LIAR GAME-ライアーゲーム-でエロパロ 【3回戦】 at EROPARO
LIAR GAME-ライアーゲーム-でエロパロ 【3回戦】 - 暇つぶし2ch700:名無しさん@ピンキー
07/10/03 19:20:29 KCg8ry0p
>733-734
空気が荒れれば他の職人も寄りつかなくなる
そういうレスはスレ汚しにしかならない。他所で吐き出す場所がいくらでもあるだろ?
ここに来るべき大人ならスルースキルつけた方がいい

701:名無しさん@ピンキー
07/10/03 20:15:52 lJNlklgZ
>>706>>715みたいなもののみ投下スレになっても誰も寄りつかないと思うが如何に?

702:名無しさん@ピンキー
07/10/03 20:26:04 4gIcbmym
いちいち細かい事で文句言うな!
お前ら作品が気に入らないなら来なきゃいいだろ

703:名無しさん@ピンキー
07/10/03 20:50:29 gca9WxfX
>>738
だからってそれを気に入らないと排除してたらどうなるよ?
「これはおk」「これはダメ」という基準は人それぞれだし
職人さんだってこんなふうに出来をとやかく言われてるのを見たら
投下する気も失せるだろうよ

GJならGJと言い、GJと思えなければおくちチャック。

704:名無しさん@ピンキー
07/10/03 20:58:06 KCg8ry0p
気に入らない場合は見事にスルーすることで意思を表示すればいいんだよ。
それでとっとと萌え話に戻るとか。
それだけで気がすまないんだったら愚痴吐き専門のスレもあるんだし。大人なら
スレを汚さないでそこに行けばいい。
っていうか、今、現にSSと全然関係ない論争になってる時点で他の書き手にとっちゃ迷惑じゃないか?

705:名無しさん@ピンキー
07/10/03 22:07:28 lJNlklgZ
>>740
排除したいじゃなく
スレタイにもあるようにあくまでもここエロパロでしょ?
エロパロ要素有りならGJかチャックするぞ
エロパロ無しなら自サイトでやってほしい

706:名無しさん@ピンキー
07/10/03 22:12:42 pI8fKLkV
そもそも>>706>>715は本当に18歳以上の人が書いた文章なのか?


707:名無しさん@ピンキー
07/10/03 23:25:28 ZkKbRmto
Α君って誰

708:名無しさん@ピンキー
07/10/03 23:29:18 gca9WxfX
>>742
そんなら小学生の作文だのと余計なことを言わずに
一言「スレ違い」とだけ言えばいいと思う
(あくまでもエロパロ、には同意)

あんまり雰囲気悪くなること書いてもいいことないじゃん?
書き手さんも、最初はエロエロにするつもりだったのが
いつのまにかフツーの小説?になっちゃったことに
気付かないで投稿しちゃったのかもしれないし
要するにマターリやろうよ

709:名無しさん@ピンキー
07/10/04 00:04:06 lJNlklgZ
>>745
うん?小学生うんぬんは>>733のことか?
人違い!あれ自分じゃない…






では ス レ 違 い で



710:名無しさん@ピンキー
07/10/04 00:07:34 KCg8ry0p
>745に全文同意だな。
マターリ行こうぜ

711:名無しさん@ピンキー
07/10/04 02:12:48 DdNetG8B
>>745 いいこと言った!
大人の集まりらしくいこうぜ

712:名無しさん@ピンキー
07/10/04 02:48:14 04+qLaJ+
バーチャルマネーだから参加してね
URLリンク(w2.oroti.com)

713:名無しさん@ピンキー
07/10/04 18:17:01 4UjHOczI
直たんかわいい。

714:名無しさん@ピンキー
07/10/04 20:46:47 nT7g6kwj
この流れでちょい投下しづらいが生暖かく
暇潰しにお楽しみ下さい…orz

・秋×直
・エロ あり
・13レス使用予定
・また、二人の視点がありまして
  秋山視点…Side.A
  直 視 点 …Side.N
 となっております。

今回もちょいシリアスになっておりますので
苦手な方はスルーでお願いします。
一応…前と逆転した感じにしてみました。

今回はDVD発売記念としてドラマ版を出来るだけ意識して
書いていますが、まだ全話見れてないので…ちょっと違うかも…orz
完全固定の方はスルーでお願いします。

715:名無しさん@ピンキー
07/10/04 20:49:20 nT7g6kwj
Side.A-1

「…はい、大丈夫ですから…心配しないで下さい。じゃあ…」
喫茶店の店内で、俺の向かい側の神崎直が携帯で話をしていた。
話の感じから…LIAR GAMEの参加者だろう。
にこやかに話す姿に…少し妬いてしまう。

「誰からの電話だ?」
らしくないと思いながらも、つい聞いてしまった。
「あ…江藤さんです。敗者復活戦の後も…気にしてくれてるみたいで、よく連絡をくれるんです。」
よく…という言葉に引っ掛かりを感じている自分にイライラする。

気にする事は無い…ごく普通の事だ。
自分を救ってくれた相手を気にかける事ぐらいは…。
そう言い聞かせつつ…つい疑問を洩らしてしまう。

「いつの間に携帯番号を交換したんだ?」
えっ?といった表情をしながら直は考え込んでいた。
「いつだったかなぁ…?あっ、敗者復活戦の直後です。」
そう言って直は手元のアイスティーをストローでかき混ぜた。
「役に立つかわからないけど、何かあったら連絡してくれって言ってくれて。」
「ふ~ん…」
俺も手元のコーヒーを口に付けた。
口に広がるほろ苦さが…俺に落ち着きを取り戻してくれるだろうか?
決して、嫉妬なんてものじゃないんだ…と。



716:名無しさん@ピンキー
07/10/04 20:52:39 nT7g6kwj
Side.A-2

「お前さ…もうちょっと、よく考えろな。」
「…はい?」
「敗者復活戦の時といい…万人にいいカッコしても意味無いだろ?」

もう少し直自身の事を考えて欲しくて、俺がそう言うと…直は頬を少し膨らませた。
「そんなつもり…ありません。私はただ…みんなが良くなるようにと思ってるだけです。」
現実は…そう甘くは無いから、お前は騙されるんだと強く言いたい。

俺が、あの会場に行かなければどうなってたか…もう忘れてるのか?
「俺は…そんな事の為に助けに行ったんじゃない…。」
お前の為に…駆け付けたのに…。

「…すみません。巻き込んじゃった上に…迷惑ばかりかけて…。」
直は俺が怒っていると思ったらしく、頭を下げたまま…俯いている。
「本当にそう思ってるなら馬鹿な真似ばかりするなよ。」
イラついたまま…話してしまって口調が強くなってしまった。

さすがに直もムッときたらしく、珍しく俺に反論してきた。
「…そんな言い方…ないんじゃないですか、秋山さん。」
「何が?今までの事を考えたら明らかだろ?」
「確かに…私はドジで…失敗ばかりしてますけど…だからって私なりに考えて行動してるんです!」
「それが…あの行動か。聖人君子にでもなったつもりか?」
「だから…そんなつもりはないです!…もう…いい加減にして下さい!」

直はテーブルに手をつき、立ち上がった。
「おい、まだ話は…」
俺の言葉をもう聴きたくないと、両手で耳を塞いだまま…直は逃げるように店を出てしまった。

一人残された俺は…深い溜息と共に後悔が伸し掛かる。
売り言葉に買い言葉とはいえ…もっと上手く、冷静に対処が出来なかったのか?
天才詐欺師が…聞いて呆れる。

それとも…素直に本音を言えば良かったのだろうか?
多分…それが正解だろう。
直の前では…つい本音を漏らしそうになる。
それを抑える為に虚栄をはったに過ぎないが…その結果がこのザマだ。
もう冷えてしまったコーヒーを口に含みながら…どうすればいいのか答えを探していた。

717:名無しさん@ピンキー
07/10/04 20:57:34 nT7g6kwj
Side.N-1

「ふぇ…」
涙が…止まらない。

どうして…あんな話になっちゃったんだろう…。
ずっと私の中にあった…不安。
(いつか秋山さんに愛想をつかされて捨てられてしまう)
これが…ついに、現実になっちゃうのかな…。
…嫌われてても…何とかそばにだけは…居たいのに…。

それが辛くて…怖くて…聞きたくないから…私は逃げ出してしまった。
これからどうなるのか、不安で不安で…たまらない。

街は人で溢れ出ているのに私の中は孤独感でいっぱいになっていた。
誰かに縋りたくて…携帯をみる。
アドレスを見たけど…そんな相談が出来そうな相手がいない。
ますます辛くなって近くにあったベンチに座り込んでしまった。

不意に手に持っていた携帯の着信音が鳴った。
名前を見ると…秋山さんだった。
「あき…やまさん…」
今は…名前を見るだけで哀しくなる。

これまでは誰よりも頼れて安心できて…他愛も無い事でもちゃんと話を聞いてくれてた。
声を聞くだけでも…側に居るだけでもドキドキして…嬉しくなっていたのに…。
一瞬…出ようかと思い、携帯を開けたけれど…さっきの不安がまた押し寄せてきた。

ダメ…それだけは嫌!
私はそのまま携帯の電源を切ってしまった。

そして…ベンチの側にあった柱の影で…声を殺して泣いていた。


718:名無しさん@ピンキー
07/10/04 21:00:54 nT7g6kwj
Side.A-3

「あいつ…!」
普段ならしつこいぐらい掛けて来たりするのに…今回は携帯にも出ない。
自宅に戻ったかも…と思い、急いで来てみたが
…まだ帰宅してないようだった。

一体、どこに居るんだ?
こんな事になるなら…すぐに追いかければ良かった。
また後悔の念が浮かび上がる。

「くそ…っ」
俺は来た道を走って戻りながら、直を探し続けた。

時間をかけながら、直と別れた店の周辺や街中を隈なく探し歩く。
人通りの多いこの時間では人一人探すのは困難だが…それでも俺は必死に探していた。

もしかしたら…このまま会えなくなるんだろうか?
避けられて…逃げられて…もう二度と…。
そんな、いらない不安が俺を襲ってくる。
振り払うように神経を集中させて…周囲を見渡すが…それらしき姿は見当たらない。

こうなったら…家の前で待つか?
そう思い直し、直の自宅の方へ脚を向けた。

719:名無しさん@ピンキー
07/10/04 21:03:46 nT7g6kwj
Side.N-2

ようやく…少し落ち着いた私は家路についていた。
正直、なにもする気が起こらない。
このまま…帰って寝てしまおうと思いながら…とぼとぼと歩いていた。
もう少しで家に着くって所で…突然、肩を掴まれた。

「…見つけた!」
息を切らせながら秋山さんが立っていた。
私は突然で焦ってしまったのと…さっきまでの不安がまた甦ってきて
肩に乗せられた手を振り払って走り出した。
「おい、待てって…」
秋山さんが声をかけながら追いかけて来る。

何とか家まで逃げ切ろうとしたけど…私の部屋の扉の前で捕まってしまった。
「はっ…放して下さい!」
私は秋山さんと反対側に身体を引き、逃れようとしたけれど…秋山さんは放してくれない。
それどころか、私の腕を引き寄せてきて…私は秋山さんの胸元に倒れこんでしまった。
そのまま…ぎゅっと抱きしめられる。

な…なんで…?
私は何が起こったのか一瞬、理解出来なかった。
そのままの状態で秋山さんが静かに言葉を紡いだ。
「頼むから…落ち着けって。」

こ…こんな状況じゃ…落ち着けないですよっ
抱きしめられた秋山さんの胸から聞こえる鼓動に合わせるように…私の心臓も早くなり高鳴っていった。

720:名無しさん@ピンキー
07/10/04 21:05:29 nT7g6kwj
Side.A-4

ようやく見つけた直を抱きしめながら…俺は会えた事に本気で安心していた。
だから…だろう。
いつもと違って、自分でも驚くほど素直に自分の気持ちが出てくる。
「…悪かった。さっきの店で、言い過ぎた。」
俺の言葉に驚いたように顔を上げて直が見詰めている。

「お前が…あまりにもみんなにいい子だったからな…妬いてただけだ。」
「えっ…?」
唖然とした表情の直に、つい苦笑いをしてしまう。
「俺はお前を救いたかったのに、自分を犠牲にするから嫌なんだ…この意味がわかるか?」
直は首をフルフルと左右に振る。

「それはな…」
話を続けようとした時、外から人が近づいてくる音がした。
ハッとなって…慌てて抱きしめていた手を離す。

直は顔が真っ赤になりながら鞄からゴソゴソと自宅の鍵を取り出し、部屋の扉を開けた。
「ちらっかてますけど…どうぞ。」
そう言って俺を部屋へ招き入れてくれた。

「その辺に…適当に座ってて下さい。今、お茶でも入れますから。」
そう言って台所の方へ直は移動した。
俺はそのまま直の後を追いかける。
そして背後からそっと抱きしめて…このまま離したくなかった。

721:名無しさん@ピンキー
07/10/04 21:07:26 nT7g6kwj
Side.N-3

「あっ…秋山さん…」
背後から伝わる暖かさや首元に回された大きな手にドキドキして焦ってしまう。

「お茶なんていい。…続きを話していいか?」
耳元で囁かれて…わーっと頭に血が上るほど自分で顔が赤くなっていくのがわかる。
「わっ、わかりましたから…その…手を、離して下さい!」
私がそう言うと…秋山さんは深く溜息をひとつ、ついた。
そして何も言わずに私を解放してくれた。

秋山さんが壁際にある勉強机の椅子に座ったので私は側にあるベットの上に座った。
何となく…落ち着かない。

「あの…やっぱり私、お茶入れてきます!」
ちょっと逃げたい気持ちになって立ち上がった私の腕を秋山さんが捕まえた。
「いいから…座れって。」
そう言われて、またベットに腰を下ろす。
見つめられている視線に…どうしたらいいのかわからなくて、ただ俯いていた。

「…さっきの言葉の意味…の話だな。」
そう…”お前を救いたかったのに自分を犠牲にするから”…この言葉の意味。

私を救いたいと思ってくれている秋山さんの優しい気持ちは嬉しい。
でも、自分を犠牲にするから嫌だ…そう言われても…。

私としては出来るだけみんなを救いたかったから…これが嫌だって事?
秋山さん…他のみんなの事が嫌なのかな…?
それなら救いたくも無いのに勝手に私が救った事に怒るのもわかる。
そういう事…なのかな?

