07/08/27 21:58:54 2r9ZsEOS
>>162
んなもん持ってくるなw
168:名無しさん@ピンキー
07/08/28 11:27:35 JJ0wDIvr
なぜ戦うスレ住民がこんなに
169:名無しさん@ピンキー
07/08/28 21:13:35 hRzjYOvc
みんな本心では書きたいんだよ
でも、書きまとめれないから他の誰かの作品の礎となりたいんだよ
それがエロ魂
170:名無しさん@ピンキー
07/08/29 12:13:40 a2HLBjH9
>>159-161
URLリンク(www.nicovideo.jp)
ちょう沁みた
171:名無しさん@ピンキー
07/08/29 16:58:53 AsHSok/N
真、誕生日おめでとう。
だから
裸の真を生クリームでデコレーションしてからいただきますよ。
172:名無しさん@ピンキー
07/08/30 01:19:41 SEY7BfCn
牧場スレに真のSSが投下されてる
まぁ、牧場スレなので内容は陵辱風味
173:名無しさん@ピンキー
07/08/30 01:23:06 PtelU2xL
牧場ってどこ?
174: ◆yHhcvqAd4.
07/08/30 01:32:29 4XG2FZjZ
突然だけど、誕生日おめでとーって事で真のSS投下してみようかと思います。
SS書くの初なんで色々拙いけどご容赦くださいまし。
175:After the Lesson 1 ◆yHhcvqAd4.
07/08/30 01:33:56 4XG2FZjZ
あの、大きなドームでの引退コンサートを終えてから、しばらくの時が経った。
活動停止となった俺と真とのユニットだったが、活動継続を求めるファンの声の余りの大きさに社長は判断を変え、引き続き俺に真のプロデュースを任せてくれた。
ただし、当分の間は表に出ず、力を蓄えるように、との指示付きだった。次に登場する時には、以前よりもずっとパワーアップした菊地真をファンの前に見せようとの方針だ。俺もその方針には賛成だし、真自身も乗り気で日々トレーニングとレッスンに励んでいる。
今日もまた、元気な挨拶と共に、長時間に及んだレッスンが締めくくられた。真は汗を流しに、スタジオ奥のシャワールームへ向かい、仕事を終えたスタッフは一人また一人とレッスンスタジオを後にする。
しばらくして真がスタジオに戻ってきた頃には、戸締りを任された俺がいるだけだった。
もっとも、俺が後を引き継ぐからと、他のスタッフを上がらせたのもあるが。
「あー、さっぱりしたー。あれ、プロデューサーだけですか?」
スポーツバッグを肩からぶら下げて、真が歩み寄ってくる。
「ああ。他のスタッフには先に上がってもらったよ。もう夜の8時過ぎだしな」
その俺の言葉を聞いて、真がニッコリと笑った。特に女の子に効果絶大な、真のスマイル。
「プロデューサー!!」
スポーツバッグを放り出し、人を突き飛ばしそうな勢いで真が両腕を広げて飛び掛ってきた。
ドカッとぶつかってきたその身体を俺が受け止めると、しなやかな腕が腰に巻きつけられ、細い身体が俺の両腕の中にすっぽりと納まった。
少し苦しさを感じるぐらいの、力強い抱擁。女の子らしいとは言い難いが、真らしい。
176:名無しさん@ピンキー
07/08/30 01:34:10 SEY7BfCn
二次元キャラを牧場で飼い慣らす妄想スレ 第3牧場
URLリンク(same.u.la)
携帯からなんでアドレスがあってるかはわかんないけど
177:After the Lesson 2 ◆yHhcvqAd4.
07/08/30 01:36:15 4XG2FZjZ
「へへ、二週間ぶりですね、二人っきりになるの・・・」
腕の中で、真が俺を見上げる。
引退コンサートを終えたその日から、俺と真の関係は、アイドルとその担当プロデューサーから少し、いやだいぶ進んだ物となった。
あの日、真から打ち明けられた、真っ直ぐな強い想い。拒絶することなど到底できない強い意志がそこにはあったし、俺が真に惹かれつつあったのも、否定できない事実だった。
勿論、こんなことが社長に知られてはならないし、社長どころか765プロダクションの誰に知られてもならない。
ましてや、芸能記者やファンに見られるなんてご法度だ。真の今後どころか、俺の首や事務所自体が危ない目にあってしまう。
完全に二人きりという状況にならない限りは、アイドルとプロデューサーの関係であり続ける事を、真にも強く言い聞かせたし、本人もぶんぶんと首を縦に振って素直に従ってくれた。
「最近、メイク担当の人から『真ちゃん、少し色っぽさが出てきたんじゃない?やっぱり年頃の女の子なのね』って言われたんです、えへへ」
そう言って、真はデレデレした表情ではにかんだ。TVカメラや取材記者の前は見せることの無い、気の抜けきった笑顔だ。
確かに、今こうして下にある顔を見下ろすと、初めて会った時よりもずっと女らしくなった真がそこにいた。
それでいて、持ち前のボーイッシュで爽やかな魅力が色褪せてしまったわけでもない。
「あと・・・プロデューサー。もう一つ・・・」
「ん、どうした?いきなり顔赤くして」
「えっと・・・へへ、ブラのカップ、上がったんです」
「えっ?マジで?」
「プロデューサーが・・・その、いっぱい、さ、触ってくれたからなのかな・・・」
トマトのように顔を真っ赤にして、正直に言うと未だ発展途上な胸を押し付けてきた。
やや生地の厚めな真の私服からでは、残念ながらその柔らかさはあまり伝わってこない。
が、知ってか知らずかのその真の大胆な行動には、なんともそそるものがあった。
軽く頬にキスして、真の上着のジッパーに指を引っ掛け、ゆっくりと引き下した。
178:After the Lesson 3 ◆yHhcvqAd4.
07/08/30 01:37:46 4XG2FZjZ
「あっ・・・」
戸惑いと期待の入り混じったような潤んだ眼で真が俺を見上げた。
「それじゃあ、もっと大きくしてやらないとな」
ジッパーを下しきると、中には白い無地のTシャツ。フィットするサイズの物を着ているおかげで、両胸の膨らみがはっきりと見てとれた。
躊躇せずに、俺はそこへ手を伸ばした。布地を通してでも分かる、ふにふにとした柔らかい感触。
「う、あのぅ、プロデューサぁ・・・」
腕の中で突如オロオロし出す真の視線の先には、レッスンスタジオ入り口のドアがあった。
「心配するな。鍵は閉めてある」
「あ・・・は、はい」
不必要な蛍光灯のスイッチを切り、スタジオの一角にテーブルと並べられたソファーの上に座り、俺の膝の上に真を座らせた。
後から抱きしめる格好になり、真が俺の肩に頭を乗せた。爽やかなシトラスのシャンプーの匂いが、鼻腔をくすぐった。
こうやって近くにいると、柔らかい感触や甘い匂いで、真がまぎれもなく女の子だというのが強く感じられる。
「さてと、それじゃ早速」
言うが早いか、俺はTシャツの上から胸をさすっていた手を、裾側からTシャツの中に突っ込んだ。
「っう・・・」
背中のホックをぷちんと外し、本人が言うには大きくなったらしい胸へと手を回す。
「ん~、大きくなった・・・のか?」
「しっ、失礼な!ちゃんと大きくなってます!」
確かに、以前に触った時と掌の中の感触が違うような気がする。それでも、相変わらず掌の中にすっぽりと入ってしまうサイズだ。
大きいとは決して言えないが、その控えめさがボーイッシュな真にはとてもよく似合っている。
しかし、肌はさらさらすべすべだし、控えめながらも真の胸はとても柔らかい。
もっと大きくなったら、きっといつまでもしつこく揉み続けてしまう事だろう。
「はぁ・・・プロデューサーの手、暖かい・・・」
素肌で俺の手に触れている真が、溜め息混じりに声を漏らした。
179:After the Lesson 4 ◆yHhcvqAd4.
07/08/30 01:39:53 4XG2FZjZ
「真のこのかわいいおっぱいも、柔らかくてあったかいぞ」
真の溜め息に、俺は手の動きを少し激しくしながら答えた。ただし、真が痛がらないように、力を加減して。
Tシャツの中でもぞもぞと手が蠢いている様が、なんだかとてもエッチだ。
「ぐ、具体的な場所は言わなくてい・・・あぁっ!そ、そこはダメ・・・」
真の言葉を遮るようにして、中心部の突起を人差し指の先端でこねた。
少し芯の出来かけていたそれはたちまち固くなり、指先に激しく存在を主張し始めた。
「あ、あぁん・・・だめ、だめですよぅ・・・」
「えー、ホントにダメなの?んじゃやめよっかな」
そう言って、俺は胸から手を離してお腹の辺りまで下げた。すると、腕の中で、真が軽く身じろぎした。
「・・・プロデューサーのいじわる・・・つ、続けて下さい・・・」
切なげな湿った声で真が言った。そんな声で言われると、こっちが申し訳ない気分になってしまう。
「悪かった。じゃ、続けるよ」
くびれたウエストを軽くさすって、再び手の位置を上げていった。
固くなった乳首に人差し指をあてがい、他の指を駆使して、真の控えめな胸を揉みしだいた。
「あ・・・っは、んんっ・・・はぁ、はぁ・・・」
やはり乳首が敏感らしく、そこを刺激すると腕の中で真の身体がぴくぴくと揺れた。
真の口から吐き出される艶っぽさの混じった声に、俺もいよいよもって冷静でいられなくなってきた。
誰が想像できるだろうか、あのボーイッシュなアイドルがこんな声を出している所を。
たまらなくなって、窮屈になったズボンの中身を、つい真の腰に押し当ててしまう。
「あ・・・プ、プロデューサー、そ、その、当たって・・・」
「当ててるんだよ。真のエッチな声を聞いてたら、こんなになっちまった」
湿り気の増した真の声に、俺はわざと耳元で囁いた。
真の頭部にかあっと熱が集まるのを、なんとなく感じたような気がした。
180:After the Lesson 5 ◆yHhcvqAd4.
07/08/30 01:42:28 4XG2FZjZ
「い、言わないでください、そんな事・・・あ、でも・・・嬉しいかも・・・。ボ、ボクがそういう対象、ってことですよね」
「あぁ、そうだ。真がおっぱい揉まれて感じてる所を見て、俺は大いに興奮してるぞ」
真を恥ずかしがらせる事が目的なのに、言っているこっちまで恥ずかしくなってくる。
「あうぅ・・・や、やだ、恥ずかしいよぉ・・・」
両手で真が顔を覆ってしまった。ちょっと過激すぎたかもしれない。それにしても、恥ずかしがる真も可愛いな。
「ごめん、ちょっと言い過ぎたかもな」
身体を横抱きにして、真の顔を覗き込んだ。耳まで真っ赤になって、指の隙間から覗いた瞳は少し涙ぐんでいた。
俺の言葉に、真はふるふると首を横に振って答えた。
「プロデューサー・・・」
顔を覆っていた手を外して、俺の瞳をじっと見つめた後、まぶたを閉じた。そういえば、まだ今日はキスしていなかった。
「ん・・・」
首をぐっと引き寄せて、唇同士を触れ合わせた。まずは、触るだけのキス。
「え、えへへ・・・んむっ!」
はにかむ真に、追い討ちをかけるようにして唇を奪った。今度は、深く舌を割り込ませて。
自信無さげに、ゆっくりとだが真も舌を差し出してきた。遠慮なく、舌を絡めとリ、歯茎をなぞった。
唇の端から唾液が垂れそうになったが、音を出さないようにしてすすり、飲み下した。
「ふあ・・・」
合わせていた唇を離すと、ぼんやりとした焦点の合わない瞳が目に入った。
ソファーの上に真を仰向けに寝かせ、敢えて何も言わずに、下も脱がせてしまう事にする。
真は抵抗する素振りは見せず、黙々と脱がせる俺の姿をぼーっと眺めていた。
ショーツまで脱がせてしまうと、淡い茂みがそこにはあった。真っ白な真の肌とのコントラストが美しい。
「あっ・・・」
茂みの根元に指を這わすと、そこは分かるぐらい湿り気を帯びていた。真の顔に視線を送ると、気まずそうに目を逸らした。
俺は真の表情から目を離さないようにして左右の大陰唇を指先で軽くなぞり、親指で内腿をくすぐるようにこすった。
181:After the Lesson 6 ◆yHhcvqAd4.
07/08/30 01:44:34 4XG2FZjZ
「ひゃん!」
驚いたような声が上がった。もう少し同じ事を続けてみることにする。
「あっ、や、あっ・・・は、あっ、あ・・・」
真の右腕が、俺の左肘の辺りをはしっと掴んだ。右手の指先にぬるぬるしたものが付着したのを同時に感じた。
そのぬるぬるを、内腿を擦っていた親指に塗りこめ、親指を包皮に包まれた突起へと伸ばしていった。
とても刺激の強い場所なので、そっと、そっと。
「はぁん!い、あぁっ・・・」
瞬間、びくんと真の腰が跳ねた。それにしても、なんて声を出すんだ。
ズボンの中はもうパンパンに張り詰めてしまい、早く開放したい欲望に駆り立てられる。
右手はそのままに、左手でこっそりファスナーを下げて、血液の集まりきったペニスを外に出してやった。
見やると、既に先走りがにじんできていた。
「あっは・・・くぅん!はっ、あ、あぁ、うっ・・・」
愛液を塗りこめるつもりで、親指で真の最も敏感な場所を捏ねた。人差し指と中指は、もう真の奥から滲み出てくる液で濡れてしまっている。
こんなに小さな場所なのに、真の反応は大げさなほどに顕著だ。それだけ神経が集中しているのだろうか。
そろそろ大丈夫かな、と思い、膣口に人差し指をぴたりとあて、ゆっくりと中へと押し込んでいった。
「んっ・・・んあぁ・・・」
さっきよりも若干薄い反応だが、性感の入り混じった、湿った声が真の口から漏れた。
「あっ・・・あ、はぁ・・・」
中はもう分泌された愛液でぬかるんでいて、数度指を往復させるとじわりじわりとぬかるみが増していった。
「真」
潤みきった真の瞳を見ながら、俺は言った。
「は・・・はい」
「もういいか?」
俺の問いに、真はゆっくりとうなずいた。その様が無性にいとおしくて、抱き寄せてまたキスをした。
そして財布からゴムを取り出して固くなりきったペニスに手早く嵌めた。最低限のエチケットだ。
182:After the Lesson 7 ◆yHhcvqAd4.
