ひぐらしのなく頃に Part.11at EROPARO
ひぐらしのなく頃に Part.11 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ピンキー
07/07/31 17:20:27 sY49yhUv
【作品を投下される職人さんへ】
現在スレが加速しているため、wikiへの収録が追いついていない状況にあります。
可能であれば、職人さんにセルフ保管していただけるよう、お願いいたします。

<作品ページを新規作成 >

 新規ページの作り方
 ①:[新しいページ」をクリックしたら「新しいページ名を入力して下さい」と言ってくる
 ②:タイトルをフォーム打ち込んだら(チェックはWikiモードのままでOK)「新規ページ作成」のボタンをクリック
 ③:下に出てくる空白にSSをコピペして、ついでに修正
 ④:「プレビュー」を押してチェック
 ⑤:問題なければ「投稿」を押す

<各SSリストを開いて編集」>

 編集の仕方(SS本文の修正も同様)
 ⑥:各SSリストを開き、そこで「編集」ボタンをクリック
 ⑦:下に出てくる文章の適当な箇所に
    -[[作品タイトル(ページ名)]]  と入れる。
 ⑧:プレビューを見て問題なければ「投稿」して終了

何か失敗するかどうしても無理そうなら、そのときに言ってくれれば誰かしら対処しますのでご安心を。

3:転載
07/07/31 17:22:13 sY49yhUv
>編集の仕方(>>2が書かれたときと今では微妙に仕様が違ってた)
「新規ページ作成」がある「wikiメニュー」の隣に「編集」があるよね?
その「編集」の中にある「このページを編集」を開くと、今見ているページの編集画面が出るから、そこに文章を追加・削除していけばいい。

①:適当なSSリストのページを開く
②:「編集」の中にある「このページを編集」をクリック
③:SSリストのページなら中身は-[[題名]]みたいな感じのものが並んでいるから、同様に―

-[[鬼畜王K1 〜鬼誑し編・序〜 ]]

―とか書いていって、「ページ保存」をクリックすればOK。
不安なら「プレビュー」を見てから「ページ保存」をクリックすればいい。
ちなみに、該当ページを開けば何度でも再編集は可能です。

4:名無しさん@ピンキー
07/07/31 18:55:14 nGTR3/IZ
>>1

5:名無しさん@ピンキー
07/07/31 19:08:12 pwwtVb1U
>>1乙なのですよ。

6: ◆Virgobc36M
07/07/31 20:43:24 vObVT0ZY
wikiに続編うpしたよー。
なんか文章のクォリティ落ちた気がする……

7:名無しさん@ピンキー
07/07/31 20:48:38 G0BMHOdx
>>1
>>6乙。これから読んでみるよ

8:名無しさん@ピンキー
07/07/31 23:14:20 cfDx2jS8
乙だッ!!


9:名無しさん@ピンキー
07/08/01 00:58:18 SS6tAX4b
うにょーん

10:名無しさん@ピンキー
07/08/01 01:24:50 g1J+pmw8
>>1



11:名無しさん@ピンキー
07/08/01 01:54:01 wkEEo6K3
圭一×梨花←レナもの投下します
この作品は『ふたなり寝取られ』要素を含んでます。それらが嫌な人は注意を。

12:『オヤシロ様』の巫女
07/08/01 01:54:58 wkEEo6K3

「ったく、いったいどこ行っちまったんだよ……」

ひぐらしがうるさいほど鳴いている、夕暮れ。
空がオレンジ色に染まっている中、俺はひとり学校の敷地内を走り回っていた。 
…いや、正確には探し回っていた。 あの子のことを。

(たしか……校門で待ってる、って言ってたよな……?)

普段なら学校が終わった後『彼女』と一緒に下校するんだが、たまたま今日は俺を含めた何人かの部活メンバーが掃除当番になっていた。
おまけに、いつもなら当番ではない他の仲間も当然のように手伝ってくれるのだが、今日はなぜか狙ったように全員の予定がすでに埋まっていたんだ。
魅音はなにやら園崎本家で大事な用があるらしく、『速攻で帰らないと母さんに殺される~!』とか言いながら、すべて俺に押し付けて帰っていった。 
沙都子は毎日もらっている薬が切れたとかで、監督の診療所に…。 妹想いの悟史も、当然その付き添いだ。
そして詩音のやつは…まあ当然といえば当然だが、大好きな悟史と沙都子にキュンキュンしながらくっついて行ってしまったというわけだ。
そういえばレナだけは、どんな用事があるか言ってなかったが…。 まあたぶん、またゴミ山でかぁいいもの探しだろう。

(掃除、けっこう時間かかっちまったからな……やっぱりひとりで帰らせればよかったか……?)

それほど広くない教室とはいえ…いつもなら数人でやっていることを俺一人でやるとなると、やはりそれなりの時間がかかってしまった。
掃除する前からそれを見越していた俺は、今日だけは一人で帰るよう彼女に勧めたんだが…。

「みぃ、イヤなのです♪ 圭一と一緒に帰るのが、ボクの毎日のお楽しみなのですよ? 奥さんは旦那さんの帰りを待つものなのです。 にぱ~☆」

などと嬉しいことを言って、『梨花ちゃん』は俺が掃除を終えるまで校門で待っててくれると言ってくれたんだ。
ちなみにもちろん、優しくて天使のような梨花ちゃんはその掃除も手伝ってくれると言ってくれたが、俺は男としてそれはきっぱりと断わった。
彼女の無垢で愛らしい手に、粗雑な雑巾やモップを持たせるなど言語道断! と、即却下した。

「なんだかんだ……俺ももう梨花ちゃんにベタ惚れ、だよなぁ……」

彼女を探しながら校庭にたどりついたところで、おもわずそんなことをつぶやく。 
自分でも気持ち悪いと思うほど顔をニヤけさせながら、俺は梨花ちゃんに告白した『あの夜』のことを思い出していた。

あれはちょうど…俺達が『あの惨劇』を乗り越えた直後の、綿流しの夜。 
部活メンバー全員の力と頼もしい大人達の手によって、ようやく村の『祟り』が無くなった…あの日の夜だ。
今でも、あの心から祭りを楽しんでいる梨花ちゃんの顔は忘れられない。 
百年近い旅路の後に、ようやく彼女が手にすることができた…心の底から幸せそうにした、あの表情。 彼女のその顔を見たとき、俺はようやく気づいたんだ。 
梨花ちゃんのことを…ただの仲間だとはいえないほど、愛してしまっていたことに。


13:『オヤシロ様』の巫女
07/08/01 01:55:38 wkEEo6K3

「本当に……本当にボクでいいのですか? 圭一」

そして奉納演舞が終わったあと。 俺は梨花ちゃんと二人きりになり、その想いを彼女に伝えたんだ。
いまでもどうしてあれほど積極的になれたのかわからないが、もう俺の中で彼女への愛が止められないほどに溢れていたんだと思う。

「ボクだって……ボクだって圭一のこと、大好きなのです。 でも、ボクは普通の女の子とはちがうのですよ? ボクは……」

「もう何も言わないでいい、梨花ちゃん。 俺は今までも……そしてこれからも、ずっとずっと梨花ちゃんを守ってやるって誓ったんだ。 だから!」

それ以上は言葉では伝えられないと思い、その時の俺は梨花ちゃんの体をおもいきり抱きしめた。
彼女の中にいる、本当の梨花ちゃんに届くように。 俺の想いが、『梨花』にも届くように。

「ん……こんな百年も生きちゃった魔女のような私で……ほんとにいいの?」

「そんなの関係ない。 俺にとって梨花ちゃん……『梨花』は『梨花』だ。 あ……あ、あ、愛する人にかわりはないんだぜ?」

「ふふ……ありがとう、圭一。 私も……愛してる……」

そう言って梨花ちゃんは、いままでに見たことないほど安らいだ顔をしながら俺の胸に顔を埋めた。
その瞬間、俺達の心が深く繋がった…そんな気がした。

そしてその日から、俺達は付き合うことになったんだ。 
といっても彼女はまだ見た目には完全な子供で、恋人同士といっても他人には兄と妹くらいにしか見られないだろう。
それでも二人きりで過ごす時間は前よりも多くなったし、他の部活メンバーもそれに薄々気づいているのか、気を使ってくれることも少なくなかった。

今日だってもしかしたら、俺と梨花ちゃんを二人きりにするために予定のあるフリをしてくれたのかもしれない。
魅音も詩音も、沙都子も悟史も。 そして『レナ』もきっと、俺達の仲を祝福してくれている。
今日一日を過ごした中でも、みんなの見守るような雰囲気がなんとなくそんなふうに感じられた。

(あいつらも……せっかく気を使ってくれたのに、な……)

だがそんなみんなの気遣いもむなしく、梨花ちゃんは約束した場所にいなかった。
掃除を速攻で終わらせ急いでそこに向かった俺に待っていたのは…誰も立っていない寂しげな校門だった。
忘れ物でも取りに行ったのかと思い、俺はそのままめぼしい場所を探してみたが…。

(教室にも職員室にもいなかった……いったいどこいっちまったんだよ、梨花ちゃん……?)

待っててくれると言っていたのに、あまりに俺が遅すぎたせいだろうか。 
ひょっとしてもう、帰ってしまったんじゃないか…とどこか寂しい気持ちになりながらも、俺は今度は校庭の方を探し回っていた。
一目見ただけでいないことはわかったが、小悪魔な梨花ちゃんのことだ。
どこかに隠れでもしてるんじゃないかと思い、俺はそのままあまり人気の無い校舎裏の方まで探しに来ていた。
すると、その時……。


14:『オヤシロ様』の巫女
07/08/01 01:56:28 wkEEo6K3

「…………っ………………ぅ…………」

ひぐらしの鳴く音と重なるように、俺の耳にかすかな『音』のようなものが聞こえてきた。
注意しなければあやうく聞き逃してしまいそうなほどか細い、その『音』。
気のせいかとも思ったが、俺はなぜかその『音』が無性に気になり少し耳をすませてみた。

(…………どこだ……?)

神経を研ぎ澄まして、その『音』の出所を探す。 
するとちょうど、俺の背後を少し歩いたところ。 四、五メートル離れた体育倉庫から、かすかにその『音』が漏れていた。
部活がある正規の学校じゃあるまいし、こんな時間に体育倉庫を使う人間がいるはずもない。 だが、たしかにその『音』はそこから流れてきている。

(なんだ……? いったいなんの音が……?)

どこか不審に思いつつも…俺はその『音』の正体を確かめるため、ゆっくりとその体育倉庫に歩いていった。
そのまま徐々に近づいていくと、それはよりはっきりと耳の中に入り込んでくる。

「…………ぅ、ぅ…………ぁ………ぁ………ぁ……」

その体育倉庫からは、誰かの『声』がしていた。 『音』の正体は、人間の出している『声』だった。
だが、それならそれでおかしい。 放課後のこんな時間に、わざわざ体育倉庫の中に人がいる理由なんてないはず。
俺はますますその『声』に不信感をいだきながら、ゆっくりと倉庫のドアに近づいていった。

(にしても……この声、まさか……)

その『声』になんとなく嫌な予感がしながら、俺はその体育倉庫のドアの目の前にまでたどり着いた。
するとその正体不明の『声』は、ますます聞き取りやすくなって俺の耳に入り込んでくる。

「……ぁぅ………レ………めなので………けい………ん……ん……ん……」

何かに苦しみ、うめいているような声。 そんなおかしな声が倉庫の中から聞こえている。 
しかも誰か、女の子の声だ。 それも俺が知っている…あの子の声によく似ていた。

(…………まさか……まさか……)

胸の奥から、何ともいえないモヤモヤとした不安感がこみあげてくる。
俺はその『声』をもっとよく聞くために、鉄の扉に直接耳を押し付けてみた。

「は………ぁ、ぁ、ぁ……ん、ん……レ……」

「どぅ…………ちゃん……レ……の、…………いい……?」

「……ぃ…………ないでなの……す………ぁ、ぁ……あん……あん……」


15:『オヤシロ様』の巫女
07/08/01 01:57:18 wkEEo6K3

…ひとりじゃない。 
あきらかにもう一人、別の女の子の声も聞こえる。 しかもその声の主も、俺はよく知っていた。
この体育倉庫には、俺の知っている『あの二人』がいる。 

もはや疑心から確信に変わった考えを抱きながら、俺はその体育倉庫のドアに手をかけていった。
いまだ胸の奥から沸いてくる不安感をなんとか押しのけながら、開けてはいけない気がするそのドアを…開く。

(………………な!?)

そこには、ありえない光景が広がっていた。 ……色々な意味で。
とても狭く、うす暗い体育倉庫のちょうど真ん中あたり―そこに梨花ちゃんがいた。
床には体育で使う時のマットが敷いてあり、その上に梨花ちゃんがあお向けになって寝かされている。

「はぁ、はぁ……みぃ……あ、あぁん……あ、あ、あ……」

どこか苦しそうにみぃみぃ鳴きながら、ピクピクと体を震わせている梨花ちゃん。
彼女はその幼い体をまるで赤ちゃんがおしめを代えるような格好にされていて、着ている服がほとんど脱がされていた。
制服の上着のボタンは全て外されていて、ぺったんこの胸板にピンク色の乳首が二つちょこんとのっているのが見えてしまっている。
紺色のスカートも顔のほうまでめくられていて、左右に大きく開かれている足には脱がされた可愛らしいプリントのショーツが中途半端なとこでひっかかっていた。

「ん……んふふ♪ 梨花ちゃん、とってもかぁいいよ……♪ はぁ、はぁ、はぁ……ん、んっ!」

そして、その梨花ちゃんの開かれた股のあいだに入りこむように―『レナ』の下半身が、何度も何度もそこにぶつかっていた。
レナの方もセーラー服の上着が首までめくれていて、それなりに大きく柔らかそうな乳房がその動きのたびにプルンプルンと揺れている。

「はぁ、はぁ……はぅ、き、きもちいい♪ 梨花ちゃんの中、すっごくいいよぉ……♪ んっ!んっ!んっ!」

よがった声を出しながら、レナはグッグッグッと自分の下半身を梨花ちゃんの股に押し付ける。

「あ、あっ、あうぅぅっ!……レ、レナぁ、はげしすぎるのですよぉ……あ、あんっ!あんっ!」

レナが動くたび、梨花ちゃんは悲鳴とも取れるような声をあげその幼い体をビクビク震わせる。

(……は? あ、あいつら何やって……レナと梨花ちゃんが……え、え?)

あまりに日常離れした光景に、俺の頭は混乱した。
レナが自分の股を―梨花ちゃんの股に何度も押し付けている。
まるで『男と女が正常位でセックスをしている』ような体勢で、梨花ちゃんとレナの体が目の前で絡み合っている。
その意味不明の光景を、俺は混乱する頭で理解しようと必死になった。


16:『オヤシロ様』の巫女
07/08/01 01:58:08 wkEEo6K3

(ただ抱き合ってるだけなら……あ、あんなふうにはならないよな? いや、き、気にするのはそんなとこじゃないか……?)

