嫉妬・三角関係・修羅場系総合SSスレ 42なさい…!at EROPARO
嫉妬・三角関係・修羅場系総合SSスレ 42なさい…! - 暇つぶし2ch250:225
07/11/14 21:45:20 4ueZEB/3
ふおぉ…
俺の妄想がたった数時間で具現化しちょる…!!つ、続くんですよね?
ひゃっほう!

251:名無しさん@ピンキー
07/11/15 00:27:22 vnX6hBdO
リリィシュシュの最初の方思い出した

252:名無しさん@ピンキー
07/11/15 00:53:08 M+/AcEOS
要が頑張ったように見えて、
秋穂の手の平の上なのがなぁw

美希が哀れってか、最近要が哀れに思えてきたよ。

253:名無しさん@ピンキー
07/11/15 01:22:52 kojiH9M9
むしろ、美希が壊れたら妹が復讐でファイナルアンサー!!

254:名無しさん@ピンキー
07/11/15 02:08:36 Mc5FrI/R
……考えすぎかもわからんけど
妹が本当に美希を慕っているか怪しい気がする。

255:名無しさん@ピンキー
07/11/15 02:36:42 ivIsxDwL
まぁ伏線なんてifの可能性を考えることにおいてはいくらでもはれるからなあww

256:名無しさん@ピンキー
07/11/15 02:52:24 Mc5FrI/R
>>255
確かにそうだな
でもあの妹を見てると、誉め殺ししてるようにしか見えないんだよ……

257:名無しさん@ピンキー
07/11/15 11:25:41 RPZs/NX5
避難所落ちてる?

258:名無しさん@ピンキー
07/11/15 14:52:19 zy7ny+93
ここまで来てまだ美希への未練とかが断ち切れないところを見ると、
秋穂に分が悪いように思えてきたな。
てっきり今回でもっと強く美希を見限ると思ってたし。


個人的に、要が面と向かって美希を振るシーンが見たいぜ。

259:名無しさん@ピンキー
07/11/15 15:42:59 AxsP+hRY
とりあえず作者には周りに流されずに最初に決めた話を書いて欲しいな
流されると、やっぱり何だかんだで綻びが出てくるから

260:258
07/11/15 15:51:35 zy7ny+93
>>259
それは俺も同意。
変に催促したように見えたならすまんかった。

261:名無しさん@ピンキー
07/11/15 16:02:37 DPpcqi6T
俺は感想はどんどん言って欲しいんだと思うし
その感想を見て、こういう話の方が面白そうだな、書きたいなと思い方向性を変えるのも作者の自由だと思うけどな
こういう風にしてくれっていう催促はさすがに駄目だが…。
>>259みたいに言うとそれもまた催促の一つの形なんじゃないかと思う。
作者が最初決めた通りにと、あたかも自由に書いて下さいと言っているようで本人にその気が無くても方向性を定めているんではないだろうか?

262:名無しさん@ピンキー
07/11/15 16:25:54 K70bdTXD
てか、一つの作品に集中して感想を書くから
他の作品が来なくなったわけだがw
それについてはどういう意見を持っているんだ、言葉様信者どもよ

263:名無しさん@ピンキー
07/11/15 16:32:42 qtBtphgQ
作者同士が(もしくは各作品のヒロイン同士が)修羅場るところを想像して悦にいる
現実にやられると困るけど

264:名無しさん@ピンキー
07/11/15 16:38:42 yf2mlQXo
>>262
ていうか普通に他の作品も来てるじゃん。
星空の感想が他より多いだけでちゃんと他のも感想レスついてるし
特に問題なくね?一体なにが不満なんだ?

265:名無しさん@ピンキー
07/11/15 16:59:25 /3YGOYVR
いつもの粘着だからほっとけ

266:名無しさん@ピンキー
07/11/15 17:18:58 9Uu2OoXp
このスレからはガキの匂いがぷんぷんするぜ!
日課のように一つの作品の話ばっかしてるスレに投下したいとは俺なら思わない。
想像力の足らんおこちゃまには言ってもわからんだろうけどな。


267:名無しさん@ピンキー
07/11/15 17:58:52 PkMr2O5G
と、お子ちゃまが仰ってます。

268:名無しさん@ピンキー
07/11/15 18:26:16 OR5Lb9Cu
俺なら荒れてるスレには投下したくないな

269:名無しさん@ピンキー
07/11/15 18:29:05 lycnZ9Zr
刺身にタンポポ載せたり、サンドイッチにパセリを挟む仕事がつらいのは分かるが、
延々このスレに粘着して荒らすのは止めろよ・・・

270:名無しさん@ピンキー
07/11/15 18:35:13 ivIsxDwL
そういえばヤンデレスレにもトライデント云々でこいつは迷惑かけてるよな

271:名無しさん@ピンキー
07/11/15 20:03:59 CStqgmmE
        _,. -‐===r‐- 、
       _, ‐'´ ,r'´三三ミ/==、、\
   ,. -'"  ,  / イ´r-、!'⌒',  ヽ ヽ  たまには僕が主人公のSSがあったとしても
 /イ  / / /  ! |ミ、Y´', ',ヽ ヽ ', いいじゃないですか!!
/'´/ //  i | !   ! i``"´^', ! ',  ', i
' / /// i ! ! !! ', ! ',    __!,,|__!   !|
 | ,イ, ! !  ! | |', !', ヾ、ヽ /__ !| ! !   !! 
 |/| ! | |  ',TTヽ、',ヾヾ`ヽ'´ o`゙ レ  ,!|  
  !|! i '、 ', ヾr'´o`     ‐--' ノ'⌒リリ   
  l| ',',、ヽヽ ヽー'' '  _     rノノ   
    ヾ ヽ`ヾ、ゝ ヾ二-- }   ノァイ
           丶、 ` ̄´´ ,. '"!' ´
              ,..>r '"   ,lヽ
            _ノ ヾ __,.. -'"  ',ヽ、
        _,. -‐i  ,イ`} i i''i     ,.ゝ、
  ,. -‐''´   |/ Y 丿/ !   /    丶

272:名無しさん@ピンキー
07/11/15 20:46:35 Ml7OoB9c
ふと思ったんだけれど、ssと一緒に作者が挿絵を投下っていうのは
アリなのかな。いやまあそういうの見た事無いけど。

273:名無しさん@ピンキー
07/11/15 20:55:38 pGRtVTOC
>>272
極々稀に、そういう事する作者いるけど、SSと挿絵、ダブルで手間かかるから普通はやらないかと。

274:名無しさん@ピンキー
07/11/15 21:00:00 xir1KVMu
>>272
挿絵じゃなくて登場人物のイメージイラストなら
絵もSSも両方手がけてるのがこのスレに二人いる

275:ACTER ◆irhNK99GCI
07/11/15 21:24:41 mvTDclov
>>272 自作絵(要証明)なら問題無いんじゃないかな?



概要:嫉妬みたいな微エロらしき小ネタ 


 -* デパ地下争奪戦 *-

「青葉先輩! こんなに太いのダメですぅ!」
「桃ちゃん……それは」
「でも私がんばりますから!」
「がんばるとかそういう問題じゃなくて……それピザ用のサラミだからっ」
「ほぇ?」
「ホットドック用のはこっち、ほら、あとは角田さんにまかせて。
 桃ちゃんはサンドイッチお願いね」
「あうぅ、パセリはもう飽きたですよぉ~、
 でも青葉先輩が一緒ならあたしがんばれるかも」
『青葉くぅ~ん、こっちもお願い』
「はぁ~い」
「あっちは……さくらぁああああ! またあの女かぁああああ!」

「青葉先輩! 私、先輩の事想ってたら、こんなにグチョグチョに……」
「桜ちゃん……こんなになるまで」
「どうですか? はみ出た赤身に濡れた小菊がとてもそそるでしょう?」
「作業中は考え事をしないようにって何度もいったでしょ?
 これじゃ売り物にならないよ、小菊は添えるだけ、刺身には触らない!」
「はぅん、それは青葉先輩が一緒に居てくれないからですよ~」
『青葉くぅ~ん、そっち終わったらこっちお願い』
「はぁ~い!」
「あぁん……もぉ~もぉ~!! またあの女ね!」

「青葉先輩! あたしの顔が白いのでベトベトに!(ホイップ的な意味で)」
「青葉先輩! キス、欲しいんです! 準備して下さい!(魚的な意味で)」

「青葉君、この職場向いてないんじゃないか?」
「ええ、しばらく他の部署に転属してもらっていいですか?」
「鶏肉の売り場でいいかね? 君にピッタリだと思うよ」

「逃がさないわよっ!」
「逃がしませんですわ!」

<終われ>


276:名無しさん@ピンキー
07/11/15 23:08:19 ivIsxDwL
うん、まぁ嫌いじゃないよ…

277:名無しさん@ピンキー
07/11/15 23:15:28 KvIlPl6t
                 rニYニヽ          , ---一 、
   |レ               //__殺_j |         / 教修オ i
   !!_           イ t` !_,` } |        ,'  え羅.レ i
   ゙- '´ ,、       /j ト ‐=' レj        l  て場.が |
      -''´   ,r'´ ̄`゙} |二二j l|rニ二ト、    |  やの本 |
           〉─7-'´l|jト、`}-イl;|`--l一〈   .|  るや当 |
     __ii__    |   レ ルリ-ト、|州リ   |  .|   `|    り.の |
     イi    j  j ,,  ヽヽ |/     |  ',   |    方  i
      `  , イ  ハ ヒ、 ト、 |     j   ',  ヽ   を  ノ
        ノ  }  / }、 ヽ} ヽヽ|    ノ ',  |   ` ---一 '
      /   イ  } {ニ二ニニ}´7二ニニ}  ',  |
    //  / l  | ',ニ二ニニi |ニ二Y   ', |
.  //  /   l  } ヾニ二ニi |ニ二イ   ', ',
/ /    l    レミj   {ニ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄{    {三i
 / i   /    } ヶ / `丶、 _, -'´ |    } ヽ
ん-ト、        |_彡 j 二ト、 }-|    |   ヽj-''
   ヽ/    /    {    / |    |     l
    ヽ   /    レ、   |  |    レ-、  /
     `-- ´--、__  j ヽ  j  |  ./', |  `丶{
             ̄|  ', / ̄| /  ij
             ',   〉{   |./   l|
              ',__,r' }  .|k   j
               ',   |   |`丶、r'
               ',  |  |   j


278:名無しさん@ピンキー
07/11/16 01:02:26 ZFZo40W3
wktk

279:名無しさん@ピンキー
07/11/16 01:09:55 hhloqA8A
           /                 `ヽ 丶
             /        .:ノ            ',  ヽ
         / /  /   .:.:/     :ヽ:. ヽ:ヽ   V   l
         l.:.|  :/  .:./.;イ    :ヽ:...:.:l.:.: .:|:..:l   l:  !  なんで今日、何かこうノってるの?
         |.:.| .:l .: \!/ l:.:{  .:.:.|ヽ:.:}ヽ .:j .:.!    |:.  |  あ、(他の女の子がいるから)楽しんだ…。楽し…
         ヽハ:l:.| !:.:.:jV\{:八 .:.::.l }:/_,j;ィト:.l   .:l:.:  |
            ヽ从:.: iイfチ心ハ 、从ィ厶斗<V  .:.jl:.:  |
             \ト小._V;zソ ノ/  V;;_z1 '/  .:.:.:ハ:.:. 八
              リ :} .:::::: ,     :::::::..  /  .:.:.:/.:.ヽ:.:.: ヽ
            _..ノ/八            /  .:.:.:/.:.:.:.:.\:.:.  \
         , -‐´ :/ .:.:>,.、 ´ ヽ   ィ′ .:.:.: ハ;.__ .:.:.:.:\:.:.:   ̄`丶、
        〃 .:.:/  .:.:.:.:.: ノ'¨ ヽ、_ , ィ≦7   :.:.:./'´  ヽ.:.:.:.:.` ー- 、:.   ヽ
         l .:./  .:.:.:.:. ;.'イ\ ノ} /`∨  :.:.:.:{     ゝー、.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:  }
         {.:/  .:.:.:.:.:/  }  Vx1_/  {   :.:.:.:ヽ      ∧.:.:.:.:.:.:.:}:.:. ,′
       〃  :.:.:.:./   j/  ̄ ̄ ヽ入   :.:.:.:.:.\      ヽ.:.:.:.:./:.:/

↑ルイズに萌えたぜ
そういや、ゼロの使い魔SSとか嫉妬修羅場だらけかなw

280:名無しさん@ピンキー
07/11/16 08:12:44 r2sOUhMk
そこまで面白くない作品に対して、似たような感想をいくつも書いたり、議論が白熱してるように見せるのは、荒らしじゃないけど演出だと思う。不快ではないけど違和感ありあり

281:
07/11/16 09:58:20 OXMy6jMC
そんな暇人いねぇよ、アトミック馬鹿。
そもそも面白い面白くないは個人差があるだろうが。


282:名無しさん@ピンキー
07/11/16 11:36:47 xLLdijJu
演出ってなんだよww面白いって思う人が多いからたくさん感想がつく、いろんな議論がうまれる
普通に考えりゃそうだろ。どこに違和感があるんだ
どこまでひねくれてんだよw妬みもここまで来ると悲しいもんがあるな・・

283:名無しさん@ピンキー
07/11/16 11:43:34 8QKm2gqn
何故お前等は反応する。自重しろ。

284:名無しさん@ピンキー
07/11/16 12:27:00 QbFhNyvp
演出というか自作自演で作者が盛り上げているように思えるんだがな
特に・・・・・・ここ最近の感想レスは胡散臭いな
普通は自重してあんまり感想書かないのにとある作品だけが
空気読めないのかって言うぐらいに書き込みしまくってくるからな

どんなアホでも気付くよなw

285:名無しさん@ピンキー
07/11/16 12:41:25 sixw2Q8e
とりあえずここから反応した奴は全て荒らし
以降NGIDになります

286:名無しさん@ピンキー
07/11/16 12:42:15 uIXi9AAt
粘着アホは黙ってなよボーイ

287:名無しさん@ピンキー
07/11/16 13:28:18 WeWjFPzD
なんで荒らすの?実生活でストーカーされてるから
こういうのが好きな奴らが見てて八つ当たりしたいの?

