07/11/13 08:28:30 7KhcUmsI
鎧に寄生で思い出したけど
むかーしボンボンでヒロインが寄生される漫画があったな…
後は江戸時代みたいな時代背景だったことぐらいしか覚えてないけどw
読んでて妙にハァハァした記憶がある
多分10年くらい前に連載されていたと思うんだけど単行本とかもう無いだろうなー
858:名無しさん@ピンキー
07/11/13 08:41:20 /+iMc2ov
URLリンク(nekoare.blog30.fc2.com)
該当シーンの画像はないがこれはほんとにひどいなw
859:名無しさん@ピンキー
07/11/13 09:14:03 UwHGN0BT
>>857
懐かしいな、それ俺も読んでたわ。
残念ながら俺もタイトルを失念しとるがな。(笑)
ボンボン、捨てずに置いてるから探してみよっかな?
860:名無しさん@ピンキー
07/11/13 11:45:42 ABF5LeQO
ボンボンかぁ懐かしい
そういや記憶違いでなければ
94年のコロコロコミックでもブルースワットでエイリアンのほぼ全編寄生があった
特に最終回ヒロインが寄生されて顔以外全身特殊スーツで鮪目で襲ってきた
声はあの文字体からするとエイリアンのものだったと思う
日本に帰国の際、かさばるから持って行けないと親に言われて泣く泣く置いてきた・・・
「たのみこむ」にでも頼んで単行本でないかなぁ
861:名無しさん@ピンキー
07/11/13 13:00:31 7KhcUmsI
>>859
知ってる人が居てビックリ!!
確か呪われてる武具が複数あって
主人公を守るためにヒロインがその鎧を着て、他の武具と反応して寄生されたんだよなー
と何故かその部分だけ覚えてますw
自覚は無かったけどその頃から悪堕ち好きだったのかなw
862:名無しさん@ピンキー
07/11/13 13:13:23 UwHGN0BT
>>861
堕ちる過程も結構良かったような気が。
最初は、抵抗してたけど最後は意志を歪められる形で堕ちたような覚えなのだが間違ってないかな。
863:名無しさん@ピンキー
07/11/13 13:13:24 Rpm8WI9M
>>861
んーと、江戸のよ~なところ江戸のよ~な時代と言う出だしで始まってたよね?たしか
調べてみたら、おきらく忍伝ハンゾーではないかと
864:名無しさん@ピンキー
07/11/13 13:16:51 Rpm8WI9M
>>862
そうそう、途中忘れちまったが最後の時点では江戸(のよ~な所だけど)があるから戦わなければならないのだから破壊してしまえばと言う風になっていたはず
しかし、俺もよく覚えてるな
865:名無しさん@ピンキー
07/11/13 13:21:37 UwHGN0BT
>>864
あれ、巨大化した鎧の中でヒロイン全裸だったよな?確か。
と今更だが俺も此処でこの話題を話すとは思いもしなかった。(笑)
866:名無しさん@ピンキー
07/11/13 13:25:01 Rpm8WI9M
>>866
確かそうだったはず、少年誌でもあそこまでは掲載オッケーなんだと今更思ってみる
確かに話すとは思わなかった、と言うより言われるまで洗脳扱いされていなかったし
867:名無しさん@ピンキー
07/11/13 13:30:25 UwHGN0BT
>>866
大事な部分は描かれてなかったけど、アレはアレでエロかった。
俺も>>857のレス見るまで記憶の隅に追いやってた。
868:名無しさん@ピンキー
07/11/13 13:56:34 7KhcUmsI
なんというスレのカバーの広さ…
流石すぎる^o^
>>865
言われて見れば確かに全裸でしたね、ハァハァしたわけだ…
自分が思い出した原因が女王騎士物語というのが何ともw
869:名無しさん@ピンキー
07/11/13 18:55:34 Nduid3Mh
>>863
キャッ党忍伝てやんでえを連想してた俺は逝っていい
870:名無しさん@ピンキー
07/11/13 19:13:53 ry5w6Dua
>>869
ウルトラ忍法帖かバトンQか思考した俺は吊ってくる
871:名無しさん@ピンキー
07/11/13 19:40:23 gud37zvz
これ以上過去の記憶を汚さないで下さい・・・
872:名無しさん@ピンキー
07/11/13 19:48:18 CCbzYyZC
過去の記憶なんて改竄する為にあるんじゃないか
873:名無しさん@ピンキー
07/11/13 20:02:29 4QKwIwWe
世の中金さえ出せばなんでも買える時代なんだな
URLリンク(www.fukkan.com)
874:聖界戦隊サイヘンジャー・バッドエンド
07/11/13 21:44:56 Pp6hwjz+
聖界戦隊サイヘンジャー、バッドエンドルートができましたので投下します。
レス番では>>817以降の流れですね。
『闘え!聖界戦隊サイヘンジャー・バッドエンド』
ちゅ、と康代の唇にひやりとした感触が伝わってきた。いちごの持った黒苺が、とうとう康代の口に辿り着いたのだ。
鼻腔に咽返るほどの甘い香りが漂ってくる。それは黒苺から漂ってくるものだったが、先ほどいちごが
康代に飲ませていた苺エキスと全く同じ香りだった。
「ほらぁ、もっとあーんして」
いちごが残忍な笑みを浮かべて康代の顎を持つ手にぐいっ!と力を込める。その力で康代の顎は下へ引っ張られ
よりおおきくその口をあけてしまう。
「ひゃ、ひゃめ……」
「えいっ」
いちごは指でちょんと黒苺を押し、黒苺をころん、と康代の口の中へ転がり落とした。
康代の舌に、圧倒的な質量の黒苺が感じられる。
「さあ、早くかみかみして食べてください。とぉってもおいしいですよ」
「んんぅ、んんん!」
あまりの大きさに口を閉じることが出来ず、康代は口を半開きにしたままなんとしても飲み込むまいとし
なんとかして口の外に出そうと舌を使い、黒苺を押し出そうと必死にもがいた。
その時、康代の舌の圧力により黒苺の皮がほんの少し破れ、中から果汁がじわりと染み出し康代の舌にちょろっと滴り落ちた。
「んぐっ?!」
その瞬間、康代の味蕾にこれまでに味わったことが無いほどの甘美な甘さが感じられた。
「ん、んんんふぅ………」
それまで必死な顔をしていた康代の表情はたちまち糸が解けたように緩み、全身の力がぐたっと抜けた。
黒苺を押し出そうともがいていた舌は、染み出す果汁を一刻も早く舐めとろうとせわしなく動き、黒苺の表面を舐り散らす。
吐き出そうと懸命に開いていた歯は、黒苺の表面を傷つけより多くの果汁を出そうとぐじゅっ、ぐじゅっと刺し込んでいる。
本当は一思いに噛みたいのだが、黒苺があまりも大きすぎるので噛み千切れず、歯を立てるので精一杯なのだ。
それでも、ひと噛みするごとに黒苺は形を崩し細かく分解されていっている。それに伴い果肉、果汁が
康代の口腔いっぱいを満たし、魔性の甘味を康代に提供し続けている。
「んん…、んもぉ…、んぐぅ…」
(ああ…、ダメぇ…。この甘さ、我慢できないぃ……。おいしい、おいしすぎます………)
口いっぱいに黒苺をほおばる康代は、これ以上ないくらいの幸せな表情を浮かべていた。口腔内で果汁と唾液が混じり
もむもむとせわしなく動かす唇の隙間からつぅー、と零れ落ちてくる。
これを食べると自分はいちごの手に堕ちてしまう。人ならざるものへと変貌し、ミンジューの尖兵として
人に、地上に徒なす者と化してしまう。
そのことは頭では分かっている。分かってはいるが……
(でも、もう止められません!こんなおいしいものを食べないなんて、そんなことできません!)
やがて、完全に咀嚼され唾液と混ざりあった黒苺を、康代は名残り惜しむかのようにごくり、ごくりと少しづつ
嚥下させていった。食道から胃の中へ落ちる際、鼻へ抜けていく黒苺の鮮烈な香りがまた康代へ魔の悦楽を与えてくる。
「んぐっ……んぐっ……ぅ……、ぱぁぁ………」
そして、最後の一欠けを飲み込んだあと、酷使した顎と舌がようやく解放された悦びから康代は軽く息を吐いた。
「うふふ。康代ちゃん、どうだった?『私の』苺の味は……」
にやにやと笑ういちごに、康代は焦点の合わない瞳を向け、うっとりと笑みを浮かべた。
「………、とっても、とってもおいしかったです…。私、今までこんなおいしいもの、食べたことないです…」
「くすくす、そうでしょうね。口のまわりべっとべとにしながら夢中で食べているんですもの」
「え……?!」
言われてみて、自分の口周りが妙にすーすーすることに気が付いた。康代の口周りは自らの唾液と溢れた果汁で
しとどに濡れそぼっていた。
「あ……」
それに対して康代が感じたのは羞恥。ではなかった。
(まだ、あの甘味が残っていました!)
