【銀魂】空知英秋作品でエロパロ10【しろくろ】at EROPARO
【銀魂】空知英秋作品でエロパロ10【しろくろ】 - 暇つぶし2ch398:桂幾 6
07/12/06 01:32:37 xA/dYUzw
『どうだ‥随分といやらしい顔をしているじゃないか幾松殿は‥本当に‥可愛いぞ‥』
すると桂は、幾松が、自らの顔が見えるように馬のポーズにさせ、何も言わずに後ろから突いた。

『あぁぁぁんっ!!』

『幾松殿‥自分の顔を見ろ‥幾松殿は先程こんな顔をしていたのだぞ‥?可愛いと言わない方が無理があるではないか‥』
幾松は恥じた。その為に余計濡れた。
『先程より随分と濡れているぞ‥幾松殿‥はぁ‥はぁ‥‥そ‥そろそろ‥俺はイきそうなんだが‥』
『待って‥抱いて‥二人で‥イこ‥っ‥』
そして二人はその場で共に横になり、正常位の姿勢に入った。

『あっ‥あっ‥んっ‥あんっ‥い‥いいよぉ‥あああぁっ‥イッちゃううぅっ!!イッちゃうよおおぉぉっ!!!』
幾松は、挿入れるやいなや、桂に強くしがみつきながら達した。
程なくして桂にも波が押し寄せた。
『あっ‥あっ‥幾松殿‥イっ‥イクぞ‥幾松殿っ‥幾松殿っ‥はぁっ‥はあっ‥』
『‥中に‥中に出してぇぇっ!』
『だ‥出すぞ‥幾松殿‥はぁっ‥幾松殿っ‥幾ま‥あァアあァッ――!!』

―ドピュゥゥゥッ!!!

幾松の膣内で、熱い精液が溢れた。
桂は幾松を強く抱きしめた。暫くの沈黙が続いた。
外はもう夜明け頃といった感じで、空は白み始めていた。
二人の吐息だけが、部屋に響いていた。桂は、ふと幾松に目を遣り、言った
『なぁ‥幾松殿‥もし‥俺が死んだら‥悲しむか?
仮に死んだとして‥変な事を聞くが‥他の男と寝たり等するか‥?』
『‥馬鹿‥っ』
そう呟き、幾松は桂の頬にキスをした。


――END――

399:名無しさん@ピンキー
07/12/06 01:42:54 xA/dYUzw
以上で終わりです。
グダグダな終わり方ですみません‥
読みづらいという指摘がありましたので、下に安価付けました。

>>363>>365>>376>>396>>397>>398


初めて書いたのと、官能小説とかを読んだことが無いために、表現が拙くなってしまい申し訳ないです‥;
スレ汚しすみませんでした。
読んで下さった方、ありがとうございます。

400:名無しさん@ピンキー
07/12/06 06:36:32 GMP08VDm
スレ汚しなんかじゃないぞ!!
桂幾GJでした
表現なんかは他のスレの作品とか見てれば自然に覚えられる…はず?
初めてでここまでしっかり書ければいいと思うし…
次も楽しみにしてます。

401:名無しさん@ピンキー
07/12/06 08:37:36 n10CDTX9
GJ……でゲス

402:名無しさん@ピンキー
07/12/06 15:25:18 Kz/fS9YO
GJだあああああああああ
個人的には少し桂の性格が違うかと
あんまSSも書いたことないのにダメ出しスマソ

403:名無しさん@ピンキー
07/12/07 07:28:47 hcEB/P9k
桐生オタ哀れwwwwwwwwwwww
宮崎の田舎Pに完封くらっておいてまだ最弱認めない気すかww

てゆうか、監督が率先して握手拒否ってw創価でもしないことをよく平然とできますねww
創価以下群馬鹿県民発狂寸前涙目wwwwwうえwwwwうえwwwww

404:名無しさん@ピンキー
07/12/07 09:20:38 YNlMfsIs
男には…酒でしか癒せない渇きがある…。

405:名無しさん@ピンキー
07/12/07 10:45:27 7dXRQyRg
男には…どうしても我慢できない一本がある…。

406:名無しさん@ピンキー
07/12/07 12:55:33 GqcR0PA0
男には…女にしか冷ませられない熱がある…。

407:小銭形×ハジ 1
07/12/07 16:51:51 L8IHAs6n
しゃーねぇ
ここで小銭形×ハジ書いてやるよ


「おい、ハジ、酒飲まねェか」
ここはかぶき町。
ここに一人のオッサンと一人の少女がいた。
一人は小銭形平次。もう一人はハジ。
「これでもあちきまだ未成年なんで、酒はちょっと」
「なんだよ。ならオデン食うか。俺の行き着けの店だ」
「オデンはあちき大好物です!行きましょう!」

といって小銭形が来たのは、とある屋台。
「こ、ここでやんすか?」
「ああ、そうだ。マスター、ガンモ二つ」
「また来てくださったんですか、小銭形の旦那。」
「ああ、やっぱここが一番美味いんでな」

一時間後…

「アニキ。大丈夫ですか?そんなに酔って。また明日っから仕事あるんですよ」
「わーって…る…ZZZ……」
小銭形は、どうやら寝てしまったらしい。
「ああ、もう面倒なんで、どっかのホテルに泊まりますよ!」

と言われて来たのは、ラブホテルだった。
「何でこんなとこしかこれねーんだ、ハジ」
「だって、小銭形のアニキ、重かったんで…すいません、アニキ。」
「まあいいけどよ。」

「ふーっ、あちきも疲れたんで、もう寝ますよ。おやすみ、アニキ」
小銭形はまだ酔っているらしい。
「ま、聞いてないですけど」

夜中。
「ちょ、やめてください、アニキ。」
小銭形は酔って寝転んでいる。
「ちょ、ほんとやめてください。」
「う…うう……」
と言い、小銭形はハジの寝巻きをつかんだ。
「いや、待ってください。これ、どう見てもおかしいでしょ、アニキ」
「う、うううっ…」
小銭形は相当酔っているらしく、ハジの寝巻きを脱がした。

408:小銭形×ハジ 2
07/12/07 17:05:55 L8IHAs6n
「いや、やめて、ひゃあっ!」
小銭形はハジの胸はとても薄かった。
小銭形はハジの乳房を摘まんだ。
「やめてください、アニキ……」
だが、小銭形はやめず、舐め始めた。
「ひゃあっ!ホント、やめてくださいよ、アニキ…」
「うっ、うう…」とよろめきながら、ハジの寝巻きを掴み、下半身を裸にした。
ハジの蕾は小さかった。
小銭形は、ハジの秘部を指でなぞりはじめた。
「やめ…ひゃあっ、イヤ…ううっ…」
そして、指をハジの中に入れた。
「ひゃっ!あっ・・ああ・・いやあんっ!あん……」
その声は普段のハジとは似ても似つかないような声だった。
「あっ、ああっ…」
「あ、あれを入れて・・ください…」
「ううっ…しょ・・がね・・ぇ・・・」
小銭形はズボンを下ろした。

409:名無しさん@ピンキー
07/12/07 18:06:06 M7w+ehyQ
新神性教育キボンヌ
「夜兎の透けるような白い肌」
という言葉をいれてくれ
神楽のナプキンは新八が買ってくる

410:小銭形×ハジ 3
07/12/07 18:50:00 L8IHAs6n
「じゃあ…やるぞ…」
まだ少し酔っていて、元気がなかったが、突きはすごかった。
「あっ、あっ、いいよお…オチンポいいよおっ!」
普段のハジからは想像もつかないような言葉が、ハジの口から出てきた。

「うぷ…お前、こう見えて結構淫乱なんだな…」
その言葉に、ハジは顔を真っ赤にした。
「そんな事…ありや…せんぜ・・アニキ…」
「じゃあ、今の言葉はなんだったんだ?」
「そ…それは…」
「やっぱり淫乱なんじゃねーか。おえっ、二日酔いだ…」
「イッ、イクゥゥゥゥゥ!」
「お、俺もだ。」
ブジュゥゥゥゥゥ。
濁った音とともに、ハジの中に精液が入っていった。

「ハァ、ハァ、ハァ…」
「ハジ、お前、中々やる・・zzz。」
「あれ、また寝ちまったな。明日からまた仕事だ。ゆっくり休まないと…」
<終>

411:名無しさん@ピンキー
07/12/07 19:11:35 wvVZvfFs
てらGJ!!!!!!!!
ハジたnかわいいかわいいかわいいかわいいよよ

412:名無しさん@ピンキー
07/12/08 18:11:20 pRNQyuap
週末だというのに今日はまだ一人も来ない…俺はいつだってひとり片手にカミュを傾けている…
だが、そんな事は関係ない…
肝心なのは、投下があるかどうかってことだけだ…

413:名無しさん@ピンキー
07/12/08 19:34:00 mRCXzzF3
GJ!
ハジの胸が薄いという事がちゃんと書き込まれて良かった
確かに胸小さそうだもんなwww

414:名無しさん@ピンキー
07/12/08 20:38:36 lW0MnK0U
ハードボイルド蔓延注意報発令!!

415:名無しさん@ピンキー
07/12/08 21:03:33 22yF3iPc
新たなる神はまだカミュ。

416:名無し募集中。。。
07/12/08 22:40:10 vniSYaXj
銀魂21巻読んだら
銀たまのエロが読みたくなった

417:名無しさん@ピンキー
07/12/09 08:41:59 7lIiRlI3
ヘクション!

418:名無しさん@ピンキー
07/12/09 17:02:11 i35iJH4R
昨日までのハードボイリーな流れにワロタ

マスター、新しい神ュ、まだ?

419:3-41
07/12/10 00:44:57 wgUa+mYl
久しぶりに休日ができたんで、急ごしらえで土方×九兵衛書きました。
以前、レスがあった露天風呂もの。
急ごしらえなんで、カオスです。ご了承ください。
では、土方×九兵衛【湯煙露天風呂編】です。↓

420:土×九1
07/12/10 00:45:51 wgUa+mYl
白い盆のような月が頭上で輝いていた。
しんと冷え切った暗い森の中で、その輝きだけが土方の行く手を照らし出す。

――全く。何だってこんな目にあわなけりゃならねぇんだ。

月明かりに照らし出された男の顔は、傍目にも疲労が窺え、擦り切れた隊服はそれまでの彼の受難を物語っていた。
珍しく局長代理の仕事で、一人で出張することになった土方は、本来ならば今頃、旅館で温泉にでも浸かっているはずだった。
仕事の内容は地方の警察関係者との会合だったが、それが済んだ後は、普段のビジネスホテルにではなく、ランクも数段上の温泉旅館に泊まれるはずだったのだ。
滅多にない役得だったのに、なぜか土方は今、凍えそうな思いをして夜の森をさ迷っている。

――かんっぜんに遭難してんな、こりゃ……。

先ず最初の受難は旅館に向かう途中で車のエンジンがイカレた事。そしてそれが携帯の電波の届かない山中であったこと。
次いで、そこは人影はおろか、他の車一台通らない、街灯すらない山道で、旅館までは歩いて2,3時間は余裕でかかりそうな位置であったこと。
寒い中、山道をたった一人で歩くことにウンザリした土方は、カーナビで見ただけのうろ覚えの地形を頼りに、森を突き抜けて人里へ降りる計画を断行した。
計画の成果は、今の状況が物語っている。失敗である。
あれから5時間は経とうと言うのに、一向に人里に降りられる気配はなく、気づいたときには引き返す道も分からなくなっていた。
既に体の芯まで冷え切って、脚は棒のようになっている。
胸元のタバコに手をやるが、紙箱の中身は綺麗に空で、土方は苦々しい表情を満面に湛えて空箱を握りつぶすしかなかった。

――あーっ、どっかに自販機ねぇかな。くっそ、イライラする!!

街灯どころか道すらない山の中に自動販売機などあろうはずもないのだが、ニコチンの切れた土方には最早まともな思考など不可能だった。
同じ場所を何度も巡っているような錯覚に捕らわれ、もう森から出られないのではないかと絶望しかけたころ、土方の眼は橙色の光を捉えた。

「――自販機?」

思わず口から出た間抜けな問いかけの答えは、もちろん否だった。
暖かな光は行灯のもので、その明かりは闇の中でほわほわと漂う白い湯気を照らし出していた。
森の中に唐突に浮かび上がったその湯気の正体は―。

「温泉じゃねぇか」

暗闇に滔滔と溢れる温泉が現れた。
見渡す限り人気(ひとけ)はない。
岩で囲まれた立派な露天風呂の周りに、数点の行灯が灯されているのみである。

――狐にでも化かされてんのか?

