいいと思うよ・・・・・・

881:名無しさん@ピンキー
08/01/11 01:21:02 6YycZvUq
>>871-876


>>877
がんがれ。
楽しみに待ってるよ。

882:名無しさん@ピンキー
08/01/11 05:54:43 HdLeEiet
>>871-876
乙野郎!(゚Д゚)
最初から読んでたら朝方だよ!

PCの壁紙を勝手に保坂に変えたら、
家の人に気持ち悪いから変えろって怒られたよ。orz
知ってるよ!保坂が気持ち悪いの知ってるよ!

883:名無しさん@ピンキー
08/01/11 05:55:17 HdLeEiet
sage忘れた…ごめんよorz

884:名無しさん@ピンキー
08/01/11 14:49:45 V7AbhMGz
電池が死んでる携帯電話を買い換えたらメモ数が8から50に…

まとめて作ってみます

885:名無しさん@ピンキー
08/01/11 16:03:12 V7AbhMGz
>>865
ヒント:名前欄

886:名無しさん@ピンキー
08/01/12 09:36:25 T3SH1erv
こら、藤岡! 先っちょだけって言ったじゃないかコノヤロー

887:名無しさん@ピンキー
08/01/12 17:52:15 HAhk3PJx
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    ____
               _,-‐'´   ̄ ̄`ー、_
             _,-‐'´            `ー、
             _,ィ´               `!、
          ,ィ' ,............__,.......__________        ヽ、
        ,i´ ,ィ´   ______      ```ヽ、    !、_
       i'´ ,i´        ______ _ _ _   |      l
       | |  ‐‐‐‐‐----          |.       `i
         i' i´ _,---‐‐ナ‐‐‐‐'´´        |      `l
         | .l __,......_  、,  , _,.....、_  ヽ     |      |
       リ , ´``!ー '  ' '''''''''''''''''      ヽ     |
       ,.! ,ィtュ-、.ヽ,ー  ヽ, ,ィーァ、_`ヽ、_ヽ  |   ___i
        i´   ̄`ー'´ ノ   ` `ヽ-'-‐'`ー     |  i''´  |
       `l   _____,i'/  ,ヽ  !`ー-、__         | | ill' ノl
       `i     ,i丿  ! ,_  、ー-‐        | .l ` ,| !
       l    ノ !、_____,-ュ ノヽ、         `' ノ .j/
        |  ,i'´      `   ヽ         l   ノ
        |  ,l  __,....、,....、___   ヽ、       ノi_,-'
         `i  ー‐=ニ二二ニ=ー--,  `       ノ |、
        ヽ     ´`               ,! |i`i`-、
         `i`!、  -‐-    ノ  ノ´     ノ/ |  `ー、__
            !、`i       ノ       ノ /  |    ` ー‐
          ヽ           ,-‐‐'´ /    /|
      _,..-‐''´ `ー‐‐‐-、________,...-'´´  /     / |
   _,-‐'´       !、`ー、       /      / |
,-‐''´          l、  `ー-、_____,ィ´         |
              l、    ,‐--‐、         |
              |   /     \         |
                 |  /、_________,.\


888:名無しさん@ピンキー
08/01/12 19:32:56 4B82GAhP
>>887
吹いた

そう言えばもう900近いね

889:この野郎
08/01/12 23:43:48 J/0xgd9k
自分ばっかり投稿してたので自重してましたが、
続き投下してもいい雰囲気ですか?(゚Д゚)

890:名無しさん@ピンキー
08/01/13 00:01:48 sgFGAfEs
待ってました
続き、お願いします

891:名無しさん@ピンキー
08/01/13 00:16:51 PfT4YWcK
続きずっと待ってます。内田楽しみです。よろしくお願いします。

892:この野郎
08/01/13 01:06:56 Uz32vgn3
やんわりと2レス投下します。

893:この野郎
08/01/13 01:07:35 Uz32vgn3
続 >>869
内田の日記


…きっとマコト君は照れてあんな事を言ってるだけなんだ。
本当は私の裸を見てドキドキしてるに決まってる…!

