【ひぐらし】07th総合【うみねこ】at EROPARO
【ひぐらし】07th総合【うみねこ】 - 暇つぶし2ch181:名無しさん@ピンキー
07/09/17 21:14:21 xKNwVYQ0
>>180
鷹野の憑き物が落ちた感じとかがよかった。
富竹も格好いいなぁ。
読後感爽やかでよかったよ。GJ。

182:名無しさん@ピンキー
07/09/17 21:24:26 /a/MESId
富竹×鷹野キター!!
いいね、やっぱりこの2人はいい! GJ!!



さて、今まさに富竹×鷹野書いてた俺には
とんでもないプレッシャーがかかってるわけだが。
助けてトミー!

183:名無しさん@ピンキー
07/09/17 21:36:33 0Jx6dLuJ
>>110
素晴らしかった。
叩いちゃってごめんね
またきてね

184:110
07/09/17 21:39:51 EmzzsBXz
>>181
>>182
早速の感想、ありがとうございます。
丁度執筆中の方には、先んじてしまい、失礼しました。

wikiに入れようとしているのですが、まだ認証番号の入ったメールが帰ってきません。
と、いうかwikiってアカウントがいるのですね。
自宅にPCがないので、普段は携帯からしか見ないので、知りませんでした。

185:110
07/09/17 21:41:16 EmzzsBXz
>>183
丁度書き込みが重なってしまいましたのでお礼が遅れました。
また、ご指導お願いします。

186:名無しさん@ピンキー
07/09/17 23:00:55 LGQ8a9Tn
>>180
不覚にも富竹をかっこいいと感じてしまった…www
GJ!

187:名無しさん@ピンキー
07/09/17 23:17:09 kMhCCZlT
GJ

>>182wkwk

188:名無しさん@ピンキー
07/09/18 00:19:22 tP2s1BqP
【蜩】第七研究所part52【海猫】
スレリンク(nanmin板)

927 :名無し草 :sage :2007/07/25(水) 23:32:32
レスのつけ方判定基準

GJ+感想>感想のみ>GJのみ>乙のみ>保守

・GJ+感想 面白かったよ、また書いてね

・感想のみ 観想の内容によるが読んではくれている

・GJのみ 読んでるかどうかも不明だが 一応礼儀だしな

・乙のみ 保守代わりおつかれさん、次いこ。次。

・保守 あえて何も言うまい 空気嫁

・雑談 もう来なくていいから消えろ

189:名無しさん@ピンキー
07/09/18 00:36:31 LzRQSOCz
あ、それ貼ったの俺だわ。ちなみのこの板からのコピペだぞ、それ。

190:名無しさん@ピンキー
07/09/18 01:52:01 nm7dPS02
>>180
素晴らしい!本編でも違和感ないくらい良かった…また書いてくれー

191:名無しさん@ピンキー
07/09/18 01:55:27 vzviPSjU
今更気付いたんだけどなんでWIKIに余所の板のSS未満のが載せられてんだ?


192:名無しさん@ピンキー
07/09/18 01:59:38 VdtJHIKA
どれよ? それ一つだけ?

基本的にこのスレに投下されたものじゃないとなー

193:名無しさん@ピンキー
07/09/18 03:06:12 XLlTLA+/
>>180
やっぱ富鷹はいいな
淫乱なたかのんも好きだが、富竹に純愛してるたかのんもそれはそれで(#´Д`)ハァハァ
>>182
おお、貴重な富鷹を書いてるのか!
裸靴下で待ってるお

194:182
07/09/18 06:04:39 mTMNFr01
すみません、富竹×鷹野を書いていた者ですが、
8レスも書いたのにエロが入らなかったため、wikiに直接投下してきました。
URLリンク(www16.atwiki.jp)
(「祭りの後、最後の日」富竹×鷹野)

おっかしいなー、初夜書きたかったんだけどな、初夜。たかのん主導で。

195:名無しさん@ピンキー
07/09/18 10:08:14 jylUNrtD
>>194
エロなしでも全然GJ!!

感動して目から汗が…(´;ω;`)

196:名無しさん@ピンキー
07/09/18 11:15:56 nm7dPS02
>>194
イイハナシダナー( ;∀;)
貴方のSSは完璧だ…

197:名無しさん@ピンキー
07/09/18 11:51:41 Ca74PtHh
>>194
あぅあぅあぅあぅ…
すごい!!GJ!!
凄く心理描写が上手ですね。引き込まれました。これからも
どんどん投下してください♪

198:名無しさん@ピンキー
07/09/18 17:55:33 9g37Rnl/
>>194GJ

199:名無しさん@ピンキー
07/09/18 18:04:35 kojkkUSF
>>194
すげー……、マジですげえです。
超GJ!まさか鷹野絡みの話で泣かされるとは思わなかった。
(梨花好きとしては不倶戴天の敵っぽく思っていたので)

すごくいい話でした。GJ!!

200:名無しさん@ピンキー
07/09/18 18:25:06 uzhMENH+
>>194
超GJ

ところで性別反転ってOKか?

201:名無しさん@ピンキー
07/09/18 18:27:08 e4AH+iZk
目欄なんとかしたら?w

202:名無しさん@ピンキー
07/09/18 20:00:23 aU0zSkkV
>>194
エロありとか無しとか、そんなの些細なことさ。
GJなんだぜ。

>>200
ここには古くはクララ☆という女体化大石もいればフタナリの梨花もいる。
注意書きさえすれば無問題だ。

203:名無しさん@ピンキー
07/09/18 21:01:44 NGBFaSav
ここってエロ無しもOKなの?
>>136
GJ
とてもよかったです。
人名が一部間違ってたのでうみねこ辞書テキストのURL貼っておきますね
URLリンク(irimadonna.blog63.fc2.com)

204:名無しさん@ピンキー
07/09/18 21:22:19 IvLj9ADB
>>200
あんた
なにも反省してなさそうだな

205:名無しさん@ピンキー
07/09/18 21:42:30 9g37Rnl/
NGIDという機能があってだな

206:名無しさん@ピンキー
07/09/18 21:47:53 aU0zSkkV
>>203
まあ、正確にはエロ無しはOKなんだが、エロコメか恋愛物に限るけどね?
過去の傾向を見る限りだと……。

207:名無しさん@ピンキー
07/09/18 22:02:10 fUZ0YclG
普通のエロなしSSならキャラスレの方がいいかも。
そうでないと18禁板の意味無いし…

208:110と180
07/09/18 23:51:53 Qju2u644
>>194
すごく幸せな結末で、引き込まれました。
二人が新しい道を歩むことを語るには、三年後の閉鎖は外せないですね。
GJ!

どなたか、私のSSをwikiに入れて頂き、感謝です。
現在、赤坂ネタを構想中です。二・三日以内には投下していきたいです。



209:名無しさん@ピンキー
07/09/19 00:39:22 sAInACfK
>>208
2ちゃん自体に慣れてなさそうだがそろそろ数字コテは止めようぜ
いい作品書けるのに作品以外で評価が下がるのは勿体ない

他人のSSの感想を書く時には名乗らなくていい
予告も個別レスもいらん。この書き込みにもレスは不要だ

SS書きなら作品で語れ

210:名無しさん@ピンキー
07/09/19 00:40:14 VUID/15p
>>208
エロパロ板では作品投下時以外は名無しになった方がいいぞ。
あと、投下予告もしない方がいい。
今後も投下していくならトリップ(←分からなければ検索しろ)を付けた方がいい。
ついでに、このレスに返信もしない方がいい。

211:名無しさん@ピンキー
07/09/19 00:40:58 VUID/15p
悪い、見事に被った…。

212:名無しさん@ピンキー
07/09/19 12:20:10 VhDSyVlz
結婚しろ

213:名無しさん@ピンキー
07/09/19 13:15:31 88es6sO6
祝福しろ

214:名無しさん@ピンキー
07/09/19 18:59:18 YskDMXde
だが断る

215:名無しさん@ピンキー
07/09/20 11:56:06 ua/Am2C3
人いねえな…(´・ω・)

216:名無しさん@ピンキー
07/09/20 15:06:32 NrRBbb/P
てめーらがイチローを追い出すから・・・・

217:名無しさん@ピンキー
07/09/20 15:41:24 J8xuvyUg
打ち込みのドラムってしょぼいなー

218:名無しさん@ピンキー
07/09/20 18:30:27 gE3h2DeV
どんだけ誤爆だ

219:名無しさん@ピンキー
07/09/20 21:16:56 MDmL9Xed
じゃあひぐらしアニメ休止の話題について語ろうか

220:名無しさん@ピンキー
07/09/20 21:21:41 6ZrXmC6B
スレチだからやめれ
荒れる元にもなりそうだし

221:名無しさん@ピンキー
07/09/20 22:36:34 eQa52zTF
ところで、前スレ>>865の圭羽SSはどうなったんだろな。
圭羽SSは多くないから楽しみにしてるんだが・・・・・・


222:名無しさん@ピンキー
07/09/20 22:39:38 fYtZCqof
黙して耐えるべし

223: ◆CoudB9M4c2
07/09/20 23:20:31 IVFHFk8e
赤坂ネタで投下しまーす。
題は「永遠の、恋人」です。


224:名無しさん@ピンキー
07/09/20 23:21:47 E8ZzBDOK
いちいち許可取るな

225: ◆CoudB9M4c2
07/09/20 23:23:21 IVFHFk8e
 永遠の、恋人

 目が覚めて、告げられた事実は信じがたいものであった。
 「赤坂さん、落ち着いて、聞いて下さい。奥さんが、赤坂雪絵さんがお亡くなりになりました・・・。」
 大石が告げた一言を理解するのに、赤坂衛は数秒を要した。
 「タイルが剥離していたらしく、階段から落ちたそうです。」
 雪絵が、死んだ。
 何かの悪い冗談だ。
 知り合ったばかりだがこの大石という老獪な刑事には、時折真剣な眼差しで冗談を飛ばし、相手の反応を楽しむという悪い癖がある。
 「すぐに手術が施されたそうですが、手遅れだったそうです。」
 本当に、人が悪い。
 だが、もう少しだろう。あの『んっふっふ~。』という、余裕たっぷりの表情を見せて、自分の愕然とした表情を笑うその瞬間は・・・。
 「母子共に、お亡くなりになられたと。お義父様からのお電話でした・・・!」
 残念の呻きを上げて、大石は沈黙した。
 それは、自分に真実を告げる残酷な沈黙だった。
 「嘘だあああああぁぁぁぁぁぁっ!」
 赤坂は叫んだ。叫んで大石の肩をむんずと掴み、何度も揺すった。
 「大石さん、冗談はよして下さいよ!確かに私はこの出張で、電話をすることを忘れていましたよ。雪絵に寂しい思いをさせているんじゃないかって思っていましたよ・・・。」
 苦悶の表情で、大石は目を閉じる。かける言葉が、見つからなかった。
 「少しくらい、罰が当たってもいいと思っていました。雪絵にしばらく冷たくされてもいいと。」
 最後には大石にすがりつくような格好になって、赤坂はその場に膝をついた。
 「それでも、こんな、こんな・・・。うわあああああぁぁぁぁぁぁ!!」
 犬養少年の救出作戦が終わった直後の入江診療所の病室で、赤坂は泣いた。
 その姿を、大石は黙って見守ることしかできなかった。
 
  

226: ◆CoudB9M4c2
07/09/20 23:26:41 IVFHFk8e
 異変が起こったのは、赤坂の泣き声が止んでからしばらくのことだった。
 赤坂の表情が一変し、しきりに喉を掻き毟り始めたのである。
 「あ、赤坂さん・・・?」
 この時、赤坂は自分の体に、突如蛆虫か何かの生き物が、現れたような感触を覚えた。
 首が、痒くて痒くて仕方がない。
 まるで、血管の中を蠢いて、自分の体を侵食しているようだ!
 「うお、うおおおぉぉぉぉっっ!!」
 突然、大石は物凄い力で跳ね飛ばされた。病室の壁にぶつかり、激しい音が起こる。
 「赤坂さん!どうしたのですか!?」
 見ると、赤坂は凄まじい形相をしていた。自分を見る瞳には敵意しか宿っていない。
 激しく肩で息をして、何事かを呟いている。
 
 雪絵、雪絵、ユキエ、ユキエ、ユキエユキエ雪絵ゆきえゆきえゆきえゆっゆええうえhyd
 
 「赤坂さん、しっかりして下さい!お気持ちはわかりますが・・・!」
 「うるさい!貴様らが雪絵を殺したんだろう!!私が公安のスパイだと知って、見せしめのために!」
 傍目からも、赤坂は正気を失っていた。
 血走った目は焦点が定まらず、異様なまでの発汗が服を水浸しにしている。
 「ぐげっ、げげっ・・・!」
 赤坂が苦しそうに喉を押さえた。
 「貴様らぁ、私にまで毒を・・・。治療と称して寄生虫でも入れたかぁ!!」
 どうしたというのだ、この変貌は?
 目の前の出来事を、大石は理解できないでいた。切れ者の赤坂が、こんな世迷いごとを本気で口走っている。
 形容するならば、豹変。別の人間が乗り移ったような気がしてならない。
 「痒い、痒い痒い痒い痒いカユイかゆい!!」
 爪をたてて、赤坂は自分の首筋を掻き毟り始めた。一気に、赤坂の喉が朱に染まる。
 「っ!赤坂さん!!」
 飛び掛ろうとした大石だったが、先ほど跳ね飛ばされた記憶が脳裏をよぎり、一瞬の躊躇があった。
 「あああああぁぁぁぁぁぁ!!!」
 その刹那に首筋から鮮血が迸った。
 時代劇で時折みる首筋からの出血。いわゆる頚動脈が切り裂かれたのだ。
 「しまった!」
 赤坂の体が崩れ落ちる。大石は駆け寄りその体を抱きかかえたが、急速に瞳からは輝きが失われつつあった。
 「畜生っ!誰か、誰かきてくれ!」
 病院内の誰かに聞こえるよう、鮮血の中で大石は叫んだ。
 上着を使って必死に首筋を押さえるが、出血は止まらない。刑事としての直感は、間に合わないと告げていた。
 「これも、これも『オヤシロさまの祟り』だというのか!畜生、畜生おぉーっ!」
 もう一度赤坂を見る。間近に迫った死の床で、口だけがか細く、同じ言葉を繰り返していた。
 「ごめん、雪絵。ごめん、雪絵。ごめん、雪絵・・・。」
 最後はもはや聞き取れなくなっていたが、それでも赤坂は最愛の妻を呼び続けていた。
 遠くから足音が聞こえる。入江診療所のスタッフのものであろう。
 夢ならば、覚めてくれ。
 悪夢ではない、現実なのだと知っているからこそ、大石は思わずにはいられなかった。

