07/11/08 23:09:05 3oQ0tXXh
「中免の方が良くないか?二人乗りできるし・・・。」
ああ、なるほどね。でもそう言う事なら私は圭ちゃんの後ろに乗りたいよ。
「ん~。原付で良いよ。私は圭ちゃんが中免を取って欲しいな。それで色々な所に連れて行って欲しいかな?」
えへへ。と笑いながら言うと圭ちゃんが言った。
「よっしゃ!じゃあ俺が中免取るぜ!だったらバイトして金溜めておかないとな!」
フフフ♪頑張れ圭ちゃん。
「でも、その前に高校受験が待ってるよ?まあ私でも受かる位だから大丈夫だろうけどね。」
「いや分からないぞ?意外と難しくて落ちたりしてな!」
そんなの嫌だよ。冗談でも、そんな事言わないで・・・。
圭ちゃんと一緒の学校に行きたくて頑張ったのに離れ離れになるのは嫌だ。
私は泣いてしまいそうになる。
そんな私を見て圭ちゃんが笑いながら言う。
「冗談だよ。泣きそうな顔するなって!それに魅音が俺に勉強教えてくれるんだろ?だったら落ちる訳無いぜ!」
いつの日か私が話した事を覚えていてくれたんだね。
私なんか今まで忘れてたのに・・・。じゃあ今から一年間、私も頑張らないといけないね?