【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合18at EROPARO
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合18 - 暇つぶし2ch150:名無しさん@ピンキー
07/08/14 21:00:05 hKY2ptPb
>>147
原作のその部分はオレも好きだが
(というか、ああいうのなくて純粋なラノベだったらハマらないし)
「アニメは別物」ってことで。

放送を1クールに抑え込んで、早めにDVD化 → 二次利用 というのが定石の戦術なので
あそこまで広げちゃうと、尺がおさまらない。おとなの事情ってやつ?

ならばいっそ、アニメでしか動いてる絵でしかできないこと、してほしい。
とりあえずアンリエッタ脱いでくれたし www
アニエスがコルベールに到達するフラグも立った
→コルベールのバトルシーンも見れそうので、これでよし

151:名無しさん@ピンキー
07/08/14 21:42:50 SR8925Ij
>>150
戦闘はそっこう終わりそうだけどな。しかも居ないはずのルイズと才人も
救出に加わるらしいし

152:チクトンネ街の女王
07/08/14 21:57:59 vT6zg7G/
いやあ、アン様エロかった。
というわけで>>33-39の続き。

URLリンク(wikiwiki.jp)
「チクトンネ街の女王」
の続きの投下、行きます。

153:チクトンネ街の女王
07/08/14 21:59:41 vT6zg7G/
 トリステインの清貧女王として国民の敬愛を一身に受けているアンリエッタ女王。
 その女王陛下は、今、チクトンネ街の路地裏で才人の男根を受け入れようとしている。
 謁見のときの純白のドレスの胸元を内側から突き上げているバストは今はセーラー服の上衣から
こぼれてそのたわわな実りをすっかりさらけだしてしまっている。
 花の咲くような可憐な唇からは、こらえきれない甘い喘ぎをもらしている。
 薄紫の髪の毛が汗ばんだ頬に張り付き、南の海の色の瞳は歓喜の涙をこぼしながら恋人であり
ご主人様でもある才人の顔に満足げな視線を送る。

 アンリエッタはいまや、胸元にたくし上げられたセーラー服の上衣と、
黒いストラップの革靴以外なにも身につけていない。
 こんな、裏通りの隅っことはいえ街中で、全裸に近い姿を晒している。
 そのことも、アンリエッタの呆けた頭ではうまく意識できていない。

 アンリエッタは木箱の上に腰掛けながら、片足を箱の上に付く。
 内股をさらけだすような格好のまま、才人のモノを待ちわびる。
 上品にうっすらとしか生えていない恥毛はびしょびしょに溢れる愛液でべったりと肌に張り付き、
その内側のベビーピンクの粘膜をすっかりさらけ出してしまっている。
 ただでさえ白いアンリエッタの肌の一番白い部分である下腹と内股の中に、そこだけ
ほんのりと薄紅色に色づいた性器がもう我慢できない、といったようにとろとろに蕩けている。

 才人はその裂け目に指を這わせる。
 才人の指によって広げられているアンリエッタ女王陛下の陰唇。
 とく、とく、と収縮するその可愛らしい肉の孔は内側から薄く白濁した本気汁をこぼしている。
「サ、イト、さん……」
 アンリエッタはかすれた声で愛しい人に懇願する。

 小陰唇を押し広げるように、才人の亀頭がアンリエッタの肉襞に浅く入り込む。
 男性を受け入れる準備ができているアンリエッタの媚粘膜はひくん、ひくん、とその先端に
吸い付くように蠢動し、興奮で赤く染まった顔をさらに紅潮させる。

「サイト、さんが、は…いって…」
 ゆっくりと才人の剛直がアンリエッタの姫肉をかき分けながら突き入ってくる。
 アンリエッタはズキズキという熱が体の中心から生まれてくるのを感じていた。
 甘い、ここちいい熱。全身の細胞がうれしさで悲鳴を上げてしまう。
 興奮の波が、腰から駆け上ってくる。
 体の中に入ってきた熱い熱い塊が、アンリエッタの全身を溶かしてしまいそうだった。
 恋しい人をこんな風に感じることができて、アンリエッタはただただ幸福の波に呑まれていた。
 ここがどこかとか、自分が今どんな格好をさせられているか、なんてことはもうどうでもいい。
 自分が女王で、国家に責任のある立場だとかなんてことも、そんなことはもう頭にはなかった。

 自分の体で愛する男の人に奉仕できるという喜び。
 恋人が、自分をこんなにも欲してくれているという歓喜。

 心も体も、一部の隙もなくアンリエッタは才人のモノになっていた。
―サイトさん。ああ、サイトさんっ
「き、きもちいいですっ」
 アンリエッタは思わず内心を叫んでしまっていた。
「…アンはえっちなんだね」
 才人が微笑を浮かべながらそう言うと、アンリエッタは涙を流しながら答えた。
「…え、えっちですっ。サイトさん、ごめんなさい。アンは、こんなに、こんなにえっちなんですっ」
 才人のゆっくりとした抽送が始まると、アンリエッタはもう我慢ができない。
 はぁ、ふう、と切なげな悲鳴をあげながら才人に懇願する。
「ごめんなさい、サイト、さんっ、こ、こんな、エッチな、えっちなアンのことを、どうか、
どうか、お嫌いに、ならないでっ…ください…」
 そう言いながら、アンリエッタは才人の体を抱きしめる。
 立位にちかい体勢で才人を受け入れながら、その身体に腕を廻して抱きついていた。
 恐怖。アンリエッタは才人に嫌われることに対して純粋な恐怖を感じていた。

 そんな悲痛な声を聞いてしまった才人の顔がアンリエッタに迫る。

154:チクトンネ街の女王
07/08/14 22:00:15 vT6zg7G/
 そんな悲痛な声を聞いてしまった才人の顔がアンリエッタに迫る。




ちゅ




 蕩けるような甘い口付けがアンリエッタに降ってきた。

「俺はエッチなアンのこと、大好きだよ?」

 耳元でそうささやかれる。
 膣肉を逞しい肉槍で突かれながら、耳たぶに熱い吐息を感じてしまう。
 アンリエッタのおおきな胸は才人の胸板に押し付けられてつぶれるように変形しながら
その内側を熱くたぎらせている。

 アンリエッタは幸せだった。
 大好きな男の人とこんなことができて。
 抱きしめられて、キスされて、熱い男根を打ち込まれている。
 そんな人が、自分のことを好きだと言ってくれた。
 甘い熱い波が胸の奥から生まれてくる。

 腰からミニスカートを抜き取られ、ほとんど全裸の状態のアンリエッタ。
 今日は街中を裸同然の格好で歩かされ、道行く庶民たちに恥ずかしい格好を視姦され。
 そしていやらしい男たちに襲われ、犯されそうになった女王陛下は、ジリジリと炙られ続けてきた
性感を一気に開放してしまっていた。
 才人のモノを付きこまれるたびに、アンリエッタの媚粘膜は才人を柔らかくきつく受け止め、
それが引き抜かれるときには吸い付いて離さないかのように締め上げる。

「サイトさんのぉっ…は、入ってます……は、入って……入ってぇっっ!!!」
 熱く滾っているアンリエッタの粘膜が、ひくっ、ひくっ、と収縮する。
 才人の肉棒を深く突きこまれただけでアンリエッタは軽い絶頂に達してしまった。
 顔をのけぞらせて空に向け、白いのどを晒しながらアンリエッタは意味のない声を
漏らしてしまう。
「ふぅーーーーっ、ううぅーーーっ……」
 わからない。なにがどうなっているのか、アンリエッタにはわからない。
 ただ、才人の固いモノが身体の芯を串刺しにしている、ということだけがアンリエッタには
理解できていた。
 才人に何度貫かれても、そのきつさを減じさせはしないアンリエッタの女の子の器官。
 その媚粘膜は内側で才人の剛直をぷっくりと柔らかく受け止め、締め上げている。

 アンリエッタは腰が勝手に動いてしまうのを止められないでいる。
 木箱の上に腰掛けたまま、ただひたすらに才人のモノを迎え入れ、名残惜しげに
喰い締める。
 ドク、ドク、と才人の男根が膣の中で脈動しているのがアンリエッタにはわかってしまう。
 大好きな男の人。自分が「女の子のはじめて」を奉げた人。その才人の男性器を自分の中に
感じることができる、ということにアンリエッタは改めて感動を覚えていた。

「アン、痛くない?」
「……」
 無言のまま首を振るアンリエッタ。
 才人が何を言っているのかも理解していないのかもしれない。

 才人の腰がアンリエッタの身体を突き上げる。
 すると無意識のうちに迎え腰を使ってしまうアンリエッタの真っ白なお尻が
木箱の荒い表面に擦れてしまっていた。

155:チクトンネ街の女王
07/08/14 22:00:48 vT6zg7G/
「アン、お尻痛いでしょ」
 このまま続けたらアンのお尻が傷ついちゃうかも、と心配になった才人は自らをアンリエッタの中から
引き抜いた。
 才人がアンリエッタの肉壷から男根をゆっくりと引き抜くと「じゅぷっ」という水音がする。
 腰が抜けてしまっているアンリエッタは、それだけで木箱の上に仰向けに倒れてしまいそうになる。

 才人は木箱に腰をおろすと、ふにゃふにゃになっているアンリエッタを捕まえる。
そして身体ごと抱き上げ、自分のひざの上に座らせ―男根の上にアンリエッタの腰を導き、
そのまま内側に突き込んだ。

「―!!!!」
 アンリエッタは南国の海の色の瞳をひときわ大きく見開かせると、もはや声にならない
悲鳴をあげた。

 深く。奥深くまで、アンリエッタは才人に貫かれてしまっていた。
 熱く蕩けた膣の一番奥。そこを、才人の亀頭で刺激されている。

 自分の中に、大好きな男のモノを受け入れることができて。
 自分の中で、愛しい男の人を包み込むことができて。
 その大好きなご主人様のモノが自分の弱いところを突いてきてくれて。
 アンリエッタは快楽に真っ白に染まってしまいそうだった。

「サイトさんさいとさんさいとさんだめだめそこつかないでつかないでくださいあんは」

 呂律の回らない声で必死に懇願するが、才人はアンリエッタの腰を掴むと強制的に上下動を
加えてくる。
 才人の肉の槍が抜けかかり、また深々と刺さる。
 そのたびに、アンリエッタの膣の中の襞は才人の男根を食い締め、亀頭の雁首で
押し広げられえぐられてしまう。
 後ろから才人が胸を掴み、その手のひらの中で乳房を思いのままに揉む。
 豊満なバストに埋まりこむ指が、アンリエッタの乳房を歪ませ、変形させていく。
 アンリエッタはその荒々しい揉みこみに痛みなど感じない。
 才人が与えてくるどんな刺激も快感になってしまっている。
 白くて細い首筋に後ろからキスされることも。
 耳たぶを甘噛みされることも。

 アンリエッタにとってはそれらすべては快感を倍増させる魔法だった。


 才人とアンリエッタは背面座位の形で繋がっている。
「だめです! さいとさんっ…そ、そこ、そんなに、つ、ついちゃ、だめ」
 アンリエッタは自ら腰を動かしてしまっているということに気づいていない。
 後背座位で貫かれているアンリエッタは、上半身は才人に抱えられたままだが、
下半身だけは膝で上下動を繰り返してしまっている。
 さっきから才人の腰は止まっている。

「アン、あまり大きな声は出さないほうがいいよ?」
 才人が辺りを見回す。
 いくらここが倉庫だからといってあんまり大きな声を出しちゃったりなんかしたら―






「お前さん、アレ聞こえたかい? まただよ! どっかのバカがウチの裏でヤってるんだよ」

156:チクトンネ街の女王
07/08/14 22:01:40 vT6zg7G/
「お前さん、アレ聞こえたかい? まただよ! どっかのバカがウチの裏でヤってるんだよ」


 オバチャンの声が聞こえてきました。
 倉庫だと思ってたけど、じつは家だったんですねコレ。
 才人は頭の中が真っ白になっていた。
 才人は才人なりに、アンリエッタを安全に、でも意地悪くいぢめてあげようと
思っていたわけであり、だからちゃんとエッチな格好で街を歩いているアンリエッタを
こっそり尾行していたり、襲われそうになる寸前で助けたりしていたわけで。

 どうしようどうしよう、とあせる一方だけどそんな家の中の声に気づいていない
アンリエッタは腰を上下させてえっちすぎる悲鳴をあげてます。
 火照った胎内がチンコをぎゅーっと絞るように…ってアン!

