らき☆すたの女の子でエロパロ17at EROPARO
らき☆すたの女の子でエロパロ17 - 暇つぶし2ch486:名無しさん@ピンキー
07/09/24 20:57:05 wv/XUUwe
>>482
GJ。
五行目の『←』は『←結論』って打ちたかったのかな?

あと、ちょっと揚げ足取りになるようだけど
パティって母国のことを「ステイツ」って言ってなかったっけ

487:482
07/09/24 21:12:06 81Ckjg8n
>>486
Really!?それは知りませんでした…。
修正がてらwikiに追加してきますね。

あと『世界』が通じて嬉しかったです。

488:名無しさん@ピンキー
07/09/24 22:09:37 9P5v9U/9
GJ.これはなかなか新鮮!

489:名無しさん@ピンキー
07/09/24 22:46:55 pDPRcjUg
やばい、続きがかけなくて詰まってる
やっぱ俺かがつかSSしか書けないかも/(^o^)\

490:名無しさん@ピンキー
07/09/24 22:52:35 bFOYk5Ut
俺、7個SS書いて全部途中で止まってるよ……。
出だしだけ得意な俺ガイル……。

491:名無しさん@ピンキー
07/09/24 22:54:55 VXWryIrG
>>490
リレーとかやってみたら?

492:名無しさん@ピンキー
07/09/24 22:59:30 th+6rsWq
まったく頭にきちゃうわ、あの憎らしい性格。
だっておかしすぎるじゃない、「かがみが一番だよ」なんて。
順番を付けだしたら、私以外にも誰かが居るってことでしょ?

それに調子良すぎるわ。
宿題忘れた時だけ来て
天使のような顔で人のノートを持っていくの。

なんてこと…私ってばいつの間にかアイツのことばっか考えるようになってたのね。

アイツが私以外の誰かと親しげに話すのを見る度に
何かイライラしたものが湧いてきて止まらない。
けどそれを感じる度にアイツがより好きになる。

ほんとアイツってトラブルメーカーだわ。



フリフリ

493:名無しさん@ピンキー
07/09/24 23:00:35 B8nzdn9S
>>482
パティは大変なことを教えて(ry
攻められるこなたかわいいよこなた

>>489>>490
大丈夫!スレは待ってくれる!というか、俺も思いっきり詰まってるわけだがw
というか>>490氏、7個って…。出だしだけでもそこまで浮かぶのがすげぇ。

494:名無しさん@ピンキー
07/09/24 23:22:02 2PeYFBrz
あきら様×白石を3つ書いてる俺参上。
あき白はどう書いていいか分からなくなる
しかも支持が少なくて泣ける

495:名無しさん@ピンキー
07/09/24 23:24:44 JKZqhYUK
他人のSSの進行状況とか気になる今日この頃
一個のSS書くのにどれくらいかかるもんなの?
早い人とか3日ありゃ書けるらしいね、恐ろしい

496:名無しさん@ピンキー
07/09/24 23:26:33 k8UAbQ+I
>>495
2レスの話を書くのに2週間かかったよ。
今度はもうちょっと長い話を書こうと思ってるんだけど全然まとまらない。

497:名無しさん@ピンキー
07/09/24 23:34:32 pDPRcjUg
>>495
俺が書いた保管庫にある4話ぐらいの奴(あえて題名は明かさない。すぐわかるだろうけど…)
あれ実は全部一日で書けた
まぁ、今のあれはかなり修正してあるから三日ぐらいかな?

498:名無しさん@ピンキー
07/09/24 23:36:28 VXWryIrG
>>495
最近は15レス前後のものが多いですけど、大体3日くらいですかね。
でも3レスくらいのに1週間とかかかったりもするので
結局は電波の受信具合と時間の有無ですよね。

などと、みさおあやのみなみパティひよりをどうやってこなフェチに出すか悩んでいる俺が言ってみます。

499:名無しさん@ピンキー
07/09/24 23:37:32 NfIukcOM
書きかけのSSの進行が遅くなり、気分転換に別のSSを書き始めるもそれも滞って……俺も3個止まってるぜ
そしてにっちもさっちも行かなくなって小ネタに走るいつもの俺

「フウウウウウウ~~~~わたしは……電車通学なんですが……
登校中の満員電車で『痴漢』に遭いましてね……
あの感覚……逃げ場のない衆人環視の中であの『痴漢』の私の胸を弄り回す『手』……
あれ……初めてされた時……なんていうか……その……
下品なんですが…・フフ……濡れ……ちゃいましてね…………」

500:名無しさん@ピンキー
07/09/24 23:40:35 OeUuXqoH
>>495
早いペースで投下するぶーわ氏。
こなたネタをバンバン投下してくる7-896氏。
小ネタを投下したと思ったら大砲をぶち込んでくる◆cj23Vc.0u.氏。
SSも挿絵も投下しまくりの妄想屋氏。
このスレはホントに化け物揃いだ。

501:名無しさん@ピンキー
07/09/24 23:45:11 7uqWCTHj
>>494
あき白大好物wktk
確かにこのスレでの支持は少ないかも知れないが俺は支持する!

502:名無しさん@ピンキー
07/09/24 23:51:26 U6d1d7Oq
>>>494
需要は絶対あるはず。というかあき白どこにも無さすぎて泣ける。
正直期待してる

503:名無しさん@ピンキー
07/09/24 23:59:44 2PeYFBrz
>>501
>>502
(´;ω;`)ぶわっ

ありがとう、がんがるよ、俺…!

504:17-490
07/09/25 00:13:12 wtQ7brU5
>>493
7個といっても全て稚拙過ぎて泣ける。
1個くらい出だし載せてみておk?

……ちなみに一度14-208として投稿したッス。
その時はセリフだけだったけど。

505:名無しさん@ピンキー
07/09/25 00:15:18 Hdn3Ma7R
>>503
気付くのがちょっと遅かったけど、俺も期待してます。
頑張ってください。

506:名無しさん@ピンキー
07/09/25 00:20:29 UacNJajE
>>504
誘い受けと取られる可能性も視野に入れておいてください

507:名無しさん@ピンキー
07/09/25 00:29:09 ft103Qp+
>>494
>支持が少なくて泣ける
お前の目は節穴か

508:名無しさん@ピンキー
07/09/25 00:30:25 7z07ifbS
>>495
時折、記念日SSに挑みながらも、その日に完成が間に合わない俺だが…

俺の場合、一度執筆の流れと気持ちを途切れさせてしまうと、再開にやたら時間がかかるな。
3レスのものに一週間以上かかったときもあったし。

>>504
出だしだけ投下、は苦言を受ける可能性が高いんぜ。というか、俺が14-205でそれをやって
苦言を受けていたりする。投下したときは3日程度で書き上げるつもりだったが、結局その
作は、その後完成までに10日以上かかった…。
他人へのネタ振り、というスタンスなら話は別かもしれんが…?

509:7-896
07/09/25 00:36:50 1/zEAkMR
どうも、7-896です。
空気を読まずにネタ投下させていただきます。

『技』
 昼休み、いつものように4人でお弁当を突いていると
「そういえばこなちゃん格闘技やってたんだよね?」
 つかさがそんなことを言い出した。
「うん、やってたけど?」
「何かすごい技とかある?ほら、はどーけんとか」
 つかさ、それ人間には無理だから。
「いや、はどーけんは流石にできないけど。ん~、足でやる技は結構できるかな、回し蹴りとか飛び膝蹴りとか」
「何で足技なの?こなちゃん」
「ほら、私体小さいでしょ?だから少しでもリーチが長くなるようにってね」
 なるほど、そういう理由があったのか。

「急所を蹴ったり踏んだりするんですね?両者とも楽しそうです」
 みゆきの脳内は、両者の設定がおかしいと思う。

「こなちゃんこなちゃん、私にもすごい技あるよ。こなちゃんの声だと、100km先でも聞こえるんだ♪」
「うお、それはすごいな……え、なんで私の声?」

「私も、泉さん関係のことに限ってのみ、視力が50.0になります。泉さんはお風呂の時、首から洗うんですね」
「50って……人間離れしてるね、流石みゆきさんだぁ……なんで知ってるの?」
 みゆき、距離だけじゃなくて障害物すらも貫通してるんじゃないか?
「かがみは何かある?特技みたいなの」
 すがるような目で私を見るこなた。
 何を伝えたいのかは分かるけど……
 ごめん、今の私には『可愛い』としか映らない。

「私は、匂いだけでこなたの健康状態とか何の栄養が足りないとか分かるわ。ちなみに今は鉄分が不足してるわね」
「それはいけませんね。このホウレンソウをどうぞ。家に帰ってから調理してくださいね」
 なんで持ってるかは知らないけれど、ホウレンソウを大量に鞄から取り出すみゆき。
 こなたはそれを苦笑いで受け取った。
 束ねてあるテープに『高良農園』とか書いてあったような気がするけれど、たぶん見間違いだろう。
「うーん、最近頭痛がひどいのはそのせいかなぁ?」
「きっとそうですね」
 いや、多分頭痛の原因は私たちだぞみゆき。


以上、みんな人間やめてますね。
そして、流石にこなたが可愛そうになってきた、少し自重しますね。
次はもうちょい軽めに……できるかなぁ?(´・ω・`)

510:14-208
07/09/25 00:45:00 wtQ7brU5
>>506
>>508
了解。
完成するまでしばらく自重します。
というか>>508の一連の流れは目の前で見てましたよ、そう言えば。

>>509
GJ!!!!!
これからはむしろこなたの逆転劇に期待w
まずは脅迫手帳から作るんだ(ぇ)

511:名無しさん@ピンキー
07/09/25 00:46:41 CfD7+SNy
>>509
>急所を蹴ったり踏んだり
どこでそんなの覚えたw
3人とも自重しろ
特に自分も原因だと自覚してるかがみw

512:名無しさん@ピンキー
07/09/25 00:48:45 /DRXXYNj
GJしようとしたときには、もう亀レスって、相変わらず恐ろしいスレ……

>>455
自分はこういう文体で、あっさり書けるのがうらやましいッス
この二人の組み合わせはまったりすぎるから困る GJ!

513:名無しさん@ピンキー
07/09/25 00:53:40 M6+x+DPF
このスレの神の多さを垣間見たぜ

514:名無しさん@ピンキー
07/09/25 01:04:45 HiQkQ9rc
>>509
あなたのギャグ(?)センスにはいつも笑わされます。GJ!

