【朝ドラ】ちりとてちんでエロパロ【貫地谷B子】at EROPARO
【朝ドラ】ちりとてちんでエロパロ【貫地谷B子】 - 暇つぶし2ch594:草月 ◆ACiteNl50A
07/12/14 12:48:56 uLVsLjX/
小草若 最後の戦い @Sweet Snow Magic 序

アク禁やっと解除されました。私の作品を読みたくないという方はIDなり
コテトリ等をNG指定してスルーしちゃって下さい。
コテトリつけて叩かれるのはある程度覚悟した上でやってるので、このまま
名乗っていきます。コバルト路線全開の草月でよろしくお願いします。

>>472さん、快諾していただいて本当にありがとうございました。
472さんの作風を損なわないように描いたつもりですが気に入らなかったら
すみません。

初めて書く小草若×喜代美です。
内弟子修行中なのにどうして小草若のマンションにお泊まりできたかとか
細かいことは、エロパロということで突っ込まないで下さいw
格好良くて優しい小草若を書いてみたかったので、キャラが損なわれるのを
承知の上で、小草若には敢えて「底抜け」フレーズを極力使わないように
してみました。
>>259以来のエロです。前回よりは軽めに書きました。「初えっち」を2回も
書くのはしんどかったorz

595:草月 ◆ACiteNl50A
07/12/14 12:50:02 uLVsLjX/
小草若 最後の戦い 3@Sweet Snow Magic

喜代美は小草若のマンションにいた。さすがに売れっ子タレントらしい豪華な
マンションに住んでいる。
「すてきなお部屋ですねぇ。こんなお部屋テレビでしか見たことありません。」
喜代美は室内をきょろきょろと見回していた。
小草若はエアコンを点けたり、冷蔵庫から何かを出したりと室内をあちこち
動き回っている。
「あ、兄さん、どこに何があるか教えてくれたら私がやりますさけ。」
喜代美がキッチンへ近づいた。
「ええんや。座っとき。今日の喜代美ちゃんはお客さんやし。ここは俺ん家
やから俺がやった方が早いやろ。」
「はい…」
小草若に勧められるままソファに腰を下ろしたものの落ちつかず、結局また
小草若の許へ向かった。
「運ぶくらいはやらして下さい。」
「んじゃ、頼もかな。」
喜代美はホールのケーキとシャンパングラスを運んだ。

「小草若兄さん、私お酒飲めませんよ。」
「今日は特別やからちょびっとだけ飲も。」
「じゃ、ちょっとだけ。」
特別、という言葉に喜代美はさっきのキスを思い出してちょっと頬を赤らめた。
二人はゆったりした二人掛けのソファに腰を下ろした。
「じゃ、乾杯。」
「乾杯!」
「わぁ…あまーい…いくらでも飲めてまいそうです。」
「底抜けに飲み。百杯飲み…と言うたらアカンわな。ははは。」
「酔っぱらったら小草若兄さん、介抱してくんなりますか?」
「あ、当たり前やないか。」
少し酔ってしまったのか、喜代美の目許はほんのり桜色に色づいて潤んでいた。
その大人びた表情に小草若の胸が高鳴った。
「き、今日はえらい目ぇに遭うたな。怖かったやろ。ほら、ケーキも食べ。
ホールのままつつくのも美味いんやで。」
「一度やってみたかったんですよ~。おいしい~~!」
先ほどと打って変わってまだ十代の女の子らしい笑顔に、大人と子供の狭間を
行き来する喜代美の危うい魅力に小草若の胸は更に高鳴った。
「…さっきの小草若兄さん、とっても格好良かったです。なんて言うか…
どきどきしてしまいました。あんな風に男の人から庇てもろたん、初めて
です。」
「喜代美ちゃん…」
「小草若兄さん…」
二人の視線が合い、どちらからともなく唇を重ねた。

596:草月 ◆ACiteNl50A
07/12/14 12:51:03 uLVsLjX/
小草若 最後の戦い 4@Sweet Snow Magic

「…ぷはぁっ!」
喜代美は唇を離すと苦しそうに喘いだ。
「喜代美ちゃん、もしかして息止めとった?」
喜代美はこっくりと頷いた。
「ほやかて…初めてですさけ、どないしてええかようわかりません…」
視線を逸らせながら、最後は消え入りそうな声で呟いた。
「もー、底抜けに可愛らしいなぁ!」
小草若は喜代美を強く抱きしめた。急に抱きしめられてバランスを崩した
喜代美はソファに倒れ込んでしまった。
「うわっ!」
気付けば喜代美は小草若に組み敷かれるような格好になってしまった。

「喜代美ちゃん、ほんまに好きやで…」
「私もです…」
「息は止めんでええからな。」
再び小草若は喜代美にキスをした。ついばむような優しいキスから段々と
濃厚なキスへ。舌をそっと滑り込ませると、最初は戸惑ったようだが小草若は
優しく歯列をなぞり、舌をからみつかせた。喜代美もぎこちなく応じた。
(気持ちいい…)
喜代美は頭の片隅でそんなことを考えてしまった。
首筋に唇を這わせながら右手で柔らかな胸に触れると喜代美の身体がびくりと
跳ねた。
「ちょっ…待って…下さい…!」
喜代美は小草若の意外に広い肩を押し返した。
「…嫌やったか?」
「ちゃうんです。さっき…走って汗ようけかいたさけ、汚いです…」
喜代美は恥ずかしいのか顔を手で覆った。
「なんや、そんなことかいな。」
小草若は自分が拒否されたのではないとわかって心底安心した。
「そんなことちゃいますよ!昼間は家事もお稽古もしましたし…兄さんに
汗臭い子やって思われたないです…」
またもや消え入りそうな声で答える喜代美に小草若は愛しさを募らせた。
「わかったわかった。じゃ、一緒に風呂入ろ。」
「ええ!?」

597:草月 ◆ACiteNl50A
07/12/14 12:52:43 uLVsLjX/
小草若 最後の戦い 5@Sweet Snow Magic

喜代美はバスルームにいた。棚には高級そうなシャンプー類が並び、バスタブは
バブルバスにしてあった。
(こんなん、外国の映画でしか見たことあらへん…!)
急いで髪と身体を洗い、お湯につかっていると小草若が外から声をかけた。
「着替えは俺のシャツしかないねんけど、構へんか?」
「はい!十分です!!」
「…入ってええか?」
「はい!」
喜代美の裏返った声に思わず小草若は吹き出してしまった。
(俺かて十分緊張してるんやで。喜代美ちゃん。)
小草若が扉を開けると喜代美はバスタブに肩どころか顎あたりまで浸かって
いた。
「あの…電気消して下さい。恥ずかしいです。」
「ええよ。」
小草若は浴室の明かりを落とした。しかし窓からは夜なお明るい大阪の街が
バスルームを照らしていた。
「あんまり変わらんですね…」
「せやな。」
喜代美はバスタブに浸かりながら体を洗っている小草若の身体を横目で見た。
(細いけどやっぱりがっしりしとんなる…)
「どないした?」
喜代美の視線を感じた小草若が声をかけた。
「何でもないです。」
「そう?」
シャワーで身体を流した小草若はバスタブに入った。
(どないしよう…緊張してきた…)
「喜代美ちゃん、こっちおいで。」
小草若が後ろから喜代美を抱きしめ、膝に乗せるような形で座った。
(ななな、何か背中に当たっとる!)
「喜代美ちゃん、こっち向きぃ。」
「ん…」
二人は再び唇を重ねあった。
ようやく唇を離した二人の間を銀色の糸が繋いだ。喜代美にはもう、
自分の体が熱いのはお湯のせいなのかキスのせいなのかわからなくなっていた。
「兄さん…」
小草若の舌が首筋を這いながらその手はゆっくりと柔らかな乳房に触れた。
「あっ…そこは…」
「やらかいなあ…喜代美ちゃんの体はどこもふわふわやな。」
小草若の指先と唇が、まるで喜代美のすべてを確かめるように動き回る。
小草若の触れる所すべての体温が上がっていくような感覚に喜代美は陥った。
「はぁっ…ん…こそう…じゃく…兄さん…っ…」
喜代美の甘い声と吐息が小草若をより一層昂らせた。
「喜代美ちゃん…ほんまに…可愛いらしいで。好きやで…」
好きだと耳許で囁く声に喜代美もまた、自分が昂っていくのを感じた。
「あんっ…!」
小草若は自分の手には余る程の喜代美の柔らかい乳房の先端に触れ、もう
一方を舌で愛撫した。突然訪れた甘く切ない快感に喜代美は戸惑った。
(自分の身体やないみたい…さっき飲んだお酒のせいや…)
「いや…あっ…!」
最も敏感な部分に指を這わせるとそこにはお湯とは明らかに違う、粘度の
ある熱い液体が溢れ出てくるのを感じて小草若は嬉しくなった。
少し指をずらし、茂みの奥にある柔らかな草の芽のような部分を探り当て、
ゆっくりと弄んだ

598:草月 ◆ACiteNl50A
07/12/14 12:53:47 uLVsLjX/
小草若 最後の戦い 6@Sweet Snow Magic

「あぁっ…はぁっ…ああっ…!」
喜代美はぐったりと倒れこんだ。
「喜代美ちゃん、気持ちええ?」
「…そんなん…聞かんで下さい…恥ずかしいて…」
喜代美は荒い息で答えた。
「俺もごっつい気持ちええねんで。さわってみ?」
小草若は喜代美の手を掴んで自分自身に触れさせた。
「こんなん…おっきい…」
「これが、喜代美ちゃんと一つになるんやで。」
お湯と泡の中で触れているので実物を見た訳ではないものの、その手に余る
大きさに喜代美は恐怖心を覚えた。仮にも十九歳の女の子、まったくその手の
知識がないわけではなかったが、いざその時を迎えるのだとわかると持ち前の
根性無しが頭をもたげた。
「こんなん…怖いです…」
「ここまで来て逃げるん?」
小草若はわざと悲しそうな声で答えた。
「だって…痛いって…」
小草若の悲しそうな声と表情に喜代美は申し訳ない気持ちになった。
「大丈夫。安心しぃ。俺は喜代美ちゃんのことが大好きやから。大事に
するから信じて?」
「ほんまですか?」
潤んだ瞳で見つめる喜代美に小草若はちょっぴり罪悪感を感じた。
(まだ十九やもんな…ちょっと意地悪やったかな…ま、可愛いからつい
意地悪したなってしまうんやけどな。)
「ほんまやで。これ言うと嘘くさく聞こえるんやろけど、底抜けに
アイラ~ビュ~やねんで。」
初高座で大失敗した喜代美を慰めるために歌ったあの歌をまた披露した。
「あれ冗談やなかったんですか?」
「…やっぱり通じてへんかった…」
二人は顔を見合わせてくすくす笑った。

「ちょっとリラックスできたか?」
「…はい。」
(小草若兄さんとやったらきっと…大丈夫。緊張するけど…)
「喜代美ちゃん。」
小草若は喜代美の手を取って自分の胸に当てた。
「俺もすごくどきどきしてんねんで。おかしいやろ?喜代美ちゃんより年上
やのに。喜代美ちゃんに嫌われたないってそれしか考えられへん。」
「私も…どきどきしてます。小草若兄さんに嫌われたくないです…」
喜代美もまた、小草若の手を取って自分の胸に当てた。
二人はもう一度キスをした。

599:草月 ◆ACiteNl50A
07/12/14 12:55:09 uLVsLjX/
小草若 最後の戦い 7@Sweet Snow Magic

「座って…」
小草若はバスタブの縁に喜代美を腰掛けさせた。
窓から差し込む街の明かりに照らされた喜代美の濡れた肌がきらきらと幻想的に
輝いていた。所々に散った泡が喜代美の桃色に染まった肌を飾った。
「ほんまにきれいやなぁ…喜代美ちゃん…」
小草若はため息混じりに呟いた。
「あんまり見んといて下さい…」
「行くで…力抜いてな…」
「はい…」
小草若はゆっくり喜代美の中へ侵入した。身体が温まってるせいなのか、
それともさっき飲んだシャンパンのせいなのか思いのほかするりと喜代美の
中へ入ることができた。
(…きっついな…やっぱり初めてやからか…?それにしても…)
「痛いです…兄さん…!」
痛みのあまり思わずしがみついた背中に爪を立ててしまう。
「大丈夫か?喜代美ちゃん…」
小草若は喜代美の痛みが退くまでそのまま動かなかった。
「喜代美ちゃん…好きやで…大事にするから…」
抱きしめたまま何度も喜代美に囁き続けた。
「喜代美ちゃん!?」
喜代美の顔を見ると、喜代美の目からは大粒の涙がぽろぽろとこぼれ落ちていた。
「ごめんな!そんなに辛かったか?」
「ううん…ちゃうんです…嬉しくて…男の人にこんなに好きやって言うて
もろたん初めてで…私も小草若兄さんのことすごーく大好きやって…
わかったんです。」
一つに繋がったことで自分の気持ちをはっきりと認識できたということ
なのだろうか。小草若は身の内が震えるほどの感動を覚えた。
「喜代美ちゃん…」
小草若は喜代美への溢れんばかりの愛を込めて奥へと突き進んだ。

「うぅんっ…あん…にい…さん…!」
バスルームには規則正しい水音と喜代美の甘い声が響いた。
小草若は自分だけが聞くことを許されたその声に酔いしれた。
(声までええねんな…それにしても…喜代美ちゃんは…)
小草若の動きに合わせて締めつけてくる喜代美にもう、自分を抑えることが
できずついに高みに昇りつめた。
「喜代美ちゃん…!」
「兄さんっ…!」
喜代美はぐったりと小草若にもたれかかり、二人は抱き合って余韻に浸った。

「立てる?喜代美ちゃん。」
喜代美は首を横に振った。小草若はシャワーで喜代美の身体を洗い流して
バスタオルで身体を包むとふわりと喜代美を抱き上げてベッドまで軽々と
運んだ。
「重かった…ですよね。すみません…まだ足に力がよう入らんで…」
「底抜けに軽いがな!それよりちゃんと身体を拭いときや。風邪ひいたら
あかんから。それとこれ着いや。」
小草若は出て行った。喜代美は身体を拭いて小草若から渡されたシャツを
着てみた。
(だぶだぶや…あー…お酒のせいやろか…眠いなぁ…)
「喜代美ちゃん、喉渇いたやろ。あ…」
小草若がグラスを持って入って来た。喜代美はさすがに疲れたのかベッドで
眠り込んでしまっていた。
「おやすみ。喜代美ちゃん。」
小草若は喜代美に毛布を掛け、自分も喜代美を抱きかかえるように寄り添って
眠った。

