【ひぐらし】07th総合part13【うみねこ】at EROPARO
【ひぐらし】07th総合part13【うみねこ】 - 暇つぶし2ch160:116
07/11/05 20:56:14 pqoSJQHp
ガチャ。

「お、おおおひゃようっ!!圭ちゃん!!」

恥ずかしい。噛んでしまった・・・。

圭ちゃんは気にして無いのか
「おはよう。まあ魅音、立ち話もなんだ。入ってくれ。」

と私を促し家の中に入っていった。


その後「部屋に行っててくれ」と言われたので、部屋の中で圭ちゃんを待ちつつ辺りを見回す。

ちなみに圭ちゃんの家に入るのは二度目である。
前回は皆と来たので気にして無かったが、今日は引きっ放しの布団がやけに生々しく感じる。

数分後、麦茶を持って来てくれたので美味しく頂く。

圭ちゃんは麦茶を啜った後、喋り始めた。

「今日は調教の前に興宮に行くぞ。ちょっと買い物したいんだが良いか?」

「別に良いけど、何買いに行くの?」

「まあ食材やら色々だ。魅音の手料理も食べたいしな。」

「ふぇ?て、て手料理!?む、無理だよ!」
「何で?」

「・・・失敗したら恥ずかしいよ・・・。」
私は俯きながら話す。
「大丈夫だ。俺はどうしても魅音の手料理が食べたいんだ。」

少し考えた後
「・・・作ったら全部食べてくれる?」
と私は聞いてみた。




161:116
07/11/05 20:57:32 pqoSJQHp
「当り前だ!むしろ残す訳無いだろ?」

「・・・ん。じゃあ、おじさん頑張って作るよ!」

素直に嬉しかった。
圭ちゃんの優しい言葉が私の胸を暖かくしてくれる。

「楽しみにしとくぜ!んじゃ行くか!」




荷物を部屋に置いて外にでて気付く。
「・・・あ!おじさん歩いて来ちゃったよ。興宮に行くなら自転車持って来ないと。」

「俺のMTBの後ろに立ち乗りで良いなら乗るか?」

「う、うん・・・。けど良いの?おじさん重いかもよ?」

「昨日抱え起こした魅音は軽かったぞ。大丈夫だから乗れよ?」
そう言われた私は、圭ちゃんの肩に手を乗せて、後輪のシャフトを固定している長いナットに足を乗せた。

「乗ったか?じゃあ行くぞ!」





一時間後、私達は興宮に到着した。
途中『あらあら?デートかしら?若いって言いわ~♪』と生暖かい視線で何回も見られて照れてしまった。



「遅いな~。何してるんだよ。」

ちなみに今、今日の買い物でアドバイスをくれる助っ人という人を待っている。

「ねえ、助っ人してくれる人て、どんな人?」
「ん?お前の良く知っているヤツだ。」

「?」

「お!来た!来た!」

私は顔を上げた後、ビックリした。

「し、詩音っ!?」




162:116
07/11/05 20:58:42 pqoSJQHp
助っ人とは私の双子の妹の詩音だったのだ。

「はろろ~ん☆お姉に圭ちゃん☆お待たせしました♪」

「おう、おはy「な、なな何で詩音がここに来るのさ!!」

「お姉~そんな酷い言い方ないじゃないですか?私は圭ちゃんに昨日、ある事を頼まれたから来ただけですよ?」

「・・・ある事って何よ?」

「内緒です☆じゃあ圭ちゃん行きましょうか?私、お昼からバイトなんでサクサク終わらせちゃいましょう♪」
「ああ。分かった。それとな魅音。このメモに書いてある物を買って来てくれ。終わったらここで待っててくれよ?」

そう言って、二つ折りのメモ用紙と一万円札を私に渡した後、二人は何処かへと行ってしまった。



圭ちゃんが詩音に頼む買い物って何だろう?
まあいいや。
それよりもメモの方が気になる。
私はメモを見てみた、そして固まった。

書いてある内容を理解した瞬間、その場に倒れてしまいそうになる。

ははは・・・。 これを買って来いと?

しかも親類の経営する店で?

うん。無理。


しかし買って来なければ恐ろしい事になりそうだ。


私は重い足取りで商店街へと向かった。





163:116
07/11/05 20:59:46 pqoSJQHp
私は今、親類の経営する薬局のレジで叔母さんと世間話をしている。
これはある話を切り出す隙を窺っているのだ。
そして、その時が訪れ私は叔母さんの耳元に口を近付け小さい声で話した。
「お、叔母さん。そ、そのコ、コココンドームとマ、マッサージ・ローションか、買いたいんだけど・・・。」
顔から火が出そうになる。恥ずかしすぎて逃げ出したくなる。

「フフフ♪魅音ちゃんにも、とうとう彼氏が出来ちゃったか~☆両方一個づつで良いのかな~??」
とニヤニヤしながら紙袋にブツを入れてくれる。

「あとこれはオマケだよ。頑張りなさい!」 と何か入れて渡してくれた。

私は代金を急いで払い、その場から逃げる様に早歩きで店を出て、待ち合わせ場所へ向かった。

ここまでに二時間近く掛かっている。

待ち合わせ場所では、圭ちゃんが既に待っていた。

「よう。ご苦労様。ちゃんと買って来たか?」

私は圭ちゃんに紙袋を押し付けながら言った。
「おじさん本当に恥ずかしかったんだから・・・。」

圭ちゃんは紙袋を開いて中身を確認した後、私の頭を撫でながら言った。




164:116
07/11/05 21:01:57 pqoSJQHp
以上前編終了!

中編は明日の昼頃、後編は夕方に講習の補習入ってるから夜の九時位を予定しちょります。

フヒヒwwwサーセンwwwww

165:名無しさん@ピンキー
07/11/05 21:52:27 Tjl6VmMO
>>163
何たる羞恥プレイw
待ってた甲斐があったぜ!
続きwktk

166:116
07/11/05 22:07:17 pqoSJQHp
>>165感想ありがとうございます。

明日は夕方まで学校も講習も夕方まで無いから、徹夜で書き上げてるぜ!

不調気味な愛車の調子も良くなったし、テストの点も良かった。 これも魅音様のおかげだ!
みwなwぎwっwてwきwたwwww





ノシ

167:名無しさん@ピンキー
07/11/05 22:17:33 GgWumPFM
最近のスレの流れが気持ち悪いのは俺だけ?


168:名無しさん@ピンキー
07/11/05 22:21:39 pMzP/a0o
>>167
よう、俺

169:名無しさん@ピンキー
07/11/05 22:27:09 fl3mS0D4
だんだん公式みたいになってきましたねw

170:名無しさん@ピンキー
07/11/05 22:29:12 dQU+JHKF
きんもーっ☆

171:名無しさん@ピンキー
07/11/05 22:49:43 DLShTQ/B
>>167
まあ、過疎や炎上に較べれば遙かにマシだと思うが……。

でも、人が増えるのは嬉しいけど、個別レスやオリキャラ書く人が出てきたり
とか、大荒れの前触れみたいな気がして恐くはあるな。

>>117
とりあえず、オリキャラは避けた方がいい。というかどんなのでも全力で避けてくれ。
ここはオリキャラを本気で嫌がる人が多くいるから。
勿論、読みたい人もいるだろうけど、スレ的には「スレから追い出されたSSを
投下するスレ」とかいうスレもあるから、そこに投下して報告してくれた方が
いいと思う。

>>165
やっぱり魅音は羞恥系がいいなあ☆
続き楽しみにしている。

……長文ごめん。orz

172:名無しさん@ピンキー
07/11/05 22:57:19 YlL+Dgcb
>166
ゴム買う魅音かわいすぎw

173:名無しさん@ピンキー
07/11/05 23:02:13 g4zKcZ8i
>>171
そうなのか。
じゃあちょっと考えてた羽入の昔話的なのもアウトだな。

174:名無しさん@ピンキー
07/11/05 23:13:35 aM2Kydgg
>>173
アウト。誘い受けイクナイ
出来上がってから投稿前に注意書きすればよし

175:名無しさん@ピンキー
07/11/05 23:14:58 qT2lvDfp
>>173
羽入スレに投下しておくれよ

176:名無しさん@ピンキー
07/11/05 23:45:05 g4zKcZ8i
わかった。誘い受けスマソ、軽率だった。orz

177:名無しさん@ピンキー
07/11/06 00:02:24 DLShTQ/B
>>175
エロありじゃ無理だろww

>>176
睦×羽入みたいのとか?
もしそうなら、際どいライン上にある気がする。
そういうのも別スレにやって報告か保管庫に直接投下して報告した方が無難じゃないか?
なんにしても、読みたくない人が知らずに読んでしまってショック受けることの無いような配慮だけは頼む。

というか、本当にこのスレでオリキャラの話題は危険なんだったよな。
俺ももう、この話題は自重する。ごめん。

178:名無しさん@ピンキー
07/11/06 00:21:45 oqF2w7k3
なんという平成のソウルブラザーども
URLリンク(wannabe.fam.cx)

179:名無しさん@ピンキー
07/11/06 00:34:05 uZMIevc7
睦って誰?

180:名無しさん@ピンキー
07/11/06 00:36:41 VjSueouw
とりあえず鬼蓄王とか山狗ほどの長さでも無いのに、未完成で投稿する奴は死ねばいいと思う

181:名無しさん@ピンキー
07/11/06 01:55:13 oqF2w7k3
>>179
陸の間違いなのですよ…っ
…あぅ!そんなに激しく突かな

182:名無しさん@ピンキー
07/11/06 02:17:59 ocPfOxXl
本当気持ち悪くなったなー、このスレ

吐き気がする

183:名無しさん@ピンキー
07/11/06 02:19:43 20BucecI
ほれゴミ袋つ□

184:164
07/11/06 12:43:09 3LBL7v+f
何かスレが荒れて来たので流れを変える為に投下しようと思います。

荒れた原因は俺にもあると思います。皆さんすいません。

とりあえずこの作品を完結させたら、しばらくROMに戻ります。

つまらないSSかも知れませんが、最後まで読んで頂けたら有り難いです。


では次レスから投下します。

185:164
07/11/06 12:45:07 3LBL7v+f
『兎の様に』中編


「くっくっく!よしよし、ちゃんと買って来た様だな。これも調教の一環だ。しかし御主人様を気遣って栄養ドリンクまで買ってくるとはな?早くも肉奴隷としての自覚が付いてきたのか?ん?」

圭ちゃんは、そう言いながら頭を撫でていた手をお尻に移動させ、やらしく撫でてきた。
「ひゃっ!し、知らない!お、おじさん栄養ドリンクなんて買って無いよ!ちょ・・・。こんな所でお尻触らないでよ!」

「可愛いヤツめ!そうそう詩音からの伝言だ『今度、感想聞かせてくださいね♪言わなかったら【腸】流しちゃいますから♪』だとよ?」
と言い終わると、お尻を撫でるのを止めて紙袋を、大きめなオレンジ色の袋の中に入れる。
さっきまで持っていなかった物だ。
ブティック店の名前が入っている。
「はあはあ・・・。ねぇ圭ちゃん?その袋が朝言ってた買い物ってヤツ?」

私は乱れた呼吸を整えつつ、そう問い掛けた。
「まあな。これは帰っての御楽しみって事で。そういや腹減ったな。俺朝飯食って無いんだよ。」
そういえば私も朝食は食べて無いので、お腹が空いた気がする。
圭ちゃんに預かったお金の釣り銭を渡して、近くの喫茶店に向かった。

186:164
07/11/06 12:46:05 3LBL7v+f
喫茶店で軽めだが昼食を食べて、帰りにセブンスマートに寄って買い物をした後、圭ちゃんの家に着いたのは昼の二時過ぎだった。
一休みした後、少し早いが夕食の準備をする。
メニューは和風ハンバーグとサラダ。
そう手間が掛かる訳では無いので下拵えして冷蔵庫に入れておく。
圭ちゃんは部屋の掃除と、お風呂の準備をしてくれている。

さて休憩しよう。リビングのソファーに座って、今宵行われるだろう痴態について考える。
調教なのだから普通にSEXして終わりな訳無い。
その証拠に避妊具はともかく、マッサージ・ローションは何に使うのか分からない。
名前のごとくマッサージでもさせられるのか?

ローションを使ったマッサージなんて性知識が人並みな私には想像がつかない。

あとはブティックの袋だ。
そのブティックは何度か買い物した事がある店なので、調教に関係するような物は無かったはずだ。

よって、これは考えから除外する。

一番の問題は、今夜は『恋人』としてなのか『主従関係』としてなのか。どちらの関係が強くなるか、だ。



187:164
07/11/06 12:46:46 3LBL7v+f
私だって女だ。初めては好きな人に捧げたい。
いや、それ以前にキスすらしていない。

決めた。キスすらしてくれずに何かしようとしてきたら、この関係をキッパリ清算しよう。
そのかわり、ちゃんとしてくれたらペットでも恋人でも何だってなってやる。
私の全てを捧げてやる。

これが私の覚悟である。

私は賭けに出たのだ。

その瞬間まで自然体でいよう。

そこまで考えたところで、圭ちゃんが顔を出す。

「部屋の掃除もしたし、風呂の準備も出来たぜ!晩飯にしようぜ!」

「あ、うん!じゃあ準備するね!」
私は料理を仕上げるため台所に走っていった。
.
.
.