「マ、マコト君さぁ…そんな事言って本当はドキドキしてるんじゃないの?」
「え?なんでそうなるんだよ。」
「その…女として見てないとか言って、本当は私の胸に触りたいんじゃないのかなー…って。」
「内田の胸…?そんなの何処にあるんだよ?」
「…なっ!」

…お、落ち着くのよユカ!ココで慌てればマコト君の思うつぼだわ……
そうよ、私にはカナちゃんから教えてもらった…あの技がある!
私はそう思い、ゆっくりとマコト君に近づいた。

「ねぇーぇ、マコトくぅーん。」
「うわっ、な…なんだよ気持ち悪い……」
「えーっと……あら、照れなくてもいいのに…うふふっ。」
「内田、お前…なんでそんなに言葉が棒読みなんだ?うふふ…って顔は笑ってないぞ?」
「……ふぅ~☆」

私はそう言ってマコト君の耳に息を吹きかけた。
カナちゃんが言うには、これで大抵の男はあと一押しでイチコロらしい…。

「うわっ、くすぐったい!…お前、やっぱり何だか変だぞ?」
「えーっと…あれ……この後は…なんだっけ…?」
「?」
「えーっと……あっ!…そ、そんな事言ったって…か、からだは正直なんだからー。」
「はぁ?」

そう言いながら私はマコト君の股に手を伸ばした。
男の人はドキドキすると、ここが大きくなったり硬くなったりするらしい。
…しかしマコト君のここは、大きくも硬くもなっていなかった。

「う…内田!?どう言うつもりだよ!」
「…マコト君こそどう言うつもりよ!」
「は?!」
「なんで大きくなってないの?!これじゃあ次のステップに……」
「次のステップ?」
「えーっと…あ、いや…やっぱり何でもない!うん、ごめんなさい!」
「??」

落ち着いて良く考えてみたら、上手くいった場合カナちゃんの話だとこの後は…
確かその大きくなったのを…ご奉仕とか言ってたけど、顔を赤くして詳しい内容は教えてくれなかったんだった…。
つまり次のステップには進めないって事は、この女らしさをアピールする勝負は私の負けか…。

「はぁ~…マコト君、私の完敗だよ。」
「?」
「もしマコト君がドキドキしてたなら、その…そこが大きくなってるはずだったの。…だから私の負け。」
「つまり、大きくすれば内田の勝ちだったのか?」
「…うん。」
「よし!じゃあ次はオレの番だな!」
「え?」

そう言うと、マコト君は私にぴったりくっつき、耳に息を吹きかけた。
さっき散々胸を触られたせいか、耳に息を吹きかけられただけで体中の力が抜けていった。



894:この野郎
08/01/13 01:09:26 Uz32vgn3
>>893


「マ…マコトくん……もう私の負けでいいから……」
「えーっと、確か…あっ!…そんな事いっても、体は正直なんだろ!」
「…?……はっ!!」

マコト君はそう言ったと同時に、私のスカートに手を入れた。
私は慌てて足を閉じたが、マコト君の手が僅かに早く目的の場所へ到達した。

「…マッ…マコト君!…ダッ…ダメ……そんな所…汚いよ…。」
「…なぁ内田。良く考えたら女は付いてないけど、どうなってたらオレの勝ちなんだ?」
「そ、そんなの知らないっ……ぐすんっ…お願い…もう許してよ…。」
「……あれ?…内田、お前…少しおしっこ出てるぞ?」
「…へっ?」

私は自分で下着の上から、そっと指でそっとなぞってみた…すると確かに少し濡れている。
でもおしっこじゃない…男の子が大きくなる様に、女の子は汁が出るってカナちゃんが言ってた。
多分それだと思うけど……マコト君は知らないみたいだし…私はだまっておく事にした。

「内田、おしっこ拭かなくていいのか?」
「ちょっ…ちょっと、これはおしっこじゃ無いよ~!」
「…いや、でもどう考えても……」
「でも違うの!その…そんな所から出ないもん!」
「?じゃあ何所から出るんだよ?」
「それは…もう少し上って言うか……とにかくこれは違うの!!」
「…じゃあこれは何なんだよ?」
「そ…それは……えーっと……」

私がなんと答えたらいいのか迷っていると、マコト君は何やらさわやかな笑顔を浮かべた。

「内田、安心しろ。この事は皆には内緒にしてやるから。」
「…この事?」
「だから、…このおしっこの件は……」
「ちょ、ちょ、ちょっと!!どうしてそうなってるの!?」
「慌てなくても本当に言わないから。な!…えーっと…じゃあ今日は帰る!」

