いもうと大好きスレッド! Part4at EROPARO
いもうと大好きスレッド! Part4 - 暇つぶし2ch200:美香(連泊)
07/12/07 04:10:54 Ish9q0wB
風呂からあがってベッドに座ってくつろぐ。
「お兄♪」
隣に座って寄りかかってくる美香。
「まったく、今日の美香の甘えっぷりは凄いなぁ」
腰のとこに手を回して少し抱き寄せてやる。
「今日は幸せすぎだよ♪」
「まだしてないことがあるだろ?」
美香をベッドに押し倒す。
「きゃっ!お兄ってかなりエッチだよね」
「嫌か?」
「全然♪」
まるでそうするのが当たり前みたいにキスをした。
美香の服の中に手を入れて直接胸を触る。
「お風呂のときもそうだったけど、お兄っておっぱい触るの好きだよね♪」
なんか見透かされてるみたいでちょっと恥ずかしくなる。
美香の服を脱がしにかかる。
「すぐ脱がせるんだね?」
風呂あがりでラフな格好をしていたためすぐに脱がし終わる。
「ひゃん!」
いきなり美香のあそこに触れたため、美香が可愛い声をあげる。
さっきまでお風呂でさんざんいちゃついてたからもう濡れていた。
「えっと、こうかな?」
美香をよつんばいにする。
「入れるよ」
「うん」
美香の了解を得るとすぐに美香の中に入っていった。
「あぁぁっ、またお兄とひとつになっちゃったね♪」
美香の腰を掴みゆっくりと動き出す。
「あん♪」
こうやって後ろから美香を攻めていると犯してるみたいな気分になる。
だんだん動きが速く、乱暴になっていく。
「あっ、お兄、激しっ!」
声をあげ、乱れる美香を見たくて余計に乱暴に動く。
「もっとぉ、ゆっくりぃ!」
体を倒して美香の胸を揉みながら突く。
「お兄っ、だめっ!優しく…」
「もう出るから、もう少しだから!」
「あっ、一緒、一緒にっ、いこ?」
パン、パンッと強く腰を打ちつけできるだけ奥に入れる。
「あっ、あぁぁぁぁ!」
また中に出してしまった。
「お兄の熱いのまた中に出されちゃったね♪」
「えっと、ごめん…」
「謝らなくていいよ。でも奥に出されちゃったから当たっちゃうかもね♪」
「それはちょっと困るかも…」
「どうして?」
美香が少し不安そうな顔になる。
「二人きりじゃなくなるだろ?」
「お兄!」
美香に勢いよく抱きつかれた。

二人で夕飯を食べるのも忘れてひたすら求めあった。


終わり(続くかも…)

201:名無しさん@ピンキー
07/12/07 08:18:27 A8OJKF81
何この極甘兄妹
超GJ!!

202:名無しさん@ピンキー
07/12/07 21:30:11 mrwwHEwg
息子がお世話になってますm(__)m

203:名無しさん@ピンキー
07/12/07 22:19:38 6zZpsh6R
歯が溶けそうなくらい甘~いw
GJですた

204:名無しさん@ピンキー
07/12/08 01:26:40 q2FVJqMj
甘いな、溶けてしまいそうに甘い
なんでこんな妹が俺には……

205:名無しさん@ピンキー
07/12/08 10:57:26 9romID1m
Hシーンが短すぎるように見えなくもないが
(*^ー゚)b グッジョブ!!

206:名無しさん@ピンキー
07/12/12 13:06:56 U5Y7iQsA
GJ!
ぜひとも続けてくださいませ!

207:名無しさん@ピンキー
07/12/20 01:41:53 fmz+p7J6
保守

208:名無しさん@ピンキー
07/12/21 12:45:28 1U6fcgOa
冬休みということで、大学に行っている兄が久々に実家に帰ってきました。
荷物を背負ってリビングに入ってきた兄に、私はこう言いました。

私「あ、お兄ちゃん、今お帰り?」
兄「ああ」
私「そか、気をつけて帰ってね☆」

満面の笑みを浮かべた兄から「お土産」と称しておでこに垂直チョップを貰いました。













ん、エロはって? ただの保守だよ。

209:名無しさん@ピンキー
07/12/21 18:29:53 N5R1VurD
フー もう少しでヤツがやってくるところだった

210:名無しさん@ピンキー
07/12/21 19:21:14 1lgm5uAW
>>208
本当こんな事を言われそうな気がしてきて全俺が泣いたw

211:名無しさん@ピンキー
07/12/22 00:32:22 UhpVdeqd
>>210
つまりリアルで妹がいるとそうかそうなのか泣いてやる



212:美香(クリスマス)
07/12/24 19:50:03 +neMLNhC
ピンポーン
チャイムが鳴る。
俺はドアを開けた。
「お兄、メリークリスマス♪ってまだイヴか」
満面の笑みを浮かべて美香が立っていた。
「家で焼いてきたケーキとか、夕飯の材料とかで手が塞がっちゃって…」
とりあえず荷物を受け取り、部屋の中に迎え入れた。

美香は料理の準備をすぐに始めた。
パンにサラダにポタージュスープにチキンのソテーとコース料理のようないつもより豪華な食事を味わう。
美香に気合いが入っていたのか、かなり上手かった。
デザートは美香が自分で焼いた苺のショートケーキ。
買ってきたと言われてたら信じてしまうデキだった。
甘さも適度で美味しかった。
夕飯をたっぷりと楽しんで横になっていると美香が隣にくる。
「お兄と恋人になって初めてのクリスマスだね♪」
一緒に寝転がり、俺の腕に抱きついてくる。
「お兄」
「どうした?」
「呼んだだけ。幸せだね♪」
「そうだな」
食休みなのか、いちゃついてるのかわからなかった。
抱きついてる手をほどき、腕枕に変える。
「お兄が近いね」
今度は体に抱きついてくる。
空気が濃密になっていく。
「美香」
声をかけながら頭を撫でたり、頬を撫でたり、首を撫でたりする。
「お兄、くすぐったいよ♪」
そんなことを言いながらも、嬉しそうにされるがまま撫でられる。
肩まで撫でる手が降りてくると
「お兄のエッチ」
キスをしてくる。
あくまで軽く触れるだけのキス。
何度も何度もあくまで触れるだけのキスをしてくる。
口だけではなく頬や額や鼻や瞼、顔中にキスをしてくる。
だいたい顔中にキスをし終えたら、首や肩にもキスして耳を甘噛みする。
「ひゃっ」
いきなり耳を甘噛みされて声が出てしまう。
「お兄可愛い♪」
声が出たのが嬉しいのか、耳を重点的に責めてくる。
耳の穴まで舐められ、何度も声を出してしまった。

213:美香(クリスマス)
07/12/24 20:59:45 +neMLNhC
「美香」
「ん?」
こっちを向いたところでキスをする。
今度は深いキス。
美香の口の中に舌を入れて歯茎の表も裏も舐め回し、美香の口の中で舐めてないとこがないくらい舐め回す。
じっくり舐めた後で舌を絡める。
「んん…」
美香も懸命に、好き勝手に動き回る舌に自分の舌を絡めようとしてくる。
キスに没頭している美香の体に手を這わせる。
服の上から胸を触る。
ビクッと美香が反応するが、キスは止まらない。
今度は服の中に手を入れ、直接胸を触る。
「あっ」
いきなり強く触られたため唇が離れる。
「お兄、ちょっと痛いよ…」
それでも抵抗するそぶりもみせないので強く揉み続けた。
美香の反応を楽しみながら今度は下に手を伸ばす。
直接肝心な部分にはふれず、周りだけ触る。
「あっ、あぁ…」
少しもどかしそうに太股を擦り合わせたりしているが、あくまで周りだけを責める。
「お兄…」
訴えるようにみつめてくる。
軽くキスをして、肝心な部分に触れてあげる。
「あぁ!」
豆の部分に触れ、剥いて軽く摘む。
蜜が溢れてくる。
次は中に指を入れて中のヒダヒダの感触を味わう。
「お兄っ」
美香が感極まってくる。
2本指を突き入れて中を擦る。
指を何度もキュッと締め付けてくる。
「あぁっ、いい!イッちゃうよ」
弱い部分を強く擦る。
締め付けの間隔が早くなる。
指を力一杯締め付けて美香がイッた。
「お兄、お兄…」
うわ言みたいに呼ぶ。
「お兄にイかされちゃった」
幸せそうに抱きついてくる。
「お兄、入れたい?」
「そうだね。早く入れたいかな」
「じゃ、1つになろう♪」
起き上がり、美香を手招きする。
「?」
よく分からなさそうにしているから
「美香が上になって」
と言うと少し美香の顔が赤くなった。

214:美香(クリスマス)
07/12/24 21:51:00 +neMLNhC
「これでいいの?」
対面座位の形になる。
「なんか恥ずかしい」
美香を抱き寄せる。
「あっ」
大きくなったモノが美香に当たる。
「あ、じゃあ入れるね…」
美香がモノを掴み入れようとする。
「あっ、あぁぁ」
ゆっくりとモノが中に入っていく。
中場まで入ったところでもどかしくなり、美香の太股を掴みグッと突き入れた。
「あっ、お兄ったらもう…」
一気に奥まで入る。
「美香、動いて」
「うん」
美香が動き出す。
前後に腰を動かして、中をかきまわす。
「ん、んぅ!これいろんなとこに当たって結構気持ちいい♪」
美香はこの体位を気に入ったみたいだ。
左右にも動かし、腰を回すようにする。
「あっ、あん」
美香はどんどん高ぶっていく。
腰をクネクネと動かしてる姿がなんともいやらしい。
「凄くいい、気持ちいいとこにぃ、いっぱい当たるっよぉ♪」
気持ちいいのだが、もう少し刺激がほしい。
そう思い、こっちからも動き出す。
「あっ、お兄、またいきなりっ!」
何度も突き上げる。
「あっ、すぐイッちゃうよぉ!」
こっちもイクために激しく動く。
「あっ、イクっ、またイッちゃう!」
美香の中が強くキュッと締まる。
締まっている間も突き上げ続ける。
「あっ、イッてる、のに、あっ、そんなに動いたらぁっ、止まらなくなっちゃうよぉ!」
「俺もイキそうだから!」
「だめっ、またイッちゃう!」
イクために更に激しく動く。
「美香出すよ」
「来て、一緒にイこう!」
なるべく奥に突き入れて、奥に出す。
「あっ、あぁぁぁぁ!」
ほとんど二人同時にイク。
美香の中にたっぷりと出してしまった。
「いっぱい出したね♪」
満足そうに言い、チュッとキスをしてくる。
キュッと中で締め付けられ、また大きくなってしまう。
「お兄のエッチ」
言いながらもキュッと締め付けてきたせいで完全に復活してしまった。

215:名無しさん@ピンキー
07/12/24 22:08:22 TG7VAKZc
これはいいクリスマスプレゼントだwwww

216:美香(クリスマス)
07/12/24 22:43:12 +neMLNhC
一度抜いて体位を変える。
「お兄は後ろからが好きでしょ?」
自分からよつんばいになり、お尻を向けてくる。
「ほら、すぐに入れてっ」
言い終わる前に美香の中に入る。
お尻を揉みながらゆっくりと出し入れする。
「あん、さっきと違う当たり方するね♪」
キュッ、キュッとリズムよく締め付けながら美香が気持ち良さそうに言う。
じっくりゆっくり美香の感触を楽しむ。
抜けそうになるまで抜き、奥まで一気に突き入れる。
何度も何度もそれを繰り返す。
美香の中のヒダヒダも絡み付いてくる。
とても気持ち良かった。
「お兄、気持ちいいね♪」
「そろそろイキたいから激しくするよ」
「うん」
腰を掴んで一気に動きを速める。
「あっ、もっと激しくしていいよっ!」
美香も締め付けを強くしてくる。
美香の言う通りにおもいっきり激しくする。
「あっ、んぁぁ!」
パンパンパンと肉のぶつかる音が響く。
二人とも息を切らせながら獣のようにひたすら没頭していた。
「お兄、好き、大好き、愛してる!」
「美香、好きだよ!」
二人で愛を告白しながらひたすら交わる。
「お兄」
「美香」
お互いを呼び合いながら二人一緒にイッた。

それからもお互いにひたすら求め合い、何度も交わった。
ようやく離れた頃には二人ともヘトヘトに疲れていた。
「今日のお兄は凄かったね。いっぱいイかされちゃった♪」
それでもベットの中で抱き合いながら話す。
「それにいっぱい中に出されちゃった」
「それはまぁ、気持ち良かったし…」
「お兄が満足したなら問題ないんじゃない?」
嬉しそうに美香が答える。
「いっぱいエッチなことしてたらいつの間にか日付変わっちゃったね」
「もうクリスマスだな」
いきなりキスをしてきて
「お兄、メリークリスマス♪」
と美香に言われ、心の底から幸せだと感じていた。



終わり

217:名無しさん@ピンキー
07/12/25 01:26:44 6PpWtp2i
GJ

218:名無しさん@ピンキー
07/12/25 13:22:14 3GU7h9C9
兄妹である必要ないよね

219:名無しさん@ピンキー
07/12/25 13:35:09 A63xoBV4
だがお兄と呼ばれたい漏れはGJ

220:名無しさん@ピンキー
07/12/25 14:48:11 JTgUa2Fd
多分、彼女にお兄と呼ばせたいだけかと。

221:名無しさん@ピンキー
07/12/25 15:36:49 d9n5liGF
URLリンク(p2.chbox.jp)

222:名無しさん@ピンキー
07/12/25 15:39:19 b6wCQojr
ああ、そっか。そんな時期だったか。

223:名無しさん@ピンキー
07/12/26 17:24:00 LE4/sZ2U
緊急保守

224:名無しさん@ピンキー
07/12/26 18:13:03 AUDJPsNf
あげ

225:名無しさん@ピンキー
07/12/26 22:56:20 IrPYIuxM
人生にやる気をなくした兄と、そんな兄を前向きに励まそうとする義理の妹の恋物語。

226:名無しさん@ピンキー
07/12/26 23:43:02 EAeuOKCh
妹萌えの世界では、血縁関係の有無に好みが分かれるところだな
個人的には血縁がある方が禁断の香りがして萌える派だが

うちにも来年19になるリアル妹がいるが、立派なビッチに育ちますた
(兄はまだDTだというのにOTL)


227:名無しさん@ピンキー
07/12/27 03:39:44 oLKoD8gX
>>226
兄はまだ・・・か。
妹よ・・・ちゃんと兄も奪いなさい。

228:名無しさん@ピンキー
07/12/27 08:01:35 j4GSzrba
これは>>227を元ネタにした良作が投下される予感

229:名無しさん@ピンキー
07/12/27 08:03:49 j4GSzrba
しまった>>226だった

半年ROMってくるage

230:名無しさん@ピンキー
07/12/27 14:28:03 SpCrXOHy
>>226

スキー場で男連れの女がスノーボードを抱えていた。
ボードに Bitch と書いてあった。

そうか、あれはおまいの妹か。

231:名無しさん@ピンキー
07/12/28 06:06:52 lkk0h4XD
>>226-227
よし。これが君たちが送ってくれた電波の受信結果だ。
・真性bitchを書く力量はないので、キャラと展開がへたれているのは仕様だ。
・スピードと勢いのみの書き殴りだ。推敲なんざしちゃいない。
・無駄に長いが、許せ。下手にエロを盛り込んだ報いだ。

