●●寝取り・寝取られ総合スレ6●●at EROPARO
●●寝取り・寝取られ総合スレ6●● - 暇つぶし2ch50:名無しさん@ピンキー
07/10/06 23:30:31 OgIf+KK3
なんで楽しみにしてるって書いただけで叩かれるんだ?
ちょっと異常だろ…

他の作者に触れなかったら怒ったのか?


51:名無しさん@ピンキー
07/10/06 23:53:43 fB5V2kzA
まあ、そういうことだろうw

52:名無しさん@ピンキー
07/10/07 04:50:31 Pqf/JbXg
俺はROCO氏に期待してる
あの一人称視点、女のビッチさがたまらん

53:名無しさん@ピンキー
07/10/07 06:24:06 bzZYY79O
俺はかきやー氏を全裸で待ち続けてるんだが、いい加減そろそろ限界だわ。
身体的な意味で。

54:名無しさん@ピンキー
07/10/07 08:31:44 /GlvvA5a
かきやーさん前回の投稿から半年たってる?
そろそろ来てくれるかな

55:名無しさん@ピンキー
07/10/07 09:39:49 1w2k/deN
トシくんとあたしの続きを待って、祝半年!

56:名無しさん@ピンキー
07/10/07 10:30:41 8PtWSyWu
おい、お前らアニメ版キミキスが凄いぞ
まず妹が違うひとんちの子になってる
で主人公と同居って甘酸っぱい関係になったマオねえはDQNな不良っぽい男と絶賛フラグ立て中
更にその妹寝取った男が二見さんとキスする所で一話終了
原作のファンであればあるほどものすごい寝取られ感

57:名無しさん@ピンキー
07/10/07 13:38:06 YEFQj2BG
スレ違いだし主人公は別に好きな人がいるし、全く寝取られじゃねーよw

58:名無しさん@ピンキー
07/10/07 18:15:33 qoYhYJj1
寝取られの意味わかってる?

59:名無しさん@ピンキー
07/10/07 18:16:41 qoYhYJj1
>58は>56にです

60:名無しさん@ピンキー
07/10/07 23:44:03 8PtWSyWu
むぅ、ここの住人は表面的な寝取られにしかしか反応しないヤツラばっかりだったとは……ちょっと失望したよ
寝取られスレの看板は下ろした方がいいですよ

61:名無しさん@ピンキー
07/10/08 00:10:47 tsA8XSz6
寝取られではないが寝取られに近いイヤ~な気分を味わうシチュエーションだな。
俺は言いたくなる気持ちもわかるぞ
しかしその言い様はないだろう

62:名無しさん@ピンキー
07/10/08 00:50:23 g97gMtd6
言いたいことはわからんでもないが、
なんでもかんでも寝取られという言葉をあてはめるケースが増えてるからなぁ。

ハズレを経験していない人はいないだろうし、
純度の高い寝取られ作品をまずは求めたい気持ちがあるなぁ。

63:名無しさん@ピンキー
07/10/08 01:16:23 BCubbbq3
スレ違いって所は見えてないんだから荒らしと一緒だろ。反応するな

64:名無しさん@ピンキー
07/10/09 05:51:29 brM00FWR
NTRではないだろうが攻略可能だと思ったキャラが攻略不可だったり
他のキャラを好きになるというのはNTRに似た切なさはある
まぁ白けたというのが適切だろうが

65:名無しさん@ピンキー
07/10/09 22:29:24 2/Yr6EaT
アニメ版のキミキスの二次創作はことごとくNTRになりそうだな。
よし。
誰か立ててきなさい

66:名無しさん@ピンキー
07/10/10 01:43:46 CCUx1mPA
>>64
他にも主人公に惚れてたキャラがごくあっさりと気がついたら別のキャラを好きになってうまくいくとか激しく白けるな
例えば最近のあいこらとか
そう言えばテイルズオブファンタジアのアーチェが処女じゃないと知って以降絶対にやらないと心に決めたっけな

67:名無しさん@ピンキー
07/10/10 20:58:12 k682y6jj
ハーレム漫画や三角関係なんかにありがちな展開だね。
場合によっちゃ構わないけど、主人公が好きって要素が中核を担ってるようなキャラだと余計に白ける。
そういう要素を中心としてそのキャラが好きだった場合、好きだったキャラじゃなくなってしまってるわけだし。

例えば、どこぞの漫画の不殺の剣客が、途中で(それなりにイベント用意して良い話っぽく)心変わりして
「哀しいが今後は人も殺すでござるよ」とか心変わりしちゃったとして、それと似たようなもんだと思う。
そりゃそういう展開なんだから仕方ないとは思っても、不殺って辺りが好きだった人は白けるでしょ。どうしても。


そーいうのって、対抗キャラの整理って意図が見え見えで嫌いだわ。
…でもなぁ、64が言ってるのはそういうことじゃない気がするし、アーチェの部分はないわ…

68:名無しさん@ピンキー
07/10/11 01:09:44 Nktj9TzA
てか、誰か投下して(374の人以外で)

69:名無しさん@ピンキー
07/10/11 01:23:06 MkzAnI5V
まずは君からするんだ!

70:名無しさん@ピンキー
07/10/11 18:13:20 s71pSm4G
>>67
誤解のないように言っておくが俺は別にアーチェたん萌えーとかではないから。
ただ奴の言動は明らかに否処女のそれではないから不意打ちでダメージ2倍だっただけ。
ミントの方が好きだったが彼女が非処女だったとしてもこれほどのダメージはうけない。
しかも相手の男が登場するわけでもなく否処女設定になんの意味もないのも腹が立つ。
リフィル先生は大人ですから…普通だよね。
まぁ彼女が処女だったらそれはそれでイイが

71:名無しさん@ピンキー
07/10/11 18:56:29 qgjWjW1p
うざい

72:名無しさん@ピンキー
07/10/11 22:33:47 WuhVIDZ6
議論と自治は荒れの素と自重

73:名無しさん@ピンキー
07/10/11 23:39:29 MkzAnI5V
いや単にスレ違いで空気読んでない人だからじゃないの?

74:名無しさん@ピンキー
07/10/12 20:36:34 ff1fV+86
テイルズキモオタはさっさと下に失せろ。
URLリンク(yellow.ribbon.to)

75:名無しさん@ピンキー
07/10/13 14:07:01 AX1pYnKx
テイルズ厨は嫌われてるなぁ…
NTRに沿った話なら別にいいんじゃないの?
俺は知らないから乗らないけど。

76:名無しさん@ピンキー
07/10/13 14:17:54 /AJ/eKxe
テイルズに対する思いを、寝取られSSを書いてぶつけてくれるならいいけど、
70みたいな感じでやられると、71みたいな感想になってしまう。

77:名無しさん@ピンキー
07/10/13 18:58:59 nM9a14lF
とりあえずアーチェが非なのはあの世代の大半のboysには大きな衝撃を与えたはずだ

78:名無しさん@ピンキー
07/10/14 05:29:56 2xuCJh+z
>アーチェ非処女
箒ででも破ったんじゃないのか?

79:名無しさん@ピンキー
07/10/14 11:27:44 /LReDZxO
>>78
旅で家に泊まった男とランデブーってことが小説にあった希ガス

80:名無しさん@ピンキー
07/10/14 14:38:02 K+bLBY1r
それぐらい許してやれよ

81:名無しさん@ピンキー
07/10/14 20:21:56 A0c5J4gr
それでもアーチェの方が人気だったよな。
メインヒロインの名前すら思い出せん。

82:名無しさん@ピンキー
07/10/15 00:35:42 iuvISjA3
メインヒロインはミント。
ううう…ユニコーンイベントなんて嫌いだぁああああ

83:名無しさん@ピンキー
07/10/15 01:37:53 SELLcyPP
すずちゃんは?

84:名無しさん@ピンキー
07/10/15 04:45:45 5BGLXuOF
ユニコーンの馬並なアレに寝取られるミント

85:名無しさん@ピンキー
07/10/15 06:22:20 X7tyGMRM
邪武に寝取られるなんて

86:名無しさん@ピンキー
07/10/15 13:45:31 gMkTxwEe
かいきやーはまだかね?

87:名無しさん@ピンキー
07/10/15 21:45:21 Uc4wJL/R
そもそも主人公のクレスとくっつかないキャラなんだから処女とかどうでもよくね?

88:名無しさん@ピンキー
07/10/15 22:00:59 VX2ATtYv
そろそろ空気読んで自分がいるべきスレに戻ろうね^^

89:名無しさん@ピンキー
07/10/15 23:13:55 iuvISjA3
>>87
そういう問題ではないと思う。

90:名無しさん@ピンキー
07/10/16 01:11:54 vMmGycGk
>>89
1個前のレスくらい見ようw
検索すれば関連スレくらいすぐ見つかるでしょw

91:名無しさん@ピンキー
07/10/16 03:49:54 sUxZkDwM
テイルズ厨は巣へ帰れ。
手前のトラウマなんざ長々と聞きたかねえんだよ。
どんだけ打たれ弱いんだよ。
いつまで引っ張る気だ。



92:名無しさん@ピンキー
07/10/16 07:45:38 a0j6ciGW
よーし、ここは流れを正しい方向に戻すため、ヨヨの話でもしよう!

93:名無しさん@ピンキー
07/10/16 08:36:25 zP7+HkHN
サラマンダーより、はやーい☆(性的な意味で)

94:名無しさん@ピンキー
07/10/16 10:15:14 cmh8eiBW
その言葉、そもそもサラマンダーがどの程度(性的な意味で)耐久力があるのかが重要だ。

95:名無しさん@ピンキー
07/10/16 21:28:01 DQhyIZqf
アニメも終わったというのにかきやー氏の続編はまだなのでしょうか…
つかながされて藍蘭島でクグると、1ページ目にエロパロ保管庫が出てくるってどうよw

96:名無しさん@ピンキー
07/10/17 01:14:57 l6RQuOr7
>>90
見た上で無視したんだが。
そもそも厳密な寝取り寝取られのみで通用するほど流れが速いわけでもないし。
少しでも寝取り寝取られに引っかかるなにかがあればいいんじゃない?

>>92
バハムートラグーンはトラウマゲーNO1

97:名無しさん@ピンキー
07/10/17 04:45:59 bwhvKFPB
つーか、ここはエロパロ板なんだよ。
いいかげん半角板に行ってくれ。

98:名無しさん@ピンキー
07/10/17 05:35:21 XiuFwEae
96自身がアーチェ相手に色々妄想してたから、非処女な事実に自分が寝取られたように感じたでオケ?
個人的な妄想にまで付き合ってらんない

99:名無しさん@ピンキー
07/10/17 07:03:20 nLkVDrcc
またコドモ達にスレが寝取られてる。

というわけで、ショタ寝取りものください。

100:名無しさん@ピンキー
07/10/17 10:34:04 zLJHdjuf
まて、それはショタっ娘を寝取るのか、ショタっ子から寝取るのか、それが問題だ

101:名無しさん@ピンキー
07/10/17 11:11:07 w4nOqREe
ショタっ娘もショタっ子もゲットするのが漢だろw

102:名無しさん@ピンキー
07/10/17 23:17:47 JuGbETH6
もう面倒だからショタっ子からショタっ娘を寝取りゃいいんですよ

103:名無しさん@ピンキー
07/10/17 23:21:18 uuNRCa4X
バハラグのSSってどこかにないかのう

104:名無しさん@ピンキー
07/10/17 23:32:14 C+radhG3
バハラグのスレは既に2まで立っているが、ヨヨネタだけは無いな。


105:名無しさん@ピンキー
07/10/18 01:12:03 K6i1Z93i
>>98
いや、俺自身は別にアーチェに対してどうこうとは…
無意味にヤな気分を味わうイベントだとは思うけど

106:名無しさん@ピンキー
07/10/18 01:31:59 GOYa5opc
>>105
こいつはもう死んだ方がいいと思うんだけど…

107:名無しさん@ピンキー
07/10/18 07:33:26 9c/BZ+gB
>ショタっ娘
ロリじゃないのか?
それともブリジットのような子のことか

108:名無しさん@ピンキー
07/10/18 11:37:55 646Qn3zI
>>101
ばっか、ショタっ子が彼女を寝取られて、あまりの悔しさに
顔をグジュグジュにして泣いてる姿がそそるんじゃねーか。

109:名無しさん@ピンキー
07/10/18 19:45:34 Xt9BicWT
>>108
そこを襲うんですねw

110:名無しさん@ピンキー
07/10/19 04:54:10 Mp/W3dZC
>>106
105をかばうわけではないが君の物言いもどうかと思うぞ。
スレ違いが気に入らないなら別の話題を提供して話をそらせばいい。

111:名無しさん@ピンキー
07/10/19 05:45:09 ODSHC9AC
ショタッ娘ってのはショタ好きなおにゃのこだろ?

112:名無しさん@ピンキー
07/10/19 19:10:45 bS+bNZ4k
>>110
本人乙

113:名無しさん@ピンキー
07/10/19 19:50:33 dEbgb6EN
なんか粘着して叩いてる人いるみたいだね。

114:名無しさん@ピンキー
07/10/19 21:59:39 1dQraxf0
何時までも引っ張るやつがいるからでしょ

115:名無しさん@ピンキー
07/10/20 11:34:04 yRN4vknP
>>113
本人乙。
頼むから、もう言わせるなよ。

116:名無しさん@ピンキー
07/10/20 17:50:54 +ZX7vdOv
>>110 >>113
なぜ態々終わった話題を蒸し返すと小一時間ry

117:名無しさん@ピンキー
07/10/20 22:54:15 cMdVvLXF
>>116
いや>>1からずらっと見てたらすぐ本人認定するとことか
脳内の敵と戦ってるみたいでキモイでしょ。
114-115とかも臭いし。

118:名無しさん@ピンキー
07/10/20 23:37:20 uDSdU4fP
しつこいよ、マジで。

119:名無しさん@ピンキー
07/10/21 00:58:26 n8dWSEqn
で、続きを読みたい作品はなに?

