【朝ドラ】ちりとてちんでエロパロ【貫地谷B子】at EROPARO
【朝ドラ】ちりとてちんでエロパロ【貫地谷B子】 - 暇つぶし2ch494:小若草×喜代美の1
07/12/10 20:53:45 Ug2Q0Niy
それでは、流れも読まずに投下させていただきます。
小若草×喜代美。エロくなし。
初めてなもんで色々ご堪忍を…


寝る前に喉を潤そうと母屋にいた喜代美の所に、ひょっこり小草若が現れた。
「小草若兄さんですか?今日はお仕事で一日来られんって」
「おん、終わったんや」
小草若は足元をふらつかせながら柱に寄りかかった。
喜代美は水を飲んでいたグラスを流しに一旦置くと、焦点の合っていない小草若に近づいて顔を覗き込んだ。
「もしかして、酔おとんなります?」
「おぉ、新しい番組のプロデューサーと飲んどった。これも仕事の内なんやで?売れっ子は大変やがなー」
いつになく不貞腐れた風に言うのが可笑しくて労うようにはにかむと、
「そうですか。お勤めご苦労さまです、小草若兄さん」
喜代美はちょこんとお辞儀をした。
「師匠も兄さん達も寝床に行っとんなりますよ。私は飲めないもんでぇ先に休め言われたんです。小草若兄さんも行かれたら…」
「喜代美ちゃん」
「はい?」
「そーこーぬーけーにー!可愛らしいがな!!」
と叫んで小草若は喜代美の頬にキスをすると抱きついた。
「っ!?何しなるんですか、小草若兄さ…きゃあ!」
細身とはいえ、成人男性を受け止める力のない喜代美は、小草若と一緒になって後ろにひっくり返った。
受け止めたことのない体重が喜代美の上に圧し掛かってくる。反射的に逃げようとしたのだったが、小草若はがっちり喜代美を抱きしめて放さなかった。
思わず身を硬くした喜代美に向かって、小草若は再び頬に唇を寄せると楽しそうに笑った。
「底抜けに大好きやがなぁ喜代美ちゃん~!」
「って!ちょ!どこに頭やるんですか!?顔擦り付けんといてください!」
なんと、小草若は喜代美の胸に顔を置いてきた。
喜代美は真っ赤になって小草若を引き剥がそうとしてみるが、小草若はぎゅうぎゅうと抱きついたままだ。
防寒のために半纏を上から羽織っていたが、パジャマの下は寝る前だと何も着けていなかった。半纏の前ははだけてしまい、パジャマの上には小草若の顔が乗っている。小草若の呼気が胸の膨らみ、丁度その先端にダイレクトに触れて、肌が粟立った。
「や…」
不快とは別の場所から沸いてくるそれに、喜代美は思わずぶるりと震えた。
どうしよう…と狼狽えるのだが、小草若は嬉しそうに「喜代美ちゃ~ん」と抱きついたままだ。
「あの!…ホンマに放してください、小草若兄さん」
恥ずかしいやら、くすぐったいやら、涙目になって小草若の頭を剥がそうと腐心していた喜代美だったが、ふと小草若が静かになっているのに気がついた。
「兄さん?寝とんなるんですか?」
「…寝てへんよぉ。喜代美ちゃんが底抜けに好きやで~。喜代美ちゃんが居れば俺は底抜けに幸せや~」
そんなことをまた喚きだしたが、また静かになり、今度は小さな声で独り言のように呟いた。
「……何が天狗芸能や。俺はタレントちゃうぞ、落語家やぞ…」
「…小草若兄さん」
再びの静寂に、見ると既に小草若は寝息を立てている。
一門が散り散りになっていた三年。なおそれからも。落語家ではない別の道で、天狗芸能を生きようとした小草若の葛藤や苦悩はどれほどだろう。
…この人は落語が好きやのに。
喜代美は小草若の頭を撫でてみた。
前髪の間から穏やかな寝顔が見えて、喜代美は知らず微笑んでいた。


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