●●寝取り・寝取られ総合スレ6●●at EROPARO
●●寝取り・寝取られ総合スレ6●● - 暇つぶし2ch429:名無しさん@ピンキー
07/12/13 12:35:44 oIsAJS0N
「兄も老いたな。時、すでに遅いのにな。」

430:家庭教師の唯先生4
07/12/13 22:59:04 0MgoThWU
時崎勇人はその日も上迫唯がやって来るのを心待ちにしていた。
前回の唯は良かった。
自分とするほうが兄よりも良いと言って、さんざん声をあげさせた。
今回はどれくらい唯をイカせられるだろうか。
すでに勇人の肉棒は膨れ上がっており、準備は整っていた。
しかし、その日やって来た唯は悲しげな眼で勇人を見つめた。
「唯さん!」
唯が部屋に入ってきてすぐ勇人は唯に抱きつこうとしたものの、唯によって押し留められてしまった。
そのことに勇人は驚いた。
そのままキスをして、行為を始めようとしているのに、どうして唯は拒むのだろうか?
「唯さん、どうしたの?」
勇人は自らの疑問を口にする。
「勇人君…」
唯が何を言っていいか分からないと言った様子で立ち尽くしている。
焦れた勇人は質問を繰り返す。
「どうしたの唯さん?早くしようよ」
「…もう、あんなことしちゃだめなのよ…私たち」
そう言った唯の言葉が勇人には信じられなった。
一体、何があったというのだろうか。
「どうしちゃったの、唯さん?」
唯は顔を覆って泣き始めた。
「わ、私ね、勘違いしてたのよ…」
一体何を勘違いしたというのだろう。
その疑問に答えるように、唯は箱を取り出す。
そして、箱を開けると中にはダイアモンドが入っていた。
「健人はね、私を驚かそうとしてね、こ、婚約指輪を買ってくれてたの…」
そう言って、唯はしゃくり上げる。
勇人はその指輪を食い入るように見つめる。
「だって、兄さんは女の人と一緒に…」
唯は涙に光る目を勇人に向けて、話し出す。
「自分には指輪は良く分からないって、女友達に選ぶのを手伝ってもらったのよ…」
そう悲しげに言う唯。
勇人はそんな唯をどうしていいか分からない。
ただ、自分と唯の関係が終わってしまうというというのではないかと思った。
なんとか、しないと。
「そ、そんなの嘘かもしれない…」
勇人はようやくそう言った。
唯は首を横に振る。
「その人は、宝石店に勤めている人なの。誤解されるかもしれないから、
 私と一緒に買った方が良いってアドバイスもしてくれたようだけど…
 健人が、私を驚かせたいって言って…それで…」

431:家庭教師の唯先生4
07/12/13 23:02:02 0MgoThWU
その台詞に勇人は、宝石店に勤めている相手と浮気してたかもしれないではないか、と思った。
が、唯は兄のことを信じきっている。
「それで、どうするの…?」
勇人は分かりきっていることを聞く。
「返事を…待って下さいって言ったわ」
その言葉は勇人にとって意外だった。
まだ、自分にもチャンスがあるのではないか、と思った。
「どうして、すぐにOKしなかったの?」
「勇人君に、言っておきたかったの…こんなことはもうしないって…
 そうしてから、プロポーズに答えようと思ってるの…
 あなたとの関係にけじめをつけてからじゃないと、私…」
そして、唯は泣き崩れる。
兄の健人を裏切ったことへの後悔だろうか。
それとも、自分に対する謝罪だろうか。
彼女はひたすら、「ごめんなさい、ごめんなさい」といい続ける。
しばらく泣きじゃくった後、唯はすすり泣き程度になって来た。
勇人はしゃがみこみ、唯に視線を合わせる。
「それで、唯さんは僕とはもうしないの?」
「ええ、勇人君…これからは、ちゃんと勉強しましょう」
勉強、本来はそのために唯は勇人の元へやってきているのだ。
セックスのためなどではない。
だが、勇人は唯なしでは気が狂ってしまうとすら思っている。
(唯さんとできないなんて、そんなの絶対嫌だよ…)
だから勇人には納得できない。
「分かったよ…」
勇人はそう言った。
「そう、良かった…」
勇人の返事に唯はほっとする。
まさか、これほどあっさり認めてくれるとは思わなかった。
唯は勇人との行為に夢中になり始めていたので、これで安心して健人の元へ戻ることができる。
そう唯は思った。
しかし、勇人の次の言葉に唯は驚愕する。
「唯さんは兄さんを裏切ったのに、のうのうと兄さんのとこへ行くんだね」
「えっ…勇人君…?」
「僕に後ろからされて、獣みたいになってたのに、何事もなく兄さんのところへ行くんだ?」
その指摘に唯は勇人との行為を思い出してしまう。
思わず、体が熱くなる。

432:家庭教師の唯先生4
07/12/13 23:04:00 0MgoThWU
唯も分かっているつもりだった。
健人を裏切り、勇人と快楽を貪っていたということを。
しかし、改めて勇人に指摘されると罪悪感がこみ上げてくる。
「あ、あれは…私は健人が私のことを捨てたと思って…」
「僕の方が良いって言ってたよね」
確かに落ち込んでいた時にした勇人との行為は最高だった。
後背位での行為も最初は「ケダモノみたいだ」と思っていたが、
いざしてみると本当に獣のようになって交わり興奮したのだ。
「…とにかく、だめなのよ、勇人君…えっ?」
勇人が唯を抱きしめてキスをした。
驚きながら唯はキスから逃れようとする。
「ん…やあっ…勉強を…んんっ…するのよ、勇人君…んむっ」
なんとか勇人から逃れようとしながら唯が言葉を発する。
「うん、僕と唯さんがどうすればもっと気持ちよくなれるかの勉強しなきゃね」
言いながら胸を弄りベッドに押し倒す勇人。
「んあっ…やん…勇人君、だめぇ」
何とかして逃れようとするが、勇人は無視して、ブラウスのボタンを外していく。
純白のブラジャーごしに胸を弄り唇を貪る。
舌をいれて、自分の唾液をたっぷり注ぎ込む。
「ああんっ、んんっ…勇人…くん」
頬が紅潮しているのは羞恥からだろうか、それとも興奮しているからだろうか。
勇人は唯の背中に手を回し、ブラジャーのホックを外す。
勇人は今度は直接、胸を弄り回した。
服ごしや下着ごしで触るのもいいが、やはり直に触るのが最高だ。
優しく勇人の手を受け入れ、柔らかく押し返す。
(やっぱり、唯さんは最高だよ)
この感触を手放すなどできるはずがない。
乳首を摘んだり、吸ってみたりと気の向くままに味わってみる。
「あっ、ああっ、ああっ、あんっ、勇人君、やっ、やあっ」
唯も感じてきているのか、勇人の行為を受け入れている。
「綺麗で、とってもいやらしいね…唯さん」
「いやあっ」
ブラウスのボタンを外され、ブラジャーを外され半裸になった唯は確かに淫らだった。
こんなことをしてはいけない。
唯はそう思いながら、勇人の下半身に目が行ってしまう。
ズボンからでも、勇人が自らを求めているのがわかる。
思わずつばを飲み込む唯。
(そんなところ、見てはいけないのに)
そう思ったが、勇人は目聡く唯の目線に気づく。
「そっか、唯さんも僕のが欲しかったんだね。
 キスに夢中になって気づかなかったよ。ごめんね」

433:家庭教師の唯先生4
07/12/13 23:05:55 0MgoThWU
そう言って自らのズボンを脱ぎ、下着を脱ぎ自らの肉棒をさらす。
女を求めて、そそり立つそれはビクビクと震えていた。
唯はいけないと思いながら肉棒を食い入るように見つめてしまう。
勇人はそんな唯に悪戯心が起きる。
「えいっ」
「きゃっ、勇人君!」
勇人は唯のスカートをめくる。
一度してみたかったのだ。
それも唯相手に出来るとあっては興奮も並みのものではない。
肉棒がビクンビクンと反応している。
唯を押し倒した状態なのでスカートは捲れあがったままだ。
白く美しい脚が勇人の前にさらされる。
そして、濡れたショーツも。
「濡れたままでいると風邪をひくから脱がないとね」
勇人はショーツをずり下ろす。
「勇人君…だめ…」
唯の言葉にはもう力がない。
熱に浮かされたようにぼんやりとしている。
そこにはすでに男をスムーズに受け入れるための準備が出来ていた。
「こんなに濡らしちゃって…綺麗にしなきゃ」
そう言って唯の脚の間に自らの顔を押し込む。
今日は、舌で舐めていく。
少し、しょっぱい気がしたが構わず舐めていく。
「あっ……駄目…駄目よ、やっ……勇人、くんっ……駄目」
勇人は唯に顔を埋めたまま、唯の嬌声に調子付いてさらに舌で舐めていく。
そして、突起物に舌をあてると反応が特に良いことに気づいた。
「ああっ、ああっ、駄目っ、やっ、やぁ、そんなの、駄目なのにぃ」
(これが、クリトリスか…)
そこを指で摘んだり、撫でてみたり、舐めてみたりと色々と試していく。
「ああっ、やあっ、あぁぁぁぁっ」
何とか声を抑えようとしたものの唯は軽くイッてしまったようだ。
呆然とした表情でぐったりとする。
「気持ちよかった、唯さん?」
「ああ…駄目なのよ…勇人君…こんなこと」
「ほら、僕のオチンチン見てよ。唯さんが欲しいって言ってるよ」
唯はビクビクと震えている肉棒から目がそらせない。
あれを受け入れた時に快楽を思い出すと何も考えられなくなってしまいそうになる。
自分の理性が崩壊しつつあるのが分かった。
舌でイッた後、勇人の肉棒が欲しくてたまらないのだ。
(駄目よ、今日は勇人君との関係を終わらせに来たはずなのに…)

434:家庭教師の唯先生4
07/12/13 23:07:29 0MgoThWU
しかし、唯の肉体は勇人との行為を望んでいる。
抵抗しようという意思が起こらない。
「じゃあ、いれるね」
とうとう勇人が挿入を始めようとする。
「駄目、勇人君、だめ」
最後の理性を振り絞ってそう言うが、勇人の挿入は完了してしまった。
「ああっ、勇人君…」
自らの中に勇人を受け入れたことに絶望と喜びを覚える。
理性ではいけないと感じつつ、自らの肉体は勇人を離すまいとするかのように肉棒を締め付ける。
そして、勇人が自らの中に満ちたことに快楽が巻き起こる。
「何度やっても最高だね、唯さん…」
うっとりした声で勇人が唯の耳元で囁く。
思わず頷きそうになるのを唯は堪えて言葉を発する。
「駄目、駄目、勇人君、駄目なの…」
首を振って快楽を紛らわせながら唯が言う。
「なんで、駄目なの、唯さん?」
挿入したままの状態で勇人が問いかける。
「健人は裏切ってなかったのよ…だから…」
「兄さんは裏切ってるよ」
勇人は断言する。
なぜ、勇人が断言しているのか唯には分からない。
「どうして…?」
「だって、プレゼント買うために何度も女の人なんかと会うなんておかしいよ。
 きっと、唯さんのプレゼント買うのはついでなんだよ」
「ついで…?」
「そうだよ、こんなこととかさっ」
そういって一回だけ勇人が腰を突き出す。
「ああっ」
与えられる快楽に思わず声をあげる。
確かに、そうかもしれない。
自分のプレゼントを買うというのは言い訳で他の女と浮気をしていたのかもしれない。
いや、そうに違いない。
それならば、勇人との行為に何の問題があるのだろうか。
それに、健人のプロポーズに即答をしなかったのはなぜだろう?
本当に勇人との関係を清算するためだったろうか。
自分も健人と結ばれることに疑問があったからではないか。
そう、目の前で自分を乱している少年を求めているのではないだろうか。
快楽と苦悩に濁った思考で唯はそう考えた。
勇人との快楽を得られるような思考を描いた。
それとともに唯の中で何かが壊れていく。
それは理性だったかもしれないし、健人への愛だったかのもしれない。

435:家庭教師の唯先生4
07/12/13 23:09:07 0MgoThWU
今は快楽を貪りたい、苦悩など捨てて。
そして、唯は言葉を発した。
「勇人君…して…」
一向に動こうとしない勇人に焦れた唯は小さい声だが、そう言った。
それこそ、ここにいない健人への決別の言葉だったかもしれない。
「何を、するの?」
穏やかに自分を見つめる勇人の声に苛立ちすら覚えながら唯は言った。
「セックス…して…」
その言葉に勇人の顔が輝く。
だが、なおも焦らそうとする勇人。
「大きな声じゃないと聞こえないよ」
「セックスして!オチンチンで思いっきり突いて!!」
とうとう唯は絶叫した。
その顔に理性はなく、快楽のみを求めた本能がむき出しとなっていた。
勇人にとっては、そんな唯も美しかったが。
唯の想いに答えるため、そして自らの欲望を満たすため勇人が腰を動かす。
「ああっ!ああっ!いいっ!勇人君、いいよぉ!もっと、もっとして!」
理性のタガの外れた唯は絶叫する。
そんな唯をさらに快楽で満たそうと勇人が腰で強く突く。
乳房を弄ったり、乳首を舐めたりしながら勇人は高ぶっていく。
「勇人君!あっ!ああっ!やあっ!凄い!気持ちいい!」
「僕も、僕もだよ!凄くいいよ!」
2人して天にも昇る気持ちで互いを貪る。
「兄さんのっ、ことはっ、良かったのっ?」
「知らないっ、そんなのっ、知らないっ!勇人君がっ、欲しいの!」
その言葉に勇人は力づけられる。
(唯さんは、もう僕のものだ!)
そして、スパートをかける。
「唯さん!唯さん!唯さん!」
「ああっ、やあっ、いいっ、やっ、ああぁぁぁああああぁああ!!」
2人は、共に果てた。


しばらく行為の余韻に浸っていた2人だが、やがて勇人が口を開く。
「唯さん、僕の恋人になってよ」
そうすれば何度でも唯を貪ることができる。
「勇人君…」
その提案に唯は驚いた表情を浮かべる。
照れくさそうにしながら勇人は続ける。

436:家庭教師の唯先生4
07/12/13 23:11:07 0MgoThWU
「僕、まだ子供だけど唯さんを絶対に幸せにするからさ」
「もう、勇人君ったら、こんなことしてから言うのなんて変でしょ」
笑いながら唯が勇人の顔を優しく撫でる。
そして、顔を朱に染めて言う。
「ちゃんと、幸せにしてね…」
「うん!」
そう言いつつ勇人は唯を四つんばいにさせる。
「ちょっと、勇人君?」
唯は自分の格好を思い出す。
ブラウスはボタンを外され、下着は脱がされた乱れた格好である。
裸よりも恥ずかしいかもしれない。
「こんな格好でしてたなんて…私…」
今度は羞恥で顔を染める。
「そう?スカートの中に何も穿いてないなんて…いやらしくていいよ」
笑いながら勇人は尻を撫でる。
「もう、勇人君ったら……ねぇ挿れて」
いったんは頬を膨らませたものの唯は勇人の肉棒をせがむ。
四つんばいになって振り向きながら懇願する唯に勇人は感動を覚えた。
「うん、唯さんを幸せにしないとね」
スカートをたくしあげて勇人はゆっくりと肉棒を唯の中にいれる。
「あっ……ああっ……勇人、くん……」
唯の声を聞きながら、自らも唯の中を味わう。
そこは勇人をきつく締め付けながらも決して拒絶しているわけではない。
唯の中に暖かく受け入れられながら勇人は腰をゆっくりと動かしていく。
「ああっ……勇人君……いい」
自らの乱れた格好すら快楽の前ではどうでも良いと唯は思っていく。
そして彼女は勇人の腰の動きに合わせて送られる快楽に身を委ねていく。
「あんっ……ああっ…ああっ……あっ……やっ」
婚約指輪返さなきゃ…
ぼんやりと唯はそんなことを思い、すぐにその思考も快楽の中に消えて言った。
「唯さん、くっ、いいよ」
「あぅっ……勇人くぅん…もっと……もっとしてぇ…」


