【ロリも】ハーレムな小説を書くスレ【熟女も】 12Pat EROPARO
【ロリも】ハーレムな小説を書くスレ【熟女も】 12P - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ピンキー
07/10/06 14:05:21 ObqtNSvx
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3:名無しさん@ピンキー
07/10/06 15:03:00 B1JQwk5i
即死防止>>1

ハーレム黄金律(?)である13Pまで、いよいよあと1スレ。

まったり運行の良スレになりますように。

4:名無しさん@ピンキー
07/10/06 15:43:56 Ia7O01N0
1乙


5:名無しさん@ピンキー
07/10/06 18:01:30 VLQFCGfI
新スレおつ

6:名無しさん@ピンキー
07/10/07 00:58:48 P1CFUBkM
1乙


7:名無しさん@ピンキー
07/10/07 13:21:24 iWdir44h

 ☆。:.+:    ハ ハ      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   .. :.   (*‘∀‘)♪  <>>1 今日もスレタテおつかれさーん♪
     / ̄ヽ/,― 、\ o。。。\________
.:☆   | ||三∪●)三mΕ∃.
.:*    \_.へ--イ\  ゚ ゚ ゚
+:..♪.:。゚*.:..  (_)(_)     ☆。:.+:
 ☆。:.+::..   ☆:.°+     .. :
   。*.:☆゚x*+゚。::.☆ο::.+。 *ρ


「今日もスレタテおつかれさん」

Am F
今日も

Em    G7   Am
スレタテおつかれさーん
URLリンク(www.yonosuke.net)

8:名無しさん@ピンキー
07/10/07 13:44:53 ClJ3WXbe
>>7
わーい、ミックミック

あ、電波が来た!
ミク2号と3号にデュエットでスレ立て乙を歌わせながら、5号のマムコを指でいじりつつ、
顔に跨った4号のマムコを舐めつつ、1号が俺の腰の上で必死でお尻を振りたてて…

…基本的に、全員同じってこれハーレムか?


9:名無しさん@ピンキー
07/10/07 15:41:35 OtCVS38U
>>8
駄目なハズはない!偉大なる先人たちを

オリジナルのマトリョーシカな彼女(タイトル失念)
とある魔術の禁書目録より『ミサカ』(『こんな夢を見た。』リンク集GJ)
新世紀エヴァゲリオンの水槽から綾波さん大量出現系(一クラス綾波さんとか)

忘れるな!その想像も間違いではない!

10:名無しさん@ピンキー
07/10/07 16:59:47 tF+082ma
>>9
宣伝ついで。
かーいい幽霊、妖怪、オカルト娘でハァハァ【その12】
スレリンク(eroparo板:317番)-321
本人はがんばって続きを書こうとしています。


ちなみにひとつめのヤツは、

SS保管庫
URLリンク(sslibrary.gozaru.jp)
【妖怪】人間以外の女の子とのお話【幽霊】
18-8様: 『僕の彼女はマトリョーシカ』

11:名無しさん@ピンキー
07/10/07 20:37:46 tSuwSrdg
>>7
つーかここかよwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

12:名無しさん@ピンキー
07/10/08 02:42:11 5z8Pk1GD
「ハーレム勇者」が開けない。

13:名無しさん@ピンキー
07/10/08 15:06:51 I3Fg7c3f
Haniwaが更新してた。

14:名無しさん@ピンキー
07/10/08 22:48:58 OqEvr8AW
ナイス報告
読んできたが……じいさんワロス

15:名無しさん@ピンキー
07/10/10 21:10:32 0tBnw5RV
誰も書かないので・・・保守

16:はなじる ◆.qH/g3E8zU
07/10/11 00:33:24 RSpM90X7
全部書いてから、とか思ったけど投下しちゃうね

注意点は途中で止まるかもしれないということ

17:はなじる ◆.qH/g3E8zU
07/10/11 00:34:25 RSpM90X7


魔王城はグロイったらない。人間が最も吐き気を催すその造型、材料は黒い肉で、常に不規則に脈づいている。
もはや建築物というよりは献上品の山が積み上げられたといったほうがいいだろう、丁度鳥や虫が、巣をこしらえるために分泌液でゴテゴテ固めるように。その様は乱雑で、なぜか揺らがぬ秩序の芯を持っている。



「ごきげんようドラディエラ」

一人の女が暗闇の海を歩く。褐色の肌、黄金の毛並みは、炎のように闇に映える。
闇からの声に彼女は足を止め、振り返るでもなく声の主に応える。そのくちびるは宝玉のように美しい。

「グルボロス…我々はむやみに接触しないほうが双方のためだと思うが?」
「フフ…寂しいことをおっしゃいますのね…わたくしはあなたに会える理由ができて、嬉々としておりますのに…」

声の主はゆっくりと、黒々と煮えたぎる闇から顔をだす。暗闇が糸を引いたように、光のない髪。彼女もまた、人の姿をしていた。その姿、いわゆる一つの巫女装束。

「ではその理由を聞こう、それがすんだらまた眠りたまえ。あなたの力は夢の中でさえ強すぎるのだから」


「クリステスラが目覚めたのだよ」


2人の前に、また1人黒い鎧に身を包んだ女が現れる。彼女が女だと分かるのは、心臓を直接握り締めるような、溶け始めた砂糖にも似た、蠱惑的な声による。彼女が美人でなかったら神様に苦情が殺到するだろう。まぁ魔族なのだが。



「サロ殿。…それは件の宝剣のことか」
「その通りですわ。貴方がまだ生まれる前の話。…少し懐かしいわ」
「貴公には一度アレの力を見ていただく必要がある。我々とて絶対ではないのだということを」

「…あなた方が一時に集まるほどのものなのか」
「そう、次に貴方がいないということも十分にありえるの。1000年前もそうでしたわ」
「…いいだろう」

ひるがえる黄金の髪。

「私の友も喜んでいる」

彼女の腰に吊るされた剣が、闇の中で、少女のように少し笑った。


・・・・・・。


18:はなじる ◆.qH/g3E8zU
07/10/11 00:35:25 RSpM90X7

「あちーな、どちくしょー…」
「そーだそーだ、あっちーゾ。なんとかしろよミスラのくせに」
「ひっつくなよ2人とも…あちぃ」

フライパンみたいな太陽が、ジリジリと熱砂を炒める。ここは白骨砂漠、あまたの生物が死に死に死んで、骨やら殻やら積もりに積もった死の砂漠。

うかつに眼を開ければ、一瞬で眼球が半熟になる。そんな砂と光の嵐の中、小さな鉄の塊が、虫のように這っていた。

「も、も、もう少しひだ、ひ、ひだりですよミスラさん」
「おめー、適当にいってねぇだろうなーメロ助」
「ししし、失敬な…、こ、こ、ここはぼくのに、に、庭みたいなモンですよ…」

状況だけ説明すると、彼と彼女等5人と剣一本は、復活させた古代の文明兵器「戦車」の中ですし詰めになって、砂嵐の中を行軍している。ここはハッキリと遭難というべきか、先行する本隊と連絡がとれなくなってずいぶんたってしまった。

全員汗ダラダラ。腕の位置を変えようと思えば誰かの股間にはさまる、そんな状態。



「あー、あちぃ」
「尻を乗せるな!ウゴッ」
「ひぁ、ミスラ君…そこは…」
「あぅー、おしっこもれそうです…」
「痛って!ひっぱんなよボケ!バカ!」


ばたばたもにもに…


――そんななか操縦桿を握るのは勇者ミスラ。


並以下の凡人でありながら寝ぼけた故郷の風習によって勇者となった少年は、同じく勇者として故郷を追いだされた少女、ヘルザクロと合流し、彼女の率いるザクロ団の一員として、今日も今日とてがんばって生きようとしている。

ミスラが腰に下げているのは宝剣クリステスラ。ルール無用の生命力を備えたその力は思いのほか強く、おかげでこの世界ではゴミ屑同然の人間集団が、今ではそこそこ魔物達と戦えるようになっていた。

そんなこんなで調子に乗ったのが運のつきか、もう一本もう一本と宝剣を求めて砂漠を探索、今死にかけである。

「ホントにこんなトコに宝剣なんてあんのかよー」
「あ、当たり前じゃないですか!ぼ、ぼ、ぼくらの一族が100年かけて追い続けてるひ、ひ、悲願なんですから!!」
「ウケケケ、世の中にゃ、無駄死にって言葉がたらふくあるぜ、ココの砂漠みたいにな」
「あ、あ、ひどい!侮辱です!これは侮辱ですよ!!」

19:はなじる ◆.qH/g3E8zU
07/10/11 00:36:41 RSpM90X7

車内は蒸れ蒸れ、詰め詰め、怒声が飛んでは誰かが泣いて、最終的にはミスラを巻き込む。

そろそろこの騒がしいメンバーの紹介をするべきだろう。まずは丁度今、車中のどさくさコレ幸いと、ミスラにペッタリとくっついて涼んでいる少女…

「すまんミスラ君、肌を貸してくれ…ああ、大気が熱すぎて人肌のほうがひんやりする」
「ぐ、グリモー…おっぱいが…」

魔法少女グリモー、現在はトレードマークの三角帽子をうっちゃって、おでこ丸出し、MPギリギリ。切れやすいのが玉に瑕で、このパーティーでは一応リーダー。

「ミスラよー、一人で操縦しててしんどいだろ?…こうやってこうやって、いたわってやるからよ…あむ」

ちゅぶぶぶ…

東方剣士、カリンザのくちびるが、揺れに乗じてミスラの一物を咥え込む。砂漠の只中、久しぶりの潤みが、ジワジワと皮膚に浸透してゆく。

ザクロ団古参にして主力。荒々しい気性ながら、容貌は極めて艶やか。肌が白く、すこし蒸気して、ペッタリと張付く黒髪がやたらとなまめかしい。彼女は既に、ベタ濡れの湯文字一枚細い腰に貼り付けて、あとは真っ裸だった。



「うぐ…すっげぇでけぇ、…オレ様もまぜろよー、ボケミスラー」

金色の巻き毛の少女が、裏側から肉茎にほっぺたをよせる。ラブラノ・オドケナウ、通称ラブ。職業ネクロマンサー。魔物に操られて、一度はミスラ達に牙を向いた少女である。
小悪魔的な、というかまんま小悪魔。この頃は、一度ポロッととれた牙がまた生えてきて、かゆいかゆいとよくミスラに噛み付いている。言葉遣いは超ぶっきらぼう。あんまり胸をペタペタやると超切れる。

「…ちゅぶ…ちゅ、はいんねぇぞ…ん、んく、こんなの」
「へへ、じゃぁもーらい」
「あっ、ずるいぞカリンザ…」

ちゅぷん、…ちゅぐぐ…。ぎゅこ、ぎゅぽ

「お前等…いいかげんに…うぐ」
「ホレホレミスラ、ちゃんと前見て運転しろよー…ん」

汗でぬらぬらする肌と肌のこすれあい。グショグショになった下着と女のにおい、腋の下。もうずいぶん前から、鼻の奥の方で女体のにおいが固まったやつが詰まってる感じがして、脳みそはとっくに桃色に窒息している。



「なな…なな、なにを、な、なにをしてるんですか…皆さん…。ここ、こんなところで、俗にいう、そそそ、そうにうを…」
「…んぁ?おめーも勉強しとくかメロ助?…ぅが、せめぇなちくしょー」
「ケケ、まだガキだからなメロは」
「お前が言うな」これはグリモーのツッコミ。

「わわわ、わかり、わか、わ、わかりません、ぼぼぼぼくは…」

ガニメロは自称考古学者。通称メロ。ボッサボサの鳥の巣頭にでっかいめがね、よくドモり、隅っこでブツブツいつも独り言をつぶやいている。これでも女の子。今回の作戦の原因というかきっかけ。

「あう、あう、ぐりおさん、みすらさんー、あれみてくださいー」

最後に見習い魔術師ミルケロル。綿菓子みたいにピンク色の髪をして、一応魔法使いなのだが使える魔法は一個もない。魔法がでそうででないのーともだえる練習風景は、周りをやきもきさせ、チビっこいクセにたまにエロっちい。

2人は新参で、共にモンスターに食われかけているところをザクロ団に助けられたのだった。


20:はなじる ◆.qH/g3E8zU
07/10/11 00:37:28 RSpM90X7

「んあ?なんだー?」
「ぅん…ミスラく、ん。…途中で止めるなんて…」
「ぐ、…グリオー、、あれ、あれ」

「おっきなダンゴムシさんですねー」

なんであろう、砂嵐の先にたたずむのは砂漠の王、骨壷具足虫。別名戦艦フナ虫。
体長数百メートルにも及ぶソレが、こともあろうに集団で寄り添って、ケナゲにも砂嵐に耐えている。



「ぎゃーーー!!!きめぇ、ききき、きめぇよぉ!!!」
「な…なんて数だ…、ここは巣か?」
「ぐぐ、ぐ、具足ぶぶ、虫は…。ここ、こっちから仕掛けなければだだ、だい、大丈夫で、です」
「ヘイけってーい、逃げろ逃げろオメーら」
「いって、捻るなカリンザ…」

「あぅー?どーしたんですかー、みなさー…ふぁ、ふぁ」
「ん?お…おいミル…まった、まったまった!」
「だだだ、だめですよ、ま、ま、万が一あの群れの真ん中にいる生まれたての子供達を攻撃しようものなら…ぜぜ、ぜったいダメですよ!!」


「へっきひ!」



ポチリ



ところでミスラたちの乗っている戦車は通称ケルベロスといって、主砲を横に3つならべて、同時に発射できる優れものである。口径88mm。グリモーお手製の魔法弾も積んでいて、これがまた騒々しいくらいの音と光を炸裂させる。

丁度そう、今現在、フナ虫たちの群れの、丁度そう、真ん中の方でビクビクしている子供達に炸裂しているソレのように。


「ぶぁぁあああっああああっか、やろぉぉぉおおおお!!!!
「右右右!!!だぁあああ!!よっけろぉぉ!!!」

もう数えるのもめんどくさい足足足足。

一本一本が爆撃のように砂塵を巻き上げて、そんだけいっぱいあっても結局2発目が直撃したのだからもったいないというかなんというか、ミスラはあっさりこの辺でもう気絶した。