515:小ネタ「それぞれの人大杉」
07/09/25 01:16:21 wtQ7brU5
14-208ですが、寝る前に超小ネタを一つ。
「それぞれの人大杉」

こなかがの場合

「こなたぁ……」
「かがみん!」

『人大杉』

「ちょ、見られてるわよこなた!」
「見られてるなら見せつけちゃおうよ、かがみん♪」
「ばかぁ~~~っ!」

みなゆたの場合

「ゆたか……愛してる」
「みなみちゃん……」

『人大杉』

「み、見られてるよ! みなみちゃん!」
「大丈夫、ゆたかは私が隠すから……」
「ありがとう、みなみちゃん……」



オチ無し(苦笑)

516:名無しさん@ピンキー
07/09/25 01:24:22 CfD7+SNy
「体罰が禁止のご時世で、先生けっこう普通に殴りますよね」
 ゲンコツされた頭を抱えるこなた。
「せやな。けど、誰も彼もやなくて、殴る相手は選んどるよ。いろんな意味で」
 臆面もなく言ってのけたななこに、誰もが黙り込んでしまう―はずだったのだが。
「先生、私のこなちゃんに手を出さないでください! ……こなちゃんの寝顔かわいいんですから」
「つかささんの言うとおりです。……せっかく寝顔を拝見しながらあれやこれや妄想していましたのに」
 抗議する者が約二名。ただし、抗議の内容がおかしい。特に片方はなぜか鼻血を出している。
「お前らな、今は授業中やぞ」
 さすがに教師、毅然とした態度で模範を示す……
「泉には寝ないでウチを見つめてほしいんや! 好きな子には意地悪したくなる言うしな」
 ……わけではなかった。



誰かに影響された。今は反省してる。
殴られてるのに「別にいいですけど」と言ったこなたのほうがむしろ(ry

517:名無しさん@ピンキー
07/09/25 01:44:25 74PLr5P6
ちょwwwこなふぇちウィルスが伝染してるwww

518:名無しさん@ピンキー
07/09/25 01:51:44 Z4miil2T
>>509
デビールチョップははどうけん
デビールキックは長リーチ
デビールアイならみゆきさん
デビルイヤーはバルサミコ    (※デビルイヤーの順番が違うとか1番と2番の歌詞が混じってるとか言わない)

あーくまのちーからー
身につけたー

正義のヒーロー かがみんー
かがみんー



「私だけ"悪魔の力"かよ。ていうかヒーローってなんだ」

519:名無しさん@ピンキー
07/09/25 02:02:55 5EJWu7+C
皆みゆき=鼻血は決定事項ですかw

520:名無しさん@ピンキー
07/09/25 02:16:46 U6JBhGMj
>>516
あれはSMプレイだっただと!?

521:名無しさん@ピンキー
07/09/25 05:59:32 njqLbkxg
>>509
「急所を蹴ったり踏んだり」
で起きてすぐ思い付いた小ネタ~あきら様×白石編~

白石「ポケ〇ンとかの攻撃で、よく
 きゅうしょにあたった! 
 とかありますよね、あれってなんなんですかね?」
あきら「………なに、それは実演してほしいの?(にやにや)」
白石「え、あ、あの、そうじゃなくて!」
あきら「それは急所に実際にあてろってことでしょ?」
白石「おーねがいですから!!実演しないでふぎゃあぁぁぁ!!」

ぱたっ

あきら「そ…そんなに痛いの…?」

522:14-208
07/09/25 07:51:16 wtQ7brU5
小ネタ「アホ毛の秘密」
↓ ↓ ↓

かがみ「あんたってなかなかそのアホ毛触らせてくれないわよね」

こなた「そ、そうかな」

かがみ「うりゃ」

ガシッ

こなた「うわわわわわっ!」

ゴキゴキゴキゴキッ!

かがみ「な、なんぞこれ~!?」



こなた「ふぅ……この姿になるのも久しぶりだわ」

私は驚いた。
目の前には170センチはあろうかという美少女が立っていたのだから。
小顔だし、モデル体型だし。
普段のこなたの原型を留めているのは青い長髪と目元の泣きほくろぐらいだろうか?
それにしても……これは……。

こなた「言ってなくてごめん。
普段のは仮の姿でこっちが……」

かがみ「お姉様!」

こなた「へ?」

かがみ「あ、ご、ごめん……つい」

こなた「……一緒にめくるめく百合の世界を堪能したいのかしら?」

かがみ「はい!是非!
……って違う! ああでも悔しいくらい美人だしっ!?」

こなた「かがみ可愛い~。 今晩は楽しもうね?」

かがみ「うぅぅ……その笑顔でそのセリフは反則よ……ばか」

523:名無しさん@ピンキー
07/09/25 07:57:06 CkUdXDjN
>かがみ「な、なんぞこれ~!?」

思わず西方の訛りが出てますよ、かがみさんw


こ、こなたが大きくなるなんて認めないんだからね!?


524:名無しさん@ピンキー
07/09/25 08:01:51 1/zEAkMR
なるほど、いつものこなたはzipなんですね?

525:名無しさん@ピンキー
07/09/25 09:12:23 7KepAEu1
>>442
もう流れてる…

526:4-243 ◆X9xLTlcDnY
07/09/25 09:54:59 Z4miil2T
>>525
改めて期待していただくような画ではない所が微妙に恥ずかしいのですが…(///
URLリンク(www11.axfc.net)
[He_35812.jpg]
pass:konata

527:名無しさん@ピンキー
07/09/25 10:01:24 7KepAEu1
>>526
いやいいよ
これはなんというねんどろいど議員

528:名無しさん@ピンキー
07/09/25 10:47:19 tiG5mLBv
まとめWikiのえらい人様

>>324をアップロード(元の絵と入れ替え)したいんですが、
ファイルのアップロードはログインしないとできないんでしょうか?


529:名無しさん@ピンキー
07/09/25 13:44:45 CkUdXDjN
『こな☆フェチシンドローム』感染拡大中。

そこで思い付いた小ネタ。
※元ネタアリ(有心論)。被りだったら失礼。


---取説---

ある晴れた日の朝。三人はいつも通り駅前で挨拶を交わした。
「オーッス、こなたぁ。」
「おはよ、つかさにかがみ。」
「おはよ~、こなちゃん。」
「あれ、こなた?何付けてんの?」
かがみがこなたの背中に付けられた冊子に気付く。
「ん?何?」
「こなちゃん、気付かなかったの?」
「うん。」
「ずっと、付けっぱなしだった可能性もあるわけね。」
「うわっ、恥ずかしっ!」
こなたの声を聞きつつ、かがみはメモ帳大の冊子の裏表紙を見た。

『※注意※
中毒性がございます。用法・用量をお守り下さい』

「???」
かがみは疑問符を浮かべつつ、かがみは表紙を開く。
「お姉ちゃん、何が……」

『「泉こなた」取り扱い説明書』
次のページ。
『効用:新しい自分に出会えます!!---~~~………』


「--ハッ!夢か…。夢よね、あんなの。」


その日の朝の駅で。
「おはよ~、こなちゃん。あれ?何付けてるの?」
「「え?」」

530:名無しさん@ピンキー
07/09/25 15:29:19 dgpf005P
らきすた終わったのに今週も深夜にテレビをつけてしまった
やっぱり違う番組がやってて…あぁ本当に終わったんだな…って思って一人しんみりしまったよ(´・ω・`)

531:名無しさん@ピンキー
07/09/25 16:03:34 Mf+3pTxe
やだなあ、25話やってたじゃないか
みんな見てないの?

532:名無しさん@ピンキー
07/09/25 16:32:08 7e3aeMin
>>531
もちろん知ってるぜ
こなたとかがみがケコーンする話だろ?

533:名無しさん@ピンキー
07/09/25 16:32:59 ZRjz6RHs
俺が見たのはゆたかとみなみが結婚する話だが

534:名無しさん@ピンキー
07/09/25 16:33:20 tiG5mLBv
外伝が661話(現時点で)ありますが何か?

535:4-243 ◆X9xLTlcDnY
07/09/25 16:42:06 Z4miil2T
>>527
そいえばコンプ版ねんどろいど申し込んでない事を思い出したので
今日郵便局でコンプ版を申し込んで来ました。
ねこなた可愛いよねこなた(*´Д`)

536:名無しさん@ピンキー
07/09/25 16:43:55 wmzS/C90
>>532
物凄く甘々だったよな。虫歯になるかと思ったぜ

537:名無しさん@ピンキー
07/09/25 16:48:07 xlyWB+Cb
自分が観たのは、こなたが、ががみ、つかさ、みゆきに迫られるという話でありました。

538:名無しさん@ピンキー
07/09/25 16:48:58 lgZOMRMp
>>532
まさか、初夜まで放送するとはな・・・
さすがに予想出来なかったよな?

539:名無しさん@ピンキー
07/09/25 16:59:10 U60uRWuj
作品、投下したいと思います。

かがみ&つかさのエロ無。
つかさ視点。

かなりおバカな内容です。
元ネタは・・・読んで頂ければわかると思います。

5レスほど拝借します。

540:ちまこんおねえちゃん 第1話 (1/5)
07/09/25 17:00:36 U60uRWuj
 今日は私のお弁当当番の日だったので、早めに起きてお弁当の準備。
 二人分のお弁当箱に、作ったおかずを順番に詰めていく。
 今日のおかずは、お姉ちゃんの大好物のプチオムレツ。
 といっても、大好物っていうのは私の勝手な思い込みなんだけどね。
 本当は、お姉ちゃんは、私の作った料理なら何でも「おいしい」と言って食べてくれる。
 私はそれがとっても嬉しい。
 本当なら、私が毎日作ってあげてもいいくらい。
 でも、毎朝早起きしてお弁当を作るのはやっぱりつらいかも。
 う~ん、どっちだろ・・・?

 そんなお姉ちゃんが、今朝は何故かなかなか起きてこない。
 どうしたのかな?
 勉強のしすぎで疲れちゃったのかな?

「つかさー。ちょっと、かがみ起こしてきてくれる?」

 お母さんに頼まれて、私はお姉ちゃんの部屋に向かう。
 私がお姉ちゃんを起こしに行くなんて、なんか変な感じ。
 これって、天変地異の前触れっていうのかな?
 お空からバルサミコスー、な予感。

 「おねえちゃーん、入るよー」
 お姉ちゃんの部屋のドアの前に立ってお姉ちゃんに呼びかける。
 
 ・・・。

 返事がない。
 まだ寝てるのかな?

 私はゆっくりドアを開ける。

 ・・・あれ?いない?

 部屋の中を見渡してみたけど、お姉ちゃんの姿が見当たらない。
 ベッドにもいないみたい。
 念のため、布団の中を確かめてみようと思って、私はベッドに近づく。

「ダメ!」
「え・・・?」

 どこからかお姉ちゃんの声が聞こえる。
 私はもう一度部屋をぐるりと見渡してみるけど、やっぱりお姉ちゃんの姿は見えない。

「お姉ちゃん、どこー?」
「来ちゃダメー!」
「お姉ちゃん?」

 どうやら、お姉ちゃんの声はベッドから聞こえてくるみたい。
 でもどうして、来ちゃダメなんだろう・・・?


541:ちまこんおねえちゃん 第1話 (2/5)
07/09/25 17:01:34 U60uRWuj
 私はベッドの上の布団を手に取り、そっとゆっくりめくった。
 そこにあったのは・・・。

「パジャマ?」

 ・・・脱ぎ捨てられたお姉ちゃんのパジャマだった。
 お姉ちゃんはそこにはいなかった。
 おかしいな、確かにここから声が聞こえたはずなんだけど・・・。
 
 しばらくそのパジャマを眺めていると、突然、パジャマの胸の中で何かがガサゴソッと動いた。

「いやあぁぁ!ね、ネズミ!?」

 私はびっくりして思わず悲鳴を上げた。

「ちょっと待て。誰がネズミだ」

 またお姉ちゃんの声。
 やっぱりベッドの上から聞こえてくる。

「いい?つかさ。これから何を見ても驚かないって約束できる?」
「う、うん・・・」

 訳が分からなかったので、とりあえず返事をする。
 すると、パジャマの胸の辺りにあった膨らみが右袖に向かってガサゴソと動いて・・・。
 何かが袖口からひょこっと顔を出した。
 その顔は・・・。

「お姉ちゃん・・・?」

 お姉ちゃんだった。私は袖から出てきたお姉ちゃんを黙ったままじっと見つめる。
 お姉ちゃんもじっとこっちを見てる。
 えっと、黙りこんじゃったのは、何が起きているのか分からなくて、頭が混乱しちゃったからで・・・。
 で・・・。
 状況把握。

 ・・・!!