そんな俺の混乱した頭を無視して、レナと梨花ちゃんはその『前後運動』を延々と繰り返していく。
二人の股がぶつかるたびに、そこからはプチュプチュっとなんとも卑猥な音がして、俺の固まった思考をますますとろけさせていく。

「あんっ!あんっ! あぅ、レ、レナ、もう終わりに……あ、あぁっ! け、圭一が……圭一が校門で待って……み、みぃぃっ!」

「はぁ、はぁ! へ、平気平気♪ 圭一くんニブチンだもん。 きっといつまでも待っててくれるよ……だから、ね?ね?」

「で、でもぉ……んっ、んぅぅっ!」

何かを言おうとした梨花ちゃんの口を、レナのくちびるがムチュっと塞ぐ。 
それ以上続く言葉を言わせないように、レナはそのまま梨花ちゃんの口の中に自分の舌をむりやりねじこんでいった。

「んんん……♪ ほーら、こうすれはもうそんなころいえないれしょ?」

「んぅ……みぃ、こ、こんらのずるいのれすぅ……ん、ん、ん」

「んふ……♪ そんらころいっれ、梨花ちゃんらってすきなくへにぃ……♪……んぅ、ぴちゃぴちゃ」

グッグッと腰は動かしたまま、レナはそのまま梨花ちゃんの口の中をむさぼるように舌を絡ませていく。
溢れ出た唾液がジュブっと吐き出され、それがネットリと彼女の口の中に送り込まれていくのが見える。

「ほぉら梨花ちゃん……レナの、のんれぇ……♪」

「んん……みぃ、レナはわるひネコさんなのれす……んふぅ……」

口の中に入れられた唾液を、梨花ちゃんはわざわざ自分の腕をレナの首に回しながら飲み込んでいく。
レナの舌に、唾液に…自分からもおいしそうにむしゃぶりついていく梨花ちゃん。
自ら舌を絡ませていくその仕草を見た途端、俺の中になんともいえない嫉妬心がムクムクと沸いていった。

(あぁ……キ、キスして……梨花ちゃんとレナが……あ、あんなに激しく……唾液まで飲み込んで……)

…俺だって、梨花ちゃんとキスくらいしたことはある。 だがそれはあくまで、口と口をほんのすこし重ねるだけの…子供のするようなキスだった。 
それだけでも梨花ちゃんは顔を真っ赤にしていたし、俺もそれだけで十分満足だった。 当然、それ以上のことなんてしたこともない。
百年も生きた魔女とはいえ、体はまだ幼女といえる彼女に『そういうこと』をするのは早すぎると思っていたから…。
だが、いま目の前にいる梨花ちゃんは、レナとの激しい性行為(?)をしながら舌まで絡ませる濃厚なディープキスをしている。


17:『オヤシロ様』の巫女
07/08/01 01:58:58 wkEEo6K3

「ん、んぅぅ、レナ……あむぅ……ぴちゃ、ぴちゃ……はぁ、あぁ……」

まるでおいしいフルーツでも食べるように、梨花ちゃんはレナの舌に吸い付く。
その激しさから、口から溢れ出たよだれがトロリと唇からこぼれた。

(あぁ……あ、あんなに舌までからませて、おいしそうに……俺とのときは、ちょっと唇で触っただけで恥ずかしがってたのに……)

梨花ちゃんのキスを求める仕草に、俺は激しく嫉妬した。
俺の知っているウブな『梨花ちゃん』と、目の前で淫らなキスをしている『幼女』が同じ人物と到底思えない。
こんな卑猥な仕草、あの大人びた『梨花』だってすると思えない。

「ん……あぁ、レナお口、すっごくおいしいのです……ん、んふぅ……」

「ん、レナも……レナも梨花ちゃんのかぁいいお口、たまらないよぉ……ん、んんうぅ……♪」

それに…もう一つ納得できないことがあった。
仮にレナと梨花ちゃんが『そういう関係』だったとしても、さっきからしているあのレナの腰の動きの説明がつかない。
あれじゃあまるでレナに『アレ』があって、それが梨花ちゃんの『アソコ』に入っているようにしか見えない。

(だいたい……レナは女の子、だよな?……じゃ、じゃあそんなものが付いているわけ……な、ないよな? な?)

グッグッと送り込まれているレナの腰を見ながら、俺は何度も何度も心の中でそう願った。
だがそんな願いをあざ笑うかのように、レナは続けて信じられない言葉を口にしていった。

「ん……は、はぅ~、もうダメ。 レ、レナ、また射精しちゃいそうだよぉ……はぅ、出ちゃう出ちゃう……♪」

(!?……な……しゃ、射精?……い、いま、射精って言ったのか!?)

思いもがけない言葉に驚愕しながら、俺はビクビクと体を震わせていくレナから目が離せなくなった。
ちょうどこの位置からは死角で見えないが、あの梨花ちゃんとレナとの『接合部』にはそれがあるというのか。
レナはそのままグッグッグッと小刻みなピストン運動をすると、梨花ちゃんとの股の間から水が混ざり合うような音を連続して響かせる。

クチュッ! クチュッ! クチュッ! クチュッ!

「ん、んっ、んぅ♪ あぁ、い、いくよ梨花ちゃん? また梨花ちゃんの『中』で出すから……い、いっぱいいっぱい出すからね! あ、あぁ!」

「あ、あ、あんっ! あぁ、レ、レナまたなのですか? またボクの『中』で……は、はぁぁっ!」

(…………な、中!?)

『中』、という言葉に俺はふたたび凍りついた。
もし俺の想像どうりなら、これから目の前で起こることはとても信じがたい卑猥なものになっていく。
大好きな梨花ちゃんが、俺の目の前で…中出しされる。

18:『オヤシロ様』の巫女
07/08/01 01:59:50 wkEEo6K3

「う、うん♪ ま、また梨花ちゃんのお腹に出すからね? い、いっぱいいっぱい出すから……ぅ、あ、あ、きもちい…♪」

梨花ちゃんの中はそんなにきもちいいのか、レナは快感に顔を歪めながらラストスパートといった感じに腰を振っていく。
水が混ざり合う音が更に大きく俺の耳にまで届き、そのあまりの激しさに梨花ちゃんの小さな体が壊れてしまうんじゃないかというほどガクンガクン揺らされていく。

グチュッ! グチュッ! グチュッ! グチュッ!

「み、みぃっ!みいぃぃぃっ! あ!あ!あぅぅ! あぁ、で、でも、中は……中は、赤ちゃんできちゃうのですよぉ……あぁ、怖いのですぅ……」

「だ、大丈夫だよ? レナは女の子だし、梨花ちゃんだって、アレ、まだだよね?……だ、だから、ねっ!」

レナはそのままズグンっと腰を突き出すと、梨花ちゃんの体を強引に抱きよせた。
普段は子供に優しいレナが、あんな乱暴に梨花ちゃんの体をあつかうことがこの状況の『異常さ』をより一層きわ立たせている。
俺はこれから何が起こるのか薄々感じながら、愛する梨花ちゃんが乱暴に貫かれていく光景をただ呆然と見つめていた。

グチュルッ! グジュッ! グジュッ! グチュウゥゥゥッ!

「み、みいぃぃっ!? あぁ、ふ、深いのです! お、おなかが! ボクのおなかの中にレナのがいっぱいなのですぅぅっ! はあぁぁぁぁっ!」

「う……イ、イクよ! 梨花ちゃんのちっちゃいお腹の中に、レ、レナの白いのいっぱいいっぱい出すからねぇ! あ、あ、あぁぁぁぁぁぁっ!?」

(あぁ……梨花ちゃん……俺の梨花ちゃんの体に……レ、レナ、やめ)

ドプゥッ! ドプドプドプッ!!! ドップゥゥゥゥゥゥッ!!!!!

俺の訴えもむなしく…レナはそのまま梨花ちゃんの体にドロドロとした液体を吐き出した。
一瞬見えた接合部からはドビュっと白い液体が跳ね、それが彼女の幼い膣内にドクドクドク、と入りこんでいくのが見えた。

「ああぁぁぁっ、あ、熱いのです……レナの熱いのが、お腹のなかにどんどん入ってきて……み、みぃぃぃ」

「あぁ梨花ちゃん……梨花ちゃんかぁいいよぉ♪ は、はぅぅぅぅ、きもちいい……♪」

気持ちよさそうに腰を押し付けながら、レナが俺の大好きな女の子に白く濁ったものを流し込んでいく。
そしてその梨花ちゃんは、ドロドロとした濃い液体が膣に染み込んでいくのをただ恍惚とした表情で受け止めていた。

「ふあぁぁ……レナのすごいのです……おなかが熱くて……ボク、溶けちゃいそうなのですぅ……んん……♪」

梨花ちゃんは幸せそうにレナの体を抱きしめると、レナも梨花ちゃんの体をギュっと抱きしめ返した。

(梨花ちゃん……俺の梨花ちゃんが……あんなに幸せそうな顔を……して……)


19:『オヤシロ様』の巫女
07/08/01 02:00:38 wkEEo6K3

……そしてようやく、その『射精』が終わったと思われるころ。 二人は何かの余韻に浸るように荒い呼吸を整えていった。
お互いに密着した体を抱きしめながら、まるで恋人同士が事を終えた後のような甘い雰囲気をかもしだす。

「みぃ……レナ、もう入らないのですよ……ボクのお腹のなか……」

「ん……はぅ、ごめんね。 レナまたいっぱいいっぱい出しちゃったから……ん、い、いま抜いてあげるからね……」

レナはさも満足したようにつぶやくと、ようやく梨花ちゃんの体から下半身を離していった。
そしてその時、俺は見た。 見てしまった―『それ』を。
レナの下半身から生えている、そのありえない『もの』を。

(!?……あぁ……や、やっぱり……)

レナの股間に、『ペニス』が生えていた。 男だけが持っているはずのペニスが、さも当然のようにそこにあった。 
それも俺のものともそう変わらないような、立派なものが…。
そんなグロテスクなものが、梨花ちゃんの幼い割れ目からズルゥっと引き抜かれていく。

「ん……どうだった梨花ちゃん? きもちよかったかな?」

「はぁ……ん……はいなのです。 レナのすごかったのです……すごくきもちよくて……みぃ……♪」

自分の下半身から抜けていくレナのペニスを、どこか名残惜しそうに見つめる梨花ちゃん。
その表情にはなんともいえない色気のようなものがあり、『女』としてそのセックスにとても満足していることを表すものだった。
それを見たとき、俺はまたしても激しい嫉妬をするとともに……何か別のモヤモヤとしたものを感じていた。

(梨花ちゃん……俺の知らない、『女』としての梨花ちゃん……中出しされて……あんな嬉しそうな顔をするのか……)

セックスの余韻に浸る彼女を見て、俺ははからずも『興奮』してしまった。
おもわずゴクリっと生つばを飲み込むと、ズボンの中では痛いほどペニスが勃起していた。
そして俺のそんなあぶない『興奮』を煽るように、レナは更に淫らな要求を梨花ちゃんに向けていく。

「じゃあ、梨花ちゃん。 今度はレナのコレ、キレイにしてくれる?」

そうしてスっと立ち上がると、レナはまだ半ば勃起したままのペニスをグイっと前に突き出した。
すると梨花ちゃんはそうするのがさも当然のように起き上がり、ちょこんと膝を立ててレナのペニスに顔を近づけた。

(!?……ま、まさか……そんなことまでするのか? あんな大きなものを……そんなちっちゃなお口、で?)

俺の想像通り…梨花ちゃんは小さなお口をあ~んと開けると、目の前の大きなペニスを何のちゅうちょもなく咥えこんだ。
まだ生え揃っていない乳歯と八重歯を含んだ口で、精液の付いた肉棒にピチャピチャと舌を這わせていく。

「ん、んぅ……んふぅ、ん、おっきいのです……んぅ……ぴちゃぴちゃ……あむぅ」

梨花ちゃんの可愛いお口が、グロテクスなペニスを飲み込んでいく。
ピンク色の舌がチロチロと竿を這い周り、ドロドロとした精液を丹念に、残さず舐め取っていく。


20:『オヤシロ様』の巫女
07/08/01 02:01:28 wkEEo6K3

「あむ……じゅる、じゅる……んん、ん、ちゅぷ……レナの、とっれもおいひいのれす……ん、んぅ」

「ふふ……かぁいいよ梨花ちゃん♪ かぁいいかぁいい……♪」

奉仕してくれている梨花ちゃんの頭を、レナがいとおしそうに撫でる。
きっとこの『ペニスをキレイにする』という行為も、レナが教えこんだに違いない。 
射精後のペニスを口でしゃぶらせ、残った精液をそのままゴックンさせる。
そんな男なら誰でも喜びそうなことを、もう梨花ちゃんはその幼い体にしっかりと教え込まれている…。
その卑猥な現実が、またもや俺のあぶない『興奮』をかきたてていった。

「あむ……ん……あの、レナ……これがキレイになったら、ボクはもう行きたいのです……圭一のとこに……あむぅ」

突然名前を呼ばれ、心臓がドキっとする。 目の前の光景に釘付けで、そんな約束があったことを俺自身もすっかり忘れていた。
こんな状況でも、梨花ちゃんはまだ俺を忘れていない……。 俺のことを好きでいてくれているという、何よりの証拠だった。
だがそれを『ペニスを咥えながらの梨花ちゃんの口』から聞いたというのが、なんともいえない気持ちだった。

「じゅる、じゅる……ん……おねがいなのです。 圭一のとこに……あ、あむぅ……んん……い、行かせて……」

「ん~、どうしようかな? さすがの圭一くんも、もう『待てない』だろうしね……」

そう言った瞬間、レナがチラっとこちらを見た気がした。
まさか気づいているのか…と思ったが、彼女はそのまま何事も無かったようにすると梨花ちゃんの頭を撫でるのを続ける。

「うん♪ じゃあ最後にもう一回だけ。 もう一回だけ、しよ? それで終わりにするから、ね?」

「あ、あうぅ……も、もうダメなのです。 ボクの体、もうレナに突かれすぎてバラバラなのですよぉ……」
 
「はぅ……そう。 じゃ、言っちゃおうかな? 圭一くんと付き合いながら、梨花ちゃんが毎日毎日レナとこういうことしてるって、圭一くんに言っちゃおうかな~?」

「!? み、みぃ、レナいじわるなのです……ずるいのです……」

「あははは、うそうそ♪ レナはそんなことしないよぉ♪ だからもう一回だけ、ね? いいよね? ね?」

おねがい♪ とでも言うように、レナはチュっと梨花ちゃんのおでこに軽いキスをした。

「ん……み、みぃ。 ほんとに悪いネコさんなのです。 レナは……ん」
 
それに少し顔を赤くしながら、梨花ちゃんもまんざらでもないようにレナの唇にキスをし返す。
一見微笑ましく見える光景だが、俺は今の会話の内容に聞き捨てならないものを聞いていた。


21:『オヤシロ様』の巫女
07/08/01 02:02:26 wkEEo6K3

(レナのやつ……今、毎日毎日って……言ったのか……? こんなことを、い、いつもやって……?)

