【涼宮ハルヒ】谷川流 the 51章【学校を出よう!】at EROPARO
【涼宮ハルヒ】谷川流 the 51章【学校を出よう!】 - 暇つぶし2ch250:名無しさん@ピンキー
07/08/16 20:58:04 XNLwOiTu
●<まさか突っ込んでいただけるとは、感謝の極みです。

251:名無しさん@ピンキー
07/08/16 21:15:14 8/wKq4S9
>>244
URLリンク(wiki.fdiary.net)

252:名無しさん@ピンキー
07/08/16 21:15:46 8/wKq4S9
>>244
URLリンク(wiki.fdiary.net)

253:名無しさん@ピンキー
07/08/16 22:34:10 XPb5mLAy
突っ込むぞペガス!

254:名無しさん@ピンキー
07/08/16 22:34:33 JS1Qrahk
投下します。エロなし。

255:白の夢の岸辺 1
07/08/16 22:35:36 JS1Qrahk
 人は生きている限り夢を見続ける。
 それは起きている時も、眠っている時も。

 そんな通念は僕においてもまったく変わらない。
 寝ても、覚めても、僕は淡い輪郭のような夢を見続けている。

 あいつが完全にいなくなった、春の日から。


 ―白の夢の岸辺―


 吸血鬼が学園中を席巻するという、どこの三文小説にも出てこないようなフザけた
事態がようやくの決着をみて、僕は自室で一人今日の授業の復習をしていた。
 この学園じゃ自学自習に励む生徒など一割もいればいい方だ。それはよくも悪くも
ここの学生が一様にEMP能力などという常軌を逸した力を有していて、学校の制度が
ユルい、ユルくせざるを得ないという原因に拠っている。
 僕はシャーペンを置いて回転式の椅子に寄りかかると、窓から晩秋の夜陰を見上げ
た。ここからじゃ月は見えない。外の景色はそれだけで外気温がある程度まで低下し
ているだろうことを伺わせる。
 静かな夜だった。
 この学園に来て足掛け六年。これまでにここまで静逸とした時間を持つことがあっ
たろうかと僕は回想し、するたびにまとわりつく半透明の浮遊する影を頭から振り払
う。まずなかったと言っていい。たびたびあるようならそもそもこんな疑問に至った
りしないだろう。
 僕の部屋には現在形で望まぬ同居人がいるが、今はどこかに行っているらしい。
 まったくもって「どこかに行っているらしい」という表現しかできないのはあいつ
の挙動を端的に表した一節と呼べる。長身、白衣、哄笑、無意味な自信。考えるだけ
で偏頭痛を起こしそうになる特徴の数々。僕は首を振って余計な想像を前頭前野から
追い払う。
 僕はいつまでこの学園に駐留するのだろう。若菜のEMP能力が消失するまでか?
真琴は他の理由があるようなことを仄めかしていたが、僕自身には何の特徴も変哲も
ないというのは未だ揺るがぬ確信だ。
 しかし、例えどんな時間稼ぎをしようとも、皆いつかは一様にこの学園を出て行く。
が、それは何もEMPに限られたことではない。どこの学校であっても、入学すればい
つか卒業の日がやって来る。ただ儀礼ばった式典がここにはなくて、個人個人で入出
のタイミングが異なるだけの話である。
 そうやって無意味な自己逗留をしているうちに、時計の短針がわずかばかり進んで
夜が更ける。
 僕に超能力のような力はまったくないが、今日もまたある予感が胸中を満たすのを
感じる。
 こういう日には夢を見る。僕を六年間錯迷させていた、あいつの夢を。
 やがて梯子を上って床についた僕は、うとうとと追想の海に漕ぎだすのだった。


 空は青く、僕は幼く、季節も若かった。
 庭先に咲き誇る草花が陽光を受けて淡い色を放つ。その周囲を白や黄色、水色の蝶
が舞う。……ここは僕の生まれ育った土地だ。
「お兄ちゃん!」
 背後から声がかかった。
 瞬間的にはどちらの声だか解らない。振り向いてその立ち姿を認め、ようやく僕は
二人のうちのどちらが発した声であったかを知る。
「若菜」
「早く早く! ちこくしちゃうよー!」
 桃色のリボンが軒先を遊舞するアゲハチョウより軽やかに浮揚した。
「今行く。春菜にも言っておいてくれ」
「すぐにだよー。んっと、三十びょう以内」
「わかったよ」

256:白の夢の岸辺 2
07/08/16 22:36:28 JS1Qrahk
 僕が言うと双子の一人はドアを閉めて出て行った。とんとんと階段を下りて行く音
が遠ざかる。
 ここは実家の二階にある僕の自室だ。現役五年目になるランドセルと学習机が、春
先の風を受け流している。鼻を利かせても匂いがしないのは、僕がとっくにこの部屋
に住み慣れてしまったことの証だ。開け放たれた窓から吹き込む微風が、僕の首筋を
通って行った。
 記憶にあるまま、僕はドアを開けて階下へと向かう。
「わ!」
「ん」
 危うくぶつかりそうになったのは、もう一人の妹―。
「春菜」
「あぶないよー。きゅうに飛び出さないで」
「ごめんな」
 僕が軽く頭を下げると、
「二人とも早く! はーやくー!」
「うん!」「おう」
 若菜の呼び声に僕と春菜は玄関へ赴いた。
 靴を履いて、晴天の下へと繰り出す。三人一緒に。


「わははー! がんばれお兄ちゃーん!」
「もっと速くー!」
「わ! ばか! あんまり揺らすなよ!」
 自転車の三人乗りは僕らの名物とも定番とも言えた。
 当時の僕の体躯に余るママチャリで、ギリギリ届くペダルを回す。片足踏み込むご
とに左右へ傾ぐのが何とも危なっかしい。
 僕たちの町ははっきり言ってしまえば田舎で、ビルなんてそんなにないし、コンビ
ニに至っては数軒、それも中心部にしかない。この辺りのような郊外では特に、自然
と田畑によるのどかなサラウンドを嫌というほど堪能できる。
 うっかりしていると村に降格してしまいそうだと思いもするが、目下のところ僕は
妹二人を乗せた自転車を倒さないように必死である。
「ゆらゆらー」「おんぼろー」
 春菜若菜が風に乗せて歌うようにユニゾンする。まばらな人目がちらほらと集まる
気配を感じつつも、前方を注視するので精一杯だ。
 道行く人は大抵が物心ついたときからの知り合いで、だから今日も微笑ましげに僕
たちの曲芸を見送ってくれているはずだけど、さすがにそろそろ羞恥を覚える頃合い
でもある。
「あーモンシロチョウ!」
「モンキチョウ!」
「タンポポ!」
「さーくら!」
 僕が首を振らずとも、四つの目が勝手に周囲にある動植物たちの現在位置を教えて
くれる。頼んでもないのに。
「叫んでもいいけどじっとしててくれよ! 危ないんだからな!」
 精一杯声を張り上げて、そうこうしているうちにようやく駅までたどり着いた。


 JRという大動脈から枝分かれした毛細血管の末端のようにして、かろうじて延びて
いる私鉄の終着駅。それが家の最寄だった。マイナーかつローカルな路線を走る電車
はたったの二両だし、ドアは押しボタン式の手動、本数は通勤時でも一時間に三本。
逃したら余裕で遅刻できる。
「ほらきっぷだ」
「はーい」「わーい」
 同声二部合唱で春菜若菜は仲良く返事した。まるで遠足に行くような風情だ。
 後背に山々の稜線が見える。今日はずっと向こうまで晴れの予報が出ているはずだ。
 春菜と若菜がきゃいきゃいじゃれているのを見やりつつ、間もなくやって来た電車
に僕らは乗った。

257:白の夢の岸辺 3
07/08/16 22:37:06 JS1Qrahk
 五分ほどして、ホームというより大型のコンクリートブロックと呼んでも差し支え
ないような駅舎から、今にも壊頽しそうなくらいにくたびれた電車が滑り出す。
「大人しくしてろよ」
「わかってるよー」「ぶーぶー」
 車内には僕らを含めても両手で数え切れるほどの乗客しかいない。けど最低限のマ
ナーは守るべきと、当時の正義感が主張していた。
 僕は窓から吹いてくる風を心地よく浴びつつ、外を流れて行く景色を見ていた。数
駅ごとに町が街、街が都市へと移りかわっていく。
 ……ふと僕は重要なことを思い出した。一様に並んで窓からの景色を眺めている双
子に僕はこう囁く。
「<あれ>はぜったいに使っちゃダメだからな」
 忠告すると、二人は小作りな顔をまるで同期したかのようにこちらへ向け、左右対
称に首を傾げたのち、
「「なんで?」」
 僕は側頭部を抑えて溜息を吐く。
「普通の人はあんなの見たらびっくりするだけだからだよ。魂が抜けちゃうかもしれ
ない」
 魂ってのは例え話だけど。
「ふーん」「へー」
 今ひとつ納得してないような気がする。……けどまぁ、
「とにかく、<ばりあー>は使っちゃダメだからな」
「「はーい」」
 返事だけはいいんだけどな。いっつも。


 電車を乗り換える頃には人工的な風景が視野の大半を占めていて、僕らのいた町は
異国だったんじゃないかというくらいには錯謬を与える。大して路線が混交していな
くとも、小学生である身に妹二人連れの電車乗り換えはけっこうな大儀だ。
 あちこちに興味津々な目を向けては無軌道衛星みたいに漂い出す春菜と若菜を何と
か繋ぎとめつつ、無事乗換えを終える。電車が進むごとにみるみる都会へ近付いて行
くのに興味と不安を半々で感じつつ、やがて目的の駅に到着する。
 使い慣れない腕時計に目を落とすと、時間は午前十時。発表会の開始は十一時から
だから、徒歩で会館に着く時間を考慮しても十分間に合う。

 そう、今日は春菜と若菜のピアノの発表会だ。
 だから僕も春菜も若菜も、おめかしと呼んで差し支えのないくらいにはよそ行きの
格好をしている。ネクタイなんて初めて着けた。出掛けに時間がかかったのも、僕が
三人分の慣れない着替えに奮戦していたからだ。
 この日、両親は運悪く仕事が重なってしまっていた。最後の最後まで、何とか都
合をつけんと上司なり店長なりに往生際悪く掛け合っていたようだけど、結局叶わ
ず今日に至り、結果僕だけが二人を見送って見届けて見守ることになってしまった。
「お兄ちゃん、どっちに行くのー?」
 春菜が袖を引っ張った。若菜はきょろきょろと見慣れぬ街並みに好奇の目線を配っ
ている。
「待ってろ。今調べてるから」
 招待状にあった市民会館への地図を判読すべく、僕は紙片を睨んでいた。
「るるるららん♪」
 春菜が今日演奏する曲を歌って、鍵盤を滑る手つきをしているのが視界の端に映っ
た。若菜が右手で指揮者の真似事をしている。
 ばあちゃんちなら行き慣れてるから何とでもなるけれど、未踏の地となると勝手が
解らず、地図を持っていても咄嗟には進むべき方角が解らない。……こっちは南口だ
から、これがあの道路で。

「道をお探しですか?」

 ふとかけられた声に、僕は顔を上げた。

258:白の夢の岸辺 4
07/08/16 22:37:39 JS1Qrahk
 ……知らない女の人だった。
「ふふ。可愛らしいですね」
 彼女は僕の両側でリハーサルもどきをしている双子を均等に見て、
「道をお探しですか?」
 もう一度同じ台詞を告げた。口の端が微笑の形にカーブする。
「えっと、市民会館へはどう行けば……?」
 半ば自然に僕はそう質問していた。すると彼女は縁の広い帽子の縁を手で押さえて、
「わたしも同じ場所へ向かうところでしたから。よろしければご一緒しますが?」
 と言って、たおやかな所作と不思議な存在感を随伴して歩み出した。
 何となく、そのまま見送ってしまいそうに僕は佇立してしまっていた。
「……お兄ちゃん?」
 我に返ると若菜がぽわんとした目線で僕を窺っていた。
「ん? あぁ。あの人が案内してくれるってさ。ついて行こう」
 今さらながら何一つ不信感を覚えなかったのはなぜだろう。女性だからか、嫌な気
配がしなかったからか、それとも僕が無垢だったからか。はたまたその全部か。
 バスターミナルとなっている駅前ロータリーから若葉の芽吹く並木通りへ至る。歩
道に沿って僕と春菜若菜は、まるで親戚の姉に先導される従兄弟のようにして道を進
んでいった。瀟洒な邸宅の並ぶ通りは、ここが閑静で高級な街路であることを示して
いたが、当時の僕はそんなことに感慨を覚えているほど余裕を持っていなかったはず
だ。なにせ知らない土地だし、二人の妹を無事目的地まで送り届けるという使命感で、
心の余白のほとんどが埋め尽くされていたから。
 念のため地図も確認しながらほとんど一本道の行路を抜けると、この市街の中枢と
思しき大通りに差し掛かった。市役所やら郵便局やら農協やらファミレスやらコンビ
ニやらが連綿と並んでいて、車の往来と人通りの多さから活気が伝わってくる。
 信号を渡ると道は左へ延び、大通りに沿ってなおも行程が続く。中心部だけあって
歩道は広く、モダンな舗装が端から端まで整備されている。
「到着したのです」
 先頭の彼女が振り仰いだ先。三階建ての年季の入った白塗り建造物が鎮座していた。
スーツ姿で髪型を固めた男性やら、真珠のネックレスにイヤリングとワンピースで白
に統一した女性やら、僕と春菜若菜のマイナーチェンジのような格好をした少年少女
やらが入口に吸い込まれていく。
「あ……。ありがとうございます」
 僕は礼を言ってお辞儀した。女性はくすっと笑うと、
「いいえ。これくらいは何でもありません。果たされるべき役目というものです」
 すると女性は僕たち三人を均等に見つめてから首を傾げ、
「演奏なさるのは皆さんでしょうか?」
「いえ、僕は見に来ただけで。出るのはこの二人……おいあんまり離れるなよ!」
 僕は連れ立って隣の消防署に向かおうとしていた双子の襟元をつかんで引っ張り戻
した。
「わー」「くすぐったいよー、きゃはは」
 すると女性は微笑をたたえて、
「ふふ、本当に可愛い妹さんたちですね」
「せわが焼けます。ヤケドしそうなくらいに」
 女性はしばし若菜と春菜を茫洋と眺めていたが、 
「それでは。演奏、楽しみにしています」
 そう言うと黙礼して入口へ向かった。僕は少しの間、彼女の後ろ姿を呆然と見送っ
ていた。
「お兄ちゃん」「あたしたちも入ろーよー」
「……ん? あぁそうだな。とりあえず間に合ってよかった」
 胸を撫で下ろした僕は、双子と一緒に入口へ向かう。
 春菜若菜とともに前方へ顔を向ける頃、女性の姿はもうどこかに消えていた。

