07/11/12 23:31:04 zGV6qZBK
>>448
小さいは正義w
451:名無しさん@ピンキー
07/11/12 23:58:02 z9ceZutM
いいか、>>448
(゚д゚ )
(| y |)
エッチとエロはただのスケベ野郎だが
H .( ゚д゚) ero
\/| y |\/
二つが合わさるとヒーローになるんだ
( ゚д゚) Hero
(\/\/
お前はもうヒーローだ!
452:名無しさん@ピンキー
07/11/13 01:43:21 3OODfiVe
>>451
また懐かしいもんを引っ張り出してきたなw
453:名無しさん@ピンキー
07/11/13 02:13:10 yLH3A7t2
>448
GJです!
サイトがルイズに責められてるのをタバサは見てしまったんですから
この後更に攻めに転じてくるのではないでしょうかね?
タバサ好きとしてはずっとタバサのターンでいてほしいとこですがw
454:ツンデレ王子
07/11/13 04:56:07 NSxs4S/D
ふと思ったのですが…
スレタイ文(?)の
>あと、次スレは480KBか、970レスを過ぎたら立ててね。
は
あと、次スレは480KBか、970レスを過ぎたら立てるのよ!
のが良いのでは?
>>451
目から鱗な気分です
(まぁ私にゃエロは書けんのですが…)
455:名無しさん@ピンキー
07/11/13 05:02:51 8eq7z62H
>>409
「いやぁぁぁぁぁぁぁっ! 巨大なハルキゲニアがぁぁぁぁぁぁぁっ!」
456:名無しさん@ピンキー
07/11/13 06:39:29 Mwx3Nj4V
>>455
それはカンブリア紀のトゲナマコだ
457:名無しさん@ピンキー
07/11/13 08:15:18 yzlTQie4
空が…、空が堕ちる…!
458:名無しさん@ピンキー
07/11/13 11:42:15 p0HvslXz
「エロ書くことにあまり熱意が持てない」「自分の作品の本分はエロにはない」
と思うSS書きは、エロを無理に書く必要ないかと。
ただ、「エロ書きたいけど自分には書けない」と決め付けて書かないのなら、それはちょっと惜しいかも。
459:名無しさん@ピンキー
07/11/13 17:52:47 OEBXCCnF
>>93
の続きです。
暇潰しだと思って読んで見て下さいましぃ~。
では開始であります。
460:サイトの不幸?幸福?02-01
07/11/13 17:53:18 OEBXCCnF
私は今、朝食を食べ終わり自分の部屋に向かって歩いてる。
しばらく歩くと自室前に着いてドアを開けた。
カチャ
ギィ~
「あ、おねいさま、おかえりなのですぅ~。」
バタン
そこには人間の姿をしたシルフィードがベットに
腰掛足をばたつかせていた。
「ロック」
「あれ?、なんでロックの魔法を使うんですかぁ~。」
「これから調べ物がある。誰にも邪魔されたくないから。」
「そうなんですかぁ~。」
「シルフィードも邪魔しないで。邪魔したら杖で叩く。」
「あうあう~叩かれるの嫌なので分かったのです。ベットの上でおとなしくしてます。」
早速、魔法関連がある本棚を調べるがちゃんと
整理整頓がされてなくてなかなか見つからず
本棚以外にも机の上にも乱雑つまれた沢山の本がある。
この中から一冊だけを探すの一苦労というものだ。
探し始めてしばらく経つとベットの方からシルフィードが寝息を立てていた。
お昼休みが始まるまで残り二時間を切ってしまい、
タバサは焦りはじめていた時、
机の上からランダムに取った本の表紙を見た時。
「あ、アッタ」
やっと目的の本が見つかって安堵した。
461:サイトの不幸?幸福?02-02
07/11/13 17:54:16 OEBXCCnF
さてその頃サイトはというとルイズの部屋を掃除をしていた。
ホウキでゴミを集めちりとりを使いゴミ箱の中に捨てる。
その次は濡れた布で床を拭き今度は乾いた布で
綺麗に拭き終わると今度は家具類を軽く拭く、
最後にベットメイキングをして終わりである。
全ての掃除が終わりサイトは近場にある椅子に腰を降ろして一息ついた。
「あっ~やっと終わった。これで一休み出来るぜーうっ~疲れた。」
「お疲れ、相棒。それにしても毎日よくやるよな。」
「だってよ、ちゃんとやらねいとルイズの奴すげぇ~怒るんだぜ。」
「それにしても、青髪の嬢ちゃんは何をしようとしているだ?」
「何だろうなーまぁ~タバサのやる事だ危険はないんじゃないか。」
「そうだと良いけど、何か悪い予感がするけどな。
でも、俺っちは何があっても相棒の味方だからな。」
「不気味な事言うなよな~。
さてそれじゃ~デルフ今日の剣の訓練に行くか。」
「おうよ。待ってたぜ相棒。」
本当にタバサの奴何をするつもりだ?
目がすごく真剣な感じだったから大事な事だと思うけどな。
昼休みになれば分かる事か。
サイトはデルフリンガーを掴むといつもの訓練場、
ゼロ戦が置いてある格納庫前の広場に向かって歩きだした。
462:サイトの不幸?幸福?02-03
07/11/13 17:57:02 OEBXCCnF
サイトが訓練をしている時、ルイズは魔法学科の授業を受けていた。
周りから見れば教師の話をちゃんと聴き真面目に受けていると
思われるが実は違う事を考えていた。
それは朝の食堂でのタバサとのやり取りである。
もお~なんなの、今朝のタバサは?
考えがあるとなんとか言ってたけど何の事だかさっぱり分からないわよ。
たぶんサイトの事だと思うけど、タバサはサイトの事を気に入っている感じだから。
まさか!あんな事やそんな事をして既成事実を作って自分の物にするつもりじゃ!
でも、そんな事ある訳がないか。
でもでも、あの2人最近なんだか仲が良く一緒に居る事多いわよね。
「ふぅ~」
変な想像を頭の中から追い出し一息ついた時。
「ミス ヴァリエール、この問題の答えは何ですか?」
「・・・・・・・・・」
「ミス ヴァリエール聞こえてますか?」
「えっ! はい!少し待って下さい。えっとその答えは・・・・」
いきなり教師に指され慌てるルイズだった。
次回に続く??
463:名無しさん@ピンキー
07/11/13 18:41:13 1oHDI0Hk
なんか微妙……
特にシルフィードが
464:名無しさん@ピンキー
07/11/13 19:54:37 qWW5voCv
そだね…
シルフィの口調はもちょっと原作を気にしてもらった方がいいかも
465:名無しさん@ピンキー
07/11/13 20:03:45 z54psTWs
なんかこう、原作読んでない人が他の人のSSだけ読んで書いたSSって感じがするな。
466:名無しさん@ピンキー
07/11/13 20:15:39 BcYHLhfu
他の人のSS読んでたらシルフィをこんな口調にするわけないだろ
467:名無しさん@ピンキー
07/11/13 20:20:58 OsaFRrCS
シルフィはおばかだけど、これはただの白痴だな。
468:名無しさん@ピンキー
07/11/13 20:34:13 p0HvslXz
最近、住人が厳しくなってきてないw?
469:名無しさん@ピンキー
07/11/13 20:35:25 +EGi0zXq
「あうあう~」は、ひぐらしの羽入(はにゅう)の専売特許と思われる。
470:名無しさん@ピンキー
07/11/13 20:36:35 eJKQAKgK
口調や名称の間違いには昔から厳しかったと思う
まあこのスレがというよりエロパロ板そのものの雰囲気がそうなのかも試練が
471:名無しさん@ピンキー
07/11/13 20:38:59 VXK1a5b/
そして「あぅあぅあぅあぅあぅ」はテファの(ry
別に専売特許まで言わんでもいいかな。
シルフィにちょっとあわない気はする。
472:名無しさん@ピンキー
07/11/13 20:49:09 sy/Nkh9A
と言うかこれは別物、断じてシルフィではない
原作読み直せ
473:名無しさん@ピンキー
07/11/13 21:00:04 AI6iLgsH
微妙にずれるが、タバ冒の最初の方のシルフィは割りとまともに喋ってるよね。
「~のね」の語尾もないし一人称も「わたし」だし。
あとタバサの呼び方が外伝1巻&本編10巻では「お姉さま」だけど
外伝2巻では「おねえさま」に変わってる。
……退化?
474:名無しさん@ピンキー
07/11/13 21:09:08 1IWqxHvA
使い魔のルーンの洗脳効果の副作用じゃね?
475:名無しさん@ピンキー
07/11/13 22:52:51 nKZHXJVb
「あうあう」は古手神社におりますだ>>460
476:名無しさん@ピンキー
07/11/13 22:56:43 McKok5uO
声はシエスタ
477:名無しさん@ピンキー
07/11/13 23:47:00 Mifb5dif
せんたいさんのシルフィも初期の頃しゃべり方おかしいぞ
そのへんどうなのよ
478:名無しさん@ピンキー
07/11/13 23:53:07 1oHDI0Hk
せんたいさんご指名ですよ
479:名無しさん@ピンキー
07/11/13 23:53:52 q9BQQ9I1
後々に改善されれば文句ないという好例
480:名無しさん@ピンキー
07/11/14 00:03:57 wOQbqQSp
全体の出来が良けりゃ、多少おかしいところは目を瞑ってもらえるさ。
もしくは、今回のが目を瞑れないぐらいにひどすぎたか。
せんたいさんは、初期のタバサも口調おかしいとか言われてなかったっけ?
でもちゃんと改善したからかえって評価が高まったという。
いや、せんたいさんじゃなかったような気もするが。記憶が曖昧だ。
まあ少なくとも、「せんたいさんだけ特別扱い」という理由だけではないと思う。
多少そういう傾向があるのは否定しないが。
481:名無しさん@ピンキー
07/11/14 00:12:23 VGHVBrUk
>>459
つか頑張れ!
俺は読むだけだから職人さんが増えてくれると嬉しい。
482:名無しさん@ピンキー
07/11/14 02:15:01 p2+Cs/qS
コッパゲ×隊長が読みたい。
483:ツンデレ王子
07/11/14 02:34:38 gR8zPeqi
保管庫(URLリンク(wikiwiki.jp))
にも下ろしましたが、一応こちらにも下ろします
感想欲しいから^^;
484:ツンデレ王子-1
07/11/14 02:37:43 gR8zPeqi
ここチクトンネ街の表通りでは、今日はいつにも増して人が溢れていた。
それもそのはず、今日は半年に一度の大安売りの日。各地の人々が普段は高くて手を出せない品を求めてやってき
ているのだ。はるかアルビオンから来た者やゲルマニアから来た者も見受けられる。
そんな中、サイトとアンリエッタはおろおろと周りを見渡し、今にも泣き出してしまいそうな少年を見つけた。
「あら?ぼく、どうしたの?」
アンリエッタはしゃがんで少年に目線をあわせ、問いかける。
「パパとママが…」
「はぐれちゃったの?」
目尻に涙をためて頷く少年。
「サイトさん、どうしましょう…」
サイトは少年を背中側から抱き上げ、そのまま自分の肩に座らせた。
「そこから父ちゃんと母ちゃん、見えるか?」
肩車をしてもらい目線の高くなった少年は辺りを見渡すが、探している人物は見つからないのかしゃくりあげるのみだ。
「ちょっと歩いてみようか。噴水の辺りまで行けば見つかるかもしれないし」
「そうですね」
同意したアンリエッタに左手を差し出す。
「……?」
「はぐれるといけないから、手を」
「は、はい」
赤くなりながらもその手をサイトに預けるアンリエッタ。そんな様子を見て、肩の上の少年が笑みを見せる。
「わー、お姉ちゃん、まっかっかだー」
ソレを聞いてますます赤くなるアンリエッタ。
「も、もう…ところで、僕のお名前は?」
「カイ」
『いい名前でしょー』と誇らしげに少年は答えると、サイトの頭を小さな手でぺしぺしと叩く。
「こ、こら、暴れるんじゃない」
「ねーねーお兄ちゃん、あっち、あっち行って」
少年の指差す方向には、何軒もの露店が並んでいた。その中から良い匂いが漂ってくる。
『しゃーねーなー』と呟きながらも3人が向かうと、そこではフードを目深に被った人物が座っており、その足元では
小さな人形たちがさまざまなダンスを披露していた。
「ほー、アルヴィーじゃねぇか」
「アルヴィー?」
デルフの声に、辺りを見渡しながら興味津々に聞き返すカイ。
「ここだよ、ぼうず」
「わっ!剣が喋った!」
「おりゃあ、インテリジェンスソードのデルフってんだ。よろしくな、ぼうず」
「うん、よろしくね、デルフのおじちゃん!」
その言葉に噴出す2人。
「おじちゃんだとよ、デルフ」
「…笑うない!どうせおりゃあ年寄りさぁね」
「そんなにいじけるなって、デルフ」
「ねぇねぇ、デルフのおじちゃん。そのアルなんとかって何ー?」
「アルヴィーってのはな、簡単に言やー魔法が掛かってて自分で動く人形の事だ」
「へーかっこいいね」
カイが目を輝かせて眼前のアルヴィーのダンスを見つめていると、デルフは声を潜めて言い出した。
「相棒、そこの隣の露店で何か買いな」
その声はサイトにしか聞こえていないようで、カイは先ほどと同じくアルヴィーを見てはしゃいでいる。
隣のアンリエッタも同様にダンスを見て微笑んでいた。
「…何かってなんだよ」
「何でもいいから、取り合えず適当に買ってみな」
的を得ぬ説明であったが、仕方無しに言われるがままに隣の露店を覗く。
地面に広げられた布の上に、以前ルイズに買ったペンダントと同じような貝殻で出来たイヤリングを見つけ、ソレを
買おうと手に取ったその時、店主が意外そうにサイトに声を掛けた。
485:ツンデレ王子-2
07/11/14 02:38:34 gR8zPeqi
「おや、兄さん使い手かい?」
(使い手?そういえば前にもそんな事言われたよな。あれは確か…)
―そうだ、デルフと初めて出会ったときだ
サイトが思い出したとき、背中からデルフが喋りだした。
「おう、久しいな」
「やっぱデルフだったか。久しぶりだな、おい」
剣と店主が顔を綻ばせて懐かしがっているのは、どう贔屓目に見ても異様な光景であったが、サイトからすれば
些細な問題だった。それよりこの店主と自分の剣が知り合いだったという事の方に驚いていた。
「デルフ、知り合いか?」
「ああ。だがまあ話すと長くなるんでな、後で教えてやるよ。それよりも、俺達と一緒に来ないか?」
デルフの言葉に店主は『いいねー、退屈してたとこだったんだよ』と頷くと、一本のナイフを差し出した。
「…は?」
「受け取んな、相棒」
訳が分からないまま、差し出されたナイフを受け取る。
と、突然目の前の店主が慌てふためいて涙目になる。
「ひっ、き、騎士さま、何を…」
彼からしてみれば、目が覚めたらいきなりナイフを突きつけられてるのだ。混乱して当然だ。
しかしサイトも事情はまだ知らされていないのだ。いきなり態度が変わってしまった店主を見て、彼も混乱してしまう。
「店主、驚かせてすまねぇな。別にあんたをどうこうする気は無いから安心しな。
ところで、このナイフに合う鞘は有るかい?」
サイトに代わって言葉を発するデルフ。
しかしそれらしき物は見つからず、結局手近にあった布で刃の部分を覆う事になった。
486:名無しさん@ピンキー
07/11/14 02:38:53 89Z4IiOe
隊長=コルベールとも解釈できるんだぜ?