288:名無しさん@ピンキー
07/11/16 13:32:31 3nqzPVuu
あと一ヶ月で今年最後の修羅場イベントが発生するな
その名も「クリスマス」
去年は修羅サンタとかもあったし、今年はどういうのが投下されるかwktk

289:名無しさん@ピンキー
07/11/16 16:10:18 PAQ3mDp5
同じくwktk

290:名無しさん@ピンキー
07/11/16 16:52:38 WeWjFPzD
なら俺もwktk

291:名無しさん@ピンキー
07/11/16 18:30:50 ZFZo40W3
ついでに漏れもwktk

292:名無しさん@ピンキー
07/11/16 19:03:08 JEsHkzCg
無理にマターリムード作らなくていいよ、見てて痛い・・・

293:名無しさん@ピンキー
07/11/16 19:05:58 vIBc0/Cs
お前がイタいよ

294:名無しさん@ピンキー
07/11/16 20:02:03 NDfWgZXg
今年のワインはイマイチでしたね、ガキども

295:名無しさん@ピンキー
07/11/16 20:14:35 AYlKF1WP
お前の飲んでいるワイン、やけに赤いな

296:名無しさん@ピンキー
07/11/16 20:40:40 3nqzPVuu
ワインと修羅場・・・なんか喉下まで来てるんだがなんだろ

297:名無しさん@ピンキー
07/11/16 20:48:58 Dk15d2ww
確かに今年のヴォジョレー・ヌーボーはどろりと赤黒く、なんだか鉄の味が…

298:名無しさん@ピンキー
07/11/16 20:56:49 yqSo/zHh
てか、ワインで修羅場という設定だと

赤ワイン ヤンデレ少女の血
白ワイン 愛しいカレの・・・・・○○


下ネタですのぅw

299:名無しさん@ピンキー
07/11/16 21:17:34 WeWjFPzD
なんかその言葉遣いはちょっとキモいなww

300:名無しさん@ピンキー
07/11/16 22:16:07 3nqzPVuu
ヒロインがとある料理店のソムリエで、主人公はそこの常連客
毎回自分のワインのテイスティングは必ずヒロインが行っている事に気付かない主人公
そのワインの中にはヒロインのある液体が・・・
ある日主人公が彼女をその料理店へつれてくる
あからさまにおかしいヒロイン
いつもの通りヒロインがテイスティングをして、主人公達は食事を終え店を出る
しかし店から出て人気の無い道で急に睡魔が・・・


301:名無しさん@ピンキー
07/11/16 23:42:05 1YSHbohs
>>300
むしろそのヒロインが泥棒猫ヒロインに始末されてしまう展開で頼む。
泥棒猫ヒロインに捕まり尻にワイン注入されて急性アル中で殺されちゃう。

「そんなにワインが好きなら好きなだけ飲ませてあげるわよ
 ただし、こっちの口からだけどねぇ」
これから行われるであろう行為の恐ろしさに私は必死に助けを求めようとするが
猿ぐつわを咬まされている口ではそんなことは出来るはずがなかった。
「くすくす、はぁいまず一本めぇ!」
シリンダーに並々と満たされたワインが私の直腸に注入される。
注入されたワインによって腸が灼かれ、私は声にならない悲鳴をあげた。
「お尻で味わうワインの味はさぞかし格別でしょうねぇ。
 ほら、たーっぷり飲みなさいな」
そうして彼女は延々と私の中にワインを注入していった。
私は腸から次々と吸収されていくアルコールで朦朧とした意識の中、
最後に最愛の人の顔を思い浮かべる。
そうしてそこでわたしの短い人生は

____途切れた。

なんだろう、ヤンデレになってしまった。
こんなはずでは。

302:名無しさん@ピンキー
07/11/16 23:54:06 Gk1QEaIg
テラシュールw

303:名無しさん@ピンキー
07/11/16 23:54:45 yIHPxVKi
アンパンマン風に顔というか頭を食べられるシチュでお願いw

304:名無しさん@ピンキー
07/11/17 00:04:05 wllHQ+u7
なんだこの流れはww

305:名無しさん@ピンキー
07/11/17 00:10:11 JNdgBCZe
みんなユリイカ買えた?
オレ本屋4軒廻ったけどどこにも置いてなかった。orz

306:305
07/11/17 00:16:56 JNdgBCZe
すいません。誤爆してしまいました。

307:名無しさん@ピンキー
07/11/17 00:49:08 l+AzW24z
(o・_・)/"(ノ_<。)ヨシヨシ

308:名無しさん@ピンキー
07/11/17 02:20:42 k9JY+nVk
スイーツ的な展開でいいのならば。

ヒロインは生まれつき味覚障害を患っており、食べ物の味というものが理解できない。
本人は諦めているが主人公の少年は、ヒロインに食べる事の喜びを教えようと料理を学び、
理解できない彼女のために、料理番組の審査員的な言葉やジェスチャーを交えて説明している。
例によって、ヒロインの食事は主人公が作っているだが。
回復の見込みも無くいたずらに時が過ぎるばかりであったが、主人公もヒロインも特にそのような生活に不自由する事は無かった。

ヒロインの二十歳の誕生日がやってきた。主人公は大枚をはたいて、ヒロインのために高いワインを用意する。
味覚が無い彼女にとってそれは無意味であるかのように感じられたが、主人公の進めもあり、しぶしぶ飲むヒロイン。
ところが彼女は自分の舌がワインの味を感じている事に気付く。彼女は何故か(スイーツ的な展開により)ワインの味だけは感じ取ることが出来たのだ。

幸か不幸かワインのみに特化した彼女の舌によって、ヒロインはソムリエとしての才能を開花させていく。
味に関して語彙が少ない彼女を助けたのは、かつて主人公が語った多少誇張表現な、
しかし豊かな言葉であり、瞬く間にソムリエ界の新星として名を上げる事となるヒロイン。
主人公は味覚が無かった彼女が、その味覚によって大成する事を大いに喜ぶが、同時にヒロインが主人公の食事の多くを残す事に危機感を感じ始める。
ワインのみではあるが味覚を取り戻した事により、ヒロインは味のない主人公の食事を食べる事が苦痛となったのだ。
四六時中ワインを手放さなくなり、サプリメントで栄養をとるヒロインと、
彼女の身を案じて多少強引に食事をさせようとする主人公との間で諍いが頻発に起こり始める。
案の定、無理と栄養失調がたたり、病院に担ぎ込まれるヒロイン。
病院でワインがないと暴れ周り、かといって病院食や主人公の差し入れも食べず。
回復の遅れに苛立ち、ヒロインは主人公にあたり散らす。
「あなたの作る味のない料理よりも、ワインの一本の方が私にとって大切なのよ!」

中略と超展開

ドロボウ猫に主人公を取るか、ワインの味覚を奪われる薬(スイーツ的な)を飲むかの二択を迫られるヒロイン。
苦渋の末に彼女が下した決断は主人公を諦める事であった。

中略と超展開2

ヒロインは主人公と自らをワイン倉に閉じ込める。死までの時間の中、二人はお互いを求め合う。
そのうちにヒロインは自分がワイン以外にもう一つ味覚を取り戻している事に気付く。果たしてそれは主人公の、愛する人の味であった。
その後、開かれたワイン倉の中で寄り添うように白骨化した遺体が見つかるのは三十年後の事である。スイーツ(笑)

下手な設定付けずに、アル中のヒロインでもいい気がしてきた。

309:名無しさん@ピンキー
07/11/17 02:28:35 wN0WFyi1
質問なんだが
嫉妬・三角関係・修羅場があるなら、ふたなりが出てきてもおk?

310:名無しさん@ピンキー
07/11/17 02:31:31 bNENkUSQ
何の問題もないけど、読者範囲を狭めるのは確かだぞ

311:名無しさん@ピンキー
07/11/17 02:49:00 pHxEdf/j
>>309
ふたなりはまだ出たこと無かったような・・・
一応投下の際に警告してくれたら大丈夫だとは思う

312:名無しさん@ピンキー
07/11/17 04:22:05 Ze4V7Hik
まぁ登場キャラが人外なことなんて珍しくないし、
別にアリなんじゃない?

処女とかNTRほどは忌避もされまい。

313:名無しさん@ピンキー
07/11/17 06:48:53 yWYTEVvX
うろ覚えだが2作くらい無かったっけか

掘られるのはどうせ主人公だし気にしないぜ

314:名無しさん@ピンキー
07/11/17 10:14:14 YikN8FPc
ふたなりの流れを切るが、主人公が犯罪者というネタはどうか。
逃亡中で、かくまってくれる女と追う警察の女と被害者の女で多角関係。
さらに過去の因縁とか人間関係が絡んでドロドロの修羅場に。

よくあるネタだけどこのスレでは無かった…と思う。

315:名無しさん@ピンキー
07/11/17 10:44:52 A5j6nDIa
更に色々な流れ仏断切るが

モテモテでいつも修羅場な友達を観察するのが好きな修羅場観察好き主人公が、友達を取り合ってる女二人はホントは主人公を狙っていて、主人公を手に入れる為、友達を利用する為に友達に言い寄ってる・・・

矛盾してるか

316:名無しさん@ピンキー
07/11/17 10:53:33 U8jETMf7
>315 それヤンデレスレのねただろうww
ただ似たようなネタはあったぜ
主人公のことが好きな同級生がある日主人公の家を訪れるんだが、
主人公の弟のことを好きな妹が同級生がすきなのは主人公の弟だと勘違いして
「兄さん(主人公の弟)をとらないで!」
といって修羅場化
さらに同級生も主人公をとられるとおもいヒートアップしてたというのはあった

317:名無しさん@ピンキー
07/11/17 11:32:14 X/rTOeHx
まあ、親友に言い寄ってくる女の子と女の子が実は主人公のことがベタ惚れだったというオチは
とんでもない修羅場が起きるからな・・・・・・

誰かリアル修羅場体験話でも聞きたいので
↓書き込んでおくれ

318:名無しさん@ピンキー
07/11/17 12:49:45 TjRFfh8l
不倫板まとめサイトに死ぬほどあるから読んで来い
URLリンク(www4.atwiki.jp)

319:名無しさん@ピンキー
07/11/17 13:30:21 A5j6nDIa
>>316

「ヤンデレ家族と傍観者の兄」だったかな?
あれは兄貴が勘違いしただけだろう

一度経験してるみたいだが

それに兄妹と親友ではまた違った修羅場が見れて面白そうだし


320:名無しさん@ピンキー
07/11/17 13:32:14 A5j6nDIa
>>316

書き忘れ

それに>>315は自分で考えたネタだ

321:名無しさん@ピンキー
07/11/17 14:04:21 l+AzW24z
ワロスwwww

322:名無しさん@ピンキー
07/11/17 14:32:53 85yRMgJl
>>317
リアル修羅場体験とかマジでやめてくれよ。
違うスレでよろしく。

323:名無しさん@ピンキー
07/11/17 15:13:56 pHxEdf/j
>>319
あっちのスレの話はあっちでな


324:名無しさん@ピンキー
07/11/17 15:44:48 cA0m/G0e
↓以下職人タイム

325:名無しさん@ピンキー
07/11/17 17:42:38 0j40sd0o
星空wktk

326:名無しさん@ピンキー
07/11/17 18:05:44 fJvzLlyQ
切実な現実
スレには神が必要だった……
埋まり続けてゆくスレッド そのスレが埋まり切る前に
力づくでも盛り上がらせるだけの神が このスレには必要だった…
そして…その夜も住人は裸でwktkする……


まあ何が言いたいのかってゆーと、
どの神の作品でも良いから嫉妬分を大量に含んだ作品をプリーズってことです

スレチだけどサンホラの曲って嫉妬も修羅場も多いのな
だれかStardustあたりをSSにしてくれ


327:名無しさん@ピンキー
07/11/17 18:26:13 UY6l0UdF
前にすこしだけあった蜘蛛の話ってまとめにある?

