【朝ドラ】ちりとてちんでエロパロ【貫地谷B子】at EROPARO
【朝ドラ】ちりとてちんでエロパロ【貫地谷B子】 - 暇つぶし2ch211:名無しさん@ピンキー
07/11/28 20:22:26 J0ctj7Uk
>>204
ここでは書いてないけど、書き手側としては同じ人がいっぱい投下してる
間は作品を投下しない。>>202さんが言うように細切れにしたくないし、
させたくない。読み手側も読みにくいだろうしね。
他人の作品からひらめくのはよくあるし、そうやってお互い高め合って
スレを楽しくしていきたいと思うよ。スレはみんなの物だしね。


212:名無しさん@ピンキー
07/11/28 20:23:58 J0ctj7Uk
>>206さん、GJ!面白かったよ~!
リロードしてから書き込めば良かった。

213:名無しさん@ピンキー
07/11/28 20:50:09 j4VJmf76
>>211 仰る通りです。出過ぎた真似をしました

>>206 GJです!

214:名無しさん@ピンキー
07/11/28 22:01:35 /Nrf2mDa
>>206
GJ!この後、四草がどう仕掛けてくるか見物だwとか思った
小草若の目キラキラ萌えw

215:名無しさん@ピンキー
07/11/28 22:28:49 8TcE5SHA
>>206-208
GJ!!
兄弟子達×喜代美って淡い近親相姦っぽくてモエ
小草若と四草の掛け合いもいいなあ。

神職人が多くて読み専としては多くの作品読めるの至福ですが、
公式のネタバレ含み過ぎな場合は最初にバレ注意あると助かるかも…です。
妄想の範囲内なら気にならないし、エロパロ板来てバレ気にするのも底抜けにアホってわかってますがorz

216:名無しさん@ピンキー
07/11/29 01:03:44 6Y1n+aoG
GJ!四草最高!
ひそかに本気モードに入るのがリアルっぽくてワクテカするわw

たくさん投下してくださる職人さんも乙です。
よく「ホンマに」が「本間に」て誤変換?がなんか微笑みを誘いますw

217:名無しさん@ピンキー
07/11/29 08:10:16 RLv1KjOl
>>211さん

198です
御説明ありがとうございます。
職人さんの作品で触発された一人です。
気をつけます。

>>215さん

ネタバレは名前だけですが・・
妄想と公式が合ってたら自分でもびっくりです。
A子と草々ってつきあうの?

>>216さん

ああああすすみません、誤変換です。

218:名無しさん@ピンキー
07/11/29 08:54:30 GRqzzZis
今朝のおけつふりふり「いてますかあ」はおもしろかった

219:名無しさん@ピンキー
07/11/29 08:58:37 nXAPEGdd
小草若ちゃんの妄想www

220:名無しさん@ピンキー
07/11/29 09:03:47 bMsQODgb
あの2人はベストカポーだな
世間的にはバカップルだけど本人達は幸せってパターン

221:名無しさん@ピンキー
07/11/29 13:16:32 VQ565zp4
>>206
「そそられる」って言葉がエロくていいねえ。四草らしいし。
底抜けにGJ!

師匠の「なかなかかいらしいな」がエロオヤジのようだったw
浴衣とか着物ってアイテムはいろいろ妄想できるな。

222:名無しさん@ピンキー
07/11/29 13:53:39 szizd3kC
四草大人気だな。
所帯持ちの草原以外の3兄弟のなかでは唯一純粋っぽくないもんなぁ。

223:名無しさん@ピンキー
07/11/29 16:10:09 69hCnLYY
シーソーは経験豊富そうだからな。
SM、スカトロ、乱交なんでも来い。

224:名無しさん@ピンキー
07/11/29 17:53:51 J1hZXDs5
>>217
ちなみにどの職人さんに触発されたの?みんな上手いよね。
217さんもそうだけどどうしてあんなにちゃんとストーリー作れるんだろうって
思う。

225:名無しさん@ピンキー
07/11/29 18:39:47 dZY/xU1R
小草若と喜代美のエロが読みたいのですが・・・


226:名無しさん@ピンキー
07/11/29 18:55:13 69hCnLYY
おじいちゃん。
わたしの立てたスレがこんなに賑わってきました。
ようさんわろうて生きています。

227:名無しさん@ピンキー
07/11/29 18:55:21 A8m7frt6
217です

>>224 さん

>>82 さんです。

投下し杉でした、反省。ロムってたら閃いた感じですね。
エロさが少なくて長文ですみません。
ファンでもない四草が男前だし(苦笑)。





228:206
07/11/29 19:16:06 ucAPXAOt
206です。
こういうの、本人出てきて言うのっておかしいかもしれませんが、
おかしかったらスルーしてください。

GJって言っていただいてありがとうございます。
すごいうれしかったです。

私も、職人さんたちに触発されたクチなので、
また作品をお待ちしています!

>>224さん、
217さんじゃないですが、私は>>56さんとか>>83さんとかの
「本気になっちゃって、ちょっとかいらしい四草兄さん」が
すごく好きで、きっかけはなんだろ、って思って書きました。

自分語りすみません。名なしに戻ります。


229:名無しさん@ピンキー
07/11/29 19:42:50 bMsQODgb
四草は体つきがエロい
胸元はいつも開けてるし
体のラインがはっきりとわかるカットソーとか着てる。首も太いし
中の人はかなり鍛えてると見た

230:名無しさん@ピンキー
07/11/29 22:26:18 6Y1n+aoG
最近の朝ドラって、玉木とか味噌彦みたいな端正で分かりやすいイケメンが多いけど
四草のようにオスの匂い的なもので惹き付けられるタイプは珍しいんじゃ?
朝だからってわざとらしい爽やかを演出しない所が好きだ。

231:名無しさん@ピンキー
07/11/29 23:23:14 FrjV7XWW
(喜代美の二十歳のお祝い@母屋)

喜代美「わぁ~!若狭ガニ鍋?こんなご馳走えぇんですか??」
小草弱「えぇ。えぇ。いっぱい食べ。100杯食べ!」
草原「今日は喜代美ちゃんのお祝いやからな。遠慮せんとどんどん食べや。
あ、草々、喜代美ちゃん今日からお酒も飲めるからついだり。」
草々「おめでとう!喜い公。」(お酌)
四草「今日は師匠がいてはりませんからね。」(口の端を歪めて不敵な笑みを浮かべながら具材投入と火加減を手際よくこなす)

232:名無しさん@ピンキー
07/11/29 23:23:50 FrjV7XWW
(鍋もしめに入る頃)
喜代美「も…もぉ飲めませんってばぁ~!……ん…きよみ…てぇ呼んで下さぁいい…」(真っ赤な顔でぐったり泥酔)
草原「あ~あ~…。喜代美ちゃん、ちょっと飲ませ過ぎてしもたかな?」(机の向こうから覗き込み)
小草弱「酔っ払った喜代美ちゃんも、そ~こ~ぬ~け~にかわいいでんなぁ~」(デレデレ)
草々「おい!喜い公!しっかりせえ!おい!」(しなだれかかってきた喜代美を抱きかかえて頬をペチペチ)
四草「はい、水です。兄さん飲ませて下さい。」(草々に渡す)

四草「ところで…」(水を飲ませている草々と喜代美を横目にちらり)
小草若「なんや。」
四草「喜代美もそろそろ年頃やし、彼氏の一人くらい作らんのですかねぇ…」
(当てつけのように草々をニヤ見。気付かない草々。)
小草若「喜代美ちゃんは俺の嫁さんになんねや!徒然亭のおかみさんに」
四草「なるって言うんですか?喜代美にも選ぶ権利はあるでしょう?」
小草若「………う…何やねん…」
草原「まあまあ。落ち着け二人とも。喜代美ちゃんが決めることやろ。」(にこやかに)
草々「…そういえば、喜い公って好きな男の一人くらいおらんのか?
毎日稽古ばっかりで出会いもないからなぁ…。」

上沼(どないかなりませんか?この鈍感さ。)

(四草、ふっと鼻で笑う)

233:名無しさん@ピンキー
07/11/29 23:32:39 FrjV7XWW
四草「いつかは喜代美も誰かのものになってしまうんですよ。」(算段顔の上目遣い)
草々「何やねん、お前はさっきから。何が言いたいねん。」
四草「この徒然亭の誰かかもしれませんし…」(片方の眉を上げながら小草若を見て。「お、俺?」キラーンと瞳が輝く小草若)
「案外、柳眉さんや尊建さんに気に入られておかみさんに貰われるかもしれませんね?」
草々「な、何やと?!柳眉たちだけには………!」
四草「…なら、今ここで、徒然亭の結束を深めるためにも…
喜代美を4人で楽しみませんか?」
草々「な………!な、四草、何を…言………」(怒りがこみあげた形相も、不慣れな場面に言葉が詰まって顔が真っ赤)
小草若「喜代美ちゃんをっ?!!…お、俺の喜代美ちゃんをっ?!!」(オーマイガッと両手で頭を抱えつつ、ウヒョヒョヒョヒョと声を上げて笑いだし)
草々「………」(喜い公を4人でってそりゃAVの世界やろ…でも…柳眉らに喜ぃ公を……嫌や…それはもっと嫌や…)
「う………草原兄さん、四草が変なこと言い出して…」
草原「ええ考えかもしらんな。」(酒に酔って据わった目つき)
草々&小草若「えっっっ!!!」(四草ニヤリ)

234:名無しさん@ピンキー
07/11/29 23:48:46 FrjV7XWW
(座卓の上に喜代美全裸)
四草「じゃ、まずはみんなでパート分けて楽しみましょうか。」
草々「パ、パートって…どこと、どこと、どこと、どこやねん!!!!!」
小草若「喜代美ちゃぁぁぁぁん~そ~こ~ぬ~け~に色っぽおまんなぁ~~~ウヒョヒョヒョ」
草原「嫁以外の若い女の子の体も…ええなっ」
四草「じゃ、草原兄さんは喜代美の口でどうぞ」
草原「えっ、俺、口か?一番弟子やぞ?」
四草「奥さんいてはるのに贅沢でしょう?口なら罪悪感も少ないでしょうしね。」
草原「それも…そうやな…。じゃ、俺は口な。」
四草「小草若兄さんは昔からおっぱいフェチでしたよね。おっぱいどうぞ。」
小草若「お前~~~~~~~!(眉を寄せて詰め寄り)
よう分かっとるやないかぁ~!」(にたぁ)
四草「草々兄さんは…」(ちらり)
草々「な、何やねん…お、俺は………もしかして…」(喜代美の股間を見ようとして目線をそらし)
四草「兄さんはアナルです。」
草々「な…!何やと!??」
四草「挿れたことなかったら場所分からんでしょう?アナルなら分かるでしょうしね。」
草々「うっ…」
四草「じゃ、俺はオ○コいただきますね。」
草原&草々&小草若「おい!!!!!!!お前が一番おいしいところ持っていく気か!!!」
四草「だって僕、賭けに勝ったじゃないですか。
きつねうどんはもういりませんから、こっち貰いますね。」

235:名無しさん@ピンキー
07/11/29 23:52:16 FrjV7XWW
「結局そういう算段やったんか~!」と兄弟子たちに羽交い絞めにされる四草。
全裸のまま座卓の上に放置されている喜代美。
泊まりの予定が変更になり日帰りで戻ってきた師匠が母屋の襖を開ける。
全裸で羽交い絞めになっている四兄弟と座卓の上で全裸の喜代美を見て唖然。
(寝床で出くわした時の拓郎の曲がかかる)



236:名無しさん@ピンキー
07/11/29 23:54:02 dBgTDV+v
>>235
で、結局草若が喜代美を頂くというわけですな!
エロパロらしいネタGJでした。

237:名無しさん@ピンキー
07/11/30 00:00:18 KxV8P3t4
>>231
すまん言わせてくれ…



若狭ガニなんて無いだろ!?
言うんだったら越前蟹だって!!!

238:名無しさん@ピンキー
07/11/30 00:18:26 oidhF1Cv
>>235
GJ!!!
やっぱり喜代美ちゃんの処女は師匠に捧げたほうがいいと思うよ
なんたって「ほれ やってみい!」だからね

239:名無しさん@ピンキー
07/11/30 01:23:20 Fl+wI7JV
>>235 底抜けにGJ!
自分も賭けネタ考えてたんだけど無理でした~

240:名無しさん@ピンキー
07/11/30 01:41:22 LhODNfyd
神様、小草若が報われている話が読みたいです!