その日、上迫唯に新しい恋人ができた。
そして、かつての恋人への別離を決意した日でもあった。

437:家庭教師の唯先生~後日譚~
07/12/13 23:13:32 0MgoThWU
最近、唯の様子がおかしい。
そう思いながら、俺は日々を過ごしていた。
今までは軽い違和感を持つだけだったが、プロポーズの時の態度は明らかにおかしかった。
唯を驚かせるために買った指輪を渡したら彼女は泣き崩れ、しばらく待って欲しいと俺に言った。
やはり、こそこそと行動するのはまずかっただろうか。
女友達に頼み込んで指輪探しをした時も「本人と探したらどうか」と言われた。
俺が、唯を驚かせたいと思っているといったところ向こうも何も言わなくなったが。
だが、やはり何かがまずかったのだ。
次に唯と会った時に言われた言葉。
「分かれて欲しい」
そう言われたとき、俺は信じられなかった。
俺の何が不満なのか、それを聞いたら「あなたを信じられなくなった」と言われた。
俺が他の女と一緒に宝石店を周るのを見ていたようで、指輪のためだと言っても信じてもらえなかった。
結局、俺は唯に振られた。


それから、月日が流れた。
俺は唯を忘れることができずに傷心の日々を過ごした。
だが、そんな中で唯と再会する機会があった。
「彼女が僕の恋人の上迫唯さんだよ」
「よろしくお願いします」
そう言って唯は俺たちに頭を下げた。
弟の恋人。
彼女はそういう肩書きで俺たち家族の前にやって来た。
なぜ、どうして。
俺では駄目だったのに、弟が選ばれるなんて。
2人は結婚を控えているという。
俺はなんとかして、唯と2人で話をした。
「俺では…駄目だったのか」
「私、あなたと別れるときに悩んだの」
ならばなぜ。
その言葉を俺が発する前に彼女は続けていた。
「でも、今はそれで良かったと思うの」
彼女の穏やかな言葉が俺を切り刻む。
「どうして?」
俺は言葉をなんとか振り絞った。
「勇人君は私のこと愛してくれているし、あの人となら幸せになれると思うの」

438:家庭教師の唯先生~後日譚~
07/12/13 23:15:17 0MgoThWU
心から満ち足りた表情でほほ笑む唯。
俺も、お前のことを…
「あなたは素晴らしい人だと思うわ。だから、縁のある人を探して幸せを見つけてね」
俺たちは縁がなかったというのか…
思わず笑い出しそうになる。
俺の心などわかるはずのない唯は穏やかに続けた。
「よろしくお願いしますね、お義兄さん」
お義兄さん。
彼女にとって俺は過去の人間となってしまったのか。
俺はうなだれたまま彼女の元を去った。


結婚式での唯は幸せに輝いていた。
ウェディングドレスなどよりもはるかに印象的で美しく彼女は幸福で輝いていたのだ。
俺は黙ってそれを祝福した。
そう、彼女は弟と幸せになれたのだから。
俺が彼女の幸せの邪魔をするわけにはいかない。
そして、自分の部屋で1人涙を流した。
それ位は良いだろう。
こうして、時崎健人の苦い恋は終わりを告げた。
俺は一体、何を間違ってしまったのだろうか?




以上で全て終わりです。

439:名無しさん@ピンキー
07/12/14 00:01:57 dHW16Zra
グ、GJ!!
これはいい寝取り。
これで弟が兄に恨みがあったりしたらもっといいけどね。

440:名無しさん@ピンキー
07/12/14 00:04:42 8cFQ0awo
GJ

出来れば兄が弟と恋人のSEXを見てしまうシーンも欲しかった。

441:名無しさん@ピンキー
07/12/16 00:45:41 vxo+yeCu
>>440
いちいちケチをつける
素直に歓迎出来ないものかね
乞食がw

442:名無しさん@ピンキー
07/12/16 11:49:48 qTXRUS6k
次回作にそういうの期待って意味なんだろ。

443:名無しさん@ピンキー
07/12/16 14:00:47 aQUdpxPO
クリスマスに誰か投下するんだぜ。



楽しみなんだぜ。

444:名無しさん@ピンキー
07/12/17 06:38:04 0d1WslMG
個人的な嗜好だと表面的には寝取られ君の彼女なんだけど
実際は寝取り男のモノになってるって話が好き、彼女に負い目があったら尚良い
特に寝取り男の子供を寝取られ君に自分の子供だと信じ込ませて育てさせるとか最高

またやってじわじわ彼女を精神的に責めるのも良い
更に彼女には内緒で寝取られ君に秘密をバラして脅しをかけて色々するのも良い

445:名無しさん@ピンキー
07/12/17 20:19:51 ibmovv+h
俺はその後寝取られ君なんてもうどうでもいいの的な展開まで行ってくれるとすごい好きだs。

446:名無しさん@ピンキー
07/12/18 13:24:55 /dI30fg+
今更だが>>417
の父娘スレへの誘導を頼みたい

447:名無しさん@ピンキー
07/12/18 14:21:41 rnPThf09
>>446
「娘」でスレ検索しろ

448:名無しさん@ピンキー
07/12/19 01:32:20 SULv8W5l
せめてスレの正式名称教えてほしかったんだぜ…
探すの苦労した割りにはそれほどのものではなかったな
まぁ短編だとあんなものか

449:名無しさん@ピンキー
07/12/19 02:06:34 TFhcPjfd
まずひとつ。
職人さんがSSを書く手間に比べても、あんたは苦労したと言えるのか?
もうひとつ。
本人が見ていないところで貶めるのって、下衆のすることだと知ってるかい?
ついでにひとつ。
職人さんは、スレ検索もろくに使えないあんたのためだけにSS書いてるんじゃない。

さいごにひとつ。

半年ROMってなさい。

450:名無しさん@ピンキー
07/12/19 02:18:32 0RnW0xu9
スレを探す手間

ctrl+F→「娘」と入力→enterを数回→発見!

苦労?

451:名無しさん@ピンキー
07/12/19 12:32:51 Z527Qxvm
おそらく
「父」
で検索していたんでは?

452:名無しさん@ピンキー
07/12/19 13:36:24 T6+rTsXZ
>>447のレスを見てそうしたんなら、ただの池沼だな。

453:名無しさん@ピンキー
07/12/19 16:20:00 Z527Qxvm
いんや、最初の報告時点でだよ。

454:名無しさん@ピンキー
07/12/19 20:50:27 v7HqZ58a
>>453
> 「娘」でスレ検索しろ
に対して
> せめてスレの正式名称教えてほしかったんだぜ…
と書いてるから「娘」で検索することすら手間が掛かったと
言っているわけだ。
つまり、「娘」で検索することすら苦労だと取れる。
まあ、最初に「父」で検索した苦労も含まれるだろうけどね。
どっちにしろ「父」でダメなら「娘」で検索することが出来ない
時点でダメすぎ。

何となく>>448みたいな奴が彼女をあっさり寝取られるような
気がしてきたw

455:彼女の心は俺のもの
07/12/19 23:46:41 oLBaBUsY
水梨健吾(みずなしけんご)には自慢の彼女がいる。
名前は山神響子(やまがみきょうこ)。
さらさらとした栗色がかったロングヘアーに卵形の整った顔をしている。
プロポーションも絶妙ですらりとした手足には無駄な肉がない。
そのくせ胸はこぼれ落ちそうなくらい大きく、走ると胸が揺れるのが分かる。
そんな彼女に健吾は彼女に駄目元で告白して、OKをもらったのだ。
OKをもらったその日は有頂天になって夜も眠れないほどだった。
それから、半年経つが未だにキスすらしていない。
あまりがっつくような態度だと体目当てなのでは、と邪推されるのが嫌で何もしなかったのだ。
(あの胸触ったらどんな感触するんだろうな…)
そんな妄想を抱きながら健吾は響子の住むマンションへ向かっている。
今日は響子と遊ぶ約束をしている。
そろそろキスくらい良いのではないか、などと考えていると響子の部屋の前についた。
時計を見ると八時五十分であった。
九時ごろに行くと行っていたので十分前である。
(ちょうどいいか…)
響子からもらっていた合鍵で鍵を開けて、彼女の部屋に入る。
そして、リビングに向かう。
と、何やら物音が聞こえる。
(ひょっとして、泥棒か?)
それとも、ストーカーかもしれない。
そんなことを思いながらおそるおそる物音に近づく。
どうやら、響子の寝室から聞こえるようだ。
「……ぁ……あ……ぁん…」
なにやら声が聞こえる。
一体どうしたというのだろうか。
彼女の寝室のドアをそっと開ける。
そこには響子がいた。
そして、彼女は男に跨り激しく腰を振っていた。
「あっ!ああっ!ああっ!どうっ?気持ちいい?英二?んっ!」
男の肉棒を咥え込んで腰を振り続ける響子。
「すげえよ!いい!いいよ!響子!」
あまりのことに健吾は一瞬あっけにとられるがすぐに部屋に怒鳴り込む。
「お前ら何やってんだ!?」
その怒鳴り声に2人はこちらを振り返る。
響子は腰の動きを止めてこちらに不思議そうに話しかける。
「あれぇっ?健吾?どうしてここにいるの?」
本当にどうしてここに健吾がいるのかわからないといった表情であった。
快楽に惚けた声でこちらに話しかける声に健吾の怒りが強まる。
「お、お前と今日会うって約束しただろう!何だよこれ!?」
怒りに震えた健吾の声に彼女はえ~っとなどと言いながら唇に指を当てて考え込んでいる。

456:彼女の心は俺のもの
07/12/19 23:47:41 oLBaBUsY
そして、急に手をたたいて、舌をペロッと出しながら言った。
「そうだ、そうだ!今日は健吾と遊ぶ日だったね!ごめんごめん。英二、今日は帰って」
最後の言葉は男に向けられたものだった。
言いながら彼女は男の肉棒を引き抜いていた。
「なっ……俺まだ、出してねえよ」
「今度埋め合わせするから…ね?」
英二とよばれた男はそう抗議するものの響子に促されてしぶしぶ諦めたようだ。
後始末をした後に、健吾を睨みつけながら去って行った。
成り行きが理解できずに呆然とする健吾。
「なあ、響子…」
「あっ、健吾…汗かいてるし、臭うからシャワー浴びてくるね」
そう言って響子は風呂場にいってしまう。
全く理解できない成り行きに、ついていけずに健吾はただ、響子がシャワーを浴び終えるのを待った。
ずいぶんと長い時間に感じたが、実際はそうでないかもしれない。
響子がやって来た。
彼女は全裸でバスタオルを巻いているだけでいつもなら興奮していたろうが、今日はそれどころではない。
「響子…あいつは何だったんだ!?」
悲鳴になり掛けながら健吾は響子に詰め寄った。
彼女のシャンプーの匂いがふわりと漂ってくる。
「英二?Hの練習相手だよ」
あっけらかんと答える響子。
「な、なんだよ…それ…?」
響子が何を言っているのか分からない。
「えー、決まってんじゃん。健吾とのHのための練習だよ」
「俺との…?」
「そうそう。やっぱり健吾とするHで失敗したくないし」
当然だとばかりに言う響子。
夢でも見ているのかと思いながら、健吾は分からないことを聞いていく。
「Hで失敗ってなんだよ…!?」
健吾の声に悲愴さが加わっていく。
「Hで失敗してさ、別れるカップルがいるっていうじゃん。だから、Hの練習」
子供に言い聞かせるような口調で響子が説明していく。
「あいつとずっとしてたのか…?」
「んーとね、今は7人の人と一週間でローテーション回してる」
7人…?そんなにしていたのか。
「いつから…いつからなんだ…」
「健吾と付き合い始めた時からだよ」
なんと言うことだろう。
自分が何も知らずに浮かれていた時に彼女は知らない男たちに抱かれていたのだ。
「もう…しないでくれ」
彼女を見つめて離すのがこれほど辛かったのは告白の時以来だった。
「駄目だよぉ」
「何でだ…何で何だよ」
搾り出すように声をだす健吾に対して、響子は能天気に話す。
「だって、する度に英二たち『前よりいい』って言うんだもん」
「何だよ…それ…」

457:彼女の心は俺のもの
07/12/19 23:49:41 oLBaBUsY
「前より良いってことはこれからもっと上手くなるかもしれないってことじゃん。
やっぱりさ、健吾とする時は一番上手くなってから、健吾をたっぷり気持ちよくしたいし。
私、健吾のこと愛してるから」
笑顔で話す彼女の表情に嘘は無かった。
嘘は無く、そのことが健吾の心を引き裂いた。
「だってさ、今のこと思いついてさっそく他の男の人と練習したんだけどね、初めての時は凄く痛くて…
もう、その相手とは顔を合わせるのも嫌になっちゃったの」
「俺は…俺は…」
健吾は何とか言葉を探そうとするが何も思い浮かばない。
「健吾もしたいの?じゃあ、今日のお詫びも兼ねて…」
そう言って響子は悪戯っぽく笑いながら健吾のズボンを脱がす。
「お…おい」
「ほーらほら、抵抗しない」
響子は言いながら、トランクスもずり下ろす。
健吾のそこは萎えていた。
「健吾のちっちゃーい、大きくしてあげるね」
そう言って響子は健吾のものを握る。
「あぅ…」
繊細な指が自分のものを握る感触に思わず声を出してしまう。
そして、みるみる大きくなる。
「んー?健吾のってこんなもん?大っきくなっても小さいね。待ってて、口でしてあげるから」
自分のものはそんなに小さいのか…?
感心したような響子の言葉が健吾の自尊心を傷つける。
そして、彼女は健吾のものを咥えて舌で刺激を与え続ける。
「ん……んぐ…小さいと咥えやすくていいよ…どう…健吾?」
そう問いかけてくる彼女に何も出来ずにされるがままになってしまう健吾。
そして、考える。
彼女の「心は」自分のものなのだろう。
愛しているといった言葉に偽りはなかった。
だが、これだけ上手くなるのにどれだけの男に抱かれたのだろうか?
与えられる快楽に反応する肉体に対して、健吾の心は冷えていく。
(もう…俺たちお終いだよ…)
健吾は涙を流しながら、響子の口による奉仕を受け続ける。
別れの言葉を考えながら。


おしまい

458:名無しさん@ピンキー
07/12/20 01:20:24 HkCfg4OW
バカ女キタ
とりあえずこの女地獄に落ちてほしい

459:名無しさん@ピンキー
07/12/20 06:30:16 tbLiuOAt
そんな女「肉便器」と書いて公衆便所に繋いでしまえ!!
GJ

460:名無しさん@ピンキー
07/12/20 08:03:37 P6ftpqh1
馬鹿女をつかんだと思って諦めるしかないなぁ。

461:名無しさん@ピンキー
07/12/20 13:24:56 AqS3vRok
でも、小さくても不満も言わずに喜んでくれるんだから
やっぱりこの男にとってはいい女なんじゃね?w

462:名無しさん@ピンキー
07/12/20 15:08:52 P6ftpqh1
>>461
「私は全然気持ち良くなかったけど、健吾が気持ち良くなってくれたら、それが嬉しいの。
 オチンチンの大きさなんて関係ない。
 だから健吾は気にしないでね!
 私は毎日、他の男の子にイカせてもらってるから大丈夫!」


とか言われてもか?

