07/06/29 22:54:51 yL91gPM8
ここまでです。
長いから二回に分けようと思ったら前半パート2スレ分しかなかった。酔っ払いなんで許してください…
179:名無しさん@ピンキー
07/06/29 23:22:16 AEcmqR0T
小此木はいい男だが魅音とカプにするべきではない
180:名無しさん@ピンキー
07/06/29 23:25:08 S5sQ8vAv
葛西に詩音がいるんだし魅音に小此木がついてたらいいとは思うな。
色々鍛えてくれるだろうし、初の手合わせなのに意気も異常に合ってたし、
あっちの方ももしかしたら(ry
181:名無しさん@ピンキー
07/06/29 23:34:36 K6frks7k
>>178
梨花の絶望感と岡村のウブさがいい感じだった。続き期待。
182:名無しさん@ピンキー
07/06/30 00:22:48 Ocov9V36
鬼畜王も黒梨花も話として普通に面白くて裏山。
そんな俺は仕事の現実逃避に書いた圭一×魅音投下します。
初書きです。書き捨てに近いものですが、もし気分が乗ったらどうぞ。
キャラが違っていたら、すまん。
183:圭一×魅音
07/06/30 00:24:25 Ocov9V36
圭一の家の台所で、魅音はせわしなく立ち回っていた。
昨日の部活で負けた魅音は、圭一の家に朝食を作りに行くという罰ゲームを受けていた。
これは、圭一の両親が仕事の都合で暫く家を空ける為に、圭一が自炊するの面倒くさい、
朝起きれない等という理由の為に決めたものだ。
「圭ちゃーん、ご飯できたよー!!」
「……」
一回魅音が来訪した時にドアを開けたのだから、起きてはいたはずなのだが。
仕方ないので、圭一の部屋まで呼びにいく。
「圭ちゃん!」
返事がない。ただの二度寝のようだ。
仕方がないので彼の部屋に入って叩き起こす事にした。
(くっくっく、どんな起こされ方したって文句は言わせないよ)
とりあえず手に持っているのは油性マジック。
音を立てないようにゆっくりと戸を開けて部屋に入る。
思ったとおり、部屋で倒れて気持ちよさそうに寝ている圭一。
何を書いてやろうか。額に肉、なんていいかな。
そんな事を考えながら、ゆっくりと戸を閉める。
が、しかし―
(あ……圭ちゃんの、におい……)
戸を閉めた瞬間に魅音は、不意にここが自分にとって特別な空間だと認識する。
高鳴ってしまう胸。顔が、熱い。
心臓の音で起きちゃわないかな……と、魅音は圭一に聞こえるはずもない自分だけの音に戸惑う。
さっきまでの悪戯を企み、ワクワクしていた男女は、一人の女の子に変身していた。
ゆっくりと部屋で横たわる圭一のもとに近づいていく。
すーすーと気持ちよさそうに寝息を立てる圭一の寝顔、男の子だと感じさせられる圭一の腕、引き締まった身体。
そして―
(圭ちゃんの……寝顔…圭ちゃんの……)
膨らんでいる股間に魅音の目は止まる。
朝の生理現象なのです、にぱー☆
周りに誰も居るはずがないのに、辺りを見回す魅音。
誰もいない、聞こえるのはひぐらしの鳴き声だけ。
ごくん、と唾を飲み込む音が自分の喉元から響いた。
(……起きない、よね?)
手に持っていたマジックをぽとりと床に落とし、おそるおそるそこに腕を伸ばしていく。
きゅっ……と、ズボンの上からではあるが、軽く指先に力を入れて握ってみる。
(すっごく固くて……びくびくして……これが、圭ちゃんの…)
「……っん…」
圭一が呻く様な声を上げると、咄嗟にその手を引き戻す。
「……すー、すー……」
再び眠りに就くその様子を見て、ほっ、と胸を撫で下ろす魅音。
撫で下ろしたその手には、まだ圭一の感触と熱が残っている。
「圭、ちゃん……」
身体が、ひどく疼いてしまう。圭一の匂いがする空間。
触れてしまった圭一の熱。
気付けば、片手を自分のスカートの中に。
ブラウスのボタンを開けてもう片方の手を隙間に差し入れていた。
184:圭一×魅音
07/06/30 00:25:24 Ocov9V36
「ふぅっ……んっ……」
(やだっ、圭ちゃんの前で……あたし、何やってんだろ……)
下着を押しのけてくり、くり、と胸の突起を弄り回すと、既に固くなっている事に気付く。
ショーツを太腿の辺りまで、スカートの中でするすると下ろし、秘裂を指でなぞり上げる。
ネクタイを噛んで、必死に声を押し殺しながら、ゆっくりと敏感な部分を弄る。
(でも、いつもよりも気持ちいいよぉっ……もっと……もっと……)
足りなくなったのか、固くしこった乳首と肉芽の両方をぎゅっと摘んでみる。
「あっ!?」
不意に、全身に電流が流れたようにびくっ、と大きく魅音の身体が跳ねた。
ふるりと大きな乳房が揺れ動き、口元からは唾液を含んで糸を引いたネクタイが離れた。
「あっ、んああっ、も、も…ぉ、だめっ! け…ぇちゃん、圭…ちゃぁん…!」
片手では余るほど重量のある胸を円を描くように揉み回し、こね回す。
秘所には指を挿れて、自分が欲している部分を的確に探り当てて、膣内の媚肉を擦り上げていった。
くちゅ、くちゅ、と卑猥な水音が圭一の部屋に響き渡る。
「ふぁぁぁあああっ!!」
ごぽ、ごぽ……
指を抜くと、音を立てて大量の愛液が零れだす。
声を抑える事も忘れて、魅音は想い人の部屋で、想い人の前で達してしまった。
しまった、と思いながら寝ている圭一に目を向けると。
よかった。まだ寝ている。よかった……
しかし、安心して息を整えている肩に、ぽんと自分の手ではない手が乗せられていた。
「まさか、気付いてねーとでも思ってんのか?」
「け、けけ圭ちゃ……さっきまで寝て……」
「……あの状況で中途半端なトコで起きれるか!」
要するに、圭一は魅音が達するまで待っていた事になる。
魅音が喘ぐ様子、声、全てを見て聞いていた……
「お前、人の部屋で何やってんだよ……」
「あ、あの、その……これは、ね…」
圭一の言う事ももっともだ。
いきなり起きるやいなや(しかも喘ぎ声で起こされ)自分の部屋で女友達が自慰行為に耽っていたのだから。
淫乱だと思われたろうか。恥ずかしくて、死にたい。
(何て言おう。何か言わなきゃ。何か何か何か何か……)
だが、魅音の口から飛び出した言葉は―。
185:圭一×魅音
07/06/30 00:27:04 Ocov9V36
「け、圭ちゃんが悪いんだからねっ!」
自分の身体を腕で隠すようしながら、涙を零して、魅音はそう叫んでいた。
「は……はぁ!?お前、何言って……」
「…………圭ちゃんがっ、こんな罰ゲームにして、圭…ちゃんが起きなくって、
っ、圭ちゃんの匂いがして……寝顔が…かわいくて、圭ちゃんが……おっきくして…て……」
「お、おいおい、魅音?」
「それだけでドキドキしちゃうくらいに圭ちゃんの事……好きになっちゃってて……」
「……へ?」
圭一の怪訝な表情に、自分が言った言葉の意味に気付く。
言ってしまった。咄嗟に身体を隠していた手を口元へと運ぶ。
「……え? あ、ち、ちちち違うのっ、今のは……おじさんの冗談……あは、あははは」
「魅音……」
(魅音が……俺を……?)
場を誤魔化そうとして笑う魅音の声がひとしきり部屋に響き渡ると、今度は沈黙が訪れた。
圭一は初めて異性に告白されて、一瞬放心していたが、正気を取り戻して魅音を見つめる。
はだけた胸元を必死に隠している仕草も、普段より女性らしさ、女性らしい肢体を際立たせている。
普段からは考えられない熱っぽい表情でこちらを見つめている魅音。
だが、やがて圭一の視線に気付くと、ぷい、と視線を逸らした。
(やべぇ……なんか、すっげー可愛い……)
圭一が真剣な表情で魅音に近づいていく。
「け、圭ちゃん、待っ……んむぅぅっ!?」
静止するよりも早く、圭一は魅音に口付けていた。
今まで見てきた魅音とは明らかに違う、何だか可愛らしい魅音。
また、彼女が自分に好意を持っていると知って。
明らかに今、圭一は魅音を一人の女の子として意識していた。
唇を離してからも、鼓動や顔の熱がさらに高まった事からも明らかだ。
「俺も……魅音の事…好きになった、かも……」
186:圭一×魅音
07/06/30 00:28:13 Ocov9V36
ぽーっと、焦点の合っていない魅音。やがて、圭一の言葉をようやく聞き取れたのか、
ぼん、と一気に顔から湯気でも出たかのように、顔色が変わる。
「お、おじさんはね、あのあのその、レナと違って女の子らしくないし、
沙都子みたいに妹みたいになれないし、梨花ちゃんみたいに可愛くなんか……」
しどろもどろになって顔を上気させたまま、自分を貶めていく魅音。
魅音は、よっぽど女の子らしくないという事を気にしていたのだろうか。
だが、それを人一倍気にしていてすぐに頬を染めるその様子こそが最も女の子らしいのだと、圭一は気付く。
―魅ぃちゃんにも、すごく女の子らしい所があるんだよ?
……最も、それに気付くのには多くの時間を費やしたが。
「俺……そんなところが何ていうか、魅音のかわいい所なんだって思うぜ……」
頭を掻きながら、いつもみたいに笑って、圭一は言って見せた。
その表情を見た魅音は照れ隠しの表れなのか、枕を抱えて表情を隠しながら呟く。
「ふぇ? あ、で、でも! 圭ちゃんの部屋で……
その、勝手にひとりでえっちな…ことしてた女の子だよ……それに―」
「だああっ!」
圭一は魅音の紡ぐ言葉を消し去るように叫ぶと、ぽん、と魅音の頭に手を置いた。
そのままそっと優しく頭を撫でる行為はレナや沙都子、梨花によく行っているものだった。
自分に自信がなくて、圭一の言葉をなかなか信じられなかった魅音の心も、安心感で満たされていく。
圭一も、ちょっと照れくさいのか魅音を直視する事はないが。
「もうそんなのいいって。それに、魅音が俺の事どう思ってくれてるかよく分かったから……」
「……えへへ。ホントは、圭ちゃんにこうしてもらってるレナ達がずっと羨ましかった」
「そ、そっか……」
暫しの間魅音の頭を撫でている圭一。どれくらいそうしていたかはわからない。
やがて圭一がバツが悪そうに口を開いた。
「ところでさ、魅音」
「何?」
「俺……この状況じゃ、その……出すまで元に戻りそうはないよ」
圭一がそう言って指差したのは、自身の股間だった。
痛いくらいに張り詰めている様子が目に見える。
「あ……」
「魅音が俺の前であんなやらしい声あげて、やらしい音させて……今だってそんな格好してて…」
「ゃ……やだ……そ、そんな事言わないでよぉ……!!」
「魅音、責任とってくれないか?」
「ちょ、ちょっと待って」
だが、圭一は既にズボンのベルトを緩めて、これ以上ないくらいに固くなった自身を取り出している。
初めて見る勃立した圭一のモノに、魅音は目を奪われるも驚きと戸惑いの表情を浮かべた。
肩を掴まれて、ぽふっと布団の上に転がされると、彼女の長いスカートがふわりと捲くれ上がる。
ショーツが太腿の辺りまで下がっているために、ひく、ひくと震える秘所が圭一の瞳に映る。
そのまま熱くたぎる己の先端を、魅音の既に一度達して潤っている秘所に触れさせる。
ちゅく……と、十分に潤ったそこは、圭一を受け入れる準備が出来ているかのような音を立てた。
このまま少し腰を進めれば、いつでも入ってしまいそうだ……
187:圭一×魅音
07/06/30 00:31:54 Ocov9V36
「このまま、魅音の中に入れちゃっても……」
「ま、待ってよ圭ちゃん! お願い……待って…本当に、待って……」
「……ご、ごめん、俺……」
怯えた瞳で身体を震わせて圭一を見つめる魅音の様子に、我に返ったのか、圭一は罪悪感に苛まれて魅音から離れる。
魅音も、本当に気まずそうにしている圭一の様子に、自分が言った言葉の真意を告げようとする。
「違うよ! 圭ちゃんと、その…するのがイヤなんじゃなくって……。こういうのってやっぱり、あの…順番……とか……」
「え……」
「あーーー! もう知らない知らない!」
自分で言った言葉をかき消すように、魅音は頭を抱えてかぶりを振って小さくなってしまう。
先程頭では理解したが、やっぱり魅音も女の子なんだなと思わざるを得ない言葉と仕草だ。
こんなに可愛かったっけ……こいつ。
「大体、そんなのがいきなり入ってくるだなんて怖いに決まってるじゃん!
それに……こんなにおっきくなるなんて……知らなかったし……」
「じゃあ……」
魅音の言葉を聞くやいなや、圭一はそそり立つ肉棒を魅音の眼前に曝け出した。
「あの……圭ちゃん……? ちょっと……」
「魅音が俺のコレに慣れるまで、怖くないと思えるようになるまで視姦するもよし!触るもよし!」
「い、いやらしい言い方しないでよーっ!」
膨れっ面をしながらも、魅音の心臓は眼前の圭一のモノに対して高鳴っていた。
怖れなのか、好奇心なのか、魅音自身よく分かってはいなかったが。
「で……でも、確かに慣れるって意味では少し触ったりしてみたほうがいいかな……?」
魅音のその言葉を聞いてにやり、と口先の魔術師の口元に笑みが浮かんだが、魅音は気付いていない。
おずおずと両手を伸ばして、先端や袋、裏筋といった様々な所を本当に興味本位で触ったり擦ったりしてみる。
触れる度、ひくひくと力なく震える肉棒を見て、不思議に思ったのか、圭一の顔を見上げてみる。
そこには眉間に皺を寄せて、快楽に耐える一人の少年の姿があった。
「ぅ……ぁ……っ、いい……」
「…………え、これ、だけで気持ちいいの……?」
「あ、ああっ……魅音の手、すべすべしてて……っ……」
「そ、そうなんだ……あはは……」
自分の行為により圭一が気持ちよくなっているという事に、気をよくした魅音。
既に、そこには圭一の肉棒に対しての怖れといった感情は少しずつ薄れてきているように見えた。
そんな魅音の様子を感じ取ったのか、圭一は少し調子に乗ってこんな事を言ってみる。
「慣れてきたら、舐めたりしてくれるともっと気持ちいいんだけどな」
「な……舐めっ……」
要求された行為を想像したのか、カァッと顔を真っ赤にしながら俯く魅音に、圭一は焦りを感じてしまう。
そもそも、気付かれたか。もはや「魅音が男性器に慣れる」という目的ではなく、
既に「圭一が快感を得る」という目的にすり替わっている事に。
(流石に言い過ぎたか……)
「…い、いや、その、悪い。無理しなくてもいいぜ……?」
「……する」
「へ?」
「…………圭ちゃんが喜んでくれるなら、何だってするよ……」
そう言った魅音はゆっくりと、肉棒に顔を近づけていく。
188:圭一×魅音
07/06/30 00:34:52 Ocov9V36
少し抵抗があるのか難しい顔をして、少しの逡巡の後に決意したように舌を先端に這わせていった。
ぴちゃっ……
「んっ……」
圭一が眉を顰めて、粘膜に這う暖かな生き物の愛撫に耐える。
(け…圭ちゃんは気持ちいいのかな…?)