259:白の夢の岸辺 5
07/08/16 22:38:19 JS1Qrahk


 ホールは二百名程度が入れる大きさで、いかにも市民会館といったスケールだった。
想像との落差がないでもないけど、あんまり大きくても僕が緊張しそうだからこれで
丁度いい。
 僕と同い年くらいの連中はほとんどが発表側にまわるため、客席に座っているのは
授業参観の出張版のような父母に加え、祖父母や縁戚の人がほとんどだった。
 端っこに座った僕は、照明の落ちる舞台にただ一つ置かれたグランドピアノを眺め
た。煌々とした光を返す黒く大きな楽器は、奏者の出番を今や遅しと待ちわびている
ように思えた。
 家にはアップライトピアノがあるものの、母親が嫁入り道具のひとつとして持って
きた年代物で、調律の具合もあんまりよくないから聴いていてさほど心地よくなれな
いのが問題点だった。端の鍵盤なんか僕が聴いても解るくらいに音痴だ。
 僕は館内を見渡した。さっきの女性がどこかに座っていないかと注視してみたもの
の、少なくともここから眺望できる範囲に彼女はいなかった。二階席にいるのだろう
か。あそこはピアノ教師の関係者一同の指定席だったと思うけど。
 正面に視線を戻した僕は、しかしまだ彼女のことを考えていた。別に色恋めいた感
情があるわけじゃなく、背格好や年齢が判然としなかったからだ。いくら僕が小学生
でも、大人であるか否か、身の丈がどれほどかくらいは見れば解る。それなのに、彼
女は思い出そうとすればするほど、その記憶が霞をつかむようにまばらに解けて消え
てしまう。
 僕が十一歳なりの思案に暮れていると、ホール全体の照明が落ちてステージだけが
明るさを残す形となった。一度幕が下りると、スポットライトが向かって左端に照射
された。舞台袖からスタンドマイクに向かって歩いてきたのは、春菜や若菜が日頃師
事している先生だった。薄紫色のロングドレスに身を包み、アクセント程度にネック
レスを着けている。
 彼女の短い挨拶と礼ののち、緞帳が上がって最初の発表者がステージ脇からしずし
ずと歩いてきた。


 十名ほどの発表が終わり、一度やってきた眠気が何とか覚めてくる頃、春菜が私立
学校の制服のような発表用衣装でとことこと歩いて来た。
 僕は間にあった休憩中に席を中央前方に移していた。それは他ならぬ春菜若菜が自
信を持って演奏に臨めるようにとの当時の僕なりの思いつきだった。
 その甲斐あってか、中央に出てきた春菜は二秒ほどキョロキョロした後に僕を見つ
けて手を振り、
「あ、お兄ちゃん!」
「ばか……! しーっ」
 声まで出して周囲の苦笑を買ってしまったのは恥ずかしかったけれど、見つからず
に不安な表情をされるよりかはマシだろう。
 春菜は水色のリボンを揺らせてぴょこっと礼をすると、もう一度僕ににへっと笑い
かけてから椅子に座り、間もなく演奏を開始した。淀みない清流のような旋律が、す
っと耳から入ってくる。もちろん未熟なところはあるし、何より鍵盤を叩く力が足り
ないから、心なしかこじんまりとした楽曲に聴こえてしまうけど、それ以上に春菜
は音楽を真っすぐに楽しんでいた。見ているだけでもそれがよく解った。楽器とひ
とつになっているように、音符の上を歌いながら散歩するように、軽快に春菜は課
題曲を奏でていった。
 目をつむった横顔に、どこまでも穏やかな笑顔が浮かんでいた。
 そして僕は、この笑顔がいつまでも失われなければいいと、静かに願った。


 ついつい拍手しすぎて手がじんじんしたものの、続けて若菜の演奏だから根をあげ
てもいられない。観客の人々が一瞬ざわついたのは、今引っ込んだ人物がもう一度出
てきたように見えたからに違いない。僕だって何も知らなかったら同様の反応を見せ
ていたかもしれない。

260:白の夢の岸辺 6
07/08/16 22:38:53 JS1Qrahk
 春菜から聞いていたのか、若菜はすぐさま僕を見つけて手を振った後で、ホール全
体へ向き直ってぴょこりとお辞儀をした。桃色のリボンがふわりとなびく。
 館内に響くアナウンスが告げる名前を聞いて聴衆も納得したらしい。やがて静寂が
戻ってくる。そうして誰もが静まった頃、若菜も演奏を始めるのだった。春菜とは違
って、どこか物憂げな雰囲気のあるゆるやかな曲だ。

 双子のピアノ演奏に、僕はほとんど違いを見出すことができないでいた。
 例えば自室にいる時間。
 下の階から鍵盤が弦を震わせる音が聴こえてくると、僕は当てずっぽうで検討をつ
けて、しばらくその音色に耳を傾けている。やがて練習とも戯れとも呼べる演奏が終
わると、僕は階段を下りて答えを確認する。
「春菜だったのか」
 すると水色のリボンはくるりと振り返ってへへっと笑い、
「ぶー」
 もう一度正面を向くと襟足を片手でかき上げて、まっさらなうなじを僕に示す。
「はずれ」
 クスクス笑うと、別の方向から同じ声が聞こえてくる。
「あたしがわかな」
 そう言って今度は桃色のリボンをつけた妹がキッチンから出てきて、同じ所作で首
の後ろを見せる。そっちには小さな黒子があった。
「紛らわしいからリボン取りかえるなって言ってるじゃないか。まったくお前たちは」
 そう言う僕に姉妹はけらけらと笑ってリボンを解き、交換してまた元通りにした。
 春菜と若菜にとっては、どっちのリボンをつけていようがいまいが関係ないだろう、
と僕は思うのだった。相手は自分であり自分は相手なのだ。たまたま二人の形となっ
てこの世に生を受けたに過ぎない。

 ―。

 若菜の演奏がつまづいた。
 音階を順に上がって行く箇所で指が転んでしまい、驚いた若菜は思わず両手の動き
を止めてしまったのだ。途端に緊張を伴った静謐に満たされる会館。
「…………」
 猫のように両手を半開きにし、ぱちりと不安げな瞬きをして若菜はこちらを見た。
(が・ん・ば・れ)
 僕は大仰な口の動きとガッツポーズのジェスチャーで若菜に意思伝達を図る。
 大丈夫、お前ならきっと最後まで演奏できるさ。

 <ばりやー>は絶対使っちゃダメだ。
 確かにそう言ったし、そもそもあんな奇妙な力、僕にはないけれど。
 それでも、僕にだって声に出さずに意思を伝えることくらいならできる。

 そう信じている。

 なおも若菜は唇をきゅっと結んで、情緒不安定気味に首を横向ける。
 すると若菜はある方向を見つめて視線を固定させた。
 見ると舞台袖に春菜の姿があって、僕と同じポージングで若菜を励ましていた。
(が・ん・ば・れ)
 それから数秒のうちに、若菜は笑顔を取り戻していった。
 若菜はもう一度だけ僕を見て頷くと、演奏を再開した。
 今度は一度も途切れることなく。


「えへへー」「ふふふー」
 帰り道、僕は二人の妹に両手を塞がれていた。

261:白の夢の岸辺 7
07/08/16 22:39:27 JS1Qrahk
「放せったら。こら、若菜、春菜」
 言うだけ無駄というものだった。笑顔の姉妹はきゃいきゃいと、まるで僕を軸にバ
ランスを取るヤジロベーみたいにして両端に付随する錘と化していた。
 わずかに花びらを残す桜並木の大通りに沿って僕たちは歩いている。
 最後に先生が掉尾を飾る演奏をして、生徒全員が集まって記念撮影したところで発
表会は無事に終了した。春菜と若菜は丁度先生の両脇に西洋人形みたいにしてちょこ
んと腰掛けたが、溶けかけのチョコレートみたいな甘ったるい笑いかたは写真写り用
の表情とは言いがたかった。言うだけ無駄なんだけど。
「お兄ちゃんありがと」
 若菜はそう言って無邪気に笑った。さっきの不安もどこへやらだ。
「わかった。わかったからまず手を放せったら。人が見てるだろ。春菜、お前もだ」
 僕が何か言うほど、二人は磁力を増すマグネット状態になった。
 若菜が笑顔を取り戻したのは何よりだけれど、人通りの多い街中で妹二人にくっつ
かれる兄というのはいくら何でも恥ずかしすぎる。
 何とか引き剥がせないものかと奮起しつつも上手く行かない。仕方なく衆目を浴び
ながら帰りの道をゆっくり歩く僕たちだった。
「お兄ちゃん、きょうのご飯は何だろう?」
 春菜がぽわぽわしつつ呟いた。僕は半ば憮然としかけながら、
「さぁな。けど僕はカレーが食べたい気分だよ」
 今のこの状況は溶かした砂糖をそのまま飲んでいるような気分だったから。
「あたしね、はんばーぐがいいな」
「あたしもー。はんばーぐー」
 春菜に若菜が賛同した。二人してけらけら笑って、なおのこと僕の両腕の自由が利
かなくなる。思わず息を吐いた僕も、同じように笑っていたと思う。
 ハンバーグか。……それもいいな。
 十分以上の時間をかけて、ようやく駅へ至る通りとの交差点までやって来た。
 眼前の信号は丁度赤になったところだった。通行量の多いこの道ではしばらく待た
ないといけないかな、と僕は思っていた。
 ひらひらと桜が最後の花弁をまばらに落としていて、道行く人の何人かはその様
子を見て囁きあっているようだった。散り際ではあるものの、なぜだかとても幸福
な気持ちに僕の胸は満たされていた。
 そういう風にして、僕の意識は今のこの場所ではなく他に向いていた。
 だから、その直後に起きた出来事がどうして、どうやって発生したのか、今でもち
ゃんと説明することができない。
 桜を見上げていた僕の眼前を水色の蝶々が舞って、間もなく声が聞こえた。
「はるなっ!」
 脊髄反射のように僕は正面を向いた。
「…………!」
 生まれてからこれまで、最も見慣れた少女の後ろ姿があった。
 ゆっくりと、まるで早春の小川を一歩、一歩と歩くようにして彼女は前へ進んでい
った。どういうわけか、車の流れが一時的に止んでいた。
 僕が叫んだのと、それが起こったのと、全身が総毛立つのが同時だった。

「春菜っ!!!」

 信号は赤のままだった。
 まるでフェードインしたかのように、大型の車体が視界に入ってきた。

 水色のリボンをつけた僕の妹は、次の瞬間、あっさりとトラックに撥ねられた。








262:名無しさん@ピンキー
07/08/16 22:39:59 JS1Qrahk

「は……る、な……」









 すべてのものが真っ白になった。
 あらゆるものがゆっくりになった。










 春菜は風に乗るかのように、ふわりと宙へ浮いた。
 その光景は、この世で最も現実味を欠いた出来事に思われた。

 真っ白に包まれた世界の中で、春菜だけがそこにいた。
 何もかもが吹き飛んで消え去ったかのように、無限の時間が続いていた。








 彼女の身体は、程なくアスファルトに叩きつけられた。















「春菜ぁあああああああああああっ!!!」


263:白の夢の岸辺 9
07/08/16 22:40:39 JS1Qrahk












 










 そこから何があったのか。直後の記憶は混迷している。
 断片的に浮かび上がる、救急車のサイレン、赤いランプの明滅。誰かの怒号と悲鳴、
騒然となった春先の大通り。せわしく行き交う警察官。それから僕の肩をつかんだ誰
か。何か言っていたけど解るはずもない。

 たぶんそこにいた人たちは言葉を発していたと思う。
 けれど、僕はそれを何一つ理解できなかった。
 そもそも、誰かが何かを言うことに意味などなかった。


「はるな……春菜……、はる、な……」
 僕はうわ言のように妹の名前を呼び続けていた。
 しかしそれに答える無邪気な笑みと爛漫な姿は、もうどこにもなかった。


 気がつけば僕は病院のベッドの上にいた。
 印象的な紺碧の空間。そよぎもしない、冷たいカーテン。
 窓を月光が照らしているのにちっとも明るくない。

 凛とした空気が室内に満ちている。
 それは僕をも貫いて果てしない沈黙をこの場に固着させている。

「お兄ちゃん……」
 すぐに抱きついてきたのは―、
「は、るな……?」
 彼女は泣きじゃくっていた。
 どれだけ泣いても涙が足りず、どれだけ抑えても制動がつかず、いつしか枯れ果て
て真っ赤になった顔で、さらなる哀惜の念に押しつぶされる寸前の表情。
「お兄ちゃん……うえぇぇ、あた……ひぐ、うぇっ、あたしは……うぇ、わかなだよ」
「わ……かな?」
 僕は顔を上げた。母親と父親もそこにいた。

264:白の夢の岸辺 10
07/08/16 22:41:13 JS1Qrahk
 二人とも沈痛な面持ちで、僕の手元に視線を落としている。
 何も言わないのはたぶん、どちらもこみ上げてくる痛切に耐えているからだ。
 でも僕には解らなかった。
 すべての感覚が全身から消失してしまっていた。
「はるなは……?」
 僕の言葉に、誰も返事をしてくれなかった。

 春菜は、どこに行った?