722:名無しさん@ピンキー
07/10/04 21:11:24 nT7g6kwj
Side.N-4

「秋山さん…他のみんなが嫌いなんですか?」
「はぁ!?」
秋山さんの呆れたような表情がわかる。
違う…の?
秋山さんは、また溜息をついていた。
「はぁ…どうすれば、そういう結果が出てくるんだよ…お前は。」
うぅ~っ…また怒られるのかなぁ…。
そう思っていたら、どうやら顔に出ていたらしく…秋山さんが椅子を近付けて
少し笑いながら頭を撫でてくれた。

「そんな顔するなよ。」
「ご…ごめんなさい。」
「謝るな。」
「はい、ごめんなさい…あっ」
謝っちゃいけないって言われたのに…すぐ謝っちゃった。
秋山さんはそんな私を見て笑っていた。

「まったく…俺はなんで、こんなのが好きなんだろ?」
聞き逃しそうになる程、小さな声で秋山さんが呟いた。
…好きって…何が…?
言葉の意味が理解できなくて固まってしまった私を見て
秋山さんが苦笑いを浮かべていた。
「聞こえなかったのか?…他の奴が嫌いなんじゃない、お前が好きなんだ。」
「ええーっ!」
そんな事…全く想像出来てなかった。

「…そんなに驚く事かよ…。」
「あっ…いえ、そうじゃなくて。
 私、秋山さんにはむしろ嫌われてると…ずっと思ってたから…。」

今度は秋山さんが驚いた表情になる。
「なんで?」
「だって…最初が最初ですし…迷惑ばっかりかけてて…いつか…秋山さんに
 愛想をつかされて捨てられちゃうって思ってたんです…だから…。」

あれ…?どうしよう、嬉しいのに…涙が出てくる…
さっきまで泣いてたから…涙腺が弱くなってるのかも…
私は溢れる涙を止める事が出来ず、ただ俯いてしまった。


723:名無しさん@ピンキー
07/10/04 21:16:01 nT7g6kwj
Side.A-5

俺の目の前で直が俯いて泣いていた。
そんなつもりは無かったのだが、どうやら誤解させていたらしい。

俺は立ち上がって直の側まで行き、ベットの上に座りながら
直の頭を自分の胸元へそっと引き寄せた。
「…ごめんな…さい…。…哀しくないのに…涙が…」
「いや、色々と誤解させてたみたいだな…。」
だからだろう…安心して、流す涙もある。
それだけ俺は…彼女に不安を与えていたって事だ。
「…悪かったな。」
そういって髪を撫でながら抱きしめる。
俺の腕の中で…直が小さく首を左右に振っていた。

涙を拭いてやりたくて…そっと直の頬に手をあてて顔を上げさせた。
頬に伝う涙を指で拭う。
素直に従って眼を閉じたまま泣いている直を見つめていたら
急に俺の中の本能といえる感情が湧き上がってきた。
…気がつくと俺は直に口付けていた。

「んんっ!」
柔らかな唇の間に舌を滑り込ませる。
直が驚いて俺の胸元に手を置き、引き離そうと抵抗するが
より顔を引き寄せて舌を深く潜入させ…直の口内を蹂躙した。

抵抗する力が少し弱まった時に…ようやく彼女の唇を解放した。
どうやらうまく呼吸が出来なかったらしく、はぁ…という溜息が直から漏れる。

「あ…秋山さん、何してるんですか!」
「何って…キス。…もっと他にもしたいけど…いい?」
「いいって…何を?」
真っ赤になりながら焦ってる直に追い討ちをかけるように
耳元で…セックス、と囁いた。
「な…何言ってるんですか!?」
「…嫌なのか?」
「嫌…じゃないですけど…そういう問題じゃなくて、こう…普通はもっと時間をかけて…」
「俺には、そんな余裕は無いな。」
「…はい?」
「お前の周りを見てみろ。野郎が多い中…お前自身も簡単に携帯の番号交換して
 いつの間にか連絡を取り合ってるし…そんな状況で余裕なんかあると思うか?」
俺がそう答えると直は、うっ…と言葉を詰まらせていた。

724:名無しさん@ピンキー
07/10/04 21:21:41 nT7g6kwj
Side.N-5

どうしよう…そんな事、急に言われても…。
「嫌じゃ…ないんだろ?」
そう言われたら…頷くしかない。

もちろん、秋山さんの事は…嫌いじゃない、むしろ…すごく好き。
だけど…そういう関係になるのは…少し早い気がする。
「で…でも…心の準備というか…もうちょっと日にちが経ってからに…」
「だから、余裕が無いって。いつかしてくれるなら、今しても同じだろ?」
それは…そうだけど…。

そう考え込みかけた時、秋山さんが私をベットに押し倒した。
そのまま重なるように私の上に秋山さんが伸し掛かかってくる。
考える暇も無く、再び唇を奪われて服の上から胸を触られていた。
何か今日は色んな事があり過ぎて…私の頭の中はごちゃごちゃしていたのに
…この甘い感覚は、そんな私の思考を真っ白に打ち消していった。

頬に伝った乾いた涙の痕をそっと舌で拭われながら、ツインニットの服を
上に捲り上げられて…ピンクのレースラインのブラが露わになる。
「いやぁ…っ」
恥ずかしくて元に戻そうとした私の手が秋山さんに捕らえられて
そのまま頭の上で私の両手は重ねられ…片手で押さえつけられてしまう。
そして私のブラに手をかけて上にあげるようにずらされて
私の胸が秋山さんの視線の前に晒されてしまった。
私は恥ずかしさのあまりに…思わず顔を背けた。
頭がぼ~っとするほど全身が熱くなり…そして多分、真っ赤になっていた。

秋山さんは指や舌先で弾いたり、吸い上げたりして私の胸の突起を弄んでいく。
その度に唇に含まれた胸の突起の感覚と、そっと触れられた指先の動きが
私の中で甘い痺れとなって駆け巡っていった。
「ああっ…ん…あっ!」
そして…私はいつの間にか、自分でも驚くほど…甘い声を漏らしていた。


725:名無しさん@ピンキー
07/10/04 21:26:14 nT7g6kwj
Side.A-6

直の抵抗する力が…快感によって弱くなっていくのがわかる。
俺は直の両手を押さえていた手を放し…太腿からスカートを捲り上げるように
ゆっくりと滑らせていった。
ショーツを露わにし、その上から指先でゆっくりと直の割れ目に沿うようになぞる。
「あっ…いや…ぁ…んっ…」
ピクンッと直の身体が弾ける様に反応する。
もっと感じさせたくて…少し押し込むようにしながら何度も指を秘部に這わせた。

身体を起こし…直の下半身へ眼を向ける。
最後の砦の…ブラとお揃いのピンクのショーツに指をかけて一気に引き下ろした。
「やだあぁっ!」
恥ずかしがって、直が脚を閉じようとする。

それを阻止するべく…俺は自分の両手で直の脚を捕まえ、拡げるように押さえた。
俺の目の前で直の秘部がいやらしく…ヒクヒクと蜜を溢れ出している。
ゆっくりと顔を近付けてそっと舌を差し込みながら割れ目に沿わせた。
「あああっ!」
直の喘ぎ声が、なお一層高まった。

もっと乱れさせて…夢中にさせたくて舌を奥へと突き刺しながら、最も敏感な肉芽を
指先で転がすように弄ると…全身をうねらせる様に震えていた。

十分に濡れきった秘部を確認し、さらにもっと秘部が露わになるように脚を持ち上げて
直の太腿を自分の脚で軽く押さえ込む。
そして自分のベルトを外してズボンのチャックを下げて、下着と共に脱ぎ下ろす。
露わになった俺自身は直の中に早く入りたくて熱り立っていた。

やだっ…ダメですって…秋山さん!」
「ここまでして…それは無理、…諦めな。」
「そ…そんな…っ」
直の言葉を無視して割れ目から溢れる蜜を俺の肉棒に擦り付けるように這わせる。
このまま快楽に落としてしまおうと俺自身で直の肉芽を突っつくように擦り付けた。
「あっ…ああんっ…やぁん…っ!」
直は、襲い来る快感に抵抗するように頭を左右に振っている。

俺はそのまま直の膣口に自身を宛がい、ゆっくりと差し入れていった。
熱い直の肉壁の抵抗を掻き分けながら、少しづつ奥へと挿入していく。
「あっ…ああっ!」
直の両手が赤い掛け布団を強く掴み…直を中心に放射線状に皺が少しづつ広がっていく。
そして…俺自身は直の秘部の中へ完全に侵入を果たした。

726:名無しさん@ピンキー
07/10/04 21:35:49 nT7g6kwj
Side.N-6

私を貫くように中に入ってきた秋山さん自身が脈打っているのがわかる。
秋山さんが私に顔を近付けて耳元で囁いた。
「…動かすから…力を抜いとけ。じゃないと痛くなるぞ。」
「ち…力を抜くって…どうやって…?」
「深く考えるな。何も考えずに…な。」
何も…考えずに…?
訳もよくわからないまま、いくぞ…と小さく呟かれて私の中を秋山さんがゆっくりと掻き出してきた。
快感の波が私を包み込みながら…感覚だけが秋山さんと繋がった部分に集中していく。

快楽に支配されている…のかな?
私は求めるように秋山さんの首元へ手を伸ばし…気がついたら頭を引き寄せ口付けていた。
荒々しいほど舌を絡ませながら、私の中を秋山さん自身が突き上げてくる。
「ああ…はぁ…んんッ…あっ…」
自然と秋山さんの動きに合わせるように私も腰をうねらせていた。

私の蜜が快感で溢れる度に、ぐちゅ、ぐちゅっと…結合部分からの水音も激しさを増していく。
それが…いやらしい自分を曝け出しているんだよって言われている気がして…堪らなく恥ずかしい。
でも…どうする事も出来ず、されるがままになるしかなかった。

秋山さんの動きが少し止まる。
どうしたんだろう?と思っていると秋山さんは私の片脚を持ち上げた。
私は下半身だけが横向きになった格好で、再び腰を打ち付けられた。
「ああっ…やあぁ…ん!」
さっきより結合が深くなり…秋山さんが私の奥深くまでも貫いていく。
与えられる快感が、より激しくなり、他にはもう…何も考えられなくなった。
手放しそうになる意識を必死で捕まえてはいるけど…もう…無理…。

「…秋…やま…さぁ…んっ、私…もう…」
「もう少し…我慢しろ」
そんな…もぉ…むり…です…って…!

「あああっ…もぉ…だめぇ…っ!」
恍惚の波が奔流となって全身を駆け巡り、私は…力尽きてしまった。
私の胸元に…秋山さんの熱い…情熱の液を降り注がれながら…。


727:名無しさん@ピンキー
07/10/04 21:40:55 nT7g6kwj
Side.A-7

俺の白濁の液に汚されながら、直は力尽きていた。
その姿がまるで、強引に…直を手に入れた証のようで、俺を苛む。

どうして俺はこう…余裕が無いんだろう。
直の気持ちがちゃんと育ち上がるまで待ってやる事が出来なかった。

申し訳ないという気持ちで…横たわる直の髪をそっと撫でる。
すると直はゆっくりと眼を開けた。
「…大丈夫か?」
直はぼーっとしたまま、ゆっくり身体を起こしたが…何も答えない。

「…直?」
不安になって顔を覗き込むと…直が突然、キスをしてきた。
思わず驚いて後退ると…直が悪戯っぽく笑いながら、仕返しですと言ってきた。

…なんて…たちが悪いんだ…。
もしかして…俺が直を捉えたのじゃなくて、俺が捉われたのか?
そういえば…最初からそうだったような気がする。

まぁ…どちらにせよ…手放す気は全く無いけどな…。
そう思いながら、そっと直を引き寄せて抱きしめた。


- END -


728:名無しさん@ピンキー
07/10/04 21:44:01 nT7g6kwj
以上です。
読んで下さった方、ありがとうございました。

保管庫の更新がすごい中途半端で止まっているのが
気になる。

《おまけ》
他スレでちょい話題になってたいきなり次回予告ってのを
ライアーバージョンでやったらこうなった。
※順番は秋山、直、ヨコヤで入力

男子校に通う秋山は

早く童貞を捨てたい高校2年生。
いつも頭の中はそのコトでいっぱい。
「しょうがねーな、付き合ってやるよ」
と悪友ヨコヤに誘われて、
秋山は夜の街へ。

そこで秋山は人気ナンバー1の

風俗嬢直と出会い、一目惚れ。

しかし、直にはとんでもない秘密があった…

…すっごい見たいかも…。

729:名無しさん@ピンキー
07/10/04 22:02:53 PpKq/9de
GJ!!!あーGJ!!もうやばい

730:名無しさん@ピンキー
07/10/04 23:35:07 PpKq/9de
神だ!!!!

731:名無しさん@ピンキー
07/10/05 00:54:14 e83CsrbF
GJ!!
なんか…この職人さんの作品、いつも妙に秋山さんに萌えるwww

732:名無しさん@ピンキー
07/10/05 05:57:08 f48wVBlO
aaaaaaaaaaaa!
ドラマ、原作どっちともで想像してるのに
直のオッパイが貧乳と巨乳で反対すぎて難が生じる…
壁でも山でも好きだけどねえええええええええ!
あとココはエロパロ板なんだよ!
でもGJ

733:名無しさん@ピンキー
07/10/05 06:07:15 f48wVBlO
>>769←スマソこれは別件だよ…orz
あー眠気が押してきて頭やられてるわマジスマソ

>>765
神とよんでも良いですか?
いやー朝から良い物見せてもらった本当に!
今日も頑張ろうと思える活力をもらったよ。
ありがとう!

734:名無しさん@ピンキー
07/10/05 11:57:08 HX1dmVNo
保管庫は携帯で読めませんか?

735:名無しさん@ピンキー
07/10/05 15:47:53 Sc6uuQxM
GJ!!
あなたは以前にも神のような作品を出されましたよね。


736:751
07/10/05 20:21:16 C1PfZvj7
感想レス等…ありがとうございます
今回…ヒドイ間違いを発見したので訂正(・ω・`)

Side.A-4の直のセリフ
× ちらっかてますけど…
〇 ちらかってますけど…

投下寸前に追加して間違えますた
スマソ、逝ってきます…orz

>>771
保管庫は初代が消えて2代目がストップ
3代目さんが保管作業中の…ハズ
携帯で読めますよ

>>772
えっと…8月からココで9本程投下してまつ
どれか一つでも気に入って頂ければ嬉しいです

737:名無しさん@ピンキー
07/10/05 21:18:47 v6PXZ6mN
あなたが出された作品はすべて代表的なすばらしいものばかりです!

738:名無しさん@ピンキー
07/10/05 22:03:58 Si9NXEQm
ありがとう。久しぶりに和んだ

739:名無しさん@ピンキー
07/10/05 23:52:00 BiWz2LjD
良いんだけど、…の多用が少し気になった

740:名無しさん@ピンキー
07/10/06 01:07:42 3acJkw/u
>>773
ありがとうございます

741:名無しさん@ピンキー
07/10/06 05:38:40 pehSbkc1
直タソのマンコ画像ある?