康代が思ったのはただ一つ。自分を蕩かしたあの甘味を、まだ味わうことが出来るという歓喜だった。
康代は自由になる舌をぺろぺろと出して、口元の果汁を必死に舐めとろうと動かした。舌に甘味を感じるたびに
康代の目はどろりと濁り、頬が赤く染まってくる。
「ああっ、おいしい!おいひいのぉ………
もっと、もっと食べたいの、もっとちょうだい!!」
康代の目には次第に狂気の炎が孕んでくる。
苺を口にしたい。苺を味わいたい!苺を飲み込みたい!!
875:聖界戦隊サイヘンジャー・バッドエンド
07/11/13 21:45:56 Pp6hwjz+
「そんなに苺が食べたいんですか?康代ちゃんは」
「は、はいぃ!食べたい。食べたいんです!もっと、もっと苺、苺を!!」
康代の反応に満足そうに微笑んだいちごは、康代の下を指差した。
「ほら、そこに苺があるじゃありませんか。それを食べたらどうですか?」
いちごの指差す先を康代は目にする。すると、そこには蔓から生えているかわいい苺があった。
それは苺人間から生えている苺だが、今の康代にはそんなことは関係ない。
「ああっ!苺、いちごぉ………」
康代を拘束している苺人間の蔓がするするとはなれていく。康代は自分の手が自由になると、息つく間もなく
苺を手でつまみ、口の中に含んだ。
歯でぷちっと潰すと、さくっとした感触と共にじゅんと果汁が溢れてきた。それは量こそ少ないが、あの黒苺と同じ味わいだった。
「あふぅ………」
口いっぱいに広がる甘味に、思わず康代は大きく息を吐いた。
「まだまだたっくさん苺はありますよ。どんどん食べてくださいね」
なるほど。よく見ると、康代の周りには色とりどりの苺が溢れている。そのどれもが甘い芳香を放ち、康代を誘惑している。
「ああんっ!」
康代は嬉々として苺をつまみ、どんどん口の中へ放り込んでいく。とってもとっても苺はなくならず
絶えず康代の周りに群生している。
「んぐ、もむ、あむあむぅ………」
口いっぱいに苺をほおばり、夢中で食べている康代をいちごはさも愉しそうに眺めていた。
「うふふ、そろそろ黒苺が康代ちゃんの体を染め上げるころね」
「ああっ、もっと、もっと………、うあっ!」
それまで、一心不乱に苺をつまんでいた康代が、突然体をビクッと揺すらせその動きを止めた。
「か、体が……、体が、あつぅぃ!!」
突然、康代の体内に燃え上がるような熱さが襲い掛かった。まるで、内に溜まりに溜まったマグマが
吐き出す場所を得ようともがいているかのような感触。
先ほど食べた黒苺が、胃の中でどろどろと形を崩して溶け、内臓表面へ染みこんでいってる。黒苺が染みこんだところは
黒く変色し、周りの細胞を呑み込んで拡大し、どんどん広がりを見せている。
内臓を染め尽くした黒苺はさらにその範囲を伸ばし、筋肉、神経、脊髄、あらゆるところを黒く染めてゆく。
その過程が、康代に燃え上がるような熱さを与えているのだ。
「熱い、熱い!あつうぅぁああっ!」
あまりの熱さに耐え切れず、康代は制服の襟を両手で掴むと、どこにそんな力があったのかびりびりと真っ二つに引き裂いた。
白のブラにショーツという康代らしい下着が露わになるが、康代にそんなことを顧みる余裕はなく、
ただ自らの内の燃え狂う感触に翻弄されている。
「ふふふ、康代ちゃん。それがミンジューの洗隷異(せんれい)なの。その熱さが康代ちゃんの『人間』を燃やし尽くし、
その後に『世異怪人』としての康代ちゃんを生み出すのよ。もうちょっとだから、我慢してね」
いちごの言葉も、康代には届かない。今の康代に何が起こっているかというのを知ることはたいした問題ではない。
今の康代が感じているものは、ただただ自らを炙る熱の熱さだけだった。
「あ、あつぅ………!あ、あひゃあああぁっ!!」
康代の悲鳴の声色が変わった。それまでは行き場を求め体内を荒れ狂っていた熱が、出て行く場所を
見つけたのか、康代の体の数点に狙いを絞り、そこだけが異常に熱さを増していっている。
「あ、あ、あ!な、なにか、なにか込み上げてきますぅ!こ、こんな、こんな!ひゃいいいいうぅっ!」
ざわざわざわッ!
康代が熱さのあまり手で抑えていた右胸、その指の間から漏れ出でてきたもの。それは間違いなく苺の蔓だった。
いや、それは右胸だけではない。腰、腕、首、股下、あらゆるところから無作為に苺の蔓がわさわさと
飛び出し、康代の肌を覆っていく。
また、腕先と脛からは苺の葉がにょきにょきと生え肌にピッタリと密着していく。遠目から見たそれは、
緑色のロンググローブとブーツにしか見えない。
「あああああああぁぁぁっ!!」
自らの体が変化する。その悦びに康代の心は包まれていた。燃えるような熱さは湧き上がる快感へと
変貌し、熱さに顰めていた顔は至福の笑みへと変わっている。
(ああ…、これが世異怪人になるということなんですか?!なんて素晴らしいの!こんなに気持ちいいなんて!)
黒苺によって歪められた康代の体と心は、世異怪人に変化していく自分を何の疑問もなく受け入れていた。
やがて、残っていた人間の心も洗隷異の炎によって焼き尽くされ、塵となって掻き消えていく。
だが、それさえも今の康代には快感だった。
876:聖界戦隊サイヘンジャー・バッドエンド
07/11/13 21:46:56 Pp6hwjz+
長い間肩を震わせ身悶えしていた康代が、ふっとその動きを止めるとすぅっと立ち上がった。
その体は所々から苺の蔓が生え延びて、体のあちこちに絡まりついている。腕先と脛下には葉が変化して出来た
グローブとブーツを身につけ、髪の毛の色も緑へと変貌していた。
その姿は、近寄ってくるいちごと酷似したものだった。
「康代ちゃん………、どう?世異怪人に生まれ変わった感想は?」
にやにやと笑いながら話し掛けてくるいちごに、康代も口元をニタリと歪めながら答えた。
「………、素晴らしいです。以前の自分がなんとちっぽけな存在だったか、この体になって初めて理解できました。
本当に………、素晴らしいです。『ブラックベリー様』………」
康代はいちごのことをブラックベリーと呼んだ。これは、康代が完全にミンジュー側の方へ傾いたことを意味していた。
「うふふ。そうね、私はブラックベリー。あなたの親であり主人。絶対の忠誠を尽くす相手。
そして、親なら子供に名前を付けなくてはいけないわね。いつまでも人間の名前のままじゃいけないし…」
ブラックベリーは少し頭を捻ってから、何かを思いついたかのように手をぽんと叩いた。
「そうね、康代ちゃんは白のイメージが強かったからホワイトベリーにしましょう。
いい?これからあなたの名前はホワイトベリー。世異怪人ホワイトベリーよ」
思ったより捻りのない名前だが、康代=ホワイトベリーはこっくり頷いた。
「はい。私の名前は世異怪人ホワイトベリー。この国を苺で覆い尽くすことが使命………あっ」
急にずくん!とした感触が胸に起こりホワイトベリーはぶるっと体を震わせた。胸をよく見ると、小さな
赤い苺が顔を覗かせている。
「あはっ、もう苺が生まれてきたのね。んん~~、とっても美味しそう!」
ブラックベリーはちょんとホワイトベリーの苺をつまむと、ぽいと口の中に放り込んだ。
濃厚な甘味とさわやかな酸味が、ブラックベリーの口いっぱいに広がっていく。
「うふふっ、とっても美味しい。あ魔い味が口いっぱいに広がって、文句の付け所の無い苺よ。
これを人間が食べたら、たちまちのうちに苺人間になってしまうわね」
「あはぁぁ…、とっても、嬉しいです……」
ブラックベリーの感想に、ホワイトベリーは歓喜に打ち震えていた。その心が苺に伝播したのか、
あちこちの蔓から苺がぽんぽんと成ってきている。
「ああぁっ!苺が、苺が止まらない!どんどん生まれてきま、きちゃいますのぉ!」
「もっと、もっと増やすの。この学園全体に行き渡るくらい、どんどん苺を増やすのよ。ほら…」
ブラックベリーがホワイトベリーに口付けを交わす。ブラックベリーの体内で熟成された体液~苺エキスが
ホワイトベリーの体内へ注ぎ込まれてゆく。それに伴いホワイトベリーから生み出される苺も爆発的に増えていった。
「もっと、もっと、もっと生むのよ。もっと………」
上空から何かが振ってくる音が聞こえる。地響きを立てて花壇の中へ降り立ったもの。それはサイヘンスーツ
