【シルバーFSR】須田51・ghm作品【killer7NMH】at EROPARO
【シルバーFSR】須田51・ghm作品【killer7NMH】 - 暇つぶし2ch2:1
07/09/05 23:42:17 nz6uWd13
意外と需要あるのやも…と思って立てた次第。
MNHも女の子豊作だしこの際やってまえーと。

とりあえずムーンライトは入れても良いものか意見を聞きたい。

3:名無しさん@ピンキー
07/09/07 22:57:44 NigwHKtX
ホリーえろいよあげ

4:名無しさん@ピンキー
07/09/08 19:13:03 RwJfSY5N
メイドサマンサものでも書くかね

5:名無しさん@ピンキー
07/09/08 22:34:40 c0Okz/V3
wktkして待ってるぜー
そういえば51ゲにおいて公式でほのめかされてるカップルて大抵年の差だな。
乙女心然りモリカワとハチスカ然り。

6:名無しさん@ピンキー
07/09/09 17:48:28 NBQhinym
コヨーテと楓の8歳差はまだありそうだが、ダンと楓の13歳差はさすがに驚いたw
カーティスには遠く及ばないが。

7:名無しさん@ピンキー
07/09/09 20:59:27 mGJ//9sL
暴君人の事云えないなってうお何をするやめあwせdrftgyふじk
正直暴君も裸足も年相応に見えてなかったから実年齢知った時はビビったぜ…

8:名無しさん@ピンキー
07/09/11 20:47:42 4GufIel2
サマンサはメイドだし楓はエロいし
こんないい女が二人もいるなんて羨ましすぎるぜ、Killer7男性陣。


9:名無しさん@ピンキー
07/09/11 21:32:50 CkXwHToO
>>8
しかしケヴィンはハードゲイだしコンは子供だし初期設定曰く楓はマスク嫌いだし、
なんやかやでkiller7人間関係でまともに相互感情ありそうなのは乙女心くらいな罠。
あとなんかコヨーテは報われなさそうなイメージがある。

そういえば楓の死因初期案(キバクララ)が公開レイプ(の比喩)にしか見えないのは俺だけなのかな。
磔にしてダーツの的、しかも下腹部(子宮)狙いってどう考えても…とか思ってたら、
楓があれだけTVでファックファック云うのも解る気がしてきた。
息絶えるまでキバクララの下卑た笑い聴いてたろうし、男性不信陥ってたりするんじゃないのかとか。
いやそんなシチュが好きとか決してそういう訳ではないんだ…が、
それ含めたシチュとかあったら萌えるな と…大して変わんねぇか。

10:名無しさん@ピンキー
07/09/13 00:48:44 Nist8wGY
ダンもコヨーテも楓の事好きって女の趣味似てるのかな。
それ知ったらお互いすごく嫌な顔しそうだww
まぁたまたまかもしれないけど。

11:名無しさん@ピンキー
07/09/14 00:18:13 F46lIzEQ
>>11
目に浮かぶようだwww
で、当の楓本人は二人の口論を他人事のように眺めてるんだろうな。

12:名無しさん@ピンキー
07/09/14 00:19:13 F46lIzEQ
自分に自分でレス入れる俺OTL
>>10だった…

13:名無しさん@ピンキー
07/09/14 00:54:55 tF8MddYz
そもそも二人共どういう経緯で楓を好きになったんだか気になる。
コヨーテは一目ぼれとかでもいいけど、ダンは同盟唯一の女性だから
ちょっかいかけてるうちに、うっかり本気とか萌える。

しかしダンとコヨーテだと恋の鞘当てとかいうレベルじゃなく本気で血の雨が降りそうだな…

14:名無しさん@ピンキー
07/09/14 01:36:13 9ITtEvoG
俺は副読本を見た感じだと、ダン←楓←コヨーテな気がしてたんだが…
もちろん楓を巡っての三角関係も萌えるがな

15:名無しさん@ピンキー
07/09/14 19:22:12 F46lIzEQ
>>13
それは非常に萌える>うっかり本気
と、血の雨降らせたことのある人が申しております。ギャグだけど。
>>14
ダンは自分以外のこと興味なさそうな感じもするよな。
俺は三角形の頂点が楓だったからダン→楓←コヨーテかな?と思ったけど。

16:名無しさん@ピンキー
07/09/14 20:30:28 sjRNtiTo
楓女王様だな。鞭でも持たせるかww

17:名無しさん@ピンキー
07/09/14 23:19:50 9ITtEvoG
副読本67ページの楓の台詞
「メイク変わってるの分かる? 分かんないか、男は…。無頓着だものね、そういうの」
が、なんかダン←楓だなと思ったんだ
実際、ダンでキャラ切り替えの時に言われる台詞だし

どっちにしろ、殺伐とした愛って雰囲気なんだけどな

18:名無しさん@ピンキー
07/09/14 23:26:36 sjRNtiTo
御主人さまと奴隷みたいな感じ想像してたよ>ダンと楓

ところで、眼鏡秘書ジュリアたんが男どもに弄ばれる小説はまだですか

19:名無しさん@ピンキー
07/09/15 00:12:55 IKqtiVK2
色々妄想してみたが、どうにも歪んだ愛情しか思い浮かばない罠

取り合えずスレが立った記念に、ダン×楓(エロ無し)を
根底は愛だが、暴力的な表現があるので、嫌な方はスルー推奨
NGワードはタイトル「生きる」を
以下投下↓

20:生きる1/3
07/09/15 00:14:12 IKqtiVK2

 生気のない女。

 ダンが楓に感じた第一印象はそれだった。
 本当に「生きて」いるのかと問われれば、自分だって怪しい物だが、楓に比べれば自分は遥かに「生きて」いると言える。

 他のメンバーと比べても、ダンが「生きる」ことに対して執着していると思うのは、決して気のせいではないだろう。
 それが、かつての師匠に対する執念であったとしても、だらだらと生き長らえている大将や掃除屋に比べれば、この執念がある限りは、自分は「生きる」ことに意味を見い出し続けるに違いないと。

 だからこそ、楓の無頓着さ加減が気になったのかも知れない。

 年頃の女性らしく、メイクや衣服にこだわりはあるようだが、それも彼女の性癖で直ぐに血に染まる。
 真っ赤に濡れた時だけは、妙にぎらぎらと輝いているようにも思えるが、そうでない時は、本当に生きているのかも疑わしい。

 何故生きる。
 死に近しい行為を好みながら、それでも尚生きる理由があるのか。

 ダンには分からない。
 だからこそ、彼女が「生きる」瞬間を見てみたいのかも知れない。


 平手で張り飛ばした瞬間、楓の体はいとも簡単にソファに沈んだ。
 他の誰もが見て見ないふりをしている事を、ダンも楓も知っている。
 約一名、いつもならばしゃしゃり出て来る者もいるが、先日の仕事で、まだ「戻って」いない。

 殴られた楓は、起き上がろうと肘掛けに手を付いたが、その前にダンは覆い被さるようにして、楓の動きを止めた。



21:生きる2/3
07/09/15 00:15:02 IKqtiVK2

「こっちを向け」

 冷たく言い放つと、楓はゆっくりとではあるが、ダンの言葉に従う。
 頬は真っ赤に染まっているが、その瞳に生気はない。

 いつもと変わらない表情だ。

 その唇に噛みつくようなキスを与えると、一瞬楓の瞳は揺らいだが、深く舌を絡め取ると、瞼は閉じられ、何の色も見えなくなった。

 じわじわと昇る熱を感じながら、ダンはネクタイを緩めて、楓の頬を撫でてみる。
 微かに熱い頬は、先程の自分の暴力がどれ程のものかを物語っていたが、ダンは気にも留めずにその手を首筋へと滑らせた。

 滑らかな肌。少し浮きすぎな気もしないでもない鎖骨。
 両手を首に沿え、少し圧力を加えてみると深い口付けの隙間から、くぅと楓が呻いた。

 手に加えた圧力はそのままで、唇を離す。
 だらしなく開けられた唇は唾液に塗れ、ピンク色の舌が覗いていた。

 それに伴い、閉ざされていた瞼も押し上げられる。

 つい先程まで、淀んだ水面のようだった瞳だが、更に両手に力を加えると、仄かに光が宿った。

「どうした」

 自分でも背筋が痒くなるぐらい、優しい声が出て、ダンは薄ら寒くなる。
 溢れた笑みは、知らない者が見れば恐怖に脅えてしまうのだろうが、楓は口端を引き上げて見せた。



22:生きる3/3
07/09/15 00:16:01 IKqtiVK2

 はくはくと動く唇からは、掠れた吐息しか溢れない。
 ダンは両手を離すと、ソファの背もたれに手を付いて、楓の顔を覗き込んだ。

「言いたい事があるなら、はっきり言えよ。ン?」

 口許に耳を近付ける。

 乗し掛られた楓は、自由にならない体を動かし、何とか右腕を引っ張り出す。
 その手でダンの胸ぐらを掴むと、満面の笑みのままで、掠れた声を漏らした。

「─糞野郎」

 言うなり、ダンの首筋に腕を絡め、より深い口付けを自ら望む。
 貪るような口付けを受けながら、ダンは笑みを深めて楓の体に手を伸ばした。


 生気のない女。

 だが、彼女が「生きる」瞬間は確かにある。

 血に塗れた姿。
 そして、この瞬間。

 もっとその姿を見てみたいと、ダンは思う。
 他の誰も知らない瞬間を、自分だけが知っていると思うだけで、妙な高揚感を得るのだが。

 その気持ちに名前がある事を、まだ知らない。



23:名無しさん@ピンキー
07/09/15 00:17:25 IKqtiVK2
以上

神が現れるのを心待ちにしながら、ランニングスマイルと走ってくる

24:名無しさん@ピンキー
07/09/15 00:17:39 JNGmvQJJ
>>18
ちょっとまてそんな爛れた主従はハーマンとサマンサだけで十分だというか噴いたww
ジュリアさんがフクシマに弄られるのはどっかのファンフィクで見たぜ。
エロとはいかんまでも組み合わせとしてはデポールが自然なのかな。

25:名無しさん@ピンキー
07/09/15 00:26:28 JNGmvQJJ
>>23
おっばああああああぶねぇえええええええええええ!!割り込まなくてほんとよかった自分…!
ありがとう…ありがとう…!あなたこそが神だ!
個人的には歪んでるというか刹那的だと思う。
作品自体のオーラからしてそうなんだけど、幸せになれなさそうな空気が漂ってるというか。

26:名無しさん@ピンキー
07/09/15 15:01:33 bav6hWcg
検索から来て、なんかおかしいと思ったらエロパロ板か。
まぎらわしいからスレタイに「エロ」って入れといてくれよ。

27:1
07/09/15 15:19:39 JNGmvQJJ
それはスマンかった…が、
少なくとも1000行くか容量超えて次スレ行くまでは無理だった筈だ>スレタイ変更

28:名無しさん@ピンキー
07/09/15 16:59:01 bav6hWcg
>>27
知ってる

29:名無しさん@ピンキー
07/09/16 02:26:17 /f28sZ3E
>>23
キタキタキタ、このスレ最初の神がキタァァァァー!

エロなしなのにかえってものすごくエロい気がしてしまうのはなぜ。この二人の雰囲気か?

30:名無しさん@ピンキー
07/09/16 02:53:28 8WfhEP8Q
ダンと楓は雰囲気がすでにエロい気がする
それぞれ単品でも十分エロいのに、その二人が絡んでるとそれだけでもうね

31:名無しさん@ピンキー
07/09/16 12:44:20 u0wWNAdE
>>30
楓の不安定さに関してはそういう手法があるんだってよ。キャラデザのテクとして。
男と女って云う性質そのものは勿論のこと、色々対照的要素多いのも一因してると思う。
服のカラーリング(黒×白)とか性格とかあと前髪の分け目とか。

あとどっかで見た話なんだが、映画における男女カップルの理想的身長差は15cmなんだそうだ。
うん、勿論ダンと楓で身長差計算したよ。14cmだった。正直身悶えした。もう全部51の計算通りって事にしとく…

32:名無しさん@ピンキー
07/09/16 13:11:29 /f28sZ3E
へぇ、須田氏もいろいろ考えてるんだなぁ。
特に深くも考えず楓は綾波、ダンは女版アスカだととらえていた俺だけど、あながち間違ってないのかも。

まぁ身長差に関してはダンが男にしては低身長だし…いやなんでもない

とりあえずチヅルさん待ち。


33:名無しさん@ピンキー
07/09/16 13:12:31 /f28sZ3E
女版じゃねぇや男版だよ…ごめんよ、俺のアスカ…

34:名無しさん@ピンキー
07/09/16 15:06:53 u0wWNAdE
>>33
云い忘れたけど>>31の件はghm公式発言でなくて某少女革命アニメのビデオジャケット絵解説だった。
だから楓の通称(「暴君」とか「業者」)のために、イラストで履いてたサンダル脱がせたって可能性もあるよ。
つかkiller7キャラは皆低身長気味だよな。ケヴィン大男云う割りに175だし。

俺の場合は極東学園天国の山金とレンだった。>ダンと楓

35:名無しさん@ピンキー
07/09/17 17:22:01 wVbu2yuF
NMHはホリーとナオミ博士が性的過ぎるな。そんな俺はシノブスキーという名のage

36:名無しさん@ピンキー
07/09/19 20:41:53 FB/6GuWV
リンダのあの服装はこのスレ的にどうなのよ

37:0g96 ◆LWOziasR7o
07/09/19 23:52:07 z1SsNv59
>>36
美味しいに決まってるじゃないか…!しかし相手が思いつかない罠。

所で今から暴君裸足を投下しようと思う。以下の独自設定、描写がダメだと云う人はNGかけてくれ。
・仕事が無いときの人格はホテルユニオンの各部屋で生活
・リストカット、拘束
では今から投下しますー


38:(茨姫)、またはその醜悪なパロディ 1
07/09/19 23:55:22 z1SsNv59



 ラジオから流れ出すのはノイズ交じりのピアノだった。
 ホテルユニオン四階、404号室に置かれたラジオはもう随分年季が入っている。
 確認した憶えはないが、確かここに置かれたのは1960年代くらいだったと思う。こうしてささやかながらに電波を拾うだけでも奇跡のレベルと云える代物だ。
 しかし、楓は別にラジオが聴きたいわけではなかった。雨だけでは埋まらない沈黙がなんとなく苛立たしかったから、BGM代わりに付けていると云うだけで。
 楓は何をするでもなく、ただぼんやりとベッドに身体を横たえていた。枕の下から油紙に包まれた剃刀が顔を覗かせていたが、それで何をするというわけでもなかった。
 そのつもりだった。

