07/09/04 14:10:44 qvaQOUeB
最初は重ねるだけの稚拙な愛撫。しかし古泉は段々と唇を吸い上げ舌で刺激し、ハルヒの舌と絡ませていく。
「んっ…んふっ………うぅ…」
ハルヒが現実と認識している『初めて』のキス。お互いの唇が離れると、ハルヒは強く握りしめた両手を解き古泉の背中に腕を回す。
「私の事…好き?」
「好きでもない人とキスをするほど僕は歪んでませんので」
ハルヒは古泉の胸に顔を埋めながら古泉にすら聴こえるか微妙な呟きで
「私と…付き合う?」
「それも罰に入ってるんですか?」
「バカ」
「恐れ入ります」
部室を夕陽の明かりが紅く染め上げていた。
壁に映る二つの影が寄り添うのを残して
【終わり】