触手・怪物に犯されるSS 13匹目at EROPARO
触手・怪物に犯されるSS 13匹目 - 暇つぶし2ch2:兄
07/06/22 19:04:15 G5KihJPx
12スレが容量オーバーとか出ててので立ててみました
人生初のスレ立てですが大丈夫かな?

立てる時に「http~が多すぎます」と出たのでテンプレが若干変更されています
といってもhを抜いただけですが

3:名無しさん@ピンキー
07/06/22 23:43:54 MMy4EIdT
乙です

4:名無しさん@ピンキー
07/06/23 00:19:34 I6PhtuVI
>>1
乙です

全触手>>1に続け~~~~~

5:前スレ696-700
07/06/23 00:42:28 fvquCnp8
すいません、前スレ終わらせてたのに気づきませんでした。
>>1スレ立てありがとうございます。

6:名無しさん@ピンキー
07/06/23 00:56:55 q/AvWfRg
>>5
許さないよ

7:名無しさん@ピンキー
07/06/23 02:28:30 XtcAIEx5
世知辛ぇ………w

そして>>1

8:兄
07/06/23 10:13:37 olazfBc/
新スレ初投下行きます

エロが無いorz
前回の話が前半
今回はアイキャッチとCM後の後半です

9:拳撃天使アカネ 第六話後半1/2
07/06/23 10:14:38 olazfBc/

ビィー!!!!ビィー!!!!ビィー!!!!ビィー!!!!ビィー!!!!ビィー!!!!ビィー!!!!ビィー!!!!

鳴り響く警報、一瞬で戦士の顔になるエンジェル部隊。コンマ一秒を競うかのように現場に向かう
もう過去に受けた惨劇など頭には無い。今はただ一刻も早くデスパイアを倒すことだけを考えていた

なんとか現場に辿り着く。其処はまさに阿鼻叫喚、地獄絵図とはこれを指すのだろう
一部分だけ大地震に遭遇したかのように廃墟となっている。建物は根元から崩れ人が物のように転がる
ただ大地震による災害と違うのが転がっている被害者が裸だということと、むせ返るような性臭、さらに被害者は若い女性のみ。しかも例外なくお腹が膨らんでいた
3人は被害者を見据えて知らず知らず歯を食いしばる。燃えるような怒りが湧き上がってくるのが自分でも分かった

「よう、やっと到着かい?エンジェル部隊さん」
声のする方を見ると上半身は成人の男性、下半身はイソギンチャクを逆さにしたような身体をした怪物
これは恐らくデスパイアの中で最高位と呼ばれる融合型だ
融合型とはデスパイアと人間同士で波長が合った者が合体してしまった固体を指す。
知能は人間のものを使用し、用いるデスパイアの力も融合により増大してしまう。はっきり言って最悪の敵だ
『アカネ、霞、こいつは今までのとはレベルが違うわ…油断しないで』
デスパイアの醸し出す雰囲気や口調、容姿から融合型だと判断したのだろう。玲奈の表情にも若干の焦りが見える
『(慎重に…相手の戦力が判らないことには…)』
作戦を練る玲奈。アカネはいつでも突撃可能な体勢、霞も既に銃を構えて臨戦態勢だ
『ひとまずいつものパターンで仕掛けるわ!…霞、アレは温存して』
玲奈の指示とともに一触即発の空気が一気に弾けた!!
いつもの様に接近を試みるアカネとそれをフォローする霞、二人の間でバランスを取る玲奈。そしてそれを迎え撃つ触手の群れ
だが、融合型といえども単純に攻撃力と耐久力が上がるものであり、動きが良くなるものではない
もうアカネは二人の援護のおかげで必殺の間合いに入り込んでいた
『必殺!!シャイニングナックル!!!!!!』
放たれる必殺拳。轟音と共に光の渦が辺りを包む
いつもならここで戦闘は終了する。だが後方の二人の表情は緩むことはない。今回は相手が相手なのだから

数秒で光は収まっていく。だが、それよりも早く霞と玲奈の前に突撃娘が吹っ飛ばされて来たのだった。何が起こったのだろうか?
『いった~~い!!何だよアレ!!』
直ぐに体勢を立て直して立ち上がるアカネ、だが恐らく触手の一撃を受けたのだろう。彼女の制服が一部破り取られたかのようになっていた
『霞、玲奈先輩、絶対に攻撃に当たったらダメ。咄嗟にガードできたけどこのダメージだから…』
よく見ると彼女のナックルに大きな亀裂が走っているではないか。もし直撃を受けたなら…想像は容易にできる
「どうした~終わりか~~?」
デスパイアの軽口が聞こえてくる。光が完全に収まり敵の姿を確認する
どうやらダメージは全く無いようだ。部隊内で最大の攻撃力を誇るシャイニングナックルでさえ無理ならばどうしろというのか
『玲奈先輩…私がアレを使えば……』
霞が切り札の使用を提案する。だが玲奈は直ぐには答えない
『待って……アカネ、私たちもアレをやるわよ。そして同時に叩き込む』
驚愕の作戦…それは未だやったことの無い武装の強化かつ同時攻撃。これ程の賭けがあるだろうか?
しかし、強力すぎる相手には手段など選んではいられない
『玲奈先輩!!正気!?』
アカネは聞き返すが彼女の表情に揺るぎは無い。普段の冷静な彼女のままだ。つまり、これは適切な判断なのだろう
『覚悟を決めて…』
やるしかない…三人は今までにない真っ直ぐな表情だ

10:拳撃天使アカネ 第六話後半2/2
07/06/23 10:15:27 olazfBc/

キィィィィィィィィィン

それぞれ手にした得物が光を発する。その光は武器を包み、形を変化させていく
魔力を…想いを込めて

やがて光は収束し変形を完了させる。一発勝負のアカネと玲奈の二人も成功させることができた
霞は前回と同じ超大口径狙撃銃、通称狙撃バズーカ
玲奈の槍は刃の部分が自身の背丈ほど巨大化を果たす。古代における斬馬頭に似ているとも言えなくもない
そしてアカネのナックルは篭手のようには肘までカバーされ、手の甲から肘にかけて筒のようなものが存在していた
『行くわよ!!!』
玲奈の掛け声と共に三人とも突撃を開始する。当然触手の群れが迎撃の為に襲い掛かるが強化された武器を一振りするだけで全て消え去った。強化の恩恵を強く感じる
直ぐに触手は再生するがその僅かなタイムラグがあれば充分
『バスターショット!!』
大口径の銃から極太のエネルギーの柱が射出されデスパイアを捉える
『ザンバーストライク!!』
身の丈並みの巨大な刃を振り回し、怯んだデスパイアに追い討ちをかける。あと一撃…
『これで終わりだよ!!』
ゼロ距離に対峙するアカネとデスパイア。彼が顔を引き攣らせるよりも先に拳を胴体にめり込ませる!!
襲い掛かるのは必殺の一撃
『シャイニング…バンカーーーーーーー!!!!!!!!』
腕の甲の部分に設置された筒が爆発音と共に作動し、岩盤採掘用のパイルバンカーの如く敵を文字通り討ち貫いた
威力も光の量も以前とは比べ物にならず、今度こそデスパイアは四散して絶命する

光が収まり、視界が元に戻ると其処には魔力を使い果たしたエンジェル達が倒れるように座り込んでいた
どうやら武器強化状態での必殺技は彼女らの魔力と体力を根こそぎ奪うものらしい
『二人とも…無事?』
二人の妹のような存在を気遣う声
『な…なんとか…』
『ハハ…しばらく動けそうにないや』
全員満身創痍な状態。しばらく休憩した後帰還しようと思い、玲奈が言葉を発しようとしたその時

ドクンッ

『『『………ッ』』』
三人同時に息を呑む。何度も感じたデスパイアの反応、しかも圧倒的に近く三体いる!
『まさか…囲まれている!?』
その通り…デスパイアは彼女らを中心に展開を完了していた。あとは動けない天使達を捕え、剥し、辱めるのみ
やがてデスパイア達を肉眼で確認できるようになり、天使達は一人ずつ触手に絡めとられていく
『このっ……やめてよ!!』
アカネの嘆きとも抗議ともとれる声もむなしく完全に脱出不可能となってしまった三人
『えっ!?…そんな、何処に行くんですか!』
霞が思わず声を上げる。それは彼等のとった行動が意外であったから
何故ならデスパイア達は自分達それぞれの巣に向かって移動を開始したのだ。普段なら捕えたその場で宴は始まるのだが今回はそれをしない。彼らも知恵を着けてきているとでもいうのか
『アカネ!!霞!!くっ…放しなさい!!』
声を荒げても無駄。三人はそれぞれの方向に向かって移動を強制され、どんどん距離が離れていく







この時……これが今生の別れだと誰が思っただろうか…………





つづく

11:兄
07/06/23 10:22:15 olazfBc/
以上です

本来なら戦闘後に本番突入のはずでしたが想定していた以上に戦闘部が長くなってしまいました
よって単独で投下することに…
この方が皆様が本番に入りやすいと思っての判断です

せめて間をあまり置かずにと思って陵辱一発目はほとんど書き終えていたりする
今日の夜ごろに投下しようと考えています

12:名無しさん@ピンキー
07/06/23 13:23:47 nkcdf7yf
スレ立て&執筆GJ!

ってか前スレ終わってたの気ィつかんかったわ……。

13:兄
07/06/23 21:36:22 olazfBc/
さて、投下しますが自己最短記録樹立です(をい



14:拳撃天使アカネ 第七話1/2
07/06/23 21:37:56 olazfBc/
デスパイアに拉致されてから大分時間が経つ。霞はとにかく恐怖で一杯だった
何処を移動してきたかも覚えていない。いつの間にか洞窟の中の開けた場所に連れてこられたという感じだ
薄暗い洞窟…天井の隙間から僅かに光が差し込み、視界は狭いが自分の周囲くらいは確認できた
恐らくここはデスパイアの巣なのだろう。その証拠に彼等の移動が終了した
だが、それは霞にとって陵辱の開始を意味している

触手が……蠢きだした

霞を拘束し、この場所に連れてきたのはローパーのような生物。身体の表面は不気味に脈動し、その表面から無数の触手を生やしていた
『いや……やめてぇ』
顔を青くしながら弱弱しく声を発するがそれを聴く者も聞く事ができる者もいない。存在するのは本能に忠実な生物のみ
ローパーは最初は手と足だけを拘束していたが、陵辱の開始と共に拘束を強める
首に、二の腕に、腰に、太ももに、豊満な胸にも巻きついていく。それと同時に触手の表面から粘性の液体を分泌させる
『何これ!?…服が、溶けて!?』
そう、まずは下ごしらえとして彼女を裸にひん剥いていくのだった。巻きついた触手から滴る粘液は重力に従い下へ、下へと垂れていく。
それに伴い服も次々と溶かされ、あっという間に彼女は生まれたままの姿へとなってしまった
いや、訂正しよう。ヌルヌルの触手が生まれたままの姿に手足に巻きつき、乳房にはその大きさを強調するかのように巻きつかれている。
恐怖に震える霞…助けもなく、脱出など考えるだけ無駄。もう結末は一つしか残されていない
拘束しているものとは別の触手が動き出す
それらはほぼ同時に霞の秘部と後ろの穴に辿り着き、粘液を分泌しながらクチュクチュと音を立てて撫で回す
『はぁん!…やめてぇ……そんなトコ…触っちゃダメ…』
彼女の嘆きは宙に消え触手は動き続ける。粘液の量が増し水音がさらに卑猥になっていく
その音は洞窟内で反響し、周りの静寂も手伝うことで聴覚からも恥辱を与えていった
しばらく二穴の入り口を丹念に嘗め回していた触手達だったが、もう十分と判断したのであろうか一度退いて行く
『(え?…なんで?……)』
別に期待していたわけではないが、挿入を覚悟していた彼女にとっては肩透かしを喰らったようなものだ
もちろんデスパイアがこの程度で許すはずも無く、新たな刺客が霞の股間に送り込まれる
『ひっ!?…そんなの…そんなの無理!!』
その触手は彼女の腕ほどの太さを誇り所々に瘤や吸盤が付き、表面の数箇所から白濁した液体が噴き出す醜悪という言葉をそのまま表現したような物だった
しかもそれが二本。どこに収めるつもりなのかは言うまでもないだろう
『いやぁ!!……ダメです!!』

ジュブボボボボブ

『ひぎぃぁああああーーーーーーー!!!!!!!ひぃやはぁぁぁんーーーーーー!!!!』
幾ら丹念に二つの穴をほぐされていたとはいえ、腕ほどもある触手を受け入れきれるはずもない

ジュボボグリュムリュリュ

入れる、出す、曲がる、うねる、吸盤、暴れる、振動、回転
人智を超越した責め苦を与え続ける。雌に対する気遣いなどあったものではない
『ひぎゅうぅぅーー!!吸い付いちゃダメ!!暴れちゃダメ!!全部ダメーーーー!!!!』
なおも好き勝手に振舞う凶悪な二本の触手。もう霞の命運はこの触手に預けられたと言っても過言ではないだろう
不意に触手がビクビクと火山の噴火を思わせるような震えを始める
『え!?…ひゃ!……ま、まさか…出すの?…ダメ!…出しちゃ!?…出しちゃダメーーーーー!!!!』

どばびゅびゅごびゅりゅぶしゅーーーーーー!!!!!!!

