触手・怪物に犯されるSS 13匹目at EROPARO
触手・怪物に犯されるSS 13匹目 - 暇つぶし2ch400:名無しさん@ピンキー
07/07/21 00:27:40 Nqlwy4jD
まあとりあえずうpしてもらえばいいじゃないかwww

401:名無しさん@ピンキー
07/07/21 00:52:19 O1bewy2s
>>399
ふつうのカップルがイチャ付いてるとこに触手乱入なら、アリじゃないか?

402:名無しさん@ピンキー
07/07/21 00:58:25 GJoK+xmd
デート中の男女が触手型異星人にさらわれた挙句
地球人の生殖法を観察するためと称して
拘束されつつニュルニュルされつつ無理やり合体させられる羽目に

こうですかわかりません!><

403:名無しさん@ピンキー
07/07/21 00:59:06 EDdDTJrU
普段は人間の男の姿をしているが
実は触手とのハーフで興奮するとつい生殖肢がニョローンと


どう見ても通常の絡みではありません
ありが(ry

404:396
07/07/21 01:53:07 KpUrcSlL
触手に犯され体内に種子を植えられてしまい、発情を抑えられず暴走、と言う感じになってるのだが……
返答感謝、いろいろ考えてみる。

405:名無しさん@ピンキー
07/07/21 05:37:07 ILvcHEEE
う~ん
寄生スレ向き、かな?

406:名無しさん@ピンキー
07/07/21 07:58:15 BxHbylPe
そうだね、読みたい奴はそっちも見に行くだろうし
そっちで書いた方がトラブルがなくていいかも

407:名無しさん@ピンキー
07/07/21 16:49:00 iPnFnM1z
>>403

以前あったよな、その話。

408:名無しさん@ピンキー
07/07/21 20:34:16 1UzwUeKc
なんだかサルまん読んでる気分になってきたw

「サルでもかける触手SS教室」

409:名無しさん@ピンキー
07/07/21 21:53:42 sJletaV6
猿は一度覚えれば四六時中カイてるぢゃないか

410:名無しさん@ピンキー
07/07/22 06:17:42 5qhbA44P
つまり、触手付きの猿を付くって人間の牝を犯すことを覚えさせると…

411:名無しさん@ピンキー
07/07/22 07:56:15 PxAs5GOX
それをオカズに四六時中触手でカイてしまうことに…

412:名無しさん@ピンキー
07/07/22 09:05:05 dVzLsOFz
>>410
殺すまでヤっちゃいそうでいかんなぁ

413:名無しさん@ピンキー
07/07/22 12:15:31 I1lXmVpe
殺すなら殺すでいいじゃないか

414:名無しさん@ピンキー
07/07/22 14:42:37 0gGP3tG8
誰か試しに書いてみてくれよ
いやください

415:名無しさん@ピンキー
07/07/22 19:17:44 aIiTtmZd
触手「おっしゃー!!初めて女の子の相手が出来る!!!11!!1」
こんなにテンションが高いのには理由がある
僕は遂に触手として成人を迎えた。つまり女の子を襲えるってわけ
僕が住んでる集落では成人になるまで女の子を襲っちゃいけないって掟があるんだ
この掟を破ると触手の命である生殖器をちょっきんされるんだ
いままでは掟の性で我慢してたけどこれからは我慢しなくてもいいそして僕は森で女子を探すことにした。
探してから5分程で一人の女の子を見つけた

その女の子は僕好みの超可愛いコでした
触手「よーしおそっちゃうぞー」
初めてで緊張してきたけど大丈夫
僕はこの子にくるくる~~~っと巻きついて両手足を縛って動けないようにした
僕はさっそく特製媚薬入り触手を口に含ませた
「んぐっ・・・・」
ちょっと苦しそうな声を出したけど僕は気にしなかった、、、というより気づかなかった
触手「これが女の子の口の感触か~~~^^」
しばらく口の感触に堪能していると「ぶち!!」っという予想外の音がした

何事かと思うと女の子にフェラさせてたはずの触手を食い千切っていた
僕は意味が分からなかった。分らないが彼女の暴力は続く
気づくと両手足を縛っていた触手も千切られている
触手「なんて力だ……」
僕は感心したがそれどころじゃない。逃げないと殺される
けどいまさら逃げられるはずもなくあまりの激痛に気絶してしまった
気がつくと僕は彼女の胃の中に居た

ざんねん しょくしゅのぼうけんは ここで おわりました



希望通り殺すまでヤったぜ

416:名無しさん@ピンキー
07/07/22 19:47:58 Khl/aclV
ちょwww

417:名無しさん@ピンキー
07/07/22 20:01:29 Q1w6rXlp
>>415
おお、しょくしゅよ…しんでしまうとはなさけない

418:名無しさん@ピンキー
07/07/22 21:13:23 jP0w0EIJ
>>415

ちょwww

419:名無しさん@ピンキー
07/07/22 21:26:30 hE5V0sCm
>>415
これは新しいwwwwwwwww
GJwwwwwwwww

420:名無しさん@ピンキー
07/07/22 21:52:52 J/nhec/S
>>415
ぶwwwwww 何て新境地www
そこから胃の中から女の子を媚薬づけにして、お尻から出した触手で
ヤリマクリ。女の子をメロメロにしてやるんですよw


421:名無しさん@ピンキー
07/07/22 22:48:27 XMh6hrxo
>>415こそ しんの しょくしゅだ!!

422:名無しさん@ピンキー
07/07/22 23:32:02 +Cf+CbZ1
ニア きせいちゅう にくらすちぇんじ
   さいしょから こんてぃにゅー
   げーむおーばー

423:名無しさん@ピンキー
07/07/23 04:47:22 37nj0va3
「人間の」とは書いてないのがミソだな。
狼のメスか何かなんだろうか・・・しょくしゅ君の好みが気になる

424:名無しさん@ピンキー
07/07/23 14:37:11 LFiN5CyC
触手が存在するくらいだから、多少規格外の人間が居ても不思議では・・・・・・。
・・・・・・・・・人間だよね? >>415

425:名無しさん@ピンキー
07/07/23 15:37:05 +gbOqFu/
なんとなくファリスの猛女を思い浮かべてしまった俺ガイル

426:名無しさん@ピンキー
07/07/23 17:59:08 E/FGVHot
>>424
実はビスケット・クルーガー

427:名無しさん@ピンキー
07/07/24 09:49:46 8us8xWOz
>425 お前とは朝まで語り合えそうな気がしないでもない。

428:名無しさん@ピンキー
07/07/25 15:10:05 625aBMHW
>>426
ロリかと思って襲ったら実年齢56のマッチョだったなんて…
触手が不幸としか言い様がない

429:名無しさん@ピンキー
07/07/25 18:34:46 WnZfD2dY
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!!
『おれはロリを襲おうと思ったら、実年齢56のマッチョだった』
な… 何を言ってるのか わからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
肌のつやがいいだとかボトックスの注射をしてるだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……(AAry

こういうことですか?分りません><

430:名無しさん@ピンキー
07/07/25 20:26:07 Z0OVq3rH
要するに人を見掛けで判断しちゃいけないでおけ?

431:名無しさん@ピンキー
07/07/26 00:08:27 RfLb+XXR
誰が上手いことを言えとw

432:名無しさん@ピンキー
07/07/26 04:36:24 ra22GcW5
DC2のさくらとか

433:名無しさん@ピンキー
07/07/26 12:57:12 jjJKLi1E
触手戦艦「にじどりーむのべる号」

434:触手戦艦「にじどりーむのべる号」
07/07/26 22:52:18 +nSq0Br7
まいったわね・・・こんなことになるなんて・・・

地球に似た生態系の惑星を突き止めることができ、
その詳細調査に入ったはいいけど、うっかり深入りしちゃって。
得体の知れない物体がへばりついたと思ったら、
調査艇ごと彼らの巣?みたいなのに引きずられている。
このまま調査艇破壊で命を終えるか、彼らの巣に引きずられて食われるか・・・。
そんなことを考えてたら、いきなり調査艇のハッチが開いた。
後から考えれば、破壊じゃなく、開けるということが十分変だったけど、
今自分のおかれてる状況は、そんな所に思考を運ばせるほどの余裕も持たせなかった。
ハッチの中にまろびこんでくる、生命体の触手、触手、触手。
これらがあたしの体に巻きつき、がっちりと捕らえ、
そのまま調査艇から引きずり出され、巣の奥深くに引きずり込まれたからだ。

ん・・・くぅ・・・ふ・・う・・・ぐ・・・
そして私は、彼らの触手に、簡単に言えば「もてあそばれている」

私を引きずった触手たちは、そのままかぶりつくでもなく溶かすでもなく、
着ていた服の中に触手という触手が次々入り込んできて、
体の隅々を撫で回している。
これって、彼らの「調査」なんだろうか。
調査が終わった後、殺されるか食われるかするのだろうか。
しかし私の頭の中で離れない、「もう一つの予感」
彼らの執拗な「調査」と私の中で徐々に膨れる「感覚」が、その「予感」を大きくさせる。

435:触手戦艦「にじどりーむのべる号」
07/07/26 22:53:08 +nSq0Br7
う・・・あ・・・あ・・・そ・・・そんな・・・ぁ・・・
私は、彼らに「突かれて」いる。
最初はすごく痛かったけど、何度も突かれているうちに、
感覚が重くなり、頭がしびれ、からだの芯が熱くなる。
私の触感の全てを調査されてしまったらしく、彼らの一撫でひと撫でが、
私の感覚をさらに高めていく。
だめ・・・こんな所で堕ちちゃったら・・・もう・・・戻れなくなりそう・・・

んぁ・・・んああああああああああああああっ!

そして今私は、彼らの中の一体の・・・内部にいる。
そして、得体の知れないものを産み落とし、
そして、産み落としたらまた突かれる毎日を送っている。
このまま一生・・・いやもしかして永遠に・・・この中で過ごすのかな私・・・
ごめんね、クルーのみんな、私嫁がされちゃった。もう戻れないかも。
あ、また産まれる・・・。

436:触手戦艦「にじどりーむのべる号」
07/07/26 22:54:10 +nSq0Br7
遺伝子異常か何かの呪いか、はたまた暗黒の封印がとかれたか・・・
雄種しか生成されないという、怪現象に見舞われた。
触手星、触手種族。
彼らは今、絶滅の危機に瀕していた。

しかし、希望を捨てぬ者たちがいた。
きっかけは、触手星宇宙ステーションが捕らえた、1体のサンプルだった。
それはまさに、彼らにとって最後の希望。

彼らの遺伝子を継がせ、分かち合えることが出来、
生活を共にできる種族。
何より、彼らを嘗てないほど高ぶらせる、その姿。その声。

彼らはそのサンプルがどこからやってきたかを調査し、
ようやく突き止めた、その種族の住まう場所。

太陽系第三番惑星、地球
そして彼らの希望、人間♀

最早彼らに、選択の余地は残されていなかった。
彼らの存族のために、そして彼らの欲・・・いや希望のために。
一つの戦艦(ふね)が、今出発(たびだ)つ!

437:名無しさん@ピンキー
07/07/27 00:20:37 YiHUnqxc
>>388
続き期待してるんだけどマダー?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

438:名無しさん@ピンキー
07/07/27 14:20:49 wMC6kq9E
>>434-436
GJ!!!エロい!


439:名無しさん@ピンキー
07/07/27 17:31:10 YlSrOTkw
>>436

オーケ、オーケ!

続き書いてるんですよね!?

440:名無しさん@ピンキー
07/07/27 23:38:44 RWcG+J3u
>まいったわね・・・こんなことになるなんて・・・


まったくだwww

441:376
07/07/28 03:33:34 hQqyw/lb
>>434-436
1レスネタかと思いきやいきなり壮大に展開してびびったw
これは是非続編を!


えー、徹底的に和姦の人ですが、温かい感想にびっくりです。有難うございます。
待ってらした方までいらしたようで…遅筆ですみません。
期待に添えるか不安ですが、以下>>386の続編です。

442:実のトモダチ
07/07/28 03:35:06 hQqyw/lb

4.

 午前2:00。奥深い山林の、とある大きなブナの根元で、ミノリは足を止めた。そこは下草が生い茂る
急峻な斜面で、よほどのスキモノでなければ、わざわざ足を運ぼうとはしないだろう。ジョギングが趣味
で、足腰には少々自身がある恭子でも、ミノリの助け無しにたどり着くのは困難だ。
 しかしそれこそが、ここを彼らのねぐらに選んだ理由でもある。

 ブナの根元にはやや大きなウロがあった。一見、何の変哲もないただの空洞である。よく見れば、
周囲に引っかいたような跡が沢山あるのに気付くかもしれない。しかし、それでも熊か何かの仕業だと
勘繰るのが、精一杯だろう。
 よもや誰も、そこが触手の巣穴だとは思うまい。
 ミノリは、駆け足登山で乱れた息を整えると、ゆっくりとその穴に近づいた。踏みしめた羊歯の葉の音が、
静かな森にやけに大きく響く。獣が迫る気配に、彼には穴の中が緊張するのが分かった。敵か、味方か、
はたまた無害な第三者か。こちらに気付いているのかいないのか。
それを探ろうとする動物的緊張が、夜の森を凍らせる。

 だが、そんな野性を欠片も感じ取れない人間が、約一名触手の腹にいた。
「ごめん下さーい。あたしだよ?」
あらゆる意味で場違いと言って差し支えない、その能天気な一言で、周囲の空気が一瞬で溶ける。
次いで、穴の中の緊張が、歓喜へと変わった。
 ウロの淵に数本の触手が手をかけたかと思うと、黒い影がミノリめがけて勢いよく飛び掛ってきた。
九本の大きな肢と、腹側に生えた無数の触手、外見はオクトルそっくりだが、その大きさは二回りほど
小さい。しかしその勢いにバランスを崩され、ミノリは大きくたたらを踏んだ。いきなり何しやがると鼻を
鳴らす彼をよそに、その個体は恭子を回りの触手ごと抱きしめて、嬉しそうに頬擦りする。

 「うわっと!?おお、ノーナじゃん。熱烈歓迎、ご苦労ご苦労♪」
ミノリごとぐらついて吃驚した彼女も、やはり上機嫌だ。押し付けられた体に手を回し、お腹の細い触手が
集中している辺りを、わしわしとさすってやる。ノーナと呼ばれたその個体─当然恭子の命名─は、
その手つきに気持ち良さそうに伸びをすると、ようやくミノリの体の上から降りた。

 手に絡み来る触手をペシペシと叩いてあやしつつ、恭子がしみじみと言う。
「相変わらず元気だねぇ、この仔は。」
”元気過ぎて何よりだ。思うに、もう少し高尚な出迎えの作法を教えるべき頃合ではないかな。”
「三つ指突いてお帰りなさいましって?あらやだ、ミノリにそんな趣味があったとは。」
”……我々の体に三つ指突かせようという君の発想力は、真に感服に値すると思う。これは本心だ。
ところで、たまには彼の全力タックルを受け止める私の身にもなってみてはくれまいか。”
 彼女はにやりとした。「そう?でもわたしには”毎度のことだか、貧弱な君の運動神経では、自重のたった
半分のノーナを抱きとめる事は到底出来ない” なんてイジワルなことは言えないな。」

 わざわざ危ない場所に立って、勝手に自爆した恭子と、暗がりから不意打ちを喰らった自分を一緒にしないで
くれ、とミノリは思ったものの、賢明にも口(?)にはしなかった。代わりに、彼は少女と触手で猫パンチの応酬に
興じているノーナを、ウロ穴へと追い立てた。

443:実のトモダチ
07/07/28 03:36:09 hQqyw/lb

5.