600:草月 ◆ACiteNl50A
07/12/14 12:56:17 uLVsLjX/
小草若 最後の戦い 8@Sweet Snow Magic

どのくらい時間が経った頃だろうか。小草若がふと目を覚ますと隣にいる筈の
喜代美がいなくなっていた。
(喜代美ちゃん…帰ったんか?)
部屋の外からかすかな物音が聞こえ、慌てて起き上がって居間へ向かった。
「喜代美ちゃん?!」
「あ!びっくりしたぁ。小草若兄さん。すみません、起こしてしまいましたか?
うるそうしてすみません。喉渇いてしもて…お水飲もうかなって。」
「せやったんか…ちょっと待っとき。あったかいお茶淹れるわ。水やったら
寒いやろ。」
「自分でやりますさけ、どこにあるかだけ教えてくんなりますか?兄さんは
寝とって下さい。」
「じゃ、俺の分も一緒に頼むわ。」
「はい。」
小草若はお茶やカップのある場所を教えると寝室に戻った。

「さむ…」
「寒いやろ、これも着いや。」
小草若はセーターと靴下を持って戻って来た。
「ありがとうございます。やっぱり大きいですね。兄さん、細身やから
そんなに服の大きさって違わんような気ぃしとったんですけど。」
喜代美は余った袖を振って見せた。
「俺の服着とる喜代美ちゃんもそそられるなあ。」
「そうですか?ようわからんです。」
喜代美は照れくさそうに微笑んだ。

「はい、お茶淹れました。」
「あっちで飲もか。」
二人はソファでお茶を飲むことにした。
小草若がベランダに面した窓のカーテンを開けると外は雪が降っていた。
「雪やで。珍しなあ。喜代美ちゃんには珍しないか。」
「寒いなと思てたら…大阪ではあまり降らんのんですよね。」
「せやなあ。」
喜代美も小草若のそばにやって来た。
「雪は…あまり好きとちゃいます。小浜の冬は長うて何もかも雪に閉ざされる
感じがして…」
「俺が隣におってもか?」
小草若は喜代美を後ろからふわりと抱きしめた。
「…今、好きになりました…」

END

601:名無しさん@ピンキー
07/12/14 13:36:07 RCjxw+O2
>>594
草月師匠GJ!アク禁解除おめ。
「初えっち」萌え。

602:名無しさん@ピンキー
07/12/14 14:42:05 0ORrmTMW
>>594
草月師匠GJ!
小草若にはぜひ幸せになっていただきたい、とぞ思ふ。

603:名無しさん@ピンキー
07/12/14 15:25:18 ZKl0QG3q
>>594
(;´Д`)ハァハァ
四草×喜代美「喜代美愛してる」もよかったけど、
これはこれでたまらん。
また小草若×喜代美でエロいの頼みます。
それにしても過去のを読み返してみると、どんどん文章に磨きがかかってますね。すごい。

604:472
07/12/14 15:40:46 gBmnplYX
草月師匠、GJです!
以前にもノゾキネタを作品化して貰てるんですわ
今回も素晴らしい続きをつけて貰て感激っすよ
今後ともよろしゅうに

605:名無しさん@ピンキー
07/12/14 15:55:45 hAHcSKqF
過去の職人さんの話を読み返すと>>599 以降、
>>388 の別バージョンでもいけそう。

GJ!小草若のエロは難しいですよねぇ。

606:名無しさん@ピンキー
07/12/14 16:14:01 g/9ck5LZ
エロ、ラブあま、コメディと一通りこなしてる。
苦手なのは鬼畜系とみた。

607:名無しさん@ピンキー
07/12/14 16:16:18 +GCw7k9O
また…

608:名無しさん@ピンキー
07/12/14 16:17:34 +2wDjNpX
>>606
おお、鋭い読み。そんな気がする。

GJ!エロありでかつ、らぶらぶな小草若。
すごいよかった。


609:名無しさん@ピンキー
07/12/14 16:18:18 +GCw7k9O
師匠って…それが持ち上げじゃね?

610:名無しさん@ピンキー
07/12/14 16:26:09 g/9ck5LZ
>>607
GJし忘れました。褒めたつもりだったんです。書いてないジャンルといえば
これだなって思って。すみません。草月さん。次もまってるお。

611:名無しさん@ピンキー
07/12/14 16:26:57 gBmnplYX
敬称でしょ?

612:名無しさん@ピンキー
07/12/14 16:36:26 +2wDjNpX
亀ですみませんが、>>499>>544、大変GJでした。
四草贔屓として堪能しました。

エロありのあと、エロなしだというだけでも心苦しいのに、
この状況。
しかし、自分的にどうしても今日、という思い込みがあるものでw
あえて、エロなし行きます!KYご容赦。

四草×喜代美です。

613:四草×喜代美その1
07/12/14 16:39:00 +2wDjNpX
一人で目覚めるのは好きじゃない。
いつも何かに追い立てられて目が覚める。

女は勝手に寄ってくる。
別にこっちが声をかけているわけじゃない。
断らないのは…もちろんほかにも理由はあるが
一番の理由は、目覚めたときに一人でいたくないから。
だから、目が覚めてしまえば用はない。

 ◆

「ほな草原兄さん、僕に平兵衛の稽古つけてくれはるように、
師匠に言うてくださいよ」
「それはでけへん」
「そしたら、僕も若狭の稽古は見ません」
そういって、四草は「おもしろくない!!」オーラを背後に撒き散らしつつ、
稽古場を出て行った。

草原に稽古をつけてもらったあと、喜代美がふと目をやると、
縁側でいかにも不機嫌そうに、四草が座っている。
そんな四草に喜代美は声をかけてみた。
「あのー…四草兄さん…」
ぎろり。一瞥されて一瞬ひるむが、そのまま続ける。
「さっきは…すみませんでした」
「なんでおまえが謝るんや。稽古見たないのは俺の勝手、おまえに関係あらへんやろ」
不機嫌そうな表情はそのままに、
冷たいのやら優しいのやらわからないことを四草が言った。
「ほいでも、私がうまくやれていれば、
草原兄さんにああいうふうに言われることもなかったですさけ…」
ふん、と四草は喜代美を見やった。
「おまえの落語どうこうとは、関係ない」
今度こそ冷たく言い放たれ、喜代美は黙り込む。
が、意を決したように言った。
「あの…生意気言うようですけど…。
師匠が兄さんに平兵衛の稽古をつけはらないのって…。
むしろ兄さんが平兵衛にあこがれてるから、やないですか?」
四草はそのことばを聞いて、片眉をぴくりと上げた。
そのまま冷え切った表情でつぶやく。
「ほんまに、生意気やな」
喜代美の「意」はもろくも崩れ去る。じりじりと後ずさりし、
「すすす、すみません…。そうですよね。し、失礼します!」
と、叫んで四草の視界から消えた。

614:四草×喜代美その2
07/12/14 16:40:05 +2wDjNpX
「おまえなあ…もう少し優しく話でけへんのか」
どうやら一部始終を聞いていたらしい草原が、障子の向こうからひょっこり顔を出す。
そちらに顔を向けるでもなく、四草が答えた。
「できませんね」
ふうう、と草原が大げさにため息をつく。
「おまえ、自分で気付いとらんのか?」
「…なにをです?」
草原が肩をすくめて見せた。
「ほんまに気付いとらんのやな。若狭のことや」
「だから、なにをです?」
今度は露骨に不機嫌な顔をして、四草は尋ねた。
同じ視線を喜代美が向けられたなら、挨拶もできずに逃げ帰っただろう。
しかし、もちろん草原は意に介さない。
「それや。その不機嫌そうな顔」
…意味わからん。四草がありありと顔に浮かべる。
「若狭にも、その顔向けとったやろ。おまえが妹弟子とは言え【女】に、
その顔を向けるんは珍しいんちゃうか。」
続きを言われても、意味わからん。そう思ったのか四草は答えない。
「不機嫌言うても、普段の無表情とはちゃう。
むしろ、拗ねてる…おまえの素の表情や。
そんなん、俺らくらいにしか見せたことないんちゃうか」
草原は一体何を言いたいのか。四草は吐き捨てるように、言った。
「そりゃ、若狭は【女】ちゃいますからね。妹ですやん。だいたいまだ子どもですし」
「そこや。俺が言いたいんは」
草原が、パン、とひとつ手を鳴らした。今度は四草が若干ひるむ。
「若狭を【おまえにとっての女】やのうて、人間として見てるんや。
今まで、女を道具くらいにしか思ってなかったやろ。
けど、若狭のことはそうやない。人間の女として見とる。
自分の素を見せてもいいと思ってるんや。
だから、さっきみたいな態度も取れるんやろ」
四草は黙り込む。
「それは妹弟子だからですやろ」とでも思っているのかもしれない。
「俺には、それがどういう方向の思いなのかわからん。
妹弟子として認めてる、ちゅうことなんか、それとも…」
「それとも、なんですか」
冷静な口調は変わらない。表情も。
しかし草原は、まるで察しの悪い生徒を見守るような目で四草を見下ろした。
「色恋が得意なようでいて、そうでもないからなあ、おまえは。
最近自分の中で変わったことがないか、よう考えてみい」
草原は、そう言い残して去っていった。


615:四草×喜代美その3
07/12/14 16:41:00 +2wDjNpX
喜代美は考えていた。
四草が、算段の平兵衛にあれほどこだわるのはなぜなのか。
師匠が稽古をつけてやらないのはなぜなのか。
もちろん、答えが出るわけではない。
けれども、考え続けた。四草のことを。

四草は考えていた。
草原が何を言いたかったのか。
【自分にとっての女】ではなく、【人間としての女】と言うのはどういう意味なのか。
もちろん、答えが出るわけではない。
けれども、考え続けた。喜代美のことを。

考え続けて、ふと気がつく。
喜代美と話をした日は、夢の中で何も追い立ててこないことに。
朝、何事もなく目覚めることができることに。


616:四草×喜代美その4
07/12/14 16:42:49 +2wDjNpX
「四草兄さん!」
しばらくたったある日、喜代美が今度こそ覚悟を決めたかのように
四草に声をかけてきた。
「なんや」
知らず知らず、声がかたくなる。
草原が聞いていたら、それが意識してる証拠や、と
中学生のようなつっこみをしただろうけれども。
「あの、私、思ったんですけど…。また怒られたらいやですさけ、
言うのやめよかとも思ったんですけど…」
切羽詰った声で声をかけたわりには、煮え切らないところが
喜代美の喜代美たるゆえんである。いつもの四草なら、ほっといたことだろう。
「言うんか、言わへんのか、どっちや」
しかし、四草はかたい声ながらも続きを促した。
「い、言います!!! 言いますさけ、あんまり怒らんといてくださいね?」
今度こそ言ってみせますとも!という勢いで喜代美が話し出す。
「あの、この前も生意気や言われたことなんですけど。
兄さんが今、算段の平兵衛やらはってもそのまんまやと思うんです。
前に草々兄さんが言うとんなりました。
師匠の平兵衛にはどっか憎めんとこがあった、て。
師匠は、兄さんには本当はそういうものが出せると思とんなるんやないでしょうか。
けど、今の兄さんは平兵衛が好き過ぎて、まっすぐ見すぎてて、
せっかくのその力を発揮でけへん、それじゃもったいない、
と思とんなるんやないかと…」
最初の勢いはどこへやら、だんだん声が小さくなっていくが、
言っていることはなかなか大胆だ。
四草は目を眇め、黙って喜代美の言うことを聞いていた。
「ほやさけ、まだ早い、って言うとんなるんやないかと…」
思って…、と言いかけたところを四草にさえぎられる。
「おい」
びくっと喜代美が固まった。また怒られる、と思ったのかもしれない。
「おまえ、なんでそんなこと考えたんや」
「はい?」
てっきり、また生意気だとか言われると思い込んでいた喜代美は
意外な反応に戸惑う。
「なんで、て…。そういえば、なんでですやろ?」
自分でもよくわからないらしく、きょとんとする。
「なんか…四草兄さんのこと考えてて…ずっと…考えてて…。
て、あれ?なんで兄さんのこと考えてるんやろ?」
ぶつぶつとひとりごちる。


617:四草×喜代美その5
07/12/14 16:43:26 +2wDjNpX
そんな喜代美を見て、四草は不思議な感覚にとらわれた。
この子どものような【人間の女】が、
何かに追い立てられている自分を、
いるべき場所へ引き戻してくれるような。
そんな感覚に。

四草は気付いた。
追い立てられるのは、自分。追い立てているのも、自分。
自分の思い描く自分と程遠い現実。
高いプライドが自分を追い立てる。
毎晩、夢に見るほどに。
一人で目覚めると、涙が出ているほどに。

喜代美の不器用な生き方は、見ているとイライラすることもある。
卑屈とすら思える態度をどうかしてると思ったこともあった。
けれども、彼女もまた高いプライドを隠し持っていることを見抜いていた。
プライドと不器用さと、うまくバランスが取れずもがいている。

自分と同じではないか。

そんな喜代美の姿が、自分を追い込んでいた自分自身に
気がつかせてくれたのだ。
それこそが、自分に足りなかったもののひとつかもしれない。

ふと、目の前にいる喜代美がいとおしいと思った。
真逆に見えて、自分と近しい女。
近しいのに、そんな自分を引き戻してくれる女。
目が覚めてもそばにいてほしい、人間としての女。

まだぶつぶつ言っている喜代美を、半ば無理やり抱きしめる。
「兄さん?!」
びっくりしている喜代美にはおかまいなしだ。
さて、この思いをどうやって伝えよう。
はっきり言ってやらないと、どんくさい喜代美にはわかるまい。
こんな思いに気がつかされてしまった自分。
その自分の算段からは、決して逃れることはできないのだと言うことは。