に身を包んだサイローゼン=麻生多美であった。
「おうおうおう!世異怪人め!このサイローゼンの目の黒いうちはこの学園で悪事なんて……、あり?」
学校裏で世異怪人の気配がする。そう思った多美はサイローゼンへと変身し、花壇へ一直線にすっとんできた。
が、そこには世異怪人の姿はなく、驚いた顔をして立っている福田康代と小沢いちごがいるだけだった。
「た、多美さん?!あなた、なにをしているんですか?」
「え、いや………、世異怪人の気配がしたからやってきたんだけど………おかしいなぁ………」
何か場違いな空気が周りを支配しているのを感じ取り、多美はおろおろと周りを見渡している。
「ここには、さっきから私と康代ちゃんしかいませんよ。あ~あ、せっかくの苺のお花を踏み潰しちゃって」
いちごが犯罪者を見るような目つきで多美を睨みつける。その目に多美はざざっと後退し、救いを求めるような目で康代を見た。
「康代ぉ~~~」
が、康代も多美に冷たい視線を投げかけてくる。弁論する気はさらさらないらしい。
「これは全面的に多美さんが悪いです。ほら、早く変身を解いてください」
「お、おう」
どうやら自分勘違いだったと確信したらしく、多美は変身を解いて麻生多美の姿に戻った。
「ちっ、俺の勘も鈍っちまったかな………。で、お前らはここで何をしてるんだ?」
877:聖界戦隊サイヘンジャー・バッドエンド
07/11/13 21:47:56 Pp6hwjz+
「いちごさんが作った苺が収穫期を迎えたんで、二人して摘み取っていたんですよ。ほら見てくださいこの量」
康代が指差した先、そこには篭一杯に山と詰まれた苺が置いてあった。
「うひゃあ!こりゃすげえや。大豊作だな」
苺の山に多美は目を輝かせた。これだけあれば少しぐらい相伴にあやかれるかも…。そんな邪な想いが心をよぎる。
「な、なあいちご……、少しだけあの苺……」
ぼそっといちごに声をかける多美。それを聞いていちごは快く頷いた。
「構いませんよ。あれだけの量がありますから」
「本当か!やっほぅ!」
喜びに沸き返る多美に、康代が一つまみ苺を掴んで多美に渡してきた。
「どうぞ。『私の』苺でよろしければ………」
「ああ、ああ。サンキューサンキュー!」
多美は康代の手から苺を一つ採ると、ピンと手で弾いて口の中に放り込んだ。
その様子を眼鏡越しに見ている康代の瞳は、嫌らしく歪んでいた。
多美は暫く口の中をもごもごと動かし、ごくりと苺を飲み込んだ。
「うめえ!こりゃいい苺だ!いちご、これなんて名前の苺なんだ?」
多美の質問に、いちごはにこにこと微笑みながら答えた。
「さっき、康代ちゃんが言っていたじゃないですか。その苺の名前」
「え?おい康代、お前そんなこと言ったか?」
そんなことを聞いた覚えはない。そんな語彙を言葉に込めて多美は康代に問い掛けた。
「ええ。言いましたよ、多美さん。それは『私の苺』だって」
多美に話し掛ける康代の表情は、先ほど見せてたものとは打って変わって、嫌らしく淫らに変貌している。
「へ?私の苺ぉ?なんだそりゃ」
「その苺はですね、私の体から生えた苺なんですよ………ふふふ」
無気味に笑う康代の袖から、襟から、スカートから苺の蔓がざわざわと伸び出てくる。
その先には色とりどりの鮮やかな苺の実が付いており、周囲に甘い香りを放っている。
「お、おい………康代、お前、それって……………!?がはぁっ!」
突如眼前に発生した異常事態に背筋が寒くなり、無意識に後ずさりする多美の胸に突然激痛が走った。
激痛は胸を中心にどんどん全身に伝播し、胃の中で膨らみきったなにかが喉の奥からごぼごぼと込み上げてくる感触に襲われる。
「なん、なんだよこれ……お、俺の体がぁ………あぐ!うぶぁぁっ!」
その瞬間、物凄い勢いで多美の口から、鼻から、耳から。
いや尻、乳腺、股座、毛穴、ありとあらゆる穴から苺の蔓が飛び出してきた。多美の胃で発芽した苺は
急激に成長して全身に根と蔓を伸ばし、内臓、神経、筋肉、骨に絡みつき、脳さえも一瞬のうちに犯し抜いた。
「あ、あぉォ………ァァゥ……」
麻生多美という人間は、瞬く間に魔性の苺に呑み尽くされ、一体の苺人間として再生されてしまった。
「うふふ、凄い効き目……。やっぱりホワイトベリーの苺は最高ね。サイヘンシンボルの使い手の麻生さんも
一瞬のうちに苺人間にすることができるんですもの」
「あはぁぁ……、多美さぁん……。今の姿、とっても美しいですわよ。人間のときより、よっぽど綺麗…」
「アゥ……、…ゥァ…」
苺人間と化し、全身を蔓に覆われた多美は康代の言葉に、ただゆらゆらと全身から生える蔓を揺らめかせていただけだった。
「これで忌々しいサイヘンジャーは残り一人。倒すなんて造作も無いこと…。さあ、残りの苺人間も立ち上がるのよ」
ブラックベリーの掛け声と共に、花壇に偽装していた苺人間がむくり、むくりと立ち上がる。
「お前達、どんどん人間を捕らえ苺を食べさせるのよ。まずはこの学園全体を私たちの支配下に置くわ。
そして、ここで苺を繁殖させ、この日本全てを苺で覆い尽くすのよ。さあ、行きなさい!」
苺人間はわさわさと蔓を揺らめかせて方々へと散っていった。さっそくあちこちから絹を裂くような悲鳴が上がっている。
「ほら、多美さんも早く行きましょう。行って、学校の皆さんに美味しい苺をたっぷりと食べさせてきてください」
「オ、オゥ………」
苺人間化した多美はぎこちなく頷くと、ふらふらと苺が成り出した体を動かして校舎内へと消えていった。
「さ、ホワイトベリー。私たちも行きましょう。この地上を、苺の世界にするために」
「はい。ブラックベリー様。ああ…、一刻も早くジュンさんにも私の苺を食べさせて苺人間にしないと…、うふふふ…」
この日、永田町学園はその全体を異様な苺の蔓で覆い隠してしまった。
そして、こここそが侵略組織ミンジューがこの地上を支配するための最初の拠点となったのである。
日本が苺によって覆いつくされる日、その日は決して遠いことではないだろう。
BAD END
878:178
07/11/13 21:52:29 Pp6hwjz+
以上です。やはり二次元エンドより書いていて愉しいものがありますね。
でもこっちはあくまでパラレル世界です。現実政界でまた何かがあったらサイヘンジャーは
戻ってくるでしょう。サイヘンジャーが勝つかミンジューが世界を蹂躙するか、それは現実政界次第です。
さて、この先どうなることでしょうかね?
879:名無しさん@ピンキー
07/11/13 21:52:41 VwQbBw67
マイナーだけど武装神姫ってオンラインゲームなんだけど
URLリンク(www.nicovideo.jp)
↑はキャラクターの音声詰め合わせで
最後の方が悪堕ちっぽいので・・・・
実際ははぐれ素体らしいけど
880:名無しさん@ピンキー
07/11/13 22:07:57 cw44IqpY
>>878
GJ!乙です
自分のアホな発言を拾って強烈スパイクに変えてくれて感謝
どうしても名前で思い出してしまうのはご愛嬌ww
881:名無しさん@ピンキー
07/11/13 22:10:46 +f96mqKD
>>878
Good Job!
笑いつつも思わず引き込まれてしまった。
不謹慎ながら続きがあることを願ってます。
882:名無しさん@ピンキー
07/11/13 22:20:03 h3BcTm9H
どうしても現実の彼らの顔が思い浮かんで・・・。
orz
883:名無しさん@ピンキー
07/11/13 22:24:39 UwHGN0BT
>>878
GJ!!です、それから乙です。
多美が出てくるまで名字のこと忘れてた。(笑)
884:名無しさん@ピンキー
07/11/13 22:40:08 c5VftllM
ジャスコ将軍だけ元ネタがわからん……誰?
885:名無しさん@ピンキー
07/11/13 22:52:06 h3BcTm9H
>>884
民主党の岡田の兄だか弟だかがイオングループの社長
イオングループの傘下にはジャスコがある。
886:名無しさん@ピンキー
07/11/13 22:53:48 PePYTWpX
ジャスコっつーと民主の岡田だろう
>>878
GJ!