 週に一度、ミノリと恭子の二人が、この巣穴を訪れる目的は、一言で言えば、この人造生物達の心身の
健康管理である。
 森の主と言っても通じそうな風体に反して、研究所の温室育ちである彼らは、実はサバイバル能力が皆無
であった。あらゆる組織を自由自在に自己培養し、別個体の免疫系にさえ介入できるその超科学的能力は、
衣食住が保証された飼育室では、一見無敵に思われた。しかしいざ一歩、外界に出てみると、餌のとり方も
巣作りの仕方も知らない彼らは、いきなり生命の危機に陥ったのである。
 今では、ミノリと恭子の必死の学習のフィードバックを受けて、ある程度自活できるくらいにはなってきているが、
それでも、栄養失調などはしばしばである。その兆候をミノリが発見して、対処する。これが体の健康管理。

 そして、心の方は恭子の領分だった。


 ウロ穴を降りて残りの二体─「デッカ」、「トリデス」と恭子は呼ぶ─からも歓迎の抱擁を受けた後、
二人はテキパキと診察の準備を開始した。
 恭子はナップザックから電気ランタンを取り出し、天井を這うブナの根に引っ掛ける。灯りと点すと、巣穴の
様子がぼんやりと浮かび上がった。
 中はかなり広い空洞になっていた。ウロは下にストンと落ちた後、樹壁を横に突き破って斜面の奥へ
掘りこまれている。側面はそのままむき出しの土壁となっているが、床には木の皮を剥して乾燥させた
ものが、絨毯代わりに敷き詰めてあった。人が直に寝転ぶには若干ゴツゴツとして痛そうだが、恭子が
ここに居るときは、大抵誰かしらの触手の上に乗っているので、特に困ることは無い。

 準備が整うと、恭子は一体ずつ順番に名前を呼んだ。そして、彼女と彼らがじゃれている間に、ミノリが
その体を診察するという手筈である。
 恭子に抱かれてすっかり大人しい触手たちを手際よく診ていきながら、ミノリはふと回想する。
 初めの頃は、口をこじ開けたり腹を摘んだりする触診に、皆むずがって暴れたりすることが多く、大変な
苦労をしたものだった。そのあまりの悪戦苦闘ぶりに、当時はまだあまり友好的とは言えなかった恭子が、
見かねて協力を申し出てくれたのだが、そこからの道のりも決して平坦ではなかった。
 飽きるまで抱き合わせてみたり、疲れるまで遊ばせてみたり、最終手段で少女と一度交わらせてから臨んだ
こともあった。だが一度は成功しても、次はまるで駄目だったり、ある一体でうまくいっても、他の個体
では通用しなかったり。
 結局、恭子が、彼らには個々に落ち着かせるコツがあると気付くまでは、うまくいかなかった。 ノーナは
ひたすらお腹をさする、デッカは落ち着かない触手を見つけて抱きしめる、トリデスはとりあえずおっぱいを
触らせておけば大丈夫、という風に。

 思えば、あれが『体』達の、"個性"を意識した、最初だった気がする。
 そして、この17歳の小娘に、自身の体のことで、自分の無知を突き付けられた、最初。

 「トリデス、どっか悪いの?」
 ”いや、そうじゃない。”
知らぬ間に診察の手が止まっていたらしい。心配そうにこちらを見上げる彼女に、本当になんでもないんだと
言って、ミノリはトリデスの口腔を拡げていた触手を取り去った。
 ”三体ともまあ健康な部類に入るだろう。ノーナはタンパク質が少し不足気味だから、あとで補うことにする。
それ以外の処置は特に必要ない。季節が良くなってきたおかげだな。”
 「そう、よかった。」
 ようやく笑顔に戻った恭子が、胸に張り付いている触手を優しく撫でる。今日の診察が終わったことを知って、
トリデスが大きく伸びをすると共に、邪魔をしないよう控えていた二体も、彼女の方に擦り寄ってくる。
 そんな彼らを笑顔で迎える人間は、どこをどう見ても、身長150cm半ばの、まだ幼さが残る少女でしか
なかった。
 しかし、研究所のどの職員も、またミノリでさえあり得ないと考えていた、『体』群の、つまりオクトル達の
個の発露をもたらした、ただ一人の人間でもある。


444:実のトモダチ
07/07/28 03:37:50 hQqyw/lb

 再び固まっている彼に気付いて、検査が必要なのはミノリの方なんじゃないの、と恭子が笑う。
”集団検診を終えて一休みしているお医者様にそんな言い方はないだろう、看護婦さん。”
「看護"士"さん。それに、医者は婦長に逆らうと生きていけないらしいわよ。」
”ふむ、確かに君無しでは生きていけないという点で、その指摘は全く正しいな。”
「……。あー、うん…、まぁ。」
”さて、私の仕事は終わりだ。次はきみの出番だぞ。”
 出番なんて言い方しないで、とだけ言うと、恭子は少しだけ赤くなった顔を隠すように俯いた。

6.

 恭子を中心に、四体の人造生物が一つに集まった。一体でも無数と言っていいほどの触手を持つ彼らが
一箇所に集まると、その密度は相当なものになる。恭子は、触手の群れが集まって出来た肉の小部屋の
ような場所へ上がると、着替えを待つ幼児の様に万歳をした。
 「今日は、んーじゃあ、デッカお願い。」
 すると、肉部屋の壁の一部が崩れ、五、六本の触手が彼女の元に伸びてくる。内三本が、彼女のTシャツの
裾を掴むと、ゆっくりと捲り上げて、彼女の頭から引き抜いた。余った触手達が、布に絡んだ髪をひっつれない
様に丁寧に梳く。

 デッカ達に着替えの手伝いをさせるよう言い出したのはミノリだった。触手に女の子の脱がせ方なんか教えて
どうすんだと反論する恭子に、その人工知生体は真顔で言った。
 ”君が命じて、彼らにさせる。ここが重要なんだ。君がよくやるように、ただ抱きしめて当たり前に話しかける、
それが効果を持つことは私も認める。ただ、君と彼らとの会話のによって、何でもいい、何かやり遂げたという
結果が生まれれば、それは君と彼らのコミュニケーションにより一層の進展をもたらすと私は確信している。”
 回りくどくも、妙に熱の入った説得に、少女はどこか納得いかないがらも、頷くしかなかった。

 Tシャツとスカートを畳み終えた触手が再び彼女のもとへと伸びる。数本は靴を、残りが肌着に取り掛かった。
この段階に来ると、触手達も焦れてくるのか、壁や床が揺ら揺らと動き始める。だが、今衣装係を務めている
デッカは、比較的おっとりとした性格なので、恭子は安心して身を任せていた。10本の大肢と、四体の内で
最大の350kgを超える巨体の持ち主は、その見た目とは裏腹な繊細な手つきで、彼女の服を一枚一枚
脱がしていく。ノーナやトリデス相手だとだと、なかなかこうはいかないのだ。

 とうとうショーツが取り除かれ、連結肢がむき出しになった。膣口から伸びた細い触手が、別の触手で太股に
縛り付けられている様子は、たまらなく淫靡で、それまで触手の動きを目で追っていた恭子も、この時ばかりは
何となく目を逸らす。
 「ミノリ、じゃあ……、」
 ”分離準備よし。何時でも抜いて構わない。”
 だんだんと恥ずかしさが勝ってきて、尻切れになる恭子の言葉に、ミノリはあっさりと答える。ん、と声には
ならない返事をして、恭子は連結肢を両手で掴んだ。どうせならこの行程こそ触手に任せたいのに、と思い
つつ、一つ深呼吸すると、彼女はゆっくりと触手を引いた。
 「ん…んっ!くうぅ……」
 胎の奥に摘まれるような痛み。しかしそれは"直結"する時に比べれば数段に軽いものだ。口を覆うことも
なしに、殆ど声を漏らさず子宮口から引き抜くと、一度触手を握る手を緩めた。ここはベランダと違っていくら
声を出してもいいのだが、気が高まっている時はともかく、素の状態のときに丸裸で大声を出すのは、
恭子としては勘弁願いたい。

 ドサ、と音がして、触手の一部が力を失う。ミノリの体の分、つまりオクトルの触手が、急に『頭』を失って
脱力したのだ。だが、ミノリと違って、ものの数分もすれば、オクトルとして動き出すだろう。ミノリが無事分離
を終えたことを伝えると、恭子は膣に残っていた分を一気に引き抜いた。
 膣口から細い連結肢がズルリ、と抜け落ちた。それはオクトルと恭子の粘液がねっとりと纏わりついて、
触手の壁から僅かに漏れるランタンの光を、テラテラと反射する。

 いっとき、恭子の体が全ての触手から自由になった。久しぶりに自分の足を動かして、畳まれた服のところ
まで這うと、デッカがまだ伸びているオクトルから引き抜いてくれたナップザックへと詰め込む。ありがと、
といってその触手に軽く口付けをすると、デッカは機嫌良く、そのよろず袋を部屋の奥へと仕舞った。


445:実のトモダチ
07/07/28 03:38:56 hQqyw/lb

 さて、と座り直した所で恭子は息を吐く。これでさあどうぞ、と一言言えば始まるわけだが、その口火を
自分が切るというのはなんともやりにくい。ゴソゴソと揺れる触手達が焦れているのは火も見るよりも
明らかで、そんな状態で放置するのは可哀想だとは思うのだが、出来ればこう、流れで何となく雪崩込む
のが彼女の理想なのだ。とはいえ、そんなロマンチックな雰囲気で持ち込む術など『男性』経験皆無の
17歳は例え人間相手でも持ち合わせているわけがなく、というか触手相手にそんなことが出来る人間は
全世界の娼婦を当たっても見つからないだろう。 トリデス達にそれを求めるのは………うん、たとえ世界中
の触手達に出来たとしても、この仔達には無理だ。いるのか知らないけど。
 そこまで考えて、やっと諦める。ミノリじゃないけど、毎度の事だが、メリハリの効いたセックスなんてのは
なんかやだなぁと思いつつ、仰向けに寝転んで言った。「えーと、うん、いいよ。」


 恭子が言葉を切った途端、触手の部屋が一気に崩れた。天井は落ち、壁は倒れ、床は緩んで彼女の
体を一斉に飲み込む。その余りの過剰な反応に、恭子はやっぱりおかしくなった。吹き出しながらも、
待たせちゃってごめんね、と心の中で謝る。

 しかし、そんな余裕を保っていたれるのが、最初の数分だけということも、彼女は知っていた。何本もの
触手が、恭子の手足に絡み、頬を撫で、また髪を梳く。その癖や力加減で、普段彼女は大体どれが誰だか
予想がつくのだが、こうも複雑に絡まれては、正確なところは分からない。ただ、真っ先に左の乳房に
飛びついたアレは、トリデスで間違いない。

 まず触手達は、恭子の肌との接地面積を出来るだけ稼ごうとするかのように、我先にと彼女の体を包んだ。
そして、そのさして広くない土地の争奪戦が一段落すると、今度は自分が得た畑を耕し始める。
 「んっ…はぁ、きゃんっ………はぁうぅ、」
その触手の数は、オクトルの腹に抱え込まれた時の比ではない。上下左右、あらゆる方向から、うねり
のたくる触手が押し寄せて、恭子の平衡感覚はあやふやになる。

 「あっ……はうっ!んふ……ん……」
お腹が突然、ぬらぬらと湿った熱い触手に覆われる。一瞬、誰かの生殖肢かなと恭子は思ったが、それに
しては柔らかいし数が多すぎる。彼女はデッカの幾つにも分岐した舌だろうと、当たりをつけた。
 彼女の予想通り、デッカはその大きな頭を恭子の腹の上に陣取ると、口内に溜めた粘液で少女の下腹を
濡らし始めた。その成分は人間の唾液と似ているが、幾分粘度が低くさらさらとしており、その割りに乾き
が悪い。それを舌で触手の合間に塗りこんで、潤滑剤の代わりにする。

 やがて舌は、恭子の両足の付け根まで降りてくる。しかしそこは、意外にもぴったりと閉じられていた。
股間はその僅かな三角の隙間にほんの数本、細めの触手が回してあるだけである。これは、恭子が懸命に
閉じようとした結果ではなく、足を拘束する触手群が開こうとしないのだ。彼女を焦らす作戦なのか、或いは
人造生物達がただお互いに牽制しあっているだけなのか。膝上にかかる不揃いな圧力から、恭子はおそらく
後者なんだろうなあと考えた。

 下半身でそんなせめぎ合いが起こっている頃、上ではトリデスが一人、お気に入りの胸を味わっていた。
早々に確保した左の乳房の周りを、太く力強い触手がしっかりとガードして独占している。それ自身は
膨らみに触れることはなく、その柔らかな感触を味わうのは感覚に優れたより細い触手達だった。そして
揉み込む際には、他の触手のように一本が巻き付いて絞り上げるようなことはせず、十分な数を割いて
乳首を頂点としたドーム状になり、それが収縮する形で、胸の弾力を1gも余すことなく楽しんでいる。

 その呆れるまでの執着ぶりに、何度か「おっぱい星人」に改名されそうになったことがあるトリデスは、
その実、四体の中で一番の変り種だった。
 八本の大肢、腹側に多数の触手と、ここまではオクトル達と似ていなくもないが、背中側にも五本の
大肢に近い触手が生えていて、遠目には腹と背の区別がつきにくい。また、口の一部が分化しており、
メインの口の他に、ストローのように伸びた触手の口管がある。
 性格は一番落ち着いていると言えなくもないが、より厳密には唯我独尊、割と従順なのが多い触手達
のなかで、恭子が手を焼く困り者でもある。前回、彼女のお気に入りのスポーツブラをダメにした犯人も、
他ならぬこいつであった。


446:実のトモダチ
07/07/28 03:40:04 hQqyw/lb

 そんな彼は、他の触手との押し合いへし合いの末、ようやく例の口管を、左胸まで伸ばしてきた。
足首程度の太さを持つその触手は、唇から分化した先端が、朝顔の花弁状に四つに開いており、その内
には舌にあたる細い粘膜性の触手が蠢いている。
 それは、乳首の直上でやっとたどりついた獲物の前に一筋、涎をたらすと、その感覚に恭子が反応する
瞬間に、他の触手をどけて、大好物の肉塊へとむしゃぶりついた。