夕食が終わり後片付けをしている。
約束通り圭ちゃんは残さず『美味しい』と言いながら食べてくれた。作った甲斐があったと思う。

そして件の圭ちゃんは今、お風呂に入っている。
そして後片付けが終わる頃、圭ちゃんはお風呂からあがった。
私にも入る様に促し、リビングでテレビを見始めた。

私は圭ちゃんに一言声をかけ、着替えとお泊りセットを持って風呂場へと向かった。



188:164
07/11/06 12:47:22 3LBL7v+f
熱いシャワーを浴びた後、備え付けの鏡で昨日圭ちゃんに付けられたキスマークを見つけ、手でそっと触れてみる。

この印が嘘じゃなかったら圭ちゃんは、きっと優しくキスしてくれる筈。
「大丈夫。圭ちゃんを信じろ園崎魅音。私は賭けに勝つんだ。」

そう呟いた後、私はボディーソープを手で泡立て両手を使って全身に優しく擦込む。

自分で言うのも変だがスタイルは悪くないと思う。

豊満な胸部、薄く陰毛の生えている陰部、程よい大きさの尻部。
私は女の武器たるこれらの部位を重点的に綺麗にする。
そして泡を洗い流し、自慢の長い髪を洗う。ここも身体と同じく優しく丁寧に洗ったあと、唇のリップを洗顔して落としてゆく。

その後、熱めのお湯がはってある湯船に身体を沈め、これから酷使されるだろう身体をほぐす。
三十分ほど湯船に浸かっただろうか、私は浴室を出てバスタオルで水気を拭き取り、下着を身に着け、白い着物に袖を通し帯を締める。
そしてお泊りセットの歯ブラシで歯磨きし、化粧水を肌に浸透させた。
準備は完璧だ。
あとは覚悟を決め圭ちゃんの所に向かうだけ。
だが覚悟は既についている。
私は圭ちゃんの所に向かった。

189:164
07/11/06 12:48:26 3LBL7v+f
「・・・あがったよ。圭ちゃん。」
リビングに行き圭ちゃんにそう語りかける。
「おう。とりあえず部屋に行くか。」
私は圭ちゃんに手を引かれ階段を登り、部屋の中に入る。

私は整えられた布団の上に座った。圭ちゃんは先程のブティックの袋を持って来て私の横に座る。
「なあ魅音。」
「うん?」
「もし良かったら、これ貰ってやってくれないか?」
そう言い袋を私に手渡す。
「中身、見てもいい?」
「ああ。」
中身を取り出し思わず口を押さえる。
薄いピンクのサマーセーターと、白いタイトスカートと、白いパンプスだった。
三点で揃えると、それなりの値段がする筈だ。
「本当は一緒に選びたかったんだけど、気恥ずかしくてさ。詩音に頼んでアドバイスしてもらったんだ。」

涙が零れそうになる。値段なんて関係無い、気持ちが大事なのだから。
「ありがとう。凄く嬉しいよ・・・。」

「魅音好きだ。俺に魅音の本当の姿を見せて欲しい。」

「おじs・・・ううん、私も好き。大好きだよ。でもその前に幾つか聞きたい事が有るんだ。聞いても良いかな?」

「ああ。」

賭けには勝ったも同然だが、念には念をいれておいた方が良いだろう。

190:164
07/11/06 12:49:07 3LBL7v+f
「圭ちゃんは私の本当の姿が見たいって言ったよね?それは恋人としての私?それとも主従関係として見た私?あと、知っていると思うけど私の背中には刺青がある・・・。傷物の身体だよ?それでも愛してくれるの?」
我ながら卑怯だと思う、私が賭けに課したルールはキスの有無のみ。
だが臆病な私は心の安定を図る保険として、これからの関係と自身に刻まれた鬼について圭ちゃんの考えを知りたかったのだ。

「俺は欲張りだから両方の魅音が見たい。それに刺青なんか関係無いな。むしろ園崎の誇りじゃないか、先祖代々受け継がれて来た伝統あるものだ。魅音は傷物なんかじゃねぇ、まっさらの新品だぜ。変な意味じゃなくて園崎魅音としての魂がな。これが質問に対する答えだ!」

「プッ・・・!あはははははは!!ご、ごめん圭ちゃん自分の心に正直すぎるよ!その癖言う事が臭すぎるよ!あはははははは!」

「なっ!おい魅音!俺は真面目に言ってるんだぞ!」

分かってるよ。こうやって笑っているのは、嬉しくて涙を隠す為だよ?圭ちゃんは絶対私を大切にしてくれる。もしかしたら村の色んな因習も変えてくれるかもしれない。




191:164
07/11/06 12:49:56 3LBL7v+f
私は圭ちゃんの胸に顔を埋めて言う。
「ん。80点て所かな? 良いよ。恋人としてでもペットとしてでも本当の私を見せてあげるよ。ただし100点満点じゃないと見せれないけどね。」

「100点満点かよ!あと20点は何だよ!?」

「さあね。それは教えれないな~。頑張れ御主人様♪」

頭を抱えてKoolになれ前原圭一!と呟きながら悩む圭ちゃん。
数分して頭をあげて私を抱き寄せ顎を手で持ち上げキスしてくれた。
啄むような軽いキスだけど私は女としての喜びで身体が熱くなる。
何回かそんなキスをした後、圭ちゃんは私の口の中に舌を侵入させてきた。
私はそれを受け入れ自ら舌を絡める。圭ちゃんのペットとして服従の証しに・・・。
「ちゅっ・・・。ん。ちゅぱ・・・。」舌を絡め合う水音が聞こえる。
私の口内に圭ちゃんの唾液が送られてくる。私は喉を鳴らしながら飲み込む。御主人様からの御褒美だから。

私は圭ちゃんの口から唇を離し口の端から零れた唾液を指で掬い取って舐めながら言う。「合格。100点満点だよ。」私は賭けに勝ったのだ。

そしてゆっくり圭ちゃんの膝の上に頭を預け圭ちゃんのオットセイを手で優しく擦りながらお願いする。



192:164
07/11/06 12:51:58 3LBL7v+f
「御主人様・・・。淫らな雌兎の罪深い身体を、太くて硬いおちん〇んで御仕置してください・・・。」
そして圭ちゃんのズボンをパンツと一緒に脱がしオットセイを口に含む。
昨日教えてもらったように舌を亀頭に絡めながら、ゆっくりと顔を沈めてゆく。

「じゅぷ・・・ちゅくちゅく・・・ずずず。」顔をゆっくり上げつつ裏筋に舌を這わせながら吸い付いた後、口を離す。
「魅音良いぞ・・・。昨日少し教えただけで上手になったな。やっぱり生まれつきの変態だよお前は。」
圭ちゃんに、そんな事を言われ下腹部が熱くなり自然と言葉が発せられる。
「はい。魅音は御主人様の御指導のおかげで雌奴隷への第一歩を踏み出す事ができた果報者です。ありがとうございます。」
深々と頭を下げながら、自分の言葉で感じてしまう。

着物の上半分を脱ぎブラを外して胸でオットセイの先を挟む。
「お願いします。魅音のだらしない胸の感触を確認してください。」

「確認してやるから、その馬鹿みたいに大きい乳で俺を五分以内にイカせるんだ。ほらこれを使え。」
そう言ってマッサージローションを私の胸に少し垂らす。



193:164
07/11/06 12:52:43 3LBL7v+f
私はローションを胸に塗りたくり、胸を両側から手で押さえてオットセイに沈めてゆく。じゅぷぷ・・・。ぐちゅ。
上下に胸を動かし、たまに覗く亀頭を舌先でつつく。
それを繰り返していると、圭ちゃんが乳首を指で捻り上げる。
「ひうっ!」
「ヘタクソが!そんな悠長な事しててイク訳無いだろ頭に行く栄養が乳に行き過ぎてるんじゃねぇのか!?こうやるんだよ!」
そう怒鳴りながら乱暴に胸の中にオットセイを叩き込んで動かす。ぐちゅぐちゅ!
「あうっ!申し訳ございません!どうかお許しください!」
「うるせぇ!んな事言ってる暇があったら口使えよ!」
「あむっ!んぐっ!?んっん~!」
オットセイを口の奥まで入れられ頭を持って強制的にフェラされる。
「ん~っ!?んぐっんぐっ!」
苦しくて目から涙が零れる。

「おら!イクぞ!飲め!」

「んぶっ!ん~!?・・・ふ・・・ん、ゴクンッ。」今までより更に早く頭を動かされ喉の奥に射精された。




194:164
07/11/06 12:54:17 3LBL7v+f
以上中編終了!

次で最後ですので、よろしければ御付き合いください。

夜にまた来ます。

195:名無しさん@ピンキー
07/11/06 16:24:43 20BucecI
>>193
主従関係でも冷たさがなくて互いの相手への思いやりが感じられていいな
エロもどんどん濃くなってるしw完結に期待

196:名無しさん@ピンキー
07/11/06 16:41:57 iMbZPCer
>>148
GJ!!

197:164
07/11/06 20:43:56 3LBL7v+f
『兎の様に』の後編を次レスから投下します。



198:164
07/11/06 20:44:53 3LBL7v+f
 『兎の様に』後編



「げほっ!ごほごほ!!」
オットセイから解放された私は酸素を求めて喘ぐが、激しい咳で息ができない。
それでも何とか落ち着いて呼吸しようと、ゆっくり息を吸って吐くを繰り返す。
「圭ちゃん・・・。これ慣れないとキツいよ。」
なんとか落ち着いた私は圭ちゃんにそう言いながら涙を拭く。

「ごめん。大丈夫か?魅音、今日はもう寝るか?」

そう優しく言われるが私は圭ちゃんに抱かれたい。

「ううん。最後までしよう?圭ちゃん・・・私を女にして?」

そう言い布団の中に私は入って掛布団を持ち上げて、圭ちゃんの手を掴み中に引っ張り入れた。

「魅音。お前何か積極的だな?」

「女の子だってHな気分になるの!それに女は度胸!だよ。それより・・・ねっ?」
首に腕を回して引き寄せおでこ同士を当てて、圭ちゃんの手を取って下腹部へと導く。

「さっき、おちん〇ん舐めてたらこんな風になっちゃった。」

圭ちゃんの手に自分の手を重ねて、ショーツの上から割れ目にそって上下に動かす
「んっ!ね?凄い濡れちゃってるでしょ?」



199:164
07/11/06 20:45:42 3LBL7v+f
自分でも驚くほど、やらしい事をしていると思う。
何か変なスイッチでも入った様な感じだ・・・。
もう昨日の夜から燻っていた気持ちを押さえきれない・・・。
「昨日の夜から我慢してるんだよ?お願い。早く楽にさせて?」

そう言うと唇に圭ちゃんが吸い付いてきた。
「んむ。ちゅる・・・ちゅっ・・・。」さっきより激しく舌で口内を犯してきた。
私も負けじと舌で反撃しつつ足を圭ちゃんの腰に絡み付かせる。
意識している訳では無く身体が勝手に動いた。

女の本能がそうさせるのか、それとも私自身の依存心が強いからなのか分からないが、そうする事で心が落ち着く。

息苦しくなったのか圭ちゃんが口を離し、体を下に動かして胸に顔を埋めた。
「ああっ!」
胸を手で揉みしだきながら乳首を吸って、口の中で転がされ初めての刺激に大きな声が出る。

近くに家は無いのだから、多少大きな声が出ても問題無いだろう。
おそらく今は夜の十時頃だろうか?

こんな時間に出歩く村人は滅多に居ない。

そう分かっていても、出そうになる喘ぎ声を布団を噛んで押し殺してしまう。


200:164
07/11/06 20:46:53 3LBL7v+f
「んっ!ふう!」

圭ちゃんは胸から口を離し指で乳首を転がしながら、顔を上げて言った。
「魅音の本当の姿を見せてくれるんだろ?声を押し殺すなよ?それと、これも邪魔だよな。」

掛布団を取って部屋の端へ投げた後、服を全て脱いだ。

年下でも身体は、やっぱり男の子だ。

年相応の締まった身体を見ていると我慢出来なくなる。

私は起き上がり、圭ちゃんの喉元に鼻を押し付けて匂いを嗅ぐ。
石鹸の良い香りで、心が落ち着く。

「くっくっく。本当、魅音は俺の匂いが好きなんだな。」

「そうだよ。ねえ圭ちゃん、私の身体を見て?」

私は立ち上がり部屋の電気を消し、着物の帯を解いて足下に着物を脱ぎ捨てる。

最後に残ったショーツに圭ちゃんの手を持っていってお願いする。「これ圭ちゃんが脱がして?」

そう言うと圭ちゃんは下着に手を掛けて下にずらした。

シュル・・・。

衣擦れの音がして、私は生まれたままの姿になる。

月光が身体を照らしている。
圭ちゃんの顔は逆光で良く見えない。

今私はどんな顔してるんだろう?



201:164
07/11/06 20:48:29 3LBL7v+f
多分、顔を真っ赤にして泣きそうな顔をしているんだと思う。

異性の前で裸を晒すのは初めてなのだから仕方無いと思う。

私はその場に寝転がり口を開く。

「電気消してごめんね?今日だけはお願い。我慢して?」

「ああ。別に良いぞ。」そう言って私に覆被さる。
「魅音綺麗だ・・・。」そんなに見られると照れるし恥ずかしい。

だが、見られているだけなのに身体が気持ちいい。

「なあ・・・魅音、そろそろ・・・。」

そう言ってオットセイを私のアソコに擦り付けてきた。

本当に自分に正直なんだね。

私は笑ってしまいそうになるのを堪えて言う。
「良いよ・・・。来て。」

それを聞くと圭ちゃんは今日買って来た避妊具をオットセイに四苦八苦しながら付け始め、何とか付け終えると私の足を持って横に開いた。
そして腰を割り込ませて陰部にオットセイをあてがいながら、口を開く。

「ごめん。入れる所が良く分かんない。教えてくれるか?」

「ん。もう少し下だよ。・・・ソコ。」

「じゃあ、入れるぞ?」
私は圭ちゃんの目を見て頷いた。

202:164
07/11/06 20:49:34 3LBL7v+f
ちゅく・・・。
ちゅぷぷ・・・プツ。「いっ!たたた・・・。」
オットセイの頭が半分も入って無い所で、私の純潔の印が裂け痛みで声が出る。

「そのまま・・・はあ・・・奥まで・・・あっ!」

ゆっくりと私の中にオットセイを根本まで沈めていく。
どうやら全部入った様だ。初めての異物感と鈍い痛みで良く分からないけど、多分そう思う。

「えへへ・・・。はいっちゃったね。」
「魅音。大丈夫か?」

「まだ少し痛いね。ちょっとだけで良いから、このまま動かないで?」

そう言うと圭ちゃんは優しくキスしてくれた。

私は幸せ者だ。こんな匂いフェチの変態マゾ女なのに圭ちゃんは、優しくしてくれている。

彼女兼ペットと言う言葉にも実感が沸いてきた、彼女として愛して貰いたいのはもちろん。
圭ちゃんと言う御主人様に、ペットとして可愛がって貰いたい。

朝に感じてた不安や恐怖が馬鹿らしく感じる。

五分ほどすると痛みも和らいできた。
それに、これ以上待たせると圭ちゃんが可哀相だ。

「ありがとう。もう大丈夫・・・。圭ちゃんの好きな様に動いて?」

203:164
07/11/06 20:50:18 3LBL7v+f
そう言うと圭ちゃんは腰をゆっくり引いた後、またゆっくりと入れる・・・。これをされるとゾクゾクしてしまう。
「んうっ・・・。ふあっ!」

その次は奥まで挿入して小刻みに腰を振る

「あっ!あっ!」
初めは少し痛みが残っていたが、いつの間にか無くなり私は初めての息が詰まりそうになるほどの快感に大きな声が出る。

「魅音初めてなのに、もう感じているのか?いやらしいヤツだな!」

「やぁ・・・!」
本当は嫌じゃない。事実私は初めてのSEXの快感に酔い痴れている。
そして圭ちゃんの意地悪な言葉が私の羞恥心を刺激して気持ちいいのだ。

「あっ!あんっ!い、意地悪言わないでぇ!」
もっとイジメて貰いたくて甘えた声で鳴く。
それが圭ちゃんの加虐心に火を付けさせてしまったらしい。

四つん這いにさせられ犬の様な格好で乱暴に突かれ始めた。

パンパンパン!

激しく肉同士がぶつかる音を聞きながら、次々に襲って来る気持ち良さに恥を忘れて声が出た。

「あっ!あっ!あっ!あん!!らめぇ!!私!ば、馬鹿になっちゃうっ!!」

「はあはあ!!もう馬鹿になってるじゃねぇか!?自分から腰振ってきやがって!!」

204:164
07/11/06 20:51:22 3LBL7v+f
「ひゃあっ!んあっ!あんっ!あん!圭ひゃん!!もっと激しくしてっ!!あうっ!圭ちゃん以外でイケなくなるように調教してぇっ!!」
そう叫ぶと圭ちゃんは先程より更に激しく乱暴に腰を打ち付け始めた。

バコバコバコバコ!