742:名無しさん@ピンキー
07/10/06 12:32:40 USBif6Or
神のような職人さんまたお願いします。

743:名無しさん@ピンキー
07/10/06 21:03:49 TiI0FSnY
ホントここってなんかいいよね。
出された作品はおもしろいし萌えるし直ちゃんかわいいし、それに
居心地がいんだよね。一番気にいってるよ。

744:名無しさん@ピンキー
07/10/08 13:20:30 v5rU7yNB
いいこと書いてるけどさあ…
sageような

745:名無しさん@ピンキー
07/10/08 14:58:39 w2eZBZ6F
かきこー

746:名無しさん@ピンキー
07/10/08 19:14:15 EHEk9uWj
直と秋山が一緒に住むエピ見てぇ!!

747:名無しさん@ピンキー
07/10/09 15:18:55 A1ZymlPw
住みはじめて始終やりまくり直×秋。。
めっちゃ見たいかも。

748:名無しさん@ピンキー
07/10/10 11:53:40 XwTI+6/g
朝から夜まて一日中。

749:名無しさん@ピンキー
07/10/11 21:13:36 PQuLoxWO
朝起きていきなり寝る
昼間にまた寝る
夜はラブホで寝る

750:名無しさん@ピンキー
07/10/11 21:27:30 PQuLoxWO
一日中直が秋山にひっつきまわってくれる話を誰か。◇

751:名無しさん@ピンキー
07/10/11 22:24:01 8Tn7dZO1
^^

752:名無しさん@ピンキー
07/10/12 14:21:23 7Pa6yLwz
おもしろそう。

753:名無しさん@ピンキー
07/10/12 19:40:45 n92Jroyr
さすがに住み始めて毎日のようにだから直が嫌気さしちゃう
ってのはどう?

754:名無しさん@ピンキー
07/10/12 20:17:19 RJzZ/QFE
笑顔で爆弾を落とした今週のブラック直を見て、
ニコニコしながら秋山を騎乗位で責めまくるドS直が見たいと思いました

755:名無しさん@ピンキー
07/10/12 22:27:17 vqjMCLc8
787の逆で、一日中直にひっつきまわるストーカー秋山を見てみたい

756:名無しさん@ピンキー
07/10/12 23:56:29 1ptcmeJv
>>792
そして些細なことでやたら嫉妬する秋山希望

757:名無しさん@ピンキー
07/10/13 00:46:53 Yq33LQIv
みんないいね
できることなら俺は目隠しプレイをお願いしたい

758:名無しさん@ピンキー
07/10/13 10:28:53 mOXA4VRH
おおーー!!拍手(☆o☆)

759:名無しさん@ピンキー
07/10/13 10:30:10 mOXA4VRH
目隠し直見てぇ!!

760:名無しさん@ピンキー
07/10/13 13:26:02 B6t0eL0N
URLリンク(w2.oroti.com)

761:名無しさん@ピンキー
07/10/13 18:21:34 yq1SNC1p
目隠し直を書いてくれる職人さんはいないかなぁ。

762:名無しさん@ピンキー
07/10/13 19:04:47 yq1SNC1p
後ろから直に目隠ししてきて
直が「なにしてるんですか!?」
みたいな。
おもしろそう。

763:名無しさん@ピンキー
07/10/14 02:47:43 mklpGoiq
「お願いです、中にだけは出さないで下さい!」
「うん、わかった。・・・約束なんて守る訳無ーいじゃーん!ばーかだーよねー!」
ドクッビュルルッ

764:名無しさん@ピンキー
07/10/14 08:29:46 UCerXgW5
それってキノコじゃん!わしは
秋山の反応ぶりや嫉妬を見たいな。
そして目隠し直

765:名無しさん@ピンキー
07/10/14 10:48:38 cSv//H3A
「秋山さん!これじゃ見えません!!」的な。。

766:名無しさん@ピンキー
07/10/14 14:58:06 2c/kow58
じゃあ、即興ネタで投下。
秋×直派なのでキノコは無いよwww
目隠しプレイで…

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「ちょっとしたゲームでもしようか?」

突然、秋山にそう言われて直は何となく、はいと答えた。
秋山はガラスコップに入った飲み物とストローと長いタオルを二つずつ用意した。
「何をするんですか?」
「このコップの下にラインをつけて目隠しして飲むだけ。ラインに近い方が勝ちってヤツ。」
「面白そうですね、やってみます。」
直は自分で目隠しをしようとするが、秋山に取り上げられてしまう。
「これは不正がないか、対戦相手がやらないとダメだろ。」
「あ…それもそうですね。」
おとなしく眼を閉じて待っている直に秋山がタオルを巻きつけた。

「これで見えない?」
秋山が確認すると、直が頷く。
「じゃあ、本当かどうか確認するから。」
そういって:秋山が離れた気配がした気がした。
見えない状況とは意外と不安感を引き起こす。
確認って、何をするんだろう…。
とにかくおとなしく待つしかないと思い、秋山を待つ。

すると…突然、首元にそっと息を吹きかけられた。
「ひゃっ…な、何?」
全く見えない直は何をされたのか分からず、より不安が増す。
「あ、あの…秋山さん?」
秋山に問いかけるが、返事はない。
手を伸ばして秋山の気配を探るが、わからなかった。
もう目隠しを取ろうとした時、手を掴まれてしまった。
「確認してるのに、取ってどうするんだ?」
「で…でも…。」
「俺がいいって言うまで外すなよ。」
そう言われてしまい、おとなしく手を下ろした。


767:名無しさん@ピンキー
07/10/14 15:42:57 2c/kow58
真っ暗な、何も見えない世界。
いつもより緊張していて、不安が身体の感覚を鋭くしていく。
どうしたらいいのかわからず、モジモジし始めた直に
秋山はそっと腕を伸ばし太腿から秘部にむかって手を滑らせた。
「えっ、や…っ。」
ピクンッと反応する直。
今度は指先が胸に触れ、突起を探るように円を描きながら離れた。
秋山が何処にいるかもわからず、突然襲ってくる甘い感覚に戸惑ってしまう。

ドキドキと不安と混乱が頭の中でグルグル廻っていた直の肩が突然掴まれた。
そして…秋山に押し倒されてしまう。
「いやっ…秋山さん!」
ようやく何をされるかがわかった直が焦りだし、抵抗しようと手を伸ばす。
秋山はその手を掴み、もう一つのタオルで両手を縛り上げた。
「あっ…秋山さん!やだ、コレ外して下さい!」
返事が無いまま、ブラウスのボタンが外されブラが露わになってしまった感覚だけがわかる。
「いやぁ…!」
恥ずかしさが直に湧き上がり抵抗しようともがくが、秋山の居場所がわからない
この状況では、縛られた手が虚しく空を切る。
秋山は直の手を掻い潜りながらブラをそっとずらし、胸を露わにする。
先程触れたからなのか…不安からか、直のピンク色の乳首はピンと尖っていた。
抵抗する直の手を頭の上にして、何かを両腕の間に差し入れた。

暴れる度に、まるで誘うように揺れる胸に秋山は顔を埋めた。
舌先で乳首を転がし唇にそっと含む。
「ああっ…だめぇっ…」
湧き上がる官能の渦が、直を惑わすように包み込む。
太腿からゆっくりとスカートが捲り上げられる音がして、下着越しに指が秘部に触れた。
割れ目に沿うように指先が上下する。
「…はぁっ…ああんっ…や、だぁ…!」
与えられる官能の波によって…もう考える事が出来なくなっていった。
快楽が徐々に直を支配し、抵抗より快感が上回ってくる。

突然、甘く狂わせるように触れていた手や指が離れた。
聞こえる足音で秋山が自分から離れた事だけが直にはわかった。
「秋…山さん…?」
状況を確認しようと身体を起こした瞬間…
えっ…!?
両手の間を何かで押さえられているようで途中までしか起き上がれない。
何となくの感覚でテーブルの脚が腕の間にあるようである。
テーブルを押し上げて逃れようにも両手を縛られていては無理である。
「そ…そんな…っ」
為す術もなくこのままで横たわるしか直には出来なかった。


768:名無しさん@ピンキー
07/10/14 16:08:09 2c/kow58
ヤバイな…。
ふぅ…と深呼吸をしながら秋山は思う。
このままでは直を本能のまま蹂躙してしまいそうだった。
ほんの悪戯心でやった事から、いつの間にか本気になってしまっていた。
冷静になる為に直から離れたが…よく考えれば酷い状態で直を置いたままである。
もう戻らないと…と思い、直のそばへいくと直が小さく震えていた。

タオルで眼を隠しているからハッキリとはわからないが、多分泣いているのだろう。
「悪い、今外すから。」
そう言ってテーブルの脚を引き抜き、直の身体をそっと起こした。
両手を縛っていたタオルを外すと直が胸元に飛び込んできた。
「直…」
「どうして離れたんですか!?」
「え…?」
「私…ものすごく不安で…怖かったんですよ!」
縋るように必死に秋山に抱きつく。

「悪かった。」
落ち着かせるように抱きしめながらそっと髪を撫でる。
目隠しをしていたタオルを外してやると直は秋山の肩に顔を埋めた。
「…離れないで下さい…。」
「すまなかった。…本気で襲いそうになったから冷静になりたかったんだ。」
秋山の言葉に直が顔を上げた。
やはり泣いている。
指で涙を拭おうと伸ばした秋山の手を掴み、直は自分の頬にそっとあてた。
「何もわからない状態で…一人置いておかれた方がイヤです。」
「だが、俺は…」
「秋山さんなら…私、何をされてもいいです。でも、お願いですから…一人にしないで。」
直は秋山の首元に腕を回し、ぎゅっと抱きついた。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今日はこのぐらいで。
読んでくれた方、ありがとうございます。
通常SSならここから本番だなwww
また投下するのでマターリしててくれ(`・ω・´)

769:名無しさん@ピンキー
07/10/14 17:48:54 cSv//H3A
すっばらしい!!!!期待通り!!あなた才能ある!!GJ!

770:名無しさん@ピンキー
07/10/14 18:54:09 UCerXgW5
続楽しみに待ってます!GJ!!
マターリしてるよ。

771:名無しさん@ピンキー
07/10/14 19:21:35 CxjizGJH
目隠しがいいなって言った者です
GJ!すごいいい!
縛りもいいなと思ってたからすごいドキドキした
また目隠し&縛りもの待ってます
次は手錠かなW

772:名無しさん@ピンキー
07/10/14 22:16:51 UCerXgW5
手錠?やばいいきそう。

773:名無しさん@ピンキー
07/10/14 23:55:59 AMydIkUr
秋山と直一緒にお風呂入ってやっちゃうとか

774:名無しさん@ピンキー
07/10/15 01:32:42 pgpOWN3D
久しぶりに脳内会議とか

775:名無しさん@ピンキー
07/10/15 09:16:25 IcWr+tvp
いやいやなんてったって手錠でしょ!?
直たん手にかけられて足にまでかけられて
んでもって身動きとれなくなる!!

776:名無しさん@ピンキー
07/10/15 11:04:34 IcWr+tvp
昨日から続編を寝ずに待ってるのだが睡魔が襲ってきた。


777:名無しさん@ピンキー
07/10/15 11:55:52 IcWr+tvp
昨日から続編を寝ずに待ってるのだが睡魔が襲ってきた。


778:名無しさん@ピンキー
07/10/15 11:57:30 IcWr+tvp
悪い。
間違えて同レスしちまった!!失礼。

779:名無しさん@ピンキー
07/10/15 13:17:11 v2bKw23c
続編はきっとまだだよ
マターリ待とうぜ

780:名無しさん@ピンキー
07/10/15 16:46:36 i2RW7O8s
保管庫って更新まだなんだろうか…
前スレの分とか読みたいのだが

781:名無しさん@ピンキー
07/10/15 17:43:21 dD57fd32
そうそう。マターリと茶でも飲んで待とうか。
保管庫の最新ねぇ、二回戦のやつ見たいな
あれってどうやりゃ見れるんだ?●を買うにもおしい。
ここはひとつ。続編を待つということで。

782:名無しさん@ピンキー
07/10/15 18:41:57 sm/G/qrB
保管庫ほんと中途半端に放置してんな。
管理人さんよろしく頼むよ

783:名無しさん@ピンキー
07/10/15 19:18:11 dD57fd32
続編ウオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
早く見てぇ!

784:名無しさん@ピンキー
07/10/15 19:45:40 v2bKw23c
落ち着けW
秋の味覚キノコでも食べながら
待っていようではないか
俺的には手錠&目隠しで最後まで
一気に一戦交えて欲しいね

785:803
07/10/15 20:27:07 UKTdFpI2
わーーー!!!
激しく誤解されてる…orz
全く違う話を投下するつもりだったんだが…。

だって秋山君、直ちゃん縛ってたの外しちゃったし
泣いてるのにまた縛るのかよってなるから
書くつもり無かったよ。
続きじゃなく違うパターンで良ければ、また考えるよ。

786:名無しさん@ピンキー
07/10/15 20:59:51 J/PhSHJs
目隠しとか言うからデスノートの戸田を想像した…
これだからドラマ房は…と言うなよ

787:名無しさん@ピンキー
07/10/15 21:06:15 IcWr+tvp
頼むよ!お願いしますこの通り!

788:名無しさん@ピンキー
07/10/15 21:49:13 v2bKw23c
822は続きは作らないつもりだったってことだよね?
気にしなくていいよ
俺達はただの妄想族なんだから
違う話、大歓迎です!
また気が向いたら別のシチュで
目隠しとかぜひ書いていただけると嬉しい
要望ばかりでごめん

789:名無しさん@ピンキー
07/10/15 23:13:55 3fNSU2pO
じゃあ即興で…お目汚しスマン!
秋×直
エロあり
手錠もの

初投稿で即興なのでやさしくない方は読み飛ばして下さい。

790:名無しさん@ピンキー
07/10/15 23:26:29 3fNSU2pO
「買ってしまった・・・」


早足で家路につきながら秋山は茶色の紙袋を所在無げにぶら下げていた。
直は学校で試験があるらしく、ここ何日か顔を見ていない。

そのせいか、いつもならはいらないアダルトショップに入った時に目に付いたもの…
銀色の金具に重量感のある、無機質な手錠だった…

AVとか、そんなもので自分の欲求を処理するつもりだったのに、思わず手にとって
しまったのは直からのメールのせいかもしれない。

『今日で試験も終わりなので、今日は私が夕飯作りますね。あ、勝手にお邪魔しちゃいますよ』

かわいらしい絵文字で飾られた短いメールにも動揺してしまう…
俺はいったいどうしてしまったのか…



うちに着くと、直はもう夕飯を作り終えたのかカレーのいいにおいがした。
いつもよりそっとドアを開け、ゆっくり閉める。
それでもこのぼろアパートのドアは盛大にきしみ声を上げた。
思わず後ろ手に持った茶色の紙袋に力がこもる…。

「・・・・・・・・?」

いつもならかけよってくる直が今日はやけに静かだ…
ゆっくりとリビングに入っていくと、直はしきっぱなしの布団に横たわって寝息を立てている。

小さな唇に長いまつげ、小さく丸い鼻先が呼吸のたびに小さく揺れている。

いじめたい、むちゃくちゃにしたい…

あえなかった時間はほんの数日。それなのにこんなに理性がなくなるほど、俺はおぼれてたんだな…

791:名無しさん@ピンキー
07/10/16 00:52:34 +EYIhj3l
ワクワク

792:名無しさん@ピンキー
07/10/16 01:57:15 BAqyLR3z
これは期待大

793:名無しさん@ピンキー
07/10/16 08:16:26 gimcnWlV
続き待ってます!!