 ただ、いつまでも降り続ける雨の音が煩わしかった。

 左手首を何かが通るような感覚を覚えたが、それも一瞬の事だった。
 しくじった、と楓は思う。
 たった今楓の左手首に生まれたばかりの傷は浅く、丁度紙で指を切ってしまった時のように薄皮一枚で留まってしまっていた。
 傷が変に浅いと、かえって痛みが残るのだ。
 それでも引き裂かれた毛細血管は物理法則に従って、管の中で脈動と共に流れていた液体を、傷口から押し出し始める。
 浮かぶ血球は楓の腕から滑り落ちることもなく、ただの痂皮(かひ)と成り果てるのだろう。
 割と全てがどうでもよくなってしまった楓は、剃刀ごと自分の両腕をベッドに投げ出して、気だるさに何の疑いも持たずに従おうとした。
 瞼が降りきる寸前で部屋のドアが開く音がして、そういえば鍵はかけてなかった―そんな事を思い出しつつ、楓は部屋の入り口へと顔を向ける。

 廊下の照明に照らされたシルエットを見た瞬間、地の底を這っていたラジオの音量が増した気がした。



39:(茨姫)、またはその醜悪なパロディ 2
07/09/19 23:56:35 z1SsNv59

 雨の日はいつもこうだ。
 別段疲れているわけでもないのに体から疲れが滲み出して、ひどくだるいような、眠いような、そんな感覚に襲われる。
 力無く四肢を投げ出す自分に覆い被さる影を、楓はぼんやりと見つめていた。
 男―ダンは楓の顔のすぐ横に左手を突くと、そのままベッドの端に腰を下ろす。枕元に行くに従って、二人の影が重なる格好だ。
 
「よう」

 云って、ダンは楓を見下ろしながら薄く笑う。
 ここには時計というものが無い。時間の概念は空の姿でしか解らない。
 ノイズ交じりのラジオから途切れ途切れに聴こえる声が今は夜だと告げていたが、どの道そんな事が解らなくとも関係はないと、楓は思う。
 ダンはいつもの黒いスーツに、紺のシャツと白いネクタイをしていた。
 ダンにはタイピンを着ける習慣がないので、自然とネクタイは重力に従って楓の胸元へと落ちる。
 居心地の悪さに楓が身じろぐと、ダンの右手が楓の左腕を捕らえた。そのまま空いた左手で楓の首筋を焦らすように撫でる。

「…」 

 ちりちりとした感覚に楓の唇が戦慄く。
 気がつけば、いつの間にかダンはベッドに膝立ちになって楓の体を跨ぐ格好になっている。どうやら逃がす気などさらさら無いようだった。
 そのまま顎を取られて、唇付けられるかと思った瞬間、唐突にダンの体が遠ざかる。
 不意に、ダンに掴まれたままの左手首に力が込められるのを感じて、楓はその理由を察し思わず身構えた。
 部屋の中で唯一灯るベッドサイドの暗いオレンジが、細められて温度の冷えたダンの昏(くら)い眼を薄く照らしている。
 僅かな沈黙の後、微かな舌打ちと、衣擦れのような音がしたのがほぼ同時だった。
 左腕が持ち上げられたかと思えば、そのまま頭上で右腕と交差させられてネクタイで手際よく縛られる。楓は反射的にそれを解こうとしたが、思ったより結び目は固く、自分の力では解けそうになかった。


40:(茨姫)、またはその醜悪なパロディ 3
07/09/19 23:57:25 z1SsNv59

「…ッ何、すんのよ…!」

 楓は眉根を寄せてダンを睨み付けるが、当の本人は何一つ悪びれることもなくスーツのジャケットを肩から落とし、事も無げに云って見せた。
 
「血が出てるなら止血するのが当然じゃねえのか?」

 馬鹿云わないで、それならこんな真似する訳ないじゃない―そういった楓の反論は結局、ダンの唇に塞がれて消えた。
 噛み付くと形容するのが相応しいそれに、楓の息が詰まる。絡め取られてきつく吸われると、ぞくぞくとしたものが背筋を走った。
 予感にも似た、熱になるにも足りない重さを腹の底に感じながら、楓は瞼をきつく閉じる。
 ラジオは一際耳障りなノイズを断末魔代わりにして、そのまま沈黙していた。それに反比例するかのように雨の音が増す。
 楓は意識のどこか遠くでその音を聴いていたが、それもすぐに他の感覚に取って変わられる。絡み合う舌の感触、腰に当てられた無骨な手、男の熱。
 今やそれらに抗う術を失くした楓は、白い喉を仰け反らせ掠れた声で喘ぐ。
 身じろぐ度に痛む戒めが、ひどく悔しく思えた。
 
 

41:0g96 ◆LWOziasR7o
07/09/19 23:59:44 z1SsNv59
うん、途中なんだ、すまない。
卵スマイルと一緒に転がりながら続き書いてくる。

42:名無しさん@ピンキー
07/09/20 00:32:36 S+aMCMp+
>>41
ちょ、寸止めktkrwww
五万貸すから続きプリーズ!w

43:名無しさん@ピンキー
07/09/20 02:36:12 fe8vQ4Ew
ちょ!神ktkr!続き!続き!
つ5万

44:名無しさん@ピンキー
07/09/21 23:25:09 PgyK9f2/
邂逅でのカーティス戦で入室拒否られて、
「男ってホント馬鹿」とか云ってドアを蹴る楓を想像した。
ロマンの類に何の価値があるのかサッパリ理解できない楓ちん萌え。

45: ◆HSM2zgOuBs
07/09/23 00:48:04 cr4pja+q
唐突にダンと楓で投下
エロなし

46:ダンと楓 1/3 ◆HSM2zgOuBs
07/09/23 00:49:08 cr4pja+q
「何やってんだ」
 ダンの口から最初に出たセリフがそれだった。
 バスルームに土足で踏み込まれた上に、断りもなく洗面所とバスタブを仕切るカーテン
を開けられたにも関わらず、楓は騒ぐどころか声一つあげなかった。立ちこめる湯気の中
からダンを見上げ、普段通りの淡々とした口調で言う。
「今日、寒かったでしょう」
 そのとおり、確かに今日は寒かった。空には朝から厚い雲が立ちこめ、昼過ぎからは雪
がちらつき始めた。今はもう路面にうっすら雪が積もっている。しかし、雨が降ろうが、
笑顔が降ろうが、雪が積もろうが、仕事の予定とは関係ない。
 今回、仕事に出向いたのは楓で、ターゲットを狙撃するために待ち伏せていた。その場
所が暖房も何もない廃墟のビルだったのだという。
「だから、たまにはお湯に浸かって温まろうかと思って」
「あの格好で表に出ておいてよく言うな」
 鼻で笑って、ダンはバスタブの内側に視線を落とす。
「それにしても、随分とイカレた入浴剤じゃねえか」
 水面が僅かに波打つ。
「何の真似だ?」
 バスタブの中は、真っ赤だった。
 楓はほぼ全身を湯の中に沈めていたが、その輪郭は不鮮明で赤い。対照的に、湯から出
ている肌の色はいつに増して白く見える。
 実際、血の気がひいているのだろうが。
「忘れていたのよ」
 まるで他人事のように言って、楓は自分の右腕の内側を見る。そこにはまだ生々しい傷
跡があり、血が幾筋もの道をつくって下に流れ落ちている。バスタブの中のそれよりも鮮
明で赤い。
「まだ傷が塞がってなかったみたい。気づいたらこんなで、慌ててお湯からあげたんだけど」
 そう言う口調は、まったく慌てた風ではない。そして右腕から視線をはずし、楓はダン
を見る。半分、どこか別の場所を見ているかのような眼差しで。
「どうしようか考えていたら、あなたが来たわ」
「そんなになるまで気づかないもんか?」
 馬鹿にしたように言ってから、ダンは楓を軽く睨む。
「時間かけて悩むほど、次に取るべき行動の選択肢が多いのか? なあ?」

47:ダンと楓 2/3 ◆HSM2zgOuBs
07/09/23 00:49:51 cr4pja+q
 しかし楓はその視線を受け止めても、少し首を傾げただけだった。
「でも、死にはしないでしょう?」
「…………」
 確かにそれは正しい。今の彼女であれば、例え出血多量で一時的に『死』に至っても、
それは本来の意味での『死』にはなりえない。
 死と隣り合わせに在りながら、死には程遠い。それは、ダン自身にも、他の同盟メンバー
にも言えることだ。
 彼女が自らを傷つけることは珍しいことではない。しかし彼女の右腕には、血を流して
いる傷以外の傷跡はなかった。今ある傷も、いずれ跡形もなく綺麗に完治してしまうだろう。
 自分は亡霊だと、彼女はよく口にする。いくら傷をつけても幻のように消える。いくら
死を迎えてもまた目を覚ます。
 楓の言っていることは正しい。
 しかし、ダンの眉間に更に皺が刻まれる。
「それで呑気に生き血風呂に浸かってたって?」
「温かいのよ」
 そう言って楓は右手で水面をゆっくりなでた。その動きに合わせて、新しい血がゆらゆ
らと湯に溶けていく。
「だから」
 言葉の続きを待たずに、ダンは楓の手首を掴んで水面から引き上げた。強く掴まれて傷
が引きつったのか、楓の表情が僅かに歪む。
「さっさと出ろ」
 しかしそれを無視して、ダンはただ短く命じた。時と場合によっては、腕を振りほどか
れ『命令するな』と反発がきてもおかしくないやり方だった。
 しかし、反応は素直なものだった。楓はそうね、と緩やかに頷いて、あっさりとバスタブ
の底の栓を抜いた。ごぼ、と音がして少しずつ水位が下がる始める。楓はダンを見上げた。
「バスタオル、取ってくれる?」
 あくまでも悠長な物言いが更にダンを苛つかせるが、それを舌打ちでやり過ごす。楓の
右腕を解放して、洗面台に置かれていた大きめのバスタオルを渡した。
 ありがとう、と小さく言われた言葉には答えずに、ダンはそのままバスルームから出よ
うと楓から背を向ける。
 が、水が流れ出す音に混じって聞こえた鈍い音にすぐ足を止めた。
「……おい」
 振り返ると、楓はバスタブの内側で、縁に手を掛けたまま蹲っていた。先程まで壁のフッ
クにかかっていた筈のシャワーのヘッドが、今は湯に浸かっている。大方、立ち上がろう
として、ふらついた拍子に引っかけて落としたのだろう。

48:ダンと楓 3/3 ◆HSM2zgOuBs
07/09/23 00:50:34 cr4pja+q
「何やってんだ」
 二度目になるそのセリフを言って、ダンはバスタブのそばにしゃがみこむ。立てねえの
か、という形だけの問いかけに楓は僅かにかぶりを振ったが、それは否定なのか肯定なの
かわからない。ダンはため息をついた。
「まったく」
 床に落ちていたバスタオルを取ると、楓の背中にかける。水位は大分下がっていたが、
楓の身体を覆うほどの大きさのバスタオルは僅かに赤く染まる。
「見られたくないなら押さえてろ」
 楓は俯いたままだったが、それでも真っ白な指が動いて、胸元のあたりでバスタオルを
押さえる。それを確認して、ダンはバスタオルごと楓を抱え上げた。楓の身体からは湯気
が立ち上っていたが、肌の白さがそれを相殺している。寧ろ逆に寒々しい。
 軽く舌打ちしてダンはバスルームを出た。
 楓を部屋の中のソファに下ろすと、またバスルームに引き返す。棚にあった別のタオル
を取って戻り、剥きだしだった肩と脚と腕を適当に拭いた。
 何のために風呂入ったんだ、とひとりごちて、ダンはベッドの毛布を取り上げ、楓に放
ろうとした。と、楓が顔を上げた。その唇が微かに動く。
「何だ」
「……シャツ」
「あ?」
「シャツ、染みになるかも……スーツも」
 ダンが着ていた白いシャツは、楓の纏ったバスタオルほどとはいかないまでも、赤く染
まっている。スーツも水を吸った。特に最初に湯の中に思い切り突っ込んだ腕と、さっき
湯に踏み込んだ片足の部分はぐっしょり濡れてしまっていた。
 状態を改めて認識して、ダンは不機嫌に口元を歪めた。
「ああ、台無しだ」
「……ごめんなさい」
 楓が僅かに目を伏せる。
 ダンは一瞬口を開きかけたが、結局何も言わなかった。楓はもう一度ごめんなさい、と
小さく言って、手を伸ばす。その右腕は、もう血を流してはいなかった。
(でも、死にはしないでしょう?)
 死と隣り合わせに在りながら、死には程遠い。この右腕の傷もそのうち綺麗に消えてし
まうのだろう。そして痛みだけが彼女に残る。
「暖かい」
 毛布を抱き寄せて、楓が呟いた。

49: ◆HSM2zgOuBs
07/09/23 00:54:35 cr4pja+q
以上です

50:名無しさん@ピンキー
07/09/23 01:30:14 mjbZWG3K
イイヨー
でも季節感まる無視だなw

51:名無しさん@ピンキー
07/09/23 01:33:51 RfXCyvcm
優しい暴君に悶えた…!
ごちそうさまです!

52:名無しさん@ピンキー
07/09/23 06:31:41 FA6R3N4Y
GJにございます御主人様。楓たんが男物着てるの想像しただけて暴発寸前ですわ

にしてもダンと楓多いね。やっぱ上にもあげられてたように雰囲気のエロさが原因か。

53:名無しさん@ピンキー
07/09/23 13:03:52 8L1o/iNw
朝から心臓に悪い…すいません悶えてこんな時間までGJできませんでした。

>>52
ゲーム中とか副読本や公式サイトで隣接してるのをフラグと捕らえる俺は二次脳が出来上がってるんだろうな。
ファンフィクだと寧ろコヨーテ×楓の方を多く見るよ。ダン×楓もあるけど。

54:名無しさん@ピンキー
07/09/23 15:20:26 QvUztstO
>コヨーテと楓
確か初期設定に、付き合ってただか想い合ってただかがあったんじゃなかったっけ
(付き合ってたのは楓とマツケンだっけ?)

ダンといいコヨーテといいマツケンといい、楓二十歳は年上キラーだな

55:名無しさん@ピンキー
07/09/23 23:39:46 FA6R3N4Y
マツケンだったはず。
一体全体どんな経緯で付き合い始めたんだ?