 ・・・!!!!

「お姉ちゃんが、ちっちゃくなってる!!??」 

 また声を上げちゃった。

「やっぱり無理だったか・・・」

 お姉ちゃんがボソッと呟く。
 驚くな、なんて言われても無理に決まってるよ・・・。


542:ちまこんおねえちゃん 第1話 (3/5)
07/09/25 17:02:47 U60uRWuj
「お、お姉ちゃん。どうしちゃったの!?」
「どうしちゃったの?って訊かれても・・・。目が覚めたらなんか、こうなってて・・・」
「ほ、ほんとうにお姉ちゃん?」
「ほ、本当よ。間違いなく本当の私よ。・・・たぶん」
「そっか」

 お姉ちゃんは少し混乱しているみたい。
 私もまだ混乱しているけど。

「ど、どうしよう・・・」
「うーん・・・。と、とりあえず、何か着る物が欲しいわね」

 よく見るとお姉ちゃんは裸で、ちょっと寒そうにしている。
 どうやら、着ていたパジャマまでは一緒に小さくなってはくれなかったみたい。

「着る物って言わ・・・」

 そう言いかけたとき、ピコーンと頭の中で何かが光った。
 そうだ、いいこと思いついちゃった!





「何なの、これ?」
 私が手渡したお洋服を着終えたお姉ちゃんが尋ねてくる。
「白のワンピースだよ」
「見れば分かるわよ。何で今の私のサイズにぴったりの服があるのかって訊いてるの」
「えっとね、昔ね、お人形さんで遊んでいた頃にね、お母さんに頼んで、着せ替え用のお洋服を作ってもらったことがあったの」
「それが、この服?」
「うん。でも良かったー。大事にとっておいて」
「それにしても・・・」
「ん?なあに?」
「・・・下着まで作ってあるとは・・・凝ってるわね」
「履き心地、悪くない?」
「こんな状況で、贅沢も言ってられないわよ。今日はこれで我慢するわ」
「うん、ごめんね。そんなのしか見つからなくて」

 小さなワンピースを身にまとったお姉ちゃんがベッドの上にちょこんと立っている。
 私はその姿を見てお姉ちゃんのサイズを再確認。
 お姉ちゃんは、ちょうど携帯電話を広げたとき位のサイズまで縮んでしまっていた。
 でも、頭身は小さくなる前のまま。
 まるで、本当のお人形さんみたい。
 お姉ちゃんは落ち着かないのか、時折スカート部分を掴んで左右に揺らしたり、バタバタとその場で足踏みをしたりする。


543:ちまこんおねえちゃん 第1話 (4/5)
07/09/25 17:03:44 U60uRWuj
「お姉ちゃん」
「ん?何?」
「・・・かわいい」
「んなっ!?」
「その服、すごく似合ってるよ」
「まったく、からかわないでよ。人の気も知らないで!」

 お姉ちゃんの顔が赤くなっちゃった。
 やっぱり本物のお姉ちゃんだ。





 お姉ちゃんが学校に行くと言い出した。
 私は危ないからやめた方がいいって言ったんだけど、勉強で遅れをとるわけにはいかないって・・・。
 こんな状況なのに、たくましすぎるよお姉ちゃん・・・。
 それから、家族にはこのことは内緒にしておくことにした。
 私は、お姉ちゃんの指示に従い、お姉ちゃんの靴と制服と鞄をクローゼットに隠してから、お母さんに
「お姉ちゃんは友達に電話で呼び出されて先に学校に行っちゃった」
 と告げた。
 嘘、うまく言えたかな・・・?怪しまれてないかな・・・?よし、大丈夫。

 支度を整えてからお姉ちゃんの部屋に戻ると、お姉ちゃんがベッドの上から覗き込むように床を見ていた。
 あ、そっか、降りられないのか。そうだよね、高すぎるよね。

「お姉ちゃん、危ないよ」

 私は両手をそっとお姉ちゃんの前に差し出す。
 するとお姉ちゃんは恐る恐る足を私の手の上に乗せる。
 うぅ・・・足ちっちゃいよぅ・・・かわいいよぅ・・・。

「ありがと、つかさ」
「ふぇっ!?」
「ど、どうしたのよ?」
「あ、ううん。何でもない」
「しっかりしてよね。今はあんただけが頼りなんだから」
「う、うん、大丈夫だよ!お姉ちゃんは私が守るから!だから安心してね」
「お、頼もしいわねえ。じゃあとりあえず、私を鞄の中に入れてくれる?」

 私は手に乗せたお姉ちゃんを慎重に鞄まで運ぶ。
 お姉ちゃんは、バランスを崩さないように、私の両手の親指を一生懸命掴んでいる。
 うぅ・・・手もちっちゃいよぅ・・・。
 そしてお姉ちゃんは鞄の中へ・・・。
 うわっ、本当に入っちゃった。
 このままだと何だか可哀想な気がするので、私はタンスから厚手のハンカチを探してきて、それをお姉ちゃんに手渡した。
 お姉ちゃんはハンカチを受け取ると、それをクルリと体に巻いて、私に向かってニコッと微笑んだ。
 わーぉ。


544:ちまこんおねえちゃん 第1話 (5/5)
07/09/25 17:04:35 U60uRWuj
「じゃあ、出発しますか」
「うん」
「つかさ」
「うん?」
「あまり揺らさないでね」
「うん」
「それから、くれぐれも鞄、落とさないようにね」
「うん」
「それから・・・」
「お姉ちゃん」
「なに?」
「私って、そんなに頼りないかなぁ・・・?」
「うーん・・・。まあ、何と言うか・・・そうね」

 さっきは頼もしいって言ってくれたのに・・・。

「冗談よ。頼りにしてるから。さ、出発しましょ」
「・・・うん!」

 お姉ちゃんは、自分で学校に行くなんて言い出したけど、心の中はきっと不安でいっぱいなんだ。
 だから、私がしっかりしなくちゃ。

「じゃあ行こっ、お姉ちゃん!」

 私は鞄を持って部屋を飛び出す。

「つかさストーップ!」
「な、なに!?」
「・・・世界史の教科書が入ってないわよ。今日授業あったわよね?」
「はうぅ・・・」

 ・・・いきなりやっちゃった。
 というか、何でお姉ちゃんが私のクラスの時間割を把握しているんだろう?

「まったく、幸先悪いわねえ・・・」

545:名無しさん@ピンキー
07/09/25 17:07:33 U60uRWuj
以上です。

なんかほんと、古典的なネタですみません。


読んでくださった方、ありがとうございました。
続きはいずれまた。

546:名無しさん@ピンキー
07/09/25 17:21:31 rgPmbMO2
>>545
リアルタイムGJ!
ニマニマしながら読んでましたw
しかしその状況で出かけるのはいくらなんでも無理があるだろかがみ・・・下手すると命が危ないぞw

547:名無しさん@ピンキー
07/09/25 17:21:59 IjC3DmAj
>>545
gj!!こういうネタ大好物

548:名無しさん@ピンキー
07/09/25 17:23:03 CkUdXDjN
GJです!!

古典的?でも、そんなの(ry
どんな展開になるのかこれからwktk

549:名無しさん@ピンキー
07/09/25 17:34:37 wmzS/C90
>>545
GJ!俺もこういうの好きだ
チビ化とか入れ替わり物もっと増えてほしいw

550:名無しさん@ピンキー
07/09/25 17:40:39 +UU8GZHM
ちっこいかがみんを想像して萌え死んだ
GJ!!!

551:名無しさん@ピンキー
07/09/25 18:18:57 EKoYg1bW
>>545
乙!こなたやみゆきさんに見つかった時の反応が楽しみだwww

…ちまこんがちまん(ryにみえたのか俺だけでいい(殴)

552:名無しさん@ピンキー
07/09/25 18:24:45 njqLbkxg
>>551
よう、俺
むしろち〇こまに見えた俺は死ねば良い

553:名無しさん@ピンキー
07/09/25 18:37:10 nhBJRMhS
今朝布団の中で突然ひどい妄想が・・・な、なんぞこれーーー!!
昼間の間になんかどんどん壮大になってるし・・・
正直、文章化したいけど書いたことないし、文才ねえから諦めた

結局自分の妄想どまりになったけど、よくあることだよな?

554:名無しさん@ピンキー
07/09/25 18:47:14 CkUdXDjN
>>553
よくあること……

だがしかし!やってみる価値はあるんじゃないでしょうか!?
どうしても無理なら、ネタ提供としてうpするとか。
困ったときの人頼み~。妄想ハ力ナリ!


…ごめんなさい。すみません。偉そうに無責任な発言は慎みます、ハイ。

555:名無しさん@ピンキー
07/09/25 18:53:53 tiG5mLBv
「わーぉ。」ワロスw

556:リク ◆yk1swKhbl6
07/09/25 19:02:53 Z8xQdotr
 こなたから見た時間的な流れは五章の続きですが、
 三人の心の変化は五章までのそれとは違った未来の話。

 欝&エロあり。某ゲームの隠し妻ENDみたいな感じ。

557:第5.?章 ―モラトリアム―
07/09/25 19:03:29 Z8xQdotr
 私はかがみを選んだ。でも、つかさに何も言えないままだった。

 つかさの気持ちを知りながら、そんな気持ちは消えてしまうものだと勝手に思っていたのだ。
 想いの深さは知っていたはずなのに。

 つかさの様子がおかしいのには気付いていた。気付きたくなかっただけだ。

 その気持ちにもっと早く気付いていれば違う未来もあったのだろうか――。


    
     ―モラトリアム―


 つかさは突然やってきた。

 「遊びに来たよ」と手土産のクッキーを持ち、いつものようで、どこか違和感のある笑顔と一緒に。

 その違和感の原因がわからないまま、とりあえず部屋にあげ、そのクッキーをいただく事にした。

 つかさはニコニコと私がクッキーを食べているのを眺めている。
 食べにくい……。見られているからだろうか。

 無言でクッキーを食べていても仕方ない。
「えーっとゲームでもする?」
 私の提案に、つかさは首を振る。
「こなちゃんやりたいのあるならやっていいよ。私見てるから」
 つかさは笑顔を崩さない。
「そ、そう、じゃあ途中のゲームあるからしようかな」
 私は無言に耐え切れずにゲームに逃げた。

 しかしゲームには集中できなかった。背中に痛いくらいに視線を感じる。

 今まで私がゲームをして、つかさが見ているなんて事よくあったことなのに、何故か今日はいつもと違う。
 それがなんなのかわからないから、余計に居心地の悪さが増していく。

 意を決して私は振り返った。

 つかさは変わらず笑顔だった。

「あのさ、何かその……用事とかあった?」
「ないよ」
 即答。表情も変えず。

「そ、そう……」
「どうしてそう思ったの?」
「え? いや……なんでかなー」

 私は曖昧にはぐらかし、再びゲームへと視線を戻す。

558:第5.?章 ―モラトリアム―
07/09/25 19:04:03 Z8xQdotr
 雑魚との戦闘を三戦くらい終えた時だっただろうか、つかさは急にポツリと呟いた。
 