圭一の声に反応したのか、時折魅音がチラ、とこちらを上目遣いで見上げてくる。
コイツはその威力を絶対にわかってない。圭一は思う。
その動作はただ単に好きな人が自分の拙い愛撫で感じてくれているのか心配しているだけの、健気な感情によるものだ。
しかし圭一にはそれが、とてつもなく背筋を震わせるような淫らな意味が含まれているように錯覚してしまう。
(すごく、震えてる……圭ちゃんにもっと気持ちよくなってほしい……)
「はむ、じゅ、ぢゅっ……ちゅ…ぅ…」
「!? 魅音っ…!」
先程までは、舌が這っていた為に一部だけが暖かかった。
だが、今度は亀頭全体がその暖かさに包まれていた。
かつ、先端部に蠢きを、周囲には唇の吸い付きと柔らかさが加わる。
突然肉棒を咥え込まれて以前とは比べ物にならないほどの刺激が圭一を襲う。
少しでも違う事を考えて、快楽を保たせる為に魅音の頭をそっと撫でていく。
しかし、魅音はそれに気をよくしてか、さらに圭一を悦ばせようと躍起になる。
「んむぅ……んっ、んっ……ふぅ……ん、く…」
魅音が根元まで圭一を咥え込んで、鼻で息をつくと、圭一の茂みが揺らされる。
唇をきゅっ、と締めて、圭一の肉棒を吸い上げながら先端部へと扱いていく。
その手管に、圭一の肉棒からはぬるりとした液が根元から搾り上げられ魅音の唇が先端部に辿り着く頃には、
口腔内にぬるりとした先走りが溜まっていく。
吐き出すワケにもいかないので、魅音はそれを従順に涙目になりながらも喉を鳴らして飲み込んでいった。
そしてその奉仕行為を何度も、何度も、繰り返していった。
「ぐ、ぁ……っ、ま、て…魅音……吸い取られ……ぅぅっ」
「んっ! んっ! んんっ…!」
魅音は奉仕に熱が入って、圭一の静止も聞かず、魅音の口淫の速度は速くなっていく。
圭ちゃんを喜ばせたい。気持ちよくなってほしい。
その一心で魅音は気恥ずかしさを押しのけて、大胆な口淫に及んでいた。
「く、ぅ……っ」
(このまま魅音の口の中で……でも……)
一方、圭一は欲望と罪悪感の葛藤に苛まれていた。
だが折角魅音が慣れてきたのに、また振り出しに戻っても困るという思いから、圭一のとった行動は―。
「あっ、圭ちゃっ……」
魅音の頭を掴んで、強引にずるっ! と彼女の唇から肉棒を引き抜いた。
つぅ……
射精直前の震える亀頭と魅音の唇が淫らに糸を絡ませて繋がっている。
その糸が消えると、今度はぼた、ぼたっ! と先端部から魅音の唾液と圭一の先走りが混じった液体が、部屋の床に滴っていた。
「はぁ……はぁ……」
息を整えながら今にも射精しそうな肉棒を見て、圭一には魅音と繋がって全て吐き出してしまいたいという思いもあった。
だが、魅音は挿入した瞬間、白濁で胎内を満たされ、そのまま掻き回されたくなどないだろう。
一回は抜いておく必要がある。
189:圭一×魅音
07/06/30 00:36:31 Ocov9V36
と、肩で息をする圭一の眼に映ったのは、魅音の自慰行為によってはだけた胸元だった。
思わず、ごくり……と唾を飲み込む圭一。
この射精直前の状態を保っている内に……圭一はそっと魅音に耳打ちした。
誰もいないのだけれど、大声で言うには少しはばかられたからだ。
「魅音、胸……胸で俺のを……」
「え、えーーー!!」
口腔内に射精してしまうよりは、幾分かマシだろうという圭一の結論であった。
あぅあぅ、といった感じで、戸惑っていた魅音だったが、圭ちゃんがそこまで言うなら、という事で……
ブラを外し、ブラウスの前のボタンを全て外して、その豊かな双乳を曝け出した。
「む、胸でって……? こ、こぅ……?」
立っている圭一の前で膝立ちになり、重そうに二つの乳房を持ち上げて、圭一の肉棒の根元に下ろしていく。
そして、谷間に溺れた肉棒に向かって、腕で外側から力を入れる。
亀頭が押しつぶされて、魅音の乳房がむにゅぅ……と肉棒の形に変形していた。
「……これ……すげ…ぇ…柔らかくって、むにゅむにゅして……」
「ね、ねぇ…圭ちゃん、おっぱいでこんな事、変だよ……」
そうは言いながら、魅音もこの通常ではない性戯に相当興奮しているらしい。
頬は紅潮し、息も何だか荒い。
胸を圭一の熱い肉棒で擦り上げられ、眼を下ろすといやらしくひくひくと震える亀頭が見え隠れしている。
魅音から見ても、ひどく卑猥な光景だった。
「うは……ぁ…あっ…い、いいぜ……魅音っ…!」
「はぁ……ん、圭ちゃん、やだ……変な声出さないでよっ…」
たぷたぷと波打ちながら圭一を擦り上げていく魅音の乳房。
やがてもの足りなくなったのか、圭一も腰を動かし始める。
先程の奉仕で大量の唾液が肉棒に、塗りたくられていた為、それがローションのように行為に滑りを加えていた。
「っ、すげぇぬるぬる……してるな……」
「はぁ……っ、はぁっ……圭ちゃんが胸の中で、ぴくぴくして……」
くちゅ、くちゅ……と、肉が擦れ合う行為なのに、粘着質な音が淫らに響き渡っていた。
根元から這い上がっていく双丘に、搾り取られる感覚を感じずにはいられない。
魅音が、これ以上ないくらいぎゅぅぅぅ……と、棒に向かって乳圧を加えた瞬間、圭一の咆哮が響いた。
「く、ぁああああっ!!」
谷間から顔を出していた亀頭が弾けて、勢いよく大量に白濁を放出していく。
「ぁっ!? こ、これ……圭ちゃん、の……んんんっ!」
どくん……どくん……
何回脈動して精を放ったかわからない。
勢いのよいものは魅音の顔を汚し、勢いのないものはそのまま今も肉棒を固定している双乳の中へ注ぎ込まれていった。
精液の熱にうなされてか、魅音は空ろな瞳で圭一の白濁を見つめていた。
魅音の顔にこびり付いてしまった白濁を、そっと指で拭い取ると圭一はまだ興奮の収まらないモノを魅音の胸から引き抜いていく。
魅音は圭一に顔を拭われて、ようやく我に返ったようだ。
そのまま見つめ合う二人。欲望を一度吐き出して、クールになった圭一には、既に一つの想いしかない。
この目の前の女の子と、繋がりたい。
これは魅音に不本意とは言え、想いを打ち明けられてから、圭一が気付き、彼に芽生えた感情。
「魅音……」
「圭……ちゃん」
圭一は両手を魅音の肩に添えると、ゆっくりと彼女を寝そべらせた。
向かい合う形となって、魅音は圭一に微笑んで、首を縦に動かした。
もはや、言葉は必要ないということなのだろうか。
ロングスカートを巻くりあげ、ショーツを足首の辺りまで下ろしていく。
圭一は肉棒を、魅音の秘所にあてがい……今度こそ腰をゆっくりと押し進めていった。
190:圭一×魅音
07/06/30 00:38:19 Ocov9V36
「……っく!」
「んぁああっ……!!」
肉棒を挿し入れた瞬間、少しでも気を抜けば直ぐに搾り取られてしまうであろう蠢きに圭一は驚く。
だが、自分に襲い掛かる快楽に耐える力を、魅音が泣いている事に気付けなかった悔恨の情で
圭一は手に入れたようだ。
「ご、ごめん、痛いのか? 魅音……」
「……あ、あははは…や、やだっ……コレはね、圭ちゃんと一つになれるって思ったら……」
「魅音……」
「だって…ずっと夢見てたもん。圭ちゃんじゃなきゃやだって、ずっとずっと…思ってたもん……」
今度は圭一が耳まで真っ赤になってしまった。
いつか、この目の前の女の子を男女なんて言っていた自分が恥ずかしい。
魅音。ごめんな。
俺、お前が俺の事をそんな風に想ってくれてるだなんて知らなくて。
なのに、俺はお前と男友達と同じような付き合い方をしていて。
それで傷つけた事もきっと数え切れない程あったんだろうな……
愛おしくなって、圭一は魅音の涙に唇を落として拭い、涙で潤ったそれを息を絶え絶えにする少女の唇に落とす。
「ん、むぅっ」
舌を絡め合わせると、魅音はうっとりとした表情で圭一の唾液を享受した。
とろり、と二人の唇を淫らに銀の糸が紡いでいた。
魅音の身体の強張りがとれるまで、圭一はずっと魅音に口付けていた。
やがて魅音の膣内の締めつけが少し弱まったと同時に、どちらからともなく唇を離した。
「圭ちゃん……いいよ、動いて……」
「大丈夫なのか?」
「圭ちゃんこそ大丈夫なの? びくびくしちゃってるけど?」
「お、俺はなぁ! その、お前の事を心配して……」
「あは…大丈夫……もう、ホントに大丈夫だから……」
そう言って、魅音は涙を自分の指で拭って笑顔を作って見せてくれた。
こんな時にも悪態をつく所が魅音らしいというか。
その想いに応えるべく、圭一はゆっくりと抽送を始めた。
くちゅっ、ずちゅ…
肉棒を奥へ進めて行くと膣壁の一つ一つの襞が捲れ上がり、圭一をぬるりと擦り上げる。
最奥まで辿り付くと、先端部にちゅぅ……と、何かが吸い付いてくる。
「ぅぁ、魅音…っ、すっげぇ絡みついて……吸いついてきて…きもちいい、ぜ…」
「ゃぁあっ、い、いちいち言わないでよっ……」
圭一は必死に腰を打ちつけていくが、目の前で淫らに揺れる大きな二つの乳房に目を奪われた。
魅音の細腰に力強く接合する為に当てていたその腕を、円を描くたわわな双乳に移していく。
先程の精液がローションとなって、魅音に与える性感も倍増しているようだ。
「ひゃぅっ! だめ、だめだめっ…! 今っ…、ち、くびっ…いぢっちゃ……ぁあああっ!」
「ぅ、ぉ……」
圭一が魅音の敏感な胸を愛撫する度に、それに呼応して肢体が跳ね、
膣壁が収縮して絡み付いては圭一を搾り上げていく。
その女性の柔らかさと暖かさにきゅぅきゅぅ、と吸い付かれる圭一は情けない声を上げてしまう。
魅音の締め付けに、圭一の上半身からは力が抜けて彼女に覆いかぶさる形となる。
とにかく、今はこの快楽を長く味わう為に、目の前の快楽からは逃げなくてはならなかった。
倒れこんだ圭一の顔の近くには、魅音の顔があった。
その状況を恥ずかしく思ったのか、魅音が不意にぷい、と顔をそらしていた。
だが、そんな魅音の様子など今は汲み取る余裕のない圭一は、そっと目の前にある耳に口付けてみる。
「ふぁあっ!?」
びくんっ! と大きく魅音の肢体が跳ねた。
191:圭一×魅音
07/06/30 00:39:07 Ocov9V36
圭一としては、ただ快楽から意を逸らす為に行っただけの愛撫。
だが予想外の反応に、圭一としては面白くて仕方がない。
「魅音……耳、いいのか?」
「~~~~~~~~~っ!!」
そっと唾液で濡れた耳に囁くと、湯気でも出てきそうなほどに魅音の顔が上気する。
舐め上げる耳にも、無論その熱が伝わってくる。
「……っ、れろっ……れろぉ…」
「ぃ、やぁっ、けい…ちゃ、やだぁ…っ!」
圭一に舐め上げられる水音と結合部から響く水音が調和して、魅音の耳を犯していく。
それが否が応にも、気持ちとは裏腹に魅音の羞恥心を煽り、彼女の身体を昂ぶらせていた。
「ん、く、はむ、は…む…」
「ふぇ……ちょ、か……噛んじゃ…ぃゃだよ…ぅ…、ゃめ……んんんっ!」
「魅音…!! ぅ…今、すげぇ締まって……っ」
舐め上げるたび、抓り上げるたび、腰を打ちつけるたび、魅音は身体をくねらせている。
瞳からはぼろぼろと涙が零れているが、これまでのように罪悪感は芽生えてこない。
この雫は性感を刺激されて滴る愛液の一つにすぎないのだから。
自分の一挙一動にこうまで反応があると、圭一も何だか嬉しくなってくる。
気持ちの高揚と共に、魅音を求める動きにも勢いが増してきた。
「っ、ふ……んっ、ぅ……魅…音っ…!」
「ぁっ、圭…ちゃんっ! 圭ちゃぁ…んっ、す、きぃ……好…きぃ…!」
ずちゅ…! ぐちゅっ!
一心不乱に、吸い付いてくる最奥をぐりぐりと亀頭で擦り、絡みつく膣の襞をかき回す様に肉棒を挿し込んでいく。
とめどなく圭一の陰茎からは先走りが、魅音の膣からは愛液が溢れ出し、
二人の行為に滑りと快楽を与えて、さらに激しいものになるよう促す。
「ひああっ! け、圭ちゃん、待って…お、奥、壊れちゃ……ぅよっ!」
「も…ぅ、止まら…ねぇ…!」
どくん!