年上とはいえダンとマツケンにまでなるともはやおじさまキラーの域だね楓たん!

56:名無しさん@ピンキー
07/09/23 23:54:54 8L1o/iNw
まとめ飛んで調べたら初期設定コヨーテ(ソース不明)、副読本はマツケンだった。
マツケンの場合は国連会と自民会繋がりでなんかの目的があって差し向けられた、とか云うのが一番に思いついたけども。
それがバレてダーツの的かな。しかしそれを踏まえた上で落日のキバクララ射殺シーン見ると、
楓ちん惨殺の件を引きずった結果あんな確執が生まれたように見えてくるな。マツケンお前…本気だったのか…?
ちなみに楓ちんが本気だったかどうかは知りません。

57:名無しさん@ピンキー
07/09/24 00:12:41 OhMcM55i
>>44
その後ダンに「男のロマン」をたっぷり教え込まれる楓タソ…いやなんでもない

念願のNMH発売日決まったなハァハァ
ナオミ様に性的な実験されたいよハァハァ

58: ◆HSM2zgOuBs
07/09/24 00:53:50 vO1C/92V
唐突にすいません。ジュリアとコン(エロなし)投下。舞台は雲男。
※落日前編のVSキスギ戦でコンを使って、かつ雲男のキスギ残留思念のセリフが
 個人的に印象的で、思いついた話。捏造の度合いが高いので注意。

59:ジュリアとコン 1/6 ◆HSM2zgOuBs
07/09/24 00:54:42 vO1C/92V
 圧倒的だった。
 こちらが一発撃ち込む間に、相手はその倍以上の弾丸を撃ち込んできた。銃がフルオー
トであることだけが問題ではなかった。銃を構えてから撃つまで、動きに無駄が殆どない。
しかもリロードがやたら速い。まるで機械のような速さと正確さだった。
 それでも一分間立っていられたのは命中箇所がばらけていたからだ。いや、ばらけてい
たのではなく、相手が意図的に分散させていたのかもしれない。全身を破壊して、確実に
獲物を殺すために。
 事実、一分が経った直後、身体を支えることができなくなり床に倒れ込んだ。まるで糸
の切れたマリオネットのようだと、他人事のように認識していた。
 倒れ込む直前に見た相手は、勝負開始からその場所を一歩も動いていなかった。表情も
変わっていなかった。ただこちらに顔を向けて、銃口を向けて、一分前と何も変わらない
状態で立っていた。
 ああ、あれは死神なのだ。不意にそう思って、理解して、納得した。
 炎に包まれている筈の床は、なぜか冷たかった。頬にその無機質な冷たさを感じながら、
最期の最期に思ったことは、そういえば彼に名前を名乗っただろうかということだった。


 あちらこちらを旅して、辿り着いたのがこの場所だった。テキサス州の小さな街。生前
に来たことはない。
(生前?)
 自分で自然に思ってしまったその言葉が可笑しい。
 空を見上げる。良い天気だ。以前なら日焼けを気にするところだが、今のこの身体には
関係がない。
 この辺りは雨があまり降らないのだろう、地面は乾いている。背の高い雑草も枯れかかっ
ていた。寂しい路地裏だ。別の場所に行こうかと少し考えて、やめる。
 しばらく青い空を眺めていると、微かにドアが開く音がした。そちらを見ると、道の先
にあるダイナーの裏口から誰かが出てきたところだった。
 彼だ。
 バンダナやスニーカーが替わっていたが、服装のコンセプトは以前に対峙した時と変わっ
ていなかった。両耳を覆うヘッドホンが目を引く。その双眸はバンダナに隠されていて
こちらから窺うことができない。
 彼は道を小走りにやってくる。その両手にはフルオートの銃が、まるで玩具のような気
軽さで握られていた。
 黙ったまま彼を見ていた。彼なら、このまま気づかずに通り過ぎていくかもしれないと
思いながら。今は呼吸などしていないのに、反射的に息を潜めた。

60:ジュリアとコン 2/6 ◆HSM2zgOuBs
07/09/24 00:55:31 vO1C/92V
 しかし予想を裏切って―あるいは期待したとおりに―彼は、丁度自分の目の前で立
ち止まって、僅かに首を傾げた。キョロキョロと辺りを『見回して』、また首を傾げる。
「んー……?」
 数秒間首を傾げたまま固まっていたが、不意に銃を持ったまま片手をヘッドホンにやっ
て、片側を少しずらす。
 彼はそのまま頭をぐるりとめぐらせて、そして、こちらを『視た』。引き金に僅かに力が
かかった音がした。
(コン・スミス)
 それが彼の名前だ。殺し屋集団キラー7の一人。盲目の少年。主に一対多数の駆逐戦を担
当。それが以前に知らされていた彼の情報だ。その戦闘能力は身を以て知っている。
 あの時と同じ真っ直ぐな視線。あの時と同じ二挺拳銃。今はもうない筈の弾痕が、微か
に痛んだ。
 息を詰めたまま身構えていると、彼―コンは訳のわからない事を口走った。
「信者の人? ウルメイダはどこだ?」
 信者? ウルメイダ?
「…………何の話?」
 意味不明で、思わず聞き返してしまった。しかしその一言で、目の前にいるのが『信者』
とやらではないと判断したらしい。少年の肩の力が抜けた。
「なんだ、この前の人じゃん。脅かさないでよ」
「え?」
「信者にしては気配殺してるから変だとは思ったんだよ。その割に殺気もないし。これ取っ
たの久しぶりだ」
 そう言って、ヘッドホンを元の位置に戻す。
「気配消すのも趣味なの? あ、職業病か」
 自分が話しかけているのが誰か、すでにわかっているようだった。
「私のことを憶えているの?」
 元々耳が聡いのは知っていたが、それでも声だけで自分のことがわかった事実に少なか
らず驚いた。
「憶えてるよ。こないだフクシマにいた、撃ち合いが趣味で、秘書でヒットマンのお姉さ
んでしょ?」
 秘書は役だったのだが。
「それから、黒髪で色白で眼鏡かけて黒いスーツ着て……えーと、あと凛とした美人で」
「……お世辞はいいのよ」
「子供は正直なんだ」
 ふざけたように言ってまた笑う。警戒した様子はかけらもない。

61:ジュリアとコン 3/6 ◆HSM2zgOuBs
07/09/24 00:56:15 vO1C/92V
「で、こんなトコで何してんの?」
 まるで旅先で友達と偶然会ったような、気楽な訊き方をする。
「……。ちょっとバカンスにね」
「へー。俺は仕事」
「そう」
 曖昧にうった相づちに、そうなんだよ、真面目に頷く。
「ウルメイダっていうアフロのおっさんを探してんだけど、お姉さん知らない?」
「知らないわ」
「そっか。……あーあ」
 知らないと言われたことに特に失望した様子もなく、コンは「んー」と背伸びをした。
そして腕を下ろしてから、また訳のわからないことを言い出す。
「まったく……この街にはガッカリだよね」
「……がっかり?」
「テキサスっていうから、本物のカウボーイがいるのかと思って楽しみにして来たのにさ、
会う奴会う奴Tシャツばっかり。馬もいないし。お姉さんガッカリしなかった? 俺はガッ
カリだよ」
「…………」
「巨人ならいたけど突っ立ってるだけで格好悪いし」
「…………」
「ウルメイダ信者はアフロ教のくせにリーゼントだし」
「…………」
「リーゼントならコヨーテいるから充分なのにさあ」
「……カウボーイに会いたかったの?」
「まーね。一度は本物見たいじゃん」
 会話が成立していることに、内心戸惑っていた。何だろう、この―内容はともかくと
して―世間話をしているような雰囲気は。
(殺し屋集団キラー7の一人、盲目の少年、主に一対多数の駆逐戦を担当)
 知っていた情報はそれだけ。それだけで充分だった。実際に対峙したときの彼は、それ
以上でも以下でもなかった。情報通りの殺し屋だと。
 しかし、今自分の目の前にいる少年は、あまりにも普通だった。よく喋って、よく笑う。
両手の拳銃がひどく浮いているように思えた。
 しかし、その銃口をこちらに向けたのも確かに彼だ。
「憶えていたのは」
「ん? 何?」
「私を憶えていたのは、自分が殺った相手だから?」

62:ジュリアとコン 4/6 ◆HSM2zgOuBs
07/09/24 00:56:51 vO1C/92V
 突然こちらから投げた質問に、コンは一瞬きょとんとして、それから首を捻った。
「んー……そういう言い方をすればそうかもしれないけど……」
「憶えているわけがないと思ってたわ」
 だってあなたたちにとっては、私は大多数の中の一人でしょう、と心の中で付け足す。
 しかし一方で、自分は何を言っているのだろうとも思った。これではまるで彼に恨み言
を言うために出てきたようだ。
 コンは「うーん」と唸る。
「別に今まで会った人のことを全員憶えてるわけじゃないけど、でも俺、多分お姉さんの
ことはこの先も憶えてると思うよ」
「どうして?」
「撃ち合いが趣味の美人だから」
 ふざけた口調で言って、彼はへらと笑う。
「でも、お姉さんが憶えられてるのが嫌だって言うなら、思い出さないようにするけど」
 笑っているが、どこか寂しそうに見えた。彼の顔の半分はバンダナで隠れているから、
本当の表情はよくわからない。ただ自分がそう思いたかっただけかもしれない。
 忘れて欲しいのか、憶えていて欲しいのか。それは、こんな場所に未練がましく現れた
ことが既に答えになってしまっている。でも彼は逆に受け取っているようだ。
「……私は」
 それに続く言葉が自分には似合わないものに思えて、別の言葉を探す。けれど、他の適
当な言い方が見つからない。
「あなたが、たまに思い出してくれたら……嬉しいわ」
 結局最初に思った通りのセリフを言うと、コンはこちらを窺うように見上げた。
「……ホントに?」
「ええ」
「そっか」
 そして、良かった、と呟く。
「俺、たまに勘違いしそうになるんだよね」
「勘違い?」
「俺が……というか俺たちが、殺った人達が出てくることってたまにあるんだ。今のお姉
さんみたいに」
 タンクトップマニアのおっさんとか、引きこもり首女とか、白目の奴とか、とコンは指
を折る。
「でもその人達、いつも普通に俺たちと話すから。よくも殺ってくれたなとか、お前が憎い
とか、祟ってやるーとか、そういうこと全然言わない。……まともなこともあまり言わ
ないけどさ」

63:ジュリアとコン 5/6 ◆HSM2zgOuBs
07/09/24 00:57:24 vO1C/92V
「私もそんな恨み言を言うつもりはないわ」
「うん。だから、勘違いするんだ。俺のこと嫌ってるわけじゃないんだって」
「……」
「嫌われる理由しかないのにね」
 そう呟いて、コンは黙り込む。
「……私ね、さっき思い出してくれたら嬉しいと言ったけれど、『嬉しい』なんて言葉、久
しぶりに使ったのよ」
 嬉しいとか楽しいとか、思うこと自体がなかったのだ。
「可笑しいでしょう?……変な話、やっと解放されたの」
 こうしてあちこちを旅して回れた。他人に銃口を向けることも、相手の隙を窺うことも
なくなった。
 別に、あの毎日を後悔しているわけではない。
 ただ、自分が思っていたよりも、この身体はずっと軽かった。
「だから、少なくとも私は、あなたを嫌ってはいないわ」
「うん。ありがとう」
 コンは表情に寂しさを残したまま、それでも笑った。素直に礼が言えるのが羨ましい。
 空を見上げる。太陽が眩しい。見ると、コンも空を見上げていた。彼にとっても太陽は
眩しいのだろうか。
 光のない音だけの世界で、彼に自分の姿はどう視えているのだろう。自分自身の目です
らはっきり見ることができないこの身体は。
 訊いてみたかったが、やめた。
「さ、そろそろ時間ね」
「え、時間? 何の?」
「休憩時間よ。仕事中じゃなかったの?」
「あ」
 本当に忘れていたのか、コンは頭を抱えた。
「しまったー。ああああ、またダンに時間かかりすぎってバカにされる……」
「あなたたち、仲が良いの?」
「全然良くないよ」
 銃を持ち直して姿勢を正して、まー悪くもないけどさ、と付け加えている。

64:ジュリアとコン 6/6 ◆HSM2zgOuBs
07/09/24 00:57:56 vO1C/92V
「んー、あの扉カギがかかってんだな……じゃコヨーテだ」
 道の奥にあるドアの方を見て呟くと、彼はこちらに向き直った。
「お姉さん、また会える?」
「もしそうなったら、さっき言ったおかしな人達の中に私もカウントされるようになるの
かしら」
「レギュラー入り」
 まっぴらごめんだわ、と返すとコンはやっぱりと言ってけらけら笑った。
「そんじゃまたね、お姉さん」
 そう言って、元気よく手を振って、彼は来た道を引き返していく。その手にはしっかり
と拳銃が握られている。
 彼の後ろ姿を見送りながら、ふと、自分がそもそもの目的を果たせなかったことに気付
いた。
「……お姉さん、じゃなくてジュリアよ。ジュリア・キスギ」
 また名乗ることができなかった。せっかく心残りを果たすために、わざわざこんな場所
までやってきたのに。最初の妙な質問の所為で、ペースが狂ってしまった。
 死んでもなお、人生はなかなか予定通りにいかない。
 ため息をついて顔を上げると、コンがこちらを振り返っていた。彼はもうダイナーのド
アの手前にいる。
 彼はこちらをまっすぐ視たまま、大きな声で、言った。
「俺はコン! コン・スミス!」
 お見通しだとでも言うように、にっと笑って耳元のヘッドホンを親指で示す。そして最
後にもう一度腕を大きく振って、ダイナーの中へ消えていった。
 しばらく、ダイナーのドアを見つめていた。秘書になりすましているときは決してしな
かった、間の抜けた表情をしていただろう。
「……敵わないわね」
 そうだ。彼は耳が聡いのだ。さっきは声すら出していなかったのに、存在を見抜かれた
のだ。少々距離があったところで、声に出した呟きを、彼が聞き逃す筈がない。
「あなたの名前はとうに知っていたのだけど」
 殺し屋集団キラー7の一人。盲目の少年。主に一対多数の駆逐戦を担当。その戦い振りに
は慈悲のかけらもない。恐ろしい速さでターゲットを殺る。
 その反面、よく喋ってよく笑う。表情がわかりやすくて、素直。
 自分の命を殺った彼は、少年だが殺し屋で、殺し屋だが少年だった。
「『またね』だなんて、勝手に決めないで」
 なぜだか、今更泣きたくなった。けれどこの身体はもう涙を流せない。
 だから、代わりに微笑んだ。
「さよなら、死神」

65: ◆HSM2zgOuBs
07/09/24 00:58:26 vO1C/92V
以上です

66:名無しさん@ピンキー
07/09/24 01:14:31 OhMcM55i
なんという偶然
たった今コンで残留思念キスギと会ったばかりだった…

コンが立派な女たらしになるのも遠くないなw
いいもんみせてもらったよ、ありがとう。

67:名無しさん@ピンキー
07/09/24 02:17:20 hU0ZFFop
何か新境地が開けそうだ
コン格好いいよコン
将来いい男になるね
ごちでした!

