【ひぐらし】07th総合part13【うみねこ】at EROPARO
【ひぐらし】07th総合part13【うみねこ】 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ピンキー
07/10/26 12:41:37 MVo7DLws
【作品を投下される職人さんへ】
現在スレが加速しているため、wikiへの収録が追いついていない状況にあります。
可能であれば、職人さんにセルフ保管していただけるよう、お願いいたします。

<作品ページを新規作成>

 新規ページの作り方
 ①:「@wikiメニュー」から「新規ページ作成」をクリックしたら「新しいページ名を入力して下さい」と言ってくる
 ②:タイトルをフォーム打ち込んだら(チェックはWikiモードのままでOK)「新規ページ作成」のボタンをクリック
 ③:下に出てくる空白にSSをコピペして、ついでに修正
 ④:「プレビュー」を押してチェック
 ⑤:問題なければ「投稿」を押す

<各SSリストを開いて編集>

 編集の仕方(SS本文の修正も同様)
 ⑥:各SSリストを開き、そこで「編集」から「このページを編集」をクリック
 ⑦:下に出てくる文章の適当な箇所に
    -[[作品タイトル(ページ名)]]  と入れる。
 ⑧:プレビューを見て問題なければ「投稿」して終了

何か失敗するかどうしても無理そうなら、そのときに言ってくれれば誰かしら対処しますのでご安心を。

3:名無しさん@ピンキー
07/10/26 13:13:40 NieYFWRg
ウッギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

4:名無しさん@ピンキー
07/10/26 14:22:12 sWByu9RE
ウッディ

5:名無しさん@ピンキー
07/10/26 15:14:49 g/nhaWar
>>1乙


6:名無しさん@ピンキー
07/10/26 21:12:54 g9A6Ln+5
ξ(`・3・)乙だぜ!

7:名無しさん@ピンキー
07/10/26 23:37:50 eCxZgw1c
>>1の台詞が投下の少ない羽入というのが泣ける

8:名無しさん@ピンキー
07/10/27 00:16:44 9l1uQQTA
あぅあぅあんなに可愛いのになんで投下少ないんだろうな・・・
ロリだけど元子持ちゆえベッドの上ではリードできるなんて最高じゃね?
「あぅ・・・どうですか圭一?・・・気持ち、いいですか?」とか言いながら
騎乗位で圭一を攻める羽入が読みたい

9:名無しさん@ピンキー
07/10/27 09:25:09 enmGLnUR
>>8
羽入乙

10:梨花ちゃんのターン
07/10/28 13:57:35 oDgPLtxw
あら…?
もしやこっちに投下するべきだったか…?orz

11:梨花ちゃんのターン(前スレからの続き)
07/10/28 13:59:03 oDgPLtxw


 目を閉じる。思い描くのは、圭一のペニスから飛び出た精液が私の子宮を隙間なく埋めている光景……。
奥にいけばいくほど気持ちいいのだから、最奥への中出しということになれば……。
「ひゃぁっ!?」
「わっ」
 急に頭が痺れるような感覚がきて私は嬌声を上げてしまった。
「けっ圭一っ! い、いきなり何するのよっ」
 見ると、圭一の指がクリトリスを摘んでいた。
「いや、ひくひく動いて触ってほしそうだったから、つい」
「なっ……! かっ勝手にそういうことしないでよっ」
「ははは。気持ちよかったか?」
「うぐ……んぶ?」
 挿入したままの状態で上半身だけを起こした圭一は、私の頭を撫でるようにして引き寄せた後、耳元で優しく囁いた。
「中出しのことなんだけどな、それはやめとこうな?」
 そう告げられて、不安になった。今になって拒まれることなんか何もないだろうと思っていたからだ。
「ど、どうして?」
 圭一は、そう聞き返す私の心もとない表情を読み取ったようで、軽いキスをしてくる。
 顔を離して木漏れ日のような優しい色を携えながら、
「梨花ちゃんとの子どもは欲しいんだけどな。俺たちはまだ学生だ」
 と言った。それだけで、圭一が私のことをよく考えてくれているのだということは分かった。けれど、
そんな圭一に私は何が返せるのだろうと考えて、ふと思いついたことを口にしてみる。
「子どもができたら高校を……いたっ」
「そう言うだろうと思ったけど。ちゃんと学校は卒業しないとだめだぞ」
 小突かれた額をさする。馬鹿なことを言うなと圭一の目が語っていた。
「友達たくさんいるんだろ。めいっぱい楽しい学校生活を送れよ。九月には文化祭もあるって言ってたよな。
その日は大学サボってでも帰ってくるからさ。一緒に回ろうぜ」
「……うん」
 高校は、楽しい。人も出来事も新しいことだらけで。沙都子とも同じクラスだから、二人で楽しいことばかりやってる。
「その代わり、卒業したら否応なしにもらっていくからな。まぁ梨花ちゃんが大学に進みたいっていうなら話は別だけどな」
「ううん。大学はいかない」
「そっか? でももしもやりたいことがあるなら遠慮せず言ってくれよ」
「ありがと。でも圭一と一緒にいたいのよ」
「そうか。……まぁそういうわけで、中出しはまだ早いと思うんだ」
「分かったわ。正式に夫婦になってからってことね」
 思わず言ってしまった単語に気後れして恥ずかしくなったが、圭一はそんなことはないようで、先を見据えた目をして満足そうに頷く。
「そうだな。でも、そんなこと言うならゴム持ってこいよって話なんだけどなーはは……」
 準備不足……。圭一はそう呟きながら再び倒れる。
「ゴム? そんなの嫌よ。圭一のことが直に感じられなくなるもの」
「……そうか」
「あんっ。……今のは、圭一のが大きくなったのよね……?」
「……間違いないです……」
 二人で笑い合った。
「ふぅ、それにしても。圭一ってばまだ余裕ありそうね」
「いやぁ、そうでもないぞ?」
「嬉しいことも言ってもらえたし、サービスしてあげるわ」
 そう言うと、足元に放り投げてあったワンピースを手にとった。そしてそれを上から被る。ブラジャーがないので、
胸の先端が分かりやすく浮き出た。なんともいえず、恥ずかしい気分になった。さらに、喉を鳴らし声色調整。
男ほどではないにしろ、女だって声変わりをするのだから、なるべく昔の声へと近づけていくようにする。ん……これだ。
百年間の幼女経験は伊達じゃないわよ。本当に。



12:梨花ちゃんのターン(前スレからの続き)
07/10/28 14:04:54 oDgPLtxw


「ど、どうなのですか? 圭一?」
 少し照れつつ、口をあんぐり開けて呆けたままの圭一に言う。
「ぐはぁっ!」
 悶絶して後頭部を叩きつける圭一。効果は覿面のようだった。これで何の反応もないようだったら困ったのは私だけれど、
さすがにそんなことはないようだった。
「どうしたのですか? 圭一」
 分かっていながら聞く。また意地悪な気持ちになってきた。
 圭一の胸板に擦り合わせるようにして、身体を預ける。自然と、圭一を見るためには上目遣いにならねばならなかった。
さらに、ブラジャーを着けていない胸は、ワンピースの隙間から先端が見えるか見えないかといったところまで露になっているはずだった。
「―っ! りりり梨花ちゃんっ! た、タンマタンマ! やばいってっ! 可愛すぎるっ!」
「照れてしまうのですよ。に、にぱー☆」 
「でもその年でにぱー☆はないかもしれない!」
 もう何でもかんでも遠慮なく言う圭一だった。ちょっと恥ずかしかった。でもやっぱり、にぱー☆はないわよね。
 どれだけの間挿入したままだったのだろう。私は上半身を起こして、再び動き始める。
心なしか圭一のものがさっきより興奮しているように感じられた。
「はぁっ、はっ、はんぅっ」
「うううっ!」
 ワンピースの裾を持ち上げて、結合部が圭一に見えるようにする。
「ほら、圭一……。ボクたち繋がっているのですよ……」
「あああっ! エロすぎるっ梨花ちゃんっ。どこでそんな技を!」
 ワンピースの端を口に加えて腰の動きをより荒々しく激しいものに変えていく。
「んふ……ふっ、ふぅっ、ふぅんっ!」
 快感が頂点に達し始めていた。
「んむっ! んふっ! ふひぃっ!」
 子宮を突く刺激の波がだんだんと長いものになっていき、次の突進の刺激と重なり合っていく。悦楽が増幅されていく。じん、じぃん、じーんと
感じていく。慢性的に頭が痺れてしまったような感覚はオーガズムが近いことを教えてくれた。
「っくっ! そ、そろそろやばいっ! で、射精そうだっ!」
「んくっ、んぅううんっ! んぃいいっっくぅううっ!!」
「り、梨花ちゃんっ!」
「んぁぁああっ!」 
 最後の一突きで達した。圭一のものが抜かれて、ワンピースに精液が飛ばされる。
「ぐぁっ、あぁあっ!」
「はっ、はっ、はぁっ……」
 白濁液を全身に浴びせられながら、私はイキ続けていた。顔にも数滴飛んでくる。胸にも大量にかかっていて、乳首の形はもちろん、その色までもが
緑の布越しにはっきりと見えていた。やがて射精が終わると、そこで緊張の糸が切れてしまったかのように私の重心は後ろに倒れていった。
圭一の顔がぼんやりと目の前に映った。
 抱きとめられていた。
「はぁっ、梨花ちゃん……大丈夫か……」
 ほとんど無意識のうちに、震える顎を下に動かした。キスをしたいと思った。
 私の考えていることがわかったのか、圭一は唇を寄せてきた。
「ん……」
 短いキスが心地いい。顔を離して私は呟いた。
「気持ちよかった……」
「ああ、俺も気持ちよかった」
「また……しよ……」
「えっ、あ、ああ。梨花ちゃんがいいなら、な」
 照れながら笑う圭一。
「ねぇ圭一……。お風呂一緒に入らない……?」
 収まってきた絶頂の余韻の中で、気が付けば私はそんなことを口に出していた。
 圭一の丸く開かれた目は何だか笑えた。


<終わり>



13:名無しさん@ピンキー
07/10/28 14:07:37 oDgPLtxw
前スレ>>647です

スレ跨いで申し訳ない

読んでくれた人ありがとう

14:名無しさん@ピンキー
07/10/28 22:17:37 U/egIRS0
1番槍乙!
素晴らしかった。梨花ちゃまがめちゃくちゃエロい! 良いもの読ませてもらったよ。
ただ、スレの容量に気を付けて欲しい。今回みたいなことを2回されたら流石に
げんなりするから。


15:名無しさん@ピンキー
07/10/28 22:28:51 ytVWLgNc
確かに高校生になって「にぱー」はないのがちゃんと考えられてていいね。

16:名無しさん@ピンキー
07/10/28 22:46:57 +gnbp+f3
さあて風呂シーン書こうk(ry

17:名無しさん@ピンキー
07/10/29 00:20:21 zg7Uqrmi
言いたいことを>>14>>15>>16に全部言われたけど、とにかくGJ!

18:名無しさん@ピンキー
07/10/29 01:06:42 SK6yFegx
梨花大好きなのでとても嬉しかった
白梨花黒梨花の両方が楽しめてけしからん!GJ!

19:名無しさん@ピンキー
07/10/29 01:40:00 xBXGneMf
畜生、畜生、>>13は俺を病殺する気なのか!
梨花ちゃまのターンが終わったと思ったらお風呂だと?

俺はいつ服を着たらいいんだ!全裸のままでいるしかないじゃないか。

20:名無しさん@ピンキー
07/10/29 01:42:36 7YpgWK93
GJ
久々の圭梨花ありがと!
次回作期待してます



21:名無しさん@ピンキー
07/10/29 01:43:49 c9dx1JJA
>>13
期待に応えてくれてGJ!!
ただ、最初からこのスレに投下して欲しかったとは思う。でも本文は楽しませてもらった。
できれば、このまま祝・初中出しな新婚編までk(ry

22:名無しさん@ピンキー
07/10/29 01:47:26 liIT/MTl
梨花祭りじゃあ!!
最萌でも大躍進だし、今の梨花ちゃまのサイコロは6しか出ないのかッ!!

23:名無しさん@ピンキー
07/10/29 09:11:04 nLnr34Yw
>>13
ここにまた新たな職人が誕生した!
梨花ちゃんエロすぎだろ。お風呂編まじで期待してます。
あ、それと次からはトリップをつけるといいと思うよ。

24:名無しさん@ピンキー
07/10/29 12:37:00 F6stythy
むしろ女子高生になっても「にぱー☆」をしてくれた梨花ちゃんに萌え死んだオレは異端児?
あえてランドセルプレイとかに持ち込みたいぜ。そして変態と罵られたりしながらパヤパヤしたいぜ。

25:名無しさん@ピンキー
07/10/29 20:38:32 1PNCgCzO
>>13です。
感想感謝。
スレ跨ぎは本当に申し訳ない。以後気をつける。
そうか、中出し書きたいと思ったら新婚までいかないといけないんだよな…

あ、保管庫入れてくれた人ありがとうw
はにうが見てたってことにしようと思ってたから違和感ないんだぜw


26:名無しさん@ピンキー
07/10/30 06:01:42 dycw8gbl
>24
あれ…俺が居る

27:名無しさん@ピンキー
07/10/31 15:11:57 55+vNT60
>>26
自分が二人…いる?
ああ、いえ私は信じますとも。
ところで…ここら辺でお茶にでもしませんか?




もしもし>>28さん?いまこのスレに山狗は何人いますか?

28:名無しさん@ピンキー
07/10/31 16:39:39 h3Z0qkkM
10000000000000000000000000000000000000000000000000000000人くらい

29:名無しさん@ピンキー
07/11/01 04:10:17 4imDkRHb
圭レの純愛物が激しく読みたい

30:名無しさん@ピンキー
07/11/01 04:51:39 2Iu3MzgY
おじさんが良い所なのに天然で邪魔しちゃうのを含んでこそ圭レだよねw

31:名無しさん@ピンキー
07/11/01 09:34:12 +HgNUaMH
気まぐれに入れ替わったまま致すマンネリ知らずの詩魅百合が見たい
いつもと違うシチュエーションにドキドキする筈さ!

32:名無しさん@ピンキー
07/11/01 10:48:35 6+OVfMDS
圭梨の続きマダー?


33:名無しさん@ピンキー
07/11/01 20:17:20 Hq+/JBJm
久々にイチロー新作を読みたい俺が居る

34:名無しさん@ピンキー
07/11/01 22:45:58 4Ytj3Jdx
イチローの作品は読みたくないが、藍子×伊知郎なら読みたい

35:名無しさん@ピンキー
07/11/03 00:41:07 zvBst/Mf
人いないなー(´・ω・`)
俺は圭羽ものが読みたい。

36:名無しさん@ピンキー
07/11/03 01:40:19 MBqq0h+R
実は、罰ゲームババ抜きレナ編を待ってる俺がいる(´・ω・`)
もう、更新されないのかな。

37:名無しさん@ピンキー
07/11/03 06:36:42 7eiD/S/6
投下します前半微エロ後半爽やか?