魅音の中で、さらに圭一のモノが跳ね上がった。
「ふぁ、んあっ…! あっ! あっ! あっ! また、おっきくなって…んんんっ!」
「はーっ……はぁっ……は……ぁっ……」
腰を打ちつける度に、嬌声を上げる魅音は、焦点の定まらない瞳で唇から涎を滴らせている。
もっとも、圭一も魅音の様子など見ていられる程の余裕もなく、獣のように腰を動かしている。
蜜壷を激しく弧を描く様にかき混ぜる棒によって立てられる粘着質な水音が、淫らに響き渡っていた。
「……も、ぅ、……圭、ちゃんっ……も、ぉ…っ!!」
「く、は…ぁっ! 俺もっ……出……る……!!」
「…ぁ、ああああっ! ふ、ぅああ……っ!!」
このまま魅音の中で射精して、その熱と滑りで更なる快楽に溺れてしまいたい―
だが、何とか最後の力を振り絞って、圭一はずるり……と愛液に塗れた肉棒を引き抜く事が出来た。
「魅、音っ……! く、ぅ、あっ……あっ……」
白い引き締まった腹に、己の欲望で更に白く染め上げようと思ったものの。
想像以上にビクン、ビクン、と跳ね上がる圭一の肉棒から飛び出す白濁は、
お腹を超えて、魅音の顔と乳房を白く染め上げていった。
一度目にそこに放ったものを遥かに超える熱と勢いと量だった。
「ふぁ、あっ……あつ、ぃよ……ゃぁ…圭、ちゃ……んっ! んっ!」
圭一は更に肉棒の根元から精液を搾り出す様に自身の手で扱き上げる。
にちゃ、にちゃぁ……と、肉棒にこびり付いた愛液と先走りが潤滑油となって、音を立てていた。
「はぁーっ……は……ぁ、魅音、ごめん……止まらねぇ…」
「ん、ぅ、ぁっ……まだっ……出て…っ……!」
まだ勢いのある白濁が、魅音の顔を白く犯している。
魅音は、圭一の熱をうっとりとした表情で受け止め、口元にどろりと垂れてくる白濁を喉を鳴らして飲み込んでいった。
「ん、く……こく、ん……これが、けいちゃんの……にお、い……味……」
「ふぅっ……は、ぅ…っ……」
やがて、全てを出し尽くした圭一が、魅音の肢体に倒れこんだ。
抱き締めあう二人。汗が、唾液が、精液が、愛液が。
あらゆる体液を共有し合い、溶け合ってしまったかのような二人。
「圭ちゃん……」
「魅音……」
いつまでもこうしていたいと余韻を感じあう二人だったが、圭一はある事に気付く。
「そういや俺達、まだ登校前……」
「……あ」
192:圭一×魅音
07/06/30 00:40:01 Ocov9V36
その後は、いつも通りの時間が流れる。
何事もなかったかのように今日の部活。
「をーほっほっほ。圭一さんの負けですわね!」
「みー☆ 魅ぃが一番なのです」
「今日の罰ゲームは何かな? かな?」
「そうだねえ。圭ちゃんには……今日はちょっと腰が痛いからおじさんの家まで荷物持ちをお願いしようかな」
「魅、魅音っ!!てめえ! 何だよ、さっきまであんなに可愛かったのに……」
「圭ちゃんは何を言ってるのかなぁ? おじさんはいっつもこーんなに可愛いのに」
いつもの調子に戻った魅音を見て、はぁ、と溜息をつく圭一。
沙都子と梨花と別れ、レナとも別れ、圭一は魅音の家まで辿り着いた。
「ちぇ、俺が勝ったらスク水にメイドに、エンジェルモートの制服でご奉仕三昧させてやっからな!」
「あはは、楽しみにしてるよ!」
別れ際に魅音の家の前で、圭一は舌打ちしながら魅音の方を振り返る。
両手を頭の後ろで組んで冗談めかして、圭一はこう呟いた。
「もちろん、身体のご奉仕も、な」
「え……?」
「まぁ、これは冗談―」
驚く魅音を見て、咄嗟に圭一はフォローを入れようとする。
が、制服のシャツを後ろからきゅっ、と引っ張られている事に気付く。
「ん?」
「そ、そしたらまた可愛いって言ってくれる?」
「あ……あぁ……」
うん、どうやら……時々また可愛い魅音にも会えそう、だな。
おしまい。
193:名無しさん@ピンキー
07/06/30 00:41:17 Ocov9V36
終わりです。
ついカッとなってやった。今では反省している。
魅音と圭一はこんな子じゃありません。きっと。
生まれてきてごめ(ry
194:名無しさん@ピンキー
07/06/30 00:52:32 H6lGK5u9
>>182-193
超GJ!!!これで初めてとか完璧すぎる…
心から生まれてきてくれてありがとう
195:名無しさん@ピンキー
07/06/30 01:04:23 B2U0QYto
>>178
ここ最近梨花分が全くと言っていいほど無かったから、
ものすごくウレシス
これでしばらくオットセイ☆が大人しくなりそうです
196:名無しさん@ピンキー
07/06/30 01:13:39 wxA2t1lZ
>>178
俺も梨花分補給したいんで続きを期待してる。
>>193
エロスを感じるぜ……
197:名無しさん@ピンキー
07/06/30 01:18:17 A9tAkWUu
>>178
岡村×梨花って珍しいな。続きに期待です。
198:名無しさん@ピンキー
07/06/30 01:19:04 CpCXmxP9
>>182-194
エロ描写の生々しさが…たまらん…
行為もだけどそれ以外の会話も自然で、
クオリティ高すぎてパソゲーの1シーンと錯覚しそうになったw
俺の息子が大変お世話になりました。これからもよろしく頼みます。
199:名無しさん@ピンキー
07/06/30 02:00:01 l2w3+SOl
>>182-193
うわあああああ!超GJ!
ラストの締めも圭一と魅音らしくって凄い良かった。
次回作も楽しみにしてる…!
200:名無しさん@ピンキー
07/06/30 03:53:06 SR3rzp3r
>「そ、そしたらまた可愛いって言ってくれる?」
この台詞がたまりません。
グルービーだぜ…もとい、GJ!
201:名無しさん@ピンキー
07/06/30 06:16:30 sXfxAMA9
>>193
反省は必要ない。もっとカッとなってくれ。
202:名無しさん@ピンキー
07/06/30 13:08:32 Zn5nMgBp
>193
神認定!
それ以外言うことはない!
圭魅最高っ!
203:名無しさん@ピンキー
07/06/30 15:34:54 MZlGSto8
圭魅はやっぱ最高だ
俺の中ではベストカプだな
いやはやGJ!!!!
魅圭も見たい今日この頃
204:名無しさん@ピンキー
07/06/30 16:00:33 SR3rzp3r
>>203
魅音はL5でも起こさない限り、きっと攻めにはまわれないw
そこが可愛いんだけどな。
205:名無しさん@ピンキー
07/06/30 20:00:35 YJ0rLKhw
>>193
うっわああああマジ最高でしたああ!!!
これで初めてとかありえない…あなた神ですよ
エロいし魅音は可愛いしもう本当にGJすぎる!
どうかこれからもよろしくお願いします!
206:名無しさん@ピンキー
07/06/30 20:57:27 sKEAApnw
>>193
何かの文章を参考にしたな。考え方はおかしくない。
だが聞きかじった表現を自作品に組み込むもんじゃない。だから視点が混同するんだ。
そもそもお前は三人称視点に向いていない。キャラの思考を地の文に書いてしまうくせがある。どちらかと言うと一人称視点向きだ。
だがシチュエーションは見事だった。いいセンスだ。
207:名無しさん@ピンキー
07/06/30 22:07:48 MZlGSto8
>>206どんだけ上から目線なんだよww
魅音の発症でなおかつ魅圭がみたい俺がいる
(´・ω・`)
208:名無しさん@ピンキー
07/06/30 22:48:45 bS9Q+g/E
>>206
ちょwwwおまwwwwwメタルギアネタwwww
リコイルの衝撃を肘を曲げて吸収する癖がある。
どちらかと言うとリボルバー向(ry
209:名無しさん@ピンキー
07/06/30 23:14:28 w6KX7Tr1
>207
魅音は発症しないから魅音だからな…
携帯から即興でさわりだけ書いてみる。
気がつくと、俺は薄暗くひんやりとした部屋に閉じ込められ、拘束されていた。
「……う、ここは……?」
「気がついた圭ちゃん?ごめんねえ、おじさん詩音のスタンガン使い慣れてなくってさあ。
ちょっと強めに設定しちゃったみたいだね。」
背中を向けたまま、いつもの部活の時のような明るい声が返ってくる。
―そうだ。俺は放課後魅音の部屋に漫画を見せにもらいに行って…
急に首筋から走った激しい痛みに気を失ったんだ…。
「魅……音、どうして……?」
「―おじさんね、夢を見たんだ。痛くて、怖くて、辛くて、悲しい夢。」
振り返ったその顔。俺の知らない、冷たい光のない瞳……。
「おじさんさ、それが夢じゃなかったって、気付いちゃったんだ。
どこか別の世界で起こった現実だって。……圭ちゃんは覚えてないかなあ。」
210:名無しさん@ピンキー
07/06/30 23:25:36 CES76lu3
wktk
211:209
07/06/30 23:31:03 w6KX7Tr1
続けられるかわからないがとりあえずここまで書けた。
規制中なんでこれが限界、すまんorz
「魅音?何言って……」
「バット、痛かったよ。」
「え?……バット?」
「酷い言葉で罵られもしたっけなあ。おじさん悔しくて情けなくて恥ずかしくてさ、
みっともないけど泣けてきちゃったんだよ。」
コツン……。魅音が寝かされてる俺に一歩近付く。
足音が反響しているってことは、かなり広い部屋なんだな…。
「圭ちゃんは急に変わってしまった。だけどおじさんもレナも、圭ちゃんを信じてた。
圭ちゃんに殴られて、どんなに痛くても。」
――あ。
……ノイズのかかったような、古い映画みたいな場面が浮かぶ。
俺に殴られても抵抗ひとつせず、俺を呼ぶ魅音の身体が、ぐしゃりと歪んで―。
「思い出してくれたみたいだね。……それじゃあ始めよっか。」
212:209
07/06/30 23:37:57 w6KX7Tr1
こんな中途半端で申し訳ないorz
スク水の時みたいにまたスレをまたいで続けるようなことはしたくないんで、
もし続きを書けたらwikiに直接コピペさせてもらうことにします。
213:名無しさん@ピンキー
07/07/01 02:01:50 pBYAAGX8
>>212
全裸で待ってる
214:名無しさん@ピンキー
07/07/01 03:19:56 OJO2sU+t
>212
激しくwktk
>213
風邪引くなよw
215:名無しさん@ピンキー
07/07/01 08:09:55 00yXm/Al
>>212
激しく期待してるよ
>>213
靴下を忘れるなww
216:名無しさん@ピンキー
07/07/01 10:02:12 17ycJaTg
>>213
辛くなったら風呂に入ってもいい
だが諦めるな
絶対に戻ってくるんだ
217:名無しさん@ピンキー
07/07/01 12:51:04 Km2fDFsl
>>213
つマフラー
218:209
07/07/01 13:18:45 GHNhHlLG
>213
風邪を引いてはいませんか?
急ピッチで書き上げてwikiにアップしました。
やっぱり発症にはいたらなかったことをお詫びします。
219:名無しさん@ピンキー
07/07/01 13:50:30 00yXm/Al
>>218
イけなかったなぁ…
話は上手いと思う
出来れば魅音の部屋でも
wktk
220:209
07/07/01 17:03:37 GHNhHlLG
wiki圭一×発症?魅音に魅音の部屋編追加しておきました。
これが限界ですスマソ
221:名無しさん@ピンキー
07/07/01 17:23:36 bLgKPDox
よく頑張った、GJ!
えっちシーンの描写に不満はないといえば嘘だが、魅音らしさがあって俺はこういうの大好きだ!
222:名無しさん@ピンキー
07/07/01 17:47:53 dzJRA1kJ
全裸の俺達変態の為にありがとう。感動した。
223:名無しさん@ピンキー
07/07/01 17:53:01 17ycJaTg
>>222
全裸の変態は君だけだ
同じにしないでくれたまえ
私達は全裸にネクタイをしている
それが変態紳士の正装なのだよ
224:名無しさん@ピンキー
07/07/01 19:12:44 jYoi2kGR
流れぶった切って投下させていただきます。
初書きのため勝手がわからないので、大目に見てやって下さい。
結構長いです。黒梨花×沙都子、L5。ダーク・微グロ注意。
225:深淵の檻
07/07/01 19:13:24 jYoi2kGR
もう、既に遅かった。
痛む体を引きずって、彼女をようやく見つけ出したのに。
私は、遅すぎたらしい。
部屋の隅で小さく縮こまった彼女は、闇の中で震えている。
その瞳は恐怖に染まり、痛ましい現実を私に突きつけてくる。
「沙都子……」
私の呟きに、沙都子の体がぴくりと跳ねた。
なるべく足音を立てないように近づく。怖がらせてしまわないように。
「もう、怖がらなくて良いのですよ」
届くかどうかわからない。だけど、それを伝えたかった。
「ボクが側にいるのです。ボクが沙都子を守ってあげるのです」
震えは止まらない。
夕闇に溶けていくように、ひぐらしの声が小さくなっていく。
散らかった部屋。きっと鉄平が一暴れしたに違いない。
そして、沙都子は……壊れてしまった。
鉄平が帰ってきた時点で、こういう世界になってしまうのはわかっていたことなのに。
一分一秒でも早く、沙都子を助けなければ間に合わないって知っていたのに。
―私は決心するまでに、時間をかけすぎてしまったのだ。
その結果がこれ。私に目を合わせることも出来ず、ただ震えるだけの沙都子。
こんな沙都子を見続けるのが私には辛くて、そっと抱き寄せた。
瞬間、悲鳴が上がる。
「―やっ……嫌、嫌、嫌、嫌ぁぁっっ!!」
沙都子が腕の中で暴れる、でも放したくなかった。放す気なんてなかった。
必死にしがみついていると、沙都子の蹴りや拳が浴びせられた。
226:深淵の檻
07/07/01 19:14:00 jYoi2kGR
それでも放さない、放してなんかやるもんか。
血と汗でべとべとする。それでも。
「沙都子っ、ボクがわからないのですかっ?」
呼びかける。戻ってきて欲しい、と。
「嫌、助けて……嫌、嫌!!」
お腹に沙都子の蹴りをもろに食らった。
もともと痛かった部分に追撃され、一瞬意識が飛びそうになる。
だけど、私の腕はがっちりと沙都子を捕まえていた。
耐え続ける。これくらい、さっきまでよりはマシだ。
沙都子が受けた痛みよりは、ずっとマシなはずなんだから。
耐えることしか、私に出来ることはなかった。
227:深淵の檻
07/07/01 19:14:30 jYoi2kGR
ひぐらしの声が聞こえなくなった頃、ようやく沙都子は暴れなくなった。
私の中で、ただ震えるだけ。
沙都子の頬に手を当てて、こちらを向かせる。
怯えた瞳と目が合った。
「沙都子、ボクがわかりますですか?」
「……あ……ぅ……?」
「ボクなのです、古手梨花なのですよ? わかりますか?」
「……り、か……?」
焦点が定まっていないようだった瞳が、少しずつ私の瞳に視線が集まりはじめる。
まだ、いけるか……?
