07/10/31 21:42:59 2+7d0Dz5
1発目は起き抜けだった。
隣に寝ていたシエスタの胸を、誤って鷲づかみしてしまったのである。
「バカッ!」
強く握られたルイズの拳は、才人の腹にめり込んだ。
2発目は飯時だった。
隣に座っているルイズの話も上の空、ティファニアの胸をぼんやりと眺めてしまったのである。
「バカァッ!!」
硬く握られたルイズの拳は、才人の頬に突き刺さった。
3発目は夕暮れ時だった。
むすっとしているルイズに、「でも俺はルイズのが一番好きだ」と一生懸命囁いたのである。
「……バカっ」
軽く握られたルイズの拳は、才人の胸をぽかっと叩いた。