…マコト君、完全に勘違いしてる……。
だいたいマコト君はバカな子供なんだから、絶対うっかり喋っちゃう…。
そうしたら私は、『自分の部屋でおしっこを漏らした女の子』とかあだ名付けられるのかな…。
だいたい、今の『不安定な子』ってあだ名も意味も分からないのに…それより悪くなっちゃうなんて…

私はみんなの前で恥をかくくらいなら、マコト君に本当の事を説明する事にする……
そう思い私は下着を脱ぎ捨て、マコト君を呼びとめた。

「待ってマコト君!…その、本当の事言うから…私のココ……よく見てて…。」



895:この野郎
08/01/13 02:04:15 Uz32vgn3
内田の日記

私が呼びとめてマコト君が振りかえると、マコト君の顔はみるみる赤くなっていった。
さすがのマコト君も、下着も脱いで体育座りしている私を見て恥ずかしいようだ。
…と言うか私なんて、こんな姿…今すぐ消えてしまいたいくらい恥ずかしい。

「…な、なんだよ…?」
「…マコト君、わ…私だって恥ずかしいの我慢してるんだから…その……ちゃんと見てよ…。」

目を逸らしていたマコト君に私がそう言うと、マコト君は私の正面に座った。
自分で言ったとは言え、こんなにマジマジと見られると…さらに恥ずかしい。
…でもみんなの前で恥をかくくらいなら……そう思い、私は指で少しそこを広げ、説明を始めた。

「マコト君…その……奥まで見える…?」
「…うん。」
「この奥から汁が出てきてるでしょ…?…ちょっと触ってみて…。」
「えっ?!…い、いいよ、そんな…。」
「いいから早く…さっきも言ったけど、私の方が恥ずかしんだから!」

そう言って私はマコト君の手を取り、その汁の出てくる所に触れさせた。

「…はぅ…っ……ね?…なんだか……ベトベトして…おしっことは違…――んっ!」
「おい、内田。顔が真っ赤だけど大丈夫か?」
「わ、私は…だ…大丈夫だか……ら…その……違うでしょ?」
「…うん。何となく分かったけど……じゃあこの変な汁は何なんだ?」
「そ…それは……女の子が気持ちょ……うにゃうにゃ……」
「え?ごめん、良く聞こえなかったんだけど…。」

私は2回ほど深呼吸して改めて答えた。

「それは…お、女の子が気持ちよくなると出る…と思うの…。」
「…じゃあ内田は…今、すっごく気持ちいのか?」
「そ、そんな事なぃ……」
「でもさっきから、いっぱい出てきて…その…内田から出たのがお尻を伝ってじゅうたんに…」
「え?!」

私が立ち上がると、確かにじゅうたんにシミになるほど汁が溢れていた。
私は慌ててティッシュを取り、じゅうたんと自分の濡れた部分を拭いた。
…しかし、じゅうたんはすぐに綺麗になったが、私の方はそうはいかなかった。
どれだけ拭いても少しずつ出てくる…気づけば隣にはちょっとしたティッシュの山ができていた。
するとマコト君が部屋に置いてあったタオルを一枚持ってこちらへやってきた。

「マコト君、そのタオルどうするの?」
「その…無理に止めるんじゃなくて、全部出しちゃえばいいんじゃないか?」
「…でも……」
「ココにタオルを敷いて、その上に内田が横になる!あとはオレが触れば気持ち良くなるんだろ?」
「そうかもしれないけど……」
「大丈夫っ!タオルを敷いてるからじゅうたんも汚れないぞ!とにかく万事休すだ!」
「…それって準備万端じゃないの?」
「細かい事は良いから、なっ!早く横になって楽になれ!」

そう言うとマコト君はタオルを敷き、その上に私を寝かせた。
断ることもできたけど…バカなマコト君が一生懸命なのは、少しかっこよく見えて断れなかった。
そしてマコト君の指が、再び私の大事な所に触れた。
さっきと違い、入口のあたりを何度も何度も撫でるように触り続けた…
部屋の中では、クチュクチュ――と言う音と、私の口から少しエッチな声が漏れていた。