『あひぃぃぃーーーー!!ダメ!!無理ぃーーーーーーー!!!!!』
一気に絶頂へと昇り詰めてしまった。普通はここで触手の動きが止まり絶頂の余韻に浸ることができるのだが、今回は違った。
『止まって!!お願い止まってよぉーーーー!!』
凶悪で醜悪な二本の怒張は射精しながらも暴れ続ける。射精は行為の終了ではなく、彼等の行うアクションの一つでしかなかった
新たな段階の責め苦が霞を襲い続ける
入れる、射精、吸い付き、振動、射精、暴れる、射精、回転、射精、射精、射精
休むことなく行われる狂気の宴…射精の間隔がどんどん短くなり、遂には常に出しっぱなしの状態で暴虐を繰り返していた。もう何度強制的に絶頂を迎えたか分からない
『もう…入らない!…受け止めきれないよぉ!…ひゃうん!?…イッたばかりなのにぃ!』

15:拳撃天使アカネ 第七話
07/06/23 21:38:55 olazfBc/
その後も延々と天使の処刑は続いた……

『はぁ…はぁ…はぁ……』
あれから何時間?何日?時間の感覚などとうに失っている霞にとってはそんなもの関係ない
最早喘ぐ力も失われ絶頂を繰り返すだけの肉人形と化していた。反応が薄くなったと感じたのだろうか?
ようやく彼女の二穴から凶悪な触手が引き抜かれる

じゅぽぉん

『ふわぁぁぁう……』
卑猥すぎる音と無気力な彼女の声を背に膣穴と菊穴が解放される。両方とも完全に開ききってしまっている、常人なら破壊し尽くされていただろう
大量に流し込まれた液体が逆流を始め、二つの白き滝が生まれる
依然彼女は焦点の合わない目で虚空を見つめるばかり。身体は天使の力で保護されても精神は常人のままなのだから
一度触手が退き、今度は異なる種類の触手が迫る。それは内部に大小様々な大きさの球体の詰まった触手

ああ…これは輸卵管か…

虚ろな意識と瞳で見つめる元天使。もう抵抗する気も起きない

じゅぽ

再び卑猥な音を立て膣穴は輸卵管をなんの抵抗も無く最奥部の密室まで受け入れる。間を置かずに放出される球体

ポコ…ポコン…ポココ…ポコポコン

『ふあぁ……お腹…溜まってるぅ…』
現実なのか夢なのかも分からない。異種の生物を強制的に孕ませられることに感情は泣き叫びながら抵抗したいと思うものの
疲労しきった身体と脳の思考回路はぐったりとしたまま淡々と託卵を受け入れる
『くぅん!…どんどん入ってくるよぉ……』

ポコココン…ボコム…ボコム…

大き目の卵も難なく収容してしまう子宮。本来愛する人との結晶を育む聖域もデスパイアの卵という邪悪な存在で埋め尽くされてる
『あはは…お腹いっぱぁい……ゴメンね…ワタシもう…ダメ』
誰に謝ったのだろうか。それは誰にも分からない
彼女の思考回路はある一線を越えてしまい、表情に薄ら笑いすら浮かべていた

そして彼女はデスパイアを滅する天使からデスパイアを産み続ける存在へと生まれ変わったのである





霞編バッドエンドにつづく

16:兄
07/06/23 21:40:36 olazfBc/
以上です
短すぎで叩かれるかもガクブル

17:名無しさん@ピンキー
07/06/23 21:42:46 85xfeZ1B
前スレの最後の作品がうpされてから
随分長いザ・ワールドだなとおもってたら
容量オーバーだったのかorz
まあ兄殿スレ立て&新作乙乙

18:名無しさん@ピンキー
07/06/23 22:04:01 /vtpYzS0
あれ? 延々と続いていくのかと思ったらこれでENDか?
それはあまりに持った得ない。

19:名無しさん@ピンキー
07/06/23 23:13:46 nkcdf7yf
うむ、せっかくキャラ立ちしてきた頃合で唐突に幕引き
ってのはチョット勿体無いと俺も思った。

それはそうと、メインディッシュよりもマッパ&腹ボコ状態で
転がる被害者たちに気がつけば(;´Д`)ハァハァ

ホント俺ってダメ人(ry

20:名無しさん@ピンキー
07/06/23 23:31:49 mCb7yc2I
おちつけ兄弟達よ
「霞編」とあるからあと二人分あるってことではないのか

21:名無しさん@ピンキー
07/06/23 23:33:27 mCb7yc2I
おわっと

兄氏GJであります!!

22:名無しさん@ピンキー
07/06/24 09:06:57 6rwP+uRZ
遅ればせながらGJ!前スレ>>696


23:名無しさん@ピンキー
07/06/24 17:50:13 ypmUtoz7
10スレ目の486からの続きものです。



敗北の女騎士シルフェールは、その麗しき体を魔の手によって陵辱されていた。
半裸に剥かれた白い肌にどす黒い邪気と触手が絡みつき、
身の毛もよだつ愛撫を加えて揉み解す。魔力と媚薬で敏感にされ、
さらに急所を巧みに刺激された肌はたちまちピンクに紅潮し、
秘め事に関しては無垢そのものといっていいシルフェールの精神に、
女であることの悦びを忠実に伝播させていく。
「あぁぁ、こ、、こんなの、、、こんなので、、、」
操も既に奪われていた。淫姦の魔法によって子宮どころか卵管の奥まで犯され、
尻を穿った肛虐の魔力に直腸の終点まで入り込まれている。
魔力の奔流がうねりをあげて両穴を掻き回すと、
腹が破裂しそうな錯覚に襲われ、シルフェールは身をよじって泣き喚いた。
だが、その声に嬌声が交じるのを彼女は自覚していた。
「そ、そんな、あうぅ、、」
物理的な力を伴わない挿入は、処女のシルフェールにさえ痛みを感じさせず、
淫楽のみを与える事ができるのだ。事実、彼女の処女膜は健在なままであったし、
貞操帯に食い込まれたままの尻穴も物理的に割り開かれている訳ではない。
だが、腹に突きこまれた淫術は、女の精神に挿入感を錯覚させて心を犯し、
性感に悦楽を刻み込んで理性を打ち砕く。前後の穴を激しい律動で抉られている
シルフェールにとって、それは現実的な陵辱を受けているのとなんら変わりはなかった。
「このままじゃ、、おかしく、、な、る、、、」
仰け反った体からは既に絶頂の気配すら感じられる。快感への耐性がない分、
処女の方が効果が高い。黒魔法が与える肉悦は、今のシルフェールには
憎むべき敵に痴態を晒す屈辱を凌駕していた。
「あう、、ぅ、だ、だめぇ、、、」
しかし、魔力の陵辱全てが精神的なものだけに留まるわけではない。
卵管にまで分け入った魔力が、卵巣を絞りたてている。
純潔の卵子を得て、子種を植えつけようというのである。
「ふん、ッう、くはぁぁぁ!!」
口に含まされた触手からは、排卵作用をもつ媚毒が放たれる。生臭い液体が染み渡り、
シルフェールの腹の中で魔族の子種を宿すための卵子が生み出され始める。
妊娠を先取りした乳房では母乳の生産までが始まっていた。
黒魔術の陵辱によって、シルフェールの体は、ただの慰み者ではない、
新たな魔族の母体へと作り変えられていたのだった。
「い、いやぁぁぁぁ!!!」
神官騎士の悲痛な悲鳴が響き渡った。


24:名無しさん@ピンキー
07/06/24 17:52:48 ypmUtoz7

「はぁ、うぅ」
「だめぇ、いやぁぁ!!」
連れ込まれた部屋は寝室の跡らしかった。華美な装飾で彩られた部屋の中央に、
これもまた壮麗で、しかも1人で使うには広すぎる程の大きさの寝台が
2つ並んでいるのが目に止まる。
そこに数人の女性が横たえられていた。その誰もが若く美しい。
おそらく、この城の使用人たちであろう。彼女たちの体には黒い影が這い回り、
そのたびに、揃いの服に包まれた体をよがらせ、悲鳴になりきらない声をあげている。
年端のいかぬ少女から円熟した色気を放つ大人の女性まで、、、
「い、、や、、おなかが、体が熱い、、」
饗宴とも言えるその光景の中心には、異彩を放つ美貌があった。
一際目立つ漆黒の法衣がただならぬ由緒を持つ者である事を伺わせている。
なにより、毒蛇の如き触手に嬲られながらいまだに気品すら感じさせる様子が、
それだけで、彼女が相当な身分の持ち主であることを物語っていた。
異形の手にかかえられていたシルフェールは、その美女の隣に横たえられた。
豪奢な寝台のなかで2人の目が合わされる。
「あ、く、、公女殿下、、、、」
「、、神官騎士殿までが、、、」
面識はなかったが、衣服の残骸が互いの正体を知らしめた。
漆黒の法衣は高位の魔法使いの、そして、首筋を飾る紅玉は皇族に連なるものの証。
その二つを見れば眼前の相手が、100年に1人とも言われる天才的魔道士としてその名を知られた、
麗しの第三公女その人であることがシルフェールには分かった。
だが、彼女の法衣は乳房をあらわにするように引き裂かれ、
むき出しにされた豊満な膨らみを触手の愛撫によって揉みしだかれている。
「うぅ、くっ」
肩で切りそろえられた短めの黒髪が悩ましげに揺れ、艶を含んだ吐息が唇から漏れる。
聞くところによれば公女は自分より2つ年下の筈だが、女としては彼女の方が年上に見えた。
「くぅ、神官騎士殿にこのようなはしたない姿を、、あぁぅっ」
凛とすました横顔は少女の面影すら感じさせるのに、それが快楽に歪んだ途端、
悦びを知った大人の女の顔に変わる。悩ましげにしかめられた眉、涙で潤んだ瞳、吐息に濡れる唇。
その全てが背筋が震えるほどの色気を感じさせた。いったい、どれほどの手で磨かれれば、
自分より年下の女性がこれほどの円熟を得られるというのか。
シルフェールの眼前で、公女の下半身からスカートが剥ぎ取られていく。
あらわになった黒いレースの下着に浮かんだ染みを目にすると、
シルフェールはなぜか自分の体までが熱くなるのを感じていた。
だが、痴態をさらす様はシルフェールもかわらない。鎧を着せられたまま胸当てと
スカートのみを剥ぎ取られ、純白のシルクの下着を性器の形が分かるほど股間に
食い込まされているのだ。
「私の方こそ、殿下の御前で、、きゃぁ、、」
貞操帯の下でシルフェールの下着もまた濡れていた。


25:名無しさん@ピンキー
07/06/24 17:54:13 ypmUtoz7

「はぁ、き、騎士殿、んんっ」
「く、、、殿下、はぁん」
寝台の上に半身を起こし、公女とシルフェールは口付けを交わした。いや、交わさせられた。
首筋から回って舌にまで絡みついた触手が二人の体を引き寄せ、無理矢理その唇を重ね合わせたのだ。

今、シルフェールたちがいる寝室には異界とつながる無数の「穴」があけられている。
黒く渦巻くその穴からは触手が幾つも這い出し、寝台の上の獲物たちを絡め取っていた。
強制排卵の魔術を施され、魔族の卵子を身篭った彼女たちに子種を植え付けるためである。

触手に導かれ互いの舌が口腔に差し入れられる。
「ん、くっ」
「はぁ、、むぅ」
白い喉が互いの唾液を飲みこむ間に、2人の体は触手によってきつく戒められて行く。
乳首同士が繊毛触手で結ばれ、胸の谷間に二の腕ほどもあろうかという
極太の触手が差し込まれる。
「ふむん、、、」
股間にも触手が通され、張り合わされた性器を嬲りたてる。
触手の背には鋸の刃のような三角形のヒレが無数に立てられており、
無遠慮に肌に食い込んでくる。それが激しく前後に動かされるのだ。
貞操帯に守られたシルフェールはともかく、薄い下着しか履いていない公女は、
敏感な場所へその責めをまともに受けてしまう。
「、あうぅ、、」
下着ごしに性器の熱が感じられるほどの動揺だった。
高貴な気品に満ちていた美麗の公女が悶え泣き、
股間から汗と愛液をブレンドさせた雫を滴たらせる。
脚にからまった触手がそれを旨そうになめ取った。
「そんな、こと、まで。、あぁ、はしたない、、舐めとられる、なんて、、、」
公女が辱められている間、シルフェールはその神聖理力を触手たちに食われていた。
彼女の中で異形に打ち砕かれた魔力中枢が回復しつつあったのだ。いまなら力さえ集中できれば、
再び必殺の一撃を放ち周囲の魔物を殲滅することもできる。だが、もちろんそれは望むべくも無い。
無垢な体を嬲られ、生まれて初めて味わう肉の悦びに身をよじらせるたび、
力の象徴たる純白の翼から砂粒のように理力が零れ落ちてしまうのだ。
神官騎士としての自負の支えとも言えたシルフェールの理力は、
今や陵辱者を悦ばせるための餌でしかなかった。彼女の翼は、お礼にとばかり吐き出された、
触手の白濁液によって無残に汚されていた。
「ん、はぁぁ、、」
眼前の公女も力を食われているのは例外ではない。
彼女の背には、魔法使いの象徴としての、蝙蝠を思わせる黒い翼が出現していた。
それをシルフェールと同様触手に絡めとられ、白濁液を塗りたくられている。
「ん、、だめで、す、、翼は、、感じすぎて、くぅ、」
敏感な翼を嬲られ息を上げた彼女の股間で、触手の動きが一段と深くなる。
背ビレの先端が敏感な肉芽に触れると、峻烈な快感に焼かれた公女の子宮が収縮し、
一際濃密な愛液を吐き出した。
「は、はぁぁぁぁ、、、」
同時に尾を引く悲鳴をあげた彼女はキュッと身を硬くしたかと思うと、次の瞬間には
ぐったりとなって体をシルフェールに預けてきた。


