【みなみけ】桜場コハル Part3【今日の5の2】at EROPARO
【みなみけ】桜場コハル Part3【今日の5の2】 - 暇つぶし2ch700:この野郎
08/01/01 00:05:16 ecBrjc+k


…どういう事だ?藤岡は私の上に座るつもりなのか…?
でもさすがに藤岡が上に座るのはおかしくないのか?
とりあえずどう言うつもりなのか藤岡に聞いてみることにした。

「お前…私の上に藤岡が乗っちゃったら重いだろ。」
「へっ?」

すると電車が再び動き出したので、私は慌てて藤岡を席へ座らせ、私も藤岡の膝の上へ座った。
どんなに電車が揺れようが、座っていれば安心だ!
私は元気を取り戻し、足をブラブラしながら学校で習った歌を口ずさんだりしていた。
しかし、藤岡の方を振り返って見ると、何故か遠くの世界に行っているような目をしていた。

私は不思議に思いながらも、歌の続きを歌い始めた。
すると、隣にいたおばさんが急に話しかけてきた。

「可愛いお嬢さんね。今日はデートかな?」
「…ひゃぃ?! デデデ…デートだなんて……」
「それにしても、かっこいい彼氏ねぇ。」
「か…彼氏?!…藤岡がですか?!」
「えぇ、お膝に座ってとっても仲が良いわね。」

そう言うとそのおばさんは電車を後にした。
そう言われると…なんだか周りが私達を見ているような…
藤岡を見るとまだ遠くを見ていた…私は恥ずかしくて席を隣に移った。
するとそれを見た藤岡がようやく動き、口を開いた。

「あの…千秋ちゃん、急にどうしたの?」
「え?…そりゃ……まぁ…んっと……ごにょごにょ……」
「…?」
「と…とにかく恥ずかしいだろ!」

どうやら藤岡は、おばさんと私の話を聞いていなかったらしい。
私はまた冷やかされないように、藤岡と握った手を後ろへ隠した。

(…でも、私たちって周りから見たら彼氏と彼女に見られてるんだ……)

そんな事を考えていると、顔が真っ赤になり、藤岡に悟られないように私はずっと下を向いていた。
そして、ようやく目的の駅へ到着した。



701:この野郎
08/01/01 00:07:23 ecBrjc+k
書いてる途中に年越した。orz

みんな、あけましておめでとう。
今年もよろしくお願いします。orz

702:名無しさん@ピンキー
08/01/01 00:36:54 19uSmJRD
新年一発目からGJです!!

703:名無しさん@ピンキー
08/01/01 00:50:51 Ds/lF8+A
チアキ、小5なのに快速の存在を知らないとはw

704: 【大吉】 【10円】
08/01/01 01:24:54 CP92HjIq
(゚д゚)あけおめ

705:名無しさん@ピンキー
08/01/01 01:52:30 hMkZILQi
原作で電車に乗る描写はなかったよな。
出掛けるときは大勢でクルマ。
設定上学校は近所(の割には私立っぽいが)

都会っ子でもいつも車を使う家の子供は
意外なほど電車の乗り方とか知らないようだぞ。

706:名無しさん@ピンキー
08/01/01 06:42:50 +jhgRvLj
あらためて明けましておめでとう、チアキちゃん。とリコ

707:名無しさん@ピンキー
08/01/01 15:41:03 Ix1EpXzE
家が近いからたまり場になってるんじゃね?
内田やマコトや冬馬の家も近所にある雰囲気だけどね

私立でも近所にあるから通っているのかもしれんし

708:名無しさん@ピンキー
08/01/01 16:05:12 hMkZILQi
つましく生活しているはずなのに
たまり場になっているせいで
「食費」「交際費」が家計を圧迫している南家(w

709:名無しさん@ピンキー
08/01/01 23:50:51 aBlbURpO
いいぞもっとやれ。いややってください。

710:ぶつ切り。家~さくりゃく~路
08/01/02 00:07:06 aBlbURpO
>>633
俺がそう言ったのは、決してチアキちゃんをモノにしようとするためではないんだ。
チアキちゃんが先の条件を提示してきたのは、俺と関係をもちたいからなのだろう。
しかしだ。俺は南と性的な関係になるつもりは今の所は毛頭ない。つまり、チアキちゃんともそういう関係にはならない。
チアキちゃんの思いを無碍にすることなく、二人ともと健全な関係を保てる。


「どう?」
そしてチアキちゃんの答えは、聞かずとも分かる。
「いいんだな?カナと私、両方を平等に愛せるんだな?」
チアキちゃんはとても真剣みたいだ。
「勿論だよ。」
「そ、か」
俺には分かる。表には出さないがチアキちゃんはかなり喜んでる。
少し追撃してみようか。

711:名無しさん@ピンキー
08/01/02 00:08:27 9HLmCoD6
遅くとも次の晩にまた

712:この野郎
08/01/02 00:46:17 pqDuhmeL
千秋の日記

駅に到着して、私は走って外へ飛び出した。
…しかし、水族館と思われる建物はどこにも見当たらなかった。

「藤岡、この建物のどれかが水族館なのか?」
「いや、水族館はもっと海の方にあるんだよ。…えーっと、ここから歩いて20分くらいかな。」
「そうなのか…よし、早く行くぞ!」

私はそう言って藤岡の手を握った。
最初は恥ずかしかったが、今では並んで歩いても全然平気だった。

しばらく歩くと水族館が見えてきた。
それを見て私は驚いた。…想像の何十倍も大きい……
そして中に入ると私は更に驚いた。
2mくらいの水槽がいっぱいあるのかと思いきや、入ってすぐにとんでもなく大きい水槽があった。
部屋の窓どころか、私の住んでいるマンションくらいあるんじゃないか?

「どう?思ってたより大きくて驚いた?」

藤岡がなんだか笑いながらそう言ってきた。
私は空いたままの口を閉じ、平静を装った表情で返事をした。

「えっと…思っていたより少し大きいな。…うん。」

…とは言ったものの、本当にびっくりだ。
何やら小さい魚が泳いでいると思いきや、大きなサメまで一緒の水槽にいる。
魚の紹介には、プランクトンを食べていると書いているが、大丈夫なのだろうか…

さらに他の水槽にはマンボウも泳いでいた。
マンボウなんて本当に存在したとは…私は都市伝説みたいなものと思っていた。

そして一番驚いたのは出口の近くにいたペンギンだ。
まさかペンギンに水族館で会えるなんて!私はペンギンが大好きなんだ!
なんて言うか…少しどんくさくて可愛いんだ。
テレビでしか見たことが無かったけど…本当に可愛い………一羽欲しいな……

そんな事を考えながら歩いていると、私は何かにつまづいて転んでしまった。

「うわぁっ!!…………いててっ…」

それを見た藤岡が慌てて私の方へ走ってきた。

「千秋ちゃん!だ、大丈夫?!」
「へ…平気だ、これくらい。」
「なら良かったけど、足元には気をつけて歩かないと危ないよ。」
「なっ…!お前が手をちゃんと握ってないからだろ!バカ野郎!!」
「えぇ?!」

…ついつい恥ずかしくなって藤岡に八つ当たりしてしまった。
でも、ちゃんと手を握っていなかった藤岡も悪いんだ!
私はそう思いながら、藤岡に手を引かれ立ちあがった。

「イタッ…!あれっ…?」
「どうしたの?どこか痛いの?大丈夫?!」
「…大袈裟だな……少し足を捻っただけだ。もう大丈夫だよ。」

そう言って私たちは水族館を後にした。



713:この野郎
08/01/02 00:47:09 pqDuhmeL
藤岡の日記

駅に到着すると千秋ちゃんは走りだし、当たりをキョロキョロしだした。

「藤岡、この建物のどれかが水族館なのか?」
「いや、水族館はもっと海の方にあるんだよ。…えーっと、ここから歩いて20分くらいかな。」
「そうなのか…よし、早く行くぞ!」

そう言うと千秋ちゃんはオレの手を握り歩き始めた。
なんだかこうしていると、もう立派なカップルと言った感じかな…。

しばらく歩き水族館が見えてくると、千秋ちゃんは驚いた顔をしていた。
たぶん思っていた以上に大きかったのだろう。
オレは水族館に入った時に千秋ちゃんがどんな顔をするのか楽しみだった。

…中に入って一番大きい水槽を見た千秋ちゃんは、ボーっとした顔で口は少し開いていた。
普段隙がほとんど無いだけに、こういう表情は凄く新鮮だ。

「どう?思ってたより大きくて驚いた?」

オレがそう聞くと、千秋ちゃんは慌てて口を閉じ、顔を少し赤くしながら

「えっと…思っていたより少し大きいな。…うん。」

しかし平静を装ったわりに、オレの手をぐいぐい引っ張り水槽の一番近くで魚を見ていた。
その後も、いろいろな魚を見るたびに千秋ちゃんは驚いたり笑ったりしていた。

そんな千秋ちゃんが一番反応したのがペンギンだ。
よっぽど好きなのか、ペンギンが見えると一人で走って行ってしまった。
後から追い付いてみると、千秋ちゃんは珍しくキラキラした目で、ペンギンの動きを追っていた。

「千秋ちゃん…ペンギンが好きなの?」

そう聞くと、ペンギンを見たまま何も言わず首を縦に振った。
しばらく動きそうもないので、オレは隣の土産物屋でペンギン人形付きのストラップを二つ買った。
…よっぽどペンギンが気に入ったのだろうか…かれこれ20分程黙ってペンギンを見ている。

オレは少し疲れたので後ろの椅子に座って、ペンギンを見る千秋ちゃんを見ていた。
ペンギンが右に走れば千秋ちゃんも右へ…水に潜ればしゃがみ、ずっと動きを観察している。
ハッキリ言ってペンギンなんかよりよっぽど可愛い。

しかし、ペンギンに集中していた千秋ちゃんは、何かにつまずき派手に転んだ。
オレは慌てて千秋ちゃんの元へ走った。


「千秋ちゃん!だ、大丈夫?!」
「へ…平気だ、これくらい。」
「なら良かったけど、足元には気をつけて歩かないと危ないよ。」
「なっ…!お前が手をちゃんと握ってないからだろ!バカ野郎!!」
「えぇ?!」

千秋ちゃんから手を離して走ったんだけど…と思いつつも、
いつも通りの口調の千秋ちゃんにホッとしつつ、オレは千秋ちゃんを引き上げた。

「イタッ…!あれっ…?」
「どうしたの?どこか痛いの?大丈夫?!」
「…大袈裟だな……少し足を捻っただけだ。もう大丈夫だよ。」

千秋ちゃんがそう言ったので、とりあえず安心し水族館を後にした。
この時、オレがもっとちゃんと足を気にしてあげればよかったんだ…。

714:この野郎
08/01/02 01:43:28 pqDuhmeL
藤岡の日記


水族館を出ると、時間は1時を過ぎた頃だった。
お腹もすいたので、お昼御飯を食べることにした。

「そろそろお昼ごはん食べよっか。」
「そうだな。そう言えばお腹すいたな。」
「何が食べたい?御馳走するよ!」
「え…そんな、コンビニでおにぎりでも…」
「そんな、なんでも好きな物言ってよ!」

オレは二人でお昼を食べるくらいなら、十分なお金は持っていた。
…実は昨日、親戚のおじさんが来て少し早いお年玉をくれたのだ。

「そうだ!焼肉でも食べようか!」
「えぇ?!ダメだ!そんなのお昼から贅沢すぎるぞ。」
「じゃあ何にしようか?」
「…あっ、あれが食べたい。」

そう言って千秋ちゃんが指をさす方にはハンバーガー屋があった。

「えっ?ハンバーガー…?」
「うん。私はハンバーガーとやらを食べた事がないんだ。」
「そうなの?」
「………」

千秋ちゃんは少し黙り込んでしまった。
おそらく気を使って、ハンバーガーを食べた事がないから食べたいと言ってくれたのだろう。
せっかくなので、オレ達はハンバーガーを食べることにした。

「…藤岡。…ハンバーガーってこんなに種類があるのか?」
「え?…まぁ。」
「藤岡はどれを食べるんだ?」
「オレはテリヤキバーガーのセットにしようかな。」
「そうか…じゃあ私も同じのにするよ。」

どうやら千秋ちゃんは、『ハンバーガーを食べた事が無い』と言う嘘を通すつもりらしい。
気を使ってくれるのは嬉しいけど、少し悪い気もする。




715:この野郎
08/01/02 01:44:25 pqDuhmeL


「お会計1160円になります。」
「はい。」
「あっ、やっぱり私も半分だすよ。」

そう言うと千秋ちゃんはかばんの中をゴソゴソし始めた。

「え?!そんなの良いよ!これくらい出させてよ。」
「でも…やっぱり悪いだろ……」
「デートの時くらい…オレの顔を立てるつもりで…ねっ?」

そう言うと千秋ちゃんは黙ってうなずいた。
正直1160円くらいで顔を立てるって……オレは言った後に少し恥ずかしくなった。

「…はむっ!…もぐもぐ……うん!美味しいよコレ!!」
「そう?良かった。」
「なんて言うか…初めて食べたけど、ハンバーグとパンって合うんだな!」
「あははっ、そんなに気を使わなくてもいいよ。千秋ちゃんは本当にやさしいね。」
「……???」

オレはそう言いながら千秋ちゃんの頭を撫でた。

お腹もいっぱいになり、店を出たのが2時…帰るにはまだ少し早い時間だ。

「藤岡、せっかく海の近くまで来たんだ。海を見ていかないか?」
「うん、それいいね!帰るには少し早いし行こうか!」

そう言って二人で海へ行くことにした。
店を出て海に向かっている最中も手はつないで歩いていると、オレは何か違和感を感じた。
…なんだか千秋ちゃんの歩くスピードが遅いような気がする。

