【FF12】ファイナルファンタジー12でエロパロ4at EROPARO
【FF12】ファイナルファンタジー12でエロパロ4 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ピンキー
07/07/29 23:05:08 yJNLsce+0
落ちてたので立てました。

3:名無しさん@ピンキー
07/07/30 12:28:53 PB3xEIHk
>>1乙!!

今度からはこちらもテンプレに加えた方がいいとオモ。
■新SS保管庫
URLリンク(ff12ep.s1.x-beat.com)

4:名無しさん@ピンキー
07/07/30 12:39:59 PB3xEIHk
保守ついでに過去ログ。

つ【2,3,旧4の詰め合わせ】

5:4
07/07/30 12:45:13 PB3xEIHk
>>3
すまん、肝心のアドレスを貼り忘れてた。

URLリンク(panda.orz.hm)

パスはff12ero

6:名無しさん@ピンキー
07/07/30 15:21:05 Pm2FcPg6
>>1


ちゃんと保守しとくべきでした

7:名無しさん@ピンキー
07/07/31 04:36:52 MdOamwUu
落ちたんかーーーーーーーーーーーーーーーっ!

バルパンorバシュパンorラスアシェorバルフラorガブドレきぼんぬ

8:名無しさん@ピンキー
07/07/31 09:44:59 fLNeiKML
>>7
ヴァンはないのかwwww

9:パンネロのお留守番【1】 ◆3hspsNyL.Y
07/08/01 00:05:08 fvY3NQC1

※バルフレア×パンネロです。
※細切れ投下はしないお約束でしたが、保守がわりに導入部だけ。
※導入部なのでエロ次回からです。ごめんなさいよ。
(この後パンネロの一人えっち→サドっ気全開のバルパンエロになる予定)

今夜は特に念入りだからきっと何かあるんだろうな、
(それもきっと言い出しにくいことね。)
情事の後の気怠い身体を預けながら、
何かお痛でもしたのかしら?などと思って問い質したら、
「お出かけ…?十日も…?」
バルフレアはちょっと顔歪め、パンネロを引き寄せた。
「心配しなくていい。危ない所に行くんじゃない。」
「じゃあ…遠い所なの?」
心配そうに自分を見上げるパンネロにバルフレアは胸が締め付けられる。
こんな顔をさせたくないからギリギリまで言い出せずにいたのだ。
「え…明日から…?」
パンネロは言葉が続かないようだ。
“明日から”と言ったきり、呆然としている。
バルフレアは必死で宥める。
別に危ない仕事でも遠くに行く仕事ではない。
駆け出しの頃に世話になった空賊仲間の飛空艇の
メンテナンスを頼まれただけだと説明する。
危険な仕事ではないと聞いて、パンネロのはホッとした表情をする。
「でも、どうして十日もかかるの?」
「でかくて骨董品みたいに古い船なんだ。それで、時間がかかる。」

10:パンネロのお留守番【2】 ◆3hspsNyL.Y
07/08/01 00:06:48 fvY3NQC1

パンネロはそっかぁ…と小さく口の中で呟く。
「海の方に行くのね。じゃあ…おみやげは真珠がいいな。」
「バスタブに一杯ぐらいでいいか?」
バルフレアの大風呂敷にパンネロがクスクスと笑う。
「耳飾りでいいの。」
「じゃあ、卵ぐらいデカいヤツだな。」
「チョコボの?」
「お望みとあらば。」
そんな軽口を叩きながら、バルフレアはパンネロを抱く腕に力を込める。
「さっさと済ませて帰るから、いい子で待ってろよ。」
「ダメよ、ちゃんとしないと。その子がいい子になるまで帰って来ちゃダメ。」
パンネロは飛空艇を呼ぶ時はよくそういう言い方をする。
「女の子を宥めるのは得意な方でね。」
「どうかしら?」
“早く帰って来てね”とか“寂しい”とか、そんなワガママを決して言わない。
寂しくても心遣いを忘れないパンネロが健気で愛おしい。
珍しくおみやげをねだったのも、長く留守にするバルフレアの
後ろめたい気持ちを少しでも軽く…という気遣いなのだ。
反面、もう少し甘えてくれてもいいのに…と寂しい気もしないではない。
バルフレアは俯いたパンネロの顎をそっと持ち上げ、上を向かせる。
はにかんで、首を傾げる仕草が可愛い。
バルフレアはその額に口づけると、
「行く前にヴァンの所まで送って行く。俺が帰るまで子供達と待っててくれ。」
「じゃあ、みんなにもおみやげが必要ね。」
その口ぶりがヴァンの所に行くのがうれしくて仕方がない、
そんな風に聴こえたので、なんだかおもしろくないバルフレアだった。



11:パンネロのお留守番【3】 ◆3hspsNyL.Y
07/08/01 00:08:54 fvY3NQC1
さて、余裕な素振りのバルフレアを見送った一日目。
何も問題なく一日が過ぎた。
フィロやカイツを始め、仲間達には腕を上げたと自負する料理を食べさせ、
ミゲロさんの店をあれこれと手伝い、明日からは散らかって足の踏み場もない
(ヴァンのお部屋のお掃除ね!)
と、張り切ってシャワーを浴びて、ベッドに横になろうとした。
横になろうとして、パンネロは立ち竦んでしまう。
突然、ものすごい喪失感がパンネロを襲ったのだ。
不安でたまらなくなり、意味もなく部屋をきょろきょろと見回した。
当然だが、部屋には誰も居ない。
「やだ…」
パンネロはモンスターでも見る様な目でベッドを見つめた。
それから自分の突飛な考えに少し気恥ずかしくなり、ほぅ…と息を吐く。
「やだ…私ったら、どうしたんだろ?」
部屋はバルフレアが取ってくれていたごく普通の宿屋の部屋だ。
ベッドも、もちろん普通のベッドだ。
「それが怖いだなんて…私、どうかしている。」
まだ少し胸がザワつくが、その部分にシャッターを下ろして横になった。
「わぁ…フカフカ。」
寂しさを紛らわせる為にわざと明るく言ってみる。
「…寂しい…?」
気持ちがざわつくのは、
(バルフレアが居ないから…?)
気付いた途端、堰を切ったかの様に涙がぽろぽろと溢れた。

12:パンネロのお留守番【4】 ◆3hspsNyL.Y
07/08/01 00:10:22 fvY3NQC1

毎晩、毎晩一緒に眠っていた。
それが当たり前になっていたのだ。
眠りに落ちる前のちょっとした会話とか、触れ合う肌の温もりとか、
身体の重みとか、体臭や整髪料の匂いとか、いやらしいささやきとか。
「バルフレア…」
パンネロはすん、と鼻を鳴らし、目を閉じたが、
その日はなかなか眠る事が出来なかった。

つづく。
次回は完結させて来ますね。ノシ

以下、チラシの裏と言いますか、リクエスト。
落ちてしまったスレでちょっと前に話題になっていたバルパンネタ。

場所:ドラクロア研究所
状況:
早くシドを追いつめたいバルフレアが焦って先を急いだため
後列支援だったパンネロとはぐれてしまった。
ヴァンに責められ、責任を感じて探しに行くバルフレア。
危ない所のパンネロをなんとか助けるが、シドの名前が出だしてから
様子のおかしかったバルフレアを心配しつつ、
遠くに感じていたパンネロ、感情を爆発させてしまう。
私もバルフレアさんも、明日にはどうなるか分からない、
「だったらいっそ、ここで抱いて。」
…みたいなのをキボンヌ。どなたか書いて下さい。orzジブンニハムリダヨー


13:名無しさん@ピンキー
07/08/01 05:30:29 i8ctLMys
キタ━━(;´Д`);´Д`);´Д`);´Д`);´Д`)━━!!!
リクエストハァハァ・・・しかし無理・・・書き手様降臨しとくれえ

14:名無しさん@ピンキー
07/08/01 05:33:15 i8ctLMys
>>8
しまった・・・ヴァンアシェきぼんぬ!

15:名無しさん@ピンキー
07/08/01 16:07:29 Rme+zCnj
>>9-12
キター!!続きに期待!!
リクエストも誰か!!

16:名無しさん@ピンキー
07/08/01 16:13:45 NVLca3I2
絵うp板ずいぶん前から落ちてるよね

17:名無しさん@ピンキー
07/08/02 07:29:36 tgoBEI4M
ワッフル!ワッフル!

18:名無しさん@ピンキー
07/08/02 09:35:32 rnuE+kKh
>>16
■絵うp板
URLリンク(hp.jpdo.com)

テンプレが古い方なのかな?