463:名無しさん@ピンキー
07/12/20 15:25:12 QYvWZa0k
まあ、このスレの女は程度の差はあれ相手したくないけどな。
Hで男選ぶのが基本でセフレには都合がいいけど。

エロゲー「隣り妻」では寝取ってると思ったら、ほかの男に寝取られてるED
で非常に感銘を受けた。そりゃそうだよな・・・ってかんじ。 

464:名無しさん@ピンキー
07/12/20 19:13:16 NshSufeD
不倫まとめwikiで最近読んだ

夫になったばかりの男に
「今まで浮気してたけど昨日でちゃんと別れたよ(ハァト
夫婦間で隠し事はよくないんだよね」
と述べた馬鹿妻の話を思い出したあるよ

465:名無しさん@ピンキー
07/12/21 00:32:20 7t8VDj8c
カプ板の修羅場スレの体験談だな
あのスレ行けばその手のビッチがそりゃもう、いっぱいいるぞ

466:名無しさん@ピンキー
07/12/21 07:58:44 r3jGZgCe
>>462
しかし、男が真に小さいヤツなら、
ここまでありのままに愛してくれてしかも美人で優しいとなると
少々頭がおかしくても我慢して御釣りが来るのではないだろうかw

467:名無しさん@ピンキー
07/12/21 16:40:38 IJBY2Hfw
>>466
どうやら君は真性のマゾかヘタレのようだ。
これはありのままに愛しているとは言わない。


468:名無しさん@ピンキー
07/12/21 17:21:38 jcoa4Sk+
まあ、ヘタレ君とビッチがいないとNTRは始まらんからな

469:名無しさん@ピンキー
07/12/21 22:07:22 0w6ve2Zh
しかしもろビッチじゃ立つもんも立たんしな
口先だけでも貞操ぶってほしい

470:名無しさん@ピンキー
07/12/22 09:32:44 4n1SEqZ3
こういうのはフェチの基本かも。ギャップに萌えるっていう。
でも男を寝取られるのはあんまり見たくないかな・・・・。

471:名無しさん@ピンキー
07/12/22 15:14:27 5XglEanQ
何書いてもビッチビッチ言うから困る

472:名無しさん@ピンキー
07/12/22 16:00:44 LIGs1s2j
ならベイベロンでいいじゃない!

473:名無しさん@ピンキー
07/12/23 06:10:26 VyGixL7Q
ベイベロンって聴くと「舐めるなよベリーメロン!!」って処女に叫ぶ若本神父がどうしても頭に浮かぶんだ

474:帰り道
07/12/23 14:51:35 qU+wWjDU
 勇者ロビンとその仲間たちは冒険の末、魔王を打ち倒した。
 そして囚われていたユリア姫を救い出した。
 今、彼らは姫を連れて王国への帰路にあった。
 彼らは馬車で旅をしている。
「魔王を倒したなんて未だ信じられないわ」
 魔術師のファニーが興奮気味に言った。
 炎のように赤い髪をした少女。
 彼女の魔術は魔王を倒すのに大きな力となったものだ。
「そうですね、ようやく世界に平和が訪れたのですね」
 そう穏やかに答えたのは僧侶のアントン。
 常に慈愛に満ちた笑みを浮かべた聖者。
 彼の癒しの奇跡に仲間たちは何度も救われた。
「しかし、実感が沸きませんな」
 そう言ったのは王国の兵士クリストフ。
 顔に斜めの傷がはしる武人。
 彼の剣技により幾度も道は切り開かれた。
「まあ、すぐ分かるものでもないでしょうな」
 グフフと笑いながら商人のライマルは応じた。
 肥満した体格には優れた知恵と頭脳が収まる。
 彼はその戦闘能力よりも、商才によって旅の仲間達を助けたのだ。
「とにかく、王国へ帰って国王陛下に報告しよう!」
 力強く言ったのは勇者ロビン。
 勇者に憧れ、夢を叶えた少年。
 聖剣を振るい、魔王の野望を食い止めたのが彼だった。
「皆様、ありがとうございます」
 柔らかく微笑んだのはユリア姫。
 美しく輝く金髪の姫君。
 彼女を助け出し、旅の目的は果たされた。
 後は王国に帰るだけだった。


 魔王が死んだ後も危険が消えてしまった訳ではない。
 盗賊が街道に出没したり、未だ森の中には魔物が出没する。
 そして、今回も。
「魔物か…皆、備えてくれ…強敵だ」
 ロビンが皆に警告をおくる。
 一同、頷いてそれぞれの武器を手に取る。
「いくぞ!」
 ライマル以外の全員が馬車の外に出て闘う。
 ライマルも闘えない訳ではなかったが、彼は馬車の中で待機することにしている。
 他のメンバーが闘えなくなると馬車から飛び出して闘うのだ。
 闘いは一時間にも及んだ。

475:帰り道
07/12/23 14:53:37 qU+wWjDU
 相手は攻撃力はさほど無かったが、再生能力があり手こずらされた。
 しかし、魔王をも打ち破った勇者達の敵ではなかった。
「ギシャアアア」
 断末魔の叫びを上げて魔物は崩れ落ちた。
 勇者達は馬車に戻る。
「大丈夫でしたか、ユリア姫」
 真っ先にロビンはユリアの安否を確かめる。
「はい…皆様のおかげで」
 勇者達は気づかなかった。
 彼女の頬が紅潮していたことに。
 そして、微かに息遣いが荒かったことに。
 そのことに気づくことなく旅は進んだ。


 ロビン達はほどほどに大きい町に到着した。
 町の中には結界が張ってあり、魔物たちも入ってこれない。
 安心して夜を過ごせる。
「あ~、やっとお風呂に入れるのね!」
 魔術師のファニーが嬉しそうに言う。
 彼女にしてみれば体を綺麗にできることの方が嬉しいようだった。
「気を抜くなよ、ファニー」
 ロビンがファニーに注意を促す。
「わたくしも…お風呂に入りたいです…」
「そうでしたか、ユリア姫」
 ロビンはファニーへの対応を180度ひっくり返してユリア姫に応じた。
 それを周りの仲間達は呆れたような顔で見守る。
 ロビンはユリア姫を助け出したその時から彼女の虜になっていた。
 彼女が「死ね」と言えばそれこそ喜んで死んだだろう。
 そうして、久しぶりの柔らかい布団に満足して眠りについた。


 深夜。
 ロビンは何となく目が覚めてしまい、辺りをぶらぶらすることにした。
 どうしたのだろうか。
 魔王を倒した興奮がまだ残っているのだろうか。
 部屋を出たときに、ファニーがいた。
「うわっ」
「きゃっ」
 2人して同時に驚く。
「ど、どうしたんだ、ファニー?」

476:帰り道
07/12/23 14:55:38 qU+wWjDU
「ユリア姫がいないのよ」
 ファニーは焦った声で言う。
「何?」
 ロビンは驚きを抑えられなかった。
 思わずファニーに詰め寄る。
「何があったんだ!?」
「わからないわ…見当もつかない…」
 心配そうな声を出すファニー。
 ロビンはいても立っても居られず駆け出した。
「ちょっと!」
 その後をファニーが追いかける。
 宿屋を出た後、ロビンはどうして良いか分からず立ち往生していた。
「待ちなさいってば」
 追いついてきたファニーがロビンに言う。
「探知の呪文があるからそれで場所は分かるわ」
「何で使わなかった!?」
 ファニーの胸倉を掴むロビン。
「何があるか分からないからあなた達を呼んだのよ」
「早く使ってくれ!」
 ロビンに急かされてファニーが呪文を唱える。
「こっちね」
 ファニーが歩き出す。
 ロビンはなぜ走らないんだ、と怒鳴りそうになるが何とか平静を保つ。
 呪文の集中が破られないように彼女は歩いているからだ。
 分かっていても焦りは募る。
 一体どうしたのか。
 姫は無事なのか。
 そんなことを考えているうちに
「ここら辺ね」
 というファニーの声にロビンは我に返る。
 街の外れであった。
 魔物から人々を守る結界はまだここでは通じる。
(良かった…)
 ロビンは思わず安堵した。
 そして辺りを探し回っていると。
「……ぁ……ぁ……あ……っ………あん」
 なにやら声が聞こえる。
(なんだ?)
 声を潜めてファニーに問いかけるロビン。
(分からないわ)

477:帰り道
07/12/23 14:57:13 qU+wWjDU
 ファニーも声を抑えて答える。
 そして、木々の陰になっている場所に来ると。
「あんっ……ああっ……あっ……ああん……あん」
 ユリア姫が居た。
 ライマルに組み敷かれた状態で。
 彼の肥満した肉体がこれほどいとわしいモノに見えたのは初めてだった。
「…っ!」
 言葉が出ないロビンとファニー。
 ユリア姫とライマルの交わりは続いている。
「ああん……いいのっ……もっとぉ……ライマルさぁん」
 甘えたような声で淫らに求める。
 肥満したライマルの体が姫君を蹂躙する。
「ぐふっ……いいですか?……ぐふふ…さあ、言ってごらんなさい、姫様」
 そう言いながら激しく腰を動かすライマル。
「あん……チンポいいっ…チンポいいのぉ!」
 豪奢な金髪を振り乱しながらユリアが叫ぶ。
 たおやかな姫君が話す言葉とも思えず、ロビンは呆然とする。
 いやらしい声がそれに重なる。
「ぐふふ……いい子ですねっ……姫様っ」
 中年の肉棒にユリアが貫かれるのを呆然と見つめる2人。
 激しく姫君を突くライマル。
 激しく乱れるユリア。
「ああっ!チンポ!ああっ!あああああっ!」
 ユリアの体がビクビクと痙攣する。
 ライマルが自らの肉棒を引き抜く。
「さあ、今度は口でして下さい。姫様…」
「口は…嫌な味がしますわ…」
 ユリアが嫌そうな顔をする。
 しかし、ライマルの次の台詞で顔色が変わる。
「口でしないとチンポをあげませんよ?」
「い、いやっ、チンポ欲しい!」
 そう叫んでライマルの肉棒を咥え込む。
 そして、顔を小刻みに動かす。
 ライマルは快楽にため息をもらす。
「ぐふっ、動かしますよ!」
 そう言ってユリアの頭を掴み激しく腰で奥まで突く。

478:帰り道
07/12/23 14:59:03 qU+wWjDU
「ふぐうっ……ふぐっ……っふぅ!」
 ユリアはくぐもった声で何やら呻くがライマルは構わず腰を使っている。
 やがて。
「うおっ!」
 その言葉とともにライマルは精をユリアの口に放った。
 しばらくして、ライマルは肉棒を口から引き抜いた。
 すると、ユリアが疲れ果てた声で
「チンポ…チンポ…ライマルさんの、チンポ…頂戴…」
 うわ言のように「チンポ、チンポ」と繰り返す。
 ライマルは穢れた笑みを浮かべる。
「はいはい、分かりましたよ…ぐふふ」
 そう言って再び挿入しようとする。
 もう、我慢できない。 
 ロビンは思わず剣を抜こうとするが。
「あんたたち、何やってんの!」
 ファニーが叫ぶ。
 先に衝撃から立ち直ったのはファニーだった。 
 その声にようやく2人は気づく。
 慌ててユリアから離れるライマル。
「お、おお、どうして、こんな所に?」
 ライマルがロビンとファニーを驚いたように見つめる。
 信じられないといった表情だ。
 しかし、信じられないのはロビンのほうだった。
「き、貴様…」
 怒りのあまり声に震えるロビン。
 この男をどうすればいい。
「何をしていた!」
 ロビンが一喝する。
「私たち、お友達同士なの」
 答えたのは真っ青になっていたライマルではなくユリアだった。
 口から白いモノを垂らしながら明るくロビンたちに話しかける。
 にこやかに。
「お…ともだち…?」

479:帰り道
07/12/23 15:02:07 qU+wWjDU
 ゆっくりと呟くロビン。
 その言葉に頷くユリア。
「ええ、お友達はこんなことをするんですって、勇者様もしません?
最初は痛かったけど今はすごくチンポが気持ちいいの。あぁ、早くチンポが欲しいですわ」
 あどけない仕草で首を傾げるユリア。
 その仕草すら淫蕩なものに映る。
 そして、姫君がチンポなどと言うことにロビンは目が眩む思いがした。
 ユリアは男女の秘め事を知る前に魔王に攫われてしまい何も知らないのだ。
 ロビンはそのことに気づく。
 そして、ライマルへの怒りもわいて来る。
「貴様、貴様…」
「で、ですがロビンさん…私は」
 何とか言い募ろうとするライマル。
 しかし、彼の言葉は続くことはなかった、永遠に。
「け、汚らわしいわ!このクズ!!」
 体をわなわなと震わせていたファニーがそう叫んで火球を放つ。
 驚いたライマルだったが避けようも無かった。
「ギャアァァァァ」
 ライマルが叫ぶ。
 そして、その叫びが消えて炎が無くなった後には何も残らなかった。
「ファ、ファニー」
「汚らわしいわ。死んで当然よ!」
 ライマルがいた辺りを睨みつけながらファニーが言った。
 その言葉に驚きにかき消された怒りがまた湧き起こる。
「あの男…!」
 しかし、それよりも姫だ。
 ユリアは恐怖のあまり声も出ないで震えていた。
 そして、意識を失った。
「ユリア姫!」
 ロビンが慌てて抱き起こす。
「俺達は…どうすれば」
「そうね…とりあえずこの姫様の記憶をいじりましょう」
 ファニーが提案する。
「い、いじる…?」
「そうよ、あんなデブに汚された記憶なんて何の役に立つって言うの?」
 ファニーの言葉に思わず頷く。
 確かに彼女が男女のことを知った後にライマルにされたことの意味を知れば傷つくだろう。
「…ファニーに、任せる」
「じゃあ、まずは姫様の体を洗わないとね」
口から白いモノを垂らしたまま気絶したユリアを見下ろしながらファニーは言った。

480:帰り道
07/12/23 15:03:56 qU+wWjDU
 翌日。
 ロビンとファニーがライマルのしたことをアントンとクリストフに話した。
 2人は驚いた顔をしたが、ロビンとファニーが口を揃えるので話を信じた。
「神よ…」
 アントンは罪を侵して死んだ仲間のために祈りを捧げた。
「畜生、あのデブめ!」
 自分の国の姫君を汚されたことを聞いたクリフトフはライマルを罵った。
 そして、仲間達は王国に入った。
 平和が訪れたことを国王に知らせるために。