土方がいぶかしむのも無理はなかったが、警戒して一帯を調査するほどの思考能力も体力も、既に尽きていた。
不審に思う気持ちよりも、先ずは温まって、カチカチに凍えて棒になった体を元に戻したいという願望が勝っていた。
土方は隊服を脱ぎ捨てると、白い湯気の中に入っていった。



421:土×九2
07/12/10 00:46:31 wgUa+mYl
冷え切った鼻腔に暖かな湯気が入り込み、感覚の無くなりかけた手足を温泉の湯がじわじわと解してゆく。
つるりとした泉質の湯を両手で顔に浴びせる。

――はぁ~……生き返った……。

それまでの疲労が溶け出していくのを感じて、土方は息をついた。
が、落ち着いて周りを見渡してみても、やはり行灯のほかに民家の明かりは窺えず、真っ暗な森の木々の隙間から、満月が見えるのみである。
人気のない山中に唐突に浮かび出た豪華な温泉は、いささか不気味に思えなくもない。

――……まぁ、明日、陽が昇ってから動きゃいいか。露天風呂があるなら、どうせ里は近くだろうし。

考えなくてはいけないことは後回しにして、土方は湯の中で夜を明かすことに決めた。
すっかり気の緩んだ土方は、いつもなら気づいたであろう、かすかな人の気配すら見逃していた。
その為、それは急に白い湯気の中から生まれ出たように感じられた。

「誰だ、ここに無断で入っているのは」
「ぉぶお!!」

白いもやの中に、鋭い声音が響いた。
思わず湯の中に沈んだ土方だったが、口から飛び出そうになった蚤の心臓を必死に押さえて、湯から顔を出し、周りを窺う。
行灯があるといっても、照らし出す範囲は知れている。周りは深い闇。
土方には声の主が小さな影にしか見えなかった。
しかし、冷静になってその声を思い返すと、確かにそれには聞き覚えがあって―。

「ここは柳生家の隠し湯だ。誰の断りがあって―…!君は…」
「その声は、確か柳生んとこの―」
「「何でこんなところにいるんだ!?」」

図らずも、同じせりふを同時に叫ぶ事になった二人は、まじまじと互いの顔を眺めた。
土方が一瞬怯えたもやの中の奇怪な人影は、名門柳生家の後継者―柳生九兵衛だった。

「僕はたまに家の者に内密にしてここに来るんだ。君こそ何故人の家の風呂に勝手に入っているんだ」
「俺は―遭難したんだよ」

気まずそうに湯の中で答えた土方の説明で、どれだけのことが伝わったかは不明だが、九兵衛はそれ以上は追及せずに、臆面もなく浴衣の帯を解き始めた。

「そうか。まぁ全く知らぬ者でもない。借りもある。今日くらいは入れてやってもいいだろう」
「って、オイ!!お前―っ」

慌てたのは土方の方である。
剣の腕は男顔負け、出で立ちも少年のようで、男として生きてきたという経歴の持ち主でも、九兵衛は女なのだ。
うら若い女が暗い山中に男と二人きりの状況で、いきなり着物を脱ぎ始めたら、土方でなくとも動揺するだろう。
なんと言って突っ込めばいいのか、狼狽する土方をよそに九兵衛は白い浴衣を脱ぎ去った。
行灯の光に照らし出されて、九兵衛の白い裸体が浮かび上がった。
未成熟な薄い胸はほんのりと先端が色付き、細くしまったウエストのラインから丸く張り出た腰と太腿の肉付きは、細くともいかにも女のもので、その美しさに土方は思わず釘付けになった。
細くとも柔らかそうな体。少年のようにすらりとした手足をしているが、男には決して感じない色香が漂っている。
両腿の閉じあわされた間、平らな腹の下に申し訳程度の茂みがあり、ふっくらと盛り上がった柔らかい肉の丘が見て取れた。
大人の女というよりは、成長途中の青い果実を連想させるような九兵衛の体は、冒しがたく神聖なものにさえ映り、それがかえって艶かしく土方には感じられた。


422:土×九3
07/12/10 00:47:09 wgUa+mYl
「ちったぁ、隠せよ。……恥ずかしくねぇのか、お前―」

温泉の湯に当てられただけでなく、染まってゆく自分の頬が気まずくて、土方は九兵衛から目をそらした。
そのまま見入っていたら、確実に妙な方向に雪崩込みそうに思えた。
女関係で面倒事になるのは御免だった。
自分は一介のチンピラ警察の副長で、相手は柳生のご令嬢だ。
おまけに最悪な跳ねっ返りで、先般はおニューの刀にヒビを入れられ、土方自身も深手を負うほどの揉め事を引き起こした張本人だった。
女の身でありながら、幼馴染の娘に懸想していて、大の男嫌いだとも聞く。

――全く訳のわからねェガキだ……。

己の動揺を気取られぬように顔を背けた土方だったが、その土方に向けられた九兵衛の言葉は、その彼を思わず振り向かせてしまうほど、予想外のものだった。

「君も―やはりこの体は直視できぬほど醜いと思うか」
「は……はぁあ?」
「醜いと思うから、隠さなければならぬほど恥ずかしい体だから、顔を背けるのだろう」

土方が振り向くと、露天風呂の淵に腰掛けた姿勢で、九兵衛は沈んだ表情を浮かべていた。

「いや……あの……別に醜くはねぇけどよ……」
――むしろ、綺麗っつーか、そそられたっつーか……。
しかし九兵衛は表情を変えずに、土方の言葉を遮った。

「いや、僕の体は醜い。解っているんだ。
 女とは程遠い。けれど、どうやっても男にはなれない。
 どちらにもなれない片輪者なんだ」

そう言いながら、苦しそうに薄い自分の胸に指を這わす。
土方は九兵衛の話を聞きながら、なんとも怪訝な顔になった。
先ほどから九兵衛が、何故そんなに自分の体を卑下しているのか訳がわからない。

「どう見たって女じゃねぇか。立派に女だろ」
「君は―」

僕を愚弄しているのか!!と、いきなり九兵衛は激昂した。
湯の中に入り、土方に詰め寄る。
全裸で迫ってくる九兵衛の剣幕に押されて、土方は思わず湯の中で後ずさった。

「な、なんで自分で女じゃねぇって思ってんだよ!! 」
「おっ、お妙ちゃんより!! む、胸がなかったんだ!! 」
「……………………はい?」
「みんなが妙ちゃんは胸がなくてまな板とか言うが、そんなことはなくて、小さくても綺麗で…っ
 ぼっぼくは、妙ちゃんよりもっとペタンコで、おまけに僕より年下の神楽ちゃんにまで…っ」
「……………………負けたのか」
「まっ負けたとか言うな!!!!」

聞けば、九兵衛は幼い頃から男と偽ってきたばかりに、銭湯の類は入ったことがなかったらしい。
門弟の者たちが稽古の後で男湯に入って楽しそうにしているのが、幼い頃は羨ましかったのだという。
そして、先日ひょんな経緯でお妙たちと断食道場で共同生活することがあり、初めて他の者と大浴場に入ったのだという。
そこで生まれて初めて目にした同性の裸体が、彼女にとっては衝撃だったらしい。



423:土×九4
07/12/10 00:47:43 wgUa+mYl
「猿飛さんとか、ああいう体が本物の女の体なんだと思う。
家の者は今では僕に女の子として生きてもいい等と言うが、僕はきっとあんな風にはなれないし、
それに、男相手では肌と肌が触れるだけで虫唾が走るんだ」
とても、女としてなんか生きられやしない―と続ける九兵衛は、土方から見れば、愛らしい容姿の少女にしか見えない。
本人だけがどうやら卑屈な思い込みをしているらしい。

「何も、女ってのは、胸がデカイ奴の事ばかり言うンじゃねェだろう」
「東城も小さい方が良いとか言うが、アイツの言うことは信用できない。ハァハァ言って気持ち悪いし。
 それに―」

家の者は僕のことを心配してくれるのは解るのだが、それが時々重たいんだ―。
そう言って、九兵衛は湯の中で背中を丸めた。
細いうなじから背中にかけて雫が滑り落ちる。
濡れて張り付いた漆黒の髪が、華奢な肩に垂れていた。
その細い肩を、土方は何故か無性に引き寄せたくなった。
七面倒臭いふざけた餓鬼だと思っていたが、複雑な育ち方や不器用な性分を抱え込んで生きているのだと思うと、不憫に思えなくもなかった。

「……それで、家出してきたってわけかい」
「別に……そういうわけでは……」

九兵衛は否定したが、柳生家にいるのがいたたまれなくなってここへ来たのは明白だった。
土方は深くため息をつくと、いきなり九兵衛の左腕をつかんで引き寄せた。

「家出娘はお巡りさんが保護しなきゃな―」

不意をつかれたとはいえ、男に触れられて、九兵衛の顔があからさまに歪む。

「やっ、ヤメロ!! 僕は―」
「肌と肌がダメなら―粘膜と粘膜じゃどうなんだ?」

言うが早いか、土方は九兵衛の攻撃をかわし、彼女の顎を捉えて口付けた。
そのまま間髪を入れずに、小さな唇の間に己の舌を捻り込んだ。
予想外の土方の行動に、九兵衛はすっかりパニックを起こして固まった。
彼女の許容範囲を優に超えて、それは衝撃的な出来事であったらしい。
御付の東城にセクハラまがいの言葉をかけられたり、変態的な視線で観察されたりは日常茶飯事でも、東城は従者として最低限のラインを超えてきたりはしなかった。
九兵衛は日頃から男には負けないという自負もあったので、自分が男に襲われることなど想定もしていなかったらしい。
おまけに、目の前の男は以前、九兵衛が剣で伸したことがある。九兵衛にしてみれば“雑魚”だ。
無論、そんな“雑魚”に唇を奪われるなど夢にも思わない。
口づけの対象にされ得ることすら、理解していなかった。(東城は特別に”変態“だということで、警戒はしていたが)
あまりのことに、相手の舌を噛み切る発想も思いつかず、九兵衛はやすやすと男の舌を受け入れた。
土方は九兵衛が抵抗しないのを良いことに、彼女の腰に腕を回し、小さな胸を無骨な手の平で撫で回し始めた。
びくりっ、と九兵衛の腰が跳ねて、男から逃れようとするが、湯の中でしっかり抱きとめられていて、それは叶わなかった。
「ふ……んむっぅ…ん…んっ!!」
湯の中で男に体を弄られる度に、九兵衛は鼻から抜けるような吐息を漏らしたが、それは悉く男の舌に絡めとられて、くぐもった声にしかならなかった。
ぬるりとした泉質の湯の中で、敏感な乳首や尻の間や、内腿を撫でられ続けているうちに、九兵衛は徐々に興奮しだし、息が荒くなっていった。
しかし、酸素を求めて口を開いても、男のぬめった舌先が、より深く自分の咥内に潜り込むだけで、九兵衛は次第に意識が霞んできた。
ぬるりとした男の舌は違う生き物のように九兵衛の舌を嬲り、呼吸を奪うように吸い付いてきた。
長く深い口づけの後、土方が唇を離すと、互いの舌の間に唾液の糸が伝い、九兵衛の両目は蕩けて覚束なくなっていた。



424:土×九5
07/12/10 00:48:28 wgUa+mYl
「こんだけ柔らけぇ体してたら、充分に女だ。安心しろ。感度も良いようだしな」

真っ赤な顔をして、無意識に土方に縋り付いている九兵衛の顎をくいと掴み上げて、土方は彼女の顔を覗きこんだ。
濡れた唇を薄く開いて、肩で息をしている。
見上げてくる瞳は涙で潤んでいて、見つめられた者は彼女が再び口づけをねだっているのかと錯覚しそうな程だった。

「な……なんだ……今のは……。ち、力が…入らな……」

はぁはぁと荒い呼吸を繰り返しながら、九兵衛は無意識にに土方の両腕を掴んでいた。
どうやら腰が抜けてしまったらしい。
思っていたよりもずっと初心な反応に、仕掛けた土方の方が生唾を飲み込んだ。
深刻な表情の九兵衛を軽く笑い飛ばしてやろうと、口づけたのだが、思いの外、彼女には刺激が強すぎたらしい。
土方とて女を知らぬわけではないが、百戦錬磨とは程遠い。寧ろ、どちらかといえば苦手な部類である。
女に関わると必ず面倒事になるからだと土方は考えているが、土方自身の女に対する反応の方がよほど面倒臭い場合が多い。要するに、不慣れなのである。
その土方の口付けで腰を抜かす程なのだから、九兵衛は筋金入りの箱入り娘だと言えた。

――がぁああッ!! 何だ、コレ!! いいのか!? ヤッちゃっていいの、この娘!?

あまりにも無防備に感じている様を見せる九兵衛に、冗談ではなく土方の欲望が膨らみ始めた。

「―男からしてみりゃ、胸の大小より、感じてくれる奴のが、よっぽど良い女だぜ」

そう嘯くと、土方は意識の覚束ない九兵衛の腰を再び掴んで引き寄せ、薄い茂みの奥にある泉に指を這わせた。

「ひゃぁあっ!! あ、っゃ!! なにす…っ!」

驚いて高い悲鳴を上げてしまった九兵衛の秘所は、先ほどの愛撫だけで既にぬかるんでおり、温泉の湯のぬめりとは違った、濃い粘液を土方の指先に伝えた。

「……柳生の若様は随分と感度が良いらしい。……口吸われただけで、もうぐちょぐちょにしてやがる」

内心、感じてくれていた事にガッツポーズでもしたいくらいには喜んでいたのだが、土方はわざと九兵衛を詰るような言葉を紡いだ。
どうにも女相手には素直になれない性分らしい。
言われた九兵衛はそれがどうやら淫乱な女を意味することだと理解したらしく、眉根を寄せて頬を染めた。

「は…っ離せ…っ!! 気持ち悪いっっ!! 」
「嘘吐けよ。 気持ち良いと濡れるモンなんだよ、ココは。」

土方は徐々に気持ちが昂ぶりだし、九兵衛の狭い膣口に指を潜りこませた。

「はあぅっ…あ! やだ!! んぁああッッ!! 」

節だった男の指が、のるっ、と、自分の体内に潜り込んだ感触に、九兵衛は震えた。
強く収縮する暖かい膣の感触を楽しむように、土方は九兵衛の泉を掻き回した。
膝ががくがくと震えだした九兵衛は、不本意にも土方に寄りかかってしまう。
それを良いことに、土方はより強く九兵衛を抱きかかえ、彼女の内部を焦らすように擦り上げた。
柔らかく広い奥から狭く収縮する入り口付近まで、指を前後にゆっくり抜き差ししてやる。
九兵衛は今まで感じたことがなかった刺激に対し、面白い程素直に反応し、土方を悦ばせた。



425:土×九6
07/12/10 00:49:12 wgUa+mYl
「あ…っふぁ…ッッ!! ぃ…ゃ……!! なんか……ヘンだ…っ」
「変じゃねぇよ。もっと声出せ。もっと気持ち良くしてやる」

頬に紅葉を散らし、切なげに眉を寄せた九兵衛の唇の端から涎が伝った。
土方は内部が解れてきたのを察すると、指の数を増やして中でバラバラに動かした。

「ひゃぁああんッ!! やめッ!! らめぇ…ッッ!!!」
「ココが好いのか」

土方は重点的に九兵衛を攻め立てた。
ハァッハァッと、加速していく九兵衛の呼吸に合わせて、指の出し入れを早めてやる。

「ぁああああああッッ!!!」

九兵衛は一層高い声で鳴くと、ビクビクと腰を痙攣させて、土方に凭れ掛かった。
土方はそんな九兵衛の肩を抱いて、今まで九兵衛に突き刺していた指を、己の唇に運んだ。
「しょっぺぇな……お前も舐めてみな」
息の整わない九兵衛の唇に、彼女の愛液と土方自身の唾液に塗れた指を押し込む。
「ん……」
九兵衛は幼子が母親の乳房を吸うような素直さで、土方の指を吸った。
恐ろしいほど快楽に従順で、驚くほどに男を知らない九兵衛は、土方の与える刺激に面白い程翻弄されていた。
土方は目の前の娘に快楽を与えることに、すっかり夢中になっていた。
面倒事と斬って捨てようと思っていたことなど、露ほども頭に無くなっていた。
「もっと……頭がおかしくなるぐらい気持ち良いコトしてやろうか?」
耳元で囁くと、九兵衛が土方に顔を向けた。
涙と涎で汚れているのに、その顔は驚くほど美しく、扇情的だった。