38:ひぐらしのなく頃に・色罰し編
07/11/03 06:37:50 7eiD/S/6
「ぴちゃ、ちゅぴ……ん、おいしいんだよ?だよ?」
(落ち着け……冷静に……クールになれ圭一……!)
「ぁ……はぅ……♪オットセイ☆さん……垂れちゃう……」
(ぐううっ?!俺はcoolなんだっ!Koolなんだっ!!)

どうみてもいかがわしい。俺の股間の辺りにレナがいる時点で。

「みぃ……うらやましいのです」
「にーにー!なんで見せてくれないんですのー!」
「むぅ……沙都子にはまだ早い……」

悟史が沙都子の目を覆っている。兄貴の鏡だよ、お前って奴は。じたばたしている沙都子の横では梨花ちゃんがじっとりこっちを見ている……嗚呼、どうせなら『圭一、やらしいのです。にぱー☆』くらいやってもらえる方がありがたいんだが……

39:2
07/11/03 06:41:13 7eiD/S/6
レナは一連の動作を止めない。舐めて、啜って、頬張って……レナの下顎には白いモノが垂れている。

「くっくっく!いやいや圭ちゃんギリギリだねぇ!でもおじさんここまでやるとは思って無かったよ!」
「お姉も鬼畜ですよねー☆だから誰も振り向かないんですよ、あっはっは!」
「あぅ。魅音は変態さんなのです。でも圭一はもっと変態かもなのです。あぅあぅ!」
「ちょ、ひっどいなぁ!?……お?あと1分だよ、レナ?」
「はぅ?!急ぐんだよ?だよ!?」
じゅぴちゅぱくちゅ
(ぐぎゃああああああっ!!こっ、殺せっ!殺してくれええええっ!)

部活は最高だ。みんな大切な仲間だ。でも……こういう時は怨めしい。畜生め、後で必ず借りを返してやるっ……

「……ぁ」
(ん?)
「制服に垂れちゃったんだよ、はぅ……」
「ぐ……」
くううっ!!ある意味真骨頂な萌コメント!!
「あぅあぅ☆圭一喋ったのですよ」
「う!……しまったああああああっ!!」
「むぅ……圭一、どんまい」


40:3
07/11/03 06:42:33 7eiD/S/6
「あっはっは!結局ダメだったかぁ……まぁ相当頑張ってたけど……」
「圭一、観念するのです。みぃ☆」
「だらしないですわー!こんなの普通に耐えれないなんて理解に苦しみましてよー!!」
「あぅあぅ。沙都子、これは圭一や悟史には辛いのですよ。あぅ」
「さぁ圭ちゃん、追加罰ゲームですよ!……ぐげげげげ!」
「うああっぁっあああっあああっああああああぁぁっ?!……」


41:色罰し編・解
07/11/03 06:48:55 7eiD/S/6
今日の罰ゲームは『誰と・何を・どんな状態で・どうする』というのをみんなで紙に沢山書いて、そこからくじ引き形式で内容を決めていくことになった。
ちなみに部長発案で『どんな状態で』という要素は『何を』『どうする』が決まるまで無制限に引くことになった。スリル倍増すごいよ魅音さん。
最初から嫌な予感はあった。案の定最下位は俺。そして結局受けることになったのは

『レナと・舐められる・縛られて・無言で・・10分間・股間で・アイスを』

「……はぅ?!ええええっ、えっちなんだよ、だよ?!」
「?えっちなんですの??」
「沙都子は知らなくても良いですよ、みぃ☆」
おいしい!目茶苦茶おいしいぞ前原圭一!罰ゲームでもなんでも無いじゃないか!!
「……この『無言で・10分間』を守れなかったら追加罰ゲームにしようか」
「え」
「これだけだと圭ちゃん得しちゃうから当然です☆」


42:2
07/11/03 06:55:10 7eiD/S/6
追加罰ゲーム『縛られて・練り歩く・エンジェルモート制服で・雛見沢を』

「うぎゃあああああああああああああああああああああ!!!」
一気に笑ってる場合じゃなくなってしまった!
「あっはっは!まーこれくらいは覚悟しなよ圭ちゃんw」
「はぅ!見たいな見たいな!圭一君の制服姿☆」
レナも乗るんじゃありません!……って周りの目が妙に生暖かくなってんじゃねえかああああああああああ?!

アイスは『オットセイ☆アイス 特濃ミルクのまろやか仕上げ』。どこで売ってんだこんな無駄に高そうなアイス。そしてこの形。卑猥だろ……常識的に考えて……
なお悪いことにレナはアイスでかぁいいモード覚醒、罰ゲーム開始から一心不乱に舐め始める……って、ぅお……予想以上ですレナさん。上目遣いとか、夢中な様子がこの上無くエっロい。これに10分間耐えろというのかッ……!?
「はむ☆制服姿の圭一君っ、ぴちゅ、んっ、おっ持ち帰りなんだよ、だよ!あむ☆」
あぁ……確実死んだな俺……でも不思議と悔いはないさ……俺の股で白いアイスを貪る少女……これも親父の遺伝、いや男の性ってやつか……


43:3
07/11/03 07:02:03 7eiD/S/6
顔を真っ赤にしながらも予想外に耐え続ける俺。自分でもびっくりするくらい耐えたと思う。まぁ、魅音・詩音にはその姿がいたくツボだったらしく、終始笑いころげてやがったが。覚えてやがれ畜生……


あの後身ぐるみ剥がされた俺はエンジェルモート制服を強制着用。荒縄で中途半端に亀甲縛りにされた後、そのまま雛見沢行脚開始……っふ、また俺の武勇伝が増えちまうな……

「あー、またあのお兄ちゃんだー」
「石ぶつけようぜwwwww」
「ふわああああん!また来たよー!怖いよー!」


「圭一さんの印象最ッ悪ですわね……」
「圭一だから仕方ないのです☆にぱー」


俺は泣いた

44:番外・圭鈍し編
07/11/03 07:07:04 7eiD/S/6
雛見沢での前原家の評判を鬼ヶ淵よりも深く落とした後の帰り道。「腹筋がおかしくなった」とか何とか言いながらひーひーやってた魅音と別れて、レナと二人……どうすんだ俺。気まずい。
「あのさ……その……ごめんな、レナ」
一応謝っておこうか。さすがにあんな行為には抵抗あったんじゃなかろうか……まぁ俺自身得してたんだから、図々しいけど。
「なんでかな?私は圭一君のかぁいい姿が見れて良かったんだよ、はぅ☆」
「たはは……」
……ありがたいんだが、釈然としない……あんまり男扱いされてないのかもな、俺。
「……ただ」
「……ただ?」
少しレナの反応がいつもと違った気がした


45:2
07/11/03 07:16:21 7eiD/S/6
「……ふふ、なんでもないんだよ、だよ!」
……なんだそりゃ。
「?なんだよレナ、教えてくれよ?」
「な・い・しょ☆」
スパパーン!!
「ぐげぇっ?!」


気付いたら2……いや4発食らってぶっ倒れてた圭一には知る由もない。スキップで去って行くレナの耳は真っ赤だったことも、明らかにレナが挙動不審だったことも。


(……今度は圭一君のオットセイ☆が欲しいな、なんて……言えないよね、よね?はぅ……)
レナは意外にも錯乱しているようです
「おっと、レナちゃ……」
「はう~っ☆!!」
スパパーン!!
「時報はもう嫌だあああっ!!」

トミーの断末魔も、ひぐらしの鳴き声も、いつも通りに響いている。ただ、明日からはちょっぴり、レナも圭一も変わるのかもしれない。

『今日も雛見沢は平和なのですよ、あぅあぅあぅ☆』

46:名無しさん@ピンキー
07/11/03 07:19:56 7eiD/S/6
何がしたかったんだ俺はwwwww
とりあえず取り乱すレナが書きたかったのか。やっぱり圭一とレナが一番だと思うんで。
さいならノシ

47:名無しさん@ピンキー
07/11/03 07:47:06 fMYcg3zp
>>38
朝からニヤニヤさせてもらった(・∀・)

48:名無しさん@ピンキー
07/11/03 08:14:41 iQLH0voo
>>38
はっはっは! 朝から笑わせてもらったぜ、GJ!
俺も、こんなテンポのいい小説書きたいな。


49:名無しさん@ピンキー
07/11/03 14:27:11 zvBst/Mf
これはいいひぐらしだ、GJ!

50:名無しさん@ピンキー
07/11/03 16:36:02 zFb51FMl
匂いフェチな魅音SSを書いてるんだが、完成したら投下して良い?

51:名無しさん@ピンキー
07/11/03 17:34:20 d/A/skoV
だめ

52:名無しさん@ピンキー
07/11/03 17:35:23 91Yet1pw
あるえー?

53:名無しさん@ピンキー
07/11/03 18:24:12 8ZwXEUUp
>>50
匂いフェチwww
まあここはエロパロ板だし、自分で納得いく出来で投下前に一言ことわるなら投下してもいいんじゃね?
個人的にはすごい気になるwww

54:名無しさん@ピンキー
07/11/03 18:33:09 ks5z/cop
この流れならいえる

55:名無しさん@ピンキー
07/11/03 18:56:27 7eiD/S/6
おっ持ち帰URRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRY!!!!!!

56:名無しさん@ピンキー
07/11/03 19:04:25 zFb51FMl
>>50ぉk。
完成したら、投下してみる。

57:名無しさん@ピンキー
07/11/03 21:42:49 zFb51FMl
とりあえず前半が出来たので投下してみる。


58:名無しさん@ピンキー
07/11/03 21:45:36 zFb51FMl
『それぞれの愛し方』前編


くちゅくちゅ・・・・・・ちゅぷ・・・。
すぅ~はあぁぁ・・・。
「はぁはぁ・・・。圭ちゃんの匂いがするよぉ・・・。んっ・・・ンフッ。」
そう呟きながら、あの勝ち気な魅音が俺の席に座り俺の体操服のズボンの匂いを嗅ぎながら自慰行為をしている。

俺は扉一枚隔てた教室の中で行われている行為を、ただ呆然と見ている事しか出来なかった。

部活が終わりレナと帰っている途中で俺は体操服を教室に忘れた事に気付いた。

今日の体育は久々のゾンビ鬼だったので、全身汗だくになって楽しんだ。

それに明日から三連休なのだ。
大量の汗を吸いキツい匂いのする物を三日も放置しておく訳にはいかない。
考えてみてくれ。そんな状態の体操服を次の体育で着るのには抵抗がある。

レナに先に帰っておいてくれと言って、俺は急いで学校に戻って教室へと向かった。



59:名無しさん@ピンキー
07/11/03 21:47:06 zFb51FMl
そして教室の戸を開こうとした時、「カタッ」中から微かに音が聞こえた。

(泥棒? いや・・・ネズミか? まさか幽霊!? 落ち着け!Koolになれ前原圭一!)
そんな事を考えながら恐る恐る戸の隙間から中を伺った・・・。
んで場面は冒頭に戻る訳だ。



「圭ちゃん・・・。
好きだょお・・・。
もっと、おじさんの大事な所いじめて・・・はぁはぁ。」

夕日の差し込む教室で、口の端からだらしなく涎を垂らし、鼻息荒く体育服を嗅ぎ普段とは違った甘えた声で鳴きながら自らを慰めている巨乳委員長。

これ何てエロゲ?
しかも俺の事が「好き」?
中を覗き込むのを止めて俺は考えた。

Why?
まあ好きと言われて嫌な訳が無い。
むしろ嬉しかったりする。
だが自分がオカズにされているのは複雑な気分である。

しかも男友達のように思っていた仲間にだ。

60:名無しさん@ピンキー
07/11/03 21:47:53 zFb51FMl
そんな事を考えながら、俺はかつて無い程興奮していた。

「んっ!んあっ!ああっっ!!」
さっきより大きい喘ぎ声で我に戻り中を覗き込むと、魅音がスカートを捲りあげパンツを脱ぎ股間を右手の中指で擦りつつ、残った左手で体操服のズボンを顔に押し付けていた。

「んあ・・・」「クンクン」「くちゅくちゅくちゅ」
喘ぎ声と、やらしい水音が薄暗くなってきた教室の中に響く。

『もっと近くで見たい。聞きたい。』


プツッ。


俺のちっぽけな理性は崩れさり、無意識に手を動かし戸を開いていた。

「ガラッ!」
「っ!?だ、誰っ!!??」

「よう、魅音。お前何してんだ?ん?」
「け、けけけ圭ちゃんっ!?」



61:名無しさん@ピンキー
07/11/03 21:49:55 zFb51FMl
「ところで、俺の席で何やってるんだよ?」
「あ、あう・・・。」

顔を真っ赤にして泣きそうな顔で俯く魅音

くっくっく。堪らねぇなあ。あの魅音の泣きそうな顔だぜ?
さて。どう料理してやろうか?
「あれ?それって俺の体操服だろ?何で魅音が持ってるんだよ?」
「あっ!」
魅音は状況がようやく理解できたのかサッと体操服を背中に隠し
「えとえと!あ、あああああの!な、何の事だかおじさん!わ、分からないなっ!!あ、あははは・・・。」

慌ててるのか捲りあげたスカートを下げるのも忘れている魅音を見ていると、笑いが込み上げそうになる。
それをグッと押さえ、ゆっくりと魅音の方へと歩き出した。

「そ、そうだ!!お、おじさん今日バイトなんだよね!いいい、急がないとっ!」

そんな事を言いながら素早く立ち上がり逃げようとする。
「おい。」

ガシッ。

そこで魅音の腕を掴み顔を近付け、低い声で凄む。

「何、逃げようとしてんだ?あぁ?」
ビクッと肩を震わせ、魅音が恐る恐る顔を上げながら言う。

「バ、バイトがあるかr」


62:名無しさん@ピンキー
07/11/03 21:52:00 zFb51FMl
「ふざけんじゃねぇっ!!何抜かしてんだぁ?!」
「ご、ごめんなさい!」魅音は腰が抜けたのか、その場にへたりこむ。