「はぁ…」
 魔王を倒したことを報告を聞いて、国王はパーティーを開いた。
 ロビン達は今、そのパーティーに出席しているのだが。
(姫…)
 あれほど愛らしい姫だったのに。
 まさか、あんな淫乱な少女になってしまったなんて。
 勇者に群がる人たちから逃れるように薄暗い場所にロビンは1人でいた。
「何やってんの」
 聞きなれた声。
 顔を上げるとファニーがいた。
 彼女はいつものローブではなく、真っ赤なドレスを着ていた。
 思わず、ドキリとする。
「ファニー…」
「まだショックなの?」
 気遣わしげにファニーが問いかける。
 ショック。
 そう、ショックなのかもしれない。
 姫君の純潔を仲間に奪われたのだから。
「そう…だね」
「あなたには釣り合わなかったのよ」
 釣り合わない。
 確かにそうなのかもしれない。
 相手は姫君だ。
 そして、自分は田舎の村の少年。
 勇者と呼ばれる者になっても、釣り合わなかったのだろう。
「もう、辛気臭いわね!」
 ファニーが背中をどんと叩く。
「ああ、すまない…」
 力なく返事をする。

481:帰り道
07/12/23 15:05:29 qU+wWjDU
 その様子にファニーはまだ不満そうだったが、何を思ったのか急に笑顔になって言った。
「あなたは身の丈に合った相手と結婚すればいいのよ」
「身の丈に合った相手…?例えば?」
 その気のない言葉に彼女はむっとした様子だったが彼にはなぜかわからない。
「そうね…勇者になるっていって村から飛び出すような馬鹿について行って一緒に村から飛び出すような女の子よ」
 その言葉にロビンはまじまじとファニーを見つめる。
 ファニーとは幼馴染だった。
 ロビンが勇者に憧れて村を飛び出した時、彼女もまた村を出て彼と共に旅立ったのだ。
 危ない旅になると止めようとしたが、ファニーは怒ったような顔をしたままついて来た。
 どんなに危険な時でも。
 旅の始まりから、終わりまで。
 勝気で喧嘩っ早い赤毛の少女。
「ちょっと、何か言いなさいよ!」
 ロビンが何も言わないので焦れたファニーがロビンを罵る。
 どうして、気付かなかったのだろう。
 彼女はずっと傍にいてくれたのに。
「ファニー!]
「なっ…」
 ロビンはファニーを抱きしめてキスをした。
 温かい感触。
「ん……んん…もう、何か言うことがあるでしょう!」
 キスを終えた後ファニーが怒る。
 その言葉に一瞬理解できなかったが、ロビンは言う。
「ファニー、ありがとう」
 彼女の拳が顔面に来る。
「うぐっ」
「違う!あんたはお礼に女の子にキスするような奴なの!?」
 ロビンは顔を抑えながら考える。
 そして、言う。
「ファニー…好きだ!結婚してくれ!」
 その言葉にファニーは真っ赤な顔をする。
 彼女はこくんと、頷いた。


 世界に平和が訪れて、彼らの旅は終わりを告げた。
 そして、彼らは故郷に帰る。

482:帰り道~魔術師の独り言~
07/12/23 15:08:05 qU+wWjDU
 全く、ロビンの奴も世話が焼けるわ。
 「勇者になる!」とか言って村を飛び出した時は本当に驚いたわよ。
 魔術を習っていて良かったわ。
 魔術を習ってなければ旅について行けなかったもの。
 本当はロビンに近づく泥棒猫を始末するために習ったんだけど…
 人生どうなるかわからないわね。
 それにしても、まさかロビンがお姫様に惚れるなんてね。
 さすがに殺すわけにもいかないし、あの時は悩んだわ。

 ああでも、ライマルのおかげで助かったわ。
 お姫様を犯したくて仕方ないって顔してたから媚薬をあげてお膳立てしたらすぐにシテくれたんだもの。
 しかし、悪趣味ね。
 姫様に「チンポ、チンポ」言わせて悦に浸るなんて。
 私たちが必死で闘ってる時に、馬車の中で。
 まあ、あのデブも満足したでしょう。
 なにしろ、お姫様とイイことしてる時に死ねたんだもの。
 お姫様も初めてがあのデブなのは気の毒かもしれないけど、媚薬を飲んでしていたはずだから天国にいけたんじゃないかしら。
 それに下々の者との交流もいい経験になったでしょうし。
 勇者とはいえ、ロビンみたいな田舎の人間なんて釣り合わないでしょ。
 お姫様は王子様と結婚すればいいわ。
 
 
「何を考えていたんだい、ファニー」
 物思いに耽っていた私にロビンが聞いてくる。
 今では彼は私の夫。
 旅の途中には見せてくれなかった愛情に満ちた目で見つめてくる。
 どん底に落ちた相手は口説きやすいって本当ね。
「あの旅のことを思い出してたのよ」
 私も彼に愛情を込めた眼差しを送る。
 いろいろあったけど、ロビンは私のもの。
 私はロビンにキスをして、微笑みかける。
 お腹の中には彼の赤ちゃんがいる。
 しばらく愛し合うことはできないけど、彼との間に命を創れたのだ。
 魔王を倒しても手に入らなかったものを私は手に入れた。
 私はロビンを離さない。
「ロビン、愛してるわ」
 いつまでも、ずっと。


終わり

483:名無しさん@ピンキー
07/12/23 16:32:47 lotyijFj
乙です

・・・女って怖ええ((((;゜Д゜)))

484:名無しさん@ピンキー
07/12/23 16:45:54 Xi5jFIdE
乙。

でも、嫉妬スレ向きのような?
あっちが荒れてるからここに?

485:名無しさん@ピンキー
07/12/23 18:38:45 tZqkQyym
G.J!
誰も不幸になってないっていうのが凄いな
めちゃくちゃハッピーエンドじゃないっすか

486:名無しさん@ピンキー
07/12/23 20:01:19 snV7iJZO
NTR的には勇者が姫に惚れるイベントが欲しかった

487:名無しさん@ピンキー
07/12/23 23:36:18 OJNuVkoe
>>485
本気でいってるん?(怖)

488:名無しさん@ピンキー
07/12/23 23:57:54 76nDRS58
面白かったけど、確かに嫉妬スレ向きではあるな

489:名無しさん@ピンキー
07/12/24 04:14:26 AJp0Ovar
もっとライマルや姫の視点を取り入れるとこのスレ向きになったんだが。

490:名無しさん@ピンキー
07/12/24 06:25:21 aOwB+iDz
まあ、思いつきの季節ネタで…炉がダメな人はスルーで

今朝、朝食を食べながら、妹の雪菜がニヤニヤしながら言った。
「ねえお兄ちゃん、今年もまたお相手無しなの?」
「なに言ってんだ、クリスマスをお前と過ごしたいから彼女を作らないんだろうが」
と俺が冗談っぽく切り返すと、
「ば、バカッ!ヘンな事言わないでよっ!…まあ、可哀想だから今年も付き合ったげるけどさ…」
と、なぜか頬を赤らめ、うつむきながらモゴモゴ言う。
そんな反応されると、言ったこっちも何か恥ずかしい。
でも彼女の、長いまつ毛の下からチラッ、チラッと俺の表情を伺う様子に、なぜかちょっと“女性”
を感じてしまった俺は、妙に落ち着かない気持ちになってしまう。

小学4年生になって、彼女のただ細かっただけの体が、ほんのちょっぴり女の子っぽくなってきた。
例えばほら、今目の前で、ブラウスの胸をほんのかすかに押し上げてる膨らみも、何と言うか
そのー、趣きのある…うぉ!いかんいかん、このまま行ったらマジ変態だぜオレ!

その夜、俺達のクリスマスパーティーは、2人きりだけど賑やかだった。
両親はレストランをやってて、イブの今日はまさに掻き入れ時だから、毎年この日は2人きり。

「…もー、サンタさんは絶対にい・る・の!」
クリスマスケーキの2切れ目を頬張りながら、雪菜がフォークを振り回して熱弁を奮う。
今どきの小学4年生にあるまじき発言だ。
「私は、大人になってもずーっとサンタさんを信じてくからねっ!!」
「えー、マジー」
俺のいかにも疑わしげな顔に、彼女の可愛い顔がプウッと膨れた。

もう夜も11時過ぎ。両親はまだ帰ってこない。
俺は、自分の部屋のベッドで、まだ満腹感の残る腹を擦りながらウトウトし始めていた。
だが気付くと、隣の妹の部屋から、妙な音が聞こえてきた。
妹のすすり泣くような声。男のものらしい荒い息遣い。ベッドの激しく軋む音。
な、何だこれ。どうしたんだよ雪菜!!

俺は、万一に備えて金属バットを握り締めながら、彼女の部屋のドアをバンッ!と開けた。
だが、そこに繰り広げられていた光景は、想像を超えるとかそんなレベルの話ではなかった。

まず、俺の目に飛び込んできたのは、立派なツノを持った、何か鹿みたいな馬みたいな動物の
でかいケツだった。
だが、部屋の中にいるはずも無いその異様な姿にも、俺は最初全く気付かなかった。
その時、俺の目を釘付けにしていたのは、部屋の奥のベッドにあぐらを掻いて座ってる、外人の
太ったジジイが、太い腕で素っ裸の雪菜を抱え込んでいる姿だった。
ヤツは、信じられないほどデカいチンポを、大きな手で鷲?みにした雪菜の小さな尻に、ズボズボ
遠慮なく突き込んでいた。
雪菜は、その細い背中をこっちに向け、悲鳴のような喘ぎ声を上げながら、夢中で奴にしがみ付い
ていたので、俺が入ってきた事には気付いてないみたいだった。


491:名無しさん@ピンキー
07/12/24 06:26:41 aOwB+iDz
俺が呆然と立ち尽くしていると、その白ひげジジイが、雪菜と舌を絡め合いながら、ニッと俺に
笑いかけてきた。
俺はハッと我に返り、全身を怒りで震わせながら、
「て、テメエ!!雪菜になにしてんだッ!」
と思わずバットを振り上げる。
すると、何かが目の前をビュッと凄いスピードで掠め、次の瞬間にはバットはひしゃげて床に
転がっていた。
それが、トナカイ(だよな)の後ろ足で蹴り飛ばされたのだと理解するまで、少し時間が掛かった。

雪菜が、その騒ぎにさすがに気付き、振り向いて俺を見た。
「え…お、お兄ちゃん?!あ…イ、イヤッ!見ないでッ!こんな雪菜、見ちゃいやあっ!」
彼女が、赤らんでいた顔を更に真っ赤にして、ジジイの厚い胸板に顔を埋めてしまう。
ジジイが、その様子をさもいとおしげに眺めながら、ギュッと抱きしめた彼女の小さな体を、更に
激しく突き上げる。

その極太チンポが出入りするたび、彼女の幼いアソコがめくれ上がりながら、少しだけ血の
混じった彼女自身の粘液を、ブジュリ、ブジュリと大量に流し出している。
「アッ…お…おなかの…なかっ…全部…サンタさんので…いっぱ…いっ…」
切なげに喘ぐ彼女の耳に、ジジイが囁く。
「お兄さんが見てるのに、そんな声出しちゃうんデスか?…ホラッ…ホラッ!」
ジジイが更に激しくチンポを突き込むと、彼女は夢中で彼にしがみ付きながら、自分でもその
小さな尻を上下に動かし始めてしまう。
「イヤァ…お兄ちゃん見ないで…こんなエッチな雪菜…見な…あ…イヤ…あっ…アアッ!!」
雪菜は、汗まみれの細い背中を仰け反らせながら、小さな尻をビクビクッと激しく痙攣させた。
それに合わせるかのように、ジジイもチンポを更に深くねじ込みながら、腰をブルッと震わせる。
やがて、荒い息のまま抱き合う二人のつなぎめから、大量の精液がドロッ…と流れ出てきた。

ジジイが、もうろうとした表情でベッドに横たわる彼女の半開きの口に、二人の体液でドロドロの
チンポを押し当てた。
最初は弱々しくイヤイヤをしていた彼女だったが、ジジイに
「雪菜ちゃん、オトナはみんなこうするデスヨ」
と言われると、ゆっくり唇を開いて、ジジイの赤黒い大きな亀頭を口いっぱいに頬張った。
「オウ、最高デース」
といいながら、ジジイは彼女の頭を抱え、チンポを出し入れしつつ、いきさつを語り始めた。


492:名無しさん@ピンキー
07/12/24 06:30:34 aOwB+iDz
「今の子供、ゲームとか、お金とか、そんなのばっか欲しがって、夢もなにもアリマセーン。
 でも、そんな時、私の心のレーダーが、彼女のピュアなお願い、ピピッとツカマエました!
 『早く大人になりたい。サンタさんを信じ続けてる私を、お兄ちゃんに見せてあげたい!』
 私、彼女のピュアハートに答えてあげたいケド、体を大きくしたりなんて、大きな魔法は
 使えません。
 その代わり、ちょっとキモチの良くなる魔法で、彼女を…ステキなオトナに…して…」

雪菜の口にチンポを突き込むジジイの腰の動きが激しくなる。
彼女も、時々苦しそうな顔をしながらも、チュバチュバ夢中でチンポをしゃぶっている。
「雪菜ちゃん、ほんと…さいこお…でーーっす!」
ジジイは腰を震わせながら、またも大量の精液を、彼女の口内にぶちまけた。
彼女は一瞬ビクッとしたが、やがてジジイの言うとおり、ゴクリ、ゴクリと喉を鳴らしながら、
それをほぼ全部飲み込んだ。

「お礼はいりまセーン。これもサンタの勤めデース」
と言いつつ、雪菜にチンポをキレイに舐め取らせたジジイが、彼女から離れて赤い服を着始める。
俺はその瞬間を狙い、殺意を持って奴に飛び掛った…つもりだったが、次の瞬間、俺は頭に強い
衝撃を受け、そのままひっくり返って意識を失ってしまった。
薄れゆく意識の中、ジジイがトナカイに『ルドルフ、ナイスキックでーす』とサムアップしている
姿が見えた。

やっと俺が気付くと、もうジジイと殺人トナカイの姿は無かった。
ベッドの上では、精液まみれの雪菜が、激しい疲れからか、そのまま眠り込んでいた。
俺は、「見たいけど、見たくない」と言う葛藤に襲われながら、まだ赤く腫れたまま、精液をトロリ、
トロリと流し出している彼女の小さなアソコや、同じく白いネバネバを垂らしている半開きの唇
なんかをきれいに拭いていると、彼女がうっすらと目を開けた。
「ゆ、雪菜、大丈夫か!」
「あ、お兄ちゃん…ごめんね…私の初めて…お兄ちゃんにあげたかったのになあ…」
彼女の衝撃発言にも、動転してる俺は全く気付かない。
「な、何でお前が謝るんだよ!悪いのは全部あのクソジジイじゃねえかよ!」
「ウフフ…お兄ちゃん優しいなあ…お兄ちゃんだーいスキ…」
彼女は、寝言のようにつぶやきながら、また眠りについてしまう。

俺はベッドの横で、スウスウ寝息を立てる彼女をしばらく見守っていた。
だけどそのうち堪え切れなくなって、思わず寝ている彼女を抱きしめキスをしてしまった。
彼女は、夢うつつのまま俺の唇を軽く吸い返し、ムニャムニャつぶやいた。
「…ん…もう…サンタさんのえっち…お兄ちゃん来ちゃうよぉ…」

そのつぶやきを聞いた俺は、バイトのシフトを増やす事にした。
なぜかって?
もちろん、金を貯めて、フィンランドだかノルウェーだかに行って、あのクソジジイを叩き殺すためさ!