「あっ!あっ!あっ!あっ!!!」

私の中で何かが登り詰めてきて目の前が真っ白になる。
「圭ちゃん!!私!イッちゃう!犬みたいな格好でHしてイッちゃうよ!!!!」

「見ていてやるからイッちまえよ!!魅音!!」

「ひぃあっ!!あっ!!ああっ~~~~!!!!!!」
その言葉が引き金になって私は全身を大きく震わせて絶頂に達する。

だが圭ちゃんは腰を止めずに敏感になった私の身体に腰を叩き付ける。

「らめぇ!!動かないでぇっ!!イッたばかりで!身体がっ・・・あっ!うああっ~~~~!!!!」

「うっ!!俺もイクぞ!」

私はすぐに2度目の絶頂に達し、獣の様に叫ぶ。
私の身体が海老の様に反り返り目の前がチカチカした。
圭ちゃんも同時に私の膣内で果てた。
避妊具越しにオットセイがビクッビクッと射精しているのを感じながら、私は気を失った。



205:164
07/11/06 20:52:11 3LBL7v+f
.
.
.
.
気が付くと私は圭ちゃんの腕に抱かれて布団の中にいた。

「よう。気が付いたか?」

「う・・・。ごめん。気を失っちゃったみたいだね。私何分位寝てた?」

ふと疑問に思って聞いてみる。
「十分位だな。それより魅音さっきはごめん。乱暴にしちまったな?」

「あう・・・。」
先程の事を思い出して顔が熱くなる。

優しくされている時も気持ち良かったが、乱暴にされている時の方がもっと良かった。
やっぱり私はマゾ気味なのだろうか?
癖になりそうだ。

「ん。謝らなくても良いよ。私はペットなんだもん、どんなにされても良いんだから。」

「そうか。それにしても、さっきの魅音は可愛かったなあ~。らめぇ~イッちゃう~て叫びながら二回もイッちまったんだからな。」
「っ!あれは圭ちゃんが・・・。」

「いや初めてでしかも、乱暴にされてイケるなんてな~。本当に魅音はやらしいなあ?くっくっく!」

そんな事言われると、私はまた・・・。その・・・欲しくなってきた。

「そういや~さっきは、自分の事を雌兎って言ってたよな?それ何て意味か知ってるか?」

206:164
07/11/06 20:52:51 3LBL7v+f
「兎ってなあ年中発情しているんだとよ。それこそ雄と雌を一緒にしておくと、血が出るまで交尾しているんだってな。くっくっく・・・。お前自分で淫乱だって言ってる様なもんだぜ?」

知ってるよ。バニーガールの衣装も、その話を基にして作られたんだから・・・。

でも私があえて兎と言ったのは圭ちゃんに、そう思わせる為じゃない。
「いい線行ってるんだけど惜しいな~。じゃあ、これは知ってる?人に飼われた兎は一匹にしておくと寂しくて死んじゃうんだよ。私は圭ちゃんに飼われた兎。だから・・・一人にしたら寂しくて死んじゃうかも知れないよ?・・・私を一人にしないで??」

そう言うと圭ちゃんは私を抱き締めてくれた。
暖かくて涙が出る。

圭ちゃんに見えない様に涙を拭き、布団の近くにあった栄養ドリンクを二人で分け合って飲干した後、私は圭ちゃんの腰の上に跨がる。

淫らな私を見て欲しい。
私は圭ちゃんの前でなら『園崎家当主代行』でも『委員長』でも『部長』でも無い。
本当の園崎魅音になれる。私はこの人について行こう。
墜ちる所まで墜ちるかも知れない私を見てもらおう。



207:164
07/11/06 20:53:31 3LBL7v+f
私は兎なのだ。圭ちゃんに飼って貰わないと、昨日言われた様に寂しくて寂しくて、村に迷惑かけるかも知れない。
普段は気丈に振る舞っていても、本当の私は寂しがり屋で甘えん坊なのだ。

歪な関係から始まった私の恋はこれからも燃え続けるだろう。

時には喧嘩して泣いて仲直りして・・・そんな普通の恋愛をしつつ、愛し合う時は強引にでも自分の物にして欲しい。
色んな『しがらみ』を少しでも忘れさせて欲しい。

貪欲で止まる事の無い、この身体の欲求を埋めてほしい。



圭ちゃんのオットセイに陰部を擦りつけながら私は笑顔で言った。

「圭ちゃん。大好き。」




208:164
07/11/06 20:54:16 3LBL7v+f
~~おまけ~~



「で・・・。お姉~!どうでしたか?」

翌日、辺りが暗くなる頃家に帰ると詩音が居て、私にそう聞いてくる。
私は帰る前に着た、昨日貰った服を見せながら「ん。・・・初めてだったけど優しくしてくれたから・・・気持ち良かったよ。」と小さな声で話した。

「へ?何の事です?あっ!まさかお姉~~♪」
ふえ?もしかして服の事を聞いてたのか?ヤバい!

「全部話さないと『腸』流しちゃいますからね☆」

ニヤニヤと笑いながら詩音が近付く・・・。
「あ、あああの!その!その!・・・ひいっ!?」

「くけけけけけけ!!大人しく話した方が良いですよ~!」

両手をワキワキと動かしながら詩音が私を追い詰める。


ああ、今日は眠れないな・・・。


そう思いながら私は口を開く・・・。

「昨日の事なんだけど・・・








fin.


209:164
07/11/06 20:56:39 3LBL7v+f
以上で終わりです。
実はまだこの物語は折り返し地点に入った所です。

続編は、機会を見て書かせて頂きますのでよろしくお願いします。

ではROMに戻ります。

210:名無しさん@ピンキー
07/11/06 21:17:34 Lb8FTewp
>>209
乙!ニヤニヤしながら読ませていただきました。
甘々な展開にシフトしてくれたので安心して読めたよ。

211:名無しさん@ピンキー
07/11/06 21:38:03 PYbrlTxg
>>209
よい、実によい。GJ!
普通、調教モノは互いの主従関係がはっきりしていくもんだ
けど、『恋人兼ペット』の関係が程よく表現されていたと思う。
俺は圭魅は甘々が好きな方なんで、甘成分も十分補給させてもらったよ。


212:名無しさん@ピンキー
07/11/06 22:21:40 20BucecI
>>208
GJ。一つの話としてちゃんとまとまってて読み応えがあった。
「しがらみを~」とか、調教モノなのに切なげなモノローグになったのは魅音視点だからこそだな。
次もwktkしてる

213:名無しさん@ピンキー
07/11/06 22:27:35 2g9tEGsK
エロ魅音が可愛かった。
魅音の心理描写が萌えたなあ。
ペットと甘々の両方を楽しめて、大満足でした。GJ。

214:名無しさん@ピンキー
07/11/06 22:29:35 9+ZSwPXv
>209
どんどん淫乱になっていく魅音がたまらんかったw
愛のある調教物ってのはいいな。
続きも全裸で待ってるぜ!!

215:名無しさん@ピンキー
07/11/06 23:21:07 hIymw2L6
L5寸前の悟史を梨花が体はって慰めようとするも
しょせんは耳年増。形勢逆転され貧しい乳を揉まれ
乳首をコリコリされ涙目…な話を読みたい

216:名無しさん@ピンキー
07/11/07 01:00:38 tc7fpHMI
>>215
珍しい組合せに俺のオットセイ☆も興奮と期待を隠せません><

217:名無しさん@ピンキー
07/11/07 03:00:43 XAzcyjyU
>>215
その発想はなかったw
リードしようとして逆に攻められる梨花ちゃん最高

218:37
07/11/07 03:18:38 UXMh2nUq
さてさて流れをぶったギる圭レ投下ですよ

意外と長いかもしれない。あとギャグ?寄りだから嫌いな方スルー推奨

219:ひぐらしのなく頃に ~足攻し編~
07/11/07 03:20:17 UXMh2nUq
「分かったよ!『屋上』『薬物』『詩音』だよ!」
「分かったぜ!『地下室』『鈍器』『悟史』だ!」

我が部は神聖かつ不可侵なる部活動……もといゲームの真っ最中。今日は最早定番となりつつある推理カードで対戦だ。
ちなみに、色んな人と出会う度にいつの間にかカードが増えている。
「『駐車場』『拳銃』『大石刑事』なのです☆」
……そのまんま過ぎて逆に怖いな。
「『メイド喫茶』『鈍器』『入江監督』ですわね!」
「あぅ。違うのです。『鈍器』じゃなくて『刃物』なのですよ、沙都子」
「沙都子ちゃん脱落~♪ペナルティでカボチャ尽くしの刑ですよ☆」
「ひぃやあああああああああああああああああっ?!」
どっちにしろ入江監督には最高の墓標だろうなぁ……あー詩音、沙都子本気で泡吹いてるぞ……


220:2
07/11/07 03:20:54 UXMh2nUq
人数が多いので、今日は特別ルールで推理失敗=脱落方式だ。ペナルティもそれぞれ違う。
最初に脱落した悟史は、部活終了まで大量のブロッコリーとカリフラワーの選別。ひよこの雌雄判定みたいな状態だ。緑と白の野菜に埋もれてあいつの姿は見えないが、時折『むぅ』という声は聞こえてくる……南無。
沙都子は泡を吹いたまま気絶。そこまで野菜が嫌いか北条兄妹……

次は意外にも魅音が脱落した。「あるぇー?!」とか言ってるがペナルティはきっちりやってもらおう。

どさどさっ!
「……まじで?」
「魅ぃちゃん、1カ月も宿題ためちゃだめだよ、だよ?」
「いやいやおじさんはね?こういうことより大事な勉強が世の中にはもっと沢山……」
「お姉、文句言っちゃいけませんよ?」
「ぅへーぃ……ちぇっ……」

渋々たまった宿題にとりかかり始めた魅音を尻目にゲーム再開。

次は詩音が脱落する。ペナルティ『今日1日悟史に触れない』
「ひどい……うっく……うっうっ……ぐげげげげげげげげげげげげげげげげ……」
相当堪えるのか発狂しかけてる。まぁいつものことだ。

221:3
07/11/07 03:23:54 UXMh2nUq
続いて梨花ちゃん。ペナルティ『今日1日羽入を苛めてはいけない』
「みぃ……ぼくはかわいそかわいそなのですよ……」
「あぅあぅ!助かるのです!平和万歳なのです!あぅ☆」
梨花ちゃんは一体普段羽入にどんな扱いをしてるんだ……

最後の脱落者は羽入。ペナルティ『ハ〇ネロ強制食べ放題』
「……」
……食べる前から気絶しやがった……梨花ちゃんは『にぱー☆』っと良い笑顔。……怖っ!

222:4
07/11/07 03:24:40 UXMh2nUq
さて、ここで問題が一つ。そう、まだ俺とレナは残っている。もう『脱落者』は出ない……つまり、ここからは『勝者』か『敗者』を決めるのだ。ここから本番だ。
「おじさんはレナが勝つと思うなー」
「みぃ、圭一は圧倒的に不利なのです」
「むぅ、圭一どんまい」
分かってる。最近のレナはこのゲームに関しては最強だ。正に名探偵レナン。
「真実はいつも一つ、だよ!だよ!!」
だがここまで来たら俺だって負けらないっ!さしずめ俺はK田一少年だ!
「この勝負……勝つ!!ソウルブラザーの名に懸けて!!!!」


それは正に死闘……ベストバウトだった。互いを喰らうような、全力のぶつかりあい。手は見せ切った。いつの間にかみんなも固唾を飲んで俺達を見つめていた。
……そして、遂に……

「『路上』、『トミー』……『木材』だああああああああああああああああああああああああっ!!!」
「………………はぅ……負けちゃった……」
その時にわかに教室がどよめいた。大方の予想を覆した俺の大勝利。
「やりますわね……圭一さん」
「むぅ……圭一を見習わないとなぁ」
「くっくっく!次はぶちのめしてあげます☆」


223:5
07/11/07 03:28:01 UXMh2nUq
やっぱり勝つのは気持ち良いなぁ!!……でも、この清々しい勝利はレナン……もといレナの存在も大きい。健闘を称えて握手を交わす……はにかみやがって可愛いぞ畜生!頭をわしわしと撫でてやる。「はぅ~」とレナが恥ずかしそうな声を出すと、みんなが一斉に笑い出した。


「ところで圭ちゃん、レナの罰ゲームは?」

ふと場が静まる。まぁ今日の罰ゲームは最後に負けたレナが受けるべきなのかもしれないが……魅音……頼むからもうちょっと
「魅ぃ、空気を読むようにするのですよ……」
そうそう、空気を……って、梨花ちゃんが実際に注意し始めた。
「ぇ?何のことぉ(・3・)?」
……天然め……まぁ、それがなきゃ魅音っぽくないか、うん。みんなも分かっているのだろう、生暖かく苦笑している。


224:6
07/11/07 03:30:24 UXMh2nUq
「はぅ……罰ゲーム……なんだろ、だろ?」
確かに罰ゲームは必要、か。
「そういえば罰ゲームをくじ引きで決めた時のがまだ残ってましたわ」
「俺も特に考えつかないしなぁ……それ使うか」
くじ引きの箱を引っ張りだす。おいしい罰ゲームだったなあれ……レナの疑似フェ……いかんいかん!オットセイ☆が暴れだしそうだ!

自主規制『朝まで大石さんと……』

……よし、オットセイ☆が通常よりも萎縮してきた。これ以上の規制は精神崩壊も有り得るから止めとこう……
おもむろに手を突っ込んで紙を引く。

『     をする』……はい?


225:7
07/11/07 03:32:28 UXMh2nUq
……俺は思わず固まってしまった。みんなが不審そうにこっちを見る。
「どうしたんですの?何が書かれて……る……」
見せまいと隠そうと思った時には遅過ぎた。覗き込んだ沙都子も固まって、みるみる真っ赤になっていく。
「へ……変態いいいい!!変態ですわああああああああああああああああ!?」
「ちょっ!沙都子、俺が狙って引いたわけでも、書いたわけでもねーんだぞ?!」
「きいいいいいいい!!そんなの引く時点で鬼畜認定ですわー!!」
「結局どんな罰ゲームなんですか、圭ちゃん?」
「はいはい部長命令だよぉ!さっさと公開する!」
「おっ、おい待て!」

226:8
07/11/07 03:36:58 UXMh2nUq
魅音が俺から紙をひったくって机の上に置く。覗き込んだみんなの時間が止まった……一人を除いて。詩音だ。『やらかしちゃった』と顔が語っている……やっぱり悟史狙いとかでお前が書いたんだな……


『電気あんまをする』


……つまりは、レナが俺からあんまをかけられるということ。俺と悟史、沙都子と魅音とかならまだ何とかなろう……でも男と女でしかもあのオットセイ☆アイスから日も浅い俺とレナだぞ!?こんなのやれるか馬鹿やろおおおおおっ?!


227:9
07/11/07 03:38:23 UXMh2nUq
……でも、もし……万一実現したらこんな感じだろうか……

~~~~~
「は……恥ずかしいんだよ……はぅ……」
そう言いつつ、俺の目の前で脚を開くレナ。均整のとれた美脚だ。太ももはブルマ着用だけにエロいっ!むっちりとしているのが見るだけで分かる。
「……あの、圭一君、その……早く」
「してもらいたいのかレナ……がっつくなよ?」
「!ちっ、違っ……」
ぺと
「ひゃっ?!」
立ったままブルマの真ん中に足を当てる。デリケートな部分だから過敏に反応するレナ。……かぁいいなぁおぃ!もっと弄ってやる!
最初は爪先でブルマと体の境目をなぞる。……まぁいきなり責め立てるなんて無粋なことはしないぜ。何事にも順序ってのがあるだろ?まずはレナの抵抗感から取り去ってやろう……ほれ……ほれ……!
「あはは……はは……くすぐったいんだよぅ」


228:10
07/11/07 03:41:00 UXMh2nUq
レナの顔は真っ赤だが……違うんだよなぁ……!くすぐったさや気恥ずかしさだけじゃまだ足りないよなぁ……!
「ふっふっふ……んじゃこれはどうだ……」
爪先を今度はブルマの中央に持ってくる。そしてあくまでも……あくまでも緩慢に足の指でなぞる。
「……ぁん……だめ……だよぉ、けい……いち君……」
おーけーおーけー首尾は上々だ……恥ずかしがりながらも、少しずつ顔が蕩けている……エロいぞレナ……おっと、俺のオットセイ☆も首をもたげはじめたぜ……

ここでアクセントを入れようかな。

「はぅうぅうん!?」

足の親指の付根でぐぐぐっ、とブルマの真ん中を押し込む。さっきまでのソフトさは捨てて、ハードに『一瞬だけ』攻める。この『一瞬だけ』がポイントだ。ここから雪崩方式にぐいぐい攻め立てる……とお思いだろうか?

しかしッ!それはこのシチュエーションにはそぐわないッ!今それをやってしまうような奴は、所詮は素人、一般ピープルに過ぎん!!そんな奴には再教育が必要だな!指導指導指導ッ!!あくまでこれはレナを策略にはめる布石に過ぎないっ!

229:11
07/11/07 03:43:41 UXMh2nUq
「ぁっ……」
俺が足を離すとレナが名残惜しそうな声を上げた……ハマった……!俺の『一瞬だけ』戦略が見事に炸裂!
ここで初めて腰を下ろして、レナと真正面に向き合う。そして俺は悪魔の微笑みでこう言うんだ……!

「もっと強くしてほしいのか?レナ……?」
随分と焦らされてきて相当不満が溜まっているレナは、例えどんなに恥ずかしかろうがこう言うだろう……

「……はぅう……圭一君のいじわる………………して……ほしいんだよ……だょぉ……」

目に涙を溜めて、お預けを食らった子犬の如く俺を必死に求めてくるレナ……相手の降参を巧みに誘う……これが王道!最強!シンプル・イズ・ベストの極みッ!!
……ただ女の子を弄んでも、それは俺を満たすだけだ。玄人中の玄人、達人集団のソウルブラザーにそんなことは許されないっ!!
「ふふふ……しょうがないなぁ……?レナ、覚悟しろよ……!」


230:12
07/11/07 03:46:00 UXMh2nUq
自分、そして何より相手を陥落せしめ、快楽を共有せずには真の変態プレイなど成り立たないのだッ!!

……いよいよ足を最もデリケートな部分があるであろう場所に照準する。両手はレナの両手をしっかり握って離さない……ふと顔を上げてレナを見る。
「………………ぁっ!」
……くっくっく!あっはっは!!その無言が!期待を抑え切れないレナの本音を如実に物語っていたじゃないかっ!そして俺の視線に気付いて、頬を紅潮させつつ顔を背けるその様子っ!また一興よのうっ!!

「いくぞ……!」

足を遠慮無くぐいぐい押し込む。正直偉そうに色々言って来たが、ここからはそれさえ無粋だ。ひたすら容赦無く攻め、情けなどかけず責め立て、レナを『墜とす』……!
「あっ!!あううっ!!けっ、圭一く……ひゃああん?!」
「ほらほらほらほらほらああっ!!!」
「だっ、め……!うぅっ!ひぁ……ぁっぁっあああっ?!」


231:13
07/11/07 03:48:38 UXMh2nUq
「気持ち良いだろ?気持ち良いんだろ!?」
「そっ……それ、わぁっ……違っ……ひぁ?!」
「嘘だ嘘だ嘘だッ!嘘付きにはもっとお仕置だあああっ!」
「ひぃゃああああああん!?あああっ?!くううんっ!」
俺の足が的確にレナを瓦解させていく……!俺の勘が正しければ……そろそろフィナーレだっ……!
「……!!?なっ……何……?!あっ……こ……怖いっ!圭一、くん!……はぁっ?!き……来ちゃう来ちゃう何か来ちゃうううっ!!」
「どんどん来いいくらでも来いっ!!ラストスパートだあっ!!」
足を絶妙な速度でレナに当て続ける。……ふふふ……!心なしか足の裏がじっとり湿って来た……!ブルマも既にびしょ濡れだ……!
「あんあっ……だめぇっ!くっ!あっ……ひゃううううううんっ!?だめだよだめだよおおっ!!」

ぴちゃ

……俺の完全勝利だ……果ててしまったレナは、呆然としてへたり込んで、自分の下半身を見つめている。……そこだけ土砂降りの雨に降られたように錯覚してしまうような、水溜まりが出来かけていた……


232:14
07/11/07 03:52:11 UXMh2nUq
~~~~~

「うへへへへ」
「「「「「………………」」」」」
「へへへ…………あれ?」
現実に戻ってくると、妙に周りが冷た……い?!違う、冷たいなんてもんじゃない……それは刺すような、冷たく鋭利な非難と軽蔑の視線だった。
「圭ちゃん……(・3・)なおじさんでもさ……さすがに何をすべきか……分かっちゃったよ」
「くっくっく……変態は死ぬべきですよねぇ☆」
「むぅ……沙都子と梨花ちゃんには何も見せないようにね、詩音」
「にーにー、私にも加勢をさせてくださいませ!……こんなド変態は一度調教をして……!」
「ボクも調教したいのですよ☆……さぁ、圭一……楽しませて頂戴……フフフ……」

「うっ……まっ、まさかこれは……」

「あぅあぅ、圭一はとりあえずその考え方と、すぐその考えを自分で曝してしまう癖を何とかした方が良いのですよ。直せば確実に寿命が伸びるのです。あぅ☆」
「はっ、羽入……助け……」
「触るな下郎」
「キャラ違っ!?」

233:15
07/11/07 03:54:10 UXMh2nUq
既に各々臨戦体制に入っている……これは……助からないな……
「レ……レナ……は?」
「途中で真っ赤になってのびてしまったのです、みぃ☆」
はは……微妙に幸いかもな……でも……目の前の現実は……
「一斉攻撃ぃぃぃっ!!」


ひぎゃああああああああああああああああああああああっ!!!!


カナカナカナカナカナカナ…………

234:TIPS:輿ノ宮警察報告署
07/11/07 03:56:26 UXMh2nUq


 昭和58年 X月X日
 鹿骨市 雛見沢村にて 村内唯一の雛見沢分校の教室が大破
 余りの損壊の激しさから 怪我人や犠牲者が当初心配されたが 幸運にもその類の痕跡は発見されていない
 原因・犯人については今尚全く判明しておらず 迅速な追跡調査が求められている 差し当たって…………

235:TIPS:ある少女の独白
07/11/07 03:59:16 UXMh2nUq
……私が気付くと、既に教室は原形をとどめていなかった。いくつかの机はひしゃげて、天井には椅子が突き刺さっている。沙都子ちゃんの罠だろうか?大きな丸太が壁にめり込んでいる。

その丸太の下に、圭一君はいた。……うーん、あの時の圭一君を思い出すだけで恥ずかしいなぁ。はぅ。……圭一君は一見ぼろぼろだったけど、単に気絶しているだけみたいだ。

多分他のみんなで圭一君を攻撃したんだろう。まぁ結局みんな圭一君が好きだから、軽くレクリエーション的な趣向もあったと思う。
当の私は、さっきの圭一君のことを全然気にしていなかった。むしろ良かったと思う。必勝の自信があった(実際魅ぃちゃんでさえ私のブラフに引っ掛かって脱落した)あのゲームで負けちゃったのは悔しかったけれど、でも。


236:2
07/11/07 04:03:50 UXMh2nUq
あの時、私じゃなくて魅ぃちゃんや、沙都子ちゃんで圭一君が妄想を展開していたら。……ふふふ。圭一君、もうこの世にいないよNE☆

「うぅ……」
一瞬圭一君が気付いたかと思ってびっくりしたが、呻き声を上げただけで、気絶したままだった。
……圭一君を他の人になんて渡したくない。多分圭一君は私を好いていてくれてるはずだし、その心配は杞憂に過ぎないかもしれないけど。ちゃんと介抱して、点数でも稼ごうかな、かな?


『はぅ。嘘はいけないんだよ、だよ』


……自分の奥底の声から注意された気がした。……はぁ、何を恥ずかしがっているんだろう。私は。
それはとても簡単で明確なことだ。好きだから。圭一君が大切だから。……だから助けたい。力になりたい。それでいいじゃないか。
圭一君はけっこう変態……変人さんだけど、私もかなりの捻くれ者なのかもしれない。
……ふふ、似た物カップルだよ、だよ?……
そう考えると、とっても嬉しかった。はぅ。


「はぅ~っ☆圭一君おっ持ち帰りぃ!!」


……一陣の風が教室に吹いた。既にレナと圭一の姿は、無かった。

237:37
07/11/07 04:11:04 UXMh2nUq
時間かかったのは携帯からだからです申し訳ない。つか>>38のやつも今回のも誰か優しい人代理でwikiに保管してくれたらありがたい。……『保管価値なんて無ぇよ!』と言われたらお終いだけどな!
足コキ派にはすまんが、俺はあんま派です。南無(・3・)ノシ

238:名無しさん@ピンキー
07/11/07 07:01:01 bx0cuLjA
GJ!
レナかぁいいよレナ

239:名無しさん@ピンキー
07/11/07 16:17:32 p4YrfNHZ
>>237
待て、全力で保存した俺の立場はどうなる。
レナかぁいいよ、レナ。

240:名無しさん@ピンキー
07/11/07 17:02:53 HJj9ZPJ6
>>237
なんか気持ち良いラストだったよ。GJ!

241:OMAKE:ある少女の独白・裏
07/11/07 17:34:27 UXMh2nUq
とりあえず圭一君を隠れ家に連れて来たけど……どうしようかな、かな?


「……聞いてんの前原圭一ッ!!」
ビクゥ
「……聞いてんの前原圭一ッ!!!」
ビビクゥ
「……聞いてんの前原圭一ッ!!!!」
ビビビクゥ!


「はぅ……ぴくぴくする圭一君♪……かぁいいなぁ★」



玩具圭一END?

242:名無しさん@ピンキー
07/11/07 19:07:46 JWWIodqw
ピクピクK1www

243:名無しさん@ピンキー
07/11/07 19:10:43 bx0cuLjA
隠れ家で本当に罰ゲーム執行するK希望

244:名無しさん@ピンキー
07/11/07 19:46:40 eeCYGo6N
>>237
超GJ、こういうの大好き

245:名無しさん@ピンキー
07/11/07 20:49:00 FS3JSfzI
圭詩が見たいなぁ。
『Hold me tight2』や『詩音×圭一』のように、ストレートに圭一に甘える詩音がすごく可愛い。
そこに魅音が加わって、3P突入もまた良し。
園崎姉妹好きの意見でした。

246:名無しさん@ピンキー
07/11/07 21:23:59 kQUWt7mK
もうすぐで圭×知恵が完成しそうなんだが…
前スレで書くと宣言してだいぶ時間がかかってしまったorz
ところで質問なんだが
教職ってどれくらい時間が余るんだ?
それでいろいろ変えなきゃいけない所がでてくるから詳しい人頼む


247:名無しさん@ピンキー
07/11/07 21:32:05 bx0cuLjA
雛見沢分校位のとこなら午後5時位には業務終了すると思われ

248:名無しさん@ピンキー
07/11/07 21:53:25 CwGIO9Ab
甘め圭×詩良いなあ。
今書いてる圭×魅のシリーズ終わったら書いてみるかな。



249:名無しさん@ピンキー
07/11/07 22:20:22 T0UIkJ2f
まだ私の中の梨花祭りは終わっちゃあいないんですよ

250:名無しさん@ピンキー
07/11/07 23:55:25 /Zqaj+zf
あるある

251:名無しさん@ピンキー
07/11/08 00:33:48 dRh4xbkU
>>237
圭一の妄想が実にエロ楽しかった。
こういうほのぼのギャグ大好きだ。GJ。

252:名無しさん@ピンキー
07/11/08 00:42:12 FFqm3KnR
>>249
(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ俺!
後一つや二つは来てほしいと願ってるぜ

253:名無しさん@ピンキー
07/11/08 00:56:32 OkKvL0Ca
>>237
ほのぼのGJだぜ。
たまにはこんなギャグチックなのもいいんだぜw

254:名無しさん@ピンキー
07/11/08 05:29:32 RpF2GLlB
>>247
サンクス。5時か…
少し変えなきゃいけないかも…
いずれ書くけど凄い駄文だから期待しないでくれw

255: ◆Ut1TI4HSDI
07/11/08 11:22:35 cA7IOuCc
保管庫に入庫して下さった方サンクス!そして題名付け忘れていてスマソ!
まだまだ拙い出来で>>249>>252の期待に沿えるかは分かりませんが、
梨花祭り「初めての夜編」投下参ります。

256:梨花祭り「初めての夜編」
07/11/08 11:26:28 cA7IOuCc
東京のとある大学に合格した圭一の転居の前日、帰省した魅音と詩音の呼びかけで壮行会が神社集会所で開かれることになった。
同じく大学進学を決めて、雛見沢を離れることになったレナのそれを兼ねてもいるのは言うまでもない。
誰も口には出さないものの、かつての部活メンバーが一同に集うのは、これから先一段と難しくなるであろうことは誰もが感じ取っていた。
高校の時とは異なり、これからは進学した四人ともそれぞれバラバラの地域に散らばってしまうのだ。気軽に皆で会うことはこの先そうそうできないだろう。
だからこそ、貸しきった集会所に集った六人は、とにかくひたすらはしゃいだ。昔話に花を咲かせ、思いっきり笑いあった。
魅音が「今夜は細かい事言いっこなし!」と持ち込んだ乾杯用のビールも、あえて飲んでしまってまで。
そんな中、この日は何を思ったか巫女装束で臨んだ梨花は、終始圭一の傍らを離れようとはしなかった。
しかし、今更そのことに触れる者は誰も居ない。皆、明日から遠距離恋愛を強いられる梨花の心情は解りきっていたからだ。
「そうだ梨花ちゃん。例の写真、出来上がったぜ」
ビールでややほろ酔い気味の圭一は、何かを思い出したのか、宴会芸の小道具を持ち込むために持ってきていたリュックから紙袋を取り出した。
そこから二枚の写真を引き抜くと、紙袋を傍らの梨花に差し出す。
「圭一、これ…」
「まぁ大事にしてくれると嬉しい」
彼が引き抜いた写真―制服姿の圭一と今日と同じ巫女装束姿の梨花が二人で映っているものと、梨花一人で映っているもの。
それは、圭一が大学合格を決めた日、梨花と古手神社で撮影した記念写真であった。撮影したのは圭一の父である。
「俺はこれが気に入ったな。向こうの家で飾るか」
彼が掲げたのは、石段にて鳥居をバックに、二人でピースをして映った方の写真であった。二人とも、屈託のない笑顔を見せている。
「ええ…私も大切にするわ」
少しだけ寂しげな笑顔を浮かべ、言葉少なに梨花は応えた。
そして圭一から渡された紙袋を大切そうに抱えるのだった。