 「きゃっ!?……あっ、ちょっトリデっ…ひゃっ!…はぅっ」
乳房を吸引されるような動きに、恭子はたまらず声を上げた。口管は少しでも多くの肉を含もうと、一度
吸い付いた後も、花弁状の唇をギュッギュっと広げている。それにタイミングを合わせる形で、管の中が
少女の膨らみを吸い上げる。
 「あうっ…んっ…ん……も、もうホントに好きだねー、おっぱい…ぃ!…はぅ……」
恭子が無理して呆れたような声を作っても、全く動じる様子はない。口管に左胸を明け渡した触手達は早くも、
今度は三つ巴状態の右胸を攻略できないかと、その隙を窺っている。

 胸への愛撫が強まって、恭子の体が徐々に温まり始めた。嬌声が漏れる頻度も段々と高まっていく。
 そしてある拍子に、彼女の身体がビクンとはねると、下半身の力の均衡が崩れて、恭子の膝が僅かに
開いた。閉ざされていた秘部が顕わになり、周りで機会を窺っていた触手達は、今がチャンスと一斉に
股間へ伸びていく。
 だがその中に約一名(?)、もうどうにも我慢できない触手がいた。

 一本のガチガチに勃起した生殖肢が、他の触手を掻き分けて、真っしぐらに膣口へと向かう。
周囲の触手は、敏感な秘部を愛撫するため細く繊細なものばかりなので、その動きに抵抗できない。
邪魔者を難なく排除すると、その生殖肢は勢いそのまま一気に中へと入り込んだ。
 「へっ?…やっ、ちょっ、い゛っ!痛っ!……やっ…んあ゛っ!」
一息で奥まで到達する。全身の愛撫と、先のオクトルとの行為の名残で、膣内はぬかるんではいたものの、
体はまだ半開きといった状態で、その強引な挿入は、やや強い痛みを伴った。
 「やっ、やめっ、まだだよノーナぁひゃん!…きつい、きついってば!」
 手をばたばたと動かすが、触手が複雑に絡まってうまく外れない。他の三体は、恭子の突然の制止に
ビクッと動きを止めたが、肝心のノーナは興奮のため聞こえなかったのか、他の触手が緩んだ隙にますます
拘束を強めて、彼女の腰を自分の腹に引き寄せた。

 「あっ…くぅ!…あぅ…う゛ーー、もう!……っくう…」
 悪態をついても、胎の中の触手は一段落するまで止まりそうにない。その強引な動きに、膣壁が拡げられた
のか、はたまた単に慣れただけなのか、抽送に伴う痛みは若干和らいだが、その無理矢理な出し入れは、
まだちょっと苦しい。とにかく挿入が楽な姿勢をとりたくて、恭子がもがくと、その動きを察したのか、デッカが
力まかせに膝を割った。
 大きくM字に開かれ、腰がやや持ち上がる。背中が下というわけではないので、そう言うのが正しいかは
分からないが、ちょうど"人での"体位で言えば、まんぐり返しと言ったところか。膣道がまっすぐになり、
壁を変に押し退ける動きがなくなって、少し楽になる。
 突かれながらも、肩を使って目尻をこすり、涙で滲んだ視界を払った。ノーナのバカの触手を見つけたら
噛み付いてやろうかと前を見る、と、
 「うっ…あっ…あん……あ?」
腰高になったせいだろう、勢いよく上下するノーナの生殖肢が間近に見えた。大分暴れたせいで、腕の拘束も
緩んでいる。殆ど反射的に、左腕を触手の筒から引き抜くと、恭子はえいっ、と生殖肢を掴んだ。

 効果は覿面だった。急所への突然の攻撃に、ノーナはビクッと動きを止めると、そこで我に返ったのか、
やべ、やっちゃった、とでも言うように、そそくさと触手の力を抜いた。抽送が止まり、余裕が出てきた
恭子が、性器をギリギリと握り締めながら「のおぅーなぁあー君?」っと詰ると、彼はますます萎縮する。
やがて彼は、一本の触手をすっと恭子の眼前に伸ばすと、ごめん、とばかりに頭を下げ、もう怒り収まる
まで噛むなり何なり好きにしてくださいと、スケープゴートを差し出して来た。同時に左手の方は、別の
触手が遠慮がちに絡みつき、だから生殖肢(それ)だけは勘弁を、とばかりに、身を摺り寄せる。


447:実のトモダチ
07/07/28 03:41:49 hQqyw/lb

 その反応に思わず吹き出してしまって、結局、恭子はあっさり許すことにした。
「もういいよ、そのまま最後までして。ただ、さっきみたいな滅茶苦茶はやーよ?分かった?」
そう言って生贄を銜え甘噛みする。ありがたや、とノーナが言ったかは分からないが、恭子が生殖肢を
手放すと、揉み手摺り手で左手から退散していった。
 暇でしょうがないミノリが、出し抜けにポツリと言う。
  ”やれ噛むな 触手が手を擦る 足を擦る”
 「……もうね、何でもいいけど、お願いだからエッチの時だけは黙ってて。」

 この人造知性体の生みの親は本物の専門バカだったに違いない。会ったらまず情操教育に関して小一時間
説教してやると、恭子が決意を固めた時、ノーナが抽送を再開した。
 空気を読んで大人しくしていた他の触手達も、少女への攻めを再開する。やっと開かれた秘部へは四体分の
繊毛が集中し、敏感な核やその周りの外性器を刺激し始めた。デッカの舌も到着し、ドタバタでやや渇き気味
だったそこへ潤いを与える。
 「あっ…あんっ…ふぁ……やぁっ!……」
 再び激しくなっていくノーナの動き。しかし、今度は周りの愛撫が効いているのか、先程の辛さは感じない。
恭子の心構えが出来ているのもあるのだろう。先程は突然の挿入にビックリして、中々身体が受け止める
体勢に切り替わらなかったのだ。
 「んっ……ふくっ…あっ…ノーナぁうっ…あっ」
 奥まで突きこむ動きの他に、浅い部分を持ち上げる動きが加わる。先程の無理な行為を反省して、彼も何とか
恭子を感じさせようとしているのだ。Gスポットを探られて、膣壁が急速に弛緩していく。小陰唇が生殖肢に
引きずられて膣口に出入りを繰り返し、そこを愛撫していた細い触手も時折巻き込まれて秘穴へ潜る。

 胸は相変わらずトリデスの独壇場だ。左の乳房は専用の口管で存分に吸い上げ、右胸もその執念を
以って徐々に支配率を高めている。その数としつこさに、他の三体はやや諦め気味だ。
 そう言えばオクトルの動きが余り感じられない。今日は先に一度恭子を独り占めしているので、遠慮して
いるのだろう。あの仔はそういうとこ、妙に謙虚だしなぁ、と恭子は思う。

 中の触手の動きが、大分小刻みになってきた。恭子も感じてきてはいるが、一緒にはイってあげられそうに
ないなと思っていると、出し抜けに硬いぬめりが頬骨を擦った。
 デッカの生殖肢だ。そのまま、鼻から耳にかけてのラインへ、その身を扱くように押し付ける。そっか、この仔
もそろそろ限界だっけと気付いた彼女は、左手でそれを捕まえると、自分の口へと導いた。
 「ふぁむ…むぐ…んぐんぐ…ふぁ…ふぁぶっ!…んんぅ」
 時折襲う強めの突き上げで思わず噛まないように注意する。デッカものは、その大きな体を反映して、
サイズもやや大きめだ。化け物じみた巨根ではないが、それでもちょっとした外人サイズである。口をしっかりと
開けて頬張り、硬い亀頭を舐め上げる。先端の割れ目をほじるように突くと、先走り液が漏れ出して、口内に
薄い塩味が広がった。

 「はぐっ…んっ…あふ…んっぐっく、あむ…んぢゅる…」
さらに刺激を求めて、デッカの触手が前後し始めた。相手の興奮を感じて、恭子は吸い上げる動きを強くする。
同時に、左手を添えて幹をしごきつつ、余り深く突っ込まれない様に注意した。
 「んぢゅ、れるれる……はむ…、ん!ふんっ!ひゃっ、はうっっ!」
 ノーナの動きが一気に大きくなった。射精を控えて、亀頭が膨らむの分かる。腰回りの触手も、恭子の身体を
合わせようと、愛撫をいっそう激しくするが、やっぱりちょっと間に合いそうに無い。代わりにお腹に力を入れて、
中で暴れるノーナの生殖肢を、キュッキュと意識的に締め付けてやる。

 「ふっ…ああぅ…はんっ…はう!……ほぶっ?…んぐっ、がふっ!」
 すると今度は、デッカの動きが急に大きくなってきた。下に気を取られて、口が疎かになったためだろう、
何とか強い刺激を得ようと、奥へ向かう力が強くなる。しかし膣内でノーナがラストスパートをかけてる
状態では、流石に丁寧な口唇愛撫をする余裕がない。下手したら噛んでしまうだろう。恭子はちょっと
悩んだ末、腹をくくって、左手の力を抜いた。
 ディープスロートは苦手だけど、デッカだしそんなに無茶はしないだろう。それにノーナが暴れた時、身体を楽に
してくれたお礼を、今日はまだしていない。その意味も込めて、苦しいのはちょっと我慢だ。


448:実のトモダチ
07/07/28 03:42:27 hQqyw/lb

 「がぼっ…はぐぅ…ぶぇ…んぐっっ…ふううぅうん!」
 大口を開けて、歯で傷つけるのだけは避けるように頑張る。喉を引いた瞬間に、息を吸おうとするのだが、
体奥を突くタイミングと違うので、うまく呼吸が合わせられない。再び涙が溢れ出し、あっという間に視界が
滲む。先から漏れ出る味が変わって、彼も終わりが近いのと分かったのが、唯一の救いだ。

 そして、ノーナの触手が一度身震いするようにうねると、最後に強く、性器を奥に押し当てた。
 「はぐっ、んくっっっくぅっ、あう゛っ………んあぁっ!」
 そのまま、グリグリと捻る動きと共に、傘が開く。バシャっと浴びせられる感覚が、先のオクトルの時よりリアル
なのは、恭子がまだ若干の余裕を残しているせいもあるだろう。ノーナはその後、射精を長引かせようとする
ように、数度膣内で身を捻ると、やがて完全に動きを止めた。

 ノーナはそのまま、射精後の余韻に浸って伸びているが、恭子の方はそうも行かない。体奥が満たされて
いくのを感じながら、口を犯す剛直へ、必死になって舌を這わせる。
 「んぐっ…ううっ…くっんぅ…わぶ!」
 下からの横隔膜への揺さぶりが収まって、呼吸は若干出来るようになったが、それでも満足とは程遠い。
嘔吐感が襲う間隔は短くなるばかりだ。とにかく、一秒でも早くデッカをイかせようと、恭子は自分からも頭を
振り始めた。左手も添えて、動きを抑えるのではなく、快感を送り込むために幹を摩る。

 そしてノーナに遅れること数十秒、とうとうデッカの生殖肢も傘を開いた。
 「んぐううぅぅううっっ!!…ごふっっくっ、…ふ、んぐ、んく…ぅ…ごく……っ」
 喉奥に強く精液が叩きつけられる。その感触は膣の何倍も強烈だ。顎を上げ、流し込まれた粘液を、
こみ上げる嘔吐感ごと飲み下す。
 しかし体に見合って、デッカの吐き出す精は大量だった。口の容量を巨大な生殖肢で狭められている
こともあり、飲み切れない分が、すぐに少女の唇からあふれ出す。
 「んく…ごく…んく…ふっ、げぼっ!?…ごほっ…うぇ………あぅーごめん。」
 結局、溢さないようペースを上げようとした所でむせてしまい、半分以上が周りの触手や恭子の体に
飛び散った。慌てて背中を擦るデッカを、大丈夫だから静止して、最後の嘔吐感をやり過ごす。深呼吸
すると、そこかしこから立ち上る、強い牡の匂いが、むっと彼女の鼻腔を突いた。

7.

 一息吐いた所で、恭子は自分の状態を確認しようと目を開けた。が、涙で滲んでよく見えない。手や肩で
拭おうにもネトネトなので、「だれかー手のきれいな仔ー。目、拭いて。」と援助を求める。
 すぐにトリデスとオクトルの触手がやってきて、彼女の目尻を拭ってくれた。ついでに舌まで伸ばしてきた
オクトルに目ん玉を舐められて、恭子は小さく悲鳴をあげる。
 「っもう、あんまりビックリさせないでよ。」
 苦笑いでそう言うと、悪戯が成功して楽しそうな触手舌は、彼女に軽くキスして退散する。クリアになった
視界で見渡すと、なんとデッカと目が合った。

 『体』達の目は、触手の先でなく体幹に直接付いている。そのため、普段は多くの触手に阻まれて、外側
から直接、その瞳を見ることは難しい。普段、本人達はうまく隙間から覗いているのだろうが、こうして直接
見つめ合うという体験は初めてだ。よっぽど注視して覗き込んでいる、ということか。
 どうしたのと聞こうとして、その声が喉から出かかる直前に、恭子は急に合点が言って、出かかった言葉を
飲み込んだ。先程、喉を強引に犯してしまったことを、謝ろうかどうか迷っているのだろう。一応、彼女の側から
承諾した形のはずだが、ちゃんと口に出してOKを貰ったわけではないし、もしかして無理強いしたのかと
心配して、こちらの様子を窺っているのだ。

 そんなデッカの懸念を拭ってやろうと、にっこり笑って恭子は言った。
 「デッカさ、ノーナが暴走した時、わたしの身体楽にしてくれたでしょ?さっきのはそのお礼。
大丈夫、怒るわけないよ。」
 ちゃんと加減してくれたしね、と付け加えると、彼女はまだ不安そうなデッカの生殖肢に吸い付いた。
若干柔らかくなったそれを、手と唇で優しく扱き、まだ中に残っているものを吸い出してやる。思ったより
沢山出てきたが、さすがに今度は零すことも無く、喉を鳴らしてコクンと飲み干した。全部出したかな、
とその鈴口を舌先で探っていると、早速硬度が戻ってくる。


449:実のトモダチ
07/07/28 03:42:59 hQqyw/lb

 最後に少し深めに銜え、性器を舌で簡単にすすぎながら目を開けると、もうデッカの目は見えなくなって
いた。ところが今度は、それまで射精後の倦怠感に伸びていたノーナが、恭子のお掃除フェラに気付いて、
いそいそと動き出す。
 ジュポン、とかなりやな音を立てて、膣から生殖肢を引き抜くと、自分と恭子の液を滴らせたまま、彼女の
口元まで持ってくる。空いた胎内にすかさず自分の生殖肢を挿れたのは、トリデスだ。おっぱいばっかり
構ってると思ってたのに、全くもって抜け目ない。
 早く、早く、と目の前で触手を揺らすノーナに、恭子は、あんたが元凶でしょー、と呆れた声をかけたものの、
結局は求めに応じてあげた。デッカよりはややぞんざいな動きで、それでもちゃんと綺麗にしてやると、
ノーナも満足して、生殖肢を口から引き抜いた。