896:名無しさん@ピンキー
08/01/13 02:04:41 sgFGAfEs
GJ

897:名無しさん@ピンキー
08/01/13 02:06:12 PfT4YWcK
初々しさがいいですね~ほんとGJです。

898:この野郎
08/01/13 02:13:50 Uz32vgn3
不安定な子、内田編。

経験知上昇中のライブと言う動画を見たら、みなみけ3姉妹の中の人が普通に歌ってました。
中の人がいるくらい分かってますが、凹みました。/(^o^)\

だからもうちょっと内田に頑張ってもらいます。orz

オヤスミなさい\(^o^)/

899:この野郎
08/01/13 02:20:30 Uz32vgn3
>>896-897

即レスありがとうございました。(゚Д゚)

900:名無しさん@ピンキー
08/01/13 08:03:28 t+Rohzjx
内田~

901:名無しさん@ピンキー
08/01/13 10:00:32 qGnvnSx6
なんか内田が女としての意地というかプライドのせいでどんどん深みにはまっているような…
だがとりあえず女として認識させるまでがんばれと言いたい。

902:この野郎
08/01/13 22:00:07 Uz32vgn3

内田、2レス程投下します。(゚Д゚)

903:名無しさん@ピンキー
08/01/13 22:16:25 ZAkjpI03
楽しみにしてました!
よろしくお願いします。

904:この野郎
08/01/13 22:16:36 Uz32vgn3
内田の日記

マコト君が私の恥ずかしい所を触り始めてどれくらい時間が経っただろうか…
最初は恥ずかしくて閉じていた足も、力が入らなくなって少し開いていた。

途中、何か大きな波の様なものがあって…私は体を数回ビクビクッっとさせた。
マコト君が言うには、その時に私から大量の汁が出ているらしい。
私はその度に、腰を浮かせて部屋中に響くぐらいにエッチな声をあげていた…。
しかし、5回ほど波があったものの、私から出る汁は止まることは無かった。

「マ…マコト君……わ、私…またっ……波がきそう…」
「おぉ!早く出し切っちゃおうぜ!!」
「…んぐっ……はぅ…ダメッ……くる…嫌っ……またいっぱい出ちゃう…」
「内田、我慢するな!」
「…んっ……んぁぁぁーー!!イクッ!…イッちゃう!!…ダメーー!!」

私はそう言ってまた波を迎えた。
何回目からだろうか…何故だか分からないけど、私は気持ちよくなる度に、『イク!』と叫ぶようになっていた。
こうなった後、毎回私は足をさらに大きく開き、しばらく全身に力が入らなくなってしまっていた。
それでもマコト君は私の恥ずかしい所を触り続けた…
そして私の体に力が戻る時には、すでに新しい波がすぐそこまで来て我慢している時だ…

しかし今回は少し違った…なんと言うか、力が戻ってこない。
足をだらしなく開いたままなのは恥ずかしいのに、閉じる力が戻ってこない…。
それに、いつもなら波が去ると少し止まる汁が、止まらずにずっと出ている…
そして更に時間がたつと、私はあることに気がついた……

「……マコト君、…ダメッ…!」
「ダメって…今すごく出てきてるぞ?」
「で、でも…はぅ…ぅ…それ以上されると…ハァッ…出ちゃいそう……」
「出ちゃいそう…ってもういっぱい出てるだろ。」
「そ…そうじゃなくて、…お……おしっこ出ちゃいそう…。」
「はぁ?!」

そう、この感覚…おトイレでおしっこが出る時と同じ感覚……。
何故か判らないけど急に……でも力が入らなくて、今にも出そうになっていた。
私はとにかくおしっこを我慢する様に、入るだけの力を子宮あたりに入れて我慢した。
…しかし起き上がれない……今、少しでも力を入れたりしたら漏れてしまいそうだった。

「内田…タオル敷いてるんだし、この際だから気にせず出しちゃえば良いんじゃないか?」
「…ダ、ダメだよ…多分……いっぱい出ちゃう…。」
「そう言えば、どこから出るんだ?」
「それは…その……少し硬くなっ……」
「ココか?」
「はぅっ……ヤッ!…ダッ…ダメッ!!…今……触っちゃだめ!!…でちゃう!…んっ……もうダメっ!!」

私がそう言うと、慌ててマコト君は手を離した。
でもすでに遅かった…一瞬力が抜けて少し出ると、後はダムが決壊したように一気に流れ出た…。
……いや、正確には出た気がした。
あの時、私は同時に頭が真っ白になってしまったまま、少し眠ってしまっていたらしい。