487:ツンデレ王子-3
07/11/14 02:39:19 gR8zPeqi
暫く楽しそうにダンスを見ていたカイだったが、ふと鳴り響く鐘の音に耳を済ませサイトに訴えた。
「お兄ちゃーん、お腹空いたー」
サン・レミの鐘は12時を示していた。
「そういえば、もうそんな時間なんですね」
アンリエッタの声に同意するかの様に、彼女の腹の虫が小さく鳴く。
「お、アンの腹も鳴いてるね」
「も、もう…サイトさんの意地悪」
赤くなってそっぽを向く彼女の目に、カイを探す一組の男女の姿が映った。
「あれ、カイ君のご両親じゃない?」
言われた方向を見ると、確かに彼の名前を呼びながら慌てた様子で歩いて来ている。
「パパーママー」
「カイ!」
サイトは彼を下ろすと、少年は母親に抱きついた。
「カイ…カイ…心配したのよ、もう…」
「あのね、このお兄ちゃんとお姉ちゃんが連れて来てくれたの」
少年の言葉に彼の両親は頭を下げようとし、サイトの羽織っているマントに気付く。
「こ、これは騎士さま。息子のご無礼、ど、どうぞお許し下さい」
慌てふためく2人。
「あ、いや…別に大した事してませんから」
頭を掻きながら照れくさそうに言った後、少年の髪をクシャクシャと撫でる。
「よかったな、父ちゃんと母ちゃん見つかって」
「うん!サイトお兄ちゃん、ありがとー」
「貴方さまが…あの、シュヴァリエ・サイトさま?」
「ええ、まあ」
「お噂は聞いております。この度は息子が大変お世話になりまして…なんと御礼申し上げて宜しいやら…」
シュヴァリエ・サイトの噂は平民達の間でも広まっているらしかった。
その噂とは―
東の地“ロバ・アル・カリイエ”の更に東方、人類の未踏の地から数々の武器を自在に操る一人の平民が王立魔
法研究所―通称:アカデミー―の新兵器開発部門“ゼロ機関”に研究者兼協力者としてトリステインに招かれた。
こちらで生活をするうちに出来た仲間を助ける為、また護る為に戦士として戦に参加する。アルビオンが侵攻してきた
際には、竜の羽衣を纏い、自身がアカデミーで開発した新兵器“フェニックス”をも使い撃退。さらにはアルビオンへの
遠征の際、敵軍の卑怯な手段により窮地に陥ったトリスタニア・ゲルマニア連合軍を無事に撤退させる為、単身で敵
軍に乗り込み、数万とも数百万ともいえる敵兵を滅した後、捕虜になるも無事生還を果たす。また他には、仲間を救
う為に先住魔法を操るエルフに対し、単身で挑み勝利を収め無事に救出に成功した。
―という内容らしい。
かなり曲解されて伝わっているようだが、噂とは得てしてそういう物である。
「奥様にも、大変ご迷惑をお掛けしました」
(お、奥様だなんて…)
「大丈夫ですよ。そんな事気にするような人じゃありませんから、この人」
奥様と言われた事に気を良くしたのか、アンリエッタはサイトの腕に自身のそれを絡ませながら言い放つ。
その言葉に益々頭を垂れる2人を見て何を思い付いたのか、そのままサイトから少し離れ、カイの母親と小声で二言
三言交わし戻ってくる。そしてサイトの手を取ると『こっちです』と引っ張って行った。
488:ツンデレ王子
07/11/14 02:41:11 gR8zPeqi
以上です
まだ続きますが、次の投下日の予定が立ってません。
これから製作するので…
489:名無しさん@ピンキー
07/11/14 03:29:20 u9lNpI+k
乙
だがしかし、スレに投下する場合はある程度まとめてからの方がいいと思う。
中途半端なところで間隔が開くと、続編を読む時までに粗筋を忘れちゃうかもだし。
あと、それより、なにより、作品の題名をプリーズ…
490:名無しさん@ピンキー
07/11/14 04:14:19 fLY41ER+
すでにツンデレ王子の新作がwikiにあがっている件w
転載職人はやすぎだろw
491:名無しさん@ピンキー
07/11/14 07:06:39 pDy9Qd73
乙。
ただ感想がほしいなら初めからこっちに投下したほうがいい。
>>490
直接投稿の甜菜かと。
あとIDが飛翔魔法だね。
492:名無しさん@ピンキー
07/11/14 09:13:02 d8EdQSDg
短編であげてももらってもいいだろ?
忘れちゃうとか読者の我侭だし、保管庫で見れるんだから
忘れたら読み直せばいいだけだろうが・・・
493:名無しさん@ピンキー
07/11/14 11:03:11 gSKyKlCx
まず乙。
「細切れでも気にしない」って人もいれば、「もう少しつなげてほしい」って人もいるね。
ちなみに俺も率直に自分の希望を言えば、もうちょっとまとまってから投下したほうがいいかな・・・と思う。
展開が『デート序盤で子供見つけてナイフ買って親登場~続く』で、
伏線張ってきりのいいとこで次につなげたのはわかるんだけど、これだけでは物足りない気分。
保管庫の一連を含め、ツンデレさんの作品自体は好き。
派手ではないが会話とか軽妙で読みやすいし、展開に矛盾のないように
キャラの行動や心情を、けっこう細部まできちんと書いてくれている。
ただ、丁寧なやり方だから、投下となると数レス分だけでは展開はそれほど進まないよね。
偉そうな意見スマソ。繰り返すが内容は悪くないよ。一度にもうちょっと読ませてくれええってだけでw
494:名無しさん@ピンキー
07/11/14 11:16:32 dDT0FkP2
短編なら完結してるから問題なし。
しかし長編の導入部だけで「伏線張れどもドラマは進まず、しかも無題」ってのは弱いかと。
名前を付けるだけでも与える印象は大違いなので、もったいないなあと思った次第。
もちろん強制するつもりはないです。スレ汚し申し訳ない。
495:かくてる
07/11/14 21:07:23 hcRtFWb+
新作投下開始。
「姉様」タバサ主役。
496:姉様(上)
07/11/14 21:08:41 hcRtFWb+
「気がつきました?」
タバサはぼんやりと天井を見上げ、声を掛けたメイドを見つめた。黒髪とそばかすが印象的な、サイト
専属のメイド。たしか名前はシエスタ。
慌てて起き上がろうとすると、タバサはそっとシエスタに押さえられた。
「疲労が原因で倒れられたんですよ?先生の話ですと、今日一日は安静にした方が良いそうです」
やっとタバサは思い出した。数日の徹夜明けのまま学院の廊下を歩いていて急に意識が遠退いたのだ。
偶然居合わせたシエスタが医務室に運んでくれたらしい。ありがとう、と頭を下げるとシエスタは明るい
笑顔で首を振った。
「敵討ちなさって、ご病気のお母さまの看病もなさって……ミス・シャルロットは凄いですわ」
「サイトやキュルケが、助けてくれたから」
タバサは言って窓の外を眺める。彼らには感謝している。だがこれからの仕事は助けてもらえない内容
だ。ガリア王家の承継と政権掌握、軍事外交とあまりに慣れないことばかりで、さすがのタバサも頭が回
りきらないのだ。学院と女王の義妹であるルイズの口添えのおかげでアンリエッタの支援を受けられるの
は不幸中の幸いだろうか。タバサは溜息をついてシエスタに目を向ける。と、タバサはシエスタが一冊の
本を膝に乗せていることに気付いた。全くタバサの見たことのない表紙だ。
シエスタはタバサの視線に気付いて慌てて本を隠そうとする。
「その本、読みたい」
「いえ、これはお姫様が読まれるようなものでは」
「構わない。私自身、姫として育っていない」
タバサの淋しそうな視線にシエスタは、サイトとルイズには内緒、と言って本をタバサの膝に置いた。
タバサは読み進むにつれ奇妙な笑みを浮かべ始めた。
497:姉様(下)
07/11/14 21:11:58 hcRtFWb+
「これで私たちは三姉妹ですね」
アンリエッタはほほえんで、以前に妹としたルイズと新しい妹、タバサを抱き締めた。
ガリア王家唯一の血筋であり、戦乱から取り纏めるだけで精一杯のタバサにとって、今すぐ婿を考える
ことはあまりに困難だが、一方で姻戚関係による同盟が欲しい。そこでタバサがアンリエッタに提案した
のは、自分がアンリエッタの妹になることだった。
「これから、よろしくお願いします。アンリエッタ姉さま、ルイズ姉さま」
タバサの頬がかすかに赤く染まる。ルイズはタバサを抱き締めて言った。
「実は妹って欲しかったの!困ったことがあったら何でも言って!」
ルイズの頭の中では自分はカトレアの姿になっている。優しくて慕われる姉様になりたいのだ。タバサ
はルイズの耳元に口を寄せるとアンリエッタに聞こえないように囁いた。
「ルイズ姉様とサイトの仲、応援する」
ルイズは怒りかけ、だがカトレアを思い出して怒りを飲み込む。タバサの健気さに気付き、再びルイズ
はタバサを抱き締めた。
「すごく、面白かった」
タバサはシエスタに借りた本を渡す。シエスタは悪戯っぽい笑みを浮かべて言った。
「気に入って下さるなんて光栄です。『愛してお義兄様』は私も大好きなんですよ。禁断の愛!ああ」
本を抱いて一人踊るシエスタを眺めながら、タバサはぽそりと呟いた。
「サイトお兄さま」
498:かくてる
07/11/14 21:13:28 hcRtFWb+
投下完了
499:名無しさん@ピンキー
07/11/14 21:53:23 Wv4kltMa
乙
ただ、ミス・○○の形でタバサの本名を呼ぶならミス・オルレアンじゃないか?
500:かくてる
07/11/14 21:55:27 hcRtFWb+
>>499
おお、そうでした。失敬。
501:名無しさん@ピンキー
07/11/14 22:10:26 0b92D1WA
原作だとミス・タバサって呼んでたなー、コルベールが。
まあ、本名明かされて以降はどうなってるのか覚えてないけども。
それはそうとGJ。オチが上手いね。
502:名無しさん@ピンキー
07/11/14 22:15:16 V9d1L3wj
タバサの本名を知ってるのは学園の中でも少数だから
学園内ではミス・タバサで通すべきだろうな
503:名無しさん@ピンキー
07/11/15 16:56:41 zRRGuQhr
ミス・オルレアンって言いにくいしな
504: ◆LoUisePksU
07/11/15 19:57:16 nUXJ8H51
ひさびさに平日2日間休みが取れたので新しいSSを書き上げたよ。
糖度高め。
タイトル「サイトといっしょ」投下。
もしかしたらまたカウンタが虚無ってしまうかもしれんが、ご容赦を。
505:サイトといっしょ(1/3)
07/11/15 19:58:10 nUXJ8H51
サイトのパーカーがルイズはお気に入りなのだ。
たまには貸してもらって、パーカーを着て寝ることだってある。
最近寝るときはいつもサイトにとなりで寝てもらっている。
ただし彼にはご主人さまからの命令ということになっているのだけど。
今夜は特に寒いのだった。
いつものようにルイズはサイトの胸にちょんと頭をのっけて床についている。
だけど、寒くてなかなか寝付けないのだった。
「・・・ねぇ、サイト。まだ起きてる?」
彼女は上目遣いに彼を見やった。
「どした?眠れないのか」
サイトはあごを引いて彼女を見た。
「うん。今日さむくない?」
「こんなに引っ付いて寝てるのに?」
彼はニコリと笑う。
ルイズは彼の言葉に顔を火照らせた。
「ば、ばか。なにゆってんのよ。コレはいつものことでしょ。
こーしてても今日はさむいのよ。女の子はさむさに弱いんだから」
そういい終わると彼女はサイトの視線から逃げるようにうつむいてしまった。
「で、でね。サイト。わたしにいいこと思いついちゃったの」
なに。と聞いてきた彼にルイズはちらっと視線を合わせてからナニやらもぞもぞしはじめるのだった。
彼女は一旦毛布の中に潜り込むとサイトのパーカーをめくり上げた。
「なっ。そんなことしたら俺が寒いだろっ!」
彼はあわててめくりあげられたところを押さえて抵抗する。
「ぬ、脱がすわけじゃないもん。」
ルイズは彼の手を払いのけ、めくり上げてできたすきまに自分の頭をつっこんだ。
さらに身体をくねらせてはいずりあがっていく。
そしてついにサイトと同じところから頭をグイッと出してきたのだった。
「こうするんだもん。」
彼の耳もとでそうつぶやいた。
ルイズはパーカーの中から彼の背中へと手を回す。
思ってたとおりぽかぽかと温かいのだった。
一方サイトは、いつものネグリジェ〝だけ"の格好で自分のパーカーに潜り込んできたご主人さまに
やっぱり心臓バクバク状態になっていた。
彼のパーカーはすこし大きめではあるものの二人で入るにはちょっと無理があった。
なので今彼はご主人さまと〝ほぼ"ハダカの状態で密着している。
彼は男の子である。
男の子は好きな女の子とこんな状態のとき、ちゃんと身体が【反応】をするようにできている。
だからサイトの身体も正直に【反応】してしまうのだった。
ルイズは彼の身体の変化に気がついた。
しかもその変化のあった部分はちょうど彼女の"お嫁さんになっても3ヶ月は許しちゃダメ"なとこに当たっていたのだった。
506:サイトといっしょ(2/3)
07/11/15 19:59:13 nUXJ8H51
彼女は真っ赤になって、声を上ずらせた。
「さ、サイト。なななにかいいいいけないのが当たってるんだけど・・・」
「!!」
彼もわたしにばれてしまったことが恥ずかしくって顔を紅潮させているのだ。
なんとなくそんなサイトが愛おしく思う自分がいる。
そして一方で、だめだめだめ。だめよルイズったら。モンモランシーにも言われたじゃない。
雰囲気に流されないよーにって。だからだめなんだから。と言いきかせる自分もいた。
どーしたらいいの?わたし。
困ってみたものの、こんな状態―彼のパーカーの中にわたしが潜り込んでほぼ裸で密着しちゃってる―
では身動きはとれないのだ。むしろ温かくて気持ちがいいからこのままねちゃってもいいかもと思っている。
一時間くらいなら寝たふりできるんだもん。
わたしはそー思うんだけれど、こいつはどう思っているのかしら。
・・・もしかして嫌!?・・・嫌われるのなんてやなんだもん。ずっとそばにいなきゃだめなんだからっ。
自分ではどうも答えが出せそうにないので、目の前でまだ真っ赤になっちゃている彼に決めてもらうことにした。
「あんた、どーしたいの?」
「どーって・・・・・・言える訳ないだろ・・・」
「言いなさいよ。隠そーとしたって、サイト隠しきれてないじゃないのよ」
(ごにょごにょ)
「えっ!?聞こえないわ。ぜーんっぜん。聞こえないんだから。
いえないの?それともいえないことがしたいわけ?そーじゃない?じゃぁわたしが聞いたげるわ。
どーしてあんたのはこーなってるの?それを答えなさい。答えなかったらヒザいくわ、ヒザ。
いっとくけど逃げられないわよ。さ、どーすんのよ。」
「したいです」
そーきたか。やっぱりなのか。
ルイズは鼻を鳴らして言い放つ。
「いいわ・・・いえ、よくないわ。なぜしたいのかしら。
ご主人さまとこんなひっついてるからヨクジョーしちゃったわけ?