「千秋ちゃん、少し疲れた?休憩しようか?」
「だ…大丈夫だ。早く海へ行こう。」
「わかった。…けど疲れたらすぐ言ってね。」

そう言って再び歩き始めたが、早く行こうと言った千秋ちゃんのスピードは上がることは無く、
むしろスピードは落ちていった。




716:この野郎
08/01/02 02:19:27 pqDuhmeL

千秋の日記


外に出ると、時間は1時くらいだった。
水族館に夢中になっていて気付かなかったがお腹がペコペコだ。

「そろそろお昼ごはん食べよっか。」
「そうだな。そう言えばお腹すいたな。」
「何が食べたい?御馳走するよ!」
「え…そんな、コンビニでおにぎりでも…」
「そんな、なんでも好きな物言ってよ!」

なんでも好きな物と言われても…藤岡と食べれるなら何でも良いよ。
…なんて事も言えるわけもなく、私は何がいいか少し考えていた。

「そうだ!焼肉でも食べようか!」
「えぇ?!ダメだ!そんなのお昼から贅沢すぎるぞ。」
「じゃあ何にしようか?」
「…あっ、あれが食べたい。」

私はハンバーガ屋を指差した。

「えっ?ハンバーガー…?」
「うん。私はハンバーガーとやらを食べた事がないんだ。」
「そうなの?」
「………」

藤岡は不思議そうな顔をしている…ハンバーガーを食べた事無いのはおかしいのか?!
うちはクリスマス等のイベント以外、外食なんて殆どしない。
そういうイベントの時は夕食を食べに行くので、ハンバーガーなんて食べにいかないし…
コンビニでも売っているが、CMで見るのと全然違う…
とにかくハンバーガーに、私は少し憧れの様なものを持っていた。

店に入るとメニュー表に何種類ものハンバーガーが載っていた。
どれがおいしいのか分らないので、藤岡と同じものを食べることにした。


「お会計1160円になります。」
「はい。」
「あっ、やっぱり私も半分だすよ。」

私はそう言ってカバンの中から財布を取り出そうとした。



717:この野郎
08/01/02 02:20:52 pqDuhmeL


「え?!そんなの良いよ!これくらい出させてよ。」
「でも…やっぱり悪いだろ……」
「デートの時くらい…オレの顔を立てるつもりで…ねっ?」

…私は黙ってうなずいて下を向いた。……なんだか嬉しいな…。
藤岡は何も考えないで言ったのかもしれないが、確かにデートと言った。
友達とならデートじゃない……特別な人とだからデートなんだ。
私は最初からそのつもりだったけど、藤岡も同じ気持ちでいてくれたのかな…
そんな事を考えるとまた顔が赤くなった。

「……ゃん?…千秋ちゃん?」
「わっ!!どど、どうした?!」
「えーっと…席に座って食べようか?」
「あ…あぁ、そうだな。」

そして私は席につき、はじめてのハンバーガーを食べた。

「…はむっ!…もぐもぐ……うん!美味しいよコレ!!」
「そう?良かった。」
「なんて言うか…初めて食べたけど、ハンバーグとパンって合うんだな!」
「あははっ、そんなに気を使わなくてもいいよ。千秋ちゃんは本当にやさしいね。」
「……???」

藤岡は意味の分からない事を言って、私の頭を撫でた。
いつ気を使ったのか分らないが、悪い気分ではないので私は黙って頭を撫でられていた。

ハンバーガーを食べ終わって時計を見るとまだ2時だった。
…まだ一緒にいたい……私は藤岡が帰ると言う前に、先手を打った。

「藤岡、せっかく海の近くまで来たんだ。海を見ていかないか?」
「うん、それいいね!帰るには少し早いし行こうか!」

良かった…藤岡もまだ帰る気はなかったらしい。
私は張り切って藤岡の手を引いて海へ急ごうとした。
…その時私はあることに気がついた。

(あれ…さっき捻った足が痛い……)

信号待ちの間、藤岡に気づかれないように、足首をさわってみた。
少し腫れている気がする……私の歩くスピードはますます落ちて行った。
少しすると、私の様子がおかしい事に藤岡も気付き始めたらしい…。

「千秋ちゃん、少し疲れた?休憩しようか?」
「だ…大丈夫だ。早く海へ行こう。」
「わかった。…けど疲れたらすぐ言ってね。」

早く行かないと足が動かなくなってしまいそうだったので、私は急いで海へ向かおうとした。
…しかし気持ちとは逆に、私の歩くスピードは遅くなり、痛みはどんどん増していった。



718:この野郎
08/01/02 02:30:50 pqDuhmeL

正月とか関係ねー! orz

本日はこの辺で(゚Д゚)ノ

719:名無しさん@ピンキー
08/01/02 02:42:02 X4cZYtx8
ちあ~~~き!! 可愛すぎるぞこの野郎!

いい仕事するじゃないか馬鹿野郎!

720:名無しさん@ピンキー
08/01/02 09:00:25 g3PtZirN
リコー! 藤岡はとうとう小学生に手を出したぞ
黙って俺んとこ来いよー!

721:名無しさん@ピンキー
08/01/02 09:20:10 eSBWm483
>>710
>>709での言葉をそのまま返すぜ。
勿論この野郎氏にも送らせてもらう言葉だけどさ。

722:名無しさん@ピンキー
08/01/02 11:57:44 9HLmCoD6
>>720
逆な気がしないでもない。

>>721
恐縮です。

723:名無しさん@ピンキー
08/01/02 14:04:08 zsHETU27
>>720
リコいくつだっけ?

724:名無しさん@ピンキー
08/01/02 15:24:07 9HLmCoD6
14歳で確か姉が一人いたはず、ゲートキーパーの

725:名無しさん@ピンキー
08/01/02 18:00:00 I2WWzK6k
2人ともGJ!

>この野郎氏
チアキの小学生っぽいツンデレさが微笑ましいですね。
ぜひ突っ走ってください。

>ぶつ切り氏
あれ、姉妹と性的に両手に花の関係になるのが最終目標ではないのですか?

726:ぶつ切り。~こいつは下呂以下の(ry~
08/01/02 18:28:02 9HLmCoD6
「嬉しく、ないの?」
俺は敢えて聞く。
「え!?」
チアキちゃんは驚いてこちらを見上げた。
「だってチアキちゃん、あまり喜んでなさそうだからさ…」
嘘です。今チアキちゃんがハイテンションだということは手に取るように分かります。
気の迷いかな。チアキちゃんが慌てて縋る姿を見たくなったんだ。
「そ、そんなことない!そんなことないぞっ!」
「本当に?」
俺はチアキちゃんを煽り続ける。チアキちゃんは思うように反応してくれる。それが可愛くて仕方がない。
「本当だ!…むしろ藤岡は条件を飲んではくれないと思ってたからさ…」
「バカだなあ。」
「な!?バカとはなんだ!私は真剣に」
チアキちゃんの握力が強まる。
「俺も真剣だ。」
「…!」
「俺は、チアキちゃんの想いにできる限り答えたい。そう思ってる。」
「…」
「チアキちゃんの想いを無碍にはしないよ。必ずや平等に、ね。」
「本当に、いいんだな?」
「男に二言はないよ。」
俺は言い切った。それでもまだチアキちゃんは不安そうだ。
「それでも、藤岡の中での一番は…」
そっか。チアキちゃんは俺の中での一番でありたいのか。じゃあ…
「好きだ。」
「え!?」
「俺はチアキちゃんが好きだ。一番にね。」

727:名無しさん@ピンキー
08/01/02 18:30:25 9HLmCoD6
>>725
トイレでは惑わされたけど、基本的には「学生で性行為など言語道断」な考えな高校生。

728:ぶつ切り。
08/01/02 21:01:26 9HLmCoD6
流石に言い過ぎただろうか。でもまあチアキちゃんが可愛いのは事実だしなあ。
というか正しくは、チアキちゃん『も』一番なんだ。俺のなかではいつの間にか二人は同等な存在になっていたんだ。
だから条件も躊躇うことなく飲めたのだろうか?
けど、悪くない気分だ。二人の美少女をモノにできるんだから当然か…。

「そうか。私が、一番…」
チアキちゃんにしては珍しく、考えていることが顔に出ている。
「私も同じだよ、藤岡。」
「え?」
「私も、藤岡が一番だ!そして、世界で一番藤岡を想っている!だから…!」
興奮して饒舌になるが落ち着く。
「同じだな♪」
ご満悦です。
俺はとりあえず微笑んでおく。

729:名無しさん@ピンキー
08/01/02 21:02:48 9HLmCoD6
皆様のおかげで藤岡が思いも寄らぬ男になってしまいました。本当に(ry

730:名無しさん@ピンキー
08/01/02 21:25:40 DSPM5NKu
/(^o^)\

731:名無しさん@ピンキー
08/01/02 21:50:42 g3PtZirN
いくらセクロスしないとはいえ二股とは!藤岡が悪いやつになっていくよおお~

732:名無しさん@ピンキー
08/01/02 22:08:39 9HLmCoD6
こりゃ恋空(笑)より酷い小説(笑)だな…

733:ぶつ切り ~南家~カナサイド
08/01/02 23:04:22 9HLmCoD6
「遅いわねぇ、チアキ。」
ハルカが呟く。時計は九時四五分を示していた。
「いくらなんでも遅すぎる。心配だわ…」
「まっさか~!あいつに限って心配するようなことは起こらないよ。」
「そうかしら。」
「そうだよ。」
断言しておく。
「でも、やっぱり心配…。誘拐されたりなんかしたら…」
「はぁ。」
「私、ちょっと外見てくるわ。」
「…いや。」
私はハルカより早く炬燵から抜け出した。
「私が行くよ。」
「そう?じゃあお願いね?」
私は肯いて玄関へ向かう。
確かに帰ってくるのが遅い。コンビニは近くはないけど、それにしたってもう十時になるんだ。おかしいよな。
嫌な予感がする。気のせいだろうか。


私は玄関のドアを開けた。

734:この野郎
08/01/02 23:16:29 pqDuhmeL

千秋の日記


店を出てどれくらい歩いただろうか…出た時は15分も歩けば着くと言っていたが、
私の歩くスピードが遅いせいで、20分以上歩いても海には到着しなかった。

「千秋ちゃん疲れたんでしょ?少し休憩しよう。」
「だ…大丈夫だから!早く行こう!」
「駄目だよ、さっきからずっと辛そうじゃないか。少しだけ休もう…ね?」
「……わかった…じゃあ少しだけ…」

そう言って、私たちは階段に腰をかけた。
とりあえず座っている限り、足はそんなに痛くないんだけど…私は立ち上がれるか不安だった。
なんだか足に心臓が付いている様にドクドクいっているような気がする…
…その時、藤岡の右足が、ほんの少し…私の左足首をかすめた。

「……イッ…!!…うっ…うぅ……」
「え?!ごめん!踏んだのかな…大丈夫?!」
「……ッ…!…だ……大丈夫…」
「?…千秋ちゃん、少し見せてもらってもいい?」

そう言うと藤岡は私の靴と靴下を脱がし始めた。
抵抗しようと思ったが、足が痛くて動けないし…口を開けば悲鳴を上げそうで喋れなかった。

「なっ…どうしたの?!凄く腫れてるじゃないか!」
「だ…大丈夫だ……これくらい…」
「大丈夫って……駄目だよ、今日はもう帰ろう!」
「なっ…これくらい大丈夫だって言ってるだろ!」

私はそう言って、手すりに掴まり階段を5段程上った。

「いいか藤岡!良く見ておけ!!これくらいの腫れなら…階段だって簡単に降りれるんだ!」
「そんな…駄目だよ!危ないだ……」
「うるさい!黙って見てろ!バカ野郎!!」

そう言って私はそう言って階段を降り始めた。
手すり無しでもコレくらいなら…藤岡と海へ行くためだ…大丈夫!
心ではそう思ったが、実際左足は体を支える事も出来ず下へ転落した…。
しかし私は、その場にいた藤岡にキャッチされて怪我が無くてすんだ。



735:この野郎
08/01/02 23:17:05 pqDuhmeL


過程はどうあれ、私は偶然のアクシデントのおかげで藤岡と抱き合う事が出来た。
顔が真っ赤になり、足が痛いのも気にならなくなった。

「あ…あの…藤岡。…これは……その…事故と言うか……」
「何でこんな危ない事するんだ!もし受け止めていなかったら大怪我する所だったんだよ!」
「…え……その…ごめんなさい……。」
「…もういいから靴はいて…家に帰るからね。」
「……はぃ…」

正直、藤岡が怒るなんて予想もしていたなった……でも、普通に考えてみればそうか。
散々わがまま言って、大丈夫って嘘をついたり…無茶して怪我しそうになったり……
私は藤岡に迷惑をかけてばかりだった。

せっかく藤岡と仲良くなったのに…これで嫌われちゃったのかな……
そんな事を考えていると悲しい気持ちでいっぱいになり、下をうつむいていた。

(ダメだ…私……今…泣きそうだ……)

私は唇をかみしめ、痛みと泣きそうなのを我慢して靴を履いた。
靴を履き終わる頃には藤岡は、下まで3段ほどの階段を降り、私に背中を向けて立っていた。
水族館で転んだ時は、真っ先に走ってきて手を差し伸べてくれたのに…まぁ自業自得か…
そう思い、私は一人で立ち上がろうとした。

すると、その時藤岡がその場にしゃがみこんだ。

「そんな足じゃ歩けないでしょ?…背中に乗って。」
「え…でも……」
「いいから。」
「……はぃ。」

私はこれ以上藤岡に嫌われるのが怖くて、言う事を聞いた。



736:ぶつ切り
08/01/02 23:29:11 9HLmCoD6
あっという間に南ん家。本日二回目だ。
「それじゃあ、俺帰るね。」
「あ、あぁ。」
チアキちゃんは不満がる。可愛いなあ。
「明日も、来るからさ。必ず。」
「けど…」
うーむ。このままだと暫く帰して貰えなさそうだ。

「キスだ。」
「へ?」
「バイバイのキス、してほしい。」
きっと恥ずかしいのを我慢して強請ってきたのだろう。瞳を潤せ、懇願する。
「わかったよ。本日最後の、キスだよ。」
「うん!」
チアキちゃんは高らかに返事をした。なんか振り回されてるなあ、俺。
「それじゃあ、するよ?」
「あ、ああ。」
チアキちゃんが目を閉じた。俺はそっと唇を重ねた。

やっぱり。南とはまた違った、幼い、柔らかい、ましまろな感触。そそるものがある。
けれど南は南で、同年代ということもありサイズが合う、という表現はおかしいかも知れないが、相性が合う。
たとえるなら、チアキちゃんは強姦で、南が和姦かな?
…って俺はなにを考えてるんだ!
チアキちゃんはこんなにも俺を受け入れてくれてるじゃないか!強姦なわけがない!…ってそうでもなくて!
お、落ち着けよ俺。今日の俺はおかしい。おかしい。
おかしい俺はチアキちゃんを抱きしめた。チアキちゃんはそれに応えるように俺の背中に腕を回した。こんな所、南に見られたら…




ガチャ

737:名無しさん@ピンキー
08/01/02 23:30:16 9HLmCoD6
この野郎様申し訳ない。

738:この野郎
08/01/02 23:33:06 pqDuhmeL
いいから早く続き書けバカ野郎!!
続き楽しみにしてんだ!バカ野郎!!