「俺はいつか必ず師匠に認めてもらって、
算段の平兵衛をかけたるからな。おまえもよう聞いとけよ。」
とりあえず、口に出してはそういった。
「そのときには、おまえは俺に惚れてるからな。覚悟しとけ」

◆後日談
「せやから言うたやろ、賭けにならんて」
草若が、草原に穏やかな声で話しかける。
「若狭が来てから、しょってたもんが楽になったような顔しとったことに
気ぃ付いとらんのは、本人くらいなもんや。
そういう機微に気がつかんようでは、四草もまだまだやなあ」
「あれでなかなか、かわいいとこありますからねぇ四草も」
「ま、両方とも勝ちやいうことで、一杯やりにいこか」
「ええですねぇ。お供します」

おしまいです。ありがとうございました。


618:名無しさん@ピンキー
07/12/14 16:59:17 gBmnplYX
GJです!やっぱり四草はいいよね~
最近四草不足なんで嬉しいっすよ

619:名無しさん@ピンキー
07/12/14 17:01:39 ZKl0QG3q
>>612
GJ!!
本編の平兵衛の理由もほんまにこんな感じやったら
どないしよ~と不安になったw

620:名無しさん@ピンキー
07/12/14 17:24:25 hAHcSKqF
おお!>>612さん、GJです。「ちりとて」番外・四草編いいですね。

四草は悪ぶっても何となく男前になってしまいますよね。
ファンでない私もでしたが。また閃いたら・・・投下したいです。
友春も小草若も尊健&柳眉も自分の中で終わってしまい。
コケテもエロ無しでも書く、職人魂は忘れちゃいませんが。
自分語りすみません。

他の職人さん達の続きも気になります。

621:名無しさん@ピンキー
07/12/14 17:46:48 +2wDjNpX
>>619
今までの本編の流れからの自分なりの推測と
算段の平兵衛について調べた結果の妄想なんで、
ネタばれではないです。
先に書いとくのがマナーでしたね。すみません。

622:名無しさん@ピンキー
07/12/14 17:53:10 czWhUiHa
>>609
ヨン様が「様」まで含めて名前であるようなもの。

623:名無しさん@ピンキー
07/12/14 18:48:39 0ORrmTMW
>>612
GJ!
師匠と草原も賭けしてたのかw

>>622
言い得て妙。

624:名無しさん@ピンキー
07/12/14 19:11:30 2JUHqfG4
>>612
いや~GJですわ
よく練ってあるなあという印象を持ちました
凄くおもしろかったです

625:名無しさん@ピンキー
07/12/14 21:59:14 P30W1/F2
需要があるかどうか不明なれど草原×緑さん小話投下。
エロ無し。



「緑、もう来てたんか」
草若に稽古をつけてもらった草原は、居間に顔をのぞかせた。
おつかれさま、と妻の緑が笑う。となりに座る妹弟子も、おつかれさまですと頭を下げた。
居間の畳の上にはすこし古びたいくつかの畳紙が広げられていた。かすかな樟脳の匂い。ふたりの前には幾枚かの着物。目にも鮮やかな色の生地ばかりだ。
草原はふたりの前に腰を下ろす。
「ほんまにええんですか?こないにきれいなお着物、たくさん」
喜代美が申し訳なさそうな顔で着物の生地を遠慮がちに撫でると、緑は頷く。
「ええんよ。むすめの時分に作ってもろた着物だけど、私にはもう派手な色目やし。若狭さんに着てもろたら嬉しいわ」
「みど…じゃなくて、ねえさん、ありがとうございます!!」
喜代美は勢いよく頭を下げた。高い位置で結われている髪が、生き物のようにぴょこりと跳ねる。まるでこどものようないささか元気の良すぎる動作に、草原と緑は顔を見合わせて笑った。
「うちは颯太だけで、親戚にも着てくれるような子いてへんしな。気にせんと貰ったってくれ」
「これはウールの単やから普段着やね。そっちの畳紙に揃いの羽織があったはずやわ」
草原の言葉など耳に入っていないように、緑は喜代美の身体に着物を当てはじめた。
そっちの着物はいま締めてる帯とあわすと可愛らしい、この半幅帯は模様がリバーシブルなどと、女二人で瞳を輝かせているところに、草原が入る隙はこれっぽちもなさそうだ。
「って聞けよ、俺の話を…」
いつになくはしゃぐ妻の姿を見て、草原はひとりごちた。
なんで女っちゅーのは着るもんのこととなると、こないに夢中になんねんやろな。
末の松山波越さじ、と誓いあったはずの夫をほったらかすほどに。

626:58
07/12/14 22:00:00 b/hbCNfW
友春×順子
エロ



「あっ…ん…友春」
 順子の乳首は既に痛い程、ピンと上を向いて勃起し、その先端を友春に吸われると
 自然と甘い声が漏れてしまう。
「順……」
 チラと順子の様子を上目で見た友春は乳首から唇を離し、両手で順子の柔尻に指を食い込ませた。
 喜代美のもちっとした尻に比べるとやや小振りな、それでいてぷりっとした順子の尻。
 その尻たぶを餅をこねるように揉みしだく友春。
「こっちもなかなか肉付きええな。順子…毎日焼き鯖食うとこない肉付きよくなるんか?」
「し…知らんわ。そんな―あっ…んん」
 友春は尻たぶからさらに下に指を動かし、その股の奥にある潤んだ窪みをスッとなぞった。
「は…そ、そこ…やっ…ま、まだはや…んん」
 甘い喘ぎが漏れる唇を唇で塞ぎ、友春の愛撫は続く。
 順子の額、うなじ、頬、胸元、胸、腹部、太股…ありとあらゆる所にキスを繰り返し、
 順子の身体をほぐしていく。

ちりとてちんSS 『若狭塗り箸で焼き鯖はいかが?』

「あ…あ……ふぅ…」
 ピクンピクンと短い痙攣を繰り返す順子の身体。絶頂が近いのだろう、店の柱に背を預け
 支えるものを探る両手がそれを示している。
「そろそろ…一回、イかしたるな」
「え…え…とも――?」
友春は間髪入れず秘唇に中指を突き入れた。
そしてそのまま肉豆に吸い付くとそのまま舌で強く押しつぶした。
「はっ…あああっ!と、友春…イ…イっちゃ…あ、ああっ、ん、んんうう!」
ビクンビクンと下腹部から脳天を貫く快感に背を震わせ、
順子は眼を閉じ、口を真一文字に結んで噛みしめると絶頂に達した。
「はぁ…はぁ…は……」
くたぁと脱力し、そのままずるずると尻餅をつきそうになる順子の両肩を掴み、
友春は無理矢理立ち上がらせた。
「あ…と、ともは……る?」

627:名無しさん@ピンキー
07/12/14 22:01:40 P30W1/F2
「止むか、これ?」
草原は夜空を見上げた。雨粒が頬にあたって濡れる。
若狭に着物を渡したあと、師匠に挨拶し、徒然亭一門で寝床にて食事をした帰り道。
急な雨に降られて、草原と緑はシャッターの下りた店の軒先で雨宿りをしていた。
緑が差し出すハンカチを受け取って雨水を拭い、草原は口を開いた。
「仕事のあとやったのに来てもろて、すまんかったな」
「いえいえ」
笑って応えるものの、草原の目には、ほんのわずかだが緑の顔に疲れの影が射しているように
見える。いつもすっきりと結い上げている髪が、いまは一筋二筋ほどほつれて、ほっそりとした
うなじにかかっているせいだろうか。頬のあたりも、ちょっと痩せたかもしれない。
草原が落語家に戻ったときから、緑はパートに出るようになった。元々颯太がある程度大きくなっ
たら、という話はしていたけれど、三年ぶりに師匠の家の門をくぐったあの日、自宅に帰ると緑は
事も無げに「パートの面接の日時決めてきたから」と、草原に告げた。
すまんな。
苦く痛いものを多分に感じながら、今度は心の中だけで侘びた。
その言葉を妻に告げたのは、何度あるだろう。
「しかし、ちょっと前までは、颯太も、金曜の夜になると『今日は遅くまで起きとってもええんやろ、
おとーさん遊んでー』て言っとったのになあ…こどもの成長は早いなあ」
何でもないような声を出すことに努めて、草原は話題を変える。
きょうは金曜日、明日は学校は休み。ふたりの息子の颯太は、今晩は幼稚園以来の友達の家
にお泊りだ。パートを終えて颯太を家で迎え、その友人宅まで送っていった緑によれば、颯太は
半分走り出しかねない勢いだったらしい。
並んで歩くふたりの間に、小さな姿がないことに違和感がある。
ふたりきりで歩くなどと、思えば年単位で久し振りかもしれない。

628:名無しさん@ピンキー
07/12/14 22:07:02 P30W1/F2
緑が、くすくすと笑いながら言った。
「その代わりってわけやないけど、大きな弟は三人もおるし、妹もひとりできたやない」
「そうは言うけどな、大変なんやぞ、あいつらの世話は!師匠は若狭に何気に甘いし、小草若は
師匠に輪ぁかけて甘いし、草々はそれを見て怒鳴りつけるし、四草はちょっと目ぇ離すとちょっか
いかけて苛めるし…」
日々の稽古部屋での様子を思い返すと、胃が痛い。
「また若狭が、極めつけに不器用やねんなあ。三歩進んで二歩下がる、いうか」
一つ教えれば一つ忘れる、洗濯物も冷たなるまで干しっぱなしだわ、障子の桟のホコリの払い
方もなってないわ、窓ガラスの磨き方はまだまだ甘いわ、と指折り数えて、小姑じみた小言をぶ
つぶつと呟く草原は、横に立つ緑の顔が硬くなったことに気づかなかった。
「…のときは」
「味噌汁も必ず沸かすし…ん、なんか言うたか?」
緑がさえぎるように言った声が聞き取れなくて、草原は緑を見た。
緑は躊躇いがちに唇を開いた。
「……四草くんのときは、あなた、そないにいちいち面倒みてなかった」
「あいつは頭ええし、最初っから要領も良かったからな……って緑?」
ふいと、草原の視線をかわすように、緑はそっぽを向く。
「そりゃ四草くんより、若狭さんのほうが可愛いらしもんね…若いし」
声に抑揚が無くなり、あきらかにトーンも下がっている。しかもとげとげしい。
「み、緑…?」
返事がない。
少し前まで笑っていたはずなのに、唇が拗ねたようにとがっていた。
これはひょっとすると、ひょっとして。おそるおそる草原は緑に尋ねる。
「緑…おまえ…ひょっとして、妬いとんのか……?」
再び、答えは無言で返された。
硬くなった表情はそのまま、緑の頬が薄暗い街灯の下でもわかるほどに、みるみるうちに赤く
なっていった。それはあまりにも雄弁な沈黙。

629:名無しさん@ピンキー
07/12/14 22:09:41 P30W1/F2
緑につられたように、草原もまた押し黙る。しかし、顔がにやけてしまうのは、止めようとしても
止められない。知らず唇が笑みを形づくるのを、口元に当てた手が確認する。
雨音がふたりの間に横たわる。
軒先から雫が水溜りに落ちて、ぴちょんと音を立てた。
ふたりきりで歩くのが久し振りなら、こんなふうに妬かれるのも久し振り。
草原は口元に当てた手をおろすと、そのまま緑の手を握る。雨で冷えたのか冷たかった。
「まーくん?」
「た、た、たっ、たまには、ええやろっ!」
どうしてここで噛む、自分の口!
どうしてここで裏返る、自分の声!
高座にあがってるわけでもないのに!
相手は見知らぬお客さんではなく、ましてやこどもで生した自分の嫁はんや!
自分で自分の頬をはりとばしたい気分のまま、草原は緑の手をぎゅっと握りしめた。
すこし荒れた、自分のものより小さな手。いつも自分を支え、後押ししてくれる手。
「…い、いまのな、おまえのほうが…よっぽど、か、か、かっ、かわいい…で…」
それだけ言うのがやっと。のどはからからだ。
恐らくいまの自分は目も当てられないほど真っ赤な顔になっているに違いない。それこそ若狭の
ような若い娘だったらともかく、不惑に近い年齢の男の赤面なんて気色悪いだけだ。
弟弟子たちには絶っ対に!こんなとこ見せられへん、と思っていると、草原の指もやさしい力で
握り返された。緑はというと、やっぱり目元の縁まで赤くしている。
赤くして、うつむいていたが、唇も瞳もほがらかにほほえんでいた。
それは草原の、一番好きな表情。
雨に感謝せなな、草原は呟いた。

630:名無しさん@ピンキー
07/12/14 22:10:55 P30W1/F2
おまけ。

雨は小降りになったものの、まだ止まない。
ふたりは雨宿りを続けていた。ぼんやりと。
手は握りあったまま。
「あ!」
「何?」
「さっきの着物、若狭にやらんとったら良かったな」
「え?」
「……これから先、娘が生まれるかもしれんやろ」
言ったほうも、言われたほうも、大いに赤面した。


以上です。
草原にいさん覚醒記念。

58さん、気にせず投下続けてください。
友春×順子、楽しみにしてました。



631:58
07/12/14 22:15:27 b/hbCNfW
「…順子、そのままエプロンしてくれへん?」
「え……?」
「裸…まではいかんけど、半裸エプロン。これはこれでええと思わんけ?」
「…変態」
 そんな事を言いつつも順子は乱れた服装のままエプロンを掛けた。
 胸元は大きく開き、ズボンとショーツは足元まで下げられている。
 普段のはつらつとした順子の姿とのギャップに友春は思わずゴクリと
生唾を飲み込んだ。
「は、はは…な、何か…ビデオのプレイみたいやな」
「そんな自覚しとるんやったら…こんな格好させんでくれる?」
「すまん、すまん…でも…見れば見るほど……」
 友春の目は順子の淫らな姿に釘付けだ。
 順子の挑戦的な目、エプロンを盛り上げる胸部にエプロンから覗く太股。
 普段、鯖や魚介類の仕入れも手伝っているのだろう。日焼けした小麦色の肌と日焼けして
いない生の白肌のバランスも男の情欲をかき立てるには十分だった。
「は…恥ずかしい…わ…と、友春」
「嘘や、順子は前に見られて興奮する言うとった。一人でするんも好きって」
「そ、そんなん…仕方ないやん…二人きりなんて…ほとんど無いし…」
「電話で俺の声聞きながらとか?」
「う、うるさいなぁ…友春のクセに」
「言って欲しいなぁ、順子にぃ」
 意外と男の甘える声に弱い順子。