小さな望みをかけて、私は沙都子を見つめ続ける。
「ボクですよ。沙都子。ボクは沙都子をいじめないのです」
「……梨花」
さっきより、はっきりとした口調。ようやく私を認識してくれたらしい。
震えが少しずつ治まっていくが、でも完全に止まることはなかった。
それはきっと、私の姿を完全に認識したからだろう。
鏡を見てないからはっきりと言えないが、私の今の姿は酷いことになっている。
傷だらけで、血塗れで、そして頬には殴られてできた痣。多分、そんな感じだと思う。
沙都子の目が見開く。震えがまた酷くなりはじめる。
「……どうして、どうしてですの……?梨花……」
膝に冷たい感触。……沙都子の涙だった。
「どうしてもなにもないのですよ、沙都子に笑って欲しかったからではダメなのですか?」
にぱー☆と、こともなげに笑ってみせる。
このくらい、沙都子が受けた痛みより痛くない。
今まで何度も助けられなかったという心の痛みより、痛くなんかない。
「……梨花、うぅぅ……梨花ぁ……うあぁぁぁぁぁぁ!!!!」
縋り付くように、沙都子の腕が回される。
服が更に水分を吸って重くなっていく。でも、全然そんなの気にならなかった。
さらに強く抱きしめて、背中を撫でてやる。嗚咽が酷くなっていく。
「……ごめんなさいなのです、沙都子。……怖い思いさせて」
ぎゅっ、と服が握られる。
「……すぐに助けられなくて、ごめんなさいなのです」
顔がさらに私の胸に押しつけられる。
「……ごめんなさい……私を、許して……」
―私もいつの間にか泣いていた。
228:深淵の檻
07/07/01 19:15:41 jYoi2kGR
しばらく泣いて落ち着いたのか、気付けば嗚咽は止んでいた。
ただ甘えるように、頭を私の胸に埋めていた。
私も沙都子の頭に顔を埋める。甘くて、優しい匂いがした。
月明かりだけが差し込んだくらい部屋。
沙都子がぽつりと呟く。
「……梨花、どうしてですの?」
「さっき答えたはずなのです。沙都子に笑って欲しいからなのですよ」
「……どうして私に笑って欲しいんですの?」
「沙都子が笑ってくれないとダメなのです。ボクは沙都子の笑顔がないとダメなのですよ」
「……どうして……そこまでしてくださるんですの?」
「ボクは沙都子が大好きだからなのです。……理由がそれだけではダメなのですか?」
嘘なんかついてない。
私は沙都子がいるから生きている。沙都子が笑ってくれるから、生きていける。
100年にもわたる輪廻の旅。終わりがあるのかわからない。
何度も繰り返すのが嫌になった。死ぬのが運命だと思って諦めようとした。
だけど、いつも沙都子の笑顔が私を救ってくれる。私に生きる勇気を与えてくれる。
荒んでボロボロになっていく心に、いつも温もりをくれたのは沙都子だった。
大好きで大好きでたまらない。そう、私は沙都子を愛している。
……だから、助けてあげたかった。また、笑うことが出来るように。
どうせこの世界ももう終わる。私はもうじき殺されるのだから。
いや、今回はもしかすると殺されるわけではないのかもしれないけれど。
私が死んだ後も、沙都子には笑顔でいて欲しかった。
だから。
「……ボクはもういかなくてはならないのです」
その、優しい手をふりほどく。
「ボクがいなくなっても、圭一やレナが助けてくれるのです。仲間を信じてあげてくださいなのですよ」
寂しがらせないように、精一杯の笑顔を作る。
にぱー☆って、いつもやってることじゃないか。古手梨花。
ほら、いつものように笑ってみせなさいよ。笑顔でさよならするって決めたじゃない。
何、顔引きつらせてるのよ、私……
「沙都子……さよなら、なの……です……」
駄目、ここで泣いたら沙都子が悲しむでしょ!
耐えなさいよ、お願いだから。今回だけは耐えて、私の体……
沙都子に背を向ける。足を踏み出す。みし、と畳が鳴った。
その音を合図に走り出す―が、それは小さな力に遮られた。
229:深淵の檻
07/07/01 19:17:38 jYoi2kGR
私の服の裾を、強く握りしめる小さな手。
「……梨花、行かないでくださいまし」
きっ、とその緋色の瞳に睨まれる。
「……止めないで欲しいのです、沙都子」
「嫌ですわ……梨花がいなくなるなんて、そんなの絶対に!」
その口調の力強さに、私は混乱する。
「……どうして、どうして止めるのっ!? 私はもう沙都子の側にはいられないの!」
思わず素のしゃべり方が出てしまうほど、私は焦っていた。
全身の痒さが段々増してきている。もう、長くは保たないと自分でもわかっていた。
酷たらしい自分の姿を、沙都子には絶対に見せたくなかった。
「嫌っ!梨花が、梨花がいなくなるなんて……私、耐えられませんわ!」
振りほどこうとしても、意外な力強さで沙都子は私を捕らえる。
駄目、そんな……私だって、私だってっ!
「私だって沙都子と離れるのは嫌よ!でも、でもっ!」
「なぜですの? どうして……? 梨花は私のこと好きなんでしょう?」
「だからこそよっ! 沙都子、放してっ!」
「嫌ですわ! だって、だって……私も梨花のこと、大好きですもの!!」
『大好き』という言葉に、思わず体が止まってしまう。
その隙に、沙都子に後ろから抱きしめられる。……温かい。
沙都子の『大好き』が、私の『大好き』と質が違うことぐらいわかってる。
でも、確かに『大好き』と言った。『大好き』と言ってくれた。
じわりじわりと、沙都子の温もりが私を溶かしていく。
中から現れるのは、独占欲という醜い闇。
その温もりが、匂いが、私を壊していく。
沙都子を、自分の手の中に閉じこめておきたいと願ってしまう。
悪魔が私の耳元で、甘い誘惑を囁いた。
どうせ、もう戻れないとこまで堕ちてしまったんだ。
どうせ、もう終わる世界なんだ。
ならば、この世界の沙都子を壊してしまっても、私には関係ない。
―関係、ない。
230:深淵の檻
07/07/01 19:18:16 jYoi2kGR
「沙都子、ボクのことが好きですか?」
首元に感じる首肯。
「なら、ボクは沙都子の側にいるのです。だから、沙都子もボクの側にいてくれますか?」
首肯を確認した後、私は沙都子と向き合う。
「ボクは沙都子のものになりますです。だから、沙都子もボクだけのものになってくれますか?」
じっ、と沙都子の瞳を見つめる。沙都子の心を私に縛り付けられるように。
案の定、沙都子は迷うことなく頷いた。
「じゃあ沙都子はボクのものなのです。ボクだけの、ものなのですよ」
にぱー☆と笑って、沙都子の頬に手を添える。きっと今の私の笑顔は醜く歪んでいる。
それでも沙都子は逃げ出さない。そりゃそうよ。だって私が捕まえた。
檻に鍵を掛けて、逃がさないようにしたんだから。
唇を寄せる。くすぐったそうに沙都子が目を閉じる。
何度も何度も口付ける。沙都子の唇は柔らかくて、温かくて、私の思考がさらに壊れていく。
「ん……ふ、んむ……」
貪るように、ただ喰らい尽くすように。
だんだん濃度を増していくそれは、早くもくちゅりと水音を立て始めていた。
息苦しくなったのか、一瞬沙都子の口が開く。
その隙を逃さず、舌を差し入れた。
「んぅっ!……ふ……んちゅ、んんっ……」
小さな可愛らしい舌を絡め取る。そっと歯茎を撫でる。
沙都子の口腔を舌で犯していく。蹂躙する。
「ふぅ……ぅ、んぅ……」
焦点が合わないぐらいに近くにある沙都子の顔は上気していて、それが一層私の興奮を増していく。
薄紅色に染まった頬や、うっすらと開かれた瞳は潤んでいて艶っぽい。
そして漏れる吐息と、鼻にかかったような甘い声。
熱を上げていく体は、時折ぴくっと跳ねて。
その全てが愛おしい。その全てを、私のものにしてやる。
月が雲に隠れ、部屋の中がさっと暗くなる。
どうせもう、狂ってしまった。
狂った歯車は、戻せない。
だから、もう、いいわよね……?
言い訳じみた思考を闇に捨て、私は暗い欲望に身を任せて堕ちることにした―
231:深淵の檻
07/07/01 19:19:01 jYoi2kGR
枷をはめたのは誰ですか?
闇に絡め取られたのは、二人とも。
扉を閉じたのは誰ですか?
逃げ出そうとしなかったのは、貴方のほう。
鍵を掛けたのは誰ですか?
貴方に首輪をつけたのは、私です。
「梨花ぁ……あっ、やぁ……もっと……」
濁った瞳で、沙都子は私を見つめる。
もう、何時間こうしているのかもわからない。
今が朝なのか夜なのか、今日が何日なのか、何回沙都子が達したのかも覚えていない。
ただ、互いに貪りあい続けている。
最初こそ痛がって抵抗した沙都子も、今じゃ積極的に求めてくる。
そういう風に私がした。私から逃れられないように。
私だけを求めるように、私だけしかわからないように、沙都子を私は壊した。
ただでさえボロボロで壊れかけていた沙都子を壊すのはとても簡単だった。
打撲痕を舐め、吸ってやる。あの男がつけた傷を、私が上書きしてあげる。
伝う血を舐め上げる。沙都子の血だと思うと、何故か甘く感じた。
火照った体は、今じゃ私の触れていない場所はきっとない。
年の割に発育のいい胸をゆるゆると揉んでやると、しっとりとした吐息が耳をくすぐった。
はむ、と吸い付く。ふくらんだ先端を舌先で嬲ってやる。
「ぁ……んぅっ!……あ、あっ……はぅ……」
艶っぽい声が耳に心地よい。もっと聞かせて欲しい。
その声で、もっと私を呼んで……?
指先でつーっと秘所をなぞると、ひゅっと鋭く息を吸ってぴくんと跳ねる。
「はぁ……はぁ……やっ、やぁっ!あっ!」
焦らすようになぞるだけ。中には入れてあげない。
もっともっと、私という存在を沙都子に刻みつけてやるんだから。
「やぅ……梨花ぁ、あぅ……」
体が疼いて仕方がないのか、そわそわと忙しなく沙都子が動く。
その動きが、精巧に誘っているかのようで艶めかしい。
「どう?沙都子、気持ちいい……?」
「あっ、ふぅん……んっ……梨、花ぁ……」
「なぁに?物足りないって顔してるわね。ちゃんと言わないとわからないわよ?」
「ぅ……くぅん……」
鼻を甘える子犬のように鳴らす。
一瞬の躊躇。わかってる。恥ずかしいのよね?
でも、その羞恥心が沙都子の快楽をさらに引き出しているんでしょう?
ほら、その証拠に、今にも達しそうな顔してる。
232:深淵の檻
07/07/01 19:19:34 jYoi2kGR
「あ、あ、あっ……お願いです、の……梨花っ、欲し、んっ……ですのっ……」
「どこに何が欲しいの?」
「やっ、んぅっ……ああ、なか……に、指……を……っ!」
「ふふ、もうこんなにぐしょぐしょだしね。我慢できないのね?」
もう答えることも出来ないのか、ただかくかくと頭を縦に振る。
とりあえず最初のお願いはそろそろ聞いてあげようかしら。
でも、その前に……
近くにあった沙都子のベルトをたぐり寄せる。
そして後ろ手で、沙都子の両手を拘束した。
「……?」
「ほら、ぼーっとしてて良いのかしら?」
宣言して、ぐしゅっと音がしそうなほど濡れたそこに、二本指を差し込んだ。
「ふぁっ!やあっ、あ、あっ!」
すぐさま吸い付くように絡みついて、きゅぅっと指が締め付けられる。
でもまだ攻め立てる気はない。ゆっくりと指を動かし、さらに焦らしていく。
ジリジリと、燻らせるように。甘く、残酷に、焦がしてやる。
内壁をそっと撫でるようにすると、物足りないとでも言うようにきゅっと中が狭まって、私の指から得られる快楽を最大限に感じようとする。
「入れてあげたのにまだ足りないの?くすくす」
「やぅ……あ、そんな……んっ……言わな……ッ!」
「沙都子、気付いてますですか?腰が動いてますのですよ?にぱー☆」
「!?」
恥ずかしがっても体は正直だ。貪欲に快楽だけを求めていく。
沙都子がかくんと腰を動かすたび、蜜壷から愛液が溢れ出す。
指にまとわりついてひたひたと、手首から腕へと伝い落ちる。
無数に出来た傷に染みこんで、私を癒すかのような錯覚すら覚えた。
沙都子が私に染みこむ。血も汗も匂いも全て。
だから私も沙都子に染みこませてあげる。愛も欲望も狂気も全て。
「きゃふぅっ!!」
親指でぷくりと充血した肉芽を軽く潰してやると、予想通りに可愛い声で啼いてくれる。
でも今与える刺激はそれ一回だけ。
知っているかしら? 犬を躾けるときは、まず最初に少しだけご褒美を先にあげておくことを。
そうすれば犬は、ご褒美に味を占めて従順になるのだ。
飴と鞭とはよく言うけれど、人間も所詮褒美を得るためならば、喜んで尻尾を振る。
そんな低俗じみた考えを沙都子に強いていることは、闇に埋もれてしまった良心にほんの少し痛みを走らせた。
でももう遅い。遅すぎる。
熱気がこもり、様々な体液が蒸発する闇の中、正常な思考は無駄以外の何物でもない。
233: ◆MvGoTR1Y8o
07/07/01 19:19:51 0nJhXXmD
『鬼畜王K1』の筆者です。トリップも付けてみました。
とりあえず、wikiに鬼畜王K1・序~其ノ弐まで追加しました。
ただ、SSリスト(カプ別)や(作者別)や(ジャンル別)にも追加した方が検索し易いんじゃないかと思ったんですが、
其の場合は「作者別SSリスト」のページから新たに「新規ページ作成」で追加すればいいんでしょうか?
まだまだwikiすら慣れていなくてOTZ
あと、今夜の投下はこないだより少量になるかも…勘弁してつかぁさい(´・ω・`)
ただ、一つ提案なんですが。
現在同時進行でヤっている設定の「K1×知恵」「レナ×魅音」、どっちを先に読みたいですか?
スレのみなさんに決めてもらって、票が集まった方のシチュから投下してみたいなと、ふと思いつきました。
投票期限は…日付け変更前くらいがいいでしょうかね?
それから票数が多かった方のシチュSSを投下してみたいと思います。
…票数が集まらなくても、熱烈なリクエストがあればそっちを採用するかもw
実験的な試みなので上手くいくかまだ未知数ですが、また後で(´・ω・`)ノシ
234:深淵の檻
07/07/01 19:20:10 jYoi2kGR
大口を開けて沙都子の唇にしゃぶりつく。
舌先でこじ開け、口内へと潜り込ませる。
「ふみゅ……んぅ、ふ……ちゅ……」
唾液を流し込み、舌を吸う。頭がくらくらする。
こくこくと喉を鳴らして沙都子が私の唾液を咀嚼する。
飲みきれず溢れた、どちらのものとも言えない唾液が口の端から零れ落ちた。
沙都子も負けじと私の舌を吸い、唾液を流し込んでくる。
舌先が触れる度に、甘い痺れが私を焦がしていく。
沙都子の唾液が甘い。それこそシュークリームとか目じゃないぐらい。
後ろ手で拘束されているにもかかわらず、沙都子は器用に私に絡みつく。
遠くで聞こえるような荒い鼻息は、果たしてどちらのものだろう?