26:名無しさん@ピンキー
07/06/24 17:55:29 ypmUtoz7
「で、殿下!?」
「あぁ、き、騎士殿、だめで、す、動かない、で、、、」
公女の股間は今程までと違う黄ばんだ愛液でネットリと濡れていた。
それは卵子が完全に子宮へと降り、受精の準備が整った証拠だった。
震える唇から無理矢理満たされてしまった女の嗚咽がもれる。
「ぁぁぅ、、」
やがて、周囲の女性たちからも次々と悲鳴があがり、寝台の上へぐったりと果てていく。
その上気した体へ向けて、色も形も様々な種付け用の触手が胴体を伸ばし始めた。
「はぁ、来ないで、、」
シルフェールの背後で、怯えた声があがる。
種付け用触手は、愛撫用触手に比べて一回り以上も太く、その太さを増した部分に
子種である精子を溜め込んでいた。根元は穴の先にあるため正確には分からないが、
彼女たちの拳ひとつ分ほど膨らんだ胴体が、少なくとも背の丈ほどの長さに伸びている。
人間の男の射精など拳半分にも満たないのだから、その凄まじい量がわかる。
しかも、彼女たちはその口や顔で、触手の精液がとてつもなく濃厚であることを教えられていた。
自然、恐怖に身震いするが、果てたばかりの体は満足に動かない。
間もなく種付け触手が最初の女性を貫いた。
「ひッ、はぁぁぁ!!」
一番年上の色気に満ちた声だった。それを皮切りに悲鳴が連なる。
「はぅぅ!!」
「だめぇぇぇぇ!!」
「ん、あぁ!!」
年端もいかない少女の声もあった。一通りの獲物をモノにした魔物たちは、
最後に残された極上の2人にその毒牙を向けていった。

27:名無しさん@ピンキー
07/06/24 17:57:34 ypmUtoz7
強い魔力を持つ者にはより強力な子種を孕ませることが出来る。
シルフェールにそれを成す栄誉を与えられたのは、彼女を捕らえた異形だった。
異形の化物は寝台で悶える2人の元へ歩み寄ると、恐れ多くも公女の口でその肉茎を奉仕させた。
そして十分な硬さを得ると軽く精を放ち、
咳き込む公女を尻目にしてシルフェールのみを寝台の中心に組み伏せる。
正上位で無理矢理開かれた脚の間に、異形の腰が割り込んできた。
「け、汚らわしい手を離しなさい、、」
普段のシルフェールならそれを払いのけることができた。だが、
今は力の抜けた腕で肩を押し返すことしかできない。なんなく押さえ込まれ進退窮まってしまう。
「く、こ、こんな事で、私を、、むぐぅ、、」
異形は舌を伸ばしてシルフェールの口を黙らせると、止め具を引きちぎって貞操帯を外す。
あらわになった下着は濡れそぼって透き通り、恥部を隠す役目も果たせていなかった。
それを見た異形の中に人間の男と変わらない欲望が沸き起こる。
掬い取った愛液を頬に塗りつけ、まずはシルフェールに己の痴態を自覚させてやる。
そして下着に手をかけると、恥辱に震える股間に一気に食い込ませてやった。
「ん、くぅぅぅ、、」
シルクの布地越しに、翳りのほとんど無いピンク色の粘膜がくびり出された。
やや膨らみ気味の恥丘がパックリと割れ、内部で蠢く狭口までさらされてしまっている。
その中心に異形の男根をあてがう。
「んっ」
ビクッとシルフェールの背筋が震えた。すでに黒魔術で犯されていたとは言え、
物理的な挿入はまだ受け入れた事がない。その未知の経験に対する恐怖は、
勇敢な神官騎士である彼女ですら怯えさせるのに十分であった。
しかもそれを、心を許した者にではなく、憎むべき敵の醜悪な手によって
成されようとしている。口を塞がれていなければ泣き出していたかもしれない。
眼前の化物が目を細め、いよいよその時が来たことを伝える。
シルフェールの眉が僅かに震えた。
(くぅ、こんなの、、いや、、)
自分を苦しめてくれた女の怯えた表情を肴に一層男根を震えたたせると、
異形は一気に腰を沈めた。同時に舌を引き抜きシルフェールの断末魔を楽しむ。
「い、いや、はいって来ないでぇぇぇぇ!!」
下着ごと突き込まれた亀頭が処女膜を何の感慨もなく突き破り、一気に子宮口まで達する。
シルフェールは二度目のロストバージンの衝撃に意識を飛ばされていた。


28:名無しさん@ピンキー
07/06/24 17:58:23 ypmUtoz7
黒魔術の挿入で慣らされていたため、痛みはほとんど無かった。
加えて異形の背から伸びた骨筋ばった翼が乳房や腰の括れを絡めとり、
性感帯を上へ下へと揉みしだくと、むしろ喜悦のほうが大きく感じられてしまう。
異形の挿入にシルフェールは女の声で応えていた。
「あぁん、、ふ、深い、、はぁん、、」
異形の方も組み伏せたシルフェールの胸と股間に手を伸ばし、
巧みな愛撫で彼女を昂ぶらせていく。
シルフェールの卵子がまだ卵管の途上にあって子宮に降りきっていない。
種付けをするには彼女を絶頂させて排卵させる必要があることを、異形は知っているのだ。
腰を深く沈めて子宮口をこね回すと同時に、
肛虐の魔法を再び放って後ろからもシルフェールを突き上げる。
「ん、いあぁぁぁ!!」


シルフェールが処女を散らされる横で、公女は股間にある触手の圧倒的な存在感に身を硬くしていた。
「ん、くぅ、、そんな、入るわけが、、」
先程まで乳房を嬲っていた極太触手が彼女にあてがわれた種付触手だった。
だが、彼女はそれだけではすまされない。もともとシルフェールに向けられるはずだった
種付触手が内腿に絡まり尻を伺っているのだ。
「だ、だめです、、そこは、」
陵辱の中でも気品を失わなかった高貴な顔にも、徐々に恐怖の色が濃くなっていった。


29:名無しさん@ピンキー
07/06/24 17:59:05 ypmUtoz7
魔弾を受けたシルフェールの鎧はあっけなく砕け散っていた。
異形は全裸に剥いたシルフェールを壁際にたたせると、
翼をわしづかみにして後背位で彼女を犯し始めた。
「は、後ろは、いやぁぁぁ!!」
今度は自らの男根を尻に挿れ、代わりに子宮へ黒魔法のペニスを突き入れる。
前後左右、腰を自在に振りながら腕を伸ばし、背中を流れる金髪をかきあげ、
震えるうなじを生臭い口付けで吸いたてる。そのまま上体を引き起こし、
穢れを知らぬ乳房を遠慮なく揉みしだく。
「ん、くぅ、、はぁぁぁ、、」
シルフェールの心は敗北感にまみれていた。実力で戦いに敗れた上に純潔を奪われ、
そして不浄の穴まで辱められてしまった。しかもそれを拒絶しきれずに、
辱めを半ば受け入れてしまっている。
神官騎士としての厳しい戒律の中で築きあげてきた彼女の全てが、
一夜のうちに崩れ去ってしまった。そして、彼女の中にあらたな感情が芽生える。
(いっそ、このまま全て陵辱され尽くしてしまえば、、)
シルフェールの中に眠っていた被虐的な性感が、極限の陵辱のなかで
頭をのぞかせたのだ。
「だ、だめ、、何を考えているの!」
男根が尻から抜かれ、異形の方へふりむかされる。異形は向き合う形になったシルフェールの
腰を抱えあげ、立ったまま男根を彼女の性器へ捻じ込んだ。
今度は尻へは、魔力ではなく、翼を変化さえた触手を潜り込ませる。
「ん、やぁァァァッ!」
声音に拒絶の色はなかった。初めて前後同時に魔力でない実物の異物を受け入れた快感が、
意識を弾きそうなほどの衝撃となってシルフェールの脳裏を焼いたのだ。
「は、はぁ、何、、この感じ、、」
収縮した子宮を突き上げられて全身が仰け反り、腰が浮くような感覚に捉われる。
筋張った触手に肛門を出入りされると、背筋を悪寒に近い痺れがはしり、
言葉では言いあらわせない、うねりの様な疼きが上ってくる。
「んく、ひあぁっ、、」
自分の声すら遠くに聞こえ、もはや何を言っているのか自覚できない。
「こ、これが、イクっていうこと、なの、、」
微かな理性が先程の公女の痴態を思い起こさせた。そして、このままイクという事が
どういう結末を招くかという事も。
眼前の異形が目でそれを伝えてくる。
(お前がイクと同時に、子種を注ぎ込んでやる。)
「い、いやぁぁぁぁ!」
精一杯の拒絶とは反対に、異形に犯される結合部からは黄ばんだ愛液が噴出した。
すぐさま周囲から触手が殺到し、それを舐めとるように股間を這い回る。
「う、いや、だめ、、そこは、、」
暴れまわる触手にクリトリスの皮を剥かれ、シルフェールの全身が
悪寒に捉われたかのようにガクガクと震える。舌を噛みそうになって、もはや声すら満足に出せない。
やがて、股間の群れに背ビレ触手が加わり、尖らせた先端で剥き出しの肉芽を前後に抉り始めた。
「やッ、うぁ、そん、な、、すご、、はぁッ!」
痙攣する体から異物が引き抜かれる。そして次の瞬間、男根と触手が前後の穴に一気に没入した。
「うぁッ!」
突き上げられた顎が天を向き、開かれた瞳が何も無い宙を見つめる。
衝撃で揺らされた子宮が反動で男根の方へと降り、子宮口がなかば亀頭を咥え込む形になる。
そこを激しく抽挿された。前後の穴を異物が激しく出入し、
彼女の身体と意識を高みへと押し上げていく。
「ふぁっ、もう、、だめ、、イ、ク、、」
堪えきれない一線を越え、シルフェールの中で何かが弾けた。
一瞬体の重さがなくなり、次には全身を硬直させるほどの熱い衝撃が体を貫く。
同時に異形の男根が射精した。


30:名無しさん@ピンキー
07/06/24 17:59:46 ypmUtoz7
「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
それは声を出していなければ気が狂ってしまいそうな衝撃だった。
膣内に射精される感覚は、彼女が想像していたより遥かに鮮烈で、そして長く続いていた。
化物の射精は何時までも止まらず、
子宮の中に熱をもった不気味な粘液が満たされていくのがはっきり分かってしまう。
「い、やぁ、おおすぎ、、る、、ん、はぁッ!」
絶頂したばかりの粘膜を焼かれ続けるせいで、シルフェールもまた飛ばされる感覚が
何時までも収まらない。張り詰めた神経が弛緩した瞬間、息をつく間もなく次の高みに襲われて、
知ったばかりの女の愉悦を2度、3度と味あわされてしまうのだ。
「うあ、や、はぁッ!、、あう、い、くぅッ!、、はぅ、ま、またぁぁぁぁ!!」
瞬く間に3回上り詰める。絶頂の余韻に余韻を重ねられ、飛ばされる高さがどんどん
高くなっていた。それにつれて味わう衝撃も余韻もより深く長くなるが、
イカされる間隔だけは変わらない。ついにはイキ終わらないうちにイカされてしまい、
絶頂感が止まらなくなる。
「はッ、はうッ、だッ、めぇッ、もッ、もうッ、はぁぁぁぁッ!!」
いまや言葉の1つ1つが絶頂の悲鳴だった。シルフェールは泣きじゃくる子供のように頭を振って、
その凄まじい快感に踊った。すでに腹を満たすには十分過ぎる程の精液を注ぎ込まれ、
新たに射精されても受け入れきれない。溢れた粘液がだらだらと脚を伝って流れ落ちるだけであった。
だが、異形の精力は衰えない。腰を抱く腕に力がこめられ、肛門の触手までが脈打つと、
シルフェールの瞳は恐怖に染まる。
「そ、そんな、もういい、これ以上、後ろにもなんて、はぁう、先端が膨らんで、だ、出すの、、ッ!?」
次の瞬間、直腸にむけて粘液の奔流が放たれた。
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
後の穴に射精を受けた瞬間、シルフェールの精神は限界に達した。
前後の穴への射精でイカされる回数が2倍となり、もはや彼女がイッていない時は存在しなかった。
その後、それがどれほど続いたのかは本人すら覚えていない。彼女は薄れた意識の中で、
ようやく異物が抜かれるのを感じた時、ただ一言弱々しくつぶやいた。
「やっと終わったの、でも、、、」
その先は聞き取れなかった。気を失ったシルフェールの体は異形の手に抱かれ、
既に触手による種付けを終えた公女の横に横たえられた。
「く、騎士殿、、、」
美麗の公女は腹の中でうずくおぞましい感触に身悶えながらシルフェールに身を寄せると、
自分と同様に穢しぬかれた神官騎士に唇を重ねた。そして、その温もりに微かな安堵を覚えると、
彼女もまた深い闇の中へ意識を堕としていった。


31:名無しさん@ピンキー
07/06/24 18:01:12 ypmUtoz7
以上でとりあえず終わりです。

公女の方は名前すら考える前に力尽きました。

32:名無しさん@ピンキー
07/06/24 18:32:40 PwtkRXni
>>30(;´Д`)ハァハァ
イキっぱなしとか注ぎっぱなしに萌える
両穴攻めは大好物であります!!