・・・・・・。

21:はなじる ◆.qH/g3E8zU
07/10/11 00:38:36 RSpM90X7
ちゅぶっ…ひゅぶ。きゅっきゅぶ、じゅぷじゅぽ。

「ん?」

ぢゅっぽぢゅっぽぢゅっぽぢゅっぽ…
くぷ…ぷぷぷ。じゅる
ちぃぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ、っぽん。…あむ。

「クリス?」
「ふへ?あるひ…、ひふひはへ?」
「く…咥えながらしゃべるな」
「はふっ…」

ちゅぱん

「元気になった?」
「ん…」
「じゃぁ帰る」
「まてまてまてまて、そんなあわてんなよ」
「…なんで?」
「なんでってか、…その格好も久しぶりだし」
「…いいの?」
「ん?…ああ」
「じゃぁいる」

ちょこりとミスラの横に座る少女は、淡く青白い光を放っていて、ゆったりとしたローブに身を包んでいる。

宝剣クリステスラ人間形態。眉が隠れる程度の前髪、その下の潤んだ瞳はいつも心ココにあらずといった感じ。
こまったことに、本来そのキレイな足を保護するはずのスカートはなんの意味もなく、ふとももまでまくれあがって、少女が位置を変えるたびに果肉がのぞきそうになる。

「ここは…地下か?どれだけ落ちてきたんだ?」

見上げれば、まったく光のない天井。サラサラと砂のこぼれる音だけが耳に残る。地表ははるか遠くにあるのだろう、星の底に見捨てられて、とり残されたような感覚がミスラを包む。

「みんなは大丈夫かな」
「…」
「クリス?」

彼女はミスラの瞳を覗き込んで離さない。

「クリスってば」
「…」
「傷とか、治してくれたのか?」
「…あるじ、内臓でてた」
「…そ、そっか」

ミスラが腰をあげると、クリスはぺったりと地面に尻をつけ、主人の手を掴んだまま。なにをいわんとしているか、一発で分かった。純粋な瞳がキラキラと、エメラルドのように光っている。

「…」
「…」
「…」
「…」

「まぁ、その、なんてか…」
「…」
「したいのか?」
「…」
「するか?」
「あるじ!!」


22:はなじる ◆.qH/g3E8zU
07/10/11 00:39:24 RSpM90X7
そのまま少女は、ミスラの下腹におでこを押付けて、加減もせずにゴリゴリしながらミスラを押し倒しす。お前は犬かといいかけたが、彼女がいなければミスラはただのゴミなので、実際の立場は逆でなければならない。

彼女の要望を汲みとることはミスラの義務だ。決して無毛の性器に頭を焼かれたとか、仲間の命より性欲をとったとか、そういうわけでない。決して。


・・・・・・。


降り注ぐキスの嵐、2度3度と噛み付くたびに、少女はうかがう様にミスラの顔を覗き込む。

「…そんな、気にせず好きにしなよ」
「…」
ホント?見たいな顔。

「…クリスには世話になりっぱなしだし、たまには…」
「…」
噛むよ?見たいな顔。

「あんまりこういうこと…してやれないしなぁ…」
そう、彼女とのセックスは強烈な副作用がついてくるのだ。



「……ッ!!、ぐぐぐ」
「ン…あむ…ちゅぶ」

少女は噛み付きながらも、己の果肉をミスラにこすりつけるのをやめない。

ペタペタと、ほほにひっつけたり、自分の口に飲み込みやすいよう、亀頭をきゅうきゅうと搾ったり、与えられたオモチャで遊んでいるような愛撫。

そんなでも気分は徐々に高揚する。桃色のソコは、窮屈ながらも十分なとろみをもってミスラを迎え入れる。

「…っ」

声にこそださないが、この頃の彼女は初期の頃と比べ物にならないほど、表情のバリエーションが増えていた。
眼を伏せる、涙を絞る、少しだけくちびるを噛む、時折はねる様に首をそらす……などなど。

23:はなじる ◆.qH/g3E8zU
07/10/11 00:40:05 RSpM90X7

「…っ!!」
「…クリス」
「……?」
「…今の顔、もっかい…」
「…ふぁ!…ぁ…ぁ」

っちゅぶ、ちゅぶっ、っぷ、

「…あるじ」
「ん?」
「…あるじ…、ぃ」
「どした?」
「…ソコ、…そこがそこきもちーの」
「ん?ここ?」

ちゅっぽちゅっぽちゅっぽ、ちゅく

「っぁぅ!、ぁつ!っぁ、っん!!!」

ついに決壊したそのくちびるを指でつまみ、少しの間ふにふにともてあそんでから、ゆっくりとうながすように開く。あたたかいソコへ、舌の肉を流し込み、ぎゅぅぎゅぅと首に抱きつく彼女のだ液を飲み込んだところで下腹部は共に絶頂へ。

びゅぷ、びゅっ、びゅく

「…ふぁ、あぅ、…いっぱいでてる…。」

相変わらずミスラの瞳を除き続けるクリス。試みに覗き返してみたら、案外簡単に眼をそらした。


・・・・・・。

24:はなじる ◆.qH/g3E8zU
07/10/11 00:40:45 RSpM90X7

白骨砂漠の地下に、膨大な空間が存在することは昔からほのめかされていた。周囲にはソコの見えない裂け目、光源は発光するクリスのみ。

「いって…」

つまずいてバランスを崩す。砂の中からヒョッコリ顔をだした石版を蹴っ飛ばしたのだ。

「文字…か?…じゃぁやっぱここは7層文明遺跡なのか?」



――7層文明、遥か昔の話、彼の文明郡は滅びた先人達の上に新たな文明を重ねることで進歩を続けた。
めくるめく人種と民族の坩堝。彼等は文明の層を重ねるごとに栄華を増し、繁栄を極め、最後には大地に別れを告げて天空へと飛び立ったという。

遠い神話、今では誰も信じていない。子供でもウソだといって笑う話。

7層文明に祭られている剣は、伝説の宝剣と酷似している。そんな話をもってきたガニメロは、みんなに笑われ、指を指され、絶望のうちに一人でザクロ団を飛びだした。
今回の行軍は、そんな彼女を保護しつつ、ついでだから宝剣も探してきちゃえ、と、そういう話なのだ。

「メロにあやまらないとな」
「あるじ」
「!?」

いつの間にか、クリスの発光が気にならなくなっていた。地面が、砂が、自ら光を放っている。

「これは…すげぇな」

それは塔、7つの層を貫く白き支柱。全長数百メートルにも及ぶ砂漠の王、彼等の死骸が、砕け、積もり、幾重にも幾重にも積み重なって、はるか地表まで伸びている。

「お墓だね…」
「ああ…」

そこは彼等が最後に行き着くところ。終末の地。彼等は骨となり石と化し、この地で、悠久の時間を、白く白く積み上げていた。

「上にいたヤツラは…ここを守ってたのか?」
「…」
「どうしたクリス?」
「…」
「クリス?」
「…なんでもない」

彼女は泣いていた。静かに。


・・・・・・。

25:はなじる ◆.qH/g3E8zU
07/10/11 00:41:26 RSpM90X7


「あれ?ミスラ?」
「ティコ!」

ギルジム・ティコネット、職業銃士。ザクロ団一の射手にして料理長。趣味は掃除。黒髪のセミロングは隅々まで若さに満ちて、黒々とした瞳に直視されるとまずウソをつけない。
くるものは拒まず去るものは追わず、結構なリアリストで年齢的にはミスラより少し上。

今回の作戦の、ミスラ達に先行していた本隊のメンバーである。

「アンタ無事なの?ケガない?」
「ああ…死にそうだったみたいだけど」
「おっ、そっか、クリスが守ってくれたか」
「…うん」

彼女にかかるとクリスも少し素直になる。

「ティコこそ、みんなは?」
「ああこっちは大丈夫、みんなそろってるよ」
「ふぅ、よかった…」



先行部隊にはガニメロとミルケロルもいた。よくもまぁ無傷でいられたと思ったが、垂直落下を経験したのはミスラだけらしく、他のみんなは滑り台で降りてきたのだそうだ。
ティコによれば、おそらくここは7層文明の最下層、脱出には相当骨を折るハメになるだろうとのこと。しばらくのダンジョン生活は覚悟しなければならなかった。

「あぅー、みすらさんです」
「無事だったかミル」
「あぅ、でもメロちゃんおかしくなったです」

「あ、ああ、あ!ほら、ほらほらほらぁ!!!あったでしょ!?いったでしょ!?やっぱり存在してたんですよ7層文明は!!」

小さな学者は狂喜して、その辺に転がっている石をスケッチしている。無理もない、聞けば彼女が受けた迫害は今回だけに限らず、父も祖父も曽祖父も、皆7層文明を追い続けて、笑われ、追いやられ、こころざし半ばで死んだというのだ。



ベースキャンプでは調理用の煙が上がっていた。キャンプの中央にはミスラ達の乗ってきたボロボロのケルベロスと、それを牽引する先行隊のモグラ型戦車。通称モグタンク。コイツはだいたいバスくらいの巨大さがある、軽い基地だ。

近くに水脈が走っているらしく、水はストックを使わずに済むらしい。

「あとはカリンザ、グリオー、それにラブか」

テントにて。先行隊隊長のエルサが、肉感的な脚を組みかえる。長い耳に夕日に映える麦穂のような金髪、彼女はエルフだった。
装備は軽装の鎧。レイピアに似た細い剣を用い、魔術の斬撃で敵を貫く。天然というか、大事な部品を一個ハメ忘れたような性格をしているので、要所でボケる。

「よし、ほっとこう」
「え…エルサ…?」
「あいつらなら自分でなんとかするだろう」
「…まあそうだな」
「それよりミスラ…少しにおうぞ」
「う、…ずっと砂漠行軍だったし」
「モグラの裏手に風呂を沸かしてある。ここを発ったらしばらくは入れないんだ、アカを落としてこい」
「うん…」

26:はなじる ◆.qH/g3E8zU
07/10/11 00:42:08 RSpM90X7

改めてみればエルサの肌はつやつやしている。たぷんたぷんのおっぱいと、その谷間に流れ込む
汗の雫。

「ど、どこをみているんだキミは…」
「あ、ごめん…ってうわ!」
「きゃっ、ちょっ…まって」

がしゃごーん

「ごごご…ごめんエルサ…!!…ちょっと眩暈が…」
「ぁう……いいからその…手を…」

ふにんふにん

「ゃぅ…ミスラ…」
「エルサ…」

乳房をおおう布がするりと外れて、ピンク色の突起のはじっこがあらわになる。とろけそうな肉の熱が、指の先から血管に流れ込む。

「はぅ…ん…ミスラのココ、ものスゴイことになってる」
「そ…それは…」


それは宝剣クリステスラの副作用。初めてミスラが彼女と契約したとき、暴走したエネルギーは性欲へと転換され、当時のザクロ団82人はことごとく破瓜を散らした。もちろんエルサも。

「よし…」
「ん?」
「よしわかった!お、お…おフロいこうミスラ!そうしよう!!」
「うわ!え、でも、もうはいったんじゃ…」
「別に何回はいってもいいだろ!…いくぞ、キミの汚ないところを全部スミズミまで洗い流してやる!」
「ちょ、ちょ、エルサ!おっぱいしまって!!」

そんな会話が成立し、コソコソと、それでいてどこかしら浮ついた気分をかかえながら一路フロオケへ。



「フォフォ、ミスラ、きておったのかえ」
「あらー、ミスラちゃん」

「おわぁ!ビックリした」
「なんじゃけったいな奇声をあげよって、失礼なヤツじゃのう」
「も…モナメテオ、トロピア」

モナメテオ、職業大魔導師。ロリロリした外見ながらじじいみたいな言葉でしゃべる少女。年齢不詳。
地面につきそうな長い髪をたらし、いつも寝てるのか起きてるのか分からない眼をしている。、その手にはいつも湯気がでてる湯のみ。とてつもない魔力をもっているといわれながら誰も戦闘に参加しているのを見たことがないので真偽は定かでない。

トロピア・ストランテ、職業遊び人。上半身は至極伝統的なバニー衣装、下半身はケリの威力を倍化させそうなゴテゴテしたズボン。これは冷え性だから。
フサフサの髪の毛は10mくらい離れててもいいにおいがして、ミスラに対しては時折赤ん坊をあやすように話しかける、極めてタチの悪いエロスの申し子。

27:はなじる ◆.qH/g3E8zU
07/10/11 00:42:49 RSpM90X7

2人はねめつける様にミスラとエルサを見る。上気した男女が互いに手を握りながらどこへ行くのか、ははんさてはコイツラ…

「よいのう、若いのは…フォフォ、はげめよーはげめよー」
「な…な、な!なにをいってるんだモナ!変な想像はよせ!」
エルサ一歩前へ。

「ミスラちゃん、苦しいんでしゅかー?おねぇちゃんにいってくれれば抜いてあげたのにー」
「そ…そういう卑猥なジェスチャーはやめろよ…」
「あは、あいかわらずかわいーんだー、ヨチヨチ」
「ど…どこをかわいがってんだよ!」
「い…いくぞミスラ!こいつらにかまってられるか…!」
「フォフォ、エルサよ、そっちは人がおる…逢引きにはむいとらんぞえ」



「え?」
「んー?」
「あれ?なんでミスラがいるネ?」

忠告を振り切って向かった暫定お風呂場、ミスラが見たのは丁度ぱんつ脱ぎかけ状態の少女3人。

「わぁああ!!ごめ、ごめん…ぶは!!」

一人目の尻はギルジム・ティコネット、他の2人はヒスカとザラクというのだが、確認したところで目の前は真っ暗暗転。ザクロ団一の長身、ローキス・マルスのおっぱいに直撃したのだ。

そのままズルズルと意識を失うミスラ。噴出す鼻血。

少しばかり彼のために説明をしておくと、別に衝突が激しすぎたとか興奮したとかそういうわけではなく、元々クリスの副作用の関係で、血圧関係がギリギリだったのだ。

早いトコ精子をださなければ爆発する、そうクリステスラが皆に宣告しているのを、ミスラは滑落する意識の中で聞いた。都合7人の美女少女が、ミスラの顔をのぞいている。その眼はミスラの正中線をなぞり、ちんこへ。