739:ぶつ切り
08/01/03 00:14:56 nRL09/zS
玄関から出た私はただただ困惑した。理解不能未知領域な『それ』を目の当たりにした私はそうするしかなかったのだ。

私に気づいた二人は『それ』を中断する。いや、正しくは藤岡が一方的に中断したんだな。
それ故に、チアキは邪魔者を鋭く睨みつける。
「…」
「こ、こんばんは。」
「おぉ、藤岡。」
私は至って平静だ。何故ならチアキの想いに気づき始めていたからだ。大方、チアキが強要したんだろ。
それにしたって、藤岡の慌てっぷりったらないな。まるで浮気がバレた男みたいじゃないか。
「あ、あのっ!これは…」
「ありがとな、藤岡。」
「えっ!?」
「この愚かなお姫様を態態送ってくれたんだろー?」
「なっ!?」
チアキは怒りを露わにする。
「う、ううん。その…」
私は敢えて無視した。
「ほらチアキ、さっさと家に入れ。ハルカも心配してるぞ。」
「むぅ…」
「そ、そうだね。」
うーむ。このままじゃ藤岡がかわいそうかな?
私はそう考えて、チアキに見せつけるように、藤岡にキスをした。

740:名無しさん@ピンキー
08/01/03 00:29:40 nRL09/zS
寝ます。


>>738
嘘だッ!

741:名無しさん@ピンキー
08/01/03 00:43:11 zRRvIUEx
wktkがマジとまんねぇ。
どうしてくれるんだお二人さん…………
物語が終わる前に悶え死にそうなんだぜ

742:名無しさん@ピンキー
08/01/03 01:10:45 KElJOyrz
>>740

wktk(゚Д゚)

743:名無しさん@ピンキー
08/01/03 01:48:13 hClLi8Oa
>>739 ぶつ切り氏
>私はそう考えて、チアキに見せつけるように、藤岡にキスをした。

どんな風にキスをしたんだ? カナはどんな風にチアキに見せつけたんだ?
微に入り細に入って描写してくれ、頼む!
一行でさらっと流さないでくれ!

744:この野郎
08/01/03 02:28:52 KElJOyrz
続 >>735

千秋の日記


「落ちると危ないから…しっかり掴まっててね。」
「…ぅん。」

そう言うと、藤岡は駅へ向かって歩き出した。やはり怒っているみたいだ…
その証拠に駅へと向かっている最中、藤岡は一言も話さなかった。

しばらく歩くと、さすがに藤岡も疲れて来たのか呼吸が荒くなってきた。

「藤岡…疲れたなら私歩くよ…もう大丈夫だ。」
「だ…大丈夫。」
「いや…でも、周りの目もあるし…」

確かに街中で背負われていると、周りの視線は私たちに集中していた。
私は別にそんな事は気にならなかったが、これ以上藤岡に迷惑をかけたくなかった。
すると藤岡は大通りを外れ、細い道へ入った。

「藤岡?こっちは来た道じゃないんじゃないか?」
「…うん。でもこっちの方が少し遠くなるけど…人目が少ないから…千秋ちゃん恥ずかしくないでしょ?」
「バ…バカッ!それじゃあ余計お前が疲れちゃうだろ!」
「あははっ…大丈夫……これでもサッカーで鍛えてるんだから…!」

そう言うと藤岡は黙々と歩き始めた。
私は自分勝手な事ばかりしたのに…藤岡はいつも私の事を気遣ってくれている。
さっき怒られた時も、藤岡は私の事を気遣って怒ってくれたのかな……
そう思うと、自分が情けなくなった。

「藤岡……怒ってない?」
「……そりゃ怒ってるよ。千秋ちゃんがあんな無茶するんだもん。」
「そっか…。……じゃあ私の事嫌いになっちゃったか?」
「……え?」

藤岡はほんの5秒ほど黙ったまま歩き続けた。
嫌いって言われたらどうしよう……この5秒ほどの時間が、私には恐ろしく長く感じた。

「なんて言うかさ…階段の件は千秋ちゃんが悪いと思うよ?」
「…うん。」
「でもさ、それまでに怪我に気づかなかったオレがもっと悪かったんだ。」
「うん……って、何でそうなるんだよ!」

「…だってさ、転んだ時もオレがちゃんと手を握っていれば怪我なんてしなかったはずだし…」
「それは私が…一人で勝手に走って行っちゃったからだろ!」
「…でも、オレ電車乗る前に千秋ちゃんの手を離さないって約束したのに…」

コイツはバカ野郎…いや、大バカ野郎だ。
100%私が悪いのに、ほとんどを自分が悪いと言っている…
本当に呆れる程のバカ野郎だ…。



745:この野郎
08/01/03 02:30:01 KElJOyrz


「…で、結局嫌いになったのか?」
「…いや、嫌いになんてなってないよ。」
「そっか…。」

(私は…もっと藤岡の事が好きになったよ…)


「……ん? 今何か言った?」
「…う…うるさい!バカ野郎ー!…私は疲れたぞ!少し休憩だ!!」
「えぇぇ?!千秋ちゃん歩いてないでしょ?!」
「うるさい、うるさい!!疲れたんだ!休憩だー!!」

私は「藤岡の為に休憩する」と言っても休憩しないので、自分が疲れたと言ってみた。
すると藤岡は近くの段になっている所に腰を掛けた。
私も藤岡の隣に座ろうとすると、藤岡は私を持ち上げ膝の上に置いた。

「わっ…なっ…なにするんだ!」
「何って…ここが千秋ちゃんの席なんでしょ?」
「そうだけど…いつもと違って横向きじゃないか!」
「だって地面に足がついたら痛いでしょ?」

この時の藤岡の抱き方は、いつもと違い膝の上で横向きで…俗に言うお姫様抱っこだ。
恥ずかしい…けど、これも私の事を気遣ってくれているのか…?
藤岡はニコニコしながら私を見ている。

「…どうかいたしましたか?姫。」
「なっ…!ひ…姫とか言うなー!!……イタッ!!」
「ほらほら、暴れると傷に響きますよ!姫!」
「ふ…藤岡~!!」

どうせカナのバカが姫の話を藤岡に話したんだろう…あのバカ野郎……
…しかしこのまま言い合いをしても、怪我をしている私に勝ち目はなかった。
私は少し考え、藤岡に最も効きそうな作戦を思いついた。

「…藤岡。」
「なんでございますか?姫。」
「お前、さっきから左手で私の太ももを触っておるが、どう言うつもりだ?」
「え?!こ…これは…この抱き方だから仕方なく…」

やはり効き目は抜群だ。これは良い…私はさらに続けた。

「そうか、この抱き方だから仕方なく…右手で私の胸を触っておったのか。」
「え?!ご…ごめん!当たってたなんて気づかなくて…その……」
「気付かなくて?…そんな事を言って太ももや胸を…私の体を触って弄んでおったのか!!」
「そ…そんなぁ~!もう許してよ千秋ちゃん。オレの負けだよ…」
「アハハハハ!ワラワをからかおうとするから、こうなるのじゃ!」

さっきまでの暗い気持も吹っ飛び、私と藤岡はしばらく笑い続けていた。



746:この野郎
08/01/03 02:41:56 KElJOyrz
まだ話が12/30日なので、藤岡の日記は飛ばしますorz

オヤスミなさいorz

747:名無しさん@ピンキー
08/01/03 02:51:52 nRL09/zS
>>743
慌てなさんな。全部考えた上での投下だから。

748:名無しさん@ピンキー
08/01/03 03:15:25 nRL09/zS
>>745
マシロ様!マシロ様ではないか!

749:ぶつ切り
08/01/03 23:17:27 nRL09/zS
愕然とした。
この愚かな姉は、私の眼前で躊躇うことなく藤岡とキスをしたのだ。

クチュ

「な、あ…ああぁ!」
それだけでなく、舌を入れている。ひどい!こんなのレイプに他ならない!藤岡だって嫌がってるじゃないか。
お前を押し返しているのがわからないのか!?
何のつもりなんだカナ!


ふと、カナと目があった。
…笑っている。いや、挑発してるんだ。乗せられてたまるか!!
私は怒りを押さえ込んだ。

750:名無しさん@ピンキー
08/01/04 00:53:54 LRp9nsoN
あれ?続きはー?

751:名無しさん@ピンキー
08/01/04 01:38:35 SdPh5ewk
>>749
いけいけ、カナー!

752:名無しさん@ピンキー
08/01/04 14:50:54 WC4LIe+y
姉妹丼、しかも泥沼の醍醐味。

753:名無しさん@ピンキー
08/01/04 18:12:24 KwZ/eIYp
続き早くキボン頼むよ~

754:名無しさん@ピンキー
08/01/04 19:10:57 MgmCKCeg
冬馬はまだか

755:名無しさん@ピンキー
08/01/04 22:27:33 aNrmm8Re
>>754
とりあえず「この日」が終わって、トウマ編に入らないことには…

756:この野郎
08/01/04 22:59:54 aHUE30kO
>>745

千秋の日記

ひとしきり笑った後、藤岡が時計を見た。

「おっと、もう3時か…」
「3時…あっ!そうだ!」

私は今日のために焼いたクッキーの事を思い出し、鞄から取り出した。

「藤岡、昨日たまたまクッキーを焼いたんだ。食うか?」
「そんなのがあるの?…それは千秋ちゃんが焼いたの?」
「おぉ、私が作ったんだ。あ…ありがたく食べるんだぞ!」
「うん!……えっと…」
「…どうした?」
「いや、手が…」

そうか…藤岡の両手は、私を抱きかかえているのでふさがっているんだった。
私はクッキーを一つ取り、藤岡の口元へ運んだ。

「藤岡、口を開けろ。あーんだ。」
「こ…こうでいいかな?」

私が藤岡の口元にクッキーを運ぶと、クッキーをくわえ食べ始めた。

「ど…どうだ?」
「うん!美味しいよ!売ってるのより全然美味しい!」
「そ…そうか!よし、もっと食え!」

そう言って私は、藤岡の口へどんどんクッキーを運んでいった。
そしてあっという間にクッキーは無くなってしまった。

「これで最後の一個だ。心して食すんだぞ!」
「わかった、最後の一つ…いただきます!……あむっ…!」

「……わっ!バ…バカ野郎!!人の指まで咥える奴があるか!」
「え…?あははっ。」
「あはは…じゃねーっ!それに私は食べてないのに、お前に食べさせたから手が汚れちゃったじゃないか!」

私はそう言って、粉の付いた親指と人差し指を舐めた。
…あれ?これって間接キスってやつなのか?…私はしばらく人差し指を咥えたまま考えていた。

「へ…へっくしょん!!」
「わっ!…大丈夫か?」
「うん、平気平気。汗かいてたから体が冷えちゃったのかな?」
「駄目じゃないか!えっと…あっ!あそこで休憩すればいいんじゃないか?」
「え?」

私は、『休憩 2時間3000円』と書いた看板を指差した。



757:名無しさん@ピンキー
08/01/04 23:03:09 LRp9nsoN
支援

758:ぶつ切り
08/01/04 23:14:26 aNrmm8Re
ふむ。挑発に乗ってくると思ったんだが案外しぶといな…
私は『名残惜しそうに』ゆっくりと唇を離した。

「み、南…?」
藤岡は呆然としている。いきなりのキスにかなり戸惑っているようだ。
「恋人同士なら当然だろ?」
チラッとチアキをみると、これ以上ないくらいの膨れっ面を作っていた。

「じゃあな、藤岡。また明日。」
「あ、あぁ。」
私は颯爽と室内へ入った。





「ふっ…」
遂に、笑いが漏れた。カナの愚かっぷりは、怒り超越させて笑いを生んだ。
「ど、どうしたの?」
「いやな、知らないって怖いなあってさ。」
「え…」
私は満面の笑みで言ってやった。
「お前にとっての一番は、私なんだろ?」

759:名無しさん@ピンキー
08/01/04 23:16:40 aNrmm8Re
>>756
なしてそうも簡単にエロに持っていけるんだ…orz

760:この野郎
08/01/05 00:07:02 xOd5I4+j
藤岡の日記



千秋ちゃんの指差した方向には看板があった。

『休憩 2時間3000円』

…うん。間違いなくラブホテルだ。
はたして千秋ちゃんはアレの意味が分かっているのだろうか…

「…あの、千秋ちゃん。アレって何か知ってるの…?」
「何って…お金を払ったら部屋で休憩させてくれるんだろ?」
「えーっと…間違ってはいないけど……」
「…?」

まいった…こう言う時はなんて説明すればいいんだろう……
アレのせいでオレがこんなに困ってると言うのに、昼間っからカップルの出入りはにぎやかだ。
しかし、それのカップルばかり出入りするのを見た千秋ちゃんが、突然ハッとして顔を真っ赤にした。
…まさか何か勘付いたのだろうか…?