68:名無しさん@ピンキー
07/09/24 13:04:40 YyuSFS/Q
副読本見直したらジュリアが22歳で驚いた
もうちょい上に見える(ポリゴンだが


69:名無しさん@ピンキー
07/09/24 15:53:33 wZovJZ6w
>>65
GJ!残留思念ネタもいいよなー。それにしてもコン…恐ろしい子!
ただ改行が変な感じになってるんだが、もしかして携帯からとか?

>>57
そ っ ち の ロ マ ン か よ !
爆笑した。師匠から殺しのイロハ以外に何学んだんだ暴君。
楓ちん寒空の下ドレスでうろうろして思わずくしゃみしたら、
「見てるこっちが寒い」と暴君が自分のジャケットを投げよこすという電波を受信した。
ダボ袖がロマンだなんてのは世界の常識。 ごめん自重する。

>>68
俺も25くらいに見えてた。
あと最初裸スーツだと思ってたら下に着てて安心したようなガッカリしたような。

70:65
07/09/24 19:32:42 Blm+XqCx
>>69
いやPC
適当な箇所(大体40字程度)で改行してる
読みにくかったのならすいません

71:名無しさん@ピンキー
07/09/24 21:33:42 YyuSFS/Q
残留思念のセリフって副読本に載ってないんだっけ?見直したんだけど見つからない
人格のセリフは載ってたんだけど
もしかして攻略本の方だっけ?

>>70
文章・単語の途中で改行入ってると、読む側(ケータイとかブラウザのサイズとか)によっては
微妙に読みにくいかもしれない

72:名無しさん@ピンキー
07/09/24 21:39:11 wZovJZ6w
残留思念はオフィシャル攻略本のほうだな。正銘の仮面つける前のユニオンだけ載ってない。
謎解明まとめに日本語版の台詞集があるからそっちを参考にするのもいいと思う。

73:名無しさん@ピンキー
07/09/24 22:02:27 YyuSFS/Q
ありがとう

74:名無しさん@ピンキー
07/09/25 21:17:22 DCb+KOot
巨乳秘書ジュリア萌え
欲を言えばゲーム中もっと出番が欲しかった。あのけしからんおっぱいがあれだけで見納めなんてひどいよ51君…

ダンと楓もいいね。二人ともベッドの上じゃさらにエロそうだ。

俺もなんか書いてみようかとかれこれ二時間ほど考えたが、思い浮かんだのはサマンサ(メイド)とリンダがガルシアン争奪戦に火花を散らすというそれなんてエロゲなシナリオだけだった

75:名無しさん@ピンキー
07/09/25 21:51:09 bJFdGrsz
自堕落サマンサとメイドサマンサはどっちが人気あるんだろう。
俺はどっちも好きだけど、動かしやすいのが自堕落なんでついそっちで考えるなー。
あとkiller7女性陣のおっぱいランキングをたまに考えては楓を最下位に据えてしまう俺なんなの。
え、天使?中身の問題で論外です。

>>74
you書いちゃいなよ…ガルシーがどんな反応するのか気になる。

76:名無しさん@ピンキー
07/09/25 21:52:36 uzXaSMR9
メイドサマンサはいいな
あの無表情なところとエプロンドレスで露出少ないのが非常に良い

眼鏡秘書は女で鉄砲玉なのが切ねえ
「些細な幸せが欲しかった」とか22歳で言う台詞じゃねえよ・・・
つーか巨乳だっけ?リンダのインパクトが強くて覚えていない

77:名無しさん@ピンキー
07/09/25 23:21:11 8DnFuG7m
リンダのあれはなんだ
乳バンドか
本人の趣味か

78:名無しさん@ピンキー
07/09/26 19:44:57 1OJyq2de
>>41続き期待

79:0g96 ◆LWOziasR7o
07/09/27 01:25:28 8PvlawLM
>>78に呼ばれたようなタイミングで>>41の続き投下しまっす。
引き続きダン楓、拘束描写有りなので苦手な方はNGお願いします。


80:(茨姫)、またはその醜悪なパロディ 4
07/09/27 01:26:57 8PvlawLM

 胸糞の悪い夢を見た。

 それは絶望と失望と裏切りと痛みと憎悪を一緒くたにして、ありったけの比喩に交えて吐露され続ける因縁だった。
 忘れた振りをして抑え付け、記憶の底に捻じ込んだ悪夢だ。
 決して消えることのない過去だ。

 つまりはそういう事だ。
 こちらがしなければならない事など何一つありはしない。茨を引き裂く武器も目覚めのキスも何もかもが場違いだ。
 
 白い空間で腹から血を滲ませ、虚ろな視線をどこかに向けたまま死んでいる女の唇は、ただひたすら鮮やかだった。

***** 

 白い首筋に舌を這わせると、体ごと小さく震えるのが解る。
 喉に引っかかっていた何かを吐き出すような長さの吐息を、ダンは耳元で感じていた。
 肉付きは薄く豊満とは云えないが、その感触は十分に女のそれだった。ベッドに座り、楓を後ろ抱きにした状態でドレス越しに指を滑らせ、柔らかなラインを堪能する。
 楓が身じろいで吐息する度、微かに冷えた肌にじわじわと熱が宿ってゆくのが解る。
 そうさせているのが自分だと云う自覚に、ダンの中の火が煽られる。
 悪くない。
 ダンの口元が自然と緩む。
 滑らかな内腿を撫でさすり、なだらかな線を描く手頃な大きさの乳房に触れ、軽く弄ぶ。ドレス越しに先端を指の関節で摘むようにすると、切羽詰まったような声が微かに漏れる。
 白のネクタイで拘束されたままの楓の細い手に指を絡ませると、ぴたりと上半身を密着させた。
 熱を持った白い肩が微かに強張るのを感じながら、ダンは楓の耳元で囁く。
 
「どうした?」

 それはひどく優しい声だった。薄ら寒さのあまりに笑い出してしまいそうなくらいに。


81:(茨姫)、またはその醜悪なパロディ 5
07/09/27 01:28:12 8PvlawLM

 視線を逸らすと、カーテンの隙間から降り続く雨が見えた。冬だと云うのにずいぶんと長い雨だと楓は思ったが、本当はさっきからそんなに時間は経っていないのかもと思い直す。
 ふと右手の指を絡め取られて、力が込められる。布越しでない、相手の体温を直に感じて、楓はその指を動かそうか僅かに迷った。
 けれどその逡巡は耳元で低く響いた声にかき消された。寒気にも似た感覚を背中に感じながら、楓はまただ、と思う。
 この男はいつだって何も云わせてくれはしない。
 こちらの言葉を必要としないのか、それとも―誰に何を云われようとも、それが自分を変える力を持っていないと云う確信でもあるのかもしれない。
 そんな事を考えているとむき出しの背中に手が当てられた。そのまま肩紐のずり落ちたドレスの中を這って、微かに汗ばんだ肌に無骨な指が滑り、絡み、舐める。

「…っ!」

 先端を押さえられて、悲鳴にも似た声を上げてしまう。
 絡めたままの指を反射的に握ると、同じ強さで握り返された。日常的に銃を持つ人間独特の指と、その熱さを感じずにはいられなくなる。
 執拗な攻めに乱れた息に震える唇を、ダンのそれが塞ぐ。
 発しかけたこちらの声すら飲み込んでしまうような深さだ。体中の感覚が舌に集中しているような感覚に、どうしようもなく溢れてきてしまう。
 力なく閉じた脚を開こうと込められた腕の力がもたらす予感に、楓はきつく目を閉じた。
 その目尻から零れて消えた一筋の光が一体何に由来するのか、それすらわからなくなっていた。

*****

「知ってる?」

「あ?」

「あのコの話。楓の事」

「アタシもついさっき知ったけど。あのコのドレスの血糊、幾ら洗っても取れないんだって。それどころか新しいのに着替えても、着替えたそばから浮き出てくるんだってさ。ヒッドい話だわ」

「…誰から聴いた?」

「本人」

「…何故それを俺に話す?」

 云うと、娼婦にも例を見ない程の自堕落さで煙草を燻らせていた女は、唇を吊り上げてこう云った。

「…アンタ、興味あるんじゃないかと思って」



82:0g96 ◆LWOziasR7o
07/09/27 01:31:51 8PvlawLM
今回は以上で…5万返すの分割払いですいませんOTL>>42-43
腫瘍一つだけ残したタイマースマイルたんに追いかけられながら続き書いてくる

83:名無しさん@ピンキー
07/09/27 02:00:18 hxsF8qlh
うわ!GJ!
やっぱりダン楓はエロいな…!

84:名無しさん@ピンキー
07/09/28 22:41:23 uL+VxIBT
>>82
こんないいところで寸止めされるなんて、くやしい…!
でも…乙しちゃうっ……!

ダンがどこまで突っ走ってくれるか楽しみだwでも女王サマンサと楓の会話がまったく想像つかないや

85:名無しさん@ピンキー
07/09/29 15:27:04 CyO2bipY
>>82
続き来てた!
分割払いでもリボ払いトイチでもいいよ。気長に待ってるよ

自堕落サマンサ出てきてわくわくしてきた

86:名無しさん@ピンキー
07/10/01 01:24:47 3rvnNLrC
>>85
地味に利息ついてる上にトイチって何処の高利貸しw

久々に「天使」やってて思ったんだが、ボイラー室開錠ヒントの壁で、
あんな怨念こもってそうな血液を吸収する楓は大丈夫なんだろうかとなんとなく心配になった。

87:名無しさん@ピンキー
07/10/01 01:45:26 2YHYPv/B
ノーモアのシルヴィアがオイル塗ってくれと
言ってるのエロいよヤバイよ
トラヴィスがどんな反応示すのか楽しみだよ

88:名無しさん@ピンキー
07/10/01 22:39:25 RJJtsXY+
>>86
ミザルがなんとかしてくれるんじゃない?楓自身が吸収したら確かに身体に悪そうだ。
個人的には血まみれの楓より白濁液まみれの楓が見たい。もち、「笑顔」の黒ドレス姿で。

>>87
間違えてオイルじゃなくてローションを塗ってしまうドジっ子トラヴィス

89:名無しさん@ピンキー
07/10/02 00:33:43 ps/b046U
>>88
なるほど
それで「殺すぞ、コラ」と罵られるわけですね

90:名無しさん@ピンキー
07/10/02 21:50:29 SN1vN5Qh
副読本友人から借りたけど、楓たんって二十歳だったのか。もうちょっと上に見えてたわ

そしてマツケンと付き合ってた(?)ことに驚愕。つまり楓たんの初めての相手は
本命:マツケン
次点:ダンorコヨーテ
大穴:兄貴

こんな感じ?

91:名無しさん@ピンキー
07/10/02 22:12:11 mAd57H3r
>>88
むしろ日焼け止めを胸にかけてしまう確信犯トラヴィス

>>90
コヨーテ以外全面的にいたたまれない相手ばっかりで泣けてきた俺。楓たん…

92:名無しさん@ピンキー
07/10/03 01:17:25 Aw95wb1M
>>91
兄妹もの好きの俺としては大穴の兄貴でもOKだけど、その後を考えると確かにいたたまれないね。マツケンもそうなるかな

ダンは言葉責めやら道具使用のSMプレイで楓たん苛めにはしっては喜びそうなタイプだと妄想。やっぱりここはコヨーテしかいないが、問題はあの褌だ。

93:名無しさん@ピンキー
07/10/03 10:02:26 YW9ValhW
ダンは基本がナルっつーか自分本位だから、
他人に対して妙にひねくれたサドっぽい接し方になるんだと思ってた。

94:名無しさん@ピンキー
07/10/04 22:45:51 OmAJ8RLW
楓たん苛めと聞いて、「さぁさぁ、とっととバニーちゃんになりやがれっ!」と某団長のようなことを言い出ながら楓を脱がしにかかるダンを想像した

で、最終的に変な映画まで撮り出す。

95:名無しさん@ピンキー
07/10/04 23:39:01 9yda8TIY
ちょwwww


96:名無しさん@ピンキー
07/10/05 23:29:55 j3r72eeW
カーティス×アヤメを投下したいと思うんですが、アヤメはカーティスを何と呼ぶんでしょう。
お父さん、カーティス、パパ…どれもしっくり来なくて。

97:名無しさん@ピンキー
07/10/05 23:45:09 rx7bt8lU
公式設定で「カー君」。

98:名無しさん@ピンキー
07/10/07 12:13:25 hijfglPq
言葉攻めは普通にやりそうだ。強請らせたりとか半ば無理矢理とか>ダン
…俺もとんだ変態だなぁ。

>>96
wktk

99:名無しさん@ピンキー
07/10/07 15:25:03 3820JBBf
俺女

100:名無しさん@ピンキー
07/10/07 15:57:17 fR+z2cjY
そういやghmのゲームには俺女と僕っ娘が足りないな
シノブあたり一人称「ボク」だと嬉しい

101:カーティス×アヤメ まふいん ◆U30.s8r/wk
07/10/07 20:56:51 NDv99BPn
アヤメの口調がどんなものか分からなかったので、想像で書いてみました。
原作のイメージを壊したくない方はご注意下さい。




"彼"の趣味に合わせた、できるだけ幼く見えるような下着_白のスポーツブラとストライプのショーツをバスケットから取り出した。
シャワーを浴びたばかりの身体にそれらを身に着け、大きな鏡に自分の姿を映す。
丸みを帯び始めた身体のライン、スポーツブラでは窮屈になりつつある、胸。
そのどれもが少女だった自分が大人の女性へと変化しようとしている証拠だった。
大人へと成熟することは、"彼"の趣味から離れていくことを意味する。

(嫌われて、捨てられる?)