07/08/30 01:46:59 4XG2FZjZ
「じゃ、行くぞ・・・」
ぴたり、と膣口にあてがい、先ほど指を挿入した時のように、ゆっくりと中へ入り込んでいった。
「あ、あはぁぁ・・・は、入ってくるぅ・・・」
仰向けになっている真が、両腕を俺の首筋に回してしがみついてきた。
「・・・うっ、く・・・」
苦しくなるような強さでは無いが、中はきつきつで、十分に潤っていても強烈な締め付けが容赦なく襲い掛かってくる。
下半身に意識を集中していないと、三擦り半で独りよがりに絶頂を迎えてしまうことにもなりかねない。
慎重に、更に奥へと身体を進める。
「ふ、あぁ・・・くぅんっ!」
「お、奥まで入ったぞ、真」
一旦ペニスが入りきった所で、ひとまずストップ。脳の底で疼く射精感が静まるまで、こっそりと待つ。
「ここに・・・いるんですよね、プロデューサーが」
右手で下腹部を摩りながら、うっとりとした表情で真が言った。
「真、動くぞ」
「はい、来てくだ・・・さ・・・はぁっ!あ、あ、あぁんっ!」
俺が腰を動かし始めると、それに呼応するように真の艶やかな声が上がった。
百万人以上のファンを抱える、超売れっ子アイドル。自分が育ててきたそのアイドルを、今こうして組み敷いて、セックスしている。
そんな事が頭をよぎる度に、猛烈な背徳感と、脳髄が焼けそうになるほどの興奮が押し寄せる。
「や、んんっ、い、あ、あはっ・・・」
ゴム越しにでも分かる、熱を持った膣の締め付け。耳元にダイレクトに叩きつけられる、真の喘ぎ声。シャンプーの匂いに混ざった、女の匂い。
そのどれもが、俺に後に向けたペース配分など考えさせなかった。本能が身体を突きうごかし、腰をグラインドさせた。
奥まで突き入れ、入り口近くまで引き戻し、また奥まで突き入れ。単純なピストン運動が、どうしようも無いほどの快楽を自意識に叩きつけた。
「うあぁっ、あっ、あ、あ・・・プ、プロデューサぁ・・・」
身体の下で、真が切なげに鳴いた。
183:After the Lesson 8 ◆yHhcvqAd4.
07/08/30 01:49:45 4XG2FZjZ
「き、きっ・・・気持ち・・・い、いいよぉ・・・」
既にキツキツだった真の中が、更にその窮屈さを増した。ギュウギュウと締め付けられる中、俺の理性を揺さぶるように、襞が奥へ誘い込むように蠢いていた。
ペニスの裏側も表側も四方八方から締め付けられ、膣内でしごきあげられるのがたまらない。俺はもう、無我夢中で腰を振っていた。
ぐちゅ、ぐちゅ、と、粘液質な音が、誰もいないレッスンルームにやけに大きく響くように感じられた。
「はぁ、あぁっ!あん・・・んむ・・・ん・・・」
身体を屈めて、下で喘ぐ真にキスをした。こちらが舌を絡める前に、向こうから舌を突き出し、逆にこちらの舌を積極的に舐めてくる。
ぬるぬるした真からダイレクトに叩きつけられる快楽に、急激に射精感が押し上げられる。ぶるっと腰が震えた。
「あっ・・・ぷは、あ、い、ボ、ボク、ボク・・・」
「なんだ真、言ってみろっ」
言いながらも、腰の動きは止めない。
「ボク、もう・・・きちゃう・・・」
今にも泣き出しそうな細い声で、喘ぎ声混じりに真が言葉を搾り出した。
真の絶頂が近いらしいのと同様に、俺も今にも押さえつけてきた射精感が爆発してしまいそうだ。
「俺も・・・そ、そろそろだ・・・だから、真」
「はぁ・・・あ、は、はいっ」
「一緒に・・・いっ・・・は、う、く・・・」
ギリギリまでこらえようとして、言葉が出てこなくなってしまった。我慢しようという意識とは裏腹に、腰の動きはますますスピードが上がっていった。
「あ、あ、プ、プロデューサぁ、ボク、もうだめ、イ、イっちゃ・・・」
「ま、待て、俺も・・・出るっ・・・」
「い、いっ・・・うあ、あ・・・あああああぁぁぁっ!」
視界が白くスパークした。射精をしているペニスから全てを搾り取ろうと凄い力であらゆる方向から襞が締め付けてくる。
真が絶頂を迎えたのと、俺がゴムの中にありったけの欲望をぶちまけたのは、ほぼ同時だった。
184:名無しさん@ピンキー
07/08/30 01:50:17 TNMxSMHs
支援
185:After the Lesson 9 ◆yHhcvqAd4.
07/08/30 01:53:04 4XG2FZjZ
帰り道、俺の車の助手席に座った真は、まだ余韻の残る表情で、フロントガラスの向こう側を見つめていた。
一旦事務所へ寄り道をした後、真の家まであと数分といった所だ。
今この空間で、二人の間に言葉は無いが、不思議と居心地はいい。
真の家のすぐ近くの交差点を曲がり、家から100mぐらいの距離の場所に、車を止めた。
「着いたぞ、真」
「ええっ、もうですか?早いなぁ・・・」
別世界から呼び戻されたかのような顔で、目を丸くして真が返事をした。
「明日はダンスのレッスンを予定してるから、寝る前にちゃんと風呂入って、ストレッチも忘れないようにな」
俺が急に仕事の話をしたからなのか、真は一瞬キョトンとした顔をして、二三度まばたきしてから、「はい」と快活な返事を返した。
「あ、送ってくれてありがとうございました!」
「夜は結構危ないからな。まあ、俺ドライブするの結構好きだし」
「あははっ、ありがとうございます!・・・んと、それじゃ、帰る前に・・・」
そこまで言うと、真は目を閉じてキスをせがんだ。ご希望通りに、髪と頬を撫でてから、唇を重ねた。
「・・・」
唇を離すと、真は頬を赤くして俺の目を見つめた。
「だ、大好きです、プロデューサー」
「あ、ああ」
「また明日・・・お休みなさい」
「ああ、お休み」
ドアを閉め、家に向かって小走りで駆けていく背中を、俺は見えなくなるまでじっと見続けていた。
終わり
186: ◆yHhcvqAd4.
07/08/30 01:55:54 4XG2FZjZ
という訳で29日は終わっちゃったけど誕生日おめでとう!
まぁSSの内容は誕生日に1mmもかすってないんだけど・・・。
187:名無しさん@ピンキー
07/08/30 03:08:10 FkW1mBBR
乙
GJ
愛してる
188:名無しさん@ピンキー
07/08/30 07:05:23 POB5HW/H
まことおおおおおおおおおおおおお最高です
189:名無しさん@ピンキー
07/08/30 10:57:05 p1i5g2J0
真かわいいよ真
真の初めてとか読んでみたいな~
190:名無しさん@ピンキー
07/08/30 14:35:37 aq8enQ5P
GJ
真可愛すぎる
191:名無しさん@ピンキー
07/08/30 14:36:26 PtelU2xL
乙GJ
192:名無しさん@ピンキー
07/08/30 19:32:37 wifUcaYK
これは良作。GJ。
193:名無しさん@ピンキー
07/08/30 23:58:34 vbauSdtl
なんという良作
194:名無しさん@ピンキー
07/09/01 02:27:43 b0qo8J1F
当ててんのよフイタw
みきのおかずDVDとモモはまだでせうか
首を長くして待っています
195:名無しさん@ピンキー
07/09/03 00:50:10 G/B1ZRNn
全裸待機
196:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/06 04:46:46 G/89xaKu
お待たせしました。冬へのオンライン申し込みも済ませ、
別板でカレー食ったりして遅くなりましたが、美希のおかずDVD作り、最終回です。
今回もどうかご笑納下さい。
197:人はパンのみにて生きるにあらず
07/09/06 04:48:21 G/89xaKu
「……………」
人間、最高の芸術品を見たときは絶句して立ち尽くすというが……
今の俺が、まさにそんな感じだ。
女性なら、誰にでもついているものなんだけど……なにせ彼女は今をときめくビジュアルクイーンである、
美希の一番恥ずかしいところが、鼻先3センチの場所にあり、
俺の視線を受けてわずかにひくついている様がよく見える。
まだ処女であり、ほとんどぴったりと閉じられた陰唇は実に初々しく、
美希の汗とえっちな汁にまみれた匂いが、視覚に劣らぬ勢いでブーストをかけた。
「す、すごい……中もピンク色で奥からあふれてくるみたいだ」
「や……ちょっと、拡げるの、ダメ……」
奥の粘膜まで見られるというのは、さすがに他人の視線に慣れている美希でも死ぬほど恥ずかしいのだろう。
しかし、俺にそんな抗議を受け入れる精神的余裕は無い。
なぜなら【美希のあそこに入れてはいけない】という大前提であり最優先事項を
守るため、大好きな女性のあそこを目の前にして我慢しなければならないのだから。
最初は、美希がまた一人で色々してくれるのを撮影するのだと思っていたら、
いつの間にかこんな事になっていたとは。
俺も流されるタイプの性格だが、同業者諸君だってこんな状況になって、
きちんと断れる自信は無いだろう?
落ち着け……いいか、まずは落ち着けよ、俺。
ここで完全に流されてはいかん。美希は俺の元から逃げたりはしないんだから。
むしろ、こんな所でしてしまって、明日のオーディションを欠席などしたら……
しかも、運悪く今週はダンス流行なんだよなぁ……
それに、ファンの皆だって馬鹿じゃない。
美希の態度で何かあったと気付くはずだし、内股でよろよろ歩いてる動画を
ネットに上げられでもしたら……証拠は無くとも風評被害のイメージダウンは必至だ。
ならば、後ろで……いやいやいや!!根本的解決になってないぞ、俺の馬鹿!!
あくまで美希には普通の……を最初に体験して欲しい。
それに、処女を失わずにえっちできるというのは魅力だが、美希はきっと俺のために、
何度も何度もしてくれると思う。だからこそ、まずい。
うしろの穴を使っての性交は、多少ではあるものの肛門付近が充血するんだ。
別に美希以外の人間が、彼女のお尻の穴を見るとも思えんが、
もしも見られたら言い訳出来ない状況に陥るし……
俺の脳内で、何通りものシミュレーションが行なわれる。
あらゆる可能性から、周りにバレずに俺達が満足できる方法はあるのか?
その答えは……イエスだった。ちょっと悲しくなる方法だが。
「美希……脚を閉じてくれ」
「え……ハニー、入れないの?」
ここまで来た以上、美希も挿入を覚悟している模様だが、そんな訳にいくか!?
そりゃ、俺だってこのまま美希のあそこに入れたらどんなに気持ちいいか分からない。
「入れなくても、気持ちよくなる方法はあるものさ……こんな風に」
「ひゃんっ……」
美希のあそこと、太腿の内側を辺に見立てて正三角形を作ると、そこには
狭くありながらも魅惑的な空間が俺の目の前に広がっていた。
失礼な話だが、これが千早だとスペースが空きすぎて抵抗感が無く、
律子だと尻と太腿の肉付きが良すぎて俺のモノが入りにくい。
……そう、いわゆる風俗で言うところの【素股】というヤツだ。
198:人はパンのみにて生きるにあらず
07/09/06 04:49:12 G/89xaKu
これなら美希に傷も残らないし、俺もとりあえずは美希としている気分になれる。
本物のあそこに比べて劣るとか言うなかれ。
敏感な裏筋に美希の可愛いふくらみが直接当たり、谷間には可愛いクリトリスの感触を
直接楽しむことができるという、なかなかに侮れないメリットがあるのだ。
しかも、僅かに絞ったとはいえむちむちした美希の太腿は、肉の厚みがありながらも
引き締まり、あそこの柔らかさとの絶妙な加減がものすごく気持ちいい。
両サイドからのちょっと硬めの筋肉が、底辺のあそこと比べて別の生き物のようだ。
「あっ!やぁ……なに、これ……あそこに、にゅるってハニーのが当たる……」
お互いの、大事なところを擦り合わせているので二人ともビリビリと突き抜けるような感覚が、
性器を通して脳天を直撃しているようだ。
加えて俺自身も1週間禁欲しているため、下手をすれば素股といえど1分持たないかもしれない。
……そんな哀れんだような目で見ないでくれ。頼むから。
若い健康な青年男子が1週間禁欲した上、極上のアイドルと目の前でしてるんだ。
そりゃ、数分どころかいつまでだってこの気持ちよすぎる感覚を味わっていたいさ!!