Vシネで見たヤクザの真似が役に立つとはな。
ん?コイツん家ってヤクザじゃなかったか?
まあ、良いや。

俺は魅音の顔を見下した表情で睨み付ける。
「仲間と思ってたのになあ~。ガッカリだぜ?まさか人の体操服でオナニーしてるとはな。」

「ご、ごめんなさい。 グスッ。許してください。」
泣きながら謝る魅音。
「何であんな事してたのか聞いて無いのに許せる訳無いだろ。」

「うっうっ・・・。ごめんなさい。」

同じ事を繰り返し言うので、イライラしてきた。
「いや『ごめんなさい』じゃなくて、『何であんな事してたのか』聞いてるんだぜ?」



63:名無しさん@ピンキー
07/11/03 21:54:03 zFb51FMl
「グスッ・・・。皆が帰った後、おじさんのロッカーの整理しようと思ってたら・・・圭ちゃんの机に体育服入れが掛かっているの見つけて・・・」
俺は腰を下げ魅音と目を合わせながら問い掛ける。
「それで、その後どうしたんだよ?」

「さ、最初は圭ちゃんに届ようと思ってんだよ?・・・でも悪戯のつもりで中を見てみようって思っちゃったの・・・。」

「ふ~ん。それで?」

「開けたら、汗臭くて・・・に、匂いを嗅いでみたんだよ。
そうしたら頭がボーッとしてきて、気持ち良くなってきて・・・気が付いたら、オ、オナニーして・・・ました。」

あははははは!!こいつ真性の変態だな!匂いで興奮?
ん?まさか、罰ゲームで俺に着せた衣装も・・・

「お前、まさか罰ゲームの衣装とかの匂いも・・・。」

「罰ゲームの衣装も匂いを嗅いでいました・・・。お、お願い圭ちゃん!皆には言わないで!何でもするから!」
リーチ♪匂いフェチ確定。
くっくっく。決めた。こいつを調教して俺の肉奴隷にしてやるよ。
「おいおい匂いフェチかよ?とんだ変態がいたもんだなあ?
見つかったのが、お前が大好きな俺で良かったなあ?」
「!?」
『何で圭ちゃんが好きなのが分かったの?』みたいな顔で見てくる魅音。
「オナニーしながら俺の事『好き』とか言ってたぜ?まあ皆には黙っておいてやるよ。」
「ホ、ホント?」
ああ本当だよ。両方な!
「だから泣くのやめろよ」
「・・・うん!」
魅音は泣き腫れた両目を手でゴシゴシこすってニッコリと笑う。
ヤバい可愛い・・・。胸がキュンとした。
思わず頭を撫でてしまいそうになる。
だが、その前にキッチリ調教してやらないとな。

「ああ、そう言えば何でもするんだったよな?・・・とりあえず」
ジジーッ。
ズボンのチャックを開け息子を取り出しながら言った。



「しゃぶれよ?」




64:名無しさん@ピンキー
07/11/03 21:54:58 zFb51FMl
以上前編終了!

後編は、もう少し待ってくだされ。

ノシ

65:名無しさん@ピンキー
07/11/03 22:04:27 zFb51FMl
×「ガラッ!」
〇ガラッ!

すまんのうwwww

66:名無しさん@ピンキー
07/11/03 22:22:49 gvB2yAZn
GJ
続きまってるぜ!

67:名無しさん@ピンキー
07/11/04 00:20:06 jLxvRYFk
しゃぶれよワロタwww

68:名無しさん@ピンキー
07/11/04 00:20:32 HB8Nopz3
ガンバレ

69:名無しさん@ピンキー
07/11/04 00:43:02 hp0WPWfk
完成したら載せていい?って聞いて「だめ」って言われたからって未完成を載せるなよ

70:名無しさん@ピンキー
07/11/04 00:51:22 ORWKgp1G
最萌で梨花ちゃまが優勝したな
これから梨花祭りが来ないものかと勝手に期待して
パンツを下ろしてる訳だが、このままでおk?

71:名無しさん@ピンキー
07/11/04 01:15:11 MfBHR8C/
>>70
え?マジで?
ちょっと急いで書き上げてくるわ(`・ω・´)ノ

72:名無しさん@ピンキー
07/11/04 01:19:04 cNrbVkgT
>>70
梨花ちゃまつり開催決定!
俺も急いで書き上げる!

73:名無しさん@ピンキー
07/11/04 01:21:36 ORWKgp1G
>>71>>72
流石オヤシロさま!!
話が分かってらっしゃるw

74:名無しさん@ピンキー
07/11/04 01:27:05 7hFzPd1O
頑張ったレナのことも忘れないでー
圭一レナ希望

75:名無しさん@ピンキー
07/11/04 01:33:45 ToHsR+VE
>>71>>72
期待して全裸で待機する

76:58
07/11/04 02:16:54 +bRxWjed
(・3・)『それぞれの愛し方』後編が完成したから、投下するよ~。

77:58
07/11/04 02:18:26 +bRxWjed
>>63の続き
『それぞれの愛し方』後編


俺は立ち上がり息子を顔の前に持っていく。
「えっ?・・・じょ、冗談でしょ?」

魅音は目の前に突き付けられた息子を見て顔を赤くして目を逸らす。
「フェラ、尺八、口ま〇こ、色んな呼び方があるよな?やり方位は知ってるんだろ?」

「な、何でもするって言ったけど!これは酷いよ!こんなのって・・・。」

そう魅音は顔を強張らせて拒否した。

「別に無理にとは言わないぜ?お前が明日から『変態匂いフェチ女』か『発情乳牛』って呼ばれるだけだしなあ?」
そう言うと魅音は黙って何かを考え出した。
数分後、ノロノロと顔を上げ言った。
「・・・分かったよ。する・・・。」



78:58
07/11/04 02:19:19 +bRxWjed
そう言うと、おずおずと息子に手を伸ばし両手で優しく握った。
「・・・どうしたら良いの?」

「そうだな~。まずは全体にツバを塗り込む様に舐めろ。」

そう言うと何回かチラチラと俺の顔と息子を見た後、決心した様に舌を突き出し舐め始めた。
「んっ・・・ピチャ・・・チュッ。」

「うっ・・・。」
ザラザラとヌメヌメを合わせた、くすぐったい様な初めての感触で思わず声が出る。
「こうで良いの?」

「ああ、良いぞ。次は先をチロチロって感じで舐めてくれ・・・うおっ!」

舌を尖らせてチロチロと亀頭の先を舐めさせたら、あまりの気持ち良さに腰が引けてしまった。
「ご、ごめん!痛かった?」
オロオロしながら魅音が聞いてくる。

79:58
07/11/04 02:20:04 +bRxWjed
「いや大丈夫だ。気持ち良いぜ。」
「そっか・・・。良かった。」
ホッとした表情で、そう言うと息子を再度舐めだした。

魅音は慣れてきたのかリズム良く、ぴちゃぴちゃと子犬の様に舐めていた。
こうして五分程舐めさせた後こう言った。
「次は口を開けて咥えれる所まで良いから咥えろ。歯ぁ当てるなよ?」
「ん・・・。ほふれひひほ?(こうで良いの?)」

口の中は暖かくてヌルヌルしていて気持ち良い、てか咥えながら喋るな。
そう思いながら次の指示を与える。

「唇を締めて吸いつつ頭を動かせ。あと咥えながらさっきみたいに舌で全体的にねぶれ。んで、これをランダムに繰り返してくれ。」

そう言うと、ぎこちなくだが頭を前後に動かしだした。

80:58
07/11/04 02:20:42 +bRxWjed
流石は部活メンバーなだけあって慣れるのが早いらしく、今まで味わった事の無い気持ち良さを俺に与えてくる。

「ん・・・ふぅ・・・。」
ジュポジュポと音を立てながらトロンとした目でしゃぶりつく魅音を見ていると意地悪をしたくなってきた。

「へへへ。体育で汗かきまくったから美味いだろ?お前匂いフェチだもんな?口の中で色んな匂いが味わえて良かったなあ?お預け食らってた犬みたいに嬉しそうにしゃぶりやがって、このドスケベが!」
そう言うと魅音は顔を真っ赤にして目に涙を溜めて首をフルフルと横に振る。
首を横に振る事によって亀頭が頬に当たって気持ち良い。
「はあっ・・・ん。嘘をつくなよ?その証拠に首を振る振りして頬に亀頭を擦り付けやがって・・・。」


81:58
07/11/04 02:22:13 +bRxWjed
言い過ぎた。本当に泣かせてしまった。
「酷いよ圭ちゃん・・・。おじさん変態じゃないよ?ただ圭ちゃんに気持ち良くなって欲しくて頑張ってたのに・・・。」
慰めたくなるが、ここで折れたら調教の意味が無くなってしまう。Koolになれ前原圭一!
「メソメソ泣く暇があったらさっさとやれよ?園崎家当主代行からドスケベ部長にジョブチェンジしたいのか?」
そう言うと泣きながらまたしゃぶりだした。

「ヒック・・・グスッジュポジュポ・・・ふぇ・・・。」
それから十分程経っただろうか、しゃぶりながら嗚咽を洩らすので、心地良い刺激を与え続けられ限界が近付く。

「魅音!そろそろイクぞ!全部飲めよ!」

「ちゅぱ、ちゅぽ・・・んっ!んぐっ!?」
ビュルッ!そんな音がするかのごとく魅音の口の中に欲望の塊を吐き出す。
「んっ!?んむっ!・・・ふぅ・・・ん・・・。」

「そのまま吸って一滴残らず吸い出せよ?」
「ぢゅ~っ・・・ちゅぱっ・・・ゴックン。」精子を飲み込んだ事を確認すると、その場に俺はへたりこんでしまった。

82:58
07/11/04 02:23:06 +bRxWjed
「ふぅ~。気持ち良かった、お前才能あるぜ?」
くっくっくと下卑た笑い声をあげながら言うと、魅音が俺の方を見ながら口を開いた。

「これで皆に黙っててくれるんだよね?」

「ああ・・・。約束だからな、まあ俺もやり過ぎたな。だからお詫びに・・・。」

まだ塾に通ってた頃、講師がこう言ってた気がする。『良いか!調教には飴と鞭が重要だ!忘れるなよ!』
うろ覚えだが、まあ良いか。ともかく一回射精すると落ち着くと言うのは本当らしい。
思考がクリアになり、これからの調教計画が頭の中で組み立てられていく。



83:58
07/11/04 02:24:21 +bRxWjed
そして素早く魅音の後ろに回り込み腰に手を回して抱き抱える。

「け、圭ちゃん?」

「・・・お詫びにお前もイカせてやるよ!」
そう言うと魅音の股間に手を伸ばし薄く生えている陰毛を掻き分け、割れ目に沿って擦る。
だが慌てふためきながらも魅音は抵抗する。
「嫌っ!止めてよ!さっきので許してくれたんじゃ無かったの!?」
「はあ?皆には黙っててやるとは言ったが、俺はまだ許して無いぞ?それに嫌だとか言いながら、すげぇ濡れてるじゃねぇか?まさかチ〇ポしゃぶりながら濡らしてたのか?」

わざと音を立てながら愛撫するとフルフル震えながら魅音は俯く。

「匂いフェチでマゾ気味な変態じゃねぇか?」

「ふぇっ・・・お願いだから、もう許してよ・・・。んっ!はぁん!」
ちゅぷっ!
中指を挿入すると甘い声を出して指を締め付ける。
「天下の部長様が聞いて呆れるぜ!こんな変態を野放しにする訳にはいかねぇな!」


84:58
07/11/04 02:25:05 +bRxWjed
強弱を付け、速くしたり遅くしたりしながら指を出し入れしつつ、親指でクリトリスをこねくり回す。
「あっ!んあっ!あんっ!んっんっ!」

「イキたかったら『私、園崎魅音は汗の匂いに欲情する変態マゾ雌です。どうか前原圭一様のペットにして可愛がってください』って言えよっ!!」

「んあっ!あんっ!わ、私ぃ、園崎!み、魅音は!はんっ!汗のに、匂いに欲情する変態マゾ雌ですっ!どっどうか!前原圭一様のペットにしてぇっんっ!可愛がってくださいぃぃぃ!!」

「その言葉絶対忘れるなよ!おらっ!イっちまえ!魅音!」

「ひあっ!イクッ!イっちゃう!ああっっ!!?」
中指を奥まで挿入し、親指と人差し指でクリトリスを摘み上げると身体を弓なりに逸らしながら魅音は絶頂を迎えた。

85:58
07/11/04 02:26:36 +bRxWjed
指を引き抜くと、まるで手の平に水が掛かったように愛液が滴り落ち床を濡らした。

「はあはあ・・・。」
時折痙攣しながら余韻にひたっている魅音を抱え起こすと耳元に顔を近付け、こう言った。

「良いか?魅音?お前は今日から俺の彼女兼肉奴隷だ。お前みたいな変態を放置しておくと村に迷惑がかかる。だから、俺直々に彼氏兼御主人様になってやる。分かったな?」

魅音は蕩けた顔で頷いた。



fin.

86:58
07/11/04 02:28:23 +bRxWjed
以上です。

自動車整備士講習の疲れからムシャクシャしてやった。

批判は誠心誠意受け止め反省するが、謝罪はしない。



87:名無しさん@ピンキー
07/11/04 08:53:57 rE5blnR4
(・ω・)…



  _  ∩
( ゚∀゚)彡GJ!GJ!
 ⊂彡


88:名無しさん@ピンキー
07/11/04 09:48:56 5mGyyWtf
>>13氏とは別ですが、梨花祭ということで勢いで書いた圭梨新婚編投下します。

89: ◆Ut1TI4HSDI
07/11/04 09:55:48 5mGyyWtf
顔を洗った後もまだ眠気の残る眼を擦りながら、梨花は朝食の用意を始めていた。
彼女が寝不足気味なのには理由があった。
やかんをコンロに載せようと手を伸ばした時、突然背後から、ガバッと抱きかかえられる。
これこそが寝不足の元凶であった。

「…圭一。いきなりは危ないわよ。今朝ごはんの準備してるんだから、邪魔しちゃだめ」

つい一ヶ月前に苗字を変えたばかりの夫の名を困ったような声で呼ぶ。
「朝ごはんならもうここにあるじゃねぇか」

ニヤニヤと笑いながら圭一は梨花の腰を軽くポンポンと叩く。

「もう…ふざけないで。昨夜さんざん食べたでしょ?」
「梨花は昨夜自分の好きなようにたっぷり楽しんだから満腹かもしれないがなぁ…俺はもう腹が減ったぜ」

二人には少し変った習慣がある。夜の営みの前に簡単なゲームをして、どちらが主導権を握って、どんな内容にするのかを決めるのだ。
無論決定権は勝者にある。因みに、昨夜の勝者は梨花であった。

「一晩中俺の上に乗っかって、降りようともせず、乱れまくってもんなぁ…。滅茶苦茶可愛かったぜ」
「バ、バカッ…そんなこと…」
「それはそれでいいんだが…やっぱ旦那としてはこのままってわけにもいかねぇ」
「こんな朝から節操無さ過ぎ、幾らなんでもがっつきすぎよ」
「旦那が嫁さんにがっついて何が悪い」