「アン、声! 声! 聞かれてる!」
 耳元ではっきりとささやく。

 瞬時に、理性を取り戻してしまうアンリエッタ。
 心臓を氷の手でつかまれたような恐怖を覚えた。
「え、わ、わ、わたくし、なんて…なんて…」




「アンタ、追っ払ってきておくれよ」
「わかったわかった。見てくればいいんだろ?」
 オバチャンとオッチャンの声がします。ヤバい。ヤバイです。
 才人がどうしようかと思っているうちに、目の前の大きなドアが開いてしまうわけで。



―見られて…見られてしまいます……
―こんな、恥ずかしい格好を…

 ギギイ、と音を立てて目の前のドアが開く。
 中年男性の頭がそこから飛び出している。
 アンとサイトが腰掛けたまま繋がっている木箱はドアの蝶番側なので、
屋内からは死角になっているが、でも、こちら側を振り向かれたら…

―見られて……みられ、みられ―

 アンリエッタの脳が真っ白にスパークする。
 痴態を晒してしまうことに対する恐怖。
 そして、その恐怖の後ろ側にあるゾクゾクするような快感。
 腰の裏が熱くなる。
 高いところから落下しているときのような浮遊感が全身を包んだ。

―みられ…ちゃ…

 アンリエッタの股間が燃えるような熱を帯びる。
 大きな乳房の内側で、後ろ暗い快感が吹き荒れる。


 そして中年男性が扉の裏側を見ようとした瞬間。

「ギニャアアアァァァーーー!!」
 そんな声を上げながら、空から猫が降ってきた。

157:チクトンネ街の女王
07/08/14 22:02:38 vT6zg7G/
「にゃあ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーー、フウウウーーー!!!」

 たぱぱぱぱっ、というような足音を残して猫はおっさんの前を走り抜ける。

「なんだ、猫かよ」

 その中年男性はそう言うと、ドアの裏側を見ることなく扉を閉めた。



 見られる、見られる、と全身をフルフルと震わせていたアンリエッタは、
目を大きく見開いたまま才人の腕の中でくったりと脱力する。

 才人の男根で縫われたままの陰部から、潮吹きとも尿ともとれる液体をしゃあっ、と
漏らしながらぐったりと才人に体重を預ける。

「サイト……さん……サイト……さ……ん」

 バレるんじゃないか、と恐れていた事態が去ったのに安心したのか、
才人は猛りきった男根によるピストンを再開させる。






 じぶんはばかになってしまった、とアンリエッタはおもう。
―きもちいい。
―さいとさんにぎゅうってされて、きゅうきゅうってされて、すごく、すごくきもちいい・・・
―からだに、ちからがはいらない。
―キモチイイ……なにもかもが、きもちいい。さいとさんの暖かい肌も。ぎゅうぎゅうっと
だきしめてくれてるうでも。アンのなかで、ずこずこしてくれてるおちんちんも……

 才人の猛りきった男根がアンリエッタの粘膜を内側から広げ、こそぐように出入りしている。
 もう絶頂の一番上に登りきったアンリエッタは、呆けた頭でその快楽を受け入れている。

―きもちよすぎます
―サイトさんは……
―おっぱいを、きゅうってしてくれて
―あそこを、お、おちんちん、で……いっぱいにしてくれて。

 サイトの掌がアンリエッタの唇を覆っている。
 アンリエッタはもう歓喜の悲鳴を止められない。その声が響き渡るのを防ごうと
才人が必死に掌でアンリエッタの唇をふさぐ。

 その手のひらの感覚ですら、アンリエッタには快感の種になってしまう。

―まるで、サイトさんに、むりやり、されちゃってるみたいです……
―わたくしをどれいにして、らんぼうしてくださっているみたい…

「アンリエッタ…アン…大好きだよ」
 アンリエッタはその才人の言葉を聞いただけでびくびくっ、と背筋を震わせる。

 もう限界だった。
 アンリエッタ女王陛下の発情しきった身体は、頂点のすぐ際まで追い詰められていた。

 アンリエッタは今日は街中を破廉恥な格好で歩かされて、男たちにレイプされそうになり、
そして今、痴態を見られるかもしれないというシチュエーションに晒され、
極度の興奮状態に陥っている。

158:チクトンネ街の女王
07/08/14 22:03:36 vT6zg7G/
 そんな臨界状態の女の子の耳元で、再び才人が囁く。
「アン……可愛いよ…アン」
 ひときわ強く突きこまれる男根。
 その衝撃に、アンリエッタはたやすく限界を超えてしまった。


「ひやぁっ……ふぅ……はふぅっ」
 びくびくっ、と全身を快感に痙攣させながらアンリエッタは絶頂の快楽に全身を浸していた。


 快感で全身を弛緩させながらも、アンリエッタの媚粘膜だけはきゅう、きゅう、と才人の
肉の槍を締め上げている。
 根元から先端まで、蠕動するように吸い付いてくるアンリエッタの内側の感覚に才人も
限界に達してしまう。




 アンリエッタの女の子の一番奥で、才人の白い爆発が起きている。


―熱い……サイトさんの…あつ、あついぃっ!
 その白い熱に染め上げられるように、アンリエッタは足の裏から突きあがってくる新たな
快楽に身をゆだねる。
 内股にしたままの長い足をピンを伸ばして。
 革靴の内側で、足指はその快楽に耐え切れずにきゅっと握られている。
 頭を逸らして白い首を空に向ける。
 アンリエッタの視界に映る薄暮の星空は、快感で失神する寸前の濃い紫色だった。
 汗ばんだ頬に髪を一条貼り付けさせながら、アンリエッタは幸福な失神をした。



――――――――――――――――
今日はここまでー

夏コミでアンリエッタ陛下のエロイ同人が見つかるといいなと思いつつ
続きもなるべく早く書けるようガンガル

159:名無しさん@ピンキー
07/08/14 22:06:28 m1vnvd4o
ビッチえろいよビッチ 
GJJJJJJJ

160:名無しさん@ピンキー
07/08/14 22:41:01 hKY2ptPb
GJ

「ここまで」って…!?
つづきが???

161:名無しさん@ピンキー
07/08/14 22:42:20 jUPw70/0
チクトンネさんのHぃ~w

162:名無しさん@ピンキー
07/08/14 22:58:01 KjV8/8q/
なんというエロ濃度
アニメといいチクトンネといい、これはアン様好き一派を片っ端から悶死させる誰かの陰謀に違いない

そんな俺は既に3回ほど臨死点突破

163:名無しさん@ピンキー
07/08/15 01:31:15 7/HxbKp/
ルイズ「ライナーはときどき女の子の部屋に忍び込んでいました。」
ルイズ「彼は女性に対する性犯罪者なんです。」
サイト「見るな。見てると精子が出ねえ。」
ルイズ「メイドへの中出しはさておき、女王陛下には指姦、ちぃ姉さまには精子ををかけて、私には・・・その・・・」
サイト「はは、どんどん言えよ。」
ルイズ「もうお分かりでしょ?」

164:名無しさん@ピンキー
07/08/15 03:23:26 cswB84x3
王女とルイズが手をつなぎながら同時輪姦されているSSがあれば・・・

165:名無しさん@ピンキー
07/08/15 03:42:18 WmpKcpk+
>>164
それみたい。。

166:名無しさん@ピンキー
07/08/15 04:08:59 JUk1Wyxa
オスマンとコルベールが手をつなぎながら同時輪姦されているSSがあれば・・・

167:名無しさん@ピンキー
07/08/15 06:44:32 ovi4PG6b
>>166
それみたい。。

168:名無しさん@ピンキー
07/08/15 07:46:10 PQV9A9kW
メンヌヴィル×ジャン(コルベール)
ジャン(ワルド)×メンヌヴィル
ジャン(ワルド)×ジャン(コルベール)

じゃあ、俺はどれを書こうかな。

169:名無しさん@ピンキー
07/08/15 10:18:43 3bh1DuES
>>166>>167>>168
やめてくれ、そういうのは・・・

170:名無しさん@ピンキー
07/08/15 11:16:14 i16kmFta
>>158
貴殿を他のスレでも見かけた。カr

171:名無しさん@ピンキー
07/08/15 13:29:39 WmpKcpk+
>>166-168
スレ違い。

172:名無しさん@ピンキー
07/08/15 16:07:06 U7TxrLJe
>>170
何故分かるんだw、で何処?ヒントプリーズ。

173:名無しさん@ピンキー
07/08/15 23:55:44 mnh4Xkzt
アン様好きな自分にとって最近の投下は最高すぎる

174:名無しさん@ピンキー
07/08/16 00:04:03 mti2Bywa
暑中見舞いその2。>>40で言ってたアン様のプリケツ画像(*´д`*)

URLリンク(moe2.homelinux.net)
URLリンク(yui.cynthia.bne.jp)

175:名無しさん@ピンキー
07/08/16 00:41:00 2mh30JUw
>>174
GJ!
しかし…シエスタさん 老けすぎじゃあ…(´・ω・`)

176:名無しさん@ピンキー
07/08/16 01:43:09 Jaj6E0ON
プリケツもだが、画像の大きさに驚いたんだぜw

177:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/08/16 02:07:57 gWP1sLXk
さて、また途中なんだけど『ヴァリエール三姉妹編』続きいくよん。
事前に
URLリンク(wikiwiki.jp)
URLリンク(wikiwiki.jp)
URLリンク(wikiwiki.jp)
URLリンク(wikiwiki.jp)
URLリンク(wikiwiki.jp)
URLリンク(wikiwiki.jp)

を読んでおくと幸せになれるんだぜ。

178:月は東に日は西に ◆mQKcT9WQPM
07/08/16 02:08:37 gWP1sLXk
ヴァリエール別邸の朝は早い。
寝室に差し込む朝日でこの屋敷の主人が、日の出とほぼ同じ時間に起き出すからだ。
もちろん使用人たちはそれより早く起き出し、主の為に朝の準備を整えねばならない。
それは、才人の隣で眠る黒髪のメイドも例外ではないわけで。
シエスタはまだ日も差し込まないうちからもぞもぞと起き出し、全裸のままベッドから降りる。
ベッドの上では、シエスタの愛しい主人と、その婚約者がすやすやと眠る。
シエスタはすやすやと眠る才人の頬に口付けして。
そしてなんと、隣で眠るルイズの頬にも口付けした。

「頑張りましょうね、お互い」

言ってベッド脇に置いてあった下着を着こんで、メイド服に袖を通す。
メイド服を調え、そして音を立てないようにそっと扉を開け、寝室を後にする。
シエスタは才人のメイドである。だから、どれだけ昨晩激しく抱かれたとしても、主人の朝の準備は彼女がしなくてはならない。

「さ、急がないとサイトさん起きちゃう」

ぱたぱたとシエスタは厨房へと駆けていく。
そして厨房に向かうまでのほんの少しの間、彼女は昨晩の出来事を思い出していたのだった…。

179:月は東に日は西に ◆mQKcT9WQPM
07/08/16 02:09:23 gWP1sLXk
時は一日ほど遡る。

朝からルイズは不機嫌だった。
それはもちろん、朝食の場で才人をかいがいしく世話する黒髪のメイドが気に食わないからである。

「ちょっと、サイトにあんまりひっつかないでくれる」

貴族の食卓というのはこういう時不便だ。
ルイズと才人は、長いテーブルを挟んで、対面に掛けている。
その間には、朝を彩る花が飾られ、朝食に彩りを添えている。
シエスタはルイズの反対側にいる才人に、厨房から届いた焼きたてのパンを供していた。
もちろん、必要以上に接近しながら、いつでも『あーん』できる体勢で。

「あら、主人の世話を焼くのはメイドの務めですもの。
 ミス・ヴァリエールに文句を言われる筋合いはありませんわ」

言って今度はパンを手にとって一口大に千切ると、今度こそ才人に向かって『あーん』をする。
それを見たルイズの手に力がこもり、紅茶の入ったカップの取っ手がぱきん!と音を立てて割れた。

「し、シエスタ、俺自分で食べれるからさ」

ルイズの殺気と形相に、才人は思わず逃げ腰になる。
シエスタから逃げるように手を振り、彼女の『あーん』を拒絶する。

「あら、そうですか?」

シエスタは残念そうに引き下がると、「お代わりお持ちしますね」と言って、広間から出て行った。
ちなみにこの広間で朝食の世話をしている者はシエスタだけ。他の小間使いは、シエスタが二人の身の回りの世話をしているので、他の仕事をしている。
ルイズはシエスタが出て行ったのを確認すると、才人を問い詰める。

「ねえ」

机の対面からそう語りかけてくるルイズに、才人は食事の手を止め、ルイズに聞き返す。

「何?」
「いつになったらあのメイドを追い出すワケ」

言いながらもおかずのベーコンを切るナイフを休めないのがちょっと怖い。
才人はちょっとの間、あー、とかうー、とか唸っていたが、

「だ、だって追い出したりしたらシエスタ行くとこないじゃん」

そう結論付けた。

180:月は東に日は西に ◆mQKcT9WQPM
07/08/16 02:10:28 gWP1sLXk
実際、もし才人がシエスタを追い出したとすれば、彼女は生まれ故郷のタルブに帰るしかない。
しかも彼女は既に才人のお手つきである。帰ってもなかなか嫁の貰い手はないだろう。
しかしルイズは納得しない。

「アンタ、そんな事言いながら、あの娘の身体が目的なんでしょ」

言いながら、ルイズの脳裏にぽよよんと揺れるシエスタのおっぱいが浮かぶ。

「あ、あああの、あのイヤラシイおっぱいが目的なんでしょ」
「ちょ、ルイズ」
「おち、おちちがいいのね、アンタ結局おちちの大きい女がいいのね」
「違うって、話聞けよルイズ!」

才人は話を聞こうとしないルイズに思わず声を荒げてしまう。
才人がシエスタを手元に置くのは、彼なりの責任感の表れだった。
彼女が納得するまで、自分の傍にいさせてやりたい。
それは結局彼女が死ぬまで彼の傍にいると言うことなのだが、それでも。
才人は、身を捧げてくれたシエスタの望みを、できるだけ叶えてあげようと思っていた。
しかし。

「何よ、何の話を聞けってのよ!」
「あのなあ、そんな喧嘩腰じゃ話すこともできないだろうが!」
「だ、だってしょうがないでしょ!アンタが悪いのよアンタが!」
「だから頭ごなしに決め付けんなって…」

言い合いの様相を呈してきた二人だったが、才人は深いため息をひとつハァ、とつくと。
おもむろに席を立つ。

「何、やろうっての?」

ルイズもそれに合わせて席を立つ。
もうすでに頭の中はすっかり沸きあがっていて、どうやってこの生意気な使い魔を躾けてやろうか、とかそんな事しか考えられなかった。
才人はそんなルイズに取り合わず、背中を向け、広間の外へと歩き出す。
ルイズはそんな才人の背中に問いかけた。

「ちょ、どこ行くのよサイト!」
「…ちょっと外出て頭冷やしてくる。
 このままじゃ俺、お前と思いっきり喧嘩しそうだ」

応えた才人の声は、いつにも増して低く、冷たかった。
それゆえ彼の本気を感じさせ、ルイズの怒りを完全に静めてしまうのに十分だった。
そしてルイズは出て行く才人を黙ったまま見送り。
ぱたん、とあまりに軽い音を立てて、広間の扉は閉じてしまう。

181:月は東に日は西に ◆mQKcT9WQPM
07/08/16 02:11:01 gWP1sLXk
そしてしばらくして。

「あ、あああああによ!」

突然ルイズは怒ったように声をあげて、もう一度席に着く。

「あ、あんなに怒る事ないじゃない!わ、悪いのは節操のない犬なんだし…」

そう言って食べかけの朝食に目を落とすルイズの頬に、一筋の雫が走る。
ルイズの目尻から、涙が零れ落ちていた。

「…どうしたんですか?ミス・ヴァリエール。サイトさんは?」

シエスタがいつの間にか戻ってきていた。
手には、焼きたてのロールパンを乗せた籠を下げている。
どうやら厨房でお代わりのパンをもらってきたらしい。
シエスタは泣いているルイズが心配になって、ルイズの傍に歩み寄る。
なんのかんの言っても、シエスタはこの生意気な貴族の娘が嫌いではなかった。
そりゃあ、普段は一人の男を取り合う恋敵ではあるものの、同じ男を好きになった者どうしである。気の合う部分はたくさんあった。
ルイズはそんなシエスタに、涙をぬぐおうともせず顔を向ける。

「どうしよう…」

シエスタはこんな弱気なルイズを見るのは二度目だった。
以前に見たのは、才人がアルビオンの七万の軍と戦い、戦死したと聞かされたとき。
彼女は見る影もなく弱りきり、全てを投げ出していた。
それは、ルイズが何よりも心の拠り所を才人に求めているからで。

「サイトと、喧嘩しちゃったよぉ…」

そこまで言うと、堰を切ったようにルイズの目尻から涙が流れ始めた。
サイトに嫌われた。
ルイズにとって、才人の心が自分から離れる事は、それこそ彼が死ぬのと同じくらい悲しい事だった。
そして、シエスタは。
泣き出したルイズを、かつて彼女の友人がそうしたように、優しく抱き締めたのだった。

182:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/08/16 02:12:14 gWP1sLXk
ちょっと今回はギャグ抜きっぽく行ってみようかと思いましてー。
でも無事ラスまでネタいれずにすむんだろうか?
体質的に無理な希ガス

さて、明日病院いかなならんのでこの辺でノシ

183:名無しさん@ピンキー
07/08/16 02:17:49 6JWjaBmd
>>182
うわあ
ルイズもシエス子もかわええのう

この二人のからみはなんかイイな
大好き




あとお大事に。健康にしてないとあンたの最高のSSが読めないジャナイカ!!