 「やっぱわかっちゃうか」

 振り向こうとした矢先、背筋に何かが走った。

 と同時につかさの腕が首に巻きついていた。
「っつかさ!?」

「私、こなちゃんが好き」

 耳の後ろで囁く声。デジャブを感じる。

「お姉ちゃんを選んだ事はわかってる」

 そうだ、決断を下せといったのはつかさなのだから。

「だけど……駄目なの」
 駄目。何が駄目だというんだ。

 ……私はその先を、聞きたいのだろうか。

 私の首に巻きつく腕に力がこめられ、つかさの息が首にかかる。

「生まれて初めてなんだもん、こんなに好きになったの……」
 搾り出すような声だった。

 背中に走った何かのせいなのか、私は声を奪われる。

「好きで好きでしょうがないのっ。お姉ちゃんのこと好きなのはわかってる。わかってるけど……。
わかってても、好きなんだよぅ……」

 肩に何かが浸み込んでくる。それはじわっと広がって、少しの痒みを呼び寄せる。

「何度も諦めようとおもったよ……でも……諦められないんだよぅ……。忘れようとすればするほど頭の中
から離れないの」

 つかさの鼻水をすする音が聞こえる。
 私はコントローラーを握る力を失くし、支えを失ったそれは、コトッと床に転がった。

「好きなの……」

 好きと言われて嫌な気分になる人はいないだろう。その相手が嫌いな相手じゃないならなおさらのこと。
私はつかさが好きだ。友人として。……以前私が、かがみにそう言われたように。

 それを一番否定したかったのは私自身。

559:第5.?章 ―モラトリアム―
07/09/25 19:04:45 Z8xQdotr
 そして私以上につらい思いをしたのはつかさだ。

 結局私の独りよがりだったのだ。自分の都合のいいことしか見えてなどいなかった。
それはつかさを傷つけていたのと同じだ。

 諦められない事。それを一番わかっていたのは私だったはずじゃないか。
 それなのに、私はかがみに受け入れられたことでまわりが見えなくなっていたんだ。

 つかさの気持ちなんて見えていなかった。あの時つかさはどんな顔をしていた? 
 五感が強く訴えかける。思い出せ、思い出すんだ! と。

 
 かがみを選んだあの日の後、つかさに会ったのは大晦日の日だった。
 私はお父さんと二人の神社へ行った。

 その時会ったつかさはどんな顔をしていた?

 瞼の裏に蘇るつかさの表情。


 笑っていた……。笑っていたんだ。

 でもその時の私はその下に隠されたモノに気付かなかった。

 気付かなかったんだ……その深い悲しみと絶望に。


 いつの間にか首から離れていた手は必死に私の背中にすがりついていた。

 振り向くのが怖かった。
 でも私は振り向かなくてはいけない。向き合わなくてはいけない。逃げちゃいけない。

 私は振り返ってつかさを見た。


560:第5.?章 ―モラトリアム―
07/09/25 19:05:17 Z8xQdotr
 泣き崩れたその顔は、今まで見てきたつかさのイメージの、どれとも符合しない。
 床についた二本の腕さえ、か細く見えた。
 
「こなちゃんがお姉ちゃんのこと好きでもいい。そんなこと初めからわかってたことだもん。だから、二番
目でいい。時々私も見てくれればそれでいい」

「そんなこと……」
 できない。と続けようとした声にかぶるように、
「どうして? 一番に好きなのはおねえちゃんで良いんだよ。お姉ちゃんには言わないから……」
 そういう問題じゃない。でも私自身的確な答えを見つけられないでいた。
「私のこと嫌い?」
 嫌いなわけない。好きだからこそ悩んだんだ。
「……嫌いになんてならないよ」
「じゃあ、いいよね」

 こんなに想ってくれるつかさを拒否するなんて私にはできなかった……。

 何かを発しようとした私の口はつかさによって塞がれた。

 媚薬でも入っているんだろうか。口の中を舌でかき混ぜられているうちに頭の中の理性がどこかへいって
しまいそうになる。

 唇を離したつかさは、笑っていた。いや泣いているのか。

 初めての表情に、それを上手く理解できない。

 ただ、一つわかった事は、壊れそうだってこと。
 この時のつかさの表情は手を離したら崩れてしまいそうな怖さがあった。

 そして―私はつかさを受け入れた。





  ***

561:第5.?章 ―モラトリアム―
07/09/25 19:06:14 Z8xQdotr
 次の日、私はいつもより少し早めに家を出た。

 駅を出て、いつもの待ち合わせ場所に着く。当然二人の姿はまだない。

 私の心臓は心なしか脈が速いように感じる。

「おはよー」

 その声にその心臓はビクンと大きく脈打った。

「おはよう」
「おっす」

 かがみはいつものように微笑んでいた。そしてつかさも。

 何も変わりの無い日常が、そこにあった。

 なのに何故だろう、自分自身を後ろから眺めているような錯覚に陥る。

「あんたにしてはめずらしく早いじゃない」
「たまにはねー」
「いつもそうだといいんだけどねー。あっ今日は一つ前のバスに乗れそうね」

 かがみの視線を追うと、丁度バスが停まっていた。

 私達はいつもより一つ早いそのバスに乗る事が出来た。しかしいつもの私達の席である最後尾の席は既
に他の生徒によって使用されていた。

「私、前にのるから二人でそこすわりなよ」
 それを見てつかさが真っ先に言った。

 私達が答える前につかさは一人少し前の席に座った。

 かがみはつかさが言った席に座る。続けて私もその隣に座った。

「なんかバスが一つ違うだけでいつもと違う顔ぶれでなんだか新鮮ね」
「そだねー」
 私は答えながらも、つかさの後頭部に目を向けていた。
 つかさは外を見る角度から顔を動かさず、ただ外を見ていた。

 やがてバスは走り出す。

 学校に着くまでの時間が、いつもなら短く感じるのに今日は妙に長く感じた。そしてつかさの後頭部が
やけに鮮やかに頭に焼き付いていた。

 学校に着いてからもその錯覚からは抜けられず、いつもだって頭になんて入ってないけど、今日はさら
に授業が頭に入らなかった。

562:第5.?章 ―モラトリアム―
07/09/25 19:06:41 Z8xQdotr
「今日は一つ早めのバスで来たんですか?」
 三時限目が終わった時だっただろうか、不意に後ろから声をかけられる。振り向くと、声の主はみゆきさ
んだった。
「うん、なんだか早くに目が覚めてね」
「今朝、寒かったですしね」
 言われてから気づいた。私は今朝寒いだとかそういうことを一度も頭の中で考えなかった、と。

「ねぇ、みゆきさん、自分を後ろから見ている感覚って感じたことある?」
「後ろから見てる感覚……ですか?」
 みゆきさんはオウム返しをして指を顎に添える。
「うん、もう一人私がいるみたいな。とはいっても今もこうやって話してるのは私なんだけど」
「夢……のような感じでしょうか?」
 ああ、そうか、そうなんだ夢だ。
「うん、そう夢みたいなそんな風に思ったことある?」
「どうでしょう、それを感じたらやっぱり夢だったってことはありますけど……」
「みゆきさん、私のほっぺたつねって」
「え!?」
「お願い」
「でも…………わかりました」
 みゆきさんは何かの答えに行き当たったのか、納得したように答えた。


「いつっ―」
「あっごめんなさいっ大丈夫ですか!?」
「あはは、だいじょぶだいじょぶ。ありがと」

 みゆきさんにつねられた頬は痛かった。やはり夢ではないようだ。でもそのおかげなのか、さっきのよう
な感覚がいつのまにかなくなっていた。


  ***


563:第5.?章 ―モラトリアム―
07/09/25 19:07:17 Z8xQdotr
 それから数日が経ち、私はかがみの部屋にいた。
 かがみと恋人同士になってからは何度も泊まりに来たこの部屋。
 恋人同士なのだから、何もおかしいことはない。ただ……。
「つかさいるんだよね、隣に」
「そうだけど? どうかした?」
「いや、別に。聞いただけ」
 今までは気にも留めなかったことが、気になりだすと止まらない。

 それを頭から拭い去るように私は首を振った。
 隣に座ってテレビを見ていたかがみは、私の様子に少し驚いたように顔を向け、
「なにしてんの?」
 呆れたように言って笑った。
「いやー眠気覚ましだよ」
 本当は全然眠くなんてないんだけど。咄嗟の言い訳がそれしか思いつかなかった。
「眠かったら寝ていいわよ」
「せっかく泊まりに来てるんだし、もったいないじゃん」

 何もしてなくても、ただかがみとこうやって一緒にいれるだけでよかった。その時間が私は好きだった。

「まーそうだけど」
「あー寝顔とか見るつもり?」
 私は、ニヤけ顔で訊いた。たぶん自分の気持ちも変えたかったから。
「はぁ? バーカそんなのもう見飽きてるわよ」
 思わず顔が熱くなる。
「……そんな返しが返ってくるとは……」
「ちょっと、そんな反応されたらこっちが照れるじゃない」
「私あんまりかがみの寝顔見た記憶ないんだけど……」
「いつも先に寝るくせに先に起きないからでしょ」
「はい、そうです。すいません」
「別にいいけどねー。寝顔見るの嫌いじゃないし」
 嫌いじゃないって。かがみらしい言い方。ま、そんな素直じゃないところがかわいいんだけど。

 私はかがみの肩に頭をのせた。

「どうしたー? やっぱ眠い?」
「ううん、ねぇ、かがみキスしよ」
「ちょっあんた、何よ突然」
かがみが突然肩を引いたせいで、私の頭はカクンと落ちた。
「いいじゃん。したい気分なんだよ」

 少し呆れた顔はしていたが、かがみは何も言わずに、首をまげ、私もそれにあわせるようにキスをした。
 こういう時、かがみも私を好きになってくれたんだと実感する。
 普段は見れないかがみが見れる時間。私だけのかがみ……。
 かがみと唇が触れ合う。舌を割り入れて、歯茎に舌を沿わすように舐めまわす。