「ふ…藤岡。」
「どうしたの?」
「あの…えっと……もしかしてアレは…その……ぉ…おかしな事する所なのか?」
「えぇ?!」

おかしな事…ハッキリと言わなかったが、顔が真っ赤な所からして気づいたのか?!
それにしては勘が良すぎ……まさか南が変なこと教えたんじゃ……

「藤岡…こ、答えろ!どうなんだ?」
「えっと…ぅ……ぅん。そう…かな……」
「やっぱり……」

まいった…なんだろうこの変な空気は…
千秋ちゃんもしばらく黙ってホテルの方を見てるし…

「藤岡…。」
「は…はいっ!」
「その……入らないか…?私は別に……藤岡となら…お、おかしな事になっても…その……」

そう思ってくれてるのは嬉しいのだが…物事には順番って物が……
そんな事を考えて、オレは少し黙ってしまった。




761:この野郎
08/01/05 00:09:06 xOd5I4+j
「…嫌なのか?」
「え?!」
「その…私と入るのが……私とおかしな事をするのが嫌…なのか?」
「えーっと…嫌とかじゃなくて……そう!年齢!確か学生は入っちゃだめなんだ!うん!」
「…そうなのか……」

千秋ちゃんは少し残念そうな顔をしたがしかたない。
オレは嘘は言っていないし、選択も間違ったとは思っていない。
しばらくすると千秋ちゃんが周りをキョロキョロしだした。
なんだか、首を延ばして周りを確認しているみたいだ…

「千秋ちゃんどうしたの?」
「藤岡…入れないなら……ここでおかしな事するか…?」
「えぇぇ?!ここって…外だよ?!」
「外と言っても…ほとんど人も通らないし…駄目…?」

オレは過去の事を考えていた…
オレが小学生の時なんてサッカーばかりで、おかしな事なんて知らなかった。
やはり現代の性は乱れているってやつなのか……

「ぉ…か……藤岡?」
「…え?」
「だから、今なら人もいないし……」
「だ、駄目だよ……そんなの…その、オレ達まだ子供だし……」

「……子供はおかしな事しちゃ駄目なのか…?」
「そりゃ…そう言う事は大人になってからと言うか……」
「そんな…大人になるまで待てないよ!私は今ここで……藤岡としたいんだ!」

そう言ってもらえると嬉しいし…その興味が無い訳でもないけど…
でもやっぱり間違ってる…まだキスもしてないのに……!

「千秋ちゃん…気持ちは凄くうれしいんだけど、でもやっぱり今は駄目だよ。」
「…どうして?」
「その…えーっと……オレに勇気がないから。」
「…え?」
「…千秋ちゃんみたいに勇気がなくて…もし誰かに見られたら…って思ったら怖くて…」
「………」

オレがそう言うと千秋ちゃんは下を向いて黙り込んでしまった。
…なんだか悪い事をした気分だ。
そして今度は俺が周りをキョロキョロ見渡して、誰もいないのを確認した。

「千秋ちゃん…?」
「……いいよ。気にしてないから…」
「えっと…そうじゃなくて……今は子供で、おかしな事は出来ないけど…その、これくらいなら……」

オレはそう言って千秋ちゃんにキスをした。
時間は短かったが、クリスマスの時と違い唇へ…
その瞬間、千秋ちゃんの顔が再び真っ赤になり、少し震えていた。

「ななな…藤岡……?!」
「え?」
「え?…じゃないよ!なんだよ!!おかしな事しないって言ったと思ったら…急にするなんて!!」
「えぇ?どう言う事?」
「どう言う事って…お前…今私におかしな事……キスしたじゃないか!!こ、こっちにも心の準備ってもんが…」

あぁ…そう言う事か…。
千秋ちゃんはおかしな事=キスと思っていたらしい。
オレはさっきまで自分が妄想していたことが恥ずかしくなった。

762:この野郎
08/01/05 00:34:56 xOd5I4+j
千秋の日記

私は顔が真っ赤になっていた…裏路地で、藤岡におかしな事をされたからだ。
藤岡は「おかしな事はしない」って…そう言ったので油断してこのざまだ。
私は恥ずかしくなったので、藤岡に電車へ向かうように命令した。

「藤岡…急におかしな事するなんてずるいぞ…。」
「えっと…ご…ごめんね。」
「……別にいいけど…」

まぁ最初に誘ったのは私だし、文句は言えないんだけど…
もう少しムードと言うか…いきなりだったから驚いてあまり覚えていなかった。

駅のホームに到着し、私たちは電車に乗った。
行きと違い電車がガラガラだ…藤岡が気を使って普通列車とやらにしてくれたらしい。

「藤岡!見てみろ!この車両は私たちの貸し切りだぞ!!」
「あはは、そうみたいだね。」
「やっぱり私は、遅くてもこっちの方が広々していて好きだ!」

そう言ったものの、貸し切りの車内で私は藤岡の横にぴったりひっついていた。
…そう、前みたいに寝たふりをして、藤岡の肩へ頭を乗せたかったからだ。
私は寝たふりをするタイミングを計っていた。

…と、その時予想外の出来事が起きた。
先に私の肩に頭をのせ、藤岡が寝てしまったのだ…そう言えば確か昨日は寝てないとか言ってたな…
それに帰りはずっと私が乗っていたし…疲れたのかな?

予定とは違ったが、私は藤岡とひっつけて悪い気分ではなかった。
しばらくすると電車の揺れで崩れ落ち、藤岡は私の足に頭を乗せて横たわった。
肩から落ちたのにぐっすりと寝ている…よほど疲れていたのだろうか……

「藤岡…今日はありがとう。楽しかったよ…」

私は藤岡の髪を撫でながら、寝ている藤岡にお礼を言った。
…その時私は裏路地での藤岡の不意打ちを思い出した。
今の藤岡はそれはもう恐ろしいほどに無防備だ…車両は貸し切り…私は意を決した。

「…こ……これは仕返しだからな…!」
「……スースー…」
「…………」

『…ちゅっ……チュッ……んっ…も…もう一回……チュッ…』


うん、3回もしておけば…まぁ、私の勝ちだろう。
満足した私は、藤岡の髪を触りながらいつの間にか一緒に眠っていた…

763:名無しさん@ピンキー
08/01/05 00:49:57 y7d+JeSM
>確か昨日は寝てないとか言ってたな
なに!?
カナと濃厚な一夜を過ごした翌日にチアキとデートだったのか?
藤岡恐るべし。


764:名無しさん@ピンキー
08/01/05 00:54:46 EBly37JO
素晴らしい!

どっちのチアキも行け行けドンドン
押して押して押しまくれー!

765:この野郎
08/01/05 00:58:11 xOd5I4+j
藤岡の日記


『…ゃくさん…!……お客さん!!』
「……ん?…はぃ?」

気がつくとオレは知らないおじさんの声で目を覚ました。
どうやらいつの間にか寝ていたらしい…
しかしココは何処だ…?…なんだか頭の辺りは、妙に柔らかくて気持ちいい。
顔をこすってみてもスベスベしていて……

「……んっ…!」
「…?」

上を見てみると千秋ちゃんの寝顔があった。
千秋ちゃんの膝枕で寝ていた事に気が付き、オレは飛び起きた。
…と同時に見たことのない風景と知らないおじさんに気づいた。

「あの…すみません。ここは何処でしょうか?」
「…だから、終点ですよ。」
「はぁ………えぇぇぇ?!!」

慌てて飛び出すと外は真っ暗、時刻は7時前。
オレは慌てて千秋ちゃんを起こした。

「千秋ちゃん!千秋ちゃん!!」
「ん…ふぁ~……どうした藤岡もう着いたのか?」
「いや、着いたどころか通り過ぎてたんだ…。」
「そうかそうか……なっ!?…どう言……イタッ!!」

慌てて立ち上がろうとした千秋ちゃんを背負い、オレは急いで反対方面の電車に飛び乗った。
ココからだと快速でも1時間…駅に着くのは8時頃だ。

駅に到着してオレは千秋ちゃんを背負ったまま南家へ走った。
結局千秋ちゃんの家に到着したのは8時20分だった…

「遅くなりました!ごめ…」
「千秋!どこ行ってたの?お友達の家に電話してもいないし、心配したんだよ?!」
「ハルカ姉さま…えっと……」
「…千秋、その足どうしたの?…それに藤岡君まで……」
「その…そこで足を挫いて動けなくなっていた所を藤岡が助けてくれたんです!」
「…そうなの?」

…これはどう答えればいいんだろう……
千秋ちゃんに口裏を合わせるべきか…本当の事を言うべきか……
千秋ちゃんはオレと出かけた事を内緒にしているんだろうか…?

「えっと…」
「藤岡!今日はありがとう。助かったよ!お前も気をつけて帰れよ!じゃあな!!」

『バタン!』

千秋ちゃんはそう言って扉を閉めた。
オレはなんだか釈然としないまま家へ帰った。


766:名無しさん@ピンキー
08/01/05 01:27:24 pirSjGLY
すんばらしい

767:この野郎
08/01/05 01:45:18 xOd5I4+j
オマケ的  ハルカの気持ち


8時20分頃、千秋はカナの友達の藤岡君に背負われて帰ってきた。
千秋が言うには、近くで足を挫いて藤岡君が助けてくれたらしいのだが…
朝から足を挫いて、夜まで発見されないなんてありえない。千秋は私に嘘を付いている…
…とは言え大体見当は付いているのだけど、千秋の口から本当の事が聞きたくて、
私は千秋を居間へ連れてきた。

「おー、やっと帰って来たのか。この不良娘め。」
「………」
「まったく、ハルカが心配してうるさかったんだよ。千秋なんて誰も誘拐しないって言ってんのに…」
「う…うるさい!このバカ野郎!!」
「おーおー、それだけ元気があれば大丈夫だ。じゃあ私はお風呂に入るからな。」
「くっ…カナの奴め……」

そう言って千秋とカナはいつも通り喧嘩していた。
……正確には、いつも通りに見せかけるように喧嘩した…かな。

「千秋、あーは言っても…カナも凄く心配してたのよ。」
「え?…カナがですか…?まさか…。」
「あの子は不器用な所あるから…ほらっ。」

そう言って私はお膳の上を指差した。
そこには、カナが一口だけ食べたご飯とおかずが置かれていた。

「これは…?」
「千秋が心配で食事がのどを通らなかったのよ…きっと。」
「そんな…偶然お腹がすいていなかったとか……」
「…でもあの子、6時前から「お腹すいた~!」ってうるさかったんだから。」
「………ごめんなさぃ…。」

一言そう言うと、千秋は泣きそうな顔で黙り込んだ。

「ねぇ千秋。カナには言わないから…本当の事教えてくれない?」
「本当の…こと……?」
「うん。今日どこに行ってたの?怒らないから…ねっ?」
「……藤岡と水族館に…。」

千秋は申し訳なさそうに口を開いた。

「それなら…書置きにもそう書いておいてくれれば良かったのに。」
「その…恥ずかしくて……」
「…どうして?」
「その…藤岡とデートだなんて……」

…ちょっと待って……いつから千秋は藤岡君とそんな仲に?!
…そう言えば時刻は8時過ぎ…まさかとは思うけど……私は頭の中が混乱し始めた。

「ち…千秋?朝からずっと藤岡君と水族館にいたの?」
「えっと…1時に水族館は出てハンバーガーを食べました。」
「それから…?」
「海に行こうとしたら足を挫いて…帰ってきました。」
「…え、でもそれじゃあ時間が……」
「はぃ、帰る時は藤岡に背負ってもらっていたので…」

それにしても時間が遅すぎる…心配になってさらに私は追及してみた。


768:この野郎
08/01/05 01:46:21 xOd5I4+j


「それでも…遅すぎるでしょ?」
「……そっか、ハルカ姉さまは…すべてお見通しなんですね…。」
「…え?」
「私…藤岡と……その…おかしな事…しました。」

千秋はほほを赤らめてとんでもな事を言い出した。

「お…お……おかしな事?!」
「…はぃ。あ…でも、私から誘ったんです…」
「千秋から?!」
「最初は休憩できるホテルでしようと言ったんですが…断られまして…」
「……」
「それで、人通りが少ないので外でもいいと言ったら…藤岡がいきなり……」
「………」
「でも私も悔しかったので、電車で藤岡が寝てる間におかしな事を3回程…」
「…………」
「あれ…?ハルカ姉さま?!」

…情けない…千秋の言葉に私は少し放心状態になった。
良く考えてみればドコまでしたのか聞いていないし…
…聞くのは怖いけど……

「…千秋?…その……ドコまでしたの?」
「ドコまで…?」
「その…本番……と言うか…入れたり出したり……と言うか…」
「入れたり……あっ!えっとそんなに本格的にはしていないです……」
「そっか…なら良かった……」
「す…少し口で触れたりしたくらいで…入れたりは……(舌的な意味で)」

『バタンッ』

「ハルカ姉さま?!……ハル…カ……姉……」


気がつくと私はベッドの中で目を覚まし朝食の支度をはじめた。
確か昨日は…千秋の帰りが遅くて……

「おっはよー。あーぁ、今日から学校かぁ…」
「あっ!カナ、昨日千秋帰ってきたんだっけ?」
「はぁ?足を挫いて藤岡に背負われて帰ってきたじゃないか。」
「そっか…そう言えばそうだったわね……。」
「大丈夫か?昨日は急に寝たって千秋に言われて、私がハルカをベッドに運んだんだぞ?」
「そっか…ごめんね。…どうも昨日の夜の記憶が……」
「?」


その後、ハルカにその日の記憶が戻ることは無かった。

769:この野郎
08/01/05 01:50:30 xOd5I4+j
リアルタイム米ありがとうございました(゚Д゚)

ではノシ

770:名無しさん@ピンキー
08/01/05 02:12:41 ZPNv37jU
最後の最後にハルカカワイソスww
おつかれさん この話はこれで終わり??