19:名無しさん@ピンキー
07/08/02 13:04:19 QHlzULJm
>>1-5>>18
落ちたのか

>>9-12
ワッフルワッフル
えんろいのカモ~ン

20:名無しさん@ピンキー
07/08/02 20:49:06 GjCTR3Of
エロエロバルパンわ・く・て・か

21:名無しさん@ピンキー
07/08/03 17:40:27 gsr9jrMw
wkwktktk

22:名無しさん@ピンキー
07/08/03 23:56:32 DugyvJZ2
ワッフル×100

23:名無しさん@ピンキー
07/08/05 14:45:33 jQjzvhwj
wktkホッシュ

24:名無しさん@ピンキー
07/08/06 23:30:54 xxtzs7xf
wktkホッシュ

25:名無しさん@ピンキー
07/08/07 18:04:57 KTnkNp0o
wktkほっしゅ

26:名無しさん@ピンキー
07/08/09 18:44:06 65FS3VJ6
バルパンエロハァハァ

27:名無しさん@ピンキー
07/08/12 01:34:28 QGWWNGL2


28:名無しさん@ピンキー
07/08/13 22:02:52 n2dtJD9f
保守age

29:名無しさん@ピンキー
07/08/14 00:16:13 o77Xyism
ティファ希望

30:名無しさん@ピンキー
07/08/14 12:40:40 BL2R+/vy
淫乱パンネロ希望保守

31:名無しさん@ピンキー
07/08/14 16:48:57 saY4cbAQ
バル×フラ希望保守

32:名無しさん@ピンキー
07/08/14 22:46:26 G/ju1t6j
>>29に誰もつっこまないのかwwww
インタ版プレイ中だが、バルフレアとアーシェが
並ぶと画面が華やかだな…
てなわけでバル×アシェキボン保守

33:名無しさん@ピンキー
07/08/15 20:36:38 PIVcxpYq
バル×フラ保守保守

34:名無しさん@ピンキー
07/08/16 01:16:55 51Kwk9Fl
ここら辺でマジな話…もうFF総合に合流してもいい頃合いでは?
なんか躍起になって保守しても職人さんがほとんど来ないんだし

一度落ちたんだから考えてみるのもいいと思うけどなあ

35:名無しさん@ピンキー
07/08/17 01:26:26 w3jZdKc7
>>34
だからどこあが(ry

一応、書きかけの職人さんがいるから
もうちょい様子見るのってだめなのか?

36:名無しさん@ピンキー
07/08/17 15:02:10 r/2sc2cM
いや職人さんいるから移動しなくていいと思うよ
wktkしながら続き待ってるんだぜ

37:名無しさん@ピンキー
07/08/17 20:43:55 3O4jP7DM
ラスアシェきぼう~

38:名無しさん@ピンキー
07/08/18 10:11:40 PlchmkB8
バルフラ希望~

39:名無しさん@ピンキー
07/08/18 17:23:36 dca34bxc
久々にバシュアシェも見たい。希望するばかりで職人さんには申し訳ないが…

40:名無しさん@ピンキー
07/08/19 18:48:46 lmZWYwmQ
確かに希望するだけなのは申し訳ないんだが…
自分には文才能力がないから書きたくても書けん(´・ω・`)

41:9-12
07/08/20 01:35:20 DQBiZdjx
バルフレア×パンネロ書いている者です。ご相談があって参りました。
>>9-12のつづきですが、スレ40個くらいの長さになりそうです。
エロなのに長文でスマソです。簡潔にエロを書かれる職人様は偉大だ…
その中でエロ部分は1/3くらい。これは、どういう風に投下したらよろしいでしょうか?

[その1]
エロじゃない部分→FF・DQ板エロ部分→エロバロ板、と分けて投下。
[その2]
一気に投下汁。
[その3]
エロじゃない部分を出来るだけ削る。(いえ、今もだいぶ削ったのですが)

ヘタレな質問で申し訳ありませんが、回答、よろしくお願いします。

42:名無しさん@ピンキー
07/08/20 01:39:35 7zqQve+9
[その2]一気に投下 希望。
分けたらわかんなくなっちゃうよ。


43:9-12
07/08/20 01:42:01 DQBiZdjx
書き忘れ。
[その4]そんな垂れ流しは自分のサイトで汁!
以上です。

ついでに自分はバル×アシェキボン。

44:9-12
07/08/20 01:46:02 DQBiZdjx
>>42

リロってなかった…ごめんなさい。そしてトン!

45:名無しさん@ピンキー
07/08/20 02:39:03 glQDr+Lu
>スレ40個くらいの長さになりそうです

>スレ40個 Σ(´∀`;)

46:名無しさん@ピンキー
07/08/20 03:26:43 J7oAlMde
40スゴス。職人さん降臨キター!

私も[その2]希望です

47:名無しさん@ピンキー
07/08/21 00:42:01 hp8im6Np
[その2]でお願いします!

48:名無しさん@ピンキー
07/08/22 01:38:30 JcqWhRXJ
>>45
レス40個、の書き間違いだとすぐに察知できたけど、想像したら壮大すぎてワロタwww

自分も一気に投下希望です。wktkしながらお待ちしておりますです。

49:名無しさん@ピンキー
07/08/22 01:47:32 8kxmsdMn
1レスに1文字づつだったらありえるかも試練…<スレ40個

しょにょ2キヴォンヌ!

50:9-12
07/08/22 10:04:03 vISFGSZE
皆様、ありがとうございます。40「レス」が正しいです。orzアナガアッタラハイリタイヨー
お言葉に甘えさせて頂いて [その2]で参ります。
今月中に投下出来ると思うので、もう少しお時間下さい。
エロがんがって増やします。

どさくさに紛れてバッシュ×アシェ、バルフラキボン

51:名無しさん@ピンキー
07/08/23 00:20:48 k/oul+1H
>>50
多分あんたの1レスの文章量じゃ3つくらいまとめていけそうだから
40もかからないんじゃないか?

それと前々から気になっているけどこういう風にアンケートまで
取って免罪符とるやり方はどうかと思う
他スレじゃ長くてもみんなただ一言「長いです」ぐらいで済んでいるぜ?

元々前書き、後書きつけたくなる性分の人みたいだから
危ないなと思っていたんだけど、こういうの誘い受けって
言うの知っているか?

悪いがこのまま続くと[その4]と言いたくなってしまうよ

ここの住民も優しいのはいいけどたまに注意しても構わないと思うんだが…

52:名無しさん@ピンキー
07/08/23 08:06:52 S5dw/skS
無償で読ませてもらってる立場だし、別に誘い受けとも思わないよ

53:名無しさん@ピンキー
07/08/24 01:13:45 L4LHd9fn
まあこのスレじゃ誘い受けと思わないのが多いからそれでいいんでないか。
俺もアンケートにひいたから4

54:名無しさん@ピンキー
07/08/27 21:49:38 pvl7wci3
保守

55:名無しさん@ピンキー
07/08/28 23:21:14 EUxmhS3T
ほす(・∀・)

56:名無しさん@ピンキー
07/08/28 23:47:37 1GoLt4mQ
フランものが読みたいな保守

57:名無しさん@ピンキー
07/09/01 22:52:06 E03hfnXL
うーん…文章はいいのになにを思ってか自サイトとかでヘタ絵あげるの
多いよなあ…あれで萎えたことある。誰か止めろと

58:名無しさん@ピンキー
07/09/01 22:55:16 E03hfnXL
うはっ 誤爆 スンマセン

59:名無しさん@ピンキー
07/09/03 21:21:44 T8avC7FC
保守


60:名無しさん@ピンキー
07/09/04 00:35:09 TN3oer2a
保守保守

61:名無しさん@ピンキー
07/09/04 01:46:23 C+huYH6b
保守保守保守


62:名無しさん@ピンキー
07/09/04 09:47:53 EYIX92U0
過疎スレなんだから何でもありですよー
バルパンの職人さん続き待ってますでー
その2を希望で!