 つかさと同じ味がした。

 離れた口で「かがみ、愛してるよ」と口走る。

「どうしたの?」
「なんか言いたくなったから」

「変なこなた」
 かがみは細い眉をハの字にして、呆れたように笑った。

「うん、私変だね」
「でも、嬉しいよ」
 かがみは微笑む。その笑顔の分だけ私の心は痛んだ。

564:第5.?章 ―モラトリアム―
07/09/25 19:08:12 Z8xQdotr
 その言葉に嘘はない。気持ちにだって嘘はない。だけど……。

 私は考えるのを無理やり中断する為に、自分からまたかがみの口を塞いだ。

 ベッドの上に押し倒し、かがみの服に手をかける。ボタンを一つ一つ外していく時間すらもどかしい。
 早くかがみと触れ合いたかった。早くかがみと一つになりたかった。

 気持ちが焦る。何故気持ちが焦っていたのか、この時の私にはわからなかった。

 ボタンをはずし終わり、鎖骨から胸にかけてキスをした。
 その時、かがみの口から艶のある声が吐き出される。

 その声を頼りに私はキスする場所を変えていく。

 キスをしながら邪魔なものを排除する。物理的なものと、心理的なものを。

 露わになったかがみの胸を吸い付くように舐めあげる。
 しかし、何故かいつものようにはならない。私の気持ちが。心理的なものを排除しすぎたのだろうか。

「こなた……」

 かがみは切なそうな目を私に向け、手を差し伸べる。その手に頬を乗せ、私は微笑んで見せた。
 それに応えるようにかがみも微笑み返してくれる。また胸が痛んだ。

 私はその手をゆっくりとおろすと、かがみの膝から太ももへと舌を這わした。
 
 声を出しかけたかがみはそばにあった枕を顔に押し付ける。

 そのまま中心部まで這わして、そこで水分を補給するように吸い上げる。

565:第5.?章 ―モラトリアム―
07/09/25 19:08:54 Z8xQdotr
 かがみの顔を覆う枕から防ぎきれない声が漏れる。

 同時に閉じようとするかがみの太ももを両手で押さえつけ、犬みたいに舐め上げた。

 それを味わうように喉を鳴らした。それが喉にまとわりつく。

 唾を発生させ、一緒に体内に流し込んだ。ゴクリと聞こえそうなほど喉がうねったのがわかる。


 舐めれば舐めるほど、次第に水分は増していき、かがみは絶頂に達した。

 顔にかかる体液。

 指先でそれを拭い取り、一本一本舐め取った。

 心臓は苦しいくらいに脈打っていた。

 しかし、それが何から来るものなのか、それを―

「こなた……」

「ん?」

「好き」

 その言葉は針のように胸を刺す。



 モラトリアムはいつかは終焉を迎える。そんなことは初めからわかっていた。だから私は焦っていたんだ。
いつかやってくるその未来に。この微笑みを失う事に。

 でも私はそのわかりきった未来を知っていながら、その渦の中に自ら身を投げたのだ。


 私はかがみに微笑みを返す。


 いつか来る終焉に恐怖しながらも、私は心のどこかでそれを待ち望んでいた―。


fin ~モラトリアム~



566:リク ◆yk1swKhbl6
07/09/25 19:09:11 Z8xQdotr
以上です。

567:名無しさん@ピンキー
07/09/25 19:22:46 eJrsAvZd
失礼、挿絵があったのを忘れていました。

URLリンク(www.tye.ca)

568:名無しさん@ピンキー
07/09/25 19:24:40 I34gMomj
・人格入れ替わり
・記憶喪失
・タイムスリップ
・幼児化
・男性化
・クロスオーバー

ベタを馬鹿にしないで!
……ベタを馬鹿にしないで!

569:名無しさん@ピンキー
07/09/25 19:24:55 bqEQUzjW
>>567
ID見れば解ると思うが、リク氏とは別人

PC無害、精神有害、グロ注意

570:名無しさん@ピンキー
07/09/25 19:26:21 wtQ7brU5
>>566
なんか心臓いたいんスけど!(最上級の褒め言葉の意味で)
つかさとこなたの気持ちのどちらもが痛い程に伝わって来て、幸せなのに針のむしろに居るみたいッスよ。
次章にも期待してます!GJした!

571:リク ◆yk1swKhbl6
07/09/25 19:26:24 Z8xQdotr
私、なんか恨みを買うようなことしたのだろうか……。私のせいで変なの呼び込んじゃってたならごめんなさい。

572:名無しさん@ピンキー
07/09/25 19:32:37 wtQ7brU5
>>568
二回言ったwwwww

>>571
前向きに考えるんだ。
変なの呼ぶくらい良かったと。(ぉ)

とりあえず責任を感じて欲しくは無いですよ。
リクさんの時にたまたま合わせて来ただけでしょうし。

573:名無しさん@ピンキー
07/09/25 19:34:41 G2lAMzEA
グロ見ても何も思わなくなった自分が怖い…

とにかくGJ!
心理描写とかすごくいいですね
自分もがんばらなきゃ…

574:名無しさん@ピンキー
07/09/25 19:37:30 Ezka6zHg
GJ!

しかし、挿絵を毎回用意してくれるリク氏の慣習を利用するとはなんと卑劣な。

575:名無しさん@ピンキー
07/09/25 20:07:09 akeKsNpS
つ「※荒らしや煽り、気に入らない人・作品等はスルーで」


引き続き、らき☆すたエロパロスレをお楽しみ下さい。

576:名無しさん@ピンキー
07/09/25 20:08:26 r7BIqjun
このスレでは黙認されてるとはいえ、LRでは画像の貼り付けは板違いだからな……
以前にも話題になったが、快く思っていない人もいるのかも
だからといって騙りでグロ貼るなんて行為をしてもいいなんてことにはならないが

577:名無しさん@ピンキー
07/09/25 20:09:32 r7BIqjun
うお、リロ忘れスマソor2

578:名無しさん@ピンキー
07/09/25 20:14:22 /DRXXYNj
考え方を逆にするんだ
やっぱり手乗りかがみは萌えると考えるんだ

579:名無しさん@ピンキー
07/09/25 20:18:15 lGjSUKZY
ですよねー

580:名無しさん@ピンキー
07/09/25 20:21:19 G2lAMzEA
俺は手乗りつかさが(ry

581:名無しさん@ピンキー
07/09/25 20:24:03 cAJ2/oMh
「こなた、前!」

「横から着てるわよっ!」

「下!当たっちゃう!」

「あーもうっ、耳元で怒鳴るなー!」

「あはは、お姉ちゃんシューティング得意だから……」


かがみの精神コマンドはなんだろね

582:名無しさん@ピンキー
07/09/25 20:29:15 fCjSrmAR
ちっちゃいってことは(ry

>>571
たまたま、だと思ったほうがいいでしょう。
とりあえずトリ無し、単発IDの画像は開かないほうがいいかもしれませんね。


短いのを1レス投下させていただきます。非エロで現実リンクのお話。

583:4-243 ◆X9xLTlcDnY
07/09/25 20:29:23 Z4miil2T
>>545
グロのあとなら少しくらい萌え度アップ(して見える)かもしんない!

ちまこん。な手乗りかがみ(´・ω・)ノシ
URLリンク(bbs.freedeai.com)

584:名無しさん@ピンキー
07/09/25 20:29:35 I34gMomj
>>576
SSの挿絵も?
結構あれ好きなんだけど……新参でゴメン

585:雉も鳴かずば
07/09/25 20:32:19 fCjSrmAR
「ゆきちゃんって、親戚にお医者さんっているの?」
「いえ? いませんけど」
 家庭科実習の後片付け中のこと。つかささんから、心当たりのない質問が投げかけられました。
「あれっ? そうなんだ。私はてっきりそう思ってたんだけど」
「ええ。でも、それが何か―」
「高良さん、各班の片付けチェックを手伝ってくれる?」
「あ、はい、わかりました。またあとで聞かせてくださいね」
「うん、がんばってねー」
 どうしてかを聞いてみたかったのですが、先生からのお願いでは仕方ありませんね。
 私は思考を切り替えて、各班の後片付けの見回りをすることにしました。

「みゆきって、親戚にお医者さんがいるのね」
「えっ? い、いませんよ?」
 お昼休み、かがみさんといっしょに飲み物を買いに行く途中。
 そのかがみさんから、つかささんと同じような言葉が発せられました。
「えっ? でも、みゆきの将来の希望ってお医者さんでしょ?」
 つかささんと違って、何故か断定形だったのがちょっと気になりますね。
「ええ、それはそうですけど……でも、どうしてなんですか?」
「こなたと出かけてたときに、なんかそういう感じの広告を見たーってね。私は見逃しちゃったんだけどさ」
「そうなんですか」
 広告……と言われても、私にはなんだかピンと来ません。とりあえず、あとで泉さんに聞いておきましょう。

「みゆきさんっ! みゆきさんってばいつ結婚しちゃったのさー!」
「えっ、ええっ?!」
 い、泉さん、まだ放課後になったばかりなのに、なんてことを言うんですか?!
「し、してませんっ! 結婚なんてしてませんっ!」
 泉さんの発言のせいで、教室内がざわざわしてます……ううっ、やっぱりなーとか
言ってるのは誰ですか? 後でひとことは言っておきたい気分です……
「あれっ、そうなの? でも、あの看板を見たらてっきり」
「さっきもつかささんとかがみさんに言われましたけど、一体なんなんです? 私、
全然心当たりないんですよ?」
「いやほら、アキバから帰るときにたまたま見つけてね。結婚して籠絡して病院を乗っ取っ―」
「……泉さん、その話を詳しくお聞かせ願えませんか?」
「っ?!!??!?!」
 あら? 突然泉さんの表情が固まりましたよー?
「さあさあご遠慮なさらずに、泉さんの思ったままを言ってください」
「ごっ、ごめん、謝るっ! 謝るからっ、許してってばー!!」
 私が泉さんの肩に手を置くと、泉さんはガクガクと震えながら涙を流し始めました。
 何故泣いてるかはわかりませんけど、こうなったら徹底的に聞いておきましょう。

「ほら、ここだよ、ここ」
「……確かに、ありますね」
 泉さんに各駅停車で連れられてやってきた、糖武線のある駅のホーム。
 そこには確かに『高良病院』という看板が掲げられてました。
「いやー、高良って名字は珍しいでしょ? だから親戚か何かかと思って、そのうちに
ついついみゆきさんが結婚したんじゃーというヨコシマな思考が」
「そんなこと考えるなんて、ひどいです……」
「だ、だからさっきからずっとごめんって言ってるヨ?」
 目に少し涙を溜めながら、私のことを見上げる泉さん。
 放課後に話を聞こうとしてからずっとこんな感じなのですが、小動物みたいでなんだかかわいいです。
「はあ……まあ、確かにこんな感じに自分の病院を持てたら、とは思いますが」
「で、できるよ。みゆきさんならきっと大丈夫だってば」
「その時には、かわいい受付さんが必要かもしれませんね」
「……み、みゆきさん、どうして私のことを見てるのカナ?」
「ふふふっ。泉さん、やっていただけますよねー?」
「え、ええっ?! ちょっ、わ、私は無理っ!」
 逃げようとした泉さんですが、私はその小さな体をぎゅっと抱きしめて捕まえました。
「はっ、離してっ! 胸にっ! その胸に捕えられるーっ!!」
「ふふふふふっ」
 ……今日の償いは、まだまだこれだけじゃ足らないんですからね?