771:名無しさん@ピンキー
08/01/05 02:32:45 b20VJlSx
いいぞもっとやれ。いや、やって下さい。

772:ぶつ切り
08/01/05 02:51:18 b20VJlSx
今更になって、自分がとんでもないことをしたのではないかと思う。
チアキちゃんの笑顔は俺に罪悪感を孕ませた。


帰り道、俺はその笑顔を忘れられなかった。俺の目にしっかり焼き付いている。
いや、それだけじゃない。
南の感触、南の表情、チアキちゃんの感触、チアキちゃんの表情、全てが忘れることのできない甘美な情報だ。

二人の少女に好かれ、俺は幸せ者なのだろうか。初め、俺の心には南しかいなかったのに、今はチアキちゃんとの二人かいる。
俺がずっと想ってきた人、俺を想っている人、どちらかを選ぶべきなのだろうか…



考えるだけ無駄だな。正直、二人の想いは重い。でも、それに応えてあげたい。

俺は床につき、二人を想い、果てた。

773:名無しさん@ピンキー
08/01/05 02:53:02 La2HaGr7
おもいはおもいwwwww

774:ぶつ切り~余談~
08/01/05 02:57:37 b20VJlSx
ところで、大したことではないのだが気になったことがある。

帰り際に南にキスをされた時、南はその指をおれの指に絡めてきた。
その指は、何故か知らないが濡れていた。感触からして水ではなさそうだけれど、一体…
あの場から去った後、俺はそれを嗅いでみたがよく分からなかった。
そして俺は何を思ったか、舐めた。やっぱり分からない。まさか毒なんてことはないだろうけど…

775:この野郎
08/01/05 03:03:42 xOd5I4+j
>>770

この後、大晦日編→南家お泊り編→正月編までは、お付き合い下さい。orz

776:名無しさん@ピンキー
08/01/05 04:49:16 7Xsc2ESk
>>775
(゚∀゚)期待してます

777:名無しさん@ピンキー
08/01/05 06:20:38 g3+wikm+
この野郎氏、ぶつ切り氏双方に言えることなんだが
投下前に1レス使って投下します宣言
投下区切りにも1レス使って投下終わり宣言した方が良いと思う
そうすりゃ不用意な割り込みとか防げるし、次の人の投下もしやすいぞ。

778:この野郎
08/01/05 18:17:47 xOd5I4+j
>>777

m9(゚д゚)っ ソレッ!!

次からそうします。orz

779:名無しさん@ピンキー
08/01/05 21:48:39 y7d+JeSM
両氏ともGJ!

この野郎氏のは大作になりそうだけど、どこまでもついていきますぜ。

780:この野郎
08/01/05 23:43:30 xOd5I4+j
2レス投下します(゚Д゚)ノ

781:この野郎
08/01/05 23:44:25 xOd5I4+j

千秋の日記


藤岡が帰った後ハルカ姉さまと話していると、突然ハルカ姉さまは眠りについた。
きっと私が心配をかけすぎたからだろう……
私では部屋に運べる訳もなく、カナに頼んでハルカ姉さまを部屋へ運んでもらった。

その間に私はお礼などを言うため、藤岡の家へ電話をかけた。

「もしもし、藤岡です。」
「あっ、えっと私…藤岡君の友達の南チアキといいま…」
「あぁ、千秋ちゃん。足大丈夫?」
「藤岡か?…足は大丈夫だよ。その…今日は迷惑掛けたな…ありがとう。」
「あはは、いいよそんな事。…で、千秋ちゃんが電話してくるなんて…どうしたの?」
「えっと…いや、ただお礼が言いたくて電話したんだ。」
「そっか、じゃあ今日は疲れてるだろうしゆっくり寝てね。オヤスミ!」
「……あぁ、オヤスミ。」

…本当はこんな事言うために電話したんじゃない……
明日の大晦日、家で一緒にカウントダウンでもしないか?…と誘おうと思っていたのに。
私はそう思いながら受話器を置こうとした。

「……あぁっ!!!」
「ど…どうした藤岡?!大丈夫か?」

私は藤岡の声に気づき、置きかけた受話器を慌てて耳にあてた。

「…実はお揃いのペンギンのストラップ買ったんだけど…千秋ちゃんに渡すの忘れてたみたい…。」
「…おい、ストラップって…私は携帯なんて持ってないぞ?」
「あっ…そっか……そう言えばオレも持ってなかった…」
「…ぷっ!アハハ、お前バカだろ?」
「ホントオレってバカだなぁ…ごめんね、今度また何かプレゼントするよ。」

私は藤岡のバカッぷりに笑いながら、いい事に気づいた。




782:この野郎
08/01/05 23:46:01 xOd5I4+j


「で…でも、せっかくだし…キーホルダーみたいにカバンにでも付けようかな。」
「ホントに?…それじゃあオレも何所かに付けとくよ!」
「お揃いなんだから当たり前だろ!…じゃ、じゃあ明日持って来いよ!」
「明日?…大晦日なのにお邪魔しても大丈夫かな?」
「気にするな、大丈夫だよ。…そうだ、ついでに一緒に年越しもすればいいよ。」

…一応自然に誘ってみたつもりだけど……大丈夫かな。

「本当にいいの?!オレの家、両親が旅行に行ってて、一人で年越しする所だったんだ。」
「そうか、ならちょうど良かったな。…あ、それとカナには水族館の事言ってないから内緒だぞ!」
「うん、分かった。それじゃあ明日の昼過ぎにお邪魔するよ。」
「分かった。…じゃーな。」

いつも通り無愛想に返事をして私は受話器を置いた。
……明日はとびきりの御馳走を用意しよう…そんな事を考えながら、私はニヤニヤしていた。

「千秋~、ハルカ部屋に置いてき……うわっ!どうしたんだニヤニヤして気持ち悪い!」
「…なっ!気持ち悪いとはどういう事だ!」
「いや…十分気持ち悪かったぞ…。」
「…そうだ、明日は藤岡も一緒に年を越すことになったぞ。」
「へっ?藤岡が?何で?」

「それは…藤岡が一人で正月を過ごすとか言ってたから…可哀そうだと思って誘ったんだ。」
「はぁ~…あいつ、正月を一緒に過ごす彼女もいないのか。…可哀そうな奴だ。」
「カナ…お前は一緒に過ごす彼氏がいるのか?」
「あぁ…そう言えばいないな。…いっそ藤岡と付き合ってみるか。」

カナは冗談を言うように、笑いながらそう言ったが、その言葉を聞いて私は凍りついた様に固まった。
…よく考えてみれば、藤岡はカナが好きなんじゃないのか…?
水族館に行ったりキスしたりしたけど、私は正式に彼女になったわけじゃない…
もしかしたら、子供と遊んで…キスも子供をあやす感じで……

「千秋?お~い、どうした?」
「…えっ?…な、何でもない!!私は寝るからな!」
「?…おやすみ。」

私はベッドに潜り込み、さらに考え続けていた…。

カナは藤岡にラブレターらしきものを貰っていた…
カナは藤岡に好きだと言われていた……
藤岡はカナの水着姿を見て胸をドキドキさせていた。
カナと藤岡は同じクラスで…毎日顔を合わせて……
もしかしたら私の知らないところで…キスも……

「とにかく明日…すべてハッキリさせてやる……」
そう心に秘めて、私は眠りについた。

そして決戦の大晦日はやってきた。



783:名無しさん@ピンキー
08/01/06 00:02:40 y7d+JeSM
>この野郎氏
あの~、>>768の終わりにこんな一節が・・・
>「おっはよー。あーぁ、今日から学校かぁ…」

い、いえ、すみません。GJです。

784:この野郎
08/01/06 00:33:13 EFgqodpg
>>783

「おいカナ、お前そんな事言ってたのか?」
「えー…よく覚えてないよ。」
「そう言えば…そんな事言ってたような気もするわねぇ……」

「ハルカ姉さまもこう言ってるんだ、間違いないだろ?バカ野郎。」
「そうか…でも月曜日なんだから学校はあって当たり前だろ?私は間違っていない!おかしいのは>>783だ!」
「バカ野郎…お前、学生だろ?だったら今は何だ?。」
「……あぁ…そう言えば冬休みだった。いやぁー、うっかりしてたよ。」

「バカ野郎!『うっかり』じゃなくて、ちゃんと謝れよ!」
「そうよカナ!おかしいとか言って……>>783さんにちゃんと謝りなさい!」
「なんだよ、二人して怖い顔するな!わかったよ…。…その……誤解を招いて悪かったな…」

「なんだその言い方は?もっと心をこめて謝れよ。」
「な…なんだよ、ちゃんと謝っただろ?」
「バカ野郎。あれじゃあ、誰に謝ってるかわかんないだろ。」
「そうよ、カナ。ちゃんと名前と…あと、そんな所まで気づくくらい呼んでくれたお礼も言いなさい。」
「………」

「はやくしろ!!」
「早くしなさい!!」

「あー!もう、わかったよ!!」


「その…>>783様…誤解を招く事をして申し訳ありませんでした。
 後、そんな事に気づく程読んでいただいてありがとうございます。…これでいいか?」

>>783さん、カナのバカもこう言ってますので…なにとぞ勘弁してあげてください。」

>>783さん、私からもお願いします。申し訳ありませんでした。」


と言う事で許してあげてください。orz

785:783
08/01/06 00:56:18 MhkiyfKZ
拝啓、南家御一同様

その節は小生の出過ぎた指摘に対しまして
過分なるご対応を頂きましたこと、心より御礼申し上げます(以下略

786:名無しさん@ピンキー
08/01/06 02:37:34 HB1vp8CQ
いいぞもっとやれ。やれ。

787:名無しさん@ピンキー
08/01/06 22:24:40 Pp4Khmof
内田×マコちゃんリクしてみます。誰か書いてくださる方いらっしゃいますかね?

788:名無しさん@ピンキー
08/01/06 22:57:50 gxZPBxVU
>>787
とりあえず自信なくても良いから
自分の妄想を思いつくあらゆる表現で文章にしてみようぜ。
「危険を冒すものが勝利する」ってよく言うジャマイカ。

そんな俺は、
カナ+吉野+内田×マコトと言う
カオスなシチュエーションの妄想が脳内で繰り広げられているが、敢えて書かない。

789:名無しさん@ピンキー
08/01/07 00:36:51 ztcjNb6f
ちょっとだけよん

790:ぶつ切り
08/01/07 01:02:08 ztcjNb6f
数時間前…

私は自室で、所謂オナニーってのをしていた。藤岡を想い、私は賢明にアソコを弄った。
今までオナニーなんてほっとんどしたことがなかったのだが、今日は何故かせずにはいられなかった。
私の性欲はなかなか治まらなかった。藤岡が頭に思い浮かぶだけで感じてしまう。
藤岡のをここに入れたら……ああぁあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!
考えただけでもうイってしまう。本当、どうしちゃったんだ私は。病気だな。



漸く落ち着いてきて、私はびしょびしょの指先を見つめた。
「こんなの見たら、藤岡どうなるかなあ」
私は身なりを整え自室を出た。洗面所には向かわずに、居間へ。炬燵に入る。
私は、炬燵の中でアソコに触れてみた。未だにびしょびしょ、というよりぐしょぐしょだ。
ハルカに気づかれないように俯き、声を抑える。

藤岡がこの中に居て、弄ってきたらどうしよう?などとくだらないことを思う。重症だな。

791:この野郎
08/01/07 02:00:24 dS3BgLDk
投下してOKかな?

2スレ程いただきます。

792:この野郎
08/01/07 02:02:00 dS3BgLDk
千秋の日記


一日立って足の痛みも少しマシになっていた。
……とは言うものの立ってると痛いし、左足を引きずって歩くのがやっとだ。
今日は朝からハルカ姉さまは、友達や速水先輩達と忘年会をするらしく、
夕方まで家にはカナと私の二人だけだった。

「こんにちわー。」

午後1時、玄関から藤岡の声が聞こえ、私は急いで玄関に向かった。

タッタッタッタッタ……

「おぉ、いらっしゃい。待ってたぞ!」

…そう言って藤岡を迎え入れたのはカナだった。
私はと言うと、足を引きずり壁に掴まりながら向かったので、遅れをとっていた。
…しかしどう言う事だ…?普段なら絶対コタツから出ないカナが、なぜあんなに急いで…
…私は台所の柱に掴まり、カナと藤岡の様子を見ていた。

「あれ?どうしたの南。いつもなら絶対コタツに潜ってるのに。」
「…んっ!…あるんだろ?」
「…え?」
「手土産だよ!手土産!!…まさか手ぶらで来たのか?!」
「あ…あぁ、ケーキ持ってき……」
「やっほー!!」

カナは藤岡のケーキを奪い取ると、そのままコタツの中へ直行した。
…どうやら私の考えすぎだったらしい……私は玄関で立ちすくむ藤岡を家へ迎えた。

「悪いな。……あのバカ…とりあえず入れよ。」
「あっ…うん、お邪魔します。……足…まだ痛そうだね…大丈夫?」
「平気だよ、これくらい…とりあえずコタツにでも入ってろよ。私は夕飯の支度してるから。」

私は藤岡にそう言い残し、台所へ向かった。
足は痛いがハルカ姉さまのいない今、私が料理を作らなくてはいけないからだ。
…とは言っても、そばは茹でるだけだし…お寿司も頼んである。
作るのはせいぜいオードブル…唐揚げ程度だ。

「千秋ちゃん、その足じゃ立ってるのも大変でしょ?オレも手伝おうか?」
「大丈夫だよ。お客はそこに座ってろ。」
「そうそう!料理は千秋にまかせて、お前は私の暇つぶしの相手になれ!」

…そう言えば私がいなくなったら…カナと藤岡の二人っきりか……
考えすぎと思っていても、やはり胸のどこかで二人の事が心配だ…
…と言うか、私も台所で藤岡と二人っきりになるチャンスじゃないか!!

「ふ…藤岡。やっぱり手伝ってくれないか?」
「うん、わかったすぐ行くよ。」
「…ちょっと待て、私を一人にする気か!藤岡はココに残れ!」
「バカ野郎!お前は一人でテレビでも見てろ!!」
「なんだと……」

『プルルルルル……プルルルル…』

話の途中に電話が鳴ると、カナは渋々電話の元へ行った。
いつもは動かないのに……もしかしたら私の足を気遣ってくれたのかもしれない…


793:この野郎
08/01/07 02:03:05 dS3BgLDk

「はいモシモシ南です……なんだ、ハルカか。どうした?」
「あ、カナ?それがね…速水先輩が……」
「おーぃ!カナ!!こっちに来て一緒に焼肉パーティーに参加しないかー?」
「焼肉?!行く!すぐに行きます!!…はい、じゃあ。」

受話器を置くと、カナはこちらへ走ってきた。

「今から速水の所の焼肉パーティーに行くけど、お前たちもいくか?」
「…はぁ?せっかく唐揚げとか作ったのにか?」
「バカ、唐揚げより焼肉だろ!!」
「でも唐揚げがもったいないし、藤岡は面識も無いし足も痛い…私たちは遠慮しとくよ。」
「そっか、じゃあお前たちは唐揚げパーティーでも楽しんでおくんだな!じゃあな!!」
「あぁ、そうさせてもらうよ。」

そう言ってカナは出かけていった。
いつもなら勝手な行動に、文句の1つや2つ言うのだが…藤岡と二人になれるなら文句も無い。
それに唐揚げパーティーとか言ってたけど、この後お寿司も届くし…
1人分余分に届くので、久々にお寿司をお腹いっぱい食べれそうだ。私にとって良いこと尽くし!