 

227: ◆CoudB9M4c2
07/09/20 23:29:14 IVFHFk8e
  
 「ごめん、雪絵っ!!」
 不意に目が覚めた。とても嫌な夢だった。
 「どうしたんです?衛さん。」
 心配そうな顔をして雪絵が自分の顔を覗き込む。赤坂は呼吸を落ち着けて、周りを見てみた。
 見慣れた台所とリビング、自分が寝転がっているのは、結納の時に購入したソファーだった。
 「うなされていましたよ。そんなところで休むから・・・。」
 思い出した。夕食の後、子供たちと風呂に入り、一緒にアニメを見ていたら、いつの間にか眠っていたのだ。
 「ごめん。気づかなかった。」
 「最近は遅かったから、疲れが溜まっていたのでしょうね。」
 雛見沢での戦いから三ヶ月。赤坂は別件の捜査を担当していた。
 「東京」の調査に勝るとも劣らない厄介な事件であり、帰宅が遅れる日々が続いている。
 今日は久しぶりの休日であったため、知らず知らず体が休みを欲していたようだった。
 「ご自愛、して下さいね。衛さんは無理をするから。」
 「うん。」
 答えて、自分の体に毛布が掛けられていることに気づく。
 「ありがとう。」 
 学生時代から変わらぬさりげない心遣い。雪絵に惚れた一番の理由だった。
 雪絵は微笑んで台所に戻っていった。風呂上りなのか、桃色のパジャマに白のカーディガンを羽織って、スリッパを履いている。
 「子供たちは?」
 時計を見ると、夜の十時を少し回っている。もう2階の寝室で眠っているころだろうか。
 「二人とも『お父さんと一緒にねる』って言っていたけれど、先に寝せました。今日は遊んだから、すぐに二人とも眠りましたよ。」 
 食器を洗う音と共に、雪絵が答える。
 今日は子供たちにせがまれて、今年の4月、千葉の浦安に開園したテーマパークに行ったのだった。
 娘は人気のキャラクターのぬいぐるみを買ってもらい喜んでいたが、息子の方はマスコットキャラの気ぐるみに抱っこしてもらったものの、泣き出してしまい、なだめるのに大変だった。
 さすがに、逃げ出してしまうとは思わなかったが・・・。
 しかし、朝食の時以外は寝顔しか見ることのできない子供たちの様々な顔を見ることができて、本当に有意義な休日だった。
 「はい、どうぞ。」
 気がつくと、お盆に湯飲みを載せて、雪絵が傍らに座っていた。
 「うん。ありがとう。」
 ソファーから身を起こし、雪絵の隣に座る。
 湯飲みを受け取り、ちゃぶ台のようなテーブルに置くと、雪絵もお盆を置き、湯飲みを取った。
 「君は、疲れなかったかい?」
 「ちょっとだけ。でも、前に比べたらあまり疲れなくなりました。」
 雪絵は生まれつき体が弱い。正直、一昔であれば出産には耐えられない体だったらしい。
 それが二人も子宝に恵まれているのだから、近代医学の進歩には驚かされる。
 「前に言ってた雛見沢の先生から送られてくる薬のおかげでしょうか、最近ではすごく調子がいいんですよ。」
 あの事件以来、赤坂家には入江診療所から雪絵のためにアンプルが送られてくる。
 自分を救ってくれた恩返しをしたいという入江が雪絵の体質を聞き、症候群に対する試薬の過程で開発した新薬を送ってくれているのだ。
 無論、赤坂は恐縮したのだが、『あのままでは、私は消されていました。命の恩人に対するお礼としては、物足りないくらいです。』という入江によって、毎週律儀に送られてくるのである。


 

228: ◆CoudB9M4c2
07/09/20 23:32:18 IVFHFk8e
 
 「本当に、雛見沢の人たちには救われてばかりですね。」
 湯飲みをおいて、雪絵が呟く。
 「うん。本当に感謝してもしきれないよ。」
 赤坂も雪絵の言葉に頷いた。
 「梨花ちゃんからの忠告がなかったら、君を永遠に失っていたのだからね。」
 五年前の誘拐事件。出張先の雛見沢で出会った少女古手梨花。
 愛らしい少女としての姿と、オヤシロさまの巫女としての超然とした姿をもつその少女から、赤坂は
 「・・・東京へ帰れ。」
 との警告を受けた。
 ただならぬ雰囲気に感じるもののあった赤坂は、出産のため入院をしていた雪絵に用心するよう電話を架けたのである。
 その直後、タイルの剥離によって作業員が病院の階段で重症を負ったという事故が起こった。
 件の場所は、赤坂の出張時に毎日病院の屋上へ登っていた、雪絵の通り道になっていたのである。
 帰京した赤坂は梨花の予言に驚くと共に感謝し、そして思い出した。
 繰り返される世界で起こった雪絵の死、そして梨花と雛見沢の死。
 数え切れない世界で手遅れになり、後悔することしかできなかった哀れな自分のことを。
 正に、奇跡。
 本来ありえない並行世界での記憶を継承した赤坂は自らを鍛え、運命の時に備えた。
 そして梨花たちと共に、運命に打ち勝った。

 「・・・どうしたんですか。」
 気がつくと、赤坂は雪絵に口付けていた。
 驚いたものの、雪絵は咎めることなく、優しい瞳で赤坂を見つめている。
 「ごめん。君が、愛しいんだ。」
 もう一度、唇を重ねる。
 雪絵のいない風景を、赤坂は何度も体験した。
 絶望によりL5を発症して自らの喉を掻き毟って息絶えたことも、残された娘と思い出を胸に生きていくこともあった。
 百年の魔女である梨花は何度も同じ時を繰り返してきたが、自分は梨花が繰り返した世界分、その後の時間を生きていたのだ。
 ある時は元号が2つ変わるまで生きた。ある時は雪絵の死に絶望して自ら命を絶った。
 警察を辞めて、雛見沢の近くに移り住んだ人生もあった。
 反対に、雪絵が生きてそばにいる世界もあったが、それはごく少数なものだったはずである。
 「君がいない世界を知っているから、君のいる素晴らしさがわかるんだ。それは本当に素晴らしくて、言葉にできないくらいに大切なんだ。」
 赤坂の口付けは顔中に及んだ。頬にも、閉じられた瞼にも、お下げに結ばれた長い髪にも。
 その一つ一つを雪絵は愛しそうな顔で受けていた。
 「衛さん・・・。」
 それは百年を超える果てしなく長い恋心。
 その言葉には後悔と苦渋を知るものしか出せない重みがあった。
 「雪絵。君を、愛している・・・。」


 

229: ◆CoudB9M4c2
07/09/20 23:34:15 IVFHFk8e

 ソファーの上に寝転んだ雪絵に、赤坂は再び口付けの雨を降らせた。
 目を閉じてされるがままにされている雪絵は、消して自分から求めようとしない。貞淑という言葉が嫌味でなく当てはまる女性だった。
 結婚して少なくない年月がたっているが、雪絵のこの性格は新婚時代から全く変わらない。だから、赤坂も雪絵を抱く時は常に初夜を迎える気分だった。
 ああ、自分は今この瞬間にも、雪絵に恋しているのだな。
 今更ながら赤坂は思った。
 羽織っていたカーディガンを脱がして、パジャマのボタンに手をかける。
 一つ、一つゆっくりと外して上着を脱がせると、白い無地のブラジャーに包まれた胸元が露になった。
 その胸元に口付けて左手で背中のホックを外しにかかる。同時に左手でパジャマのズボンをずり下げると、同じく白色のショーツが視界に入る。
 「衛さん、恥ずかしい・・・。」
 レースの下着だけになった雪絵が顔を真っ赤にして呟く。何度同じことをされても、この反応は初々しい。
 「脱ごうか。」
 一度体を起こして自分もパジャマを脱ぐ。
 空手で鍛えた筋肉質の肉体が照明の光で照らされると、雪絵の顔がますます赤くなる。
 下着まで脱ぐと、同じく一糸纏わぬ姿になった雪絵が、目を伏せて胸元と股を隠していた。
 自身が言っていたことだが、虚弱体質ということもあり、雪絵の体は平均な女性のそれと比べると、見劣りするらしい。 
 しかし、赤坂にはその小ぶりの胸も、小さめの臀部も、十分に魅力的だった。
 第一、赤坂は雪絵以外の女性は知らないし、知るつもりもない。
 「綺麗だよ。とても。」
 おとがいを持ち上げて口付けをする。
 長く、やや強めに唇を吸い。雪絵の体を抱きしめた。
 「衛さん、嬉しいです・・・。」
 白い肌に唇を滑らせ、雪絵の甘い香りと、味を楽しむ。
 右手で乳房を揉み、左手で太腿を撫で擦る。だんだんと頭を下げていき、胸の谷間からお腹、へその辺りまで下を伸ばす。
 くすぐったいのか、雪絵が艶のある息を吐いて、身を捩じらせる。
 「あ、そ、そこは、きたな・・・。ああっ!」
 舌が恥毛をまさぐり、雪絵の女性の部分を転がす。急激な快感に戸惑い、雪絵が体を振るわせた。
 両手で足の付け根を支え、秘裂に口付ける。子供を二人も産んでいるとはとても思えない、綺麗な桜色だった。
 「くああっ、ふぅ、はあああぁぁっ!」
 指で開き、舌を深くまで差し込む。脳髄が溶けてしまうかのような女性の匂いと、ぬめりを帯びた液が、赤坂の鼻腔をくすぐる。
 「ああ、衛さん!んんっ、んっ、んんんんっ!」
 かき回すように舌を動かすと、雪絵の声の艶が増した。いやいやをするように顔を振り、両手で顔を隠しているが、こみ上げる快感に抗がうことができないようだった。
 「っ!そこは、嫌、きたない・・・!」
 赤坂の指が、今度は菊座に伸びた。軽く入口を擦り、徐々に進入していく。
 「ああっ、衛さん、衛さんっ!んんっ、はあっ!」
 羞恥と快楽の狭間で、雪絵は達しつつあった。その様子を察知した赤坂が、一番敏感な部分を甘噛みする。
 「んんっ、ん。んんんんんんっっっっー!!」
 最後まで唇を閉じたまま、雪絵は達した。緊張していた体から力が抜け、瞳が焦点を失う。
 白い、白磁のような肌は桜色に染まり、胸が空気を求めて激しく動いていた。
 「大丈夫・・・かい?」
 赤坂が上体を起こして雪絵を気遣う。
 しばらく惚けていたものの、雪絵は息を落ち着かせ
 「はい。今度は、衛さんが・・・。」
 と、微笑んだ。


 

230: ◆CoudB9M4c2
07/09/20 23:36:04 IVFHFk8e
 「いくよ。雪絵。」
 十分に潤った雪絵の秘裂に、赤坂は猛った自分の分身を当てた。
 雪絵が無言で頷いたのを確認すると、赤坂はゆっくりと雪絵の中に体を進めた。
 「ああ、衛さんが、中に・・・。」
 挿入の感触に、雪絵は女性としての悦びを感じていた。
 愛しい人の全てを受け入れ、自らの体で包み込む・・・。これほどの悦びが他にあるのだろうか。
 「雪絵、雪絵・・・。」
 最初は優しく、そして徐々に律動が強さを増していく。
 交わる部分がぬめりを帯びて、粘着質な音が室内を包んだ。
 「衛さん、衛さんっ・・・!」
 二人は絶頂を求めて手を握り合った。
 お互いを見つめる、熱を帯びた視線が絡み合い、愛しさがこみ上げる。
 どちらからともなく、唇を合わせる。握り締めあう手が不規則に、いかに相手を悦ばせるのかを求めて動く。
 赤坂の律動は、強く、深いものになっていた。雪絵の肉体全てを味わうかのように奥底まで貫き、求める。
 雪絵もいつの間にか自分の腰を激しく動かしていた。肉欲に対する罪悪感と、愛するものの全てを欲する、女性としての原初の欲望。
 「雪絵、雪絵、雪絵!!」
 「衛さん、衛さん、まもるさんっ!」
 「凄い・・・。雪絵が、絡みついて。このまま、ずっと・・・。」
 「私も、私もぉ・・・。衛さんと一緒に、一緒にぃ・・・。」
 二人を隔てるものはむしろ肉体ではないのかと思うくらい、二人は一つになることを欲した。
 繋がっているこの時こそが、自分たち本来の姿ではないのかとも夢想する。
 終わらせるためではなく、より深みを求めるための律動。それが永遠に続けられるというのならば、二人はそれを求めただろう。 
 「雪絵っ、もう、もうっ!」
 「はい、このまま、私もおおぉっ!」
 絶頂が近づき、赤坂が限界まで腰を叩き付けた。雪絵のお下げが上下に揺れ、胸元に落ちる。
 「おお、おおおおおぉおおぉぉおおぉおぉぉぉ!!!」
 「まもるさああああぁぁあぁぁぁぁん!!!」
 白濁の液体が雪絵の奥底を目掛けて迸った。
 凄まじい勢いで雪絵の肉体を満たし、残滓が結合の部分から噴き出す。
 「まもる・・・さぁん・・・。」
 名残を惜しむかのような赤坂の口付け。雪絵は愛しい人の名を呟き、それに答えた。 

 
 ・・・数年後。
 正月の初詣が一段落した古手神社の社務所にて、二人の少女が会話をしていた。
 二人とも体にしては少々大きめな巫女服に身を包み、やってきた年賀状に目を通している。
 「梨花ぁ。何をよんでらっしゃいますのぉ?」
 元気そうな八重歯の少女が、長い髪をした少女に声をかけた。
 「みぃ、赤坂からの年賀状なのです。三日も送れてきやがったのです。」
 「赤坂のおじさまからですの?今度はいつこちらに来ると?」
 言葉は不満そうだが、長い髪の少女の顔は笑っていた。
 「返上した正月休みが取れ次第くるらしいのです。にぱ~☆」
 「??何か意味深な笑顔ですわね。」
 「奥さんが妊娠中なのだそうです。とても仲が良いのです。にぱ~☆」
 (よかったわね、赤坂、でも・・・。)
 長い髪の少女は同じ差出人の名前の年賀状を取り出した。
 そこには、ほとんど同じ文面が、毎年一人多い家族とともに書かれていた。
 (やり過ぎって言葉を覚えたほうが良いわね・・・。)

 終わり  

231:名無しさん@ピンキー
07/09/21 00:43:54 hOyw6CGX
赤坂分投下GJ!