63:名無しさん@ピンキー
07/09/05 03:25:51 VUM4MDqP
さすがに40レスがお蔵入りなんてもったいないおばけが出るな
気に入らないなら各自でスルーの大人の対応でいきましょうや
普通に続き読みたいのもいるんでえろえろいの投下カモン

64:名無しさん@ピンキー
07/09/05 18:51:11 WWKgKIR1
うんうん投下キボーーーーーーーーーーーーーーンヌ

65:パンネロのお留守番【5】 ◆3hspsNyL.Y
07/09/06 16:37:25 nHsC5Yq1

※バルフレア×パンネロです。
※お好きでない方はトリップ ◆3hspsNyL.Yでスルー推奨
※保守がてらの投下なので未完、エロ(【7】~【9】)少なめです。

>>9-12より続きます。

それからパンネロの不眠症は続いた。
眠れないので昼間はしゃかりきに働くが、また夜が来ると眠れない。
顔色が悪いと心配する幼なじみにも、
まさか一人が寂しくて眠れないとは言えないし、
相談するのも何故かためらわれた。
眠るためにと昼間はしゃかりきに働くのだが効果はない。
却って疲労が蓄積されて、周りがますます心配する。
さすがに疲れて、五日目にパンネロは一日部屋で休む事にした。
(あの部屋で一人は嫌だけど…)
これ以上仲間達に心配はかけられないのでそう決めたのだ。
何もする気になれないので、寝間着のままベッドでゴロゴロしていると、
嫌な考えばかりが頭を過る。
「どうして…お留守番なのかしら…。」
機工師としての評価も高いバルフレア、
あちこちでお呼びがかかるのはパンネロにも誇らしい。
(でも、シュトラールの整備の時はお手伝いさせてくれるのに…)
確かに“ここを押さえておいてくれ”とか、
“あれを持って来てくれ”レベルではあるが。
(え?え?それって結局邪魔してたの…私…??)
それとも、昔、世話になった人だと言っていたが、
その人に幼い恋人を見せたくなかったのだろうかとか。

66:パンネロのお留守番【6】 ◆3hspsNyL.Y
07/09/06 16:38:15 nHsC5Yq1

いや、それならまだいい。
(誰か…キレイな人が待っていたり…?)
疑心暗鬼で自己嫌悪に陥る。
「…もう…イヤ…」
それでも、さすがに寝不足が続いてウトウトしていると、誰かが扉をノックしている。
扉を開くとそこには、
「バルフレア……!」
ただもううれしくてつま先だって、背伸びをし、バルフレアの首に腕を回す。
「どうしたの?まだ5日も残ってるのに?」
不意の事で感情が制御出来ず、パンネロはしゃくりを上げていた。
「…寂しくて寂しくて、頭がどうにかなりそうだったのよ。」
バルフレアは分かっている、と言わんばかりに腰を屈め、パンネロの顔を覗き込む。
涙の跡に口づけられ、抱き上げられた。
パンネロは身体を預ける。もう次に何が起こるか分かっていた。
(だって、ずっと待ってたんだもん…)
ベッドに降ろされ、顔中に唇が降って来る。
その合間に片手は慣れた手つきで衣服を剥ぎ取って行く。
首筋を唇が這い、パンネロはうっとりと逞しい背中に腕を回し、
その肩越しに天井を見た。
ふと違和感を覚える。
見慣れた宿の天井だが、どこかがおかしい。
部屋が薄暗いのだ。
確かにうたた寝をしていたが、そんなに時間が経っているとは思えない。
身体を重ねているのは確かに愛しい恋人のはずなのに、
パンネロがそれに気付いてからはどんどん実体がなくなっていく。



67:パンネロのお留守番【7】 ◆3hspsNyL.Y
07/09/06 16:39:44 nHsC5Yq1

そうしてから改めてベッドの端に腰掛けると、
ゆっくりと度寝間着の裾を、今度は太ももが露になるまで巻き上げた。
真っ白で張りのある太ももに目を落とし、後ろめたさでためらいながらも、
パンネロはそのむっちりとした腿の間に手を潜らせた。
(ちょっとだけ…なら大丈夫。)
恥ずかしくてとても直視出来ないので瞼をぎゅっと閉じ、
奥歯を強く噛み締めてから湿った部分を下着の上からなぞる。
「ぁ…」
あんなに固く閉じていたはずの唇からあっけなく吐息が漏れる。
パンネロはイタズラが見つかった子供の様に慌てて周りを見渡す。
胸がドキドキする。
誰もいない、誰も見ていないと自分に言い聞かせ、
今度は指を何度も往復させる。
パンネロは、声の代わりに悩ましい息を吐く。
「…………はぁ…………ぁ…………」
吐息は指のスピードが早まるにつれて、
はっはっと、短いものに変わっていく。
指と、下着と、秘所が擦れる度に粘液でぬちゃぬちゃと湿り、
その音がパンネロの羞恥心を苛むのだが、
(手が…指が…止まらない…)
次第に指と秘裂の間にある薄布の存在すら邪魔に思えてくる。
(だめ…いけない…)
そんな気持ちをあっさりと裏切り、するりと指が忍び込んで来る。
「……あっ!」
感じると言うより、驚きの声だった。
生まれて始めて自身の恥ずかしい部分に触れたパンネロの最初の感想は嫌悪だった。
(…ぬるぬるして…気持ち悪い……)
自分の身体にこんな器官が付いているなんて…
だが、バルフレアはいつもそこに触れて来るし、
時には“かわいい”とか“きれいだ”とも言う。


68:パンネロのお留守番【8】 ◆3hspsNyL.Y
07/09/06 16:41:02 nHsC5Yq1

(本当かしら????)
パンネロはその部分を探ってみることにした。
割れ目に指を滑らせ、ほんの少しだけ指を入れてみたり。
「ぁぁ…」
知らず、声が漏れる。
探検する度に、気持ちのいい場所に何度も指先が触れ…
(やっぱり…だめ…気持ちいいのが…どんどん広がって…)
無意識に、いつもバルフレアがする動きを真似て
クリトリスの周りの表皮を人差し指と薬指で剥く。
中指の腹で、そっと充血して膨らんだ芯に触れてみる。
「………ぁぁ…」
背をしならせ、白く細い喉をのけ反らせ、パンネロは甘い悲鳴を上げる。
そのまま、とさり、とベッドに横向きに倒れた。
ゆるゆると指を動かし、一定のリズムで刺激を与え続ける。
(あ…こうするより…こっちの方が…いい…)
快感を得るためについ強く擦ってしまうと痛みが走る。
出来るだけ優しく…それこそ触れるか、触れないかくらいで。
「……ぃ…」
指先で触れている肉芽がコリっと固くなって来て、
全身がふるふると震え出した。
(あ…イキそう…)
声を噛むので息苦しい。
「ん……も…ぉ…っ…」
目の前が霞んで頭が真っ白になっていく。
(早く…イカせて…ぇ…っ…)
パンネロは無意識に主導権を見えない相手にすり替え、その相手に懇願する。



69:パンネロのお留守番【9】 ◆3hspsNyL.Y
07/09/06 16:42:47 nHsC5Yq1

絶頂がなかなかやって来なくて堪えきれなくなり、
左手で薄布を押し上げている乳首に触れる。
(あ…一度に…すると…もっと……)
夢中になってそのまま人差し指で擦ったり、押し込んだり。
「ふっ…っ…ぁ……あ……ん…っ!」
パンネロは悲鳴を上げて、小さな体を仰け反らせた。
声を噛み殺していたので、息が苦しくて目が回る。
絶頂の余波をやり過ごし、おそるおそる自分の手の平を見た。
「………いやっ!」
慌てて起き上がると、白い粘液にまみれた自分の手を洗い、下着を脱ぎ捨てる。
洗濯する気にもなれなくて、パンネロはそれを
くしゃくしゃと丸めてゴミ箱に放り込んだ。
終わってみると、生まれて初めての自慰がひどくいやらしく思えて
パンネロはベッドに戻ると頭からシーツを被ってしまう。
こんな事がバルフレアに知れてしまったら…と途方に暮れるが、
いつの間にか気怠い眠気がやって来て、そのままぐっすりと眠ってしまった。



誤った認識でパンネロは自慰行為をとても悪い、
恥ずかしい事だと思い込んでいた。
だが、眠れない夜は長過ぎてパンネロを再び疑心暗鬼に陥れる。
それ故にパンネロは“それ”を止める事が出来なかった。
(だって、アレをしないと眠れないんだもの…)
パンネロは日に日に口数が少なくなり、沈んでいった。
あんなに待ちわびたバルフレアの帰還が今は怖い。
“お痛”が知られる事を想像したただけで消えてしまいたくなる程恥ずかしい。
「どうしよう………。」
パンネロはぽつりと呟く。
一人きりの部屋で、答える者は誰も居なかった。