 等間隔に並ぶ常夜灯の光が、幻のように僕の目の前を過ぎ去っていった。
 車の窓から見る夜の風景は、みな現実味を欠いた別世界の出来事のように思えた。

 僕は自失したまま、ずっと、ずうっとそれを眺めていた。
 そうしていつまでも春菜を探していた。
 あの笑顔を探していた。
 なのに見つからなかった。
 どれだけ目を凝らそうと、過ぎて行くのは輪郭のない光点だけだった。
 あとはすべてが闇だった。
 もしかしたらすべてが。


 気がつけば僕は自宅に帰ってきていた。
 両手足の感覚がない。春なのにどうしようもなく寒い。

 ふとあることに気がついた。
 僕はこれまでずっと泣き続けていた。
 抑えても抑えても口が震えて、堪えても堪えても涙が止まらない。

 そして僕はもうひとつの発見をした。
 目の前に、見慣れない、細長い函があった。


 僕はすぐ先にあるその器に、少しずつ歩み寄る。
 見てはいけないものなのに、身体が言うことを聞かない。

 近付いちゃだめだ。

 嫌だ。見たくない。
 やめろ。頼むからやめてくれ。


「はる……な……」



 木製の函に入れられた彼女の身体は、永遠の時を閉じこめたように動かなかった。
 いつか笑っていたはずのその顔は、驚くほど美しかった。
 事故にあったはずなのに、傷の一つも見られなかった。

 なのに、もう二度と動かない。
 僕の手を引いていた、片方の大切な錘は、もう二度と戻ってはこない。



265:白の夢の岸辺 11
07/08/16 22:41:47 JS1Qrahk
 僕は立ち尽くして、その姿をずっと見ていた。
 いつまでもいつまでも。
 いつまで経っても流れる涙を、止めることすらできず。

 目の前にいる春菜を止めることすらできず。





「春菜……はるなぁあああぁぁ……」

 僕は泣き続けた。一晩中泣き続けた。
 たぶんそこで、僕は一生分の涙を使い果たしたのだろう。







 春名は、死んだ。































266:白の夢の岸辺 12
07/08/16 22:42:23 JS1Qrahk

 そこで夢が終わる。
 そうして目が覚めた僕は、どんな感情も抱いていない。

 一滴の涙もない。
 あるのは乾いた朝と、何の音色も聞こえない心だけだ。


 僕は梯子を降りると背伸びをし、首を回して部屋の窓を開けた。
「…………寒い」
 冬が一段と近くまでやって来ている。
 山間の朝は、それを何より鋭敏に察知して、住まうものに言外の示唆をする。

 僕が春菜の幽霊に逢うのは、涙を使い果たした翌日の話だ。
 以来六年間、僕は一度も泣いたことがない。

 幸いというべきか、その後に訪れたのはまるで喜劇を判にして押したようなバタバ
タした毎日だった。辛気のつけ入る隙間は、つい半年前まで一分も存在しなかった。


 半年前―。

 あの時の春菜の言葉を、僕は今でも覚えている。
 どんな芝居のどんな台詞よりもはっきりと、胸に焼きつけている。
 たぶん一生忘れないのだろう。


 そして、春菜の言葉を記憶している限り、僕は若菜を守り続ける。
 それが残されたものの使命だと思うからだ。

 春菜への返答だと思うからだ。



 僕は身だしなみと着替えをひとしきり終えると、下のベッドでいぎたなく眠る仰臥
姿を叩き起こすべくスリッパを構えた。

「……起きろ間抜け。朝だぞ」



 (了)


267:名無しさん@ピンキー
07/08/16 22:43:23 JS1Qrahk
以上。途中番号ふり忘れてすいません。余白ばっかですいません。
改行人によっては中途半端に見えてすいません。某小説っぽくてすいません。
では。

268:名無しさん@ピンキー
07/08/16 22:45:45 GU5kmwmO
>>267
乙です。読んでいて話に引き込まれた。

269:名無しさん@ピンキー
07/08/16 22:52:46 putviVvA
いいね。だがそれだけに最後のが惜しい。

270:名無しさん@ピンキー
07/08/16 23:59:05 fCfdG/qq
本当に佐々木スレの連中ってのは人に迷惑かけることしかできないんだな
頼むから出てこないで馴れ合っててくれよ

271:名無しさん@ピンキー
07/08/17 00:00:53 S/Nkp2aO
春菜とか若菜とか寒すぎて吹いたwwww



>>270
全面的に同意だが、そんなことで一々あげないでくれよ

272:名無しさん@ピンキー
07/08/17 00:02:32 Dsc2AZAy
谷川流スレって佐々木スレだったのか…

273:名無しさん@ピンキー
07/08/17 00:24:02 H4c5AfV0
スルー力のなさに絶望した

274:名無しさん@ピンキー
07/08/17 00:31:52 jSGoAdiH
>>270
あれ貼り付け回ってるのは佐々木ファンじゃないだろ
ってage厨に吊られちまった…

275:名無しさん@ピンキー
07/08/17 00:35:24 pIYM4BXN
とりあえず>>271の1行目の発言の真意が掴めない

276:名無しさん@ピンキー
07/08/17 00:44:53 X3zZeriA
最近変なやつ多いから。
スルーしようぜ。

277:名無しさん@ピンキー
07/08/17 00:45:07 ivO3KBEX
ハルヒ以外はお呼びじゃねーってこったろ

278:名無しさん@ピンキー
07/08/17 01:03:32 pIYM4BXN
俺も釣られてしまったということか…
スルー力不足だったな。スマンカッタ

279:名無しさん@ピンキー
07/08/17 01:13:42 6IArUTQf
>>270
佐々木スレでもなんでもなくてVIPハルヒ本スレだぞ、あれはwwww

280:名無しさん@ピンキー
07/08/17 01:22:59 RnbUb/Qe
>>267
こういう言い方しかできなくて悪いが、GJ。良かったよ。


つーか、>>271を始め学校知らないやつ増えすぎだろ。
逆に知ってるやつがここから離れたのかもしれんが。

281:名無しさん@ピンキー
07/08/17 01:25:24 y2+VWK9d
あのコラは谷川スレだろ

282:名無しさん@ピンキー
07/08/17 01:29:57 LVDS6Gba
えー?この流れでまたそこにもどっちゃうわけ?

283:名無しさん@ピンキー
07/08/17 01:31:52 pxKiaKHE
>>267
いや名作です。
高崎兄妹のセリフ回しや日常描写が本当に素晴らしい。
街の描写を書き込む方法をとっているのが谷川節です。
春奈が死ぬ日というある意味あざとい題材をここまで温かな視点から描けるのは
作者の文章力と高崎兄妹への愛情がなみなみならないものだからだと思います。
インターセプタを出すのも原作の佳由季がインターセプタに前に見た気がするというとこを思い出させてニヤリです。
発表会に出れなくても春奈は事故にあう、最後の思い出のためにインターセプタが教えてくれるという解釈で読みました。
双子が事故前から能力を隠し持ってるのもいろいろ想像させるうまいオリジナルです。
二十箇所ぐらいぐっとくるところがあったのですが二つ引用します。

><ばりやー>は絶対使っちゃダメだ。
 確かにそう言ったし、そもそもあんな奇妙な力、僕にはないけれど。
 それでも、僕にだって声に出さずに意思を伝えることくらいならできる。

 そう信じている。

>あの時の春菜の言葉を、僕は今でも覚えている。
 どんな芝居のどんな台詞よりもはっきりと、胸に焼きつけている。
 たぶん一生忘れないのだろう。


 そして、春菜の言葉を記憶している限り、僕は若菜を守り続ける。
 それが残されたものの使命だと思うからだ。

 春菜への返答だと思うからだ。

保管庫に収録するときは全部春奈に直しといてください。保管庫の作品春菜多すぎです。
最後にいいもの読ませてくれてありがとうございました。心からGJ!

284:名無しさん@ピンキー
07/08/17 01:49:39 xKvbMXHo
>>242
遅レスだが佐々木はどうやら相当ドス黒い性格らしいな。ハルヒを泣かせるくらいに。
ハルヒ女性キャラ初のヤンデレかね。

285:名無しさん@ピンキー
07/08/17 04:43:45 YqimZbeu
俺の脳内妄想では長門がヤンデレ

286:名無しさん@ピンキー
07/08/17 06:59:55 8GsZAM3T
佐々木は変態、ハルヒは怒Mなのです。(俺の脳内保管)

287:名無しさん@ピンキー
07/08/17 07:29:28 tLRNQgx8
俺の中では佐々木はソフトS(ただしキョンのみに対して)


288:名無しさん@ピンキー
07/08/17 07:55:20 3lY7/zrw
>>284
つかハルヒも長門はヤンデレキャラじゃね?w
なんとなく佐々木もヤンデレ臭がする
そして誘い受けキャラだとオモ

289:名無しさん@ピンキー
07/08/17 08:19:51 UpSjvqbA
ま~た作品そっちのけで中高生どもの雑談モードかよ…

290:名無しさん@ピンキー
07/08/17 08:29:32 vOtkPLkZ
誤字本当に申し訳ない。素で勘違いしてました。
学校は設定が多い……orz

291:名無しさん@ピンキー
07/08/17 08:43:50 AJOd2iiU
ここは一応21禁なんだよ?

292:名無しさん@ピンキー
07/08/17 09:05:13 xKvbMXHo
スルー力のなさに絶望した

293:名無しさん@ピンキー
07/08/17 11:46:42 xdRgtfkQ
>>291
今は18禁になったことを知らない人まだいるのね。

294:名無しさん@ピンキー
07/08/17 16:56:15 BZPs9fTb
投下します。エロなし

295:佐々木が妹にパンツを履かした日
07/08/17 17:00:13 BZPs9fTb
健康には腹八分目が良いと云うが、百歳まで生きてやろうなどの気概など持ち合わせておらず、長生きなどせずにそこそこの年齢でくたばるぐらいがちょうど良いだろう。
などと常日頃そう考えている俺は、晩飯を腹に九分目強ぐらいまで詰め込んで、小学生の遠足で行ったお昼下がりの動物園のコアラとまでとは行かずともパンダぐらいにはウダウダっとし、
通称『ごはんのうた』に時折「おっふ~ろ~」などの歌詞を新たに付け加えながら、バタバタと足音を響かせてお風呂場に直行する妹を横目でやれやれと思いながら眺めていた。

妹が将来名だたる音楽家になることは絶望的だな、っとの確信に至るにはには十分なほどの間、妹はそのキテレツな曲を口ずさんでいたかと思うと、
アホの谷口が池に落ちた時のような音をリビングにまで木霊させ遅れてキャッキャッと笑う妹の声を響かすのであった。
まったく、いつになったら風呂場で遊び倒すのをやめてくれるのだろうかね。
ゴジラ来襲直後のような風呂場の惨状を思い浮かべ、その後始末に頭を痛めていたわけだが、まあ、これも兄としての……
いや、俺の運命みたいなもなのさ、どうやら神様というやつは今日の事も含めて俺に後始末を押しつけるのが好きらしいからな。

296:佐々木が妹にパンツを履かした日
07/08/17 17:02:33 BZPs9fTb
 

 妹のキテレツな歌シリーズをBGMに、旧友が懸案事項と共に連れてきた、妹の歌よりもキテレツで胡散臭い連中のことを考え暗々たる気分に浸りきり、
どーせ役にも立たない話しかしないであろう古泉あたりに電話をしようかと思い悩んでいると

「キョン君ーお風呂あいたよー」

いつの頃からか風呂上りにパンツだけは履いて来るようになった妹が思いのほか早く風呂を済ませたようで、
岸に上がってきたばかりのペンギンのように濡れた足でペタペタとリビングに足跡をつけながら満面の笑みで報告を入れてきたのである。
おい、こら!何でお前はそう毎回濡れたまま出てくるんだよ。
などと妹に文句を云いつつ俺はバスタオルを急いで持ってきて妹の身体を拭いてやる。
そんな俺を尻目に妹はと云えば、俺に身体を拭かれている間中終始ニヘラと笑い続け、俺は無駄と悟りながらも俺の知る限りの淑女の嗜みを切々と説き、最後に俺の云った事分ったか?
と尋ねるとどこぞの優等生か、と思うような大変元気よい返事するのだが、その返事がついぞ実行に移されることは到底無いので困りものだ。

はて、こいつをミヨキチのような子にするにはどうしたらいいもかね。
誰か知っているやつはご一報願いたい
なんてことを冗談めかして考えているとなんとフッと思い当たる人物がいたのである。
なんで、今まで思いださなかったんだろうな、中学卒業前にもっとしっかり追求しとけばよかったぜ。
なんで急に思い出したかって?
そんなのは簡単だ、なにせそいつは今朝会ったばかりのやつだったからな。

297:佐々木が妹にパンツを履かした日
07/08/17 17:04:09 BZPs9fTb



 あれは中学生時代最後の夏休みを特にこれと云った思いでもなく、学習塾の集中講義を漫然と受け終え、
新学期が始まって二週間が経ち、学習塾の講義も平常時に戻り、夏の集中講義の効果などまるで感じぬ頭を坂道を登る車のエンジン程度には稼動させ、そして空回りさせていた塾の帰りのことである。