鏡に映った自分自身に苛立ち、感情のままに拳を鏡に叩き付けた。
バリンと小気味よい音が響き、赤い鮮血が腕に伝った。



「その拳、どうした?」
白のバスローブ姿でベッドに腰掛けた彼は包帯を巻いた私の拳に気付き、声をかける。
しかしその声はとても単調で、心から心配しているとは思えない。

「お仕事でしくじっちゃって」
こんな嘘を見抜く事くらい容易いことなのだろうが、問い詰められることはなかった。きっとどうでもいいのだろう。
言葉の代わりに抱き締められ、私まで言葉を失う。
仕事のこと、お買い物のこと、覚えたばかりの料理のこと、話したい話題はいくつもあったのだが、ここのところまともな会話など交わせていなかった。
首筋に舌を這わされ、その生暖かさに肩を震わせる。

102:カーティス×アヤメ
07/10/07 20:57:36 NDv99BPn
「私にはお前だけだ。アヤメ」
嘘。
この家には娘の私以外にも何人もの女の子が暮らしている。
その日の気分で彼女らを部屋に呼んでいることも、時にはベランダや中庭で情交に耽っていることも知っている。
そして、その情交を私に見せ付けるように行っていることも、知っている。
あんな女の子達など簡単に殺せるのだがそういうわけにはいかない。

(彼のお気に入りを殺せば、私は、きっと_)

自分のものと比べると大分皺の多い手がバスローブにかかり、下着姿(そう成長しつつある身体)が露になる。
あまり見ないで欲しかったので自分の身体を隠すためにも相手に抱き付き、そのままベッドになだれ込んだ。
綺麗に敷かれた濃紺色のベッドシーツがぐしゃりと乱れる。

「アヤメも大胆になってきたな」
「…うん、カー君のお陰で」

カー君のお陰。
カー君のせい。
そうよ、私の狂った人生がもっと狂ったのは、他ならないこの男のせいだ。

--続--

103:名無しさん@ピンキー
07/10/08 11:47:35 BmZDVZyy
素晴らしく屈折したブラックバーン親子を有難うございます 萌えた!
アヤメの好きなお菓子ってチェリーパイなんだよな…女の子だなぁ。

104:名無しさん@ピンキー
07/10/08 19:33:14 DYUGUHDD
投下乙。そしてGJ
うほーアヤメたん可愛い顔して考えてることなかなかダークだなぁ

墜ちて行くアヤメたんがもっと見たいけど、他の子とカーティスがいちゃつくのを見て嫉妬に狂うアヤメたんも見てみたい

105:カーティス×アヤメ まふいん ◆U30.s8r/wk
07/10/08 23:14:39 ot65/ZlE
>>102の続きです。

互いの息遣いのせいで部屋が蒸し暑く感じる。
空気清浄機?エアコン?そんなものいらない。
このセックスが終わったあと、他の女の子達をこの部屋に呼んでやる。
私がどれだけ彼と激しく交わったのか分からせてやろうと思った。

「カー君…大好きよ」
「ああ、私もだよ。誰よりも愛している」

私の下になっている彼の胸元に汗の粒がぽたりと滴った。
馬乗りになって勃起したそれを恥部にあてがう。
焦らすつもりで、腰をくねらせ既に濡れた入り口にそれを擦りつけて反応を伺う。
にちゃにちゃと卑猥な粘着音が耳をくすぐって、それにつられて奥のほうから熱いものがとろとろと流れ出して彼の身体を濡らした。
彼はにやりと不敵に笑って、そのあまりの冷たい笑みに背筋がぞくりと冷え切る。
同時に子宮がきゅううと苦しくなった。

「…私だけ、アヤメだけを好きでいてね」
「ああ勿論だ、私の可愛いアヤメ」

自らの体重を下ろすと彼のそれは一気に奥まで入り込んできた。
奥の奥まで貫かれ、私は声にならない悲鳴をあげる。

(ああ、私、血の繋がらない父親と、それも何十歳も歳の離れた人を犯してる_!)

腹部の最奥まで響く刺激。
むせ返るような二人の淫臭。
絶頂を迎えるのに、時間はそうかからなかった。

106:カーティス×アヤメ
07/10/08 23:16:03 ot65/ZlE


束の間だが、彼を独り占めできたことで心は落ち着いていた。
この屋敷で暮らしている少女達への憎しみや嫉妬の感情も治まり、穏やかな気持ちで丸まったティッシュを指先で弄ぶ。
いくつも話したいことがあったのだとふと思い出し、指先に絡めていたティッシュをぽいと放ると私に背を向けて衣類を着込み始めている彼に声をかけた。
それは、ただ話をしたいだけじゃなく、彼を引き止めたかったからでもあるのだけれど。

「あのね、私、チェリーパイ作れるように」
「すまないがその話はまた明日な」

相変わらずの冷たい声色で言い捨てると、こちらを振り返ることなく部屋を出て行った。
部屋を出て行く時に、彼の趣味を考慮した下着を踏みつけて行ったことは、彼自身きっと気付いてなどいない。

--終--

107:名無しさん@ピンキー
07/10/08 23:31:45 BmZDVZyy
うわあああああああアヤメたん…!!!
カーティスガチで殴りたい。最上級の褒め言葉です。

108:名無しさん@ピンキー
07/10/09 22:26:27 fGQWrRgI
>>106
続き来てた!職人さんマジGJ。萌えるぜ。
俺もアヤメのパンツ踏み付けたい!あわよくばくんくんしたい!


素敵作品のあとに恐縮しちゃうが、ガルシアン主役のそれなんてエロゲ話を突発的に書いてしまった。保守とおつまみがわりに投下しとく。

で、注意。

1.話の性質上、かなりコミカルでギャグな仕上がりになっています。ハードボイルドなスミス同盟及びkiller7が好きな奴は注意

2.リンダがツンデレ、ガルシアンがヘタレ。メイドサマンサしか出てこない。

とりあえず駄目な人はNGワード「ガルシアン・スミスの溜息」でよろしく

109:ガルシアン・スミスの溜息1
07/10/09 22:27:39 fGQWrRgI

「……これ。ターゲットの資料と写真よ。目を通しておいて」

「あぁ」

胸のあたりに押しつけられた茶封筒を受け取りながら、ガルシアンはふと、眼前の情報屋の横顔を眺めてみる。

すらりとした長身と、冷たい冬の風になびく艶やかな黒髪。遠くを見つめる瞳は長い睫毛に縁取られ、夕日に照らされた彼女の表情にわずかな陰影を落としていた。

この場に写実主義の画家でもいれば、こぞってモデルになってくれと彼女に平伏すだろう。

「……なによ」

無遠慮な視線に気付いたのか、リンダは片眉をあげてガルシアンを軽くにらみ付けた。

「人の横顔をじろじろ見るなんて、意外な趣味があるのね?私の顔になにかついてたかしら」
「いや」

素っ気なく答えて封筒に目を戻す。だがそれでも刺すようにねめつけてくるリンダの疑いの目線が痛いので、仕方なく本音を付け加えておいた。

「きれいだと思っただけだ」

やれやれ、これでゆっくり写真を見ることが出来ると思ったのだが、なんだか様子がおかしい。

ある意味先ほどのにらみ攻撃よりも強烈で、それでいて居心地の悪い沈黙が流れている。
なにか取り返しのつかないことをしでかしてしまった時のような――



110:ガルシアン・スミスの溜息2
07/10/09 22:29:15 fGQWrRgI

「リンダ?」

さすがに不安になり、ガルシアンは横目でリンダのほうを伺った。
大きな目をさらに見開いて、形のいい唇を僅かに開けたリンダは、信じられないものを見るかのごとき目でガルシアンを凝視している。どうやら彼女はらしくもなく驚いているようだ。
銃を額に突き付けられても、片眉ひとつ動かさなかったのに。

夕日をバックにしているせいか、肌には赤みがさしている。彼女の白い肌にはそれがまたよく映えているが、それにしたって頬が赤すぎるような気がする。
熱でもあるのだろうか。

「……そう。あなた、そういう男だったの」

恐ろしく静かな声音が空気を震わせた。
首を傾げたガルシアンの目の前へ、リンダはつかつかと歩み寄って来る。俯いているためどんな表情をしているかはわからない。やっぱり具合が悪いのか、とガルシアンは心配になってきた。


「真面目な男だと思ってたけど」

距離が縮まる。あと三歩。

「そんな男だったとはね」

二歩。

「どうせ他の女にも」

一歩。

「同じこと言ってるくせに!」

刹那、鳩尾に強烈な衝撃が走った。
一拍遅れてどすん、と鈍い音が耳に届く。
リンダの拳が腹に叩き込まれたことに気付いたのは、それから何秒もあとのことである。


111:ガルシアン・スミスの溜息3
07/10/09 22:32:11 fGQWrRgI

たまらず地に片膝をついたガルシアンの頭上から、いつもの平静さを取り戻したリンダの声が降ってくる。

「仕事の片がついたら連絡してちょうだい。……幸運を」

打ち付けるようなハイヒールの音を響かせ、リンダは颯爽と高架線から去っていった。

冬の冷たい風に晒されながら、ガルシアンは思う。
自分はそんなに信用がないのだろうか、と。
―――

ガルシアンをはじめとした同盟メンバーは、リンダ(正確にはリンダのバックについている誰か)の根回しによって現在はとある高級ホテルに住んでいる。

表向きにはどこぞの資産家が酔狂にもホテルを買い取ってそこに友人らを住まわせている、ということになっているらしい。

おかげで温水プールやらビリヤードやらその他いらないものがいろいろと付いてきてしまったが、コンなどは季節関係なくプールに入ってははしゃいでいるし、かく言う自分もビリヤード大会には毎回出場して優勝してしまっているから文句は言えない。


「おかえりなさいませ」

フロントに続くホールに足を踏み入れると、メイド服に身を包んだサマンサが出迎えてくれた。


112:ガルシアン・スミスの溜息4
07/10/09 22:33:23 fGQWrRgI

「温かいお飲み物をご用意してあります」
「頼む」

「かしこまりました。
ではサロンでお待ちください」

頷き、サロンに目を向けた。

「…………」

一瞬ののち、素早く彼はサマンサに向き直った。ひどく不吉なものを見た気がする。できれば気のせいであってほしい。

「時にサマンサ」
「はい」
「今日は何月何日だ?」

「十二月十七日です」
「つまり、クリスマスまではあと一週間ちかくある。ではあそこに座ってハーブティーを飲んでいるサンタクロースは私の幻覚か?
それとこれは非常に信じたくないのだがあのサンタが楓にそっくりなのも幻覚か」

サマンサはただ微笑んでいる。この完璧かつ鉄壁のメイドはいつだってそうだ。微笑と無表情以外の顔を他人にけして見せない。

……昔、彼女がメイド以外の顔を持っていたときはだいぶ色々な表情を見て来たが。


どうやらガルシアン自ら赴くしかないらしい。溜め息を落とし、彼は楓によく似たサンタのほうへ歩き出す。

鮮やかな赤を基調にした服と帽子に、真っ白なファーやボンボンがたっぷりとあしらわれている。ミニスカートから伸びる細い足はやはり裸足のままで、この季節は特に寒々しく映る。


113:ガルシアン・スミスの溜息5
07/10/09 22:34:16 fGQWrRgI

「……おかえりなさい」

ガルシアンに気がついたサンタルックの女は、誰がどう見ても聞いても楓の顔と声をしていた。

「聞きたいことはいろいろあるが、まずはこのひとつに絞ろう」

アタッシュケースを床に置き、楓の前に腰掛ける。なるべくサンタ衣装を視界に入れないように目を逸らしながら、

「ハロウィンはとうの昔に終わった。なのになぜお前はそんなエキセントリック極まりない格好をしている」

「……ダンが、クリスマスまではこの服を着ていろって」

予想通りの名前が出て来た。とすると、話の大筋は想像がつく。
ここのところダンは覚えたてのインターネットを使って怪しげな品物ばかり購入している。おそらくこのサンタ衣装もそのひとつであろう。
そんなものを楓にあてがうダンもダンだが、それを言われたとおりに着ている楓も楓だ。

「とにかくいますぐ着替えてくれ。ダンには私からよく言っておこう」
「でも」
「いいじゃん楓、ダンの言うことなんか」

いきなり響いた第三者の声にあたりを見回すと、ちょうどエレベーターからコンが出てくるのが見えた。

エレベーターの中からガルシアンと楓の会話を立ち聞きしていたらしい。もっともコンはスククランブルの交差点のど真ん中に立っていてもターゲットの声を正確に聞き分けられる聴覚の持ち主なので、別段おどろきはしなかった。


114:ガルシアン・スミスの溜息6
07/10/09 22:35:39 fGQWrRgI

「確かによく似合ってるけどさ、楓だってやだろ?三十三にもなるおっさんの趣味につき合わされるのは」

私だって三十三だ、と思わずガルシアンは口走りそうになったが、あまりに恥ずかしいのでやめておく。代わりにサマンサが運んできてくれた熱いコーヒーを喉へと流し込んだ。
サマンサの淹れるコーヒーは、はっきり言って旨い。そのへんの喫茶店のものとは一線も二線も画しているのではないかといつも思うほどだ。

感情を表に出さない、貞淑な女。主に使えるメイドとはこうあるべきだ。リンダにも少しはサマンサを見習ってほしいものだな――


「なぁなぁ、もうガルシアンの言うとおり着替えちゃえよ!どうせベッドの上では脱ぐんだしさ!」


離れていてもよく通るコンの声は、サロンどころかエントランス中にまで響き渡った。この場に他のメンバーがいなかったのが不幸中の幸いとも言うべきか。

「コン!」とすかさず彼を叱り付けようとしたが、コーヒーを吹き出すのをむりやり堪えたせいで、むせ返ってしまう。サマンサのしなやかな手が背中をさすってくれるのを感じた。何から何まで行き届いたメイドである。
相変わらず微笑んでいるが。


115:ガルシアン・スミスの溜息7
07/10/09 22:37:10 fGQWrRgI

「コン……。そういうわけにもいかないのよ」
「なんで?その服気に入っちゃったの?」

待て。私を無視するな。
そう割って入ろうとしても声が出てくれない。出てくるのは濃厚なコーヒーの匂いを含んだ咳だけだ。

楓よ、頼むからこれ以上わけのわからないことは、

「着衣プレイがしたいって……」
「ぐはふぅぅッ!」

「着衣プレイってなんだ、サマンサ?」
「コヨーテ様にお聞きするのがよろしいかと」

狂ってる。どいつもこいつも狂ってる。
この素敵にイカれた同盟に振り回される日々は、あの日で終わったのだと信じていたのに。

すまない、ミルズ。お前と新車でドライブできるのは、だいぶ先になりそうだ。


―ガルシアン・スミスの溜息―

多分、つづく

こたえはーいつもわたしーの胸にー…

116:名無しさん@ピンキー
07/10/09 22:39:56 fGQWrRgI
ラッキーナンバー7で切る。書き忘れたが第二次スミス同盟解散から軽く五十年はたってる設定。