「……して…ほしい……」

土方の理性の糸は、その瞳に捕えられた瞬間に、ぷっつりと切れてしまった。
夢中で九兵衛の唇に吸い付き、乱暴に彼女の片脚を持ち上げた。
岩風呂の淵にある、大きくてなだらかな岩の上に体を横たえさせ、開かれた泉に、己の猛った先端を潜り込ませる。
「はぅっ…あっ、アッッ!!!!」
跳ねる細い腰を無理やり押さえ込んで、己の剛直を捻り込んだ。
華奢な九兵衛の脚は限界まで開かされ、彼女より二周りは大きい体格の男を受け入れていた。
幼い、という歳でもなかったが、経験のない彼女の内部は、興奮した男の猛りを鎮めるには些か狭すぎた。
「ぃ…た……ッッァッ……ああッッ!!!」
苦痛に涙を滲ませ、顔を顰める九兵衛の貌が妙に土方の嗜虐心を煽り、つい乱暴に突き上げてしまう。
九兵衛の白い脚の付根に、目に痛いような鮮血が滴った。
未熟な九兵衛の膣内に、深々と熱い男根が埋め込まれる。
「ぅあ…っやあぁ…っ!! あーーーっ!!!」
ぼろぼろと涙を流す九兵衛が流石に不憫になり、土方は暫し繋がったままで彼女の様子を窺うことにした。
「……大丈夫か? 」
無理やり挿入した張本人が聞くにはあまりに間抜けだったが、他にどんな言葉をかけてよいのかも解らない。
土方の心配を余所に、快楽を与えられ続けた後で急に激痛を与えられた九兵衛は、それまでの異様な興奮状態とも相俟って、軽く退行を起こしたらしい。一向に泣き止まなくなってしまった。
「ええと……あの……」
それまでほぼ思うがままに九兵衛を翻弄していた筈の土方だったが、本気で泣かれてしまうと弱ってしまう。
先般は竹刀でボコボコにされた相手だったし、生意気な態度が鼻につく糞餓鬼程度の認識だった少女が、自分の腕の中で淫らに甘えた声で喘ぐのが小気味良くて、思わず図に乗ってしまっていた。
やりすぎた事に反省しないわけでもなかったが、泣きながらも九兵衛の膣内は土方の男根をぎちゅぎちゅと締めつけてくれるのだから、土方の猛りは萎えるどころか一向に治まってくれないわけで。

――泣き叫ぼうが、喚こうが、もう無理やり犯しちまおうかな……。人も来ないし……。
    男に不用意に無防備な態度取ると痛い目に遭うよ、っていう教育にもなるし……って、
    アレ? 俺、いま家出少女をレイプしてる悪いオトナ?

426:土×九7
07/12/10 00:50:01 wgUa+mYl

子供のように泣きじゃくる九兵衛に無理やり挿入しているこの状況は、それはそれでかなり興奮しないでもない。
が、かといって、無理やり犯すには、先ほどの従順な姿を見せられて、情を絆されすぎた。
土方はため息を吐くと、九兵衛の頬に舌を伸ばして、その涙を舐めとってやった。

「好きな奴に、さっきやった気持ちイイコトされてるって思ってみろ」
「……好きな…人……。………妙ちゃん」

やっぱりオンナなのかい!!という突っ込みを飲み込んで、土方はなるだけ優しい調子で九兵衛の肌の上に舌を這わせていった。
「目ェ瞑って想像してみな。好きな奴に口吸われて、体触られて、一番気持ち良いところ舐められてんだ」
土方の声を聞きながら、九兵衛は言われたとおりに、お妙との情事を想像しだした。以前見た、一糸纏わぬ美しい姿の妙と、裸の自分が絡み合ってくちづけを交わす姿を。
泣いていた九兵衛の頬に艶やかな赤味がさし始め、軽く高揚したような息遣いに変わっていく。

――オイオイ。単純すぎないか、コイツ。自分でやっといてなんだが、これなら幾らでも丸め込んでエロイ事仕込み放題じゃねぇか。

あっさり欲情しだした九兵衛にあきれつつも、それはそれで好都合、とばかりに、土方は九兵衛の小さな胸を啄ばんだ。
ぴちゃぴちゃと大きな音を出して乳首を嘗め回し、唾液で濡れ光るそれに、軽く歯を立ててひっぱった。

「あっ…! はぁんっ…ふゃ…っ! たえ、ちゃ…っ! 」

途端に、九兵衛の薔薇色の唇が濡れた吐息を吐き出し始める。
土方を締め付けていた内部も、異常なほどに愛液を溢れさせ、緩み始めた。
自分が抱いている娘が、ここにいない女の名を呼ぶのには、どうにも複雑な心境は否めないが、土方は猛る己をゆっくりと前後に動かし始めた。
張り出したカリの部分が九兵衛の内壁をずりゅりゅりゅ、と、擦りあげていく。
根元まで引き抜いて、また奥深くまで押し込んでゆく。
体重を乗せて腰を回すと、興奮して立ち上がった九兵衛のクリトリスも一緒に擦りあげるような動きになり、
九兵衛は腰を震わせて嬌声を上げた。

「やぁあんッ! アッ! 気持ちイイ!! 」

その声を聞いた土方は、徐々に速度を上げながら、九兵衛に腰を打ちつけ始めた。
ぱちゅんっ!ぱちゅんっ!という音が、一定のリズムで山に響き始める。
その音に呼応するように、九兵衛の可憐な唇からは、淫蕩な喘ぎ声が溢れた。

――妙ちゃんの乳首は綺麗なピンク色だったな……。妙ちゃんのアソコもピンク色なのかな……。
   妙ちゃんも、こんな風に、アソコにおちんちんを入れられたら、気持ち良くて泣いちゃうのかな……。

膣奥まで土方の男根を受け入れながら、九兵衛はお妙のことばかり考えていた。
こんなときにお妙のことを考えてしまうのは、お妙を欲望の道具として穢してしまったような気がして、九兵衛は内心、罪悪感を覚えていた。
だが、それがかえって九兵衛の興奮を煽り、性感を高めた。
土方は長く堪えていた分、抑えが聞かなくなって、自分の下でお妙の名を呼び続ける少女を無茶苦茶に突き上げまくった。
土方の男根が出入りする九兵衛の膣口からは、濃い愛液が泡状になってその太腿にまで流れた。
膣底にまで響く振動と、激しく擦りあげられる快感に、九兵衛は遂に理性を手放した。
高く掠れた悲鳴をあげ、激しく内部を収縮させながら、九兵衛は達した。
きゅうううっと己を締め上げる九兵衛の内部の力の強さに、思わず土方も射精感が限界にまで高まった。
土方は九兵衛の膣口付近の天井に、ゴリゴリと激しく己を擦りつけると、勢い良く己を引き抜いて、白濁した熱いシャワーを九兵衛の顔面に吐き出した。
暖かい湯気を立ち上らせたその粘液を浴びせられた九兵衛は、びくびくと痙攣した後、意識を失った。


427:土×九8
07/12/10 00:50:40 wgUa+mYl
九兵衛が目を覚ますと、既に空は白み、鳥が木々の間を囀っていた。
記憶にないのに、髪は丁寧に水気を拭き取られ、ここに来るまでに纏っていた浴衣と半纏を着せられていた。さらにその上から、新撰組の隊服まで被せられている。
横に目をやると、上半身はカッターシャツのみで薄ら寒そうな男が背を丸めて眠っていた。
おそらく男が九兵衛をここまで運んでくれたのだろう。
露天風呂から半里ほど離れた脱衣用の小屋の中である。
九兵衛が上半身を起こすと、男も目を覚ました。
「目覚めはどうだ。家出娘」
不機嫌な声で呼びかけられ、身を捩ると、脚の間に鈍痛が響いた。
咄嗟に昨晩曝してしまった醜態を思い出し、九兵衛は顔を赤らめた。
そんな九兵衛の顔を見つめながら、土方は語りだした。
「言っとくが、俺はホモでもロリコンでも変態でもないからな。良い女じゃねぇと勃たねぇフツーのオトコだ。」
何を語りだすのかと、きょとん、としかかる九兵衛に、土方はうんざりだと言いたげにため息を吐きながら、続けた。
「お前は充分に魅力があって可愛い女だって言ってんだよ!」
言われて、さらにポカンとする九兵衛を見て、土方はあーーーーっ!!と叫んで後ろを向いてしまった。
慣れない甘い言葉で、虫唾が走るのを我慢して慰めてやろうとしたのに、相手に伝わらないのでは、恥の掻き損だ。
だから女は面倒で嫌なんだ!!と内心臍を曲げた土方の背後で、くすくすと笑う九兵衛の声が響いた。

「僕はやっぱり、お妙ちゃんの事が好きだ。
だけど、僕は紛れも無く女なんだって、解ったよ。
ありがとう」

窓から差し込む朝日の下で見たその笑顔は、土方のそれまでの蟠りをあっけなく霧散させた。

「何だ、そりゃあ……。 訳の解んねェ餓鬼だな。」

土方は九兵衛の笑顔に暫し見蕩れた後、わざとつまらなそうに言ってみせた。
九兵衛は再び笑うと、真直ぐに土方に向き合い、晴々と告げた。

「餓鬼なんかじゃない……僕は―柳生九兵衛だ」




<了>


428:名無しさん@ピンキー
07/12/10 01:15:47 4reWOW64
GJです!!!
やはり心情的にはお妙を好きな九ちゃんが可愛らしかった

429:名無しさん@ピンキー
07/12/10 01:18:01 R4E1ESNi
ありありありがとう

430:名無しさん@ピンキー
07/12/10 02:06:58 0L6eGpT/
ぐっじょー!!
最後なんかイイ!
九ちゃんがいい女ってとこがいい!
しかもなんか文章うめぇ
萌えた。

431:名無しさん@ピンキー
07/12/10 02:17:44 7YJKAXz3
カミュ…じゃねぇ神キタwwwwww
いや~なんか引き込まれて読み耽ってしまいました…。
九ちゃん可愛い…けどもし土方の立場だったら結構萎えるかも…
でも、どうせ妙の事考えてるなら縛ったりとかしていじめたいwww
ホントにGJでした。また暇が出来…いや暇じゃなくても書いて下さい!!

432:名無しさん@ピンキー
07/12/10 09:19:44 SfVUmqvp
3-41氏キター!!!!11

433:名無しさん@ピンキー
07/12/10 13:35:56 SmUEibon
職人さんGJ!!!九ちゃんテラモエス

434:名無しさん@ピンキー
07/12/10 16:19:38 jH/lABa9
まじでGJ!!
九ちゃんかっわいい!!


435:名無しさん@ピンキー
07/12/10 17:26:55 Wb3LmGPM
GJ!!!!
>>431おいwww
ついでにリク帳

さち×全蔵(このスレは全蔵ネタ少ないから、ぜひやってほしい)

妙×九(やったことのない九兵衛に性教育するみたいな)

少年土方×ミツバ(全蔵と同じようにミツバネタがないからぜひ)


436:名無しさん@ピンキー
07/12/10 22:11:15 tEP+9A8c
ハジたんが見たいハジたんが見たいハジたんが見たいハジたんが見たいハジたんが見たいハジたんが見たい
ハジたんが見たいハジたんが見たいハジたんが見たいハジたんが見たいハジたんが見たいハジたんが見たい
ハジたんが見たいハジたんが見たいハジたんが見たいハジたんが見たいハジたんが見たいハジたんが見たい
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437:名無しさん@ピンキー
07/12/10 22:41:01 DApdNRIk
>>436
とりあえずカミュ飲んで落ち着け

438:名無しさん@ピンキー
07/12/10 23:06:15 lRHMt1Ug
>>419
すげぇぇぇぇぇ九ちゃん可愛い!えろい!
GJGJGJ!あざーっす!!



それとリク帳
土九もそうなんだがなんか因縁のある組み合わせって好きだわ
沖神、近さち、新九とか読みたいっす!

439:名無しさん@ピンキー
07/12/11 07:44:36 8sID319y
かなり乙!!!
九ちゃんかわいすw
自分的にはアニメ間近記念ということで土ミツが読みたい!

440:名無しさん@ピンキー
07/12/11 10:17:56 UcZaVhMq
>>435
九可愛さとは言え、勝手にお妙を手だれ、中古みたいな扱いするなよ、ボケw
手ほどき系なら、もっと適当なお姉さんがいくらでもいるだろ。

441:名無しさん@ピンキー
07/12/11 10:38:02 cgKGPJnR
キャサリン?

442:名無しさん@ピンキー
07/12/11 13:19:11 Sgn8A9bo
東城綾だろ常考

443:名無しさん@ピンキー
07/12/11 13:42:41 cJUDxRA1
歳からいってお登勢さんだろ

444:名無しさん@ピンキー
07/12/11 14:10:32 c2kegYcP
さっちゃん脇さんあたりは処女じゃないよな
仕事で体使ってるよな?

445:名無しさん@ピンキー
07/12/11 20:59:15 ccqdBzZ/
お妙さんなら九ちゃんと仲良くしすぎて
いつまにか…って感じが萌える

446:名無しさん@ピンキー
07/12/11 21:19:39 0RDkpJOj
ところでハジたんまだ?

447:名無しさん@ピンキー
07/12/12 09:14:58 thg30e5x
>>440
まぁまぁそんなに言わなくても…カプとかシチュなんてのは人それぞれだし
>>435みたいに、シチュまで書いてあるのはあまりない気がする…
だから書いてあった方が、職人さんの好みに合うのがあるかもしれないから、
シチュまで書いたあった方がいいかな…まっカプだけでもいいんだけど…


448:名無しさん@ピンキー
07/12/12 16:45:15 YJbY1cUH
お品書き

・全脇過去編
・小銭形×ハジ馴れ初め編
・妙九もしくは炒九
・銀時×セックスマシーンたま
・マッハのり子×たまでのりたま
・優しいお姉さんと危ない関係沖ミツ
・鉄子凌辱もの
・お通ちゃんローター責め


腕のいい職人さん方が料理してくださらんかのう

449:名無しさん@ピンキー
07/12/12 18:35:42 5YsP86jy
炒九って何?
てかマジで土ミツやってほしい

450:名無しさん@ピンキー
07/12/12 19:00:05 EG6zQc08
いや、土ミツをガチでやりまくったら逆に本編の切なさが台無しになっちゃうだろ。
雰囲気でやらないと。

451:名無しさん@ピンキー
07/12/12 21:37:58 2NiezD58
銀時,土方・・・結局書いてるの腐女子ばっかだな
両津化人に犯されるさっちゃん位書いてみろ

452:名無しさん@ピンキー
07/12/12 23:00:44 A7/emSCa
で、ハジたんまだかね?