保管庫、管理人さん現状どうなっているのでしょうか?
更新は難しい状況なのでしょうか?
前スレの作品早く読めるようになると良いのですが・・・

794:名無しさん@ピンキー
07/10/16 13:00:18 +jLhYety
827です。昨日は人大杉にやられておりました…
今晩続き書きます~よろしければまたお付き合いを。

795:名無しさん@ピンキー
07/10/16 13:19:49 rSVdw4LR
いつでも待ってる

796:名無しさん@ピンキー
07/10/16 13:40:54 BAqyLR3z
いつまでも待ってる
俺、重いなW

797:名無しさん@ピンキー
07/10/16 14:10:07 OJKTJ9Iy
今日の夜ですね!?待ってます!
ワクワク

798:名無しさん@ピンキー
07/10/16 15:47:28 OJKTJ9Iy
なんかかなり楽しみなんですけど!!
最初のだけでもかなりよかったし!!

799:名無しさん@ピンキー
07/10/16 18:32:34 LjmIK7kQ
昨日は失礼しました…。
では続きです。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

800:名無しさん@ピンキー
07/10/16 18:36:49 OJKTJ9Iy
待ってました!!!!!!!!!!!!
パチパチパチ~!!

801:名無しさん@ピンキー
07/10/16 18:43:07 LjmIK7kQ
「……ん」

直がゆっくりと寝返りをうつ、癖のない髪がさらりと額をながれる。
俺は顔にかかった髪をそっと整えながらまだ直が深い眠りの中にいることを確認する。

まだ起きないな…

目が覚めてしまえば、これからしようとしている行為をとめて、
壊れないようにやさしく抱きしめることができるだろうか…。


そんなこと、できるはずがない。


秋山は直の様子をうかがいながらそっと紙袋を引き寄せた。
なるべく音を立てないようにそっと、気をつけながら秋山は直の細い手首に手錠をつけた。

華奢な彼女の体の中で異様に光る無機質な金属はそれだけで秋山を興奮させていた。

呼吸が荒くなる、精一杯自制して直の体に触れる。
耳から首筋、鎖骨を通って胸へ…
指先を軽く滑らせて与える刺激に直の肌はうっすらとあわ立っている。

「・・・・・んっ」
さっきとは違う甘い声、それが合図だった。


802:名無しさん@ピンキー
07/10/16 18:54:17 LjmIK7kQ
「んっ!!はぁぅ・・・あ、秋山さん!?」

秋山は自分を抑えることができずについに直に覆いかぶさり、さっきまでの自制を振り払うように
荒々しく唇をふさいだ。

突然のことに驚いた直が大きな瞳をくりくりさせて驚いている。
「・・・あ!っやぁあ!!」

いつものように段階を踏んだりはしない。
秋山は思うがまま、直のスカートに荒々しく手を入れた。
「や、やめて下さい!秋山さん!!・・・!?これ・・・?」

秋山の手から逃れようとした直が銀色の手錠に気づく。息を荒げながら状況がつかめないでいる

「手錠。逃げられないから、あきらめな」
言い切って、秋山はますます興奮が高まっていくのがわかった。


「あ!!だめぇ!」
乱暴に突っ込んだ手でショーツを引き釣り下ろす。白いワイシャツも脱がせてしまおうとしたが
縛られた両手で直は必死に抵抗している。

「悪い子だ、直。俺のことが嫌いなのか?」

「き、嫌いなわけじゃ…でもこんな…」

「いい訳にはおしおきが必要だな」

803:名無しさん@ピンキー
07/10/16 19:15:39 LjmIK7kQ
直を抱え上げ、玄関に移動する。

直はまだ状況がつかめないのか秋山の腕の中で何か言っているが、もう秋山の耳には入っていなかった。



「きゃ!!」


玄関の脇、秋山に合わせて高めに取り付けられたコート掛けに秋山は手錠をひっかけた
位置が少し高いうえ、手錠の鎖がしっかりとはまってしまって抜くことができず、
直は両手を高い位置にくくられた格好になった。

「秋山さん、…怖いです」
直はガチャガチャと手錠を抜こうと必死だったがやがてあきらめた。
秋山を見つめる目は涙でうるんでいる。

「お仕置きはこわいもんさ」

秋山はそのままシャツに手をかけ、一気に引き裂いた。
「きゃぁー!!」

「だめだよ直、ご近所に迷惑だろ?」
そのままブラジャーを引き上げて形のいい乳房をにぎる
「っああぁぁっぁ」

「かわいい・・・直」
そのまま秋山は唇をふさぎ、スカートの中であらわになった直に触れる。

「ひぃやぁああ・・・ぁぁ」
「直もうぬれてるよ・・・」

直が手錠を揺らしてもだえるのにかまわず直の中に指をいれる、感触を確かめるように
執拗に、欲望に任せて激しく。

「あ!ああぁあぁぁぁ!!!」
「こんな風に露骨に攻めるのもいいんだ?ほら腰が震えてるよ?」
「あ…あきやまさ・・・ん、やぁぁ・・・あ、ふぅぅ」
「もっと見たいんだ・・・いいだろ?」
「!!やぁ!だめぇ」

秋山は直の前にかがみこみ片足をもちあげる。
直のぬれきったそこが蛍光灯の下で淫靡にひかっている。
なんとか隠そうと必死にてじょうをばたつかせるが、どうすることもできず
直は標本の蝶のように秋山にその姿をさらしている。

「見ない…で…ください…」


804:名無しさん@ピンキー
07/10/16 20:19:03 OJKTJ9Iy
想像以上にいいよ!!良すぎるよ!
かなりワクワク

805:名無しさん@ピンキー
07/10/16 21:10:15 BAqyLR3z
盛り上がってまいりました!
いいのぅ

806:名無しさん@ピンキー
07/10/16 21:21:30 OJKTJ9Iy
盛り上がるねぇ~。
良すぎるよ!

807:名無しさん@ピンキー
07/10/16 21:22:17 LjmIK7kQ
「見ないでくれって?こんなにぬれてるくせに?」
「・・・いやぁ」
「なにいってんの?」
直のか細い抗議にますます加虐心がそそられる。言葉があらあらしくなると
それにあわせるように秋山の呼吸は乱れて、理性が飛んでいった

「はぁう!ひぁあっああ!!」
直の一番敏感なつぼみに舌を這わせるいつものようにやさしくはしない。
シンプルに快感だけ与えたい、そんな淫らな愛撫に素直な反応を見せる直はいつも以上に
なまめかしく見える。

「直、正直に言ってごらん?どうしてほしい?」
突然直の前に真正面から顔をちかずけておねだりを求める。
「・・・」
目が合って恥ずかしいのか直は顔を背けて唇をかみ締めている
「だめ」
直のかわいらしい唇に指を突っ込んで無理やりにこっちを向かせる、直はびっくりしているが
いとしい秋山の指に歯を立てぬようとっさに舌を指に当ててくる。
「…いい子だね、でも唇をかみ締めるんじゃない。形が悪くなるだろ?これは俺のものだ」
「…!」
そういって秋山はまた激しく唇を奪う。
キスと快感にぼうっとした直の半開きの唇から銀の糸が伸びる…
「ほら、言ってごらん」



「…入れて下さい、秋山さんの…ほしいです」



十分だった。秋山の理性は完全に吹き飛んだ。

「あ!ひゃぁうああああ!!」
勢いよくずぼんをおろし、直の中にいきなり根元まで埋め込んだ。
「・・・っ、きつい」

スカートははいたまま、破れたシャツにずりあげられたブラ、両手は手錠で拘束され
突き上げるたびにガチャリと金属が擦れ合う重い音がする。
裸になるよりずっと淫らな直に秋山は今にも達しそうになりながら直の最奥に自らを打ちつけ続けた

「…ぁあ、直、直」
「あ…あきやま…さぁん、きもちいぃ」



808:名無しさん@ピンキー
07/10/16 21:57:35 LjmIK7kQ
「っくぅあ・・・いく、直、いくぞ直」
「ふぅうっ、あっぁ」

時間にすればほんの何十分かの交わりなのに、秋山自身は痛いほどに膨張した
自身をもう押さえるすべがなかった…
「あっぁあああ!!」

いつもなら声なんかでない。でも今日は自分の欲望を打ち付けた達成感とまだまだ味わい足りないと
こうふんし続ける頭に何かが麻痺していたのかもしれない。
事実その後秋山は何度となく直を求めた。
玄関で、布団の上で…
何度目かの絶頂のあと、直がぐったりと目を閉じてしまってやっと正気に戻ることができた。
「・・・・・ごめんな」

809:名無しさん@ピンキー
07/10/16 21:58:06 LjmIK7kQ
今は後悔だけが秋山の心を占めていた。さっきまでの時間を取り戻したくて
精一杯優しく直の頭をなでる
「・・・秋山・・さん」
「直」
目を開けた直はあわてて胸までかけてあった布団を頭までかぶる
「ごっごめんなさい!私恥ずかしくて・・・」
「いや、いいんだすまなかった・・・乱暴にしてしまって。」
「・・・・」
「・・・・」
重い沈黙があたりをしめる。破ったのは直だった。
「謝るのは私のほうなんです…」
「?・・・なにを?いや、無理な欲求をぶつけたのは俺のほうなんだ、君が謝ることは・・・」
「ちがうんです!!」
言って直はがばっと起き上がるが、何もきていないのを思い出してひぁやぁ!とか
間抜けな悲鳴をあげてまた布団にもどる。

「フクナガさんからアドバイスされて・・・」
「あのおかま野郎に?」
布団からちょこんと頭を出して直が申し訳なさそうに秋山を見る。

「毎日あってたんじゃすぐマンネリになるから、ちょっとは波があったほうがいいって…」
「…じゃあまさか試験って…?」


「・・・・うそです」
直は消え入りそうな声でいって申し訳なさそうな顔でこっちを見ている。

「・・・っぷふふはははははは!!」
「あ、秋山さん!?」

やられた、フクナガに、というか直に。

直は困った顔でおろおろしながら俺に近寄ってくる。

「きゃ!」

寄ってきた直をきゅっと抱きしめる。

「まったく君といると飽きないよ」
「私も…乱暴な秋山さんも、その、好きです」

「それはよかった、これからうそをついた分もう一回おしおきだ」
「え~!!あ、秋山さん!それは!!!」

パニックで後ずさる直を見ながら、秋山は屈託なく笑った。



ーーーーーーー終わりーーーーーーーーーー


810:名無しさん@ピンキー
07/10/16 21:59:29 LjmIK7kQ
以上です!!
即興のつもりがながながと中断までしてしまって
ほんと申し訳ありません!またロムに戻ります・・・

811:名無しさん@ピンキー
07/10/16 22:36:45 OJKTJ9Iy
GJ!!
GJ!!
GJ!!
もんのすごいよかったアー!!
最高!
よかったら続編じゃなくてもいいから別もので書いてくれぃ!!
頼む。君の書いた作品が読みたい!

812:名無しさん@ピンキー
07/10/16 22:42:24 BAqyLR3z
GJ!よかったよ
即興で書けるなんてすごいなー
もし次をまた書いてくださることあれば
もっと直がいじめられるのがいいですW
俺は変態か? 変態なのか?!

813:名無しさん@ピンキー
07/10/16 22:49:40 BAqyLR3z
>>848
ちなみにsageてね
半角英数字でsageっていれるんだよ
荒れるのを防止するためにも
よろしくー

814:名無しさん@ピンキー
07/10/16 22:59:55 ENniR9Ge
GJ!GJ!!
即興じゃないレベルだよ!
是非また別の話でも投下してくれ!
とにかく超乙!

>>849
大丈夫、俺も仲間だ。
一緒に落ちようぜ…

815:名無しさん@ピンキー
07/10/16 23:01:07 OJKTJ9Iy
スマソ。
悪いねぇー。
荒れ防止のためにも忘れないようにね♪

816:名無しさん@ピンキー
07/10/16 23:25:53 rSVdw4LR
こいつ荒らし?

817:名無しさん@ピンキー
07/10/16 23:32:38 BAqyLR3z
>>853

違うと思うが…
やり方がよく分かってないのかな


818:名無しさん@ピンキー
07/10/17 01:51:23 JTX9bYvB
ちょっと前にHEROスレに湧いた未成年にテンションが似てる

819:名無しさん@ピンキー
07/10/17 15:52:15 cj5pmBjC
まっマターリいくしかないね
手錠もよかったから次は何かな
前に直が媚薬飲んで秋山が助けるってのがあったから
次は秋山が媚薬飲んで直がめちゃめちゃに犯されるとかー
そんな話はあったっけ?

820:名無しさん@ピンキー
07/10/17 21:22:23 Z7aIiDt0
それいい!!!!!!次は逆パターンで!
直めちゃめちゃにされる。

821:名無しさん@ピンキー
07/10/17 21:43:08 SJMHovy6
手首を縛って後ろからガンガンやってほしいw

822:名無しさん@ピンキー
07/10/17 22:06:41 xR2vl4Fe
じゃあ即興で…
秋×直
エロあり
媚薬もの

中断したらすんません
やさしくない方は読み飛ばして下さい

823:名無しさん@ピンキー
07/10/17 22:16:25 xR2vl4Fe
「…38.6度」

直が心配そうに秋山の顔を見つめている。

「やっぱり病院にいった方が…」
「寝てれば治る。病院は嫌いなんだ」

秋山の部屋に遊びに来ると、布団の中で青い顔をしている秋山がいた。
あわててヒーターをつけ冷やしたタオルを頭に乗せて、熱を測ったらこれだ。

直は駄々っ子のわがままに困ったような顔で秋山を見つめている。

「だいたいなんでこんなになるまで無理したんですか?お仕事、そんなに忙しかったんですか?」
「・・・・そんなことより早く帰れ、君にもうつるだろ」

秋山に冷たく言われて、直は泣きそうな顔になる。

「そんな顔するなよ・・・」
「だって秋山さん、そんな体じゃ何もできないじゃないですか」

「・・・・」
「・・・・」

こうなると直は強情だ。
まったく。そう思って秋山は小さくため息をついた。

「じゃあ戸棚に風邪薬が入ってるから、それ持ってきてくれ。飲んだらおとなしく寝るよ。
そしたら君は家に帰る。いい?」

「・・・わかりました」

しぶしぶ、という感じで直は台所に向かって歩き出した。


824:名無しさん@ピンキー
07/10/17 22:28:37 xR2vl4Fe
戸棚の中をあさると錠剤がバラでいくつか出てきた。

こういうところ、意外と雑なんだよね…

青い錠剤とコップに水を持って秋山のそばに戻る。

「ありがと」
そういって秋山は錠剤を流し込んだ。
「さぁ、薬も飲んだし、君は帰るんだ」
「いやです。秋山さんが眠るまでいます」
「…はぁ。好きにしたらいい」

ため息をはく秋山を横目に見ながら知らん顔で直はタオルをかえた。




「はぁ…はぁ…はぁ」
「秋山さん?」

薬を飲んでしばらくして、秋山の顔はだんだんと熱を帯び苦しげな吐息を漏らすようになった。


どうしたんだ?体が熱い…熱のせいか?