ガルシアンはハーマンの手回しで再び戻ってきてます……といってもギャグだからあまり深く考えないほうが無難かもww
俺も深く考えて書いてないし。


117:名無しさん@ピンキー
07/10/09 23:08:07 LPZkOMrV
なにこれwwww萌えすぎて椅子から転げ落ちたwwwwwwガルシー乙!
あとダンはアタッシュケースの角で殴っていいと思うw


118:名無しさん@ピンキー
07/10/10 00:41:21 lzwD0TPK
おおお萌えた…!!
ガルシーは本当苦労性だなwだがそこがいい
何気に着衣プレイをしたがるダンに笑ったww

119:名無しさん@ピンキー
07/10/12 21:39:49 zUzunP6E
何度か読み返すうちに>>116のサマンサが薔薇の花嫁のように思えてきました。萌える
所でシルヴィア様はっちゃけすぎじゃないのか…これはイイ>今週の更新


120:ダン×楓
07/10/15 00:16:51 JO1X9leb


 掴んだ細い腕を痕がつかんばかりの力で握り締めると、整った顔が痛みに歪められる。
 しかしそれも一瞬の事で、女は相変わらず無表情だった。
 微かに降ろされた瞼が作るのは、「お前のことなんかなんとも思っていない」と云う目つきで、結局ダンを苛立たせるのはそこだった。
 それが彼女なりの自己防衛だと知る事もないままに、ダンは力任せに掴んだ腕を引く。45口径を扱うには危なっかしい細さの骨の手応えを感じながら、肩を抱き寄せて口付けた。
 重ねた唇の温度には境目がなかった。絡めたそれは他人の物と思えないような温さで、触れるもの全て地続きだと云わんばかりだった。
 先程の強さとは打って変わった手付きで、髪を梳く。視線も噛みあわないほどの近さで、ダンは女の匂いを嗅いだ。

 知っている。
 無残にも複雑骨折のまま癒着した運命は、もう元には戻らない。
 何処でそうなったのかなんて思い出す価値もない。
 ただ、今だけはそれがやけに気に食わない自分がいた。
 

 硝煙の匂いが、やけに鼻についた。


121:名無しさん@ピンキー
07/10/15 00:18:54 JO1X9leb
保守がてら小ネタを投下させて頂いた。

所で着々と作品が集まりつつあるんだが、保管庫とかはどうするんだ?まだ気が早いかな。

122:名無しさん@ピンキー
07/10/15 07:08:07 sOES2nPT
さすがに早いんじゃないか
当面はスレが落ちないように気をつけていればよし

123:名無しさん@ピンキー
07/10/16 22:18:04 gY6YrKff
鼻血出した楓たんに死んだ目つきで睨まれたいですほしゅ

124:名無しさん@ピンキー
07/10/17 00:06:54 NsEBaRFe
どんなシチュエーションだよww
かく言うわたくしは、私服サマンサとナオミ様とホリーにいじめられながら楓とシルヴィアに冷たい目で見下ろされるのが夢です。

125:名無しさん@ピンキー
07/10/18 00:19:48 VNRxZxKn
そんな気分になったからと云ってウエハラかジャブローに乗っかるクロさんが見たいです
シルバーもいい女ぞろいなんだぜ…

126:名無しさん@ピンキー
07/10/18 01:11:20 EZVmA0Ie
シルバーいいよな!

チヅル可愛いよチヅル
モリカワと喧嘩してばっかりなのに愛してたって切なすぎるよ

127:エミール・パークライナーの受難
07/10/18 22:56:14 V5qJQ4Cc

「自分の価値について考えたことは?」
「ない」

間髪入れずに即答した。本心からの言葉であったが、リンダはその返答が大いに不満だったらしい。整った眉をひそめてこちらをきっと睨んでくるその顔は、かすかな羨望が入り交じっているようにも見えた。

「『殺人遺伝子』『生まれついての殺し屋』……ミスター・パークライナー、自分がなんと呼ばれているかぐらい知っているはずよね?それでもまだ、自分の価値がわからないと?」

「わからないな」

今となってはどうでもいいことだ。どんな名称で呼ばれようと、自分はエミール・パークライナーであることに変わりはない。ただの人殺しであるということにも。

こちらをねめあげるリンダの視線を避けるように、エミールは高架線の下へと目をやった。そして彼女がまた何をか言う前に、更に言葉を付け足しておく。

「わかりたくもない」
「あなたね!」

怒声が聞こえると同時、上半身が強大な力で真横に引っ張られるのを感じた。
見ると、リンダの白くて細い手が彼の黒いネクタイの真ん中あたりをしっかりと掴んでいる。今まで見たこともないぐらい彼女は不機嫌な顔をしていた。

ネクタイを掴んだまま、聞き分けのない子供に言い聞かせるかのように人差し指をまっすぐに立てる。

「聞きなさい、ミスター・パークライナー。
あなたを欲しがる人間はそれこそ山のようにいる。彼らはあなたの天才的とも言える殺しの遺伝子を欲しているのよ」

「光栄の極みだな。反吐が出る」

「茶化さないで。ミスター・パークライナー……果たしてあなたはその遺伝子をこの世に残そうとは思わないの?」

「殺しの遺伝子なんてばかげたものは、とっとと根絶やしにするのが世界平和のためさ」

自嘲ともいえるエミールのせりふに、

「この世界にはまだ殺しの天才が必要なのよ。キラー7はもういない。もちろん、ハーマン・スミスもね。ミスター・パークライナー、残っているのはあなただけ」

エミールは答えない。
キラー7、ハーマン・スミス。自分にはまったく関係のないものたちだ。すべては終わった。ガルシアン・スミスという哀れな男の死によって。

「ところで話は変わるけど、私はこう見えてかなり優秀なヒットマンなの」
「……自分で言うか?」

とりあえずいい加減ネクタイを放してほしいところである。


128:エミール・パークライナーの受難2
07/10/18 22:57:29 V5qJQ4Cc

「黙って聞いて。いい?私は女の殺し屋の中じゃ一番といってもいいくらいの実力がある。キラー7の楓・墨洲にもひけをとらないつもりよ」

話の流れがよく掴めない。それとさっきの話がいったいどう繋がってくるのかエミールには検討もつかなかった。
対するリンダはといえば、混乱するエミールをよそにどんどん話に熱が込もりはじめている。しまいにはネクタイを掴んでいない方の手に握り拳をつくり、

「最高の遺伝子を持つものはそれを後世に残すのが義務というものよ、ミスター・パークライナー!殺しのサラブレッドをこの世に送り出す……あなたと私ならそれができる!いえ、私たちにしか出来ないといってもいいわ!」

「待ってくれ、リンダ…。実は私はあまり頭がよくない。もっと単純明解に、それから簡潔に説明してくれないか」

リンダはいかにも不服そうな顔をしてみせたが、本気で話を理解していない様子のエミールに「わかったわ」と軽く頷き――

「単刀直入に言うわよ。……ミスター・パークライナー、私と子供つくるわよ!」
「…………は?」

頭の中はおろか、世界中が凍り付いたかのような錯覚を覚えた。

――この女、今なんと言った?

「私とあなたなら間違いなく最強の殺し屋ができるはず。向かうところ敵なしよ」


129:エミール・パークライナーの受難3
07/10/18 22:58:52 V5qJQ4Cc

なぜか得意げなリンダに、ようやく事態を理解したエミールは反射的に後ずさろうとした。しかし恐るべきことにネクタイを掴んだリンダの力はそれより強く、結果としてエミールはその場から一歩も動くことができなかった。

「冗談は勘弁してくれ、リンダ……」
「冗談!?私は本気よ!この地上で最強の子孫、この世のために残しましょっ!」

わけがわからない。だが、どうやら今すぐ彼女を止めないと、ものすごくよくないことが起こることだけはわかった。

「考え直せ。自分の身体は大切にするものだ!」
「何言ってるのよ!あなた、私と子供つくりたくないの!?」

「そうじゃなくてだな――」
「ならいいじゃない」

ぐい、とネクタイを引っ張られると、身長193センチのエミールの巨体はいとも簡単にひきずられていく。これでは聞き分けのない子供どころか、しつけのなってない大型犬と飼い主の図だ。

「リンダ、そろそろ本気で息が苦しいのだが……」
「まず目標は二人ね。男と女をひとりずつ。
ミスター・パークライナー、今日は忘れられない日になるわよ」


大多数の男たちを一発で陥落させる笑顔を浮かべるリンダだが、残念なことにその大多数の男たちの中にエミー

130:エミール・パークライナーの受難4
07/10/18 23:00:51 V5qJQ4Cc

「だから!私は君とその、そんなことをするわけにはいかないんだ!」
「あら、ひょっとしてその歳で童貞?でも安心しなさい、全部私に任せてればいいんだから。この一か月、ビデオと本でばっちり勉強済みよ」

あぁ、そうですか。

「部屋はもうとってあるの。ぬかりはないわ……善は急げ、明るい未来へレッツゴーよ!」

ああああああ……。

視界が霞む。リンダは上機嫌に「子・づ・く・り・しましょ♪」とかなんとかとんでもない歌唄っていたが、それすらも次の瞬間にはひどく遠く聞こえた。
世界が揺らぎ、意識が遠のいて――。



目が覚めた。

目覚めた彼はまず真っ先に今自分が着ている衣服を確認した。
汚れひとつない純白のスーツ。足下には黒いアタッシュケースが鎮座している。

「………夢」

目の前に広がるのは高架線からの風景ではなく、見慣れた自室だ。
ソファの上でどうやらうたた寝をしてしまったらしいということに気付いた時、ガルシアンは心底安堵した。

額に流れる冷や汗を拭いながら、頭の中でゆっくりと現在の状況を整理する。

「(私はガルシアン・スミス。スミス同盟の一員で、“業者”……)」

一度は抜け出したかと思われた螺旋に再び放り込まれたどこまでも哀れな男。それがガルシアン・スミスであり、同時に三つ目の殺し屋、エミール・パークライナーでもある。


131:エミール・パークライナーの受難5
07/10/18 23:02:34 V5qJQ4Cc

「恐ろしい夢もあったものだな……」

呟きながら、壁に掛かった時計を見やる。高架線でリンダと接触しなければならない時間が迫っていた。

夢は夢だ。ガルシアンは胸中で何度も自分に言い聞かせる。
あれが何を意味するものかは知らないが、とにかく夢というものは夢であってそれ以上でもそれ以下でもない。

家を出て、その足で高架線へと向かう。
十五分も歩けば、いつものように高架線の下を退屈げに眺めるリンダの姿が見えてきた。

彼女もこちらに気付いたらしい。細い首だけを動かして、つまらなさそうにガルシアンを一瞥する。

「(……いつものリンダだ)」

よかった、とつい声に出してしまったために、当然リンダは訝しんだ。

「何がよかったのよ?」
「なんでもない」

「そう……じゃあもうひとつ質問してもいいかしら」
「構わない」


「自分の価値について考えたことは?」
「……え?」



『ガルシアン・スミス(エミール・パークライナー)の受難』もしくは『最強殺し屋計画』
END

セーブシマスカ?

セーブスル
→セーブシナイ

132:名無しさん@ピンキー
07/10/18 23:05:57 V5qJQ4Cc
以上。投下予告忘れてごめん。
『溜息』の続きを書くつもりがこんなのが出来ちゃった。
次は本当にダンが楓使って変な映画撮ろうとするネタやろうかなと思って我に帰る俺であった……

スレのますますの繁栄を願いながら、チョココロネを頭から食います。

133:名無しさん@ピンキー
07/10/18 23:08:59 V5qJQ4Cc
げ、3のラストがちょっと抜けてたよ。訂正。
正しくは↓

その大多数の男たちの中にエミールは入っていない。



134:名無しさん@ピンキー
07/10/18 23:46:20 VNRxZxKn
ちょwwwwもうwwww氏のネタいちいちツボに入るwwwwwwもうリンダがツンデレにしか思えないwww
ていうかその唄どこで知ったリンダwwwww

セーブは大事だと思い知った所で、チョココロネの頭ってどっちだったっけ?

135:名無しさん@ピンキー
07/10/21 00:16:43 8GptJS+r
まとめのボツ設定でコヨーテと楓は過去に愛し合っていたとかあるんだけど、
じゃあ今はどうなんだよ…とか考えるともやもやするな! そして下がり気味なのであげ

136:名無しさん@ピンキー
07/10/23 11:28:32 bI5/xT2B
寝る前に「インスマウスの影」を読んで性的な意味でダゴン様(というか触手)に食われる夢を見てしまい、
何これ欲求不満?と悶々としてしまう楓たん

という大変に頭の悪い電波を受信した。つーかダゴンであってたっけ。

137:名無しさん@ピンキー
07/10/26 00:02:21 db0/Z64I
保守

138:名無しさん@ピンキー
07/10/27 22:09:20 +GdfRE+b
ひょっとして過疎ってる?ここはひとつ、リレー小説でもやろうか。

139:名無しさん@ピンキー
07/10/27 22:56:15 QUHFiXNJ
ダゴンってなに?

140:名無しさん@ピンキー
07/11/01 00:51:31 aOKUkTbu
触手と聞いて飛んで来ました
楓はあの生足がたまらない、リンダはあの乳がたまらない。

141:名無しさん@ピンキー
07/11/09 21:41:27 BmXyfxsA
保管庫の心配なさそうだな
ネタ、作品は数えるほどしかない
そもそもこのスレ自体使いきれるかどうか

142:名無しさん@ピンキー
07/11/10 21:00:38 upmb9Eee
でもNMH発売したら増えるかもよ?