こんな可愛い女の子とこんな状態でそんな状態になるなんて・・・まぁ男の子としては正常なのよね。そうなのよね。
でも・・・ちゃんと好きってことなのかしら。ねぇ、サイト。わたしのこと好きなのよね?」
彼は恥ずかしそうにぽつりと言った。
「好き」
ルイズはその一言をかみしめるようにニンマリすると、もう一度聞き返した。
「ホントに?」
「ほ、ホントに好き」
同じ言葉が返ってくる。素直にうれしくなった。ちょっといじわるだけどさらにもう一度聞き返すのだった。
「ホントにホント?」
「ホントにホント。好きだよ」
「メイドやチチオバケやチビメガネより好き?」
彼の首肯にルイズは再び鼻を鳴らす。メロメロなのね。ふふんっ、これで勝ったも同然ね。
でももう一つ確認ぜずにはいられないのだった。これを否定してくれないと今言ったことも全部だめなんだから。
「使い魔としてご主人さまが好きってこと?」
言い終わったルイズに緊張が走る。しかしそれは一瞬のことだった。
「違うよ。」
彼は首を横に振りながらそれを否定してくれたのだった。
100%サイトは男の子としてわたしを好きなのだ。←確定。
ルイズは深呼吸してからやや視線をはずすとサイトに言った。
「いいわ。許したげる」
507:サイトといっしょ(3/4)
07/11/15 20:02:05 nUXJ8H51
「あんたはじっとしといていいんだから。」
そう言うと、彼女は彼の背中に回していた手を解くと自分のネグリジェの裾をたくし上げた。
彼女の結婚しても3ヶ月はだめだったはずのところを露にした。
続けてサイトの男の子として正常な反応を示しているところに手を伸ばす。
ジジジーッ。かなり苦しそうな状態なズボンのチャックを下げてあげる。
ぼんっとサイトに棲む別の生き物がチャックの開いた部分から飛び出てきたのだった。
彼がビクッとはぜた。その反応にルイズの少しビクッとしてしまう。
おそるおそる彼女は右の手で飛び出てきたその生き物に触れる。
っ~!! 彼が声にならない吐息を出した。その吐息に呼応するように一回りその生き物が大きくなった気がした。
ドクン。ドクン。まるで本当に別の心臓を持っているみたいに脈打っている。
彼女もどきどきしながら、そっと彼の拍動する生き物を手に取った。
はっ。はぁ。はぁ―彼の吐息がじょじょに荒くなってきた。
ルイズはそんなサイトの吐息を舌で封じたのだった。
むぐぅ。彼は苦しそうに鼻息を荒げるが、ルイズの差し入れた深い口づけに彼も舌を絡めて応えた。
彼女の鼓動も激しくなって耳まで真っ赤になっていた。
彼の生き物を持った手をゆっくりと上下に擦っていく。生き物の脈動も速く、激しくなっていく。
彼女の手に生き物のべっとりとした汗がまとわりつき、擦る度に淫猥な音をあげ始める。
いったんルイズは彼の唇から自分のそれを離した。二人の唇の間には絡み合った唾液の糸がツウッと引いている。
「・・・ねぇ。気持ちいいの?わたし、ちゃんとサイト気持ちよくしてるよね?」
彼は虚ろな目で首を縦に振る。息が上がってうまく言葉が出てこないようだった。
よかった―一言つぶやくと、再び彼女は彼の唇を封じた。
彼女の手の動きが変化をみせた。
彼の生き物の首根っこ部分を人差し指と親指で挟み込み、ゆっくりとくりかえしなであげた。
彼女に絡んでいた彼の舌の動きが一瞬滞って、荒げた息が彼の鼻から吹き出す。
生き物がルイズの手中でのけぞる。彼女の手が生き物の頭部分を擦りあげた。
彼自身ものけぞって電流が走った時のように大きくビクンと跳ねた―
その刹那。ルイズの手に収まっていた頭の部分が大きく膨らんだと思ったら、
これまでにないねっとりとした液体を勢いよく吹き出したのだった。
508:サイトといっしょ(4/4)
07/11/15 20:03:36 nUXJ8H51
再びルイズは彼を唇での拘束を解き放ってあげた。
そして問いかける。
「いった?」
彼女の問いかけにサイトは、肩で息をしながら大きく肯く。
彼の答えにルイズは女の色香を漂わせ微笑み、そして言葉をつむぐ。
「でも、まだなの。わたしが。」
彼女はサイトの生き物が吐き出した体液がまとわりついたままの手で今度は彼女の下に棲む生き物の口を押し広げる。
そして、もう一方の手で脈打ち続ける彼の生き物を持ち、彼女の押し広げた口へと導いた。
湿ったものどうしが絡み合う音が二人の下腹部から漏れた。
動いて。彼女がサイトに命じた。
淫靡な音を奏でながら二人の生き物は絡み合い、歓喜の震えをあげる。
二人の唇からも甘く切なげな吐息が交じり合う。
ルイズはパーカーの中からサイトの両肩に手をのせ、自らの細腰を彼の動きに合わせて動かしていった。
サイトはパーカーに包み込んだ彼女を上から抱きすくめた。
「強く抱いて。」
彼女がサイトの耳元でささやく。
彼は強く抱きすくめる。
「もっと。」
ぎゅっ。
「もっと強く!」
サイトは渾身の力をこめ、彼女を抱きつぶしてしまうかのように強く強く抱き締めた。
その瞬間、彼女は大きく後ろに仰け反って、ビクンッと全身が跳ね上がった。
と同時にサイトの生き物の身体全体も彼女の生き物の体内に締め上げられた。
その反撃に彼の生き物は再び白濁した体液を吐き出すのだった。
力を使い果たした二人は、お互いを抱きながら深い眠りの世界へと旅立った。
~Fin~
509: ◆LoUisePksU
07/11/15 20:06:05 nUXJ8H51
以上。甘めだったかなぁ?
エロいの書きなれてないので不手際もあるかと。
そこは精進するということで・・・ でわでわノシ
510:名無しさん@ピンキー
07/11/15 20:07:33 uLwCU0gN
GJ
ただちょっと物足りない感じもするかな?
まあ短編だし仕方ないか 乙
511:名無しさん@ピンキー
07/11/15 20:45:23 RHvy8P63
最高!今八巻読んでヘコんでたから癒されたよ。ありがとー
512:名無しさん@ピンキー
07/11/15 20:57:43 nUXJ8H51
>>511
急いで9巻を読むんだ。ノ【9】
513:朝から‘あれ’がたってます!
07/11/15 21:05:30 CWsKwEoJ
......朝起きたらサイトの体の一部の‘あれ’がおもいっきりたっていた。
「..なんじゃこりゃー!!さすがにこれはまずいぞ、早く元に戻さないと。」
「なんだよ相棒うるせーな。...って、さすがにそれはたちすぎだろ。そりゃ叫びたくなるわな。」
「ああ、俺もおもわず‘スーパーサ○ヤ人か!!’って心の中でつっこんじまったからな。」
「ふあぁ、朝からうるさいわよサイト。いつもより早く起きちゃったじゃない。.....って、どうしたのその寝ぐせ。」
「いや、朝起きたら髪の毛が全部逆立ってたんだ。これでも水つけて少し直したんだぞ。」
514:名無しさん@ピンキー
07/11/15 21:09:11 Qd1WLiOo
ゼロの使い魔 13
サイトが……帰る!?
ついにまとめに入るのか!?
515:名無しさん@ピンキー
07/11/15 21:11:28 J5p+r6lB
まだだ、まだ終わらんよ
516:名無しさん@ピンキー
07/11/15 21:15:06 o6aiC9EU
まだまだだろ
517:名無しさん@ピンキー
07/11/15 21:24:01 RHvy8P63
>>512
九巻以降は明日買いにいくつもり。金が飛んでいく・・・
518:名無しさん@ピンキー
07/11/15 21:24:01 XLyiCEa8
249 名前: イラストに騙された名無しさん 投稿日: 2007/11/15(木) 21:03:54 ID:kcvCaQah
おい
紀伊国屋のゼロ魔新刊見てみろ
次巻最終
519:名無しさん@ピンキー
07/11/15 21:30:10 o6aiC9EU
後一巻でまとめるのは無理だろ
520:名無しさん@ピンキー
07/11/15 21:42:38 /dYhPRKo
終わクロ?
521:名無しさん@ピンキー
07/11/15 21:54:53 QVUw4jT0
えーと…
第一部・完、てことなのかな?
522:名無しさん@ピンキー
07/11/15 21:55:11 lTwkZKHo
帰る方法が見つかった。
ぐらいで終わるんじゃないの?
それか夢オチ。
523:名無しさん@ピンキー
07/11/15 21:56:37 ILF1HoVQ
どうせよくあるあれだよ、あれ!
「第二部よろしくね~」みたいな
524:名無しさん@ピンキー
07/11/15 22:00:59 tky6QevW
>>519
( ゚Д゚)
おい、ちょっと紀伊国屋。表に出ろ。
525:名無しさん@ピンキー
07/11/15 22:03:35 GYahDyqx
嘘を嘘と(ry
526:名無しさん@ピンキー
07/11/15 22:04:05 LKUwOTzd
いい最終巻だった・・・。
527:名無しさん@ピンキー
07/11/15 22:09:39 YI5R5QC6
サイト・ルイズだと話が続かないから(無理やり感がかなりある)
今回で、サイト・ルイズ編は終了、次巻からテファとテファの使い魔で
第二部とか
528:名無しさん@ピンキー
07/11/15 22:12:36 tky6QevW
興奮してアンカミスちまった>>518な
529:名無しさん@ピンキー
07/11/15 22:13:54 vXJH610u
ルイズがサイトの世界についていくという線はまだ消えたわけじゃないよな?
530:名無しさん@ピンキー
07/11/15 22:14:42 JEh0h02P
あああああ?
URLリンク(www.mediafactory.co.jp)
531:ツンデレ王子
07/11/15 22:54:03 0OcYFKel
今帰宅したとこなんですけど、今日仕事先でコルベール先生激似の人を
見かけた。おもわずにやっとしてしまった^^;
532:名無しさん@ピンキー
07/11/15 23:18:51 nUXJ8H51
>>524
「御主もワルよのぉ~。紀伊国屋。」
「いえいえ、ヤマグチ様ほどでは・・・」
「それでは、某はこれにて失礼仕る」
「ややっ、才人殿お帰りとはっ。これ、ルイズ。ルイズはおらんか。
才人殿をお引止めしなさい」
「ご主人様お呼びでしょうか。ルイズはここに。では才人様。どうかこちらへ・・・」
533:名無しさん@ピンキー
07/11/16 00:17:52 v/vxvJh2
またどうせ
やっぱり帰りませんでした→ちゅー
のパターンだろ
ばれてんだよ
534:名無しさん@ピンキー
07/11/16 00:21:19 S9rCMOnk
>>530
サイトが嫁と愛人と妹と桃りんごを連れて日本に戻るEND以外許容しません><
535:名無しさん@ピンキー
07/11/16 00:30:42 Ia5Buia/
これはどう見ても誤植。
正しくは、
「サイトが……カエル!?」
つまり、魔法薬の効果でサイトがカエルになってしま(ry
ロビンがヒロインとしてエロパロスレに降臨する日も近いな(・∀・)ウヒョー!!
536:名無しさん@ピンキー
07/11/16 00:30:46 rv+pOht/
>>534
何人か足りなくないか?