453:名無しさん@ピンキー
07/12/12 23:12:56 YJbY1cUH
>>451
ツンデレ発見
素直にさっちゃん読みたいって言えば良いものを……

てか、マユゾンに犯されたら肝心のさっちゃんまでマユゾン化しちまう罠

454:名無しさん@ピンキー
07/12/13 08:01:42 27kzdUIw
>>450
ミツバさん助かったていで幸せセク-スなんてどうだろう

455:名無しさん@ピンキー
07/12/13 15:19:58 IhqtP8hG
土ミツなら2人とも初めてということで一つ……

456:名無しさん@ピンキー
07/12/13 20:18:35 kokAziIp
そこでムリクリ3Z設定ですよ

457:名無しさん@ピンキー
07/12/13 20:58:39 27kzdUIw
剣道部土方とマネージャーのミツバ

458:名無しさん@ピンキー
07/12/13 22:55:33 fHthpuNs
自分もお品書き書いてみた
・性に目覚めた神楽が男どもを喰いまくる話(過去にもあったがまたこんなのが読みたい)
・さっちゃんが銀さんのボックスドライバーが元に戻ったことを性的な意味で確認する話
・志村姉弟のペッティング
・つんぽとお通ちゃんでテレフォンセクロス
・似蔵がまた子を紅桜で触手プレイ

職人さん方もしよかったらお願いします
自分も挑戦はする

459:名無しさん@ピンキー
07/12/13 23:23:38 oo29mDfZ
便乗するか・・・
他力本願ですが


・何も知らない神楽が無邪気に性的に少年どもを弄ぶ話、そんな中快楽に目覚める
・童貞新八「僕は童貞じゃありません!」と意地を張って九ちゃんをあんあん言わす
・基本に帰ったしっとり大人な冬の銀妙
・さっちゃんの…なんか…想像を絶するスーパーオナニー、陰毛描写を詳細に
・淫乱おりょうと陸奥、坂本のふぐりを痛めつける


よろしくお願いします

460:名無しさん@ピンキー
07/12/14 01:11:49 odLB6pbC
キモイ

461:名無しさん@ピンキー
07/12/14 07:27:41 ZpylS9k5
だがそれがいい

462:名無しさん@ピンキー
07/12/14 16:26:37 HmSCdT6e
>>459は変態中の変態か?
陰毛描写を詳細にとか特にキモイ

463:名無しさん@ピンキー
07/12/14 17:59:02 rwjuyfgP
何か問題でも?
あとまた子紅桜は必要

464:名無しさん@ピンキー
07/12/14 21:45:06 BbgpVncp
妄想力たくましい変態大歓迎
お品書きの妄想力でSS書いてください

465:名無しさん@ピンキー
07/12/14 22:48:42 ZtmZ2TXa
冬のしっとり銀妙に一票。

466:名無しさん@ピンキー
07/12/14 23:32:50 LZlmDzkg
レズ触手近親相姦陰毛スカトロ、なんでも美味しく頂きます。

そして陰毛さっちゃんと神楽による男喰いに一票。

467:名無しさん@ピンキー
07/12/14 23:41:48 jtbHGfFy
では童貞新八と天然九ちゃんに一票

468:名無しさん@ピンキー
07/12/14 23:49:44 49OC+uSt
ハジたん

469:銀妙1
07/12/15 03:17:33 BRxd8eYi
別スレで職人やってる者だが電波受信したので流れも読まず投下。
銀妙。
>>465を受けてしっとりした感じで二人とも冷めてるので、嫌な方はスルーで。




冬の夜は長い。
太陽もまだ眠る時間に、夜の太陽と称する仕事から帰った妙は玄関先で見知った男を見つけた。
暗い景色に倣って今晩はと話し掛けた妙の姿を捉えると、お疲れ、と返す。
それから玄関の鍵を開けて中に入ると、新八は万事屋で眠ってしまったと続けた。
そんな事、こんな時間に訪ねて来たという状況だけで察しが付くというのに。
さみーな、と溜息混じりに呟いた銀時からは、微かに酒の臭いがした。

居間についてすぐにストーブに火をつけると、銀時はその前にどかりと腰を下ろす。
その時じじ臭い掛け声をしたので、じじ臭いと言ってみた。
腕を引かれて倒れ込んだのは、そのすぐ後だった。

「ん、ふ…っ」

触れるか触れないか、熱を帯びた呼吸は一度だけで後は重なっていた。
準備とか前置きとか、そういうのは期待するだけ無駄だ。
目を閉じて時折漏れる音に耳を傾けながら、今日は危険日じゃないかと頭で考える。
まだ冷えたままの体は冷静さを失ってはいなかった。

銀時の手がそのまま背中に回され、ゆっくりと組み敷かれる。
布擦れの音が妙に生めかしく、羞恥から一瞬気の抜けた唇にすかさず舌が入り込んだ。

確かに酒臭い口の中は時間が経つ程に甘ったるい味がして、これはこの男が好いて止まない糖分だろうと思う。
この口付けだけは何時までも慣れなかった。
その甘さで油断させて、熱い舌は執拗に追い回す。
卑怯だし、何より普段の彼そのものなのだ。
見た目もだらし無く小汚く、いい歳してまともな職でまともな金さえ稼がない大人としても男としても最低最悪なくせに、
人としての信望は何故か持っている。
信頼と、強さと、人を引き付ける何かを持っている。
自分の大切な弟さえ、自分から離れてこの男の背についたのだ。
それがどうしてなのか、少しも判らないとは言わない。
助けられた事だってあるし、その背中には確かに昔尊敬した侍である父に似通う部分があると、妙も少なからず思っていた。
しかし父とは逆に、判ろうとすればする程遠くなるような気がした。容易ではない気がした。
恐らく妙が銀時を全て理解することは一生不可能なんだろう。
それが不満だった。
未完成で、まるで自分が子供のように幼く感じて、それは妙の高いプライドを深い部分で傷つけた。



470:銀妙2
07/12/15 03:18:13 BRxd8eYi
「…いい?」

やっと離れた唇から糸が引いて、ぷつりと切れる前に発せられた問い。
呼吸を整えながらその目を少しだけ睨んだ後、どうぞ、とだけ返した。
この状況でいちいち聞いてくるなんて、この男にもまだ馬鹿なところがあると鼻で笑ってやりたかった。
でも、それよりも今は。

「…銀さん」
「あ?」
「今日は、私がしてあげますよ」

自分自身を笑ってやりたかった。
「貞操を守る」なんて笑わせる、と。

抱かれる事を許したのは、そういう銀時への羨望を持つ自分のプライドを確かめたかったから。
性欲処理の為に寄ってきた彼に抱かれてみれば、もしかしたら判るかもしれないと思ったから。
この男を理解し、自分は幼くないと思いたかった。

この関係にそれ以上も、それ以外もない。
だから決して、恋だとかいう、俗めいたものなんかではない。

心の中で呟きながら、妙はむくりと起き上がり銀時のスボンに手をかけた。
中から取り出したものはまだ完全には立ちきってないものの、指先で軽くなぞるとぴくりと反応した。
思わずにやりと口角が上がり、それが自分の中にサドっ気があることを解りやすく示していた。
銀時が何も言わないのでふと顔を見ると、彼もやはり挑戦的な目をして妙に顎で促した。
やってみろ、と。

こういうところは似ていると思う。
どちらも屈する事はなく、従う気も更々ない。
仕掛けも仕掛けられもしない。
絶対に結婚なんて出来ないなと、何となく頭を過ぎった。

少しだけ舌を出してそれに近付き、先端をぺろりと舐める。
先走り汁の苦い味に思わず眉をひそめたが、そのままちろちろと動かし続けた。

「んっ…ふ、ぅ…」

息を漏らしながら唇で浅くくわえ込み、舌でなぞる。
ちゅうと吸ってやると、中で段々と大きくなるのが分かった。


471:銀妙3
07/12/15 03:19:19 BRxd8eYi
一旦唇を離して、わずかに距離を置いて眺めてみる。
男の人のものを見る事などそう無いので銀時のが標準に比べてどうかなど解らなかったが、ストーブの明かりだけが照らす
暗い部屋でも見えるそれは妙に恐怖感を与えるのに十分だった。

「何じろじろ見ちゃってんの」
「いえ、面白いと思って」
「ふーん」

先程と違い白く濁り始めた液を絡め取り、今度は裏筋に這わす。
と同時に余裕のあった銀時から初めて反射的な息が漏れ、それに気分を良くした妙はそこを執拗に舐め回した。
それから口全体でくわえ込み、頭を動かす。
自分が上手か下手かなど知らないし、知る必要もない。
ただいつの間にか銀時に頭を両手で掴まれ、上から喘ぐ声が聞こえるのは嫌ではなかった。
支配しているような、優越感が広がる。

「…ん、ふっ…はぁ…っ」

それに反応して妙の口からもくぐもった甘い声が漏れ、じわりと体の中心から熱いものが湧くのが感じ取れた。
どこも触れられてないのに勝手にこの先を期待して疼く体にしたのは、紛れも無くこの男だ。
悔しさに、益々動きを激しくする。
ふと思いついたように目線だけ銀時へ向けると、かちりと合った。
その顔は快楽に歪められており、耐え切れないとばかりに妙は微笑する。
すると張り詰めたそれがびくんと轟き、頭を強く掴まれたまま妙の口に一気に放たれた。

「くっ…はぁ…ぁ、ぉえっ、」

受け止め切れなかった精液が唇の端から漏れ、その苦さに吐き気がした。
間髪を入れず銀時は未だ咳をする妙の顔を持ち上げると、すぐに覆いかぶさった。

慣れた手つきで妙の着物を剥ぎ、自らも脱ぐ。
一度の射精では物足りないのか、それとも遠慮やプライドで出し切る事をしなかったのか、次は中を味わうつもりらしい。
息は荒く獣のようだと、その様子をまるで人事のように妙は見つめる。
ぼうっとする頭では深い事まで考えられず、体は託したまますぐ側のストーブに目を向けた。
燃え上がる炎の揺らめきは大層緩やかで、この体のほてりは全てが炎のせいではないと知る。
陽炎がゆらゆらと空気を不安定に作るその光景は、自分達に似ていると思った。



472:銀妙4
07/12/15 03:21:27 BRxd8eYi
「おい」

不意に顎を掴まれ、視線を合わせられた。
下着も取られ生まれたままの姿になった妙を今度は銀時が上から眺める。
目は最初のような余裕を取り戻し、下から見る姿は餓えた獣そのものだった。

妙の薄い茂みの奥に指が触れ、花心を探る。

「あっ…」

無理矢理広げられた中心からまたとろりと流れ、耐えられず身をよじった。
へぇ、と満足そうな声がする。

「人のモンしゃぶって濡れてんのか」
「ちが…」
「んな顔して否定されてもな」

くち、と水音が響き、目を閉じる。
小刻みに叩く指は隅々まで知り尽くしていると言わんばかりに液を絡め取り、赤く染める。
ぷっくりと膨れ上がったクリトリスを摘まれ、感嘆の声が今までで一番大きく上がった。

放って置かれたままの小さい乳房を妙は自らの掌で弄り、その体を熱くしていく。

「はぁ…ぁ、ん…」
「こんだけ濡れてりゃいいだろ」

なぶり倒した指についた液を舐めると、最低な台詞をおくびもなく吐く。
そして膨脹しきったそれを入口にあてがわれると、無意識にまた液が零れた。
だがそれは期待とは裏腹にクリトリスを摩り、焦らすように浅く出し入れを繰り返すだけで堪らず妙は声を上げた。

「や、ぁ…はや、く…いれ…」
「おーおーやらしいこって。弟が見たら泣くな」
「…はぁっ…だれが…っん」

誰が、そんな風に。
反論したい言葉は山程あるのに、今はもうどうでも良かった。

本当は判らなかった。
体を重ねても、理解なんてこれっぽっちも出来なかった。
自分の幼さを否定する以前に、どうして性欲処理に身近な自分を抱くのかとか、本当は知りたい事は他にあった。
でも、今はそんな事はどうでもいいから、どうなってもいいから、早くこの熱い体の震えを止めて欲しい。
ゆらゆら揺れる陽炎のような快楽に、早く終着を。



473:銀妙5
07/12/15 03:22:12 BRxd8eYi
「銀さんっ…」

名前を呼ぶのと同時に一気に貫かれると、つぅと目から涙が零れた。

「あぁっ…ふぅ…んあっ」

最奥の堪らない部分に当たり、それに呼応するように妙の口から嬌声が漏れる。
振動と一緒に互いの体液が混ざって、もう限界は近かった。

「あっ、あっ…あぁっ―」

目の前をちかちかと火花が散り、妙は果てた。
その締め付けに身を震わせた銀時もすぐに続いたようで、中にごぼりと熱いものを注がれる。
その反動でまた、びくりと身が縮んだ。



かちっと止めたストーブは時間をかけて火を弱くしながらやがて消えた。
しかし部屋全体はもう四隅が見えるくらいにぼんやりと明るく、太陽がもうすぐ朝を連れて来るのだと知る。

妙は一人、着物を被ったまま天井を見つめていた。
帰り際、銀時は妙の左手に何かを握らせて、そのままいつものだらし無い身のこなしをして出て行った。
段々とはっきりしてくる覚束ない思考を巡らせると、一つだけ何かが違うと気がつく。
いつもなら終わった後、何の慰めのつもりか軽い口付けをされていたのだ。
それはこの行為を全て肯定するような優しいもので、その時だけは勘違いしてもいいと言われているようだった。
それが今日は無かった。
握らされた左手の中を確かめるべくかさり、と開くと、安っぽい白い包み紙の飴玉があった。

―ああ、そうだ。
今日は口の中に出したから、嫌だったのだろう。
自分の精液にまみれた唇には触れたくなかったのだろう。
だからこれで、浄化しろという事なんだろう。

何度も通り過ぎた夜に、妙は初めて嫌悪感を抱いた。
後悔した。
自分は本当に馬鹿だと精一杯罵りたくなった。
普通の女ならここで泣くのも許される状況のはずだが、それでも妙は泣くわけにはいかなかった。
だってこれは、恋ではないのだから。

口に放り投げた苺味の甘ったるい飴玉は、普段銀時がよく口にしている物と同じ物のようだった。
それは不必要なほど甘いはずなのに、さっきの精液で苦々しい味がして思わず顔をしかめる。
結局、判ったのはこの味だけだ。
苦々しい、飴玉の味。
きりりと痛んだ胸の奥を誤魔化すようにがりっと噛み砕いて生まれた小さな破片を、妙はこくんと咽を鳴らして飲み干した。




おわり


あんまりエロくなくてすみません。
お目汚し失礼しました。



474:名無しさん@ピンキー
07/12/15 03:32:25 o4j1z224
GJ!!リアルタイムktkr
心理描写が細かくていいと思う
もう少し挿入シーンが長かったら嬉しかった

475:名無しさん@ピンキー
07/12/15 03:37:09 P+ye1+nt
超GJ!
リアルタイムに感動した
しっとり切なくてイイ!