付き合い始めて以来、梨花の成長を遂げるまで随分と長い事我慢を強いられてきた反動からか、新婚生活における圭一はまるで堤防が氾濫してしまったかのような絶倫ぶりであった。
もっとも、何気にそれを平気で受け止めてしまっている梨花も大概ではあったが。

90: ◆Ut1TI4HSDI
07/11/04 09:58:53 5mGyyWtf
「悪くはないけど…ものには限度という…ひゃっあ!」

口を尖らせる梨花をあえて無視して、圭一は彼女のパジャマのズボンを引きおろしてしまう。
そのまま間髪入れずにショーツの中へと手を挿し入れて梨花の秘密の花園を荒らし始める。そう、かつては固い蕾だったそこも、今では花を咲かせていたのだ。

「んっ…あ…っくっあ…けーいちぃ、こんなところで…いやぁ」
「全然嫌じゃないだろ。場所なんて関係ないぜ。いやむしろ俺はこの方が燃えるっ!」

弄り始めて2分と経たないうちに、圭一の指は花園から溢れ出す蜜に塗れる。
梨花のショーツにたちまちシミが広がってゆく。―あぁもう…また一枚洗濯しないといけないじゃない。
右手で弄り続けながら、圭一は不意に腰に差していたあるものを左手で取り出して梨花の頭に乗せる。

「ちょっ…何よこれ?」
「やっぱ梨花にはコレだよなぁ、大人になってもよく似合うぜ」

彼が取り出したのは猫耳のカチューシャであった。
余談だが、昨夜は圭一が犬耳のカチューシャを付けさせられていたりする。

「昔みたいに、『みぃ~』って言ってくれたらもっといいんだけどなぁ」
「嫌よ、お断りよ。変態」
「男は須らく変態だ」

悪びれもせず、いやワザと芝居がかった風に変態っぽく笑う圭一。
荒らされて開ききった花園の入り口をこじ開けて指を侵入させる。
その一方で梨花の胸にある二つのさくらんぼの片方を摘みながら弄ぶ。
かなり固くなったさくらんぼであった。

91: ◆Ut1TI4HSDI
07/11/04 10:01:05 5mGyyWtf
「滅茶苦茶感じてるじゃねぇか。不思議だよな~梨花って」
「んはっ、な、なにがよっ!」
「昨夜みたいに俺を責めるのが大好きかと思えば、こうやって俺に責められるのも好きと見える。SとMどっちなんだ?」
「ふふっ、認めたくないけど、実はどっちも好きよ。責められるのも好きってのはちょっと不本意だけど…んっ…」
「梨花は本当に二つの顔があって楽しめるよなぁ。大人びた男勝りなとこと可愛い雌の仔猫みたいなとこ。付き合い始めた頃から、そんな所が堪らなかったぜ」
「んっ、あっはっ…圭一だって似たようなものでしょ?結局責めるのも責められるのもどっちも好きなくせに…そんなところもあるから飽きないけど」
「だな。つまり俺たちは相性が抜群に良いってこった!」

最早燃え上がった赤い炎を消すには一戦交えるしかないと観念した梨花は立ったまま目の前にうつ伏せになる。そして微かな声で「みぃ」と鳴いた。
頃合やよしと見た圭一は右手を梨花のショーツから引き抜くと、彼女の蜜を口で舐め取り、ズボンのポケットからコンドームを取り出した。
それを一旦口で咥えるとズボンとトランクスをセットで脱ぎ下ろし、初めてのときとは比べものにならないほど慣れた手つきでゴムを己が分身にかぶせる。

「さて、朝ごはんを食べるとするか。いただきます、梨花」

梨花のぐっしょりと濡れたショーツを下ろしながら、圭一は満面の笑みで囁く。
意図的に梨花の上着とエプロンは脱がさないまま。

「召し上がれ。でも朝ごはんなんだから、こってりし過ぎない程度にお願い」

92: ◆Ut1TI4HSDI
07/11/04 10:02:50 5mGyyWtf
「ん…くっ」

猫耳梨花の秘密の花園に己の分身を宛がった圭一は、そこを荒らすかのようにぐりぐりと侵入を開始する。

「ふぁ…あっ…んあぁあああっ!」

昨夜の逆襲の意図からか、圭一は容赦なく一気に貫いて突き上げる。
そして最初から一気にハイペースでピストンを開始した。
昨夜はずっと梨花のターンであり、彼女の成すがままでさほど動かさなかったので、圭一の腰は朝から絶好調であった。

「んっ、く、んふっ、んっ、あんっ」

圭一は激しく突きながら、腰から手を放すと、今度はエプロンと上着の上から梨花の胸を揉みしだく。

「ふぁあああ、そ、そこっ、あっ、いいっ」
「梨花は本当に胸を揉まれるのが好きだな」

付き合っていた頃から、圭一はよく梨花に胸を揉むようにせがまれたものである。
その甲斐あってか、十年前は絶望的といわれた梨花の胸は、巨乳には程遠いもののそこそこの美乳には育ったのだった。

「くっ、揉んだら急に締まったなっ、もう…くっ、イクっ、おっおおおっ!」

そのまま圭一は新妻の中で果てるのだった。


93: ◆Ut1TI4HSDI
07/11/04 10:04:08 5mGyyWtf
「ん…ふ…圭一、もういいでしょ?」

梨花は縋るように言うが、背後の圭一は一向に引き抜く様子が無い。

「…おかわり」
「ええっ?」

呆れた声を上げて振り返る梨花。

「やっぱ梨花の中は最高だぁ…胸揉んだ途端、すげえ締め付けだぜ。よし決めた。このまま朝食から食べ放題に変更!今日は日曜だし、いいだろ?」
「で、でも…今日は町会の集まりが…」
「今日くらいサボっちゃえ。先週まで綿流しの祭の準備に本番に後片付けに、古手家は大変だったんだからさ。今週は多めに見てもらおうぜ」
「そんな…あっ…」

圭一は分身を引き抜くと、ゴムを外して先端を軽く拭うと、新しいゴムをつける。
実に慣れた手つきであった。

「今日は確か園崎家が議長担当だったな。じゃあ連絡はしとこう」

そのまま梨花を電話台まで引っ張ると、ナニを思ったかその場で梨花の背後から挿入をし始める。
「あ、ん、け、圭一っ?」

面食らった梨花は振り返って抗議の声を上げるが、圭一は意に介さず受話器を取って肩に置くと、園崎家の電話番号をプッシュする。
梨花と一体になったまま、圭一は何事も無いかのように通話を始める。


94: ◆Ut1TI4HSDI
07/11/04 10:06:17 5mGyyWtf
「もしもし…古手です。くっ…そ、園崎さんは…おう、魅音か。今日の町会の議題ってなんだっけ?」

自分が『古手』と名乗った時、何故か圭一は梨花の膣がきゅっと締まるのを感じて軽く呻き声をあげる。
まだ新婚一ヶ月で、前原から古手に苗字が変わって間もない。
梨花は、圭一が『古手』と名乗った時、改めて彼の全てを手に入れたことを実感して感じてしまったのだった。
圭一は右手で受話器を持ち、左手は梨花の腰を抱えて放すまいとする。
下手に喘ぎ声を上げたら電話の向こうの魅音にも聞こえかねない。
梨花は歯を食いしばりながら、掌で口を覆う。

「あぁ、市主催の慰安旅行の打ち合わせと高速道路誘致問題か。じゃあ、古手家は園崎家に一任するわ、今日は園崎家が議長担当だろ?なので古手家は今日二人とも体調不良で欠席するんでよろしくっ…俺、どうも夏風邪ひいたらしいんだ。梨花も月一のアレで、な」

電話の向こうで魅音が何か言い返しているようだった。

「…え、何?頭首本人の委任と了承だぁ?…よし代わるぞ」

そう言って圭一は、受話器を目の前で必死に悦楽に耐えている梨花に差し出す。
梨花は恨めしそうに睨み返しながら、それを受け取るのだった。
圭一が頭首になるのは神事の修行が終えるの来年以降なので、現状ではまだ梨花が頭首である。

「……お、お電話代わりましたので…す。きょう…は、お月様で体調が…優れないので、欠席しますです。古手家頭首は、園崎家頭首の議案に賛成しますです」

後ろの夫と合体したまま、梨花は辛うじて用件を伝えた。

「…これで良いか?すまん、…先週までうちは綿流しの祭で立て込んでた上に、梨花がアレだったからな。この借りは返す、じゃあな」

電話を投げるように置いた圭一は、にんまりと笑う。そして再び突き上げ始める。

「これで、今日は一日フリーだな。古手家だけで一週間遅れの祭打ち上げだ、バンバンいくぜ!」
「あっ、あん、…んもうっ、みんなにどう思われてもしらないから!」
 
(終)


95: ◆Ut1TI4HSDI
07/11/04 10:11:23 5mGyyWtf
以上です。
>>13氏には及ぶべくもありませんし、未熟者故、批判・意見は真摯に受け止めます。
でも圭梨好きとして勢いで書いて、後悔はしてません。ノシ

96:名無しさん@ピンキー
07/11/04 11:48:11 g4FHsIYJ
>86
すごくよかった。やはり魅音はいじめるシチュがいいな。
今後、魅音が調教されていくさまが是非見たい。
続編キボンwww

97:名無しさん@ピンキー
07/11/04 12:00:25 +bRxWjed
>>96ありがとうございます。
再来週まで忙しいから、待っててくれるならまた書いてみます。

98:名無しさん@ピンキー
07/11/04 12:56:41 sqzN5kHA
おまいらに1つ質問したいのだが。

此処の版はオリキャラ×既存キャラのSSはOKか?
今、途中まで書いてるのがそういうのなのだが。

99:名無しさん@ピンキー
07/11/04 13:08:41 /u8GjMGn
ただエロのためとか無駄にハイスペック俺キャラ、他のアニメキャラ丸出しキャラとかならアウト
ひぐらしという世界観を表した夏美みたいなのならセーフ


100:名無しさん@ピンキー
07/11/04 13:12:00 sqzN5kHA
ふむ、ひぐらしという世界観を現したキャラか………
多分問題無い。ベースは圭一中心だから。

101:名無しさん@ピンキー
07/11/04 13:17:24 ORWKgp1G
>>95
GGGGGGJJJJJJ!!!!!!!!
素晴らしすぐる


やっぱり梨花ちゃまの調理法は問わずって感じだな
攻めてよし、受けてよし、ょぅι゙ょでよし、育ってよしって感じだw
まずは梨花祭の一品目、ごちそうさまですた

102:97
07/11/04 16:06:11 +bRxWjed
皆さん、ちょっと質問なんですが。
『それぞれの愛し方』の続編で、
魅音視点の続編と、圭一視点の続編どっちが良いと思います??

皆さんの御意見を待っています。

103:名無しさん@ピンキー
07/11/04 16:08:11 lY4ZoSV0
族編

104:名無しさん@ピンキー
07/11/04 16:11:01 US11XT6q
保存庫で「夜犯し編~圭一×魅音」読んでたんですけど
続きは無いんですか?

105:名無しさん@ピンキー
07/11/04 17:36:53 g4FHsIYJ
>102
徐々に堕ちていく魅音の心理描写が見てみたいので
魅音視点に1票!

106:名無しさん@ピンキー
07/11/04 17:45:04 SCay8a15
>>58-85
久しぶりの魅音分堪能させてもらった
エロゲシチュまんまなのにキャラがそのままでたまらんw
巨乳委員長って響きがエロイw

>>89-94
優勝したおかげでいい作品が読めたと思うと、
最萌も悪いことばかりじゃないなw
梨花おめ&圭一と幸せにw
健闘した圭レナも見れるといいな

>>104
俺なんて待ちすぎて風邪引いちまったよ

107:名無しさん@ピンキー
07/11/04 19:48:48 06jADGIO
>>77 89GJ!
最萌えのおかげでいいモノ
みれたぁ!

108:名無しさん@ピンキー
07/11/04 20:13:16 3+iGxXv5
圭レナはどこかな、かな?

109:98
07/11/04 22:04:40 sqzN5kHA
序盤、本当に序盤って感じだけど出来た。
一応レナがメイン、である。

注意事項としては圭一と梨花が登場しない。
昭和59年なので魅音は卒業している、という事だけを覚えておいてくれ。

110:惑壊し編-プロローグ
07/11/04 22:05:48 sqzN5kHA
 もうすぐ、5月が終わる。
 6月が近づく度に、私は少しだけ気持ちが重くなっていくのが解った。

 去年、昭和58年の6月。
 悟史くんがいなくなって1年後にやって来た圭一くんも、祟りで姿を消してしまった。
 その数日後には梨花ちゃんも……。

 この1年で変わった事は随分あった。
 魅ぃちゃんが卒業してしまった事。
 沙都子ちゃんがトラップを仕掛けなくなって、前みたいに笑わなくなってしまった事。

 そして、私の近所さんはまたもいなくなった事。

 前原屋敷の建物そのものはまだあるし、土地も一応前原家名義のままらしい。
 だけど、住んでいる人は誰もいない。
 圭一くんがいなくなって以来、前原のおじさんもおばさんも引っ越してしまった。

 仲間達の欠けた、教室。

「授業を始めます。委員長、号令」
 私が思考を現実に戻すと、知恵先生が私に声を掛けてきた。
 私は慌てて立ち上がる。
「きりーつ」

 仲間達が欠けて、何処かに穴が開いたまま、1年が、過ぎようとしていた。



111:惑壊し編-プロローグ
07/11/04 22:06:46 sqzN5kHA

 切っ掛けは、ほんの小さな事だった。
 兄貴と俺が4歳の頃だった。叔母さんはなかなか子供が出来にくい身体だと解った。
 叔父さんも叔母さんも子供が欲しかったので、双子だった俺と兄貴のどちらかに、養子にならないかという話が舞い込んできた。
 親父もお袋も、叔父さん叔母さんがどうせ近くで住んでいるからという理由で了承。俺と兄貴の関係は双子の兄弟から従兄弟になった……戸籍上は。
 それでもずっと、俺達は繋がっていた。同じ血を分けた、兄弟だったから。

 俺が7歳になった時、義妹が出来た。
 兄貴も俺も、随分可愛がったものだ。現に、義妹は可愛い。兄貴と同じぐらい、俺にとって大事な人だ。

 そして、忘れもしない。昭和58年、6月の下旬。
 その電話は、舞い込んできた。

 家に帰ってきた俺を迎えたのは、俺宛の小包みと真剣な顔をした叔父さん叔母さんだった。

 その時に告げられた。兄貴が、引っ越した先の雛見沢で失踪したと。

 同じ血を分けた兄弟が消えた。それは、俺にとって恐ろしい程悲しい事実だった。
 義妹には1年経った今でも、その事実を言いだす事が出来なかった。

 兄貴が失踪したと知った時に、火がついたこの計画に、義妹を巻き込みたくなかったから。

 祟りなんて有り得ない。アポロ11号が月に降り立つこの時代に、祟りで人は殺せない。
 だから、人が殺されるのも消えるのも、誰かが起こしている事。

 それを解き明かしたくて、俺はその地に行く事に決めた。
 同じ血を分けた兄弟を取り戻したくて。



112:惑壊し編-プロローグ
07/11/04 22:07:38 sqzN5kHA

 5時間目は自習。先生が下級生にかかりきりだからかも知れない。
 私が下級生達に数学を教えていると、営林署の玄関口で足音がした。
 珍しく校長先生が客を迎えている。誰だろう?