537:名無しさん@ピンキー
07/11/16 00:32:19 kKGWMD4C
サイトが使い魔としてルイズの元に帰るってことだろ。
538:名無しさん@ピンキー
07/11/16 00:33:03 S9rCMOnk
>>536
ルイズ、シエスタ、タバサにティファニアで充分すぎると思うがなあ。
539:名無しさん@ピンキー
07/11/16 00:43:35 0raTu8Cr
貧、巨、微、超
540:名無しさん@ピンキー
07/11/16 00:56:47 TmwxJ6p3
アンリエッタが抜けている。
541:名無しさん@ピンキー
07/11/16 01:05:26 gwqAVDBq
爆
542:名無しさん@ピンキー
07/11/16 01:08:10 TmwxJ6p3
URLリンク(www.akibablog.net)
投下の間の暇つぶしにこれでも貼っておこう。アン様の尻がエロい。
543:名無しさん@ピンキー
07/11/16 01:16:01 S9rCMOnk
>>540
あの姫はいらん。
つか、国を捨ててまで付いてくんな。
544:名無しさん@ピンキー
07/11/16 01:46:22 TmwxJ6p3
>>543
俺はアンリエッタも好きなんでなw
というか>>534に対する>>536のときからそうだが、他キャラは?と訊いた人へのレスで、
「(四人で)充分すぎる」ならまだしも「いらん」とか言うなよ。
お前の好みだけでそこまで言われたら、他のキャラ好きな人間はムカっとくるわ。
せめて本スレでやれと。
545:名無しさん@ピンキー
07/11/16 01:52:59 gwqAVDBq
「この国は滅ぶ」って、このスレでは誉め言葉なんだけどな w
546:名無しさん@ピンキー
07/11/16 01:54:28 IMCdeIJM
貧貧貧 貧貧貧
貧乳の六乗。貧乳のみに許されたヘクサゴンスペル
547:名無しさん@ピンキー
07/11/16 02:07:22 65iE8ZaQ
才人の部屋にある押入れとルイズの部屋にあるクローゼットが
実はつながってました。エンドなら解決じゃね?
548:名無しさん@ピンキー
07/11/16 02:14:09 rv+pOht/
>>543
種馬がその4人だけで満足するとは俺には到底思えん。
竜にまで手を出しそうな勢(ry
>>544
まぁ気持ちは分からなくもないがルイ酢でも飲んで落ち着くんだ。
549:名無しさん@ピンキー
07/11/16 03:09:11 5PftDFX1
ルイ酢とタバ砂の泥だんご~ウ゛ェルダンテを添えて~
550:名無しさん@ピンキー
07/11/16 07:03:10 RAcIUtzb
>>550
おいしーこれ!!
551:名無しさん@ピンキー
07/11/16 07:37:36 4ZxP4qUJ
>>551
レス番間違えてるぞ
552:名無しさん@ピンキー
07/11/16 07:45:50 zMrLDYry
>>550
自分が美味いのかw
553:名無しさん@ピンキー
07/11/16 08:43:27 YhdIzXfa
>>546
素晴らしきピアニッシモだな。
554:名無しさん@ピンキー
07/11/16 10:28:05 rDo80xIb
>>543
お前はアンスキーを敵に回した。表に出ろ、ボッコボッコにしてやんよー!
555:名無しさん@ピンキー
07/11/16 11:46:36 02OKEsEr
色恋から離れたアン様なんて只の飾り物
556:名無しさん@ピンキー
07/11/16 12:48:27 kLcxZM+n
オーケストラの楽曲に「オルレアンの少女」ってあるのな。
557:名無しさん@ピンキー
07/11/16 14:16:33 gPiE/ZmG
>>556
確かジャンヌ・ダルクがそんな風に呼ばれていたような。
558:名無しさん@ピンキー
07/11/16 14:59:02 3ZJ1eIdI
>>556>>577
ジャンヌ・ダルクは「オルレアンの乙女」だな。
イギリス軍に包囲されてたオルレアンを救ったフランスの英雄。
チャイコフスキーがオペラを作ってたはず。
559:名無しさん@ピンキー
07/11/16 17:06:01 7+KNZH6o
どっちも正解だと思うけど。
amazonでオルレアンの少女を検索すればわかる。
チャイコフスキーな。
560:名無しさん@ピンキー
07/11/16 20:06:03 yiiD4lJR
英語的に言うところの"maiden"を和訳しただけだから、
訳者が「乙女」と訳せばオルレアンの乙女だし、「少女」と訳せばオルレアンの少女なワケだが。
原語は仏語だろうが、仏語でなんと言うのかはしらぬ。
561:ルイズ×サイト
07/11/16 20:40:45 OHmm5r6T
投下します
タイトル通りで
562:ルイズ×サイト
07/11/16 20:41:37 OHmm5r6T
「なぁ…ルイズ」
「な、な、な、な、な、な、何かしら?い、い、犬の分際で」
サイトは思わず目を疑った…いやたまに、ルイズが訳の解らない黒猫ルックやあらぬ妄想をしているのは知っていたが
「その…せめてオナニーする時はドアに鍵をかけるとか…」
「オナニー?何よそれ」
ルイズは顔を真っ赤にしつつも自分の知らない単語をサイトに言われ毛布で身体を隠しながらそのオナニー?なる単語の意味を聞く。
「え~とっ…自慰行為?欲求不満?ルイズはイヤラシイがしたい…ぐぇ…し、死ぬ…」
ルイズは綺麗な地獄突きをサイトの喉元にお見舞いして言葉をそれ以上つむがせない。床で苦しげに転がってるサイトを後目にルイズは毛布をひっかぶりベッドの隅でまるくなっていた。
(最悪…最悪…最悪…あのメイドが今日は居ないからキュルケが言ってた胸を大きくするマッサージをしてたのに…サイトに観られるなんて…挙句、自慰行為ですって?死ねば良い、犬は床で死ねば良い。)
怒りと恥ずかしさで身体を震わすルイズにようやく復活したサイトはベッドに潜り込む。サイトの脳内では
「ルイズは欲求不満。ルイズは欲求不満。ルイズは欲求不満。ルイズは…」
563:ルイズ×サイト
07/11/16 20:44:02 OHmm5r6T
と興奮しすぎて後半からは口から漏れだす始末であった。
「ルイズ…今日はシエスタが親戚の家に行ってて居ない」
「…だから何よ」
「部屋には二人っきりだ」「…その心は?」
「ルイズとセックスがしたい!」
…サイトよ。流石に高校生である。ルイズは雰囲気を大事にしたい貴族なのだが、サイトは最近この世界の仕組みが解ってきたがやはりシタイ盛りなので空気を読まず叫んでしまった。
「セック…ス?えっと…もしかして…」
サイトの言った言葉の意味は解らない、が雰囲気は伝わる。ルイズは毛布から顔をちょこんっ、と出すと目を瞑り震える唇を突き出す。
サイトはルイズの唇を夢中で求める。一旦、躊躇したが舌をルイズの唇に差し入れる。おずおずとルイズの舌がサイトの舌に絡まりつく。
「サイトぉ…私の事が…」
「大好きだ!ルイズは?」
「……き…」
「えっ?」
「…き……好き…」
サイトは耳を疑った。自分の好きな娘が好きと言ったのか?俺の事を?サイトはもう一度耳を傾ける。
「大嫌いだけど、まぁまぁ好き」
どっちなんだ…良いのか?それとも…やっぱり使い魔以上恋人未満なのか?サイトの手がルイズの胸の上で止まっていると
564:ルイズ×サイト
07/11/16 20:46:07 OHmm5r6T
「バカ…私が好きって言ってるんだから…その…あの…」
支離滅裂だがルイズの口から『好き』と聴けたサイトはもう手を止められなくなった。
「やぁ…あんッ…サイト、痛い…」
「あ、ご、ごめん」
サイトは胸に置いた手を優しく動かし、真っ平ら草げ…つつましやかな…その砂利道?痛いごめんルイズ。え~とっ…そうマシュマロ!マシュマロみたいな胸を撫であげる。
「んっ…気持良い…かも」
ルイズの僅かに膨らんだ胸の先に淡く色めく乳首をサイトは口に含む。硬くとがった乳首に軽く歯をたてるとビクッ、とルイズの身体がはねあがる。左の乳首を甘噛しつつ、右の乳首を指で扱く。ルイズの声が甘く、上擦った感じで部屋に広がる。
「やだぁ…おっぱい気持ち良いよぉ…」
ルイズは両手で顔を覆い恥ずかしさのあまりサイトから逃げようと身体をよじる。しかし、サイトはルイズを押さえ付けて舌を身体に這わせる。胸、お腹、臍、そして…まだ無毛の…
「サイト!汚い!そこは駄目なの!」
「汚くないよ。俺のルイズに汚い所なんて無い」
ルイズは泣きたくなった。
『俺の』ルイズ…
改めて自分はサイトの事が好きなんだと感じた。サイトにはじめてをあげたい。
565:ルイズ×サイト
07/11/16 20:48:28 OHmm5r6T
何時までもサイトの側に居たい。サイトが自分の世界に帰るその時まで…
「サイト…大好き」
「ルイズ…」
サイトが自分の世界に帰るまで言う気の無かった言葉。
でも…
サイトは裸になり、ルイズに優しくキスをする。
ルイズはサイトの身体を見つめる。魔法で塞ぎきれなかった、数々の傷痕。その一つ一つをルイズは優しく舐める。自分を守って出来た傷…
そして…
下半身には、サイトの大きく勃起した物が目に写る。
ルイズは一瞬、躊躇したが亀頭に舌を這わせる。少し塩辛い味がするが嫌じゃない。熱心に舐め、口にくわえる。
「ル、ルイズ」
「んっ…いいから…黙ってご主人様に舐めさせなさい」
そう言うと頭を上下に動かし始める。知識など殆どないがサイトに気持ち良くなって欲しくて一生懸命に舌を動かす。
「い、痛ッ!」
「ふはぁ…ゴ、ゴメンね。やっぱり気持ち良く無い?」
「あっ、違う。歯がちょっと当たって。凄く気持ち良かったよ」
泣きそうだったルイズの顔が笑顔に歪む。泣き笑い顔でサイトにキスする。
もう一度サイトの股間に顔を近づけるルイズにサイトは
「もう平気だよ。それよりルイズとしたい」
566:ルイズ×サイト
07/11/16 20:51:08 OHmm5r6T
「…良いわよ。優しくしてくれなきゃ駄目なんだからね…」
サイトは後ろを振り向く、普段ならここで邪魔が入るなんだかんだ言って出来ない!
でも、今ならヤレル!
ルイズのキョトンとした顔に笑顔を返してサイトはルイズの腰に手を回した。
終わり
「やっぱりなぁ…」
「アンタがちゃっちゃとしないからでしょ~」
567:名無しさん@ピンキー
07/11/16 21:10:52 RAcIUtzb
>>566
GJ?
どんな邪魔が入ったのか激しく気になるw
568:名無しさん@ピンキー
07/11/16 21:59:11 fQux2381
シエスタとか、妹タバサじゃない?
569:名無しさん@ピンキー
07/11/16 22:47:34 H6DtVNf8
唐突に使い魔擬人化案。
・フレイム
情けない酔っ払いの愚痴にも付き合ってくれる気風のいい姉御。ご主人様思い。
・ヴェルダンデ
ゲテモノ食いの金髪美少女。色気より食い気。
・モートソグニル
白髪の美痴女。おっぱい好きのレズ。でも男の趣味はジジ専。
・ロビン
緑髪のショタ。モンモランシーにキスされて真っ赤になりつつ任務を遂行する健気な奴。
・アズーロ(厳密には使い魔ではないが)
黒髪の乙女。気性荒い。ご主人様の敵は全員皆殺し。でもジュリオにはデレデレ。
・シルフィード
オチ。
……というのを前々から考えていたが、タバサの冒険2でいろいろアレになっちまったぜヒャッハァ!