いつものように佐々木を伴って最寄の停留場まで行く途中で突然足を止めた佐々木が、
「キョン。今日はここでお別れだ」
と云いながら近くのスーパーを指差しながらこう云うのであった。
「今日は晩ご飯の準備をしなくてはならないのでね、あまり得意ではないが両親が留守ではしかたがない」
両親が留守なのか?それに買い物くらいなら付き合うぞっと俺が云うと少し笑って
「キョン、君と買い物できればさぞかし楽しいだろうけど、キミの帰りを待っている両親と妹さんにそれでは悪いのでね、家族団欒の時を奪うのは些か心苦しい」
などと断られ、俺が反論を考えているとそれを遮るかのように
「それではキョン。また明日、学校で」
っと声をかけられ、軽く手を振りながら煌々と店内を照らしているスーパーに佐々木は足を向けるのだった。

今、考えると相当恥ずかしい事を云った気がしないでもないが、昔の俺はそうは思わなかったらしく、気がつけば歩き出した佐々木に声をかけていた。
声をかけられた佐々木はというと、
「なんだい?キョン、何か僕にまだ用事でもあるのかい?」
っと怪訝な顔をレモンティーのレモン果汁ほどの含有率程度含ませ振り返り、妙にまじまじと俺の顔を覗き込んでくるところ悪いがたいしたことではない。


298:佐々木が妹にパンツを履かした日
07/08/17 17:04:57 BZPs9fTb
あ~そのなんだ?これから一人で晩飯を作るのも大変だろ。
まぁ、無理して来てもらう必要はまるで無いんだが、良かったら俺んちで食べていくか?
それにお前が来ると親も妹も喜ぶしな……
的なことを俺は口走ったのである。

 国木田や中河がなにやら誤解をしていたようだが、当時の俺はそんな気なんてないのは宇宙人やら未来人やら超能力者が実在しないのと同様に確信もっていえたことである。

もっとも後者は高校に入学してハルヒの自己紹介を聞いてからとゆうものの、その確信は水爆を二,三発程ぶち込まれた街のように崩れたというか、消し飛び、影も残さぬ状態であり、
今現在も常識と云う領域はハルヒ率いる目下宇宙人、未来人、超能力者のSOS団連合軍によって現在も蹂躙され続け、俺もとっくに白旗を揚げてそれに加わっているわけであるのだが、それとはまた別だ。
まして古泉の云うような無邪気な中学生同士のたわいのない恋愛模様の一ページなんて関係が俺と佐々木にあろうはずもなく、晩飯に誘ったのだって俺の善意から出た言葉であることは間違いない。
その確信はまだ揺らいじゃいないのさ。

俺のその言葉を聞いた佐々木はハトから豆鉄砲を喰らったような佐々木にしてはなんとも珍しい表情をしていた。
数秒の間を置いて佐々木は、
「本当にいいのかい?」
と思案気に問いた気に尋ねてきたので、俺は確たる物証を得るべく、携帯を取り出し自宅の電話番号に指をかけたのであった。

299:佐々木が妹にパンツを履かした日
07/08/17 17:06:24 BZPs9fTb


 結局、妙に嬉々とした親から了承の言葉をもらい、佐々木もこれ以上特に反論する理由も思い当たらないらしく、軽く溜息めいたものを吐くと、
「ではキョン、キミのお言葉に甘えてさせてもらおうか」
っと俺には珍しく佐々木から勝ち星を得るに至ったわけだが、その時の微笑を浮かべた佐々木は白状すればちょっと可愛かった。

俺は自転車を勢い良く180度方向転換させ、佐々木に後ろに乗るようにただすと佐々木は自嘲にも似た笑いを漏らし
「まったく、僕は時々キミが恐ろしくなるよ。本当は全て知った上でやってるんじゃないかとね」
俺が何を知ってるって?
「もちろんキョン、キミは無自覚なんだろうが、そこがまたキミの恐ろしい所以だ、たいした悪人だよキミは」
俺の質問を道端に落ちている1円玉のように軽く無視され(もっとも俺はついつい拾ってしまうが)ついでに悪人にまでされる始末である。
元来性善説を信じている俺であるし、まして俺が悪人であるとはまったく思っていないわけで、悪事らしい悪事をしたことのない俺がなぜ悪人と云われなければならんのかと佐々木に対して遺憾の意を表明したのだが佐々木は諦めともつかぬ表情をするばかりだあった。

いつまでもそんなやりとりをしているわけにもいかないのでペダルに足をかけた俺が早く乗れと目で合図すると、失礼するよっと一言だけ佐々木は云い、横乗りに座り俺の腰辺りに軽く手を置いてきた。
それを確認した俺は足に力を込めていつももより重いペダルを漕ぎ出し、一路、我が家にへと一直線にスーパーや停留所を背に走り出したのであった。


300:佐々木が妹にパンツを履かした日
07/08/17 17:08:15 BZPs9fTb
 「キョン君ーおっかえりー」
との佐々木の前ではなにやら気恥ずかしいリビングから主人を待今か今かと待ちわびていた犬のように駆け出てきた妹の出迎えの言葉に迎えられたことで分かる通り。
そのくらい許してくれよ。
と思わずにはいられない、やたら二人乗りを注意してくるお巡りさんに捕まることもなく無事に帰宅と相成ったわけである。

あらためて云うのもなんだが佐々木が家に来たのは初めてと云うわけでもなく、
妹や母親も佐々木とは顔なじみであり、俺の後ろから入ってきた佐々木を見つけるや否や満面の喜色を湛えて飛びつく妹を見る限り関係もそれなりに良好のようである。

もっとも妹は誰に対してもこんな感じであり、俺もそれは妹の希有な美点だと思うが年上の人に対し佐々木ちゃんとはいかが如何なものであろうか、
と今後の教育方針について思い悩ましたものだが、どうやら無駄だったらしく現時点でも妹のそういうところが治ることはなく現在も継続中だ。

せめて在りし日のお兄ちゃんとのように呼んでくれる日が来ることを切に願うばかりだが……無理なんだろな

301:佐々木が妹にパンツを履かした日
07/08/17 17:09:20 BZPs9fTb


 いつもより饒舌な母親やはしゃぐ妹に珍しく女言葉の佐々木など妹はともかくとして、
なんだか普段とは違う女性陣に若干の疎外感と佐々木を見ては俺に妙な目配せをしてくる母親に居心地悪さを感じつつ、それなりに楽しかった夕食を恙無く終わらしたのであった。
夕食後しばらく皆で話をしていたのだが、夜も更け始めたせいか妹が頻りに目を擦りだしたので俺がさっさと風呂入って寝ろよ。
っと妹をただすと頷いて風呂場へ向った。
かと思うとピタリと足を止めて、
「私がいないあいだに帰っちゃだめだよー」
と佐々木に釘を刺すとパタパタとお風呂に向かうのであった。
なんとも図々しい妹ですまんな、佐々木別にあんなのほっぽいて帰っても一向にかまわんぞ?
すると佐々木はくつくつと笑うと
「いやいや、僕のことなら気にしなくていい。
夕食も美味しかったしキミの家族と話しは面白く、大変興味深いものばかりだからね。」
そうか?別に普通の世間話だった気がするんだが?
「確かにキミにとってはそうだったかもしれないね。だけど僕にとっては有意義な話に成り得る場合もあるんだよ。情報選択に置いてそれはもっとも留意すべき事であり、正しくそれを理解しない者は、何に置いても独り善がりにしかならないものさ」
っとそこまで云って俺を一瞥すると、
「もっとも、キミはそういうものに関しては長けていると云わざる得ないがね。察し過ぎずまた察しな過ぎなく、適度に自覚的で適度に無自覚だ、僕にとってはやや無自覚すぎて困り者だがね」
っと付け加えるとちょうど俺の母親になにやら呼ばれて行ってしまった。
なんだか言外に責められている気がしないでもないが、俺は何かしたのであろうか?と頭に疑問符を8つ程疑問符をつけ終えたところで妹が素っ裸で風呂から出てきたのであった。



302:佐々木が妹にパンツを履かした日
07/08/17 17:10:56 BZPs9fTb

まったくこいつには羞恥心と云うものが無いのだろうかね?
佐々木も居る状態でこうなることは予期しない行動であった為どう行動しようかとあぐね、
佐々木を見ればただ微笑ましそうに妹を眺めているばかりで、
母親はといえばあんたの仕事よとばかりにモンロー宣言後のヨーロッパ諸国とアメリカ合衆国ばりの相互不干渉を決め込むのであった。
酷い親もいるものである。
とりあえず妹に服を着せようとするが風呂に入って目が覚めたのかいつものテンションに戻り、素っ裸で走り回ると云う幼稚園児なら許されようともお前の歳じゃ許されん暴挙をしでかしたのであった。

そんな妹に悪戦苦闘の末の困りきった俺に伸ばされた救いの手は佐々木の手であった。
妹なのか俺になのかは判別しかねるが見かねた佐々木により手招きされた妹は虚心にその招きを受け入れ、
なにやら時代劇の悪代官のような顔をした佐々木による説得工作より服を着ることに承諾したのだった。
どんな説得をしたのかは不明だがなにやら頻りに俺を見る妹を察するにどうやら佐々木は俺をダシにしたようであったが、皆目もって検討がつかなかったが。
ちなみに妹がばら撒いた水滴は俺が拭いたんだがな、佐々木も手伝ってくれると云ってくれたが流石にそこまではさせられんだろ。
まあ、そんなわけでなんだかわからんがこの日を境に妹はパジャマまで全部着てくることはなくてもパンツだけは履いて出てくるようになったのである。



303:佐々木が妹にパンツを履かした日
07/08/17 17:12:02 BZPs9fTb
そのあとは風呂上りの騒ぎで最後のエネルギーを使い果たしたのかソファーの上で寝てしまった妹を部屋へ運び寝かしたあと、佐々木を停留所まで送ろうと自転車を出して佐々木に乗るように薦めたのだが佐々木は静かに首を横に振ると
「キョン、キミさえ良ければ歩いて帰らないかい?キミの自転車の後ろに乗って帰るのもなかなか魅力的ではあるが、もう少しキミと話していたい気分なのでね」
時間的に考えればあまりその提案は善しとは云えなかったが俺も妹の説得方法などでも少し話したい気分だったので結局了承してしまった。
やけによく見えたデキモノのような天然衛星の下をあんまりにゆっくりと歩きすぎて帰ったら親に絞られたが、まあ、いい思い出だったんじゃないだろうかね、もっとも妹の説得方法は終ぞ聞き出せなかったが……
「キョン。また明日、学校で」
今度こそ、そう分かれを告げてバスの乗降口に足をかけた佐々木は帰って行った。
そしてこれが佐々木が最後にうちに来た日であった。


 そんな回想をしながら俺は風呂に入り、妹が「キョン君ー電話ー」っと風呂の扉を開けるまでついこの間再会を果たした旧友のことを考えながら鼻歌を風呂場に響かしていた。

304:佐々木が妹にパンツを履かした日
07/08/17 17:12:52 BZPs9fTb
以上でした。
なんかすまん

305:名無しさん@ピンキー
07/08/17 17:15:57 8GsZAM3T
>>304
佐々木に萌えた…ハルヒじゃ二人して裸でうろつくビジョンが

306:名無しさん@ピンキー
07/08/17 17:46:31 NNzkfSX1
>>304
GJ
妹はキョンに体を拭いてもらうために、わざと体を拭かずにいるのか、と深読みしてしまった。
何だかんだ言って、結局は妹を甘やかして世話をしてあげるキョンは間違いなくシスコン

307:名無しさん@ピンキー
07/08/17 17:50:17 3geJy8pR
GJ!
実に仲の良い兄妹だw

この妹ちゃんが数年後、キョンをめぐった壮絶なバトルに参加するかと思うと…

308: ◆LeyXT4003g
07/08/17 18:16:57 MC2sNE8p
>>304
板の運命みたいなもなのさママ、
どうやら初心者というやつは全角半角の事も含めてsageを入れ間違ってageるのが好きらしいからな。
キミに適当なところで改行させるにはどうしたらいいもかねママ。誰か知っているやつはご一報願いたい。
今、読んでみると相当彼の語りパターンと外れている気がしないでもないが、
書いているキミはそうは思わなかったらしく……。
元来性善説を信じている俺であるし、ましてキミが悪人であるとはまったく思っていないわけで、
彼の語りをトレースする力量を(まだ)持たぬキミがなぜこの文体でSSを書かなければならんのかと怪訝の念を表明したいのだが、
俺は諦めともつかぬ思いを募らすばかりだあったママ。
初心者は誰であってもこんな感じであり、俺もそれは初心者の希有な美点だと思うが
読者に対し推敲ちゃんとせず投下とはいかが如何ママなものであろうか、
と今後の感想レス方針について思い悩ましたものだが、
どうやら無駄だったらしく現時点でもSS初心者のそういうところが治ることはなく現在も継続中だ。
確かにキミにとっては面白かったかもしれないね。だけど読者にとっては難解な文に成り得る場合もあるんだよ。
文章執筆に置いて読者の立場になって文章を読み返すことはもっとも留意すべき事であり、
正しくそれを理解しない者は、何に置いても独り善がりの文章を書いてしまうものさ。
ちなみにキミが書き描いたプロットには俺も吹いたんだがな、
上の人たちはGJと言ってくれてるが流石にそこまでは評価できんだろ。
内容的に考えればあまりその出来は善しとは云えなかったが
俺も夏厨の説教方法などでも少し試したい気分だったので結局レスしてしまった。

309:名無しさん@ピンキー
07/08/17 18:37:37 NC79bLxs
>>308
どこを縦読み?

310:名無しさん@ピンキー
07/08/17 18:45:22 olb5E+CV
>>308
文章執筆に おいて と、何に おいて ものおいては、“置”ではなくて、“於”の方だぜ。
その おいて じゃあ、物を置くっていう意味になってしまう。あんたの批評にケチをつける気はないが、誤変換には気をつけようぜ。

それはそうと、作者さんGJ!  また次に向けて頑張ってくれ。

311:名無しさん@ピンキー
07/08/17 19:59:12 QC+R7s5k
なんでエロ無しなんかわざわざ書いて貼りつけるん?????