232:永遠の恋 1/18
07/12/28 06:08:00 lkk0h4XD

 あたしは、恋をしている。
 永遠の恋を。

「んー…」
 なんとなく首筋がくすぐったくて、目が覚めた。背中が、妙に暖かい。
「…ゆーじ…?」
「ユカ。おはよ」
「何時…?」
「んー。七時ちょっと過ぎ」
 言いながら、祐司はあたしの首筋から肩胛骨のあたりを唇でついばんでいく。
「そっか…起きるかなあ…んんっ、ちょっと、くすぐったいっ」
「な、ユカ。いいだろ?」
 熱い吐息と共に耳に囁かれて、お尻になんだか熱くて硬いものが当たってるのに気付いた。祐司が、毛布の中であたしの後ろにぴったりと寄り添ってるのだった。道理で、暖かいと思った。
「んー、でも、ガッコ…」
「いいじゃん。すぐ済ませっからさ」
「んー」
 ここで断ったら、コイツとも気まずくなるんだろうな。それはまだ、ヤだ。仕方ない。あたしは腕を後ろに回して祐司の首にかけ、毛布の中でくるりと回ろうとして、祐司に押しとどめられた。
「後ろからさ…いいだろ?」
「んー…いいよ」
 いまさら、多少のことでゴネたくもない。あたしがそっと息を吐くと、祐司はそれを合図にしたかのように、肩先に舌を這わせ、掌でバストを包み込むようにしながら親指で乳首をなぶり、股間に指を差し入れてくる。
「んんっ…」
 そのどれもが的確にあたしの感じるとこを捉えていて、気持ちいい。コイツとするのも何度目になるのか、もう数えるのを止めてしばらくになるけど、回数を重ねるたびに体が馴染んでく感じがする。
「なんか…ユカも、スゴくね?…今日」
「やだっ…」

233:永遠の恋 2/18
07/12/28 06:09:02 lkk0h4XD

 やらしい体なのは自分でも分かってんだから、あまり言わないでほしい。おかげでいろんなところから響いてくる快感が腰の奥でかち合ってしまって、思わず腰が引けた。
「あ、はんっ…」
「ユカあ」
 こうなると、耳にかかる祐司の息も、背筋をかすめる祐司の乳首も、お尻に押し当てられた祐司のあそこも、ぜんぶが気持ちいい。もう、止まらない。
「あっ、ああ、あ、だ、だめっ、そこ、だめだめえっ」
 自分のものとは思えないくらい、高い声が出た。祐司が、私の後ろの穴に指を当てて、ねっちりと揉み始めたから。
「んー? ナニがだめだってえ?」
 祐司が意地悪な口調で訊いてくる。
「やっ、わ、分かってる…クセにいぃっ…は、あ、ああ、あううっ」
「はっきり言ってくんなきゃ、わかんねーなあ」
 正直、祐司のこういうとこは好みじゃない。でも、あたしの体は燃え上がる。
「あっ、だ、だからっ、う、後ろ…」
「後ろって、ナニかなー? うん?」
「はおっ、あ、あ」
 指の先っちょが中に入ってくる。あたしはきつく目を閉じ、背中をのけ反らせた。祐司は暫く声も出ないくらいにあたしをいたぶってから、少しペースをゆるめてくれる。
「はっ、はっ、はっ…」
 あたしはといえば、枕に顔をつっぷすようにして荒い息を繰り返すのがせいいっぱい。
「どーかなー? どこがイイって?」
「だ、だから…あ、ああんっ、お」
「お?」
「お、しり…あ、あうっ、そこ、やっ、やっ、だ、だめえっ」
 祐司は手のひらいっぱいを使って、あたしのお豆からびらびら、お尻までを何度も往復させながら撫で回した。やっぱコイツ上手いなあ、と頭の片隅でちらっとだけ思ったけど、あっという間にそんな冷静な考えなんて快感に押し流されてどっかへ行ってしまう。
「スゴい、濡れてるよユカ」
 分かってるよ。そんなの。分かってるから、早くっ。
「おう」

234:永遠の恋 3/18
07/12/28 06:09:59 lkk0h4XD

 それでも、もう暫く指であたしを弄んでから(その間にゴムはめてたんだ、と気付いたのは後のこと)、
「いくぜ」
 言うなり、あたしの中に押し入ってきた。最初はちょっと冷たいゴムの感触に違和感があったけど、あっという間にどうでもよくなる。熱い。火傷しそうなくらい。
「お、ユカ、きつ…」
 祐司が呻くけど、構ってられない。少しでも気持ちよくなりたくて、自分から腰を振った。祐司もそのうちに、それに合わせるように動き始めてくれて、あたしはそれ以上大きな声が出ないように枕を噛み締める。
「あ、あんっ、あ、や、あ、やあっ、は、ゆ、ゆー、じぃっ」
「ユ…ユカ、ユカぁっ」
 祐司は乱暴にあたしの両脚を押し広げ、もっと奥へ進もうとする。そう、それ、そうなの。お願いっ。
「い、いい、いい、あ、はあ、イ、イく、イっちゃう、い、あ、ゆ、ゆーじ、も」
「オ、オレ、も」
 祐司もあたしも、腰の動きを止められない。いっしょに、ただひたすらに絶頂を目指す。あ…あたし、もう。
「イ……くううっ」
 祐司の深い一突きに、あたしの頭の中は真っ白になった。祐司のがっしりした体の下で押さえつけられていた体が、否応なく反り返り、痙攣する。
「おっ…」
 一瞬遅れて、祐司も喉の奥で呻き、あたしの中に入ったものがびくびくと脈打つのが感じられた。それから脱力してあたしの上にのしかかってきたけど、それでも何とか、あたしの両側に肘を付いて、あたしに体重がかからないようにしてくれる。
「ん…ふ」
 あたしたちは、そのまましばらくじっとしてた。首筋にかかる祐司の荒い息が、なんとも言えず心地よい。今、もいっぺん抱いてくれたらもっと気持ちいいと思うんだけど、こればっかりはオトコにお願いしても無理か、としょうもないことを考えた。

235:永遠の恋 4/18
07/12/28 06:11:00 lkk0h4XD

「やっぱガッコ行くのかよ」
 まだ布団の上でぐだぐだしている祐司が、すっかり支度を終えたあたしを見上げて訊いてくる。何かをねだるような拗ねるような、そのカッコは、犬みたいでちょっと可愛い。
「あたし、学生だから」
「オレだってそうだけど、今日はさー。ユカとこう、一ン日、ごろごろとただれた時間を送ってもいーかなっつーかぜひそーしたいっつーか」
「それはまた、今度ね」
「冷てえよな、ユカは。さっきまでオレの下でひいひい言ってたのによう」
「それはそれ。これはこれ」
 あたしは澄まして言う。祐司は布団の上にごろりと横になって、
「ふーん? そんなこと言っちゃっていーのかなー? オレ、意地悪しちゃおっかな」
「どうやって?」
「今度、ユカにどんなにお願いされても、寝てやんない」
「ふーん。別にいいけど」
 あたしが冷静に切り返し、それがはったりじゃないことを見て取ると、祐司は微笑ましくなるくらいに慌てた。
「えっ…いやー本気ってわけじゃ」
「そうね。あたしも、ゆーじとはまだセックスし足りないわ」
「ちえー」
 祐司は仕方なさそうに笑う。
「年上の余裕ってヤツ?」
「そんなとこね。さ、もう行かなきゃ」
「ふーん。ユカは優等生だもんな。ガッコもいいトコだし。オレなんかと違って。なあ」
「なに?」
「なんでオレなんかと付き合ってるの?」
「ゆーじのエッチが上手いからよ」
 にっこり笑ってあげて、祐司の部屋を後にする。祐司の家は、両親が共働きで、泊まりがけの出張なんかに出てることも多くて、あたしなんかが朝まで泊まってても何の問題もない。体の相性とかバカっぽい可愛さも重要だけど、こういうのも祐司と続いてる原因かな。

236:永遠の恋 5/18
07/12/28 06:11:56 lkk0h4XD

 別に、学校が好きってわけじゃない。嫌いでもないけど。それなりに友だちがいて、それなりに居心地がよくて、それなりにぼけっとしてられる。恋愛ごっこの相手もいる(いや、いた、かな。この雰囲気だと)ことだしね。ほら、目の前にいるようなのが。
「…中野さん」
 黒田さんは、そう、あたしの名前を呼ぶ。中野有佳。まだ、下の名前で呼んでくれたこと、なかったっけね。あたしよりいっこ上の三年生で、いつも学年十位以内に入ってて、中背だけどすらりとしていて、眼鏡を外すと実は精悍な顔つきの、黒田昌樹さん。
「なんですか? 黒田さん」
 あたしは、大人しく首をかしげてみせる。放課後、誰もいない教室に呼び出された用件はなんとなく想像がつくけど、一応は、いつもの大人しい後輩キャラでいっとこう。
「その…話ってのは」
 黒田さん、切り出しにくそう。ああ、やっぱりその話か。メンドくさいな。
「もしかして、あたしに他にオトコがいるって話ですか?」
 あたしがあっさりと言ってあげると、黒田さんは目を丸くしてた。
「そ…いや…オレは信じてるわけじゃ」
 あー、でも耳に入っちゃったってことは、そろそろ潮時ってことかな。
「ホントですよ」
 あっけにとられた黒田さんの顔はみもので、ついつい吹き出しちゃった。
「やだー、なんて顔してんですか。いまさら。あたしの噂なんて、知ってたでしょ?」
「いや…でも、OKしてくれたから」
 OKしたから? 黒田さん一人だけにするって? そんなので、あたしが満ち足りるとでも? ぜんぜん足りないよ、黒田さん。黒田さんには悪いけど。ぜんぜん足りない。
「そりゃ、お付き合いはOKしましたけど。お友だちから、ってことでしたよね? いつから、恋人なんてことになりましたっけ」
「え…だって、キス、だって…オレは、てっきり…」
 そっか、まあ普通はそう思うか。お付き合いを始めて三ヶ月、キスだってもう五、六回はしたよね。ああもう、だから紹介なんてしてほしくないって言ったのに。こんなにいい人が、あたしなんかに関わって傷つくのを見たくなんてなかったのに。

237:永遠の恋 6/18
07/12/28 06:12:55 lkk0h4XD

「キス? ああ、しましたよね。あたし、好きでしたよ。黒田さんとのキス」
 それはほんと。眼鏡を外したときの優しい表情も、おずおずと触れ合う唇も、体に回されたがっしりした腕も、ほんとに好きだった。その場で抱かれてあげてもいいって思ったことだってある。黒田さんは、がんばって我慢してくれてたみたいだけど。
「君は…」
 黒田さんは、まだ信じられないみたい。全く、未練たらしいったら。
「それで? どんな話を聞いたんです? 何か証拠写真でも見せられましたか?」
「…年上の、サラリーマンって…一緒にいる写真も…でも、オレは、単なる知り合いだろって…」
「誰から聞きました、その話?」
 黒田さんは押し黙る。やっぱり、いい人だなあ。大丈夫だよ、そんなの知ったって仕返しなんてするつもりなんてないんだし。むしろ、お礼を言いたいくらいかな。このまま引っ張って、黒田さんの大学受験間近になってからもめたりしたくなかったから。
「ま、いいですけど。大体想像つきますし」
「じゃあ、ほんとに…」
「くどいなあ。ホントだって、言ったじゃないですか」
「オレとは…」
「うーん。毎日通ってるとこでドロドロしたくなかったし、清く正しいお付き合いならしてもいいかなー、って。楽しかったですよ? 一応言っときますけど。あたしとしては続けてもいいんですけど、黒田さんは無理そうですよね。残念」
「…」
「じゃあ、そういうことで。用はそれだけですか? それじゃ、あたし、その人とちょうど約束があるんで」
 教室を出ていこうとしたら、意外なことに、呼び止められた。
「…中野さん」

238:永遠の恋 7/18
07/12/28 06:13:54 lkk0h4XD

 無視してもよかったんだけど、なんかが引っかかった。出口のところでくるりと振り向く。
「なんでしょう?」
「君は…それでいいのか?」
「はあ?」
 何言ってんの、この人。真面目だけど、ちょっとズレたとこのある人だった、そういえば。
「オレは…中野にも言われたんだ。君を頼むって。それなのに」
「アニキは、関係ないでしょ」
 つい、声が固く冷たくなる。
「黒田さん、アニキに言われたからあたしと付き合ったんですか? サイテー」
「いや、そうじゃない! そうじゃない…オレは、君に一目惚れして…中野に頼んで、紹介してもらって…」
「ふーん。それでアニキは、不肖の妹をよろしく更正させてくれ、とか?」
「いや! そんな言い方じゃない…あいつはそんな…あいつは、ほんとに君のことを心配してて…オレは、こんな、だめだったけど…」
「うん。だめでしたね」
 あたしは冷酷に言い放つ。
「アニキにも、言っといてくださいよ。余計なお世話だ、って」
「でも、君は…」
「あたし、黒田さんのこと好きでしたよ。アニキの友だちにしちゃ、まともな人だって。だから、これ以上のヤボはなしにしてくれません?」
「オレは…」
「さよなら」
 あたしは黒田さんに背中を向けて、それで、おしまい。
 さよなら。ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、好きな人に似てた、黒田さん。

239:永遠の恋 8/18
07/12/28 06:14:52 lkk0h4XD

「何か、イヤなことでもあったのかい」
 助手席で、後ろへ流れすぎてく街灯をぼんやりと見てたあたしに、園崎さんがたずねる。あたしはそちらへ笑顔を向けて、
「えー? そんなことないですよ。やだなあ。ちょっと、男の子をフってきただけですって」
「ふうん」
 何の興味もなさそうな返事。大人ってのは、ずるいなあ。
「カッコいい子だったのかい」
 そうじゃないでしょ? ほんとに訊きたいことは。
「うーん、好きでしたね。それなりに。でも、園崎さんとのことがバレちゃって。あたし、お子様をなだめすかすのメンドくさくってダメだから、そのままバイバイしてきちゃいました」
「そうか。同じ学校の子かい」
 ふーん、今度は別の心配?
「それがクソ真面目な上級生で。最後に、お前それでいいと思ってるのかとかって、説教されちゃいましたよ。ま、口は固い人だしあたしに惚れてるから、言いふらしたりはしないんじゃないかなー」
「そうか」
 そんなに目に見えてほっとしたら、いつもの落ち着いた大人の余裕ってのが感じられなくなっちゃうよ? まあ、それはそれで可愛いとも言えるけど。それに、園崎さんとのことは、とっくに学校じゃバレてるんだけどな。
「ま、若いうちはいろいろあるよな。オレもそうだった」
「えー、園崎さんも修羅場ったことあるんですかあ?」
「いや、そんなにモテたわけじゃないけどな。まあ、それなりに」
 ふーん。詳しくは訊かないでおいてあげるね。三十五歳妻子持ちの、園崎俊夫さん。