「秋山さん、ほんとに大丈夫ですか?」
直がそっと頬をなでた指先が不意に唇に触れた。

!!!

その瞬間秋山の自身が激しく反応した。
軽く触れられただけなのに、それは急に膨張し全身があわ立った。

しまった…あれがまだあったんだ。

仕事の先輩に無理やり持たされた媚薬。無造作に戸棚に突っ込んだのがいけなかった。
直が持ってきた薬はそれだったんだ…

「秋山さん?」

苦しそうな呼吸を繰り返している秋山を心配し、直は頬、額をやさしくなでる。

ああぁ、だめだ・・・

「直、早く帰れ」
「そんな、こんな秋山さん置いて帰れません!」

「違う、君が持ってきたのは媚薬なんだ」
「え?」

「だから、頼む帰ってくれないか・・・」
「秋山さん…」

「早く…」

「秋山さん、媚薬って何でしょう??」


825:名無しさん@ピンキー
07/10/17 22:43:32 xR2vl4Fe
あきれはしたが、早く直にこの状況をわかってほしくて秋山は
仕事の先輩に媚薬を持たされたこと、媚薬を飲むとどうなるかを途切れ途切れ
何とか説明した。


「…えと、つまり我慢できなくなっちゃうんですか?」
「そう、今も必死なんだ。」

「・・・・どうしてですか?」

言って直は秋山にぐっと顔を近づける。
小さくかわいらしい唇にはグロスが光っていてなまめかしい…

「私が間違えたんだから、…責任、とります」

直がそっと顔をちかずけてキスする。
やわらかい唇が触れる瞬間電気が走ったようにちりっと甘い快感がはしった

理性が揺らぐ…秋山は直の細い方をぐいっとつかんで力任せに押し倒した
「きゃっ」
「いいのか?途中で止まれないぞ?」
「い、いいんです…汗かくと風邪も、速く治るんですって!」

直は人差し指を立てて無理におどけて見せるが、肩から細かな震えが伝わってくる。
いつもならここでやめれる理性があるのに…

ふるえればふるえるほどいじめたくなる・・・・

「知らないからな…」

「あ!」
秋山は細い首筋に唇を這わせるそうしている間にもいきり立った彼自身は
もう我慢の限界だとふるえている。

「ひぁあ…うんっ…あぁ」
直の甘い声、ワンピースの上から形のいい胸を乱暴にもみしだく、片手では太ももから直自身へと
すすめなでまわしている

「あぁぁ、あきやまさぁん…ふぁん」
薄い布越しに直がぬれているのがわかった。そのとき完全に秋山から理性がなくなった

826:名無しさん@ピンキー
07/10/17 23:44:41 cj5pmBjC
また神がいらっしゃいました!
かなり楽しみだ
いつもありがとう


827:名無しさん@ピンキー
07/10/18 00:14:26 ke2LT9k/
URLリンク(yaplog.jp)

とりあえず、1スレ目だけだけどうpしたブログ作った。
ブログ形式とかいやな人はスルーしてください。
あと、ブログ無駄にかわいくでごめん(´・ω・`)
自分女なんでその辺許してください(´・ω・`)
保管庫って名前にしたけど、本家様が更新するまでのつなぎってことで。
更新始まったら削除します。
希望があれば2スレ目もうpします。
それでは良作これからもお待ちしてます!

828:名無しさん@ピンキー
07/10/18 00:51:17 yPqzRerg
>>864
超GJです!!ありがとう!
1スレも2スレも見たことなかったのですっごく嬉しいです
出来れば2スレ目もお願いします

829:名無しさん@ピンキー
07/10/18 01:26:28 FHsEHkrW
>>864

ありがとう!乙です!
前のが読むことが出来て嬉しい
本当にありがとう


830:名無しさん@ピンキー
07/10/18 11:54:50 RXCVRB0p
ありがとうございます!GJ!!
最新されても消さないで!

831:名無しさん@ピンキー
07/10/18 14:52:13 I1DjI+Zm
2スレも頼む!!!!!!

832:名無しさん@ピンキー
07/10/18 15:04:51 RXCVRB0p
続編早く見たい!今中断なってるね。

833:名無しさん@ピンキー
07/10/18 16:39:38 FHsEHkrW
>>869

sageてね
しつこいようでスマソ

834:名無しさん@ピンキー
07/10/18 18:41:28 uP8YM1Pe
昨日はすいません!
続きアップします。

前の読めるようになってうれしいっす!!
じゃんじゃん更新してください!!

ではでは~!

835:名無しさん@ピンキー
07/10/18 18:58:15 uP8YM1Pe
「うぁあ…秋山さん!!」

薄い布越しに秋山さんははちきれそうな自身をこすり付ける。
「ひぃやぁうっ…ああぁ」
「感じてるの?・・・当ててるだけだよ?」

余裕なんかなかった、秋山自身も待ちきれないよだれをたらし、また布越しに
あふれる蜜がすべりをよくする…

「ふぅああ…ぁぁ、入っちゃいそう…」
「いれてほしいんだろ?」

布は直の奥に向けてめりこみ秋山を飲み込もうと引くついている
「・・・・っく、ほんと、淫乱だな」
「い、やぁ…」

秋山は我慢できずにいっきにズボンと下着を脱ぎ捨てる。
直の下着を剥ぎ取る時間さえ惜しくてするりと下着をずらす、ぬた…っと
直の蜜を感じる。

「いっひぁう!!」
そのまま直の中に自身を乱暴に押し込む。直はいきなり押し寄せる快感に
細かく震えながら浅く激しい呼吸を繰り返している。

「ぁあ…直、すげぇ。ぬるぬるだ…」
乱暴に抜き差しを繰り返し感触を確かめる。
秋山が動くたびくちゅり、じゅぽっと隠微な音がする
「はぁ、ああ、あき・・・やまさん」

直は激しい快感の中で必死に意識をつなぎとめる…
秋山の腕をしっかりとつかむ指が震えている・・・

「うぁあ!」
秋山は荒々しく直のワンピースを脱がしにかかる。腰の辺りで絡みついた布を一気に頭へ抜きにかかったが
直の腕は硬直したように硬く秋山の腕にしがみついていてうまく抜けず、布の塊で直の両手を拘束したような形で
抜けなくなってしまった。

「あぁ、やだ、こんなの…はずかしぃです…」

半裸になった直はの体にはパンティだけが不恰好に絡み付いている。しかも
その端から秋山の肉棒をくわえ込み、蜜をこれでもかとたらしている。


836:名無しさん@ピンキー
07/10/18 19:09:57 uP8YM1Pe
思わずいやらしい格好になってしまった直に秋山はますます興奮してしまう。
腰を密着させながら自身だけを動かすようにスクロールさせ、より隠微な音を大きく立てる。

「ひいぃ!やぁあ!!」
直は恥ずかしさに耐えられず絡まった両手で隠そうとするが、許さない。

「あああぁぁぁ…」
両手は秋山の片手で簡単に防がれてしまった。

「責任取るって、言わなかったっけ?」

形のいい胸に指を這わせ、その先端を口に含む…腰はなおも止まらず
ぬちゅり、ぐちゅりと鳴いて秋山を興奮させる…

「…くぁっくそ!」
「え!?…あ!ぁぁあああ!!」

思わず秋山に絶頂がやってきた、直の最奥にどくどくととめどなく流れ込む体液を感じる…

「あ、秋山さん…」
直はゆっくりと塊から手を抜き秋山をやさしく抱きしめる。
快感の余韻があるのか、荒い息が胸を揺らしている。



「!!ああああぁぁ!!!!」

終わったかと思った直の体に再び快感が走る…
秋山の欲望は衰えず直の中でふくらみ、自身が吐き出した体液を
さらにかき回すように動き出す…

「あぁはう!ああああ!」
「…こんなもんで許してもらえると思ってんの?」
秋山は直の腕の中で口の端を吊り上げて笑った・・・・

837:名無しさん@ピンキー
07/10/18 19:19:36 uP8YM1Pe
直の蜜と自身の体液が混ざり合い、さっきより激しい快感が秋山を襲う・・・
直の秘所は秋山の体液を飲み込みきれずにたれだして、動き続ける秋山の腰に泡立てられ
あられもない姿をさらしている。

「いぁあ!あきやまさぁんっ」
唯直の体に巻きついた小さな布はもうどちらのなんだかわからない液体にぬれてべたべたになっている。

すべてが秋山の欲望を刺激し、もっといじめたいと心をくすぐっている。

「…あぁ…っん?」
急に引き抜かれ、直は力の入らない足を反射的にしめる
「!!」
「なめるんだ…」

引き抜かれてぬるぬるになりながらも硬くそそり立ち脈打っている自身を直の鼻先に差し出す
「あ・・・秋山さん、大きい・・・」

いつもよりずっと大きくなった秋山に驚いたのか、目を大きく見開いた直の顔に又そそられる
「早く、直、できるな?」
「・・・はい」

自身から放たれる淫らな香りに、直の表情に女が現れる。

直はゆっくりと自身を両手で包み込み、ゆっくりと口に含んだ…

838:名無しさん@ピンキー
07/10/18 23:04:22 RXCVRB0p
大いに期待!!

839:名無しさん@ピンキー
07/10/18 23:09:00 YfBI9sQL
即興神様の続きをwktkでお待ちしつつ、秋直で一本投下させていただきますー(`・ω・´)

・お部屋でいちゃいちゃエッチです。媚薬ネタ被っちゃってすいません…
・ナオがややいじめられっこ風味です。
・原作、ドラマの特定は特にしていません。
・12レス使用予定


840:名無しさん@ピンキー
07/10/18 23:09:50 YfBI9sQL
1

いつも通り秋山の部屋で過ごす週末の夜、テレビから聞こえた懐かしいメロディーをナオは思わず口ずさむ。

「良くこんな古い曲知ってるな」
「あ…聞こえてましたか…」
小声で口ずさんでいたつもりのナオは秋山の言葉に照れ笑いを浮かべた。
「この歌は昔良く聞いてたんです」
「そうなんだ、何でまた洋楽なんて」
「…初恋の人が好きだった歌なんです」
「へえ…」
えへへ…とはにかんだ笑みを浮かべてマグカップを用意しながらハミングを再開したナオは、秋山の声のトーンが少し落ちた事にはまるで気付いていない。

「私が中学生の頃テニス部にいた先輩で、私の部室からテニスコートが良く見えて」
「……」
懐かしそうに語るナオとは対照的に秋山の瞳に不機嫌そのものの色が浮かぶ。
「憧れてる子も多かったんですよ…」
「ふうん」
「秋山さん…?」
ナオは何も言わずテレビの電源を落とし頬杖を付いた恋人の顔を覗きこむ。
「秋山さん…、何だか機嫌悪くないですか?」
「そう?」
(絶対に機嫌が悪い顔してる…)
秋山もナオの初恋が自分だなどとは思っていなかった。
けれどどこか嬉しそうに他の男の思い出を語るナオを見るのは自分でも驚くほどに不愉快だった。
得意のポーカーフェイスを保とうとも思わない位に。

秋山はため息を一つ吐くとホットチョコレートを口にしようとするナオを抱き上げる。
「きゃっ!…秋山さん!?」
唐突に抱き上げられたナオの驚きの声を意にも介さない素振りで幾分か乱暴にシーツの上に下ろした。
「秋山さん…?」
「お前の口から出る男の名前は俺だけで十分だ」
「ん…」
ナオの昔の話を封じ込めるように秋山はぴたりとその唇を塞いだ。

「取り合えず…お仕置き」
「え…!?」
不穏な単語にナオは身体を竦ませる。
「俺の前で他の男の話なんかするからだ」
「…ごめんなさい」
「大丈夫。痛いことはしないから」
にこりと笑みを浮かべた秋山に不安げな表情を浮かべたナオは諦めた様に小さく頷いた。

841:名無しさん@ピンキー
07/10/18 23:10:27 YfBI9sQL


「あ…」
秋山は蛍光灯を落とし照明をスタンドのほのかな灯りに切り替える。
「だっていつも明るいままじゃ恥ずかしいって言うだろ?」
秋山がそう笑いかけるとお仕置きという単語に警戒していたナオは少し安心した表情で頷いた。

「……ん」
大人しくシーツの上で待つナオの隣へ戻ると秋山はいつもと変わらないキスをする。
初めは触れるだけのキスから唇をなぞり舌を絡める深いキスへ移行する。
繋がる深さと長さを変えてキスが繰り返され、ナオは微かに艶を帯びた声を漏らした。
口付けの最中あやすようにナオの背中をさすっていた秋山の指がワンピースのファスナーに触れる。
僅かに身体を震わせるがナオは秋山に大人しく身を任せている。
「…あ」
「ふ…ぁ…」
秋山が濡れた唇で耳の縁を挟み込み、舌でなだらかなラインを辿るとナオは甘えた声を上げた。
はらりとワンピースは小さな肩から滑り落ち、ふわりと少し冷えた夜の空気がナオを包む。
「私ばっかりでずるいです…」
「秋山さんも…」
ナオは秋山のシャツのボタンを慣れない手つきで外し露わになった胸にぴたりと頬を寄せる。
秋山はそのままシャツを脱ぎ、ナオの身体を温めるように抱き寄せた。
直接触れ合う皮膚の滑らかな感触にナオは幸せそうに目を閉じる。
「秋山さん…温かいです…」
秋山はナオの髪を除け、首筋に唇を寄せた。
「んっ…」
「ここにキスされるの好きだろ?」
「ん…ふ…」
望むだけ与えられる口付けにナオは切なげな吐息を零す。

