【アイドル】THE iDOLM@STERでエロパロ4【マスター】at EROPARO
【アイドル】THE iDOLM@STERでエロパロ4【マスター】 - 暇つぶし2ch550:名無しさん@ピンキー
07/11/18 02:58:59 aaMhOOWp
エンド後にしか見えないが
中の人の真面目さと黒さが混ざって本当に切ないな…

551:名無しさん@ピンキー
07/11/18 04:06:31 k1BrBvto
どちらかというと依存度MAXの千早がやりそうだ

552:名無しさん@ピンキー
07/11/18 04:25:57 5HJ2nP0B
千早は病むとしたら空鍋をかき回しそうなイメージ

553:名無しさん@ピンキー
07/11/18 10:51:58 YpiYDJuz
やよいがオセロの駒を延々、白と黒に割り剥がしてるって絵を見たことがある

554:名無しさん@ピンキー
07/11/18 10:56:54 RsrvQ24l
これまでに無いほど病んだ千早SS読んだら多分
今以上に千早にのめり込む自身がある

555:名無しさん@ピンキー
07/11/18 10:58:36 V5fN1sGY
うぜえな
こっちは読みたくもねえよ

556:名無しさん@ピンキー
07/11/18 15:47:48 aSdqfz9O
つか、その程度の理由で無駄な時間費やす気もないし

557:名無しさん@ピンキー
07/11/19 08:38:27 GxDfJKQt
>>555はツンデレ

558:名無しさん@ピンキー
07/11/19 15:49:22 i+Ocwd54
りっちゃんのまだですか

559:名無しさん@ピンキー
07/11/19 21:01:58 KrL9uPcd
自分も書いてみようと挑戦してみたけど表現が稚拙すぎて泣いた
むずかしい

560:名無しさん@ピンキー
07/11/19 23:49:09 ecihIyZg
伊織は二次元的ツンデレ
律子はリアル的ツンデレ

しかしリアルなツンデレは二次元だと嫌われやすい

561:名無しさん@ピンキー
07/11/20 00:01:25 WNaIYVgk
リッチャンハカワイソウデスヨ

562:名無しさん@ピンキー
07/11/20 00:06:20 RX55/tyG
リッチャンハカワウソデスヨ

563:名無しさん@ピンキー
07/11/20 02:01:52 MBZMXLoI
リッチャンガカワルソウデスヨ


564:名無しさん@ピンキー
07/11/20 05:32:38 B5Uzp6Lr
リッチャンガワルデスヨ

565:名無しさん@ピンキー
07/11/20 07:48:40 rTP1zNS9
ヴァイ!

566:名無しさん@ピンキー
07/11/20 08:06:40 qPwEkL3p
アワビのロースでしょって言う!

567:名無しさん@ピンキー
07/11/20 08:19:40 AKQq04+2
アマミハルカデスヨ

568:名無しさん@ピンキー
07/11/20 23:17:22 xYyjS/q4
コンゴトモヨロシク・・・

569: ◆yHhcvqAd4.
07/11/21 00:26:31 nTiFENZK
ごめんなさい。私生活で色々あってネットに中々繋げずにいました。
未だ忙しくてSSができあがってないんですが、投げないでちゃんとやるお!との意思表明のためにも途中まで投下していきます。

570:素敵な雨上がり 1
07/11/21 00:28:01 nTiFENZK

 「お疲れ様でしたー」
 「ありがとうございましたー」
 スタジオの中に、出演者同士、あるいはスタッフ同士の威勢の良い声と互いを労う拍手が飛び交う。
 すぐに次の収録でもあるのかそそくさとスタジオを出る者も居れば、中に残って出演者同士雑談を楽しんでいる光景も見られる。
 セットの裏側で俺が待っているタレントは、話もそこそこに切り上げてこちらへ戻ってくるようだ。
 ただいま、おかえり。収録を終えた時の俺たちのお決まりの挨拶だ。
 「中々いい表情してたぞ。作りっぽさの無い自然な顔してたと思う」
 「そう?うふふ、今日は結構楽しんじゃったかも」
 眼鏡の奥の瞼をキュッと細めて律子は笑った。
 「じゃ、俺たちも出ようか。忘れ物とか大丈夫だな?」

 765プロダクションを離れて数ヶ月。実際には子会社にいるのだから離れたというわけでもないし、時折、候補生からアイドルになった女

の子たちや高木社長に顔見せにも行っている。
 それでも、現在の仕事場が新しい事務所に移った以上、やはりそういった意識があるのだった。
 俺を引き抜いて一緒に事務所を立ち上げた張本人は、アイドルとしてステージに経つことは引退したが、事務所の維持費のこともあり、

時折メディアには顔を出している。日本各地で大人気を誇ったスーパーアイドルということもあり、仕事はコンスタントに入ってくるし、

今現在、経済的危機には陥っていない。
 それにしても、アイドル候補生のプロデュースに、タレント活動に、事務仕事の手伝い。高校を卒業して学業に割く時間はほとんど無い

現状ではあるが、よくもまぁこれほどの量の仕事をこなすものだと感心してしまう。
 そんな律子の負担を少しでも減らすためにも、俺もキリキリ働かなければ。
 明日のスケジュールの事を頭に思い浮かべていると、間もなくエレベーターが迎えに来てくれた。

571:素敵な雨上がり 1
07/11/21 00:30:00 nTiFENZK

「それで、先週の――が…で…って聞いてる?」
 「あ、ごめん。ちょっとボーッとしてて」
 「もう、しっかりしてくださいよ。もう一度言いますからね?」
 言葉自体は初めて会った時と変わらずキツイ…が、時を経る内に律子のそれは随分と柔らかく響くようになったような気がする。
 俺が余りにも慣れてしまったからなのか、あるいは律子が変わったからなののか。
 「えーっと、エントランスは一階…おっと」
 やってきたエレベーターに乗り込み、行き先の階へのボタンを押そうとしたところ、同じ行動をとった律子と手が触れ合った。
 柔らかく暖かい体温。ほんの一瞬なのにもかかわらず、それは俺の意識の半分以上を支配した。
 「あ…っと、すみません」
 「い、いや、こっちこそ」
 一瞬、空気が固まった。
 律子はわざとらしく咳払いをすると、それっきり目線を壁にぶつけたまま黙ってしまった。
 そんな態度を取られると、こちらもつい気まずくて押し黙ってしまう。
 まだ左手に残っているような気がする暖かさが、あの引退コンサートの日に律子の口から紡ぎだされた一言を思い出させる。
 いつからか俺が抱え始めたモヤモヤしたものを、かなりハッキリと形作ってしまった、あの一言。
 『ダーリン』
 いつも強気で、恋愛ごとには正直言ってあまり縁の無さそうな律子に冗談半分で言わせてみた言葉は、あまりにも強烈な甘い響きをもって激しく俺の心を揺さぶった。
 もっと事務的な冷たい響きが返ってきて、やっぱりこういうの律子には似合わないよな、などと軽く笑ってやろうなどと思っていた俺の考えはひっくり返されてしまった。
 今は、また聞きたい、言わせて見たいという欲望が沸々と渦巻いている。
 もっとも、普段そんな雰囲気になることなども無く、未だに二度目は聞けずにいるのだが。

572:素敵な雨上がり 3
07/11/21 00:31:39 nTiFENZK

 エレベーターを出て局のエントランスを通り抜けて駐車場へ向かう途中、ポツリポツリと冷たいものが俺の掌を叩いた。
 「…雨?」
 「わぁっ!いきなり強く…傘、傘…あぁっ無い!?」
 「と、とにかく車まで急ぐぞ!ダッシュだ!」
 突然バケツをひっくり返したような雨を空からぶちまけるように浴びせられながら、俺と律子は車へ向かって全速力で走った。
 しかしその抵抗も空しく、駐車場の広さもあり、辿り着いた時にはポタポタ水の滴る完全な濡れ鼠状態だった。
 「うわービショビショ…夕立だなんて、天気予報大はずれじゃない」
 車に乗り込み、即刻暖房をONにした。秋も深まったこの時期、濡れたままというのは非常にマズイ。
 しかも更に不運な事に、身体を拭けそうなものも持ち合わせていなかったのだ。
 「とりあえず、出来る限り急いで事務所に戻ろう」
 「ど…どれぐらい、かかりそうですか?」
 車を発進させながら、俺は事務所への最短経路を頭の中で思い描いた。
 「…40分ぐらいかかるな」
 この状態で40分はいくら暖房がかかっているとはいえ、危険だ。風邪ですめばまだマシだろう。
 着替えを調達するなり雨宿りできる場所を探すなりして、体温が奪われる一方のこの状況を切り抜けたい。
 どこか、一時的にでも留まれそうな場所は…。
 ふと看板を見て地名を確認すると、ここから10分ぐらいで着きそうなある場所が思い浮かんだ。
 「律子、俺の住んでるマンションに一旦行こう。服とか乾かさないと、風邪でもこじらせたら大変だから」
 「えぇっ!?でも…は…くしゅんっ!」
 「大丈夫だ。セキュリティのしっかりしてる所だから心配いらない。今は急がないとマズい」
 「くしゅっ!わ、分かりました。じゃあ…お、お願いします」
 「了解だ」
 雨粒が激しくバタバタと車体を叩きつける中、ウィンカーを出してハンドルを切った。
 助手席から聞えるくしゃみに急かされながらの10分という時間はやけに長く感じられた。

573:素敵な雨上がり 4
07/11/21 00:33:43 nTiFENZK

 「お邪魔しまーす…」
 「ちょっとそこで待っててくれ。すぐに拭くもの持ってくるから」
 玄関に入ってすぐに俺は、バスルームから大きめのバスタオルを持ってきて律子へ手渡し、マット代わりにもう一枚床へ敷き、暖房のスイッチを入れた。
 「上がっていいぞ、律子」
 申し訳無さそうにドアを開けて入って来た律子は、小刻みに身体を震わせていた。
 「引っ越したとは聞いてましたけど、け、け結構広いんですね」
 意外とキレイだし、と付け足しながら、律子は編んだ髪を解いてタオルに水分を吸わせていた。
 「ドライヤー、必要だよな?あ、あと乾燥機もあるからそれ使っても」
 「…その間私は何を着るっていうんですか」
 と、不機嫌そうに律子は眉をひそめた。
 「ま、まぁそうだよな。ちょっと待っててくれ」
 再び浴室へ向かって棚を探ってみると、以前仕事でホテルに泊まった時にもらってきたバスローブがあった。
 匂いは…大丈夫だ。服が乾くまでの間の一時凌ぎにできるだろう。
 そう思い、律子にその旨を伝えてみると、思いの外あっさりと承諾してくれた。
 「ホントは断固拒否する所ですけど…や、止むを得ません…よね。今はこの寒さをなんとかしたいし…」
 納得したとはおおよそ言えないような表情だったが、律子にバスローブを手渡してひとまず浴室へ案内した。
 「えっと、こっちがシャワーで、ここに洗濯機な。身体温めるのにシャワー使ってもいいから」
 「はい、ありがとうございます。まさかとは思いますけど…覗いたりしませんよね?」
 「そ、そんな事するわけないだろ!分かってるって」
 ホントかなぁ、と律子はジトっとした目で俺を見たが、
 「なんてね。ありがたく使わせてもたいますね。じゃあ…」
 と言って一礼した。
 俺は浴室の戸を閉め、リビングのハンガーにびしょびしょのズボンとジャケットをかけ、外出できる程度の服装に着替えた。
 肌に張り付く冷たさからようやく解放されると、俺の意識は冷静に現在の状況を把握し始めた。
 悪天候に見舞われて咄嗟の判断だったとはいえ、女の子を家に連れ込み、今この瞬間に浴室を貸している。
 更に都合の悪いことに、その女の子は最近何かと気になってしまっている存在だ。
 こんな状況で冷静でいろという方が難しい。


574:素敵な雨上がり 5
07/11/21 00:35:10 nTiFENZK
 気を紛らすついでに気象情報を見るためにTVをつけると、早速求めていたものが流れていた。
 『夕方より降り始めた雨は強まり続け、都内各所では道路に水が溜まり始め、多くの交通機関では規制が…』
 窓から外を見てみると、先ほどのにわか雨などほんの序の口にしか過ぎなかったような大嵐が暴れまわっていた。
 見れば地面は小川のようになりつつあり、吹き飛んだ傘の残骸が道端に点在していた。
 再びTV画面に目線を戻すと路線情報に移っていて、都内の路線は一部の地下鉄を除いてことごとく運休。
 「…こりゃひどいな」
 色々なチャンネルをザッピングしてみたが、通常通りの番組でも外枠に気象情報が流れている有様だった。
 参ったな。律子を家まで送っていかなくちゃいけないのに、道路も事故があってかなり酷い状態みたいだ。
 仕事が既に終わっていた事は本当に幸いであった。
 あの収録の後にまだ仕事が控えていたりしたら大変な状態になっていたに違いない。
 と、俺が今日のこの後のことを考えていると、浴室のシャワールームの水音が止み、しばらくして浴室の引き戸が開いた。
 「ふぅ…どうですか?状況は」
 「あちこちで浸水だってさ。電車もことごとく止まってるみたいだ」
 「え~、そんなに酷いんですか?」
 「道路も混んでるみたいだし、あのまま事務所に向かってたら今頃まだ車の中だったろうな」
 不幸中の幸いですね、とため息のする方向へ視線を向けて見ると、先ほど渡した白のバスローブに身を包んだ律子が立っていた。
 肌をほんのりと湯上りのピンク色に染め、ほどいた髪を肩口に垂らしながら。
 「ちょっと…大きかったか?」
 成人男性用のバスローブは156cmの身体にはブカブカだったようで、両手は袖に隠れてしまっているし、裾も足首ギリギリ。
 バスローブを着ているというよりもバスローブに着られてしまっているのだが、そんな姿がなんだか可愛い。
 勿論直接言うとヘソを曲げてしまうので、黙っておく。
 本当はもっと律子の事を褒めて自信をつけてあげたいのだけれど、極力容姿やスタイルには触れずにいた事が今でも続いてしまっている。
 「いいですよ、別に。一時的なものですし、全身隠れる方がいいです。ドライヤー使ってもいいですか?」
 「ああ、浴室にあるからご自由に」
 「はい」

