Circus作品のエロ小説 その10at EROPARO
Circus作品のエロ小説 その10 - 暇つぶし2ch113:名無しさん@ピンキー
07/08/12 02:58:16 oD9Msv68
杉並のSSが見て見たいのは俺だけじゃないはず

114:名無しさん@ピンキー
07/08/12 03:08:54 MwtT4rlK
一部の嫌陵辱がしつこいだけでしょ

115:名無しさん@ピンキー
07/08/12 03:30:57 Hkn7yEAt
このままじゃ、8月スレのようになっちゃうよ
凌辱が嫌な人は凌辱スルー
純愛が嫌な人は純愛スルーの方向性で

116:名無しさん@ピンキー
07/08/12 07:29:40 N+siZe1r
ここは一発タシーロの音姉調教で

117:名無しさん@ピンキー
07/08/12 12:09:11 0oqBdcz9
>>113          同じく見てみたい

118:名無しさん@ピンキー
07/08/12 12:36:58 u00PI/BU
純愛編…純一が様々な試練やトラブルを乗り越えて彼女と結ばれる話。
凌辱編…杉並が残る12人を調教し、肉奴隷にしていく話。

とか

119:名無しさん@ピンキー
07/08/12 12:51:11 uBevA37u
ヤンデレ音姫が義之を監禁して調教する(純愛)
義之がサーカス作品の女の子を襲いまくる(凌辱)

どっちがいいんだ?

120:名無しさん@ピンキー
07/08/12 15:21:50 YoeVL+Kq
щ(゚Д゚щ)カモォォォンタシーロ

121:名無しさん@ピンキー
07/08/12 16:23:43 6G62n3sy
>>119
両方に決まっているじゃないか

エロパロ板でこんなこと言うのも何だけど、あんまりエロとか凌辱とか言ってるとエロのない作品を投下しづらい雰囲気になってるような

122:名無しさん@ピンキー
07/08/12 16:51:24 yQk/Xl6f
だから、ダ・カーポ作品は諦めて

最終試験くじらのくじらを襲いたい

123:名無しさん@ピンキー
07/08/13 01:25:16 69Ej9prU
結局うるさいのはダカーポ儲な気がするのでそれでいいかと

124:名無し
07/08/13 01:34:30 TPNs8FMr
まぁ誰かSS投下してくれるのを待つ
絨毯爆撃でもいいおw

125:名無しさん@ピンキー
07/08/13 03:41:08 a6XwjzSn
>>122
声優のくじらでも襲いたまい

126:名無しさん@ピンキー
07/08/13 06:46:20 V8+neMzU
大蛇丸様、こやつら如何しましょうw

127:名無しさん@ピンキー
07/08/13 09:13:36 rQ0zg260
つまんね

128:名無しさん@ピンキー
07/08/13 13:05:28 J7ODjMLw
誰か音夢SS書いてよ

129:名無しさん@ピンキー
07/08/13 13:15:07 AtYtsxvV
音夢の方が監禁書きやすい、朝倉姉妹の監禁難すぎ

130:焼きプリン
07/08/13 16:02:53 AtYtsxvV
投下します。一応ヤンデレです。

131:音夢の世界
07/08/13 16:04:50 AtYtsxvV
心臓の鼓動の音がやけにうるさいです。
ですけど、簡単に抑えられる類のものではないので我慢します。
そう、これが私の人生の最初で最後の告白。
「私は、アナタを、兄としてではなく一人の男性として愛しています。どうか、…どうか私と付き合って下さい。」
ちゃんと言えただろうか?恥ずかしさに耐えきられなくなって思わず下を向いてしまう。兄さんは今、どんな表情をしているだろうか?呆れていないだろうか?困惑していないだろうか?それとも、私と同じように顔を赤くしているのだろうか?
一瞬とも永遠ともつかない時間。おそらく一分とも経っていないのだろう。しかし、私には今の一時が永遠とも感じられた。
「……すまない、音夢。俺はお前の気持ちに応えることはできない」
「えっ……?」
顔面の温度が下がるのが、明らかにわかった。
今、兄さんは何て言ったんだろうか?
「兄さん……?」
今の言葉を否定して欲しくて思わずついた言葉。
「……ゴメン、俺はやっぱりお前のことを妹としてしか見ることができない。」
否定された?今、兄さんに否定されたの?否定されたということはこれから先の関係を拒絶されたということと同義だ。

132:音夢の世界
07/08/13 16:06:06 AtYtsxvV
私以外の女が兄さんの隣にいて、私以外の女と兄さんが結婚して、私以外の女と兄さんが家庭を持って、私以外の……………
そんなの嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だいやだいやだいやだいやだイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダ
そんなこと絶対にあってはならない。兄さんのいない生活なんて考えられない。兄さんがいなければ何の意味もない。
兄さんは携帯電話を取り出すと気まずそうに
「俺、今日は杉並の家にでも泊まらせてもらうから」
ニイサンガコノイエカラデテイク?私は自分の顔から血の気が引くのを聴き、頭の中が真っ白になった。

気がつくと何故か床に倒れている兄さんと亀裂の入った兄さんの携帯電話。
私は倒れている兄さんを助け起こそうとして、兄さんに近づくと亀裂の入った携帯電話のディスプレイが目に入った。アドレス帳にある数多の女の名前。その瞬間、私の脳裏に名案が浮かんだ。
兄さんに、私以外の女の子との接触を断たせればいいんだ。

133:音夢の世界
07/08/13 16:07:35 AtYtsxvV
選択問題みたいにいくつかの候補があれば兄さんの気持ちがどこに向くのか解らないけれど、他の女の子との関係を深められないような状況に追い込めば兄さんは私を唯一の候補として選んでくれるはず。
誰だって選択肢が一つしかなければそれを選ぶしかないのだから。だから潰そう、私以外の選択肢を。
工藤君は男の子だけど、兄さんを見る目が怪しい。だから、男も女も関係ない。私以外の選択肢を全て潰さなければならない。だから、私以外に兄さんに接触させる必要なんてない。
さくらも美春も眞子も萌先輩もことりも杉並君も工藤君も皆全部、兄さんと私の世界には入らない。兄さんと私だけの世界。なんて素敵な世界なんだろう。
一番厄介なさくらはアメリカにいる。今なら、兄さんの部屋に誰も入れない。
だから兄さん、早く私を受け入れて下さいね。

134:焼きプリン
07/08/13 16:11:43 AtYtsxvV
投下終了。
続くかもしれませんし、続くかもしれません。
朝倉姉妹の義之監禁は忘れ去られた頃に投下すると思います。
エロなくてゴメンナサイ

135:名無しさん@ピンキー
07/08/13 16:12:49 AtYtsxvV
続かないかもしれませんの間違いです。ゴメンナサイ

136:名無しさん@ピンキー
07/08/13 21:56:44 tibeP4Q7
続ききぼん

137:名無しさん@ピンキー
07/08/13 22:00:25 MCrhhur6
続いて欲しいし、続いて欲しいです

138:名無しさん@ピンキー
07/08/13 23:32:24 xox9fbCD
全力で w k t k !!

139:名無しさん@ピンキー
07/08/14 00:48:25 snlLXEqp
空気読まずに埼玉や熊がやってきたらギャグだなw


いえ…お笑いじゃない展開を希望します……

140:名無しさん@ピンキー
07/08/14 15:33:27 ISxtcLSt
音夢、恐ろしい娘!

141:名無しさん@ピンキー
07/08/14 16:52:06 jcBE7H1I
団長の朝倉姉妹監禁キボンヌ

142:名無し
07/08/15 02:45:56 IKU1DMEs
やべ…続きを

143:名無しさん@ピンキー
07/08/15 05:05:33 BHojQOg9
>>141
SOS団団長
「アンタたち、不思議な力を持ってるんだったて? 見せなさい
 見せるまで、ここから帰さないわよ!」


144:名無しさん@ピンキー
07/08/15 07:26:16 hTA6Y1F+
>>143
S…生徒たちを
O…大いに盛り上げる
S…杉並の


145:名無しさん@ピンキー
07/08/15 10:08:02 OXkbicvV
S…生徒会から
O…大いに疑われる
S…桜内 義之の


146:名無しさん@ピンキー
07/08/15 10:31:22 kN+LTqlE
S…桜内と杉並に
O…大いに弄ばれる
S…沢井麻耶


147:名無しさん@ピンキー
07/08/15 11:57:42 ka4uPk/S
>>141
断腸とタシーロの朝倉姉妹輪姦で手を打とう

148:名無しさん@ピンキー
07/08/18 07:49:27 4lvzwwAx
ok

149:名無しさん@ピンキー
07/08/19 19:31:02 5hmw5xUC
あげ

150:名無しさん@ピンキー
07/08/21 19:24:04 nkqV3Dix
あげ!

151:名無しさん@ピンキー
07/08/22 18:16:13 E2uly/nU
あげ!!

152:名無しさん@ピンキー
07/08/23 18:40:31 gDV7I6t3
あげ!!!

153:名無しさん@ピンキー
07/08/23 21:23:15 hbRhqV/N
果たしてスレが落ちるまでに埼玉のSSは投下されるのか

154:名無しさん@ピンキー
07/08/23 21:57:07 B9Ev7KBI
それは非常に興味があるな

誰か書いてあげてくれ・・・

155:名無しさん@ピンキー
07/08/24 13:25:33 i8UKWn21
水夏のSSはもう見れないのか・・・ OTL

156:名無しさん@ピンキー
07/08/24 15:39:52 pom9LxBD
くじらが新キャラ追加でPS2移植だというのにおまいらときたら

157:名無しさん@ピンキー
07/08/24 19:34:32 dvXzRt97
やはり、義之監禁で音姉と由夢による甘い生活を投下してくれwwww

158:名無しさん@ピンキー
07/08/24 20:32:22 hMcRH3Ay
水夏は筆が止まって放置してた気がす

159:名無しさん@ピンキー
07/08/24 20:52:42 hjAkdC+I
そこでエターナルファンタジー

160:名無しさん@ピンキー
07/08/24 23:03:06 t4P/ziQJ
水夏プリーズ

161:名無しさん@ピンキー
07/08/25 00:13:41 FxKxlJXK
いや、ここはガデジュだろう

162:名無しさん@ピンキー
07/08/25 06:10:12 iwVx+2of
最終試験くじらの一座の裏家業
見せ物だけでは食べて行けないので、一座の少女たちは仕方なくカラダを開く・・

163:名無しさん@ピンキー
07/08/25 10:49:44 IR/jI8zF
ソフィア姫を竜姦

164:名無し
07/08/26 04:23:57 xngB6RyE
確かに朝倉姉妹の義之監禁は見てみたいなw

165:名無しさん@ピンキー
07/08/26 14:40:12 +VUvEfmh
ヒロイン全員の義之監禁は?

166:名無しさん@ピンキー
07/08/26 15:09:20 m4P73E2h
変なのが沸いてくるからだかぽはしばらくいらね

167:名無しさん@ピンキー
07/08/27 22:29:00 TVygfdqR
>>163
竜姦はともかく(というかイマイチどういう感じか想像できんが)
インファンタリアのSSも見てみたい
というか、ここのスレ的には嫌われてるのかいな(単に職人さんたちがプレイした事が無いだけかもしれないが)

168:名無しさん@ピンキー
07/08/28 00:46:04 dUBSDTs5
ホームメイドやすく水は名前も挙がらなかったんだな

169:名無しさん@ピンキー
07/08/28 00:52:14 fADSzfOv
ホームメイド!そういうのもあるのか
メリッサはガチ

170:名無しさん@ピンキー
07/08/28 00:55:42 wAPsrMfs
SAKURA雪月華と舞HiME運命の系統樹の名前も(ry

171:名無し
07/08/29 01:11:03 cWFYwUgQ
ほかでD.C.Ⅱの小説読めるとこ知らない?

172:名無しさん@ピンキー
07/08/29 01:47:19 fbH1o/9B
ageずに聞こうね

173:名無しさん@ピンキー
07/08/29 12:21:32 7ikPfWZi
>>171
エロ無しなら検索すればたくさんある

174:名無しさん@ピンキー
07/08/29 16:20:04 QtsEJ8hc
>>171
自分で書けば好きなだけ読めるぞ

175:名無しさん@ピンキー
07/08/29 18:58:55 kW3Gxp62
最近はヤンデレorキモ姉・キモウトのダカーポ小説が増えて嬉しい限り。
エロ、非エロを問わず待ってるます、靴下一枚で。
因みに82のラストで萌え死んだのは俺だけですか、そうですか。

176:名無しさん@ピンキー
07/08/29 20:14:16 g+v6NFt3
病み系なら一々キャラ造型覚えるの面倒なはずのオリジナルですら読むね

177:名無しさん@ピンキー
07/08/29 22:53:21 7ikPfWZi
そう言ってもらえると俄然やる気がでるよ
朝倉姉妹の義之監禁はまだまだ先になりそうです


178:名無しさん@ピンキー
07/08/29 23:15:29 Q+EjRUNT
団長の朝倉姉妹監禁よろ

179:名無しさん@ピンキー
07/08/31 01:10:27 lzvJ8CKK
いくら何でも文章そのままコピペは止めとけ。
一言で言うなら渓野パクンな。

180:名無しさん@ピンキー
07/08/31 01:30:09 lzvJ8CKK

ごめん、重大なミスをした。
正しくは沃野。

181:名無しさん@ピンキー
07/08/31 02:24:10 j7Kz6Uby
だかぽはしばらくいらんよまじで
荒れるからしばらく自重してくれ

182:名無しさん@ピンキー
07/08/31 02:36:04 SByGFIkk
確かに沃野から借用した文章はあるけど、文章そのまま使ったつもりではなかった。
綺麗な表現はどうしても頭の片隅に残るから、考えているとつい影響してしまう。
そのままコピペしたわけではないと信じてくれ。そして、不快にさせたのならすまなかった。

183:名無しさん@ピンキー
07/08/31 07:13:48 lzvJ8CKK
いや、俺の方こそ言い方が少し乱暴だったな。スマン
あの作品は俺の中で神にまでなっていたやつだから、ついつい熱くなってしまったようだ。
まぁこっちでも向こうでもROM専の俺はそもそも偉そうに言える立場じゃないしな。
あんなレスしといてなんだが、次回作頑張れよ。

184:名無しさん@ピンキー
07/09/02 11:17:48 IGCG91SZ
キモレスウザ

185:名無しさん@ピンキー
07/09/02 14:14:17 XujeR2ss
何だこの流れ?

186:名無しさん@ピンキー
07/09/03 23:59:55 l/0xtc5/
このスレの雰囲気を少しでも変えるために即興で思いついた小ネタを投下
短い上にエロもないけど、そこは勘弁な

187:名無しさん@ピンキー
07/09/04 00:02:35 mByhWa+R
(はぁ・・・どうするかなぁ)
 俺は放課後、閑散とした校舎を歩きつつも、深々とため息を吐いた。
 そんなことをしてもますます気分が滅入るだけなのだが・・・
それでも、初めて出来た恋人(恋アンドロイド?)・・・天枷美夏のことを考えると自然に出てしまう。
 別に美夏との仲に不満があるわけではない。
むしろ会う度に、どんどん互いが親密になっていくような気さえする。
由夢も美夏とは友達だからか、俺と美夏の交際を知ってもそれほど反対する気配はなかった。
・・・・・・まぁ、向こう三日くらいはじと目で嫌味を言われたりもしたが。

悩みの種は・・・完全無欠な生徒会長こと音姉のことだ。
最初の頃は「天枷さんっていい娘じゃない♪」などと言っていたので、俺もすっかり安心していたのだが・・・・・・俺の思い違いだったのか?
俺と美夏が付き合っているということを知ったときから、音姉の態度は妙におかしい。
別に由夢のように怒ったり不機嫌になったりすることはないが・・・代わりにやけにくっつきだした。
いや、以前から割とスキンシップは激しいほうだったが、それとはまた別物だと思う。
まず、用事がないときはわざわざ俺と時間を合わせてまで一緒に登校しようとする。
その際、登校中ずっと腕にぴったり抱きつき、一分の隙もないくらいに胸を俺の腕に押し付けてくる。
美夏のことを話題になると明らかに不自然な話題転換を図り、
それでもしつこく話そうとすると無言になって不機嫌モードに入る。
しかもその代わりに骨がビキビキ音をたてる位物凄い力が腕に込められるし。
この前は風呂場にまで乱入されかけるしなぁ・・・・・・
 由夢は由夢でそんな音姉を見て、
「お姉ちゃん、時々私よりも子供だもんね」
なんて、一人わかったようにふぅっと肩を竦めてやがるのでムカつく。
 
 
そういえば、この間家に美夏が来たときは特に悲惨だった。
いきなり予告なしやって来たものだから人払いをする間もなく、偶然一緒にいた音姉に呆気なく見つかり、音姉の強い意向で上がってもらうことにした。
来客用の笑顔のまま目を据わらせている音姉。
溜息を吐き、我関せずでお茶を啜る由夢。
たどたどしく敬語を使いつつ何とか話題を作ろうとする美夏。
そして何故か正座の俺。
最高にシュールだった。

俺は、お姉ちゃんは許しませんよ的オーラを体中から発する音姉と話そうとする勇気だけでも凄いもんだと思った。
それでも、美夏も何となく音姉の自分への印象がよくないことがわかったらしい。
針の筵の時間がどれくらいか過ぎ、帰る頃には、美夏もすっかり意気消沈していた。
バス停まで送る際の美夏の台詞を思い出すと暗鬱たる気分になる。
「やはり・・・全ての人に受け入れてもらえるなどとは、甘い考えなのかもしれんな」
「美夏は音姫先輩とも仲良くしたい。それでも、向こうからすればやはり美夏はただのロボットでしかないのだろうか?」
その時は否定した。音姉に限って、そんなことはないと思ったから。
だけど・・・実際のところ音姉は美夏のことをどう思っているんだろう。
あまり考えたくは無いけど、それでもまさか、美夏がロボットだってわかったから、だから美夏のことを避けだしたんだろうか?
音姉に直接聞こうにも、いつも上手く話をはぐらかされるし・・・・・・どうしたものかな。
 

俺は何度目かの溜息を吐き、とにかく日課となっている下足箱の待ち合わせに向おうとして―――
男子生徒・・・おそらく付属の二年生だろうが、そいつら三人に連れられ、美夏が校舎裏に向うのが遠くに見えた。
こんな時間に、一体何のつもりだ?
どう見てもあまり友好的な雰囲気ではさそうだ。
俺はふいに嫌な予感がして、慌てて美夏達が消えていったほうに向って走り出した。
 
全速力で駆ける。
靴を履き替えている暇はなかったので上履きのままだ。
途中擦れ違う生徒に怪訝な顔をされたが、構わず走り続けた。
ようやく美夏たちが入って行った場所に辿り着くと、荒くなった息を落ち着けながら、身を潜め、聞こえてくる会話に耳を済ませた。


188:名無しさん@ピンキー
07/09/04 00:07:20 mByhWa+R
「それで、話というのは一体何だ?」
「何だ? じゃねって。お前、何で昨日は俺たちの掃除当番代わらなかったんだよ!?」
「俺たちお前に『お願い』したよな。なぁ?」
「ああ、確かにしたなぁ。なのにお前帰りやがって・・・おかげで俺たちがサボったことになったろ?」
「そんなことを言われても困る・・・そもそも本来の当番はそちらだろう。
それに美夏はきちんと断ったはずではないか。用事があるからできないと」
小柄な美夏からすれば、自分よりも遥かに背の高い男子に囲まれている状況は、恐ろしいものだろう。
だが、それでも臆することなくはっきり言い返す美夏。
 その毅然とした態度が逆に彼らの神経を逆撫でしたらしく、その内の一人がますます意地の悪い表情を浮かべて美夏に詰め寄る。
「用事って・・・人間の言うことをわざわざ断ってまでやらなきゃいけない用事かよ? だったら、何があったのか言ってみろよ」
「っ・・・それは・・・その・・・・・・人との約束があったんだ」
 面と向って、俺とデートの約束があったと言うのは恥ずかしかったのか、美夏らしくない歯切れの悪い言い方でそう言った。
「へぇ、人・・・ねぇ・・・それって誰だよ」
「お、お前たちには関係のないことだ! 話がそれだけなら、美夏はもう帰るからな!!」
いい加減頭にきたのか、周囲を取り囲む男子を押しのけようとする。
が、いくら少年とはいえ男は男。非力な美夏の力などではびくともしない。
「・・・っと、おい、何だよこいつ! 急に怒り出しやがってよ」
「ああ・・・もしかしてこいつ、昨日男と会ってたんじゃねえか?」
「おいおいマジかよっ。ロボットと付き合おうとする奴なんかいるのかよ!?」
「ははっ・・・いたとしたら変態確定だな、そいつ。ま、わざわざロボットと付き合う奴なんて、大方人間の女に相手にもされないような奴だろ?」
どっと俺に対する嘲笑の渦が沸き起こる。

そんな中、美夏は俯いたまま肩をぶるぶる震わせ、
「お前たち・・・・・・美夏に対する暴言はまだいい、好きなだけ口にすればいい。
だが、だがな・・・義之への侮辱だけは絶対に許さんぞ!!!」
今にもオーバーヒートしそうなくらい顔を怒りに染め上げ、先程の比ではない程の剣幕で、目の前の男子に掴みかかる。
「・・・いしろ、今すぐに撤回しろ・・・!!」
「ぐっ、止めろ、離せよ! こいつロボットの癖に!!」
「あっ・・・つぅ!!」
苛立ちを込めた声でそう言うと、掴みかかられた男子生徒が一切の手加減抜きで抵抗し、美夏を振りほどく。
華奢な美夏の体はそれだけで吹き飛ばされ、地面に叩きつけられた。



美夏が吹き飛ばされ、苦痛の声を上げる光景を見た瞬間、どこかでガチリと何かが外れるのを感じた。
もう・・・もういい。
理性とか、常識とか、そんな面倒くさいことはこの瞬間から、完全に頭から吹き飛んだ。
お前らは、生まれてきたことを後悔するくらいにまで痛めつけてやる・・・・・・
今の俺にあるのは、ただそれだけだった。
相手が三人だろうが、十人だろうが、問題はない。
そして三人に向って一歩踏み出したところで、


「止めなさい!!!!」


と、この場の誰よりも怒りに震え、そのくせ誰より冷徹な響きを持った全員の時間を一瞬にして止めた。

「っ、誰・・・だ・・・あ、朝倉、先輩・・・・・・」
そこに立っていたのは音姉だった。
いや、正確には俺の全く見たことのない朝倉音姫がそこにはいた。
「・・・・・・・・・・・・」
「ひっ・・・!」
無言のまま、つかつかと向っていく。


189:名無しさん@ピンキー
07/09/04 00:11:40 mByhWa+R
その表情は完全に無表情。
そこには日頃の明るく人を和ませるような微笑も、時折見せるいじけた表情も、俺を叱る時の困ったような、諭すような、そんな感情の影すらない。
反面、音姉の体中から感じられるのは、隠しようもないほど溢れかえった怒り。
表面上の静かな態度とは異なり、その内面の激しい感情に、その場から離れた俺でさえ、思わず体全体に寒気がする。

美夏も地面に尻餅をついたままの状態で固まってしまっている。
ましてや、その怒りを真正面から受け止める三人はたまったものではないだろう。
あわあわと、言葉にもならない言い訳を懸命に口にし、逃げることさえ出来ないその姿が、そいつらの心情を端的に表していた。

俺は初めて、音姉が本気の本気で怒った姿を目にした。


「あっ、その・・・朝倉先輩、これは違――」
目の前に無言のまま佇む音姉に耐え切れず、自らの弁護をしようとした瞬間、

パンッ!!

と、皆まで言わせず、音姉が男子生徒の頬を張り飛ばした。
同時に一歩踏み出し、残る二人にも反応する暇さえ与えず、同様に頬を打つ。
「あなたたち・・・恥を知りなさい・・・!」
やっと口を開いた音姉の言葉は、凍りつくように冷たく、ナイフ以上の鋭さを持って男子生徒全員を切りつけた。
睨み殺さんばかりの眼光で見つめられ、男子生徒全員が思わず目を逸らし、俯く。
「だって・・・こいつは、その・・・ロボットで・・・・・・」
「黙りなさいっ!!」
もごもごと言い訳がましい言葉を呟く男子生徒に向って、今度は怒りを露に、隠そうともせず音姉がそう叫んだ。
その男子生徒は短く悲鳴を上げると、首を竦め、反射的に自らの頬に両手を当てる。
「さっきから、ロボットだからとか、人間じゃないとか、繰り返しているけど・・・じゃああなたたちがやっていることはどうなの!?」
「自分たちと同じように心を持った天枷さんを、ロボットだからって面倒ごとを押し付ける。
断られたら集団で取り囲んで、聞くに堪えない罵詈雑言、暴力。
あなたたちは人間として恥ずかしくないことをしているって、私に胸を張ってそう言える!?」
誰も答えるものはない。
もしもそんなことを今の音姉の前で口にすればただではすまない。
あまりに重苦しい重圧に耐え切れずに、その内の一人がすいませんでした、と音姉に謝罪の言葉を口にした。
が、
「謝る相手は、私?」
そんな冷たい声につき返される。
その言葉を受けて暫く迷っていたものの、やがて、その学生が美夏に対してようやく頭を下げた。
それを区切りにして、他の二人も美夏に向って謝りだす。
一方美夏は、座り込んだままの自分に向って何度も何度も頭を下げる学生たちを、呆然と見ていた。



「大丈夫、天枷さん?」
音姉が座り込んだままの美夏に手を差し伸べる。
その頃には男子生徒は全員、美夏のもうわかった、という声に安心し、これ幸いと逃げるように・・・いや、実際に猛然とその場から逃げていった。
それでも、不思議なことに、俺は追いかけていってあいつらを殴り飛ばそうとはもう思わなかった。
「ああ・・・その、大丈夫だ、じゃなくて、です」
「そっか・・・それにしても可哀想、よっぽど恐かったのね」
美夏がその場にへたり込んでいたのが、男子生徒たちへの恐怖の為だと誤解したのか、そう慰める音姉。
・・・・・・いや、多分、というか絶対に俺でも間近であの時の音姉見てたら腰抜かすと思うが。
美夏も俺と同意見なのか、あはは・・・と思いっきり苦笑いをしていた。

「あの・・・音姫先輩、何故美夏のことを助けてくれたんだ・・・ですか?」
音姉の手を借りて立ち上がった美夏がおずおずと尋ねる。
若干緊張はしているようだったが、先程の激しい怒気は消えていた為、その声は幾分安心したようにも聞こえた。
「いいよ、別に。天枷さんの話しやすい様に話してくれて。それと、質問の答えだけど・・・そうだね、放っておけなかったから・・・かな」
「放って・・・だが、音姫先輩は美夏のことを嫌っていたんじゃ・・・?」
「あぁ・・・うん、そういうわけじゃ・・・」
困ったような顔でやけに歯切れが悪く呟く。


190:名無しさん@ピンキー
07/09/04 00:15:34 mByhWa+R
そう、そうなのだ。
俺もそれは(音姉の迫力に気圧されていたものの)ずっと不思議に思っていた。
何しろ音姉の美夏への態度を考えてみれば、美夏のことをあまり快く思っていなかったのは明白だった。
美夏には否定したものの、内心ではやっぱり音姉もロボットっていうので偏見を持っていたりするのかな、などと考えたりもした。
それだけに、男子生徒たちに本気で怒り、ロボットではなく、心を持った『天枷美夏』として扱ってくれた音姉にはずいぶん驚かされた。
そして同時に、俺はこの人の弟であることを心の底から誇りに思った。

「その、ね。嫌っていたわけじゃないの。ただ・・・その、お、弟くんが・・・・・・」
「弟・・・義之のことか?」
「よしゆっ・・・! そ、そう!! 『私の』弟くんのこと!!」
「天枷さんが弟くんのこと盗って・・・じゃなくて、弟くんには恋人とかはお姉ちゃんとしてはまだ早いんじゃないかって・・・」
「そ、そもそもね。まだまだ弟くんにはお姉ちゃんが必要だと思うし・・・・・・だから、その・・・」
先程の態度とは一転、顔を赤く染め、ごにょごにょと消え入りそうな声で早口に呟く音姉。
美夏はしばらくの間怪訝そうな表情で音姉を見つめると、唐突に「ああ、なるほど!」と手をポンと鳴らし、
「つまり、音姫先輩は美夏が嫌いだったのではなく、美夏にやきもちを妬いていただけだったのか!」
「そ、そそそそそそそんなにはっきり言わないでぇぇ!!」
すっかり立場は逆転し、火が出そうなほど真っ赤になりながら、泣きそうな声であたふた抗議する音姉。
何というか・・・そのあまりの落差にさっきの凛とした音姉が白昼夢の出来事のように思えてきた。


「・・・・・・そういう訳だから、私はまだ天枷さんのこと、弟くんの恋人さんとして認めたわけでも、諦めたわけでもないんだからね!」
一通り恥ずかしがると開き直ってしまったのか、そう高らかに宣言する音姉。
相変わらず顔は真っ赤だったけど。
対して美夏はにこやかに微笑み、
「ああ、わかった。これからは覚悟しておこう。だが、それとは別に、もう一度言わせて欲しい。音姫先輩、本当にありがとう」
「えっ・・・?」
「あの時音姫先輩が来てくれて、美夏は本当に助かった。だから、美夏は今とても感謝している。
美夏は、美夏は音姫先輩ともっと仲良くなりたい。義之のお姉さんだからとか、そんなのは抜きにしてもだ」
「天枷さん・・・・・・」
「ダメか・・・・・・?」
期待を滲ませた仔犬のような目でじっと見つめる。
そんな美夏に思わず音姫は、
「ああっ、もう!! 何でそんなに可愛いこというの!? 絶対弟くんには勿体無い!!」
と、何気に酷いことを口走りつつ、感極まったかの如く抱きついていた。


「あっ、だからって、弟くんが好きだって気持ちに変わりはないんだからね!?」
「うむ、無論だ。恋と友情は別物というからな」
どちらともなく歩き出し、二人は談笑しつつ、連れ添ってその場から離れていく。
 その姿はあまりにも自然で・・・知らない人から見たら、十年来の友人のようにも見えるに違いない。
そこには以前のような何となく険悪な空気も、互いの心に隔たった壁も、不自然な遠慮もないかのように思えた。
「そうだ、音姫先輩。これから二人でどこかに遊びに行かないか?」
「えっ? 私は大丈夫だけど・・・いいの? 弟くんは」
「別に構わん。恋人といっても、四六時中一緒というわけではない。それに美夏は今日、音姫先輩と一緒にいたい気分なんだ」
そう言って音姉の気遣いを笑い飛ばす美夏。

(そうは言いつつも、後で連絡と謝罪を山ほど入れてくるんだろうけどな・・・)
思わず苦笑してポケットから携帯を取り出すと、「今日は渉たちと一緒に帰ることになった。ごめん」と送ってやる。
そして、そのまま回れ右して歩き出す。
「あーあ、音姉に美夏取られたよ・・・」
一人愚痴りながら、それでも一人帰路に着く俺の表情は明るい。
「そうだ、帰りにケーキ屋でも寄ってくかな」
今日は奮発して、音姉が好きそうなの、山ほど買っていってやろう。
足取りも軽く進む俺の耳には、背後から聞こえる徐々に小さくなっていく仲睦まじい声が、いつまでも残っていた。

191:名無しさん@ピンキー
07/09/04 00:17:32 mByhWa+R
とりあえず終了
音姉に
「べ、別にあんたのために助けたんじゃないんだからっ! 勘違いしないでよね!?」
という感じのことを言わせたいが為だけに勢いで作成
今は本気で反省している

192:名無しさん@ピンキー
07/09/04 00:19:45 SsU02/tS
そのままずっと反省してろ

193:名無しさん@ピンキー
07/09/04 00:37:32 30A+0aAn
だから、音姉と由夢で義之を逆監禁して
ラブラブな甘いSSを希望しているんだけどw

194:名無しさん@ピンキー
07/09/04 00:51:06 DaHp48L4
>>191
GJと言わざるをえないな。美夏のSSって初めてじゃないか?
美夏シナリオでは唯一桜が枯れなかったなぁ

195:名無しさん@ピンキー
07/09/04 01:02:18 lu6YI2WL
短・・・編・・・?
GJ!

196:名無しさん@ピンキー
07/09/04 01:09:38 Zh5+bdmE
良かった

197:名無しさん@ピンキー
07/09/04 01:58:35 6QHxPeew
>>193
しつこいよ

198:名無しさん@ピンキー
07/09/04 02:19:30 FUax/NP9
>>197
まぁそう言ってやるなよ。
それだけ朝倉姉妹監禁への期待度が高いんだろ。

199:名無しさん@ピンキー
07/09/04 05:54:37 hT4jQrCD
GJです
話には効いてたけど、ロボットに対する人間の態度ってこんな感じなのか

200:名無しさん@ピンキー
07/09/04 08:59:57 +rDiYAi7
エロくないけど、良かったよ、GJ。

201:名無しさん@ピンキー
07/09/04 09:00:48 +rDiYAi7
sage忘れた。
スマソ

202:名無しさん@ピンキー
07/09/04 10:09:35 bekkHaa8
GJだな。「『私の』弟くん」は音姉らしいw

203:名無しさん@ピンキー
07/09/04 14:07:53 dBx7e8/h
18禁板じゃないのかと思った

204:名無しさん@ピンキー
07/09/04 15:24:29 qWI3Rqw8
逆は問題なかろ

205:名無しさん@ピンキー
07/09/04 21:41:49 Cpkjk+eV
ファンサイトじゃないんだから・・・

206:リオ
07/09/05 00:19:13 DwVSBD8l
お久しぶりです。リオです。
D.C.Ⅱのキャラを肉奴隷に調教するSSの続きがやっと書けたので投下します。
なお、非常に鬼畜な内容なので、苦手な方はスルーでお願い致します。

207:D.C.Ⅱキャラ肉奴隷調教
07/09/05 00:24:25 DwVSBD8l
「あああああ・・・いやぁ・・・また・・また何かくるぅぅぅぅ!」
 義之くんを連れて調教部屋のドアを開けた瞬間、舞佳ちゃんの悲鳴―うぅん、違うね。嬌声だ。
悲鳴の中にかすかに混じっている悦びの声が響いた。
「ただいま~。舞佳ちゃん、待った?義之くんを連れてきたよ」
 言いながらボクは舞佳ちゃんに歩み寄る。
「ふふふ・・・ずいぶん楽しんでたみたいだね。暇つぶしにあげたものだけど、そんなに悦んでもらえるなんて、嬉しいな」
 ボクの言葉に、舞佳ちゃんが顔を上げる。その表情は・・・怒りに満ちた顔で。
「あなた達!今すぐ私を開放しなさい!こんなことして、許されると思ってるの!?私が警察に言えば、あなた達なんかすぐに捕まるのよ!」
 ふふふ・・・おバカな舞佳ちゃん。ここから無事に出られるとでも思ってるのかな?もしそうだとしたら、本当におバカさんだ。
「大丈夫だよ、舞佳ちゃん。舞佳ちゃんが肉奴隷の悦びを知れば、犯罪でもなんでもなくなるんだから。
それに、こんなにオマ○コを濡らして・・・。気持ちよかったんでしょ?ほら、こんなにべたべた」
 ボクは舞佳ちゃんの愛液を指に絡めて、舞佳ちゃんの目の前まで持っていってやる。
ほら、見てごらんよ。舞佳ちゃんのオマ○コから溢れ出た愛液がこんなに糸を引いてるよ。
「いや・・・!そんなの見せないで!」
「そんなのって酷いなぁ。これ、舞佳ちゃんから出たものなんだよ。ほら、こんなに甘くて美味しいのに」
 舞佳ちゃんの愛液を少し口に含めて、ボクは怪しく笑う。本当に、甘くて美味しい味だ。
義之くんはこれから、いつでもこんな美味しいものを飲めるんだから幸せ者だ。
 まぁ、それはさておき。
「舞佳ちゃんの方ももうすっかり準備万端みたいだね。義之くん、ほら、見てよ。舞佳ちゃんのここ」
ボクは舞佳ちゃんのオマ○コからバイブを抜いて、義之くんに見えやすいように開く。
ぬちゃ、とろり・・・
いやらしい音を立てて、オマ○コから愛液が溢れ出る。その音が聞こえたのかな、舞佳ちゃんの顔がさらに赤くなった。そして、
「義之くんももう我慢できないみたいだし、さ、挿れちゃって♪」
 義之くんのズボンははち切れそうに大きな山を作っていたんだ。
「・・・・・・」
興奮してるからかな、無言でズボンを下ろす義之くん。下着も脱いで、すぐに義之くんの立派なペニスが露わになった。
(男の人のって・・・あんなのなんだ)
 初めて見るペニスに、ボクもちょっとだけ驚いた。でも、
「・・・・・・っ!いやぁ!桜内、お願いだから止めて!」
すぐ近くで叫ぶ舞佳ちゃんの驚きようはボクの比じゃない。そりゃあ自分のことだものね、必死にもなる。
でも、今は「止めて」と言っているその口も、すぐに「挿れて」って懇願する口に変わる。
「舞佳ちゃんはうるさいなぁ。すぐに気持ちよくなるって。それに、初めてってわけじゃないんでしょ。処女膜なかったし」
 ボクの情報網を侮ってもらったら困る。さすがに杉並くんほどの情報網はないけど、それでもそれなりのものは持っている。舞佳ちゃんが非処女なんてことはとっくに分かってた。それに、
「今日は安全日だよね。義之くん、思い切り中に出しちゃってもいいよ」
「っ!学園長!それだけは・・・!それだけは止めてください!!」
 舞佳ちゃんの顔色が一瞬で赤から青に変わった。妊娠するかも知れないって思ってるのかもしれない。でも安全日だし、大丈夫だよね。
「水越先生、いきますよ」
 やや興奮気味の義之くんが、舞佳ちゃんのオマ○コにペニスを当てた。
そして・・・
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
 舞佳ちゃんの悲鳴とともに、ペニスは舞佳ちゃんのオマ○コの中に入った。


208:D.C.Ⅱキャラ肉奴隷調教
07/09/05 00:27:52 DwVSBD8l
「あ・・・ああ・・・すごく・・・おっきい・・・苦しい・・・抜いて・・・!」
 苦しそうに顔を歪めて舞佳ちゃんは義之くんに懇願する。でも、その義之くんは
「やばい・・・。すごい気持ちいい・・・!」
 なんて言って、激しく腰を振り出したんだ。ぬちゃぬちゃと、ペニスとオマ○コの粘液同士が擦れあう、淫靡な音が響く。
「あああああああ!だめぇ!そんな・・・はげし・・・!あん!」
舞佳ちゃんも口では嫌がりながらも、さっきまでのバイブで充分感じてたからかな、早くも甘い声を出し始めた。
「どう、舞佳ちゃん。気持ちいいでしょ。義之くんの肉奴隷になれば、こんな快楽がいつでも、好きなときに味わえるんだよ。
淫乱な舞佳ちゃんにはすごく魅力的なことだと思うけど」
 ボクも舞佳ちゃんの乳首や首筋を舐めながら、言葉でも舞佳ちゃんを攻める。
「ちが・・・!私・・・淫乱なんかじゃ・・・はぅん!」
 口答えする舞佳ちゃんの乳首を思い切り噛んで黙らせてやる。相当強く噛んだつもりだったけど、舞佳ちゃんの口から漏れたのは痛みの声じゃなくて、愉悦の声。
「何が違うの?そんな気持ちよさそうな声出して、オマ○コもこんなに濡らして。ねぇ、義之くん」
「そうですね。水越先生も自分から腰を振っていますし、この人、完全に淫乱教師ですよ」
 嬉しそうに舞佳ちゃんを責める義之くんの言葉がさらに舞佳ちゃんの心を削る。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ・・・」
 不意に、舞佳ちゃんの身体が震えだした。これは、もしかして
「舞佳ちゃん、もしかしてイクの?こんなに責められてイっちゃうの?」
「らめぇ・・・!こんらのらめらのにぃ・・・イグ・・・。イっちゃいまずぅぅぅぅぅぅ!」
 絶頂が近いみたいで、舞佳ちゃんの震えが大きくなる。
そして、
「くっ!水越先生、中に出します!」
「ああああああああああ!」
 義之くんが舞佳ちゃんの中に出した直後に、待っていたかのように舞佳ちゃんも絶頂を迎えた。ふふふ、たっぷり中出しされちゃったね。あぁ、そんなに気持ちよさそうな顔をして。
「あ・・・ああ・・・中に・・・中にいっぱい出されてる」
 舞佳ちゃんの目の焦点はどこにも合っていない。強いて言うなら、虚空を見てる感じだ。よほど放心してりのか、身体を拘束してた鎖を解いても逃げようともしない。身体を投げ出して荒い息を吐き出してるだけだ。
「義之くん、お疲れ様♪どうだった?」
 ボクは義之くんにタオルを渡しながら初めてのSEXの感想を聞く。義之くんはそれを受け取って、汗を拭いながら
「最高ですよ。こんなに気持ちいいなんて。でも、まだまだこれからですよ。さくらさん」
 そう言ってタオルを返す義之くんの目は、まだ舞佳ちゃんの中に入ったままのペニスに向けられていた。つまりは、まだまだ犯し足りないということだろう。そういうことならボクだって手伝わないわけにはいかない。
「それじゃあ、続きを始めようか。ほら、起きて、舞佳ちゃん!」
「あああああああ!」
 舞佳ちゃんのクリトリスを思い切りつまんで、強制的に舞佳ちゃんを起こした。
ボクがその立場なら絶対にされたくないことだけど、どんな気持ちなんだろう?まぁ、今はそんなことよりも
「あ・・・もう・・許して・・・」
 泣きそうな顔でそんな無駄なことを懇願する舞佳ちゃんも可愛いけど、でもダメ。
まだまだボクも義之くんも舞佳ちゃんを犯し足りないんだからね。
「ほら、続き、始めようよ」
「いや・・・いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
 その日、舞佳ちゃんが今まで上げた悲鳴の中でも、その悲鳴は1番大きかった。

209:D.C.Ⅱキャラ肉奴隷調教
07/09/05 00:31:34 DwVSBD8l
3日後。
「それにしても、すっかり淫乱になりましたね。あ、元からでしたっけ?」
 舞佳ちゃんを後ろから犯しながら、義之くんが面白そうに言う。
「そうだね。きっと元々淫乱の種があったんだよ。それが今回の調教で目覚めた感じかな?」
 ボクも舞佳ちゃんの身体中に愛撫を繰り返しながら答える。
 正直、ここまで堕ちるとは思ってなかった。ボクと義之くんの交代制で、舞佳ちゃんにはほとんど寝る時間を与えなかったが大きな理由かもしれない。
とにかく今の舞佳ちゃんは完全に義之くんの肉奴隷以外の何者でもない。
 その証拠に、
「ほら、舞佳。いつもの挨拶してみろよ。そうしたら中に出してやる」
 義之くんの言葉に
「はいぃぃ。私、水越舞佳は、桜内義之さまの・・・肉奴隷です。私はご主人様の精液がないと生きていけない、淫乱女です。どうか・・・中に思う存分出してくださいぃぃぃぃぃ!」
 今ではこんなに嬉しそうな顔で中出しを懇願するようになった。快楽と肉欲に溺れた肉奴隷1号が完成したんだ。
 ふふふ・・・他のみんなも、すぐに舞佳ちゃんみたいにしてあげるからね。



NEXT・・・天枷美夏(予定)


一応、水越先生を堕としました。
予定では次は美夏ですが、優先的に調教してほしいキャラなどはいますでしょうか?
μとゆず以外はヤル予定(笑)ですので。
予定では次は美夏を堕とします。水越先生を調教に参加させるのは決定です

210:名無しさん@ピンキー
07/09/05 00:56:02 mJSAumQF
>>206


ヒロイン調教モノでも義之してんだとなぜか罪悪感なしに見られる不思議www

211:名無しさん@ピンキー
07/09/05 06:01:37 LckZCuTD
おおぅ、朝倉姉妹やななかが調教されるのが待ち遠しいぜ

212:名無しさん@ピンキー
07/09/05 06:32:09 Otj1/N87
どうでもいいがあげんなよ

213:名無しさん@ピンキー
07/09/05 06:41:19 qsaVoo2+
つかただのアブノーマルプレイじゃん('A`)

214:名無しさん@ピンキー
07/09/05 15:20:43 WUj7P4sg
侵攻・・・

215:名無しさん@ピンキー
07/09/05 15:50:04 yrK/XKsP
音姫と由夢ならどれくらい悦ぶのか楽しみだな
あの二人なら一回中田氏しただけでよしゆきらぶっになりそうだが

216:名無しさん@ピンキー
07/09/05 16:42:45 fva0EOGx
ところでタシーロってどんなSS?

217:名無しさん@ピンキー
07/09/05 16:47:07 KyLkG9d/
ことりちゃん目線での陵辱話希望

218:名無しさん@ピンキー
07/09/05 16:54:16 nPo38SgW
>>214
いい所で中断したままだな
今思えば投下直後に悪質な埋められ方されたからな
厨房が増えてやる気なくしたんじゃないか?

>>216
URLリンク(eroparo.s13.dxbeat.com)

219:名無しさん@ピンキー
07/09/05 17:10:25 bSa5Y4Ns
今見ても滅茶苦茶クオリティたけえ>タシーロ

220:名無しさん@ピンキー
07/09/05 21:28:43 DiGYr5Ua
音姉と由夢の逆監禁まだぁ?


221:名無しさん@ピンキー
07/09/05 23:19:43 ++xoUibE
団長タシーロの朝倉姉妹調教まだぁ?

222:名無しさん@ピンキー
07/09/06 01:46:33 kcykjD4X
音姫と由夢の逆監禁はすごいだろうな

223:名無しさん@ピンキー
07/09/06 02:43:02 6f+282Ty
もうこいつら飽きた

224:名無しさん@ピンキー
07/09/06 03:14:44 HDlclH4d
ダメーポは厨が痛いからしばらくやめとこう

225:名無しさん@ピンキー
07/09/06 04:08:52 H4nW4pXS
田代砲と侵攻をひたすら待ってる

226:名無しさん@ピンキー
07/09/06 07:50:45 3XfIlgO1
>>224
それはお前がだかぽ以外の話を投下してから言え

227:名無しさん@ピンキー
07/09/06 20:44:23 c30X/lry
>>226
それはお前が大人になってから言え

228:名無しさん@ピンキー
07/09/06 21:27:31 U4pemUU2
凌辱厨がうざくて書く気がなくすな

229:名無しさん@ピンキー
07/09/06 21:36:17 ha0yzWLi
>>225
俺も待ってる

230:名無しさん@ピンキー
07/09/06 22:09:05 yRQKhTCV
エロがないとか散々言われたので試験的に投下
普段はエロありの創作なんてほぼ皆無なんで、指摘とかあったら聞きたい
後主人公が某修羅場ゲームの主人公並に屑なので若干注意

231:名無しさん@ピンキー
07/09/06 22:10:03 yRQKhTCV
「音姉、風呂上がったから」
「あ、うん。これ終わったら入っちゃうね」
「ごめんな、洗い物やってもらっちゃって」
「いいよ、別に。ご馳走になったんだからこれくらい」
 先程食べた夕食の片づけをしながら答える。
 そのやりとりはいつもの通りといえばいつもの通りだけど・・・ほんの少しだけ違う。
 今日この家にいるのは私と、そして弟くんだけだった。
 由夢ちゃんは修学旅行、おじいちゃんは町内の温泉旅行で出かけている。
 そしてさくらさんがいないのは、それは大して珍しいことでもなかった。
 つまり、家に一人きりになる私を心配した弟くんが、今日はここに泊まるように言ってくれたという訳だ。
 弟くんの優しさに感謝すると同時に、由夢ちゃんに対して少し悪い気もする。
 由夢ちゃんだって、表面上は笑って、「そのほうが安心だからね」なんて口にしていたけど・・・内心どう思っていたかは想像に難くない。
 私だって由夢ちゃんと同じ立場だったとしたら・・・多分、いや、絶対に嫉妬してると思う。
 だって、弟くんと付き合っているのは私じゃなくて、由夢ちゃんなんだから。


「はぁ・・・・・・」
 風呂場で軽く溜息を吐く。
 考えることは勿論弟くんと、そして由夢ちゃんのこと。
 弟くんへの感情は自分の中で一応の区切りをつけたつもりだ。
 弟くんと由夢ちゃんが付き合いだしてから、もう一年にもなる
 由夢ちゃんから弟くんに告白して、弟くんがそれを受け入れた形だった。
 覚悟はしていたつもりだった。
 弟くんに告白して、それが断られた際の「好きな人がいるから」という言葉を聞いて、何となくその相手が由夢ちゃんだろうと予測はした。
 そしてそれが現実のものになり、失恋のショックで麻痺していた感覚が蘇ったとき、私の覚悟がいかに上辺だけのものだったか思い知った。
 本当に辛かった。
 自分にとってかけがえのない人たちの幸せを自分から壊せるはずもなく、私はただ、一番近くで二人の幸福を・・・そして自分の不幸を眺めるだけだった。
 辛くて辛くて。泣いて、泣いて、泣いて、泣いて・・・・・・全く飲めないお酒までまゆきに付き合ってもらったこともあった。
 それからどれくらい経ったのかは定かではないけれど、ようやく私は立ち直り、自分の初恋が終ったと認めることが出来た・・・・・・・・・・・・筈だ。

「・・・今日の私、普通にお姉ちゃんとして接せれたよね?」
 湯に浸かりながら一人、自分自身に問いかけるように呟く。
 そう。それでいい。自分は振られ、由夢ちゃんが選ばれたのだから。
 告白後も弟くんの態度は昔と変わることなく、弟として接してくれている。
 それなら自分も女としてではなく、姉として・・・せめて弟くんに一番近い場所で、二人の幸せを応援しよう。
 そう、心に誓ったのだから。
 久しぶりに二人きりになれたという事実によりどうしても感じてしまう微かな喜びを誤魔化す為、私はかつての誓いを何度も繰り返した。


「弟くん、本当に私が弟くんのベッド使っちゃっていいの?」
「ああ、別にいいよ。俺は居間で寝るからさ」
「でも・・・」
「じゃあさ、それならいっそのこと一緒に寝ようか?」
「っ!! だ、ダメだよそんなこと!! 由夢ちゃんが知ったら怒るよ!?」
 弟くんの部屋のベッドに横たわりながら、先程のそんなやり取りを思い出す。
 あの時弟くんの冗談だとわかってはいても、それでもどこかでそれを望んでいる自分がいた。
 そんな自分の心を誤魔化すように私はわざと怒ったフリをして弟くんの部屋へ向った。
 そうでもしないと、あのまま言われ続けていたら、たとえ冗談であったとしても頷きかねなかったから。
(少し言い過ぎだったかな?)
 一言謝っておくべきかどうか迷っていた私の耳に、とんとんとドアがノックされる音が聞こえる。

232:名無しさん@ピンキー
07/09/06 22:11:59 yRQKhTCV

「音姉、ちょっといいかな?」
「えっ、あ、うん。大丈夫だよ」
 丁度考えていた相手からの突然の訪問に、思わず口ごもりつつもそう答える。
「ど、どうしたの? 何か取りに来たの?」
「いや、別に。ただちょっと音姉と話したくてさ」
 いつもと少しだけ様子のおかしい弟くん。
 話したいといっていた割には会話に全然集中してなくて、それなのに目だけはギラギラさせて私のことを舐めるように見ている。
 風呂上りの体を冷ますため、いつもより大きく開けていた胸元にも食い入るように見つめてくる。
 私は弟くんと一緒にいることで、初めて居心地の悪さを感じていた。
 

 すると、いきなり何の前触れもなしに、弟くんが話の途中で私をベッドに押し倒してきた。
「ちょっ!? な、何!? 何するの弟くん!」
「音姉、ごめん。俺、音姉が色っぽくてもう我慢できそうにないんだよ・・・」
「ちょっ、や、止めなさい弟くん!! 冗談でもこんなことするとお姉ちゃん怒るよ!?」
「冗談なんかじゃないよ。それに、音姉だって俺のこと好きなんだろ? だったら別にいいじゃないか」
 その言葉に・・・ほんの一瞬だけ私の動きが止まってしまう。そして弟くんはその隙に私の両手を片腕で押さえつけ、圧し掛かってくる。
「ダメ・・・それでもダメ! だって・・・由夢ちゃんがこのことを知ったら悲しむでしょう!?」
「由夢は今旅行だよ。それに、この家にも俺たちしかいない」
「そんな・・・」
「前からずっと思ってたんだ、音姉とヤリたいって。いつも俺の家で風呂に入っていくけど・・・そのまま襲ってヤリたいって何回思ったか」
「いつもは由夢が隣にいたから手が出せなかったけど・・・今日は由夢も純一さんもいない。音姉も俺のこと好きなんだったら、嫌じゃないんだろ?」
 そんな勝手なことを口走りながら、私の体中に手を這わせてくる。
 私も必死に抵抗したけれど・・・両腕を押さえられていた状態で、更に上に乗られては身動きも取れない。

「音姉・・・風呂上りのいい匂いがするね・・・・・・」
 弟くんが私の首筋に顔を近づけて、香りを楽しむように大きく息を吸い、浮き出た汗を取るかのように舌で舐めまわされる。
 私は首筋に走るくすぐったさと・・・僅かに感じた気持ちよさに思わず身悶えしてしまう。
「ん・・・とうとくん、本当に、止めて。今なら、私も許してあげるから・・・んあっ」
 私の答えが気に入らなかったのか、弟くんが乱暴に私の胸を掴む。
 いきなり胸に走った激痛と、初めて人に触れられる奇妙な感覚。
 パジャマの上から容赦なく、お仕置きとばかりに私のそう大きくはない乳房がぐにぐにと揉まれ、形を変える。
「っ・・・痛い、よ。弟くん、お願いだから、そんなに乱暴しないで・・・」
 快感などなかった。本来揉みしだくほどのボリュームもない私の胸を、男の子の力で握り、無理矢理集めているだけなのだから。
 弟くんが手を動かすたびに、痛みが私を襲う。
「音姉が悪いんだからな。いい加減音姉も素直になりなよ。本当は音姉だって、こうなることを期待してたんだろ?」
 耳元で笑いを含んだ声でそう呟く弟くん。
 これ以上痛い思いをしたくなかったのと、そして・・・やっぱり心のどこかで弟くんの言葉を認めてしまい、私の抵抗が弱くなる。
 そんな私を見て、弟くんは満足気な顔で両手の拘束を解き、一転して繊細な力加減で私の胸を愛撫しだした。

「ん・・・ぁっ・・・ふあぁ・・・・・・」
 弟くんの手つきは、今まで私がしていた単に自分の乳首をくりくりとこね回すだけ愛撫が、まるで子供じみて感じてしまうくらい変化に富んでいた。
 パジャマの中に両手を差し込み、先程握り締められてヒリヒリと敏感になっている箇所を爪でくすぐるように弄る。
 乳首を中心として外側に向い螺旋状に指でなぞっていたかと思うと、唐突に、予測もしなかった場所に刺激が来る。
 乳首に赤ちゃんみたいにちゅうちゅう吸い付き、舌で優しく転がされる。
 凄く・・・気持ちよかった。
 目で見なくても、自分の乳首が浅ましくぷっくりと勃起しているのがわかった。
 弟くんも目ざとくそれを見つけ、意地悪そうに、
「Hなことはいけません、とか言ってる割には、音姉こういうこと好きなんだ・・・」
 と含み笑いを漏らす。
「ち・・・違う、私、私はぁっ・・・あああ」
 恥ずかしさのあまり弁解しようとしても、途中で乳首を爪で挟み込むように摘まれると何も言えなくなってしまう。

233:名無しさん@ピンキー
07/09/06 22:14:33 yRQKhTCV
「んん・・・はぁ、ん・・・やっ、弟く・・・そんな胸、ばっかり・・・んっ」
 散々両胸を弄ばれ、抵抗する気力も削ぎ落とされるくらいに苛め抜かれる。
 弟くんの指使いや愛撫の仕方は男の子なのに私なんかよりずっと上手く、感じる場所を的確に刺激してくる。
 でもそれは・・・それだけ弟くんが由夢ちゃんとHして、上達したということなんだろうか?
 そう考えると、胸にちくりとした感情が走った。


 そんな私の気も知らず、弟くんは、だったら胸以外のところも苛めてあげるよと言ったかと思うと、私のズボンに手をかける。
「っ!! ダ、ダメッ、弟くん・・・そこはっ・・・・・・」
 そして私が暴れようとするより早く、弟くんがそのまま素早く下着ごと一気にずり下ろした。
「――――っっ!!!」
 恥ずかしさのあまり声も出ない。
 以前一緒にお風呂に入ったときだって、こんなに間近で、食い入るように見られたことはないのに・・・・・・
「綺麗だね、音姉のここ・・・・・・凄く美味しそうだよ」
 そして、ますます私の恥ずかしさを煽り立てるような科白と共に、私の両足を割り開いて、弟くんがその場所に顔を近づける。
(ウソ・・・弟くんもしかして・・・・・・)
 何をされるのか、大体想像はつく。
「やっ、止めてっ、や・・・いっ、ひぃぃぃぃぃ・・・・・・」
 私が止めようとするより先に、弟くんが私の秘裂に口付け、奥に舌を這わせてくる。
 先程の胸への愛撫なんて比べ物にならないくらい激しい刺激に、私の言葉も途中で途切れ、誘うような嬌声へと変えられてしまう。
 この異常な・・・弟くんにレイプされていると言ってもいいような状況。
 そんな状況に、私の感覚もすっかりおかしくなってしまったのか、いつもとは桁違いの快感が私に襲い掛かる。
 自分の最も恥ずかしい場所が弟くんの目の前に晒され、舌で嘗め回されるなんて・・・・・・
 由夢ちゃんが抱かれている間、部屋で一人弟くんを想って慰めるときにも、まさかそんな行為をされるなんて想像さえしなかった。
「あうぅぅ・・・ひぃっ・・・いい・・・だ、め、だめぇ・・・やっ、ああぁ・・・」
 弟くんにこんなことをされていることへの恥ずかしさ。
 それに加えて、連続的に脳を焼く今まで感じたこともない感覚に、私は声を抑えることも忘れ、弟くんの舌や指にただ翻弄され、大声ではしたない声を上げさせられる
 いつの間にか私は両足を硬直させ、与えられる快感に酔いしれていた。


 どれくらいの時間が経ったのか、不意に弟くんの口が股間から離され、延々と私を攻め立てていた快感が途絶えた。
「ん・・・あぁ・・・・・・ああ・・・・・・して・・・と、くん・・・もっと、てぇ・・・・・・」
 私の理性なんてもうドロドロに蕩けきって、まともな思考力なんて全然残っていなかった。
 ただ突然止んでしまった刺激が恋しくて、もっともっと気持ちよさに溺れてしまいたくて、弟くんに向って無意識のうちに腰をくねらせ、媚びた声でおねだりをしてしまう。
 私のあそこももっともっと刺激が欲しいとばかりに、だらしなく涎を垂れ流した口をひくひく動かし、弟くんを誘う。
 そんな私に向って、
「・・・まぁ少しは濡れてるし、そろそろいいよな。それじゃ、音姉そろそろ挿れるから」
 という言葉が一方的に掛けられる。
 意識が朦朧とした私がその意味を理解する間もなく、仰向けに寝かされた私の股間に熱い塊が押し当てられたかと思うと―――

 ズブブブブブッ!!

「―――――ひ・・・・・・がっ・・・・・・ぁ、ぁ」
 何の遠慮もなしに、その異物が一気に押し入れられた。
 多少は濡れていたとはいえ、明らかに準備不足な上、何の覚悟も出来ていない状態での不意打ちだった。
 私への配慮など一切無しに、強引に処女を散らされた際の痛みは、一瞬にして私を先程の夢現の状態から叩き起こす。
 言葉を発することさえ忘れ、弟くんのおちんちんが突き刺ささった膣から、絶え間なく襲い掛かる激痛に懸命に耐える。
「うわぁ・・・滅茶苦茶キツイ・・・・・・音姉、まだ処女だったんだな・・・ははっ、凄い締め付けだよ」
 そうして苦痛に顔を歪める私とは対照的に、弟くんは嬉しそうに私を見下ろし、恍惚の表情を浮かべている。

234:名無しさん@ピンキー
07/09/06 22:16:05 yRQKhTCV
 そのまま容赦なく熱い鉄杭のようなおちんちんを出し入れする弟くん。
 ただでさえ十分痛いのに、抵抗を無理矢理捻じ伏せられ膣内をかき回されるから、その度私には体中がばらばらにされそうな衝撃が走る。
 侵入を拒もうとして堅く唇を合わす私の秘所に向って、僅かばかりの愛液と唾液、それに破瓜の血を潤滑油にして、ずんずん突き入れる。
「うぅっ・・・痛い、ひくっ・・・・・・痛いよぅ・・・! ぐずっ、弟くん・・・・・・もう止めて、抜いてよ・・・」
 あまりの痛さに恥も外聞も棄て、まるで幼い子供のように涙を流す。
 そんな私に、痛いのは最初のうちだけだから、と何でもないことのように弟くんは返すと気にせず腰を動かす。
 弟くんのおちんちんが私の膣内を動く度に、傷口が擦り、広げていく。私は身動き一つ出来ずに、ただじっと耐え続ける。
 痛みと悲しみですっかり磨耗した私の心に浮かんでくるのは、弟くんへの怒りでも、自分の境遇への哀れみでもなく・・・由夢ちゃんへの恨めしさだった。
 由夢ちゃんは弟くんの恋人になれたのに、私は勇気を出して告白したのに振られて一人惨めに蚊帳の外。
 由夢ちゃんはいつも弟くんに気持ちよくしてもらっているのに、私は弟くんに痛みもお構い無しに乱暴なセックスをされている。
 由夢ちゃんは身も心も愛してもらっているのに・・・・・・私は、弟くんから好きの一言さえ聞いていない。
 そんな由夢ちゃんへの嫉妬が・・・私の中に眠っていた想いを蘇らせて、どうしようもなく抑えきれなくなった感情が溢れ出す。

「お、お願い、弟くん・・・お願いだから――」
 こんなことは止めなさい、私は弟くんの恋人じゃないの、由夢ちゃんのことを思い出してあげて・・・・・・姉として、弟くんに言うべき台詞はいくらでもあった。
 それでも、私の口をついたのは・・・私が本当に望んでいたことは、


「――お願いだから、私のこと・・・好きって言ってよ」


 そんな懇願だった。
 結局、最後の最後で私は由夢ちゃんを裏切った。自分の気持ちを抑えきれずに、音姉ではなく音姫であることを選んでしまったのだから。
「ん、ああ・・・好きだ、好きだよ音姉。由夢なんかよりもずっと愛してるよ」
 私の髪を撫でながらそう囁いてくれる弟くん。上辺だけの、明らかに嘘だとわかる言葉。
 たったそれだけのことで、どうしようもなく幸せな気分になって、私の下腹部辺りがずくんと疼き、トロリと蜜が溢れ出してくるのがわかった。
 そして、それまで耐え難いほどに膣から襲い掛かってきていた激痛が、嘘みたいに軽くなる。
 痛みをさほど感じなくなった代わりに、弟くんのおちんちんからもたらされる暖かさと、それに伴う小さな快感が感じられた。
「っ・・・うあ、な、何だっ、急に襞が纏わりついて・・・すごっ・・・締め付けて・・・」
 私の劇的な変化は感情や感覚だけではなかったらしく、弟くんがそう声を上げると、何かを堪えるように眉根をギュッと寄せる。
 そんな表情も、私のことを抱きしめてくれる腕も、私のことを愛していると言ってくれた唇も・・・弟くんの全てが愛しくて堪らなくなる。
「弟くんっ、弟くん・・・んんっ・・・たしも、私も・・・弟くんが好き、なの・・・好きぃぃ・・・・・・誰よりも好きだよ・・・ああっ」
 言葉を考えるよりも早く、次から次へと感情が零れる。
 さっきまで弟くんのおちんちんを拒むように固く強張っていた私のあそこも、今では弟くんを優しく迎え入れるかのようにほぐれ、包み込んでいた。
 弟くんは一言、もう我慢できないと呟いたかと思うと、先程とは比較にならないくらいの勢いで、猛然と腰を降り始めた。
「ひぃん!! いいっ、弟く・・・んああっ、きもひい・・・・・・んっ、弟くん、弟くん!! あ、もっと、ん、突いてぇぇ・・・」
 私のあそこからは、まるで私の弟くんへの抑えきれない気持ちがそのまま溢れ出しているかのように、大量のお汁がダラダラと零れ落ちていた。
 弟くんの乱暴な動きも、私の中で高められた感情が快感へと変化させ、しっかり受け止めさせる。
 私の愛液でぬらぬら光ったおちんちんが突き入れられる度に、ぐちゃぐちゃと淫靡な水音が部屋に響き、それに対抗するように私も嬌声をあげていた。
 弟くんのおちんちんが膣壁をゴリゴリと擦り上げると、さっきまで走っていた痛みの代わりに、快感が電流となって体中に流れる。
 そして、本当に感電してしまったかのように、何度も何度も体が小刻みに痙攣して、何も考えられなくなる。
「気持ちいいよ音姉、音姉の膣は本当に最高だよ・・・熱くって、きつく締め付けてきて、しかも襞が俺のに絡みついて・・・」
「嬉しいよ・・・んっ、弟くん、っはぁぁん!! ・・・わ、私・・・弟くんに気持ちいいって・・・んああっ!! 私、弟くんに褒められて、ひああ・・・・・・」

235:名無しさん@ピンキー
07/09/06 22:17:41 yRQKhTCV
 初めてだっていうのに、私の腰は弟くんの突き上げに合わせて勝手に動き、口からは普段では考えられないようなはしたない言葉が飛び出す。
 ずっと好きだった弟くんと結ばれているという事実、そして弟くんの言った「愛している」という言葉が媚薬となって、処女だった私にも信じられない快感を与えてくれた。
 そして、好きな人が自分で感じてくれている。そのことが、最も私を興奮させ、更に高みに上らせていく。
「ひゃぁぁ、やぁ・・・ああ・・・んんっ、はああ・・・きもち・・・はんっ、んいいいい・・・・・・」
 弟くんが私の子宮をこつこつノックする度、私の奥深くにまで衝撃が届く。思わず上に逃げようとする私の腰をしっかりと抑え、より一層激しく突きこまれる。
「音姉・・・! 俺、もう限界だ・・・中で、中で出していいだろ・・・・・・!?」
「うん、うう・・・ん・・・いっぱい、いっぱい弟くんの頂戴、私の・・・ああぁ・・・らかに、出してぇ・・・」
 私の膣でびくびくと震える弟くんのおちんちん。それを最後の力を振り絞るよう、これまでにない勢いで出し入れする弟くん。
 私はもう言葉を発することも出来ずに、うわごとのように、ただあぅあぅと喘ぎ声を漏らすだけだった。
 そして、一際強く弟くんが腰を突き入れると同時に、弟くんが私の中で大きくなったかと思うと、膣内に熱いものがじわっと広がっていくのがわかった。
(あ・・・弟くんの精液、私の中で出てるんだ・・・・・・)
 その刺激に誘発されるかのように、私もまたこれまでにない絶頂へと放り出される。
 そして限界を超えた快感のためか、湧き上がる幸福感に包まれながら、私はそのまま意識を手放した。



「ああ、元気だよ。大体せいぜい三日程度だろ、旅行なんて。わざわざ俺に電話してる暇があるんなら友達同士で楽しんでこ・・・っく!!」
 半分呆れて、半分嬉しそうに携帯電話に向ってそう答える弟くん。相手が誰かなんて・・・・・・敢えて聞くまでもない。
 少しだけ抗議の意も込めて弟くんのおちんちんを強く吸い上げる。予想通り、思いがけない刺激に声を詰まらせる弟くん。
「えっ? ああ、いや何でもない。ちょっと足をぶつけただけだから・・・ああ、大丈夫、大丈夫」
 朝になり、目を覚ました私に対して、弟くんは立派にそそり立ったモノを見せると口で処理するようにお願いしてくる。
 別にそれは構わない。だけど、不器用なりに一生懸命奉仕する私の目の前で、何の躊躇いもなく電話を取られるのには・・・少しだけ傷ついた。
 恨めし気に見上げるも、口の形だけで「いいから続けて」と伝えられる。その代わりに、二、三回頭がご褒美とばかりに撫でられる。
「うん、うん、ん、音姉か? 音姉なら俺の部屋で寝てるよ。えっ・・・馬鹿、そんなわけないだろうが」
 弟くんにとって私は体だけの存在なのかもしれない。それでも、例え嘘で塗り固められたものだとしても、この光景は私が望み続けてきたものだから・・・だから・・・・・・
「ああ、そう、だな。俺も、愛してるぞ・・・由夢、くぅぅ・・・・・・」
 携帯の電源を切り落とすと、両手で私の顔を押さえつけ、逃げられないようにする。
 そしてどくどくと私の口内で吐き出される弟くんの精液。それを一口も逃さないよう、弟くんのおちんちんにわざと音を立て吸い付く浅ましい私の姿。

 ・・・だから由夢ちゃん、もう少しだけでいいから、私にこの幸せな夢を見せてくれないかな?


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「うわぁ・・・・・・」
 何と言うか、その一言に尽きた。
 多分今の俺の表情もうわぁ・・・・・・だったと思う。
 そもそもの事の始まりは、以前音姉に人形劇の練習を手伝ってもらっている最中、音姉の執筆した作品があると知った時だ。
 音姉が口を滑らせたおかげでその存在だけは明らかになっていたものの、音姉が必死に隠そうとしたため謎に包まれていた妄想物語。
 気になって俺が詮索してみると、音姉にしては珍しく本気で嫌がっているようだった。
 ただ悲しいかな、それほどまでに見るなと言われれば、余計に見たくなるのが人の性なわけである。

236:名無しさん@ピンキー
07/09/06 22:19:05 yRQKhTCV
 そして今日、音姉が生徒会の集まりとかで休日登校していたので、丁度いい機会だと思い、部屋にこっそりと潜入していたわけだ。
 机の奥に封印された問題のブツは割と呆気なく見つかった。
 で、一見すると何の変哲もない―まぁ、所々が乾いてパサパサしていたり、妙な匂いがしたり、大量のページの染みなどが気になりはしたが―ノート。
そこには先程の想像力豊か(過ぎる)なお話があったわけだ。
 あの慌てっぷりと必死さは尋常ではなく、それはもうとんでもなく恥ずかしい小説か何かなのかと思っていたが・・・・・・
どうやら、音姉の妄想は俺の斜め上を遥かに越えるものだったらしい。

「まぁ・・・これは確かに見せらんないよなぁ・・・」
 俺だって自分が主人公の官能小説見せられても反応に困るわ。
 でも音姉だって俺と変わらない年齢だし、こういうことに興味があってもおかしい事じゃない、よな?
とにかく、今後の為にもこれは見なかったことにして、このまま何事も無かったかのように立ち去るのが一番だろう。
 そう結論付けてさっさと元あった場所に例の怪小説を押し込む。
「でもまぁ、才能がないの~、とか言ってたけど文章自体は上手かったよな。もしかして、将来作家とか小説家目指してたりしてな・・・」
「もう、弟くん。それは流石に褒めすぎだよ~」
 またまた、そんな謙遜を。
雪村が書いていたのは台本だから一概には比較できないけど、実際音姉の文章もかなりのものだったろうに。
「そんなことないって。本当に上手かったよ。今度雪村が演劇部の台本書くとき一緒に書いてみたら?」
「私が? 無理だよそんなの~」
「絶対大丈夫だって。俺が保障するよ」
「もう・・・あっでも、私が台本書いたりしたら、全部弟くんが主役の作品になっちゃうよ? 弟くん、劇の主役またやりたい?」
「そ、そっか。確かにそれは困るな」
「でしょう? ふふふふふふふ・・・・・・」
「あははははははは・・・・・・」

「・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・じゃ、弟くん。そろそろいいかな♪」
 途中から冷や汗がダラダラ流れっぱなしの俺に向って、背後から朗らかに・・・改めてそんな声がかけられる。
 硬直した首をギシギシと無理矢理後ろに回すと・・・・・・そこには、やけに不自然な笑みを浮かべる音姉。
「おお、音、ととととと姉・・・・・・い、いつからそこに、いた・・・のかな?」
「うん? 弟くんが丁度読み終わった頃かな。でもびっくりしたよ。部屋に入ったら弟くんがいて、熱心に何か読んでるんだから」
「音姉、せ、生徒会の・・・用事があったんじゃ?」
「ああ、そうそう。今日生徒会の集まりだって言ってたけど、お姉ちゃん勘違いしてて、実はそれ明日だったの」
 顔を少し赤らめ、恥ずかしがる音姉。
 ただし、先程からその目は全く、一片たりとも笑ってはいないが。
 ぎしりと足音を立て、音姉が一歩踏み出す。
「そ、その・・・音姉、何というか、その・・・ご、ごめ―――」
「ふふ・・・弟くん。世の中には謝って許されることと許されないことの二つがあるって、知ってたかな?」
 今までで最高の笑顔でそう死刑宣告。

 “Curiosity killed the cat.”

 音姉が歌うように呟いた言葉。
 その意味を、身をもって実感した・・・そんな日のことだった。

237:名無しさん@ピンキー
07/09/06 22:22:09 yRQKhTCV
終了
書いてみて思ったがエロは描写ばっかで妄想できないから時間がかかるのだろうか?
嫉妬とか修羅場なら嬉々としてキーを打てるというのに・・・
このスレにも俺と同じような趣向の人間が複数はいるらしいから、そういった小説も需要があればまた書いてみたいと思う。

238:名無しさん@ピンキー
07/09/06 22:52:41 19DH5Lpc
やっぱリアルでドリーム見たら引く罠w
面白かったよ

239:名無しさん@ピンキー
07/09/06 22:55:44 51Qpr/wt
妄想オチかwww

この後のヤンデレ音姉に期待してたんだがなww

240:名無しさん@ピンキー
07/09/06 22:56:31 LFWa2U4I
リアルタイム乙!!

241:名無しさん@ピンキー
07/09/06 23:28:12 EPVeUZ/I
>>225>>229
同志達よ

242:名無しさん@ピンキー
07/09/07 01:32:15 IZNlYvyR
乙。良かったよ色んな意味でw

243:リオ
07/09/07 12:32:42 BCa5+WrS
あの・・・真面目な質問なのですが、
私、もう書かないほうがいいですかね?
皆さんのご迷惑になってるみたいだし・・・

244:名無しさん@ピンキー
07/09/07 13:49:22 HMk1w1uU
全然迷惑じゃないから続けて下さい。

ななか~ななかを犯るまでは~頼む~

245:名無しさん@ピンキー
07/09/07 15:32:53 6ZFHmxs7
>>243
ぜひ、お願いですのでやめないでください
貴方のSSを読むのは楽しみにしているので


246:名無しさん@ピンキー
07/09/07 15:41:30 5sjR1Z5x
書いて悪い事なんてあるわけないだろう、常識的に考えて
見たくない人は見なければいいだけ

247:age
07/09/07 16:26:38 xiQteO2O
>>243
私としても楽しみにしているので
むしろここでやめられてしまう方が嫌です。

248:名無しさん@ピンキー
07/09/07 17:47:09 Elg6iayS
>>243
さくらさんの番が来るまでは続けて下さい

249:名無しさん@ピンキー
07/09/07 18:32:55 P7CB+jxX
>>243

250:名無しさん@ピンキー
07/09/07 18:35:05 P7CB+jxX
>>243
どこを読んでそう思うのか分かりませんが、小説を楽しみにしている人も沢山いますよ。
私も含めて。

251:リオ
07/09/07 20:55:09 BCa5+WrS
すみません。
こんな質問に答えて頂き、ありがとうございます。
>>212さんのを見て、「あぁ、ご迷惑なのかな」と不安になったので。
色々あって更新など遅くなるし、長くもなりますが、
宜しくお願い致します。

252:名無しさん@ピンキー
07/09/07 21:21:06 V28dUGUq
>>251
 >>212は単にageるな、ってことだけじゃないんか?
 ageて上にいくと変なの目に止まって荒らされることがあるからageることを
好まない人もいるということで。

253:名無しさん@ピンキー
07/09/07 21:42:54 BXhBUAnG
>>237
GJ! 鬼畜な主人公にコノヤロと思いつつ
妄想落ちかよwと笑わしていただき
二段構えの仕様で大変美味しく頂きましたw

ところで口ぶりからすると嫉妬修羅場スレの作家さんかな?
何書いてらっしゃる方かしら
自分もアソコの住人なのであっちの方でもがんばってくださいませ

254:名無しさん@ピンキー
07/09/07 23:28:34 WunpVu+t
とりあえず同情工作する前にsageろw

255:名無しさん@ピンキー
07/09/08 01:36:07 S02PEoNw
すごい数の励ましに感動した。
お前ら皆いい奴等だな…w

>>254
その口を閉じるか、ここから消えるかしてくれないか?

256:名無しさん@ピンキー
07/09/08 02:19:44 S7VOXXsa
>>251
何も考えずにメール欄にsageと書いてレスするのを決まりにしておくんだ。後は間違っちゃいない。ageのタイミングは他人任せでも構わないさ。

>>253
スルーしとかないとそれこそ254の思うツボ…あー俺が反応した。
よって俺が悪い。悪が俺なので俺がROM専に戻って解決。

(´ω`)ノシ

257:名無しさん@ピンキー
07/09/08 02:56:59 XAYKOx2B
いやでもsageるのは常識
もしかして自演か?

258:名無しさん@ピンキー
07/09/08 03:10:18 x71cSufb
マンセーされすぎな件。

259:名無しさん@ピンキー
07/09/08 04:21:44 ERaEZ6X5
>>257-258
死ねよwwwwwwww

260:名無しさん@ピンキー
07/09/08 05:10:31 G0sTUJ3J
黙してただひたすらに投下を待つ

261:リオ
07/09/08 10:51:12 /XM309aO
皆様、色々とお教え頂き、ありがとうございます。
言い訳になってしまいますが、初めてのSSで、また知識不足が災いして
皆様にご迷惑を掛けてしまいました。
これからはEメール欄にsageと書くようにします。
まだまだ知識不足で色々とご迷惑をお掛けするとは思いますが、
どうか、これからも宜しくお願い致します。

262:名無しさん@ピンキー
07/09/08 11:24:42 OMAnXu7X
ダメーポは厨が痛いからしばらくやめとこう

263:名無しさん@ピンキー
07/09/08 14:19:04 ay2euDVi
>>261
もういいから黙って投下だけしろ
一々コテ付けてごちゃごちゃ言うな、鬱陶しい

264:名無しさん@ピンキー
07/09/08 15:37:12 IA0XcFy4
頭悪そうな職人だな

265:名無しさん@ピンキー
07/09/08 17:03:16 y99n3NBN
>>263-264
厨痛いすぎww

266:名無しさん@ピンキー
07/09/08 17:36:27 sYdyngc2
どうでもいいけどDC以外ろくに投下されないここで
やたらイラネ言ってるのはなんなんだ
単に通振りたいだけか

267:名無しさん@ピンキー
07/09/08 18:09:38 otI0NcNG
現実に荒れてる状況を見たらDC厨以外はそう思うだろう
ここはDCスレではないわけで

268:名無しさん@ピンキー
07/09/08 18:47:36 6J1bmNuS
ダ・カーポスレ立てれば

269:名無しさん@ピンキー
07/09/08 18:56:01 5SklGMph
またそうやって無駄にスレ乱立させようとする・・・

270:名無しさん@ピンキー
07/09/08 20:41:04 XVCUyZNv
ジャンルそれ自体に罪は無く、荒らしてるアホが悪い、という意見が無いのには驚きだー
だったらお好みで、どんどん元作品別でスレを割っていけばいいわさw

271:名無しさん@ピンキー
07/09/08 21:44:21 coTGI5IC
ジャンル自体に罪はないのにぎゃあぎゃあうるさいダカーポ信者は
自分の首絞めてるのに気付かんのかね

ここは信者のマンセースレじゃないんだから

272:名無しさん@ピンキー
07/09/08 22:02:53 Apaf8lIa
セリフと描写しかないのに、セリフばかりで繋げようとしている。
漫画でいえば、ふきだし文字ばかりで絵がほとんどない漫画、よほどの大御所でもなければ読んでくれません。
逆に絵だけの漫画、相当の技量がないと理解されません。いつもバランスが大事です。

特に小説は描写が重要。
描写でキャラの容姿も、立っている風景も、その動きも表し、小説の中に世界を現さなければなりません。
あと、ト書きとセリフだけで出来ている「シナリオ」とは根本的に違うので応用してはいけない。鉄則だそうです。

273:名無しさん@ピンキー
07/09/08 22:12:15 dL4frbSN
コピペかよ

274:名無しさん@ピンキー
07/09/09 02:37:14 zDajOn8V
>>268>>270
お前らこの板のLR読んで来い。

275:名無しさん@ピンキー
07/09/09 03:39:05 RPGLVCf+
270の方はどう読んでも皮肉だろw

276:名無しさん@ピンキー
07/09/09 03:56:00 fpkSRXaw
                            //   /       /       \
                        /// /   /     /       、 ヽ
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                       / l/ / // / __〃// //     //|  l |  |  ヽ
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                       /  /ハ〃 ,' ハ ::: バ│ / 〃/\/j 八 _| l |  ヽ`ー
                         /   // 〃fト!  ト-ノ  l/   テヾ〃 X/  / l |  lヽ
                        /   //  || ハ! ` ̄      / :::: ハ/イ  /  ハ |   |ヽ!
                  /    //  / || ハ ""   ,   /ト辷ソ !!ィイ/  /ハ }} /  !
               /    //    / / / /ヽ   r_、   ヾ" u/リノ/ //| |/ ! /  Ⅱでもよろしくね!
             /    //    /// /  /ヽ     "" ,ィニ///イ   | ′l/
           /    //    __// /  / _/  ` ーァ‐ 7´ ///   |   |
         /    //  / ̄//丁 ̄ ̄´        /   /  /〃 !  |   |
       /    / /   /  //   |  \         ヽ /  // //   |   |
     /    /   /  / //   / >、  `ヽ       \ /  //   l|   |
   /   /     /  / // |    {  \>、    ⌒ ー-  \  //   l l   |
  /   /    / / //  |    ヽ /〉`<> 、____/ `7/    | |ヽ  |
  /   /       // //     /     \ /0 / ` ┴┴┴┴/  l\   | | l  l
 ,'  /      /〈 / /     /        ヽ /  ⌒ 「「  __/  | l  〉 │| l   l

277:名無しさん@ピンキー
07/09/09 05:43:19 ESzH/zQS
初音島に触手が攻めてくるというのはどうだろうか

278:名無しさん@ピンキー
07/09/09 08:38:07 e4r6KSpf
初音島に、破滅の軍勢が攻めてくるというのはどうだろう

279:名無しさん@ピンキー
07/09/09 10:05:25 3KBo58uT
白河本家に行ったことりが地下に封印された羅刹によりハウント化し
純一と結ばれるべく恋敵達を次々陵辱していく、というのを受信した。

280:名無しさん@ピンキー
07/09/09 15:21:04 6LzsgOJq
侵攻koikoi

281:名無しさん@ピンキー
07/09/09 16:34:26 +qSjG+kG
音夢を強姦したい。無理矢理膣射精して
「お兄ちゃん以外の精子で妊娠するなんて嫌ぁぁ!!」
と泣き叫ばせたい。


282:名無しさん@ピンキー
07/09/09 16:36:09 PFHnbaOr
兄さんだろうが

283:名無しさん@ピンキー
07/09/09 17:32:08 09o5BDGw
俺はむしろ、これからも続くと思っていた生活を泥棒猫に壊される方が好きだ。
泥棒猫のモーニングコールで起きる兄
自分の料理より泥棒猫の料理を評価する兄
泥棒猫に構って兄妹のスキンシップが減った兄
泥棒猫と同棲するからこの家から出て行くと言う兄
妹という役割や時間すら奪われ、だんだんと病んでいく音夢が読みたい

284:名無しさん@ピンキー
07/09/09 18:18:21 35PuSd0r
やばい、なにその素敵すぎるシチュ、思わずフル勃起ww


モーニングコールがかかって来た日に「電話機落としちゃったから」とか言ってゴミ箱送りにしたり
泥棒猫の料理褒めたその晩、ふと目が覚めて台所覗いてみたら、泣きながら徹夜で明日の朝食を失敗しては棄て、失敗しては棄て…を繰り返す光景とか
同棲するとか言った日には錯乱して泣き叫び、体で釣ろうとするも兄が経験済みであることをしり、それまでの狂乱ぷりが嘘のように一言も発せず身動き一つしなくなったりとか
それから学校にも行かず、飯も食わずに一人部屋で兄のYシャツ抱いてたり
その姿を見かねて一緒に登校してやることを約束してやるとわんわん泣いて抱き付き、
それから毎朝家の外で待ち続け
台風で学校が休校になったある日も、何気なく外を見ると、どれほど待っていたのか、大雨の中真っ青な顔でガクガク震えて立って、慌てて外に出た兄に「もう、兄さん遅刻ですよ」
とか笑って見せてくれたりな!!!

今まで音夢は別に何とも思ってなかったが、思わず浮気しちゃいそうだよ、姉さん。

285:名無しさん@ピンキー
07/09/09 19:28:06 gTz9+rhJ
お前ら、修羅場スレSSに行け

286:名無しさん@ピンキー
07/09/09 19:45:46 EI4vBHfB
ここまで突き詰めると、ある意味華麗だなw

287:名無しさん@ピンキー
07/09/10 13:35:24 6QtqTINm
そこまで妄想できるなら書けばいいのに。

288:名無しさん@ピンキー
07/09/12 00:17:21 cQnwmyoS
やはり、ヤンデレ音姉とヤンデレ由夢が義之を逆監禁するのはどうであろうか
個人的には朝倉姉妹のヤンデレ化は物凄く可愛いヤキモチ程度だと思っている
よって、義之に対する監禁は腕にタオルを巻いた程度。

そこで音姉と由夢が義之を抱きしめて、甘えている。


そこまでネタがあるのに書けないのは
2次創作ってのは物凄く難しいってことなんだよな
よって、今日も全裸で待ち続けるw

289:名無しさん@ピンキー
07/09/12 00:46:50 Ha9FXvc/
同士よ…お互い肩身が狭いが頑張れ。
逆監禁については俺も大好物だし、二人にだったら両足くらいは切断されてもいい。

そう言ってくれるなら、俺でよければ書いてみようと思うよ。

ただこのネタで前に書くって言ってた人がいたのが気になるけど…

290:名無しさん@ピンキー
07/09/12 01:00:06 N86/8NA7
以下ループ

291:名無しさん@ピンキー
07/09/12 01:11:10 nVSv2eiE
書くって言った本人だけど、ネタが被ってもいいんじゃないか?『幸せとは』とかにも逆監禁を思わせるものがあるし
ものすごく筆遅いから、こっちはいつ投下できるのかわからないから、書きたいネタがあったら遠慮せずにどんどん書いちゃて下さい
ところで、最終的には音夢の料理は食べられるレベルになりますか?(お金がないから全作買えないので教えてもらえないでしょうか?)

292:名無しさん@ピンキー
07/09/12 01:30:23 Ha9FXvc/
ありがとう、頑張ってみます。

後確か前作ではEDまで料理が上手くなる、というのはなかった気がする…アニメは知らないけど。

293:名無しさん@ピンキー
07/09/12 01:41:11 nVSv2eiE
ありがとうございます
それと、楽しみに待ってます

294:名無しさん@ピンキー
07/09/12 03:42:30 kKk7ZAxJ
由夢がスタチャの社長に脅されて
音姫ENDにさせない変わりに嫌々体を売るSSきぼん

295:名無しさん@ピンキー
07/09/12 05:15:16 OFdxKUqj
>>294
ちょっwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

296:名無しさん@ピンキー
07/09/12 05:47:14 Bk9Vwo4m
学園ソドム 風見学園編

297:名無しさん@ピンキー
07/09/12 21:37:57 n13mUvBq
それは名案だ

298:名無しさん@ピンキー
07/09/12 22:02:32 gXsIywKD
音姫
「人の夢、人の未来、その素晴らしき結果、ダ・カーポ2!」
「ならばお前も、今度こそ消えなくてはならない!」.
「俺達と一緒に… 生まれ変わるこの曲芸の為に!」.
「逃れられないもの、それが曲芸商法」.
「そして取り戻せないもの、それが時間とお金…!」.
「だからもう終わらせる、全てを!」.
「そしてあるべき正しき姿へと戻るんだ、ダ・カーポは…曲芸は!」.


299:名無しさん@ピンキー
07/09/12 23:13:06 EnL/qcTj
>>294
実は音姫の方が枕していたという裏設定がよい

300:名無しさん@ピンキー
07/09/13 01:00:47 ZtSfNTFA
朝倉姉妹の監禁楽しみw

301:名無しさん@ピンキー
07/09/13 01:14:24 j1eha9WB
>>291-292
 本編では音夢が料理が上手くなった描写はなかったけど、DCSSでは
本土の学校にいる間に練習して人並みのものを作れるようになったと
本人は言っていたし、その後にまともに料理している描写はあった。
 そのことで漏れが"音夢が料理を上手くなっている"なんてと書いたら
音夢が人並みに料理が作れるようになってるよというカキコがあった。
どこで、と聞くのを忘れたけど本編以外ではDCWSかDCSV、DCFS
がある。とりあえずDCFSとDCSVはほぼ同じみたいなんでちょっと
見てみる。

302:名無しさん@ピンキー
07/09/13 02:55:57 c14xWnoX
由夢がスタチャの社長に脅されて
音姫ENDにさせない変わりに義之を監禁してから
嫌々体を売るSSでいいんじゃね?

303:名無しさん@ピンキー
07/09/13 03:08:27 3X8jaXO8
純愛見たいなら素直に純愛見たいといえよ
なんなんだよヒロインの主人公監禁って・・・
アホかお前ら・・・



304:名無しさん@ピンキー
07/09/13 05:01:41 Vxfd+tIH
それもきっと愛の形なのさ  マナマナ的な

305:名無しさん@ピンキー
07/09/13 06:03:24 iK40kA1P
とりあえず303の中では
純愛=監禁
であることだけは理解した

306:名無しさん@ピンキー
07/09/13 11:12:26 VKNuqmyB
>>303
ダーク系を好む住人が多いこのスレで
NTRや陵辱を絶対に見たくない厨房の2信者が流れを変えたいために
「監禁」という、キーワードだけダーク系のラブネタで、
カモフラージュしつつ、流れを純愛に持っていこうと工作してるでFA

307:名無しさん@ピンキー
07/09/13 12:10:46 vpmKdJe2
純愛はダメなのか?

308:名無しさん@ピンキー
07/09/13 12:19:01 GLzzW9Ud
単に投下されてないだけでしょう。
まあ元が純愛なだけに陵辱の需要が多いのかもしれないが
だからといって純愛イラネってことじゃないよね。

309:名無しさん@ピンキー
07/09/13 12:24:42 /jebytne
問題なのは陵辱を見たくないやつがうざいってことだな

310:名無しさん@ピンキー
07/09/13 13:24:31 vpmKdJe2
純愛モノを投下しても、陵辱厨が叩くんじゃないのか?

投下する作者はどのような作品でも神だ
住人は神を敬わなきゃダメなんだよ

311:名無しさん@ピンキー
07/09/13 14:47:25 zukbdMAF
別に純愛出すなとは言わんがどこでもできるじゃんとは思う
というかそんな話じゃないだろ

312:名無しさん@ピンキー
07/09/13 15:08:58 15gKdrQD
逆に聞きたい。
陵辱物は嫌なのか?

陵辱ものが投下されたら感想レスが付かないうちに
叩いたり埋めたりするのはマナー違反。

313:名無しさん@ピンキー
07/09/13 15:29:56 eaae3/Lf
はっきり断っとくけど嫌陵辱は音姫厨だけね
他のキャラが陵辱されても誰も文句言わないし
音姫が絡むといつも荒れるのがデフォになりつつある
潜在的には他のキャラにも嫌陵辱はいるだろうけど
我慢ができないお子様は音姫厨だけだね

314:名無しさん@ピンキー
07/09/13 16:17:11 vpmKdJe2
じゃあ、誰か音姫の陵辱話を連発で投稿して
純愛派というか音姫厨を涙目にしたらいいと思うのだが





315:名無しさん@ピンキー
07/09/13 19:02:56 bhUkj+6/
俺は凌辱大好きよ

316:名無しさん@ピンキー
07/09/13 19:18:29 YVgDPuSz
俺は全部好きだぜ

317:名無しさん@ピンキー
07/09/13 20:15:35 2E6fVmeX
由夢の小説誰か書けば

318:名無しさん@ピンキー
07/09/13 21:00:22 jVyNuiCy
さくらさん

319:名無しさん@ピンキー
07/09/13 22:57:29 HqxAAAK8
朝倉姉妹輪姦きぼん

320:名無しさん@ピンキー
07/09/14 00:30:00 Lpeo4vM0
純愛が一番いいが誰か書いてくれる人がいるならどんなSSでも楽しみ

321:名無しさん@ピンキー
07/09/14 10:50:07 tWkui7Iz
侵攻(´・ω・`)

322:名無しさん@ピンキー
07/09/14 21:31:13 S7eoRhQu
とりあえず例の監禁もの最初の方だけ書けたんで投下しておきます。
少し長くなりそうなんで酉つけておきます。

以下注意点
・このSSは「誰が音姉を監禁陵辱したりするかっ、俺がされたいんだ!!!」
 という方以外はスルーを推奨します。
・エロは普通に薄いです。流石になし、というのはないよう頑張りますので、
 一つご容赦を

323:愛情×愛情=? ◆CLgKiOOc1g
07/09/14 21:34:39 S7eoRhQu
 桜内義之の一日はまず窓から外の様子を眺めることから始まる。
「ああ、もうこんな時間か・・・・・・それにしても、いつも家で待ってればいいって言ってるのに」
 窓越しに外を眺める彼の目に、長い髪に大きなリボンを付け、本校の制服を着た少女がじっと家の外で待っているという、最早見慣れた光景が飛び込んでくる。
 大きく一つ欠伸をして、パジャマを脱ぎ捨てると掛けてあった制服を着て、カバンを引っつかんで一階まで降りる。
 ドアを開けると、外で待っていた少女と目が合い、その瞬間、待ちかねたといわんばかりに少女がふわりと微笑んだ。
「おはよう、弟くん」
「はぁ、音姉、いつも言ってるだろ。いちいち外で待ってなくってもちゃんと一人で起きれるから大丈夫だよ」
「えっ、あ、ああ・・・今日はほら、たまたまだよ。たまたま。いつもより早く目が覚めてね? いつもより早めに朝食を済ませちゃってね。
 そしたら時間も余ったことだし、どうせ急いで行かなきゃいけない用事もないから弟くんと一緒に学校行こうって思って、そしたらどうせ――」
「・・・もういい、わかったわかった」
 諦めたように溜息交じりに呟く義之に対し、あはは・・・と困ったように目を泳がせている目の前の少女・・・・・・彼の姉である、朝倉音姫。
 二人の間で毎朝のように繰り返される、恒例のやり取りだった。
 あくまでも偶然時間が余ったから来てみた、と強調する音姫だったが、それでも一度や二度ならともかく、彼が朝倉純一の元を離れてからというもの、
ほぼ毎日のようにこうして家の前で待っているのだから苦しい言い訳でしかなかった。
 もしもこれが本当に偶然なのだとしたら、彼女はとうの昔に宝くじの一等でも引き当てていることだろう。

 当初は音姫が登校する時間に迎えに来ていたのだが・・・・・・誰に似たのか、致命的に朝に弱い義之は度々寝坊を繰り返した。
 それからというもの、音姫はわざわざ早めに用意を済ませた後、彼の家の外で待機し、時間になっても起きない場合、突入して部屋まで起こしに来ることにしていた。
 義之としても、朝は朝で見られたくないものもあるし、寝てる顔を見られるのも恥ずかしいし、何より迷惑をかけたくなかったので止めるように何度も言ったのだが・・・・・・
 結局先程のような言い訳にすら最早なっていない口上を述べられ、うやむやにされているわけである。
 何もそこまでして一緒に登校しなくても・・・とも彼は度々口にはするのだが、少なくとも音姫にとっては違うようであった。それを彼女に言えば、
「お姉ちゃんと一緒に学校行くの嫌?」
 などと潤んだ涙目で見つめられた。
 それも義之が登校する間中ずっと、ぴったりと義之の後をつけながら。
 それだけではなく、そのときに知り合いの人間・・・特に女子などに話しかけられた日には更に大変なことになった。
「私とは一緒に行きたがらないくせに、この娘は楽しそうに歩いてる!!」
 などと彼女の主観が大量に混じった状況を涙ながらに訴えられ、その女生徒の目の前で、見せ付けるように抱きつかれる羽目になる。
 女生徒としても、生徒会長として人望を集める一方、校内でも重度のブラコンとしてその名を馳せる音姫のことは重々承知している。
 義之にその表情を決して見せないようにしながら、ぞっとするくらい冷たい視線を向ける音姫を前にして、どの女生徒も愛想笑いを浮かべながら足早に去っていくのだった。



324:愛情×愛情=? ◆CLgKiOOc1g
07/09/14 21:36:21 S7eoRhQu
「ああ・・・それじゃ用意するから家上がっていてよ。そういえば由夢はどうしてる?」
「あ、由夢ちゃんはまだもう少し時間がかかるみたい。少し起きるの遅かったから」
 音姫を家に入れようとしていた義之が、そこでふいに何かを思い出したかのように、振り向くと、
「音姉、おはよう。それからいつもありがとうな」
 それを聞いた音姫は一瞬きょとんとした表情を浮かべると、次の瞬間直ぐに咲き誇るような満面の笑みを浮かべ、
「う、うんっ! どういたしましてっ、弟くん♪」
 と心の底から嬉しそうに頷いた。
 その微笑みは、少なくとも義之に朝にこの笑顔を見るためなら、もう少しくらい早起きする価値はあるかな・・・と思わせるくらいには魅力的だった。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「あっ、兄さん。何してるの?」
「ん? あぁ、由夢か。見ての通り、音姉のとこに弁当食いに行くんだよ」
 昼休み、空腹を訴える腹を抱えて廊下を歩いていた義之に突然横合いから声がかけられると、義之は声のした方を見もしないまま、面倒くさそうにそう返す。
「む~~っ、可愛い妹がわざわざ兄さんに声を掛けてあげたっていうのに、随分とつれない対応ですね」
 その対応が気に入らなかったのか、声が若干不機嫌なものになったかと思うと制服の袖がぐいっと引かれる。
 そのまま無視して歩こうとすればできただろうが、そうするとおそらく・・・否、確実に後々まで引きずることになるだろう。

 一つ嘆息するとようやく振り返る義之。背後には拗ねた表情の由夢が、頬を可愛らしく膨らませ立っていた。
 その姿は大変いじらしいのだが、義之にとっては直にやってくる厄介ごとをどう回避するかの方がより重要だった。
「で、何だよ。今日は音姉と飯を食う約束をしてるから、これから生徒会室に行かなきゃならないんだけどな」
 まぁ正確には今日も、であるが。
「や、別に用ってわけじゃないんですけど・・・その、今日はいい天気ですし、一人寂しい兄さんと、たまには一緒にお昼なんかもいいんじゃないかな~って」
「別に一人寂しくないし、大体お前とは昨日食ったばっかりだろうが」
 まぁ正確には昨日も、であるが。

 どういうわけかこの姉妹は一日ごとに義之を昼食に誘った。今日は音姫、昨日は由夢、その前は音姫、その一日前はまた由夢・・・・・・といった具合である。
 一体いつごろからそんな風になったかは分からないが、彼が気が付けばそういう形になっていた。
 一度義之が三人で一緒に食べればいいじゃないか、という提案を出したのだが、
「え~っ、家では三人でなんだし、学校でくらい二人でゆっくりがいいよ」
「私もお姉ちゃんの意見に賛成。まぁたまには私たちとお昼するのもいいじゃないですか」
 と、そんなときだけ作られる抜群のコンビネーションで敢え無く却下される。
 それからは一日交代で朝倉姉妹と昼食をとる、というのが暗黙の了解で決まっていたのである。


「そうそう兄さん、私学食の無料券友達から貰ったんですよ。二人分あるから、もしよかったらいきませんか?」
「お前俺の話全然聞いてないだろ!?」
「や、聞いてますよ。でもこれ今日までなんですよっ! だからほら、お姉ちゃんには後で謝っておくとして、今日は私と一緒に―――」
「『誰』と『何所』へ一緒に行くのかな、由夢ちゃん?」
 ぐいぐいと義之の腕を引いていた歩き出そうとする由夢の背後から、突然かけられたにこやかな声。

325:愛情×愛情=? ◆CLgKiOOc1g
07/09/14 21:38:24 S7eoRhQu

 それを聞いた瞬間、(ああ、遅かったか・・・・・・)といった諦めの感情が義之の脳裏をよぎる。
 最早こうなってしまえば義之にできることは何も無い。
 いっそのこと、義之としてはこのまま何も見なかったことにして回れ右したいところである・・・・・・
 が、ここでそんなことをすれば後々恐ろしいことになるので、我慢してただひたすら状況が過ぎ去るのを見守る。

「お、お姉ちゃん・・・・・・」
「おかしいなぁ、由夢ちゃんは昨日弟くんと一緒にお昼食べたと思うんだけど、お姉ちゃんの思い過ごしかしら?」
 いかにも楽しげに弾んだ声で由夢にそう訊ねる音姫。
 尤もその心中が全くの正反対であることなど、幼い子供でも本能的に察しそうであるが。
「そ・・・その、ど、どうだったかな~、あ、あはは・・・え・・・と、忘れちゃった、かな?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ひゃうっ!! ご、ごめんなさい!!」
 頬をひくひく震わせつつ微笑む音姫の姿は、なまじ容姿が秀逸な分、とんでもない迫力を醸し出していた。
 その圧力に思わず涙目で謝る由夢。

 どうやら音姫も本気の本気で怒っていたわけではなかった――義之には十分本気だったようにも感じられたが――らしく、ふうっと一息つくと、
「いい、由夢ちゃん。弟くん協定其の一、どちらか片方の抜け駆け禁止! ちゃんと守らなきゃダメなんだからね!?」
「あぅ・・・その、ごめんなさい・・・・・・つい・・・」
「うん、ちゃんとわかってくれたならもういいよ。私もちょっと大人気なかったしね・・・・・・明日は由夢ちゃんの番だから、それまで我慢して?」
「う、うん。わかった。ごめんね、お姉ちゃん。約束破る気はなかったんだけど・・・・・・」
「わかってるよ。弟くんのことになったら、私も由夢ちゃんもついついやりすぎちゃうもんね。そういえば、今度の休日デートは由夢ちゃんだから、その時にね・・・・・・」
 と先程から何やらとんでもないことを口にしつつ、義之をちらちら見ながら二、三言お互いにぼそぼそと囁き合う。
 すると見る見るうちにその表情を明るいものに変えていく由夢。反比例して見る見るうちに増していく義之の不安。
 そうこうしているうちに、話はどうやら終了したらしく、すっかり笑顔に戻った由夢が、
「それじゃ兄さん、やっぱり今日はお友達と食べることにしますからごめんなさい! それから、今度の休日は絶対、ぜぇ~ったい空けておいて下さいね~!!」
 とにこやかに宣言して去って行った。
 義之には皆目見当もつかなかったが、それでも何となくまた苦労することになるんだろうなぁ・・・などと思い、心の中で泣きに泣いた。



 由夢との対決を済ませると、音姫は時間が惜しいとばかりに義之の腕をがっしり自分の胸に抱えると、そのまま歩き出す。
 ただでさえ校内で白河親衛隊と双璧を成す音姫ファンクラブ・・・まぁ要するに音姫狙いの男共に目を付けられている義之である。
 友人の板橋渉辺りは「このラブルジョワめ・・・!!」などと冗談っぽく笑いながら、言葉に殺気を込めて彼をそう評してくれる。
 何というか、そろそろ本気で身の危険を感じている今日この頃だった。

 そんな彼にしてみれば、昼休みの、それも人でごった返している廊下で、
尚且つ腕にささやかな膨らみが感じられるくらいに音姫と密着しているこの状況は決して喜ばしいものではないのだが・・・・・・
 が、こうなってしまえば、それを言ったところで聞いてくれる姉でないことはとっくの昔に身をもって経験済みである。
 一つ大きく溜息を吐いたあとは、諦めて大人しく連行される義之。
 一方そんな義之とは対照的に、弟の腕を大切そうに抱え、ぐいぐい体を押し付けながら、満足げな表情で廊下を歩く音姫。
 周囲の・・・特に男子連中から向けられる、いつものおよそ五割増しの敵意と嫉妬の視線がとても痛かった。


326:愛情×愛情=? ◆CLgKiOOc1g
07/09/14 21:39:55 S7eoRhQu


 そのまま生徒会室へと義之を連行した音姫は、しっかりと施錠し(何故弁当を食うのに鍵を閉めるのか義之にはわからなかったが)、前もって三人分用意された机に座らせる。
 先に来て既に弁当の準備を完了していた高坂まゆきも、音姫に腕を組まれたまま困ったような顔で義之が引っ張ってこられるという、
 最早すっかりお馴染みとなったその光景に対して、今更何を言うでもなく、
「音姫も相変わらずだねぇ」
 などと半分呆れつつ、苦笑している。

 そうして自分も義之の隣に座ると、弁当の包みを開き、義之の分を渡そうとしたときだった。
「あっ・・・ごめん。弟くんのお箸、入れ忘れちゃったみたい」
 暫くゴソゴソやっていた音姫が、一人分の箸だけが入っていた袋を見せて、申し訳なさそうな声でそう呟く。
「えっ、うそ。音姉にしては珍しいね・・・」
「う、うん。ごめんね・・・朝少し急いでいたからかな・・・?」
「いや、別にいいよ。それじゃ先に弁当食べてていいよ。俺ちょっと食堂行って割り箸貰ってくるからさ」
「あっ・・・ううん。そんなことしなくて大丈夫だよ、弟くん」
 立ち上がりかけた義之をやけににこやかに制する音姫。
 そして不思議そうな表情を浮かべる義之の目の前で、弁当箱の蓋が開かれ、食欲をそそるよう鮮やかに彩られた上、彼の好物の詰まった弁当が姿を現す。
 そして音姫は箸を手に取ると、

「はい、あ~~~ん♪」

 満面の笑顔と共に、玉子焼きが前に突き出される。


 その一言が発せられた瞬間、間違いなく空気が凍った。少なくとも義之はそう感じた。
 まゆきも思わず箸を止め、目に見えずともハートが乱れ飛んでいる光景が容易に想像できるくらいのダダ甘な空間に、表情を引きつらせる。
 目の前には姉が嬉しそうに突き出したおかず。いつもなら美味しくいただくところなのだが・・・・・・流石にその食べ方は恥ずかしすぎた。
 是が非でも丁重にお断りしたいのだが、音姫の笑顔からは「食べて食べて」と無言の重圧が繰り出されている。
 助けを求めるように横を見れば、頼みの綱のまゆきは「あんたらも少しは人の目を気にしなさいよ・・・」などとバカップルを見るような冷たい目で見つめている。
 そしてそのまま一人弁当をがっつき始めた・・・・・・要するに、我関せずの構えである。

 硬直したまま動こうとしない義之に痺れを切らしたのか、先程よりも更に玉子焼きを突き出す。

「あ~~~ん♪」

「いや、音姉、俺やっぱり箸取ってく――」

「あ~~~~ん♪」

「音ね――」

「あ~~~~~~ん♪」


327:愛情×愛情=?(1) ◆CLgKiOOc1g
07/09/14 21:41:24 S7eoRhQu

「・・・・・・あ、あ~ん」
 気分的には、一つしか出てこない選択肢を選ばされる時のそれに近い。
 この姉妹には拒否権という言葉を覚えていただきたい、これまでにないほど、改めてそう強く願う義之だった。




「弟くん、次何が食べたい?」
「ん~、そのハンバーグ・・・あっ、やっぱそっちの唐揚げで」
 一度やってしまえばもう吹っ切れたのか、それからはパクパクと音姫の差し出すおかずや、おにぎりを次々と腹に収めていく義之。
 やたらと箸で摘まみやすい物ばかりが入っているのが気になるといえば気になったが。
「はい、あ~ん」
「あ~ん・・・もぐ、んぐ、んぐ・・・って音姉、俺にばっか食わせずに、自分の分も食べなよ。さっきから全然食ってないだろ」
「いいのいいの。私は後でゆっくり食べるから、弟くんはそんなの気にしないの」

 実際に音姫は先程から一口も食べ物を口にはしていないが、それでも十分すぎるほどの満足感を味わっていた。
 自分が食べ物を与えるのをじっと待ち、そして箸が近づくと口を開け、そして美味しそうに食べてくれる義之。
 そんな彼の姿は、まるで自分が親鳥になったような――もう少し正確に言うなら、まるで彼の生殺与奪を握っているような錯覚と、心地よい快感を与えてくれた。
 この快感をもっと味わえるのであれば、音姫にとって自分の食事などどうでもよかった。


「しっかし弟くん本当に美味しそうに食べるね・・・あ、ねぇ、そんなに美味しいなら試しにその唐揚げ一つ頂だ――」
「だっ、だだだだ、駄目、駄目駄目駄目ぇ~!!!!」
 身を乗り出したまゆきが、音姫の持つ弁当からおかずを一つ拝借しようとした一瞬のことだった。
 大袈裟なほどに音姫が取り乱しながら、普段からは想像できないほどの機敏さで弁当を遠くにやり、回避させる。
「ど、どしたん音姫・・・何もそこまで嫌がらなくっても・・・」
「そ、そうじゃなくって・・・その、と、とにかく、唐揚げだったら私のお弁当から取っていいから。だからこっちは駄目」
「何でよ? 何でそっちのは駄目なの?」
 怪訝な表情で当然の質問をするまゆきに対し、
「こ、これは弟くんが食べるようにって調理したお弁当で・・・その・・・・・・い、いくら相手がまゆきでも、他の人に食べられるのなんて私も恥ずかしいし・・・・・・
 弟くん以外に私のごにょごにょ・・・口になんて、そんなの・・・や、やだっ・・・恥ずかしい」
 顔を赤らめ、弁当を手に持ったままいやんいやんとその身をくねらせる音姫。

 その姿に何か感じ取ったのか、「や、やっぱいいわ、うん」と曖昧に呟くと、半笑いの表情のままで一気にその身をずざぁっと離すまゆき。
「あれ、まゆき先輩。弁当残しちゃうんですか?」
「・・・・・・あんたね、あれを聞いた後であたしに飯を食えと?」
 一気にげんなりした様子になると、食べていた弁当を片付けつつ、まるで可哀想なものを見るような眼で自分を見つめてくるまゆき。
 再び差し出された音姫手作りの弁当は、いつもと同じく見た目も味も申し分なく―――いつもと同じくほんの少しだけしょっぱかった。



328:愛情×愛情=?(1) ◆CLgKiOOc1g
07/09/14 21:42:39 S7eoRhQu

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

(ふぅ・・・音姉にも由夢にも困ったもんだな。いつまでも俺にばっかり構ってないで、さっさといい男でも見つけろよなぁ)
 今日の二人の行動と振り回されっぱなしの自分を思い返し、心中でそう一人ごちる義之。
 ただ悲しいかな、毎日の日課とも呼べるくらいにまで繰り返されて、それにもすっかり慣れてはしまったが。
 昼休みも午後の授業もとうに終わり、時刻は既に放課後。
 大分西に傾いた陽が照らす下駄箱にもたれかかりながら、義之は先程からある人物を待っていた。
(大体あんな風に学校で・・・それも皆が見ている目の前で抱きついたり腕を組んだりするから、皆誤解するんじゃないのか? せめてああいうのは家だけにしてくれよな・・・・・・)
 昼間のこと思い返すと、ふいに音姫に抱きつかれた際の温もりや腕に感じた感触が蘇ってくる。
 それに誘発されるように、ついつい姉の制服に包まれたその下の光景まで頭に浮かび、慌てて頭を振り、思考を打ち切る。

 先程から散々悪態をついているものの、実際に義之がそこまで二人のことを迷惑に思っているのかといえば、そんなことは決してない。
 音姫も由夢も学園で一、二位を争うほどの美少女であるし、彼女らに慕われて気分を害する男などはいないだろう。
 また、姉として音姫の優しく包み込んでくれるようなところも、妹として由夢の稀に見せてくれる甘えた表情も義之は大好きだった。
 だからこそ、もし本当に二人に恋人が出来たとしたら、それはそれでショックを受けるだろうな、ともに思ってしまったりするのだが。
 そこまで考え、結局自分もまだ姉離れ、妹離れできてないんじゃないか、とおかしくなって思わず笑ってしまう。


「どうしたの? 何か面白いことでもあった?」
 そうして一人含み笑いを漏らす義之の背後から、突然鈴のように澄みきったソプラノが響いた。
「ああ、いや、何でもないよ。それより掃除随分遅かったんだね」
「あ、うん。なんか帰っちゃった男子もいたから。全く、皆が義之くんみたいに優しい男の子ばっかりだったらいいのに・・・・・・」
 振り向き、その声の主に心からの笑みを浮かべる義之。
 彼の目の前には夕焼けに負けないくらいに赤みがかった髪をリボンで二つに括り、付属の制服にそのすらっとした細身の体を包んだ一人の少女がにこやかに立っている。
 野に咲く花のように可憐に微笑む音姫のそれとはまた違う、華のある笑顔を浮かべ、親しげに手を振る。
 存在を主張するよう押し上げられた豊かな胸やスカートから伸びた白い足は女らしさを十分過ぎるほどに感じさせ、その顔立ちも道行く男が軒並み振り返るほどに整っている。
 それでも彼女の全身から感じられる生命力や明るさが、その表情を無機物的なものには見せることは決してなかった。
 まさに美少女と呼ぶに相応しい、そんな少女だった。
 少女の名は白河ななか。
 風見学園内でもその名を知らない者は殆どいない学園のアイドルであり、
 類まれな才能を持つ歌姫でもあり、
 義之たち悪友グループの一員でもある少女だ。
 
 そして、
 「じゃあ帰ろうか、ななか」
 「あ・・・うん。一緒に帰ろ!」
 差し出された手が自然に握られ、思わず顔を見合わせ微笑む二人。

 そして、今その少女は桜内義之の恋人でもあった。

329: ◆CLgKiOOc1g
07/09/14 21:43:57 S7eoRhQu
以上です。
執筆速度は遅めなので、忘れた頃にまた投下したいと思います。

330:名無しさん@ピンキー
07/09/14 22:21:46 HZ84iXRq
 ボクは、おはようのキスがしたくて―その欲求が抑えきれずに―彼の口枷を外そうと手を伸ばした。
彼だってもう、ボクがどんな風に彼のことを思っているか理解してくれたはず。無闇に声を上げたりはしないと思う。
口枷に手が掛かる。なぜか彼の顔は怯えているように見えた。そんなわけないのに。
口枷が外れて、
「義之くん―」
「このキチガイッ! 近寄るな、触るんじゃねえ!縄をほどけよっ!」
彼は絶叫した。
「キチガイ?」
無意識に、ボクは彼を平手で殴っていた。無意識なのだから、加減なんかできるはずもない。
パンッ、という甲高い音が七、八回もしただろうか。気が付くと、両の頬を真っ赤に腫らした彼が倒れていた。
酷いことをしてしまったと思う。
今の彼はあの女たちの影響を受けているから、ボクを受け入れてくれるのに時間がかかるのはしかたがないのに。
ボクは謝ろうと口を開いて、
「ごめん―」
けれどそれは、彼のさっき以上の大音量の叫び声にかき消されてしまう。
「助けて! 助けてくれっ! 音姉っ! 由夢っ!」

 一瞬、目の前が白くなったような気がした。
顔面を膝で蹴った。
なんで、なんでボクの気持ちを分かってくれないんだろう。こんなに大切に思っているのに。
馬乗りになって、握った拳を無茶苦茶に叩き付けた。
どうして、あの女たちの名前なんて呼ぶんだろう。よりによって、あの女たちの名前を。
拳が痛くなって叩くのをやめると、両手を拘束してあるせいで顔を庇うこともできない彼は、
ぼろぼろになって鼻からは血を流していた。
「やめて……やめてくれよ……」
弱々しく呻く彼にまた口枷をはめて、手足の拘束を確認してからクローゼットに押し込める。
一緒に朝食を摂ろうと思ったのに―。

 まあいい。ボクが学校にいってる間、ひとりでいれば頭を冷やしてくれるだろう。
そうすれば、誰が本当に彼をかけがえなく思っているか理解してくれるはず。

331:名無しさん@ピンキー
07/09/14 22:28:20 aByY5kb9
GJ!!

続きを楽しみに待ってます

332:名無しさん@ピンキー
07/09/14 22:29:48 hq4PKOZP
>>330
エロくねえよ

333:名無しさん@ピンキー
07/09/14 22:48:57 BS0E17GL
まゆき鋭いな…
心当たりあんのか同類かw


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