632:58
07/12/14 22:21:21 b/hbCNfW
「お…覚えとけよ…後でぇ特上の寿司おごらせたるからな…」
「順ちゃんの恥ずかしい台詞聞けるんやったらそれくらい安いわ。ほらほら、早よ言って。」
「や…いやっ…や……んく…ああっ」
友春は順子に近づき、秘部を優しくなぞりながら耳元で囁いた。
「…今日は何回したん?」
「……さ、3回…ト、トイレで1回部屋と…あ、あと…」
順子は顔を真っ赤にしながら消え入るような声で言った。
「あと1回は?」
「…ここ、友春が来る前…食堂で…」
「結構エロいな順子は…ま、しょーじきなトコは可愛ええけど?」
「な、何よ…ええし、私は可愛くなんか――」
「そう言うトコが可愛ええ…んっと」
 があっと怒鳴る順子の両肩を友春は掴むと、順子の腰を引きつけた。
「あっ…ちょっ…とも―」
 反射的に両手を柱に宛う順子。尻を友春に突き出した格好のままその動きは止まった。
「後ろから…好きやろ、順子は?」
 熱い吐息がうなじに掛かる。順子は尻に友春の怒張が宛われているのをはっきりと感じた。
「うん、そうや。私、バックから激しくされるのが最高に興奮するねん♪」なんて言えるハズはなく
 順子はゆっくりとそして小さく頷いた。
「いくで」
友春は順子の腰を掴むと突き出された尻の谷間の終わり、秘唇に己の肉棒をあてがい、一気に貫いた。
「はっ…あ…あっ、あああ!」
ぐちゅううっと粘液が絡み合う音。友春の怒張が順子の秘部に埋もれていく。
肉付きの小振りな尻がふるんと波打ち、突かれる度に重力に引かれた胸がぷるんと弾け踊った。
胸と尻だけを完全に露出し、そしてエプロンを掛けているだけあって、なまじ全裸よりも卑猥に見える。
「まだ少しキツイな…こんだけゆるめても…順子…の中ええ具合や」
はぁはぁと荒い息をつきながら順子は友春に向き直り、
「ん…んう…あ…友春…来て」
潤んだ瞳でお約束の台詞を吐いた。

続く

>>625氏、すみません、被っちゃった。流れを切って申し訳ないです。

>>559氏、友×順お疲れ様でした。個人的には559氏の順子の方が好き。
さばさば感がすごく好き。ソチラの設定を少し使いたいのですが構いませんか?

633:草月 ◆ACiteNl50A
07/12/15 00:21:57 gv3BhBza
うざいと言われるのは承知の上ですが、お礼だけは言わせて下さい。
GJいただいて本当に嬉しいです。ありがとうございました。
次の作品も面白いと思って頂ける物を書けるよう頑張ります。

>>472さん
93さんでしたか!気に入って頂けましたでしょうか。意外と住人少ないの
かな。面白いアイディアを頂けたらまた書きたいです。

634:名無しさん@ピンキー
07/12/15 00:27:59 iZe96r5X
>>613さん
GJ!すっごく面白かった!

>>625さん
草原不足なので良かった~。

>>626さん
エロい!GJ!

635:名無しさん@ピンキー
07/12/15 00:36:57 o7ih8E7S
今までに出たCPってどのくらいだろ
一通り全部出たか?
こじろーなつこがまだだっけ?

636:名無しさん@ピンキー
07/12/15 00:40:18 Z6CzWh0H
皆さんGJです!賑わってるから嬉しいっす


草月さん、>>472ですが
実は>>373も自分なんすよ
難易度が高くて自分に書けそうもないネタを
素晴らしい作品に仕上げて下さって感謝しております

637:名無しさん@ピンキー
07/12/15 00:52:48 2NJfWosD
>>636さん
>>606さんの言う通り師匠って「書いて」って言われたらその日のうちに
書けるくらいストーリー能力高いのに(しかも何でも書く。シリアスもプラス
しないといけないね)鬼畜系だけは書かない。相当ドラマを愛してると見た。


638:名無しさん@ピンキー
07/12/15 00:54:28 HFk3bwRV
もんすごいほのぼのとエロが同時に来た
これぞ盆と正月


…しかし58
エッろーい!えろえろえろえろえろえろえろえろ
燃えた
順子イイ

639:名無しさん@ピンキー
07/12/15 01:31:44 rFc6Khju
>>559です。
>>58さん、構いませんよ。使って下さい。GJ!エロが素晴しい!
携帯だったから脱字発見して落ち込みました。
鯖焼きだけにサバサバ?(あ・・オヤジ並)

>>635さん、自分>>417で小ネタで投下してます。

投下し杉で自分でもよく分らんので今度まとめてみたいと思います。
初めては>>157でした。最新は>>590です。
草月さん並のクオリティはなかなか・・。

>>630さん、かぶってしまって残念。でもGJ!
初期の妄想の作品出そうかな?って思います。
良いですね~ほのぼの感が。

来週は草々の少年時代エピなので・・・変な妄想が増えそうです。
自分語りすみません。

640:名無しさん@ピンキー
07/12/15 10:10:44 Z6CzWh0H
>>635 草々×清海が無いのでは?

>>637 ピッカリ禿同
しかし鬼畜も書けるんだろうね、敢えて書かないだけで

641:名無しさん@ピンキー
07/12/15 11:38:18 VTATNtmv
熊はん×お咲さんも無い。
百合ネタも無いな。

草々×清海は原作であれだけ清い関係ってのが
強調されると書きにくいかも。
そこをあえて書いてくれる神はおらんか。

642:名無しさん@ピンキー
07/12/15 11:47:37 pGMAKUd2
作品を読んでいくうちに作者の個性がみえてくるってのはあるけど
ここは作者のダダモレが全開だな。
女ぽいからいいのか?

643:念のため、609じゃないです
07/12/15 12:35:18 Huo89JIK
コテハンを師匠と呼ぶのはもう定着の感があるから我慢するけど
(呼び名として普通に不愉快だけどね。
だって単に褒め言葉なら、他の人に対しても「>>レス番師匠」みたいのがあっても
良さそうなのにそれは無くて、つまりは結局持ち上げなんだから)
GJや感想以外の持ち上げをわざわざ書くのってどうよ。(きっと鬼畜も~、とか)
「師匠呼び」も本人が言い出したのではなく読み手が言い出してるし、
コテハンの人自体に対しては嫌悪感は全く無い(むしろ好き!)のに、
こうやって持ち上げるバカがいるせいで気持ちよく読めなくなる。
それにこういう持ち上げって「コテハン叩き」の原因になったりして、
それをコテハンが謝っちゃったりして
スレの雰囲気が悪くなったりするんだよな。

644:若狭×清海  
07/12/15 12:53:02 C2/+z4XD
昨日の放送より、妄想・・まだ百合は無いので投下してみます。
ここからどなたか繋げて頂けると嬉しいです。

「天災」と向き合う為、清海のマンションへやって来た、若狭。
若狭の真剣な告白を黙って聞いていた、清海。しばし沈黙の後・・・切り出した。
「そうやったん・・何も気がつかんとごめんね。」
「A子が謝ることあれへん・・。私が全部、自分で勝手に思い込んでただけでぇ・・」
「でもね、B子。」  「え?」
「私の気持ち、知ってた?」  「え?だって草々兄さんが好きなんやろ?」
そう言って立ち上がろうとした若狭は、体がしびれて動かない事に気が付く。

「え・・A子。何?これう・・動きが・・」
「B子。やっと私の所へ戻ってきてくれたわ。私・・私・・ずっと好きやったの。」
「へ?な・・何言うとんの?」
その時、A子の笑った顔は一生忘れられなくなりました。

「私ね、落語に興味持ったんも、草々さんに近づいたんも・・全部、B子のそばに居りたかったから。」
「?!は?」   「気いつかんかったんね。B子も鈍いわ。」
顔を近づけて来るA子。
「は?A子!何を・・・」もう口は塞がれた。長いキスの後、じっと喜代美を熱い目で見る清海。
動けない体を触ってくる。「一緒にしばらく暮らしたよね・・その時からときめいてたん。私。」
言葉が出ない喜代美。もう手が服のボタンを外していき、ジーンズのジッパーも下げられる。
「紅茶にしびれ薬・・局の知り合いから貰ってん。効くでしょ?ふふふふ。」

そっと椅子から床に寝かされ、下着姿になる清海。
(A子!!あんた!)そう言いたくても声も出なくなった。意識だけがはっきりしている。
「この薬はね・・感度も良くなるって言うてたわ。私、B子と一緒になりたかってん・・。」
どこから用意したのか?バイブを持っていた。それも両方端使用可能な・・・。
「初めてやろ・・私じっくり濡らしてあげるわ。時々自分でしてたから、女の感じるトコ
詳しいのよ。ほら・・こことか。」
乳房をゆっくり舌と手のひらで底辺から敏感な頂点まで・・撫でまわす清海。
「はぅんふぅん」と吐息だけは出る喜代美。そのままへそへ・・お腹を触っていき・・
ショーツを脱がせる。

「ふふふ。可愛い下着やね。B子らしいわ・・ここフサフサしてる。」
そう言いながら微妙に入口付近を避けて、弄っていく。
膝を立てさせて、秘所をじっと見つめた。
「あら・・ちょっとこの液は何やろねぇ?」と指でナゾッて取り、若狭に見せる。
赤くなり「んんんん・・ぐぅ」としか言えない。
「濡れて光ってるわ。甘いかな~」と言い舌で舐め始めた。
「!!!!!!」と思うが目の前に稲妻が走った。
ペチャペチャと卑猥な音がする。蕾から入口まで・・犬のように舐める清海。
「うぅうぅぅぅ」と涙が出るが、快感も高まる。若狭も年頃だ・・自分でしたことがある。
そのツボは自分でするとはまた違い、的確で身悶えるほど気持ちが良い。舌で入口付近を出し入れされる。
絶妙な舌使い・・初めての快感だった。(あああ、イ、イッテしまう。)と思った瞬間、ビクッビクッと痙攣した。

「あら・・もうイッちゃったん?これから楽しいのに。ほら・・私のココ、こんなになってしもうたわ。」
と顔をまたいで、ぐっしょり濡れたショーツを見せる清海。透けて見えたそこは毛が無かった。
驚いていた若狭に「あ・・私ね、邪魔やから剃ってんの。ローター使う時便利やしぃ・・」
そう言いながら、ローターを2つ出して見せた。
乳首にテープで貼り付け、スイッチを入れる清海。(はぁあぁあぁ!!)と自由の利かない体で悶える若狭。
「まずはゆっくり感じさせてあげるわ・・」と小ぶりのバイブを突っ込んで動かす。
(うあぁあぁぁぁぁ)失神寸前の若狭、もう目の焦点が合わない。

それを見て悪魔の微笑を浮かべて、ペニパンを着ける清海。「まだまだこれからよ・・B子。」
二人の宴は始まったばかりだった。

お粗末さまです~

続きは腕のある職人さんにお願いします。

645:若狭×清海 訂正 
07/12/15 12:55:55 C2/+z4XD
喜代美→若狭 になってない箇所が・・すみません。
脳内変換願います。

646:名無しさん@ピンキー
07/12/15 13:17:33 Z6CzWh0H
>>643 申し訳ない。以後注意します

647:名無しさん@ピンキー
07/12/15 14:18:51 PHSNHs7E
>644早速キタコレ
A子の攻めイイ!

648:名無しさん@ピンキー
07/12/15 14:27:41 rLhdd5DK
亀ながら>>625さん、GJ!
草原兄さん最高!!ほのぼの幸せになりました。
自分的に師匠だ~。

58さん、エロすぎてどきどきしましたわ。
これぞエロパロですな。
>>643さん
自分は「師匠呼び」のことはヨン様と一緒と言う意見に同意します。
でも、それ以外については同意。

スレの雰囲気が悪くなるのは、書き手読み手ともに損失だ。
せっかくいい職人さん多いんだし。

これからも作品で活気づいてほしいな、とぞ思う

649:名無しさん@ピンキー
07/12/15 14:30:03 rLhdd5DK
ごめん、リロードしてから書き込むべきだった。

650:名無しさん@ピンキー
07/12/15 16:08:24 lILNEkVm
>>644
GJ!ドキドキする!続き書いてほすい。

651:名無しさん@ピンキー
07/12/15 17:53:25 M+l6U2ga
A子が使ってるのは双頭バイブ?それとも双頭ペニバン?