70:パンネロのお留守番【10】 ◆3hspsNyL.Y
07/09/06 16:45:34 nHsC5Yq1

10日が経ち、予定通りバルフレアが戻って来た。
約束通り耳飾りをポケットに忍ばせ、ダラマスカの街でヴァンを捕まえる。
「パンネロがおかしい…?」
ヴァンが言うには部屋に閉じこもりがちで、
具合が悪いなら医者に行くように勧めたが、頑として行こうとしないらしい。
「あれはさ、我慢のし過ぎなんだよ。
パンネロの悪い癖なんだ。無理しちゃってさ。」
女心はからきしでも、さすがに幼なじみの気持ちは分かるのだなと、
バルフレアは感心する。
が、暗に“あんたより付き合い長いからな”とも言われてる様で
(もちろん考え過ぎなのだが)ちょっと引っかかりもする。
理不尽な理屈で生意気な弟子をどう言って懲らしめてやるかと考えていると、
「パンネロが待ってるから早く行ってやれよ。」
とヴァンに促され、バルフレアはパンネロの居る宿屋に向かう事にした。
やはり寂しい思いをさせてしまったのかという自責の念と、
やっぱり俺が居ないと寂しいんだな…などとお手軽に舞い上がりつつ。
10日間もお預けを喰ったのだ。
幸いベッドもある事だし、たっぷり可愛がってやろう…
などと暢気に考えながらドアをノックする。
「パンネロ…?」
返事が無い。
寝ているのかと思ってもう一度ノックする。
「…………バルフレアなの?」
やっと返って来た返事が弱々しい。
「あぁ、今帰った。約束通り、あっちの女の子はいいコにしてきたぜ。」
パンネロがまたもや黙り込む。
「どうした?顔を見せてくれないのか?」
“女のコ”という言い方が悪かったのかとバルフレアは首を傾る。
やがて、扉が開いた。

71:パンネロのお留守番【11】 ◆3hspsNyL.Y
07/09/06 16:48:28 nHsC5Yq1

漸く顔を出したパンネロを見て、バルフレアは眉を顰めた。
泣いていたのだろう、目が赤い。
頬に涙の跡が残っていて、そこに後れ毛が張り付いていて、痛々しい。
あまりにも様子がおかしいのでバルフレアは驚いてその顔を覗き込む。
「一体どうした?どこか具合でも悪いのか?」
柔らかい頬を両手で包み込み、涙の跡を指で拭ってやる。
「……ううん…どこも悪くないの。」
悪くないと言うにはあまりにも憔悴し切っている。
言ってる先から瞳が瞬く間に涙で潤んでくる。
バルフレアは慌ててパンネロを部屋に入れると、
ベッドに座らせ、一体どうしたのかと根気強く尋ねた。
俯いて、時折目尻に浮かんだ涙をそっと拭いながら、
パンネロがやっと口を開いた。
「……私………悪い子なの。ごめんなさい…」
消え入りそうな、小さな声だった。
一瞬バルフレアはパンネロが浮気でもしたのかと思ったが、
さすがにそれは…と嫌な考えを押しやる。
生真面目なパンネロは相手の過失でも自分を責める事がある。
(…こりゃ…どうも、そのパターンだな。)
バルフレアはパンネロの頭に手を置き、よしよしと撫でてやる。
「大丈夫だ。パンネロが悪いんじゃない。」
パンネロが、はっ…と顔を上げる。が、またすぐ目を伏せてしまう。
バルフレアはパンネロの隣に腰掛けると、
パンネロの腰と膝の裏に手を入れて自分の膝の上に抱き上げる。
肩を抱き、額と額を合わせ、その瞳を覗き込む。
「何が悪いか、ちゃんと言ってみるんだ。どぉーせ大した事じゃない。」
「でも…」
「そうだな…話を聞いて俺がパンネロが悪いと思ったら…
何かペナルティ…ってのでどうだ?」
「……どんな?」
「う~ん…俺の頼みを、何でも一つ聞くってのでどうだ?」
考え過ぎのパンネロの気持ちを軽くするため、わざとふざけた答えをする。
「ちっちゃい子同士の約束みたいだよ?」
「悪くないだろ?」
パンネロの表情が少し明るくなる。
「………私のこと、嫌いにならない?」
「誓って。」



72:パンネロのお留守番【12】 ◆3hspsNyL.Y
07/09/06 16:51:55 nHsC5Yq1

パンネロはバルフレアの膝の上で居心地が悪そうに
もじもじとしていたが、やがて意を決して、
「………………………ごめんなさい…しちゃったの…一人で。」
「………………は?」
バルフレア、鳩が豆鉄砲を喰らった顔になる。
パンネロはそれをバルフレアが怒っていると思ったらしい。
「ごめんなさい!ごめんなさい!……だって、眠れなくて…そうしたら…
バルフレアが帰って来て…それは夢なんだけど…夢の中だけど!
バルフレアが…その…キスしたり、抱きしめて…くれたりして…。」
「……?…それで?」
パンネロは顔を真っ赤にして、両手で顔を覆ってしまう。
支離滅裂なパンネロの話を聞いていく内に、
バルフレアは漸くパンネロの言わんとする事を理解した。
それはつまり。
「…一人って…そういう事か…?」
女だって自慰をする事くらい知らっている。
だが、パンネロが…と思うとやはり驚きだ。
(こんなにちっちゃくても、ちゃんと女なんだな…)
と、妙な感慨を抱いたり。
しかし、自分が居なくて寂しくて…となると、まぁ悪い気はしない。
折角なので、ちょっと利用させて貰ってからかってみる事にする。
今までの不安が一気に爆発して泣きじゃくるパンネロの背中を優しく撫でてやる。
「そうだな……」
胸を痛めているパンネロを見ているとさすがに罪悪感がもたげて来るが、
その勘違いっぷりがあまりにも見事なのと、困っているパンネロを見ると、
(もっと困らせてみたくなるのが性分でね。)
このイタズラは、出かける前に“寂しい”と
甘えてもらえなかったモヤモヤ感を埋めるのに充当する。
全く意味はないが、最初に心の中で誠心誠意で詫びておいから、
「それは…パンネロが思っている程、悪い事じゃないさ。」
パンネロがおずおずと顔を見せる。
「………本当?」
泣き出しそうな顔で上目遣い。
(最強だな。)
不埒な考えをおくびにも出さず、バルフレア、深く頷く。
「だが、褒められた事じゃないのも確かだな。」
パンネロの顔が瞬く間に曇る。

73:パンネロのお留守番【13】 ◆3hspsNyL.Y
07/09/06 16:57:18 nHsC5Yq1

(ゾクゾクするな…)
「だけど、心配しなくていい。…今、約束したろ?」
パンネロ、バルフレアの真意が分からず、じっと見つめている。
「パンネロが俺の言う事を一つ聞けばいいって言ったろ?まぁ、罰ゲームだな。」
「………本当?」
「あぁ。その方がパンネロもいいだろ?」
確かに、このまま罪悪感に苛まれ続けるなら、
ペナルティだろうが罰ゲームだろうが、それで償えるのなら、
(その方が…いい…わよね…?)
話の流れがおかしい事にまだ気付かず、パンネロは考え込んでしまう。
「どうする?」
「言う事を聞いたら…いいの…?」
「ああ、そうだ。」
バルフレアは笑いを堪え、わざと真面目な表情で答える。
「じゃあ……そうする。私…どうすればいいの…?」
「そうだな…」
わざとらしく考えるふりをしてから、パンネロの耳元に口を寄せて、
「見てみたいな。」
「…?…何を…?」
「パンネロが、一人でしている所だ。」
パンネロは慌てて身体を離すと、
「いや…!そんなこと…ねぇ、お願い、バルフレア…」
「さっき約束したよなぁ?」
「でも………!」
「見せてくれたら…もうこの事はもちろん口にもしないし、忘れる。」
自慰行為を忘れる為にそれを見せるなどと矛盾もいい所だが、
パンネロは相当動揺しているようで気付きもしない。
「約束したろ?」
パンネロはためらいつつも、それでもなかなか素直に頷けなかったが、
「本当……に?忘れてくれる……?もう怒らない?」
バルフレアは優しくパンネロを引き寄せる。
「頼む…一度だけだ。…な?」
と、低い声で囁いてみる。
すると、パンネロは頬を赤らめつつも、コクンと頷いたのだった。

つづく。


74:65-73
07/09/06 16:58:38 nHsC5Yq1
完結させてから来ようと思いましたが、生存報告と保守を兼ねて出て参りました。
空気嫁なアンケートにお答え下さった皆様、ありがとうございました。
[その2]と答えて下さった方も [その4]と答えて下さった方も両方感謝。
何があっても完結させますのでこれからもよろしこです。
この後はサドっ気全開のバルフレアのお仕置きの予定。ノシ