>前スレラスト
未知の生物に犯されるのも大好物でありまっす!!
キャラ立ちも良くて面白く読ませていただきました

33:名無しさん@ピンキー
07/06/25 00:41:22 JSwBYtMR
>>31
GJだよGJ
ここ最近で一番好みだ、ジャンル的にもエロさ的にも

ではさっそく使わせてもら(ry

34:名無しさん@ピンキー
07/06/25 00:43:49 suWyPmkV
竜姦らしきものができたので投下します
竜と姫

「はぁ、はぁ・・」
「どうした。もう息が上がったか」
杖を持った少女は黙って頷く。
「経験あるのみだ。あまり無理するなよ」
左手に剣を持ち、長髪の男は残った敵に斬りかかっていく。
「・・すごいなぁ。私、あの人に助けてもらってばかり」
少女は亡国の王女。生き延びるため国を捨てて外へと出た。
魔法の心得はあるがまだ基本的な魔法しか使えず、逃げてばかりだった。
その途中に魔獣に襲われ、ここまでかと思ったが偶然とおりかかった剣士に助けられた。
そして、少女は剣士について行った。何かはわからないが。

「フェルさん!」
男の背後に魔獣が飛び掛る。
「案ずるな」
瞬間に後ろに向き、剣で斬り飛ばす。
剣をしまうと日は傾き夕暮れになっていた。
「やれやれ。今日はここで野宿しなければならないか」
男は森の入り口あたりに少し余裕のある場所をみつけた。
「茂みも結構あるからな。ここなら気づかれにくいだろう」
男は枯れ木を集めて少女は火をつけた。座ってゆっくりしてると話をはじめた。
「レミア、怪我などはないか?」
「は、はい」
「・・しかしお前、王女だったな。1ヶ月前お前を助けてから勝手についてきてるが無用心だとは思わないのか?」
「え?」
「一国の王女がだ。俺のような素性の知れぬ者についてきて無用心だと思わんのか?」
少女は頭を傾げて不思議に思う。
「とんだ箱入り娘だ。相当親から大事にされたんだろう」
「でも、フェルさんは・・何だか安心できるんです。よくわからないけど」
「安心できる?」
「はい、優しそうで、何だか包んでくれそうな・・」
「・・不思議な娘だ」
フェルは少し笑うと少女を寝かしつけて見張りにはいった。
少し間を置いて懐から石を出した。
「・・・この石の存在を知っているのか。この娘は」
白く輝く石。彼は石を持ちながらレミアから離れた。
城が落ちた日。彼女はどうすればいいかわからなかった。ただ、母親から逃げて生き延びろとだけ言われた。
「レミア、逃げなさい。あなただけでも生き延びるのよ」
「お母様、そんなのイヤ!お母様も!」
「・・ごめんなさい。私にはこの国を守る責任があります。あなたは生き延びて欲しいのよ」
「お母様・・」
そう言われてレミアは逃げ延びた。東の大国セアに攻め落とされる城を背に受けて。

「お母様・・・お父様・・」
はっ、とレミアはふと目を覚ました。
「夢・・もう1ヵ月半にもなるのね」
周りを見るとフェルがいないのに気づく。
「あ、あれ?フェルさん?」
下着のみの体に上着をあてて立ち上がって近くを歩くと一体の巨大なドラゴンが茂みの周りを歩いている。
「(きゃっ・・ドラゴン!)」
レミアはすぐに引っ込んだ。
「(こんなのに見つかったらすぐに食べられちゃうわ・・フェルさんを探さないと)」
だが、不意にドラゴンと目が合った。
「あ・・・」
食べられる。そう思ったがすぐにドラゴンは目を外した。
「(・・・はぁー気づかれてなかったのね)」
すぐに元のいたところに戻って布を被った。

35:名無しさん@ピンキー
07/06/25 00:45:06 suWyPmkV
「おい、レミア起きろ」
「う、うーん」
ぺんぺんと頬を叩かれ目を開けるとすぐ近くにフェルがいた。
「あ、フェルさん・・どこに行ってたんですか!?私、怖かったんですよ!」
「何があった」
「ドラゴンが・・ドラゴンが側にいて、それで目が合って・・」
「・・すまない。怖かったんだな」
レミアの頭をなでる。
「あ・・はい」
「ドラゴンならここにはいない。出発するぞ」
「(初めて・・なでなでしてもらったの)」
少し顔を赤らめていた。
街道に出るとしばらく歩いた。
「まだ町はなさそうだな、この分だとまた野宿かもな」
「・・そうなんですね」
「嫌じゃないのか?」
「あ、いえ・・またなんだなって」
地図をみると二日はかかる道だ。途中に湖があるのでそこで野宿することにした。

「邪魔だ!」
「えい!」
魔獣が襲ってくるがフェルの剣とレミアの魔法で向かってくる先から倒していく。
飛び掛ってくるものは剣で斬り飛ばし、弱まったものは炎や冷気の魔法で倒した。
「はぁ・・」
「少し休むか」
木にレミアは腰を落として寄りかかった。
「街道なのに魔獣は出るんですね」
「ここ自体人が通らないからな。整備されてないんだろう」
フェルがゆっくりとしているところを見てレミアは胸を鳴らせながら聞いた。
「・・あのフェルさん、フェルさんって好きな人とかいらっしゃるのでしょうか?」
「なぜ聞く?」
「なんとなく・・」
少し渋った表情をすると
「いない」
「えっ、本当に?」
「本当だ。お前はどうなんだ?」
「私がですか?」
「そうだ」
顔を下に向けるとみるみるうちに赤くなる。
だがフェルからは見えている。
「え・・と、一人だけいます」
「一人か」
声がかすれかすれになって言う。
「誰かは・・・内緒です」
「わかった。そろそろ出発するぞ」
彼女がフェルのことに好意を抱いているのはとてもではないが言えなかった。

36:名無しさん@ピンキー
07/06/25 00:46:54 suWyPmkV
「ここなら水にも困らん。ゆっくり休めよ」
木の近くに休める場所を作るとそう言った。
「・・そ、それじゃ、水でも浴びてきますね。しばらく入ってないし・・」
レミアは布を持つと湖に向かっていった。フェルは彼女の後ろ姿をじっと見つめていた。
服を脱いで近くの木の枝にかけると湖に入った。
「ぷはぁ!気持ちいい・・」
旅で汚れた体を洗う。何日ぶりだろう。城にいたときは毎日体を洗ってた。
「・・・私はどうすればいいんだろう。生き延びてどうすればいいんだろう」
水面に体を浮かべながらぼそぼそと言う。
「・・このまま誰かにもらってもらうこともできない。・・・フェルさんは私のことをどう思ってるのでしょう」
亡国の王女。だがそんな気はさらさらない。むしろ普通の女の子としての夢のほうが強い。
誰かのことを好きになってもらわれる。そして一緒に生活する。ただの女の子としての夢。
「・・だめなの?・・もうない国なのに責任背負わなきゃいけないの?」
考えるとだんだん重く感じてくる。側にいるのはフェルだけだが話かけても当たり前のような答えが返されるだろうと思っている。
鼻の下まで水の中に入れてぷくぷくさせてると

ズシン。

「えっ!何!?」
重い足音。だんだんと近づいてくる。近づいてくるものは暗いが、月明かりが湖の水面に反射して姿が見える。
「あ・・・ああ」
森で目が合ったドラゴンが今、目の前にいる。
「ど、どうして・・いや、来ないで!」
ドラゴンは湖に近づく。レミアはひたすらあっち行けと言う。
「下がって!下がりなさい!」
言葉は通じているのかもわからず湖にドラゴンは入る。そして
「きゃー!!フェルーー!!」
すぐにドラゴンに捕まった。
ドラゴンの腕の中にいる。だがドラゴンは食べる気配はない。
「な・・なんなの?」
口をレミアに近づけると大きく開けた。
「やっぱり・・」
だが中からとても甘い香りが漂ってきた。
「・・なに?この香り・・」
このドラゴンは自分を食べるつもりではないらしいが何かしようというらしい。
「だめ、早く逃げなきゃ・・」
手の中でもがもがとあがくがしっかり捕まっていて逃げるにも力で逃げれない。
「うーん、風の魔法なら」
魔法を唱えようと詠唱に入った。だが
「ひゃっ!」
ドラゴンがなめてきた。それを何度も何度も。
「や、やめて・・甘いのとネバネバで気持ち悪いわ・・」
執拗になめてくるがそれでもレミアは逃げようともがく。
次第に体じゅうがドラゴンの唾液でベトベトになっていった。
「どうするというの?」
レミアはドラゴンに目を向けて言った。じっと見つめ合っていたがドラゴンが口を開いてまた吐いてきた。
「また・・でも食べるわけじゃないしなんなの?」
しばらく嗅いでいると突然股のところが熱くなった。
ドラゴンは口を近づけて舌を出すと股の亀裂を舐め始めた。
「やめて。あ、あんっ!」
ペチャペチャと舐める。亀裂から透明な液が流れ始めているのをドラゴンは見ている。
「だ、だめ・・やっ」
舐められる度に力が抜けていく。
「フェ・・ルさん・・」
竜に舐められているが次第に気持ちよくなっていく。
そして
「やん、だめぇ!あ、あん!あ~~~~!」
体を痙攣させて股からすごい量の液を噴出して達した。
「(フェ・・ル)」
好きな人のことを思ってしばらく気を失った。

37:名無しさん@ピンキー
07/06/25 00:48:37 suWyPmkV
意識を取り戻すと竜が自分に水をかけて体を洗っていた。
レミアを股のところに持っていくと竜の性器が立っているのが見える。
「い・・いや・・・そんな」
これから自分は竜に犯される。そしてフェルではなくこの竜に初めてを奪われる。
「フェルさんのじゃなきゃいや!離して!」
必死にあがくが離そうとはしない。だが頭の中には声が流れ込んできた。
「俺だが駄目なのか?レミア」
聞き覚えのある声。
「え・・誰?」
「お前の目の前にいる竜だ」
「・・あなたは誰なの?」
「レデニア王国王子にして最後のマムクート、フェル・アデニス」
「・・フェルさん?」
「そうだ」
フェルだとわかるとレミアは安堵した。
今までの行為はフェルと自分の性行為だったのだ。
「人と竜、どちらにもなれるのでな。お前を満足させようと思ったが・・」
「・・いいよ」
「ん?」
「フェルさんの・・ちょうだい」
いきなりの受け入れを聞いて少し驚いたが
「いいのか?壊れるまでやるつもりだが」
「フェルさんなら赤ちゃんできてもいいよ・・」
その言葉を聞くと竜はレミアにブレスを吐いた。さっきよりかなり強い。
「ふぁ・・あん・・だめぇ」
「媚薬効果がある。直に体の芯から疼きはじめる」
さっきの息もあり、レミアは少し目が虚ろになり始めた。
竜はレミアの亀裂に自分の性器を入れた。
「あ・・がっ、痛い!」
「初めてだからな。痛みは伴うが少しずつ気持ちよくなる」
「かはっ・・ひぎぃ!」
気持ちよさよりも痛みが先行した。人間のより数倍大きいものを入れられ処女を奪われたレミア。
「いたい!いたい!」
「もうじき気持ちよくなってくる頃だ。少し我慢しろ」
竜は腰を動かして自分の性器を出し入れする。
レミアも何とか堪えている。
「はぁ・・はぁ・・・ふぁ?」


38:名無しさん@ピンキー
07/06/25 00:49:40 suWyPmkV
効き目が現れ始めた。痛みが徐々に消えていく。
「気持ちよくなってきたか?」
「ふぁん、・・うん」
出し入れされているが痛みどころか気持ちいい。
「あっあんっ・・きもちいい・・」
竜は尻尾でレミアの尻の穴にも進入した。
「ふぁあん!そこは・・だめぇ」
前と後ろ両方を攻められる。それも好きな人に。それだけでレミアは幸せそうにしている。
「あ・・・だめぇ、おかしくなっちゃうよぅ」
意識がかすれてきた。このまま果てて彼に身をゆだねようか。
迷っていたがそんな猶予もなく徐々に達してきた。
「フェルさぁん・・もっとはげしくぅ・・・」
「じゃ、こうしよう」
竜に後ろ向きにされてM字に足を開かれる。犯されているのがはっきりと見える。
「あん、あんっ!らめ・・そんなに、やったら、こわれ、ちゃうよぅ」
「受け入れたのはお前だがな。壊れるまでやるぞ」
「そん、なぁ、やぁん。はげしい、よぅ」
貫かれているうちに段々と頂が見えてきた。
「あんっ、あんっ、らめぇ・・なにか、くるのぉ!」
「イクっていうんだ。普通は」
「イク・・イっちゃう~!」
「出すぞ!」
レミアが達するのと同時に竜もレミアの膣内に向けて許容範囲を超える量の精液をぶちまけた。
それと同時にレミアは気を失った。
それから朝まで延々と犯され続けてレミアのお腹はぽっこりと膨れていた。
「らめぇ・・・おなかいっぱいだよぅ・・」
竜は石をかざすと人に戻った。
「壊れた王女、悪くはないな」
フェルはレミアを抱きかかえると二人で寝床に戻った。
彼と関係を持ったレミア。その顔は王女としてではなく、一人の牝としての顔だった。
「・・こどもが、できちゃったら、いっしょにいてくれる?」
「できなくても一緒にいてやる」
「フェルさぁん・・」
彼女はそのまま眠りについた。

4年後、フェルの助けで何とか国を取り戻したレミアは自国をレデニアと同盟を結ぶことにした。
遠いが要請があればすぐにでもこたえてくれる。
そして二人は結婚したが、式の日以来レミアの姿は見えていない。
「らめぇ・・そんなところ、せめられたらぁ、イっちゃうよぅ」
「ずいぶんと口答えするな」
「ごめんなさい、ごしゅじんさまぁ・・」
レデニア城の秘密の部屋にフェルの牝奴隷となったレミアがいるのはフェル以外知らない。
側には4年の間にできた3匹の竜の幼生がいた。

39:名無しさん@ピンキー
07/06/25 00:52:13 suWyPmkV
文章とエロ描写下手で申し訳ありません(´・ω・)

竜と人がふれあうんだったらFEの世界観の方があうよね・・?