652:熊五郎×咲  
07/12/15 17:56:50 GWx2EbqB
無いとのお声から・・投下します。
咲の過去は勝手に妄想しました。お目汚し、すみません。

「今夜も満員御礼やったね。」  「ああ、寝床エンターテインメント事務所は大忙しやな。」
「順調にお客さんも増えたし、うちらも商売上々やわ。」  「初めここで店開いた時からは考えられんな。」
「ありがたいことや・・・。嬉しいわ。」と涙ぐむ咲。その肩を抱きながら耳元で聞く熊五郎。
「これから・・ええか?」

「あ・・ぅん。ええでぇ咲・・いつもお前のは最高や。」片づけられた店内で・・椅子に腰掛けた
熊五郎の前で膝まづいている咲。ジュボジュボ・・と音が響く。
「お・・おおおおお出すぞ・・!」と腰が浮く。ゴク・・と咲は飲み干した。口を手で拭い・・嬉しそうに
熊五郎の顔を見上げる。その頬を撫でながら「すまん・・咲。」と謝る熊五郎。
「ええのよ・・あんたのやったら、どんだけでも最後の一滴まで飲むわ。それが私の愛の証やもん。」
「ありがとう、咲。俺・・ホンマにお前愛してるで。」

二人が出会ったのは、場末のピンサロだった。元々はお嬢さん育ちだった咲。ところが信頼していた伯父の
多額の借金と負債を背負う形になり、父親は自殺し母親は病気で死んでしまった。
親戚は咲は引き取らず、下の赤ん坊だった妹だけは引き取ったが・・その子も不注意から死んだ。
施設で育って中学を出たら住み込みで働いた。が・・・そこは身寄りの無い子供を面倒見ると言いながら
給料をピンハネするような店主だったので、仲間と逃げ出した。信用した男は、すぐに咲を捨て、おまけに身売り同然にピンサロへ働くようになったのだった。

熊五郎は所謂モテナイ男であった。しかし、いつか店を持ちたい・・歌手にもなりたい・・と夢は大きかった。
調理師免許も取得して、景気づけに飲み、酔った勢いで入った店、それが「ピンク・オアシス」だった。
初めての経験で戸惑っていた、熊五郎に咲はついたのだった。
オドオドしてる熊五郎だったが、なかなかイケなかった。その当時自暴自棄になっていた咲だったが、
男をイカせられない事はこれが初めてだった。
「時間・・もうありませんけど?延長しますか?」と咲が聞く。「あ・・ああ、しゃあないな。」と
その時は出て行った。

一週間後、また来た熊五郎は咲を指名した。「今度こそ」とお互いが思っていた・・が、今度も駄目だった。
実は熊五郎にはコンプレックスがあった。モテナイ歴が長かったので、自慰の刺激を求めすぎ普通ではイケナイ。
それで仕方なく、時間いっぱいまで話をすることにした。長いこと男には体だけ求められていた咲にとって、
これが初めての男とのまともな会話となった。

そして・・月日が流れ、いつしか二人は一緒に暮らし始めた。最初は熊五郎が自分のアパートに誘った。
得意の鍋料理を振舞い、温かい時間を過ごした。一緒になりたいと咲は思ったが「借金」の二文字は重かった。
それを、熊五郎は自分の貯金をはたいて返済してくれた。やっと一緒になれた咲の体はボロボロだった。
長い病院通いが始まった。まともな暮らしが出来るまで、熊五郎は夜間工事のバイトや仕事を増やし、
ようやく普通の体になれた咲だった。

それから初めて抱かれる事になるのだが・・・やはり、熊五郎はイケナイ。正確には口でないと駄目だった。
「ええの・・アンタやから私、する。一生口でイカシテあげるわ。」と咲は誓った。

(それがせめてもの恩返し。でもいつかは私の中でイッて欲しい・・。そう思いつつ、今夜も咲は熊五郎のモノを
舐める続ける。地獄を見た私を救ってくれたアンタ・・私を愛してくれるって言ってくれたアンタ。
そんなアンタのモノをこの口が喜ばせてあげれるんやもん。)

「ああ・・・最高や!お前!」と喜ぶ熊五郎。嬉しさで咲も濡れるのだった。
「今度は俺のゴールドフィンガーで・・」この言葉で身震いする。寝床の夜は更けていった・・・。

お粗末さまでした~
続きはどなたかにお願いします。

653:名無しさん@ピンキー
07/12/15 18:04:15 GWx2EbqB
>>651さん、書いてる時は双頭バイブだけにしようかと思いましたが、
ペニパン(ノーマル)と小型バイブで攻めてから・・と変えました。
続く?

654:名無しさん@ピンキー
07/12/15 18:25:41 viLrGpCE
>>639
ネタばれ勘弁してよ・・・orz
エロパロ板まで来て、こんなこと言うのも不粋ってわかっちゃいるけどさ。


655:名無しさん@ピンキー
07/12/15 18:38:21 58exqzxm
いや、無粋ではない。
ネタバレする方が無粋。
自分語りすまそとか謝るのは叩かれないように保険でもかけてるつもりかね。
「皆と違って自分はそこまで知ってるけどね~♪」って自慢したいだけのくせに。

656:名無しさん@ピンキー
07/12/15 19:09:10 mlgwT1bu
咲ちゃん…!あんたどんだけテクニック磨いてきたん……?!
gj

657:名無しさん@ピンキー
07/12/15 20:16:41 O8LkygI8
ココのスレはどうも書き手がなぁ・・・
厨なりかけというか・・・
そして読み手の師匠呼びとかね
どうもねぇ

658:名無しさん@ピンキー
07/12/15 20:24:37 o9VvDHDq
確実に厨な人が1人がいるよね。

659:名無しさん@ピンキー
07/12/15 20:58:23 oCUq1pUE
昨日の放送なんか見るとB子が師匠に惚れてもおかしくないと思った

660:名無しさん@ピンキー
07/12/15 21:24:47 Wx41CoMD
四草×喜代美、小話投下。
エロ無し。





「誰か引っ越して来るまで待つがな。…あなた、気が短いのか長いのか、わかりませんなぁ」
稽古部屋で一人、『天災』を頭の中で反芻しつつ喋っていると、声をかけられた。
「おはようさん」
「おはようございます、四草にいさん」
稽古部屋の入り口から、四草は喜代美と視線もあわさずにすたすたと入ってくる。
師匠に命じられたにも関わらず一向に喜代美の面倒を見ようとしなかった四草は、先日の寝
床での落語会での失敗以来、一転して兄弟子としてのつとめを果たすようになった。
口数は少ない。そうかと思えばさらっと毒は吐く。人使いは荒い。何かと賭けをもちかけてくるし、
平兵衛の世話も押しつけてくる。
やりづらいことこの上ないが、とにかく何だかんだと稽古はつけてくれるようにはなったのだから、
喜代美だって嬉しくないわけがない。
四草は稽古部屋にどんと据えられている大きな本棚の前に立つと、何冊かを選んで棚から抜き
取った。そのまま喜代美の前にぺたりと腰を下ろすと、本を差し出す。
「すぐに読まんでもええから、これも読んどけ」
「ありがとうございます!」
喜代美は笑顔で本を受け取る。
こうやって最近は落語の勉強になりそうな本を選んでは渡してくれる。
それは古典文学だったり、高名な落語家による落語に関するよろず噺だったり、能や狂言、文
楽などの伝統芸能を特集した雑誌のバックナンバーだったり、固い内容のものから柔らかいも
のまで様々だ。
同じ兄弟子でも草原とは違って懇切丁寧でもないし、素っ気ないけれど、こういう四草の心遣い
はやっぱりありがたいし、嬉しいものだと喜代美は思う。

661:名無しさん@ピンキー
07/12/15 21:26:55 Wx41CoMD
「そういえば、にいさん」
本のページをぱらぱらめくりながら、喜代美は四草に話しかけた。
「なんや」
ぱたと、本を閉じる。
「この間渡してもろた本に出てきたんですけど、『反魂香』ゆう話ありますよねえ?」
「それがどした」
「あれに高尾ゆう幽霊出てきますよねえ?」
「お前と違て、絶世の美女で艶でえらくいろっぽい、な」
一言多い気がするが、いちいち気にしていては四草との会話は進まない。
「……その高尾を男のひとが演じるんですよねえ?」
何を当たり前のことを言うてるんやボケと四草の目が言っているのを、見ない振りで喜代美
は続ける。
「草々にいさんとか四草にいさんとか、なんやしゅっとした若い落語家さんがやるならわかり
ますけどぉ……正直、師匠くらいの齢の人が演じてなるんは想像できんでえ」
「…お前、いますべての年配の男の落語家、敵に回したぞ」
「ええええええ!?だって美女ですよ!?絶世の美女ですよ!?しかも絶世の美女の幽霊ですよ!?」
「違和感なく、ええ女やと思わせるのが芸やろ。…若狭、お前、ほんまに頭悪いな」
心底呆れた声音で応える四草は、ほんまに、の部分を殊更に強調した。
氷のように冷たい視線を容赦なく浴びせられて、喜代美が首をすくめる。
「草々にいさんの『辻占茶屋』かて女郎の梅乃、出てきとるやろ。師匠がやらはった『愛宕山』
にも舞妓はん、出てきとるし。他の噺かて…おまえ、そんなこと考えながら見てたんか?」
突き刺さるような視線が痛い。
「『辻占茶屋』のときは三味線弾くのに必死でえ、『愛宕山』のときには、なんや……胸がいっぱ
いで」
「ま、どっちにしろ、お前はあの女を演じるんは、まだ無理やな」
「え、私、女ですよ?芸とか、演じるとかの前に女ですよ?」
「……アホ」


662:名無しさん@ピンキー
07/12/15 21:28:17 Wx41CoMD
女とか男とか言ってんのとちゃうわ、と、四草はうっすらと笑った。
「そやかて、お前、まだ男知らんやろ」
涼しい顔でしらっと言われて、喜代美は一瞬何を言われたのかわからなかった。
言葉の意味を一拍遅れて理解すると、かーっとたちまちに血が顔にのぼってくる。
「……セ、セクハラ!」
赤くなる顔をいやになるほど自覚しながら、思わず自分自身を抱きしめる喜代美を、四草は頭
の先から爪先までじっくりと見つめてくる。そういうとこがおぼこいんや、と、しゃあしゃあとのた
まった。
「ああいう、ええ女演じるんなら、色事もよう知ってないとな。色気が足りん、ちゅうことや」
それこそ色気の塊のような流し目をちらりとくれると、四草はずいと膝を詰めてくる。
「にいさん、顔がっ、顔が近いですっ!!」
何故か前のめりに迫ってくる四草を両手で押し留めようとすると、四草は鼻で笑う。
「腰、引けとるで」
声も目も笑っている。あからさまにからかわれているのがわかって、喜代美は唇をとがらせた。
「知りません!」
そう叫んで身体を翻すと、四草にそっぽを向いた。
向いたはずだった。
背後から肩をぐいと引き寄せられて、バランスが崩れて後ろへと身体が傾ぐ。
倒れる、と思ったときには、背中に何か広くかたいものがとんとぶつかっていた。
そして、自分の身体に回されている、自分のものではない腕。
(……あ、れ?)
全身があたたかいものに包まれていた。
整髪料と何かが入り混じった淡い匂いが、鼻先をかすめる。
すり、と頬がこめかみに寄せられて、伸びかけた髭の感触なのか、肌がちくちくする。
「……意外に抱き心地はええな」
低く、艶のある甘い声がとても近くで聞こえた。
抱きしめられた。
うしろから。
四草にいさんに。

663:名無しさん@ピンキー
07/12/15 21:29:56 Wx41CoMD
理解した瞬間、心臓が大きくどくんと跳ねた。
(う……う、うわ、うわっ、うわあああーっっっ!?)
四草の腕の中で、喜代美は酸欠の金魚のように口をぱくぱくとさせる。
あんまり驚いて、声が出ない。
あんまり驚いて、あらがえない。
あらがおうにも、四草の腕は喜代美の身体にきつく回されて、身動きもできない。
四人の兄弟子たちの中で、四草は上背こそ一番低いけれど、体格自体は一番がっしりしてい
る。それは知っている。特に夏が過ぎてからは、半袖から伸びる二の腕が意外に筋肉質なこと
も、薄手のシャツの下の胸板が厚いことも、知っている。
でも、それらは、ただ知っていただけだ。実感したわけではない。
今こうして、自分を抱きしめて離そうとしない腕はがっしりしていて、力強くて、背中から伝わる
感触は、骨がごつごつしていて、とてもあつくて、自分のものとは全然ちがっていて、

―男のひとの、身体や。

速くなっていた鼓動が更に加速し、熱くなっていた体温が更に上昇する。
「…喜代美」
名前を囁かれる。ようやく呼びなれてきた芸名ではなく、本名で。
熱くしめった息が首筋にかかって、びくりと身体が震えた。
身体の熱は高まっているのに、肌はかすかに粟立つ。
未知の感覚にもたらされた、おのれのそんな反応に、喜代美は戸惑う。
その様子を読み取ったかのように、肩に巻きついていた指は鎖骨をそろりとたどってのぼり、
唇を軽くなぞった。
(ど、どどどどどどうしよぉーっ!?助けて、じゅんちゃぁぁぁーん!!)
耳元で鳴り響く心臓の音を感じながら、順子が聞いたら「いや、この場面で助けを求められて
も」とクールに言い切られそうな見当違いなことを喜代美は思う。結局は膝の上に置いたこぶし
を握り締め、潤みはじめた瞳をぎゅっとつむることだけが、喜代美のできる全てだった。

664:名無しさん@ピンキー
07/12/15 21:31:57 Wx41CoMD
不意にそこへ、庭の方から稽古に来たらしい草原の声が響いた。
「おーい、若狭ー!洗濯物落ちてたでー!居てへんのか、若狭ー!!」
いきなりの生活感あふれる台詞。弾かれたように、喜代美は目を見開く。
喜代美は抱きしめられたときと同様に、いきなり四草の腕から解放された。
と、同時に後ろから、四草が舌打ちする音も耳に届く。
(こ、この人、チッていうた…!)
不敵で不敬な兄弟子に半端ない脅威を覚えつつ、喜代美は素早く膝でいざって四草から距離
をとる。腰も膝も力が入らないので、半分転げるようになっているが、喜代美には浴衣の裾が乱
れないようにするのが精一杯。
(助かった…)
いまだに高鳴りをやめない心臓がうるさい。額にだらだらと流れるのは冷汗か。まるで蛇ににらま
れた蛙のようだ、と思う。浴衣の胸のあたりを汗ばんだ手で押えながら、呼吸をととのえた。
「おい」
「ななななんですかっ!?」
四草は微塵たりとも物音をさせないで、いつのまにか立ち上がり、喜代美を見下ろしていた。
「もう少しつやっぽい反応でけるようにならんと、高尾は無理やな」
動揺なんて欠片も見せない表情の読めない顔で、さらに続ける。
「ま、今のところはこれくらいで勘弁しといたる、今のところは、な」
最後の部分は、笑い含み。
呆然とその顔を見上げていると、四草は唇の端を吊り上げると不穏に笑って、稽古部屋を出て
行った。

665:名無しさん@ピンキー
07/12/15 21:33:35 Wx41CoMD
その後姿の楽しそうなこと。その足取りの軽そうなこと。
唇の中にするどく尖った牙と、先端がふたまたに分かれた舌でもあったんじゃないか、と思わせ
るほど。
とりあえず後姿には角もなければ、尻尾もない…とぼんやりと確認したところで、はっと喜代美は
あることに気づいた。
「待って…待って、ちょっと待って、ちょっと待って」
誰が居るわけでもないのに誰かに呼びかけるように、敢えて声に出して呟いた。
四草の捨て台詞を思い返す。
―-今のところは、て、これからは稽古のたびに、こんなんあるかもしれへんってこと!?
底抜けに空恐ろしい考えを打ち消すように、喜代美はぶんぶんと勢いよく頭を振った。振りすぎて、
目がくらみ、力なく両手を床にぺたりとつく。
「ま、まさかね…」
喜代美の体内にこもっていた熱が、ざざざと音を立てるようにして引いていく。
こないなことに耐えるのも修行のうちなんやろか。
ようやく草々にいさんを吹っ切って、しっかり修行するて決めたのに…!
「鬼や…四草にいさんは、鬼や…!」
兄弟子達が何度となく呟いていたのを、理解していたつもりで聞き流していた言葉。
それを喜代美は、真に理解することになったのだった。





以上です。


666:名無しさん@ピンキー
07/12/15 21:57:34 lJGvyfpf
GJ!
どんどん四草の術中にハマっていく喜代美が楽しみだ

>>652さんの熊×咲もGJです

667:名無しさん@ピンキー
07/12/15 22:16:05 rLhdd5DK
GJ!GJ!おもしろかった!
四草、鬼だなぁw
そんな四草に底抜けにあいらびゅ~だw

668:名無しさん@ピンキー
07/12/15 22:27:56 eR6vov76
>>660
そぉーこぉーぬぅ~けぇ~に~GJ!!
脳内で完璧に再生されたよ。ありがとう!
続きwktkしてもおK?