「あっ…」
秋山がナオの下腹部へ指を忍ばせるとナオの柔らかな部分は下着越しにも潤い始めている事が感じられた。
「すごいな…キスだけでこんなになっちゃうんだ?」
「だって…」
「俺としては嬉しいんだけどな」
秋山が少し慌てた素振りのナオの頬を覆うように撫でると少女は大人しく瞳を閉じた。



842:名無しさん@ピンキー
07/10/18 23:11:02 YfBI9sQL


「…?」
ナオは不意に体を離した秋山を目で追う。
「秋山さん…?」
「そのまま目を閉じてて」
優しい手つきで髪を撫でられナオは素直に秋山に従う。
「それじゃお仕置きを始めようか?」
「えっ…?」
秋山は不安げな声を上げたナオの体を抱き寄せ唇を重ねた。
何かを問おうと開いた唇の隙間から舌を割り込ませナオのそれと絡める。
「…んっ…ふ」
甘い唾液を味わい、更に深く口付ける。
抱き寄せる力を強めると秋山はするりとナオの身体を覆う最後の小さな布を抜き取り、両脚の間からすでに果蜜の滲み始めたそこに指を差し入れた。

「――っ!!」
秋山の指が狭間を辿った瞬間ナオの身体がびくんと跳ね上がった。
「…っ!」
「あっ…う…」
ひやりとした指が触れた箇所が感じたことの無い程の熱を持つ。
「あ…秋山さ、ん…っ…?」
(何…コレ…?)
(…やだ……熱い…)
指がより深く花裂に滑り込む度にその熱は激しさを増していく。
「やっ…な、に…したんです…か?」
「媚薬って知ってる?」
「び…やく…?」
媚薬と言う余り馴染みの無い単語を知ってはいたが、耳元で囁かれるくすぐったさと身体の中心の熱でナオの思考は纏まらない。
「俺の事が欲しくて仕方なくなる薬」
「ふぁっ…やぁ…ん」
「もっと塗ってあげる」
秋山は手元の小さな缶ケースから半透明の膏薬をすくい上げた。
「んっ…っ!」
溢れ始めた果蜜とたっぷり馴染ませ、くちゅくちゅと音をたてナオの最も敏感な花芯へ揉み込む。
「だめぇ…あ…あ」
強すぎる刺激にナオの瞳からぽろぽろと涙が零れる。
揉み込まれ固く尖った小さな突起からじんじんと体中に熱が回る。
「あっ…つ……ぅ…」
「まだ駄目」



843:名無しさん@ピンキー
07/10/18 23:11:48 YfBI9sQL


ナオは必死で両脚に力を込めるが、たっぷりの愛液が容易に秋山の指を滑り込ませ抵抗の意味を成さない。
「も…だめぇ…っ」
「どうして?」
「だって…っん……!」
「さっきよりもすごく濡れてきたのに?」
「そん…な…」
秋山は力が篭っている為に普段よりも更に狭まった蜜口に指を差し入れる。
「だめ…だめぇっ……!」
「…っ!」
指一本でも窮屈に感じるほど締め上げる花壁の複雑な襞にも膏薬を塗りこまれナオは息を詰まらせる。
「…っ…はっ…」
「すごい、キツイな」
「つぅっ…」
「もっ……抜いて…くださ、い…」
柔らかな襞をなぞり上げ、敏感な箇所に曲げた関節を押し当てられその都度燃え上がるような熱がナオの最奥に浸透する。
「あ…もう、許して…下さ…い」
(やだっ…やだっ……おなかが全部、熱いよぉ)
名残を惜しむようにゆっくりと指を引き抜かれるが、ひりひりと焼け付く熱が指の感触そのままに残される。
「あ…あきやま…さん、…あつ…い……」
「君の身体が満足するまでずっとそのままだよ」
秋山はナオの目元に口付けて、言い聞かせるように囁いた。

「ひ…ぅ」
下腹部から全身を蝕む熱と疼きにナオは胎児の様に身体を丸めて耐える。
塗られた直後の凶暴な熱は治まっているもののじわじわと染み渡る熱がナオの感覚全てを支配する。
「……っ」
「助けて欲しい?」
ナオが力無く頷くと秋山はナオの濡れて鈍く光る花弁に触れ、円を描いて刺激する。
「んっ…あ…あぁ…」
微弱な電流のように身体を走る感覚が熱を中和する。
「もっとして欲しかったらおねだりしてごらん」



844:名無しさん@ピンキー
07/10/18 23:13:40 YfBI9sQL


ナオはベッドの上に座る秋山の前にうずくまり、たどたどしい動きでジッパーを降ろす。
「秋山さん…」
すでに布を押し上げる程張り詰めた下腹部におずおずと触れた。

「ん……」
ナオは手の中の感触を確かめるようにそっと唇を寄せる。
口に含み何度か上下させるだけで、ソレはナオの口に収まりきらないところまで質量を増す。
「ふ…ぅ…っ」
ナオは全てを口内に収める事を諦めると、張り出した先端に唇を押し当てチロチロと細かく舌を這わせた。
「…っ…君は、可愛いな」
「…あ…嬉し…っです…」
ナオの口元へ掛かる髪を秋山は指で耳の辺りに撫で付ける。
「……ん…」
ナオは唇はそのままにトクンと脈打つ幹を手の平で包み込み往復させた。
唇と手から心地良い弾力を感じ、ナオは目を閉じて秋山を刺激する行為に没頭する。

幾分か慣れてはきたがまだ拙さが勝るナオの奉仕に焦らされ、秋山は湧き上がる衝動を抑えるために長く息を吐く。
「秋山さん…気持ち良いですか?」
「ああ…いいよ…」
秋山は小さな頭を上下させるナオの髪を優しく撫でた。

(あ…何だか、身体…さっきより熱い…)
目を閉じ張り詰めた皮膚にキスを繰り返すうちにナオの身体が熱を帯びていく。
「わたし…変、なんです…」
「薬が効いてきたんだよ」
身体をひねるだけでも両脚の間にくちゅりと濡れた感触が伝わってくる。
もう太腿に伝いそうな程、ナオの花弁は潤っていた。
秋山の感触を感じているだけで快楽を教え込まれた身体は彼を求めてしまう。
(すごく…あっつくて…我慢…出来ない)

ナオはちらりと上目遣いで秋山の様子を伺い、目を伏せているのを確認するとそろりと左手を自分の脚の付け根へ伸ばす。
「……はっ、ぁ」
くちゅんと粘度の高い水音と広がる痺れるような刺激にナオは思わず声を上げた。
「どうした…我慢出来なくなっちゃった?」
「ごめん…なさ、い」
顔を上げた秋山と目線がぶつかってナオは小さな声でそう言って項垂れた。
「焦らされ過ぎて辛い?」
「は…い」
「ごめんね。少しだけ助けてあげるよ」



845:名無しさん@ピンキー
07/10/18 23:14:37 YfBI9sQL


「身体をこっちに向けて」
「やっ…だめで、す…」
しっかりと腰を掴まれてナオは子供の様に首を振る。
「なんで?我慢出来ないんだろ?」
「…あ、だって…」
「自分で触るより良くしてあげる」
「だめっ…ふ…」
どこかで快楽を期待してしまっている身体は秋山に抗え切れない。
(一緒にするなんて…恥ずかし過ぎるのに…)
添えられた手に誘導されるままに秋山の顔を跨ぎ、そろそろと腰を落とす。
「やっぱり…ダメっ…」
「も…出来な……あっ!」
秋山は強引にナオの腰を押さえつけすぐ目の前にあるナオの秘部に口付けた。
「ひぁ…っ」
舌が触れた途端蕩けてしまう程の快感にナオの腰から力が抜けてしまいそうになる。
「恥ずかし…い、で…す…」
粘着質な音を立ててナオの花弁を押し開き、その奥で震える蜜口から滴りそうな蜜液を吸い上げる。
「ふぁ…ん…っ」
うずくまり必死で秋山に尽くすナオに愛しさを感じるのと同時に嗜虐心を駆り立てられた秋山は、わざと敏感な箇所をずらしてナオの潤ったそこに舌を這わせる。
「……うぁ…やっ……」
(あ…ぁ…も、少し…下に……)
(……っ!……ここ、気持ち、いい…)
普段とは逆の位置から愛撫され、ナオは無意識により強い刺激を求めて腰を動かしてしまう。
「あ…ふっ………」

ふふ…と秋山の含み笑いが聞こえた。
「君の口、留守になってる…」
「んっ…あ…ごめんなさ…っ…」
すっかり秋山の舌戯に溺れてしまっていたナオは、耳元まで紅く染めて秋山への奉仕を再開した。

秋山の先端を滑らかな唇の裏側で覆うと同じ様にナオの花芯に唇が宛がわれる。
何度かナオの愛撫と同じ動作を繰り返され、ナオは秋山の意図に気付く。
「あ…秋山さ…ん……?…」
「どうしたの?」
取り澄ました声色で何事も無かった様に問い返されるとナオは言葉に詰まってしまった。
(秋山さんの……意地悪……)
どう触れて欲しいのか自分の要求が筒抜けになってしまうのが恥ずかしくて仕方ないのに身体を蝕む熱と快楽への渇望に打ち勝てず、ナオは秋山へ愛撫する事で自分の欲望を必死に訴える。
敏感な箇所を吸われ続けて、ぴりぴりと甘い電流の様な快感がナオの下腹部を満たしていく。



846:名無しさん@ピンキー
07/10/18 23:15:24 YfBI9sQL


与えた刺激がそのまま秋山によって繰り返される。
自分自身を愛撫するような倒錯した感覚にナオの身体はより追い詰められていく。
限界まで硬さを増した先端に滲んだ雫を舐め取り小さな切れ込みに舌を埋めると、一際熱を感じる蜜口に舌を差し入れられナオの身体がびくりと震えた。
(薬のせいなのかな…身体が熱くて、何も考えられない…)
「私…変なんで…す」
「わたし…恥ずかしいのに、すごく…きもち…い」
「薬のせいだよ」
「あ…でも…やぁ…っ…」
「辛い?…我慢しなくていいから」

欲しただけの快感を与えられた事によって満足するよりも、先程以上に身体の中心の疼きは激しくなる。
ぴりぴりと走る甘く痺れる快感よりも更に身体の奥に響く確かな感覚が欲しくてナオは切なげな吐息を漏らす。

どうしようもない渇きを満たすようにナオは秋山のソレを口一杯に含み頭を上下させる。
繋がっているところを思い描きながら息苦しくなるまで飲み込み、筋張った部分に唇を押し当てて引き上げる。
(早く…こうやって、して欲しいのに…)
じゅぷ…じゅぷ…と淫らな音を立て懸命に奉仕するナオの様子が可愛らしくて秋山の胸がとくんと高鳴った。
「ここだけじゃもう、満足出来ないんだ?」
「くぅ…っん!」
すっかり剥き出しにされた薄紅色の突起を濡れた指先で弄られた事で身体から力が抜けてしまいそうになり、ナオはきゅっと唇を噛む。
「あ…秋山さんの…くだ…さい…」


「おいで…入れてあげる」
「……は…い」
素直に答えて仰向けに横たわるナオに覆い被さるようにして、先端を濡れた花弁に宛がう。
「ふ…ぅ」
「…んっ…!」
蜜口の窪みに先端が触れたところで一息に奥まで貫く。
狭い花壁を押し広げる心地良い圧力が秋山を包み込む。
「あっ…ふぁ…」
ようやく渇きが充たされてナオは深く息を吐いた。
(あ…私の中、秋山さんので…一杯になってる…)
「あっ…あぁっ…ふっ!」
弱い箇所に強く押し当てられナオの身体が小さく跳ねる。
「気持ち、よすぎ…て、怖い…っん」
「どうして?」
「だって…薬の、せいでもこんなに感じちゃっ…て、…ヘン、で…す」
「大丈夫、君はどこもおかしくないよ」
「そのままもっと感じてて…」
場違いなほど優しく頬を撫でられ少し安心したのか、ナオはシーツを握りしめながら秋山のストロークに身体を合わせる。
「あっ…んっ…」
「君は本当に可愛いね」



847:名無しさん@ピンキー
07/10/18 23:16:19 YfBI9sQL


「気持ち良くなりたい所に自分で塗ってごらん」
秋山は枕元の膏薬をすくい上げるとナオの手元へ差し伸べる。
「やっ…」
「もう苛めたりしないから」
秋山は怯えた瞳で首を振るナオの耳元で囁いた。
「上手におねだり出来たからもっと気持ち良くしてあげるよ」
(もっと…気持ち良く…?)
ナオは恐る恐る秋山の指から薬を掬い取り、淫らな水音を立てる結合部へ触れる。
溢れた果蜜の中から先端部の突起を探り当て、ゆっくりと薬を塗りこむ。
「っは…ぁっ!」
「あ、つぅ……っ」
敏感な箇所への燃えあがるような熱でナオの身体が大きく震え、内部の秋山をきつく締め上げる。
「…っ…君のココ、今すごくキツくなった」
「だって……んっ!」
「約束通り良くしてあげる」
薄い皮膜からピンと頂きを覗かせる花芯を親指で触れる。
「…あっ」
秋山はまるで体温で小さな突起を溶かそうとする様に小さく円を描きながら花芯を軽く押し込みじっくりと触れた。
「あぁっ…」
穏やかだけれど全く途切れないじわじわと広がる淡い電流の様な刺激にナオは身体を躍らせる。
「…ひぁ…、秋山さぁんっ…」
「これじゃ物足りない?」
楽しそうに目で笑った秋山の指が再び突起を捉え指で軽く挟み込んだまま小刻みに突き上げると、途端にナオの呼吸が荒くなる。
「ふっ…やっ…あっ、あぁ…」
「すごく気持ち良さそうだな」
「だって、だってっ…これ…あっ!」
(どうしよう…私…もう…)
振動によるぴりぴりと痺れるような強い快感に、ナオの焦らされた身体は容易く限界を迎える。
「……ふぁ、あぁっ!」
ナオの背中がしなり、反らした爪先が宙を蹴った。
「……っ!」
ナオが軽く絶頂に達した事でびくびくと断続的に柔らかく絡みつく襞に締め付けられ、秋山は眉をしかめてもたらされた快感に耐える。
「…本当に君のココは反則だよな」
「……え?」
「………良過ぎるって事」
秋山は苦笑いを浮かべ、とろんとした瞳で全く意味が分からずに自分を見つめるナオの頭をくしゃくしゃと撫でた。