75:投下ミス
07/09/06 17:03:18 nHsC5Yq1
>>66>>67の間が抜けていました。ごめんなさい。

「……いや…。」
固く目を閉じて、再び眠ろうとしたが遅かった。
目が覚めて真っ先に飛び込んで来たのは明るい天井。
パンネロは一瞬何が起こったか分からず、跳ね起きて周りを見回す。
窓からは街の喧噪が聞こえてくる。
「……夢……?」
パンネロはがっくりと項垂れた。
夢の中で流した涙だけは本物で、頬が乾いた涙で少し引きつっている。
(ひどいわ…なんて夢なの…)
泣く気力もなく、パンネロは呆然とベッドの上にへたり込んでしまう。
「やだな。なんて夢を見てるのかしら。」
だが、さすがにいつまでもこうしていても仕方が無いと気持ちを切り替える。
きっといつもなら「帰る早々」と、バルフレア嗜めたはずなのに。
「やっぱり…閉じこもってるのがいけないのね!」
自分に言い聞かせるように明るく言うと、着替えようと床に足を降ろした。
「…あ…」
パンネロは立ち上がれずに、もじもじと太ももを擦り合わせる。
「やだ…私ったら…」
下着がぐっしょりと濡れているのだ。
実際にバルフレアに抱かれたわけでもないのに、
こんな状態になってしまった事がひどく恥ずかしい。
自分がとてもいやらしい様に思えて、パンネロはきゅっと唇を噛んだ。
それはパンネロを再び落ち込ませ、
一方でじくじくとした痺れで自己主張をしてくる。
(どうしたらいいの…?)
放っておけば治まるのだろうか?
途方に暮れたパンネロだが、ふと好奇心を覚え、
ためらいながらも寝間着の長い裾を膝までまくり上げた。
が、ふと立ち上がり、ドアに鍵がかかっているか確認し、カーテンをしっかり閉めた。

76:名無しさん@ピンキー
07/09/07 09:21:08 006I3izk
キテタ━━(;´Д`);´Д`);´Д`);´Д`);´Д`)━━!!!
乙ですハァハァ

77:名無しさん@ピンキー
07/09/07 11:15:10 Y5kE2raj
いよいよオナヌー開眼(*´Д`*)

78:名無しさん@ピンキー
07/09/07 17:52:51 eoGek0jq
バルパンの職人さんキテタ━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━ッ !!!
は、はやくー!早く続きをー!!
(*´Д`)/lァ/lァしながらお待ちしております!!

79:名無しさん@ピンキー
07/09/07 22:34:28 X9OgDpLG
オナニーは興奮する

80:名無しさん@ピンキー
07/09/09 14:02:16 nq5JdMfz
サドっぷりな骨抜きチャンスにwktk

81:名無しさん@ピンキー
07/09/11 21:01:12 rckI/2gZ
ホシュマリムしますよ

82:名無しさん@ピンキー
07/09/14 22:29:10 NbMlQGfV
投下町保守

83:名無しさん@ピンキー
07/09/15 23:08:11 umNz1lvk
投下待ち保守

84:名無しさん@ピンキー
07/09/16 19:07:49 cOnialzU
投下待ち保守

85:名無しさん@ピンキー
07/09/18 00:12:58 x4GB/+xx
ほしゅ

86:名無しさん@ピンキー
07/09/18 02:50:22 K86FBOuL
保守だけってのもアレなんで。
インタ版のアルティマニアの表紙のパンアシェを
1枚ずつ脱がして行くプレイものキボン。

87:名無しさん@ピンキー
07/09/18 14:00:50 74j8lNQR
>>86
フランもいれてくれ保守

88:名無しさん@ピンキー
07/09/18 16:31:13 K86FBOuL
1枚ずつ脱がして行くのは誰なんだ保守。

89:名無しさん@ピンキー
07/09/20 01:24:56 KVNRLEmz
>>88
う~ん…バッシュかバルフレアかな?保守

90:名無しさん@ピンキー
07/09/20 01:55:27 CoV6FXZw
パンアシェをフランが脱がせると百合になって板違い?保守

91:名無しさん@ピンキー
07/09/23 02:27:45 +t9/HnZS
殿下待ち保守。

92:名無しさん@ピンキー
07/09/23 22:59:57 orl7d2r8
ラーサー×アーシェ読みたいけれど
何処にもないよね?保守

93:名無しさん@ピンキー
07/09/24 00:20:16 Rt1diKRn
また新しい組み合わせだな。保管庫にもなかった。
>>92が書けばいいと思うよ。保守。




94:名無しさん@ピンキー
07/09/25 00:13:18 yw3TVp6m
バシュアシェが良いな。保守。

95:名無しさん@ピンキー
07/09/25 00:49:00 ckuYLQr9
前スレのラサパンの職人さんの続きが良いな。保守。

96:名無しさん@ピンキー
07/09/27 07:22:22 giLIUCt9
とにかく保守。

97:名無しさん@ピンキー
07/09/27 23:55:09 6l2PCjjE
なんという焦らし…

98:名無しさん@ピンキー
07/09/28 11:00:50 rtMKr4gG
ラスアシェがいいなぁ


99:名無しさん@ピンキー
07/09/28 22:44:23 nGSi0X3s
バルフラキボンヌ

100:名無しさん@ピンキー
07/09/30 03:04:03 VWmo6jNp
バシュアシェかラスアシェキボン

101:名無しさん@ピンキー
07/10/02 13:32:22 pSp02Hso
(・∀・) ほっすー

102:名無しさん@ピンキー
07/10/03 23:09:48 Y+lyyaxj
ギブミー40レス・・・
もし投下しづらいのであればキャラサロンにパンエロスレがあるから
そっちはどうかいな?気が向いたらお願いしまっする!保守

103:名無しさん@ピンキー
07/10/04 08:41:09 qm3mFIlb
まーだー?

104:名無しさん@ピンキー
07/10/04 14:28:36 8W9qidGt
あわてなーいあわてない
ひとやすみひとやすみ

105:名無しさん@ピンキー
07/10/04 17:58:29 tcT1M5wF
やっぱり投下し辛いのかもね。楽しみにしてただけに残念だ…。

106:名無しさん@ピンキー
07/10/04 21:27:45 4USd9Msx
そんないつくるかわからない職人待ってかたくなに保守するより
合流という選択もあるんですが…
ひとりが言い出すと全員それにならえのこのスレ、少し腐臭がします

107:名無しさん@ピンキー
07/10/05 18:11:01 m7beYVQH
日本語で

108:名無しさん@ピンキー
07/10/05 21:33:28 Cgy7jn0B
とりあえずいつになってもいいのでパンエロスレで待ってます保守
ここはどうするの?パンエロ職人さんが移動したら
実質職人さんいなくなるのでまあなくてもいいかなとは思うけど
保守ばっかりもあれだろうし

109:バルフレア×アーシェ(1/7)
07/10/05 23:18:35 taYCAWiC
流れ読まずに投下。



夜闇にまぎれ空中都市ビュエルバを発ち、ひたすら西へと向かうシュトラール。
コックピットの座席に腰を下ろしたアーシェは、硬い表情で前を見つめていた。
朝には西ダルマスカ砂漠の西端に着く。
更にその先、飛空艇の飛べない砂の海を徒歩で越えた果てに、あるのだ。
覇王レイスウォールの墓所、その深奥に、アーシェの身の証を立ててくれる
王家の証が。

「眠れないのか、王女様?」
聞こえた声に、アーシェははっと顔を上げた。
アーシェの前の操縦席に座っているバルフレアだ。
「あんたの国の奴らはみんなキャビンに移ったぜ。あんたも少し休んだらどうだ」
言われて辺りを見回せば、確かにその場には、アーシェと
シュトラールを操縦しているバルフレア以外に誰もいない。
「……どうせ、眠れやしません」
溜息と共に、アーシェは呟いた。
奪われた黄昏の破片。力のない自分。
例えベッドに横になって目を閉じたとしても、その闇の中で、
そんなことばかりが頭の中を巡るに決まっている。
「今からそんなに気を張ってたら、この先もたないぜ」
からかうような口調にムッとして、アーシェは口を噤んだ。
思えば、そもそも会話をする必要もないのだ。
空賊風情に、この胸の内が理解できるはずもない。

110:バルフレア×アーシェ(2/7)
07/10/05 23:19:35 taYCAWiC
「なぁ」
押し黙ったアーシェを、いつの間に立ち上がったのだろう、
バルフレアが見下ろしていた。
「暇ならちょっと付き合えよ」
「あなた、操縦は」
この場にはフランもいない。
誰も操縦桿を握っていないのに驚いてアーシェは声を上げたが、
バルフレアは特に慌てる素振りも見せず、に、と笑みを浮かべた。
「自動操縦。この辺りの空域ならそれで問題ない」
言って、バルフレアはアーシェに立つよう促した。
「来いよ」
付き合えと言われたのに承諾した覚えはなかったが、拒む理由もない。
アーシェは先に立って歩くバルフレアについて、
コックピット後部に向かって通路を進んだ。
「あの、一体何を?」
バルフレアの背中に向かって声を掛けた瞬間だった。
不意に、景色が流れる。気が付いたときには、コックピット後部の
簡易ベッドに押し倒された自分の上に、バルフレアがのしかかっていた。
「な……何の真似です。放しなさい、無礼者!」
バルフレアを押しのけ起き上がろうとしたが、
細腕の抵抗は易々と押さえつけられてしまう。
ヘーゼルグリーンの瞳をにぃ、と細めて、バルフレアが楽しげに笑った。
「何って……ナニ、だろ」
その下卑た物言いに馴染みはなかったが、今の状況から、
その言葉が何を意味しているのかは推察できた。