120:名無しさん@ピンキー
07/10/21 01:06:29 rj91sZo8
かきやーさん…藍蘭島でもガールズブラボーでも英雄伝説でもいいから早く続きを…
パンツ脱いで待ってるにはキツイ季節になってきたんよ…

121:名無しさん@ピンキー
07/10/21 01:58:27 ikdwkWke
じゃあそのパンツを頭から被って変身するんだ

122:『練習』
07/10/21 05:40:30 JCyL64Vx
「ひっく…ぐす……」
夏休みも近づこうというある日。
僕の目の前で幼馴染の長月桃―モモちゃん―が泣いている。
僕とモモちゃんの両親はそれぞれ共働きなので、二人でよく一緒に遊んだ。
今、僕はモモちゃんの部屋にいる。
「あのさ、モモちゃん、何ががあったの?」
僕、若草春一はモモちゃんにそう問いかけた。
モモちゃんは昔から、困ったことがあると何でも僕に相談した。
そして、僕の助言を信頼する。
「うっう…シュンちゃん…グス」
モモちゃんは僕のことを『シュンちゃん』と呼ぶ。
女みたいな顔つきだと、小さいころからかわれたが、モモちゃんは僕とずっと仲良しだった。
小柄で優しく可愛いモモちゃん。
僕はそんなモモちゃんのことをいつの間にか…
「あのね、師走先輩がね…昨日…」
師走先輩、その名前が僕の心を痛みと共に現実に戻す。
1週間前にモモちゃんと付き合い始めた人だ。
5日前には手を繋いでデートしたこと、
3日前にはキスしたこと、
それらをモモちゃんが嬉しそうに報告するたびに僕は思い知らされた。
モモちゃんが好きなのは僕ではないということを。
昨日何かあったのかな?
手を繋ぎ、キスをしてそれから…
僕の妄想がどんどん加速する。
「昨日、何があったの?」
「先輩がね…ひっく…デートの後でホテルに行こう、って」
それってやっぱり…
僕の目の前が真っ暗になる。
「ホテル…モモちゃん、それってあの…その」
しどろもどろになる僕。
「あのね、男の人と女の人がその、Hなことする…」
モモちゃんも真っ赤になって答える。
「私ね、そういうのはまだ早いんじゃないのかな、て思って先輩に言ったの。そうでしょ?」
僕は心の中でほっとしながらも頷く。
僕らは中学1年生だし、先輩は中学2年生、確かに早すぎるように思う。

123:『練習』
07/10/21 05:41:30 JCyL64Vx
「それで、先輩は何て?」
「『お前は俺のことを愛してないのか!』って…グス」
その時のことを思い出したのかまた涙目になるモモちゃん。
いくら付き合っていてもそういうことで怒るのは間違っている。
そんな先輩とは別れてしまえば良いのに…
「私、怖いの…先輩のことは好きだけど。まだそういうことをするのは…」
「それで…どうなったの?」
「うん、その日はそこで分かれ…。どうすればいいのかな、シュンちゃん?」
別れるべきだ。そう僕は言うべきだ。
だが、僕はそうは言わなかった。
後から考えて何故そんなことを言ったのだろうか、と思う。
だけど、その時の僕は僕たちの関係を歪めてしまう言葉を口にした。
「『練習』…してみればいいんじゃないのかな」
「え?」
僕の言葉は止まらない。
「僕とHなことの『練習』をしようよ」
「シュンちゃん…?」
「だってさ、先輩とHなことしないと、モモちゃん、嫌われちゃうよ」
「でも、そんなの…」
「僕はモモちゃんと生まれてからずっと一緒にいたから、怖くないでしょ?」
モモちゃんは考え込んでしまった。
「本当に、先輩と仲直りできる?」
その言葉に僕は複雑な感情を抱いた。
僕との『練習』をすることに心が動いていること、
その動機が先輩との仲直りにあること、だからだ。
「じゃあ、さっそく『練習』を始めようよ」
「何を…するの…?」
恐る恐るモモちゃんは聞いてきた。
「まずは、そうだな…オチンチンに慣れることかな」
「なれる?」
モモちゃんは首を傾げる。

124:『練習』
07/10/21 05:42:27 JCyL64Vx
「そう、オチンチンにまずは慣れないと」
そう言って僕は自分のズボンを脱ぎだす。
モモちゃんは大慌てで目を逸らそうとする。
「いいの?先輩にきらわれちゃうよ?それに昔は一緒にお風呂に入ったよね?」
先輩に嫌われる、その言葉を聞きモモちゃんは恐る恐る僕の股間を見つめる。
「シュンちゃんの昔と違っておっきいね…それに、毛も生えている…」
モモちゃんは膨れ上がった僕の股間を見つめていった。
「触ってみてよ」
「えっ…でもオシッコするところでしょ、汚いよ」
いきなりこれは早かったかもしれない。
「じゃあ、僕洗ってくるよ、シャワー貸してねモモちゃん」
そう言って僕は浴室に向かった。
浴室の中で僕は膨れ上がった股間を丁寧に洗っていた。
これからどうしようか…そう考えていると物音が聞こえた。
「あの、シュンちゃん?」
僕の心臓が跳ね上がる。
そう言ってモモちゃんは遠慮がちな声と共に入ってきた。
学校の授業で使っている水着姿で。
「なんだ…」
「どうしたの?」
思わずでた失望の声に無邪気に首を傾げるモモちゃん。
そういえば一緒にお風呂に入るのは幼稚園以来だ。
モモちゃんの体型はツルペタだ。
それでも水着姿だと胸の微かな膨らみが分かる。
「なんでもないよ。それよりモモちゃんはどうしてここに?」
「えっとね…触る前にきちんと洗ってくれているか見に来たの」
と言いながら興味深々なようすで僕の股間を見つめた。
幼馴染の気安さからだろうか?
「へぇ…やっぱり、昔見たのと全然違う…」
あまりじろじろ見られると落ち着かない。
「モモちゃんが洗ってよ」
「私が…?」
「おチンチンに慣れる事ができるし、きれいにできて一石二鳥だよ」
「うん…」
モモちゃんは恐々と自分の手を泡立てて僕の股間を優しく包み込むように洗い出した。
「あっ…」


125:『練習』
07/10/21 05:43:28 JCyL64Vx
「大丈夫?変なところ触っちゃった?」
声をあげた僕に手を止め心配そうに尋ねるモモちゃん。
だけど、そうじゃなくて、とても気持ちが良かったのだ。
大好きなモモちゃんにオチンチンを洗ってもらうのがこんなに気持ち良かったなんて。
僕はしばらく感動していた。
「本当に、大丈夫?」
「あっ…うん大丈夫だよ、続けて」
モモちゃんの声に我に返り続きを促す。
優しく股間を洗われているうちに僕の呼吸が荒くなる。
「ハァハァ、出るよ、モモちゃん」
「えっ?キャア」
今まで味わったことの無い快感と共に射精する
ビュッビュッと精液がモモちゃんの水着にかかり、どろりとした液体が白く染める。
それを見て僕は満足した。
モモちゃんを初めて汚した人になったのだ。
僕は師走先輩に対して優越感を抱いた。
(モモちゃんは、僕のだ…)
「シュンちゃん…酷いよ」
「ゴメンね、でもほら、これが精液、赤ちゃんの素だよ」
「これが、赤ちゃんの素…?変な臭いだね…シュンちゃんの小さくなっちゃたね」
水着にかかった精液を指で掬って匂いを嗅ぎながらモモちゃんは言う。
確かに一度出してしまい僕のオチンチンは萎んでしまった。
だけど水着を白く汚されたモモちゃんを見ているうちにオチンチンがムクムクと復活しだした。
「あっ…また大きくなってる…」
モモちゃんが驚いたように言う。
「モモちゃん『練習』の続きをしよう。」
「うん、でもその前に洗わせて。汚れちゃったし」
モモちゃんは精液の付いた手をお湯で流しながら言った。
僕はモモちゃんの白く汚れた水着を見てふとあることを思いついた。
手を泡立ててモモちゃんの水着に付いた精液をふき取るのだ。
あまり膨らんでないモモちゃんの胸の辺りを触ってみる。
モモちゃんの胸は緩やかだが、柔らかく暖かかった。

126:『練習』
07/10/21 05:44:22 JCyL64Vx
「キャッ」
胸の辺りに触られてモモちゃんが声を上げた。
「あっ、シュンちゃん…何をするの?」
「僕のオチンチンを洗ってくれたお礼に、モモちゃんを洗ってあげる」
そういって僕は泡のついた手で精液の付いたあたりを洗い出す。
水着越しではあるが、その感触は心地よいものだった。
「モモちゃん、手が空いているなら、僕のオチンチン洗ってよ」
「あっ…うん分かった。あん、くすぐったい」
僕に胸をいじられ変な声を出しながらもオチンチンに再び手を伸ばすモモちゃん。
気持ちいい感触が股間と手に集まる。
モモちゃんも興奮してきたのか息が少し荒くなる。
二人のハァハァという声が浴室に響く。
まずい、また出ちゃう…
「きれいに洗ったし、お湯で流そう」
「うん…」
トロンとした瞳で僕を見つめたモモちゃんがうなずく。
そして、シャワーで泡を流した。
「次は…何をするの?」
モモちゃんは僕を信頼しきった表情で見つめる。
僕はモモちゃんの胸の感触の余韻に浸っていたが、その声で現実にもどる。
「うん、次はオチンチンをなめて。」
Hな本で読んだがフェラチオというやつだ。
「オチンチンを…?」
また、先ほどの大きさを取り戻した僕の股間を見つめてモモちゃんが言う。
「洗ったからきれいになってるでしょ」
「でも…」
「師走先輩に嫌われてもいいの?」
優しい口調でそう声をかける。
先輩の名前を出すのは嫌だけど、それを利用してモモちゃんを汚したくなった。
モモちゃんは片時も僕のオチンチンから目を離さないでいる。

127:『練習』
07/10/21 05:45:19 JCyL64Vx
「うん…分かった」
しばらくためらったのち、モモちゃんは頷いた。
「じゃあ、まずさきっぽを舐めて」
僕は立ち上がり、モモちゃんを跪かせて、股間に顔を近づけさせた。
モモちゃんはゆっくりと僕のオチンチンに顔を近づけ、さきっぽをペロッと舐めた。
「ああ…」
僕の体に快感が走った。
「これで…いいの?」
「うん…その調子だよ」
そう言ってモモちゃんの頭をなでるとくすぐったそうな表情になった。
その表情とモモちゃんにしていることのギャップが僕をさらに興奮させた。
ピチャ、ピチャという音が浴室に響く。
(気持ちいい、でもすぐ出さないようにしよう)
僕は断続的に続く快感に耐えた。
「モモちゃん…」
「なあに?」
「今度はさきっぽだけじゃなく口の中に咥えて…」
「うん…」
そういうと僕のオチンチンをパックリと咥える。
そして、僕の顔を見上げる。
「うう…いいよモモちゃん…そのまま舐めて」
口の中は暖かくてまるで優しく包み込まれるようだ。
快感がさらに強くなる。
「ん……んん……んぐ……んっ」
モモちゃんは一生懸命に舌を動かす。
モモちゃんの肩に手をおき、快感と感動に震えた。
「んぐ……ん……んぐ」
(ああ…モモちゃんの口の中、最高だ…)
もっと続けたいが、そろそろ限界だ。
「モモちゃん、出すよ!」
ビュッ、ビュッ。

128:『練習』
07/10/21 05:46:12 JCyL64Vx
「ん…?んん!」
射精に驚いたような表情を見せ、顔を離そうとするモモちゃん。
だけど、僕はモモちゃんの顔をつかんで離さない。
そして、射精が終わると、モモちゃんの顔から手を離す。
「ゲホッ…ゲホ…」
口に溜まった精液を吐き出すモモちゃん。
僕はぼんやりとしているモモちゃんの唇に、
「ん…」
キスをした。
モモちゃんの唇の感触を感じ、舌を入れて味わった。
舌に精液の味がした。
とても生臭く、Hな本で精液を飲む女性がいたけど、あれは嘘だなと思った。
「ん…あっ」
唇を離す。
「どうして、キスしたの?シュンちゃん」
モモちゃんは不思議そうに聞く。
モモちゃんにとって僕はキスするような相手ではないのか…
僕は君とキスしたかったんだ、モモちゃん。
「口が汚れちゃったから、きれいにしたんだよ」
「きれいに?」
「そうだよ。モモちゃん」
僕は内心を隠していった。
「ふうん…ありがとうシュンちゃん」
モモちゃんの笑顔が僕の心を乱す。
「ねぇ…シュンちゃん」
「なに、モモちゃん?」
「師走先輩、今のことしたら喜んでくれるかな?」
師走先輩、僕と二人きりで、僕のオチンチンを咥えながら、モモちゃんが考えていたこと。
モモちゃんの心の中に僕はいないのだろうか?
僕の心が黒く染まっていく。

129:『練習』
07/10/21 05:47:17 JCyL64Vx
「ダメだよ…」
僕は冷たく言う。
「えっ?」
「全然話にならないよ…」
「どうして?」
モモちゃんの顔が泣きそうになる。
かまわず僕は続ける。
「だって…モモちゃん、僕の精液飲まなかったよね?」
「え…そんなの無理だよ」
相変わらず泣きそうなモモちゃんの顔。
それでも僕は続ける。
「男の人はね…飲んでもらわないと愛情が無いと思っちゃうんだ」
「そんな…」
僕は心の中で嘘だ、と叫んでいた。
あんなものを飲まないと愛情が無いなんて嘘だ、と。
「でも、大丈夫だよ」
急に僕は優しくニッコリ笑って言う。
モモちゃんのことを安心させるように続ける。
「大丈夫…?」
「最初はだれでもうまくいかないんだ。だからもっと『練習』すればうまくいくよ」
「本当に?」
「僕はいつも、モモちゃんを助けてきたじゃない」
そして、今はモモちゃんを汚している。
「うん、ありがとうシュンちゃん!」
モモちゃんは笑顔になって抱きついてきた。
水着越しに柔らかい感触が僕を包む。
僕はモモちゃんの頭をなでながら言う。
「じゃあ、今度はきちんと飲めるように『練習』の続きをしようね…」


こうして、僕たちの関係は歪んでしまった。
モモちゃんの心は僕に無いのに、モモちゃんの体は僕が汚す。
僕はモモちゃんと恋人になりたかったのに。
僕は一体何を間違ってしまったのだろうか。

130:『練習』
07/10/21 06:02:45 JCyL64Vx
以上です。
スレ汚し失礼しました。

131:名無しさん@ピンキー
07/10/21 08:15:37 uxiog/Nf
これは続きを気体

132:名無しさん@ピンキー
07/10/21 17:01:30 4canijbJ
これは・・・いい。
幼馴染を「寝取る」っていうのが新しいな。

133:名無しさん@ピンキー
07/10/21 17:22:25 V4SAdoQ9
善意に来るんだ歪んだ愛情と性欲って感じがたまらない
幼馴染が好きだから止められなくて自己嫌悪していく主人公がたまらん

134:名無しさん@ピンキー
07/10/22 00:17:07 ktw3Az77
練習で寝取られるとこの馬鹿ビッチが!!と怒りを覚えるが練習で寝取るとこの女馬鹿だ…プギャーと笑いつつ興奮するから不思議だ
それにしてもこれはあまり見ないタイプのSSだな

135:名無しさん@ピンキー
07/10/22 06:53:06 pM0tI/ua
斬新じゃないか
GJ!

136:名無しさん@ピンキー
07/10/22 07:21:06 Kb0EWVEp
練習で~ってなるとまずバッドエンドなりそうな。
スクールデイズなんかそんな感じ。

137:名無しさん@ピンキー
07/10/22 15:58:22 /U6C4k4N
俺的には、バッドエンドって『モモちゃんが主人公との愛に目覚めちゃって終わり』なんだけどなあ…
このスレって、ネトラーの方がネトラレラー(言いにくい)より多いのだろうか

138:名無しさん@ピンキー
07/10/22 16:35:53 5y9XpSUE
属性としては、彼女が快楽に負けて彼氏を裏切ってしまうってところに重点を置く人が多いからじゃない?