また気が向いたらお願いします。

476:名無しさん@ピンキー
07/12/15 04:03:45 qSbtV2qV
ほろ苦いし切ない…
2人の内側というか人間臭さがいいな
時間をかけてじっくり読んでしまった。
お妙さん経験値の差が出てしまったね。高い授業料が…新八泣くわ。
また受信した際には是非お願いします!

477:名無しさん@ピンキー
07/12/15 06:34:12 m2ryVpmc
銀妙キテター!…しっとりかつもの哀しい雰囲気で最高ですた!


478:名無しさん@ピンキー
07/12/15 11:36:01 djz4+vCn
GJ!
妙さんもの読みたかったから嬉しい
心理描写が丁寧で惹き付けられた

479:名無しさん@ピンキー
07/12/15 12:41:58 z1VRoyD1
GJ!!
一瞬、銀さんがお妙さんの手に握らせたものは「紙幣」では?と
深読みしましたが、銀さんはそこまで最低男ではなかったようで安心しました。
今度は銀さん視点の銀妙が読みたいです!

480:名無しさん@ピンキー
07/12/15 21:08:34 yr2h2c/f
神サンクス!
2人ともサドっぽくて哀愁漂っていて
良かったです。
また受信したらよろしくお願いします。

481:名無しさん@ピンキー
07/12/15 21:14:34 7AMakJMN
>>458
つんぽとお通ちゃんが気になったっつーか読んでみたい

482:名無しさん@ピンキー
07/12/15 21:28:33 PGtzb/m1
>>481
お兄ちゃんと妹プレイで攻めるつんぽ

483:名無しさん@ピンキー
07/12/15 21:46:37 zEMcKnx9
ただの腐女子やヲタ女のオナニーになってるな>投下

484:名無しさん@ピンキー
07/12/15 22:14:07 O657KH+2
>>483
抜ける奴頼むわ

485:名無しさん@ピンキー
07/12/15 22:18:17 cDPo4ipJ
>>469
GJ!!しんみりした話もいいもんだね
またお願いします

486:名無しさん@ピンキー
07/12/15 23:05:35 9mYAwPaP
>>483
そんなお前にリクエスト


・新八神楽の童貞処女よくわかんないけど入っちゃったプレイ
・銀さん以外に抱かれたまにはSなお姉さんさっちゃんだゾ
・父性が入り混じった純愛じっくり東城と九ちゃん
・お通ちゃんの陵辱ライブ
・天人と誰かのほにゃららプレイ 等々

頼むわ

>>483じゃなくてもどなたか受信して


487:名無しさん@ピンキー
07/12/16 00:28:42 ekie6QLC
>>469さん
GJです!なんか切ないけどイイ!
銀さんが握らせたのが紙幣でなくて本当ヨカタ…w
お妙さんかカワイソスだったから、今度はしやわせな話も読んでみたいです。
また是非電波受信して下さいね(笑)

488:名無しさん@ピンキー
07/12/16 01:15:31 YLRng3FK
自分は沖妙が読んでみたい。
この二人同い年に見えないとこが面白いw
お妙は土方と同い年くらいに見える

489:名無しさん@ピンキー
07/12/16 02:26:36 B+QYN+Qf
さすがに素人に紙幣渡すんなら最初から風俗いけよ!となるw
でもああいう最低男銀さんはすごいしっくりくるな
銀さんは女関係は割り切ってるドライな感じがする

490:名無しさん@ピンキー
07/12/16 10:36:54 LlN5ZvZE
>>469
GJ!テラ切なス

なんとなく某探偵漫画の職人さん?と思った。違ったらすんません
またよろしくお願いします!

491:土ミツ1
07/12/16 19:16:00 j8PnWt4j
空気読まないで投下
土ミツってか土→ミツ寄り
哀れな感じの土方が嫌な人は閲覧注意









触れる事は無いだろうと思っていた細くしなやかな指が、節くれだち剣の握りすぎで歪に曲がった太い己の指と絡み合う日が来るだなんて。
爆発せんばかりの激情を抱えて早鐘を打つ鼓動とは裏腹に、眉一つ動かさず常の射抜くような鋭い瞳で土方はミツバの整った顔立ちを間近に捉える。
若干伏せられた目を縁取る長い睫は緊張からか微かに震え、言葉に躊躇を覚えているらしい桜色の唇は力無く開かれ、時折何らかの音を発しようとして噤まれる。

「……怖いのか?」

問い掛けに対して否定を示すよう緩く首を振られ、揺れた髪から淡く漂うは品の良い香の匂い。

怖いと思っているのは問い掛けた土方自身であった。
女は数えきれない程抱いてきた。自分の顔立ちをもって適当な口説き文句と共に誘えば引っ掛からない女など殆ど居なかったし、そういう行為に緊張を抱いた事も無かった。

しかし今、確かに土方は怯えている。
長年触れたいと願っていた筈の彼女に触れる事が怖くて堪らなかった。
この場に組み敷き、身に纏う上品な着物を剥ぎ取り、獣のように彼女の身体を求め、荒らし、汚す事が怖い。
そして、怖い筈なのにそれを何処かで強く望む自分自身が何よりも怖かった。

492:土ミツ2
07/12/16 19:39:20 j8PnWt4j
そんな土方の心情を知ってか知らずか、ミツバは繋いだ手とは反対の手を彼に伸ばし、健康的な色をした頬へゆるりと掌を這わせる。
相変わらず視線は下へ伏せられた侭であったが、意を決したのかそれまで喉奥で留まっていた言葉を漸く音に変えた。

「……私は大丈夫ですから」

だから。そこまでを口にして、ミツバは再び口を噤む。
代わりに伏せられていた目をゆっくりと上げ土方と向き合う形で視線を合わせた。
その瞳には緊張や不安、それ以上の強さや包み込むような優しさ全てが深い色を湛えて宿り、土方の恐怖心を幾分か拭い去った。

「ミツバ…」

ずっと呼びたかった名前、溢れんばかりの愛しさを不器用な声音に乗せて囁き、土方は静かにミツバの身体を押し倒す。
憎まれ口を叩き毎日のように自分へ嫌がらせをしてくる生意気な部下と同じ色をした髪が柔らかく畳の上へ広がり、ミツバの呼吸に合わせ微かに揺れた。
顔の横に手をついて身を屈め、僅かに角度を変えて柔らかそうな桜色の唇に接吻する。
触れ合う瞬間にミツバの身体が強張るのを感じるも構わずに、幾度も温かくて柔らかい唇を啄んでいく。
そういえば接吻もセックスも他の女と腐る程してきたな、と接吻の合間に土方は頭の隅で一人ごちる。
その中のどれよりも柔らかくて心地良い彼女の唇に無意識の内に酔いしれていたのか、呼吸が苦しくなったのを訴えて背中を叩くミツバの手で土方は漸く我にかえった。

493:土ミツ3
07/12/16 20:18:13 j8PnWt4j
普段は危うさを覚える程に白い頬を桃色に染め、整わない呼吸に眉を寄せたミツバが非難するように土方を見上げる。
そんな表情にすら土方の情欲は煽られ、気のない謝罪の言葉を口にして、空いた手は彼女の帯に伸ばされ幾らか乱暴な手つきで解かれた。

「……っ」

しゅるしゅると高い衣擦れの音を立てながら帯を引き抜き、留める物を無くした萌葱色の着物を合わせを掴んで割り開く。
その下で最後の砦のように彼女の身を隠す邪魔な襦袢を同じように割り開けば、とうとうミツバは生まれた侭の姿になった。

羞恥心が強いのかきつく目を閉じて逸らされた顔とは逆に、外気に触れた柔らかな乳房は緊張と肌寒さに薄紅色の乳頭をぷくりと膨らませ、触って欲しいと誤解されんばかりに存在を主張する。
誘われる侭に柔肉を掴み指の腹で乳頭を転がすと一瞬身体を大きく跳ね上げ、漏らされた悩ましげな吐息が土方の耳へ届いた。

「は…、…んんっ」

手で愛撫している乳房とは反対の方の乳頭を舌で舐め上げ赤子がするように吸い付いた瞬間、ミツバの口からは吐息とは違う甘い声が上がり、内股を擦り合わせながら僅かに身をくねらせる。

完全に立ち上がり堅く膨らんだそれに唾液を絡めて転がし

494:土ミツ4
07/12/16 20:55:13 j8PnWt4j
切れたorz


完全に立ち上がり堅く膨らんだそれに唾液を絡めて転がしながら、柔らかい乳房に埋め込むように押しつぶし時折思い出したように緩く爪を立て甘く噛む。
その度にミツバの口からは高く甘い声が上がり、繋いだ土方の手を強く握り締めた。

「あっ、あまり触れられるとっ」

慣れない快感に混乱しているのか上擦った声でミツバは訴える。

それを素直に聞き入れ散々愛撫を施した乳房を解放すると彼女が落ち着くのも待たずに下肢へと手を伸ばし薄い茂みを撫で下ろす。
他人から触れられた事の無い場所へと触れる土方の手に閉じていた目を見開き、止めようと伸ばしかけた手は、彼の乾いた指が既に湿り気を帯びた陰部をなぞった瞬間、びくりと跳ねて畳へ落ちた。

「…濡れてる」
「やっ、見ないで…!」

片足を肩に担がれ、自然と土方に濡れそぼった陰部を晒す形になり、ミツバは否定の声を上げながら片手で顔を覆う。
赤く淫靡にヒクつくそこに引かれるように土方は顔を寄せると愛液を溢れさせる膣を躊躇う事なく舐め上げた。

「んっ…やぁ…」

唾液とミツバの愛液を絡ませた舌で膣よりも上で小さく膨れたクリトリスを包む。
全体でねっとりと舐め上げ舌先を尖らせて擽るように転がし唇で食むようにして挟む。
わざと唾液を含ませ音を響かせながら小さなクリトリスを弄ぶと唇の下から顎に掛けてが滑った液体で濡れた。

495:土ミツ5
07/12/16 21:13:21 j8PnWt4j
「あぁ…はぁっ」

敏感な箇所へ執拗に与えられる快楽にミツバは全身を戦慄かせ顔を隠していた手は畳に爪を立てささくれを幾つも作る。
頬は完全に紅潮し、潤んだ眼には快感を強く滲ませ、羞恥を覚える頭と裏腹に開かれた足は土方の頭に絡み付き更なる快楽を求めようと彼の唇を陰部へ押し付けた。

「……っ!」

土方の唇がクリトリスから離れ、愛液を臀部まで伝わらせた膣内に舌をねじ込んだ途端、引きつった呼吸音と共にミツバの身体が大きく跳ねる。
軽く達したのかぎゅう、と舌が締め付けられる感覚と今まで以上に溢れ出した愛液を土方は音を立てて啜った。



力尽きたので一回中断。
続きを気にしてくれる人が居たらまた頑張りますノシ

496:名無しさん@ピンキー
07/12/16 21:31:43 WK1g9XCe
GJ!
期待してます

497:名無しさん@ピンキー
07/12/16 21:50:34 WK1g9XCe
GJ!
続き期待

498:名無しさん@ピンキー
07/12/16 21:53:14 WK1g9XCe
すまん
書き込めてないと思って
二重投稿してしまた

499:名無しさん@ピンキー
07/12/16 21:57:43 gPB9zT0C
>>495
馬鹿野郎!!
一文一文の情報量が多すぎるんだよ!!
ちゃんと推敲してんのか、コラ!!!
心理描写とか悪くないんだから、早く仕上げて出直して来い!


……待ってるからよ

500:名無しさん@ピンキー
07/12/16 22:04:06 DVMbS9kL
500

501:土ミツ6
07/12/16 22:35:23 j8PnWt4j
所用終えて戻ってきた。
>>499
ごめんよ、もともと詰め込み気味な文章しか書けなくて(´・ω・)昔国語の先生からも同じ事言われたよ



頭上から途切れ途切れに聞こえてくるミツバの啜り泣きにも似た嬌声は少なからず土方の忘れ掛けていた罪悪感を呼び起こす。

本当なら別の男の元へ嫁ぐべき彼女を汚し、それが知られ破談となってしまったら、それが原因で彼女を傷付けてしまったら。
そして、それ以上に長年抱き続けた彼女への、一つの罪の意識が頭の中に蘇り、誤魔化すように首を振り、土方はミツバの陰部から口を離し、緩慢な動作で身を起こした。

「…っは…はぁっ…はぁ…」

乱れた呼吸を繰り返し、涙に濡れた瞳でミツバは土方を見上げる。
濡れた口元を袖で拭い、ミツバの足の間に身を割り込ませると、ベルトに手を掛けて金具を緩めていく。
金属同士がぶつかる小さな音を響かせてベルトを外した後、ズボンを下ろし下着から既に勃起した男根を取り出すと、ミツバの視界にもそれは入ったらしく耳まで赤くなって顔が逸らされた。

「なぁ、ミツバ」

先ほど頭をよぎった想いを口にしようと土方は彼女の名を呼び、彼女もまた何かを含んだような土方の声音に逸らしていた顔を恐る恐る彼へと向ける。



502:土ミツ7
07/12/16 22:55:40 j8PnWt4j
「俺ァお前を抱く前にも数知れねェ程の女を抱いてきてる。接吻だって何度もしてきた。今からお前の初めてを奪う男はそれ位汚い男だ。…お前に綺麗なモンは何一つ捧げてやれなかった」

だからこそ、彼女を抱くのが怖かった。
長い間抱いてきたミツバへの想いが、今まで何も感じずに抱いてきたその他の女と変わらないものと位置づけられてしまうような気がした。
そう彼女に思われるのが土方は何よりも嫌だった。

情けなく眉じりを下げ自嘲の笑みを浮かべる土方をミツバは静かに見上げた。

軽蔑され、罵倒され、拒絶されるだろうか、それとも彼女らしくただ悲しげに俯くだろうか?
否定的な考えばかり浮かぶ土方の予想を裏切ったのは、肌蹴た胸元へ寄せられた華奢な彼女の掌だった。