 それが休憩終了の合図となって、触手達は再び愛撫を開始した。
恭子も、何かわたしだけあんまり休んでないぞーとは思いつつも、四肢を触手に投げ出した。そのまま力を
抜いて、暫くはマグロを決め込むことにする。
 トリデスは一旦、生殖肢を奥まで埋めきると、ピストン運動はせず、そのまま中でうねうねと蠢く動きを
し始めた。オクトル、ノーナとやや激しい抽送が続いた恭子には、その優しい動きが有難い。先程、
中途半端なところで止められた身体が、また熱を取り戻していく。

 今まで遠慮していたオクトルも、今度は攻めに加わってきた。体を恭子の背後に回し、背筋とおしりを
触手で擦る。かと思うと、頭だけ器用に前へ回して、口を彼女の顔全体に押し付ける。ベランダでは、猿轡を
噛ます必要があって、あまりしていなかったが、実はオクトルは相当なキス魔である。
 オクトルに限らず、彼らとの接吻は恭子も大好きなものの一つだ。暖かい腕に包まれた中で、唇に与えられる
優しい触れ合いというのは、やはり何か特別なんじゃないかと、彼女は思う。些か乙女チックな思考回路だとは
自認しつつも、まあ実際今はまだ乙女だしと、自分を納得させている。その相手が触手でいいのかという葛藤は、
もう大分昔のものだ。

 恭子と比べてちょっと大きすぎる口唇を、オクトルは器用にすぼめて、彼女の口を吸った。それから舌を
伸ばして、軽く唇をノックし、そして再び口を吸う、ということを数回繰り返すと、段々彼女の方も乗り気に
なってきた。ついさっきまで、疲れて動けんと伸びていたのに、気分次第であっさり復活するのは、さすが
若さといったところか。両手を伸ばしてオクトルの頭を抱え、恭子の方からも、盛んに口を寄せる。

 少女の腰の部分には、今はノーナを退かしてデッカが構えていた。幾重にも分かれた舌を、秘部へと伸ばして、
トリデスをくわえ込んだ膣口の周りを、ゆっくりと舐める。彼女の丁寧すぎる清拭で、すっかり硬さを戻してしまった
生殖肢は、行き場が無いので、とりあえず左の膝裏に当てている。

 「ん……んぅ…ぁ…あむ……ん…っ…」
前半に比べて、その愛撫は皆、比較的穏やかだ。お陰で大好きな接吻を、あまり邪魔されることもなく、
恭子はかなり上機嫌である。本人が乗ってきたことで、敏感な局所への愛撫無しでも、お腹に快感が
ゆっくりと溜まって行く。

 身体が十分に温まってきたのを受けて、トリデスは乳房を攻めを強め始めた。
 「んちゅ…ん……むあ…ふっ…っ…くん」
口管が吸い上げだけでなく、先端の花弁による揉み込みの動きを大きくする。そして、快感と痛みの境を、
見極めようとするかの様に、その握力がゆっくりと強くなっていく。
 「ふむぅ……あっ…うん…も少し、だいじょぶ…ん…んっ…」
トリデスの探る動きに、恭子が答える。ゆったりとした愛撫でも、もう身体は十分に高まってきていて、
平時なら痛みを伴うような揉み上げにも、彼女はまだ甘い声を上げている。

 ここまで来て、トリデスはやっと十分と判を下した。触手の動きが、それまでのただひたすらに甘いものから、
自分が女体を楽しむためのものへと、一変する。


450:実のトモダチ
07/07/28 03:45:14 hQqyw/lb

 「んっ!…ううっ…あぁ…やあっ!…ん……くぅぅ…」
圧力に負けて、触手の合間から膨らみが溢れる。痛みに変わる、ギリギリ手前の匙加減は、さすがトリデスと
いった所で、その弾力を好き放題に揉みしだきながらも、恭子の身体の快感の波が、収まることを許さない。
今では右胸も、ほぼトリデスの触手が仕切っており、例のドーム状の形態をとって、全体を押し潰すように
収縮する。
 「あ…あ…っ、はあぁ…ひゃっ…いや…ぁ」
それに連動して、胎内の触手も動きを強める。相変わらず抽送こそないが、ミミズのような蠕動を開始して、
生殖肢が奥へ奥へと膣壁を蹴る。当然行き止まりなので、その動きは空しく内側の襞を擦ることになる。
 「んはぁ…んっ!……んあぁっ!…や…いやぁっ!……ん…くぅっっ……!!」
 恭子の中から分泌される液が、白濁したものに変わってきた。その変化は、既に二体分の精液が溢れている
秘部では、見た目では分かりにくい。しかし、先程からずっとそこを舐めていたデッカの舌は、その味の変化で、
彼女が本気の汁を出し始めたことを、知っていた。
 後ろではさっきから、背筋の一番弱いところを狙って、オクトルの生殖肢がのたくっていた。ひたひたと濡れた
感覚が、ゾクゾクとした刺激を脳髄に送り込む。恭子と安心させるように舌を絡めては、その隙を突く形で
アナルから尾骶骨にかけてを舐め上げる。

 三人がかりの愛撫で、全身がじっとりと汗をかくほどに感じている。体はもうとっくに、絶頂へ向かって走り
始めていてもおかしくないのに、ふわふわとした性感だけが、際限なくお腹へと溜まっていく。思わず自分で
内股をこすり合わせようとしたのを、デッカの触手に阻まれて、恭子も気付いた。
 「……っっ!」
 敏感な三点だけは、まだ誰もさわりもしていない。そこを刺激すれば、彼女が容易く昇りつめることを分かって、
わざと外しているのだ。
 焦らされている。
 そうはっきり意識した途端、羞恥やら期待やらが、その他興奮と一緒くたになって、彼女の体温を一気に
押し上げた。

 「あっ…はぅっ!…んぁ…ゃ…や、っもう、もう…っねぇ!…」
乳首とクリトリスへ、一度向いてしまった意識が離れない。今や、周りで蠢く触手の熱気、側を滴る汗や液の
流れまで、そこで敏感に感じ取れてしまう。そんなに感覚を集中していては、いざ触られた時に、大変なことに
なってしまうと、分ってはいるのだが、脳を冒す膨大な熱が、気を逸らすことを許さない。
 「…っ…やぁっ…ねぇ…おねっ、お願ぃ…やっあむっ…ん…ちゅる」
ついに出かけたおねだりの言葉を、オクトルの口が飲み込んでしまう。こうなったら、キスに集中して気を
逸らそう、とその頭部を抱きかかえた時、トリデスの口管の舌が、くぼんだ乳首を引っ張り上げた。

 「ひ…!? ひあぁっ!だ…ダメっ…あぁああっっ!」
 今日一番の嬌声が巣穴に響く。
 間を置かずに、下の核にも触手が走った。デッカは二本の触手が脇を押さえて包皮を開くと、その皮と中の粒の
間に、極細の繊毛を挟み込む。
 「んんあぁぁ~~っ!!ダメっっ!ヤっ…やあぁっあううっっ!」
 狂ったように身体がはねる。しかし三体で計700kgを超える触手群は、しっかりと要所を押さえ込み、
相変わらず正確で大胆な攻めを緩めない。

 膣はトリデスの生殖肢を真似たように蠕動を始め、くわえ込んだ性器を自分の奥へと引き付けだした。
それに逆らうような形で、トリデスも緩やかな抽送を開始する。襞と触手がお互いの動きと逆向きに引っ張られ、
強い摩擦が膨大な性感を、こすれ合う二人に送り込んだ。
 その興奮に煽られ、胸の揉み上げがさらに強まった。普段の恭子なら、もう苦痛を訴えるレベルだが、脳を
冒す快感の熱に、痛感が弱められた今は、彼女には強い刺激としか感じられない。さらに、口管だけでは
満足出来なくなったのか、彼女を抱え直して頭部を無理やり下ろしてくると、メインの口腔が、直接右胸を
吸い込んだ。
 「はううぅっっ!!…んああぅっ!…あんっ!やあぁ、おっぱいが、ひゃんっっ……!」
膨らみを丸ごと綺麗に飲み込んで、その麓を唇で絞っていく。そして、口内で見事に丸く実った脂肪の
果実を、さくらんぼのように舌でコロコロと弄ぶ。


451:実のトモダチ
07/07/28 03:47:29 hQqyw/lb

 膣口で生殖肢の出入りが激しくなってきた。デッカはそれを迂回して、クリトリスへと舌を伸ばすと、
繊毛を挟み込まれたそこを、包皮の上からぎゅっぎゅと押し付ける。途端に恭子が悲鳴を上げて、
くわえ込んだそこが収縮する様子は、外からでもはっきりと分かった。愛液はまるで失禁したかのように
とろとろとあふれ出し、それを片っ端からデッカが舐めとるので、触手の白濁まみれだった秘部は、
逆に綺麗になってきた。生殖肢は我慢できないというように、畳んだ膝裏を無理やり上下して、
溢れたぬめりを、ふくらはぎへと垂らしている。

 「ああぁっ…!!やあっっ…!ダメっっ!やだっっ!…あっ!もうダメっっ!!」
ついに身体が走り出した。頭は朦朧としてたが、それでも本能で、一緒にイけそうなのは、トリデスだけだなと
恭子は悟る。そうすると絶頂後の敏感な身体で、デッカとオクトルを受け止めることになりそうだ。
 とんでもない事になりそうだが、もうこうなっては、彼女にはどうしようもない。来るべき絶頂に備えて、
頭を振りながら、必死になって快感をこらえる。
 「んあっっ!!やっ…ぁ…ぁっ…イク、ねぇっ、もういっちゃうよっ!」
視界が白み、三半規管が狂って、重力の感覚がおかしくなる。両手をばたばたと動かすと、彼女の意を汲んだ
オクトルが、太い第4肢を差し込んできた。それに力いっぱい抱きしめて、彼女はさらに声を上げる。と、

 「やぁっっ……!ああうっっ…!!あんっっ…!……っ…、ひゃぁっ!?」
いきなり生殖肢がすっぽ抜けた。性感に浮かされている恭子には、何が起きたのか全く分からない。疑問を
浮かべる暇があればこそ。
 「んあっっ……あ゛う゛ぅうぅ!?……ひゃあぁんっっ……!!」
まだ黒く口を開けたままのそこに、デッカの生殖肢が飛び込んできた。小柄な彼女にはややサイズオーバーな
それも、今日はもう既に三体分の生殖肢で、徹底的にこなされたおかげか、恭子の膣は割り合い、あっさりと
飲み込んだ。ギチギチと拡げられる痛みは、もはや快感にしか感じられない。
 そして抜かれたトリデスの生殖肢は、まっしぐらに胸へ奔る。そこで待ち構えていた触手達は、素早く両胸
を抱き寄せて谷間を作り、その隘路に生殖肢が飛び込んだ。

 間髪いれず、デッカのものが抽送を開始。身体の中心を貫く巨大な楔に、恭子は全身を支配される。息も、
思考も、きっと臓の鼓動さえもが、その突き上げに合わせて動かされた。圧倒的な圧迫感で、快感を
溜め込んだお腹のダムが決壊する。全身が性感の濁流に押し流されて、恭子は達した。
 「ひぁ…!やぁっ!……んんんんぁぁぁあぁぁ!!」

 絶頂の震えが全身を襲う。それにあわせる形で、少女の胸で猛烈な抽送を繰り返していたトリデスも、
亀頭を乳房で包むようにして、射精した。膨らみを強く寄せて密閉しようとしているが、結局どこかに
隙間があるのだろう、胸の合間から精液が勢いよく飛び出して、再び彼女の顔を汚す。

 そして、デッカは止まらない。
 「はああぁ、はう、んあっ…っ!!…っっんあう゛っ」
 絶頂中の、一番おいしい膣内を存分に味わう。断続的に収縮する壁、生殖肢を飲み込まんとする襞、そして
吸い付くように首を伸ばす子宮口。その快楽を出来るだけ長く味わおうと、陰核の繊毛がざわざわと蠢き、太い
雁首がGスポットを攻めて、彼女を絶頂に押し止めた。

 しかしそれも長くは続かず、結局は身体が降りてきてしまう。高まりで訳の分からない状態から、絶頂後の
敏感な状態へと、性感の回路が切り替わる。そこへデッカの怒涛の攻めを受け、恭子は思いっきり泣き
叫んだ。
 「はううぅ、!……んはぁ!!…やだっ…!!やだやだぁっっ!!きゃうっっ!」
 思わず否定の言葉が混じる。だがその中に、彼らへの静止の合図である、「やめて」と「待て」が入って
いないため、デッカは抽送と愛撫の手を緩めない。

 しかし、彼女の中を最高の状態で味わえた甲斐あって、彼に二回目にしてはやや早いゴールが見え
始めた。あまり長引かせると、少女に本格的な負担となる恐れがある。ので、そのまま一気に自分を高める
ことにした。上半身にも触手を伸ばして、伸びているトリデスの隙間から、その膨らみを楽しむ。

452:実のトモダチ
07/07/28 03:49:22 hQqyw/lb

 「はあぅ…っ!…やあぁっっ!!……んああっ……ダメっ…!!」
 痛みとも快感とも付かない猛烈な刺激に、やがてジンジンとした痺れが混じってきた。降り切れなかった
身体が、途中から再び昇りに転じたのだ。頭はもうぐちゃぐちゃで、触手達の様子も、自分の身体の状態も、
分からない。ただ、そこは牝の本能というべきか、今自分を抱いているのがデッカだということだけは、
直感的に悟っていた。

 「んあっっ……だっ…デッカっっ…ゃっ…くるっ…またくるっ……!」
 再びふわふわと浮き上がる感覚。恭子に言われるまでもなく、デッカも膣の様子からそれを感じていた。
途中から無理矢理昇らせられたためか、絶頂に向かう感覚は、さきほどよりは明確ではない。しかしながら、
胎内の蠢きはやはり至高のもので、この機を逃すまいとデッカの抽送がいよいよ激しくなる。
 「あう゛ぅ…!…だめぇっ!…ひぃあっっ……かはっ!……はぐぅぅっっ…!!」
 身体を触手で固定されているにも関らず、突き上げの衝撃で乳房が揺れる。今は完全に露出した乳首を、
デッカの舌が膨らみに押し戻した。
 膣壁が蠕動運動を再開する。蠢く襞は先と同じ、しかし亀頭の膨らみでその摩擦はさらに強まった。もう
中の詳しい感覚などほとんどないはずのに、それでもデッカの生殖肢が、射精に備えて傘を開くのが、
朦朧とした恭子の頭でも、はっきりと分かる。オクトルの肢を抱き直し、どこかに飛ばされそうな身体を
抑えるために、必死になって縋り付く。
 そしてオクトルは一度、大きく生殖肢を引くと、傘を開きながらそれを最奥まで突きこんだ。

 「やっっ…だめぇっっ……っっ─ッんぁああ゛っ、…っ──!!」

 最後の最後で、息が出来ない。声も出ない。それでも、彼女は胎は、血中の酸素を総動員して、銜えた
生殖肢を扱き上げた。大きく膨らんだデッカのそれは、しっかりと栓になっていて、吐き出した精液を、
膣外へと漏らすことを許さない。
 子宮口が、おもむろに首を伸ばすと、目の前で白濁を吹き上げる鈴口へ、その吸い口を突っ込んだ。

 息が戻り、一瞬、恭子の思考が戻る。射精はまだ続いていた。しかし、さすがに今日は限界だ。お開き、
とだけなんとか言うと、彼女は折角戻った思考を、今度は意識ごと手放した。


8.