575:素敵な雨上がり 6
07/11/21 00:37:25 nTiFENZK
 部屋もだいぶ暖まり、一時的な待機という事を忘れてしまいそうになっていると、カーテンの隙間からギラッと紫光が差し込みブラウン管に反射した。
 数秒置いて、空が唸り声を上げて空気をビリビリと震わせた。
 あぁ雷か、と俺が思った瞬間、浴室で叫び声と、ガタッと何かがぶつかるような物音がした。
 「どうした?」
 浴室のドアを開くと、ドライヤーを握り締めたまま、力なく壁に寄りかかる律子がうずくまっていた。
 「う、うぅ…ひえっ」
 もう一度、さっきより少し大きな雷鳴が唸ると、律子は更に身を縮こまらせた。
 「雷…ダメなのか」
 「あ、い、いぇっ、そんな事は―きゃわっ!?あ、あわわ…」
 「とりあえず、ここよりリビングの方が安心するだろ。行こう」
 「だだだ、大丈夫…ってああ、こ、腰が抜けて、立てな…」
 視線はあちこちに泳いでいるし、尻餅をついたまま両手をヒラヒラと空中に漂わせ、自分でもよく分かってないであろう何かのサインを出していた。
 こんなにあからさまにうろたえている律子は珍しい。というか、初めてかもしれない。
 「しょうがないな、ホラ」
 手を差し伸べて律子の右手を握ると、ガシッと握り返してきた。そのまま引っ張ると、ようやく律子の腰が持ち上がった。
 すみません、といいながら、おっかなびっくり歩く律子をリビングへ連れてきて、ソファーの上へ座らせた。
 「何か飲むか?」
 「あ、いいんですか?」
 「コーヒー、牛乳にオレンジジュース、後はビールなんかもあるぞ。どうだ?」
 「…オレンジジュースでお願いします」
 呆れたように言う律子だが、オレンジジュースとは珍しい。いつも事務所じゃコーヒーなのに。
 自分のマグにインスタントコーヒーを注ぎ、グラスにオレンジジュースをトポトポ入れて、律子にグラスを手渡した。

576:素敵な雨上がり 7
07/11/21 00:39:08 nTiFENZK
 「雨、止みませんね…雷も」
 少しオレンジジュースを飲んで表情に生気が戻ってきた律子がボソリと呟いた。
 TVニュースのキャスターは、このまま行くと都内の一時間辺りの最大雨量の記録が更新されてしまうであろう事を告げていた。
 「それにしても、律子が雷苦手なんて、意外だな、ははっ」
 「わ、笑わないで下さいよぉ。誰だってダメなものの一つや二つ、あるに決まってるじゃないですか」
 つい口元が緩んでしまう俺を見て、律子がため息をついた。
 「律子、事務所に用事あるか?交通情報が良くなったら車で送るよ」
 「いえ、明日は急ぎの仕事も入ってませんし、特には。それに電車で帰れるんで…って動いてないわよね、これじゃ」
 と、その瞬間、青白い光が瞬き、1テンポも置かない内に窓の外で何かが激しく弾けた。
 「おわっ!?」
 「きゃああーーーーっ!!」
 部屋の中が揺れたと思うほどの破裂音に、思わず二人して叫び声をあげてしまった。
 光ってほぼ同時に音がした事とこの破裂音から、どうやらそう遠くない所で落雷があったようだ。
 一瞬の内に高鳴った鼓動が収まるに連れて、身体にのしかかる重みを感じた。重量感の方へ向くと、俺の胴体に律子の腕が巻きつき震える身体を俺に預けていた。
 「り、律子?」
 ズズズ、と雷雲がうなると、しがみつく両腕がギュウ、と強く締め付けてきた。
 「うぅ…ホントに駄目なんです、すみません、許して、勘弁して…」
 その言葉が俺に向けてなのか、空の上の雷様に向けてのどちらなのかは分からないが、相当に参っている事は確かだった。
 「大丈夫。建物の中にいれば雷が落ちる心配は無いよ」
 「で、でで、でも…」
 「安心しろって」
 縮こまる姿がやけに小さかった。
 俺は律子の背中に腕を回して抱き寄せ、左手で頭を撫でた。
 フカフカの布地越しに感じる体温は、暖かかった。
 「…うん」
 律子は俺の腕を跳ね除けようと抵抗することは無かった。
 それどころか、遠慮がちだった距離をぴったりと詰めてきて、時折轟く雷の音や窓から差し込む光にビクッとしつつも、声もあげず、静かに呼吸していた。
 雨が窓を叩き、風が吹き荒れる中、淡々とブラウン管の中で喋り続ける声を聞きながら、俺たちは過ぎていく時間をただ過ごした。

577:素敵な雨上がり 8
07/11/21 00:40:56 nTiFENZK
 俺はと言うと、気が気でないのを悟られまいと必死だった。
 常に胸を張って堂々としていて、上司の俺にも何の遠慮も無くズケズケと物を言う律子が、俺の腕の中で弱く小さな所を晒しているこの状況。
 更にこの密着度といい、鼻腔をくすぐる風呂上りの匂いといい、足元のおぼつかない台に鉄の塊を両手に提げて乗っているような、そんなグラグラした心境だった。
 そうして…しばらく大人しくしていると、やがて雷の音だけは遠ざかっていき、雨音と風の唸りはそのままでもだいぶ落ち着いてきたように感じられた。
 「あ…」
 落ち着いてきたのは律子も同じであるようで、この密着した状況を把握したのか、モゾモゾしながら所在無さげに視線を泳がせた。
 「えっと、その…社長?」
 頭の中が、目の前の女の子のことでいっぱいになってしまいそうだった。
 言葉にすることはおろか、形にすることも避け続けてきた感情がどんどん膨らみ、律子を放さないように腕で捕まえておけ、と俺に命じていた。
 「あ、あの、もう大丈夫ですからっ!いきなりすみませんでした」
 腕の中で律子がもがくが、俺はその身体を離せずにいた。いや。離したくなかったのだ。
 「もうちょっと、もうちょっとだけ…」
 「もうちょっと…って」
 律子の言葉には答えず、真正面から小さな身体を抱きしめた。
 肩甲骨の中間辺りに掌をあてがうと、律子の鼓動と温もりが伝わってきた。
 
 そのままくっつきあっていると、俺の頭にある浮かんだ。
 今この時に律子に頼んだら、また『ダーリン』と呼んでくれるだろうか。
 「あの、社長。そろそろ…」
 「なぁ律子。社長じゃなくてさ、もう一回、あっちの言い方で呼んでくれないか」
 「あっちのって、アレですか?」
 「ダメか?」
 「ダメじゃないけど…どうして?」
 「どうしてって、そりゃあ…」
 「い、言ってもいいけど、何となくで言いたくないの。私が納得できる理由…聞かせてよ」
 理由…それはもう、今この瞬間では分かりきっていた。もしこの瞬間を逃したら、もう言葉にする機会が訪れないかもしれない。
 今後も律子とは長い付き合いになるだろう。たとえそうであっても、今が最初で最後のチャンスかもしれない、そう俺は感じていた。

578:素敵な雨上がり 9
07/11/21 00:43:54 nTiFENZK
 「それは…俺は律子が…す」
 「ま、待って!」
 突然腕の中から律子がすり抜け、お互いの身体が離れた。
 「あのね、わ、私より、もっといい子、いると思うの!私なんて、いつもキツい事言ってばっかりだし、765プロのみんなみたいにオシャレでも無いし、ひねくれてるし…可愛くも無いから…考え直した方が…」
 律子の声は段々と小さくなり、釣られるように瞼も伏せられていった。
 初めて出会った頃からずっと、律子は自分のビジュアルを気にしていた、少なくとも、悪い意味で。
 俺がルックスを褒めてもあまりいい顔をしなかったのは、きっと、自信の無さの表れだったのだと思う。
 765プロの社長の目は確かだ。あそこの候補生達のビジュアルは、初めて見た時びっくりした。
 『人数合わせで候補生にされた』とボヤいていたあの時の律子だって、他の女の子に決して引けを取らないぐらい、輝ける可能性を秘めていたのだ。
 俺はあの時、眼鏡の奥にあった瞳に確かに何かを見出したんだ。
 「あのな律子。俺は別に、可愛い女の子とかオシャレな女の子が好き、っていうんじゃなくて…」
 「………」
 「律子が好きなんだ。○○みたいな子とか、××っぽい子じゃなくて、律子がいいんだ」
 「…いいの?私みたいなカタブツ、楽しくないと思うけど…後悔…しない?」
 後悔なんてするもんか、と俺が言うと、律子は困ったように眉を下げ、少し躊躇してから両腕を広げた。
 「ありがとう…ダ、ダーリン」
 あの時は、顔を見ないよう言っていた律子が、しっかり俺の目を見つめながら言ってくれた。
 求めるままにそっと抱き寄せると、律子が顎を俺の肩に乗せつつ、細い両腕を背中に回してきた。
 もう一度、優しく穏やかな声で、ダーリン、と囁かれ、背筋がゾクゾクした。ああ、なんて甘い響きなんだろう。
 こんな言葉があの律子から出てくるなんて、誰が想像できただろうか。
 肩を抱いて見詰め合うと、驚くほど自然に律子が瞳を閉じた。
 「ん…」
 律子の柔らかくしっとりした唇は、甘酸っぱいオレンジの味がした。

579: ◆yHhcvqAd4.
07/11/21 00:46:03 nTiFENZK
と、今日はここまでです。
律子コミュはだいたい見ましたが、雷怖がる描写なんてもんはありませんので、まぁその辺は二次創作って事で勘弁してください…
続きはどうにかして一週間以内には仕上げられたら、と思います。
気長に待ってくださればありがたいです。

580:名無しさん@ピンキー
07/11/21 01:21:51 6A9GIV+m
超乙です!
律っちゃんていつも強気だからこそ、たまに見せる自信の無さとか弱い部分にひかれるんだよなぁ…
さて、頑張って気長に待ちますか…

581:名無しさん@ピンキー
07/11/21 02:25:42 ApM1o4rz
ナイスリツコ。

582:名無しさん@ピンキー
07/11/21 02:53:59 pOI4lqlJ
乙( ^-)_旦~

リツコカワイイヨリツコ
私生活のほうが片付いてからでかまわないよ
いつまでも待ってるからね

583:名無しさん@ピンキー
07/11/21 07:44:10 1oXv22Ea
りっちゃん物来てた!
いいねぇ可愛いねぇ
続きもお待ちしてますよ

584:名無しさん@ピンキー
07/11/21 18:25:01 rhP9Aqhd
りっちゃんもの北アああああ亜嗚呼あああああああああああああああああああああああsないづhdqwjk

585:名無しさん@ピンキー
07/11/22 01:07:08 2/Ks1NxH
春香とPです。二回目の投稿です。
うん、今回も若干黒春香です。


586:夢を正夢に
07/11/22 01:08:28 2/Ks1NxH
 鐘が鳴っている。
 人生で一番おめでたい時に鳴るという、あの鐘だ。
 みんながみんな、心から祝福するかのような顔で、拍手をしている。
 私と、私の隣にいる人に向かって。
 そう、ここは結婚式場。花嫁は私。私は今、幸せの絶頂にいる。
 そして隣に居るのは・・
 ちらり、とその顔を私は盗み見ようとしたその瞬間!
 世界はその姿を大きくゆがめ、光を失った。

「きゃあああああ!」
 再び現れた世界は、先ほどとは対照的にやや薄暗かった。
「・・・あれ?」
 周りを見ると、そこはよく見慣れた場所・・つまり自分の部屋だった。そう、つまり・・
「夢、か」
 私は大きくひとつため息をついた。
 私は最近、幸せな夢をよく見る。
 正確に言うと、プロデューサーとうまく「恋人」している夢をよく見るのだ。
 ラストコンサートでふられてからもう何ヶ月も経っているのに、私はいまだふっきれていない。
「もう、いい加減にしてよ・・」
 自分の夢に対して、私は文句を言った。これではいつまで経っても私は前に進めない。
「うっ・・げほっ!げほっ!」
 不意に咳がこぼれでた。そういえば私は今、風邪をこじらせていた。身体も重たいし、熱もあった。
「こんな時、プロデューサーが看病してくれたら・・」
 そんな自分の呟きに、私ははっとした。いけない、こんなことを言ったらまた、夢に出てきてしまう。

587:夢を正夢に
07/11/22 01:09:25 2/Ks1NxH
 ピンポーン。
 と、その時インターホンがなった。
「・・・・・」
 私は動かなかった。家の人間が誰か出てくれる、と思ったからだった。
 ピンポーン。
 もう一度インターホンがなった。もう、早く出てよ・・って、あああっ!
 私は思い出してしまった。両親が出払っている事に。夜まで帰らないと言われていたことに。
「・・私が出なきゃ、ダメか・・な。やっぱり」
 私は重たい身体を引きずりながら、玄関へ向かった。何かの勧誘とか宣伝とかだったらすぐに追い返してやる、と思いながら。
「はーい、どなたですかー?」
 扉越しの私の問いに、耳を疑うような返事が返ってきた。
「あ、春香か。具合、大丈夫か?」
 聞き間違えようのない声だった。
「プ・・ロデューサー・・ですか!」
 ただでさえ高かった体温が、また一度くらい上がったような気がした。

「どうだ、身体の調子は?」
 部屋の中、私とプロデューサーは向かい合っていた。2人きりになって話すなんて、本当に久々だった。
「あ、はい。まだ熱っぽいですけど・・もうすぐ治ると思います・・」
「そうか、それは良かった」
「あの、今日はお仕事、休みなんですか?」
「ああ。ほんとは昨日とか早いうちに来たかったんだがな。・・あ、風邪に良さそうなもの、色々持って来たぞ。
頭に貼って熱冷ますやつに、おじや。あと一応玉子酒も持ってきたんだが・・」
「プロデューサー・・おじやって・・もしかして・・」
「ん?ああ、俺の手作りだ。だから・・味はいまいちかもしれないが」
 プロデューサーは照れくさそうに言う。
「あ、いえ・・嬉しいです」
「ん?そっか・・って、わーっ!」
 プロデューサーが突然驚きの声をあげた。
「え、ど、どうしたんですかプロデューサー?」
「ど、どうしたって・・いきなり泣きだしたから・・」
「え?」
 言われてみて初めて、自分の頬を伝うものがあることに気づいた。それも両頬同時に。
「あれ・・なんで私、泣いてるんだろ・・あははっ・・」
 私は笑いながら、自分の両目を拭い続けた。
 しかし涙は止まることなく、流れ続けた。
 ここ数ヵ月の間に溜め込んできた悲しみが、全て流れていくようだった。