「……十四郎さん」

今日初めて、ミツバの口から土方の名前が紡がれる。
酷く懐かしさ感じさせるその音に、土方は目頭が熱くなった。

「私は貴方の一番綺麗で大事な物を頂けたと自惚れています、それは私自身、十四郎さんに捧げているんです」

分かりますか?と優しく笑んで問い掛けながら、ミツバの掌は何度も土方の胸を撫でる。
それが何かを理解できた瞬間、土方の瞳からは肯定を示すように涙が一滴、ミツバの頬へと零れ落ちた。

「自惚れではなかったのなら…私はそれだけで全て覆せる位は、幸せでした」

胸元から首まで上がった腕で顔を引き寄せられ、ミツバの唇が濡れた土方の眦を拭う。

503:土ミツ8
07/12/16 23:18:04 j8PnWt4j
幼子をあやすように、引き寄せた手で黒髪を撫で、本心だと伝えるように心からの笑みを土方へ贈る。
そこから中断していた行為の再開を促すよう、繋いだ侭の手を軽く握り締めた。

「十四郎さん、私を貴方に捧げます…」

頬への口付けと共に囁かれた言葉に背中を押され、土方はミツバの蜜口へ己の男根を押し付ける。
溢れる愛液を押し出し、少しでも痛みを与えないよう慎重に膣内へ押し込んでいくと、ミツバの身体が大きくしなった。

「く…っんぅ…」

身を裂くような痛みに固く閉じた目からは涙が幾筋も流れ畳を濡らす。
今度は土方が彼女の涙を拭ってやりながら、きつい膣内に苦戦しつつゆっくりと根元まで男根を埋めていった。

「はっ…ミツバ…全部入ったぜ」

熱を持ち涙に濡れた頬を撫でながら告げられ、ミツバはゆるゆると涙で滲む視界を開いていく。
己を見下ろす愛しい男が浮かべる切羽詰まったような表情は自分が理由なんだと思えば、それだけで痛みに歪んでいた彼女の表情は自然と満たされたものへ変わった。

「ふ…い、ま…十四郎さんと…繋がっているんですね…私…」

嬉しい、と涙声で呟いてから、縋るような瞳を向けて律動をせがむ。
それに応え土方の腰がゆっくりとピストンを始めると苦痛混じりだった声は自然と快感の色が濃くなり、土方を受け入れた膣内もただのギチギチとした締め付けから、濡れて絡み付くようなそれへと変わっていった。


504:土ミツ9
07/12/16 23:36:37 j8PnWt4j
「あっ、あ…んぁあっ!と、しろ…さんっ」

遠慮がちであった土方の腰つきが結合部から愛液が飛び散る程の激しくなり、ミツバは耐えきれずに片腕でしがみつき背中と握り締めた手の甲に爪を立てる。
柔らかくもきつく、奥まで誘い込むように絡み付く膣内から与えられる快感は強く、彼女を壊しかねない中でその痛みが土方の理性を繋ぎ止めた。

「くっ…ミツバ…ミツバっ」

譫言のように名前を呼ばれる都度、応える代わりにミツバの内部がヒクリと痙攣する。
計画もなく求めた身体は絶頂も早く、土方の男根が一瞬大きく震えた。

「ミツバ…もう…っ」
「んくっ…は、い…十四郎さんっ…私の中に…あぁぁあぁっ!!」
「ミツ…ぐっ…!」

土方よりも一瞬先に最奥を突き上げられたミツバが全身を痙攣させ甲高い悲鳴を上げて絶頂を迎える。
その際の絞り取るような締め付けに土方も耐えきれずに彼女の中で白濁とした精液を吐き出した。


























「………っ!」

全身に起きた軽い衝撃に土方は肩を跳ね上げて微睡みから目覚める。
部屋へ差し込んだ赤い陽の光と目の前でサインを待つ書類の日付から今までの時間はうたた寝していた己の夢だと彼が理解するのに時間はそう掛からなかった。


505:土ミツ10
07/12/16 23:55:43 j8PnWt4j
「そうか…、…そうだよな」

もう彼女は居ない、
冷たくなった身体も、焼かれて骨だけとなった姿も、自分はちゃんと見届けたのに。
まだ彼女を求めて己は夢現にさまようというのだろうか。

渇いた笑い声を上げながら土方はふと己の手の甲へ目を向ける。
指の付け根近くに薄く残った爪痕、背中にも似たような傷が残っているのだろう。

「…っ」

その跡に重ねるよう、きつく、強く己の爪を皮膚に食い込ませていく。
この跡のように彼女が何時か自分の中から消えていきそうな錯覚は恐怖に近い焦りを土方に与え、
程なくしてそこから滲み出した鮮血の赤で彼は漸く我にかえった。

「…ミツバ」

ぽつりと零れる名前、
声に出し、音にした瞬間、土方の目からは止めどなく涙が溢れはらはらと落ちていく。

「ミツバ…ミツバ…ミツバ!」

もう彼女は涙を拭ってくれない。
笑って名前を呼んではくれない。

血の伝う手で掴んだのは、彼女に大切な物を持っていかれた己の胸。
抉られたような痛みにえづき、血を吐くように、ただただ還らぬ彼女の名を叫ぶ。

「ぐ…ぅ、…ミツバ…」

心を捧げ、魂の一部すらも捧げたであろう彼女に、最期まで言えなかった言葉。

「……愛してる…っ!」

言っても救われる事も報われる事もない、対象を失った愛情に、土方はただ独り彼女を求めるようさまよい泣いていた。



506:名無しさん@ピンキー
07/12/17 00:00:10 j8PnWt4j
これで一応終わり。
ただの土方の夢オチ、ってノリにはしたくなかったんだけど自分の文才で伝わるかは不安(´・ω・)
ミツバ編かなり泣いたからその時の気持ち思い出して書いてみた。
GJくれた人、こんなへっぽこな締めでごめんよ
少しでも何か伝えられる事を願って。ノシ

507:名無しさん@ピンキー
07/12/17 00:33:16 devxNV1N
土ミツよかった!
前半の幸せな時間に萌え後半の土方に泣けた
切ないけど土ミツ好きだから二人の話を読めて嬉しかったです

508:名無しさん@ピンキー
07/12/17 00:55:54 cOrYoMQr
はじたんマダー?

509:名無しさん@ピンキー
07/12/17 01:56:26 YllP4qM4
土ミツGJJJJJJJJJJJ!
最後は不覚にも涙目になってしまった
この二人はお互い不器用すぎて泣ける

510:名無しさん@ピンキー
07/12/17 03:52:42 pbRhpx1e
>>469
神が……
最近基本に戻って銀妙が読みたかったから嬉しいです!
最後の銀さんに優しさを感じました。
次は幸せな銀妙が読みたいです

511:名無しさん@ピンキー
07/12/17 04:24:27 ztjVqRFg
じゃぁこのスレの初心に戻って
銀神新を希望してみる

なかなか懐かない神楽に銀さんと新八が心…ってか身体を開かせる的な

512:名無しさん@ピンキー
07/12/17 08:17:43 6vn04lyD
ねえねえ、ハジたんまだ?

513:名無しさん@ピンキー
07/12/17 08:22:08 rAj9FjyL
土ミツきてたー(゜∀゜)ー!!
かなりGJGJ!!文章がうまいとおもた、またいつかよろしくです

514:名無しさん@ピンキー
07/12/17 09:15:40 RRpscEXK
幸せな銀妙読みたいです…ネ申…

515:名無しさん@ピンキー
07/12/17 18:08:51 ope9dOeG
土ミツに泣いた奴は俺だけか?
最後に土方の悔しさが伝わってくるよ
俺が見た中で1位2位を争ういいSSだ

516:名無しさん@ピンキー
07/12/17 19:49:53 rAj9FjyL
↑よぅ、兄弟

517:名無しさん@ピンキー
07/12/17 19:51:45 rAj9FjyL
↑よぅ、兄弟
土ミツはどーしても切なくなってしまうな
それが魅力だが‥幸せな2人も見てみたい

518:名無しさん@ピンキー
07/12/17 20:11:48 y6sqs/Zn
土ミツで単純に幸せな話を作ろうとしたら完全なアナザーストーリーでしか思い付かない(´・ω・)
でも幸せな土ミツ書きたい、互いに立場とか気にしないで素直に愛し合える二人が書きたい。原作を舞台で。

519:名無しさん@ピンキー
07/12/17 21:41:24 WqS098v4
家族愛的なかわいくてしゃーない愛情と欲情の混ざった東九が読みたくてしゃーない
じっくり濃厚純愛エロどなたかお願いします


520:名無しさん@ピンキー
07/12/17 22:20:14 8O+lz4Ak
原作土ミツで幸せなら過去をやるしかないな
捏造でいいなら今も生きてる事にしてもいいけど
書く側としてはやっぱり少し抵抗が…切な過ぎる

521:名無しさん@ピンキー
07/12/18 00:04:35 wnM1qtSh
>>518
原作でならミツバが天人医学で奇跡的に助かった設定とかかね?
その祝いパーティーで酔ったミツバを土方が運んで~みたいな流れとかどうだろう‥不自然かやっぱ

522:名無しさん@ピンキー
07/12/18 00:46:37 M8wtA5L0
さっちゃん脇さんのお色気淫法帖まーだー?

523:名無しさん@ピンキー
07/12/18 02:21:50 OjwIEQaX
個人的には
ミツバの結婚に対して原作通り身を引こうとする土方↓
近藤「俺はお前が惚れた女と幸せになって貰いたい」って感じで説得↓
婚約者側の悪事発覚↓
土方が向かう先がそいつの所ではなくミツバの所↓
婚約者の悪事をバラす形ではなく自分が悪役になるつもりでミツバを浚う↓
病気って何だかんだで気の持ちような部分も結構有るから簡単に治すというよりも、治っていく兆候を見せる感じでEND

ミツバ編の土方は色んな意味で優等生すぎる。もっと自分の感情に我が儘に動いて良かったんじゃなかろうか。
しかし説明が下手すぎる挙げ句に長編フラグ立ったから諦めるよ…orz

524:名無しさん@ピンキー
07/12/18 08:04:41 8/+dZwuZ
         ____
        /_ノ  ヽ、_\
 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ  花嫁さらっただけで逮捕されるわけないおwww
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\   /⌒)⌒)⌒)
| / / /     |r┬-|    | (⌒)/ / / //   バ
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 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))


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  \.    || | <  __)_ゝJ_)_>
    \.   ||.| <  ___)_(_)_ >
      \_| |  <____ノ_(_)_ )

525:名無しさん@ピンキー
07/12/18 08:14:58 gBVL9kyg
>>523
ぶっちゃけ最初の4行は省いていいんじゃ?
土方が自分の欲に素直になっちゃったバージョンてことで、原作読んでればわかるし。

これならそれほど長編にならずにいけると思うんだがどうだろう。
期待してますw

526:名無しさん@ピンキー
07/12/18 10:56:59 OjwIEQaX
>>524
花嫁さらって逮捕?

>>525
そうか…省きゃいいんだよな。有難う
ていうか普通に考えて
銀魂のパロスレで何故1からあらすじ説明しようとしてたんだorz
誰に説明する気だったんだorz
土方が寝取るってか無理やりミツバを自分の物にする所から始めるとして
最初は抵抗見せたミツバが最終的に絆されるまでを上手い流れにできるかが問題だな

推敲して頑張ってみる

527:名無しさん@ピンキー
07/12/18 11:36:58 y7bo7ExG
キモ豚腐のオナニースレじゃねえんだよ
過程ばかりにこだわるゴミヲタ女は余所行きな

528:名無しさん@ピンキー
07/12/18 11:48:54 OjwIEQaX
ノシ

529:名無しさん@ピンキー
07/12/18 12:18:17 QJM94Qmi
純愛ものなら過程は大事だろう

530:名無しさん@ピンキー
07/12/18 13:18:23 M8wtA5L0
レイプものこそ過程が大事
過程の描ける職人なら何味でも喰うぞ

531:名無しさん@ピンキー
07/12/18 14:12:08 wnM1qtSh
>>526
がんばれ、wktkしながら待ってるよ

532:名無しさん@ピンキー
07/12/18 14:27:20 vLg53tYz
土方腐とことんきめー 腐キャラばっか書いてんじゃねえよ腐女子

533:名無しさん@ピンキー
07/12/18 15:45:30 MQHeIhng
過程は大事だよ
いきなり裸のAVなんてつまらん

534:名無しさん@ピンキー
07/12/18 16:31:18 zJd3PbEf
>>532
俺は土方には興味ない
ミツバに興味があるんだ

535:名無しさん@ピンキー
07/12/18 17:01:12 iU2xBkwn
幸せになるために当て馬に抱かれるけど土方を思い出してしまうミツバは?

536:名無しさん@ピンキー
07/12/18 22:36:33 gBVL9kyg
馬に抱かれるって素で読んでしまってびびったw

537:名無しさん@ピンキー
07/12/18 23:09:03 d3HP0hrk
>>533
ここに書いてるのは申し訳程度に濡れ場のあるドラマ
そんなん求めてんのブサ喪女だけ

538:名無しさん@ピンキー
07/12/18 23:15:43 UaToE/y8
またいつもの人か

539:名無しさん@ピンキー
07/12/18 23:46:53 E/Xwnove
>>458です
職人さんに書いてもらうの待つだけじゃなく自分でも書こうと思って
紅桜プレイ書き始めたんだけど、紅桜のアレは触手表記でいいのかね?
他に呼び方あったら教えてほしい

540:名無しさん@ピンキー
07/12/19 00:11:44 4b1WKPAR
主に触手で他は、管・コード・紐線とかどうでしょう
やはり触手が一番エロいかな?

完成を楽しみにして待ってます

541:539
07/12/19 00:52:17 O8tmjPlm
>>540
ありがとう
紅桜の構造がいまいちよく分からず迷ってしまったんだ
アドバイスを参考に書いてみるよ

542:名無しさん@ピンキー
07/12/19 01:28:54 0oS1Kcgl
がんがれwww
他の職人さんも待ってるから…

543:名無しさん@ピンキー
07/12/19 16:19:22 uV2ck9NB
>>537
がっつりエロ書いてくれ

544:名無しさん@ピンキー
07/12/19 21:45:28 UzAF5vxb
>>539
応援してるぜw

545:銀時×たま
07/12/19 21:54:51 UzAF5vxb
>>448のレスを見て空気読まずに投下         初めて小説(?)を書くのでキャラ掴めてないかも そうだったらスマン
銀時×たま

年末―・・・それは一年で最も忙しくなる時期・・・・のはずなのだがここに一人そんな忙しさとは無縁の男がいた。
そう坂田銀時である。もちろん職がないという訳ではない。彼は万事屋・・・いわゆるなんでも屋をやっている。
ただ仕事が来ないと言うだけで無職という訳ではない。断じて。
従業員二人は余りの仕事の来なささに愛想を尽かして出て行ってしまった。故に万事屋には彼一人しかいない。
「あ~あ~何で年末なのにこうも仕事が来ないのかねェ~いやがらせですかコノヤロー。というかこのままじゃマウンテンゴリラに殺されるな・・・。」

そう悩んでいるとふいにインターホンが鳴った。
         
         ぴんぽーん♪
突然の出来事に少々驚きながらも彼は内心喜んでいた。何故ならもしこれが依頼なら新八達も帰ってくるし
マウンテンゴリラにも殺されなくて済むしついでに大好きな糖分も食べれると思ったからだ。

期待に胸が膨らむ。玄関に向かう。そして戸を開けた。そこにいたのは―

         すいません力尽きました リアルタイムで書くのて難しいですねоrz
         長い上に駄文ですいません もし続きを期待して下さる方がいたら続きを書きたいと思います
         本当すいませんоrz

546:名無しさん@ピンキー
07/12/20 00:09:00 MRSZ17EQ
ここ18禁なんだぜ、知ってた?