気がつくと窓の外は既に夕方…部屋にはマコト君の姿も無かった。
私は慌ててじゅうたんが濡れていないか確かめた……じゅうたんは少しも濡れていなかった。

「…そっか、夢だったんだ。…なんだか変な夢を見ちゃったなぁ……」



905:この野郎
08/01/13 22:17:37 Uz32vgn3
>>904

…そう思いたかったが、部屋中に散らかった服…2つ置かれたコップ……
更に裸の自分の姿を見れば現実だったのは確か……それに、足に力がうまく入らない。

私は落ち着こうと水を一口飲んだ。
すると机の上に何やら手紙らしきものが置かれていた。

 『内田へ。
 なんだかよく分からないけど、寝ちゃったみたいなので帰ります。
 それから、オレは腕が痛くなるほど頑張ったんだから服はかりるぞ!
 それじゃあ良いお年を。 マコちゃんより。』

確かに、私が絶対に貸さないと言ったお気に入りの服が消えている……
しかし迷惑をかけたのも確か…仕方ないか…。
そう思い、その手紙を丸めて捨てようとすると、裏にも何か書いてある…

 『追伸
 最後に内田がおしっこをいっぱい漏らした事は、内緒にしておくから安心しろ!
 おしっこはじゅうたんが濡れちゃまずいと思って、机の上に置いてあったコップで受けました。』

…なんで……結局私はおしっこを漏らした子になっちゃったの…?
それならあんな事するんじゃなかった……
だいたいマコト君も、コップになんて入れな……コップ?!!

私が慌てて机を見ると、空のコップと水らしき物が入ったコップが2つ…
私は起きた時に水を飲んだ気がしなくもないが、そんな事は気にせず水も記憶もトイレに流した。

トイレから出てコップを台所へ持っていくと、買い物から帰ったお母さんが何やら台所で慌てていた。

「お母さん?どうかしたの?」
「あっ、ユカ。ちょうど良かった!悪いんだけどおそば買い忘れちゃって…お使い行ってきてくれる?」
「うん、いいよ。私も少し風に当りたかったから…」
「…? それじゃあお願いね。」

私は足に力が入らないまま、フラフラと家を出た。
しばらく歩くと、前から知っている人が歩いてきた。

「こんにちわ……確かハルカちゃんのお友達の…そうだ、マキちゃん!大晦日にどうしたんですか?」
「…?…あぁ、確かハルカの家で…今焼肉パーティーの買いだしで、バッタリ先輩に会っちゃって…」

「ハルカの家…?…マキ、この子は南ハルカの子供なのか?」
「えーっと…この子はハルカの妹の、と…」
「なるほど…南ハルカが妹のように可愛がっている娘…か。」
「は?!何言ってるんですか保坂先輩?この子は…」
「よし!マキ、オレはこの子と話がしたい。買い物に行っていいぞ!さらばだ!」
「………気持ち悪い…。」
「ん?何か言ったか?」
「いえ、それでは私は買い物へ!……ヒソヒソ…。じゃあねー♪」

そう言うとマキちゃんは買い物へ出かけ、私は知らないお兄さんと二人きりになってしまった。
…しかし、マキちゃんが去り際に言った、
「先輩は気持ち悪くて変な人だけど、悪い人じゃないから…」
って言ってたけど、どう言う意味なんだろう…?



906:名無しさん@ピンキー
08/01/13 23:19:07 PfT4YWcK
GJです!内田乙。

907:名無しさん@ピンキー
08/01/14 01:29:43 l0ivQcfx
GJ!内田に萌えた!!

おしっこは出て直ぐは、
ばい菌入ってないから飲んでも大丈夫なんだぜ。
宇宙開発でもおしっこを飲み水として再利用する動きもあるとか無いとか。
前テレビで学者が
「菊川怜とキスするよりも尿を飲んだ方が良い」
って力説していて思いっきり引いた覚えがある。