 バシャバシャと音を立てながら、ノーナとトリデスが行水をしている。恭子はオクトルに抱えられて、彼の
生殖肢を口に銜えつつ、その楽しそうな水音に、耳を傾けている。

 ここは、彼らの水場であった。巣穴から少し下ったところにある、崖下の湧水である。粘土層の露頭
から湧き出す水は、水源林のものだけあって、かなり綺麗だ。実際、恭子も今さっき、ここでオクトル、
デッカと共に行水を済ませたところだった。今は三人で、こうして身体を乾かしつつ、残りの二体の
水浴びを待っている。

 あの後、恭子がそのまま寝てしまったので、彼らはとりあえず、いつも通り恭子を抱えてこの水場に
やってきた。彼女の全身にべっとり付いた、精の汚れを落とすためである。
 つい最近までは、とても水に入れる気温ではなかったので、触手達だけ水に入り、恭子は彼らに
ひたすら舐めとってもらうことで、我慢していた。それでも、わりと奇麗にはなるのだが、当然唾液が
残ってしまうし、気分的にもサッパリしない。なので、前回からは、少々無理をおして、彼らと一緒に
水浴びすることにしたのだ。
 それを覚えていた触手達は、水際で僅かに戸惑ったものの、結局、眠ったままの裸の少女を、
そのまま水面に下ろすことにした。そしてミノリがおいおいと思う間も無く、その裸体は20度を下回る
湧水に浸けられ、結果、恭子は悲鳴をあげて飛び起きた。

 その後、
「わたしの身体を水に浸けるのは絶対わたしの許可をとってから、まして眠ったままなんてもっての他!」
とよくよく四体に言い聞かせた後、恭子は気を取り直して水に入った。
 そして余りの冷たさにカラスの行水で飛び出す(といっても、腰が立たないので触手任せだが)と、
同じくさっさと上がったオクトルの体に包まった、という次第である。


453:実のトモダチ
07/07/28 03:50:30 hQqyw/lb

 「んちゅっ…ちゅる……ぷはっ、ちょっとノーナー!遊んでないで体洗いなよー!」
その結果今は、こうしてオクトルの生殖肢を銜えながら、やんちゃ坊主とおっぱい星人の二体のお風呂を
監督している。
 オクトルは結局、自分の番が回ってくる前に、いい所でお開きになってしまったので、水浴びの後も
硬くしたままだった。それに気付いた恭子は、さすがに可哀想になって、残りの触手達を待つ間、口で
簡単に抜いてやることにしたのだ。

 巣穴ではかなり限界だったらしく、この分ならトリデス達が上がる前に終わらせられるかな、と思っている
と、ミノリが言った。
 ”もう帰宅のための"直結"の準備をした方がいいんじゃないか。あれ程の行為の後とはいえ、水を浴びて
君の身体は急速に閉じつつある。”
 「あれ程って……。まあいいけど、オクトル、もうちょっとで終わりそうなの。それからじゃ駄目?」
 ”神経を繋ぐだけで、『体』を掌握はしない。君の身体の負担を減らしたいだけで、オクトル君との戯れの
邪魔をする気はさらさらない。”
恭子はにやりとした。 「…そんなこと言っちゃって、自分が感覚の共有をしたいだけじゃないの?」
ミノリは平然と返した。 ”勿論、君の口唇愛撫が素晴らしいということに異論はないよ。”
 また藪蛇だった。そう思いつつ、恭子は赤い顔を誤魔化すように、オクトルのものを吸い上げる。

 "直結"は、ベランダの時と同じ要領で簡単に済んだ。オクトルにその意を伝えると、初めはまた生殺しか、
と渋面をしたが、事情を話してそうでないと分かるとすぐに応じた。四体分の挿入と3度の絶頂を受けた
そこは、連結肢をあっさり受け入れ、痛みもさほどではなかった。恭子はそのままフェラチオを続け、結局
繋がって数分もしないうちに、彼あるいは彼らの迸りを受け止めた。
 ここで零すと、折角の行水が元も子もない。幸い二度目のせいか、あるいはただ抜きだけに集中したせいか、
たいした量にはならなかったので、彼女は余裕を持って飲み干した。

 口でオクトルのものを洗いながら、ふと、ここで「ねぇ、"直結"間に合った?無事感じてくれた?」とか
聞いてやれば、さすがにこの人造知性体の鉄面皮も、剥がせるだろうか、などと恭子は考えた。或いは、
また返り討ちに合うだけか。
 思考がだだ漏れなことをすっかり忘れて、権謀術数をめぐらす少女に、ミノリは敢えて何も言わない。
沈黙は金だ。
 そうこうしている内に、ノーナとトリデスも、水から上がってきた。

 巣穴に戻る際も、ミノリは『体』をオクトルの自由にさせていた。基本的に、どうしてもミノリで『体』を
動かす必要があるのは、人気のある場所だけだった。
 中に入ってまず一番に、恭子はナップザックを探し、服を着た。風邪はともかく、お腹をやられてないか、
ちょっと心配だ。時計を見るともう大分朝が近かった。明るくなると、オクトルでベランダからの帰宅が出来なく
なるので、色々面倒なことになる。
 後は今日何すんだっけ?と思い出そうとして、行為の前後の記憶が曖昧なことに赤面する。記憶飛ばす
程乱れた覚えはないけどなぁと、頭を掻いていると、ミノリが、ノーナにプロテイン、と教えてくれる。
 洞穴の奥の倉庫から、人間用のプロテインサプリを出して、ノーナに飲ませる。こんなんでいいのかと
恭子は思うが、ミノリがちゃんと計算してのことだから、間違いないのだろう。最近は簡単に済むが、
以前は飲ませる量も種類も多くて、結構大変な作業だったのだ。

 大分時間が押してきた。別れの時間を悟って、触手達は何となく擦り寄ってくる。恭子も、もう少し
ゆっくりできたらねぇと思うのだが、どうやら今週はここまでのようだ。時間があれば週中でも顔を出す
つもりだが、一応真面目に学生してる身としては、中々そうもいかない。

 それに。
 ”我々のために、君の生活が破壊されたのでは元も子もない。これは、君と共存するしか生きる道が無い
我々の真理であるし、またミノリ、オクトル、ノーナ、デッカ、トリデスの、個人的意見でもある。”
 以前そう言った時、ミノリは初めて『体』達を、野々宮恭子の命名通りに呼んだのだ。


454:実のトモダチ
07/07/28 03:51:50 hQqyw/lb

 「んーじゃ、そろそろお別れかなー」
そう言って両手を差し出すと、右手にデッカ、左手にノーナ、そして何故か両胸にトリデスの触手が巻きついた。
それでぎゅうぎゅうと引っ張り合いをした後(胸の方は如何ともし難いので好きにさせるだけ)、最後に
顔に寄せて口をつけると、「はい、"やめ"、終わり」と言い手を離す。
 静止の言葉で、触手達も大人しく引き下がる。名残惜しいのは恭子も同じだが、ここでぐずぐずした結果
脅かされるのは、ミノリも含めた5人全員の命なのだ。
 オクトルに合図してウロ穴を出る。あとは、振り返らなかった。


 随分飛ばして、行きの3分の2の時間で山を降りたが、ベランダに飛び込んだ時には、既にやや薄暗かった。
素早く連結肢を外して、オクトルの体の掌握を待つ。激しい運動後で血の巡りがいいせいか、オクトル
の回復も早かった。一分少々で頭部がピクンと動き、恭子が顔を寄せ小声で「オクトル?」と聞くと、
返事がわりに彼女の頭を抱き寄せた。
 恭子は逆らわず数度口を吸った後、触手を制して自分から立ち上がる。彼も抵抗しなかった。
瞳は見えなかったが、こちらを見ているのがわかったので、口パクで「ありがと」と礼を言う。

 それを合図に、八本肢の巨体は柵の向こう側へ姿を消した。恭子はそのまま座り込んで、彼は誰時の
空を見上げる。後姿を見送ることはしなかった。確か昔に、ミノリがそうしないように勧めたのだが、
理由はもう忘れてしまった。

 5分ほどたって、そろそろ部屋に戻ろうとガラス戸に手をかけた時、胎の知性体が宿主に言った。
 ”全員を代表して礼を言う。ありがとう。” 
 「どういたしまして。」
そう言葉を返す彼女の表情を、ミノリが毎週ガラスの反射で盗み見ている事を、野々宮恭子は未だ知らない。

 二人の姿が部屋へと消える。そして間も無く、町に朝日が昇った。


455:376
07/07/28 04:08:15 hQqyw/lb
以上です。例によって無駄に長い…

メインの触手君達の顔見世なので、思い切って5Pにしたら、収拾付かなくなりましたorz
次回以降は、もう少し数をしぼって、1,2匹の絡みをじっくりとやりたいな、と思います。
ただ今回で早速ストックを使い切ったので、いつになるやら…

456:名無しさん@ピンキー
07/07/28 04:13:57 YF1UIRQ0
クトゥ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!

大作乙!!!!!!!!!
いや~抜けた抜けたww

457:名無しさん@ピンキー
07/07/28 21:13:30 Ygk9oIxO
kita━━━(゚∀゚)━━━ !
誠に乙です!!!

458:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 05:03:35 ZXmwxt76
URLリンク(www84.sakura.ne.jp)
触手満載の良いところ見つけた

459:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 05:08:38 dku8XAte
スレ違い

460:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 12:24:48 HiSzg9H6
GJ!
不覚にもミノリに萌えてしまった。

461:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 19:53:03 HRpmPKHB
ここはとある国
この国では人間族と魔族がお互いに対立しているが両者の戦力が拮抗していてるため手が出せないでいる
魔族の国を統治しているのは触手族の王。国の戦力の50%は彼の力らしい
人間族の国を統治しているのはま16~18歳位の女王。早くに親を亡くしたため無理やり就任させられたらしい
そんな国のお話

?「ヤベェ!新学期早々遅刻する!!」
この慌てている触手の名前はショク=@;・'A`・「:「pl@p。(人間には無い発音
ニックネームはドク 種族は触手
彼は性技の科目は5段階中の5これはこの学校で彼だけである立派だ
だが他の科目・・・特に魔術や戦闘関連の強化では学校で史上最低の成績を誇っている
言うまでもなく落ちこぼれだ。だが彼はどかかしら周りから期待されている。その理由は追々説明するとしよう
好きな女の子のタイプは二足歩行の生き物(主に人間)一応面食い
「遅れる~~~!!はしれはしれはしれはしれはしれ!!!メローーース!!!!!」
ドカッ!!
?「いってーな!!どこみt……ってドクか」

こいつの名前はスカル=「;「・。 ゚д゚ 。:;:/:;.。「「:(人間には(ry
ニックネームは骨夫(本人は嫌がっている)。種族はスカルナイト
学校での成績はドクとはまるで逆だ
魔術、戦闘関連は学年トップ
性技の科目は過去史上最低の成績を保持している

っとこんなことを語ってる場合ではない遅刻しそうなんだ
ドク「はやく教室行こうぜ!骨夫(^д^)9m」 「骨夫と言うなと何度言えば(ry」
そうこう言っている内に3-A教室に到着
「「先生!ギリギリですか!?」」 
「はいぶっちぎりで遅刻です」
「「( ゚д゚ )」」
「こっちみんな」
そして新学期は始まった。誰もが今まで通りの平和な年だと思っていた……


学校が終わり帰宅したドクを待っていたのは人間だった


初投下。とりあえず今日はここまでですエロは次回の投稿かその後の予定
文章力の向上は未定です

462:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 20:25:27 aDKyebzj
くそっ!ツッコミ所満載で荒らしばりに叩きたいのだが無駄な勢いの良さに流されて続きを読みたくなってる自分がいる!

463:名無しさん@ピンキー
07/07/29 21:50:37 pKN/ypcn
>462
そんな貴触手にこの言葉をささげよう。

「くやしい! …でも…」(ビクビク)

464:名無しさん@ピンキー
07/07/29 23:33:36 jPOSQRzm0
>462
このツンデレ触手め

>455
堪能した ただひたすらGJ!

465:名無しさん@ピンキー
07/07/30 20:17:40 FtDMbTFw
>>461
???????‘?????
??━━━(? ? ?)━━━ !!!!!

466:名無しさん@ピンキー
07/07/31 19:37:39 XBzjWTlP
URLリンク(cgupload.dyndns.org)
誤爆っぽい転
SSじゃないんでスレ違いなんだが、ここに貼らなければいけない気がした

467:名無しさん@ピンキー
07/07/31 19:55:48 FeblgANc
ミギ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!?

468:名無しさん@ピンキー
07/07/31 22:58:13 nZBWnagp
>>466
和んだ

469:名無しさん@ピンキー
07/07/31 23:23:25 eBXQF8+V
彼らは最終的に結ばれると考えて構いませんねッ!?

470:名無しさん@ピンキー
07/07/31 23:42:06 XBzjWTlP
URLリンク(up2d.unsymmetry.org)

347 名前: 名無したん(;´Д`)ハァハァ [sage] 投稿日: 2007/07/31(火) 22:20:46 ID:RjmgX1Go
俺の涙返せwww


すまん転載元誤爆じゃなかったみたいだ。
責任取って食われてくる。


・・・tってか、コミケ前の所為か静かだな

471:名無しさん@ピンキー
07/07/31 23:54:18 eBXQF8+V
確かに俺の涙を返して欲しいw

472:名無しさん@ピンキー
07/08/01 00:36:46 8w1Hc2GK
ワロスwww

473:名無しさん@ピンキー
07/08/01 01:23:33 QdapUa2m
流れが見事すぎるww

474:名無しさん@ピンキー
07/08/01 06:12:37 WaDs60zt
このネタ、昔のスレであったような…

475:名無しさん@ピンキー
07/08/01 14:34:33 z0Tim5l3
絵そのものは結構昔のものらしいからな。

しかしなんというオチのつけ方だw

476:名無しさん@ピンキー
07/08/01 15:12:37 fhomKRcW
ま さ に 外 道 。

477:名無しさん@ピンキー
07/08/02 22:20:05 6T5zf3yh
触手万歳

478:ケンタスキー
07/08/03 07:30:14 fb6rvuwg
神楽スキー氏は単行本が売れたら
『触手御殿』たてるのかなぁ?
触手玄関・触手部屋・触手書斎・触手風呂・触手キッチン(カウンターチキン)
ウォ触手レット・触手バルコニー・触手庭園・3LDS(リビング・ダイニング・ショクシュ).etc

夢はひろがりんこ♪

orz




479:母美知子シリーズ
07/08/03 14:39:09 PplbHCZL
「ん……。んんっ……」
 美知子はあまりの寝苦しさに、深夜にもかかわらず目を覚ましてしまった。
 悪い夢を見ていたのだと思う。夢の内容こそ覚えていなかったが、寝汗をびっしょりとかき、胸の動悸も激しくなっていた。
 寝直そうかと思ったが、汗に濡れたパジャマが肌に張りついて気持ち悪かった。
 着替え直そうかな……でも、めんどくさいからこのままでもいいかな……。などと寝ぼけた頭でそんな事を考えているうちに、次第に頭がはっきりとしてきて、美知子は自分が置かれている異様な状況を認識してしまった。
 天井が近いのだ。そして体の安定が非常に頼りない。
「……何……!?」
 反射的にベッドから起きようとしたのだが、何かに押さえつけられているかのように手足が、体が動かなかった。そのくせ、空中に浮かんでいるような浮揚感を覚えるのは何故なのだろう?