圧倒的に酸素が足りない。でも、どちらもそんな些細なことは気にしてなかった。
舌戯のせいで酸素不足で窒息死してしまうなら、それこそ本望だ。
「んむっ!」
音が鳴るぐらい鋭く強く、沙都子の舌を吸い上げる。
痛みすら麻痺しているのだろう。とろんとした、夢見るような緋色が証明してくれる。
でも、ここでおしまい。
物足りない沙都子が抵抗するが、ちゅぽんと音を立てて無慈悲にも私の舌は離れた。
「はぁっ……はぁっ……ふ、ぅッ……」
ついでに指の動きを止めてやる。意識が朦朧としている沙都子には、何故快楽が消えたのかわからないだろう。
そしてそれを再び得るためなら―
「ぅ、梨花……やぁ、もっと、お願……ぃ……」
腰を動かして快楽を得ようとするのを、両足でぎっちりとガードする。
焦れる。先程与えておいた鋭い刺激にあてられたのか、疼いて疼いて仕方がないという表情。
潤んだ瞳からは涙がボロボロと零れ、より一層嗜虐心を煽り立てる。
まだまだこのくらいじゃ許してあげない。まだ足りない。全然足りない。
「どうして欲しいの?」
残酷な笑みを向ける。
「もっと……激し、ッ……あぁ、お願いッ……足りなくてッ、おかしく……な……ぁっ!」
「おかしくなりそう?狂っちゃいそう?」
「ええっ、ええっ……だ、から……ふぁっ!意地悪ッ、しない、で……ぇっ!!」
「良いわ、放置プレイってのも趣味じゃないし」
「ひゃ、あああっ!!」
235:深淵の檻
07/07/01 19:20:46 jYoi2kGR
本格的に攻め立てはじめる。強く深く、時には抉るように鋭く。
肉を掻き分け、愛液をかき混ぜ、内壁を擦る。
そのたびにビクビクと体が跳ね、きゅぅぅっときつく指が締め付けられる。
眉根を寄せ、切なそうに声を上げる沙都子。
真っ赤に染まった頬も、微睡むようにとろんとした瞳も、八重歯が見えるほど大きく開いた口も、可愛くて仕方がない。
ゾクゾクと愉悦にも似た感覚が、私の中を蹂躙する。
声を出してしまうのが恥ずかしいのか、口を塞ぎたくてしょうがない手が、拘束に遮られてがちゃがちゃと鳴っている。
「んーーっっっ!!は、あ、あっ、あっ、やあぁぁぁっっっっ!!!!」
沙都子の全身がぶるっと震える。ぞわぞわと毛が逆立つように鳥肌が立つ。
そんな達しそうなサインを感じる度に、私は白々しく刺激を緩める。
まだイかせるつもりなんて更々ない。焦らして、焦らして、焦らして……
カレーやシチューと同じ。じっくり煮込んだ方が、おいしくなる。
―もっと、楽しめる。
思わず舌なめずりをしてしまう自分が、ほんの少し可愛かった。
そう、これは宴。
私は鬼で、沙都子をじっくりと食す。
沙都子は私を鎮めるための贄で、鬼隠しと称せられて私に閉じこめられている。
獲物は既に食い散らかした。ああ、立派な祟りじゃないか。
オヤシロ様の生まれ変わりの私が、鬼の伝統をちゃんと反復しているのだから。
狂え、そして堕ちてしまおう。
宴はまだまだ終わらない。
肉朽ちようとも、終わらせてたまるものか。
今更ながらに、全身にべっとりとこびりついた『それ』が気になった。
汗や愛液に混ざり、染みついて拭えない『それ』。
私自身のものもあれば、沙都子のものもある。そしてそれ以外のものも……
「いやっ、あ、あぅっ!梨花ぁ、私、もう、我慢できな……ッ!!」
「……ぜぇっ……じゃ、どうして……欲しいのかしらッ?」
「イかせてぇッ、イかせて下さいましっ……お願……ひゃうっ!……あっ、あっぁ……!」
「ふふふ……かふっ……沙都子はエッチね……そんなに我慢できない?」
「ええっ、だから、だからッ……ああっ、んっ、私……を、壊してッ!壊してぇッ!!」
「いいわ、壊してあげる……」
後ろ手に縛ったベルトを外してやる。自由になった両腕が、今度は私を拘束する。
少しでも隙間が無くなるように、一つに溶け合えるように。きつくきつく。
236:深淵の檻
07/07/01 19:21:15 jYoi2kGR
わかってた。もう、前から気付いてた。
もうじき宴も終焉が来ることに。
ぐちゃぐちゃと蜜壷を掻き回す音に重なる、がりがりという音。
気付けば、周りに飛び散った『それ』。赤い、赤い液体。
剥がれた爪や、皮、肉片までもが飛び散っている。
これはどっちのもの?私、それとも沙都子?
どうせどっちだって構わない。私と沙都子は既に一つなのだから。
普通の機械ならば、歯車が一つ狂った時点で止まってしまう。
だけど、もし、歯車が狂った状態で噛み合ったならば、どうなる?
全てが狂った状態で、噛み合ったならどうなるの?
その答えがこれ。狂ったままでも動き出す。狂ったこと自体に気付かずに。
そして破滅が来るまで、ただひたすらに動き続けるのだ。
「んんんぁっ!!やっ!……かふっ、ごふっ……ああ、いいッ、イ、イ……ですのッ!」
「……ああ、げほっ……沙都子、沙都子ッ!」
どこから狂ったんだろう?
沙都子に引き留められたとき? 傷だらけの沙都子を見つけたとき?
返り血を浴びたとき? 殴り飛ばされたとき?
―鉄平を※したとき……?
ああ、考えても仕方がない。隣の部屋には血塗れの死体が一つ転がってる。
この世界には鉄平が現れた。
日々壊れていく沙都子が痛々しくて、私には耐えられなかった。
鉄平を※したとしても、事態は悪くなるってわかっていたのに!
だけど、だけどっ、助けたかった。
私自身、過ちを犯してまででも、助け出したかったのだ。
でも、やっぱり遅くて。
沙都子を見つけたときには、既に遅くって。
いくつかの打撲痕と、無数の引っ掻き傷。
私の体も同じだった。
鉄平を※すときに随分と殴られた。それでも武器を持っていたのが幸いしたのか、打ち勝った。
返り血でべっとりだった。いや、きっと自分の血もあった。
遅かったと気付いたとき、私は無意識に全身を引っ掻いていたのだから。
L5。わかってる。あの時既に、どちらも助かる状態じゃなかった。
でも、沙都子は私を認識できるほど回復したのだから、もしかすると助かるかもしれなかった。
なのに、沙都子は一目で狂ったとわかる姿の私から逃げなかった。
それでも、私には選択の余地があったのだから、罪は私にあるだろう。
一緒に死んで欲しくて沙都子を閉じこめたのは、私なのだから。
互いに互いの血に濡れてでも、離したくなかった。
沙都子が私を狂わせた、私が沙都子を壊した。
ああ、駄目。もうわからない。何もわからない。
237:深淵の檻
07/07/01 19:21:49 jYoi2kGR
「んぁっ!……がほっ、梨花ぁ、梨花ぁあっ!……やだっ、だめぇ……んあっ!!」
ただひたすら抉る。掻き回す。
技巧も何もない。乱暴なまでの愛撫。
それでも暴力的なぐらいの愛しさは、溢れ出して止まらない。
血と汗と愛液と、何か大事な全てが熱気に包まれ蒸発していく。
肉芽を親指で転がし、中の指はぐりぐりと撫で上げるように轟かせる。
びくんっ!と大きく沙都子が跳ねる。血が飛び散る。
ぎゅうぎゅうと中は窄まり、私を捕らえて離さない。
最後まで顔を見つめていたくて、もうぼやけつつある瞳の焦点を必死に沙都子に合わせる。
沙都子も同じことを考えていたのか、緋色の瞳が必死に私の瞳を見つめていた。
「んんんっ……!くぁっ……げほっげほっ、やぁっいい、ッ……!あ、っ梨花ぁ、梨花……ッ!!」
「沙都子っ……ごほごほっ、好き、好き……ッ!大好き!愛してるわッ!」
「ふぁ、あっ……わ、わたくし……も、愛してます……ッ!」
しっかりとした言葉。沙都子のやけにはっきりとした視線が私を射抜く。
「沙都子……ごめんなさい……げぼッ!!ごめんな……さ……」
「やぁっ!ふぁぁぁぁあっっ!!ああっ、ダメッ、や……梨花ぁ……ク……るッ!!」
「ごめん……さ……がほっ!ぐぇぇっ……ごめ……―んふッ!?」
沙都子にぐいと引き寄せられ、唇を奪われる。
でも、さっきまでしてたような荒々しいキスじゃない。ただ、子供をあやすような優しいキスだった。
「ぁあっ……梨花ぁ、あやまら……ない……がほっ……でくださ、んぅぅっ!!」
頬をそっと舌で撫でられる。そこで初めて、自分が泣いていたことに気がついた。
「梨花ぁ……泣かない、で……はぁっ、んっ、わ、私も……望んだ、こと……ですのよ……?」
「……沙都子?」
「私、も、一緒に……一緒にぃ、連れてっ、てぇっ!ああっ!一人にしないでくださいましっ!!」
沙都子の目から溢れる涙。黒と赤に染まった世界で、透明なそれがやけに美しかった。
沙都子はわかってた。私が死ぬこと。自分自身も死ぬこと。
そりゃそうよね、あれだけ狂ったようにがりがりやってたら、死ぬってわかるわよね。
そして沙都子も願ってくれた。私と一緒に死ぬことを。
なら逝きましょう。一緒に。遠くまで。
「沙都子、側にいるわ。約束する……がはっ……だから、だからっ!」
私は輪廻を繰り返してしまうから、『この』沙都子とはきっと離ればなれになってしまう。
でも沙都子、私は忘れない。貴方のことを忘れない。ずっと側にいる。
輪廻の旅の果てで、もし私が生き残れる世界があったとしたら。
私はそこで貴方を見つけてみせる。今度こそ助けてみせる。
輪廻の中の、たくさんの沙都子の中から、きっと貴方を助けてみせるから……!
「あっ!梨花、そこッ―んぅっ!あああっ!!クるっ―!!んぁっ!!ああぁぁぁっっっ!!!」
沙都子の中が今までで一番狭まる。がくがくと震え、私にギュッと強くしがみつく。
それでも私は沙都子から視線を外さない。沙都子も私から視線を外さない。
互いに互いを見つめ合う。絶対に見失わないように。
―ふと。
沙都子が、ふわりと笑った。
春の木漏れ日のような、小さな花が咲くような、そんな控えめだけど可憐で、可愛らしい笑顔。
それはとても眩しくて、温かくて……
ああ、と一人納得する。
―私は、ずっとこれが見たかったんだ、と。
沙都子を助けたかったのも、閉じこめたかったのも、これが見たかったからなんだ。
死ぬ間際に……
見れて……
よかっ……
238:深淵の檻
07/07/01 19:24:04 jYoi2kGR
昭和58年6月××日。
鹿骨市雛見沢×丁目の民家にて、3名の惨殺死体が発見された。
1名は家主である北条鉄平(XX)。
刃物で襲撃されたような痕から、何者かに寄り殺害された疑い有り。警察が調べている。
もう1名は北条氏の姪である、北条沙都子(X)。
そして重なり合うように、友人である古手梨花(X)が発見された。
両者とも全身に裂傷と打撲痕が目立ち、何者かによって暴行を受けたと推測。
また、強姦の跡も見て取れるため、強制わいせつの疑いもある。
検死の結果、両者とも死因は咽喉部刺傷による出血性ショック死。
しかし、自身の爪で引っ掻いたと推測されていて、警察では両者とも極度の錯乱状態にあったのではないかと推測されている。
また6月19日に起こった富竹ジロウ殺害事件と酷似しているため、警察では関連を調べている。
239:名無しさん@ピンキー
07/07/01 19:25:58 jYoi2kGR
以上です。
カッとなってやった、反省している。
だれかH173をくれ。ちょっと首掻きむしって死んでくる。
240:名無しさん@ピンキー
07/07/01 19:51:10 ftWBq01q
--生き残れ
それが唯一の交戦規定だった。
GJ
241:名無しさん@ピンキー
07/07/01 20:24:00 00yXm/Al
>>220
遅れながらもGJ!!!!
神が降臨した
242:名無しさん@ピンキー
07/07/01 20:27:28 Q8J3nYQF
>>239
狂愛GJ!
243:名無しさん@ピンキー
07/07/01 20:29:58 6xvqTfMD
>>239
GJ!!!!最近足りてなかったりかさと分をガッチリ補給させてもらった!
244:名無しさん@ピンキー
07/07/01 20:42:41 dzJRA1kJ
>>233
個人的にはグギャったレナがどうするか気になるので、レナ×魅音をお願いしたい。
245:名無しさん@ピンキー
07/07/01 21:27:24 6MXxT00R
>>233
物語的にスムーズな展開になるならどっちでもいいというのが本音。
んで、この展開ならレナ×魅音の方がスムーズかなー? というのが自分の感想。
と、いうわけで出来るならレナ×魅音を先行でよろしくです。
>編集の仕方(>>2が書かれたときと今では微妙に仕様が違ってた)
「新規ページ作成」がある「wikiメニュー」の隣に「編集」があるよね?
その「編集」の中にある「このページを編集」を開くと、今見ているページの編集画面が出るから、そこに文章を追加・削除していけばいい。
①:適当なSSリストのページを開く
②:「編集」の中にある「このページを編集」をクリック
③:SSリストのページなら中身は-[[題名]]みたいな感じのものが並んでいるから、同様に―
-[[鬼畜王K1 〜鬼誑し編・序〜 ]]
―とか書いていって、「ページ保存」をクリックすればOK。
不安なら「プレビュー」を見てから「ページ保存」をクリックすればいい。
ちなみに、該当ページを開けば何度でも再編集は可能です。
>>239
梨花も発症している意味があったかなー、と思いつつ、梨花と沙都子の刹那的で狂った愛がいい感じだと思いましたです。GJ
246:名無しさん@ピンキー
07/07/01 22:13:44 iZWbFSMh
俺も前からの流れからするとレナ魅の方が自然だと思うな
247:名無しさん@ピンキー
07/07/01 23:01:09 6Y620zDO
>>239
心底GJ! 涙が出るほど感謝してるぜ。
狂い愛て求め合う2人がたまらない!
248:名無しさん@ピンキー
07/07/01 21:27:24 6MXxT00R
>>233
物語的にスムーズな展開になるならどっちでもいいというのが本音。
んで、この展開ならレナ×魅音の方がスムーズかなー? というのが自分の感想。
と、いうわけで出来るならレナ×魅音を先行でよろしくです。
>編集の仕方(>>2が書かれたときと今では微妙に仕様が違ってた)
「新規ページ作成」がある「wikiメニュー」の隣に「編集」があるよね?
その「編集」の中にある「このページを編集」を開くと、今見ているページの編集画面が出るから、そこに文章を追加・削除していけばいい。
①:適当なSSリストのページを開く
②:「編集」の中にある「このページを編集」をクリック
③:SSリストのページなら中身は-[[題名]]みたいな感じのものが並んでいるから、同様に―
-[[鬼畜王K1 〜鬼誑し編・序〜 ]]
―とか書いていって、「ページ保存」をクリックすればOK。
不安なら「プレビュー」を見てから「ページ保存」をクリックすればいい。
ちなみに、該当ページを開けば何度でも再編集は可能です。
>>239
梨花も発症している意味があったかなー、と思いつつ、梨花と沙都子の刹那的で狂った愛がいい感じだと思いましたです。GJ
249:名無しさん@ピンキー
07/07/01 22:13:44 iZWbFSMh
俺も前からの流れからするとレナ魅の方が自然だと思うな
250:名無しさん@ピンキー
07/07/01 23:01:09 6Y620zDO
>>239
心底GJ! 涙が出るほど感謝してるぜ。
狂い愛て求め合う2人がたまらない!