最後の一行で吹いたw

232:名無しさん@ピンキー
07/09/21 01:57:55 GeeHyzb7
赤坂ものははじめて読んだけどいいね!

233:名無しさん@ピンキー
07/09/21 02:16:39 7X9Kfm4e
>>224
割り込まれる可能性もあるし5分ぐらい前にタイトル、カプ、シチュを箇条書きで書いておくのは可?

234:名無しさん@ピンキー
07/09/21 02:18:47 2fVQ/WAL
可。

投下前と投下後に一言欲しいっす。

235:名無しさん@ピンキー
07/09/21 09:56:28 qF/SArdh
>>223
GJGJ!赤坂夫妻ネタは珍しいから嬉しいぞ(*゚∀゚)=3
ラストの梨花ちゃまワロスw

>>233

投下するよという直前予告ならむしろ推奨
苦手なカプやシチュなら前もってNGIDにできるしな

「1/5」みたいな通し番号も欲しいが目測は難しそうなんで
「カプ名またはタイトル:1」みたいに続きものであるとわかればそれで充分

236:名無しさん@ピンキー
07/09/21 11:23:26 14Xvwe0B
内容も読まないでNG登録ってどんだけ。公式にカエレ

237:名無しさん@ピンキー
07/09/21 11:37:39 qF/SArdh
生憎公式住人ではないし俺自身には苦手なカプやシチュはない
だがこういうスレには難癖つけてくるやつは誰かしらいるんだから
事前にちゃんと書いておけば厨避けになるだろ

238:名無しさん@ピンキー
07/09/21 13:11:30 6POdBjNB
さすがにスカやふたなりは事前予告がないと困る

239:名無しさん@ピンキー
07/09/21 13:18:14 8CpwyWcf
グロもな

240:名無しさん@ピンキー
07/09/21 14:54:26 vp+Ykz0w
難癖つける奴ってのはお前みたいな奴をいうんだよ、>>236
とっとと失せろ!

241:名無しさん@ピンキー
07/09/21 17:30:38 sC4rl8HE
終わりの挨拶が遅れましたが、赤坂ネタを書いた者です。
110・180の作品も書かせていただいてます。

職人はSSで語れとの意見がありましたので、挨拶を控えていたのですが、やはり投下と終了の挨拶は礼儀ですよね。
また、投下していく予定なのでよろしくお願いします。

242:名無しさん@ピンキー
07/09/21 17:37:07 CqQ5rEZt
投下と終了の挨拶?っていうか一言添えてくれないと、
投下が終わったのかどうかわからんしな・・・

243:名無しさん@ピンキー
07/09/21 18:25:20 qF/SArdh
>>241
いや、作品もよかったし投下方法の変化もGJなんだがここまで丁寧な挨拶じゃなくて大丈夫だw
ただ「これで投下終了」ということがわかればいいんだ
トリップがあれば今まで書いた作品番号もいらない

うるさく言うようですまん
このレスにも返事は不要だからな

244:名無しさん@ピンキー
07/09/21 18:35:02 dCeEETWK
>>241
これからも投下する予定なら、頑張ってトリップ付けてくれ。
騙りが出たら困るだろ?

245:241 ◆CoudB9M4c2
07/09/21 20:08:25 sC4rl8HE
>>244
実は自宅にPCがなく、毎回ネットカフェか携帯から書き込みをしています。
現在名前の後ろに#とパスワードを付けていますが、携帯は毎回回線が切れるし、ネットカフェの端末も設定が初期化されるみたいなので、トリップ機能が働いているかわかりません。
アドバイスを頂いて試しているので、働いていたらよいのですが・・・。

246:名無しさん@ピンキー
07/09/21 20:45:16 x5VQgjuN
>>245
トリップはどこから書き込んだとかそんなの全然関係無い。
パスワードが同じならどこからでもどの板でも同じ文字列が出る。
ちゃんと働いてるから安心していい。

つか、自宅にPCとネットが無いのに書くとはなあ……恐れ入ったよ。
まあ……あとは何だ。何度も言われているが、そんな丁寧なレスはしなくていい。

ここはかしこまられると、首が痒くなる連中でいっぱいだ。

247:名無しさん@ピンキー
07/09/21 22:52:03 LvjEd7Aq
お前らも職人さんに対して畏まんなとかトリップとかうるせえよ
>>224みたいのは論外にしても・・・

248:名無しさん@ピンキー
07/09/21 23:01:18 14Xvwe0B
釣られるバカが非常に多いのがこのスレの特徴(笑)

249:名無しさん@ピンキー
07/09/21 23:06:17 7bG6SJPw
一話完結ならトリップは要らん。必要なのは連載物の場合だけ。

250:名無しさん@ピンキー
07/09/21 23:09:37 14Xvwe0B
お前等を監視してるってさ

【蜩】第七研究所part55【海猫】
スレリンク(nanmin板)

251:名無しさん@ピンキー
07/09/21 23:24:21 cpIxP6cn
とにかく圭一がちょっと意地悪でたじたじになるレナや魅音が見れれば俺はそれでお腹いっぱいです
性的な意味で。

252:名無しさん@ピンキー
07/09/21 23:26:51 14Xvwe0B

           /   /\   __   /\   \
           |          .|   |          | __o
      i⌒ヽ  |          |   |          .|    | 二|二''  _
 |⌒ |⌒ | ヽ_ノ|  .|         ノ__ヽ          |   ノ   |  ヤ   ッ
 |  |   | ヽ_ノ  .\      .  l    l         /


703 名前:名無し草[sage] 投稿日:2007/09/21(金) 23:13:08
エロパロの厨、フルボッコにされて涙目wwwwwwwwwwwwwwwww
監視されてるのはお前だ、あほが

253:名無しさん@ピンキー
07/09/22 00:03:31 yQ9s5E+M
何を今更
ここの大半はヲチスレ住人だと言うのに

254:名無しさん@ピンキー
07/09/22 00:08:01 VVhKE6KB
ですよねー

255:名無しさん@ピンキー
07/09/22 00:18:24 I4ezN0bt
ヲチスレってどこにあるの?

256:名無しさん@ピンキー
07/09/22 00:20:27 +CMkqDqe
>>255
>>250

257:名無しさん@ピンキー
07/09/22 00:29:52 BxAsestQ
>>252
ヲチされてるのは基本的にこういう奴だから

258:名無しさん@ピンキー
07/09/22 00:32:36 I4ezN0bt
>>256
あ、すいません見落としてました。

>>257
でもなんだか怖いですね。

259:名無しさん@ピンキー
07/09/22 00:51:14 BxAsestQ
>>258
大したことない。俺らはいつも通りやってりゃ良いさ

260:名無しさん@ピンキー
07/09/22 00:52:35 td+dVq1O
前スレにて↓の作品を投下した者ですが
URLリンク(www16.atwiki.jp)

とある方から「年齢の割に性知識が深すぎだろう、普通スジを舐めない」と
いうご指摘をいただいたので、この作品の別バージョンを書きました。

エロにかかわる人物は、誰も性知識がほとんどないという設定にしています。

カプ:沙都子×梨花(賽殺し編の設定)

投下します。

261:名無しさん@ピンキー
07/09/22 00:52:51 0n1Qop/J
>>258
怖くない怖くないw
基本的にヲチスレはヲチ対象スレにお触り厳禁だからな
視姦されるだけだから痛いことさえしなきゃここの住人と変わらないぞ?

262:名無しさん@ピンキー
07/09/22 00:54:25 td+dVq1O
追記

冒頭部分が前作と被ります。
4レス消費予定。

263:名無しさん@ピンキー
07/09/22 00:56:34 td+dVq1O
私は、古手さんのことが嫌い。
私だけじゃない、クラスのみんなが、あいつを嫌っている。
あいつと仲の良かった男子たちは、みんな転校して、いなくなってしまった。
それがきっかけだった。私たちが古手さんへの意地悪をはじめたのは。

「行ってきまーす!」
「行ってきます」
「行ってらっしゃーい!」

今日も私は、大好きなにーにーと一緒に学校へと向かう。
いつも、にーにーとお話しながら行く学校。
にーにーと一緒に勉強しに行く学校。

でも、今日はいつもと少し違った。

今日は、古手さんにいつもとはちょっと違う意地悪をしようと考えていた。
体育の授業があって、男子と女子がわかれる時間が出来る。
絶好の機会だった。

「……で、体育の後で着替えるときにやろうと思うんだけど」
私は学校に着いてすぐ、数人にこっそりと打ち明けた。
「うんうん、そうしよっかー」
「その後は授業ないし、時間もあるよねー」
友達はのってくれた。よしよし・・・!!
(やった!!)
「じゃあ、後で着た人たちにも言っておいてくれる? 私も言っておくから」
「うん」
これで、計画は確実に進む……!!

ガラガラッ

あ……。

古手さんが学校に来て、教室の扉のところに立っている。
そのとき、あいつと思わず目が合った。
学校に来るのが嫌なのか、今日も根暗な顔をしている。
キッと睨みつけるとおびえたように視線をそらして自分の席についた。
いいざまだ。

そして体育の授業。

その間も、私たちはいつもどおりの嫌がらせをする。

準備体操で組になるとき、誰とも組ませない。
ドッヂボールで集中攻撃。
鬼ごっこではあいつが鬼!
足が遅くて誰も捕まえられないなんて、無様ね!
あっはっはっは!! いい気味ね!
下級生にまで笑われてるわよ!

授業が終わったときの古手さんは、もう泣きそうだった。
でも、これからよ……私たちの、いつもと違う嫌がらせが始まるのは!

264:名無しさん@ピンキー
07/09/22 00:57:57 td+dVq1O
私たちは更衣室に戻って、着替える。
園崎さんと竜宮さんはすぐに戻って、着替え終わってしまったようだった。

このときを、着替えてからずっと待っていた……。

「ふ・る・で・さ・ん」
と、私はゆ~っくりと話しかける。
「……何ですか?」
その間に、他の子が古手さんの制服が入った入れ物を奪い取る。

「……あっ!!」
予想通り、古手さんは自分の制服を取り返すために追いかけた。
でも、入れ物に入ってたのが良かった。
私たちは入れ物を投げては他の子に渡して、投げては渡して。

そして古手さんが入れ物を持った子を追い詰めたとき、
私たちは、古手さんを捕らえて身動きをさせないようにした。

「……は、離してっ! 離してくださいっ!!」
古手さんは抵抗するが、2人以上に抑えられて身動きすら取れない。
そして、取り押さえている子達は古手さんの着ている体操着を脱がせた。
「ひゃぁぁ!! な、何なのですかー!!?」
そして、全部脱がせて裸にしてやった。
古手さんは、やっぱり泣きそうだった。あはは、いい気味ね。





やだ! やだやだやだ!!
なんで、私は裸にされてるの!?
私は押さえる手を精一杯振りほどこうとするけど、そんなことできっこなかった。

そういえば、朝に女子たちが集まって、例のごとく私はその中に入れなくて。
なんだか、お話が盛り上がってたみたいだけど。

もしかして、このための……?

そんなことを考えているうちに、北条さんが私の前に来た。

265:名無しさん@ピンキー
07/09/22 00:59:21 td+dVq1O
「古手さんってばちびで胸もぺったんこで、かっこ悪いわねー」
そう言って、私は古手さんの胸を撫でてやった。
「……んっ」
あれ……?
手が乳首に触れたら、古手さんは変な声を小さく出した。
なんだろ……もっと触ってみようかな。
「んっ……あっ……」
なんだろ……やっぱり、乳首を触られるのが嫌なの?
もっと触ってみよう。

ちょっとだけ、つねってみようかな?
「んぁっ……あぁ……」
やっぱり……。
なんか、変な声をあげて面白い!
もっとやってみよっと……。





身体を襲う変な感触のせいで、思わず声が出てしまう。
なんだろ……なんだか、電気が走ってるみたいにピリピリする。

そしてその変な感触は、容赦なく私の身体に連続して流れてくる。
「んぁっ……くっ……」
ダメ。
「あんっ……んくっ……」
声を抑えようとしても、無意識に出ちゃう。
それに、なんだか気持ちいい……。





私は、古手さんの乳首への手を緩めずに触り続ける。
ぷにぷにしたり、つねったり、なぞったり。

そんなことをしているうちに、乳首がなんだか、硬くなってきた。
いったいなんでこんなことになるんだろう。

……家に帰ったら、自分でもやってみようかな?

そんなことを考えているそばで、他の子が驚くようなことを言った。
「なんだかおしっこ出るところが光ってるよー?」
「ホントだー!」
「もしかして、おもらししちゃったのー?」
「かっこわるーい!」

266:名無しさん@ピンキー
07/09/22 01:00:57 td+dVq1O
北条さんに乳首を触られているうちに、身体がなんだか火照ってきた。
それに、おもらしっていうのも気になる。
おしっこを漏らしたような感覚はないのに、一体どうなってるんだろう。

「んああぁっ……あぁんっ!!」
身体にまた電流が走る。
北条さんじゃない誰かが、私のおしっこが出るところに触ったみたいだ。

そして、そこを触られて。
私の身体はさらに火照って、気持ちいい感覚も、より強まってきた。





「ひゃあぁんっ……あぅっ! あんっ!!」

古手さんが、高い声をあげる。
私は、それをただ見てるだけ。

でも、古手さんの様子を見て、だんだん私も古手さんのそこを触りたくなってきた。
今触っている子達にお願いして、触らせてもらった。
古手さんのおしっこが出るところには、なんだか変な突起もあったので、それを触ってみた。
「んあっ……ひゃあああっ!!!」
古手さんはより高く喘いで、そして古手さんの立っているところは水溜りが出来ていた。





はぁ……はぁ……。
身体が、熱いよ……。
なんだか、頭が真っ白になっちゃいそう。

さっきから気持ちいいのが止まらなくて、無意識に声が出ちゃう。
そして――

「あっ、あんっ、あっ、ひゃんっ!! ひゃぁぁーーーーーーーーー!!!」
今まで出したことも無い位の、自分でも驚くくらいの。
高い声を――

「……はぁ……はぁ」
私、どうなっちゃったんだろ……。
なんだか身体がガクガクするよ……。

疲れちゃった……。





古手さんの身体が大きく跳ねて、止まったと思ったら倒れこんじゃった。
本当に、どうなってるんだろ……?
後で自分で試してみようっと。



fin.

267:名無しさん@ピンキー
07/09/22 01:02:23 td+dVq1O
以上です。


被ってるの冒頭ってレベルじゃねーぞ!!

乱筆失礼しました。

268:名無しさん@ピンキー
07/09/22 05:29:44 1eUw/bCq
GJ!