257: ◆Ut1TI4HSDI
07/11/08 11:31:45 cA7IOuCc
日付が変わる頃に壮行会はお開きとなり、各自が家路に着く。
圭一もまた自宅―明日からは「実家」になるが―に戻ろうとすると、不意にぎゅっと強く腕を引っ張られる。
「梨花?」
「…来て、圭一。今夜は…ずっと一緒にいたい」
何かを悟り、肩をすくめた圭一は無言で頷いた。
二人は、集会所の離れにある倉庫小屋に向かう。
二階に上がって部屋の灯りを点けると、そこには何故か既に布団が敷いてあった。
「…お、おい梨花ちゃん?」
決して思い当たる事が無いわけではないが、いやだからこそ、圭一は動揺し始める。
それに対して梨花は、彼の腕を抱えたまま布団の上で座り、しばし口をもごもごさせた後、意を決したように決然と言い放った。
「…お願い、圭一。今夜……私を抱いて。今夜こそ、その時だと思うの。二人で一つになりたい」
「梨花、ちゃん・・・」
粛然とした面持ちの圭一は声を詰まらせる。―来るべきものが、遂に来たかと。

二人がお互いに告白したのは、圭一が雛見沢分校を卒業した、まさにその日のことである。
それまで圭一は、女の子の誰とも付き合おうとはしなかった。
周囲の予想を見事に裏切り、その前年の受験勉強で親密に協力した魅音とも、結局交際に至る事は無かった。
丁度一年前に魅音が卒業の日に告白して断られたという話もあるが、真相は定かではない。
ともあれ、圭一は梨花を古手神社に連れて行き、その石段に立ってこう言った。
それは奇しくも、昭和58年6月のあの日の晩と逆に、彼の方から梨花に手を伸ばして―
「俺は…これからも梨花ちゃんの力になりたい。そして梨花ちゃんも…俺の力になってくれないか?」
「っ!!け、圭一っ?」
「好きだ。もし…梨花ちゃんも俺の事が…好きでいてくれたら、この手を掴んでくれ。そして一緒に歩こうぜ…これから。俺と付き合って欲しい」
「…本当にいいのですか?………………本当に。私で、いいの圭一?」
「愚問だな。じゃなかったらこんな真似はしないぜ?」
「……ありがとう。…これが、私の答えよ」
そう言って梨花は、手を伸ばし圭一の伸ばされた手を握った―

258: ◆Ut1TI4HSDI
07/11/08 11:33:49 cA7IOuCc
三年前に思いを馳せた圭一の追憶は、彼の心に打ち込むように話しかける梨花の言葉で遮られる。
「…覚悟は、もう出来てるつもりよ。明日から圭一が遠くへと行ってしまうことに耐えてみせる。でも…あと、もう一押しが欲しいの。だから…私を抱いて。私は身も心も圭一のもので、圭一の身も心も私のものだという、確かな証が欲しい」
左手で巫女装束の衿をぎゅっと握り締め、今にもそれを肌蹴んばかりの勢いで、圭一を見上げる。梨花のその瞳は、潤んでいた。様々な想いの込められた涙を滲ませて。
「お、おう。俺に異存なんかねぇぞ!梨花ちゃんが、それを望んでくれてるなら願ってもないことだぜ。本当に良いのか…なんて愚問だな?」
三年前のあの日と同じ言葉を、今度は立場を逆にして圭一は言った。
お互い煽ったり煽られたり、救ったり救われたり、手を伸ばしたり伸ばされたり。
つくづく俺たちはそういう関係なんだな、と内心で呟く。
「ええそうよ。これは運命…あぁ、貴方の前でこれは安易に言わない約束だったわね。なら百年の縁、かしら」
強張っていた表情を緩ませて、梨花はくすりと笑う。
「おっと、また聞こえてたか。…まぁそういうこったな!」
梨花の方を向き力強く言い放ってひとしきり笑った圭一は、やがてきりっと真剣な表情となる。


259: ◆Ut1TI4HSDI
07/11/08 11:35:28 cA7IOuCc
意を決した俺は梨花ちゃんの巫女装束―小袖の衿に手をかけると、今にも引き裂きたい衝動を抑えながら慎重にそっと左右に肌蹴させる。
首筋から肩、そして控えめながらもふっくらと膨らんだ胸元の乳房が露になる。
高校進学を機に梨花ちゃんはブラジャーを付け始めたらしいが、今日は付けていない。
まだ穢れを知らぬ、宝玉のようにつるつるとした肌が俺には眩しい。
こんな綺麗な肌を見せ付けられると―俄然ここに刻み付けたい欲求がこみ上げてくる。
これが全部俺のものだという証を。
その欲求の赴くままに、俺は首筋を皮切りに梨花ちゃんの肌をちゅ~っと吸い上げるように唇を触れさせた。
そして微かに赤い痕をあちこちに刻んでいく
「きゃあっ、あは、…くすぐったい、んはっ」
俺は、肌を吸う度にびくんびくんと反応する梨花ちゃんの両腕をがっしりと掴んで押さえつける。
唇を離すと、、つうっと唾液と共に舌を這わせながら、また次の場所へ。
そしていよいよ、右の乳房のてっぺんの乳輪へと俺の口は辿り着く。
ぺろっと一舐めすると、乳輪を口に含んで、これまでで一番力一杯吸い上げる。
「ひゃっ、あ!んっ、んはぁあ!」
俺の口の中で、見る見るうちに梨花ちゃんの乳首がぴょこっと隆起するのがハッキリと感じられた。
傷つけないようにそっと歯をあてて、舌でコリコリと乳首を弄ぶ。
「あっ、あん…そんなに強く吸っちゃ…やぁ」
俺は梨花ちゃんの抗議を意図的に無視して、こちらは既にバッチリ立っている左の乳首へと口を移し、そこも夢中で弄る。
「んぅ…ふぁっ、あっ……いい、もっと…圭一ぃ」
遂に快楽に屈したのか、梨花ちゃんの声音が求める響きに変わった。
そこで俺は突然乳首から口を離してしまう。
「ふぁっ?圭一?やめちゃ…やぁ」
見上げると、上気した顔で梨花ちゃんは先程とは違う意味の抗議の声を出す。―焦れてる焦れてる。

260: ◆Ut1TI4HSDI
07/11/08 11:37:50 cA7IOuCc
「そろそろこっちも見せてくれ。な?」
俺は再び梨花ちゃんの抗議を意図的に無視して、今度は真紅の緋袴の前紐に手をかける。
梨花ちゃんはこくんと頷いてくれた。
それを合図に、しゅるしゅるっと、俺は紐を勢いよく解く。
今まで正座していた梨花ちゃんを促して、足を伸ばさせると、するすると緋袴を引く。
まだ成長途中ながらも、確実に丸みを帯びている腰、腹部、腿が露になってゆく。下半身も申し分の無いほどに美しい肌だった。
「おっ」
緋袴を脱がし終えると、男の性でつい真っ先に視線が向かってしまった梨花ちゃんのショーツを見て俺は歓声のような声を上げる。
その下部には大きな染みが形成されていた。
乳首を弄られて、興奮したのだろう。
それを目の当たりにした俺は、一気にボルテージが上がる。
躊躇することなく手先をショーツの染みの上に置くと、心持ち力を込めて生地の上からぐいぐいと手先で刺激を与えた。
「ひゃあ!!やっ、あふぁ、んっ、そんな…激しくぅ…しちゃぁだめぇ!」
気のせいか、手先で揉むに従って湿り気がどんどん増していくような感覚を覚えた。そしてふと、こりっとした突起のようなものを感じ取る。
「あはっ、ん、…あっ、やっ圭一っ?そんな…んはっ」
梨花ちゃんが震えるような声で言った。ショーツの脇から右手の先を侵入させたのだ。
ぐっしょりと濡れた感触と、割れ目のような部分があるのが指先に感じられる。
ここが梨花ちゃんの、秘密の花園か。どうやら初の開園の準備はもう大丈夫らしい。入り口が軽く開いている。

261: ◆Ut1TI4HSDI
07/11/08 11:40:04 cA7IOuCc
「今から、挿れるからな。痛いかも知れないが、大丈夫だな?」
濡れそぼった梨花ちゃんの秘唇―花園の中央にある入り口に、己が分身の亀頭を当てて最後の確認をする。
先端を当てた瞬間、ぬちゃっと水音と共に、粘り気に絡めとられる感触。
微かに開いた梨花ちゃんの秘唇が、ひくひくと痙攣しているが伝わってくる。
まぁ己が分身も似たようなものだが。
「平気よ。…痛くったって、耐えて見せるわ。私は、前の世界で腹を切り裂かれる痛みにも耐えたのよ」
布団の上に横たわり、俺を下から見上げる梨花ちゃんは頷くと、きりっとした表情で言った。
その言葉に俺はハッとなる。
約五年前のあの戦いで、突破口となった記憶。同時に彼女をずっと苦しめていた記憶。
「そう、だったな。でも今はそのことは忘れろ。あれとは違うんだ。最初はキツイかもしれんが、大丈夫だ。きっとな」
「ええ、圭一がそう言ってくれるんだから、私は全然平気よ。…私の処女膜なんて、金魚掬いの網よりも簡単に打ち破っちゃうんでしょ、くすくす」
梨花ちゃんは力強く、そして嬉しそうに笑ってくれた。
大丈夫だ、おどけて軽口を叩くまで余裕すらある。
そんな彼女が可愛いと思うと同時に、何処か健気で凛々しくも見えた。
「よしっ!さすがは梨花ちゃんだぜ。ふっ、一緒にあの運命を打ち破っただけのことはあるな!そんな梨花ちゃんが俺は好きだ!」
「私もよっ!大好き、私に希望を見せて与えてくれて、引っ張ってくれる圭一が好きっ!」
梨花ちゃんの声を聞いていると、何故かメラメラと燃えたぎって胸が熱くなる―よし、漲ってきたぜ。
「おうっ!じゃあいくぞ!!」
俺は梨花ちゃんの腰に添えた両手に力を込めると、渾身の勢いで一気に梨花ちゃんを貫いた。
「ぐっ!んんんんんんっ!!」
流石に痛いのか、梨花ちゃんはシーツを両手で布団から剥がさんばかりに握り締めていた。
しかし、その唇は固く閉ざされている。必死に耐えようとしているのが解かる。
「うっ、もう…少しだっ!耐えてくれっ!」
まだまだ小さくて狭い梨花ちゃんの膣内をぐりぐりと強引に突き進む己が分身。
何かを破るような感覚も―正直俺も無我夢中でよくわからなかったけど、あったかもしれない。
「んんんんんっ」
遂に己が分身は、全て梨花ちゃんの中に入った。秘密の花園にあるたった一つの花の蕾が、ついに開花した瞬間だった。
「ぐふぁああ、入った、入ったぞ梨花ちゃん!大丈夫かっ!?」
「くっ、あはははっ!痛くなんかないわっ!こんなの平気っ、なぁんて気持ちいいの!私は、今圭一と一つに繋がってるっ!痛いわけないじゃない!!」
涙を零し、笑って見せる梨花ちゃん。
本当に平気なのか、俺に知る術は無い。精一杯の虚勢なのか、それとも心からの歓喜なのか。

262: ◆Ut1TI4HSDI
07/11/08 11:42:56 cA7IOuCc
梨花ちゃんと身も心も一つになった俺は、左手で腰を持ち、背中に回した右手で掬うように彼女を抱きかかえながら、一緒に起き上がる。
そして正座し、挿入したまま梨花を抱き寄せて自らの膝の上に乗せ、向かい合う形になる。
感覚に慣れて来たのか、とろんとした恍惚の表情に変わりつつある梨花ちゃんを、俺はじっと見つめて言った。
「なぁ、梨花ちゃん。俺が何故あえて遠い東京の大学に進んだか、そして何処の大学のどの学部なのか、まだ話してなかったな」
これから一緒に悦楽に溺れるのかと思いきや、場違いな話を始める俺に梨花ちゃんはきょとんとした顔になる。
「えっ?どう…したの、急に?」
「俺が進んだのは…國學院大学――神道の勉強をして、神職の資格を取れるところさ。実は、もう親父やお袋、公由の村長さんに話はしてある。卒業したら俺は神主になって…梨花ちゃんと一緒に、古手神社を継ぐ」
今まで梨花ちゃんには上手く誤魔化して秘密にしていた事を、遂に俺は言った。こんな時に。
「えええええええええっ!?」
梨花ちゃんは素っ頓狂な声を上げる。俺と合体したまま。
「つまりはそういうことだ。おっと、きちんとしたアレはあと四年ほど待ってくれよ。きちんと卒業して、資格を取ったら、改めてきちんとするから。今はこれだけを解ってくれればいい、俺は…本気だとな」
「け、圭一っ!!」
首に手を回して、ガクガクと震える梨花ちゃんは俺の名を叫びながらしがみ付く。あっ、今思いっきり膣内が締まったな。
「しばらく離れ離れになるけど、俺たちはいずれまた一緒になる。それからは…死ぬまでずっとだ」
「あ、あ、あ…圭一っ、圭一っ!!」
相当興奮したのか、梨花ちゃんは俺の顔に所構わず唇を何度も押し付ける。
涙を流しながら、キスの雨を降らせてくる梨花ちゃんに見惚れて、俺はしばし彼女の気がすむまで好きにさせる事にした。
「大好きよ圭一ぃ。だから約束して、必ず私の元に帰ってくると」
「俺も大好きだ、梨花ちゃん。だから帰って来ると約束する、絶対だ」
「なら圭一…。これからは私の事…“梨花”って呼んで。もう“ちゃん”は卒業よ。私はもうあなたに処女を捧げて、あなただけの女になったんだから、梨花って呼んで。お願い」
俺の胸に顔を埋めて、梨花は愛しげにすりすりと頬をこすりつけて言ってきた。
そういえばそうだった。
何故か俺は付き合い始めてからもずっと“梨花ちゃん”と呼んでたんだっけ。