328:名無しさん@ピンキー
07/11/17 18:30:13 G6rfSCQj
>>327
プロットのところにあるな

329: ◆SVNDcoHudE
07/11/17 18:50:56 aWa/kDyS
投下します。

330:冬の星空 ◆SVNDcoHudE
07/11/17 18:51:57 aWa/kDyS
『それで、涼子が荒れちゃって……』
「うん」
『でも山下が戻ってくるなんてホント思ってなくってさ……』
「うん」
『山下の顔、ホントにやばくて。多分私達の事本気で……』
「うん」
『ちょっと私もさ、あいつに弱み握られてたっていうか……』
「うん」
『だから私達、もう無理かも。自分達から言い出しといてなんだけど……』
「そう。わかった。さよなら。また明日ね」
『え? ちょっ、ちょっと美希』

携帯の通話ボタンを押し、麻希との会話を終わらせる。
ゆっくりと、部屋の中の空気を吸い込む。
駄目だ。全然駄目だ。少しも落ち着けない。
どんどん右手に力がこもっていく。
携帯のきしむ音が、静まり返った部屋中に響く。
「……クソっ!!」
思いっきり腕を振り上げ、携帯をドアに叩きつける。
さすがにシャーペンみたいに粉々にはならない。
だけど、電池は取れてしまったみたいだ。
さっきまで光っていた液晶画面が、真っ暗になっている。

―全く!あれほど言ったのに!要がいないときに仕掛けろって!
おまけに「弱みを握られたからもう無理」、ですって?
日頃の行いが悪いからそういうことになるんだ!
人の噂話をするのは大好きなくせに!
自分達の番になるとこれか。なんて役に立たない連中なんだろう。
これならまだ昔の秋穂や、本間君のほうが役に立った。

331:冬の星空 ◆SVNDcoHudE
07/11/17 18:52:59 aWa/kDyS
……どうしよう。どうすればいいんだ。
あの二人が要に私の事をしゃべることはないだろう。
だけど、これがきっかけで秋穂が要に何かしゃべるかもしれない。
要は私と秋穂に何があったのか、知ってるのか?
知っているとしたらどこまで知っているんだろう?
いや、そもそも要があの話を聞いて素直に信じるかな?
もしかして要の様子がおかしいのは、それが原因なのか?
大体要は私と高田君の事、どこまで知っているんだろう?
頭の中がぐちゃぐちゃだ。全然考えがまとまらない。

「お、お姉ちゃん! どうしたの? さっきの何の音?」
先程の物音を聞きつけてきたのか、舞が血相を変えて部屋のドアを開けてきた。
「あっ! べ、別になんでもないの。ごめんね、驚かせちゃって」
なるべく不自然でないように笑顔を作り、舞に答える。
もちろん、バラバラになった携帯と電池は隠して。
「そ、そう? ならいいけど……」
「うん。おやすみ、舞」
「……おやすみなさい。お姉ちゃん」
舞はまだ何かひっかかっているような顔をしていたが、やがてドアを閉め、自分の部屋へ戻っていった。

とにかく、明日だ。明日もう一度、ちゃんと状況を確認しよう。






―そして、新しい一日が始まった。退屈で、苦しい一日が。
涼子は学校に来なかった。麻希の言ったとおりなら、あのあと木村君ともめたんだろう。
そしてその結果がどうなったのか、容易に想像がつく。
涼子は秋穂を毛嫌いしていた。そんな人間に自分の彼氏が気を持ってしまったんだから、
平静でいられるわけがない。
加えて、涼子の木村君への愛情はとても深い。
木村君はどうだか知らないが、涼子のショックは余計に大きいはずだ。

332:冬の星空 ◆SVNDcoHudE
07/11/17 18:53:42 aWa/kDyS
麻希はなんだか秋穂に怯えているようだった。
どんな弱みを握られてるかしらないけど、多分男関係だろう。
麻希が男にだらしがないことは、涼子からもよく聞かされていたし。
ま、この二人については予想通りだったし、正直どうでもいい。
問題は……
「要君。ここ違うよ。ここはね……」
「あっ、そっか。そうだった。ごめん」
寄り添いながら、まるで本物の恋人のように振舞う要と秋穂。
飯田君と氷川さんもいるにはいるが、あの二人はあの二人で、別の世界を作ってしまっている。
そう、問題はあの4人だ。あの4人の中に「私がいないこと」だ。
あそこには秋穂ではなく、本当は私がいるはずなんだ。
私が要の勉強を見て、要の側にいて、要の友達と付き合う。
それが、本当の姿のはずだ。なのに……
「おーい。お前ら。朝のホームルーム始めるぞ~」
教室に入ってきた担任の声で、ようやくあの4人はバラバラになった。
要と秋穂は名残惜しそうに、それぞれの席へ戻っていった。
―駄目だ。やっぱり秋穂はまるで堪えてない。
それどころか、あの二人の絆が余計に強まってしまったようにも見える。
どうしよう。どうやって、どうすれば、あの二人を……




退屈で無意味な授業を受けている間も、何の考えも浮かばなかった。
ひたすらあの二人の様子を見て、悔しさと恨みを募らせる。
それだけで、時間はあっという間に過ぎてしまっていた。
そして気づいた時には、すでにお昼休みになっていた。
「涼子、だいじょぶかな~?」
カレーライスをほおばりながら、麻希が心配そうにつぶやく。
「えっとね、涼子ちゃん、学校には来るって。さっきメール来たよ」
それを聞いた美穂が、携帯を開き、メール受信画面を見せてきた。
「あ、ほんとだ。よかった~」
「………………」
涼子のことなど、今の私にとっては、どうでもいい。
ただ黙って、秋穂と要の様子を見守る。それが一番重要なことだ。

333:冬の星空 ◆SVNDcoHudE
07/11/17 18:54:36 aWa/kDyS
今日も学食にしようと提案したのは私だ。
あの二人は、最近ずっと学食でお昼を取っているから。
その理由も私には分かっている。だから余計二人から目が離せない。
「あの二人、仲いいよねー。いいなぁ、うらやましい」
私の様子を伺うように、美穂があの二人の話題を振ってくる。
私を試しているつもりなんだろう。そして、たぶんそれは秋穂も同じだ。
「どう要君? ちょっと味薄いかな?」
「ん。そんなことないよ。おいしい」
結構な数の学生がひしめくこの学食内でも、私達の距離からなら二人の声が聞こえる。
この席を選んだのは美穂だ。
麻希や私が渋っても、強引に私達をここに座らせた。
まるで、秋穂と共謀しているかのような動きだった。
「庄田さんって、あんなに綺麗だったんだねー。知らなかったなぁ。
でも「彼女」があんなに美人なら、山下君も鼻が高いよね。美希ちゃんもそう思うでしょ?」
「……うん。そうだね」
秋穂が周りにみせつけるように要と仲良くしているのは、それが理由なんだろう。
自分が「山下要」の「彼女」だってことを、皆に知らせたいんだ。
そして、私がこうして二人を監視している事も秋穂は分かっている。
分かってて、やっているんだ……!
「ま、まあ庄田の事はいいじゃん。どうでもさ」
麻希は秋穂の方を決して見ようとはしない。話題にも参加しない。
例の弱みってヤツが発覚されるのを恐れているんだろう。
「え~。でも気になるじゃん。学校一の嫌われ者とあんな美人が仲良くしてるんだよ~?
私なら庄田さんみたいになれないよ~。美希ちゃんもそうだよね?」
「……そう、ね」
私だって、要と仲良くしたいのに。仲良くできるのに。
「美希ちゃんとか庄田さんには高田君みたいな人がお似合いなのにね~?」
「………………」
「は~あ。もったいないなぁ~庄田さん」
「………………」

334:冬の星空 ◆SVNDcoHudE
07/11/17 18:55:46 aWa/kDyS
私達が座っている席のすぐ側で、楽しそうに食事を取る要と秋穂。
一方で、「要の彼女」であるはずの私は、こんなに苦しい思いをしなければならない。
……なんでこんなに我慢してるんだろう。なんで、我慢しなくちゃいけないんだろう。
「み、美希? どしたの? だいじょぶ?」
「……………」

なんで……なんでこんな事になってるんだろう。
なんで、美穂はこんな風になっちゃったんだろう。
なんで、私がこんな思いをしなければいけないんだろう。
なんで、私は要とお昼を一緒しちゃいけないんだろう。
なんで、秋穂があんなに要と仲良くしてるんだろう。
なんで……どうして、どうして、どうして!

数え切れないほどの疑問と抑えきれない怒りが、私の感情を黒く染めていく。
寄り添う秋穂と要の姿が、網膜に焼きついたかのように目から離れない。
「……えっ? み、美希ちゃん?」
「美希? 美希ってば!」
美穂と麻希の、心配そうな声が耳に届く。
二人ともテーブルから身を乗り出し、肩をゆすってくる。
うっとおしい。この状況も、周りの人間も、皆、皆!


―もう我慢の限界だ。こんなの、耐えられるわけがない。
「約束」がなんだ。要はもう約束なんて守る気なんかない。
それどころか、要の心はだいぶ秋穂に傾いてしまっている。
これじゃあなんのために「ここ」まで頑張ってきたのか、わからない。
要は怒るかもしれない。だけど、このまま秋穂に渡すくらいなら……!


私と要の世界を、もう一度変えてやる!
これ以上、秋穂の好きなようにはさせない!

335: ◆SVNDcoHudE
07/11/17 18:59:37 aWa/kDyS
終わりです。もっとクオリティうpしたいっす。

まとめサイトに関係図まで載せていただいて、本当にありがとうざいます!
阿修羅氏には本当に頭が下がります。

336:名無しさん@ピンキー
07/11/17 19:15:52 JNdgBCZe
まさか衆人監視の中でも暴力沙汰に・・・(((((; ゚Д゚)))))

GJです。

337:名無しさん@ピンキー
07/11/17 19:24:15 rViuqD5t
GJ
色んな展開を想像して書き込みたくなるが我慢してGJ

338:名無しさん@ピンキー
07/11/17 19:47:01 /YGjRGNn
GJ!
とうとう来るか、要も美希も秋穂もガンガレ!

339:名無しさん@ピンキー
07/11/17 20:58:20 1muUK7vR
イイヨイイヨー
美希の逆襲に期待

340:名無しさん@ピンキー
07/11/17 22:11:57 3d4s+i2G
美希と高田ってどこまでいったっけ?キス?

341:名無しさん@ピンキー
07/11/17 22:16:34 1tmGSTzd
避難所が荒らされとる……。

342:名無しさん@ピンキー
07/11/17 22:17:54 1tmGSTzd
スマソ。
ただのメンテナンスだったわ。

343:名無しさん@ピンキー
07/11/17 22:18:09 sjsAyJEI
美希と高田の関係を誤解されていると気付いていない
美希はもうダメだろw 
教室で私と要が付き合っているんだからと叫んでも
最早、無理な状況だ

344:名無しさん@ピンキー
07/11/17 22:26:46 48j4d2Ga
グッジョブw
ついに美希の嫉妬黒化暴走が来るのかw
私と要の世界以外は全て敵な思考と化しているのがステキw
どんなことをやるのかwktk

>>340
高田からいきなりキスされたのが最後だなw
まあ、その場面はバッチリとベストな角度なショットで秋穂が写真を要に渡し済な上
高田が挑発でデートだのキスだのの事要にしかも完全合意っぽく思えるように語ってたので
美希が知られたく無い事全部知られ済みな上、事実よりも悪く勘違いされてる訳でw
このことを知ったら美希は秋穂と高田をどうするかw

345:名無しさん@ピンキー
07/11/17 22:32:55 yPYBpdaj
美希がかわいそうに見える俺は変?

346:名無しさん@ピンキー
07/11/17 22:37:42 523d1+8a
GJ!!
これから美希がなにやらかしてくれるのか期待大!!
あと、転帰予報を全裸で待ってるぜ!!

347:名無しさん@ピンキー
07/11/17 22:55:17 s9OfT9Sn
さあ、感情の高ぶった美希が巧く立ち回れるか!!

難しいだろうなあ。美希派なんだけど厳しそうだなあ。完全に秋穂の手の上だ。

348:名無しさん@ピンキー
07/11/17 23:09:01 gNYFyRWv
ていうか要ちんはなんで美希との関係をきちんと精算せずに中途半端なまま秋穂とラブラブしてんだ

349:名無しさん@ピンキー
07/11/17 23:19:32 u+C7Ljuk
若さゆえに、感情に身を任せてしまったからさ


350:名無しさん@ピンキー
07/11/17 23:24:27 pHxEdf/j
>>335
GJです。
美希が何をするか予想は大体つきますが、次回は滅茶苦茶期待です。

あと作者さんたちも年末で忙しいでしょうが、体調の方をお気を付けて・・・

351:名無しさん@ピンキー
07/11/17 23:30:25 WbjDmzmY
>>335
GJ!
何とか美希も要も秋穂の予想から外れたことをしでかしてほしいな。

352:名無しさん@ピンキー
07/11/18 00:11:02 976Hg6IL
なあんか、遅かれ早かれ美希はもう退場くさそう。


353:一万年と二千年前から愛してる ◆RKfY.eXwSY
07/11/18 00:15:38 W6pEKFMK
投下します。


時刻は午後三時。優は舞香に謝るとは決めたものの、どうすれば良いか分からず、途方に暮れていた。
「舞香に謝るなら、どうやって切り出せばいいかな・・・あいつと、というか、そもそも感情論で喧嘩したこと無いから
正直どうすりゃいいか分からんな・・・・えっと、まずは、何かあいつの好きそうなもの持ってけばいいのか?」
優は幼い頃から両親や教師を含め、幾度数多の口論を経験した百戦錬磨の話し手ではあったが、善悪論争だけは経験が無かった。
何故なら優は『感情の価値』や『善悪』という概念が嫌い、あるいは鬱陶しいとすら思っているからだ。
人は時折、喜びなどを『正の感情』、悲しみなどを『負の感情』と表現したり特定の行いに対し『良い心がけ』と言ったりする。
しかし、優は人間の感情を含め、森羅万象あらゆるモノに正負や価値を見出す事に極めて懐疑的、以上に嫌悪感すら抱いている。
優に言わせれば“感情とは脳内を走る電気信号であり、それぞれの感情が発生する原理に正負の差は見られない。
また、善悪とは人間が社会を形成する便宜上生み出した掟である。他者に束縛されるのは御免だ”と。
現に、人間が生み出したルールは動物が時折人間を襲うことからも分かるように動物からすればどうでも良いし、
人間同士であっても時代や地域、周囲の状況ごとにその善悪は相当変わる。考え方に価値を見出す故に人類は歴史の中で
宗教家や独裁者に惑わされ『正義の戦い』と銘打って戦争を引き起こしてきた。
もちろん、優は頭脳自体は非常に明晰なので、法律や善悪といった概念の利点も十分すぎるほどに理解している。
ルールが無ければ社会は成り立たないし、自分が平穏な生活を送れるのもある程度の規範があるからだと。
優の場合、人を怪我させない、迷惑をかけないといった最低限の常識は弁える。また、校則にも従うし、それらに反抗する気は
特にないが、自分が規範を守るとしてもそれは自分の意思でやっているのであって他人が守るかどうかまでは興味が無いのだ。
規範を常に守る人間は往々にして他者にもそれを守る事を要求するか、それを守らない者を見下す。
だが、優の場合、人の行動が自分に迷惑にならない限り、口を出す気は無い。それはあらゆる場面でそう言える。
お年寄りが電車に乗ってきたとき、優は、基本的に席を譲るが、席を譲らない人間を見たとしても特に反感を抱いたりはしない。
他人に口出しする以上は他人から口出しされる事を許容しなければ、行動として一貫性に欠けるからだ。
優の目には『善悪』という概念は『他者への持論の押し付け』を正当化する箔としか映らない。
これまで道徳や保健体育の性教育といった善悪を問われる時間は苦痛だった為、聞いていなかったし。
善悪論争は積極的に避けてきた。そのツケが今ってきたと言うことだ。
「あいつ、『もう話しかけないで』って言ってるし・・・ウジウジしてても仕方ないのは分かってるんだけどな・・・はぁ」
今日幾度目かの溜息。携帯で電話しようにも発信ボタンが押せない。ならメールでもと思ったが、やはり送信ボタンが押せない。
ここまで勇気のないやつだったかと、自己嫌悪に陥る。いっそ舞香から掛けてきてはくれまいか、とふと思い・・・愕然とした。
自分が、他者にきっかけを求めている・・つまり無意識のうちに甘えている。それは自分が最もされて嫌な事。
そんな事を一瞬とは言え頭によぎらせた自分が絶対に許せない。いっそのこと死にたくなってくる。