547:名無しさん@ピンキー
07/12/20 00:18:37 GR018+zy
>>546
知ってますが何か?

548:名無しさん@ピンキー
07/12/20 00:31:55 MRSZ17EQ
ゆとりには半年ロムれ厨房ってはっきり言わないと駄目なのかな。
上手く言葉が見つからないや。

549:名無しさん@ピンキー
07/12/20 00:35:35 KW0dFF60
>>545
銀時×たまが読みたいだけの丸投げにしか見えん。
続きって言っても、これじゃ期待もクソもないだろうよ。
せめて濡れ場突入までは書けよ。

550:名無しさん@ピンキー
07/12/20 00:49:09 5Axstccb
というか読みにくい

551:名無しさん@ピンキー
07/12/20 00:54:46 8oqZr3My
>>545
誘い受けウゼー


と言わせるための誘い受けなのか?

552:沖神1
07/12/20 01:30:58 9UaPRuWz
すまん、流れ読まずまた電波受信したので投下。
沖神。
というか沖田が襲ってるだけ。
14巻までしか読んでないにわかで、キャラも掴めてないかもしれません。
エロくもないかもしれません。
嫌な方はスルーでお願いします。




兎は鳴かないと思っていた。
不様な月のクレーターを彼らのダンスだと夢馳せたくせに寂しいと死ぬとは、昔の人もよく言ったものだ。
手の届かない場所にある丸い物体にどんな情緒を酔わせたのか、考えたところで納得のいく答えなど見つかりそうにないと、
夜更ける河川敷に寝転び沖田はそれを眺めていた。
無論、物心ついた頃には既に空にはロケットが飛び交い、街には異形の者が溢れ返っていたのだから、
それが無かった世界というのはいくら想像したところでリアルではない。
昔の話を聞いてもそこに流れていた水の温度は判らないし、風の匂いも知れない。
だから、考えることは無駄なのだ。
もたもたと考えている間に斬られてしまう位なら、先に斬ってしまえばいい。
考えるのはそれからでいい。
幼い頃からそう生きてきた。

夜風にまどろむのを感じながら沖田は目を閉じた。
それから数秒してがつり、と頭に固いものが当たり、それが気に食わない奴の足だと気付くのはそうかからなかった。

「ガキがこんなとこでオネンネしてんじゃねーヨ」

聞き覚えのある甲高い声でそう言うとそのままぐりぐりと足を踏み付けられる。
見上げた先には見覚えのある赤い服。
パンツでも覗いてやろうかと思ったが止めておいた。

「ガキにガキと言われる覚えはねェぜィ」

沖田はその足を掴んで離し、立ち上がりながらそう返した。
ピンク色の髪の毛に生意気そうな翡翠の目をした万事屋のチャイナ娘は、沖田より頭一つ小さい。
歳も恐らく四、五は違うだろう。
勿論、実力主義の真撰組隊員である自分は背格好や歳に関係なく、力がある者こそが必要とされるのだと判っている。
この娘が、認めたくはないが沖田と張る実力を持っていることも、加えて性別も弱いはずの女だと言うことも。
だが、それが余計に以前から気に入らない存在たる所以だった。

「おい何か言えヨ、また勝負するアルか」

少し高い位置で顔を見下ろされたまま黙っている沖田に痺れを利かしたのか、神楽の不機嫌な声が河川敷の風に紛れる。
ざわり、と草と草が擦れる音が辺りを包んだ。
と同時に、甘い香りが沖田の鼻孔を辿って喉の奥に着く。
それは間違いなく自分にはない女の匂いで、今一度この娘が自分とは違うことを認識させた。
しかしもっと単純な経路で胸騒ぎがしたのは、果たして気のせいだろうか。



553:沖神2
07/12/20 01:32:42 9UaPRuWz
聞けばこの娘は人ではないらしい。夜兎と言ったか、別の種族の者だ。
まさかあれから降りてきたのではないかと思案する。
昔の人が夢馳せた、月の中で踊る兎。鳴かない兎。
ああ、そうだ。思えばさっきまで、らしくもなくそんな事を考えていた。

沖田の心の中で一つの興味が沸いたのはそれから程なくした時だった。
迷う間もなく掴んだ肩を、か細い肩を、力一杯に地面に押し付けていた。

「うっ…!」

どんっと鈍い音が背中を走り、神楽はうめき声を漏らす。
急に反転した視界に混乱しているのか、地面にぶつけた背中の痛みに眉をひそめた神楽は訳が判らないと睨み据える。
月の逆光でのしかかる男の顔は見えない。
それでもさっきまでと様子がまるで違う事は分かった。

「何するネ!いてーじゃねぇかコノ……っ!」

言葉が続かなかったのは、唇に、何かが触れて遮られたからだ。
繋げなかった罵倒の数々が粉々に散り、その口の感触に神楽の身体は一瞬にして動きを止める。
ぎり、と音がしそうなくらいに握られた肩が痛い。
分からない。今、何が起きているのか。分かりたくもない。
心臓がどくどくと危険信号を発しているのに、足が震えて蹴り飛ばすことさえ、出来ない。

沖田はそのまま神楽の両手を一瞬にして帯で縛り上げ、身体ごと組み伏せた。

「ん、んーーーっ!!」

くぐもった叫びが両方の口の中で虚しく響く。
酸っぱい。さっきの甘い匂いが嘘のように、口の中は酢の味で満たされていた。
それがどういう訳か、沖田を益々夢中にさせた。

ずっと知りたかった。
兎は本当に鳴かないのか。
考えるのは昔から好きじゃなかった。
もたもたと考えている間に喰われてしまう位なら、先に喰ってしまえばいい。
考えるのはそれからでいい。
そうだ、本当のことが知りたいのなら。
そこに紛れ込んだ兎が一匹、いるのなら。
先に喰ってしまえばいい。
喰ってしまってから、考えればいい。

「ふぁ…はぁ…なに、す……」

漸く唇を離すと、呼吸を乱したまま神楽は顔を逸らして唾を吐いた。
たらりと端から垂れた液は、自分の物でもありそうじゃない物でもある。
その事実に抵抗したいのか、目は赤く潤みつつも睨むことをやめない。

「ナニされるかぐらい分かるだろィ」
「ふざけんじゃねーヨ!テメーなんて銀ちゃんにッ…」

叫ぶ神楽の前髪を沖田の右手が掴む。
その眼が、神楽の身体をとてつもなく尖った刀のように貫いた。

「まァ、せいぜい愉しみましょーや」

沖田は心底愉しそうに、真っ黒な笑みを深くした。



554:沖神3
07/12/20 01:34:55 9UaPRuWz


「うぅ…っ、く、はぁっ…」

静かに流れる川の温度にも緩やかに過ぎる風の匂いにもそぐわない、湿った少女の声が夜の河川敷で鳴っていた。
手を縛り身体を押さえ付けてもなお力の限り抵抗を続ける神楽から、沖田は徐々に力を削いでいった。
目に優しくない真っ赤なチャイナ服をたくし上げ、太陽に一度も触れたことのないような真っ白な肌に手を這わせる。
つるつると吸い付くような滑らかなそれは弾力があり、その幼さを否応なく示した。
いっちょ前に着けていた下着をずらすと、予想通り覆う必要などない未発達な胸が曝される。

「…ゃ、ぁ、やめ…っ」

そのピンク色の頂を唇に含むと、これまでとは違い高く甘い声を漏らした。
それに気分を良くした沖田は一層強く吸い付き、舌でころころと転がす。
小さい。何もかもが小さい。
だけど柔らかいそれをもう片方の手でやわやわと揉みしだく。

「あっ…ぁ…ぃや…っ」

段々と大きくなる感嘆を聞きながら、僅かに存在する乳輪をなぞり指の腹で弾く。

最初の段階では痛みを与えない方がいい。
いち早く快楽に酔わせた方が後々差し支えがない。
抵抗を削いでしまえば、こっちのものなのだ。

沖田はそのまま手を下に移動させ、身をよじり逃れようとする神楽の腰を押さえ付けたまま色気の皆無な綿の下着をずらした。
その瞬間今にも泣き出しそうに眉を寄せ震えたが、口からはまだなけ無しの威勢を発する。

「いい加減にしねー…と、…ふ、ぁ…ただじゃ…すま…」
「どの口が言ってんだィ。感じてるくせによォ」

言いながら秘部に指を滑らせた。やはりちっとも濡れていない。
構うものかと無理矢理差し入れた人差し指が、生温い中でぎゅうぎゅうに締め付けられた。

「いッ…くぁっ!」

神楽の顔が苦痛に歪められる。

その状況から判断出来る答えは一つだ。
処女、か。
歳を考えれば普通だが、この少女に関しては普通を当て嵌めていいものか悩むところだ。
だいたい状況が普通ではない。
一つ屋根の下に住む胡散臭い男や、その横にいる地味な眼鏡にやられていたかとも思っていた。
妙な縁のある妙な連中だが、どうやらそこまで腐ってはいなかったらしい。
良かったな、と奥で笑った。
良かったな、まともな奴等で。
勿論それも、今から自分の愉しみを高ぶらせる要因の一つに過ぎないのだが。


555:沖神4
07/12/20 01:38:33 9UaPRuWz
沖田は指を引き抜くと細い太腿を両手で拡げ、その何も知らない部分に顔を寄せた。
そして舌に唾液を乗せ、そのままそこへ触れる。
堪らなく熱い、柔らかい感触がした。

「はぁっ…ぅ、あぁ…汚な…」
「へェ、気ィ遣ってくれんだなァ」
「かはっ…ちがっ…!」
「綺麗にしてやってんだから大人しくしな」

うねるように舌の動きに、神楽の嬌声も高くなる。
下を見れば忌ま忌ましい奴が自分も見た事のない部分を、触れるどころか悪戯されている。
その悔しさと反して疼く身体の温度が神楽を益々混乱させた。
頭と心がばらばらだ。
感じたこともない奇妙な感覚が知らない神経を揺らす。
この手が動けば、今すぐにでもこの頭を掴んで殴ってやれるのに。
神楽の目からは涙が溢れていた。

「うっ…ぎんちゃぁ…しん、ぱち……くっ…」

さっき味わった酢の匂いとも違う甘美なる酸の匂いに、沖田は舌を這わし続けた。
量は少ないが、少しずつ自分の唾液とは違う熱いとろりとしたものが奥から流れ出す。
そろそろいいかと顔を上げると、神楽は涙を流しながら目をぎゅっと閉じていた。

月に照らされて肌を赤く染め、白い兎が眼から口から羞恥を零す。
その姿にぞくりとした。

「…力抜いたが身の為ですぜィ」

ズボンの下で張り詰めたものを取り出し、その小さな入口に宛がう。
目を丸くし、いやいやと首を振る神楽に一度だけにやりと笑ってやると、そのまま貫いた。

「ああーっ!いっ…ッ、いたぁ…ァ」
「くっ…」

狭い中は予想以上に締め付け、沖田も思わず息を漏らす。

「くっ…うぅ…」

とめどなく流れる涙と苦痛の声に、ほんの一瞬戸惑う。
それは理性と欲の間を曖昧に漂う、沖田の嫌いな考える行為だ。
繋がった部分は熱を持ったまま、生きた血潮がどくんどくんと脈を打っていた。



556:沖神5
07/12/20 01:43:08 9UaPRuWz
この生き物を兎に例えたなら、さしずめ自分は腹を空かせた狼か、悦を貪るハンターだ。
だから、今からはただ快楽だけを求めてはいけない。
夢中になってはいけない。
そう言い聞かせて、沖田は腰を動かした。

「いやァ…あ…っ、痛ィ…ぎんちゃ…」
「っ…呼んでも誰も来ねェよ」
「あ…あ…っ」

神楽は慕っている男達の名前を呟きながら一心に助けを求めていた。
そのぐしゃぐしゃになった顔は背けたままだったが、ふと引き付けられるように目尻を舐めてみる。
塩辛い。
それは今日味わった少女のどの部分より切実に彼女自身を訴えていた。
身体は喰われても心は喰われないと言っていた。

「あぁッ…あ、あ…うっ…!」

一層激しく突き上げて、沖田はその請う叫びさえ掻き消す。
あまりにも狭いその壁はやがて滑りを伴い快楽を高まらせていった。

「は、ぁッ…もう、出しやすぜィ」
「…っ!…いや、いやいやいやァァァ…!」
「くっ…」

神楽が一際大きく叫んだ時、ひくりと痙攣した反動と一緒に吐き出した。
これまでに感じたことのない程の快楽と虚無感が、その後漏らした溜め息と共に心を騒がせていた。



血を見た少女は解かれた腕で沖田の頬を殴り、そのまま何も言わないで帰っていった。
立つにも苦しそうで、太腿をどろりと伝う精液に嫌悪の表情を浮かべたままその重い身体を起こす。

「…送ろうか」

背を向けたその姿はあまりにも弱々しく、行為の前とは比べものにならない程小さかった。
だからつい、そんな事を言っていた。

「死ね」

振り向きもしないで放たれた言葉は、まるで求めていたような拒絶だった。
そのまま遠くなる後ろ姿を見つめながら、またそこに寝転ぶ。

「くく、ふふふふ……っ」

深い所から可笑しさが込み上げて、そのまま渇いた声で笑い続けた。

鳴くには鳴いた。いや、自分が鳴かせた。
知りたかったのはこんな事だったろうか。
嫌いなはずの考える過程が、あの娘に関してだけは不必要に行っていると思い知る。
気に入らない。体を繋げてみてもやはりあの娘だけは気に入らない。
しかし一番気に入らないのはこういう自分かもしれないと、少しだけ頭を過ぎった。