「ふむ、なるほど…」
「いつものことだな」
「なら…まぁ…仕方ないよな…」

そんなうれしげな声がどこかで聞こえる。


・・・・・・。

28:はなじる ◆.qH/g3E8zU
07/10/11 00:43:35 RSpM90X7

「ふむ…ん、ふぁ…ちゅぶ、ちゅぶ、ぷ」
「ん、んっ、ん、ふっ、ん、あ」

びゅる、びゅじゅぶ、ぶる、ぶ

「……ん?」

「ん、ちゅぶ、…んぁ?気づいたか?」
「ふぁ、ん、…全然とまらないネ」
「寝ててもいいよ…全部おわらしといてあげる」



薄明かりの中、角膜が捉えたのはテントの天井、誰かの陰毛。下腹部を見ればヒスカとザラクが、汁まみれになりながら陰茎を上下にしごきあげている。

「水飲むか?」

ストローからぬるい水が流れ込む。それでもノドは大歓迎、同時にほほを撫でる陰毛の持ち主がティコネットであると分かる。

「…オレ…なんで」
「んっ、ん、んぁ、お前倒れたんだぞ…ん、ん」

ヒスカが根元まで性器を加え、くちびるの力で、尿道に残った精液を搾りだす。



ヒスカ・クランクアイ、職業泥棒兼墓荒らし。常に冷静というのか一種の無感動。鋭く細い眼を彩るは小さめのメガネ。その黒髪のポニーテールが動揺で揺れるところなど人に見せたことがない。
それでも内に秘めた情熱はマグマのようで、親しくなればその恐ろしいまでの妄念にイヤでも気づく。頭のキレはピカイチ、戦闘は常に最後の手段と心得よ。

「クリスあやまってたネ…あむ、ミスラの世話頼まれたよ…ちゅぶ、ちぅ」

ザラク・ニー、職業武道家。肩口から胸元にたらした髪の束が動きにあわせてくるくるはねる、
元魔法使い。
才能があったのに、まだるっこしいからと拳の殴り合いを選んだ彼女は、性格そのまま単純一番。その集中力は他を圧倒、本気になったら格闘も魔法も冷静に切り替えるバトルマシンと化す。



「うあ…」
びゅぅ、びゅぶっ、びゅ

「気持ちいいネ?ミスラ…フフ…」

ザラクの左手が、射精直後の亀頭を包みながらクネクネと動く。素早いスナップは緩急がついて痛くなく、加えて玉のところをヒスカの舌が這う。

ちゅっ、ちゅご、きゅぶ、ぷ、きゅ…

29:はなじる ◆.qH/g3E8zU
07/10/11 00:44:15 RSpM90X7

「ねーえー、そろそろ入れてもいーい?」
「…ガニメロとミルケロルはちゃんと寝ただろうな」
「ふぉふぉふぉ、その辺はクリスがちゃんとやっとるようだぞ…あの子はようできとるのぉ」

トロピア、エルサ、モナメテオ、みんな裸。端っこにはローキスが、股を広げながらボーっと傍観しているがやはり裸。

「ヨフネとナキリコは呼ばないネ?」
「ヨフネは寝てるよ、ナキリコはなんか照れてたな」

ザラクとヒスカの舌は、相変わらず肉物に絡む。

「もー、代わってよー」
「おトロ…お前はその辺のこんぼうで十分だろ」ティコの、お前のことなんかどうでもいいみたいな口調。
「えーなにそれ!やーだー、ミスラちゃんのち○ぽじゃなきゃやーだー!!」
「順番的に私だろう!!お前たちが邪魔しなければいまごろ私が…」
「ふぉふぉ…ではあいだをとってワシがいただこうかの…ん」
「モナ!?」「ずるっ!」「汚っ!!」

ちゅぷぷ…ぷ

「んっ…は、ふふ…お前は寝ておれ…まだ意識が朦朧としておるじゃろうに…ん」
「モナ…」

じゅぷ、じゅ、ぷっ、ぷぢゅ、ぷ

モナメテオのいうとおり、ミスラの意識は熱に浮かされたようになっている。それでも本能なのか、腰だけは微妙に動く。ジワジワととろけるような快楽。記憶で知った、モナメテオの神経過敏なところ。

「んっぁ!っく、お…お主それは…っ」

抱き寄せられたモナメテオは、おっぱいがないせいで身体の表面全部が密着する。直接聞こえる心臓の鼓動。小さなくちびるから、だ液を吸う。

ぶっ、じゅぷ、じゅっ、じゅく…く

「…ふ…ん!…っっ、っあ」
「はいちぇーんじ!!」
「のぁ…こ、これ、まだゼンゼン…」

味わうまもなくミスラの肉物はトロピアの肉に包まれる。自分勝手に上へ下へ、左へ右へ。楽ではある、が、その快感はオナニーのときのソレでもある。

びゅっ、ぴゅぅ

「え?ウソ!?」
「はいどけー」
「えーん、今のなしでしょー!?ちょっとミスラちゃーん!」
「ふふ…ミスラ、アタシはちゃんとしてやるぞ…」
「ヒスカ…」
「おっ?なんだ、少しは元気でてきたか?」

ミスラはヒスカの手を借り、身体を起こして座位へ移行。頭を胸に埋めてできるだけ揺らさないようにしながらも、乳首を吸って、わき腹を指で愛撫。


30:はなじる ◆.qH/g3E8zU
07/10/11 00:45:05 RSpM90X7

「ほらミスラ、口開けて」
「ん…」

とくとくと、くちびるを通じてオレンジジュースが流れ込む。舌を舌で捕まえ、少女の口内に残った果汁の味を残らず吸おうとする。

ちゅぷ、くち、ちゅ…

最後にはヒスカに覆いかぶさって、ミスラが腰を前後。

「ぁん、ん、…ん、ぁ、無理すんなよ…」
「うぐ…ん」

びゅる…びゅ…ぴゅ


・・・・・・。


肉欲の宴は続く。ミスラはそれを重く垂れた幕越しに見る。視界に映る映像は、ひどく他人事のよう。

――ミスラはボーっとした頭のまま、エルサとティコネットのおっぱいにはさまれる。愛撫の手。精液のついた亀頭が、少女達の指のつけ根を抜ける。興奮したエルサは何度も何度もミスラの鼻に甘い吐息を吹きかける。
――ティコネットは本来左利き。それゆえ右手での愛撫はつたなくぎこちない。ミスラは少女の髪に鼻を突っ込み、断わりもなく首筋を舐める。こそばゆさ。自分の指よりも何倍も熱いミスラの手を使い、何度も何度も恥丘の少し下を摩擦する。



「んぁ…ミスラ…すごいネ…」

ほんのりという言葉が的確なくらい意識が戻ったミスラは、ザラクの小さな身体を抱えたまま後ろから突上げる。小さな脚。これが本気をだせばミスラの胴など轢断してしまうだろう。

窮屈な膣から抜けだした肉の茎部は、深海から浮上でもしたのか、外の空気をありがたがり、コリもせずまた奥に潜る。あとはもうぬっこらぬっこらの繰り返し。

ちゅぱんっ、ちゅっ、ちゅぷ、…っぱつ、ちゅぱ…びゅく、びゅる

「んっ…はやいよ…モウ…」

小さな膣にあふれる射精液。少女を引寄せながら、雛尖に汁をまぶしてこねる。不満げなザラクから肉物をぬきとると、重心を制御できずにフラつくミスラはそのまま肉の花園へ。



「…危ないなぁこの子は」
「ミスラ…もうお願い…私…」

エルサとティコに左右から抱かれ、乳と乳に両頬を挟まれながら、どちらかの尻を握るようにつかむ。ビクリとはねたのはティコの乳。
ミスラのちんこは入り込める場所を探してうろうろ。先端でフサフサとした陰毛の周囲をまさぐっていると、ぬるりとばかりに滑り込み、熱湯のような体温で、それが膣の内壁だと分かる。

「ミスラ…ん、ぁ」

声の主はエルサ。吐息がミスラの鼻にうらむように吐きかけられ、くちびるからいやらしくこぼれただ液が、糸を引いてミスラと繋がる。

「あっ…っくぁ…はぁ」
「ズルイなぁ…もう、こうしてやる」

31:はなじる ◆.qH/g3E8zU
07/10/11 00:45:49 RSpM90X7

もにゅん

「やぁ…なにをする…ぁ、ティコ…ぉ、つねら…ないで…ぁ!」
「エルサも…してよね…ここ」

つぷっ…くち、ちゅぅ…

「こ…こう…?」
「ん、ぁ……そう…、ソコ…ひっかいて…エルサ…ぁ」
「あぅ…だめこんなの…あ、ぁう、…もういっちゃ…ぅよ」

「…エルサ、ティコ」
「んぁ?ぁ、ぁっ…、ぁん!ミスラ?」
「ん?目ぇ覚めた?」

「……2人がキスしてるとこみたい」
「な…なにをいってるんだキミは…ゃ、あん!」
「ん…ふふ、こう?」
「ゃう…ん、ちゅぶ…ぁ、あ、はぅ」

ちゅぷ…ちゅぅ…

3人はくんずほぐれつ、抱き合って寝転がって、べたべたとよだれでひっつきあう。

エルサから肉供物を抜きティコへ、ティコからエルサへ、ときに愛液まみれになった2人の陰毛にやわらかいたわしでするように洗われ、射精。その頃になるとミスラの意識もだいぶ戻って、自分が今異常な環境にいることを改めて知る。

ローキスを除く6人の少女が、いずれもミスラに膣を向けて、白くこぼれたアンをさらして物欲しそうな顔。まるで虫から見た食虫花だ。

「…じゃぁオレはこれで…」

「まて」
「だめよーん」
「なに寝ぼけてるネ」
「まだ夜はながいぞえ」
「ん、…ぁふ、もっとぉミスラ」
「ロー、アンタもきなよ」

「んー?」

ローキス・マルス。重装歩兵。泰然自若として、どっしりかまえ、どっしり過ぎて自分からはあまりアクションを起こさない。
例えるなら長生きなゾウの長老。バッサバサの髪に鍛えられた肉体はまさに野生。その美しさもまた大自然のそれだ。


32:はなじる ◆.qH/g3E8zU
07/10/11 00:46:31 RSpM90X7

「ミスラちゃーん!おねぃちゃんのココつねってー」
「そうネミスラ…もっと腰ふるヨ」
「若いのはいいのう…」



結局足首をつかまれたミスラは肉の獣の群れに食われ食まれ貪れら、明け方まで搾れるだけ搾りとられた。最後に起きていたのはローキスとミスラの2人。

「ロー…、嫌ではなかった?」
「んー?楽しんでるぞ、十分」
「ん、ならいいや」

じゅっ、じゅぷ、じゅっ、じゅこ

「…むしろお前のほうこそ…私相手は退屈だろう?」
「そんなワケないよ…むしろ落ちつく、…他がアレだから」
「ふーん、まぁ、ヘルザクロの代わりとはいかんが」
「な…なんでザクロ姉ちゃんがでてくるんだよ…」

ローキスのくちびるを吸いながら、今日何度目かの射精を行う。その後、後ろからついたり、正面から押し倒したり、他のメンバーが起きだすまで、2人は繋がっていた。



そして朝。



目覚まし代わりに、女の子がテントを突き破って降ってきた。


・・・・・・。

33:はなじる ◆.qH/g3E8zU
07/10/11 00:47:29 RSpM90X7
とりあえずここまで

変なトコで切れてごめんよ

34:名無しさん@ピンキー
07/10/11 01:05:15 +Dz/mXvd
GJ

前のは西尾維新だったけど、今度はなにげにジブリなんだね。

35:名無しさん@ピンキー
07/10/11 01:22:12 QZn5J0qD
GJ!
降って来るのかいっ!

>>34 ジブリってww

ところで保管庫の『夏の終わりに姫三昧』消えちまった。

作者の要請って、何作者勝手に消してるんじゃい!面白かったのに!
だからと言ってPIPIに載せてるわけじゃないし。

36:名無しさん@ピンキー
07/10/11 07:33:49 aoeyUtuH
いやいや実はどっかの雑誌にでも投稿するのかもしれん

>>34GJ!

37:名無しさん@ピンキー
07/10/11 15:26:48 A+aKSeIb
>>33
GJ!!!

>>35
ググれ

38:名無しさん@ピンキー
07/10/11 16:02:56 D9PPxBP1
ちょっ、降って来るんかいwwwwww

39:35
07/10/11 17:40:28 6JELq4p+
失礼した、ブログのほうに乗り換えたわけね。

>>37サンクス

40:名無しさん@ピンキー
07/10/11 21:14:48 yOzhKO2S
>>33
GJ!
なんか初期のグレンラガン思い出したわw

41:名無しさん@ピンキー
07/10/11 22:12:45 l3bWMguf
ゴーレムでハーレム
そんな電波を受信した

42:名無しさん@ピンキー
07/10/11 22:27:16 +d8n/TWy
>>41

> ゴーレムでハーレム
鳴美

43:名無しさん@ピンキー
07/10/12 20:17:30 BM9WYdJv
>>41
ストーンゴーレムの石子ちゃん 特徴、重くて固い。
アイアンゴーレムの鉄子ちゃん 特徴、重くて固い。強い。
ブロンズゴーレムの銅子ちゃん 特徴、重くて固い。比較的安い。
ミスリルゴーレムの銀子ちゃん 特徴、重くて固い。中二病的に強い。
スチールゴーレムの鋼子ちゃん 特徴、重くて固い。鉄子ちゃんのアッパーヴァージョン。

そんな美少女ゴーレムにモテモテの主人公、フレッシュゴーレムの肉彦くん 特徴、防腐剤使用。
みんなに押し倒されてあえなく圧死。

そんなハーレム。

44:名無しさん@ピンキー
07/10/12 20:44:58 U6v/N/Q6
>43
あなたを、金の肉座布団です。

45:名無しさん@ピンキー
07/10/12 20:56:16 Y1QaSQzO
ゴールドゴーレム
シルバーゴーレム
ダイヤゴーレム
エメラルドゴーレム
サファイアゴーレム
ルビーゴーレムで
最高の輝きとともに圧死でいいじゃないか

46:名無しさん@ピンキー
07/10/12 21:21:05 No1SofX/
木子、骨子、液体娘、雪女、シリコンガール、ラバーガール、ビニールガール、呪い人形(巻きま、力素体娘(映像、水銀t・液体娘……

が仲間外れに悲しそうだっていうか素材だけでも豊富だ

47:名無しさん@ピンキー
07/10/12 21:23:47 BM9WYdJv
>>45
「本来守るべき財宝に戦わせてどうする」というリアルリアリティ脳が働いてしまって……。

あ、トラップを突破した冒険者から逃げ回る為のゴーレム化ということにすればいいのか。

48:名無しさん@ピンキー
07/10/12 21:51:20 Y1QaSQzO
額にその金属ないし宝石が象徴として埋まってて、
肉体は金属ないし宝石に宿る魔力か何かで擬似的に構成したもの、とかだと
普通に出来ちゃうな
あとその額の宝石は敏感なのでいじると凄く悶える訳ですよ

49:名無しさん@ピンキー
07/10/12 22:19:19 BM9WYdJv
>>48
むう、「ゴーレムの所有者の証たる○○を手に入れた主人公は~~」とかやると、わりと簡単に導入ができるなあ。

じゃあがんがって書いてくれ(ォィ

50:名無しさん@ピンキー
07/10/12 22:26:43 wOPMlvP1
ゴーレム子の額には、エメスと書いてある。
メをロに書き換えると~?