139:名無しさん@ピンキー
07/10/22 21:12:19 lmJWI0LM
寝取られているのに寝取っている。これは斬新。結末としては

主人公の成功→寝取り小説
主人公の失敗→寝取られ小説

続きに期待

140:名無しさん@ピンキー
07/10/22 23:53:01 ktw3Az77
正確に言えば「寝」取られてないけどね。

141:名無しさん@ピンキー
07/10/23 03:14:48 1t13uEHi
奪われているのに奪い返しているの方が正しいか

142:名無しさん@ピンキー
07/10/24 23:39:10 GdNM2r2h
寝取り方向が面白そうだな

143:小ネタ
07/10/25 02:17:35 mPUlh+2K
舞台裏


わたしは、入雲夕凪(いりくもゆうなぎ)、いわゆる入雲財閥のご令嬢というやつね。
わたしのような完璧な人間にも、悩み事があるわ。
幼馴染の蕨清明(わらびせいめい)。
何が楽しいのかいつも、ニコニコしていて、見ていてイライラするわ。
おまけに、入雲財閥の令嬢であるわたしのことを高校生になっても
『ゆうなぎちゃん、ゆうなぎちゃん』などとなれなれしく呼ぶ始末。
救いようの無い馬鹿ね。
高校に入るときもわざわざ遠くの高校を選んで一人暮らしをするなんて、わたしに対する嫌がらせね。
一緒の高校に行ってあげてるわたしのことを少しは考えたらどうかしら。
馬鹿な幼馴染を持つと苦労が耐えないわ。
まあ、わたしにも落ち度はあるわ。
不覚にも幼稚園の頃、
『ぼく、ゆうなぎちゃんをお嫁さんにしてあげるね!』
『し、仕方ないわね!わたしのお婿さんにはしてあげるわ!』
なんて約束をしてしまったものね。
そうよ、相手が馬鹿でも、や、約束は守らないといけないわ。

144:小ネタ
07/10/25 02:18:50 mPUlh+2K
「お嬢様」
「なに、泉」
これは、わたしの執事の泉。
お祖父さまの代から仕えている忠実な男よ。
「蕨様のことで…」
「あの馬鹿がどうしたの?」
「なにやら恋人がおできになられたとのことですが…」
「なんですって!!」
わたしは大急ぎで携帯を使って馬鹿を呼び出したわ。
『あ、もしもし、ゆうなぎちゃん?』
「そうよ!あんた、今日、何か無かった!?」
『うん、ゆうなぎちゃんに真っ先に伝えようと思ってたんだけど』
あの馬鹿の能天気な笑顔が頭に浮かぶわ。
「速く用件を言いなさい!!」
『恋人が出来たんだよ』
「誰!?名前は!!?」
『同じクラスの青鷺宮(あおさぎみや)さんだよ』
「そう…」
わたしの声の変化にも気づかず、能天気に続ける。
相変わらず空気がよめないのね、この馬鹿は!
『当たって砕けろっていうけど、意外とうまくいくんだね』
「良かったじゃない…」
『あっ、ごめんね、今からデートなんだ。じゃあね』
ガシャン!
携帯をそろそろ買い直さなければいけないと思っていたから、ちょうどいいわ。
「泉」
「はっ、何でしょう、お嬢様」
「あの馬鹿にまとわり付いた害虫を駆除して頂戴」
「はっ、どのような方法で?」
「任せるわ」
「畏まりました」

145:小ネタ
07/10/25 02:19:43 mPUlh+2K
数日後
『いいっ、いいですぅ、もっとぉ、もっとお願いしますぅっ!』
『くっ、まったく、淫乱なお嬢ちゃんだな』
『はいいっ、淫乱な雌豚にご褒美をくださいいっ!ご主人様ぁっ』
『はいはい、ほらよ、ご褒美のザーメンだ』
『ああっ、ありがとうございますうっ、孕んじゃう、孕んじゃう、みや孕んじゃううっ!』
『腹ボテになっても、楽しませてくれるよなあ?』
『はいいっ、みやはご主人様の雌豚ですぅっ』
『ほら、続き行くぞ、雌豚の宮ちゃん』
『あんっ、いいっ…もう、らめぇ…』
ぴっ。
DVDを途中で止め、泉に向かって言う。
「思ったより、遅かったわね。」
「申し訳ありません。薬漬けにした後も、思いのほか長く理性が残っておりまして」
「それにしてもこの娘、頭おかしいんじゃない?」
「薬のためには何でもするように躾けましたので。途中経過をご覧になりますか?」
「そんなものはいいわ。それで、これはいつ清明の所に届くのかしら?」
「明日には届きます」
「そう、下がって良いわ」
「はっ」
まったく。
あの馬鹿をわざわざ慰めるためだけにわたしの貴重な時間がつぶれてしまうわ。
駆除した後もわたしに迷惑をかけるなんて本当、害虫って最低。
まあ、そもそもはあの馬鹿が悪いのだけど。
ホント、馬鹿な幼馴染を持つと苦労が耐えないわ。


以上です。

146:小ネタ
07/10/25 02:23:02 mPUlh+2K
訂正です
×苦労が耐えない
○苦労が絶えない

失礼しました。

147:名無しさん@ピンキー
07/10/25 06:27:44 OcM2rhIR
また新しいタイプの寝取り(?)だね
GJ

148:名無しさん@ピンキー
07/10/25 09:22:44 tAgmMsoD
オレ的には、宮ちゃんの描写(外見・ヤラれてる様子)がチョビッとでもあると
さらにグッとくるけど、確かに新しい何かを感じるGJ!

149:名無しさん@ピンキー
07/10/25 11:04:38 eLFlHa5n
ここって実体験を書いてもいいとこですか?
ありきたりな寝取り(といっても一回きり)ですが、はきだしとこうと思いまして・・・。

とりあえずわさりだけ。


俺が19の時の話です。
男友達しかいなくって、女の子が周りに居なかった19歳。
精力が盛んでした。盛んといっても彼女はおらず、まあ一日に何回もオネヌってるだけでしたがwちなみにもちろんチェリーボーイです。
そんな折に親友祐二に彼女恭子ができたと。先越されたと思いましたね・・。
そこは大人な対応で、おう、よかったな、なんて言ってました。正直羨ましかったです。顔みるまではw

続きは希望があれば書きます。

150:名無しさん@ピンキー
07/10/25 11:42:50 gS4Y7S2J
実体験は不倫・浮気板にでも行けよ

全裸待機しすぎて風邪ひいた orz

151:名無しさん@ピンキー
07/10/25 13:53:29 0WEW+l9L
>>143
これはすごいツンデレだなw

152:名無しさん@ピンキー
07/10/25 17:27:04 4i4wo9e9
いやこれはヤンデレってやつだろう。

153:名無しさん@ピンキー
07/10/25 21:08:57 2wzaCzjQ
寝取り小説がほとんどない状態だっただけに幅が広がるのはいいね

154:パパイヤ
07/10/25 21:41:59 sD38uf6W
矢島大介が学食で食事をしていると、背後に座っている男子学生の二人連れが、
気になる事を言った。
「経済学部の山瀬仁美って知ってるか」
「ああ」
「俺、この前、あいつと飲みに行ったんだけど」
男子学生がどこの誰かはどうでも良いが、気になるのは山瀬仁美という名前の方。
何故なら、大介はその名を持つ女とほんの一ヶ月前まで付き合っていたからだ。

「すぐにやらせてくれたぜ」
「付き合ってるのか?」
「まさか。何度かやらせてもらったけど、可愛い顔してる割に貪欲でさ。彼女には
したくないタイプだったぜ」
「サセ子なのかな」
「お前も誘ってみたら?」

ここで大介は席を立った。耳障りこの上ない会話に食欲も失せてしまったのだ。
(仁美、どうしてるのかな)
大介はふと、別れた女の影を追った。容姿は十人並みよりちょっと上、愛嬌があっ
て男好きのする性格だったように思う。あの時はおしとやかで従順で、あまり声を
上げなかったはずだ。大介は薄闇に浮ぶ、仁美の肉体を今もしっかりと目に焼き
付けている。

外へ出てタバコを吸っていると、偶然にもその仁美が目の前を歩いていた。声を
掛けようか迷っていると、
「仁美」
と、見知らぬ男が先に名前を呼んだ。
「篤くん」
「今夜、いいか?皆で飲みたいんだけど」
「いいよ。暇してる」
飲み会の誘いのようだった。大介は黙って踵を返して顔を伏せる。

155:パパイヤ
07/10/25 21:58:44 sD38uf6W
強い酒を飲んだ時のように、胃がかっと熱くなった。篤くんと呼ばれた男は新しい
恋人だろうか。いや、そうに決まっている。となれば自分が付き合っていた時のよう
に、男女の関係になっているはずだ。俺が手をつけた女があの野郎に。大介の心
は張り裂けんばかりである。

別れた理由は他愛の無い物だった。口喧嘩に始まって、罵られてかっとなりつい
手を上げてしまった。平手でぴしゃりと頬を打つと、仁美は黙って目の前から去って
行った。大介も意固地になり、とうとう今日まで謝る機会を逃してしまったが、仁美を
嫌いになった訳ではない。むしろ離れてからは日、一日と恋心が募るばかりで、共通
の友人に仲裁を頼みたいくらいである。だが、今の様子を見ると、好機を逃してしまっ
た感がある。大介はタバコを揉み消しながら、小さくなる仁美の背を見送った。

その晩、大介は小さな居酒屋で友人と飲んでいた。先だっての事もあり、やや荒れ気
味である。そうして杯を重ねていると、見知った顔が店内に入ってきた。
「五人だけど、空いてるかな」
そう言ったのは、仁美に篤くんと呼ばれた男。その後に仁美と、何人かの男が続く。
「お座敷へどうぞ」
従業員が案内をして、一同は奥座敷へ向かった。
「あれ、うちの学生だろう」
友人の言葉を大介は無視した。仁美が誰と飲もうと関係ない。そう心で叫んでいた。

かれこれ一時間も飲み、小用を足したくなると大介は便所へと向かった。その時、あの
奥座敷の前を通るのだが、わざと顔を背けてやり過ごす。ただ耳を欹てていたので、
間接的ながらも中の様子が窺えた。
「いいぞ、仁美。もっと脱げ」
耳を押さえたくなるような居酒屋の喧騒の中で、大介ははっきりとその言葉を聞いた。
そして心臓が誰かの手に掴まれたように痛む。

156:パパイヤ
07/10/25 22:12:05 sD38uf6W
「ブラも取っちまえよ」
また聞こえた。この中で一体何が起こっているのか。大介の心臓は恐ろしいほどに
早まった。
「駄目よ、これ以上は」
「もったいつけるなよ」
「下も脱げ」
大介の脳内に、男数人を向こうに回して服を脱ぐ仁美の姿が結ばれた。なまじ女体
を知っている為、一層、現実味を帯びていた。

「あっ、駄目よ。触らないで」
「お客さん、おさわりは困りますねえ」
篤という名のあの男が、妙な節回しでそんな事を言った。仁美をストリッパーか何か
に見立てている。その事が大介の癪に障った。
「おっぱいの形が良いな」
「そそるぜ」
酒が回っているのか、淫猥な言葉が次々に仁美へ投げかけられている。この襖一枚
を隔てて、かつて恋人だった女が男数人の前で素肌を晒しているという事実に、大介
は絶望的な気持ちになった。

(悪い夢なら醒めてくれ)
過酷な現実だった。立ち止まらなければ良かった。知らなければそれで済んだのにと
こみ上げてくる涙を辛うじて止めた。
「パンツは俺が脱がしてやるよ」
篤の声だった。次に聞こえてきたのは仁美の哀願する声。
「ここじゃ危ないよ。お店の人が入ってくるかもしれないし、やめようよ」
「追加注文しなきゃ、わざわざ入ってこないさ。おい、お前ら、体押さえとけ」
「駄目だって・・・あっ」
ここで会話は途絶えた。後は店内の喧騒に紛れて、中の様子は窺えなかった。

157:パパイヤ
07/10/25 22:31:28 sD38uf6W
(仁美)
大介は顔を手で押さえながら、男たちに捕らえられるかつての恋人の姿を思った。
仁美は篤の恋人ではない。男数人の共通の玩具である。どんな激しい行為に及ぶ
のだろうか。嫌がっているのか、それとも喜んでいるのか。様々な光景が頭の奥で
結ばれ、切れ切れに散っていく。落花無残とでも言うべきか、美しい花が手折られる
ような残酷さがそこにはあった。

座席に戻った大介の顔を見て、友人が驚いた。
「お前、顔色悪いぜ」
「酔ったかな」
「そろそろお勘定といくか」
「いや、もう少し飲みたい気分なんだ」
そう、仁美と男たちがあの奥座敷から出てくるまでは─大介は震える手で杯を
干した。

それから一時間ほどして、あの篤が伝票を持って現れた。その後に仁美、そして
男たちと入店時と同じ並びでやって来る。大介が横目で仁美を見ると、ひどく憔悴
した感じだった。それに対し、男共はすっきりした顔である。大介は小一時間で、
仁美が男全員に犯されたと悟った。まるで玩具のように扱われたのだ。仁美が店を
出た時、大介も反射的に飛び出していた。闇の中で目を凝らすと、一同は大通りに
向かって歩いていく所だった。

仁美は男達の真ん中にいて、足取りも覚束ないようだったが、夜風に当たって気を
取り戻したのか、存外、上機嫌である。その時、不意に男の一人が仁美のスカートを
捲り上げると、真っ白な尻がお目見えした。下着は身に着けていない。
「やだ、やめてよ」
「そうだぜ。今夜はこれから、いくらでもできるんだから」
「そうよ、篤くんの言う通り」
アハハ、と仁美は大声で笑った。その自棄のような楽しんでるような、かつて恋人と
呼んだ女の複雑極まる様子を、大介は落涙しながら見送った。

おすまい

158:名無しさん@ピンキー
07/10/25 22:36:34 5wP7NJ3S
リアルタイムでした。風が冷たいねぇ

159:小ネタ
07/10/26 03:00:19 9HKongRJ
表舞台(舞台裏>>143-145別視点兼続きです)


青鷺さんがいない。
ここ数日の間僕、蕨清明(わらびせいめい)の恋人の青鷺宮(あおさぎみや)さんの姿を見ない。
と、いうよりも僕が彼女に告白をして、OKをもらった日から彼女を見ない。
学校には来ていないし、携帯にもつながらない。
焦りばかりが募る中、DVDが送られてきた。
送り主は青鷺宮、青鷺さんだ。
手掛かりになるのではないかと思い、急いでDVDを再生させた。
真っ白い部屋が映る。
そこには、鎖に繋がれた女の子。
日焼けした健康そうな肌に、短く切った明るい茶色の髪。
全体的にすらりとした体であるけれど、ボリュームのある胸。
だけど、彼女の目はどんよりと濁っていた。
青鷺さんだ…
「どうして…?」
一体何があったのだろう。
そこに、中年ぐらいの男が入ってくる。
上半身が裸で、弛んだ脂肪を揺らしながら歩いてくる。
『グフフ、宮ちゃん、ご主人様が来たよぉ』
いやらしく嗤う男。
すると、表情を輝かせる青鷺さん。
『ご主人様!ご主人様!みやに逞しいの頂戴!』
立ち上がって駆け寄ろうとするが、鎖に阻まれ転ぶ。
『何をそんなに焦ってるんだい?、宮ちゃん…ご主人様は逃げないよぉ』