184:名無しさん@ピンキー
07/08/16 09:39:29 dMlsgGQR
>>182
GJ、そしてwktk。
サイトが他の女の子を見ることを怒るというか怖がるのは原作でもアニメでもSSでも
変わらない根本的なルイズの性質だな。

185:名無しさん@ピンキー
07/08/16 13:13:15 rXQgpCQv
せんたいさん、GJ!

つれなくされちゃうと泣いちゃうルイズが可愛いな
みんな仲良くハッピーエンドがいいです

続きに期待してます。身体に気をつけてガンガッテください。

186:名無しさん@ピンキー
07/08/16 22:57:26 unfWN6t+
>>182 せんたいさんGJ!!
いやぁ俺の文章力なんかと比べるとデルフ的に
ハエとフェニックスだね

187:名無しさん@ピンキー
07/08/17 00:30:53 6Ucnj/KX
>>186
なんでかわかんないけど噴出した
許せ

188:名無しさん@ピンキー
07/08/17 00:31:42 6Ucnj/KX
>>186
なんでかわかんないけど噴出した
許せ

189:名無しさん@ピンキー
07/08/17 00:38:53 6Ucnj/KX
二重投稿になってしまったことを含め、
侮蔑しているわけではないことをここに記すと共に、
正式に謝罪する
正直すまんかったでござ候

190:名無しさん@ピンキー
07/08/17 01:13:18 XIAZVTUT
これにていっけんらくちゃ~く!

191:名無しさん@ピンキー
07/08/17 11:16:45 oKCbWZtH
「それでは、今日の講義はここまでです」
 コルベールの授業終了の合図とともに生徒の大半は自室や広場など思い思いの場所へと散っていく。
ギーシュは女子生徒の方へと足を運び、タバサは読書のために自室へと帰っていった。
一方ルイズはといえば、このあと何をするかについて思案していた。
(この前失敗したセーターのリベンジでもしようかしら)

「はぁ」

後方から、ため息が聞こえたような気がしたが、ルイズは無視する。
(でもまだ夏だし、いらないわよね)

「ふぅ」

(今頃サイトは何をしてるんだろ?)

「ううぅぅぅぅ」

(メイドとイチャイチャしてたら、ただじゃおかないんだから)

「あ゛~~~~~~~~~~~」

「うるさいわねっ! 何なのよ、いったい!」
 ルイズは後ろの席へと振りかえる。そこにいたのは、朝から妙に元気のないモンモランシーであった。
「ル、ルイズ。どうしよう?お腹が、お腹が……」
そう言いながらモンモランシーはしきりに自らの腹部をさすっている。
「な、何があったのよ」
「この前ね……ギーシュがいきなり私の部屋に入ってくるなり『モンモン、お願いがある』って」
彼女が言うには、ギーシュの頼みというのは付き合っている男女なら当然やっていることらしい。
(それって、やっぱり)
ルイズは、日頃サイトと行なっている夜の営みを思い出し、頬を染めた。それを気にせずにモンモランシーは聞こえないような小さな、暗い声で続けた。
「それで……やったのよ」
「え……?」
ただごとではない。そう考えたルイズは、モンモランシーの隣に座り直して話を聞いた。

「も、もちろん私は、嫌だって……のよ? ……ギーシュがどうしてもって言うから、仕方なく……」
 泣きそうな声で語るモンモランシー。
この状況において、ルイズがいかに桃髪脳天気といえども、聞きなおすなんていう愚かなことはしない。
むしろ親友なら察してしかるべきであろう。
(そんな……モンモランシーと、ギーシュが)
「な、なんでいきなり?」
「それがサイトに聞いたらしいのよ。ギーシュが言うには『サイトの国では普通にあるらしい』んだって……」
(ヘエ、アノ犬ガ、ソンナコトヲ!!)
ルイズはとりあえずサイトのお仕置きを決めつつ話を促した。


192:名無しさん@ピンキー
07/08/17 11:17:47 oKCbWZtH
「何で断らなかったのよ」
「わ、わたしもその、ね? 嫌ではなかったっていうか」
ルイズがふとモンモランシーの腹部に目をやると、確かに心なしか膨らんでいるような気がした。
「まぁ、ギーシュも美味いって言ってくれたし」
(う、上手いってモンモランシーまさか)
実は相当なテクニックをもっている人物がこんな身近にいるなんて。とルイズは驚きを隠せない。
「ちょっと私も調子にのっちゃって……それから毎日のように」
気付けばモンモランシーの頬も微かに赤みがさしていた。
(アノ犬ヤッパ殺~ス!!)

「それでね……」
「それで?」











「太っちゃったみたいで」
「……ふぇ?」
「なんていうか、あんなにクッキー作るんじゃなかったなぁ。おかげでお腹がたるんできちゃって、ほら見てよルイズ。ここなんかこんなに……あれ? ルイズどうしたの? ルイズ!?」
今日もトリステインは平和である。

193:名無しさん@ピンキー
07/08/17 11:20:56 oKCbWZtH
鬱展開かと思った方すいません。全然違いますw
ルイズが胸ぺたぺたしながら悩むSS書こうとしたら、何が起こったんだろ?

194:名無しさん@ピンキー
07/08/17 11:57:56 4Q2YSqwG
>>193
乙。
サイトがどういうことをギーシュに吹き込んだのか分かりにくいです。
サイトだともっと変態的なものを吹き込みそうな気がしないでもないしw

>ルイズが胸ぺたぺたしながら悩むSS
次はそれでお願いします。



195:名無しさん@ピンキー
07/08/17 17:39:15 ugHmTuab
・モンモンお腹をさすってる
・サイトの国では普通
・ギーシュの美味しい発言
これらの情報から黄金水系かと思いましたwww

196:名無しさん@ピンキー
07/08/17 19:14:58 Ky3m4Q9C
それは日本で普通ではなくて特殊といいますw
195はどこの国の人間だよwwww

197:名無しさん@ピンキー
07/08/17 19:25:57 cx+HLzrX
>>196
つインド

198:名無しさん@ピンキー
07/08/17 20:09:15 dgqMUpu/
あと一週間で12巻発売か。またこのスレもピンク色の嵐が吹き荒れそうだw
シエスタ、テファ関連のSSがドカドカ増えそうな気がする。

199:名無しさん@ピンキー
07/08/17 22:00:49 22737+N1
最近勢いがないのはコミケのせいか?


200:名無しさん@ピンキー
07/08/18 18:05:53 p4y6BzoH
>>198
ほう。

シエスタみたいなリアルにいて(二次が云々は抜きにした場合)ウザくないやつが良い俺には吉報だ。

ゼロ使はアニメを一度見ただけだから漫画がどういうものかは知らんが。

一応言い訳として、二次にリアルを求めているわけではない。

201:名無しさん@ピンキー
07/08/18 19:03:49 EIx39Hkl
>>200
12巻ってのは小説(原作)のことな。
漫画版ゼロ魔は黒歴史だそうで。

202:名無しさん@ピンキー
07/08/18 20:18:31 qXqjbW+a
望月奈々の漫画の方向性はむしろアニメゼロ魔向きだな。
本編のシリアスな要素は一切廃されて、純粋にラブ米のみに特化した内容になってる。

203:名無しさん@ピンキー
07/08/18 21:27:49 Ew47ETMs
まぁ漫画は漫画でやってもらえばいいや。
原作は色んな事をやってくれればいいしね。
膝枕とか膝枕とかあと膝枕

204:名無しさん@ピンキー
07/08/18 21:40:21 o9hOA8dV
このスレでのキャラのまんべんなく愛されてるっぷりは異常
バランスが良い

205:名無しさん@ピンキー
07/08/18 22:20:00 U7bMo6BP
>>204
俺もよくそれは思う
大抵どこのスレにも○○は嫌いってのを見るが、
このスレだとほとんど見ない ていうか見ない
どのキャラも愛されてる

アニメだけを見た人には、アンリエッタは嫌いって人が多いみたいだがなぁ・・
ただ、ニコニコ見ての感想でしかないから、実際はシラン
アン様可愛いよアン様

206:名無しさん@ピンキー
07/08/18 22:31:27 ynPfWp1R
ちゃんと2話?でウェールズのこととかやってたんだけどなー
まああんま分からんのかもしれないね、そういうのは

207:名無しさん@ピンキー
07/08/18 22:33:49 ozVR8uz6
ビッチは誉め言葉さ 特にここではな…

208:名無しさん@ピンキー
07/08/19 05:50:45 ovtv4jdx
>>207
まったくそのとおり、チクトンネのビッチさ加減もいいし
アニメ版のビッチさ加減もよかった。
アンかわいいよアン。

209:名無しさん@ピンキー
07/08/19 06:45:25 qDeBnKqv
さて、ティファの胸が本物か【俺が】確かめてきますね。

210:名無しさん@ピンキー
07/08/19 12:59:26 UgIO2eyr
じゃあ、タバサに胸があるか【僕が】確かめてきますね。

211:名無しさん@ピンキー
07/08/19 15:12:39 pJEmlbZ8
では、アンが本当に処女かどうか【我】が確かめておこう。

212:名無しさん@ピンキー
07/08/19 16:41:23 wVdfJVlj
サイト「全部俺が確かめた」

213:名無しさん@ピンキー
07/08/19 16:48:23 PAIQwBLu
>>212
お前なら許す

214:名無しさん@ピンキー
07/08/19 16:48:49 CC8lwSSP
この馬鹿犬っ、阿呆犬っ、色魔犬~~!

215:名無しさん@ピンキー
07/08/19 18:37:41 KjoXQRrD

何    育成の天才          ヒソヒソ・・・      「ここまで育てるとは…」
て          やるがなコイツ   さすがわしの育てた子だ…
育   化物か…コイツ…                   「こやつ…ここまで…」    大した育だ…
て           本当に大した育成者だよ…お前は                
方 コソコソ・・・                                  「こいつ…かなりの育て者」
だ      「まさか…これ程とは…」        逸      流石お前だ…
                               材                「大した奴だ…」
 何て育ちじゃ…       さすがですね…             ザワ・・・       
                「何てヤツだ…」     ____       
大した育成力だ                  /__.))ノヽ        さすがお前だ…
      「…コイツ…ただものじゃない」    |ミ.l _  ._ i.)  なんて育成法…
   認めてやろう 大した監督だ…     (^'ミ/.´・ .〈・ リ      
ザワザワ・・・・      ガヤガヤ・・・        .しi   r、_) |  < みんな「わしが育てた」   
      写輪眼でも見切れない…        |  `ニニ' /         
                            .ノ `ー―i´   こいつ…育てる…

216:名無しさん@ピンキー
07/08/19 18:54:56 wVdfJVlj
だがルイズの胸だけは育てられないサイト

217:名無しさん@ピンキー
07/08/19 19:21:10 ywW1/ljC
>>216
母乳が出れば問題ないかと
原作だと大きければ大きいほど母乳は出るもんだと思ってるようだし

218:名無しさん@ピンキー
07/08/19 19:22:43 ZFn9MJHJ
そういえばこのスレも暫く見るのやめないとあぶないんだなー

219:名無しさん@ピンキー
07/08/19 20:20:15 J0fgv61Z
>>218
なんで?ネタバレが落ち始めるから?

220:名無しさん@ピンキー
07/08/19 20:35:44 Pt6biR5h
水曜まではたぶん大丈夫でしょう

221:名無しさん@ピンキー
07/08/19 20:43:41 vL/LaOim
自分でいいことしてると思ってフライングネタバレする奴はホント最悪だよな

222:名無しさん@ピンキー
07/08/19 20:47:31 jDSBKrSd
そういえば12巻の発売日は25日だったな 
そんなことより12巻発売後のここのSSが楽しみだ

223:名無しさん@ピンキー
07/08/19 21:18:04 nJ6ewTsH
>>220
バレスレにはネタバレらしきものが来ているが、ちと早いよな
普通は三日ほど前

224:名無しさん@ピンキー
07/08/19 21:29:59 Pt6biR5h
>>223
明日神保町で発売のようですね
今日行ったのにorz

225:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/08/20 03:55:49 S5yhwcVR
さてすっかり間が空いたけど。
>>178 の続きいくぜい
事前に>>177のリンク先を読んでおくと幸せになれるんだぜ

226:月は東に日は西に ◆mQKcT9WQPM
07/08/20 03:57:10 S5yhwcVR
しばらくシエスタは、黙ってルイズを抱き締めていたが。
少しルイズが落ち着いて、嗚咽が止まったのを確認すると、ルイズの肩を掴んで身体を離す。
最初ルイズは驚いた顔をしていたが、自分の置かれている状況を思い出すと、真っ赤になって顔を逸らす。

「な、なにやってんのよシエスタ!」

ついさっきまで慰めてくれていた相手に随分な物言いである。
シエスタはそんなルイズを見てくすりと笑う。

「あ、あに笑ってんのよ!」
「いーえー。さっきまで『サイトに嫌われたー』ってベソかいてたひとが、随分元気になったなー、って」
「いいいいいいいい今のは気の迷いよ!なんかおかしかったのよ!」

言ってルイズは食べかけの朝食に向き直る。
そんなルイズに、シエスタはぽそりと言い放つ。

「それじゃあいいんですね?サイトさんと仲直りしなくても」

その言葉に、ルイズの身体がぎしっ!と音を立てて硬直する。
それでも気丈にルイズは、振り絞ったような声で応える。

「い、いいいいのよあんな犬!放って置けばお腹すかして帰ってくるわよ!」

何故かスクランブルエッグをナイフで切り分けながら。
シエスタはふーん、と呟くと、広間の扉を眺めて言った。

「あんなに怒ったサイトさん初めて見たかも」

再び、ルイズの身体がぎししっ!と音を立てて固まる。
シエスタはそれを確認して続ける。

「ひょっとするとこのままお屋敷出ていっちゃうかもー」

ぎしししっ!