240:永遠の恋 9/18
07/12/28 06:15:50 lkk0h4XD

 ホテルの部屋で、園崎さんは制服のままのあたしをイスに座らせると、手をイスの背に、M字に開いた脚を肘掛けに縛り付けた。跡が残らないようにタオルを使ってるけど、あたしが自力でほどけたりはしない。いつもながら、ちょっと不安で、でもだから興奮する。
「…有佳」
 園崎さんはそっとあたしの髪をかきわけると、耳たぶに指を這わせた。
「っ…」
 あたしは声にならない吐息をついて、顔をそむけた。そうして、園崎さんの目の前にむきだしになった耳と首筋に、園崎さんの唇が吸い付く。
「ふっ、ぁんっ…」
 園崎さんの唇が、ハーモニカでも吹くようにあたしの耳たぶを左右する。舌が、あたしの耳の穴をちろちろと舐める。普段でも耳はちょっと弱いけど、こうして拘束されてると、快感が倍増しの感じ。
 あたしは声を立てるのを堪えながら、園崎さんが耳を攻めるのに合わせて、イスの上でのたうった。声を立てないのは、園崎さんの趣味が半分、あたしの好みが半分。その方が、お互いに興奮するから。
 そのうちに園崎さんがようやっと、あたしの耳から離れる。ものおしげに、ぼうっと園崎さんを見ていたら、園崎さんはそっと、
「好きだよ、有佳…」
「あたしも…」
 これも、ほんとが半分。ウソが半分。お互いにね。でも、じきにそんなの関係なくなるから、かまわない。
 園崎さんは、あたしの脇から腰、脚へと両手を這わせながら腰を落として、あたしの前にひざまづく。スカートに遮られて、あたしからは見えないけど、何をするのかは知ってる。そのうちに、あたしの足からソックスがはぎ取られて、冷たい空気にさらされた。
「やっ…」

241:永遠の恋 10/18
07/12/28 06:16:48 lkk0h4XD

 いつものことながら、これだけは恥ずかしい。シャワーも浴びてない足の匂いを他の人に嗅がれてるかと思うと、たまらない。でも、それがいいんだけど。
 目を閉じて顔をそむけていると、あたしの足の指が何か暖かいものに包まれる。最初はそっと、でもすぐに大胆に、指を吸い、指の股をくすぐり始めた。
「は、あ、あっ、あ…あう、あんっ」
 どうして足の指がこんなに気持ちいいのか、いまだに不思議だ。園崎さんに初めて開発されたポイントだけど、あまりに意外すぎて、おかげですごく乱れてしまった。それ以来、園崎さんは欠かさずにここを責めてくる。
 そうしてひとしきりあたしの足を堪能したあと、園崎さんは、あたしのM字に開いた脚の間に顔を近づけた。
「有佳…濡れてるよ。シミになってる」
「は…あ…うんっ…あ、ああんんんっ」
 うっとりとしてあいまいに答えてたら、ショーツごしに、大きくなったクリトリスをひっかかれて、思わず甲高い声を上げてしまう。
「あ、お、んんっ、あ、あん、あ、ああっ、やっ」
「相変わらず感じやすいなあ、有佳は」
「そ、そんな、ことっ、だってっ、そ、その、園崎さんがあっ、やあっ、ああんっ!」
 園崎さんがショーツを脇にどけ、クリトリスに直接吸い付いた。あたしの背が反り返る。声なんて、もう抑えられない。
「あ、あ、あ、や、あ、い、いい、イく、イ、く、イっちゃう、ヤだ、イっちゃう、ヤだ、ヤだヤだヤだ、い、いい、いい、あ、イ……く、イ…」
 最後は声になんてならない。どこよりも敏感なお豆さんを舌で思いのままになぶられて吸われて甘噛みされて、あっという間にイっちゃった。それなのに、園崎さんは止めてくれない。
「あ、や、やだあ…また、く、くる、イ、イっちゃう、あ、ん、いい、や、あ、イ…く、イくイくイくイくのおォッ…お、あ、は…あ、ねえ、もう、もう、や、あ、また、あう、あ、い、いいッ、や、や、あん、あ…」

242:永遠の恋 11/18
07/12/28 06:17:46 lkk0h4XD

 何度イったかなんて、憶えてない。ぼんやりと我に返ったら、ベッドの上で園崎さんがあたしを見下ろしてた。いつの間にか、タオルをほどかれて、そこまで運んでもらったみたい。
「有佳…いいか」
 一応訊かれたけど、あたしに返事なんてする余裕はなかった。園崎さんも、あたしの意識が多少はっきりしたのが分かったらそれで十分だったらしく、返事なんて待たずに、あたしの膝を左右に押し広げると、一気に突き入れてくる。
「んんっ、あ、はあっ…」
 十分すぎるほど濡れてたから、痛みなんてなかったけど、さすがに最初は快感よりも異物感の方が大きい。園崎さんは根元まで入ったところで一旦動きを止めて、大きく息を吐いた。
「有佳の中、気持ちいいな…すぐイっちゃいそうだ」
「ん…」
 そう言われて単純に嬉しくなって、園崎さんの腰のあたりに手を添える。
「いいよ…動いて」
 まず、一突き。強烈なの。それから、連打。
「あ、あ、や、や、あん、ん、んんっ、あ、は、あうっ」
 勢い任せにせず、あたしの反応を見ながら、いろいろなところを突いてくれる。だから、あたしも心おきなく乱れまくる。ひとしきり弄ばれたあと、園崎さんは一息ついて、あたしの片脚を持ち上げ、さらに深くあたしの中をえぐった。
「あ、そ、それ、それ、お、奥、奥まで、つ、突いて、い、いい、いい、や、あ、や、そ、そこ、イ、イ、イっちゃう、い、いいッ…」
 ホントにイきかけたけど、一歩手前で園崎さんの息が切れたらしく、動きが止まる。荒い息を整えながら、あたしと目が合うと目元に皺を寄せて微笑って、
「と、年、かもな…有佳の中が気持ちよすぎるからさ…」
「ううん…あたしも気持ちいい…いつでも、イっていいよ?…」
「ああ…」
 園崎さんは、あたしの腰を抱えると、半回転させた。いつもどおり、最後はバックらしい。あらためてあたしの腰をがっしりと捕まえると、最初からスパートをかけてきた。荒々しく、突きまくられる。
「あ、や、やあっ、だめっ、だめ、だめだめだめえっ、いい、いいよ、そ、園崎、さんっ、いいッ、あうっ、あ…はあ…あ、い、イ、く、イ…」
「オ、オレも、有佳、もう…お、おおおッ」
 あたしが軽くイき、さらにその先へ進もうとしたとき、園崎さんがあたしの腰を痛いくらいにつかむと、腰を震わせた。しばらく硬直していたかと思うと、あたしを押しつぶすように倒れ込んでくる。その拍子にあたしの一番深いところを園崎さんの先端がかすめて、
「ん…んんっ」
 あたしも、園崎さんを押しのけるようにして体をのけ反らせた。

243:永遠の恋 12/18
07/12/28 06:18:49 lkk0h4XD

「…ここでいいのか」
「はい。いつもすみません」
 園崎さんの車から降りたのは、あたしの家の真ん前。近所の目もあるだろうから、もう少し離れたところで降りてもいいんじゃないかって、いつも言われるけど、そのたびに、ここまで送ってくれるようにお願いしてる。
「じゃあ…またな。今日はよかったよ。お休み」
「お休みなさい」
 園崎さんが車を出すと、あたしもすぐに背を向けて玄関へ向かう。スカートのポケットに手を入れると、いつもどおり、きれいに折り畳まれた紙幣が何枚か。いつもどおり、二万円かな。
 最初の頃は「これで美味しいものでも食べなさい」「わあありがとうございます」なんてやりとりをしてたけど、最近はこんな風に、セックス以外のことはぜんぶ、手間をかけずになおざりに済ませるようになってる。まあ付き合い始めて何ヶ月も経つしね。
「ただいま」
 玄関を入ったところで声をかけると、
「おかえり」
 アニキの声がした。リビングに入ると、アニキが一人きりでテレビを見てる。騒がしいバラエティ番組。こんなの、見る人だっけ。
「父さんと母さんは?」
「遅くなるってよ」
「そ」
 そのまま、階段を昇って自分の部屋に行こうとした。そこに、
「有佳」
 アニキが声をかけてくる。あたしがメンドくさいなあと思いながら振り向くと、アニキが真剣な顔であたしを見てた。
「話があるんだ。黒田のことで」

244:永遠の恋 13/18
07/12/28 06:19:52 lkk0h4XD

 あー、今日の今日だよ? 黒田さんも、アニキにもう話しちゃったんだ。呆れた。
「黒田が、お前にフラれたって、言ってた。本当か」
「本人が言ってんだから、ホントなんでしょ」
「お前…」
 アニキが絶句した顔から、あたしは目をそらす。アニキは少し考えてたけど、
「黒田は…いいヤツだぞ」
「そだね。あたしも、そう思うよ」
「そりゃ…多少気は利かないとこもあるけど。お前が好きになれないってんなら、仕方ないけど」
「うん。いい人ってのとカレシってのはちょっと別でさ。彼女のいないアニキには分かんないかもしんないけど」
「それでも、お前のこと、本気で、好きだったんだぞ。それを、お前…黒田、訳分かんないって、言ってたぞ。付き合って、キスまでして、でも言い訳も聞かせてもらえずに、あっさりバイバイって…お前にとって、黒田は何だったんだ」
「だからさー、そんなマジな話じゃないんだって。ちょっと試しに、カッコ良さそうな上級生と付き合ってみてもいいかなー、なんてさ。そんだけ」
「そんだけ、って…」
 アニキは呆然としてる。そうだよ、アニキには絶対分かんないって。だから、この話はもう止めようよ。終わったことだよ。
「…さっき送ってきてたの、あの男か」
 イエー。そうです。よかった、アニキがちゃんと気付いてくれて。じゃなきゃ、なんのためにわざわざ家の前まで送ってもらってるんだか分かりゃしない。
「そだよ? いやー、やっぱ大人の男の人はいいよね。リッチだし、テクはあるし」
「お前…それで、黒田をフったのか」
「いいでしょ別に。あたしの勝手じゃん」
「そんなにいいのか。あの男が」
「アニキの知ったことじゃないね。童貞が口出すなッ!」

245:永遠の恋 14/18
07/12/28 06:20:57 lkk0h4XD

「ど…」
 アニキはまた絶句してた。ふん、やっぱり図星か。
 ああくそッ…最後にちゃんとイき損ねた残り火が、あたしの中でちろちろ燃えてる。こんなのを抱えたままで、バカアニキの相手を冷静にするなんて、無理。あたしには、耐えられない。アニキ、あんたが悪い。あたしは、ちゃんとガマンしてた。なのに。
「お前…?」
 あたしがゆっくりと近づいていくのを、アニキはけげんそうな顔で見てた。そのすぐ側、それこそ息がかかるくらいまで接近して、アニキの顔を見上げる。
「アニキ…教えてあげるよ。どんなに気持ちいいか」
「な…」
 アニキがびくりと後ずさりする。あたしが、アニキの股間に手を這わせたからだ。でも、すぐ後ろはソファだから、それ以上後退できない。まずったね、アニキ。
「お前…何してんだッ」
「だから、教えてあげんだよ」
 アニキの胸を突き飛ばしてソファに座らせ、上からのしかかる。その間も、あたしの手はアニキのアレをなでさすり、こすり、握ってた。おお。反応してるんじゃない?
「アニキも、いっぺん経験したら分かるって…じゃないと、お説教なんて聞けないなあ」
「ちょ、お前…待てっ…うっ」
 ほらほら、抵抗するなら本気でしないと。女の子相手だからって遠慮なんかしてたら、こっちは男の感じるとこなんて知り尽くしてるんだから。
「ほらぁ…気持ちよくなってきたでしょ?」
「お、お前っ…」
 腰だけが逃げようとするけど、逃がさない。逆にその動きを利用して、チャックを開けてしまう。と、その中からトランクスに包まれたものが飛び出てくる。うーん、いい感じ。
「何バカなことしてんだッ。オレたちは、兄妹だぞッ」
「それが?」

246:永遠の恋 15/18
07/12/28 06:22:07 lkk0h4XD

 それが、何だっての。
「気持ちよくなるのに、そんなの関係ないよ。気持ちよくなれるなら、相手なんて何でもありだよ。アニキだって知ってんじゃん。どこのだれかも分からない女がよがってるビデオ観てイけるんだもん。ね?」
「お前っ…それっ…」
「んふふー。気付かれてないとでも? 妹をなめんな」
 特にあたしみたいな妹は、アニキのことは何でも知ってるんだ。痛いところを指摘されてアニキが怯んだスキに、トランクスの覆いをとっぱらって、この手に目指すものをおさめた。
「おッ…お前っ…」
 今、喘いだね? 体が、震えたね? そう、それでいいんだ。あたしが、この上なく優しく愛おしく、撫でてあげてるんだから。そう、この筋を、つうっと。
「ううっ…」
 アニキも、さすがに本気でヤバイと思ったらしい。手をあたしの肩にかけ、全力で突き飛ばそうとしたけど、そんなの分かってた。あたしは身をよじってアニキの手を滑らせると、全体重をかけてアニキをソファに押し倒す。
 さすがにこの態勢じゃ、腹筋だけで人一人を持ち上げるのはむずかしいだろう。あたしは体をぴったりとアニキにくっつけて、手だけを微妙にうごめかせた。
「お、おい…有佳っ」
 ああ、名前を呼んでくれる。それがどんなに険しい声でも、あたしの名前を、アニキが口にしてくれてる。うん、ちゃんとイかせてあげるよ。心配しないで。
 いつの間にか先端からしみ出してきたお汁を指にからめ、ペニス全体に塗りたくってあげる。全く、オトコってのはこれだから。口では何と言ってても、体は正直なもんだ。うふふ、あたしのテクも、捨てたもんじゃないでしょ?
「お…」
 アニキがあたしの肩をつかむ。あまり、時間の余裕はなさそうだ。ほんとはもっと繊細なテクを駆使してあげたかったんだけど、まず目的を果たさなきゃ。いっそう激しく、手を動かす。
 アニキがあたしを何とか押しのけるのと、あたしのしごきに耐えきれずにアニキのペニスがぐうっと膨らむのは、ほぼ同時だった。押しのけられた拍子にアニキの上で滑ったあたしの指の刺激が、最後のとどめになったと思う。アニキは、盛大に射精した。