588:夢を正夢に
07/11/22 01:11:42 2/Ks1NxH
 数時間後、私は再び目を覚ました。
 一瞬また、先ほどのことは夢ではないかと疑ったが、右手に掴んでいる暖かい手が夢じゃないことを証明してくれていた。
 カーテン越しに入ってくるオレンジ色の光が、プロデューサーの穏やかな寝顔を照らしている。もう夕暮れ時だろうか。
 あの大泣きの後、私はプロデューサーにおじやを食べさせてもらった。本人曰く自信がない、とのことだったが、とても美味しかったのを覚えている。
 その後、「病人は、ちゃんと眠らないと」とプロデューサーに言われたため、私はしぶしぶベッドで横になった。せっかくの時間を、寝てしまったらもったいない、と思ったからだ。
 しかしその代わりに、私は良い事を思いついた。普段なら言いにくいわがままを、熱の勢いで言ってしまおう、というものだった。
「たぶんこのままじゃ眠れないので・・私が眠るまで手を握っていてくれませんか・・?」
 嫌な顔をされたらどうしよう、と思ったが、プロデューサーは優しかった。笑顔でそれに応えてくれたのだ。
 私にとっては、久々に静かで幸せな時間だった。
 そうしてそのまま私は眠ってしまったわけなのだが・・。
「まだプロデューサーがいるってことは・・ぷっ!」
 私はつい噴き出した。プロデューサーも、私と一緒に眠ってしまったのだろう。
「くすくす。プロデューサーも疲れてたんですね」
「うーん・・・」
 私は軽く声をかける。しかし一向に起きる気配はなかった。
「こら、いつまでも眠っていると襲っちゃいますよ」
 私の冗談にも、やはり何の反応も示さない。
「・・・・・」
 その安らかな寝顔を見ているうち、不意に怪しい考えが浮かんできた。
「・・本当に、襲っちゃいますよ?」
 そういいながら、私はプロデューサーに身体をすりよらせた。そしてまるで恋人同士のように顔と身体を向き合わせ、その顔を見つめた

。心臓が、うるさいほどに鳴っている。
「ん・・」
 気づくと、私はその唇に自分の唇を重ね合わせていた。
 1度だけのつもりだった。しかし1度あわせてしまうと、もう何度しても同じ、という考えに陥り、結局何度も何度も短いキスを交わした。
本当は長くて濃厚なキスをしたかったのだけど、そうすると起きてしまうような気がしていた。
「・・・・・」
 キスの後、私はさらに良からぬことを考えた。・・考えてしまった。

【良いよ、もう。
 きっと今しないと、永遠に出来ないよ。
 ばれたって、多分そんなに怒らないよ、プロデューサーは。
 なんだかんだいって、プロデューサーも男だし、きっと始まっちゃえば本能には逆らえないよ。
 ね、良いよね。私今身体弱ってるし。玉子酒とかお酒も飲んじゃったし。
 だからきっと混乱してるんだよ。混乱してるから、変なことしちゃうんだよ。
 仕方ないんだよきっと・・・】

589:夢を正夢に
07/11/22 01:15:41 2/Ks1NxH
 怒涛の勢いで、私の感情が理性を説得した。
 そして理性が何か言おうとしたその時にはもう、私の手は取り返しのつかないことをはじめていた。
「確かこうすれば・・」
 私の右手は、プロデューサーのズボンのチャックを開いていた。
そしてそのまま、さらにその奥、下着の中へと潜り込んでいった。うーん、私の右手は暴れん坊だ。・・私じゃないよ?私の右手が勝手にやりだしたんだから仕方ないよね。
 暴れん坊の右手から、物体の感触についての詳細が、私の脳に送られてきた。ちょっと熱を帯びていて、まるでこんにゃくに芯を通したようなもの、とのことだった。
「こ・・これが・・」
 もちろん私は・・じゃない、私の右手は、触るだけではすぐに物足りなくなった。その物体をチャックの隙間から取りだし、直接見ようとした。
・・見たのは、右手じゃなく私だけど。
 ズボンからおずおずと出てきたそれは、思ったほどは凶悪な物体ではなかった。
「これぐらいなら大丈夫・・って、わっ!」
 顔を出したそれは突然、凶悪な姿に変わった。芯の通ったこんにゃくから、釘の打てるバナナへと変わってしまったのだ。
「こ、こんなの、入るのかな・・」
 思った以上に早い変化に驚きながらも、私はそのまま指でそれを弄りまわした。
「あ、べトベトしてきた・・」
 次第にそれは湿り気を出し始め、やがて樹液のようなものを纏い始めた。
「なんたら液、だっけ」
 名前を思い出そうと目を宙へ泳がせた瞬間。
「っ!きゃあっ!」
 不意に顔に熱いものがかかった。見ると、プロデューサーのモノが痙攣し、白っぽい液体を吐き出していた。
「うわ・・精子・・プロデューサー、いっちゃったんだ・・。はやい・・のかな?」
 どれぐらい痙攣するものなのかと見ていると、おもったより早くにそれは動かなくなった。そしてまるで花が枯れるように下を向き、小さくしぼんでいった。
「あ・・ちっちゃくなっちゃった・・って、だめだよ」
 私は再び右手でそれを触り出した。そして左手には、自分の顔にかかった精子を救い、口に運ぶ役割を与えた。
「苦い・・」
 舐めてみると、苦く、変な味だった。しかし不思議と、味わうほどに妙な興奮と陶酔感を覚えていった。
「プロデューサーの、だもんね・・」
 その内、再びそれは固くなり始めた。最初は指と指の間に挟んでいたのに、それでは収まりにくくなったため、それを手のひらの中心へと移動させる。温度の方も、熱っぽい自分の体温より高い、と感じるほどになっていた。
「と・・このままだとまた出しちゃうだろうから・・」
 私は手の動きを止め、下を脱いだ。その際にちらり、とプロデューサーを見る。目は閉じたままだ。
 もしかしたら起きているのかもしれない、と感じた。
 もしかしたら起きていて、でも状況が状況だから目を開けないだけかもしれない、いや、そうに違いない、と思った。

 だとしたら・・今しかないですよ、プロデューサー。

590:夢を正夢に
07/11/22 01:18:47 2/Ks1NxH
 私はそんな思いで、ほんの少しだけ待った。
 しかし動きがないため、私は決断した。
「良いんですね、プロデューサー?」
 私は小声で言った後、プロデューサーの上に乗った。出来るだけ体重をかけないように、静かに、だ。
 そして互いのそれを触れ合わせ、ゆっくりと、本当にゆっくりとそれを埋めていく。
「ふっ・・く・・!」
 痛みと苦しさ、圧迫感があった。
 しかしこの時の私にとっては、まるで自分の想いが試されたように感じ、むしろやる気が燃え上がってしまった。
 ゆえに、途中からは一気に腰を落とした。
「うくっ・・!」
 大きな声は出さないようにと思っていたのに、つい出てしまう。
「はあっ・・はあっ・・・」
 荒い息が収まるまで、そして痛みが治まるまでの間、私はそのままでいることにした。
「とうとう、結ばれましたね、私たち」
 私は笑顔でプロデューサーに言った。
 残念なことに、プロデューサーはまだ眠っている。・・いや、ここまでして目を覚まさない人なんているわけない。
狸寝入りに違いない。しかしそれならそれで良い。私はプロデューサーを思うままに、好きに、するだけ。
「動きますよ、はぁっ・・良いですか、プロデューサー・・ふふっ」
 笑いながら、私は腰を上下に動かし始めた。
 その度に痛みはあったのだが、喜びと興奮がそれを隠してくれた。
好きな人とようやくひとつになれた喜びの方が、途方もなく大きかったのだ。
「うっ・・!」
 不意にプロデューサーが呻いた。と同時に、私の中に入ったものが膨らむのを感じた。
「あ、いくんですね、プロデューサー・・良いですよ、そのまま出しても」
 プロデューサーの顔がそれに反応したのか関係ないのか分からないが、かすかに歪む。
 私はその顔をしっかり脳裏に焼き付けようと、顔を近づけ、凝視した。イク時の顔は、ぜひ見たかったのだ。
「いい・・ですよ!いってください」
 そう言うや否や、私の膣にあるものは限界まで膨張した後、熱を吐き出した。
「あ・・あはっ・・!なか・・出てる・・・!」
 中に熱いものが流れ込んでくるそれがスイッチになり、私は自分でも予想していなかった絶頂を迎えた。
「あ・・あ・・・」
 自慰の時では味わえなかった不思議な感覚に、私は戸惑いながらも、それを受け入れた。
 まるで昼に見たあの結婚式のように真っ白い視界の中で、私は嬉しさと快感に酔いしれた。

591:夢を正夢に
07/11/22 01:20:43 2/Ks1NxH
「ん・・うーん・・あ、春香・・?」
 行為が終わってからしばらく後、プロデューサーはそんなことを言いながら目を覚ました。
 起きていただろうに白々しい、と思ったが、しかし行為の途中で止められなかったということは、少なくともそこまで私が嫌なわけじゃないことだ、という風に思えた。
 そんな風に考えてしまうあたり、まさに恋は盲目なのだろう、と自分の事ながら思った。
「あ、ごめんな、俺春香を眠らせたらすぐ帰ろうと思ってたのに・・そのまま寝ちゃってたよ、はは」
 ・・・?
 その顔と、言葉には違和感があった。
 違和感といっても、演技っぽい、という違和感ではない。むしろ逆である。
「あんなこと」をされた後の人にしては、妙に態度が自然すぎるというか・・
「いやあ、昨日やよいの曲の収録が遅れに遅れちゃってさあ。収録が終わった後も急いであちこち駆けずり回ってさあ。
結局徹夜だよ。一日ぐらいならなんともないんだけど、もう三日ぐらい続いててさあ、ははっ。まあおかげで何とか発売予定には間に合うそうで・・」
 私の中で、何かがガラガラと音を立てて崩れていった。ま、まさかこの男・・。

 そういえば以前、私をプロデュースしていた時も、なかなか起きなかったことがあった。
 私が耳元で叫んでも、揺さぶっても、しまいには頭や肩を叩いても起きなかった。
結局あの時は・・近くにいた男の社員さん何人か呼びあつめて、10分以上かけてようやく起こしてもらったっけ・・。
「・・・・・」
「な、何だよ春香。急に睨んで。いや、悪かったって。看病するつもりで寝ちゃったなんて・・」
「いえ、良いんです・・」
 私はひとつ、大きなため息をついた。

 結局その後、プロデューサーは夜になる前に帰っていった。
 私は精神的にも肉体的にもどっと疲れたため、身体をベッドに投げ出し、物思いにふけった。
「あほだなあ、私・・ぷっくくっ」
 勘違いしてしまった自分が滑稽で仕方なかった。
「でも・・結ばれたことには変わりないもんね」
 あの体温。あの感覚。
 プロデューサーの、気持ち良さそうな顔。
 私はそれを頭に描きながら、今日何度目かの、幸せな眠りに着いた。

592:名無しさん@ピンキー
07/11/22 01:20:49 jQiycDjp
しえん

593:名無しさん@ピンキー
07/11/22 01:23:54 2/Ks1NxH
以上です。
一応、539の後日談的な感じですが、別に読まなくても何のさしさわりもない程度の後日談です。

594:名無しさん@ピンキー
07/11/22 05:27:53 HPrE1WJ1
>>593
GJ!
おっきしたよ。

595:名無しさん@ピンキー
07/11/22 11:16:55 yjxpBBiO
相変わらず味のある作風だなぁ
春香さんはえろ可愛いですよ

596:名無しさん@ピンキー
07/11/22 18:13:53 G9HkXpNe
春香さんのP呼称が変わっているのは仕様ですかね

597:名無しさん@ピンキー
07/11/22 19:01:46 pRCRYXPX
URLリンク(imas.ath.cx)

エロなしだけど書いてみた
さて、誰にいってもらおうか・・・

598:名無しさん@ピンキー
07/11/22 19:40:51 VVkF0NZL
>>597
既に「全員」と書いてある件

599:名無しさん@ピンキー
07/11/22 19:40:54 YotHavzv
律子か真で

600:名無しさん@ピンキー
07/11/22 20:16:42 2/Ks1NxH
千早でお願いしたい

601:名無しさん@ピンキー
07/11/22 20:32:03 yjxpBBiO
ここは敢えて不向きそうな雪歩でお願いしたい

602:名無しさん@ピンキー
07/11/22 21:50:28 l3vcIj16
突破力のある美希だろ

603:名無しさん@ピンキー
07/11/22 21:57:52 jQiycDjp
りーつこー

604:名無しさん@ピンキー
07/11/22 23:21:46 UDRtdQbn
雪歩

605:名無しさん@ピンキー
07/11/22 23:27:14 9UQUKcEO
亜美真美のP呼称に「お」を付けられると誰のセリフかわからないw
やっぱ適性から行くと律子か小鳥さんだろうがあえて千早に行って欲しいんだぜ。

606:名無しさん@ピンキー
07/11/23 01:15:40 ZXRYvdWv
ぴよちゃんかちひゃー希望

607:名無しさん@ピンキー
07/11/23 01:44:50 G+aSZUic
素性も知らずにハニー呼ばわりかw
ある意味さすが美希だw

608:名無しさん@ピンキー
07/11/23 02:28:07 DBNWRlO0
◎伊織・千早・律子の765プロカミソリトリオ
押しの強い「総大将」伊織を筆頭に冷静な「副官」千早と理論派の「参謀」律ちゃんが脇を固める実力派3トップ。
チームワークが律ちゃんの肩に掛かっているのが不安要素か。
〇春香・真・やよい・雪歩の765プロまっすぐカルテット
素直な性格のメンバーなため、相手の裏を欠くような交渉事は苦手か。
しかし逆を言えば一直線に突破口を開く人材が揃っているとも言える。
雪歩の自爆誘い受けを上手く使えるかが勝利の鍵だ。
×あずさ・美希・亜美真美の765プロ脱線カルテット
暴走脱線なんでもアリのノールールチーム。何故か屈曲した道に入り込む姿はまさしく蛇の道ソリッドスネーク。
しかし爆発した時の破壊力は推して知るべし。火薬(美希)も火種(あずさ)も導火線(亜美真美)も特大級のシロモノです。

609:名無しさん@ピンキー
07/11/23 09:19:50 1lhYB/ol
チームがアリならスレ的に春香美希小鳥さんの765プロエロトリオでw

ソロなら律子か千早…
いや、話の流れ的にやっぱり真かなぁ
うん、真で希望

610:597
07/11/23 10:10:02 p5nI0d0U
千早と律子多い/(^o^)\
とりあえず千早&律子ルートで書いてみる

出来るだけ頑張ってみるけど千早がガチエロまでいかなかったらすまん
律子は18だから多分いけると思う

611:名無しさん@ピンキー
07/11/23 11:14:18 pfBcb9uw
wktk

612:名無しさん@ピンキー
07/11/23 18:03:55 aNqCIW22
わくてか

613:名無しさん@ピンキー
07/11/23 23:01:29 KF2eSuam
>>610
そんなに年齢気になるなら特攻するのは律子だけでも良いと思うぜw

614:名無しさん@ピンキー
07/11/24 00:24:10 tygy+pZ1
むしろ千早に見せつけるプレイで

615:名無しさん@ピンキー
07/11/24 00:56:07 dUIj+kqT
そんなプレイなら春香で。
同学年だし、ライバル意識も湧きやすい気がする

616:名無しさん@ピンキー
07/11/24 01:50:54 5Ik9nV+t
年齢気にしなくてもw

617:名無しさん@ピンキー
07/11/24 04:34:03 jVXwkW0A
真で・・・って乗り遅れたw

千早&りっちゃん楽しみにしてます

618:coobard ◆69/69YEfXI
07/11/24 17:54:34 y8RvxCnH
流れを読まずに画像投下ー。
URLリンク(kissho.xii.jp)

619:名無しさん@ピンキー
07/11/24 17:56:54 YngDf5t6
りっちゃんw

620:名無しさん@ピンキー
07/11/24 18:25:06 Bxq0Qo1b
そんな仕事蹴ろうぜ!