でもやっぱり元ネタ各御仁の顔が浮かんでつい笑っちまうわw
887:名無しさん@ピンキー
07/11/13 22:54:21 c5VftllM
>>885
そういうことか……またひとつ賢くなったよ。トン
888:名無しさん@ピンキー
07/11/14 00:32:14 lAtQsR+K
URLリンク(www.usamimi.info)
見に行きたいが・・・どこかに手ごろな幼女はいないかな
889:名無しさん@ピンキー
07/11/14 01:38:34 IzzJHP5K
コピー品じゃくて洗脳や操りだったらよかったのに
890:名無しさん@ピンキー
07/11/14 01:46:24 QQ0nxBzC
性格等まるまるコピーした後、洗脳
891:名無しさん@ピンキー
07/11/14 13:50:47 /fKyuVBp
プリキュアはあと一歩が足りない。
誰か補完してくれ
892:名無しさん@ピンキー
07/11/14 14:18:06 GzZXsTQk
転載
URLリンク(uproda11.2ch-library.com)
吸血鬼化マリア
893:名無しさん@ピンキー
07/11/14 15:10:48 vIxNECsL
>>892
人がエースコンバット6を気持ちよくプレイし終えた後に強襲しやがってw
GJ。
どこの誰が頼んだのか知らんが素晴らしいな。
894:名無しさん@ピンキー
07/11/14 16:27:42 xQRg83NK
>>892
GJ!素晴らしいんだけど何のキャラ?
895:名無しさん@ピンキー
07/11/14 17:12:07 GgrqGrRv
>>894
上の方で話題になってるドラキュラXの吸血鬼化ネタ
作中じゃマリアは吸血鬼化しないんで妄想だが
転載元は半虹の悪魔城スレの自作絵師だね
でも絵の元になってるのってリメイク版じゃなくて
オリジナル版のマリアっぽい
896:名無しさん@ピンキー
07/11/14 17:20:32 xQRg83NK
>>895
ほむほむ…情報どもっす。ずいぶん好みの絵柄w
897:名無しさん@ピンキー
07/11/14 17:21:16 GzZXsTQk
もひとつ転載
URLリンク(vipperup.orz.hm)
ヴァンパイアと言えばやはり紅い瞳と鋭い牙
最近は吸血スレも賑やかでまことに重畳
898:名無しさん@ピンキー
07/11/14 17:40:10 GgrqGrRv
>>897
吸血スレって何板?
899:名無しさん@ピンキー
07/11/14 18:05:34 vIxNECsL
>>898
下で合っていると思う。>>897の言う吸血スレは見当たらないからな。
スレリンク(ascii2d板)
900:名無しさん@ピンキー
07/11/14 19:21:19 IzzJHP5K
>897 エロゲっぽいけど...ネタ元をkwsk
901:名無しさん@ピンキー
07/11/14 19:42:41 w6AWK7M+
>>893
<<タリズマン、よそ見してると死ぬぞ>>
902:名無しさん@ピンキー
07/11/14 19:56:25 La6l2PXB
>>897
消えてるorz
903:名無しさん@ピンキー
07/11/14 20:07:08 vIxNECsL
URLリンク(uproda11.2ch-library.com)
>>902
消えているのならどうぞ。
>>901
帰るぞ。本スレに。
904:名無しさん@ピンキー
07/11/14 20:08:21 vIxNECsL
連レスすまん。パスは>>897のメル欄で。
905:名無しさん@ピンキー
07/11/14 20:33:31 La6l2PXB
㌧
906:名無しさん@ピンキー
07/11/14 23:17:41 MN8alu2I
俺の名はリヒター・ベルモンド。代々吸血鬼ドラキュラの退治を生業とするベルモンドの末裔だ。
俺は攫われた恋人、アネットを助け出すため、そして復活を果たしたドラキュラを再び退治するため、悪魔城へと乗り込んだ。
だが、それは果たせなかった。ドラキュラを倒すことは愚か、アネットを助け出すことすら出来なかった。
俺が駆けつけたとき、アネットは既に人では無くなっていた。憎むべきドラキュラの手により、夜の住人、吸血鬼へと変貌していたのだ。
もう、彼女は戻ることはできない。そう思い知った俺はアネットに戦いを挑み…敗北した。
彼女は敗北し、動けなくなった俺を殺さなかった。俺はこの悪魔城に囚われた。
ベットに縛り付けられた俺は夜が訪れる度にアネットの手でときに辱められ、時に拷問され、そしてまた時に一方的に犯されるのだ。
・・・そしてまた、夜がやってくる。
アネットが俺のイチモツを頬張り、亀頭を舌で転がし、裏筋を舐め上げる。人間だった頃にはありえなかった、娼婦のごとき技。
俺の心とは裏腹に俺のイチモツは敏感に反応し、膨らんでいく。その事実がさらに俺を打ちのめす。
「今日は面白い趣向を用意したの」
俺のイチモツが限界まで膨張したとき、アネットは俺のイチモツを吐き出し、子供のように無邪気で、残酷な笑みを浮かべながら言った。
「入ってらっしゃい」
アネットの声と共に扉がきしみながら開き、一人の一糸纏わぬ姿の、美しい少女が入ってくる。
どうやらアネットの魔力に魅入られ、操られているらしい。若いというよりは幼いと言う形容詞が良く似合うその少女の青い瞳は、どんよりと濁っていた。
その少女に、いやその少女に宿る力に俺は驚いた。神の強い加護を受けたもののみが持つ、強く気高い、聖なる力。
代々退魔の一族として名をはせてきたベルモンド一族すらもしのぐ。とんでもない才能だ。
「流石はリヒターだわ。見ただけでわかるのね」
俺の驚愕の表情を見てアネットが笑みを浮かべながら言葉をつむぐ。
「可愛いでしょう?私、この子を私の“妹”にしようと思うの。そのためにはこの子も、夜の洗礼を受けなければならない。
けれど、この子は神様に愛されている。このままでは殺すことは出来ても仲間にすることはできないの。だから…ね」
そして、残酷な言葉を続ける。
「リヒター。貴方にはこの子を汚して欲しいの。この子の処女を奪って、綺麗な処女ま○こにくっさい精子を注ぎ込んであげて」
907:名無しさん@ピンキー
07/11/14 23:18:54 MN8alu2I
俺に、拒否権は無かった。
「さあ、マリア。リヒターにご奉仕なさい。その雌穴にぶっといち○ぽを突っ込んでもらうのよ」
「は…い…」
感情の消えた、抑揚の無い声で少女は頷き、俺に近づいてくる。またがり、俺のイチモツに毛も生えていない自らの秘所をこすり付ける。
そのすべすべとした感触に俺はうめき声を上げる。その次の瞬間、裂ける音を立てながら俺のイチモツが少女の穴に飲み込まれた。
穴から止め処なく純潔をあらわす破瓜の血が流れ、少女は苦痛に顔をゆがめる。
アネットは少女の秘所に血のように赤い舌を這わせ、大理石のように白い喉を動かして処女の破瓜の血を飲み下す。
そして興奮した口調で少女に語りかけた。
「さあ、動きなさい。奥にだしてもらうまでやめちゃ駄目よ」
その言葉に少女はギチギチに締め付けながら上下に腰を動かす。夜の住人の一員となったアネットの怪しく包み込むような感触はなく、ただ、きつい。
ほとんど濡れていない肉壁にこすられ、俺のイチモツに痛みが走る。少女の方はもっと痛いはずだ。だが、アネットの魔力に囚われた少女はひたすらに命令を果たすべく動き続ける。
やがて、俺のイチモツが苦痛が薄れ、快楽を感じ始める。今までに幾度となく繰り返されてきたアネットの辱めに慣らされた俺の身体はいつしか苦痛をも快楽へと変えるようになっていた。
そして、俺は圧倒的な射精感と共に、少女の中へ自らの欲望を吐き出した。その瞬間、アネットの差し金だろう。少女の目に理性の光と涙が浮かんだ。
「痛い!な、なんなのこれ!?」
少女が悲鳴を上げる。それと共に少女を守っていた聖なる加護が薄れていくのを、俺は感じた。
「マリア…さあ、こっちへいらっしゃい…」
熱い吐息を含んだ声で、アネットが少女の耳元に口を寄せて囁きかける。そして舐めるように首筋へと口を持っていき、その白い牙をつきたてる。
「お姉ちゃん…なんで…」
涙を浮かべながら少女がアネットに問う。それと同時に俺を締め付けていた秘所が急速に潤いだした。血を吸われ、感じているのだ。
そして、少女は俺の目の前で生まれ変わる。1人の人間から、1匹の夜の一族へと。
サファイアのように青い瞳がルビーのように赤い瞳へと変わっていく。
磨き上げられた美しい肌が血の気を失い、アネットと同じ、透き通るような蒼白い色へと変わっていく。
そして、恐怖と混乱に歪んだ顔が歓喜と快楽、そして狂気を孕んだ表情を浮かべた。
少女、否、吸血鬼マリアが俺のイチモツからはなれる。その秘所からは赤と白の交じり合った液体が零れ落ちた。
そのマリアをアネットの眷属であるコウモリたちが覆う。コウモリたちは姿を変え、マリアの衣装へと変貌した。
一糸纏わぬよりも更に扇情的な、その衣装は少女に倒錯的な美しさを与えていた。その姿にアネットは頷き、言う。
「綺麗よ…マリア」
そして俺の方を向いて、更に続ける。
「リヒター。私ね、ドラキュラ様の力を貴方に分け与えようと思っていたの。同じ、夜の眷属になって永遠に一緒にいるために。
でもね、あなたがこの子を犯していたときの、苦痛と絶望の表情、とっても可愛かったわ。だからね…」
そして、アネットは、残酷な宣言をする。
「永遠に、生かし続けてあげる。夜の眷属としてではなく、人のままで。狂うこともできないようにして。そしてあなたは、永遠に私のペットよ」
908:名無しさん@ピンキー
07/11/14 23:20:23 MN8alu2I
>>892を見て、かっとなって書いた。反省は、していない。
909:名無しさん@ピンキー
07/11/14 23:30:17 daGhuKrl
GJ!
やっぱり吸血鬼物はいいな。
910:名無しさん@ピンキー
07/11/14 23:45:47 7YH92etM
GJGJ
最近吸血鬼物に飢えてたので俺はもうホクホク顔ですよ
911:名無しさん@ピンキー
07/11/15 06:04:51 cIQZRAMB
思うのだが、眷属たちのドラキュラへの二人称・三人称は「ドラキュラ様」ではなく、「伯爵(様)」とかではなかっただろうか
912:名無しさん@ピンキー
07/11/15 06:22:59 GfXXxZDB
>908
GJ
>911
ところが、ゲーム中でも「ドラキュラ様」なんだよ
俺もめちゃくちゃ違和感あったんだけど
913:名無しさん@ピンキー
07/11/15 06:23:32 GfXXxZDB
sage忘れー
914:名無しさん@ピンキー
07/11/15 06:58:24 4+Rq5uU0
>>908
GJ!
ああなんでコナミはこういうシーンを本編に(ry
915:名無しさん@ピンキー
07/11/15 07:42:28 CMVkB2bF
旧作では伯爵様だったから、
クロニクルには少し違和感あったね。
ともかく、乙!
916:名無しさん@ピンキー
07/11/15 07:52:48 2qxBUrQU
GJ
だが吸血鬼ってどちらかというと処女や童貞を好んだ気が
917:名無しさん@ピンキー
07/11/15 11:50:54 CMVkB2bF
ふるくは吸血行為=性行為の例えだったからね。
昔の吸血鬼モノだと。
918:名無しさん@ピンキー
07/11/15 15:28:31 LMzK/2xt
という事は血吸いまくり=犯りまくりんぐって事か
依然誰かも言っていたが良い娘が悪い娘になってのビッチ化はたまらん
ましてや処女からいきなりのビッチ化ときたらジュルリ
ところで処女が吸血鬼になって再生能力手に入れたら永遠に処女膜捨てらんないね
919:名無しさん@ピンキー
07/11/15 15:28:34 M8kWFqs7
血を吸われたしもべは主人を 「主さま」とか「ご主人さま」って呼び方が一番萌えるな。
920:名無しさん@ピンキー
07/11/15 17:15:17 xxyxhOBv
>>914-915
なるほど、そんな改変があったのか
921:名無しさん@ピンキー
07/11/15 17:24:59 e/AmsJjs
>>918
そうだねぺドゴニアだね。
…あれの幼馴染ルートは萌えた。悪堕ち的な意味で。
922:名無しさん@ピンキー
07/11/15 18:33:17 BvyUKZjW
>>919
グールがおかえりなさいませご主人様と言うのか?
923:名無しさん@ピンキー
07/11/15 19:52:15 s9lBLdZt
ああそういや非処女・非童貞が血を吸われるとグールになるんだっけ?
……ヘルシングで得た知識だが
924:名無しさん@ピンキー
07/11/15 20:23:19 CsO8Pa7D
グールはシンドバッドも食われかけたアラブ圏の食人鬼だから、吸血鬼とは違う。
ヴァルキリープロファイルといい、なぜか吸血鬼の同類扱いされているが。
925:名無しさん@ピンキー
07/11/15 20:35:11 s9lBLdZt
Wikipediaから転載
>吸血鬼の伝承は世界各地で見られ、ヨーロッパのヴァンパイアに加え
>アラビアのグール、中国のキョンシー等がある。
>この場合、吸血鬼という名称がもちいられているが
>人間の血を吸う行為はすべての吸血鬼伝承に共通するものではない。
>吸血鬼の個体としてはドラキュラが有名。
なるほど。
大分類で吸血鬼という括りがあって、その中でヴァンパイア、グールって
小分類に分けられてるから同類扱いされてるんだな。
926:名無しさん@ピンキー
07/11/15 20:45:52 BpKdBAmD
グールっていうとMASAMIしか思いつかない漏れガイル
927:名無しさん@ピンキー
07/11/15 20:54:58 /L+cEMat
グールといったら腐った死体の色違いしか思いつかない漏れトンヌラ
928:名無しさん@ピンキー
07/11/15 20:56:40 3h4GnKgq
誰かっ!!誰かグールを萌キャラにできる者はおらぬかっ!?
929:名無しさん@ピンキー
07/11/15 21:06:29 wIJG78/e
萌とは言わんかもしれんが、キョンシーの奴が居るじゃないか。古いけど。
930:名無しさん@ピンキー
07/11/15 21:06:55 s9lBLdZt
キョンシーならヴァンパイアハンターのレイレイが速攻で思いつくんだが。
グールは難しいな……ザベルの女性化版じゃ駄目かえ?
あ、ザベルはゾンビか
931:名無しさん@ピンキー
07/11/15 21:07:59 yeRqhA0i
>>928
つ「真メガテン1のグーラー」
932:名無しさん@ピンキー
07/11/15 21:35:33 t5ZnK7jw
つサガフロ2のグールの塔
933:名無しさん@ピンキー
07/11/15 21:59:14 /Ihb/8Na
流れをぶった切って悪いんだけど
アイサイガーに手を出してみようと思うんだが、悪堕ち分ある?
CGを見た限りだと無印アイサイガーにはありそうな気がするんだけど・・・
教えてくださいご主人様ー
934:名無しさん@ピンキー
07/11/15 22:07:47 2qxBUrQU
悪堕ちならむしろPowerdの方
935:名無しさん@ピンキー
07/11/15 22:32:57 dER++/sW
>>732のオレがいる…
廉価版まで待機中ノシ
936:名無しさん@ピンキー
07/11/15 22:43:42 jKTjt9Jy
>>928
死体フェチなどこぞの魔女は大失敗してた。
舞方氏のDQⅤSSのビアンカがゾンビ化するネタには萌えた。
ゾンビ化してもいいけど腐るのだけは嫌だなあ。
肌の色とか血の気が失せたり、ガリガリに痩せ細るのはいいけれど。
アラビアからグール、タヒチからブードゥー信仰
その二つが英国圏で混ざり合い、映画の影響もあって
今のゾンビのような、腐った死体が人の肉を好んで食うような
イメージを持つようになったんだっけ?
グールは男型で醜悪、残忍。一度死んでも、もう一度死ぬと生き返れる為
止めを刺した後には、止めを刺した者に
もう一度自分を殺すように言葉で誘惑してくるらしい。
グーラは女型で美麗、残忍だが
その乳房から溢れる乳を飲んだ者を我が子のように
慈しむようになる。
全部昔の知識だからうろ覚えだけど。
ちょっと鳥取砂丘に居ないか探してくるよ。
937:名無しさん@ピンキー
07/11/15 22:50:40 /Ihb/8Na
>>934、935
そうか悪堕ち分はPowerdの方が強いのか・・・
レスサンクス、俺も廉価版まで待ってみることにするよ
938:名無しさん@ピンキー
07/11/15 23:15:47 0u+TToon
>>936
ビアンカゾンビ化kwsk
ログBBSにあるかな?