その事実に痛いほど心臓が速まる中、俺は今までの彼女達の関係を思い出していった。
そういえば最近、よくレナの家に梨花ちゃんが泊まっている。 またはその逆に、レナが梨花ちゃんの家に泊まる、といったようなことを沙都子から聞いた気がする。
悟史が帰ってきてから、沙都子は北条の家で彼と一緒に暮らすようになり、梨花ちゃんは実質あの家に今は一人暮らしをしている状態だ。
一方、レナの方も父親が仕事についたばかりで忙しいらしく、よく一人で夜を過ごすことが多いと言っていた。

俺はその話を聞いたとき、レナも梨花ちゃんも一人ぼっちで寂しいから…。 それでお互いの家に泊まることが多いんだろうなぁ、なんて思うだけだった。
女の子二人が一緒のベッドで寝ているなんて、なんて百合っぽくて素晴らしいんだ! なんて興奮していたりもした。

(だけど……だけど実際には一緒に寝ているどころか、こんなことを毎晩してたっていうのか?……俺に内緒で……)

レナがよく、梨花ちゃんに対して『はぅ~お持ち帰りぃぃぃ~♪』、なんて言うことがある。
それがまさか、本当の意味で『お持ち帰り』していたなんて…いったい誰が想像できるだろうか。

「んぅ……じゅる、じゅるぅぅぅ……ぷはっ。 ん……終わったのです、レナ」

「……うん♪ キレイになったね。 ありがとう梨花ちゃん♪」

そんな考えを巡らせてる間に、もうすっかりレナのペニスは梨花ちゃんに『お掃除』されたようだ。
だがさっきの会話を聞くに、まだ二人の『セックス』は終わらない。
こうなったら俺は、この二人の情事を最後まで見てやろうという気になっていた。

「それじゃあ最後は、梨花ちゃんの大好きな……ワンワンの格好でしようか? ね?」

「………………みぃ」

レナのワンワンの格好、という言葉に梨花ちゃんが顔を赤くする。
おそらくそれは後背位のことだろうが…あのまるで動物の交尾のような格好を、梨花ちゃんが好んでいる。
そんな倒錯的なことを知るだけで、俺の心臓はまたドクドクと速まっていった。

22:『オヤシロ様』の巫女
07/08/01 02:03:20 wkEEo6K3

「ん……こ、これでいいのですか……レナ?」

そのままマットの上で、四つん這いになっていく梨花ちゃん。 小さな両手をしっかりと下に付け、可愛らしいお尻をレナの方にプリンと向ける。
そしてその時、長い髪の毛が顔にかからないよう…しっかりとかきあげ耳にかけていく。 
『どうせこれからバックでして乱れる』だろうに、女らしく髪を整える梨花ちゃんが妙に色っぽかった。
そしてこの瞬間から彼女の雰囲気が…大人のそれに変わったように感じられた。

「ん……は、早く済ませてレナ。 圭一が待ってるから……」

「ふふ……そうだね。 はやくしないと、圭一くんがガマンできないもんね~?」

梨花ちゃんの…『梨花』の懇願する言葉に、レナは妖しく微笑みながらまた俺の方に目線を向ける。
そして今度ははっきりと、俺と目が合うほどにジーッとこちらを見続ける。

(!?……レナのやつ、やっぱり俺に……)

もはや間違いなかった。 レナは俺がこの光景を見ていることに気づいている。
そしてそのレナが次に発した言葉が、俺に更なる禁断の興奮をあたえるものになっていった。

「ねぇ圭一くん……『入っておいでよ』」

「…………え?」

その言葉を聞き、四つん這いのままの梨花ちゃんがキョトンとした顔をする。
何言ってるの?…とでもいうような無垢な表情に、俺の中の背徳感がゾクゾクと高まっていく。

(あぁ、梨花ちゃん……今ここで俺が入っていったら……どんな反応するんだろう……)

その時の俺は、もう自分でも止められないほどのあぶない興奮に震えていた。
このまま何も見ていないことにしてこの場を立ち去れば、また梨花ちゃんと元の関係に戻れるかもしれない…。
そんなふうにも考えたが、もう俺の中にあるそれは抑えられないほどに膨らんでいた。 
そして俺は目の前の扉を…ゆっくりと開いていった。



23:『オヤシロ様』の巫女
07/08/01 02:04:16 wkEEo6K3

次回予告

「あ、あの……こ、これはちがうの圭一……これは……あ!? ん、ふあぁぁぁっ!?」

グチュッ! グチュッ! グチュッ! グチュッ!

「あはぁっ! ん、こ、こんな……ん!ん! け、圭一がいるのに、ダ、ダメ、レナぁ! あ、あぁっ!」

「ん~? どうしてかな? かなぁ? 梨花ちゃんの膣は、レナのをすんなり飲み込んでくれたよぉ~?」

「あぁ、ち、ちがう! そ、そんなの嘘、あ、ん!ん!んぅ!あぁ、ま、待ってっ! そ、そんなに動かさないでぇ!」

イヤイヤと首を振りながら、梨花はレナのグイグイ送り込んでくる腰に悶える。
その仕草がまるでレイプされながら感じているようで、俺は彼女の顔をしっかりと見つめてやりながらイジワルな言葉をかけていく。

「なぁ、梨花ちゃん。 レナの『それ』はきもちいいんだよな? やめてとか言ってるけど……俺、助けないでいいんだよな?」

「い、いや、いやぁ言わないで圭一……これはちがうの、ちが、あぁ、あはぁっ! あっ!あっ!あっ!」

俺と目が合うと、梨花はまたもやいじらしい羞恥の表情を見せた。
おもわずゴクリと生つばを飲み込みながら、俺はそんな彼女のことをもっともっと罵ってみたい…と思ってしまった。

「ほんと、いやらしいよな。 俺の前ではあんなに純真そうにしてたのに、まさかこんなスケベな女の子だとは思わなかったぜ」

「う……い、言わないで……そんなこと言わないで圭一……あ、あ、あぁ! ああん、ん、あん、あん!」

「くすくす……今の梨花ちゃん、すっごくかぁいいよぉ♪ ほら、圭一くんにごめんなさいは? 彼女なのに、レナのおちんちんで感じちゃってごめんなさいって」

「はぁ、あぁっ! ん……ご、ごめんなさ、け、圭一……あ、あ……ごめんなさい、ごめんなさ……はぁっ! あ、あはぁっ!」

梨花のほっぺを優しく撫でながら、俺はその顔がもっとよく見えるようにとこちらへ向けさせる。
動きで乱れる髪の毛をおさえてやりながら、梨花の感じている表情をむりやり見つめていく。

「すげえ乱れようだよなぁ、もう俺もガマンできないぜ。 今すぐレナに変わってブチ込んでやりたいくらいだ」

「!? ん……はぁ、はぁ、ん……そ、そんな、こと……ぅ……ぁん……」

俺の乱暴な罵りに、梨花が色っぽいため息を吐く。
そんなこと言われたら…とでも言うようなその上目遣いが、『マゾッ気たっぷりのメス幼女』の顔に見えた…。


24:名無しさん@ピンキー
07/08/01 02:05:18 wkEEo6K3
これで最後です。 長くなってごめん。
次回予告とか偉そうなこと言ってるけど、書いてる途中にPC勝手に再起動して後半がほとんど逝った!
だから続きはいつになるかわかんない。
↑にあるとおり後半は、レナに突かれながら圭一に罵られて感じてしまうマゾ梨花(魔女ver)。 みたいな感じにしたいな~と思ってます。
ふたなり寝取られ嫌いな人いたら謝る。 ごめんな!

25:名無しさん@ピンキー
07/08/01 02:09:24 0+ElKdfu
GJ、いい抉り方だったぜぇ

26:名無しさん@ピンキー
07/08/01 02:11:19 wdtsbkJK
>>1

>>24
スレ冒頭からなんというGJ
これはまさに神
次も期待してるよ!

27:名無しさん@ピンキー
07/08/01 03:44:53 aF7ksvw2
>>24
新スレ早々GJ!
梨花分の補給できた


悶える梨花ちゃま(;´Д`)ハァハァ・・・

28:名無しさん@ピンキー
07/08/01 06:20:45 D4ruwYnk
>24
ふたなりスキーの漏れには素晴らしいレナ×梨花でしたよb

そして後編の3Pに激しくwktk

29:名無しさん@ピンキー
07/08/01 09:50:31 d213QRey
GJだ!
発症した圭一がレナを撲殺するんじゃないかとハラハラしたぜw

30:名無しさん@ピンキー
07/08/01 10:06:27 p0PUPA8h
リカ純愛好きな俺はラわーんって感じだが背徳的に興奮した

31:名無しさん@ピンキー
07/08/01 14:49:25 4MlsG4yG
あるある
不覚にも↓見てレナの悔しいっでも鉄平のに感じちゃう…オカシイよね私、***されてるのに版が見たくなった
URLリンク(farm2.static.flickr.com)

32:名無しさん@ピンキー
07/08/01 19:25:17 I0KE/fMc
いや、てっぺいは無理!

33:名無しさん@ピンキー
07/08/01 20:45:19 tVwb5fAz
てっちゃんはねーよ

34:名無しさん@ピンキー
07/08/01 21:09:25 8Z+8g0qh
愛があれば不可能など無い

35:名無しさん@ピンキー
07/08/01 22:25:43 kMtBahuB
ぶった切ってごめん。

>>24
ちょい遅くなったけど、GJ。
後編期待してる。

36:名無しさん@ピンキー
07/08/01 22:43:32 KcGeYrMi
>>31
これ何?買いたい

37:名無しさん@ピンキー
07/08/01 22:51:39 p0PUPA8h
てっぺい☆

38:名無しさん@ピンキー
07/08/01 23:11:14 ujvWVBT/
てっぺい☆は俺もノーサンキュー!

39:名無しさん@ピンキー
07/08/02 00:58:49 2Kft1+AD
に、にーにーのお*ん*んならいいんですの…?いやぁあー!

40:名無しさん@ピンキー
07/08/02 01:37:22 2Kft1+AD
これで一本頼む

607 :07/08/02 01:28:18.09 ID:aYdr1nZi0
サトコの実母はなんでサトで揃えたんだろう

608 :07/08/02 01:29:37.93 ID:9duh4EEuO
>>607 本当の父親がサトさんだからさ

41:名無しさん@ピンキー
07/08/02 05:23:49 Nt8fCVU2
意味がわからんwww

42:名無しさん@ピンキー
07/08/02 08:21:29 XHPhXblA
北条家のものだけど、実は園崎家関連の男と突き合っていたというお話さ

43:名無しさん@ピンキー
07/08/02 11:58:20 kMMxD29M
なあ、保管庫に変なのがうpされてるんだが、あれはなんなんだ?

44:名無しさん@ピンキー
07/08/02 22:16:26 0BDKSqun
てっぺい★クソワロタ

45:名無しさん@ピンキー
07/08/02 22:46:11 qS0+6Qn1
>>43
前スレのじゃない?

46:イチロー
07/08/03 00:05:04 bNeDKfrR
>>1乙です。

前スレでは、色々有り難うございます。
自分では、気をつけていたのですが、誤字脱字多数あって申し訳ありませんでした。
今は、保管庫にて、過去の作品を読んでいます。仕事もある為全部までは、読んでないですが、勉強中です。
表現力、文字の使い方、話しの流れ、等々、色々勉強中です。
ほんの少しでも、皆様に「成長できた」と言われるように、頑張りたいです。
保管庫の作品の中で、これがお薦めとか、この作品を読んで勉強しろとか、この作品を一回丸写ししてみろとか、ありますか?
教えて頂ければ幸いです。
構想は、ありますが当分は投下せず勉強したいと思います。

47:名無しさん@ピンキー
07/08/03 00:23:54 wvboHvWd
>>46
いーからトリつけろよ
後、ひぐらし全部やった?
やってないなら半年プレイしたほうがいい
後、ひぐらしのルール上からか、
ここはやさしいが、他のトコであんなレベルの書いたら
たたかれるってレベルじゃねーぞ?

48:名無しさん@ピンキー
07/08/03 01:18:10 9mbi+9Cw
どーしてそこまでえらそうにものが言えるのか・・・
大層ご立派なお方なのでしょうね。

>>46
保管庫の作品にこだわらずいろいろ見てみるといい。
ひぐらし以外のえろ文章を参考にするのもいいかと。

でもイチローの持ち味をなくしちゃ嫌だよ?

49:名無しさん@ピンキー
07/08/03 01:21:24 2SuWAiNo
だが悲しいかな事実だよな……

50:名無しさん@ピンキー
07/08/03 05:31:21 Sxaw/v+2
イチローの文章力とかは別にどうでもいいが反省のなさと誘い受けの多さがむかつく

51:名無しさん@ピンキー
07/08/03 09:11:17 ra0AqG7m
イチローは3年ぐらいROMったらいいものが書けると思うよ

52:名無しさん@ピンキー
07/08/03 09:41:55 z1HftlBd
3年?100年ほどループした方がいいんじゃね

53:名無しさん@ピンキー
07/08/03 10:08:11 z1HftlBd
>>43
フタナリズム

54:名無しさん@ピンキー
07/08/03 10:26:38 Vze46iG8
イチロー涙目ww

55:名無しさん@ピンキー
07/08/03 10:41:07 1fEUpfxI
オマイラ、その辺にしとこうぜw

56:名無しさん@ピンキー
07/08/03 11:32:52 A3M9rVsr
あんまり厳しいこと言ってやるなよ。
ただ一言いわせてもらうと犬や猫じゃあるまいし、登場人物にやらせればそれでいいってもんじゃないのも事実なんだよ。
ある種のタブーや羞恥心といった描写がないと萌えられない。そこをしっかりと押さえてほしい。
俺的ガイドラインを載せておくから参考にしてみてくれ。
その上で半年ばかりROMってから書いたほうがいいんじゃないか?