247:永遠の恋 16/18
07/12/28 06:23:19 lkk0h4XD

「…」
 二人とも、何も言わなかった。ソファの上で上体を起こしたアニキ。その股間で見る間に縮んでくペニス。押しのけられて床に転がった、あたし。あたしの手と腕と服にべったりとこびりついた、アニキの精液。
 アニキは今起こったことが何もかも信じられないような顔で、あたしをじっと見てた。あたしも、アニキから目をそらしたりしなかった。意地でも。
 目をそらしたのはアニキの方で、ソファの背の向こう側へ転がり落ちると、あたしと距離を取るようにして立ち上がり、後ずさりでリビングを出ると、ばたばたと階段を昇っていってしまった。
 残されたあたしは、膝の上にぱたりと落とした手を見下ろし、大きく息を吐く。
「やっちゃった、ねえ…」
 なんか、虚脱感しかない。あれほど体の中で荒れ狂っていた何かも、憑き物が落ちたみたいにどっかへ行っちゃった。あたしはのろのろと立ち上がり、洗面所に向かう。さすがに、ベトベトした精液が気持ち悪い。
 もしかすると洗面所にアニキが駆け込んでるかも、と思ったけど、そんなことはなくて、あたしは黙々と手を洗った。服は…クリーニングで落ちるかなあ。
 ふと目を上げると、鏡には何だか不景気きわまりない顔の女が映ってて、それがあたしだと気付くのにちょっとかかった。あたし…何してんだろ。自分がしたいようにして、アニキを困らせて、いろんな人を傷付けて、それでこんな顔してんのか。あたしは。
 ごん、と頭を鏡にぶつける。ほんとなら、拳を叩きつけて割ってみせたらカッコつくんだろうけど。ケガするのが怖い、痛いのが怖いあたしには、できない。他人を痛めつけるのは平気でも、自分が痛い思いをするのはヤだ。だから、今日までずっとガマンしてたのに。

248:永遠の恋 17/18
07/12/28 06:24:18 lkk0h4XD

 アニキ。
 どうして、アニキなんだ。なんで、あたしはアニキじゃなきゃだめなんだ。
 ゆーじでもいいはずだ。黒田さんで何の問題もないはずなんだ。何なら、園崎さんを奥さんから奪ったっていいはずなんだ。
 でも、それじゃ足りない。あたしの胸にあいた穴は、それではふさがらない。ふさごうと思って一生懸命努力してきたけど、がんばればがんばるほど、穴は逆に広く深くなっていくんだ。
 きっかけなんて、憶えてない。きっかけなんて、なかったのかもしれない。生まれたときから、あたしの魂に刻まれてしまったのかもしれない。だとしたら、あたしなんかにはどうしようもない。
 でも、アニキはそうじゃない。アニキにとって、あたしはただの妹で、人一倍物事の筋とか義理にこだわるアニキが、あたしを受け入れるはずがない。
 だから、アニキには言えない。絶対、言えない。そんなことしたら、アニキが悲しむ。苦しむ。あたしは、そんなの見たくない。あたしのせいで、アニキが笑えなくなるなんて、イヤだ。
 だから。なのに。なんで。あたしは。
「ち…くしょうッ」
 鏡にごんごんと頭をぶつけながら、あたしは泣いた。声は、何とか押し殺せたと思う。あんまり自信ないけど。

 といっても、やってしまったことは取り返しがつかないわけで。
 翌朝、廊下であたしと会ったアニキは明らかに身体を固くしたけど、あたしは何もなかったかのごとく「オハヨ、アニキっ」と挨拶した。アニキ。はすっぱでバカな妹は、気まぐれなイタズラのことなんか、一晩寝れば忘れるんだよ。だから、いつもどおりにしててよ。
 お願い。お願いだから。
 柄にもなく、心の中で手を合わせてたのが神さんか仏さんにでも通じたのか、その日一日は、割と平穏に過ぎた。日頃からアニキとそんなに話したり一緒に行動したりしてなくて、助かった。目も合わせず別々に行動していても、いつもどおりだって思える。
 そんなこんなで学校も終わり、夕食もお風呂も無事に済み、ようやく寝る時間が来てほっと一息ついたとき、あたしの部屋の扉がノックされた。

249:永遠の恋 18/18
07/12/28 06:25:23 lkk0h4XD

「…有佳。話、があるんだ」
「アニキ? いいよ、開いてる」
「いや。…このままでいい。ドア越しでいいか」
 そっか。あたしと面と向かうのはイヤか。それもまあ、仕方ないね。
 あたしはドアのところへ行き、ドアに背中をあずけて座り込んだ。たぶん、アニキもおんなじような恰好をしてるんじゃないかな。
 アニキは、しばらく何も言わなかった。あたしも、黙ってた。何分くらいたったのか、
「有佳…オレは、お前が怖いよ」
 あたしは目を閉じた。覚悟は、してたつもりだったけど、かといって、胸の痛みがなくなるわけじゃない。
「そ…か」
「うん…ごめん。お前って、めちゃくちゃやるから。ときどき。昨日みたいに」
「うん…」
 いまさら後悔したって、どうしようもない。そうだろ、あたし?
「でもな。オレがお前を見てて一番怖いのは…お前が、自分を傷付けることなんだ」
「…」
「お前は…ほんとに考えなしで…バカで…人も自分も傷付けて…でも、自分だけは傷付いてないって、言い張るんだ。そんなことないのにな。自分だって、一杯傷付いてるのにな」
「…」
「オレは…お前を守ってやりたいって、思って…そうしてきたけど…できたかどうかはしらんけどな。でも、努力はして…でも、そろそろ、お前に言わなきゃならないと思うんだ。オレ、大学入ったらもう家には戻らないと思うから」
 やっぱり、そのつもりだったか。いいよ、分かってたから。それより、
「言わなきゃならないことって…なに…?」
「オレは…お前を、いろんなことから守ってやる。それは、これからもだ。できるかぎり、そうする。でも、お前を…お前自身からは守ってやれないんだ」
「…」
「それは、お前にしかできないんだ…役立たずのアニキで、ごめん」
「…いいよ。分かってる」
「でもな、これだけは憶えといてくれ。オレは、お前に幸せになってほしい。もしお前が何かバカなことをしでかしそうになったら、そのことを思い出してくれ。オレのためだと思って、お前にお前を勝手にさせないでくれ」
 ああ。笑えるね。あたしを幸せにできるたった一人の人、そしてあたしを幸せになんかできるはずのないたった一人の人が、言うんだ。あたしに幸せになってほしい、って。
 あたしは、深呼吸して、言った。
「…分かった。がんばってみる」
「…ん。そうか」
「アニキ。ありがとね」
「いやオレこそ。話聞いてくれてありがとう」
 ああ。いいとも。幸せになってやるよ。それがアニキの望みなら。それでアニキが幸せになってくれるなら。
 アニキが大学を出て、仕事について、奥さんをもらって、子供ができて、あたしもまかり間違えば旦那だのガキだのができて、いっしょに年を取って、爺さん婆さんになって。その間、ずっとアニキに恋しながら。そんなことをおくびにも出さずに。
 ああ。やってやるとも。あたしは、アニキの妹だからな。

 そんなわけで、あたしは、恋をしている。
 それは、どこまでいっても決して実ることのない、でもだからこそ、永遠の恋を。

250:名無しさん@ピンキー
07/12/28 06:48:31 RB1RB95d
GJ! 早朝からご苦労さま

251:名無しさん@ピンキー
07/12/28 11:48:41 W1M524hp
GJ!上手いなあ。おっきしました

252:名無しさん@ピンキー
07/12/28 15:07:50 Gj74cYIN
なんだ、ただのビッチかよ・・・
( ゚д゚)、ペッ

253:名無しさん@ピンキー
07/12/28 20:48:42 TlikZUep
いいじゃん、上手いよ。GJっす!

254:名無しさん@ピンキー
07/12/28 21:28:10 018bjwRd
この作品のよさがわからないとは、>>252は残念な脳をお持ちだな

妹の、兄を想う故のやるせなさ、自分に対する憤りが伝わってきて、
正直感動しておっきした。

エロなしでも十分読む価値のある作品だと思うが、
個人的には一度でも兄と結ばれて欲しかったな…
この作者の力量なら、それでも無理のない結末に出来たと思うのだが。


ともあれGJ!

ひそかに同じ題材で書いていた俺の作品を投下しないでよかったよw


255:名無しさん@ピンキー
07/12/28 23:14:48 hdv1UvMX
そこはお前言っちゃったからには投下すべきだろう

256:名無しさん@ピンキー
07/12/28 23:36:52 CqPJOXIW
>>254
馬鹿者。なぜ>>249に続いて投下しないのだ。

悲恋だから感動できる事もあるのだぞ?











ごめんなさい。是非、投下して下さい。

257:名無しさん@ピンキー
07/12/29 00:52:03 3h+CveC6
>>255>>256が実は兄愛な妹で、自分と重ねてみたいから投下を促しているとみた。


うん、ごめん。
やっぱり俺病んでるな

258:名無しさん@ピンキー
07/12/29 20:14:00 7GatID8H
よ~し年末にきてなんか書く気がでてきたぞ

番外編

妹「やっ!おにいちゃん、やめてぇー!!!私たち兄妹なのよ!ひぐぅーっ!!!」
兄「うぐっ、うっ、はあーサイコーだぜ、はあ…はあ…」
妹「うう…なぜこんなこと…私は来年19になるのに、ひぃ!」
兄「ああ?今まで我慢してたんだろうが!俺がドーテーだってのにてめーは男とやりまくり!ざけんなってのっ!」
妹「こ…こんなのないよ!私が何したっていうの…」
兄「ごちゃごちゃうるせーぞ!だまってケツ振ってろ!」
妹「ひーぃっ!そんな激しくしないでぇ!お尻があぁぁっ!!!」
兄「おおっ!いい具合だぜ、ケツ孔サイコー!!!」
妹「もう許してぇーっ!お尻が裂けちゃうよおー!あひぃー!」
兄「立派なビッチに育ちやがって、オラオラ!もうすぐイキそうだぜ、生でたっぷり腸の中に注ぎ込んでやるからな!」
妹「イヤーぁ!!!」
兄「へっへっへっ、肛門がすげー事になってるぜ」
妹「あーっ!熱いよー!お尻の穴が焼けてるよー、ヒィーっ!」
兄「ぐうーっ!すっげーぜ、生ケツの締まりがキツいぜ、ちん○が肛門で絞り上げられて最高だぜ!」
妹「あひいーっ!ひいー!ヒィー!あっ!あっ!あっ!」
兄「おらーっ!たっぷり出してやるぜ!さんざ男にブチこまれてるこのビッチがっ!!!」
妹「違っ、あああっ!おしりぃーーーー!がっはっあっ!!!」
兄「くふぅ~、やっとドーテー卒業だ、ケツ穴なら妊娠の心配ねーからな、これから毎日犯りまくりだな、くっくっ…」
妹「そ…そんな…うぅ…」

259:名無しさん@ピンキー
07/12/29 23:12:35 EdLpBETv
きやがったwww

260:名無しさん@ピンキー
07/12/30 00:30:28 k4eLR+aY
このシリーズも長いなwww

261:名無しさん@ピンキー
07/12/30 01:09:21 qio7dkKb
妹の細い腕が硬くなる。
一丁前に華奢な体を振って抵抗するが、男手で女を押し倒すに苦労は無かった。
白いカーペットにうつ伏せの女体が放り出され、スカートの生地に浮き出る尻の形に俺は釘付けになった。
気が付いたら、俺はスカートに手を入れ、尻を鷲掴みにしていた。
手の平一杯に広がる柔らかい感触。
力を加われば手の形にしだかれ、指の間にまで柔軟な感触は広がる。
爪を当て、下着の端を探る。
布の感触が暖かい肌の温もりに変わる。
その位置で指を曲げ、力任せに引いた。
「きゃっ!」
女性らしい叫び声と共に、下着が細い足に沿って落ちた。
震える足は恐怖からか転倒した痛みからか。
「や、や…めてよ…」
小刻みに震える声がした。
「人と喋る時は目ぐらい合わせろよ」
妹の自慢の頭髪を鷲掴みにした。
整えられた髪型がグシャグシャに崩れるさまを見て、俺の心は満たされていく。
生意気な小娘をねじ伏せ、従わせる支配の欲望によって俺は充実していく。
握りこんだ頭髪引いて、無理矢理振り向かせた。
振り返った妹の表情をじっくりと眺めてみる。
目元が水分を帯び、瞼は痙攣の様な動きを繰り返していた。
「や…めてよ…じょう、だんでしょ…?」
引き攣った表情。
驚く様に眼が見開き、俺を見つめている。
「…」
脱がした下着を妹の目の前でひけらかした。
愛らしい頬が見る見る内に紅潮していく。
こいつ、こんな表情も出来るんだな。
普段のクールな印象とは相反した面を拝めるとは…強がった所で所詮女だな。
「や…ぁ…」
恐怖に引き攣る口元に俺は有無を言わさず唇を重ねt(ry


リハビリがてらにちょっと妄想した
相変わらずここに落とされるものは良いなぁ

262:名無しさん@ピンキー
07/12/30 02:30:25 sDUmwf5A
略すな略すな!
ってラスト一行はひょっとして>>258を見て言ってるのかw

263:名無しさん@ピンキー
07/12/30 22:16:07 UDnCbOZp
>>261の夢を見てそのまま兄を襲うところまで受信した俺はもう「末期

264:俺の足
07/12/31 06:23:19 ff021Ysw
PSPでも書き込めるかテスト中

265:名無しさん@ピンキー
07/12/31 08:07:10 fZQ1gWdJ
頑張れ

266: 【ぴょん吉】 【1087円】
08/01/01 01:31:54 YABVM8AF
明けましておめでとう!

267:名無しさん@ピンキー
08/01/01 12:12:11 x+d5Ljo7
「今年もよろしくね。お兄ちゃん♪」

268:名無しさん@ピンキー
08/01/01 23:57:23 OEkfwT3A
>>267
「駄目・・・兄様は私だけの特別な人・・・」
「兄貴はあたしのだ!」
「にぃにぃは駄目~」
「兄さん♪」
「兄ちゃま早く」


お年玉代わりに好きな妹をお持ち帰り下さい

269:名無しさん@ピンキー
08/01/02 00:05:44 sfvngE1q
じゃあ早速兄さんの子を貰うぜブラザー!

270:名無しさん@ピンキー
08/01/02 08:05:39 q+aus4aN
おまいらダイハツのCMは見たよな?