939:名無しさん@ピンキー
07/11/15 23:25:35 RQ+dQoUe
>>938
『悪魔のボンデージ』で検索するのだ。
940:名無しさん@ピンキー
07/11/15 23:26:15 CtCAV+Rl
>>938
URLリンク(masatomaikata.blog55.fc2.com)
941:名無しさん@ピンキー
07/11/16 00:15:43 qcOHy6Xq
アイサイガー出してる会社の人妻×人妻ADV人妻温泉繁盛記って作品には
オマケシナリオが入っててサイガーローズが洗脳されて襲ってくるシチュあり
ただし洗脳シーンも悪コスもないしバッドエンドへの分岐が一個あるだけの小品
942:名無しさん@ピンキー
07/11/16 07:42:36 QW87avKK
>>928
椎名。GS美神のグーラーは結構可愛かった。…洗脳もあるしw
943:名無しさん@ピンキー
07/11/16 11:32:25 ETrCh9D3
>>939-940
舞方氏の作品読んでみた。
すごく面白かったが、ゾンビ化とはちょっと違うような。
どっちかと言うとアイテム支配ではなかろうか。
まあ、どっちでもビアンカが悪に染まるのは萌えだったが。
ヘボヘボって・・・(苦笑)
944:名無しさん@ピンキー
07/11/16 12:47:54 hVyA11Yb
アイテムによりアンデッドになるって感じか。
FFの状態ゾンビとかのネタも欲しい。
945:名無しさん@ピンキー
07/11/16 14:39:07 0Apvbhj5
>>940
㌧くす
いいねいいね、丁度DQ5やってたからなおいい
946:名無しさん@ピンキー
07/11/16 17:42:16 DF/DAz3A
メタルスラッグとかのミイラ化、ゾンビ化、猿化、コピー化はネタになりそうなんだがいかんせんゲームがあれだからな……
947:名無しさん@ピンキー
07/11/16 19:29:19 4D0O38p1
何か動画サイトで久々に無双オロチのダッキ見てたら、妙な妄想が浮かんできた。
どんなのかはなんとなく想像つきそうだけど
948:名無しさん@ピンキー
07/11/16 19:29:59 t9HnRQxo
MC目的の場合、ゲームの出来はあんまり気にしないな
どの道、該当シーンまでさくっと進めるようにデータ弄るし
大切なのはそのシーンの演出がよくできてるかどうかw
949:名無しさん@ピンキー
07/11/16 21:20:12 H1r1YdGm
これ設定見ると結構良さそうだけどどうだろう
URLリンク(www.tailwind.ne.jp)
950:名無しさん@ピンキー
07/11/16 22:03:51 t9HnRQxo
部下4人が既に登場時から堕ちてるっぽいのが残念だな
951:名無しさん@ピンキー
07/11/16 22:14:04 uPIZ9jCR
>>949
なんか角が角度によってはうんchゲフンゲフン
952:名無しさん@ピンキー
07/11/16 22:20:58 hVM6AQSa
>>949
剣乙女ノアはびみょ~だったな
953:名無しさん@ピンキー
07/11/16 23:26:40 aBidd3aB
ヴァンパイアSS読んだあとビィト読んでたら変な化学反応が起こってしまった
今では反省している
冒険王ビィトグリニデ閣下編より「堕天の冥星」
「う・・・うん・・・ここは・・・」
澱んだ空気の中でポアラは目覚めた。
目に入ってきたのは、酷く寒々とした光景。何の飾り気も無い牢獄。
そこに自分は捕われていた。手も、足も頑丈な蔦に絡め取られ、身動き一つ取れない。
「そっか、私グリニデに・・・」
自分の状況を理解する。
ポアラはグリニデの手によって捕われの身になっていたのだった。
ここはどうやらグリニデの居城らしい。まだ自分が生かされているところを見ると、自分はビィトをおびき出すための人質にでもされるのだろうか?
状況は極めて絶望的だ。でも、生きてる限りチャンスはある。どうにかしてビィトたちと合流さえできれば・・・。
そんな算段を練っていた時だった。
カツ、カツ、カツ・・・。石畳の廊下に足音が響く。
「お目覚めかね、バスターの少女・・・ポアラ君と言ったかな?」
勝ち誇った笑みを浮かべて、グリニデが姿をあらわした。傍らには団子虫のような魔物、ダンゴールが控えている。
見上げるほどの巨躯を持ったヴァンデルを前にしても、ポアラの闘志は些かも衰えなかった。
「あら、ヴァンデルにも名前を覚えるぐらいの知性はあるみたいね?」
ポアラの挑発を聞いた途端、ダンゴールの顔から血の気が引いていく。
実はグリニデは「深緑の知将」と自分で名乗っているものの、その本性は獰猛、残忍、もっとも魔人らしい魔人と評されている。
「血塗られた獣」―それがグリニデの本来の姿。一度火がつけば、三日三晩暴れつづけ、目に付いたもの全てを破壊してしまう。
ここでそんなことが起きてしまえば・・・。主人の怒りに火がつく前に何とかしようと、ダンゴールが一歩前に進み出る。
「グリニデ様になんて口をきくんだ、このニンゲンめ!折角グリニデ様のご好意で生かしてやってるものを!!」
早口でまくし立てる部下を、グリニデはやんわりと手で制した。
「よい、ダンゴールよ。小鳥のさえずりだと思えば、なんとも心地よいものさ。」
落ち着き払ったグリニデの様子を見て、ダンゴールは心底ほっとした表情になる。
「流石はグリニデ様!ニンゲンごときの安い挑発に乗ってしまった自分が恥ずかしゅうございます!」
ダンゴールが一歩下がり、再びグリニデとポアラが牢屋越しに向き合う形になった。
「・・・で?私をこうやって生かしておいて何をしようっていうわけ?言っておくけど、人質なんて安い手、ビィトには通用しないわよ。」
全身から怒りをあらわにしたポアラの態度を見て、グリニデの顔が邪悪に歪む。
「・・・エクセレント!そうでなくては面白くない。」
「・・・?」
「ダンゴールよ、『アレ』を出せ。」
グリニデが目配せすると同時にダンゴールが恭しく黒い小箱を差し出す。
「こちらに用意しております」
満足そうな顔をしてグリニデは小箱を受け取る。
「さて、ポアラ君。これが何かわかるかね?」
ゆっくりと箱が開かれた。中に入っていたのは・・・
954:名無しさん@ピンキー
07/11/16 23:27:48 aBidd3aB
「・・・黒真珠?」
黒光りする、ビー球ほどの球体が中に納められていた。見た目は確かに大き目の真珠のようなのだが、ポアラの目には酷くそれが禍々しく映る。
「ハッハッハッ!真珠か、これは面白い!」
「何がおかしいのよ!」
馬鹿にした笑いに、益々ポアラの怒りは高まっていく。
「ではヒントをやろう。私の左腕をよく見るがいい。」
ぐっ、と左手が突き出される、そこにはヴァンデルが生まれつき一つは持っている、魔人としての証「星」が埋め込まれていた。
これはそのヴァンデルがどれほどの実力者であるか示すバロメーターにもなっている。
世の中に力を示せば示すほど、星の数は増えていくのだ。グリニデの場合は七つ・・・現状のヴァンデルの中では最高位になる。
「星がどうしたのよ?」
「まだわからないか?それでは先ほどの黒真珠とやらと私の星をよく見比べてみるがいい。」
「・・・?あっ!」
小箱の中の球体と、グリニデの星は色合いこそ違えど全く同じサイズだったのだ。
「何なのよ、これ・・・!」
不安げな表情のポアラを見て、グリニデは満足そうに頷いた。
「キッス君が非常によくやってくれたよ・・・」
遠い目をしながら、昔話でもするような口調で語りだす。
「私はね、常々思っていたんだよ。魔物は金さえあれば魔賓館から無尽蔵に手に入れることができる。
だが、ヴァンデルはどうだ?死んでしまえばそこで終わり。安定した補給を行うことも出来ない。」
静かだったグリニデの双眸がだんだんと狂気に満ちていく。
「そう思い始めたときだったのさ。キッス君がこの古文書を発見してくれたのは!」
懐から一冊の古びた本を取り出し、芝居がかった仕草で叫ぶ。
「解読作業を続けていくうちに私は喜びに震えたね!これには遥か昔に行われた様々な禁術の方法が書かれていたのだから!」
両手を広げ、古文書と小箱を天に掲げながら高笑いをあげる。
「この『堕天の冥星』はその禁術の一つ!」
嫌な予感がポアラの中を駆け巡る。
「効果は・・・人間をヴァンデルへと創り変える・・・!」
瞬間、ポアラの思考が止まる。人間を魔人に?何故そんなものが私の目の前に?何故グリニデはここまで笑っているの?
「フフフ・・・思わず熱くなってしまったよ・・・be cool・・・be cool・・・物事はスマートに進めなければ美しくないな・・・」
にやり、とグリニデの表情が狂気に歪む。
「これがあれば私は魔賓館以上の力を手にすることができる。・・・八輝星の地位を約束されたも同然!」
「ちょ、ちょっと待ってよ!そんなもの私に見せてどうするつもり!?」
非常にまずい方向へ話が進んでいる。焦りと恐怖でポアラはどうにかなってしまいそうだった。
「キッス君で実験するのは失敗した時のことを考えると流石に忍びないのでね。君が栄えある人造魔人の実験体に選ばれたというわけさ。」
「何よ!それ!そんなこと本当にできるわけが!」
叫ぶポアラを尻目に、周りでは着々と準備がすすめられていく。
ダンゴールが牢の鍵を開け、グリニデを中に迎え入れる。
何とかして逃れようとするものの、両腕両足ががっちりと蔦に絡め取られているため、身動き一つも取れない。
恐怖でがちがちと歯の根が鳴る。一歩、また一歩とグリニデがこちらに近づく。
ポアラが恐怖に固まる様を楽しんでいるのか、歩みは酷くゆっくりだった。
「こないで!お願いだから」
カツン、カツン・・・
「ビィト・・・!!」
カツン、カツン・・・
「嫌ぁー!!」
955:名無しさん@ピンキー
07/11/16 23:29:02 aBidd3aB
ポアラの叫びも虚しく、とうとうグリニデがポアラの傍に立った。
「ククク・・・歴史を変えるスイッチを自分で押せる喜び・・・これこそまさに理知的な喜びだ!」
ポアラの左手を取り、見せつけるように堕天の冥星をポアラの眼前に掲げる。
「やめて!お願いだから止めてよ!ヴァンデルなんかになりたくない!」
泣きじゃくりながらポアラは叫ぶ。
「なあに、古文書によれば痛みも何もない。待っているのはヴァンデルに生まれ変わった悦びだけだ。」
じりじりと焦らすように、ゆっくりとポアラの左手に堕天の冥星を近づけていく。
「人間でいさせて!ビィトと一緒にいられなくなっちゃう!」
「さあ!ヴァンデルの歴史に新たな1ページを刻める悦び、その身でしかと受け止めよ!!」
グッ!!