908:名無しさん@ピンキー
08/01/14 01:30:31 l0ivQcfx
sage忘れてしまった。すまん。

909:名無しさん@ピンキー
08/01/14 10:11:23 S6kl+EiZ
そろそろスレが終わるけど、まとめサイトは更新されないのかな


910:名無しさん@ピンキー
08/01/14 17:04:59 Qu7bP2qR
>>909
見てきたが更新されて無かった。

911:名無しさん@ピンキー
08/01/14 22:58:03 jXO2JZRL
しかし続きが気にならざるをえないな…

912:この野郎
08/01/15 00:32:17 +oCr3mXs
内田編を終りまで…4レス程落っことします。

エロ風味はほとんど無いですが、暇を持て余してる人は読んでください。(゚Д゚)ノ

913:この野郎
08/01/15 00:33:16 +oCr3mXs
内田の日記 保坂編


マキちゃんが去った後、この人は腕を組んだまま何故か私をじっと見ていた。
更に、時より目をつむって首を傾げ、考え込んだりしているようだ。

「あ…あのー……」
「なるほど…言われてみれば南ハルカに似ているな…。」
「??私がハルカちゃんに?」
「思っていたより少し大きいが…まぁ、そんな事は問題ない。」
「……はぁ…。…?」
「そう言えば名前を聞いていなかったな。下の名前は何と言うのだ?」
「えっと…ユカですけど・・・?」
「ユカか…うむ、いい名前だな。」

なんだろう…マキちゃんは悪い人じゃないって言ってたけど…ちょっと危ない人かも。
私はお使いもあったので、とりあえずココから逃げ出すことにした。

「あっ、あの!私これからお買い物に行かなくちゃ行けないんで…」
「買い物?…何を買いに行くんだ?」
「えっと…年越し蕎麦を……」
「なるほど…いいだろう。オレが人数分そばを作って届けようじゃないか!」
「えぇ?!そんな…知り合ったばかりの人に、そこまでしてもらうのは悪いですから…」
「ハッハッハッ!何を気を使っている。オレの事は遠慮せずパパと呼べ!」
「パパ…?」

もう何を言っているのかさっぱり分からない…どうしてパパなの?
いろいろ聞きたい事はあったが、めんどくさくなりそうなので私は適当に笑顔でごまかしていた。

「そうだユカ、その辺でお茶でも飲まないか?」
「お茶…ですか?」
「あぁ、そこの喫茶店はこの辺りでは有名なんだろう?」
「…はぃ、確かに有名ですけど…」

この時、私の頭に一つの事が思い浮かんだ。それは………誘拐。
もしや私はお茶に混ぜられた薬で眠らされ、その後身代金を……
そう言えば、前にカナちゃんも誘拐には気をつけろって言ってたっけ。
私は何としても断って逃げ出すために、理由を一生懸命考えた…。

「あの……えっと…カナちゃんが知らない人に付いて行っちゃダメって……」
「ユカは甘いものは好きか?」
「あの…私の話聞いていますか?」
「バニラアイスと季節のフルーツ盛り合わせジャンボプリンパフェ……これなんてどうだ?」
「…えっ?!」

私は思わずその言葉に反応してしまった。
学校からの帰り道…この喫茶店の前を通るたびに、いつも気になっていたパフェ…
値段が1500円もする物だから、小学生の私には縁のない物と諦めていた一品だ。



914:この野郎
08/01/15 00:35:26 +oCr3mXs
>>913

気がつくと私は手を引かれ喫茶店の中にいた。
まぁ、ハルカちゃんの友達も『悪い人じゃない』って言ってたし大丈夫だよね!

「ユカは特に好きな物等はあるのか?」
「えーっと…イチゴ!私イチゴ大好きです!!」
「そうか、実に女の子らしくて良い。」
「えへへっ…私女の子らしいなんて言われたの初めてかも。」
「そうなのか?ユカの学校の男は見る目が無いのだな。」
「…ですよねっ!」

なんだか最初は変な人かと思ったけど、そんな事は無いみたいだ。
少し個性はあるけど、背は高いし…それに良く見ると……顔もかっこ良い!
私の事ユカって呼ぶのなんて、お父さんとお母さん以外で初めてだし……
……なんだか二人で喫茶店なんてデートみたいでドキドキしてきた。

そんな事を考えていると、店員さんが私たちの席へやってきた。

「ご注文の方はお決まりでしょうか?」
「あぁ、ホットコーヒーと、このパフェを一つ。」
「かしこまりました。」
「それと、このパフェにイチゴをたくさん入れてくれ。代金は別途で払おう。」
「あの、お客様…その様な事は当店では……」
「なるほど、よかろう…ならば少し厨房をかりるぞ。」
「…え?!お客様、困ります!…お客様ー!!」