51:名無しさん@ピンキー
07/10/12 23:25:04 96yMEMvF
>>48-49
ゴルドランがそんな感じじゃなかったか?

っつか、>>42。お前オカルト娘スレの人間だろ。

52:名無しさん@ピンキー
07/10/13 01:41:40 vakpBgi9
エメスのエを削るとゴーレムは女性化したっていいジャマイカw

53:名無しさん@ピンキー
07/10/13 06:56:19 jelh3/qu
>>51
ゴルドランは宝石触られて悶えたりしない(笑)


アドベンジャー(茶風林)は悶えてたような気もするが。

54:名無しさん@ピンキー
07/10/14 18:31:26 uXDWhsjH
そういえばマルチみたいなロボットと恋愛するものはあるけれど、
一度結ばれた後、その記憶や性格が同じタイプのロボットにコピーされて
外見、中身ともオリジナルと全く同じの量産型ロボハーレムってないのかな?

55:名無しさん@ピンキー
07/10/14 19:19:02 zB+mpMQp
>>54
正直それ面白いか?エピローグでの一発ネタとかにしかならないと思うが。
様々なタイプの女性を独り占めするのがハーレムの旨味。
まったく同じでいいと思えるのは双子が限度だと思うが。

56:名無しさん@ピンキー
07/10/14 19:48:09 EdeFYhBO
毎回ごとに同期されて、全機体が同じ記憶を持つけど
セクロスする相手はいつも同じ一機に決めていて……

それ何てタチコマ?

57:名無しさん@ピンキー
07/10/14 19:56:22 BFbqTzEI
むしろロボ娘の場合は、何かの原因で一度記憶を全て無くすイベントこそ重要だろう。

58:名無しさん@ピンキー
07/10/14 20:08:05 lnyug+5J
バックアップもとらないで、HDDが急に壊れたー!って泣く人は10年先でもいるんだろうな

59:名無しさん@ピンキー
07/10/14 20:26:42 NUGKPC1+
10年先なら自動でバックアップされているのを知らなかったり、
されていても戻し方が分からん、って事の方が多いと思う。

いや、思いたいだけなんだけどね。

60:名無しさん@ピンキー
07/10/14 20:44:32 /dlTNjuj
>>55
そこで話を終わらせず、コピーされたロボットにそれぞれの個性が生まれるまで可愛がってやればいい。


『主人公の事が好き』という感情を持った超AIをベースにした姉妹ロボットたち。
それなんてジェイデッカー?

61:名無しさん@ピンキー
07/10/14 21:07:22 QGaUTL/4
RAID69で、69人のバックアップハーレムに対応!

62:名無しさん@ピンキー
07/10/14 21:19:35 EAPZgO7R
あれだな
共通化されるべき経験情報を渡そうとしないので
全員が同じ経験をするために主人公といたすという方法ならどうよ?

63:名無しさん@ピンキー
07/10/14 21:22:34 KTue1fiw
マザーコンピューターが暴走して世界中のロボットが
主人公のことを大好きに・・ってか?

64:名無しさん@ピンキー
07/10/14 21:25:06 GVASV4eE
同じ頭脳を積んだはずが量子的な揺らぎで補正しきれない違いが発生してしまう設定とか。

65:名無しさん@ピンキー
07/10/14 22:19:09 YvSaAngw
この流れで何故かミサカ妹達が頭に浮かんだ

66:名無しさん@ピンキー
07/10/14 22:31:39 4HHj7s37
>>63
「なななな」でそんな話があったな

67:名無しさん@ピンキー
07/10/14 22:51:48 qu7he4qD
>>65
2chエロパロ板SS保管庫 ゲーム系 その7 『こんな夢を見た』
へ行く

68:名無しさん@ピンキー
07/10/15 00:48:18 5XhjX8ZA
>>67
ゲームじゃなくてラノベじゃね?

夏にはアイスハーレムなんかでいい感じに混沌としていたが、秋にはなんかあるのかね?
紅葉=ロリ 栗=グラマーとかそんなん?



69:名無しさん@ピンキー
07/10/15 00:49:55 SMXmCr6d
問題は一人が狂うと全員がすごいことになってしまうことだ

70:名無しさん@ピンキー
07/10/15 02:52:43 zTejEVLh
秋こそ『多様性』で勝負するべき
読書、食欲、etc...

71:名無しさん@ピンキー
07/10/15 05:37:56 y0k5mq23
>>54
ゲーパロ専用◆0q9CaywhJ6の保管庫の”或る女科学者の死”が微妙に該当しているか?

72:名無しさん@ピンキー
07/10/16 00:54:25 RZeiLJhW
更新停止してた ドラ○もんの道具を悪用してエロ小説 のまとめが新たに出来てたので一応
URLリンク(www22.atwiki.jp)


73:名無しさん@ピンキー
07/10/16 00:55:23 RZeiLJhW
て、もう変わってたな・・・スレ汚しスマソ

74:名無しさん@ピンキー
07/10/16 22:08:19 ZQRJDGkt
>>73
このうっかりさんめ問題はこっちだ
つ『素直クールスレ保管庫』
管理人(FE&スラムダンクも)引退による変更、以下引退声明
スレリンク(eroparo板:28番)
暫定新規保管庫設立のレス
スレリンク(eroparo板:40番)

75:名無しさん@ピンキー
07/10/17 20:12:44 8fnXI5Qs
今はいったい、どういう流れ?

76:名無しさん@ピンキー
07/10/17 20:25:16 wIxDjZCf
(ハーレム的な意味で)秋の味覚選り取りみどりフェア開催中

77:名無しさん@ピンキー
07/10/17 21:05:23 viLAszTz
松茸喰いたいなあ……

78:名無しさん@ピンキー
07/10/17 21:10:41 +gIjctyu
松茸かぁ。あれはうまいよなぁ
夏休みカムバーック!

79:名無しさん@ピンキー
07/10/17 21:37:28 orSpLmr4
なぜ夏休みなんだろう…
サッカー代表戦見てたら、ポジションの特性に応じた個性をもつスポーツハーレムとか
妄想してた俺はハーレム症候群の末期。

80:名無しさん@ピンキー
07/10/17 21:37:39 TSrbR0Kt
>>77,78
バカタレがぁ!
男が松茸食ってどうする!!
俺たちの松茸は喰わせるものだろうがぁ!!!

81:名無しさん@ピンキー
07/10/17 21:41:15 /YLnjuSB
秋の味覚……栗、松茸、秋刀魚、梨、鮭、あと何かあったっけ?
松 たけことか思いついた俺はもうダメだな。

82:名無しさん@ピンキー
07/10/17 22:10:31 EoZj3/m+
秋というと文化祭とか学園祭だろう。


83:名無しさん@ピンキー
07/10/17 22:20:01 5srqVur3
URLリンク(etrn.binc.net)
大人な女性が好きな人
URLリンク(detail.chiebukuro.yahoo.co.jp)
彼はきっと人間的に大人な女性が好きなんでしょうね。 ...
URLリンク(no3360.pickup-fun.com)
人妻メインのサイトの為大人な女性が好きな男性にはたまらないだろう。 ...
URLリンク(www.date2.jp)
大人な女性が好きなのかもね
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
年上、もしくは自分よりも圧倒的に大人な女性が好きなのです
URLリンク(go-kaku.chu.jp)
精神的に大人な女性が好き
URLリンク(blog.livedoor.jp)
最近、気付いたケド、やっぱ僕はしっかりした大人な女性が好きみたいだ。
URLリンク(www015.upp.so-net.ne.jp)
意思の強い大人な女性が好き
URLリンク(gomenn.blog62.fc2.com)
大人な女性が好きです
URLリンク(tora-kool.blog.ocn.ne.jp)
俺は大人な女性が好きです!19以下にゃ興味ないぜ!
URLリンク(www.salburg.com)
その友人は大人な女性が好きで
URLリンク(imasss.web.fc2.com)
そういえば少し前に大人な女性が好きとか言ってたような・
URLリンク(wonderful.cocolog-nifty.com)
あの当時は大人な女性が好きだったんだよなぁ。←この21世紀が異常
URLリンク(sakura02.bbspink.com)
男の人って色っぽいっていうか、大人な女性が好きなんだと思ってました←勿論です。

84:名無しさん@ピンキー
07/10/17 22:21:03 5srqVur3
URLリンク(satchin.net)
坂「ぶっちゃけどんな女性が好きなんですか?」
亮「僕、僕大人っぽい人が好きですね」
URLリンク(blog.so-net.ne.jp)
大人っぽい女性が好きなので格好良くと思っていると男性顔にorz
URLリンク(www.amazon.co.jp)
大人っぽい女性が好きな人は気に入るのかもしれませんが
URLリンク(matetu.com)
僕は生徒会長みたいな、大人っぽい女性が好きだったので
URLリンク(irorin.x0.to)
大人っぽい女性が好き
URLリンク(blogs.yahoo.co.jp)
僕は 可憐な女性も好きですが、しっとりした色気のある大人っぽい女性が好きです。 ...
URLリンク(kya4.sblo.jp)
大人っぽい女性が好き
URLリンク(jaytakahiro.jugem.jp)
僕は昔から年上が好きです。 今はあまりいない のですが、26~39くらいまでの大人っぽい女性が好きです。 頑張れオバサン! ...
URLリンク(www5e.biglobe.ne.jp)
大人っぽい女性が好き
URLリンク(zeruses.blog.shinobi.jp)
大人っぽい女性が好きです
URLリンク(yookari.gozaru.jp)
大人っぽい女性が好きな自分ですけど
URLリンク(knct-rikujou.sakura.ne.jp)
彼は大人っぽい女性が好きらしいです・
URLリンク(chemistry.links-japan.net)
堂珍王子が大人っぽい女性が好きとの ことで結成された大人の女性の同盟
URLリンク(cheese.2ch.net)
(大人っぽい)女らしさ
URLリンク(www.x49hasama.com)
ダンストさんは大人っぽい美女という裏設定

85:名無しさん@ピンキー
07/10/17 23:30:29 YkB0pgBb
スレ違いでは?

大人っぽくても全然かまわないが、このスレは若いとダメってわけでもないし。
つーか、
・寝取られがない
ってのが、このスレの最大の関心事だと思う。

ガチレズの拒否感とかも、元をただせばここに行き着くはず。
場合によっては、モブで男が出てくるだけでイライラする人も要るだろう。
それというのも、ハーレムに寝取られはあまりにも安易な組み合わせで、
空気が読めてない作家は必ずやる。
このスレでは、全裸で読み進めていくと、最終話がなぜか寝取られ、という経験をした人も多いと思われる。

つまり、書き手の側に「寝取られを使わない」という断固たる意思が必要なわけで、
そういう意味では、真のハーレムは本当に貴重な珠玉のようなジャンル、だと思う。

86:名無しさん@ピンキー
07/10/18 00:07:22 0hC5YzFL
>85
えっと、僕にはハーレムと寝取られの結び付きが分からないんですが。

ハーレム物って、寝取るのが基本では?
女を奪い合うボードゲームは確かにあるけど。

87:名無しさん@ピンキー
07/10/18 00:11:56 2SmFyIpB
>>86
ラノベなんかで一見ハーレムっぽいのに主人公の本命は一人だけっていうのがあったりする。
そういった場合にあぶれたサブヒロインが他の男たちとくっついたりすることを言ってるんじゃない?
具体的な例は挙げられんけど。

88:名無しさん@ピンキー
07/10/18 00:17:40 Fg2XjEli
『サルでもできるハーレム教室』でも、寝取られだけはNGとされている。
リンク集のNG要素も、寝取られのほか、輪姦乱交スワッピングみたいな、
それ系統の「非独占シチュ」がほとんどだ。

少なくとも、このスレでは、「独占」がハーレムの前提条件とみなしていいと思う。
でも、とくにエロ漫画家や古手のエロゲライターなんかには独占志向がない人が多いから、
ハーレムモノのように見えても、実は単なる「女複数の乱交モノ」だったという例がよく見られる。

89:名無しさん@ピンキー
07/10/18 00:54:34 t6+jTXa/
>>86
MCハーレムとかでは寝取りも普通に使われるけれど、寝取るのが基本というのは誤解だと思うが。
作品が結果としてハーレムになっていくものではなくて最初からハーレム作品として書かれているものは、
元からモブも含めて男の影をほとんど見せないものも多い。

というか寝取りの描写をされると寝取られも連想されて安心して読めなくなる。
そうなるとスレが違うし。

ところで>63・>34は宣伝じゃないの?

90:名無しさん@ピンキー
07/10/18 06:57:02 pERu7eoS
> というか寝取りの描写をされると寝取られも連想されて安心して読めなくなる。
> そうなるとスレが違うし。


今書いてるのが、寝取りものなんだけど、それをここに投下するのはスレ違いなのか?
スレ違いだというなら去るよ。
いちおう、寝取りの警告はするつもりだけど。

とあるスレで、作者がレイプ未遂を描写したら、
「未遂であっても、レイプが起こるのではと思って気分が悪くなった。未遂であっても警告するべきだ」
とクレームつける住人が居た。

このスレもそうなのか?
作者が演出のために描写する「寝取られ未遂」「レイプ未遂」も警告しなければいけないの?

