07/07/23 20:50:19 +sNBsFh3
カウント結果
田島:巣山・西広・沖・西谷・泉・浜田
阿部:栄口・三橋・花井
「これってさ、煽るのありか?」
当事者二人を抜いた闇会談で泉がふと提案する。
「煽るって、なんだよ?」
「いや、だからさ、田島を矯正させないように仕向ける。」
「煽るまいが煽ろうが、どうせ田島が治るとは思わねーけどよぉ。」
浜田がぼやく。
「こら、お前ら。田島が今のままだと、俺らだってそんな目で見られるんだぞ?」
「どういうことだよ。花井?」
「だからぁ、田島が所かまわず、オ、いや問題発言してるのをオレらが笑ってみてたら、
オレらだって毎日、オ、いやそういう行為をしてるって思われるってことだ。」
「「「「うっ!!!」」」」
全員が言葉を失う中、三橋は一人きょとんとしていた。
「そうだな~。野球部はサル軍団って思われちゃうかもね~・・・・。ははは。」
栄口が力なく同意した。
「だから、本当はみんな阿部を応援するべきなんだぞ?わかってんのか?それ。」
花井がぐるりと全員を見渡した。
「いや~、それでも、オレは田島に賭けるな。」
「そうだな、阿部には無理だよ。多分。」
泉と巣山は田島派であることを肯定する。
「そうだな~。花井が手伝えば、何とかなるかもよ?」
「ダメだ!!賭けはもう成立してんだ!花井、手を出すなよ?」
泉が鋭く栄口の発言をさえぎる。
「確かに、田島の教育は阿部一人には気が重いだろうなあ。」
おれだってむりだけど・・・と沖は続けた。
「罰ゲームが終わってから花井が教育すりゃいいんじゃねえ?」
浜田がまっとうなことを提案した。
「はあああ!?なんで・・・オレが・・?無理だ。そんなの。」
「じゃあ、とりあえず賭けの邪魔、すんなよ? いいな!」
花井は力なくうなずいた。
---終わる---