終わり。皆様良い聖夜を。


493:名無しさん@ピンキー
07/12/24 11:15:34 Njlb7LCw
Gj!


494:名無しさん@ピンキー
07/12/24 23:02:53 blpOm28Z
そういえばヨゼフもマリアを神様に寝取られてるんだよな。
挙句孕まされて今宵出産か……。

495:名無しさん@ピンキー
07/12/24 23:59:03 AJp0Ovar
お兄ちゃんがんばれ!!
俺は応援してるぞ!!

496:弟の願い事
07/12/25 06:11:28 aHHSJ/SO
 クリスマスイブ。
 吉岡秀雄は幼馴染で恋人の安岡恵里沙とデートをしていた。
 今は遊園地の観覧車に2人で乗っている。
 まだ、2人とも中学生だが、それでもロマンチックな気分になっている。
 雪でも降ればさらにいいのにな、と秀雄は贅沢なことを思う。
「あのね、秀雄…私…あなたに話したいことがあるの…」
 北欧系とのハーフだという彼女の顔は目鼻立ちがくっきりとして整っている。
 そんな彼女の美しい紅茶色の瞳に見つめられて秀雄はドキリとする。
 こんな少女が自分の恋人などというのは夢なのではないか、そんなことすら思ってしまう。
「なんだい?」
 彼女の美しい瞳を見つめながら秀雄は聞いた。
 恵里沙は真剣な表情でいった。
「私、サンタクロースなの」
 サンタクロース?
 秀雄の脳裏にジングルベルが鳴り響く。
 恵里沙を見ても冗談を言っているようには見えない。
「……えっ…?」
 それがやっとのことで秀雄が出すことのできた言葉だった。
 笑い飛ばすには、恵里沙の表情が真剣すぎるし、他に反応のしようがない。
 彼女が「うそうそ、冗談だよ~」とでも言い出すのを期待しても彼女はじっと秀雄を見つめ続ける。
「…そうね、いきなり信じてもらうのは無理よね…」
 恵里沙がため息と共にそんなことを言う。
 どうやら本気でいっているようだ。
 正気でいっているかは大いに疑問があるところだが。
「いや、サンタクロースって…」
「いい?見ててね」
 そう言って恵里沙は帽子を取り出す。
 それは白いポンポンのついたサンタクロースがかぶるような帽子だった。
 それを彼女が被ると彼女の体が一瞬輝く。
「うわっ!」
 秀雄は眩しくて目を庇う。
 そして、輝きが消えたとき目の前にはサンタクロースのコスプレをした恵里沙がいた。
 秀雄は恵里沙を見ながらミニスカートじゃないのか、などとぼんやりと思った。
「恵里沙…?」
「私、ハーフだって知ってるよね?」
 恵里沙がそんなことを言い出す。
 勿論知っていることなので秀雄は頷く。
「父の家系がサンタクロースをしていてね、今年が私の初仕事なの」
 そんな話をされてもにわかに信じがたいが、一瞬でサンタクロースに変身されては信じるしかない。
 しかし、どうして今になって言うのだろうか。

497:弟の願い事
07/12/25 06:14:38 aHHSJ/SO
 秀雄がそんなことを思っているうちに彼女は帽子を外す。
 すると、再び彼女が光に包まれて元の服装に戻っていた。
「でも、何で俺に…?」
「秀雄はさ、恋人だから…隠し事はしたくなかったの。私のこと、嫌いになった?」
 彼女は恐れるかのように秀雄を見つめる。
 秀雄の中には驚きが渦巻いていたが、やがて喜びがそれを上回った。
 自分に対してそんな秘密を話してくれたのだ。
「そんなことないよ!俺、恵里沙のこと大好きだよ!」
 彼女が愛おしくて仕方ない。
 その想いはたとえ彼女がサンタクロースであったとしても変わらない。
 恵里沙はうれしそうに笑い、そっと目をつむる。
 秀雄は恵里沙の望みを理解して彼女に顔を近づけていき…
「ん…」
 キスをした。


「お帰り、兄ちゃん」
 秀雄が家に帰ってきたら、弟の誠司が出迎えた。
 今日は突然恵里沙から「サンタクロース」だ、などと言われて驚いたが彼は上機嫌だった。
 何しろ恵里沙とキスをしたのだから。
 そのことを思い出してにやにやしていると誠司に気づかれた。
「どうしたの、兄ちゃん?」
「ん、何でもないよ」
 そっけなく応じようとする秀雄。
 それでも、嬉しそうな声は隠せない。
「恵里沙お姉ちゃんとデートしたんでしょ?何かあったの?」
「ん~、まあ、な」
「いいなあ、僕も恵里沙お姉ちゃんとデートしたいなぁ」
 素直に羨ましがる弟の態度に秀雄は得意になる。
「お前にはまだ早いよ」
 弟の誠司は8歳。
 恵里沙が誠司のことは昔から可愛がっていたので、誠司もなついているのだ。
「え~、兄ちゃんだけずるいよ」
「はは、サンタさんにでも頼めよ」
 先ほどの恵里沙とのやり取りを思い出しながら秀雄は言った。
 誠司が驚いたような表情になる。
「サンタクロースっておもちゃをくれるんじゃないの?」
「さあな、とりあえずお願いするのもいいんじゃないか」
 冗談で言ったが、誠司は真剣な表情で考え込んでしまった。
 秀雄はさっきまでサンタクロースなど信じていなかったが、誠司の態度を見ていると微笑ましくなる。

498:弟の願い事
07/12/25 06:16:14 aHHSJ/SO
 自分は8歳の頃はサンタクロースを信じていただろうか。
「早く寝ろ。サンタさんは遅くまで起きてる奴のところにはこないんだぞ」
 そこのところはどうなのだろう?
 今度恵里沙に聞いてみるか。
 そんなことを考えていると誠司の「お休みなさい」という声が聞こえた。
 こうして、吉岡秀雄の最高のクリスマスイブは終わりを告げた。


 翌日。
「兄ちゃん、兄ちゃん!」
 弟の興奮した声で目が覚める。
 一体何があったというのだろう?
 秀雄は耳元で声を出す弟に苛立ちを覚えつつ目を開けた。
「何だよ…?」
 声が不機嫌なものとなったのは仕方なかっただろう。
 目の前の弟は興奮した様子だった。
 そして、なぜか困ったような顔をした恵里沙もいた。
「ええっ!?」
 どうして恵里沙がうちにいるんだ?
 その疑問に答えるように弟が嬉しそうな声で言った。
「サンタさんが願い事を叶えてくれたんだよ!」
 そう言いながら、誠司は恵里沙に抱きつく。
「サンタさん…?」
 秀雄はまだ眠くて頭がはっきりとしない。
 それともこれは何かの夢だろうか?
「うん!サンタさんに『恵里沙お姉ちゃんと恋人になりたい』ってお願いしたら本当にそうなったんだ!」
 そう言って誠司が汚い文字を見せる。
 サンタクロースへのお願いが書かれたカードだ。
 確かにそこには『えりさお姉ちゃんとこい人になりたい』と書いてあった。
 秀雄は呆然とした表情でそれを見つめる。
「嘘だろ…?」
 秀雄は思わず恵里沙を見る。
 恵里沙は困ったような表情でいる。
 否定の言葉が欲しいのに彼女はそれをしない。
「誠司、ちょっと待っててくれ、恵里沙」
 そう言って恵里沙を伴い部屋を出る。
 廊下は寒かった。
 身震いしながら秀雄は恵里沙に質問する。
「一体全体どういうことなんだよ?」
「実はね…初めての担当が誠司君で、誠司君のお願いが、その…」

499:弟の願い事
07/12/25 06:18:30 aHHSJ/SO
 恋人になりたい、だというのか。
 弟は何と自分の冗談を真に受けてしまったというのか。
 そして、それを叶えるのが恵里沙の仕事だというのか。
「な、何とかならないのかよ?」
「駄目よ…私の初仕事なのよ?」
 そんな馬鹿な。
 思わず恵里沙の顔を見つめる。
 彼女は今の言葉を覆しそうにも無い。
 秀雄はそのまま、キッチンへ向かう。
 この時間なら父親が起きて朝食の準備をしているはずだ。
「父さん!」
「お早う秀雄、どうした?」
「恵里沙が…どうして…うちに…?」
 父に否定して欲しかったのだ。
 恵里沙が秀雄の家にいることを。
「ずっと、恵里沙ちゃんはうちに住んでたじゃないか」
 しかし、不思議そうな口調で父は信じられないことを口にする。
「な、なんで…?」
 すると父は気遣わしげな表情になる。
「やっぱり、父さんの再婚には反対なのか?」
 再婚?
 その後父の話を聞くと、どうやら父は恵里沙の母と再婚しておりそのため恵里沙と一緒に住んでいるということなのだそうだ。
 確かに自分の母は亡くなっているし、恵里沙の父親も亡くなっている。
 だが、結婚などしていない。
 そのはずだ。
 そこに恵里沙と誠司がやってくる。
「お早うございます、お父さん」
 お父さん!?
 やっぱり冗談ではないのか?
 その日の朝は驚きで食事も何を食べたのか記憶に残らなかった。
 しかし、恵里沙の母もごく普通に朝食の席にいたことは秀雄の記憶に残っている。


 食後、何とか恵里沙と2人きりになる機会を作り彼女を問いつめた。
「何なんだよ?この世界は?」
「どうもね…誠司君は私と少しでも長く一緒にいたいと思ってるみたいで…」
 恵里沙が困ったような顔で言った。

500:弟の願い事
07/12/25 06:21:53 aHHSJ/SO
 そのために、秀雄の父と恵里沙の母が結婚して恵里沙と一緒に住んでいるということになっているようだ。
「そんな…馬鹿な」
 だが、考えを変えれば自分もまた恵里沙と一緒に住めるではないか。
 そう考えると悪くは無い、どころか素晴らしいではないか。
 秀雄は衝撃から立ち直るとそんな風に前向きに捉えることが出来るようになった。
「キス…しよう」
 そんなことを秀雄は思い恵里沙に言った。
 さっそく、そのご利益に預かろう。
 彼女はためらった後に目をつむる。
 そして、先日のように秀雄は自分の顔を恵里沙の顔に近づけていき―
 バン、と何かに弾かれた。
 しりもちをつく秀雄。
「な、な…」
 思わず、しりもちをついたままそんな言葉を繰り返す秀雄。
「秀雄、今の私は誠司君の恋人なの…だから、私たち…キスはできないのよ」
 その言葉に衝撃を受ける秀雄。
 そんな馬鹿な。
 それでは一緒に住みながら自分たちは何もできないのか。
 しかも、彼女は『今は弟の恋人だ』と言った。
 なんと言うことだ。
 自分は弟と恋人がいちゃいちゃするのを指をくわえて見ていなければならないのか。
「それ、いつ終わるんだ?」
「わからないわ。でもね秀雄、私の心はあなたのものだから…信じて」
 恵里沙の真摯な言葉に力なく頷く秀雄。
 その言葉は大いに彼の慰めとなった。
 それに、なんと言っても弟は8歳で恵里沙は自分と同じ14歳。
 恋人といっても大したことはできないだろう。
 その予想はあっさりと覆された。


 その夜。
「恵里沙お姉ちゃん、お風呂に入ろ!」
 誠司が恵里沙に抱きつきながら元気よく言った。
 弟が恵里沙に抱きついたのも気に食わないが、何よりもその言葉。
 お風呂。
 一緒に風呂に入るというのだろうか、誠司と恵里沙が。
 思わず誠司に詰め寄ろうとする秀雄を恵里沙が引き止める。
 そのことにカッとなって恵里沙を睨みつける。
(誠司君はまだ子供よ)
(だけど…)

501:弟の願い事
07/12/25 06:23:48 aHHSJ/SO
「早く入ろうよ!」
 弟の声が割り込み、恵里沙を連れて行ってしまう。
 父と恵里沙の母に救いを求めるように目を見やる。
 しかし、2人とも「仲が良い」などと言って微笑ましく見つめている。
 秀雄はリビングをでた。
 そして、誠司と恵里沙が風呂に入った後、聞き耳を立てた。


 秀雄は気にしすぎている。
 服を脱ぎながら恵里沙はそう思った。
 もちろん、彼が心配しているのは自分をへの愛情から来るものであり、それを考えれば嬉しい。
 相手は8歳でしかも彼の弟である。
 恵里沙も誠司のことは弟のように可愛がっている。
 その弟のような少年が「恵里沙お姉ちゃんと恋人になりたい」だなんて可愛いではないか。
 今も誠司は恵里沙をいやらしい目つきで舐めるように見ることも無く、さっさと服を脱いで風呂に入っていった。
 そして「お姉ちゃん、早く早く」などと可愛い声で恵里沙に呼びかけている。
 邪心があるなら秀雄の方だろうとすら思う。
 恵里沙とキスできないと知った時の落胆を見るとまるで、彼女にはキスすることにしか価値がないと考えているのではないかとすら勘ぐってしまう。
 勿論、そんなことはないだろうが。
「待っててね、今入るから」
 そう言って風呂に入る。
 誠司はもう体を洗っていた。
「誠司君、ちゃんと体を洗わないと駄目よ」
「うん!」
 誠司は素直に頷く。
 素直さという点では秀雄より誠司の方に好感が持てる。
 幼さからくる率直さなのかもしれないが、誠司は変な勘繰りをしない。
 無論、秀雄にも良いところがあるが。
 恵里沙はおざなりに洗っている誠司の体をきちんと洗いなおしてやり、自分の体も洗って浴槽に入る。
 浴槽の大きさは十分にあり、2人一緒でも問題は無かった。
「あのさ、恵里沙お姉ちゃん…」
 誠司が話しかけてくる。
「なあに、誠司君?」
 恵里沙は優しく微笑んで実の姉が弟にするように聞く。
「おっぱい、触ってもいい?」
 その言葉に恵里沙は一瞬凍りつく。
 相手が秀雄なら下心ありと即座に判断して殴っていたかもしれない。
 しかし、年下の誠司を殴るわけにもいかないので、どうしたものかと考える。
「おっぱい…?」

502:弟の願い事
07/12/25 06:25:25 aHHSJ/SO
「うん、触ってみたいんだ!」
 誠司は元気に言う。
 別にいやらしいことを考えて言っているわけではないようだ。
 女の子の胸に興味があるのだろう。
 恵里沙は自分の胸を見る。
 自分の胸はいわゆる貧乳というやつだ。
 胸がないことは、恵里沙のコンプレックスとなっていた。
 秀雄にはそのことを言っていないが彼はどう思っているのだろうか。
「私は…おっぱい、大きくないよ」
 笑って恵里沙は言う。
 言っていて悲しくなってくる。
「そんなことないよ」
 誠司は笑顔で言う。
 曇りの無い心からの言葉。
「僕よりも大きいし、兄ちゃんや父さんよりも大きいよ!」
 比較対象があれだが、素直な言葉だったので恵里沙は怒る気にもなれない。
 恵里沙は苦笑する。
「男の人と比べても意味がないでしょ」
「そうなの?」
 首を傾げる誠司。
「ねっ、触ってもいい?」
 相手は小さな子供。
 少しくらいはいいか。
 そんなことを恵里沙は思った。
「誰にも言っちゃだめだよ?」
 そう、念押しする。
 もしも誠司が「恵里沙お姉ちゃんのおっぱい触った!」などと触れて回ったら恥ずかしくて死んでしまいそうになるだろうから。
「うん、分かった!恋人同士の秘密だね!」
 むしろ口止めされたことを嬉しそうに言う誠司。
 その態度を微笑ましいと恵里沙が思った。
 そう思っていたら浴槽の中で誠司が胸をペタペタ触り始めた。
 くすぐったいなと恵里沙は思った。
 誠司の感想は違った。
「柔らかいや…」
 感嘆したような声を出す誠司。
 そのまま触り続ける。
 だが、そのうち誠司の肩が震えてくる。
「誠司君…?」
 不思議に思い恵里沙が声をかける。
「うっ……うっ……お母さん…」