 私が下級生達そっちのけで顔を廊下に向けた。その時―――。

「え……?」

 1年間、ずっといなかった人影がそこにあった。
「圭一、くん……?」
 思わず呟く。どうして、圭一くんが。
 だけど、すぐに彼が圭一くんじゃないと私には解った。

 纏った雰囲気が違うのだ。言葉で言い表すなら、そう、魅ぃちゃんと詩ぃちゃんの違い。
 彼は、圭一くんじゃない。だけど、とても似ている。
「トイレ行ってきます」
 私は知恵先生にそう告げて、教室を出た。

 すると、彼は校長先生と話していた。
 正確には、彼だけでなく彼の隣に小さな女の子もいた。
「おや、竜宮君」
「こんにちは、先生。あの、此方の……」
「今度、新しく転入してくる前原君達だよ」
 校長先生は普通に言ったが、その言葉は衝撃だった。
 彼と同じ、名字。

「始めまして、前原圭二です」

 そう言って彼は、そっと手を差し出した。

 そこから始まる、昭和59年の物語。
 私と彼の、奇妙な関係が始まろうとしていた。


113:98
07/11/04 22:11:12 sqzN5kHA
一応、これで投下終了。

次からはもうちょい力入れてみる……スマン、やはり浮いてるか、俺?

114:名無しさん@ピンキー
07/11/04 22:37:29 IUguODSk
梨花ちゃまが居なくなってるのに滅菌作戦が行われてないのは何故なんだぜ?
・・・まあ、何と言えば良いのか分らん。
完全にオリキャラ中心じゃないかとか突っ込みだしたらキリが無い気がしてね。

115:名無しさん@ピンキー
07/11/04 22:40:28 V17WEOiU
舞台設定がよう分からん

116:97
07/11/04 22:44:34 +bRxWjed
>>105ぉk把握した。
講習の予定表見たら暇な日があるから、とりあえず今週中に魅音視点で投下して、再来週位に圭一視点で魅音視点の続編書かせてもらいます。


>>113
GJ!寂しそうなレナに萌えた!

117:98
07/11/04 22:46:34 sqzN5kHA
>>114-115

なんつーかなぁ……イフが幾つもあるというか……。

基本は鬼隠し編 → 圭一がレナと魅音を殺さなかった。
滅菌作戦が発生してない理由 → 梨花ちゃんの死亡が確認されてない。

一応、その理由は本編で明かす。
それまで長い目で見てくれる事をヨロ。

118:98
07/11/04 22:52:25 sqzN5kHA
>>116
応援、サンクス!
貴方も頑張って下さいね!

119:名無しさん@ピンキー
07/11/04 22:52:48 cVI7ZNZl
>>117
俺から言えるのは「雛物行け」
此処よりも向こう向き。
正直キャラの血縁捏造とかでオリキャラ物やるの勘弁してくれ。

120:97
07/11/04 22:58:00 +bRxWjed
>>118お互い頑張りましょう!



121:名無しさん@ピンキー
07/11/04 23:05:47 V17WEOiU
>>117
そうか、まぁ設定で叩かれることのないよう頑張ってくれ

122:名無しさん@ピンキー
07/11/04 23:24:08 U/sNgvce
悪い作品じゃあ、ないけど少し粗があるかな……
オリキャラってのは、下手打つと原作レイプになるからね。
気を付けて、書いた方がいいよ、ガンガレ

123:名無しさん@ピンキー
07/11/04 23:24:11 kLMXHdDp
あえてキツイ言い方をするなら「失せろカス」

124:名無しさん@ピンキー
07/11/04 23:33:46 g4FHsIYJ
>116
おお、めっちゃ楽しみだ…
パンツ被って待ってますね。

125:名無しさん@ピンキー
07/11/04 23:40:39 eCm4oLMY
まだ全部あきらかになっていないが
今の時点ですでにその設定は完全アウトだと思うな

そこまでオリキャラになる時点でたしかに雛物行くべきだと思う
少なくとも、自分のためにも絶対ここで続きかかないほうがいい

出来云々関係なしに100%叩かれまくるから

オリキャラってのは基本的に本編のキャラの役割、少しでも喰った時点で
どこでもまずうけいれられないのぜ

個人ページとかだと嫌々擁護する人とかとりあえず馴れ合いでほめる人はいるが・・・

126: ◆wK2Hs4J8iY
07/11/04 23:45:06 MfBHR8C/
>>71
ようやくできたわ…。もはやHPは0だ…。
最萌優勝がなかったらこんなに早くは無理だったな…。

圭梨お風呂編、投下する。


127:圭梨お風呂編 ◆wK2Hs4J8iY
07/11/04 23:49:59 MfBHR8C/
 

 梨花ちゃんからお風呂のお誘いがあった。
 ……これだけを見ると俺の妄想に思えなくもない単語の連立だ。そう、これが我がおつむの見せた阿呆な夢想であるならば、
一度目を深く閉じ、呼吸した次の瞬間にはからからに乾いた現実が眼前に広がっているはずだった。
 果たしてどうだろうか。
「お湯……もう張ってあると思うから……」
 と俺の胸の中でしとやかに言う梨花ちゃんがいた。
 俺は確信する。これは夢ではないのだと。性交で達した余韻に浸る梨花ちゃん。そして上気した頬を震わせながら発せられた
言葉。俺は感涙するのであった。
「よし、じゃあいこうか」
 梨花ちゃんの気が変わらぬうちにと風呂場へ促す俺。きらりと白い歯を見せて微笑んだつもりだが、萎えた息子を素のままぶ
らさげた今の格好にはかなり相応しくなかった。というか情けないことこの上ない。少し鬱になり冷静さを取り戻した。
 そして梨花ちゃんの様子がおかしいことに気づく。
「梨花ちゃん?」
 俗に言う女座りをしていて、倒れそうな上半身を畳に両手をつくことで支えている。俯いたままだったので、俺は遠慮なく
ワンピースの隙間から覗く谷間と美脚を眺められていた。
 ふ、と梨花ちゃんが顔を上げる。
 申し訳なさそうに、また恥ずかしそうに笑って、
「あ、あはは…腰が抜けちゃって立てないわ……」
 と言ってきた。
「…………」
 絶句する俺。潤んだ瞳から投げかけられる、ある種自然科学などで表現しきれないような引力でも兼ね備えているのではと
愚考せずにはいられない視線が、俺の顔の辺りを彷徨っていた。梨花ちゃんはその間にも自分で立とうと、脚をもじもじと動かしていたのだが、
「あ……」
 再び倒れそうになる。そうなれば当然俺が梨花ちゃんの身体を支えるのも当然の行為であって。今度は背と膝裏にそれぞれ腕を通し、抱きかかえた。
「ありがと……圭一」
「軽いなー梨花ちゃん」
 そのまま風呂場に直行。と言っても狭い梨花ちゃんの家ではそれも数歩なのだが。
 脱衣所まで来て、もう大丈夫だと梨花ちゃんが言うのでそっと下ろす。まだ膝に上手く力が入らないようで、かすかに震えていたがよろめくほどではなかった。
 そんな梨花ちゃんを見て俺はある光景を思い出していた。
 冬の雪中。追いかけてくる梨花ちゃん。振り返りざまはじめて想いを告げられたこと。
「……いち? 圭一?」
 はっとして気づく。梨花ちゃんの顔がすぐ近くにあった。
「え…あ、な、何だ?」
「だから、先に入っててって言ったのよ」
「あ、おう、わかった」
 中に入ると確かに湯が沸いていた。いつ沸かしたのだろうと疑問が浮かんだ。エッチの前の行動を顧みて、そういえば梨花ちゃんがお風呂を入れた直後に押し
倒したんだっけと納得する。しかし、割と長い時間体を重ねあわせていたような気がするんだが……そんなに経っていなかったんだな。
 梨花ちゃんの家のお風呂は銀色の浴槽だ。お湯の色が透明そのものであり、これは隠せないなーと思わずにんまりしてしまう。床はタイル貼りだ。
小さな椅子が端に二つちょこんと置いてある。シャンプーとリンスが蛇口のすぐ真下、浴槽の縁に乗っていた。
 かけ湯を三回してから俺は浴槽に浸かった。
「はぁ~……」
 溢れるお湯が波音のように聞こえて安らぐ。ふむ。たとえば俺が岬に立っていたとして同じような溜息が出せるだろうか。いやいや、出ないだろうな。
 時にこの狭さがいいんだ。立ち上る湯気が閉じ込められ、視界をどこか幻想的にして頭がぼーっとなる。それはお湯の熱さに包まれてますます促進され、
俺は今きっととても阿呆な面をしていることだろう。
「梨花ちゃーん……、気持ちいいぞー」
 エコーがかった声。ちょっと言ってみたかった。
「そう、よかったわ」



128:圭梨お風呂編 ◆wK2Hs4J8iY
07/11/04 23:55:39 MfBHR8C/


 曇りガラスの向こうで梨花ちゃんが動く。ぼやける輪郭が身体の丸みをより強調しているように見える。
全裸を間近に見たはずなのにこのドキドキ感は一体なんだろうな。
「それじゃ、私も入るわね」
 心臓が一つ跳ねた。
 何の躊躇いもなく扉が開き、頭にタオルを巻いた梨花ちゃんが入ってきた。
「うーん、二人だと狭いかしら?」
 どこを隠すまでもなくすっぽんぽんだった。堂々としすぎではなかろうかと思うほど。
 少し距離を置いて、割りと冷静に眺めた梨花ちゃんの裸は性交時とはまた違った魅力をもって感じられる。
理性を失ったときには俺の性欲を掻き立てる妖艶さだけが目に付いたのだった。いや、全てが妖艶に見えたといったほうが正しい。
しかし今は、梨花ちゃんのスタイルが俺だけの芸術品のように映る。
 だが。須らく芸術というものは多数の人に認められることによって品となりうるのであり、今ここで俺、
前原圭一だけのと言うのは少しおかしい気がする。だが、その疑問に答えられるだけの言葉を俺は知っている。
それを、「愛」と……人は呼ぶのだ……。俺にとってのみ芸術たりえなければならない梨花ちゃんの裸……。
「ふ……」
「あんまりじろじろ見ないでよ」
「がぱむっ!?」
 梨花ちゃんを見つめたまま意味の分からない思考に耽っていた結果、洗面器を顔に被せられた。視覚を封じられた俺は
妄想へと走るしかなかった。といっても、単に梨花ちゃんの裸体が映像として頭から離れなかっただけだが。
 柔らかな曲線でもって、腰のくびれ、太もも、ふくらはぎの女らしさが強調されていた。撫でさすれば俺自身の
手の荒さが際立ちそうな肌のきめ細かさ。そう、何の汚れもない玉露だけが梨花ちゃんの体を伝うのに相応しい。
 胸部の膨らみは、おそらく未だ発展途上の梨花ちゃんの身体で一番母性を醸し出している部分。年齢と外見を考えた場合、
かすかに残るあどけなさが母なる大地(裸体のこと)とのギャップを生み出して、俺は悶々とさせられる。
 現実的なことを言うと、カップはCだ。本人はもう少し欲しいなんて言っていたが、それでも十分だった。
形は綺麗だし、触り心地も申し分ない。何より感度がいいのが俺には一番嬉しい。
 ちなみに先端の突起と身体の中心部分は湯気で隠れていた。最近の仕様だな。
 妄想中、ばしゃ、ばしゃと何回かお湯をかける音がしていた。梨花ちゃんがお湯の熱さを確かめるような溜息を吐いて、
「圭一、ちょっと詰めて」
 浴槽に身を入れてきた。俺は被っていた洗面器を放り投げ、成り行きに目を凝らした。二人分の容積が、
盛大に湯船からお湯を追い出していた。眼の前には滅多に見ることができないであろう梨花ちゃんのうなじ。
視野を広げると首の所々にキスマークがあるのが分かった。髪をかき分けて首筋を何度も攻めていたのを思い出す。
「ふふふ」
 目尻を下げて、満足そうに微笑みながら半身で俺の方に迫ってくる。思わず後ずさろうとしたのだが、
いかんせんここは風呂の中だった。
「たまには、こういうのもいいわね。離れようとしても叶わないし、お湯の中独特の身の軽
さとその逆の動きづらさが……ふふ……体を寄せるのは自然なことでしょ?」
「…………」
 俺はどきどきして反応の仕方が分からずにいた。頭にタオルを巻いた梨花ちゃんは新鮮だった。普段からトレードマークの
長い黒髪。それも梨花ちゃんを見る上で魅力の一つなのだが、今は顔だけがはっきりと目の前にあって、なおいっそうの
可愛さを感じずにはいられない。
「ん」
 そう考えているうち、無意識にキスをしていた。下唇、上唇と順番に触れ、軽く吸う。顔を離すと、梨花ちゃんには珍しく、
情熱的な視線を投げかけてくるので俺は恥ずかしくなった。だから、梨花ちゃんを前に向かせて後ろから両腕を回した。
耳元に口を寄せる格好になる。まだキスが足りないのか、振り向きざまに可愛い舌をぺろりと出してくる梨花ちゃん。
さらに、濡れて火照った手を俺の後頭部に回し髪を撫でる。そうして感じる頭皮へ早く指輪の固い感触を加えられたら、と改めて思った。