354:一万年と二千年前から愛してる ◆RKfY.eXwSY
07/11/18 00:16:22 W6pEKFMK
こういう時、論理的思考は役立たない。昨日の二の舞、人間関係は壊れる一方だ。
今まで優は持ち前の明晰な頭脳で不公正な教師やキチガイな近所の爺婆をはじめとする数多の人間を理論によって屠ってきたが、
当然その度に気味悪がれ、恨まれ、周囲から精神的に孤立していった。無論、今までの優だったらそれでも良かった。
そもそも大半の人間との精神的な繋がりに意味を見出せない優にとって他者との精神的繋がりとと引き換えに得る、
誰にも束縛されない自由と、必要なときに使える論理的な人間関係と自分を理解し、受け入れてくれた舞香がいること、
それだけで十分なのだ。実際、舞香のお陰でクラスでの立場も多少マシになっている。
自分だけならもっと酷い事になっただろう。しかし、その舞香が自分から離れてしまった。絶対に戻ってきて欲しい。
故にこそ、優は柄にも無く自分の苦手とする感情論で思考をめぐらせているのである。
「やっぱり・・・回りくどいことは無しにして単刀直入に謝りにいくしかないか」



「優君に謝るなら、どうやって切り出せばいいのかな・・・優君と、というか、そもそも口論なんてしたこと無いから
どうすればいいのか分からないよ・・・えっと、何か優君の好きそうなもの持って行けばいいの・・・・?」
舞香は幼い頃から両親、教師、そして優を含めたあらゆる人間の言い分を聞き、そしてその中から相手も自分も喜べる行動を
見極める事に長けた百戦錬磨の聞き手ではあったが、それ故に自ら相手の意見に対して立ちふさがるような経験が無かった。
そもそも、相手への妥協や譲歩から、感情的に人間関係を作る自分と、論理において遠慮容赦一切無し、お互いの意見を
ぶつけてより良いアイディアを生み出すことで、論理的な人間関係を作り出す自分が、今まで一緒にいられたこと自体が、
奇跡かもしれない。あるいは、正反対だからこそ互いにフォローしあい、惹かれていったのか。いずれにせよ、自分にとって
優はかけがえの無い存在である。今まで生きてきた十数年の人生を振り返ると、他者との交渉は必ず二人で行っていた。
必要性と効果の説明は優がして、それを実行に移してもらう為の交渉は自分がした。去年の文化祭もそうだったし、小学生の時の
地域での行事における交渉でもそうだった。今までの人生は彼と一緒に歩んできたし、これからも彼と一緒に歩んで行きたい。
「やっぱり、言い過ぎちゃったことを単刀直入に謝りに行かないとね」

355:一万年と二千年前から愛してる ◆RKfY.eXwSY
07/11/18 00:17:03 W6pEKFMK
ピンポーン・・・・

「はぁい、今出まーす・・・って優君!?」
「あ、ああ、悪いな、何と言うか・・・その、えっと、なんだ、ああ・・・・スマン!俺が悪かった!」
「え、え?」
「昨日は本当にゴメン、舞香の言うとおりだった。許してくれるか?」
「え、あ、うん、もちろんだよ!私も言い過ぎちゃったことを今から謝りに行こうと思ってたの」
「そっか」
「これでまた仲直りだね」
「ああ、そうだな」
「ねぇ、優君・・・」
「?」
「結局、優君は、大空さんのこと、どうするの?」
「ああ、やっぱり、舞香の言う通りだし、断ろうと思う」
「そっか・・・あのさ、優君、今夜晩御飯この家で食べてかない?」
「いいのか?」
「うん、少し、話したい事があるの」
「・・・実は・・・俺もなんだ」
「優君も?」
「ああ、夕飯食べ終わったらお互いに話そう」
「・・・うん!」

356:一万年と二千年前から愛してる ◆RKfY.eXwSY
07/11/18 00:18:19 W6pEKFMK
「ねぇ・・・優君」
「うん?」
「私、話があるって言ったよね?」
「あ、ああ」
「その、優君は・・・私の事・・・どう思ってる?」
「え?」
「私は、優君の事が好きだよ?ずっと、小さい時から」
「そうか・・・」
「ねえ、優君は私の事、好き?」
「あ、ああ俺も舞香の事好きだよ。」
「嬉しい!嬉しいよ・・・でも、何であの時大空さんと付き合うみたいな事いったの?」
「・・・・・・夢を、見たんだ」
「夢?」
「映画とかで見る大昔のヨーロッパみたいな感じでな、夢の中で俺はやっぱり『ユウ』って呼ばれてて、
お前に良く似た顔の幼馴染の女の子と一緒に山の中で羽を怪我をして倒れてた天使を拾うんだ・・・」
「・・・・・・・・(・Д・;)そ、それで?」
「その天使が大空さんにそっくりで、その場で応急処置して、家で寝かせて、右翼曲折あって結婚して・・・・
その先は真っ暗で覚えてないんだけど、何か、あの優しい笑顔のせいで妙な親近感が沸いちゃってさ」
「・・・ね、ねえ、優君、もしも前世で私が優君を殺しちゃってたとしても、私の事を好きでいてくれる?」
「は?お前、何言って・・・」
「・・・・今から私が言うこと、笑わずに聞いてね?」

357:一万年と二千年前から愛してる ◆RKfY.eXwSY
07/11/18 00:18:52 W6pEKFMK
「あ、ああ」
「私ね、同じ夢を見たの」
「同じ夢?」
「うん。その夢の中では、私は『マーヤ』って呼ばれてた。夢の中での幼馴染の名前『マーヤ』でしょ?」
「・・・あ、ああ!!」
「でね、結論から言うと、『マーヤ』は『ユウ』を殺しちゃうの」
「!!?」
「『マーヤ』は『ユウ』の事がずっと好きで、でも『リーン』に取られちゃって、悔しくて、でも、最初は
『ユウ』の出かけてる隙に『リーン』を殺そうとするの・・・」
「・・・・・・・」
「でも、『リーン』は仮にも天使の端くれだから、上手く反撃して『マーヤ』に致命傷を負わせる。
けど、『リーン』は優しいから『マーヤ』に“私、あなたの事も妹として好きなの。だから殺したくないの。
今ならまだ治療も間に合うわ”って言って、仲直りしようとするの。けど、『マーヤ』は“だ、まれ、お前がお兄ちゃんと
交わったと知ってから、どれほど殺す機会を伺ったか・・・殺してやる”って唸って、でも反撃しようにも虫の息だったから
森の方へ逃げた。そこで丁度戻ってきた『ユウ』を殺しちゃうの」
「そう、なのか・・・」
「でね、瀕死の『マーヤ』は同じく瀕死の『ユウ』に“ゴメンネお兄ちゃん、でもね、お兄ちゃんが悪いんだよ?
あんな女と交わって・・・でも安心して?別にお兄ちゃんが嫌いになったわけじゃないの。むしろ愛してる。
だから、生まれ変わったら一緒になろ?ゴメンネ、あの女に死体が見えるように、お兄ちゃんをここに置いておく。
でもね、また一万年後ぐらいに会おうね?”って呟いてその場を立ち去るの」
「・・・・・(・∀・;)」
「私が見た夢はそこまで。その時点で跳ね起きたの。その時は大空さんへの嫉妬からそんな夢を見たのかもって思ったけど、
優君も見たならきっと『前世の記憶』ってやつだと思う」
「つまり、好きでいてくれるかってのはそういうことか」
「そう。本当は怖くて言いたくなかった。でも、大好きな人を騙したら、その人を好きでいる資格は無いと思うの」
「そうか、正直に言ってくれてありがとな。さっきの質問に答えるよ?」
「う、うん」
「俺は別に前世で特定の誰かに殺されていようが愛されていようが、関係はないと思う。自分は自分、神山優でしかないんだ。
だから、もし目の前に前世で自分を殺した人間が現れても、殺した本人だったらともかく、その転生だったら何も思わない。
前世の恋人もまた然り。今の話を聞いても、俺がお前を好きなのは変わらねえよ」
「優君・・・じゃあ、本当に私の恋人になってくれるんだね?もし記憶が完全に蘇っても、私の事捨てないでね?」
「約束するよ」

358:一万年と二千年前から愛してる ◆RKfY.eXwSY
07/11/18 00:19:33 W6pEKFMK
投下終了です。文才なくてスミマセン。

359:名無しさん@ピンキー
07/11/18 00:21:12 DhcTMidS
>>348
そりゃ「裏切られた」と思い込んでるからじゃね?

360:名無しさん@ピンキー
07/11/18 00:34:52 y6A79RdV
>>358
GJ!
会話中心だから劇の脚本ぽいね|ω・`)b

361:名無しさん@ピンキー
07/11/18 00:35:47 Rzjn93BR
>>358
GJ、個人的には応援してるぜ

362:名無しさん@ピンキー
07/11/18 00:35:48 2PZ3WVBt
URLリンク(www.h3.dion.ne.jp)
((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
メイドロボの姿がもうちょっとマシならなぁ。
でも日本なら50年後にはこんなことが起こせると信じてる。

363:名無しさん@ピンキー
07/11/18 00:36:16 X+Aeze8c
>>359
だろうな

364:名無しさん@ピンキー
07/11/18 00:39:46 PrbENEMv
>>358
投下乙!

>文才なくてスミマセン。

こういうのは書かないほうがいいんだぜ。
そう思ってるなら本読んで練習して上手くなれって話で、何のフォローにもならないんだぜ。

365:名無しさん@ピンキー
07/11/18 00:42:32 ZDoOzfoM
>>358
GJ!
ただ、個人的に顔文字はどうかなーとは思うよ。

366:名無しさん@ピンキー
07/11/18 00:58:06 F8pVgRLN
まだいたのか? あのクソ荒らしは

367:名無しさん@ピンキー
07/11/18 01:00:10 WWW+oCSH
GJ
描写が上手いと感じた
しかし、顔文字はやめとけ

368:名無しさん@ピンキー
07/11/18 01:23:45 +AdNgANd
>>358
大分マシになったところで悪いんだが
今の話は早急にケリを付けてトリを変えてくれると有難い、もちろん俺たちには変えた後も一切分からないようにしてな
今までのお前さんの言動は正直擁護できないし、文句言う奴がいてもしょうがないと思う
俺は変えた方がお互いに良いと思うんだがね

普通に感想
情景描写を書くと話に厚みが出ると思う
これだとVIPとかの台本小説と変わらんね、台詞の前の名前がないだけで
顔文字は言うまでも無く

369:名無しさん@ピンキー
07/11/18 01:30:59 qaacikc1
地の文は一行に情報詰め込みすぎで読みにくいし、つか読む気が起きないし
会話が始まれば会話だけがずっと続いてて、状況が絵となって頭に湧いてこない

コンテ起こす前の、荒書き台本みたいだな
取り敢えず、まだ他人様の目に触れさせるだけの段階まで作り込んでいないよ

そもそも、文才を云々言う以前の問題で、評価を受けるレベルに達していない
ここはエロパロなんだから、もっと肩の力を抜いてエンターテイメントに徹してみては?

370:名無しさん@ピンキー
07/11/18 01:42:18 X0lGW8sV
>>358
文才とか言う以前にいろいろ勉強したほうがいいよこれ。
顔文字使ってる時点で問題外だし、3点リーダーもおかしい。
改行もまだめちゃくちゃで、SSじゃなくてただの「文字の塊」になってる。
2chの使い方もよく分かってないみたいだし、マジな話あと半年はROMるべきだと思う。
いろんなスレ見て、それからまた投下してみたらどうかな。偉そうでごめん。

371:名無しさん@ピンキー
07/11/18 01:42:51 +rSBrNtP
これまでどこの過疎スレで甘やかされて温々と育ってきたかは知らないが、
こういった激戦区ではそんなプライドは何の役にも立たないと知った方がいい。

ここは掛け値なしの実力勝負のスレなんだから住民の目も肥えているし、
悪いけどその程度のなまくらな付け焼き刃ではどうにもならないよ。
チャレンジャースピリットは買うが、それだけのこと。

とにかく、読み手に読んで貰えることを念頭に置き、装飾にこだわらなくていいから
読みやすさと分かりやすさを第一に考えてもう一度挑戦してみてくれ。

372:愛しさと心の壁  ◆oNTNicc3Mg
07/11/18 02:05:29 SIXryTQZ
こんにちは。>>178の続き投下します。
が、長くなりすぎたので前編後編に分けて投下します。

373:愛しさと心の壁  ◆oNTNicc3Mg
07/11/18 02:06:55 SIXryTQZ

 結局僕は、五限も六限もそのまま屋上でサボった。

「四時半、か………」

 下校時刻まであと三十分弱。十二月の寒空の下に四時間近くいたわけだ。

「綾瀬さん、もう帰ったかな……」

 教室に戻って綾瀬さんと顔を合わせるのが億劫だったから、僕は午後の授業もサボって
ずっとここにいたのだ。

 が、

「へーっくしょん!!」

 そろそろ限界みたいだ。

「さぶ……、そろそろ帰ろっかな………」

 と、思ったけれど荷物の一切は教室に置きっぱなしだ。財布も定期も鞄の中。これじゃ
あ帰りたくても帰れない。

 これじゃ、教室に戻らないといけない。

「はー……………」

 とにかく綾瀬さんが教室にいないことを祈って、僕は屋上を後にした。

 この約四時間、僕はいつも通りの、それでも最近はなりを潜めていた憂鬱にやられていた。

 もし時間が巻き戻せるなら、もし僕があんなことをしてしまったあの日に戻れるなら、
僕はきっと何だって耐えられる。彼女がいない日々を過ごしてきた今の僕なら、何だって
できる。そう思った。