241:名無しさん@ピンキー
07/11/30 09:26:17 MKa5nv8L
初のエロパロです。草々←B子でB子の自慰。
2レスお付き合いください。


何度目かの寝返りをうった後、大きな溜息と共に喜代美はぱちりと目を開けた。
ぼんやりと古ぼけた天井の染みを見つめる。
夜も更け、そろそろ日が変わろうかという時間だというのに
布団に入って目を閉じて、いつまで待っても睡魔はやってこない。

眠ろう眠ろうと思うたびに、頭の中で今日の失敗がいくつも沸きだす。
一つの失敗が思い出をずるずると引きずり出して嫌な記憶が一族総出でやってくる。
恥ずかしくて悲しくて申し訳なくて悔しくて、思考がぐるぐると回りだす。
布団の中で頭をかきむしったり、足をばたばた動かしたり、意味の無い叫びを発してみたり。
どうしようも無いけれど、何かしないといられなくなってしまう。

こんな夜は初めてではない。だから、無理やりにでも眠る方法を知ってはいるのだけれど。
もうひとつ溜息をついて、そっと目を閉じた。

布団の中でもぞもぞと体勢を変え、カレンダーに背を向ける。
そして、パジャマの上から両手で自分を抱きしめた。

想像の、妄想の中で自分の体を慰める事を覚えたのはいつ頃からだったのだろう。
見たばかりの映画やドラマの人物を相手にして、ドラマティックなラブシーンを思い浮かべて一人で体を熱くして。
もてあますどうしようもない昂ぶりを収めるためにしていた筈の行為は、最近回数を増している。
相手も映画やドラマの人物ではなく、いつも同じ人で。
むしろその人を思い浮かべる事で、こうして慰める回数は増え、行為も激しさを増していく。
終わるたびにいつも罪悪感を覚えているというのに止められない。


242:名無しさん@ピンキー
07/11/30 09:26:52 MKa5nv8L
―脳裏に浮かぶのは、意外と薄い胸と広い肩。
長い腕を伸ばして自分を捕まえて、ぎゅっとその中に閉じ込められる―
冬でも半袖でいられるのは、きっと体温が高いからだと思うから。
だって私に触れた手のひらは温かかったもの。
だからきっと、あの人の腕の中はもっと暖かいんだろう。
そう思いながら自分の手が動く。
片手はゆっくり唇をなぞり、もう片方は胸元へと降りていく。

―くるくると遊ぶ長いくせ毛とくっきりとした下唇のライン。
厚みのあるそれが自分の唇に重ねられる。
抱きしめられていた手はいつのまにか胸へと添えられていて、やさしく動き始める―
パジャマの上からそっと胸に触れ、きゅ、と掴んでみる。
素肌と布地がこすれて、胸の先端が反応して立ち上がった。
指の間にそこを挟むようにして、ふにふにと揉んでいるうちに何ともいえない感覚が湧き上がってくる。
時々変な声が出そうになって慌てて飲み込む。唇を撫でていた人差し指を噛んで耐える。
体温が上がり、呼吸が苦しくなる。
(もし聞こえたら、知られたら、どうしよう。恥ずかしい、軽蔑される、嫌われる)
いつもそう思うのに止まらない。むしろもっと熱を求めて、手の動きは激しくなる。

親指と人差し指で硬くなった乳首をつまみ、ねじる様に動かすとぴりぴりと甘い痺れが走る。
「…ふ、ぅんっ」
漏れでた声が酷くいやらしく鼻にかかって聞こえた。

―軽々と抱き上げられて、キスをしながらベッドまで運ばれる。
胸を愛撫していた長い指が、一番大切な場所をめざしてするすると下へ向かってゆく―
もぞりと足をすり合わせ、自分の中心に熱が集まっている事を自覚する。
胸に当てていた手をそのままパジャマズボンの中へと伸ばした。
太ももで手を挟み込み、親指の付け根が下着越しに熱い場所へと触れるようにする。
そっと腰を押し付けて動かすと、かすかに粘着質な音が響いた。

自分の荒い息遣いと、湿った下着の感触とが羞恥心を呼び起こす。
(あかん、こんなんあかんのに)
そう思っているのに、ぞくぞくするような快感が全身を駆け回る。
もう止められない。

―ぎょろりと大きな瞳は優しく自分を見つめていて、耳元で名前をいとおしげに囁かれる―

「……草々、さんっ……」

243:名無しさん@ピンキー
07/11/30 09:29:21 MKa5nv8L
終わりです。
なんかエロくならない、難しいね。


244:名無しさん@ピンキー
07/11/30 10:52:12 Tqls7Mov
>>235さん
大笑い~GJですぅ!

>>243さん
裏「ちりとて」でGJ!
十分エロいです。

245:名無しさん@ピンキー
07/11/30 10:56:27 gfRepURY
最近賑わって底抜けに嬉しい!
GJ!

246:兄弟子×喜代美 小ネタ
07/11/30 11:36:50 Tqls7Mov
今週までの裏修行・・一部番外ありです。投下します。

<その1>
「ええか!見えん所もちゃんとするのが基本や!俺が調べたる!手抜きすんな!」
と・・・脚を広げさせてチェックする草々。
「ほら!ここ、まだ湿っとる!俺が見本みしたる!」と・・・舌で舐るのだった。
「おい!何また濡らしとんねん!」「え・・でも・・ああ・・。」
「しょうがないやっちゃ!お仕置きや。」と肉棒を・・・ますます濡れる喜代美だった。
「おおおおええ貫地谷!」と絶頂を迎えるのだった。

<その2>(番外編)
「喜代美!」と叫び絶頂を迎える草々。「うれしい・・名前呼んでくれて・・」と満足する清海。
二人の溝は深い。

<その3>(番外編2)
「こんなゴミタメによう住んでますね。」と散々罵倒する四草。
「肉じゃが女があんたも・・・」と涙ぐむ奈津子。そんな彼女を無視して、寝れる空間を作って片付ける四草。
「こっちこいよ。」素早く脱がせて一気に挿入。果てて動けない奈津子を無視して、部屋がみるみる片付く。
料理まで作って、「今度はもっと楽しませろ。」と捨て台詞でもう一度ヤリ捨てる四草。

<その4>
「草原、教えたってくれ。」と師匠から言われて個室へ連れて行く草原。
「こう持って、こうするんや・・・そうや、舌でそ。。うう。。歯を立てるなよ・・・上手いで。出すで・・。」
「ごほっっごほっ!」「素人にはまだ難しいか・・・師匠も何考えてるんや?」
「俺やったら・・もっと・・。」「兄さんまだまだ甘いですね。」と覗き見る兄弟子たち。
「俺はな、喜六の尺八が見たかったんや。」と言う師匠だった。

<その5>
「おい、根詰めるな。」と穴から覗く草々。「がんばらんと・・」とローターで性感を開発しようとしている喜代美。
「あ・・あ・・・」それは「これ前の店で評判良かったんや」と草原に渡されたものだった。
穴の向こうでは草々が擦っていた・・・。

<その6>
「落語家は人を楽しませる商売や」と全裸で開発させる師匠。
それを覗く兄弟子たち。
「最初、どう攻めるのか・・賭けませんか?」「面白いな。俺は後ろからやな、前に向かせて丸見えにして盛り上げるのが処女の勤めや。」
「俺は舌攻めやな・・ウヒョヒョホホッホホ」「俺は・・前から手ぇ使って・・」
「お前は?四草。」「俺は元締めやから、それ以外全部です。」
「オマエ~底抜けにどんだけある、思うてんねん。」
そのころ、師匠は喜代美を吊るしていた・・・・。

<その7>
浴衣姿で師匠の前に現れる、喜代美。「おお、可愛いらしいなぁ。」と膝に乗せてまさぐる。
「ああ・・稽古は・・・?あああ」「人が楽しんでる時は黙っとき。」
「ああああああぁぁぁぁ」それを覗く兄弟子たち。

すすすみません・・つい書いてしまいました。
お粗末さまで~<(_ _)>

247:名無しさん@ピンキー
07/11/30 14:07:06 Fl+wI7JV
小草若×喜代美です
あんまりエロくないよ

248:小草若×喜代美
07/11/30 14:17:54 Fl+wI7JV
「喜代美ちゃーん、今日収録が終わったら俺のマンション掃除しに来てくれへんか」
小草若はスーパーカーを運転しながら荷物持ちの喜代美に声を掛けた
「いいですよ。今日は師匠も草々兄さんも東京ですから、ご飯せんでもいいですし」
「底抜けに~ありがとう!晩飯もウチで食べていき」「はい」
小草若は密かに今宵こそ妄想を実現させるべく作戦を練っていた。
収録後2人はデパートで食料を買い込み、小草若のマンションへと向かった



続きます

249:小草若×喜代美
07/11/30 14:57:53 Fl+wI7JV
「わあ、小草若兄さんのマンションて綺麗ですね~」喜代美は部屋に入るとはしゃいだ声をあげた
「底抜けに~カッコええやろ。今日は風呂を掃除してんか」「はい」喜代美は素直に風呂場へ向かった
しばらくすると喜代美の絶叫が聞こえる「兄さん!水が、水が!」小草若会心のガッツポーズ
小躍りしながら自分も風呂場へと向かった「どないしたんや」「どうやって止めるんですか」
そこには頭からシャワーを浴びてパニクってる喜代美がいた。
アホやなぁと笑いながら自分も水をかぶり喜代美を引き寄せる。「このままやったら風邪ひくで。着替えがあるから、それを着ぃ」

250:小草若×喜代美
07/11/30 15:30:19 Fl+wI7JV
喜代美が濡れた服を全部脱いで下着姿になった途端に小草若が部屋に飛び込んできた
「喜代美ちゃーん、底抜けに愛してるで」叫びながら喜代美をベッドに押し倒す
濡れて張り付いた下着を毟り取り白い乳房にむしゃぶりついた。「兄さん!止めてください!」
「せや、止めたり」「小草若兄さんやったらこの程度ですね」ハッと振り向くと草原と四草が立っていた。
「喜代美ちゃんが何時までも帰らへんからピンと来たんや」「兄さん、鍵掛けんの忘れたでしょう」「…」
ふと見ると喜代美は都合よく気絶してる「どうします?せっかくやから順番にしますか」
「お前ホンマに鬼やな」「一番売れっ子の俺が一番や」「まあ、ええやろ」
当初の計画とは大きくズレたが思いを遂げた小草若でありました



お粗末様でした

251:名無しさん@ピンキー
07/11/30 15:35:59 Fl+wI7JV
小草若難しいなあ。全然エロくならないや
本当に拙作ですんません!

252:名無しさん@ピンキー
07/11/30 18:01:36 oidhF1Cv
>>251
GJ!
もっと小草若に楽しい思いさせたってくれ

253:名無しさん@ピンキー
07/11/30 18:03:22 6pBLepGJ
>>251
GJ!!!めちゃくちゃ萌えました(*´д`*)ハァハァ
小草若可愛すぎる…
ぜ…是非続きをお願いします………

254:名無しさん@ピンキー
07/11/30 18:23:36 z1riIS2d
>>246
裏修行、エロエロですな~w
GJです!

>>251
エロ控えめでも全然いいです!
GJ!!

255:小草若×喜代美 
07/11/30 18:49:38 29fRmxiN
ご希望に添えれるか・・頑張ってみました、投下。

「俺・・本気やねん、喜代美ちゃん。」と鞄持ちで家まで帰る車の中で、小草若は迫った。
車は人気のない埠頭だった。逃げても無駄で・・ロックされていて出ることも出来なかった。

「そんな・・私、私。兄さん止めて!」シートを倒されて、上にまたがって来た小草若に身動きが取れなかった。
強引にキスされ、服も捲りあげられた。

「柔らかいなぁ~」「あ・・ん」動けないのに体は反応してしまう、自分がイヤラシイと感じる喜代美だった。
(草々兄さん・・ごめんなさい。私・・抵抗出来ません。)と涙が出る。

そんなことはお構いなしに、ほとんど下着姿にする小草若。
スカートだったのも不運だった。ショーツに直に手を入れられてその動きに腰が浮く。
「こんなにヤラシイ音たてて・・喜代美ちゃんってスケベやな~。ぐちゃぐちゃないか・・。」
「うう・・(涙目)そんなん・・止めてぇ・・」
「俺のコレ、もうこんなんになってるねん。触ってみ、」
喜代美の手を持って、自分のモノを握らせる。訳も分からずそっと触る喜代美。その指使いがタマラナイ。
「これ・・何・・?」と敏感な亀頭を指で触ってしまうのだった。
(濡れてる?ヌラヌラしてる・・)と擦りつけるように根本に指を移動させてしまった。

「おぉぉぉぉ・・なんちゅう・・ホンマに男知らんのか?」
「え・・!そんな私まだ・・」「どれ・・見たろ。」
と喜代美の両足をM字に広げ、マジマジと顔を近づけて見る小草若。「ピンク色やんかぁ・・綺麗やなぁ~舐めたろな。」
ベチャペチャクチュクチュ・・と舌で喜代美のまだ誰にも見せたことのない大事な部分を露にして舐めまわす。
「あああ、美味しいでぇ。こんなになってホンマにイヤラシイ妹や・・」
「あっああっぅ、もうもうヤダ・・・・ううっぅぅぅぅっぅうぅ。」と涙がこぼれる。

「これだけこなれたら・・もうええなぁ。入れるで。」
腰を持ち上げて一気に入れた。ブスリッと楽に入ったのだが、「×●△★%+<~!!!!」と痛みが走った喜代美。声も出ない。
「あああ、ええでぇ。こんなん初めてや・・ええ体や・・気持ちイイもうあかん・・」
「うぅぅうぅっぅ」と腰の動きに合わせて声が漏れる喜代美。痛みもあるが、それ以上に入れられた感触に自然と腰が動く。
「そんなに動かしたら・・出てしまうで・・ええのか?」
「う・・うううう」(そんなんイヤァ!)と思っていても体は動いてしまうのだった。

「あああ出る!」と抜く間も無く、中に出してしまった。
(熱い・・お腹の中が熱い・・)もう意識も飛んでいた喜代美の感覚はそれだけだった。

「喜代美ちゃん。俺、大事にするから。」
泣く喜代美の頭を撫でながら慰める小草若。
「痛いのか?」首を振る喜代美。「やっぱり・・アイツがええんか?俺じゃあかんのか?」
「・・・・・」(イヤやったけど・・気持ち良かった・・って言えんし)

「俺、ごっつ気持ち良かった。またしたいあかん?」無言で頷く喜代美。
「師匠さんや兄さん達には言わんとって下さい・・。」そう言うのがやっとだった。
「俺の家行こうか?このまま帰れんやろ?」頷く喜代美。

小草若の計画は始まったばかり・・・・。

微妙~ですね。お粗末さまでした。<(_ _)>

256:名無しさん@ピンキー
07/11/30 19:24:38 Fl+wI7JV
>>255 GJです!
うーん才能の差ですな~
続きを待ってます

257:名無しさん@ピンキー
07/11/30 19:48:23 gfRepURY
小草若ちゃん祭ktkr

258:四草×喜代美@愛してるの続き 序
07/12/01 00:30:25 4Sjkj46B
ここは無意味に長い自分語りなので嫌な方はスルーして本編へ行っちゃって
下さい。

>>144です。>>206さんと着物ネタかぶっちゃいましたw
>>80さんと>>93さんのアイディアを頂戴して書いてみました。
たぶんお二人の望んでいらっしゃるような展開とは程遠い仕上がりに
なっているのではないかと思いますw
>>82でエロは他の職人様にお任せと書いたくせに無謀にもエロ挑戦。
やっぱり難しいと痛感しました。
かなり長い作品なのでエロだけ読めればいいという方は前半は適当に
流して後半にいっちゃって下さい。前半はつまらない描写に凝りまくりですので
(和菓子とか着物・着付けとか)。
余談ですが、自分の中では自分の書いた作品(四草×喜代美編のみ)は時間的に
繋がっています。
68から始まって>>56-57(これは他の職人様の作品ですが)へ、>>83-89が
あって今回になってます。二人の関係が進んでいってるということです。
この先も勿論考えてます。
151は軽く笑っていただれば~のノリで書きました。書いてから結構
気に入ってしまったのでまたネタが浮かべば書いてみたいです。

>>227-228さん、ありがとうございます。私の拙い書き物を
気に入って下さったなんてすっごく嬉しいです。これからの励みになります。
お二人の作品もとても面白かったです。次も楽しみにしてます。