堕天の冥星がポアラの左腕に押し付けられる。まるでポアラの腕が求めているかのように、さしたる抵抗もなく堕天の冥星は腕の中に取り込まれていった。
「う・・・ああ・・・」
ヴァンデルのそれと同じになってしまった腕を見つめ、ポアラは絶望に顔を歪めた。
「ははは、どうかね?星を持った気分は?」
絶望に打ちひしがれたポアラを見下ろし、グリニデは高らかに笑う。
「外して・・・外してよ・・・」
そんなグリニデの笑い声も聞こえないのか、ポアラはうわ言のようにただひたすら呟きつづけた。
「流石にもう抵抗する気は無い様だな。・・・だが、まだ終わりではないぞ?」
ビクッ!
グリニデの言葉にポアラの身体が強張る。これ以上どんな悲惨な状況があるというのだろうか?既に星を与えられ、人間では無くなってしまった自分に・・・。
「そうだな・・・。よし、まずは拘束を解いてやろう。」
パチン、とグリニデが指を鳴らすと、今までポアラを縛り付けていた蔦が締め付けを解き、しゅるしゅると壁に吸い込まれていった。
どさっ。級に戒めを解かれ、受身も取れず前のめりに倒れこむ。
「・・・?」
「言い忘れていたがな、その星はまだ完全に根付いてはいない。今ならまだ解呪を行うなり、腕を切り落とすなりすれば君は人間のままでいられる。」
思いがけないグリニデの言葉に、ポアラの胸が軽くなる。
「それでだ。余興・・・ゲームをしようではないか。」
「ゲーム?」
いぶかしげなポアラの声にグリニデは目を細める。
「そうだ。ルールは至極単純だ。君が一発でも私に攻撃を与えられたらこの城から解放してやろう。ビィト君と合流するなり、好きにするがいい。」
罠だ。ここまで悪趣味なことを平気でするようなヴァンデルが、こんな条件を出してくるはずが無い。
何より失われた禁術を施した人間をこれほど簡単に解放するなんて。
頭ではそう理解していても、その提案を蹴るような余裕はポアラに残されていなかった。
「・・・本当ね?」
うつむいたままのポアラの問いにグリニデが答えようとした。その瞬間。
「ああああああああ!」
這いつくばった状態から、一気に地面を蹴り、グリニデの懐に飛び込む!
(この隙を逃したら、もうチャンスは無い!発動が一番早い火の天撃で・・・!?)
どくん。
ポアラの身体に「何か」が起きた。そう気づいた次の瞬間、ポアラは再び地面に倒れこんでいた。
「な・・・力が・・・入らない・・・?」
信じられない―ポアラの表情が凍りつく。
「く・・・くくく・・・ハァーハッハッハ!エクセレント!実にエクセレントだよポアラ君!」
パチパチパチ・・・グリニデの拍手が牢屋の中に鳴り響く。
「何が起こったのかわからない・・・そういった顔をしているね。実に素晴らしい表情だ!」
グリニデの嘲笑に、ポアラの頭が真っ白になる。
「堕天の冥星・・・実はそのままでは単なる装飾品以外の何物でもない。
その実態は天力を冥力に変換して宿主の身体を創り返るアイテムだ!」
「そんな・・・それじゃ・・・」
ポアラの呟きにグリニデは満足そうに笑う。
「頭の回転の速いものはやはりいい・・・。そうだ、君自身が魔人化への最後の引き金を引いたのさ!」
自分で自分にとどめを差してしまった―その事実は、ポアラの全ての感情を壊すのに十分なものだった。
「嫌・・・嫌・・・いやぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」
956:名無しさん@ピンキー
07/11/16 23:31:15 aBidd3aB
「さあ、一回発動してしまったら後はどんどん冥力に変換していくだけだ。君の身体に眠っている全ての天力がヴァンデル化へのエネルギーになる。」
堕天の冥星が一層黒い輝きを増す。それはポアラを包み込み、冥力の嵐となって牢屋中を吹き荒れる。
「い、ぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!あああああああああああああああ!!」
「ひ、ひぃぃぃぃ!グリニデ様ぁ!」
ダンゴールが慌ててグリニデの影に隠れる。
「怯えなくともよい、ダンゴールよ。我々の新しい仲間が誕生する記念すべき瞬間だ。笑顔で迎えてやろうではないか。」
しかし、なおも冥力の嵐は収まらない。それどころかますます勢いを増し、鉄格子が吹き飛ぶ。
「これは思わぬ掘り出し物を見つけたのかも知れんな・・・ここまでの才能を持っていたとは。このままバスターとして活動されていたら厄介だったかも知れんな。」
びゅうびゅうと吹き荒れる冥力。そのすさまじさはグリニデの怒轟烈波に等しいレベルにまであがろうとしていた。
「うああああああああああああああああああ!!」
ポアラの叫びが一際大きくなる。
「くくく・・・これはひょっとすると五つ・・・いや、六つ星クラスの素材だったかもしれん・・・。」
暴力的な冥力の嵐を受けながらも、グリニデの頬は緩んでいた。
自分の手で新たな魔人を作り出すという失われた秘法を現代に蘇らせ、そしてそれが成功する瞬間を目の当たりにしている。
その興奮が、彼の感情を支配していた。
「グああああああああああああああ!!」
今まで部屋の中を荒れ狂っていた冥力がポアラの身体に戻っていく。
彼女の身体を冥力が包み、創り変えていく。神、邪神をも畏れぬ邪法が、今、完成しようとしていた。
戦士として鍛錬を積んだ結果、同年代の女性より筋肉質になってしまっていた身体は、女性らしい丸みを帯び、ふっくらと。
武器の扱いになれたごつごつした手はほっそりと伸び、爪が真紅に染まり鋭利に尖る。
冥力が彼女の身体にまとわりつき、何物の攻撃をも寄せ付けぬ真紅のボンデージを形成する。同時に、耳にはドクロのピアスが埋め込まれ、鋭く伸びる。
「ぐぅっ・・・あはぁっ!」
めきめきと背中が割れ、蝙蝠のような一対の羽が飛び出し、腰からは細身の尻尾が突き出る。
「はーっ・・・はーっ・・・」
急激な身体の変化のため、酸素を求める彼女の口には、禍々しいほど伸びた犬歯が覗いていた。
957:名無しさん@ピンキー
07/11/16 23:33:07 aBidd3aB
「ビューティフル・・・まさかここまで素晴らしいとは!」
グリニデが感嘆のため息を漏らす。
「さあ・・・ポアラ君。生まれ変わった君の顔を見せておくれ。」
グリニデの言葉に反応し、俯いていた顔をあげる。
その瞳は、真紅に染まり、瞳孔は豹のように縦に長いものになっていた。
「ふふふ、はじめまして、とでも言えばよろしいのでしょうか?」
左腕に輝く『星』。
今までのポアラからは想像も出来ないくらい妖艶な雰囲気をまとった女性型ヴァンデルがそこにいた。
「ポアラ君・・・どうやら実験は成功のようだな。」
自分の肢体を掻き抱きながらポアラは答える。
「はい、グリニデ様・・・私ポアラは卑しい人間の身体を捨て、ヴァンデル・・・クリムゾン・カーミラのポアラとして生まれ変わりましたわ。」
「カーミラ・・・確か人間の読み物に出てくるヴァンデルだな。想像上のものだと思っていたが、まさかこの目で見ることになるとは。」
「自分でも何故カーミラになれたのかわかりませんけど。でも素敵です、この身体。とてもしっくりくるんです。」
小首をかしげながら、しなを作る。
今のポアラは、まさに少女の純粋さと娼婦の妖艶さを併せ持つ、男を惑わせる魔人であった。
「グリニデ様、一つお願いがあるんです。」
「何かね?私は今とても気分がいい・・・何でも聞いてやろう。」
その答えを聞いてポアラの顔が明るく輝く。
「ビィトの首を私めに狩らせてはいただけないでしょうか?」
「ほう・・・いいのかね?仲間だったんだろう?」
にやり、と笑いながらグリニデが意地の悪い質問をする。
「仲間だったからこそ、です。」
「ふむ?」
「大切な者だったからこそ、その血で喉を潤したいんです・・・ビィトは私の旦那様になるはずだった男ですもの、血を抜いた木偶にして一生可愛がってあげたいんです。」
狂気に染まった真紅の瞳を輝かせ、ポアラが邪悪に笑う。
「ハッハッハ!実に!実に素晴らしいヴァンデルだ!よかろう、存分に力をふるって来たまえ!」
「はい!行って参ります!」
優雅に一礼すると、すぐさまポアラは外へと向かった。
愛しい人をその手に掛ける為に。
「うふふ、ビィト・・・いつまでも一緒よ・・・」
暗黒の世紀、終わりは未だ見えない・・・。
以上です、改行が多すぎるとブラウザに怒られまくりましたorz
スレ汚しアンドお目汚し失礼
最後に・・・バンパイアってほんとーにいいものですねー、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。
958:名無しさん@ピンキー
07/11/16 23:40:04 SvtL/jdc
GJすぎる!もいちどGJ!!