91:名無しさん@ピンキー
07/10/18 07:03:16 pERu7eoS
言葉が足りなかった。
今書いているのは、寝取りによって構成されたハーレム。

92:名無しさん@ピンキー
07/10/18 07:44:34 ozIzHmQP
スレ違いではないだろうし、警告あればOKだと思う。

「寝取られ未遂」「レイプ未遂」は……裏切られて(ってのもアレだが)
地雷踏んで過敏な人もいるだろうから警告あるとよさげだけど、強制するのもなぁ。
ギミックだったり重要イベントな場合もあるだろうしね。
個人的には未遂で終わるなら警告なくても構わないけど
作者さんの作風知らないと心配ってのもわかるしなぁ。
このあたりは作者さん次第のとこじゃないかな。

93:名無しさん@ピンキー
07/10/18 08:00:00 yRF8QNGP
このスレの住人的にハーレム物の最低要素って
・独占
・複数人に好かれる
じゃないかな
独占のない物は
ラブラブな孕ませ物と、人外孕ませ物ぐらい違うジャンルだと思うんだ

寝取られがあればハーレムじゃないと思う人がいても
寝取りがあればハーレムじゃないと思う人は少数な気がするし
一筆書いておけば大丈夫じゃないかと思う

94:名無しさん@ピンキー
07/10/18 08:28:23 R0iiuyZR
>とあるスレ
素直クールか?あれは警告なしだったから心の前準備ができていなかった
ために起きた批判だから警告さえあれば問題ないかと。

95:名無しさん@ピンキー
07/10/18 09:12:02 846cuJMV
>>93
ラブラブ人外孕ませは?

あくまでも個人的にだが、寝取り寝取られはどっちもアウト。
寝取られた側の事を考えて感情移入してしまう場合がある。
寝取られた側がよっぽどクソッタレ野郎なら話は別だがね。

96:名無しさん@ピンキー
07/10/18 09:22:35 auwTqIk7
現在と未来が大事、そこがストレートにラヴくなればいい
問題は回想シーン位、常に現在の彼女が前の男を貶す(?「主人公のがいい」とか「~でも、○○だった」等)
や過去は軽く女の台詞に出るだけにする等

読者が前の男へ感情移入しないようにすればきっと無問題

97:名無しさん@ピンキー
07/10/18 10:13:56 Z/GmW+Xq
普通に「寝取り・寝取られスレ」に投下すればいいんじゃない?
向こうがハーレム禁止て言わなければ。


たとえ未遂だろうと、読んでる途中で寝取られを感じさせられたら、正直萎える。
そういうのは絶対、警告してくれ。読まないから。

ストーリーの盛り上がりにレイプ未遂や寝取られ未遂を持ってくる陳腐なSSはノーサンキューだ。

98:名無しさん@ピンキー
07/10/18 10:41:01 Y5LCow2i
寝取ろうとする男が出てくるけど女は主人公一筋ってのなら
展開の一種としてありだと思うが
ただし指一本でも触れた男には酷い展開が待っているようにして欲しい

99:89
07/10/18 10:45:13 t6+jTXa/
言葉が足りんかった。
「寝取りの描写で相手の男から寝取っていく様を中心に書かれると寝取られも連想されて」だな。
「寝取りもの」でハーレムになるのか、「ハーレムもの」で寝取っていくのかという感覚の違いだ。
寝取りの描写を主に書いていくならハーレムスレである意味がなくなるし。
スレ違いかどうかに関しては作者の感覚でいいんじゃないか?

ただ、「『寝取り』を書くのがメインで、結果女複数落とす」なら敢えてハーレムスレじゃなくてもいいと思う。
要は鬼畜ヤリ捨てはハーレムじゃないということだ。

100:名無しさん@ピンキー
07/10/18 10:46:15 gqUKhVlB
寝取ろうとする別の男が出てきた時点で自分ならギブアップ

101:名無しさん@ピンキー
07/10/18 11:13:46 vXo5sOKG
まあここに投下する前に過去ログの空気を読んでこいよって感じ

102:名無しさん@ピンキー
07/10/18 14:29:20 PguufP3c
某スレの作品は必要成分足りなさ杉なのが問題だと思うよ

必要なのはマイナス分をきっちり補うだけのハーレム分を演出してくれるかどうか
それが出来ないならイラネ、ハーレムすれでやる必要がないし。


103:名無しさん@ピンキー
07/10/18 14:43:14 PguufP3c
一つ言い忘れた、警告のせいで内容がばれて面白みが半減するってこともないと思うぜ

「寝取られ未遂があります」ってハッキリ警告しなくて構わない

「人によっては嫌悪感を催す描写があります」
↑これで先読みできるってことも無いだろうし、
過敏な人なら極端な話”警告”って書かれただけで避けるよ。

104:名無しさん@ピンキー
07/10/18 22:01:19 auwTqIk7
つまらんスレだな、ヤマ無し落ち無し意味なしになりかかっとる!
このままでは適当男主人公と適当女達のギシアンonly?

キャラの両親?主人公以外に男は不可、主人公に惚れない売女は地獄に落とすものだ!
友達?女は綺麗で愛人以外存在意義無し、男ってなんですか主人公のことですね!
盛り上がり?絶頂と射精です!
ストーリー?出てきてヤる!
口説く?ニコぽ!

105:名無しさん@ピンキー
07/10/18 22:07:35 t6+jTXa/
はしゃぎすぎだ

106:名無しさん@ピンキー
07/10/18 22:17:39 gqUKhVlB
Jってのはジョークの意味か

107:名無しさん@ピンキー
07/10/18 22:22:49 hjA62Qmt
このスレ住人も、だいぶ先鋭化してるな。
非独占展開だけでなく、非独占類似展開もダメらしい。

スレ住人なら何度か裏切られたことがあるだろうから仕方ないか。
盛り上がりだの演出だのというと、バカの一つ覚えのように
ライバル出現!とか、レイプの危機! とか、
そういういうモヤ展開を持ち出す阿呆が多すぎる。



108:名無しさん@ピンキー
07/10/18 22:28:56 yF8RLY/w
寝取られでしかヤマやオチが表現できない、って方が変だと思うけどね。
エロ作品は「エロを入れる」というキツイ縛りが既に一つあるわけで、
そここに「女性二人以上登場」と「主人公以外の男なし」という縛りが2つ加わっただけ。

こんなに緩い条件からはみ出すようじゃ、そもそもこのスレが向いてないんだろう。
「主人公以外の男なし」にしたって、男性が全部ダメってわけじゃなくて、
要はエロシーンに男が出なければいいってだけの話だし。

109:名無しさん@ピンキー
07/10/18 22:28:59 cn9YUMfV
まあ……、ネットのエロ小説なんて地雷前提な部分がなきにしもあらず。
幾度ぎりりと歯を食いしばったことか。属性準拠で探すならなおさら。
だからこそ、ハーレムものに当たれば、紹介にもちょっぴり気合いが入るんだけどね。

110:名無しさん@ピンキー
07/10/18 22:44:05 R0iiuyZR
ハーレムか・・・八百万の神に願えばいつかはかなう・・・のか?

111:名無しさん@ピンキー
07/10/18 23:02:17 ozIzHmQP
むしろ八百万の神をはべらすんだ。
男は女体化で。

112:名無しさん@ピンキー
07/10/18 23:19:28 y/W4lwIQ
他の男キャラ出てもいくね?むしろこう優越感抱く当て馬に。
ヒロイン狙ったりしても、完璧ガードした上徹底的に叩いて、全く隙が無いってところ見せ付ければ。
まあ、なんとなく乗り切って、なんとなく流すとかは消化不良だし不安要素が残るんで絶対止めてほしいけど。
主人公もしくはヒロインの自力で、絶対どうしようも無いって関係の完璧さ見せて、他の男キャラを完全駆除してくれれば。
むしろそっちの方が、男キャラ全く出さないよりも、どんな事あっても大丈夫っていうハーレムの鉄壁さが確認できて安心できそうかと。

113:名無しさん@ピンキー
07/10/18 23:36:44 ClupOVSW
千の言葉よりも一つの行動の方が重い

つまりそうやって理屈を並べてる暇があったら自分で話を書いてその理屈を体現しろって話だな

114:はなじる ◆.qH/g3E8zU
07/10/18 23:48:36 S0vI6bCS
投下するね

↓これキャラ


ミスラ:主人公

クリステスラ:反則的な生命エネルギーを内包する宝剣。人間になったり剣になったりする。人間形態時は青白く光る長髪、伏し目がち、なげやり。
カリンザ:着物剣士。横暴、粗雑な外見に反して容姿の方は艶やかな黒髪、白い肌。
グリオー:召喚魔術師。魔術師特有の三角帽、その下はショートカット。ちょっとしたことですぐ怒る。
ラブラノ・オドケナウ:ネクロマンサー。金髪巻き毛、羊みたいな感じ。ツリ眼、キバ、乱暴、わがまま。

ミルケロル:魔法使い見習い。ピンクの短髪くせ毛。よく指をくわえてあぅあぅいっている。天然。ちびっこい。
ガニメロ:学者。黒髪寝癖、鳥の巣頭。どもる。ちびっこい。

エルサ:エルフ騎士。金髪、長髪。サラサラしたのが腰まで。眼は細い。
ギルジム・ティコネット:銃士。料理長。赤みがかった黒髪セミロング。
ヒスカ・クランクアイ:泥棒。青みがかった黒髪ポニーテール。近眼めがね、細い眼で睨むように人を見る。よくヘラヘラ笑う。
ザラク・ニー:武闘家。黒髪。結った束を二つ肩から胸に垂らす。デコが広い。
ローキス・マルス:重戦士、でかい、バッサバサの髪。いつもぼーっとしてて、眼とじてるように見える。
トロピア・ストランテ:遊び人。ピンクの巻き毛腰まで。冷え性。人のこと赤ん坊扱いする。
モナメテオ:自称大魔導師。ロリロリしてる。長髪。じじくさい。
ナキリコ・ニルバナ:僧侶。エロの大好きな娘。
シラカワ・ヨフネ:歌人。いつも寝てる。

マユー:謎の少女。白い髪白い服。14・5歳に見えるのに、精神の方は3・4歳。

ゾゾルド:銀髪、神父っぽい服。魔族。
ドルキデ:ツリ眼、銀髪、黒ワンピース。魔族。

マルキアデス:暗黒騎士。黒髪焦げ茶まじり。

115:お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU
07/10/18 23:49:37 S0vI6bCS

「名前は?」
「……ふに?」
「名前」
「…なぁー。はー?」
「な・ま・え」
「…きゃーぅ」
「…ダメだこりゃ」



7層文明探索2日目。

空から降ってきた少女の正体はいまだ不明。白い髪、白いローブ、まるで色という装いのない少女は、肌がわずかに真珠のように輝くばかり。歳はミスラと同程度、でるとこはしっかりでていて、長いまつげがやはり白い。

どこから降ってきたのか、見上げれば具足虫の柱を挟んで、霧がかったモヤのむこう、朽ちた文明の断面が見える。そのどこかからの来訪者なのだろうか、それにしても、無傷ですんでいい高さではなかった。

「も、も、モンスターに決まってますよ!たたた、退治するべきです!!」
「いやそういうわけにも…」

いかないので、連れて行くことになった。一つ分かったこと、それは彼女はその年恰好に反して精神の方の発育が不十分であるということだ。

「やーう」
「あぅ、くすぐったいですよー」
「あーぅあー!!」
「あああ、や、や、やめてください!ボクなんかおいしくないですよ!」

丁度チビ2人と同等程度か、波長がピッタリ、なんだか仲良くなっている。

「みすらさん、この子なんてよんだげますか?」
「んー、そうだなぁ…」
「マユー」
「クリス?」
「この子、マユーだよ」
「あうー、まゆーちゃんですかぁ、いいお名前ですねー」
「きゃぅ、あうあー」

「ん?クリス、どこいくんだ?」
「散歩」
「散歩って、戦闘中だぞ!?」



おかまいなしの少女がハッチをあけると、鼓膜を震わす爆裂音が流れ込んでくる。斬撃、魔法、モンスターの断末魔。

モグタンク内にはミスラとミルケロル、それに謎の少女とその舌で溶けかけのガニメロがいて、ドアを隔てた操縦席にはヒスカが収まっているはずである。

「あぅー」
「あぅ、まゆちゃんみるのマネしてます」
「もういやだ…ぼ、ぼ、ボクの貞操が…」
「はは…」

白い少女は舐めるところがなくなったガニメロをほっぽって、じゃれつくようにミスラに頭を寄せる。お腹をだす。お腹をだすとは文字通り、肌がでている。布一枚のローブでお腹をだす、すなわち股間もあらわになる。
ミスラ、見ないようにしてそれを隠そうとするが、少女、きゃぁきゃぁ笑いながらミスラの手を弾き飛ばす。

「こ、こらマユー、暴れるな…」
「きゃぅ、きゃー」


116:お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU
07/10/18 23:50:21 S0vI6bCS

こうしてマユーの呼び名は無事に定着。少女を押さえようとしたミスラの右手は神のイタズラか、モロに股間にはさまって、すべすべの肌にすべる。ぼやかす程度に薄っすらと生えた陰毛。わずかな汗。

「うぐ…」
「あぅ、みすらさんえっちぃことしてます」
「み、み、ミスラさん…そんななにも分からない子をテゴメにするだなんて、じじ…獣畜にもおとりますよ!!」
「あが、ち、違うぞミル、メロ…こ、こ、これは…」
「あーぅ!」
「あだ!」

ミスラはありえない角度から現れた少女のかかとに蹴っ飛ばされて毛布の塊に倒れる。マユー、果肉と肛門を丸出しにしながら、動物の格好でミルに飛びつく。じゃれあい。もうミスラは蚊帳の外だった。

「なんだよもう…」
「ふにゃ!」
「ふにゃ?」

見ればよっかかった毛布の下から、ほっそい手がのぞいている。何者か、まだ増えるのか。

「あれ…ナキリコ?いたの?」
「ああ…ミスラ様…ご、ごめんなさい…わたし…その」


ナキリコ・ニルバナ、僧侶、見習い、ド天然。


「…ずっと寝てたのか?ここで…」
「ち…ちがいます、…私見てません、皆さんがその…テントの中であんなことやそんなこと…」
「そうか見てたのか…あんなとこやそんなとこ…」
「ちがいます…その…わたし…」

何も違わない。この少女の性格は、彼女を覆う毛布をめくっていけば一発で分かるものだ。こもった体温、妙な湿り気。特に股間部分。

「…………してた?」
「してません…そんなわたし…自分でアソコをなぐさめるだなんて…ああやだ!!」

そういいながら少女は股間に左手をあてがってモジモジしている。本当に単純に、覚えたての少年少女のように、彼女はそういうことをし始めると止まらないのだ。というかもう、ある種開き直っている。