312:名無しさん@ピンキー
07/08/17 20:00:43 WDtch3y6
裁判長「それでは、全世界のクソハルヒ厨共に判定を下します」
        r-、             , -─‐‐-、         r、________,.へ
       _ノ ノ     ,.へ      / ,-─==-‐‐、\         | r--、 r--、 r--、 r'′
 lニニニ''' ムニニニニ---ゝ    / ,,---、  ,,,---、ヽ       | |__| |__| |__| |
      フ ∠____,へ、      i ''"フ-ァ'ハ ,r‐< i        し'─ r-z r-z ─‐-'
    ノ ┌──l  |      |   '`ー゚ 」  L`゚‐'^ |      lニニニニニ |  | ニニニニ'^ゝ
    ノノ| L___.|  |     __| ,,、--└Li┘---、 |___           | |  | |
 _ノ-" | |ー─‐-、 |     { ti/   /\   \iァ }   .lニニニニ  |  | ニニ'^ゝ
     | Lニニニニ. |      Y    ./´ ̄`\   Y´   r-、__,. -''~ j.  | |
     | |      |  |     ノ  ∠__/\_ヾ、  ヽ    ゝ、,. -''~フノ  | ニニニ'^ゝ
     | |     _|  |   / /  /  i  ヽ ヽ   \     ノ "   | |
      ー´    `ゝ、.ノ   i  /   ,'    i   ヽ ヽ   !  -''~      ー
                 | i   i     i    i  }    }
             ,.、-‐‐┤ :   !     !    }  ! ノ ノ‐--、,_
          ,、-''"    ヽ ヽ  ヽ丶   !   ノ ノ  /    `‐-、,_
       ,、-'"         \ \ ヽヽ  !  /    //         `'‐、,_
      /            \ヽ、,,__ ヽ、,, i/ //  /            \
     / \             ヽ  `r-、,  _/ /   /            / i

313:名無しさん@ピンキー
07/08/17 20:01:38 WDtch3y6
   :li:           '''llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllレ  ,,-'
   .!!             ゙'''lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll ,:-'゙             ノ
   ''゙                ゙'''''lllllllllllllllllllllll''''''゙゙              ,:'
        ,,,,,                         
   '     ''ll|''''-:,,,_                       _,,,.:-;lll''
        . .'ll   ゙゙'''':::,_               :,,,,:-‐'''゙゙  :;ll
         ' :lll_     lllli;;,           ,,;illlllト     ,ill
        、  ''llli;,,_  :'llllll\        ,r゙ ''''''`  ,,,,;;illl    r
 'i,    ::;;illllll|    ゙゙'''llll!liiiiii:;i;;;ill、      ;li;iililllllllllllll'''''゙゙    :i!_
  'r,  ,illllllllllliiill;.   .r゙             `     ゙';     ;i!;;;iiii,_
   ゙'''゙'--::::::::,,,ill_                       |    :i! ''''iiiiiili'゙' _,-
          'l、  '!       . r    !       .l   :il゙'゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙'''''゙゙゙`
           'i_  !,       .!,,,   ,,)      l   .;i゙
            .゙'li;_ .),    .i,  ,,;;;iil;;;;ili;iii;;;;_,,'   .ノ  ;i!
          ,,,;;;:::i| .''llllll;_   ゙゙゙''llllllllllllllllllllll`    / ,,r''゙.|;;,,,_
      :,,;r:''''゙゙  .;ト   ''llllllli;,_    ,;;iiii゙::     ,;llll!'゙  .ト ゙゙゙'''':;;,_
    :,,r''''゙     .;ト.    .''llllllllli;_       .,,;iilllll'゙     l     ゙'''':,,_
                        ∧
        / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        | ハルヒの虫けらとその信者など生きる価値もない糞なのですよ        
        \________________________


314:名無しさん@ピンキー
07/08/17 20:02:16 WDtch3y6
      ,,、,、、,,,';i;'i,}、,、
       ヾ、'i,';||i !} 'i, ゙〃
        ゙、';|i,!  'i i"i,       、__人_从_人__/し、_人_入
         `、||i |i i l|,      、_)
          ',||i }i | ;,〃,,     _) ゲロ以下の糞汚い作品クソヒは消毒だ~!
          .}.|||| | ! l-'~、ミ    `)
         ,<.}||| il/,‐'liヾ;;ミ   '´⌒V^'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒
        .{/゙'、}|||//  .i| };;;ミ
        Y,;-   ー、  .i|,];;彡
        iil|||||liill||||||||li!=H;;;ミミ
        {  く;ァソ  '';;,;'' ゙};;彡ミ
         ゙i [`'''~ヾ. ''~ ||^!,彡ミ   _,,__
          ゙i }~~ } ';;:;li, ゙iミミミ=三=-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''} ̄~フハ,“二゙´ ,;/;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
 ;;;;;;;;''''/_  / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-'''
'''''  ,r'~ `V ヽニニニ二、-'{ 十 )__;;;;/ 

315:名無しさん@ピンキー
07/08/17 20:28:00 0flnwXlG
毎日ご苦労様です。

316:名無しさん@ピンキー
07/08/17 21:08:11 TlYoPuaH
来週からは少しは涼しくなるらしいよ

317:名無しさん@ピンキー
07/08/17 21:23:16 VxS5F3tn
とりあえず
理解しがたいところをあげるなら
頭痛が痛い。
↑これを見てどう思う?

318:名無しさん@ピンキー
07/08/17 21:42:34 8GsZAM3T
>>317
普通は「頭痛がする。」じゃないのか?

319:名無しさん@ピンキー
07/08/17 21:44:22 0flnwXlG
は?
普通は「頭の頭痛が痛い」だろwwwwww

320:名無しさん@ピンキー
07/08/17 21:57:35 ynxDQOLB
骨折が折れた?

321:名無しさん@ピンキー
07/08/17 22:03:51 YefiObcY
くだらない煽り合いしてんじゃねーよ

322:名無しさん@ピンキー
07/08/17 22:27:26 wpUojn5h
ホントにこーゆーのが湧くのかwww


俺は面白かったけどなー

323:名無しさん@ピンキー
07/08/17 22:29:42 SXzjubSC
夏だからな

324:名無しさん@ピンキー
07/08/17 22:33:39 vOtkPLkZ
辛辣批判が跋扈しまくりだった去年秋とはかなり様変わりしたなぁとは思う。

325:名無しさん@ピンキー
07/08/17 22:43:20 G4YVbfGv
以前のアレは粘着叩きと粘着叩き叩きとの戦いだったからな。
そのせいもあるんだろう。

326:名無しさん@ピンキー
07/08/17 22:51:31 vOtkPLkZ
>>308がいなくなっちゃったら指摘なくなっちゃうんじゃないかという妄念すら抱く次第ですが。

327:317
07/08/17 23:09:28 VxS5F3tn
似たような表現が散見されるのはみんな気にならないのかな、と思って書いたんだが
まぁいいか。内容はよかったんじゃないかな。
縦読みすると、とり頭になったのは意図したわけじゃないよ。一応。

328:名無しさん@ピンキー
07/08/17 23:21:55 8ViKjTLI
実は意外と単純で、
エロ無しのものが投下された場合
エロパロ板のスレにあえてエロ無しSSを投下するほどの
チャレンジャーもしくはスレタイ読めない馬鹿という前提で評価されるため
辛辣なレスが返ってくることが多いというだけだったりする。

ただでさえハルヒ関係はSS投下できる場所多いのに。

329:名無しさん@ピンキー
07/08/17 23:28:37 vOtkPLkZ
「それには同意ですが、ここの空気こそが好きって人もいるんです……あたしはそう信じます!」
ってみくるが。

330:名無しさん@ピンキー
07/08/17 23:30:01 iOXw0tv0
エロいのが見たけりゃコミケでも行っとけ

331:名無しさん@ピンキー
07/08/17 23:35:55 zh5TGy9R
エロかパロのどちらかが含まれていて、スレに沿っていれば
エロ必須でもないだろうって見解も増えてきてるぞ。エロパロ板

特に新興スレだと多い気もする。

ここ限定で見ると、エロ無しは余所に書けって意見は、以前からかなり少ないだろ
寸止めに身悶えるレスは多いかもだけど

332:名無しさん@ピンキー
07/08/17 23:36:59 pIYM4BXN
そもそもエロパロスレと言っても、ここは以前から非エロ作品が多(ry
というループが存在する。
まあとりあえず俺が言いたいことはだな、夏厨はスルーしとけと。

333:名無しさん@ピンキー
07/08/17 23:39:36 8ViKjTLI
余所行けとは言ってないぞ、
辛辣なレスが返される事が多いのはエロ無しSSの事が多いって
客観的に見ただけ。

334:名無しさん@ピンキー
07/08/17 23:45:41 G69bwxo1
そうでもないと思うが。
単にエロ投下の比率がエロ無し投下より低いだけだ。

335:名無しさん@ピンキー
07/08/17 23:47:03 TlYoPuaH
>>333
半年ROMれ。

336:名無しさん@ピンキー
07/08/17 23:47:14 xYXmiH4r
エロじゃないと駄目ってスレもあるからな。
スレによってかなり温度差がある。
これだけ非エロ作品が評価されてる現状から考えて
ループを繰り返さないためにも
「エロ」でも「パロ」でもOKと>>2あたりに書いてもいいように思うけどな。

337:名無しさん@ピンキー
07/08/17 23:49:20 E0ApZ6Yz
>>334
半年ROMれ。

338:名無しさん@ピンキー
07/08/17 23:58:14 22737+N1
どちらにせよSSに風当たりが強いスレだと思う

339: ◆LeyXT4003g
07/08/18 00:00:15 MC2sNE8p
ここは非エロであっても投下よろしな空気だという事、
そのことは、この板ではかなり珍しい空気のスレだという事、
この2つを職人も住人もわきまえていれば、それでいいかと。
きちんと「エロ無し」と事前通告してもらえてるからな。

エロ?でかしたばっちこーい!
エロでない?それで投稿しないなんて勿体ない!読ませろ!読ませてくれ!
と、読み手としては叫ぶところ。

340:名無しさん@ピンキー
07/08/18 00:02:11 1lU0SXqZ
まぁ難度的にVIP<(キャラスレ)<ここと段階分けできてると思うから丁度いいんじゃないのと思う。

341:名無しさん@ピンキー
07/08/18 00:10:06 7bseKmeK
ここは質さえ良ければなんら問題ない素晴らしい場所
それに厳しい批評も書き手の起爆剤となっていたと思うが
……あれ? この意見は古いのか?

342:名無しさん@ピンキー
07/08/18 00:12:47 C++WVv1z
良いと思うよ。うん。

343:名無しさん@ピンキー
07/08/18 00:31:56 KUbZ6CjT
>>342
若菜乙

344:名無しさん@ピンキー
07/08/18 00:55:10 00khjSsr
多分エロパロ板の作品だったと記憶してるんだけど
キョンがハルヒにツンデレって何的な質問して
ハルヒが説明ついでに長門に「ツンデレが出てくる本貸して」って言って
長門がすごい困って古泉とみくるに相談するけど
二人とも拒否する話ってなんてタイトルか分かる人いませんか?

345:名無しさん@ピンキー
07/08/18 01:06:29 KUbZ6CjT
 38-644様: 『ツンデレバード』


346:名無しさん@ピンキー
07/08/18 01:06:47 Gs8oXzHU
そのものずばりの『ツンデレバード』。

347:名無しさん@ピンキー
07/08/18 01:09:12 00khjSsr
>>345-346
ありがとうございます

348:名無しさん@ピンキー
07/08/18 01:09:49 ozVR8uz6
このスレのSSに対する質問への回答速度は異常

何だかんだでしっかり読んでるんだな、ツンデレか

349:名無しさん@ピンキー
07/08/18 03:57:57 LB4ERoHb
読まないことにはツンもできないからな。
レスではひどいこと言ってても、心の中ではデレデレなんだぜ。

350:名無しさん@ピンキー
07/08/18 08:20:42 J2zy+v1z
ここは俺が、住人に萌えるスレですか?

351:名無しさん@ピンキー
07/08/18 08:49:05 4pjjCMlC
>>349を見た後>>308見たら最高に萌えるw

352:名無しさん@ピンキー
07/08/18 13:24:30 l1SNAikS
個人的にサムディで長門が読んでる『蹴りたい背中』の主人公は
ツンデレの域に入ると思うのだが。

ヤンデレだったのかな?

353:名無しさん@ピンキー
07/08/18 15:07:12 tz7HgFmK
ああ別名「気になるアイツはアイドルオタク」か。

354:名無しさん@ピンキー
07/08/18 15:55:33 kHGL706T
もしハルヒがキョンじゃなくて山根を選んでたらあんな風になったんだろうな。

…やべ、不覚にも萌えてしまった。

355:名無しさん@ピンキー
07/08/18 17:31:19 6e2Szb2V
>>354
そこまできたら「もし」のレベルですらねーだろw

356:名無しさん@ピンキー
07/08/18 18:06:26 N7foQklX
>>354
でも山根はタダのアイドルオタクじゃなく、匂いフェチでもあるからなぁ…
授業中とかことあるごとにヒロインの匂いをクンカクンカする主人公とか嫌だろ? 正直。

357:名無しさん@ピンキー
07/08/18 18:57:16 3YKINww8
それは山根だからだよ。キョンにさせればいい。

……ん。ハルヒのやつ、今日はまた随分と汗っかきだな。ふむ、健康的な匂いだ。実にいい。昨日は体調を崩していたのか、分泌物のバランスがおかしかったからな。やはりこのハルヒ特有とでもいうか、なんともかぐわしく(ry

ごめん、これ無理

358:名無しさん@ピンキー
07/08/18 19:22:54 3sdKw3ly
まねまね「匂いフェチキョン」

「ちょっとキョン!」
なんだ?
「なんだ…じゃないわよ! 毎回毎回どこでも後ろから匂い嗅いでくるのやめてよ!」
そう言われてもな、これは俺の習性みたいなものなんだ。 人に言われて易々とやめれるものじゃないんだ。
ああ、後ろからが嫌だってんなら前から嗅ぐのはいいんだな? そんじゃ遠慮なく思う存分嗅がせてもらおう!
「そん、なとこぉ嗅がないでよぉ!」

うむ。 ハルヒは堪能した。 次は長門だな。



ってかダメだ

359:名無しさん@ピンキー
07/08/18 19:35:46 Rc8QyZkf
ぜんぜん良いと思う。

360:名無しさん@ピンキー
07/08/18 19:40:10 pLu9cFNC
だがここまで来るとただの変態ジャマイカ。

361:名無しさん@ピンキー
07/08/18 20:06:12 3sdKw3ly
VIP向けだったかな?