タイトルの由来はこちらでドゾー(興味ない方はスルーでお願いします)
URLリンク(www.utamap.com)

259:四草×喜代美@愛してるの続き 1
07/12/01 00:31:19 4Sjkj46B
晴れて草若に弟子入りを許された喜代美。
小梅と糸子がお祝いにと着物と浴衣をたくさん贈ってくれた。

『喜代美~!おめでとう。やっとやりたいこと見つけられたんやな。
お母ちゃんは嬉しいで。お母ちゃんとおばあちゃんとで浴衣縫うたんや。』
『うちの古い着物がようけありますでなあ。喜代美に似合いそうなのを
選んできましたんや。ちゃんと着付けも教えたげますさかい、しっかり
覚えなさいや。』
『嬉しいけど…着付け…』

喜代美は糸子と小梅との会話を思い出しながら鏡の前で悪戦苦闘していた。
浴衣の着付けは着物と比べると簡単な方なので何とかなってきたのだが、
着物は難しく、持ち前の不器用さが災いしてしまい、さっさと着て見せた
小梅の三倍近くの時間がかかってしまっていた。
しかも衿の合わせや衣紋の抜き方、おはしょりが微妙に不格好で小梅の
粋さからは程遠い仕上がりになってしまっていた。

「はぁ~、何でこんなんなんやろ…」
姿見の前で喜代美はへたりこんでしまった。もう一回やり直そうと
立ち上がりかけたその時、扉を叩く音がした。
「喜代美、入ってええか?」
「四草さん…どうぞ。」
四草がお茶と和菓子を持ってやって来た。
「着付けの練習頑張っとるか?ちょっと休憩したらどうや。師匠が
差し入れやって。みんな向こうでお茶飲んでるけどな。」
真っ白な、まるでぼたん雪がそのままお菓子になったような雪餅に喜代美の
目は釘付けになった。
「わぁ…きれい。食べるのもったいないですね。」
「これかて伝統の技や。喜代美のお父さんと同じで師匠から弟子へ連綿と
受け継がれるものやで。」
「そっかぁ…う~ん、やっぱもったいないけど食べよ!…美味しい!」
美味しそうに食べる喜代美を見て、四草の顔にも笑みがこぼれた。

「何で四草なんや!俺の喜代美ちゃんがあんなヒネクレ野郎に惚れるや
なんて!俺の方が金もようけ持ってるし、人気もあるし…何よりいっちゃん
最初に喜代美に惚れたんは俺や!なのに後から来た四草がかっさらい
やがって…」
小草若が縁側で和菓子をむさぼり食いながら喜代美の部屋から漏れ聞こえる
二人の笑い声に怒りを燃やしていた。
「人の気持ちだけはどないもなれへんからな。早いもん勝ちでどないかなる
ならどんなにええか。」
草原が隣に腰を下ろした。
「兄さん…」
「好きやからいうて必ず相手に好きになってもらえるとは限れへんしな。
とうやんと若旦那みたいにお互い一目惚れする方が稀なんやで。」
「わかってるわい…」
草原は小草若の肩をぽんぽんと叩いた。

260:四草×喜代美@愛してるの続き 2
07/12/01 00:31:56 4Sjkj46B
ところで、着付けは上手なったんか?」
「それが…なんや不格好で…おばあちゃんみたいにピッと着こなされへんの
です。時間もようけかかるし…浴衣は何とか形になったんですけど、入門
したらあれこれやらなあかんいうのに着付けにこない手間取ってたら師匠さんに
叱られてしまいますよね。」
和菓子で少し元気を回復した喜代美はまた落ち込んでしまった。
「ちょっと脱いでみ。」
「ええ?!」
「長襦袢着とるやろ。何も裸になれ言うてるわけちゃう。」
「でも…」
「早よ脱ぎ。兄さんの言うことが聞けんのか。」
「は、はい…」
喜代美は帯を解いた。
「ええか。まずは腰紐に袖挟まんように洗濯ばさみで止めて…衿はこう
合わせて…衣紋はこぶし一つ分くらい抜くんや。帯の位置は少し高めがええな。
その方が若い子らしいて。そんで帯は前で結んで後ろにくるっと回したら
ええんや。手抜きのやり方やけどな。」
四草は手際よく着付けをしてみせた。
「すごい…何で女物の着付けまでできるんですか…」
「まあな。」
先ほどまでの微妙な不格好さとは打って変わって若いお嬢さんらしい、
可愛らしい姿に仕上がっていた。臙脂の生地に千菊をあしらった着物は
喜代美の愛らしさを存分に引き立たせていた。
「わぁ…私がやったんと全然違う!」
「髪と化粧も整えよか。そこに座り。」
「はい…私、お化粧品ほあんま持ってないんです。奈津子さんがいらん
からっていくつかくれて、お化粧の仕方も教えてもろうたんですけど…」
「十分や。喜代美は肌がきれいやからな。下地と白粉だけでええ。
あとは薄く…なんや、紅筆ないんか。」
「なくしてしもて…って何でメイクまでできるんですか?!」
「まあな。ちょっと口開けて。半開きくらいでええから。」
四草は淡い珊瑚のような色の口紅を取り出すと、そっと中指でなぞって
喜代美の唇に乗せた。喜代美は顔をわずかに退いた。
「動くな。はみ出るやないか。」
「は、はい…」
(胸がどきどきする…何やろ…変な感じ…)
自分のすぐ目の前に四草の顔がある。四草の指が触れる場所だけがまるで
熱を帯びたように感じる。
「喜代美…」
「…!」
四草は喜代美の唇に自分の唇をそっと重ねた。
「いきなりやなんて…ちょっとずつって言うやたないですか…」
「嫌か?」
喜代美は真っ赤になって俯いて首を横に振った。
「続きはまた今夜。」
「ええ!?こ…今夜って!?」
「着付け覚えなあかんやろ。」
四草は喜代美の頬に軽くキスをすると、いつの間にか髪を可愛く結い上げて
みせた。
「みんなに見せに行こか。」
「あの…まだ胸がどきどきして、顔が熱うて…落ち着いたら出ますから
四草さんは出てて下さい!」
「嫌や。顔見いひんかったらええやろ。」
意地悪な口調とは裏腹に喜代美を優しく抱き寄せた。
(どきどきが止まらへん…)

261:四草×喜代美@愛してるの続き 3
07/12/01 00:33:02 4Sjkj46B
しばらくして喜代美と四草は母屋へ出向いた。
「ほお……」
母屋の居間と縁側にいた男四人は喜代美の着物姿を見てため息を漏らした。
「へえ~。変われば変わるもんやな。」
(きーこってこんなに可愛かったか…?)
「可愛らしいなあ。おばあさんがくれた着物やろ。よう似合てるわ。」
(緑と出会った頃を思い出すなぁ。今もそうやけどあの頃も可愛かった!)
「底抜けに可愛いがな!!!」
(畜生!俺の喜代美ちゃんがこんなにも可愛いやなんて!四草の奴!!)
「ほぉ~、これはこれはどこのお嬢さんがいらしたんかと。せやけど連れが
アカンな。チンピラかヒモにしか見えん。あっはっは!」
「師匠…」
四草はほんの少しむくれた顔を見せた。

「それにしても喜代美ちゃん、上手に着付けできてるやないか。お化粧も
髪も可愛らしいで。」
草原が不器用が売り物としか言い様のない筈の喜代美の意外な才能に驚いた。
「自分ではやっぱりよう出来んで…四草さんにやり直してもろたんです。」
「お前…相変わらず謎やな。」
草原が四草を心底不思議そうな顔で見つめた。
「何でもできますよ。」
いつもの何を考えてるんだかよくわからない表情で答えた。

その後、草若の計らいで二人は短い時間ながらもデートに行くことを許された。
年長組二人が若い二人を見てほのぼのとしている中、草々と小草若は
改めて喜代美の可愛らしさに気付かされ、『四草なんかに渡してたまるか!』と
決意していた。


262:四草×喜代美@愛してるの続き 4
07/12/01 00:34:12 4Sjkj46B
数時間後
「ただいま帰りました~。はー、重かったぁ。」
「底抜けにおかえり~~!喜代美ちゃん、四草に変なことされへんかったか?
暗がりに連れ込まれてえっちなことされへんかったか?」
小草若は喜代美の姿を見るなり駆け寄った。
「えっちなことて…大丈夫です。」
喜代美は慌ててかぶりを振った。
「…死んだらええのに。」
四草がぼそりと呟いた。
「お前らどこ行っとったんや?」
草々は二人をしげしげと見つめた。
四草は肩に大きな米の袋を担ぎ、手には醤油や味噌、サラダ油など重たい
物を持っていた。喜代美も様々な食材をたくさん持っていた。
「映画観てきたんです!それで帰ろうと思て思い出したんです!今日は
スーパーの特売日やったって!お醤油もお味噌もお一人様一個限りって
書いてあったんですけど四草さんがおってくんなって助かりました。お米も
なくなりかかっとったし…」
喜代美は縁側に荷物をどっさり置いて座り込んだ。
「そんなこと何で俺に言わへんねん!喜代美ちゃんの為ならスーパーへでも
どこへでも行くがな!それに俺のスー・パー・カー!があればこんな重たい
重いせえへんでも…それでえ、帰ったら二人で晩飯作るんや。それで…
『小草若兄さん、はい、あーん。』
『あーん。う~ん、おいちい~~~!』
ってやるんやぁ。うひょひょひょひょひょひょ!」
「…ほんま死んだらええのに。」
四草がもう一度ぼそりと呟いた。
それにしても喜代美ちゃん、手ぇ赤うなっとるやないかぁ。重かったんやろ?」
小草若は喜代美の手を取って草若が以前したように手をとって撫でた。
「喜代美に気安う触らんといて下さい。」
四草がぼそりと言い放った。
「ちっ…」
小草若は名残惜しそうに手を離した。
「喜代美もちょっとは嫌がれ。」
「はあ。でも師匠さんも同じことしとんなりましたし、親子やなあって。」
「あのエロ親父め…!」
「いつされたんや!?」
四草が珍しく勢い込んで尋ねた。
「初めて会うた日です。ケガの手当してもろて『女の子は蚊の食い痕も
残したらあかん』て言われました。」
「師匠…油断も隙もない…」
またもやブツブツと四草が呟いた。

「きーこ。」
草々が喜代美の前に立ちはだかった。
「はい?」
「これからは買いもん行く時は俺に言え。荷物は俺が持ったる。」
「ありがとうございます。でも今日ようけ買えましたし、当分行かんでも
ええと思います。それに四草さんがこれからも一緒に行ってくんなるって。」
「俺が行くて言うてんねん。兄さんの言うことが聞けんのか。」
草々が強い口調で詰め寄った。
「嬉しいですけど…でも…」
「喜代美。」
「はい?」
「喜代美は部屋に戻って着替えて来い。」
「え…あの…」
「ええから戻れ。」
四草は冷たい声で喜代美に命令した。
「はい…」

263:四草×喜代美@愛してるの続き 5
07/12/01 00:35:19 4Sjkj46B
「急になんなんです、兄さん。」
「きーこはお前みたいな女にだらしない奴には合わん。」
「何を今更…!喜代美がどんな思いでいたかも知らんくせに…!」
射抜くような眼差しで草々を睨んだ。
「それやったら俺かて参戦するで。喜代美ちゃんは俺のもんや。」
「小草若兄さんまで…!」
男三人の間に火花が散った瞬間、
「四草さ~ん、着替えてきましたぁ。やっぱお洋服の方がラクですね。
さ、ご飯作らんと…あれ?」
喜代美が最悪のタイミングで飛び出して来た。
「ちょうどええ機会や。喜代美ちゃん、この中から誰がいっちゃん好きか選び。」
「はあ?!何言うとんなるんですか?!」
「そうや。きーこに決めさせるのが一番や。」
「喜代美、選べ。」
「えええええ?!そんなん…そんなん…」
喜代美は自分の身に起こってる状況を理解できずパニックを起こしていた。
「えっと…あの…選べて言われても私…四草さんの…か、彼女と違うんですか?
いやぁ!言うてもうたぁ!」
彼女という言葉に過剰反応した喜代美は真っ赤になった。
四草は誰にも気付かれないほどかすかに安堵の息を漏らした。
「じゃ、そういうことで。喜代美、飯作ろか。」
「はい!」

ひどく気まずい夕食を終えて、小草若は草々の部屋に向かった。
「草々、いきなりなんやねん。お前喜代美ちゃんの友達と付き合うてたん
ちゃうんか。」
草々は何も答えなかった。
「ははーん。最近ようテレビで観るもんな。俺のコーナーのアシスタントも
やっとるし、うまくいかんようになってきたんか。だから喜代美ちゃんに
乗り換えるんか。まあ確かに四草と付き合うようになって急にきれいに
なってきたしな。」
「しっ!静かに。電気消せ。」
「なんやねん。」
「喜代美の部屋に四草が来た。」
「その穴…!俺にも見せえ!」

「それじゃあ、また着付けのお稽古お願いします。」
喜代美は三つ指をついた。

「きっ、きーこが着物脱いだ!」
「喜代美ちゃんの長襦袢姿!四草、どけっ!見えへんやんけっ!」

「こうやって…こんな感じですか?」
「そうそう。上手なってきたやん。」
「コツが掴めてきたみたいです。」

「もうちょっと早く気付いとったら…」
「くそー、楽しそうやなあ。」

「うん、あとは自分でもうできるな。」
「はい、もう大丈夫やと思います。本当にありがとうございました。
あの…夕方のあれって何やったんですか?いきなり選べとか言われても…」
「喜代美は気にせんでええ。俺らの問題や。」
四草は喜代美の頬に触れると唇を重ねた。

264:四草×喜代美@愛してるの続き 6
07/12/01 00:36:03 4Sjkj46B
あっ…!」
「ああっ…!」

「いっつもいきなりやなんて…ずるいです…」
「続きは今夜って言うたやろ?」
再び四草は喜代美にキスをした。不意に喜代美は息苦しさを感じてわずかに
唇を開いた。四草はすかさず舌を滑り込ませた。
「んんっ…」
「逃げんと…これが大人のキスやで。」
喜代美はぎこちなく舌を絡ませ始めた。
(息が…苦しい…でも…!)
ようやく四草から解放された喜代美はもう立っているのがやっとだった。
頬を紅潮させ、潤んだ瞳の喜代美を見て四草は優しく微笑んで抱き寄せた。
そして壁に開いた穴を見つめ、にやりと笑った。