848:名無しさん@ピンキー
07/10/18 23:17:08 YfBI9sQL


「もっと?」
ナオはこくりと頷いて突き上げられる度に揺れる双房の薄紅色の頂点にまだ膏薬の残る指先で触れた。
「……くぅ…ん」
「あ…あっついの…秋山さん…ここも、し…て…くださ、い」
秋山は柔らかな膨らみを優しく揉みしだく。
「…ふっ」
「うん…してあげるよ」
「そこ、好きなの?」
「は、い…」
秋山は恥ずかしそうに頷くナオの髪を撫でると、胸元に顔を寄せる。
「…いっぱい…して欲しいです…」
「…っん…」
達した直後のナオは秋山の指がふっくらと盛り上がった薄紅色の肌との境界に触れただけで敏感な反応を示す。
「…う、…ん…」
しっとりとした部分に触れられ続けたナオがもどかしげな声を上げると、秋山は満足そうに蕾を口に含んだ。
「んっ…」
痛い程に固く尖った蕾を舌先で転がし軽く吸い上げる。
唇が浮く度にちゅっ…と濡れた音を立てる。
「んっ…ふぅ…ん」
舌で押し込まれ、甘噛みされながらもう一方の蕾は指先で弄ばれ、ナオの腰が自然と動く。
「少し痛いのが好きだよね、君は」
「っ…やぁ、ん」
「ふぁっ!」
蕾を軽く歯でしごかれるのと同時にキツイ位に摘まれてナオはぎゅっと目を瞑った。

胸を愛撫されたまま花芯を擦り上げる様に秋山の腰を押し当てられ、ナオは狭い蜜口を大きく掻き回される。
(やぁっ…ソコ、そんなに押し付けちゃ…ダメ…なの、に…)
「す、ごく…気持ち良くて…わた、し…あっ」
「またイキそう?」
「は、い……だって…すごく…」
(おかしくなっちゃう位気持ち良くて…どうしようもなく秋山さんが欲しいなんて…)
「いいよ。どうして欲しい?」
「奥に…欲しい…です」
「もっと奥まで欲しいんだ」
「は、…い」
獲物を捕らえた秋山の瞳の魔力にナオは魅入られた様に答えた。



849:名無しさん@ピンキー
07/10/18 23:17:54 YfBI9sQL
10

秋山は繋がったままの状態でナオの脚を肩に担ぎ上げる。
「くっ…ぁ…」
角度が変わったことでより深く秋山自身がナオの内部に押し込まれた。
「すご…奥に…当たって、くるし…」
「苦しいだけ?」
「ううん…気持ち良いで…す…」
「そう…じゃあ動くよ」
ふわりと微笑んで秋山はナオの膝にキスをした。
「んっ…!」
秋山に突き上げられる度に何かがナオの体の中心で共振し、指先まで快感が広がる。
「気持ち…良いの、…もっと…」
「あきやまさん…もっと…ふぁっ!」
半ば近くまでを引き抜いて再び勢いをつけて突き入れる。
ナオは繰り返される快感の波を秋山の背中にしがみついて必死で受け入れている。
「も…いっちゃ…あっ…」
「秋山さ…ん、私…もうっ…」
秋山はナオの身体に体重をかけて一層深く押し入れた。
「は、ぁ……」
更にナオの膝を折り曲げた事で二人の身体はより密着する。
(あ…ほんとに…深すぎて…も…)
「好き…んっ…すき…」
「秋山さん、す、きっ……」
潤んだ瞳に吸い寄せられるように秋山はナオに深く口付ける。
(秋山さんの舌…温かい…)
「…ん、ふぅ…」
ナオの嬌声が秋山の唇で塞がれた事でくちゅくちゅと二種類の粘着質な水音が部屋に響く。
「…っ…っ…!」
「…んーっ!」
激しく突き上げられて秋山の背中に回されたナオの指に力が篭る。
心地良い熱と固さを最奥に感じるのと同時に舌をきつく吸い上げられナオの意識が弾けた。
「…っく」
跳ね上がるナオの身体に合わせて収縮する花壁に誘われるままに秋山は昂りを解き放ち、しっとりと汗ばんだ少女の身体に自らの身体を預けた。




850:名無しさん@ピンキー
07/10/18 23:18:38 YfBI9sQL
11

慣れることの出来ない浮遊感と脱力感の後、乱れた息もそのままにナオは秋山の胸に額を寄せた。
「…あきやまさん」
吐息の様に微かなナオの声に秋山はその華奢な身体を抱き寄せる事で応える。
「あきやまさん…あきやまさん…」
秋山は何度も繰り返し自分の名前を呼ぶナオの髪を優しく梳き撫でた。
「まだ…離れちゃ…やです」
「うん…」
まだ繋がったままの身体が離れてしまうのを恐れる様にナオは秋山の腕にしがみついた。
「君が良いって言うまでこのままで居るから」


「でも、もう…あんな薬は、…恐いから…ヤです…」
幾分か気だるさは残しているもののようやく落ち着いたナオは唇を尖らせて少し拗ねている。
「秋山さんの意地悪…」
くすり…とまだまだ幼さを感じさせるナオの様子に秋山は愉し気に微笑んだ。
「そう…意地悪なんだ」
その表情にナオの胸に嫌な予感が湧き上がる。
(秋山さん…嬉しそう…?)
ネコの様に瞳を細め上機嫌な口調の秋山に言われる事は今までの経験からすると十中八九とんでもない事だ。
「しかもね、俺が嘘つきだって事…覚えてる?」
「えっ…あのっ……秋山さん?」
慌てた声を上げるナオはこれ以上は聞きたくないとその表情で物語っている。

「あのさ…」
「媚薬だなんて都合の良いモノが本当に有ると思う?」
「え…だって…アレは?」
何かを察知したのか不安そうに上目遣いで自分を見つめるナオの顎を秋山はしっかりと押さえつける。
「ああ…前に君が忘れてったメンソレータム」
「ええっ……!?」
ナオは今にも泣き出しそうに瞳を大きく見開いた。

「だから、アレは素のままの君って事になるんだけど…」
「…っ!」
「いつもより素直で大胆な君はなかなか可愛かったよ」
瞳をじっと見つめられたままニコリとこの上なく魅力的に笑いかけられナオの思考回路は停止してしまいそうになる。
「え…え…そんな…だってっ…」
(そしたら…そしたら…私、あんな事、言っちゃったり……しちゃったりしたのに…)
いつの間にかナオの頬はしっかりと両手で包み込まれ秋山から顔を逸らす事は許されない。
「最初に言っただろ?お仕置きだって」
「…っ」
(もっ…秋山さんの顔が見れない…!)



851:名無しさん@ピンキー
07/10/18 23:19:15 YfBI9sQL
12

「駄目だって、隠れちゃ」
秋山は羞恥心から必死にシーツに潜り込もうとするナオを片腕で抱留め、くるくると展開されるナオの百面相を堪能している。
「だって…だって…秋山さん…」
「……あんなに、たくさんしたのに…?」
「気持ち良い事だけじゃ、お仕置きにならないんじゃない?」
「…………」
言葉を紡げない唇をぱくぱくと開くナオの額に秋山は愛しさを込めてキスをした。

「それにしても君は気持ち良いコトに弱いね、ナオ」
ひとしきりの恥ずかしい台詞と指摘にこれ以上無いほど頬を染め、涙で潤んだ瞳の表面張力が限界寸前になったところでようやくナオは開放された。
抱きしめていた秋山の腕の力が弱まった途端、ナオはいつにない勢いで秋山に背中を向けた。

「秋山さんなんてっ…もう…キライです!」
胸の下に回された腕を小さな拳でぽかぽかと叩く。
「そんな事したって君は俺が好きなんだろ…?」
「っうー…」
確信に満ちた物言いと図星を差された事が少し悔しくてナオはムキになって声を上げる。
(なんでこんなに意地悪言われてるのに)
(……ドキドキしちゃうんだろう)
「違いますもん!秋山さんなんてもう大っ嫌いですー!」
「へえ…」
「まあ君が俺の事嫌いでも…俺は君の事、愛してるよ」

「だから君は俺の事だけを想ってて」
背後から抱きしめられたまま頬をぴたりと寄せられるとナオはもう何も言えなくなってしまう。
独占欲もそのままに子供の様に体をすり寄せて甘える年上の恋人が愛しくて仕方ない。
(あぁ…)
(秋山さんはずるい…)
ナオが回された腕の叩いた辺りをさすると秋山が嬉しそうに微笑んだ気配がしてもう一度頬をすり寄せられた。

「愛してる」
頭の上から繰り返される柔らかな囁きに答えるためナオはそっと唇を開いた。


//終わり


読んで下さってありがとうございました( ´∀`)

852:名無しさん@ピンキー
07/10/18 23:29:42 ErDCjsgC
わーーーーー
すごいすごい!! ちょっと上手すぎでしょってぐらい上手い
本当にどきどきしました
尊敬します 投下ありがとうございます


853:名無しさん@ピンキー
07/10/18 23:32:50 ErDCjsgC
なんだか近ごろ、投下が多くて嬉しいよ
俺の一人語りになってるけど本当に嬉しい
きっとみんなもそう思っているはず
どれだけ感謝しても、し尽くせません
あ り が と う

854:名無しさん@ピンキー
07/10/18 23:42:01 ST7eq33F
わぁ~超GJです!!
すごく申し訳ないけど…中断せずに一気に読める方が
やっぱり読み応えあるなぁ。
二人がイチャイチャしてる感じがとっても良かったです!
また是非とも投下して下さい!

855:名無しさん@ピンキー
07/10/19 02:17:11 Q67lOqFu
あっ、スラッシュの神様が~~~!甘甘でGJ!
(すみまそん↑勝手に命名してますた)
いちゃいちゃも、直タンがM風味なのも ( ̄∀ ̄)イイ

856:名無しさん@ピンキー
07/10/19 15:51:25 VXGBBDQy
GJ!!
ところで中断中の作品はまだかなぁ~。
超楽しみなんですけど!!
あとブログ形式のも2スレめをぜひください!

857:名無しさん@ピンキー
07/10/19 16:16:30 PHCRHGtP
GJ!GJ!!
久しぶりに投下の嵐でうれしすぎるw
そしてどれも素敵すぎ!!!

858:名無しさん@ピンキー
07/10/19 20:11:54 c3XsTG65
中断させているものです。
作品投下乙です!!
やっぱり練った作品はいいですね。そういう作品の間の時間つなぎのつもりだったので
ゆるゆると中断したりしてしまってすいません。

とりあえず続きいきます。

859:名無しさん@ピンキー
07/10/19 20:23:37 c3XsTG65
直は従順に秋山の欲望を口内に納め、苦しそうに鼻で息をしながら上目使いに秋山を見る。

「ぁあ…直、しゃぶりながらもっと口を動かして…」
「んぁ…ふぅ…」

直は口いっぱいに秋山をほおばりながらゆっくりと舌を動かす。口の端からよだれがたれそうになると
すっと吸い込もうとする…

「…っくぁ」
その刺激がたまらなくて秋山は小さな吐息を漏らす。
感じでいる秋山が愛しくて直はあられもない顔を気に止めずにずるずるとよだれを吸い込みながら
秋山自身をすいあげる…。

「ぁっく…いい顔だな、直」
口をすぼめ、主人の快感のために必死になっている犬のような直がたまらない…

もっといじめてやる…

「!!」
突然直の頭を両手でつかむ。そのまま無言で腰を振る
「っぁ…!!!」
声にならない悲鳴を上げながらのど奥に届く刺激に耐えながら直はそれでも
秋山自身に歯を立てぬよう必死に口をすぼめ続ける。

「ぁぁああ、直、っくそ…出すぞ…!」

「っっっ!!」
ぐじゅぐじゅとぬれた音を立てながら直の食道に直接流し込まれる体液…
直はたまらず倒れこんで咳き込んでいる…

秋山はぜぇぜぇと苦しそうに息を吐きながら今にもうずくまる直の丸い背中を
見つめた・・・


まだだ…

860:名無しさん@ピンキー
07/10/19 20:34:19 c3XsTG65
秋山は無理やり直の尻をこちらに向かせ、そのまま挿入しようとする…

「!!秋山さん!ぁ私もう…!!」

「なんだ直、責任を取るんだろう?ほら…」

「ぁぁあああああ!」

逃げようとする直の腰を力任せに押さえつけ、犯すように挿入する。
「ほら…っぁはぁ…入った…ぞ」

媚薬のちからか秋山は果て続けながらもまだまだ自身は硬度を保ち続け、直の秘所を
刺激し続ける…

「ぁぁああ、秋山さん…だめ、だめぇ」
もう秋山の頭の中に言語はなく、ただ本能だけが支配し動物のようになおに向かって
腰を打ちつけ続けた…

「秋山さん…すごい…ずっと…かたぃ」
うわごとのようにつぶやく直の目にはもう光はなく、ただ快感に反応する人形のようだった
ただ彼女の穴は主人より雄弁に快感に答え、もっとほしいとうごみ続ける…

秋山は空が白むまで直を抱き続けた…

861:名無しさん@ピンキー
07/10/19 20:49:14 c3XsTG65
秋山が目を覚ましたのはもう日が高く上がっているころだった
昨日までの倦怠感はどこへいったのか…今あるのは心地よいけだるさだけだった

「起きましたか?」

直がエプロンで手を拭きながら駆け寄ってくる
「今ご飯と、お風呂の準備してますから、ちょっと待って下さいね」

昨日のことを一切覚えていないような直のいつもの調子に一瞬不安になる
置いてけぼりにされたような…台所へ戻ろうとする直がそのままどこかに行きそうで

「待て…」

思わず直の細い手首をつかむ、とたんに直の顔が真っ赤になる…
「ごめん…」

言ったとたんに直がぶんぶん首を振っる
「いいんです!秋山さんの違う面が見れて…私…うれしかったんです…でも」

「でも?」

「恥ずかしくて、何かしてないと…私」
直はうつむいているが耳まで真っ赤になっている。
この素直な反応に、どうしようもなく惹かれていく。昨日の乱れた反応も…
今日の清純な恥じらいも…だから思わず柄にもないくさいせりふが出てしまう。

「直、君が好きだ…、昨日の君も今日の君も。無理させてすまなかった…
本当はとても、大事にしたいと思っている…昨日は本当にすまなかった」

直の表情に驚きと幸福感があふれ、目には涙が溜まっている

「私だって大好きです…。秋山さんが好き」

直の細い方をそっと引き寄せ、昨日とは違う、そっと触れるようなやさしいキスをした。

直はうれしそうにえへへ、と笑った。

「もう熱が出るほどむりはしないでくださいね!」
照れ隠しなのか、母親のような顔で秋山に言う

「そのことだけどな…」
秋山はごそごそとベットサイドの棚をごそごそとかき回す

「…ぁ!」
「ハッピーバースデー」

秋山は直の前に白いリボンのかかった小さな箱を差し出した。



ーーーーーーーー終わりーーーーーーーーー

862:名無しさん@ピンキー
07/10/19 20:50:58 c3XsTG65
長々とすいませんでした。

なにぶん作家さん降臨までのつなぎのつもりだったので…
読みやすさまで気を配る余裕がなくお目汚しすいませんでした。

やっぱり半年ロムって出直します。

863:名無しさん@ピンキー
07/10/19 21:23:36 VXGBBDQy
GJ!!
いやいや書き速度なんてどうでもいんだよ!!
作品がすばらしいから!!