40:名無しさん@ピンキー
07/06/25 02:11:51 nCZeGsIP
GJ!


41:名無しさん@ピンキー
07/06/25 17:26:41 XzYEGOg+
GJ!
俺は結構好きだな、最初和姦で牝奴隷になる話。
だが、竜は汚くないから怪物って感じがあまりしないな。
まあ、ともかくGJ。

42:名無しさん@ピンキー
07/06/25 17:27:42 XzYEGOg+
sage忘れスマソ

43:名無しさん@ピンキー
07/06/26 18:23:30 1hcOvxyU
>>39
触手以外もなかなかイイ!
是非奴隷生活をkwsk

44:名無しさん@ピンキー
07/06/26 23:52:25 aHPrtHrE
神楽スキー氏の桜野タズサ触手凌辱SSまだ~?

45:名無しさん@ピンキー
07/06/27 04:51:34 IT3SoqWY
いいねえw

46:名無しさん@ピンキー
07/06/27 07:11:41 hf2JMjcY
>>42
sage忘れてくれたおかげでこのスレに気付きますたw

職人さんまとめてGJ!

47:名無しさん@ピンキー
07/06/27 08:36:25 HdMdBYq1
FEと聞くとアースの方しか浮かばない
エムブレムの方なの? アースしかやったこと無いからわからんね

48:ソレナンテ=エ=ロゲ 閑話休題 ◆Tu16cfxGQ6
07/06/27 19:31:18 YO/b4IP8
最近、神が連発している中、皆様お忘れでないでしょうか。
今回は、私のお話に便乗してくださった、
皆様方へのお礼も兼ねまして、外伝を書いてみますた。

正直、エロは一部分しかありません、
あまり期待をなさらないように(´・ω・`)


49:ソレナンテ=エ=ロゲ 外伝 ◆Tu16cfxGQ6
07/06/27 19:34:17 YO/b4IP8
~便乗様達に捧げる結末的外伝



「近い!近いぞ!感じる!ビンビンくるわい!」
「おぬしもか!わしもじゃ!今までとはまるで違う空気を感じるのじゃ」
「同士よ、水気ではないのかの?、まあ確かに予感を感ずるわ」
「皆の者!聖地は近いぞ!最後のひと気合じゃ!」
「応!!」

暑苦しい塊に、より一層暑苦しい気合が入った。

筋肉隆々の兄貴・・・元腐女子集団は今、最後のスパートに入っていた。
池袋での屈辱に始まり、秋葉への望み、己が集団にのみ降りかかる障害。
そして次々斃れ美少女に身を落としナマモノに嫁いでいった仲間たち。
己が心への葛藤、そして新たに深まる誓い。
様々な思いが、筋肉1人1人によぎった。
そして今。彼らの目標は達成されようとしていた。
「長かった・・・ほんと長かったわい・・・」
「ばかものぉ!歓喜に涙するのは本懐を遂げられてからにせい」
「そうじゃ、そうじゃったのう・・・」

50:ソレナンテ=エ=ロゲ 外伝 ◆Tu16cfxGQ6
07/06/27 19:36:09 YO/b4IP8
やがて仲間の一人が、いつもと違う風景を目にし、指さす。
「あれを見よ同士よ!あの看板を!」
「おお、あれはまさしくとら○あな」
「アニ○イトの看板もあるぞ!」
「○ッセ○ンオーもあるわい!」
「間違いない!あれこそ秋葉。我らに約束された聖地なるぞ!」
もはや咆哮といっていいほどの喜びの声を上げる彼ら。
「まっておれ・・・日向殿・・・永遠の愛を貴殿に・・・」
「越前殿・・・これからはずっと・・・」
目を血走らせて、そんなうわごとを発しながら、
彼らはついに、この地にたどり着く。

地に足を踏み入れるや、あんなに激しかった逆流がウソのように消えうせ、
街をもっとよく見渡せるようになった。そして、彼らの目の前にあるのは・・・

美幼女、美少女、美姉さん、美熟女
どこをどう見渡しても女。しかも必要以上に質の高い女達・・・。
この光景に、彼らは戸惑いをあらわにする。
「なんじゃ・・・なんじゃこれは・・・」
「女共しかおらぬだと・・・?」
「しかもこの不必要なまでの奇麗ぞろい・・・まさか奴ら・・・」
「そんな・・・ありえぬ・・・そんなはずはない!」
そんな彼(女?)らの疑念や否定が、次に響いてくる声によって打ち消された。
その方角を向いた彼らは、今度こそ仰天した。

51:ソレナンテ=エ=ロゲ 外伝 ◆Tu16cfxGQ6
07/06/27 19:37:33 YO/b4IP8
あ・・・ん・・・だめぇ・・・
いやぁ・・・アイドルはぁ・・・純潔であるべ・・・ひあっ!
その他ファンのみなさんごめんなさぁいぃ・・・い・・いくぅ~~~!
様々なコスプレをした粒ぞろいの美少女たちが、
往来でファンと称するナマモノ達に犯されている。
中にはカメラ小僧もいて、耐水性カメラでフラッシュを連発していた。
歩行者天国の萌え系ストリートライブかはたまたアイ○スか。
いずれにせよ筋骨隆々の闖入者を受け入れる場面でないことだけは明らかだった。
「ぬうおおおおおおおおぅおぅおおおおっ!!!」
「なぜじゃあああああああぁぁあああぁあぁあああ!」
「これは何たることぞ・・・」
「わしらに約束された場面は!?」
「美少年たちの、美少年たちによる、美少年たちのための失楽の園ぉおぉお」
筋肉一人一人の困惑は、やがて憤怒へ替わってゆく。

「やあたくましき人達。秋葉原へようこそ。ヲタ一族を代表して歓迎しようwww」
後方から可愛い声を聞いたのはその時であった。
振り向くと一人の美少女が立っていた。
栗色ショートボブの愛らしい顔立ち、小柄な体をLLのシャツとズボンで包んでいる。
「来ていただいたところ悪いけどさ、ここってやっぱ、
メンズニーズ要素が強いらしくてさ。少年はおろか蓋すらないんだよねえ。
いやほんと、遠路はるばる申し訳ないけどさwwwww」
愛らしい少女の口元が悪戯に歪んだ。こいつは絶対申し訳なく思ってない。

52:ソレナンテ=エ=ロゲ 外伝 ◆Tu16cfxGQ6
07/06/27 19:39:51 YO/b4IP8
「おおおおおおおおお・・・・」
やがて兄貴の一人が天を仰ぎ、ひざをついて慟哭する。
それをきっかけに、次々と兄貴たちがひざをつき始める。
なかにはorzの体勢となり号泣する者までいた。
彼(女)らは、一人一人形こそ違えど、絶望していた。
「池袋があんな状態だったというのに!不公平なり!理不尽なり!」
「わしらは、いったい・・・何のためにあの試練を・・・」
「これでは、散っていった多くの同胞たちが、浮かばれぬではないかぁっ!」
しかし、中には、まだ希望を失わない筋肉もいた。
「気をしっかり持たれい同士よ!わしらが立ち上がるのじゃ。
わしらで新たなる腐の道を、貴腐人道を極めようではないか」
気丈にも、絶望にうなだれる筋肉を賢明に説得する。

だが・・・

orzの体勢になり微動だにできなくなっていた筋肉の姿が
ぐにゃぐにゃと変成し、一瞬関取のような女の姿になったが、
やがてまたメタモルフォーゼしていく。
「ど・・・同士よ・・・い、いかん!気をしっかり持つのだ!
わしらの乙女心は永遠のものぞ!同士よ。同士よおおおおっ!」
必死の説得も空しく、メタモルフォーゼは完成していく。
それは、毒々しい緑色をしており、何本か蛸のような脚を持ち、
真ん中に巨大な眼を持っていた。
そして、何処に口があるのか、「それ」はたった一言、こう言った。
「絶望!新たなる道!そしてシュマ○ラスでシュ!」
言うや否や、それは足早に、目下凌辱中の現場へ飛び込んでいった。
「こ・・・こは如何なること・・・」
見回すと、他の筋肉も、同様にメタモルフォーゼを始めていた。
変わるわ変わるわ、巨大イソギンチャクやら犬やら、得体の知れない妖怪変化。
果ては某閉鎖空間のアメーバ状人型生命体までいる始末。

53:ソレナンテ=エ=ロゲ 外伝 ◆Tu16cfxGQ6
07/06/27 19:41:21 YO/b4IP8
「これは・・・わしらが忌み嫌っていた、あのナマモノども・・・
ということは・・・腐たるわしらの運命とは・・」
「そう、美少女となることをあくまで拒否したものは、
それでもこの世界で生きる以上、もう一つの道を行くしかないってことさ。」
後ろで、先程の少女が口を挟んでくる。
「成程な・・・要は、凌辱せし側に廻るしか、ないということか・・・」
「ご名答。でも、考えを変えればこれは必ずしも悪いことではないかもよ。
何しろ今後、責めの立場として過ごすことが出来るんだぜ?」
少女が淫猥に顔を歪ませながらそう言ってくる。
「この世に、最早BLの神は存在せぬということか・・・
だが私、さほど悲哀や絶望が沸いてこぬ。何故だろうか。
しかもいつの間にか、声、口調まで変わっているようだ」
「おまいさんの今の姿をよく見な。なかなかダンディに生まれ変わってるぜ」

最後の筋肉が自分の姿を見ると、裸一貫筋肉テラテラだった自分の姿が、
いつの間にかコートを着た一見怪しげな紳士のような姿になっていた。
コートの中は暗黒で、正体不明の何かが居そうな雰囲気だったが。
「これは・・・ふむ、物の本で見知ったことがある。
吸血鬼の一種で、変幻自在な混沌を操る者・・・確か、教授だったかな」

54:ソレナンテ=エ=ロゲ 外伝 ◆Tu16cfxGQ6
07/06/27 19:43:47 YO/b4IP8
「ま、この世界もそう悪いもんでもないぜ。
精々これからの快楽人生、思う存分満喫してくれ。それじゃ・・・」
言いたいことだけ言って去ろうとしたまさにその時、
少女の手をつかむ、1本の触手。
その触手の元を辿ると、思った通り、最後の腐、最後の筋肉だったもの。
今し方変身を完了した教授であった。
「お、おい・・・これは何の真似だいジェントルメン」
当然のことながら、腕を振って見ても容易に解けそうにない。
「快楽人生か・・・ククク」
今度は教授が口を笑みに歪ませる。
「悪くはないな。確かに貴様の言う通りだ。
元々紳士や教授という種には僅かながら憧れもあったしな。それに・・・」
嗤いながら触手を増やし、少女を拘束にかかる。
「この体になってから、性欲と女体への感情が止まぬのだ。
単刀直入に言う、貴様の体、いや、全てが・・・恋しい!!」
先ほどまでヘラヘラ笑っていた少女の顔に、ようやく焦りが見え出す。
「な、なあ・・・冗談は・・・他に一杯、美少女はよりどり・・・」
喋っている口を塞ぎ、己が体に抱き寄せると、教授はこう言い放つ。
「勃きよ・・・触事の時間だ!」

  * * *


55:ソレナンテ=エ=ロゲ 外伝 ◆Tu16cfxGQ6
07/06/27 19:45:50 YO/b4IP8
ひやー。まさかこんなことになってたとはねえ。
妙な気合で激流を逆泳する腐女子兄貴たちに呆れ、一度は興味を失ったけど、
せめて目標に辿り着く所までは見届けておきたいと思い、
再びついていってみたら・・・。
まさか彼(女?)らが、よりにもよって一番忌まわしいと思っていた、
凌辱生命体になってしまうとは。
しかも生命体としての本能が増大し、己が意志で逆らうことが不可能になる、
要するに、「身も心も化け物になってしまう」ことになろうとはねえ。
この世界は所詮、男にとって都合よく出来てるのか、と、
一時は腹も立ったけど、よくよく考えると、彼(女?)らは襲う側。
少なくともイニシアチブは彼(女?)らにあるw
それを証拠に彼(女?)ら、嬉々として秋葉原の住人たちを「つまみ食い」している。

先ほどのアイドル陵辱に参加できなかったタコアメコミは、
手近にいた西天大聖少女に潜在投げ(包み込み投げ)を食らわしている。
いや、投げではないだろう、何せ丸くなった自分自身にすっぽり少女を入れてしまい、
そのまま中で少女の全身を愛撫し犯しまくってるからねえ。
当分出す気はないだろうね。まさにこれ、オカスディメンジョンwwww

かと思えば、うわあ、なんだこれ、
アメーバみたいな奴だとおもったら、次第に人型を形成していって、
触手を多岐に分岐させて、超常現象夢見がち女子高生団長をさらって
コイツも自らの中に入れ、ついでに服も溶かしちゃって、
やりたい放題しているし・・・・

56:ソレナンテ=エ=ロゲ 外伝 ◆Tu16cfxGQ6
07/06/27 19:47:56 YO/b4IP8
中でも目を引いたのは、こりゃ明らかに○学生じゃないかって少女を、
マントを羽織ったどうみても変質者としか思えない奴に、
良いようにイジラレまくってる所だ。
少女は、その変質者の体に、顔だけ残して全身を埋没させられている。
おおかた変質者の体は、触手か何かで構成されているのだろう。
「ん、んぐっ・・・ぷはっ!ふ・・・腐女子なんぞ・・ぅあっ・・・にいっ・・」
さっきから全身を責められて顔は真っ赤、眼はとろんとしている。
にもかかわらず、体をびくびくいわせつつ、上記台詞を何とか口にする少女。
「何を言うか、貴様こそ、元、容姿のままならぬ哀れな男ではないか。
まだ反省が足らぬようだな。クックック」
突然、少女の声のトーンが上がる。
中でおそらく、急所責めが激しくなっているのだろう。
「ひっ・・・んく・・・ひぐぅ・・・や、やめぇ、や・・・」
責められる度に少女は反応する。それまで強がっていた声が弱々しい。
その愛らしい顔はだらし無く緩み、舌を出して喘いでいる。
「腐女子時代には考えも及ばなかった、肌と肌の触れ合い・・・
それが、これ程までに素晴らしいものだったとは・・・
相手が少年でないのが唯一の悔いだが・・・な」
言うと、変質者は、少女の舌に自分の舌を絡ませ、
そのまま口づけに移行する。
クチュクチュと音がし、少女の体がまたピクピクと動く。