ってなわけで文芸部室。
「……今日も?」
ああ、嗅がせてもらうぞ。
「……そう」
嫌がらないし落ち着いて嗅がせてくれるのが長門のいいところの一つだ。 まぁ長門のいいところをってのを数えってたら正直言って
きりがないんだが。それとこの薄くて甘い匂いもいいところの一つだな。
ハルヒの放つ健康的で魅力的(匂いの話であって本人ではない)な匂いとは違った俺の嗅覚をくすぐるこの香りがなんとも中毒性を
持っている。実に持って帰ってしまいたい。
「………………」
おっと、読書の邪魔しちまったか? 悪い。
「…そうではない」
そうか? ああ、あとすまないんだがちょっと立ってくれないか? ありがとよ。じゃあ、嗅がせてもらうぞ。
「……ふ……ん…」


変態認めてますな



362:名無しさん@ピンキー
07/08/18 20:12:03 5s4pNoVn
URLリンク(blog.goo.ne.jp)

『白の夢の岸辺』の作者さんのブログ。学校の単独SSの3分の1はこの人が書かれたんですね。

363:名無しさん@ピンキー
07/08/18 20:19:00 ce5ZH/pg
個人のサイトをこういうところで晒すな


364:名無しさん@ピンキー
07/08/18 20:43:16 Iz3t/9j4
これはいい変態キョン。

これはゼヒ、みくるや鶴屋、そして佐々木と波及して欲しい。

365:名無しさん@ピンキー
07/08/18 21:45:19 1eFVfpXA
もはやキョンじゃねーよ。
某アニメの師匠じゃね?パンツ盗みの

366:名無しさん@ピンキー
07/08/18 23:31:30 7rNopnuW
白布返しで盗ったモノをくんかくんかするキョン

まさに変態

367:名無しさん@ピンキー
07/08/18 23:40:11 xdN9dsnh
>>361
もう佐々木スレから出て来んな
キモ

368:名無しさん@ピンキー
07/08/18 23:53:42 mMj8h6D8
>>367
何で佐々木スレ?

369:名無しさん@ピンキー
07/08/19 00:00:08 hO9Rahhf
>>367
すまんが俺 佐々木スレにも行ったことないんだが同じようなネタがあったのか?

370:名無しさん@ピンキー
07/08/19 00:16:03 bxtmcwH0
最近、すぐに適当なスレの名前を出してはそっちに行けという人がいるんだよ。
気に入らないとすぐにvipだの佐々木だのなぜか半角だの。

371:名無しさん@ピンキー
07/08/19 00:22:29 D4gsPSzd
佐々木厨厨って頭おかしいだろw
勝手に佐々木厨とか名づけたり勝手に佐々木好きって決め付けやがって

372:名無しさん@ピンキー
07/08/19 00:27:24 qet3QBCJ
変態佐々木が投下された時に佐々木スレから降臨した香ばしいアフォがなぁ

佐々木スレでも香ばしい行動して追い出されたけどなwww

373:名無しさん@ピンキー
07/08/19 00:34:52 huO5ho87
今となっては佐々木厨厨の方が香ばしい感じだな。

374:名無しさん@ピンキー
07/08/19 00:39:41 EbGfGPFw
厨うんぬんもだが一応気に食わなんだらすまなだってことで

あと続けてもいい?

375:名無しさん@ピンキー
07/08/19 00:41:18 y7TN5JuA
だが変態佐々木シリーズ
俺は好きだが…ま、そろそろこの話題はやめようぜ。


376:名無しさん@ピンキー
07/08/19 00:45:32 y7TN5JuA
>>374
何かあるのか?すまない

377:358 361 369
07/08/19 00:48:19 EbGfGPFw
今日なんだか調子が悪くてすぐ切れる
また今度にいたしますわ

378:名無しさん@ピンキー
07/08/19 02:48:02 9Cq64Dn9
今更だけど>>308

>彼の語りをトレースする力量を(まだ)持たぬキミが

(まだ)に萌えた。

379:名無しさん@ピンキー
07/08/19 05:58:00 JVFO+RE+
エンドレスエイトの時期だな
ハルヒと佐々木が第三者(妹とか)によるキョンの虫除けのように感じた俺は異端だろうか?

380:名無しさん@ピンキー
07/08/19 06:35:58 5c2k05jc
>>379
異常だから佐々木スレで隔離されててください

381:名無しさん@ピンキー
07/08/19 09:58:29 DaKmGuiQ
俺の隣にいる長門によると、今年の今日は12956回目らしい

382:名無しさん@ピンキー
07/08/19 12:02:27 D4gsPSzd
佐々木の名前出しただけで佐々木好きかよww
佐々木厨厨は真性の基地外だな

383:名無しさん@ピンキー
07/08/19 12:18:50 IfCN9nAK
>>381
それイッちゃんだよ

384:名無しさん@ピンキー
07/08/19 15:16:13 hvxVXw+1
空気読まずにずるずると引っ張るから厨って言われるんだよ

385:名無しさん@ピンキー
07/08/19 15:59:56 W5Pb2I8k
佐々木の断面図エロ画像ください

386:名無しさん@ピンキー
07/08/19 18:22:20 S6JGDtV7
ほれ、佐々木画像だ。
URLリンク(nounaimaker.com)

387:名無しさん@ピンキー
07/08/19 18:38:18 XskQDWWe
このスレで佐々木信者なんて暴れてないだろう?
なんでこんなに叩かれてるのか理解できない
長門厨の方が断然空気読めてないと思うのだが…

388:名無しさん@ピンキー
07/08/19 19:01:29 w5hVG/rO
本当に空気読めてない奴は穿り返したり釣られてる奴だってばっちゃが言ってた

389:名無しさん@ピンキー
07/08/19 19:12:38 9u0XbTb8
>>386
キョンの脳内100%嘘でワロタ

390:名無しさん@ピンキー
07/08/19 19:20:59 rKhQrT0n
URLリンク(nounaimaker.com)


怖い

391:名無しさん@ピンキー
07/08/19 21:19:58 prvaTMf2
ともあれコミケ組お疲れさん。

392:名無しさん@ピンキー
07/08/19 22:09:36 hvxVXw+1
>>389
キョンフィルターかw

393:名無しさん@ピンキー
07/08/20 00:14:49 Tj4bIHfY
>>386のやつで谷川流だけは試しちゃいかんぞ
絶対やるなよ?

394:名無しさん@ピンキー
07/08/20 00:32:41 nkV+j96M
谷川の代わりといっては何だが
URLリンク(maker.usoko.jp)

計らずも>>328-341の問題が解決したね?

395:名無しさん@ピンキー
07/08/20 01:29:43 9s1kurWZ
乳揉みインタビュー
URLリンク(www.tma.co.jp)

こんな感じで誰か頼む

396:名無しさん@ピンキー
07/08/20 07:27:37 2IWkTpKH
エロいな。ちなみに俺にはむりだな

397:名無しさん@ピンキー
07/08/20 13:54:20 wRatVYLc
>>393
こうですか?わかりm(r
URLリンク(maker.usoko.net)

398:名無しさん@ピンキー
07/08/20 18:22:30 4dPDwMKa
「夕立」ってタイトルが入ったSSどこにあるか知らないか?

399:名無しさん@ピンキー
07/08/20 18:24:00 0DNNmZ32
>>398
URLリンク(eroparo.s13.dxbeat.com)

400:名無しさん@ピンキー
07/08/20 22:13:38 suZ0PiYS
古泉がでてくるSSを教えて下さい

401:名無しさん@ピンキー
07/08/20 22:15:16 BR4lem2+
>>400
タイトルに「古泉」って書いてあるやつ。

402:名無しさん@ピンキー
07/08/20 22:27:57 2IWkTpKH
>>400
つ古泉一樹のある種の罠

403:名無しさん@ピンキー
07/08/20 22:29:39 K4lbkAUA
まぁ、なんて親切なんでしょう。

404:名無しさん@ピンキー
07/08/20 22:35:54 Bl13Dqdo
>>400
長門厨は臭いから書き込まないでください

405:名無しさん@ピンキー
07/08/20 22:37:30 nkV+j96M
>>400
つ 32-586『ワンダリング五人』

406:名無しさん@ピンキー
07/08/20 23:07:19 S+V4UR8S
逆サトラレ、フラグの王様、K&K

407:名無しさん@ピンキー
07/08/21 03:37:44 +RbIMyRU
>>399が1分半でレスしてることに笑った。
いくらなんでも早すぎだろw

408:名無しさん@ピンキー
07/08/21 05:42:18 8JR17Ryb
>>407
>>399だけどこれでも書き込む前に3回URLのチェックした

409:名無しさん@ピンキー
07/08/21 09:05:55 ViZKFUhw
エロ無しだけど、キョンと古泉が長門の家で話し込んでそのまま
寝てしまう奴のタイトルってなんだっけ。

410:名無しさん@ピンキー
07/08/21 09:55:57 8Rc2nTuI
>>409
わからないな。力になれん

411:名無しさん@ピンキー
07/08/21 10:02:57 xmIg3Nag
>>409
これか?
URLリンク(eroparo.s13.dxbeat.com)

412:名無しさん@ピンキー
07/08/21 10:32:53 ZGWU0aQC
>>409
俺もそれ好きなSSだ。
確か14-612の『日常:長門と古泉と雑談』……って既に答えられてるし。

413:名無しさん@ピンキー
07/08/21 11:07:39 JqVBgH+S
>>411>>412
読んだこと無かったから、読んでみた。
確かにいいなコレ。紹介してくれてサンクス。

414:名無しさん@ピンキー
07/08/21 11:55:45 tCix0tUs
>>411-412
俺は、それが某所で紹介されてたのでここに行き着きましたw

415:名無しさん@ピンキー
07/08/21 12:41:10 cDrdI8On
和んだ。こんくらいの分量読みきるのに丁度いいな。

416:名無しさん@ピンキー
07/08/21 12:50:36 8Rc2nTuI
妹シリーズでは妹の質問が良かったな。

417:名無しさん@ピンキー
07/08/21 13:27:14 XNe2XFRG
SSを思いついたんだが、ネタに使われてる事故が実際に起こってしまったんで
書くタイミングを逸してしまったorz

418:名無しさん@ピンキー
07/08/21 15:50:31 dbahm35g
>>417
そんなコトは投下してから考えようぜ
わっふるわっふる

419:名無しさん@ピンキー
07/08/21 16:04:12 XNe2XFRG
>>418
おk、今書いてるところだ。気長に待ってくだせえ。

420:名無しさん@ピンキー
07/08/21 16:51:21 aaWt9aXK
佐々木厨がハルヒに串刺しにされて焼きゴテ入れられる話のタイトルってなんだっけ?

421:名無しさん@ピンキー
07/08/21 16:54:01 VvV44gcX
佐々木スレにお帰りください。

422:名無しさん@ピンキー
07/08/21 18:06:13 8Rc2nTuI
>>420
(´・ω・`)しらんがな

423:名無しさん@ピンキー
07/08/21 22:11:24 Ln9pdvwP
長門が佐々木のおっぱい見てゴゴゴゴって怪気炎あげてた話ってなんてやつだったっけ

424:名無しさん@ピンキー
07/08/21 22:24:19 F3ln3nt2
鶴屋さんのエロくて面白いのってなかったっけ?

425:名無しさん@ピンキー
07/08/21 22:32:18 oMhYlIDl
ここはいつからSS検索スレになったんだい

426:名無しさん@ピンキー
07/08/21 22:33:43 fY6WKfyd
>>425そんなこと言わないの

427:名無しさん@ピンキー
07/08/21 23:02:31 ZkBb+NvR
ソムリエの多いスレだなw
それにしても皆注文がマニアックだ

428:名無しさん@ピンキー
07/08/21 23:09:54 jcC1tRPD
>>425
後半3人はネタと化してるんだから気にしない

…ところで、便乗してすまんのだが、エンドレスエイトをテーマにした
歌詞が載ってたSSって何だったっけ?

429:名無しさん@ピンキー
07/08/21 23:13:28 8Rc2nTuI
>>428
VIPじゃまいか?

