07/11/02 14:15:16 6cGEG+8P
私は自分の席に戻る途中で、ある事を考えていた。
「お、帰って来たか、おかえりタバサ。どこ行っていたんだ。」
「ん、ルイズの所に行っていた。」
「ルイズのとこだって!何話していたんだ?」
「ただの世間話。」
「ん? そっか。じゃ~一緒に飯食おうぜ。タバサの事待ってたんだぜ。」
一人で食べるの寂しいだろ。だから待ってた。」
「ありがとう。」
「それじゃ~いただきまぁ~す。うーん、うまい。」
「いただきます。」
私はご飯を食べながら彼をどうやって誘おうか考えていた。
考えて私は口を開いた。
「お願いがある。」
「お願い?オレに?」
「うん。」
「へぇ~珍しいなタバサがオレに願い事があるなんてな。
いいぜ、それでお願いってなんだ。」
「私はまだ、お願いの内容を話してない。なぜ了承するの?」
「なぜって、タバサに限って変な事言う訳ないだろ。」
彼は私の事を信頼してくれている事が嬉しかった。
あ、この感情が嬉しさなんだ。
私はまた一つ彼に教えられたと気付いた。
私は自然と「ありがとう」とつぶやいていた。
「何か言ったか?」
「何も。お昼休みになったら、火の塔の裏庭に来て欲しい。」
「分かった。昼休み火の塔の裏庭だな。」
「うん。必ず来て。」
「必ず行くって。」
「それとこの事は他言無用。」
「了解。」
このあとサイトの身に起こった事は不幸か?幸福か?は
それはサイト自身が感じる事と時が教えてくれる事である。
次回に続く??