「さあ、性を謳歌しよう!」



57:ソレナンテ=エ=ロゲ 外伝 ◆Tu16cfxGQ6
07/06/27 19:49:53 YO/b4IP8
それまですっかり弛緩しきっていた少女の表情があからさまに変わった。
次の瞬間、びくびくびくっと体を反応させ、えびぞる少女。
これ、やっぱり「接合」だよね・・・。
「うぁ・・・うああああぁぁっ・・・はっ、はっ、あぁぁ・・・」
強烈な圧迫と、後に襲いくる強烈な性感に、少女の眼は再び見開かれ、
大きな叫び声が上がる。
「あ、あっ、うぁっ、は、あ、あん、あうん」
動きが早くなるにつれ、断続的なその声は、とてもなまめかしくなる。
「良い感度だ。流石はこの町の住人だな」
そういいつつ、すっかり赤くなった少女の耳を甘噛む変質者。
それが止めとなったか、少女は2・3度強くひくついたかと思うと、
「んあっ・・・うあああああああああっ!」
叫び声を上げながらこれ以上ないほどエビ反り、絶頂する。
変質者の方も、限度だったようで、
「いくぞ、おおおおおおおおおおおっ!」
少女と共にそう叫び、両腕でマントを少女に覆い被す。
恐らく、中で「始めての射精」を味わっているだろう。
変質者は、何とも言えない表情をしていた。

「貴様と私は、なかなかの相性のようだ。
しばしの間、夜伽相手を努めていただこう」
そう言うと、マントの中から黒い鹿を取り出し、
少女を乗せて、立ち去って行く・・・

58:ソレナンテ=エ=ロゲ 外伝 ◆Tu16cfxGQ6
07/06/27 19:51:24 YO/b4IP8
いやぁ~久しぶりに見入っちゃったわよ、私。
自分の好みではないとは言え、あれほど激しいもの見せられちゃ、
心がときめいちゃうってもんだわよ。
・・・さて、賢明な君達はそろそろお気づきかと思うけど、
そう、私は便乗No1の、あのガッツさん。
全身セクシーダイナマイツな、この世界じゃ異色の存在。
腐女子筋肉達のヲチを当初の目的に、この街にきたんだけど、
もしかして秋葉原なら、あらゆる萌えの殿堂であるこの場所なら、
自分を受け入れてくれるものがあるかもしれない、
という期待も、実はあったのよ。

でもね、やっぱり・・・というか、だあれもあたしを見向きしてくれない。
別に襲われたい訳じゃないけど、こうまで無視されちゃ腹が・・・
いや、やっぱり襲われたい、誰か襲いなさいよ!
そうなの、実は私、待ってたみたいね。誰かが来てくれるのを。
今回の凌辱劇を見せつけられて、気づかされちゃった・・・。
もういいわ・・・待ち続けるの疲れちゃった。
こうなったら実力行使。私が、襲ってやるんだから。
腕っ節には自信がある。生命体1匹なら容易に捕まえられるかもね。

59:ソレナンテ=エ=ロゲ 外伝 ◆Tu16cfxGQ6
07/06/27 19:53:31 YO/b4IP8
そこまで思った時、不意に私、高い場所に引きずられていることに気づく。
良く見ると、私の腕に白い触手が巻き付いてるのが分かったわ。
本能的に振りほどこうとする。腕力はあるのでなんとか振りほどくも、
すぐさま別の触手に巻き付かれる、次第に数を増やして行く触手。
突然、ものすごい声が、してきた。

UOOOOOO!!スゥエ~~~クスゥイイィダァイナマァイツッッ!!!

「お、珍しいのが捕まってる♪」
「御神体、御乱心?wwww」
「ちゃうちゃう、御神体は守備範囲が神レベルに広いのさwww」
「この筋肉さんも、出戻りにいくのかぁ、いいなあ・・・」

え?え?私?襲われちゃうの!?!?
そりゃ、選んでくれることは、うれしいけど・・・
わ!わ!わ!いきなりそんな白い体に、私の体を沈めるんじゃない!
ZBZBZBZBとめり込まれていく感触はあまりいいものじゃない。
そうしているうちに全身愛撫が始まった。
ちょwwwwwおまwwwww本気かよとwwwww
あのwwww心の準備ってものがwwwwそのwwww
って・・・


アッーーーーーーーーーーー!!!!!



 * * *

60:ソレナンテ=エ=ロゲ 外伝 ◆Tu16cfxGQ6
07/06/27 19:54:13 YO/b4IP8
てなわけで、今のあたいがいるわけよ。
その後は、海岸に投げ出されるわ、妙なもん出産するわ、
ついでに勇者に仕立て上げられるわで、とんとん拍子だったねえ。
しかも、戦士ならいざ知らず、聖職者ねえ・・・wwww
まあ、あるファンタジーラノベを読んだ影響があるのかしらねえwwww
って、おい、あんたら・・・。
全く、もう寝ちまったのかい。人がせっかく話してるのにさあ。
まあいいわ、メンバーも増えたことだし、よろしくね、スク水ちゃんwwww

61:ソレナンテ=エ=ロゲ 閑話休題 ◆Tu16cfxGQ6
07/06/27 20:00:13 YO/b4IP8
以上でございます。読んでくださった皆様感謝の至りorz

本編は、中途のエロシーンがなかなか上手いことつながらず
目下難儀中です(´・ω・`)
こんなわたしめですが、お見捨てなくば幸いでございますorz

余談ですが、私は前スレの神の一人の手による、
「The Kingdom Of The Phallus」のようなシチュが
大好きでございますwwwwww

では皆様、今宵はこれにて・・・。


62:名無しさん@ピンキー
07/06/28 12:26:52 hh9oSN0O
コスプレえっちktkr!(違)

ともあれGJ!
このテンションの高さが俺好み。

63:名無しさん@ピンキー
07/06/28 16:09:22 l/cXoNnq
関係ないけどこのスレ
URLリンク(cncc.hp.infoseek.co.jp)
のソフトトークで読ませると楽チンでオヌヌメ

janeで読ませるならオプション→機能→コマンド

コマンド名
読む

実行するコマンド
"d:\ソフトトークまでのパスを記入\SofTalk.exe" $TEXT

これで選択範囲で囲った文字を右クリックして読む押すとその文字を読んでくれる
興味を持った方はお試しあれ

>>57を読ませてみたサンプル
URLリンク(www.uploda.net)

64:名無しさん@ピンキー
07/06/28 17:01:09 P3zmiXKt
>>63
喘ぎ声やべえw w w w w w w w w w w w w w

65:名無しさん@ピンキー
07/06/28 20:01:45 uzelM2KE
>>63
ワロタ

66:名無しさん@ピンキー
07/06/28 23:59:26 f8aU4tWV
>>63
コマンドとソフトの情報、ありがたく頂いたwwwwww

67:名無しさん@ピンキー
07/06/29 05:25:44 SSgJk5qS
>>63
聞くに耐えんなw

68:名無しさん@ピンキー
07/06/29 19:08:25 /ZmSbCE0
やあ(´・ω・`)
僕触手。僕は人間で言う極細で早漏なんだ
だから昔は皆に馬鹿にされてたんだ
でも僕は誰も出来ないことをやってのけた
それは処女膜を破らずに妊娠させること
これを実行してからは僕の触手生は変わったね。正に薔薇色
周りからの態度も変わった。今では僕はこう呼ばれてるんだ
「音速のパスタ君」……とね。
今から触手特有の仕事があるからこれで失礼するよ

69:名無しさん@ピンキー
07/06/30 00:12:35 GbwuUz4V
処女を破らずにお尻の穴だけで性的な快感を娘さんに教え込んじゃう触手さんとか、
凄く尊敬しますですな。

70:名無しさん@ピンキー
07/06/30 05:45:05 kxjsiOlU
音速のパスタさんは尿道でもやれそうだね
羨ましいな、俺の触手は中肉中背で特徴ないから


71:名無しさん@ピンキー
07/06/30 05:55:47 4LcO97KP
オレもいまから触手特有のお仕事だよ…
たまには手足を拘束する役目じゃなくてアソコにも挿入れてみたいよ…

いまのところオッパイに巻きついて、乳首をこりこりして、顔にぶっ掛けられたのが
一番美味しい仕事だったな。

最近は触手になりたがってる人も多いけど、結構タイヘンなんだぜ…

72:名無しさん@ピンキー
07/06/30 07:32:04 S9F7Aj9L
俺は本数は少ないけどその分太いんだ・・・
だから、やさしくしてあげたいんだけど、みんなすぐに壊れちゃうんだよなぁ…

73:名無しさん@ピンキー
07/06/30 07:42:20 oIwHUWjV
俺……こないだ噛まれたよ
媚薬担当がたまたま風邪で休んでたばっかりに、おまけに愛撫担当の連中は新人ばかりで……
今、労災申請してる
口担当はタイミングが命だぜ!

74:戦いは数だよ@兄貴!!
07/06/30 12:37:12 c+R0KqeE
流れぶった切ってニュルニュルして書いた。
××天使なら何でも良かった。今は反芻している。

スレ住人の諸兄にデスパ…、もといインスパイアされて書き上げだ粗品でつ。
原作未プレイにつきほぼオリジナル。設定等におかしな点あったらご容赦を。

75:戦いは数だよ@兄貴!!
07/06/30 12:41:14 c+R0KqeE
~粉砕天使ナツメ 前編~

「い、ひぃッ!嫌ぁぁぁぁぁぁあっ!!」

魂さえも吐き出してしまいそうな悲鳴が薄暗がりに響き渡る。
白目を剥いた眼差しは虚空を見つめ、細い背筋は体操競技のようにしなり、
張り詰めた全身の筋肉はあたかも息絶える寸前の虫のように震えていた。

ゴプ…ゴプ…、ゴプ…、ゴプン……………………、ぷしゅ。

間の抜けた音を立てて引き抜かれる肉棒。
その先端から放たれる余剰物が制服に染みを作る。
時を置かずにスカートの中から溢れ出る粘性の液体。
ドサリ、と力なく少女はその身を冷たい床に投げ出した。

「…あっ…あぁ……あ……。か、香奈ちゃん……」

その様子を傍らで眺めていたもう一人の少女は、
目の前に横たわる友人の名をわななく唇で紡ぐことしか出来ない。
つい先程、わずか30分前まで、日曜午前の部活を終え一緒に帰宅路を辿っていた親友。
その彼女は今、変わり果てた姿で仰向けに転がり、股間から真っ白な液体を垂れ流し続けている。

「何で……。ねぇ…、何で香奈ちゃんが………こんな…?」

目の前の光景を受け入れることが出来ず、
虚ろな表情で恵子の口はただ意味を成さぬ問い掛けを繰り返す。

「ヌゥゥゥハァァァ……。ウマイ…。オンナ……、オンナぁ~。もっとだぁ…」

帰ってきたのは冥府の主も思わず布団に潜るようなおぞましい響き。
声の主はブルっとひと度その巨体を震わせると、ゆっくりとその視線を恵子の方へと向け始めた。

「―――――ひッ!」

その絶対的捕食者の眼差しに彼女の身体は竦む。
突如マンホールの蓋を跳ね除けて飛び出して来たあの触手たち。
疑う余地も無く、目の前に居るのはその本体だ。
この暗さではその全貌を捉えることは出来ない。
ただ、その身を揺るがす度に響き渡る地鳴りから、
およそ生身の人間が立ち向かえる相手でない事だけは動かない。
闇の中、大人の拳よりも大きな目玉だけがやたらと目立ち、
その根元から伸びる無数の触手が時折輝いては己の存在を主張する。

76:戦いは数だよ@兄貴!!
07/06/30 12:42:38 c+R0KqeE

「次ぃ~。お~ま~えェ~」

「や…、やだ。わ、わ、わ、私やだ!や、やめて!おおお、お、お願い…!」

ズルリと左右から伸びてきた触手がミニスカートの中へと消えていく。
逃げ出すことは叶わない。両腕は頭上で組まされ、何かツタの様な物で縛り上げられているのだ。

「や、嫌っ…。お、お願い、ねぇ。わ、わ、私こんなの駄目。駄目。
 だからッ、他にホラ。な、何か他のをさ、ね?ね?ねえ……ッ!」

恐怖に蝕まれる心が搾り出す哀願の言葉すら相手は意に介さない。
スル、スルリ…、と左右交互に引っ張るようにして、恵子の下着が降ろされて行く。
子供が脱ぎ捨てるように裏返ってズリ落ちていく物体は、
飾り気の無い灰色一色のスポーツショーツ。
陸上の練習を終えてまだ取り替えていないソレは、既に彼女の汗を存分に吸って酷く濡れていた。
外気との隔たりを失った股間は嫌に冷たい。
太腿をゆっくりと滑り、膝の裏をスルリと抜け、
紺色のハイソックスに包まれたフクラハギを静かに進み……。

―――――ビッ。

名残惜しそうにローファーの踵に引っ掛かっていた下着が、
ぬたくる触手の内に絡め取られた。

(だ……駄目。私も………やっぱ…犯られちゃうんだ………)

持ち主の身体から離れブラブラと吊るされているショーツに、
恵子はこれから自分が辿る運命を悟る。
それは傍らで消え入りそうな息をついている友人と同じものだろう。

だが―――――。

(…………………え?)