669:名無しさん@ピンキー
07/12/15 22:33:52 0a9+CUg6
>>660

めちゃキャラにハマっとりますなー。
個人的に順ちゃんに助け求めるとこで爆笑した。

670:名無しさん@ピンキー
07/12/15 23:07:16 Z6CzWh0H
GJです!
四草の「チッ」が聞こえたよ

671:名無しさん@ピンキー
07/12/15 23:23:18 8JzikYJD
>>660
GJ!四草恐ろしい、そしてエロいよ…!

今日四草が稽古見てやるって言った後、
小草若が「あいつやる気満々やで」
みたいな事言ったから何エロい事するのかと考えてたので…
グッドタイミングですwこれですねw

672:609じゃねーよ
07/12/15 23:50:47 HQsL0wTk
>>655そのぐらいでネタバレか?

>>657 >>658
文句あるなら来るな。

673:名無しさん@ピンキー
07/12/15 23:55:40 Mbsl5pdk
>>660
エロい!GJ!

674:名無しさん@ピンキー
07/12/16 00:42:46 GiIAulXQ
尊建×若狭です
エロなし

尊建がアホ仕様なんで
嫌いな人はスルーして下さい

675:尊建×若狭 参戦1
07/12/16 00:45:17 GiIAulXQ
「おお、尊建、ええ所に来た。草若はんと積もる話があるよって、若狭ちゃんの相手してくれんか。」
「尊建悪いな。若狭のお守り頼むわな。」
土佐屋尊徳と徒然亭草若、この二人に頼まれたら断れない。
尊建はしぶしぶ若狭を尊徳の楽屋から連れ出した。
渋っているのは表向き、実は小躍りしたいほど嬉しいのだが…
「局のティールームは五月蝿いから隣のホテルにしよか。」
「わぁ、ホテルのティールームって行った事ないです。嬉しいデス!」
(おいおい相変わらず可愛いやんか!堪らんなぁ。)
二人はテレビ局の隣にある老舗ホテルの最上階へと向かった。エレベーターでは二人きり…

676:尊建×若狭 参戦2
07/12/16 00:47:34 GiIAulXQ
(ホンマにちっさいなあ。色も白うてホッペタなんかスベスベやんか。妹弟子か、ええなあ…)
若狭はガラス張りのエレベーターから外を見ている。その後ろ姿を食い入る様に見つめている自分に、正直驚いている。
(こんな山だしの小娘、5分で落とせるのに、何ででけへんのや。)
「兄さん、ここですか?」
「おう。俺は売れっ子やからな、金はあるぞ。何でも頼め。好きなだけ頼め。」
若狭はクスクス笑っている。
「?」
「小草若兄さんみたい。」
「一緒にすんな!」
「すすすすみません!」
(あの底抜けバカとクルクル頭に何でこんな可愛い妹弟子が出来るねん!)

677:尊建×若狭 参戦3
07/12/16 00:50:15 GiIAulXQ
注文したケーキが運ばれてきた。若狭は頂きますと手を合わせ、美味しそうに食べだした。
食べながら、内弟子修行中の毎日を喋っている。相槌を打ちながら尊建は妄想を膨らませていた。
白いエプロン姿で毎朝起こしてくれる若狭。稽古をつける俺にウットリする若狭。
尊徳の名を継いだ俺の嫁さんになって土佐屋を支える若狭。ムッハー!
「兄さん、ご馳走様でした。」
若狭の口元にクリームがついている。身を乗り出してペロリと一舐めする。
目を見張ってポカンとしている若狭の手を引いて店を出た。

678:尊建×若狭 参戦4
07/12/16 00:53:09 GiIAulXQ
上がってきたエレベーターに乗り込み、尊建は若狭を抱きしめた。
あごを持ち上げて、今度はちゃんとキスをする。
(甘いなあ。クセになる甘さや。)
「遊びと違うで。俺は本気や。年季明ける頃迎えに行くから楽しみにしとれよ。」
若狭は小声で返事をした。その返事を聞いた尊建は凄みのあるニヤリ顔で、付け足した。
「五月蝿い兄さん連中には内緒やで。」




お粗末さま

679:名無しさん@ピンキー
07/12/16 03:03:11 OxtnFANe
GJです。
尊建カッコイイ
意外と長身なんだよね。若狭と底抜けにお似合いやな~

680:名無しさん@ピンキー
07/12/16 12:47:26 9aNTMEQ+
若狭のモテっぷりに嫉妬

誰に愛されてもおかしくないキャラだよな~

681:名無しさん@ピンキー
07/12/16 13:03:29 0aMIfPmn
まさに逆ハーだよなぁ
まぁ若狭しかちゃんとキャラ確立した女キャラいないのもあるけど
たまには糸子やA子や奈津子のも読みたいです。

682:名無しさん@ピンキー
07/12/16 13:09:46 G5rDTIo5
糸子さんの正平筆卸しor
小次郎との不倫キボンヌ

683:名無しさん@ピンキー
07/12/16 16:40:47 jya4LnPu
>>642
どんなんか具体的に書いてよ。

>>660
GJ!

684:名無しさん@ピンキー
07/12/16 19:35:33 eATwnHS0
思いつきみたいな軽いノリで投下されたような作品が多いような…
投下する前に一度他人の視点で読み返して欲しい
せめて前の人が投下完了してるのを確認してから、投下開始(これはマナーだけど、ここでは軽視されがち)

685:名無しさん@ピンキー
07/12/16 20:27:34 K3Mf+4Vm
数秒の差でかぶっちゃった、たった一度の例を遠回しに詰ってるの?

686:名無しさん@ピンキー
07/12/16 21:59:58 GixdGL05
>>685
SS投下だけじゃない、感想書き込みなんかSS投下中にじゃんじゃん行なわれてるじゃないか

687:名無しさん@ピンキー
07/12/16 23:06:45 K3Mf+4Vm
684の言う「軽いノリの作品」は感想も含んでるの?

688:名無しさん@ピンキー
07/12/16 23:13:03 zwyv7COA
作品てかいてあるんだからSSでは?
投下って言い回し自分はSSをまとめて書き込みするときに使う。

689:名無しさん@ピンキー
07/12/16 23:39:10 KMaIdOzU
何か荒れてるなあ。

690:名無しさん@ピンキー
07/12/16 23:48:17 KLJo5cbf
一度でもSS投下経験があれば、素人が「思いつき」だけじゃ書き切れない事を痛く実感するもんだよ。
自分は他スレで一度しか挑戦してないけど、軽いノリで始めたつもりが収拾付けるのにエライ苦労した。
批判でも、具体的にどこをどう改善すべきか、建設的に意見してくれるのは嬉しいものなんだけどね。

691:名無しさん@ピンキー
07/12/16 23:49:28 KLJo5cbf
一度でもSS投下経験があれば、素人が「思いつき」だけじゃ書き切れない事を痛く実感するもんだよ。
自分は他スレで一度しか挑戦してないけど、軽いノリで始めたつもりが収拾付けるのにエライ苦労した。
批判でも、具体的にどこをどう改善すべきか、建設的に意見してくれるのは嬉しいものなんだけどね。

692:名無しさん@ピンキー
07/12/17 00:21:40 LFBQHyMz
>>690 禿同

寝床寄席の客が四草の「算段」に文句つけるのは許されるけど
小草若の稽古を立ち聞きしている奴は文句言えんやろ

思い付きでモノ言う奴は他人もそうやと思てんのやな…って
俺だけか?

693:名無しさん@ピンキー
07/12/17 00:27:27 leMDPtzd
>>691
書き手の一人ですが禿同。
面白い、GJと言ってくれるのは本当に嬉しい。でも建設的な意見と批判も
嬉しい。正直凹みますがそれだけ読んでくれてるってことだと思ってます。




694:清海の苦悩  その1
07/12/17 01:24:24 SUu7PXba
清い関係からの・・妄想です。
草々×A子です。では投下。

「おやすみなさい。」  「ああごちそうさま。」  マンションのドアで見送る。
いつも話す内容は落語、たまに共通する話題でB子の話、それ以外は家で食事を作って・・食べて・・
「それだけなのよね・・。」とため息をつく、清海。
付き合いだして1か月、キスどころか、手すらもなかなか握って貰えない。一体どういうつもりなのか。

「男の人って・・3日が限度だし、女の子が無防備だったら触りたいって思うんじゃないの?」
昔、友春が本棚の奥に隠しておいた本を、盗み見したのだが、かなり誤った情報が清海にはあった。

若狭のように順子みたいな友達が居る訳でもない清海なので、他に相談出来る人が居なかった。
時折大人のファッション雑誌で「男をその気にさせる20の法則」などと特集記事を読んだり、
性知識もあることはあるのだが・・・それもかなり片寄がある。
その事に本人は気がつかないままなのであった。

草々は単に「大事にしたい」と、思っていただけなのだが。
彼の我慢も結構限界があるのも事実だった。

「今日も準備してたのにな・・。」草々が家に来る日は、シャワーを浴び髪を洗っておき・・
下着もそれ用に替えていた。段々そんな気持ちは抑えきれず、変な行動を起こしてしまう。
「慌てないように・・慣れておかないと・・。」と盗み見た本と共にあった、ビデオを思い出す。

一人暮らしになって、まず覚えた事はオナニーだった。そのビデオは女性のそのシーンが冒頭に
えんえんと続く。初めはぎこちなかったが、偶然クリを触ってイッた清海。

草々と付き合いだしてから、いつか迎える時をそのビデオを参考に練習していた。
「このぐらいかな・・?」と棒付きフランクフルトなどを使ってみる。
最初は痛くて無理だったが、この頃はそれで無いと駄目になってきていた。

草々をその気にさせる為に、襟ぐりの広い服をわざと着たり、もう少しで胸が見えそうな
キャミワンピなどを着る。一度などはノーブラだったりしたが、照明が暗すぎて気がつかない。
部屋の香りや照明もムードが出るように演出する・・メニューも
「お、今日はウナギの白焼きと・・山芋のサラダかぁ」と強壮力のある食事を作る。
こっそり紅茶にそんな薬を混ぜて飲ませる事もある。なのに・・・・何も無い。


695:清海の苦悩  その1
07/12/17 01:29:16 SUu7PXba
今夜も草々を見送ってから、清海はオナニーを始めた。
ビデオの女性のようにノーブラ、ノーパンだった。腰までワンピースの裾をまくしあげ
頼りないその脚の間をモゾモゾさせながら・・・。両手で胸を揉んでいく。
ツンと尖った乳首を指先で転がし、キュッと摘む。「はうぅ!」と声が出る。
家族に隠れてするドキドキ感は無いが声は遠慮がなく出せる。
胸を何度も揉んでいると我慢が出来なくなる。片手で用意していた棒付きフランクフルトを口で舐める。
ビデオの女性はバイブを使っていたが、どこで売ってるのか分らない清海はこうするしかなかった。

「あ・・あああん。う・・んはぁはぁ」とエスカレートしていく。片手はすでに茂みを撫でまわし、
敏感な部分をそっと繰り返しなぞる。もう入口は濡れてシーツにこぼれそうなぐらいだった。
指を少しずつ出し入れし、「ううぅん・・・ハッ!くぅぅん・・クッ!」と悶える。
ついには口で舐めていたフランフルトを花芯に入れた。幾度も出し入れし、グチュグチュと音が鳴る。
(もし、いつまでも何もして貰えないなら・・この姿を見せて・・して貰いたい)と思っていた。
「あ・・ああ・・草々さん・・私もう・・もう・・イッちゃ・・」となった時だった。

『ピンポーン』とチャイムが鳴った。

ビクッと反射的に服を直し、フランクフルトを内股に挟んだまま、玄関へ行った。
「どなた?」と聞くと「俺、忘れもんしたんや。」と草々の声だった。焦る清海。
ドアを少し開け、「ど・・どうしたの?」と聞く。
「俺、財布忘れたと・・」見ると椅子の上に財布はあった。
「あ、あったわ。持ってくるね。」と振り返った時だった。

『ボトッ。』と足もとにフランクフルトが落ちた。

「!」と二人して無言になった。清海は真っ赤になりうずくまった。草々はそれを拾い・・見た。
温かく濡れたそれを掴み・・清海を見る。「あ・・わた、私っ・・」と何か言おうとした。
なんとなく事情が分かった草々は後ろから清海を抱き上げた。そのまま抱っこしベッドルームへ行った。

静寂が訪れた5分後・・・・。

「ご、ごめん。」と謝る草々。慌てた草々は入れる前に出してしまった。
後ろ向きにうな垂れた彼を背中から抱きつき「いいのよ・・また・・今度・・してくれますか?」
と清海がそう励ます。その声に気を取りなおしたものの、気まずいのでそのまま帰って行った。
残された清海は「こっちのほうがええかも・・。」と一人で続けた。

後日、若狭がやって来て「昔から苦手やった。」の告白があり、その後清海は東京行きを決意するのだが、
その原因に少しはこのことも含まれていた・・かもしれない。


お粗末さまでした~。

696:名無しさん@ピンキー
07/12/17 01:33:53 LFBQHyMz
GJ!
草々は間違いなくハヤモレ君やな

697:名無しさん@ピンキー
07/12/17 01:34:48 SUu7PXba
「その2」とするの忘れてますね・・すみません。

>>693さん、同意です!
投下してから間違いに気づく凹みはどうしようもありませんが。


698:名無しさん@ピンキー
07/12/17 02:12:55 42iI+3uY
このスレが荒れつつも進むのは、
こうやって書いてくれる書き手がいるからだよな。
読み手としては、そりゃ好みはあるから口に合わない場合もあるけど、
そうだとしても「思いつきの軽いノリ」で書かれたなんて
思ったことない。

書き手のマナーを守るべきってのは言う通りだと思うけど
それと作品のクオリティを貶めることは、全く別の問題じゃないか?