160:小ネタ
07/10/26 03:01:24 9HKongRJ
「えっ…?」
そういって、ペニスを出す男。
『ああっ、早くぅ!早くぅ!』
期待に目を輝かせる青鷺さん。
そんな彼女を乱暴に押し倒し、挿入する。
「う…そだ…」
『いいっ、いいですぅ、もっとぉ、もっとお願いしますぅっ!』
『くっ、まったく、淫乱な、お嬢ちゃんだな』
男は青鷺さんの胸を鷲づかみにしながら乱暴に青鷺さんを突き続ける。
涎を垂らしながら、焦点の合わない瞳で腰を振り続ける青鷺さん。
『はいいっ、淫乱な雌豚にご褒美をくださいいっ!ご主人様ぁっ』
『はいはい、ほらよ、ご褒美の、ザーメンだ』
そう言って、彼女のお腹に射精する男。
彼女が、汚れさていく…
「どう…して…」
彼女は自分のお腹に付いた精液を手にすくい、あちこちに塗りたくる。
胸、頭、口、腕、そして特に念入りに、股間の辺りを。
『ああっ、ありがとうございますうっ、孕んじゃう、孕んじゃう、みや孕んじゃううっ!』
『腹ボテに、なっても、楽しませて、くれるよ、なあ!』
いやらしい笑みを浮かべながら青鷺さんを激しく突く男。
『はいいっ、みやはご主人様の雌豚ですぅっ』
『ほら、続き行くぞ、雌豚の宮ちゃん』
また、青鷺さんの中にペニスを挿入し、腰を振る。
『あんっ、いいっ…もう、らめぇ…』

161:小ネタ
07/10/26 03:02:34 9HKongRJ
と、そこで、腰の動きを止める男。
ただ、その手は青鷺さんの豊かな胸をいやらしい手つきで揉み続ける。
『あん…ご主人さまぁ…?』
不思議そうに男を見る青鷺さん。
『そういえば、宮ちゃんには恋人がいるんだよなぁ?』
僕の、ことか…?
『えっ…?』
『恋人がいるのにこんなことをしちゃあいけないよなあ?』
『いやああああああああああ!!』
絶叫する青鷺さん。
『ペニス、ペニス欲しい!無いとダメ!みや死んじゃう!!ザーメン頂戴!!』
『でもなぁ、恋人に悪いだろう?』
半狂乱になる青鷺さんに意地悪く嗤う男。
『いない!いない!そんなのいない!!頂戴!ご褒美頂戴!!』
「そ…そん…な…」
『じゃあ、ちゃんとお願いするんだよぉ』
『みやは雌豚ですっ!ご主人様の僕ですっ!いやらしい雌豚にご褒美を下さいいっ!!』
悲痛な声で懇願する青鷺さん。
『いい子だねぇ…宮ちゃん!』
そういって、激しく腰を振る男。
『もっと!モット!みやを、イカセてぇ!!』
「あ…あ…」
狂ったように叫ぶ青鷺さん。
DVDはまだ続いている。
でも、僕の心はそれ以上の内容を受け入れるのを拒み、
「うっ…ああ…」
僕の意識は暗闇に沈んだ。


162:小ネタ
07/10/26 03:03:57 9HKongRJ
暖かい…
目を覚ますと頭に心地よい感触とよく知った顔。
「ゆうなぎちゃん…?うわっ!」
目の前には幼馴染のゆうなぎちゃんが僕に膝枕をしていた。
「あんたね…わたしがせっかく来てあげたのに、スケベなビデオ見てお寝んねしてるとはいい度胸じゃない?」
彼女は意地悪そうに笑って言う。
僕は、思い出す。
「違…うっ…あっ…うう…」
「ちょっと、どうしたの!?」
嗚咽を漏らす僕に彼女が驚いたように聞く。
しばらくして、僕は説明する。
「ふうん、要するにあんたは捨てられたのね」
彼女は容赦ない。
「そ…そんな…」
「こんなビデオ送っておいて、まだ向こうがあんたのこと好きだとおもってたの?」
呆れたように言う彼女。
「で…でも…グス…」
「男が泣くな!あんたいつもへらへら笑ってるでしょ!?」
「いたっ」
彼女に殴られたがそう言われても、いつも通りは無理だ。
「まったく…しょうがないわね…」
彼女は困ったように言った。
彼女は優しい。
ちょっと口が悪いけれど、『し、仕方ないわね!』と言いつつ僕を助けてくれる。
今回も失恋した僕を慰めようとしているのだろう。
それでも…今回ばかりは泣き続ける僕。
「うっ…ぐす……んむう!?」
唐突に彼女にキスされた。
「んむ…ほら、あんた、責任取りなさい!」
「せき…にん…?」
「わたしのファーストキスを奪った責任よ!」
「それは…ゆうなぎちゃんが…」
「言い訳?」
「いや…その…」
「それにあんた『ゆうなぎちゃんのお婿さんになる!』って言ったでしょう!?」
「いや…ゆうなぎちゃんをお嫁さんにするとは言ったけど…アダッ」
また、叩かれる。
それにその話は幼稚園の頃の話だ。
「と・に・か・く。あんたはわたしに付いて来ればいいのよ!」
「う…うん」
やっぱり、彼女は優しい。
幼稚園の頃のことも覚えていてくれた。
「じゃあ、始めるわよ」
彼女はニヤリと笑う。
そして服を脱ぎ始める。
「えっ…待って…」
「なっ何よ!」
彼女の顔が心なしか赤い。

163:小ネタ
07/10/26 03:05:01 9HKongRJ
「そんな、いきなり…」
「あんたも脱ぐのよ!」
彼女に押し倒され、服を脱がされていく僕。
「へぇ…あんた、何だかんだ言ってヤリたいんじゃない」
押し倒したまま、僕のペニスを見てあざ笑う彼女。
そう言いながら彼女も服を脱いでいく。
服を脱いだ彼女を見る。
細く白い体。そして、流れるような濡れ羽色の髪。
胸の膨らみは青鷺さんに比べると負けるがそれでも女性を感じさせる。
「あんた、今変なこと考えなかった!?」
「…そんなことないよ!」
時々思うけど、彼女は心が読めるのだろうか?
僕を睨み付けるが、
「フン…いいわ」
と追求を止める。
彼女の体を見ているとDVDを思い出す。
青鷺さんを胸を揉みながら激しく突く男。
青鷺さんは…でも、ゆうなぎちゃんはここにいる。
「ゆうなぎちゃん!」
「えっ…きゃあ!」
彼女を押し倒す。
その胸を乱暴につかんで揉みしだく。
そして、乳首に吸い付く。
「やっ…ん…ちょっと…あん…」
彼女は感じている!
いつも、乱暴で、僕よりしっかりしているゆうなぎちゃんが。
「ゆうなぎちゃん!ゆうなぎちゃん!」
そう言って、凶暴に猛っているペニスを彼女に突き刺そうとする。
なかなか入らない。
「ああっ…やっ…やめなさ…やん」
やった、入った!
そのことに感動し彼女の中を突き進む。
「あん…やめ…痛い!」
ペニスを入れていくと彼女は痛みを訴えだした。
それでも僕は快楽を求めることを止めない。
「イイよ!ゆうなぎちゃん!イイよ!もっと!もっと、したいんだ!」
彼女は僕のモノだ!誰にも渡さない!
「イギ…痛い!やめな、さい…よ…!痛…やめて…お願…い」
「ゆうなぎちゃん!僕の、ゆうなぎちゃん!」
涙を流す彼女。
今はそのことすら僕を興奮させる。
僕は構わずに激しく突き続ける。
「イクよ!ゆうなぎ、ちゃん!」
「痛い…やめて…痛…う」
彼女の中に欲望を解き放つ。
その快感にうっとりする僕。
「最高だよ…ゆうなぎちゃん…」

164:小ネタ
07/10/26 03:07:18 9HKongRJ
しかし、しばらくして
「せ・い・め・い・く・ん?」
「あっ…その…」
「ふざけんじゃないわよ!」
上にいた僕を跳ね除け怒り狂う彼女。
そして、また押し倒される。
「あんた、何様のつもり!?わたしに痛い思いさせておいて『最高だよ』?一遍死になさい!」
そう言って彼女に殴られた。
「ご…ごめんなさい…」
「おまけに『ぼくのゆうなぎちゃん』…?逆よ!あんたがわたしのモノなのよ!」
「そ…そんな…」
「まあ、いいわ。許してあげる」
どこか意地悪く笑う彼女。
「あ…ありがとうございます」
「そのかわり…」
彼女は目つきを鋭くして、
「他の女に尻尾振ったら…」
「振ったら?」
彼女の瞳がギラギラと輝く。
「…殺すわ…!」
「そんなことしないよ!」
今の僕には彼女だけでいい。
でも、冗談でもそういうのはやめて欲しい。
「ゆうなぎちゃん…」
そういえばまだ言っていない。
「なによ?」
「あ、愛してる!」
「なっ…あい……まあ、当然ね。私も…あんたのことを、あ、あ、愛してあげるわ…感謝しなさい!」
赤くなってそう言った彼女は、可愛かった。
「ありがとう、ゆうなぎちゃん」
「それと…」
「な、何…?」
「今度は、わたしを、そ、その…き、気持ちよくさせなさい!」

この日、僕は恋人を失った。
そして、新しい恋人ができた。
彼女はちょっと怒りっぽくて乱暴だ。
だけど、優しい。
僕は、彼女を愛してる。


以上です。

165:名無しさん@ピンキー
07/10/26 03:28:21 oDGZT81e
よかった。彼女が寝取る新しい寝取り小説。
今までは寝取っても寝取られても男だけだったからね。

166:名無しさん@ピンキー
07/10/26 03:46:21 728gCaAQ
元彼女が可哀相wでもハッピーエンドなんだろうか…

久々にパパイヤさんのも見れて今日は良かった~

167:名無しさん@ピンキー
07/10/26 17:34:28 xDjppk97
真相がばれたらどうなるのだろうか?

168:名無しさん@ピンキー
07/10/26 18:04:31 y9Zrul2Z
パパイヤ……老いたな……

169:名無しさん@ピンキー
07/10/26 20:42:19 qzof9Zdo
悪子を思い出すなぁ

170:名無しさん@ピンキー
07/10/26 21:45:14 6MRJFCfh
>>143
二ノ宮くん…

171:『練習』2
07/10/28 03:52:36 7oFCZEF1
>>122-129『練習』の続編です。


夏休みに入ったある日。
僕、若草春一は、幼馴染の少女長月桃―モモちゃん―と2人でモモちゃんの家の浴室にいる。
そして、モモちゃんは
「んぐ……んん……んぐ……んぐ」
「モモちゃん、うっ、舌の使い方、上手くなったね」
僕のオチンチンを咥えていた。
僕は素っ裸で立ち、モモちゃんはスクール水着の姿で、跪いて。
僕たちは恋人ではない。
モモちゃんがHなことをすることに不安があり、僕が『練習』して不安を取り除こうと提案したのだ。
モモちゃんが水着なのは裸になるのことを恥ずかしがるだ。
それでもここ数日の『練習』で、モモちゃんは僕のオチンチンに慣れ、
モモちゃんは口でするのが上手くなった。
また、最初は精液を飲み込むことができなかったモモちゃんも今では全て飲むことが出来る。
初めて出来た時は、
『上手に出来たね、モモちゃん』
『えへへ、ありがとうね、シュンちゃん』
というやり取りがあった。
「ん……んんぐ……んん……んぐ」
「ああ、とっても気持ちいいよ、モモちゃん」
僕が気持ちよさにうっとりしながらモモちゃんの頭をなでる。
モモちゃんは褒められたのが嬉しいのかくすぐったそうな表情をする。
恋人のいるモモちゃんが僕のオチンチンを咥える。
そのことは、屈折した喜びを僕に与えた。

小さい頃、冬に雪が降るのを待ちわびた。
僕の住むところでは雪はあまり降らない。
それでも、時々雪が積もることがある。
雪が降って、その次の日になると僕は急いで長靴を履いて外に出る。
そうすると、世界は白く美しく輝いている。
僕はそのきれいな白い世界に長靴で自分の足跡をつけるのが好きだった。
サク、サク、と小気味良い音を耳にしながら、小さな僕の雪原を歩く。
特に泥だらけになって汚れた長靴で歩くのが、好きだった。
きれいな長靴で歩くより、僕の足跡がはっきりと残る。
そのときは、自分がこんなことをするとは思わなかった。
今も僕は汚れた長靴で雪原を歩く。
欲望という長靴を履いた僕が、モモちゃんという無垢な雪原を汚しながら。


172:『練習』2
07/10/28 03:53:47 7oFCZEF1
「んぐ…んぐ…んぐ」
モモちゃんがスパートをかけて来た。
でも、今回は口の中に出さない。
「モモちゃん、合図したら抜くよ。3……2……1……ゼロ!」
ビュク、ビュク。
射精する直前に抜いて、モモちゃんの胸の辺りを僕の精液で汚す。
ビクン、ビクンと震えるオチンチン。
1回目は飲んでもらい、2回目、3回目はその時の気分によって、モモちゃんにかける。
モモちゃんと内と外を汚す。
『シュンちゃん、飲んであげるのに、何で出しちゃうの?』
と聞かれたことがある。
『いつも飲んでいると、モモちゃんが大変だからね』
と僕は答える。
本当は、そうじゃなく、
「モモちゃん、汚れちゃったから、洗ってあげるね。」
「やんっ、くすぐったいよ、シュンちゃん」
モモちゃんの未成熟だが、柔らかい肉体を味わうためだ。
水着越しでも、モモちゃんの微かな膨らみと、確かな暖かさが、僕にこの衝動を起こさせる。
モモちゃんはくすぐったそうにしながら、僕のオチンチンを洗う。
僕はモモちゃんを洗い、モモちゃんは僕を洗う。
「あん、シュンちゃん、水着なら洗えばいいでしょ?もう!」
「僕が汚しちゃったからね、僕がきれいにしないと」
そう言って、汚れを落としながら、モモちゃんを汚す僕。
「シュンちゃんは、やん、恋人にしたい人はいないの?」
モモちゃんは時々僕の心に毒針を刺す。
僕の胸が痛み出す。
「モモちゃんが心配でね、恋人どころじゃないよ」
「もう、シュンちゃんたら…心配しすぎだよ」
僕の軽口に頬を膨らませるモモちゃん。
「でも、シュンちゃんは可愛い顔で素敵な人だから、良い彼女ができると思うけどなあ…」
『可愛い顔』は気になるが、その言葉、もっと早く聞きたかった。
今となっては僕に、後悔と苦痛を与える言葉。
もっと早く言ってくれれば、そうすれば、僕は君と…
「モモちゃん、今度は口をきれいにしようね、舌をだして」
そういって、モモちゃんの舌に自分の舌を絡める。
だんだんと口の中に舌をいれ、モモちゃんの中を蹂躙する。
そうしたほうがきれいにし易いんだ、と僕がいったから。
先輩とは、唇で軽く触れるだけのキス。
僕とは、舌を絡めるキス。
優越感が僕の心を満たす。
「ん…ぷはあ…シュンちゃん、何だか私たち、恋人みたいだね」
モモちゃんは口を離し笑顔で言う。
つまり、君にとって、僕は恋人ではない。
「ありがとうね、私のために。折角の夏休みなのに練習に付き合ってくれて」
『練習』は僕の欲望を隠すための方便だ。
感謝されるはずもないのに。
「モモちゃんは大切な幼馴染だからね」
「でも、シュンちゃん、いつも私と一緒にいてくれて、助けてくれた」