621:名無しさん@ピンキー
07/11/24 19:24:32 uX2E3vqm
眼鏡なまっこまこもいいな!

622:名無しさん@ピンキー
07/11/24 21:27:18 TKACwQy+
とりあえず、なんだ、その
りっちゃん視点の画像も欲しいんだがね

623:名無しさん@ピンキー
07/11/25 19:14:38 Rhzx9xPZ
何だか随分嬉しそうだな、りっちゃんw

624:名無しさん@ピンキー
07/11/25 19:37:32 UBKoXPVJ
( ̄ー ̄)ニヤリッ

625:名無しさん@ピンキー
07/11/26 12:32:49 ETfuPn6+
スレスト

626:名無しさん@ピンキー
07/11/26 13:17:44 VAJJPza0
井端はいいバッター

627: ◆yHhcvqAd4.
07/11/27 01:27:43 S4MVIzRY
こんばんは。また…長くなりました…


それはともかくとして続きいきます!

628:素敵な雨上がり 10
07/11/27 01:28:30 S4MVIzRY
 「わ、私、こんな時どんな顔をしたらいいのかしら、頬が緩んじゃって…だらしないような」
 「そのままでいいよ。緩んでる律子の顔なんて滅多に見られないし…可愛いよ」
 「……」
 「あれ、嫌がらないんだな?」
 「どうしてかしら…なんだかいい気分になっちゃう。こういうの、好きじゃないはずなのに」
 頬を染めてはにかむ律子に、否が応にも胸がドキドキしてしまう。
 さしずめ、憧れのアイドルと握手会で対面するファンの心境といった所だろうか。
 そうだ。俺は律子の最初のファンでもあるのだ。そして、日本中のどのファンよりも俺が律子を愛している自信がある。
 「…!!」
 ふと目線を下げると、ややはだけたバスローブの襟から、くっきりとした谷間が姿を露にしつつあった。
 水着姿を見ていたからスタイルの良さは既に知っていたが、こう間近で見るとなんとも予想外にダイナミックだ。
 股座に律子の膝が当たっているという状況など知らん顔で、急にスイッチが入ったかのように股間に血液が集まりだした。
 「あっ…こ、これって…」
 「す、すまん律子、これは男性の生理的現象の一つで、その」
 止まれと念じた所で止まるはずも無く、俺の身体機能はパーフェクトに役目を果たし、ガソリン満タンで律子にその存在を知らせてしまった。
 「わ、私だってそれなりの年齢だし、何も知らないわけじゃないけど…えっと…」
 どうにもいたたまれない気持ちになっていると、ぷいと横を向いた律子が実に歯切れ悪そうに言った。
 「私と…そういう事したい……って思ってる?」
 勿論俺だって若い男だ。すぐ傍に魅力的な女の子がいれば何も意識しないことの方が少ないと言っていい。
 しかし、ついさっき想いを伝えたばかりの相手に対して、このあまりにも正直すぎる反応はいささか短絡的というか、即物的すぎやしないだろうか。
 拒絶されたってごく当たり前だ。だからこそ、律子のその言葉は思いもよらなかった。
 「正直言ってね…あなたとパートナーよりももっと仲良くなれないかな…って、期待してた。ありえないって思う気持ちの方がずっと強かったけど…。
  だから、今のこういう状況、夢か幻か何かじゃないかって…不安で」
 「律子…」
 「ねぇ、私をアイドルにしてくれた魔法使いさん……お願い。私にもう一度、魔法をかけてくれませんか?」
 上目遣いで俺を見上げる律子の、頼りない表情。律子の不安を取り除いてあげる事と、俺が律子を求めること。
 それが同じなのかは分からないが、その一言が俺に火を付けたのは確かだった。
 「アッ…ン」
 顎を引き寄せて、律子の唇をやや強引に奪った。

629:素敵な雨上がり 11
07/11/27 01:29:14 S4MVIzRY
 さっきのような触れるだけの微笑ましいキスではなく、もっと荒々しく、そして下品な。
 半開きになった隙間を目掛けて舌を割り込ませ、口内へ侵入してねっとりとした律子の舌を捕まえた。
 ただされるがままになっているわけでもなく、蹂躙する俺の舌に遠慮がちに絡み付いてくる。
 「ん、ん…ふ」
 鼻息に混じった色っぽい声がますます俺のボルテージを引き上げていく。
 キスがこんなに気持ちいいなんて知らなかった。触れ合っているのは唇と粘膜同士だけだと言うのに、こんなにも股間がジンジン疼く。
 たまらなくなってソファーの上に押し倒そうとしたが、視界の端にベッドが佇んでいるのを見て踏みとどまった。
 唇を離して、一筋垂れた唾液も舐め取ってしまうと、俺は律子の膝の裏と背中に手をあてがい、横抱きに抱え上げた。
 俗に言うお姫様抱っこの体勢でベッドへ律子を運ぶ間、巻きついたままの腕の奥では律子のがぼんやりとしていた。
 ベッドの上に小柄な身体を下ろして俺も乗ると、二人分の体重を受けたベッドがギシィ、と重たい悲鳴をあげた。
 悪いな、しばらく頑張ってくれ。
 はだけかけたバスローブのオビを解こうとする俺を、律子は目をとろんとさせたままボーッと見ていた。
 「寒くないか?」
 うん、平気、という代わりに律子は縦に首を振った。
 それにしても、律子の髪を下した姿はとても新鮮で、ドキドキしてしまう。
 いつもより少し大人っぽく見える顔が、凹凸の豊かな身体を余計に際立たせている。
 帯を解いて襟からバスローブをめくっていくに連れて、露になっていく素肌。ゴクリと喉が鳴った。
 「……!っう……」
 声にならない声をあげながら、茹で上がったように律子は真っ赤になって腕で胸元を覆い隠した。
 肩紐が無かったのでまさかとは思ったが、バスローブの下には何も着けていなかった。
 「や、やっぱ恥ずかしいか?」
 「当たり前じゃない……こんな事初めてなんだから…」
 幼稚なことかもしれないが、俺はその言葉につい嬉しくなってしまう。
 俺でもいい、と思ってくれた証なのだろう。こんな行為に及ぶことを許してくれるぐらい信頼されているという事実に胸が熱くなった。
 「メガネ、取るぞ…」
 「あっ…」

630:素敵な雨上がり 12
07/11/27 01:30:10 S4MVIzRY
 トレードマークの眼鏡も外してしまうと、そこに現れたのは、正真正銘生まれたままの律子の身体と素顔。
 切り揃えた前髪の隙間に見えるつるんとしたおでこと、存在感のある眉とふわっとした長い睫毛。
 律子の気性を表すようなキリッと引き締まった瞳が透明な潤いを帯びていて、吸い込まれるように見入ってしまう。
 今まで眼鏡とおさげ髪の律子しか知らなかったことが、何だか悔しい。
 「ちょ、ちょっと、そんなに見つめないでよ…恥ずかしい」
 「あ、いや、その…あんまり綺麗だから、見惚れちゃって」
 「う…何言ってるのよ、ばか…」
 言葉とは裏腹に、口元を緩めて照れる仕草がたまらなく可愛らしい。
 ああ、いつもふと見せる笑顔も可愛くて仕方が無いっていうのに、こんなの反則だ。
 「律子が初めてで良かったよ」
 なめらかな肩の曲線を撫でながら言うと、どうして?と律子が聞き返してきた。
 「もし律子に誰かとの経験があったら……凄く嫉妬してた」
 その一言を聞くと、目を細めて律子がニッコリと笑った。
 「な、なんだよ」
 「ヤキモチだなんて…うふふ、可愛いんだ」
 「か、可愛いとは何だっ」
 「だって、ねぇ…」
 「むぅ…そんな事を言う奴はこうだっ!」
 目下にある肢体に覆いかぶさって、唇を唇で塞ぎながら、胸元を隠す手を引き剥がしてしまおうと手首を掴んだ。
 「あ、ンッ、ン…」
 わざとらしく音を立てて下を嬲っていると段々と手の力が弱まり、腕の隙間に手を滑り込ませてその下にある膨らみに這わせた。
 ふにっ、とした柔らかさに触れると、一瞬律子の身体がビクッと震えた。肌のすべすべの感触の下に瑞々しい弾力があって、なんとも不思議な感触だ。
 乱暴にしてはいけないような気がして、慎重に、撫でるようにして指先の感覚に神経を集中させた。
 「ふ…あ」
 「大きいよな、律子の胸」
 「んっ…そ、そうかしら?」
 「ああ。ふにふにのぷよぷよで、いつまでも触ってたいぐらいだ」

631:素敵な雨上がり 13
07/11/27 01:30:42 S4MVIzRY
 男として嬉しい、と付け加えると、よしてよ、スケベっぽい、と律子は僅かに息を荒げながら答えた。
 少しづつ少しづつ力を強めて乳房が歪むぐらいにしていると、気持ちよくなってきたのか徐々に律子の肌が汗ばんできた。
 それにしても、本当に大きい。掌にはやや収まりきらないサイズのそれは、ずっと触っていても飽きがこない。
 いつも見ていた青のブラウスの下にこんなに柔らかい物があったのだと思うと、かっと頭が熱くなった。
 さっきから股間でバキバキに固くなった熱がじりじりと疼いて仕方が無い。
 今すぐに太腿にでもこすりつけて全部吐き出してしまいたい…と思っていると、ある考えが閃いた。
 これぐらい大きければ…多分できるよな。
 「律子、ちょっと」
 「え、何?」
 「胸、両手でグッと寄せてみてくれるか?」
 言われるがままに、律子は両手でその豊かな膨らみを寄せた。
 「そのままでいてくれよ…」
 ファスナーを開いて固くなりきったペニスを取り出そうとして、ちょっとつっかえた。
 ようやく外に出すと、それは外気に反応するかのようにビクンと反り返った。見ると、既に先走りが滲んでいる。
 「うわ…」
 反射的に律子はそれから目を逸らした。と思いきや、横目でチラチラと様子を伺っている。
 「そ、そんなになっちゃうの?…ちょっとグロテスクかも…」
 赤黒い先端を見ての感想と思われる。確かにいきなりこれはちょっとグロいかもしれない。
 「いいか?」
 「う、うん…」
 胸元に跨るようにしてベッドに乗せた膝に体重をかけて座った。
 すんなり答えてくれたという事は、今からしようとする事への知識はあるらしい。
 「じゃ、いくぞ…う、あっ」
 寄せられた谷間に腰を進め、熱くなった肉の塊を埋めていくと、あまりの気持ちよさにいきなり声が出てしまった。
 手で触れた時とは全くレベルの違う、ダイレクトな刺激が猛スピードで脊髄を駆け上がった。
 「す、凄い。柔らかくて…くぅ」
 すべすべした肌の滑らかさと、やや汗ばんだ弾力が同時に襲い掛かってくる。

632:素敵な雨上がり 14
07/11/27 01:32:01 S4MVIzRY
 腰を進めた時にサオが包まれる感覚と、引いた時にカリが引っかかる感じがたまらない。思わず腰が動いてしまう。
 「んっ…あ、これ…熱い…」
 往復する度に谷間から顔を覗かせる亀頭を見て、律子がギュッと押さえつける手の力を強めた。
 締め付け、というには緩い圧迫感が増して、ぴったりとペニスが包まれた。
 夢中になってその柔らかさを貪っていると、寄せ上げられた乳房の頂点の、密やかに自己主張する桜色の頂点が目に入った。
 「ああっ!?あ、だ、そこ触っちゃ…ふぁ、あぁん!」
 キュッ、キュッと双方に指をあてがってつまむと、圧力が少し緩まった。
 いつの間にか固くなってる。こねくり回す指先に負けじと、内側からもやや固い弾力が押し返してきた。
 みるみる内に血液が集まり、乳輪までパンパンに膨らんできた。それを更に、押し潰すように捻る。
 「い、あぁ…いじっちゃ…だ、だめ…手、離れちゃう…」
 反射的に余った指を広げて乳房を持ち上げるのに協力しつつ、親指をあてがって固くなった乳首をいじめた。
 鼻にかかった喘ぎ声に耳まで愛撫されているようで、柔肌を擦り付ける速度が無意識的に上がった。
 そして、もう少しだけこの気持ちよさを楽しもうと思った瞬間…腰の奥から射精感が突如爆発した。
 「あっ、う、で、出るっ…!」
 こらえようも無い奔流に腰が震え、同時に、どろっ、どろり、どろりと溜まった熱が吐き出されてゆく。
 ぴったり亀頭を包み込んだ谷間の上から下から白い粘液が漏れ出して、綺麗な肌をどんどん汚してしまう。
 「あっ、ん…あ、熱…」
 びくっとペニスが震えて欲望を吐き出す度に、視界が白くフラッシュする。
 俺が射精を続けている間中も、律子は勢いよく白濁液を放出するペニスをしっかりと押さえ込んでいた。
 ようやく精液を打ち出す脈動が収まった頃を見計らって、俺はぷるぷるでぎゅうぎゅうの圧力からペニスをずるりと引き抜いた。
 まだ尿道の中に残っていたものがつつっと名残惜しそうに糸を引いた。
 「…はっ。ご、ごめん、我慢できなくて、つい…。すぐ拭くから」
 一人でした時とは比べ物にならないほどに大量の粘液でべったりまみれた乳房にハッとして、すぐさまティッシュを取り出して後始末をした。
 それにしても、自分の手以外での初めてがパイズリか…こらえきれずに一方的に絶頂を迎えてしまったことが何だか恥ずかしい。