到達に目の前で繰り広げられる光景が彼女を困惑させた。
触手たちは恵子から剥ぎ取ったショーツをチリ紙のようにクシャクシャ丸めると、
自らの頭をその中にうずめだしたのだ。

(何…………やってるの、……これ?)

亀頭部を包む布切れをしきりに前後させている。
余り気持ちの良い着想ではないが………、
恵子にはマスタベーションに耽っている様にしか見えない。
いぶかしむ彼女を置いてけぼりにして行為は続く。

―――――ブチュ。

(あ……………)

触手たちが一瞬ビクリと律動したかと思うと、次の瞬間、
何か狭いスペースに粘ついた物が注ぎ込まれたような音がした。
程なくして彼女の予想は裏付けられた。
丸まった下着から引き抜かれた触手の引く白い糸によって。

77:戦いは数だよ@兄貴!!
07/06/30 12:44:14 c+R0KqeE
(う……うわぁ…………)

思わず唇の端が引きつった。
他にどんな表情を浮かべてよいのやら分からない。
無理も無い。さっきまで自分の穿いていた下着が、
化け物の慰み物となり果てたのだ。
まだ温もりだって消えてはいまい。
とりあえず……その……吐き気がする。

「ヌプゥゥゥウ、よぉし」

それまで黙って行為に熱中していた化け物が口を開いた。

「オレぇ、これがらまたぁ~、狩りに出るゥ~」

「え………あ……はあ?」

どこにあるやも分からぬ口から出てきたのは意外な言葉。
うっかり間の抜けた返事をしてしまう。
つまり……この怪物はこれから巣穴を留守にする……と解釈して良いのだろうか。
とりあえず、差し迫った貞操の危機は回避されたと。
いや―――、むしろ隙を突けば逃げ出す事だって……。

「オマエはァ、その後にだっぷりと吸い取るぅ~」

「…………………」

逃げ出す事だって不可能ではないハズだ。
残念ながらタイムリミットがつているようだが。

この段階までは恵子はそう思っていた。
―――――しかし、

「そぉ~れぇ~まぁ~でぇ~にぃ~……」

怪物は二本の触手で両サイドを引っ張り、
先程のショーツをベロンと広げたのだ。

「オマエのカラダぁ、コレでトロントロンになるぅ~!」

「………………え?」

何を言っているのか、最初は理解できなかった。
化け物の保持する下着には余す事無く塗りたくられた白濁液。
特にその股布部分の内側にはベットリと、いやドッサリと、
液体というより半固体状に近い粘着物が盛り付けられている。

(な、何……するつもりなの、コイツ?)

恵子の当惑を打ち払ったのは、化け物の次なる一手だった。
別の触手が彼女のつま先をクイっと持ち上げると、
そのベトベトになったショーツが両足首に通されたのだ。

(え、う………うそ………)

恵子の顔が驚愕に引きつる。
脱がされたシーンを逆再生するように脚を昇り、
今度は“穿かされて”いくショーツ。
再着用したとき、丁度その股間に触れる部位には、
これでもかと塗りつけられている怪物の体液が。

78:戦いは数だよ@兄貴!!
07/06/30 12:45:15 c+R0KqeE
恵子の中で僅か数分前の出来事が回想される。
それまで気丈に抵抗していた香奈が、
この液体を内股に吐きかけられたその瞬間。
彼女は壊れてしまったようによがり、悦び、
全身を恍惚に打ち震えさせたのだ。そしてそのまま、化け物の……餌食に。

つまり……このままだと……、

その液体が……恵子の股間とショーツにサンドイッチされて……、

されて………………。

グチャ…………って。

………………………。

「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」

声帯が切れてしまうのではないか。
そんな心配までしてしまいそうな絶叫。
頭をブルンブルン振り回し、拒絶の意思を表明する恵子。
先程まで彼女の下腹部を覆っていたポリエステルの生地は、
今や狂気の拷問器具となって元あった場所に迫り来る。

「や、やめて!お願い!分かった!抱いていいから!
 それだけは待って!ねぇってばぁぁぁぁぁぁぁあ!」

脚を閉じ抵抗しても、汚れた下着はゆっくりと歩みを進めて来る。
膝という最終コーナーを抜ければ残りは太腿の一直線のみ。
ゴールテープまでの距離はもう僅かも残っていない。

「やめて、ねえ!ねえってばぁぁぁぁぁあ!!」

触手に持ち上げられながら、丈の短いスカートの中に
滑り込んでいくショーツ。そして……。

―――――クチャリ。

79:戦いは数だよ@兄貴!!
07/06/30 12:46:37 c+R0KqeE
「………あ………」

前袋に大量の粘液を湛えた下着は持ち主へと返却された。
触手が離れると、伸びていたウエストのゴムがパツンと閉じる。

「あ……あぁ……。あ……やぁぁぁぁぁぁあ!!!」

まるで秘部に湿布でも貼り付けられたかのような感触。
恵子のクリトリスには化け物のザーメンをジャムのように
塗りたくった薄布が張り付いて、哀れな肉芽は一瞬にして
そそり立ち、秘裂はその唇をワナワナと振るわせ始めた。

「いやぁぁぁあ!取って!取って!これ取って!!
 お願い!脱がして!!もう好きにしていいからさぁぁぁあ!!」

「んぁあ?何言っでるんだぁ~?オマエのぱんつだろぉ~?ムフゥ~」

恵子は目を真っ赤に充血させ、狂ったように腰を振る。
だが、下腹をぴっちり包む下着はズリ落ちる気配など一行に見せない。
当然のことだ。そもそも激しい運動でもズレないのが売りのショーツ。
吸水性も抜群。本来ならば垂れて落ちる運命にある白濁液を完璧な状態で保ち、
じっくりと、十分な時間を掛けて着用者の恥ずかしい場所へと染み込ませ続ける。

「あう……、ひっく……は……ぁ……んッ」

広がる疼きが止まらない。甘く切ない何かが込み上げてくる。
未だかつて味わった事の無い未知の悦びが。
内股から溢れ、太腿を伝わる一筋の光。
これまで一度も使った事の無い割れ目から、
脱水症状を起こすのではと思われるほどの愛液が流れ始める。

「ヌゥゥゥ~ハァァァア~」

その様子に満足したのか、化け物はゆっくりと百八十度旋回。
よがり狂う恵子に背中を向けると、ブルドーザーを引きずるような音と共に
暗闇の中へと消えていった。
向かう先は先刻語られた通り“狩り”なのだろう。
だがそんな事を気に留める余裕は今の恵子に残されていない。
下腹部から広がる愉悦の侵略に呑まれ行く少女。

最後の刹那、その唇は自らと親友の身体を弄んだ蹂躙者の名を紡ぐ。

「デ……デスパイ……ア……ッ!」




80:戦いは数だよ@兄貴!!
07/06/30 12:47:34 c+R0KqeE
前線は去り列島の梅雨は明けた。
入道雲の間から降り注ぐ真夏の太陽光。
駐車場を埋め尽くす車のボンネットはさながらバーベキューのような熱さ。
そのフェンスの向こうからはこの季節の到来を待ち侘びていた人々の歓声が聞こえる。

さほど風光明媚という訳でもないこの街でも、つかの間の余暇を愉しむのには難儀せずに済む。
この公営プールもそんなスポットの一ヶ所なのだ。
折りしも今日は夏休み最初の休日。
入場者数は監視員も大わらわと言うほどの大入りである。

だが―――――。
一見しただけでは分からないであろう。
この近郊型のベッドタウンとして賑わう街で、
半年ほど前から若い女性の失踪が相次いでいる事を。
事件は表向き明るい住人たちの心にも暗い影を落としている。
そう、誰もが口にこそしなかったが、その犯人像を確証していた。
数年前、世界各地に突如出現した人類の新たなる敵。
その名は…………………。

「ねぇミッチー!次はホラ、流れるプール行こ!流れるプール!」

「うーん!ちょっと待ってぇ!!」

友人に声を掛けられた一人の女性は、プールの中に落とした髪止めを中腰で探している最中であった。
そんな後姿をじれったく催促するように、プールサイドからもう一度お声が掛かる。

「だーかーらぁー、待ってってばぁー!」

髪を掻き上げ、再度視線を水中に戻す。
友人のせっかちにも困ったものだ。

「……………?」

何だろう。その女性はふと思った。
先程に比べると随分と水の中の見通しが悪い。
なにやら白く濁ってきたような感じた。
オマケになんだ、少し妙な匂いがしたような………。

(あーんもぉ!監視員の人に頼もうかな……)

そんな事を考えていた矢先である。

(………………あれ?)

彼女の足に何か動くものが触れたような気がした。

(何か……………居る!?)

刹那の逡巡。そして次の瞬間―――――!!!

「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」

突如、女性の身体は水面遥か高く、空中へと持ち上がった。
真っ赤なビキニを身に着けたハリのある身体に絡み付くのは紫色の毒々しい触手。

81:戦いは数だよ@兄貴!!
07/06/30 12:48:27 c+R0KqeE
ゴブゴブゴブ―――――ザッバァン

一泊置いて、プールの水が爆発したかのように弾け飛び、
そのなかから巨大な球体が出現する。

「キャア―――っ!!!」

「………で、デっ、デスパイアー!!」

誰もが口々にその名を叫ぶ。
現れたのはこの世のものとは思えないおぞましい化け物。
巻貝を思わせるその外殻は半径だけでも軽く数メートルを越え、
楕円形に広がった入り口からは、無数に蠢くツル状の物体、
つまりはデスパイアの触手が無数に生え揃っている。

捕獲器官の先端は花のツボミのように軽く膨らんで、
その頭頂部にある亀裂からは白く濁った液体が止め処なく溢れ出る。
血の巡りの悪そうな肉色をしたソレは正に欲望という概念を物質化した逸物であった。
その根元には爬虫類めいた縦に走る瞳孔の巨大な目玉が左右にふたつ、
つまりはアンモナイトの化け物である。

「ヌゥハァァア!オンナァ、オンナァ、たぐざんいるゥ~!」

ブルブルっとその身を震わせると、貝殻の中から大量に吐き出されるクリーム色の液体。
その放出物は見る見るうちにプールの水と混ざり合い、
太陽の光を受けてキラキラ輝いていた遊泳場は、
あっという間に白く濁った不気味な液体へと変換されてしまった。

「な、なに!?コレ!?」

「や、やだ……ッ!!」

ツーンと鼻腔を突く栗の花に似た香り。
とてつもなく不潔で生臭い空気が水面から沸き立ち始める。

公営プールは一瞬にして恐慌の渦へと引きずり込まれた。
居合わせた客たちは水から上がろうと先を争ってプールサイドへ殺到する。
それは正に悪夢のような海洋パニック映画のひとコマそのものだ。

「まァずはオマエ~!!」

ヒュンと風切り音が鳴り響き、デスパイアの触手が走る。

「ひっ!や、やめ、や、嫌ァッァァァア!!!」

ザパッと、二十代前半と思しき女性がひとり、触手によってプールから引き抜かれる。
ヌメった肉蔓は、四肢を無茶苦茶にバタつかせて抵抗する彼女を雁字搦めにすると、
その身体を品定めするかのように引き締まったお腹を撫で回す。
塗りたくられた粘液が肌の上を走り、黒一色のセパレーツに染み込んで妖しく光る。

「ひ、ひぃぃぃい!だれ、だ、誰か、助け……!!」

乱暴に持ち上げられるウエストのゴム。
露出した青い茂みをまさぐるように滑り込んで来る肉の塊。
薄く伸縮性に富んだ水着の生地は、その下で蛇でも飼っているかのようなミミズ腫れを作り、
暴れ回る侵入者の姿を外部にアピールしてしまう。
前袋だけを強引に伸ばされたボトムが、グイグイとTバック状に着用者のヒップへ食い込んだ。
フンドシのような姿に変わり果てた水着によって分断された双つの山からは、
デスパイアの粘液と塩素消毒された水が交互にポタポタと滴り落ちる。

82:戦いは数だよ@兄貴!!
07/06/30 12:49:34 c+R0KqeE
「ヌプウ~…。そこのォ、オマエはどうだぁぁぁあ~!?」

「え、え、あ……。あぁぁぁぁぁあ!!」

今度は水色の競泳水着姿の女性が手繰り寄せられる。
デスパイアの触手は、ハイレグラインを持ち上げて水着の内側へ侵入を試みるが、
無駄のない綺麗なボディラインにしっかりフィットした合成繊維は簡単には持ち上がらない。

「ヌゥゥゥゥゥウ、ならばァ、こうじでやるゥ~!!」

デスパイアは彼女を顔の真ん前まで近づける。そして、

ヌプ―――――、ぬちゃぁぁぁぁあ………

「ひ、ひやぁぁぁぁあ!あ、あ、あぁぁぁぁあン!!!」

甲羅の中から伸びてきた真っ赤な舌で、その身を股間から胸元まで一気に舐め上げたのだ。
なすり付けられた唾液がジュワジュワ泡立ち、みるみる内に溶解して行くポリウレタン。
伸縮性に富んだ競泳水着はプチュプチュと悲鳴を上ながら着用者の肌を露出させ、
その下で乳房を守っていたパットがポチャンと水面に落ちた。
窮屈なスポーツウェアから解き放たれたバストは弾けるように自らの存在を主張。
それに応えるようにして、陽に焼けていない白い果実にデスパイアの触手が巻き付けられた。

「きゃぁぁぁあ!!」

「早くッ!早くぅッ!!」

真夏の太陽の下、公衆の面前で繰り広げられる公開陵辱を目の当たりにし、
半狂乱状態に陥った客たちは次々と水から上がり、少しでもその場から遠ざかろうと互いに押し合う。

「待ぁぁぁでぇぇぇえ~!逃がずがぁぁぁぁぁあ~!!!」

狩場からの離脱を目論む獲物たち。
その様子を捉えたデスパイアはそ力むように巨体をブルブルと震わせる。
そして…………!!