「あいつ…!」
「気付いとったんか!」

四草は壁の穴の向こうの二人に見せつけるようにキスを繰り返した。
喜代美の唇をついばむように、包み込むように優しく。そして、頬、まぶた、
額へとキスの雨を降らせた。
喜代美はもう身体に力が入らず、畳にへたり込んでしまった。
「四草さん…」
いつの間にか喜代美の帯を解いていた四草は着物をするりと脱がせ、長襦袢
だけにした。
「電気…消してええですか…?」
「あかん。ちゃんと喜代美を見なあかん。」
首筋に唇を這わせながら長襦袢の腰紐を解きつつ、三たび壁の穴に目をやった。

「くそっ…」
「喜代美ちゃん…」

長襦袢を肩から落とすと喜代美の上半身が露になった。白い肌が薄く紅を
刷いたように染まっている。四草は思わずため息を漏らした。
「きれいやな…」
「そんなに見んといて下さい…それに…恥ずかしいから暗うして下さい…」
さすがに初めての女性に明るい部屋のままでは可哀相になってきた四草は
部屋の電気を消したが、やはり喜代美の姿を見ていたいのと壁の穴の向こうの
二人に見せつけてやりたい衝動にかられてデスクライトを点けた。
四草は喜代美を横たえた。乱れた長襦袢が何も身に付けていない状態より
一層の色っぽさを醸し出していた。
首筋に唇を這わせつつ、ウエストや太腿、ヒップに指を這わせる。
「あぁっ…四草さん…」
「幼児体型やと思っとったけど、かなりそそられるな。」
「ひどいです…」
喜代美は意味のないことだとわかっていながら手で顔を覆った。
「顔を隠すな。喜代美の感じとる顔が見たいんや。」
「でも…」
本音を言えば、かなりどころか我を忘れそうな程に美しい身体をしていた。
肌理の細かい肌にはしみ一つなく、うっすらと汗が浮いて吸い付くように
柔らかかった。白桃のような乳房とその頂にある花の蕾は四草を誘うように
色づいていた。腹部は無駄な肉一つない曲線を描き、それでいてふっくらと
した太腿は古い絵画の女性を彷彿とさせた。

265:四草×喜代美@愛してるの続き 7
07/12/01 00:37:31 4Sjkj46B
そして四草は誘われるがままに蕾の片方を口に含み、もう一方に触れた。
「ひゃぁっ…あ…あん…」
「色っぽい声を出すようになったな。もっと聞かせてみぃ。」
「意地悪…あぁん…」
鈴を振るような喜代美の声は四草から冷静さを奪い去ろうとしていた。
己の欲望のままに振る舞ってしまいそうな自分を抑制しようと努めて意地悪な
言葉を投げかけた。

蕾を舌で転がしながら四草は下腹部へ手を伸ばした。柔らかな叢をかき分けて
珊瑚珠を思わせる最も敏感な部分に触れた。
「うぅんんっ…!」
喜代美の身体がびくりと跳ね上がった。四草が指で弄ぶととろりとした熱い
蜜が中から溢れ出た。指一本でも喜代美には辛いのか、挿し入れただけで
きゅっと締めつけてきた。ゆっくりとこね回しながらもう一本挿し入れると
指の動きに合わせて締めつけてくる喜代美の襞に四草は驚きを隠せなかった。
「すごいな…喜代美はもしかして…」
「な…何ですか…?」
「いや、ええ。そのうち教えたる。」
濡れた指を鼻先に突きつけ、舐めながらをにやりと言い放った。
「喜代美、感じとるな。」
「わかりません…!」
「じゃあ、見てみよか。」
四草は喜代美の足を開いて顔を近づけた。
「み、見んといて下さい!」
まだ誰も受け入れたことのない喜代美の花弁は紅梅色に染まって、中には
甘い蜜をたっぷりとためていた。その香りは男をただの雄に変えるには
十分すぎる芳香だった。四草は自分を抑えるようかぶりを振り、そっと
舌を這わせた。
「……!」
初めての喜代美には刺激が強すぎたのか声も出ず、荒く短い息づかいと粘度を
感じさせる水音だけが部屋に響いていた。
四草が名残惜しげに舌を離すとようやく息も絶え絶えの喜代美の口から言葉が
もれ出た。
「はぁ…汚いのに…四草さん…ひどい…」
「汚くなんかない。喜代美のここはごっつきれいやで。」
喜代美の身体に流された紅の色がますます色濃くなってきた。
(もう…大丈夫やな)
四草は喜代美の上に覆いかぶさった。二つの鼓動がお互いの肌を通して
伝わった。
(四草さんもどきどきしとんなるんや…)
四草から絶え間なく与えられる快楽に押し流されそうな意識を繋ぎ止める
ように喜代美は四草の鼓動に集中した。


266:四草×喜代美@愛してるの続き 8
07/12/01 00:39:15 4Sjkj46B
「喜代美、行くで。」
「はい…っ!!」
まだ男性を知らない喜代美の花弁は無理に押し広げられることに耐えられず、
一度は四草を拒否してしまった。
「力を抜いて…」
「でも…」
四草は喜代美に口づけをした。少しでも気持ちが落ち着くように。
その甲斐あってか二度目の侵入はゆっくりとではあるが許された。
しかし喜代美は片方の手の指が真っ白になるほど襦袢を握りしめ、もう片方の
手は四草の背中に回されていたものの、痛みのあまり我知らず爪を立てて
しまっていた。
中はあまりにも狭く、その締めつけの強さに四草はそのまま昇りつめてしまい
そうになったが、背中に立てられた爪の痛みがかろうじてそれを押し止めた。
「痛いです…!」
唇を噛み締め、目に涙を浮かべている喜代美を見てこれ以上はもう無理と
判断した。
「やめよか…辛いやろ。」
身体を離そうとすると喜代美が両の手を背中に回して四草を引き寄せた。
「いえ…いえ…やめんとって下さい…。まだ痛いけど…辛いけど…
私を、四草さんのちゃんとした『彼女』にして下さい…四草さんのこと…
大好きやから、頑張れます。」
初めて気持ちを伝えあったあの夜と同じように、今もまた精一杯自分の気持ちに
応えようとしている喜代美に四草はより一層の愛しさを募らせた。

四草は喜代美に改めて被いかぶさり、喜代美に口づけて体中にキスの雨を
降らせ、花の蕾のような乳首を舌で転がした。少しずつ四肢の強張りが緩み、
呼吸が落ちついてきた頃合いを見計らって四草は再び動き始めた。
「ゆっくりやるから、辛かったら言いや。」
「はい…もう大丈夫やと…思います…」
ゆっくりとした動きと四草から絶え間なく繰り返される愛撫のおかげで
喜代美の苦痛は薄らいでいき、代わりに痺れるような快感が喜代美の中に
生まれた。
「はぁ…あぁん…四草さん…」
(何か…変…すごい…)
「感じてきたな。」
喜代美の身体が再び薄紅色に染まり始め、うっすらと汗が浮かんできた。
四草の動きに呼応するように喜代美の中の襞が収縮した。
(やっぱり…喜代美は…)
喜代美に包まれる感触は今まで抱いてきたどんな女性とも違っていて、
下半身が溶けてしまいそうなほどの快楽がが四草を支配した。喜代美を
この手で抱き、花開かせようとしている筈なのになぜか自分が抱かれている
ような不思議な感覚を覚えた。
不意に喜代美の襞が今まで以上に強く収縮し始めた。
突然訪れた強い衝動に抗えず、四草は動きを早めた。しかし限界はもうそこまで
迫っており、最後の締め付けでぎりぎりまで堪えていたものが弾け飛んだ。
「あ、あぁ…っ…四草さん…四草さんっ!」
「喜代美っ…!」

267:四草×喜代美@愛してるの続き 9
07/12/01 00:40:13 4Sjkj46B
今まで感じたことない甘美な快楽に喜代美は意識を失ってしまった。
四草もまた、心地よい虚脱感の中で喜代美の上に倒れ込んだ。

喜代美に腕枕をしながら四草は、満ち足りた気持ちで喜代美を見つめていた。
(こんな気持ちになったんは何年ぶりやろか…)
草若の許を離れて以来、四草の心の中には冷たい風が吹いていた。その容姿と
独特の雰囲気のおかげで言い寄る女性は後を絶たず、またそれを拒まなかった
彼だが胸に去来する虚しさと冷えた心を彼女達は温めてはくれなかった。
かりそめの身体の温もりは一瞬だけ虚しさを忘れさせてくれるものの、
朝になれば訪れる後悔と自己嫌悪に苛まれる日々だった。
そんな時間を三年も過ごした後、四草の前に現れたのが喜代美だった。

草々だけを見つめるまなざし、行き場のない想いに一人涙する喜代美を
最初は冷ややかな気持ちで見ていた。しかし心のどこかでそのまっすぐさを
羨ましく思っていた。
自分の一言にすぐ怒ったりむくれたりする表情が愛しくて可愛くて、
その顔をまた見たくて何度も意地悪な言葉を投げかけていくうちに、四草の
心の一番大事な場所に喜代美が住むようになっていた。
その瞳が自分に向くことはないだろうと知りながら。
しかし今、喜代美が自分の腕の中にいる。自分を選び、大好きだと言ってくれた。
ただそれだけ。ただそれだけのことなのに四草は泣きたいような気持ちになった。

「喜代美…」
喜代美の頬にかかる髪を指でよけながら囁いた。
「四草さん…」
「寒いか?今何か…」
喜代美の身体に敷かれたままの長襦袢には初めての証の赤い花びらが数枚
散っていた。毛布を喜代美の身体にかけながら改めて募る愛しさに
思わずキスをした。
「ん…」
「辛かったやろ。しばらく身体が痛いと思うけど…」
「ううん、大丈夫です。嬉しかったです。四草さんにきれいやって言うて
もらえて…それに…」
喜代美は顔を赤らめて毛布を口元まで引き上げた。
「それに?」
「…何でもないです。」
「言うてみぃ。」
(やっぱり喜代美を見てたらイジメたなる。)
「い…いやです。」
「兄さんの言うことが聞けんのか。」
「恥ずかしいです!」
適当に嘘をついてごまかせばいいものを、それができないのが喜代美らしくて
可愛らしい。…可愛らしい。いつもいつもそう思っていた。
「言うてみぃ。」
「気持ち…よかったです…もうイヤやぁ!」
喜代美は恥ずかしさのあまり、毛布を頭までかぶってしまった。
「こら喜代美!隠れるな!」
「もうイヤですぅ!!四草さんなんかキライです!」
四草は毛布をはぎ取り、喜代美を抱きしめた。
「キライなんて言うな…」
「だってイジワルばっかり言うんですもん…」
「喜代美が可愛いからや。」
その夜、二人は抱き合ったまま眠りについた。ずっと一緒にいられるようにと
願いながら。

268:四草×喜代美@愛してるの続き おまけ
07/12/01 00:40:51 4Sjkj46B
おまけ
「熊は~ん、お咲さ~ん!もう一本つけて!百本つけてっ…ひっく。」
「草々さんも小草若さんも一体どないしたんやろ?来るなり浴びるように
飲みはって…。」
咲と熊五郎は二人の様子に呆れていた。草々は既につぶれている。
「恋の悩みやで。なぁ仁志。」
菊江がニヤニヤしながら話しかけた。
「うるさぁい…おばはん…」
小草若はテーブルに突っ伏してしまった。
「今日な、喜代美ちゃんと四草さんがデートしてたんよ。可愛いカップル
やったわぁ。」
「小草若さんは喜代美ちゃんに随分ご執心でしたからね。同じ男として
気持ちはわかりますよ。ええなあ、若いって。」
熊五郎が羨ましそうに小草若を眺めた。
「小草若さんはわかったけど、草々さんは?」
咲が問いかけた。
「同じやろ。恋の悩みは辛いもんや。今日は好きなだけ飲ませたる!それに
俺の歌を聴けば悩みなんて吹っ飛ぶ!さあ、歌うで!」
熊五郎はギターを取り出した。
「きゃーっ!熊はーん!愛してるー!」
「…私、お勘定ね。そろそろ戻るわぁ。」
菊江はそそくさと逃げ出した。後はどうなったか…それは秘密。

269:名無しさん@ピンキー
07/12/01 01:08:01 H2belmfw
濡れてしまいました…


270:名無しさん@ピンキー
07/12/01 01:09:47 4Sjkj46B
>>264
訂正 一行目

× あっ…!」
○「あっ…!」

271:93
07/12/01 01:14:54 kZ+6+2/Q
底抜けに乙ですがな!
あんなしょーもないネタ(>>93)を
こんな名作にしてしまうなんて、底抜けに天才ですな。
次回作を楽しみにしとりますぅ

272:名無しさん@ピンキー
07/12/01 01:20:34 aSD45FB1
底抜けにGJ!