586: ◆cj23Vc.0u.
07/09/25 20:34:36 fCjSrmAR
用事でリアル糖武線に乗って移動してたらたまたまこんなのを発見してしまい、
URLリンク(ranobe.com)
そこからあれよあれよとちょい黒みゆきさんが誕生してしまいました。
こなたをもびびらせるあのプレッシャーは大きな武器だと思います。

587:名無しさん@ピンキー
07/09/25 20:49:39 lgZOMRMp
空気を読まずに投下。
古典的&壊れ気味注意。
かがこな(こなかが?)いれたら長くなってもうた。
2レス程失礼します。

588:名無しさん@ピンキー
07/09/25 20:49:55 ukYg9fkc
ローカル小ネタぐっじょ


さてスレのサイズを今一度確認してみよう

589:名無しさん@ピンキー
07/09/25 20:51:05 lgZOMRMp
「飲み物持ってきたよー」
今日は私の部屋で勉強会。つかさが持ってきたレモンティーを飲んで30分程たった頃だろうか、こなたが突然苦しみだした。
「ぅぁ・・・あれ・・・?」
ぽふん!と気の抜けた音とともに、白い煙がもうもうと立ち上って来る。
「ケホ・・・ケホ・・・な・・何!?」
暫くして、漸く視界が晴れるとそこには・・・猫・・・いや、ネコ耳のこなたがいた。
「ぐぉ・・・・・・!」
なんだこれ、可愛いっていうレベルじゃねーぞ!!
ふと、横を見るとみゆきの足元に、風邪薬が入ってるような空き瓶が転がってるのをみつけた。
中に入ってるカプセルはまだ半分以上残ってる。
・・・(株)高良コーポレーション・・・?
盛ったのか、みゆき。
「・・・ゆきちゃん!!」
「・・・つかささん!!」
つかさとみゆきがハイタッチ、そしてガシッと抱きしめあってる。
お前も共犯か、つかさ。
「にゃ・・・にゃにっ?どしたの?」
「いや・・・あんた・・・ネコ耳が生えてるわよ」
「ええ!?それは見てるのが萌えるのにー」
うん、今それを実感してる。というかそこじゃないだろう。
「みゆきにゃん、これどうしたらいいかにゃ?」
猫語&上目遣い&涙目の攻撃に、きゅうしょにあたった!こうかはばつぐんだ!の
ナレーションが聞こえた・・・気がした。
「我が生涯に一片の悔い無し!」
みゆきがいつものようにありとあらゆる所から血を吹き出し、バタリと倒れた。「みゆき!?」
「ゆきちゃん!?」
「みゆきにゃん!?」
へんじがない。ただのしかばねのようだ。

590:名無しさん@ピンキー
07/09/25 20:51:40 bqEQUzjW
>>586
GJ!
そういえば、人生ゲームをしていたら駅の名前が「高良駅」になっていたような
高良って2124世帯しかないそうですし、やっぱり珍しいかな

591:名無しさん@ピンキー
07/09/25 20:52:25 lgZOMRMp
「ぅん・・・?なんかおしりがむずむずする・・・?」
言うが早いかこなたがショートパンツを少しずり下げる。
「ふおおぉ!!?」
「こなちゃ・・・!?」
出てきたのは耳と同じ色のしっぽだった。
わかってるじゃないか。(株)高良コーポレーション。
「・・・お姉ちゃん・・・」
「な・・・なに?」
「こなちゃん、逃がしちゃダメだよ!」
またたび・・・ねこじゃらし・・・と呟きつつ、通帳を握りしめ駆け出す双子の妹は
今、誰よりも輝いていた。
「かがみぃ~」
まともに動けるのは私しかいない部屋の中、相変わらず涙目のこなたが擦り寄って来る。
・・・理性と言う名の決壊にまた一つヒビが入った音がした。
「・・・あ、でもこれみると効果は一日だけみたいだし、今日だけおとなしくしてれば大丈夫だって」
瓶はそのまま自分のポケットにいれながら安心させるように言う。
「よかった~明日からどうしようかと思ったヨ」
本当に。こんなこなたをみたら町中の人間が発狂する。(萌的な意味で。)
ああ、でも本当可愛い・・・。
・・・少しぐらいなら触っても平気だよね・・・?
手を伸ばしてネコ耳に触れてみる。うわ・・・ふわふわ・・・。
「んみゅ!?」
最初は驚いたみたいだけど、こしょこしょと耳の裏を擦ってるうちに
目がとろん、となって来て体重を私に預けて来る。
「にゃ・・・それ、きもちーかも・・・」
ふにふにの感触といつもより少し早いこなたの鼓動。
あー・・・やばい。でも一応みゆきもいるんだ。
耐え切れ!私の理性!
そのうち、されているだけじゃ申し訳なくなったのか、こなたがぺろぺろ首筋を舐めてきた。
「ひゃ、くすぐっ、たいって・・・」
舌まで猫になってるんだろうか、少しざりざりしたそれが
首からほっぺ、そして唇を舐めて・・・くちびる・・・?
「こ・・・こなたっ・・・!?」
ばっとこなたを引きはがすと頬を桜色に染めたこなたが恥ずかしそうに言う。
「・・・かがみになら、こーいう事するのもされるのも
嫌じゃにゃいにゃあ・・・と思って・・・」
「ぷぉっ!!!」
「かがみーーー!?」
こなたの叫び声を最後に、私の意識はブラックアウトした―

592:名無しさん@ピンキー
07/09/25 20:54:54 lgZOMRMp
以上です。
読んで下さった方々ありがとうございます。
それではスレ汚し失礼しましたっ

593:名無しさん@ピンキー
07/09/25 20:58:21 ukYg9fkc
>>592
GOOD萌え!こなたにはなぜこんなにも猫耳が似合うのか……

微妙に割り込んですまん

594:名無しさん@ピンキー
07/09/25 21:01:28 aQtr1WC1
>>592
GJ!もはや3日に一度は壊れネタを読まないと禁断症状が・・・orz
こなたにはやっぱ猫耳が似合うよなぁ・・


さて、容量が危険になってきたザマスよ。

595:名無しさん@ピンキー
07/09/25 21:04:13 G2lAMzEA
次スレの季節だな

596:名無しさん@ピンキー
07/09/25 21:06:45 bqEQUzjW
>>592
おもいっきり割り込んじゃったorz
正直スマンカッタ

597:名無しさん@ピンキー
07/09/25 21:15:59 r7BIqjun
>>586
GJです
ウチの近所にも「居酒屋みゆき」とか「和風すなっく ひなた」とか「すなっく いづみ」とか、
ちょっと入ったところには「美水」という名前のお店があったり……
病院はあんまり好きではないですが、みゆきさんがいるなら擦過傷でも行っちゃいそうで怖いw


あと、次スレ立て、私が挑戦してきましょうか?
テンプレは(前スレ以外)そのままでも大丈夫ですよね

598:名無しさん@ピンキー
07/09/25 21:21:44 eJrsAvZd
>>585
そのシチュで超適当にらく☆がき
URLリンク(www.tye.ca)

599:名無しさん@ピンキー
07/09/25 21:23:40 r7BIqjun
次スレ
らき☆すたの女の子でエロパロ18
スレリンク(eroparo板)

600:名無しさん@ピンキー
07/09/25 21:26:44 cAJ2/oMh
>>599
スレ建て乙&サンクス

>>598>>567につきグロ画像閲覧注意
NG推奨ID ID:eJrsAvZd

601:名無しさん@ピンキー
07/09/25 21:27:03 OZXJgjTt
ちんまいかがみがねこなたに乗ってるところを想像した




みんな涅槃で待って…る…ガクッ

602:名無しさん@ピンキー
07/09/25 21:28:38 aQtr1WC1
>>598
ID同じwww学習能力なしかいww

>>599
ちょっと早い気するけど乙

603:名無しさん@ピンキー
07/09/25 21:28:57 CkUdXDjN
埋めにもなるため投下いきます。
※エロ。こなかが。フタナリ。

「こころあめ」の続きです。
5レス使います。

604:名無しさん@ピンキー
07/09/25 21:29:29 CfD7+SNy
>>586
そのあとこなたを篭絡して(ry

>>592
その薬もっと量産してくれ、高良コーポレーション。

>理性と言う名の決壊に
決壊っていうのは「壊れる」って意味ですぜ。(ダムが決壊する、とか)
まあ、かがみの理性はすでに壊れているので文脈としては間違ってないけどw

605:名無しさん@ピンキー
07/09/25 21:32:08 CkUdXDjN
世界は不思議で満ちている。
「事実は小説よりも奇なり」--
これはそれを身をもって実感した少女の物語。


泉こなたは目覚めた。
超能力とか本当の自分とか、比喩的な意味では無く。
文字通り、ベッドの上で眠りから目が覚めたのだ。
こなたはその横でスゥスゥと眠っている少女、柊かがみを眺める。
可愛いなぁ、などと思いながら、ふと、こなたは気付いた。
「……動けない?」
金縛りとかそういうものではなく、物理的に羽交い締めにされているために。
「--かがみ?……返事がない。ただの--」
「…人を勝手に殺すな。」
「あれ、かがみの言えた台詞?それ。」
「うぐぅ……。」
会話通り、かがみはこなたを殺そうとしたことがあった。…勘違いで。
肝の冷えるような話だが、今はただのネタと化していた。
「まあ、それは良いとして。かがみ、そろそろ離して?」
「え?あぁ、うわっ。ご、ごめん。」
状況に気付き、真っ赤になって離れるかがみ。
何故家族でも無い二人が同じベッドで寝ているのか、というと。

--付き合ってるから。

もう少し詳しく述べると、かがみが休みを利用してこなたの家に泊まりに来ていた。
そして、どうせなら一緒に寝ようということになったのだ。因みに入浴も二人一緒だった。
同性愛は受け入れられにくいというが、こなたの同居人たち、
父のそうじろうと従姉妹の小早川ゆたかには何故かすんなりと受け入れた。
「いやぁ、かがみの寝顔、可愛かったよ?」
「ゆ、言うな。」
そんな会話をしながら、着替えようとする二人。そこでふと、こなたが気付く。
「かがみ~、『ソレ』何?」
「ん?……え?」
かがみがこなたの視線の先を見ると。
そこには、テントがあった。
--かがみのパジャマのズボンの前が不自然に盛り上がってたのだ。

「こなた?あんた、何したの?」
「な、何もしてないよ!?」
かがみの詰問にこなたはブンブンと首を横に振った。
「じゃ、じゃあ…」
かがみは恐る恐るズボンのゴムに手を掛けた。
二人が生唾を飲む音が重なる。

--ゴクリ

かがみが自分のズボンの中を覗き込む。
「な、なんじゃこりゃあああぁぁぁぁ~!!」
すぐに家中にかがみの声が響いた。

「なんだ、どうした?」
「どうしたんですか?」
声を聞き付けて、そうじろうとゆたかがやってくる。
「ナンデモナイヨ?」
「ごめんなさい。こなたが変なモノ見せてきたもので…。」
かがみはベッドに潜り込み、こなたはベッドにもたれて、近くの同人誌を開いていた。勿論、同人誌は逆さまだ。
「こなた~。あんまり、かがみちゃんを困らせるなよ。」
「そうだよ、こなたお姉ちゃん。」

606:名無しさん@ピンキー
07/09/25 21:34:48 CkUdXDjN
「分かったって。」
こなたがそう言うと、二人は自室に戻っていった。
「「ふぅ~…」」
「そういえば、こなた。」
「うわぁっ!」
二人の体から力が抜けたところで、そうじろうが戻って来た。
「うわって…。今日は朝、お前の当番だけどどうする?代わるか?」
娘の悲鳴に軽く凹みつつ、そうじろうは尋ねた。
「ん~。」
ふと、こなたが時計に目を遣ると、まだ六時半。しかも、休日。いつもならまだ「起きている」時間だ。
少し考えてこなたは答えた。
「いや、作るよ。かがみと。」
「わかった。なら部屋にいるから出来たら来てくれ。」
そうじろうはそう言うと去っていった。こなたはまた、そうじろうが戻って来ないか確認してから、息を吐いた。
「それで、かがみ。何があったの?」
「何って……。」
こなたの問いにかがみは頬を染め、言い淀んだ。流石にテントはもうない。
「……恥じらってるかがみ萌え。」
「う、うるさい。」
少し落ち着いたのか、いじってくるこなたに、反射的にいつもどおり返すかがみ。
「まぁ、大体分かるけどね。」
「わ、分かるの!?」
「伊達に色んなゲームをしている訳では無いのだよ。」
薄い胸を張りながらこなたが言う。
「それはそれで、どうなんだ?」
こなたのいつもどおりの様子にかがみもペースを取り戻した。
「焦ってもどうにもならないしね。まず、朝ご飯かな。かがみも手伝ってね~。」
かがみはこの時ほどこなたの薄い胸を頼もしく思ったことはなかった。