143:名無しさん@ピンキー
07/11/12 21:55:42 kuuMorYM
じゃあ作品が投下されるまでクリスマスの話でもしようぜ

144:名無しさん@ピンキー
07/11/24 12:58:36 Oayjt+1s


145:名無しさん@ピンキー
07/11/27 18:21:13 IAhrlBpj
ここに投下されてるダン楓はどっちもヤンデレ×ヤンデレっぽいけど、変化球でダンの前ではデレデレの楓とかみてみたいww

146:名無しさん@ピンキー
07/11/27 22:42:54 dD6fU9OH
保管庫には遠いかもしれないがそこそこ投下あるな
というわけで今までの索引

>>20-22 「生きる」 ダン×楓(エロ無し)

>>38-40、>>80-81 「(茨姫)、またはその醜悪なパロディ」 ダン×楓 ※継続中

>>46-48 ダンと楓(エロ無し)

>>59-64 ジュリアとコン(エロ無し)

>>101-102、>>105-106 カーティス×アヤメ 

>>109-115 「ガルシアン・スミスの溜息」 ガルシアン主役
>>127-131 「エミール・パークライナーの受難」 ガルシアン主役

>>120 ダン×楓

147:名無しさん@ピンキー
07/11/28 19:49:29 /4fTKmhY
シルバーもFSRも移植決まったし、NMHはもうすぐ発売だし
もっと投下増えるといいなぁ

148:名無しさん@ピンキー
07/12/04 03:28:50 D0TZjNRj
ついにNMHが二日後発売なんだぜ。
ゲームも楽しみだけど一位になったらシルヴィアが最終的に
ヤらせてくれるのか気になるw

というわけで発売期待age

149:名無しさん@ピンキー
07/12/12 10:59:23 ez3PIZh6
ほっしゅー

150:名無しさん@ピンキー
07/12/12 21:49:39 ez3PIZh6
連レスになるが、ノーモアバレの話はいつ頃からOKにする?発売一ヵ月後くらいかな??

151:名無しさん@ピンキー
07/12/12 23:46:23 kp3OPJl/
うんそれくらいかな。
今回魅力的な女子キャラ多くてたまらん

152:名無しさん@ピンキー
07/12/15 23:45:58 3PNaQxcC
K7謎解明スレでのクリスマスネタがかわいいよほしゅ

153:名無しさん@ピンキー
07/12/16 01:05:45 FTo/M424
クリスマスかぁ
もうそんな時期なんだね

キラーメンツのクリスマスもいいけどシルバーでのクリスマスも見てみたいよ
…ナカさんとか真っ先に帰りそうで、モリカワ&ハチスカは気付いたら二人でどっか消えてそうだが
スミオはアヤメに面会で、テツさんとアキラが寂しくケーキ食べてる所が目に浮かんだw

154:名無しさん@ピンキー
07/12/16 20:50:39 4PTXIeFS
「トリコ!クリスマスはパパと過ごすんじゃないのか!」
「いや!今年こそモンド様にお会いしてクリスマスデートまでこぎつけてやるんだから!
行こう、クリスチーナ!」
「トリコぉぉぉぉ!」

という電波をFSR再プレイ中に受信いたしました

155:名無しさん@ピンキー
07/12/16 21:03:13 FTo/M424
>>154
テツさん切ないぜ…

須田ゲーが繋がってるという前提でロスパス島にスミス同盟がバカンスにくる
という妄想電波をキャッチした。
楓の水着…


156:名無しさん@ピンキー
07/12/19 09:27:15 nMzv/v70
アウトドアな同盟かわゆす保守

157:名無しさん@ピンキー
07/12/19 14:16:11 +V7zpji4
>>155
スミスinバカンス…想像したら楽しすぎるw

楓はワンピースじゃなくビキニっぽいな。なんとなく。
コンはおおはしゃぎしてそう。なぜか一撃で見事なスイカ割りしてるのを想像した。
コヨーテは褌で泳いでたりするのかな。
ケヴィンは紫外線苦手そうだな…。ダンはここでもスーツか、あるいはタンクトップなのか。
ハーマンとクンはやっぱりチェス、ガルシーは何か黙々と食べてそうw

マスクが思いつかん…コンと遊んでそうではあるな。

158:名無しさん@ピンキー
07/12/19 17:40:06 NiRPgDO8
ケヴィンはパーカーのフードすっぽり被って長ズボンで、パラソルの下に座って機嫌悪そうにしてそうだ。
でも雲男では若干浮かれてるみたいなサングラスとベルトだったから、意外と楽しんでるかもしれない。

159:名無しさん@ピンキー
07/12/19 19:51:37 0AWhkcC7
マスクはビキニパンツだろ
白地にケツの方に黒文字で「MASK」

160:名無しさん@ピンキー
07/12/20 00:40:50 2hznsBNF
ビキニパンツに合わせて覆面も白か…

161:名無しさん@ピンキー
07/12/20 00:50:28 pBUDwmZn
パンダ風に日焼けしちゃうね

162:名無しさん@ピンキー
07/12/20 00:57:25 pBUDwmZn
連レスだけど性格豹変したエドとダンあたりがぶつかったら酷い事になりそうだw
あとロスパス島でシルバーのキャラとバッタリとかね

…妄想する分はタダだよね

163:名無しさん@ピンキー
07/12/20 10:28:10 8E/qsJ8R
心配しなくてもここはそういうスレなんだぜ

楓の水着と聴いてまっさきに白のワンピースにパーカー羽織ってパラソルの下でぼーっとしてるのが浮かんだ

164:名無しさん@ピンキー
07/12/20 10:59:54 Y8JCtZL3
なんだかんだでガルシーがカナヅチだったら萌える

165:名無しさん@ピンキー
07/12/20 22:08:14 cVMDmcRb
夜はカラオケで大騒ぎなkiller7

166:名無しさん@ピンキー
07/12/20 22:11:49 WlQLUo/T
演歌熱唱するコヨーテが目に浮かんだ…なぜだ

167:名無しさん@ピンキー
07/12/20 22:37:22 2hznsBNF
>>163
>>158と一緒になってケヴィンと並んでるのが浮かんだ。

168:名無しさん@ピンキー
07/12/20 22:54:59 WlQLUo/T
楓は会話苦手そうな感じだからケヴィンと案外気が合いそうだと思った。
二人で何時間でも会話なしでいられそう。
>>167
二人で無言でかき氷食べてるの想像してなごんだ

169:名無しさん@ピンキー
07/12/20 23:38:44 cVMDmcRb
>>166
ふんどし姿で「祭」を歌うコヨーテ想像して吹いた
最後はみんなでアクエリオン熱唱。

>>168
楓「…………」←メロン味
ケヴィン「………」←いちご味
なんか可愛いw

無言の二人をなんとなく驚かせてみたくなったダンが冷たい飲み物をいきなり首筋に当てるお約束展開に発展しそう
・楓の場合
ダン「おら、差し入れだ(飲み物ぐい)」
楓「ふにゃあっ!?」
ダン「………」
楓「………」
ダン「お前さ」
楓「……忘れて」
ダン「……了解」

・ケヴィンの場合
ダン「……(無言で飲み物ぐい)」
ケヴィン「アッー!」
ダン「………(無言で逃走)」

170:名無しさん@ピンキー
07/12/20 23:52:36 GCzhnd05
>>169
ちょW
楓の悲鳴に萌えた…!

171:名無しさん@ピンキー
07/12/21 00:14:32 fIGy3Zx2
お前は俺を萌 え さ せ た


ちょっと今から描いて来るとかき氷はみぞれ派の人が申しております
>>165
チガウヨー楓ちんは戸川純歌ってみんなをドン引きさせるんだヨー ごめん云ってみたかったんだ

172:名無しさん@ピンキー
07/12/21 00:37:53 14zhMYZ0
>>169
楓がメロンでケヴィンがイチゴなのも可愛いなw

個人的に暴君には飲み物を首筋とかに当てて「あ?なんだよ首が弱いのか?」
とかSっぷり全開で楓をからかって欲しい

173:名無しさん@ピンキー
07/12/21 01:24:44 J1S/P8cc
なんだこのスレは…




おまいら愛してる

174:名無しさん@ピンキー
07/12/21 01:29:59 riWAzlR8
>>165
ケヴィンは真顔でヴィレッジピープルとか歌うんだな。

175:171
07/12/21 01:37:18 fIGy3Zx2
でき \(^o^)/たよー
URLリンク(www.dotup.org)
いろいろおかしいのは見逃したってくれ…あと楓ちんパーカー羽織ってる。パスはメル欄

176:名無しさん@ピンキー
07/12/21 09:21:36 3PyJIsdf
最近の流れに和み萌えるwww
妄想や絵や文章投下してくれた人ありが㌧!!
楓はヤンデレのイメージなんだが、デレの部分があまり想像できなかったんで
更に萌えたわ…!

177:名無しさん@ピンキー
07/12/21 11:27:24 fIGy3Zx2
ヤンデレと聴くとどうしてもスクイズを思い出してしまってガクブルしちゃうんだ…
個人的には病み+ツンデレだといいと思う

178:名無しさん@ピンキー
07/12/21 15:54:20 gFWzIYjJ
もし楓タソがツンデレだったら

裸足「メイク変えたの、わかる?」
暴君「はん、何を変えたって?」
裸足「…分からないわよね、男には」
暴君「……」
暴君「な、なによ、いきなり黙り込んで。べっ、別にあんたに気付いてもらいたかったとか、そういうわけじゃないんだからね!誤解しないでよ!」

暴君「してねーよ」
暴君「たまには違うメイクにしたかったのよ!あんたがいたからとかそういうわけじゃ絶対絶対ないんだから!ちょっと、聞いてるのっ」

暴君「聞いてる…可愛いやつめ」
暴君「な、ななななななに言ってんのよ!そんなこと言われたって嬉しくなんか」
暴君「……」
暴君「……ほ、ほんとはちょっとだけ嬉しかった」
暴君「それでよし」

裸足「……さっきからひとりでぶつぶつ何言ってるの?」
暴君「ぐはぁっ!テレビの電源点けっ放しだった!」

179:名無しさん@ピンキー
07/12/21 16:16:21 rqoBIETq
>>178
まさかの暴君妄想オチW
自重しろ33歳。でもツンデレ楓カワユス


180:名無しさん@ピンキー
07/12/21 23:03:30 3PyJIsdf
>>178
見事なオチ。途中から名前を間違ってるのかと思ってしまってたw
ツンデレ口調で話す暴君を想像したらギャップがものすごくて萌え。

181:名無しさん@ピンキー
07/12/22 00:07:02 Lu92zrbq
>>178
腹筋にクリティカルヒットしたwwwwこれはひどすぎるwwwwwww(いい意味で)

182:名無しさん@ピンキー
07/12/24 19:27:28 NvrxZqAf
>>175
すごく今さらなんだけど、1コマ目のケヴィンに気づいて最高に吹いたw
ケヴィン透明すぎるww

今日は謎解明スレのスミス達のクリスマスを想像して萌える

183:名無しさん@ピンキー
07/12/25 12:27:56 sHAyXVOz BE:1092264858-2BP(0)
キャラ愛な流れ切って悪いが…

ヘッドボムスマイルって可愛くないか?
あのカバーが開くたびに「ヘヘヘ」って笑うんだぜ?

おまいらも何か好きな笑顔があるはずだ

184:名無しさん@ピンキー
07/12/25 19:32:14 YwK4Y8/G
>>183
ツバキスマイルが好きw
「ひぇーー!!ボス!ボス!」って言って逃げてくように見える。
あとはスパイラル。ガラガラのおもちゃの音がかわいいw

185:名無しさん@ピンキー
07/12/25 21:19:44 McMnRr6/
自分もツバキ好き。あとフラワーも
そして好きな残留思念がスージー
イワザルも好きだ。イワザル×ミザルも見てみたい…

186:名無しさん@ピンキー
07/12/26 00:39:27 3E7/UAMh
ウルメイダスマイルの微笑ましさとマスク使用時のバックスマイルの哀愁はガチ。
分身のフラワーの群れも好きだなー。

187:名無しさん@ピンキー
07/12/26 20:30:37 M+useQKk
hssh

188:名無しさん@ピンキー
07/12/27 13:35:34 xJFLvpnZ
ビックスマイル嫌いだ

でかいし弾あたらんしで腹立つわ('A`)


テキサスでは世話になうぉっ!

ドカーン

189:名無しさん@ピンキー
07/12/27 21:38:00 dTAdx7yz
>>188
コヨーテの声で再生されたw

190:名無しさん@ピンキー
07/12/28 03:45:39 rudRpEDq
コヨーテは生まれながらの悪党で人間凶器って設定のはずなのに、このにじみ出るヘタレ臭はなんなんだろうw
そこが好きなんだが。

191:名無しさん@ピンキー
07/12/28 04:59:04 YKR+Gd2Y
やっぱり広島弁とフンドシなのがいけないのだろうか…w
乙女心でもどーしてもコヨーテが一方的片想いなのしか思い浮かばない…

192:名無しさん@ピンキー
07/12/28 11:29:43 7g1TspFP
根っからの悪党なわりに「天使」の没ムビでHSに下半身吹き飛ばされた女性を安楽死させたりしてるしな。
きっと女と子供には優しいもしくは甘いんだろう。
あと何故か俺の中のコヨーテは「宗教はクソ食らえだけどやたら縁起担いだり土着信仰贔屓」というイメージがある。

193:名無しさん@ピンキー
07/12/30 01:11:33 mvtDMmUU
コンに懐かれてるしな。
ダンとの関係もお互いに険悪ってより、ダンはコヨーテをガキ扱いしてそうなイマゲ。

194:名無しさん@ピンキー
07/12/30 15:05:39 luwSPvCw
コヨーテは南米出身のプエルトリカンという設定だけど
どうしても日本のチンピラのイメージなんだよな。褌だしw
スカジャンとか似合いそう。

相関図「乙女心」のあれは自由に解釈していいのかな?
楓がダンに片思いしつつコヨーテが楓に惚れてるというのが
なぜか俺の脳内設定。

195:名無しさん@ピンキー
07/12/30 16:51:59 mvtDMmUU
コヨーテとダンの間で揺れる乙女心じゃなくて
楓からダンへ、コヨーテから楓への乙女心か。納得した。

196:名無しさん@ピンキー
07/12/30 17:49:04 luwSPvCw
>>195
>コヨーテから楓への乙女心
ちょwコヨーテ乙女かよww
ワルだけど根がいい人情派っぽい気はするな

197:名無しさん@ピンキー
07/12/30 21:03:17 nO+NmhID
楓のためにお弁当を一生懸命作るも、卵焼きの塩と砂糖を入れ間違えてしまうコヨーテ
指にはたくさんのばんそうこうが

198:名無しさん@ピンキー
07/12/30 22:27:00 eEcDcW0O
>>194
相関図に矢印が無い時点で説明放棄してるから自由に解釈でOKだと思うぜ。
>>197
もうコヨーテにセーラー服だのダンにメイド服だの着せりゃいいじゃねえかwwwwwばかちんwwwww

199:名無しさん@ピンキー
07/12/30 23:03:44 nO+NmhID
>>198
わたし、コヨーテ・スミス。楓に恋する純な27歳職業殺し屋!
いじわるメイドのダンになんか負けないんだから!