503:弟の願い事
07/12/25 06:27:23 aHHSJ/SO
 その言葉で恵里沙は彼が母親を亡くしていることを思い出す。
 自分の胸を触りたいと言い出したのも亡くした母親の面影を求めたのかもしれない。
 恵里沙自身、父親を失った時のことを思い出すと今でも胸が締め付けられる。
 そして、誠司はまだ8歳なのだ。
 誠司は涙をポロポロと流している。
 恵里沙はそんな誠司を見つめているうちに、哀れみが増していき、彼を抱きしめた。
「うっ……恵里沙お姉ちゃん…?」
「大丈夫、私がいるし、新しいお母さんもいるでしょう?」
 泣きじゃくる誠司を抱きしめる恵里沙。
 そして、彼の頭を優しく撫でていく。
 やがて、誠司の泣き声も収まっていく。
「ありがとう…恵里沙お姉ちゃん…お姉ちゃんってとっても柔らかいね」
 その言葉に微笑む恵里沙。
「あっ…お姉ちゃん!」
 急に声が誠司の大きくなる。
 そのことに恵里沙は驚く。
「どうしたの?」
「僕が泣いてたこと、内緒だよ!」
 子供らしい意地に恵里沙は笑みを深める。
「2人だけの秘密ね」
 恵里沙は悪戯っぽく笑って言った。
 そうして2人して笑った。


 一部始終を盗み聞きしていた秀雄ははらわたの煮えくり返る思いだった。
 弟の誠司が自分の恋人である恵里沙と風呂に入ったのも気に食わなかった。
 しかも恵里沙は「胸をさわらせろ」という誠司のふざけた要求に従っていたのだ。
 自分も恵里沙の胸など触らせてもらったことはないのに…
 おまけに2人して楽しそうに笑っていた。
 そう、まるで本当の恋人同士のように!
 風呂から上がってきた恵里沙を捕まえて秀雄は問い詰めた。
「何で、あいつに胸なんか触らせたんだよ?」
「誠司君はまだ子供じゃない…」
 恵里沙は気にしすぎだと言わんばかりの表情だった。
 しかし、急に何かに気づいたような表情になる。
「どうして、あなたが知ってるの?」
 その言葉に秀雄は少し、気まずい思いをする。
 だが、すぐに開き直る。
「恋人の素行を監視してたんだ。何が悪いんだよ」

504:弟の願い事
07/12/25 06:29:48 aHHSJ/SO
 何の反省も見えない態度に恵里沙は怒りを覚える。
 そして秀雄を睨みつける。
「人がお風呂に入ってるのを覗いてたの?」
「何だよ、お前が誠司とべたべたしてたのが悪いんだろ!」
 秀雄の態度がだんだんとけんか腰になる。
「あの子はまだ子供よ…秀雄。気にしすぎよ」
 恵里沙は呆れたような口調で言う。
「うるさい、この裏切り者!」
 思わず手が出る。
 秀雄は恵里沙のことを平手で叩いた。
 叩いた後、即座に後悔する。
 しかし、時間は戻らない。
 恵里沙は一瞬、ポカンと口を開けた。
 やがて、信じられないという表情を浮かべてその紅茶色の瞳にみるみる涙が溜まっていく。
 そこに、誠司がやって来た。
 彼は事情を知らないが恵里沙が泣いているのだけは分かった。
「恵里沙お姉ちゃんをいじめるな!」
 誠司は兄に食ってかかる。
 弟の言い草にカッとなるが、叩いたのはやりすぎたと思っていたので恵里沙に謝る。
「その…ごめん」
 頭を下げて謝る。
「いいのよ…私が悪かったもの」
 恵里沙が目を赤くしながら力なく言う。
 涙を流す恵里沙を見ているうちに後悔が強くなる。
 しかし、そんな彼女を慰めたのは弟だった。
「大丈夫、恵里沙お姉ちゃん?」
 心配そうに聞く誠司。
 恵里沙は泣き腫らした顔でにこりと笑顔をつくって答える。
「ええ、ありがとう。誠司君」
「いこ、お姉ちゃん」
 誠司は秀雄を睨みながらそう言う。
 恵里沙は一瞬躊躇ったが誠司の手をとった。
 こうして、吉岡秀雄の最悪のクリスマスは終わりを告げた。
 しかし、彼の最悪な日々は続く。


おしまい

505:名無しさん@ピンキー
07/12/25 14:35:11 zIAoS6PY
むしろ5年後くらいの話を読みたいぞw

506:名無しさん@ピンキー
07/12/25 14:52:09 8L4AtiI4
サンタの束縛が不可抗力なのだとしたら、珍しく、ヒロインに非が少ない話でした。
兄の自滅っぽい。

507:名無しさん@ピンキー
07/12/25 15:36:04 cSmia/8R
確かに今回は兄の自滅分が大きい。
が、しかし、気持ちはよくわかる。
あれで納得しろってのも酷い話だし彼女も仕事だからってあっさり受け入れすぎ。
結局どっちもどっちってことですな。

508:名無しさん@ピンキー
07/12/25 15:55:46 soXXsZdT
うわああこれはきつい。ドキドキした。
続いていく最悪な日々が読みたいですが季節ネタだから難しいかな…

509:名無しさん@ピンキー
07/12/25 16:38:01 vHvA3IeE
弟の「新しいお母さんがほしい!」とのお願いに縛られ、やむなく親父に
ズコズコヤラれてしまう彼女を勝手に妄想…

510:名無しさん@ピンキー
07/12/25 19:41:27 flKyeM0e
おしまい はキツイな…
十年後の「お年玉」に期待。

511:名無しさん@ピンキー
07/12/25 19:50:51 eQxUO8w2
弟がどんな人間に育っても別れられないんだろうか……。

512:名無しさん@ピンキー
07/12/25 21:09:41 36WP65tW
作者死亡でサイト閉鎖と聞いたがたんば氏の小説はNTR要素が強いものが多かったな
ロリで欝だけど

513:名無しさん@ピンキー
07/12/26 00:07:10 8M7OuAss
>>504 
GJ!いい感じに胸糞悪くなりました。
彼女も仕事ならちゃんと、兄の記憶まで弄っといてくれないと。

514:名無しさん@ピンキー
07/12/26 12:39:17 WF1iL/gn
「いい感じに胸糞悪くなりました」ってのも、よく考えたらすごい褒め言葉だな・・・w

515:名無しさん@ピンキー
07/12/26 14:59:10 kSMI/FTJ
悪役のいう
「それは最高の褒め言葉だな!」
と同じか。

516:名無しさん@ピンキー
07/12/26 15:58:51 VHNiqMiU
寝取りられ阻止

517:ROCO ◆VpKHzOu04Y
07/12/26 17:08:44 PL/SjhzH
過ぎちゃいましたが自分もクリスマスネタで投下いたします。

518:ROCO ◆VpKHzOu04Y
07/12/26 17:09:17 PL/SjhzH
「乾杯!メリ───クリスマス!」

クラスのまとめ役である池口の一声で始まったクリスマスパーティー、
メンバーは希望者のみで十人ちょいくらいと少数だが、いやまぁ良いくらいか。
どっかの店を貸切にしてるわけじゃないしな。
「はい、雄介君」
「おっ、サンキュー」
ジュースの入ったコップをもらうと、その配ってた女子は俺の横に座る、
当然に俺達は未成年だからアルコールは無しだぞ。
すると俺はその横に座った女子を眺めたのだが…へへ、やっぱり可愛いな。
「ん?何か言った?」
「え?いや…はは別に独り言だよ」
笑って誤魔化す俺が見惚れたこの女子は…このパーティーの会場として貸してもらった家の子だ、
今夜は両親が留守だからというのと学校からも近いのでと都合よく、
パーティーの企画実行員が彼女に頼み込み場を貸してもらったわけだ。

で同時にだ…俺の恋人でもあるんだなこれが。


あれは一目惚れだったかな…何となく一年の時に友人らと馬鹿な話をして廊下を歩いてると、
この別クラスの女子、佐倉和美と出くわせたのだ。
ただ廊下でたまたま横切るだけ…それだけだったのに、俺の視線はその子から目を離せず追ってた。
この時俺の直感は色々と正しい働きをしたらしい、それから彼女の事を色々と調べたのだが、
俺好みの可愛らしい容姿だけじゃなくて、性格もバッチリだったからな!
それは同じクラスになってから確信に至った、席が偶然にも真横になったのも、
運命の神様に感謝しないといけないかもしれない…
お陰で会話する事も増えてきて、より色々とわかりあえるようになってきた…だから、
俺は告白したんだ彼女に!そして…
「お疲れ、だけど場所をここにして本当に良かったのか?」
「う、うん…色々と都合が良かったんだし私は構わないよ」
「そっか」
俺達は付き合うようになって、今は恋人という関係だった…ただクラスのみんなには内緒にしてる、
バレたら連中の事だ、色々とからかわれたりと幼稚な事されたりで面倒あるしな。
実のところそういう関係になってからの付き合いは、かなりいい感じだと俺は思ってる、
ただな…付き合って一年になろうとして、まだそういう事はしてなかったりするのだ。
お互いにウブだからか、興味はあっても中々にできずにいた。
「それでさ後で…」
「うん、大丈夫…」
でも今日こそは、そんなヘタレな関係に終止符をうつつもりだ!
さっきも言った通りに今日は彼女の両親が留守で彼女一人、だから…チャンスなんだ。
今日のクラスのパーティーの後に、俺達は二人だけのクリスマスを祝おうと計画してた、
しかも…一夜一つ屋根の下で過ごすというシチェ付きでだ!

519:ROCO ◆VpKHzOu04Y
07/12/26 17:09:48 PL/SjhzH
おかげで今から緊張してくる…平静を保ってるつもりだが、正直ドキドキが止まらないくらいだ…
それこそ意識するなというのも無理だよな、さっきから実は同じ側からコタツに足を入れてるからか、
肩が互いに当たっていて…和美と触れ合って座ってるようになってる。
こうしてるだけで彼女の体温を感じ意識してしまう、
これでは前でしてるクラスメイトの馬鹿な芸に集中して見入る事もできないくらいだ。
「んっ…」
えっ?ふと色っぽい響きの声が聞こえ、和美の方を見ると、
その顔は赤くなってた…もしかして和美も俺と同じか?
そうだよな緊張するさ、こんなシチュエーションなら誰だって…
このまま彼女の顔を見てて、見つめてるのがバレたら余計に恥ずかしい思いをさせるだろうから、
俺はすっかり出し物の舞台と化した前の方を見てた、見てたが…正直見てないといっていい、
頭の中はこれからの事でいっぱいだったからな。
だけどこのまま声をかけないままというのも変だよな…うん、
しばらくしてからそんな風に考え出し、タイミングを見計らう…まだ和美は赤くなってるのかな?
ビクッ…ん?何か震えたような気がし、また後ろを振り向くと、
和美はさっきよりも顔を真っ赤にさせて荒々しい息使いをしてたんだ。
「ん?どうした?何だかその…顔が赤いけど」
何かあったのだろうかと心配になり声をかける、
すると…彼女は困ったようにそれでいて恥ずかしそうにうつむくと…
「え、えっとね…そのちょっとトイレに…」
へ?呆気にとられる俺、あ…そういう事か、こんな状態で、気軽に出られないか…
「あっゴメン、みんな向こうに気がいってるし、今がチャンスだと思うよ」
「うん…」
和美は急ぎ足で座ってる連中の間を通してもらい、廊下に出て行く。
う~ん…なんか恥ずかしい事を言わせちゃったかな?


「ふぅ、寒い…」
冬の寒さが身に染みるぜ、あれからパーティーは無事に終わり、
それぞれが帰宅しようとしている、俺はそんな帰宅する連中に紛れてた…
そのまま和美の家に滞在するのにこうするのは、
単に他の連中に関係を知られないようにする為の偽装だ。
帰るフリをしてまた戻ってくるわけだが、う~ん冬の寒さはやはり堪えるな。
しばらく外を歩き続け、そろそろいいかと思いはじめる、もしかしたら少し早いかもしれないが…
だけどもこのままじゃ凍えそうだ!まぁ、他の連中もとっくに立ち去ってるだろうよ。
そう勝手ながらに判断し、俺は和美の家にと再び戻る事にした。

「寒かった?」
呼び鈴を鳴らし、しばらく待つと玄関が開き和美が出迎えてくれる、
やはりというかもう周りには誰も居ない、ちょうど良かったみたいだな。
「はは、大丈夫だよ…和美こそ平気か?顔が赤いけども」
「え、うん…大丈夫だよ」
ふと見れば和美の顔もどこか火照ってるように見えた、ん~緊張してるのかな?
俺も同じだと思うし…そのまま片付けられた部屋へと招かれ、
そこで俺は彼女の手作りケーキを食べる事になったのだ!
「うん!美味しいよ」
「本当!?良かった…!」

520:ROCO ◆VpKHzOu04Y
07/12/26 17:10:19 PL/SjhzH
それは本当に美味しかった…やはり想いが込められてるのは味が違う!
和美は俺がそんな褒めた感想を言っても、信じられないのかちょっと自分で食べるのに躊躇してた感じだったが、
やはり甘くて美味い…本職を超えてると思うのは流石に言いすぎか?
そんな風にケーキを中心に、他にも軽いつまみなのを食べつつ、和美と二人っきりの時間を過ごしていく…
クリスマスをこんな風に恋人と過ごせるなんて…数年前では考えられなかったよな、
へへ…彼女のいない連中には悪い事してるみたいだぜ。
だがそんな楽しい時間も、楽しいからこそすぐに時間が経過してしまう…
気付けばもうかなり遅い時間になってたのだ。
「なぁ、もう…夜遅くなったな」
「うん…パーティー自体も終わるの遅かったもんね」
「そろそろさ…その何というか」
「…そろそろ沸いたと思うの」
「え?」
「お風呂…先に入って、その…私は後で入るから」
「あ、あぁ!」
ドックンと胸が高鳴る、これはつまり…いよいよ本番という事だ!
心臓をドキドキと騒ぐかのように鳴らせつつ、この家の浴場を使わせてもらう。

ザァァァァァァ…

「ふぅ…」
熱めのシャワーを浴びつつ、ゴシゴシと身体を擦り洗っていく、
よ~く洗っておかないとな、体臭が臭いとか思われたくないし…
「へへへ…」
これからの事を考えると、無意識に口がにやけてしまう、
すると浴場の隣から和美の声が響いてくるのだ!
「ねぇ、ここにバスタオルを置いておくから」
「あぁ!サンキュー!」
そして湯の中に入ると、俺はまた無意識に鼻歌を歌ってしまってた、
う~んどうしても上機嫌になってしまうよな、まぁ不安もあるけど。
そんな不安を消したいかのように、浴場には俺の鼻歌が響き続けてた…

俺が風呂を終えると、続いて和美が浴場に向かう…
なんかまた頬を赤く染めてたな…まったく俺ら暖かな家の中だというのに、
ずっと顔を赤くさせたままみたいだな、本番はこれからだというのに。
そうこれからだ…彼女を待つ時間が長い、先に和美の部屋で待ってたのだが、
コチコチと鳴る時計の音がいやに耳に響かせてた…やがて和美は風呂を終え、
この部屋に入ってくる、そのパジャマに着替えた湯上りの彼女の姿はその…妙に色っぽかった。
「あ…それじゃあさ…」
「うん、寝ようか…」
まるで本当にそのまま寝付くかのように、同じベッドにの上に寝る俺達、
だけど互いにすでにその気にはなっている…
「手を握っても…いい?」
「うん、いいよ」
まずはと…何度も握った事あるくせに、妙に緊張しつつもギュッて手を握りしめる、
あぁ…体温を感じる!和美の暖かさが手から伝わってきてるようだ。
そのまま俺は彼女の手を何度も色々な形で握りしめた、そこから先をどうしても躊躇してたから。
だけどそのまま手だけを握ってるわけにはいかない、
何より彼女から先に動いてもらうのは何か男として情けない!
だからこそ俺は度胸を出し、和美の上に被さったのだ!!