480:母美知子シリーズ
07/08/03 14:44:25 PplbHCZL
ずるり
 何かが美知子の体の上で動いた。それは動いたというより滑ったと言ったほうが正しい動きであったが、
かといってそれが何であるか理解出来るはずがなかった。
 ずるり ずるり ずるり
 最初のそれを合図にしたかのように、体の至る所で何かが肌の上を滑っていく。
それはヌルヌルとぬめっており、コンニャクで肌を撫でられたような、そんな気色悪い感触だった。
 ぞくっ
 美知子の体を生理的な嫌悪が走った。けれど、それと同時に撫でられた所にじわじわと染み込んでくるような、
そんな微かな快感も発生していたのだ。
「なによっ……気持ち悪いぃ……」
 けれど、『何か』は“そんな事はないだろう?”と言わんばかりに美知子の体を撫で回した。
 足の先から太もも、指の先から二の腕、わきの下から腰骨に向かって、ずるずるずるずると、
ぬめる粘液をなすり付けながら、撫で回し続けていった。それは熟練したマッサージ師の、
ローションをたっぷり塗りつけた腕による愛撫と似て、美知子の“ポイント”を的確に突いてくるのだった。
 ビクン
「あ……いやぁ……」
 美知子の熟れた肉体が、持ち主の意志に反して反応していってしまう。
 彼女があげる、堪えきれない嬌声に調子付いたのか、『何か』はブラとショーツをあっさりと毟り取ると、
美知子の豊かな乳房にくるくると巻きつき締め上げ、女陰にやわやわと触り始めていった。


481:母美知子シリーズ
07/08/03 14:47:42 PplbHCZL
「だめ……そこはだめっっ!」
 女の本能で危険を察知し、体を揺すって『何か』を振り落とそうとするが、
それはかなり滑っているはずなのに、吸盤で吸いついているかのように、彼女の肌から離れはしなかった。
「もぅっ!! いったいなんなのぉ!!」
 涙でにじむ視界の中に、美知子は確かにそれを捉えた。
 蛸に似ていて、蛇にも似ている。その長い体の先端には、小さな口がついていて、
その周りに小さなイソギンチャク状の突起がいくつも付いている。全体が粘液にまみれてヌラヌラしていて、
いやらしい肉色をしていて、あちこちにイボみたいなデコボコがついていて……。
 そう。それは触手だった。一本や二本ではない。それこそ数え切れない数の触手が、
うようよと蠢き、美知子に絡みついていたのだ。
 

482:母美知子シリーズ
07/08/03 14:50:30 PplbHCZL
「きゃぁぁぁぁぁーーーーーーーっ」
 美知子は悲鳴を上げた。
 だが、悲鳴を上げるために口を大きく開いたのがいけなかった。触手がその口めがけて殺到したのだ。
「むぐ……!!」
 ぬめぬめと生臭い触手が3本、美知子の小さな口内へと潜り込んでいった。
触手はそのまま食道を下り、彼女の胃の内部へと侵入していく。
「……むっぷ。うぇっ……」
 嘔吐中枢を刺激されて、美知子がえずくが、もちろん胃の内容物を吐き出すことはできなかった。
それほどまでにみっしりと口から胃にかけてを触手に占められていたのだ。
 胃の内部へと入り込んだ触手は、その先端を大きく開くと、中からスポイト状の器官を露出させた。
そして、
 びゅーーっ びゅびゅーつ 
 と、粘液を発射したのだった。


483:母美知子シリーズ
07/08/03 14:53:09 PplbHCZL
(あ! 中で何か出してる!! ……私、しゃせい……? されてる??)
 胃が重くなっていくのが判った。粘液はたちまち胃を満杯にし、食道に逆流し、
口の中まで溢れてくるのがはっきりと判った。
(いやいやいやーーーーーっ)
 口いっぱいに、甘い味が広がっていく。予想とは違い、それは苦くはなかったのだ。
相変わらず生臭さはあったものの、甘いクリームシロップ、その味とよく似て美味しくさえあった。
ただ、舌触りは非常に悪かった。なにか繊維質のようなものが混ざっているような、
そんな感覚を美知子の舌は感じ取っていた。
 それは、美知子を絶望の底へと突き落とす為の物質であった。そこには触手の“胚”と、
彼女の遺伝子を支配し分解し組み替えていく、ウィルスにも似た微小な“触手”が含まれていたのだ。
 『彼ら』は、本体から分泌されるや否や、繭美の肉体に侵入し、彼女を人間とは別なモノに造り変えていくのだった。
 いくら繭美が嫌がろうと、この時点で既に彼女の躰は取り返しがつかなくなってしまっていたのだ。
(何これ? よくわからないけど、いやだぁぁ!)
 けれど、粘液の噴出は止まらず、行き場を失った粘液はついに、繭美の鼻孔から吹き出してしまうのだった。
「げふっ げふぅぅっ」
 鏡を見たら、そのあまりの惨めさに彼女は号泣してしまうだろう。


484:名無しさん@ピンキー
07/08/03 15:04:42 1Nkag3Fw
美知子じゃなかったのかYO!

485:母美知子シリーズ
07/08/03 15:18:01 PplbHCZL
んー我ながらやはり駄作だ
名前も間違えるし・・
俺的には母美知子は萌えるのだが。
あるスレに出てくる,登場人物だが
誰か美知子が触手に猟奇的に犯される小説を代わりに書いてくれ

486:名無しさん@ピンキー
07/08/03 23:25:09 WUq4B5Kf
ちょ、おま、なんという人任せ

487:名無しさん@ピンキー
07/08/04 00:28:24 +9LUAwJS
おまえの美知子への想いはそんなものか!
首すげ換えSSでいいのか!?
美知子への情熱とエロスをぶちまけれ!!
 
…美知子さんが誰だか知らんけどな

488:牙香具師
07/08/04 02:19:16 xeUDZfeH
俺たちは大変なかんc(ry

美和子という名前を考えてみるんだ。
美和子を愛してるなら何度も連呼するべきなので
美和子美和子。
子はノイズなので取り去ると・・・

つまり!
触手絵師としても有名なあの人のことだったんだよっ!


な・・・なんd・・・マンドクセ('A`)

489:牙香具師
07/08/04 02:22:05 xeUDZfeH
と、思ったら、
美知子ではないか・・・・

俺にだって・・・間違えることは・・・ある・・・ o....;.rz

490:名無しさん@ピンキー
07/08/04 07:46:04 3WCZ7KwH
アヒィィィ!

491:名無しさん@ピンキー
07/08/04 09:24:16 OoD6ky+k
実在している子煩悩でしかっりものの母美知子が猟奇的に触手に
犯される作品は是非とも読んでみたい

492:名無しさん@ピンキー
07/08/04 13:52:12 FTXlkYfL
>479-483は下に原本があるから盗作かも。
URLリンク(www.interq.or.jp)

493:名無しさん@ピンキー
07/08/04 18:59:27 KCPDg+LV
それは、そうでしょう本人も首だけ挿げ替えてるって言ってるわけだし
みんな、そんな事分かってるよ

494:名無しさん@ピンキー
07/08/04 19:39:45 +9LUAwJS
盗作なら盗作で、自作でもない文に『駄作』なんて言ったら失礼極まりないよな。
その上で、母美知子とやらのSSを要求するなんざ、盗人猛々しいってヤツでないかい?

495:名無しさん@ピンキー
07/08/04 21:36:05 90gaYpTj
とりあえずsageようか、夏なんだから
>>479-483はかわいそうな池沼の行動なんだからスルーでおk
なんとなく>>493からは本人臭がする


触人さん達元気かな……

496:名無しさん@ピンキー
07/08/05 16:39:21 EfoD/c+o
11スレ目の754からの続きです。


吊り上げられた手首の痛みがなければ、理性を保っていられなかったかもしれない。
人外の絶頂を立て続けに味わったユキエの体は、
未だに暴力的な愉悦の余波によって蝕まれて続けていた。
全身が熱病に冒されたかのように燃え火照り、脚に力が入らず自分を支えることすら出来ない。
弾けとんだ思考も戻らず、何か考えようとするたびに、自らの熱で集中力が溶かされてしまう。
なぜなら、触手に宙吊りにされたユキエの股間では未だに少女が口淫を続けていたのだった。

やや垂れ気味の目元が特徴的な、茶色がかったウェーブの髪を肩で切りそろえた容貌は、
年相応の格好をしていれば良家のお嬢様といっても差し支えない。
その少女が性的趣向を煽るブルマ姿で巨根と化したクリトリスを咥え込んでいるのだ。
既に限界以上に射精した胴体を無理矢理しごいて奮い立たせ、目一杯の吸い口で
管に残った一滴までも吸い尽くそうとする。
「あぁ、んぐぅ、、」
ときおり少女は立ち上がり、口に含んだ精液をユキエに口移しする。
「ふふ、自分の精子なんだから、ちゃんと飲み干すのよ。」
背後からは、もう1人の女、キョウコが手を回していた。
彼女のほうはユキエと同年代、20代半ばに見えるその顔は切れ長の瞳のせいもあって
酷薄な印象を受ける。背中を流れるユキエの黒髪を掻き揚げ、
あらわにしたうなじに印象どおりの冷たい口付けの雨を降らせる。
「、、んふ、むぅぅぅ」
驚くべきことに、少女は自分の腹の中に飲み込んだ精液を吐き戻しながら
ユキエに飲ませていた。可憐な唇ごしに不気味な流動物をとめどなく注ぎ込まれる。
その責めはもともと口付けが弱点のユキエに、新たな悦びを見出させるのに十分だった。
窒息寸前に陥りながらも、少女の唾液と胃液がブレンドされた自らの精液の味に
頭の中が甘く痺れて行くのを止められない。
「あら、感じちゃってるの?」
さすがに意外といった感じの冷たい息が耳にかかった。
「でも、そういう事なら、」
ユキエの動揺を見て取ったキョウコの指先が、ジャケット越しに背筋をなで下ろすと、
そのままスカートの中へ入りパンストの内側にまで潜り込んだ。
そして、爪の伸びた指先が下着を押しのけ、息づき始めた菊門を捕らえる。
「もっと良くしてあげる。」

497:名無しさん@ピンキー
07/08/05 16:40:08 EfoD/c+o
指輪をはめたままの中指がユキエの肛門へ捩じ込まれた。
「!!」
歩調を合わせるように少女の口付けがより一層深くなり、蠢く舌が喉の奥までを愛撫する。
唇と肛門、体の上下から注がれる愉悦から逃れる術は無く、
あっという間にユキエは絶頂へと追い詰められていく。既に何度も満足させられて
相当に臨界が高くなっているはずなのに、いとも簡単にそこが見えてくる。
指輪が肛門を出入りすると耐え難い痺れに襲われ、
頭に走った閃光に意識までが持っていかれそうになった。
(も、もだめぇッ)
ユキエがまさにその時を覚悟した瞬間、女の指先が引き抜かれた。
触手の拘束も解かれ、ユキエは呆然とその場に座り込んでしまう。
「なんで、やめちゃうの?お姉さんもうすこしでイキそうだったのに。」
「ふふ、自分だけ気持ち良くなるのはずるいかなって思ったの。だから、、」
キョウコは座り込んだユキエの眼前に股間を突き出した。
彼女自身はハイレグカットのレオタードをまとっていたが、
到底そんなものには収まりきらない巨大な男根がそこにはある。
胴回りが少女を犯していた時よりも一回り大きく膨張し、
節々には不気味に蠢く無数の突起が生えだしていた。
「さっきから私たち一度もイッてないのよね。」
「そういう事ね。私もお姉さんに気持ちよくして欲しいな。」
反対側から少女のものとは思えない、隆々たる巨根が頬に突きつけられる。
彼女はブルマを半ずらしにし、天を突く巨根に指を添えて無理やり前に向けていた。
「あ、く、そんな、、」
「嫌ならここで終わりね。言っておくけど自分で慰めるのは駄目よ。」
触手を使ってすかさずユキエの両手を封じながら、
キョウコは腰を一段と彼女の方へと向ける。
「は、あ、」
ユキエ自身、もはや一度果てるしか体を冷ます手立てが無いことを理解してしていた。
こうして、僅かに身をよじっただけで尻の余熱が燃え広がり、体の芯を疼かせてしまうのだ。
やがて、観念した瞳が閉じられて、顔がゆっくりと2人の股間へと向けてられていく。
「ふふふ、素直でいいわ。じゃ、まずはお尻に挿れて欲しい方から咥えなさい。」


498:名無しさん@ピンキー
07/08/05 16:40:50 EfoD/c+o
間近にみると2人の男根の姿形がより鮮明にわかる。少女の太く逞しい隆々たる巨根、
胴体に無数の節くれが生えたキョウコの異形の男根。つきつけられた2つの肉の凶器は、
本来そこにあるはずが無いという以上に、人間のモノとは決定的に違うグロテスクさを持っていた。
その中で、ユキエは異形の方を選んでいた。尻に味わった指輪の感触が忘れられないのだ。
指輪よりずっと太い節くれが無数に蠢めく男根。それが挿入された時の快感は
先ほどの比ではないだろう事は想像に難くなかった。
「くぅ、こ、こうしないと正気をたもてないから、、だから、、」
「ふふ、墜ちないきらない所なんて、ますます好みよ。さぁ、咥えなさい。」
震える唇が目一杯開かれ、異形の男根を飲み込んでいく。その瞬間は、ユキエが初めて
自らの意思で陵辱を受け入れた瞬間だった。
「ん、、くぅ、、」
頬を一筋の涙が伝ったが、少女の先走り液がたちまちそれを上塗りする。
「ほら、口だけじゃなくて、ちゃんと指を使ってリオにも奉仕しなさい。」
「はんぐむぅぅぅ、、」
後にはくぐもった悲鳴が聞こえるだけであった。やがて、
「はぁん、出すわよ、んッ!!」
「あぅ、お、お姉さん飲んでッ!!」
2人の女の歓喜の叫びと供に無限とも思える射精が注がれ、
制服姿のユキエを身も心も白濁で染め上げていった。