251:。だが、セーラー服を着たボブカットの女の子を見間違えることはない。 「…私、どうして…こんなところで、寝て…」 「…」 私の質問に答えず、レナは私の手に自らの手を絡めた。 「…っ…レナ…いきなり、なんの真似…」 またしても無言を通し、レナが私に覆い被さってきた。レナの下に組み敷かれる態勢になった私だが、やはり身体は自由にならない。 レナが私を見降ろしている…其の時、気付いた。 レナの瞳に。…いつもの、澄んだ瞳じゃない。今のレナの瞳は…深い闇の色。 だけど、レナの顔は微笑をたたえたまま。それがなおさら…怖ろしい。 「レナ…わ、私を…どうするつもり…」 「魅ぃちゃん」 レナは私の頬に指を置き、大事な人形を慈しむように撫でている。 「…魅ぃちゃんの肌…すべすべしてて、かぁいいよぅ…」 …「かぁいい」という単語で気付いた。それはレナが「かぁいいモード」を発動させた時の決まり文句だ。 ということは、単に私をかぁいがっているだけなの…?それにしては、この状況は異様…。 「はぅ…魅ぃちゃん…んっ」 「んんッ!!?」 レナが突然唇を重ねてきた。 私はレナを押しのけようとするが、手に力が入らない上に、下半身はレナが足を絡めて動けなくなっている。 レナは私の頭を両手で掴みながら、唇を押し付けては離し、息継ぎをしながらまた唇を重ねてくる。 「ふぅ…ん…ぷはぁ…うんっ…れろぉ…」 「んうッ…んんん…ッ…ぷはッ…んふっ…んんんんッ!!?」 突然、私の口内にレナの舌が入ってきた。生温いモノの感触に私は動揺するが、レナはさらに舌を絡めてくる。 「ぴちゃ…んふ…ちゅる…んはぁッ…魅ぃちゃん…」 「んッ…ふぅ…はぁ…レ、レナ…」 レナはようやく口を離してくれた。舌を絡め合ったせいだろうか、レナと私の間に唾液の糸が引いていた。
252:鬼畜王K1 ~鬼誑し編・その37<反転>~ ◆MvGoTR1Y8o
07/07/02 02:13:23 4JQPumX3
「はぁッ…はぁッ…レナぁ…。あ、あんた、どうして、こんなこと…」
肩で息をしながら、レナに問う。訳が分からない、なぜ私はこんな状態になっているの?なぜ私は、レナとこんなことをしなきゃいけないの?
「『こんな』こと…?…魅ぃちゃん、もしかして全然気持ち良くなかった?」
「き、気持ち良い…?」
「そうだよぉ…。レナ、魅ぃちゃんと気持ち良くなりたくてやっているのに、魅ぃちゃんは気持ち良くないのかな?…かな?」
「そ、そういうこと聞いてるんじゃなくって…!私は、なんでこんな状態で寝てて、なんでレナと…その…キ、キスしたりしなきゃいけないのかってこと!」
「…あはは…魅ぃちゃん、そんなこと気にしてるの?…そんなの、どうでもいいことなのに。…まぁいいや、教えてあげるよ。
…レナがね…魅ぃちゃんを気持ち良くするためにね…ちょっとだけ眠ってもらったんだよ。…圭一くんからもらった、お薬でね」
「…!け、圭ちゃんの?」
「凄いお薬なんだよ、だよ?このハンカチに染み込ませて、ちょっと嗅がせただけで魅ぃちゃんがおねむしちゃったんだから」
レナはポケットからハンカチを取り出した。それを見て思い出す。レナに抱きしめられた後、急に意識が消えた瞬間を。
「魅ぃちゃん、少しだけおねむしてたけど…そんなに時間は経ってないよ。せいぜい10分くらいかな。
…魅ぃちゃんの寝顔…ほんとにかぁいかったんだよ…あのままお持ち帰りしたくなっちゃったよ、はぅ~☆」
レナがかぁいいモードに入ったようだ…ったのは一瞬。すぐにあの瞳で私を見つめてくる。
「でもね、今日はお持ち帰りするのはダメなの…。圭一くんに言われてるから」
「な、なんでそこで圭ちゃんが出てくるの…?」
「…だって…これから、これから…レナと、魅ぃちゃんは…」
そこまで言うと、レナはまたしても唇を塞いできた。だが今度はすぐに離し、口許を少しだけ上げながら囁いてきた。
「圭一くんにね…いっぱいいっぱい、かぁいがってもらうんだから」
…私は、動かない身体を震わせながら、その言葉を受け止めた。
「かぁいがってもらう」?圭ちゃんに?レナと私が?それって…。
「…あは、魅ぃちゃん、もしかして良く分かってない?
しょうがないなぁ…レナ、一回しか言わないからね?…圭一くんの前ではいくらでも言えるけど、魅ぃちゃんにはまだちょっとだけ恥ずかしいから」
レナは私の耳元に顔を近付ける。吹きかかる吐息が生暖かくて、ゾクリとしてしまう。
「…圭一くんのおっきいオチンポで、レナたちのオマンコにズコバコしてもらってね…
いっぱいいっぱいオチンポ汁を注いでもらって、レナたちをいっぱいいっぱいイかせてもらうんだよ」
…なによ、それ。
…レナが…あの、レナが…いつも笑顔で、かぁいいものには目が無くて、大好きな圭ちゃんの前では少し顔を赤らめながら話すようなレナが、
エッチな話には神速のレナパンを繰り出してくるようなレナが…なんて、はしたないことを口に出してるの?
だけど、それよりも気になることを…レナは言った。「レナたち」と。
じゃあ…私は、これから…圭ちゃんに…。
「…い…嫌ああああぁぁぁぁぁッ!!!!」
私は力の限りに叫んだ。
叫ぶと同時に、涙が溢れてきた。
「嫌、嫌、嫌ッ!!やめて、やめてよッ!!レナ、お願いだからやめてぇ!!そんなの私、望んでないよッ!!!」
ただ叫び、拒絶する。動かない身体をなんとか動かそうとするが、やはり身体は反応してくれない。
それでもさっきよりは少し感覚が戻ってきたが、レナにぐっと両腕を掴まれ、それをはねのけることも出来ない。
「魅ぃちゃん、落ち着いて」
「嫌、嫌、嫌なのッ!!…なんで!?なんで、こんなことするの!?…私は、確かに圭ちゃんのことが好きだけど、こんなことは望んでないよッ!!」
「…魅ぃちゃん」
「いくら圭ちゃんとレナでも、いきなり私を眠らせたり、いきなりキスしてきたり、いきなりヘンなことに誘ったりするのはおかしいよッ!!
なのに、なのにレナも、圭ちゃんも、そんなこと平気でやって、平気で口にして、絶対おかしいよッ!!」
「…」
253:鬼畜王K1 ~鬼誑し編・その38<反転>~ ◆MvGoTR1Y8o
07/07/02 02:15:16 4JQPumX3
私は泣き叫んで、肩を震わせてレナに許しを乞う。
レナは私を両腕で押さえつけたまま、ぼんやりと私を見つめている。
「…レ、レナ…お願い…もうやめてぇ…圭ちゃんと一緒になりたい気持ちはあるけど…こういうことで一緒になるなんて…嫌ぁ…」
「…るさい…」
「…どうして…レナが、圭ちゃんと、こんな真似を?…圭ちゃんが、言い出したことなの?…それとも、レナが…?」
「…うるさい…」
「…いくらなんでも、酷いよ…。私は…圭ちゃんを本気で好きで、レナにも打ち明けたばかりなのに…。
…こんなことを、力づくでされたら…私、圭ちゃんとレナを…少しだけ…」
「うるさい…!」
「う、疑うわけじゃないんだけど…レナって、そういう女の子じゃないはずだって、信じてるんだけど…」
「うるさいうるさい!うるさいうるさいうるさい!!うるさいうるさいうるさいうるさい!!!」
レナは目をカっと見開き、私の両腕を力いっぱい握ってきた。
突然の激昂と腕に走った痛みに、私はただ身を竦めた。
「ひ…ッ!」
「うるさい、園崎魅音ッ!!おまえは圭一くんのことが好きだと言っておきながら、圭一くんを疑うのかッ!?
圭一くんへの想いは譲れないと言っておきながら、圭一くんに抱かれることを嫌がるのかッ!?
そんな気持ちで、恋敵である私に自分の想いを打ち明けてきたのかッ!?どうなんだ、園崎魅音ッ!?」
「…ッ…」
「私は大好きな圭一くんにだったら、いくらでも抱かれてもいいッ!!圭一くんのことが本気で好きだから、圭一くんの前でだったらいくらでもはしたない『女』になれるッ!!」
「…」
「…それは圭一くんが望むことだから!圭一くんが望むなら、命だって惜しくない!
それだけ覚悟して、圭一くんと幸せを掴むの!レナは、圭一くんと幸せになるためなら、何でも出来るよ!」
「…レナ…」
さっきまでの激昂ではなく、レナは私を諭すように話している。
…口先だけで覚悟の無い私を、励ますように。
「…レナはね…圭一くんに言われたの。…『オヤシロさまの祟りから、お前を守ってやる』って」
「…!」
オヤシロさまの祟り…レナが心底恐れていることを、どうして圭ちゃんが?
「圭ちゃんが…レナを…」
「綿流しの晩…レナのところにやってきて、言ってくれたの。…そこで…レナたちは…」
レナはそこでハッとして、私から目を逸らした。
…分かってるよ、レナ。その先を言えば、私を出し抜いたように聞こえちゃうからでしょ?
圭ちゃんに選んでもらえたって、勝ち誇るように聞こえちゃうからでしょ?
…そう。レナは、綿流しの晩に、圭ちゃんに抱かれたんだ。
…やっぱりなぁ。圭ちゃんは、レナが大事だったんだね。…私なんかじゃ、女の子らしいレナに最初からかなうはずなかったんだね。
「…あはは」
私は力無く笑ってしまった。
レナが驚いて私を見る。…そこで私は安心した。レナの瞳…いつもの瞳に戻ってるのが分かったから。
「あははは…ちぇっ、レナに負けちゃったかぁー」
「え…?」
「おじさん、せっかくレナに打ち明けたのになー。『圭ちゃんが大好きだ』って。
…でも、もう圭ちゃんはレナを選んだでしょ。…なら、私はもう…」
「…魅ぃちゃん」
「あっはっはっは、いいんだよ、レナ。あんただって、圭ちゃんが大好きなんでしょ?
圭ちゃんもレナが大好きなんだから、それでもうおじさんの入り込む隙なんてないわけ。
…レナの気持ちの方が強くて、圭ちゃんにそれが通じた。私の気持ちは、圭ちゃんに打ち明けるまでもないほどのものだった。
だから圭ちゃんと一緒になれなかった。…それだけだよ」
「…違うの、魅ぃちゃん…!」
「おめでとう、レナ。圭ちゃんと、幸せになるんだよ?おじさん、これからはそれを願って…」
「違うの、魅ぃちゃん!!」
254:鬼畜王K1 ~鬼誑し編・その39<反転>~ ◆MvGoTR1Y8o
07/07/02 02:17:18 4JQPumX3
レナが私の言葉を遮って叫んだ。
…瞳に涙を浮かべ、やがてポロポロと私の頬に雫が落ちた。
「…レナ」
「確かに…私は圭一くんに抱かれたよ…。でもね、それはレナだけの幸せで…魅ぃちゃんの幸せじゃないの」
「それは…」
「私は、魅ぃちゃんの気持ちも痛いほど分かるよ。…圭一くんが大好きなのは、レナも同じだし、魅ぃちゃんも同じ。
…レナは圭一くんに抱かれて、幸せになれた。でも、レナは魅ぃちゃんにも幸せになってほしいの…」
「…」
「…圭一くんはね…魅ぃちゃんを、最高の『仲間』だと思ってる。でも同時に…魅ぃちゃんを、異性として意識しているのも事実なの」
「…!ほ、本当に…?」
「圭一くんが言ってた。『魅音は普段ああいう態度だけど、きっと本当はすごくかぁいい女の子なんだろう』って。
…だから…今日、ここで、レナと一緒に『かぁいいところ』を見たいんだって…」
「…そんな、ことを…圭ちゃんが…」
レナはニコリと笑い、私の頬に手を添える。
泣き腫らした瞳でも、精一杯笑顔にしようとしている。
…さっきまで怯えていた私を、安心させるために。
「…魅ぃちゃん。圭一くんのことが好きな私たちは…圭一くんに同時に抱かれてもいいはずだよ。
…圭一くんも、私たちを分け隔て無く好きでいてくれるから」
「…レナ…」
「私たちは、誰でも幸せになる権利がある…圭一くんは、その願いを叶えてくれるんだよ。
…レナは、圭一くんを信じてるから…魅ぃちゃんにも、圭一くんを信じて欲しい。
圭一くんは…私たち二人が大好きで堪らない、愛しい存在なんだから」
レナはニッコリと微笑んだ。
…私は、レナの笑顔に、笑顔で返すことが出来た。
そうだ。私が圭ちゃんを好きな気持ちは、誰だろうと止められるものではないはずだった。
ちょっとばかりレナの方に先を越されたとしても…それがどうした、ぐらいのものだ。
私の大事なものは、いつか圭ちゃんに捧げるんだ。…レナが、既に捧げたことは関係ない。
圭ちゃんが大好きだったら…順番なんて関係ない。圭ちゃんに初めてを捧げられるかどうかが問題なんだ。
そして、圭ちゃんが私を望んでいるなら…私は、喜んですべてを捧げるんだ。
圭ちゃんに抱かれることを…むしろ喜ばなきゃいけないんだ…。
255:名無しさん@ピンキー
07/07/02 06:48:33 yq2aFjRt
支援?
256:鬼畜王K1 ◆MvGoTR1Y8o
07/07/02 07:38:26 ecP0TAYD
サーバ規制に引っ掛かりました。
なので今は携帯からです。
早く解除されて欲しいんですが、仕方ないのでその間に続きを書くことにします。
規制が解け次第、また投下します。
ではまた ノシ
257:名無しさん@ピンキー
07/07/02 07:47:29 6HULOI1j
期待してまってます
258:名無しさん@ピンキー
07/07/02 09:08:01 Vt9xiPfu
悟史がアルツハイマーになって生き返る
259:名無しさん@ピンキー
07/07/02 16:22:09 eKL3p+5b
圭一がリンボーダンスしているのを想像したんだが、
何かの前兆だろうか
260:名無しさん@ピンキー
07/07/02 19:40:29 7LT1VQvw
>>178
なんというGJ
【深淵の檻】
>「なぁに?物足りないって顔してるわね。ちゃんと言わないとわからないわよ?」
悶えた
261:名無しさん@ピンキー
07/07/02 20:43:42 8Em7Ikwl
いくら何でも圭一の性格違い過ぎだろ…
もはや圭一の名を借りたオリキャラにしか見えねえ。
262:名無しさん@ピンキー
07/07/02 20:49:29 GqmNgMcz
エロパロスレで何言ってんの?