入門編
『レナキス 裏 (圭一×レナ) 』
『クローゼットの中の戯れ』
『かぁいいオットセイ☆』
ちょっとしたハプニングからほのぼの微エロへと発展する定番もの。
十代特有の甘酸っぱい感情や性への好奇心が描かれているのが特徴。
これなくして萌えは成立しない。
「はぅ・・・・・・、これ以上は恥ずかしいよぅ~。でも、圭一くんとならいいかな、かな」

自慰系
『月下に啼いて』
『無題(魅音オナニー)』
『魅音と圭一の入れ替わり』
背徳感や羞恥心の描写がすばらしい三作品。
自慰系は、ただ単にオナニーさせれば成立するような底の浅い分野ではない。
人前で平気でオナニーできる女に萌えられるか?断じて否である!
「みぃ~、恥ずかしげもなくお股をくちゅくちゅできるなんて、とんだ淫乱メスワンワンなのですよ。
もう少し恥じらいってものを持ってほしいのです」

陵辱系
『綿流し後日』
『盥回し 壊』
『醒めない悪夢に泣いた夜』
陵辱系のポイントは、レイプに至るまでの過程に必然性を持たせること。
これさえしっかりしていれば、読み手の想像力でいくらでもカバーできる。
それと最後になんらかの救いが用意されていること。この二点。
行為が終わった後の描写にも気を使いたい。
「圭ちゃん・・・、圭ちゃん、どうして・・・・・・。わ、わたしね、圭ちゃんのこと、ずっと、ずっと好きだったんだよ?」

純愛系
『ホームワーク』
『幸せのカケラ』
『圭×魅スク水』
これも基本は陵辱系と同じ。行為のシーンについてはよりくわしく書いたほうがいい。
当然のことながら恥じらいの描写もしっかり入れる。間違ってもやってる最中から始めるようなことはしない。
あと、キャラの特性もしっかり押さえる必要がある。
『圭一』と『レナ』を『太郎』と『花子』に換えても成立するような物語など、誰も読みたくはない。

特殊系
『鬼畜王K1 ~鬼誑し編~』
『山狗×部活メンバー』
『キャッツファイト!』
作者の固有結界が発動した世界。要するになんでもあり。純粋に技量だけの勝負となる。

以上。
あと、誰かに言われる前に自分で言っておく。
「長文うざいんじゃボゲェッ!チラシん裏にでも書いとりゃあ、こんダラズがぁ!」


57:名無しさん@ピンキー
07/08/03 12:01:57 zeGaFrng
>>56
いやいや、チラシの裏と言わず俺の脳内メモ帳にしっかり保存させてもらった
実際書いてみるとわかると思うけど、読み手の心理とか意識しながら書くのは正直素人には厳しいと思うんだ
こういう読み手視点の分析があると正直ありがたい
プロットを暖めながらも投下に至れない俺にも参考になったよ

58:名無しさん@ピンキー
07/08/03 12:57:20 Uuw3uF9O
住人優しすぎ泣いた

59:名無しさん@ピンキー
07/08/03 13:14:05 YNbWx0+/
あと、もしまた投下するのなら「イチロー」と名乗らない方が良いよ
親切な人が多いけど、中にはイチローというだけで面白半分に叩く人居るから。
成長すれば文章変わるからそう悟られないと思うしね


60:名無しさん@ピンキー
07/08/03 13:18:13 dRxO78BC
まぁ、文章うまくなりたいってか、描写がうまくなりたいなら、日常を文章化するのがいいと思うよ。

窓から差し込む光と、鳥の囀る声が、眠りから覚めたくない僕を強制的に起こす。
今、何時だろうか。自分のもっとも苦手な時間はとうに過ぎただろうか。

とかさ、日常を文章化してみるだけでも少しは変わるぜ

61:名無しさん@ピンキー
07/08/03 13:22:16 iHK58tmM
ぶっちゃけ文章なんて短時間で上手くなるもんでもないけどな。
でもま、台詞に強弱を付けるだけで全然違うと思うよ。
参考までに
「嘘だ」
「嘘だ!」
「嘘だっ!」
「嘘だッ!!」
「嘘だッッ!!!」

62:名無しさん@ピンキー
07/08/03 14:18:03 s4XPEEjY
「う・そ・だ☆」

63:名無しさん@ピンキー
07/08/03 14:20:07 xLqtjIRH
あぁ、嘘だ

64:名無しさん@ピンキー
07/08/03 14:40:24 njjFiz+b
あのさ、ふたなり魅音→K1ってこのスレ的にはアウト?というか数字板に行くべき?

65:名無しさん@ピンキー
07/08/03 15:04:19 1fEUpfxI
>>56
まるで、固有結界みたいだw
しかし、なんと優しいヤシなんだ・・・

>>64
別にいいのでは、ダメならスルーですむし。

66:名無しさん@ピンキー
07/08/03 15:38:41 iIGjB91P
イチローの文はあれだ、カッコ「(が半角「(になってて携帯書きしてる感じがする
だから直書きかメモ帳の一時書きの投稿しかできなくて、1レス毎の話が短く変なところで切れて(?)、文全体がギクシャクぽい
ダメじゃないけど慣れるまではPCで書くといいかも



>>56
永久保存の固有結界乙
これwikiに入れるかテンプレにするとかしない?

>>64
ふたなりは供給が少ないから、投下してくれると俺は嬉しい
ワッフルワッフル

67:名無しさん@ピンキー
07/08/03 16:08:15 xExxeeAN
俺は輪姦系SSが好きなので山狗に総輪姦される部活メンバーSSとかもっと増えるとうれしい

68:名無しさん@ピンキー
07/08/03 16:44:33 njjFiz+b
>>65
ん~じゃあ書きあがったら警告してから投下するわ。
かなりの強姦ものになるかも。
やられるのはK1なんだが。

69:名無しさん@ピンキー
07/08/03 16:49:24 Uu40fLjL
俺も>>66と同じ意見で>>56をテンプレかwikiに入れてもいいと思う。
イチローに限らず新規の人(読み手・書き手共に)にとっても参考になるだろうし。

>>64
俺は大歓迎だ。

70:名無しさん@ピンキー
07/08/03 18:10:40 YkfdwpDp
ふたなりがありなら性転換もありだよな。魅音×♀圭一とか。

71:名無しさん@ピンキー
07/08/03 19:37:30 YNbWx0+/
どうせするなら全員変換させようぜ!
美少年達の中の紅一点、前原圭子。
ネオロマ~ンス

72:名無しさん@ピンキー
07/08/03 20:09:35 Vze46iG8
それにしても>>56素晴らしくね
これは協力して全部の作品のダイジェストを付け、wikiにまとめに行くくらいの価値は十分あると思うがどうだろう

73:名無しさん@ピンキー
07/08/03 20:26:19 8TRLh/yw
作品の選択に偏りがあるように思えるが

74:名無しさん@ピンキー
07/08/03 21:13:02 M3EG4CGf
>>56は56自身の好みや主観も入ってるし、テンプレ化はどうかと思う。
56のガイドラインに当てはまらない名作もあるわけだし。
恥じらい無しに萌え無しとかも好みじゃない?淫乱設定が好きな人もいるよ。
ちょっと偏ってる気がする。

75:名無しさん@ピンキー
07/08/03 21:23:31 9ogajWVJ
まあどうしてもこういうのは好みや主観が入るものだしね。
56だけじゃなくて誰が言ってもそうだと思う。
テンプレ化まではしなくていいんじゃない?

一つの意見として参考にはなったけど。

76:名無しさん@ピンキー
07/08/03 22:08:16 UWmkQuOY
同感。参考にはなったがテンプレ化は必要ないと思う。

77:名無しさん@ピンキー
07/08/03 22:20:41 K9ZI/Y3+
つまり書きたいものを書けよってことだな

78:名無しさん@ピンキー
07/08/03 22:41:49 TJ/IboAB
流れを空気投げする俺が来ましたよ
梨花・羽入の自慰ネタ話が仕上がったので投下します。
「これから私が自慰をして、果てた後に羽入の体調が良くなるかどうか…試してみましょう?」の続き。

79:名無しさん@ピンキー
07/08/03 22:44:09 TJ/IboAB
「自慰って、りかっ!?」
ショーツの上からつぅ、と秘所をなぞる。
「っ…だ、駄目なのです梨花、…ぅぁっ」
「ん……、駄目って言っても止めないわよ?」
成熟という言葉は早すぎる、幼くて小さい私の体だが、そうは言っても何度も自分で慰めた経験はあるし、
百年も生きていれば自分の体のどこがいいかぐらい分かってくる。
やはり一番感じやすい箇所と言えば…そう、クリトリスだろう。
私は布越しに自身の淫豆に触れてみた。
電撃に当てられたように私の体がぴくんと小さな痙攣を見せる。
同時に、羽入も同じような反応を見せた。
「「んっ」」
小さな嬌声が二つ、闇の中に紛れて消える。
羽入はともかくとして、私の場合は沙都子が部屋の中で眠りに落ちているのだ。
そんな状態の中で声をあげるわけにはいかない。
(声、出さないようにしなきゃ…ね………)
ゆっくりゆっくりさすり上げ、敏感な突起に刺激を与える。
やがて下着が私の愛液を吸い、くちゅくちゅと音を立て始めてきた。
「あっ、りかぁ…はぅ、あっ、んぅうっ」
「…ふっ、…んん………」
高い喘ぎを口にする彼女とは対照的に、私は最大限己の声を押し殺しながら吐息を漏らす。
(沙都子に気づかれないように…)
そう意識してみるものの、それが逆に背徳感を芽生えさせて妙な快感を覚えてしまう。
もし彼女が目覚めたらと考えると、ゾクゾクしてくるというか―
「あぅ…?りか、どうか…したの、ですか?、ん…っ」
「―なんでも…ないわ」
ああ、何を考えているんだ私は。
沙都子が知識を持つにはまだ早すぎるし、
それに、こんな風に乱れた私の姿など…見て欲しくないに決まっているじゃないか。
…だがしかし、どこがで全てを否定出来ない私がいて。
ここで沙都子が起きたら…と期待してしまっていて。
それらが私の色情を誘っているのは明らかだった。
「あぅ、梨花…もうぬれぬれなのですよ、あぅあぅ…」
「…っ」
羽入に言われてはっとする。
彼女の指摘通り、秘部からは相当の蜜が溢れ出していたようで、己の下着はしどしどに濡れていた。
それは私の動かしていた指のせいなのか、それとも…
いや、考えるだけ馬鹿馬鹿しいか。どうせもう分かりきっていることだ。
ぐしょぐしょになった下着を見て私はくすりと微笑する。
「頭では否定していても、結局体は正直なのね…」
「り、か…?それって、どういう―」
「そろそろ下着越しじゃ我慢できなくなってきたってことよ」
私はそう言って、ゆっくりとショーツを下ろしていく。
まだ陰毛すら生えていない幼い性器が、夜の空気にさらされた。

80:名無しさん@ピンキー
07/08/03 22:47:01 TJ/IboAB
その小さな淫穴から、くぷりと愛液が溢れる。
「あぅ…恥ずかしいのです………」
「それは本来、いつも羽入に視姦されている私の台詞じゃないかしら?」
彼女に向かって悪態をついてみるが、実際そんなことはどうでも良かった。
私だって何百年も生きているわけだし、羽入とは切っても切れぬ関係だし…
自身の「これ」を見られることなんてもう慣れっこだ。
だが、羽入は私の言葉を気にしているのかバツの悪そうな顔をしてあぅあぅと困惑した様子。
「…馬鹿。そんなに気にしなくたっていいのに」
「でも………ふぁッ!?」
彼女の言葉をさえぎって、私は再び自らを慰め始める。
膣から流れ出す蜜液が細い指にからみつく。
そうして、ぬるつき、すべりのよくなった指先で女肉の割れ目をこすり上げていく。
「はぁ…ん、っ…ぁ………」
「はひっ、そ、それはぁ、だっだめなのです、りか…んぁっ」
羽入は口ではそう言うものの実際は悦んでいるようで、唇からは喘ぎの声が放たれていた。
くちゅくちゅと周りを指で責めたてるごとに、羽入の口から可愛らしくも艶かしい嬌声があがる。
とめどなく悦びを表す神の姿に、私も少なからずの興奮を覚えてしまって。
それが余計、淫欲の歯止めを利かなくさせてゆく。
女唇を上下になぞり、指の腹で何度もこすり、
そこに別の生き物が存在するかのように細い指を蠢かせる。
「あぅ、んっ、りかぁ、りか、ぁ、んっ…はっぅうっ」
羽入のゆるんだ唇から漏れる、今の私には発することを許されない、熱く濃密な声色。
私は自分の指先を巧みに扱い、己の秘所の感触を味わう。
蜜に潤んだ花びらを人差し指でかき分け、
中指で膣穴の周りをなぞり、時にはぷっくりと盛り上がっている淫核をこすりあげる。
「りか…んっあぁ…りかぁ……」
私という体を伝わり、羽入にもその感覚が行き届く。
感じやすい部分を執拗に責められ、彼女はうわごとのように私の名を呼んだ。

81:名無しさん@ピンキー
07/08/03 22:50:08 TJ/IboAB
「はにゅぅ…んっ…はふっ……あぁ…ん…」
声を出してはいけないと分かっているのに、体が自由をきいてくれない。
近くで眠る少女を起こさないようにと気を使うものの、どうやらそろそろ淫欲が限界を迎えそうだった。
その証拠に…ああ、ほら。
「んはぁっ、んっ……、ふぅぅ、あっ」
私、今すごくはしたない声を上げている。
羽入の喘ぎに感化されてしまったのか、次第に私の呼吸も、声も、荒くなりつつあった。
秘められた割れ目からは愛液がとめどなく溢れ出し、
私はそれをすくってはくちゅくちゅと淫核に塗りつけて自身を弄ぶ。
敏感な突起は少し触れただけでも刺激を感じ取り、性の悦びをかき立ててゆく。
「ひゃ……はぅ、いいです、…んっ、指が、お豆にっあたって…んああっ」
「はにゅ、ぅ…っ、きもち、いいっ…?」
「っ…あたりまえ、なのです…っはぁっ…
 ぼくっ…んっ……たちは、いっしょなのです…からぁ…りかが…はぅっ、きもちよかったら…
 …ぼくも…きもち、いいのです、っよぉ…ひゃんっ」
ぴくっぴくっと体を震わせて悦びに耐える彼女の可愛さといったらこの上ない。
だから私は、もっともっと彼女を責め尽くしてやりたくて。
自分自身も、もっともっと快楽を貪りたくて。
そんな淫らな欲望に駆り立てられ、淫核を責める指の動きを速めていく。
時折蜜汁を指先にまぶしながら、膨れ上がった突起を弄ぶ。
ちゅっ、ちゅくっ、ぴちゅっ
淫らな音を奏でながら、ふしだらな行為に没頭する。
下腹部に指を這わせ、小刻みに動かして…
その度に訪れる快感は、私と羽入を淫らな牝に仕立てていった。
「あっ、あぁ、りかっそんなにしたら…だめなのですぅぅぅっ」
「あふっ、そろそろ、…イき…ましょうっ、…んふぁぁっ」
じゅく、ちゅぷっ、っ…ちゅっく、ちゃぷっ!
同じ高みを目指して、二人は快楽の階段を駆け上がってゆく。
そうして互いの限界が頂点にまで達した時、
今まで溜め込んでいた全てをほとばしらせるように、私は最後の力を振り絞って己の女芯をぴんと弾いた。
「…っ、あぅぅぅぅっ!」
「ふぁぁああっ」
瞬間、私と羽入は時を同じくして絶頂へとのぼりつめたのだった。