「もうだめ、ミスラ様!!」
「おわぁ!」

毛布の中に引きずりこまれるミスラ、驚いたことに、薄暗い毛布の塊の中にはもう一つ人影がある。ヨフネ・シラカワ、歌人。一度寝だすとなかなか起きないので、紹介は後回し。今はミスラに腰をすりつける少女だろう。

「ああだめ…ごめんなさいミスラ様…こんなこと…」
「だだだ、駄目だってナキリコ…ガニメロ達がそこに…」
「そう…もう駄目なんです私…ああ」

そういって押付けられたくちびるからは、ぬらぬらとしただ液が糸を引く。

「昨日こればよかったのに…」
「だってああいうのは…はずかしくて…」

よくわからない価値観。

117:お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU
07/10/18 23:51:03 S0vI6bCS

ナキリコははぁはぁと熱い息をミスラの鼻に吹きかけながら、こもったような声で口早にしゃべる。布越しにミスラに果肉をこすらせ、首をよじり、もう何度目かのオルガズム。

黒髪が涙に濡れる。彼女の下半身は比較的長いスカート。不自由な体勢で、じれったそうにそれをまくる。ふとももから直接伝わる体温。ショーツからのぞいた毛をつんつんとひっぱると、それにあわせてくちびるから白い歯があらわれる。

「はぁ…ふぁ…んっ、くっ!」

無言の愛撫はなお続く。しだいに大胆に広がる少女の脚。その中央に中指を埋めると、悲鳴のように呻いて果てる。透明に噴きでる愛液。毛布内の湿度の上昇は天井知らず。

「あっぐ…ん、ん、ああ!!」

そんな少女を密閉空間で眺めていて、むらむらとこみあげてこないはずもない。毛布の外では、チビ2人がマユーと絡んで、こちらを気にする様子もない。

「で…できないこともないか…うん」
「はぅ…ぁ、ぁ、っく……、ゃぁ、…。」

ミスラがバカになった瞬間である。

ミスラはそのまま柔穴を指で広げながら、窮屈な体勢で肉物をとりだすと、そろそろと挿入。少女はのたうち、毛布にしがみつきながら後ろから責められる。
彼女に対して遠慮が要らないと知っているミスラは、特に間も開けずにびゅーびゅーと注ぎ込み、甘い痺れを共有する。

気にせず再開。毛布の外で勝手に流れていく時間。毛布の中では吸う空気もロクになくて、少女はノドの奥から、感嘆するようにあえぎ悶える。
また射精。何度も何度も繰り返し、休みはない。そのうち、少女の開いた口が閉じなくなる。甘みを増した体臭。あふれた精液がボトボトと毛布に垂れる。

「うっ、…ひぅ、あ、…あっ!」
びゅぽっ、ぶ、びゅぷ、っびゅぶ…ぶぽ…
「ああぅ、あ…や…うぁ…やぁ…」
ずぼっ、びゅぼ、っじゅ、っじゅっぽじゅぽ…
「だ…めぇ…。ふぅ…ぁ、ぁっん!」

感覚が麻痺し、摩擦の変わりに痺れだけが交尾の事実を伝えるころ。少女は息の吐き方を思い出せなくて意識が朦朧とし、霧の中で、人間の脳内に隠された麻薬畑に迷いでてぶっ倒れる。

「あぅあ…ふぅ…ふ、…ぅあああああ」

緩んだ尿道から流れる黄金の液。外ではとっくに戦闘が終わっていて、毛布を引っぺがしたエルサは度を越えた交尾に腰が砕けた。


・・・・・・。

118:お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU
07/10/18 23:52:14 S0vI6bCS

「で?エルサはなんて?」
「…せ、節度は必要だって」
「ははは、バカだねー」

探索2日目真夜中。ミスラはヒスカと共に見張り番をいいつかった。顔にはもみじの跡。
予想外のタイミングでナキリコとの交尾を目撃したエルサは、教育的見地からミスラをはっ倒してお説教。子供の前でなんてことをしているのだ、仰る通りである。



「うー、冷えるな…」

2人は周囲を見渡せる遺跡の上にいた。7層遺跡、第2層。滅びた文明の痕跡が、うっすらと白い光の中に浮かび上がる。
羽織っている毛布はモグタンクにほったらかしてあったもの。どこかにナキリコとの交尾の痕跡が残っている可能性は十分にある。特に尿。



「ヒスカ、何か収穫はあったのか?遺跡の探索」
「いんや、…もうほとんど残りカスって感じだな」
「残りカス?」
「誰かが荒らしてった後ってことさね」
「…オレたち以外にも、いるんだなそんなヤツラ」
「まったく罰当たりもはなはだしいさ、役目を終えた遺跡に土足でズカズカと…」
「自分の職業を棚に上げんな」
「あげちゃいないよ、泥棒はもっとスマートにやるもんだ」
「スマート?」
「盗んだほうも盗まれたほうも、気持ちよくね」
「…なにいってんだ」

「……へへー、なぁミスラ」

ヒスカが、背中合わせだった身体の重心をずらして、ミスラの肩に寄りかかる。

「なんだよ…」
「私が何で泥棒やってるか知ってるか?」
「さぁ」
「ヒヒヒ、あのな」
「な、なんだよ…!」

黒い瞳がするすると近づく。空気が冷たいせいで、一際際立つ人肌のぬくとさ。

「悪いことは気持ちいいぞー…」
「ひ…ヒスカ…」

冷たい指が腹をまさぐり、そのまま下降。衣服のスキマにおかまいなく進入してちんこをつまむ。ゾクリとするしびれ。

「あー、あったかー…」
「エルサにいわれたばっかなのに…」
「だ・か・ら、だろーこのやろ」
「ま、まてってば…!!」

119:お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU
07/10/18 23:53:06 S0vI6bCS

さて、クリステスラなしでは何もできないミスラはロクナ抵抗もできず、あれよあれよとひん剥かれてひっくり返され、世にも恥ずかしい格好で地面に押さえつけられてしまった。両膝が地面につく勢いの例の格好だ。

ヒスカが、天井を向いた肛門を指で開きながら、睾丸を反対の指で撫でる。

「はー…あんたこうしてるとかわいいねぇ…ちゅむ。」
「……。」
「ありゃ、なに照れてんのこの子…あむ、…いつものことだろーに」

冷たい外気にさらされた下半身を、ヒスカの舌が這いながら暖めていく。丹念に丹念に、肉茎をゆっくりとしごきながら、冷えないように。

ちゅぶ…つぷっ…ちゅぅぅ。ちぅ。

「……。」
「ん…はむ…ちぅぅぅ…」
「……。」
「…ん、ちゅぶ…あのなミスラ」
「ん?」
「おまえそんなにエルサが好きか」
「な…なんだよ」

ミスラの自由を奪っていたヒスカの脚がはずれる。少年はじっとりと睨みつける黒い瞳の意味をはかりかね言葉に詰まる

「目の前にこんないい女がいるだろうがっての」
「う…」

少女の言葉に誇張はなく、スルスルと装備を脱ぎさるその身体は、地面の燐光に照らされて神秘的な陰影をまとっている。月や骸骨、日陰に潜む住人に義務付けられた翳り。
見られていることにいささかの羞恥もなく、命を誇り、無防備な格好で毛布を拾い上げるその様子は、幾度となく芸術家達のキャンパスにえぐられてきた、人間、特に男の奥底でくすぶる闇の熾火を象徴している。死とエロティシズムの内包…

簡単にいうと、ちょっと危険な感じにエロイ。影すらも匂いそうに。

毛布一枚はおっただけのヒスカは、そのまま寝そべっているミスラの腹にのっかって寒い寒いと身を震わす。こすれあう性器の肉。彼女はメガネを外そうとするが、おき場所に困って結局そのまま。

「ん…ミスラあったかい」

くちくちと前後にこすれる性器の肉。外側と外側でこすれあう性器の肉。申し訳程度に潤む肉。肉のあいだに陰毛が割り込み、肉が陰毛に割り込まれる。要はスマタ。

「一回夜這いとかしたら?エルサに」
「な…なにいってんだよ…」
「あんたの立ち位置はメンドくさいんだよ。自由に誰とでもやりたい放題なキャラをつくってしまえ」
「そんなこと…」
「ホントはそうしたいんだろ?アンタはね、私と似たトコあると思ってんだ…」
「どこが…」
「バカなくせに認めないトコ…」

ミスラはヒスカの瞳を見、自分が故郷にいた頃を思い出す。当時のミスラは夜這い三昧、それは復讐と自暴自棄とほとんどのヤケクソ、その他の暴挙。


120:お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU
07/10/18 23:53:59 S0vI6bCS

「バーカバーカ」
「ちがう…」
「へたれ…へへ」
「ちがうわい…」

ヒスカの舌は長い。口の中に逃げ場はなく、どう逃げても舌は舌に絡めとられる。

「ぁ…っ、いきそう?ミスラ…」
「うん…ヒスカ…」
「だめ。エルサのこと考えながらイきな」
「な…なんだよそのプレイ…」
「それともヘルザクロがいい?」
「うあ…」
「ふふ、いい顔。そのままだしな…ほら」

ヒスカが、射精を促進するような腰の動きで、根元から肉物をすりあげる。欲しいところにだけかかる体重、そうしながらも少女は指の先で鈴口をさする。
最後に、少しだけ果肉に亀頭をくわえ込んで、2度3度腰を捻ると、それで達した。

「そろそろ見張り交代だな…ちゃんとやれよ」
「なにを…」
「夜這い」
「ホンキか…」

ヒスカはくったりとしたミスラに意味深に笑い、とっとといってしまった。

「なんだよ…」

頭の中で、バーカバーカという声が鳴っている。


・・・・・・。

121:お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU
07/10/18 23:54:43 S0vI6bCS
「痛っ!…ふにゃむにゃ…誰ネ…」
「う~、大根が抜けないのじゃ…ふにゃふにゃ」

モグラの中は人多すぎ。ローキスとティコネットが見張りに抜けたとしても、ミスラをいれて11人もの人間が詰め込まれることになる。ちなみにクリステスラは剣状態になって眠っているので一人分のスペースは節約。

いい感じにぬるくなり、酸素も薄くなったタンク内、先に着いたヒスカはにやにやと笑いながらエルサの位置を指差す。一番奥の隅っこ、まるで夜這いのための寝床である。

「ん…っ」

タンク内は暗い。陰がエルサだと分かるのは耳の形と頭髪のにおいのおかげ。
平時は凛々しい彼女でも、一日の代謝が完了しつつあるこのときはさすがに少しボサっとした感じで、その無防備さにちんこが直に反応する。

めでたく思考は停止。ただただ脳髄は、少女に近寄る自分の手を眺めるだけ。



「ん…?……んん…ゃ」
もにゅん
「ん…ぁ、…」
ぷにゅんもにゅん
「ぅえ…?…んん?」

(おはよ…)
(…ミスラ?え?ふぇ?)

毛布のなかでエルサの身体を抱きしめる。あふれんばかりの、肉と熱気。

(なに…ミスラ…こんな…)

モゾモゾと抵抗する年長の少女は、戦闘が始まればすぐにでも飛びださなければならない義務感から、スネや間接を保護する金属をまとっていて、その下に汗を封じ込めている。

ある意味で彼女の一日はまだ終わっていないのだ、いないはずなのだが…

(…ものすごいぐっすり寝てたねエルサ)
(ん、やめ…)

胸当てを外し、押し込められていた彼女の胸が零れおちる。まとった布はほとんど厚みがなく、目の粗い繊維は、乳首への摩擦を増やす。

(やめなさいミスラ…おねがい…んっ、ぁ)
(ゴメンエルサ…ゴメン…)
(ん、あっ、……ゃ…)

硬く閉じた股に脚を割り込ませ、腰紐を解くと、艶やかな尻がミスラの手に触れる。まさぐり、茂みの辺りを指でなぞると、汗ともつかぬ湿り気がねっとりと絡みついた。
完全に休眠し、外敵に対する備えをまったくしていなかった秘肉は、物憂げに肉物を迎え入れ、熱湯のように暖められた膣は投げやりに亀頭を包み込む。はりつくような肉。互いにひっぱりあうような肉の接点。

(ん、…ふぁ…ぁ、ぁん…もっと…おねがいゆっくり…)
(エルサ…っく)

ずるずると前後し、ゆさゆさとゆすり、間がもたなくなったころに射精。まだ夢への名残惜しさを残した、とろりとした眼でミスラを見つめるエルサ。少し困った顔になり、いそいそと尻をしまいだす。

122:お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU
07/10/18 23:55:26 S0vI6bCS

「もうすんだ…?」
「うん」
「じゃぁ…もう休みなさい。…ね?」
「うん…ごめんエルサ」
「ううん、大丈夫だから…」
「うん」

ところが、である。

ミスラの陽物はまったく萎える気配がない。丸一日眠っていないのに眠気など微塵も感じない。
疲れ?その感覚すら思い出すことができない。

「なんだ…これ…」
「あるじ」
「クリス…?」

少女が、闇の中で揺れている。はかなく消入りそうに。

「ごめんねあるじ」
「クリス…、お前の力なのか?」
「はやくしないと…あるじがあるじでなくなっちゃう」

淡く光る少女はポロポロと泣き始める。エルサはクリスのそんな姿を見るのは初めてだろう。ただならぬ事態を察し、すぐに頭を切り替えてリーダーの顔になる。

「クリス、落ち着いて…。どうしたの?最初からゆっくり話して…」
「私…知ってていわなかったの…ごめんね…あるじ…」



クリスいわく。

現在ミスラの身体にはクリスの生命エネルギーがあふれかえっている。
交わることによって、クリスから与えられてきたその力は、本来数日でミスラの身体から抜ける仮初のもの。
しかし常に前線に立ち続けたミスラは、借りた力を使い切る前に次の力を借り、また次を借りる、その連続。換言すれば、例の副作用に対する抵抗感を差し引いても、結構マメにクリスとえっちらおっちらしてたのである。

「本当は…使えもしない人にこの力をあげたら駄目なのに…私…ふぇ…」

クリスはエルサの胸で泣き崩れる。

ミスラの体内に注入され続けた生命エネルギーは蓄積、凝固し、やがて新しくできた星のように、自らのエネルギーで回転を始める。それこそが、宝剣の真の意義なのだとクリスはいう。