263:名無しさん@ピンキー
07/07/02 20:51:20 nZItEnkm
>>257
楽しみにしてるお
264:名無しさん@ピンキー
07/07/02 20:52:23 0Aq7OxBT
設定から違うんだから性格違ってて当然かと
265:名無しさん@ピンキー
07/07/02 21:00:45 0l509Hhn
>>262
だとエロガキ?なんだと?
266:名無しさん@ピンキー
07/07/02 21:08:20 g/Fa8n78
レナと魅音のこういう関係を望んでいた。
ありがとう。続き楽しみにしてる。
規制が解けるまで妄想で/ヽァ/ヽァすることにする。
タイトル元はやっぱりランスからですか?
267:名無しさん@ピンキー
07/07/02 21:15:54 nZItEnkm
だおなー
梨花沙都もタマラヌが、レナ魅音も体がオトナに近い分、
より危ない香りがして良い良い
268:名無しさん@ピンキー
07/07/02 22:21:55 FNBeiWmf
>>257
GJ!
続きが気になるZE(・3・)
269:名無しさん@ピンキー
07/07/03 01:51:54 LImfF2wR
岡村×梨花+αの続きが出来たので投下します。
α組でもなんかしようと思ってたんですが、さすがに長くなりそうだったんで断念。
270:岡村×梨花+α
07/07/03 01:52:40 LImfF2wR
「服…古手の服をなんとかしないと…」
梨花を抱き締めたまま、岡村は形の良い耳元で囁いた。
「そんなの後でいいのですよ」
梨花は自分の小さな手をそっと岡村の股間の辺りに滑らせ、少しだけ膨らんでいたソコをやわやわと揉みしだいた。
「っ…古手っ…ダメだって…!」
ビクビクと全身を震わせて岡村が上辺だけの拒否を唱える。
「岡村…僕は悪い猫さんなのです。いけない事に興味があるのですよ?…くすくす…岡村は興味が無いのですか?」
「…古手…」
「嫌な出来事がこれからあります…忘れさせて欲しいんです」
「それが…古手の望みなのか?」
「……はい」
こっくりと梨花が頷くと、岡村はおずおずと梨花の顔に自分のそれを近付け、額の上に軽くキスを落とした。
「…場所が違いますよ、岡村」
梨花にコロコロと鈴が鳴るような声で笑われ、岡村は焦った様に乱暴にその唇を奪う。
「ん…ふっ…」
急に呼吸を奪われ、息苦しさに岡村の肩に爪を立てる。
「―………ぷはっ!!」
勢い良くお互いが顔を離し、新鮮な空気を求めて深呼吸を繰り返した。
「はー…はー……ふっ…ははははっ」
「ふふふ…っ…くすくす」
キスも満足にできない自分達が可笑しくて、小屋の中に初めて明るい笑い声が響いた。
岡村は目の前の花のような笑顔を見て、少しだけ胸を撫で下ろす。
「この後どうするか…岡村はやり方を知っていますか?」
「だ…大体は……本とかで」
「岡村も悪い猫さんなのですね。みー☆」
「う……」
すう…っと、梨花の目が細目られ、大人びたその表情に岡村はドキリとする。
「じゃあ…岡村の勉強したやり方で、僕を美味しく食べてください」
食べられるのはどっちだろう?そんな事を考えながら、岡村は梨花に手を伸ばした……
破れたシャツの間から覗くピンク色の乳首を指の腹で摘みあげる。
コリコリと押しつぶす様に先端を弄ぶと、ソレはムクリと大きくなり硬さを増していく。
「あっ…痛っ」
慣れない刺激に身を捩って逃れようとしたが、ギュッと乳首を掴まれているせいでそれはかなわない。
かえって岡村に力を込めさせる結果になってしまい、強すぎる刺激に梨花は泣いた。
「あうっ…あぁ…っ」
長い黒髪を揺らしながら悶える梨花の姿に岡村は夢中になってそこだけを重点的に責め続ける。
「いやっ…うぅ…岡村ぁ…あんまりそこをいじらないでくださいぃ…あっ」
271:岡村×梨花+α
07/07/03 01:54:51 LImfF2wR
「古手から誘ったのに…もう降参なのか?」
ぐにぃっ…と爪の先で、いじり倒している乳首を柔らかいおっぱいの中に押し込んだ。
「あっ!あんっ……へ…変になっちゃいますですぅ…」
こんな感覚は初めてだった。
二つの乳首の先から梨花の股にまで糸が繋がっている様に、そこを触られる度に快感の振動が糸を伝わってビリビリと股間を刺激している錯覚に襲われた。
「あぅ…あぁあっ…くぅぅぅんっ!」
太ももを擦り合わせて快楽をやり過ごそうとするが……それは無理で。
糸…見えない糸を捜し当てようと、梨花の手が自分の秘部へと伸びていった。
スカートを少しだけ捲りあげ、辿り着いたパンティに包まれたソコは…しっとりと濡れていた。
(私の体…こんなの知らなかった…熱い……もっと熱くなって融けてしまいたい…!)
「岡村…ここも…いじって欲しいのです……」
「ここって…ここ?」
向かい合って座っていた岡村は自分の膝を梨花の股の間に滑り込ませ、コツンと軽く潤ったソコを蹴りあげた。
「ひぃんっ…!」
「あ…ごめんっ、痛かった?」
「痛かったですぅ…じんじんするのですよ……なでなでしてください」
ごくり…岡村の唾を飲み込む音がやけに大きく鳴り響いた。
そろそろと岡村は梨花の足の付け根に顔を近付け、濡れて中心の色が変わっているパンティへと手をかける。
「あ…」
強引に下着を引き下ろされ、濡れたソコが感じる空気の冷たさに梨花は身震いをした。
そして、吹きかかる熱い吐息。
「うわ…綺麗だ…僕みたいな毛も生えてないし……光ってる…?濡れてるんだ…」
「恥ずかしいのです…そんなに見ないでください…っ」
「こんなに可愛らしいトコを俺の指なんかでなでなでしたら…壊れちゃいそうだ」
「ああぁっ!?ひあぁああんっ!!」
ビクンッ…と大きく梨花の体が跳ねる。
梨花の花びらの間に岡村の舌が差し込まれたからだ。
「ひっ…やぁぁ…止め…あぁ…!」
かぷりと梨花の秘部に噛み付く様に口を開け、熱い舌は花びらを掻きわけて狭すぎる壁の間を進んでいく。
「はう…はうぅ」
ズズズ…中心から沸き上がる愛液を啜る音に堪らなくなった梨花は岡村の頭を引き剥がそうとその髪の間に指を差し込む……そして…気が付いた。
岡村の片手が、忙しなく動いていて……梨花のソコを舐めながら…自慰をしている。
子猫みたいに懸命に梨花の花弁を舐め回す、岡村の表情にクラクラした。
272:岡村×梨花+α
07/07/03 01:56:57 LImfF2wR
きっと…自分もこんな余裕の無い顔をしているのだろう……
「あっ…あっ…岡村ぁ…!くぅっ!」
岡村の髪の毛をギュッと掴んで、背中を丸めて縮こまる。
「――っ!!」
梨花は産まれて初めて、他人から与えられる愛撫で達した…荒い息をつきながら岡村を見つめる。
「古手…」
岡村も顔を蒸気させ、梨花を見上げる。
僅かに見えた彼の下の床は白濁した精液で汚れていた。
「岡村…岡村……僕は…」
岡村を利用して、自分の性行為への好奇心を満足させようとしていた梨花だったが……岡村に求められる事が、今は素直に嬉しかった。
自分を遠巻きに見つめるだけで直接的なアプローチをしてこなかった彼を、いつしか梨花は空気みたいな存在だと思うようになっていた。
「岡村……」
このドキドキはどこからくるのだろう…
「岡村……やり方はわかるのですよね?…僕の中に…来て欲しいのですよ」
「でも…こんなに…あ、古手のここ、小さいから…壊れちゃうよ?」
「いいの…っ…壊して!私を岡村で一杯にして…っ」
「古手……!」
二人は抱き締め合いながら床に倒れこんだ。
岡村は梨花の足の方に体をずらし、両膝を立たせて間に入りこむと、まだ迷いがある声色で梨花に囁く。
「…痛かったらいってくれよ?すぐに止めるから…」
「はい……あっ」
クチュ…と、微かな水音がして、猛り狂った欲望がりかの未発達な花弁に触れた。
一度達したせいか幼さからか、梨花の蕾は堅く閉じて男根の侵入を許さない。
「あれ…?ここでいいと思うんだけど…ん、と…」
「…っ…んっ…!」
少年の挿入を試みようとする度、梨花にピリピリとした痛みが走る……しかし、梨花は唇を噛んで岡村に悟られまいと必死に声を殺した。
「やっぱりダメそうだ…痛いんだろ?古手…」
「そんな事はありませんよ?壊れたっていいんです…だって」
だって、もうすぐ死んでしまう体なんだから。あなたと沙都子も一緒に!
「壊したりなんてしない!一時の快感の為に…古手を壊したりなんかしないよ!」
「岡村…」
「中は無理だけど…コレなら大丈夫そうかな?」
梨花の膝を抱え、岡村は腰を前後に動かして梨花の性器の上を擦り上げる。
「あうっ…あぁ…い…いいですぅああっ…痛くないっのぉ!」
岡村の性器を梨花の花びらはヒクヒクと挟み込む。
その花を散らす様に、グヂュグヂュ音を立てながら男根が擦り付けられた。
273:岡村×梨花+α
07/07/03 01:59:23 LImfF2wR
「ふわぁぁぁ!おかしくなりますっ…こんな…ひっ…岡村っ岡村ぁ…!助けてぇ…っ!」
「古手…気持ちいいよ。古手もいいの?いんんだよな?…だって、こんなにトロトロだもんな」
「やぁ…あぁっ!熱いのぉ…擦れて熱いのですよ…ああっ…燃えてしまいますぅ!!」
岡村の腰が打ち付けられる音が一つすると、それに合わせて小さな乳房がプルルと震え、梨花の喘ぎ声漏れた。
喘ぎ声はどんどん切羽詰まった様に狂おしいものになり、梨花は無意識のうちに腰を揺らめかし快楽を貪欲に求めた。
「…っ!古手…そんなに擦り付けられたら俺…」
「いくっ…僕はイキますぅ…!あぁあぁっ…あぁーっ!!」
「古手…古手っ!」
「ぁぁぁあっ…!!」
岡村が達する瞬間に腰を引いたため、梨花の花びらに濁った精液がたっぷりぶちまけられる。
「あぅぅ…」
梨花は熱い精液に指を絡めると、いとおしげにソレを自身の中に押し込め、震える吐息を吐き出した…
……ぼんやりした頭で考える。
百年前…自分は岡村の事を好きだったのかもしれない……度重なる惨劇でその淡い無自覚の恋心は消えてしまったけど……そうならいいな…きっとそうだ。
岡村の優しい口付けをうけながら……体を酷使した為か急激に襲ってきた眠気に身を任せ、満ち足りた気分で眠りについたのだった。
・
・
〈小屋の外に二人の人物…中の様子にやきもきしていた〉
「ううぅ…岡村が梨花を元気付けるって言うから二人きりにしてさしあげましたのにっ!さっきから梨花の苦しそうな声が聞こえてきませんこと!?ねぇ、富田!」
「いや…あれは…だ、大丈夫だと思うけど。なぁ…もう行こう?な?」
小屋の中で何がおこなわれているかさっぱり解らなでいきり立つ沙都子を、大体想像のつく富田が必死になだめていた…前かがみで。
・
・
・
「古手…俺も行くっ!俺のロープも解いてくれ!!」
「…そんな時間はないのですよ、岡村」
時限発火装置を探しに行った圭一をレナが追いかけていったのだ。
以前の梨花はすべてを諦め、悪夢が過ぎるのを耳を塞いで待つだけだった…だけど…
「岡村、僕は未来を手に入れる為に戦いますです。僕達が大人になるために……大人になったら、あの時の続きをしますよ☆」
「梨ぃ花ぁ~!一人じゃ危険ですことよ!?」
心配する級友達に、にぱー☆っと最高の笑顔を向けると梨花は走っていった。
運命に立ち向かう為に。
274:名無しさん@ピンキー
07/07/03 02:23:53 RbaZBtfS
拙くとも互いを愛し合う梨花と岡村の二人に幸あれなのですよ。GJ。
ひょっとしてαって富田と沙都子? そっちも見てみたかったww
275:名無しさん@ピンキー
07/07/03 08:45:59 2H3qI4dk
GJ!これはいい岡田くんの夢落ちですね!
梨花様が天使のような幼女と信じて疑わなかった時期が俺にもありましたッ!
梨花は圭一の嫁。
276:名無しさん@ピンキー
07/07/03 08:58:46 QzmQvZLM
異論はない
277:名無しさん@ピンキー
07/07/03 09:10:50 azyVv/0F
どんなカプでもありなところなんだから
意図してなくとも荒れる要素のあることはいわないほうがいいだろ
278:名無しさん@ピンキー
07/07/03 09:59:34 pDIS+WFN
ネタにマジレスするから荒れていくのですよ☆あぅあぅ☆
279:名無しさん@ピンキー
07/07/03 14:41:23 4laO9vaf
期待アゲ
280:名無しさん@ピンキー
07/07/03 16:07:08 CGlLpxAU
スルーが一番なのです。あぅ☆
αも見たい。期待して全裸で待ってみる。
おおっと靴下はちゃんと履いてるぜ!
281:名無しさん@ピンキー
07/07/03 16:33:42 B06mBnUb
果たして靴下を装備しても全裸と言えるのか?
全裸の定義とは何か??
どうかこの疑問に誰か答えて下さい
それだけが俺の望みです
282:名無しさん@ピンキー
07/07/03 17:12:27 xUkkCN9v
>>282ハーフヌード
283:名無しさん@ピンキー
07/07/03 17:25:18 k8eUVGJ0
アナザー鬼隠しでレナが嫌な奴にされてて悲しかった
あれ魅音貶める必要あるのか?圭一は発症してるからまだしも。
284:名無しさん@ピンキー
07/07/03 17:38:40 7gvSb13v
アナザーは私的神
嫌ならスルー汁
住人としてマナーの基本は守ろうぜ
285:名無しさん@ピンキー
07/07/03 17:47:15 k8eUVGJ0
レナが発症して圭一と魅音を…ってのも見るけど、
あれもレナを貶めてるのは同じだが、威圧感やミステリアスな妖艶さ等、
サドキャラとしての魅力が描写から感じられる部分がある。
(これは俺がレナ好きだから色眼鏡で見てるのもあるかもしれないが)
これは意味もなくただただ弱い者苛めにしかなってなくて気分が悪いな。
スルーしようと思ったけど、レナはこんな子じゃねぇよと言わずには居られなかった。
この部分がなければ俺も神だと思う。
286:名無しさん@ピンキー
07/07/03 18:36:04 Z60WcKR2
>サドキャラとしての魅力が描写から感じられる部分がある。
ねーよ。不快なだけだ。俺にとってはな。
そんなの個々人で解釈が変わるんだから文句つけるなって。
287:名無しさん@ピンキー
07/07/03 18:46:23 HZtZfmpe
また自称レナ好きか…
288:名無しさん@ピンキー
07/07/03 19:13:15 T31/FtMn
>>284
高度発症者とセクロスすると体液感染します
289:名無しさん@ピンキー
07/07/03 19:21:54 k8eUVGJ0
>>289
あぁ、急性発症ってことなら無理やりだけど納得するかな…
290:名無しさん@ピンキー
07/07/03 19:46:13 kow7jjEV
イチローウぜえなあ
氏んでくれ
291: ◆Virgobc36M
07/07/03 19:54:53 DrGjuiWW
wikiに圭魅詩の続き書いた。
遅くなってすまん、出向云々でいろいろ手間取った。
292:名無しさん@ピンキー
07/07/03 21:24:26 zbUmYyQl
パッション!!