699:「糸子、その夜」
07/12/17 02:20:23 SUu7PXba
お目汚し、投下します。
小次郎×糸子です。エロあり。

その夜、喜代美は修学旅行、正平は友達の家へ泊るので居なかった。正典と小梅は「町内会の日帰り旅行」で夜遅くに帰る予定だった。
小次郎もどこへ行ったか見当たらない。一人残された糸子は、「やれやれ・・鬼の居ぬまに洗濯やわ。」
と自由な時間を楽しんでいた。

元々家事は得意なので、通常の用事はほぼ2時間ほどで片づいてしまう。
今夜は残り物で賄うつもりだったから、買い物も明日にする予定だった。
夕方のニュースを一人見ながら、ササッと夕飯を済ませると、もうすることは何も無かった。

「暇やね・・。」と風呂も入ったし、寝る用意をしようかと、蒲団を出していた。
ふと、鏡台を見るといつもより老けて見えた。(生活に追われて、女ちゅーのを忘れとった)
そんな情けなさを覚えた。ほどいた髪を改めてブラシでとかし・・・なんとなく口紅をさした。

「お父ちゃんが・・私を抱かんようになったのは・・いつやろか。」と独り言が出た。
確かに、若くは無かったがまだ女盛りではある。子供の心配や家計の心配やらで、気が休まる事は無い。
でも・・いくら仕事が大変だからと言って、女と見られないのも哀しかった。
思わず全裸になり、自分の体を見つめなおす。少し垂れた胸・・ウエストも昔に比べると締まりが無く・・
ルノワールの裸婦に近いものがあった。あのふくよかさが女性の美しさだと芸術家は言うのであろうが。

「こんなんやったら・・あかんのかしらね。」と半ば諦めてしまっていた。
ご無沙汰だったので、自分でしてみようかと思うのだがなんとなく惨めだった。
しかし、手が勝手に動く。一人の開放感がその行為を呼び起こした。
「ああ・・ん・・うぅうぅぅん・・」と布団の上で悶えた。襖を開けたままだったのが不運の始まりだった。

「姉さん・・!」
ハッとして、起き上がる糸子。小次郎が部屋の前で固まっていた。
「こ・・小次郎さん!いやぁ・・・見んといて・・・・」と後ろを向いて両手で胸を隠した。
その姿が理性を壊した。

「俺・・・我慢出来んわ・・なんて・・綺麗やねん・・この肌も・・ええ体しとる。」と抱きついてきた。
「あ、あかん。お父ちゃん・・帰って来る・・。止めて!小次郎さん・・あっ!」
「こんなんなっとるくせに。兄ちゃんはほったらかしやから、俺はいつも思うとってん。こうなりたいって。」
「そ・・そんなとこ・・触ったらあ・・あかん!ああ!そそれはあかん!あかんよ!ああぁぁぁぁ」

濡れて準備は出来ている体で抵抗しても無駄だった。小次郎は迷うことなく糸子に己の思いをぶちこんだ。
激しく動く腰に、糸子は脚を絡ませた。そして動きに合わせて自分も同調した。
小次郎はなおも激しく、乳首を噛み・・糸子はその痛みが快感に変わった。お互いを貪るように、舌を絡ませ
位置を変えてまだまだ続く。「も・・もうあかん・・あぅぅ!こ、小次郎さん、あああ!」
「ね、姉さん!お俺も・・出てしまう。」と同時に達した。

ぐったりと横たわる糸子。その隣でタバコを吹かして「これで・・俺ら離れられんな・・」と言う小次郎。
涙ぐみながらも、女の喜びに震える自分が怖かった。(お父ちゃん・・ごめん・・)と後悔と
(やっぱり・・女やったんやわ)と認められた嬉しさが交差していた。その夜から、二人の関係は奈津子が
現れるまで続いていたのであった。

お粗末様でした~。

700:名無しさん@ピンキー
07/12/17 03:03:39 SUu7PXba
>>698さん、ありがとう。
GJも嬉しいですが、そのような意見ありがたいです。
こちらも気をつけます。

701:名無しさん@ピンキー
07/12/17 04:43:44 z74S4nx/
このスレに完成度の高さを求めてる人(684さんに限らず)がいるようだけど、
そういう人にここは不向きだと思う。
作品のクオリティってのは書き手が自作に求めるもので、読み手がどうこう言う筋合いじゃない。
このスレは、趣味でノートに書いた自作小説を友人で回し読みして褒めてもらったり
感想もらったりみたいな場所だと思ってる。
昨今中高生で流行ってる携帯小説みたいなノリとでもいうか。
プロ志向なら持ち込みや投稿などするだろうが、彼女らにそこまでの気持ちはない。
けれど、上手くなりたい、認められたい、とは思っている。ってのと同じ。
そういう素人相手に何をそんな生真面目に考えてるんだろ?、と思う。
ごっこに見えても本人は真剣に取り組んでいるだろうし、
それを読む側も敬意をはらって読んでるだろうし、
そして実際に技術云々を越えて素晴らしいと感じる読み手が何人もいるんだし、
それを「軽いノリ」と言われちゃ書き手も読み手も悲しいだろう。
それと、「投下する前に一度他人の視点で読み返し」は、確かにした方が良いけど、
その一方で、書き手が自分の妄想が恥ずかしくなって投下を躊躇したり、
変にいじくりまわして書き直し結局失敗したり、という可能性もある諸刃の剣。
「思いつき」ではなく、「湧き出るアイデアをそのまま」読ませてもらってるからこそ、
読み手も没頭して楽しめるのだと思うし、今のこのスレはそれが許される場だと思う。
指摘して当然と思われるマナーもあるにはあるけど、そんな事わざわざ言われなくとも、
読み手を意識する書き手は、投下のタイミングも改行も…も誤字脱字もスレ消費数も
意識してチェックするものだし、
それをしない人は妄想を吐き出したいだけだから指摘しても無駄な気もする。

702:名無しさん@ピンキー
07/12/17 04:49:48 z74S4nx/
ところで、現在このスレは435.8KBです。
二ヶ月でこのペースだと、次スレはどれくらいで立てるべきなんでしょうね?
この板はどれくらいの容量で落ちるんでしたっけ?

703:名無しさん@ピンキー
07/12/17 06:40:10 XAAqII9a
>>698、701
まるっと同意。

次スレもそうだが、保管庫もできればあるといいな。
職人さんたち、折角いい作品たくさん作ってくれてるし。


704:名無しさん@ピンキー
07/12/17 12:51:18 qwLUdUhA
500kbを超えるとスレに書き込めなくなる。
この先のSS投下量にもよるけど、750か800くらいで立てたらいいんじゃね?



705:名無しさん@ピンキー
07/12/17 14:28:55 PmPD8VKG
じゃあもうテンプレ案とか練ってもいい頃合いじゃん。

スレタイはシンプルに
  ちりとてちんでエロパロ その2
が良いと思う。
その2が第二回とか第二幕とか第二席とか底抜け2でも良いけど。

706:名無しさん@ピンキー
07/12/17 15:13:54 LFBQHyMz
sage進行を徹底して欲しい
このスレで不満なのは、それだけだから

707:名無しさん@ピンキー
07/12/17 15:24:05 5yJKvd/t
>>705
底抜け2、バロスwww
自分もスレタイは、それがシンプルでいいと思う。個人的には第2席に一票。

テンプレ案、自分があってほしいのは以下の通り。

・sage進行
・書き手側への注意→カプ名と傾向(エロの有無、鬼畜とか百合とか)表記
・読み手側への注意→荒しが来ても徹底スルーで
・450KB超えたか、スレが950まで行ったらの新スレ立て

708:名無しさん@ピンキー
07/12/17 16:53:58 qLCGI7ty
>>701
まるまる同意。
やはり書き手の一人ですが、「思いつきをそのまま」「軽いノリ」と
書かれてしまうのは悲しいです。
ネタそのものは思いつきですが、自分なりに練って起承転結をつけて読み手の
皆さんに楽しんで貰えるように作ってるつもりです。もちろん書いてて
楽しいというのが前提なんですけど。

>684
>「投下する前に一度他人の視点で読み返し」
は徹底的にやっているつもりですがやはり素人の悲しさ。どうしても多少の
誤字脱字、同じ表現の使い回しは出てしまいます。ノートの回し読み、
ケータイ小説と同じと思ってもらえるならこの程度のミスは許してほしいなと
思うのは書き手側の勝手な意見でしょうか。それさえも許されない、完成度が
低いと感じられるならエロパロなんかじゃなくてちゃんとした本を買って
読む方が余程精神衛生上よろしいかと存じます。

709:名無しさん@ピンキー
07/12/17 17:16:40 e1vYSW5+
スレタイについては同意。
第二席か底抜け2かは悩むところだw

テンプレ案は>>707さんにほぼ同意だが
あらしは徹底スルーは書き手読み手双方に言えるかもね。
なんかここって書き手がよりスルーできてない気がして。
もちろん、この場合、書き手さんが言いたくなるのはわかるんだけどね。
たいがいの読み手はちゃんとわかってるんだから、あらしはスルーしなよと思う。


710:清海×若狭 その後 1
07/12/17 17:43:46 PXTJA28f
次スレ案の途中ですみません。投下します。

>>644 の続き?を書いてみました。
若狭×清海 でエロです。一部アナル調教アリ。嫌いな人はスルー下さい。

ペニバンで激しく突き上げ・・若狭は自分の体がどうなったのか、分からないぐらいだった。
しびれ薬はもう切れていたのだが、下半身は別に意味で痺れていた。快感と泉のように湧き出る何かが
全身を駆け巡っていた。(何をされても感じてしまう・・)

清海の刺激はたまらない程、ツボを押さえていた。女同士だからと言うが、腰の動きは快楽を覚えた。
「さぁ・・私も気持ち良くなりたいから・・」とペニバンを外し露わになった、濡れそぼった股間を
若狭の顔に近づけた。

「ほら・・初めてやったら抵抗あるから・・蜂蜜塗りつけたわ。甘いから美味しいわよ、さあ・・」
と言われ、清海の言葉通り舐め始めた。(甘い・・美味しい・・)とペロ・・ペロ・・と舐める。
「そう、そこよぉぉ・・ああ上手やわぁ・・うぅん・・はっ!あああああ。」と悶える清海。
ペチャペチャクチュ・・と舐め方も激しくなった。

「はぁぁぁあっぁあっぁぁぁ!そ、そこは!!」と歓喜の声を出す。
若狭は清海の弱い部分を舌で突いていた。

『ブジュッ!』と若狭の顔に温かい液がかかった。「ゴホッゴホッ!」と咳き込む。
少し飲んでしまった。「あ・・ああ~ごめんね、B子。私・・潮吹くみたいやの。」
顔をタオルで拭いてやる。「な、何今の?」  「ホントB子は何も知らんのねぇ・・。」
とまたも目が光る清海。床にもう一度寝かせ、今度はお尻を突き出させる格好にした。

「ここは・・どうやねんやろうねぇ?んふふふふ。」とお尻を撫でまわす。
「あ・・ん」と何をされても感じている若狭。清海の指が穴を触った。ピクッ!と体が反応する。
「あら~?ここも感度良さそうやねぇ~ふふふ。でも・・本当にしたかったら・・まずこれよね!」
とシリンダーと洗面器を出してきた。

「A子?な・・何するん?い・・痛いのもうイヤァ・・。」と抵抗する気も無いくせに、言葉はそう出る。
「心配せんでもええわよぉ。これはまあ、準備運動みたいなもんやからぁ。」と安心させる。
「力抜いてね。入れるから。」   「い、入れるって!え、A子!?」  ジュブ・・と液を注入する。
「はぁう!!」  「ほら、力入れちゃ入らないわよ。」と遠慮がない。かなりの量のグリセリンが入った。

1分後、「も・・もうあかんの・・・え、A子ぉぉ。ト、トイレ行かせて!お願い!!」内股になり、
悶え苦しむ若狭。「あら・・じゃ、その洗面器にしたらぁ?」と虐める。もう若狭に選択の余地が無くなる。
ギリギリの葛藤が続く。そこで笑う清海の顔は悪魔の微笑だった。
「あ・・ああ・・・え・・A子ぉ・・」と懇願する。 ふと普通の顔になり「仕方ないわねえ・・今回だけよ。」
と許した。慌ててトイレへ向かう若狭。間一髪で間に合ったが、今度は出れなくなるぐらいの苦しみが待っていた。
とめどなく寄せる腹痛と排便。我慢したためか、腸は全部出し切ろうとしていた。

30分後・・やっと出ることが出来た若狭を待っていたのは、初めの快楽とは違う世界のものだった。

「さぁ、スッキリした?」と今度はベッドへ連れて行かれた。「少し休みましょうか?」とドリンクを
貰った。迷うことも考えることも出来ない若狭。言われるままに飲み干した。
「う・・はぁ・・は・・」体が熱くなってきた。それも・・下半身が。「A子、また・・あんた・・」
クスクス笑う清海。「学習せんのねぇ。B子のそんなところが昔から好きやわぁ。可愛い・・B子。」


