07/08/26 10:32:41 QBnJE3Qs
* お祝い新作
雑居ビルの暗がりに13歳の菜月千鶴が、身を潜ませていた。
”相手は30人・・・・・。”
諜報部から教えられた情報を頭の中でもう一度、反復している。
今夜の掃除の相手は、この街で悪逆非道を行っている暴走族グループだ。
1ヶ月前、彼等が起こした暴走のせいで事故が起き、赤ん坊とその両親が死亡
する悲惨な事故が起きた。当然、彼等に法の裁きが下って然るべきだが、リー
ダーの鮫島の親父が与党に大量な寄付を行っている大企業の会長の孫である為、
警察も手をこまねいているしかない。
その時の事件で犠牲になった赤ん坊と両親の葬儀をニュースで見た。
許せない!!
だが、それとは別に自分がサラセニアン女として行う<掃除>が、本当に正し
い行いなのかと考えてしまう。
10歳の時、初めて変身し<掃除>を行って以来、13の誕生日を迎えるまでに掃
除してきた悪人は百はくだらない。殺人犯・悪徳金融・暴力団・強姦魔。
だが、自分と彼等とどう違いがあろう?一殺多生という言葉がある。だが、そ
れを理由に悪人を掃除してきたが、<善>と<悪>とはどこで線を引けばよい
のか?
埒が無い。頭を振り強引に振り払うと、着ていた桜花女学園中等部の夏服とス
カートを脱ぎ、ブラとパンティを脱ぎ全裸になる。
”悩んでもしょうがない・・・・。”
自分に出来る事は、いまはこれしかない。
悪ならば悪でいい。悪は悪でも、善なる悪になる。
そう決意する。
<続く>
* 大阪ドームさんが、千鶴の大勢を吸い込む能力に「トルネードおまんこ掃
除機」というカッコイイ名前をつけて頂いた御蔭で、千鶴単品で多数を掃除出
来るという設定を固める事が出来ました(単に一人ずつ吸い込むを書くのが、
凄く面倒という話ですが・・・・。)。
大阪ドームさんが若い頃の千鶴を書くとどうなるか、是非見たいです。