店員に止められたにも関わらず、あの人は厨房へ入って行ってしまった。
何やら厨房が慌ただしい…そりゃ一般人が入れば当たり前だ。
…しかし10分程すると静まり返り、最後には拍手まで起きていた。

厨房から出てきたあの人の手には、イチゴが沢山入った凄いパフェがあった。
なんて言うか…盛り付けがとても綺麗で、食べてしまうのが勿体ないくらいだ…。
…それと、何故かシャツのボタンがすべて外れていた…。

「あの…これ自分で作ったんですか?」
「あぁ、待たせて悪かったな。名づけて…バニラ苺プリンパフェ、ユカスペシャルだ!ハッハッハッ。」
「……凄い…きれい…!」
「どうしたユカ、遠慮しないでどんどん食べるんだ。」

私はそう言われパフェを食べ始めた。
プリンも美味しいし、イチゴも美味しい…イチゴにアイスを付けても……とにかく幸せだった。
…しかしそんな私にある異変が起きた……マコト君にいっぱい触られた所が少し痛い…。
普段触らない所をずっと触られてたからかな…私は硬い椅子の上でモゾモゾしながらパフェを食べていた。



915:この野郎
08/01/15 00:37:26 +oCr3mXs
>>914


「…ん?どうかしたのかユカ?」

私はその言葉に慌てて良い訳を考えた。

「えっと…その、家で転んでお尻をぶつけちゃって椅子が硬いから少し痛いかなーって…アハハ、私ドジだから…」
「なんだ、そんな事なら早く言えば良いものを…」

そう言うとあの人は席を立ち、私を持ち上げ膝に座らした。

「どうだ、少しは痛いのはマシか?
「……はぃ。…えっと…ありがとうございます…。」
「気にする事は無い。さぁ、遠慮せずどんどん食べると良い。うむ、子供はそうあるべきだ!」

周りの人が少し笑いながらこちらを見ている…ちょっと恥ずかしいな……
でも、これって千秋がカナちゃんのお友達と、いつも家でしてるのと同じだし…気にする事無いか!

そう思って再び食べ始めた私だったが、さすがに一人で食べるのは申し訳なくなってきた。

「あの…よかったら一緒に食べますか?美味しいですよ!」
「そうか…ならば、せっかくだし…少しいただくとするか。」
「はぃ!」

私はスプーンでアイスとイチゴの混ざった、一番おいしい所をすくい、あの人の口へ運んだ。

「…うむ、さすがに時間が無かったから、まぁまぁと言ったところか…」
「…そうなんですか?私からすれば凄く美味しいですけど…?」
「ユカは本当にパフェが好きなんだな。…よし、ならば今度はもっと美味しいパフェを作ってやろう!」
「本当ですか?約束ですよ!」
「ハッハッハ!よし、任せておけ!!」

そんな事を言いながら、私はパフェの続きを食べ始めた。
…モグモグ…やっぱり美味しい!……って、良く考えたらこれって間接キス…なのかな?
私はそんな事を考えて、一人スプーンを咥えたまま赤くなっていた。

その後、会計を済ませ私たちはお店を出た。



916:この野郎
08/01/15 00:39:55 +oCr3mXs
>>915

「あの、今日は御馳走様でした!」
「こちらこそ付き合わせて悪かったな。…階段があるから足元気をつけるんだぞ。」
「はぃ!大丈………わわっ!!…イテテッ……」
「…大丈夫か?」

ちゃんと階段は降りたつもりだったのに、まだ足にしっかり力が入らなかったらしい。
階段の上から落ちた私は、下にいたあの人にキャッチされた。
服のボタンが外れていたので、私の顔はあの人の素肌にぴったりひっついてしまった。
なんと言うか、あの人の胸に飛び込んでしまった感じだ…。私は慌ててそこから離れた。