263: ◆Ut1TI4HSDI
07/11/08 11:44:34 cA7IOuCc
「あぁ、喜んで。…愛してるぞ、梨花っ!」
うおっ、今また滅茶苦茶に強く締まったぞ。気持ちいい。
俺は梨花ちゃん…もとい梨花の身体を全力で抱きしめて、今度はこちらから唇を押し付けた。
すると驚いたことに、間髪入れずに梨花の舌が俺の口の中に差し込まれるのだった。
「んおっ」
梨花の髪を撫でながら、右手を側頭部に添える。
そして負けじとばかりに俺も舌を彼女の舌に絡める。
「「んんん、くふんんんん、んんんくっ」」
息苦しくなる限界まで、俺達はそのまま貪りあった。
「ぷはっ…はぁ、はぁ…でも、圭一。東京行っても、浮気…しないでね。絶対よ」
ちょっぴり不安げな顔で、梨花は口元の唾液を拭いながら言った。
だから、安心させるために頭を撫でながら、そんな梨花の耳元で囁く。
「勿論約束する。俺を信じろ、梨花。…あぁ梨花の方こそ、俺が居ない間に高校で浮気とかすんなよ?梨花は美人で人気ありそうだからなぁ、悪い虫が付かないか心配だぜ」
本気か冗談か、俺はむすっと口を尖らせて梨花の胸を揉みしだく。
「あんっ、あん…くすくす、何言ってるの?圭一は百年私を飽きさせずに、私がずっと雛見沢に呼び続けた人よ。そこいらの男なんて目じゃないわ」
ちゅっと、俺の頬に軽くキスをして、梨花はウインクする。
それ自体は可愛らしい仕草なのに、しかし口元は妖艶に笑みを湛えて、何故か色っぽくもある。
可愛くて妖艶。本当に梨花ちゃんの笑顔は良いもんだ。見ていると自然と頬が緩む。
「そいつぁ光栄だな」
「いつか言ったでしょ?あなたが来ない世界こそが最悪の目だったと。あの寂しさを思えば、これからだって平気よ。だって、圭一は今、私の元へ帰って来ると約束してくれた。私と一つになってくれたんだもの…あぁ、気持ちいいっ!」
ついにタガの外れた俺は梨花の小袖を剥ぎ取って押し倒し、腰の抜き差しを開始した。
滅茶苦茶キツく締まるし、それでいて実によく腰が動く。
もう長くは持ちそうに無いな。俺とて今日が、祝☆脱童貞だし。
「もう、我慢できない、梨花、梨花ぁ!」
「ああん、いいっ、あ、はぁあああああ――」
今はまだ中出しはマズイという微かに頭の隅に残っていた理性で、俺は達する寸前に、己が分身を未来の嫁から引き抜く。
「出すぞぉおおお!」
堰を切ったように、分身から俺の白く濁った欲望の雫が迸る。
白濁は梨花の腹部に、胸に、そして顔にまで降り注いだ。
「ふぁ、熱いっ、熱いわ圭一っ!」
目の前で無防備にだらしなく横たわった梨花は、びくんびくんと身体を痙攣させていた。

梨花は誰にも渡さない。大好きだ。だから将来絶対に俺の嫁さんにしてやる。

264: ◆Ut1TI4HSDI
07/11/08 11:46:03 cA7IOuCc
四年後――

「くすくす。圭一、今夜は私が『ご主人様』。そして語尾に必ず『ワン』とつけるのよ。じゃないと、このロウソクのロウを垂らしてお仕置きよ」
私は勝ち誇ったように嗜虐的な笑みを浮かべ、手首を縛られて布団に横たわった夫を見下ろした。
「わかりました…ワン」
圭一の頭には犬耳のカチューシャ、首には首輪。そして顔には犬の鼻をデフォルメに模したパーツを付けてある。
更に、その身に纏うはフリフリのメイド服にガーダーベルト。
足はだらしなく開かれ、スカートは捲れて、股間に突き立つ男根が丸見えだ。それはびくんびくんと私の中に入りたくてうずうずしているようだ。
食後のゲームの結果、今晩の閨は勝者たる私の思うがまま。
それが、私達夫婦のルールだ
そして今はもう無き雛見沢分校の四次元ロッカーから持ち出したパーツを付けて、より刺激的に弄びあう。
因みにコスプレ衣装は、魅音と詩音から結婚祝いと称して贈られたものだ。
「古手家再興のために、圭ちゃんにはこれから励んでもらわないといけませんからね~。その助けになればと思いまして」なんて詩音は言ってたっけ。
「ふふふ、いい子ね。今夜はたっぷり可愛がってあげる。明日は日曜なんだし、お祭りも終わったからちょっと羽目はずしちゃおうかしら」
ますます笑みを深める私に、圭一は無様にこくんこくんと頷く。
「う、嬉しいですワン、梨花…熱っ!!」
すかさず圭一の上にロウを一滴垂らす。びくんと彼の身体が痙攣するのが解かる。
結婚前、付き合っていた頃には間違っても出来なかったプレイだ。こんな真似をしたら、嫌われて彼を失ってしまうかもしれないと恐れて。
でも、こうして全てを曝け出せるのも、圭一相手だからだろう。彼とはもう十年近く、別の世界を全部合わせれば百年を優に越える付き合いなのだ。圭一も幾つかの世界の事は覚えているし。
つまり私達はほやほやの新婚であると同時に、すっかり年季の入った夫婦でもあるのだ。
「ご、主、人、様よ。ダメな子ね」
「すみませんですワン。あぁでも…これはこれで気持ちいい、ご主人様ぁ…いいですワン」
じっとりと汗を流して苦悶の表情を浮かべつつ、しかし圭一はどこか喜んでいるようでもある。
結婚して、私の方からの過激なプレイも解禁してわかった。そう圭一は…責められるの「も」好きなのだ。
勿論自分がリードして私を責め立てるのも大好きだし、私もそれはそれで気に入っていて大いに望むところだ。初めての夜からずっと。
でも、こうして大好きな人を上から組み敷き跨いで、完全な支配下に置くのもまた、私は大好きなのだ。
「さぁ、今宵は私の犬たる圭一はどうして欲しいのかしら?言って御覧なさい」
「早く…ご主人様の中に挿れたいですワン」
なんだかんだで既にバッチリ濡れている秘唇を、私は圭一の男根の亀頭に擦り付ける。
「ふふっ、しょうのない子ね。じゃあいくわよ――あっ。はっ、はぁん…いいわ、やっぱりあなたはいつも私を楽しませてくれるっ!まだまだ飽きそうにないわ、圭一っ!」
騎上位宜しく、私は最愛の夫の上で悦楽に溺れる。
自分でも信じられないくらいに腰がよく動く。解いた髪が揺れる。

ごめんなさい圭一。こんな酷いことしてるけど、大好きなのよ。私の大事な旦那様。

265: ◆Ut1TI4HSDI
07/11/08 11:57:00 cA7IOuCc
これで以上です。
ついでに>>89の前夜も少しだけ書いてみました。
私のライフはもうゼロです…ノシ

266:名無しさん@ピンキー
07/11/08 12:57:31 3oQ0tXXh
>>265GJ!!!!!

萌えた!ありがとう!

267:名無しさん@ピンキー
07/11/08 13:06:26 T00wsB+t
GJ!!
梨花様ドS(*´д`*)ハァハァ
これで古手家に分家が再興するわけですねww
きちんと資格取得を考える圭一が素敵だ。

268:名無しさん@ピンキー
07/11/08 13:07:43 PXCzo6OI
>>265GJ!!!!!
圭一に甘える梨花ちゃんも
Sな梨花ちゃんもやはりよかった

269: ◆Ut1TI4HSDI
07/11/08 15:50:49 cA7IOuCc
今読み返したら一部欠落してました。申し訳ない。蛇足ですが最後にTIPSも追加で。

>>260>>261の間に挿入して読んで下さい。
「もう良いようだな。そろそろ…」
ショーツから手を引き抜くと、きょとんと恍惚とした顔で足を伸ばしたままの梨花ちゃんから一旦離れる。
梨花ちゃんの蜜に塗れた手は、粘り気を帯びて微かに糸を引いていた。
「へへっ、これが、梨花ちゃん特製の蜜の味か。うむ、美味なり」
「やぁっ、そんな…筈ないでしょ。圭一の舌はおかしいわ」
口元に手を当てて、梨花ちゃんはぶんぶんと首を振る。
確かに純粋な意味での「美味」とは少し違うけどな。
蜜を舐め取った後、その味に更に興奮した俺はそのまま自分の上着とズボンと靴下を手早く脱ぎ捨てた。
最後に、実は大分前から出番を求めて既に突き立っていた己が分身のせいで、若干手間取りながらトランクスを下ろす。
「ふぁっ、圭一っ、それ…」
先端がじっとりと滲んだ己が分身。
それを目の当たりにするのは今夜が初めての梨花ちゃんは、ぽっと頬を赤く染めた。
でも何気に目を逸らさないでじっと見つめていたりする。
俺は再びそんな梨花ちゃんの元へと歩み寄って覆いかぶさると、両手をショーツの腰部に置く。
「見せてもらうぜ、梨花ちゃんのここ」
先程よりやや控えめにこくんと頷くのを見た俺は、するするとショーツを引き下ろす。
梨花ちゃんの秘密の花園が、遂にそのベールを脱いだ瞬間だった。

270: ◆Ut1TI4HSDI
07/11/08 15:52:13 cA7IOuCc
TIPS「古手家」
鬼ヶ淵村以来の旧家、雛見沢御三家の一つ。
本家筋は古手神社の神職を担う。
近代までは絶大な力を持っていたが、昭和に入って分家筋はことごとく絶え、勢力は減退の一途を辿る。
昭和末期には本家も幼い女の子の頭首一人を残して断絶寸前となっていた。
しかし平成に入ってすぐに状況は一変する。
同じ御三家の園崎家の尽力により、某県を通る高速道路から鹿骨市近辺に伸びる交通路が整備され、更に雛見沢の自然が評価されたことと温泉が発掘されたことで同地が一大観光地に躍進。
そしてこの頃頭首と結婚、古手家に迎えられた婿養子の発案により、古手神社が祀る「オヤシロさま」は恋が成就する「縁結びの神様」として大々的にアピールされた。
何故か角の生えた少女を意匠した絵を描いたお守りは、主に男性層に毎年かなりの売り上げを誇るという。
尚、そのご利益を一番に享受したのが他でもない古手家頭首夫妻であるとも喧伝されている。
二人は口を揃えて、「私たちが結ばれたのはオヤシロさまのお導き」と公言。
更に古手家頭首夫妻と長年の腐れ縁といわれる園崎家頭首も「ありゃオヤシロさまのご利益としか思えないわ。ご利益なかったら今頃圭ちゃん(頭首への愛称)は古手家頭首じゃなくてウチの婿だったのにさ」などと酒の席等で言っているという。
結婚以来十年以上経っても、二人は村有数のおしどり夫婦と評判で、これまでに二男三女を儲け、更に六人目も近いと噂されている。
このため、古手家は断絶どころか、平成の大合併後の首長公選制により衰退した公由家を凌いで、勢力を大きく回復するに至った。
将来は分祀を行って分家によってオヤシロさまを祀る新たな神社の建立も構想されているという。
十歳となる長女は今年、三十歳になって巫女を引退する母親に代わり、村最大の祭典、綿流し祭で初めての奉納演舞に挑む。
彼女は、何故か両親からは「私達よりオヤシロさまに似てる」と言われているという。

梨花祭り (了)

271:名無しさん@ピンキー
07/11/08 18:51:23 AMQ5pG/T
GJ!
ああ…良い…癒される良い話だ

272:名無しさん@ピンキー
07/11/08 19:52:15 pnCXOAGe
すげえいい文章っすね
参考にします。

273:209
07/11/08 22:45:18 3oQ0tXXh
『兎の様に』の続編が完成しましたので次レスから投下します。
前半は圭一視点。
後半から魅音視点。
と、いう感じで読み難いかも知れませんが、読んでやってください。

あと感想を下さった方や応援して下さった方、ありがとうございます!
個別レスをして荒れてしまったので、控えていました。
遅くなりましたが御礼を申し上げます。

あとwikiにまとめて下さった方、ありがとうございます!
自分は携帯厨なので、有り難かったです。

では誤字脱字等あるかも知れませんが読んでください。

274:209
07/11/08 22:46:06 3oQ0tXXh
『夢への掛け橋』




俺が魅音と付き合い始めて半年程経った。

この半年間色々な事があった。

鷹野さんが梨花ちゃんを殺した後、村を全滅させようと画策していたのを仲間や協力してくれた人達と一緒に阻止したり。
沙都子の兄貴が実は、入江診療所に入院していて年内には退院できる予定だったりとか。
まあ他にも村の中は様々な因習や迷信がはびこっていたが、ここ半年で良い部分は更に良くなり、悪い因習は全部とは言わないが以前より目立たなくなった。
と、いう事だ。

魅音曰く俺が引越して来たおかげらしい。


そして俺の中で一番印象深いのは、激しい勢いで勃発した魅音とレナの大喧嘩だ。

後で魅音に教えて貰ったのだが、レナは俺の事が好きだったらしい。
んで魅音はレナに俺と付き合っていると説明したのだ。

俺と付き合い始めたので親友であり、ライバルだったレナに筋を通しておくつもりだったらしい。

しかし告白すらさせずに自分から俺を奪ったとレナは怒り、魅音と壮絶なビンタ合戦を行った後、仲直りと一応丸く治まった様だ。

ちなみにレナと俺や魅音が疎遠になった訳では無く、皆と一緒に仲良くやっている。

275:209
07/11/08 22:47:32 3oQ0tXXh
ああ、魅音の調教は続いているぞ?
ただ、あいつを好きになればなるほど、罵ったり傷付ける様な事はしなくなった。
まあ今はノーマルプレイ+αを中心にラブラブしているって事だ。
とは言え、昼休みに校舎裏の死角でSEXしたり、学校帰りに通行人からギリギリ見えない所で放尿させたり、下着を着けさせず学校で過ごさせたりと、そっち方面の調教は継続中だ。
俺の可愛い兎ちゃんだからな。大事にしないとバチが当たる!しかも常に初々しい反応を返してくれるんだぜ?可愛いくて仕方が無い。


と、ここまで回想した所で意識は現実に引き戻される。


「ねぇ~?圭ちゃん~ここの最小公倍数を求めたら兆の単位になっちゃったよ~。」
そう泣きそうな顔で問題の分からない所に質問してくる訳だが、魅音よ・・・何故に最小公倍数と最大公約数が理解出来ないんだよ・・・。
散々説明した筈だが?「・・・魅音。お前は良く頑張った。今日は勉強を中止しよう。俺は頭が痛くなってきた。」

「ふえ?どうしたの圭ちゃん!風邪でもひいたの!?」

「いいんだ・・・。分からなくても良いから。」

そう魅音は自分の部屋で高校の受験勉強をしているのだ。



276:209
07/11/08 22:48:27 3oQ0tXXh
俺と同じ学校に行って、ゆくゆくは上級生特権で俺に勉強を『教える』と言う事をしてみたいらしい。
その為だけに今まで必死に勉強して、数学以外は合格ラインを突破した。
そんな年の瀬も迫った十二月中旬。
魅音の部屋の炬燵の中で俺達は、ナンパに使うソアラを改造するツッパリ二人組よろしく、黙々と勉強していた訳だ。