だが、美希のふとももは肉付きがものすごく良い上に、1週間のダイエットで
肉が少なくなった割に圧迫感が上がっている。
竿の裏スジ部分は美希のクリトリスを舐りながら、柔らかいあそこの谷間を電車のレールのように
ピタリと沿っている分、安心して往復できる。
そして俺の先端部分は、先ほど説明した美希の適度に固い太腿に強く押し付けられ、
挟み込まれるようなきつい感触が、はっきり言ってヤバ過ぎる。
美希はというと、やはり大事なところを俺のもので何度も刺激されている分
可愛くて色っぽい声と共に、俺との交合に酔っている。
感じるたびに太腿の締め付けが一定のリズムを以て強くなり、
俺のものがさらに締め付けられると、美希のあそこへの押し付けも強さを増す。
二人分の液体でぬるぬるの股間は、普通なら痛いほどの体重を乗せても、
ソレを難なく受け流し、逆に気持ち良さを増して、さらなる律動の原動力となった。
「ハ、ニー……これ、なんかヘン……一人でする時よりもあそこがビリビリってして……
すごく……あたまの中が真っ白になっていくみたいっ……」
「そうか……実は俺もそんな感じだ。美希のあそこが良すぎて、もう出そうだし」
「えぇ……それ、勿体無い……美希がイクまで待って。一緒がいいから」
こんなに素晴らしいもので俺を締め付けておきながら、無理難題を言う……
しかし、一緒にイキたいというのが美希の本心なら、俺はそれに全力で応えたい。
多少映りは悪くなるが、俺は美希の股を閉じさせたまま両手をフリーにして、
彼女の乳首を弄りにかかった。
さっきさんざん胸を触ったときよりもさらに固く、感度もずっと良くなっていた。
199:人はパンのみにて生きるにあらず
07/09/06 04:50:02 G/89xaKu
「んっ……あ、あぁっ……そ、そこ……弱い、の……」
あそこと胸を同時に刺激されて、美希の声がさっきよりも甘くなってきたような気がする。
一緒にいくと決めた以上、悪いが少々反則手も使わせてもらうことにした。
俺が果てるまでの時間を延ばせないなら、美希をその分早くいかせてやれば丁度いいはずだから。
「ふっ……あっ、あふ……あ、あぁっ!?」
固くなった乳首は、指で転がすたびに乳輪ごと形を変えて、
その乳輪に引っ張られるように乳房がわずかに動く。
美希の閉じた足が目の前を塞いでいるので、その様子は触覚のみでしか判別できないが、
乳房全体がぷるんと揺れるのは、見えない分余計にいやらしさをイメージできた。
「あ、やぁあ……ムネもおっ……ぴりぴりって、いってる……」
そして、この声。
見えないが故、視覚以外が総動員され俺の快楽中枢に絶頂間が押し寄せた。
「どう……だ……きもち、いいか?もっとはげしくできるぞ」
「あぁっ、んっ…………き、きて……ハニー……もう、とまんないから……
いっぱいして……はげしく、してぇ……」
どうやら、美希も完全にブレーキが効かないところまで来たらしい。
後はどこまで彼女を気持ちよくしてあげられるかだが、ここまで来た以上、
俺は残り体力の全てを振り絞って、往復のスピードを上げた。
竿の裏スジが美希のクリトリスを軽く押し潰しているのを感じる。
特に強い刺激ではないのだが、俺のものが美希の一番感じる部分を擦っていると思うと、
だんだん本物のえっちをしているような気になってくるから恐ろしい。
俺の腰が美希のやわらかい太腿に当たるたびにお互いの肉が波を打ち、
一定のリズムは快楽の波をだんだんと押し上げて行き、感覚はどこまでも鋭敏になっていく。
あとはただ、一気に絶頂へと駆け上がるのみだが、
快楽という頂上へ辿り着くだけでは終われない。
その頂上をジャンプ台として、今まで二人で高めあった迸りを爆発させるべく、
美希の腰の動きに厳密に合わせ、力加減もかなり強めてみた。
「ひゃうっ、あんっ、あ、あ……あぁっ!?」
「くっ……美希、俺そろそろヤバい……」
美希の太腿……というか、お尻に近い部分に腰を打ち付ける感触は怖いくらいに気持ちよく、
往復のスピードとパワーを同時に強めたおかげで、ちょっと痛みも感じるが、
痛いと同時に感じる気持ちよさは、とても言い表せないほどだ。
正直、気持ちよさを代償に何か、身体を壊しているような感覚すらある。
一度えっちするたびに、20回も叩きつければ怪我をしそうだ。
「ハニー……は、はぁ……ハニーっ!!ミキ、ダメ……あたま、真っ白……」
「よし……俺もいくぞっ、一緒に……美希、美希っ……」
ひとつ、ふたつ、みっつ……
禁欲生活により、限界まで高まった感覚は、美希の声を聴くと3往復しか持たなかった。
膣壁の奥……つまりは子宮口に俺のものが当たる感触は無いが、
美希のふとももに挟まれたソレは、遮るものが無いため、数億の俺の分身を、
勢いよく美希の買った制服全体から顔……髪にまでぶち撒いた。
「あ、ああぁあぁぁんっ!?」
文字通り爆発するような俺の精液が降りかかると同時に、美希のあそこがぶるりと震えた。
すると、さらに俺のものを締める感覚が変わり、休む間もなく子種を搾り取られる。
断続的に続く痙攣は、もはや俺自身が干からびるかと錯覚するほどに続き、
全てを出し切った俺は、美希に圧し掛からないように、彼女の横に倒れるのが精一杯だった。
200:人はパンのみにて生きるにあらず
07/09/06 04:51:05 G/89xaKu
「美希……」
視点が変わり、美希を隣に望むとお互いが肩で荒い息をしている。
顔から胸まで、俺の精液にまみれさせてしまったので綺麗とは言えないが、
べとべとになった胸の液体を手ですくい取るしぐさは、この上なく淫猥に見えた。
「ハニー……なんか、ホントにしちゃったみたいな気分だね」
「そうだな。でも、美希はまだ完璧に処女だから、安心して仕事してくれ」
「でも、マスコミの人たちが言う【男女の関係】ってのは間違いないと思うんだけど」
そりゃそうだ。【美希は処女だから俺達は何の関係もありません】なんて屁理屈もいいとこだし。
では、処女を奪ってしてしまっていいのかと言えばそれもノーだ。
普通に考えたら手を出した時点で言語道断、と罵られるべきなのが世の常だが、
それでも俺なりのルールと言うのはあり、美希の純潔を引退まで守る事はその最たるものだ。
「でも、こんなに気持ちいいんだったら……また時々しない?
美希で一人えっちしてくれるのは嬉しいんだけど……それってやっぱり寂しいかも」
「いいや美希、ソレは違う!!その論法は【ケーキを毎日食べられるからパンは要らない】
というのと同じくらいの暴論だ!!」
「ふぇ……そ、そうなの?」
まだお互い、さっきの素股プレイの余韻が抜けていないので息も絶え絶えだが、
俺は世の中の男の代表として、彼女の間違いを正さぬわけにはいかなかった。
「そうだな……例えば、俺がとんでもない性癖の持ち主だとして、
毎回する時に、【美希のお尻を思いっきり叩きながらでないとイけない】とか言ったらどうする?」
「ん……いいよ。それくらいしてあげる」
「いや、そりゃすごく嬉しいんだが……イヤだろ?毎回そんなプレイを強要されるのは」
「ううん、全然。痛くても、ハニーが最高に気持ちよくなるんだったらそっちの方がいい」
困った。確かにやる気に目覚めてからの美希はそんな女の子だったっけな。
この場合だけは以前のやる気に欠ける彼女の方が扱いやすかったが、それは仕方ない。
「つまりだな……美希のその気持ちは真剣に嬉しいけど、美希を壊しちゃうのは嫌なんだ。
だから、妄想の上で自由にしたい……そんな気持ちがあるからこそ、男は彼女が出来ても、
えっちなDVDを借りたり、彼女や奥さんと関係ない女の出るえろ作品を見たがるわけだ」
「うーん……つまり、春香が言う【ケーキとごはんは別腹です!!】って感じの事?」
「まぁ、そう言う事だな。美希は自分のファンに彼女や嫁さんがいたら、イヤか?
自分だけをずっと愛して欲しいって思うか?」
「ん……ん~…………」
そう言えば、美希はやる気を見せて変わってから、自分の感覚を凄い勢いで変えてはいるが、
ファンの視点で考えてみるというのはあまりやった事が無いのかもしれない。
生まれつき才能に溢れ、祭り上げられる人生では、他人の視点を理解するなんて、
考えもしないだろうし、考えようとしてもワケが分からないだろうな。
それでも、最近は随分と理解力も上がって、【蒼い鳥】や【first stage】あたりの歌い方にも
変化が見られてきたんだ。きっと分かってくれると信じているさ。
201:人はパンのみにて生きるにあらず
07/09/06 04:52:03 G/89xaKu
「うーん……ミキ、そんな風には思わないよ。だって、ミキの歌を好きでいてくれるんだもん。
彼女やお嫁さんと一緒に、ミキの歌を聴いてくれて……それで、幸せになってくれたら、
もっと嬉しいなって思うから……」
「そうだな。【人はパンのみにて生きるにあらず】って諺もあるとおり、
いろんな種類の刺激があって、人間は知識や感性を育てていくわけだ。
そうする事で、より大きく自分を高めていこうとするのがベストだと俺は思う」
「じゃあ、ハニーも最終的にミキを選んでくれるなら……浮気してもいいよ♪」
「いや、その理屈もおかしい!!だいたいそれがイヤだから今回のおかずDVD作りを
はじめたわけでだな、それやっちまうと本末転倒というか……」
「う~……男の人って理屈が多くて難しいの……あふぅ」
「今すぐ分かってくれとは言わない……が、頼むからそんな格好で寝るな!?
せめて液体は拭いてくれ!!一人で後始末してるときに社長でも来たら終わりなんだから」
そうだ。思い返せば千早の学校の制服を着たまま、似非ホンバンに突入したおかげで、
スカートから制服まで俺のアレな液体1週間分がたっぷりかかってしまっていた。
何だかちょっと、千早としてしまったみたいな気がしてドキドキする。
……いや、それ以上にこれはもう拭いて誤魔化せない量をかけてしまった。
半脱ぎ状態で美希とするのは凄く気持ちよかったが……これは着替えるしか無いよなぁ。
「着替えたのがこの部屋で良かったよ……美希、ティッシュとタオルで身体を拭いたら、
すぐにいつもの服に着替えるんだ。シャワーはその後で浴びてくれ」
「はぁいなの……でも、その前に……」
半裸で汗と精液にまみれて上半身を起こす美希の表情は、やばいくらいにエロい。
「最後は、キスして……美希が一番だって、言って欲しいな……ハニー」
そして、千早の面影が完全に吹き飛ぶくらいに、美希そのものが可愛いと思った。
どんなに味付けを変えても、最終的には素材の味を最大に生かすのが、
プロの料理人であり、プロデューサーもまた然り、なのだろう。
「大好きだ……美希。どんなアイドルよりも、美希が一番いい」
お互い舌を絡め、深いキスをする。
美希の鼻先からは俺が出したばかりの精液の匂いがした。
本当に、素直で、努力家で、可愛い……最高の女の子だ。
だからこそ、俺は彼女をトップアイドルに育て上げるために命を賭けられる。
気が付けば、すでに時刻は昼を随分と過ぎていた。
社長と小鳥さんには、かなり長めのミーティングになったと伝え(一応嘘ではない)
美希に軽くシャワーを浴びさせ、遅い昼飯に行くことにした。
202:人はパンのみにて生きるにあらず
07/09/06 04:53:25 G/89xaKu
「ハニー、お昼は中華にしよっか?」
「お?珍しいな。いつものおにぎりが美味い小料理屋にしないのか?」
「うん。美希もおにぎりのみで生きてるわけじゃないし、たまにはみんなの好きな
お店とか回ってみて、もっと色々知りたいの。
社長が新しいステージ衣装も買ったし、律子……さんが、近くで中華の美味しい店、
紹介してくれたから、ハニーと食べて、いっぱい知りたいの」
そういう提案なら大賛成。
おかず違いではあるが、美希も積極的に色々感じたいと思っているのは良い傾向だ。
「そうだな……じゃ、とりあえず基本的なメニューから勉強だ。
【乾焼明蝦】と【乾焼仁蝦】の違いくらいは覚えてもらうぞ」
「はぁいなの♪」
秋口とはいえ、まだまだ残暑の厳しい季節。
俺がバテて倒れないためにも、ここは精力を付けておきたいところだ。
俺は半ば、美希にさらわれるような感じで腕を引かれ、速いペースで歩き出した。
さっきあれだけ激しくしたにもかかわらず、元気一杯に日向の大通りを歩く美希に、
俺はこれから色んな意味でついていけるのかと不安になりながら。
……尚、その日仕事が終わってから録画した映像データを見たところ、
後半あたりからはカメラワークも何もなく、俺が邪魔して美希のえっちなところが
見えづらいったらありゃしない。せっかく美希が、ガラリとキャラを変えて演じてくれたのに。
しかも、今回は美希が一人でしてくれてるわけじゃない。俺も一緒に映ってるんだ。
自分の声をテープに録音して聴くと、めちゃくちゃダサく聴こえるのと同じで、
言う事する事全てが間抜けで、美希のエロさ以上に見てて恥ずかしい。
特にこの、美希のあそこをいじりすぎてカカト落としを貰う場面なんて生涯封印したいぞ!!
だが、こうして見るとAV男優の人も大変なんだろうな。
まず一番に視聴者がエロく見えるように気を使い、
次に女優さんが気持ちよく演じられるようにと、これまた気を使う。
そして、一部のトップにでもならない限り、名も売れないし稼ぎも少ない。
プロデューサー業と似たような悲哀を感じるぞ。
そんな感じで、新たなおかず作りは俺のミスで大失敗。
美希にその事を話したら、直ちに今すぐ俺のために協力してくれるだろうが……
その前にせめて、もう少し体力を付けておくべきかもしれない。
秋口は食べ物も美味しくて太りやすいし、美希と素股プレイをすると、
まず間違いなく俺のほうが先に果ててしまうのもはっきりしたし。
「ま、やってみせるさ。最高の幸せを手に入れた分は、努力しなきゃな」
人はパンのみにて生きるにあらず……とは言ったものの、俺にとって美希は、
毎日食べるパンのような存在にはならないだろうな。
今こんな状態だと、将来一緒になって、毎日アレやナニな事をする様が想像できない。
同業者諸君は、どう思うよ?
皆にとって理想のアイドルであり嫁だと思う彼女は、毎日食べて飽きないパンか、
はたまた、滅多に食えないが一生忘れない味になる豪華絢爛のケーキか。
そんなくだらない事に真剣に悩める俺達は、幸せなんだろうな……きっと。
■おしまい。
203:あとがき
07/09/06 05:07:54 G/89xaKu
今回は以上になります。
あと、どうでも良い事ですが中華のメニューについては、
前者が【クルマエビのチリソース煮】後者が【芝エビのチリソース煮】です。
本格的な中華料理になると、エビチリの質はガラリと変わります。
普通にスーパーで売ってるような味と明らかに違うようなら、その店は
ある程度本格的な料理屋だ……という話を聞いたことがあるので。
今回はアイドルたちを食い物に例えて話にしてみましたが、
多くの種類を楽しみたい人から、お気に入りの料理のみをずっと食べてて幸せな人まで、
千差万別だとは思います。
今回の主人公であるプロデューサーは、どこかのゴールデン番組よろしく、
一つのメニューを創意工夫で食べきるさまを妄想して書きましたが、
毎日美希でも飽きないPも、きっと少なからずいるのでしょうね……
とりあえず次回はどのアイドルでも無い娘を脱がしてお出しする事になりますが、
箸休めとでも思ってくだされば幸いです。
では、今回もお付き合いいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。
204:名無しさん@ピンキー
07/09/06 06:34:02 Q8Jv/hRG
ふるミッキにされました
205:名無しさん@ピンキー
07/09/06 07:51:48 9DlCeyko
GJ!!
千早のふりしてるって忘れてましたw
にしてもミキかわいいよミキ
206:名無しさん@ピンキー
07/09/06 10:19:33 Zq5w7dQF
授業中におっきしたぞバカ!
GJです。
207: ◆yHhcvqAd4.
07/09/06 23:48:53 Wfixe1nN
ふるみっきにされました→2
エビチリ食べたいなぁ。
次また何かを書こうと思ってて、律子のにしようか真の(>>189が濃厚)にしようか迷ってるんですが、どっちの方が需要ありそげでしょうか?
208:名無しさん@ピンキー
07/09/07 00:17:18 6lHMHN82
間をとってちんこ付いた真が和式便所でオシッコしてるところでいいね
209:名無しさん@ピンキー
07/09/07 00:26:15 OwY4HI4K
需要はわからないけど律子分を補給したいなぁと言ってみるてst…
>>208
間になってないぞw
210:189
07/09/07 01:33:38 ZdIOPv8K
>>207
189本人としては是非真を!