「サイトさんあれで結構なんでもできますからねえ、ほっといたら自分で元の世界帰っちゃうかもー」

ぎしししししっ!!

「追いかけるなら早めがいいかもしれませんねー。あ、でも仲直りしなくてもいいんでしたっけ?」

そこまで俯いて黙っていたルイズが顔を上げる。
また泣きそうな顔をしていた。

227:月は東に日は西に ◆mQKcT9WQPM
07/08/20 03:58:04 S5yhwcVR
ぷるぷると震えながら、何か言おうともごもご口を動かしているが、下唇を噛み締めているせいで上手く言葉にならないらしい。
シエスタはうーん、と考え、ルイズが何を言おうとしているのか推察する。

「えっと?『どうしようシエスタ』?」

こくこく。

「えと、『とりあえずサイト捜してきて』?」

こくこくこく!

「なるほどなるほど。『見つけたらその場で押し倒してもいいからね』?」

ぶんぶんぶん!

…ちっ。
最後の捏造をしっかり否定され、シエスタはルイズに見えないように舌打ちする。
でも、とりあえず急ぐ必要はありそうですね。
シエスタはそのままルイズに背を向けると、ルイズに言った。

「じゃあ、捜して連れ戻してきます。とりあえずミス・ヴァリエールはお食事を片付けてくださいな」

シエスタはにっこり笑うと、主人を連れ戻すために広間を出て行った。

才人は、湖畔でぼーっと朝日を反射する湖面を眺めていた。
そしてちょっと後悔していた。
…ずいぶんきつい事言っちゃったなあ…。
ルイズが一方的に突っかかってくるので、ついカッとなって出てきてしまった。
もうちょっと、言い返す隙でもあれば、あそこまで頭に血は上らなかっただろう。
…今から戻るのも、なんだかなあ。
才人は戻った場合を脳内でシミュレートしてみる。
ケース1。戻ったとたんにルイズにぼこられる。俺半死。
ケース2。戻った後は大丈夫だけどしばらくしてルイズにぼこられる。俺瀕死。
ケース3。そもそも屋敷に入れてももらえない。俺オワタ。
…悲惨な結果しか待っていないのは気のせいだろうか。
あの時は頭に血が上って、状況をよく考えていなかったが、実際この状態はよろしくない。
どうしたもんかな、と才人が湖面を眺めてボーっとしていると。

「あ、こんなとこにいたんですね」

背後から、聞きなれた声がした。
振り向くとそこに、シエスタがいた。
シエスタはすたすたと才人の隣まで来ると、すとん、と腰を下ろした。
才人は彼女になんと声を掛けていいのか分からず、一緒に湖面を見下ろす。
シエスタは、ちらりと才人の顔色を伺う。
その横顔が、いつもの優しい才人のそれだった。
シエスタは、まるで独り言を言うように、才人の方は見ずに、朝日の爆ぜる湖面を見ながら言った。

「…ミス・ヴァリエールなんですけども」

隣で才人がびくん、と震える。
シエスタにはその様子は見えていなかったが、なんとなく雰囲気で才人の挙動を察知していた。
…結局二人とも、お互い気になってしょうがないのね。
ちょっとジェラシーなど感じながら、シエスタは才人に真実を告げる。

「サイトに嫌われたー、って、泣いてましたよ」

言って隣を見ると。
口を『い』のカタチにした才人が固まっていた。

228:月は東に日は西に ◆mQKcT9WQPM
07/08/20 03:58:54 S5yhwcVR
才人はその姿勢のままシエスタに尋ねる。

「マジで?」
「マジです」

嘘マジなんでルイズそんなんで泣くの、とか口の中でもごもご言っていた才人だったが。
彼のモグラ頭脳は、すぐに考え直した。
いやまて泣いてたって言ってもそれは怒りのあまりの可能性が。泣くほど怒るってどんなのですか。俺死ぬ。死んだ俺。
そして再度シエスタに尋ねる。

「い、いやでも怒ってたでしょ?」
「んー、ちょっとは怒ってましたけどー。
 どうなんでしょ。たぶん今行けば涙ぼろぼろ流しながら『さいとぉ~』って抱きついてくるんじゃないですか?」

しかしシエスタの説明にも、才人は『冗談だろ』という顔を崩さない。
…どこまで疑り深いんだか。

「サイトさんは、もっと自信持っていいと思いますよ」

シエスタは、そんな才人に笑顔を向けながらそう言う。

「へ?」

唐突な台詞に、才人は思わず間抜けな顔でそう応えてしまう。
シエスタは続ける。

「ミス・ヴァリエール、サイトさんにメロメロなんですから。
 サイトさんがいなきゃ生きていけないってくらい」
「そ、そうかな」

言いながら才人は照れたように頬を掻く。

「そうですよ。それにサイトさんも好きでしょ?ミス・ヴァリエールの事」
「い、いやまあたしかに」

むか。

自分で振っておいて、目の前でニヤつく才人に軽くムカっ腹が立つシエスタ。
まあ、振ったの私ですけどー。
そこではたと思いつく。
シエスタはそれを実行するべく、才人に気付かれないようににじりよって彼我の距離を狭める。

「それに、私も」

そして膝がくっつくほど密着した状態まで近寄ると。
そう言って、才人の腕を絡め取った。
シエスタの胸の谷間に、容赦なく才人の腕が埋められる。

「私もサイトさんがいないと生きていけません。
 サイトさん、私の事好きですか?」

いきなりの行動と言葉に、才人は再び固まる。
そして、煮えたぎった頭で応えた。

「い、いやシエスタも確かに好きだけど!でもそれは二股とかそういう意味でじゃなくて、えっとだな」

ホントにもう、この人はー。
シエスタはしどろもどろの才人の腕をさらにぎゅっと抱き締め、その肩に頭を預ける。

229:月は東に日は西に ◆mQKcT9WQPM
07/08/20 03:59:45 S5yhwcVR
「いいですよ、二股で」
「え」
「二股でもいいです。私、サイトさんがお傍に置いてくれるなら、二股でもなんでも許しちゃいます」

言ってにっこり才人に微笑みかける。

「し、シエスタ…」

そんなシエスタに、才人は言いようのない愛しさと、申し訳なさの入り混じった妙な感情を抱く。
シエスタはそんな才人を見上げると、言った。

「だから、何も言わずにここで抱いてください…」
「し、シエスタ…」
「『押し倒される分には問題ないですよね~』とか考えてるでしょシエスタ」

突然。
背後から二人のよく知った声が聞こえた。
その声に、才人はぎこちなく。シエスタは慌てた様子もなく、振り向く。
そこには、桃色の髪の、才人の婚約者がいた。

「わわっ!?ルイズっ!?いやあのこれはだなっ!?」
「あら、結局ご自分で探しに来たんですねミス・ヴァリエール」

二人はそれぞれにそう答え、才人は両手をぶんぶん振りながら、シエスタは冷静にスカートについた草を払いながら、立ち上がる。

「…全くもう、シエスタ一人にまかせるとこれだから油断ならないのよ」

さっきまで才人に嫌われたとか言って泣いていたルイズはどこへやら。
二人のいちゃつく所を見て、急にもとの調子を取り戻したルイズだった。
しかし、その中身は、朝食前とは違っていた。
ルイズは、才人につかみかかるようなこともせず、かといってシエスタに難癖つけるわけでもなく、頬を掻きながら二人から視線を逸らして思案している。
そして考えを纏めると、言った。

「…いいわよ。シエスタとなら」
「え」「はい?」

信じられない何かが、目の前で起こっている。二人はそう感じた。
ルイズはそんな二人に構わず、続ける。

「…し、シエスタとならシてもいいって言ってんの!
 ほ、ほら大貴族になると第二夫人とかいるじゃないの!そういうのよ!」

それはルイズなりの結論だった。
ルイズだって、シエスタが嫌いなわけじゃない。できることなら仲良くしたい。
だったら、才人を取り合って喧嘩するよりは。

「ま、毎日顔合わせるメイドと取り合いするのもタルいから、きょ、共有した方がいいってことよ!」

そこまで言い切って真っ赤になって顔を逸らす。
才人はあまりの展開に開いた口が塞がらなかったが。
シエスタは突然ルイズに駆け寄って、ぎゅうっとルイズを抱き締める。

「ちょ、何すんのよシエスタっ!」
「あーもう、ありがとうございますミス・ヴァリエールっ」

べ、別にアンタのためじゃないんだから、いいんですよぉ隠さなくてもぉ、なんて言いながらじゃれあう二人。
そんな二人を才人はぼーっと見つめる。

230:月は東に日は西に ◆mQKcT9WQPM
07/08/20 04:00:48 S5yhwcVR
…ん?デジャヴ?
才人はそういえばこんな光景を前に見た覚えがある気がした。
そういえば、以前二人が半分和解したときは…。
しかし気づいた時は既に遅かった。
ぼーっとしている才人の腕を、二人が仲良く両脇から抱え込む。
それはまるで、捕まった犯人が連行されていく姿のようにも見えた。

「ま、まあそういうわけだから」
「頑張ってくださいね、旦那様♪」

2倍はカンベンしてください…。
二人に連行されながら、そう思う才人だった。

そんなわけで、その夜は。

「それじゃあ、たっぷりご奉仕しちゃいますね、サイトさん」
「はは…お手柔らかに…」

早々に夕食を済ませた三人は、速攻でコトに及んだわけで。
全裸のシエスタは同じく全裸で横たわる才人の股間に陣取り、既に臨戦態勢の才人をしごいていた。
部屋に着くやシエスタはさっさと全裸になり、才人も脱がせてベッドに押し倒したのである。
ルイズも、既に服を脱いで才人のとなりにいる。
そして。

「ちょ、ちょっとシエスタずるい!私も!」

言って才人の下半身に回ろうとするルイズだったが、シエスタがそれを手で止める。

「ミス・ヴァリエールは、サイトさん『に』シてもらってください」

え、と一瞬ルイズは考えてしまう。しかしすぐに気付くと。
淫靡な笑顔を才人に向けると、おもむろに横たわる才人の顔を跨いだ。

「ちょ、ルイズっ!?」

驚く才人にルイズは。

「だ、黙って舐めなさい!ちゃ、ちゃんとイくまでするのよ!」

言って、そのまま才人の顔の上に腰を下ろした。
才人の鼻がルイズの真っ白な臀部の谷間に埋まり、丁度口の部分にルイズの裂け目が当たる。
しょうがねえなあ、と才人がルイズの腰を腕でロックし、舌を伸ばすと、ルイズの薄く茂る陰毛が舌に触れるのが分かった。
才人はそこから肛門の手前まで、丹念にルイズの溝を嘗め回す。

「ひぁ!そ、そうっ、サイト、じょうず…!」

ルイズは才人の下腹部に手を置いて、才人の愛撫に耐える。
その下では、シエスタが才人の一物を咥えこんで、頭を上下にスライドさせていた。
己が高められる感覚に、才人はさらに激しい行為でルイズを刺激する。
手でルイズを広げ、広がった奥に舌を差し込む。
広げた谷間の上で、自己主張を始めた小さな肉芽を、指の腹で押しつぶす。

「あ、だめ、そこだめぇっ!」

弱点を責められ、ルイズの背中が丸くなる。

231:月は東に日は西に ◆mQKcT9WQPM
07/08/20 04:01:46 S5yhwcVR
そして、かくかくと震えて。

ぷしっ…!

ルイズの股間から、透明な液体が才人の顔に飛び散る。

「や…はぁ…」

ルイズはそのままくたん、と才人の上に潰れる。
そして、その下では。

どくどくどくっ…!

「んんんーーー!」

シエスタの口に咥えられた才人が、爆発している最中だった。
ルイズの下で、かくかくと才人の腰が震えているのがわかった。
…あ…サイトも逝ってるんだ…。
なんだか、自分と才人が一緒に逝けたみたいで、少し嬉しくなるルイズ。
しかし、んく、と才人の精液を飲み干したシエスタを見て。

「…やっぱ、ずるい」

半眼でシエスタを睨む。

「なんで?ミス・ヴァリエールはちゃんと逝けたじゃないですか」

シエスタはこくん、と首をかしげてルイズに尋ねる。

「だって…私も欲しいもん」

言ってルイズはシエスタに抱きついて。
シエスタの口の端から零れた、一筋の才人の精液を舐める。

「サイトの…精液」
「大丈夫ですよ。ね、サイトさん」

言ってシエスタは、そのままルイズを抱き締め、こてん、と横になる。
器用に脚をルイズの脚に絡めると、ルイズの脚を開かせた。
すると、牝の粘液に滑る桜色の肉の花が二つ、上下に並んだ。
才人の喉がごくりと鳴る。その股間では、放出を追えたばかりの彼の分身が、再び天に向かってそそり立ち始めていた。
そんな才人を、ルイズは身体を起こして、シエスタはそのまま首だけを起こして、じっと見つめる。

「じゃ、サイト」

艶を含んだルイズの声に、シエスタの声が続く。

「両方の穴、使って、いーっぱい」

そして二人で。

「「出してね?」」

にっこりと、淫靡に微笑んだのだった。

232:月は東に日は西に ◆mQKcT9WQPM
07/08/20 04:02:56 S5yhwcVR
ぷっつん。

才人の中で何かがキレた。

「やぁってやるぜっ!」

才人はそのまま、上になっているルイズの腰を抱え、一気に奥まで貫く。

「はぁっ…!きたぁっ…!サイトのっ…!」

ぐちゅ!ぐちゅ!ぐちゅ!