で、家で試してみた沙都子が梨花たんを翌日誘う場面に繋がる訳ですかw

269:名無しさん@ピンキー
07/09/22 18:30:24 6OuAPjTo
>>266
GJ!
ょぅι゙ょ分、補給させてもらいました
やっぱり俺のツボは受けの梨花ちゃまだわw

270:名無しさん@ピンキー
07/09/23 22:43:23 nHrzO94i
L5大石はどうなったぁ!?

271:名無しさん@ピンキー
07/09/24 01:05:16 peYDZgy2
前スレのL5トミーの鷹野さん恥辱ものを密かにまっている俺は健気

272:名無しさん@ピンキー
07/09/24 01:09:28 JR3iiXz7
>>271
あれ…俺がいる…

273: ◆CoudB9M4c2
07/09/24 21:30:59 EXKka3DL
圭一パパ×圭一ママを投下します。

題名は「カモン・エンジェル!」です。

274: ◆CoudB9M4c2
07/09/24 21:33:06 EXKka3DL
 カモン・エンジェル!

 見てはいけないものを見てしまったことがあるだろうか。
 見てはいけない、すなわちタブーとされる物事を見てしまうということがその定義であるとするならば、私は今、その見てはいけないものを見てしまっているということである。
 「お、や、じ・・・。」
 「あ、圭一くんの、お父さん、かな、かなぁ・・・?」
 私の目の前には二人の人影がある。
 一人は私の愛すべき家族であり、一人息子の圭一。もう一人は、その女友達である竜宮礼奈ちゃんだ。
 驚いたようにこちらを振り向き、完全に固まっている。
 二人とも膝をつき、圭一の手は礼奈ちゃんの両肩に優しく置かれていた。
 
 キス・シーン(はぁと
 
 おお、おおお、おおおおおおおっっっっつ!
 テレビと漫画以外で、初めて見たっ!!
 しかも、あどけなさが残る、自分の息子のキスシーンだぞッ!
 私の心にズキュゥゥーン!とか、ドォーーーン!とかいう効果音が聞こえてきた。
 もしこの場面を漫画的表現で表すと、私の背景にそんな文字が飛んでいるに違いない。
 藍子に頼まれて、しぶしぶ差し入れに上がったところが、とーんでもないものを見つけてしまった、どーしよー。
 と、何処かの警部さんみたいな台詞を吐いてしまったが、どうしたものか。
 個人的には、このまま固まった二人の顔を見続けているのも一興なのだが、この年頃の少年たちは、恋愛事情に親が介入してくるのを極端に嫌う。
 見ると、圭一の顔が真っ赤に染まり、目線が見る見るうちに釣り上がってきた。逆噴射5秒前といったところだろう。
 しかし、甘いぞッ、息子よ!
 私は圭一から「出てけぇーっ!」という声が飛び出すその前に、素早く駆け寄り、力強くその肩を叩いた。
 無論、エンジェルモートで買ってきたチーズケーキと、セイロン紅茶が置かれているお盆は、足元に置いてある。
 電光石火の動きを何事かと思い、仰天する二人の顔を横目に、私は目を閉じて首を振った。
 そして次の瞬間!私は無言で目を見開くと、満面の笑みで右手の人差し指を『ビシッ!』と伸ばした。
 
 ・・・・・・・・・。
 
 数秒間の沈黙。
 そして私は身を翻し、颯爽と息子の部屋を後にした。

 クソ親父ぃぃぃぃぃぃ!!

 息子の絶叫が家中に響いたのは、階段を下り終えた直後のことであった・・・。



275: ◆CoudB9M4c2
07/09/24 21:35:38 EXKka3DL

 「あら?圭一の声がしたけど?」
 食卓に戻ると、妻の藍子が紅茶を入れ終えているところだった。
 食べ終えて空になっていたデザートの皿は片付けられ、部屋にはセイロン紅茶の馨しい香りが漂っている。
 「ん、あぁ。紅茶でもこぼしたんじゃあないか?」
 私は笑みを浮かべて席に座った。
 藍子の入れてくれた紅茶に口をつけると、先程の光景が思い返され、再び笑いがこみ上げる。
 「どうしたの?そんなに笑って。」
 「いや、それがね・・・。」
 私は先程の顛末を面白可笑しく、多大な脚色を交えて話した。
 息子に恋人が出来たと知った時、母親がどんな顔をするのか見てみたいという気分があったが、以外にも藍子の表情は変わらなかった。
 「あら、知らなかったの?」
 むしろ、私が二人の仲を知らなかったことが意外らしい。くすりと笑って、藍子は紅茶に口をつけた。
 「最近、遊びに来るレナちゃんが、どんどん綺麗になっていっているのよ。恋する女の子って、雰囲気まで変わるものなのよ。」
 「そうなのかぃ?」
 「えぇ。それに、シャンプーもエメ○ンに変わったり、透けて見える制服の下着も、良い物になっていたしね。」
 ミステリーマニア恐るべしといったところか、それにしてもよく見ているものだと、私は今更ながら妻の推理力に舌を巻いた。
 「初恋、か・・・。私にもそういう時期があったわ・・・。」
 藍子が遠い目をして窓の外を見る。窓の外には中天の太陽が赤々と輝いていた。
 強い日差しが藍子の頬を照らす。
 
 その時、私は今更ながら妻の美しさに心を奪われた。
 圭一を産んで十数年。三十も半ばの藍子だが、その外観は、大学時代に比べても変化に乏しい。
 ワンピース越しに見える肢体も、女性らしくメリハリがつき、オバサンなどとは到底呼べないだろう。
 ・・・・・・・・・・。
 そういえば、ここに越してきてからは仕事で忙しく、ご無沙汰だったな・・・。
 久々にもたげる男としての欲望。しかも、私はその欲望を高い形で昇華出来る、魔法のアイテムを手に入れているのだ。
 それは、この雛見沢に越してきて見つけた理想郷へと至る崇高な品物。
 そうか、使えというのか。
 この私に、あのビックリ・ドッキリメカを!!
 
 「そろそろ晩御飯の用意を」
 藍子が席を立とうとするその瞬間、私はその手をしっかりと握り締めた。
 「どうしたの・・・?」
 「あ、うん。ちょっと、いいアイデアが浮かばなくてね。『打ち合わせ』しないか?」
 我が家での『打ち合わせ』とは、無論腰の打ち合わせのことである。
 藍子の顔が、真っ赤に染まる。
 「え、うん、良いけど・・・。」
 視線を逸らして答える。藍子も少し欲求不満だったらしい。
 「今夜?」
 「いや。」
 そう言って、私は藍子の耳元に口を近づけて囁いた。
 「今から。」
 「え、でも、圭一も、レナちゃんもいるじゃな・・・」
 文句を言う唇を自分の唇で塞ぐ。
 「アトリエでするから大丈夫だよ。」
 私のアトリエは防音加工してあるため、物音が響き渡ることはない。しかも、私たちはちょくちょくそこに篭るため、急に姿が見えなくなったとしても圭一が怪しむことはないだろう。
 「それに、いいモノもあるから・・・。どうだ。」
 藍子が戸惑いに視線を泳がせる。しかし、この顔をする時の彼女には既に答えが出ていることを、私は経験上知っていた。
 「はい、あなた・・・。」



276: ◆CoudB9M4c2
07/09/24 21:38:34 EXKka3DL
 
 広い板張りのアトリエは、空調が効いているためか、夏だというのにむしろ寒々としていた。
 私は仕事机の傍にある、大きな籐の安楽椅子に座り、腕を組んでいた。
 私のアトリエはカンヅメ状態にも耐えることが出来るよう、一部屋にバス・トイレ・シャワーが付いている。
 『打ち合わせ』は私の作品ジャンルにも影響する重大事項だ。
 絵画だけでなく、同人世界にも生きているこの私にとって、新ジャンルの開拓は生命線の確保に等しい。
 だが、作品を作る上において、リアリティを欠かす事はできない。
 そのため、私は最愛のパートナーである藍子の体を張った『打ち合わせ』により、常に新ジャンルに挑戦しているのである!
 看護婦・メイド・スチュワーデス・OL・仲居さん・・・・。
 食堂のおばちゃんから果ては電撃鬼娘まで、その挑戦は飽くことを知らない。

 先にシャワーを浴びた私は、白いバスローブに身を包み、脱衣所で着替えているであろう藍子が来るのを心待ちにしていた。
 もうすぐだ、もうすぐ、私に理想郷が訪れる・・・!
 「で、できました・・・。」
 恥ずかしそうな声で、藍子がドアの向こうから声をかける。
 「ああ、入ってくれ。」
 私は意識してぞんさいに答えを返す。
 返答を聞いて、ドアがゆっくりと開かれる。
 
 キタキタキタキター!!
 
 濃紺の水着。いや、各所にフリルの着いた制服に身を包んだ藍子が、ドアの向こうに立っていた。
 羞恥心のために顔を真っ赤に染め、もじもじと胸元を隠すように左手を持ってきている。
 お盆に乗せられた残りのスイーツであるチョコレートパフェが、右手に支えられていた。
 
 藍子が身を包んでいるのは、エンジェルモートの制服である。
 通い倒して数ヶ月。
 店長の園崎氏を口説き落とし、破格の値で購入したこの最終兵器!
 想像通り、いや、想像以上の破壊力である。
 ドレスと水着の核融合。人類の辿り着いたエロスとフェティズムの境地。
 誰もが「お~持ち帰りぃ~☆」を夢見てやまないこの制服を、私はッ!私はアァッ!!
 
 「あ、あの・・・あなた・・・?」
 すっかり陶酔しきっていた私に、藍子の声が当惑した様子で声をかけた。いかん、いかん。
 私は正気に戻って藍子の姿を見た。
 成熟した大人の女性しか似合わない制服のはずだが、藍子の大きな胸のせいか、胸元がきつく見える。
 下手に肉が付いていると途端に魅力を失うビキニラインもしっかりと整い、フリルが可愛く揺れていた。
 「うん、綺麗だよ、藍子。」
 正直にほめると、藍子は顔を伏せて恥ずかしがった。
 「でも、ここでは『あなた』じゃない。ここはお店なんだ。『お客様』じゃないとね。」
 「はい、お客様・・・。」
 この『お客様』というのが重要なところだ。
 メイドならば『ご主人様』・『旦那様』。女生徒ならば『先生』と、そのジョブに合わせた呼び方をしなければ魅力が薄れるというものだ。
 「じゃあ、ウェイトレスさん。そのパフェをもらおうか。」
 


277: ◆CoudB9M4c2
07/09/24 21:40:51 EXKka3DL
 「はい。どうぞ、お客様。」
 藍子が私の前にひざまづき、パフェをスプーンで掬う。
 おずおずと差し出したパフェを、私は口に含んだ。さすがはエンジェルモート、味にも手抜かりはない。
 二・三度同じことを繰り返すと、私はスプーンを優しく藍子の手から奪った。
 「お客様?」
 「ウェイトレスさん。これじゃ冷たい。口移しで食べさせてくれないかな?」
 一瞬、藍子は驚いたようだが、この要求が意味することを察してか首を縦に振った。
 茶色のパフェを一口含み、唇を私に近づける。
 「んん・・・。」
 唇が触れ合って、冷たい感触が広がった。藍子が舌で押し出すパフェを受け取り、飲み込む。
 私は全て注挿された後も、藍子の口腔へ向けて強く口を吸い、舌を伸ばした。
 「ふ、う・・・っ。」
 藍子の舌が絡まり、私のそれと絡み合った。お互いを求めて強く引かれ合い、口腔内で踊り狂う。
 「・・・ウェイトレスさん。」
 私は藍子の顔を離して指を下に差した。見ると、茶色のパフェの一部が、バスローブの股間の位置に落ちている。
 「綺麗にしてくれないか?」
 「はい・・・。」
 藍子の手が股間に触れる。私の分身は既にいきり立ち、ローブの中で自己主張していた。
 お絞りで茶色の液体を拭き取ろうとすると、自然に硬くなったその部分に当たる。
 強すぎないよう、藍子が慎重に周りをぬぐっているのがもどかしい。
 生殺しのようなその感覚に耐えられず、私は藍子の耳元に囁いた。
 「今度は、口でしてくれないか?」
 藍子は上目遣いで私を見ると、上唇をそっと、舌で舐めた。
 瞳には淫らな光が宿り、欲望の火が体に灯ったことを、私に告げていた。
 ローブの前がはだかれ、分身が晒される。その分身に藍子は口付けし、うやうやしく口に含んだ。
 「うっ・・・。」
 瞬時に駆け抜ける射精への欲望。
 性感帯を知り尽くした藍子の動きに、私は翻弄されていた。
 口で含むだけでなく、手でもてあそび、舌を入れ、歯で甘噛みをする。
 貞淑な妻が淫乱なメス犬に変わるこの瞬間が、男としての征服欲をそそるのだ。
 私は藍子の頭を両手で押さえつけ股間に固定すると、その顔を撫で回した。
 愛撫に興奮しているのか、藍子は驚くことなく行為に集中し、更に口の動きを強めた。
 「くおおぉぉぉっ!」
 敏感な部分を舌でもてあそばれ、私は限界を迎えようとしていた。
 自ら腰を動かし、最後の瞬間まで導く。
 「出、出るっ!出るぞっ!!」
 先端から出る欲望の液体が、藍子の口腔を犯した。凄まじい勢いに、藍子がむせる。
 しかし、藍子は顔を引くことなく、私の全てを飲み干した。押さえきれなかった残滓が糸を引いて、唇から流れる。
 手を離しても藍子は分身から離れず、私の全てを飲み干そうと舌を動かしていた。


 