570:かくてる
07/11/16 23:31:18 ZHPV7QGj
酔っ払いの話題が出たところで新作投下。ボジョレー・ヌーボーの解禁とカクテル「ベリー二」に着想。
「桃色吐息」
571:桃色吐息(上)
07/11/16 23:32:27 ZHPV7QGj
「うちのぶどうは最高なんですっ!」
だん、とシエスタがテーブルを叩く。いつもならそういう態度を真っ先になじるルイズも、酔ったシエ
スタに文句を言うほど馬鹿ではない。ルイズとサイトは顔を見合わせて溜息をついた。
今日は新物ワイン解禁の日で、シエスタの村はこの日、新ワインをブリミルに捧げて皆で飲むワイン祭
が毎年開かれる。そんなわけでシエスタに誘われたサイト達が村にやってきたのだが、ほんの1時間も経
たないうちにシエスタがいつものように悪酔いし始めたというわけだ。
「赤は飽きたんらろ?ならー、白飲もー」
シエスタは広場の真ん中に山と積まれたワインの瓶にふらふらと寄っていき、一本の瓶を引っこ抜く。
酔っているくせに器用にコルクを抜くと三人のグラスになみなみと注いだ。
「ミースー・ヴァリエール!勝負れす!」
ルイズは眉をひそめて流そうとする。だがシエスタの言った内容は放置できるものではなかった。
「ワインのー飲みっ比べでー、勝った方はー、明日サイトさんを独占でー」
「私もやる」
明後日の方向から冷静な声がした。タバサだ。
「ちょっと!勝手に決めないでよ!」
「挑まれて逃げる貴族は不戦敗」
「ふーせんぱーい!」
タバサとシエスタの言葉にルイズも冷静さを失った。
「ななななによ!お子様と酔っ払いに負けるほどラ・ヴァリエール家は弱くないわ!」
叫んで。賞品の意思を無視した女三人の戦いが始まった。
572:桃色吐息(下)
07/11/16 23:37:43 ZHPV7QGj
「お互い苦労するわね」
酔い潰れたギーシュの頭を撫でながら、モンモランシーはサイトに声を掛けた。サイトの周りには引き
分けた三人の女たちが倒れており、時折「水……」と呻いている。モンモランシーは水差しをサイトに渡
して言った。
「水魔法の使い手として、こんな子たちには水なんてやりたくないけど」
言いつつも水差しに数滴、二日酔いを楽にする薬をおとしてくれる。
「で、誰が本命なの?」
「本命って……」
モンモランシーも酔っているのか、悪戯っぽく笑って三人を指差した。
「だらしないのよ、あんた。しゃきっと決めないからややこやしくなるの」
「んなこと言ったって」
「言い訳無用。ほんとのことなんだから」
サイトは苦笑して椅子にもたれかかる。と、モンモランシーはテーブルに載せられたフルーツの山を指
差した。それは様々な果物を美しい銀の皿に飾り盛ったものだった。
「何か一つ選んで」
サイトは迷った末、桃をつかんだ。モンモランシーはその桃を受け取ると皮を剥き、コップの中で潰し
た。次いで飲み残した白ワインを加えて掻き混ぜる。よく混ざったのを確認すると一口飲んで味を確認し
て、サイトの目の前に置いた。
「飲んでみて」
言われるままに一口含む。桃の甘味と白ワインの酸味が混ざって心地よい。
「その色と味はだれ?」
言われてサイトはぼんやりとルイズに目を向ける。くすっ、とモンモランシーが笑ったのに気付き、サ
イトは慌ててルイズから目を逸らした。だがモンモランシーは満足そうに言う。
「桃髪のルイズが一番好き、なのね」
「いや一番とか何とかは……」
誰も聴いてないのに、とまたモンモランシーは笑う。サイトは溜息をつくと、モンモランシーに諦めの
表情で頷いた。モンモランシーは頷き返す。
「あんただけ恥ずかしいのは卑怯よね。だから」
言ってモンモランシーはギーシュの髪をかきあげ、そっと額に口付ける。
「秘密ね、お互い」
「だな」
桃入りの白ワインのグラスと、ほんのわずかに赤ワインの入ったグラスを、二人はかちり、と鳴らした。
573:かくてる
07/11/16 23:39:58 ZHPV7QGj
投下終了。
今、喘息で飲みに行けないorz
574:名無しさん@ピンキー
07/11/16 23:56:10 hyydULvI
乙GJ
575:名無しさん@ピンキー
07/11/16 23:56:36 HtpD9xp5
平和だなーGJっす
576:名無しさん@ピンキー
07/11/16 23:56:59 I43E/xdM
逆に考えるんだ
「飲まずにすんで懐も身体も健全だ」と
考えるんだ
577:名無しさん@ピンキー
07/11/17 00:18:37 Dy9JZ6+f
> ・ロビン
> 緑髪のショタ。モンモランシーにキスされて真っ赤になりつつ任務を遂行する健気な奴。
なにそのおねがいマイメロディー
578:名無しさん@ピンキー
07/11/17 00:32:27 QXu2tVyD
これはいいモンモン
579:名無しさん@ピンキー
07/11/17 00:36:24 DlEBkeUI
>>573
GJ
俺の中でモンモンの株があがったよw
逆に考えるんだ。飲まない分お金が浮いたと
580:名無しさん@ピンキー
07/11/17 01:53:34 t98+SIOK
なんか、13巻で最終巻てな話をちらほらと聞いたのだが…。
どうも13巻ってサイト帰るらしい。
581:名無しさん@ピンキー
07/11/17 03:24:17 mSgnBoeG
つ ジャンプの次号予告
582:名無しさん@ピンキー
07/11/17 08:54:24 SO6MKnTv
13巻で終わるとかどんだけ急展開なんだよw
583:名無しさん@ピンキー
07/11/17 09:54:18 HGMweSGa
13巻 さようならサイト
14巻 帰ってきたサイト
584:名無しさん@ピンキー
07/11/17 10:11:41 XncNEDZw
13巻 デスマッチ!!甦れ我等のガンダールヴ!!
14巻 使い魔の騎士 グレートガンダールヴ
585:名無しさん@ピンキー
07/11/17 10:41:50 k44blbBf
サイト「いいかルイズ。本当に困った時にこの箱を開けるんだ。きっとその時のルイズに役に立つ物が入っているから…」
ルイズ「…わかったわサイト。むこうに帰っても元気でね…」
そしてサイトが帰って数ヶ月後、ルイズは箱をあける
ルイズ「なにかしらこれ。何かの秘薬?まぁいいか。ねぇサイト、私もう疲れちゃった。あなたがいない日常がこんなに退屈だなんて思わなかったわ。」
そして瓶の中身を飲み干すルイズ
ルイズ「…別になんともないわね…?はぁ、私ったら馬鹿ね、せっかくサイトが私のために残して行ってくれたのに。もうサイトは帰って来ないのに…」
そして…
ルイズ「嬉しくない!全然嬉しくない!別にあんたなんか帰って来なくてもよかったんだから!もう一生側にいたくない!」
勢いで書いた。後悔?はぁ?何それ食べ物?
586:名無しさん@ピンキー
07/11/17 10:59:11 WsxDVCVp
モンモンもスゲー秘薬を創ったもんだ
587:名無しさん@ピンキー
07/11/17 10:59:58 DCk1hh05
>>585
青色の猫型ロボット化したサイトがやってくるんだなw
588:名無しさん@ピンキー
07/11/17 11:58:41 Majb9kI9
ゼロ戦に乗って帰っていったサイトがなぜかF15に乗って戻ってくる
589:名無しさん@ピンキー
07/11/17 12:40:59 6vqcH9qh
>>588
205氏のシルフィードが、また嫉妬して暴れそうだ。
590:名無しさん@ピンキー
07/11/17 12:52:13 icREM6nw
「サイト、部屋にネズミが出たから何とかして……ねえ、お腹のルーンから出したその丸いもの、なあに?」
591:名無しさん@ピンキー
07/11/17 12:53:11 RM0DTGK5
ジェット燃料って軽油に近いんだっけ?
でも一人で整備出来そうにないから結局使い捨てだな
592:名無しさん@ピンキー
07/11/17 13:00:39 iRq0oHcS
そもそも電子装備も離陸滑走距離も着陸滑走距離もねーよw
593:名無しさん@ピンキー
07/11/17 13:03:07 2Dr2wgZU
そろそろ濃厚アン様分が足りなくなってきた
ボルボ氏頼むよ
594:名無しさん@ピンキー
07/11/17 14:32:10 ZhqthhtN
短編を投下します。
舞台は地球でパラレルワールドみたいな感じです。
くだけたタバサ?をご覧下さい。
では、開始です。
595:名無しさん@ピンキー
07/11/17 14:33:46 5umTwPf1
濃厚で超乳なら誰でも良いですw
596:朝の出来事 01
07/11/17 14:33:55 ZhqthhtN
朝、才人の自室で一生懸命に起こそうとしている一人の少女がいた。
ユサユサ
「起き・・、サ・・お・・ち・・。」
ユサユサユサユサ
「・き・よ、・イト・・・・・ん。」
ん~~~ん、誰かが揺らしてるけど、この揺れ方がハンモックの上に居るみたいだ。
実際には使った事無いから分からないけどこんな感じかな?
まずいこの揺れ方はまた睡魔が来るなぁ~あれ?止まっぞ。
うん?耳を引っ張られているけど・・・
「すぅ~~~、起きてよ!サイトおにいちゃ~~~ん!」
「うぎゃ~耳が耳がぁ~」
耳もとで大声を聞かされた才人はあまりにも驚いて上半身を起こして声を発っした人物を見ると、
そこには頬をぷっくり膨らませ両手を腰にあてて仁王立ちをして才人の事を見下ろしているタバサの姿があった。
「タバサ、ひどいぜ。」
「だって、なかなか起きてくれないんだもん。うぅぅ~。」
タバサの奴怒っている割には迫力ないよな。
膨らんでいる頬っぺた可愛いなぁ~。
思わずツンツンってしたくなるぜ。
「ほらぁ~早くベットから出てよ。朝ご飯食べる時間が無くなっちゃうよ。」
「はいはい。分かったよ。仕方ないな、大声を聞かされて目が覚めちまったしな。」
「文句言わないでよぉ~起きないサイトおにいちゃんが悪いんだからね。」
タバサは才人の手を掴むと引っ張りお越してベットから抜け出させてお互いが向き合う形を作った。
そして朝の挨拶を交わす。
「おはよう、サイトおにいちゃん。」
「おはようさん、タバサ。」
「あぁ~また、タバサって言った。二人きりの時はシャ・ル・ロッ・トって言ってよね。」
「ごめんごめん。タバじゃなくてシャルロット。」
「うん、宜しい。それにしてもどうして今日はそんなに眠いの?」
「どうしてって、昨夜は二人で楽しんだろ。」
「そういえば結構遅くまで起きていたもんね。」
「うんうん。」
「でも!サイトおにいちゃん!私の事たくさん突いたよね。もお~何度もやめてって言ったのにやめてくれなたかったよね。
少し泣いちゃったんだよ。」
「ぐぅ、それは・・・久し振りにしてあまりにも気持ち良くてな、シャルロットの困った顔を見たかったというかな。」
「いいもんね。今度は私がサイトおにいちゃんの事めちゃくちゃくしちゃうんだ。ふふ~~~んだ。」
597:朝の出来事 02
07/11/17 14:35:32 ZhqthhtN
笑顔でそんな事言われてもなぁ~。
可愛い顔で言われると困るというか、なんというか。
「それじゃ、今夜にでもやるか?」
「うん、やるやる~夜が楽しみだね。昨夜はおにいちゃんに泣かされたけど今度は私が泣かして気持ち良くなる番なんだから。
なかなか寝かせないから覚悟してよね。」
「今夜も寝不足確定かよ。・・・・・・・・・・」
「どうしたの?なんか考え事?」
「いやぁ~今の会話な第3者が聞いたら何か誤解するんじゃないかと。」
「誤解って?」
「なんかな、えっとな、えっちな事してるんじゃないかなとそんな会話なんじゃないかと思ったんだ。」
「う~~~ん、と。」
シャルットの奴、今の会話の流れを考えているか?
頭をちょっと傾けて人差し指を唇に当てている。
うわぁ~このしぐさ、すげぇ~可愛いなぁ~やばいくらいだな。
お!だんだんと顔を赤くなってきたぞ。
えっちな事想像してるのか?
この表情も可愛すぎるぜ。
思わず、ギュって抱きしめちゃいたいぐらいだ。
「サ・サ・サ・サイトおにいちゃん!なんでこんな事いうの?」
「ごめん、ごめんって。」
「もお~でもね、したいならしても良いよ。」
「え!いやでもな。なんというかまずくないかなと。」
「私とじゃダメなんだ。」
「そんな、シュンとするなよ。シャルロットは凄く可愛くて魅力的だぞ。」
「本当に!それなら・・・それならね今、キスして。」
「な・な・な・な・」
「してよ。サイトおにいちゃん。」
タバサは目をつぶりつま先立ちをして顔を少し上げた。
それを見た才人はまるで吸い込まれるみたいに顔を近づかせて。
「それじゃ良いのかい?するよ。」
「うん。」
「何をするのかな?この犬。」
この声を聞いた途端に才人の体は硬直して嫌な汗が背中を流れた。
背後からは黒いオーラを放っていて腕組みをしてる桃色髪の少女がいる。
才人はこのままの姿勢でいる訳にもいかず、体を振り返るがその動作はまるで
サビついたロボットみたいにギシギシと効果音が聞こえて来る程だ。
そして振り返り勇気をもって最初の一言を発っした。
598:朝の出来事 03
07/11/17 14:36:57 ZhqthhtN
「お・お・おはようルイズ。」
「おはよう、サイト。」
やばいよ、そのルイズの笑顔。
顔は笑っているけど、異様な殺気めいた感じがする。
非常に危険レベルはマックス状態であります。
「で、タバサに何をするの?」
「何もしないよ。本当に神に誓って。」
「タバサにキ・キキキスするでしょうに。それに今夜もするんでしょ!その~えっちな事を!」
「ぐわぁ、いつから聞いていたんだ。それにドアをノックしたか?」
「ドアは最初から開いていたし、会話はそうね・・・タバサが「もお~何度もやめてって言ったのに」のあたりからかしら。」
「ほとんど始めからじゃね~かよ。」
「サイトはタバサの事、無理やりしたのね。これはおしおきが必要ね。」
ルイズはどこからとなくムチを手にしていた。
かるく素振りをはじめた。
「待て待てルイズ!これは誤解なんだよ。だからそのムチはしまってくれ。なあなあ、お願いだから。」
「誤解ってどの部分が誤解なのかしら」
「全部が全部だよ。昨夜はシャル、タバサと一緒にTVゲームをしていただけなんだよ。本当に。」
「TVゲーム?」
「そうそう、TVゲーム。それも対戦型格闘ゲームなんだよ。なあ、タバサそうだよな。」
そういって才人は後ろにいるタバサに向かって体を少し捻り顔だけ振り返ったけどいなかった。
才人は疑問に思っていると左腕に柔らかい感触を感じて見てみるとタバサが抱きついていた。
599:朝の出来事 04
07/11/17 14:37:36 ZhqthhtN
「あの~タバサさん何をしているんでしょか?」
「サイトおにいちゃんの腕に抱きついているの。暖かくて気持ち良いよ。」
「見れば分かるんですが、離れてくれないとルイズさんがお怒りになるので。」
「えぇ~~~ヤダよ。そんな事より早く朝ご飯食べないと遅刻しちゃうよ。」
そう言われて才人は机の上に置いてある時計を見ると・・・
えっと、長い針が真上のちょっと右側にあって短い針は8の所になっているな。
ようするに今の時間は・・・・・・
「8時過ぎてるじゃないかよ!」
「まずいわね、早く食べないと。おしおきは後にして、ほらサイト行くわよ。」
「って背中を押すなルイズ!いきなり押したらタバサが危ないって、すでに離れているし。」
「名残惜しいけど危ないから離しちゃった。」
「ルイズ待ってこのまま押して歩いていった階段から転、ウギャ~~~~。」
ドカドカと音を出して階段から落ちて行く才人。
一階についてようやく止まった。
二階から心配そうに見つめるルイズとタバサを見ながら才人は思った。
また、朝からこんなドタバタかよ。
学校に行った今度は転校生のシエスタとルイズで火花散らせる展開になるし、
お嬢様のアンリエッタ先輩、もといアン先輩は誘惑してくるしよ。
シャルロットは本当は中等部だけど飛び級して俺らと同じ高等部にいるからな。
昼休みになったら今度はどんな修羅場の展開になる事やら。
みんなから慕われて嬉しいけどちょっと胃のあたりがキリキリ痛いぜ。
と、思っている才人である。
本当に今日はどんな展開になって行くのか?それはその時になってみないと分からないという物である。
FIN
600:名無しさん@ピンキー
07/11/17 14:47:39 5umTwPf1
>>594
ふぃ~、危うく割り込むとこだった。
あ、もちろん微乳も好きですよw タバサ可愛いよタバサ。
601:名無しさん@ピンキー
07/11/17 16:32:14 DlEBkeUI
>>594
GJ?