そしてそのまま、既にぬかるんでいたルイズの中を数合、掻きまわす。

「ずるいです…ミス・ヴァリエールだけぇ…」

下から感じているルイズを見上げていたシエスタから、不満の声が上がる。

「大丈夫…っ!」

才人はそれだけ言ってルイズから一物を引き抜くと、今度はシエスタの腰を抱え、一気に貫いた。

「やっ!いきなりそんなぁっ!」

ぶちゅちゅちゅ!

シエスタも一気に奥まで貫き、そして掻き回す。
知らず知らずのうちに、ルイズとシエスタはいつの間にかお互いに指を絡ませあっていた。

「ふぁ!いい!いいのぉ!」

自分の下で悶える黒髪の少女を見て、ルイズの中にふと疑問がわく。
そしてルイズは、その疑問を、黒髪の少女を犯す己の婚約者にぶつけた。

「ね、サイト。
 私の中とシエスタの中、どっちがいい?」

才人はいきなり何聞いてんだコイツ、とシエスタの中を往復しながら思ったが。
すぐ思い直すと、シエスタの中を数合楽しんだあと、またルイズに突き刺す。

「あはぁっ!」

質問の答えではなく、才人の牡の器官が帰ってきた事に一瞬驚いたルイズだったが、中を削られる快感にそんなものはすぐに打ち消されてしまう。
しかし、才人はルイズの耳元に口を寄せると、応えたのだった。

「ルイズの中は、ぎちぎち狭くてキモチイイよ」

そして一番奥まで貫き、そして引き抜く。

「あっ、なんでぇっ」

たった一度の往復で抜き出された才人を追うように、ルイズの腰が動く。
しかし才人はそのまま、シエスタの中に己を埋めてしまう。

「ひゃぁっ!」

急に襲ってきた快楽に、シエスタの喉が踊る。

233:月は東に日は西に ◆mQKcT9WQPM
07/08/20 04:03:38 S5yhwcVR
才人はそんなシエスタの中をさっきルイズにしたように一番奥まで犯すと、ルイズに言った。

「シエスタの中は、柔らかいけど奥まで行くと締まって、キモチイイんだ」

ぬぽん!

「やぁっ!」

また才人は分身を引き抜き、言った。

「どっちがいいか、なんて俺には決められれないや…でも」

言ってまた、ルイズの中に戻る。

「あんっ!」

喘ぐルイズに、才人は応える。

「どっちも、最高の女の子だよ」

言って、激しく腰を使い始めた。

ぐぷ!ぐぷ!ぐぷ!

粘液に塗れた肉の擦れあう音が容赦なく響き、それと同時に女の啼き声が響く。
ルイズの次はシエスタ。シエスタの後はルイズ。
交互に数合ずつ繰り返し、才人は二人を犯す。
犯され、引き抜かれ、そしてまた犯され、それを繰り返すうち、お互いの喘ぎ声を聞くうち、ルイズとシエスタはどちらが今されているのか、だんだんわからなくなってくる。
お互いに絡めあった指が、だんだんきつくきつく結ばれ始める。絶頂の前触れであった。
最初に絶頂を迎えたのはルイズ。

「ひぁ、だめ、いくのぉ、いっちゃうのぉ!」

かくかくと震え、シエスタの上で声を上げる。
そして引き抜かれた愛液塗れの才人が、今度はシエスタを絶頂に導く。

「うぁ!きちゃう、きちゃうのっ!」

ぎゅうぎゅうと最後の力で才人を締め上げ、シエスタは絶頂する。
そしてその中で、才人が弾けた。

どくどく!

しかしいつもよりずっと早いタイミングで、それは引き抜かれる。
才人の一物は精液を零しながら、今度はなんと、絶頂で緩んだルイズの割れ目に突き立てられた。

「や!だめ!まだだめぇ!」

絶頂の余韻で敏感になっているルイズの中を奥まで削って、才人はその奥で放出の続きをする。

「やぁ!せーえきでいっちゃう!またいっちゃうぅ!」

熱い迸りに意識までも焼かれ、ルイズはシエスタの上で果てたのだった。

234:月は東に日は西に ◆mQKcT9WQPM
07/08/20 04:04:09 S5yhwcVR
シエスタの左隣では、才人が気持ちよさそうに寝息を立てている。
さらにその向こうでは、ルイズが安らかな寝顔を見せている。その身体は半分ほどシーツからはみ出ていた。
シエスタははだけたシーツをルイズにかけ直し、そして自分もシーツの中に戻る。

「これからは、ずっと一緒ですよ、サイトさん」

言いながら、彼の胸板を枕に決め込む。
そして、その向こうで眠る、優しい友人に語りかけた。

「ルイズも…ずっと、一緒ですよ♪」

そして、シエスタもまどろむ。
三人一緒の、楽しい未来を夢見ながら。~fin


235:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/08/20 04:05:15 S5yhwcVR
ゴメン、いろいろあって随分間が空いてしまったorz
ゆるしてちょ

んじゃ新刊でたらまた投下しまっす
でわでっわノシ

236:名無しさん@ピンキー
07/08/20 04:28:19 SVn5XxH6
こんな時間なのにGJ!!

237:名無しさん@ピンキー
07/08/20 13:06:33 Fr5XLZPV
純愛だね!うん!

238:名無しさん@ピンキー
07/08/20 14:12:46 uvO9Hzvh
>「やぁってやるぜっ!」

カレーパン噴いたwwwwww
GJ

239:名無しさん@ピンキー
07/08/20 16:20:03 KmX4Mvdc
お茶吹いたらケータイ壊れたorz
せんたいさんGJ

240:名無しさん@ピンキー
07/08/20 16:40:53 E4Ufcqix
478 名前:名も無き冒険者 :2007/08/20(月) 16:30:29 ID:GkfAL3h8
ピアカスで配信してた奴がBANされたのは
ゲハのしょぼん太ってコテが通報しまくったかららしいな
全く度し難い・・・

241:名無しさん@ピンキー
07/08/20 18:28:08 Eo0Gxbp9
>>235
夏風邪ですっかり意気消沈してたのに、なんつー神展開。
せんたいさん・・・おそろしい子。

242:名無しさん@ピンキー
07/08/20 23:17:17 bqTATmmw
「ルイズ、少しは楽になったか?」
「ダメ……頭がクラクラして死にそう……」
 俺の質問にルイズは弱々しく返事をかえした。
「うーっ、苦しい……もうヤダ……」
 ルイズが風邪をひいて今日で2日目。
 俺は今日もルイズの看病を続けていた。
「はぁ……冷たくて気持ちいい」
 俺が額のタオルを水でぬらしてやると気持ちよさそうに呟く。
「ねぇ、サイト……」
「なんだルイズ?」
 洗面器の水を交換しようと立ち上がった俺は、ルイズに呼び止められて振り返る。
 そこには顔の下半分を毛布で隠したルイズが、こちらを見つめていた。
「わたし風邪ひてるの」
「知ってるよ」
「うん、だから……お風呂はいってないの……」
「そうだな、風邪ひいてるときは風呂はやめといたほうがいいな」
「うん、だから……」
 俺はルイズが何を言いたいのか分からずに困惑する。
 だが次の「サイトが身体を拭いて」といわれた時、俺は顔を真っ赤にして驚いた。
「る、ルイズ……」
「だ、だって……たくさん汗かいて気持ち悪いし……」
 俺はルイズに聴こえるのではないかというくらい大きく唾を飲み込んだ。
「い、今……シエスタ呼んでくるから、シエスタにしてもらえよ」
 俺の中にある最後の理性がなんとか正しい(と思う)対応を行った。
 だがその理性はルイズの次の言葉であっさりと打ちのめされる。
「サイトがいい……」
 これはいけない。
 欲望という名の騎士が理性と言う名の騎士を倒すのがハッキリと感じられた。
 だが理性は満身創痍ながらまだ息はあった。
 そう、この瞬間までは―
「お願いサイト……」
 甘えるような目で俺を見つめるルイズ。
 理性は死んだ。
 あっさりと絶命した。
 俺の中で欲望の騎士が勝利の雄叫びをあげているのが聴こえてくる。
「わ、わかった……」
 俺は自分自身を納得させるように言葉をかける。
 ルイズは俺のご主人様だ。
 そのお世話は、使い魔である俺の義務さ。
 そうさ、これは別に普通のことだし、大丈夫さ大丈夫。
 何が大丈夫なのか実際はわからない。
 そうさ、汗かいたから身体を拭いてやるだけさ。
「じ、じゃあ……水替えてくるから、そしたら身体ふこうな」
「うん……」
 俺は心臓がドキドキするのを感じながら手にした洗面器をもって歩き出した。

243:名無しさん@ピンキー
07/08/20 23:24:04 uvO9Hzvh
wktk

244:とおりすがりの犬
07/08/20 23:48:16 OYDiUb/q
たった今書いたものがあるんだけども投下していい?
それともちょっと待った方がいいかな?

245:名無しさん@ピンキー
07/08/20 23:54:25 csZUtt/v
どんとこい

246:とおりすがりの犬
07/08/21 00:00:10 OYDiUb/q
うし、なら投下します。設定としてはルイズはサイトと結婚、屋敷に住む。
シエスタはメイドとして付いてきているという設定で。


247:とおりすがりの犬
07/08/21 00:01:26 OYDiUb/q
静かな夜の日の事、とある寝室のベッドにて絡み合う影が二つ。
「はぁ、あ…あぁ……ん……」
「じゅるっ、じゅるる、ん、可愛いですよ。ルイズ、すごいひくひくしてる」
「あん、やめ……やめなさいよ……」
コロンと首輪につけてある鈴がなる。ルイズに圧し掛かるシエスタ、珍しい組み合わせである。
シエスタはルイズの脚を開くとすっかり熟れた蜜肉を啜り上げ、そして自身も空いている手で
自らの蜜壷を掻き回す。シエスタがルイズの淫核を軽く甘噛みすると、火照ったルイズの体が
ビクンと跳ねる。
「はぅぅっ」
二度目の絶頂-蜜壷からは愛液という蜜が溢れ、シエスタはルイズのイク様子を見た後。唇を
奪った。一方的にシエスタの舌がルイズの口内を蹂躙する、やがてルイズも自ら舌を絡めシエ
スタの舌と厭らしく絡み合う。ちゅっじゅる、っとお互いの唾液の啜る音が響き、二人は唇を
離す。するとつーと一本、綺麗な銀の橋が出来た。

事の発端はつい2時間ほど前、シエスタが田舎から葡萄のジュースが送られてきたという事で
三人はこの葡萄のジュースに舌鼓をうとうとジュースを飲もうとした。しかし、一杯目を飲み
終えた頃、急な眠気がルイズとサイトを襲い二人はそのまま睡魔に負け寝入ってしまった。
その様子を見てほくそ笑んだのはシエスタ、あらかじめ二人のコップに薬を盛ったのである。
二人が寝静まったのを確認したシエスタはルイズを寝室へと運んだ、そして手早く服を脱がし
自らも一部服を残し生まれたままの姿になった。そして自らの首とルイズの首に首輪を付けた
それからは……ルイズが起きるまでルイズの体を丹念に愛撫しルイズの性感を高めていった。
薬自体は即効性ではあるものの、効き目が短い物を使用した為1時間程でルイズは起きた。
が、目を覚ます頃には感じやすくなっている自分の体とそれを貪っているシエスタの姿で頭が
混乱し流されるまま流されてしまった。結局、シエスタのねちっこい愛撫により一度絶頂、
そして今もまた絶頂へと達した。
「はぁ、はぁ、なん……なのよ……」
「私も幸せになるにはこれしかないんです。」
と微笑むと再びシエスタはルイズの唇を奪った。

248:とおりすがりの犬
07/08/21 00:02:40 OYDiUb/q
「うー、まだ頭がぼーっとする。それになんだか熱いし、シエスタとルイズはどこいったんだろう」
サイトもまた、眠りから覚めた。まだ意識が完全にもどってないらしく、頭がぼぅっとする。周り
にはルイズもいなければシエスタもいない。サイトは二人を探す事にした、しばらく探していると
寝室が半開きになっている事に気がついた。
(寝てんのか?)
そう思ったサイトは寝室へ入っていくと、そこには。
「はぁ、ん、ちゅっ」
「ちゅ、ちゅ、んん、あぁん…」
お互いの蜜壷を擦り付けあい、キスし合う愛する妻とメイドの姿が。
(な、何やってんだ?あの二人)
普段、サイトの取り合いでいがみ合っているはずの二人が仲良く睦みあっている光景を見て、しばし
絶句するサイト。
(いや、しかし……)
二人の体をよく見てみる。お互い少しパッツンパッツンのニーソを履き、首には鈴付きの首輪をしている。
二人の体が動く度、ヌチュヌチュと蜜と蜜が絡み合う音と小さい鈴の音が寝室に響き渡る。
(エ、エロイ)
思わずゴクリとツバを飲み込む、息子が熱を持ち始め次第に怒張していく。この異常な光景の為かサイトの
息子はいつもより固く、大きくなっていた。不意にシエスタがこちらを向き、目があった。
「あ、サイトさん。起きましたか。」
口元から一筋の涎をこぼし、淫猥な目でサイトを見つめるシエスタ。