「さて、どうしたもんかね……。」
二人は朝食を終え、こなたの部屋に戻っていた。
「こなた。えと、その……」
「何、かがみ?」
「そんなにマジマジと見ないで欲しいんだけど……。」
かがみは今、こなたの前で下半身裸になっていた。そこには、女の子には無い器官がついていた。
「う~ん。紛うことなき、オチンチンだね。」
「あう……。」
こなたのあっぴろげな言葉に頬を染めるかがみ。流石に、年頃の乙女相応の反応。
「でも、女の子のも付いてるし、胸も私よりも大きい。」
「それは元からだっ!」
「ふむ。私、フタナリさんの本物って、初めて見るよ……。あ、今、ちょっと大きくなった。」
「そ、そんなこと……」
しかし、こなたの言葉と視線に、確実にかがみの男の子の部分は体積を増している。
「かがみって、やっぱMっ気があるんだね。。」
「そ、そんなこと言ってないで、早く何とかしなさいよっ!」
「いや、何とかって言っても。医者にでも行く?」
「何て言うのよ!?」
「朝起きたらオチンチンが生えてました~、とか?」
「言えるか!!」
「でも、事実だよね?」
「そ、そうだけど……。」
それから二人はうんうんと唸って、案を出し合ったが、妙案は出なかった。
「こなた、ゲームとかだったらどうなのよ?」
かがみが投げやり気味に、聞く。
「んと、主人公が女になったりで、そのままハッピーエンドとか。あとは一晩で治るとか、夢オチとか。」
「ふむ。一晩で治るのに賭けて、今日は帰ろうかしら。」
腕を組んで考えるかがみ。しかし、反論が挙がる。

607:名無しさん@ピンキー
07/09/25 21:37:00 CkUdXDjN
「え~。」
「え~、じゃないわよ。他に良い方法あるの?」
「良い方法はないけど……。」
そこでこなたの目がキラリと光るが、かがみは気付かない。
「なら良いじゃ……ひゃうっ!」
「こんなになったまま帰るの?」
こなたはすっかり大きくなった、かがみのソレを掴んだ。そして、その手をゆるゆると動かす。
「ちょっ……こなっ…やめっ……!」
「多分、これは私を襲ったバチだね。」
「あっ、あれ…ん…はっ。」
「ん?あれは、何?」
そう問いながら、こなたは手の動きを止めた。
「あっ……。あ、あれはあんたが許してくれたでしょ?あんな格好までさせて!」
こなたは夜襲の代償として、かがみにコスプレをさせていた。
「確かにウサ耳かがみには萌えたけど。私が許しても御天道様が許さないんだよ!」
「普通逆じゃないか?」
「細かいことは気にしないの!時に、かがみんや。」
「な、何?」
「手を止めた時に物欲しそうな声出したよね?」
「だ、出して無いわよ!」
そう言う声が裏返り、全く説得力が無い。
「そんな、お尻を振りながら言われてもね。」
「振ってないっ!!」
「まぁまぁ……」
そう言うとこなたは手のストロークを再開する。
「んっ、んっ……こなたぁっ!」
「こっちはどうかなぁ?」
こなたは空いた手でかがみの女の子の部分に触れる。
「んあぁっ!ちょっ……強っ…」
「かがみ、濡れちゃってるよ?ん~、クリちゃんが大きくなった感じかな?」
「あっ、んっ……やっ、あんっ……」
「女の子みたいな声出して~!」
「おっ…んっ……なあっ、だぁっ…て……」
「流石かがみ。こんな状態でもツッコむか……。」
感心しつつ手は止めるこなた。こなたの手が止まりかがみは甘い声を出す。
「こなたぁ……。」
その目は完全にトロンとしている。
「大丈夫だって。やめたりしないから。…チュッ。」
こなたはかがみのソレの先端に口づけをする。
「はぁんっ……。」
こなたは全体に口づけの雨を降らせる。偶に強く吸うと、かがみが大きく喘ぐ。
そして、全体をアイスキャンディの様に舐める。チロチロ舐めたり、大きく舐め上げたり。
偶に女の子の部分もに掠めたり、舌を差し込んだりしている。
かがみは堪え切れずに後ろのベッドにもたれる。
「はあぁっ……何でっ、慣れ…んっ……てんっ、のよぉっ……」
「ん?初めてだけど?強いて言えば、ゲームの御蔭かな?」
言い終わると同時にこなたは、かがみのを口に含んだ。半分も含めて無いが。
そして、右手は含み切れない竿に。左手は女の子の穴に。
「はあぁぁんっ……んっ、あっあっ……」
「んっんっ……ちゅぷちゅぷ……ふぁふぁひ?ひほひひ~?(かがみ?気持ちい~?)」
こなたはかがみに聞くが、喋ろうとすることで舌が色々なところに当たり快感を生み出すので、
かがみは答えるどころでは無い。
しかし、こなたも気にしないようで、フェラチオを続ける。
--ちゅぷちゅぷ…ちゅぱっ、ちゅぴ……
「あっ…んっ……こなっ、…もっ」
かがみが堪らないような声を上げる。

608:名無しさん@ピンキー
07/09/25 21:39:46 CkUdXDjN
それを聞いたこなたは、かがみのモノを自分の唾液を一緒に吸い込んだ。
それと同時に、膣内に差し込まれた指を曲げ、襞を強く擦る。
「あぅぅっ……んああああああぁぁぁぁぁ……」
かがみは襲い来る快感に堪えようと右手の人差し指を噛み、
左手では後ろのシーツを掴むが、抵抗虚しく大きく叫んでしまった。
--どびゅぅ、びゅくぅ、びゅるっ…ビクッビクッ……
「うぐぅっ……」
かがみの体が大きく跳ね、何処でいつ作られたのか、白濁液がこなたの口内に吐き出される。
「コク…コク……。うぅ…苦~い…変な匂~い……。」
こなたはかがみの白濁液を嚥下し、ぼやいた。口に入り切らなかった白濁液が口角から垂れている。
「ハァハァ…ん……ハァ~…。自業……自得、よ……」
イった余韻が残ったまま、かがみがぼやき返す。
「むぅ……」
むくれながら、こなたは唇を舐め、かがみのを舐め取る。
普通ならえちぃ動作も、こなたがやると幼く感じられる。
「あっ、かがみ。まだ、出てる。」
そう言うとこなたは言い返せない腹いせとばかりに、ちゅ~っとかがみのを吸った。
「あっ…こなっ……ああぁ…」
イったばかりでまだ、敏感なモノを吸われてかがみが腰を浮かせる。
こなたは口を離すと、そのままかがみにキスをする。
「あぁ…んっ、ちゅっ……ちゅぱ…んっ」
「ちゅぱ……ちゅっ…んあ……ちゅぱっ…」
こなたはかがみの開いていた口に吸い付き、すぐに舌を差し込む。
こなたの方が位置が上なので、こなたの唾液とかがみの白濁が混ざった物がかがみの喉に流れ込む。
「んんっ……コクッ……んはぁっ…変な味ぃ~。」
こなたはかがみが嚥下したのを確認してから口を離す。
自分の白濁を嚥下してしまったかがみは、案の定ぼやいた。
「でしょ?でも、ほら。女の子で自分の精液飲めるなんて中々ないよ?」
「一生無くてよかったわ…。」
かがみは「ハーッ」と溜息を吐いて、再びぼやく。
「ねぇ、かがみ?」
「あによ?」
「女の子同士でHしたら子供って出来るのかな?」
かがみはこなたの呼び掛けに刺を含ませて返したが、こなたは気にしないように続ける。
そのこなたの顔は明らかに上気している。
「ふ、普通は出来ないでしょうね。でも、出来たとしても女の子しか生まれない筈よ?確か。」
Hという単語に先刻ので上気していた頬を更に染めながら、かがみは答える。
「ふ~ん。でさ、かがみ--」
「言うな……。自分でも分かってるから。」
かがみのモノは先刻のキスで元気を取り戻していた。それがこなたのお腹を押し上げている。
そのこなたはモジモジと内股を擦り合わせている。
「かがみばっかり、気持ち良くなってズルいんじゃない?」
「だって、それはあんたが勝手に……」
「こんなにしといてそれはないよ、かがみ……」
こなたは硬くなったかがみのモノを撫で上げる。
「あっ……。仕方ないわね…。良いわよ。こなたも気持ち良くしてあげるから、覚悟しなさいよ?」

それから、こなたとかがみはゆたかとそうじろうの存在も忘れ、
昼まで愛し合っていたというのは、また別のお話。


忘れられた二人はと言うと……
「お姉ちゃ--」
「ねぇ!ゆーちゃん!買い物行こうか!?」
「で、ですが……」
「こなたたちは大丈夫だから!!」
「?は、はい。」
喘ぎ声を聞いたゆたかがこなたの部屋に入ろうとしたところで、
そうじろうが買い物に連れ出したことで、事無きを得た。

609:名無しさん@ピンキー
07/09/25 21:45:02 lgZOMRMp
>>604
ありゃ、すいません・・・
やっぱり勢いだけで書いちゃダメですね・・・
精進します!

>>608
こなかがGGGJJJJ!!

610:名無しさん@ピンキー
07/09/25 21:49:42 CkUdXDjN
前後しましたが、スレ建て乙です。


そして、まとめたら3レスですみました。
本番が無いのは色んなもの(主に文章力)不足です。すみません。またいずれ。
スレ汚し失礼しました。


あと、逆転でこなかが凌辱にしようとしたんですが、想像出来ずに断念…という言い訳。

611:名無しさん@ピンキー
07/09/25 21:55:02 CfD7+SNy
あやうくSSに割り込むとこでした

>>610
さあまた別の話を!