111:バルフレア×アーシェ(3/7)
07/10/05 23:20:24 taYCAWiC
「─やめて!」
バルフレアの手のひらがアーシェの服の隙間に潜り込み、唇が首筋を這った。
両手を頭の上でまとめられ、バルフレアに覆い被さられているアーシェには、
まともな抵抗ができない。
執拗に肌に触れる感触から身をよじるようにして逃げていると、
ク、と笑う声がした。
「黙って言うことを聞いた方がいいと思うがね」
「そんな……できるわけがないでしょう」
「考えてもみろよ王女様。シュトラールはオレの飛空艇だぜ?
 どこへ行くのも、オレの考え一つだ」
「王墓へ行く報酬なら、払うと約束したではありませんか」
「まだ未払いの報酬がある」
「何です」
「どこかの誰かさんが、オレの飛空艇を勝手に動かそうとしたんでね。
 そのどさくさで、あんたをリヴァイアサンから救出した報酬を
 もらい損ねちまったんだ」
その言葉に、アーシェはぐっと詰まった。
シュトラールを動かそうとしたのはアーシェだ。
つまり、この状況を招いたのはアーシェ自身なのだ。
「……」
悔しそうに唇を噛み、視線をそらしたアーシェの耳元で、バルフレアが囁いた。
「なぁに、悪いようにはしない。ちゃんと楽しませてやるさ」

112:バルフレア×アーシェ(4/7)
07/10/05 23:21:24 taYCAWiC
「……あっ」
バルフレアの指が敏感なところを掠めて、アーシェは思わず声を漏らした。
ベッドの上に投げ出した足の爪先が、ぴくん、と震える。
「バルフレア……、お願い、やめて……っ」
小刻みに震える声で、訴える。ベッドに腰を下ろした格好のアーシェを
背後から抱きかかえるようにしているバルフレアが、小さく笑った。
「何を今更」
バルフレアの指が、アーシェの脚の間、薄衣に包まれた部分をなでた。
そこは、既にしっとりと潤っている。正面から見れば、薄衣に透ける
アーシェの秘所がはっきりと見えることだろう。
バルフレアは指先で敏感な芽を探り出し、そこに、染み出る潤みを
こすりつけるように指を滑らせた。
「ん、あ、いやぁっ」
とたんに、アーシェの体がはねる。もう一方の手でそれを押さえるかたわら、
アーシェの服をゆるめていくと、白く柔らかな胸がこぼれ出た。
「嫌だ嫌だと言う割には……」
あらわになったアーシェの胸の頂をバルフレアが指先で
軽くひっかくようにしてやると、そこはみるみるうちに硬く色づいた。
「どこもかしこも、こんなに喜んでるぜ」
「違……んぅ」
感じているのを認めまいとするかのように、
アーシェはきつく瞳を閉じて、顔を背ける。
「素直じゃないな」
その姿に嗜虐心が湧いて、バルフレアは前触れなしに薄衣の中に指を滑り込ませた。
十分すぎるほどに溢れている蜜を指にまとわせ、アーシェの秘芯をなでる。

113:バルフレア×アーシェ(5/7)
07/10/05 23:22:09 taYCAWiC
「あぁっ!」
急に与えられた強すぎる快感に、アーシェは細いのどを晒してのけぞった。
反らされた白い胸が、ふるふると震える。
それを愛でながらもバルフレアは秘芯を責め続け、容赦なくアーシェを追い立てた。
「いや……いやぁ……っ」
くちゅくちゅと、いやらしい水音がアーシェの耳に届く。
王女である自分の体が、空賊ごときの指にいいようにされている。
それが我慢ならずに光が透ける髪をいやいやと揺らしながらも、
しかし押し寄せる快感に抗うことはできなくて、アーシェはただ、喘いだ。
「これが嫌なら、お望みは、こうか?」
バルフレアの声と共に、ベッドに仰向けに押し倒された。
とうにその役目を果たしていなかった薄衣が、慣れた手つきで取り払われる。
抵抗する間もなくアーシェの脚の間にバルフレアが入ってきて、
閉じることのできなくなった脚が、更に大きく押し開かれた。
「いやぁっ!」
あまりのことに悲鳴を上げた唇が、バルフレアのそれでふさがれた。
ぬるりと口内を這う舌の感触にぞくりと身を震わせた瞬間、
バルフレアの指が、アーシェの秘所に突き立った。
「! ……ん、ん」
口内を舌で嬲られていて、声を上げることができない。
発散することのできない快感に晒されてただ身を震わせていると、
すかさず、突き立つ指の数が増やされた。
熱く濡れたアーシェの中を、浅く深く、バルフレアの指が行き来するたび、
くちゃくちゃと粘る水音が響く。

114:バルフレア×アーシェ(6/7)
07/10/05 23:22:55 taYCAWiC
「ん、ふ……っ、いやっ、あぁ……」
「……何が、嫌なんだ?」
離れていった唇が、耳元で囁く。喘ぎ声を漏らすだけで
言葉にならないアーシェに、バルフレアが、あぁ、と笑いかけた。
「指じゃ物足りないか」
「─!」
押し当てられた、指とは比べ物にならない圧倒的な感触に、アーシェは息をのんだ。
それを受け入れるのは、二年前のラスラとの初夜以来だ。
その時の初めて故の痛みを思い出し、アーシェは身をこわばらせる。
やめて。
言いかけた言葉は、一瞬遅かった。
「─あぁっ!」
バルフレアに貫かれ、アーシェは嬌声を上げた。
そして、そんな声を上げた自分に驚愕する。
十分にとろけさせられたアーシェの潤みはバルフレアを難なく飲み込み、
しかも逃すまいとするかのように絡みついていた。
「……きつ」
バルフレアが、初めて余裕を失った声で呻いた。
その声すら、アーシェの耳朶をくすぐり、快感へと変わる。
「そんなに締めるなよ、王女様……ねだらなくとも、くれてやるさ」
言うなり、深く突き入れられた。何度も何度も、繰り返し与えられる快楽に、
アーシェはたまらず声を上げる。
「ん、ぁっ、いやぁ……っ」
不意に、電流が走ったような感覚を覚えた。
胸の頂が、バルフレアの唇に甘く噛まれ、舌で転がされていた。

115:バルフレア×アーシェ(7/7)
07/10/05 23:23:26 taYCAWiC
赤く色づいたそこは敏感に反応し、更なる刺激を求めて誘うように起ちあがる。
それに応えるように、バルフレアはとがった頂をねっとりとねぶった。
「あっ、あ……、あぁっ」
バルフレアを受け入れたそこから蜜が止めどなく溢れてくるのが
自分でも分かって、でも、どうにもできない。
二年前、苦痛しか感じなかったその行為と今のこれが、同じものだとは到底思えない。
「……や、ぁんっ!」
バルフレアがアーシェの脚を抱え上げ、更に奥深くを責めた。
アーシェは揺さぶられるまま、ただ声を漏らすことしかできない。
もう何の音か分からない、ただひっきりなしに響く濡れた音に、ますます煽られる。
「あぁっ……もう、い……っ!」
声を上げた瞬間、アーシェの体を、これまでにない快感の波が襲った。
波のリズムと同調して、アーシェの体がびくびくと揺れる。
「く……っ」
それとほぼ同時に呻いたバルフレアの熱が、アーシェの体の奥深くではじけた。
「あ……ぁ」
絶頂の余韻、めまいのような感覚に、アーシェはバルフレアにしがみつく。
力の入らない体がバルフレアに抱きとめられ、まるで恋人同士のように
抱き合いながら、アーシェは荒く息をついた。
「……成り行きとは言え、当分一緒に過ごすんだ。仲良くやろうぜ、王女様?」
やはり息の上がった声が、耳元で囁く。
その声に、アーシェは否と言えない。

─これは、ダルマスカ再興のために、仕方のないこと。

バルフレアの協力が、今の自分には必要なのだ。
未だ快楽の余韻が抜けきらない頭で自分にそう言い聞かせ、
アーシェは、腕の中のバルフレアを抱きしめた。

116:名無しさん@ピンキー
07/10/06 01:42:30 hS9AK+Qi
乙です!鬼畜なバルフレアが萌え



こうしてたまに来てくださるけどやっぱり旬すぎたからねえ…
合流した方が色々保っていきやすいかもとは思っていた

117:名無しさん@ピンキー
07/10/06 14:40:26 pUl7bjyK
投下してくれたのにゴチャゴチャ言うなよ

118:名無しさん@ピンキー
07/10/06 15:42:32 hS9AK+Qi
>>116>>108に対するレスだよ


119:108
07/10/06 22:38:22 CgYh0Y5q
職人さん乙!
でもよく考えたらせっかく立てたからもったいないな
保守もまあ苦ではないしたまに気付いたらやるって感じで
それで落ちたら落ちた時って感じでどうかね