499:名無しさん@ピンキー
07/08/05 16:42:18 EfoD/c+o
「はぁ、はぁ、、はぁぁ、、、」
静寂を取り戻した空間に汚された女の息遣いだけがこだまする。
胸元にあしらったスカーフ、ジャケットの袖口、スカートの裾、そして引き裂かれた
パンストの裂け目。呆然と膝立ちになった彼女は、スーツ姿のそこかしこから
白濁液をしたたらせていた。頬には穢された黒髪が張り付き、とけた口紅が濁った
唾液と供に雫となって床に落ちていく。暴虐の限りを尽くされた無残な陵辱姿だったが、
その瞳にはまだ理性の光が残っていた。
「さすがに捜査官といったところかしら。
でも、精液をかけられてイッちゃうなんて、相当な好き物ね。」
「それより、ねぇ、キョウコ、わたしもう、、」
「そうね、前戯はこれぐらいで、そろそろメインディッシュをいただこうかしら。」
前戯という言葉に彼女、ユキエの眉が僅かに歪んだ。
(ここまでされてもまだ前段階に過ぎないと言うの?)
前後からユキエを挟み込んだ2人の男根が、ヴァギナとアナルに同時に捩じ込まれた。
「あぁッ!!」
身悶えるユキエを押さえ込み、2人の陵辱者は淫欲に満ちた笑みを浮かべる。
だがここで予想外の事態が起こる。興奮した少女の手元からカプセルが零れ落ちたのだ。
直後現れた2匹の羽蟻型妖獣がユキエを挟んだ2人を更に背後から抱き上げ、
うねる卵管をそれぞれの尻に捩じ込む。
「ちょっとリオ、な、、、なにを、、はぐぅ、、」
「あぁ、き、きつい、、」
しかもその衝撃でさらに別のカプセルまでが割れ、闇の中から10本もの触手が伸びだす。
それらは2本づつが1対となって捻り合い、残された穴、
キョウコとリオのヴァギナへと突入した。
「はぁっ!!、こんなに、多すぎ、るぅ、、、」
「あぁ、て、手が滑って、、んくぅ、」
残った6本が搾乳器へと形を変え、絡み合う女たちの胸元に潜り込み乳房へと吸い付いていく。
「あ、くぅ、、乳首の中にが、熱いのが、入って、、」
少女の苦しげな声が唇からもれる。彼女にとってもこれは想定外であった。
触手たちはお椀型に開いた口で乳房を飲み込むと、内部に仕込んだ毒針を乳首に打ち込む。
搾乳剤が流し込まれた乳房が張りを増したところで舌を螺旋状に絡めて絞りあげ、
同時に強烈な吸い口でもって乳腺の最奥から母乳を吸い上げはじめる。

500:名無しさん@ピンキー
07/08/05 16:42:58 EfoD/c+o
「いや、いやぁぁ、そ、そんなに、吸われたら、出ちゃ、、う、あぁッ!」
泣き叫ぶキョウコの悲鳴が響き渡った。彼女はサディスティックな性格に反して、
自らが受身に回ると途端に脆くなる。さっきまであれほどユキエを陵辱しておきながら、
いざ自分が責めを受けると、まるで暴漢に襲われた処女のような有様で泣き喚いていた。
「はぁ、、あ、あなた、たち、すぐに止めないと、、、くぅ、んぁ、」
ユキエに向かった一本は股間で勃起するクリトリスを絡めとるのも忘れない。
胴体をぎゅうぎゅうと締め付け、彼女から母乳とともに精液までもを搾り出す。
「ふはぁ、だめなの、一度動き出すとしばらくは、、んむぐぅ、はぁぁ、お姉さんのミルク、おいしい、、」
搾乳器は時おり乳房を離れて唇に潜り込む。そして溜め込んだ母乳を喉の奥へとぶちまけてくる。
もちろん搾乳器が離れている間は母乳を漏らさぬよう、乳首を締め上げてきつく栓をするのを忘れない。
「あう、そんなに、きつく縛れたら、、はぁう、わ、私にも飲ませるの、、んむぐぅぅ」
ユキエにはキョウコの母乳が注ぎ込まれた。そしてキョウコにはリオのものが。
「ふむぅ、、んぐぅぅ、あぁ、、」
互いの母乳を飲まされあい、女たちは一体感を強めていく。さらに妖獣は巧みな愛撫の連携で、
彼女たちの絶頂感まで完璧に同期させていく。
「はぁ、い、イッちゃぅ、、」
「あぁぁ、だめぇ、だめなの、こんな、いやぁぁぁ!!」
「くぅ、、あぅ、い、、く、、、、」
羽蟻妖獣の卵管がうねりを上げ、ユキエの前後の穴に埋められた男根も張り詰めていく。
キョウコとルイに2本づつ差し込まれた触手も頭をパンパンに膨らませた。
「あ、貴方たち、こ、この化物たちに、、どれぐらいの、精液をしこんで、あぁァツ!!」
大量射精でイキっぱなしさせられた経験が頭をよぎり、ユキエの問いかけは悲鳴に近い。
「さ、3分射精できる程。でも、羽蟻の卵に精力増強剤を仕込んであるから、
私もキョウコも、、それに触手たちも10分位は収まらないかも、、んはぁ、、」
絶望的な時間だった。それほどの射精を受けて正気を保っていられるはずがない。
もはや観念するしかないユキエの背後で、キョウコの悲鳴がまずあがった。
「いや、いやぁぁ、膣内射精は、、いやぁぁぁぁ出てるぅぅ!!」
「あぁ、触手が出そうとしてる、、はぁぁ、お尻にも、それに私も出そう、、
あぁ、お姉さん受けとめてぇぇ!」
「ん、、熱いのが、、く、る、はぁッ、イクぅぅぅ!!」


501:名無しさん@ピンキー
07/08/05 16:44:21 EfoD/c+o
続けざまに悲鳴をあげ、絶頂を告げた3つの肉体に熱い濁流が注ぎ込まれた。
同時に押しとどめることの出来ない絶頂の連激が女たちを包み込む。
彼女たちは絡み合った体を震わせ、思い思いの悲鳴をあげながら、
終わる事を知らない昂ぶりに身体と意識を焼かれ続ける。
腹を容赦なく埋め尽くした粘液の濁流が、彼女たちの意思を無視しその身体に快楽を与え続けるのだ。
その中でも陵辱の中心にいるユキエの苦悶は一層際立っていた。
触手の精液と羽蟻妖獣の卵の効果を受け、彼女を犯すルイとキョウコの男根が
さらに凶悪な変化を遂げていたのだ。
膣を埋めたルイの男根は精管を細く尖らせて子宮の中にまで入り込み、
更にその奥の卵管に向けて精を放ってくる。
「はぁう、あぁぁ、、」
卵巣に直接染み渡る射精に腰が跳ね上がった。
深すぎる射精を受けたユキエは体の奥底に注がれる熱い奔流に成すすべなく身悶える。
さらに、尻にささったキョウコの男根が射精に卵をミックスした。
「ひいぃぃぃ、お尻がぁぁ!!」
こぶし大の殻付き卵が肛門を通るたびに灼熱のような愉悦が背筋を貫く。
それは指輪の時の比などではなかった。しかも直腸が卵で満たされると、
今度は浣腸液が流し込まれ、すぐさま卵は回収される。そして腹が空になると
また卵が押し込まれる。ユキエの尻でそれが延々と繰り返されていた。
「お、お尻が、すごい、も、もう、だ、だめぇ、、、」
開きっぱなしになった肛門からは精液と腸液が溢れ、
下着とストッキングをドロドロに汚した。はだかれた胸からは搾乳器でも
吸いきれない程の母乳が溢れ、臍を伝って下腹へと滴りおちている。
まさに決定的な破滅が彼女に訪れようとした瞬間、
今度はユキエは身体の外側から来た閃光と熱に包まれた。
衝撃波で激しく吹き飛ばされた彼女が状況を認識したのはそれから30秒程が経った後だった。
あたりに轟音が立ち込め、天井の一部が崩落している。その上からサーチライトが差し込み、
銃声が化物たちを薙ぎ払っていた。
「少し遅かったようね。」
やがて聞きなれた上官の声にどうやら助かったことを認識すると、
その場でユキエの意識は途切れた。
医療班に委ねられその場を離れた彼女には、
キョウコとルイの2人の行方について知る由はなかった。

502:名無しさん@ピンキー
07/08/05 16:45:23 EfoD/c+o
亀の上、長文失礼。
とりあえずこれで終わりです。

503:224  ◆Nw9Ad1NFAI
07/08/05 23:00:10 a3Hoe42Y
キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!

504:名無しさん@ピンキー
07/08/05 23:35:15 +2mBQTcw
GJGJGJ!

505:戦いは数だよ@兄貴!!
07/08/06 22:33:30 1wFt0H/o
Sir!スレ沈滞阻止の為にも>>496氏に続きます!Sir!

506:戦いは数だよ@兄貴!!
07/08/06 22:37:38 1wFt0H/o
~粉砕天使ナツメ 第二話 前編~

「ハァ…、ハァ…、ハァ…、ハァ…、ハァ…ッ!」

無人の校舎に響き渡るハイテンポな靴音。月明かりに照らされる廊下を一人の少女が駆け抜けていく。
ひっきりなしに振り返りながら、短いスカートが翻るのもお構い無しに、瞳の淵に涙を湛え、背後に迫り来る脅威から逃れようと我も忘れて走り続ける。
先程まで一緒だった友人とも既にはぐれてしまった。果たして彼女は無事だろうか。いや、今はそれでころではない。だって―――――、

コツン……、コツン……、コツン……、コツン……、コツン……、

その少女の後を静かに付け回す靴の音。哀れな獲物に迫る運命の刻へのカウントダウン。

「ハァ…、ハァ、ヒィ…、ハァ………ッ、フ…ッ!」

迂闊すぎた。皆と一緒にいれば夜でも化け物は襲ってこないと、何の根拠もなしにエリカは信じていたのだ。美しい顔を恐怖に歪めどれだけ走り回ろうとも、その足音との距離は一向に広がらない。
大腿筋が悲鳴を上あげるほど脚を酷使し、酸素の回らなくなった頭は眩暈さえ起こしているというのに、背後の踵を繰り出す音は一定の間隔を保ったまま優雅にエリカを追跡してくる。まるで悪魔との鬼ごっこ。
あるいはお釈迦様の掌の上で逃げ回っているような、そんな感覚に陥ってしまう。そんな彼女の瞳はひとつの標識を捉えた。

―――職員室。

巣穴を見つけた兎のように、迷わずその部屋に飛び込み、乱暴にドアを閉め、大急ぎで鍵を掛ける。
もう一箇所の出入り口も忘れない。デスクの影にその身を滑り込ませ、背中を丸め、恐怖に震える体を両腕で抱き止める。出来る事ならこの荒い息も、心臓の鼓動さえも、いや、全身のあらゆる音源を止めてしまいたかった。

コツン……、コツン……、コツン……、コツン……、コツン……、

来た。足音が徐々に近くなる。神様の慈悲でも悪魔の悪戯でもいい。
ガチガチ鳴る歯を必死で食い縛り、彼女はその響きが通り過ぎる事だけをひたすら祈るのみ。

コツン……、コツン……、コツン……、コツン!

祈りは届かなかった。足音は職員室の前で止まる。そして―――。

コンコン、コンコン。

(―――ひぃ!)

扉をノックする音。思わず喉のまで出掛かった悲鳴を噛み殺す。

コンコン、コンコン。

再び繰り返されるノック。完全にバレている。もう終わりだ。震える頬を涙が伝わる。いっその事、自分から身体を差し出してしまおうか。機嫌が良ければ最後の一線だけは許して貰えるかも知れない。
いや、駄目だ。そんな生易しい相手ではない。兎に遠慮する狼なんているはずも無い。
脳裏を過ぎるのは一学期の惨劇。帰宅途中、奴らに襲われて餌食になってしまった前の教育実習生。その第一発見者は他ならぬエリカだった。

507:戦いは数だよ@兄貴!!
07/08/06 22:39:49 1wFt0H/o
捕まってしまえば、私も……、私も……、あんな姿に!!
どうすればいい?どうすればいい?どうすれば―――。



………………………………………。



(…………………あれ?)

それきり事態は動かなかった。静寂だけがその場を支配している。
一分……、二分……、三分は経過しただろうか。物音一つ立てないまま、変化は一向に訪れない。

(まさか………、諦めた?)

助かったのだろうか。だが、足音が去っていった気配も無かった。それとも、今までの恐怖が全て幻覚だったかのような、そんな思案にさえ捕われる。
静まり返った職員室。時計の秒針の音だけが、やたら大きく聞こえて仕方が無い。頭を抱えていた両手を離し、恐る恐る顔を上げようとした時―――。

ガタァァァァァァン。

「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」

大音響と共に落っこちて来たのは、通気口を覆っていたアルミ製の金網。
ガランとフローリングの上に転がるその落下物の上に、ドサドサと、おびただしい量の蠢く物体が続いて降り注ぐ。
鎌首をもたげ月明かりに照らされるソレの正体は―――。

(―――――蛇ッ!?)