魔法少女タバサを思い出したwそういえばあれの続きはどうなったのか……
602:名無しさん@ピンキー
07/11/17 21:07:50 gQ0xqbsX
帰ってきたのはいいが操縦に失敗。
250キロ爆弾を抱えて学園に突っ込んでしまうサイト。
でも生きてる。
603:名無しさん@ピンキー
07/11/17 21:12:13 iRq0oHcS
ここは大きく500ポンド爆弾で
604:名無しさん@ピンキー
07/11/17 23:10:12 hiEe2zwa
ここはVTOLのハリアーで。もしくはF-35Bとか。
それで地球に帰ったらF-15と空戦するハメになって、後が大変。
605:名無しさん@ピンキー
07/11/17 23:11:20 70SChVdU
寧ろゼロ戦で帰国してもそれはそれで…
606:名無しさん@ピンキー
07/11/17 23:20:27 rVwaH+rm
>>603
500ポンドって250kgより軽くね?釣り?
607:名無しさん@ピンキー
07/11/17 23:22:59 iRq0oHcS
>>606
うお、250ポンドだと思ってた
爆弾はlbsだってエリ8と大戦略でならったもんで
608:名無しさん@ピンキー
07/11/17 23:24:33 Fs9eYvs8
>>604
馬鹿、そこはあえてF/A22ラプター
空想の機体がありならフェンリアやワイバーンもありだ
ええエスコン厨ですよ
609:名無しさん@ピンキー
07/11/17 23:56:14 5ltXLN3u
A-10だろ上甲
610:名無しさん@ピンキー
07/11/17 23:59:29 iRq0oHcS
どうせ部品なんてないんだから逆転の発想でF-20とかX-29とかフライングパンケーキを・・・ゲフンゲフン
611:名無しさん@ピンキー
07/11/18 00:20:18 3751nniE
そろそろスレ違いだと気がついてくれ
612:名無しさん@ピンキー
07/11/18 00:23:23 Pt9RV0lq
軍オタ兵器オタは空気読めないから諦めれ
613:名無しさん@ピンキー
07/11/18 00:57:55 44cQEUBf
あれ、ここ何スレ?
614:名無しさん@ピンキー
07/11/18 01:06:28 qjMnoahZ
ゼロ戦以外だとタイトル変わるので却下。
615:名無しさん@ピンキー
07/11/18 01:13:28 DlPDDxvI
そこでシルフィードの出番ですよ
616:名無しさん@ピンキー
07/11/18 01:14:39 PR/7Ygtd
OK、なら桜花だ。
向こうの世界に永住するならお約束だな。
617:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/11/18 01:14:56 PHAMvhgH
はいこんばんわ。
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の続編、『サイトの使い魔』第4話でございます。
…ウイングゼロカスタムとかダメっすか。
618:メイドが来たりて笛を吹く ◆mQKcT9WQPM
07/11/18 01:16:29 PHAMvhgH
その日。
彼女は決断を下した。
自分は彼のものである。
なのに、彼の下にいないのは、おかしい事だ。
そう判断した彼女は。
見慣れた部屋を出て、彼の下へと向かったのだった。
『ミス・ヴァリエールへ。
私はサイトさんのメイドです。だから、サイトさんのところへ行きます。
ちゃんと制服、洗濯に出してくださいね。溜め込んじゃだめですよ。
あと、昨日のお夜食の残りは棚に入ってます。早めに召し上がってください。
それでは、またいずれ。
シエスタより』
授業が終わって自室に帰ったルイズは、テーブルの上に無造作に置かれたその手紙を読んだ瞬間、激昂した。
「な、なによあのメイド!抜け駆けしようってわけ!?」
そう叫んで、思い切りその手紙を引き伸ばして、破ろうとする。
すると、窓ガラスに映ったその手紙の背に、何か書いてあるのが見えた。
少し裂け目の入ったその便箋を慌ててひっくり返し、ルイズはそこに書かれている言葉を読む。
『もし、ここに気付いてくれたら、幸せです。
もっと、ルイズは自分の気持ちに素直になった方がいいですよ。
あなたのともだち シエスタより』
それを読んだ瞬間、ルイズはうぐ、と言葉に詰まって、その便箋をくしゃっと丸めるに留めた。
そして、半分怒ったような、半分泣いているような顔で、ひとりごちた。
「…わかってるわよ、そのくらい…!」
ルイズはそう言って、半分怒った顔のまま、ベッドに倒れこんだ。
タバサを使い魔にした才人を、ルイズが部屋から追い出して、十日あまりが過ぎた時のことだった。
「サイトさん!」
才人がその日、半分日課になりつつあるタバサが借りてきた本の返却をしに、山と詰まれた本を図書室へと運ぶ途中、中間地点の中庭に着いた時。
シエスタが、突然目の前にやってきた。
シエスタは息のかかりそうな距離から、本の山を抱える才人を、真剣な目で見つめる。
突如現れた黒髪のメイドのその視線に、才人は思わずたじろぐ。そして。
「…あ、あの、シエスタまだ怒ってる?」
怯えたようにそう言った。
才人は勘違いしていた。シエスタが、ルイズと同じく、タバサを使い魔とした事を怒っていると。
「…何の話ですか?」
当然、シエスタには才人の言葉の意味が理解できない。
「…いや、タバサとアレがごにょごにょ…」
蒸し返して怒らせてもなあ、と思った才人の語尾は、尻すぼみになってしまう。
シエスタは、その鋭い勘で、彼が何を言いたいのか理解した。
619:メイドが来たりて笛を吹く ◆mQKcT9WQPM
07/11/18 01:17:31 PHAMvhgH
「…怒ってませんよ、そんなこと」
「え?そなの?」
才人は、てっきり、シエスタはルイズと一緒に怒り狂っているものとばかり思っていたのである。
無理もないことである。彼が大怪我をしてルイズの部屋から吹き飛ばされた時、彼は四六時中気を失っていたのだから。
後からタバサから事情を聞いた才人が、シエスタがルイズと一緒になって自分を吹っ飛ばしたと思ってもそれは仕方のないことだった。
シエスタはそんな才人を見つめて、改めて彼に語りかける。
あれからずっと、こうしようと考えていた事を。
「…サイトさん。お願いがあります」
あまりにも真剣な眼差しで見つめるシエスタに、才人は後ずさってしまう。
「な、なにかな?」
「私を、あなたの使い魔にしてください」
「…へ?」
思わず才人の目が点になる。
動きの止まった才人に代わり、彼の背に負われたデルフリンガーが言った。
「…メイドの嬢ちゃん。そりゃムチャが過ぎるってもんじゃないかい?」
「どうしてですか?」
「俺っちも大概長く生きてるが、二体の使い魔と契約を交わしたヤツなんざ、聞いたことねえぞ」
しかし、シエスタは反論した。
「…います。いるじゃないですか、デルフさん」
「へ?いたっけかそんなの」
「忘れましたか?始祖ブリミルは、4人の使い魔を連れていたんですよ」
デルフリンガーは鍔をかちゃん、と鳴らした。相槌のつもりらしい。
「……完璧忘れてた。そーいやブリミルの野郎がそうだっけか」
「いやいやちょっと待って!」
その話に、才人が割り込んでくる。
「どうしたい相棒?」
「そもそも俺メイジじゃないし、そもそもブリミル関係ないし、そもそも俺が使い魔じゃん!無理だってば!」
「いやいや相棒、だいたいがあのちみっこい嬢ちゃんと使い魔の契約した時点で相棒は十分規格外だぜ?
やっちゃえよ、相棒」
あまりにも気楽に言うデルフリンガー。
そしてそのデルフリンガーに乗せられるように、シエスタは言う。
「無理でもいいんです!形だけでいいんです!
あの、その、私もミス・タバサみたいに、サイトさんのモノにして欲しいんです!」
「い、いやでもなあ」
才人はあまり乗り気ではないようだ。
彼には、シエスタの申し出が、なんだか不倫みたいな気がして、イマイチ踏み切れないでいた。
そんな才人に、シエスタは。
どこから取り出したのか、一本の果物ナイフを両手に構え、その切っ先を喉下に当てた。
「…サイトさんのモノになれないなら、私、生きてたってしょうがないです。
今ここで命を絶ちます」
「ちょ、ちょっと待ってシエスタ!早まるなって!」
「…じゃ、カタチだけでも使い魔の儀式してくれます?」
ちらり、と横目に才人を見るシエスタ。
620:メイドが来たりて笛を吹く ◆mQKcT9WQPM
07/11/18 01:18:49 PHAMvhgH
才人ははぁ、と大きなため息をついて。
「…しょうがないなあ…。カタチだけでよければ」
諦めたようにそう言ったのだった。
我が名は平賀才人。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔と成せ。
才人の声が、人の居ないタバサの部屋に響く。
流石に中庭では人目があるので、本を返却した才人はシエスタを連れて、まだ授業中で無人のタバサの部屋に戻ってきていた。
才人はタバサを使い魔にしたときの事を思い出しながら、儀式を進める。
口語による詠唱が終わり、才人は足元に跪くシエスタの細い顎を、軽くつまむ。
「じゃ、いくよ、シエスタ」
「…はい…」
シエスタは才人を見上げ、覚悟を決めたように目を瞑る。
才人はそっとその桜色の唇に自らの唇を重ね。
そして、契約は完了する。
「これで、また契約成立したらオドロキだな相棒」
冗談めかしてそう言ったデルフリンガーの声に。
「…やばい…」
才人の声が重なり。
「いたっ…痛い、いたいたいいたい!」
突如痛みを訴えだしたシエスタの声が重なった。
才人は慌ててシエスタを介抱する。
彼にはキスをした瞬間に、もう分かっていた。
胸の奥に熱い何かが点り、身体中を駆け巡った。タバサの時と同じである。
そう、目の前で、シエスタに『使い魔の印』が刻まれているのだ。
二人目の…黒髪の使い魔の誕生である。
「さ、サイトさん…」
才人の腕の中で彼の手をしっかり握ったシエスタの痛みは、すぐに納まった。
涙の流れる瞳で才人を見上げ、そして微笑んだ。
「私…サイトさんの、使い魔に…なれたんですね…」
才人の中に、言葉とともにシエスタの歓喜の感情が流れ込んでくる。
…心も、繋がったみたいだな…。
才人の心の声に、シエスタは思わず声を上げてしまう。
「え?え?な、なんですか今の?」
「使い魔の契約するとさ」
こういうことも、できるみたいなんだ。
621:メイドが来たりて笛を吹く ◆mQKcT9WQPM
07/11/18 01:19:20 PHAMvhgH
才人の心の声に、さらに激しい歓喜の感情が、シエスタから送られて来る。
嬉しい!嬉しい!すっごく嬉しいです!
その声とともに、シエスタは才人にぎゅっ、と抱きついた。
そして才人はシエスタに言葉で告げる。
「…で、さ。シエスタの身体のどこかに、『使い魔の印』が刻まれてるはずなんだ」
言って自分の『ガンダールヴの印』を見せる。
シエスタは、すぐに思い当たった。
胸のリボンを解き、メイド服の胸元をがばっ!と開く。
「ちょ!シエスタ何やって」
「…やっぱり」
慌てる才人に対し、シエスタは冷静だった。
先ほどの契約の際、最も強い痛みを感じたのがここだった。
鎖骨の間。
彼女の豊満な谷間のすこし上に、その印はあった。
それは、下方が鋭角になった、黒い五角形だった。
見ようによっては、盾にも見える。
「これが、使い魔の印…」
「シエスタ、胸、胸!」
感動するシエスタを、才人の言葉が台無しにした。
勢いよく前をはだけたせいで、シエスタのおっぱいはその先っちょのさくらんぼまで、丸出しになっていた。
…まあ、しょうがないことなんでしょうけどー。
…サイトさんの、すけべ♪
その言葉には、あまりにも淫靡な感情が乗っていた。
それに釣られ、才人の身体が反応する。
おもいっきり、勃ってしまったのである。
…あのなあ、シエスタ…。
呆れたような才人の心の声を、シエスタの心の声が打ち消した。
その声は、まるで身体の芯を引き絞られるような、激しい欲情に染まっていた。
…十日以上もご無沙汰だったんですよ。
そして、才人のズボンを器用に下ろすと。
露出した胸で、才人の肉棒を包み込んだ。
いっぱい、出してください♪ご主人様♪
622:メイドが来たりて笛を吹く ◆mQKcT9WQPM
07/11/18 01:19:58 PHAMvhgH
そして、その夜。
才人とシエスタは、部屋の主に全ての事情を話す。
「…別に構わない」
タバサのその言葉に、嘘偽りはない。
才人は、心の中でタバサに謝罪する。
…ごめんな、シャルロット。
しかし。タバサの反応は、才人の予想と違っていた。
…何を謝るの?
私はアナタの物。サイトの行動を縛る権利も、そのつもりもない。
私はサイトを独占するつもりなんてない。
私は、サイトに独占されていたいけど。
心の中で言い切って、タバサはシエスタに歩み寄る。
そして、シエスタに手を差し出した。
「これからよろしく」
シエスタはその小さな手を握り返した。
「私も、サイトさんを独占しようなんて思いませんよ♪」
にっこり笑って言うシエスタ。
タバサは一瞬驚いた顔をするが。
これ、どうやら使い魔どうしでも通じるみたいですよ?