271:名無しさん@ピンキー
08/01/02 10:15:43 HRmzOk0H
見た見た

272:名無しさん@ピンキー
08/01/02 20:10:44 00qj8IGE
保守で妹レイプいきまーす。


273:名無しさん@ピンキー
08/01/02 20:13:58 00qj8IGE
「火の始末はちゃんとするのよ? ・・・・・・心配だわ、やっぱりお母さんいくのやめようかしら」
「大丈夫だって。信用してよ。お父さん一人で年越しなんて可哀想じゃん。早く行って上げたら?」
心配そうなママに、あたしは大丈夫と笑って背中を押した。
でも、と渋り振り返るママを玄関のドアまで笑顔で見送る。
ドアが閉まって、あたしはふうと息をついた。
今日は12月28日。単身赴任のパパのところにママが行くのは毎年恒例のこと。
いつもこれをチャンスに彼氏とお泊り計画をするんだけど、今年は―。
思い出したらまたイライラしてきた。数日の前のクリスマスは全く最悪以外にいいようがなかった。
要するに、あたしは二股かけられてて、もう一人が妊娠したため振られたのだ。
「あんの似非エリートが」
イライラを沈めるように吐き捨てた。しかし、思い出したが最後そんなのに夢中になってた自分にさえも怒りがこみ上げてきてしまう。

274:名無しさん@ピンキー
08/01/02 20:15:01 00qj8IGE
そんなわけで、今年は年末年始何にも予定がないのだ。友達は彼氏と出かけちゃうし。
せっかく親がいなくて羽が伸ばせるのに、全くつまらない。
とりあえず、コーヒーでも飲もうとキッチンへ行くと、ぼろぼろのシャツにぼさぼさ頭が視界に入ってさらにげんなりした。
「・・・・・・あんた、何してんの? ママがあんたも今日から出かけるからってあたしに言ったけど?」
聞こえているはずなのに、目の前のぼさぼさダサ男はあたしに顔も向けない。
こいつは一応あたしの兄だ。正隆という。こんなダサオタにもったいない名前だと思う。
あたしはこいつが大嫌いだった。もう何年もまともに口なんてきいてない。
大学行く以外は部屋に引きこもって、ボサボサの不潔な格好のまま。
いつごろか、食事も部屋で取るようになったときには心の中で万歳した。
こいつと兄弟だって考えただけで虫唾が走るくらい、大嫌いだった。

275:名無しさん@ピンキー
08/01/02 20:15:43 00qj8IGE
ただでさえ機嫌が良くないのに、こんな態度をこいつに取られて、あたしは頭に血が上ってしまった。
「何とか言いなさいよ、ダサオタ! あんたごときが無視とかしていいと思ってんの? 同じ空気を吸うのも嫌なんだから、早く家でていきなさいよっ」
根暗で気弱でオタクのくせに、あたしと同じ場所にいる自体おこがましい。
そこまで言って一息つく。怒りで興奮したせいか、息が荒くなってしまった。こんなやつに話しかけたことさえもありがたいと思えと思う。
飲みかけのペットボトルを冷蔵庫にしまったあと、ようやく正隆があたしの方に顔を向けた。ふいに肩が揺れる。正隆から漏れてくるのは、くぐもった嗤い声だった。
「・・・・・・男に振られたくせに・・・」
心臓が大きく脈打った。

276:名無しさん@ピンキー
08/01/02 20:16:04 00qj8IGE
怒りで目の前が真っ赤だ。気がつけば、ぶつかるように正隆へ走っていた。
ぼろぼろのTシャツを掴みあげる。嘲るような表情をした正隆に、平手をお見舞いしようと上げた手は、思わぬ力で止められ、ねじり上げられた。
「っ・・・・・・いったいっ・・・・・・! 放しなさいよこのオタクっ」
ぎりと正隆を見上げると、見下すような視線で見下ろされた。
許せない。あたしにこんな無礼を働くなんて。根暗でオタクなくせに。
「あたしにこんなことして済むと思ってんのっ」
腕をねじり上げられながらも、睨み付ける。おどおどして気弱なくせに。絶対に許さないんだから。
そんなあたしを正隆は面白いものでも見るように見つめる。
「・・・・・・なあ、みちる。お前はかわいいけど、本当にバカな女だな」
「はぁっ?! あんたごときがあたしに何言ってんのよ。早く放しなさいよ、バカっ」

277:名無しさん@ピンキー
08/01/02 20:17:32 00qj8IGE
ここまで
また書けたら投下しにきまーす

278:名無しさん@ピンキー
08/01/02 20:52:35 1gA9LgL6
>>272
乙です

レイプものと銘打つからにはレイプのレの字ぐらいは出してほしかったかな
何にせよGJ!雰囲気がよく出てて読みやすいし、続きが楽しみだ

>>270
「アニキタント」のCMな。どなたかあのCMを元に1本書いてくれないだろうか
エロ展開はなさそうだけど…


279:名無しさん@ピンキー
08/01/02 20:55:02 /2Q/2fWS
>>268
なぜ「おにぃ大好き♪」がないのだろう

280:名無しさん@ピンキー
08/01/03 00:20:50 eeLvFK7P
>>276続き

手がダメならと足をばたばたと思い切り暴れさせる。
舌打ちをする正隆の向こう脛にうまいことけりが入った。
「!・・・っ」
正隆の力が緩む。腕を力の限り振り払って正隆から逃げ出した。
何だかんだ言って力ではかないそうもないからだ。
ひょろっとした正隆の体のどこにこんな力があったのか。
「逃がすかよっ・・・!」
次の瞬間、がくんと頭が後ろにひっぱられた。髪の毛を掴まれたのだ。
ロングにしてるんじゃなかったと後悔してももう遅い。
そのまま床に引き倒されてしまった。
「ったぁ・・・・・・っ」
床に強く腰を打ち付けて、痛みに一瞬身体が強張る。
仰向けに転がったあたしの上に正隆が馬乗りになった。
太ももを膝で押さえつけられ、両手は頭の上で一つに拘束されてしまう。

281:名無しさん@ピンキー
08/01/03 00:21:50 eeLvFK7P
「・・・・・・痛いってっ! どいてよ、もうっ」
文句を言う声が自分でもわかるほど震えている。
―怖かった。あたしは、正隆がどうしようもなく、怖くなっていた。
今まで碌に口も聞かなかった、兄。
いつしか兄だとも思わず、ただの厄介者だと、オタクで、社会不適合者だと蔑んで笑っていた。
その兄が、正隆が、あろうことか自分を組み敷いて、しかも楽しそうに笑っているのだ。あり得ないことの連続であたしはパニック寸前だった。
「ああ、みちる、かわいいな」
べろりと頬を舐められた。首を振って抵抗しても、空いている片手で顎を掴まれ動かすことも出来なくなった。
じわりと涙が滲んでくる。それを楽しそうに正隆が舐め取った。

282:名無しさん@ピンキー
08/01/03 00:22:34 eeLvFK7P
「俺が、怖い?」
「・・・・・・誰が、あんたなんか、」
正隆がくっと笑った。
「だからバカだっていうんだよ、お前は。男の怖さ、知らないんだろう?」
「あんたが、男?」
馬鹿にするような口調で返してやった。
「俺が、男かわからないんなら、お前の体にわかるまで教えてやるよ、みちる」
正隆はこれ以上ないほど優しい声で、言った。

スカートについていたベルトリボンを解かれる。
頭上の手をそのまま、固定するように結ばれた。
その先をダイニングテーブルにくくられ、一層身動きできない状態になってしまう。
「何、する、つもりなのっ」
「ここまで来てもそんなことしか言えないのか?」
正隆は楽しげにニットのジッパーを下ろしていく。

283:名無しさん@ピンキー
08/01/03 00:26:17 eeLvFK7P
ここまでー。また書けたら投下しに来る。
あんまりレイプっぽくないかもな。スマンコ。

>>278
すまん家族が来て強制終了してしまったw


284:名無しさん@ピンキー
08/01/03 01:29:42 eeLvFK7P
書けたので続き

>>282
今日に限ってこんなに脱がせやすい服を着ている自分が情けない。
前をはだけられ、正隆に素肌を見られるなんて。
切羽詰ったあたしは叫んでいた。
「やめてよっ」
「なぜ?」
ブラを乱暴に上に押し上げられた。思わず目を瞑った。
こんな、こんなことって、嘘。
涙が後から後からあふれてくる。それを正隆が舌で舐め取っていく。
「かわいい、みちる。昔から泣いてるお前が一番かわいかったな」
胸をもみしだかれ、乳首を親指でこねられる。
「やぁっ」
両手で両乳首を擦られ、抓られた。嫌なのに、吐息が漏れる。
次にきたのは、生暖かい感触。柔らかな舌でなぶられ、押し殺した声が出てしまった。
「みちる、気持ちいい?」


285:名無しさん@ピンキー
08/01/03 01:30:33 eeLvFK7P
薄く笑んだまま、聞いてくる正隆が、心底憎らしい。
胸をなぶられながら、正隆を睨み付ける。下から見上げると正隆の顔が良く見えた。
切れ長の目とすっきりした目鼻立ちは、今までみたことないくらい、楽しそうで、
身なりさえ整えれば、こいつもあたしの兄なんだからそれなりにもてるだろうに。
妹にこんな変態なことをしなくても、彼女くらい出来たはずだ。
「・・・っあんた、妹にこんなことして、オタクの上に、変態なんて」
するりと太ももをさすられた。
「兄とも思ってないくせに。
 それにこんな短いスカートで、人を煽っておいてよく言うよ。
 オタクがいるってわかってるくせに、ミニスカートにニーハイなんて
 セレクトして。お前が一番こうなりたかったんじゃないのか?」

286:名無しさん@ピンキー
08/01/03 01:31:17 eeLvFK7P
揶揄するように言って、正隆は太ももの奥に手を差し入れた。
「ああぁっ」
下着の上から割れ目を何度も撫でられる。
むずがゆいような刺激が、腰の奥で生まれて螺旋を描き出した。
「気持ちいいだろう?」
正隆が体を下にずらす。スカートをまくりあげ、下着を一気に下まで押し下げた。
下着を引き抜きながら、両足を開かされる。
「やぁぁぁっ」
あたしは目を瞑ったまま、叫んだ。
助けて、だれか。だれか、だれか、だれか。
「ほらみちる、嫌だ嫌だ言ってるわりにこんなに濡れてるじゃないか。
 お前は兄に触られて濡れる淫乱で、変態なんだよ」
あたしのプライドはもはや粉々に砕け散った。あられもなく涙をながして、正隆に懇願した。


287:名無しさん@ピンキー
08/01/03 01:32:15 eeLvFK7P
「も、もうやめて、お、兄ちゃん・・・あたし、あたしが悪い子だったから、
 ごめんなさいするから、ゆるして・・・・・・」
泣きじゃくりながら、謝罪を繰り返す。もう、もうこんなのは耐えられない。
「みちる、みちる」
正隆が興奮したように、顔中を舐めまわしてきた。
「みちる、お兄ちゃんは怒ってないぞ。また、昔みたいに仲良く遊ぼう」
陶然とした口調で正隆が言う。許されたのかと、そろそろと目を開けた先には悪夢が待っていた。

ぬるりと、割れ目を開いて辿る暖かさ。クリトリスを弾いて、奥をかき回していく。
あたしの体の中心で、あたしを追い詰めていく、正隆の舌。
股間に頭をうずめ、ぴちゃりと水音を聞かせるようにさせる正隆にあたしは絶望した。
「いや、いや、いや、お兄ちゃんやだぁああっ」
泣いて、叫んだ。
下半身から立ち上る快感を認めることは出来なくて、でも奥からはとろとろと
流れ出ていく。
高まる身体は、正隆の愛撫を求めて、精神は拒絶しているのに、快感の波に
いとも簡単に飲み込まれていた。

288:名無しさん@ピンキー
08/01/03 01:33:15 eeLvFK7P
ここまで
おやすみすー。

289:名無しさん@ピンキー
08/01/03 11:44:59 +hQRrWdh
もっと陵辱キボンヌ

290:名無しさん@ピンキー
08/01/03 15:18:04 JeEbenUf
しかしビッチの妹がこんなにまでなるとはwww
ささ、懲らしめてあげなさい。

291: ◆26PKCMob6A
08/01/04 17:09:26 sYy+BPJq
 私はさっき自分がした行為を思い返す。
 兄の部屋の机の引き出しから、私が今日部屋に干した下着が精液が付いた状態で
出てきたこと。それを私は兄のあそこから出てきた精子だと思い込んで、啜ったこと。
 だけど考えてみれば、本当に兄の行為だったのかは分かっていない。だって私の
部屋は二回、盗聴マイクが仕掛けられた事もあるのだから。兄以外の誰かが私の部
屋に忍び込んで変態的な行為をして、それを兄になすり付けた可能性だってなくはない。
 自分の下着と同じものが机の引き出しにあったというだけで、兄が私の部屋から
下着を持ち出したと思い込んだ事。兄が自分を好きなどとあらぬ期待を一瞬たりと
も抱いた事。
 それがどれだけ低い可能性か考えもせず、都合のいいことばかり考えて。自分と
兄との関係が変わってほしいと期待して。
「……『馬鹿ジャン』」
 クラスメートが良く使う言葉を口にした。明るく振舞う自分と違って、本当に活
発なクラスメート達のような言葉遣いをすれば少しは気が紛れるだろうか。いや、
この胸の痛みはきっと一生消えない。
 私はお兄ちゃんの妹だから、妹らしく振舞おう。私はお兄ちゃんを好きじゃなく
て、お兄ちゃんは私のことを好きじゃなくて。
 立ち上がって下着を机の引き出しに仕舞う。
 その時、机と対角線上にあるクローゼットの扉がふいに開いて、ワイシャツと短
パンとお兄ちゃんがゴトリ、と音を立てて床に落ちた。
「……ただいまぁ~」
 頭から床に突っ込んだ兄が、ひっくり返った亀のような体勢のままそう言った。
その様はお世辞にもかっこよくはなくて、どこか間抜けな挨拶も手伝って私は直ぐ
に返答できなかった。
 お兄ちゃんは今までずっとここに隠れていたのか。ということは今までの私の独
り言を全て聞いていた、だけじゃなくて下着に口を付けていたのもしっかりと見て
いたのか。
 私は顔が真っ赤になって、何も言えなくなってしまった。
 兄はいつのまにか両手を付いて起き上がり、私の前で正座した。
「ごめん。優衣」

292: ◆26PKCMob6A
08/01/04 17:11:39 sYy+BPJq
 兄は私に土下座して謝った。でも何について謝っているのか分からなかった。
「お兄ちゃん」
 私は兄の前に座って、床に頭をこすり付けている兄の顔を上げさせる。
「どうして謝るの?」
「盗み聞きするつもりじゃなかったんだけど……つい出られなくて、あは、あは、
あはははははは!」
「お兄ちゃんは……」
「うん」
 お兄ちゃんが真剣な表情で聞いてくれている。
「さっき優衣が言ってたこと、全部聞こえてた?」
「……うん」
「そっか」
 私は微笑んだ。「あれね。全部嘘だから」
 兄の瞳が鋭くなる。私が嘘をついたときはいつも、眼差しがきつくなった。私
が嘘を吐き続けられた例がない。それでも吐かなくてはいけない。兄を騙せなく
てどうして自分を騙せるというのか。
「お兄ちゃんがそこにいたの知っててからかったの。びっくりした?」
 声が上擦らないよう細心の注意を払う。
「今日告白されたって話も嘘、みんなジョークだから……ごめんね。お兄ちゃん。
からかったりして……」
 私が何をいっても、お兄ちゃんの私を見る目は変わらなかった。
「優衣。俺も優衣に謝らなくちゃいけないことがあるんだ。あのさ……優衣の部
屋から下着盗ったの、俺だ。下着でオナニーしたのも俺だ。俺、変態だからさ」
 普通の人が聞いたら引いてしまうような事を、お兄ちゃんは言った。絶交と言
われても仕方ない発言だ。だけど今その言葉は私にとって、甘い麻薬のように聞
こえる。
 私を思って、してくれた……ということ?
 胸が苦しくなるのを必死で抑えて、「変態だね。お兄ちゃん」といって微笑んだ。
 お兄ちゃんも苦笑した。「うん。ごめん……もうオナニーしないから」
「でも……オナニーを我慢するの大変でしょ? 気が狂いそうになるほどつらい
んじゃないの?」