273:名無しさん@ピンキー
07/12/01 01:24:20 inRfgmlG
甘い。甘すぎるぞ。だがそれがいい。

274:名無しさん@ピンキー
07/12/01 02:04:51 6T8dbbul
>>268 さん、ドキドキしてしまいました~GJ!!
このカップも良いですねぇ~。

未来編・・投下しようかなぁ?
ちょっと視点が違いますし、長くなるけど・・。
基本、草々×喜代美なので。
無意識に四草が男前になるのはなんででしょう?(笑)

275:名無しさん@ピンキー
07/12/01 08:12:24 OZsFYs7Z
>>258様 GJ!GJ!GJ!!
あまあまラブラブですな、だがそれがいい。
個人的にもうコテハン名乗ってほしいくらいの神っぷり。

風呂について気になってることが一つ。
本編で銭湯シーンがあったけど、母屋には内風呂があるんだよな?
イマイチそのへんがよくわからん。

276:名無しさん@ピンキー
07/12/01 08:15:34 4/xT+k7I
>>268
GJGJGJ!!!
私的にちりとては甘いのが一番好きかも試練


277:名無しさん@ピンキー
07/12/01 08:55:59 kZ+6+2/Q
来週の予告ワロタ
小草若ちゃん、底抜けに素敵やで

278:名無しさん@ピンキー
07/12/01 09:19:38 Zf5+cyx0
来週予告の「A子ちゃんに草々兄さんを取られてもええんか?」てセリフ、
四草だったら激しく萌えるわ

279:名無しさん@ピンキー
07/12/01 09:32:43 5wPK63os
>>268
身体が赤くなるという表現をここまでバリエーションつけて表現するなんて…

280:名無しさん@ピンキー
07/12/01 09:36:51 4/xT+k7I
>>278
字幕で見てたが四草だったよ

281:名無しさん@ピンキー
07/12/01 10:17:12 kZ+6+2/Q
芸名の事でからかわれて帰ろうとする喜代美を
手を引いて留める草々と四草に萌えた

「草々兄さん取られてナントカ」
あああ妄想が広がる(*´д`*)

282:名無しさん@ピンキー
07/12/01 11:08:26 Jwbch44k
>281
同じく萌えた
立ち上がった瞬間からもう手が伸びてるもんな

ニヤリ顔で台詞言ってたらええなぁ

283:四草⇔美保 未来編 その1
07/12/01 13:58:27 MpPE3zQT
>>217です

最初にお断り・・ノベライズ読んでません、ネタバレも知らないので・・妄想で書いてます。
オリジナルに合致してたら、自分でもビックリ!ですが。
カプ表記も正しいのか?です。至らない所は脳内変換願います。エロも少ないです。
では・・投下します。

2013年 夏

その日四草は 今度の二代目徒然亭草若の独演会準備の為、代わりに弟子たちの稽古にやって来た。
「相変わらず、ボロイですね。」
「失礼な口調は相変わらずやな、四草。まあ、悪かったな。お前も忙しい身やのに。」
「構いませんよ・・その代り、当分飯はこっちでお願いします。」
「ああ、最近は美保が作ってるけどええか?」
「女将さんより上手ですからね、楽しみです。」
「若狭にはそれ・・言うなよ。」

「あ、四草さんいらっしゃいませ。」
「美保元気か?なんや、雑巾縫うてんのか?」
「失礼やね、お母さんと同じにせんとって!どう?これお父さんに作ってみてんけど・・」
「ちょっと身丈短いんとちゃうか?なんや、美保らしいないな。」
「あ・・・・!ホンマ、ああ~失敗やわ~・・そや!四草さん、ちょっとこれ羽織ってみて!」
「おいおい」「ああ、ぴったりやわ!ねえ、使うてくれへん?」
半ば強引に押し付けてくるが、可愛い兄弟子の子供には流石に四草も甘かった。
「・・・・・しゃあないな、置いとけ。今度着たるから。」えへへへと笑う美保。

(やっぱり似てるな、笑う顔はそっくりや。)と柄にもなく古傷が痛むのだった。
美保は、兄弟子だった草々・今の徒然亭草若と、妹弟子だった徒然亭若狭・今の女将との長女で、
よくあの親からこんなしっかりした娘が生まれたな・・と思うほど、出来が良く気が利いていて
何でもすぐ覚えてしまう器用な子供だった。
(糸子さんと小梅さんに似たんやな・・良かった良かった。顔つきは若狭に似てるけど・・あれより美人や。)

稽古を終えて、一服する為に「寝床」に行こう裏口へ行った時

「なあ、美保・・俺じゃあかんのか?なんでや!」
「あんた、しつこいねん!私年下興味ない言うたやんか。それに心に決めた人もおるし。」
「俺、これでも学校で人気あるの知ってるやろ?それやのにか?」
「私の趣味やないもん。」

(おいおい・・こんな所で何もめてんねんや・・祐一・・美保もそんな年頃か・・)
と仲裁に入ろうかと出た時
「あ・・四草さん。」
「俺は、俺は認めへんぞ!!!こんなオジン!どこがええねん!!!美保のアホ~!!」と走り去る祐一。
真っ赤になって、四草を見つめる美保。
「わ・・私。夕飯作らなあかんから・・失礼します。」


284:四草⇔美保 未来編 その2
07/12/01 13:59:21 MpPE3zQT
呆気に取られて言葉を失う四草。
(美保が・・僕を?変なやっちゃな。祐一の勘違いちゃうんか?年の差なんぼや思ってんねん?)
「寝床」に入ると咲が「いらっしゃい・・あ、四草さん。」と不機嫌に応対してくれた。

「さっき、祐一と美保もめてたけど・・」
「ああ、あれ。日課みたいなもんで。祐一のどこがあかんのかね、そりゃ年下やけど、あの子
学校で生徒会長やしサッカー部でもキャプテンやし・・成績かって!美保ちゃんの好みは変わってるわ。」
とジロリと見る。
「なんや、僕は何も関係ないでしょ?それより・・ウーロン茶と付け出し出してくださいよ。」
無言で熊五郎が出す。咲は愛想笑いすら四草にくれもせず、仕込みに奥へ引っ込んだ。

「酷い扱いや。」とつぶやきながらも落ち着く四草。
(それにしても・・さっきの祐一の言ってたことは本当か?)

秋になり稽古の指導に来て、女将に呼び止められた四草だった。
「あら、その浴衣・・。」
「ああ美保がくれたんです。なんや師匠に作ったら身丈が短かったから言うて。」
溜息をする、女将。
「?どうしたんですか。」「それ・・なんで受け取ったんですか・・。」
「勿体無い言うし、美保から言われたら僕も断れませんし。」
「あの子の気持ち知らんのですね。まあ、師匠は鈍い人やから仕方ないけど、まさか四草さんまで・・」
「前に向かいの祐一が変な事口走ってましたけど?あれですか。あの年ごろやったらありえるでしょ。
はしかみたいなもんで・・・」
「美保は違います。あの子の一念は怖いと知ってると思うてましたけど。」

そうだった・・・美保は昔から、頑固な所があって自分がこう決めたらそれを突き進むのだった。
「分りましたよ、諦めさせます。心配なく・・」
「頼みます。くれぐれも師匠には気付かれんように。」
「僕も殺されたくないですから、大丈夫です。」
それを立ち聞きしてる美保の存在に二人は気がつかなかった・・・。

285:四草⇔美保 未来編 その3
07/12/01 14:00:36 MpPE3zQT
ある日、四草に師匠が言った「どうや、お前もそろそろ身を固めんか?」
「なんでです?僕のことは・・」「いいや、その年でフラフラしてるのも世間体が悪い。」
「勝手でしょう。」「お前は弟子も取らんし、大学の落語指導や小草じゃ・・草楽の代行や俺の代行で
満足しててええのか?」「僕は二代目にも先々代の草楽師匠のようにもなれませんから。」
「襲名するだけが落語家やない、若いもん育てるのも大事な仕事やろうが。」
「ま・・・お二人ともええ伴侶に恵まれましたからね~。」「お前・・その癖まだ治ってないんか。」
「別に向こうから来よるんですわ。ほっとくのも面倒やから頂いて捨ててますけどね。」
「ええ加減にせんと、そのうち刺されるで。」「もう何回かありましたから。」「四草・・」

翌年春、高校を卒業した美保が訪ねてきた。
「なんや、どないしたんや?」
「四草さんは・・私のことどう思ってるんですか?私・・・」
「誰~?」奥から女の声がした。「悪いな、取り込み中や、帰ってくれ。」
「帰りません!」とズカズカ入り込んできた。

「あんた、出て行って!」と服と荷物を外に放おる美保。ドアを閉めて四草に向きなおる美保。
「おまえ・・キツイな。」「何よ!あんな年増、私のほうが私のほうが・・」と涙を流す。
「ねぇ、私じゃあかんの?」以前の祐一とは反対だった。

「師匠、知ってんのか?」「叩かれた。」よく見ると左の頬が赤かった。
「知ってるやろ?僕が酷い男やって。特に女には容赦無いって。」
「そんなん嘘!本当の四草さんは・・優しくて温かくて純情で・・人と接し方が不器用なだけ。
私知ってるもん・・・平兵衛死んだ時、泣いてた事も。いつも私には笑顔みせてくれた。」

ドキリとした四草。実際、美保の言う通りで、女は来るから仕方なくだったし他人との繋がりが欲しいのだが
その術を知らないから、つっけんどんになる。その方がそう見てくれてるほうが自分としては生きやすかっただけだった。
弱みを見せたら・・終わりな気持ちがあった。本音が出せるのは昔から女将である若狭、先代の草若と草原だけであったから。

「私、ずっと四草さんのお嫁さんになるって決めてた。いいお嫁さんになれるように・・生活が修行と思って・・。」
「・・・・・」「だから、きっと良い女将さんになれると思うの!私じゃあかん?もう家帰れへんって出てきたから。」
見ると手荷物があった。どうしていいのか分らない四草。



286:四草⇔美保 未来編 その4
07/12/01 14:01:39 MpPE3zQT
無言で服を脱ぎ始める美保。
「さっきの女の人みたいに・・抱いて!」「や、やめろ・・」もう全裸になっていた美保を止めさせようと
近寄った時、キスをし、しがみ付いてきた手を解けなかった。

本心は、大人になってきた美保に心ときめいていた四草だった。昔の思いはなかなか消えず・・師匠の家に行くたび
辛かったが、美保の笑顔に癒されている自分に気がついた。言い訳や悪を演じてたのもそんな自分を知られたく無かったからだった。
年の差も考えず・・・美保を思いながら違う女を抱くこともあったのだった。

手が勝手に美保を女にしようとしていた。(アホか・・こんな娘みたいな子供に)
若い肌に触れると体の血がたぎってくる。忘れかけてた感情が蘇ってくる。(師匠に殺されるぞ・・)
それでも止まらなかったのは、美保を愛してる自分が居たからだった。(可愛い子供と思ってたのにな。体は大人や幼児体型の親とは違う。)

「本当にええんやな?謝らんぞ。それと・・・師匠とは絶縁になる、ええのか?」
「・・・」頷いて、自分のモノを口に含む美保。「お!おい!そんなこといつ覚えてん!美保!こら!」
「ええの!私・・四草さんの為やったらなんでも出来るもん。」
未熟なその手つきでは感じることは出来なかったが、初々しさが可愛かった。
「いいから、任せろ。力抜け・・感じさせてやるから。」
「あ・・」「もう濡れてるのか?最初は痛いからゆっくりな・・。」
じらしてじらして、朦朧としてる美保の体を楽しんでいる自分に悪魔を見たのだった。
形の良い乳房を舌と手で弄んで、太腿から舐めあげる。髪を撫でながら首筋に口を這わす。
硬い蕾をそっと触ってはその周辺を撫でまわしていた。指はびしょびしょになっているがなかなか入れなかった。

「い・・じわるしないで・・もう・・あたし・・あたし・・」
「どうして欲しいんや?言わんと分らん。」「い・いじわる・・入れて・・」「何をや?」
「そんなん・・言われへん・・」「これだけ濡らしといて何言うてんねん?はっきり言うてみ。」
「お・・お●●ん・・入れて・・」「ああ」
ズブリと一気に挿入した。キツイ、締め付けるようだ・・「力抜け」「ううううんんんぅぅぅ」
「そうや・・動くぞ」中は暖かく包み込まれるような感度だった。初めてなのか・・涙を流している美保。
(こいつ、体も男を虜にするのか?こんな名器知らんぞ・・吸いつくようや・・もう限界きそうやぞ)

「はぁううぅうう・・あ私・・へ、変になりそう・・」
無言で中に出す四草。ちゃんと避妊はしている冷静さはあるようだったが、彼もまた普通では無かった。
美保の純粋さに心が溶けたのが分かる。今までやっていた女性とのそれとは全然違う温かみ。
これが愛と云うものか?とベタな感激があった。照れくささも美保だと関係なくなるようだった。

「私・・いい奥さんになるね。」
「ああ。ええのか?こんなオジンで。」
「ええの。生まれてからずっと見てきた人やもん。」


287:四草⇔美保 未来編 その5
07/12/01 14:02:39 MpPE3zQT
その頃、草若はイライラして女将にあたっていた。
「どこ行ったんや!美保は!!探しに行かんかい!」
「そんなん・・一つしかないでしょ?師匠、あの子は本気やよ。前に四草さんに確かめたけど・・・
私、分かる。あの人も心のどこかで美保を求めてた。二人が本気やったら・・」
「言うな!」
「認めてあげましょうよ・・あの子やったら、四草さんも幸せになれるんと違う?」
「俺の・・大事な娘を!!あの野郎!畜生!!」

数日後、四草のマンションに向かった女将。美保が甲斐甲斐しく家の掃除や洗濯をして、食事を作っていた。
「こんにちは、美保。」「あ・・お母さん」
「どうなん?二人で決心したの?」「うん、私彼のお嫁さんになったの。」
「そんなことおおっぴらに言わないの!それより・・お父さんはカンカンやけ、四草さんは?」
「草楽師匠の所。」

その頃、四草は草楽の家で草原も交えて話し合っていた。
「どうぞ、ごゆっくり。」「すんません、女将さん。」「おお、気いつけや~大事な体やさかい。
しっかし、お前も底抜けにぃ~命知らずやな~。」「草楽師匠、そのギャグもう古いですよ。」
「うっさいわ!相談に乗ったってんのに、お前こそその憎まれ口直せ!」
「まあまあ・・二人とも。それにしても思い切ったな・・四草。美保ちゃんの性格考えたら、ありうるけど。
お前も45歳のおっさんや、もっと冷静になられへんかったんか?」
「なれませんでした。」「認めんな!」「お二人や草若師匠みたいにええ伴侶に恵まれてる人には分らんンでしょうけど。」
「まあ~そうやな~。清海みたいなええ女、他にはおらんし~」「まあ、それは置いといて・・本気か?」
「本気です。もう僕にはこんな機会無いと思ってたけど・・美保だけは違います。」
「なんや~もう旦那みたいやな。」「茶々入れんと、聞いたれ。俺も他人事やないからな・・。」
「え?」と同時に聞く二人。
「下の若菜ちゃん・・俺のとこの颯太とどうも付き合ってるらしいねん・・。」「「えええええ!」」
話し合いは難航しそうだった。

288:四草⇔美保 未来編 その6
07/12/01 14:04:20 MpPE3zQT
「おう!久しぶりやな!!」「なんや、草楽かい。」「なんや、とは失礼やな、この家と名前譲ったった恩人に!」
「誰がや!師匠の遺言やろ!ボケ、正当な手続きしたやないか!」と昔と変わらず仲が良い。
「お前、まだ美保ちゃん、許してないのか?」「ほっとけ、あいつはもう俺の娘やない。」
「片意地はってんと、認めたれよ。あいつら幸せそうやで。四草も角が取れた感じになって・・弟子も取り寄った。」
「!ほんまか?アイツやっと本腰入れよったか!」嬉しそうな草若。
そんな様子を見て「お前・・口ではキツイけど、一番心配しとったからな。美保ちゃんはちゃんと知っとったんやな。」
「ええ女将になれるで、出来がお前らと違うみたいやからな~。」「草楽。」「なんや?」
「今、お前の稽古場に居るんか?」「ああ、行ったれや。」

「あれ?師匠は?」お茶を出しに来た女将に
草楽が「おお!喜代美ちゃん~♪久し振り~あいつやったら俺ン家の稽古場へ走って行きよったで。」
「・・・そうですか。やっと決心ついたんやね。」
「お、そうやうちの清海がまた遊びに来いちゅうとったで!」
「A・・女将さん、もうじき3人目やね。」「そうやねん!今度は女の子や!嬉しいなぁ!」

稽古が終わり、二人向き合う草若と四草。
無言で見つめあい、一発殴る草若。吹っ飛ぶ四草。後ろを向いて立ちあがり・・「美保、頼むで。」と出て行く。
「ハイ」と姿勢を正して挨拶する四草。長年の付き合いで言葉は無くても分かる、兄弟だった。

家路に向かいながら「師匠・・俺らももう一人前になれたでしょうか?」と空を見上げてつぶやく草若だった。
先代の師匠、草若はその師匠である、徒然亭草楽に拾われ・・古典落語に目覚めた。
その息子小草若は草楽の得意とする創作落語を究めるために襲名した。
師匠の遺言で、二代目徒然亭草若は自分が継いだ。草原は一般大衆に親しんでもらう為、町内や地域の落語会の会長になった。
得意でない人前での講演を何度も行い、寄付を集め「人情亭お囃子小屋」を平成18年完成させた。

そして・・四草・・大学の落語研究会や、サークルの講師を務めて自分達の弟子の指導もしてくれては居たが、
弟子も取らず師匠にもなろうともせず、後援会からの支援も断っていた惜しまれる人物。
「やっと本気になってくれた・・」安堵と共に娘の幸せを願う父親の姿がそこにあった。

「完」

お粗末様でした~<(_ _)> 願望妄想にお付き合いありがとうございました。 

289:名無しさん@ピンキー
07/12/01 14:37:07 17jyts8V
祐一は誰の子?