249:とおりすがりの犬
07/08/21 00:03:15 OYDiUb/q
「サイトさん、来てください。サイトさんも混ざりたいでしょう?」
「だ、だめ。きちゃダメェ…」
力弱く呟くルイズの声を無視してサイトはシエスタの言われるがままズボンを脱ぎながらベットへと向かう。
するとシエスタはルイズの上半身を起こすとそのまま後に回りこんだ。自身の脚を上手くルイズの脚に絡ませ
M字に開脚させる。
「ば、馬鹿メイド。やめなさいよ。」
「ほら、サイトさん。ルイズのここ、凄いでしょう?2回イッてるのにまだまだ溢れてくる。」
シエスタは手をルイズの蜜壷に伸ばすと一指し指と中指でくぱぁっと押し開いた、とろとろの蜜が溢れ熟れた
蜜肉がひくひくと動く。そこにもう片方の手で伸ばし2本指を突きいれ掻き回す、すると中に溜まっていた蜜
が溢れ、溢れおちていった愛液はシーツを汚していった。
「あ、いやはぁ、見ないで、サイト…」
「ほら、ルイズのここってばサイトさんが欲しくて欲しくてたまらないって叫んでる。サイトさんはどう?」
目の前の淫猥過ぎる光景を見たサイトの息子は天を裂かんばかりにぴくぴくと動いている。
「ルイズ……」
「あは、サイトさんもルイズのが欲しいって」
「いやぁ、やめてよ、サイト」
サイトの手がルイズの両足に伸びる、シエスタもその動きに合わせ体を後に倒しルイズを仰向けに近い形にさせ
ルイズの蜜壷がサイトの肉棒を受け入れ易い体勢にとらした。
「ひぃ、あ、あ、あ」
「ルイズ、いくよ」
サイトは息子をルイズの蜜壷に照準を定めると一気にルイズを貫いた。
「ひぃやぁぁぁぁ!」
思わず、ルイズは破瓜の時にあげた声と同じような声をあげた。
「くぉ、し、締まる。」
サイトは思わず出してしまいそうになるのを必死に堪える。
「すごい…ルイズのがサイトさんのを咥え込んでる。」
うっとりとした声でシエスタが呟く、確かにルイズの蜜壷はサイトの肉棒に吸い付くよう収縮し締め付けていた。
「あ、サ、サイトォ」
一瞬白くなりかけた頭を必死に立て直し、愛する夫の名前を呟くとサイトは急にグラインドを開始した。
「ちょっと、あん、だめ、そんな強くしちゃ」
ちりん、ちりんとサイトが一突きする度ルイズとシエスタの鈴がぱちゅんぱちゅんという肉を打つ音と共に響く。
「はぁ、はぁ…ルイズ、ルイズ……」
サイトはルイズの名前を呟きながら一心腐乱に腰を振る。
「サイトさんはルイズの事が大好き、でも私の事も大好き。」
シエスタはやわやわとルイズの胸を揉みながらルイズの耳元で囁く。
「ルイズはサイトさんを取られたくない、でもそれは私も同じ。」
「ひぃ、や、お、おっぱいつねんないでぇ」
シエスタは乳首を指で転がし、きゅっと軽く摘んだ。
「うぉ、ルイズのが、一層絡み付いてくる。」
「だから……お互い幸せになるんなら、いっそ二人一緒にサイトさんの『モノ』になればいい。」
「はぁぁ、もうダメだ!出る!」
「やぁ、サイトぉ、サイトぉ…」
「サイトさん、一杯出してください。ルイズの中に一杯、赤ちゃんできちゃうくらいに」
「うぉっ」
「あぁ、…熱いよ、出てる、出てる…」
ちりん!と鈴が大きくなりゴプリっとサイトはルイズの中で己の欲を吐き出した。サイトがルイズの中から肉棒を
抜くとゴプっと膣内で受け止めきれなかった精液が溢れ出てきる。ルイズはハァハァと息をしながら放心したまま
空を見つめる。シエスタはそんなルイズから体を離すと、ルイズの上になるように四つんばいになり尻を突き出した。
「サイトさん、次は……次は私にお願いします」
と両手で蜜壁を押し開ろげると、サイトにおねだりをした……。

250:とおりすがりの犬
07/08/21 00:05:29 OYDiUb/q
以上っす、ちょっと黒くてエロイシエスタが書きたくなったので書いた。
エロクなかったらすまん。

後書いてから思った、地味にせんたいさんとかぶってるolz

251:名無しさん@ピンキー
07/08/21 00:18:26 0ZEl6Imw
>>250
乙なんだよ~。
シエスタからルイズへの呼び方と、急すぎる展開が気になったが、よかったよ。

252:Soft-M ◆hjATC4NMLY
07/08/21 02:34:41 UjFlcgMX
だってもうルイズはミス・ヴァリエールじゃないから…って事かと
シエスタがベッドでルイズって呼ぶようになる過程も想像すると二度美味しいw
GJです


ゼロの飼い犬の10回目、また長くなってしまったので
直接投稿しました。読んで下さる方はこちらからお願いします。
URLリンク(wikiwiki.jp)
次回は『雪風タバサの溜息』 続きます。

253:名無しさん@ピンキー
07/08/21 02:48:57 28BTl5Wk
>>252
すげーエロイ!

サイトもルイズも可愛いなあ
行為に至ってないのにここまでエロ可愛く書けるってすげー上手いと思ったですよ。
続きに今からwktk

つかタバサもエロ可愛くされちゃうのかw
期待大

254:名無しさん@ピンキー
07/08/21 03:19:47 97ERubRm
アニメでついにコッパゲのターンが

255:名無しさん@ピンキー
07/08/21 03:32:49 HLS0MQm7
>>252
乙でございます。


以前から書く書く言ってましたが、帰省して実家で書こうと思ったら
本を忘れてしまってどう書けばいいか分からなくなったというお馬鹿な事態にorz
実際、私みたいな人間が消えても問題は無いですが・・・
期待してる方はいらっしゃらないと思いますがそれでも一作品くらい上げてみようかと思います。

256:名無しさん@ピンキー
07/08/21 15:51:16 Pck5NeeU
>>252
GJ!

その雰囲気でルイズとの本番にwktkしながらまってまs・・とコメントしようと思ったら
次はタバサですか!
タバサスキーなので期待して待ってます!

257:名無しさん@ピンキー
07/08/21 18:26:42 3NIFqceK
ラノベ板のネタバレスレに12巻のバレきてるな。
つか、今回もまたSSのネタになりそうな燃料がwww


258:名無しさん@ピンキー
07/08/21 21:00:19 ziAa7kdZ
>>242

続きマダー?
AA略

259:名無しさん@ピンキー
07/08/21 21:54:35 /tST/ifa
 サイトが去った後、わたしは自分で言ったセリフにドキドキしていた。
(どうしようどうしよう……)
 すでに口に出してしまった後なので、なかったことにはできない。
(これもデルフリンガーが全部悪い!)
 わたしは昨日の出来事を思い出す。

「サイトが優しいの」
 わたしはデルフリンガーに話しかけた。
 サイトは今、洗濯物を洗いに外へでているので、部屋にはわたしとデルフリンガーだけである。
「そりゃ、病気で弱ってる娘っこ相手に、イジワルするほど相棒は性格悪くないさね」
「ねぇ、デルフリンガー」
「どうしたね?」
「ずっと病気のままだったら、ずっとサイト優しくしてくれるかな?」
「そいつはおすすめできねーな」
 デルフリンガーが即答でかえしてくる。
「どうして?」
「このまま娘っこが病気のままだったら―」
「だったら?」
 わたしは次の言葉を待った。
「相棒はきっと娘っこの病気を治す薬探しにでてっちまうぜ」
「そ、それはダメ! だってサイトは使い魔なんだから、わたしのそばにいないとダメなの!」
 慌てて言い返すわたしを見て、デルフリンガーは笑っていた。
「娘っこを置いて相棒がどっかいくわけねーだろ」
「こ、この馬鹿剣……」
「それより風呂はどうしたね」
「こんなに辛いのに、お風呂なんてはいってられないわよ」
「人間は不便だねー」
 するとデルフリンガーは何かを思いつく。
「なら、相棒に身体拭いてもらえばよくね?」
「ななな、なんでわたしがそんな恥ずかしいことっ!」
「さよか」
 足音が近づいてくるのを感じ、わたしはデルフリンガーを藁へ投げると毛布をかぶった。
「いてて、もっと優しく扱ってほしいねぇ」

(あー、もう……つい言っちゃったけど、ホントどうしようかしら)
 貴重な時間を回想などに消費してしまったため、あっさりと時間切れとなってしまう。
 サイトが戻ってきた。
「水……取り替えてきたぜ」
 サイトは少し照れた表情でわたしに言った。
「う、うん……」
 そんな態度に、わたしも一緒になって照れてしまうのであった。

260:名無しさん@ピンキー
07/08/22 00:11:32 8aYS6RKi
ワクワク

261:名無しさん@ピンキー
07/08/22 00:35:03 96mu10O3
>>242 >>259
続きwktk

>>250
黒いのが嫌いなおれには限界ぎりぎりな黒さだな・・・w
でもGJ!続き待ってる

>>252
これから読むけど、いつも楽しみにしてる
続きに期待してる

>>255
一作品なんて言わず、3つでも4つでも・・・


262:名無しさん@ピンキー
07/08/22 00:58:41 z7BGQpfa
>>261
まさか反応があるとは思いませんで・・・w
一応書き上げている最中ですので、上手く筆が進めば近日中にはこちらに投下できます。
しかし、せんたいさんのを見ると書く意欲と書きたくない意欲が同時に沸きますw
しっかり書けてかつ数をこなせるように精進します。

263:名無しさん@ピンキー
07/08/22 01:17:32 96mu10O3
>>252
読んだ。
相変わらずSoft-Mさんのデレルイズは最高ですな
ルイズスキーな俺にはたまらなかったよ
続きwktk

>>262
待ってる。書けたら遠慮しないでとっとと投下してくれ


264:チクトンネ街の女王
07/08/22 01:19:44 kDbFJffz
>>262
へんたいさんのSS読んでるともう自分の書いてるのがレベル低すぎで恥ずかしくなっちゃうんだぜ

・・・でも書いたからには投下する
それが俺のジャスティス


ところでグーグルで「チクトンネ」で検索すると・・・・・・・
わはは。



まあそんなわけで>>158の続きー
または
URLリンク(wikiwiki.jp)
の続きー

265:チクトンネ街の女王
07/08/22 01:20:10 kDbFJffz
―温かい。
―広くて、ちょっと固いけど、いい匂いがして、とても温かい。
 アンリエッタは揺れる暖かいものの上で目を覚ました。

 すっかり日も暮れたトリスタニアの町。アンリエッタをおんぶしている
才人は街中を歩いている。夜店や料理屋なんかの並ぶ、健全なほうの街路だ。

 アンリエッタは急速に意識を取り戻した。
 セーラー服の上下に乱れはない。ちゃんと下着も履かされている上に、
背負われたアンリエッタの腰の周りには才人のマントが巻かれていて、
超ミニスカートから下着が覗いてしまうのを防いでいる。
 長い髪のカツラも元通りに着けられているので万が一にでも
正体がバレることもなさそうだ。


 背負われたまま、アンリエッタは才人の身体の暖かさと筋肉の固さを感じる。
 さっきまで、繋がりあっていた想い人。
 誰よりも大好きで、大切な、ご主人様。
 自分のことを、ふつうの女の子として扱ってくれるただ一人のひと。
―サイトさん……
 アンリエッタは、腰の奥深くに浴びた熱の名残を感じてしまう。

「あ。アン、起きた?」
「はい…あの、もう歩けますから…」
「え? 大丈夫?」
「……はい」
 本当はもう少し、恋人でご主人様である才人の背中にもたれていたかったのだが、
二人で街を歩く、それも腕を組みながら、という乙女の夢が実現できるという想いが
アンリエッタに決断をさせる。

 まだ力のうまく入らない足で地面に降り立つと、ちょっとふらついてしまう。
「大丈夫? やっぱりおんぶしようか?」
「いえ。大丈夫です」
 といいつつも少し足元が定まらないアンリエッタ。
「いや、でもふらついてるよ」
 そう言ってくれる才人のことをアンリエッタは嬉しく思う。
―サイトさんは……えっちしてくださるだけじゃなくて、とても優しいです……
 泣きたくなるほどの暖かさがアンリエッタの胸の中から生まれてくる。

「こうして下されば大丈夫です」
 そう言いながらアンリエッタは想い人の腕に抱きつくと、セーラー服の胸当ての中から
ステキな谷間を才人に見せ付ける。
 才人の肘あたりに豊満なおっぱいがもにゅ、と押し付けられるのが
とても心地よくて才人はどぎまぎしてしまう。あんなことまでしておきながら。

 とても親密な二人は、ゆっくりと街路を歩いていく。
―街の人たちには、わたくしたちはどう見えるのでしょうか?
―やはり……こ、恋人どうしに見えるのでしょうか?
 アンリエッタはそんなことを思いながら、好きな人の腕をしっかりと抱きながら
歩みを進める。

「あ、あの、今日はごめんね。アンリエッタ」
「アン、と呼んでくださいまし」
「あ、ごめん。アン」
「謝らないで下さい……サイトさん……今日のわたくしは、どうでしたか?」
 親にすがりつく幼子のような目でアンは下からサイトの顔を覗き込む。


266:チクトンネ街の女王
07/08/22 01:20:30 kDbFJffz
「あ、その、すげー、すげーエロかった」
「…エロ? かった?」
 首をかしげるアンリエッタに才人は慌てて説明する。
「あ、いや、その、すごく色っぽかったって意味で!」
「……」
「セーラー服からおへそとかせなかとかチラっと見えるのがすげー可愛いっていうか!
アンのおっぱいの大きさが服の上からでもわかるとこがエロ可愛いっていうか!」
「街の男たちがみんなアンリエッタのこと見ててさ、なんかもう、たまんなくなっちゃって……
あ―、で、でもゴメンね。すぐ助けようとしてたんだけど、手間取っちゃって」
 アンリエッタはそのときのことを思い出したのか、悲しげに目を伏せる。

「―アンは怖かったんです。とっても、怖かったんですよ?」
 恨みがましい声色でアンリエッタは甘えるようにさらに才人の腕に胸を押し付けてくる。

「アン、おっぱい、当たってる」
「うふふふ……当ててるんです」
 胸の中にあふれる幸福感に包まれながら、アンリエッタは心の片隅で思っていた。

―ああルイズ。ルイズ・フランソワーズ。
―ごめんなさい、わたくしの大切な……わたくしを、ただのおともだちだと思ってくださる…
だれより大切なわたくしの唯一の親友。
―サイトさんが、ルイズ・フランソワーズの恋人であるということはわかっています。
―でも、わたくしは、サイトさんがいないとダメなのです。
―でも、わたくしにはサイトさんしかいないのです……ルイズ。どうかわかってくださいますね?

