【涼宮ハルヒ】谷川流 the 52章【学校を出よう!】at EROPARO
【涼宮ハルヒ】谷川流 the 52章【学校を出よう!】 - 暇つぶし2ch161:名無しさん@ピンキー
07/09/05 20:56:15 h4+YdbYH
すごい雨と風だな……
「そりゃそうよ。天気予報では最大瞬間風速40mっていってたし」
おいおい……じゃあなにか?お前はこうなることを前もって知ってて俺の家に遊びに来たってのか?
「……そんなわけないでしょ。私もそこまで馬鹿じゃないわよ」
……そうかい
「そうよ」


……………………
………………
…………
暇だな。あ、光った1、2、3……鳴った
かなりの轟音だ。コレはかなり近いところに落ちたのかもしれん
……ところでハルヒ。何で貴方は俺のベッドで毛布にくるまってるんでしょうか?
「う、うるさいわね。さっきの雷は光ってから約4秒後に鳴ったからここは落雷地点から約1.4㎞しかはなれてないってことじゃない」
確かにその通りかもしれんがいくらなんでも驚きすぎだろう
……もしかして雷が苦手なのか?
「そ、そんなわけないでしょ。ちょっと肌寒くなったから毛布にくるまっただけで雷が苦手なわけじゃ――きゃあっ!!」
続けて鳴った落雷の轟音に明らかにおびえるハルヒ
これは面白い。ハルヒにこんな弱点があったとは……
それと、これはどうでもいいことかもしれんがお前が包まってる毛布は俺が今朝まで就寝時に使っていた毛布な訳であってそのことについてはなんとも思わんのか?お前は……
「べ、別にそれくらいなんとも思わないわよ(……だって……キョ……の……だし)」
ん?なんか言ったか?最後のほうが良く聞き取れなかったからもう一回言ってくれ
「な、何も言ってないわよそ、それよりさっさと台風なんてどっか行かないかしら。ホント退屈で死にそうになるわよ」
今日のハルヒはどうしたのだろうか?さっきからうつむいて俺と目を合わせようともしない
本当にどうしたんだろうね?今日のハルヒは

ぷるるるる、ぷるるるる


しばらく放って置いたのだがよく考えれば今この家の住人は俺しかいなかったということを思い出ししぶしぶ電話出るためハルヒを部屋に残し階段を下りる

「もしもし」
「あ、キョンくん?お母さんに代わるね」
電話の主はどうやら妹のようだった
お袋に変わってもらいとりあえず今すぐには帰れないということを伝えられたところでものすごい轟音とともに電話が切れた
電話だけじゃなくてどうやら電化製品は全部使えなくなってしまったらしい
簡単に言えば停電なんだがな

さて、とりあえず俺の部屋に戻るか……さっきの落雷音に悲鳴が混じっていた気がしなくもないからな……
そういうわけで俺は自分の部屋に戻るため階段へと足早に向かうのであった








続かない







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