 それでも、今更何を考えたって、どんなに胸を痛めたって、どれだけ後悔しても、時間
は巻き戻らない。全くもって当たり前のことだ。

 それでも、それでも割り切れない感情っていうのは、確かにある。

 ただ単に僕が未練がましいだけじゃないか、その指摘を否定する術はどこにもない。た
だそれでも、僕は忘れることが出来なかったし、忘れたくなかった。そんな未練がましい
ことを考えている自分はどうしようもなく女々しいし、とてつもない駄目人間だと思う。
思うけど、どうにもならないのだ。

「あーあ……」

 本当に、最近の僕はどうかしていた。
 高校に入って、何となく放送部に入って、それで先輩と出会って。

 多分僕が朋子のことを思い出そうとしないと思い出さなくなったことには、先輩の力が
大きかったんじゃないかと思う。別になんてことはない毎日だったけど、先輩と過ごした
退屈な放課後は、僕の荒んでいた心をゆっくりと、僕自身も気付かないくらいゆっくりと
だけど、確実に癒していった。

374:愛しさと心の壁  ◆oNTNicc3Mg
07/11/18 02:08:38 SIXryTQZ

 ああでも僕は先輩とも、綾瀬さんとも近づきすぎた。僕はそんなことをしていい人間な
んかじゃないだろ? その通り、その通りの駄目人間だ。でもさ……

「楽しかった、な………」

 素直な感想。高校に入ってからずっと親密な人付き合いを避けてきた僕にとって、彼女
たちと過ごした時間は、紛れもなく楽しい時間だった。

 その呟きが過去形であることは今の自分への決別、進もうとしている自分の否定。それ
らの表れ。

「ホント、危ないところだったよな」

 乾いた笑い声を出しながら、一人呟いた。

 今日あの夢を見ていなければ、僕はこのまま楽しい日常に身を任せて、大事だったこと
を忘れてしまうところだった。

 そんなことを考えながら教室の前までやってきた。

 ――僕は、進まないんだ。戻れないとしても、進みたくないんだ。

 深呼吸をして扉を開く。

「あっ、中原さん」

 ――固めたはずの決意が、一瞬で崩れてしまいそうになる。

「えっ?」

 そこには、綾瀬さんがいた。

 僕がやってきた途端、ぱあっと顔が明るくなる。いつもの、どうしようもなく魅力的な
笑顔。

「あ………」

 何故? どうして? 駄目だ、僕は止まってないと。
 足が後ろに向かう。
 ここから、早くここから逃げないと。

「待ってください!!!!」

 僕に背を向ける時間を与えずに、綾瀬さんは真正面から僕の胸に飛び込んできた。そし
てその腕で、さっきとは比べ物にならないくらいの強さで、僕を抱き締める。

「行かないでください、中原さん………」

 僕を離さないように強く、強く抱き締める綾瀬さん。

 これじゃあ、この状況はさっきの焼き直しじゃないか。教室には他に誰もいなくって僕
と綾瀬さんの二人っきり。違うところは教室中を照らす夕陽のオレンジと、綾瀬さんの様
子だけだった。

375:名無しさん@ピンキー
07/11/18 02:09:00 99zR9Lpc
>>368-371
おいおい、そんなことを言ったら
日本語がおかしいトライデント氏はどうなるんだ
一万年の方がまだ文章的に上手いと思うぞw

>>これまでどこの過疎スレで甘やかされて温々と育ってきたかは知らないが
俺達はトライデント氏を甘やかしているのに一万年に辛く当たるのは矛盾しているだろ
彼は文章の基本もできてないし、パロネタしか取り得のない作者だよ
描写力と文章力のない作家が今まで投稿していたのに
一万年ばかり責めるのはちょっと違うだろ?

俺は奴を認めていない
トライデント氏が投稿していないおかげで
俺の心は清清しいんだ。つまらないことで怒らせるなw
一万年以下の技量を持つ人間が文句を言う資格はないな
テンプレ嫁よ

376:愛しさと心の壁  ◆oNTNicc3Mg
07/11/18 02:10:11 SIXryTQZ

 僕の胸の中から発せられるその声は震えていて、か細くて、今にも消えてしまいそうな
ほどだった。

「………ど、どうしてここに?」
「中原さんが、心配だったからです」

 この娘は僕のためにここに残ってくれていたというのか。

「どこかに行ってしまって……ずっと戻って来なくって……心配したんですよ?」

 気持ちが、揺らぐ。

「アハハ……ゴメンね。ほら、俺ならもう大丈夫だから。ね? 離しても逃げないから」
「ダメです」
「元気だから、心配ないって」
「ダメです」
「それにさ、こんなとこ誰かに見られたら大変じゃない?」
「私は全然構いません」

 声を明るくして言うが、綾瀬さんは全く僕を離そうとしない。僕の胸に顔をうずめて、
腰周りを強く強く抱き締めていた。こんなに強く誰かに抱き締められたのは、初めてじゃ
ないだろうか。

「………………………っつ」

 そんなことを考えたら、頭の中に朋子の顔が浮かんできて、彼女と抱き締めあったこと
を思い出して、胸が酷く締め付けられた。

「………どうして、どうして中原さんはそんなに無理するんですか?」

 ここでまた僕が無理してない、なんて言ったらきっと綾瀬さんは一生僕を離してくれな
いだろう。

「どうしてって………」

 そんなものは決まっている。自分がしたいからだ、自分がこれを選んだから、自分が止
まっているんだと決めたから。僕みたいな駄目人間は、人と深く関わるべきじゃない。

「………俺が、俺がこれでいいから」
「良くないです!!!」

 今までにない大きな声を出して、そして僕の顔を見上げた。

「綾瀬、さん………」

 その顔は――泣いていた。

 僕はまた、泣かせていた。泣いてなんか、欲しくないのに。

「どうして、周りを頼ってくれないんですか?」

 そんな迷惑をかけるわけにはいかない、僕みたいな駄目人間は他人に依存なんかしちゃ
いけない。もしそんなことをしたら、きっとまた僕は誰かを傷つけてしまう――傷つ
いてしまう。もう僕は失う辛さを味わいたくない、失ってしまうのが、怖い。
 だから僕は止まっていようと思ったんだ。

377:愛しさと心の壁  ◆oNTNicc3Mg
07/11/18 02:12:08 SIXryTQZ

「中原さん……私、中原さんのことが好きです」

 胸の中から僕を見上げながら、綾瀬さんは言った。その瞳には、涙が夕陽に照らされて
オレンジ色に輝いていた。

「綾瀬さん……」

 本当は、分かっていたことだった。綾瀬さんの日頃の僕に対する態度を見ると、それ以
外の答えは出てこなかった。それでも僕は、逃げていた。だって僕は駄目人間だから。

「綾瀬さんはきっとさ……何か勘違いしてるんだよ」

 僕らが出会ったあのコンビニ強盗の一件。あのときの僕はさぞ格好良く、綾瀬さんの目に
映っただろう。でも、

「俺は綾瀬さんが思ってるほど、出来た人間なんかじゃないんだ」

 僕は駄目人間なんだ。そんな奴が、こんな素敵な女の子と結ばれていいはずがない。

「……どういう、意味ですか?」

 依然として綾瀬さんは僕から離れようとしない。彼女と密接している時間が長くなれば
なるほど、僕の気持ちは揺れてしまっていた。

 ダメだ、ダメだ、ダメなんだ。自分に必死に言い聞かせる。

「俺は、駄目人間なんだよ」

 そう口にすることで、決意を固めなおす。ここでもし綾瀬さんに持たれかかってしまっ
たら、きっと僕は彼女をいつか傷つけてしまう。だって駄目人間だから。

 僕の台詞を聞いて綾瀬さんは俯いて黙ってしまった。もう諦めたのだろうか? だった
ら早く離れてしまおう、そう思って腕に力を入れたその時だった。

「………そうですね。中原さんは、ダメな人です」

 綾瀬さんは俯いたままそう言った。そうだ、だからこんな奴のことは見捨てたほうがい
い。さっさと離れたほうがいい。

「こんなにあなたのことを好きな人がいるのに、逃げるなんてズルイです」

 そう言いながら顔を上げた綾瀬さんの表情は、

「え?」

 とても穏やかで、そして笑っていた。

378:愛しさと心の壁  ◆oNTNicc3Mg
07/11/18 02:13:49 SIXryTQZ

「もう一度言いますね、中原さん」

 ――止めてくれ、そんな顔で笑わないでくれ。

「私は中原さんのことが好きです」

 ――君の笑顔は眩し過ぎるんだ。

「初めて会ったときから好きでした。一緒に過ごすようになってからはもっと好きになりました」

 ――止めてくれ、僕の心を揺さぶらないでくれ。

「あなたが辛いなら、悲しいなら、私は助けてあげたいです、支えになりたいです」

 ――そんな優しい言葉を使われてしまったら、僕は、僕は………。

「私は……中原さんが好きなんです、大好きなんです!!」

「――っつ!!」

 抱き締めていた。

 僕は綾瀬さんを抱き締めていた。

 きつくきつく、抱き締めていた。

「中原さん………」
「……うぐっ……うう……あ、あ」

 気付くと、涙が出ていた。
 誰かの前でこうやって思いっきり泣くなんて、こんなこといつからしていなかったんだ
ろう。

「よしよし……」

 綾瀬さんは、そんな情けない僕の頭を撫で続けてくれた。その優しさで、涙はさらに溢
れてきた。

「うっ、うう……ひっく」

 ああもう格好悪いなあ、なんて嫌になるのだけれど、涙はどうにも止まってくれなくて、
僕は泣き続けた。

「大丈夫ですよ遼さん、私はずっとここにいますから」
「綾瀬さん………俺、ダメで、ダメな人間で」
「そんなことありませんよ」

 少し涙が落ち着いてから、僕は体を少し離して綾瀬さんの顔を見た。

 彼女と同じ、優しくて、安心できる笑顔がそこにあった。

 ――ああ、そっか。だから似てるなんて思ったんだ。


379:愛しさと心の壁  ◆oNTNicc3Mg
07/11/18 02:15:06 SIXryTQZ
「できれば、その……楓って呼んでくれると嬉しいです、遼さん」
「楓……」

 その理由が分かって、僕は心の中でため息をついて、そして僕は楓にキスをした。

「っ…………」

 驚いたように一瞬体を硬くする楓。だけれども、それはすぐに解かれて、僕に身を任せ
てくれた。

 唇を当てるだけの、短いキス。

 それでもその一瞬が永遠かとも思えるような、長いキス。

 久しぶりのキス。

 彼女以外の女の子との、初めてのキス。

「遼さん……」

 その顔はぽおっと赤らんで、うっとりとした表情で僕を見つめていた。

「俺も……俺も楓のことが好きだ」

 言った、言ってやった。

 もう二度と、同じ失敗を繰り返さないために。

 もう二度と大事なものをなくしたりしないために。

「はい、ありがとうございます。遼さん……」

 そして今度は、彼女のほうから唇を重ねてくる。

「んっ……んんっ」

 また先程と同じく唇を当てるだけのキスを数秒続けてから、僕は彼女の唇をついばみ始めた。

「ふっ…んん……遼さん………んん」

 僕の動きに楓も合わせてきてくれる。
 そして僕は自分の舌を、楓の口内に滑り込ませる。

「ふあっ、んん………」

 彼女はこれまたすぐに受け入れてくれる。
 舌と舌を絡めあう、口内の至る所に僕の舌を這いずり回らせる、深くて、長いキス。

「んんんっ……、はあ、はあ………遼さん………」

 顔を離すとき、唾液が糸を引くのが見えた。

 潤んだ瞳、恍惚に震える声、それらが僕の理性を壊していく。
 混ざり合った唾液を口許にまみれさせたその楓の表情が、僕のブレーキを壊していく。


380:愛しさと心の壁  ◆oNTNicc3Mg
07/11/18 02:16:15 SIXryTQZ
「遼さん……、その……いいですよ」
「え?」
「えっと……」

 そう言って僕の、知らないうちにハッキリと自己主張を続けていた僕自身を、楓はそっ
と撫でた。

「わたし、遼さんなら……ううん、遼さんにして欲しいです」
「楓………」

 僕にこんなことを言ってくれる女の子がいるなんて、僕をこんなにも許してくれる、受
け入れてくれる女の子がいるなんて……。

 僕はもう一度、彼女を強く抱き締めた。

「あっ、でもちょっと待ってください」

 そう言うと楓は僕の緩んだ腕をすり抜けて、自分の机まで小走りで駆けていった。

「え~っと………」

 何やら鞄の中をゴソゴソと探る。

 しばらく彼女はその鞄を探っていたかと思うと、とてとてとこちらへ戻ってきて、

「ごめんなさい……、やっぱり持ってなかったみたいです」

 顔を真っ赤にして言った。

 ………あ、なるほど。

「いや、そういうのは普通こっちが」

 というか、こんなシチュエーション全く想像していなかったわけで。

「いいんですよ」
「でも………」

 謝ろうとする僕を急かすように、

「んっ………」

 彼女のほうから唇を求めてきた。

「はんっ……んむ………」

 不慣れながらも熱心で濃厚な口づけ、必死に僕を求めてくる彼女の舌。

「はぁ、はぁ………りょうさん」

 ――もう完全に、

「ふあっ!!」

 ――スイッチが入った。


381:愛しさと心の壁  ◆oNTNicc3Mg
07/11/18 02:17:55 SIXryTQZ
以上で前編終了です。キリが悪いところで申し訳ないです。
ふう、規制引っかからないでよかった………。
後編も今夜中に投下します。

382:名無しさん@ピンキー
07/11/18 02:18:25 FNmod/M9
GJです!!
遅くまで起きててよかった

383:名無しさん@ピンキー
07/11/18 02:18:31 99zR9Lpc
割り込みスマソ

384:名無しさん@ピンキー
07/11/18 02:20:54 ef3FR1wu
なんという寸止め、後編も楽しみにしてます。

385:名無しさん@ピンキー
07/11/18 02:23:15 lzWq2/JT
ここで止めるなんて
殺生な

386:名無しさん@ピンキー
07/11/18 02:38:43 ZDoOzfoM
>>381
GJ!
だが、生殺しとか勘弁してくれw

387:名無しさん@ピンキー
07/11/18 03:05:37 nWOBjbgN
なんという投下の多い日
職人達は間違いなく(´神`)に違いない



で、雨の音と天帰予報まだぁ?