こんな感じ?
溜息シリーズで楓たんメイド服着てくれるといいなぁ

てかIDがNMHだ。これは嬉しい!

200:名無しさん@ピンキー
07/12/31 00:58:27 O/3vkLaE
最近の流れマジで噴くw
ノーモアヒーローズの例の玉であのキャラのネタがあったら
きっとメイド服になるよな、とネタバレしないように微妙な書き方をしてみる

>>199
神IDおめでとう!

201:名無しさん@ピンキー
07/12/31 03:48:56 khlJetl5
颯爽とネ申絵師は現れないだろうか。スネ毛も忘れずに。
コヨーテと言えばアメコミ版の前歯ないとこもヘタレっぽいな。

>>199
オメ!

202:名無しさん@ピンキー
07/12/31 23:42:46 +WZUPZAS
それにしても何処へ向かおうとしているんだこのスレは…
いいぞもっとやれ。というわけで2008年も宜しく ノ

203: 【大吉】 【1261円】
08/01/01 01:04:39 3cRDqAX3
エロパロ板なのに男キャラの女装ネタが進行するこのスレが好きです。
アメリカの新年と言えばニューイヤーズキスだな。
コヨーテが楓としたがって挙動不審(乙女心)になってる間に、楓はコン辺りにしてそうだ。

今年もよろしく。

204:名無しさん@ピンキー
08/01/01 18:27:02 u9jtIZpB
ghmの年賀状きたー。かっこいいな。
イベント…行きたいけど地方からじゃ遠いなぁ。

205:名無しさん@ピンキー
08/01/01 22:25:00 hjM/IKxn
>>203
スミス同盟で時節ネタを考えるたびに疑問を憶えるんだが、
結局あいつらは一体何処の国の習慣で新年だの祝ってるんだろうか。
もー普通に合衆国でいいんかな。コン、マスクあたりはそれぞれの国の習慣引きずってそうな気もするんだが。
楓も楓で日本コミュニティの中で育ったろうし、生前は普通に日本式で祝ってそうだ。

>>204
同じく地方者の自分は勿論その日仕事だぜというかまだ年賀状来てないんだが…OTLOTLOTL

206:名無しさん@ピンキー
08/01/02 09:25:03 xR5jpQjb
メキシコもアメリカもイギリスも、年末はカウントダウンして騒いで、元旦以降は特に何もしない…ってのが普通っぽいな。
コンは孤児で英語を話す辺り、小さい頃から英語圏の習慣に慣れてそう。

207:名無しさん@ピンキー
08/01/02 19:31:34 6mJSwj6o
完全にオタ向けのゲームになってしまうけど、killer7にコスチュームチェンジ機能が密かに欲しかった

ガルシアン:着ぐるみ(謎解明スレであがってて、想像して吹いた。雑魚戦でもガルシーを使いたくなる)

ダン:シャーロック・ホームズ的な黒外套(イギリス→シャーロック・ホームズ→探偵)

楓:巫女さん(メイド服はすでにサマンサがいるから)

ケヴィン:ホテルマンの服(回想ではかなり似合ってた)

コヨーテ:海賊(イメージ的になんとなく)

マスク:メキシコ民族衣装(ポンチョと長い帽子)

コン:チャイナ服(言わずもがな)

208:名無しさん@ピンキー
08/01/04 20:09:57 K2vJNtDZ
>>207
アイルランドってイギリスから独立してたような

209:名無しさん@ピンキー
08/01/04 23:56:42 wH7QGjDK
スミス同盟に王様ゲームやらせてみたい

210:1/3
08/01/05 00:55:15 UN9vyPVI
三周目にして萌えたから書いてみた。コヨーテ×スージー。
嘔吐表現とエセ広島弁が飛び交うので注意。

----------

まぁガルシー、怒らんで聞いてくれよ。
こうなったなぁわりと偶然じゃったんじゃ。
南京錠がかかっとるから交代させられ、開けたらいっつもん生首少女がおった。
おったっちゅうか、鎮座しょぉったんじゃ。

「われ、いっつも狭い所におるな」
「何、文句? 失礼ね。人の趣味にケチつけないでよ( ̄∩ ̄#」

お決まりの愚痴が始まる。えらいブチ切れた内容じゃ。
学校に行きとぉないだの、人に名前のことで馬鹿にされただの、ようまぁそがぁなことで人を殺せるもんじゃゆぅて思う。
そう思う自分が殺し屋をしとるんじゃけぇ、人のことを言えた義理じゃぁないが。

「気持ち悪い…」
「え?」
「吐き気がするわ」

あああああ、お、おい。
焦ったなぁほんの一瞬じゃったんじゃ。じゃが矢継ぎ早にスージーの愚痴の続きが始まる。
綺麗な宝箱に収まった、まさに箱入り娘が、ゲロまみれで恨み言をつらつら言っとる。
死んだ目で、掠れた声で、こちらを見ょぉるような見とらんような視線で。
…なんでか、可哀想に見えてのぉ。

「え、何やってるの」
「見て分からんか」

指輪をつまんでシャツの端で拭うと、ポケットに突っ込んじゃ。
カーテンを破いて、下に敷いちゃる。珍しゅう本気で不機嫌そうな顔じゃった。


211:2/2
08/01/05 00:57:37 UN9vyPVI
「そんなことされたいなんて言ってないわよ」
「こりゃぁわしが好きでやっとるんじゃ」
「同情のつもり? 最低ね。人殺しは全員最低で、同盟はもっと最低だけど、アナタは特に最低よ!o( ̄^ ̄o)彡」

顔を背けられた。首だけのくせにそがぁなことがでけるんか。
ポケットから指輪を取り出す。填めると、若干ベタついとった。

「ピッタリじゃ。またな、スージー」
「気安く名前で呼ぶんじゃないわよ」
「ほうか」

蓋を閉めようとすりゃぁ、こちらを向き直してスージーがゆぅた。

「名字から始めるのがお決まりでしょ、この場合( ̄ー ̄)」

笑ったように見えたけぇ、わしもつられて笑い返した。
ついでに背後から笑い声がしたんじゃ。



ん? わしも悪い部分はあったけど、おおかたはしょうがないことじゃろ?

「つまり女に気を取られて死んだと」
「いや、そうゆわれりゃぁそうじゃが…」
「コヨーテ、ばっかでぇ。楓わりと心配してたのに」

ああ損をした。もんすごく損をしたんじゃ。
何が損って、もうスージーが笑っとる姿を見なかろうっちゅうことが。

212:名無しさん@ピンキー
08/01/05 00:59:51 UN9vyPVI
最初ミスりました。1/2で足りたようだった。
広島弁についてはできればスルーしてください。

そういやここってムーンの話題とか投下とかはアリ?

213:名無しさん@ピンキー
08/01/05 01:37:50 cuyaCI66
>>210
コヨーテ男前…!
おかげでコヨーテ×スージーの新境地に目覚めました。
ありがとうごちそうさまです。

須田作品ってかいてあるからムーンもOKだと思う。



214:名無しさん@ピンキー
08/01/05 02:47:38 NYaRBsM9
>>212
GJ。コヨーテ意外に紳士なんだなぁ。スージーのツンデレに期待

しかしこのスレはいろんな組み合わせが見られるね。その上ぜんぶ萌える。(個人的にコンとジュリアに目覚めた)
なんて贅沢な場所なんだ。

215:1
08/01/05 09:15:33 TkFE65T8
>>212
GJ!コヨーテお前みたいな男前がなんで同盟なんぞにいるんだ…!
立てた当初にも出てそのままスルーされたが、
スレ立てた自分としてはムーンもOKのつもりだったんだぜ。
ちなみにノーモアバレ解禁は明日(発売一ヵ月後)からなので、ネタバレNGな人は避難してくだーたい。

>>209
誰が王様になってもカオスな所で予想外にケヴィンが王様になるんだな。
どさくさついでに、ホテルユニオンのロビーにDDR筐体を置いて同盟を定点観測してみたい。

216:名無しさん@ピンキー
08/01/05 14:26:08 +sc+Y0Rp
>>215
ケヴィン…何命令するんだろうなw

217:名無しさん@ピンキー
08/01/05 19:37:56 OtvHFbrm
>>215
DDRはコンがすごい腕前にちがいないw
あとはマスクもいい動きしそうなイメージ。
案外ガルシーもやってみるとビジュアル的にきまりそうw

その3人あたりとコヨーテがステップを踏んでるのを遠くからダンと楓が
「ふん…くだらねぇ」「…大人げないわ」
とかいいつつずっと見守ってたりしそうなんだぜ。
だがケヴィンはフロント係。

218:名無しさん@ピンキー
08/01/05 20:36:46 TkFE65T8
どさくさ紛れの話に飛び込んでくるな噴いたじゃまいかww
DDRは音ゲでも唯一オブジェ音がないのにコン上手いのか…それはとんでもなく凄くないか。
つーかほんとは見えてるんじゃないのかうわなにをする(ry

とりあえずあいつらが正しい英語の発音でパァーノゥパァーノゥ云うのを想像したら噴いた。
楓たんはGOLDEN SKYとかオシャレ曲踏むんだろう。まったりと。

219:名無しさん@ピンキー
08/01/05 23:59:19 NYaRBsM9
>>217
クリスマス話の時もそうだったけど、ダンと楓はとりあえずみんなから外れたところにいるねw
なんとなくわかる気がする

220:名無しさん@ピンキー
08/01/06 00:05:55 UN9vyPVI
NMH ネタバレ解禁したので言わせてもらおう

トラヴィス×ホリーが好きだ
ジーンやシルヴィアがヒロインだとは思うが、ホリーとの戦い後の会話でものすごく萌えた
しかしNMHはキャラの大半が初対面なので、妄想しづらい

221:名無しさん@ピンキー
08/01/06 00:24:19 B131IHlW
トラヴィス×ホリーもいいな
しかしほとんどのキャラ死ぬからキツイなー
須田ゲーでのキャラの肩入れは危険だとシルバーで思い知ったのに、やっぱり萌えてしまう…

自分はトラヴィス×シルヴィアとヘンリー×シルヴィアどちらも萌える
あとビショップ×ナオミとか

222:名無しさん@ピンキー
08/01/06 02:06:40 Xy/bqNX3
ナオミ×トラヴィスを想像した俺は少数派の予感。

223:名無しさん@ピンキー
08/01/06 09:22:58 2T/1l/Km
>>222
よう、俺。ナオミせんせのおっぱいは世界共通言語だって51が云ってたんだぜ。

俺は尻に敷かれる兄弟→シルヴィアとか、昔のトラヴィス×ジーンとか、
トラヴィス+シノブとか想像してた。この二人はなんか師弟関係先行してそうだ。
あとホリーはどう考えてもCGチームの勝利だな…スコップに腰掛ける動きかわいいんだかエロいんだかはっきりしやがれえええ

苺たんでオナるトラヴィス想像したのは俺だけだな?よし俺だけでいい。

224:名無しさん@ピンキー
08/01/06 18:31:19 Xy/bqNX3
>>223
さらによう俺。
トラヴィスはネットサーフィンして日本のオタク系サイトをめぐって
ビザールジェリーのエロCGとか集めてると思うんだw
アキバからTシャツとか取り寄せてる時点で
アメリカンらしい収集癖が強いオタクというより、二次元属性がありそう。

225:名無しさん@ピンキー
08/01/08 11:24:31 lI+HnVCE
ほすー
ツンデレシノブが見てみたいと思うこのごろ。

226:ようこそスミス御一行様!
08/01/10 19:53:56 Mhd3Uovg
保守という名の小ネタ投下…遅レスな上今までの流れに割って申し訳ない、
ロスパス島にキラーがバカンス~にうっかり萌えてしまったんだ。モンドが奴らと喋ってたりするので、嫌な人は全力スルー投げっぱなしでお願いします!
エロですらないので、おつまみ程度に…


モンド「なんだこのあまりに作風の違う団体は!リゾートが台無しじゃないか!
 帰れ帰れ!」
盗「おうおう、ヒドイ言い様じゃのォ?こちとら金払ってんじゃけぇ、
 文句あるなら出すモン出してからにして貰おうか――なんじゃ、
 金目のひとつも入っとらん。ツマらん鞄じゃのォ!ほれコン、やる」
餓鬼「え!やったー!ちょうどCDケース欲しかったんだよね!
 ありがとコヨーテ!」
モ「な!?キャサリンを返せ!!ハッ…クソッ…何だあの異常な速さは…!
 だからクソガキは嫌いなんだ!」
覆面「コンやめるんだ、返しておやり」
餓鬼「ちぇーマスクが言うなら」
モ「またレスラー!?何なんだもう懲り懲りだ、
 変人しかいない。もうこの島には俺の邪魔をする変人しかいない!!」
暴君「あァ…?変人だと?へぇ、言うじゃねぇか探し屋。
 誰が、何だって?オラ、もう一回言ってみろよ…」
モ「随分好戦的な奴だな。関わりたくない奴ブッちぎりナンバー1だ。
 ほらクソガキ、こいつもリゾートにスーツじゃないか。何か言えよ」
ショウタロウ「別に。この人はこういう園の人なんでしょ?
 平和なリゾートを突如脅かすスマートな仕事人…いいじゃん、
 お前よりよっぽどいいよ」
モ「待て、それは俺のポジションだろどう考えても!やらないぞ!」
暴君「いらねぇよ…。くだらねぇ、行くぞ楓」
裸足「…ええ」
ショ「しかもトドメの美女連れだよ完全完敗じゃんダッセー」
モ「何を言うんだクソガキ。美女?それなら俺が負けるわけないだろ、」
トリコ「モンドさま…!そう、貴方には私が…」
モ「我が愛しのキャサリンに勝るモノなどない!!
 ああ、今日も綺麗だよキャサリン!」
トリコ「…」

ガル「す、すまない私の連れ達が…」
エド「いいえスミス様、わたくし共も良いものが見れました。
 存分にロスパス島を満喫下さい」
ガル「ありがとう、そうさせて貰うよ」
エド「…しかしスミス様。大変申し上げ難いのですが、
 お連れの方がどうも緊急事態のようでございます」
ガル「―な!?ケヴィンがワニに踊り食われてる!?
 非常識じゃないかピンク色のワニだなんて…!!―!~~!!」
―その夜、一向に自重しない探し屋と殺し屋の為にガルシアンの苦悩の悲鳴は島全体に響き渡ったそうな―


お目汚しスマソ


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