シエスタの心の声が、全ての疑問の答えになった。
つまり、使い魔同士でも、伝えようと思った事は、相手に伝わるのだ。
そして二人は、心を通じ合い。
才人に向き直る。
「じゃ、これから二人分頑張ってくださいね、ご主人様?」
「…無理は、しなくていい」
「…ははは…」
二人分のねぎらいと期待の感情に、乾いた笑いの漏れる才人だった。
…ひょっとすると、将来的には三人分になるかもですけどね。
二人には伝えないよう、心の内で黒髪のメイドはそう思った。~fin
623:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/11/18 01:22:07 PHAMvhgH
はい終了。
中間地点なんでエロ薄め、思い切り薄めでいってみました。
ていうかこのシリーズ着いて来てる人いるのかな…。
続けていいものかちょっと悩み中です。
オリ要素強すぎるし…。
まあ、反応見て考えてみまっす
んじゃー寝ますーノシ
624:名無しさん@ピンキー
07/11/18 01:23:05 PR/7Ygtd
うは~~~~
タバサに続いてシエスタとも契約かW
て、事は後の2人はやっぱり・・・・・・・
ま、何にせよ乙カレ~~ほんでおやすみ~~
625:名無しさん@ピンキー
07/11/18 01:26:08 NCaNK8HC
>>623
全然無問題です。このまま突っ切ってください。
626:名無しさん@ピンキー
07/11/18 01:33:25 sUjHZQZO
>>624
あと二人。
でも、テファはともかく、アンリエッタは使い魔になるのはまずそうだなぁ、女王だし。
使い魔の契約には、世俗の権力は関係ないのかもしれないが。
627:名無しさん@ピンキー
07/11/18 01:34:26 NhlV3769
せんたいさんの作品の中で、これが一番楽しみなんだぜ
628:名無しさん@ピンキー
07/11/18 01:38:00 PR/7Ygtd
4つで伝説に並び、5つで伝説は塗り替えられる。
まあもっともサイトにもそれ相応のモノが求められるんでしょけど~~
629:名無しさん@ピンキー
07/11/18 02:21:13 OkpPU2LY
せんたいさんの作品は凄いです。いつも楽しく読ませていただいてます。
シエスタとタバサ・・・後1人は虚を衝いてジェシカだったりw
ってソレはないかな
今、ちょっちエロを作ってみようと奮闘中です。
出来上がるのは未だ先ですが…
630:名無しさん@ピンキー
07/11/18 02:44:50 LIlC2gV8
>>627
俺がいた
631:名無しさん@ピンキー
07/11/18 02:53:50 wbCVDY7T
>>623
「つづきもの」系列が好きな俺としては、少々ツライ流れだぜ…
まあ、それはともかく。
オリジナル展開は相当な手腕がないと、長く続けるのは厳しいからなあ。
うまく着地点を見極めてくれることを祈ります。
632:名無しさん@ピンキー
07/11/18 03:20:21 3/zqUXzI
>>604
「カサッカでは勝負にならない!ハリアーを落としてくれ!」
633:名無しさん@ピンキー
07/11/18 07:02:11 RsNOKuTm
>>623これがくる度に俺は歓喜の余り「へんたいさんGJ!」ってベランダから叫んでるんだぜ。
全裸で
それにしてもこの種馬が誰を何人使い魔にするか楽しみで仕方ない。
634:名無しさん@ピンキー
07/11/18 08:49:14 EDXpYHXW
>>617
GJ!!
サイトの使い魔=タバサとサイトの絡みで固定されてる俺の頭には辛い展開だ…………がしかし、やはりせんたいさんだと面白いと思えるんだなぁw
せんたい先生………タバサが……読みたいです
635:名無しさん@ピンキー
07/11/18 12:22:07 Jg9FgWia
せんたいさん、乙です!
うーん?? シエスタとも契約ですか…
せっかくのタバサifルートなんですから、契約するのはタバサ1人のままで話を進めて欲しかったです
このあとルイズも契約しちゃったら、他のせんたいさんシリーズとあまり変わりない話になってしまうような気がしますので
エロが薄めなのは特に気になりませんでした
鋼の錬筋術師みたいなサイト&タバサのちょっとしたバトル物もまた読んでみたいです
636:名無しさん@ピンキー
07/11/18 13:41:44 D1H56XJh
俺もシエスタとまで契約したのはちょっと残念
でもGJでしたー
637:名無しさん@ピンキー
07/11/18 15:36:11 18HlSu+g
アン様分が不足しすぎて、ボルボ氏の作品一気読みしてきた
はやく、次の超濃厚ラブエロマダー?
638:名無しさん@ピンキー
07/11/18 15:44:07 TxrZ+9Z/
非ラブな陵辱エロだって大好物さ
アン様はエロいからな
639:名無しさん@ピンキー
07/11/18 15:44:49 YnIulqmL
せんたいさんGJ。
思ったんだが今までのSSでもルイズってHの時も基本的に性格変わってないけど
ボルボ氏のアン様の如く淫乱ルイズを見てみたいな。Mルイズとか
640:名無しさん@ピンキー
07/11/18 16:19:23 ENl27Dzn
ボルボ氏を最近までポルポル氏だと勘違いして覚えていたんだぜ。
で、最近になってポルポ氏だと訂正したんだが、よく見たらまだ間違ってた。
おかげで氏にはジョジョ五部のイメージが付きまとうぜ。
641:名無しさん@ピンキー
07/11/18 16:22:43 sOzW4Q9E
なに?モルボル氏?
642:名無しさん@ピンキー
07/11/18 17:07:02 04UE8jpC
>>641
臭っw
643:名無しさん@ピンキー
07/11/18 18:07:28 umR4vqia
せんたいさんGJ!!
サイトの使い魔=タバサって設定が既にあったとは。
思いっきりかぶったSS書いちまったよorz
固定化の呪文で封印しておこう。
644:名無しさん@ピンキー
07/11/18 18:22:26 yE0DVlek
せんたいさんGJ。
このシリーズも、ヴァリエール3姉妹シリーズも、続き物シリーズも大好きさっ
645:名無しさん@ピンキー
07/11/18 19:24:04 k/1dXJBE
へんたいさんのエロパワーはなぜか笑えもできるすばらしいものよ。
つまりGJ!
646:名無しさん@ピンキー
07/11/18 19:29:37 sGdw4bc4
>643
ネタかぶりなんて良くあること、重要なのは味付けだ。
そんな訳で気にせずカモン!
647:名無しさん@ピンキー
07/11/18 19:32:19 TxrZ+9Z/
>643
ネタかぶりなんて気にするな
書いちまえ
648:名無しさん@ピンキー
07/11/18 19:52:13 mcjBWO6C
“ねた”かぶりでいいじゃない。
“かわ”よりはましだもの。
649:名無しさん@ピンキー
07/11/18 19:53:14 aub84gPF
ネタもないのに皮だけかぶってる俺はいったい
650:名無しさん@ピンキー
07/11/18 20:00:55 e3v/a8we
でも、“たね”はでるんですね?
651:名無しさん@ピンキー
07/11/18 20:05:26 /AV86fUm
ところで、サイトのたねでもやっぱり付くのかな
シエスタの曽祖父みたいに
652:名無しさん@ピンキー
07/11/18 21:56:12 c71FITXB
>>651
そう考えるとシエスタの曽祖父はサイトにとって偉大な前例を残してくれたんだな
653:名無しさん@ピンキー
07/11/18 22:01:17 e3v/a8we
前例としてあきらかになったのは、「黒髪は優性遺伝するらしい」ということだね。
たぶんルイズやタバサとの子は、黒髪になるはずだ。
654:名無しさん@ピンキー
07/11/18 22:03:06 v4/pay8T
生まれたら一発でサイトの子かどうかが分かってしまうんだなこれが。
655:名無しさん@ピンキー
07/11/18 22:04:13 aub84gPF
あれ、シエスタは孫だから黒髪が優性遺伝とは限らないんじゃないか?
656:名無しさん@ピンキー
07/11/18 22:08:19 e3v/a8we
ジェシカやシエスタの兄弟の髪は?
657:名無しさん@ピンキー
07/11/18 22:14:05 GDFvCYZe
闇のようなブルネットのシェフィールドもいるわけで。
黒髪が全然いないってことはないんじゃね?
まあ、シェフィールドがどこから召喚されたか不明だけど。
658:名無しさん@ピンキー
07/11/18 22:24:03 yE0DVlek
>>653
現実的にも黒髪、天然パーマは優性遺伝ですからねー。
孫の代になって、やっと黒髪じゃないのが発現します。
659:名無しさん@ピンキー
07/11/18 22:30:21 esfl/RLv
>>655
シエシエは曾孫
660:名無しさん@ピンキー
07/11/18 22:47:49 bJkGwUtW
ところで、佐々木少尉ってシエスタの母方の曽祖父でいいのかな?
スカロンって母方の叔父さんな訳だからそうなると思うんだが、
でもアニメ版でシエスタ父は黒髪だったし、
よく見ると村の結構な人が黒髪だし。
親戚一体何人いるとですか。
661: ◆LoUisePksU
07/11/18 23:34:14 umR4vqia
そいじゃ、固定化の呪文を解除しますか・・・
「タバサはあなたの使い魔ですっ!」投下。
662:タバサはあなたの使い魔ですっ!(1/2)
07/11/18 23:35:27 umR4vqia
ダエグの曜日の昼下がり。
ルイズとサイトは部屋の中でくつろいでいた。
トントン―部屋の扉からノックの音が聞こえてきた。
「だれ?」
ルイズが誰何すると、二人の良く知る声がした。
「タバサ」
ルイズはアンロックを唱え扉を開錠し、サイトが扉を開けた。
タバサがすっと部屋へ入ってきた。
そして、サイトの前で立ち止まると間髪いれずに話を切り出した。
「あなたに話がある」
ルイズはその光景にただならぬ空気を感じた。
「いきなり何を言い出すのよ!」
タバサは彼女をちらっと横目で見て、再び同じ言葉を繰り返した。
「サイトに話がある」
ルイズはあわててサイトのそばに駆け寄ると彼の腕に手を絡ませた。
「わたしのサイトに何の用なのよ!」
タバサは眉を寄せ短く返す。
「ルイズには関係ない―」
突然、タバサは爪先立ってサイトとの距離をつめた。
当のサイトもそばにいたルイズも何が起こったのかすぐには分からなかった。
「え?タバサ今なにを―」
サイトは狼狽して23歩後ずさる。
ルイズは目を吊り上げて金切り声を上げた。
「きききききキスですってぇ~~!!!!!」
タバサはサイトを見つめたままこういったのだ。
彼の目にはタバサのほほが極薄く朱色に染まっているように見えた。
「わたしはあなたの使い魔」
ばしんっ。ルイズは思いっきりサイトの後頭部を鞭で叩きつけるのだった。
渾身の一撃に彼は前によろけてしまう。そして目の前のタバサに抱きつくような形に飛び込んでしまったのだ。
思わぬ不可抗力にタバサは誰からみても分かるくらいにほほを朱に染めた。
自分の一撃から生じた不可抗力でも許せない状態にあるサイトにルイズは背後から股間へ右足をけり込んだのだった。
ぐひゃぁっ。脂汗を一瞬にして顔じゅうに滲ませて、彼はひざから崩れ落ちた。
ルイズは彼の背に踏み込んだ左足をどかりと乗せて、タバサに詰め寄った。
「ああああんたね。こいつはわたしの使い魔なんだから。
てゆーか使い魔の分際で使い魔を持つなんてきーたことないわよっ!」
「そんなの関係ない。私はサイトに助けてもらった。だから私は彼を守ると決めた。
理由は問わない。私は彼の使い魔になる」
「だめだめだめ。そんなのだめなんだからっ。こいつはわたしのっ―わたしのなんだから」
ルイズは思いっきり叫んだ。
「それでも私は退くつもりはない」
そう言い放つと、タバサはまだ床に転がっているサイトにいたわる様な眼差しを送った。
そして彼の傍にしゃがみこんでつぶやいた。
「私はあなたをかならず守る。でもごほうびが必要。ごほうびは私からあとでお願いする」
そういい残してタバサは部屋から出て行ったのだった。
663:タバサはあなたの使い魔ですっ!(2/2)
07/11/18 23:36:37 umR4vqia
その夜。
今日の一件で随分駄々をこねていたルイズがやっと寝付いてくれた。
一方サイトは今日のタバサの一言で悶々として頭が冴えてしまっていた。
いつものようにルイズはサイトの肩に頭を乗っけてすやすや寝息をたてている。
すると部屋の窓に月明かりに照らされた大きな影が映った。
サイトは真顔になって、そっと彼女の頭を枕にもどしてやってから身を起こす。
そして素早くデルフを握り締めて窓に向かって構えた。
しかし、その影の主は意外な生き物だった―
「きゅいきゅい。ココをはやくあけるのね~」
タバサの使い魔、シルフィである。
彼は胸をなでおろして部屋の窓を開けた。
さわっとした涼やかな風が入ってきた。
「シルフィ、どうしたんだよ。こんな時間に?」
「おねーさまのとこに行くのねっ。きゅいきゅい」
そういってシルフィは背中を向けた。
シルフィの背に乗ったサイトは夜空へ誘われた。
空中で大きく旋回して学院の一室へと舞い降りた。
そこには、パジャマ姿の青髪の少女が待っていたのだった。
「タバサ。そんな格好ってもう寝るんじゃないのか?
なんで俺呼んだんだよ?」
サイトは彼女に聞く。
すると彼女は一言、だから。と答えた。
「『だから』ってどゆこと?」
鈍感な彼は首をひねった。
「ごほうびは『私と一緒に寝る』こと」
そう言うと、タバサは彼の手首をつかんで自分のベットへ連れて行ったのだった。
彼女はベットに横になると、自分の隣の空いたところを左手でポンポンと叩いた。
「ここに寝て」
その一言にサイトは体が凍りついたように固まった。
「えと・・・たばささん?いま、なんておっしゃいました?」
「ここに寝て」彼女は繰り返す。
「だれが?」
「あなたが」彼女はサイトを指差して答える。
「だれと?」
「私と」彼女は今度は自分を指をさす。
「どして?」
「ごほうび」彼女の頬がうっすら染まった。
「はーやーくー。シてあげるのね♪きゅいき・・・」
ゴッ。タバサの杖がシルフィの脳天に刺さった。
「邪魔。外へ」
彼女は窓の外を指差して命令する。
「いったいのね~。ひどいのね~」
そう言い残し、シルフィは外へ飛び出した。
そして、彼女はサイトに向き直り、ベットの上にちょこんと正座すると
はやく。と一言いった。
(つづく)
664: ◆LoUisePksU
07/11/18 23:41:31 umR4vqia
以上です。
しまった、ごめん、あげちゃったよorz
つづきは後日ということで。
あと、別件でクリスマスネタを考え中なんですが、
職人の皆さんへ提案です。
最新刊もクリスマスに出ることですし、クリスマス特集やりませんか?