293: ◆26PKCMob6A
08/01/04 17:13:09 sYy+BPJq
「そりゃ、そうだけど……」
「……いいよ」
「え?」
「お兄ちゃんがしたかったら、優衣の下着、使っていいから」

294: ◆26PKCMob6A
08/01/04 17:19:52 sYy+BPJq
以前投下した『優衣』という物語の続きです。


295:名無しさん@ピンキー
08/01/04 17:22:45 Pa3i8LdN
すごいぜ・・・
鼻から血とヤクルトジョ○吹いちゃった・・・

GJ!!だけど鼻痛い・・・

296: ◆26PKCMob6A
08/01/04 20:14:44 sYy+BPJq
 目の中に入れても痛くない位に可愛い実妹に、己の嗜好を容認された者がこの
世に何人いるだろう。血を分けた妹のパンティで一物をしごく行為は普通、軽蔑、
罵倒、非難の対象となる。絶対に秘密にしておかなくてはいけない性癖であり、
特に自慰の対象である妹に告白するなど有り得ない。
 だが俺は、妹に己の所業を告白した。許してくれると思ったからというのは否
定できないが、何か妹が無理をしていると思ったからだった。先ほど優衣が言っ
た、「皆嘘だから」という話が事実だとしたら、精液を飲んだ行為は何だったの
か。冗談であんなこと出来るわけがない。
「優衣」
 優衣は俺の顔をじっと見つめてくれる。俺を信頼しきった、迷いのない純粋な
瞳だ。どうしてお前は妹なんだ。俺は、お前を犯したくて仕方がない。お前の全
てを俺のものにしたくてたまらない。
「優衣を抱きたい」
 本心であろうと、言ってはいけない言葉がある。何の問題が起こるか分かって
いるのだから、絶対に口にしてはいけない言葉がある。だが俺は言ってしまった。
優衣の目の前で。
 優衣は最初、その言葉を受け止めようとして俺の目を見つめていたが、段々と
目に涙が浮かんでいった。顔が赤くなり、鼻がツンと痛くなり、目が潤んで、呼
吸をするのも苦しそうで、耳まで赤くなって。
 返答することさえ優衣は忘れていた。
「俺、優衣が好きだから」
 優衣の両方の瞳から涙が一滴、頬を伝って床に落ちた。
「お兄……ちゃん」
 いつにも増して小さな声だった。
「うん。何だ、優衣」
「胸がね。苦しいの。鉛を入れられたみたいに重くて、苦しくて……でも」
「うん」
「……はは。ごめん。言葉が飛んじゃって、何も出てこない」
 優衣の頬から、また一滴、涙が音を立てずに落ちる。
「うん」

297: ◆26PKCMob6A
08/01/04 20:15:36 sYy+BPJq
「兄妹なんだよ。結婚できないんだよ。恋愛だって、しちゃいけないんだよ」
「うん」
「じゃあどうして好きだなんて言うの?」
「嘘ついたってしょうがないじゃんか」
 優衣は首を左右に振って、なおも俺を見た。
「優衣の人生だけじゃなくて、お兄ちゃんの人生も棒に振るかもしれないんだよ」
「俺は絶対、お前を守るよ。命はかけられないけどな。人生だったらかけてもいい」
「酷いよ」
 鼻がぐしゃぐしゃになりながら、優衣が言う。
「何が」
「馬鹿ぁ」
 俺は優衣をそっと抱きしめて、背中を抱きかかえた。優衣の体は小柄で、抱き
しめた右手が優衣の首元まで伸びた髪にかかる。左手は腰に伸ばした。俺の顔は
優衣の左肩に、優衣の顔は俺の左肩に乗った状態だ。
 胸が締め付けられるように痛くて、でも、それは耐え切れないほどの痛みじゃ
ない。こうして抱き合っていられるなら少しは、痛みが和らぐから。
 優衣は声を出さずに泣いていた。今までどれ程の悩みを抱えていたのか。封じ
込められた言葉が涙に変わるかのように、涙がやむことはない。
 どうして今までこうして抱き合うことができなかったんだろう。優衣の温もり、
感触、匂いがこんなに近くにあるのに、どうして。
「おに……ちゃん」
 可愛らしい擦れ声が、胸元から聞こえてきた。
「うん」
「凄く胸が苦しいの」
「……あ、ごめん。力入れすぎたか?」
「ううん。そうじゃなくて、胸を熊手で何回も擦られてる感じ。苦しいけど、で
もいいの。お兄ちゃんが抱きしめてるから、苦しいけど、でもいいの。あ……」
「どうした?」
「お兄ちゃんの鼓動、伝わってきてる」
「優衣のも分かるよ」

298: ◆26PKCMob6A
08/01/04 20:16:43 sYy+BPJq
 優衣が上を向いて、俺を見た。吸い込まれそうなほどに綺麗な瞳をしている。
「……夢みたい」
「夢だよ」
「夢……sleeping beauty?」
 優衣は最近見たアニメを思い出したのか、顔を赤くして俯いてしまった。
「眠れる森の美女か。優衣。もう一度、顔上げてくれないかな」
「うん」
 優衣は目線を徐々に上げる。優衣が俺の目をしっかりと見てから、俺は言った。
「俺は、お前が好きだ」
 途端に優衣は亀みたいに顔を下に引っ込めてしまった。
「おい……優衣。目を逸らすな」
「だって……」
「俺だって恥ずかしいんだ」
「嘘だよ。絶対嘘だよ」
「俺の顔を見ろ」
 優衣は今までにない感情のせいで、自分でもうまく処理しきれないようだった。
優衣が再び、俺を見上げてくれる。
「優衣は俺のこと、好きか?」
 優衣の口が歪んで、そして言葉がうまれた。
「好きです。優衣が幼稚園生の頃から、お兄ちゃんのことが、大好きです」
「……ありがとう。そう言ってくれると嬉しいよ」
 優衣がまた下を向かない内に、俺は右手の人差し指で優衣の上顎につけて上に
傾けさせて、優衣の唇に自分のを触れさせた。
 優衣の瞳が煌いていた。またうるっと来たのかもしれない。

299: ◆26PKCMob6A
08/01/04 20:20:37 sYy+BPJq
先ほど上げたものの続きです。

300:名無しさん@ピンキー
08/01/04 20:36:55 IRKBKWLv
やべえ。超GJ。
優衣も相当可愛いが兄貴もかっこいいよ。
変態オナニーをしていたとは思えないほどにww

301:名無しさん@ピンキー
08/01/04 21:45:58 zMpRjH3e
>>299
新年早々GJ。 続き待ってるぜ

302:名無しさん@ピンキー
08/01/04 22:36:04 mJmKwooM
しかし優衣は( 嘘を吐いたまま・・・か。どう処理するかが見物ですな。
GJっす。

303: ◆26PKCMob6A
08/01/05 13:18:55 I+LtPzR0
 優衣の唇が俺の唇に触れるだけで、胸が温かくなる。ただキスをしているだ
けなのに、目頭が熱くなる。唇が擦れるだけで、胸が痛む。
 優衣は一生懸命、目を開けて俺を見ようとしていた。だけど瞼がひくひくして、
うまく開けられないようだった。息をするのも辛くなるほど胸が苦しくて、ゆっ
くりと吐いて、ゆっくりと吸っていた。
 俺が少し口を開けると、優衣のも擦れて少しだけ開く。
 その中に、舌をさきっぽだけ入れてみた。優衣の歯の間に挟まる程度だ。自分
の唇に兄の舌が触れたことに気づいて、優衣が瞼をゆっくりと開く。俺が何をし
ようとしているのか分からずに、でも恐怖心は抱いていないようだった。
 優衣の唇の上を舌がちろちろと蠢き始める。舌の腹の部分で丁寧に、リップク
リームのついた優衣の朱い唇の感触を味わってゆく。
 唇全体を舐めた後、再び唇を強く押し付けて優衣の唇に栓をする。
 優衣が目を潤ませて、云った。
「お兄ちゃん」
「うん。何?」
「もう、これからお兄ちゃんのこと自慢できなくなっちゃうね」
「ん? 何で?」
「だって、お兄ちゃんって言うだけで、今日のこと思い出しちゃうから、恥ずか
しくなっちゃう」
「……今まで自慢してたのかよ」
「優衣、ブラコンで有名だから」
「そりゃ俺もシスコンって言われるけど」
「ねえ、お兄ちゃん」
「ん?」
「今まで、誰か好きになった人はいなかったの?」
「お前ほどの人はいないよ」
 優衣は小さく微笑った。
「嘘。お兄ちゃん面倒見がいいから、いい人たくさんいたはずだよ」
「お前がいたからな」
「優衣が重荷になってたんじゃないの?」

304: ◆26PKCMob6A
08/01/05 13:20:06 I+LtPzR0
「正直、そう思ってた時はあった。中一の頃は特にな」
 中一の頃、我が家に盗聴器が仕掛けられた事が発覚して、メディアに取り上げ
られる事件が起こった。盗聴器が仕掛けられる事自体はどこにでもある、ありふ
れたものだが、被害者のルックスがよかったというそれだけで、メディアは優衣
を知る権利を盾に被写体に収め、インタビューを繰り返した。ワイドショーにま
で取り上げられ、我が家は引越しを余儀なくされた。その際『被害者の兄、報道
リポーターに手を上げる』という記事までついてきたが、「手を上げた」のは事
実だった。それ以外の醜聞に関しては言う気にもならない。
 中二の春、落ち着いたと思ったらまた盗聴器が仕掛けられた。
 共通して言えることは、優衣でなければ盗聴されなかっただろうということ。
「じゃあ、どうして?」
「お前といると楽しいのさ。優衣じゃなかったら頑張れなかっただろうな」
 雑務は俺が一手に引き受けた。送迎から家の防犯設備のメンテナンス、優衣へ
のスタンガンの携帯など。過剰反応だと周囲に揶揄されても、結果的にはそれが
必要な事だった。周囲の理解は得られなかったが、お父さん、お母さんは納得し、
協力してくれた。
「もし私が可愛くなかったら─」
「お前は悪くない」
 そういうと優衣の目にまた涙が溜まった。「優衣は顔も性格も可愛いよ」
 優衣は顔をくしゃくしゃにさせて、俺の胸に顔を押し付けた。
「優衣。俺、優衣の顔が見たいな」
 だが優衣は俯いたままだった。
「優衣とキスしたいな」
 優衣は少しだけ上目遣いで俺を見て、また顔を伏せてしまった。
 面白い奴だな。
「優衣、好きだよ」
 そういうと俺を抱きしめる優衣の手の力が強まった。
「優衣」
 顔を真っ赤にさせた実妹が、俺を見上げた。俺は微笑んで言った。
「おかえり」
「ただいま」
 蚊の泣くような優衣の声。泣きそうな表情の優衣が愛しい。
 吸い寄せられるように、俺たちはキスをした。

305: ◆26PKCMob6A
08/01/05 13:36:23 I+LtPzR0
ここまで書きあがったので上げさせていただきます。
概ね好評のようでほっとしました。
息の長い作品ですが、今後ともよろしくお願いします。

306:名無しさん@ピンキー
08/01/06 23:21:38 m6DDVGgJ
若い時からモテていた男の想像力は、犬以下だ。 ……ニーチェ

307:名無しさん@ピンキー
08/01/06 23:22:11 m6DDVGgJ
若い時からモテていた男の想像力は、犬以下だ。
……ニーチェ

308:名無しさん@ピンキー
08/01/07 11:08:29 p0MkiNMv
「おにぃ、朝だよ。もー遅刻しちゃうよ?」

「うーん…沙奈…もうちょい寝かせてくれ…あと…5分…」

「ダメったら!いつもそのパターンで遅刻しちゃうじゃない!…ほら、起きるー!……きゃっ!?」

「…ちょっ、おまっ!?…どこ触ってんだよ!?」

「もー、朝からこんなにしてー…おにぃのスケベ」

「違うぞ、沙奈!これは朝起ちっつってな、男の生理現象なんだよ……つーか、おい!?早く離せ!」

「ヤダよ~。おにぃが起きるまで、こうして…」

「ば、っバカ!や、止めろ沙奈……そんなに…されると…気持ち……じゃなくて!」

「…本当に気持ちいいんだ?…じゃあ、おにぃのスボンを脱がしてから擦るね?…よいしょっと」

「お、おい!?…ま、マジで…」

「だーめ。寝坊しようとした罰だよ……なんか粘ったの出てきた…」

「…や、やめろ!?…それ以上されると……イ…」

「…おにぃ…いいよ。…沙奈の手で…イッて」

「さ…佐奈!…出っ、出るっ!」

「……ひゃんっ!?…ああ……」

「…はぁ…はぁ……」

「…すごい量……おにぃ…そんなに気持ち良かった?」

「…我ながら、実の妹でイッてしまった…」



…誰か続きヨロ。

309:名無しさん@ピンキー
08/01/08 23:23:02 gFo9WOCa
>>308
「おにぃ?」

「なんだ?」

「今日さの授業さ、その・・・一緒に休まない?」

「ちょ、真面目なお前の言う台詞とは思えんな・・・熱でもあるのか?」

「熱なんか「ないよぅ・・おにぃ、おにぃ♪」

「うわっ・・だからそんなに抱きつくなって!朝からなんか変だぞ?」
(つか、沙奈の柔らかな肌と髪からいい匂いが。つか俺の股間が。つか沙奈の身体が熱いんだが)

「はぁはぁ・・おにぃ・・・私を抱いて?」

「はい??」



燃え尽きたぜ・・・


310:名無しさん@ピンキー
08/01/09 00:02:25 ZTcFE+ua
>>309
「お前、何言ってんだ?本当に熱なんじゃないか?」
「風邪なんかじゃないってばぁ~」
「お前、マジで熱あるじゃん!インフルエンザとかじゃね?やばくね?」(妹のおでこに手を当てながら)
「もう!そんなんじゃないんだから!!これはおにぃを想う余りの恋熱です♪」(兄の手を払いのけながら)
「うぼぉあ」
「何、その顔…所でさっきの返事は?」
「『私を抱いて?』ってとこ?」
「そっそっ」
「『ハグ』なのか『ドッキング』なのか、それが問題だ」
「キン肉マンの必殺技の方です」
「マッスルドッキングかよ」