278: ◆CoudB9M4c2
07/09/24 21:42:59 EXKka3DL
 「もう、いいよ。ウェイトレスさん。」
 十分に分身が硬さを取り戻したことを確かめると、私は藍子の口から分身を引き抜いた。
 「あ・・・。」
 名残惜しそうに藍子が呟く。
 「今度は、ウェイトレスさんを頂くよ。」
 宣言して藍子を体の上に抱き寄せると、私は制服の布をずらして、分身を一番敏感な部分にあてがった。
 思ったとおりに、その部分には見なくてもぬめり気があった。
 「ふああぁぁっ!」
 一気に刺し貫く。二・三度律動するだけで、最奥まで至った。
 「思ったよりも、すんなりいったな。ウェイトレスさん、こういうのに慣れているんじゃないか?」
 「い、いや・・・。そんなこと・・・。」
 「でも、ほらッ!こんなに濡れて、咥え込むなんて、一度や二度じゃ出来ないモンだぞっ!」
 「あ、ふうっ!そ、それは、お客様、があっ・・・!」
 「くっくっく。そうだよなぁ、出来の悪いウェイトレスに、俺がたっぷり教え込んでやったんだからなぁ!!」
 「は、はひぃ・・・。わ、わたしは出来の悪いウェイ、ト・・・レスですぅ!!」
 「じゃあ、もっと、もっと教えてやらないとなぁ。男の味ってやつを!」
 「お、教えて、教えてくださいお客様ぁぁ!」
 いつの間にか創造していた役割に、私たちは没頭していた。
 私の求めたものに、創造以上のの反応を返してくれる最高のパートナーである藍子。
 改めて、私は彼女の全てを欲しいと思った。
 制服の前をはだけさせて豊かな胸に唇を這わせる。
 藍子も私の頭をしっかりと抱いて、話さない。
 安楽椅子がきつそうにギシギシと音を立てる。その音と私たちが生じる粘着音が、不思議なハーモニーを奏でていた。
 「あ、あなたぁ・・・!わ、わたし、もう、もうダメ、もうダメええっ!!」
 快楽によって素に戻った藍子が、限界を告げる。
 私も同じく限界だった。強く腰を動かして、最後まで密着した。
 「藍子、藍子!私もいくぞ!」
 「あなたっ!あぁ、あぁ、あぁぁぁぁ!ダメええええええぇぇぇぇぇぇ!!!」
 「あいこおおおおおおおおっっっっ!!」
 再び大量の白濁液が、藍子の中に打ち込まれた。
 『打ち合わせ』の終わりを告げるその流れはいつまでも名残惜しく、私の意識が途切れるまで続いた・・・。


 

279: ◆CoudB9M4c2
07/09/24 21:44:28 EXKka3DL

 「親父、話がある。」
 数ヵ月後のある日、圭一が真剣な面持ちで、私と藍子を食卓に呼び出した。
 隣には礼奈ちゃんが、同じように真剣な表情をして立っている。
 「どうしたの?藪から棒に。」
 藍子が怪訝な顔で、それでも優しい微笑を浮かべて答えた。
 あの日の事を気にすることなく、礼奈ちゃんは我が家に来て一緒に食事をしたり、圭一の部屋で過ごしていた。
 私もあの日の話題は避けていた(と、いうより触れようとすると圭一が噛み付かんばかりに起こるのだ)のでこれまでどおりの関係だったのだが、何か大事なことでもあったのだろうか。
 
 はっ!
 私は最悪のケースを想定した。
 最近の学生の進み具合は半端ではないらしい。しばらく前にあった「3年○組」では、中学生同士の妊娠がテーマとなっていたではないか・・・!
 自然と、私の顔はこわばった。
 KOOLになれ、前原伊知郎・・・!
 息子の全てを受け止めるのが父親じゃあないか。モデルガン事件の時と同じだ。痛い目に合わせて自分の過ちを後悔させた後、助けてやればいい。
 しかし、それに反して圭一の口から出たのは拍子抜けする言葉だった。
 「俺、前原圭一は、ここにいる竜宮レナさんと付き合っています。」
 一瞬、力が抜けた。
 そ、そうか・・・。考えすぎだったか。
 「わ、私、竜宮レナです。圭一君、いや、圭一さんとお付き合いをさせて頂いています。今日は、圭一さんのご両親に、交際を認めてもらいたく、お伺いしました。」
 恥ずかしそうに、圭一の隣で控えていた礼奈ちゃん、いやレナちゃんが顔を赤くして頭を下げた。
 その瞳を見ると、圭一を見つめていた。
 圭一のことを信頼しきっている。その意思が強く感じられる良い瞳だった。
 わざわざ、交際宣言に来てくれたのか。そう思うと、二人の律儀さと初々しさに、自然と頬が緩んだ。
 藍子を見ると。同じように微笑んでいる。
 
 これならば、告げてもよさそうだ。
 
 私は藍子の手を握る。
 「うれしいわ。それなら、レナちゃんは私たちの娘になるのね。」
 「歓迎するよ、レナちゃん。こちらこそ、圭一を頼むよ。」
 そして、私は藍子のお腹をさすり、二人に告げた。
 「ほら、お前も挨拶しなさい。お兄ちゃんとお姉ちゃんだよ・・・。。」


 終わり  


280:名無しさん@ピンキー
07/09/24 21:47:21 Bd/H5a16
>>279
リアルタイムktkr!
gj!


それにしても最近は珍しい組み合わせが多いなwww

281: ◆CoudB9M4c2
07/09/24 21:48:24 EXKka3DL
以上、投下を終わります。

毎回マイナーなネタになってすみません。

今回はこれまでと違って一人称にしてみましたが、慣れないので苦戦しました。

そろそろ部活メンバーの作品を投下したいと思います。

お目汚し、失礼しました。


282:名無しさん@ピンキー
07/09/24 22:24:04 EOQLwglJ
>>281
やばっ!最後はなんかいい話でじんわり温かい気持ちになっちまった!
改めてひぐらしは惨劇のお話じゃなくなったんだなぁって実感したよ
休日にいいもの読まして貰った。GJ!

283:名無しさん@ピンキー
07/09/24 22:28:03 zxfJF/lE
>>581
GJ!!!
この組み合わせは初めて見たけど、普通にいいな。
あと初々しい圭一とレナに萌えた

284:名無しさん@ピンキー
07/09/24 22:43:27 iTUABAwC
イチローと藍子か・・・GJ
イチロー見てるか?

285:名無しさん@ピンキー
07/09/25 00:22:04 1aMI9mhA
>>281GJ
ひぐらしファンにとって受難のときに
いいものを投下してくれてありがとう

286:名無しさん@ピンキー
07/09/25 01:24:24 YNprlPYo
>>281
どんだけGJなんだよ……あまりの良い展開っぷりに全俺が感動したぜ。
鬱なニュースばかりの中で投下してくれたお前に感謝するぜ。

287:名無しさん@ピンキー
07/09/25 01:54:29 5rjexEHW
なんて夫婦だ……
その血筋もKOOLに流れていると思うと


ところで最初の方に伊知郎がK1の肩を叩いて人差し指を突き出したのは、親指の間違いじゃないよな?
なんか気になったもんで

288: ◆CoudB9M4c2
07/09/25 08:37:17 qU9evbxn
>>287
ご指摘のとおり、素で間違えていました。
指を間違えるなんてどんだけ発症してるんだ私は・・・。
応援してくれた方々、すいません。ちょいと鬼隠しに遭ってきます。


しかし、斧での事件がまた起こりましたね。
それがひぐらしに関連付けされるのに、正直怒りを覚えます。
斧や金属バットで殺すのは残酷で、銃や刀で殺すのは残酷ではないのでしょうか。
スレチな話題で失礼しました。

289:名無しさん@ピンキー
07/09/25 11:26:49 4pYrDVMu
SSの出来そのものにはなんの不満もないんだが
読んでたら両親のSEXを目撃してしまった時のことを思い出して鬱になってしまった・・・

290:名無しさん@ピンキー
07/09/25 12:23:09 p+6GfhvQ
>>281
超GJ

素晴らしいです
勉強になるよ

次のSS楽しみにしてる

291:名無しさん@ピンキー
07/09/25 13:24:58 inpqHew9
幼姉妹(真魅音×真詩音)エロ投下します。
携帯からなので見づらいかもしれませんが、宜しくお願いします。

292:園崎姉妹の黒歴史
07/09/25 13:28:22 inpqHew9
「お姉、起きてくださいよ。……お姉ったら」
「う、う~ん…。も、ダメ…無理ぃ…」
綿流し祭の打ち上げ後、すっかり出来上がってしまった魅音は私の膝を枕にして伸びていた。
厄介な事になったもんだ。既に今日は泊まると言ってしまった。
一晩これの面倒を見なきゃならないのか…うんざりしながら、今日の事を思い出す。

「本当に二人はそっくりだなぁ」
「そっくりなのは顔だけじゃないんですよ?ほらっ!下着の色も……」
「ぎゃああああっ!!?あ、あんた何すんのよぉおぉお!!!!!!」

真っ赤になって泣きそうなお姉の顔を思い出すだけで笑えてきた。今日は随分とお姉をからかった気がする。
……こういうスキンシップを、笑って出来るようになるなんて、凄い進歩だ。
ここまで思考を巡らせて、私はまた苦笑した。
今更こんな事を思い出すなんて、……今日は私も酔ってるのかな。
柱に頭を預けて、ゆっくりと目を閉じた。

293:園崎姉妹の黒歴史
07/09/25 13:30:25 inpqHew9
―数年前。それはまだ私が『魅音』だった頃の、ほんの些細な悪戯だった。
友人達との隠れんぼの途中、私は少しでも鬼の子の裏をかこうと、普段訪れる事のない河原へと駆けていった。
予想通り、そこは私が一番乗り。あとは死角になる岩の影にでも隠れて、戦況を見れば良い。
そう思って一歩を踏み出した時、かさり、と足から砂利以外の何かを踏んだ感覚が伝わる。
何だろ?……紙?足元に視線を落とすと、それはどうやら雨風に晒されて変色し、みすぼらしい姿に変わり果てた週刊誌…のようだった。
流れついたのか、誰かが捨ておいたのか周辺には同じような雑誌が点々と転がっていた。
ったく、汚いなー……。眉を顰めて踏みつけていた足をどける。
再び駆け出そうとした私は驚きに目を見開いた。週刊誌だと思っていたそれは、どうやら、……世間でいうエロ本という物だった。
今なら一蹴するような低レベルの内容だったが、当時の私は色褪せた女の裸体から目を逸らせないでいた。

294:園崎姉妹の黒歴史
07/09/25 13:35:29 inpqHew9
―暫しの間の後、私はゆっくりそこに腰を落とす。そして、石を使って直接触らないよう注意しながらページを捲る。
初めて見るものばかりだった。気持ち悪いけど、……もっと見たい。
妙な背徳感と好奇心に背中を押され、更にページを捲って凝視する。
何度か繰り返した時、私はぎょっとした。
見開きには何枚もの絡み合う女の写真。―そう、所謂レズ物ってやつだ。
「うっわ……」思わず声が漏れる。こんなの女同士で出来るんだ。変なの。ばっちいな。
なのに、私はそれらの記事から目が離せなかった。日が暮れ始め、辺りがオレンジ色に染まっても、睨み付けるように、ずっと見ていた。

「魅音ちゃんみっーけ!」
遠くから聞こえる友人の声にハッとする。隠れる事を忘れていた私はあっさりと見つかり、その日はお開きとなった。


――――
「あっ。お姉ちゃん、お帰り!」
「お帰りなさい、魅音さん。もうすぐお夕飯ですよ」
「んー……ただいまぁ」
出迎える詩音と葛西に適当に相槌を打つ。
家に帰ってもずっとアレが頭から離れない。私はご飯中も、風呂に入ってもずっと上の空の侭だった。

「じゃあお姉ちゃん、おやすみ」
「…おやすみ」
パチリと電気が消される。真っ暗で静かな部屋。……目を瞑るとアレが鮮明に浮かんできて眠れない。
イライラしていると、ふと背中越しに聞こえる詩音の寝息に気付いてそちらを見る。
「…………」


―どんな感じ、なんだろう。
気付いたら私は体を起こし、もぞもぞと詩音の布団に潜り込んでいた。
ちょっとだけ、……ちょっとだけ、試してみよう。詩音は妹だし、そういうのは知らない筈だから大丈夫。
私は頭まで布団で覆うと詩音の上に重なった。

295:園崎姉妹の黒歴史
07/09/25 13:41:49 inpqHew9
そっ…とパジャマの上から体を撫でる。詩音は小さな呻き声を洩らして身を捩った。
ゆっくりゆっくり、パジャマの中に手を忍ばせて、鎖骨辺りまでたくし上げる。緊張と興奮で、ゴクリ…と喉が鳴った。

「……。お姉ちゃん…?」突如聞こえた、寝ぼけた詩音の声。驚いて思わず手を引っ込める…が、既に遅し。こんな状況、どうやって説明すれば良いんだ。
「な、何して……んっ…?」
手で詩音の口を塞ぎ、もう片方を人差し指を立てて自らの唇に当てる。
「しーっ!何でもないから、ちょっと静かにしてて」
ぱちぱちと瞬きして不思議そうに私を見る詩音に視線で念を押し、再び体に手を伸ばす。……もう隠す気なんかなかった。……いや、詩音になら別にバレても良いと思ってた。この子が怒ったところでどうってことないし。
「お、おね…ちゃ…!むぐ…」
驚いたような声を無視して、私と同じ程度に膨らみかけた乳房にそっと触れる。
「……詩音、痛い?」
ゆっくりと力を込めて揉むと、それは芯があって堅かった。
ふるふるっと無言で首を左右に振る詩音は恐らく真っ赤になっているだろう。私には容易に想像出来た。
両手で優しく解すように揉みしだく。詩音はパジャマの襟元をくわえて堪ていた。
「っぁ……!」
指が突起に触れた時、びくっと詩音の身が跳ねる。
「……ここ、痛い?」
指の腹でそっと撫でながら視線を上げて様子を見る。
「ん、んん…ち、ちが、う…けど……」
恥ずかしそうに顔を逸らしてもごもごと返す様子に、今日得た知識を反芻する。

「……もしかして、気持ち良いの?」
きゅっと強めに突起を摘むとまた詩音は声を漏らした。
「やっぱりそうでしょ」
「ぁ、ぁっ…ち、ちがっ…!」
いつもと違う詩音の声。息も上がって、摘んだ突起も心なしか硬くなっているようだった。
すごい、あの本の通りだ。
「っ、ひゃ…!ぁ…お、お姉ちゃっ…!?」
すっかり興奮しきった私は満足出来ずに、片方の突起に吸い尽く。
「や、やだぁ……お姉ちゃん、やだっ…」
私の髪を握り込んで、いやいやと首を振る詩音にイジメてやりたい気持ちが膨らむ。

296:園崎姉妹の黒歴史
07/09/25 13:47:58 inpqHew9
ちゅっ…じゅる、ちゅう…
音を立てて吸い、飴玉のように舐ってやった。そのどこか懐かしい感覚が私にも心地良く、詩音の荒くなった息遣いを聞きながら夢中になって愛撫した。
「はぁっ……はっ…。ん、んんっ…」
長い間覆い被さる私を挟むようにして、もじもじと動く足に気付き、先端から唇を離す。……銀色の糸が隙間から漏れる光できらりと光って綺麗だった。
「どうしたの?もしかして、おしっこ?」
落ち着きない様子の詩音に問うと、潤んだ瞳は戸惑ったようにさまよい、小さく分からないと言った。
「そろそろ、こっちも見たいと思ってたんだ」