430:名無しさん@ピンキー
07/08/21 23:31:27 YX5YmdZY
>>424
URLリンク(eroparo.s13.dxbeat.com)

鶴屋さんで思い浮かぶのはこれかな。
好みに合うかは知らないぜ。

431:名無しさん@ピンキー
07/08/21 23:41:12 jcC1tRPD
>>429
いや、VIPでも探したけど違ったよ。だから今自分でも探してるんだが…

432:名無しさん@ピンキー
07/08/21 23:47:22 8Rc2nTuI
>>431
俺もどこかで見た事あるが…

433:名無しさん@ピンキー
07/08/21 23:50:44 THgpj2s4
vip・キャラスレ・エロパロスレ・個人サイトと数え切れないSSを見てきたわけだが、
他と比べてもとりわけvipは毛色が違う希ガス。
特にこの辺。

・割とカプネタ多し                   :古長とか長古とか古鶴とか森さん関連とか
・何故か古泉が人気                 :除くアナルスレ
・原作を読んだことないのにSS書いてたりする :まぁこれは考えようによっては凄いと思うが…

434:保守 マニアックキョン
07/08/22 00:03:26 mgsfCVNb
キ「ハルヒどうした、むせたか?」
ハ「ごめんなさい…、キョンのだと思って我慢しようとしたんだけどやっぱり苦くて……」
キ「そうか……初めてだからな、ほらこのタオルで拭いとけ」
ハ「ありがと…ねぇキョン…ホントに呑みこまなきゃ駄目なの…あたしやっぱり……」
キ「…ハルヒ聞いてくれ、俺はお前を愛してるって何度もいってるよな」
ハ「うん、あたしもキョンが大好き、キョンは優しいし…」
キ「それでな男ってのは愛してる女には自分の全てを受け入れて欲しいんだ、そういうのってわかるかな?」
ハ「そうかも…、あたしもキョンに認めて欲しいっておもうもの」
キ「それでなさっきお前が苦いって吐き出したのは俺の一部いわば分身みたいなものなんだ」
ハ「そ、そうなの……」
キ「だからさっき…大好きなハルヒに俺のコトを全否定されたみたいで凄くショックだったんだ、わかるか?」
ハ「……ひどいことしちゃって…ごめんなさいキョン」
キ「うん、わかってくれればいいんだ、きついこといってすまなかったな」
ハ「あたしが悪かったわ、……こんどから口にだして貰ったらちゃんと呑み込むから、ごっくんってする…だから許して…」
キ「馬鹿だなぁ俺達の間で許すも許さないもないだろ? それよりハルヒがしてくれるって考えたらまたこんなになっちゃたぞ、責任とってくれよ」
ハ「キョンは元気ね…」
キ「馬鹿、ハルヒの所為だぞ、それより丁度いい練習だな今度は呑んでくれるんだよな」
ハ「…あたし今度こそ頑張る、苦くても我慢する。だからあたしに全部任せてキョンは楽にしてていいから、ほら…体の力を抜いて……」

(省略されました。続きを読むには「ワッフル!ワッフル!」入力してください)


435:名無しさん@ピンキー
07/08/22 00:07:01 N5gEWW5H
ワッフルワッフル

436:434
07/08/22 00:12:57 mgsfCVNb
しまった間違った、vipのつもりだったぜ。

437:名無しさん@ピンキー
07/08/22 00:19:28 NNRg1mlq
最近のVIPはえろい(?)んだなw

438:名無しさん@ピンキー
07/08/22 00:20:38 ImLjbh8k
>>428
ENOZネタのSSだろ?
SOS団がライブに招待されて、その歌詞を聴いた長門古泉キョンがどうこう話をしてたやつ。
確か、コード進行が逆転してるとかそんなことがあったような気が……。

このスレで二つほど長編のENOZ SSがあった気がするんだけど、
思い出せないんだよね。

439:名無しさん@ピンキー
07/08/22 00:24:49 LLlChaeL
>>438
片方は「卒業のうた」なるタイトルではなかったか。一年近く前のSSのはずだ。

440:名無しさん@ピンキー
07/08/22 00:27:57 LLlChaeL
あった。錯誤なし。
URLリンク(eroparo.s13.dxbeat.com)
もうひとつのほうも多分この近くなんだけど思い出せん。

441:名無しさん@ピンキー
07/08/22 00:28:43 ImLjbh8k
>>439
それだ! ありがとう。
丁度、アニメが終わった頃だとはなんとなく思ってはいたんだけど・・・

でも、>>428が探してるのはそっちじゃないんだよねぇ。。

442:428
07/08/22 00:28:53 lhjIKK8k
やっと見つけた…21-624だ
結局自分で見つけてしまったなwお騒がせしました

443:名無しさん@ピンキー
07/08/22 00:30:19 lhjIKK8k
>>440
おお、もう一つのほうも見つかったのか。㌧

444:名無しさん@ピンキー
07/08/22 00:30:40 LLlChaeL
つかどっちも超長編かw俺も記憶に残ってたのはそのためだったか。
去年の今ごろの速度はすさまじかったみたいだしな。

445:名無しさん@ピンキー
07/08/22 00:31:41 ImLjbh8k
思い出した。『涼宮ハルヒの影響』だ
……一足遅かった。

446:名無しさん@ピンキー
07/08/22 00:34:53 LLlChaeL
>>433
あっこはある種VIPってジャンルを作り出してる気がするねw
一度設定を破壊することが前提に思える。

447:名無しさん@ピンキー
07/08/22 00:43:49 TvMoJWoU
あれ?夏祭りっぽい中で歌詞かメロディーが流れんの何だっけ?
月が~で~たで~た
みたいな感じのやつ

448:名無しさん@ピンキー
07/08/22 01:07:18 CZxcqUdL
長門が歌ったら佐々木が耳から血吹いて死んだってやつあったよな
もう一回読み直したいんだけどタイトルがわかんね

449:名無しさん@ピンキー
07/08/22 08:30:37 bODH0n1L
そんなに佐々木が嫌いか?

450:名無しさん@ピンキー
07/08/22 08:33:31 3Jb52F0W
>>448 お前の趣味に驚愕した

451:名無しさん@ピンキー
07/08/22 10:58:52 PJnle67+
このハルヒおっぱいデカすぎじゃね?
動画もあったけどぶるんぶるんなってた
URLリンク(1server.sakura.ne.jp)

452:名無しさん@ピンキー
07/08/22 11:27:42 9HRbXfrw
見れないが、らき☆すたのか?
確かにあれは同人誌みたいだったな。
そういやハルヒの公式なアニメーションは久しぶり…だよな?

453:名無しさん@ピンキー
07/08/22 11:33:11 mKliqdTb
ハルヒ系のスレに転載しすぎ
空気嫁>>451

454:名無しさん@ピンキー
07/08/22 13:42:16 78W7wqwy
KY!KY!

455:名無しさん@ピンキー
07/08/22 14:29:41 7miKevcs
>>447

URLリンク(eroparo.s13.dxbeat.com)
URLリンク(eroparo.s13.dxbeat.com)

これ?

456:名無しさん@ピンキー
07/08/22 15:53:32 TvMoJWoU
これだっ!!
ありがとうございます
お騒がせいたしました

457:名無しさん@ピンキー
07/08/22 16:22:10 lhjIKK8k
>>455
そういやこれ、途中でギャグマンガ日和が介入してくるんだよな。

458:名無しさん@ピンキー
07/08/22 17:26:57 QFvEwDDu
保管庫のSSの題名クリックしても、オナペット探偵団ってとこに飛ばされるんだけど、
どうやったら見れるようになんの?

459:名無しさん@ピンキー
07/08/22 17:35:55 /nk5I7km
URLリンク(sslibrary.gozaru.jp)
ここのENTERから辿っていけば普通に見られると思うが。

460:名無しさん@ピンキー
07/08/22 17:47:20 MCwF18fZ
保管庫のSSの題名検索しまくってるんだが、佐々木の話が少なすぎてこのスレはおかしい。異常だよ。

461:名無しさん@ピンキー
07/08/22 18:00:28 D7SUlUn4
そうだね。異常だね。ここ佐々木スレじゃないのにね。

462:名無しさん@ピンキー
07/08/22 18:06:07 lhjIKK8k
>>461、それ「佐々木厨は佐々木スレへ」厨を喚び出す孔明の罠だから

463:名無しさん@ピンキー
07/08/22 18:17:23 QFvEwDDu
>>459
いやーそれが見れないんだよね。でもありがとう

464:名無しさん@ピンキー
07/08/22 18:23:45 5mHxnPTS
佐賀北おめでとう。俺ぁ泣いたよ。泣いた。

>>189
あの主役さん、撮影終了後すぐに亡くなって。リメンバランスが欲しかったので入れた。
そのちょっと前の部分、小ネタで学校のユウキとミツキ、健一郎もいれた。仄めかしだが。
学校の次巻に期待しよう。

465:名無しさん@ピンキー
07/08/22 19:40:37 HnfOHk7l
>>463
セキュリティ設定の可能性は無い?

466:名無しさん@ピンキー
07/08/22 19:54:01 QFvEwDDu
>>465
うん、いろいろやってみてるけど無理なんだよ。
保管庫の中のURLでred.ribbonの方はいけるんだけど、dxbeatの方がその変なサイトに飛ぶんだよね。
SS読みてぇぇぇぇぇ

467:名無しさん@ピンキー
07/08/22 20:01:17 KHSAJ0nY
>>466
パソからは諦めてケータイでファイルシークあたりで読んだら?

468:名無しさん@ピンキー
07/08/22 21:39:09 3ZPvLLms
>>466
スパイウェアに感染したんじゃないか?
セキュリティ板で対策きいた方がいいとおもう?

469:名無しさん@ピンキー
07/08/22 21:46:39 N5gEWW5H
俺さ書き込むときは携帯、見るときはPCだな。

470:名無しさん@ピンキー
07/08/22 23:12:11 FajgITOz
みんな結構優しいね。いつもはツンツンしちゃってるくせにさ

471:名無しさん@ピンキー
07/08/22 23:18:18 7IgGSsB9
うるさい! うるさい! うるさ~い!

472:名無しさん@ピンキー
07/08/22 23:56:49 QFvEwDDu
>>467,468
否定のレスばっかりで心苦しいけど、海外だから携帯は使えないし、スパイウェアにも感染してなかった。
スレ違いの話題をこれ以上続けるのも気が引けるから、これから投下されるSSを楽しみに読むよ。
ほんとありがとうございました。みんな優しいね

473:名無しさん@ピンキー
07/08/23 01:18:23 X3vLvNhm
>>472
思い切ってパソコンもう一台買ってこい

474:名無しさん@ピンキー
07/08/23 02:01:06 5rdzanJI
>>473
思い切りすぎだろww

475:名無しさん@ピンキー
07/08/23 02:15:41 PcFEMazF
>>473
もう、ネットカフェ買取でいいじゃんw

476:名無しさん@ピンキー
07/08/23 02:34:28 Ai5va+k0
まとめサイトで『古泉一樹のある種の罠』っていうのを最初の話だけ読んだんですが、長い。
でもナレーションの部分がキョンじゃないの以外はすごいできだなぁと思いました。
というわけで全部読もうと思うんですが、完結してるんでしょうか?
後、死人のでるような欝ENDになってないでしょうか?

何時間も掛け、読んだ挙げ句、なんか釈然としない終わり方だったら辛いんで、教えてください。

477:名無しさん@ピンキー
07/08/23 02:42:42 Q98VSq9k
ちゃんと完結作だ。それに鬱要素はないな。
ただ、これは飽くまでも去年の作品だ、ということをお忘れ無きよう。

478:476
07/08/23 02:54:07 Ai5va+k0
>>477返答ありがとうございます。
暴走までしか読んでないので多分大丈夫です。
それにしても返信の早さにちょっと感動しましたよ。
ドラクエのとか、未完や、なんかがっかりな感じで終了なのが多くて……
ちょい心配になっちゃって……
最初の一話の感じでは、古泉か長門が死にそうにおもえちゃって……
読み勧めてみます
長文すいませんでした。

479:名無しさん@ピンキー
07/08/23 05:21:27 654jg4P6
保管庫更新してくれ!!

480:名無しさん@ピンキー
07/08/23 10:15:23 OtBiDM5x
保管庫管理人さんへ

下記のSSがデッドリンクのようです。修正をお願いします。
 44-319様: 『TFEIの武器の好みがよく理解出来ないけど』
 URLリンク(eroparo.s13.dxbeat.com)

それとWikiの方で問題が発生。時間があるときにでも掲示板を覗いて下さい。

481:名無しさん@ピンキー
07/08/23 11:45:54 elyUxoC2
しかしここの管理人様はもしかしてスレッド全部回収してるのか?
すさまじい作業量になりそうだ。

482:名無しさん@ピンキー
07/08/23 15:37:25 2vvf6gCj
管理人は長門厨らしいからな
長門厨は基本的に引きこもりのニートばかりだから他にやることもなくて最適なんだろう

483:名無しさん@ピンキー
07/08/23 15:38:01 hH6Xw1AI
夏の日に兄の鞄の中に入ってまで、兄の旅行について行こうとする妹は世の中にはたして何人ぐらいいるだろうか?
スキーには無理やりついて行くのは、珍しいことではないと思うが、普通夏に鞄の中に入るだろうか?鞄の種類によっては脱水症状すら起こしかねない
これはキモウトフラグと見ていいんだろうか?