521:ROCO ◆VpKHzOu04Y
07/12/26 17:10:58 PL/SjhzH
「あっ…」
「いいよな?」
「…うん」
覚悟はしてたのだろうが、それでも驚く彼女…だけどもう後には引けない!
そのまま勇気を出して、和美の着ている可愛らしいパジャマを脱がせていく。
和美は恥ずかしがってる、だけど…拒む事はしない、
ボタンを外していき、まずは胸を晒させた…
「!?」
「あっ…」
俺の目の前に飛び出すかのように、その物体が開放された!
男には無い胸の膨らみ…これが和美のおっぱいか?
「さ、触っていいか?」
「うん…あんっ!」
俺の手はその膨らみに伸び…そして揉んだ!
こ、これは!?女の子の胸…こんなに柔らかいんだ、凄い…
「あんっ…」
「あ、痛かった?」
「ううん、全然…気持ちいいよ」
「そう?」
思わず力強く揉んでしまったのかと思ったが、どうやら平気らしい…
しかし気を抜くとすぐに欲望のままに揉みまくってしまいそうだ!
それ程に、ここの感触は良かったのだった。
だけどここはまだ前座みたいなもんなんだよな、ここからだ…
「見ていい?あの…和美の大事なとこを…」
「ん…雄介君にならいいよ」
恥ずかしそうにコックリと頷く和美、俺はそんな彼女の好意を受け入れ…
いよいよと彼女の股を広げ、そして可愛い純白の下着を脱がせていくのだった!
そして俺は見る…女の子の大事な箇所を!!
「こういう時ってさ…濡らさなきゃいけないんだっけ?」
「え?あ…でもお風呂上りで、もう濡れてると思うけど…」
「あ、そっか…あはは」
確かに…もう濡れてきてる感じする、本当はどんな感じがベストか知らないから断言はできないが、
初めての俺がいきなりにエロ本の真似ができる筈なく、その言葉を信じて…
自分の股間のすでに盛り上がっているのを晒し出すのだった!
「いくよ…いい?」
「うん…きて」
唾を飲み込み、その入れる姿勢に体勢を変えていくと…ふとある事に気付く、
そうだ初めてだからと忘れちゃいけないじゃないか!
この時の為にと勇気を出して買った物があったんだ…それは避妊具のコンドームだ、
やっぱこういうのはちゃんとしとかないとな、彼女を真剣に考えるなら特に。
付け方に少し戸惑いつつも、何とか付けることができ、
俺は再び体勢を整える、そして…

ズブッ…

「痛っ!あ…」
「だ、大丈夫か…ゆっくりするからさ」
「う、うん…大丈夫、平気だから…」
「心配しなくても優しくするよ」
「うん…」

522:ROCO ◆VpKHzOu04Y
07/12/26 17:11:29 PL/SjhzH
やはり初めては痛いみたいだ、入れた瞬間に彼女の表情は歪んだし…
しかし…うぅ!こ、これが女の子の中…まるで絡んできて締めて来るみたいだ!
俺はその生まれて初めての感覚に翻弄されていた!
温かいのに包まれて…絞ってきてるようで!!
「雄介君…んっ!」
「和美…うぉぉ!!!!」
初めてだから、これで本当にいいのかわからない…
だけど俺なりの全力で彼女を抱いていく!
優しくと頭で念じ快楽に流れそうになるのを抑えつつ…腰を動かしていく、
何度も何度もやがて果てるまで…俺は初めてのセックスという行為の快楽を堪能していくのだった。
「うわぁぁぁぁぁぁ───!!!!」

ビュクゥゥゥ…

こうして…俺達は結ばれた、身も心も…
何度も愛し合い続け、そして力尽きると…いつしかそのままベッドの中で眠っていた、
達成感を抱いてたのかその夜はとても幸せな気分で夢を見てたと思う、
きっと俺達二人の幸せな未来を見た気がしたんだ。

夜が明け朝食を一緒に食べると、俺は早々と帰ることにした、
実は午後からは男友達との約束もあってな、仕方なく戻らないといけないというわけだ。
「じゃあまた学校でね」
「おう!」
互いに朝から顔を見合わせるのが恥ずかしい感じだった、
それも仕方ない事なんだけども、でもそれでも心の距離はより近づいた気がしてた。
微笑みつつ見送る彼女に、俺は手を振り駅へと歩いていく…すると数分後。
「あれ?そういえば…」
駅直前で今の時間を確認しようと携帯を取り出そうとすると、
ポケットにそれが無い事に気付いた。
どうやら和美の家に置き忘れてきたようだな…まいったな。
結構歩くのだけども無いと困るし、仕方ないから来た道を戻る事にした。
「しかし和美のやつ、いきなり俺が戻ってきたらビックリするだろうな」
呑気にそんな事を思いつつ、和美の家の近くまで歩いてくると…ふと何か騒がしい音が聞こえた、
何だと思ってるとそれが和美の家の玄関口から聞こえてきたのがわかる!
確か和美の家には、和美一人しか居ない筈!
胸騒ぎがする…俺は不安を感じ、走って向かっていく!
そして玄関のドアを呼び鈴も押さずに一気に開いた!
幸いに鍵はかけてなかったみたいだが…
すると俺はその光景を見て絶句する、何故ならそこにで見たのは…
「雄介君!?」
「なっ!!?」
「沢渡!てめぇ…何をしてやがる!!」

バキィィッ!!!

そこで俺が見たのは、玄関口で嫌がる和美の手を握り締めてた沢渡の姿だった、
沢渡正二…俺のクラスメイトで目立たない存在の男子だ、
友達も居ないらしく、よく一人で本を読みニヤニヤしてるとこを見かける、
以前はイジめられていた事もあるという噂を聞いたな…確かに不気味な感じでそうなりやすい男だが、
そういえば昨日のパーティーに出席してたのを何人か怪しんでいたけ。
俺は咄嗟にその沢渡を殴りかかってた…

523:ROCO ◆VpKHzOu04Y
07/12/26 17:12:14 PL/SjhzH
「ぐはぁ…うぅ…」
呻く沢渡…こいつ何でここに居るんだ?
殴っておいて今更にそれを疑問に思う、もしも何も無かったら勢いに乗って悪い事をしたなとも思うが、
だが和美の様子を見る限り、そうは思えない…ん?
ふと何か落ちているのに気付いた、これは写真か?
「えっ!?」
その写真らしきのを拾い見て絶句する…写ってるのは和美だ、
しかしその撮られた姿が問題だ、それは俺も見たことの無い…
和美がトイレで用を足している、そんな痴態を写されてたのだ!
何だよ、これ…どうやって撮ったんだ!?いや…そんな事はどうでもいい、
何の目的でこれを持ってたかだ!
「沢渡…てめぇ、何だこれは!和美に何を!!」
「ひぃぃ!!」
「ま、待ちやがれ!!」
沢渡は萎縮し後ろに下がると、そのまま逃げ出したのだ!
俺は逃げる沢渡を追おうとしたが、その刹那…
「待って!もういいよ…」
「和美!だけど…こんなのを」
「だ、大丈夫だから…もう」
くっ…こうしてる間に沢渡はどっかへ行ってしまったようだ。
和美は震えた手で、俺の肘を握っている…
よっぽど怖かったのだろうか、なら尚のことあいつを放っておくなんて、
だが和美は手を離さない強い力で握っている。
「本当にいいから…」
「わ、わかったから…もう離せよ」
「うん」
もう今からだと追えないだろう、それにこんな和美を放っておけないし。
まだ怒りが収まらないが…仕方なく今は彼女のそばに居る事にした。
「脅迫…されてたのか?」
「う、うん…その…写真を渡してほしければ付き合ってほしいって」
「そっか…」
あの野郎…よくもそんな卑怯な手段を使いやがって!
とにかくここに写真がある以上は、もう脅迫は…いや画像データとかあったら別か。
「なぁ和美、もう新学期からさ…公に付き合おうぜ!」
「え?」
「こそこそせずにさ、クラスの連中の前でもイチャイチャと見せ付けてやろう!」
「でも…恥ずかしくない?」
「平気だよ、考えてみればコソコソしてる方が後ろめたい事をしてるみたいじゃないか」
もちろんクラスの連中にからかわれる可能性が大だし、心配事は色々とある…だけど、
こうやって公言して付き合ってると…和美は俺の女だと言っておけば、
あんな沢渡みたいな奴が和美にちょっかいしてくる確立が低くなると思ったんだ。
これは誰も手を出すな…和美は俺が守るという意思表示だ!
「うん…わかった、いいよ…雄介君」
「あぁ、じゃあ今日は…このままデートしに行こうぜ!」
「え…用があるんじゃ」
「そっちよりも、和美と一緒に居たいんだよ!」
さて連中にはお詫びのメールをしとかないといけないな…ふぅ。


あれから一年…あっという間だった、付き合ってから二度目のクリスマスが近づいてくる、
この一年…幸いに和美にちょっかいを出す男は居なかった、沢渡にはあれから深く言及してないが、
会う度にキツイ眼で睨んでやっている…奴は毎回視線に気付くとビクッと震え怖気させてるが、それ以上の事はしていない。
本心はクラスの連中にも声をかけて虐めてやろうかとも思ったが、そんな事をすれば和美に嫌われそうだしな。
まぁ、卒業も控えてあいつとももう少しで会うこと無くなるし…もう考えるのはやめとこう。
幸いにもあの和美の恥ずかしい写真をバラ撒くような事もしてなさそうだしな。

524:ROCO ◆VpKHzOu04Y
07/12/26 17:12:46 PL/SjhzH
とりあえず今は全てが上手くいってると思う、そして今年もまた俺達はクリスマス前の休日にデートをしてたんだ。
「そっか残念だな」
ただ今年は残念な事に彼女の家には泊れないらしい、だからデートするだけで我慢する事になった。
すると和美は自分の鞄からある物を取り出すのだ。
「うん…あのこれ…」
それは可愛らしいリボンを付けた袋だった、俺に手渡してくるけど、これってもしかして…
「クリスマスのプレゼントだから」
やっぱり!俺は嬉しい反面、かなりショックを受けてた…何故なら。
「あっ、ごめん…俺のはもってきてないよ、また今度渡すよ」
「う、うん」
そうだ…せっかくのプレゼントを持ってきてないのだ!
せっかく三年生の忙しい間に色々とバイトして金を貯めてきて、豪華なの買ったのに…
一応は今度の時に渡そうと思ってたのだが…渡すタイミングが合わなかったか。
うぅ…何だか和美の表情が暗くなってる気がする、まだお泊まりできない事に後ろめたい気持ちがあるのか、
それとも俺からのプレゼントを楽しみにしてたのか…とにかく和美は暗い表情のままだった、
これは早々と話を変える必要があるな、それでさっそくとこの袋を開けて見る事にした。
「えっ!今…見ちゃうの?」
驚く和美、もしかしてここで見ちゃいけなかったのか?
だけどももう袋は開けてしまい、中のを取り出そうとしてた…ん?
「これは…DVDか?」
それは一枚のDVDだった…だけども白いパッケージだし、何のDVDだろうか?
「あの…お金が無くてその…自作の何だけども」
そっか…自作のDVDか、パソコンが得意とは聞いてないが、きっと友人かに協力してもらい、
何か俺に見せたい映像を撮ってDVDに焼いたのかな?まぁ内容は教えてくれないんだろうな。
でも楽しみだ、とりあえず家に帰ってから早速見るか。
「あの…ゴメンね…」
「あぁ、いいよ!こういう手作りなプレゼントって想いがこもってるしさ!」
「本当に…ゴメンね」
何度も謝る和美、う~ん…本当にいいんだけどな、やっぱりプレゼントは愛情があるのが一番だし、
と…大金を投入してプレゼントを買った俺が言っても説得力ないかもしれないが、
それでも満足だった…そして今日は早めに互いに家に帰る事にした。
ホワイトクリスマスになるのは嬉しいが、天気予報によればどうやらかなり夕方から吹雪くという話らしい、
電車が止まっては困るからな、早々に退散する事にしたのだ。
「じゃあ、また今度な!」
「……」
手を振って和美は俺を見送る、何か哀しそうな表情に見えるのは、
やっぱりせっかくのクリスマスにこれだけってのは不満だからかな?
まぁ俺は、この和美から貰ったDVDが気になり、ウキウキと楽しみになってたけども。
ふと乗った電車の窓から天を見上げると、天候は急に曇ってきて、今にも降りそうな感じになっていた。
いや…もうチラチラと雪が降ってきてるようだな、風も吹き始めてる…
まるで空が悲しんで泣いてるようだ…ふとそんなセンチメタルな事を自然に思った。

あれは何に悲しんでいるのだろうか…?