633:素敵な雨上がり 15
07/11/27 01:32:37 S4MVIzRY
 「よし…綺麗になった」
 「ね、ねぇ…」
 「ん、なんだ?」
 「…気持ちよかった、のよね?男の人も、声出すんだね」
 「あ…それは、その…」
 くっ、顔が熱くなってくる。恐らく俺の顔は真赤になってしまっているだろう。
 「そんなことより!次は律子の番だ」
 背中に腕を巻きつけて律子の身体を抱き寄せると、細い首筋から鎖骨へ、そしてまだ少しすえた臭いのする胸元へと、迷う気持ちはあったが舌を這わせた。
 狙いは、コチコチに固くなっていた乳首だ。
 「ひぃっ、くああん!」
 軽めに嘗め回しただけでハッキリとしたリアクションが返ってきた。どうやらここは特に刺激が強いらしい。
 自分が咥えた方と逆の乳房は、全体を撫で回しながらもしっかり指先は頂点に添えて捏ね回した。
 「あぁっ、んう…なんか、変になっちゃいそ…きゃん!す、吸っても何も出ないわよぉ…」
 音を出さない程度に吸い付くと、俺の頭を律子の腕が抱え込んできた。
 まぁ、そりゃ何も出ないよな。とはいえ、舌先に感じるコリコリした固さはついいじくり回したくなってしまう。
 「はぁっ…!ふ、ん…んあぁ…」
 さっきから感じていたが、こう間近で喘ぎ声を聞いているせいで、さっきあんなに欲望を吐き出したペニスは既に固さを取り戻している。
 あれだけ出したはずなのに、もう疼き始めている。
 ここで終わりでは無いのだ、と思い、俺は乳首を舐める口はそのままに、右手でスリスリと平らなお腹をさすりながら、下腹部へとアプローチをかけ始めた。
 胸からの刺激に気がいってしまっているのか、律子がそれに気づく様子も無く、思ったよりも速やかに股座へと侵入を果たした。
 この辺りだろうか、と思いながらまさぐっていると、湿った、というより潤ったものが指先に触れた。
 「は…あぅっ!」
 …濡れてる。俺の指先は確かにそれを感じた。が、デリケートな場所というイメージがあるから、乱暴なことはできない。
 見ながらした方がいいだろうと思って口を離し、下半身に視線を向けると両脚はぴたっと閉じられていた。
 「やっぱ、恥ずかしいか?」
 「あ、当たり前じゃない!誰にも見せたこと無いんだし……でも、私もさっきあなたのを見ちゃったし、ね」
 不公平なのは良くないか、と言いながら、律子はゆっくりと自ら両脚を広げてくれた。
 「あんまり…じっくり見ないでね。今だって顔から火を吹きそうなんだから」

634:素敵な雨上がり 16
07/11/27 01:33:17 S4MVIzRY
 いよいよ晒された律子の大事な所。濃いと思っていたが、意外と陰毛は薄い。
 その下の割れ目になった部分の粘膜は、血液が通っているとはっきり分かるサーモンピンクをしていた。
 目で見た限りでも、少しだけ濡れているのが分かる。それを見た瞬間、張り詰めたペニスに更に血が集まったように感じた。
 「じゃ、失礼して…」
 どんな表情をしているのだろうと律子の顔をちらりと見たら、両手で顔全体を覆ってしまっていた。
 どうやら、局部を見られるよりも表情を見られる方が恥ずかしいらしい。
 「ふ…っん、あ、あっ…」
 小陰唇を指で広げると、粘っこい音と一緒に膣口から一筋、愛液が湧き出てきた。
 と、丁度縫い目の頂点の辺りに、皮を被った膨らみのようなものが見えた。あ、これが…あれか。
 「くあぁっ!?」
 確か皮の上からじゃないと痛いんだっけ、と思いつつ、愛液を親指に塗りつけてぐにぐにと皮の上から揉んでいると、電流を流したように律子の腰がビクビクと跳ねた。
 「うぅっ!あっ、あ、ああぁぁぁ……!」
 小さな場所だというのに、返ってくる反応は今までで一番大きい。こんなに反応が凄くて大丈夫なのだろうか。
 「律子は…一人でしたりするのか?」
 「はっ…ハァッ…た、たまには…するけど…ああんッ!」
 他の四本の指で触れている性器の下部辺りの潤いがかなり増してきた。親指でクリトリスを捏ねながら、湧き出てきた愛液で膣口の周りを刺激してみる。
 「あ、ダメっ!や、あっ、あ、あ、あああぁぁぁぁっ!!」
 速度を上げていこうと思った矢先に律子が身体を弓なりにぐぐっと反らし、目いっぱい緊張した後、ぷつりと糸が切れたようにベッドへ沈んだ。
 「ハァッ、ハァ…ふ、ぅ…」
 肩で荒く息をする律子の身体はゆるゆるに弛緩しきっていて、力の入らなさそうな様子であった。
 もしかして、今ので絶頂を迎えたのだろうか。
 「大丈夫か?」
 「へ、平気…けど、凄かった…ビリビリしたのが…まだちょっと…」
 息も切れ切れに話す姿を見る限り、今はこれ以上刺激しない方がいいのかもしれない。
 目の端に涙を浮かべ、半開きになった唇が艶かしくて、俺は吸い寄せられるようにまたキスをしていた。
 律子の呼吸が落ち着くのを待つ間、俺は財布からコンドームを抜き出し、おぼつかない手つきでどうにかこうにか装着した。
 その様子を見ていた律子が、一瞬表情を強張らせた。

635:素敵な雨上がり 17
07/11/27 01:34:18 S4MVIzRY
 「怖いか?」
 「…ちょっと緊張してるだけ。覚悟は…できてるから」
 「なるべく痛くならないよう…ベストは尽くすよ」
 上になって覆いかぶさりながら俺が言うと、律子がクスリと笑った。
 「『ベストを尽くすよ』って、初めて会った時も言ってたわよね、ふふっ」
 「あ、そうだな。そう言えば」
 あの頃の俺はといえば、律子に怒られてばかりで我ながら本当に情けなかったと思う。怒られているのは今でも同じかもしれないが。
 「大丈夫よ。あなたのこと、信頼してるから」
 「ああ」
 そろそろ頃合かと思い、熱くなったモノを収めるべき膣口を目掛けて腰を進めた…が、つるりつるりと滑るばかりで前に進めない。
 「あっ…ん」
 「あ…あれ?」
 おかしいな、この辺りのはずなのに。律子の方はもう濡れそぼって受け入れ準備が万端のようだが、俺がここで戸惑っていては先に進めないじゃないか。
 しかし、そんな思いとは裏腹に、全く持って的が定まらず、その焦りがますます俺から冷静さを奪っていった。
 「ど、どこだ…ここか?」
 くそっ…だめだ。失敗の二文字が俺の頭の中をグルグルと駆け回っている。
 恥ずかしさと情けなさに段々逃げ出してしまいたくなってきた。すまん律子。やり方は頭では分かっているんだ。だけど…!
 「…!」
 その時、頬に暖かいものが触れて、泥の中から引っ張り出してもらったかのように頭がクリアになった。
 見ると、律子が今まで見た事も無いような優しい微笑みを浮かべながら、手を差し伸べて俺の頬を撫でていた。
 「そんなに泣きそうな顔しないの」
 「り、律子、ごめん、その…俺、男だし年上だから、もっと上手くリードしようと思ってたのに、こんなはずじゃあ…」
 「でも、あなただって初めてなんでしょ?」
 「う…そ、そうだけど」
 この歳で未経験ってのも、男としては自信の持てない話なのであまり知られたくは無かったが。
 「だったらしょうがないわよ。初めから上手くいくわけないじゃない」
 「それはそうだけど、こんな時ぐらいは俺が…」
 「うちらってさ、どっちか片方が一方的に引っ張っていくような感じじゃなくて、いつでも足並み揃えて二人三脚、って関係だと思うの」

636:素敵な雨上がり 18
07/11/27 01:35:38 S4MVIzRY
 それは正しい。いつだって俺たちは二人でお互いの欠点を埋めあいながらやってきた。
 初めは俺が律子に引っ張られてばかりだったような気もするけど、時が経つに連れて足並みが揃うようになっていったのは間違いない。
 お互いがお互いのベストパートナーなのだ。
 「私もあなたも初めて。だから、一人で突っ走ろうとしないで…二人で頑張りましょ?」
 そう言って律子はウィンクしてみせた。
 「律子…」
 どうしようもないぐらい、目の前の女の子が愛しい。いい女を好きになれたと心から思う。
 「じゃ、気を取り直して…」
 「うん。ここ、多分ここだと思うから」
 律子が俺の入るべき位置を示し、手で引っ張って誘導してくれた。
 「OK、じゃあ…今度こそ行くぞ?」
 律子は黙って頷いた。先ほどの不安そうな表情は消えて、覚悟の決まった、というか、迷いのない目をしていた。
 「あ、ちょっと待った。その前に…」
 宙ぶらりんになったままの律子の手を握り、しっかりと指を絡め、もう片方の手は、俺の背中に回させた。
 「痛かったら、思い切り爪立てていいから」
 「うん…ありがとう」
 向こうからも指が絡みついてきて、きゅっと握り返してきた所で、俺は思い切って腰を進めた。
 「くうぅっ!?う…はぁぅ…!」
 思っていたよりも抵抗は薄く、入り口から中へは入り込むことができた。が、猛烈な圧力がかかってきて、これ以上奥に進めない。
 「律子、力抜けっ」
 「ぬ、抜いてるけどこれが限界……きて、そのまま奥までっ…」
 「よ、よしっ…」
 奥からの抵抗を押し返すようにして、更に腰を押し込んだ。すると、ずるりと一気に奥へと滑り込み、何かに当たって行き止まった。
 「あ、ぐっ…!はぁ、うぅ、うううう…」
 奥まで入り込んだのを自覚したと同時に、ギュウゥと強い力で握り締められる左手と、強く、だが爪の刺さる痛みは無く押さえつけられる背中。
 先ほどあげていた艶かしい声の音量とは酷く対照的な、抑えるような呻き声が下になった身体から漏れ出てきた。

637:素敵な雨上がり 19
07/11/27 01:36:40 S4MVIzRY
 「お、おい。痛いなら痩せ我慢するなって。爪立てていいって――」
 「だ、だ…大丈夫。女だから…耐えてみせるっ…くうっ、ふうぅぅっ…!」
 「律子…」
 律子の中は暖かくて、しっとりと湿って俺の熱くなった塊を包み込んでくる。
 しかし、その律子本人は目をきつく閉じて痛みに耐えている。その痛みを想像することすらできなくて、胸が痛んだ。
 息を吐いて痛みに耐える律子を、俺は抱きしめた。少しでも痛みが和らぐように。
 背中にはじっとりと汗が浮き出ていて、荒い呼吸の度に肺が膨張するのが指先に伝わってきた。
 「…痛かったか?」
 柔らかい髪を手ですくように撫で、つるんとした額にキスをした。
 「ん…もうだいぶ収まってきたわ…動いてもいいわよ」
 グッと背中を押さえつけていた指先の圧力が消え、暖かい掌が俺の背中を撫でてきた。
 「動いて…大丈夫なのか?」
 「大丈夫よ。こんなぐらいじゃ壊れないから、遠慮しないで」
 「うん、じゃあ…ゆっくりな」
 ゆっくりと、奥まで入れたペニスを手前に引き抜いていく。薄いとはいえ、膣内の暖かさや僅かなぬかるみは感じ取れた。
 ごりごりごりっと、襞状の組織がカリをこすり立てて、思わず上ずった声が出た。気持ちよすぎて腰が痺れる。
 襞はただそこに存在しているだけでなく、中で何やら蠢いていて、それがペニスの輪郭を嘗め回してくるのだ。
 さっき胸でした時も相当気持ちよかったが、これはその更に上を行っているかもしれない。
 「はっ…ん」
 律子はまだ少し痛みをこらえるような声を出している。ゆっくり、ゆっくりだ。引いたものを、今度は奥へ。
 根元まで飲み込まれるかという所で、行き止まりに当たった。そしてまた引く。
 今俺が抱いているのは、元担当アイドルであり、大切なパートナーとしてずっとやってきた女の子だ。
 胸の奥が燃え上がるようなこの熱いものは、紛れも無く俺が律子を想っていることを自覚させた。
 愛しさと背徳感がごちゃ混ぜになって、わけの分からない感情が心を塗りつぶしていく。

638:素敵な雨上がり 20
07/11/27 01:37:38 S4MVIzRY
 「あっ、は、あは…」
 あっという間に昇り詰めて爆発しそうな快感に耐えながら何度か往復していると、律子の声色が少し変わってきた。
 「まだ…痛いか?」
 「っは…だいぶマシには…。なんか変な感じ。身体を押し広げられてるみたいな、不思議な感じ…」
 押し込み、引き抜きを繰り返す内に、心なしか膣内の滑りがよくなってきた。
 これ以上激しく動いたら限界を超えてしまう、と思いながらも、この緩やかな速度を速めたらどうなるか、といった事を、考えるより先に実行していた。
 「はっ、ん…ふあ…んっ、ん、ん…」
 律子の声に段々と甘いものが混じり始めてきた。
 「律子、律子っ…」
 気が付けば、俺は彼女の名前を呼んでいた。もう勢いづいた欲望が止まらない。
 後戻り出来ない所をとうに通り過ぎて、俺は加減もできず本能の命ずるままに腰を振っていた。
 「あ、あぁっ…プ、プロデューサぁ…」
 「えっ?」
 長らく聞いていなかった…同時にとても懐かしい呼び方が唐突に律子の唇から紡ぎ出された。
 「ずっと…ずっと好きだった……今…」
 「え…ずっと、って…」
 「あふっ…ねぇ、聞いてっ、プロデューサー!私、い、い、今しか言えないかもしれないからっ!」
 荒い息の合間を縫って、律子が押し切るように言った。
 「あ…あ…あ…」
 もう射精感も耐えられる限界を超えてしまい、今にも腰が弾けてしまいそうだが、もう一踏ん張りしろ、俺。
 「あっ、愛してる!私っ、プロデューサーを愛してるのっ!」
 「うっ…あ…」
 ギュウゥ、と中で一層強く締め付けられ、抑え付けていたものが決壊して噴出すのと、律子の熱い言葉が心に響いたのは、ほぼ同時だった。
 「うっ、くうぅっ…」
 コンドームを着けているからつい引き抜こうとしなかったが、どちらにせよこうも強く締め付けられていれば簡単には抜けないだろう。
 膣内がグネグネうねって、更に出せと言わんばかりに搾り取ろうとしているようだった。
 「あ…出てるの?」
 俺の変化を感じ取ったのか、律子が下腹部を眺めながら何かに意識を集中させているようだった。