82:名無しさん@ピンキー
07/08/03 22:52:19 TJ/IboAB
「ん…りかぁ?なんだか騒がしいですけど、どうかなさいましたの…?」
荒い呼吸を整わせていた私に、寝ぼけ眼の沙都子が声をかけてきた。
しまった、途中から彼女がいることをすっかり忘れて自慰にふけってしまっていた。
「み、み~。ねこさんとお話していたのですよ、にぱー」
「猫って、ここ2階じゃ…」
…あ。
「な、なんだか間違えて登ってきちゃったみたいなのです。
 ちょ、ちょっとねこさんを放しに行って来ますですよっ」
問い出そうとする沙都子から逃げるように、私は外へと飛び出した。

…。
焦りを隠せぬまま外に出た私に、羽入はくすくすと笑いながら私に声をかける。
「あぅあぅ、梨花は嘘をつくのが下手なのです」
「とっさだったんだから仕方ないじゃない」
反論してもなお微笑みを絶やさぬ羽入にちょっと苛立ちを覚えつつ、私は一つため息をついた。
「―それで、どう?」
「あぅ?」
何が?と言った様子で首をかしげる彼女。
全く、先ほどの会話を覚えていないとは…よほど行為に夢中だったのだろうか。
「最初に言ったじゃない。
 『私が自慰をして、果てた後に羽入の体調が良くなるかどうか試してみましょう』って。
 結局、今はどうなの?良くなった?」
「え、えっと…あぅ…あぅぅ…」
思い出した途端顔を真っ赤にしてイエスともノーとも言わぬ羽入。
しかし、その身振りを見るからに結果は明白だった。
…まったく、嘘をつくのが下手なんて…あんたも人のこと言えないじゃない。
立場逆転。今度は私が彼女を笑う番。
「くすくす…答えられない?」
「あぅあぅあぅっ」
恥ずかしくて言えないか。
まぁ、彼女の立場に立ってみたら私だって同じようなものだとは思うけど…ね。
「そう。…まぁ、答えられないなら別に構わないけれど…
 そういえば魅音から貰ったキムチ、確かまだ冷蔵庫にあったわよね?」
「ひぅっ!?」
三文字の食品の名前が出た途端、羽入はびくりを身を強張らせてかっと目を開いた。
そして…
「あぅあぅあぅ、ひどいのです梨花ああぁっっ!!!」
ひぐらしの鳴かぬ月夜の下、彼女の叫びが木霊したのだった。

83:名無しさん@ピンキー
07/08/03 22:54:38 TJ/IboAB
以上です。
当初は「それにしてもこの梨花、ノリノリである」みたいな流れにしようとしていたんですが
なんだか思い通りにことが進まなくて…自分が望んでいた方向とは少し違うものにナッテモタorz
エロって想像以上に語彙が必要とされるのでマジで書いててものすごく難しい。と毎回思います。
自分もK1みたいなボキャブラリが欲しいんだぜ。

84:名無しさん@ピンキー
07/08/03 23:04:26 LGn2YLhP
>>83
GJ、鼻血の出すぎで死にそうなんだぜw

85:72
07/08/03 23:19:41 Vze46iG8
>>73-77
ちょっと思いつきだけで言っちゃったかな
>>83
GJ、同時に登りつめる2人タッタ

86:名無しさん@ピンキー
07/08/04 00:02:57 Pggp5y0c
L2大石×鷹野
L4レナ×羽入
L3レナ×梨花

誰か頼む

87:名無しさん@ピンキー
07/08/04 00:04:15 oDY2eLPO
>>83
やっぱ梨羽はいいわ
ゴチでございます

>>86に加えて
L5大石×魅音も未だ全裸で待ってるんだぜ

88:名無しさん@ピンキー
07/08/04 00:12:06 Pggp5y0c
早速、りかはにゅモノ追加した自分ノリノリである

89:名無しさん@ピンキー
07/08/04 00:16:00 ouUTZ0KU
グロ系って案外少ないよな
今度L5なKOOL→梨花ちゃまあたり、ない語彙絞って書いてみるか

90:名無しさん@ピンキー
07/08/04 00:23:57 Pggp5y0c
「…沙都子」
「なんですの梨花」
「ボクは男の子なのですよ?」
「…な、何言ってますのひゃうっ」

91:名無しさん@ピンキー
07/08/04 00:36:18 Pggp5y0c
>>90はなんでもないのです

Part.4
25 :06/12/06 23:14:36 ID:gWSzJk7b
圭一口先の魔術に責められて「入れないでぇ」な鷹野を妄想した俺は
S圭一×M鷹野の可能性についても提案したい

92:名無しさん@ピンキー
07/08/04 00:41:58 BbkvpiGp
>>83
GJ。幼女の自慰ってエロいなww
妄想したらおっきした。

でも
>「これから私が自慰をして、果てた後に羽入の体調が良くなるかどうか…試してみましょう?」の続き。
とあるけど、これの前っていつあったっけ?

93:名無しさん@ピンキー
07/08/04 01:11:09 WbJkE/H6
>>83
なんというGJ
全俺がおっきした

だが梨花萌えの俺としては
ひんぬーも出して欲しかったぜ

94:名無しさん@ピンキー
07/08/04 08:06:28 pblHIj9v
L5詩音×圭一
神に頼む

95:名無しさん@ピンキー
07/08/04 10:44:20 SETmlNCU
「勘だ――」
 たった三文字の言葉なのに、私の心は大きく揺れ動いていた。
 少し前まで組んでいたはずの腕も、いつの間にか離れていて、前原圭一は私の目をえぐるような視線で対峙している。
 親族でさえ私と姉こと魅音の区別を明確にすることはできない。
 幼い頃から『入れ替わることを茶飯事に行っていた私たち』なのだから、癖だとか仕草さえ同一なはずなのだ。
 確かに私は二年弱の牢獄ばり学園生活―実体験からの比喩だから笑えてくる―を送ったし、魅音と言えば鬼婆のもとで、次期頭首としての教育を受けたのだろうから、空白の時間が生まれているのも事実だ。
 だからと言って、雛見沢に戻ってきてからの一年間で、入れ替わりがバレたことは一度もないのに加え、この圭一と言う男はまだココにきて一ヶ月と言っていなかったか。
 ある意味強固な自信とさえなっていた姉との入れ替わりが、『勘』なんて言う不明確な理由で看破されたことに、私はただうろたえるしかない。
 ぎりっ、と歯ぎしりの音が頭に響く。
 扉一枚の向こうには、この男に病みつきとなっている姉が居るのだ。今の前原圭一が存在する以上、姉は前原圭一のことだけを考えるようになるだろう。
 口先八丁で、妙に仲間を強調し、部活の罰ゲーム常連のこの男に、姉は一層のめり込むだろう。

 それを私は許してはいけない。

 魅音と詩音が限りなく近い存在だからこそ、ミオンとシオンに狂いがあってはいけないのだ。
 今回の場合正しいのは明らかに私。悟史くんはずっと雛見沢に住んでいるのに対し、都会から来た余所者に魅音が恋心を抱くのは困る。
 周囲の人……、それは園崎家を含めてだが、私まで彼に恋愛の感情を抱いていると勘違いされかねない。
 絶対に崩れていけない牙城を守るためなら、私は前原圭一を排除することさえ躊躇わない。絶対に。何が起きようとも。

 圭一は不思議そうな表情を浮かべて、黙りこくった私を見つめていた。
 くそ、これもだ。
 この悟史くんと共通するような仕草の一つ一つが、私の感情を逆撫でにする。
 何も知らないくせにすべてを知っているような行動。
 知ったかぶりなら否定できるからまだしも、本当に知らないのだからタチが悪い。やり場のない怒りとはこのことだ。
 とりあえず私は、姉に前原圭一が魅音と詩音の区別をつけることが出来る、なんて最高級の好材料を提供するわけにはいかない。
 元々このぬいぐるみを買ってほしい、なんてのは話の流れで生まれたものだ。
 スルーしたって圭一に問題が生じるわけではないだろう。
「へぇ……、圭ちゃんがそんなシックスセンスを持ってるなんて知りませんでした。私もおちおち圭ちゃんの前で、悪いことは出来ませんねぇ」
 ぬいぐるみが並ぶショーウィンドウから離れつつ歩き出す。
 圭一にとって『魅音と詩音の区別』は、それほど大きな事項であることに気づいていない。
 会話に引き入れつつ無かったことにするのが得策だと判断した。
「おい、詩音。お前まさか魅音になりすまして、とんでもないことしてないだろうなぁ」
 圭一は苦笑するような口調で私に返答する。きっとダム戦争時代の凶行がバレているのだ。
 あの時は確かに姉を頻繁に使わせてもらった。
 今でもそんなことをされては、圭一もおちおちと…………。
 
 あれ……、私は今どう言う思考をしようとしたのだろう。
 落ち着いて……冷静に……クールになって、いつもの詩音になって考える。

 圭ちゃんは、詩音と魅音が違っては何か困ることがあるのか?

 圭ちゃんが、詩音と魅音で対応の仕方が違うのか?

 こんなにも似ていて、同じと言ってもおかしくないほどの双子なのに、前原圭一はシオンとミオンを別個にする必要がある?

 疑心暗鬼の渦がうごめいているのがわかる。
 頭の中で前原圭一と園崎魅音が浮かび、消え、浮かび、消える。
 腹立たしかったのは浮かぶのも消えるのも、常に二人は一緒だったことだった。


神ではないのだが、これである程度許していただけるなら、続きを推敲して投稿してみようと思う。

96:名無しさん@ピンキー
07/08/04 12:15:33 ouUTZ0KU
エロに入ってないからなんとも言えないが、どことなく期待したい気がする

97:名無しさん@ピンキー
07/08/04 15:55:36 KUdX/FlD
とりあえず文章がうまいので、エロなしでも十分期待してる。
というか書いて下さい。

98:名無しさん@ピンキー
07/08/04 23:39:27 pblHIj9v
>>95
まさか自分のリクを聞いてくださる神がいたとは

是非お願いします
あなたは私の神です
続き超期待してます

99:鬼畜王K1 ~鬼誑し編・その49~ ◆MvGoTR1Y8o
07/08/04 23:50:12 gMAwoQ4q
お久しぶりです。
なんとか最近になって復活?です。約一ヶ月ぶりですか。
あまり言葉を重ねても仕方ないので、とりあえずは続きを投下させていただきます。
それではどうぞ↓




「遅かったね、圭一くん」
レナが圭ちゃんに声を掛けた。
私たちは教室で裸身を晒したままだ。…しかも、大好きな圭ちゃんの前だというのに。
なのに、レナはそれを気にかける様子も無い。それどころか、圭ちゃんが現れたことを心底喜んでいるかのような表情。
そして、圭ちゃんは…満足げな顔で、私たちの裸身を眺めていた。
「…くくく」
圭ちゃんが小さく笑った。レナと私の両方を丹念に眺め、そのままゆっくりと私たちに近付いてきた。
その時、私はあることに気付いた。
背中にある、『鬼の入れ墨』…。それは、園崎家次期頭首としての証であり、誰にも―特に圭ちゃんや仲間達には―見せてはならない、私の秘密。
このままでは、圭ちゃんにも、レナにも見られてしまう…!
私は慌ててブラウスを羽織り、入れ墨を隠す。幸い、レナにも背中は見られていない。
…いや。レナは『見ていない』と言うべきか。圭ちゃんが近付いてくるのを今か今かと待ち焦がれているような顔。
今のレナには、圭ちゃんの存在しか目に入らないのだろう。…心底、圭ちゃんを好きだから?…それとも、レナは既に『篭絡』されているから…?
「待たせたか、レナ…とは言っても、俺がいない間に魅音と『仲良く』やってたなら…退屈はしなかったんじゃないのか?ククク…」
圭ちゃんはレナの前にしゃがみこんで、まっすぐにレナを見つめた。
「ふふ…圭一くん、良く分かってるね。魅ぃちゃんがあんまりかぁいかったから、レナ…早くお持ち帰りしたくてしょうがなかったんだよ?はぅ☆」
レナがかぁいいモードで答えるが、やはりただのかぁいいモードではなかった。
あくまでもかぁいいモードで誤魔化すかのような、演技じみたやり取り。
…この二人は、私の前であくまでも演技を貫いているんだ。でも…そんな演技でも、信頼しあっているからこそ出来るやり取り。
そう思うと、私は圭ちゃんにとっては未だレナと同じ位置にいない存在であることを痛感してしまう。
レナと圭ちゃんは一線を越えたことで…ここまで信頼し合っているのだろうか…。
「はは…お持ち帰りぃ~を封印してまで、『俺のために』魅音を取っておいてくれたんだな?…感謝するぞ、レナ…」
圭ちゃんはレナの顔を引き寄せ、唇を重ねた。
レナは圭ちゃんの求めに応じるかのように、圭ちゃんの首に手を回し、時々息継ぎをしては再び唇を重ねる。
激しく、舌を絡める音まで響くほどのキス。見ている私の方が恥ずかしくなるほどの、淫らなキスだった。
あの圭ちゃんとレナが、こんなことをしている…普段の私なら、茫然とする事態だ。
だが、今の私には、ふしだらな圭ちゃんとレナを咎める気など無い。二人のキスにさえ、『羨み』の感情が先にあった。
突然、レナが圭ちゃんと唇を重ねながら、流し目で私を見た。…その視線は、私を一瞬だけ凍りつかせた。

『ふふ、魅ぃちゃん、どう?…レナはもう圭一くんのモノだし、圭一くんも、レナのモノなんだよ?
魅ぃちゃんには悪いけど…やっぱり圭一くんは既にレナを選んでるの。諦めてほしいな、魅ぃちゃん…あははははは』


100:鬼畜王K1 ~鬼誑し編・その50~ ◆MvGoTR1Y8o
07/08/04 23:52:33 gMAwoQ4q
そう言っているような、勝ち誇ったようなレナの視線。
私の勘違いかもしれないけれど…胸がズキリとした。
『…レナは、魅ぃちゃんも、圭一くんも大好きだから…そのどちらも失いたくないよ。
…圭一くんがレナと魅ぃちゃんのどっちを選ぶかはまだ分からないけど…どんな未来でも、みんなが『幸せ』なら、レナはそれでいいよ』
さっきの、レナの言葉を思い出す。…レナは確かに、自分だけの『幸せ』より、仲間の…私の『幸せ』を優先させると言った。

…もしも、それが演技なら?
…もしも、それが偽りなら?
…もしも、それが嘘なら?
…私を裏切るとしたら…この娘につけてもらわねばならない、『けじめ』は何だろう…?

