07/12/26 18:38:08 3tVQaPLF
続 >>573
千秋が部屋を出て約5分、千秋はハルカの部屋に戻ってきた。
気持ち少し内またになりモジモジしている千秋を見て、ハルカは千秋が寒がっていると思った。
「千秋大丈夫?早くベッドの中においで。」
「は…はぃ…ハルカ姉様…。」
そう言うと最初に部屋に来た時とは違い、千秋は刺激を与えないようにゆっくりと布団に入ろうとした。
しかしそんな事とは知らず、ハルカは強引に千秋を布団に引きずり込んだ。
「ほら千秋、早くしないと風邪ひいちゃうよ。」
「えっと、あの…ハルカ姉様。できればその…ゆっくり……ひゃっ?!」
ハルカは千秋を強く抱きしめると、体がなるべく密着するように足を千秋の股に挟んだ。
「ねっ、こうすると暖かいでしょ?千秋もこんなに体が冷えち……あれ?そんなに冷えてない?」
「…くぅ……はぁ…はぁっ……」
ハルカの思っていたほど千秋の体は冷たくなっていなかった。…と言うより温かいくらいだ。
そしてハルカがそれよりも気になったのは、千秋の顔が赤くなり呼吸が荒く、口を固く閉じ眉をひそめている事だった。
「千秋?どうしたの?しんどいの?」
「……んっ…!」
(だめだ…今口を開いたら……絶対変な声が出てしまう…)
『明らかに様子がおかしい…』そう思ったハルカは、とりあえずタケルを呼ぼうと慌てて千秋から離れた。
その時、千秋の足の間に挟まれていたハルカの足が勢いよく抜かれた。
「…きゃっ……うぅ…んんっ……!!」
「千秋?大丈夫?!」
ハルカが足を抜いた瞬間、千秋の体は5回ほどビクッビクッっと大きく反応し、
その後、少しすると千秋は落着きを取り戻した。
「す…すみません。大丈夫ですハルカ姉様。」
「で…でも…本当に大丈夫なの?」
「はぃ。その…少しお腹が痛くて…もう一度おトイレに行ってきます。」
「そう…?しんどくなったら我慢しないで言うんだよ。」
「はぃ。ご心配おかけして申し訳ありませんでした。」
そう言うと千秋は再びトイレに向かった。
「なんだったんだろう…さっきのは……まだ少し体がビクビクする…」
千秋はトイレで挟んでいた紙を捨て、濡れている部分を拭いた。
さっきとは違い、体が激しく反応するものの、なんとか出てくる液は止まった。
部屋に戻ってきた千秋は最初のようにイソイソとハルカのベッドにもぐりこんだ。
それを見てハルカも安心し、二人は眠りについた。
しかし、寝る直前に千秋は考えていた。
「タケルとトウマがキスしてるように見えたけど…まさかな…。」