129:圭梨お風呂編 ◆wK2Hs4J8iY
07/11/05 00:02:05 MfBHR8C/

「梨花ちゃん……」
「ん……何?」
 呼んだだけなので普通に返されて少し困った。ああ、そうだ。
「梨花ちゃんって処女だったんだよな」
「当たり前じゃない」
「うん、にしては血出てなかったし痛がってなかったなーと思って。……あ、あのときは気
にする余裕がなくて、今更だけどごめんな」
 欲望のままに腰を振ってしまっていた。梨花ちゃんが処女だっていうことは自明の理だったはずなのに……。
「処女だからって血が出るわけじゃないらしいわよ。そもそも膜はセックス時に必ず破れる
ものでもないし。血は、膣が傷ついて出る場合もあるみたいよ」
「そうなのか」
「痛みは、なかったといえば嘘になるけど……」
 そこで少し顔を赤らめて、
「あのときは飛んでたから。すごく気持ちよくなっちゃって……って何言わせるのよっ。私
が感じてたのなんて圭一が一番よく知ってるはずでしょっ」
 と言いつつ顔にお湯をかけてきた。
「んー? いやーできれば梨花ちゃんに過去実況してもらいたいなー」
 にやにやしながら俺は言う。
「そ、そんなのできるわけないでしょ」
「二回目は淫語の連発で凄かったじゃねぇか。あ、思い出したらまた興奮してきた」
 二度の射精で元気をなくしていた息子が、むくりと勃ち始める。
「え? ひゃあ!」
 先端がお尻の辺りに触れて梨花ちゃんがびくりと震える。感じたというよりくすぐったさの方が勝ったような反応だった。
柔肌がくにくにと亀頭を刺激する。気持ちよくて、つい梨花ちゃんに押し付けるようにしてしまう。これも男の本能哉。
「け、圭一っ……あ、当たってるからっ……」
 体を捻り、腕の中から逃げようとする。湧き上がる湯気が、困ったような嬉しいような引きつった笑みの上に馴染んで、
いつもより赤みを帯びているように見える。
「これ……お尻に擦りつけるだけでイキそうだな……」
「え? だ、駄目よ、お風呂の中でなんて、絶対駄目!」
「わーかってるって。ほい」
 そう返して体を離した。途端、びきびきに反り立っていた息子が頭を垂れていく。
「い、いいの? しなくて?」
「ん? ああ。そうそう勃つたびに射精してたら体力がすぐに底をついちまうからな」
 朝なんて毎日のように屹立しているし。
「そう……」
「んん? あれ? もしかして梨花ちゃんしてほしかったか?」
 歯切れの悪い返事の理由を俺なりに推測した質問だった。というかこれしか思いつかない俺はそうであってほしいと
願っているに違いなかった。梨花ちゃんに比べれば圧倒的寡数のSの気が小人のごとくきゃーきゃー騒ぎ出す。
「なっ、そんなことあるわけないでしょ!」
「じゃあ、股の間に差し込まれたその左手は何なのかな~?」
 ぴしっ……。
 梨花ちゃんが固まった。沈黙。
 外で蛙が呑気にげこげこ言っているのが聞こえた。
 額から冷や汗が流れ出る。空気も固まったような気がしたからだ。
「圭一……?」
「はははい!」
 水面に波紋が広がっていく。それは異常なほど早鐘を打つ鼓動が原因であり、まさに俺の動揺そのものを体現した
波跡だった。透き通るように白い梨花ちゃんの背中にたどり着くと、ふっと消えるか進路を変えるかしてその体(てい)を失う。
 背を向けているはずなのに、体のあらゆる箇所を捕捉されている感覚。これで電気でも消えたならまるっきりホラーだ……。
 油が跳ねたような音が数回して、天井を仰ぐと電気が明滅を始めていた。
 ってマジかよっ!
「け、い、い、ち?」
「ひぃっ!?」
 


130:圭梨お風呂編 ◆wK2Hs4J8iY
07/11/05 00:05:58 g4zKcZ8i


 ふっと光が落ち、外の闇と同化する風呂場。暗順応するにはまだ時間が足りず、視点をどこに定めればいいか混乱する。
その間にも目の前でゆらりと動く影があった。間断なく響く水滴の落ちる音と、それを打ち消すかのごとくタイルを激しく叩く水音がした。
 蛇口をひねったのか……?
 五感を研ぎ澄ませる勇気もないのに訝る思考だけはまともだった。
「―っ!?」
 突然ひやりとした感触が両頬を包んだ。氷のような水滴が首筋を伝い、胸にまで流れていく。お湯と溶け合う前の境目で、
その温度差による気持ち悪さが胸付近を漂った。
「圭一……。あまり調子に乗らないでね……」
「―」
 指先が顔を這う。触れるか触れないかといった感触。計算されたように産毛だけをさすられて、ぶるぶると震えた。やがて、
親指の腹が睫毛を撫で始め、ようやく暗闇に慣れてきた視界を塞いでしまった。いや、閉じられる前にかすかに見えた妖しく光る瞳。
あれは長く見るものではないのかもしれない。
「はぁ……」
 冷たい息が口元を弄んだ後、口内に侵入してきた。奪われたといったほうが適当なキス。
たった今凍えさせた唇を彼女自身の熱さで癒していく。俺は今、俺の体を覆う影の思うがままだった。
次第に、二人触れ合っている部分にはとろみがついていく。それは舐めとろうとしても叶うものではなく、
絡めとるだけの行為に終始してしまう。終わりのない循環。有機体に過ぎない自分には過ぎた行為だと思った。
永遠を連想して、時間感覚が限りなくゼロに近づいていった。
 口が離される。
「圭一のエロ本、藍子と伊知郎の目の前に出すわよ」
「!?」
 ぱっと電気が点いた。梨花ちゃんの顔と胸がかなり眩しく映った。
「な、なぜそれを!?」
「とぉ~っても痛そうで、でも楽しそうなプレイがあったけど」
 邪悪に笑う梨花ちゃん。怖ぇ。
「あんなのがしたいの? 圭一?」
「いやっ、あれは、俺のじゃないんだよっ」
「ふぅーん?」
「本当だって!」
「まぁ、そういうことにしてあげるわ」
 そう言って梨花ちゃんは湯船から上がった。
「というか。私がいるのにエロ本なんて持ってんじゃないわよ」
 刃のように鋭い双眸を向けてくる。何で銀色に光るんだよ。
「申し訳ありません……」
「ったく。これからは欲求不満になったらすぐに私を呼びなさいよね」
「…………」



131:圭梨お風呂編 ◆wK2Hs4J8iY
07/11/05 00:09:39 g4zKcZ8i

 
 すごいことを言われた気がする。しかし梨花ちゃんは自分が言ったことの意味に気づいていないようだ。
「それより、さっきのキス興奮しなかった?」
 一転してきらきらした眼で尋ねてくる。
「俺は怖かったんだが」
「私は楽しかったわ」
 ……この会話に普段の俺たちの関係が凝縮されていると思うんだ。
 それから梨花ちゃんは体を洗い始めた。スポンジを泡立て、綺麗な肌をさらに綺麗にしようとしている。
繰り返すが、髪の毛は頭のタオルに収められているので、首から足先まではっきりと素肌が見える。
目が離せなくなるのも道理だとは思わないか兄弟。
「じっと見られていると照れるわね」
 こっちに気づいた梨花ちゃんが手を止めて俺の方を窺う。
「まぁいいじゃん。減るもんじゃないし」
「圭一にはそうかしらね」
 俺以外のやつには減るものなわけだ。
「そうそう。だから気にせず続けてくれ」
「気にするわよ……。じゃ、圭一が洗ってくれない?」
 何ですと?
「え? いいの?」
「そう言ってるじゃない」
 恥ずかしがる風もなく答える梨花ちゃん。別に照れる様子を期待していたわけではないが、あまりに
さばさばした様子に面食らってしまう。逆に遠慮したいような気にもなったが、男として情けないので、
テンション上げ上げでいこうと思った。
「……ふっ。分かった。そこまで言うなら、この前原圭一が手ずから梨花ちゃんの体を奥の奥まで綺麗にしてやるぜぇ!」
 意味深な発言になってしまったが気にしない。
「普通にスポンジ使ってちょうだい」
 ぽん、と渡された。
「ですよね」
 上がったテンションが泡と一緒に吸収されていくような気がした。

「人に洗ってもらうってのもいいものね。あっ」
「…………」
 もくもくと手を進める俺。そうそうからかわれてばかりもいられない。なぜなら梨花ちゃんの背後からあらゆる場所に
手を伸ばしても問題なしな今のこの状況……。主導権は俺にあるはずだったからだ。梨花ちゃんは人のペースを崩して
自分の方に持っていくのが上手い。どうやらエッチをするときにはその特殊能力も少し影を潜めるようだが、油断はできない。
「あっ、やん」
「…………」
 時折、本番のときよりいささか軽めの喘ぎ声が漏れた。
 そうして、たいして時間もかからずに一通り洗い終わった。
「よし、終わったぞ」
「……随分あっさりと終わるのね」
 残念そうな色を含んだ言葉に俺の目がきらーん、と光る。
 にんまりと笑う今の様子を梨花ちゃんに悟られてはいけない。くっくっく……。
 つー……。
「ひぃあぁあ!?」



132:圭梨お風呂編 ◆wK2Hs4J8iY
07/11/05 00:13:30 g4zKcZ8i


 まだ体についた泡を流していない状態で、梨花ちゃんの背筋を人差し指で撫でた。
雪景色の中にさらに白い道ができたようで、俺はおお、と感動の声をあげた。やばい、癖になりそうだ。
「あぁぁ…っあぁ」
 何度も何度も上から下へ行き来する人差し指。梨花ちゃんの反応は上々だった。ふと思いついて、
愛してるとでも書こうと思ったがそれはさすがに恥ずかしいのでやめておいた。
 ここで何となくの疑問が頭に浮かぶ。
「体の後ろって感じやすいのかな?」
「は?」
「後ろ、というか裏側な」
「……さぁ。自分じゃ見られないから前面よりは敏感っていうのはあるんじゃない?」
「よし! 確かめてみよう!」
「え? 確かめるって……きゃっ」
 がばちょと後ろから抱きついて耳の裏に舌を這わせる。
「ひぅっ」
「耳たぶ~」
 ぱくりと咥えて咀嚼。梨花ちゃんが甲高い声を上げる。外に聞こえているだろうなと
考えつつも、空いた手を太ももの裏側へと持っていき、自分でもいやらしいなと思う手つきで撫で回した。
指の隙間を泡が埋めていく、それを掌に馴染ませ潤滑油のような働きを担わせる。胸ほどではないにしろ十分に柔らかい太ももだった。
「うぅ、んっ……やぁ、圭一ぃ……」
 両膝を突き合わせて隠そうとする中心部分。内太ももを撫でていた俺の手は、当然その動作に何らの妨害もされなかったわけで。
梨花ちゃんも感じながらそこをいじられるのを期待しているようだった。しかし、俺はあえて焦らす。
「あ……?」
 落胆した声。何でこんなに色っぽく聞こえるんだろうな。
「脇~」
 右腕をどかしてそこだけ泡を落とした後、舐める。
「あ、あ、あはははー! ひっ、あはっ、や、やめてー、く、くすぐったい~っ!」
 涙を浮かべて大笑いする梨花ちゃんの顔は無邪気なものだった。
 ついでにわき腹もさすってやることにする。肋骨の筋にそって斜めに辿る。ついでのついででお腹にまで手を回すと、
指がおへそに引っかかったのでそこもかき回した。
「ひあっ、はっあっはははー! ひぃっーやはっ、やぁめてぇ~!」
 大泣き状態になっていた。脇のくぼみを隙間なく堪能した俺は次の旨そうな箇所を探す。
 ……何か変態みたいだ。
「ひっ、はぁ、あ、ははぁ…今更でしょー……」
 心を読まれた。梨花ちゃんはたまにこういうことがあるから困る。
「さーて次は、そうだな。脚いっとくか!」
「ひぇ? あ」
 上げたままにしていた梨花ちゃんの右腕を俺の首に回す。体操座りのようにして立てられた膝の下に手を通して
持ち上げた。ぐるっと俺側に反転させて下ろす。お姫様抱っこみたいな格好になった。俺の股の間に腰を下ろし、
左脚の方に梨花ちゃんの上半身が、右脚に下半身がそれぞれある。
「け、圭一……?」
 絶景だった。もう今日は、結構戸惑う梨花ちゃんを見た気がするのだが一向に飽きない。俺が見つめると
恥ずかしそうに顔を背ける。頭のタオルをとろうとしていたので、それを静止する。力が抜けていなかったから、
そのままうなじの辺りをマッサージするようにした。んぅ……、と気持ちよさそうな声を出した。
「ぅあんっ」
 梨花ちゃんの膝小僧をぺろぺろと舐める。膝はくすぐったくなるものだと思っていたが、意外や意外、結構感じているようだった。
「はっ、あはっ」
 上半身を反らして必死に耐えようとしている。柔らかくばかりあった梨花ちゃんの体のうちで、
硬い部分というのも俺の舌先には新鮮だった。かすかな凹凸の隙間を埋めるように丹念に舐め上げていく。



133:圭梨お風呂編 ◆wK2Hs4J8iY
07/11/05 00:18:17 g4zKcZ8i


 右手が手持ち無沙汰になったので、足の指の隙間を四本の指で埋める。足首がびくりと動いた。これは
くすぐったさの方が大きい反応だろう。さすがに舐めることはしない。だって人として、ひとりの男として
あまりに情けなくなりそうだったからだ。
 しかし……。
 梨花ちゃんが足を突き出して、舐めなさいと高飛車に命令している様が浮かんだ。
 ちょっとドキドキしてしまった。不覚…。
「はぁっ…ふっ……ぅんっ…ふぁっ、はぁん……」
 荒い息が空中に溶けていく。回された手に力が込められた。しかし、はっとしたように力が抜けたので、
俺はどうしたのかと梨花ちゃんを見る。
「ごめんなさい。この傷……」
 肩辺りを優しくなぞりなっがら申し訳なさそうにあやまる。
 何のことだろうと不思議に思ったが、すぐに、最初のエッチのときに梨花ちゃんの爪がえぐった跡のことかと気づいた。
「いいってこんなの。男の勲章みたいなもんだ」
「そうなの?」
「ああ、だから気にしないでいい。つばでもつけとけば治るさ」
「そう、ありがとう。……ふふ、でも自分じゃつばつけられないでしょ?」
「ん? うおっ」
 上半身を起こし、俺に抱きついてくる。吸血鬼みたいに首筋を舌でなぞってきた。ぞくぞくとした感覚が
背中を駆け巡り、一瞬意識が遠のいた。というか……、胸が、胸が……。胸に当たってドキがムネムネです……。
 次はどこを触ろうかと考える。これまであえて胸とアソコは避けてきたが、そろそろ解禁といくか。
 調査結果。梨花ちゃんは体のどこもかしこもかなり感じるようだ。しかし、それが梨花ちゃんにとって満足いくも
のではないことが、最中の物足りなさそうな表情からも分かっていた。
 結局は、あらゆる場所へのあらゆる刺激も最後にはここに行き着くのだ。
「ひゃあぅっ!」
 梨花ちゃんの秘所はもう随分と濡れていた。だから何のためらいもなく膣内へと指を入れることができた。
突然侵入してきた異物にこわごわ反応する膣内だったが、間もなくして自分から求めるようにうねって吸い付いてくる。
俺がかき回せば刺激が大きくなるのも必然のことだった。
「あぁんっ! はひっ―!? ひぃ―っふうぅん、あぁっ」
 もう絶頂が近いみたいだ。膣の締め付け具合がそれを教えてくれる。
 今は力の限り俺にしがみついている梨花ちゃんだったが、イってしまえばきっとまた脱力するだろう。
それに備えて左腕で梨花ちゃんの背中を支える。
「はっ―っあぁあああ!」
 潮が吹く。下半身がびくびくと震えていた。全身に女の子とは思えない力が入っているのが分かる。
伝わってくる。快感を逃さないようにと体を強張らせているみたいだった。