「千秋ちゃん、ごめんね…本当は焼肉パーティー行きたかったんじゃ……」
「何言ってんだ、私は好きな人と二人きりで過ごせる方が全然楽しいよ。」
「…えっ?!」

「……え?」

…もしかして私は有頂天と言うやつになっていたのか?
何か…今、サラリと・・・とんでもない事を言った様な気が……
しかし藤岡はちゃんと聞いていなかった……と言う事も、真っ赤な顔を見る限りなさそうだ…

「オレも…好きな人と二人きりで過ごせて……その…嬉しいよ。」

なんだなんだ?!藤岡まで顔を恥ずかしい事を言い始めてたぞ…
二人して顔を真っ赤にして、恐ろしく恥ずかしい……
とりあえず唐揚げだ!唐揚げを作ると言ってこの場から脱出しよう…!

「それじゃあ…か、唐揚げを作……」
「千秋ちゃん。…その、キスとか…順番がバラバラになっちゃったけど…その……」
「……な、なんだよ…。」

「オレ、千秋ちゃんの事…すごく好きだから。」

私は思わず、普段閉じ気味の目を見開いて、生唾を飲み込んでしまった。

(お、落ち着け千秋!…これは数か月前にカナにも言った事……まだカナと同じ立場になっただけだ!)

…と私は自分に言い聞かせてた。……そうでもしないと、自分の気持ちが暴走してしまいそうだった。



794:この野郎
08/01/07 02:11:03 dS3BgLDk
今読んで気づいたんですが、電話でのセリフ短すぎでした。orz
電話の間に千秋と藤岡は唐揚げを作り始めていたと言う事なんで…ご了承お願いしますorz

795:この野郎
08/01/07 02:14:12 dS3BgLDk
× なんだなんだ?!藤岡まで顔を恥ずかしい事を言い始めてたぞ…

○ なんだなんだ?!藤岡まで顔を赤くして恥ずかしい事を言い始めてたぞ…

gdgdだったorz

796:名無しさん@ピンキー
08/01/07 02:44:54 7DrD1sLO
>>795
キニスンナ

797:この野郎
08/01/07 03:52:57 dS3BgLDk
みなみけ おかわり見たさに焦って書いてしまったんだ。orz

おかわり見て絶望したけど、3回くらい見たら慣れて楽しかった。(゚Д゚)

でもカナの胸のでかさに絶望した。

798:名無しさん@ピンキー
08/01/07 04:03:11 IxWy6fqN
ゴメンここで書く事じゃないけど
放送終了時間前後からアニメ板凄い事になってたよ……


799:名無しさん@ピンキー
08/01/07 05:08:29 Q+j9sDtT
どうせこんなのみなみけじゃないヽ(`Д´)ノだったんだろ?
覚えてる人居るかどうか知らないけど、昔、双恋とフタコイオルタナティブって
アニメがあってだなその時も荒れたような覚えがある

800:名無しさん@ピンキー
08/01/07 05:18:23 cBhO4RYH
>この野郎氏
ミスについては書き込む時間が悪かったんじゃないかと思うw
それにしても、大晦日2人きりになれるとは予想外、良い意味で。

アニメは藤岡とトウマの関係が辻褄合ってないことが一番の不満。
というか、2つの製作会社の連携とれてなさ過ぎる。

801:名無しさん@ピンキー
08/01/07 06:05:44 ztcjNb6f
水樹が歌わない時点で(ry

802:名無しさん@ピンキー
08/01/07 09:21:40 NAggulhn
ただ、カナの全裸を見た藤岡で職人が頑張ってくれそうな気がした

803:名無しさん@ピンキー
08/01/07 09:54:45 BjC132Ps
ED手抜きすぎじゃね?

804:名無しさん@ピンキー
08/01/07 18:50:32 7DrD1sLO
おかわり見逃したorz

805:名無しさん@ピンキー
08/01/07 20:48:13 LfZ2gqyR
>>804
ニコニコにうpされるんじゃね?
すぐ消されると思うけど

806:名無しさん@ピンキー
08/01/07 21:07:51 RjnCDsoy
>>804
録画データなら俺のパソコンに入ってるぜ

807:名無しさん@ピンキー
08/01/08 00:58:30 Jalom42p
>>791
> 2スレ程いただきます。
2000レスも使うと言うのか!?大長編じゃないかwktk

808:名無しさん@ピンキー
08/01/08 01:00:58 AslZZbKa
>>791
2スレか、コレは期待大だなw

809:この野郎
08/01/08 02:00:27 ts3PmC5J
「おぃ、カナ。お前ちょっとこっち来いよ。」
「なんだよおっかない顔して、普段から悪い目つきが更に悪……」
「うるさいよ!バカ野郎!!」
「……なっ…?!」

「いいか、お前が勝手に投稿した>>791のレスを見てみろ。」
「え?…これがどうしたんだよ?」
「よく見てみろ。」
「よくって見ろって…私はちゃんと投下前にはこう書いた方がいいって言われたから……」
「じゃあちゃんと2000レス返せよ。バカ野郎。」
「はぁ?…あははっ、私は2スレって書いてるだろ?お前こそ良く見ろよ。バカじゃないの?」

「…バカはお前だ、バカ野郎ー!!…(バキッ!!」
「いたっ!!お前…ふじおかは当たると意外と痛いんだぞ…。」

「いいか、2スレだと1000レス×2になっちゃうんだよ!」
「ふーん…。」
「ふーん…じゃねーよ!!」
「なんだよ千秋、だからってそんなに怒ることないだろ!」

「もういい…お前と話してると疲れる…。私は寝るから。」
「え?…おーぃ。……なんなんだアイツ?」


「…今のはカナちゃんが悪いよ。」
「…うわっ!!内田、お前いつからそこにいたんだ?!」
「えっ?!…ひどぃよ……朝からずっといたよ……ぐすっ…」
「そ、そうか。そりゃ悪かったよ。…で、なんで千秋はあんなに怒ってたんだ?」

「えっとね、作者はこの前の続きをさっき書いてたの。」
「ほぉ…で、それとどう関係があるんだよ。」
「それでね、今回は千秋と藤岡君が…その…抱き合ったりキスしてたりしてたみたいなの…
…でもね、それが手違いでうっかり消してしまったらしいの。」

「…で、何故か千秋まで機嫌が悪かったのか?」
「…うん。…チマチマ書いてて、やっと完成したと思ったら…あぼーんしちゃったみたい…。」
「…でもそれって私関係なくないか……それにさりげなく>>791の失敗を私のせいに…」
「ダメッ!それ以上文句言ったら…この先カナちゃんの出番がなくなっちゃう!」
「なっ?!…本当か?」

「うん。それに作者はいい人よ。千秋や私が好きでも決してロリコンではないの。むしろ紳士なの。」
「…なんでそんなにフォローするんだ…?」
「こう言えば、今後私とマコト君の絡みを約束するって言ってたの。」
「…それ、バラして良かったのか?」
「……あっ…。」

って事で2レスの間違いでした。orz
そして2時間ほど書いたssを、本当にうっかり消してしまいました。orz

810:この野郎
08/01/08 02:04:04 ts3PmC5J
何もかも消えて、ひどい脱力感に襲われたので、無投下でもう寝ます。orz

811:名無しさん@ピンキー
08/01/08 02:13:31 d3L06N1/
この野郎氏が無投下で無灯火の真っ暗闇(w
起きててもしょうがないので自分も寝よう。

812:名無しさん@ピンキー
08/01/08 02:36:06 /Y3k7Ff2
ここってエロ成分薄めでもおk?

813:名無しさん@ピンキー
08/01/08 03:07:46 ccGfYOSW
いいと思うよ、既に結構あるし

814:名無しさん@ピンキー
08/01/08 03:20:50 p/oaah9l
>>813
申し訳ない



ただ如何せん自分が未経験なもんだからなかなか一歩を踏み出せないんだ('A`)

815:名無しさん@ピンキー
08/01/08 07:26:43 Xz0dvnIN
>>819に凄く期待

816:名無しさん@ピンキー
08/01/08 07:27:15 Xz0dvnIN
失礼。>>809でした。

817:名無しさん@ピンキー
08/01/08 09:12:08 xst5vcg5
>>814
心配するな、最初は誰しもチェリーボーイさ。



まあ俺は今でもチェリーボーイだけど。

818:名無しさん@ピンキー
08/01/08 11:26:56 HglXVQm7
半年かそこら距離を取ってて、今日久々に覗いてみたが、やっぱりアニメも始まってエラいこと、もといエロいことになってるな
まだスレ立ってから1ヶ月強………アニメ化前とは、スレの消費速度が段違いだ
あと、保管庫で自分の過去作読み返して死にたくなった

ぶつ切り氏、この野郎氏もここまで一気に読ませて頂きました、どちらも長編乙、そしてGJです
藤岡を応援したくなったり妬ましく思ったり

819:名無しさん@ピンキー
08/01/08 11:44:42 p/oaah9l
誠にする気はないのでご安心を


強いて言えばインテルリト

820:名無しさん@ピンキー
08/01/08 14:40:46 fxhFSDMa
>>818
カムバックすればいいじゃない

821:この野郎
08/01/08 16:11:06 ts3PmC5J
昨日の悲しみを乗り越え、2レスいただきます。orz

822:この野郎
08/01/08 16:11:40 ts3PmC5J
千秋の日記


私は藤岡の発言で、頭を整理するのに10秒程かかっていた。
とりあえず藤岡は真剣な様で、私の目をじっと見ている…。
私は恥ずかしくなって視線を逸らして、後ろを向いた。

「えっと…ちょっと待ってくれ。その、心の準備ってやつが…」
「うん。」

しばらく後ろを向いたまま私は考えていた。
確かに『オレ、千秋ちゃんの事…すごく好きだから。』…とは言われたが、
好きだからどうこうっ…て言われた訳じゃない。
好きにも色々あるんだ、私はハルカ姉さまも好きだし、内田や吉野も好きだ。

そりゃ藤岡が好きなのとは違うけど…でも同じ『好き』と言う言葉でくくられる。
つまりこの藤岡が言った『好き』も、私がハルカ姉さまや友達を思う『好き』なんじゃないだろうか?
…なんて事だ!私の早とちりだったのか…だったら、この場合は難しく考えず…
『おお、私も藤岡の事好きだぞ!』…とか言っちゃえばいいんじゃないか…?
そうだよ、これだ!これで行こう!私はそう決意し藤岡の方を向いた。

「藤…」
「千秋ちゃん!」
「な…なんだ…」
「その…上手く伝わらなかったみたいだから、改めて言うけど、千秋ちゃんの事本当に大好きだから…
 千秋ちゃんと付き合いたいと言うか…恋人になってほしいんだ!」

「ちょ…もう少し時間をくれ…!」

私はそう言ってまた後ろを向いた。
…どうしたものか…これではさっきの考えは通らなくなってしまった…。
カナなの時とは違い、はっきりと『恋人』と言う言葉まで出てきてしまったし…
……あれ?じゃあ素直に私も好きと言えばいいんじゃないか?

だって私も藤岡の事は好きだ。付き合いたいと思ってた。
その藤岡からこう言われたんだから、断る理由もないじゃないか。
どうしてこんな簡単なことに気付かなかったのか…私はそう思い、藤岡の方を向いた。

「えっと…恥ずかしいから一度しか言わないぞ。…ちゃんと聞けよ。」
「うん…。」
「…その……私も…藤岡の事…すごく好きだから……。」
「えっと、それは…」
「…あぁ、そうか。…なんて言うか……この好きは友達とかじゃなくて、特別な好きなんだ…。」
「…って事は…」

「もう!察しろよ!お…お前の恋人…彼女になってやるって事だよ!!」

なんだか最後は恥ずかしくなって、言い方がおかしくなったが…
とりあえずハッキリ言ったし伝わっただろう…。
その後、しばらく二人とも顔を真っ赤にして、その場で黙ったまま立ちつくしていた。



823:この野郎
08/01/08 16:24:55 bYrTpzBE
あれ…書き込み出来てない。orz

824:名無しさん@ピンキー
08/01/08 17:25:36 xst5vcg5
あれ? 1レスだけ? パソコンまたは携帯に不都合でも生じたか?

>>818
うむ、確かに過去と比べると凄まじい勢いだけど、アニメ化直後はどういうわけか伸びが良くなかったんだよなぁ。
勢い良くなったのは11月らへんだったな。

それはそうと、カムバックを考えてもいいんじゃないか?

825:この野郎
08/01/08 18:18:01 bYrTpzBE
このスレにだけ何回やってもPCから書き込めないのは何故?/(^o^)\オワタ


826:名無しさん@ピンキー
08/01/08 18:32:29 zS6LNGji
>>825
プロバイダどこつかってる?
規制されたのかも

827:名無しさん@ピンキー
08/01/08 18:36:00 Yc/kU2Eg
>>826
規制されたなら>>825も書けないはず

>>825
なんかエラメでてない?