「…ッ」
急に、自分の中に芽生えた負の感情に寒気を覚えた。
『けじめ』などという、恐ろしいことを考えてはいけない。今の私は、園崎家次期頭首の園崎魅音ではない。
…前原圭一が大好きでたまらない、一人の女の子である園崎魅音なんだ…!
レナが、私を騙すわけはない。レナは、私の大切な親友であり…正々堂々と勝負すると宣言した、恋敵でもある。
私は、レナを疑わない。圭ちゃんと唇を重ねているのを見て、少し羨んだだけなんだ。
…『羨む』…?ああそうか…やっぱり私は、本心から圭ちゃんに抱かれたがっているのだろうか…。
大好きな圭ちゃんに、レナがしてもらったように、圭ちゃんと、圭ちゃんと…

「…魅ぃちゃん?…ねぇ、魅ぃちゃんってば」
レナと圭ちゃんが、いつの間にかキスを終え、私の目の前にいた。
私の意識は二人から離れていたが、ようやく感覚を取り戻す。
「ふぇっ?…あ、そ、その、えと…」
私は言葉を出そうとするが、上手くいかない。
二人が不思議そうな表情をしているが、顔をお互いにぱちくりと見合わせた後、「ははは!」「あはは!」と笑った。
「ははは、レナ!お前、アレを強く嗅がせたんじゃないのか?魅音のヤツ、ボーっとし過ぎだぜ」
「あはは、そんなことないはずだよ、だよ?確かに圭一くんの持ってきたアレは効果抜群だったけど、すぐに魅ぃちゃん目を覚ましたし」
楽しげに笑い合う二人。…それは、いつもの部活で見せる、とびっきりの罰ゲームを思い付いた時のような顔だった。
ん?ちょっと待って。
「…ねぇ、『アレ』って、なに?」
私が問うと、圭ちゃんとレナが同時に『にぱあ』と笑い、声を合わせて答えた。

「「メホホ・ブルササンK」」

…。
教室が、水を打ったように静まり返る。
が、その静寂はすぐに私の大音声で破られた。
「何なの、それーーーーッ!!?」
圭ちゃんとレナは、私の渾身のツッコミに一瞬ビクっとなった。
「な、なんだよ魅音…そんなにでかい声でツッコむなよ」
「はぅ~…魅ぃちゃん、びっくりさせちゃ嫌だよ…だよぉ…」
一番びっくりしているのは、おじさんの方だよ…。
その反応が想定外だったのか、圭ちゃんとレナは私に聞こえないようにヒソヒソ話をする。
「…まずいな、やっぱりマーガリンの量が多かったせいか…?(ヒソヒソ)」
「…でも、レナが買ってきたブリは新鮮だったし、あと『もけ』…(ヒソヒソ)」
「馬鹿!それ以上は魅音の前で言うな!(ヒソヒソ)」
「あ、ご、ごめんなさい!…そうだ、『草』!『草』が足りなかったんだよ、だよ!(ヒソヒソ)」
「おお、それだそれだ!やっぱなぁ、『草』が足りないとアレだもんなぁ!わっはっはっはっは…(ヒソヒソ)」
…。
「何の『草』なの、それ…」
「知らない」
「草なんて『なかった』」
即座に真顔で否定する二人。…なにもそこまでぴしゃりと拒絶しなくてもいいじゃない…。


101:鬼畜王K1 ~鬼誑し編・その51~ ◆MvGoTR1Y8o
07/08/04 23:54:34 gMAwoQ4q
「…はぁ…」
私は思わずため息をつく。
「…圭ちゃん。レナ。…二人とも、おじさんに隠し事なんかしなくていいし、ヘンなモノに頼らなくていいんだよ?」
圭ちゃんとレナが、シリアスな表情を崩す。私は恥ずかしさを抑えながら、次の言葉を紡いでいく。
「…そんなモノに頼らなくたって、私は…。
け、圭ちゃんに…あの、そのぅ…か、『かぁいくされたい』って気分になっちゃってるんだからさ…」
…かーっと、耳元まで赤くなっていくのが分かる。今の私の顔は、きっと茹で蛸のような色をしているに違いない。
圭ちゃんとレナの前で、私は自ら身体を開くことを、事実上宣告してしまったのだから。
「…」
二人は呆けた顔で私を見つめている。だが、私は圭ちゃんと目線を合わせるのが恥ずかしくて、上手く顔を上げられない。
もじもじと胸の前で指を絡めながら次の言葉を考える。…私は圭ちゃんに、抱かれたい。でも、今の言葉じゃ、圭ちゃんに上手く伝わらないかな…。
「…だ、だからさ。私は…レナみたいに、圭ちゃんと、ここでさ…。エ、エッチなことしてもいいかな、って…おも」
圭ちゃんが突然、私の身体を抱き締めた。
薄いブラウス越しに、圭ちゃんの体温が伝わる。
「ふぇ?…あ、け、圭ちゃ…」
今度は私の方が呆けてしまった。さらに強く、圭ちゃんがぎゅっと抱き締めてきた。
…圭ちゃんの身体って、意外と筋肉質なんだ…。
皮膚がそれを敏感に感じ取る。私の鼓動はさらにドクドクと脈打ち、加速していく。
「…あ、あはは。圭ちゃん、いきなりおじさんに抱きつかないでよぉ…おじさん、身動き取れないじゃない」
「魅音」
圭ちゃんが耳元で私の名を呼ぶ。
「魅音…すまなかった。…お前が、俺のことをそこまで想っていてくれたなんて」
「…圭ちゃん」
「俺は怖かった。魅音がもしも、こんな俺たちを拒絶したら?魅音がもしも、こんな俺たちを信じてくれなくなったら?
…魅音が、こんな俺たちから離れていってしまったら…」
「…そんなことはあり得ないよ。私は…圭ちゃんも、レナも信じてる。二人とも、私にとっては…かけがえの無い『仲間』だから」
「…『仲間』…」

102:鬼畜王K1 ~鬼誑し編・その52~ ◆MvGoTR1Y8o
07/08/04 23:56:39 gMAwoQ4q
今度は私が圭ちゃんを抱き締める。私の鼓動が、圭ちゃんにも伝わるように。…私の想いを、直接伝えるように。
「ねぇ、分かる?私の心臓…こんなにドクンドクン言ってる。…圭ちゃんのことがキライなら、こうはならないよ」
「…ああ、分かるぜ…」
「…モノに頼らなくったって、こうすれば分かり合えるんだよ、私たちは…。だからね、圭ちゃん」
私は圭ちゃんの顔を笑顔で見つめた後、ぱたんと仰向けに倒れる。
「…お、おい?魅音…?」
心配しないで、圭ちゃん。私の覚悟を…聞いて。

「…いいよ。ここで…私を抱いて。圭ちゃん…」

胸元がはだけたブラウス一枚で、男を誘うように寝そべる姿は、知らない人が見れば娼婦のように思えるだろう。でも、そんなことはもはや気にならない。
圭ちゃんの前でなら、惜し気も無く肌を晒せる。レナにもらった勇気を、私は自らの覚悟とした。
「…魅音。…いいんだな?」
圭ちゃんと私は、再び目線を交わす。
改めて見ると、今日の圭ちゃんの目は情熱的だ。見つめるだけで身体が痺れてしまうような、虜にされるような…。
「くく…圭ちゃん。おじさんをここまでさせといて、今さら怖じ気づいてるわけじゃないよね…?
…男ならこういう時に覚悟決めてくれなきゃ、嫌だよ?」
「…ふ。魅音に言われるまでもねぇよ。…天下御免の園崎魅音を、じっくり堪能させてもらうぜ…?」
「ふふ…圭ちゃん。お気に召すまま…私を召し上がれ…」

圭ちゃんがゆっくりと覆い被さってくる。
その首に手を回し、私は圭ちゃんの顔を引き寄せて、唇を重ねた…。



103:鬼畜王K1 ~鬼誑し編・その52<思惑>~ ◆MvGoTR1Y8o
07/08/04 23:58:53 gMAwoQ4q
     ×  ×  ×     

「…いいよ。ここで…私を抱いて。圭ちゃん…」

 計 画 通 り  
その言葉を心底待っていたぜ、魅音…。

知恵を抱いて時間を潰した後、俺は密かに教室へと近付き、ドアの隙間からレナと魅音の絡みを眺めていた。
女同士、しかも無二の親友同士で身体を重ね合う光景は、俺自身も眼福に近いものを感じた。
淫蕩に耽る二人…。こいつらが、もう少しすれば俺の所有物として完成に向かう。
忠実な僕にして、俺を毎日悦ばせてくれるであろうかぁいい牝狗たち。
雛見沢を支配する新しき『神』にとっては、かけがえの無い『戦力』。
…感謝するんだな、二人とも。俺のような素晴らしい男に出会えたことを。
この雛見沢に『神』がいるとして、『運命』を操作しているとしたら…俺たちほどよく計算された関係はあるまい…ッ!!
だが、その『神』を超える男が俺だ…。古い神=オヤシロ様に取って代わる、新しい世界の神。新しい雛見沢に君臨する王。
レナ、そして…魅音。お前たちは俺の両脇に侍り、俺と一緒に新しい雛見沢を創っていくんだ…!
…くっくっく、と笑みがこぼれる。
ドアの向こうでは、レナと魅音が同時に達したらしい。
そのまま抱き合い、口付けを交わす二人を見ながら、俺は『転校生・前原圭一』としての偽りの仮面を脱ぎ捨てた。
魅音…お前に教えてやろう。この世には、一度味わってしまえば二度と忘れられないほどの『快楽』があることを…くくくくく、あっはっはっはっはッ!!



104:鬼畜王K1 ~鬼誑し編・その53<嫉妬>~ ◆MvGoTR1Y8o
07/08/05 00:03:36 u3yF8IZ8
     ×  ×  ×     

「…感謝するぞ、レナ…」
そう言って私を引き寄せ、圭一くんがキスしてくれた。
圭一くんが私を褒めてくれた…それだけでレナは嬉しいんだよ、はぅ☆
じゃれつくように首に手を回し、さらに舌をジュルジュルと絡め合う。
圭一くんの唾液が、レナのお口の中に流れ込んで…ごくん、と飲み込む。
…また、オマンコがヒクっと疼く。圭一くんに触れられるたび、レナの身体はどんどんエッチになっちゃうんだよ、だよ?
でも、今日は…まだ圭一くんのオチンポは食べさせてもらえない。レナはお預けなの。…今日は魅ぃちゃんがいるから。

そういえば、私と圭一くんがかぁいいことをしているところを見るのは、魅ぃちゃんが初めての人になる。
…どんな顔で、私たちを見てるのかな、かな?
ふと思い、横目で魅ぃちゃんを見る。
…茫然としているか、もしくは目を背けているか。
そのどちらかだと思ったけど、魅ぃちゃんは意外にもしっかり私たちを視界に収めているらしかった。
さすがに平然とはしていないようだけれど、動揺は最小限。むしろ、興味津々というか、私たちの行為を羨んでいるかのような目…?

『羨み』…か。…ふふふ…。
そうだよねぇ、魅ぃちゃん。大好きな圭ちゃんが、先にレナを抱いたのは事実だもんね。
二人が圭ちゃんを想う気持ちに優劣は無いけれど…順序で言えば、レナの勝ちだね…!
レナはね…どんなことにだって、勝ち負けっていうのはあると思うの。もちろん、誰だって負けて惨めになっていいはずはないよ?
でも、勝ち負けがあるからこそ、いい結果を出そう、頑張ろうって思うし、さらにより良い未来を目指せるってものじゃないかな、かなぁ?
そして、レナはね…負けず嫌いなの。
かぁいいものを誰かに取られたくないし、部活の時だって、レナは一位目指して毎日頑張ってるんだよ?
…魅ぃちゃんは部活でいつも一位だし、園崎家っていう恵まれたお家に生まれたから、負けることなんてあまり意識しないだろうけど。
圭一くんを巡っての勝負なら、レナ…ちょっとだけ本気を出させてもらおうかな、かな?…あはははははは。

…そう思っていたら。
魅ぃちゃんと圭一くんの様子が…違ってきた。
「ふふ…圭ちゃん。お気に召すまま…私を召し上がれ…」
なんて甘い言葉。なんて甘い状況。なんて…羨ましい二人。


105:鬼畜王K1 ~鬼誑し編・その54<嫉妬>~ ◆MvGoTR1Y8o
07/08/05 00:05:39 u3yF8IZ8

…首の辺りが、再び痒くなってきた。
ポリ、と指で絆創膏の上から一掻きした。

…圭一くんが、魅ぃちゃんを抱くことに、確かに私は賛同した。
『三人で楽しい部活にしようぜ、レナ』
その言葉を私は忠実に守り、言われた通りに魅ぃちゃんを引き留め、そして圭一くんにこの状況を用意した。
さっきのキスは、圭一くんからのご褒美。それだけでも、レナは嬉しかった。
…でも、これから魅ぃちゃんは、それ以上のご褒美をもらおうとしている。
私の目の前で。竜宮レナが見ている前で。…圭一くんと、まるで恋人同士のような会話を交わした後で…!

…ガリッ、と音がした。
あれ?いつの間にか、絆創膏が剥がれちゃってる。
指には血。首の痒みは治まらず、ズキズキとした痛みに代わってきた。
でも、さっきより気にならない。かゆい。かゆいけど、掻くのを止めたらいけない気がしてならない。
かゆいかゆい。だけど掻き続けなきゃ。そうしなければ、もっと苦しくなるだろう。
かゆい、かゆい、かゆい、かゆい。…あぁ、魅ぃちゃんに付けてもらった絆創膏、全部剥がしちゃった。
…魅ぃちゃんに…魅ぃちゃんに…魅ぃちゃんに…魅ぃちゃん…魅ぃちゃん…ッ!

その時。
圭ちゃんの肩越しに、目を潤ませ愛撫されている魅ぃちゃんの顔を見た。

…魅ぃちゃんめ…魅ぃちゃんめ…魅ぃちゃんめぇ…ッ!!

そこで、かゆみがプツリと途絶えた。
思考はクリアになって、落ち着いている。
クールになる、というのはまさにこういう状態なのだろう。
もう一度、魅ぃちゃんの顔を見る。圭ちゃんに愛撫され、忘我の彼方にいる女の表情。
あははは、魅ぃちゃん、涎垂らしちゃってるよ?足もさぁ、カエルみたいに開いちゃってさ。あはははは、そんな魅ぃちゃんもかぁいいよぅ、はぅ~☆
…せいぜい『今を』楽しめばいい。…快楽に縛られた、家畜。
まぁ…竜宮レナも、『今を』楽しむ人間なんだけどね…あはは、あははははは、あはははははははははははは!!!

106:名無しさん@ピンキー
07/08/05 00:23:03 CKWQeqdD
終わり?支援?