「あんまり強くない人がこの力を手に入れると、力を制御できずに爆発しちゃう…分かってたことなの…」
「クリス…」
「私分かってたのに…あるじがへなちょこだって分かってたのに…できそこないだって分かってたのに…ふぇ…」
「いやクリスあのな…」
「…ガマンできなかったの…あるじと…私…いっぱいしたかった」

面と向かって役立たずだといわれるとズシリとくるものだ。だが同時に、いっぱいしたかったという言葉でズシリときたところが甘くなる。


123:お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU
07/10/18 23:56:26 S0vI6bCS


「時間は…猶予はどれくらいあるんだ?」
エルサが、そっとクリスの髪を撫でながら問う。その様子は妹思いの姉のようにも見える。

「3日…くらい」
「3日…アジトには戻れないか…なにか、回避できる方法はある?」
「…うん」
「ん?」
「とにかく力を使い続ける…それと」
「うん」
「あるじがへなちょこじゃなくなる」
「なるほど…確かにミスラの虚弱さは何とかしないと」
エルサ、うんうんとうなずく。

「力を使うというのは、つまりセックスか?」
「…あれが一番直接的…命そのものだから…」
「あとは戦闘…それにダメージを回復したりするときにも力は使われているな…?」
「うん」
「ということは…」
「あ…」
「どうした?」
「メルがいれば助かる」
「メル?…宝剣メルズヘルズか?」

宝剣メルズヘルズ。忘れちゃいけない、この遺跡に来た目的である。
こめかみに手をあてて、一生懸命しゃべろうとするクリスと、辛抱強く聞くエルサ。ウンウンとうなりながら言葉を捜すクリスに、当のミスラは笑いそうである。爆発するというとるに。

「メルズヘルズはこの遺跡にあるのだな?」
「多分…」
「つまり…」
エルサ、素早く整理。

「ミスラを特訓でしごきあげ、できる限り戦闘にはでてもらう。かつ、適度に性の処理を行い、あまったメンバーは全力で宝剣を探索、最終的に宝剣の力の総量をミスラの肉体が上回れば…」
「死なない」

「と…特訓?」

「よし決まった!24時間体勢で誰かがミスラに着く、皆起きろ!」

いわれるまでもなくみんな目を覚ましていた。事情を理解したものしないもの。股間が濡れているものいないもの。


・・・・・・。


124:お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU
07/10/18 23:57:41 S0vI6bCS

「ホラホラミスラ、ペースあげるネ!」
「うー…ゲホゲホ」

探索3日目。一向は下から3層目の文明まで来ていた。

「もっと地面を蹴るネ!!」
「げっほぁ…がっは…」

過酷の極地である。

ミスラをしごく修羅はザラク・ニー。シャツにスパッツ、いつもは両胸に垂らしている結び髪を、今日は一つにまとめている。汗と、滝の飛まつで、キラキラと光る黒色。



ミスラの身体は放っておけば回復するから容赦はいらない。むしろどうすれば死ぬのか試みるかのように、細胞と細胞が潰れては膨れ上がり、膨れてきたところを狙って消し飛ばされる。限界状態を維持したまま、死ぬに死ねずに駆けずり回る。

想像してみるといい、地獄の修羅に踏みつぶされるもやしの気持ちを。

「キンタマがガラ空きネ!!」
「ごっふあぁ!!」

ランニングの後、こん睡状態のまま組み手を強いられたミスラは、睾丸を蹴り上げられて自分の身長より高く飛ぶ。受身も取れずに頭から落下、どこやらの骨が折れるが治る。

「ハイ休憩ネー」
「だっふぁぁぁああ」

息を吸い、一巡して吐きだされる頃には、もう破壊された筋繊維が修復され、結束力を強めていく。送りだされる血液の量が増え、流れる酸素も速度を上げる。

「ミスラちゃーん、水汲んできまちたよー」
「あぅぅ…」



時に、驚くべきことだが第3層には雨が降る。仕組みなど分かったものではないが、下から上に常にしとしと、それが壁を伝い、流れをつくり、合流し、河になる。
ザラクとミスラと、おっぱいまるだしのトロピアの目の前にある滝つぼは、なんだかよくわからない文明の産物だった。

ちゅぶ…ちゅぼ…くぽぉ。

「んふ、…おいひ…」
「なにしてるネトロピア」
「あん、まだ休憩でしょー?」

トロピアは寝そべったミスラの下半身にかがみながら、とろとろとしただ液をおっぱいに塗り、それでもって肉物を包み込む。眼を閉じれば、肉が熱で溶けて、自分の股間と少女の肌との接点がどこにあるかわからなくなる、そんな浮遊感。

「焦らしてる時間がないといってるネ」

武闘家少女は靴を脱ぐと、コレまでの走り込みで散々蒸れに蒸れた足の親指で亀頭を弾く。

「うあ…」

びゅく、びゅるく。

125:お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU
07/10/18 23:58:32 S0vI6bCS

「あらー、ふふ、いっぱいでまちたねー」
「まだまだ全然ネ、手加減しないヨミスラ」

そういいながら、2人の蛇は飲み込むように肉物を口にふくむ。トロピアは裏から、ザラクはミスラの顔をまたぎながら。この時点でミスラは裸、少女2人は上半身丸出しで、トロピアは腰巻のしたにもう茂みが見えている。。

「ん、…ふ、ひゅぁ…ちゅぶ、きゅぷ。…ん」
「あらザラクちゃん、うっとりするくらい上手…」

ミスラの眼からは、すりすりと胸板の上で前後するザラクの股間が見える。少女の形に添うように食いこむスパッツ。その攻撃的な愛撫にあわせるように、トロピアの舌やくちびるが、丁寧に睾丸を覆う。

「んぢゅ…ぶ、ぶぶ…ぷ。…ん、なかなかイかないね」
ザラクは指ごとに異なる圧力を欠け、遠慮なしに肉物を上下。

「ふふ、もう少しやさしがあるといいわねー」
ザラクの指からはみでた亀頭を、トロピアのくちびるが濃厚に吸い上げると、それを待ち望んでいたかのように尿道が震え上がる。

びゅる、びゅぐぐ…

「う…さすがといわざるをえないネ」
「えへへー、先、もらっちゃうね」

相変わらずとっぷりとした胸で、2度3度包まれれば肉物は即リロード。そのまま、あれよあれよと桃色の肉海原に飲み込まれる。機嫌よく、うねうねと縦横に動くトロピアの腰。ミスラはそれを眺めながら、ザラクの汗と愛液に潤む股間のスジに鼻を押しこむ。

「あっん!…これ…だめぇ…」

ゴボゴボと汁があふれる接合部には、ザラクがトロピアの動きにあわせて舌を押し当てている。身体やらけーなーとか寝ぼけているのはミスラ。

肉の芯が溶けていく。金属の様に硬かったそれが、熱でとけ、どろどろと交わっていく。

ごぼっ、びゅぶっ…ぶぶぶ…

「んぁ…だめ…ん、んっ!!」

最後に少女は、そのやわらかい尻を強靭なザラクの手に押さえつけられて、一番深くまでミスラと繋がりながら果てた。



「寝ぼけてるヒマなんてあげないネ、ミスラ」
「ふが?」
「女の子からいわせるんじゃないネ」

石灰質の岩肌に手をつき、ミスラに尻を向けるザラク。準備OKである。全身水を浴びたように濡れて、その中でも少女の中心は一際暗い。それはもう、言い訳不可能なまでにビッタビタ。

「ぐぅぅ…あーぅあー」
「ぁん、もっとネミスラ、今日の怒りを全部ぶつけるネ…そうヨ、そうヨー」

それにしてもノリノリな少女を前に、かたやゾンビなミスラ、後ろから少女の尻を乱暴につかんで、スパッツをヒザまで降ろすと、ゴチゴチの肉物を入口になすりつけてそのまま最深部へ。

126:お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU
07/10/18 23:59:30 S0vI6bCS

「んぁ!!…ぁ、…ぅぁ!…ッ、きゃぅ!!」
ちゅぶっ、ちゅぱん、…ぷぶ。……じゅっぱじゅっぱじゅっぽじゅっこ…
「ん、ん!…いいヨ、ミスラ、ミスラ!!」
じゅぱんじゅぱんじゅぱんじゅぱん、…ちゅぶ、じゅぱん、びゅぐ、びゅく
「あっ、あっぅ、ゃ、…でてる…すご…ぅぁ!!」
びゅぱん、びゅぱん、じゅっ、じゅこ、びゅー…こ、びゅぶぶ…
「んっ、ん、ぁぁぐ…うぁ…あっ!!ぁ!」
じゅぱんじゅぱんじゅぱんじゅぱん、ぶぱ、ぶぷ、ぶぱん、ぷぱん
「あがぅ…ぅぅ…」

つま先立ちで、ほとんど宙吊り状態の少女に、構わず後ろから叩き込み、垂れ流す。

「あぐ…あぁぅ…ひぐ…ん」
ぎゅぶ、ぎゅびゅ、びゅぐぐぐ…

ボタボタとあふれる汁。肉物を抜くと、勢いよく一本の線を引いて、スパッツの内側に溜まっていく。

「ん、…終わりネ?」
「ぐるるる…」

べっとべとのスパッツを元通り履かせるとそれで終了。荒れた息を整えるだけの間があって、よしとばかりに訓練に気持ちを戻す。

「さぁあとこの階層を3週ネ…はぅ」

だが残念、ザラクの足取りは内股でフラフラ。ふとももから伝いおちる精液でない液体。震えるふくらはぎ。そのまま、似たように桃色の海から水揚げされたトロピアにつっこむ。

「あーん、立てないわー…」
「なに見てるねミスラ!この先もっとぐちゃぐちゃのどろどろになるヨ!」
「うがー」

ズビシとばかりに親指を立て、ザラクはぜぇぜぇと息を吐きながらも、笑顔を決めて走りだす。ミスラ、ボケた頭のままフラフラとついていく。トロピア、ほったらかし。


・・・・・・。


127:はなじる ◆.qH/g3E8zU
07/10/19 00:01:39 S0vI6bCS
こんなもんかな

話進まないけどな!

128:名無しさん@ピンキー
07/10/19 00:02:53 XpMYc5G6
キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
相変わらずクオリティたけー

129:名無しさん@ピンキー
07/10/19 00:05:46 vXo5sOKG
おっと投下GJを忘れていたぜ

130:名無しさん@ピンキー
07/10/19 02:51:49 16iGwBq2
GJ!(^O^)/

131:名無しさん@ピンキー
07/10/19 09:19:48 UcsRXVMG
はなじる氏のハーレム電波は宇宙一や!

132:名無しさん@ピンキー
07/10/19 13:39:38 0iG2hMvs
G(愚高橋)J(ジョージ)

133:名無しさん@ピンキー
07/10/19 19:26:10 Y+XBE/kK
GJ!
「えっちらおっちらしてた」で吹いた。相変わらずそういうのの使い方うまいなぁ。
そしてクリスかわえぇ。

134:名無しさん@ピンキー
07/10/19 20:02:25 NvEC/6gP
何という、擬音師。ぐっぢょぶ!

135:名無しさん@ピンキー
07/10/19 23:57:24 21CdagK+
根津美紀
140~150 B/70 ショートヘヤー
小林音々
160前後 83 ショート

136:1
07/10/20 00:34:36 DMI9shCI
 目を開けると仰向けの状態の身体を体育服の女の子が馬乗りにまたがっていた。
 目覚めたばかりで意識ははっきりとはしていなかったが、その美少女が誰であるか分かった。陸上部の根津美紀。なので彼女が体育着なのも当然だった。
 そこまで思考したところで再び睡魔が襲ってくる。今は睡眠のほうを優先したかった。
 瞳を閉じた後、突然に口内を犯される。
 力の入らない状態の陸奥五郎は抵抗もなく相手の思うようされた。

「ぷはっ、お姫様のキスですよ。起きましたか?」
「…ああ、なんとか」

 徐々に目覚めてきた思考は、まず体育着の下から両手を潜り込ませることを選んだ。美紀の肉体は多少蒸れていたが、特に気になることではなかった。
 小振りな乳房のためか揉むという行為よりも先端の乳首を指で苛めた。押し付けながらクリクリと乳首を捏ねると、美紀の身体は軽く震えた。時折、押し付ける力を力を強めたりして刺激を与える。

「ふぁっ…あ…ん…先輩」

 何かを求める瞳に五郎は察する。
 美紀の顔が近づき、再び口の中を犯してきた。激しく動く舌に合わせながら自らの舌を絡ませる。
 その時、ズボンのチャックが下りてあっさりと肉棒が取り出された。
 突然のことに唇を離す。同時にそれが何かに包まれた。温かみがあり湿り気が充満する空間。他にも上下の固い何かが当たる。そこで口の中に入れられたことに気づいた。
 いったい誰なのか確かめるために美紀の身体を右側に寄せた。

「なにをやっているんだ、音々。お前は呼んでないぞ」

 小林音々は顔を上げて微笑みながら裏筋を舌で刺激した。


137:2
07/10/20 01:20:00 DMI9shCI
「えっ、後ろにネネセンパイがいるのですか?」
 驚きながら振り返る。音々の存在を確認できたためか、身体を引いて自分から遠ざけようとした。
 口から肉棒を放す。顕わになったそれは半分ほど勃起した状態で全面が唾液で濡れていた。

「いや~、愛しの美紀ちゃんを探していたら倉庫の中に入って行くのを発見したから、後をおってみればイチャイチャ乳繰り合っているところを見ちゃったわけなんだよ、こりゃ」

 話し終えると猫のように舐め始める。

「なら、見て見ぬふりでもして出ていけよ」
「だって、美紀ちゃんが私以外と愛し合っているのはムカつくじゃない。だから邪魔しに来たの」

 竿を手で扱く。加えて裏筋を舐めていた舌を鈴口を刺激し始めた。
 それに激高したのが美紀だった。

「私達の邪魔なんかしないで帰って下さい。先輩…五郎さんもそう思いますよね」

 先程の音々の話からレズビアンの誤解を恐れ、また親しみの意味も込めて呼称を変えた。前々から名前で呼びたかったので良い機会でもあった。

「ん。気持ち良いし、まあいいや」

 同意を求めていたのをあっさり拒否をされて呆然とする。気を取り戻すと、拗ねた表情で睨みつけた。

「…気持ち良ければどんなことでもいいんですね」
「こんな時に面倒なこと言うなよ」

 強引に唇を奪う。
 左手は彼女の後頭部に、右手は臀部を撫で始めた。
 口内を犯しつつ、ブルマの上から割れ目を擦る。
 美紀も愛撫に気分が乗り始め、積極的に舌を交わらせた。
 そのことに察した五郎は、左手を臀部へ移す。そしてブルマの中へ進入させた。
 美紀の驚く表情を見ながら秘所を見つける。迷うことなく指を入れた。
 臀部を突き出し、快楽に我慢をするように目を瞑って震えながら耐える。その姿が可愛らしく思い、調子に乗って出し入れを始めた。
 ビクビクと震える臀部は面白いように動いていたが、舌の動きは止まってしまった。
 一方、肉棒に刺激を与えていた音々は目の前に見える光景に大変興奮をしていた。
 五郎の指の出し入れによって変形をするブルマ。加えて、会館に反応する身体。
 頂点に達した興奮は五郎の肉棒に牙を剥ける。