だめだ、ネタしか思いつかない俺を踏んでくれ

311:名無しさん@ピンキー
08/01/09 00:50:10 dGNdumfK
>>310

「そ。おにぃにハグして貰うのは好きだけど、今はドッキングの方」
「・・・月並みだが」
「『俺達は兄妹なんだ・・・』でしょ。そんなの分かってる」
沙奈は可愛い、が妹。
妹、誰よりも大好きな子
そんな思いがメリーゴーランドの如く頭の中を回転する。


「でもね、おにぃ」

沙奈の真っ直ぐな瞳に
「わたし、おにぃに」
俺の迷う心は

「恋してるんだよ♪」
吸い込まれていった・・・



あかん、こんな文章じゃあかん・・・


312:名無しさん@ピンキー
08/01/09 13:01:17 QQhrQoy0
「俺は沙奈のこと、何とも思ってないっていったら? 好きでも嫌いでもないっていったらどうする? それでもンなこと言うか?」

途端、沙奈の目が陰る。
言葉も止まる。
泣きそうになっている。
…失言だったか。

「おにぃ…なんでそんなこと言うの?」

そして沙奈は俺に抱きついてきた。
俺は今、混乱している。
もう…だめだ。






あかん誰かパスする

313:名無しさん@ピンキー
08/01/09 21:27:01 dGNdumfK
ちゃ~ちゃらん
ふぉー
ちゃんちゃ……

携帯の着信音で俺は我に返った。着信音は燃える映画のテーマだが、この場合俺に冷静さを取り戻させた。



電話は悪友の「俺休むから宜しく」のくだらん連絡だった。がこれ以上ないタイミングだったので不問とする


「おにぃ…誰…?」
「ん?友達だよ」
沙奈の目が怖いのは気のせいか?
「……女のひと?」
「ばか、野郎だよ。
さ、遅刻しちまう。急ごうぜ」
俺は後始末もそこそこに着替えて、部屋を後にした。否逃げ出した。

「おにぃの意気地無し」



⊃強引なドリブル

だめだ、
ガッツがたりない!!

てことで
⊃「パス」
後は頼む…

314:名無しさん@ピンキー
08/01/09 23:27:40 Ou6AnLul
部屋を出る直前、その足は沙奈の最後の一言によって止められた。

「おにぃの意気地無し!どうして私から逃げちゃうの?嫌いならそう言ってくれれば、もうあんなことしないよ?」

後ろを振り返った時、無しは顔を伏せていた。瞳が濡れていることにも気付いた。

「ねぇ、おにぃ、これで最後にするからさ、最後でいいから、質問していいかな?
それと、その答えを・・・おにぃの本心を、教えてくれない?」

俺の眼をしっかりと見ながら沙奈はそう言った。俺はその眼を見据えながら、
「分かったよ。」と承諾した。


もう吊った方がいいわ。。。

315:名無しさん@ピンキー
08/01/10 01:36:39 l+AJErr1
沙奈は震える声で
「おにぃは…私の事…好きだよね…?」
「当たり前だろ、馬鹿なこと…」
「馬鹿じゃないよ!」

まずい。僅かな失言すら許されない。

「…おにぃ、私の事……好きなら、どんな風に好きなのか…教えて」

真剣な妹の表情に俺は…


1.「…妹として好きだ」と正直に答えた
2.「…女の子として魅力的な沙奈が好きだ」と本心を明かした
3.「…突然だから混乱してるんだ、俺に考える時間をくれ」と懇願した
4.「…実は好きな女の子が居るんだ」と婉曲にかわした
5.「…沙奈、後戻り出来ないぞ」と覚悟を決めた



とりあえず1~5にしてみました。気にいらない方は>>314の続きからお願いします。

このスレで4はないか

316:名無しさん@ピンキー
08/01/10 05:29:57 UybUD9eX
3と答えるが内心は2ってのが(・∀・)

317:名無しさん@ピンキー
08/01/10 17:26:09 FQsuxOmI
>>316
俺を発見。

つか1~5の選択肢を書いてみたいが書いて撃沈するなこりゃ。

318:名無しさん@ピンキー
08/01/10 20:43:28 ryNBj4Qb
なかなかお題がむずいがオレならなんも考えずにこうだな  あまり気にしないでくれ

>「…おにぃ、私の事……好きなら、どんな風に好きなのか…教えて」

真剣な妹の表情に俺は… 俺は…
(1時間後)
妹「やっ!おにいちゃん、やめてぇー!!!ひぐぅーっ!!!」
兄「うぐっ、うっ、はあーサイコーだぜ、はあ…はあ…」
妹「うう…なぜこんなこと…私はどんな風に好きなのか聞きたかっただけなのに、ひぃ!」
兄「ああ?妹として好きだよ、だから我慢できねーんだろうがっ!!」
妹「こ…こんなのないよ!い、妹にこんな事するなんて!!」
兄「ごちゃごちゃうるせーぞ!じゃあ女の子として魅力的な沙奈が好きなんだよ!いいからだまってケツ振ってろ!」
妹「ひーぃっ!そんな激しくしないでぇ!お尻があぁぁっ!!!」
兄「おおっ!いい具合だぜ、ケツ孔サイコー!!!」
妹「もう許してぇーっ!お尻が裂けちゃうよおー!あひぃー!」
兄「悪いな激しすぎて、突然だから混乱してるんだ、俺に考える時間をくれ、オラオラ!もうすぐイキそうだぜ、生でたっぷり腸の中に注ぎ込んでやるからな!」
妹「イヤーぁ!!!」
兄「へっへっへっ、肛門がすげー事になってるぜ」
妹「あーっ!熱いよー!お尻の穴が焼けてるよー、ヒィーっ!」
兄「ぐうーっ!すっげーぜ、生ケツの締まりがキツいぜ、ちん○が肛門で絞り上げられて最高だぜ!」
妹「あひいーっ!ひいー!ヒィー!あっ!あっ!あっ!」
兄「おらーっ!たっぷり出してやるぜ!アナル奴隷になりやがれーっ!!!」
妹「違っ、あああっ!おしりぃーーーー!がっはっあっ!!!」
兄「くふぅ~、やっとドーテー卒業だ、ケツ穴なら妊娠の心配ねーからな、実は好きな女の子が居るんだがこれから毎日犯りまくりだな、…沙奈、後戻り出来ないぞ、くっくっ…」
妹「そ…そんな…うぅ…」

319:名無しさん@ピンキー
08/01/10 21:02:13 FQsuxOmI
>>318
これは孔明wwww

320:名無しさん@ピンキー
08/01/10 21:03:58 kAQWht+2
>>318
その発想はなかったわw

そして流れ豚切って悪いが、今日の逢わせ屋で泣いた

321:名無しさん@ピンキー
08/01/10 21:26:51 FQsuxOmI
>>320
生き別れた兄弟でも再会したか

322:名無しさん@ピンキー
08/01/10 21:56:08 kAQWht+2
>>321
小さい頃に離れ離れになった妹に逢いたいという兄の話

323:名無しさん@ピンキー
08/01/10 23:39:58 y3mXS9Mm
どうでも良いけどあの番組の女の依頼人、すべからく太ってたよな

324:名無しさん@ピンキー
08/01/10 23:58:12 1rX17kL1
>>318
ここで久しぶりにwwww

325:名無しさん@ピンキー
08/01/11 00:16:31 pDZMFXVA
>>318
全部かよwwwwwwww

326:名無しさん@ピンキー
08/01/12 18:32:27 cUgsFLMI
双子の男女が知らずに結婚、婚姻無効に 英国
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
> 英国で別々の両親の養子となった双子の男女が血のつながりを知らないまま結婚、
> その後、双子と分かり裁判所から「近親結婚」にあたると婚姻を無効とされたケースが11日、
> 英上院の審議で報告された。

それなんて(ry  ホント、事実は小説よりも奇なり、だなw
あと、
> 専門家によると、双子の男女は血縁を知っていると拒絶反応を示すが、
> 知らないとお互いに強くひかれる傾向があるという。
だってさ。

何か作品のヒントにでもなれば。

327:名無しさん@ピンキー
08/01/12 22:23:50 MciWc3f0
>>326
事実は小説よりも奇なり・・・・まさにそうだな。

328:名無しさん@ピンキー
08/01/13 00:30:51 tiP/ln8h
双子って事は生年月日血液型一緒なわけだし、何かしら感じなくも無いよな

329:ある似た者兄妹の会話 ◆ga4Z.ynmGk
08/01/13 06:49:48 0HcT70rK
ある冬の日曜日。居間でコタツに入る兄妹が一組。

「ねぇ、にいさん」
「んー?」
「お嫁に貰って下さい」
「だめー」
「………即答ですか。そして、驚かないのですか」
「んー…お前、顔に出るし?」
「人様からはポーカーフェイスと言われるのですが」
「兄ゆえに」
「成程、愛ですね」
「うん」
「なら、抱いて下さい」
「だめー」
「………また即答。何が不満なんですか」
「何も」
「なら」
「だめー」
「………ひどい。そんなに私が嫌いですか」
「好きだよ」
「………やはり、にいさんはズルいです」
「正直なだけなんだけどなー」
「その正直さが残酷なんです」
「んー…じゃあ嫌いって言った方が、いい?」
「ダメです」
「わ。即答されたー」
「にいさんと同じく、正直なだけです。にいさんの妹ですし」
「そっかー」
「そうです」
「じゃあ仕方ないなー」
「仕方ないのです」

そんな昼下がり。

「なので相性は折紙つきです。契りを交わしましよう」
「だめー」

330: ◆ga4Z.ynmGk
08/01/13 06:54:02 0HcT70rK
眠れないので、気晴らしに勢いで小ネタを投下。
反省はしてない。

331:名無しさん@ピンキー
08/01/13 07:11:10 CYnH9YzK
>>330
GJ! これは良いふいんきなので、深夜のお楽しみタイムをお願いいたしまするぅ

332:名無しさん@ピンキー
08/01/13 07:31:55 nNAr2bvP
>>330

脱力して上半身をこたつの上に預ける兄、背筋を凛と伸ばして兄を見つめる妹

という図が浮かんだ。


うむ。
この妹、引き取ってやろう。

333:名無しさん@ピンキー
08/01/14 01:41:17 2m/+GbcO
何故かこのスレを思い出した
スレリンク(gline板)

334:名無しさん@ピンキー
08/01/15 21:05:49 tSo9hVXF
>>254だが、いちおう完成したので投下してみる。
>>249氏とは比ぶべくもないと思うが、お暇な人はドゾ。

335:名無しさん@ピンキー
08/01/15 21:07:16 tSo9hVXF
――人間とは、恋と革命のために生まれてきたのだ。 太宰治『斜陽』


俺は今、家の座敷で待っている。午後9時頃帰宅した妹の由紀を無理やり呼びつけたのだ。
すぐ来いと言っておいたはずなのに、座敷のガラス障子が開いたのは、10時近くなってからだった。
「……何や、話て」
 障子の隙間から顔をのぞかせ、なんとなくこちらを探るような目つきで俺を見る。
親代わりに叱る言葉は山ほどあるが、今日はそんな話をするのではない。
「……うん、まあその、話いうよりは、お前に頼みごとがあってな。ちょっと親の前では話しにくいことやから、二人がおらん日を選んだんや」
 それを聞いて安心したのか、由紀の目が少し意地悪い光を帯びる。
「聞けることと、聞けへんこととあるで」
「その前に、一つ聞きたいねんけど、お前、ヤリマンやな」
「……、いきなり何を聞くねん!妹がヤリマンかどうか確認してからする頼みごとてどないやねん!」
「……でも、否定はせえへんやろ」
「……まあ、な」
 そこでなぜか少し誇らしげに、ヤリマンのわが妹は鼻の下をこするのだった。

336:名無しさん@ピンキー
08/01/15 21:08:50 tSo9hVXF
来年19になる由紀の見た目からは、およそ「ヤリマン」「ビッチ」「パン子」といった言葉は連想できない。
黒髪ストレートのロングヘア、左の目許には泣きぼくろがある。顔も飛びぬけてではないが、まあ美人といっていい。
細めな体格に白い肌、長い黒髪のせいで、見ようによっては儚げな深窓の令嬢、という風にも見える。ちょっと男の保護欲と征服欲を刺激する出で立ちだ。
そして前述のとおり、これが近所で知らぬものはないほどのヤリマンで、今年、俺が知っているだけでも、
同級生3人ほど、昔のバイト先の店長、どこで知り合ったか知らないが、黄色いポルシェに乗ってるおやじ、等々5,6人と付き合っていたし、
さらに俺の数少ない友人のうち、なんと2人が妹と数万円で寝ていたことさえ明らかになってしまった。
昔は「愚兄賢妹」で通っていたわが和泉家も、今や「愚兄淫妹」になってしまったと、近所で専らの評判である。
「うん、まあええねん、今さらお前の性生活についてどうこう言うつもりはない。いやむしろ、それで俺を助けてほしい」
「?」
「と、いうのはな」
  ここで、香織ちゃん、一条香織の名前を出さねばなるまい。ああ。その名を思い浮かべただけで、俺の心は愛の歓喜に満たされる。
思い起こせば3ヶ月前、頭数合わせのためだけに呼ばれた合コンで、有名国立大在学中、その年のミスコンに出場したという才色兼備の彼女と、
冴えない2流大学生の俺は出会った。それまでの人生で彼女一人おらず、女の子との会話なんて年に一度か二度、軽い挨拶があればそれでラッキー
といえた俺のつまらない話を、彼女は真剣に聞いてくれた。ほんの2時間のひと時があっという間に過ぎ去った解散後、
「和泉くんともっと話したいねんけど、携帯教えてくれへん?」と言われたときは、比喩でなく、本当に目の前がバラ色に見えたものだ(目がおかしくなったかと思った)。
 そうして何度も電話で話し、何度も会って遊びに行ったりするうちに(二人だけだったから、つまり立派なデートだ)、
これは本当に、ほんまに期待してええのかも、と思うほど、彼女は俺に心を開いてくれるようになった。
そしてそしてなんとなんと、来週の休みには「志郎君(呼び方が変わったのだ)、あたしの家に来たことなかったやろ。
おいでえな。あんまり料理は得意やないけど、ご馳走するで」ですと!と、なぜか必要以上にテンションの上がってしまう俺を止めることなど誰にもできまい。