665:名無しさん@ピンキー
07/11/18 23:56:45 g+BSTvvT
サイトは狼狽して23歩後ずさる。ではなく
サイトは狼狽して2、3歩後ずさる。では?
666:名無しさん@ピンキー
07/11/18 23:56:47 lIaCwauP
乙GJ
こちらの方はルイズとタバサの対決型で行くのかな?
667:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:00:59 //p4Ff1X
>>665
ありがとう、そうだった。orz
保管庫修正したよ・・・
668:29Q
07/11/19 00:02:41 7c4HTTY5
クリスマス特集の文字を見た瞬間から書き始めた俺が通りますよ。
相変わらず妄想をそのまま文にしているので構成とかはめちゃくちゃですがね。
参加する方向で。
669: ◆LoUisePksU
07/11/19 00:17:35 //p4Ff1X
>>668
参加表明はやっ。
投下時期はどうしましょ。
「クリスマス」狙い撃ちってことにしますかね、
と言う風に質問しておきながら申し訳ないんですが、
スリーピング・クラウドに襲われたんで明日に・・・zzz ノシ
670:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:22:31 BKGvD28Y
>>664
まずGJです.
クリスマスネタ書けるかわかりませんが、ネタが湧いたら投下します。
湧かなかったらすみません。
上のほうでアン様エロマダー?と言ってくれている方々申し訳ない、
ずっとシリアスネタ練り中で・・・やたら時間がかかってて・・・
そっち区切りつけたら書くつもりで、エロもいくつかネタは温めてますので、ご容赦を。
671:ボルボX
07/11/19 00:23:21 BKGvD28Y
名前ぬけてたw ボルボです。
672: ◆CSTs7hoBww
07/11/19 00:43:03 jI+zee/l
クリスマス物を書き始めていたら>>664氏のような提案があるとはw
もっとも、私が書いても盛り上がりにかけるでしょうが
あってもなくても一緒ならば仲間に入れていただこうかな・・・w
673:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:47:15 092jhnbr
原作でクリスマスの描写ってあったっけ?
始祖ブリミルの誕生日、でいいの?
>671
俺あんたのファンなんだぜ
期待してます
674:名無しさん@ピンキー
07/11/19 00:54:06 AGgRSYZ2
さすがはボルボ氏、アン様専用職人だな。
>>673
うる覚えだけど銀の降臨祭だっけ?
675:名無しさん@ピンキー
07/11/19 01:03:52 F5N3u5nN
ハルケギニアには当然クリスマスなんて存在しないさ。
けど、サイトが自分の故郷の風習として持ち込めば問題ない。
なんだかんだとノリが良い連中だ、学院、いやヘタするとトリステインは「日本のクリスマス」に汚染されるぞ!w
676:名無しさん@ピンキー
07/11/19 02:13:33 Iegy2KOw
>>675
よさないか!
677:名無しさん@ピンキー
07/11/19 02:15:30 byUjv9RX
>>675わかってらっしゃるwwwww
「日本の」クリスマスじゃないとダメなんだよな。
それはそうとスカロンさんがスカトロさんに見えて仕方ないんだが。
誰かなんとかしてくれ
678:名無しさん@ピンキー
07/11/19 02:46:28 dLNP+Sgy
>>677
もしかするとソレが狙いなのかもw
679:名無しさん@ピンキー
07/11/19 03:08:53 foS7Pejq
サイバトロン、メガトロンに続く第三の勢力―スカトロン。
680:名無しさん@ピンキー
07/11/19 03:36:50 CBDUPiy0
・・・デストロンなのね。
681:名無しさん@ピンキー
07/11/19 06:54:54 +mz9vxjH
流れ切ってスマソ
アニメからゼロ魔を知りました・・・。
SSスレで職人さんの傑作読みながらふと思いました
「なんでキュルケのSS少ないんだろう?」
原作を10巻まで読みました→炎蛇な人→orz
自分別にNTRでも処女でもないんですがちょっとだけ虚しくなりました
キュルケの「あたしの膣内は灼熱の如く熱いわよ♪ダーリン」なんて
サイトの上で腰振るキュルケを脳内妄想していたんだけどなぁ・・・・・。orz
駄文スマソ
682:名無しさん@ピンキー
07/11/19 07:09:17 hXWrbfJr
ロン!
683:名無しさん@ピンキー
07/11/19 10:11:06 092jhnbr
>681
キュルケ×コルベールなSS書けばいいじゃん
684:名無しさん@ピンキー
07/11/19 10:37:44 aFlLvClN
>>681
お前はドMだな?フフフ。隠しても同類にはわかるのだよ。
単なるお姉さん好きだった場合もドMなんだからねっ!
685:名無しさん@ピンキー
07/11/19 15:17:46 HcCuuW9f
シエスタとアンリエッタに踏まれたい
686:名無しさん@ピンキー
07/11/19 16:52:27 byUjv9RX
>>685よし、じゃあ会わせてやるから目隠ししてくれ。
ついでに耳栓もな。
さて、>>685を7万の大群が向かってくる場所に放置するか。
687:名無しさん@ピンキー
07/11/19 17:46:03 x6AzLHfs
>686 さすがに地響きで気が付くと思われる。
688:名無しさん@ピンキー
07/11/19 18:55:00 8bdXbU0C
>>685
よう兄弟
689:名無しさん@ピンキー
07/11/19 18:55:47 gyU7pgeO
ルイズとエレオノールに蹴られたい
690:名無しさん@ピンキー
07/11/19 19:10:19 kAwqC1Rf
>>686
俺も連れてけ
久々に七万の大軍とやりたい
691:名無しさん@ピンキー
07/11/19 19:43:07 0y+9cXt9
いってらっしゃい。
URLリンク(www.nicovideo.jp)
692:名無しさん@ピンキー
07/11/19 20:31:31 CRQLcNI4
>>690
そうか、7万人の軍隊の腰を付き崩すのか
693: ◆LoUisePksU
07/11/19 21:47:51 //p4Ff1X
>>668
>>670
>>672
参加表明ありがとうございます。ノシ
がんばっていきまっしょ~
まだまだXデーまであるので、ヘンタイ妄想職人どもかっもーーん笑
>>681
おいでませコッチの世界へw
694:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/11/19 22:37:32 IcP1OiS2
まずは御礼申し上げる。
ボルボX氏、>>675氏、ナイス電波b
おかげでいいネタができましたよっと
というわけでクリスマス選択肢モノいくぜおまいら!覚悟はいいか!
お前らが口から(ry
とゆわけで投下~
695:戦場のメリー・クリスマス ◆mQKcT9WQPM
07/11/19 22:39:55 IcP1OiS2
才人は現代日本人である。
だから、雪のちらつく空を見上げて、ついこんな鼻歌が出てしまうのも仕方のない事で。
「ふっふっふ~ん、ふっふっふ~ん♪」
寒空に似合わない明るいジングル・ベルを聞きつけたのは、洗濯物を運んでいたメイドだった。
「サイトさん、その曲なんですか?」
シエスタの質問に、才人は応える。
「ジングル・ベルって言ってね。俺のもといた世界の、そうだな、冬のお祭りの曲」
「冬のお祭り…銀の降臨祭みたいなものですか?」
「んー。ありゃお正月に近いんじゃないかな。クリスマスはまた別モンだよ」
「くりすます?」
シエスタは才人の言っている事がよく分からなかったが、その『くりすます』とやらが、楽しいイベントであることは、楽しげな『ジングル・ベル』の曲調から感じ取れた。
たしかに才人の言うとおりであった。西欧ではクリスマス=新年だが、現代日本はそうではない。
「よくわかりませんけど、楽しそうなお祭りですね」
「そうだな、日本じゃ一年のうちで一番楽しい祭りの一つだよ」
盆に正月、クリスマス。日本の三大お祭りイベントと言えばこれだろう。
才人は彼女が仕事の途中である事を思い出すまで、シエスタと『クリスマス』の話題で盛り上がったのだった。
696:名無しさん@ピンキー
07/11/19 22:39:58 gyU7pgeO
へんたいがきたぞーッ!弾もってこい弾!
697:戦場のメリー・クリスマス ◆mQKcT9WQPM
07/11/19 22:40:58 IcP1OiS2
「おお、ちょうどよい所にいてくれた!」
シエスタと別れ、水精霊騎士団のたまり場、ゼロ戦の格納庫に向かうと、そこには眩く輝くハゲ面がいた。
コルベールは満面の笑顔で、才人に向かってこぶし大の二つの水晶球を差し出す。
片方は薄い青色、片方は薄い赤色をしていた。
「なんすかこれ」
才人の質問に、よくぞ聞いてくれた、という顔になって、コルベールは応える。
「これはだな、『夢見の水晶球』といって、一対の水晶を持った人間に、同じ夢を見させられるというものなんだよ!
学院の宝物庫で、文献とともに発見したんだ!」
「へえ」
才人の関心が水晶球に向いたのを確認したコルベールは、興奮したように続けた。
「さらにだな!この水晶球のすごいところは、青い球を持った方の人間が、夢を自在にコントロールできるところにあるんだ!」
才人は、コルベールの言う『すごいところ』の意味が分からない。
さらに、なんでこのコッパゲがこんなに興奮しているのか理解できない。
「それがそんなすごいことなんですか?」
「当然じゃないか!いいかね!
この水晶球を使えば、たとえばだね、私と君がこの水晶球を使って、君の居た『ニホン』を私がハルケギニアにいながらにして体験できる、ということなんだよ!」
つまり、この水晶球は、夢を媒介にしたヴァーチャル・リアリティを作り出すマジック・アイテムらしい。
コルベールは、この水晶球で、才人に日本を疑似体験させてもらうつもりなのである。
彼が興奮するのもむべなるかな。
しかし。
それが大いなる誤算であった。
才人は、別の事を思いついてしまったのである。
「先生、この水晶球貸してくれません?先生には今度とっておきの日本の夢見させてあげますから」
コルベールは一瞬うーむ、と考え込んだが。
「分かった、貸して上げよう。私も他の研究があるしな。
『とっておき』、楽しみにしているよ」
言ってコルベールは、才人にその水晶球を手渡す。
「で、どう使えばいいんです?」
「なに、簡単だよ。お互いにその水晶球を持って、同じ部屋で寝ればいい」
才人は一瞬、コルベールと同じベッドに眠る自分を想像して吹き出しそうになったが。
「わかりました。ありがとうございます」
なんとかこらえ、格納庫を後にした。
才人は二つの水晶球を手の中で転がしながら、考えた。
どうせ、日本を見せるのなら。
仲のいい女の子に、日本のクリスマスを、見せてあげたい。
あのイルミネーションの街を、二人で歩けたら、どんなに楽しいだろう。
才人はわくわくしながら、誘うべき女の子に思いを馳せたのだった。
698:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/11/19 22:42:41 IcP1OiS2
以上!
今回選んでもらうのは
『才人が誰とクリスマスの夢を見たか』
です。
NGワードは男と人外。
5票集めた子で書きます。
ではガンダムファイト・レディー・ゴゥ!
699:名無しさん@ピンキー
07/11/19 22:43:09 YYfmbs2T
アン様
700:名無しさん@ピンキー
07/11/19 22:43:33 gyU7pgeO
とりあえずルイズお願いします
ルイズかわいいよルイズ
701:名無しさん@ピンキー
07/11/19 22:44:02 aFlLvClN
人外なしだと!?
シルフィなしなのか…
じゃあテファで。
702:名無しさん@ピンキー
07/11/19 22:44:13 OuOGc+IM
ルイズ
703:名無しさん@ピンキー
07/11/19 22:44:44 7c4HTTY5
シャルロットだろ
704:名無しさん@ピンキー
07/11/19 22:45:01 CBDUPiy0
ア~ン!
705:名無しさん@ピンキー
07/11/19 22:45:56 hYB0q6H3
ギーシュと寝てうはうはハーレムに二人でレッツゴーとか無しですかそうですか
ここはテファで
706:名無しさん@ピンキー
07/11/19 22:46:26 x3l1UyCA
先生~テファは人外に入りますかー?
駄目ならシエシエ
707:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/11/19 22:46:57 IcP1OiS2
あ、忘れてた。トップ3人くらいまでなら許容範囲だから…って遅いか?
708:名無しさん@ピンキー
07/11/19 22:49:43 Oadiu//c
ルイズ
709:名無しさん@ピンキー
07/11/19 22:50:12 UsTCBUAT
注目すべきはここだな
>5票集めた子で書きます。
この文は先着ではなく、5票集めたらもれなくと取れる。いやそうとしか取れない
と書いてたらへんたいさんに先手を取られた
まあシエスタで
710:名無しさん@ピンキー
07/11/19 22:52:11 elc1eFpg
>698
日本につれてくならシエシエだろ。
曾じいちゃんの故郷を見せてあげるってことでシエスタに一票。
711:sage
07/11/19 22:54:29 SLJ3GnhU
シャルロットー
712:名無しさん@ピンキー
07/11/19 22:56:03 OV4nu0F0
初めてリアルで?見れた
アンリエッタでお願いしたデス
713:名無しさん@ピンキー
07/11/19 22:57:18 rgituCl4
シャルロット
714:名無しさん@ピンキー
07/11/19 22:57:37 8bdXbU0C
シエスタがいいです先生
715:名無しさん@ピンキー
07/11/19 22:59:00 CxD+8AG2
俺のルイズ
716:名無しさん@ピンキー
07/11/19 23:01:22 HcCuuW9f
アンさまああああああ
717:名無しさん@ピンキー
07/11/19 23:02:28 6wf+OA/I
ルイズーーー