138:3
07/10/20 02:00:53 DMI9shCI
 荒々しく頬張り、はしたない音をたてながら激しく上下に首を動かした。
 下半身からくる強烈な心地良さに思わず口を離す。
 このまま快楽に身を任せたかったが、相手が音々のためか負けるものかと美紀への愛撫を強める。
 臀部を揉んでいた手と秘所を弄っていた手を入れ替える。愛液によって濡れた指を菊門に当てて押し込んだ。

「ひゃあ!」

 身体を大きく仰け反らす。
 出し入れの度に今まで以上の反応をした。

「ああ…ひっ…そ、そこはだめ!」

 美紀のあられもない姿を見ながら、音々は肉棒を吸い上げるようにしながら激しく動かした。
 股間の我慢が利かなくなる。限界は間近だった。

「わ…わたしいっちゃいます。もういっちゃ…!」
「くっ、俺も」

 清掃に溜まっていた精液を解放する。同時に両方の指を奥まで入れ込んだ。
 美紀は全身を硬直させて声も出ない状態のまま達した。表情は快感に満ちていた。
 また音々は肉棒から射精される度に嬉しそうな表情で精液を口に含む。
 やがて勢いも落ちてくるが、代わりに全ての精液を吸い出そうとする。

「おい! 吸いすぎだ、アホ」

 しかし、五郎を無視しているために止めようとしない。また、アホと言われたことに少々ムッとした表情となり、両手で袋に入っている二個の玉を刺激した。

「くっっ! 強すぎだ」

 文句を言いながらも腰を震わせながら奥へ押し込もうとする。
 自分のテクニックに喜んでもらい、満足そうな表情で全ての精液を口に含んだ。
 肉棒を口から離し、口内を満たしている精液を舌で味わいながら緩やかに飲んでいく。

「ん…おいしい」

 ぼんやりとした表情で呟く。今の音々は幸せに包まれていた。
 そんな彼女を現実に戻したのは五郎だった。
 気が付いていない間に乗っていた美紀をどけて頭上に先程の借りを返した。

139:3
07/10/20 02:11:32 DMI9shCI
「いった~。なにするのよ、人が良い気分に浸っていたのに」

 頭をさすりながら睨みつけた。五郎も股間を押さえながら睨んだ。

「強すぎだ、アホ。お前、ここは男にとってはデリケートな場所なんだから抑えろよ」
「なによ。最高に気持ち良かったでしょ」

 拗ねた声と表情。こちらとしては褒められることはあっても非難されるとは一切思わなかった。
 股間を押さえていた手を外して覗き込む。徐々に萎えてしまった肉棒が正常に機能するか心配だった。
 その時、背後から手が伸びて肉棒を捕らえた。
 驚く五郎を無視し美紀は勃起をさせようと扱く。

「するいです。一回も貰っていないんですよ」


140:3
07/10/20 02:13:04 DMI9shCI
終わり
めんどくさいからもう書くことはないだろう
非常に疲れた

141:名無しさん@ピンキー
07/10/20 02:46:26 EWCzwpEQ
というか書きながら投下してるのか? そりゃ疲れるよ
GJという以上にお疲れ様だ

142:名無しさん@ピンキー
07/10/20 04:00:46 meVtAYNz
GJかつお疲れww
リアルタイムに書いてるのかwww

143:名無しさん@ピンキー
07/10/20 19:10:47 hm6sZY9g
GJ&お疲れさん。
夜中だったから良かったが、真っ昼間にやったらアレだったな。

144:名無しさん@ピンキー
07/10/21 01:32:59 DcroYOC9
今週のバキ読んでこれってハーレムネタに使えんじゃね?
って思ったが想像したら無理だった。

145:名無しさん@ピンキー
07/10/21 03:30:38 z6znEsfz
>>144
とある女格闘家がおりまして
ナニカの拍子にその強さが全世界に知れ渡り
俺より強い奴に会いに行く的なノリで世界中から女格闘家が戦いを挑みに来た
が当の本人はぶっちゃけマンドクセと言い出し同門の弟に勝てたら相手するという条件を出し雲隠れ
しかしなんということでしょう弟が伝承していたのは下半身の闘技だったのです

まで妄想した
元ネタ跡形しかねーw

146:名無しさん@ピンキー
07/10/21 17:03:24 d0/pMMdX
GJしつつ
とりあえず何かに書いてからそれをコピペして投下したほうがいいよ。

そして、Haniwa更新ですよ皆の衆。


147:名無しさん@ピンキー
07/10/21 19:37:27 wH3EUuc+
近親三昧、なんとか落としたんだが、2話だけで続きはなしかな?

148:名無しさん@ピンキー
07/10/21 22:41:37 e8dH0X89
そういえば新ジャンルのオナホールの妖精がオナホールの妖精
アナルホールの子悪魔、妹、ラブピローの付喪神でハーレムだった。
ただ、これから個別のルートを作っていくのでハーレムエンドがあるか
どうかが不明なんだがどうだろうか?


149:名無しさん@ピンキー
07/10/22 11:13:23 QWNN6llD
無いと思うぜ。
新ジャンル系はハーレムエンドにしないのが基本。

学園が男と誰かはあっても男と女の子達全員のエンドが無いだろう?
それと同じさ。

150:名無しさん@ピンキー
07/10/23 23:18:27 7cIe8oeI
36時間も止まるとは珍しい。

151:名無しさん@ピンキー
07/10/24 15:55:12 1l7sgXTb
皆新ジャンルかつハーレムを捜しておるのだ
我々は一夫一妻の常識からの異端者、基本的だからなどと諦めて居られぬ。

あるものは電子の海でサブキャラの離反に心削られ
あるものは自己の埋にヒロイン共存の道を探す

私は古き物語を尋ね歩いておりました。

152:名無しさん@ピンキー
07/10/25 01:18:24 R/+V2SZq
ハーレム小説リンク集の、エロシーンがないものを見てて思ったんだ。
サイレントフェスティバルがアリなら、“蒼天”の“Dive to Heaven”もアリじゃないかって。
あれも立派にハーレムしてるし、面白いし。エロないけど。

153:名無しさん@ピンキー
07/10/25 08:44:10 S0Vo/ztT
蒼天なら裏にエロあるよ

154:名無しさん@ピンキー
07/10/25 12:30:38 tsC0esjo
多分蒼天違い

155:はなじる ◆.qH/g3E8zU
07/10/25 17:51:35 3tatJpRS
投下しちゃうね

↓これキャラ


ミスラ:主人公

クリステスラ:反則的な生命エネルギーを内包する宝剣。人間になったり剣になったりする。人

間形態時は青白く光る長髪、伏し目がち、なげやり。
カリンザ:着物剣士。横暴、粗雑な外見に反して容姿の方は艶やかな黒髪、白い肌。
グリオー:召喚魔術師。魔術師特有の三角帽、その下はショートカット。ちょっとしたことです

ぐ怒る。
ラブラノ・オドケナウ:ネクロマンサー。金髪巻き毛、羊みたいな感じ。ツリ眼、キバ、乱暴、

わがまま。

ミルケロル:魔法使い見習い。ピンクの短髪くせ毛。よく指をくわえてあぅあぅいっている。天

然。ちびっこい。
ガニメロ:学者。黒髪寝癖、鳥の巣頭。どもる。ちびっこい。

エルサ:エルフ騎士。金髪、長髪。サラサラしたのが腰まで。眼は細い。
ギルジム・ティコネット:銃士。料理長。赤みがかった黒髪セミロング。
ヒスカ・クランクアイ:泥棒。青みがかった黒髪ポニーテール。近眼めがね、細い眼で睨むよう

に人を見る。よくヘラヘラ笑う。
ザラク・ニー:武闘家。黒髪。結った束を二つ肩から胸に垂らす。デコが広い。
ローキス・マルス:重戦士、でかい、バッサバサの髪。いつもぼーっとしてて、眼とじてるよう

に見える。
トロピア・ストランテ:遊び人。ピンクの巻き毛腰まで。冷え性。人のこと赤ん坊扱いする。
モナメテオ:自称大魔導師。ロリロリしてる。長髪。じじくさい。
ナキリコ・ニルバナ:僧侶。エロの大好きな娘。
シラカワ・ヨフネ:歌人。いつも寝てる。

マユー:謎の少女。白い髪白い服。14・5歳に見えるのに、精神の方は3・4歳。

ゾゾルド:銀髪、神父っぽい服。魔族。
ドルキデ:ツリ眼、銀髪、黒ワンピース。魔族。
キルソロ:銀髪、短髪、活発、イライラしてる。魔族。

ミルチア・マルキアデス:暗黒騎士。黒髪焦げ茶まじり。


156:お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU
07/10/25 17:52:46 3tatJpRS

高台に3人の魔女がいる。影は妖しくたゆみ、かさぶたのように黒い。その眼は、たらふく血をすすったダニやしらみの腹の色だ。

「みつけましたよー、んふふふふ」

中央にいる銀髪の魔女は一見、人間に蔓延した宗教の聖職者を思わせる格好をしている。もちろん神をあがめたことなど一度もない。コレはただのジョーク、自分でも結構気に入っている類の、タチの悪いやつだ。

丸い帽子に分厚い教本。不気味な棺おけ肩に抱き、口からのぞくキバは肉食魚類のそれ。その視線はじっとりとモグラの戦車を追いかけている。もちろんミスラ達の乗ったバスみたいなヤツ。。



「ゾゾルド…コレ、命令違反なんですケドー」
「ぬあーにをいっとるのですかドルキデ、コレはチャンス!我等が神ドラディエラ様に日々のご恩をお返しするチャンスなのですぞ!!」
「いやだから命令違反なんですケドー」

ドルキデと呼ばれたのは、終始世の中どうでもいいオーラを撒き散らす少女。同じく銀髪、黒のワンピのミニスカート。

「んふふふふ、ハイハイと命令にしたがっとるだけが武将にあらず、そうでしょうキルソロ!?」
「……。」

キルソロと呼ばれた少女は黙して腕組み、明らかにイラついている。やはり銀髪、少年を思わせる容貌、格闘を念頭に置いた鎧に、野山を駆けずりそうな手足がついている。

はっきりいってしまえば彼女はドルキデが嫌いだった。ゾゾルドはまだマシ、それでもこの諦観少女の、舞台に上がらず人を見下す態度は殴ってやりたくなる。
彼女は嫌いなのだ。分をわきまえない存在はすべて嫌いなのだ。しゃしゃりでる者、怠惰に怠ける者、あきらめる者、斜に構える者、コイツラが全部いなくなれば、この世は少しはマシになる。彼女が心を許すのはそう…

「ドラディエラ様…」

3人の魔女は、魔族の長たる三貴神ドラディエラが部下ティラティスの部下のそのまた部下の部下の…要は一般兵だった。たまたま家から歩いて5分のところに7層遺跡があったため、主の命に応じてはせ参じ、主の命に背いて勝手に攻撃しようとしている。


157:お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU
07/10/25 17:53:27 3tatJpRS

「全滅ですぞ!全殺しなのです!!」
「だからそんな命令はでてねーつってんですケドー」」

それでもゾゾルドがやるというならやるだろう、それが友人思いのドルキデにできること。彼女の目は、ゾゾルドを見るときだけ少しやさしくなる。

「コレ、いてーんですケドー…」
「どぁーいじょうぶですドルキデ、アナタの処女性はわたくしの口から将来のダンナさんに証明してあげるのでぇす!!」
「ですケドー…」

ドルキデはおへそのあたりに手をあてる。断わっておくが彼女はぱんつはいてない。ふるふると震えるまつげ、涙の雫。下腹に力を入れる魔族少女はなんたることか、その大きいとはいえない果肉の割れ目からまるまる肥えたミサイルを産み落としたではないか。

火薬を着床してミサイルを育む。それこそがドルキデの、人知を超えた異界の能力。

「……もうなれましたケドー」
「すんばらしぃぃぃいいいい!!!さすがドルキデ!あなたのエグゾセと私の力をあわせれば必殺!撃滅!!チリも残さず蒸発コレせしめましょうぞ!!」
「……うるさいなぁ…」
「なんですかぁキルソロ!?さては戦を前にぶるっとるのですかな、ぬははは、もらされよもらされよ!誰も気づかん!!!」

ゾゾルドが高らかに叫びつつ、つま先でもって、もっていた棺おけを蹴り飛ばすと、中からワラワラと黒い影が現れる。人の形をした、鎧の集団。どれだけつまっていたのか、ぞろぞろぞろぞろ…
見ればなんと、現れた影は一度整列。前に習えで列を整えてから、互いに互いと組み合って、見事な要塞、強固な戦車を構築する。異形の、巨大な鉄カブトムシ。

これぞ魔界のエンバーミング、魔界の組体操、死したる人間のオスを、超絶なパワーアップを施した上で犬にする。

「ぬはははは!!全滅です!全滅ですぞ!!」
「聞き飽きたんですケドー…」

「いわれなくてもやってやる……ドラディエラ様のために…」

キルソロのイライラも頂点に、右手一つで両のこめかみを押さえるように顔を覆い、ギリギリギリギリと歯を軋らせる。牙を研ぐ獣の音。その音は口からでなく、彼女の腹の底から響いてくる。

「私一人で…」

次の瞬間、少女が弾け、弾けた肉を中から飛びでた鎧が覆う。白い白い、骨の鎧。
これこそは魔界の外骨格。一騎当千、生者の肉を喰らい尽くす、死神の戦装束である。

いずれもとらぬ悪魔の申し子、ああミスラ、どうするミスラ。



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