134:圭梨お風呂編 ◆wK2Hs4J8iY
07/11/05 00:21:09 g4zKcZ8i
 
 
 その姿はあまりにしおらしくて、愛しかった。
 だから、快感を吐き出しきる前に俺は梨花ちゃんの唇を唇でふさいだ。
喘ぎ声というのは体を駆け巡る快感に耐え切れずに吐き出しているものだと思う。
だから、そこを閉じて快感が中で暴れまわるようにする。さらに、イったばかりの膣に再び刺激を与える。
「―っ!?」
 梨花ちゃんの目が見開かれる。みるみるうちに充血していって、強く閉じた後
勢いよく涙が溢れ出した。俺の口内で叫んでいる。締め付けはさらによくなり、
震えもよりいっそう大きいものになっていた。
 俺を引き剥がそうとする梨花ちゃんだったが、俺はそれを許さずしばらく唇を合わせていた。
やがて観念したのか、抵抗することをやめた梨花ちゃんはすごく儚げで弱々しい表情になっていた。
涙の流れるスピードがゆっくりになった気がした。
 そのまま少し時間が経った。
「ぷは」
「…………」
 予想通りぐったりした状態の梨花ちゃんを見て、俺は満足した。薄く開かれた目が俺に非難の色
を向けていた。あまりにか弱くて俺はこれっぽっちも怯むことがなかった。にやりと笑って、梨花
ちゃんから溢れた蜜に濡れた手をかざす。
 バツが悪そうに顔を背ける様子が、かなり可愛かった。


「髪を洗うのも手伝うな。長いと大変そうだもんな」
 そう言って、タオルを頭からとった。シャンプーを手に取り髪の毛を優しく洗っていく。
「どうやって洗うのか分からないから、こうしてっていうのがあったら言ってくれな」
 梨花ちゃんはこくりと頷いた。
 そのままシャンプーを泡立てるだけの静かな時間が経過した。途中梨花ちゃんが何も言わないので(髪を固めて「アホ毛」
とかやってみても無反応だった)、少し心配になった俺は、こっそりと横から顔を覗き見た。
 とても気持ちよさそうにしていた。猫が顎の下を撫でられているかのような表情で、俺の手が右に力を入れれば左に、
逆であれば右にと首を縮める。
 当然、俺はそれを使命だと思い、梨花ちゃんの頭に猫耳を形作ったのだった。


<終>



135:名無しさん@ピンキー
07/11/05 00:24:46 pZiv3BX+

かわええのうかわええのう

136:圭梨お風呂編 ◆wK2Hs4J8iY
07/11/05 00:26:38 g4zKcZ8i
以上です。

入れられなかったネタがいくつかあって無念…。

読んでくれた人に感謝。


>>95
圭梨新婚GJ!
やはり梨花ちゃん受けはいいw




137:名無しさん@ピンキー
07/11/05 00:31:33 rqlVhFre
>>136
読み終わって満腹感があったのに、まだネタが残ってたとは…
恐ろしいほど、梨花ちゃまを料理しようという執念を感じたわw
エロあり、癒しありの梨花萌えをありがとう
GJだよGJ過ぎるぜ

138:名無しさん@ピンキー
07/11/05 07:17:48 DwTFDKGM
>>136GJ 
お疲れ様でした
また投下してください

139:名無しさん@ピンキー
07/11/05 13:13:12 vDajToAw
>>136素晴らしかった!!!次は作中に言ってた学際の話を見てみたいですぞ

140: ◆Ut1TI4HSDI
07/11/05 14:17:58 GFiah6XO
>>136
いや~お腹一杯、GJです!!HP回復したらまたいつか…

>>101>>106>>107、そして>>136の皆様ありがとうございます!
勘の鋭い方は解かるかもしれませんが、
以前キャラスレで書いたCSベース圭梨TRUE ENDの約10年後の話です。
まだ未熟故、18禁は上手く書けませんが前夜の梨花ちゃん攻め話はまたいつか…

141:大逆転!!―皆殺し編― ◆CRIUZyjmw6
07/11/05 19:53:41 7LMXgqFI
スレをまたがってしまってすみません。
本当は結構前に出来ていたのですが、長いことアク禁に巻き込まれていました。

大逆転な皆殺し編の梨花パートとオチを投稿します。

予定消費レスは6です。
ギャグベースではありますが、陵辱ものです。

>>104
確か、あの状態からもうじき一年が経つと思う。

142:大逆転!!―皆殺し編― ◆CRIUZyjmw6
07/11/05 19:56:53 7LMXgqFI
「こんな……こんなのって……あんまりなのです」
涙をぽろぽろと零しながら、梨花ちゃんが泣きじゃくる。
「さてと……梨花ちゃん。次は君の番だ」
そう言うと、梨花ちゃんはびくりと身を震わせた。
「ボ……ボクに何をしろというのですか?」
俺は薄く笑みを浮かべ、彼女に告げる。
「そうだなあ……まずはその服を脱いでいってもらおうか……」
「そんな……こと……」
「いいんだぜ? 別に今すぐ他の連中を犯してもよ?」
そう言い放つと、梨花ちゃんはきゅっと唇を噛んだ。
「わ……分かったのです。だから……お願いだから他のみんなには非道い事しないで下さいなのです」
ふっ……聞き分けがよくていいぜ。梨花ちゃん。
しゅる……しゅる……と、梨花ちゃんは俯きながら、服を脱いでいった。
肩ひもが外れ、音も無く梨花ちゃんのサマードレスが地面に落ちる。
「隠すな」
「……あっ……く……ぅ」
思わず梨花ちゃんが胸を隠そうとするが、俺はそれを止めさせた。
……ったく、ぺったんこのくせに何を恥ずかしがることがあるっていうんだか……。
まあ、そう来なくちゃ面白くないんだがな……。
「じゃあ、次はパンツだな……」
「………………はい…………なのです……」
数秒の沈黙の後、梨花ちゃんはそう返事をしてきた。
腰をかがめて、躊躇いがちに脱いでいくその姿がまたそそるものなあ。くっくっくっ。
そして……梨花ちゃんは靴を脱ぎ、靴下だけという格好になった。
「……いいぞ。そのまま手を後ろに組め」
「わ……分かったの…………です」
沙都子と同様に毛の生えてない秘部……それを露出した梨花ちゃんに、俺はゆっくりと近付いていく。
そして俺は彼女の前に立ち、頭の上に手を置いた。
艶やかな髪を撫でると、梨花ちゃんの頭は震えていた。怒りか……恥ずかしさか……まあ、両方だろうな。
俺は彼女の頭から手を離し、少し腰を屈め、薄い胸へと顔を近付けた。
ぺろっ とその小さな乳首を舌で舐めると梨花ちゃんの体は敏感に反応してきた。
丹念に舐め回すと、薄い胸でもその乳首は慎ましやかに……けれど確かに息づいてきた。
「なあ梨花ちゃん……君の乳首……今どうなっている?」
「そ……そんなの、圭一に関係無い……」
反抗的だな……なら、これならどうだ?
「みっ!? みぃ~っ!? やあっ……そんな……」
乳首を強く吸うと、梨花ちゃんは小さく悲鳴を上げた。
「なら、説明するんだな。それも……丁寧に」
「は……はい……なのです」


143:大逆転!!―皆殺し編― ◆CRIUZyjmw6
07/11/05 19:58:07 7LMXgqFI
俺の上で、梨花ちゃんの荒い息が聞こえる。
「ボ……ボクのち……乳首は…………固く、その……」
「ボクの小さな乳首は圭一の舌に敏感に反応して固く淫らに勃起しています……だろ?」
俺が指導してやると、梨花ちゃんの体は硬く縮こまる。
視線を上げて、眼を細めてその瞳を見詰めると……怯えながらも梨花ちゃんは頷いた。
「ボ……ボクの…………小さな……乳首は……ひゃあんっ!? 圭一っ!?」
「何だよ?」
俺は梨花ちゃんのロリ***に手を当てただけだぜ?
無論、乳首を吸い、そして弄びながらだ。
「……続けろよ?」
「は……はいなのです。……小さな、乳首は…………ひぅっ!? くっ……うんっ。圭一の……圭一の舌に、びっ……敏感に……あうぅんっ! 反応し……して……お、お願い圭一、そんなに激しく……しないで……」
もぞもぞと俺が梨花ちゃんの秘部をまさぐる度、梨花ちゃんはきゅっと太股で俺の手を締めてくる。
「なら……、さっさと言い終わるんだな。それまでずっと俺はこうしてるぜ?」
「うっ……くっ……ひっく。か、固く……淫らにぼっ…………」
「ぼっ? ……何だ?」
「ぼっ……ぼぼ……勃起…………して……いるのですっ!!」
最後はやけくそのように大声だった。
「……よく言えました」
俺は笑みを浮かべながら、梨花ちゃんの胸から顔を離した。ただし……手は秘部をまさぐったままだ。
「あ……はあっ……圭一。お願いですから……ボクのあそこから……手を放して下さい……なの……ですっ!」
「別にこっちは約束したわけじゃないしな?」
「そ……そんなっ!? あっ……そんなっ! 広げないで……指……指も中に入れないでっ!! あっ……はぁっ!」
執拗な責めに耐えきれなくなってきたのか、梨花ちゃんは俺の体を支えにするように、手を俺の両肩に置いてきた。
そんな彼女の耳元で囁く。
「なら、やめて欲しいなら。どうしてやめて欲しいのか説明してくれよ。……『丁寧に』な?」
「みっ!? みーっ! わ……分かったのです」


144:大逆転!!―皆殺し編― ◆CRIUZyjmw6
07/11/05 19:58:56 7LMXgqFI
梨花ちゃんの秘部は既に粘り気のある液体が零れ、俺の手を濡らした。俺はそれを塗りたくるように彼女の秘部をまさぐり続ける。
「ボクの……小さな……」
「お***は?」
「お……お***は、圭一の手で……感じて…………熱くて……じんじんして……あふっ! ……くっ……んんっ! ハァ……ハァ……ひくひくと……開いていて……ダメぇっ! 辛いのです……あくっ!」
「ほら……どうした?」
体を震わせながら、息を整えてくる。
「ボクは……い、いやらしいお汁を……とろとろとしたお汁を流して……圭一の手を濡らしていて……。だ……ダメぇっ!! やっぱりダメっ!! もう我慢出来ないのですっ! お願いだからもう許してえええぇぇっ!!」
どうやらここが限界だったらしい。
梨花ちゃんは泣き喚いて懇願してきた。
「じゃあ仕方ないな……今、楽にしてやるよ」
「え? あ……う……?」
俺の声色に不穏なものを感じたのか、梨花ちゃんの表情が再び恐怖に染まる。
俺は秘部から手を放し、その直後にもう片方の手を梨花ちゃんの背後に回した。
「み、みーっ?」
逃げ出さないように梨花ちゃんの体を俺の体に押し付けながら、俺はさっきまで秘部をまさぐっていた手でジッパーを下ろしていく。
「や……やだ。嫌なのです。そんなのって……」
俺は固く膨れあがった怒張を取り出した。
じたばたと藻掻く梨花ちゃんを今度は両手で……腰を掴んで、絶対に逃げられないように固定する。
「いくぜ?」
「みっ!? みいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃ~~っ!!」
梨花ちゃんの幼いロリ***に、俺は一気に怒張を突き刺した。
いいぜ……最高だ。きゅうきゅうと俺のものを締め上げてきやがる。
「痛い……痛いのです。痛いのです。痛いのです……」
泣き叫ぶ梨花ちゃんを眺めながら、俺は何度も彼女を貫いていった。


145:大逆転!!―皆殺し編― ◆CRIUZyjmw6
07/11/05 20:00:02 7LMXgqFI


「―と、いう感じでどうだろう? 幼女ではあるが性に疎いわけでもないし、しかしそこまでスレているわけでもない。
ましてや色々と分かった気になっていて肉体的に責めても効果が薄そうなら、メンタル面から責めていってじわじわと堕とし、その過程を楽しむのだ」
『おおおおおおおおおぉぉぉぉぉっ!!』
俺が説明を終えると、山狗達は歓声をあげた。
「よしっ!! どうやら分かったようだな。では実践に入る。これが俺からお前らに出す最初で最後の試験だっ!! 気合いを入れろっ!! 心してかかれっ!!」
『サー・イェッサーっ!!』
ビシッ と彼らは敬礼を俺に返してきた。
きりっとした緊張感が周囲を包む……ふっ……いい空気だ。思わず笑みがこぼれそうなぐらいにな……。
「よしっ!! では、これからお前達には俺が指定したヒロインを犯してもらう。我こそはと思う者は名乗りを上げろっ!!」
間髪入れずに彼らは全員手を挙げた。
さすがだ……さすがは俺の教え子達だ……。
俺は熱い熱気を放つ彼らを見ながら、その中の一人を指名する。
「よし……ではそこのお前、竜宮レナをファックしていいぞ」
「ありがとうございますっ!!」
勢いよく彼は返事をし、ガッツポーズをして笑みを浮かべた。
他の連中からは「ちぇっ、いいよなー」「次こそは俺が……」「羨ましい。俺と代われっ!」といった言葉が漏れる。
そんな彼らのやっかみを受けながら、イイ笑顔で俺が指名した男はレナへと近付いていく。
「ええっ!? あの? ……ちょっと……圭一くん。嘘だよね?」
冷や汗を流すレナ。
「へっへっへっ……無駄だぜ? 大人しく滅茶苦茶にされろやおらあああぁぁぁ~~っ!!」
「い……嫌あああぁぁぁぁ~~っ!!」
レナが悲鳴を上げ、男が覆い被さっていこうとして―

どかっ!! ばきっ!! ずがんっ!! どがががががががががっ!!