290:名無しさん@ピンキー
07/12/01 14:38:08 ciuD/wen
厳しい事いうが、全部読みきれなかった。

先にオリジナルの登場人物を説明するか
早めに登場人物についての出所が無いとつらいなぁ
美保って誰だ!って説明を読む前に最初サイトで登場人物探してしまったw
裕一は寝床夫婦の子供か?

もし、出所を書くのが難しければ、思い切って
>>283 のあいさつ文辺りで思い切って説明文入れたらいいと思う

全部読めよ って思う人いると思うが、全部読む前に挫折した

291:名無しさん@ピンキー
07/12/01 14:49:36 inRfgmlG
二代目草若 → 草々
女将さん → 若狭
美保 → 草若の娘
草楽 → 小草若
祐一 → 寝床の長男

…ってことだよね?

292:名無しさん@ピンキー
07/12/01 15:07:08 Jr6g1UGS
>>288
申し訳ないけど、俺も途中で挫折した。
オリキャラ出すなら最初に注意書きしたほうがいいと思う。
そういうの苦手な人もいるからさ…、いや、俺のことなんだけど

293:名無しさん@ピンキー
07/12/01 15:13:14 5xlq9KzQ
自分も正直オリキャラ苦手。ついでに(笑)とか絵文字も苦手。






294:名無しさん@ピンキー
07/12/01 15:13:19 gNTDd1PT
美保って誰?

295:名無しさん@ピンキー
07/12/01 15:24:07 OBfeyk4c
見てないんなら無理に書くなよって言いたい
そんな薄いごまかしで通用する程このドラマはキャラが立ってる

296:名無しさん@ピンキー
07/12/01 15:33:19 xf2BRLhd
細かいことだけど渡瀬さんは3代目草若。(師匠は2代目)
セリフは一言ごとに改行した方が見やすい。

297:名無しさん@ピンキー
07/12/01 15:35:33 cxLZTYDl
美保ってB子の娘かいな!
これから出てくる師匠の隠し子かとオモタw
想像のオリキャラなら良かった。

草々×A子の陵辱ものが読みたいなあ。
エロパロならではの893ばり鬼畜草々きぼん

298:名無しさん@ピンキー
07/12/01 16:27:12 KNHxP+Xj
自分もオリキャラで書いてみた。

内弟子修行が始まって相変わらず毎日忙しくしている喜代美であった。
今日も朝の掃除、洗濯、朝食、掃除、稽古、掃除、昼飯、掃除、稽古、掃除でまた掃除・・・そして夕飯。
喜代美はスーパーへ夕飯の買い物に行く道すがら何組もの仲の良さそうなカップルとすれ違いボーッと考えていた。

もうすぐクリスマスかぁ・・・わたし何しとんやろ・・・はぁ~。

「B子?B子やろ?」
「えっ!?」
ビックリしてキョロキョロとあたりを見回す喜代美。
「こっちこっち!お、俺や沢村や。」
「あっ・・・!沢村くん!?」
駆け寄ってくる沢村。
「久しぶりやな。」
「久しぶり。・・・って何でここにおるん!?」
「それは、こっちも聞こうと思ってたんや。」
上沼ナレ:この青年は沢村拓雄いうて私の高校時代の同級生です。3年のときは同じクラスでしたなぁ。なんやそんなに目立つ人ではありませんでした。

299:名無しさん@ピンキー
07/12/01 16:28:30 KNHxP+Xj
「B子はなんで大阪おるん?」
「えっとー・・・その自分探しに大阪来てぇ・・・それで落語家なろうおもて・・・いまは内弟子修行中やねん。」
「落語家て・・・B子が!?」
「うん。。。へ、変かな?」
「いや・・・変やないけど。ちょっと意外やなぁって。でも頑張ってるんやな。」
「沢村くんは?」
「俺はぁ・・・音楽やろうおもて。」
「えーっ!音楽て、、沢村くんちて沢村歯科医院でぇ跡継ぐ言うてなかった?」
「そうやねんけど・・・俺もともと歯科医とか向いてない思ってたしそれに、やっぱり音楽したいなって。それで小浜出てきた。親には勘当されたわ。」
「はぁ~。えらい思い切ったことしたなぁ。」
「B子もな。」
笑い合う二人。
「落語ってやっぱり難しいん?」
「そりゃもう!でもわたしなんかまだまだで、全然落語らしいことしてないから。。」
「そっかー。」
「音楽て歌手とか?」
「ジャズや。」
「ジャズっ!ジャズてあのぉおじさんがブランデーとか飲みながら聞くの?」
「う~ん・・・まぁ、そうかな。」
苦笑いをする沢村。
「凄いなぁ。」
「B子のほうが凄いやん。ちゃんと弟子入りして。俺なんかまだ大阪来たばっかでぇ毎日バイトしたりライブハウス行ったりで全然音楽できてないし・・・どうしたらいいんやろ・・・。」
「あっ、もうこんな時間や!はよ帰らんと怒られる~。ごめんやけど・・・」
駆け去ろうとする喜代美。
「あの!どこ行ったらまた会える?」
「あ、ご、ごめん!忘れとったっ。寝床て店に来て!じゃあっ」
つまづきそうな程の勢いで両手にスーパーの袋を持ちドタドタを走り去る喜代美。
「変わってへんなぁ。」
微笑む沢村。

次の日の晩。
寝床で師匠や兄弟子達のお世話を忙しくしている喜代美。
「若狭。酒。」と草若。
「喜ィ公。コーラ!」と草々。
「喜代美ちゃん☆ビールッ」と小草若。
「喜代美。ウーロン茶。」と四草。
「はぁ~~~い!」

ガラッ
「いらっしゃいませ~。」

「よっ。」
「さ、沢村くん!」

300:名無しさん@ピンキー
07/12/01 16:40:13 xnHSnRO6
オリキャラいらね

301:名無しさん@ピンキー
07/12/01 17:01:54 cxLZTYDl
自分は読みたいけど。注意書きあるならいいんじゃね?

302:名無しさん@ピンキー
07/12/01 17:10:02 20M1MRwa
まあ注意書きあるなら良いんではないかと。
自分もオリキャラ系は苦手だから読まないし。

303:名無しさん@ピンキー
07/12/01 19:07:51 17jyts8V
天狗座の楽屋にて。
尊建「ふーん。アンタが徒然亭の新しい弟子か。」
若狭「はい。徒然亭若狭です。よろしくお願いします。」
尊建「けど女の落語家って珍しいやんな。」
若狭「まぁ・・・」
尊建「ていうか前一回だけ会うたことあるよな?」
若狭「はい。草々兄さんと天狗座行ったときに。」
尊建「せやったな。アンタみたいな妹弟子俺も欲しいなぁ。なんでも言うこと聞くんやろ?ニヤリ」
若狭「?」
尊敬「アンタ土佐屋に来んか?」
若狭「えっ?無理です無理です!わたしは草若師匠の落語を受け継いで伝えて行くって決めたんです。」
尊建「じゃあ無理矢理スカウトしようかな。ククク」
尊建が楽屋の鍵をしめる。
若狭「あのっ・・・!?」
尊建「アハハハハッ!これから俺が本物の落語教えたるわ。」
若狭「か、帰りますっ!」
尊建「逃がさんで!」
若狭を押し倒す。
若狭「いやっ・・・いやや!」
尊建「小さいくせして胸デカいやないか。ククッ そそられるな!俺が処女膜破ったるわ。」
外には誰もいない。
尊建「ビデオを仕掛けたからな。楽しもうか。」

喜代美は見事に襲われた。

若狭「師匠。わたし辞めます。」
草若「は?辞めるて落語をか?」
若狭「いいえ。・・・わたし土佐屋に弟子入りします。」



304:名無しさん@ピンキー
07/12/01 19:11:33 20M1MRwa
>>303
リアルタイム遭遇したの初めてだw
底抜けにGJ!!
しかも自分も尊建で最近妄想してたからタイムリー過ぎて笑ったw

305:名無しさん@ピンキー
07/12/01 19:52:54 nJZ+oFHf
>268
好きになってしまいました。結婚してください(キヨミとシーソーが)。

306:名無しさん@ピンキー
07/12/01 22:45:39 dXiGS/ac
尊建もいいけど柳眉もいいなあ
喜代美とはおっとりカップルになりそう。
二人でケーキ屋はしごしたりw

307:名無しさん@ピンキー
07/12/01 22:58:17 4/xT+k7I
>>303
GJ!
尊建まだちょっとしか出てないのに、キャラ掴んでてスゴいな!
つーか尊建テラ外道w

308:名無しさん@ピンキー
07/12/02 00:22:14 92c3FAir
>258 何回読んでもええわ~。
指で紅を塗るところがエロかった。
>私…四草さんの…か、彼女と違うんですか?
に萌えた。
師匠と呼ばせてください

309:258
07/12/02 02:38:39 v+5Xsbl2
ありがとうございます!GJいただけて本当に嬉しいです。これからの励みになります。
現在、プロバがアク禁食らってるので次回がいつになるかわかりませんが、皆さんに面白いと思ってもらえるような作品を書きたいです。
>>275さん
コテハンですか…徒然亭っぽく草月(そうげつ)なんてどうでしょうかw使うかどうかはわかりませんが。

310:名無しさん@ピンキー
07/12/02 06:47:19 3rc9tGZE
>>309 次回作も楽しみにしてます!

予告で流れた四草のセリフは参戦フラグなんだろか?
もしそうなら嬉しいなあ

311:名無しさん@ピンキー
07/12/02 06:56:55 Jhv/4kSg
>>258さん

GJです!!!
四草さんが、可愛らしいし、かっこいいし、エロいし、らしいし、
すっごくよかったです!
でも、小草若兄さん(いや、草々兄さんも)が、
どこまで覗いていたのかも気になるw

草月師匠、弟子にしてください!!!

312:名無しさん@ピンキー
07/12/02 06:57:12 oXrq8v4t
>>309
GJ!ありがとー。きぃ公可愛いよ。またの投稿、まったり待ってます。

>>310
うーむ、本編での四草はあくまでも傍観者ぽいよね。
何考えてるか分らないけど、鋭いボソリとグサリに萌えw

313:名無しさん@ピンキー
07/12/02 08:09:11 OLxxASaZ
やはり最終的には草々と恋仲になるのかな~喜代美。
風のハルカみたいに、どんでん返しってあるんだろうか。

314:名無しさん@ピンキー
07/12/02 12:09:58 GLLgowTt
今のところ、早々ときぃ子が相性良くは見えないよね…
きぃ子には、そっと見守って導いてくれる人が必要だと思う。
二人のどっちかが変わって行くのかもしれんけど。

315:名無しさん@ピンキー
07/12/02 12:17:32 SBXxmvjS
風のハルカの恋愛グダグダは中の人たちが底抜けにウザかったけど、
四草が危険な表情見せたり苦悩したりフェロモン大放出の三角関係なら底抜けに歓迎だw

316:名無しさん@ピンキー
07/12/02 14:24:50 jzv7m/LL
>>309
神とよんでいいですか?
四草×喜代美最高(*´Д`)ハァハァ
また楽しみにしてます

317:名無しさん@ピンキー
07/12/02 20:44:18 3rc9tGZE
どんでん返しなら小草若ちゃんに美味しいとこあげたいなぁ

318:小草若ふたたび
07/12/03 00:27:13 j7xCBwi4
「喜代美ちゃん、俺のマンション、風呂が壊れてもてなぁ」
「小草若兄さん、それやったら内風呂入んなったらどうですか?今晩は師匠と草々兄さんは東京ですから」
「そうか~1人やったら不用心やしなぁ、そうするわ」
もちろん師匠と草々が留守なのはリサーチ済みである。今夜こそ小草若は妄想を実現させるべく綿密な計画を立てていた。
「晩飯ご馳走したろ。100個食べ!」「ありがとうございます。」
食事が終わり草若邸に戻った2人は順番に風呂を済ませた。
「小草若兄さん、お休みなさい」
「お休み~俺は母屋で寝るわな」
喜代美が部屋へ戻って一時間後、小草若はこっそり喜代美の元へと向かっていった



続きます

319:名無しさん@ピンキー
07/12/03 00:34:45 eJwnNZcJ
リアルタイムにキタ━━(・∀・)━━!!
待ってます

320:名無しさん@ピンキー
07/12/03 00:40:31 hCPqTyrm
こ、小草若ちゃんや!
wktkして待ってますで~

321:小草若ふたたび2
07/12/03 00:51:11 j7xCBwi4
「底抜けに~お邪魔します。喜代美ちゃん、もう寝てもたん?」
喜代美は壁側を向いて布団にくるまっている。小草若は布団の中に潜り込むと後ろから喜代美を抱きしめた
「喜代美ちゃーん、底抜けに愛してるで。喜代美ちゃんてムチムチやな~ちょっと毛深いか?毛深いオナゴは情け深いっていうからなぁ」
喜代美は壁側を向いたまま震えてる。小草若は喜代美の肩に手を掛け、こちらを向かせキスをしようとした
その瞬間部屋の電気が灯り目前の顔がはっきり見えた
「ギャーそそそ草原兄さん!」
頭上から冷静な声がした
「ほら来たでしょ。きつねうどん奢ってくださいよ」
「四草!なんで!?喜代美ちゃんは。!?」
「師匠と草々が居らんから小草若が来るかもしれんて四草が言うて、うどん賭けとったんや。喜代美ちゃんは四草が巧いこと言うて隣で寝かせたわ」
「俺、全部鍵かけたのに…」
「ここの家の合い鍵、全部持ってます。それより喜代美に一服盛ったから朝まで起きませんよ。せっかくやから順番にしますか」
「お前ホンマに鬼やな」
「俺が一番や!当然の主張や!」

今夜もまた、計画通りにはいかない小草若でした



お粗末でした

322:名無しさん@ピンキー
07/12/03 00:54:55 k3s9k8Pc
ワロスw
GJ!
喜代美は寝とう間に処女喪失かいな~w

323:名無しさん@ピンキー
07/12/03 00:58:38 cPf7SdV9
ほんまに鬼やな!助けるどころか…ワロタ

324:名無しさん@ピンキー
07/12/03 01:17:52 6oRH8FuF
避難所いる?
自分もアク禁中、携帯で長文書けないしなー

325:名無しさん@ピンキー
07/12/03 07:55:22 j7xCBwi4
かんざしのシーンは妄想が膨らむねぇ~
ウヒョヒョヒョ!