639:素敵な雨上がり 21
07/11/27 01:39:23 S4MVIzRY


 長い射精が終わっても、俺はしばらく律子の中に分身を収めたまま、抱き合っていた。
 お互い何も言わず、互いの肌の温もりを確かめ合っていると、窓の外が静かになっているのに気づいた。
 「雨、止んだのかな…」
 言いながら律子の中から引き抜くと、所々赤く染まったコンドームと、血の跡がシーツに点々としているのが目に入った。
 もしかして酷いことをしてしまったのではないか。そんな気分でいると、律子が俺の頭をクシャクシャと撫でた。
 「そんな悲しい顔しなくたって、私なら平気だから」
 こんな事をされると、何だかムズ痒いような気分になってしまう。
 「あ、そういえば時間…」
 時計をふと見やると、もう日付も変わってしまっていた。
 「しまった、すまん律子もうこんな時間だけど、送って――」
 「さっき両親に『今日は泊まってくる』ってメール送っておいたんで問題無いわよ。むしろ…今はちょっと動きたくないかな」
 いつの間にそんな事までしていたとは流石だな。
 「っていうか、終わったと思ったら送ってくだなんて、ちょっと酷いんじゃない?」
 「う、すまん。なんか不誠実だよな、それって…」
 律子が不機嫌そうに眉をひそめた。ちょっと怒っているはずなのに、いつもの律子だと思ってほんの少しだけホッとしてしまう。
 「ふぁ…あ…疲れたのかな。眠くなってきちゃった」
 「あ、先に寝ちゃってていいよ。俺は明日の仕事のスケジュールとか確認するから」
 「…今だけは、後回しにしない?確か大きな仕事は無かったでしょ?」
 「ん、確かそうだったな。…実は俺も眠くなってきて…」
 「だったら…寝…むにゃ」
 俺が目を閉じようとするよりも早く、律子は寝息を立て始めた。本当に疲れていたのかもしれない。
 寝顔を観察しようかと思ったが、急激に睡魔が襲ってきて、成す術も無く俺も眠りに落ちた。
 愛してる、って言いそびれちゃったな。

640:素敵な雨上がり 22
07/11/27 01:42:07 S4MVIzRY


 朝、いつも通りに目を覚ますと、俺は裸だったことに驚いてしまった。
 そういえば、と寝ぼけた頭で昨夜の事を思い出し、ようやく記憶が繋がったと思ったら、隣に寝ていたはずの律子がいないじゃないか。
 「律子?」
 ばしんっ。声ではなく、紙製のハリセンで返事代わりに額を叩かれた。
 「おっそーーーーい!!」
 いつもの青いブラウスに緑のスカート。おさげ髪にトレードマークの眼鏡を引っさげて律子が仁王立ちで俺を見下ろしていた。
 「こんな時間に目を覚ましてたら遅刻しちゃうじゃない!ほら、早く準備準備!」
 「いてて、分かったよ」
 ゲシゲシと足で布団の上から踏みつけられ、俺は転げ落ちるようにしてベッドから出た。というか、落ちた。こんな朝は初めてだ。
 ハリセンで引っぱたかれながら朝の支度を通常の3倍ぐらいのスピードで済ませ、忘れ物を確認してドアを開けようとした時、律子が俺のスーツの裾を引っ張っていた。
 「ん、どうした?」
 「えーっと、ね。仕事場では、今まで通りでお願いしますよ?社長どの」
 「あぁ、そりゃあまぁ、けじめ付いてなかったらマズいしな」
 「うんうん、よく分かってるじゃない。それで…さ」
 頭一つ分低い所から、律子が上目遣いで俺を見上げた。心なしか、ほんのりと頬が赤い。
 「今の内に、ちょっとだけ…恋人らしいこと事…しておかない?」
 そう言って、律子は眼鏡の奥の瞳を閉じた。
 多分、これで合ってるだろう。そう思い、俺は肩を抱いて、唇を合わせるだけの行って来ますと行ってらっしゃいの入り混じった軽いキスをした。
 「ふふふっ。今日も頑張ろうね、ダーリン」
 願わくば、この眩しい笑顔が俺だけのものでありますように、というのは、贅沢だろうか。


 終わり

641: ◆yHhcvqAd4.
07/11/27 01:45:30 S4MVIzRY
以上になります。
この後二人は事務所に行ったら「あ、なんか二人とも同じ匂いがしますね」と担当アイドルに突っ込みを入れられることでしょう。

長くなってしまいましたが読んでいただければ幸いです。

642:名無しさん@ピンキー
07/11/27 01:55:19 XauVI4KU
リアルタイム乙です、初々しい2人が新鮮で良かったです
…で、ここから回数を重ねるうちに>>302-310を経て、どんどんマニアックな方向に発展していくのですなw

そして突っ込みをいれるアイドルは…やよいか亜美真美だろうなぁ

643:名無しさん@ピンキー
07/11/27 07:49:12 Eao6Gcwg
なんという二人三脚…
超GJ!!

644:名無しさん@ピンキー
07/11/27 09:47:59 FTKST7mt
キタキタキタ-!
初Hでパイズリとはw
楽しませてもらいました、激しく乙

645:名無しさん@ピンキー
07/11/27 13:12:07 mXfpXwjQ
続き来てた!
大作乙です
りっちゃん可愛いなぁ可愛いなぁw

646:名無しさん@ピンキー
07/11/27 16:44:04 YfS7GBXa
これは可愛いりつこですね


647:名無しさん@ピンキー
07/11/27 17:12:08 A0hToiTy
男では耐えられない 痛みでも♪

りっちゃん可愛いなぁ

648:名無しさん@ピンキー
07/11/27 21:01:49 2f/8q78+
なんていい律子・・・GJ!

649:名無しさん@ピンキー
07/11/28 01:01:40 yaZW68en
初めてなのにゴムを財布に入れてるPに惚れたw
どんくらい前に財布に入れたんだろw

650:名無しさん@ピンキー
07/11/28 10:11:28 Joq2L9nt
門出の祝いとして社長からもらったんじゃないかと予想してみる<ゴム
で、律子の方にも小鳥さんがお節介をやいて渡していたんじゃないかなぁとか思った

651:名無しさん@ピンキー
07/11/28 18:46:59 CFC4a0xk
どれだけ用意のいい会社なんだか(苦笑)
しかし財布に入れてたら破れたりしないか心配だ

652:名無しさん@ピンキー
07/11/28 18:59:40 yaZW68en
よく初めてで付けれたなとか俺は思うw
俺は練習してたけどw

653:名無しさん@ピンキー
07/11/28 21:54:37 vGn51R13
りっちゃんは挟めるぐらい胸ある…って事はカップいくつだ?
とにかく投下GJ。微妙に生々しいのがなんか好きだw

654:名無しさん@ピンキー
07/11/28 22:38:08 FQnh32U9
>>653
お前、取り敢えず律子にグラビア水着着せてみそ?
まぁアーケードの頃はいまいち巨乳って感じがしなかったが。

655:名無しさん@ピンキー
07/11/28 22:44:55 qBwav7gn
律子の胸の大きさは全キャラ中2番目だったはず

656:名無しさん@ピンキー
07/11/29 07:59:24 u8Id3r2g
りっちゃんはアンダー70くらいだと見てる

657:名無しさん@ピンキー
07/11/29 13:37:42 3PPhRe7X
りっちゃんはサイズだけ見てもNO2だが
身長とウエストから逆算するとカップでは
あずささんを上回ると言う説もあるんだぜ

658:名無しさん@ピンキー
07/11/29 17:13:14 YMkCajbw
春香かぁいいよ春香
でも鬱MAXの美希とか千早もいいよな!

659:名無しさん@ピンキー
07/11/29 21:34:55 G2OXrRgI
>>658
そうだな
きっと書いてくれるよ
↓が。

660:名無しさん@ピンキー
07/11/29 21:37:16 Buutnyib
あふぅ

661:名無しさん@ピンキー
07/11/29 21:40:11 tmjPqYgB
死ね

662:名無しさん@ピンキー
07/11/30 23:12:31 0ZEcny+L
みんな人まかせにしやがって!
俺が書くよ!

663:名無しさん@ピンキー
07/11/30 23:50:28 n6ag40km
どうぞどうぞどうぞ

664:名無しさん@ピンキー
07/12/01 00:38:29 8nXm9eCk
はええよw

665:名無しさん@ピンキー
07/12/02 18:50:06 P++FwO//
一部特別車

666:名無しさん@ピンキー
07/12/03 03:27:33 2It9i/Nm
だれか、美希をたのむ

667:名無しさん@ピンキー
07/12/03 03:29:07 MgOAvrWS
それはお前がやるんだよ

668:名無しさん@ピンキー
07/12/03 04:44:43 l3vdJcOv
じゃあ、俺が!

669:名無しさん@ピンキー
07/12/03 10:38:58 fsUUIFvk
任せた

670:名無しさん@ピンキー
07/12/03 18:09:04 uggp8cjt
>>668
いやいや、俺がやるよ

671:名無しさん@ピンキー
07/12/03 23:56:17 M++u9tPK
どうぞ、どうぞ!!

672:名無しさん@ピンキー
07/12/04 22:14:54 /XQIdg5N
流れを読まずメガまっこwithメイド水着。
URLリンク(imas.ath.cx)

673:名無しさん@ピンキー
07/12/04 23:00:03 F+Ixy53l
>>672
破壊力が強すぎて俺の心臓がもたんではないか!

674:名無しさん@ピンキー
07/12/05 09:54:02 MIK2q2rO
仲良いなおまえら

675:名無しさん@ピンキー
07/12/05 13:07:13 sbxGZgrw
さて、そろそろ765プロ忘年会ネタの季節かな

……まだ早いか

676:名無しさん@ピンキー
07/12/05 13:34:47 dHBAGRym
ニコ動のリッチャンの髪形いじくるのも結構破壊力あったぞ。

677:名無しさん@ピンキー
07/12/05 13:35:37 84iQfNdq
馬鹿にしてますよね?馬鹿にしてますよね?

678:名無しさん@ピンキー
07/12/05 17:32:32 WzzCJbgg
律っちゃんの曲変更時の「うふ、いいじゃないですかプロデューサ~♥」の方が破壊力あるぜ!

679:名無しさん@ピンキー
07/12/06 07:46:48 iv2ujDiq
お下げで焦らしプレイとな

680:名無しさん@ピンキー
07/12/06 21:50:46 nW+HAbOw
未来館もうだめぽ

681:名無しさん@ピンキー
07/12/07 01:36:16 Q8tzqHf4
もうは不要

682:名無しさん@ピンキー
07/12/07 17:12:22 TBTqTpII
そうだな毛は要らない

683:名無しさん@ピンキー
07/12/08 08:55:12 84CotDSh
ワンダーモモの続きマダー?

684:名無しさん@ピンキー
07/12/09 22:17:49 fe+6uHYs
調律ってwwww
URLリンク(imas.ath.cx)

685:名無しさん@ピンキー
07/12/10 05:16:06 +dTIZe/z
>>684
普通にエロ漫画に有りそうな
絵の作風だなw

686:名無しさん@ピンキー
07/12/10 08:28:02 pkjef5oV
>>684
アストロ?

687:名無しさん@ピンキー
07/12/10 08:34:52 TgOj8c0m
>>685
ピアノ講師を勤めるPは急遽、秋月律子の担当に任ぜられた。
律子担当の講師が急遽入院し、コンクールまであと三ヶ月と迫っていた。

──初回のレッスン。
ピアニストになりたい律子の技術には目を見張るものがあり、
ゆくゆくは世界で活躍する人間の一人になるだろう。
だが、律子に足りない要素がある。

それは淫らさ。
鍵盤を愛撫し、艶やかに演奏する技術がない。
律子の音色は教本通りの弾き方なのだ。

事態を重く見たPは律子を調教─いや、調律しようと決意したのだった。


まで妄想した。

688:名無しさん@ピンキー
07/12/10 14:44:06 CPOHpijR
>>686
アストロで、ぐぐってみたが球団しかみつからないんだがw
もしかしてそういう絵柄って意味なのか?

689:名無しさん@ピンキー
07/12/10 14:53:18 P3m/TrIP
>>688
それ以外にどういう意味があるんだ?
と思う38歳の俺

690:名無しさん@ピンキー
07/12/10 20:58:04 AvxsDDeg
たぶんニコニコ内のことかと

691:名無しさん@ピンキー
07/12/11 01:14:18 A3ikvmMB
ニコニコでアイマスの紙芝居風動画作ってる人がいて名前がアストロP
絵柄がその調律とどことなく似てるような気がする

692:名無しさん@ピンキー
07/12/11 09:26:17 tA96lTod
>>689
アストロガンガー

693:名無しさん@ピンキー
07/12/11 12:15:02 DXRUsGmE
スペル・アストロ

694:名無しさん@ピンキー
07/12/12 20:52:44 bM5LS/fx
レオの弟?

695:名無しさん@ピンキー
07/12/13 17:54:09 gV0uer4R
アストロブーメラン

696:名無しさん@ピンキー
07/12/14 01:32:08 rWzwMlLC
アストロロボササ

697:名無しさん@ピンキー
07/12/16 23:52:44 NVOFHzF1
保守

698:名無しさん@ピンキー
07/12/19 13:32:27 ADCd9CFB
なにかいいネタはないものか

699:名無しさん@ピンキー
07/12/19 21:53:42 B/7OybuM
ニコニコじゃ大人気なのに、このスレは過疎だな。
動画作成に忙しいのか?

700:名無しさん@ピンキー
07/12/19 22:43:58 cB4LfuoO
エロパロ板で、このくらいでは過疎とは言わない。
初代らきすたスレも1年で400だったくらいだから。
でも、ネット上の盛り上がりに比べれば過疎だよね。
AC版の時に同人バブル起こして、名残りでネット上にタマがあるから?

701:名無しさん@ピンキー
07/12/19 23:30:26 5TMP+y1t
よし、俺が真×いさじのSSを

702:名無しさん@ピンキー
07/12/20 00:51:29 qXl6bXXj
古くからの職人はもう飽きて
新人は現在の未来館レベルの奴しか出てこないからじゃね


703:微えろP
07/12/20 04:19:34 Jui71VBF
ごめんね冬コミ前でアイマスの本作ってるのでモモの続きは年内は無理ぽ。
未来館にも宿題残してるし来年明けには何とかできるように頑張るよ。
2005年末からアイマスSSはじめた俺は一応古参って事になるのかな……
ちゃんと完結までは書くので、この板が来年も生き残ることを期待します。

704:モモマダーって言い続けてた人
07/12/20 05:27:57 jmizBLTL
>>703
毎回素敵なエロパロをありがとうございます
忘れてなければ自分は大丈夫です
冬コミには自分は行きませんがそちらを頑張って下さい

モモはいつまででも待ち続けてますから時間に余裕ができてからで…

705:名無しさん@ピンキー
07/12/20 12:20:39 kdgyn9bA
アイマスの人気ってニコニコだけだろ
もはや社会現象とか謳ってるがな
同人関連も今が旬の奴らと比べたら月とすっぽんだし

未来館はもうだめだ

706:同感だなー・・・
07/12/20 21:44:23 Z+2Njb0t
枡関連の同人関連イベントはこれまで全部逝ってるが
今年に入ってサークルや一般は増加したものの、いまだに常連の大部分がアケ時代からの古参。
ニコニコ発祥のネタを元に本を出すような所が実際にはほとんど無かったり
あそこで人気でも実際のイベントではそれ程でも無いサークルがあったりと
最もディープな信者で占められてる同人界隈でもそんな感じ。

なのでニコニコでの盛り上がりって、実はかなり実体の無いもののように感じる罠。







707:名無しさん@ピンキー
07/12/21 00:58:52 bPoYRE5n
たま~にキャラスレにゲームをプレイしてないで書き込む奴がいたりするもんな。
別にその事を否定するつもりは無いけど、なんだかなぁ、と思う。俺だけかな。

708:名無しさん@ピンキー
07/12/21 01:01:24 tZ2F8sGm
場違いで空気違いの強烈な自己主張はニコ厨の特徴ですからの

709:名無しさん@ピンキー
07/12/21 01:16:17 cFKWCUUW
同人スレでも空気の読めないニコ厨サークルが奥付に余計なこと書いてたことが原因で
大荒れになってたことがあったりして、その宣伝効果は消極的ながら認めつつもあまり歓迎されてない傾向があるしねえ

実際の濃ゆいファン達とは切り離して見るべきなんだと思うよ


710:名無しさん@ピンキー
07/12/21 02:10:58 6e0NPesM
確かに同人イベントでは今後イナゴか寄ってきたり、ニコニコサークルが大量に沸くかと思いヒヤヒヤしてたのに
振り返るとそういうのはごく一部で新規さんはだいていゲームを遊んでド嵌りした熱心なファンばかりで驚いたな。

なんでネットとリアルでこんな空気が違うかな~と不思議に思ってたら
某所で晒しにあってた例の合唱会の写真を見て納得した('A`)

711:名無しさん@ピンキー
07/12/21 02:14:22 tZ2F8sGm

187 名前: 西洋人形(北陸地方)[] 投稿日:2007/12/20(木) 18:48:18.49 ID:uqYBnHpN0
ニコ厨=リア中、リア小
URLリンク(img02.ohmynews.co.jp)


こいつか

712:名無しさん@ピンキー
07/12/21 02:53:15 XrqVXpIL
>>711
何これ?