828:この野郎
08/01/08 18:59:17 ts3PmC5J
むむ・・・

829:この野郎
08/01/08 19:00:35 ts3PmC5J
>>822



「藤岡。…こういう場合はどうしたらいいんだ…?」
「…どうするんだろう。その、恋人とか初めてだから…ごめん。」
「…とりあえず…抱き合ってみるか?」

私はそう言って藤岡の腰に手をまわし、ひっついてみた。
すると藤岡は私の頭を胸に押しつける様に、私の頭を腕で包んだ。

「…藤岡。頭が痛い…もう少し優しく…。」
「あっ、ごめんね…。」
「まったく…私は彼女なんだから大事にしろよ。」
「…うん。」

その後、料理を作り終わり、私と藤岡は唐揚げをつまみテレビを見ながらお寿司を待っていた。
しかし3時になってもお寿司は届く事無く、唐揚げはすべて食べてしまった。

「これっぽっちじゃ足らないな…2時に予約したのに、何やってるんだ寿司屋め!」
「…確かに少し遅い気もするね。どうしたんだろう?」
「ちょっと電話してくる!」

そう言うと、立ち上がる前に藤岡は私を抱きかかえ、電話の元へ運んだ。

「もしもし、今日2時に予約した南ですけど…はぃ…昨日……えっ?!」

なんて事だ…寿司屋め…年末で忙しく、手違いで忘れていただと……
ふざけるな!もう二度とお前の店じゃ頼まなねーよ!!
……とでも言ってやりたがったが、なんだかもう怒る気力も無かった。

「…はぃ、いや…もう結構です。はい、キャンセルで…。」

私がそう言って電話を切り、溜息をついた姿を見て藤岡も気付いたらしい。

「…お寿司来ないって。」
「そっか…じゃあ何所か近くの店に食べに行こうか?」
「え?」
「付き合い始めての初デート。千秋ちゃん、お付き合いしてもらえますか?」
「…なんだその言い方…私はおなかがすいたんだ。さっさと行くぞ!」

災い転じて福となす…ってのはこの事か。
私は藤岡と一緒に御飯を食べに行くことになった。





830:この野郎
08/01/08 19:01:57 ts3PmC5J
はっ!できた…



831:名無しさん@ピンキー
08/01/08 19:03:29 9n8Y1FRA
>>827
携帯使ってんだろ

832:てすt
08/01/08 21:02:15 bI9pDBio
今何人?

833:名無しさん@ピンキー
08/01/08 21:56:26 xst5vcg5
>>830
復活できたようで何よりだが、今日はこれまでか。

834:この野郎
08/01/08 23:54:52 ts3PmC5J
>>826>>827>>833いろいろありがとうございました。orz
おかげさまで復活できたので2レス投下します。


835:この野郎
08/01/08 23:55:27 ts3PmC5J
千秋の日記


戸締りOK、いざ出発!……と言っても目的地を決めていない。

「藤岡、何を食べようか?」
「そうだなぁ…食べ損ねたお寿司か、南達と同じ焼肉か…」
「…そうだ、バイキングに行こう!あそこなら焼肉もお寿司もあるぞ!」
「そうだね、バイキングに行こう。」

こうして行き先も決まり、私は藤岡の手に掴まり歩き始めた。
少し歩くと、買い物帰りの同じマンションに住むおばさんと出会った。

「あら、千秋ちゃん。こんにちわ。」
「こんにちわ。」
「…へぇー、カッコイイ彼ねぇ…!羨ましいわぁ。」
「えっ?!ふ…藤岡ですか?えっと…あっ……はぃ。」
「千秋ちゃんも可愛いし、お似合いよ。…それじゃあ良いお年を。」
「はい、良いお年を。」

…そうか、良く考えれば手をつないで歩いてるんだから、そう見えて当然か…。
それにしても藤岡って、私以外の人から見てもカッコイイのか…
そう言えばさっきから、すれ違った時に藤岡の事みてる女もチラホラいるな…。
……藤岡はカッコイイもんな…

「…?どうしたの千秋ちゃん?オレの顔に何か付いてる?」
「…えっ?な、何でもないよ。」
「?」

しばらくすると、私たちは目的のお店に到着した。
年末と言う事もあってしばらく待たされたが、藤岡と二人なので退屈はしなかった。
結局、ご飯を食べ終わったのは6時前…お会計を済ますと、何やら抽選ができるらしい。

「それじゃあ1回どうぞ。金が出たら温泉旅行にペアでご招待だよ!」

藤岡と二人で温泉旅行…これは何としても欲しい!
二人で旅行なんてできたらどれだけ楽しい事か…

「…藤岡、ここは私に任せてくれないか?」
「うん、千秋ちゃんくじ運いいの?」
「…いや、今年は最悪だった。…だからこそ年末に運が残ってるんだと思うんだ。」

私をそう言って、願いを込めながらガラガラを回した。
すると出た玉を見て、カウンターのおじさんがカランカランとベルの様なものを鳴らした。
どうやら本当に運が残っていたらしい…なんだか順調すぎて少し怖い気もする……
私はそう思いながらも賞品を受け取った。




836:この野郎
08/01/08 23:58:23 ts3PmC5J
>>835


外に出ると、さすがに6時をまわって恐ろしく寒くなっていた。
…それどころか、追い討ちをかけるように雨まで降ってきた……
すると藤岡は傘を開き、私の肩を抱き寄せた。

「千秋ちゃん、濡れちゃうからもっとこっち寄ってくれるかな?」
「…うん。…こうしてると雨が降ってても暖かいな。」

私は藤岡の手に抱きつくようにして、一緒に傘に入った。
こうしてみると、雨ってのもたまには良いものだ…

「藤岡、…雨ってのもたまには良い物だな。」
「…どうして?」
「だって、こうやって1つの傘に入ってひっついてても、不自然じゃないだろ?」
「あはは、確かにそうだね。…でもさすがに1本だとちょっと濡れちゃうね。」
「まったくだ…あのおじさんも、気を利かせて2本くれれば良かったのに。」
「ホント、まるで一等が当たったみたいに、カランカラン鳴らしてたのにね。」
「…まぁ、子供だけで温泉旅行なんてハルカ姉さまが許すわけないし…これで良かったのかもな…」

私はクジで当てた傘を見ながらそう言った。

家に到着すると、私は雨で肩のあたりが少し濡れていた。
…しかし、藤岡を見ると少しどころか、体半分がずぶ濡れでガタガタ震えていた。
おそらく私の方に傘を寄せてくれていたのだろう…
私は急いでお風呂を沸かした。

「藤岡、お前そのままだと風邪ひいちゃうからお風呂入るといいよ。」
「そ…それじゃあお言葉に甘えて、お風呂借りようかな・・・」

よほど寒かったのだろう…珍しく藤岡は遠慮せずにお風呂に入っていった。
そりゃそうだ、私は少ししか濡れてないのにこんなに寒いんだ…
私も藤岡がお風呂から出たら少しお湯につかろう……

…あれ?…そう言えば私たちはもう付き合ってるんだから、お風呂も一緒に入るべきなのか…?
……どうしたものか…しかし体も冷えてきたし、この際一緒に入ってもいいか。
そう思い私は脱衣所に向かった。

「おーい、藤岡。私も一緒に入っていいか?」
「えぇ?!入るって…お、お風呂に?」
「…?当たり前だろ、私もすごく寒……クシュッ!…うぅ……」
「えっと…じゃ、じゃあオレが出るから少し待っててくれる?」
「でもお前も入ったばっかりだろ?いいよゆっくり入れば。」

私はそう言いながら上着を脱いで、お湯に髪がつからない様にくくった。


837:名無しさん@ピンキー
08/01/09 01:12:22 XPfz4N1j
GJ
積極的だな千秋w問題は春香たちがどのタイミングで帰宅するかだな。

838:名無しさん@ピンキー
08/01/09 01:36:36 Ojx36Nuw
確認するがチアキ小5だよな?
藤岡め……くやしい!(ビクビクッ

839:名無しさん@ピンキー
08/01/09 01:48:09 /e6qgVFS
>>838
この場合は藤岡はロリコンと言えるのかな?
それともまだセーフ?

840:名無しさん@ピンキー
08/01/09 01:48:57 1tOhKLWg
中二と小5かー
俺の中ではあうあう

841:名無しさん@ピンキー
08/01/09 02:06:59 iPPQETyB
中学二年ならまだセーフじゃね?
ナツキやタケルだったらアウアウだけど

842:名無しさん@ピンキー
08/01/09 02:07:52 MVlbxgZZ
きわどいところだ…

843:名無しさん@ピンキー
08/01/09 02:08:13 pveAzrzs
モデル目当てに少女向けファッション誌を読んでいたら、読者コーナーに小学生からの投稿があって
「高校生の彼氏と付き合っているんだけど、歳が離れてて不安になるの……」
的な相談があって軽く凹んだ記憶があるからいいんじゃね?

844:この野郎
08/01/09 02:25:54 4EOytL7U
今日は3:10分からみなみけ最終回
3:40分から、みなみけ おかわり があるので
張り切ってあと3レス程投下します(゚Д゚)ノ

845:この野郎
08/01/09 02:28:24 4EOytL7U
藤岡の日記



オレはお風呂で茫然としていた…。
お風呂のすりガラス一枚向こうで、千秋ちゃんがお風呂に入る準備を始めたからだ。
すりガラス越しにでも、上着を脱いで髪をくくっているくらいは分かった。
そしてとうとうスカートを下ろし、下着まで脱いでしまった。

扉が開く音とと同時に、オレは目をつむり後ろを向いた。

「…藤岡?なにしてるんだ?」
「何って…その……千秋ちゃんが恥ずかしいかなと思って…」
「バカ野郎、タオルで隠してるから大丈夫だよ。」
「あっ…そっか。」

そりゃそうだ、一緒に入るんだからそれくらいはあたりまえか…
……なんだかホッとした反面、どこか残念な気持ちもあった…。
しかし振り返ってみると、千秋ちゃんはタオルで隠してると言っていたが、
ハンドタオルを胸から垂らして隠しているだけだった…と言うか微妙に隠れきっていなかった。

「ち…千秋ちゃん、その…バスタオルを巻いたりはしないの?」
「バスタオルって…それはお風呂を出てから使うものだろ?」
「そ…そうだけど……」
「…? なんだか良く分からないけど、寒いからお湯につかっていいか?」
「えっ……うん…どうぞ。」

そう言うと千秋ちゃんは、ハンドタオルさえも取ってしまった。

「わぁっ…!えっと…タオルは?」
「タオルを湯船につけたらダメだろ?それくらい常識だぞ。」
「そ…そうだね。」
「………」
「……?」

タオルをとってそう言った千秋ちゃんだったが、どう言う事かそのまま動かなくなってしまった。

「…どうしたの?」
「いや…さっき歩きすぎたから、また足が痛くなって足が上がらないんだ…。」

そうか…湯船に入るには、どちらかの足で踏ん張って、もう片一方は足を上げないと入れない。
でもそのどちらも出来ないから入ってこれなかったのか。

「藤岡。…だっこしてくれ。」
「…え?」

千秋ちゃんはそう言うと、オレの方に両手を差し出した。
そりゃオレが持ち上げて、湯船に入れてあげるしかないけど…裸で抱き合うのか……?
オレはとりあえず、体が触れないように脇のあたりを持って、ゆっくりと千秋ちゃんを湯船に入れた。
…それにしてもキスの時はあんなに過敏に反応したのに、何故今回はこんなに余裕なんだろう…?



846:この野郎
08/01/09 02:33:46 4EOytL7U
>>845


そんな事を考えていると、千秋ちゃんが話しかけてきた。

「藤岡、お前…お風呂入ってからなんか変だぞ?」
「…そ…そりゃ、恥ずかしいって言うか…。」
「でもお前、キスした時はこんな恥ずかしがってなかったじゃないか?」
「…だって…キスよりよっぽど恥ずかしくない?」
「そうか?」

そう言うと千秋ちゃんは、何かを少し考えているようだった。


「私はキスの方が恥ずかしいけどな…」
「そ、そうなの?」
「だってキスなんて特別な人としかしないだろ?」
「…うん、そうだね。」
「でもお風呂は、今でもたまにお父さんと入ったりするって内田も吉野も言ってたぞ。」
「…う~ん…それとはまた違うような…」

そう言うと、千秋ちゃんはまた何かを考え始めた。

「…私はお父さんとお風呂なんて入った事無いから、その辺はよく分から無いな。」
「そっか…」
「…なぁ藤岡。お父さんと入るのと、藤岡と入るの…どう違うんだ?」

これは難しい事を聞かれた…どう答えたらいいんだろう…?
千秋ちゃんはまだ小学生だから…オレみたいに意識してないのかな?
…ってことは、千秋ちゃんの中ではお父さんと入る感じで…でもお父さんはいなくて……

なんだか考えると頭の中がゴチャゴチャになってきた…。
ただ言えることは、千秋ちゃんを見る限り…一緒にお風呂に入ることは、そんなに大したことじゃないらしい。
キスの時の方がよっぽど動揺していた。
だからオレも、深く考えずに答えることにした。

「良く分からないけど…同じみたいなものかな?」
「やっぱりそうなのか?」
「うん、そう考えるとオレもあまり恥ずかしくなくなってきたかも。」
「そうだろ。」

そうだ意識しすぎたから駄目だったんだ。
オレは心を無にする感じで、お風呂から出ることにした。
すると、入る時同様に千秋ちゃんが手を差し出し、だっこしてくれと言ってきた。
…そう言えば入る時も、変な抱き方をして…意識しすぎていたのかもしれない…
そう思い、今度は普通に千秋ちゃんを抱きかかえてみた。



847:この野郎
08/01/09 02:42:52 4EOytL7U
>>846


…神様ごめんなさい…。オレには、この胸に当たる柔らかい感覚を意識しないなんてできません…。
千秋ちゃんの胸は、見ても分からないくらいの大きさなのに、
こうして密着すると確かにわかる…凄く柔らかい感触……
オレは意識しないために、頭の中で山の風景を思い描いていた。

「藤岡?…もう降ろしてくれていいぞ。」
「えっ…あっ!ごめん。」

オレは慌てて千秋ちゃんを降ろした。

「いたっ…!…もうちょっと優しく降ろせよ…バカ野郎…!」
「ご、ごめん。オレ慌てて降ろしちゃって…」
「…ん?…藤岡、何でココこんなに硬いんだ?」
「zgぢあp;gk!!そんなとこ握っちゃダメだよ!!」