「あ、あ、あの…ご、ごめんなさい!…その、私足に力が入らなくて……」
「…なんだ、捻挫でもしているのか?」
「えーっと……はぃ、そうです!」

本当のことなんて恥ずかしくて言えるわけ無かった…。
すると、あの人は私を軽々と持ち上げ抱きかかえた。…あれ…これは……

「足が痛いのなら、このまま抱いて家まで送ろう。」
「…あ…あっ……!」
「ん、どうした?」
「…お……お姫様抱っこだ!!」

私は思わず顔を真っ赤にして、意味不明な事を叫んでしまった。
まさか今年の目標が12月31日に叶うなんて……この人は私の王子様だ…!
私は家までの数分間ギュッと抱きつき、気がつくとあの人の顔をずっと見つめていた。
周りの人には、私の目がハートマークに見えていたかもしれない…それほど見つめていた。

家に到着すると、私は渋々首に回した手を離しあの人から降りた。

「ここがユカの家か…。」
「はぃ!あの…今日はありがとうございました!」
「あぁ、家族にもよろしくな。」
「…あの……少ししゃがんでもらえますか?」
「ん?なんだ?」
「えっと…あの、これは今日のお礼です!……んっ…。」

私はそう言って、思い切ってあの人のほっぺにキスをした。

「ハッハッハ、やはりユカは可愛いな。…ならばオレはお返しに、今度は凄い料理を作ってやろう!」
「あっ、言いましたね!絶対ですよ!それじゃあ…さようなら!」

私はそう言って家へ入った。
次にあの人に会えるのはいつだろうか…料理よりも会えることが楽しみだった…。
そして、私も凄い料理が出た時には…もちろん今日以上のお返しをするつもりだ…♪
来年の目標は…あの人と……エヘヘッ…なんだか今日の私少しエッチかな…

そんな事を考えていると、つい気分が浮かれて誰かに今日の事を離したくなった。

「そうだ、千秋に今日の事を話そう!」

そう思い、私は千秋の家に電話をかけた。



チアキ×藤岡編の続きへ~

917:この野郎
08/01/15 01:05:11 +oCr3mXs
おまけ  保坂の日記

オレは南ハルカの妹と仲良くなる事で、また一歩彼女に近づいた訳だ…
約10分ほどだろうか…オレはユカが入った家を眺めていた。

「あ…あれ…保坂先輩…?何してるんですか?」
「ん…マキか。オレは今、南ハルカの娘を送り届けた所だ。」
「え?…でもここ…ハルカの家じゃないですよ?」
「…何を言っている、確かにこの家にユカは入っていったぞ。」
「いや…あの子はハルカの娘では無いですよ…?」
「なんだと?!」
「…だって表札…」

オレが表札を見ると、そこにはハッキリと内田と書いていた。

「マキ……ユカは…南ハルカとは関係ないのか?」
「…そうみたいですね。」
「そうか……だがオレはユカにパパと呼べと言った以上…ユカはオレの娘だ!」
「…はぁ。」
「なーに、子供の一人や二人!増えても問題ない!!ハッハッハッ。」

オレがそう笑っていると、前から一人の子供が歩いて来た。

「あれ?お前…確かハルカの……誰だっけ?」
「なっ!マキよ!そう言うあなたはトウマ!」
「…マキ、この子はいったい誰なんだ?」
「えっと、この子はこんな格好して男とか言ってるけど、一応女の子で……」
「いや、まて。やはりオレが聞こう。」

そうだ、さっきはマキを通してややこしくなったんだ。今度はオレ自ら聞いてみよう。

「すまないが、名をフルネームで教えてくれないか?」
「え、オレ?…南トウマだけど?」
「なるほど…それで、ハルカと言う家族はいるか?」
「えーっと…チアキの弟だから…まぁ設定上は家族かな…」
「…設定?ごっこ遊びみたいなものか…?」
「んー…そんな感じかな。オレ名前に冬が付くから一番下なんだ。」
「…詳しく教えてくれないか?」
「皆名前に季節が入ってて、春香がいて…夏奈…それから千秋…で一番下が冬馬のオレだ!」
「なに?!」

少々驚いた…子供は2人と聞いていたが3人…いやユカを入れれば4人か…。
まぁ今更一人増えても問題ないか…。名前を聞く限り間違いないみたいだしな。

「よし、そこでパフェでも食べるか!」
「えっ!良いのか!行く、行くぞ!!」
「それではマキ、さらばだ!」
「さらばだ!!」
「ちょっ…保坂先輩!そのこもハルカとは関……行っちゃった…。」

『アハハッ アハハッ アハハハハッ!!』

マキの話をかき消すように、保坂は笑いながら消えていった……。


おまけ 終わり。


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