「根詰めて勉強しても意味が無いぞ?たまには気晴らししないと良い結果は出ない。だから今日は休息日だ。」

「う~ん。それなら仕方無いね。私、紅茶でも入れて来るよ!」
そう言って魅音は部屋を出て行った。

ちなみに、ここ一週間、魅音とは御無沙汰だ。
かと言って自慰すると怒るので、俺は欲求不満気味であった。

そうこうしている内に魅音は紅茶とシュークリームを持って戻って来た。
羽入が見たら喜びそうな特大シュークリームをパク付きながら談笑していると魅音が、俺の横に入って来て、遠慮がちに口を開く。

「ち、近頃Hしてないよね・・・。私・・・急にムラムラしてきちゃった。」
最後の方は消え入りそうな声で赤くなりながら話した。

「だから・・・圭ちゃんが良かったら、私を抱いて欲しいな・・・。」

277:209
07/11/08 22:49:12 3oQ0tXXh
か、可愛いすぎる。添え膳なんたら以前に、この状況でNoと言える男は居ないだろう。

「あ・・・。」
魅音をゆっくりと押し倒す。
そして優しくキスをすると、自分から舌を絡ませてきた。
「んむ・・・。ちゅる。ちゅぴ・・・。」

頭を撫でてやるとビクッと一瞬身体を震わせたが、身体の力を抜いて俺の首に腕を回してきた。

「ふぅ・・・。」
唇を離すと悩ましげな吐息を吐いて上目使いで俺を見ながら言う。「こ、炬燵の中でしちゃったら風邪ひいちゃうよね?」
そう言って炬燵から抜け出して、いそいそと布団を引き始める。

布団を引き終えると、俺の手を引いて布団まで連れて行き一緒に潜り込む。

「ねぇ。圭ちゃんアレして?アレ・・・。」
「くっくっく!本当に好き者だな~。やってやるよ。」
アレとは乳首を甘噛みする事だ。
魅音が着ている黒い大きめのタートルネックを捲りあげてブラのホックを外し、乳首を指で弾く。
「ひうっ!」
身体をビクッと震わせて顔を横に背ける。
顔を真っ赤にしギュッと目を閉じプルプル震える魅音を見ると、他にも色々したくなるが、まずは魅音のリクエストに答えるのが一番だろう。

278:209
07/11/08 22:49:47 3oQ0tXXh
「はぷっ。ちゅ・・・。ちゅぱちゅぱ・・・。」
だが焦らした後に噛んでやる。ってのもオツなもんだろ?
御主人様としては色々な魅音の反応が見たい訳で。

「あふ・・・。んっ。圭ちゃん・・・意地悪しないで?カミカミしてよ・・・。」
普段、学校では絶対見せない可愛い言い方で、おねだりする魅音。所謂『女の子モード』だ。
しかし、そう言いながら腰に足を絡ませてくる姿は『女の子』では無く『女』である。

「仕方無いな。魅音は本当、おねだり上手だぜ?」

そう言って、乳首を歯でコリコリと甘めに噛みつつ舌を転がす。

「あっ!駄目!気持ち良すぎるよっ!」
それを聞いた俺は噛みながら乳首を強く吸い舌を小刻みに動かし、片手でもう一方の胸を軽めに掴み人差し指で乳首を早めに何度も強く弾く。
「らめぇ!らめぇ!オッパイが蕩けちゃう!あっ!んあっ!あっ!!!!」

と喘いだ後、魅音が腰に絡ませた足と頭に回した腕でギュッと強い力で抱き付いて来る。
どうやらイッたようだ。 顔に押付けられた柔らかい胸の感触を堪能するために頭をグリグリと動かして、胸の谷間に潜り込んだ。



279:209
07/11/08 22:50:36 3oQ0tXXh
「はあはあ、はあ・・・。け、圭ちゃん?どうしたの?今日は甘えん坊さんだね?よしよし☆」
頭を撫でられ、幼子の様にあやされる。
悪い気分じゃないが、息が苦しくなってきたので顔を上げて、魅音に聞いてみる。
「なあ、次は何して欲しい?」
そう言うと「・・・・・・お、おま〇こ舐め舐めしてくれる?」
顔を真っ赤にして口に手を当て目を逸らしながら、小さな声で言ってきた。

ちなみに近頃、俺は魅音に何をして欲しいか聞くのにハマっている。
回想時に初々しい反応を返してくれると言ったのはコレの事である。

俺は意地悪のつもりで「じゃあズボン脱いで、尻を俺の顔の方に向けて上に乗れよ。」
いわゆる69だ。魅音は69をするのを恥かしがって拒む。
オロオロする魅音が見たくてワザと言ったのだ。
俺は仰向けに寝て手招きする。
「ん・・・。分かった」
そう言いながら、ズボンと下着を脱ぎ俺の上に乗る。
予想外だ。
「こうで良い?」

「コレ、嫌だったんじゃなかったのか?」

「圭ちゃんがやってみたい。って前に言ってたから、恥ずかしいけど頑張るよ・・・。」
ここからだと顔は見えないが、かなり恥ずかしそうに身体を震わせている。

280:209
07/11/08 22:51:27 3oQ0tXXh
「魅音も口でしてくれよ?」

「うん・・・。」
カチャカチャ。ジジーッ。シュル。
ベルトを外されて、ズボンとパンツを一緒に脱がされ、魅音の冷たい手が息子に触れ、上下にゆっくり動かされた後、暖かい口の中に沈められていった。
魅音の大陰唇を指で開いて指を膣に二本入れてみる。
「んんっ!?」
「凄い濡れてるな。指二本が抵抗無く入ったぞ?」
指をゆっくり出し入れしながら言うと、抗議のつもりなのか、魅音の口の中で息子の尿道の先を舌でグリグリと強くこね繰り回される。
俺は挿入している指を一本のみにした後、クリトリスの皮を剥いて舌で舐め始める。
ぴちゃぴちゃ!
少し強めに舐めると魅音の身体がビクッビクッと跳ね、膣に挿入した指を強く締め付け、口の中では息子に吸い付く力が強くなる。

次は指で中を掻回しながらクリトリスに唇を付け、激しく吸い付きながら舌で舐めてみる
「っ~~~!んむ!んぐっ!ん~!?んっん~!?んちゅ!ちゅばっ!」魅音が嫌々するように凄い音を立てながら、息子を激しく責め立て始めた。

うっ!そんなにされると速攻でイカされそうだ!
俺は陰部から口を離し「魅音、そろそろ良いか?」と聞いた。



281:209
07/11/08 22:52:14 3oQ0tXXh
魅音も息子から口を離し「ん・・・。私も、もう我慢出来ないよ・・・。」
そう言いながら机の引き出しからコンドームを取り出した。
「ん?それ初めて見るヤツだな?どうしたんだ?」
「・・・親戚の叔母さんから『新製品だから彼氏に使ってあげなさい!』って言われて買っちゃった・・・。」
と微笑みながら『うす☆うす』と書かれた包装を口で開け、唇で咥え息子に装着してくれた。

ちなみにこの技は魅音が始めた事だ。激しい調教をしなくなった頃に「ペットとして服従の証しに口で着けてみる」と言って以来、毎回してくれる様になった。
断じて言う。俺が教えた訳では無い。

装着後、魅音が俺の上に跨がり片膝を立てた格好で息子に手を添えて 「今日は私が頑張るね?いつも圭ちゃんにして貰ってばかりだから。いっぱい気持ち良くなってね?」と言って息子を挿入していく。
「うあっっ!」いつものコンドームと違い魅音の膣内の温さがハッキリと息子に伝わる。
「んっ・・・!こ、これ凄い・・・。圭ちゃんのおちん〇んの形がハッキリ分かるよ・・・じゃあ動くね・・・?」
魅音は腰を前後左右にグリグリと回した後、ゆっくりと腰を上下に振りだした。

282:209
07/11/08 22:52:57 3oQ0tXXh
パチュパチュ。

「あっ!あっ!」
俺の上で控え目に腰を振る魅音。
押し寄せる快感を必死で我慢しているのか、目をギュッと閉じている。
「んっ!あうっ!け・・・いちゃん・・・き、気持ち良いっ?」
息も絶え絶えに聞いてくる。
基本は受身の魅音が、たどたどしい腰使いだが俺を気持ち良くさせようと羞恥心を堪えて頑張っている。

そんな優しさや俺への愛の深さ・・・。
あの日、夜の帳が落ち始めた教室で魅音に酷い真似をしてしまった俺に・・・。あの夜必死に俺を悦ばせようと頑張っていた、まだ処女だった魅音の気持ちを踏躙る様な真似をした俺に・・・。
魅音は何故こんなにも尽してくれて大きな愛情を注いでくれるのだろう?
あれから半年も経って馬鹿な俺は気付いた。畜生!前原圭一!俺は最低な奴だ!
何で!そんな大事な事を今頃気付くんだよ!畜生!畜生!!!

俺は起き上がると魅音に抱き付き泣きながら許しを請う。
「魅音!ごめん!ごめんなさい!俺は何て酷い事をしてしまったんだ!ごめんなさい!許して・・・許してくださいっ!!!」

「け、圭ちゃんっ!?どうしたのさ!?・・・圭ちゃん?っ!圭ちゃん!!」

283:名無しさん@ピンキー
07/11/08 22:53:02 hxDY+SP9
>>265
むぅ・・・。
これは設定をしっかりと練って作り込んだと見た。
自分は圭×魅をブログで書いてるんだけど、実に参考になったよ。


284:209
07/11/08 22:56:29 3oQ0tXXh
うわああああああっ!!!!
そう号泣しながら謝り続ける俺に魅音は
「大丈夫!大丈夫だから!私がいるから!圭ちゃん落ち着いて!」と優しく抱き締めて、背中を擦ってくれている。
どのくらい時が経ったのか分からない。五分なのか一時間なのか?
背中をポンポンと優しく叩いて
「もう大丈夫。私が圭ちゃんを守るから・・・。だから泣かないで?」
と優しく慰めてくれる魅音に俺は、ポツリポツリとさっき気付いた自分の過ちを話す。
すると
「確かに圭ちゃんの言う通りだよ?でも過ちに気付いた圭ちゃんは偉いよ?」
「それに圭ちゃんはそんな事を霞ませてくれる位、初めての夜からいっぱい幸せをくれているよ?私は過去より現在の方を大事にしたい・・・。」
「だから気にしなくて良いんだよ?私は圭ちゃんに愛して貰えてて幸せだよ?」
そう言いながら手で俺の涙を拭ってくれ、額に張り付いた髪を丁寧に直してくれた。
そして俺の顔を両手で挟み
「胸を張れ!前原圭一!私は貴方に愛されて幸せだよ!」
「過ちを後悔するなら、私をもっともっと幸せにして欲しい!泣いている圭ちゃんなんか見たくない!圭ちゃんにはずっと笑っていて欲しいから!」



285:209
07/11/08 22:57:17 3oQ0tXXh
「だから私は圭ちゃんを許すよ!」
「ううん!私も酷い事をした・・・。だからおあいこ!お互い差さえあっていこうよ!」
「魅音・・・。ありがとう・・・。ありがとう。」
なんて慈悲深いのだろう?俺は大好きな恋人に・・・魅音に二度目の恋をしてしまった。

「魅音・・・。」
「圭ちゃん・・・。」
どちらからか分からない。激しく口付けをし、互いの名前を呼び合う。
「ちゅ・・・。くちゅ・・・魅音・・・。」
「あむ・・・。ちゅぱ・・・んっ。圭ちゃん・・・。」

魅音が俺の肩に手を回し首筋に吸い付きながら腰を動かし始めた。
「あっ!あんっ!圭ちゃん!圭ちゃん!」
そう甘く鳴きながら、涙を流す魅音。

「はあはあ!魅音!愛してる!絶対離さないからな!」

俺は魅音の背中に手を回して、強く抱き締め首や胸に強くキスする。
「圭ちゃん!ん!はあっ!!うくっ!もう駄目!私イッちゃいそう!」

「お、俺も!!限界だ・・・!!」

「あっああっっ!!んあっ!!ああっっ~~~~っ!!!!」

「はあはあ!!!うあっっ!!」





286:209
07/11/08 22:59:06 3oQ0tXXh
魅音が激しく腰を動かし始め、お互いが限界に達する。

ほぼ同時にイッたんだと思う。
今までで一番長い射精だったろうか?
魅音を見ると大きく肩で息をしながら小刻みに震えていた。

繋がったまま軽いキスをした後、魅音は俺の息子からコンドームを外し、口で綺麗にしてくれた。
尿道に残った精液まで残らず吸い出した後、ティッシュで息子を丁寧に拭き終わると亀頭にキスした。

次は俺の番だ。
魅音の濡れそぼった陰部をティッシュで綺麗に拭いた。


そして布団の中に入り抱き合って色々な話をしていたが、魅音がウトウトし始めいつの間にか眠っていた。
俺はしばらく魅音の寝顔を見ていたが、強烈な睡魔に襲われ、いつしか夢の世界へと旅だった・・・。


287:209
07/11/08 22:59:48 3oQ0tXXh
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昭和59年 二月中旬



「はあ!はあ!」

私は雪の降る村の中を全速力で走っていた。
滑ってコケてしまいそうになるが、そこは慣れたものである。

上手くバランスを取りながら、翔けて行く兎の様に、ある場所へ向かっている。


今は朝の九時。しかし雪で辺りは薄暗く、走る私の顔に当たる空気は寒さを通り越して痛みへと変わっていたが、そんなの気にならない。

二か月前の、あの日の『出来事』以来、私達の関係は更に深くなった。
そうそう。その後も必死に勉強して苦手な数学も合格ラインを越えて、よほど下手を打たない限り、合格間違い無しと言うレベルまで到達した。

受験勉強を始めた九月の段階では、中堅クラスの高校の合格すら危うく興宮一の底辺校。
通称「ポン校」への進学以外有り得なかった私が、圭ちゃんや大切な仲間達。暖かく見守ってくれ、挫けそうになった時は叱咤激励してくれた知恵先生、校長先生。
多くの人のおかげで先週、興宮一の難関校を受験する事が出来た。

今年は例年に無い高倍率で、私は持てる力の全てを使って試験に臨んだ。

288:209
07/11/08 23:00:32 3oQ0tXXh
そして先生達の都合で臨時休校になった今日、朝起きると受験校からの合否の入った封筒が届いていたという訳だ。

震える手で封筒を開けて三つ折りにされた紙を開いて私は【合格】の文字を見つけ何度も読み返した。
【補欠合格】でも【不合格】でも無い、正真正銘の【合格】である事を確認した後、急いで服を着替え家を飛び出した。

この結果を一番初めに伝えたい人がいるからだ。

もう分かっているよね?
そう。圭ちゃんに早く伝えたくて私は走っているのだ。

雪さえ無ければ、もっと速く走れるのに・・・。一分一秒でも時間が惜しい。

あと少しで着くという所で、道端にある雪ダルマの前にしゃがんで、かぁいいモードになりかけているレナを見つけるが、走るペースを落とさずに圭ちゃんの家へ急ぐ。

圭ちゃんの家に到着し、焦りを抑えつつチャイムを鳴らす。

ガチャ。

「あら魅音ちゃん?おはよう♪今日も寒いわね?」

圭ちゃんのお母さんがドアを開け、そう言った。

「おはようございます!あの、小母様、圭ちゃん居ますか?」

私は元気に挨拶し、圭ちゃんが家に居るか聞いてみた。

289:209
07/11/08 23:01:14 3oQ0tXXh
「ごめんなさいね。まだ寝ているの。外は寒かったでしょ?御入りなさいな。お茶でも飲みながら、圭一が起きるまで話でもしない?」
そう言って私を家の中に招き入れてくれる。「御邪魔します。」
そう言って私は家の中に入り、リビングで紅茶を飲みながら、圭ちゃんのお母さんと話をし始めた。
「そういえば魅音ちゃん。圭一との中は、どこまで進展したの?」
「ふえ・・・?あう・・・。そ、その。あ、あははは。」