ただの蛇ではない。なぜならその顔には獲物を見据える目も、飲み込む口も、チロチロと出し入れされる二股の舌も無い。
ウロコ一枚持たず鈍い光沢を放つ粘液を全身から滴らせたのっぺらぼうの蛇。
その頭部の形状は先端に小さな口を開いた亀の頭………、つまり剥け上がった男性器そのものである。

ドサドサドサ―――ドサッ。

次々と天井の穴から這い出し、その数を増やすモンスター。
エリカは弾ける様に起き上がると、殆ど抜けかけている腰を引き摺るようにして扉へと一直線。
先ほど自分が施錠したドアを開けようと試みる。しかし。

「な、なんでっ!?なんで!?なんで!?やだ、開いてよっ!!!」

鍵が外れないのだ。ガタガタと扉枠の揺れる音だけが虚しく響く。

508:戦いは数だよ@兄貴!!
07/08/06 22:41:48 1wFt0H/o



―――ジュル。



背後に迫る湿った音。振り向いてはいけない。振り向いてしまったらもう抵抗できない。頭の中で何度も自分に言い聞かせる。しかし………。
彼女の本能は、背後でその身に迫っている脅威を確かめるべく、ゆっくりと首を反転させ、視線を後方に走らせてしまっていた。

「…………あ……あ、あ……あぁ…」

その光景を視野に納めた途端、もう彼女の喉から言葉は出なくなっていた。
ガタンと、一歩下がったエリカの背中が扉を鳴らす。ドアを背にした彼女は、密集隊形で床を覆い尽くす蛇の軍勢に取り囲まれていた。

―――ジュルリ。

エリカを包囲する輪が小さくなる。降伏勧告だ。その身を我々に委ねろと、無言の内に迫られている。

「お………お、お願いっ。……許して」

ようやく喉が搾り出したのは哀願の文句。僅かな沈黙の後、蛇たちは返事の代わりに殺到した。

「いやぁぁぁぁぁあ!いやっ、嫌っ、嫌ぁっ!!」

瞬きひとつする間もなくローファーに鎌首を掛け、紺色のハイソックを這い上がり、ふくらはぎを遡上する突撃兵団。繋ぎ止める本体を持たず、個別に動ける触手たちの機動力は、人間の抵抗など物ともしない。
大量の粘液を内股に塗りこみながら、女の大事なところに一番乗りを目指し我先にと争う。
脚を閉じても太腿同士にできる僅かな隙間に頭を潜り込ませ、両手で払い落とそうとすればすぐさま手首に絡みつき、二の腕から半袖ブラウスの中へと潜入。
悲鳴を上げれば上げるほど、その声に反応して数は増すばかり。

―――ズル、ジュル、グニュ、グチュ。

「あ、やめ、嫌あっ、嫌ぁぁぁぁぁぁぁ、ぁ、ぁ、ぁ…………………」

次々とスカートの中へ突入してくる蹂躙者。オーソドックスなシルクのパンティは、肌との僅かな隙間から驚くほどアッサリと蛇たちの侵入を許してしまう。
もう終わりだ。結局、素敵な恋なんて一度も味わう事の無いまま、エリカの青春に幕が下ろされようとしている。

509:戦いは数だよ@兄貴!!
07/08/06 22:43:35 1wFt0H/o
―――――ズルリ。

大所帯へと膨れ上がった侵入者の重みに耐え切れず、純白の下着が一気にズリ落ちた。その中で夢見心地に浸っていた異形の者たちは、ハッと慌てて再度、脚美線の上をよじ登り直す。
エリカの膝からガクンと力が抜けた。彼女の身体は前方に倒れ込み、蛇の海へと頭から突っ伏したのだ。

「あ………、あ、あ、……………むぐぅ!?」

すぐさま一匹が口腔を占領。まるで椅子取りゲームだ。
あぶれた連中は仕方なくボタンを引き千切りブラウスの中へ。ブラジャーを押し退けるとその下の膨らみ襲い掛かりとぐろを巻く。
グニグニと、気の抜けた軟式テニスボールの様に変形させられる乳房。その先端は既に堅くシコリ始めている。

「むーっ、むーっ!むぐぅ、むん、ふむぅ………ッ!!」

舌で押し出そうとしても無駄だ。味覚器官と敵の筋肉のサイズは根本的に桁が違う。もう呼吸しか出来ない。それしか許されない。
全身を這いずり回る無足爬虫類の軍勢。その気になれば今すぐユカの穢れ知らぬ穴を貫くことが出来る。
だが、敢えてその上の肉芽に注がれる集中砲火。額を流れ落ちる汗、焼けるような喉、止め処なく流れる涙は止まる気配が無い。

―――――絶望。

それこそが究極にして他に類無き彼らの好餌。
ブツリと、ブラジャーのホックが壊れる音が職員室に響いた。大きく開かれた股の中心には、月明かりに照らされてキラリと光りが一筋。
少女の身体が女へと変貌遂げる為の下準備は、行為開始から僅か五分も経たず整っていた。下書きの終わった絵画は、ただひたすら筆の下ろされるのを待っている。

510:戦いは数だよ@兄貴!!
07/08/06 22:46:26 1wFt0H/o
一方の蹂躙者。彼らは眼前でおねだりしている穴を差し置いて、その身をぶつけ合い、叩き付け合い、威嚇しあって仲違いに興じていた。
誰もが一番手を譲ろうとしない。同類の身を省みない自己主張が繰り広げられる。

その最中、争う一団を一際巨大な一匹が、鎌首をブンと振るって薙ぎ払う。威容に気圧された雑兵たちはそのまま後ずさり。異存も一発で失せたらしい。
満場一致で信任された巨根は厳かに進み出て、これからドッキングする秘裂をクイっとなぞった。ビクンと弾ける獲物の身体。弛緩し切った穴が下品に口を開く。
その一瞬を逃さず、挿入は敢行された。

くちゅ―――――ずずず……ぐ。

「ふむ………むっ!むぐぅ―――――ッ!!!」

目玉が転げ落ちそうなほど見開かれる瞳。虹のようなアーチを描く背骨。
骨盤が砕けてしまうようなメリメリという感触と共に、侵入者が深く深く、膣の行き止まりまで突き刺さる。
滝のような汗がドッと全身から噴出した。対照的な優雅さで、一筋の赤い雫が陰部から走る。
爆発寸前の鼓動もお構い無しに開始されるピストン運動。抽送の振り幅は大きく、深く、命さえも引きずり出さんばかりに腰を粘らせる。

「ふ、ふ、……むぅ!……ふむ!……むーっ!!」

流れ出る涎も、洟も、涙も拭うことが出来ない。
股間から徐々に込み上げてくる切なさにその身をただ任せるのみ。
異物の伸縮運動は徐々に激しくなる。窓から差し込む仄かな光の下、エリカの身体は水から上げられた魚のように跳ね回る。そして―――。

「―――――――むぐッ!?」

ごぷ、ごぽごぷ――――ぶちゅ。

吐き出される白いマグマ。圧力の高まりに耐えかねた陵辱者が上と下の口から勢い良く飛び出す。
そのタイミングに合わせて、職員室を埋め尽くしていた順番待ちの面々も、その身に滾らせていた液体を次々と発射。
窓ガラスに、デスクの上に、プリントに、日誌に、デスパイアの精がベチャリと飛び散り白く染め上げる。

「むぅ……、ハァ、ハァ、ハァ………あ……ぁ……」

一面に広まったスペルマの池。その中で無人島のように浮かぶ少女は息も絶え絶えにただ宙を見つめる。
どれくらいの量を飲み干したのか自分でも判らない。確かなのは辛うじて気道は確保されているという事だけだ。
眼鏡こびり付いた白点が、トロリと頬に滑り落ちた。

グジュル、ジュル――――ジュル。

視界の端で、ゆっくりと持ち上がる鎌首。座席が空くのを待っていた次の客だ。
弛み切ってゴプゴプと白濁液を垂れ流す陰部に、再びその先端が当てられる。第二部の幕開けである。

くちゃ――――ぐちゅぅ………。

「あ………あぁ…ぁ、びぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」

途切れる意識が最後に紡いだ叫びは、とても人間の少女が発した物とは思えなかった。

511:戦いは数だよ@兄貴!!
07/08/06 22:48:31 1wFt0H/o


校舎全体に響き渡ったその絶叫に、ビクンとユミエは身を竦める。
また一人、餌食になった。これでもう五人。残すは彼女のみ。
三階一番奥のこの教室は不気味なまでの静まりを見せている。しかしその空気はとてつもなく重苦しく、そして異質だ。いつもの教室がいつもの教室でない。まるで異空間のように。

狩人はまだ満たされていないのだろうか。映画だったら、最後の一人は助かったりするのに。
もう泣いてしまいたい。だが、泣けば見つかってしまう。
そうなってしまえば、待ち受けているのは化け物との――――セックス。

(神様……!なんで、こんな……っ!!)

その身の震えを鎮めようと、我が身を抱き寄せたその瞬間。



――――ガラガラァァァァァッ、バタァン。



填められたガラスが割れんばかりの勢いで開け放たれるドア。そして。

「ちィ――――ッス!おコンバーン!!」

大音量で響き渡る体育会系の挨拶。その主は――。

「キャァァァァァァァァァァアっ!!!」

褐色の鎧を全身に纏う、巨大なサソリ型のデスパイアだった。

「どうもー、夜這いでぇーす。失礼しまーッす、ってうわ狭ッ!?こんちきしょ、ぬぅぅぅぅぅぅん!!!」

一歩踏み出したところでガタンと音を立て止まる巨躯。
横開きの入り口に半身を挟んだ化け物が、巨大なハサミを豪快に振り回す。まるで落ち葉か何かのように木製のドアは宙を舞い、激突した掃除用具入れをベコリと変形させた。

「ぷーぅ、よっこらせ。あらヤダ奥さん、なーんてガッデム極まり無い寸法なんザましょ。いいかァ!覚えとけよォ!
オレ、総理大臣になったらゼッテー通達出すかんなッ!!全てのガッコーは大型デっちーが最低二体は並んで通れる間取りを義務付ける、ってよ!
オレらだって立派な市民!税金はエッチでお払いします!!ビバ、バリアフリー!!」

ガラガラと、整列されていた机と椅子を薙ぎ払いながら、デスパイアはユミエとの距離を縮める。迫り来る貞操の危機に、彼女は脇目も振らずその場から逃れようとする。しかし。

――――ドサっ。

512:戦いは数だよ@兄貴!!
07/08/06 22:50:26 1wFt0H/o
「――――きゃあ!!」

「おーっと、何だよ何だよツレないねぇカノジョ。まーちょいと待てって。もう鬼ゴッコなんて年頃じゃァないだろ~?こ~んなにピッチピチしちゃってさあ。
むしろ、そろそろ大人の階段ってヤツを上がってみても、いい頃合なんじゃないかな~?な、な、オレなんかどうよ?手取り足取りリードしてやるぜ、なぁ?」

床の上に倒れ込むユミエ。襲撃者の巨大なハサミが、彼女の右足首を捕らえていた。万力のようにギリギリと締まる凶器。
その気になれば人間の脚など一思いで骨の混じったミンチに変えてしまうだろう。

「いやぁ!放してっ、放してっ、放してぇっ!!!」

哀れな獲物は、辛うじて自由が利く方の足で、デスパイアにガシガシ蹴りを入れ抵抗する。だが、全身を甲冑に覆われた巨大な節足動物はビクともしない。
むしろ攻撃のたびに顔の前で翻るスカートに興味津々といった様子だ。

「うっほー!見える見える、白だよ白!ってかひょっとしてオレ、誘われてる!?だよなぁ!?
イヤッホォウ、来た来たOKサイン!任せとけよー、すっげぇキモチ良くさせてやるからなぁ!!」

長い尻尾がグニュンとユミエの方角に向けられる。そう、コイツはそこだけが普通のサソリと違う。先端に備わっている凶器は毒針ではない。
彼女の握り拳よりも大きな、ペニス以外の何物でもない物体だ。

「つーかキミ、まだバージンでしょ?当たり、当たり?やっぱなー!!ニオイが違うよ、ニオイが。マジで。
いやー、男冥利に尽きるぜホント。こんな可愛い子ちゃんの初めてを――――って、あ、くらぁッ!!」

素っ頓狂な声を張り上げる巨大サソリ。彼の掴んでいた革靴だけがスッポ抜け、ハサミの間に虚しく残っている。
最初で恐らく最後の幸運を手にしたユミエは、一縷の望みに縋り、一目散に廊下へと急ぐ。だが―――、

513:戦いは数だよ@兄貴!!
07/08/06 22:52:24 1wFt0H/o

ガラガラガラ――――バン。

「――――ひっ!?」

福音は唐突に途切れた。ノブに手を伸ばそうとした途端、真横に開け放たれた地獄の扉。
ユミエの前に立ち塞がったのは黒髪の女性。如何なる慈悲さえも飲み込んでしまいそうな漆黒の瞳が、微笑を湛え彼女を見据えている。

「あ……、ぁ………ぁ……っ」

ユミエは動けない。それ以上前に進めなかった。理屈ではない。彼女の本能が告げている。
目の前にいる女は味方じゃない。いや、そもそも人間じゃない、と。

「――――あうっ!!」

突如背後から襲った足元を薙ぐ一撃。ユミエは再び床と対面する。
起き上がろうとした瞬間には全てが手遅れ。彼女の上からデスパイアが覆いかぶさって来ていたのだ。

「んにゃろー。恥ずかしいのは分かるけどよォ、そこで逃げちゃダメだろ~?せっかくの月夜なんだからさァ、スーパー子作りタイムはこれからだっての」 

仰向けで組み敷かれるユミエの顔に、グチャグチャと涎を垂れ流すデスパイアの顔面が寄せられる。ベロリと一回、その巨大な舌が彼女のうなじを撫で回した。

「………随分と手こずってるのね。私、待たされるの嫌いなんだけど」

コツンと踵を鳴らす音。教室に踏み込んできた女は、そんなユミエの姿を見下ろしながら不満気に告げる。

「あ……、姐さん!?いつの間に?」

声に反応したのは意外にもデスパイアの方だった。

「今よ。危うくこの子とぶつかる所だったわ。………ったく、何やってるんだか」

「あぁ、そりゃ道理で。面目ないッス。―――んじゃ、残念だけどコイツは姐さんの獲物ってぇ事で……………」

「もう結構。アンタがモタついてる内に何人も頂いたわ。だからサッサとして頂戴」

「イエッフー!!流石は姐さん、太っ腹ァ!急ぎますんでチョイトばかしお待ちを!!」

下敷きにしているユミエに向き直り、鼻息も荒く興奮気味にハサミを振るうデスパイア。その鋭利な先端が触れる度に、制服のボタンが弾け跳び、乾いた音を教室に響かせる。

「んー、チョーット控え目なサイズだけと、やっぱ女の子はこれっくらいが一番だよねー!!ウンウン。
いやさ、オレ、牛みたいにデカイ奴とかあんま好きじゃないから。これマジ。ンだからもー全ッ然気にしなくていーよー!!」

ブラウスの胸元を強引に開け放ち、その下から現れた綺麗な膨らみをデスパイアは絶賛。複眼の視線で一通り舐め回した後、真っ赤な舌を伸ばしてブラジャーを退け、もぎたての果実を舌の上で遊ばせるようにして、今度は物理的な舐め回しを加える。
剥き出しの乳房は、肉食動物に追い詰められた小動物のように震え、ひたすら怯える事しか出来ない。

514:戦いは数だよ@兄貴!!
07/08/06 22:53:59 1wFt0H/o
「お願い……です……、み、み、見逃して……ください……っ!お願いですっ!!」

追い詰められたユミエが縋るのは、頭上で佇む黒髪の女性。味方ではない。そう分かってはいるが、それでもユミエは女に助けを求めた。
人間ではなくても、同じ女性なら………、そんな僅かな思いが彼女を駆っていた。しかし現実は非情である。

――――ベチャリ。

返事の代わりに、ユミエの顔のすぐ横へとベトベトに濡れた物体が放り捨てられた。
月明かりに照らされたそれは五枚の下着。ドロドロに汚されウエストのゴムも伸び切ったショーツだ。

「ふふ、お友達は一人残らず私がご馳走になったわ。大した魔力も無かったけど、お口の締まり具合はどの子も合格点ね」

白が二枚に水色と桃色が一枚づつ。最後の一枚は水玉模様。いずれもクリーム色の液体にまみれ、所々真っ赤な血のスポットが付いている。
つい先程までこの薄布を履いていたであろう少女たちは、恐らくもう…………。

「部長さんだけ助かっちゃたら、他のみんなが可哀想よ。上級生なら婦人科でも後輩の面倒見てあげなきゃ。ね」

「な、なんで………!?貴女なんで……っ、そんな事を……平気で…ッ!?」

涙ながらに問い返すユミエの顔を、ズイっと真っ黒な瞳が覗き込んで来る。微かに鼻を突く香水の香り。そして彼女は言い放った。

「美味しそうだったからよ」

ナイトガウンを翻し、唇をこれでもかと三日月型に歪め、女はニンマリと笑っていた。


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