337:名無しさん@ピンキー
08/01/15 21:09:34 tSo9hVXF
「……どうでもええけど、わが兄貴ながら、いろんなとこが童貞丸出しやな。めっちゃカッコ悪いで」
「何とでも言え。しかしやで、彼氏のおらん女の子が、男を家に呼んで手料理をご馳走してくれんねんで!これ、どんな意味があると思う?」
「……まあ、普通に考えたら、『私も召し上がれ』ってことやな」
うんうん。どう考えてもそうだよな。
「ほんで手を出しかけたとこに、『おいおい、人の女に何してくれとんねん』ってとこやな」
「違う違う!香織ちゃんはそんな子とちゃう!その辺のことはちゃんと、これでもかってくらい調査済みや」
「それ…ストーカー……?」
「ま、まあええがな。それで、頼みというのはな」
「…俺は童貞で、彼女を満足させられる自信がないから、ヤリマンのお前にセックスについて教えて欲しい、とでも?」
 うわ、こいつエスパーか。何で俺の考えてることがわかるんだろう。俺が虚を突かれて返す言葉に窮していると、
「アホか――!」
 いきなり怒声と座布団が同時に飛んで来た。もんどりうって倒れる俺。見上げると、蛍光灯の光を背にして、仁王立ちになっている由紀。顔まで仁王のようだった。
「ウチをおちょくっとんのか!なんで妹やからいうて、兄貴の童貞喪失の面倒を見なあかんねん!それとも何か!
 自分は童貞のくせに、ヤリマンやったらちょっと拝めばセックスについてペラペラ喋りよる思うたんかい!ヤリマンなめんな!
だいだいウチをヤリマンにさしたんは・・・・・・」
 そこまでいうと、急に言葉が止まった。何かがつかえたように、喉をひくひくさせる。と、見る間に顔がくしゃっとなって、由紀の目から涙があふれだした。
「お、お前……泣いとんのか?」
 子供の時以来見たことのない妹の泣き顔に、俺は少なからず動揺した。由紀の考えがまったく読めず、思考が停止してしまう。
「もう兄貴なんか知らん!死んでまえ!」
 ドタドタと部屋から飛び出しざま、もう一度「死んでまえ!」と叫ぶと、後を追おうとした俺の鼻先で、派手な音を立てて障子が閉まる。
 俺はその足音を呆然と聞きながら、二度目の「死んでまえ!」は俺じゃなくて、俺の後ろにいる誰かに言ってたみたいだったなと、妙なことを思い返していた。

338:名無しさん@ピンキー
08/01/15 21:10:05 tSo9hVXF
それから三日、四日たっても、俺の気持ちは晴れなかった。こんな時に限って香織ちゃんも忙しいらしく、来週の休みについてメールをしても、
おざなりな返事しか返ってこない。まあ、この年末のアホみたいに忙しい時に、一流大学の学生に構ってほしいというのがそもそも無理な望みなのだが。
 由紀も俺も、意識的にお互いを避けていた。由紀はあれから男の家でも泊まり歩いているのか、ほとんど家に帰って来ていない。両親は共働きで留守がちなせいで、余計な

詮索はされずに済んでいたが。
由紀に対して悪いことをしたとは、今でも思っていない。確かに童貞の癖に、理由もなくヤリマンを下に見ていたところはあったかもしれないが、
何もいきなりキレなくってもいいだろうし、そのキレている最中に泣き出すに至ってはまったく意味不明である。
でも。
 由紀の泣き顔を思い出すと、なぜか胸が締め付けられる思いがする。息まで苦しくなるようだ。子供のころにしょっちゅう泣かしていたときとは違う、
腹の中にサンドバッグを入れられたような、重苦しい罪悪感。無性に由紀に会いたかった。会って謝りたかった。
畜生、こんな気持ちじゃ、香織ちゃんとのハッピーな休日は過ごせないじゃないか。
 
俺は相当周りが見えなくなっていたらしい。首に巻いたマフラーをぐいと引っ張られて、ようやく自分が赤信号を渡ろうとしていたことに気づく。
「今ケガしたら、香織ちゃんの家に行かれへんで」
 はっとなって振り向くと、俺のマフラーの端っこをつかんで、にやにや笑っている由紀がそこにいた。
「お前……」
「どや、そろそろあたしに謝りたくなったんと違う?」
「……うん、ごめん。悪かった。堪忍してくれ」
 自分でも驚くほど、謝る言葉が自然に出た。なんで謝る必要があんねん、とは思わなかった。俺は妹を泣かせた。それは充分、謝るに足る罪じゃないか。
「青や。はよ渡らな邪魔や」
 短く言うと、由紀は先に立って歩き出した。俺の方を振り返らなかったが、由紀の足取りは軽い。厚着を重ねた俺の体も、なんだか軽くなるようだった。


339:名無しさん@ピンキー
08/01/15 21:10:33 tSo9hVXF
 家に帰り着くと、由紀は持っていた袋を床に置いた。フローリングの床に、ゴトリゴトンと硬い音が響く。
 「何を買うて来たんや、それ?」
「これか、これは今晩のおかずや」
 親が家にいる機会が少なかった我々兄妹は、小学生のころから自炊生活だった。今日は久しぶりに二人で一生懸命夕飯の準備をしていたあの頃に戻るのも悪くないなと思い

つつ中を覗いてみると、そこには袋からはみ出るほど大きな、青みの残る大根が1本入っていた。
「な、何やそれ?それで、何を作るつもりや?」
「これはな、こうして使うねん」
 怪訝な顔をしてひそめた俺の眉の真ん中に、由紀の両手に握られた、まだ硬さの残る青大根の一番太い部分が力任せに叩きつけられたようだった。

340:名無しさん@ピンキー
08/01/15 21:11:40 tSo9hVXF
「ようだった」というのは、次に視界に入ったテーブルの上に、真っ二つに折れた大根が転がっていて、その間の記憶が見事にないからだ。
額よりも後頭部がズキズキするのは、殴られた衝撃より、弾みで後ろの壁に後頭部を強打したからだろう。
そうして俺は意識を失って――て、あれ?
 俺はリビングにある椅子に座らされていた。脚4本と背もたれだけの、シンプルな構造のもの。ふかふかしてやわらかい椅子だが、
俺の腕はその背もたれを後ろに抱えるように麻縄で固定され、手首は黒い皮手錠でつながれている。両脚は椅子の脚にこれまた麻縄で頑丈に縛り付けられていて、
宙に浮いた足首の先しか自由にならない。いくらがんばってみても、せいぜい椅子が数ミリ動く程度だ。
下手に動くと縄が肌に食い込んでギリギリと痛い。そして、人一倍寒がりの俺が、あろうことか着衣を一枚も身に着けていなかった。
「おいコラ!由紀出て来んかい!どういうことやこれは!」
 若手芸人にハメられた大御所よろしく、あらん限りの声を振り絞って俺は叫ぶ。そんな半分パニック状態の俺の神経を逆撫でするかのように、
由紀はのろのろとリビングにやって来た。
「あ、気がつきよった」
「『気がつきよった』ちゃうわ!何やこれは!何で俺はいきなり大根で殴られて、椅子に縛り付けられてんねん!しかも全裸で!」
 由紀は答えず、半ばパニックになっている俺を一瞥し、俺の正面まで歩いてくると、そのままするすると服を脱ぎだした。
「ちょ、お前、何してんねん!」
 俺の声など聞こえないかのように、由紀の服を脱ぐ手は止まらない。背丈のわりに長い手と脚が、瞬く間にあらわになっていく。
 次から次へと起こる非日常的な事態に、もはや俺の頭は考えることを放棄し、ただ呆然と目の前で行われている妹のストリップを眺めている。ついに目の前の女体は、ブラ

ジャーとショーツだけの姿になった。そこまで来ると、こんな俺でも男の生理は悲しいもので、恐怖と混乱に縮こまっていた俺のペニスが、むくむくと頭をもたげて来た。
鎮まれ、相手は実の妹だぞと必死に言い聞かせても、目の前にある女の体には抵抗すらできない。
 俺がそんな思いに悶えているうちに、目の前では由紀の乳房があらわになる。細身のくせに服の上から見るより豊かなそれは、ブラジャーという支えを失って、
由紀の呼吸に合わせてプルプルと揺れる。ヤリマンは乳首が黒いというのは嘘かと感心しつつ、形は日本人には珍しい釣り鐘型だなと、妙な知識まで思い出す。

341:名無しさん@ピンキー
08/01/15 21:12:14 tSo9hVXF
「兄貴、見過ぎや」
 由紀のからかうような声ではっとわれに返る。気づけば俺は縄でくくりつけられている腹から上だけを乗り出すような格好で、
 かぶりつくように由紀の胸を凝視していた。
「ま、しゃあないか。童貞やもんな」
 腰に手を当てた由紀が、またしてもにやにや笑いながら俺を見る。
「どっ、どどどど童貞……やけどそれが何や!お、おおお前が卒業させてくれるとでも言うんかい!」
 情けなさと恥ずかしさのあまり、逆ギレ気味にわけのわからないことを口走るが、由紀はあっけらかんと答えた。
「そのつもりやったら、あかんの?」
 「あかん……て、アリはアリやけど、なければナシというか、その……」
 またまたわけのわからないことを口走る俺。あかんのは俺じゃないか。
「2対1やで」
「?」
「兄貴の息子は『大賛成!』言うてるで」
 楽しそうに俺の股間を指差す由紀。見れば俺の右足と左足の真ん中には、通天閣もびっくりの巨大タワーが急角度で聳え立っている。
「……まさか、この期に及んで『兄妹やから』とかいういい訳は利けへんで。なあ、エッチについて知りたいんやろ?」
「あ、あれはいや、そういうことと違うやん!あくまでレクチャーというか、ちょこっとわかればええわけで、何もその」
「あかんで、そんな中途半端な考えでは物事の本質をつかむ事はでけん。それにウチは兄貴のことが好きやから、ノープロブレムや」
「ちょ、ちょお待て!どさくさにまぎれて何を告白しとんねん!なんぼ俺が童貞言うたかて、お前にそこまで言うてもらう必要は――」
「ほんまやで?」
 見れば、由紀はいつになく真剣な顔で、俺を見下ろしていた。

342:名無しさん@ピンキー
08/01/15 21:12:41 tSo9hVXF
「嘘ちゃうで。昔っから、物心付いたときから、兄貴のことが好きやねん。愛してんねん。せやから、好きな人と結ばれたいいうんは……あかんか?
 処女やなかったら、あかんか?」
 何かが喉の奥に張り付いて、言葉が出てこない。ただ阿呆のように、由紀の顔を見つめ続けているだけ。
「ヤリマンて呼ばれるようになったんも、兄貴が原因といえば原因やねん。その、兄貴は……世間的に、一番結ばれたらあかん存在やんか?どうせ許されんのやったら、自棄

で思てエッチしまくってたらいつの間にかそれから離れられなくなってもうてん。ようさんハメてるうちにハマってもうた言うて、ギャグにもなれへんけどな」
 そう言って、少し自嘲気味に笑う由紀。あの晩あんなに怒ってみせたのも、ヤリマンのレッテルを貼り付けられたためというより、
 自分の好きな人が他人のものになる手伝いを自らしなければならないと感じたからだというのか。
 由紀が自分の肢体を覆う最後の一枚に手をかけた。白い腰に張り付いた、純白のショーツがするすると下ろされていく。
何度もお世話になったヌードグラビアと同じ光景が、今目の前にさらされた。我々野郎のごつくて毛むくじゃらの身体とは全く違うすべすべの肌、
その存在を声高に主張する乳房、そしてその美しいボディの真ん中に、「淫靡」という言葉をそのままそこに貼り付けたかのようにいやらしい輝きを放っている陰毛。
全てが牡を魅きつけるためにあるようだ。
 これが……これが『女』か。
 由紀なのに、妹なのに、少し力をこめれば折れてしまいそうな細い身体の内側から発せられる静かなフェロモンに、俺はめまいを起こしそうになる。
「ま、小難しい話はええから、兄貴はおとなしくウチにヤラれとったらええねん」
 いつの間にか俺の膝の上に跨って、潤んだ瞳で俺を見つめている。
「待て、まだ心の準備が―――」
 言い終わらぬうちに、顎がくいと持ち上げられ、俺のファーストキスが奪われた。由紀の唇は、未だかつて俺の唇に
こんな柔らかいものが触れたことがあっただろうかと思うほど柔らかかった。その感触にうっとりとなっている俺の歯の隙間から、由紀の舌がにゅるりと滑り込んでくるのに

驚きながらも、ぎこちなく舌を動かしてみると、由紀も激しく舌を絡ませてくる。こうして口と口とをついばみあっていると、
本当に恋人同士のような錯覚に陥る。いや、錯覚じゃない。このキスの間だけでも、俺と由紀は恋人同士なのだ。
由紀の長い髪が俺の剥きだしの肩に触れるサラサラとした感触に酔いながら、俺たちは5分ほどもキスを続けていた。

343:名無しさん@ピンキー
08/01/15 21:13:11 tSo9hVXF
「これは、もう必要ないな」
 俺の背をまたいだ由紀が、後ろに縛られた俺の手を解きにかかる。あれほど力をこめても外れなかった麻縄を二本の指だけではずしてしまう。
いったいどこでこんな縛り方を身につけたのかは、いまさら気にすまい。
 そこでようやく、俺の中の理性が目覚めた。いやいや、さすがに兄妹はあかん。お前の想いは正直嬉しいが、なんぼなんでも肉体関係までは色んな意味で問題がある。
そう言おうとしたのに、口から出たのは「ひゃうっ」という情けないかすれた叫び声だった。
原因は股間に感じるぬめった感触。椅子に腰掛けたままの腰から今にも飛び出さんばかりの俺の亀頭が、由紀の口の中にずっぽりとくわえられていた。

これって……もしかしてフェラってやつか?
童貞のお約束で、今までAVでしかみたことのない光景を俺自身が体験していることに、さっき思い出した俺の理性はもはや光の速さで銀河の彼方へ消し飛び、
股間からずりずりと這い上がってくる快感に身をゆだね始めていた。
「気持ちええか?やっぱり童貞をおとなしくさせるんはこれが一番やな」
何から何まで由紀の計算通りに運ぶ展開にも屈辱感の欠片すら覚えず、ただその玉袋の裏を引っ掻くのをやめないでと心の中で哀願するばかり。
由紀の舌先はいよいよ奔放さを増し、俺の股間を縦横無尽に這い回り出した。亀頭から裏筋を丁寧にたどりながら会陰部ヘ。
 袋の皺の一本一本にまで唾液を塗たくったかと思うと、蟻の門渡りから肛門の方まで熱く濡れた感触を覚えさせてくれる。
一旦口を放すと、そのまま亀頭の上からくわえ込み、俺の手をとり頭を抱えさせながらのディープスロート。ふわふわと柔らかい髪の感触と、
シャンプーと汗の混じった甘ったるい芳香、俺の股間にひざまずき、じゅっぱ、にゅっぷと俺のチンポを美味しそうにしゃぶる妹の姿に、急速に快感曲線は上昇して行く。
やばい、と思う寸前、刺激が中断された。
「兄貴、もうあかん?我慢でけんか」
砲身の部分を優しくしごきながら、由紀がいたずらっぽく見上げてくる。兄の俺が心底ゾクリとするほど妖艶な『女』の笑みだった。


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