>>203
293:名無しさん@ピンキー
07/07/03 22:12:20 LImfF2wR
>>270です。
α組の方も読みたい人がいてくれて嬉しいです。その内書かせて貰うと思うので、その時はよろしくです☆
294:名無しさん@ピンキー
07/07/03 22:39:20 Z60WcKR2
>>294
遅れなせながらGJ!
富田&岡村が幸せになれるSSは色んな意味で貴重だ、頼むぜ!
295:名無しさん@ピンキー
07/07/04 01:27:53 3M+voVGb
>>294
梨花分が補充できますた
なぜか最近は梨花物が少なかったからなぁ
何はともあれ、GJ!
296:名無しさん@ピンキー
07/07/04 03:16:17 sSsxQV0D
鬼畜王氏がeoじゃない事を祈る。
なんか、運営の一人が1板の1荒らしにキレて
eo全IPに対して全板永久規制(現在解除未定)かけたらしい。
しかも荒らしは●使用し荒らし続けているらしいから、そのうちeo弾かれて2ch見たり書けなくなるかも…
鬼畜王楽しみなんだけどなぁ…他の規制でありますように。
さて、全裸のまま寝るか。
297:名無しさん@ピンキー
07/07/04 11:16:33 8kDlGCKL
>292
実は続きずっと待ってたんだw
待ってたかいがあったぜ、GJ!
298:名無しさん@ピンキー
07/07/04 16:47:06 wSn932Fi
鬼畜王氏の圭一が、転校初日に知恵先生を堕としたと言う所を、
外伝として見てみたい。
無理だったらスマソ
299:名無しさん@ピンキー
07/07/04 18:56:58 AL22ohrC
>鬼畜王
幼女組をどうやって食すのか?
そこが楽しみですね(ロリ根じゃないですが)
300:名無しさん@ピンキー
07/07/04 19:57:25 MJqjfVim
そうだね、プロテインだね
301:名無しさん@ピンキー
07/07/04 20:07:12 aWrunODW
流れを読まずにレナ自慰モノ投下。
わりとライトな感じですが知り合いに見せたら喘ぎ声が下手だと言われました…。
携帯だから遅いかもしれませんがよかったら読んでください。
「…はぁっ…んん…」
くちゅ、と卑猥な水音が布団の中に響く。
夜の静かな雛見沢の竜宮家。
小さな一人部屋で、レナは秘所に指を入れ自らを慰めていた。
「…やぁ…あぁ……っ!」
脊椎に直接訴えかけるようなその感覚に、早くもレナは軽く達してしまった。
「……はぁ……はぁ……はぁ……」
今レナの靄のかかった頭の中には、はっきりと圭一がいた。
「…………圭一くん……………」
――圭一くんはこんなレナに気づいているのかな。
――いや、むしろレナを妄想の種に色々してくれてるのかもしれない。
くすりとレナに微笑みができる。
想い人の事を考える時間は甘く美しい。
感覚か気分かの違いはあれ、
その辺りはどことなくこの行為に似ているのかもしれない。
「……はぁ…っん……ぁ…ぅ…っん……」
また布団の中で行為に浸る。
圭一のことを考えると身体の芯のほうが疼いてたまらないといった様子で、
もはや今のレナは欲に呑まれたただの『女』でしかなかった。
302:名無しさん@ピンキー
07/07/04 20:08:00 aWrunODW
「…ぁ…あぁああっ……はぁっ…あん…や……だ…めっ…」
だんだんと水音もいやらしくなり、顔も蒸気している。
そろそろラストスパートに入ったようで、腰もひとりでに動く。
「…はぅ……うぅんっ………ゃ……もうだ……めっ……ぁ……ぁあっ…
…圭一く…んっ……けぃ…いちく……あぁああああっ!」
トロンとした目で荒い息を吐きながら余韻に浸る。
しかし先ほどよりもさらに靄のかかった頭では、少し別の方向に意識が向いていた。
――いつからこんなことになったんだろう
303:名無しさん@ピンキー
07/07/04 20:10:47 aWrunODW
最初は本当に手が滑っただけだった。
電気あんまで足の疲れをとっていると、秘所に当たっただけ。
「…っ?!……ひゃぁ……何…これ……?」
思春期の身体が快感を拒むはずもなく、一度火のついた欲は止まらなくなっていた。
「…ひ…ぁああ……っぁ……はぁ…ん…ん…ぁ…
…ぁあ…っあ…ひぁ…あ…あぁぁ……ひゃあぁああああっ!」
夢中で快楽を貪り続ける。
はじめて味わう未知の感覚に、
レナは訳もわからず声を上げ、すぐ絶頂を迎えてしまった。
304:名無しさん@ピンキー
07/07/04 20:12:22 aWrunODW
そこから快楽の虜になるにはもう時間の問題だった。
いつものゴミ置き場でレディースコミックや成人誌などをかき集め、
そこに書いてある色々なことを見よう見まねで繰り返し、
いつしか毎日行為を繰り返さないと自分を保てなくなっていた。
ちょうどその頃はリナが毎日家に来ていた時期だったので、
父親との行為で漏れ出る声を聞き、興奮を高めることも少なくはなかった。
305:名無しさん@ピンキー
07/07/04 20:13:38 aWrunODW
――そして今に至る、か。
だいぶ思考が冷静になったところで記憶の振り返りは終わった。
今でもはじめて味わった感覚は忘れられない。
…思い出すとまた身体が疼く。
「……はぁ…ぁ……ぁん……んん………ぁあっ……はん……ひぅ……ん…」
気付いた時には手が動いていた。
こんなことで満たされる罪悪感なんて捨てていた。
何もかもがもう遅い。
「…ん……ん……はぁっ……ぁ……はああ……やぁああああっ…………」
――さぁ、明日も笑おう。レナは幸せな子なんだから。
306:名無しさん@ピンキー
07/07/04 20:14:48 aWrunODW
以上です。
一応世界は罪滅ぼしの世界だと思ってもらえればいいと思います。
読んでくださった方、ありがとうございました。
307:名無しさん@ピンキー
07/07/04 20:44:15 ocoDXJ3G
GJ!
308:名無しさん@ピンキー
07/07/04 22:23:43 bFLURay1
GJ!
レナが痛々しくて切ないな。
309:鬼畜王K1 ~鬼誑し編・その40<反転>~ ◆MvGoTR1Y8o
07/07/05 02:09:25 pltegcrB
どうも。
なんとか規制解除されたので、中途半端なままだったこないだの続きを投下します。
それではどうぞ↓
「…レナ、分かったよ。…私、圭ちゃんに抱かれたい…」
不思議と、身体が軽くなっていた。私はレナの頬に両手を伸ばし、覆い被さっているレナの顔を近付ける。
穏やかな表情をしたレナと、間近で見つめ合う。…すると、ヘンな気分になってきた。
…さっき、レナとキスしちゃったんだなぁ…私。
レナの唇に指でそっと触れる。ふにふにとした、柔らかい感触。
…それを楽しんでいると、レナが私の指に舌を絡めてきた。ぬらぬらとした緩慢な動きに、私の指が巻き込まれる。
反対に、レナが私の唇をふにふにと触ってきた。…ふふ、レナにもやってやろうか。
私はレナの真似をして舌を出し、レナの指をペロペロと舐める。
お互いの指をヌチャヌチャと舐め合う行為…それ自体が官能的なのに、
それを女同士でやっているということが、さらに背徳的に感じられてしまう。
「…ぷはっ…レナ…」
「…れる…ん…魅ぃちゃん…」
…私たちはいつの間にかお互いの顔を近付け…指だけでは飽き足らず、再び唇を重ね合わせていた。
「…んっ…ふぅ、んっ…ちゅ」
「んん…ちゅう…ぷぁっ…んふ…」
今度は、貪り合うように舌を出し合う。口の中で唾液が混ざり、それは媚薬のように私たちを熱で浮かしていく。
お互いの身体を抱き締め合いながらの、激しく淫らなキス。
…ようやく唇を離した時、自分の身体がこれまでにないような火照りを感じていた。
レナも同様なのだろうか。瞳が潤みながらも呼吸がいつもより荒い。
私たちは見つめ合い…そして、私の方から切り出した。
「…ねぇ、レナ…。圭ちゃんに抱かれる前に、レナと…気持ち良いことしてみたいな…」
レナは上気した顔で、クスリと笑った。
「…いいよ…。女の子同士で、いっぱいいっぱい気持ち良くなっておこうね…」
310:鬼畜王K1 ~鬼誑し編・その41<反転>~ ◆MvGoTR1Y8o
07/07/05 02:11:27 pltegcrB
レナが私の首筋に口付けた。
チュッ、という音と同時に、私の身体がビクンと震える。
「ん…っ」
レナがさらにキスマークを首筋に作っていく。
同時にレナは私のネクタイをしゅるりと解き、シャツのボタンをひとつひとつ外していく。
ひとつ、ふたつ、みっつ…緩慢にボタンを外しながら、見え始めた私の肌にも丹念にキスしていく。
私はなされるがまま。さっきよりは身体が軽く、いくらか身動きは取れるけど、今はレナに身を任せたい…そう思っていた。
四つ目のボタンが外された時、私の乳房が露になった。
ブラジャーは付けているとはいえ、隠し切れていない部分があるのが最近の悩みだ。また少し大きくなっちゃったからなぁ…。
レナはそのまま私のシャツを脱がし、上半身はブラジャーを着けているだけになった。レナは私の乳房を、うっとりと眺めている。
今まで着替えを一緒にやったことは何度もあるが…こういう状況でレナにまじまじと私の胸を見られると、さらに私の鼓動が高鳴る。
「うふふ…魅ぃちゃんの肌、やっぱり綺麗だね…それに、おっぱいも本当に大きい」
レナは口許を少し吊り上げながら、私の乳房を両手で掴む。
「あっ…ん…」
「はぅ…魅ぃちゃんのおっぱい、マシュマロみたいでかぁいいよう…」
レナは私の背中に手を回してホックを外し、ブラジャーをも脱がした。今や私の上半身は何も身に着けていない。
レナがさらに乳房を揉みしだき、同時に肌へキスの嵐を浴びせる。
「ちゅ…、んっ…。…ぷちゅ」
「はぁ…ぅ、んん…っ…レナ…あぁん」
さっきは指で味わった、レナの柔らかい唇。それが私の身体を蹂躙する。
レナは時折、乳首を指で刺激してくる。その度に私の身体はビクンとのけぞり、快楽で頭が支配されていく。
「ふふ…魅ぃちゃん、乳首がもうコリコリだよ…だよ?…そんなにレナにいじられて、気持ちいいんだ…」
「んああ…ッ!」
レナは乳首をつまみ上げながら、私の反応を楽しんでいる。
もちろん乳房へのキスも忘れていないが、次にレナは乳首を口に含んでチュパチュパと舌で舐めてきた。
「ひゃんッ…!レナ、あんッ…それ…ッ」
「ん…ちゅぷ…ぷぁ…なぁに、魅ぃちゃん?そんなに、乳首イイんだ?」
「ふぁ…う、うん…。乳首、敏感過ぎて…」
「『敏感過ぎて』なにかな、かなぁ?…あははは、そっかぁ。魅ぃちゃんの乳首、もう上向いてヒクヒクしちゃってるもんねぇ。
…じゃあ今度はレナも、魅ぃちゃんに気持ち良くしてもらおうかな」
311:鬼畜王K1 ~鬼誑し編・その42<反転>~ ◆MvGoTR1Y8o
07/07/05 02:13:29 pltegcrB
レナは私の上で膝立ちになり、セーラー服を脱ぎ捨てて、ブラジャーも外した。
私とは違い、細身の身体に似合う形の良い乳房―圭ちゃんの言葉を借りるなら「ジャストフィット」というやつだ―が露になる。
「魅ぃちゃん。…レナの胸も、触ってほしいな…」
レナは私の手を取り、自らの乳房に押し付ける。
一緒にお風呂に入った時、直にレナの胸を触ったことはあったが、今ほどレナの胸が肉感的に感じられたことはなかった。
私は寝そべったまま、レナの乳房をくにくにと動かす。
「ん…う…っ」
レナが眉間に皺を寄せ、懸命に声を抑えようとしている。
私に触られて、気持ちよくなってるんだ…そう思うと、自分の中の興味と好奇心と、…少しばかりの加虐性が刺激される。
私はさらにレナの胸を揉む。時々乳首を指で転がすと、その度にレナが「んッ」と声を上げる。
…これでおあいこだねぇ、レナ…くくく…。
部長兼委員長としてのプライドからか、負けず嫌いの自分が出てしまいニヤリとする。
だがレナと目が合うと、レナもまたニタリと笑い返し、がばっと私の両腕を掴んで胸への愛撫を止めさせる。
そのままレナが覆い被さってくる。そして、レナは私の乳首と自分の乳首を触れあわせた。
「ふぁぁッ!」
「んぁぁッ」
二人で、ほぼ同時に嬌声が上がった。
お互いの敏感な部分が、直接触れあっている。今までで一番の刺激…いや、快感。
「はぁ…はぁ…んん…あう…魅ぃちゃん…」
「んっ…ん…うぁ…レナぁ…」
二人で乳房を寄せ合って固定しあい、乳首を往復するように擦り合わせる。
乳首の先がじんじんと熱を帯びている。二人ではぁはぁと息を荒くし、更なる快感を得ようと乳房を押し付け合う。
目の前にあるレナの顔。上気して瞳は潤み、快楽に浮かされた表情。…きっと、鏡があったなら、私も同じような顔をしているのが分かっただろう。
そんなことを思いながらも、私の頭は冷静なんかではいられなかった。レナの唇に、むしゃぶりつくように私の唇を重ねる。
レナの口内に舌を入れ、はしたなく貪る。
…ああ、私は確かに負けず嫌いだ。レナの頑張りに負けたくない…私も頑張らなきゃ…レナをもっともっと気持ち良くしてあげなきゃ…
私の思いに応えるように、レナもまた情熱的な舌使いで私の舌をとろけさせる。
そして、乳首の刺激が下半身を刺激し始めた。さっきから、股間がむず痒くて仕方が無い。
…ジュンと濡れ出す感覚。一人で慰めた時はあったが、その何倍もの快楽。
私は一人の時も、それほど我慢出来る方ではない。…だから、こんなにもレナに責め立てられては、ひとたまりもなかった。