【おしまい】

525:ROCO ◆VpKHzOu04Y
07/12/26 17:13:24 PL/SjhzH
今日はテストも終わって冬休み直前と、クリスマス直前の休日前ということで、
クラスのみんなを集めてパーティーを開いて楽しむ事になったの。
で、その騒ぐ場として、ちょうどタイミング良く両親が留守で家も大きく、
広い部屋もあるからという理由で、学校からも近い私の家でしようって事になったのでした。
「乾杯!メリ───クリスマス!」
時間になり準備もできたから、クラスメイトの男の子の池口くんが乾杯の挨拶をすると、
一斉にみんな騒ぎ出したの、まぁ希望者のみという事で数は少なめだけどね、
クラスメイト全員が来たら流石に部屋に入りきらないから、丁度いい人数だったけども。
暖房はちゃんとつけてるから部屋も暖かく、ソファーに座って騒ぐ子や、その辺にだらしなく座ってる子ら、
そしてやっぱり冬はコレだとばかりに置かれた大きめのコタツに足を入れてる子らと、落ち着く席は色々だったわ。
私はそんなみんなにジュースを配り終えるなり、最後に配った大き目のコタツに座っていたとある男子の横に座るの。
その男子の名前は富田雄介君といってね、付き合って一年くらいになる私の彼氏だったりします
「お疲れ、だけど場所をここにして本当に良かったのか?」
「う、うん…色々と都合が良かったんだし私は構わないよ」
「そっか」
クラスのみんなの分を含めるかのように、申し訳無さそうな顔をする雄介君、
優しくて成績だって良い方で頼りになる事でも有名だった彼に告白された時、
本当に驚いて心臓が止まっちゃうかもと思ったっけ。
「それでさ後で…」
「うん、大丈夫…」
こっそりと彼は私の耳に小声で囁く、それは私達だけの秘密の約束だったの。
実はこのパーティーの後に、今度は私達だけでのクリスマスパーティーをしようって決めてたの。
だからパーティーにと用意した料理やお菓子とかを、私達はあんまり食べてなかったのでした。
「おっ!佐藤の奴、何か歌うつもりだぞ」
「あはは、だけど音量はあんまり大きくしてほしくないかも…近所に響くと迷惑だし」
一応はみんなにも騒ぐのはいいけどと、その事は前もって言っておいたけど、
さてさて騒ぎ出したらちゃんと守ってくれるのか心配だよね。
そんな風に集まった部屋の前で、場を盛り上げるのが大好きなクラスメイト達が次々と、
歌ったり一芸とかしていく中で、私は横に熱い感触を感じたの!
それは真横に座る雄介君の体温でした、いつの間にか肩辺りが接触してたみたい。
感じる…大好きな男の子の感触を、なんか幸せかも…
「雄介君…んっ!?」

クチュッ…

「!あっ…んんっ!!?」
その時でした、突然に激しい感覚に襲われ、私は衝撃をうけてしまうの!
ビクッと震える身体、な…何?これって…まさか!
ひゃ…あっ!やだ…あ…弄られてる…うそぉ!!
その激しい感覚に、思わず吐息が漏れそうになってた…でもダメ!我慢しなきゃ…
みんないるのに…こんなの酷いよ、私は咄嗟に手で自分の口を塞ぎ、
この口の奥から漏れそうになる恥ずかしい声がを我慢する、
そうしなきゃいけないのは理由があるの…だって。

グニュッ…グジュッ…

「んんん~~~っ!!」
何とか踏ん張り必死に我慢しつつ、私は自分の非難する目を、その相手に向けてた…
その私の視線の先には向かいに座る人が一人、
周囲が楽しそうに騒ぐ中で一人独特な静かな空気に包まれてる影の薄いというか、
見た目は大人しい男子が居ました、彼はこっちを見ない…
でもクスッと微笑んでた、きっと私が恥辱をうけてるのを知ってるんだ!
そして何も関係ないフリをして楽しんでるのよ。
「んんんっ!!」

526:ROCO ◆VpKHzOu04Y
07/12/26 17:14:01 PL/SjhzH
ひゃぁぁ!!あ…またより力強く弄ってくる、指先が食い込んでるみたい!
このコタツの中で、彼が伸ばしてきた足の先が…私のスカートの内に忍び込み、
パンツの生地越しに股間部を弄ってきてたの!
や…あっ、敏感なとこをそんなに!!うぅっ!!
今…女の子二人がデュエットして歌ってる、だからみんなの目はそっちに集中してた、
おかげで幸いにも、私の異常にはバレてないみたいだけど…んっ!
声を我慢するのも辛いけど、平静を保つのも辛い…
すぐ横に雄介君だっているのに!気付かれちゃうよぉ!!
心臓のドキドキが止まらない、ますます加速していくみたい…
緊張と恥辱が私の鼓動を大きくさせていくの!

ジュブッ!

「~~~~~~~っ!!!!」
その瞬間!私はより力強く自分の手でおもいっきり口を塞ぎました、
だってそうしないと…絶対に声が出てたから。
心臓が一段とドキドキと高鳴った…顔も熱い、きっと真っ赤になってるかも…
だけども頭の中は白くなってた…一瞬で何もかも吹っ飛んでしまったようだったから。
危なかったか…私イっちゃった。
「今度は俺が歌うよ~イエェェイ!!!」
荒々しくなった息を整えてる時、まだみんなはカラオケに夢中になってたけど、
こんな所でイっちゃったんだ…すると雄介君が振り向き、私を見つめたの。
おかげでドキッとまた胸を鳴らしちゃってた。
「ん?どうした?何だかその…顔が赤いけど」
「え?えっとね…そのちょっとトイレに…」
「あっゴメン、みんな向こうに気がいってるし、今がチャンスだと思うよ」
「うん…」
雄介君、私がただトイレを我慢してただけだと思ってくれたみた。
そうだよね、まさかコタツの下であんな事をされてたなんて思わないだろうし…
私は静かにコタツから出ると、そのまま廊下に出てトイレに向かうの、
幸いに誰も入ってなくて、バタンとトイレのドアを閉め、座席に座る…
そして見ちゃったの、その穿いてた下着を脱いで…濡れてる、こんなにも…
あの時…沢渡君に弄られて濡らしちゃったんだ。
その事実に呆然となる…そして感じたの、その弄られた所がウズウズさせてるのを。

それから時間は経過し、パーティーは終わる…楽しんだみんなは、
もう終わりかと時間が経つのが早いと感じてたみたい、だけど私は…
ひたすらに緊張を続けてて、時間を長く感じてたのでした。
パーティーが終わると皆で協力し、後片付けを始める、
私も自分の家での事だし、食器を他の女子と一緒に洗ってた。
そして…洗いながらに思い出してたの、こうなってしまった始まりを。


一ヶ月前の放課後、私は帰ろうと自分の上履き入れの中を覗くと、
その靴の上に一通の手紙が入っていた、
それを見た瞬間にラブレターかと驚いちゃってたっけ、
でもまさか…あんな内容が書かれてたなんて!
それは私が用を足してる恥ずかしい写真と、倉庫への誘いだった。
そして僅か一時間も満たない時間が過ぎた頃、
その書かれていた待ち合わせの倉庫の中で私は…
乱れた制服を抱きかかえ、半裸でうずくまってたの…

527:ROCO ◆VpKHzOu04Y
07/12/26 17:14:32 PL/SjhzH
晒された股間のアソコからは赤い雫が垂れてて…
いつか大好きな雄介君に捧げたかった大切なのを…奪われちゃった。
そしてその日から、私にとっての学園生活は一変した、
いつもと変わらず表向きは友達と楽しい会話、
そして雄介君の前では胸が痛みつつも平然に接する事できてたし、
大して変わらないけども裏では…恥辱をほぼ毎日のように身に受け続けてたのでした。
もちろん嫌だった、でも…逆らえない。
もし逆らえば、雄介君に恥ずかしい写真だけじゃなくて、
私を辱めてた時に撮っていた映像まで見せるって言うのだから。
だから私は我慢し続けたの、どんな事を要求されても…


んっ…雄介君、きっと綺麗な身体だと思ってくれてると思う、
だけどもゴメンなさい…汚れちゃった。
「どうしたんだボーっとして?」
「え?あ…もうパーティーも終わりだなと思ってね」
あれから沢渡君が私に悪戯をする事は無かったけど、
でも内心ドキドキしてたからパーティーに集中できなかった。
「だけど俺達のはこれからだもんな」
「うん…」
そう…これから私達だけのクリスマスパーティーが始まる、
みんなが帰っていった後に、間をおいて雄介君は戻ってきて、
そして一夜を過ごすの…この家で二人っきりになって…
多分…ついに結ばれる事になると思う、今度こそ雄介君と…
大好きな人とセックスを…
心苦しいのはそんな嬉しい望んだ事を演技でしないといけない事でした、
だって私は初めてじゃないから…初めてだと思われないと!

「じゃあね和美」
「今日は場所を貸してくれてサンキューな佐倉!」
「またね~」
クラスメイトのみんなを玄関口で見送って、そして玄関を閉めます。
十数分後に雄介君が戻ってくるまで一人になったわけ、
今のうちに用意しとこうかな…そう思った時!

ガシッ

「はぁ…ひゃっ!」
「へへ…二人っきりだね佐倉さん」
「沢渡君…んぐっ!」
いや…あ!こんないきなりにキスしてくるなんて!
どっかに隠れていたのか実は帰っていなかった沢渡君は、
唐突に私の背後から抱きついてくると、そのまま唇を奪ったの!
んん~~っ!あ…沢渡君の大きな舌が強引に入り込んできてる!
やぁ…あっ…こんなに激しく口の中を掻き回されたら…

528:ROCO ◆VpKHzOu04Y
07/12/26 17:15:32 PL/SjhzH
「ん~えへ、キスだけでとろけた表情になっちゃってるね」
「!…あっ!いや…」
口が離れると、私と沢渡君の間には唾でできた橋ができてた、
唐突の出来事だったから頭の中が呆けちゃってたし…
だから直ぐには何で彼がここに居るのかを問えなかったのでした。
「えへへ…これから二人で楽しむ予定なんだろ?僕も混ぜてよ…その楽しみにさ」
「!?な…なんで…」
「へへ、男連中のその手の情報網を舐めないでよ、他の連中も気付いてたよ」
そ、そんな…んっ!!
沢渡君は唇をもう一回押し付けてくる、そして手を私の身体に絡めてくるの!
あっ!胸…触られてる、それにもう片方の手はスカートの中に入り込んでくる!
そしてそして…んっ!パ…パンツ越しに触れてくるの、さっき足で弄られてた所を…
「んんっ!あ…だ、ダメ…あっ!」
「へへ、こんなに濡らしておいて何を言ってるんだか、ほら」
「え…あっ!」
その股下から取り出してきた手は、べっとりと濡れてた…
恥ずかしい液まみれになった指を目の前に見せ付けてくるし!
「熱かったよ、佐倉ちゃんのおまんこさ」
「や、やだ…あぁ!!」
そしてまた、触れてくるの…ここを弄ってくる!
またグリグリって…んっ!しかも胸も…あぁ、揉んでるし!!
「富田の奴、佐倉さんがこんなにエッチな女の子とは思ってないだろうな」
「!?あ…お願い…今日は…んんっ!!」
「大丈夫、ちゃんと隠れておいてあげるよ」
「そうじゃなくて…んんっ!!」
やだ…あ!ダメ…私、翻弄されちゃってる!!
止めて欲しい筈なのに…こんなの嫌なのに…
快感が…そんな私の本心を麻痺させてしまってる!
「この一ヶ月ですっかりやらしく仕上がったな…んんっ!」
「あぁぁぁぁんっ!!!」
もう…駄目、またイっちゃう!
沢渡君にイカされちゃう…頭の中が霞んできて…あぁ!!

ピンポ──ン!

「!?」
突然に家の中に響く呼び鈴の音…
それは快楽に心酔してた私の意識を覚ますのに十分な音色でした。
近くの置き時計を見ると、もう約束の時間になってる事に気付かされたの!
つまり雄介君が帰ってきたわけです。
「じゃあ、僕はあっちに隠れてるよ、へへ…」
沢渡君は手を振って奥へと向かう、不安はあった…
だけども今は直ぐに出迎えないと、雄介君に変だと思われちゃうもん!
だから玄関に急ぐ…股間のとこに少し寂しさを感じながらに。

「寒かった?」
「はは、大丈夫だよ…和美こそ平気か?顔が赤いけども」
「え、うん…大丈夫だよ」
さっきのでまだ顔は赤かったみたい、でも雄介君は気にしてないみたい…
ホッとする私は、平然を装って台所に向かいました。
実はパーティーの準備をしつつ隠れてあるものを作ってたの。
だからそれを取りにいったのだけど、そこでまた彼は居たのでした。

「これが手作りのケーキか」
「う…うん…上手く出来てると思うんだけど」
「じゃあいただくよ」
雄介君は私が持ってきたケーキに、手にしたフォークの先を近づけさせてた。

529:ROCO ◆VpKHzOu04Y
07/12/26 17:16:03 PL/SjhzH
そのフォークでケーキを刺していく一つ一つの動きがゆっくりに感じる…
そしてそれが口に運び、口の中で味わう時には、緊張でとっても心臓が高鳴ったの。
「うん!美味しいよ」
「本当!?良かった…!」
私って料理が決して得意というわけじゃないから、
この日の為に勉強して練習も何回もしてたけれども、本当に美味しいのが出来上がったのか不安だった。
でも美味しいと、お世辞でも言ってくれてホッとして安堵するの、
胸が温かくなる…でも直ぐに冷める事になる、だって…
私の視線はもう一つのケーキに向けられてた、これを食べなきゃ…
私もフォークを持つなり、その自分で作ったケーキを口へ運ぼうとする、
ただ私のこのケーキは雄介君のとはちょっと違う、見た目は同じぽく見えるけども…
「どうしたんだ?俺の味覚を信じろよ」
「う、うん…」
それを口の中に入れる事を躊躇ってた、だけどもそのまま硬直するわけにいかず、
覚悟を決めてそれを口に運び、口を開けてパクッと…
「んっ…」
入れたと同時に口の中に広がるクリームの味と甘い香り…
そして続いて独特の生臭くて酸っぱい苦い粘々した感触のが広がっていく!
「んんっ!」
「!おいどうした?急にむせて…」
覚悟してたけど…でもやっぱりキツイかも、思わず顔が妙に歪んだみたい。
だから無理してでも彼の前で微笑むの。
「大丈夫…ちょっと気管に入っちゃったのかも」
「おいおい…落ち着いて食べないと、今日は時間あるんだからさ」
「うん…そうだよね」
まだケーキは一口だけしか食べてない、食べなきゃだめだよね…全部。
しかも味わってゆっくり食べなきゃ、大丈夫…上側にだけかけられてるだけだし。
でもやっぱり…キツイ、だってだってこの…ケーキは。

さっき台所に行った時に、沢渡君はこんなのを用意してたの、
私が作ったケーキの前で何かしてると思ったけども…
「こっちが和美ちゃんのケーキだよ、間違わないようにね」
「な…何で?」
「間違えて、そっちを彼氏に食べさせたらえらい事になるよ…だってさ」
「えっ!?」
意地悪そうな顔つきに嫌な予感はしてた、でも小声で耳打ちした内容に、
更にと絶句するの、だって…クリームに精液を混ぜたケーキって!
「和美ちゃんにはもう慣れた味だろ?この口でも何度味わったか」
「うぅ…」
今までのを走馬灯のように思い出す…確かにそう慣れてる、
もうこのドロドロした感触も、最初は吐きそうに何度もなったけども、
今はこうしてゴックンと、喉の奥へ飲み込めれるし。
でもこんな、ケーキと混ぜて…しかも雄介君の前で味わう事になるなんて。
私、今…目の前で彼氏じゃない人のを口にする彼女になってる…ごめんね。
そのまま食べながらに…外見は楽しく会話しながらに、
心の中で謝罪するの…口の中はケーキの甘さと濃い目の精子の味が充満してた。
ケーキを全て食べると、最後に紅茶で軽くうがいして飲み込むの、
これで大丈夫かな…臭いとかでバレないよね?
それが気になってか、私は雄介君と顔が接近しないように気をつけるようになってた。
そして…時間は流れる、特に何も無いままに…


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