「…?なんだ??変な奴…。」

オレはそのままお風呂を飛びだした。

お風呂から上がり、いつもの席で二人でテレビを見ていると電話が鳴った。
すると、千秋ちゃんがオレの顔を見上げた。…電話まで運べと言う合図だろうか?
オレが千秋ちゃんを電話の元へ運ぶと、千秋ちゃんは機嫌良さそうに電話に出た。

「はぃ、南です。……あっ、ハルカ姉さま。…はぃ…はぃ……そうですか。少し待っててください。」

そう言うと千秋ちゃんはオレに電話を替わるように言った。

「もしもし、お電話変わりました。」
「あっ、藤岡君?あのね、ちょっと先輩が酔っ払っちゃって、初詣に行くぞー!…とか言いだしたの。」
「はぃ…」
「それでね、7時には帰る予定だったんだけど、私もカナも今日は帰れそうにないのよ。」
「はぃ…。」
「それで千秋一人だと心配だから、良かったら今日家に泊ってあげてくれないかな?」
「はぃ……ぇ?」
「ホント?ありがとう!私たちも初詣に行ったらなるべく早く帰るから……」
「おーぃ!!藤岡!二人だからって、千秋におかしな事するなよー!!アハハッ!!」
「ちょっと、カナ?!速水先輩!カナに変な物飲ま……ブチッ…プーッ…プー…」

時計を見ると時間はまだ7時…長い一日になりそうだ…。



848:名無しさん@ピンキー
08/01/09 06:25:25 TRH8BUJc
このやろたんが近所かもしれんと思うとあそこが熱くなってきた

849:名無しさん@ピンキー
08/01/09 07:17:21 D8tHZtGN
>>848
あれ俺がいる
まあ地方が同じだけかもしれんが

850:名無しさん@ピンキー
08/01/09 10:02:47 x8v5C2ya
>>844-847
内田が目撃したら脳内お花畑になりそうな展開だw

851:名無しさん@ピンキー
08/01/09 17:29:46 e8rijzQ+
チアキ、相当に積極的だな

852:名無しさん@ピンキー
08/01/09 18:07:10 e8rijzQ+
積極的というよりダイタンと表現すべきかな

853:名無しさん@ピンキー
08/01/09 18:39:32 a83EPrlM
>>850の展開になってくれたりしないかな~

854:名無しさん@ピンキー
08/01/09 19:27:47 Ojx36Nuw
姫と姫はじめしたいよー!

855:この野郎
08/01/09 19:49:54 4EOytL7U
いつもコメントありがとうございます。orz

2レス程投下します。(゚Д゚)

856:この野郎
08/01/09 19:51:09 4EOytL7U
内田の日記


12月31日、彼…いや、彼女が来たおかげ私の『のんびりタイム』は奪われてしまった。
部屋にオレンジジュースを持ってくると、そこはもはや荒れ果てた戦場と化していた…。

「ちょっと、マコトくん…もうちょっと綺麗にできないの?」
「えっ?…あー、…悪い!」

そう言ってマコト君は、私の服を脱ぎ始めた。
何故こんな事になっているかと言うと、家のチャイムが鳴ったのは約30分前…

「…あれ?マコト君どうしたの?」
「内田!ちょっとお前の力が必要なんだ!入れてくれないか?」
「私の力?チアキとかじゃダメなの?」
「あぁ、お前じゃないとダメなんだ!」
「…まぁ暇だし…入っていいよ。」

私の力が必要…それもチアキじゃダメな事?
普段必要とされないキャラ付けになっていた私は、つい嬉しくなってマコト君を家に入れてしまったのだ。

「ねぇねぇ!私にしか頼めない事って何?」
「おお、早速なんだけど…正月用に可愛い服を買いたいんだ!」
「…?」
「それがデパートで買おうかと思ったんだけど、試着とか恥ずかしくて…そこで内田の出番なんだ!」
「…私?」
「そう!内田の持ってる服をオレが着て、一番似合う服と似た服をデパートで買う!」

…マコト君がとんでもない事を言い出してしまった。
しかし物事に流されやすい私は、断ることも出来ず持っている冬用の服をすべて持ってきた。
そしてジュースを入れて、持ってくると…部屋にはたくさんの私の服が脱ぎ捨てられていたのだ。

「マコト君。…その、ちょっと休憩しようよ。…そしてジュース飲んだら帰って。」
「え?!ちょっと待ってくれよ!まだどれが良いか決めてないんだ!」
「とりあえず私が恥ずかしいから、上の服着てジュース飲みなよ…。」
「…内田!恥ずかしがらずに見てみろ!オレのこの厚い胸板を!!」

「…マコト君……胸板なんて何所にもないよ…。」
「なにを?!良く見てみろよ!」
「…分かったからとりあえずジュース飲んで、自分の服着て帰ってくれるかな。」
「えっと…あれ?!それ最初と同じ意味じゃないのか?!……あっ。」

そう言うと半裸のマコト君は、私の方をジーッと見だした…


857:名無しさん@ピンキー
08/01/09 19:51:10 Ojx36Nuw
2レスといわず2スレたのむ

858:この野郎
08/01/09 19:51:52 4EOytL7U
普段見せないような…獲物を狙うような鋭い視線で私を見ている。
…そう言えばマコト君も一応男の子なんだよね…間違いがないように気をつけなきゃ…

「…内田!ちょっといいか?」
「ダ、ダダ…ダメだよマコト君!私たちまだ小学生なんだよ?!そんな…エッチな事は……」
「はぁ?何言ってるんだ?」
「…え?」
「オレはちょっと、内田が今着てる服を貸してほしいだけなんだけど。」
「えぇ?!ご…ごめん!アハハ…私早とちりしちゃって……はぃ!」

私は恥ずかしくなって、慌てて着ていた服をマコト君に渡した。
はぁ、勝手に早とちりして恥ずかしい…そう思いながら私は顔を赤くしてうつむいていた。

「内田、どうだ?」
「えっ…うん、似合うと思うよ。」
「そうか、じゃあコレに似た服にしようかな。」
「それがいいよ!うん!」

とりあえず私はマコト君に帰ってもらうために、適当に返事をした。
…なのにマコト君は帰るどころか、またジーッとこっちを見ている。

「内田…お前人の事言えないな。」
「え?」
「胸だよ胸。女なのにオレと変わらないくらいじゃないか?」
「胸……胸?………あっ!!」

なんとなくマコト君に服を貸した時から寒いとは思ってたんだ…。
でも私が変なこと言って慌ててたから……
今の自分の姿を見てみると、上は裸で、下のスカートと下着だけしか付けていなかった。

それにしても、マコト君と同じくらいって言うのは言いすぎだと思う。
そりゃ…少し小さいかもしれないけど、私だって一応女としてのプライドって物があるんだから!!

「マコト君と同じって事は無いんじゃないかな…その、私の方が少しは…」
「…いや、一緒だよ。」
「なっ…!!」

ここまで来ると、私だって引くわけには行かない…
私はマコト君の手を取り、自分の胸にその手を当てた。



859:この野郎
08/01/09 19:53:10 4EOytL7U
>>857

2スレ書きたいのは山々なんですが、今日は自分が夕飯作る日なので。(゚Д゚)


860:名無しさん@ピンキー
08/01/09 21:37:53 a83EPrlM
ホントGJです!マコちゃん×内田待ってました!

861:名無しさん@ピンキー
08/01/09 22:17:32 G+o4mSBc
>>860
おい…
バカ野郎、ハルカ姉さまがよく言っているだろぅ
メール欄にはsageと入れるとな
本当なら、お前のようなバカ野郎には、万の言葉を用いてレスを書いてやりたいんだが…
いかんせん、私の指はそんなに早くは動かないんだよ…

862:名無しさん@ピンキー
08/01/10 00:56:01 fGOM7+qI
GJ!
藤岡も内田も雰囲気に流されてしまえ~!

863:名無しさん@ピンキー
08/01/10 03:08:41 NI9nr6f+
ぶつ切りマダですかー?

864:ぶつ
08/01/10 12:14:48 TRpw+jFL
ハルカにバレないようにするのはなかなかスリリングなもので、密かに三回ほど果て、なんか噴いた。
再び弄ろうとしたら、ハルカがチアキの帰りが遅いことに言及した。
私は濡れた指先をそのままに玄関へ向かった。

865:名無しさん@ピンキー
08/01/10 12:33:22 Tr1HkzgI
最近ぶつ切りが不真面目すぎる
投下するならもうちょっとまとめてやってくれよ

866:名無しさん@ピンキー
08/01/10 13:32:21 kw9kG9EC
>>864が本物かどうかわからないけど
>>865の物言いは失礼だろ

867:この野郎
08/01/10 14:38:48 E71f15x+
内田好きが少しでもいてくれて安心しました。orz
2レス程投下します。

868:この野郎
08/01/10 14:39:13 E71f15x+
>>858


内田の日記


私がマコト君の右手を掴み自分の胸へ当てると、マコト君は撫でるように触り始めた。
毎日体を洗う時に自分で触ってるのに…自分以外の人が触ると、なんだか少し変な気分だな…。

「…どう?私の方が少し大きいでしょ?」
「いや、やっぱり同じくらいだぞ?」
「なっ!そんなはず…もっとちゃんと触ってみてよ!」

私はそう言ってマコト君に背中を向け、後ろから両手で触るように言った。
これじゃあ私が恥ずかしいだけの様な気もするけど…でもコレだけは引けなかった。
私が『ちゃんと触って』と言ったからだろうか…マコト君は私の胸を触るだけじゃなく揉み始めた。
なんだか少し変な気分…おしっこがしたい訳でもないのに内股でモジモジしてしまう…。
…と言うか、どうしよう……長い時間触られて…なんだか少し気持ち良くなってきた気がする……

「…マ…マコト君、まだ…?」
「う~ん、やっぱり同じくらいだぞ?」
「そ…そんなぁ……」
「あっ、でも……」
「なになに?!私の方が少し大きかった?!」
「…いや、胸は同じだけど、ココが硬くなったと言うか…大きくなったと言うか……」
「…へ?」

そう言うとマコト君は私の胸の先を軽く摘んだ。
良く分からないけど、体に電気が走るって言うのはこう言う事なんだと思う…。

「…きゃっ!……ダ、ダメだよ!!そんな所……触っちゃ…ヤダ…。」
「??どうして?」
「どうしてって…それは……く、くすぐったいから…かな。」
「ふ~ん…あっ!じゃあ良い事思いついた!」

…どうせまたくだらない事を思いついたに違いない…。
だって、マコト君がこっちをジッと見てるんだもん…。

「内田!今オレが来ている内田のこの服を貸してくれ!」

…ほら来た。やっぱり変なこと言いだすと思った…。

「そんなのダメに決まってるでしょ?それ私のお気に入りなんだよ?」
「でもオレに似合ってるんだろ?だから正月の間貸してくれ!」
「…はぁ、だからダメだって。」
「そうか、なら仕方ないな。内田、覚悟しろ!」

そう言うとマコト君は、私の胸を触ろうとした。
何が何だか分からず、私はとりあえず逃げた…が後ろから掴まり、さっきの様に胸を揉まれてしまった…



869:この野郎
08/01/10 14:41:07 E71f15x+
>>868


「ちょっと…マコト君!こんな事したら…ダメなんだよ!」
「でも内田はくすぐったいんだろ?笑い死にしたくなかったら大人しく服を貸すんだ!!」
「そんなぁ…横暴だよ!ヤダヤダヤダ!絶対貸さなーい!!」
「何を?!内田のくせに…でもいつまで体がもつかな?」

…悔しいけどマコト君の言う通り、体がもちそうに無かった…。
5分ほどで足に力が入らなくなって、私はその場にへたり込んでしまった。

「はぅ…こんなのひどいよ……んっ…もう止めてよぉ……んぁっ…」
「じゃあこの服を貸してくれ!」
「んっ…その服……ハァッ…んっ……ダメな……あぅっ……」
「内田のくせに強情だなぁ…じゃあ他のでいいから貸してくれよ。」
「分かったから、…ハァ…ハァッ……だから許して……もう私…んっ!」

そう言うとマコト君は、ようやく私の体を離してくれた。
服を着ていないのに、何故か私は汗をかいていた。

「…ハァ…ハァッ……こんなのっておかしくない?」
「おかしいって?」
「だってマコト君、この前ハルカちゃん下着が見えただけで、顔が真っ赤になって倒れたでしょ?」
「うん。」
「…その、私も一応女で…しかも裸なんだけど…どうして平気なの?」

自分で聞いておいて何なんだけど、答えは分かっていた。
どうせ相手がハルカちゃんだったから…って言うに決まってる。
…別にマコト君の事が好きって訳じゃ無いけど、なんだか女として悔しいなぁ…

「…その、なんて言うかさ……」
「…どうせハルカちゃんは特別って言うんでしょ?」
「いや、そうじゃなくて…ハルカさんが特別って言うか…内田が特別なんだ!」
「…え?」
「多分、裸なのが内田じゃなくて千秋や吉野だったら、オレ…恥ずかしくて逃げてると思う。」
「えっと…それって……」
「うん…いま内田の胸とか触って、オレ分かったんだ!オレ、内田の事……」
「ちょ、ちょ、ちょっと、そんな急に?!…まだ私…その、心の準備が……」

「女として見てないんだ!!」

「……はい?」

「いや、普通女の子相手にこんな事したら恥ずかしいだろ?でも内田が相手だと全然恥ずかしくないんだ!」

うん…まぁ別に……私マコト君の事好きでも何でもないから、気にしないんだけどね…
でも…これってどうなんだろう…。女として私、このままでいいの…?
ちがう…ダメだよ!そうよユカ!私だって女なんだから…このまま終われない!終わっちゃだめ!!
私はそう思い、反撃に出ることにした。



870:名無しさん@ピンキー
08/01/10 14:42:02 TSku4y4n
このスレ見てたらSSで漫画描きたくなってきた…

871:名無しさん@ピンキー
08/01/10 15:13:11 HjtXpzkG
>>53-55
>>61
>>69-70
>>83-88
>>92
>>96
>>102


872:名無しさん@ピンキー
08/01/10 15:14:34 HjtXpzkG
>>102
>>105-106
>>129
>>131
>>133
>>136



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