173:『練習』2
07/10/28 03:54:46 7oFCZEF1
僕とモモちゃんはいつも一緒だった。
親が共働きなので、互いの家でよく遊んだ。
一緒に笑い、泣き、同じ時間を過ごした。
他の人とは違う僕たちだけの時間。
だから、モモちゃんのなかでは僕は『優しいシュンちゃん』なのだろう。
本当は違うのに。
「それにシュンちゃんの助言のおかげで、師走先輩と仲直りできから、本当にありがとうね」
嬉しそうにいうモモちゃん。
師走先輩、無垢な雪原にある目障りなシミ。
モモちゃんの心の中にいる邪魔者。
モモちゃんの恋人で、Hするためにホテルに入ろうと言われモモちゃんとケンカした人。
『練習』のことは、当然伏せてある。
モモちゃんに助言を求められたので、当座の言い訳として、
『モモちゃんの真心を伝えれば良いんじゃないかな』
といい加減な助言をした。
モモちゃんは本当にそれをした。
先輩を愛していること、でもHなことをするには自分たちは若すぎること、
そして、万一赤ちゃんが出来た時、赤ちゃんを育てることができず、その子が可愛そうだということ。
それらを涙ながらに先輩に訴えたという。
そうしたら、先輩の方も折れて元の鞘に戻ってしまったという。
僕は、まさか2人が仲直りするとは思っても見なかったので驚き、失望した。
相談を受けた時、てっきりHなことをするだけのために、モモちゃんに近づいたと思っていたのだ。
先輩もモモちゃんが本当に好きなのかもしれない。
ホテルに誘ったのはただ、思春期の気の迷いというやつかもしれない。
僕が今血迷っているように。
それと、モモちゃんは先輩に誘われたとき、不安になって何も言わずに帰ってしまったらしい。
『だってね、とにかく不安だったの』とはモモちゃんの弁。
モモちゃんは自己主張が苦手だ。
それでも、他人に流されることは少ない。
僕以外には。
僕の言うことは、いつも信じて付いてくる。
もし、先輩に流されてホテルに入っていたら。
考えるとぞっとする。
『練習』は続けることが出来た。
『練習』のことは誰にも内緒だよ、とモモちゃんに釘を刺した。
『どうして、師走先輩にも言っちゃ行けないの?』
とモモちゃんは言った。
モモちゃんは、師走先輩との本番に備えた練習なのだから隠すことはない、と言う。
(僕たちが殺されちゃうだろ)
とは言わず、
『黙っていて、ある日、突然Hが巧いことを知らせた方が、何倍も先輩は嬉しいでしょ?
それと『練習』が終わるまで先輩とHなことは何もしちゃだめだよ。
『練習』が中途半端な時にしても、先輩は喜んでくれないだろうからね』
僕は言った。
『練習いっぱいしたら師走先輩、喜んでくれるかなあ?』
顔を赤くして嬉しそうにモモちゃんは言った。そして、
『う~そつ~いたらは~りせんぼんの~ます!』
とモモちゃんから指きりをさせられた。

174:『練習』2
07/10/28 03:56:03 7oFCZEF1
だから、
モモちゃんが僕に体を触られ、僕のオチンチンを咥えて、僕の精液で汚されているのも、
2人だけの秘密だ。
そのことは、先輩に対する歪んだ優越感を僕にもたらした。
「きれいになったし、今日の『練習』はひとまずこれで終わりだね」
「うん、今日もありがとうね、シュンちゃん」
そういって今日の『練習』はおわる。
着替えてからは、夏休みの宿題をやることにする。
ありがたいことに、うちの学校の宿題はたくさんある。
僕がモモちゃんの家に行っても不自然さはそれほど無い。
それに、2人きりの時間は、悪くない。
2人が着替えた後で、今日会ってから疑問に思っていたことを口にする。
「その髪留め…」
「あのね、これ、似合っているかな?」
嬉しそうに聞いてくるモモちゃん。
赤い鮮やかな蝶をあしらった髪留め。
モモちゃんは髪は長いので髪留めを使っているが、初めて見るものだった。
それはおそらく…
「もしかして、似合ってない…?」
少し、心配そうになる桃ちゃん
正直、モモちゃんには、もっと落ち着いた色合いの物の方が似合っていると思う。
だが、それは口にせず、
「どこで…買ったの…?」
「あのね、師走先輩が仲直りにってくれたの!」
やっぱり…
はにかみながら嬉しそうに頬を染めて言うモモちゃん。
対象的に暗くなる僕の心。
それは、唯の髪留め。
でも、僕にとっては、モモちゃんを汚すシミ。
「どうかな?」
僕は髪留めをひったくって、叩き壊す衝動と戦いながら、何とか言葉を捜す。
「モモちゃん…」
「なあに?」
返事を期待する無垢な瞳で僕を見つめるモモちゃん。
「今、僕たちは一生懸命『練習』してるんだよね?」
「うん…?」
「それなのに、今日はいつもより集中してなかったように思うんだ」
「え…?」
「何でだろう、って思ってたら、先輩からもらったプレゼントに気をとられてたんだね」
「えっ…えっ…?今日も練習はがんばったよ?」
そう、モモちゃんは今日も熱心に『練習』をして僕のオチンチンを咥えていた。
先輩を喜ばせるために。
「モモちゃん…嘘はダメだよ。気が散ってちゃ、ちゃんとした『練習』が出来ないよ…」
「う…そ…?」
「そう、プレゼントもらって嬉しいのは分かるけど、ちゃんと『練習』しないと…」
「しないと…?」
だんだんと不安になってくるモモちゃん。

175:『練習』2
07/10/28 03:57:38 7oFCZEF1
僕はモモちゃんをどこまで傷つければ良いのだろう?
「先輩に嫌われちゃうよ…それでもいいの?」
「えっと…じゃあ、練習が終わるまでしまっておく…」
「しまって置いたら気になって『練習』出来ないでしょ?」
「でも…でも…捨てられないよ」
「違うよ」
「えっ、じゃあ…捨てなくて「壊すんだ」
ほっとして言葉を続けようとしたモモちゃんの言葉を遮り言う。
僕は自分のつまらなく、醜い感情を隠し正当化するため言葉を紡ぐ。
「モモちゃんはまだ使える物を捨てられないし、あったらあったで集中できないでしょ?」
「でも…でも…」
師走先輩からもらった髪留め。
モモちゃんの宝物。
それを壊せと言う僕。
「どうしてもと言うなら、壊さなくてもいいんだよ」
「えっ…じゃあ…」
希望を見つけ、それに縋ろうとするモモちゃん。
「でも、ちゃんと『練習』しないと師走先輩に捨てられちゃうよ」
「そんな…」
希望を叩き潰す僕。
「だから、モモちゃんが師走先輩を諦めるなら、その髪飾りを大切にするといい」
「嫌…嫌…両方は、ダメなの…?」
僕の胸が痛む。
こんなことをして何になるだろうか?
髪留めの一つや二つくらい良いのでは?
先輩との仲直りのしるし。
ダメだ、目障りだ。
「モモちゃん…僕はモモちゃんのために最高の選択肢を考えているんだ。それでも限界はあるんだ」
聞き分けのない子供に言い聞かせるように言う僕。
聞き分けのない子供は僕だというのに。
「だって…」
「『本番』の時に先輩が喜んでくれなかったら、どうするの?」
「……本当に…本当にそれしかないの…?」
苦しそうに言葉を搾り出すモモちゃん。
こんな馬鹿げた主張も信じるほど、僕を信頼し無垢なモモちゃん。
そして、それを利用する僕。
「モモちゃんが選ぶんだ、髪留めか、先輩か」
「……ぇ……」
「なに?」
「…セン…パイ…」
そう言ってモモちゃんはゆっくりと髪留めを外す。
そして、僕に渡そうとする。

176:『練習』2
07/10/28 03:59:06 7oFCZEF1
僕はモモちゃんをどこまで傷つければ良いのだろう?
「先輩に嫌われちゃうよ…それでもいいの?」
「えっと…じゃあ、練習が終わるまでしまっておく…」
「しまって置いたら気になって『練習』出来ないでしょ?」
「でも…でも…捨てられないよ」
「違うよ」
「えっ、じゃあ…捨てなくて「壊すんだ」
ほっとして言葉を続けようとしたモモちゃんの言葉を遮り言う。
僕は自分のつまらなく、醜い感情を隠し正当化するため言葉を紡ぐ。
「モモちゃんはまだ使える物を捨てられないし、あったらあったで集中できないでしょ?」
「でも…でも…」
師走先輩からもらった髪留め。
モモちゃんの宝物。
それを壊せと言う僕。
「どうしてもと言うなら、壊さなくてもいいんだよ」
「えっ…じゃあ…」
希望を見つけ、それに縋ろうとするモモちゃん。
「でも、ちゃんと『練習』しないと師走先輩に捨てられちゃうよ」
「そんな…」
希望を叩き潰す僕。
「だから、モモちゃんが師走先輩を諦めるなら、その髪飾りを大切にするといい」
「嫌…嫌…両方は、ダメなの…?」
僕の胸が痛む。
こんなことをして何になるだろうか?
髪留めの一つや二つくらい良いのでは?
先輩との仲直りのしるし。
ダメだ、目障りだ。
「モモちゃん…僕はモモちゃんのために最高の選択肢を考えているんだ。それでも限界はあるんだ」
聞き分けのない子供に言い聞かせるように言う僕。
聞き分けのない子供は僕だというのに。
「だって…」
「『本番』の時に先輩が喜んでくれなかったら、どうするの?」
「……本当に…本当にそれしかないの…?」
苦しそうに言葉を搾り出すモモちゃん。
こんな馬鹿げた主張も信じるほど、僕を信頼し無垢なモモちゃん。
そして、それを利用する僕。
「モモちゃんが選ぶんだ、髪留めか、先輩か」
「……ぇ……」
「なに?」
「…セン…パイ…」
そう言ってモモちゃんはゆっくりと髪留めを外す。
そして、僕に渡そうとする。

177:『練習』2
07/10/28 04:00:14 7oFCZEF1
「待って、モモちゃん」
「な、なに?」
「モモちゃんが選んだのに僕に壊させるの?」
「えっ…?」
「モモちゃんが選んだのに僕にその責任を負わせるの?モモちゃんがやるんだ」
「あっ…うっ…あっ…」
卑劣な僕。
モモちゃんの宝物をモモちゃん自身に壊させようとする僕。
モモちゃんは髪留めを両手に持ってブルブルと震えている。
壊すためというより必死に守るために。
涙をポロポロと流すモモちゃん。
僕はモモちゃんの背後に回り自分の手を後ろからそっと、包み込むように添える。
「シュン…ちゃん…?」
「髪留めはちょっと丈夫かもしれないから、僕も手伝うよ」
「今…じゃ…ダメ…?」
「いつに、するの?」
「後で…そう…後で」
モモちゃんは何とか髪留めを守ろうとする。
その健気な姿は僕の大好きなモモちゃん。
でも、モモちゃんが守ろうとしているのは…
「明日も、そう言うの?」
「えっ…?」
「明日も、明後日も、『後で』『後で』『後で』、何時まで経ってもできないよ…それじゃ」
「でも…」
「『今』しかないんだよ、モモちゃん」
諭すように優しく言う僕。
最低な、僕。
「……」
「モモちゃん、合図するから、その時に力を込めて…」
「うん…」
涙に染まった視界に、モモちゃんの宝物は目に入っているのだろうか?
モモちゃんの涙を拭き視界をクリアにする。
モモちゃんが自分の手で何をするか、きちんと見ていてもらわないと。
「3……2……1……ゼロ」
それだけで、
モモちゃんの手の中の宝物は、あっけなく壊れた。
「うっ……ごめんね…ごめんね……うっ……うっ……」
嗚咽するモモちゃん。


178:『練習』2
07/10/28 04:01:27 7oFCZEF1
モモちゃんの中では自分の手で宝物を壊したことになっているだろう。
僕は、あくまで、『手伝い』。
僕が壊したのに。
「モモちゃん」
「ひっぐ……ひっぐ……」
「泣きたい時は、ちゃんと泣かなきゃ、ダメだよ?」
僕は自分がここまで下劣な人間とは思わなかった。
けど、モモちゃんはその言葉を聞き、
「うっうっ、うわーーーーーーーーーーーーん!!」
大声で泣き出した。
僕は、頭をなでながらあやした。
「ひっく…ひっく…」
少し落ち着いてきたモモちゃんに
「よく、がんばったね」
「えっ…?」
信じられない、といった表情で僕を見るモモちゃん。
「でも…私…」
「モモちゃん、君は『練習』をしよう、そういう強い意志を持って未練を断ち切ったんだ」
先輩のため、宝物のこと。
両方とも出さずに、『練習』のため、未練を断ち切った。
僕はそう言った。
「うっ…うっ…未練…?」
「そう、モモちゃんは『練習』に集中するために頑張ったんだ。自分を誇っていい」
「そう…なの…」
僕の用意した逃げ道。
モモちゃんは宝物を壊したんじゃなく、
『練習』のために未練を断ち切ったんだ、と。
もちろん、こんなことを簡単に受け入れないだろう、すぐには。
だが、罪悪感と戦ううちに、この考えを全て、とはいかないが徐々に受け入れるだろう。
モモちゃんは僕のことを信じる。
だから、そうする。
僕はモモちゃんを優しく抱きしめる。
「僕だけは何があってもモモちゃんの味方だからね…」
そう言って、モモちゃんが泣き止むまで抱きしめる。
「…これで…良かったんだよね…シュンちゃん…?」
自分に言い聞かせるように、僕に縋りつくように、言うモモちゃん。
「もちろんだよ、モモちゃん…」
僕にとっては、良かった。
でも、モモちゃんにとっては?
それでも、安心した様子を見せるモモちゃん。
しばらくして、モモちゃんがだいぶ落ち着いてきたので今日はお別れということになった。
「じゃあね、モモちゃん、また明日」
「うん…ありがとう、シュンちゃん」

179:『練習』2
07/10/28 04:03:43 7oFCZEF1
モモちゃんは笑顔だったけど、少し悲しげだった。
モモちゃんはこんな僕にありがとう、と言う。
小学生の頃も僕はモモちゃんにしょうもない嘘をついていた。
『百葉箱は葉っぱを百枚付けてないといけないんだ』とか。
モモちゃんは本当に百枚葉っぱを集め、ペタペタと張り出した。
今更嘘だよ、と言い辛くモモちゃんてバカじゃないか?と思いながら手伝った。
そして、翌日、葉っぱがペタペタ張られた百葉箱の前で、僕とモモちゃんは叱られた。
お説教が終わった後も、モモちゃんは僕をなじったりしなかった。
『シュンちゃん、楽しかったね!』と笑っていた。
その笑顔を見て僕はモモちゃんはどうしようもないバカだ、と確信した。
今ならわかる。
バカなのは、モモちゃんの信頼を裏切り嘲笑していた僕のほうだと。
そして、今の僕は大バカ者だ。
ポケットの中に壊れてしまったモモちゃんの宝物が入っていた。
モモちゃんのことだから、捨てずにとっておくかもしれない。
だから、僕が代わりに捨ててきてあげる、と言った。
壊れた宝物を見つめ、僕は、暗い笑みを浮かべた。
捻じ曲がった僕の心は喜びを感じていた。
モモちゃんにこびり付いた目障りなシミを一つだが排除できたから。
それに、形だけとは言えモモちゃんの手で壊させたのだ。
モモちゃんと先輩の間の絆をモモちゃん自身の手で。
僕は今日1日を思い返す。
モモちゃんの涙。
自分自身に吐き気がした。
それでも僕は、止まらない。


以上です。
>>175,176同じものを投稿してしまい、申し訳ありません。
スレ汚し失礼しました。

180:名無しさん@ピンキー
07/10/28 04:11:29 8ouB8y58
乙だが…
ちょっとモモちゃんの頭が弱すぎないか?