612:名無しさん@ピンキー
07/09/25 22:24:54 SDP0KZFm
>>599乙しながら埋め投下。
真萌えドリルの双子シナリオの上ルート、パートナーあやののネタバレを含みます。
みさお&かがみの非エロです。
卒業間近の設定で、ちょっと暗め。おちなし。
苦手な方はスルー願います。
全7レス予定。


613:虹を見たかい
07/09/25 22:26:24 SDP0KZFm
 放課後、かがみはみさおに呼び出され、屋上に来ていた。
 今は晴れているが、先ほどまで小雨が降っていたせいか、少し冷える。
 かがみは小走りでみさおの元へ向かった。
「おまたせ、日下部。今日は突然どうしたの?」
 みさおはフェンス越しに校庭を見ていた。かがみに気づいた様子は、無い。
 そっと近寄り、みさおの隣に立つ。三学期ももう後半で、校庭には生徒は余りいない。
 二人を照らす夕日が感傷的にさせるのだろうか、かがみも無言で校庭を見ていた。
「……よっ、柊。来てくれたのか」
 力無くみさおがあいさつをする。いつもの元気さは欠片も見られなかった。
「日下部……」
 かがみは驚きの余り、二の句が継げなかった。
 この時期になると、授業も短縮になり、互いに会う機会が少ない。それでもみさおは普段と変わらずにいたと、
かがみはそう思っていた。
「いや、そんな驚かれると相談しにくいじゃん」
「そりゃ驚くわよ。あんた悩まなさそうだしさ」
「あー、ひどいなあ」
「冗談よ。悪かったわね」
 かがみはふくれるみさおの頭をくしゃっと撫でた。
 みさおは髪型が崩れるのを嫌がる様子もなく、されるがままにしている。
「へへっ」
「……うれしそうだな」
「まあね。柊に会いたかったんだ」
「いや、毎日会ってるじゃん」
「うー。今会いたかったんだよ」
 反射的に突っ込んでしまうかがみに、みさおは口を尖らせる。そして躊躇いがちにつぶやいた。
「ちょっと相談したい事があってさ」
 二人の間をやさしく風が撫でる。ツインテールが緩やかに揺れていた。
 かがみは続きを急かすような事はせず、みさおが話すのを待っていた。
「……あ、あのさ。今日なんだけど、私、告白ってのをされたんだけどさ」
 みさおが顔を真っ赤にして言う。モジモジと恥じらうみさおはなかなか新鮮である。
「どうしたらいいかな?」
 みさおは首を傾げてかがみを見ていた。
「……あのな」
 そんなみさおとは対照的にかがみは眉間を押さえている。
「あんた人選を激しく間違えていないか?」
 かがみはバレンタインの前に、こなたに対して『彼氏の一人ぐらいいる』と嘘をついてしまった。
つかさともその件で喧嘩になってしまい、大変だったのだ。
 それぐらい男っ気がないのだ。相談されても、あてにならないだろう。
「この間あんたにも迷惑かけたけど、忘れたのか? 峰岸の方がいいんじゃないかな」
 かがみは素直にそう思う。あやのには彼氏がおり、みさおもあやのの方が相談しやすいのではと考えたのだ。
「うん、私もそう思ったけどさ」
 みさおはかがみから視線を外し、空を見上げた。夕闇が近づこうとしている空に、うっすらと月が見えている。
「兄貴に伝わりそうで言いづらくて」
「あ……そっか」
 あやのはみさおの兄と付き合っていると聞いている。確かに家族に知られるのは、少し恥ずかしいだろう。
「まあ峰岸なら心配ないと思うけど、そういう理由ならいいわよ。でも私でよかったのかな」
「私は柊に聞いて欲しいんだよ」
 みさおは真っ直ぐにかがみを見ていた。言葉も態度も素直すぎて、かがみには眩しかった。
「そ、それで、あんたはそいつをどう思ってるの?」
 かがみは思わずみさおから目を逸らし、話を続けた。
「んー。正直どうもこうも無いんだよなー」
「……は?」
「見た事無い奴でさ、『卒業するまでの間でいいから付き合って欲しい』だか何だかでさ」
 みさおはそう一息で言い、次いでため息をついた。


614:名無しさん@ピンキー
07/09/25 22:27:24 qWv11OQp
>>612
全7レス…容量大丈夫かいな?

615:名無しさん@ピンキー
07/09/25 22:30:24 SDP0KZFm
>>614
……うん、今気づいた。無理っぽいので、次スレに投下します。荒らしてすまんかった。

616:名無しさん@ピンキー
07/09/25 22:40:32 CkUdXDjN
>>615
次スレで投下を待ってます!


さっきの「こころあめ」の続きの題名「あめはれて」
音が「アレ生えて」と同じです。

べ、別にそこから妄想したってわけじゃないんだからね!?

617:名無しさん@ピンキー
07/09/25 22:54:42 G2lAMzEA
さて、あと5kか
どんなネタで責めてやろうか…

618:名無しさん@ピンキー
07/09/25 22:58:07 LDRGF64B
ふた☆なりネタは大抵こなたに生えるパターンだから
かがみに生えるのは新鮮だ

619:名無しさん@ピンキー
07/09/25 23:03:50 Ezka6zHg
ここで唐突に埋めネタ投下。
7-896氏が鮮やかに描き出すみゆきさんの奇行(褒め言葉)についてまとめてみた。


『寝言』
・「みゆきママァ……」「ジーザス!!」
・服を脱ぐ。

『こな☆フェチ~6才こなたん~』
・鼻血を噴き出す
・「愛い!!」
・眼鏡にヒビが入る

『こな☆フェチ~こなたんず~』
・眼鏡が垂直に飛ぶ。
・「泉さん、お体のほうは大丈夫ですか?」ただしカメラを構えながら。
・眼鏡に無数のヒビが入る
・泉家2階からダイブ。
・額から血が噴き出す。
・(=ω=.)の顔文字がこなたにそっくりなことを発見してかがみにメール。

『眼鏡』
・「みゆきさん大好きだよ」思わずうずまくる。
・眼鏡っ娘激ラブのこなたのため、眼鏡をゴージャスなハート型に。

『たいむ・まっすぃ~ん』
・タイムマシーンがあったら「母乳とかあげたいですね」
・「オムツも取り替えたいです」誰に。

『技』
・「急所を蹴ったり踏んだりするんですね?両者とも楽しそうです」ちなみに格闘技の話。
・「泉さん関係のことに限ってのみ、視力が50.0になります」距離だけじゃなくて障害物すらも貫通してるんじゃないか?

620:名無しさん@ピンキー
07/09/25 23:17:00 G2lAMzEA
キャラクターソング収録後・4人の会話 その2
「キャラソンのシュウロク、終わりマシタネ」
「終わったね」
「…」
「パティ、どうだった?」
「ンー、ワタシのは自信持ってオススメ出来る歌デスネ
 ユタカはドウデシタカ?」
「私は中々満足行くように歌えたかな?
 みなみちゃんはどうだった?」
「私は…あまり自信ない…」
「でもみなみちゃんは歌上手いから大丈夫だよ!」
「ゆたか…ありがと…」
(あぁ…うぅ…自重しろ…自重しろ…)
「タムラさん」
「うわぁぁ…びっくりしたぁ…」
「田村さんはどうでした?」
「ん~…私はまぁまぁかな…」
「タムラさんのはとても濃いCDの様な気がシマスネ」
「う~ん…そうなるかな…?」


今日フラゲ4枚全部フラゲしたのは内緒

621:名無しさん@ピンキー
07/09/25 23:18:11 G2lAMzEA
フラゲが二回入ってしまった…
一つ消し忘れた…

622:名無しさん@ピンキー
07/09/25 23:35:04 LxQpZAPN
埋め立てを兼ねてこなた×かがみの非エロ投下します。

623:目覚まし(1/2)
07/09/25 23:35:50 LxQpZAPN
 天気は快晴。青く澄み切った空からは、心地良い風が吹いている。絵に描いたような清々しい朝だ。
 というのに。
「つかさ。つかさってば」
 かがみが何度呼びかけても、つかさは起きない。ベッドの上で布団にくるまり、気持ちよさそうな寝息を立てている。
「早く起きなさいよ。学校遅れるわよ」
「ん~……」
 体を揺さぶると、ようやく反応があった。しかし、またすぐ寝入ってしまう。
「起きろってば、もう……」
「う~ん……あとちょっと……あと何分って聞かれても正確に答えらんないけど……zzz」
「〆切過ぎた漫画家みたいなこと言ってんじゃないわよ」
「……あれ? お姉ちゃん?」
 不意にパチリと目を開いたつかさは、呆けたようにかがみの顔を見ている。
「やっと起きたか」
「ん~……」
 しばらくもぞもぞとしていたつかさは、俯せになるとまた寝息を立て始めた。
「二度寝するなっ! 早く起きないとホントに遅刻するわよ!」
「ふぁ~い…………zzz」
「だから寝るなーっ!!」

「―ってなことが今朝あってねー」
「ふうん。道理で、待ち合わせに遅れそうだったわけだ」
「ご、ごめんね……昨日の夜、ちょっと寝付けなかったから……」
 お昼休み。朝の顛末を話すかがみと、相づちを打つこなた、恥ずかしそうに言い訳するつかさ。
「まあ、つかさの気持ちも分かるね。朝の布団ってのは離れがたいものだよ」
「そうだよね。なかなか起きられないよねー」
「特に冬の冷え込む時期と、春先の暖かくなってきた時期なんて、ベッドの上だけ十倍の重力があるみたいだよね。もうそこだけ惑星ベジータだよ」
「ねー」
 ひたすら駄目な方向にシンパシーしている二人に、かがみはため息をついた。
「二人とも、起きられないなら起きる工夫をしなさいよ」
「工夫って?」
「早めに寝るのはもとより、目覚ましの音量を上げてみるとか、複数使ってみるとか……」
 例を挙げていこうとしたかがみだが、それ以上思いつかず言葉を詰まらせた。
「……工夫っていってもそれぐらいしか思いつかないね、やっぱり」
「わ、悪かったわね」 
「でも実際、目覚ましをどうにかするぐらいしか思いつかないよね」
「ふむ、目覚ましといえば……」
 こなたは自分の鞄をガサゴソと漁り、ある物を取り出した。
「何それ?」
「録音機能付き目覚まし時計だよ」
「何でそんな物を?」
「うちで埃被ってるの見つけてね。せっかくだから使ってみようかと」
 鞄から取り出したそれを、こなたは無造作にかがみへ手渡した。
「さあかがみ! 思うさまツンデレボイスをそれに吹き込むんだ! 今こそ翠の子を超える時!!」
「何で私がそんなことしなくちゃいけないんだよ!?」
「私が使うからに決まってるじゃん」
「んなっ……!?」

624:目覚まし(2/2)
07/09/25 23:36:55 LxQpZAPN
「かがみの声で目覚ましが鳴れば、きっとぱっちり目が覚めると思うんだよねー」
「ば、馬鹿なこと言ってんじゃないわよ」
 かがみは渡された目覚ましを突き返した。
「やってくんないの?」
「当たり前でしょ!」
「そっか……」
 しょんぼり肩を落とすこなた。かがみは少しきつく言い過ぎたかと思ったが、
「それじゃあ私のボイスを入れるから、かがみがこれ使ってよ」
「何でそうなるんだよ!?」
 けろりとしたこなたの言葉に、再び突っ込む。
「いいじゃん使ってよー」
「私は普通に起きられるからいらないって!」
「ノリが悪いなぁ……それじゃあつかさ、これ使ってみる?」
「え? 私?」
「ちょ、ちょっと! つかさに変な物渡さないでよ!」
「じゃあかがみが使う?」
「う……」
「それともかがみが声を入れてくれる?」
「な、何でそんな二択に……」
「さあ、どうするかがみ」
「……わ……分かったわよ。声を入れればいいんでしょ」
 引ったくるように目覚まし時計を受け取ったかがみは、裏の録音スイッチを押した。軽く深呼吸して、
「……起きろーっ!!」
 大声を吹き込んだ。周りの生徒達が何事かと驚いて見ている。
「は、はい。これでいいんでしょ」
 かがみは顔を赤くしながら録音完了した目覚ましを渡したが、
「NG」
 冷めた声でこなたが言いはなった。
「なっ……!」
「何のためにかがみに頼んだと思ってるのさ。録音時間は結構あるんだから、もっとツンツンして! そして最後にデレて! 持ち味を活かせッッ!!」
「い……いい加減にしろーっ!」
 怒られはしたが、首尾良くかがみボイスの目覚まし時計をゲットしたこなた。その後、本当に目覚めが良くなったそうな。


おわり



読んで下さった方、ありがとうございました。


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