だがしかしりっちゃん分も不足…
両方読みたいというのは贅沢すぎますか?
211:名無しさん@ピンキー
07/09/08 01:16:09 rwCfNifZ
>>207
真でお願いしたい
しかしりっちゃんも捨てがたいね
212:名無しさん@ピンキー
07/09/08 11:01:50 3I0B9hKk
最高ですGJ!
213:名無しさん@ピンキー
07/09/09 02:41:33 HWQshigb
>>207
悩むけど真がいいかなぁ~
214: ◆yHhcvqAd4.
07/09/11 19:04:57 Pe/srRpf
では先に真でいくとします。律子は書けそうならその次に。
まだ書いてる途中なんでのんびりお待ち下さい。
215:名無しさん@ピンキー
07/09/11 22:05:08 5jdHF87m
>>214
wktkしながらお待ちしております。
216:名無しさん@ピンキー
07/09/13 12:37:03 6OBT9BwX
IDにでた数字を足した数の下一桁でSS書く
0:美希
1:春香
2:千早
3:雪歩
4:律子
5:やよい
6:伊織
7:あずさ
8:真
9:亜美真美
無:小鳥
217:名無しさん@ピンキー
07/09/13 13:11:41 wrCT8rNV
↑君はやよいエロSS書くんだ
218:名無しさん@ピンキー
07/09/13 17:51:25 ffXT6EST
>>217
御主は真のだな
219:名無しさん@ピンキー
07/09/13 17:57:35 pauHEtY/
>>218
そういう御主は伊織のだな
220:名無しさん@ピンキー
07/09/13 18:15:43 EDiaKyxR
>>219
美希のエロSSマダー?
221:名無しさん@ピンキー
07/09/13 18:16:24 EDiaKyxR
すまん美希じゃなくて小鳥だな
てか俺のIDも小鳥か
222:名無しさん@ピンキー
07/09/13 22:30:19 inFOg65A
小鳥SSwktk
223:名無しさん@ピンキー
07/09/13 22:35:03 9bqLLQ2D
ちょっと激しくてもよければ…
IDでチョイス!
224:名無しさん@ピンキー
07/09/13 22:41:01 bwYZz8Ed
>>223
はげしく…だね☆
225:名無しさん@ピンキー
07/09/13 22:41:38 sMvKDnmb
よし、まじめに初SSに挑戦しようか。
美希伊織真双子のIDが出たら……
226:名無しさん@ピンキー
07/09/14 03:55:35 ZHMFhjjC
>>225
はやく社長のエロSSを書く作業に戻るんだっ!
227:名無しさん@ピンキー
07/09/14 07:39:28 y9eMcVOz
>>216-226
流れにフイタ
228:名無しさん@ピンキー
07/09/14 13:43:01 C/IaHOq3
一週間SSなし
229:216
07/09/15 00:39:14 BmI0QPVD
ごめん難航してる
実はやよいはそれほど妄想を掻き立てられない
230:名無しさん@ピンキー
07/09/15 00:43:59 ME5taoX3
この年増好きめ!
231:名無しさん@ピンキー
07/09/15 01:54:09 BKHuNeVu
>216には数字を足してとあるが、>222にはいっそ足さずにやよいおりで書いて欲しい。
232:名無しさん@ピンキー
07/09/15 01:59:12 1+lDaSzA
>>231
じゃあ>>216は伊織×双子か。
なんとマイナーな組み合わせw
233:名無しさん@ピンキー
07/09/15 03:43:24 RVdkkMCb
URLリンク(www.idolmaster.info)
234:名無しさん@ピンキー
07/09/15 04:15:43 Cxpp+udd
やよいは本当に難しい気がする。守備範囲外とはいえ、妄想すら浮かばない
235:名無しさん@ピンキー
07/09/15 05:06:09 3FGKbU2L
なんかやよいは成長を見守りたい気分になってしまう。
双子になら悪戯する妄想が涌くのになんでだろう。
236:名無しさん@ピンキー
07/09/15 08:18:24 Z5XM3Srb
ゲーム中ではPとエロゲまるだしの会話とかしてたけどな
237:名無しさん@ピンキー
07/09/15 08:49:36 QMMiqgcz
鬼畜系なら書けないこともないが、ここの人たちは純愛派のほうが圧倒的に多そうだな
238:名無しさん@ピンキー
07/09/15 11:56:20 I/fLBy6d
純愛いいよな
あ、俺が受けなら更にいいよ!
239:名無しさん@ピンキー
07/09/15 12:03:45 RcAsasU5
, ‐、 ,- 、
ノ ァ'´⌒ヽ ,
( (iミ//illi)))
)⊂リ゚ω゚ ノつ
(⌒) ノ ダッ
三 `J
, ‐、 ,- 、
ノ ァ'´⌒ヽ ,
( (iミ//illi)))
)ノ`リ・ω・ノ( <うっうー!>>238さんの内臓おいしいでーっす!
/つ※(ノ ムシャムシャ
し'⌒ J
, ‐、 ,- 、
ノ ァ'´⌒ヽ ,
( (iミ//illi)))
)ノ'リ ^ω^ ノ( <おいしかった238さん大好きでーっす!
/つ (ノ
し'⌒ J
, ‐、 ,- 、
ノ ァ'´⌒ヽ ,
( (iミ//illi)))
)ノ`リ;ω;ノ( <でも…食べちゃったからもう238さんには会えないです…
/つ (ノ
し'⌒ J
240: ◆yHhcvqAd4.
07/09/15 14:40:03 CXgCS/ex
まだ完成していませんが、連投規制が怖いので今の内に投下してぽきます。>>218のモノです。
241:モノクロ 1 ◆yHhcvqAd4.
07/09/15 14:41:28 CXgCS/ex
「今日呼び出したのには、ある重大な用があってな」
社長室の椅子がギィときしんだ。
昨日、事務所でパソコンにかじりついていた俺に社長が伝えた用件、いったい何なのだろうか。
てっきり俺だけが呼び出されたのかと思っていたら、引退コンサートを行って現在休業中の真も呼び出されていた。
「これを見てくれたまえ」
社長はそう言うと、机の一角に無造作に置かれた2箱ほどのダンボール箱を指差した。
「それは・・・?」
「菊地くんへのファンレターだよ。ほぼ全ての手紙に、同じようなことが書いてある」
見てもいいですか?と社長に確認を取り、箱の中から一枚の封筒を手に取った。
『マコっちゃんがもう見られなくなっちゃうなんて寂しいです!ファンの前に戻ってきてー!!』
そんな内容から続く手紙にひとしきり目を通すと、再び社長に向き直った。
「社長、もしかしてこれ・・・全部・・・?」
社長は黙って首を縦に振った。
「一年という短い活動期間の中でこれだけの反響が出たのは我が社始まって以来でな。どうだろう。キミ達さえ良ければ、ユニットの活動を再開してもらいたいのだが」
活動再開。思ってもみなかった社長からの言葉だった。
「社長、それは本当ですか?しかし、活動を再開するにしてはまだ時期が早すぎるのでは・・・?」
「その通りだ。だから本格的にメディアの前に姿を現すのはもうしばらく後だな。それまでは、アイドルの更なる実力アップに努めてもらいたい。生まれ変わった新しい菊地真を、世の中に披露するのだ」
「新しい、菊地真・・・」
「彼、あぁいや彼女のプロデュースはキミに任せるのが適任だと思ってな。引き受けてくれるかね?」
頬が緩みそうだった。
「私としては喜んで引き受けさせていただきたいです。真にも話をして、それから返事をするという事で宜しいですか?」
「勿論だ」
「分かりました、では・・・」
「うむ。彼女と連絡を取ってみてくれたまえ」
「はい、失礼します」
ドアを閉め終わった俺は、飛び上がりたい気持ちだった。訳が分からないぐらいテンションが上がって、鼻息が荒くなったのを自分でも感じていた。
242:モノクロ 2 ◆yHhcvqAd4.
07/09/15 14:42:18 CXgCS/ex
「ええぇぇぇっっ!?それ、ホントですかっ!?」
真に連絡を取ったらすぐに事務所へ来てくれたので、直接伝えた所、事務所の外にまで響くような大声で特大のリアクションを返してくれた。
「あぁ。メディアへの露出は当分後になるだろうし、しばらくは取材も無いと思うけどな」
「やっ、やります!ボクやります!」
胸倉を掴むのではないかという勢いで、真が俺のジャケットを摘んだ。力強い返事が心地よく鼓膜を叩いた。
「やった!またプロデューサーと一緒だぁ」
「お、おい真」
抱きつきそうになった真の額に人差し指を当てて制止した。
「ちょっと我慢。な?」
「あっ・・・は、はい」
真は何かを思い出したようにハッとして、申し訳なさそうにごめんなさいと言った。
でも、その嬉しそうな気持ちは俺にもよく分かる。というか俺も嬉しい。
「じゃあ、早速社長に報告に行こうか」
「はい!」
いい返事が返ってくるだろうなと期待はしていたが、だいたいその読みどおりだった。
「そうか、二人とも乗り気でよかったよ」
社長が朗らかに笑った。
「では、これから活動を再開するにあたってやって欲しい事があってだな」
「はい、何でしょうか」
「それはだな・・・」
243:モノクロ 2 ◆yHhcvqAd4.
07/09/15 14:43:57 CXgCS/ex
―――――
今、俺と真は現地で合流した撮影スタッフと共にとある海辺の街にいる。社長から受けた指示は、『今後の活動のための映像の撮り溜め』だった。
近場で済ませられるものが大半だったが、一箇所だけロケ地での撮影にかかる費用を経費で出してくれるとの事だったので、真と相談した結果、ロケ地は海辺にしようと決まった。
撮影スタッフの撮った映像以外にも何か使えるものができれば、と思い、俺も一応自分のビデオカメラを持ってきていた。
しかし、俺のカメラを使うようなことも無く、強めの日差しの中撮影は無事に終了し、後はホテルに泊まって明日の昼にはチェックアウトして東京に戻ることになる。
久しぶりに真の水着姿を見たが・・・やっぱりボーイッシュだった。女性ファンの更なる獲得を目指しつつ、男性ファンの数も増やそうと目標を立ててはみたものの、どういったプロデュースをしていくかはまだ考えていなかった。
まぁ、準備する時間はある。今はまだ、以前のような忙しさに追われているわけではないのだから。
これからのことに思考を巡らせていた所に、コンコンとノックの音が耳に入った。
ドアを開けると、真が立っていた。
「こんばんは。へへ・・・遊びにきちゃいました」
初めて見る格好だった。
白いワンピースに、踵の少し高いサンダル。黒い髪とのシンプルなモノトーンだが、シンプルであるが故のピュアな姿だった。
「珍しいな、ワンピースなんて」
入り口で立ち話というのも何なので、部屋に招きいれた。散らかしてなくてよかった。
「友達と買いに行ったんです。最近、女の子っぽい服買ってもうるさく言われなくなったんですよ。これを着た姿を父さんと母さんに見せてみたら、母さんが大喜びしてて。それできっと父さんも何か感じてくれたんだと思うんです」
嬉しそうに真は言った。娘にとって母親というのは大きな味方だろう。
それにしても、真の父親の気持ちも分からないでもない。なんというか意表を突かれた感が強いが、よく似合っている。
真の線の細さがよく出ているし、残念ながらボリュームには欠けるが、胸元も中々大胆なデザインだ。何より、スカートからすらりと伸びた両脚がやけに目立つ。左の手首には皮のブレスレット、左の足首にはシルバーのアンクレットをはめていた。
「海・・・見に行きませんか?外の風涼しくて気持ちいいんですよ」
上から下まで眺めていた俺の視線に気づいたのか、ほんのりと頬を染めながら真が提案してきた。
こんな時間に見に行っても昼間の青さは見れないだろうが、夜の海というのもそれはそれでミステリアスな印象があるだろう、と思いつつ、部屋のキーを持って、携帯電話を左ポケットに突っ込んで、俺たちはホテルを出ることにした。
244:モノクロ 4 ◆yHhcvqAd4.
07/09/15 14:45:09 CXgCS/ex
夏も終わりになろうかという時期、昼と夜とではまるで別世界のようだ。
人通りや強い陽射しでザワついている昼間とは対照的に、涼しい風と鈴虫の透明な鳴き声が通り過ぎていくだけの静かな夜。
その静けさと薄暗さを楽しむかのように、俺と真は何も言わずに人通りの少ない砂浜への下り道を歩いていた。
ザッ、ザッという足音がこの静寂の邪魔をしているようで、何だか申し訳ない気持ちになってしまう。
「・・・」
さっきから歩みを進める度に、俺の右手に真の手の甲や指先がこつんと当たる。
ちらりと右側に視線を見やると、ほんの一瞬だけ真と目が合った。
「!!」
手を繋ぎたいのだろうか、と思った俺は、真の手を握った。手の中で指先が動揺する感触があったが、すぐに指を絡めて握り返してきた。
ほんの始めはひんやりとしていたが、握り締めると真の体温が手の奥から伝わってきた。
あの引退コンサートの日以来、俺と真はお互いの時間が空いてる時を見つけてプライベートで会うようになった。
あれをしたい、これをしたいという『女の子』のご要望に応えて、出来る範囲でやれる事をやってきた。
何しろ真は有名人だ。あまり人目につく場所で公然と遊ぶのは少々よろしくない。
手を繋ぎたいだのハグしたいだの、そういったリクエストに答えることが出来るのはこういう人気の無い場所ぐらいだ。
「あ、着きましたね」
坂を下り終えると、波の音が耳に入った。この辺りはもう街灯も立っていなくて、周りがかろうじて見えるのは空に浮かぶ月のおかげだ。
砂浜に誰かに置き去りにされたレジャーシートを見つけて、そこに腰掛けることにした。
一定の間隔で打ち寄せる波の音が心地よくて、なんだか落ち着いてくる。人間が波の音を聞いて落ち着くのは、太古の昔の記憶が遺伝子に残っているからだ、なんていう話を聞いたことがあるのを思い出した。
隣に座った真は青白い月光に照らされて、白のワンピースと白い肌とぼんやりと輝かせているようだった。
その横顔に儚さのようなものを感じて、俺は視線を外すことが出来なかった。
245:モノクロ 5 ◆yHhcvqAd4.
07/09/15 14:46:13 CXgCS/ex
「そうだ、プロデューサー」
「ん、何だ?」
「えっと・・・まだ感想聞いてなかったですよね。どうですか?この格好・・・ボクに似合います?」
期待しているような視線が真っ直ぐこちらに向いた。
「ああ。こんなに真に似合うとは思わなかったな。可愛いぞ、真」
「へへっ、やーりぃ!」
いつもよりも数段女の子らしい格好をしている真だが、ガッツポーズを作ってとても少年くさく喜ぶ姿は、どんな格好でも真は真だ、と再認識させてくれた。
「そうだな、今日の撮影もこの格好で・・・」
言いかけて、俺は突然、何だかそれは嫌だな、と思って言葉に詰まった。何故だろう。
「うーん、正直言っちゃうと、この姿は、その」
真がモジモジしながら目線を下げた。続きは何となく察しがつくのだが、焦らずに待った。
「もう両親には見せちゃいましたけど、プ、プロデューサーにだけ・・・見て欲しいなって」
なんともいじらしい事を言ってくれる。
「・・・俺もだ。他の男には見せたくない」
真は自分の姿を見せるのが仕事なアイドルなのに、独占欲なんて幼稚すぎると自分で失笑しそうだった。
「う、うん。アイドルとしてのボクはファンの皆の物ですけど・・・女の子としてのボクは、プロデューサーのものですから」
隣に座った身体がもたれかかってきた。俺と真の間に漂う空気が甘いものに変わっていくのを感じる。
俺はこういう甘ったるい雰囲気は気恥ずかしくなってしまうから少し苦手なのだが、真はこのムードに酔っているようで、「言っちゃった」などと漏らし、恍惚とした表情で遠くを見つめていた。
246:モノクロ 6 ◆yHhcvqAd4.
07/09/15 14:48:26 CXgCS/ex
ファンの中で『貴公子』やら『真さま』などと呼ばれる真のこういう姿は、未だかつてメディアに露出したことはない。
中性的でハキハキした、男性らしさすら漂わせる爽やかなキャラクターが菊地真の魅力として通っているからだ。そのおかげで、女性アイドルとしては他に類を見ない数の女性ファンを抱えている。
いつもそういった『アイドル菊地真』の姿を見ていたし、また俺自身がそのプロデュースを務めている。だからこそ、こういった乙女チックな姿を見せられると、ついドキっとしてしまう。
ファンを魅了する女の子が俺の目に魅力的に映らないわけがないのだ。
「・・・・・」
それにしても、下半身はスカートになっているのに膝を立てて座るとは、なんて無防備なんだろうか。
スカートの生地は重力に引かれて少し開いた膝から腰に向かって滑り落ちていて、膝の表側を見ようとするとかなり際どい所まで見えてしまっている。
真がまだボケーっとしているのを確認すると、俺は視線を膝から下へと落としていった。
傷一つ無い真っ白な脛の裏に隠れるようにして、思っていたよりも肉付きのいい腿が腰に向かって伸びている。
その根元は…かろうじてスカート部分の生地に覆われていて見えないが、腿からお尻への丸みを帯びた曲線は剥き出しになっていた。
真は胸より脚だな、とか、何色なんだろう、とか、その奥にあるのはやっぱり・・・などと、思考がどんどんヒワイな方向に行ってしまうのを、「それはダメだ!」と強く心に念じて追い払った。
「・・・うぅ」
俺が平常心に戻ろうと自分に喝を入れていたその時、真の身体がぶるぶると震えた。
気が付けば、風が少し強くなってきた。涼しい気温の中で薄着でいて寒くなってきたのかもしれない。
「寒い?」
と尋ねると、真は頷いた。時計を確認すると、もうそろそろ戻った方がいい頃合だった。
戻ろうか、と一言かけて、俺たちはホテルに戻ることにした。
帰り道、手を繋ぐ代わりに腕にしがみついていた真の体温は、行きよりも冷たくなっていたような気がした。
247: ◆yHhcvqAd4.
07/09/15 14:51:59 CXgCS/ex
今回はここまでです。まだおっぱじめてなくてすいません。
真のワンピースはMAのジャケットの飛び膝蹴りしてるアレです。
続きは後日いきます。
>>229
激しく期待!!!!!!1111
248:名無しさん@ピンキー
07/09/15 18:51:23 1fGQHSG+
支援。
249:名無しさん@ピンキー
07/09/15 21:43:04 cR9DZQzx
これはWKTKせざるを得ない…
続き期待してます
250:名無しさん@ピンキー
07/09/15 23:56:04 Xed5YoIp
真キタ!!
描写とかていねいで良いね、上手い
続き激しく期待
251:名無しさん@ピンキー
07/09/16 01:19:09 fDluzTPJ
233のサイトってなに?エロサイトにつながる割にはURLがちゃんとしてるし
252:名無しさん@ピンキー
07/09/16 01:24:09 3BgzZH37
233の意味が分からんのだが…
253:名無しさん@ピンキー
07/09/16 11:21:22 P11maftD
ゼノグラネタってここじゃ鬼門?
アニメ本編があまりにもアレでナニなのはわかっていても、
憎みきれないオレがいる。
254:名無しさん@ピンキー
07/09/16 12:41:39 2XQhYrY7
注意書きさえあればおkだったはず
255:名無しさん@ピンキー
07/09/16 22:53:49 ve0fvUvi
ゼノグラネタまだー?
注意書きさえあれば俺もおkと思う
256:名無しさん@ピンキー
07/09/16 22:56:42 TIjqYge/
っていうかゼノグラにまともな男キャラがいないのに書けるのか?
課長とカラスとカジキ男ぐらいだろ。
もしや淫ベル×千早w?
257:名無しさん@ピンキー
07/09/16 23:17:05 2XQhYrY7
以前誰かが淫ベル×春香で書いてた気が
258:名無しさん@ピンキー
07/09/17 00:58:22 aWludk93
ゼノグラ物も読みたかったので期待してます
259:名無しさん@ピンキー
07/09/17 01:33:47 YYUTCbWP
別にゆりんゆりんでも良いんでないの?
260:名無しさん@ピンキー
07/09/17 08:19:24 EqwIl7Sl
>>259
とりあえず>>1を見よう
261:名無しさん@ピンキー
07/09/17 10:07:14 9G1RI3tL
社長×Pとか課長×朔とかはここでいいかな
262:名無しさん@ピンキー
07/09/17 10:11:10 XbHRxSs0
>>261
とりあえず>>1を………ああ、いや………
263:名無しさん@ピンキー
07/09/17 11:03:44 chG2pNn3
>>261
社長×P←小鳥
とか読みたい
264:名無しさん@ピンキー
07/09/17 11:08:24 /0PunY7r
そっかー。ゼノグラでも可なんですね。
じゃあ書き掛け放置だったリボンデコを…って、百合は別スレだったか!
その発想は無かったw
265:名無しさん@ピンキー
07/09/17 15:13:59 I6hq1GSM
>ゼノグラ
男が少なくとも適当な暴漢に犯ってもらえばおk
266:名無しさん@ピンキー
07/09/17 19:27:17 AsCRffbK
>>256
男なら真が居るだろ
>>262
社長のシルエットは書き割りで、実は蝶ネクタイ型変声機を使用している幼女かもしれんぞ
267:名無しさん@ピンキー
07/09/18 00:06:59 a+mI6cUI
>>266
お前…
社長の外見が女コナンになっちまったじゃねーか!
268:名無しさん@ピンキー
07/09/18 01:31:35 xTHeb/t+
真GJ!!
あぁ、もう!かわいいな…
歩いててちょっと手の甲あてて様子見って萌える
269:名無しさん@ピンキー
07/09/18 17:44:39 xU8eacFR
>>265
IDOLという公式のお相手がいるだろ
270:名無しさん@ピンキー
07/09/20 03:44:32 PqhaQtqg
題は問わない、未完ものの続きはまだか
271:名無しさん@ピンキー
07/09/20 07:09:09 e62q0APW
前に投下されてた真伊織の続きが見たい
272:名無しさん@ピンキー
07/09/20 12:10:10 gKRXHWRE
ワンダースーツの続きが
273:名無しさん@ピンキー
07/09/20 12:19:22 D2sjqr+B
前に書かれてた雪歩によるPの穴掘り実践SSの続きを
え?そんなのない?
274: ◆yHhcvqAd4.
07/09/24 23:40:36 S3uNrhs2
こんにちは。続きができました。
何だか長くなってしまったような気がします。
もっとスッキリまとめられれば、と思いつつも投下します。
275:モノクロ 7 ◆yHhcvqAd4.
07/09/24 23:42:42 S3uNrhs2
何となくの流れで再び俺の部屋に戻り、途中で買ってきたジュースの缶を真に手渡して、俺も同じ物のプルタブを引いた。
「あ、かんぱーい。へへへ」
「ん」
コツン、と薄いアルミ同士のぶつかる音を合図に、ぐびぐびと冷たいジュースを喉に流し込んでいく。
ベッドの上でまた体育座りをしている真に、さっきの砂浜での1シーンがフラッシュバックさせられ、目のやり場に困ってしまう。
一瞬、白っぽいのが見えたような気がしないでも無いが、分かってやってるのか、知らずにやっているのか。
俺だって健康な若い男だから、とは言え、担当アイドルの生脚を見てムラムラ来つつあるこの状況はマズイ。スカートぐらい営業で履いていたこともあったじゃないか。いったいどうしてしまったんだ、俺は。
ふつふつと胸の奥が熱くなってくるのを誤魔化すかのように、俺は缶に入った液体を一気に飲み干した。
空になった缶をテーブルに置くと、丁度真も飲み干した所らしく、1テンポ置いた所で同じような乾いた音を立てた。
「あ、そうだ」
ふと、携帯電話の電池が切れかけていた事を思い出し、枕元に放り出してある充電器のコネクタに繋ごうと椅子を立ったその時だった。
「おわっ!?」
「うわっ!!」
床で足を滑らせてしまい、ベッドに突っ込む形で倒れこんでしまった。柔らかいマットが二人分の体重を受けて深く沈みこみ、ギシィときしんだ。
「わ、悪い真、大丈夫か?」
突然足を滑らせて、不可抗力とはいえ真を押し倒してしまったわけであり、上になって組み敷いているわけであり。
なんてベタな、と思いながらも柔らかい感触と女の子の匂いに思考能力を奪われかけ、先ほどからのモヤモヤした気分も災いして次に起こすべき行動を即座に実行できずにいた。
「すまん真、すぐどくから・・・ッ!?」
2、3秒遅れて身体を起こそうとした所を、背中に回ってきた真の両腕に引き止められてしまった。
276:モノクロ 8 ◆yHhcvqAd4.
07/09/24 23:43:22 S3uNrhs2
「・・・・・・」
真は何も言わなかった。ただ、俺の背中に回した両腕にグッと力を込めただけで。
「ま、真?」
この距離を逃すまいと、真はガッチリと俺の背中をホールドしていた。
「あ、あのな。俺も一応世間一般では若い男性とカテゴライズされる訳でだな、この態勢はよろしくないと思うわけだ。その・・・何をするか」
「・・・いいですよ、ボク。プロデューサーになら、何をされたって・・・」
何を、とはぐらかしてはいるが、それは『真もこの状況を分かってやっている』ということだった。
「真、冗談じゃ済まされ――」
「ボクじゃ・・・ダメですか?」
「えっ?」
「分かってます。ボクはアイドルだから、ボクに何かあったらマズイから、プロデューサーはとっても大事にしてくれる。それは分かってます。だけど・・・」
「真・・・」
「だけど・・・ボクみたいな子じゃ、その気にはなりませんか・・・?」
直接顔は見えないが、湿り気を帯びた息遣いと訴えかけるような口調から、自分が女だというプライドと、真の必死さが伺えた。
そしてそれは、救済を求める祈り人の訴えのようでもあった。
「ボク・・・胸も無いし、髪も短いし、あぐらかいて座るし、やっぱり・・・それでも・・・」
真の声が震えている。アバラが押しつぶされたかのように、胸が苦しい。
「わ、わかった。もういいから」
ベッドに真が俺にしているように、俺も真の背中に腕を回して、細い身体を抱き寄せた。
「悪かった」
一言だけそう言って、ショートカットの髪に指を滑り込ませて撫でた。
「後悔しないか?」
まだ涙目の真の瞳がまっすぐに俺を見つめた。
「はい。後悔なんてしません」
「えっと、・・・痛い・・・と思うぞ」
「大丈夫です。プロデューサーと一緒なら・・・怖いものなんてありません」
「真」
277:モノクロ 9 ◆yHhcvqAd4.
07/09/24 23:44:01 S3uNrhs2
その健気な言葉にたまらない愛おしさを感じて、俺は力加減もせずに真を強く抱きしめた。しかし、真は痛いとも言わずに、息を軽く吐いただけで、強すぎる抱擁に身を任せていた。
親指と人差し指で顎を軽く押さえると、そのサインの意味を理解したのか、真が目を閉じて軽く唇を突き出した。
そのまま唇で唇に触れ、強引と分かっていながらも舌を割り込ませた。流されるままに真の上下の顎は閉じられる事無く、俺の舌は侵入を果たした。
「んんっ!ン・・・」
顎の骨を伝わって、真が鼻から声を漏らしたのが分かった。もうしばらく、柔らかい舌とねっとりした口内の粘膜を堪能させていただこう。
「はっ・・・あ」
押さえつけていた唇を離すと、真が顔を真っ赤にしてぷいと横を向いてしまった。いきなり強引過ぎたかな、と思いつつも、その姿が可愛くて、顎を掴んでこっちを向かせ、今度はソフトにキスをした。
「脱がすぞ」
肩紐に指を引っ掛け、俺は焦る気持ちを抑えて、真の白いワンピースを脱がしにかかった。
「あ・・プロデューサー・・・」
返事は聞かなかった。どっちみち汚すわけにはいかないから。というか、このワンピースは汚してはいけないような気がした。
「あっ・・・う」
「ほら、下着も」
ワンピースの下にあったのは、白地にグレーの縞模様の下着だった。上下がお揃いなのを見ると、ある程度予期はしていたのだろうか。
もう少し大人っぽい物をつけても似合いそうなものだが、これが真の精一杯なのかもしれない、と思うと、何だか暖かい気分になった。
背中に手を回してホックを外すと、真が何か言いたげにモゴモゴとした。
「あの・・・ボク」
「ぺたんこじゃないのは分かってるよ。大丈夫。これから育つさ」
確証は無いが、俺はそう断言した。揉めば大きくなるという俗説が本当かどうかは知らないが、いっぱい揉んでやろう。
「はっ・・・恥ずかしいぃ・・・」
口でそう言う割には、さっと腕で覆い隠してしまう様子も無い。中々度胸があるな。
「・・・可愛いおっぱいだな」
いざ目の前にしてみると、このちんまりとしたサイズが何とも真らしい。形もいいし、先端の乳首も綺麗なピンク色だ。
興味の湧くままに手を伸ばして、痛くならないようにそっと真の胸を撫でた。
キメの細かいすべすべした肌の感触がとにかく心地よい。その皮膚の下にささやかに、だが確かに存在する柔らかさが霞んでしまうぐらいだった。
278:モノクロ 10 ◆yHhcvqAd4.
07/09/24 23:45:09 S3uNrhs2
「ふっ・・・は・・・」
呼吸で上下する胸に合わせて、口から吐息に混じった声が滲み出ていた。
「痛くないか?」
「は、はい・・・けど、くすぐったいような・・・」
「ふーん・・・じゃあここはどうだ?」
指先を、触れずにいた頂点に這わせて、まだ柔らかい乳首を捏ねた。
「ひゃっ!?」
一瞬、真の胴がびくっと跳ねた。こね続けると、みるみる内に乳首に血液が集まって硬くなってくる。
「あっ・・・ん、ん・・・な、なんか、へ、変な感じ・・・」
ふにゃふにゃだった頂点はたちまちコリコリと硬い弾力を得て、圧迫してくる指先にそれを返してくるようになった。
「あぁッ、ダ、ダメ・・・変な気持ちになっちゃう・・・」
はぁはぁと息を荒げている真に、既にパンパンにふくらんでいる俺のペニスに更に血が集まってしまう。
あの真がこんな声を出すなんて。あの真がこんな表情をするなんて。
自分がプロデュースしてきたアイドルを抱くという強烈な背徳感すら、最早興奮のスープに注がれるスパイスでしかなかった。
胸元から、キュっと引き締まったウエストと細い腰を通過して、右手を真のスラリとした脚へと這わせた。
地道なトレーニングを積んできただけあって、真の体躯は全体的に引き締められているが、さらさらした皮膚の奥からは弾力が力強く跳ね返ってくる。
砂浜で話している時に目を奪われてしまった真の脚は、特にその弾力が強い。身体の内側から瑞々しく張った太腿を、荒い鼻息を抑えようともせずにすりすりと撫で回してしまう。
お尻まで掌を這わせてみたが、胸同様にここの肉付きも薄めだった。
「あっ、わ、な、なんか・・・凄くエッチ・・・」
あからさまに驚く様子の真を見て、そういえば胸をツンツンした事はあっても尻を撫でるなんてしたことが無かったな、など俺は思い出していた。
「やっ!?」
太腿の外側を撫でていた手で膝を2,3度往復し、内腿へゆっくりと侵入しようとした所、勢いよく両脚を閉じられて、ぱちんと皮膚同士が衝突する音がした。
微かにだが、カタカタと身体が震えているようだった。
279:モノクロ 11 ◆yHhcvqAd4.
07/09/24 23:46:40 S3uNrhs2
「やっぱり、怖いか?」
その問いに真は、黙ってこくこくと頷いた。それもそうだろう。痛みを怖がらない人間などいない。
「大丈夫だ。怖がること無い」
緊張の色を隠せない真を抱き寄せて、あえてキスをせずに頬擦りした。
「ん・・・んー・・・」
「スキンシップみたいなもんだよ、こういうのは」
赤ん坊にしてあげるぐらいに優しく、さらりと指が通る髪を撫でて、背中をぽんぽんと叩いた。
と、そこで、俺の左肘を擦る真の左手に気づいた。そういえば、真は脱がしたが俺はまだ全く脱いでいない。
もっと直接肌同士で触れ合いたいとも思ったし、身体を離して俺も服を脱ぐことにした。
「うあー・・・」
ふとシャツを脱ぎ終えた所で真の方を見ると、両手で顔を覆いながらも指の隙間からこちらの様子を伺っていた。
男が服を脱ぐ所なんて見てもしょうがない気がするけれど、敢えて何も言わないでおいた。
「プロデューサーって・・・たくましいんですね。カッコいいです・・・へへっ」
「ん、そうか?・・・ほら、おいで。抱っこしてやるから」
はにかむ真を手招きして、お互い背中に手を回して再び抱き合った。
「はぁ~・・・落ち着きますね。なんだろう、この気持ち・・・」
こうして、ただ肌を合わせるだけというのも、これはこれで気持ちがいい。ずっとこうしているのも悪くないかもしれない。
よしよしと背中を擦っていたその時、パンツを押し上げるペニスに柔らかいものが触れて、同時にビリリと脊髄を電流が駆け抜けた。
どうやら真の内腿に先端が触れたらしく、激しく自己主張するそれの存在を真も悟ったようで、抱きしめた身体が少し強張った。
「プ、プロデューサー・・・これって・・・その、男の人のアレ・・・ですよね」
「あ、ああ、まあな」
「う・・・こんなに・・・大きくなるんですか?」
「・・・な、なるさ。男はみんなこうなる」
そこまで言うと真は、もじもじしながら俺を見上げた。
「さ・・・」
「ん?」
「触っても・・・いいですか?」
280:モノクロ 12 ◆yHhcvqAd4.
07/09/24 23:47:33 S3uNrhs2
「えっ・・・」
予想しない言葉が真の口から出てきた。上目遣いでそんな事を言われたら、断れようはずも無い。
「・・・いいぞ」
俺は真の手を取って、テントを張った場所へと導いて重ねさせた。
「わっ!か・・・固い・・・何これ」
一枚の薄い布越しに、真の細い指の輪郭が伝わってくる。探るように指が這うと、鈍い快感が腰の奥でくすぶった。
「まっ・・・真」
ちょっとタンマ、と一言断って、俺は素早くパンツを脱ぎ捨て、また真の手をペニスに重ねさせた。
「これ・・・固いだけじゃなくって・・・凄く熱い・・・」
声色に好奇心が伺えるように思えた。
「うっ」
「うわ、今、ビクって・・・」
形を確かめるように細い手が性器を握り締めた瞬間、その柔らかさと少しひんやりした温度に、思わずペニスが跳ねてしまった。
もしもこのまましごかせたら・・・
「真、そのまま、手を上下に・・・」
そう思った瞬間、口から言葉が飛び出していた。
「えっ!?は、はい・・・えっと・・・こう、ですか?」
訝しげな動きで、ゆっくりと真の手が幹を上下した。
「そう・・・もうちょっと強く握って・・・あ、いたた、それは強すぎ」
「あ、はい・・・これぐらい・・・かな」
知ってか知らずかは分からないが、敏感な先端部分に刺激が集中している。
ハジメテの女の子に何をさせているんだ、と思いながらも、ぎこちなさ丸出しの手つきがたまらなく気持ちいい。顔を真っ赤にして、俺の顔を見ながら時折股間をチラっと見る真の姿も非常に高ポイントだ。
「ハァ・・・ハァ・・・」
「わ・・・凄い・・・手の中でビクビクって・・・」
みるみる内に腰の奥から射精感がこみ上げてきた。こんなに早いのは我ながらちょっと情けないが、ここで出して終わりにしてはマズい。
「もういいよ、ありがとう真。気持ちよかった」
「あ、は、はい・・・」
「じゃ、次は真の番だな?」
「えぇっ・・・うわっ!」
281:モノクロ 13 ◆yHhcvqAd4.
07/09/24 23:49:16 S3uNrhs2
真の両肩を掴んで、そっとシーツの海に沈めるように押し倒した。
「真、もう一度訊きたい」
上から真の目を見つめながら、俺は言った。
「俺でいいのか?本当に」
「プロデューサー・・・」
真は黙って、しかしハッキリと頷いた。
「あなたがいい。プロデューサーじゃなきゃ・・・イヤです」
そういって真は左手を差し出すと、そっと俺の頬を撫でた。
「真・・・」
真はこんなにも、俺を慕い、想ってくれている。あの日以来とにかくストレートに好意をぶつけてくる真の気持ちは俺もよく分かっているつもりだ。
ならば、今こそ俺は、俺ができる事をして真の気持ちに応えてやらなくては。
「優しくするからな・・・脱がしてもいいか?」
「・・・はい」
その言葉とほぼ同時に、さっきまでぴっちりと閉じられていた太股が、少しではあるが開かれた。
あまり後に引っ張らないように、ささっとショーツを脱がせて、足から抜いた。薄めではあるが、股の中心に茂みがあるのがはっきりと見えた。
「・・・」
「ど、どうしたんですか、黙っちゃって」
「いや・・・キレイだな、って思ったから」
「や、やだなぁもぉ・・・キレイだなんて、そんな・・・」
生まれたままの真の姿は、全体的に線の細さが目立つが、くびれたウエストを境目にした曲線的なシルエットがとても女性らしく、すらりと伸びた両脚が美しかった。
同時に、手首のブレスレットと足首のアンクレットが、逃げられないように嵌めた手枷や足枷のように見えて、愛しい気持ちの中に罪悪感のようなものが込み上げてきてしまった。
気を取り直して、内股に手を伸ばして、瑞々しい太腿を撫でさすった。
「ふっ・・・あ」
真がギュッと目を閉じた。もしかしたら、ここが真の感じ易いポイントなのかもしれない。
そう思い内腿からお尻の辺りを集中的に触っていると、真の吐息がどんどん荒くなっていった。
「はぁ・・・くうぅっ、う・・・」
282:モノクロ 14 ◆yHhcvqAd4.
07/09/24 23:51:04 S3uNrhs2
太腿をさする手はそのままに、真が気を払っていないであろう胸に顔を近づけ、乳首を口に含んで舌先で転がした。
「ふあぁっ!?あっ、あ、そこぉ・・・」
もう既に固くなっていたそこは、舌を押し返そうとするほどにピンと張り詰めていた。
股間に向けていた注意も散ってしまったのか、さっきまでは閉じられ気味だった股が開いていて、その中心部が露になっているであろう事が分かった。
太腿を愛撫するその手を、少しずつその中心部へと近づけていく。
「あぁっ・・・はぁ・・・ん、んっ・・・」
辿り着いたその先には、既に若干の湿り気を帯びていた。もう一押しという所か。
少しだけ滲み出ていた愛液を指先に乗せて、秘裂の外側に塗りつけていった。
「あっ・・・!プロデューサー・・・」
頬を真っ赤に上気させて、真が荒い吐息混じりに俺を呼んだ。口が半開きになった隙を狙って、唇を這わせて舌を捻じ込み、熱くなった舌の粘膜同士を絡み合わせた。
「んむっ・・・ふ・・・ん、んっ、あん・・・」
キスを続けていると、どんどん指先に触れる潤いが増してくるのが分かる。好きなんだな、キスが。
だいぶ辺りがぬるぬるになった辺りで、頃合を見計らって俺は唇を話した。
「はぁっ・・・はぁっ・・・」
「・・・真、そろそろ行くぞ」
愛撫をしている間は気にならなかったが、先ほど絶頂寸前まで昇ったこともあり、俺のペニスも痛いぐらいに勃起してしまっている。
覆いかぶさるような体勢を取り、手早くコンドームをセットして、身体の下にいる真を見つめた。
「い、いよいよなんですね。ボク、プロデューサーと・・・」
「ああ、そうだ。リラックスしろよ。固くなっちゃうと苦しいかもしれないから」
言いながら、見当をつけた位置にペニスをあてがって膣口を捜した。
「うっ・・・」
濡れそぼった粘膜に触れただけで、もうだいぶ危ない。無事に入れた瞬間に射精してしまってはダメだ。
「よし、行くぞ」
膣口にあてがったペニスを奥へと進めていく。
「ふっ・・・う」
中へ入ろうとしているものを排除しようとでも言うのか、予想以上に締め付けがキツくて中々奥へと進んでいけない。
283:モノクロ 15 ◆yHhcvqAd4.
07/09/24 23:51:55 S3uNrhs2
「くっ・・・力抜け、真っ」
「あっ・・・うっく、は、はい・・・」
メリメリと音がしそうな程に、半ば無理やりに腰を前へ押し出していく。どうにかこうにか、先端部分は埋まったようだった。
あまりにも締め付けが強くて、苦しくなってきた。しかし・・・真はもっと苦しいはず。
このままここで留まっているのも辛いだろうと思い、少しかわいそうだが一気に貫いてしまうことにした。
「・・・一瞬で済ませるからな」
勢いをつけてグッと押し込むと、何かを千切るような感触と共に、ズルッと滑り込むように奥に到達した。
「いっ!?うぎぐ・・・くああぁぁぁっっ!!」
悲痛な声が身体の下から聞えてきた。周りのシーツを強く引っ張るその手を見るだけでも、かなりの激痛に耐えている事が伺える。
もし出来ることなら、その痛みを俺が代わりに背負ってやりたい。
「はっ・・・入ったぞ。大丈夫か?」
「くぅぅ・・・だ、大丈夫・・・大丈夫・・・です・・・」
真の額に浮かんだ脂汗を、指先で拭ってあげた。同時に真からも手が伸びてきて、額の汗を拭われた時、俺は自分も汗をかいていたことに気が付いた。
「ふう、しばらくこのままで・・・どうした?」
「うっ・・・うぅ・・・ひっく・・・」
力なく腕をシーツの上に落すと、真の瞳から大粒の涙がポロポロと零れ出てきた。
「あ、まっ真、ごめんな、やっぱり痛かったよな・・・よく我慢――」
「ちっ、ちが・・・うんです、うっく、そ、そうじゃなぐっでぇ・・・」
ギリギリと強い真の膣内の締め付けをこらえながら、俺は嗚咽混じりに声を絞り出す真の次の言葉を待った。
「ハァ・・・ハァ・・・う、嬉しいんです、ボク。父さんには男の子として育てられてきたし、学校でも皆・・・男の子みたいだって。アイドルになっても、王子様って言われたりして」
「・・・」
「でっでも、今こうして、大好きな人と・・・女の子として一つになれて、ボク」
「真」
「ボク、本当に、凄く幸せなんです・・・うぐ、えぅ・・・」
周りから男の子と間違われてしまう事は、俺が思っていたよりも遥かに、真の心に深い影を落とし続けてきていたようだ。
284:モノクロ 16 ◆yHhcvqAd4.
07/09/24 23:53:37 S3uNrhs2
泣きじゃくる真をぐっと抱き寄せて、耳元で「真は女の子だよ」と囁いた。
「ん・・・プロデューサー・・・好き・・・」
甘えた声で返事が返ってきた。その言葉の響きが切なくて、少し抱擁を強めた。
そうして、真が泣き止むまで、赤ん坊にしてやるように身体を揺すってあやし続けた。
ふとシーツを見ると、先ほど真が感じたであろう、いや、今でも感じ続けているかもしれない激痛を象徴するような痛々しい血の赤が転々としていた。
「・・・まだ痛いか?」
「ん、ちょっと・・・」
「もし辛いようなら、これ以上は・・・」
「あ、へ、平気です。その、動いても・・・」
そう言うと真は自ら、微かにではあるがグリグリと腰を押し付けてきた。
「そうか、じゃあゆっくり動くぞ」
ストロークを大きくしないよう、奥に入ったまま小刻みに腰を前後させ始めると、刺激に反応するかのように肉壁が蠢いた。
「ふ・・・あ」
それにしても強烈だ。ゴムごしに伝わってくる温度は暖かいが、ペニスが千切られてしまうのでは無いかというぐらいにギュウギュウに締め上げてくる。
激しく腰を打ちつけたら、決して長持ちしないだろう。ゆっくりと内部を擦っていてさえ、腰の奥で快感がその重たさを凄いスピードで増していくのだ。
「く・・・苦しくないか?」
「だっ・・・あ、大丈夫・・・っふ、プロデューサーの、熱くって・・・」
「ああ、真の中も、きつくって・・・熱い」
お互いがお互いの熱さを感じている。それにも関わらず、もっと熱くなりたいとすら思う。
「真っ、もう少し勢いつけるぞっ」
「はっ、はいぃ・・・あ、うあ、あぁんっ・・・」
グラインドの速度を上げると、奥の締め付けが更に強くなった。しかし、段々と内部が潤ってきているのか、つっかえる感じはしない。 カリの辺りをゴリゴリと擦られて、電流が腰から脊髄を駆け上って思わずうめき声が出てしまった。
「あ、はっ、あ、な、なんか変、変ですっ・・・!」
真も次第に痛みが減ってきたのか、首筋までピンク色に染まって、瞳を潤ませている。
あの真がこんな表情を、こんな声を出して、あの真を、俺が、俺が抱いている。
「うっ!?や、やば・・・」
何の前触れも無く強烈な射精感が押し寄せてきて、俺は意識を集中させるべく一旦腰を止めた。が、ぬめった膣内のヒダが、休憩などさせまいとでも言うかのようにペニスを急かした。
くそ、こうなったら突っ走るしかないか。
285:モノクロ 17 ◆yHhcvqAd4.
07/09/24 23:54:58 S3uNrhs2
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」
最早俺は何も言わなかった。腰の奥で疼いているだけだったカタマリが、先端へと駆け上っていく。
俺はその瞬間を1秒でも先に伸ばそうと思いながらも、真の最奥を擦り続けていた。
「う、あぁっ、あ、あ・・・なんか・・・頭がボーッと・・・」
真も快感を感じ始めてきたのだろうか、上ずった声をあげた。ずりっずりっと擦れるような音が、段々水っぽさを増してきた。
「んんっ、はぁ、ぷ、ぷろでゅーさぁ・・・」
シーツを掴んでいた手が、俺の首筋に回ってきた。と同時に、両膝で腰を捕まえられロックされた。
生でしているならこの状況はマズイだろうが、ゴムをしている今はその事に用心する必要も無い。
とにかく頭の中が真っ白になってしまいそうで、繋ぎとめている理性も崩壊寸前だ。
「んっ・・・む・・・く・・・ふ・・・」
突然真からキスをされ、思ってもいなかったことに向こうから舌が口内に乱入してきた。
テクなど何も無い、乱暴とすら言える衝動がぶつかってくる。なのに、どうしようも無く気持ちいい。
「うっ・・・で、でるっ・・・く、うぁ・・・」
「んんっ!?う、はぁ、あっ・・・」
情熱的に俺の唇を貪る真に、俺はとうとう限界を迎えてしまった。
286:モノクロ 18 ◆yHhcvqAd4.
07/09/24 23:56:49 S3uNrhs2
堪えてきた分なのか、激しい勢いで尿道を精液が駆け抜けて行き、先端が爆発しそうだった。
一度の発射の度に、頭の中が白くフラッシュし、腰が震える。
「あ・・・ビクビクってしてる・・・」
真は言いながら、俺にしがみつく足の力を少し強めた。
ゴム越しにも伝わってくる熱の中に、このまま溶けていってしまいそうだ。
「はぁ・・・なんだか凄くあったかいものが、ボクの、ボクの中に・・・」
「・・・へ?中に、って、おかしいな、ちゃんとゴムは・・・」
「え、な、何がおかしいんですか?」
まるで中に出したかのような真の感想に、俺はまさかと凄まじい悪寒を感じて急いで腰を引き抜いた。
「あぁっ!・・・な、無い」
本来出したものが溜まっているべき場所に、僅かな雫が残っているばかりでほぼ何も溜まっていなかった。
自分で裏筋の辺りに指を這わせてみると、人差し指に白いものが付着していた。
これが示すものは・・・一つ。
「あ、穴が空いてたのか・・・こ、こりゃマズイ」
「ど、どうしたんですか?顔真っ青になっちゃってますよ?」
「ゴッゴゴゴゴムに穴が空いてて、お、お前の中に・・・」
「へ?じゃぁ、あのあったかいのって、プロデューサーの・・・」
「すまない!ごめん!真に何かあったら、俺がどうにか責任取るからっ!」
「あっ、そ、そんな、土下座しないで下さいよ!」
「で、でも・・・」
「えっと・・・大丈夫だと思います。多分もうそろそろ、次のが来るだろうし」
最悪のそのまた向こうの状況を思い浮かべて魂が抜け出そうになっていると、真が俺の首筋に抱きついてきた。
「プロデューサー、今」
「えっ?」
「責任取ってくれる、って言いましたよね?」
「あ、ああ、言ったような」
「やったぁ!」
「ぐぇっ、く、苦しい、首を絞めるな、真っ」
287:モノクロ 19 ◆yHhcvqAd4.
07/09/24 23:57:57 S3uNrhs2
―――――――――
次の日、いつも通りの姿に戻り、どこか不自然なガニ股で後ろについてくる真と一緒に、ホテルを出た。
「夕方までには東京に戻れるだろうから、事務所に行って俺の車で送るよ」
「は、はいい」
「おいおい、大丈夫か?歩き方が凄く変だぞ」
「だって、なんか股の辺りが・・・」
「ああそうか、昨日の・・・」
思い出すと顔が熱く火照ってしまう。それは真も同じようで、赤色の見本のような色になって俯いてしまった。
「ほら、行こう。駅までもう少しだから」
「あっ・・・は、はい!」
どうせこの際だ。誰かに見られるかもしれないが、このまま手を繋いで駅まで歩くとしよう。
終わり
288:名無しさん@ピンキー
07/09/25 00:00:00 EWXDBH0b
GJ!
289:名無しさん@ピンキー
07/09/25 00:02:42 rjcrdTpr
俺のリクエストに答えて下さってありがとうございました!
今からじっくり読んできます
290: ◆yHhcvqAd4.
07/09/25 00:02:57 4ZNVMeK6
と言うわけで真の初体験でした。
投下する直前に「くびれたウエスト」が「くたびれたウエスト」になってるのに気付いて焦ってしまいました。
一文字違うだけでえらい違いですね。
次は書けたら律子のものでいきます。イヤッホウ!オラなんだかワクワクしてきたぞ!
291:名無しさん@ピンキー
07/09/25 00:30:58 rjcrdTpr
読み終わりました
やっぱり愛のある初めてはいいですね
色々一々リアリティがあって笑いました。
りっちゃんも気長に待ってますね
292:名無しさん@ピンキー
07/09/25 20:27:29 8osyItqA
765服の雪ぽが小鳥さんに見えてしまった俺は
どっちにこの熱いパッションを向ければいいのか
293:名無しさん@ピンキー
07/09/25 22:02:24 UE9ILLuc
両方
294:名無しさん@ピンキー
07/09/25 22:12:41 kmoDULmI
まっこ乙
怖がってる描写が無性にいい
295:名無しさん@ピンキー
07/09/25 23:59:09 7Saw1R62
一気に読んだGJ
296:名無しさん@ピンキー
07/09/26 00:46:24 n/4lgKWa
GJ!期待して待ってた甲斐があったよ
真すごいかわいい
297:名無しさん@ピンキー
07/09/26 15:14:17 4yzQx3jU
教訓:ゴムは事前にちゃんと確認しよう(←言うところはそこかよ!w)
まぁ、それは置いといて、真SSお疲れ様でした!
298:名無しさん@ピンキー
07/09/28 22:49:20 5Biftxl5
たまにはage
299:名無しさん@ピンキー
07/09/30 04:35:05 ZQQClMW7
だがsageる
300:名無しさん@ピンキー
07/10/01 07:47:44 Lk0E9Z0O
律子に期待
301:過労死 ◆yHhcvqAd4.
07/10/03 03:03:38 Q0IMOe32
こんばんは。律子さんの物が出来上がりました。
自分の中で「プロデュース中のアイドルに手を出すのはなぁ…」って思い込みでもあるのか、プロデュース期間中でのネタが中々思い浮かびません。
まだまだ色々と精進が足りませんね。
という訳で行きます。
302:コーヒー味の唇 ◆tsGpSwX8mo
07/10/03 03:06:22 Q0IMOe32
夕方も過ぎた、とあるビルのとある芸能プロダクション。外はもう日も暮れ、帰り道を急ぐサラリーマンの群れも少し勢いが収まろうかという時間だった。
俺は今、デスクに向かって打ち込み作業中の、部下兼同僚兼友人兼元アイドルを待っている所だ。
人生一寸先は闇とはよくいったもので、アイドルをプロデュースしていたかと思えば、765プロの子会社とはいえ社長になってしまった。
しかも俺の担当していたアイドルは現在プロデューサーとして活動中。本当に人生は何が起こるか分からない。
「そろそろかな」
だいたい彼女の仕事のペースを把握している俺は、こっそり自販機へと走り、ブラックとカフェオレを一缶ずつ買ってきた。
一日の締めくくりにコーヒーを飲むのが、何時の間にか二人の間での通例になっていた。
「お疲れ様、律子」
「あ、今丁度終わりました。あ、コーヒーありがとうございます」
『電源を切っています』とディスプレイに映し出すパソコンの傍らに律子の分のカフェオレを置き、俺はブラックのプルタブを引いた。
「ふふ、今日も一日、お疲れ様でした!」
コイン、と缶の音が響き、その間抜けな音に二人で顔を見合わせて笑った。
「あの二人、どうだ?もうそろそろライブで一緒に出してサプライズ、ってのもいけるんじゃないか?」
「うーん、まだですかねぇ。息はぴったりなんですけど、実力の底上げが先決かなぁ」
あの二人、というのは、腕白真っ盛りの小学生、双海亜美と真美の双子の姉妹だ。律子がプロデュースしているアイドルだが、やはり色々と手を焼いているようで、俺も時々自分の仕事の合間を縫って様子を見に行っている。
かつて、765プロの高木社長がそうしていたように。
「まぁ今は人気も上り調子ではありますし、まだ二人で一役って方針で行くつもりです」
「そうだな、それがいいだろう」
ふと、事務所にかかった時計を見やった。まだ今日は終電までかなり時間がある。
ちらりと律子の顔を見てから、こう切り出した。
「ところで律子。今日はまだ時間、早いから、その・・・」
ダイレクトに口に出すのは流石にはばかられたので言わずにいたが、何を言わんとしていたかは律子も理解したようで、
「え、ええ~っ?そ、そんないきなり言われても・・・」
と、困った顔をした。
303:コーヒー味の唇 2
07/10/03 03:07:41 Q0IMOe32
「・・・ダメか?」
「・・・もっとこう、ムードとかさぁ」
「ムードか~」
「そうよ、雰囲気は大事なんだから。・・・ダメとは言わないからさ、私を・・・その気にさせてみて」
律子はそう言うと、眼鏡をクイッと上げて、ほんのりと頬を染めた。
真面目で勝気で辛口な部下兼同僚兼友人兼元アイドルは、今ではもう一つ、恋人という肩書きを持っている。
とはいえ、けじめのきっちりついた俺たちが男女の関係になるのは、もっぱら仕事を終えてからだ。
「ははっ、難しい注文だな」
俺はそう言いながら律子の手を取り、指を絡めてギュッと握り締めた。
「ん~、この程度じゃまだまだね」
律子は余裕の表情で唇の端を吊り上げた。それはそうだろう。これはまだジャブに過ぎないのだから。
握り締めた手はそのままに、空いた方の手で頬を撫で、顎のラインをなぞると、律子はくすぐったそうに目を細めた。
「まだまだ」
細い肩を抱き寄せ、顎の頂点を掴んでこっちを向かせ、じっとレンズの向こうの瞳を覗き込んだ。10秒程そうして見つめていると、観念したと言わんばかりに律子が目を閉じた。
そのまま、柔らかい唇を目掛けてキス。
律子の唇は、甘いカフェオレの味がした。
さて、どうだろうと唇を離してみた所、律子はしかめっ面だった。
「苦い」
一言だけ言って、今度はふくれっ面になった。
「悪い悪い、ブラックは好きじゃないよな」
俺はカフェオレの缶の中身がまだ少し残っていることを確かめると、口の中に少し流し込み、そのまま律子に口づけた。
そっと舌に乗せて唇の向こう岸へカフェオレを送ると、こくんと喉が鳴った。
「今度は甘いだろ?」
「え、ええ・・・」
瞳が潤んできている。もう一押しか。
「なあ律子。・・・お前が欲しい」
耳元でそっと囁くと、
「・・・うん、合格」
向こうからキスのお返しが来た。
304:コーヒー味の唇 3
07/10/03 03:09:52 Q0IMOe32
――――
人員の少ないこの事務所でも、キッチンや仮眠室など、一通りの設備は整っている。765プロのビルに比べれば大した事は無いが、なあに、これからたっぷり稼げばいいのだ。
俺と律子は、二人だけしか利用しない仮眠室へと入った。
服がシワになるからと、律子は部屋に入るなり俺にあっちを向いていろと言い、おもむろに服を脱ぎ始めた。
一旦スイッチを切り替えてしまえば結構こういった事にも乗り気な律子なのだが、中々俺に服を脱がさせてはくれない。
向こうが裸なのにこちらだけというのも何なので、俺も服を脱ぐ。
ひとしきり、文字通りの身辺整理が終わった所で律子に向き合う。と、胸元のご立派なものにどうしても目が行ってしまう。
「まーた胸ばっか見ちゃって・・・って、あ!履いてる!」
俺がトランクスを履いているのを目ざとく見つけた律子は、眉をひそめて半ば強引に最後の砦をひっぺがしにかかった。
こんな時でも律子は律子なのだ。
「あっ・・・もう・・・」
「・・・分かりやすいからな、男は」
俺は既に、完全に臨戦態勢が整っていた。律子はそれを見て、顔を赤くした。
「今日は・・・私からするね」
いくら真面目な律子とは言えど性行為に関する知識はある程度持ち合わせていて、全くされるがままでなく時折アクションを起こしてくれる。
その度に、恥じらいを所々にのぞかせながらもエッチに積極的なその姿がどうしようもなく俺をそそる。
「ね、どこがいい?ここ?」
両手が俺の手を包み、
「ここ?」
ぺロっと赤い舌を出し、
「それとも・・・ここ?」
包んだ俺の手を豊満なバストに添えた。
「ま、迷うなぁ・・・」
手でしてもらうのも、口でしてもらうのも、胸でしてもらうのもどれも気持ちいいのだ。
けれども、今日の俺には一つアイデアがあった。
305:コーヒー味の唇 4
07/10/03 03:11:21 Q0IMOe32
いつものようにするのもいいけれど、今日はちょっと刺激的な事をしてみたい。
そう思って、俺は仮眠室をぐるりと見渡してみた。
・・・あった。手近かつおあつらえ向きの道具が。
「えっと、律子。今日はちょっと違うことをやってみないか?」
「え?い、痛くしないんだったらいいけど・・・何するの?」
「痛くはしないよ、んー、眼鏡は外した方がいいか。ちょっと取ってくれるか?」
俺が言うままに律子が眼鏡を外した。
「ちょっと目、閉じて」
「え、ええ」
長い睫毛を伏せて、瞼が閉じられた。眼鏡を外した律子は、俺の贔屓目を差し引いても美人だ。アイドル時代にこれをやっていれば、効果絶大なイメージ戦略になりえただろうに。
最も、それを本人に話したら何故か嫌がられてしまったのだが。
眼鏡をつけていても勿論律子は可愛い。しかし、外した時も、それはそれでいい。いつかは髪もほどいてもらいたい所だ。
「ねぇ、まだ開けちゃダメなの?」
はっ、ついつい見惚れてしまった。俺はいそいそと安眠用のアイマスクを手に取り、律子の背後へ回った。
剥き出しのうなじに軽くキスをして、一気にそれを律子に被せた。
「わっ、何?何したの?」
何をされたかもよく分からずにいる律子の、しっとり濡れた唇をキスで塞いでひとまず落ち着かせる。
「ふ・・・んっ・・・な、何をするの?」
「何って、その・・・ナニだよ」
「えっ・・・?」
ソフトSMを知らないのだろうか。だとしたらちょっと意外だ。
律子の両腕を絡めとって後ろ手にし、手近にあったタオルで両手首を縛った。勿論、痛くしないようにほんの軽くだ。
「ちょ、ちょっと、なんで手を縛るの?」
「だから言ったじゃないか、ちょっと違うことをするって」
「これって痛い奴なんじゃないの?そういうのは嫌だってば・・・」
あからさまに動揺する律子を後ろからそっと抱きしめた。両手首は少し頑張れば簡単にほどけるのだが、それは内緒にしておく。
306:コーヒー味の唇 5
07/10/03 03:12:36 Q0IMOe32
「そういうのはもっともっとエクストリームな奴だ。これは痛くないから大丈夫」
そう言いながら、すべすべした肌を撫で回した。肩から腰へ、腰から膝へ、膝からふくらはぎへ。
「ん~、いい匂いだなぁ律子は」
「なっ、何を・・・」
鎖骨のラインを指でなぞり、唇で触れるだけの軽いキスを首筋から背中へと降らせていくと、時折律子の身体がビクッと反応した。
まだ刺激の強い部分は避け、そうやってソフトな愛撫を繰り返していった。
次第に律子の身体がうっすらと汗ばんできた頃を見計らって、顎を掴んで唇の中へ舌をねじ込み、熱くなった口内の粘膜を蹂躙した。
「ん、く、ふあ、あ、あっ・・・」
やや律子からの反応が大きい。やはり、次にどこから刺激が来るか分からない状況がそうさせているのか。それとも、両手の自由を奪われてされるがままという屈辱的とも言える状態か、あるいはその両方か。
「は、あ・・・ん、んんっ!」
一度唇を離し、舌先にかかったアーチを鑑賞しようと思ったが、ポカンと開いたまま、隙だらけの唇へ再び割り込んだ。
ぬめった舌同士を絡め合わせ、端からこぼれた唾液は音を立てて啜った。味は無いが、体液を交換するという行為が胸を熱くする。
唇を離し、息をする度に上下するその豊かな胸へと手を這わせていった。
「あぁっ、あ、や・・・」
さするつもりで触れただけで、律子の背筋にピンと緊張が走った。どうやら、先ほどからの緩い刺激で焦れてしまっていたようだ。
「はぁっ・・・あ、っく・・・あァッ!あ・・・」
やや手に余るサイズの、柔らかなカタマリをぐにぐにと弄ぶと、たちまち律子の息が荒くなってきた。
「律子のおっぱいは大きいなぁ。モチみたいに柔らかくて暖かくて、いつまでも触っていたいぐらいだよ」
「や、だ・・・い、言わないで・・・は、ふぅん・・・」
わざと律子の羞恥心を煽るように、なるべく低い声で耳打ちするように囁いた。
余りにも俺の本音過ぎて、言葉責めをしたいのか感想を述べたいのかやや不明瞭ではあるが。
「いつもあんなに厳しい律子が、こんなにエッチな身体をしてるなんてなぁ・・・たまらないよ」
言いながら、乳房を揉みしだく手と指の動きを、少しだけ強く激しくした。
307:コーヒー味の唇 6
07/10/03 03:13:58 Q0IMOe32
「うっ、う・・・ス、スケベ・・・!ああ、あ、あ・・・」
「ほらほら、おっぱい気持ちいいの?」
「しっ、知らない、そんなの・・・あ、はぁ・・・」
「そっか・・・じゃあもっと気持ちよくしてあげないとな」
さっきから敢えて手を触れずに焦らし続けてきた、大きな膨らみの頂点に指を添えた。
「はうぅん!あぁっ・・・!はあぁ・・・」
触れた瞬間、律子の声のトーンと音量が上がった。
桜色のそこはもう血液が張り詰めて固くなりきっていて、頂点の周囲の乳輪までもが勃起していた。
「ここいじられるの好きだろ?こんなにコリコリになるまで焦らしちゃってごめんな」
「別に、好き・・・じゃ・・・なぃ・・・あ、やだっ!あ、あっ!ふああん!」
汗ばんだ律子の肌から指で汗をすくいあげ、皮膚の奥へ浸透させるように丹念に乳首を揉みほぐす。
それにしても、外に誰かいたら間違いなく聞えてしまうような音量の喘ぎ声だ。こんな間近で乱れた声を聞く方はたまったもんじゃない。
今すぐにでもこの欲情を律子の中に洗いざらいぶちまけてしまいたいぐらいだが、じっとガマンの子だ。
「気持ちよくないのか?いいならいいって言っちゃえばいいのに・・・意地っぱりだなぁ」
「こ、こんな事されたって、き、きぃ・・・気持ちよく・・・なんかぁ・・・あ、あ・・・」
むっちりした太腿をモジモジとすり合わせながらも、律子は口答えする。今日は妙に強情だ。
それとも・・・楽しんでいるのかな?
ぴったり閉じられた太腿の奥が今頃どうなっているか気にかかって、乳首を捏ね回すのを止めた。
「ふぇ・・・?」
先ほどからずっと刺激し続けてきたから、数秒程触れずにポーズを置いてみることにした。
案の定、アイマスクで周りが見えないのに首を僅かに動かして周囲の様子を伺おうとしている。
308:コーヒー味の唇 7
07/10/03 03:18:35 Q0IMOe32
「ね、ねぇ。どうしたの・・・?」
少し股が開いた所を見計らって、右手をその間に突っ込んだ。
「ふああんっ!」
「わ・・・すご・・・」
思わず声が漏れてしまうほどの大洪水状態だった。内股や陰毛までべとべとに濡れてしまっている。
「ううっ・・・だ、だめ・・・」
力なく呻きながら、太腿でギュッと俺の右手を挟み込んだ。が、残念ながら律子の秘密の場所はもう射程圏内だ。
自由になっている指先で裂け目をこじ開け、ヌルヌルの湧き出る泉へと指を沈めていった。
「い・・・あぁんっ!は、あ、あ、あ・・・」
大洪水の内側は、熱くとろけきったドロドロ。指を往復させる度に、中に収まりきらない愛液が外へと流れ出た。
「律子のここ、凄いぞ・・・トロトロになっちゃってて指が溶けそうだ」
「ふぁぁ・・・うぅ・・・は、はっ・・・ハァ・・・」
それからしばらくの間、部屋には俺の吐息と、律子の嬌声と、穴をかき回す水音だけが淫らに響いていた。
「ハァ・・・ハァ・・・ねぇ、もう、もう、これ解いてよ・・・」
俺がもう一本指を挿入しようとした所で、律子が言った。
「どうした律子。もうガマン出来なくなっちゃったか?」
「う、うん・・・私、これ以上ガマンできない・・・見えなくて手も縛られてて・・・切ないのよぉ・・・」
涙声で訴えかけてくる律子の声に俺はハッとして、緩く縛ったスポーツタオルを解いて、目隠しも外してあげた。
「・・・・・・」
「う、うわっ!律子!?」
手の自由を取り戻した途端、俺は律子に勢いよくつきとばされ、ベッドに押し倒された。
「はー、はー・・・も、もうガマンできない・・・って、言ったじゃない・・・」
端に涙を浮かべてはいるが、ギラギラしたケダモノのような目で律子は俺を見下ろした。
呆気に取られていると瞬く間に両手首を凄い力で押さえつけられ、今度は俺が拘束されてしまった。
「あ、あ・・・これ・・・これが・・・」
張り詰めた股間の怒張が、ぬるりとした物に撫で付けられた。
「あ、入る、は、はぁ、あ、あ、あああぁぁぁんっ!」
位置を合わせたと思った瞬間に、一気にそのぬめった暖かい物にペニス全体が飲み込まれた。
「すご・・・大きくて、かた・・・いっ・・・あ」
「うっ、く・・・」
309:コーヒー味の唇 8
07/10/03 03:23:08 Q0IMOe32
入った物の大きさを確かめるように、律子がクネクネと腰を回した。締め付けが強いのは元からだが、それにも増して吸い付くように膣壁が蠢いている。
俺もずっとガマンしていた事もあって、ぶるぶると腰の奥が震えるのを感じていた。
「あ、あっ・・・ん、は、んふぅ・・・」
ひとしきり腰を回したかと思うと、上になったまま律子が腰を上下に激しく、荒々しくグラインドさせた。
俺が下になっているこの体勢といい、両手首を抑えつけられている状況といい、まるで男に組み敷かれている女の子のようだ。
いつもの律子はこんな心境で俺を眺めているのだろうか。
乱暴に、一心不乱に俺の上で腰を振る律子を見て、その姿に圧倒されてしまう。
滑りの良い襞に粘膜を舐め取られ、ゴシゴシと絞り上げられる。頭が真っ白になってしまいそうな、怒涛の快感。
「はっ、は、うっ・・・き、気持ち・・・気持ちいい・・・」
うっとりとした声を上げながらも、律子は腰を休めない。それどころか、スピードが上がっている。
目の前で惜しげもなくぶるんぶるんと揺れる二つの果実といい、口の端から涎を垂らしてしまっている律子の表情といい、視覚的な刺激が強すぎる。
「んぁ、ん、んっ・・・ふ、ふうぅぅ・・・すごいよぉ・・・」
こんなに乱れて快楽を貪る律子は初めてだ。どうやら、ネチネチ愛撫していたのが相当効いたらしい。
溢れるほどの愛液のおかげで痛みは無いが、手で握ってしごかれるよりも強い圧力があらゆる方向から俺を締め付けていた。
直に神経を舐められているかのような快感が脊髄から脳いっぱいに駆け上っていく。
「あ、あ・・・い、い、イキそ・・・ひ、イ、イク・・・ひあっ、あうぅぅぅぅぅぅっ・・・あはぁ・・・」
律子が顎を天に向け、俺の手首を掴む両手と、ペニスを締め付ける膣の力が急激に強まった。
ぐねぐね蠢いて搾り取ろうとしてくるその動きに、腰の根元から精液が無理矢理引きずり出され、何の抵抗を受けることも無く劣情を吐き出した。
「ううっっ!くおぉ・・・」
腰が砕けてしまいそうな快感が脳髄を乱暴に打ち叩いた。射精の真っ最中だというのに、もっと出せと言わんばかりに律子は乱暴に締め上げ、ぐいぐいと奥へ引き込んでくる。
その勢いで、ロクに動いても居ない内から強制的にもう一度射精へと押し上げられ、続けざまに搾り取られた。
長い長い射精が済んだかという所で、ぷっつり糸が切れたように律子が倒れこんできた。
「ハァ・・・!ハァ・・・!」
荒い息で呼吸を繰り返すその背中は、汗に濡れていた。俺の手首には、律子が押さえつけていた痕が、くっきりと赤く残っていた。
力の抜けきった唇にキスをすると、
「・・・ダーリンのバカ・・・」
とだけ呟いた。
310:コーヒー味の唇 9
07/10/03 03:25:57 Q0IMOe32
――――
事が済んで、のそのそと服を着始めた律子は何故か悔しそうな表情を浮かべていた。
「律子、どうだった?」
「ど、どうだったって・・・言えないわよ、そんなの」
「いやあ、あんなに乱れてる律子は初めてだったなぁ・・・なんだかレイプみたいな事までされちゃったし大胆な・・・いでっ」
先ほど手首を縛ったタオルで頭をはたかれてしまった。
「で、でもちゃんと痛くはしなかったじゃないか」
「そりゃあ、なんていうか・・・い、痛くは無かったし、結構・・・――かった・・・・・・でも!目には目を!歯には歯を!次はそっちの番だから覚悟しておきなさい!」
「ええっ!そ、そりゃ無いぜとっつぁん」
「だーれがとっつぁんよ!もう!スケベ!」
帰ったら早速リサーチしなきゃ、と呟く律子に、次にこの仮眠室に入った時どうなってしまうのだろうと俺は戦慄を覚えていた。
終わり
311: ◆yHhcvqAd4.
07/10/03 03:36:31 Q0IMOe32
以上です。この後、彼はきっと掘られることになるのでしょう・・・
今まで書いたの読み返して思ったけど、俺の書くPは早漏さんですね・・・もうちょっと頑張れ。
律子はムッツリスケベだと信じて疑いません!!
そんな訳で読んでいただければ幸いです。
312:名無しさん@ピンキー
07/10/03 06:13:19 JJsJroDY
GJ!
早朝だというのにムッハーってなった。