326:名無しさん@ピンキー
07/12/03 08:15:25 aqVainsV
兄さんら四人で一斉に若狭ちゃんに挿入…
ウヒョヒョヒョ…

327:名無しさん@ピンキー
07/12/03 09:32:42 hCPqTyrm
師匠×喜代美のフラグ!?
なんて思ってしまったよ今日は…

328:名無しさん@ピンキー
07/12/03 10:36:04 aRUwnWid
女の目から見ると、渡瀬恒彦さんが男の色気ありすぎてとても師匠とか思えません。
バリバリ現役です。
奥さんと喜代美を(たぶん)だぶらせる今日の師匠の目を見てたら参戦ありと確信しました。


329:名無しさん@ピンキー
07/12/03 12:11:57 LId0obMO
嫁の簪挿して「俺のもんやw」と、所有権の主張かと思いましたよw

330:草月
07/12/03 12:46:10 YS/opmz5
>>311
んー、しんどいw

331:名無しさん@ピンキー
07/12/03 14:02:47 j7xCBwi4
草々ならともかく草若師匠相手に勝ち目はあるのか?
泣くな小草若

332:名無しさん@ピンキー
07/12/03 14:52:16 4bxnEQdw
>>330
師匠のおかげ…イヤ、師匠のせいで
今日からそーゆー目線でしか観られへんようになってしまいました。
そして久々に観た、湿布のCMでの小草若のセミヌードにドキドキ。。。
キャプチャないかな。

333:草月
07/12/03 17:30:14 YS/opmz5
>>311
んー、しんどいw

四草らしいですか?かなりキャラ壊したなあと
思っているんですが。

334:草月
07/12/03 17:41:45 YS/opmz5
うわ、昼休みに書き込んで表示されなかったから弾かれたと思って
さっきカキコしたら表示されてたorz
恥ずかしい。

335:名無しさん@ピンキー
07/12/03 18:07:18 5zUu6vNd
ここってコテ推奨?
鳥の方がよくないか?

336:名無しさん@ピンキー
07/12/03 18:25:32 j7xCBwi4
酉のほうが良いかもね


喜代美と四草の着物がお揃いぽくて萌えた
昼ドラより萌えポイントが多いよ
恐るべし、BK

337:名無しさん@ピンキー
07/12/03 18:47:49 awxU9Wdy
きょうの簪にまつわる一連の場面を見て妄想した師匠小話投下。
エロ無し。



また若狭が草々に叱られている。
「まあまあ、ええやないかい。正式な落語会やないし、勉強会みたいなもんや」
そうとりなしてみたものの、案の定、怒鳴られた若狭は萎れたように頭を項垂れてしまった。
取りあえず落語会の準備へと急き立てて、ふたつの背中を見送った。
仕来りや仕事を厳しく教えなければいけないのは当然だし、けなげな恋心に気付けなんて野
暮なことも言わない。だが、せめて精一杯よそおった彼女を一言誉めるくらいの余裕と色心が
あってもいいものを。
まあそこが草々らしいところやと、苦笑いしたまま、自分も準備のために母屋へ足を向ける。
数歩進んだところで、それとは全く違う邪なことをちらりと思いついて歩みを止めた。
今度は人の悪そうな笑みを顔に浮かべて、内心呟く。
若いおなごの切なそうな顔というのは、なんや風情があってわるないな。

338:名無しさん@ピンキー
07/12/03 18:49:24 awxU9Wdy
ひょんなことから自分の懐へ飛び込んできた彼女。
弟子入りして四ヶ月目、相変わらずどんくさくて不器用なことこの上ない。
態度にしろ、心構えにしろ、何処かこどもこどもしたところもまだ抜けきっていない。
けれど、己でこれと決めた道をおぼつかないなりに歩みはじめたせいだろうか。ときどきこち
らが息を呑むような真摯でおとなびた面差しを見せる。
そう思った次の瞬間には、あたふたと慌てふためいたり、しょぼんと沈んだり、くるくると表
情の移り変わりが激しい下宿人だった頃の彼女に戻っていたりするけれど。
その落差もまた、少女とも女ともいえない妖しい端境期にあることを感じさせる。
俗っぽい言い回しなら、あたたかい陽射しを浴びた青く固い蕾がほころびはじめたような風
情、とでも言うのだろう。
常よりも、ごくごくゆっくりとしたものだけれども、少しずつ変化の兆しはある。
それに噺の稽古を初めてつけたときも思ったことだが、彼女は着物が良く似合う。
特に今日の着物は、粋な世界の空気を長年肌で感じてきた彼女の祖母が見立てたもので、
格別に彼女を愛らしく見せていた。ほどよい具合に抜いた衣紋のあたりのうなじの白さなど
は、ちょっと撫でてみて、手触りを確かめてみたくなるほどだ。

―きっと、若い娘の肌は、羽二重のようにとろりと柔らかいだろう。

339:名無しさん@ピンキー
07/12/03 18:51:52 awxU9Wdy
目を伏せ、意外に長い睫毛の翳を白くまるい頬に落とした彼女は、そんなあやうい気持ち
を呼び起こさせるのに十分だった。
一昔前の自分だったら、何の躊躇いも無く手を出していたかもしれない。

今かて、草々の手前、手ぇ出さんかっただけかもな。

自室に戻って、心の中で自嘲する。頭を軽く振った。まともな"師匠"の考えることではない。
遺影の前に座る。蒲公英の花と、いつのまにか置かれている上等な香りをくゆらせる線香
が供えられていた。
真正面から遺影を見つめると、どこからか亡きひとの甘い声が聞こえてくるように思えて、
目蓋を軽く閉ざした。

"もう……師匠!可愛らしい女の子相手だとでれでれしはるんやから…!"

疚しい自分の心を見透かして、ほんの少し眉尻をあげて、拗ねるさまがありありと浮かぶ。
そんな悋気を起こしたときも、彼女はどうにも愛らしかったように思う―結局惚れていたと
いうことなのだろう。
「あんたがあんまり急いでいくさかい……つい目移りしてしもただけや。」
堪忍な、と侘びれば、想像の中の彼女は少しばかり悋気を納める気配を見せる。
「さすがに息子らよりも年下の娘には、よう手ェ出せんて」

"……ほんまかしら?"

彼女は眉尻を下げて、ちょっといじわるそうに、そして寂しそうにほほえんだ。

340:名無しさん@ピンキー
07/12/03 18:55:01 awxU9Wdy
閉ざしていた目蓋を開けて、殊の外きっぱりと呟く。己自身を戒めるような響きと共に。
「それに、あれは女やない。なんぼ可愛い思てもな、弟子や」
不器用さゆえに体当たりでぶつかって、傷ついて、それでも諦めずにもがこうとする姿が、
どこか亡きひとに似てはいても。
若狭は愛すべき"女"ではない。間違えてはいけない。

間違えてはいけないのだ。

腹の底からふうっと一息吐くと、身体を横にずらし、文机の抽斗をごそごそとやりはじめる。
大して時間をかけずとも目当てのものは見つかった。
少し慎重な手つきで、抽斗の中から小さな木箱を取り出す。
くるまれていた布を取り払われて、血のように赤い珊瑚が嵌めこまれた簪が三年前の空気と
共に姿を現す。
長いこと仕舞いこまれて、ひんやりとした感触だけを伝えるそれを手にすると、胸の奥でざわ
ざわとした感情の渦が湧きおこり、騒ぎだす。
つねにこの簪をその髪に飾っていた、もうどこにもいない愛しい女。
ついには最後の際まで、彼女を安心させることも出来ずに逃げ出した愚かな自分。
それは、忘れられない、忘れるつもりもない痛み。
痛みを抱えたまま、簪を遺影の前に掲げて、声を出して語りかける。
「これ……祝儀にやってもええか?」

341:名無しさん@ピンキー
07/12/03 18:56:15 awxU9Wdy
「ああ、みんなで、やったったらええがな」
何だかんだと妹が可愛いらしい四人の兄弟子達の手によって、若狭の髪に簪がゆっくりと挿し
こまれていく。若狭はほんの少し頬を上気させて、大きな瞳を細めて笑みを浮かべながら、簪
を嬉しそうに受け入れた。
入門して四ヶ月目。今日が初高座。
道は、まだまだ序の口だ。この笑みが消えることもあるだろう。
それでも、進む道をあやまったとしても、歩み続けることが出来れば、きっと若狭は笑い続ける
ことができる。誰よりも多く苦労して、誰よりも沢山稽古して、それだけいろんなものに磨かれ
て綺麗に笑えるようになるだろう。
(……あんたがそうだったようにな)
声に出さずに呟くと、自分の心の中の彼女も笑った。たいそう満足げに。
若狭の髪を飾る簪の珊瑚は心なしか、自分の中の手にあった先程よりも、深い艶を放ってい
るように思えた。


342:名無しさん@ピンキー
07/12/03 19:00:07 awxU9Wdy
以上です。
エロは難しい。

343:名無しさん@ピンキー
07/12/03 19:07:13 hCPqTyrm
>>337
上手い!GJ!
エロ無しでも師匠だからかエロい雰囲気が…
奥さんとの会話も良かった
その文才、羨ましい!!

344:名無しさん@ピンキー
07/12/03 19:07:28 fXW2FbMB
>>328-329
激しく同意。この上もなく同意。絶対同意。

345:名無しさん@ピンキー
07/12/03 20:43:58 zEbC/VVe
>>337
GGGGGGGJ!!!!!
師匠~~ 素晴らしい!

346:名無しさん@ピンキー
07/12/03 23:03:37 j7xCBwi4
>>337 GJ!

347:名無しさん@ピンキー
07/12/03 23:16:16 fXW2FbMB
>>337 GJ!
底抜けに素晴らしい。
酸いも甘いも噛み分けた師匠の色気が出てます。
もし師匠が本気になったら
弟子どもは若狭争奪戦に絶対勝てんだろうな~!

348:名無しさん@ピンキー
07/12/03 23:19:49 BNFICEHQ
>>337
GJ!!
萌えますた。
何気に今日の「ただいま修行中」のキーワードが入ってるのもナイス>羽二重

349:名無しさん@ピンキー
07/12/04 00:53:55 3iVB44bf
エロパロ来て、こんな綺麗な文章読めるとは……最高!
エロ無しって言うけど、行間からそこはかとなく立ち昇る色気がイイ!
自分もこんなクオリティで書けたらなあ

350:名無しさん@ピンキー
07/12/04 09:17:14 d4J4PDo+
最高です!!!
素晴らしい文章力!読みやすくて綺麗な…。
いいもの読ませていただきました。
ありがとうございました。

351:名無しさん@ピンキー
07/12/04 12:47:51 hSgo8KzL
素晴らしい!すごく刺激されたよ~!自分も頑張ろうって励みになります。次も楽しみにしてます!

352:名無しさん@ピンキー
07/12/04 14:20:55 mqv3mFY/
糸子に抱きついて泣いてる喜代美を見つめる師匠…
萌えた!

353:名無しさん@ピンキー
07/12/04 14:52:10 AHTXlteu
今日のツボは喜代美の妄想。
案外喜代美と草々お似合いじゃん。

354:名無しさん@ピンキー
07/12/04 15:15:12 s4MBLvru
案外かよw

慰めてもらえたらいいな。
「兄さんの言う通りですね…私に落語家は無理やったんです…」
「そんなことあらへん!俺かて初めての高座の時は~~」
「ふふふ(泣き笑い)」
上沼「初めて兄さんが優しくしてくれた。現金な物で、それで私はまたやっていく
つもりになれたんです」

いや、やっぱ早々なら叱るのかな?

355:名無しさん@ピンキー
07/12/04 16:42:22 EgEcqEql
明日は『魔の水曜日』

今から楽しみです

356:名無しさん@ピンキー
07/12/04 17:32:31 3JwcxBrH
ここってエロなしでもOK?

357:名無しさん@ピンキー
07/12/04 18:50:43 Ab2mLb+0
すげぇな。ここ、一気読みしちゃったよ。
そして何気に>>181が大阪を馬鹿にしててワラタww

358:名無しさん@ピンキー
07/12/04 18:55:30 eJFwH6ZF
>>356
ちょっとスレ読めば分かると思うが…



エロ無しでもええで。

359:名無しさん@ピンキー
07/12/04 19:31:10 nxOtU+I9
>357
どうして??

360:名無しさん@ピンキー
07/12/04 19:41:35 w/yhEPPo
>>360
一応大阪は日本の第二都市。に対して
五大都市に入ってるって言う書き方だからじゃね?



361:名無しさん@ピンキー
07/12/04 19:43:31 NQKfKbUT
>>359,360
ここはエロパロ、そう言う浮世の話はスルーして行きませう。


362:名無しさん@ピンキー
07/12/04 19:45:51 NQKfKbUT
どなたか粋な小梅ネェサンの話しを書く人はおらんかの。

底抜けに、お待ちしております!