「アン? どっか痛いの?」
 ほんの少しだけ翳ったアンリエッタの表情に、才人は敏感に反応する。
 普段ご主人様であるルイズにそれだけの注意を払っていたらあんなに折檻されたりしないはずなのに、
というツッコミは無用である。

「サイトさん……」
 憂いのある、しっとりとした表情でアンリエッタは最愛のひとを見つめる。
 その潤んだ瞳が才人の心を打ち抜いた。

 真ん丸い、大きな瞳が才人の目の前にある。
 透き通った、純粋なキレイな色の瞳。その瞳の中に、才人は自分の顔が写っているのが見える。
 その瞳がゆっくりと閉じられる。

 才人はアンリエッタのあごの先を摘むと、そのまま唇を近づけさせていく。
 そして、ふっくらとしたアンリエッタの唇の感触を味わった。

 食むように触れてくる、才人の唇。
 高貴な唇を割って入り込んでくる才人の舌。
 アンリエッタは、その感触に酔っていた。
 どんなアルコールよりも、その熱さと柔らかさと唾液の味は、アンリエッタを
昂ぶらせてしまう。
―サイトさん……
 快楽に呆けた頭で、アンリエッタは必死に想っていた。
―サイトさん……サイトさん…愛しています…


 街角の街路樹の下。
 公衆の面前で、こんなキスをされてしまったアンリエッタは上手く力の入らない手のひらで、才人の
背中につかまるようにしながら幸福の只中を漂っていた。


267:チクトンネ街の女王
07/08/22 01:20:51 kDbFJffz
 王宮の高い城壁の側まで、アンリエッタ女王陛下は才人の腕に抱きつきながら歩いてきた。
 その間他愛もない話をしながら、アンリエッタはつかの間の安らぎと幸福を感じていた。
 最近王宮に住み着いた猫の親子の話。子猫がカラスを捕まえようと飛び掛ったら大きすぎて逆に子猫が
追い掛け回された、という話をアンリエッタが表情豊かに語ると、才人は面白そうに聞いてくれる。

 才人は自分の故郷の、アンリエッタにとっては奇妙に思える風習の話をする。
「ユカタ」というものを着て、「ハナビ」を見に行くという夏の夜のイベント。
 アンリエッタはその姿を想像してみる。
「ゾウリ」を履いて、「ユカタ」を着ながらすこし内股気味に歩く自分が、サイトさんと
待ち合わせをしている夕暮れ。
 遠くから笛の音が聞こえてきて、「ワタアメ」や「キンギョスクイ」の屋台の中を
二人で腕を組んで歩く。

―「ハナビ」を見ながら、その光に照らされたサイトさんとわたくしは……



 想像の中で、才人とキスシーンを妄想してしまい赤面するアンリエッタ。
 どうしたの?という顔で覗き込んでくる才人にドキドキしてしまう。
「オマツリ、というのはいいですね……そういう催しができないか今度マザリーニ枢機卿たちと
相談してみます……。
 サイトさん? そのときは、…一緒にオマツリを見て回ってくださいます?」
 潤んだ上目遣いの瞳に問われてしまったら才人には「もちろん!」という答え以外にはない。





 二人のおしゃべりは尽きないが、じきに王宮の通用門に着いてしまう。
「ごめんね。朝までいられるといいんだけど、明日は朝から学園で用事があるもんだから」
「…いいんです。サイトさんが、わたくしに会いに来てくださるだけでアンは幸せなのですから」
「ごめん」
「…謝らないでくださいまし。……次は、いついらして下さいますの?」
 憂いを含んだ顔で、それでも必死に明るく振舞おうとしているアンリエッタが
才人には堪らなく嬉しい。
「あー、騎士団の集まりとかで近々また来れるとおもうよ」
「……お待ちしています」

 才人を潤んだ瞳で見つめながら、熱い吐息をこぼすアンリエッタ。

「ねえ、アンはそのとき、またデートしてくれる?」
「でえと?とはどういう意味でしょうか?」
「えっとね、コッチの言葉で言うとなんていうのかな。恋人同士でいっしょにどこかに行ったり、
いろんなとこを見て回ったり、公園や野原でお弁当一緒に食べたり。そういうの」

 芝生の上でミニスカートで女の子座りしているアンリエッタを妄想して思わず頬が緩んでしまう才人。

 才人はアンの耳元で囁く。
「それで、いい子にしてたら、またお外でえっちしてあげる」
「……ッ!!!」
 瞬時に顔を真っ赤にするアンリエッタ。

「それまではちゃんといい子にしてないとダメだよ? マザリーニさんや、他の人の言うことをよく聞いて。
アニエスさんにもあんまり心配かけちゃダメだからね。アンはこの国の女王さまなんだから、
明るく元気にしてないとみんなが心配になっちゃう」

 そう言いながらも、才人は自分がアンリエッタに無理をさせているような気がしてならない。
 とても繊細で、人の心がわかりすぎて苦しんでいるこの女の子に無理難題を押し付けているような
感覚に襲われてしまう。
 だからせめて、自分といるときだけは安らかな気持ちにさせてあげたい。そう思っていた。

268:チクトンネ街の女王
07/08/22 01:21:24 kDbFJffz
 無言のまま、アンリエッタはこくんと首を縦に振る。
「うん。アンはいい子だね」
 そう言って頭を撫でると、アンリエッタは幼児のように頬を蕩けさせて微笑む。
「サイトさん……サイトさん……アンは……サイトさんのことを…心から、お慕い申し上げています…
サイトさん……あ、愛して……います……」

 そう呟く麗しい唇に、才人は唇を寄せていく。
 つやつやしていながらもふっくらとしたその薄桜色をした唇は、びっくりするくらい柔らかく
才人の唇を受け止めていた。

 その唇粘膜を才人の舌がこじ開けていく。
 一瞬だけ驚いたアンリエッタだが、素直にその下を導きいれるように唇から力を抜いた。
 真っ白で形のよい歯列の上を、才人の舌先がなぞっていく。
 唇の裏にまで舌を這わせられると、ゾクゾクという背筋の震えがアンリエッタを襲った。

 口の中に溜まった唾液を才人はアンリエッタの口中に流し込む。
 それは天上の甘露のようにアンには感じられ、さっき出された下腹の中の熱が
再び疼きだしてしまう。

 染められていく、とアンリエッタは感じていた。
―サイトさんの匂い。サイトさんの味。サイトさんの体液……
 閉じられた瞳の中に恍惚とした光がいっぱいになっていく。

 二人はぷはあ、と荒い息をつく。
 長いキスの後で、唾液の糸を唇の間に掛けながら
アンリエッタは才人を、才人はアンリエッタを見つめる。


「じゃあね。アン。おやすみ」
「……お、おやすみなさい」
「また、来るから。そのときまでいい子にしてるんだよ? アニエスさんにちゃんと聞くからね」
「は、はい……アンは……いい子にしています」
 稚い、あまりに素直な言葉に才人は胸の中にかすかな痛みを感じてしまう。

 その痛みに突き動かされるように、才人はアンリエッタを抱きしめた。
 再び、全てを吸い尽くすような激しいキス。

 アンリエッタがあまりの激しさに目の焦点が合わなくなるくらいの熱い熱いキスを交わした。




「ほら、早く帰らないとアニエスさんが心配するよ?」
 アンリエッタは才人に背中をとん、と押される。
 ひらひらと手を振りながらよろける足で通用門へと歩いていくアンリエッタ。
 何度も何度も振り返りながら、細く開けられた扉の中に消えていく。


 とろけたような、恍惚の微笑みを浮かべながら門の木の扉の向こうに消えていった
アンリエッタの顔にすっかりデレデレになってしまっていた才人は、
寸前までその足音に気づかなかった。


269:チクトンネ街の女王
07/08/22 01:21:52 kDbFJffz
 コツ、コツ、と石畳を叩いていた靴音が才人の背後で静止する。
 ただならぬ気配に才人が振り向くと―










「ヒラガサイト」

 氷のような声が、才人の心臓に突き刺さった。

 振り返った才人は、銃士隊の隊長様の殺意のこもった視線を浴びてしまう。
 柳眉を吊り上げて、明らかに殺意のこもった視線で睨んでいる。

 冷たいオーラを纏いながら、氷点下の燃える視線で才人の顔面を突き刺している。
 才人はとても聞き辛そうに、尋ねた。
「あの……もしかしなくても、見てました?」
「当たり前だ。陛下の護衛が私の仕事なのだからな」
「い、いつから?」
「陛下がご自分の部屋を出られた時からだ」
 才人の顔から血の気が引く。
「あの…も、もしかして」
「ああ。お前が陛下にあんな格好をさせて一人でチクトンネ街を歩かせたのも、
男たちに陛下が穢されそうになったことも、それをお前が助けたのも、
全部見ていた」

 細い眉毛を吊り上げて、誰がどう見ても激怒してます。
「あ、いや、その、アレは、その、なんていうかちょっとアンリエッタが可愛くてその
なんていうかついっていうか……」
 弁解しながらも才人はあることに思いが至る。

 倉庫に住んでいたオッサンに見つかりそうになったときの――

「あ! あの……もしかして、あの猫は?」
「……」
「ア、アニエスさんが……?」
「そ、そうだ」
 よく見ると、アニエスさんのほっぺたにまるで猫に引っかかれたような四本の爪あとが走っている。
「……」
「……」
「あ、あの…」
「……」
「……ス、スミマセン」
 なぜだかいつの間にかアニエスのまえで正座してしまっている才人はそう謝るしかない。
「…あの男たちの腕は両方とも折っておいた。畏れ多くも、陛下のお肌に触れ
あまつさえそのおん乳を揉むなどとは、平民風情にはとても許されたことではないからだ」
「……」
「ほ、本来ならば……シュヴァリエとはいえ貴様も平民。同じことを貴様にも施してやりたいのだがな」
「……スミマセン」
「お前は、陛下がお選びになった男だ。……不埒な行いをしたとはいえ、お前の腕を折っては
陛下が悲しまれる」


 才人は王宮の城壁の前でアニエスに叱られつつ正座しながら、いつかのあの雨の安宿での夜のことを
思い出していた。

270:チクトンネ街の女王
07/08/22 01:22:18 kDbFJffz
 忘れもしない、あれはアンリエッタが女王陛下失踪事件を偽装した夜のこと。

 二人で泊まった安宿のベッドの上で、アンリエッタは上半身を裸にして才人に抱きついてきた。

 それは見回りの兵をたばかるためのお芝居。
 そのはずだった。そう思っていた。アンリエッタも。才人も。
 でも、押し付けた才人の唇の暖かさに、腕の中に飛び込んできたアンリエッタの胸の柔らかさに、
若い二人の理性は一瞬で蒸発してしまっていた。
 押し付けるだけの唇が、互いの舌を吸い取りあった。
 唇を割り、舌と舌が絡み合い、体を抱きしめあう。
 互いの体温を心地よいと感じ、お互いの息のにおいに甘美な刺激を覚えてしまう。

「はふっ……んむっ……んくっ…」
 才人とディープキスをしあっているアンリエッタの鼻からは可愛らしい喘ぎが漏れてしまう。
 その声が、才人の興奮をさらに昂ぶらせていってしまう。
 柔らかい感触が、暖かくてすべすべの肌が、才人のいろんな意味で溜まりきった男の情熱に
油を注いでしまう。

「ひ、姫さま! 俺、も、もう、その、なんていうか!」
 むさぼりあうようなキスの息も荒く、才人が熱に浮かされるような激しい声で、アンリエッタに叫ぶ。
 押し倒されていたはずが、いつの間にかアンリエッタをシーツの上に組み敷いている。
「ア、アンリエッタのことが、すげー、すげー、好きだ。可愛いし! やらかいし! キレイだし!」
 その言葉だけで、アンリエッタは体の芯が震えてしまった。
 安宿のベッドの上で、身体に覆いかぶさられながらの告白。
 顔を真っ赤にしながら、まっすぐにそんな言葉を浴びせられてアンリエッタは感極まってしまう。

 アンリエッタの乙女心は甘く痺れていた。
―サイトさん……ああ、サイトさん…!!
―わたくしのことを、ただの女の子だと思ってくれる、たった一人のひと。
―お姫様でも、女王陛下でもなく、ただのアンとして扱ってくれる、優しい使い魔さん。

 平賀才人の熱のこもったうめくような声に、アンリエッタはズキズキと女の子の芯を感じはじめてしまっていた。

 アンリエッタは不思議と、怖くはなかった。
 はしたないと思われるかも、という恐れもなかった。
 ただ、才人の望むまま、自らの望むままに唇を重ね合わせ、才人の望むままに下着を脱ぎ去った。
 生まれたままの姿になって、同じく一糸まとわぬ姿になった才人と深く深く抱き合う。
 両足の間に、生まれて初めて男性を受け入れた。




 才人はそのピンク色の媚粘膜の感触に息すらできない。
 突き入れた男根は、ぬるりと粘液に導かれるように肉孔のなかに入り込んでいく。
 かすかな抵抗を感じた次の瞬間にはその狭隘部を貫いてしまっていた。

 清貧女王の処女膜を才人の亀頭が突き破った瞬間だった。


271:チクトンネ街の女王
07/08/22 01:23:12 kDbFJffz
 アンリエッタにとっては、その初めて受け入れた男性自身には痛みよりも喜びのほうが大きかった。
 破瓜の血は流れたものの、好きな人と繋がりあえたという歓喜がアンリエッタを昂ぶらせる。
 自分を一人の女の子として扱ってくれる、世界中でただ一人の男の人。
 そんな愛しい男の子を、女性として愛してあげることができる。気持ちよくしてあげることができる。
 それがなによりアンリエッタには嬉しかった。
 その想いが膣をきゅっと締め上げ、入り込んだ才人の男根を優しくきつく圧迫していく。



 才人は腰を止めることができなかった。
 アンリエッタの内側に男根を突き入れると、きゅっと締め上げながら優しく受け止めてくれる。
 引き抜くときには、離したくないみたいに握り締めるように吸い付きながら。