959:名無しさん@ピンキー
07/11/16 23:43:05 v7NWqawn
>>957
おぉぉぉぉGJぅぅぅぅ!!!!!
最近の吸血鬼ブームは良いねー
窓杜見てたらなんかタイムリーな吸血鬼ゲームが出てた(エロじゃないけど)
ちょっとやってみるわ
URLリンク(www.forest.impress.co.jp)
960:名無しさん@ピンキー
07/11/17 02:07:33 gsaP7KoZ
冒険王ビイトにしてもダイの大冒険にしても正統派のヒーロー物は
キャラの堕としがいがあって良いね
961:名無しさん@ピンキー
07/11/17 06:06:16 x4S+BR2B
>>957
超GJ!!
愛の心持ったまま身体も精神も邪悪に堕ちるのはまじ萌える。
ストーカー的な歪んだ愛という倒錯的な感じがしてハァハァする。
高確率で二次元エンドのフラグになっちまう諸刃の剣だがな!!!!!
962:名無しさん@ピンキー
07/11/17 10:34:21 h4QDz0L5
>>959
イイの紹介してくれてアリガ㌧
普通におもしろかったわ
吸血鬼化ENDは一つしかなかったけど
このスレとしてはハズレかな
963:名無しさん@ピンキー
07/11/17 16:53:43 OdcvLorr
このスレ的にお嬢様がビッチ化と殺戮戦闘狂化だったら
どっちが需要多いんだ?
964:名無しさん@ピンキー
07/11/17 16:54:32 NWxJlAqp
>>963
俺は前者かな
965:名無しさん@ピンキー
07/11/17 17:03:22 LGuvYxtn
>>963
野良だったら俺はどっちも好みじゃないが、誰かに従属してかつそのどちらかという条件なら後者かな
966:名無しさん@ピンキー
07/11/17 17:39:41 x/4yexvq
>>963
そもそも、何を指してビッチなんだかよくわからん…。最近ビッチって言葉が広い意味で使われ過ぎだろ。
まあ、おじさんは後者が好きな訳だが…。後、上のSSみたいに愛が歪んだ形で現れると尚良いですぅ
967:名無しさん@ピンキー
07/11/17 17:49:44 Q2efDcQK
>>963
殺戮戦闘狂一つとっても見せ方次第で変わるから難しいねぇ
「返り血を浴びると性的興奮を覚えちゃうのアアーン皆殺しー」タイプは好きだけど、
カチュアの堕ちエンドみたいに
「殺せ殺せー全部破壊するぞーウェーハッハッハー」タイプはそんなに好きじゃないし
968:名無しさん@ピンキー
07/11/17 17:55:24 9eKmtic4
>>967
激しく同意
969:名無しさん@ピンキー
07/11/17 18:00:02 xUJ/K3YF
ビッチって雌犬や娼婦って意味だろう?
だったら普通に悪堕ちじゃなくて淫乱化だと思う。
だから自分は後者。書くSSも大抵そういう流れになる。
970:名無しさん@ピンキー
07/11/17 18:09:52 YZDgawZE
静かに狂気が混じってくのが一番好きかなぁ。
だってこれが一番怖いんだものw
971:名無しさん@ピンキー
07/11/17 18:10:19 Wq4BpJKD
う~ん。みんな好みが偏ってるな…戦闘狂もどの程度がストライクなのか判断しづらいし。
ちょっと書いてみてもらわんとわからんな。
代表で>>969に戦闘狂で頼む。
972:名無しさん@ピンキー
07/11/17 18:28:59 terKByGM
ビッチ化でも例えば、もともとの恋人とかを「こんなクズのことを好きだったなんて信じられない」とか罵るのはいいかなぁ
ちょっとNTR入ってるが
973:名無しさん@ピンキー
07/11/17 18:37:22 Q2efDcQK
>>971
いやいや、皆のストライクゾーンなんて最大公約数的なもの狙うより
自分の好きな方向に突出したものを書き綴った方が良いと思うぞ
他人の意見に流された日和見作品より、自分の趣味を120%出しきった作品の方が大好だ!
ところでそろそろ次スレの季節、テンプレとか纏めてみないか?
974:名無しさん@ピンキー
07/11/17 18:38:30 ONX7+nAX
俺はベースの人格は変わらずに、価値観だけが変わるのが好みだな。
人格が変わりすぎると、もはや別物なのでグッとこない。
975:名無しさん@ピンキー
07/11/17 18:47:36 Q2efDcQK
よく考えたらテンプレ纏める必要もないのに気が付いた
次スレ立てておk?
976:名無しさん@ピンキー
07/11/17 18:55:34 Q2efDcQK
とりあえず次スレ立ててきた
調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインpart19
スレリンク(eroparo板)
977:名無しさん@ピンキー
07/11/17 20:00:16 gsaP7KoZ
スイートナイツのレディ○○エンドをこの2択で無理やり分類するならビッチだろう
自分はああいうのがストライクなんで殺戮戦闘狂化はパスだな
978:名無しさん@ピンキー
07/11/17 20:08:23 xUJ/K3YF
>>971
すまない。忙しくて無理そうだorz
他の人に頼んでくれ。
979:名無しさん@ピンキー
07/11/18 02:22:49 FU/UG4Ak
こっち埋めるわ
980:名無しさん@ピンキー
07/11/18 02:25:09 FU/UG4Ak
う
981:名無しさん@ピンキー
07/11/18 02:25:54 FU/UG4Ak
め
982:名無しさん@ピンキー
07/11/18 02:26:23 FU/UG4Ak
し
983:名無しさん@ピンキー
07/11/18 02:26:52 d7dZj93K
た
984:名無しさん@ピンキー
07/11/18 02:27:32 FU/UG4Ak
ま
985:名無しさん@ピンキー
07/11/18 02:28:46 FU/UG4Ak
り
986:名無しさん@ピンキー
07/11/18 02:29:22 FU/UG4Ak
ん
987:名無しさん@ピンキー
07/11/18 03:43:21 JNXjpLkV
>>980-986
梅下まりん?
988:名無しさん@ピンキー
07/11/18 03:45:03 JNXjpLkV
誰か梅下まりんの悪堕ち頼むwwww
989:名無しさん@ピンキー
07/11/18 09:28:10 UkqIFDND
梅下まりんって何だよwww
990:名無しさん@ピンキー
07/11/18 09:42:46 NrKziC+S
ここのマスコットキャラだよ。知らないの?
991:名無しさん@ピンキー
07/11/18 09:44:27 3SKaI8Z7
どこだよ
992:名無しさん@ピンキー
07/11/18 09:57:49 ZerlJIWW
>>989
マジカルヒロインプリティスカイのサブヒロイン。ワルモーンの手によりスカイと戦う悪の魔法少女として洗脳された。
元は主人公の親友。敵の首領に惚れてしまい、最後まで悪のヒロインとして散っていったと言うのがこのスレ的に当時大うけした。
993:名無しさん@ピンキー
07/11/18 11:09:32 3SKaI8Z7
このスレ、エロパロ板で上から10番目に入るか入らないかくらいの好況スレなのな。
994:名無しさん@ピンキー
07/11/18 11:15:23 3SKaI8Z7
数えてみたら15番目(重複除き)か。
卓上ゲームスレと並ぶエロパロ板の謎だw
995:名無しさん@ピンキー
07/11/18 12:11:11 UkqIFDND
あらためて埋め
996:名無しさん@ピンキー
07/11/18 12:16:25 P8hxB9Y3
さーて、一気にこのスレ畳むか!
埋め産め梅
997:名無しさん@ピンキー
07/11/18 12:17:47 P8hxB9Y3
アンドロー梅田
998:名無しさん@ピンキー
07/11/18 12:19:04 P8hxB9Y3
梅図
999:名無しさん@ピンキー
07/11/18 12:21:00 P8hxB9Y3
小梅
1000:名無しさん@ピンキー
07/11/18 12:28:40 P8hxB9Y3
堕ち……た
1001:1001
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