丁度良かったので、身を起こし、パジャマのズボンに手をかける。
もうちょっとだけ。もうちょっとだけ良いよね。
びくりと再び詩音の体が跳ね、驚いた表情で私を見る。
「やっ!な、…なんでっ……!?ちょ、待って…お姉ちゃんっ…!」
「…静かにしなって。変なんだったら私が見てあげる。おしっこじゃないんでしょ」
「で、でも……そんな、恥ずかしいよ……」
「どうせ私と一緒なんだから、今更だって。ね?」
「う、うぅ……」
嫌がる詩音を黙らせて、私は半ば無理矢理ズボンと下着を引っ張った。
「……!」
詩音は目を固く瞑って耐えていた。脚を大きく広げて、そこを、見る。

「うわ……」

思わず声が漏れた。初めてちゃんと見る、女の子のあそこ。それは想像以上に複雑な形をしていて……いやらしかった。
私のも、これとおんなじなんだ。そう思うとドキドキした。
まじまじと見た後、大きく息を吸ってから、そっと指で触れる。
くちゅ……。
小さく、響く水音。そこは少し滑っていた。
「詩音……。なんか、濡れてるよ…?もしかしてしちゃった?おしっこ」
「し、してな……」
「でも、ほら……」
もう一度、指を這わせて割れ目をなぞる。先よりも大きく水音が響き、詩音が呻く。
「っぁ…ん!ゃ…」
「詩音……ここも気持ち良い?」
「ちがっ……。は、はぁっ…」
そんな事知っていた。あの本でもここを触ってたから。
「あっはは……、詩音のエッチ」
「っ……!」
陶酔しきった声で煽ると、割れ目に指を挿し入れる。詩音が息を飲むのが分かった。

297:園崎姉妹の黒歴史
07/09/25 13:53:18 inpqHew9
ちゅっ…くち…ちゅくっ…
初めての感触に指を探るように動かす。その度に詩音は小さく喘ぎ、身を震わせた。
「っん、くっ……ひ、あ、ぁっ…あっ……!」
そのうち、割れ目の中の一番硬い部分を指で押した時に、この子が一番反応する事に気付いた私は、面白くてそこを執拗に弄った。
指先で円を描くようぐりぐりしたり、つまんだり。まるで玩具のスイッチのようで、何度も何度も繰り返した。
「あ、あ、あっ……ゃっ、お、ねぇちゃ……んっ」
背中を仰け反らせ、ビクビクと体を震わせて悶える詩音の顔は、もうぐしゃぐしゃで。
「詩音。詩音のここね、すごいよ。ほら、…もうお布団までびしょびしょなの」
「ん、んんっ…ふっ…、も、も…やっ…!」
顔を寄せて囁いて、示すように大きく水音を響かせる。間近で見る詩音の表情が……あまりに、その………だったから、私は思わず口付けた。
そしたらもう本当にどうでも良くなって、舌で伝う涎を拭い、ちゅうちゅうと夢中で唇を吸いながら下半身を弄る手の動きを早める。
「んっ…む、ぐ…ふ、ふぇっ……」
詩音の手が私の揃いのパジャマを強く強く握り、足が体に絡みつく。
「も…ダメ?もう、つらい?」
返答は無い。…私は名残惜しさを感じつつも、詩音のスイッチを最後にぎゅっと強く摘んだ。
「っ!あっ…ふぁ、あっ、あ……っ!!」
詩音の体が大きく震え、…やがてはぁはぁと荒い息だけを残して静かになった。様子を窺うと、どうやら気を失ってしまったようだ。
取り敢えずそれから私はパジャマを直して証拠隠滅を図る。そして、ぽすんと隣に横になると……詩音を大切なお人形のように抱いて、眠りについた。


―それから私はこの行為の虜になり、夜な夜な詩音の布団に潜り込んでは体を弄ったり、触らせたりして遊んだ。詩音と秘密を共有するのが楽しかった。
そういう関係は暫く続いたけど、……あの事件。
そう。私が詩音になり、あの子が魅音になってからは自然に…というよりかは互いに気まずくて、するのを止めた。物理的にも離れてしまったし。

298:園崎姉妹の黒歴史
07/09/25 13:56:08 inpqHew9
そうして今に至る訳だけど、振り返ってみると……とんでもない事をしてたと思う。無知故の恐ろしさというか、若さ故の過ちというか。
それはあの子も同じのようで、その件には一切触れないし、私達の間では所謂『黒歴史』となっている。
だから互いにじゃれるのを避けていたんだけど、最近は…そうでもない。何故か自然と戯れる事が出来る。
時が解決してくれたのだろうか。恋の話で盛り上がり、小突きあって笑う。姉妹として健全化していくようで嬉しかった。
私の膝に頭を預けて、相変わらず間抜けた顔で眠る魅音の頬にそっと触れ、撫でる。
「……詩音。ごめんね?」
その時、ぽたりとスカートに落ちる雫。


魅音の、涎だった。

……こんな顔、百年の恋も冷めるってもんですよ。私は脱力すると、静かに魅音をずらして自らも寝る準備を始める。
……そう、互いに思い人が出来た今、忘れた方が良いのだ。
明日になったら今日の酔っ払いお姉の痴態をネタに遊んでやろう。
そんな楽しい未来に思いを馳せて、私も深い眠りについた。

299:園崎姉妹の黒歴史
07/09/25 13:57:54 inpqHew9
以上です。
設定的には一応10歳位だと思って頂けると嬉しいです。

300:名無しさん@ピンキー
07/09/25 14:04:06 I8C6+5Ck
>その時、ぽたりとスカートに落ちる雫。
>魅音の、涎だった。

ちょwwwwww台無しwwwwww
何がともあれGJ!


301:名無しさん@ピンキー
07/09/25 21:55:55 Pq1EW6nf
久々の双子キター!GJ!!
幼女属性なかったのに萌えてしまったぜ…!

302:名無しさん@ピンキー
07/09/25 22:35:41 UTrqb2FN
>>281
堪能した♪
茜さんとは違った、主婦な人妻ってのもいいなあ。GJ。

>>299
こいつぁなんておピンクなww GJ。

303:名無しさん@ピンキー
07/09/26 01:18:56 9Op9yI4o
これは



エロイ

304:名無しさん@ピンキー
07/09/26 13:44:19 MUjW8cw5
保管庫に新しいのがうpされてるな

305:名無しさん@ピンキー
07/09/27 00:22:46 9qWnQ3lS
GJすぐる

306:名無しさん@ピンキー
07/09/27 17:36:54 gpzM1qpo
12 :名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 23:39:53 ID:H2XsxThh
ベッドサイドの明かりをぼんやりと見つめながら、夏妃はごろりと寝返りを打った。
「あ…」
身じろぎするだけで、大量に出された白くどろりとしたものが己の内から流れ出てしまう。
それをもったいないと思う反面、酷使された身体は全く動いてはくれなかった。
「もう、解いていただいたのに…」
今まで荒縄にきつく縛られていたせいか、全身がひりひりと痛む。
ここ最近、とても夫婦の愛の営みとは言いがたいほどの異常な行為を蔵臼から求められるようになった。
彼は行為の時、夏妃を妻というより従属する奴隷のように扱った。
右代宮家嫡男蔵臼に嫁いで早数年…未だ懐妊の兆しすらない夏妃に対し、蔵臼が焦れているのは明らかだった。
彼女の細い肢体を乱暴に組み敷き、己の欲望のままに貫く。
抵抗は許されない。
なぜなら、右代宮家は完全な「男尊女卑」の家系。
この一族に嫁ぐということは、夫である蔵臼に支配されるということだ。
夫である蔵臼は、その一族の中でもことさら自信に満ち溢れた傍若無人な男であった。
4人兄弟の長兄であり、この強大な右代宮の跡取りとしての立場は、蔵臼の元々の性質と相まって彼を尊大にしていた。
だが、それでも嫁いだばかりのころは、まだ蔵臼も優しかった。
大きな手に触れられるのは、恥ずかしくも心地よく、強引ささえとても頼もしく思えた。
だから、彼の為にこの身を捧げようと幼い夏妃は誓ったのだ。
だが、子を成せない夏妃に対する風当たりはとても強く、彼女の決意はどんどん崩れていくのだった。
そして、持病の頭痛と癇癪を併発するようになり、蔵臼はそんな夏妃を持て余すようになってしまった。
右代宮家でたった一人の夏妃の「家族」であるはずの蔵臼すら、夏妃をかばうことはなかった。いや、むしろ子作れない夏妃を責めたてた。
だが、どんな蔵臼の無体な行為も、夏妃は必死で耐えた。
耐えることこそが貞淑なる妻だと信じて…。

ギィ…と重々しい音を立てて、扉が開く。
「夏妃、続けるぞ」
シャワーを浴びていた蔵臼が戻ってきたのだ。
無骨な蔵臼の手が夏妃の身体を無造作に開いていく。
乳房を乱暴にもみしだき、足の間を強くかき回して、ぐちゅぐちゅと上がる水音が上がる。
痛い、痛い、痛い。
ただでさえ身体はだるく、辛いのに、蔵臼は優しくなどしてくれない。
だが、仕方ないのだ。
借り腹の務めを終えるまでは、自分が耐えるしかないのだ。
子どもさえ、子どもさえできれば、夫も自分もちゃんとした夫婦に戻れる…きっと。

「はい…夏妃は…あなたのお望みのままに」
そう呟いて、夏妃はゆっくりと目を閉じた。




307:名無しさん@ピンキー
07/09/27 19:50:47 VYC4gmJa
終わりでいいのかな? あと、大分下がっているのageる。

308:名無しさん@ピンキー
07/09/27 21:35:57 z0r9k0ft
>>298
GJ!これは新しいシチュエーション。幼女でも双子のエロさは異常
魅音のよだれにも萌えたw

309:名無しさん@ピンキー
07/09/28 09:27:53 ZkDOFkoq
>306
ああ、うみねこ単体スレ落ちたのか。
転載GJ!

310:名無しさん@ピンキー
07/09/28 22:21:48 A8TJOezl
保管庫
超GJ
続きWKTK

311:名無しさん@ピンキー
07/09/29 00:27:04 b1mCuWD1
>>306-307
なんで途中からなんだ?


312:名無しさん@ピンキー
07/09/29 00:30:38 Ivbqtavs
元々、>>306の部分だけだったんじゃね

313:名無しさん@ピンキー
07/09/29 00:39:37 b1mCuWD1
単発スレをこっそり覗いた時より短くなった気がしたが、そんなことはなかったぜ!

314:名無しさん@ピンキー
07/09/29 00:52:00 wiZXun85
夏妃はドM
ローザはMとみせかけてS
エヴァはツンとデレの差が激しい
キリエは親子丼食ってる

反論は認める。

315:名無しさん@ピンキー
07/09/29 14:40:14 6g4GBsnd
シャノンはカノンを食ってるよ。間違いない。

316:名無しさん@ピンキー
07/09/29 18:06:34 hIpNjXKQ
シャノンのあのスリットから伸びた膝がぐりぐりと壁に押し付けたカノンのチ○コを虐めるんだな
そして膝の裏でチ○コを挟み込んでの膝ズリでフィニッシュ
その全てを立ったまま行う二人

317:名無しさん@ピンキー
07/09/29 21:39:10 J6mLYh40
熊沢について誰か詳しく

318:名無しさん@ピンキー
07/09/29 23:13:55 wiZXun85
>>317
割烹着の似合うメイドさん
好きな食べ物は鯖
登場していきなり主人公とフラグを立てようとした
本編ヒロイン最有力候補

319:317
07/09/30 00:15:31 HqpBFz0d
>>318
性的に詳しく

320:名無しさん@ピンキー
07/09/30 01:01:11 vo8WkcOD
巨乳

321:名無しさん@ピンキー
07/09/30 01:02:15 rs/pSccI
処女

322:名無しさん@ピンキー
07/09/30 03:01:35 WcCgr/NT
うみねこの処女、童貞キャラはインゴット並に貴重なんだぜ。

323:名無しさん@ピンキー
07/09/30 06:44:24 OFeB+kIr
>>322
真里亞、朱志香、嘉音あたりは未経験っぽい

324:名無しさん@ピンキー
07/09/30 06:53:30 rFcNV61C
1番左違かったら嫌な事件だね・・・

325:名無しさん@ピンキー
07/09/30 08:45:23 NKaUPHJD
魔女達は処女だろう?

326:名無しさん@ピンキー
07/09/30 10:30:30 gYG/guq8
魔女達が梨花ちゃまやリアルベアトとは違う存在ならば、
旅の魔女ベルンが非処女で、ヒキっぽいベアトが処女という可能性もある。

327:名無しさん@ピンキー
07/09/30 12:33:41 6m+ZrHlk
女は30越えても処女だったら魔女になれるらしい

…と、どこかで聞いた
だからベアトもベルンもラムダも全員処女←結論

328:名無しさん@ピンキー
07/09/30 13:31:29 WcCgr/NT
バトラの生尻を見て、黄色い悲鳴を上げるベアト様もそれはそれで良い。

329:名無しさん@ピンキー
07/09/30 18:18:10 BJwL22Fm
>>327
やべ俺の職場、魔女の巣窟だわwwww

330:名無しさん@ピンキー
07/09/30 21:50:20 JSNLA/Uh
前スレの方とは別人ですが
L5トミーと鷹野さん話を投下します

331:LUNATIC 1/7
07/09/30 21:55:54 JSNLA/Uh
「鷹野さん、窓を開けてくれるかい」

 そこには笑いながら片手を回して窓を開けるよううながすジロウさんがいた。運
転席の私を外からのぞき込んで居る。私は車内からぼう然と見ていた。ジロウさん
の笑顔を月明かりが照らす。恐いほどに穏やかな笑顔だった。

 窓ではなくドアを開いたのは、それが私の無意識から来る願いだったのだろう。
私が愛した人はいつも、私を置いて死んでしまっていた。だから、あの世から私を
迎えに来て欲しいと願っていた。

 子どもの頃は何度両親が迎えに来る夢を見たかわからない。死にたくはなかった。
けれど、生きる意味もわからなくなっていた。愛した人はみんな死んでしまってい
たから、この世で愛した人を私は殺した。殺して、誰にも奪われないようにするた
めに。

 そして今、殺したはずのジロウさんが私の目の前で笑っている。ジロウさんには
H173を投与して、路地に捨てた後だった。
 私が立去る前にジロウさんは目覚めてしまったのだ。

「こんな夜中だけど、なんで僕達はこんな所にいるんだろうね……」

 照れ笑いしながらジロウさんがつぶやく。私は眉が寄るのを自覚しながらも
笑ってしまった。今のジロウさんはL5の末期なはずだった。
 それでも、私を信頼しきっている顔に頬が歪む。