120:109-115
07/10/07 23:39:03 rR4d0bNF
感想、フォロー、ありがとう
流れ読まずに投下して本当にごめん
合流した方がいいかもしれないし、気にせず話進めてね

121:名無しさん@ピンキー
07/10/08 03:11:29 K+qYxXI3
>>109-115

GJ!
>「なぁに、悪いようにはしない。ちゃんと楽しませてやるさ」
バルフレアはこういうセリフが似合うなぁ。

作品待ちだったので投下うれしかった。また書いたらよろしく。

122:109-115
07/10/09 23:17:51 EOP7PcoJ
>>121
ありがとう、ほっとした
また何か書けたら来るよ

123:名無しさん@ピンキー
07/10/10 23:06:54 KHdtZvG4
>>109-115
インタナ版でハリウッド映画の様な二人を見た所だからたまらんwwww
作品と職人さん有ってのスレだ。wktkして待ってるよ。


124:名無しさん@ピンキー
07/10/12 19:56:26 zjl1pFJR
エロなしスレにガブドレ投下されてたよ
わりかし甘め?な感じ
読みに行く人はスレタイ通りエロなしだから注意ね

125:名無しさん@ピンキー
07/10/18 20:01:36 OGC6y1YQ
久々に保守。

126:名無しさん@ピンキー
07/10/20 20:28:06 2OziNj+t
保守保守。

127:名無しさん@ピンキー
07/10/23 00:04:45 vjlST5ZL


128:名無しさん@ピンキー
07/10/25 06:42:36 WTIPb425


129:名無しさん@ピンキー
07/10/27 09:18:54 ujiE0Lcp


130:名無しさん@ピンキー
07/10/27 10:04:55 Zd+Ed7pb
き?

131:名無しさん@ピンキー
07/10/29 07:22:26 KmsXE/9N


132:名無しさん@ピンキー
07/10/29 08:26:50 fn+0Tj9M


133:名無しさん@ピンキー
07/10/29 17:23:03 1Pcm94iX


134:名無しさん@ピンキー
07/10/29 19:10:37 TsnO1icm


135:名無しさん@ピンキー
07/10/31 20:34:09 8so3W0S8
(´∀`)なごんだ。

136:名無しさん@ピンキー
07/10/31 20:38:01 ZhoRON8U
(´∀`) だ・・・だんご?

137:名無しさん@ピンキー
07/10/31 21:20:28 dw975A0L
(´∀`)ご…ごむ

138:名無しさん@ピンキー
07/11/01 19:04:49 QPI2xgvf
(´∀`) む…むかd……むっちり!

139:名無しさん@ピンキー
07/11/02 00:13:19 n2ayW9XA
(´∀`)むっちり…
パンエロのおしり!アーシェの太もも!

140:名無しさん@ピンキー
07/11/03 08:08:05 tKUD1XQ6
(´∀`)も…モーグリのポンポン!

141:名無しさん@ピンキー
07/11/03 13:03:15 wocbGeMF
>>140
「ポンポン」だと「ん」で続けられないじゃないかwww(ノ´∀`*)

taYCAWiC氏のバルアシェ保管庫に保存してきますた。

142:名無しさん@ピンキー
07/11/03 22:24:07 PPRHKuBn
>>141


143:名無しさん@ピンキー
07/11/07 08:07:17 XoZrc40o
朝保守

144:名無しさん@ピンキー
07/11/07 22:37:50 I0j2nxQP
ほしゅ

145:名無しさん@ピンキー
07/11/09 19:46:11 wjh39UZx
hosyu!

146:名無しさん@ピンキー
07/11/14 17:04:46 rQk1aa08
ほす

147:名無しさん@ピンキー
07/11/14 17:05:51 rQk1aa08
そういえばここRWモノはないのね
カイツ×フィロとかリュド物とか

148:名無しさん@ピンキー
07/11/14 23:32:52 hV+n0Rr9
世の中には言い出しっぺの法則というのがあってな。

149:名無しさん@ピンキー
07/11/17 23:39:49 n0bCtWWi
やりにくいってのはあるんだろうな。
売上全然違うし、
2ちゃんの12関連パロに来てる香具師ですらRWネタが通用しないこともあるから…

150:パンネロのお留守番【14】 ◆3hspsNyL.Y
07/11/18 16:41:40 /9X3TZci
>>9-12 >>65-75より続きます。
※バルフレア×パンネロです。
※お好きでない方はトリップ ◆3hspsNyL.Yでスルー推奨

パンネロは漸く覚悟を決めたものの、
(どうやってすればいいのかしら…)
一人でする時は恥ずかしさと後ろめたさで
シーツの中に潜り込んでしていたのだが。
思い付いた方法は二通り。
「ねぇ、バルフレア…その…このまま、するの?それとも横になって…?」
これはなかなか難しい質問だった。
膝の上で羞恥に震えるパンネロの顔と息づかいを間近に感じるか、
それとも横たわって余す所なく見下ろすのか。
どちらも捨てがたいな、などとバルフレアが暢気に考えていると、
「…横になってするのはすごく恥ずかしいの。だから…このままでいい?」
縋る様な瞳でお願いしてくるのがいじらしい。
「ああ、いいさ。パンネロのやりやすい方で…な。」
術中に陥っているパンネロ、バルフレアの下心など気付きもせず、
ホッとした表情を浮かべる。
そして、小さく息を吐いて俯く。
パンネロはパンツのウエスト部分についている
金具を外してウエストを少し緩めた。
赤いアラビアンパンツは辛うじて腰に引っかかっているのだが、
それが緩んで今にもすとん、と落ちてしまいそうになる。
それを落ちない様に左手で押さえ、右手をおずおずとパンツの中に手を入れる。
パンネロのパンツはかなり際どいデザインで、
こんな露出度の高い服を着ておきながら何故パンツが
ずれ落ちるのを気にするのか解せない。

151:パンネロのお留守番【15】 ◆3hspsNyL.Y
07/11/18 16:44:46 /9X3TZci

かと言って、そちらの方に気持ちが行ってしまって、
手がお留守になってはせっかくのイベントが台無しだ。
「…押さえててやろうか?」
膝の上で悪戦苦闘しているパンネロを見かねて声を掛けると
「うん…お願い…しっかり押さえててね?手を離しちゃダメだよ?」
と、心配そうに念を押してくる。
とんちんかんな事をしたり、言ったりするパンネロ。
(こりゃあ…相当テンパってんな。)
正気に戻ったその時が困る。
でも、もう少し恥ずかしがるパンネロを楽しみたい。
「あぁ。大丈夫だ。」
するとパンネロは、なんて頼もしい事を言ってくれるのだろうと、
うっとりと目を細める。
(こりゃヤバイな…)
止めるなら今だと理性が叫ぶが、パンネロの両手が
下肢に伸びるのを見てその叫びはあっという間にかき消された。
ためらいがちに手が奥へ、奥へと潜り込む。
触れた先が既にしっとりと濡れている事にパンネロは気付いていた。
(ああ…やっぱり…)
ちょっと膝に乗せられて、身体を寄せ合っただけなのに…
(やっぱり、悪い子だわ…私…)
でも、許してもらう為だからとパンネロは固く目を閉じ、奥歯をぎゅっと噛み締める。
指を割れ目に沿って、滑らせる。
何度か指を往復させるが、快感を得るには程遠い。
それでも、続けなくてはいけないのだろうか。

152:パンネロのお留守番【16】 ◆3hspsNyL.Y
07/11/18 16:46:11 /9X3TZci

ここでパンネロはある事に気が付く。
「ねぇ…バルフレア?」
とてもではないが、バルフレアと目を合わせる事など
出来ないので俯いたまま尋ねる。
「なんだ?」
「これ…いつまで続ければいいの?」
「もちろん、パンネロがイクまでだ。」
やっぱり…と、パンネロは唇を噛み、再び指を動かす。
そもそも一人でしても上手く出来なくて、結構時間がかかるのに、
それを最も見られたくない恋人の前でなんて…
触れていたそこも、どんどん潤いをなくしていく。
パンネロがすん、と鼻を鳴らしたので
バルフレアは慌ててその顔を覗き込む。
目が泣き出しそうにまっ赤だ。
羞恥に震え、どうしたらいいのか分からないといった風情で
縋る様にバルフレアを見つめる。
その表情は行為の最中を思わせて、
10日間お預けだったバルフレアの下半身を直撃した。
これで理性が完全に吹っ飛んだ。
なんとしても。
どうしても。
絶対に、パンネロのイケナイ一人遊びが見たい。
いつも思っていた。
優等生の様な清潔感、少女の甘やかさ。
そういった物を壊してかき混ぜて、乱れていくパンネロを見たくて見たくて、
どうしようもなくなるのだ。
「…やっぱり無理…どうしたらいいの?」
ここで挫けさせては続きが見られない。
どうしたものかと考え、何か思い付いたのか、バルフレアはにやりと笑う。
「…いい方法を教えてやるよ。」
「…?」
ゆるく目線を上げて、問いかける様な上目遣い。
何度見てもバルフレアをぞくぞくさせる仕草だ。