『ひ……雲雀13いいぃぃ~~んっ!!??』
俺が怒りの鉄拳を彼に叩き込むと、山狗達は叫び声を上げた。
「馬鹿者おおおぉぉぉっ!! 貴様っ!! レナに何をしようとしやがったあああぁぁぁっ!?」
「そ……そんな……。だって、教官がやれって言ったんじゃないですか……」
がすっ! べきっ!
「ぎゅむっ! ぐえっ!? ぷぴぃっ!?」
地面にへたり込んで抗弁してくる彼を俺はもう一度彼を殴っておく。


146:大逆転!!―皆殺し編― ◆CRIUZyjmw6
07/11/05 20:01:06 7LMXgqFI
「馬鹿者っ!! 陵辱は萌える。確かに萌える。しかしそれは現実世界では絶対にやってはいけない大・犯・罪っ!! いいか、俺がやったのはあくまでも妄想だっ!! 直接やれなどとは一言も言っていないぞっ!?
そもそも、貴様は陵辱された女の子のことを考えたことがあるのかっ!? ましてやそれが初めてだったなら……その女の子は一生その傷を抱えて苦しむんだっ!!
その女の子が本当に心の底から好きな男が出来ても、ずっとそのことを悲しむんだぞ? 貴様の一時の快楽のせいでなああぁっ!? 貴様、それでも男か? 男とは女を大事に想うものだろうがっ! 貴様に男の誇りは無いのかこらああっ!?
そんなヤツは男の風上にも置けない外道だ、屑だ。ゴミ虫以下の最低野郎だっ! お前にも両親はいるだろう? 田舎の父さんと母さんは泣いてるぞ? そんな子にお前を育てた覚えはないはずだあああぁぁぁ~~っ!!」
そう言ってやると、男は目からぽたぽたと熱い涙を流した。
「お……俺が間違ってましたああああぁぁぁぁっ!! 俺は……俺は何てことを……そうだよ、俺は……屑だったんだ。母ちゃん……父ちゃん……ごめん。ごめんよ……俺、田舎に帰って畑を継ぐから許してくれえええぇぇっ!!」
『俺達も間違ってましたああぁぁぁぁぁ~~っ!!』
気が付けば山狗達は……男達は全員涙を流していた。俺も涙を止めることが出来なかった。
よかった……どうやら分かってくれたらしい。彼らがただの獣から、真の漢へと生まれ変わった瞬間だった。
「よしっ!! 分かったなら、これから俺達は真の陵辱萌えを……さらなる高みを目指して戦いを開始するっ!!」
『サー・イェッサーっ!!』
「目標は前原伊知郎のアトリエ。ここには俺の父さんが資料と称して収集した古今東西のありとあらゆる陵辱もののビデオ、小説、写真集、漫画などが収められている。いずれもいい仕事である超一級のお宝作品だ」
『サー・イェッサーっ!!』
「これから俺達はアトリエに突撃する。今夜は大射精大会だ~っ!!」
『サー・イェッサーっ!!』
夜空に俺達の雄叫びが響き渡り、俺達はその場から俺の家へと向かおうと整列した。勿論、先頭は俺だ。
―と、俺の背後から鷹野さんがおずおずと口を開いてくる。
「あの……前原君? それにあなた達……何処に行こうっていうの?」
『うるさいっ!』
『空気読めっ!!』
『東京に帰れっ!』
『ぶちまけられてぇかああぁぁっ!!』
『ほんますったらんっ!!』
『だからお前は金魚が救えないんだっ!!』
俺達にぴしゃりと言い切られ、鷹野さんは石化した。
だが、俺達は構っていられない。
真っ直ぐに俺の家へと行進していく。
そう……俺達の戦いはこれからだっ!!


―END―


147:大逆転!!―皆殺し編― ◆CRIUZyjmw6
07/11/05 20:01:55 7LMXgqFI

TIPS:残された女達

「えっと……私達、助かったんですかね?」
ぽつりと詩音が呟く。
「圭一君も山狗の人達もみんな行っちゃったし……そうなのかな? かな?」
「鷹野も呆然としてるのです。……取り敢えず、ふん縛っておきますですか?」
「そうですわね。そう致しますわ」
沙都子がポシェットからロープを取り出し、鷹野の腕と脚を縛っておく。石化した鷹野は何も抵抗しなかった。
「でも、取り敢えず……助かったのかも知れないけど、圭一君には明日ゆっくりと話を聞かせてもらわないと……だね」
すっとレナの目が細くなる。
「ですね。いくらなんでもあんな妄想……黙って見過ごすわけにはいきませんね」
詩音の目も険悪に吊り上がる。
「でもさ……一つ気になったんだけど……」
「何ですか? 魅ぃ?」
魅音が頷く。
「ひょっとして、富竹さんや大石さん達ってやっぱり救い無し?」
『空気読めっ!!』
魅音は「あるぇ~??」と言いながら首を傾げた。


148:大逆転!!―皆殺し編― ◆CRIUZyjmw6
07/11/05 20:04:59 7LMXgqFI
このシチュでの鷹野の料理法は思い付けませんでした。
もし期待された方、おられましたらごめんなさい。
用済みになって捨てられる直前、男達によってたかって壊れるまで……とか
なら、シチュとしてイケるのかなあとも思いますが……。
文章に出来るかどうかはともかくとして。

今晩は以上です。お目汚し失礼致しました。

149:名無しさん@ピンキー
07/11/05 20:13:01 7PNPjnn7
>>148
お待ちしていました。
なーんといぅGJ!!!
シチュもさることながら、固有結界、ネタをからめた男達の台詞、ラストのTIPE。
お見事としかいいようがない!
スレを跨いで待った甲斐がありました!!

150:名無しさん@ピンキー
07/11/05 20:13:37 +ZhZ09mF
>>148
リアルタイムktkr
全裸で直立不動になって待機していた甲斐があったぜ

151:116
07/11/05 20:40:41 pqoSJQHp
フヒヒwwwサーセンwwwww

勉強のし過ぎで頭が蕩けそうな俺が来ましたよ。

『それぞれの愛し方』の続編の前編が完成したので投下して良いですか?

圭「調教は飴と鞭!」という台詞の伏線を拾いつつ、やたらテンションのUP.DOWNの激しい魅音が主人公のSSな上に、長すぎて三回に分けて今日と明日投下する予定ですが・・・ぉk?


152:名無しさん@ピンキー
07/11/05 20:48:06 rcLjCtCD
何だ何だ、梨花物が豊作ですな
>>136>>148
GJ!
>>151
待ってたぜ。全裸で

153:116
07/11/05 20:51:02 pqoSJQHp
>>152(・3・)全裸で放置プレイさせてすまんのうw
じゃあ次レスから投下するよ~。

154:116
07/11/05 20:51:47 pqoSJQHp
『兎の様に』前編




「おい。魅音、大丈夫か?もう外は真っ暗だしさ、そろそろ帰ろうぜ?」

そう言う圭ちゃんの声が耳に微かに届く。
ボーッとする頭で、さっきまでの事を思い出す。

ああ、そうだ・・・私は圭ちゃんのペットになったんだよね?
いや彼女かな?
それとも両方だっけ?分かんないや・・・。
悲しい、悔しい、嬉しい、どれか分からない涙が一滴頬を流れた。

力の入らない手を支えにして、ゆっくりと身体を起こし、足首にかかっているショーツを履き、乱れた制服を直しながら口を開く。
「うん。そうだね・・・。早く帰らないと圭ちゃん怒られちゃうね。」
ちなみに婆っちゃは今日からお母さんとお父さんに連れられて北海道に旅行に行っている。
確か三泊して帰って来る予定だったはずだ。
だから遅く帰っても大丈夫だが、圭ちゃんの両親が心配するだろう。
「それは大丈夫だ。俺の両親は、昨日から一週間程東京に行ってるんだ。何か大きなイベントに作品を出品するらしいから、落ち着いた環境で仕上げたいんだとさ。」

なんだ。圭ちゃんも似た様な状況か。
そして深い意味も無く婆っちゃが旅行に行った旨を話した。




155:116
07/11/05 20:52:23 pqoSJQHp
「くっくっく!そうか、そうか!じゃあ明日は俺の家で泊まり込み調教だな!」

内心しまったと思った。
だが、それ以上に何か期待してしまう自分がいた。
たった数時間で、こんなに濃密な体験をしたのだ。
丸一日も一緒にいたら、どうなってしまうのだろう?

恐らく私に拒否権は無いだろうし、圭ちゃんと一緒に居たいという気持ちの方が強い。
「分かったよ。おじさんは明日の何時頃に行けば良いの?」

そして何か考えてた圭ちゃんが開口一番こう言った。
「そうだなあ、朝の九時に来てくれるか?」
「了解!んじゃ帰ろう?」

「おう!その前に済ましておく事が有るけどな!」

「へ?・・・っ!?」

私は急に抱き締められ、思考がフリーズする。
「魅音に俺の印を付けておいてやるよ。」

そう言い、私の首元に圭ちゃんが吸い付く。

くすぐったくて、少し痛い。でも全然嫌じゃない。

一分程、そうしていただろうか。
圭ちゃんが私の身体を解放した。

「これでよしっ!ああ、それとこの体操服洗っといてくれ。」

と言われ、体操服の入った袋を渡された。




156:116
07/11/05 20:53:04 pqoSJQHp
そこからの事は、よく覚えていない。

気が付いたら自分の部屋の布団の上で、以前圭ちゃんがくれた人形を抱き締めていた。

圭ちゃんと途中まで一緒に帰りながら、色々話した気がする。
そして帰ってきて、ボーッとしながら夕食を食べ風呂に入ったのだろう。
寝間着代わりにしている白い着物まで着ていた。

ふと横を見ると圭ちゃんの体操服の袋が目に入る。
「そうだ洗濯しなきゃ。明日の朝までに乾くかな?」
時間を見ると夜の九時を周った所だった。
今から洗って干せば朝には乾くはずだ。
袋を持って洗濯機のある脱衣所に向かう。

そして袋から体操服を取り出した時、汗臭い男の体臭が鼻をつき、無意識の内に体操服のシャツに顔を埋めていた。

「んっ・・・。」
濃厚な圭ちゃんの匂いに包まれ、私の『女』の部分が熱を帯びる。

ゴクッ。

生唾を飲み込み、自分に言い聞かすように口を開く。
「す、少しだけなら良いよね?・・・うん。ほんの少しだけ・・・。」

体操服を洗濯機の上に起き、私は恐る恐る胸に手を伸ばす。




157:116
07/11/05 20:53:42 pqoSJQHp
「んっ・・・はぁ・・・。」
胸元の隙間から手を差し入れ胸をまさぐる。
匂いを嗅いだだけで興奮したのだろうか?
手の平にコリコリとした感触があり、乳首が早くも硬くなっていた。

親指で転がす様に刺激すると甘い吐息が口から洩れる。

洗濯機の上に置いた体操服に顔を埋め、胸をまさぐる私は圭ちゃんの言う通り『匂いフェチの変態』そのものだ。

「はあはあ・・・圭ちゃん・・・。んっ・・・ひぅっ!」

私はショーツの上から指でクリトリスを擦った。
その瞬間ピリピリした刺激で腰が抜けそうになる。

そしてハッと我に帰った。

急に自分が情けなくなり涙が溢れ出すのを感じる。
「ふぇ・・・。グスッ圭ちゃんゴメンね・・・。私、変なのかな・・・?
うっうっ・・・ふわああああん!!!!!」


床にへたりこみ、激しく泣いた。




その後落ち着いた私は洗濯機で体操服を洗った後、外に干して布団に入った。
泣き付かれたのか、目を閉じるとすぐに意識が遠くなっていくのを感じた。




158:116
07/11/05 20:54:29 pqoSJQHp
ピピピピ!

「・・・・・・んん~っ?」

目覚ましの電子音で目が覚め、重たい瞼を開いて目覚ましを止める。
時計を見ると朝の6時。
普通の休日なら二度寝タイムに突入する時間だが、今日は九時までに圭ちゃんの家に行かないといけない。

「ふわあ~~~・・・。」
大きな欠伸をして布団から抜け出す。


圭ちゃんの家にお泊りするのだから、身体は綺麗な方が良いだろう。

それに調教と言いつつ、その・・・あの・・・。
あ、あああ愛してもらえるかもしれないのだ!

でも、その場合私の背中の鬼は見られてしまう・・・。


期待と不安と恐怖で混乱しそうになるのを堪え、替えの下着を持って風呂場へと向かった。






念入りに髪と身体を洗った後、風呂からあがった。もちろん歯磨きもした。

そして自分の部屋の鏡の前で悩みだした。

「軽めに御化粧した方が良いのかな?」

少し考えた後、リップだけ塗る事にした。

そして詩音から貰った香水を少し付け、服を着る。

時計を見ると八時半前だったので、着替えを適当に見繕い、財布やお泊りセット、乾いた体操服と一緒にトートバックに詰め込み、圭ちゃんの家へ向かった。



159:116
07/11/05 20:55:08 pqoSJQHp
圭ちゃんの家に向かいながら、私って単純なヤツだなと思った。

圭ちゃんに一喜一憂して喜んだり落ち込んだり・・・。

ポジティブな考え方をすれば『過程はどうあれ、結果は圭ちゃんと恋人になれた』

ネガティブに考えれば『玩具の様に弄ばれる』


そんな事を考えてるとダウナーな気持ちになってくる。

そういえば、レナにはどう説明すればいいのか?
レナも圭ちゃんの事が好きだと言っていた。
そんなレナに『圭ちゃんの体操服でオナニーしてたらバレちゃって、紆余曲折を経て彼女兼ペットになっちゃった☆てへ☆』と説明しろとでも?

・・・・・・駄目だ、馬鹿にしてると思って確実に怒るだろう。
私はアホの子じゃない、一般常識くらい分かる。
ましてやレナは私にとって親友だ。
相手を怒らせたり悲しませる様な真似はしたくない。






気が付いたら圭ちゃんの家の玄関先に着いていた。

私は深呼吸をして、気持ちを切り換える。
女は度胸!なるようになれ!!

そう自分に喝を入れてチャイムを鳴らした。




160:116
07/11/05 20:56:14 pqoSJQHp
ガチャ。

「お、おおおひゃようっ!!圭ちゃん!!」

恥ずかしい。噛んでしまった・・・。

圭ちゃんは気にして無いのか
「おはよう。まあ魅音、立ち話もなんだ。入ってくれ。」

と私を促し家の中に入っていった。


その後「部屋に行っててくれ」と言われたので、部屋の中で圭ちゃんを待ちつつ辺りを見回す。

ちなみに圭ちゃんの家に入るのは二度目である。
前回は皆と来たので気にして無かったが、今日は引きっ放しの布団がやけに生々しく感じる。

数分後、麦茶を持って来てくれたので美味しく頂く。

圭ちゃんは麦茶を啜った後、喋り始めた。

「今日は調教の前に興宮に行くぞ。ちょっと買い物したいんだが良いか?」

「別に良いけど、何買いに行くの?」

「まあ食材やら色々だ。魅音の手料理も食べたいしな。」

「ふぇ?て、て手料理!?む、無理だよ!」
「何で?」

「・・・失敗したら恥ずかしいよ・・・。」
私は俯きながら話す。
「大丈夫だ。俺はどうしても魅音の手料理が食べたいんだ。」

少し考えた後
「・・・作ったら全部食べてくれる?」
と私は聞いてみた。





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