181:名無しさん@ピンキー
07/10/28 08:19:57 Wf23GJ7+
脳みそがタケノコでできてるんだろう

182:名無しさん@ピンキー
07/10/28 08:49:10 ZhDr1uvY
おつむ弱い子ちゃんは、NTRでは結構マストアイテムとなっております。

183:名無しさん@ピンキー
07/10/28 12:01:20 0z7YE8xC
調教初期の段階で、彼女自身の手で彼氏からもらったものを壊すように
し向けるというアイデアはいいですねー

184:名無しさん@ピンキー
07/10/28 22:31:22 s0tYCCih
淫乱とか、多少おつむが緩くないと、スムーズにNTRに持っていきにくいからな。
ファンタジー的な、悶えるような現実感を突きつけない作品として愉しもう。
あと、プレゼント破壊は、上手いネタだと思う。

185:名無しさん@ピンキー
07/10/28 23:46:31 AgJdd9CJ
>>184に同意だ
寝取りの場合は多少頭と股が緩くても構わない。
寝取られだったら頭にくるけど

186:名無しさん@ピンキー
07/10/29 21:14:27 TzrthL+j
上に同意。それと作者の切り口がじつに素晴らしい

187:名無しさん@ピンキー
07/10/29 21:48:34 NkEH4bt4
やべぇ…丹田にどすぐろい何かがたまっていくwww

188:名無しさん@ピンキー
07/10/30 04:56:16 3rWGOuYJ
オレは陰嚢の白いものが溜まっていくぜ

189:名無しさん@ピンキー
07/10/31 10:14:30 FAhweokj
自分が種無しのせいで、他の男に寝取られるとか。

190:種付け
07/11/01 02:19:21 Q965l+PT
「行ってらっしゃい、あなた」
「兄さん、行ってらっしゃい」
「ああ、行ってくるよ」
そういって、秋月照は妻と弟に挨拶して、会社へ出かけた。

「月斗君、大学はいいの?」
秋山夕菜は義弟の月斗にそう問いかける。
「今日は休講だから…義姉さん、それじゃあ今日もしようか…」
「月斗君…今日は安全日よ…」
夕菜はそう言って義弟を止めようとした。
「本当に妊娠しない日なんてないんだよ、義姉さん…」
「でも…」
歯切れの悪い口調で言う夕菜。
「種の無い兄さんのために子供が欲しいって言ったのは義姉さんじゃないか…」
「あれは…養子でも取ろうかって…」
「兄さんに言うの?『あなたは種無しだから、養子を取りたい』って言うの?」
月斗の兄である照は無精子症である。
子供の生まれないことを気にした夕菜と照は病院で検査した。
その後、医師から照には子供を作る能力が無いと聞き、夕菜は泣き崩れた。
夕菜は照を傷つけることを恐れ黙っている。
ただ『私たちには何も問題はない』と。
そのことを義理の弟である月斗に話したら、
『俺と子供を作ろう』
と言われ押し倒された。
そうして、今日に至る。

ちゅく、ちゅくといやらしい音が響く。
夫婦の寝室には生まれたままの姿の月斗と夕菜。
「夕菜、濡れてるね」
「い、嫌……ああん……言わないで…」
性器を刺激され、濡れる夕菜。
行為するとき、月斗は『夕菜』と呼ぶ。
「義弟に犯されるのに興奮するんだね…夕菜は…」
「や…やぁん……やめて…ああっ…」
涙目で言う夕菜。
しかし、そこは男を受け入れる準備を整えている。
「種無しの兄さんよりも、夕菜は俺の方が良いんだよね?」
「ち…ちが……あっ…ああぁん……違う…」
快楽に抗いながら抗議する夕菜。
それでも、今日も月斗は夕菜を押し倒す。

191:種付け
07/11/01 02:20:45 Q965l+PT
「挿れるね、夕菜…」
「ああんっ……あなた……いやぁっ……許して……」
ゆっくりと挿入する月斗。
夕菜は今ここにいない夫に許しを求める。
「何言ってるの…夕菜…こんなに俺のを欲しがっておいて…ほら、入ったよ」
「ああっ…」
「夕菜の中、暖かいよ…俺を優しく包んでくれる…」
そう言って腰をゆっくり動かす月斗。
「あっ……ああっ……やん……あんっ……」
「夕菜、どう?種の無い兄さんよりいいだろう?」
「あっ……許して……ああん……許して……」
その声に腰の動きを止める月斗。
「えっ……?月斗君……?」
その声は、なぜ快楽の供給が止まったかという疑問を現していた。
「夕菜…子種を下さい……って言って」
「そっ…そんな……」
悲しそうな顔で夕菜は言う。
「夕菜が欲しいから俺、してるんだよ?なのに、兄さんに謝ってばかり……おかしいじゃないか…」
「あ、ああっ…あなた……許して……」
涙を流しながら夫に許しを請う夕菜。
だが、夕菜の中のものは動かない。
「お願いがあるなら、頼まなきゃ」
「月斗君…こ、子種を…く、下さい…」
小さな声で途切れ途切れ言う夕菜。
「もっと、大きな声で言ってごらん…夕菜」
優しく言う月斗。
「こ、子種を下さい!」
羞恥に顔を染めながら夕菜は叫ぶ。
「いい子だね…夕菜!」
激しく腰を動かし始める月斗。
それと共に豊満な乳房をもみ始める。
「あっ、あん、ああっ、いいっ、月斗君、もっと!」
「素直で、可愛いよ、夕菜!」
本能に従い乱れる夕菜。
そのことが、月斗に悦びをもたらす。
「兄さんと、どっちがいい?」
「やっ、やめっ、聞かないで、ああん」
「俺の、ほうが、いいだろ!」
腰の動きを強くする月斗。
「いいっ、月斗、君のが,いいわ!ああん!」
夫に隠れ快楽を貪る夕菜。
夫よりも良いと言った夕菜。
そのことは月斗の悦びをさらに大きいものにした。

192:種付け
07/11/01 02:22:09 Q965l+PT
「夕菜、そろそろ、出すぞ!」
「やぁ、ああん、ああ、わ、私、ああっ、月斗、あああああああああああああああっ!」
「夕菜、夕菜、夕菜!」
絶頂する夕菜。
義姉の名を呼びながら月斗は果てた。
そして、義姉の中から己のものを引き抜く。
ハァハァと息を荒くしながら、快楽と義姉の体の感触に浸る月斗。
「月斗君…」
快楽の余韻か、ぼんやりとした表情で言う夕菜。
そのことが、自分を求めているように月斗に錯覚させる。
「夕菜、今日も最高だったよ…これで、子供が出来るよ…そう、俺との間のね」
「そ、そんなこと言わないで…月斗君」
恐ろしそうに耳を塞いでいう夕菜。
「大丈夫、俺に似ていても、兄さんにはばれないよ。さあ続きをしようか、夕菜…」
そういって、挿入する月斗。
再び腰を動かし、胸を刺激する。
「ああっ、あなた、許して…」
夕菜は涙を流しながら、腰を動かす。
その涙は、後悔からだろうか、快楽からだろうか。
義姉と義弟。
2人の種付けは終わらない。



193:名無しさん@ピンキー
07/11/01 13:40:50 XH5KhT1g
ムム…お題を受けてとはいえ、ちょっとエッチまでの流れがキビしいか…
あと、オレはバレてから先がNTRの醍醐味と思ってるのでちょっとサビシス(´・ω・`)
だが乙!

194:名無しさん@ピンキー
07/11/01 14:06:34 QchbrI7Y
俺はバレるまでとバレる瞬間が大事だと思っている。
GJです。

ところで今週のヤングサンデーにてNTRに遭遇。
不意打ちだと本当ダメージでかいorz

195:名無しさん@ピンキー
07/11/01 19:35:12 4TtZ8Ndq
>>194
むっちゃん?
過去寝取られだけど、結構ダメージあったね。
今更より戻したいとかって色目使ってきそうだけど、けんもほろろにしてほしいですな。

196:名無しさん@ピンキー
07/11/01 20:44:29 uEX8skY6
むっちゃん頑張って欲しいな。
あの別れのやり方は酷い。普通にふる方がまだマシ。

197:名無しさん@ピンキー
07/11/01 20:49:59 AgpoPenz
意外とヤンサン読んでるヤツ多いなw

198:名無しさん@ピンキー
07/11/02 15:51:28 Ywe6jh3e
>>195
そうむっちゃん。
俺もむっちゃんと一緒にはらわた煮えくり返ってたよ。
ふざけるな!!とか言って激怒して相手にもしないでくれると嬉しい。
が、話の都合上そうはならないだろうなぁ

199:名無しさん@ピンキー
07/11/02 22:00:06 zLa8SzQ6
ジャンプスクエア創刊号にも寝取られが。

200:名無しさん@ピンキー
07/11/03 01:11:00 q6R+h5cP
いきなりかよ…
参るなぁ見たい漫画結構あるのに
非エロの寝取られはむかつくだけだから困る

201:名無しさん@ピンキー
07/11/03 01:30:27 VeM89Zs1
むっちゃんって初代も寝取られ風味なのがあったよな。
3があるとしたらそっちにも寝取られ出てきたりして

202:『練習』3
07/11/03 02:55:35 puyELTzK
「昨日は、ありがとうね」
「どういたしまして、モモちゃん、大丈夫?」
「うん、大丈夫…」
僕とモモちゃんはモモちゃんの部屋にいる。
恋人である師走先輩は部屋には入れたことはないそうだ。
先輩は入れてくれても良いじゃないかと言っているとのことだが、モモちゃんは拒んでいる。
モモちゃん曰く、
『あのね、先輩に子供っぽいって、思われたくないの。だからね、入れたくないの』
ということだそうだ。
確かにモモちゃんの部屋には可愛い小物やぬいぐるみなどがたくさんある。
でも、モモちゃんの心配は無駄なのではないか?
モモちゃんの体型は胸が無く背は低い。
あまり、『大人の女』というイメージではない。
それでもこのことは僕にとっては、嬉しいことだった。
ここは、先輩も入ったことのない僕とモモちゃんの聖域なのだから。
だから、僕は先輩を入れないために
『先輩に、はっきりだめです、って言ったほうが良いと思うよ。モモちゃんにもプライバシーがあるしね』
とアドバイスした。
先輩は引き下がったが、不満そうな様子だったそうだ。
まあ、そうだろう。
恋人に『自分の部屋に入らないで』と言われて喜ぶ人はいないだろう。
僕はモモちゃんに先輩と少し距離をとるようにも言った。
『練習』にも集中できないし、ギクシャクしているのでほとぼりを冷ますために、と。
ギクシャクしている時こそ、誤解を解くために話し合うべきだ、と僕は思うがそう言った。
実際、距離をとられれば先輩はますます面白くないだろう。
そして、そのことは僕にとっては嬉しいことだ。
間違ったことだが。
「じゃあ、今日も『練習』を始めようか」
「うん…」
あまり、元気のないモモちゃん。
微かに、後悔が棘となり僕の胸に突き刺さる。
昨日、モモちゃんが先輩からもらった髪留めをモモちゃん自身に壊させた。
そのことで、モモちゃんは苦しんでいる。
それでも欲望を止めようとしない僕。
その後、急いで僕は家に帰ってからも落ち込んでいるだろうモモちゃんに携帯をかけた。
モモちゃんを心配したという理由もある。
が、本当のところはモモちゃんが先輩に縋り付くのを阻止するためだ。
モモちゃんが先輩に連絡をとらない様に、僕は夜通しモモちゃんと語り合った。
僕とモモちゃんの穏やかで心地良い時間。
先輩とモモちゃんが連絡を取り合うことを邪魔するという目的も忘れ充実した時間だった。
先輩がいなければ、僕たちは恋人として、語り合うことが出来たのだろうか?