107:鬼畜王K1 ~鬼誑し編~ ◆MvGoTR1Y8o
07/08/05 00:24:53 u3yF8IZ8
P.S.
一ヶ月ほど投下できませんでしたが、別に筆者が鬼隠しに遭ったわけでもありませんw
でも公約を破りまくると、そのうち××流しされちゃうかもしれないですね。まぁナース服の××さまに流されるならむしろ望む所ですが。

「でも本番前で終わってんじゃねーかゴルァ」という声もあるでしょうね…。筆者的には

�@魅音、ブラウス一枚で誘惑?モード
�A圭一、何も知らずに神様気取り
�Bレナ、種割れもといKOOLの波動に目覚める

この三者三様の思惑と視点を今後のために提示したかったのです。
原作ではあまり無かった(?)魅音による一人称視点も、個人的に面白いです。
特に�@には力入れたつもりですが…今回の自分的テーマは
「こっ恥ずかしい魅音と圭一のやり取りをKOOLに見守るレナ」でしたから。
魅音が本気を出せばレナの誘惑モードなんざ足下にも及ばないはずだYO!
と、いち魅音スキーとして思うのです。基本的にハイスペック純情乙女だと思うのですよ、魅音は。

…次回は、来週くらいかそれ以降かもしれません…あ~転職してぇ…。
ではまた(´・ω・`)ノシ

108:名無しさん@ピンキー
07/08/05 00:26:37 CKWQeqdD
リアルタイム読んだがこれは想像以上・・・
相当に凄い物を読ませてもらった気分だぜ・・・

109:名無しさん@ピンキー
07/08/05 00:34:16 yb5NsR6D
キタ━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━!!!

110:名無しさん@ピンキー
07/08/05 00:46:35 UI1fQJvG
き、きき鬼畜王氏が降臨なされた。
お、おおお落ち着つけ、オレ!1!!1!


独占欲丸出しのレナが萌え過ぎて困る。
続きを待ちわびております。

111:名無しさん@ピンキー
07/08/05 01:10:01 KF2IUxq4
鬼畜王ktkr
このまま圭一が羽入も落として本当の神に…
とかに期待

112:名無しさん@ピンキー
07/08/05 01:10:51 980mi1WO
待ってたぜ~!!

113:名無しさん@ピンキー
07/08/05 01:13:11 hYOCYWdw
ちょwここで「メホホ・ブルササンK」かw
思わずコーヒー噴いちまったじゃねーかw

何はともあれ、次回を期待。

114:名無しさん@ピンキー
07/08/05 01:16:03 Xd5/fRXg
>>107
梨花沙都あたりの攻略はまだまだ遠そうだな


いつになろうが待ち続けるがなw

115:名無しさん@ピンキー
07/08/05 02:34:31 UHmnpHgm
これから投下いたします。

エロ突入が唐突すぎるかもしれません。

賽殺し編の設定で、沙都子×梨花を書いてみました。

4~5レスほど消費予定。

116:1
07/08/05 02:35:46 UHmnpHgm
私は、古手さんのことが嫌い。
私だけじゃない、クラスのみんなが、あいつを嫌っている。
あいつと仲の良かった男子たちは、みんな転校して、いなくなってしまった。
それがきっかけだった。私たちが古手さんへの意地悪をはじめたのは。

「行ってきまーす!」
「行ってきます」
「行ってらっしゃーい!」

今日も私は、大好きなにーにーと一緒に学校へと向かう。
いつも、にーにーとお話しながら行く学校。
にーにーと一緒に勉強しに行く学校。

でも、今日はいつもと少し違った。

今日は、古手さんにいつもとはちょっと違う意地悪をしようと考えていた。
体育の授業があって、男子と女子がわかれる時間が出来る。
絶好の機会だった。

「……で、体育の後で着替えるときにやろうと思うんだけど」
私は学校に着いてすぐ、数人にこっそりと打ち明けた。
「うんうん、そうしよっかー」
「その後は授業ないし、時間もあるよねー」
友達はのってくれた。よしよし・・・!!
(やった!!)
「じゃあ、後で着た人たちにも言っておいてくれる? 私も言っておくから」
「うん」
これで、計画は確実に進む……!!

ガラガラッ

あ……。

古手さんが学校に来て、教室の扉のところに立っている。
そのとき、あいつと思わず目が合った。
学校に来るのが嫌なのか、今日も根暗な顔をしている。
キッと睨みつけるとおびえたように視線をそらして自分の席についた。
いいざまだ。

そして体育の授業。

その間も、私たちはいつもどおりの嫌がらせをする。

準備体操で組になるとき、誰とも組ませない。
ドッヂボールで集中攻撃。
鬼ごっこではあいつがいっつも鬼!
足が遅くて誰も捕まえられないなんて、無様ね!
あっはっはっは!! いい気味ね!
下級生にまで笑われてるわよ!

授業が終わったときの古手さんは、もう泣きそうだった。
でも、これからよ……私たちの、いつもと違う嫌がらせが始まるのは!

117:2
07/08/05 02:37:01 UHmnpHgm
私たちは更衣室に戻って、着替える。
園崎さんと竜宮さんはすぐに戻って、着替え終わってしまったようだった。

このときを、着替えてからずっと待っていた……。

「ふ・る・で・さ・ん」
と、私はゆ~っくりと話しかける。
「……何ですか?」
その間に、他の子が古手さんの制服が入った入れ物を奪い取る。

「……あっ!!」
予想通り、古手さんは自分の制服を取り返すために追いかけた。
でも、入れ物に入ってたのが良かった。
私たちは入れ物を投げては他の子に渡して、投げては渡して。

そして古手さんが入れ物を持った子を追い詰めたとき、
私たちは、古手さんを捕らえて身動きをさせないようにした。

「……は、離してっ! 離してくださいっ!!」
古手さんは抵抗するが、2人以上に抑えられて身動きすら取れない。
「ねぇ、古手さん」
「な、何ですか?」
「……今日は、一味違うご褒美をあげるわ」
「なっ、何がご褒美ですか!! ただの嫌がらせです、こんなの!」
「ふ~ん……そんな口の利き方をする人は、お仕置きね」
そう言って、取り押さえている子達は古手さんの着ている体操着を脱がせた。
「ひゃぁぁ!! な、何なのですかー!!?」
そして、全部脱がせて裸にしてやった。
古手さんは、やっぱり泣きそうだった。あはは、いい気味ね。

「……あはは、背も小さいけど、胸も小さいのね~」
そう言って、私は古手さんの絶壁をなでてやった。
「……んっ」
私の手が古手さんの乳首に触れ、こいつは変な声を出す。
「あら、乳首を触られて気持ちいいの?」
「そ、そんなことないのです!!」
古手さんはそう言って強がるが、これも計算のうちよ・・・。
「そう……じゃ、もっとせめてもいいわよね?」
その後、私は古手さんの乳首をつねって、ぐりぐりする。
「えんっ……ひゃっ!! あぁんっ!!」
「もう硬くなってるわよ? せめられて感じるなんて、古手さんはマゾなのね」
「ち、違……はぁぁんっ!!」
「何が違うって言うの? すっかり感じてるみたいだけど?」
あはは、面白い。
こんな反応するなんて、古手さん、感じやすいみたいね。

118:3
07/08/05 02:39:06 UHmnpHgm
「どう? 気持ちいいんでしょ?」
ぶんぶんと首を横に振る古手さん。
でも、身体は正直ね。
「嘘でしょ? ここが大分濡れているみたいね」
古手さんの毛が生えていないスジからは、沢山の液が溢れ出ていた。
軽く、湿ったそこに触れてみる。
「きゅぅんっ!!?」
ビクン、と身体が跳ねてる。
「ひゃ……やぁん、はぁぁん……」
面白いわ。この子を責めるの、病み付きになりそう!!

「今度は……撫でてみようかしら?」
すーっっと、私は古手さんのスジを指でなぞる。
「ひゃぁぁんっ!!」
やっぱり感じてるわね。

次は、スジを開いて舌で舐めてみることにする。
「……れろっ……ぺろっ」
「はぁぁぁっ……やぁぁんっ!! ああんっ!!」
声を高く上げて喘ぐ古手さん。かわいいところがあるのね。
「ひゃぁんっ! ああんっ! だめぇっ!!」

姿勢を上げて見た古手さんの表情は、とろんとしていた。
息も荒くて、さっきからはぁはぁして、まるで息切れでもしているようだった。
「……何よ、その目は」
そして、私におねだりでもするような視線を向ける。
「もしかして……イカせてほしいの?」
私の言葉を聞いて、古手さんは小さくうなずいた。
「いいわよ。イカせてあげるわね」
本当だったら、ここは意地悪なんだからここで終わらせるべきなんだろう。


でも、感じて身体を震わせる古手さんが思ったよりもかわいくて、
大きな声で喘ぐ古手さんがとてもかわいらしくて、
私は、意地悪で始めたこの行為を、いつの間にか心の底から楽しんでいた。

私は古手さんへの攻めを、再開する。
乳首、スジを激しく攻める。
「にひゃぁぁぁ!! はぁぁぁんっ!!」
さっきより強く攻めた途端、古手さんは今まで以上に喘ぎ始めた。

もっと、かわいい姿を見せてほしい。
古手さんを、めちゃくちゃにしたい。

そんな気持ちが、私のSな一面を暴走させる。
「ああっ……んっ……も、もう、らめえぇぇぇぇぇぇ!!!」

119:4
07/08/05 02:40:25 UHmnpHgm
古手さんの身体が、大きく跳ねる。
そして、荒い息をつきながら、虚ろな目でぐったりと倒れこんだ。





数日後


私はカレー菜園の近くに、古手さんを呼び出した。
「……遅いわねっ!!」
「ご、ごめんなさいですっ!!」
この前のことが響いているのか、古手さんはあれ以来、一層おびえるようになっていた。
「……な、何の用なのですか?」
「……あのね、学校終わった後、私の家に来ない?」
「……?」
きょとん、とした目で私を見る古手さんは、私が近づくと逃げ出してしまった。
だけど、足の速さなら圧倒的に私の方が上。
私は古手さんを、楽に捕らえた。
「待ちなさいよ!」
「!!?」
びくびくおびえる古手さんを怒鳴りつけるのも、楽しい。
「……ぐすん……ひっく……」
あら、泣いてる……。
この前はちょっとやりすぎたかな?

「話を聞いてよ!!」
「は、はいぃ……」
「あのね、この前のあれ、気持ちよくなかった?」
(こくこく)
「……だから、今日、もう一度やってみない?」
「……いいですよ。北条さんがやりた
「私じゃなくて、あんたがやりたいか聞いてるの!! ほ、本当よ!?
 別に私がやりたいわけじゃないんだから!!
 あんたのあの時の表情が気持ち良さそうだったから聞いてるのよ?」

かわいいだなんて、全然思ってないんだから!!

「は、はい……」
「で、どうなのよ」
「や……やりたいです……」
素直な子ね、やっぱりかわいいわ。
「ふふふ、じゃあ決まりね。家に帰ったら、すぐに私の家に来るのよ?」
「わ、わかりましたです!」

そうしてこの後、私は古手さんをあのときのようにたっぷりと
いじめてかわいがってあげたのだった。

fin.

120:115~119
07/08/05 02:43:48 UHmnpHgm
以上です。


賽殺し編の設定ということもあり、白梨花の口調に悩みましたが、
沙都子への呼び方以外は普段の猫口調で行かせていただきました。



読んでくださった方、ありがとうございました。

121:名無しさん@ピンキー
07/08/05 10:10:08 CKWQeqdD
最近投下多くていいなぁ
>>120
サイコロ編分投下GJ

122:95
07/08/05 10:41:13 QbfuwaIQ
六月二十二日。教室には空いた席が四つ存在していた。
都会に居た頃とは比べものにならない濃密な時間。
俺にとって都会で過ごした十数年よりも、はるかにこの一ヶ月が重要な役割を占めるに違いない。
そしてその時間を作ってくれた大切な部活仲間(メンバー)。
その一人たりともこの教室には居なかった。
クラスの中心となっていたあいつらが居なくて、綿流しから数日経っていない、と言う事情。
この二つで充分、もう彼女らに会えないことが分かってしまう。
クラス中の子供たちが時々すすり泣くのも、当然これが原因であろう。

だが――、俺にはまだかすかな希望を信じて、決して泣くことはしない。
まだ俗に言う『鬼隠し』など認めてたまるものか。
鬼に隠されたのなら、その鬼から何が何でも連れ戻してきてやる。
またあの『日常』を取り返すのだ。

スリルなどいらない。
変調も厭だ。
事件にも拒否権を行使する。
この『オヤシロ様』と言う盾を使った、すべてにケリをつけてやる。

終業のベルが鳴った。いつもなら隣にレナと魅音が居て、校門の所で沙都子と梨花ちゃんに別れを告げる。
他愛もないことで会話が盛り上がり、水車小屋で魅音と別れる。
週一ぐらいでレナの宝探しに付き合い、どちらにしろ夜となる前に帰宅する。

もう教室を離れたときから『日常』と乖離している。剥がれたモノはまたくっつけるんだ。

隣に誰も居ないまま俺は園崎家の正門に来た。
『日常』に帰られる方法があると言うなら、唯一ここに居る筈の鬼が知っているだろう。
しかし鬼に隠された……か。
魅音の字を指で手の平に書いてみる。
確か魅音のばあさんは『お魎』と言うらしいから、園崎には鬼がつきやすいのだろうか。
だけど詩音には鬼の字が入っていないし……。
帰ってきたら魅音に聞いてみよう。帰ってきた後のことを考えるのは希望になるってもんだ。

覚悟を決めた俺は呼び鈴を押す。俺の耳にも響くような大きな音が、門の奥から聞こえてくる。
砂利を踏みしめる静かな音が大きくなってきた。
一歩一歩踏みしめるかのように、ゆっくりと音が近づく。
そして音が止み、代わりに蝶番を外す音。
息を大きく吸って、門が開く様子を俺は直視した。

123:95
07/08/05 10:41:56 QbfuwaIQ
「前原圭一さんですね……」
想像していたのとは違う、落ち着いた声が耳に届いた。
門から現れたのも、俺の記憶にはない園崎家の人。
でも母親と言う割には、魅音や詩音との類似が見当たらないし、お魎とか言うばあさんにしては、若すぎる。
加え、俺みたいな若造に敬語を使うあたりも、失礼になるが園崎家にあり得ないように思えた。
「こちらへどうぞ」
俺の返答も聞かず、その女性は俺に付いてくるよう促す。
広い敷地内を歩く間、魅音はばあさんと二人暮らしをしていることを思い出し、使用人がいるとも言っていた。
思い出して改めて見ると、確かにあの落ち着いた様や、丁重な振る舞いにも納得がいく。

「そうなると、魅音は俺が来ることを……」
その思考に到達した所で、使用人の女性はある部屋の前で止まり、正座で正対しながら静かにふすまを開けた。
開けて本人は入らず、俺に一礼をし、俺の横を通り過ぎ戻っていく。

ここに魅音が居ることは、いかに鈍感と呼ばれる俺でも理解できる。

もう深呼吸する必要はない。覚悟は既に決め、腹もくくっている。

開かれているふすまを更に開けて、俺は部屋へと入った。
想像通り、緑色の髪を後ろでくくった魅音がそこに居た。
部屋にあるのは布団だけ。その布団の中で魅音は静かに眠っていた。
眠っている魅音に近づき、膝をついて魅音を眺める。
本当に静かだ。正直いびきのひとつでもするもんだと思っていたが、明らかにこの魅音は園崎家次期頭首の顔。
その顔に俺は指をそえる。こめかみからゆっくりと頬へ移動させ、細い顎のカーブを描き、唇で指を止める。

瞬間――、ぴしっと俺の頭を電流が駆け巡った。
根拠がない。理由がない。原因も見当たらない。
それでも――、俺は確信した。

静かに瞼を開ける…………『園崎詩音』を俺は見つめる。

「悟史くん…………?」

悲しい韻と共に、静かな崩壊が始まったのを俺は直感したのだった。

124:名無しさん@ピンキー
07/08/05 11:44:51 /4v+o30I
…お?