363:名無しさん@ピンキー
07/12/04 20:00:41 mqv3mFY/
小次郎×奈津子キボン

364:名無しさん@ピンキー
07/12/04 22:30:12 AHTXlteu
師匠のオナニー。

365:名無しさん@ピンキー
07/12/05 00:48:16 4MXe72+a
同じくお待ちしてます。

366:名無しさん@ピンキー
07/12/05 02:22:52 k3rhkRx4
久し振りに小浜へ里帰りした喜代美。
プップー!
喜代美の部屋の前の道路から友春が自分の車に乗れと手で指示する。
喜代美「暇やしいっか。」
車に乗る喜代美。
いつかも二人で歩いた浜辺。
友春「修行はどうや?辛いこととかないか?」
喜代美「大変やけど楽しいよ。」
友春「そうか・・・なんかあったら何時でも相談するんやで。」
喜代美「う、うん。友春さんは上手くいっとる?」
友春「ぼちぼちや。それよりB子・・・か、彼氏とかおるんか?」
喜代美「おるよ。」
友春心の声「なんやてー!どうりでえらい綺麗になったんやな。俺は諦めたけどやっぱり悔しい・・・!」
友春「そ、そうか。どんな奴なんや?」
喜代美「こ、小草若兄さん。もう恥ずかしい・・・」赤面して手で顔を覆う
友春「コソウジャクてあのイソギンチャクか!」
友春心の声「なんでや・・・俺とたいしてキャラ変わらんやないか。俺の方がイケメンやし。なんでや?納得できん!あんな奴にB子を渡したない!俺がっ・・・」
喜代美「徒然亭コ・ソウ・ジャクー!」ほっぺたを膨らましてプンスカする
友春「あいつにどんなことされたんや?キスはしたんか!?え、え、エッチは!!?」
喜代美「えっ・・・」どん引きする
友春「俺は・・・俺はまだB子のこと好きでこんなにイケメンで金持ちやのにまだやねんぞっ!」
喜代美「ど、どんだけ・・・」更にどん引き
友春「B子をイソギンチャクのモノになんかしたない!」
喜代美の腕を引っ張り雑木林に連れて行き木にもたれさせる。
喜代美「い、痛いやんっ!」
無視してキスをする。強引に。激しく。
友春「やっぱりB子は・・・B子は俺のもんや!ハァハァ」
喜代美「痛いっ・・・下手やわ。」



367:名無しさん@ピンキー
07/12/05 02:37:25 U7+m51GE
友春キタ━(・∀・)━!!!!
続き待ってます!

368:名無しさん@ピンキー
07/12/05 11:17:17 NXik4ON5
友春が立てたスレ(?)にも関わらず、ここまでスルーてか忘れ去られてた奴…
やっと出番が貰えてヨカッタナー(ノд<。)゜。

369:喜代美の夜
07/12/05 12:41:54 rHQgeODZ
お目汚しですみません、投下します。


ポトリ・・今夜もまた、穴からひねった紙が落とされました。
開けると「鍵開けとけ」師匠には内緒の二人の合図。

明かりを消して、私はドキドキしながら待ちました。
(今夜も激しかったら、声が出てしまうどうしよう)

そんな心配もあり、この頃はさるぐつわをされるようになりました。
時には後ろ手に手錠をかけられる事も。
そんな荒々しい兄さんの・・・を想像するだけで濡れてきました。

キィィィー、ドアが開きました。

無言で布団をめくり、私の服を脱がせていく兄さん。もう私はドキドキがワクワクに。
「あっっ」声が洩れます。
(今夜はなんか違う)

いつもはそんなに丁寧に舐めないのに、ねっとりとしつこくされてそれだけでイッてしまいそうです。
「あ・・あ・・」と仰け反って、ドアの方を逆さに見るとそこに仁王立ちの草々兄さん!

「お前何やってんねん?」「え?」と体を起こし、スタンドライトを点けました。
股間を舐めていたのは 「友春さん・・・」。


兄さんは無言で服を脱ぎ、3人の夜が始まりました。


その夜から隣では2人の・・・があります、そんな夜は穴から覗いてしています。
今夜はどっちかしら?ドキドキします。


そんな日記をこっそり見る、草若。
「俺も混ぜて貰うか」と道具を押し入れから出すのであった。

お粗末さまでした~。



370:名無しさん@ピンキー
07/12/05 12:50:36 G+ADVTBq
GJ!面白かったよ!

371:若狭、故郷へ帰る その1
07/12/05 12:54:56 rHQgeODZ
アク規制で書き込めず・・また引っかかるかも、なので
続けて投下します。
>>366さんにかぶってしまいました~すみません。

では・・・

(久し振りや・・)師匠から里帰りを許されて、帰ってきた若狭。
今は小次郎も奈津子と半同棲、正平も大学近くに下宿している為、ひっそりしている。

「あれ~休み?」本日閉店の看板がある。連絡もせず帰って来たので裏に回った若狭が目撃したのは・・・

「ぁうぅぅんん・・あぁ~イイ!」「い、糸子ぉぉ」
とお互い獣のようにむさぼりあってセックスしている両親だった。

「お母ちゃん・・」言葉も出せず、固まる若狭。クルリと向きを変えてそのまま家を飛び出した。

(あんな嬉しそうなお母ちゃん・・見たことない。誰もおらんようになって、お父ちゃんと幸せやねんね・・)
と思うのだが、強烈な光景が焼き付いて離れない。それと(あかん・・濡れてきた)体が反応してしまった。
モンモンとしながら、(どうしよう、帰られへんわ・・大阪へ戻ろうかな?せっかく師匠からお許し貰ったのに)
あてもなく歩いていると、

「B子!」
友春が車で近寄ってきた。
「友春さん・・。」
「なんや、戻ってきたんか?」
「うん・・でももう帰ろうかと思って。」
「なんで?ゆっくりしたらええやんか。俺の家来いよ、今誰も居らんし。」
「え?ご両親は?」
「二人とも仕事や旅行で3日ぐらい一人やねん。退屈やから・・お前のところ行こうかと思ってたけど・・」
「うちもなんか帰りにくい感じやし・・」
「ほな、俺の家泊れよ。部屋空いてるし。」
「ええ!う・・嬉しいけど・・」
疾しい気持ちは無かったのですが、先立つものも無かったので・・お言葉に甘える事にしました。

彼の部屋に通されて、ベッドに腰掛け「今、お茶入れてくるから。」と肩をポンとされた時、
男の人の匂いを感じて・・濡れてきました。

毎晩毎晩可愛がってくれる兄弟子達、いつも師匠は縛ってくれ、草原兄さんはフェラを教えてくれ、
草々兄さんには女の喜びを教えて貰い、小草若兄さんには舌で攻められ、四草兄さんからはアナルを鍛えられ・・・
男の人に触れられると条件反射で私の体は疼いてしまうのでした。

お茶が来るまで・・手が勝手にスカートの中に入っていきます。上着のボタンの間にも片方の手が伸びます。
(あかん・・友春さんに見られたら・・)と思うのですが、わずかの時間が我慢できません。
「うぅん、あぁん」と声も出ます。

「すまん、B子どこに何あるか分らんから・・外で・・」と友春さんが戻って来た時は、もう私は我慢の限界でした。
「B子・・・」そんな私の様子を見て、絶句する友春さん。モジモジしつつ、潤んだ目で彼を見つめてしまいました。
「お願い・・私・・私・・我慢出来ひん・・」とスカートをめくり、下着をぬいで露になった場所を脚を広げて見せていました。
ゴクッと喉を鳴らす友春さん。
カチャカチャとパンツを脱ぎ始めました。すべてを脱がせて、彼も私も何も付けず弄り合います。
「はぁはぁ・・」息も荒く、私の乳房を舐めまわし、股間に指を突っ込んできます。
(もっともっと!)と期待して ビチョビチョな私。とうとう絶頂を迎えて・・果てた彼は、隣で寝てしまいました。

目が覚めた友春は喜代美が居なくなった事に気がついた。
傍らには置手紙があった。

「ごめんなさい、友春さん。私やっぱり大阪へ戻ります。ありがとう。」
(喜代美・・可愛いやつ。俺いつか一人前になって迎えに行くからな!)と一人夢を膨らませる友春。



372:若狭、故郷へ帰る その2
07/12/05 12:55:39 rHQgeODZ
そのころ、若狭は電車に乗っていた。
「ごめんね・・友春さん。私・・・物足らんかったの・・やっぱり大阪へ戻らんと、私の居場所はあそこしか無い・・
私が満足出来るのも・・もう小浜には戻れんわ。」と一人つぶやくのであった。

「なんで、小浜に帰らしたんですか?師匠。」と訪ねる草々。
「ええやないか、たまには息抜きも。」

「心配要りませんよ、草々兄さん。」
「そやな。」
「なんでや?四草、草原兄さんも。」
「きっとすぐ戻ってきますよ。若狭はもう・・」
「そうやな、底抜けに~俺らのマスコットやしな。」

そう言っていたら「ただいま戻りました~」と若狭の声が聞こえた。
「ほら、やっぱり戻ってきた。」

「どうや、里帰りは?」
「あ・・師匠、だだいま戻りました。やっぱり・・私。」
「ふん?」
「ここが私の居場所って分りました。また宜しくお願いします。」
「そうか、じゃ早よ用意せい、稽古するから。」
「はい!」

「ほらね・・もう若狭は僕らから離れられへんのですよ。僕らもね。」ニヤリと笑う四草であった。

今夜も縛られ、フェラし、舌攻めから喜んだ処で、アナルでぐちゃぐちゃにされる若狭。
(もう・・どうにでもして・・)と喜び悶えるのであった。
最後はいつも全員のモノを舐め綺麗にする、それが終わったら、お風呂でファックだった。

「いつか・・誰か一人で満足出来るなら・・それは喜べる草々兄さんかも。」と舐めながら考える若狭であった。

お粗末さまでした~。

373:名無しさん@ピンキー
07/12/05 14:21:09 U7+m51GE
GJ!

今日の萌えポイント…「頑張れ若狭」と九官鳥の㎡に教え込んでる四草(想像図)

昨日の喜代美の妄想を、四草に相手を置換して
誰か書いてくれないかな

草月師匠、如何ですか?

374:名無しさん@ピンキー
07/12/05 17:19:56 pmOyJxFU
>>373
深夜でも良ければ…

375:名無しさん@ピンキー
07/12/05 17:32:41 U7+m51GE
>>374 是非!深夜でも早朝でも
裸で待ってます!

376:名無しさん@ピンキー
07/12/05 18:25:04 9mFUyw5A
  ∧_∧
 ( ・∀・)  ワクワク
 ( ∪ ∪
 と__)__)  旦~

377:名無しさん@ピンキー
07/12/05 19:51:42 CwXxs/pA
エロ無しですが・・投下します。

「ねぇ・・正太郎ちゃん、私もう一度飛んでもいいかしらね。」

仏壇に手を合せ、つぶやく小梅。その年齢からは想像が出来ない凛とした老婦人・・・
昔は芸者だった、過去を振り返る。

私達は幼馴染で、小さい時からいつも一緒。
私は三味線が好きで踊りが好きで・・正太郎ちゃんはもう小学生から将来を決めてたんよね。

当時芸者とゆうても、稽古事の延長のような職場やったけど。師範免除を取りたくて、その道を極める意味での
芸者修行。上下関係や人間関係の複雑さもあったけれど、充実した日々。

幼い頃の誓いをずっと忘れないでくれてた正太郎ちゃん。中学を出てすぐに弟子入りして・・
「一人前になったら、迎えに行くから」と離れ離れでもずっと信じて待ってたんよね。
毎年誕生日には塗箸を贈ってくれて嬉しかった。

お師匠さんから太鼓判を押されて、やっと独立。一緒になれて。しばらくは私が働いて食べていけてた形やったけど、
段々世間が認めてくれた。それから職人さんが減りだして・・なのに正太郎ちゃんは頑張ったやもんね。
それやのにあの秀臣は・・でもね、あの子の息子がうちの喜代美を好いてくれてますんよ。
不思議やねぇ。それがなんとなく嬉しいんよ・・あのアホ息子でも喜代美の良さを一番分かってくれてるんやものね。
やり方は滅茶苦茶やけど、キチンと挨拶も出来るええ子やわ。静さんがええお嫁さんやねんやろね。
同じキヨミでもA子ちゃんは頑張り屋さんやし、心配ないお嬢さんで羨ましいわ。
でも・・うちの喜代美はやっぱり私らの孫やわ。あの子はちょっと甘えたやけど、自分の道を歩き出しました。

秀臣のやり方は嫌いですけど、そろそろ許してやろうかと近頃の正典を見て思うんです。
口ではああ言うてても、あなたの塗箸の技術を受け継いでたんやからね。
それを教えてもろうた正典も職人になってきましたしねぇ。

小五郎は、私がそばにおるからああやねんやろうね。離れたほうがしっかりするかもしらんわ。
どうも・・好きな人も出来てるみたいやから、自覚持たせんとあきまへんでしょ?

喜代美の決心を見てたら・・なんか、私もやってみたくなりました。
なんだか昔の私を思い出すのよ。キラキラしてたあの頃の自分を。羨ましくなったんかしらね?
あの師匠さんを見てたら、正太郎ちゃんを思い出した糸子さんの気持ちが分かったわ。
喜代美の事は安心してもええと思います。

どう?正太郎ちゃん。
そうよね、いつも私のすることは反対しないのよね。何も言わないけど、応援してくれてるのよね。
いつかそっちへ行った時、もっともっと私の事好きになって貰いたいと思ってるのよ?
小雪ちゃんから返事が来たの。私、飛ぶわ。

かくして・・・小梅はスペインへ旅立った。

飛行機で小梅は考える。

糸子さんが居るから・・正平が守ってくれるやろうから・・安心やわ。行ってきますね、正太郎ちゃん。
写真を見つめあと数時間の到着まで胸を躍らせて眠るのであった。
夢で正太郎は微笑んで「やってみろ」と言ってくれたような気がした。


お粗末さまです。
ああ、自分の限界を感じます~。小梅さんは難しいですね。

378:名無しさん@ピンキー
07/12/05 19:56:06 /VarC70U
>>377
泣けた……GJ !

379:名無しさん@ピンキー
07/12/05 22:46:46 Go6wj5xO
GJ!!素晴らしい!泣けるなあ。


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