圭ちゃんのお母さんが、そうニヤニヤしながら聞いてきて、私は顔を真っ赤にして俯きながら口ごもる。
「ふふふ。可愛いわね☆けど、避妊だけはしっかりさせるのよ?」
流石は大人だ。私の言動で分かってしまったようだ。
「あら?もう十時過ぎじゃない?魅音ちゃん、悪いんだけど圭一を起こしてくれないかしら?魅音ちゃんが起こしてくれたら圭一喜ぶと思うわよ?」

「は、はい!分かりました!」

私はこの場から逃げ出す様にしてリビングを出て、圭ちゃんの部屋に向かった。

圭ちゃんの部屋の前に着き、控え目にノックして襖を開けて、小さな声で
「圭ちゃ~ん。入るよ?」と言って部屋の中に入った。

290:209
07/11/08 23:02:06 3oQ0tXXh
カーテンを締めた暗い部屋の中で圭ちゃんは爆睡中だった。
私はちょっとした悪戯を思い付き、圭ちゃんの布団の中に潜り込んだ。
仰向けで寝ている圭ちゃんの横に横向きで寝転がり「くっくっく。圭ちゃんが爆睡してるから、いけないんだからね?」
と小さな声で呟き、私は圭ちゃんの首や胸に鼻を押し付けて匂いを嗅ぐ。鼻孔内に圭ちゃんの香りが広がる。
頭がボーッとしてきて、私は夢中になって匂いを嗅いでまわる。
なかなか起きないので次の段階に駒を進める。
私は圭ちゃんの寝間着のボタンを外し、胸元をはだけさせた後、乳首に舌を這わせた。
圭ちゃんは乳首が弱い。それこそ女の子の様な声で鳴くので可愛い。
「ぴちゃぴちゃ。ちゅっ。」
そんな音を立てながら私は舌で刺激を与え、たまに軽く吸ってみたり歯で噛んでみたりする。
「んっ?・・・あっ!うぅっ!」
圭ちゃんは寝ぼけているのか、両手で私の頭を抱き締めてきた。

可愛いなあ~。乳首を愛撫されて感じているのだろう。時折小さな声で喘ぐ。
私は御褒美に左手を圭ちゃんのパンツの中に潜り込ませ、朝立ちして元気いっぱいのオットセイの頭を手の平で、なでなでしてあげた。

291:209
07/11/08 23:02:47 3oQ0tXXh
よしよし♪君は偉いなあ~。君のお父さんは寝坊助だから、君と遊んであげようかな~?
とか考えてると、圭ちゃんが目を覚ます。

「んあ~っ??・・・うおっ!?み、魅音っ!?お前何してんだよっ!!てか!いつから居たんだ!」
「おはよう♪圭ちゃん☆何してるって?ナニしてるんだよ。圭ちゃんがなかなか起きないから、おちん〇んと遊んであげてたんだよ。もう十分位遊んであげてるかなあ~?くっくっく。」
私は自分でも分かる位ニヤニヤしながら話す。
圭ちゃんのパンツの中から手を出して、手の平を見ると、我慢汁でテカテカしていた。
「うわ~。圭ちゃんのおちん〇んよっぽど嬉しかったんだねぇ?涎で私の手の平がベタベタだよ~?」
私は手に付いた我慢汁を綺麗に舐め取った後、この夜這いチックなプレイを今度からレパートリーに入れておこうと脳内メモに書き込んだ。
すると圭ちゃんは真っ赤な顔で「うっ・・・。ま、まあ、それより朝からどうしたんだ?何かあったのか?」

「んふふ~☆じゃじゃ~んっ!!なんと!高校から合格通知が届きました!」
と合格通知をジーンズのポケットから取り出して圭ちゃんの顔の前に突き付ける。




292:209
07/11/08 23:04:53 3oQ0tXXh
「おおっ!!やったじゃなぇか!よく頑張ったな!おめでとう!」
そう言って頭を撫でてくれた。
合格通知を封筒に入れ枕元に置いた後、私は全身の力を抜いて圭ちゃんからの御褒美を堪能する。

やがて頭から手を離し、私の耳元に手を添えて口を開く。
「ところでだ・・・。ウチのお袋は下に居るのか?」
「うん。居るけど、どうしたの?」

お腹でも空いたのか?・・・まさか。
「お前が、あんな事するから治まらねぇ・・・。」と私の手を自分の股間に持って行き握らせる。
「それに・・・。おお~すげぇな?ドロッドロじゃねぇか?」
素早く私のジーンズのボタンとチャックを片手で器用に外し、微妙にずりさげた後、ショーツの中に手を入れて指を動かして陰部の濡れを確認した。

「んっ。だ、駄目だよ。下に圭ちゃんのお母さんが居るんだよ?もしかしたら小父様も居るかも知れないし・・・。」
小声で止めるが圭ちゃんは更に激しく手を動かしながら言う。
「大丈夫。大丈夫。魅音が声を出さなかったら下まで聞こえ無いって・・・。」
そう言って私を抱き上げて自分の上に私を乗せる。



293:209
07/11/08 23:05:36 3oQ0tXXh
「今日もアレ持ってるんだろ?」
「・・・うん。」
私は財布の中から今や愛用の品になった『うす☆うす』を取り出す。なんだかんだ言いながら私はノリノリである。
「こんだけ濡れてたら大丈夫だろ。魅音、今日は手で着けてくれ。」
私のジーンズを脱がして、自分の寝間着を膝まで下げながら言う。
「ん・・・。」
私は圭ちゃんの肩に頭を預けて口で包装を開け、指に避妊具を持つと、両手を股間の方へ持って行ってオットセイに装着してあげた。
「着けたよ・・・。」
私は両手を圭ちゃんの頭の横に置いて言う
「よし。入れるぞ。」
片手でオットセイを持って、反対の手で私のお尻を上から下に動かして挿入してくる。

「んうっ・・・。」
ズププ。 私の中にオットセイが入ってきた。
「ふうっ・・・。どうだ気持ち良いか?」
根本まで挿入されたオットセイで、私の子宮口をノックしながら圭ちゃんは意地悪そうに聞いてくる。
「・・・分かってるくせに。」

「声出すなよ?魅音、俺の首か肩にでも口を当てておけよ。」

そう言って両手でお尻を掴んで上下に揺さぶりだした。

「んう!ふっ!ふう!ふう!」
私は圭ちゃんの首や胸に口で吸い付きながら、声を押し殺す。



294:209
07/11/08 23:06:11 3oQ0tXXh
「おい、何かいつもより締めてくるなあ?興奮してるのか?」
私は図星を突かれ、羞恥心で顔が熱くなる。そんな姿を見て圭ちゃんは乱暴に突き上げ始めた。
「んっ!んっ!ふうっん!んあっ!!」

私は絶頂に達したが、圭ちゃんは、まだ大丈夫な様だ。
私は枕に顔を押し当てて声を抑える。

「んう~~~っ!?んっんっんっ!!!!んあ~っ!!」
私は何度も絶頂を迎え気が狂いそうになる。

パンパンパン!ちゅくちゅく!
そんな音が布団の中から聞こえてくる。

「み、魅音。もう無理だ。イクぞ。」

ビュルッ!ビュルッ!ドクドク・・・。
圭ちゃんの朝一番搾りな精液が大量に避妊具の中に吐き出され、二人とも肩で息をしながら、キスした。

「んむっ。ちゅく・・・。ん。」

二分程、口の中で舌を絡ませた後オットセイを引き抜こうと、掛布団を撥ね除けて圭ちゃんの上に跨がった状態の所で
ガラッ!!
と襖を開ける音がして部屋の中に光が差し込んだ。

「圭一!!何時まで寝て!る・・・の?」

圭ちゃんのお母さんが来たのだ。
そしてニヤッと笑った後、襖をスススと締め。
「二人とも、すぐに降りて来なさい。」
と言って下階へと戻っていった。


295:209
07/11/08 23:07:02 3oQ0tXXh
OK.落ち着け園崎魅音。
今の状況を把握しろ。襖のある場所から見える今の私達はどんな感じだ?
圭ちゃんが頭を襖の方に向けて寝ていて、下半身に何も着けて無い私がその上に乗っていて。
そして周りには脱いだジーンズとショーツがあって、枕の近くに避妊具の包装が開いて落ちている・・・。

うん。言い逃れは出来ないだろう。

とりあえず服を着よう。
女は度胸!だ。
なるようになるさ。
「・・・ねえ?圭ちゃん、とりあえず服着て、下に行こうか・・・。」

「・・・そうだな。」
二人で後片付けをして身なりを整えた後、一階のリビングへ降りて行きコーヒーを啜る圭ちゃんのお母さんの前に正座して座る。
そして圭ちゃんが「母上様、僕達に何か御用でしょうか?」
と引きつった笑顔でわざとらしく聞く。
すると「圭一、魅音ちゃん。私は何も言わないわ。恋人同士ですものね、ただ節度を持ちなさい。それに圭一。ちゃんと避妊はしてる?」
「はい。大丈夫です。」圭ちゃんがそう言うと「なら、良いわ。圭一、魅音ちゃんを大事にしてあげるのよ?」
とニッコリ笑って私の方を見た。
「ああ。大丈夫だ母さん分かってるよ。」



296:209
07/11/08 23:07:39 3oQ0tXXh
「あ、あの小母様。その・・・すいません。」
私は頭を深々と下げた。すると
「いえ、良いのよ☆魅音ちゃんみたいにシッカリした子なら大歓迎だわ♪そう言えば、さっき聞きそびれたけど高校受験の結果はどうだったの?」

「あ、はい!なんとか合格しました!」
「まあ、おめでとう!何か御祝いしなくちゃね♪」
と言って何処かへ走っていった。

「「ふう・・・。」」
二人同時に安堵の溜息が出た。

その後、御祝いだと言って圭ちゃんの家族と四人で興宮でご飯を食べた。

丁寧にお礼を言って別れた後、私は圭ちゃんと一緒に手を繋いで雪道を歩いていた。家まで送って貰っているところなのだ。
「いや、しかし焦ったぜ!次からは気をつけよう!」と圭ちゃんが笑いながら言う。

「・・・だから止めたのに。」
私は顔を真っ赤にして言うが、あの時はノリノリな気分でしていたので、正直そんな事を言う資格は無い。
「そうだ、魅音。四月からはどうやって学校に通うんだ?自転車だと大変だろ?」

「あ~。16歳になったら原付の免許取って通学するよ。流石に学校まで一時間以上かかるのはアレだしね。」



297:209
07/11/08 23:09:05 3oQ0tXXh
「中免の方が良くないか?二人乗りできるし・・・。」

ああ、なるほどね。でもそう言う事なら私は圭ちゃんの後ろに乗りたいよ。

「ん~。原付で良いよ。私は圭ちゃんが中免を取って欲しいな。それで色々な所に連れて行って欲しいかな?」
えへへ。と笑いながら言うと圭ちゃんが言った。
「よっしゃ!じゃあ俺が中免取るぜ!だったらバイトして金溜めておかないとな!」

フフフ♪頑張れ圭ちゃん。

「でも、その前に高校受験が待ってるよ?まあ私でも受かる位だから大丈夫だろうけどね。」

「いや分からないぞ?意外と難しくて落ちたりしてな!」

そんなの嫌だよ。冗談でも、そんな事言わないで・・・。
圭ちゃんと一緒の学校に行きたくて頑張ったのに離れ離れになるのは嫌だ。
私は泣いてしまいそうになる。

そんな私を見て圭ちゃんが笑いながら言う。
「冗談だよ。泣きそうな顔するなって!それに魅音が俺に勉強教えてくれるんだろ?だったら落ちる訳無いぜ!」
いつの日か私が話した事を覚えていてくれたんだね。
私なんか今まで忘れてたのに・・・。じゃあ今から一年間、私も頑張らないといけないね?



298:209
07/11/08 23:10:54 3oQ0tXXh
口から血の混じったツバをペッと床に吐いて、そうレナが言った。
私は本音を口に出した。
「私はレナとこんな事したく無かった!レナに祝福されたかった!」

「レナだって!魅ぃちゃんとは、こんな事したく無かった!祝福したいよ!でも私は我慢できなくて魅ぃちゃんに酷い事をしてしまったんだよ!」
レナが泣きながら言う。

私はレナを抱き締めて「ごめん!レナ!許して!私は目の前の幸せを逃したく無かったんだよ!」泣きながら話す。
「レナも告白位したかったよね・・・。事情はどうあれ私はレナの可能性の目を摘んじゃったんだ。ごめんなさい。」

「ううん。良いんだよ?だよ?レナもごめん。圭一君と幸せになってね。」
レナも泣きながら私を抱き返す。

そして二人で夜遅くまで泣き合った。

fin.

299:209
07/11/08 23:14:23 3oQ0tXXh
以上です。
SS書くのが楽しくなってきたので、一気に書き上げてしまいました。
この物語は次の作品で最後です。

あとお願いなのですが、自分の作品をwikiで上手くまとめてくれる優しい方はいませんか?
自分は携帯厨なので、まとめ方が良く分かりません。

どうかお願いします。

300:名無しさん@ピンキー
07/11/08 23:21:45 fl0CZCKe
面白かった!……が、途中で何レス分か抜けてないか?
ラストが唐突な気が…

301:283
07/11/08 23:23:31 hxDY+SP9
>>209
ス、スマン、リロせずに途中で投稿しちまったorz
リアルタイムに読ませてもらった、魅音の可愛さに萌えたよ。

・・・ところで、最後おかしくない?

302:名無しさん@ピンキー
07/11/08 23:26:30 RcEsG7RP
>>298
GJ!
自然な流れでエロとシリアスとほのぼのの起伏がいいね。
あれでも最後だけ唐突なような…いや百合も大好きですけどね?
完結が楽しみだ

303:209
07/11/08 23:37:59 3oQ0tXXh
すいません。
途中二つほど抜けてました。
今から投下するので、>>297>>298の間に入れといてください。



圭ちゃんが私にしてくれた様に、次は私が圭ちゃんを助ける番だ。
互いに支えあって、どちらかが困った時は手を差し延べられる関係まで行けたらできたら素敵だと思う。

圭ちゃんと幸せになりたい。
おはようのキスをしておやすみの抱擁をして抱き合って眠りたい。
そして・・・いつかは圭ちゃんの子供のお母さんになりたい。
そして死ぬまで一緒に仲良く暮らしていけたら・・・。
それが私の夢。

私は十二月のあの日。
大好きな恋人に・・・圭ちゃんに何度目かの恋を再びしてしまった。



fin.


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