125:名無しさん@ピンキー
07/08/05 14:37:03 uoykutBO
なかなか良作な予感。

126:名無しさん@ピンキー
07/08/05 15:10:26 Xd5/fRXg
>>120
んっふっふ。素晴らしいですねぇ
これは警察を挙げて表彰しないとバチが当たりそうじゃありませんか
ねっ?熊ちゃんもそう思うでしょう?んっふっふ

127:名無しさん@ピンキー
07/08/05 18:00:36 wrpKYmEL
>>123
続き期待してます
是非頑張ってください

128:最早
07/08/05 19:15:34 u5mVr+pr
>>126
大石w

129:名無しさん@ピンキー
07/08/05 21:52:44 v7NOGMMG
>>123
文章はとても上手いと思うんだけど
出来たらもうちょっと話を完成させてから投下してくれると嬉しい。
見てる方もやきもきしちゃうし、
間をあけて未完成の文章を少しずつ投下ってのはあまりよろしくないしさ。

130:名無しさん@ピンキー
07/08/05 22:02:57 CKWQeqdD
これは相当に端正な文体・・・期待できそうだな

131:名無しさん@ピンキー
07/08/05 22:51:20 UI1fQJvG
つまり、wktkが止まらなくて悶え死んでしまうということさ。

132:名無しさん@ピンキー
07/08/05 23:01:43 MTBNhvXz
そうですか

133:名無しさん@ピンキー
07/08/05 23:04:17 CKWQeqdD
今まとめ読んでるけどここって本当にクオリティ高いの多いんだなぁ・・・
どれも情緒溢れるものorすげーエロいのばかりで凄いぜ

イチローの省いてるからかもしんないけど

134:名無しさん@ピンキー
07/08/05 23:38:38 j/UvtS2w
イチローの良さがわからない奴は素人童貞あっさりカサカサ

135:名無しさん@ピンキー
07/08/05 23:49:03 oqiIqVBC
だが俺は唐突にイチロー作品が読みたくなる

136:名無しさん@ピンキー
07/08/05 23:49:58 hGqKjGys
ゴキロー

137:名無しさん@ピンキー
07/08/06 00:31:17 c+StmodH
俺のオットセイが暴走する

138:名無しさん@ピンキー
07/08/06 01:08:10 ZPeFwmC5
イチローは禁断の果実
脳を腐食させる麻薬

139:名無しさん@ピンキー
07/08/06 11:08:06 1yx/sCMo
>>107
久しぶりの鬼畜王ktkr
相変わらず背徳的なエロさが溢れてるのは主に女性視点だからかw
というか、魅音スキーだったとは…てっきりレナかと思ってたぜ…
どっちも好きな俺には大変なご馳走なのですよ、にぱー☆

>>120
夢にまで見た沙都子攻めじゃないか!神!
賽は発表当時はヘコんだけど、エロパロになると途端に美味しくなるな。

>>123
圭詩…か?


140:名無しさん@ピンキー
07/08/06 14:07:30 OTmTjfVR
前スレで宣言したL5大石×魅音……というか大石×園崎家になりました。
とりあえず前半できましたので投下します。
エロ分がちょっと不足…

141:大石×園崎家
07/08/06 14:08:23 OTmTjfVR
チリチリ…と首の後れ毛が逆立つのを感じる。
車内に張り詰めた緊張感のせいだろうか…
締め切った窓の外からも、ひぐらしのなく声は煩い程聞こえてきた。
金属音に似た声が、心の奥底の不安を掻きむしる………冷房の効きすぎた車内でも、魅音はじっとりと手のひらに汗をかいていた。
いま直ぐにでも、この走行中の車のドアを開け放ち、車外へと飛び出して行きたかった。
怪我なんて気にしない……この男の側から逃れる事が出来るのなら………あぁ…だけど、それは叶わない事で…
「大石……さん。本当にこの先に詩音がいるんでしょうね?」
魅音は隣の運転席の男に、顔も向けずに話し掛けた。
「んっふっふ。ご安心ください、園崎さぁん…まぎらわしいから魅音さん…でいいですよね?」
「……詩音は…無事なの?」
「ご自分の目で確かめられたらどうですか……ほら、ここですよ。着きました…いやぁ、懐かしい」
やっとのことで車が停まったのは、人の気配などまったくしない小さな廃屋のようだった。
「ここにはねぇ…ある大臣のお孫さんが誘拐されて監禁されていたんですよ……知ってますよね?」
「……知らない…」
「おや、そうでしたかぁ?まぁ、ちょいと昔の話ですからね……知らないんじゃなくて、忘れた…んじゃないのかなぁ?んっふっふ」
大石の口調はとても楽しそうだ……しかし、その目はちっとも笑っていない。
魅音はねっとりとしたその視線を振り払うように、微かに身震いをする。
大石の目が笑って無いなんて、いつもの事だ…いつもその目で人を油断なく監視しているんだ…そう、いつもの事………
「さあ…行きましょう、魅音さぁん。妹さんが待ってますよ…んふっ…ふふは」
助手席の方に顔を向け笑いかける大石を魅音は直視出来ず、その顔から視線を外した。
大石の…明らかに狂気の光が宿った、ギラギラした目を見るのが恐ろしかったから…



「ただ今帰りましたよ~詩音さぁん?いい子でお留守番していてくれましたかぁ?」
暗い室内をものともせずに、大石はズカズカと奥へと歩いていく。
魅音は目が慣れるまで、入り口の付近に留まっていた。
……大石の背中を見ながら、そっとスカートのポケットから小さなスプレー缶を取り出して手のなかに隠す。
村に突然現れた大石に車に乗せられたせいで、こんな物しか武器はないが…今はこの催涙スプレーが頼みの綱だ。


142:大石×園崎家
07/08/06 14:10:12 OTmTjfVR
詩音が居なくなって2日…両親は大勢の人を使って詩音の行方を探した。
中には「どうせ、そのうちヒョッコリ帰ってくるだろう」楽観的な意見も多数あったが…(日頃から外泊が多いからだろう)…魅音は妙な胸騒ぎを覚えていた。
…そして今、大石に連れられて…ここにいる。
…詩音をさらったのは大石なのだろうか…でも…何故?


「ぎゃうっ…!!」
「………詩音…?詩音!?」
急に聞こえてきた短い悲鳴に、魅音は弾かれるように奥の方の部屋へと走りだした。
詩音の声かは判らなかった…だけど大石以外の誰かの悲鳴だった!
「詩音っ!!」
「お姉…っ!?だ…駄目っ逃げてぇぇぇっ!!」
バチンッ……悲鳴が聞こえたと思われる部屋に踏み込んだ時…目の前を白い火花が散った…
何故か自分は床に倒れていて……どこか遠くで詩音の怒鳴り声と大石の笑い声がする。
「大石っ…!お姉は次期園崎家の当主なのですよ!!こんな事をしてただで済むと思ってるんですか……てめぇっ脳みそぶちまけられてぇのかよっ!?あぁ!?」
「まったく…柄の悪い娘さんですねぇ…あなたがこんな物騒なスタンガンなんか持ってるから…お姉さんがこんな目にあうんですよ?」
「う…うく…」
なんとか体を動かして、魅音は声をする方に頭を動かした。
「おやおやぁ…動けますか?電圧が弱かったのかな……まったく、魅音さんがなかなかこないから…何か企んでるんじゃないかって恐くなっちゃいましたよぉ。んっふっふ、催涙スプレー…ですか…ふうん」
力の抜けた魅音の手の中から転がったスプレー缶を遠くに蹴とばすと、大石は床に倒れた魅音の襟首を掴んでズルズルと部屋の奥へと引きずっていった。
「はい、魅音さぁん?あんなに会いたかった詩音さんと…ご対面です」
「…嫌っ…!!見ないで……うぅ…お姉ぇ…」
「し…音…」
髪を掴まれ無理矢理に顔を上げさせられ、その視線の先には…詩音がいた。
…全裸だった。両手は後ろで縛られているらしく、両足首は棒の端と端に括り付けられ、不様に開かされている。
太ももにはガムテープで何か小さな物が貼り付けられ、そこから伸びたコードは……詩音の陰毛が剃り落とされた性器の中に埋もれていた。
小刻みに揺れるコードの先にどんな物が付いているのか・どんな動きをしているのか…性知識の乏しい魅音にも容易に想像できた。
「もう止めて…お願い…」
「んふっ、先刻の威勢はどうしました、詩音さん?」

143:大石×園崎家
07/08/06 14:16:17 OTmTjfVR
大石は魅音を仰向けに寝かすと、縛られて身動きの取れない詩音の元へ歩いていった。
魅音は視界の隅で…詩音の顔が微かに強ばるのを見た。
…体さえ…動いてくれたら!!
魅音は部屋に無防備に飛び込んでしまった自分を八つ裂きにしてやりたい気持ちで一杯になる……大石の太い指が詩音の白い乳房に触れるのを、目を逸らすこともできずに眺めている自分…本当に…役たたずだ。
「魅音さぁん……私が知りたいのは一つだけです。オヤシロさまの祟りの正体……それだけなんですよ」
「ん…あっ」
大石の指が器用にクルクルと動いて、詩音の尖って震える乳首をなぶる…詩音は思わず洩れてしまった甘い吐息を唇を噛んで押し殺した。
「詩音さんも祟りの事を調べていた様なのでお話を聞いてみたんですがねぇ…んー…残念ながら、私の想像していた範疇の事しか聞けなくて」
「祟りの…正…体?」
「そうですっ魅音さん!!あなたならご存じなんじゃありませんかぁ!?
ふふふははは…っ…詩音さんも本当は何か知ってて隠してるんじゃないかと思って…ねぇ?こうやって、ちょーっと痛い思いをしてもらったんですが……
んふふふふふふふふ、ほら、見てください。詩音さんのココ…トロトロにほぐれてるでしょう?最初はとっても痛がって泣き叫んで、一応拷問…のつもりだったんですがねぇ…もう、意味が無いですよね?だって気持ちよくなっちゃってますから。
こちらも困っちゃいましたよ…小娘のうちから、淫乱というか男好きというか……あなたもそうなんですかね?
そうなりたいですか?されたい?あぁ…泣かないでくださぁい、詩音さん。ほらほら、魅音さんまで泣いちゃったじゃないですか。んっふっふ、さすが双子ですねぇ…………
魅音さん…私に何か…言うこと…ありますよね?」
長々と続いていた口上をピタリと止め、大石は魅音を見据える。
シン…とした室内に微かなモーター音が…詩音に埋め込まれたローターの音だろう)…虚しく響いた。
ゴクリ…と、未だに上手く動かない体を横たえながら、魅音は唾を飲み込んだ。
自分と詩音が助かるには…『大石の納得する祟りの正体』を答えなければいけない。
『祟りなんてない。少なくとも園崎家は関係がない』…そんな事を言っても信じるとは思えない。
それは今までの園崎家の蒔いた種…思わせぶりな態度のせいだけど……いっその事、鷹野さんの荒唐無稽な説でも言ってみようか?


144:大石×園崎家
07/08/06 14:19:37 OTmTjfVR
…駄目だ…馬鹿馬鹿しい!
頭が働かない……あぁ、何か考えないと…やっぱり、園崎家が黒幕説でいくしかない……大石はそれを聞きたいのだろうから…
「…お姉」
混乱する魅音の頭に、冷静な自分とよく似た声がこだました。
「本当の事…言ってください。大石は自分に都合のいい事しか信じないでしょうけど……私は…お姉の言った事…信じますから」
「詩音…」
涙で汚れた顔で詩音はニッコリ笑って見せた。
そして…魅音に合図するように、ゆっくりと大石の持つスタンガンの方に視線を投げる……その目の光は…諦めていない人間のものだ!!
「大石さん…本当の事を言ったら…私達を解放してくれるんですよね?」
大石は片手でスタンガンを弄びながら、魅音の言葉に薄く笑った……『解放する』…とは言わない……ならば…
「本当の事…言うよ」
「本当の事?」
大石は詩音から少し体を離し、魅音の方に体を傾ける。
詩音は……大石に気付かれないように、さらに大石との距離を取った。
それを確認した魅音は、大石に囁きかけるように自分も体を近付ける。
体の自由は…完全とはいかないまでも取り戻せていた。
「祟りの正体は…」
「…正体は?」
大石の眼光が光を増す。
「祟りの正体は……全部、あんたの妄想だよっっ!!」
魅音が叫んだ瞬間、詩音は自分の足を開かせるために括り付けられた棒を、両足を蹴り上げて大石の手に叩きつけた。
「う…んんっ!?」
弾き落とされたスタンガンを、魅音は素早く拾い上げ、大石へと突き付ける……はずだった。
「お姉っ!!」
詩音の絶叫。
自分の額に押し当てられた『何か』。
『何か』の正体は直ぐには判らなかったが…冷たい感触に本能が『逆らうな』と警鐘を鳴らした。
「あぁ…そんな物…持ってたんですね……出し惜しみしやがって!!」
詩音が大石に毒づく。
「切り札はね…最後まで取っておくものなんですよぉ、お嬢さん方?やれやれ…利き腕の方だったら危なかったなぁ」
固まった魅音の手のひらからスタンガンを取り戻すと、大石はペタペタと持っている拳銃で魅音の頬を叩いた。
「……で?さっきの続きなんですけど…結局…あはは…あなたは何も知らないって……そういう事でいいんですかね?それとも…あなたにも詩音さんみたいに…ちょーっと痛いおもいをしてもらったら、違う答えを聞くことができるかも…知れませんねぇ…んふふふふふふふふ」



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