203:『練習』3
07/11/03 02:56:21 puyELTzK
「じゃあ、お風呂場に行こうか…」
「私、着替えてくるね。」
「待って」
モモちゃんを止める僕。
「モモちゃん、新しい『練習』をしよう」
「新しい…」
「モモちゃん、僕のオチンチンは見るのも触るのも慣れたよね?」
「うん…」
オチンチン、という言葉に真っ赤になってうなずくモモちゃん。
『練習』の時は、あんなに熱心に僕のオチンチンを咥えるのに。
恥じらう姿もまた可愛い。
「今度は見られたりするのに慣れないとね。」
「え…恥ずかしいよ…」
「モモちゃん、Hなことは2人が裸にならないとできないんだ」
Hな本やビデオには服を着てするのもあるけど、一般的にはそうだろう。
「で…でも…」
「大丈夫だよ…笑ったりしない。そのための『練習』なんだから」
「うん…」
「じゃあ…お風呂場に行こう」
お風呂場についた僕ら。
僕はテキパキと服を脱いで、
「先にはいっているからね」
と言って浴室に入った。
しばらくして、
「あ、あのね、はいるよ…?」
と言うモモちゃんの声がした。
それでもしばらく躊躇ったのか声よりも遅れて入ってきた。
顔を真っ赤にして俯いてはいってくるモモちゃん。
手で胸の辺りを隠し、足の辺りをピッタリさせもじもじさせるモモちゃん。
その恥じらう姿を見て、僕のオチンチンはいつもより固くなる。
「モモちゃん、力を抜いて。それと手を離さないとモモちゃんの体が見えないよ」
ますます顔を赤くするモモちゃん。
それでも、ゆっくり手を下ろし僕の前に立つ。
すらりとした小柄な体型。
微かに膨らんでいる胸。
モモちゃんの裸を見て僕は感動した。
恋人である師走先輩の知らない所でモモちゃんを汚しているのだから。
「きれいだ…」
「えっ?」
平凡極まりない感想を言う僕に驚いたような声をだすモモちゃん。


204:『練習』3
07/11/03 02:57:33 puyELTzK
「でっ…でも…その…私の胸、小さくない?」
「今小さくても、全然気にすることないよ。それに、今のままでも十分きれいだよ」
「ありがとう…シュンちゃん…」
途切れそうな声で言うモモちゃん。
「師走先輩はどう思うかな?」
また、師走先輩。
モモちゃんの前にいるのは僕なのに。
「モモちゃん…今は『練習』に集中しなきゃだめだよ」
「あ…ごめんね」
思い出したように謝るモモちゃん。
気を取り直そう。
「モモちゃん、こっちを向いて…」
「でも…」
「見られるのに、慣れないとだめだよ」
モモちゃんはおそるおそるこちらに体を向ける。
モモちゃんの裸は見ればみるほど感動と興奮を呼び起こす。
「さっ、座って。洗ってあげるね」
「じ…自分で出来るよ…」
「ダーメ、僕が洗ってあげる、モモちゃんは僕を洗って」
そうして、手を泡立てモモちゃんを洗う。
モモちゃんも僕を洗う。
背中やお腹はただくすぐったそうにしただけだったけど、
「ぁ……ゃ……」
胸を洗っているうちに、モモちゃんの声が変わりだした。
口から漏れる声を必死に隠そうとするモモちゃん。
胸はあまり膨らみはないが、それでも女の子を感じる。
感触を堪能するため、ゆっくり、丁寧に洗う。
「ゃ……ゃ……」
必死に声を抑えようとするモモちゃん。
僕は興奮してさらに熱心に洗う。
モモちゃんが僕のオチンチンを洗っているので余計興奮する。
だんだんと、モモちゃんの息も荒くなる。
そこで、胸から手を離す。
「あ…」
残念そうに聞こえたのは気のせいだろうか?
ハァハァという息遣いが浴室に響く。
「足を開いて…モモちゃん」
「え…恥ずかしいよ、シュンちゃん…」
「洗えないよ」
「そこは…自分で洗うよ」
「僕が洗ってあげるよ」
「恥ずかしいよ…」
ここでは問答を続けても仕方ない。
「分かった…自分で洗って」
「うん…」
そうして、僕らは洗い終えた。

205:『練習』3
07/11/03 02:58:45 puyELTzK
体を簡単に拭いた後、僕はモモちゃんの桜色の乳首に口付けした。
唾液を含んだ舌でペロリと舐める。
「やっ…シュンちゃん?」
驚いた声を上げるモモちゃん。
そのまま、ペロペロ舐めたり、乳首を口に含んだりした。
薄いけどやわらかい胸と乳首の感触を堪能する。
「…ぁ…ゃぁ……やあっ…あん」
モモちゃんは声を隠し切れず喘ぎだした。
ちゅーっと乳首に吸い付いた後、顔を離す。
僕の唾液でいやらしく光っているモモちゃんの胸。
また、モモちゃんを汚すことができ、罪悪感と満足感が僕の心に訪れる。
「恥ずかしいよ…シュンちゃん。赤ちゃんみたいに、その、舐めっちゃて」
「モモちゃんの体、きれいだったから、舐めたくなったんだ」
「なにそれ…変なシュンちゃん」
呆れたようにそして、きれいと言われて恥ずかしそうに言うモモちゃん。
モモちゃんは乳首を弄られて気持ちよくはならなかったのだろうか?
「モモちゃんは?」
「えっ?」
「モモちゃんはどうだった?」
「えっと…変な気分になっちゃた…」
「気持ちよかった?」
「…わ、わかんないよ…」
泣きそうなモモちゃん。
気持ちよかったのかな。
さっきも声を押し殺していたし。
快感に耐えていたのかもしれない。
「モモちゃん、足を開いて」
「は…恥ずかしいよ…」
足を堅く閉じるモモちゃん。
「モモちゃん、さっきもそういったね」
「う…うん…」
「嫌がってばかりじゃ、何も出来ないよ」
さっき、洗うのを断ったモモちゃんは、何度も断るのに罪悪感を抱くはずだ。
そこにつけこむ僕。
「で…でも…」
「モモちゃんが嫌がってたら、『練習』が進まないよ」
出来の悪い生徒に注意するような口調で言う僕。
自分の欲望を満たすためなのに、モモちゃんが悪者であるかのように言う僕。
「う…うん、分かったよ…シュンちゃん…」
ゆっくりと、ゆっくりと足を震わせながら広げるモモちゃん。
恋人でもない僕に女の子の大切な部分を見せるモモちゃん。
その恥らう姿も可愛い。
そして、僕は最低だ。

206:『練習』3
07/11/03 02:59:31 puyELTzK
広げた足の内側を見つめる僕。
「は、恥ずかしいよ…シュンちゃん」
目を瞑り、そういうモモちゃん。
僕は気にせず見つめる。
これが、モモちゃんの女の子の部分…
精子を受け入れ、赤ちゃんが出てくるところ。
そこは濡れていた。
縦筋の襞を触り広げてみる。
どこをどうすればいいのだろう?
とりあえず、襞に沿って指を這わせる。
その後舌であちこちを刺激する。
この突起がクリトリスかな?
「あっ……恥ずかし…やっ……シュン…ちゃん…」
どちらかというと、気持ちいいというより、恥ずかしいと言った反応。
ピチャ、ピチャ、ペチャ。
いやらしい音を立てて続ける僕。
「やめ……シュンちゃん……ああん……嫌あっ…」
羞恥と快楽の声をあげるモモちゃん。
あまり恥ずかしがるので中止して、顔を戻す。
これからたっぷり『練習』を重ねればいい。
「どう、モモちゃん?」
「恥ずかしいよ…シュンちゃん…」
泣きそうな顔で言うモモちゃん。
「よく、がんばったね」
頭をなでる僕。
「うん…あのね、シュンちゃん…」
「なんだい」
「その、上の、ほうのね、練習は、もっと…していい…よ」
途切れ途切れに言うモモちゃん。
胸の方がモモちゃんはいいのだろうか?
「うん…でも、その前に…」
「その前に…?」
モモちゃんの声に微かな失望が含まれる。
「新しいこともいいけど…復習もしなくちゃね…」
さっきから限界にきそうになっている僕のオチンチンを出す。
モモちゃんは上気した顔で、舌を出して僕のオチンチンをペロペロ舐め始める。
モモちゃんの体を舐めたり触ったりして興奮した僕にはいつもより強い快感をもたらした。
それに、今日はいつもより熱心な気がした。

207:『練習』3
07/11/03 03:00:36 puyELTzK
「さあ、そろそろ咥えて…」
僕の指示に従い、パックリとオチンチンを咥えるモモちゃん。
「んぐ……んん……んっ、んっ」
口の中もいつもより、良かった。
モモちゃんのトロンとした瞳が僕を見つめる。
そこで、衝動が湧き上がる。
僕は、モモちゃんの口の中で、腰を振った。
咽喉を突くと痛そうだと思い今までしなかったが、今日はいつもより興奮して腰を動かす僕。
「ん…?んん…!んぐぅ…?」
いつもにない動きに混乱するモモちゃん。
いつもにない快感にしびれる僕。
モモちゃんに、出す。
「ん…んん…んん……はあ…んん?」
モモちゃんが飲み込んだ後、素早くキスして、口の中を堪能する。
モモちゃんも激しく舌を絡めてくる。
互いを求めるようにキスをする僕たち。
「ん…んむ…はぁ…今日は…いつもと……違うね…シュンちゃん…」
ぼんやりとした声で言うモモちゃん。
気持ち良さそうに言うモモちゃん。
キスの余韻に浸っているのだろうか?
「オチンチン口に入れたモモちゃんが可愛くてね」
「やっ…恥ずかしいよ…」
どうも、モモちゃんは、オチンチン、とか直截的な表現を嫌がるようだ。
「それで、口に咥えてもらった時は腰を使った方がいいんだよ、モモちゃん」
「そうなんだ…。…ねっ、その、私のこと、触る…練習して…あの、む、胸のほうの…」
「いつもより、熱心だね…モモちゃん、どうしたの…?」
僕は不思議に思い聞いてみた。
「だ、だって…髪留め、諦めたし、ね…。それにね、そう、先輩のため、先輩のためだよ…」
髪留め、先輩のため。
自分に言い聞かせるように言うモモちゃん。
髪留めのことも、もうどうでも良いかのように。
まるで自分の本心を隠そうとするかのように。
「本当に?」
「えっ?」
不思議そうに聞き返すモモちゃん。
「本当に先輩のため?」
「…も…もちろんだよ!」
一瞬、ためらってからモモちゃん。
「だからね、練習、いっぱい、練習、しないと…がんばらないと…」
それが本題だと言いたげなモモちゃん。
期待に満ちた目で僕を見つめるモモちゃん。
「分かったよ、モモちゃん…」
僕は頭を撫でながら言う。
モモちゃんはその言葉で表情を輝かせる。
「じゃあ、胸を触られる『練習』をしようね…」
そう言って、僕はモモちゃんの胸をその手の中に納めた。

208:『練習』3
07/11/03 03:01:51 puyELTzK
「あっ…」
モモちゃんの声。
ゆっくりと揉みし抱く。
「あっ……シュンちゃん……もっと…ね……もっと……やぁ…」
「気持ちいい、モモちゃん?」
「あぁ…ん……わ…わかんないよ……あん……はぁん……やっ…」
僕はモモちゃんの乳首に口をつけ、含む。
反応を聞きたくて質問を重ねる僕。
「モモちゃん、どう?」
「ああ……ああん……シュン…ちゃん……やっ…あっ…ああ…」
どんどん息が荒くなるモモちゃん。
モモちゃんの胸を揉みながら乳首舐めたり吸ったりする僕。
そうこうするうちに
「あっ、やあ、やああああああああああ!」
一際大きな声を出し、体をビクンと反らすモモちゃん。
今のがイクっていうやつなのかな?
モモちゃんはしばらく快感の余韻に浸るようにぼんやりしていた。
しばらくすると、意識がはっきりしてきたのか、真っ赤な顔をしてモジモジしだした。
「あ…シュンちゃん…その…」
「どうだった、モモちゃん?」
「そ、それは…それよりね…あの…ね、もっと、練習しよ…?」
質問には答えず、消え入りそうな声で『練習』の催促をするモモちゃん。
気持ちいい、と認めるのは恥ずかしいのだろうか?
「気持ち良かった、モモちゃん?」
「え…えっとね…」
その質問におろおろするモモちゃん。
「教えてくれないと、『練習』しないよ」
その言葉にためらいながらもモモちゃんはこくんと頷いた。
そうか…モモちゃんは僕の手で気持ちよくなったのか。
そのことで僕は満足する。
モモちゃんは僕の手で気持ちよくなったのだ。
先輩ではなく。
さて、モモちゃんが熱心に『練習』しようとしているし、それに応えないと。
「じゃあ…続けようか…モモちゃん…」
本当はこんなことしてはいけないのに。
「う、うん!」
その日からモモちゃんは『練習』にさらに熱心になった。
そして、『練習』の時間が延びるようになった。
「あっ……ああん……シュンちゃん……やっ……」
「モモちゃん、もっと、もっと、『練習』しようね…」
僕は今日もモモちゃんを汚している。


以上です。
スレ汚し失礼しました。

209:名無しさん@ピンキー
07/11/03 05:28:46 oiDy4bQJ
oisikattadesu

210:名無しさん@ピンキー
07/11/03 07:21:23 uZRwKU5d
Hの練習で寝取りってエロゲのとらいあんぐるBLUEと同じパターンだな。
これって女がビッチやおつむ弱すぎにしか見えないのが難点だよね。


211:名無しさん@ピンキー
07/11/03 09:58:42 HnGbtN++
でも、元からそうならありだな

212:名無しさん@ピンキー
07/11/03 23:42:17 JuT24rS5
このスレ読むと気分はしおしおになるのに、股間は元気になるんだよなー

213:名無しさん@ピンキー
07/11/04 00:16:01 lJJ9vd/d
Hの時ならず切羽詰まった時に彼女が彼氏以外の男の名前を叫ぶのは鬱るぜ

214:名無しさん@ピンキー
07/11/04 10:48:27 LQEdn7Xs
出産の時、意識朦朧とした女が旦那でも親父でもない男の名前を叫んで意思と看護婦の空気が非常に微妙になった話を思い出した。
家で飼ってた犬の名前だったそうだが。

215:名無しさん@ピンキー
07/11/04 11:59:13 OzZLTuY5
わからないぞ?
犬に愛人の名前をつけたのかもしれない

216:名無しさん@ピンキー
07/11/04 13:58:20 4xwApHbf
あるいは犬が愛人とか

217:名無しさん@ピンキー
07/11/04 20:14:26 MDzwrnGm
URLリンク(kedamonovels.blog23.fc2.com)

218:名無しさん@ピンキー
07/11/04 21:47:33 lNSN6GFm
ちょ、お前いくらこの流れでも獣姦はスレチじゃ…あれ…まあ、いいのか…

219:名無しさん@ピンキー
07/11/04 23:47:49 vJJsAaqP
>>210
もういっそのことヒロインを軽度の知恵遅れにしちゃえばいいんだよ


220:名無しさん@ピンキー
07/11/05 10:32:16 jzsg6mn/
自然な寝取りってストックホルム症候群だかとかか
もしくは彼氏が浮気したからって魔が刺して一晩限りの相手とズルズルと・・・、みたいな

221:名無しさん@ピンキー
07/11/05 19:53:24 UuQGufLF
浮気スレとNTRスレの境目って何だろう

222:名無しさん@ピンキー
07/11/05 21:03:46 0SbLKbAI
最終的に取られるか取られないか
もしくは、寝るか寝ないか。いや、両方か

223:名無しさん@ピンキー
07/11/05 23:23:48 i6ZsQzgN
浮気スレなんてあるの?
URLキボン

224:名無しさん@ピンキー
07/11/05 23:27:21 UuQGufLF
すまん、嫉妬・三角関係・修羅場スレを勘違いしてた…

225:名無しさん@ピンキー
07/11/05 23:32:54 ttrcHYhn
スレの住人が
浮気スレ>3次元主体の当事者達と野次馬
NTRスレ>2次元サイコーなNTR紳士達

コレでしょ。

226:名無しさん@ピンキー
07/11/05 23:55:31 ClMoeev9
URLリンク(rate.livedoor.biz)
こんなのか


227:名無しさん@ピンキー
07/11/06 00:38:21 zLTgp7Qi
寝取られは寝取られた男視点から情事を想像し興奮するもの
浮気は浮気するに至った女性の心理や、浮気という物そのものに興奮するもの
だと思う

228:名無しさん@ピンキー
07/11/06 02:05:34 jw4vf2uU
女の堕ちていく過程もいいもんだけどね

間すっ飛ばすのはイクナイ

229:名無しさん@ピンキー
07/11/06 19:31:59 vbmCFlZ0
ジャンプスクエアの寝取られひでぇ…
ああいう気持ちが移ってるくせになんでもない風に装って付き合い続ける女って大嫌いだ
というわけで俺はあのあと
男→なぶり殺し
女→輪姦ヤク付けソープ嬢
と脳内補完した