 山狗に抑え付けられながら、私を拒絶した時の記憶をジロウさんは自分で封印
して、いつものように私の側で笑っていた。

332:LUNATIC 2/7
07/09/30 21:59:02 JSNLA/Uh
 その姿に雛見沢症候群を全身で否定されているようで憎らしく感じる。

本当にこの人はバカだと思った。一度信じたものは、死んでも信じきるとでもいう
のだろうか。

「ジロウさん、覚えていないの?さっきまでどこにいたのか」
「……うーーーーーん」

 考えこむ表情に普段のジロウさんとはやっぱり違うと確信する。こんな時のジロ
ウさんは慌てながら訳の分からない事をしゃべり続けていたはずだ。私はその様子
が面白くて何度困らせたかわからない。

「覚えてないのね。幸せな人」
「ものすごく嫌な夢を見たような、そんな気がするよ」
「そう、夢を見たの」
「夢だよ。夢じゃないと困る。小此木くんや山狗のみんなに抑え付けられて……
君に……」
「私に?」
「こんな事を言って良いのかなぁ……」
「殺されそうになったのなら、夢じゃないわよ」

 ジロウさんの私を見る目が大きく開いた。そして、私に一歩踏み出す。私はジロ
ウさんに抱きついていた。

「夢じゃないわ。私、あなたを殺したの」
「……僕は生きてるよ」
「そう想い込みたいだけ。もう死んでいるの」
「なら、なぜ君もここにいるんだい?」
「私も死んだのかもね。あなたと一緒に」
「どうしていつも、君はそんな悲しい冗談を言うんだい?」

333:LUNATIC 3/7
07/09/30 22:04:10 JSNLA/Uh
 抱きしめ返すジロウさんの腕と声は柔らかいものだった。怒りも憎悪もなにも
ない、寂しさと悲しさがこもっているようだった。

「冗談じゃないのよ」

 本気だと続けようとした唇は塞がれて、言葉が止まった。舌に絡みつく熱さに、
ジロウさんの抱きしめる腕の強さと食い込む指の痛みに、私はまだ生きている事を
感じた。少しずつジロウさんの吐息が乱れ始める。雛見沢症候群は理性から奪って
ゆく。

 私の下腹部にジロウさんのものが熱を持って触れていた。キスを止めるとジロウ
さんは私を抱きしめながら肩で息をしていた。

「ご、ごめん……ごめん、こんな所で……」
「ジロウさん」

 私はジロウさんに抱きかかえられた。私はジロウさんのうなじをなでながら耳も
とに囁きかえす。

「ジロウさん、続けたいなら車に入って」
「……う、うん」

 限界まで下げた助手席にジロウさんを座らせ、シートの背もたれを後部座席へ
倒す。そして私がジロウさんの上に座る。途惑うジロウさんが私の頬に手をそえた。
暖かい手に私は微笑み返しながらジロウさんの前をくつろがせる。

 元気になっているジロウさんのものを取り出して、シートから下りると屈んでジ
ロウさんのものを口に含んだ。大きく口をあけたつもりだったけれど、それでも歯
が当たりそうになるのを感じて一度顔を引いた。

「……ごめん、無駄に大きくて」
「謝る必要はないのよ」

 口に含まず舌先と指で刺激を与えながらジロウさんの反応を伺った。

334:LUNATIC 4/7
07/09/30 22:07:28 JSNLA/Uh
「鷹野さん……僕にそこまでしなくていいよ。僕と鷹野さんは不釣合いだってわ
かってるつもりだよ」
「ジロウさん?」

 ジロウさんの言葉に自虐的なものが滲んでいた。そして、それがジロウさんの発
症でもあったのだろう。ジロウさんの疑心暗鬼が向かうのがどこなのか。それは他
者とは限らないのだ。
 自殺したおじいちゃんがそうだった。痴呆で衰える脳に恐怖し、私を傷付ける前
に私の前から去っていったのだ。

「ジロウさんを選んだのは、私なの。わかる?」
「……鷹野さんには研究がある。邪魔はしたくない」

 ジロウさんの言葉を遠くに聞きながら、私は今罰を受けている。そんな気がした。

「ごめん、鷹野さん。僕……君の事を愛してないわけじゃないんだ」
「わかってるわ」
「どうしたのかな、今夜は。なんだか気味が悪いよ」
「恐いの?ジロウさん」

 ジロウさんは俯いてなにも言わなかった。のしかかり、抱きしめると大きな体が
震えていた。キスをする。手を添えたジロウさんの頬や喉にかなりの熱を感じた。
発症している。発症しているのに、この人は困ったように微笑んでいた。

 私の一番好きな笑顔を浮かべて、私の腕の中にいた。

 どうして良いのかわからずにいると、ジロウさんの腕が背中に回り腰をなで始め
た。そしてお尻から太股へと手がのびてゆく。私は何も言わずジロウさんにしがみ
ついた。
 エンジンの切られた車内はせまくて暑苦しい。汗ばんで肌にまとわりつく服を強
引に脱がされると痛みが肌を走った。
下着ごとパンツを下ろされ抱きかかえられる。

335:LUNATIC 5/7
07/09/30 22:10:29 JSNLA/Uh
「鷹野……さん」

 誰を相手にしているのかわからないような表情なのに、ジロウさんは私の名前を
呼んでいた。遠慮のなく太い指が私の中に入り込む。嫌悪感はないけれど痛みに体
が硬くなるのを感じた。
普段なら、普段のジロウさんならこれだけで私からそっと身を引いてくれていた。

 奥に何があるのか探るように太い指が入り込んでゆく。最初は引きつれる痛みが
あった。一度受け入れると私からあふれたものが潤滑剤になり、増やされる指を受
け入れていく。

 キスもない、言葉もない、ただ、なすがままにされるしかない行為に私はジロウ
さんにしがみつく。今までのジロウさんとの事がどれほどまで大事にされていたか
を思い知らされていた。まどろっこしいと思う事も、面倒だと思う事もあったのに、
今はそれが懐かしかった。

 乱暴な指でしかないのに。引きぬかれるのを察すると私の腰が揺れて指を引き止
めようと下腹部に力が入ってゆく。今の状況はずっと願っていた事なのだ。ジロウ
さんが体だけを目当ての男なら、となんども思っていた。
なんども、なんども願っていたはずなのに。 ……こんな時にそうなるなんて。

「ごめん、大丈夫かい……鷹野さん」

 ジロウさんの声がした。顔を上げてジロウさんの表情を見る。視線が定まってい
ない様子に現実の私じゃなく、ジロウさんの思い出の私と話しているのが見て取れた。

「……痛いわ」
「鷹野さん……ごめんっ……ごめんっ」

336:LUNATIC 6/7
07/09/30 22:15:14 JSNLA/Uh
 皮肉っぽくささやいてもジロウさんの腕は私の腰を抱え込んだ。そして自分の
ものを私にあてがい強引に引寄せてゆく。熱さと痛みが内股を押し上げていた。
私の体はそれなりに受け入れる準備ができているはずだった。それでも引き裂か
れるような痛みを覚えながら強引にジロウさんが入りんで来る。

 ジロウさんにとっては欲望を素直にぶつけただけなのに辛くて仕方がない。

「鷹野さん、キツイ……力を抜いて」

私は何も言えずに首を横に振る。痛みに声も出なかった。頬を伝う涙で初めて自
分が泣いている事に気がつく。酷い事をされているわけじゃない。ジロウさんの
配慮が普段より薄いだけだ。

それだけのことなのに私の体は拒絶するように軋んで、下肢に痛みを響かせていた。

「ごめんっ……」
「ジロウさん……ダメ、ジロウさん」

 喉をかきむしっているジロウさんの手を取って指を絡めた。指を絡め合う様に
手を握りながらキスをする。唇を軽く開くとジロウさんの舌が入って来た。腰を
自分から動かして少しでも楽な体勢を探す。けれど、車内でできる体勢は限られ
ていて痛みは決して楽にはならなかった。
 そのままジロウさんに動かれ、私は内蔵をかきまわされている気分だった。

「は……、あっ……ああっ、や……、ジロウさんっ!」

 叫んでも止まらない動きと、痛いほど握り締められる手に、ジロウさんが普段
とは違う事を体に刻み込まれていく。叫んでも、泣きわめいても動きは止まらない。
むしろ、奥へ奥へと楔を打ち込まれるように痛みが頭へとかけぬけていた。

337:LUNATIC 7/7
07/09/30 22:19:47 JSNLA/Uh
 弾かれるように目を開くと、胸倉をつかまれて頬をはられた後だった。タバコ
の匂いで小此木だと悟る。若干乱れていたものの身なりは整えられていた。私は
あのまま気を失っていたらしい。

「ずいぶん派手に可愛がられておられましたなぁ」
「……見てたの」
「時間になっても待合わせ場所に来られないと、あちらから連絡入ったもんで」
「ジロウさんは?」
「部下と遊んでますんね。……角材拾って追いかけてたから、富竹のヤツかな
りキテやがんなぁ……」
「私を守ろうと必死なのね、きっと」

 小此木の視線を感じたけれど私は視線をあわせなかった。

「富竹の所に行きたいなら、送ってやるぞ」

 私はその言葉に小此木の頬を叩いた。叩いた手の平が痛むのを感じ、どれほど
強い力で叩いたのかを思い知らされる。小此木は唇のはしを切ったようだったけ
れど、血をぬぐいもせず薄く笑っていた。

「それでは三佐、後の事はよろしくたのんますん」

 怪しい雛見沢弁でそう言った後、白々しく敬礼すると小此木は私の前から消えた。
私はハンドルを握ってエンジンをかける。車を走らせると途中で道端に倒れ込んで
いるジロウさんを見つけた。
 私はアクセルを踏みこんで遅れた時間を取り戻そうと目的地に急ぐ。

 もう、後戻りはできなかった。

338:330
07/09/30 22:35:58 JSNLA/Uh
以上で終わりです

>>271の健気さと
>>722のレスに萌てしまい
勢いで書き上げました

お二人同様、自分も
前スレのL5トミーと鷹野さんを
お待ちしています

そして遅レスですが、>>110の富鷹gj
澪設定の富竹は原作に比べて
はっきり話す男前なんですよね

おじゃまいたしました

339:名無しさん@ピンキー
07/09/30 23:25:19 788cUsje
>>330-338
あなたが神か。
涙腺決壊しました超GJ!!

340:名無しさん@ピンキー
07/10/01 00:46:01 XJaxBFS+
>>338
いい意味で難しい・・

341:名無しさん@ピンキー
07/10/01 01:48:07 XnfXzLb2
>>338、超GJ!
やっぱみよみよは富竹じゃなきゃ駄目なんだろうな
痛くすると本文みたいにいやいやしそうで(;´д`)ハァハァ

つーか小此木見てたのかwww

342:名無しさん@ピンキー
07/10/01 08:19:40 JkJrpiI4
おはようございます。あんまり寒いから会社やすんじゃった。
昨日ひょっと思いついた話投下します。
ひょっと思いついたわりには意外に長いです。
何レスとかちょっとわかりかねます。

カプは詩×レですが直接絡むわけじゃないんですよね。
直接じゃなくても百合なの?
タイトルは「詩ぃちゃんの保健室」
次レスからです。 弱気レナ好きな人におすすめかもしれません。
よかったら読んでみてください。

343:名無しさん@ピンキー
07/10/01 08:22:07 JkJrpiI4
雛見沢分校の保健室には午後だけ保健の先生がいました。
名前は園崎詩音。
午前で本来の学校を抜け、沙都子にお弁当を届け、ひととおり談笑したあと、彼女は保健室に行きます。
それっぽく白衣なんかも着ちゃってノリノリです。
宿題などで時間を潰し、放課後まで待ちます。

――コンコン

おや?今日も先生のもとに誰かが駆け込んできましたよ。
「…ぅう…詩ぃちゃぁん…」
竜宮レナです。赤い顔をしてなんだか苦しそうです。
「あらあらレナさん、熱ですか?なら私じゃなく監督に――」
「違うの…『詩ぃちゃんの保健室』に相談なの…」



344:名無しさん@ピンキー
07/10/01 08:23:14 JkJrpiI4
レナさんの言う『詩音の保健室』とは要するに『性の駆け込み寺』である。
私はいろいろ早熟な人生を歩んでしまい、バカみたいに性の知識を溜め込んでしまっていた。
保健の先生…というか悩める女性の大概の悩みに答えられるようになってしまったので、
何かに役立てられないかと思案するとひとつ思いついた。

雛見沢だ。

お姉の通う分校には女性教諭がいるものの、性教育なんておしべとめしべ程度のものらしい。
そんなんじゃいざってときに間に合わない。
だから、部活メンバーでも年上のお姉とレナさんを呼んで徹底的に性教育を叩きこんだ。
二人も多少は知識があったらしく、講義はけっこうスムーズだった――のだが、
『何かあったときに困るから定期的に来てよ!保健室貸してあげるからさ!』
というお姉の一声にレナさんも賛同し、
めでたく『詩音の保健室』が開院しましたとさ。

345:名無しさん@ピンキー
07/10/01 08:23:49 JkJrpiI4
二人もちょくちょく雑談に来ていたが、まさか本当に本来の目的を果たそうことになるとは…

「で、どうしたんです?」
顔を赤らめてもじもじするレナさんを保健室の椅子に座らせて、
私はあくまでも優しく問いかける。
「……ぁ…あのね、あのね…詩ぃちゃんはさ、女の子の日が近いときにさ…その…その…」
「あぁ、欲情しますよ。」
――優しくするんじゃないのか詩音!
ピシャリと言い放った自分にうっかり突っ込んでしまう。
やっぱりやめた。
こんなもの遠回しにする意味はない。
信頼の置ける同性どうしなんだから直球で答えるに限る。
「全然普通です。生理前なんてみんなそうですよ?
私もはじめは戸惑いましたけどね。」
「…それでね…それでね……収まる方法ってないのかな?…かな?
このままじゃお勉強上の空で…せっかく圭一くんが教えてくれてるのに…失礼だから…」
暑いから脱ぎ捨てた白衣を椅子にかけて、
私は顔を真っ赤にさせたレナさんに近づく。
「だいたいなら自慰で収まりますよ。やり方知ってますよね?」
にっこり笑顔で記念すべき第一回の診察が終わる――はずだった。


346:名無しさん@ピンキー
07/10/01 08:26:34 JkJrpiI4
「…知らないの…」

どうやら、やはりこの子は一筋縄では行かないらしい。
「…………そうですか。まぁ無理もありません。
前回の講義ではお二人とも知ってるものと踏んで説明しませんでしたからね。」
驚かなかったと言えば嘘になる。
鈍感お姉よりは知識のあったこの子が知らないとは。