864:名無しさん@ピンキー
07/10/19 21:40:38 c7nrEciI
>>899
けしからん!
お仕置きとしてどんどん書き続けなさい!!



GJGJGJ!

865:名無しさん@ピンキー
07/10/19 22:22:31 hLSX0ShA
>>899

よかったよー
本当、上の方が言う通り気にせず
またぜひ書いてね
俺は君の話好きだよ

>>901
うまいこと言うねーW


866:名無しさん@ピンキー
07/10/20 08:24:39 6r55DF29
ストリッパー直
秋山が指示してどんどん脱いでいく直

867:名無しさん@ピンキー
07/10/20 10:31:34 FCqQSY8t
直が闇バイトをしていることが秋山にばれて
めちゃくちゃにされる。。よくない??


868:名無しさん@ピンキー
07/10/20 12:15:59 hoqWeVqX
>>904

直が闇バイトしてるってのがキャラじゃないような…
でもいいかも

何がいいかなー
着物でプレイとか(帯で縛るオプション付きW)
羞恥心をあおるようなのがいいね

869:名無しさん@ピンキー
07/10/20 12:24:38 x1oz62W8
家計のため夜はソープで働く直。
そこへ偶然訪れた秋山に見られてお仕置き

みたいな?

870:名無しさん@ピンキー
07/10/20 12:40:32 ahbf8I42
和食系お食事処でバイトする直
当然、制服は和服

それ見て萌える秋山

帯を解くシーンも萌えるが、足袋のコハゼを一つずつ外しながら言葉責め

871:名無しさん@ピンキー
07/10/20 13:56:01 eevHfiPr
直タソの裸エプロンは?

872:名無しさん@ピンキー
07/10/20 14:47:15 x8JbRKRL
それはあった気がする。
やっぱり、 直がホステスになって客に呼び出されて
ホテルの前で客に暴行されかけた時に秋山が客殴って
直の手を引っ張って前にあるホテルに連れて行かれる
ってのは?書ける人いたら書いて!!!!!

873:名無しさん@ピンキー
07/10/20 15:37:04 hoqWeVqX
ソープで働く直にも驚くがもっと驚くのは
ソープに行く秋山だなW
それにしても馬鹿正直な直がソープで働いたら
間違いなく騙されるな
大丈夫、ちょっとだけって客に言われて
生でやられちゃいそうW

874:名無しさん@ピンキー
07/10/20 15:49:03 x8JbRKRL
直のあとをつける秋山ってのは?
をで行き着いた所がソープ

875:名無しさん@ピンキー
07/10/20 22:08:15 6r55DF29
>>909それじゃまるで女帝の直人じゃないか


876:名無しさん@ピンキー
07/10/20 22:08:56 x8JbRKRL
誰か闇系直ちゃんに秋山怒話書いて!!

877:名無しさん@ピンキー
07/10/20 22:13:50 x8JbRKRL
女帝とかワロタ!!
あなたおもしろい!
そういや直人はアヤカが確かヤクザに追われてるのを助けてそこらのホテル
に逃げ込んだんだっけ?
でも俺が言ってるのは逃げ込むためにホテルに入るんじゃなくて
お仕置きしに連れて行くって意味。

878:名無しさん@ピンキー
07/10/20 22:23:19 4qNjCpm0
>>914
sageは半角だよ

879:名無しさん@ピンキー
07/10/20 22:30:52 X5ydTX3Y
普通に家でイチャラブHが読みたいと思う俺は異端?
あと玩具とかもいいな

880:名無しさん@ピンキー
07/10/20 22:48:19 FCqQSY8t
いやいやそれもいいけどやっぱり闇!

881:名無しさん@ピンキー
07/10/21 00:35:07 rBJoRoeU
>>916

玩具いいね
世の中にはいろいろなものが
あるらしいからそれを駆使してほしい
電車で痴漢プレイしつつ…とかね

882:名無しさん@ピンキー
07/10/21 02:10:33 1v6JL55U
何か流れと違って申し訳ないが…
空気読まずに投下しまつ。
ちょい無駄に長いです…orz

・秋×直
・エロ あり
・13レス使用予定
・恋人設定のおデート

以上で苦手な方はスルーでお願いします。
いつもと同じく原作・ドラマは意識してませんが、
やや原作よりという事で 。

挿絵はベビードールの直
URLリンク(rt5vnwdl.hp.infoseek.co.jp)

883:名無しさん@ピンキー
07/10/21 02:12:08 1v6JL55U
1

[question.1]
 手を出して見せて下さい。

[answer]
 指の状態でその人の性格がわかります。

①全部指を開いて出す。
  さっぱりとした性格で行動もテキパキしており束縛を嫌う。
  嫌な事や嬉しい事をはっきり表現するタイプ。
②指を全部そろえて出す。
  用心深く細かな事によく気を使うタイプ。
  自分の感情を抑えよく考えてから行動する。
③親指だけ開いて出す。
  意志が強く人の言いなりにならない頑固なタイプ。
  または意欲的な精神状態である場合もある。
④全体に指を曲げて出す。
  意志が弱く疲れやすいタイプ。人への思いやりや優しさに溢れており
  頼まれると嫌と言えないところがある。
⑤小指だけを外に伸ばして出す。
  人の好き嫌いがはっきりしており、アイデアや美的センスに恵まれている。
  ただ、すぐカッとなったりイライラしやすいところもあるタイプ。

「ふ~ん。」
雑誌に記載されていた心理テストだった。
電車の中で読みながら、直は知っている人はどのタイプだろうと考えていた。

フクナガさんなら⑤のタイプかな?
私はどうだろう…④かな?
あ、秋山さんは、きっと②のタイプ!
そんな風に想像しながらクスクスと笑っていると目的の駅に到着した。

今日は貰った券で秋山と一緒に映画に行く約束をしていた。
久しぶりの外出デートなのでつい嬉しくなってしまっている。
お買い物とか…秋山さん、付き合ってくれるかな?
そんな事を考えながら改札口を出た。

待ち合わせにした場所を見るとまだ秋山は到着していなかった。
近くにあるベンチに座り、さっきの雑誌の続きを読んでみる。

884:名無しさん@ピンキー
07/10/21 02:14:24 1v6JL55U

2

[question.2]
 あなたがぐっすり眠っている時、手はどの位置にありますか?

「う~んと…私はくまさんを抱いてるから。」
そう考えながらページをめくる。

[answer]
 異性への関心度がわかります。

①髪や頭の付近
  心に悩みがあったり恋愛に対して臆病になっていると時。
  または知的好奇心が高い人で無意識に頭部をかばっている。
②ふともも
  欲求不満な時で異性への関心が高いが思うようにならない時のポーズ。
  空想を働かせて異性とのデートを夢で見ていたりしている。
③両手を組む又はお尻に手を当てる
  異性より同性に関心が強いタイプ。
④布団等を握り締める又は抱きしめる
  異性に対し警戒心が強く、関心が低い。
  性はいやらしいものという意識や嫌悪感がある人。

「え~っ、そ…そうなのかな?」
どうも④のタイプみたい。そんな事、無いと思うけど。


「待たせたな。」
秋山が到着した。
「あ、秋山さん!」
ふと直は先程の心理テストを思い出した。

「秋山さん、あの…手を出して下さい。」
何だ?という表情ながらも秋山が直に手を差し伸べる。
見ると指が全部揃っていた。
「やっぱり…!」
クスクスと笑う直に不可解な表情で秋山が睨む。
「何なんだ?」
「あ、ごめんなさい!行きましょう。」

直は急いで立ち上がり、先を歩き出してしまった。
後で問い詰めようと考えながら秋山も直に続いた。

885:名無しさん@ピンキー
07/10/21 02:16:14 1v6JL55U
3

映画を見終え、少し喫茶店で休むことにした。
コーヒーと紅茶を頼み、椅子に向かい合わせで座る。

「…で、会った時の俺の手は一体何だったんだ?」
秋山は、実はずっと気になっていたのだが、聞きだす機会がなかった。
すっかり忘れていた直は、会った時のやり取りを思い出す。
そして、ああと思い当たり、持っていた雑誌を見せた。
「ここに心理テストが載っていて…」
「心理テスト?」
「はい。ごめんなさい、秋山さんで試しちゃいました。」
直は頭を下げながら謝った。

「心理テスト…ね。読んでもいいか?」
どうぞ、と直は雑誌を差し出した。
届いた紅茶にミルクと砂糖を加え、スプーンでかき回しながら
直は秋山に話しかけた。
「私、寝ている時にくまさんを抱いて寝てるんですけど…」
秋山が見ていた雑誌を覗き込み、その結果を指差す。
「これって、この回答になるんですよね?」
「まぁ一番近い回答だからな。」
そんな事、無いと思うんですけど…と直は呟いた。
秋山は小さく笑いながら、直を見つめる。

「心理なんて一つじゃない。雑誌の答えだけとは限らないからな。」
意味が解らなかったらしく直は小首を傾げた。
「例えば、君の回答だって、もしクマのぬいぐるみを特定の誰かを心の中で
 置き換えていれば…話は違ってくるだろう?」
「あ、そうですね。」
「でも…本質というか潜在部分で雑誌に書いてあるような事も持っているかもしれない。」
雑誌を直に渡しながら話を続ける。
「つまり心理なんてそう簡単にわかるもんじゃないってコト。じっくりと試さないとね。…試してみる?」
「試すって?」
秋山は直に渡した雑誌を開けて記載されている部分に指をさした。

性はいやらしいものという意識や嫌悪感がある人

「そんな事は無いんだろう?」
少し意地悪気味に直をじっと見つめた。
直は真っ赤になりながら俯いて黙ってしまった。
「冗談だよ。」
そんな直を見て秋山は笑いながら言った。

886:名無しさん@ピンキー
07/10/21 02:19:13 1v6JL55U
4

喫茶店を出てから直が振り返って秋山に話しかけた。
「秋山さん、私…洋服を買いに行きたいんですけど、いいですか?」
「ああ。行きたい店でもあるのか?」
はいっと大きく頷きながら秋山の前を歩き出す。
多少覚悟はしていたが、この後、直に振り回されるんだろうな…と秋山は思った。

直の目的の店はアウトレットの店が並ぶこの通りの中でも割と安く
ウィンドウには可愛いらしい感じの服が飾られていた。
スタスタと店の中に入っていく直に続いて秋山も店に入る。
正直あまり女性の服は良くわからないのだが、何となく店内を見回していた。
普通の服以外にも、アクセサリーや小物、輸入雑貨とかも扱っているらしく
中には、結構大胆な格好の下着まで販売していた。
直とはすでに肌重ねているが、直の下着はどちらかというとシンプルな感じだったので
一度、こんなモノを付けて欲しい…と、ちょっと思ってしまう。

「秋山さん?」
ワンピースを手に直が近づいてきた。
「これ、どっちがいいと思います?」
茶系のシックなロングスカートタイプとブルー系の膝上のスカートタイプだったので
何となく、短めのブルーのタイプを指差した。
「どっちでもいいが、敢えて言うならこっちかな?」
「そうですか。う~ん。」
ちょっと悩むように二つを見比べている。

秋山の方は、どうもさっきの下着が目に焼きついていて…直に言ってみる事にした。
「直、ちょっと。」
「はい?」
何ですか?と眼で問いかける直の耳元に顔を近付け、囁いた。
「あんなヤツ…着けて欲しいんだけど?」
「えっ?」
秋山は小さく指差し、直の視線を促す。
見ると、かなりアダルトな下着が飾られていた。
「えええっ!?あっ…あんなの、私似合いませんよ!」
「似合うかどうかは着てみないと。お試しに買ってみれば?」
直は頬を赤く染めながら下着の飾ってある棚に近づき、ちょっと手に取ってみる。
う~ん…と悩みながら、ちらっと秋山を見てみた。
ニコッと笑顔を返されてしまい、直は何も言えなくなってしまった。

―― 結局、ブルーのワンピースとピンクの下着を買い、二人で店を出た。

887:名無しさん@ピンキー
07/10/21 02:21:44 1v6JL55U
5

「これからどうしますか?秋山さん。」
夕食を食べに訪れた店を後にし、歩道を二人で並んで歩く。
街中は光に溢れていて、帰るにはまだ惜しい時間帯だった。
もう一軒ぐらいどこかへ行こうかと思いつつ…ふと、あるネオンが秋山の目に付いた。
たまにはいいかもな…そう思い、直の手を掴み、歩き出した。
「あっ、秋山さん?」
導かれるまま…ついて行く直だったが、あまりつないだ事の無い秋山の手にドキドキしていた。
…どこに行くんだろう?
街中から少し外れて人通りの少ない道を歩いていく。

「あの秋山さん、一体どこへ?」
「ああ、着いたよ。」
そこはラブホテルが立ち並ぶ路地裏だった。
「えっと秋山さん、ここは…」
「見ての通りホテル街。来た事ある?」
「いえ、ないですけどっ、そうじゃなくって!どうしてココに!?」
「ココって目的は限られてると思うけどな…嫌か?」
「嫌っていうか、そんな急に…。」
困った様子で俯く直に秋山が囁いた。
「心理テストの話、覚えてる?」
言われて記憶が甦ってくる。
〝性はいやらしいものという意識や嫌悪感がある人〟
「違うんなら、大丈夫だろ?」
そう言われてしまったら……嫌とは言えない。
覚悟を決めてわかりました、と頷くしかなかった。

選んだホテルの中はちょっとアジアンテイストな感じで全体がベージュのシックな内装だった。
大きな壁鏡が一つと小さな冷蔵庫と少し長い浴槽が磨りガラス越しに見えた。
こういったホテルに入るのは初めてで少し緊張しているのか
直は小さく俯いたまま部屋へ入り、そのままソファーに座る。
「どうしてそう硬くなるかな。」
そう身構えられると、正直気分が削がれてしまうのだが…と苦笑いしてしまう。
とりあえず直の横に座りながら彼女の様子を見つめた。

秋山に見つめられて益々緊張してきた直は鞄と買い物袋を胸にぎゅっと抱きしめた。
すると急に何か思い当たったのか、秋山が直の買い物袋を取り上げてしまった。
「あの…?」
訳が分からず、秋山の行動を見守る。
秋山は中に手を入れて、先程買った下着を取り出してきた。
「コレ、着てこいよ。どうせなら早く見たいし。」
「ええっ!? まだ洗ってもいないんですから、ダメです!」
「そんなのは、すぐ脱がすから一緒。」
一言で片付けられてしまい、言い返すことが出来ない。
ほら…と促されて、仕方なく浴槽の横にある脱衣所へ行き、着替える事にした。


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