388:名無しさん@ピンキー
07/11/18 03:07:30 nWOBjbgN
今思ったけど間違いなくの後に違いないって文法的におかしいな
反復法じゃあるまいし

まぁ星空と心の壁はGJってこった

389:名無しさん@ピンキー
07/11/18 03:31:57 7f+W8pjg
>>371
物凄い上から目線に吹いた。いつからそんな偉そうなスレになったんだ、ここはw

390:愛しさと心の壁  ◆oNTNicc3Mg
07/11/18 03:48:03 SIXryTQZ
後編投下します。

391:愛しさと心の壁  ◆oNTNicc3Mg
07/11/18 03:49:03 SIXryTQZ

 僕は楓を机の上に押し倒す。

「遼さん……」

 楓の僕を呼ぶ熱っぽい声にクラクラしそうになる。

「楓………」

 彼女に覆いかぶさる形になって、もう一度キスをする。

「んっ………ふあ…んん」

 楓もだんだん慣れてきたのか、最初よりも力が抜けてきていた。彼女の暖かい口内を、
僕の舌が這いずり回る。そこから伝わってくる感覚に、僕はもう興奮しきっていた。

「はあ……はあ……」

 長いキスを終えてまだ息の整っていない楓の上着に、僕は手を掛けた。

「………脱がす、よ」

 僕の確認に、楓は恥ずかしげにただ頷くだけだった。

「……………………」

 さて、ここから先は僕も始めての領域だ。上着、セーターと順番に楓からそれらを脱が
せていく。ブラウスのボタンに手を掛けたときには、手の震えを隠すのに精一杯だったりした。

「…………あ、あの」

 ボタンを二段ほど外したところで、楓が口を開いた。

「どうしたの?」

 何かまずいところでもあっただろうか? 不安になってしまいそうな気持ちを隠して、
笑顔を作ってみながら問いかけた。

「いえ、その………がっかり、しないで下さいね」
「え?」

 どういう意味だろう。まさかここに来て止めようとか言い出すのだろうか? ああでも
僕はもう止まれない。ズボンの中の分身は、今までにないくらい膨張しきっていた。

「私……あんまり大きくないから……」

 自分の胸を見ながら、楓はそんな風にいった。

「…………………………………………」

 ああもう本当に、

「あの遼さ…ふむっ、んんん」

 ――どうにも、止まらなかった。

392:愛しさと心の壁  ◆oNTNicc3Mg
07/11/18 03:50:11 SIXryTQZ

 何か言いかけた楓の口を、僕の唇で無理矢理塞ぐ。驚きの声が上がったがそんなものは
気にしない。キスをしながらブラウスのボタンを順調に外していく。

「りょ、遼さん………」

 ボタンを全て外し終わり、前を思いっきり開いてやる。これでもう、楓の丘を隠すもの
は一枚の布切れだけだった。

「……外すね」
「いやっ……まっ」

 抗議の声も無視して、背中側のホックに手を伸ばす。少しいじってやると、そいつはあ
っけなく外れた。

 まだブラジャーは彼女にぶら下がったままにして、楓を見ると、顔を真っ赤にして目を
瞑り恥ずかしさに耐えている、そんな表情だった。

 腹から手を滑らせ、徐々に上へと移動させていく。

「ひゃ……ああ」

 そして遂に僕の手は、彼女の丘へと到達した。

「や……ダメ、ですぅ……」

 そんな弱々しい声も、さらに僕の興奮を煽った。

「………見るよ」

 最後の砦を今、剥がした。

「…………………………………………」

 ああ、これは何て

「………やっぱり、がっかりしましたか?」

 何て、

「………綺麗だよ、楓」

 何て綺麗な身体なんだろうか。

「え?」

 真っ白で陶磁器のような肌、美しいラインを描く身体、そして小高い丘の上に控えめに
乗っている桃色の真珠。それらが真っ赤な夕日に照らされて、オレンジ色に染め上げられている。
 まさに完璧な、完全無欠の芸術作品だった。

393:愛しさと心の壁  ◆oNTNicc3Mg
07/11/18 03:51:30 SIXryTQZ

「ホント、ですか?」
「うん、すっごく」

 ポカンとした様子の楓の胸を、まずは撫でるように触る。

「……はっ、んん」

 僕が撫でるリズムに合わせて短い声が漏れてきた。

「た、足りなくないですか?」

 徐々に手に力を込める。

「うん、そんなことないよ」

 撫でるだけだったのを、掌全体で押しまわすように動きを変えていく。

「はっ……良かっ、んんっ」

 それに合わせて荒くなる楓の声を聞くたびに、僕の脳をおかしくしてしまいそうな電流
が流れた。

「楓、気持ちいい?」
「……頭、おかしくなっちゃいそうです」

 真っ赤な顔に、とろんとした瞳。僕はもう完全に彼女に心を奪われていた。

「ひゃうん!!」

 堪らなくなって、突起部分を口に含んだ。片方はペロペロと口の中で嘗め、もう片方は
指先で刺激する。

「あ、はあっ……りょうさん、んんっ!!」

 前歯で甘噛みすると、楓の身体はビクンと揺れた。

「はっ、んっ、やあ……あああっ!!」

 僕が弄るほどに素直に反応する楓の身体、それがもう可愛くて可愛くて仕方がなかった。
これって結構感度良いほうじゃないだろうか、なんて思ったりしたけど、他の経験が僕に
はないからよく分からなかった。

「はあ……はあ……」

 僕が胸から顔を離したときには、楓の呼吸は既に荒くなっていた。

「楓、可愛いよ」
「………遼さんのえっち」

 真っ赤になりながら抗議するその姿もまた、どうしようもなく可愛かった。

394:愛しさと心の壁  ◆oNTNicc3Mg
07/11/18 03:52:41 SIXryTQZ

 そして僕は楓の太ももに手を滑らせていく。

「んんっ………」

 彼女はまた恥ずかしそうに目を瞑る。まず指先が、そこに到達する。

「………あれ?」
「うう………」

 楓のそこはもう、

「……こんな風に、なるもんなんだ」

 すかっり濡れきっていた。

「い、言わないでくださいよお……」
「いや、だってもうこんなに」

 そう言いながら、そこを前後に擦ってみる。

「ひゃあ!!」

 今までで一番大きく、楓の身体は跳ねた。

「楓のえっち」

 ここぞとばかりに言ってやった。

「………遼さんの、せいなんですから」
「可愛いよ、楓」
「………遼さん、意地悪です」

 そんな会話をしながらも、僕は右手を楓のショーツの中に滑り込ませた。右手から生暖
かくて、湿った感覚が伝わってくる。

「ふあ、あ……ん、ん」

 どこを触るのが正解なのか分からないので、楓の声を頼りにして慎重に中を探っていく。

「や、ああ……はあっ!!」

 一際温度が高くて、ぬめりの強い場所を発見した。楓の声から判断するに、おそらくこ
こで正解だろう。

「気持ちいい?」
「やっ、そんなこと聞かないでくださいよ……んんんっ!!」

 中指を、ゆっくりと窪みへ侵入させていく。

395:愛しさと心の壁  ◆oNTNicc3Mg
07/11/18 03:54:35 SIXryTQZ

「はっ、ああっ、りょうさっ、ふあっ!!」

 熱くて、ぬるぬるしている。これが楓の、女の子の『中』の感触。

「いやっ、んっ、あああ!!!!」

 第二関節くらいまでを楓の中に入れた。楓の手がぎゅっと僕の上着の端を握っているの
が分かった。

「………痛い?」
「はあ……いえ、痛くは……ないです」
「……そっか」
「はい……続けて、下さい」

 中指を最後まで入れて、少しずつ動かしてみる。

「ひゃっ、あっ……んん」

 楓の中はきつく締まっていて、指一本ですら動かしづらかった。このあとに僕のパンパ
ンに膨張しきった一物を入れるとなると、なかなか辛そうだ。

「りょうさんっ、りょうさんんっ!!」

 それを続けていくと、楓の中は少しずつだが動かしやすくなっていった。夕陽が沈みか
けた教室に、淫らな水音と楓の荒い息遣いだけが響いていた。

「ふあっ、ああっ、やあっ、んっんん~」
「どう、楓?」
「んっ、あっ……な、なんか……へんれすぅ、わはしへんりなってます……ああっ!!」

 呂律が回らなくなっている楓の姿は、またしても僕に強烈な電流を流していた。天使の
ような少女を、僕が犯している。僕の腕の中で、清純だった天使が悶えている。その事実
が、その光景が、甘美な背徳感となって僕の背中にゾクゾクと快感を走らせた。

「はっ、ああっ、りょうさん、はああっ!!」

 もっと、もっとおかしくしてやりたい。この少女を滅茶苦茶にしてやりたい。暴力的な
感情すら宿っていた。

「いや、らめっ、んん………あああああああ!!!!!!」

 楓の身体が、ビクンと弓なりに反り返った。

「はあ……はあ……はあ……はあ……」

 先ほどまでとは対照的に楓の身体から力が抜けて、完全に僕に身を委ねる形になった。

「えっと………イッた?」

「……わ、分かんないです、何がなんだか」

 楓は恍惚とした表情で天井を見つめていた。愛液でグチョグチョになったショーツを脱
がせてあげる。楓が乗っている机に小さな水溜りが出来るほど、それは楓から大量に出さ
れていたのだった。


396:愛しさと心の壁  ◆oNTNicc3Mg
07/11/18 03:55:55 SIXryTQZ
「……そろそろ、いいかな?」

 もう、我慢できるほど余裕はなくって、僕の分身はズボンの中で痛いほどに膨張しきっていた。

「はい……今度は、遼さんも気持ち良くなってください」

 未だ声を震わせながら楓は言った。そんな健気で意地らしい姿が、やっぱりどうにも堪
らなくて、僕は急いでベルトを外して、それを外に出してやった。

「こ、これが……その……入るんですか」

 怒張しきった凶悪なその姿が、楓の目の前に晒された。

「いや……そんなに見られると恥ずかしいかも」
「散々私の恥ずかしいとこ見たくせに、そんなこと言うんですか?」
「うっ………」

 思わず言葉に詰まってしまって、そんな僕を見て楓は笑って、僕も一緒に笑った。

「それじゃあ……いくよ」

 一物を入り口にあてがって、最後にそう確認した。

「はい……来てください、遼さん」

 目を閉じて、楓は挿入の痛みに備える。そんな姿が僕には、とてつもなく愛しく思えた。

「楓………」

 この娘の気持ちに僕は応えよう。

「……はい、何ですか?」

 こんな僕を『好き』と言ってくれたこの娘を大事にしよう、大切にしよう。

「好きだよ」

  ――もう二度と、自分の弱さのために大事な人を傷つけたくないから、失いたく
ないから、だから僕は、強くなろう。


               ――前に、進もう。




397:愛しさと心の壁  ◆oNTNicc3Mg
07/11/18 03:58:06 SIXryTQZ
以上で今回分終了です。
寒くてキーボードを押す指が上手く動かなかったりしてます。
皆様もお体には気をつけて下さい。
それでは次回もよろしくお願いします。

398:名無しさん@ピンキー
07/11/18 04:15:17 jRC4LSxZ
モツカレー!!
いまから読ませていただきますwww

399:名無しさん@ピンキー
07/11/18 04:53:42 ZDoOzfoM
>>397
GJ!
徹夜で待ってて良かった・・・!
次回も期待!

400:名無しさん@ピンキー
07/11/18 06:31:26 ja7xB5a7
>>397
>寒くてキーボードを押す指が上手く動かない

あるある過ぎる。マウス持つ方が特に冷えるんだよね。

401:名無しさん@ピンキー
07/11/18 06:48:27 K2Qsvs75
>>397
まずはGJと言わせてもらおう。

ところで先輩マダー?

402:名無しさん@ピンキー
07/11/18 08:37:12 bsamU0uo
『朋子』参上の予感

403:名無しさん@ピンキー
07/11/18 14:57:15 /mi1KlfD
>>397
GJ.

遼の傷が癒されてハッピーエンド
とはならないのがこのスレですよねー。
修羅場るんですよね。
みんな遼くんを傷つけないでやってくれよ。

404:名無しさん@ピンキー
07/11/18 18:19:56 olzFUMJn
幸せすぎる主人公はいねーがー!!
修羅場に巻き込まれてない主人公はいねーがー!

405:名無しさん@ピンキー
07/11/18 18:45:03 871wul55
スレを発見する

暫くROMる

自分も書いてみようと思う

プロットを考えて形っぽい物になる

いざ、執筆

ひょっとして過去作品と色々被ってるかも?と閃く

倉庫に行ってチェック

膨大すぎてウボァー  ←今ココ

406:名無しさん@ピンキー
07/11/18 18:59:06 KNuPhd6d
↓とりあえず投稿してみる ←今ココ

407:名無しさん@ピンキー
07/11/18 19:16:26 fggZezUZ
シチュスレなんだから被りとか気にしなくていいと思うよ。
まあ、主人公が足不自由とかヒロインが千里眼持ってるとか特異な設定が被るとアレかもしれないが。

408:名無しさん@ピンキー
07/11/18 19:33:42 pSpdrKxD
クレアヴォイアンスがあるなら、次は天使とか悪魔使いがくるな。

409:名無しさん@ピンキー
07/11/18 19:56:16 e6NdESTe
>>405
経験ありすぎて噴いたw
結構被らないように書くのって大変だよな・・・
しかしそこを感じさせないのが腕の見せ所なんだろうけど

410:名無しさん@ピンキー
07/11/18 20:41:49 Rzjn93BR
インスピレーション来い、と過去作品をあさる

『沃野』を読んであきらめる ←今ココ


411:名無しさん@ピンキー
07/11/18 20:55:18 96ugn4eB
俺だって他の職人より時間をかけさえすれば書けると奮起

書き始めると夢中に。気が付いたら1、2時間くらい平気で経っている

こんなことに時間かけて、俺の将来は一体どうなるんだ…… ←今ココ



412:名無しさん@ピンキー
07/11/18 20:58:08 1Nns2L5v
人間50年ですぜ

413:名無しさん@ピンキー
07/11/18 21:02:46 olzFUMJn
>>411
まぁそういうなよww
あんたがどのコテか、それとも新作を書くつもりの人なのか分からないが、
少なくとも俺はこのスレに投下してくれる人のことをありがたく思ってるぜ。

414:名無しさん@ピンキー
07/11/18 21:09:06 jRC4LSxZ
>>411俺は一生保管庫から保存したおまいさんたちの作品をパソコンの中に入れ続けるぜ!
例え、彼女や嫁に奇異な目(←誤解を恐れず大胆に言って?)で見られたとしても!!!