「…その、こんな相談恥ずかしいんだけど………詩ぃちゃんに、教わりたいな…?」

正直クラッときた。私は悟史くんを愛する異性愛者のはずなのに。
どうして目の前の美少女が眩しいんだろう。
赤い頬に潤んだ瞳。小動物的な弱さを見せ、上目づかいでこちらに助けを求める。
さらには生理前で欲情ときた。
これはもう据え膳喰わぬはというやつではなかろうか。
――いやいや!私は保健の先生だ!
彼女の勉学に励むための真摯な願いを受け止めるだけなんだ!
落ち着け、クールになれ園崎詩音。
深呼吸をして、―さぁ、仕事を始めよう。
「わかりました、そこに寝転んでください。」
「うん…」
この分校では何かあれば入江医院に直行になっているらしく、少し固いベッドがひとつあるだけだった。
レナさんひとり乗っただけでかなり軋む。


347:名無しさん@ピンキー
07/10/01 08:28:24 JkJrpiI4
「…私は乗れないなぁ……あ!椅子に座ればいいんだ!」
キャスターつきの椅子を引き寄せてベッドの隣に座る。
「…うーん、脱ぐのは恥ずかしいですよね…。じゃあ、少し足開いてください。」
「これぐらいかな?…かな?」
回りくどいのは嫌いだから胸でなく最初から挿入を教えることにする。
胸で得られる快感なんてたかが知れているし。
「あ…大丈夫です。じゃあ、手取りますよ。
いいですか?あくまでも自慰の方法を教えるだけなので、基本的には自分で指を動かしてくださいね。」
半分自分に言い聞かせているようなものだった。
レナさんの腕をとり、場所を示して、…まぁコツぐらいは伝授しようか。
「ちょっと失礼しますね。…あ、大丈夫かな…」
「ひゃうっ…!」
一度下着の中に手を入れ、十分に潤っているか確かめる。
いくら欲情していても実際にそこが濡れていないと痛いだけなのだから。
それだけでも感じたらしく、目を閉じて身体を強ばらせるレナさん。
私の与えた刺激でまた蜜が溢れてくる。うん、これなら大丈夫。痛くない。


348:名無しさん@ピンキー
07/10/01 08:28:59 JkJrpiI4
「じゃあ実際に自分の手でやってみてください。
入口を触るだけでも十分な刺激になると思いますから。」
「…うん」
意を決したレナさんが、私が触ったときの真似をする。
「ん!……ふぁ…ぁ…っ」
慣れない感覚も感じてしまうらしく、目をつぶって快感に耐えていた。
「そのまま指を中に入れて、関節を曲げてみてください。そのまま動かして刺激するんです。」
「え?ぅん……ひぁ…あ…ぁああ……はぁっ…ぁ…ん…」
顔を真っ赤に染めて行為にふける。
はじめての感覚に相当感じているらしい。呼吸がだいぶ激しくなってきた。
「…はぁ……ぁ…あ……はぁ…詩ぃちゃ……なんか…レナ……わけ…わかんなく…なりそ……ぁあ…」
女性のオーガズムなんてそんな簡単じゃない。
しかし今の彼女は軽く達するだけでも相当未知の領域だろうからこの反応も無理はない。
「大丈夫です、もっと早く指を動かしてみてください。怖くないから安心してわけわかんなくなっちゃってくださーい」
私がそう言うと、レナさんは自身の制服を握っていた手を私に伸ばし、手を握ってきた。
「…ぁ…ん………詩ぃちゃん……詩ぃちゃ…ぁ…あ…あ…―――!」


349:名無しさん@ピンキー
07/10/01 08:29:48 JkJrpiI4
最後は声になっていなかった。
目をぎゅっとつぶり、身体が小さく跳ね、私の手も強く握られた。
「…………はあ……はぁ…はぁ……」
「どうでした?気持ちよかったですか?」
虚ろな目をしたレナさんに話しかける。
はじめてでそんなこと聞かれて答えられる訳がないのに。
やっぱ私はSなんだなぁ…
「…よく…わかんないや…」
「そんなもんです。お家で気が済むまで試行錯誤してみてください。」
「…ありがとう。…あのね、もうちょっと…このままでいいかな…?」
「ええ。構いませんよ。疲れたでしょう?起こしてあげるからどうぞお休みください。」
「…ぅん…そうするね…ありがと」
彼女はゆっくり眠りに落ちた。


350:名無しさん@ピンキー
07/10/01 08:30:51 JkJrpiI4
「…さて」
…予想通り。私のショーツも濡れていた。
指を挿しこめばいやらしい水音がする。
こんな場面を見て思春期の女の子が反応しない訳がない。
「………ッ……んん……んっ!……んぅ……ん…ッッ………」
ベッドの掛布団に噛みついて起こさないように声を抑える。
「……ん………んッ………ん……んぅ………ん…ッッッッ……ん………!!」
情けない事に三分も持たない。
そのぶん一晩に何回も没頭してしまうのだけれど。

「じゃあ、ありがとね詩ぃちゃん。また明日!」
「はい、さようなら。明日も来ますから、よかったら寄ってくださいね」

「はーい!」
夕焼けに染まった彼女がやけに美しくて、なんとなく悔しかった。

「園崎診療所、本日これにて閉所ーっ!」
ひぐらしの声が、帰り道をずっと彩っていた。

351:名無しさん@ピンキー
07/10/01 08:33:35 JkJrpiI4
以上です。お楽しみいただければ幸いです。
詩音もレナも大好きなんで楽しく書けました。
…目明しの詩音のレナ苦手は考えないでくださいw
ありがとうございました。

352:名無しさん@ピンキー
07/10/01 12:26:24 8k3B9/lp
とりあえず次から投下するときはsageでよろしく

353:名無しさん@ピンキー
07/10/01 12:50:15 8fGw8D2+
なんという、GJ。
昼休みにこんなもん、みつけてしまうとはw
後、投下するときはsageたほうがいいよ。

354:名無しさん@ピンキー
07/10/01 16:58:32 JkJrpiI4
素でsage忘れてました…

355:名無しさん@ピンキー
07/10/01 18:33:08 Y4WOuXB1
>>354
設定すると便利


356:名無しさん@ピンキー
07/10/01 19:34:08 bWKLdANd
>>351
GJGJ!百合好きの俺に潤いをありがとう

357:名無しさん@ピンキー
07/10/01 21:21:57 E/z6cOx4
>>351
なんという素晴らしい診療所ww

358:名無しさん@ピンキー
07/10/01 21:59:00 XJaxBFS+
これは実にエロい・・・

359:名無しさん@ピンキー
07/10/02 05:46:27 T2CbddzZ
>>351
なんて素敵な診療所なんだ、GJww
俺も行きてぇぇ
苦手=嫌いじゃないから問題ないだろ
この2人他の編では結構仲良いからな

360:大逆転!!―皆殺し編― ◆CRIUZyjmw6
07/10/02 22:32:48 0slE63Ox
遅くなってすみません。最近、色々と忙しかったもので。orz

短いですが、皆殺し大逆転の沙都子パートを書いたので、読んでやって下さいまし。

消費レス数は3です。
なお、陵辱ものではありますが、内容は圭一の妄想となっております。

361:大逆転!!―皆殺し編― ◆CRIUZyjmw6
07/10/02 22:35:31 0slE63Ox
背中で腕を縛られた状態で地面に転がされた沙都子に、俺は近付く。
「……な、……何をするんですの? やだ……お願いですから、やめて下さいまし。やっ……あああぁっ」
俺は沙都子の服をビリビリと破き、そしてその切れ端で沙都子を目隠しした。
「いやっ……ああっ? 何? 何をなさるおつもりなんですの?」
しかし俺は沙都子の問いかけには答えず、無言で沙都子の服を脱がしていく。……沙都子の膨らみかけの双丘に息を吹きかけると、沙都子はぴくんと身をよじらせた。
くっくっくっ……どうやら感度はいいみたいだな。
続いて下の方も脱がしていく。
「やあっ!? やめっ!! やめて下さいませ圭一さん。そんな……ああっ」
瑞々しくむっちりと締まりのある太股……日頃からの山を駆けめぐっているせいか? それがまたそそるなぁ。
「くっくっくっ……何だ沙都子、お前まだ生えてないのか。可愛いスジだなあ、おい」
「なっ!? いやっ! ど、どこを見ているんですの? そんなところ見ないで下さいましっ!?」
じたばたと藻掻く沙都子の脚を抱え込み無理矢理開いていく。
俺の目の前には沙都子の……何一つとして覆うもののないスジ。
両腕で沙都子の太股を抱え込みながら、俺は沙都子のスジへと舌を伸ばした。
「ひっ……いぃっ!?」
沙都子の柔らかく小さなスジに舌を当て、割れ目をなぞると、沙都子は悲鳴を上げて身をよじらせた。
「な……あぅああっ!? 何? 何っ!? 何ですのこれ? 圭一さん、あなた何をしていらっしゃるんですのっ!? やぁっ!? うあああぁぁっ!!」
それだけじゃない。俺は沙都子のスジの中へ舌を挿入していく。
「何? 嫌あっ!? 何が……何かが私の中に入ってきますの。…………ぬるぬるして、くぅんっ? やだ……そんなところ、掻き回さないでええぇぇ。にーにー。助けて……助けてよ、にーにー」
いやいやと必死に首を振る沙都子の目から涙が流れる。
沙都子の小さなスジが、俺の舌先でヒクヒクと痙攣した。
俺の唾液の他に、ぬるりとしてほろ苦いものが混じってくる。
俺はにやりと笑みを浮かべ、沙都子の上に体を乗り出していく。
沙都子の頬に舌を這わせながら、膨らみかけの乳房に手を置く。
ぐにぐにと揉みしだくと、沙都子は痛みと羞恥で悲鳴を上げた。
「もうやだ。……やあ……やだぁ…………助けて、助けてよ。にーにー。にーにー……」
俺は「にーにー」と泣き喚く沙都子の唇を俺の唇で塞いだ。
「むぐぅ? んんっ!? ……むぅっ!?」
荒々しく沙都子の口腔へと俺の舌を挿入し、貪る。
逃げまどう沙都子の舌を逃がさないように俺は自分の舌を絡め、そして生暖かい唾液を啜った。


362:大逆転!!―皆殺し編― ◆CRIUZyjmw6
07/10/02 22:37:37 0slE63Ox
「ふぅっ……うむぅ……うぅ」
沙都子の柔らかい舌……そしてむせび泣く嗚咽が、俺の欲情をより強く煽り、びくんと俺のものが強く脈打った。
俺は荒い息を吐く沙都子から唇を離した。
沙都子の上で、服を脱いでいく。
その音……特に、ジッパーを下ろす音に沙都子は敏感に反応し、びくりと体を震わせる。
「け……圭一さん。あの……いったい…………何を……してるんですの? まさか……?」
沙都子の顔から血の気が引いた。
くくく……さすがにこれは気付いたようだな。
俺は膨れあがった怒張をズボンから取り出す。
「ねぇっ!? 圭一さんっ! 圭一さんっ!! 答えて下さいましっ!?」
何言ってるんだ沙都子? お前……もう分かってるんだろ?
沙都子を無言で見下ろしたまま、俺はにやにやと笑みを浮かべる。
「ひぃっ!? な……なんですの……? この……熱くて……固くて……まさか……そんな、本気……なんですの?」
むき出しの下腹部に怒張が触れると、沙都子は頬を引きつらせた。
俺は亀頭の先を沙都子のスジへと当て、じっくりと擦り付ける。
ハァハァ……やっぱり堪らねぇぜ、これからこの小さなロリ***に挿れるのかと思うと、それだけでイっちまいそうだ。
「や……やぁ……いや…………やぁ……」
がたがたと身を震わせる沙都子。
今頃は、何とかこの状態で押しとどまって欲しいと思っているのだろう。
だが、そうはいかない。
さぁ…………挿れてやるぜ沙都子っ!!
「いっ……ぎっ……あああああぁぁぁぁぁ~~~~っ!!??」
わずかな湿り気しかない……沙都子の狭い入り口に、俺は無理矢理に挿入していく。
まだこんな力が残っていたのかと意外なくらいに、沙都子は生きがよくピチピチと悶えた。
はははっ……それにしても凄ぇ……さすがだ。凄い締め付けだぜこいつは……マジで最高だ。


363:大逆転!!―皆殺し編― ◆CRIUZyjmw6
07/10/02 22:39:36 0slE63Ox
「痛い……痛い、痛いいいぃぃっ!! 助けて、助けてえええぇぇっっ!!」
しかし俺はお構いなしに沙都子の膣内に怒張を出し入れし、奥まで小突き回す。
俺のものを飲み込みきれないというのが、どうしようもなく残念で、そしてかえってより強く……もっと奥までという欲望の炎を強くしていく。
悲鳴を上げる沙都子の中で、俺のものが止まることなく熱を帯びていく。
ダメだ……気持ちよすぎて、止められねぇっ……!!
駆け上ってくる射精感に目が眩みそうだ。
「くっ……ふっ……ううっ」
「えっ!? やぁっ!? ああああぁぁっ……。あっ……ああ……あ、熱い……です……わ」
どくんどくんと、俺は沙都子のスジに精液をまき散らす。
何度も脈打ちながら、俺の欲望は沙都子の中を満たし……そして零れた。
ずるりと俺は沙都子のスジから怒張を抜き出す。
そしてその場に立ち上がり、力無く横たわる沙都子の顔を両手で掴み、上半身を無理矢理起こさせた。
「はっ……あああっ……あっ……あ?」
俺は沙都子の口に親指を入れ、無理矢理口を開けさせる。
そして俺は、今だ固く……そして精液にまみれた怒張を沙都子の口に突っ込んだ。


「―と、いう感じか? せっかく、性に疎い幼女なんだ。どうせなら何がどうなっているか分からないまま、恐怖感を与えてその反応を楽しみ、かつ性知識に疎いままにするという……ある意味、処女性を残した楽しみ方が乙ってもんだ」
『おおおおおおおおおぉぉぉぉぉっ!!』
俺が説明を終えると、山狗達は歓声をあげた。
ふっ……お前らも、なかなかスジがいい。もうこの域まで到達するとはな……恐れ入ったぜ。
「じゃ、……じゃあ、Rを陵辱するとしたら……どうするんで?」
「梨花ちゃんか……? そうだな……梨花ちゃんは―」
「ちょっと……圭一? マジ?」
勿論じゃないかと親指を立てて見せると、梨花ちゃんは何故か溜め息を吐いた。



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