230:名無しさん@ピンキー
07/11/06 19:50:29 OYjEuszf
俺は、DQNの皆さんが楽しくやってるナーくらいにしか思わんかったけどなあ
あと、あの話で小畑の絵はもったいないとも思った

231:名無しさん@ピンキー
07/11/06 20:09:07 oNSyR2Ji
産まれてくる子供の父親を殺さんでくれー、とか言われたら、マジ殺したくなってくる。

232:名無しさん@ピンキー
07/11/07 02:51:05 6NJ2oOS/
まぁ寝取り側も寝取られ側もヒロインもDQNなのが救いかw893話だし

233:名無しさん@ピンキー
07/11/07 08:18:46 6NJ2oOS/
 代理出産、というのをご存じでしょうか。

 妊娠・出産ができない妻の代わりに子供を産む、なんとも想像し難い話です。
 妻が彼等を連れてきたのは秋が終わり冬が始まる頃でしたでしょうか。
 優しそうな男性と明るそうな女性、妻とは町内会の集まりで知り合ったそうです。
 彼等夫婦は悩んでいました、そう奥さんが赤ん坊のできない体だったからです。
 その相談のため彼等は私達のところにやってきたそうです、生憎と
私達夫婦はそういった話に疎いもので旦那さんの必死のお願いや奥さんの涙で
代理出産を引き受けることにしました。
 三日後、妻は彼等夫婦の家に行くことになりました、代理出産のためです。
 私は少し疑問に思いました、いくら代理出産といえど自分の妻と見知らぬ男が
体を重ねる、しかし相手の奥さんに「私も辛いんです、だけどそれよりも強く
赤ちゃんが欲しいという気持ちがあるんです」そう言われるとそれ以上何も言えませんでした。

 妻が出ていってから一ヶ月ほどが経ち、ふとテレビを見ているとちょうど
代理出産についての特集をやっていました、そしてその内容を見て私は驚愕しました。

234:名無しさん@ピンキー
07/11/07 08:19:27 6NJ2oOS/
 テレビを消すのも家の鍵を掛けるのも忘れ私は一目散に妻のいる彼等夫婦の家へ向かいます。
 家の前までつくとその時ちょうど奥さんが出てきたところで私は思わず
奥さんに掴み掛かりました「話が違う!」 私の叫びに奥さん・・・いえ、この
女は鼻で笑いながら「もう遅いわよ」そう告げてどこかに行ってしまいました。
 私は女は追わず妻の元へと家へと入ります、玄関の鍵は開いていました。
 家中を探し二階のベッドルームらしき場所を発見しました、しかしいざとなると
怖くなってしまい私は息を潜めゆっくりと扉を開けてしまいます。
 落ち着いてくると部屋から聞こえてくる声に気付きます、多分妻でしょう、しかし
その声は私と寝ているときでは信じられないほど妖艶で淫靡なものでした。
『ほら、いつものように言ってごらん』
 旦那さん・・・いや、男の声が聞こえます。
『ぁはぁ・・んぅ・・あの人より大きくて・・固いモノを下さぁぃ・・』
 それは間違いなく妻の声でした。
『誰のをだい?』
『ぁぁ・・あの人より上手で気持ちいい・・あなた様のですぅ・・』
 怒りなのか悲しみなのか、私は思いっきり部屋に入りました。

235:名無しさん@ピンキー
07/11/07 08:20:09 6NJ2oOS/
 男は慌てるでもなく私を見ながら妻へと挿入をし激しく腰を動かします、そして
「なんだ来てたんですか」そう笑顔で私に言いました、私が「ふざけるな!」
そう叫ぶと男は「なんだやっと気付いたのか」女のように私を嘲笑いました。
 私の声に気付いた妻は途切れ途切れの声で「違う・・のよっ・・んっ・・これはぁあっ・・代理
出産のぉおっ・・ためなんだからぁぁ・・」そう笑顔で言います。
 そして私が硬直している前で男は妻に中出しをし、妻は豪快に果てました。

 訴えようとする私を男に徹底的に仕込まれた妻は止めました、実際
妻が被害を認めないと事件にはならないと言われ、私は納得してしまいました。
 今考えればその時相談した弁護士も怪しかった気がします。
 そして一年が過ぎようとした頃でしょうか、妻から一本の電話が入りました。

『私、代理母としてこの子が大人になるまで育てるから』

 最初意味が理解できず、分かったときには電話は切られていました。

 後で知ったことですが私と同じ被害にあった人がいてホームページで
被害者の会まであるそうです。

―おわり

236:名無しさん@ピンキー
07/11/07 08:21:39 6NJ2oOS/
代理出産という話を聞いて思い付いたのを書いてみた
無知な寝取られ夫はねーよwって自分でも思ったがキニシナイ

237:名無しさん@ピンキー
07/11/07 14:24:31 aBGtokiq
確かにないなw
後はもう少しエロの尺が長ければよかった。
だがシチュはいいな。GJ!

238:名無しさん@ピンキー
07/11/07 15:40:09 YvbOcEZX
次のターゲットは
インポ夫(あるいは無精子)と
処女妻(あるいはのときは未受胎)
で頼む!

239:名無しさん@ピンキー
07/11/07 20:16:43 qzlWdH7L
男性の方がおつむが残念ってのは新しいんでないかい?

240:名無しさん@ピンキー
07/11/08 07:16:29 SPsFt2xX
代理母
これは斬新な
GJ!

241:名無しさん@ピンキー
07/11/08 20:02:15 V6L7vdZD
―勇者がやって来る。
不甲斐ない下僕共は勇者を止めることも出来ずに死んでいった。
(まあ、かまわん)
魔王は玉座の間で一人でいた。
勇者はまもなくやって来るだろう。
今、門番が玉座の間を守り戦っているが、時間の問題だ。
永い時をかけ作り上げてきた軍団も崩壊した。
だが自分には時間がある。
人間どもとは異なる永い時間が。
それを考えれば、今回のこともなかなか愉しい思い出となるだろう。
唐突に扉が爆発と共に吹き飛んだ。
「魔王はどこだ!」
そこに勇者がいた。
人類の希望とも言える存在がいまいましい光の武具に身を包み。
ただの人間風情が魔王と渡りあうことができたのもこのためだ。
「私はここだよ、勇者…」
玉座からゆっくりと立ち上がりながら言った。
勇者は油断なく剣を構え魔王に向き合う。
おそらく、これが勇者の最後の戦いとなるだろう。
「姫を返せ!魔王!」
勇者は己の愛する人をたすけるためにここまできたのだ。
「いいだろう…」
その声と共に天井から、檻がゆっくりと降りてきた。
そこには囚われの姫がいた。
「一体何の罠だ。魔王?」
まさか、本当に姫を返してくるとは思わずに勇者が訝しげに問いかける
「人質がいて勝負に集中できないなどと抜かす馬鹿が居るやも知れぬのでな…」
「…本物の姫なのか」
「貴様のその武具が真実を明らかにしているではないか…」
その声の通り、ゴンドラが地上に降りてくるにしたがい、武具の輝きが増していく。
姫の存在を感知し、武具が反応しているのだ。
そのうちに、檻が地上に着く。
「姫!」
勇者が姫のもとに駆け寄る。
汚れた服を身につけているものの、姫は美しかった。
「勇者様…」
姫は力ない声で応じる。
その姫を労わるように抱きしめる勇者。


242:名無しさん@ピンキー
07/11/08 20:03:03 V6L7vdZD
「よくぞ、ご無事で。姫、私が来たからには…」
勇者の言葉は最後まで続かなかった。
姫が勇者に毒の塗られた短剣を突き立てたからだ。
「ひ、姫…?」
驚愕の声と共に崩れ落ちる勇者。
姫は短剣を手放し魔王の元に駆け寄る。
「よくやった…我が下僕」
「ご主人様ぁ…わたくしにぃ…ご褒美を下さいぃ」
涎を垂らしながら、魔王にひざまづく姫。
姫の頭を優しく撫でる魔王。
「お前に褒美をやろう…」
ローブがはだけ巨大な魔王の欲望が現われる。
「あぁ…ご主人様、おっきい…」
うっとりとした表情で姫が呟く。
「ひ、姫に…なに…をした」
息も絶え絶えの勇者が信じられないとでも言いたげに呻く。
「静かに見て居れ…その毒は命までは奪わん…」
姫が魔王の欲望に舌を這わせる。
ピチャ、ピチャ、ピチャ。
いやらしい音が玉座の間に響く。
「ああ…ご主人様…素晴らしいです…」
「そろそろ口に咥えるのだ…」
魔王の声に従い、姫が魔王の欲望を口の中に飲み込む。
それらをなすすべも無く見守る勇者。
「や…やめ、ろ…」
「お前の愛しい勇者が止めろといっているが…?」
姫が欲望から口を離す。
「勇者なんてぇ…どうでもいいですわぁ…ご主人様ぁ」
そう言って再び魔王への奉仕を始める。
魔王は勇者にちらりと目をやる。
勇者の表情は絶望に染まっていた。
そのことと、姫の奉仕が二重の悦びを魔王にもたらす。
「さぁ…飲むのだ…」
ドクン、と魔王の欲望が姫の口の中で弾ける。
「ん……ん……ん……ご主人様ぁ…ありがとうございます…」
魔王の精液を全て飲み込んで姫が礼を言う。
「さあ、姫よ。服を脱ぎ全てを私にささげるのだ…」
「はい…ご主人様…」
姫が服を脱いでいく。
「ひ、姫…目を…覚まして…ください…」
勇者の懇願に対して一瞥をくれた後、再び服を脱ぐ姫。
そして、姫は生まれたままの姿になった。
ふとももから、愛液がたれている。


243:名無しさん@ピンキー
07/11/08 20:03:46 V6L7vdZD
「ご主人様ぁ…」
魔王は姫を乱暴に押し倒す。
そのまま、一気に欲望を姫の中に入れる。
「い…痛…」
苦痛に顔を歪める姫。
「ひ、ひめ…」
なすすべも無い勇者。
魔王は己の欲望をいったん引き抜く。
そこには純潔の証。
「どうだ、勇者よ。姫の純潔が目の前で散らされた気分は?」
「き、きさ…ま…」
悪鬼のような形相で魔王を睨むしかない勇者。
その反応に満足そうに頷く魔王。
「ご主人様ぁ…はやく…続きを」
欲求が満たされないことで不満を訴える姫。
「そうだったな、続きをしよう…」
再び欲望が姫の中に入る。
魔王は欲望を姫に叩きつけ始めた。
「あひい……いい……ご主人様ぁ……ああ……もっと……もっとくださいぃ……」
そこに苦痛は無くただ快楽のままに言葉を紡ぐ姫。
魔王は構わずに続ける。
「ひい…ああっ…やっ…ご主人様…いい…あん…やん…あ、あ、」
徐々に高まっていく姫。
「どうだ、姫?素晴らしいだろう…」
「ああっ、はいっ、やっ、ああああああああああああああああ!」
絶頂を迎える姫。
だが、魔王はまだだ。
「あひ、ひ、ああ、ひひ、ああ」
壊れたように声をあげ続ける姫。
そして
「そろそろだ…姫よ…」
魔王が姫の胎内に満ちていく。
ぐったりとする姫。
「ああ…ご主人様…」
虚ろな声で姫がつぶやく。
「ひ…め…」
その日、地上から希望が失われた。
魔王の時代が訪れたのだ。

End

244:名無しさん@ピンキー
07/11/08 20:40:30 A0e4r4rd
GJ!

捕われた姫が寝返るのといえば
「わたしの勇者さま」
を思い出す。
スニーカー文庫だったか。

245:名無しさん@ピンキー
07/11/09 05:10:48 OIGm5tdW
GJ!
俺もRPGやってるとどうしてもそんなこと妄想しちまう

246:名無しさん@ピンキー
07/11/09 10:22:06 U7DV2KNK
コズミックファンタジーストリーズがまんま
そんな流れだったような

247:名無しさん@ピンキー
07/11/09 10:22:39 eRDUaMc5
おお、GJ!
まさにストックホルムなんとかってヤツか。
全然違うけど、子供の頃見た映画で、捕らわれのお姫様を助けに行ったら、
コドモドラゴンの餌になってて(ペッチャペッチャ音を立てて食べてた)
激トラウマになった記憶が…

248:名無しさん@ピンキー
07/11/09 11:09:51 RQ+QG0hA
>>245
ライブ・ア・ライブのことかーーーーッ!

249:名無しさん@ピンキー
07/11/09 15:53:42 cWvTPF/w
>>247
ストックホルムは確か精神的依存というか極度の緊張状態の中一緒にいたりして
一体感を覚えてしまったり、吊り橋効果みたいな現象が起きるというか

今回のSSでいうと
「姫!迎えに来ました!!」
「・・・ごめんなさい勇者様、私はこの人(魔王)と一緒にいます」
「!?・・な、何を言っているのです!キサマァ!姫に何をした!!」
「やめて!この人は悪くないの!」
「ひ・・姫?」
「ごめんなさい・・・本当にごめんなさい」
「そんな・・・・」

って感じだと思う

250:名無しさん@ピンキー
07/11/10 00:17:43 DX9UHJWz
そんなヨヨな……

251:名無しさん@ピンキー
07/11/10 01:52:49 dY+BLDUR
ねえ勇者さま、大人になるって悲しいことなの

252:名無しさん@ピンキー
07/11/10 01:56:18 BS2qd50m
このネタは好きだなw

王道系だと、魔王の側近の美女が勇者側に寝返ったりするのがあるけど、
魔法視点だとこれもこれでネタになりそうだなぁw

253:『練習』4
07/11/10 03:56:14 YbkcnqeO
>>122-129 >>171-179 >>202-208 の続きです。


『モモちゃん、何で先輩が好きなの?』
もう何度も言った台詞。
見苦しい僕の見苦しい質問。
その度に返ってくる言葉もまた同じ。
「師走先輩のことね、考えてると、幸せな気分になって、心が暖かくなってドキドキするの」
「先輩と一緒にいるとね、それがもっともっと強くなるの」
「だからね、先輩が大好きなの…」
などと、いった内容だ。
そして、
「シュンちゃんもそんな人が見つかるといいね」
と笑顔で続ける。
優しいモモちゃんの残酷な言葉。
が、最近、新しい内容が入るようになった。
「シュンちゃん、私大丈夫かな?」
「何が?」
「最近はね、先輩のこと考えると不安になるの。私、先輩と幸せになれるよね?」
最近、か。
ホテルに一緒に行くことを拒否し、ケンカをしたモモちゃん。
『練習』のためと、僕に騙され先輩と疎遠になったモモちゃん。
そして、仲直りのしるしである髪留めを失ったモモちゃん。
モモちゃんは不安なのだろう、実際。
僕を信じたばっかりに、先輩との溝を深めるモモちゃん。
それでも、僕は止めない。
「大丈夫、全部うまくいくよ」
モモちゃんを抱きしめて言う僕。
先輩とうまくいく、とは言わない。
死んでも言いたくない。



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