415:名無しさん@ピンキー
07/11/18 21:17:03 P8tCJyfE
>>411途中までナカーマ(・∀・)人(・∀・)
しかしながら書いてみて初めて感じたんたが、
順調に行ってる数日間よりも煮詰まった数時間の方がつらいとはなぁ

アマチュアでこれなんだからこれで食ってる本職とかはさぞかし大変なんだろうorz

416:名無しさん@ピンキー
07/11/18 21:17:03 hSHBTAr4
ついうっかり立ててしまった。宣伝ですまんがよろしく

【アニメ】嫉妬・三角関係・修羅場統合スレ 第1章
スレリンク(anime4vip板)

417:名無しさん@ピンキー
07/11/18 21:41:30 qtO0ltb/
>>317
ひょっとして男の嫉妬があるんじゃないだろうな?
男の嫉妬はきもすぎて死ぬわ

418:名無しさん@ピンキー
07/11/18 21:44:19 XyU6in3n
トライデントの日本語がおかしいSSを読む

こんな変な文章でも書けるなら俺でもやれる

自分も書いてみた

予想通り、トライデントよりもマシな作品ができた

いざ、投稿

GJ連発の嵐

感想やGJを1レスも貰えないトライデント涙目

さて、実力の違いを見せ付けるか ←今ココ

419:名無しさん@ピンキー
07/11/18 21:47:25 olzFUMJn
トライデントさんは毎回毎回ちったぁ推敲しろと思うくらい日本語おかしいけど、
あの書き続けるスタミナというかそういうのは純粋にすごいと思う。
あの人、書き始めたシリーズを投げ出したことないんじゃないか?

420:名無しさん@ピンキー
07/11/18 21:48:18 xeIaqMwT
>>418
つ URLリンク(yuukiremix.s33.xrea.com)

421:名無しさん@ピンキー
07/11/18 21:50:55 sFB4iSaN
てかなんでトライデント氏叩き多いの?

俺は普通にGJだが

422:名無しさん@ピンキー
07/11/18 21:55:58 G7A2ElCi
>>421
多くないよ。つか一人だし。
ま、アレだよ。日本語が極度に不自由な人が、ID変えて叩いてるだけだから。




423:名無しさん@ピンキー
07/11/18 21:57:08 XyU6in3n
>>419
そうか? 現在、桜荘にようこそは投げ出しているじゃんw
最近、投稿されていないから逃げたんだろうな

推敲もできなくて、日本語がおかしいの時点で
SS作家としては致命的だと思うな。
どんな作品も日本語がおかしかったら意味がないんだよ
文学をなめすぎだよ

>>371の言葉を借りると

>>これまでどこの過疎スレで甘やかされて温々と育ってきたかは知らないが、
>>こういった激戦区ではそんなプライドは何の役にも立たないと知った方がいい。

>>ここは掛け値なしの実力勝負のスレなんだから住民の目も肥えているし、
>>悪いけどその程度のなまくらな付け焼き刃ではどうにもならないよ。
>>チャレンジャースピリットは買うが、それだけのこと。

>>とにかく、読み手に読んで貰えることを念頭に置き、装飾にこだわらなくていいから
>>読みやすさと分かりやすさを第一に考えてもう一度挑戦してみてくれ
トライデント氏に
一万年と同じ言葉を贈ろうw

>>421
駄文を投下しすぎているから皆に嫌われている
初心者ですね。

424:名無しさん@ピンキー
07/11/18 22:02:48 KNuPhd6d
ま た 「 日 本 語 お か し い 」 か

425:名無しさん@ピンキー
07/11/18 22:03:36 e6NdESTe
>>416
立て乙
最近のアニメはスクイズや空鍋意識してか修羅場多いよな
とりあえず挨拶だけしとく

426:名無しさん@ピンキー
07/11/18 22:06:24 olzFUMJn
>>423
いや、あれもまだ書いてるだろ?ただ最近投稿がないだけで。
あのテンションを続けられるってのはすごいよ。
すごいおもしろい作品でも、途中でやめられちゃうと、かなり悲しいし。
とにかく数を書けるって点では、西村京太郎を思い出してしまうww

一万年も叩いてやるなよ。
最初は、改行がおかしいなと思ってたし、ちゃんとトリップつけろよと思ってたけど、指摘したら両方とも直ったぞ。
あれだけ毎回毎回叩かれて、それでも書けるのって結構根性あるなと思うし、
それだけこのスレを盛り上げてくれてるってことだし。

427:名無しさん@ピンキー
07/11/18 22:13:35 0j54WPlA
ID:XyU6in3n
ぐだぐだ言ってねーで投稿しなよ
GJ連発の嵐なんだろw
さっさと実力の違いを見せ付けてくれよ


428:名無しさん@ピンキー
07/11/18 22:16:21 e6NdESTe
>>427
シーッ!
触れてあげるなってw
本人は「自分を作者」だと思いきってる病人なんだから

429:名無しさん@ピンキー
07/11/18 22:21:03 b1Sj2zlB
おまえらメモ帳って知ってるか?
notepad.exeだったかな
おれその日の日記とかちょっと思いついたこととか
どうでもいいようなこととか他の誰が読んでもつまらんこととか
わけのわからん懐古とかけっこう書いたりするんだけど
おまえらも使ってみろよ
まじオススメ

430:名無しさん@ピンキー
07/11/18 22:29:52 e6NdESTe
>>429
大学の講義中にたまにプロットとかは書いてる
今は5つ位かな?
問題はそれをどう組み合わせるかだけど・・・

431:名無しさん@ピンキー
07/11/18 22:38:29 WWW+oCSH
作者は
「読んでもらう」
読者は
「読ませてもらう」

という心意気が大切だと思う

432:名無しさん@ピンキー
07/11/18 22:44:00 0oPHXcsa
>>430
俺はプロットがなかなか書けない
書けたとしても何か気に入らなくて消してしまう…

433:名無しさん@ピンキー
07/11/18 22:52:18 jRC4LSxZ
wktk

434:名無しさん@ピンキー
07/11/18 22:58:53 Rzjn93BR
>>432
プロットで満足いくもんなんか書けないのが多数だって
心配ならそれでメシ食ってる人達の作品をプロットとして考えてみろ

ラノベ作家だろうがハリー・ポッターだろうがショボくなるから


435:名無しさん@ピンキー
07/11/18 23:01:30 VbXFtjKs
俺はたまに書こうと思いたって書くんだけど、設定の不自然さに気付いて消してしまう
思い切って不自然なままでも書ききってみたほうがいいんだろうか?

436:名無しさん@ピンキー
07/11/18 23:05:27 tesWypld
不自然さの程度にもよるんじゃないか?
作品の根底に関連する重大な不自然なら消したほうがいいだろうし
「この展開はちょっと違和感あるかも・・・」ぐらいなら書ききったほうがいい、と思うな

437:名無しさん@ピンキー
07/11/18 23:35:48 pHX8NV1p
スレを荒らすような日本語が不自由な人間に、まともなSSがかけるとは思わないな

438:名無しさん@ピンキー
07/11/18 23:35:54 IHj7/53s
トライデント氏のは読んでて寒い、アンチも沸いてるしもう来ないでいただきたい。

一万年は文章ですらない、酉付けるときもなんかウザかったし、トリップ機能も知らない初心者なら
ROMれよ、あれはもはや荒らしだろ。いかにもアクエリオンに影響されてつけました的タイトルも痛いだけ

439:名無しさん@ピンキー
07/11/18 23:49:11 e6NdESTe
>>435
あるあるw
>>436が言うように、あまり小さな設定の食い違いはスルーした方が良いと思うよ
そうしないと肝心のSS本編が書けないという悪循環になるからね

440:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:03:29 /X2qGa9d
トライデントの日本語がおかしい点と一万年のタイトルとか色んな所が痛いのは同意しておく
だがそれを粘着し続けるお前が一番痛い


はいはいスルースルー

441:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:10:17 6XUS3d6E
>>436
やっぱり設定の不自然さをどう上手く誤魔化すかも腕のうちに入るんかね・・・
SS書くのは難しいわ・・・

442:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:10:51 3je9xc6/
>>438
>>440
やはり、私の言っていることが正しいと証明されたな
私以外の人もトライデントは日本語がおかしい
ネタは寒い

もういい加減に追放しろよ

443:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:18:21 vqMnoVHn
いや、仮にそうだとしても
ほっときゃいいじゃん…
そうしてるやつも結構いるだろうし

ていうかそこまで粘着するほどのパワーを実生活に費やしたらどうだ?
そしたらもっと色々できると思うよ

444:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:22:02 T9QySycN
今日は星空さんが見れないか。
我慢汁が・・・

445:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:24:28 3je9xc6/
>>443
いい加減に追放するべきだと思うんだがな
誰かトライデント氏を引導を渡してやれ

446:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:26:01 kena+1yr
覇王スルー 見えるけど見えない。なぜか特定のレスが脳内あぼーんされて平和だ。
真・スルー 何もレスせず本当にスルーする。簡単なようで一番難しい。
偽・スルー みんなにスルーを呼びかける。実はスルーできてない。
予告スルー レスしないと予告してからスルーする。
完全スルー スレに参加すること自体を放棄する。
無理スルー 元の話題がないのに必死でスルーを推奨する。滑稽。
失敗スルー 我慢できずにレスしてしまう。後から「暇だから遊んでやった」などと負け惜しみ。
願いスルー 失敗したレスに対してスルーをお願いする。ある意味3匹目。
激突スルー 話題自体がスルーの話に移行してまう。泥沼状態。
疎開スルー 本スレではスルーできたが、他スレでその話題を出してしまう。見つかると滑稽。
乞食スルー 情報だけもらって雑談はスルーする。
質問スルー 質問をスルーして雑談を続ける。
思い出スルー 攻撃中はスルーして、後日その思い出を語る。
真・自演スルー 議論に負けそうな時、ファビョった後に自演でスルーを呼びかける。
偽・自演スルー 誰も釣られないので、願いスルーのふりをする。狙うは4匹目。

覇王スルーを心がければいい。これはよそのスレでもな。

447:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:26:57 6XUS3d6E
こうまで単発同士のレスの付け合いだと「自演してます」って言ってるようなもんだぞ~

>>444
もう全裸が辛い時期ですなw

448:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:28:29 3je9xc6/
冬の星空も文章力はないと思うぞ
描写の基本がまるでできていないぞ

449:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:30:51 Hr7Zo44F
はいはいスルースルー

450:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:31:25 8ApdAiPh
プロット通りに書こうと思っていたはずなのに
書き終わると1/3くらいプロットが余っている。
みたいな経験をしているのは俺だけじゃないはず。

451:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:32:33 0YVY9Fh+
職人は多いに越したことはない。それなのに追い出すなんで愚の骨頂。

トライデント氏にイチャモンばっかつけているやつはいい加減に黙れよ。

粘着しているやつは、いつまでもID変えてまでの寒い自演などしていないで、もっと他の事に
力を向けるべきだろう。

452:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:33:43 7/nfLYWC
( ´,_ゝ`)

453:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:33:49 3je9xc6/
冬の星空は一万年と同レベルだということに気付いてないな

454:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:35:53 2vRbCygM
設定は面白いから別に良し

455:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:37:26 6XUS3d6E
ノシ

456:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:38:06 6XUS3d6E
間違った・・・
>>450
ノシ

457:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:39:54 3je9xc6/
冬の星空の設定は素人レベル
スレの住人はスルーもできない赤ん坊レベル
避難所の連中は遠い場所でブーブーしか言えない、ひきこもりレベル

それにしても、避難所の連中はチキンだと思うのは俺だけか?

458:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:42:35 +FvHpkXo
また日本語お化け(失笑)か

459:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:44:33 Df4qtxUp
避難所の連中に巧いこと遊ばれてるって気付けID:3je9xc6/

460:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:49:45 s4Ipzjvp
過去作品でオススメ教えて下さい

461:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:50:10 3je9xc6/
上杉達也は世界中の誰よりも、浅倉南を愛しています

462:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:52:58 6XUS3d6E
>>460
どういう設定のやつが好きかい?
ファンタジーとか兄妹とか幼馴染とか

463:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:58:39 nQf8VemJ
取り敢えず、保管庫の完結作品を読んでみる事をすすめてみる。

464:名無しさん@ピンキー
07/11/19 01:10:49 skgKDxaj
ID:3je9xc6/夜が明けてないのに必死にカキコで赤いな・・・・

465:名無しさん@ピンキー
07/11/19 01:11:40 CFJtpLal
スマン、屁が出そうだ

466:両手に嫉妬の華を ◆kNPkZ2h.ro
07/11/19 02:11:25 Y7pavFlq
投下します。

467:両手に嫉妬の華を ◆kNPkZ2h.ro
07/11/19 02:11:58 Y7pavFlq
「ただいま」
 後ろにいる佐藤早苗から感じる妙な威圧感に気圧され、
若干萎縮してしまった声で帰宅の挨拶を済ませながら、俺は見慣れた家の扉を開けた。
結局あの電話を切った後から終始不機嫌を絵に描いたような態度であった佐藤早苗は、今尚自ら口を開こうとはしない。
だからといってその存在感が希薄になるようなことはなく、寧ろより一層深く俺の心の中に刻み込まれているような気がする。
現代文の授業は殆ど起きていないから上手く説明出来ないが、佐藤早苗からは常に“沈黙の声”が聞こえてくるのだ。
それは本音と言うには不明瞭過ぎるし、雰囲気と呼ぶには意味を含み過ぎている。
俺が考え得る最もそれを明確に表現した言葉は、イメージだ。
受け手に伝えようという意志は感じ取れるが、どこかに必ず曖昧さを持ち合わせている不安定なもの。
受け手側の感情やら経験やらと総合化されることで初めて“声”に為り得、
且つその過程にある様々な抵抗物のおかげで千差万別に姿を変える、可能性の塊。
勿論“沈黙の声”は沈黙という性質故に現象的には存在し得ないものだから、
その可能性を開花させる為には受け手側の能動的態度が必要不可欠だ。
しかし俺は、単純に佐藤早苗の“沈黙の声”に漂う不穏な空気に不審感を隠し切れないという理由の下、その努力を放棄している。
 少々回り口説くなってしまったが、要は俺と佐藤早苗との間を隔てている重苦しい壁は、
理解しようとしない俺と、理解させようとしない佐藤早苗とが二人で作り上げたものだということだ。
確かに俺も悪いが、言いたいことを言おうとしない佐藤早苗もどうにかして欲しい。
佐藤早苗が素直に腹の内を全て言ってしまえば、佐藤早苗も俺もこのモヤモヤとした気分から解放される。
その言葉によって俺が傷付くか否かという問題を除けば、それでお互いに蟠りなく終わるというのに。
いや、佐藤早苗からすれば自分の思っていることを洗い浚い言ってしまうことによって俺が傷付くのが居た堪れなく、
それで躊躇しているという風に解釈することも出来るか。
しかしだとすれば、やはり佐藤早苗は決して俺にとって都合の良くないことを言おうとしているということになる。
そしてそのことに俺が不審感を抱いて、ますます泥沼に嵌っていく……なんて最悪な負の連鎖だ。
半分は自業自得とは言え、嘆きたくなる。
 気付かれない程度に溜息を吐きながら、丁寧な動作で靴を脱ぐ。
「上がって。俺の部屋まで案内するから」
「……」
 目は伏せたまま、小さく佐藤早苗は頷いた。あくまでも口を利く気はないらしい。
いつになったらこの膠着状態は幕を閉じるのかと途方もないことを考えながら、頭が痛いのを我慢して二階に続く階段へと早足で向かう。
「おかえり……って」
 間もなく階段へと足を掛けようとした正にその時、リビングの入口からスナック菓子の袋片手に、パジャマ姿の姉が覗き込んできた。
いくら大学が休校日だと言っても、寝起きのまんまってのは変だろだなんて休日は午前中起きない俺が思っている中、
姉は俺と佐藤早苗の方向を目を丸くしながら凝視している。
露骨に虚を突かれた感が伝わってくる。確かに今まで自分の家に女友達を連れてきたことなんてなかったからな。
俺が説明しようか迷っていると、姉は突然呆けて開きっぱなしになっていた口はそのまま、しかし驚きに満ちていた目をニヤリと細めた。
そして何故か忍び足で俺の下へ駆け寄ると、勢い良く俺の肩を掴み縮こまった。
一瞬で姉との顔面距離が狭まり、そこでようやく俺は姉の目が、
初めて遊園地に連れて来られた子供のように好奇心に溢れていることに気付いた。
「おほけなし、って感じね」
「姉ちゃん何言ってんだ。日本語を喋ってくれ」
「身分不相応にも程があるでしょってことよ」
 そう言うと、姉は更に満員電車に無理矢理体を捻じ込むように俺に密着し、それに反比例するかのようなひそひそ声で続ける。
「彼女出来たなんて嬉しそうに喚くからどんな物好きかと思いきや、どうやってあんな可愛い子ゲットしたのよ」
 姉は小指を立てながら輝いた目線を浴びせてくる。いや、そんなに期待されても困る。
確かに姉には彼女が出来たって耳に蛸を作ってやろうって意気込んでいるのではないかと誤解されそうなくらい言った。
その後に家に女連れてきたら、そりゃそいつが彼女なんだって勘違いしてしまうだろう。
「違う違う。あいつはただの友達だよ。考えてみろよ、俺があんなレベル高いのと付き合える訳ないだろ」
 でも、俺の彼女はただ一人―佑子さんだけだ。

468:両手に嫉妬の華を ◆kNPkZ2h.ro
07/11/19 02:12:48 Y7pavFlq
「何自分のこと卑下してんのよ」
「いや、姉ちゃんが最初に釣り合わないって言ったんじゃんか」
「そりゃそうだけど、あんたってそんなに卑屈だったっけ」
 卑屈……それは違う。
別に俺は悲観的になっている訳ではないし、まして過小評価された自分と現実との間に生じるギャップに酔おうなどというつもりもない。
俺が今自分を冷静に客観視出来ているのは、余裕があるからだ。
佑子さんという一人の女性―それこそ俺の彼女でいるには勿体無さ過ぎる程の人―と付き合っているという事実が、
俺に男としてのかつてない自信を与えているのだ。
念の為だが、当然俺は自尊心を満たす為なんて下劣な理由で佑子さんと付き合っている訳じゃないことを断っておく。
「まぁいいわ。じゃあ、何で彼女でもない女の子をあんたは部屋に上がらそうとしてるの」
 さっきまでの物腰の柔らかい語調が一変して、疑念に満ちた強めの口調で姉に訊ねられた。
細めていた目も先程とは逆の方向に弧を描いているし、眉まで顰めている。
その様子から察するに、姉が俺にとって危ない誤解をしているのは火を見るよりも明らかであった。
自分で思っておいて悲しくなるが、俺のような男が二股掛けるようなスキルの持ち主だとでも思っているのかこの姉は。
それは俺のことを買い被り過ぎだろ―というか過小評価し過ぎだろ。もう少し実の弟を信用して欲しいものだ。
まぁ肉親だからこそ疑わずにはいられないっていう風な好意的解釈も出来なくはいないが、
漫画が全てのこの姉がそんな心配をする筈がない。負の興味本位で訊いているだけだろう、確実に。
「変な誤解のないよう言っておくが、あいつとは勉強するだけだからな。というかそれ以外にどんな理由があるってんだよ」
「あのあんたが勉強ねぇ……。テスト前日も彼女彼女って頬緩ませてたあんたが勉強ねぇ……。しかもわざわざ友達呼んでまで」
 あ、駄目だ。余計疑われているよ。そりゃ今まで家では勉強はおろか、机に向かうことさえ殆ど無いに等しかったからな。
でも今は歴とした動機がある。まぁ好きな子と過ごす時間をなるべく多くしたいなんていう一見しなくてもいかにも不純なものだけどね。
それでも結果として勉強をする気になっている訳だから良しとしようじゃないか。
それにたとえ姉に引かれる恐れがあるとはいえ、
何も言わないままでいる方が間違った憶測を余計に浸透させてしまうだけでより危険だからな。
「これにはちょっと複雑な事情が絡んでいるんだがな―」
「早く行こ」
 姉から遠い目で見られない為にも経緯を長々と説明しようとした矢先、突然首下に圧迫感が奔った。襟首を掴まれたらしい。
そのまま思い切り引っ張られ尻もちをついてしまい、更には立ち上がる暇もなく咳き込んでしまう。
喉下を押さえながら何事かと振り向くと、不機嫌を通り越して怒りに満ち満ちているご様子の佐藤早苗がいた。
眉を吊り上げていて物凄い剣幕だ。
せっかくの美人面が台無しだぜとか俺が冗談を言う暇も与えず、佐藤早苗は俺の襟首を掴んだまま躊躇なく階段を上り始めようとした。
おいおい、何のプレイのつもりだよ。
「おい、赤ん坊じゃないんだから自分で歩ける。とりあえず離せ」
 対抗意識剥き出しにして俺も精一杯の般若面を作ってみるが、佐藤早苗の鋭い一瞥に完全に制されてしまった。
何なんだ、何がここまで佐藤早苗を怒りに駆り立てているんだ。女って奴は本当に男の理解を超えた生き物だ。
 そうは言っても一応言葉は通じたようで、佐藤早苗は渋々といった感じで俺の襟首から手を離した。
それでも視線は俺を捕らえて離さない。そんなに目の仇にされても、その理由がわからないんだから応え様がない。
俺にどうしろと言うんだ。
「彼女さんとの楽しい春休みを謳歌する為にもさっさと終わらせないといけないからね。友達だからって容赦しないよ」
「あぁ……」
 何でそんなに棒読みなんだよ。後さりげなく怖い。
 友達なだけの佐藤早苗とさえこんなギクシャクした関係なのに、
これから佑子さんと上手くやっていけるのかと若干自信喪失してしまった。暗く淀んだ気分のまま、俺は重い足取りで階段を上って行く。
その途中で一旦立ち止まり、姉の方へと振り返る。
「後で説明するから」
「うん、いいよ。というか何となくわかった気がするから大丈夫……」
 そんな冷たい目線で俺を見るな。
あぁ、姉からは侮蔑の、佐藤早苗からは憤怒の視線をそれぞれ浴びせられ、完全に挟み撃ち状態になってしまった。何だこの仕打ちは。
0点を取ると運気もなくなるのか。心の中で項垂れながら、俺は自分の部屋へと向かって行った。

469:両手に嫉妬の華を ◆kNPkZ2h.ro
07/11/19 02:13:24 Y7pavFlq
 いつもは家族という集合体の中で個別化を図る為の具体性を持った手段に過ぎない部屋の扉の前で、
俺は後ろに佐藤早苗がいるという緊張状態の真っ只中で何故か何となしに一度止まってみた。
そして、年季は感じられるが目立った傷の見当たらない扉を見据える。
それそのものには意味が無く、それがあることこそが重要である存在。
解釈としてそれは、人が理想としてきた愛の形を端的に示しているものだとも取れるし、
はたまたどんな個々も根源的には同種であるという皮肉の縮図だとも理解され得る。
普段注意していないことに少し目を向けてみると、
そこには自分が想像だにしていなかった世界が広がっているということの認識が深まる。
更にそのことは同時に、人が未知の世界への扉に触れないどころか、
それを見ようとすらしていないということの裏返しであることをも意味している。
扉という何気ないものが、見方一つでこれだけのことを教えてくれる。
この現実を目の当たりにして、俺は静かな感動と共に愕然ともした。
今まで自分がどれだけ実感を伴わない雰囲気に依存した生活をしていたのかということを、はっきりと突きつけられて。
こういう時って何か虚しくなる―。
「仲川、何ボーッと突っ立ってんの。部屋に見られたくないものでもあるとか?」
「あっ……悪い。ちょっと考え事してただけだ」
 不意に背後から聞こえてきた佐藤早苗の声によって、意識が外交的な方向へと軌道修正された。
慌ててドアノブに手を掛けながら、最近考え事が多くなったことを自覚して苦笑した。
その最たる要因はホワイトデーのあの一件以外にあり得ない。
あの経験がなかったら、大袈裟かもしれないが今でも俺は流されるまま地に足の着いていない浮遊感に支配された人生を送っていただろう。
自身の無知を内省することすら出来ない最大級の不幸。その終わりなき一本道から新たな道程を内示してくれたのは、やはり佐藤早苗だ。
佐藤早苗の無意識の辛辣な仕打ち―俺が勝手に勘違いしただけだが―を受けていなければ、
俺は思考することを知らない感情剥き出しの子供のままだっただろう。
理不尽に対して反発し、原因を追究し、その末に辿り着いた結論を素直に認める―たとえそれが自分の耳に痛いものだとしても。
生きていく過程で少しずつ蓄えていかなければならない倫理的義務を俺は無視してきたのだろうと思う。
そしてそのツケがあのホワイトデーに集約された。そのおかげで俺は思考の肝要さを初めて知った。人は思考しなければ動物と同じだ。
そのことを啓発してくれた佐藤早苗には感謝しなければならない。傷付かなければ痛みは分からない。
痛みが分からなければ、大人にはなれない。
 しかし我を忘れる程というのも宜しくない。何事も限度を弁えなければと自分の中で相槌を打ち、俺は扉を開けた。
「これが、仲川の部屋……」
 佐藤早苗が口ずさんだ当たり前の言葉に諧謔さを感じて、思わず笑いそうになってしまうのを堪える。
これ以上機嫌悪くされたらもう俺の力ではどうにかする自信はない。
しばらく呆気に取られた様子で俺の部屋を見渡している佐藤早苗を恐る恐る見守る。
宛ら評論家に作品を吟味してもらっている作家のように。
「案外綺麗な部屋ね。漫画とかゲームとかで足の踏み場もないかと思ってたのに」
 一先ず安堵した。客観的に―それも男子よりは清潔さを重んずるであろう女子から見て―俺の部屋は綺麗な部屋なようである。
少しでも佑子さんに相応しい男になろうという意気込みの下、わざわざ試験前に部屋を綺麗にした甲斐があった。
それは良かったが、一つ蟠りが残った。佐藤早苗は“案外”と口にした。
それは発言者の頭の中にある一定の予想が固まっていて、それを凌駕された時に用いる言葉。
では、その予想というのは何を根拠にして生まれたものなのか?
勿論様々な方面から発せられるメディア情報のイメージの所産と捉えてもいいだろう。
だが佐藤早苗という人物像を了解すれば、自ずと別の確答が浮かんでくる。それは―。
「お前が今まで見てきた男の部屋がどうなのかは知らないが、別に男の部屋が全部ゴキブリが湧いてきそうなゴミ屋敷って訳じゃないぞ」
 かなり皮肉めいて吐いてやった。
別にホワイトデーのことを根に持っている訳じゃないが、勘違いしてしまった身としては遠回しにでも指摘せずにはいられなかった。
佐藤早苗、お前は警戒心も害意も微塵もなく男と接しているのだろう。汚い男の部屋へ足を踏み入れてきたんだろう。
しかし男は宿命としてその部屋以上に汚い欲望を持っている。それを煽るお前の端麗さは、罪だ。


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