713:名無しさん@ピンキー
07/12/21 06:32:59 cbKRfYEt
良かった、いまの本スレと出張先のエスコンスレみたらもうアイマスにはニコ厨しかいないのかと思ってた

714:名無しさん@ピンキー
07/12/21 08:12:55 tNvgFjG2
>>712
ニコニコの大規模オフ。
蓋を開けたらガキばっかりだったというオチ

715:名無しさん@ピンキー
07/12/21 08:47:01 DgmZvWqZ
俺はニコニコも楽しく見てるけど、正直「アケやってます」とは言い出しにくいな
一番の違和感っつったら金銭感覚かな

まあ俺の方がおかしいんだがw

716:名無しさん@ピンキー
07/12/21 12:56:51 0gyyTIl+
箱○でアイマス始めたものの、一週だけして積んで、ニコニコMADとこのスレで満足してるオレって
やはり古参の方々から見れば、なんだかなぁって存在ですかね( ´ω`)
100メモリーの実績ぐらい解除しとくかな

717:名無しさん@ピンキー
07/12/21 13:15:21 5eunj2ob
>>716
プレイしてるだけまだマシな部類だろう

718:名無しさん@ピンキー
07/12/21 18:43:49 qfpLUm36
なんでアイマスは同人で人気でたんだろ?

719:名無しさん@ピンキー
07/12/21 19:09:11 9NMus/xM
まぁ、俺もニコニコ(しかも架空戦記@三国志)からアイマスに入った口だ。
で、実際にアケ升をプレイして「あれ、育成ゲーとしても良作Lvじゃね?」と驚嘆していたりする。
真カワイイヨ真。

720:名無しさん@ピンキー
07/12/21 19:40:26 XrqVXpIL
まあ、俺もニコニコ(しかも永井先生の愛媛の乞食娘。)からアイマスに入った口だ。
で、実際にアケ升をプレイし狂って「あれ、もしかして箱360買う以上の金をつぎ込んだんじゃね?」と
遅まきながら自分のあまりの浪費ぶりに驚愕して、慌てて箱とソフトを買ってしまった。
リッチャンハ、カワイイデスヨ? リッチャン。

画面の向こう側に、俺の凍てついた心に魔法をかけてくれた天使がいたんだ(*´Д`)

721:名無しさん@ピンキー
07/12/21 20:04:39 qfpLUm36
AC版はクリアまでにつぎ込む金額が凄いらしいね。やる勇気はないけど。

722:名無しさん@ピンキー
07/12/21 20:31:58 DLSg5PHk
アイマスってAC、○箱にしても金がかかるイメージがあるんだよな

723:名無しさん@ピンキー
07/12/21 21:13:29 4h3EZSoq
嫌われてんのはゲームをやる気もないのに一端のファン面する奴
そういうのはホントに空気読まずに突然ロクでもない事書き込んでくから痛い

724:名無しさん@ピンキー
07/12/21 22:03:55 9NMus/xM
>>721
俺が通ってるゲーセンだと1クレ(ゲーム内時間で一週間)100円だったな。
一人目の真ソロで55週間活動したから、占めて5500円。
……4,5ユニットプロデュースしたら、もれなく箱升セットが買える金額に達する。

725:名無しさん@ピンキー
07/12/21 22:54:49 1RVuPAmp
ぶっちゃけアイマスするんなら箱買った方が安いプレイし放題だし
だってDLCだって所詮プレイ数回分じゃん?しかもあの超高画質で

だがしかし、そんなアケ版も三国志対戦とか戦場の絆に比べりゃかなりリーズナブルという……


まあプレイしてはじめて見えてくる内面ってあるやね
知らないで色々言うのは勿体無いなあとは思う
携帯メールだけでも楽しいよ

726:名無しさん@ピンキー
07/12/21 23:27:04 SXnFlCTv
>>724
6クレ500円とか90分600円とかあるから、腰据えてやるならもうちょっと安く済む

727:名無しさん@ピンキー
07/12/21 23:59:45 mtjQ8rdS
>>725
ゲームとしては入力デバイスの差もあったりしてAC版の方が上だと思う。
箱マスは全体的なテンポが最悪だとか、リセットがあるとか、
バランスはリセット前提、レッスン周りとかもコントローラーに最適化してない、
スコアランクも前記の理由があるためさっぱり機能してないわと、AC6の件もあるが、
ゲームメーカーとしてはナムコは本当に落ちぶれてないか?

AC版もver1.3でギリ及第点、って感じだしなぁ。俺はver1.2時代から
始めたが、ver1.0とか酷すぎたらしいし。

728:名無しさん@ピンキー
07/12/22 00:22:14 p99MXfKF
三国志対戦に半年で五十万以上つぎ込んだせいで、アケマスに踏み込めなかった俺がいる
アケマスそんな安かったのね・・・
てっきり同じくらいの勢いでかかるもんだと思ってたわ
大戦引退したし、カード売り飛ばして小銭できたから突撃してみっか

729:名無しさん@ピンキー
07/12/22 00:42:06 MmPpIBWV
私もご多分に漏れずnicoから入った口だけど、未だゲームをやっていない所為か
ネタを書いていても不安で仕方がない。ゲーム画面ならプレイしている後ろで見たのも含めて、
ACも箱もかなり見てはいるんだけどね。

と言うわけで、なかなか投下できない罠。

730:名無しさん@ピンキー
07/12/22 00:46:03 BVRrGp6B
>>723
そうだな、この上の数レスを見てたらまさにそんな具合だな

731:名無しさん@ピンキー
07/12/22 01:10:46 eFpt0aRr
アイマス本体は買ってある。
後は箱○を買うだけなんだがそのための一歩が踏み出せない俺。

732:名無しさん@ピンキー
07/12/22 01:20:37 NLGOHCyt
>731
うだうだせずに買っちまいな!
悩む時間がもったいないだろ?

733:名無しさん@ピンキー
07/12/22 01:24:11 vCRig7MN
>>727
ヒント:スタッフ

アケ版から続けて携わった主力スタッフはディレ1とコンポーザー達だけ。
オリジナルメンバーがほとんど関わってないんじゃあんな最悪なアレンジ移植になって当たり前ぽ
wktkして発売日に買ってみりゃ絵以外は褒められる所が全然無くてやる気をなくし速攻でアケ版に出戻りさ('A`)

734:名無しさん@ピンキー
07/12/22 01:26:45 eFpt0aRr
>>732
最大の障害が親というのがなんとも…。
二十歳過ぎてるのに情けねえぜ俺。

735:名無しさん@ピンキー
07/12/22 01:34:47 BVRrGp6B
アケ信者がなんで嫌われてるかよくわかった

736:名無しさん@ピンキー
07/12/22 01:41:55 9GCPbOEe
漏れは360版のみ遊んでるがアケの経験者に叩かれんのもわからんでもない
あのだるい単純作業が本気で面白いと思えるなら相当なお花畑だと思うぞ。
営業とTV出演部以外イラネとおもたわ。

737:名無しさん@ピンキー
07/12/22 02:09:06 019G9n23
ダメな部分をダメって言うと脊髄反射で叩きに来るどうしようもない儲ばっかりになったから
集めた衣装やDLCを引き継げないなんてクソ仕様を押し付けられんのさ

738:名無しさん@ピンキー
07/12/22 02:16:29 eaJRi/l+
こういう関係ないスレで箱叩きするのは正しいの?

739:名無しさん@ピンキー
07/12/22 02:22:09 /TiIcLGP
昔はナムコが虚偽告知だのなにかやらかす度に擁護皆無で総叩きにされてたもんだが今は逆だなw あらためて客層が変わったんだと思い知らされる。
理不尽な難易度にも慣れ親しんでるアケゲーマーとそうではない新規さんとの嗜好の差による軋轢はどうしようも無い事だからもうほっとけ。


740:名無しさん@ピンキー
07/12/22 02:31:05 O8YxqipO
ニコ厨が中高生だらけで嫌われてるのは今も昔も変わらないからこの話止めようぜ
ここはエロパロだし

741:名無しさん@ピンキー
07/12/22 04:26:59 QB098rZ3
ここってエロパロだと思ってたんだが家ゲかギャルゲかアケかゲハのどれかだったんだな…

742:名無しさん@ピンキー
07/12/22 05:59:08 BZ6xslcy
>>734
お前さんの親は、子供の趣味にまで口出すのか?
そんなの気にするなよ
世の中には嫁からキメェとか言われても
やってる人も居るんだからさ。

まあ、社会人ではなく、脛齧りの学生だったらバイトでもして
自分の稼いだ金で買えば、親も口出ししないだろ

743:名無しさん@ピンキー
07/12/22 08:24:22 EA4MIQbo
新着いっぱいいっぱい着てたから新作でも着たのかなと思っちまったじゃねえかおい

744:名無しさん@ピンキー
07/12/22 13:15:27 cAt9hZf/
おいおい最後の聖域のココと同人スレだけは汚さないでくれよ・・・

745:名無しさん@ピンキー
07/12/22 13:30:45 hkv6DYj2
まあ、スレの雰囲気悪くする叩きあいよりも、もうちょい建設的なことしようぜ。
丁度この時期だし、構われなくてちょっと寂しそうな伊織のために
ワックスがけしてやるとか。

746:名無しさん@ピンキー
07/12/22 13:33:50 Qlzja7MZ
今はやりのインターネットフィルターってのは本当に導入したほうがいいのかもな
少なくてもここは中高生が来る場所じゃないし。

747:名無しさん@ピンキー
07/12/22 13:37:06 TuVE3tkO
フィルターか…ネカフェだとついてるんだけど、
ほんの少しでもアダルトサイトにかすってるとアウトで
商売にならなくなって即有名無実化してるなw

748:名無しさん@ピンキー
07/12/22 13:51:48 xwpnjJ0D
>>727
アケ版は外注作成で
箱○版は内製

確かにグラフィック周りにだけは総力が結集されているが
ゲームとして見ると致命的にクズになるのが現在のナムコだよな・・・

ちなみにアケver1.0はネガティブを除外すると
ただ難しかっただけであれはあれで懐かしく思う人も多いはず


749:名無しさん@ピンキー
07/12/22 15:59:08 J3vUnjej
あやまれ!
新作来たのかとwktkしてスレ開いた俺にあやまれえええええ!!!

750:名無しさん@ピンキー
07/12/22 16:03:50 AcLKuY5y
そっか、箱○版出なきゃやる機会なかった田舎モノはこのスレに来てはいけなかったんだね。



751:名無しさん@ピンキー
07/12/22 16:31:06 mXrHvp4o
いくら2chといっても年齢制限有りの場所なんだから、いい年して読解力や配慮の足りない人とか未成年は来ちゃだめだろ。
少なくとも書き込みは避けるべき。

752:名無しさん@ピンキー
07/12/22 16:36:42 vkz4apn8
もうこの話題は・・・


753:名無しさん@ピンキー
07/12/22 17:50:11 eFpt0aRr
>>742
……そうだな。
俺、アイマスのために初めて根性出すぜ。

ケツを蹴り飛ばしてくれてありがとう。

754:名無しさん@ピンキー
07/12/22 18:14:07 phzetvJX
まあ正月過ぎたら箱とアイマス買うわ

755:名無しさん@ピンキー
07/12/22 23:26:41 NBC7CzIk
アケ原理厨は美希まで認めないキチガイ揃い

756:名無しさん@ピンキー
07/12/22 23:32:43 p99MXfKF
流れ叩き切る為になんかネタ考えるか

最初の英文字
A~C:春香
D~E:あずさ
F~G:やよい
H~J :雪歩
K~M:美希
N~O:りっちゃん
P~Q:とかちセット
R~T:千早
U~V:伊織
W~Y:小鳥
Z:社長
最初の数字
0~4:純愛系
5~6:鬼畜系
7~9:ギャグ
なし:出てる英文字のキャラ全部

自滅行為になるんだろうなぁ・・・これ・・・

757:名無しさん@ピンキー
07/12/22 23:34:17 p99MXfKF
・・・・・・とかちでギャグエロ・・・・
とりあえずネタ考えてくる
Zじゃなかっただけマシだと思おう

758:名無しさん@ピンキー
07/12/22 23:44:28 AP+NCmzj
頑張れ!俺は寝る

759:名無しさん@ピンキー
07/12/24 13:11:51 H1Hs/p0d
まぁ純愛や鬼畜よりは一番しっくりしてると思うが。とにかく頑張れ

760:名無しさん@ピンキー
07/12/24 17:36:26 DZViMiiU
書きたくてウズウズしてるんですがガツーンとくるネタが出なくて
書いては消してを繰り返してます・・・orz

お前らの妄想を聞かせてくれませんか?ネタにしたいんです

761:名無しさん@ピンキー
07/12/24 17:43:11 cYxIGoZI
亜美真美はまだこども


つーわけで


「兄ぃちゃ~ん、お腹痛くてうんこ漏れた~」

762:名無しさん@ピンキー
07/12/24 20:06:05 BNwMBjM1
コミュネタだが千早に首輪をつけてMプレイ
もうすぐ性の六時間なのに俺は何を書いているんだ

763:名無しさん@ピンキー
07/12/24 22:00:28 hHY+pVqN
首輪付けた千早がPにあれこれするわけか

764:名無しさん@ピンキー
07/12/24 22:40:22 nsEClHjT
亜美真美・・・
せ、性教育?

765:名無しさん@ピンキー
07/12/24 22:49:19 hhibtJlB
あれだ。雪歩の誕生日なのにおめでとうの一つも言わない鬼畜なPばっかりですね

766:名無しさん@ピンキー
07/12/24 23:54:12 C+PzgRBo
>>765
規制解除雑談スレで叫んでたやつがいたなw

767:名無しさん@ピンキー
07/12/25 00:06:50 7hIGxl6f
雑談スレって箱○のアイマススレ?

768:名無しさん@ピンキー
07/12/25 00:19:36 Lt89L6vo
>>759
真美なら純愛も行ける気がする

769:名無しさん@ピンキー
07/12/25 01:37:35 fiKFqPV5
それ、双子の仲がえらいことになるオチしか浮かばない

770:名無しさん@ピンキー
07/12/25 01:59:19 ErMHJvsf
>>767
ああ間違い、infowebの規制解除要望スレ。

よかった、PINK掲示板だけは規制中でも書き込める……

771:名無しさん@ピンキー
07/12/25 09:30:58 grZ69cZ9
誕生祝いに雪歩にご褒美あげるSSまだー?

772:名無しさん@ピンキー
07/12/25 18:26:36 bXvMOtvL
>>770
今気づいて俺涙目


773:名無しさん@ピンキー
07/12/25 23:41:01 ErMHJvsf
>>772
ふふっ、俺も他の板には書き込めない寂しいクリスマスさヽ(`Д´)ノウワァァン

774:名無しさん@ピンキー
07/12/26 02:34:56 +gaRz+lL
>>773
いつ規制されるかわからずビクビクしてる自分はdion軍ユーザー(´・ω・`)

775:名無しさん@ピンキー
07/12/26 09:40:17 GC//ue7Z
ああ、こっちは書き込めるのか
良かった

776:名無しさん@ピンキー
07/12/26 16:09:36 ZHkyKg00
なんか爆撃始まってる…

777:名無しさん@ピンキー
07/12/26 19:02:09 EgEtqTz6
保守でageとく

778:名無しさん@ピンキー
07/12/26 20:19:17 Zi6TioQ4
支援

779:名無しさん@ピンキー
07/12/26 23:27:26 kw/3hCxZ
ん?ん?爆撃って何かわからんけど書き込んでおくか

780:名無しさん@ピンキー
07/12/26 23:35:17 HDKd0Wew
凄い勢いでスレを建てるスクリプトによる
大量のスレ立てある一定量超えると下のから消える
それが爆撃

781:名無しさん@ピンキー
07/12/27 15:17:02 V4OXlLsQ
新作来たかと思った俺涙目

782:名無しさん@ピンキー
07/12/27 18:43:22 CupjPtLO
未来館レベルというのにおそらく該当する俺涙目

そんなことよりこんだけ伸びてるのに新作きてないことに泪目

783:名無しさん@ピンキー
07/12/27 23:36:03 gZr7Gime
書いてうpすりゃいいじゃん
最近の未来館のヌシ様ほど強烈な物をお書きなさるわけでもなかろ?
悪くてもスルーされるだけだ

784:名無しさん@ピンキー
07/12/28 00:09:00 xGM9hA96
>>783
いや実はすでにうp済み

でも原作に対する理解が甘かったんで、もう一回見直してからまた考えるよ

785:名無しさん@ピンキー
07/12/28 02:32:17 hLrmP4ui
エロ除けば高品質なのはキャラスレに流れちゃったしなあ

786:名無しさん@ピンキー
07/12/28 04:28:20 ElJ52zkY
むしろ前後のシチュを省いてエロ的に高品質なのを

787:名無しさん@ピンキー
07/12/29 15:24:15 D3T52Z7X
アイマスはACより箱○が良いと言われてるが
本体の耐久性が問題なんだよな・・・
もう8回目の修理に出した所だぜ

788:名無しさん@ピンキー
07/12/29 18:37:58 f5rPzRlG
横に置いて使ってるか?

縦置は通気口まるまる塞ぐからアウトだぞ?

789:名無しさん@ピンキー
07/12/29 18:52:05 +hJCai0/
横に置いても駄目なもんは駄目だ
所詮箱

790:名無しさん@ピンキー
07/12/29 21:49:51 f5rPzRlG
箱壊れずに1周年。

791:名無しさん@ピンキー
07/12/29 22:13:48 iRON06m7
箱三郎はソニー製と違いタイマーが存在しないから早くから壊れるんだよな
特にタイマーが抑制していないからRoDが買った当日に、なんてケースすらもある
タイマーが動作してくる保障期間が切れた後なら勝負になるかと思いきや・・・

箱三郎に関してはもう諦めるしかないな

792:名無しさん@ピンキー
07/12/30 01:07:42 EPqFRLSA
ゲハでやれ。

793:名無しさん@ピンキー
07/12/30 17:19:39 sOoRoQAh
アイマス関連スレのゲハ厨の多さは異常

794:名無しさん@ピンキー
08/01/01 01:02:13 I+rIaO6n
天気同様どーにも荒れた雰囲気がおさまらないがとりあえずあけおめー。


795:名無しさん@ピンキー
08/01/01 12:02:13 eZmVf4sX
ことよろー

796:名無しさん@ピンキー
08/01/05 06:35:08 RHPCoOnm
バカな…四日もレスがないだと…!


797:名無しさん@ピンキー
08/01/05 10:36:55 vBU4dwrk
そろそろウェディングドレス配信してくれよ…

798:名無しさん@ピンキー
08/01/05 11:21:10 WIqkTOQi
だから765の技術力じゃロングドレスは作れないと何度

ミニスカニーソックスのウェディングドレスなんて
キワモノが欲しいならすまんかった


799:名無しさん@ピンキー
08/01/05 12:12:21 1nd9PGgq
スレリンク(gamechara板:205-番)


800:名無しさん@ピンキー
08/01/05 12:29:45 ucoAw/D3
キャラスレは最近見てなかったが徐々に未来館してんだな
さすがに未来館随一の実力者の彼ほどの逸材はいないんだろうが


801:名無しさん@ピンキー
08/01/05 13:14:11 W8R5IZwc
前は雪歩スレだったけど、今はちーちゃんスレがSS率激高
ここ一両日は、txt・画像混合の連作とかにまでなってるし

未来館の御大も、キャラスレとか見てんのかな?
自分のと何が違うか、よー見て欲しいもんだわ。書かないでw

802:名無しさん@ピンキー
08/01/05 18:02:15 Jl6+gKbo
千早スレはSS職人の質も高いし、画像職人まで出てきて盛り上がってるよなぁ
肝心の本人の胸は盛り上がってないけど

ていうかどう見てもあそこは職人率高いよな…愛って素晴らしい

803:名無しさん@ピンキー
08/01/05 18:19:04 24PK3+Yc
面白いとおもってんのか?

804:名無しさん@ピンキー
08/01/05 18:51:33 reG8PP71
>>803
少なくともお前さんみたいな煽りよりは面白いんじゃないの?
ていうか、こんな雰囲気じゃ職人も書きにくいだろうよ

805:名無しさん@ピンキー
08/01/06 00:28:48 yD5ORilR
唐突に投稿します。
初投稿なのに変な形式でしかもフェティシズムを描きまくった作品です。
こんなんでいいんでしょうか。

806:脚! 脚! 脚!
08/01/06 00:29:28 yD5ORilR
 どうもこんにちは。音無小鳥と申します。
 惚気話で恐縮ですが、最近少し男の人について分からなくなることがあるんです。

 彼氏いない歴がもう××年になろうとしている私でしたが、念願叶って私も彼氏というものを手に
入れることができました。
 その彼氏とは、私の会社、765プロという芸能プロダクションの同僚です。
 元々会社での付き合いも長かったし、お互いうまが合っていたので、二人で飲みに行ったりもして
いました。
 だけど彼は、アイドルをプロデュースするプロデューサーです。私なんかより若くて可愛い子とい
つも一緒にいるのです。
 それなのに、彼は私を選んでくれました。とても嬉しい反面、いいのかな、という気がしていました。
 けれども、彼は私を精一杯愛してくれました。心も、体も。
 最初は不安だったけど、元々仲がよかったこともあり、とても上手く付き合えているんじゃないかな、
と思います。

 と、ここで話は最初に戻りますが、近頃少し不思議なことがあるんです。
 えっと……その、男女がベッドの上ですること……要するにえっちのとき、プロデューサーさんがな
んだか変なんです。
 いえ、もちろん、血を見るのが好きだーっ! とか、首を絞めながらじゃないと射精できないぜッ!
とか、小鳥さんの排泄物が食べたいんです―! とかそういう系統ではありません。……ごほん、す
いません少し例えが極端でした。
 彼はとても優しいです。普段の生活でも、ベッドの上でも、私が嫌がることは決してしません。
 ただ……なんというか、フェティシズム? なんでしょうか。彼は、私の“脚”に異常にこだわるん
です。
 前々から、「私の脚線美に見とれてるのかしら? ふふん」という視線を彼から感じることは、自意識
過剰だったかもしれませんが、ありました。そしてそれは、付き合い初めてからだんだん表に出てきました。
 えっちのときなんかも、「小鳥さんの脚、すごく綺麗です」と言って、なで回したり舌を這わせたり……。
それ自体は決して嫌ではないですし、「脚フェチ」という言葉があるくらいですから、そんなものなのか
なぁ、と思っていたのですが……。

 ある日、彼はこんなことを言い出してきたんです。
「……その、小鳥さんの脚で、俺のナニを擦ってくれませんか」
 脚で? 擦る?
 最初、私は何を言っているのか分かりませんでした。
 手で男の人のアレ、……ペニスを擦る、「手コキ」という行為なら、雑誌とかで知ってはいるのですが
……私の脳内辞書に「脚コキ」という言葉はそれまで存在しませんでした。
 ……普通、そういうのより先に、フェラチオとかを望むものじゃないのかしら?
 そう思いましたけど、彼が喜ぶのなら、と私は言われたとおりに、ペニスを脚で挟み込みました。
 まぁ、たまにはそういうプレイもいいかなぁ……と、腑に落ちないながらも、しばらく彼の言うとおりに
脚を動かしていると……
「……うっ!」
 と。一分もしないうちに、彼のペニスは白い液体をはき出していました。
「………………」
 私は思い返しました。えっと……普通に私の膣に挿入したとき、彼はどれくらい保ってたかしら?
 ……挿入されているときは、私も彼を求めるのに無我夢中だから、正確な時間までは覚えていなかったの
ですが……少なくとも、一分以内ということは絶対にないはずでした。
 しかも、射精の量が挿入時よりも多いのは、気のせいでしょうか。勢いもすごくて、私の顔まで飛んでき
ていますし。

807:脚! 脚! 脚!
08/01/06 00:32:44 yD5ORilR
 その後も……プロデューサーさんは脚コキを私に頼みました。ずっと頼んでいると変態だと思われる、と
思っているのか、さすがに毎回のえっちのときに、というわけではありませんでしたけど。
 重ねて言いますが、私は別に嫌なわけではないのです。プロデューサーさんが喜んでくれるのなら私も嬉
しいし、それに脚コキのあと、ちゃんと私も満足させてくれています。
 だけど、どうもよく分からないのです。なんで彼は私の脚にこだわるのでしょう。

 そんなわけで、ある日聞いてみました。もちろん、昼間には聞きづらいので、えっちのあとのピロートー
クのときに、です。
「どうしてプロデューサーさんは私の脚で興奮するんですか?」
「うーん。そう正面切って聞かれると困りますね。ただ、俺は小鳥さんと付き合う前からずーっと、小鳥さん
の脚で色んな妄想をしてました。スカートとソックスの間にちょっとだけ覗く太ももとか、たまりません。
…………って言ったら、軽蔑されます?」
「ふふ、軽蔑はしませんよ」
 ……私もプロデューサーさんをたまにオカズにしてましたし。
「いや、もちろん小鳥さんの魅力はそこだけじゃないです。全身総てが見目麗しくて……」
 彼は私の魅力のなんたるかを朗々と語ってくれました。そしてそれはただ取り繕っているわけではなく、本当
に彼がそう思っているということも分かります。“脚”が特別なだけらしく、彼は私の全身をくまなく愛してく
れていますから。
「……うーん。やっぱり俺、変ですかね?」
 少しはにかみながらプロデューサーさんは言いました。
「変だとは思いませんけど、男の人って不思議だなぁとは思います」
 私は正直に答えます。
「別に嫌じゃないですし。それに、感じてるプロデューサーさんの顔は可愛いです」
 そう言って笑うと、小鳥さんだって弱いところを責められてるときの顔はもうそりゃ殺人的なくらい可愛いで
すよとか彼が言ってきたので、照れ隠しにしばらくお互いの体をくすぐり合っていたら興奮してきちゃってその
ままもう一ラウンド……なんてことがあったのですが、今思い出すと恥ずかしいので割愛します。

 しかしそんな私の一言を聞いたせいか、彼の脚フェチはだんだんとエスカレートしていきました。
「ソックスを履いたままでお願いします」
 とか、
「太ももの間に俺のナニを挟んでもらってもいいですか」
 とか、
「小鳥さんは立ったままで、そう、俺のを踏みつけるみたいにしてください」
 とかとか。
 嫌ではないです。嫌ではないのですが……うーんなんかすごいわ。


808:脚! 脚! 脚!
08/01/06 00:34:51 yD5ORilR
 そして、ある日、こんなことを言われました。
「えっと……罵りながらしてもらってもいいですか」
「……はい?」
「“変態!”とか、そんな感じのことを言いながらコいてください」
「はぁ……」
 プロデューサーさんが寝そべって、ペニスを勃てています。私は彼の前に立ち、見下ろしながら脚で片足でペ
ニスを踏みつけます。
 ふみふみ。
 プロデューサーさんは恍惚とした表情をしながら、私に早く言ってくれと懇願の視線をよこします。
 本当はプロデューサーさんを罵りたくなんかないけど、これで喜んでくれるというのなら、仕方ありません。
「えー、こほん。では……こ、この変態」
「……うっ」
 びゅくびゅく。
 私が“変態”と口走った瞬間、プロデューサーさんは射精していました。
「…………」
 そして、私はやっと気づきました。
 この人変態だ―ッ!

 だけど、同時に、もう一つ気づいたことがありました。
 ……その行為を、どこか楽しんでいる自分がいたことです。

 こういうのは、SMの範疇なんでしょうか。
 でも、彼はムチとか蝋燭とか、いわゆる一般人がSMと聞いて想像するような器具には興味を示しませんでした。
 あくまで、「私に罵られながら、脚でペニスを擦られる」ことに興奮するらしいのです。
 脚フェチの範疇なんでしょうか。


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