吐いた白い息の向こうでは、月が蔑むように見下ろしていた。



おわり


正直口調がわからんかった。

557:名無しさん@ピンキー
07/12/20 09:23:19 MHS9m6U7
キモ腐女子のオナニースレにすんなクソ豚女

558:名無しさん@ピンキー
07/12/20 10:15:52 EZjWxyr2
それはお前だお

559:名無しさん@ピンキー
07/12/20 10:52:55 JdiKHD0o

腐女子口調の奴が何様だよw巣に帰ってろ負け組ブタ



560:名無しさん@ピンキー
07/12/20 12:34:57 vRiBIz/Z
>>557
ハジたんでエロいヤツ頼むわ








久々の沖神いいよーGJした!
次はもっとレイプレイプでお願いします

561:銀たま1
07/12/20 12:53:03 2Bwi4CdE
>>545です そうだな濡れ場も書かずに「どう?」なんて聞いたって何も言う事ないよな すいませんоrz
これ書いたら>>548の言うとおり半年ROMる

銀魂21巻のたまの話の後日談  21巻読んでない人は読まないほうがいいかも

「銀時様先日はどうもありがとうございました。」

いつものように万事屋でごろごろしていたらいきなりたまが訪問してきてこう言った。
一瞬何のことだが分からなかったがすぐに思い出す。そういえばこの前ネジを買ってやったんだっけ。

「あ~アレね~別にそんな礼言われる程じゃないぜ?あのネジ300円だったし。」

     ・・・・―それにたま途中で置いてけぼりにしたしな―・・・・

「そんなことありません。ネジを買って頂いて私とても嬉しかったですから。
それに銀時様と一緒にハメを外せたのが何より嬉しかったんです。それで・・・私・・・・」

ふいにたまが口ごもる。なかなか言葉を発しようとしないのに痺れを切らした銀時はたまに問いかけた。

「どうした?腹でも痛くなったか?」

たまはちょっと照れくさそうにしながらこう言った。

「私・・・・銀時様にお礼がしたいんです!!」

「お礼?」

「はい」

「イヤイヤイヤさっきも言ったけどそんな礼されるほどの事してねェって。」

「どうしてもしたいんです。というかしなくちゃいけないんです。私たち機械は本来なら人の役に立たなくてはならないのに
先日は銀時様にやってもらうばかりで役に立てていませんでした。なので今銀時様の役に立ってお返しをしたいんです。
何かやってもらいたい事はありませんか?」

「・・・・・やってもらいたいことねェ・・・・・」

そう考えているとふと名案が浮かんだ。幸い神楽も新八もお妙のところに行っていて家にいない。

なかなか答えない銀時を不審に思ったのかたまは眉を顰めてこちらを見つめた。

「銀時様?」

銀時はニヤニヤしながらこう言った。

「じゃあさ 俺にご奉仕してくれる?」

   ―そういうと銀時はたまの口内に舌をすべらせた―







562:名無しさん@ピンキー
07/12/20 13:16:26 8kMyzu1T
>>469>>552=単に自分の好きな組で妄想したいから書いてるだけのブタ腐女子
そいつら組み替えたり男無しでも書けんのか?
もしちゃんと恋愛妄想前提で書いてないんだったらお妙さんと沖田とかでも書けるよな?
花野1人とか余裕で書けるよな?
どうせ自分の中で成り立ってるキモ妄想に支障来すから無理なんだろ?w
腐女子のオナニー長文投下は余所でやれ

563:名無しさん@ピンキー
07/12/20 13:35:53 Hguf4hqJ
確かに沖神は久しぶりに読めてよかたよ~
冷めた感じがGJでした。
嫌々ならもっとやってくれた方が俺も楽しめたかも…
いやいや、そんな事言っちゃ駄目だよな~また好きなの書いてやって下さい。



にしても最近は心理描写が上手い人が多いなぁ。
少しでいいからその才を俺に分けて欲しい…

564:銀たま2
07/12/20 13:46:00 2Bwi4CdE
「んっ・・・・ふ・・・・うぁ」

部屋は甘い吐息と口内を侵す音だけに包まれた。

銀時は内心驚いていた。最先端の技術でつくられたとはいえまさかここまで人間に近いとは思ってもいなかったからだ。
それにたまはあくまで家政婦だ。こういうことをするために生まれてきた訳ではない。

       ―こりゃァ偉いモンをつくったモンだぜ―

そんなことを考えているとふいに銀時の体は宙に浮いた。

「?・・・・・うごばァァァl」

そして壁に叩きつけられる。たまだった。たまが銀時をぶん殴ったのだ。

「ちょッてめェ何しやがんだァァァ!!」

「銀時様 これはどういうことでしょうか?」

さっきとはうってかわって冷えた目で銀時を見るたま。

「何って・・・・俺ァてめーにご奉仕してもrぐはァァァ!!!」

「銀時様私はそういった意味でいったのではありません。」

「何でだよ!!お前やってもらいたいことは何か?って聞いただろ!!」

「確かにそうです。ですが、私はあくまで家政婦です。銀時様の性欲処理機にはなれません。
というか機械ですからいれようとしても無理ですよ。」

「おまッそれはないだろ!!いれられなきゃこんなことする意味ねーだろ!!
というかお前さっきちょっと感じてたじゃん!!それはなんなんだよ!!」

「それは機械の機能の一つです。」

「どんな機能ォォォォ!!」

「・・・・・じゃあ何?俺はこのまま放置プレイって訳?俺の息子が張り切ってるのに?」

                  ちょっと昼ごはん食べるんで休みます。
                  食べ終わったら戻ります。エロ無しだけでは終わらせません。







565:名無しさん@ピンキー
07/12/20 14:21:01 8oqZr3My
………………だったら昼飯食ってきてからまとめて投下した方が効率良くね?

566:名無しさん@ピンキー
07/12/20 14:32:29 2Bwi4CdE
>>565
そうだなоrz俺バカだな ・・・・ちょっと今から速攻でまとめてくる 

567:銀たま3
07/12/20 15:42:13 2Bwi4CdE
「そうです。」

その言葉を聞いた瞬間俺の中で何かが崩れた。

「なので銀時様何か別のことをたの―!!?」

銀時はたまの着物を剥ぎ始めた。

「銀時様!?何をするんですか。そういうのはだめだと!」

「・・・・・俺に期待だけさせといてやらせないだと?ふっざけんじゃねーよ!!てめー
俺ァなァ神楽がいるせいで日頃溜まってんだよ!!だから今日は久々に出せる
っていきこんでたんだよ!!それなのにてめーは俺の期待を裏切りやがって・・・
主人の言う事を聞かねー奴ァ・・・・・お仕置きだ。」

そう言うと銀時は着物を剥がれて露になった、たまの胸の突起をつまんだ。

「・・・・ッ!!」

いきなりの刺激にたまの息はつまる。それを見て銀時は黒い笑みを見せた。

「おーおー文句垂れてたわりには感じてんじゃねーか。」

「・・・ッ違います!これは私の中にあるプログラムが勝手に―!!」

銀時は胸の突起をつまんだ。

「うっせーなァどっちにしろ感じてんのに変わりはねーだろ。」

そう言うと今度は胸の突起を舐めはじめた。始めはいやがっていたたまだがもう諦めたのか
しだいに嬌声があがってきた。

「はぁっ・・・ん・・・んぁッ・・・」

「ほら、気持ちイイだろ?」

「そんなことな・・・う・・・ふぁッ・・・・・ハァッハァッ・・」



568:銀たま4
07/12/20 16:09:46 2Bwi4CdE
しばらくその状態が続いた。

「よし結構やったな・・・・。」

そのぼやきを聞いていたのかたまが言った。

「もう・・・・終わりでしょうか?」

それを聞いた銀時はたまの腹を殴り飛ばした。たまから呻き声が聞こえる。

「バカじゃねーのオメー こんなんで終わるわけねーだろ 今はあくまで"お仕置き〟が終わっただけだ
次は"ご奉仕〟をしてもらうぜ。」

たまの目から涙が出た。

「本来なら次は中にいれるとこだがいれられねーなら・・・・・・しゃーねェオイたま、口開けろ。」

「何をするんですkムグッ」

言い終わる前に銀時自身がたまの口の中にいれられた。自然、たまの顔が歪められる。

「そんな顔するなって てめーはただコレをしゃぶりゃあいーんだよ。」

その言葉にホッとしたのがたまの顔が明るくなる。

「ほんほおでふは?」(訳:本当ですか?

「ああ、本当だ それと、もしお前が俺を満足させられたらコレも終わりにしてやらァ。」

それを聞いたたまは頑張った。必死で銀時の感じるところを探した。
そしてとうとうそのたまの頑張りが功をなし、銀時を達せさせる(=満足させる)ことが出来た。


                                    (終)









569:名無しさん@ピンキー
07/12/20 16:12:40 2Bwi4CdE
始めはギャグだったのがいつのまにか鬼畜っぽくなってた。というかたまさんじゃないこれоrz
・・・・お目汚しすいませんでした。やっぱ素人が書くもんじゃないですね。ROM専になります・・・


570:名無しさん@ピンキー
07/12/20 17:27:45 fvBW5hTd
>>552
イイネ~。
GJ!!!

>>561
おつかれさん。
GJ。

571:122
07/12/20 17:55:25 Hguf4hqJ
あんまり間が空いてないけど今から投下します。
アニメ観てミツバが読みたいって言われる前に…
妙×九なんで、ちょっとキャラが壊れてるかも…苦手な方はスル―して下さい。

興味のある方だけどうぞ…


572:妙×九
07/12/20 17:56:18 Hguf4hqJ
星が綺麗に輝く夜、僕は一人妙ちゃんのお店に居た。
妙ちゃんに会いに来た筈なのだが、今日はまだ来ていないらしい。
仕方なく待っている間にお酒を少し頂いた。
今思えばこれがよくなかったのかもしれない。

頭がボーッとしてるし足元もフラフラだ、視界もなんだかボヤけているし左目が全く見えない。
トイレに行き、鏡に映る自分を見ると、顔全体…というか首まで紅くなってる。
そうとう酔っ払っている。でも何だか気持がいい。

573:妙×九
07/12/20 17:57:13 Hguf4hqJ
用を足しトイレから出るとなんだか眠くなってきた。暖簾の奥に畳がみえる…妙ちゃん達の控室かな―
暖簾をくぐると化粧台やら荷物やらが置いてある少し大きめの部屋があった。
ネムイ…少し横になるぐらいなら~いや寝ちゃだめだ、でも畳気持ちよさそ~
いやいや、ねちゃ――


《バタンッ》




そのまま僕は眠りについてしまった。




「九ちゃ―、―ちゃん」
あ~妙ちゃんの声が聞こえる…夢なのかな?何だか目の前に温もりが…

《すりすり》

いい匂いがするぅ~


574:妙×九
07/12/20 17:58:08 Hguf4hqJ
でも何だか布が…着物かな?じゃまだ。
「ちょっ、やめて九ちゃん…」
よし、これでじゃまな物は無くなったぞ。

《ぎゅ~》

やらわかぁくて、すべすべの肌~気持ちいぃ~。

あ、顔?…妙ちゃん…?キスしたい…どうせ夢だししちゃってもいいよね。
「ちゅっ」
ん~ぷにぷにしてるぅ。
「んんっ…九ちゃ…」
舌とか入れてみたり―
「ん…んぁ…ちゅ…くちゅ…」
何だか熱い。どうせだから僕も服を脱ごう。
妙ちゃんの胸―
良かったぁ~僕のと同じぐらいだ。でも、もう少し大きくしたいって妙ちゃんも言ってたし…


575:妙×九
07/12/20 17:58:57 Hguf4hqJ
よし、妙ちゃんのためだ僕が揉んで大きくしてあげよう。

《ふにふに》

「ぇっ…ぁ…あうん!!」
ちゃんと両方やらないとバランスが…
妙ちゃんも感じてくれてるみたいだけど、あんまり声が出ると外に聞こえちゃうから…口は塞いじゃおう―

「んぅ…んぐぅ…んんっ!!!?」

イタイ…何か噛まれた…。
「九ちゃん、酔ってこんなことするなんて…最低よ」

ん―夢だよね!?続きツヅキ…

《すりすり~ぎゅ~》
ほ~ら抱き締めた感触がしっかり…
「ひゃぁっ!イッ!!」
妙ちゃんが僕の乳首を摘む…というかつねる。

576:妙×九
07/12/20 17:59:51 Hguf4hqJ
「妙ちゃん、痛い!?―た、妙ちゃん!?」

夢じゃなかった…けど
《ぎゅ~》

《コン》

今度は頭を軽く叩かれて両手を後ろで縛りられた。
「ご、ごめん妙ちゃんその…ひゃぅ!!」
「言い訳なんて訊きたくありません」
ぅ…ど、どうしよう…夢じゃなかったのか。ていうか乳首を摘んだ手を離してくれない…
と、とりあえずもう一度ちゃんと謝らないと―えっ!?
「んぁ…ん…んぐゅ…はぁ」
いきなり妙ちゃんが僕の唇にキスをしてきた。
「んはぁ…んんっ」
妙ちゃんの舌が僕の舌を執拗に吸い、口内を味わうように舌を動かす。

577:妙×九
07/12/20 18:00:49 Hguf4hqJ
「ぁ…んんっ…」
妙ちゃんの舌が僕の唇を離れ首筋をなぞりながら、手で胸を刺激する。
「た、妙ちゃん?どうして…ぁ」
「だって…酔って倒れてた九ちゃんを起こそうとしたら、
いきなりキスするんですもの…どうせ誰でも良かったんでしょ」
いつもと同じ口調だけど…明らかに怒ってるぅ…。
確かに夢だと思ってたし、でも…誰でもいいって訳じゃなくて妙ちゃんだから…
いや今更何を言っても言い訳がましい。
「九ちゃんだって好きな事したんだから…当然罰を受けてもらうわよ」
「んぅ…ぁ…はぃ…」


578:妙×九
07/12/20 18:01:47 Hguf4hqJ
そう言うと今度は化粧台から筆の様な物を取り出して僕の乳首を刺激する。
「……やっ、あっ……はぁ……んっ……ぁ」
最初は歯を食いしばって堪えていた僕の口から、いつしか熱っぽい吐息が漏れている。
「た、妙ちゃぁ……お願、い、だから……もう……っ」
快感というほど強くはなく、かといって淡々と構えていられるほど弱くはない。
数十分と微妙な刺激を与え続けられた僕の息は次第に荒くなっていた。
目は熱にうかされたように潤み、肌は桜色に火照り、
散々弄られた乳首は極限まで勃起している。



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