女の子と二人きりになってしまった 2回目at EROPARO女の子と二人きりになってしまった 2回目 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト350:総武の休日 ◆DlPgAmm21I 07/10/23 23:17:37 +LzjmlNX #そろそろ転かな… クライマックスにむけて盛り上げていかないと… #というわけで、続き生きます。 -ビュウウウ… ヒュゴー… ザーー 風と雨が酷い。とてもじゃないが窓は開けられない。 フロントガラスや屋根に当たる雨の音が、バチバチいっている。 ポタ… ポタ… マリーから滴が落ちる。涙なのか海水なのかわからないが。 俺は、彼女をそっとしておいて、 後部ハッチ(トランクルームのドア)を開け、簡易屋根として、荷物をあさる場所を作る。 こういうのを想定して購入した車だが、さすがに雨が強すぎるらしい。トランクの端がちょっと濡れてきた。 急いで目的のものを取り出して座席に放り、ハッチを閉め、外から後部座席に移動する。 「マリー、とりあえず、これで拭いとけ」 座席に投げたのは、タオルと俺の替えの服だ。座席に移動して、タオルを渡す。 「いや・・・」 「いいから拭けって。そのままじゃ風邪ひいちまう…」 「いいもん…」 「いや、よくないって」 ついさっきのことを思い出して押し問答になってしまう。 「ここでマリーに体調崩されると、君の家族に申し訳たたん」 「しらないっ!」 「ったく…」 俺はタオルを取ると、マリーの頭をぐりぐりと拭き始める。 「きゃっ! いったっ! 痛いってば!!」 彼女は抗議してくる。 「いやなら自分で拭けっ! このバカっ!」 「ばっ!? だっ、だだだ、だれがバカですって?! あんたこそバカよっ!」 「なにぃ?! バカはお前だろう!? お前が死んで誰が喜ぶというんだよ!?」 「そんなのしらないわよ! 私は…」 「愛しの悠太くんに会うってか?」 「・・・」 「こんのバカっっっ!! そんな理由で死んだって会えるとは限らないだろう!」 「それは・・・」 マリーは黙ってしまう。 「大体だな、天国や極楽浄土があるかなんて、わからないだろう。まして、そこに彼がいるともな!」 「・・・」 「死んだ人間は二度と戻らないし、会えないんだ! かっこつけたって、思い出の中にしか現れないんだよ」 「・・・でも」 「だったら、思い出の中にいる愛しの人に恥じない人生を送るのが、供養とか、そういうのになるんじゃないのか?!」 「・・・」 「悠太君にほめられるような、そんな生き方をしろ! 自殺なんて誰もよろこばねぇよ! 悠太君もな!!」 「・・・ひっ・・ひっく・・・ひっく・・・・・・」 マリーは泣き出してしまう。 「まぁ… 気持ちはわからないでもないが… まだ人生長いんだ。安易に追いかけるとか、考えるな… ・・・とりあえず、そのままじゃあれだ… 着替えろ」 なきながらも、マリーはうなずいた。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch