【アイドル】THE iDOLM@STERでエロパロ4【マスター】at EROPARO
【アイドル】THE iDOLM@STERでエロパロ4【マスター】 - 暇つぶし2ch450:名無しさん@ピンキー
07/11/03 10:55:22 WT9HqxMv
あの二人でガチエロじゃ、
てめーは越えちゃあいけない最後の一線を越えた!
とか言われそうでチョットなー。

451:名無しさん@ピンキー
07/11/03 11:23:54 JGsz5a0F
亜美真美やよいはどうしてもエロ方面よりも
子供を愛でる方面にいってしまうんだよねぇ

とか言いつつエロ絵とか素直に反応してしまうんですがね
別人格の彼が

452:名無しさん@ピンキー
07/11/03 11:54:22 N36ojgb2
5年後の話書けばいいじゃない

453:名無しさん@ピンキー
07/11/04 17:47:36 WJqQ1NW8
>>452
そ れ だ

454:名無しさん@ピンキー
07/11/04 21:02:09 i9b99PBG
あとはちょっとやりたいなーと思っても最初の冬にbolze.に
神レベルのを出されてしまったのでかきづらい

455:if
07/11/05 19:40:39 mwVzLgQX
二作目になります、こんばんわ!
>>403で宣言したやよいSSを投下させて頂きます

なにも失うものはありませんw

ロリコンでいいぜ!!

ではいきます↓





456:if 1/15
07/11/05 19:41:46 mwVzLgQX

「ふぅっ・・・今日はここまでかな」
デスクのパソコンの電源を切ると、ぐぐっと伸びをする。ずっと同じ体勢でいるのはやはり辛い。
「プロデューサーさん、どうぞ」
なんともいいタイミングでコトンと目の前に湯のみが置かれる。
「小鳥さん、ありがとうございます」
ずずっと一口啜ると緑茶のほのかな苦味と温かさが体に染み渡る。今日の仕事もほぼ終わり、今は俺と小鳥さんしか
事務所にはいない。

「それにしても・・・最近のやよいちゃんの人気ぶり、すごいですね」
お盆を両手に抱えたまま小鳥さんが笑顔で話しかけてくる。
「ええ、やよいの素質なんでしょうけど・・・あのクイズ番組でのレギュラーを取れたのが大きかったですね」
Aランクも間近の最近のやよいの人気はうなぎ登りだ。というのも、とあるクイズ番組出演が人気の火付け役となった。
ゴールデンで高視聴率を記録する「クイズ!ぴったんぺったん!」という番組・・・
「いつもやよいちゃんの珍回答が・・・くすくす」
「はは、は・・・」

そう、本人はいたって真面目なのだが・・・やよいの導き出す回答はどれも独創的だった。
曰く「問題です、6月の花嫁と言えばなんというでしょう?」
  「はいっ!じゅーんぶらっくです!」
曰く「ことわざ問題です、勝って兜の緒を締めよ、とはどういう意味でしょう?」
  「んーとえと・・・カブトムシに尻尾なんてありません!」
と言った具合だ。ここに司会を務める大御所お笑い芸人さんの的確なツッコミも相まってお茶の間に笑いを提供している。
実際やよいが初出演した時の視聴率は平時の倍で、番組ディレクターの強い要望で即レギュラー出演が決まった。
明るい元気なキャラクターと・・・ちょっとお馬鹿なところがウケてほかの番組の出演依頼も多くなってきている、
まさに願ったり叶ったりである。

「でも・・・最近ほんと時々ですけどちょっとやよいちゃん元気が無い時がありますよね」
「あ、小鳥さんも気がついてました?俺もすごく気になってるんですけど・・・本人は大丈夫!って理由を
言ってくれないんですよね」



457:名無しさん@ピンキー
07/11/05 19:41:51 9O3A/20D
f5連打

458:if 2/15
07/11/05 19:43:14 mwVzLgQX
などと話していると突然、事務所の扉が開け放たれ聞き慣れた声がする。
「ぷ、プロデューサー!いますか?」
「えっ!やよい? どうしたんだ・・・レッスンも終わって、もう帰ったんじゃなかったか?」
噂をすればなんとやら、少し息を切らせつつやよいが飛び込んできた。
「あ、あの・・・」
ただ、少し思い悩んだ表情で俯いている。
「やよいちゃん、どうしたの?」
小鳥さんが心配そうに近づくと、やよいは意を決したように顔を上げると大声で言い放った。
「プロデューサー!私と付き合ってください~~!!」
「え・・・・・」
「は・・・・・」

しんとまるで水を打ったように静まり返る事務所内・・・その沈黙を破ったのは小鳥さんだった。
「あ、あの、私はお邪魔みたいなので帰りますね。プロデューサーさんあとはごゆっくり♪」
「ちょ、ちょ、ちょっと!なんですか!その、ふふ 私は全部わかってますから、安心してくださいね♪
と言わんばかりの微笑みは!」
「愛には年の差なんて、些細なものだと思うんです、やよいちゃんの気持ちに応えてあげなくっちゃ!」
とそれだけ言うと「ああ・・・恋っていいなぁ・・・」と呟きながら事務所から出て行ってしまった。

「ふぇ?プロデューサー、小鳥さんどうしたんですか?」
「どうしたんだろうな・・・ってかやよい、付き合ってってどういうことなんだ?そ、そのままの意味じゃ
ない・・よな・・?」
「へ?そのまま~の意味がわかんないかもですけど・・・そうだ!特訓に付き合って欲しいんです!」
ああ、やっぱりそういうことな。って!
「特訓?ってなんのだ、別にやよいは悪の組織と戦ったりしないだろ」
「クイズの特訓に付き合って欲しいんです!」
「は・・・くいず?」
「はいっ!そ、その・・・最近、私クイズ番組に出てるじゃないですか・・・」



459:if 3/15
07/11/05 19:44:13 mwVzLgQX
さっきも話していたクイズ!ぴったんぺったん!のことだな。
「それで・・・私の弟と妹がクラスの子にお前のお姉ちゃんはいつも間違えてばっかりでカッコ悪い!って言われた
らしくて・・・
 私は頭がよくないってわかってるからなに言われてもいいんですけど・・・弟や妹がそんな風に言われるのは
なんだかすごく悔しくて・・・!」
「やよい・・・」
そうだ、やよいはそう言う子だ。自分自身の痛みよりも家族のほうが受けた痛みのほうが辛い・・・そんな
すごく優しい子。
「だ、だから!せめてもうちょっと正解できるようになりたいんです!本当は自分で勉強しないとダメなんだろうけど、
わ、私頭よくないし・・・教えてもらおうにもお父さん、お母さんは仕事で忙しいから・・・頼れるのってプロデューサー
しかいなくて・・・」
「最近ちょっと元気がなかった理由はそれか・・・俺に遠慮なんかするなよ」
「でもでも!前にき、給食費払ってもらったりとか、弟や妹を遊園地に連れて行ってもらったりとか、いつもお世話に
なりっぱなしだから・・・」
いつも健気に頑張っているやよいだからこそ・・・俺は、やよいが頑張らなくていい唯一の場所になってやりたい。

「あのな・・・俺がいつもやってることってのは俺がやりたいからやってるんだ。だからやよいが重荷に感じること
なんてないんだぞ」
「やりたいから・・・?」
「そうだ、もっと甘えてくれればいい。特訓ぐらい、いくらでも付き合うぞ」
「ぷ、プロデューサー!ありがとうございますー!!」
そう言って頭をぶん!と下げると両腕が振り子のように上がった。・・・いつも思うがよく首を痛めないもんだ。
「じゃー!特訓やりましょー!今すぐに!!」
「え、今すぐ?・・・もう結構時間遅いぞ、大丈夫なのか?」
「はいっ!明日は学校お休みだし、お姉ちゃんクイズ王になるまで家に帰らないから、って言ってきましたから!」
それはまた・・・大きな目標だ。けどやっぱり元気なやよいを見てると、こっちまで元気をもらえる。

「じゃあ応接室を使うか、あそこならテーブルとソファーもあるしな」



460:if 4/15
07/11/05 19:45:10 mwVzLgQX
応接室に入ると俺とやよいはテーブルを挟んで座った。身が沈むくらい座り心地のよいソファーにやよいは歓喜
している。
「すご~い!ふかふか~」
「このソファーで寝ると気持ちいいんだけど、肩こるんだよな。って俺が問題出せばいいのか?」
「あ!私、いいもの持ってきたんです」
そう言ってやよいは一冊の本を取り出した。
「じゃかじゃかじゃん!これ伊織ちゃんに借りてきましたー!」
「雑学王への道・・・こんな本があるのか・・・」
確かにクイズ等で出される問題のほとんどは一般常識や雑学である、まぁこういう知識はあって損はしないし、教養を
深めるという意味ではこの特訓はそんなに無駄ではないのかもしれない。
「プロデューサー、さっそく問題を出してみてください!」
手にとった本をパラパラとめくってみる。
「おう、簡単なのから行くぞ。英語でalligator(アリゲーター)日本語で言うとなんだ?」
「え!・・・えと、んと、大王アリ!すごく強そうだし」
「アリしか合ってないから・・・違うぞ、答えはワニな」
「む、難しいかも・・・もっと簡単なのからお願いしま~す!」
ハードルたけぇ!これはちょっと前途多難かもしれない・・・。

その後もいくつか問題を出してみたものの、案の定やよいは一問も答えることができなかった。

「うぅ・・・私ってなんでこんなに頭が悪いんだろ・・・」
「まぁ、一般常識や雑学ってのは一朝一夕で身につくものでもないしな。やよいはまだ若いしこれからだろ?
ってこらこら!涙目になってうるうるするな」
俺はやよいの頭にぽんと手を置くと優しく撫でてやる。
「だって、せっかくプロデューサーが特訓してくれてるのに・・・うぅ・・・頭が悪いから
なんだか最近変なのかなぁ・・・」
「変ってなにがだ?」
「ぐすっ・・・実は最近プロデューサーといると変なんです」
一瞬、俺が変だと言われているのかとびっくりした。どういうことなんだろう?


461:if 5/15
07/11/05 19:46:20 mwVzLgQX
「私、お父さんもお母さんも弟も妹も・・・プロデューサーも大好きです。でもプロデューサーへの好きは、
ほかのみんなと違くて・・・
離れている時はすごく胸が苦しくなって、今とか・・・一緒の時はすごくドキドキして・・・
でも!プロデューサーがほかの女の人とお話してる時とかは、早くお話やめて欲しいなぁとか思っちゃって・・・
わ、私すごく嫌な子ですよね!?変なの・・・かも・・・」
「やよい・・・」

正直、そこまで俺なんかのことを想ってくれているなんて夢にも思わなかった。やよいとはずっと俺が兄貴の
ような関係で接していくのだと思っていたし、やよいもそう思っていると・・・決め付けていた。
「・・・やよい、それは別に全然変じゃないし、やよいは嫌な子でもないぞ」
「ほ、ホントですか?」
「ああ、俺が保証する。その気持ちの正体は今はまだわからないかもしれないけど、やよいがもう少し大きく
なれば必ずわかる・・・それにな、本当に大事なことってのは頭で考えるもんじゃないんだ」
「え?」
「ここだよ」
そう言って俺は親指で自分の胸の所をトンと叩く。
「むね・・・?」
「いや、心。ハートだよ」
「こころ・・・」
「ああ、そうだ。やよいがもう少し大きくなって・・・その気持ちの正体に気がついた時、今と同じ気持ち
を俺に対して抱いてくれてるのなら・・・俺はすごく嬉しいな」

「私・・・まだよくわかんないかもだけど・・・プロデューサーとはずっと一緒にいたいですー!」
身を乗り出してそう言ってくるやよいの頬にそっと手を当てる。
「そっか、ありがとうな。やよいはやっぱりいい子だぞ?」
「え、えへへ~♪・・・プロデューサーの手に触れてると・・・すっごく安心します~」
そう言いながらやよいは俺の手に頬擦りをする。
(うっ・・・あんなこと言われた後だと妙に意識してしまうじゃないか・・・っておい!おい!)


462:if 6/15
07/11/05 19:47:25 mwVzLgQX
「さ、さぁやよい、特訓再開といくか!」
俺は自分の中に芽生えつつある「何か」を振り払うように努めて冷静に言う。
「はいっ!なんだかプロデューサーにお話聞いてもらえて、胸のもやもやがどこかに行っちゃいました!
うっうー!!特訓がんばろー!」
そう言って立ち上がると、向かい側に座っていたやよいがトコトコとこちら側に来て、俺の脚の間に
ちょこんと座った。大きなソファーなので狭くはないが当然密着してしまう。
「や、やよい!な、なにしてんだ・・・?」
「ここに座っちゃダメ・・・ですか?」
こっちに振り向き、上目遣いでまるでおねだりするように聞いてくる。
「その・・・やよいがいいなら、俺は構わないけど」
そんなことを口走ってしまう。
「えへへ~♪」
やよいが俺の体を背もたれのようにもたれかかってくる。この体勢だと当然、俺が本を持つとやよいにも答えやらが
見えてしまうのでクイズとしてはあまり意味があるとは思えないのだが、俺の意識はすでにそれ所ではなかった。
(この距離ならちょっとぐらい、触っても・・・って待て待て!大丈夫か!俺!頑張れ俺!)

「じ、じゃあ問題な。答えが見えると意味ないから目は閉じておくんだぞ」
「は~い!」
「近年その増加がオゾン層破壊の原因として早期削減が重要視されている、元素記号CO2で表される気体はなんだ?」
「ふぇ?・・・え~と、んと・・・」
「これは言い方が難しいだけで答えは簡単なんだけどな、ヒントは俺達が普段吐いているモノだ」
「あ、わかった!つば!」
「・・・やよいはそんなことしてるのか?」
「し、してません!・・・うぅ」
「俺達が吸っているのは酸素、その逆はなんだ?」
「そんさ!」
「まんま逆にしてどーする・・・答えは二酸化炭素な」
「あ!聞いたことはあったんだけど~・・・惜しかったですよね!」
(いや、カスリもしてない・・・けど、ああっ!そんな笑顔でこっち見られるとなにも言えん!)



463:if 7/15
07/11/05 19:48:12 mwVzLgQX
ここに来て俺の悪戯心は遂に限界を超えてしまう。ムクムクと湧き上がる欲望を抑えきれない。
「間違ったやよいには罰ゲームだなぁ」
「えぇぇぇ!?」
そう言うと俺は本を持ってないほうの手をするりとやよいの服の中に忍び込ませた。
「ひゃん!ぷ、プロデューサー!?」
お腹を撫でると、やよいの肌は弾力を持ちながらもすべすべで触った手が吸い付くようだった、触れている
こっちが快感を覚えるほど気持ちいい。その感覚に「何か」が俺の中で弾けた・・・。

「く、くすぐったいです、プロデューサー・・・」
「罰ゲームだからな・・・でもやよいが嫌なら止めるぞ。やよいが嫌がることはしたくないしな」
「あ・・・その、ほ、他の人だったら嫌に決まってます!けど・・・プロデューサーなら・・・そんなに
嫌じゃない・・・かも・・・」
「そうか、じゃあ次の問題頑張って正解するんだ。そしたら止めるからな」
「は、はいっ・・・んっ」
「健康診断の視力検査で使われる「C」の形の記号、これの正式名称はなんだ?」
問題を読み上げつつも、お腹を撫でる手の動きは全く止めない。おヘソのあたりにつつっと指を這わせる。
「えと、えと・・・うぅん!・・・むぐっ!」
自分の口から余計な声が漏れているのを防ぐためか、やよいは口を両手で塞いでしまう。
「それだと答えは言えないんじゃないか?」
意地悪く耳元で囁きながら、やよいの肌の感触を楽しむ。
「だ、だって・・・はんっ・・・わ、わからないです!」
「答えはランドルト環な、う~ん・・・残念ながら罰ゲーム続行だな」

俺は手を胸のほうへと持っていく、まだ成長過程のわずかなふくらみだがそこは弾力がほかの場所とは違う。
わずかなふくらみをなぞるように手を這わせる。
「うぅっ・・・んくっ・・・」
やよいは声を殺して必死に耐えるものの、身体は少しづつだが確実に熱くなっている。それは「感じている」
ということにほかならない、その確信が俺の心に火をつける。


464:if 8/15
07/11/05 19:49:37 mwVzLgQX
なだらかな曲線の頂点には突起がツンと尖っていた、その突起を中指と人差し指で挟むようにして優しく
胸を揉んで弾力を楽しむ。
「だ、ダメ・・・です、ふぁんっ!・・・」
口を塞いでいた両手は俺の腕に掴まるように添えられ、声を殺す余裕もなくなってきているようだった。
「うぅ・・・はぁっ・・・んっ」
「さて、じゃあ次の問題な、春の七草と呼ばれているのは、セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラと
残り3つはなんだ?」
「はふ・・・へ、へっとぉ・・・んっ!・・・ほ、ホトケノザ・スズナ・スズシロ・・・」
「う~ん、ざんねって・・・うぉ、正解だぞ。偉い!よく知ってたな」
「は、はい!だって生えてる草だからタダなんですよ!よく七草がゆを作る時なんかは家族みんなで採りに
いったりしてました~」
・・・ちょっと涙が出そうになった。なんともサバイバーなアイドルである。もちろん正解したので、罰ゲームは終了。
俺は撫でていた手をぱっと離す。
「え・・・あれ・・・?」
「どうしたんだやよい?・・・こっちじっと見て。正解なんだからもちろん罰ゲームは無しだぞ」
「あ、そ、そう・・・ですよね」
ふと、残念そうな顔をしてるように見えたのは気のせいだろうか・・・?

「さっ、じゃあ次も頑張れ!鉛筆の端を持って小刻みに揺らすと、鉛筆がグニャグニャって曲がって見えるよな。
この目の錯覚現象をなんて言うかわかるか?」
「う~、わかんないです!!」
「早ッ!! 少しは考えてくれ・・・正解はラバー・ペンシル・イリュージョンな。罰ゲーム決定~」
そう言うと俺の手は再びやよいの服の中へと侵入する、手は全く拒まれることなく受け入れられる。
「ひゃんっ・・・うぅぅ・・・んっ・・・」
そんなやよいの反応に俺の欲望はブレーキの壊れたトロッコのように加速度を増して行く。左手で胸からお腹を
撫でつつ、本をテーブルに置くと右手はスカートの中へと滑り込ませた。
「ぷ、プロデューサー!・・・ぃやっ・・・」
やよいの手が俺の右手を阻もうとするが、その力は弱く俺の右手の侵攻は全く止まらない。



465:if 9/15
07/11/05 19:51:46 mwVzLgQX
スカート内への侵入に成功すると、薄い布地を右手の人差し指でついっとずらして、露わになった秘裂に指を這わせる。
「んっ・・・ぅんっ・・・」
その新鮮な柔肉はまだ硬く閉じている。少しずつほぐしていかないといけない。
俺はやよいの肉芽とその周辺を優しく撫で回して少しずつ温めていった。
「あっ、あぁぁ・・・うぅっ、んっ・・・!」
左手で胸、お腹、右手で秘部・・・どこを触ってもぷにぷにとした瑞々しい肉感が指にとても心地いい。
「んぅぅ・・・はぁっ・・・」
少しずつ秘裂を暖めて開くように、俺は指をゆっくりと擦り付けていく。

「うっ、ぅぅぅぅ・・・んっ・・・だ、だめ・・・ですっ・・・!」
やよいの腰がビクビクッと痙攣した。反動で指先がクレバスの更に深いところへと潜り込んでしまう。
「ひっ、ひぃぁっ・・・!」
俺の指先がちゅぷっと音を立てて引き抜かれると、肉裂から液体が溢れてきた。度重なる愛撫でやよいも
かなり感じてきているらしい。
時折腰をピクッと痙攣させると、花びらの中心からは蜜が次々と溢れてくる。その蜜を指に絡ませて、湿り気を
花びら全体へと広がらせてゆく。
「ふぅんっ・・・はぁっ・・・」
クレバスの中に指を滑り込ませると熱い潤いが指先からじわっと広がり、溶かされていくように感じる。
「あっ!ふぁぁぁぁ・・・ううぅぅ・・・!」

俺は一度抜いた中指をやよいの朱色の渓谷へと再び滑り込ませた。
「んっ・・・ふぁぁっ」
熱い潤いの中に深く潜り込んで行き、姫穴の内部で粘膜の壁をかくように刺激していく。
「ひっ!?・・・ぁんぅぅぅ・・・んっ!!」
やよいは身体全体を大きく反らして喘ぎ声を上げる、俺は更に敏感な内部をえぐるように指を動かし刺激する。
「はぅっ!・・・ふぁぁっ・・・」
指を素早くピストンさせやよいの肉裂の中を激しくまさぐり、徐々に速度を上げて姫穴を広げていく。




466:if 10/15
07/11/05 19:54:23 mwVzLgQX
「やっ!・・・あぁんっ・・・むぐっ」
段々と抑えることができなくなってきた声を隠すために、やよいは再び両手で口を覆う。だが快感という
大きな波はその防波堤を簡単に乗り越えてしまう。
「むぐっ・・・んんっ・・・あんっ、あぁん!んぁぁー!」
肉裂の中がぎゅうっと締まる、その中を一気に指を突き入れてえぐるようにまさぐる。溢れ出る蜜は俺の
手を濡らし、止め処なく零れる。
「ぷ、ぷろりゅーさー・・・頭が・・・あぁんっ・・・ぼぅって・・・ふぁぁぁー!」
途端、やよいの小さな身体が俺の前で一際大きくビクビクッと跳ねるように痙攣したかと思うと、
そのままかくっと力なくソファーからずり落ちそうになる。
「っと!だ、大丈夫か?やよい」
どうやら絶頂を迎えてしまったらしい、俺に受け止められたまま虚ろな表情で息を荒げている。
「・・・はふっ・・・はふぅ・・・」

しばらく息が整うのを待って、やよいに話かける。
「そ、そのすまん・・・反応が可愛くてつい調子に乗ってしまった・・・」
やよいは振り向くと少しむ~~っと唸って言った。
「・・・プロデューサーばっかり私に触って・・・ズルイかも」
「え?」
「今度はプロデューサーを罰ゲーム♪」
「な、なんでだ?っておわ!」
言うや否や、やよいは俺の股間に手を伸ばす。俺のイチモツはさっきまでのやよいへの行為で実はすでに
ズボンを破かんばかりの勢いでいきり立っている。
「さっきから硬いモノが当たってたんですけど・・・これ・・・」
やよいの柔らかい手が俺の股間のモノにズボン越しに触れると、それだけで腰が引けるような快感が押し寄せる。
「ぐっ・・・」
そのままやよいがチャックを下げると待っていたとばかりに俺のペニスが勢いよく飛び出す。
「はわっ!・・・お、お風呂で見た弟のとは全然違います・・・」
「そ、そりゃあ・・・な」



467:if 11/15
07/11/05 19:56:57 mwVzLgQX
やよいは珍しそうに俺のペニスを見つめて・・・そしてなんと意を決したように俺のペニスにはむっと
唇を重ねた。
亀頭に生温かいものが触れるとそれはビクッと驚いたかのように痙攣した。
「うぉっ!・・・な、な、な!なにしてるんだ!ってかどこでそんなこと覚えた!?」
「え?・・・あ、あの前に伊織ちゃんのお家にその本を借りに行った時に・・・」
そう言ってさっきまで使っていた本を指差す。
「伊織ちゃんのお家って大きくて本もたーくさんあるんです。だからなかなかその本が見つから
なくて・・・
それで私も一緒に探してたんですけど、その時にたまたま一冊の本があって、そ、その本の中で男の人同士
が・・・こ、ここを咥えてき、気持ちいいっ!て言ってたから、プロデューサーもそうなのかな~って・・・」

やよいは言いにくそうに真っ赤になりながら説明する。って待てぇーい!伊織のヤツなんて本持ってんだ!
18禁でボーイズラブかよ!女の子は往々にして耳年増だというが・・・あのお嬢様め・・・。

「プロデューサー?・・・ご、ごめんなさい~、い、嫌だったとか・・・」
「え!?ち、違うぞ、い、嫌なことなんてない!むしろうれし・・・」
言いそうになった言葉を飲み込む。なにを言ってるんだ、俺は。
「うっう~!じゃー罰ゲーム続行だな・・・えへへ、真似しちゃいました」
やよいは俺の口真似をするとまた、ゆっくりと俺のペニスを両手を添えて口の中へと沈めていった。
「こ、こら・・・うくっ!」
止めさせようとすればいくらでもできたはずだ・・・けど俺はそれをしない、いや、できない。
やよいが俺のペニスに舌を這わせる・・・温かい感触が肉茎に少しずつ溶けていくようだ。
「はむっ・・・んっ・・・んむっ」

やよいが自分のモノをフェラチオしているという非現実的な光景に興奮は否応なしに高まる。
やよいがすうっと息を吸い込むとその冷気で俺のペニスがゾクッと震える、そしてより奥へと呑み込まれた
肉棒に舌と唾液がねっとりと絡みついてくる。
「はふっ・・・はふっ・・・んんっ」


468:if 12/15
07/11/05 19:58:34 mwVzLgQX
やよいが口をモゴモゴと動かすと唇が肉茎の根元を刺激し、擦る・・・じわりとした愉悦感がペニス全体を
包み込んで快感と共に熱くなっていく。
「ぷ、ぷろりゅーひゃー・・・ほうれすか?」
「うあ・・・!」
やよいが口を動かす度に唇が擦れ、舌が絡み、粘膜が唾液を擦りつけ・・・ペニスを刺激する。
「んくっ・・・んんっ・・・はむっ」
ペニスを包み込む快感のあまり、俺の腰がぶるぶると震えだした。肉棒はより硬さと熱さを増し、やよいの
口の中で暴れようとする。
「んぐぐ・・・うぅっふぅ・・・」
涙目になりながらやよいは俺のペニスに必死に喰らいつく、ペニスを抑え込もうと、口と舌を動かすほど
とてつもない刺激が駆け抜ける。
「うっ・・・おおっ・・・!」
腰全体に電流のように広がっていく快感に負けて俺は声を上げる。自分より年下の女の子に翻弄されている
という事実も・・・最早興奮を加速させるスパイスでしかない。

肉棒の根元が脈打ち、ぎゅうっとペニスが硬直した。快感の渦の中、焼ける様な流動感が尿道に
押し入ってくる。
「うくっ・・・んんっ・・・ふぁむっ!」
限界を迎えようとするペニスはやよいの口の中で過敏に反応し、痙攣する肉棒が粘膜を弾き、先端が
咽喉を突き上げる。
「んぐっ・・・うぅぅぅ!」
頬の粘膜が海綿体へ叩きつけられ、舌と肉棒が激しくぶつかり合う。唾液が沸騰しそうなほどの熱い快感に
誘われ、俺のペニスはついに最後の運動を開始した。
四肢が強張り、肉茎を押し潰しそうな勢いで精のエネルギーが吹き上がってきた。
(ぐ・・・マズイッ!!)
「や、やよい!離れろ・・・!」
「へ?はむ・・・ふぇ?」
ビュクッ、ドクッドクッ!!



469:if 13/15
07/11/05 20:00:19 mwVzLgQX
ドウッとペニスが膨張し亀頭の先端から精子が噴き出した。輸精管を奔流する白濁液がやよいの
口の中に次々と炸裂していく。
「ふぐっ!?んっんんっ・・・うぅっ!」
ダメだとわかっていながら、弾ける射精感に俺は全身を委ねた。噴出する精液はやよいの口の中を
すぐに満たし、溢れた精液が唾液と一緒に零れ落ちていく。
「ふぁっ・・・ふぁっ・・・」
やよいの口の中は俺の精液で溢れてどろどろになっていた。苦しそうに息をしている・・・。
「やよい、だ、大丈夫か!?」
ごくんっとやよいは精液を飲み込んだ。けほっと咳き込みながらもまたゴクリと精液を飲み込んでいく。
「うっんっ・・・うぅ~、あんまり美味しくないかも・・・」
「そ、そりゃそうだろ、吐き出してよかったんだぞ」
「・・・だ、大丈夫です。プロデューサー」
俺はハンカチを取り出すとやよいの顔を綺麗に拭ってやる、やよいは猫のように目を細めて
くすぐったそうにしていた。


応接室を掃除し終わるとすでに十一時過ぎ・・・さすがにあまり遅くなってもいけないので俺は
やよいを送って帰ることにした。夜道を二人で並んで歩いていく。

「ほら、みんなーで食べようよ~♪ お昼までもつよぉ♪」
やよいはなぜか機嫌がよく弾むような足取りだ。
「ミルクは♪たんぱくしっつ」
「ぶっ!・・・違う、カルシウムな・・・」
「あ!そうでした!」
「それにしても、なんだかご機嫌だな?」
「はいっ!だってプロデューサーとこうして一緒に帰るのって初めてだしー!」
そういえば、そうだ。やよいのプロデュースを始めて早、十ヶ月、車で近くまで送ってやることは
あったが、こうしてのんびり並んで帰ることはなかったな・・・。




470:if 14/15
07/11/05 20:01:28 mwVzLgQX
「じゃあ、これからは仕事が早く終わったら一緒に帰るか?」
「ホントですか?、うっう~!約束ですよ~!」
まぁ俺はやよいを送ってからまた自分の家に帰るんだから、遠回りなだけなんだが・・・やよいの
こんな笑顔が見れるならそれも悪くない。
「それにしても・・・ご、ごめんな・・・あんまり特訓にならなくて」
興奮が冷めるとただただ自分の行為が恥ずかしい。
「い、いえ!プロデューサーと一緒に居られて嬉しかったし、ちょっと賢くなりました」
「そ、そっか、また特訓しような!」

そう言うとやよいは真っ赤になって俯いてぼそりと言う。
「・・・ま、また罰ゲームするんですか?」
「い!いやっ!大丈夫、今度は無しだ!ちゃーんと特訓しような!」
「・・・わ、私は有りでもいいかも」
「え?なにか言ったか?」
「な、なんでもないでーす!えいっ!」
そう言うとやよいは後ろからボフっと俺の首に両手を回して飛びついてきた。
「おわっ!」
(普段やよいは基本的になんでも自分でやろうと頑張るからな・・・こうやって素直に甘えてくれる
ってのは正直嬉しいな。)
「よいしょ・・・っと!」
俺は飛びついてきたやよいの脚を両腕に抱えるとやよいをおんぶした。
「わっわっ!・・・プロデューサー?」
「はは、中学生にもなっておんぶは嫌か?」
「そのっ、私おんぶってあんまりしてもらったことないんです、私が弟や妹をおんぶすることは
あったけど・・・」
・・・やよいは一番甘えたい時期にお姉さんとして頑張ってたんだもんな。
「よし!なら俺の背中はやよい専用だから遠慮なく使ってくれ」
「え、えへへ♪・・・プロデューサーの背中、あったかくて大きいです~」


471:if 15/15
07/11/05 20:02:13 mwVzLgQX
そう言うとやよいは俺の背中に体重を預けてきて・・・そして小さな声で呟いた。
「お・・・おに・・・」
「へ?なんだ鬼?」
「お、お兄ちゃん・・・」
一瞬誰のことを呼んだかわからなかったが、この場には俺しかいない。それが俺を指しているものだと気がつく。
「ああ、なんだ?やよい」
「ず、ずっと・・・一緒に・・・」
「おぅ、ずっと一緒だぞ」
「えへへ・・・」
なんだかこそばゆいものを感じながらも胸に温かいものが込み上げてくる。
「わ、私・・・」
「ん・・・?」
「お・・・の・・・す・・・」
「やよい?」

耳を澄ますといつの間にかすぅすぅと可愛い寝息が後ろから聞こえてきていた。
「寝ちゃったのか」
俺はやよいがずり落ちないようもう一度しっかり背負いなおすと、自分にしか聞こえない声で呟く。
「やよいは俺がずっと守るからな」

幸せな重みを背中に感じつつ、俺は高槻家への家路を少しゆっくりと・・・歩いていった。

パーフェクトコミニケーション・・・?


472:if 
07/11/05 20:09:25 mwVzLgQX
以上です。ええ、とりあえず謝っておきます。
ゴメンナサイ・・・

でもやよいって一々反応が可愛くてちょっと意地悪したくなりますよね?
なりませんか、そうですか orz

さて次回作はどうなるかわかりませんが、千早でやろうかと思って
おります。またお付き合い頂ければ幸いです。




473:名無しさん@ピンキー
07/11/05 21:31:38 06z1iJe8
犯罪チックなたんぱくしつ乙です。やよいに意地悪したくなるってのはものすごく同意

つか伊織にBL趣味が備わってるのに吹いたwやよいが腐女子道に堕ちないことを祈るよww

474:名無しさん@ピンキー
07/11/05 23:01:23 /xuvqRsR
なんというパーフェクトコミュ

475:名無しさん@ピンキー
07/11/05 23:26:54 FKkRbgZQ
でも酸素の逆が二酸化炭素ってのは大いに間違ってる気がする、子供相手でも。


476:名無しさん@ピンキー
07/11/05 23:43:00 XhAjshT+
そんさ!に噴いたwww
全体的にやよいが可愛すぎて悶え死にそう

空気を読んで帰ってしまった小鳥さんを次はたのむww

477:名無しさん@ピンキー
07/11/05 23:46:15 /cMBs6Wr
俺もロリコンのようだ

478:名無しさん@ピンキー
07/11/05 23:51:34 3GJr2uDJ
>>472GJ
伊織wwwwwwwwwwww

479:名無しさん@ピンキー
07/11/07 22:59:32 JZmq8wBJ
「プロデューサーさん 私をもーっと満足させてくださいね☆」
そう言うと春香は、おもむろに中のを啜りとり
喉を鳴らしながら飲み込んだ…

480:名無しさん@ピンキー
07/11/07 23:09:51 s1NzOKoH
さあ早く続きを書くんだ!

481:名無しさん@ピンキー
07/11/07 23:14:50 LZ5MXsU2
セレビィでぐぐれ

482:名無しさん@ピンキー
07/11/07 23:56:13 SPkAYJ+E
実は差し入れを調達するために先に帰ったように見せかけた小鳥さん、
戻ってみたら真っ最中でどうにもこうにも……

483:名無しさん@ピンキー
07/11/08 08:02:06 1tJAIfxz
むしろそっと録音録画

後日楽しみます

484:名無しさん@ピンキー
07/11/08 15:08:29 l48qX+Te
更に数日後なかなか高値でアイドル間で取引されることに

485:名無しさん@ピンキー
07/11/08 17:39:15 rS0qB3Lg
●REC

486:名無しさん@ピンキー
07/11/08 18:16:11 CUAiOoAT
「兄ちゃん、ほらほら早く~」
「あ、あぁ……」

 ……控え室の中からは、兄ちゃんと亜美の声がしていた。私は内心舌打ちする、今からオーディションだというのに、更
に兄ちゃんと控え室でべたべたするなんて、まったく亜美はズルい。
(……だから、そんなこと考えちゃ……)
 再度頭を振り、無心になろうとする。数回深呼吸をして、ゆっくりとドアを開こうとする。
 いつもどうり、いつもどうりの私を演じればいい。
 ……だが、ドアを開こうとした私の腕は、わずかに隙間を空けただけで止まる。

「えへへ、兄ちゃんもうカチカチ~♪」
「そ、そういうこと言うな……」

 控え室には、兄ちゃんと亜美の二人きりで。
 兄ちゃんが、椅子に座っていて、亜美が、床に座っていて。
 兄ちゃんのズボンから……。

「じゃあ、オーディションまで時間無いから早くするね?」
「……ん」

 兄ちゃんのズボンから、おちん○んが……出てて。
 それを、亜美が……。

「……はむ」

 口で、くわえてて……。

「……ちゅ、んっ……」
「くっ……」
 私だって。
 私だって、目の前で行われてることの意味はわかる。
 つまり、その……亜美が、兄ちゃんに、フェラチオ……してて。
 だから……亜美と兄ちゃんは、つまり……。

「んっ……ぅ。……兄ちゃん、気持ち良い?」
 それまでおちん○んを口に含んで一生懸命に顔を動かしていた亜美が、一度口からおちん○んを離して兄ちゃんにそう聞
く。その間も、大きくなってる兄ちゃんのおちん○んを右手で包んで上下に擦るのは忘れない。
「あぁ……気持ち良いよ」
 兄ちゃんは、呼吸を乱しながらそう答える。亜美の手で弄ばれる兄ちゃんのおちん○んは、まるで腫れ上がったみたいに
大きくなっていて、亜美の唾液でてらてらと光っていた。
「えへへ。こんなの真美に見られたら、どう思われるかな?」
 そう言いながら、亜美はおちん○んに舌を伸ばした。そのまま、まるでキャンディを舐める様におちん○んを舐め始める。
その感触が気持ち良かったのか、まるでおちん○んが生き物のように、ぴくん、と跳ねる。
「……そういう事は言わない約束だ」
 兄ちゃんはそう言って、亜美の頭を撫でる。亜美は、一生懸命おちん○んを舐めながらも、嬉しそうに目を細めた。

 ……ずるい。亜美はずるい。
 アイドルとしての場所だけじゃなくて、兄ちゃんまで独り占めしようとしてる。

「ん~。ごめんね兄ちゃん」
 亜美は軽い調子で謝った後、さらにおちん○んへの愛撫を続けた。根元の方をゆっくり舐めていたかと思えば、先っちょ
の方をちろちろと舐めたり、精一杯口を開けて、頬張ったりもしていた。

 ……ずるいよ亜美。そんな抜け駆けまでして……。
 私はこうしてずっと我慢してるのにさ……。

「くっ……射精るぞ、亜美!」
「ん……んぅぅ!!」

 絶頂に呻く兄ちゃんの声と、口でその精液を受け止める亜美の声を聞きながら、私はドアを閉めた。

487:名無しさん@ピンキー
07/11/08 18:21:15 7jFzq1me
「どうり」って・・・

488:名無しさん@ピンキー
07/11/08 18:39:55 UKnaopri
これがゆとりか

489:名無しさん@ピンキー
07/11/08 22:31:34 9jkU6pql
続きはあるのでしょうか?

490:名無しさん@ピンキー
07/11/08 22:57:08 UTC5d0YM
なんかどっかで見たような・・・

491:名無しさん@ピンキー
07/11/08 23:05:50 UTC5d0YM
と思ったら亜美真美スレからの転載か。
そっちでも突っ込まれてんだからせめて「どうり」は直せよw

492:名無しさん@ピンキー
07/11/08 23:58:31 CLvqF18J
真美との最中に亜美が目撃しても
真美と似たような感情を抱くんだろうか
いや、相手が自分だけじゃなかったというショックは
真美以上かも知れんな
「兄ちゃん…なんで真美ともしてるの?亜美だけじゃなかったの?」という感じで

双子は放置対象なのに
こういうのはすっと思い浮かぶから不思議だ

493:名無しさん@ピンキー
07/11/09 00:03:22 0sBHU0In
「亜美もまざる~!」
スッポ~ン!
ガバッ!

がいい

494:名無しさん@ピンキー
07/11/09 02:49:57 li+1Kbh+
URLリンク(www012.upp.so-net.ne.jp)

亜美

495:名無しさん@ピンキー
07/11/09 11:26:05 vuXenIXN
スレ違い

496:名無しさん@ピンキー
07/11/10 13:15:32 D5nt2XbS
正直登場キャラの中では、亜美真美にしか性的興奮を感じないわけだが

497:名無しさん@ピンキー
07/11/10 13:20:16 jcPniXpS
スレ違い

498:名無しさん@ピンキー
07/11/10 15:25:46 R7ObxUoI
URLリンク(www.nicovideo.jp)

壊れた(レッドランプ点滅)箱○でアイマスやったら衣装テクスチャが反映されず全裸に

499:名無しさん@ピンキー
07/11/10 16:10:05 LTP4wzWC
確か、ショーツのテクスチャの下には何もないって話じゃなかったかと。
文字通り、肌どころか肉さえも。

500:名無しさん@ピンキー
07/11/10 17:11:42 Hv3IGVCU
そりゃ見えるとこ意外は不可を少なくするためデータないのは当たり前だよな

501:名無しさん@ピンキー
07/11/10 18:52:04 N7qch9+j
肌が見える所以外は透明人間状態というわけか

502:名無しさん@ピンキー
07/11/12 12:39:31 PdcPY3Od
なら裸の衣装を着せればいいじゃない

503:名無しさん@ピンキー
07/11/12 13:44:29 Se8uFMHS
ある放送局から出禁食らったりして

504:名無しさん@ピンキー
07/11/13 00:30:25 /4mWVuw8
ボディペイントでティンと来たが
俺の筆力では如何ともしがたく・・・

505:名無しさん@ピンキー
07/11/13 12:40:15 HLXxpfrr
そういうことは書いてみてから言えよ
大体そう言う奴は書いたことすらないだろ

506:名無しさん@ピンキー
07/11/13 12:42:52 TGifXcGt
掲示板のSSスレなんて未○館に沸いてる厨房SSみたいなのじゃなければ大丈夫だと思うが

507:名無しさん@ピンキー
07/11/13 12:59:40 RlhNyYMq
アレの相手してる人も大変だと思うよほんと

508:名無しさん@ピンキー
07/11/13 14:01:53 f/JCstpa
律ちゃんSSまだああああああああああああああああ

509:名無しさん@ピンキー
07/11/13 15:41:12 0k6xnR8V
>>506
なんだそえ?

510:名無しさん@ピンキー
07/11/13 20:01:46 ueEeAP/6
>>509
まあ○○だし
で全てが終わる奴のことじゃね?

511:名無しさん@ピンキー
07/11/13 20:28:43 zhSVwPML
>>510
あいつのはひどいよな

512:名無しさん@ピンキー
07/11/13 20:42:32 wDq0+Hxj
あいつが棲み着いて以来、なんかあのスレ全体が厨臭い雰囲気になっちまって正直しんどい('A`)

513:名無しさん@ピンキー
07/11/13 20:43:18 0k6xnR8V
なんだよ、詳しく

514:名無しさん@ピンキー
07/11/13 20:44:45 0ZMdb7r3
だって、キャラスレの方が良いやつ多いじゃんw

515:名無しさん@ピンキー
07/11/13 21:11:38 wDq0+Hxj
>>513
未来館のSSスレ行って、カタカナ三文字のコテが上げてるSS「らしきもの」を読んでみれば分かると思うよ。

516:名無しさん@ピンキー
07/11/13 23:40:07 YkVpP6W7
ああいうのが出るとその掲示板はだんだん場末の掲示板とかして人がいなくなります

ちひゃースレとかゆきぽスレとかの妄想読んでるほうがいいわ

517:名無しさん@ピンキー
07/11/14 02:30:16 RxmVv8HG
厨房だしスルーしてやろうや
俺も一部の厨房のせいでBUMP OF CHICKENのイメージが凄い悪くなってムカつくけど
匿名掲示板だし仕方ないさ

518:名無しさん@ピンキー
07/11/14 05:21:15 TkZGLUi8
なんか話題になってるから未来館まで行ってきたけど…。

なぁにこれぇ

519:名無しさん@ピンキー
07/11/14 07:37:56 kX/rK0hZ
>516
だって、キャラスレの連中はキチンとわきまえてるもの
ゲームに関係無い余計な自分設定持ち込まないから、違和感無いし
あの連中の方が10000倍は上手いと思うよw

>518
見ての通り
な?酷いだろ?w

520:名無しさん@ピンキー
07/11/14 10:05:16 v+p9HGlS
良かった、みんなもそう思ってたんだな
誰も突っ込まないし無視する訳にもいかないからなんとなく他のSSにもレス付けられなかったんだ

521:名無しさん@ピンキー
07/11/14 10:21:43 lskyD91W
レス付けても曲解して自己優先解釈するだけだろ
放置安定で神が降臨されたら祭ればいいと思う

俺は名前欄がアレなだけで気分が鬱になる

522:名無しさん@ピンキー
07/11/14 10:39:27 cqkHj4ta
SSまとめサイトしか見てない俺は勝ち組かな

最初にやつのを読んだ時はびっくりしたぜ…
最近はつまらんのが多い気がするけどな

523:名無しさん@ピンキー
07/11/14 12:41:29 p5CABhfH
未来館見てきたがひどいな。なんだこりゃ…
SS読むのは楽しみだがあっちの変なのがここに流入しないことを願うわ

524:名無しさん@ピンキー
07/11/14 13:29:17 RzXy5smc
なんて名前?最初の文字だけでも教えてくれ

525:名無しさん@ピンキー
07/11/14 14:29:05 5gp7guGO
最近他のスレでも同じ流れ見たけど流行ってんのか?
とりあえず他の場所のSSとかどうでも良いから

526:名無しさん@ピンキー
07/11/14 15:33:08 8MPfmuD0
詳しくとか何とか言う奴はいいから一度未来館へ見に行け

それで理解できないなら、それは知らない方が幸せだと言うだけだ

527:名無しさん@ピンキー
07/11/14 17:47:32 Em+AOoL9
バカだなお前ら



噂すると、憑くぞ

528:名無しさん@ピンキー
07/11/14 17:53:12 zwupnO6f
ヘンな事言うなよ
怖くて夜トイレに行けなくなるだろw

529:名無しさん@ピンキー
07/11/15 03:40:33 3qIKQWVH
真がおもらし寸前と聞いて(ry

530:名無しさん@ピンキー
07/11/15 14:26:04 4ttCS9EH
千早の膀胱決壊と聞いて

531:名無しさん@ピンキー
07/11/15 21:52:09 rCRH9wEj
LV19自重

532:名無しさん@ピンキー
07/11/16 00:09:16 bkWOhc1E
あずささんの赤ちゃんプレイおむつ取り替えと聞いて

533:名無しさん@ピンキー
07/11/16 01:22:04 P8DMY+V/
やよいが洩らしちゃいましたと聞いて

534:名無しさん@ピンキー
07/11/16 07:05:25 WNsKkUhZ
Pの湯のみに雪歩の放尿と聞いて

535:名無しさん@ピンキー
07/11/16 19:29:20 HE4z+GXs
  |         |  |
  |         |  |_____
  |         |  | ̄ ̄ ̄ /|
  |         |  |   / /|
  |        /\ |  /|/|/|
  |      /  / |// / /|
  |   /  / |_|/|/|/|/|
  |  /  /  |文|/ // /     ∧∧
  |/  /.  _.| ̄|/|/|/      /⌒ヽ)
/|\/  / /  |/ /       [ 祭 _]    ∧∧
/|    / /  /ヽ         三____|∪   /⌒ヽ) <もう遅かったか・・・
  |   | ̄|  | |ヽ/l         (/~ ∪    [ 祭 _]
  |   |  |/| |__|/       三三      三___|∪
  |   |/|  |/         三三       (/~∪
  |   |  |/         三三      三三
  |   |/                    三三
  |  /                    三三
  |/                    三三


536:名無しさん@ピンキー
07/11/16 20:55:34 ZVqp02xK
ここ数レスのシチュがことごとく俺のツボを突いている件

537:名無しさん@ピンキー
07/11/16 20:57:20 fcb387CU
でっていう

538:名無しさん@ピンキー
07/11/16 23:00:16 UGVMSMJp
春香とPです。
初投稿です。
うん、文句は受け付けます。俺の中での黒いほうの春香像はこんなんです。

539:名無しさん@ピンキー
07/11/16 23:03:08 UGVMSMJp

 ラストコンサートの帰り道。俺は春香を家まで送り届けた。
 そして立ち去ろうとしたその瞬間。全身から力が抜け、俺はひざをついた。
 振り返ると、春香が眼前にいた。怒りや悲しみ、さまざまな感情を複雑に混じり合わせた顔で。
 俺にはその中で、どれが春香にとって一番強い思いなのか、分からなかった。

 気がつくと、見たことの無い天井があった。
 いや、それは間違いだった。見たことはあったのだ。ここは、かつて訪ねた春香の部屋なのだから。
 すぐに分からなかったのは、暗闇だったからだ。
「プロデューサー」
 その声の主の正体はすぐに分かった。
「春香・・!」
 顔をそちらに向けると、薄暗くぼんやりとした視界の中に、春香の顔があった。そしてその下は・・何も着ていなかった。
「ふふっ・・」
 聞いたこともないような、おだやかで怪しい笑い声。その声を聞くと、先ほど自分が何をされたかが一気にフラッシュバックした。
俺は慌てて立ちあがろうとするが、身体はまったく動かない。金縛りのように。
 さらに驚くべきことに、俺も春香同様、何も着ていなかった。
「帰り道で一緒に飲んだジュース。覚えてます?あの中に薬を入れておいたんです。父親が医者のあの娘に頼んで、ね。まだしばらくは動けませんよ」
「春香、どういう事なんだ。これは!」
「・・・・・」
 俺の問いかけに、春香は無言だった。無言のまま、俺の首筋に唇をよせ、舌を這わせた。
「っ・・!」
 その刺激に、思わず声が出そうになった。

540:名無しさん@ピンキー
07/11/16 23:03:59 UGVMSMJp
 そんな俺を満足げに見下ろしながら、春香の唇は少しずつ下へ下へとさがっていき、胸を経由して、ついに下腹部へと到達した。
「これが、プロデューサーさんの・・」
 恍惚とした顔で俺のモノを舐める春香に、俺はゾクゾクっとした快感を覚えた。それは、感じてはいけない快感だった。
「んっ・・」
 冷えた指先と、とろけるような熱い舌。この二つで弄られると、俺のそれはまるで中学生のように、簡単に固くなった。
こんな状況でもしっかりと働く性機能に、俺は感心と羞恥心を同時に感じた。
「あら、早いですね。こんな時なのにすぐに固くなるなんて・・」
 春香の乾いた笑い。屈辱的なはずなのに、今この時においては妙な興奮剤となっていた。
 俺の反応を楽しそうに眺めながら、春香は俺の上に跨った。そして性器同士を密着させ、陰部を触れ合わせる。
「春香、ダメだ、それは・・!」
 そういいながらも、股間の方から聞こえてくる艶かしい音と感触に、俺はもうほとんど降伏していた。
 それを見抜いてるかのように、春香はにっこりと暗い笑みを浮かべ、そして・・・。

 腰を一気に深くまで落とした。

「うっ・・くっ!」

541:名無しさん@ピンキー
07/11/16 23:04:38 UGVMSMJp
 悲鳴に近い春香の声が、閉め切った部屋の中で一瞬だけ響いた。ついに、越えてはならない一線を越えてしまった。
「は・・っうくっ・・・」
 それは明らかな苦痛の声だった。
「は・・るかっ!大丈夫か!」
 動けないと分かっているのに、俺は春香に触れようとした。もちろん、そんなことは出来なかったが。
「大丈夫・・ですよ・・・えへへ」
 眉をしかめたまま、春香はムリに笑顔を作った。そしてそのまま、腰を上下に揺らし始める。
「うっ!・・うう・・っ!」
 予想通りというべきか、春香の膣はとても狭く、男の俺でも痛みを感じるほどだった。
 しかし、これも男の基本構造というべきか、すぐに痛みより気持ちよさの方が勝ち始め、痛みを圧倒していった。
 苦痛に顔をゆがめてあえぎ続ける春香の顔が、とてつもなく官能的だった。

 ・・いや、だめだ。
 こんなこと、いけない。

 いまだしぶとく残っていた理性が、最後の力を振り絞ってそう叫ぶのだが、それはもうすでに抵抗とすら言えないほど弱弱しいものだった。

542:名無しさん@ピンキー
07/11/16 23:06:07 UGVMSMJp
「春香、春香っ!」
「プロデューサーさん!」
 互いに昂ぶった声で相手の名前を呼ぶ。そんな行為が、さらに室内の熱気を上げ、相乗効果を生む。
 股間から、とうとう最終局面を告げる信号が送られてくる。もう、もう抜かないとまずい。
「春香、俺、もうイっちまう・・!早く、早くよけてくれ!」
 俺のその言葉を聴くと、春香は今まで以上に強烈で意地の悪い笑顔を作り、言った。
「ダメです。私の中で、いってください」
「なにを、何を言って・・っ!」
 その後は言葉にならなかった。さらにスパートをかけた春香に、俺はもはや抗う術などなかった。
「良いんですよ、中に出して」
 そう言って春香は顔を近づけてくる。それは確かに微笑んだ表情だったが、とてつもなく怖かった。
 怖いのに・・性的な意味では、恐ろしく感じるところがあった。
 結局、その淫靡な顔こそが止めだった。
「うっ!」
 瞬間、視界が真っ白になる。
 それは、身体にある全ての感覚がそこから出て行くような、強烈な射精だった。
「あっ・・ああっ・・あああっ・・・・・!!」
 それと同時に、春香が首をがくんと反らす。
「あああ、あああ、ああああああっ・・・・・」
「はあっ・・、はあっ・・・」
 絶頂の余韻は、しばらく続いた。春香も俺も、まるで長距離を走った後のように、荒い呼吸をし続けた。
 そして俺はうかつな事に、再び意識を失うのだった。

543:名無しさん@ピンキー
07/11/16 23:07:13 UGVMSMJp
「・・ごめんなさい、プロデューサー」
 再び目を覚ましたプロデューサーに、私はまず謝った。
 どれだけ蔑まれるだろうか。どれだけ非難されるだろうか。
 アイドルなんてもうやめさせられるに違いないし、警察ざたになるかもしれない。
 でも、もう良いの。
 プロデューサーと結ばれたあのいっとき。あのいっときの記憶があれば私は充分。もういつ、死んだっていいもの。
「春香・・」
 なあに、プロデューサーさん?
「ごめんな・・」
 なに?
 なんで謝るの?
「こんなにお前を追い詰めてたなんて知らなかったよ。お前ならひとりでやっていける、なんて思ってた」

 ・・・・・。

「でも、ムリだ。ムリだったんだな。ごめんな。お前を・・弱い子に育てちゃって・・」
 プロデューサー・・。
 私は再び、プロデューサーに抱きついた。
 依存だと言われても、中毒だと言われてもかまわない。
 私は、プロデューサーと一緒にいれれば良い。
 子供みたいって、馬鹿にされても、良いの!

 そして私とプロデューサーの、新しい日々が始まるのだった。




 って、そんな都合よく行くわけないよね、と、私は妄想のままに書いていた殴り書きの小説を破り捨てた。

544:名無しさん@ピンキー
07/11/16 23:08:34 UGVMSMJp
 うん、妄想なんだ、すまない・・ 
 現実では、あのPは着々と他のアイドルを育ててます・・リッちゃん情報によれば、相変わらず、モテモテなようです・・ふんっ。
 一方私は今、長い休暇をやさぐれて過ごしてます・・。
 もちろん、私はあの夜Pを襲ったりしてないし、薬で眠らせてもいません。
 普通に別れ、普通に家に帰って泣き、普通に家でテレビを見ながらぼーっとしているだけ。
 そうやってぼーっとしていると、今のような妄想が、微妙にパターンを変えて、浮かんでくるという、わけです。
 でも今浮かんだのは、今までで一番強引で、一番エッチかったなあ・・・まずい、変な気分になってきた。
 そして私は、今日何度目かの自慰を始めるのでした。
 うん、失恋後の欲求不満アイドルなんてこんなものよ・・。
 と、私は誰が聞いているわけでもないのに、心の中でそう言い訳した。

545:名無しさん@ピンキー
07/11/16 23:09:50 UGVMSMJp
以上です。


546:名無しさん@ピンキー
07/11/16 23:22:38 1hTHP2Ax
以上でござったか!

547:名無しさん@ピンキー
07/11/16 23:51:59 wFnxJgSS
夢落ちでございますかぁぁ!

548:名無しさん@ピンキー
07/11/17 00:25:15 DXz0oZSl
これはまさに夢落ちだからこそイイな…

549:名無しさん@ピンキー
07/11/17 00:53:24 52d8r0qZ
妄想オチで噴いたけどエンド後の話だとすると切ないな

550:名無しさん@ピンキー
07/11/18 02:58:59 aaMhOOWp
エンド後にしか見えないが
中の人の真面目さと黒さが混ざって本当に切ないな…

551:名無しさん@ピンキー
07/11/18 04:06:31 k1BrBvto
どちらかというと依存度MAXの千早がやりそうだ

552:名無しさん@ピンキー
07/11/18 04:25:57 5HJ2nP0B
千早は病むとしたら空鍋をかき回しそうなイメージ

553:名無しさん@ピンキー
07/11/18 10:51:58 YpiYDJuz
やよいがオセロの駒を延々、白と黒に割り剥がしてるって絵を見たことがある

554:名無しさん@ピンキー
07/11/18 10:56:54 RsrvQ24l
これまでに無いほど病んだ千早SS読んだら多分
今以上に千早にのめり込む自身がある

555:名無しさん@ピンキー
07/11/18 10:58:36 V5fN1sGY
うぜえな
こっちは読みたくもねえよ

556:名無しさん@ピンキー
07/11/18 15:47:48 aSdqfz9O
つか、その程度の理由で無駄な時間費やす気もないし

557:名無しさん@ピンキー
07/11/19 08:38:27 GxDfJKQt
>>555はツンデレ

558:名無しさん@ピンキー
07/11/19 15:49:22 i+Ocwd54
りっちゃんのまだですか

559:名無しさん@ピンキー
07/11/19 21:01:58 KrL9uPcd
自分も書いてみようと挑戦してみたけど表現が稚拙すぎて泣いた
むずかしい

560:名無しさん@ピンキー
07/11/19 23:49:09 ecihIyZg
伊織は二次元的ツンデレ
律子はリアル的ツンデレ

しかしリアルなツンデレは二次元だと嫌われやすい

561:名無しさん@ピンキー
07/11/20 00:01:25 WNaIYVgk
リッチャンハカワイソウデスヨ

562:名無しさん@ピンキー
07/11/20 00:06:20 RX55/tyG
リッチャンハカワウソデスヨ

563:名無しさん@ピンキー
07/11/20 02:01:52 MBZMXLoI
リッチャンガカワルソウデスヨ


564:名無しさん@ピンキー
07/11/20 05:32:38 B5Uzp6Lr
リッチャンガワルデスヨ

565:名無しさん@ピンキー
07/11/20 07:48:40 rTP1zNS9
ヴァイ!

566:名無しさん@ピンキー
07/11/20 08:06:40 qPwEkL3p
アワビのロースでしょって言う!

567:名無しさん@ピンキー
07/11/20 08:19:40 AKQq04+2
アマミハルカデスヨ

568:名無しさん@ピンキー
07/11/20 23:17:22 xYyjS/q4
コンゴトモヨロシク・・・

569: ◆yHhcvqAd4.
07/11/21 00:26:31 nTiFENZK
ごめんなさい。私生活で色々あってネットに中々繋げずにいました。
未だ忙しくてSSができあがってないんですが、投げないでちゃんとやるお!との意思表明のためにも途中まで投下していきます。

570:素敵な雨上がり 1
07/11/21 00:28:01 nTiFENZK

 「お疲れ様でしたー」
 「ありがとうございましたー」
 スタジオの中に、出演者同士、あるいはスタッフ同士の威勢の良い声と互いを労う拍手が飛び交う。
 すぐに次の収録でもあるのかそそくさとスタジオを出る者も居れば、中に残って出演者同士雑談を楽しんでいる光景も見られる。
 セットの裏側で俺が待っているタレントは、話もそこそこに切り上げてこちらへ戻ってくるようだ。
 ただいま、おかえり。収録を終えた時の俺たちのお決まりの挨拶だ。
 「中々いい表情してたぞ。作りっぽさの無い自然な顔してたと思う」
 「そう?うふふ、今日は結構楽しんじゃったかも」
 眼鏡の奥の瞼をキュッと細めて律子は笑った。
 「じゃ、俺たちも出ようか。忘れ物とか大丈夫だな?」

 765プロダクションを離れて数ヶ月。実際には子会社にいるのだから離れたというわけでもないし、時折、候補生からアイドルになった女

の子たちや高木社長に顔見せにも行っている。
 それでも、現在の仕事場が新しい事務所に移った以上、やはりそういった意識があるのだった。
 俺を引き抜いて一緒に事務所を立ち上げた張本人は、アイドルとしてステージに経つことは引退したが、事務所の維持費のこともあり、

時折メディアには顔を出している。日本各地で大人気を誇ったスーパーアイドルということもあり、仕事はコンスタントに入ってくるし、

今現在、経済的危機には陥っていない。
 それにしても、アイドル候補生のプロデュースに、タレント活動に、事務仕事の手伝い。高校を卒業して学業に割く時間はほとんど無い

現状ではあるが、よくもまぁこれほどの量の仕事をこなすものだと感心してしまう。
 そんな律子の負担を少しでも減らすためにも、俺もキリキリ働かなければ。
 明日のスケジュールの事を頭に思い浮かべていると、間もなくエレベーターが迎えに来てくれた。

571:素敵な雨上がり 1
07/11/21 00:30:00 nTiFENZK

「それで、先週の――が…で…って聞いてる?」
 「あ、ごめん。ちょっとボーッとしてて」
 「もう、しっかりしてくださいよ。もう一度言いますからね?」
 言葉自体は初めて会った時と変わらずキツイ…が、時を経る内に律子のそれは随分と柔らかく響くようになったような気がする。
 俺が余りにも慣れてしまったからなのか、あるいは律子が変わったからなののか。
 「えーっと、エントランスは一階…おっと」
 やってきたエレベーターに乗り込み、行き先の階へのボタンを押そうとしたところ、同じ行動をとった律子と手が触れ合った。
 柔らかく暖かい体温。ほんの一瞬なのにもかかわらず、それは俺の意識の半分以上を支配した。
 「あ…っと、すみません」
 「い、いや、こっちこそ」
 一瞬、空気が固まった。
 律子はわざとらしく咳払いをすると、それっきり目線を壁にぶつけたまま黙ってしまった。
 そんな態度を取られると、こちらもつい気まずくて押し黙ってしまう。
 まだ左手に残っているような気がする暖かさが、あの引退コンサートの日に律子の口から紡ぎだされた一言を思い出させる。
 いつからか俺が抱え始めたモヤモヤしたものを、かなりハッキリと形作ってしまった、あの一言。
 『ダーリン』
 いつも強気で、恋愛ごとには正直言ってあまり縁の無さそうな律子に冗談半分で言わせてみた言葉は、あまりにも強烈な甘い響きをもって激しく俺の心を揺さぶった。
 もっと事務的な冷たい響きが返ってきて、やっぱりこういうの律子には似合わないよな、などと軽く笑ってやろうなどと思っていた俺の考えはひっくり返されてしまった。
 今は、また聞きたい、言わせて見たいという欲望が沸々と渦巻いている。
 もっとも、普段そんな雰囲気になることなども無く、未だに二度目は聞けずにいるのだが。

572:素敵な雨上がり 3
07/11/21 00:31:39 nTiFENZK

 エレベーターを出て局のエントランスを通り抜けて駐車場へ向かう途中、ポツリポツリと冷たいものが俺の掌を叩いた。
 「…雨?」
 「わぁっ!いきなり強く…傘、傘…あぁっ無い!?」
 「と、とにかく車まで急ぐぞ!ダッシュだ!」
 突然バケツをひっくり返したような雨を空からぶちまけるように浴びせられながら、俺と律子は車へ向かって全速力で走った。
 しかしその抵抗も空しく、駐車場の広さもあり、辿り着いた時にはポタポタ水の滴る完全な濡れ鼠状態だった。
 「うわービショビショ…夕立だなんて、天気予報大はずれじゃない」
 車に乗り込み、即刻暖房をONにした。秋も深まったこの時期、濡れたままというのは非常にマズイ。
 しかも更に不運な事に、身体を拭けそうなものも持ち合わせていなかったのだ。
 「とりあえず、出来る限り急いで事務所に戻ろう」
 「ど…どれぐらい、かかりそうですか?」
 車を発進させながら、俺は事務所への最短経路を頭の中で思い描いた。
 「…40分ぐらいかかるな」
 この状態で40分はいくら暖房がかかっているとはいえ、危険だ。風邪ですめばまだマシだろう。
 着替えを調達するなり雨宿りできる場所を探すなりして、体温が奪われる一方のこの状況を切り抜けたい。
 どこか、一時的にでも留まれそうな場所は…。
 ふと看板を見て地名を確認すると、ここから10分ぐらいで着きそうなある場所が思い浮かんだ。
 「律子、俺の住んでるマンションに一旦行こう。服とか乾かさないと、風邪でもこじらせたら大変だから」
 「えぇっ!?でも…は…くしゅんっ!」
 「大丈夫だ。セキュリティのしっかりしてる所だから心配いらない。今は急がないとマズい」
 「くしゅっ!わ、分かりました。じゃあ…お、お願いします」
 「了解だ」
 雨粒が激しくバタバタと車体を叩きつける中、ウィンカーを出してハンドルを切った。
 助手席から聞えるくしゃみに急かされながらの10分という時間はやけに長く感じられた。

573:素敵な雨上がり 4
07/11/21 00:33:43 nTiFENZK

 「お邪魔しまーす…」
 「ちょっとそこで待っててくれ。すぐに拭くもの持ってくるから」
 玄関に入ってすぐに俺は、バスルームから大きめのバスタオルを持ってきて律子へ手渡し、マット代わりにもう一枚床へ敷き、暖房のスイッチを入れた。
 「上がっていいぞ、律子」
 申し訳無さそうにドアを開けて入って来た律子は、小刻みに身体を震わせていた。
 「引っ越したとは聞いてましたけど、け、け結構広いんですね」
 意外とキレイだし、と付け足しながら、律子は編んだ髪を解いてタオルに水分を吸わせていた。
 「ドライヤー、必要だよな?あ、あと乾燥機もあるからそれ使っても」
 「…その間私は何を着るっていうんですか」
 と、不機嫌そうに律子は眉をひそめた。
 「ま、まぁそうだよな。ちょっと待っててくれ」
 再び浴室へ向かって棚を探ってみると、以前仕事でホテルに泊まった時にもらってきたバスローブがあった。
 匂いは…大丈夫だ。服が乾くまでの間の一時凌ぎにできるだろう。
 そう思い、律子にその旨を伝えてみると、思いの外あっさりと承諾してくれた。
 「ホントは断固拒否する所ですけど…や、止むを得ません…よね。今はこの寒さをなんとかしたいし…」
 納得したとはおおよそ言えないような表情だったが、律子にバスローブを手渡してひとまず浴室へ案内した。
 「えっと、こっちがシャワーで、ここに洗濯機な。身体温めるのにシャワー使ってもいいから」
 「はい、ありがとうございます。まさかとは思いますけど…覗いたりしませんよね?」
 「そ、そんな事するわけないだろ!分かってるって」
 ホントかなぁ、と律子はジトっとした目で俺を見たが、
 「なんてね。ありがたく使わせてもたいますね。じゃあ…」
 と言って一礼した。
 俺は浴室の戸を閉め、リビングのハンガーにびしょびしょのズボンとジャケットをかけ、外出できる程度の服装に着替えた。
 肌に張り付く冷たさからようやく解放されると、俺の意識は冷静に現在の状況を把握し始めた。
 悪天候に見舞われて咄嗟の判断だったとはいえ、女の子を家に連れ込み、今この瞬間に浴室を貸している。
 更に都合の悪いことに、その女の子は最近何かと気になってしまっている存在だ。
 こんな状況で冷静でいろという方が難しい。


574:素敵な雨上がり 5
07/11/21 00:35:10 nTiFENZK
 気を紛らすついでに気象情報を見るためにTVをつけると、早速求めていたものが流れていた。
 『夕方より降り始めた雨は強まり続け、都内各所では道路に水が溜まり始め、多くの交通機関では規制が…』
 窓から外を見てみると、先ほどのにわか雨などほんの序の口にしか過ぎなかったような大嵐が暴れまわっていた。
 見れば地面は小川のようになりつつあり、吹き飛んだ傘の残骸が道端に点在していた。
 再びTV画面に目線を戻すと路線情報に移っていて、都内の路線は一部の地下鉄を除いてことごとく運休。
 「…こりゃひどいな」
 色々なチャンネルをザッピングしてみたが、通常通りの番組でも外枠に気象情報が流れている有様だった。
 参ったな。律子を家まで送っていかなくちゃいけないのに、道路も事故があってかなり酷い状態みたいだ。
 仕事が既に終わっていた事は本当に幸いであった。
 あの収録の後にまだ仕事が控えていたりしたら大変な状態になっていたに違いない。
 と、俺が今日のこの後のことを考えていると、浴室のシャワールームの水音が止み、しばらくして浴室の引き戸が開いた。
 「ふぅ…どうですか?状況は」
 「あちこちで浸水だってさ。電車もことごとく止まってるみたいだ」
 「え~、そんなに酷いんですか?」
 「道路も混んでるみたいだし、あのまま事務所に向かってたら今頃まだ車の中だったろうな」
 不幸中の幸いですね、とため息のする方向へ視線を向けて見ると、先ほど渡した白のバスローブに身を包んだ律子が立っていた。
 肌をほんのりと湯上りのピンク色に染め、ほどいた髪を肩口に垂らしながら。
 「ちょっと…大きかったか?」
 成人男性用のバスローブは156cmの身体にはブカブカだったようで、両手は袖に隠れてしまっているし、裾も足首ギリギリ。
 バスローブを着ているというよりもバスローブに着られてしまっているのだが、そんな姿がなんだか可愛い。
 勿論直接言うとヘソを曲げてしまうので、黙っておく。
 本当はもっと律子の事を褒めて自信をつけてあげたいのだけれど、極力容姿やスタイルには触れずにいた事が今でも続いてしまっている。
 「いいですよ、別に。一時的なものですし、全身隠れる方がいいです。ドライヤー使ってもいいですか?」
 「ああ、浴室にあるからご自由に」
 「はい」

575:素敵な雨上がり 6
07/11/21 00:37:25 nTiFENZK
 部屋もだいぶ暖まり、一時的な待機という事を忘れてしまいそうになっていると、カーテンの隙間からギラッと紫光が差し込みブラウン管に反射した。
 数秒置いて、空が唸り声を上げて空気をビリビリと震わせた。
 あぁ雷か、と俺が思った瞬間、浴室で叫び声と、ガタッと何かがぶつかるような物音がした。
 「どうした?」
 浴室のドアを開くと、ドライヤーを握り締めたまま、力なく壁に寄りかかる律子がうずくまっていた。
 「う、うぅ…ひえっ」
 もう一度、さっきより少し大きな雷鳴が唸ると、律子は更に身を縮こまらせた。
 「雷…ダメなのか」
 「あ、い、いぇっ、そんな事は―きゃわっ!?あ、あわわ…」
 「とりあえず、ここよりリビングの方が安心するだろ。行こう」
 「だだだ、大丈夫…ってああ、こ、腰が抜けて、立てな…」
 視線はあちこちに泳いでいるし、尻餅をついたまま両手をヒラヒラと空中に漂わせ、自分でもよく分かってないであろう何かのサインを出していた。
 こんなにあからさまにうろたえている律子は珍しい。というか、初めてかもしれない。
 「しょうがないな、ホラ」
 手を差し伸べて律子の右手を握ると、ガシッと握り返してきた。そのまま引っ張ると、ようやく律子の腰が持ち上がった。
 すみません、といいながら、おっかなびっくり歩く律子をリビングへ連れてきて、ソファーの上へ座らせた。
 「何か飲むか?」
 「あ、いいんですか?」
 「コーヒー、牛乳にオレンジジュース、後はビールなんかもあるぞ。どうだ?」
 「…オレンジジュースでお願いします」
 呆れたように言う律子だが、オレンジジュースとは珍しい。いつも事務所じゃコーヒーなのに。
 自分のマグにインスタントコーヒーを注ぎ、グラスにオレンジジュースをトポトポ入れて、律子にグラスを手渡した。

576:素敵な雨上がり 7
07/11/21 00:39:08 nTiFENZK
 「雨、止みませんね…雷も」
 少しオレンジジュースを飲んで表情に生気が戻ってきた律子がボソリと呟いた。
 TVニュースのキャスターは、このまま行くと都内の一時間辺りの最大雨量の記録が更新されてしまうであろう事を告げていた。
 「それにしても、律子が雷苦手なんて、意外だな、ははっ」
 「わ、笑わないで下さいよぉ。誰だってダメなものの一つや二つ、あるに決まってるじゃないですか」
 つい口元が緩んでしまう俺を見て、律子がため息をついた。
 「律子、事務所に用事あるか?交通情報が良くなったら車で送るよ」
 「いえ、明日は急ぎの仕事も入ってませんし、特には。それに電車で帰れるんで…って動いてないわよね、これじゃ」
 と、その瞬間、青白い光が瞬き、1テンポも置かない内に窓の外で何かが激しく弾けた。
 「おわっ!?」
 「きゃああーーーーっ!!」
 部屋の中が揺れたと思うほどの破裂音に、思わず二人して叫び声をあげてしまった。
 光ってほぼ同時に音がした事とこの破裂音から、どうやらそう遠くない所で落雷があったようだ。
 一瞬の内に高鳴った鼓動が収まるに連れて、身体にのしかかる重みを感じた。重量感の方へ向くと、俺の胴体に律子の腕が巻きつき震える身体を俺に預けていた。
 「り、律子?」
 ズズズ、と雷雲がうなると、しがみつく両腕がギュウ、と強く締め付けてきた。
 「うぅ…ホントに駄目なんです、すみません、許して、勘弁して…」
 その言葉が俺に向けてなのか、空の上の雷様に向けてのどちらなのかは分からないが、相当に参っている事は確かだった。
 「大丈夫。建物の中にいれば雷が落ちる心配は無いよ」
 「で、でで、でも…」
 「安心しろって」
 縮こまる姿がやけに小さかった。
 俺は律子の背中に腕を回して抱き寄せ、左手で頭を撫でた。
 フカフカの布地越しに感じる体温は、暖かかった。
 「…うん」
 律子は俺の腕を跳ね除けようと抵抗することは無かった。
 それどころか、遠慮がちだった距離をぴったりと詰めてきて、時折轟く雷の音や窓から差し込む光にビクッとしつつも、声もあげず、静かに呼吸していた。
 雨が窓を叩き、風が吹き荒れる中、淡々とブラウン管の中で喋り続ける声を聞きながら、俺たちは過ぎていく時間をただ過ごした。

577:素敵な雨上がり 8
07/11/21 00:40:56 nTiFENZK
 俺はと言うと、気が気でないのを悟られまいと必死だった。
 常に胸を張って堂々としていて、上司の俺にも何の遠慮も無くズケズケと物を言う律子が、俺の腕の中で弱く小さな所を晒しているこの状況。
 更にこの密着度といい、鼻腔をくすぐる風呂上りの匂いといい、足元のおぼつかない台に鉄の塊を両手に提げて乗っているような、そんなグラグラした心境だった。
 そうして…しばらく大人しくしていると、やがて雷の音だけは遠ざかっていき、雨音と風の唸りはそのままでもだいぶ落ち着いてきたように感じられた。
 「あ…」
 落ち着いてきたのは律子も同じであるようで、この密着した状況を把握したのか、モゾモゾしながら所在無さげに視線を泳がせた。
 「えっと、その…社長?」
 頭の中が、目の前の女の子のことでいっぱいになってしまいそうだった。
 言葉にすることはおろか、形にすることも避け続けてきた感情がどんどん膨らみ、律子を放さないように腕で捕まえておけ、と俺に命じていた。
 「あ、あの、もう大丈夫ですからっ!いきなりすみませんでした」
 腕の中で律子がもがくが、俺はその身体を離せずにいた。いや。離したくなかったのだ。
 「もうちょっと、もうちょっとだけ…」
 「もうちょっと…って」
 律子の言葉には答えず、真正面から小さな身体を抱きしめた。
 肩甲骨の中間辺りに掌をあてがうと、律子の鼓動と温もりが伝わってきた。
 
 そのままくっつきあっていると、俺の頭にある浮かんだ。
 今この時に律子に頼んだら、また『ダーリン』と呼んでくれるだろうか。
 「あの、社長。そろそろ…」
 「なぁ律子。社長じゃなくてさ、もう一回、あっちの言い方で呼んでくれないか」
 「あっちのって、アレですか?」
 「ダメか?」
 「ダメじゃないけど…どうして?」
 「どうしてって、そりゃあ…」
 「い、言ってもいいけど、何となくで言いたくないの。私が納得できる理由…聞かせてよ」
 理由…それはもう、今この瞬間では分かりきっていた。もしこの瞬間を逃したら、もう言葉にする機会が訪れないかもしれない。
 今後も律子とは長い付き合いになるだろう。たとえそうであっても、今が最初で最後のチャンスかもしれない、そう俺は感じていた。

578:素敵な雨上がり 9
07/11/21 00:43:54 nTiFENZK
 「それは…俺は律子が…す」
 「ま、待って!」
 突然腕の中から律子がすり抜け、お互いの身体が離れた。
 「あのね、わ、私より、もっといい子、いると思うの!私なんて、いつもキツい事言ってばっかりだし、765プロのみんなみたいにオシャレでも無いし、ひねくれてるし…可愛くも無いから…考え直した方が…」
 律子の声は段々と小さくなり、釣られるように瞼も伏せられていった。
 初めて出会った頃からずっと、律子は自分のビジュアルを気にしていた、少なくとも、悪い意味で。
 俺がルックスを褒めてもあまりいい顔をしなかったのは、きっと、自信の無さの表れだったのだと思う。
 765プロの社長の目は確かだ。あそこの候補生達のビジュアルは、初めて見た時びっくりした。
 『人数合わせで候補生にされた』とボヤいていたあの時の律子だって、他の女の子に決して引けを取らないぐらい、輝ける可能性を秘めていたのだ。
 俺はあの時、眼鏡の奥にあった瞳に確かに何かを見出したんだ。
 「あのな律子。俺は別に、可愛い女の子とかオシャレな女の子が好き、っていうんじゃなくて…」
 「………」
 「律子が好きなんだ。○○みたいな子とか、××っぽい子じゃなくて、律子がいいんだ」
 「…いいの?私みたいなカタブツ、楽しくないと思うけど…後悔…しない?」
 後悔なんてするもんか、と俺が言うと、律子は困ったように眉を下げ、少し躊躇してから両腕を広げた。
 「ありがとう…ダ、ダーリン」
 あの時は、顔を見ないよう言っていた律子が、しっかり俺の目を見つめながら言ってくれた。
 求めるままにそっと抱き寄せると、律子が顎を俺の肩に乗せつつ、細い両腕を背中に回してきた。
 もう一度、優しく穏やかな声で、ダーリン、と囁かれ、背筋がゾクゾクした。ああ、なんて甘い響きなんだろう。
 こんな言葉があの律子から出てくるなんて、誰が想像できただろうか。
 肩を抱いて見詰め合うと、驚くほど自然に律子が瞳を閉じた。
 「ん…」
 律子の柔らかくしっとりした唇は、甘酸っぱいオレンジの味がした。

579: ◆yHhcvqAd4.
07/11/21 00:46:03 nTiFENZK
と、今日はここまでです。
律子コミュはだいたい見ましたが、雷怖がる描写なんてもんはありませんので、まぁその辺は二次創作って事で勘弁してください…
続きはどうにかして一週間以内には仕上げられたら、と思います。
気長に待ってくださればありがたいです。

580:名無しさん@ピンキー
07/11/21 01:21:51 6A9GIV+m
超乙です!
律っちゃんていつも強気だからこそ、たまに見せる自信の無さとか弱い部分にひかれるんだよなぁ…
さて、頑張って気長に待ちますか…

581:名無しさん@ピンキー
07/11/21 02:25:42 ApM1o4rz
ナイスリツコ。

582:名無しさん@ピンキー
07/11/21 02:53:59 pOI4lqlJ
乙( ^-)_旦~

リツコカワイイヨリツコ
私生活のほうが片付いてからでかまわないよ
いつまでも待ってるからね

583:名無しさん@ピンキー
07/11/21 07:44:10 1oXv22Ea
りっちゃん物来てた!
いいねぇ可愛いねぇ
続きもお待ちしてますよ

584:名無しさん@ピンキー
07/11/21 18:25:01 rhP9Aqhd
りっちゃんもの北アああああ亜嗚呼あああああああああああああああああああああああsないづhdqwjk

585:名無しさん@ピンキー
07/11/22 01:07:08 2/Ks1NxH
春香とPです。二回目の投稿です。
うん、今回も若干黒春香です。


586:夢を正夢に
07/11/22 01:08:28 2/Ks1NxH
 鐘が鳴っている。
 人生で一番おめでたい時に鳴るという、あの鐘だ。
 みんながみんな、心から祝福するかのような顔で、拍手をしている。
 私と、私の隣にいる人に向かって。
 そう、ここは結婚式場。花嫁は私。私は今、幸せの絶頂にいる。
 そして隣に居るのは・・
 ちらり、とその顔を私は盗み見ようとしたその瞬間!
 世界はその姿を大きくゆがめ、光を失った。

「きゃあああああ!」
 再び現れた世界は、先ほどとは対照的にやや薄暗かった。
「・・・あれ?」
 周りを見ると、そこはよく見慣れた場所・・つまり自分の部屋だった。そう、つまり・・
「夢、か」
 私は大きくひとつため息をついた。
 私は最近、幸せな夢をよく見る。
 正確に言うと、プロデューサーとうまく「恋人」している夢をよく見るのだ。
 ラストコンサートでふられてからもう何ヶ月も経っているのに、私はいまだふっきれていない。
「もう、いい加減にしてよ・・」
 自分の夢に対して、私は文句を言った。これではいつまで経っても私は前に進めない。
「うっ・・げほっ!げほっ!」
 不意に咳がこぼれでた。そういえば私は今、風邪をこじらせていた。身体も重たいし、熱もあった。
「こんな時、プロデューサーが看病してくれたら・・」
 そんな自分の呟きに、私ははっとした。いけない、こんなことを言ったらまた、夢に出てきてしまう。

587:夢を正夢に
07/11/22 01:09:25 2/Ks1NxH
 ピンポーン。
 と、その時インターホンがなった。
「・・・・・」
 私は動かなかった。家の人間が誰か出てくれる、と思ったからだった。
 ピンポーン。
 もう一度インターホンがなった。もう、早く出てよ・・って、あああっ!
 私は思い出してしまった。両親が出払っている事に。夜まで帰らないと言われていたことに。
「・・私が出なきゃ、ダメか・・な。やっぱり」
 私は重たい身体を引きずりながら、玄関へ向かった。何かの勧誘とか宣伝とかだったらすぐに追い返してやる、と思いながら。
「はーい、どなたですかー?」
 扉越しの私の問いに、耳を疑うような返事が返ってきた。
「あ、春香か。具合、大丈夫か?」
 聞き間違えようのない声だった。
「プ・・ロデューサー・・ですか!」
 ただでさえ高かった体温が、また一度くらい上がったような気がした。

「どうだ、身体の調子は?」
 部屋の中、私とプロデューサーは向かい合っていた。2人きりになって話すなんて、本当に久々だった。
「あ、はい。まだ熱っぽいですけど・・もうすぐ治ると思います・・」
「そうか、それは良かった」
「あの、今日はお仕事、休みなんですか?」
「ああ。ほんとは昨日とか早いうちに来たかったんだがな。・・あ、風邪に良さそうなもの、色々持って来たぞ。
頭に貼って熱冷ますやつに、おじや。あと一応玉子酒も持ってきたんだが・・」
「プロデューサー・・おじやって・・もしかして・・」
「ん?ああ、俺の手作りだ。だから・・味はいまいちかもしれないが」
 プロデューサーは照れくさそうに言う。
「あ、いえ・・嬉しいです」
「ん?そっか・・って、わーっ!」
 プロデューサーが突然驚きの声をあげた。
「え、ど、どうしたんですかプロデューサー?」
「ど、どうしたって・・いきなり泣きだしたから・・」
「え?」
 言われてみて初めて、自分の頬を伝うものがあることに気づいた。それも両頬同時に。
「あれ・・なんで私、泣いてるんだろ・・あははっ・・」
 私は笑いながら、自分の両目を拭い続けた。
 しかし涙は止まることなく、流れ続けた。
 ここ数ヵ月の間に溜め込んできた悲しみが、全て流れていくようだった。

588:夢を正夢に
07/11/22 01:11:42 2/Ks1NxH
 数時間後、私は再び目を覚ました。
 一瞬また、先ほどのことは夢ではないかと疑ったが、右手に掴んでいる暖かい手が夢じゃないことを証明してくれていた。
 カーテン越しに入ってくるオレンジ色の光が、プロデューサーの穏やかな寝顔を照らしている。もう夕暮れ時だろうか。
 あの大泣きの後、私はプロデューサーにおじやを食べさせてもらった。本人曰く自信がない、とのことだったが、とても美味しかったのを覚えている。
 その後、「病人は、ちゃんと眠らないと」とプロデューサーに言われたため、私はしぶしぶベッドで横になった。せっかくの時間を、寝てしまったらもったいない、と思ったからだ。
 しかしその代わりに、私は良い事を思いついた。普段なら言いにくいわがままを、熱の勢いで言ってしまおう、というものだった。
「たぶんこのままじゃ眠れないので・・私が眠るまで手を握っていてくれませんか・・?」
 嫌な顔をされたらどうしよう、と思ったが、プロデューサーは優しかった。笑顔でそれに応えてくれたのだ。
 私にとっては、久々に静かで幸せな時間だった。
 そうしてそのまま私は眠ってしまったわけなのだが・・。
「まだプロデューサーがいるってことは・・ぷっ!」
 私はつい噴き出した。プロデューサーも、私と一緒に眠ってしまったのだろう。
「くすくす。プロデューサーも疲れてたんですね」
「うーん・・・」
 私は軽く声をかける。しかし一向に起きる気配はなかった。
「こら、いつまでも眠っていると襲っちゃいますよ」
 私の冗談にも、やはり何の反応も示さない。
「・・・・・」
 その安らかな寝顔を見ているうち、不意に怪しい考えが浮かんできた。
「・・本当に、襲っちゃいますよ?」
 そういいながら、私はプロデューサーに身体をすりよらせた。そしてまるで恋人同士のように顔と身体を向き合わせ、その顔を見つめた

。心臓が、うるさいほどに鳴っている。
「ん・・」
 気づくと、私はその唇に自分の唇を重ね合わせていた。
 1度だけのつもりだった。しかし1度あわせてしまうと、もう何度しても同じ、という考えに陥り、結局何度も何度も短いキスを交わした。
本当は長くて濃厚なキスをしたかったのだけど、そうすると起きてしまうような気がしていた。
「・・・・・」
 キスの後、私はさらに良からぬことを考えた。・・考えてしまった。

【良いよ、もう。
 きっと今しないと、永遠に出来ないよ。
 ばれたって、多分そんなに怒らないよ、プロデューサーは。
 なんだかんだいって、プロデューサーも男だし、きっと始まっちゃえば本能には逆らえないよ。
 ね、良いよね。私今身体弱ってるし。玉子酒とかお酒も飲んじゃったし。
 だからきっと混乱してるんだよ。混乱してるから、変なことしちゃうんだよ。
 仕方ないんだよきっと・・・】

589:夢を正夢に
07/11/22 01:15:41 2/Ks1NxH
 怒涛の勢いで、私の感情が理性を説得した。
 そして理性が何か言おうとしたその時にはもう、私の手は取り返しのつかないことをはじめていた。
「確かこうすれば・・」
 私の右手は、プロデューサーのズボンのチャックを開いていた。
そしてそのまま、さらにその奥、下着の中へと潜り込んでいった。うーん、私の右手は暴れん坊だ。・・私じゃないよ?私の右手が勝手にやりだしたんだから仕方ないよね。
 暴れん坊の右手から、物体の感触についての詳細が、私の脳に送られてきた。ちょっと熱を帯びていて、まるでこんにゃくに芯を通したようなもの、とのことだった。
「こ・・これが・・」
 もちろん私は・・じゃない、私の右手は、触るだけではすぐに物足りなくなった。その物体をチャックの隙間から取りだし、直接見ようとした。
・・見たのは、右手じゃなく私だけど。
 ズボンからおずおずと出てきたそれは、思ったほどは凶悪な物体ではなかった。
「これぐらいなら大丈夫・・って、わっ!」
 顔を出したそれは突然、凶悪な姿に変わった。芯の通ったこんにゃくから、釘の打てるバナナへと変わってしまったのだ。
「こ、こんなの、入るのかな・・」
 思った以上に早い変化に驚きながらも、私はそのまま指でそれを弄りまわした。
「あ、べトベトしてきた・・」
 次第にそれは湿り気を出し始め、やがて樹液のようなものを纏い始めた。
「なんたら液、だっけ」
 名前を思い出そうと目を宙へ泳がせた瞬間。
「っ!きゃあっ!」
 不意に顔に熱いものがかかった。見ると、プロデューサーのモノが痙攣し、白っぽい液体を吐き出していた。
「うわ・・精子・・プロデューサー、いっちゃったんだ・・。はやい・・のかな?」
 どれぐらい痙攣するものなのかと見ていると、おもったより早くにそれは動かなくなった。そしてまるで花が枯れるように下を向き、小さくしぼんでいった。
「あ・・ちっちゃくなっちゃった・・って、だめだよ」
 私は再び右手でそれを触り出した。そして左手には、自分の顔にかかった精子を救い、口に運ぶ役割を与えた。
「苦い・・」
 舐めてみると、苦く、変な味だった。しかし不思議と、味わうほどに妙な興奮と陶酔感を覚えていった。
「プロデューサーの、だもんね・・」
 その内、再びそれは固くなり始めた。最初は指と指の間に挟んでいたのに、それでは収まりにくくなったため、それを手のひらの中心へと移動させる。温度の方も、熱っぽい自分の体温より高い、と感じるほどになっていた。
「と・・このままだとまた出しちゃうだろうから・・」
 私は手の動きを止め、下を脱いだ。その際にちらり、とプロデューサーを見る。目は閉じたままだ。
 もしかしたら起きているのかもしれない、と感じた。
 もしかしたら起きていて、でも状況が状況だから目を開けないだけかもしれない、いや、そうに違いない、と思った。

 だとしたら・・今しかないですよ、プロデューサー。

590:夢を正夢に
07/11/22 01:18:47 2/Ks1NxH
 私はそんな思いで、ほんの少しだけ待った。
 しかし動きがないため、私は決断した。
「良いんですね、プロデューサー?」
 私は小声で言った後、プロデューサーの上に乗った。出来るだけ体重をかけないように、静かに、だ。
 そして互いのそれを触れ合わせ、ゆっくりと、本当にゆっくりとそれを埋めていく。
「ふっ・・く・・!」
 痛みと苦しさ、圧迫感があった。
 しかしこの時の私にとっては、まるで自分の想いが試されたように感じ、むしろやる気が燃え上がってしまった。
 ゆえに、途中からは一気に腰を落とした。
「うくっ・・!」
 大きな声は出さないようにと思っていたのに、つい出てしまう。
「はあっ・・はあっ・・・」
 荒い息が収まるまで、そして痛みが治まるまでの間、私はそのままでいることにした。
「とうとう、結ばれましたね、私たち」
 私は笑顔でプロデューサーに言った。
 残念なことに、プロデューサーはまだ眠っている。・・いや、ここまでして目を覚まさない人なんているわけない。
狸寝入りに違いない。しかしそれならそれで良い。私はプロデューサーを思うままに、好きに、するだけ。
「動きますよ、はぁっ・・良いですか、プロデューサー・・ふふっ」
 笑いながら、私は腰を上下に動かし始めた。
 その度に痛みはあったのだが、喜びと興奮がそれを隠してくれた。
好きな人とようやくひとつになれた喜びの方が、途方もなく大きかったのだ。
「うっ・・!」
 不意にプロデューサーが呻いた。と同時に、私の中に入ったものが膨らむのを感じた。
「あ、いくんですね、プロデューサー・・良いですよ、そのまま出しても」
 プロデューサーの顔がそれに反応したのか関係ないのか分からないが、かすかに歪む。
 私はその顔をしっかり脳裏に焼き付けようと、顔を近づけ、凝視した。イク時の顔は、ぜひ見たかったのだ。
「いい・・ですよ!いってください」
 そう言うや否や、私の膣にあるものは限界まで膨張した後、熱を吐き出した。
「あ・・あはっ・・!なか・・出てる・・・!」
 中に熱いものが流れ込んでくるそれがスイッチになり、私は自分でも予想していなかった絶頂を迎えた。
「あ・・あ・・・」
 自慰の時では味わえなかった不思議な感覚に、私は戸惑いながらも、それを受け入れた。
 まるで昼に見たあの結婚式のように真っ白い視界の中で、私は嬉しさと快感に酔いしれた。

591:夢を正夢に
07/11/22 01:20:43 2/Ks1NxH
「ん・・うーん・・あ、春香・・?」
 行為が終わってからしばらく後、プロデューサーはそんなことを言いながら目を覚ました。
 起きていただろうに白々しい、と思ったが、しかし行為の途中で止められなかったということは、少なくともそこまで私が嫌なわけじゃないことだ、という風に思えた。
 そんな風に考えてしまうあたり、まさに恋は盲目なのだろう、と自分の事ながら思った。
「あ、ごめんな、俺春香を眠らせたらすぐ帰ろうと思ってたのに・・そのまま寝ちゃってたよ、はは」
 ・・・?
 その顔と、言葉には違和感があった。
 違和感といっても、演技っぽい、という違和感ではない。むしろ逆である。
「あんなこと」をされた後の人にしては、妙に態度が自然すぎるというか・・
「いやあ、昨日やよいの曲の収録が遅れに遅れちゃってさあ。収録が終わった後も急いであちこち駆けずり回ってさあ。
結局徹夜だよ。一日ぐらいならなんともないんだけど、もう三日ぐらい続いててさあ、ははっ。まあおかげで何とか発売予定には間に合うそうで・・」
 私の中で、何かがガラガラと音を立てて崩れていった。ま、まさかこの男・・。

 そういえば以前、私をプロデュースしていた時も、なかなか起きなかったことがあった。
 私が耳元で叫んでも、揺さぶっても、しまいには頭や肩を叩いても起きなかった。
結局あの時は・・近くにいた男の社員さん何人か呼びあつめて、10分以上かけてようやく起こしてもらったっけ・・。
「・・・・・」
「な、何だよ春香。急に睨んで。いや、悪かったって。看病するつもりで寝ちゃったなんて・・」
「いえ、良いんです・・」
 私はひとつ、大きなため息をついた。

 結局その後、プロデューサーは夜になる前に帰っていった。
 私は精神的にも肉体的にもどっと疲れたため、身体をベッドに投げ出し、物思いにふけった。
「あほだなあ、私・・ぷっくくっ」
 勘違いしてしまった自分が滑稽で仕方なかった。
「でも・・結ばれたことには変わりないもんね」
 あの体温。あの感覚。
 プロデューサーの、気持ち良さそうな顔。
 私はそれを頭に描きながら、今日何度目かの、幸せな眠りに着いた。

592:名無しさん@ピンキー
07/11/22 01:20:49 jQiycDjp
しえん

593:名無しさん@ピンキー
07/11/22 01:23:54 2/Ks1NxH
以上です。
一応、539の後日談的な感じですが、別に読まなくても何のさしさわりもない程度の後日談です。

594:名無しさん@ピンキー
07/11/22 05:27:53 HPrE1WJ1
>>593
GJ!
おっきしたよ。

595:名無しさん@ピンキー
07/11/22 11:16:55 yjxpBBiO
相変わらず味のある作風だなぁ
春香さんはえろ可愛いですよ

596:名無しさん@ピンキー
07/11/22 18:13:53 G9HkXpNe
春香さんのP呼称が変わっているのは仕様ですかね

597:名無しさん@ピンキー
07/11/22 19:01:46 pRCRYXPX
URLリンク(imas.ath.cx)

エロなしだけど書いてみた
さて、誰にいってもらおうか・・・

598:名無しさん@ピンキー
07/11/22 19:40:51 VVkF0NZL
>>597
既に「全員」と書いてある件

599:名無しさん@ピンキー
07/11/22 19:40:54 YotHavzv
律子か真で

600:名無しさん@ピンキー
07/11/22 20:16:42 2/Ks1NxH
千早でお願いしたい

601:名無しさん@ピンキー
07/11/22 20:32:03 yjxpBBiO
ここは敢えて不向きそうな雪歩でお願いしたい

602:名無しさん@ピンキー
07/11/22 21:50:28 l3vcIj16
突破力のある美希だろ

603:名無しさん@ピンキー
07/11/22 21:57:52 jQiycDjp
りーつこー

604:名無しさん@ピンキー
07/11/22 23:21:46 UDRtdQbn
雪歩

605:名無しさん@ピンキー
07/11/22 23:27:14 9UQUKcEO
亜美真美のP呼称に「お」を付けられると誰のセリフかわからないw
やっぱ適性から行くと律子か小鳥さんだろうがあえて千早に行って欲しいんだぜ。

606:名無しさん@ピンキー
07/11/23 01:15:40 ZXRYvdWv
ぴよちゃんかちひゃー希望

607:名無しさん@ピンキー
07/11/23 01:44:50 G+aSZUic
素性も知らずにハニー呼ばわりかw
ある意味さすが美希だw

608:名無しさん@ピンキー
07/11/23 02:28:07 DBNWRlO0
◎伊織・千早・律子の765プロカミソリトリオ
押しの強い「総大将」伊織を筆頭に冷静な「副官」千早と理論派の「参謀」律ちゃんが脇を固める実力派3トップ。
チームワークが律ちゃんの肩に掛かっているのが不安要素か。
〇春香・真・やよい・雪歩の765プロまっすぐカルテット
素直な性格のメンバーなため、相手の裏を欠くような交渉事は苦手か。
しかし逆を言えば一直線に突破口を開く人材が揃っているとも言える。
雪歩の自爆誘い受けを上手く使えるかが勝利の鍵だ。
×あずさ・美希・亜美真美の765プロ脱線カルテット
暴走脱線なんでもアリのノールールチーム。何故か屈曲した道に入り込む姿はまさしく蛇の道ソリッドスネーク。
しかし爆発した時の破壊力は推して知るべし。火薬(美希)も火種(あずさ)も導火線(亜美真美)も特大級のシロモノです。

609:名無しさん@ピンキー
07/11/23 09:19:50 1lhYB/ol
チームがアリならスレ的に春香美希小鳥さんの765プロエロトリオでw

ソロなら律子か千早…
いや、話の流れ的にやっぱり真かなぁ
うん、真で希望

610:597
07/11/23 10:10:02 p5nI0d0U
千早と律子多い/(^o^)\
とりあえず千早&律子ルートで書いてみる

出来るだけ頑張ってみるけど千早がガチエロまでいかなかったらすまん
律子は18だから多分いけると思う

611:名無しさん@ピンキー
07/11/23 11:14:18 pfBcb9uw
wktk

612:名無しさん@ピンキー
07/11/23 18:03:55 aNqCIW22
わくてか

613:名無しさん@ピンキー
07/11/23 23:01:29 KF2eSuam
>>610
そんなに年齢気になるなら特攻するのは律子だけでも良いと思うぜw

614:名無しさん@ピンキー
07/11/24 00:24:10 tygy+pZ1
むしろ千早に見せつけるプレイで

615:名無しさん@ピンキー
07/11/24 00:56:07 dUIj+kqT
そんなプレイなら春香で。
同学年だし、ライバル意識も湧きやすい気がする

616:名無しさん@ピンキー
07/11/24 01:50:54 5Ik9nV+t
年齢気にしなくてもw

617:名無しさん@ピンキー
07/11/24 04:34:03 jVXwkW0A
真で・・・って乗り遅れたw

千早&りっちゃん楽しみにしてます

618:coobard ◆69/69YEfXI
07/11/24 17:54:34 y8RvxCnH
流れを読まずに画像投下ー。
URLリンク(kissho.xii.jp)

619:名無しさん@ピンキー
07/11/24 17:56:54 YngDf5t6
りっちゃんw

620:名無しさん@ピンキー
07/11/24 18:25:06 Bxq0Qo1b
そんな仕事蹴ろうぜ!

621:名無しさん@ピンキー
07/11/24 19:24:32 uX2E3vqm
眼鏡なまっこまこもいいな!

622:名無しさん@ピンキー
07/11/24 21:27:18 TKACwQy+
とりあえず、なんだ、その
りっちゃん視点の画像も欲しいんだがね

623:名無しさん@ピンキー
07/11/25 19:14:38 Rhzx9xPZ
何だか随分嬉しそうだな、りっちゃんw

624:名無しさん@ピンキー
07/11/25 19:37:32 UBKoXPVJ
( ̄ー ̄)ニヤリッ

625:名無しさん@ピンキー
07/11/26 12:32:49 ETfuPn6+
スレスト

626:名無しさん@ピンキー
07/11/26 13:17:44 VAJJPza0
井端はいいバッター

627: ◆yHhcvqAd4.
07/11/27 01:27:43 S4MVIzRY
こんばんは。また…長くなりました…


それはともかくとして続きいきます!

628:素敵な雨上がり 10
07/11/27 01:28:30 S4MVIzRY
 「わ、私、こんな時どんな顔をしたらいいのかしら、頬が緩んじゃって…だらしないような」
 「そのままでいいよ。緩んでる律子の顔なんて滅多に見られないし…可愛いよ」
 「……」
 「あれ、嫌がらないんだな?」
 「どうしてかしら…なんだかいい気分になっちゃう。こういうの、好きじゃないはずなのに」
 頬を染めてはにかむ律子に、否が応にも胸がドキドキしてしまう。
 さしずめ、憧れのアイドルと握手会で対面するファンの心境といった所だろうか。
 そうだ。俺は律子の最初のファンでもあるのだ。そして、日本中のどのファンよりも俺が律子を愛している自信がある。
 「…!!」
 ふと目線を下げると、ややはだけたバスローブの襟から、くっきりとした谷間が姿を露にしつつあった。
 水着姿を見ていたからスタイルの良さは既に知っていたが、こう間近で見るとなんとも予想外にダイナミックだ。
 股座に律子の膝が当たっているという状況など知らん顔で、急にスイッチが入ったかのように股間に血液が集まりだした。
 「あっ…こ、これって…」
 「す、すまん律子、これは男性の生理的現象の一つで、その」
 止まれと念じた所で止まるはずも無く、俺の身体機能はパーフェクトに役目を果たし、ガソリン満タンで律子にその存在を知らせてしまった。
 「わ、私だってそれなりの年齢だし、何も知らないわけじゃないけど…えっと…」
 どうにもいたたまれない気持ちになっていると、ぷいと横を向いた律子が実に歯切れ悪そうに言った。
 「私と…そういう事したい……って思ってる?」
 勿論俺だって若い男だ。すぐ傍に魅力的な女の子がいれば何も意識しないことの方が少ないと言っていい。
 しかし、ついさっき想いを伝えたばかりの相手に対して、このあまりにも正直すぎる反応はいささか短絡的というか、即物的すぎやしないだろうか。
 拒絶されたってごく当たり前だ。だからこそ、律子のその言葉は思いもよらなかった。
 「正直言ってね…あなたとパートナーよりももっと仲良くなれないかな…って、期待してた。ありえないって思う気持ちの方がずっと強かったけど…。
  だから、今のこういう状況、夢か幻か何かじゃないかって…不安で」
 「律子…」
 「ねぇ、私をアイドルにしてくれた魔法使いさん……お願い。私にもう一度、魔法をかけてくれませんか?」
 上目遣いで俺を見上げる律子の、頼りない表情。律子の不安を取り除いてあげる事と、俺が律子を求めること。
 それが同じなのかは分からないが、その一言が俺に火を付けたのは確かだった。
 「アッ…ン」
 顎を引き寄せて、律子の唇をやや強引に奪った。

629:素敵な雨上がり 11
07/11/27 01:29:14 S4MVIzRY
 さっきのような触れるだけの微笑ましいキスではなく、もっと荒々しく、そして下品な。
 半開きになった隙間を目掛けて舌を割り込ませ、口内へ侵入してねっとりとした律子の舌を捕まえた。
 ただされるがままになっているわけでもなく、蹂躙する俺の舌に遠慮がちに絡み付いてくる。
 「ん、ん…ふ」
 鼻息に混じった色っぽい声がますます俺のボルテージを引き上げていく。
 キスがこんなに気持ちいいなんて知らなかった。触れ合っているのは唇と粘膜同士だけだと言うのに、こんなにも股間がジンジン疼く。
 たまらなくなってソファーの上に押し倒そうとしたが、視界の端にベッドが佇んでいるのを見て踏みとどまった。
 唇を離して、一筋垂れた唾液も舐め取ってしまうと、俺は律子の膝の裏と背中に手をあてがい、横抱きに抱え上げた。
 俗に言うお姫様抱っこの体勢でベッドへ律子を運ぶ間、巻きついたままの腕の奥では律子のがぼんやりとしていた。
 ベッドの上に小柄な身体を下ろして俺も乗ると、二人分の体重を受けたベッドがギシィ、と重たい悲鳴をあげた。
 悪いな、しばらく頑張ってくれ。
 はだけかけたバスローブのオビを解こうとする俺を、律子は目をとろんとさせたままボーッと見ていた。
 「寒くないか?」
 うん、平気、という代わりに律子は縦に首を振った。
 それにしても、律子の髪を下した姿はとても新鮮で、ドキドキしてしまう。
 いつもより少し大人っぽく見える顔が、凹凸の豊かな身体を余計に際立たせている。
 帯を解いて襟からバスローブをめくっていくに連れて、露になっていく素肌。ゴクリと喉が鳴った。
 「……!っう……」
 声にならない声をあげながら、茹で上がったように律子は真っ赤になって腕で胸元を覆い隠した。
 肩紐が無かったのでまさかとは思ったが、バスローブの下には何も着けていなかった。
 「や、やっぱ恥ずかしいか?」
 「当たり前じゃない……こんな事初めてなんだから…」
 幼稚なことかもしれないが、俺はその言葉につい嬉しくなってしまう。
 俺でもいい、と思ってくれた証なのだろう。こんな行為に及ぶことを許してくれるぐらい信頼されているという事実に胸が熱くなった。
 「メガネ、取るぞ…」
 「あっ…」

630:素敵な雨上がり 12
07/11/27 01:30:10 S4MVIzRY
 トレードマークの眼鏡も外してしまうと、そこに現れたのは、正真正銘生まれたままの律子の身体と素顔。
 切り揃えた前髪の隙間に見えるつるんとしたおでこと、存在感のある眉とふわっとした長い睫毛。
 律子の気性を表すようなキリッと引き締まった瞳が透明な潤いを帯びていて、吸い込まれるように見入ってしまう。
 今まで眼鏡とおさげ髪の律子しか知らなかったことが、何だか悔しい。
 「ちょ、ちょっと、そんなに見つめないでよ…恥ずかしい」
 「あ、いや、その…あんまり綺麗だから、見惚れちゃって」
 「う…何言ってるのよ、ばか…」
 言葉とは裏腹に、口元を緩めて照れる仕草がたまらなく可愛らしい。
 ああ、いつもふと見せる笑顔も可愛くて仕方が無いっていうのに、こんなの反則だ。
 「律子が初めてで良かったよ」
 なめらかな肩の曲線を撫でながら言うと、どうして?と律子が聞き返してきた。
 「もし律子に誰かとの経験があったら……凄く嫉妬してた」
 その一言を聞くと、目を細めて律子がニッコリと笑った。
 「な、なんだよ」
 「ヤキモチだなんて…うふふ、可愛いんだ」
 「か、可愛いとは何だっ」
 「だって、ねぇ…」
 「むぅ…そんな事を言う奴はこうだっ!」
 目下にある肢体に覆いかぶさって、唇を唇で塞ぎながら、胸元を隠す手を引き剥がしてしまおうと手首を掴んだ。
 「あ、ンッ、ン…」
 わざとらしく音を立てて下を嬲っていると段々と手の力が弱まり、腕の隙間に手を滑り込ませてその下にある膨らみに這わせた。
 ふにっ、とした柔らかさに触れると、一瞬律子の身体がビクッと震えた。肌のすべすべの感触の下に瑞々しい弾力があって、なんとも不思議な感触だ。
 乱暴にしてはいけないような気がして、慎重に、撫でるようにして指先の感覚に神経を集中させた。
 「ふ…あ」
 「大きいよな、律子の胸」
 「んっ…そ、そうかしら?」
 「ああ。ふにふにのぷよぷよで、いつまでも触ってたいぐらいだ」

631:素敵な雨上がり 13
07/11/27 01:30:42 S4MVIzRY
 男として嬉しい、と付け加えると、よしてよ、スケベっぽい、と律子は僅かに息を荒げながら答えた。
 少しづつ少しづつ力を強めて乳房が歪むぐらいにしていると、気持ちよくなってきたのか徐々に律子の肌が汗ばんできた。
 それにしても、本当に大きい。掌にはやや収まりきらないサイズのそれは、ずっと触っていても飽きがこない。
 いつも見ていた青のブラウスの下にこんなに柔らかい物があったのだと思うと、かっと頭が熱くなった。
 さっきから股間でバキバキに固くなった熱がじりじりと疼いて仕方が無い。
 今すぐに太腿にでもこすりつけて全部吐き出してしまいたい…と思っていると、ある考えが閃いた。
 これぐらい大きければ…多分できるよな。
 「律子、ちょっと」
 「え、何?」
 「胸、両手でグッと寄せてみてくれるか?」
 言われるがままに、律子は両手でその豊かな膨らみを寄せた。
 「そのままでいてくれよ…」
 ファスナーを開いて固くなりきったペニスを取り出そうとして、ちょっとつっかえた。
 ようやく外に出すと、それは外気に反応するかのようにビクンと反り返った。見ると、既に先走りが滲んでいる。
 「うわ…」
 反射的に律子はそれから目を逸らした。と思いきや、横目でチラチラと様子を伺っている。
 「そ、そんなになっちゃうの?…ちょっとグロテスクかも…」
 赤黒い先端を見ての感想と思われる。確かにいきなりこれはちょっとグロいかもしれない。
 「いいか?」
 「う、うん…」
 胸元に跨るようにしてベッドに乗せた膝に体重をかけて座った。
 すんなり答えてくれたという事は、今からしようとする事への知識はあるらしい。
 「じゃ、いくぞ…う、あっ」
 寄せられた谷間に腰を進め、熱くなった肉の塊を埋めていくと、あまりの気持ちよさにいきなり声が出てしまった。
 手で触れた時とは全くレベルの違う、ダイレクトな刺激が猛スピードで脊髄を駆け上がった。
 「す、凄い。柔らかくて…くぅ」
 すべすべした肌の滑らかさと、やや汗ばんだ弾力が同時に襲い掛かってくる。

632:素敵な雨上がり 14
07/11/27 01:32:01 S4MVIzRY
 腰を進めた時にサオが包まれる感覚と、引いた時にカリが引っかかる感じがたまらない。思わず腰が動いてしまう。
 「んっ…あ、これ…熱い…」
 往復する度に谷間から顔を覗かせる亀頭を見て、律子がギュッと押さえつける手の力を強めた。
 締め付け、というには緩い圧迫感が増して、ぴったりとペニスが包まれた。
 夢中になってその柔らかさを貪っていると、寄せ上げられた乳房の頂点の、密やかに自己主張する桜色の頂点が目に入った。
 「ああっ!?あ、だ、そこ触っちゃ…ふぁ、あぁん!」
 キュッ、キュッと双方に指をあてがってつまむと、圧力が少し緩まった。
 いつの間にか固くなってる。こねくり回す指先に負けじと、内側からもやや固い弾力が押し返してきた。
 みるみる内に血液が集まり、乳輪までパンパンに膨らんできた。それを更に、押し潰すように捻る。
 「い、あぁ…いじっちゃ…だ、だめ…手、離れちゃう…」
 反射的に余った指を広げて乳房を持ち上げるのに協力しつつ、親指をあてがって固くなった乳首をいじめた。
 鼻にかかった喘ぎ声に耳まで愛撫されているようで、柔肌を擦り付ける速度が無意識的に上がった。
 そして、もう少しだけこの気持ちよさを楽しもうと思った瞬間…腰の奥から射精感が突如爆発した。
 「あっ、う、で、出るっ…!」
 こらえようも無い奔流に腰が震え、同時に、どろっ、どろり、どろりと溜まった熱が吐き出されてゆく。
 ぴったり亀頭を包み込んだ谷間の上から下から白い粘液が漏れ出して、綺麗な肌をどんどん汚してしまう。
 「あっ、ん…あ、熱…」
 びくっとペニスが震えて欲望を吐き出す度に、視界が白くフラッシュする。
 俺が射精を続けている間中も、律子は勢いよく白濁液を放出するペニスをしっかりと押さえ込んでいた。
 ようやく精液を打ち出す脈動が収まった頃を見計らって、俺はぷるぷるでぎゅうぎゅうの圧力からペニスをずるりと引き抜いた。
 まだ尿道の中に残っていたものがつつっと名残惜しそうに糸を引いた。
 「…はっ。ご、ごめん、我慢できなくて、つい…。すぐ拭くから」
 一人でした時とは比べ物にならないほどに大量の粘液でべったりまみれた乳房にハッとして、すぐさまティッシュを取り出して後始末をした。
 それにしても、自分の手以外での初めてがパイズリか…こらえきれずに一方的に絶頂を迎えてしまったことが何だか恥ずかしい。

633:素敵な雨上がり 15
07/11/27 01:32:37 S4MVIzRY
 「よし…綺麗になった」
 「ね、ねぇ…」
 「ん、なんだ?」
 「…気持ちよかった、のよね?男の人も、声出すんだね」
 「あ…それは、その…」
 くっ、顔が熱くなってくる。恐らく俺の顔は真赤になってしまっているだろう。
 「そんなことより!次は律子の番だ」
 背中に腕を巻きつけて律子の身体を抱き寄せると、細い首筋から鎖骨へ、そしてまだ少しすえた臭いのする胸元へと、迷う気持ちはあったが舌を這わせた。
 狙いは、コチコチに固くなっていた乳首だ。
 「ひぃっ、くああん!」
 軽めに嘗め回しただけでハッキリとしたリアクションが返ってきた。どうやらここは特に刺激が強いらしい。
 自分が咥えた方と逆の乳房は、全体を撫で回しながらもしっかり指先は頂点に添えて捏ね回した。
 「あぁっ、んう…なんか、変になっちゃいそ…きゃん!す、吸っても何も出ないわよぉ…」
 音を出さない程度に吸い付くと、俺の頭を律子の腕が抱え込んできた。
 まぁ、そりゃ何も出ないよな。とはいえ、舌先に感じるコリコリした固さはついいじくり回したくなってしまう。
 「はぁっ…!ふ、ん…んあぁ…」
 さっきから感じていたが、こう間近で喘ぎ声を聞いているせいで、さっきあんなに欲望を吐き出したペニスは既に固さを取り戻している。
 あれだけ出したはずなのに、もう疼き始めている。
 ここで終わりでは無いのだ、と思い、俺は乳首を舐める口はそのままに、右手でスリスリと平らなお腹をさすりながら、下腹部へとアプローチをかけ始めた。
 胸からの刺激に気がいってしまっているのか、律子がそれに気づく様子も無く、思ったよりも速やかに股座へと侵入を果たした。
 この辺りだろうか、と思いながらまさぐっていると、湿った、というより潤ったものが指先に触れた。
 「は…あぅっ!」
 …濡れてる。俺の指先は確かにそれを感じた。が、デリケートな場所というイメージがあるから、乱暴なことはできない。
 見ながらした方がいいだろうと思って口を離し、下半身に視線を向けると両脚はぴたっと閉じられていた。
 「やっぱ、恥ずかしいか?」
 「あ、当たり前じゃない!誰にも見せたこと無いんだし……でも、私もさっきあなたのを見ちゃったし、ね」
 不公平なのは良くないか、と言いながら、律子はゆっくりと自ら両脚を広げてくれた。
 「あんまり…じっくり見ないでね。今だって顔から火を吹きそうなんだから」

634:素敵な雨上がり 16
07/11/27 01:33:17 S4MVIzRY
 いよいよ晒された律子の大事な所。濃いと思っていたが、意外と陰毛は薄い。
 その下の割れ目になった部分の粘膜は、血液が通っているとはっきり分かるサーモンピンクをしていた。
 目で見た限りでも、少しだけ濡れているのが分かる。それを見た瞬間、張り詰めたペニスに更に血が集まったように感じた。
 「じゃ、失礼して…」
 どんな表情をしているのだろうと律子の顔をちらりと見たら、両手で顔全体を覆ってしまっていた。
 どうやら、局部を見られるよりも表情を見られる方が恥ずかしいらしい。
 「ふ…っん、あ、あっ…」
 小陰唇を指で広げると、粘っこい音と一緒に膣口から一筋、愛液が湧き出てきた。
 と、丁度縫い目の頂点の辺りに、皮を被った膨らみのようなものが見えた。あ、これが…あれか。
 「くあぁっ!?」
 確か皮の上からじゃないと痛いんだっけ、と思いつつ、愛液を親指に塗りつけてぐにぐにと皮の上から揉んでいると、電流を流したように律子の腰がビクビクと跳ねた。
 「うぅっ!あっ、あ、ああぁぁぁ……!」
 小さな場所だというのに、返ってくる反応は今までで一番大きい。こんなに反応が凄くて大丈夫なのだろうか。
 「律子は…一人でしたりするのか?」
 「はっ…ハァッ…た、たまには…するけど…ああんッ!」
 他の四本の指で触れている性器の下部辺りの潤いがかなり増してきた。親指でクリトリスを捏ねながら、湧き出てきた愛液で膣口の周りを刺激してみる。
 「あ、ダメっ!や、あっ、あ、あ、あああぁぁぁぁっ!!」
 速度を上げていこうと思った矢先に律子が身体を弓なりにぐぐっと反らし、目いっぱい緊張した後、ぷつりと糸が切れたようにベッドへ沈んだ。
 「ハァッ、ハァ…ふ、ぅ…」
 肩で荒く息をする律子の身体はゆるゆるに弛緩しきっていて、力の入らなさそうな様子であった。
 もしかして、今ので絶頂を迎えたのだろうか。
 「大丈夫か?」
 「へ、平気…けど、凄かった…ビリビリしたのが…まだちょっと…」
 息も切れ切れに話す姿を見る限り、今はこれ以上刺激しない方がいいのかもしれない。
 目の端に涙を浮かべ、半開きになった唇が艶かしくて、俺は吸い寄せられるようにまたキスをしていた。
 律子の呼吸が落ち着くのを待つ間、俺は財布からコンドームを抜き出し、おぼつかない手つきでどうにかこうにか装着した。
 その様子を見ていた律子が、一瞬表情を強張らせた。

635:素敵な雨上がり 17
07/11/27 01:34:18 S4MVIzRY
 「怖いか?」
 「…ちょっと緊張してるだけ。覚悟は…できてるから」
 「なるべく痛くならないよう…ベストは尽くすよ」
 上になって覆いかぶさりながら俺が言うと、律子がクスリと笑った。
 「『ベストを尽くすよ』って、初めて会った時も言ってたわよね、ふふっ」
 「あ、そうだな。そう言えば」
 あの頃の俺はといえば、律子に怒られてばかりで我ながら本当に情けなかったと思う。怒られているのは今でも同じかもしれないが。
 「大丈夫よ。あなたのこと、信頼してるから」
 「ああ」
 そろそろ頃合かと思い、熱くなったモノを収めるべき膣口を目掛けて腰を進めた…が、つるりつるりと滑るばかりで前に進めない。
 「あっ…ん」
 「あ…あれ?」
 おかしいな、この辺りのはずなのに。律子の方はもう濡れそぼって受け入れ準備が万端のようだが、俺がここで戸惑っていては先に進めないじゃないか。
 しかし、そんな思いとは裏腹に、全く持って的が定まらず、その焦りがますます俺から冷静さを奪っていった。
 「ど、どこだ…ここか?」
 くそっ…だめだ。失敗の二文字が俺の頭の中をグルグルと駆け回っている。
 恥ずかしさと情けなさに段々逃げ出してしまいたくなってきた。すまん律子。やり方は頭では分かっているんだ。だけど…!
 「…!」
 その時、頬に暖かいものが触れて、泥の中から引っ張り出してもらったかのように頭がクリアになった。
 見ると、律子が今まで見た事も無いような優しい微笑みを浮かべながら、手を差し伸べて俺の頬を撫でていた。
 「そんなに泣きそうな顔しないの」
 「り、律子、ごめん、その…俺、男だし年上だから、もっと上手くリードしようと思ってたのに、こんなはずじゃあ…」
 「でも、あなただって初めてなんでしょ?」
 「う…そ、そうだけど」
 この歳で未経験ってのも、男としては自信の持てない話なのであまり知られたくは無かったが。
 「だったらしょうがないわよ。初めから上手くいくわけないじゃない」
 「それはそうだけど、こんな時ぐらいは俺が…」
 「うちらってさ、どっちか片方が一方的に引っ張っていくような感じじゃなくて、いつでも足並み揃えて二人三脚、って関係だと思うの」


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