153:パンネロのお留守番【17】 ◆3hspsNyL.Y
07/11/18 16:48:16 /9X3TZci

「俺の名前を呼びながら、するんだ。」
「え…?」
一人でする時はいつも恥ずかしくて、
少しでもバルフレアの事を考えまいとしていたのに。
「でも…」
しかし、バルフレアは優しい表情で(と、パンネロには見える)で頷いてみせる。
パンネロはバルフレアの意図が分からず混乱するばかりだ。
でも、とにかく言う通りにすればいいんだと自分に言い聞かせ、
小さな声でその名前を呼んでみる。
「…………バルフレア…?」
語尾が上がったのは半信半疑だったからだ。
途端につん、と甘い痺れが走った。
「…っ?…あ…!」
それはよく知っているあの感覚だった。
自分一人ではなかなか掘り起こせなかった快感が
バルフレアの名前を口にしただけであっさりと蘇った。
自分で自分の反応に驚いてくると、バルフレアが耳元に口を寄せ低い声で囁く。
「…な?俺の言った通りだろ?」
耳元で囁かれると、それだけでくたりと身体から力が抜けてしまう。
「…どうして…?」
「それだけパンネロが俺に惚れてるってことさ。」
そう言って、下肢に伸ばされた右手に自分の手を重ねる。
「続きは?」
言われるままに、パンネロは再び指を滑らせた。
手を重ねてやったせいか、緊張が少し緩んだようだ。
さっきより滑らかに動く。
「…あ…ん…」
子供の様な湿った体温と淫らな息づかいが伝わってくる。
「ふ…っ…あ、あ…」
悲壮な表情は消え、小さな頭をバルフレアの胸にもたれさせ、
パンネロは可愛らしい声を漏らし始めた。
薄い肩までが桃色に染まり、それが瞬く間に全身へと広がっていく。
「あ…バルフレア…バルフレア…」
吐息の合間にうっとりとバルフレアの名を呼ぶ。
予想以上の効果にバルフレアは口角を上げて薄く笑う。

154:パンネロのお留守番【18】 ◆3hspsNyL.Y
07/11/18 16:49:47 /9X3TZci

そして、仕方なく始めたはずの行為に溺れ始めたパンネロを今度は言葉で嬲る。
「今、どこを触ってるんだ?」
「やっ…」
パンネロはふるふると頭を振る。
だだをこねる仕草もバルフレアのお気に入りだ。
「言わないと、手を離しちまうぞ?」
バルフレアはまだ律儀にパンネロのパンツを押さえてやっていたのだ。
「だめっ…離しちゃ…」
「じゃあ言うんだ。」
「あ……の……前の…方の………」
「それだけじゃあ分からないな。」
バルフレアがパンツを押さえる手を緩めたのでパンネロは慌てて、
「あの…あの…!えっと…バルフレア…が…触ってる…とこ…
 いつも…バルフレアが…入って来る前に…」
「俺が?どうやって触ってる?指か?」
「………唇でも…」
パンネロは恥ずかしい質問に素直に答え始めた。
どこか熱に浮かされたかの様だ。
途切れ途切れに答える合間も、小さな手は休みなく動く。
パンネロはどうもクリトリスだけを弄っているらしい。
「中には入れないのか?」
「…中はダメなの。」
妙にきっぱりと言い切ったので不思議に思って尋ねてみる。
「どうしてだ?」
奥を指で刺激しながら、クリトリスを摘んでやると
パンネロはそれだけでたやすくイッてしまうし、
本人もそれが好きなはずだ。

155:パンネロのお留守番【19】 ◆3hspsNyL.Y
07/11/18 16:52:58 /9X3TZci
「…ん、だってぇ…」
バルフレアの胸に頭を擦り付ける様にして甘えた声を出す。
「…指だと、届かなかったんだもん………」
バルフレア、思わず吹き出しそうになる。
(頑張ってはみたが、手が小さくて奥まで届かなかったってとこだな。)
こんなに可愛くて可憐で、いやらしいモノをバルフレアは見た事がない。
思わずめちゃくちゃに抱きしめてしまいそうになったが、
折角のお楽しみに水を差してはと辛うじて堪える。
「じゃあ、こっちはどうだ?」
上着の背中の紐を緩めると、服がはらりと落ちそうになる。
「…っ…やだっ…」
パンネロはきゅっと身体を竦めて落ちそうな服を押さえる。
「一人の時、弄ってたのはそこだけじゃないだろ?」
「どうして…分かるの?」
切なげなパンネロを、バルフレアは余裕の面持ちで見つめ返す。
語るに落ちてるから…とはもちろん言わない。
「一緒に弄ってやると、パンネロはいつも
 すごく気持ち良さそうにしているからさ。」
なんでもない事の様に答えるバルフレアに、
パンネロは何もかも見透かされていて、
隠し事は出来ないのだと観念する。
仕方なく右手で秘所を、右手で胸の頂をなぶる。
「いい子だ。」
バルフレアの良い様に扱われているのに、こんな風に囁かれると、
背中にぞくぞくとしたものが走り、身体がとろけてしまうのが悔しい。
が、思考は新たに生まれた熱に追いやられ始めた。
バルフレアの言う通り、胸を愛撫しながらクリトリスに触れると
感覚が何倍も鋭敏になって、パンネロの小さな身体を満たすのだ。
「あ…バルフレア…」
とめどなくパンネロの唇から甘い吐息が漏れ、
何度も何度もバルフレアの名を呼ぶ。


156:パンネロのお留守番【20】 ◆3hspsNyL.Y
07/11/18 16:58:42 /9X3TZci
今、自分を苛んでいる手はバルフレアなのだと自分で自分に言い聞かせる。
すると、秘所からはとめどなく蜜が溢れ、
指がかすめただけで背中がのけ反る程の刺激が走る。
(こう…すればよかったのね…)
ぼんやりとした頭でパンネロは思う。
バルフレアの名を呼び、その愛撫を思い出せば
一人でイクのはそう難しい事ではなかったのだ。
(でも…でも…)
快楽に溺れながらも、やはり侘しさは拭えない。
(身体が触れ合っているのに、触ってもらえないなんて…)
「バルフレア…お願いっ…もう……」
せめてイク時だけでも…そう懇願しようとするが、言葉が続かない。
「イキそうか?」
その言葉に頷く事しか出来ない。
(お願い…この手を……止めてぇ…)
しかし、気持ちと裏腹に右手は陰核を擦り続け、
左手は乳首を捏ねるのを止める事が出来ない。
バルフレアの膝の上で、パンネロは小刻みな痙攣を繰り返し始めた。
「う…っん、あぁ…もう…」
顎を軽く反らせ、バルフレアしか知らない顔でゆっくりと上りつめる。
(そうだ…俺だけしか知らない…)
その瞬間、ある感情が突然バルフレアの中で弾けた。
バルフレアしか知らないはずのパンネロ。
だが、バルフレアが居なくても、
(ちゃんとお楽しみだったってわけだ…)
まるで子供の言いがかりだ、自分でも分かってはいたが、
一度爆発した感情はそう簡単には収まらない。
気が付くと、パンネロをベッドに押し倒し、両手首をひと纏めにして、
頭上で括りつけるようにして押さえつけていた。

157:150-156
07/11/18 17:10:01 /9X3TZci
今回はここまでです。
ご無沙汰しております。
保守して下さった方、投下待っていて下さった方、ありがとうございます。
そしてお待たせしてしまってごめんなさい。
合流の話が出ていますが、このスレが残っていたらこちらに投下、
落ちてしまったら本スレ(エロパロFF総合)にお邪魔させていただく、
でいこうと思います。(不都合があったらご指摘お願いします。)
前も書きましたが、何があっても完結させます。
投下の間隔が空いてしまいますが、どうか最後までお付き合いよろしくです。

158:名無しさん@ピンキー
07/11/19 13:55:04 cAZZmd4k
乙。

159:名無しさん@ピンキー
07/11/20 22:24:26 3XXWMHHa
乙!!
いつまでも待ってるよ(*´Д`)


最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch