とある魔術の禁書目録 5フラグ目at EROPARO
とある魔術の禁書目録 5フラグ目 - 暇つぶし2ch900:名無しさん@ピンキー
07/10/01 19:38:04 fWAfzkBm
捨ている

901:名無しさん@ピンキー
07/10/01 20:23:19 lDzLpkUM
ずっと禁書派ですよ。もう少し別な形で活躍してほしかったなあ……

902:名無しさん@ピンキー
07/10/01 22:33:06 PkP7Etm1
>>893
お前とは兄弟になれそうだ、兄者と呼ばしてくれ。

903:名無しさん@ピンキー
07/10/02 02:05:53 ArRi5oi0
御坂妹の為ならテロくらいなら走れる





一方通行とタイマンは無理です・・・orz

904:名無しさん@ピンキー
07/10/02 02:12:47 uzGtN2X4
そんな君には無能者ステッカーを進呈しよう









ある意味でレッテル

905:名無しさん@ピンキー
07/10/02 02:44:41 RABtxv3C
一方さんは体内に空間転移系で何かをぶち込んでやれば死亡だぜ。
まぁ今ならチャフで瞬殺だけどな。


てな事で2万1人ハーレムの夢を壊した一方さんを拷問した後樹海に捨てて来ますね。

906:名無しさん@ピンキー
07/10/02 07:41:11 0zy26fgF
チャフって普通すごく小さいと思うんだよなぁ…
通信周波数(凄く高そう)も分からんし、常に能力使ってバッテリにエネルギーを
充電すればいいように思うんだがこれだけやっといてエントロピー増大とか言うのかな

907:名無しさん@ピンキー
07/10/02 08:44:03 b6vO+H7V
チャフと聞いて戦闘機が搭載する
ミサイル撹乱用のあれしか浮かばない俺はエースコンバットの大ファン


本当にありが(ry




908:名無しさん@ピンキー
07/10/02 12:39:56 GNngu9p1
チャフの武装錬金!アリスインワンダー(ry

909:名無しさん@ピンキー
07/10/02 17:33:27 waMaOgDo
>>908
自分もあの作品は大好きだが落ち着けwww
そして俺は拷問天使ミーシャ様を支持するぜ!!

910:名無しさん@ピンキー
07/10/02 17:40:54 GNngu9p1
>>909
毒島は俺の嫁

そろそろこのスレも終わるが、ええい薔薇当麻はまだか!

911:名無しさん@ピンキー
07/10/02 18:28:43 uzGtN2X4
嗚呼、このスレもあっという間だったなぁ。

皆は面白いSSはあったかい?

912:名無しさん@ピンキー
07/10/02 19:08:05 xo8Q+AoF
>>907
連想も何もそのままそれだよ

913:名無しさん@ピンキー
07/10/02 20:37:35 LjNfgMF2
なぜ誰も>>905につっこまないんだ?
空間系の能力もベクトルをつかっていると

まひろと■■さんが俺の嫁

914:名無しさん@ピンキー
07/10/02 21:28:18 TzbPTRVb
一方さんは普通に歩いているときに画鋲ふむと涙目になりそうだ
だって一方さんだぜ?

915:名無しさん@ピンキー
07/10/02 23:07:10 jpTfqowL
天が呼び地が呼び人にゃ呼ばれず俺、ようやく参上!
やる気をなくして一月と半。自堕落っぷりがクライマックス。
これじゃマズいと数日前から書き始めてようやっと完成。
『とある上条の変貌騒動』第三回……ぐらい?今までのお話は保管庫参照のことー


916:とある上条の変貌騒動
07/10/02 23:08:50 jpTfqowL
まず、インデックスが動いた。
教室の入り口付近に集まるクラスメイトの中を逆走して、適当な机の下に避難し、ガタガタガタガタ!と震え出す。
災害時には模範的であろうその行動も、上条の顔を見ただけで取る行動としては大いに違和感を感じる。
彼女の友人である姫神も、何度かインデックスを見ただけの生徒も、上条から逃げるその行動に首を傾げていた。
上条は、そんなインデックスを見遣ると、ゆっくり教室に入った。
丁度教室の入り口近くにいた女子生徒Aが、上条を見ている。
外見は普段と何の違いも無い筈の上条 当麻。しかし、確実に違う「何か」を見出せず、その女子生徒Aは上条を凝視する。
すると、上条はその女子生徒Aの、ともすれば熱い視線とも取れるそれに気付き、振り向く。
「ぅあ、え、えと、か、上条くん? ぉ、はよう」
何となく輝いて見える上条から僅かに目線を外しながら、一応の朝の挨拶をする、と。
「ああ、おはよう」
刹那、教室が眩い光に包まれた。ような錯覚を皆が覚えた。
上条 当麻より満面の笑顔で放たれた挨拶は、文字通り女子生徒Aの胸を射抜いた。
「ぁ、うぇ、って、う、ぅー……~~~~~~~ッ!!」
顔面を茹蛸状態にした女子生徒Aは湯気を噴き上げる顔を両手で覆い、自分の席へ駆け寄り、机に顔を伏せたかと思うと、
「ぅぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
と奇妙な声をあげながらジタバタと足をバタつかせ始めた。
その一連の光景に、教室全体にどよめきが奔った。
「な、なんだ今の爽やかな挨拶はッー!?」
「普段の上条なら「ん? ぁ゛ー……おはよ」とか明らかに寝不足な風の挨拶を返してくる筈なのに!」
「そ、それにあの歯の白い輝きはなんなんだ―!」
「眩しいッ、上条が眩しいいいいいいい」
男子共の呻き声を下に敷き、上条は一歩前に。
そのまま一歩一歩、ゆっくりと教室の中に進んで行く。
自分を凄まじい表情で凝視する男達にも軽い笑みを浮かべ、朝の挨拶を投げかけて行く。
男達は例外なく、
「お、おう……」
と実に微妙な表情と返事を返した。
女子の反応は、顔を真っ赤にするという点では皆同じだが、細かくは様々で、俯きがちに
「……、ぉはよ」
と返す者もいれば、言葉に詰まって顔を逸らす者もいる。中には胸を押さえて背中を向けてしまう生徒すらいた。
挨拶を返しながらも少しずつ上条から距離を取るクラスメート達。
その後退の波に押され、一人の女子生徒Bが机の脚に引っかかった。
「、きゃ……!」
大きく体勢を崩す女子生徒B、
それに気づかないクラスメートの塊の隙間を縫って、光が走った。ような錯覚を皆が覚えた。
女子生徒Bが尻餅をつく音は聞こえず、代わりに起きた出来事に気づいたクラスメート達の驚嘆の声が大きく響く。
「……? あ、あれ?」
転んだと思い込んで強く目を瞑っていた女子生徒Bが目を開く。
目を開く、その視界一杯に収まったのは、
「、大丈夫……だったか?」
やさしく微笑む、上条 当麻の顔だった。
「、ちょ、かみじょう、くん!?」
上条はその場にいた誰よりも早く女子生徒Bの危険に気づき、誰よりも早く動き、誰よりも早く女子生徒Bを救ったのだ。
『屈んだ状態でお姫様抱っこされている』女子生徒Bは、その事実に気がつくと盛大に慌て出す。
「ぅわ、上条くんっ、おも、重いでしょ!? も、もう大丈夫だからおろ、してっ…おろしてくださいぃ~!」
最後は恥ずかしさやらなんやらで赤面半泣きの女子生徒Bに、上条はもう一度微笑みかけ、そのまますっくと立ち上がる。
どよめくクラスメートと突き刺さる視線を物ともせず、上条はそっと女子生徒Bを立たせ、そして。
「ケガ、無いよな? 良かった」
極上スマイル炸裂。
太陽もドン引きする程度には眩いその笑顔に直撃した女子生徒Bは、胸の前で両手を組んで茹だった顔を伏せている。
「あ、ぁ、そ、の……えと……ッ!?」
しかし、何かに気づくと、近くの女子生徒の群れに飛び込んで、男子の視線から隠れながらもぞもぞとなにかを確かめている
ほんの数秒。しかしその女子の塊の中から飛び出した女子生徒Bは風の様に一目散に教室を飛び出している。
スカートを抑えていたのが何人かの男子の目に留まったが、首をかしげるばかりだった。
すると、教室の中心から声が上がった。

「そこまでよっ! 上条 当麻!」

917:とある上条の変貌騒動
07/10/02 23:09:56 jpTfqowL
毅然とした強い声だった。
教室を揺るがす大きな声だった。
声の主から上条までの直線上にいた生徒は、直感的に危険を感じてババッと退避する。
声に呼ばれた上条が、そちらを見遣る。
そこにいたのは、大方の予想通り、吹寄 制理だった。
しかし、違う。
耳にかかるようにしていた髪を完全に後ろに流したオールバック。
普段の二割り増しで険しい顔つき。
硬く腕を組み、教室の真ん中で仁王立ちしている(組んだ腕でその大きな胸が強調されているのには気付いていないようだ)。
彼女こそ対カミジョー属性最後の砦。戦う僕らの委員長、吹寄おでこDX―否。
「あ、あれはッ!?」
とりあえず場の空気を察して青髪ピアスが叫んでみる。
皆の視線が集まる、吹寄おでこDXと呼ばれた彼女の体をバチバチと幾筋かの電気が走っていた。
その姿を見た男子生徒一同が声を揃えて叫ぶ。
そう、それは、まさしく―
「「「す、スーパー吹寄おでこDX3!!!」」」
バーン!とかジャーン!とかドーン!とか。
そんな感じの効果音を背負い立つ吹寄…スーパー吹寄おでこDX3。
実際に彼女の体を走る電気は、クラスの電気使いの少女が人体に影響の無い程度に近くで送っているだけなのだが。ちなみにそんな事が可能かは知らない。
眼光鋭く上条を睨み付けると、乱暴な足取りで歩き出す。
「貴様……! 朝っぱらから何クラスを狂乱のどん底に陥れてくれてんの!」
ゴゴゴ……と言う効果音が今一番旬の女、スーパー吹寄おでこDX3は上条の目の前に来るとダン!と強く足で床を打つ。
「月詠先生一人倒れただけでも大事だってのに、貴様は! 今日はいつにも増して見境が無いようね!」
怒鳴るスーパー吹寄おでこDX3の言い分はもっともである。
ほんの数分の間で、次から次へと上条を中心に騒ぎが起きている。
担任がぶっ倒れただけでも、ここが夢とロマンと出鱈目の具現たる学園都市であろうと関係なく問題である。
ちなみにぶっ倒れた担任こと小萌先生は机の下でガタブルしてるインデックスの元に避難していた姫神に介抱されている。
怒鳴るスーパー吹寄おでこDX3の言い分はもっともである、のだ、が。
それはとてつもなく残念なことに、今のこの男にはまったく通用しないのだった。
「おはよう、吹寄」
目の前で盛大に怒鳴られているのに顔色一つ変えず、上条は朝の挨拶をスーパー吹寄おでこDX3に投げかける。
スーパー吹寄おでこDX3はこれを強烈な睨みで撃退。
(一方的な)睨み合いはしばらく続き、そのまま24時間耐久メンチ切合戦へ突入かと思われたが、上条の一言が起爆剤となった。
「どうしたんだ吹寄? そんなに怒ってちゃ折角の美人が台無しだぞ?」
「ッ!!」
ブヂッ、と音がしたのを、上条を除くクラスの全員が聞いた。
不意打ちにほんの少し赤らんだ顔も、やがて憤怒が塗り替える。
上条の顔で。
上条の声で。
それを言う事が多感なお年頃のスーパー吹寄おでこDX3もとい吹寄 制理にどれほど危険か、この上条は知らない。
ならば思い知らせてやる。
このおでこは、理不尽と不条理と不誠実をぶっ壊すおでこだと言う事を。
ギギギと歯を食いしばり、殺人的な目で上条を射る。
「必・殺……ッ!!」
体中の電気がドリルの様に尖った様に見え出す。
スーパー吹寄おでこDX3の瞳が螺旋状に輝いている気がする。
もちろんそれらはことごとく錯覚だが、ここで空気の読める青髪ピアスがまたもや叫ぶ。
「あの技はッ!」
続けて空気を読んだ男子共が「ぬぅ、知っているのか!?」等と騒ぎ出す。ドリルは男のロマンだ。
そんな騒ぎの中心スーパー吹寄おでこDX3はおでこに全力を込めて上条に叩きつけようとしている。
「ギ、ガアアアァァ……!」
その時。

918:とある上条の変貌騒動
07/10/02 23:10:27 jpTfqowL
上条の右手がスーパー吹寄おでこDX3の肩を掴んだ。
瞬間、体を覆う電気は弾け飛び、スーパー吹寄おでこDX3は只の吹寄 制理に戻った。
「な、っ……!?」
不意の行動に驚いた吹寄の腰に、上条の左手が回る。
「え、ちょ」
肩を掴む手は絶妙の力加減で振り払えない。
そもそも腰を抱かれるなんて初めてなので、さすがの吹寄も対処が遅れた。
それが勝負を分けた。
「なんで怒ってるのか分からないけど……じゃあ、これで機嫌直してくれな?」

そう言った上条は、吹寄を抱き寄せて、そのおでこに軽く口をつけた。

「「「「「「な、何ィーーーーー!?」」」」」」
今度は男子だけでなく女子も揃って叫ぶ。
吹寄は自分が何をされたか分からず、ただぼうっと上条を見ている。
「ふ、吹寄ェエエぇええエえエエエエ!!」
「なんてこった、対カミジョー属性がこうもたやすく!」
「吹寄さん! 返事して吹寄さーん!!」
「と、とうまっ!? いくらなんでもやりすぎかも!?」
「こ。これは流石に。不潔。かもしれない」
「ちくしょおおおおおお弔い合戦だああああああ」
「その前に誰か土御門を助けに行けええええええヤツの力が必要だああああ!!」
「う、わぁ……上条くん大胆……」
「ちょ、アンタ、なんで顔赤くしてんのよ!」
「っ!? し、してない! してないよ!」
教室、騒然。
若干正気を取り戻したインデックスや姫神も加わっている。
騒ぎの中心の片割れ、上条は騒ぎの中心のもう片方、吹寄の視線に笑顔で応えている。
現状をようやっと脳内で処理した吹寄の顔が、耳から首まで全体的に茹だった。
「か、かみじょう……? ぇ、今、あたし、に何、を……?」
しゅうしゅうといよいよ煙まで上げ始めた吹寄を、上条はさらにきつく抱きしめた。
「ぁ、う……?」
聞く者が聞けば卒倒確実の幼く弱い声が鉄壁の女・吹寄から漏れる。
赤みの残る呆けた顔でこちらを見る吹寄に、上条は耳元で、
「……足りなかった?」
と囁いた。
「、え? ぇ? ちょ、やめ……な、にを、んっ、ぁ……」



たっぷり十分後。
上条の足元に『美人なのにちっとも色っぽくない鉄壁の女』の称号を熨斗つけて返すような姿の吹寄 制理が倒れていた。
真っ赤になった顔、息も荒くなぜか着衣に若干の乱れあり。
クラスの男子一同は、今のこの男には何があっても敵わない事を悟り、
クラスの女子一同は、今のこの男には何かされても抗えない事を悟る。

上条 当麻。
今のこの男には、落下型銀髪修道女から始まり、一万人の妹や二百人の修道女ですら抵抗出来ぬままにフラグを立てるだろう。

教室が静かに、しかし大きなざわめきに揺れている。
それは変貌した上条 当麻を中心に、波紋の様に広がって行く。

そして、今まで戦いの終わりと新たな戦いの始まりを告げるかのようにチャイムが響き渡った。


919:名無しさん@ピンキー
07/10/02 23:15:13 jpTfqowL
と、教室内の出来事だけなのになんか風呂敷広げすぎて次回へ。いつ終わるんだこれ。
もう次回鈴科 百合子さん突撃で上条さんにドギツいベロチューでもされて終わっちまえば良い。
今日は収まり悪かったのと気合入ったので1レスずつがちょい長め。実質二倍三倍? 
そろそろねーちん書きたい病が発症しそうです。

代わりにねーちん的なレスを拾って幾らか意見をば。
>>813
俺はブレザーを推す。リボンじゃねえ。天を突くナイスネクタイをな。
>>860あたりから
カミジョーさんの場合は「あなた」or「当麻さん」希望。ていうか結婚しなくても当麻さんっていずれ呼ばせてやんよ。

ねーちん書きたいなら女子寮シリーズにちょっかい出せばいいんじゃないかと思ったけど、それだと騒動シリーズが再来年ぐらいまで終わりそうにないので自重しよう。
最後に、行間を深読みする子が先生は好きです。深読みしたものを文章にして投下してくれる子はもっと好きです。ではまた。


920:名無しさん@ピンキー
07/10/02 23:21:08 jpTfqowL
あ、そうそう。>>265の人続きマダー?

921:579 ◆UHJMqshYx2
07/10/02 23:39:24 gIvQGjSv
変貌騒動氏ごめんね。
おいちゃん明日も早いので、レス待ちしないで投下しても良いかなあ。
いやね、明日の晩になると、きっとこれ恥ずかしくて無かったことになっているので。
文章の練習、5レス。

922:1/5
07/10/02 23:40:21 gIvQGjSv
 カーテンの隙間から差し込んだ光が顔に当たり、上条当麻は目を覚ました。とは言っても、ぼんやりと覚醒しかけた、と言うのが適当だろうか。
 その、半分寝とぼけた状態ながら、自分に寄り添っていた小さな身体の感触
が無くなっていることには気が付いた。
 まだ、布団は暖かい。薄ぼんやりと目を開く。
「んしょ」
 小さなお尻が目に飛び込んできた。
 いましも引き上げたショーツが少し食い込んでしまったのだろうか、ショーツの
お尻の裾に両手の親指を差し込んで、小さな布きれの具合を調整していた。
 その銀髪の少女は、寝間着から着替えようとしていたのだろう。
 パジャマ代わりである上条のお下がりのシャツに手をやると、ボタンを外した
―ようだ。が、背後からなので、はっきり見えるわけではない。
「おおー、インデックス…」
 ぼんやりとしたまま、声を掛けた。
「ひゃっ」
 上条がまだぐっすり眠っていると思っていたのだろう。着替えようとしていた銀
髪の少女が、いかにも驚いたといった声を上げて振り向いた。
「お、起きたの? お、おはようとうま」
 振り向いたインデックスが着ていたのは、前述の通り上条のお下がりである。
 小柄ゆえに、寝間着も上条のシャツ一枚だけで済んでしまう訳だが、彼女に
とっては大きすぎるシャツのボタンを一段外しただけで、胸元が大きく開く。
 シャツの隙間から見えそうで見えないその胸元に、ショーツを穿こうとしていた
お尻を見てすでに固くなっていた一部分が、さらに固さを増した。
 半ば寝ぼけ頭で、理性の働くところは薄い。欲望のままに手が動いた。
「きゃんっ」

923:2/5
07/10/02 23:40:54 gIvQGjSv

 インデックスの腕を引いて、ベッドに引き入れる。
「や、やんっ、とうまっ…」
 少女の抗議は、強引に唇を塞いで黙らせた。そのことにインデックスが驚いて、
唇が薄く開いた隙に、さらに強引に舌を差し入れる。が、抵抗らしい抵抗は……
無い。
 組み敷くようにして、インデックスを自分の下に横たえる。
 ベッドに引き入れた時に掴んだ手首から、その上の手のひらに自分の手を滑
り込ませて指を絡ませると、インデックスの小さな手が、自ら上条の手のひらを
握りしめた。

 開いているほうの手で、インデックスのシャツのボタンをもう一段外す。
 唇を離した。二人の唇の間に糸が引いて、インデックスが息を荒げた瞬間に
切れた。
「はふっ……、はっ、はあっ…」
 少女が頬を染め、呼吸を整えようとする隙に、シャツをずらしながらその開か
れていく胸元に頭を下げた。薄くピンクに上気した胸の先に、標的を定める。
「可愛いおっぱい、見っけー」
 息も荒く上下するインデックスの胸だったが、息を荒げていることには頓着しな
い。定めた標的―小さな膨らみの先端にある、薄桃色をした乳首に吸い付い
た。
「ふあっ、ふはぁふゅっ」
 突然の衝撃に、インデックスがなんと言おうとしたのかは上条にはよく判らな
かった。きっと驚いただけで、特に意味はないだろう。
 気にすることなく、吸い付いた乳首を舌で転がす。
 小さな嬌声が断続的に上がった。
 それと同時に、インデックスの淡い色の乳首が、乳輪を腫らしながら舌の上で
硬くなる。
 シャツをずらした手を、インデックスの細い太腿へと下ろす。きめ細やかな肌の
感触が心地よい。そしてそのまま、太腿の下をくぐらせながらその内側を撫でさ
する。
 太腿を撫でる手と、固くなった乳首を転がす舌と唇の動きのタイミングが合うと、
ひときわ高い嬌声が上がる。止まらなくなりそうだったが、太腿を撫でる手はそ
のままに顔を上げた。

924:3/5
07/10/02 23:41:37 gIvQGjSv

「はうっ、はっ、もう、朝なのに、だめだよ、とうま…」

 碧眼をとろんとさせて、息を荒げるインデックスのうなじに顔を埋める。
 白い首筋を吸い上げるのと同時に、シャツの裾から腰へと回していた手を、小
さいくせに生意気な弾力と柔らかさを持った乳房へと撫で上げた。舌で虐めた
のとは逆のおっぱいなのに、その先端はすでに固く尖っていた。
 指の間に固くなった蕾を挟んで、手のひらにすっぽり収まるその膨らみを揉み
あげる。
 今度は、うなじに舌を転がすのとはわざとペースを変えて、刺激が絶えないよ
うに試みた。
「―ふゃっ、はっ、あ、だ、だめって、言って……」
 上条の攻撃に、声音はすっかり甘い響きになっているにも関わらず、インデッ
クスが抵抗の言葉を―かろうじて―放つ。
 が、言いつつも、少女自身が太腿をぴったり合わせて、もじもじと内股に響く
刺激に耐えかねているのが上条にもはっきりと判った。

「駄目? 駄目って言う割には、ずいぶん可愛い声なんだけどな、何が駄目な
んだ、」
 うなじに這わせていた唇を、少女の紅潮した耳元に持って行って囁く。
「―何が駄目なんだ、インデックス?」

「ひゃ、あ、あんっ」
 最後は息を吹きかけるように話しかけた。少女の甘い嬌声が心地よい。
「だ、だってぇ、はふっ、し、したぎ、汚れちゃうよ……」
 インデックスの言葉に、乳房を弄んでいた手をそのショーツの端に下ろすと、
少女が抵抗する間もなくその小さなショーツを無理やり抜き取った。
 その手触りに、
「もう遅かったみたいだな、インデックス? とっくに、インデックスのえっちなおも
らしでぐちょぐちょだ。……インデックスも、えっちだな」
 無理やり脱がせた下着の状態を、わざと芝居がかった風に耳元で囁く。
「ば、ばかあ……」
 いかにも恥ずかしい、といった風に、か細く非難の声。

「だ、だれが、そんな風にしたんだよう……」


925:4/5
07/10/02 23:42:20 gIvQGjSv

「それが上条さん以外だったら、大変に遺憾なのですが?」
 意地悪く囁き続ける。インデックスが再び非難の声を上げようとしたようだった
が、その声は無視して、さっきまで穿いていたショーツを濡らした現場へと指を
滑りこませた。
 銀色の薄い茂みを乗り越えて、内股の小さな割れ目へと指を滑り込ませると
―まさに滑り込んで入っていった指が、もう前戯も必要無いほどに濡れそぼ
った小さな入り口へと辿り着く。
「んん、あっ……!」
 少女自身をまさぐられ、その白い身体が跳ねた。
「はっ、あ、あっ、あっ、ああんっ……」
 指の動きを休めることなく、そのうなじを舌でまさぐりながら、少女の声から理
性の色が消えていくのを感じる。甘い喘ぎ声が耳に、背筋に、心地よい。
 指の動きを激しくした。小さな入り口の周りから、その真上の固くなった突起を
押すように撫でた。
「きゃふんっ」
 一際、高い嬌声。責め立てる手首を、インデックスの白い太腿が強く挟み込ん
できた。
 絶頂が近いのかもしれない。
「や、やだよう、指じゃ…あふっ、あっ、やっ、ゆ、びっ……」
「何が嫌? どうして欲しい? 教えてくれよ、インデックス?」
 まともに応えられないのが判っていて、意地悪く聞き返す。インデックスが何
か言おうとして、それを見た上条は指の動きを早めた。
「やっ、あぁっ、ぁはっ、あん」
 濡れそぼる内股への刺激が激しくなって、もはや言葉にもならないようである。
 快感に耐える表情を見せるその可憐な顔と、大きくはだけたシャツに露わに
なった乳房、それを繋ぐ首筋が真っ赤に染まって、絶頂ギリギリなのが判った。
 つぷり。
 小さな入り口に、ほんの少しだけ指を差し入れる。
 しかし、その僅かな刺激で充分だったのだろう。
「んあっ、ひぅっ、………っ、…!!」
 目を見開いて―しかし、まったく視点の定まらないままビクン、ビクンと数度
跳ねるように身体を震わせ、それから、インデックスの全身から力が抜けた。
 苦しげに、しかし甘さを吐息に十分に残して荒く呼吸を繰り返す。
 もちろん、上条自身も張りつめて我慢の限界ではあるのだが、こうして果てさ
せることにも、何故か快感を見出しつつある。
 もちろん、自分の欲望もしっかり後で吐き出すのだが、果てた後のインデック
スのさまが何とも愛おしく映って、後の快感がさらに高まるような気がするのだ。

926:5/5
07/10/02 23:43:21 gIvQGjSv

「……可愛かった、インデックス。すごく」
 絶頂の余韻に喘ぐインデックスの耳元に囁きながら、少女のはだけたシャツ
の残りのボタンを外す。
 インデックスは抵抗しない。というか、出来ない。
 目を潤ませた少女のシャツを出来るだけそっと抜き取る。
 シャツを脱がされて、シーツの上に広がった長い銀髪の上に、一糸まとわぬ
裸体が横たわった。余韻に双丘を上下させ、まだ、息が荒い。
 上条も、着ていたものを脱ぎさった。耐えかねたように、剛直が上を向いた。
「……ゆび、だけじゃ、やだって、言ったのに…」
 上条に覆い被さられたインデックスが、ようやく出た声で真上の少年を非難す
る。
(ああ、ちくしょう、かわいいなあ、我慢できねー)
 その拗ねたような表情に、固くなった部分がさらにうずく。
「だから今から、一緒に、な? いいだろ?」
「とうまのばか。えっち」
 そう言って、インデックスは恥ずかしげに目を閉じる。それが、いつもの合図で、
 一気に、貫いた。

927:579 ◆UHJMqshYx2
07/10/02 23:46:29 gIvQGjSv
いやねー、あのねー、アニェがどうもえろい方向へ転びそうで。
それで練習。
でも、下手で自己嫌悪するね。↑これ

さて、アニェはそう言う方向で行って良いものかと。

最後に、重ね重ね変貌騒動氏ゴメンね。
ではおいちゃん寝ますノシ

928:名無しさん@ピンキー
07/10/02 23:50:31 8rV2/OBS
>918のたっぷり十分間の出来事が何かわかりません><

929:名無しさん@ピンキー
07/10/03 00:20:10 h/l9T0Eb
うおぉぉぉぉっ!!!
お二方GJゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!

930:名無しさん@ピンキー
07/10/03 00:35:17 twPr58MQ
吹寄さん可愛いよー注意しようと
寄ってきたら薔薇当麻にあんなめに・・・w
はずかしいさで赤くなった顔はたまりませんなぁ・・・
俺は今までねーちん派だったはずな
のにorz やっぱこういう面白い創作を
よむと今まで自分的スポットが当たってなかったキャラが可愛くなるなぁ
めんどくさいぐらい長い感想失礼しましたー

931:名無しさん@ピンキー
07/10/03 03:41:01 uFZu0agO
薔薇当麻wwwwこのフラグ王めwwww死ねwww百合子に消されろwwwwあ、でも百合子にもフラグ建てちまうかwwxww
GJ!!

インデックスガチエロGJ!!久々にエロ有り良作に会えた気がする。


さて、唐突にオルソラ・秋茄子(アクィナス)という怪電波を受信した。
だれかうまい具合に調理してやってくれ。

932:携帯の人 ◆0yDabgA/0.
07/10/03 16:58:48 ZWpXI7UY
どうもー携帯の人だよん。
さて、今日は投下しに来たんじゃないんだ。
実はさ、携帯が水の中にちゃぽんしちゃってデータが逝っちゃってねー。もしかするとしばらく投下は無理かもしれないんだよ。
買い替えたから一回に投下できる文字数は増えたんだけどね。

まってたひとがいたらごめんだよ。
んじゃ、そろそろ消えるのです。

933:名無しさん@ピンキー
07/10/03 17:28:56 ZTslljTK
把握

トイレだったら南無

934:名無しさん@ピンキー
07/10/03 18:15:35 nAQYIPzj
つWS003SH

935:名無しさん@ピンキー
07/10/03 20:06:19 rmMZyotC
>>927
贅沢な悩みです。

936:265
07/10/03 21:28:12 cFdj9bZB
>>920
名も無き先生、貴方様の仰られたお言葉へ返答いたすため、一時的に再び265の名を語り申し上げます。
>>419にて私は、もう読者側に回ると確かに言っております…;それは他でもない、先生の筆致の足元に至るものすら私にはとてもじゃありませんが書けないからです。
あの時は続き見たさに話題を振り、その後調子に乗ってしまっただけなのです;今は勿論、保管庫の私が書いた途中分岐はむしろ消して頂きたいとすら思っています。
今回も電車の中で携帯で拝見させて頂き、吹寄様の腰砕けぶりに本気で勃ちました。人の性器をこうもあっさりと動かせるなど最早別次元、先生の力には恐れ入ります。
……しかし、だからとはいえ言い分だけ残して去るのも無礼の極み、先生が好きと仰られていた深読みを、土産の役割すら果たしておらぬ稚拙の過ぎたものですが此処に残していきます。
この創作を最後に私265は真に名無しに戻らせていただきます。最後に先生、数々のご無礼申し訳ございませんでした。これからも応援しています。


『とある上条の変貌騒動』吹寄編 行間保管用
 
 
体を包む、柔らかい感触。
窮屈だが決して痛くない程度に抱きとめられ、吹寄は自失から立ち直りつつありながら、なおも何を言えばいいか分からず唇を震わせている。
目の前に居る、自分を抱きしめている少年は、いつも会っていたはずのクラスメート、上条当麻。
付き合い柄、こんな時ならばいつも頭突きをして叩きのめすだけのはず。
耳に唇を寄せてきているなら、その顔面に一発入れてやるだけの話だったはず。
……なのに。
どうしても、できない。眩しくすら感じるこの少年の笑みを、一度も崩せていない。
 
「……足りなかった?」
 
少年の一言。

937:265
07/10/03 21:29:15 cFdj9bZB
低く、どこか艶めかしさすら秘めた声。
おそらく自分だけにしか聞こえていないであろう囁きが耳をくすぐった途端、吹寄は耳から全身にかけて痺れるような感覚を覚えた。
縫いとめられたかのように、体が動かなくなる。
「、え? ぇ?」
クラスメート達の騒がしく飛び交う声が、段々と聞こえなくなるかのような錯覚。
生暖かい吐息が耳元を通り過ぎただけで、既に熱く火照っていた全身が、さらに茹る。
そんな、今までに無く動揺した素振りの吹寄を、今までにない妖艶とも意地悪ともとれる笑みで見つめる上条。
だが、見ているだけでは終わらない。
さらに唇を寄せ、桃色に上気した吹寄の耳たぶを、そっと唇だけで挟んだ。
「!?」
思いもかけぬ行動に目を見張る吹寄。
それを知ってか知らずか、挟み込み捕らえたそれを嬲るように舌先で突付く。
「ちょ、やめ……な、にを、」
寒気にも似た甘美な感覚が舐められた耳たぶからその周りへと発散する。
あまりに不意打ちな、刺激の強すぎる少年の行為についに抵抗の声が出た。
だが、少年はやめようとしない。それどころか、一旦耳を食んでいた唇を離したかと思うと、耳の内側を舌でぺろりと舐め上げられた。
「んっ、ぁ……」
僅かに身じろぎする吹寄を腰に回した左手だけで抑えつつ、
 
「……どうかな。まだ、足りない?」
 
またも、妖しさを秘めた低い声で囁く。
「ぁっ、ぅっ、ぅっ……」
眠たそうに瞼が下がり、瞳を潤ませた元・鉄壁の女は、もはや幼児退行を起こしたように言葉を話せない。
誰も見たことがないであろう彼女の妖しく艶に満ちた表情を、上条は哀れむように眉を下げながら見つめた。
「可哀相に……。ごめんな、すぐに楽になるから。頼むから、もう怒らないでくれ」
上条が吹寄の頭を両手で挟むように包み、またもその大きな額を啄ばむように……。

938:265
07/10/03 21:31:17 cFdj9bZB
誰か、これよりもっと良い行間保管があれば是非!
では失礼して名無しに戻りますッ!(逃

939:名無しさん@ピンキー
07/10/03 21:44:19 vpkltiJr
>>919>>938 ダブルGJ!!
カミジョー属性絶好調で興奮せざるをえない……!
吹寄さんの艶姿に興奮しつつ次の犠牲者は誰だろうという楽しみが膨らむぜ

>>579のおいちゃん
こっちはこっちでたまんねえ!
練習でこれなら本番にはさらに期待してよろしいな!?


940:名無しさん@ピンキー
07/10/05 01:12:12 3ZQ+CdC0
上条……恐ろしい子……!

941:名無しさん@ピンキー
07/10/05 22:41:18 zp2pNuN8
こんなの私の知ってる当麻じゃない!

GJ!

942:名無しさん@ピンキー
07/10/05 23:08:02 +iXIJmUA
GJ
で、ビリビリは?
ビリビリの出番はまだなの?

943:名無しさん@ピンキー
07/10/06 00:54:53 ac0dx10C
ビリビリでたら瞬殺されちゃいますねw

944:名無しさん@ピンキー
07/10/06 04:04:30 0GT4CRN5
「美琴」って呼べばグニャグニャになりそうだなwwww

御坂妹は・・・指輪あげれば崩落しそう。

945:名無しさん@ピンキー
07/10/06 11:02:45 8gWy4rpj
個人的にはあっさり陥落するより、インデックスと一緒に怖くて逃げ回る美琴や
こんな上条は偽者だと判断してサブマシンガン構える御坂妹が見てみたいなあ。
そして本編であまりフラグ立ってないキャラほどメロメロにしていくのですよ。
黒子とか黄泉川先生とか。

946:名無しさん@ピンキー
07/10/06 20:01:41 fAo5MINm
>>945
まず無理だろってところをグニャグニャにしていくのは良いな!
結標とか芳川とかローラとかリドヴィアとか
SSならではの醍醐味

947:小ネタ 第二段
07/10/06 22:03:40 uzmcWwAs
 ……カチッ。

 『あー、うん。結構いい趣味してると思うわよ。この前来た時なんかその褐色の肌を白くするんだーって言って一晩中かけてべとべ
とにされたし。あんなに出すんなら一回位中に出してくれても……教義的な意味でだよ、深く聞くなって!!』

 『まぁまぁ。そうでございますわね。私の体の何が気に入ったのかは存じませんが、肌を重ねあう度に、こう、間に挿む事にご執着
になられますのよ。悦んでいただけるのは嬉しいのですが、そのまま出されてしまうのは何と言うか勿体無いような気がするのは何故
なのでございましょうか?』

 『そうっすねぇ、強めの言葉で詰られるのが好きみたいですよ。拘束して上に跨りながらだと更に効果大ですね。まぁ、あんまりや
りすぎると開放した瞬間逆転されちまう訳なんですが、それはそれでまた格別なモンですよ』

 『な、何で私に聞きに来るんですか!?私が、この私が異教徒に体を触れさせているとでも!?いえ、触れさせるどころか「何か揉む度
におっきくなってってる気がすんな」なんて具体的な言葉が出るくらいに体を重ねていると、貴女はそう言うのですかッ!!』

 『あのですね……あまり大きな声では言えないんですけど、こう、体を舐めるのが好きみたいなんです。キスから始まってそのまま
首筋を伝って体中を隅々まで舐めていくんですよ。その度にまるで体がキャンディーみたいによだれまみれにされちゃって。今じゃ
キャンディーを見る度にその時の感覚が蘇えって……ふあっ』

 『私に出来ることなんて……全部終わった後に体を拭いて差し上げることしかないですから。ええ、皆さんのが済んだ後にです。
まだ一回も気付かれたこと無いんですよ。えっへん』

 『そうねー、お姉さんも大概の事は経験してきたつもりなんだけどね。痛みが気持ちいいって感じたのはあの坊やが初めて。って言
ってもそんな過激な事をしてる訳じゃないのよ?せいぜい革紐で軽く拘束されて赤くなる程度にスパンクされるくらい。跡だってこの
くらいしか残ってないし、ね?』

 『確かにこの身は幽閉され外界とは隔たれておりますが、それでも触れ合うことが不可能ではありませんので。いえ、実際に触れ合
う訳ではありませんが。通信機が一組さえあれば不自由など何一つありませんので、ええ』


 ガチャッ。
 「サーシャちゃぁん?私の部屋から何か持ち出さなかったかなぁ……って、あら」
 「……」
 「なぁんだ。やっぱり気になってたのねー、イギリス清教女子寮編。まぁ実際には+αも含まれてるんだけど」
 「……」
 「それにしてもサーシャちゃんも素直じゃないわねー。そう言うのに興味を持つことは恥ずかしくなんか無いの、凄く自然なことなのよー」
 「……」
 「ってあれ?何か物足りないなぁ。何でさっきからノーリアクションなんですかー?」
 「……私見一。わずらわしいので騒音の元を排除」
 「んー?何かいつもと口調が違うわね……って待って!!何で唐突にそんなものを振りかざして!?」
 「解答一。口封じ」
 「単純明快っ!命は助けてー!!」
 めきょ。


 「私見二。学習完了……心して待ってるといい」
 そのフードの下の目は遙か東の空を見つめていた―。

948:小ネタ 第二段
07/10/06 22:05:09 uzmcWwAs
>>734
こんなんでいいんですか?
思わず書いてしまいましたが

949:名無しさん@ピンキー
07/10/06 22:37:37 2tZJhsdZ
カミやん……そこまでとは
通信でとはまたすごいな

950:579 ◆UHJMqshYx2
07/10/06 22:38:14 sgmqmo2q
キタ━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━(  ゚)ノ━ヽ(  )ノ━ヽ(゚  )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ━!!

モチのロン、喜びの表現です
d(´∀` )<GJ

951:名無しさん@ピンキー
07/10/06 23:41:34 c2UcVFl9
おおお!!いつのまにやらすばらしい作品が!!

952:名無しさん@ピンキー
07/10/06 23:49:59 lFL1bBiV
上条さんはフラグ立てのIT革命やー

953:名無しさん@ピンキー
07/10/07 07:16:00 rnc1WnvT
上条オリアナはともかくどうやってリドウィアにフラグをたてたwwwwwwwwww
是非教えてくれwwww


さて、上条パワーで是非ウ゛ェントにもフラグをたててほしいな。

954:名無しさん@ピンキー
07/10/07 08:12:32 woejZ9YB
つーか最後ミーシャになってるwwwwwww
ということでぜひそれで続きをwwww

955:名無しさん@ピンキー
07/10/07 08:43:43 NMvNAwxA
>>947
ちょーグッジョブ!!
いやあ、色々と想像を掻き立てられて、これはこれでオツなもんですなぁ

956:名無しさん@ピンキー
07/10/07 20:16:30 0jL6nwF/
GJ!
あーでもなんか微妙に…五和さんは実質後始末のみのスルーキャラ? ちょい残念

957:名無しさん@ピンキー
07/10/07 20:21:56 O47my/cX
>>956
体を(舌で)拭くんだろ?

958:名無しさん@ピンキー
07/10/07 23:35:42 VYX063Jn
>>957
おまい天才だな

959:名無しさん@ピンキー
07/10/08 01:52:47 TXqmPhWg
>>957
おまいにフラグ折りの才能をプレゼント

俺的には(ナニをあそこで)拭く

濡れるな、逆に

960:名無しさん@ピンキー
07/10/08 01:54:13 TXqmPhWg
下げ忘れたorz



電磁砲を5.6発喰らってくる

961:前スレの1 ◆qQTcB7TFkw
07/10/08 09:24:45 nHx88ZXq
とある魔術の禁書目録 6フラグ目
スレリンク(eroparo板)

えーっと、これで何連続スレ立てたかな。
ありえんと思うけど、トリップつけてみたり。

962:名無しさん@ピンキー
07/10/08 13:35:07 rqSkAmex
>>959
ナニは挿入して他の女の臭いを消したあと念入りに舐めて綺麗にしているんジャマイカ

963:名無しさん@ピンキー
07/10/08 14:20:28 OcUBFP+Y
URLリンク(www.nicovideo.jp)

御坂が使えば最強じゃね?

964: ◆LVv..TOUMA
07/10/08 21:47:39 VUnJwJIj
>>961
どうせトリ付けるなら、なんか意味有りげなの付けてみない?
3文字目が数字の0だったら、凄い良かったのになぁ……と言う、非常に惜しいトリップ

965:579 ◆UHJMqshYx2
07/10/08 23:57:12 yMPUxR2l
まだ容量あるし4レスばかし埋めてみようか。

966:『とある従妹の台風上陸』(2) 1/4
07/10/08 23:58:30 yMPUxR2l
 上条にとっては色々と思い出したくない朝で始まった『従妹の学園都市見学』も、残すところそ
の従妹である乙姫を帰りのバスに乗せてしまえばおしまい、というところまで辿り着いた。
 やって来たのは、とある学区の三分の一ほどを占める、学園都市の外へ直通する旅客バスの
ターミナルである。
 チケットはすでに確保してある―と言うより、現状のところ部外者である竜神乙姫が学園都
市に入って行動する許可を得るために、その行動予定を最初に提出してあるからバスも元から
決まっているのだが―ので、上条もやれやれと溜息を付きつつ、ターミナル内の喫茶店へと
腰を落ち着けていた。
 なぜ乙姫が向かい側ではなく隣に座っているのか、そのことには思いの至らない通常運行な
上条である。
「えらく遅いバスだな。時間に余裕持たせすぎだろ」
 従妹の前で畏まる必要もない。足を組んで身体を伸ばし、コーヒーカップを手にしながら上条
が呟いた。
 あの後、なぜか姫神秋沙がインデックスを説得して連れて行ったため、インデックスと同居と
いうか、同棲しているという事実は、一応はばれずに済んでいる。そんなこともあって、コーヒー
の苦みを咥内に感じながらも、
(―この後は…インデックスを迎えに行ってやらなきゃな)
 などと、ぼんやり考えていた。
 しかし、上条の呟きを聞いてか聞かずか、唐突に、乙姫がこんなことを質問してきた。

「ねえ、おにーちゃんって外人さんとつきあってるの? あの、海にも来てた娘」

「ぶっ!」
 口元で傾けていたコーヒーカップに向かって吹き出す。たっぷり残っていたコーヒーが跳ね返っ
て、上条の顔面にかかった。
「おわっ熱ちぃ!」
 慌てておしぼりを掴んで顔に当てる。
「すごい慌てよう……やっぱり、そうなんだ」
 上条の向かい側に座っていた乙姫の表情が微妙に沈む。その表情の変化には気付くことなく、言葉だけを聞いて上条が答えた。
 ダラダラと脂汗が額や背中を流れる。
「あのね乙姫さん? どこをどう見てそう思ったのかはともかく、確かに、インデックスとは一緒
にいることが多いけど、それもワケ有りだし、決して決して『カノジョ』なんかじゃありませんのこ
とよ?」
 上条当麻、従妹と言えども女は女。君の部屋にオンナの気配を感じて、何もされてないと思っ
てか。家捜しとか家捜しとか家捜しとかな。
 ……が、とりあえずそれはひとまず置いておこう。

967:2/4
07/10/09 00:04:57 yMPUxR2l

 ともかくそれを聞いて、別のボックス席に隠れている少女たちのうちの一人、たった今話題に
上がったばかりのインデックスが立ち上がりそうになる。
(なっ……! と、とうまってば…!)
 それを、一緒に潜んでいた姫神秋沙が引き留めた。
(見つかってしまっては。元も子も)
 小声で咎められ、渋々ながらも椅子に身体を沈める。ちらりと横を見ると、姫神が微妙に勝ち
誇った表情をしているような気がして、インデックスとしてはさらに面白くない。

「そう。そうなの…」
 上条は気付かないままだが、微妙に沈んだ表情を変えることなく、乙姫が言葉を続ける。
「じゃあ、きのうバス停にいた髪の長いひと? …美人…だったよね…」
「髪の長い? ああ、姫神のことか―って、彼女って話ですかっ! 違う違うまさかであります
乙姫軍曹っ!」
 なぜ軍曹かどうかは、これもまた置いておくとして。
 インデックスの隣にいた姫神の表情がすっ、と硬くなる。拳を膝の上で握りしめてもいるようだ。
(私のときの方が慌ててたよねとうま)
(―それは。あなたの方が先に聞かれたから。上条君。言いふらすタイプじゃないし)
 言いつつも、姫神の表情は硬くなる、と言うか暗くなる一方である。
 銀髪と黒髪の二人の少女の視線だけが、耳は上条の方にそばだてながらも険悪に絡み合う。

 しかし、そんな二人の思惑を余所に乙姫の質問は続いて、
「じゃあ……」
「吹寄はただのクラスメイトだし小萌先生はああ見えて本当に年上で教師で担任の先生だし風
斬はインデックスの友達で舞夏はツレの妹だ」
 否定することが義務のような気分になって、とりあえず出会った憶えのある名前を羅列してみ
た。言えば言うほどドツボに嵌っていっているような気もするが、言ってしまってから思っても無
駄なので、その辺りは黙殺する上条である。

 が、それでも乙姫は引き下がらなかった。
「その人たちも違うんだったら―あの、私と同い年くらいの娘?」
「へ?」
「うん。制服着てた娘」
 言われて、そんなの居たっけ? と上条が考え込む様子を見せると、乙姫が言葉を繋げた。
「何見せつけてくれちゃって! とか言ってた娘」
 それを聞いて、上条が見せたのは呆れたような表情である。白けた顔つきではあ、と溜息を付
くと乙姫に答えた。
「……ああ、なんだ御坂か。それは、無い。ありえない。絶対に。120%だ。冗談きついな乙姫も」
 背後でガチャン! と音がしたが、上条の意識が特にそちらに向くこともなかった。

968:3/4
07/10/09 00:05:38 yMPUxR2l

「ふうん。そう、じゃあ、おにーちゃん、彼女いないんだ、ふーん」

 ぐさり。

 しっかりしろ上条、致命傷ではないっ!
「お、乙姫さん? 確かにカミジョーさんに彼女はいませんが、そうもはっきりお言いあそばされる
ことでは無くってよ? お、おほほ」
 その言葉に、相当なダメージを受けたという風の上条が、胸を押さえ引きつった顔で乙姫に答
える。しかし、そんな上条の表情にも言葉の裏にも気が付かないのか無視しているのか、乙姫が
繋いだ言葉は、
「良かった!」
 満面の笑顔である。力強すぎる追撃―上条も『彼女いない』を猛烈に喜ばれて、がっくりと肩
を落とした。突き出した腕がへなへなと落ちる。
 が、ここでも乙姫は言葉を途切れさせない。
「だって―」
 隣に座る乙姫が、顔を上条に身体ごと向けながら両手を合わせて微笑む。
 海では例の事件で顔も見ていない従妹であり、顔を見るのは記憶喪失の上条にとっては先日
が初めてだったのだが、改めて見ると結構可愛い。その微笑みに、少しだけ顔が火照った。
 が、それも従妹の少女のこの言葉を聞くまでだった。
「おにーちゃんが、ちゃんと約束覚えててくれた証拠だよねっ」
「へ?」
 猛烈に悪い予感がした。

「やくそ…く?」
 見れば、目の前の少女は瞳をキラキラと輝かせつつ上条を見つめている。上条の額や背中に、
再び脂汗がダラダラと流れだした。
 重ねて言うが、上条当麻は記憶喪失である。
 どうも、かなり親しい親戚付き合いをしているらしいこの少女とその家族のことも、海で少々今
回もう少々といった程度に知っただけで、この従妹との想い出はおろか過去の自分が何を聞い
たあるいは言ったのか、という情報の欠片すらその脳内に残ってはいない。
 まさかと思いつつ、『違うよやだなー』という回答を期待して、声を絞り出した。

「えと、あれは小さい頃のまあ、そのなんだアレだろ? お、お嫁さんってのはさ」
 ビンゴ。
 乙姫が上条の腕に縋り付く。
「やっぱりちゃんと憶えててくれたー! へへー、おにーちゃん大好きっ!」
 密着した従妹の少女の意外な柔らかさに、こう見えて純情少年な上条の心臓が跳ね上がった。
「お、うお、乙姫っ?」
「お父さんもね、『当麻君が高校を出たらおじさんところに挨拶に行こうな』って言ってくれてるの! でねでね、私こう見えてもお料理とか得意なんだよへっへーん! だからね、高校入ったら、お
にーちゃんの身の回りのお世話なら、もう私にお任せなんだよ? やーん、これって本人目の前
に予行演習? やーん照れちゃう照れちゃうおにーちゃんのばかーっ」
 自分の腕を押す、意外に豊かな感触にドギマギしていただけだった上条も、これを聞いて再度
引いていた脂汗が三たびダラダラと流れ出した。
 一体、ナニがどうなってこんな話に? 慌てて縋り付いている従妹の顔を見下ろす。
 幸せそうに上条の袖に顔を埋めていた乙姫は、その上条の視線に気が付くと、顔を真っ赤に
染めつつも満面の笑みを浮かべて、こんどは顔と顔を近づける。
「春には戻ってくるんだから、おにーちゃん、浮気しちゃだめなんだぞ?」
 その、従妹の嬉しそうな、それでいて照れているような何とも言えない表情に、上条も脂汗を垂
らしながらも頬が自然に綻んだ。
「そう、そうだな―」

969:3/4
07/10/09 00:06:14 yMPUxR2l

 上条が従妹の言葉に応えようとしたその瞬間。
 背後から、上条の頭部に狙い違わず襲いかかったのは、例によって例のごとく実体を見せず
忍び寄る白い影。
 上条当麻の頭骨を噛み砕かんと、銀髪の猛獣少女が食らいついた。
「ぎゃああああああああっ!! なんでっ!! なんでインデックスがここにっ!!」」
 テーブルから押し出され、噛み付かれたまま床へと転げ落ちる。
 激痛に耐えつつ、なんとか背後の猛獣少女を振り解こうと身体を起こした上条の目の前に、も
う一人の少女が立ち塞がった。
 漆黒の長髪をゆらめかせ、不自然なほどの無表情に仮面を覆った(なぜか)巫女装束の少女。
姫神秋沙である。
「ひ、姫神っ?」
 上条の呼びかけにも、しかし姫神は答えない。代わりに両手をすっ、と上条の頸へと伸ばして、
両の親指でその頸動脈を押さえた。
「……上条君。―いっぺん。死んでみる?」
「おぶっ!」
 噛み付きはまったく緩まず激痛を送り続け、同時に目の前の巫女さんが無表情で上条の頸を
締める。
 そして、そのまま落ちそうになる視界の端に続けて映ったのは、雷光を背負った悪鬼である。
「―そうね、あんたなんか……死んじゃえ♪」

「ちょちょっと、あんたたち何よーっ! おにちゃんに何すんのーっ! 負け犬の嫉妬なんてサイ
テー!!」
 霞む意識に、乙姫のそんな声が聞こえた。
(お願いです乙姫さん、これ以上煽らないでせめて生きていたいのです上条さんは)
 棒読みでそんなセリフが頭を過ぎり、そこで上条の意識は―飛んだ。

 何処へ? さあ、何処へだろうか……。

970:579 ◆UHJMqshYx2
07/10/09 00:09:10 uRzQZOR0
まえのやついつ書いたんだろう…って、2フラグ目だよオイ
保管庫はこれだな。
URLリンク(red.ribbon.to)
お目汚し大変失礼。

ではおいちゃん明日仕事なので寝ますノシ


971:名無しさん@ピンキー
07/10/09 00:30:41 Dp1JGwcX
4/4がまだっぽいが、乙!

972:名無しさん@ピンキー
07/10/09 01:20:07 LZJmOYdx
うわあああああああああああああああああああああ
 
GJ!
乙姫がすごい可愛くなってきた・・・! 4/4楽しみにしてるよー!

973:名無しさん@ピンキー
07/10/09 03:04:34 4gNmzk9d
GJ!!!!!
年上好きといいながらちゃっかり妹属性のカミジョーさん!コノヤロー

ところで3/4が二つあるんだが、後の方が4/4かね?
え、違う?まだ続く?期待してます

974:名無しさん@ピンキー
07/10/09 10:07:29 aIqCv1zH
無論このあと上条さんは14へ逝ってしまうのですね?

975:名無しさん@ピンキー
07/10/09 10:11:29 xnEtYInf
従妹って・・・いいよね

976:名無しさん@ピンキー
07/10/09 15:53:45 Ki4dpIla
従妹といいことしたい

977:名無しさん@ピンキー
07/10/09 21:55:08 sDaiglxs
そのためにはいいところを見せないとな

978:579 ◆UHJMqshYx2
07/10/09 22:28:25 uRzQZOR0
おいちゃんバックホームだぜ。
  _、_
( ,_ノ` )y━・~~~ ところでおまいら。聞きてえことがあるんだがね。

おっさんに苛烈な突っ込み入れて楽しいか!
間違えたんだよ! >>969が4/4だよ! 間違えただけなの!

泣くぞ!。・゚・(ノД`)・゚・。ほら泣いた。



979:名無しさん@ピンキー
07/10/09 22:30:28 xnEtYInf
おいちゃん可愛いよおいちゃんケツかせよ

980:名無しさん@ピンキー
07/10/09 22:40:30 rCCL9vAN
愛なんだよ、愛…

981:861
07/10/10 00:01:37 6N81h/jA
さて、今度こそこのスレも終わりなワケだが―突如投下。
/
 とある連休。
 上条当麻は、やっぱりヘンな目に遭っていた。
「不幸だー……」
 もはや叫ぶ気力すらない。
「こ、このような場合、なんと呼べばいいのでしょうか……」
 目の前にはもぢもぢとするおねえさん、またの名を神裂火織さん十八歳。
 経緯解説のため、数日ばかり時間を戻してみる。
/
『―英国に来ませんか―』
 そんな手紙が上条家に届いたのは、大型連休―体験入学に始まり、土日、祝日、祝日、創立記念日、都合四日半の連休だ― 一週間前のことだった。
 差出人は、『英国魔術士寮代表(仮)神裂火織』―と、ある。
 インデックスが言っていたこと(でんわっておもしろいかも!)に関係あるんだろうか、と上条は思う。国際電話料金の関連で。
「そうだよな、深夜に国際電話長々としてりゃそうなるよな……」
 今日も朝ご飯はパンの耳だ。
 インデックスの分を残さなければいけないことに、理不尽だー、と憤りを感じるのはきっと正しいことだが、残さないのは正しくない。主に生命的に。
 残さなかった場合とか足りなかった場合を考えるだけで食欲がなくなってきたので、上条はかじりかけのパンの耳を皿に戻した。
「……腹減った」
 小萌先生に頼るのは餓死寸前になってからにしたい、と思うのはきっとプライドだ。
 上条にとって、(事故に見せかけて)ブチ壊した受話器は妙に清々しい。
 買いなおすのはそれはそれで不幸だが、これからの電話料金予想額に比べれば安いものである。
/
こんな感じで書いてますよ、と。作者の文体を真似するのは諦めた。許せ。
あと手元に資料がないんでカミジョーさんとかその辺の口調がわっかんねぇ。
布教用ついでにもう一冊買うか……!
次スレ500までには書き上げよう、うん。きっと。

982:名無しさん@ピンキー
07/10/10 01:08:51 wmn0SD8T
もぢもぢ を もちもち と読み間違えて
ちょ、鏡餅化かよ?!と戦慄したのは俺だけでいい

983:名無しさん@ピンキー
07/10/10 01:40:11 gbNFbCMz
これはいいねーちんの予感がするぜ

984:名無しさん@ピンキー
07/10/10 03:38:56 y445YZjf
文章は大丈夫っぽいから、ストーリーとかきちんと練れよ?
あとエロス。

985:名無しさん@ピンキー
07/10/10 12:36:29 3TLOGdcU
変貌騒動と熱愛聖人のコラボまだー

986:名無しさん@ピンキー
07/10/10 12:40:47 sG6AE+ph
>>985
変貌騒動と熱愛聖人のコラボ…
変貌聖人ということか
ねーちんが男女問わずに口説いていく話なんだな

987:名無しさん@ピンキー
07/10/10 19:23:07 OeIoJaxq
>>985
>>986
それは良さそう……と、ねーちん派であり変貌騒動の続き待ちである俺は思うが、作るのは大変だろう、とあえて現実を提言する。

988:名無しさん@ピンキー
07/10/10 20:35:39 pi1iHeE1
ねーちんが変貌した上条に性感開発されでぐずぐずに溶かされていく話じゃないのか?

989:名無しさん@ピンキー
07/10/10 21:16:14 bEDjwqxk
それはほぼ熱愛聖人と被ってるだろ

990:名無しさん@ピンキー
07/10/10 21:49:32 pi1iHeE1
馬鹿野郎、変貌準拠のアグレッシブ上条と熱愛準拠の積極的ねーちんだぞ?
1ラウンド終わった後
「……足りなかった?」
「…・・・もう一度お願いします」
とかなるに違いないんだぜ?

991:名無しさん@ピンキー
07/10/11 00:10:01 b9+OiD/+
そんな半端に壊れたのよりは、いっそ鬼畜なねーちんが一度見てみたいな。いつもの絶妙な格好を更に半脱ぎした神裂が標的に迫ってさあ。

「時に神裂、気は確かか? そんなはしたない格好でこちらに来られると僕としては目の遣り場に非常に困るんだが」
「ステイル、貴方こそ何をそれほどまでに慌てているのですか? まだ私は何もしていませんし、させていただいていないのですよ?」
「僕は君に何かしてほしいと頼んだ覚えはない。それはともかく、いい加減手首を離せ、手が痺れてきた」
「お断りします。そんなことより、普段から思っていましたが貴方、日中からその格好では暑くて仕方がないでしょう。顔が火照ってますよ?」
「今現在、その火照りの原因の12割は君なのだが。そして跨るな、服に手をかけるな。退け。今から10数えてもこの命令が聞き入れられないのならば、僕は炎剣を使用しての力ずくの脱出を図らせてもらうことになる」
「それは物騒ですね。では、呪詛を紡ぐその口が塞がれれば、貴方の自慢の炎剣とやらは果たして無事発動するのでしょうか」
「僕は君に退けと言ったんだ、炎剣の話をしているわけじゃない。おい、顔を近づけてくるな、正気じゃないぞ、一体ナニで僕の口を塞ごうとしている、ええい、誰かいないのか、この気のフれた女教皇を止めてくれる者はむぐぅっ!!」

手始めに辱められるのはステイル、最後に上条といった感じで。

992:名無しさん@ピンキー
07/10/11 13:43:47 qPvpi0y9
>991
その線で書いてー

993:名無しさん@ピンキー
07/10/11 22:22:47 zO6qn27d
う…いいえ

994:名無しさん@ピンキー
07/10/11 22:27:53 0E7nIsHb
半端に壊れてる方がいいや

そもそもステイルはねーちんみたいなボンッキュッボンには反応しないだろ

995:名無しさん@ピンキー
07/10/11 22:53:18 4y4JJ26O
まったくだ。彼を誰だと思ってやがる

996:名無しさん@ピンキー
07/10/11 23:25:32 fuCt0pQ0
ロリボディにしか反応しない生粋のロリk……いやでも捨て犬もあれで14才だし正常なのか?

997:579 ◆UHJMqshYx2
07/10/11 23:40:38 Mvdel17k
隠していた没ネタだが受け良いみたいなのでここらで投下逃げ
ついでに1000ゲットでもしてみようか。

998:お昼休みはウキウキタイム 1/3
07/10/11 23:41:21 Mvdel17k
 昼休み。上条当麻が弁当をつついていると、傍らからクラスメイトの少女が話しかけてきた。
「ねえ、上条くん」
 声の方向に振り向く。
 …えーと、誰だっけ…などと、記憶喪失の上条は新しく覚えようとしている脳内の名簿の検
索をしつつも、当たり障りの無いように返事を返した。
「ん? 何? 小萌センセーからの用事の指令だったら、せめてお弁当くらいは食べさせて欲
しいなとお答えしますよ?」
 イヤミのつもりではないので、軽く微笑んでみたりなどもしてみる。すると、その女子生徒は
一瞬頬を紅潮させながらも平静を装って、言葉を続けた。その際、周囲から舌打ちなどが聞
かれたのだが、上条は気が付かない。

「ち、違うよ。あのね、みんなでケータイの占いサイトで遊んでてさ、でも女の子ばっかりじゃ面
白くないし、男の子のも見てみたいよねー、って言ってたの。そ、それでね…」

 おそらくはその少女の仲良しグループであろう数人のクラスメイトが、それまでも上条と少女
の方をちらりちらりと伺っていたのだが―占い、という単語が出て、クラスの少女たちが静ま
りかえった(得てして少女という存在は、大勢において占いという行為が好きなものなのだ)。
 気付かずに騒いでいるのは男子生徒のみである。
 クラスの少女の一人、姫神秋沙に至っては、食事の手を完全に止めて、上条の方を向いて
一言も聞き漏らすまいと耳をそばだてている始末だ。その向かい側では、最近姫神と仲の良
い吹寄制理がまったく同じ行動を取っていたのだが、二人ともがお互いの行動には気が付か
なかった。

「上条くんの誕生日とか、血液型とか教えて欲しいなーっ、て思ったの」

 ここに至って、声をかけたクラスメイトの少女は顔が赤く染まるのを隠しきれなくなっているし、
他の幾人かの女子生徒がごくりと息を飲んでいたり、姫神秋沙の普段ならちょっと眠そうな目
がカッと見開かれていたり、吹寄制理の力んで汗ばんだ右手のお箸が折れそうになっている
事態に、周囲の男子生徒もようやく気が付く。
「おのれ、上じょ…」
 カミジョー属性の魔の手に立ち上がろうとする猛者もいたが、クラスの女子生徒全体のただ
ならぬ雰囲気と、何より、自分の近くに座っていた少女たちの刺すような視線にすごすごと引
っ込んでいった。

999:2/3
07/10/11 23:42:18 Mvdel17k

「なんで俺? いや、いいけどさ」
 上条の突っ込みに、質問した少女はますます赤くなる。が、何故少女が赤くなるのか、その
理由に上条は気が付かない。
「う、ううん、上条くんだったら聞きやすいかなー、って」
「青ピなんか喜んで大放出しそうだけど。ってまあ、そんなの教えるくらい全然構わないけど
さ」
 その返事に、件の少女は手を胸の前で組むと、飛び上がる勢いで上条に近づく。
「えっ、ほんとっ?」
 その周囲では、携帯電話のメモリーに入力するのか、慌てて携帯電話を取り出してみたり、
手帖とペンを探して鞄に手を突っ込む女子生徒の姿が数多く見られたのだが、やっぱり上条
は気が付かない。


 ところで、上条当麻は記憶喪失である。自分の名前も、そりゃあ両親の顔に至ってすら病室
で知った。ここのところ、酷いときには数日に一度入院しているが、いつもの病室で、気が付
いたときにはあらゆる手続きが終わっているから、自分では退院の時にサインをするくらいだ。
 要するに、上条当麻は、

 自分の誕生日も血液型も忘れていた。


 慌てて、しかしなるべく平静を装って取り繕う。
「あ、あー、おれ、血液型知らないんだ。今度調べとくよ。すまん」
 手を合わせて頭を下げる。少女はちょっとがっかりした様子ながらも、めげずに質問を繰り
返した。
「あ、そう、そうだよね、血液型ってけっこう知らないヒト、居るもんね。でも、誕生日なら…」
「あ、い、いや、それがさ、おれ、幼稚園とかの時から学園都市だから、親と一緒にいた時間っ
てほとんど無くってさ、誕生日のお祝いとか記憶にないんだ。だから気にしたこと無くって…」
 適当にでっち上げてみる。
「あ、でも、水瓶座だったはずだから、その辺だな」
 でっち上げが正解だったのは―上条のフラグ魔のフラグ魔たる所以だろうか。
 目の前の少女が残念そうなと言うか、半ば泣きそうな顔になったのを見て、さすがの上条も
焦る。鞄に手を伸ばして、中身を探った。
「あれ、学生手帳…忘れてきちまった…。保険証も持ってないし…、あ、明日までに見とくから、
それで勘弁な? だめ?」
 盛大な溜息が周囲で起こる。が、上条の最後の言葉に、質問した少女もちょっとは救われた
のか、笑顔で応えた。
「え、いいの? じゃ、約束ね、待ってる」


1000:3/3
07/10/11 23:42:50 Mvdel17k

 しかし、納得のいかない者が一人だけいた。

 バキンッ!!
 力一杯掴んでいた箸が、その握力に耐えかねてへし折れた。その音をきっかけに、椅子か
ら勢いよく立ち上がると、足早に上条当麻の元に歩み寄る。
「何よ貴様はっ! ヒトを期待させといて、自分の血液型も、あまつさえは誕生日すら知らない
ってどういうコト? 詳しく説明しなさいっ! それとも根本的にバカなの貴様はっ! 糖分足り
てんのっ?」
 意外や意外―いや、意外ではないのかもしれない―、それは吹寄制理だった。
 大きな胸を揺らせて上条に詰め寄る。
「ふっ、吹寄? なんでお前が怒るんだ? いや、だからその…」
「ああああっ、だから、貴様のその煮え切らない態度がっ!」
 大声で叫ぶ吹寄に驚いて数歩後ずさっていた、最初に質問をしたクラスメイトの少女がおず
おずとその袖を引いた。
「ふ、吹寄さん? あ、あのさ…」
 その声に吹寄が振り返る。それから、クラスメイトの少女と、上条の顔を何度か見比べた。
 はっ、と我に返る。
 我に返った吹寄制理は、椅子からずり落ちそうになっていた上条と目が合うと、唐突に顔面
を沸騰させた。
 そのまま踵を返して、アンティークのおもちゃのロボットのような動作でゆっくりと教室の出口
まで歩くと、扉を開いて廊下に出て、後ろ手に扉を閉め、

 ダダダダダダーーーーッ、と派手に音を立てて走り去った。

 呆然とその姿を見守る。
 その、上条の肩を土御門元春がつついた。
「なあカミやん、弁当、もったいないから早いとこ蓋して包んじまったほうがいいぜい?」
 へ、何、と振り向こうとして、いつものようにクラスメイトの男子生徒たちが集まってきている
のに気が付く。
「ああ、なるほど…。皆さん、食べ物は無駄にしちゃいかんので、ちょっと待ってね」
 達観した様子の上条の声に、クラスメイトも上条が弁当をしまうのをじっと待つ。

「………………不幸だなあ、俺って」
 それが開始のゴングだった。

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