484:名無しさん@ピンキー
07/08/23 17:12:47 Ir6PcwvR
管理人さんはルイズ萌えじゃなかったっけ?
>>483
キョンについて行く→鞄ならバレないはず!
くらいしか考えが及ばなかったんでは。10才とかは思えん幼さだが。

485:名無しさん@ピンキー
07/08/23 20:28:24 o15BcYWK
ハルヒ系SSの最大長編ってなに?やっぱ上で上がってた古泉~罠?
時間があったら一度は読んでみたい。

と、変態佐々木シリーズの続きを待ってる読者が聞いてみる。

486:名無しさん@ピンキー
07/08/23 20:34:26 CkRAeejo
時間の無駄とならないことを祈る。俺はめちゃくちゃな設定に耐え切れずに途中で投げ出した

487:名無しさん@ピンキー
07/08/23 20:35:24 wGues8ZI
>>485
佐々木スレから出てくるな、頼むから

488:名無しさん@ピンキー
07/08/23 20:43:34 B4661zoF
>>487
佐々木スレからも追放された奴ですよ。
スルーしなさいな。相手にすると懐いて来るぞ

489:名無しさん@ピンキー
07/08/23 20:50:18 ezrvLiBI
最近は佐々木アンチがいるのか。佐々木も人気者になったな。
じゃが、原作者の力を見せてくりゃれ。わっちは待っとる。

490:名無しさん@ピンキー
07/08/23 20:51:44 o15BcYWK
佐々木スレには全然出入りしてないんだが…
最近佐々木の話題出すと叩かれてるけどなんで?
よくわからんがしばらくROMるわ。

491:名無しさん@ピンキー
07/08/23 20:53:21 +L9S1Lh1
佐々木スレの住人と橘スレの住人がスレの垣根を越えてコピペしまくってる香具師がいたから


492:名無しさん@ピンキー
07/08/23 21:38:24 7pHeGHgQ
笹の木シリーズが大好きなだけに、
そのアンチを生むきっかけになった暴虐は許せんな。

それはそうと、個人的にはループ・タイムシリーズや
風見舞いから始まるKサイドHサイドシリーズも好きだ。

493:名無しさん@ピンキー
07/08/23 21:41:00 Ir6PcwvR
>>489
お前はよその人間だろw

494:名無しさん@ピンキー
07/08/23 21:51:24 wGues8ZI
>>489
原作者の新作読むとやっぱ圧倒的な力の差を感じてしまう。
これはもう如何ともしがたいね……

495:名無しさん@ピンキー
07/08/23 21:52:37 elyUxoC2
圧倒的な力の差を感じるべく早く新刊読みたいよぉおお。

496:名無しさん@ピンキー
07/08/23 22:03:25 S42WyfPI
                /
                 ′  ,イ
                 //l//
  /   |  ┼          /
  \   l  d‐          /
             イ ┼    7_
   _l,. ┐┼┴、 . │丿┬   /        , ―― 、
.   /|  l/ |  ‐'   │  ┴  /        / ―― 、  ヽ
.                 /       /'´      `ー 、  \
   |   /    ノ-┐   i      / __          ヽー、ヽ
   |   \ .   ヽ/   .l    | ̄ ̄_  ヽ- ,‐'´ ̄` ー─┴, l !
   |    __l_      `   .>  ヽ 〈==zヽ ∨   , -- 、   / | !
   |   -ゝ-  -┼-   {    ∧   ̄      <≠=-ノ  /|  i |
   |  (´__ . /│\ .ゝ   /./ゝ---‐' ´` \  ̄ ̄, - ' .!  | !
       ‐一ァ    .  {   │| //// {r、_r‐、 ) ̄ ̄    | /|__| 、
.   ̄ ̄)   /  ////   ゝ  │|    _, --、_  /// レ /   l
     ´    {_ ・・・・    {   `ヽ   ,弋====>        { { (二}
  ////              \    ヽ  \`ー'´/‐、 ____ / ヽ /
  ・・・・               __ --‐ \    ̄ {_ , -------―‐'V
                / '    / i|\_   ,      /  `l ー---
               /         〃  |     ̄´     /     |    `ヽ
/|/ ̄|/ ̄ ̄`Y´{       ∧   ヽ           /         |       \


497:名無しさん@ピンキー
07/08/23 22:06:24 elyUxoC2
つうか500に到達しようというのにまだ容量は三分の一も行ってないのか。
これはもう如何ともしがたいね……

498:名無しさん@ピンキー
07/08/23 22:14:51 ScXfNjpL
ちゃり…ぴちゃ…じゃら…ちゅっ…ちゅっ…
「あっ…んっ…んぅ…やっ…橘さんっ」
「やっぱり佐々木さんはかわいいです。手錠と鎖で繋がれてる状態で
こんな事してるのに感じちゃってるんですから。」
「はぁっはぁっ…どうしてこん、んやぁっ!」
橘は佐々木の台詞の途中だが、少し強めに佐々木の耳を噛んだ後
に耳の中に舌を入れて舐めまわした。
「あっ!あっ!だめっ!耳は!ああっ!」
そういって佐々木は何回か痙攣した後にぐったりした。
「駄目ですよぅ、佐々木さん。これから神様になるんですから。」
そう言って橘は笑った。



こっからどうすりゃいいんだ!!!!!!

499:名無しさん@ピンキー
07/08/23 22:17:18 elyUxoC2
あーいいな、俺もエロ書いてみようかな。禁忌領域に指定してたんだけど。

500:名無しさん@ピンキー
07/08/23 22:36:09 +X/uA9Ko
>>498
 何故俺が女同士の、それも佐々木と橘との絡みを見ているかというと、それは○○日ほど前に遡る必要がある。
 本当は3年前……いや、4年前まで遡らなければならないのかもしれないが、そこまで遡ると文庫本9冊ほど語らなければならなくなるかもしれないし、そもそも正確な原因を俺が突き止められるとも限らないのでやめておこうと思う。そのうち誰かが語るだろう。
 というわけで○○日前に何があったかというと、俺は普通に学校に行き、普通に授業を受け流し、普通にハルヒの相手をし、普通にSOS団で朝比奈さんのお茶を飲み、長門にゲームを教え、古泉を負かした。
 問題はこれからだ。つまり今回は、SOS団内部には特に異常は見られなかった。なのに、何で俺がこうも巻き込まれるんだろうね?

こんな感じかな……もしかして、長編じゃなかった?

501:名無しさん@ピンキー
07/08/23 22:55:56 ScXfNjpL
>>500
いや、長編では無いんだ。

機関が、相手幹部の橘を拷問して(勿論性的な意味で)、
それをDVDにしたのと、拷問後のぐったりした橘が佐々木のもとに休みの日に届けられて、
橘が起きるまで佐々木がDVDを見てるんだけど、途中で起きた橘が
佐々木を「神様として覚醒させる」とかなんとか変な事を理由に
DVDと同時進行で自分にされた事を佐々木にする話。
俺の中では何故か佐々木は「耳がすごく弱いMな子」になってるから。
キョンは出さないかもしれん。

502:48-154です
07/08/23 22:57:00 /xSZ2ayi
空気を読まずにバカエロシリーズの続きを投下。保管庫様に収蔵してもらっている48-154『笹の木○○曲シリーズ』(変態佐々木シリーズ)の続編です。
マダーしてくださった皆様、遅れて申し訳ありません。3P編はどうにも難しく、とりあえず今回はその前哨戦にあたる?ハルヒと佐々木のバカエロトークです。

本編で佐々木は女性としゃべるときは女性口調に戻るという設定ですが、当方に書き分ける技量が無いため、口調はそのままになっています。
また、インターバル的なバカトークなので、エロは少なめですが、キャライメージが壊れるのが苦手な方はスルーヨロ。

業務連絡:保管庫管理人様へ。
いつもありがとうございます。
非常に申し訳ないのですが、時系列的にこのSSは、前回アップしたSSより前ですので、もし可能でしたら、本SSは49-376『驚愕は結曲?』の前に収納していただけるとありがたいです。
また、変態佐々木シリーズが話題に上がった折に、他スレから来てどれのことか分からない方もいるようなので、どこかに括弧書きで(変態佐々木シリーズ)と入れていただけませんでしょうか。
お手数をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
12レス予定。

『笹鈴前争曲』

503:名無しさん@ピンキー
07/08/23 22:57:47 /xSZ2ayi
TRRRR……TRRRRR……TRRピッ
「やあ、こんばんは、涼宮さん」
「こんばんわ。佐々木さん」
「……………………」
「……………………ちょっと。なんか喋んなさいよ」
「いや、これは失敬。僕は上辺の付き合いなら社交的に振舞えるんだけどね。腹の底を割って語り合った親友で、しかも竿姉妹という存在は初めてなので、いささか緊張気味なんだ」
「そんなとこまで気が合うとはビックリだわ。自慢じゃないけど、あたしなんて中学時代にまともに友達を作ろうとしなかったから、どうも電話ってまだ身構えちゃうのよね。……ところで、さおしまいってなに?」
「ああ、竿姉妹とは、同じ男性の竿を咥え込んだ女同士という意味だよ。キョンの肉棒を通じて僕らは姉妹ってわけさ。ちなみに対義語は穴兄弟という」
「!!!! あんたってば、なんでそういうことを平然とした口調で言えるわけ!?このエロ木!!」
「おやおや、僕は一人っ子だからね。こんな形とはいえ、姉妹ができるのは嬉しい限りなんだが……残念だよ、このムッツリ宮」
「……ったく!やっぱあんたと話してるとペース狂うわ。緊張してる自分が馬鹿みたいじゃない!
ま、あたしだってあんたみたいな親友兼姉妹なら大歓迎よ。ついでにライバルじゃなくなってくれれば、言うことないんだけど!」
「それは無理な相談だな。なにしろ今の僕には骨の髄までキョンの精液が染み込んでいるからね。
あの注ぎ込まれるたびに僕の自我そのものを優しく包み込んでくれる父性的な存在感と、
注ぎ込まれれば注ぎ込まれるほどに性的な飢餓感を煽り、マゾ雌に倒錯的なまでの服従心を強いる熱い滾りは、忘れようにも体が忘れてくれないよ。君だってそうだろ?」
「……遺憾ながら全面的に同意するわ。でも、あんたってほんとに言いにくいことをはっきり言うやつよね。もうちょっとオブラートに包もうとか思わないの?」
「む。きみはオブラートに包んで、キョンの精液を味わったことがあるのかい!?
あえてあの強烈で芳醇な香りも、濃厚で高雅な味も断って、直に胃で味わおうとは!やるね、さすがは僕の恋敵だ」
「ちょっと!そういう意味じゃないわよ!日本語の機微ってもんをわきまえなさい、このエロ佐々!!
…………で、オブラートってコンビニに売ってると思う?」
「うーん、慣用表現としては多用されるが、現物はあまりメジャーなものではないみたいだからね。薬局でも小さい所だとあるかどうか」
「そっかー、じゃ、ネットで探してみるから、手に入れたらあんたにも分けてあげるわ。
……ってちょっと待ちなさい!こんなほのぼのした雰囲気で会話してる暇なんてなかったわ!
今日は戦果報告、兼、情報交換会で、あんたはにっくきライバルなんだからね!」
「竿姉妹だの、精液だのという単語をほのぼのという一言で片付ける辺りは、さすがは涼宮さんだな。もっとも、さっそく本題に入るに否はない」


504:名無しさん@ピンキー
07/08/23 22:58:32 /xSZ2ayi
「じゃ、一応確認しとくけど、これは最初の取り決めどおりの週一回の定例報告会で、毎週金曜夜にお互いの経験を持ち寄ってキョン対策を練る日。今日はその記念すべき第1回目。オッケー?」
「ああ。ブラフあり、妄想上等、暴走大歓迎。ただし、相手が傷つくような嘘はキョンも傷つけることになるから避けること。だったね?」
「そうよ。それに手持ちのカードを全部出す必要はないけど、相手が出した情報については、考えうる限りのアドバイスを送ること。ただしその中にブラフや妄想を含めるのはあり。
エロキョンのことだから、トラップのつもりで提案したアドバイスのプレイも楽々受け入れて、さらに斜め上な調教をしてくれちゃいそうだけど」
「うむ。それが問題だな。まさかきみが本当に休み時間ごとに学校のトイレでフェラなどという暴挙に及ぶとは思ってもみなかったよ……周囲にバレないで出来るものなのかい?」
「うーん、バレてはないみたいだけど、さすがに授業間の5分休みには、初日しかやってないわ。
今は朝練と中休みと昼休みと放課後だけしかスペルマを啜らせてもらってないの。毎時間二人揃っていなくなるなんて、みんなに誤解されちゃうもの」
「おや、誤解大歓迎じゃないのかい?僕ならむしろ公衆の面前でキョンの竿にむしゃぶりついて、自分の穴の所有権が誰にあるかを周囲にアピールするがね」
「ダウト!!やれるもんならやってみなさいよ!絶対キョンはドン引きよ。3日はお預け食らっちゃって、禁断症状で気が狂いそうになるに決まってるわ!」
「チッ、さすがにこの程度のエサには喰いつかないか。でも、わざわざクラスメートの誤解を避けるのは何故だい?
キョン以外の情報源から北高の様子を聞くと、みんなはとっくに君達は付き合ってるものだと思ってるみたいだよ?」
「べ、別にあたしとあいつは、そういう関係じゃないんだから!あいつはただのご主人様であって、あたしは性玩具よ!性玩具!!
人権さえ許されずに精液を注ぎ込まれるだけのオモチャなの!ま、誤解したい連中には勝手にさせておくけど」
「恋人関係を必死に否定してまで、歪んだ主従関係にこだわるとは……骨の髄まで救いようのないマゾ女だねぇ君も。
鏡を見ているようなものだが、そこまで断言されると、いささか引くね。近親憎悪というやつかな」
「それもダウト!この程度で引くような女なら、とっくにあの変態キョンについて行けなくなってるはずだわ」

「ふむ。確かにキョンの理想的なご主人様っぷりには、目を見張るものがあるね。
少しはサディストのあり方みたいなものを学習してもらう必要があるかと危惧していたが、いきなり初日からなんの躊躇もなく尻穴を陵辱して、
僕の自我そのものを裏側から徹底的に嬲り尽くしてくれるとは思ってもみなかったよ。あれは涼宮さんの教育のお陰かな?」
「とんでもない。あいつの生まれ持った才能よ。あんたと違ってあたしは勉強不足だったからキョンに調教されっぱなしだもの。
特に二日目からは、明らかに腰使いが上手くなって、あたしはずっとイかされっ放し。どうやら、あんたのお尻でなんかとんでもないものに目覚めちゃったぽいわよ?」
「うーむ、僕の存在がいささかなりともキョンの成長に役立っているとは誇らしいね。もっとも、彼の筆下ろしをした女性には釈迦に説法だろうけど」



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