711:清海×若狭 その後 2
07/12/17 17:44:56 PXTJA28f
「ちょっと拭き取ってあげるわねぇ。」と穴をウエットティッシュで拭く、指をねじりこみながら。
「ギャッ!」と悲鳴をあげる若狭。「あら・・・この指より太いのん出したんでしょ?平気よね・・」
とアナル用のバイブをねじ込んでいった。「大丈夫よ・・ワセリン刷り込んであげてるからぁ。」と
どんどん奥へねじ込む。細身のそれはスルリと入った。「グゥゥ・・」と痛みに耐える。

『カチリ』スイッチを入れる清海。ブ~ンと電動音が響く。
「ギャァァァァァァァ!!!!」涙もヨダレも垂らして、差し込まれた物を抜こうとするが、
「ダ~メ。」と手錠をかけられた。ベッドの端に固定されてしまい、どうする事も出来ない若狭。
なのに・・なのに・・快感の波が押し寄せる。「ハァウン・・アゥン・・良いのぉ・・お尻がぁ・・」
と自分の意思とは逆の言葉が次々飛び出す。

A子の調教は、二人で双頭バイブを使う事で終わりを告げた。一緒にバスルームで洗いあい、キスをする二人。
「ねぇ・・B子。」  「何・・A子?」   「また・・来てくれる?」  
無言でうなずく若狭。「フフ・・可愛いわ。私のB子・・」    「え・・A子?」  「何?」
「今度は、私もA子・・楽しませてあげたい。」この言葉を聞いた清海はまたバスルームで、若狭を
襲った。二人の宴は、夕方まで続き、若狭は寝床へ戻ることが遅くなった。

師匠の許しを貰い、数日間・・二人は話し合いと称して愛し合った。
身も心も委ねあってやっと・・親友になれたのである。

お粗末さまでした~。

712:名無しさん@ピンキー
07/12/17 18:29:52 JXKK7nLM
A子ドSwww

713:名無しさん@ピンキー
07/12/17 18:50:31 rs/onEKX
>>710
いやスレの空気つうか流れもちょっとは読めよ。もうすぐ容量いっぱいになるとスレが落ちる。
だから容量の余裕があるうちに、次スレのテンプレ案話し合ってるわけ。
作品投下は抑えて、テンプレ先に決めていい形で次スレに引き継ぎする算段するのが普通。
もしスレ先に落ちちゃったら、スレ住人も誘導できないじゃん。

自分の趣味的にはドS鬼畜A子で百合調教GJ!その意気や良し!なんだけどさw

714:名無しさん@ピンキー
07/12/17 18:50:40 42iI+3uY
自分でスレ立てできないのに申し訳ないが、450KBてそろそろだよね。
もうひとり投下してくれたら、振り切れそうだ。
どなたか、新スレ立ててはいただけませんか。

スレタイ、テンプレは>>705-707、>>709あたりで言ってくれてる感じでいいのではと思います。

715:名無しさん@ピンキー
07/12/17 18:53:33 rs/onEKX
あ、テンプレ案については>>707、709さんと同意で。
自分も通し番号は第二席がいいと思う。底抜けも捨てがたいがw

716:名無しさん@ピンキー
07/12/17 18:56:14 LFBQHyMz
よし、スレ立ていってくる
期待すんなよ

717:名無しさん@ピンキー
07/12/17 19:07:35 LFBQHyMz
あかんわ…orz
誰か頼むわ

718:名無しさん@ピンキー
07/12/17 19:10:28 rs/onEKX
あ、じゃあ自分立ててくるわ。


719:名無しさん@ピンキー
07/12/17 19:23:56 rs/onEKX
新スレ立てたよ。

ちりとてちんでエロパロ 第二席
スレリンク(eroparo板)

即死判定はどうなってたっけ?

720:名無しさん@ピンキー
07/12/17 19:27:46 Jpn29n+W
>>719 
ありがとう!

721:名無しさん@ピンキー
07/12/17 19:39:58 Jpn29n+W
職人さんは新スレへ移動願います。

722:名無しさん@ピンキー
07/12/17 20:01:13 LFBQHyMz
>>719 底抜けに乙

723:名無しさん@ピンキー
07/12/17 20:05:41 aCScZra2
>>713 お前が容量使い杉

724:名無しさん@ピンキー
07/12/17 20:35:01 42iI+3uY
>>719
そーこーぬーけーに!乙。
ありがとう!

725:名無しさん@ピンキー
07/12/18 01:52:12 vhsFJqBc
新スレ>>8わろたww


726:名無しさん@ピンキー
07/12/18 09:19:26 lpWYtDEr
>>725
あれ完全におとうちゃんの声で再生されたw

(・∀・)ノ~~~~~~○
新スレもみんなで仲良く使えますよ~に~
(・∀・)ノ~~~~~~○
萌えssが多く投稿されますよ~に~

727:名無しさん@ピンキー
07/12/18 12:55:05 22c8fB4d
うめ

728:名無しさん@ピンキー
07/12/18 16:33:08 h0I9SYGN
ダメだ、台詞以外のB子一人称が全部、上沼ボイスで脳内再生される…orz

729:名無しさん@ピンキー
07/12/18 20:01:19 45yA4lFV
それは厳しすぎるw

730:名無しさん@ピンキー
07/12/18 20:18:14 8NndAmOa
流石は大阪城の城主様だけはあるな!

(・∀・)ノ~~~~~~○
728の呪縛が解けますように~

731:名無しさん@ピンキー
07/12/18 22:45:57 KT/7eZ4/
気が早いかもしれないけど、保管庫欲しいな…

732:名無しさん@ピンキー
07/12/18 22:58:11 kRsNkNVi
欲しいね。せっかくいい作品多いんだし。
誰かスキルのある方作ってくれませんか?

733:名無しさん@ピンキー
07/12/19 02:28:52 UGiKJWQZ
保管庫欲しいね

734:名無しさん@ピンキー
07/12/19 07:32:11 HkNxjACS
>>34
長すぎで挫折した。

自作以外遠回しにバカにしてねーか?何がオモタだ。

735:名無しさん@ピンキー
07/12/19 07:37:45 HkNxjACS
>>34
長すぎで挫折した…
>>58
ニアミス残念。

>>59
GJ!!

736:名無しさん@ピンキー
07/12/19 08:09:16 C842O8Nk
↑次スレの批判か?

737:名無しさん@ピンキー
07/12/19 08:45:20 5yqD3+go
次スレ34です。

>>734さん
自作以外を馬鹿にしたつもりなど全くありません。
ですが、当方の言葉が未熟で誤解させてしまいました。
申し訳ありませんでした。
長すぎなのは事実ですから、もし次に書くことがあればもっとコンパクトにまとめるように努力します。
指摘ありがとうございます。

そして自意識過剰かもしれませんが、一部の方の誤解を生んでいるようですので一言。
私は草月氏とは全く関係ありません。
名無しで書き込んでいる以上証拠を示すことは出来ませんが、別人です。

738:名無しさん@ピンキー
07/12/19 08:55:30 R548vR7I
>>737
>>709

739:名無しさん@ピンキー
07/12/19 10:52:21 ULZ79/Qk
>>735
59GJは、次スレに書いてあげたほうがいいのでは。
余計なお世話でごめん。

>>738
まるっと同意。

>>737
やっぱりここは書き手がスルーしないと。
指摘は指摘、それは受け止めていいと思う。
けど、いちいち返事することはないし、とくに下3行は不要だと思うよ。
本人だと決め付けられたわけでもなし。
読んでるほうからすれば、
正直誰が書いてくれても面白きゃGJだし、そうでなきゃスルーなんだからさ。
自分も含めて、せっかくGJした読み手も多いのに、
そんなレスしたらがっかりすると思うけど。

って、自分が一番釣られてる気もするが。

740:名無しさん@ピンキー
07/12/19 11:56:09 /tF8TmVz
鬱憤たまったら、書き手スレなり誤爆スレなりで愚痴吐いたらよろし。

ところで新スレで書き込み見てたら、
暴力沙汰を穏便に済ませる代わりに身体を要求してくる鼻毛兄さんを
撃退するSの化身若狭女王さまって、毒電波を受信したんだが
この毒電波どうしたらいいですかよ?

741:名無しさん@ピンキー
07/12/19 12:17:12 UGiKJWQZ
釣られついでに
昼ドラみたいってのは最高の誉め言葉だよ
昼ドラは神にしか書けない!

毒電波は文字にして投下汁!

742:名無しさん@ピンキー
07/12/19 19:56:16 3GsORJ2r
みんな56には何も感じなかったのかな。
あれだけ持ち上げは止めろと言われていたのに、何考えてんだと思ったし、
実際の書き主が誰とは無関係に、あの言い方は書き手に対して余りにも失礼だよ。
保管庫作るのなら二カ所作って草月作品だけ別格の神扱いしとけば?!
とか、一瞬だが思ったりした。
草月氏には何の罪もないのに、自分は確実にアンチになり始めている。

743:名無しさん@ピンキー
07/12/19 20:16:24 rYF0Nuil
>>742
そんなに怒らないで。アンチだなんて広言したら草月さん投下できなく
なるよ。他の職人さんも。新スレがいい感じで回ってるんだし
煽りにはスルーだよ。


744:名無しさん@ピンキー
07/12/19 20:32:21 UGiKJWQZ
確かに失礼だよね
次スレが良い感じなだけに荒れそうな話題は
ここで終わらせとこう
どういうつもりか知らんが
大きなお世話や

745:名無しさん@ピンキー
07/12/19 20:45:30 EL24CoOP
ってかこっちはヲチスレじゃないんだから、
そういう話題を続けるのもはいかがなものかと。

そういうわけで、住人の萌えでも妄想でも雑談しようよ。
自分は和服姿の師匠につるっぱげになるほど萌える。


746:名無しさん@ピンキー
07/12/19 21:36:05 ULZ79/Qk
そうそう、「どなたさまも荒らしは底抜けにスルーの方向で」だよ。
って、自分が>>739であんなふうに言ったからかな。ごめん。

自分はやっぱり四草なんだよなあ。
とくに草原にいさんと話してる四草が、かわいくてかわいくてしかたない。
でも子犬のような目の小草若も、かわいくてしかたなし。
年下なのにな、自分w



747:名無しさん@ピンキー
07/12/19 22:41:26 UGiKJWQZ
せやな、底抜けにスルーやな

自分も四草にそらもう萌萌よ
でも雨にうたれた捨て犬みたいな小草若ちゃんも好きやなあ
あと始まる前に草若はジュリーや!と憤慨してましたわ
今じゃ渡瀬恒彦さん意外に考えられへんけどw

748:名無しさん@ピンキー
07/12/19 23:15:14 s9vZK6QU
四草ファンなのに先週あたりから小草若にも萌え萌え。
妄想毒電波出そうw

749:名無しさん@ピンキー
07/12/20 08:58:13 S5b4Y4cI
小草若!そのまま押し倒せ!

と思ったのは自分だけではあるまい

750:名無しさん@ピンキー
07/12/20 09:17:11 1cIjjBDk
小草若のマンションよくここの作品にも出てきてたが
あ~ゆ~部屋だったのね

751:名無しさん@ピンキー
07/12/20 09:34:53 hsBwDZ6K
あんなに自分いっぱいの部屋…。
連れ込まれた喜代美もびっくりしただろう…w(作品中の話だが)
とか言いつつ、やっぱりせつないよねえ、小草若。

>>749 (。・ω・。)ノシ

752:名無しさん@ピンキー
07/12/20 09:47:03 gUM/UCur
>>747
ジュリーが師匠だと、ますます喜代美との関係があぶない感じになるなw

妄想毒電波は発信するとみんな幸せになれると思うよ!

753:名無しさん@ピンキー
07/12/20 18:44:29 Afn/PM3O
師匠に告白するつもりで、最後のお別れのつもりなんだろうと思うと
素直に萌えられなかった今日の包容シーン

だから余計に押し倒せ!と思いましたがな

754:名無しさん@ピンキー
07/12/20 19:04:10 lMcsQLnq
抱きしめ方も何とも弱々しくて、セツナス。

小草若、初登場のときには、
こんな萌えるキャラになるとは思わんかった。

755:名無しさん@ピンキー
07/12/20 19:17:51 yGoS+UR1
>>753
やっぱりあれって最後のお別れのつもりなのかね。
辛いなぁ…。
抱きしめるというより、すがりつくと言った方が近い感じだったような。

756:名無しさん@ピンキー
07/12/20 19:50:35 S5b4Y4cI
子供時代は普通なのに
小草若ちゃんのファッションセンスは
どこで狂ったのか?

757:名無しさん@ピンキー
07/12/20 20:31:33 Afn/PM3O
>755
いつも遠慮がちだよねw
四草にヘッドロックかます時もソフトすぎてワロタ
お上品に育ったんだねぇ

あの部屋を初めて見た時の茂山氏の反応はどんなだっただろかwww

758:名無しさん@ピンキー
07/12/20 23:56:56 d0/KGeKF
しかし小草若の部屋は予想の斜め上を行く部屋だったw
あんな部屋だとわかってなくて良かった。あれじゃネタ没にするとこだった。

759:名無しさん@ピンキー
07/12/21 00:14:23 pkr8xtG1
確かにw
あの部屋ではムラムラしないよ
いや、覗かれてるみたいで逆に良いかも

760:名無しさん@ピンキー
07/12/21 22:38:24 EWKTL7+C
小草若兄さんがみてる

761:名無しさん@ピンキー
07/12/22 09:28:57 7Y4rnneg
かまへん、もっと見せたれ。

762:名無しさん@ピンキー
07/12/22 11:22:25 9zxEXy9q
>>760

「ようこそのお運びで厚く御礼申し上げます」
「え~毎度ばかばかしい噺をひとつ」

さわやかな一番太鼓の音が、澄みわたった夜空にこだまする。
大阪天満宮のちかく徒然亭草若宅に集う落語家達が、
きょうも高座の算段をする顔で背の高い引き戸をくぐりぬけていく。
汚れを知らない心身を包むのは、いろとりどりの和服。
着物の裾は乱さないように、白い襟元のあわせは開かないように、
ゆっくりと歩くのがここでのたしなみ。

こうですか!?わかりません!><


次スレ>>109にも出てたけど、この先本編でカプ確定したとしても
その以外のカプでも投下OK?


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