07/12/21 21:01:01 SpFD6few
「ねえ、ご主人様?とってもよい子だった神姫はイブの夜だけ人間になれるって
本当ですか?」
と、唐突に家の子が聞いてきた。
「いや、そんな訳ねーだろ」と思ったが、あまりにも目を輝かせているのを見て
「…あー…そうだといいなぁー」と、お茶を濁した。
「そうですよね!本当にそうだったらステキですよね!!」
…めっちゃテンションあがってるじゃん…。これでイブの夜に何も無かったら、
「…私、よい子じゃなかったのかな…」とか落ち込みかねん。さて、何と言おう。
「私、人間になるなら幼女がいいです!!」
「(ブッ)…な、何故幼女?」
「…(小首を傾げて)マスター、小っちゃい子好きでしょ?」
「…うーん、幼女は無理だな。体型とかは変わらないだろ、流石に」
「え~、せっかくご主人様に最っ高に愛してもらえると思ったのに~」
「…」
ウチの神姫は純粋なのか穢れまくっているのか。そんな事をつい考えてしまう
冬の日の午後。明日は冬至です。