 力いっぱい抱きしめてしまうと折れそうなほど細い体。そのアンリエッタのスレンダーな身体には
不釣合いなほど大きな乳房がサイトの突き込みに合わせてふるふると揺れている。
 才人は手のひらに余るくらい巨きいその乳房を鷲づかみにすると、ぎゅうっ、と指が埋まるほど強く
揉みこんだ。優しさのかけらもない、ただ貪るような手指の動き。
 そんな動きにすらアンリエッタは快楽を覚えてしまう。
「サイトさんっ……」
 掠れたあえぎ声を漏らしながら、その耐え難い快感に背筋を弓なりに反らす。
 くなくなと首を振りながら、才人の腰の突きこみに唇から発情しきった湿った声を漏らす。
 小さいポニーテールの髪を振り乱しながら、南国の海の色の瞳から歓喜の涙をこぼす。


「う…あ、アンリエッタ、うああああっ」
 陰茎を別の生き物のように締め上げてくる媚粘膜の感覚で底知れない射精で果ててしまった才人。
 そして自分の体の奥底に熱いほとばしりを受けてしまったアンリエッタは、女の本能のような
恍惚感に包まれながら、アンリエッタは生まれてはじめての絶頂に達した。








「サイトさん……お願いがあります」
「…な、なんすか?」
「わたくしと二人きりのときは、どうか『アン』と呼んでくださいますか?」
「あ、ああ……アン」
「…うふふ……サイトさん」
 そう言って抱きついてくるアンリエッタの裸の肩を抱きながら、才人はその背中
に腕を回してぎゅっと力いっぱい抱きしめていた。








「節度というものがあるだろう。聞いているのかヒラガサイト?!」
 才人を正座させながら、王宮の城壁の前でのアニエスの説教は続く。
「は、ハイ!」
「いいか、そもそも平民風情がだな…」
 アニエスのお説教を聴きながら、才人はアンリエッタとあまり普通じゃないえっちをするようになった
きっかけのあの日のことを思い出していた。

272:チクトンネ街の女王
07/08/22 01:24:40 kDbFJffz
今日はここまでー

次回投下で完結予定ー

>>170 そういうのはわかっても黙ってるもんだってばっちゃが言ってた

273:名無しさん@ピンキー
07/08/22 01:39:00 z7BGQpfa
>>272
執筆中に乙です。

レベルでいったら私は投下していいか疑うレベルなのですが
そんな事を気にする前に投下することにしました。

皆さんが書くように、会話が一杯にならず説明文が多くなるのが困りの種ですが
このようなSSがあってもいいかな、とちょっと開き直り始めました。
と、チラシの裏はここらで切り上げましょう。スレ汚しにorz

>>263
了解しました。
書き上げるまでしばしお待ちください。

274:名無しさん@ピンキー
07/08/22 03:50:18 OLggOsH7
>>272
だめだ、アンに夢中だ!
アンかわいいよアン

275:名無しさん@ピンキー
07/08/22 04:29:00 LSLAsdDb
>>272アン分が究極に濃密なチクトンネ街もいよいよ最終話か・・・

GJ・・・は次の時に喉が潰れるまで叫ばしてもらいます。

と・・・投下しなかったら、きゅいきゅいに頼んで7万の軍の中に放り出しちゃうんだからね!!!

>>273待ってるぜ

276:名無しさん@ピンキー
07/08/22 04:30:36 LSLAsdDb
聞き忘れたんだが、よくアン様がSSで長髪のカツラしてるだろ?

あれってどんなイメージ?

277:名無しさん@ピンキー
07/08/22 06:43:57 YUd9V88v
新刊読んだ、こことかわらんかった。
さすが本家というか、どんだけ~

おまいら、がんばろうぜ!

278:名無しさん@ピンキー
07/08/22 08:04:29 nk4LcCaY
新刊効果でタバサ分が増えることを切に願うぜ

279:名無しさん@ピンキー
07/08/22 08:48:33 ofzUGSe8
>>277
ちょw
ここと変わらなかったって・・・激しくwktkしてきたじゃないか

そういえば最近テファ分が足りなくなってきたな・・・
補充する意味で新刊買ってくる


280:名無しさん@ピンキー
07/08/22 14:52:54 vy25LpHh
なぁもしかしてブリミルの最後の使い魔って恋人とか
だったりして。今のサイトとルイズみたいに
だから照れて「記すことさえはばかれる」と書いたとか・・・
んなわけないかorz

281:名無しさん@ピンキー
07/08/22 15:22:53 r6uX7nyU
もう新刊出てんのか?
ちょっと見てくる

282:名無しさん@ピンキー
07/08/22 17:58:01 svM/MErR
>>280
マジスレすると、死霊使いとかそんなんでないか?最後のやつ。ニブルヘイムヘルとか言って。
新刊は神保町でしか出てないんで無い?

283:名無しさん@ピンキー
07/08/22 18:49:28 4mAAhzU6
テファの使い魔になるんだよな、そいつ

284:名無しさん@ピンキー
07/08/22 19:44:34 OV4lB3uw
アンビッチかわいいよアンビッチ


285:名無しさん@ピンキー
07/08/22 19:51:52 Q8P/+uCk
新刊、昨日秋葉で普通に売っていたぞ。
FG組は月曜日には入手していたらしい。

今日は普通に手に入る予感

286:名無しさん@ピンキー
07/08/22 20:13:15 tkStAc/J
今日は多分普通に手に入る。漏れ東北だけど今日売ってたので入手。
ここと大して変わらないのは同意。行為の寸前まで行ってるしな。

ところで、テファってルイズと同じで魔法は全て爆発するのだろうか・・・?
そうなら萌え要素が増えるな。
次巻ではテファ使い魔(胸ルーン?)召喚かな?サイトだと予想するのは俺だけか?

287:名無しさん@ピンキー
07/08/22 20:20:59 kZn9Fsan
だから・・・新刊話は自重しろって・・・

288:名無しさん@ピンキー
07/08/22 20:47:47 Ab/6IfmW
新刊を欲しいッス

289:名無しさん@ピンキー
07/08/22 21:33:35 tkStAc/J
>>287
スマソ
早速SS書いてくれる猛者はいないかな・・・?

290:名無しさん@ピンキー
07/08/22 22:06:52 qbloC1jZ
基本的に新刊の内容についての話題は公式発売日の翌日からだろ。
まだ見れない人も居るんだからちょっと位我慢しようぜ。

291:名無しさん@ピンキー
07/08/22 22:18:53 j27Uhq4U
ID:tkStAc/J
こいつ、会話になっていない……!

292:名無しさん@ピンキー
07/08/22 22:34:19 tq5s/bUw
餓鬼だからでしょ、考えて行動出来ないw

293:私のご先祖様
07/08/22 22:38:45 YHF6P99I
 私のご先祖様は、どうやら凄い人だったらしい。
 活気的な発明によって「異世界旅行」が可能になったのはたったの数ヶ月ほど前の話なのだが、ご
先祖様はなんと三百年ほども前に既に異世界に旅立ち、数年ほど後に自力で帰還したらしいのだ。
 もっとも、その当時「異世界」の存在なんて信じる人は誰もいなかったから、ご先祖様は数年も連
絡なしに放浪した挙句に、失踪の理由にとんでもない妄想をでっち上げる、いい加減な大法螺吹きと
いった扱いだったそうだが。
 しかし、ご先祖様がそんな不名誉な扱いを受けていたのも、今となっては遠い昔の話である。
 「異世界旅行機」を発明したのは、私の親戚でもある平賀才華博士だ。彼女は荒唐無稽な法螺話を
吹聴したご先祖様に何やら非常に心惹かれたらしく、「異世界は必ずある」と信じ続けて、ついに異
世界に移動できる装置を発明した。だからこそ、ご先祖様が話していたことは全て真実だったと証明
され、「大法螺吹き」という蔑称も撤回されることになったのだ。
 そして私は今、発明者である平賀才華博士と共に、「異世界旅行機」のそばに立っている。
 大昔の映画の中で見たような、六角形のグリットで構成された亜球形の機体である。今や全世界中
の人々が注目しているこの機体に、ただの凡人に過ぎない私が、世界一の天才と共に乗り込もうとし
ている訳だ。
「どうして私のような凡人を連れて行くことにしたんだい」
「ご先祖様の言ってたことを本当だって信じてたのは、わたしの他には君だけだったからね」
 平賀才華博士は悪戯っぽくニカッと笑い、わたしを装置の中へと誘った。
 無論私は凡人であるので、この装置の仕組みも起動方法も全く分からない。
 そんな訳だから、状況も分からず座っている内に、いつの間にやら異世界に到着してしまったらしい。

 装置を出ると、そこは異世界だった。
 と言っても、装置が出現したのは森の中だったので、「異世界に来た」といわれてもすぐには実感
が湧かなかったのだが。
「これが見つかるとヤバイからね。人のいなさそうなところを事前にチェックして、そこに転移したのさ」
 才華博士はそう言い、周辺から草などを引っこ抜いてきて機体をカムフラージュした後に、迷いな
く森の中を歩き出した。
 今の地球ではまずお目にかかれないであろう、深い深い森の中である。日光も届かないぐらい鬱蒼
と木々が茂っており、正直非常に怖い。だが、才華博士の足取りには心細さなど全く感じられない。
むしろ浮かれているように見えるほど、彼女の足取りは軽い。
「ずいぶん嬉しそうだね」
「そりゃそうだよ。ようやく、愛しのご先祖様の足跡が辿れるって言うんだからさ」
 頭のてっぺんで結ばれた彼女の髪の房が楽しげに揺れるのを眺めながら、しばらく歩いた。
 ようやく森を抜け出した先には、どこまでも草原が広がっていた。遮るもののない青空からは日光
が降り注ぎ、とても眩しい。
「さて、早速どっかで人を捕まえて、ご先祖様のこと聞かなくちゃ」
 草原の中を通る道をひたすら歩き、私達は何とか真夜中になるより前に、一つの村にたどり着くこ
とができた。
 その頃には、夜空に二つの月が浮かんでいた。ご先祖様の証言どおりである。どうやらここは本当
に異世界らしい、という実感が湧いた。
 しかし、その実感は、今夜の寝床にと選んだ宿の中に入った瞬間、吹き飛んでしまった。
 こじんまりとした宿の中にいた人間が、皆どう見ても日本人にしか見えなかったからである。宿の
主人も給仕の娘も、泊まっている客まで皆黒髪だ。目鼻立ちも明らかに東洋人、というか日本人のそ
れで、話に聞いていた西洋人のようなイメージとは大きくかけ離れている。格好こそ中世ヨーロッパ
の雰囲気が漂っているが、髪の色から目鼻立ちまで、どう見ても日本人にしか見えない。
「あららん、こりゃまるでコスプレ会場だね」
 興味深げに呟きながら、才華博士が主人に泊まる旨を告げる。私たちも日本人なので、周囲の人々
との間に外見の違いはほとんどない。また、翻訳機も良好に作動していたので、私達は特に怪しまれ
ることもなく、滞りなくチェックインできた。
 その夜、「遠いところからきて、この辺りの民話などを調べている」と言った私たちに、人のいい
主人と給仕の娘が、代わる代わる様々な昔話を教えてくれた。
 彼らの話は、どれもこれも地球でも耳にするような、他愛無い御伽噺ばかりであった。
 だが、その中に一つだけ、妙に年代が新しく、その割に内容が荒唐無稽な物語が混じっていた。
 その話は、大体このような感じである。


294:私のご先祖様
07/08/22 22:39:48 YHF6P99I
「太陽と月が十万回も巡るぐらいの昔、この地に一人の英雄が現れた。
 七万の軍隊にも負けなかったその英雄は、数々の冒険譚を残した後、消え去るようにいなくなって
しまった。
 英雄が残したものは数多い。様々な財宝や長い平和や心躍る冒険譚。
 そして何より、この地に広く根付くことになる聖なる血である」

 最後の一説がよく分からなかったので詳しく聞こうとすると、給仕の娘は顔を赤らめた。
 宿の主人が笑いながら話してくれたところによると、どうやらその英雄とやらはかなりの女好き
だったらしい。
 百、いや千、下手をすれば万の女と寝所を共にしたそうだ。さらに凄いことに、交わった全ての女
の腹に自分の種子を根付かせたのだそうだ。
「百発百中か。凄まじい話ですね」
 私が素直な感想を口にしたとき、隣に座っていた才華博士はテーブルにうつ伏せになって肩を震わ
せていた。どうしたんだろうと私が怪訝に思うのとは関係なく、宿の主人が話の続きを口にする。
「しかも、さすがに英雄だけあって血の力も凄かったらしいですな。彼の子供は皆彼に似た、黒い髪
 と黒い瞳の持ち主に成長したそうですよ」
「なるほど。だから皆さんも黒髪に黒目なのですね」
 私が納得したように言った途端、才華博士が唐突に笑い声を弾けさせた。顔を真っ赤にしてテーブ
ルをばしんばしんと叩く様は、まるで気が狂ってしまったかのようである。
「一体どうしたんだい、そんなに笑って」
「これが笑わずにいられますかって。いやー、さすがだね、やるもんだよ」
 才華博士は何度も「さすがだねえ」と呟き、そのたび満足げに頷いていた。そして彼女は、何がな
んだか分からずに首を傾げるしかない私に対し、ニヤニヤ笑いで聞くのだった。
「君はこのことについてどう思う?」
「どう、と言われてもね」
「率直な感想を述べてくれたまえよ」
「率直な感想ねえ。まあ、凄いと思うよ。精力絶倫なんてレベルじゃないよ、一万人なんて。それと」
「それと?」
「いや、そんなにたくさんの女を相手にして、病気にならなかったのかね、その人」
 才華博士の爆笑が、大爆笑に変わった。

 私達は数日ほどの時間を異世界で過ごした後、無事地球へと帰還した。
 とは言っても、私の方にはあまり異世界で過ごしたという感慨はない。
 ご先祖様の話というのも全く聞けなかったし、歩いている人々がほとんど日本人のような外見ばか
りだったせいで、異世界に来ているという実感が少しも湧かなかったのだ。
 一応写真は何枚か撮ったが、どれもこれも、コスプレしている日本人が、中世ヨーロッパのセット
の中を歩いている、という感じになってしまっている。これでは異世界に行ったという証拠にはなら
ないだろう。
 そんな訳で、私としては未だに何か騙されたような気分が拭えずにいるのだが、才華博士の方は旅
行中も旅行後も、終始ご機嫌な様子であった。
「いやー、やっぱり頑張ってたんだねー、わたしらのご先祖様はさあ」
 彼女は何度もそう言うが、一体今回の旅のどこにご先祖様の影があったのか、私にはさっぱり分か
らないのである。


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