「逃げるオンナはァ、こうだァァア!!!」

ブパパパ―――――、ベチョ!!

「きゃあっ!」

「痛っ!!」

高圧ポンプで湿った物体を押し出すような音。
次々とデスパイアの口器から吐き出される無数の何か。
放たれた物体はミサイルのように空中を滑り、
プールサイドから逃れようとする女性客たちに次々と着弾する。
命中の衝撃にくずおれ転倒する者も少なくない。
背筋を走るヌメった感触に、恐る恐る振り返ると、
そこには………………!

「嫌ァァァァァア!!」

「やッ!何よこれぇぇえ!?」

「ひ、ひぃぃぃぃぃいッ!!!」

寸分違わず女体に張り付いたソレは、目の前の化け物をそのまま縮小コピーしたような生物。
子供の頭ほどのサイズをしたミニチュアサイズのデスパイアである。

83:戦いは数だよ@兄貴!!
07/06/30 12:50:35 c+R0KqeE
「と、取って!誰かコレ取ってぇッ!!」

「は、放して!放して!放してぇっ!!!」

今の世相、デスパイアの好餌を知らぬ者など皆無。
だが、助けに入ろうとする男性たちは、親デスパイアの振り回す触手に容赦無く薙ぎ倒される。
孤立無援の状況下、か細い両腕を酷使し、必死の形相で小さな襲撃者を引き離そうとする女性たち。
しかし、生まれたての兵隊たちは、親譲りの生え揃った触手を巧みに操り、
標的の背中に、腹部に、臀部にガッシリとしがみ付いてまるで離れる気配が無い。
それどころか、そのまま抵抗など物ともせず、劣情が命じる進攻目標めがけてモゾモゾと肌の上を移動。
日焼けした肌に粘液を擦り込みながら、余裕の表情で獲物の股間へと辿り着く。
しして………………!

「ひ、ひぃやぁぁぁぁあ!!」

「や、や、やめてぇぇぇええ!!」

鼠径線を撫で回す触手が肌とウェアの境界線を探り当てた。
瑞々しい肌の感触に燃え盛る化け物たちに対して、水着という衣類はあまりにも無力である。
露出度が高く、生地が薄く、デスパイアたちはその上から自らの粘液を好き放題に塗りたくることが出来る。
女性のボディラインを魅力的にアピールするためのこのスポーツウェアは、
彼らデスパイアにとっては陵辱を待つ性奴隷の布切れそのもの。
美女たちの下半身を守る薄い合成繊維はいとも簡単に持ち上げられる。
その伸縮性に富んだ触り心地と獲物の反応をひとしきり愉しむと、
子デスパイアたちはぬたくる拷問器具をその下へと潜り込ませてきたのだ。

「誰かァ!誰かァァァァあ!!」

「い、い、嫌ァ!嫌ァ!い、い、いぃぃぃぃい!!」

「助けて!たすッ、た、た、たす、助け………っ!!」

辺り一面に繰り広げられる陵辱地獄絵図。
脚を閉じて抗おうにも、秘裂の真下には布地一枚隔てて巨大な果実が吊るされている。
どう頑張っても犠牲者たちはそれを剥き出しの太腿で挟む事しか他に出来ない。
うら若い水着姿の女性たちが、恥ずかしい場所に謎の球体をブラ下げて、ガニ股でもがく異様な光景。
まるでプールサイドが何か妖しい儀式の祭礼場にでも変わってしまったかのようだ。

腰を滅茶苦茶に振ったとろで、慣性で剥がれて飛んでいく程ヤワな生き物ではない。
まるで自分たちが今年の新作水着だと言わんばかりのその態度。
逃げ出そうにもこの姿である。走ることは勿論、満足に歩くことすら叶わない。
狼狽のあまり、デスパイアごと水着のボトムを脱ぎ捨てようとする女の子もいるが、
恥部から尻をグルリと一周して獲物をホールドしている触手の前ではそれすら不可能。

「きゃっ!……や、やめて!!」

「な、………やだ、なんなの、コレ………」

「や、やめて……。なんか、………やんッ」

柔らかなデルタの膨らみを、真っ赤な舌がゆっくりと舐め回す。
塗りたくられる粘液は肌色の三角州に生える茂みでもってしても湛えきれず、
ヴィーナスの丘をトロリと滑り落ち、その下でヒクつく肉芽を濡らす。
理性を溶かし、欲情の苗木を育む魔の液体肥料。
硬く尖ったピンクの突起がふたつ、パットを入れた水着の上からでも判別できるほどそそり立つ。
やがて流れ落ちる唾液には被害者自身の分泌液が混じり始め、
カラフルな流行の水着に他人には見せられないシミを広げていく。
―――――そろそろ頃合だ。

84:戦いは数だよ@兄貴!!
07/06/30 12:51:43 c+R0KqeE
「ヌフゥゥゥウ!ト~ロトロだぁ、ト~ロトロだぁ。
 いっぱい吸っでぇ、もぉっど大きくなぁるぅ~!!」

大元の巨大デスパイアはその触手を総動員して、一度に十数人もの女性たちを絡め取っている。
ツーピースの水着を身に付けていた女性は、そのボトムをクルクルと、よじれた縄のように丸められて降ろされ、
ワンピース水着の着用者は、肩紐を二の腕の半ばまで外されて乳房を振り出し、
肋骨辺りから下の生地はドロドロに溶かされ、桃色の下半身は真夏の太陽の下に暴かれていた。
皆揃って多量の粘液を浴びせられ、潤んだ瞳は虚ろに垂れ下がり、声帯からは既に悩ましげな囁きが漏れ始めている。

「ヌフゥ。そぉろそぉろかなぁ~?」

真っ赤なビキニのトップがグイっと持ち上げられ、
カップの拘束から放たれた白桃がブルンと振動する。
一番最初に囚われた、あの髪止めを探していた女の子だ。

「あ……あんっ!ひ……ぁ………あうっ!!」

童顔に似合わぬ豊満な乳房が揉みしだかれる。
ゴム鞠のように姿を変え、形を変える健康的な脂肪の塊。
喘ぎながら首を振る度に、瞳の淵に浮かべられた涙が空中に踊る。
その反応にデスパイアは満足の笑みを浮かべた。
出来上がっている。完全にスイッチが入ったようだ。

「ムゥフゥフゥ~!いよぉぉぉし!」

ニチニチと、触手の先端を包む包皮がめくれ始める。
徐々に姿を見せ始めた責め具の真の姿。
それは正に大小無数のイボを有する肉の矢尻。
まるで真っ赤なゴーヤそのものである。

「ムフっ、それではぁ~」

グイっと、その切っ先は潤んだクレヴァスにあてがわれる。
既にクリトリスは限界までその身を膨らまし、
弛緩し切った谷間はドロドロとヨダレを流しながら、
目の前で焦らす果物を咥え込もうと躍起だ。

「い~ただ~きまァ~ず!!!」

85:戦いは数だよ@兄貴!!
07/06/30 12:52:28 c+R0KqeE
クチュ―――――ズ、ズ、ズ、ズ、………ズン。

「ぁ…ぁ…ぁ…ふぁぁぁぁぁあ!!!」

「ひぃぃぃぃぃぃい!!!」

「んあッ……あ…あ…あ……あんっ!!」

一糸乱れぬシンクロ率で実行された挿入。
子デスパイアたちもそれに続き、獲物の股間にブラ下がったまま、次々とドッキングを開始。
中には手違いで後ろの穴に差し込んでしまった個体も見受けられる。

真っ赤な逸物は突き刺さるや否や、即座にその身を膣壁に合わせてググっと膨張させ、
ちょっとやそっとでは抜ける事の無いよう、ガッチリとロックをかける。
止まる事無く漏れる悲鳴。足の指はピンと張って開き、腰がガクガク打ち震える。

だが、その腰の動きもデスパイアがゆっくりと抽送を始めるにつれ、
滑らかに、艶やかに、官能的な躍動へと変わり果てていく。
それは触手の突き上げから逃れる動作でもなく、
下腹部の痛みを誤魔化すための運動でもない。
まさに………受け入れた異性のモノに送る情熱的奉仕のうねりである。

「あン……、あン……、あン……、あ……」

「ふくッ……、はァ……、はァ……、はァ……、はんッ!」

欲望の果ての盲目的なグラインド運動。
先程まで悲鳴を搾り出していた喉までもが、いつの間にやら悦びに打ち震え、
蹂躙者をより盛らせるための嬌声を放送している。

「ぬゥ~ぷゥ~ぷゥ~!いいぞ、いいぞぉ~、いいごえだぁ!
 それじゃぁ~、すごし早いけど、ご褒美をォ~、あァげようがァ~!!」

それまでウネウネとその身を波打たせていた触手たちが動きを止め、
あらん限りの海綿体をググっと膨張させ全身を力ませる。
真っ赤なデスパイアの口から漏れる長く熱い吐息。
………間違いない。出すつもりだ。もちろん中に。
熱く煮え滾る欲望が咀嚼された大量のスペルマを。

「これでオマエだち、みィ~んなオレのお嫁ざんだァ~!!」

収まり切るハズもない膨大な白濁液が、
凶器の先端から放たれようとした正にその瞬間――。

86:戦いは数だよ@兄貴!!
07/06/30 12:53:24 c+R0KqeE



―――――ザシュ。



「――――ヌゥ!!」

果実をナイフで抉るような残響。
デスパイアの右顔面に突き立てられたのは光の矢。
続けざまに三発の閃光が巨体めがけて飛来する。

「ぬぅばぁぁぁぁア!!」

デスパイアの反応も早かった。
眼球目掛けて殺到した光条を間髪入れず貝殻で受け止め、
犠牲者の胎内に注がれる予定だった液体はすかさず別の触手に充填。
攻撃の飛来方向、ウォータースライダーの天辺めがけ放つ。

「…………チっ!流石に硬いわね」

すぐさま宙に舞う黒い影。
一泊送れて着弾した白濁液が遊具を鳥モチのように覆い尽くす。

「逃ィがァずゥがぁぁぁぁぁあ!!」

その影がプールサイドに着地する瞬間を狙って、
先端部を刃物のように角質化された触手が放たれる。
その切っ先が標的に到達しようとした刹那――。

「はぁぁぁあ、―――――ヤァッ!!」

気合一閃。唸りを上げる巨大な鉄の塊。
真横からの乱入者が放った一撃をマトモに食らい、
デスパイアの武器は中腹から跡形も無く吹き飛とんで、
ベチンと、ここより遥か彼方のビル外壁に叩きつけられた。

87:戦いは数だよ@兄貴!!
07/06/30 12:54:50 c+R0KqeE



―――――ザ………。



ふたつの対照的な影がプールサイドに並び立つ。

黒一色の、喪服を思わせる装飾の少ないシックな衣装。
足首まであるロングスカートから伸びる細い踵。
その左手には漆黒の衣装に良く映える紫色の洋弓が握られ、
右手には同じ彩のアーチェリーグラブが填められている。
肩に少し掛かるか否かといった長さのプラチナブロンドの髪。
その隙間からは灰色の瞳が二つ、ガラスで出来た刃の様な冷たさを湛えながら、
眼前の狙撃対象を瞬きひとつせず見据えていた。

その傍らに控えるのは白い影。
あからさまに装飾過多な、フリル満載の純白のドレス。
足元には児童文学のお姫様でさえ遠慮するのではと思われる輝かしい靴。
ふくよかな胸元にはペールブルーのリボンがあしらわれ、
慎ましやかな真夏の微風にその身を任せている。
………………そして何より目を引く物体。
細い腕に握られているのは、少女趣味爆発の立ち姿とは余りにもミスマッチなシロモノ。
主力戦車の正面装甲さえも容易く叩き潰すのではと思われる巨大な鉄槌であった。
身の丈ほどもある柄に備え付けられた、紛う型なきスレッジハンマーである。
背中まで伸びた黒髪をなびかせ、強い意志の宿った漆黒の瞳は、
粉砕すべき標的を一直線に捉えて放さない。

「………来ぃたぁなぁ~!えんじぇるどもォ!!」

五臓の底から相手を呪い、大親の化け物は捕らえていた女性たちをプールサイドに放り捨てた。

「まだ陽が高いってのに、随分と羽振りがよさそうね」

チラリと周囲に視線を配り、ブロンドの少女が口を開く。
辺り一面には触手を差し込まれ、よがり狂う水着姿の女性たち。
その股間に張り付くデスパイアの子供たちは、二人の乱入者もお構いなしに、
哀れな犠牲者の陰部と陵辱遊戯に明け暮れている。

「私たちは今すこぶる機嫌が悪いわ。誰のせいかは言うまでもないわね。
 ま、手間は取らせないわ。―――――大人しく消えなさい!」

「ブシュルルルルルル!ほーざーけぇぇぇえ!オマエらもオレの嫁にじでやるぅ!
 トロントロンにしてぇ、脚ぃ開かせてぇ、めぢゃぐぢゃに流し込んでやるぅ~!」

デスパイアの陵辱宣言も終わり切らぬ内に、二人の踵は地を蹴っていた。
プラチナブロンドの少女、エミリアが手甲をかざすと、そこには光の矢が出現する。
すぐさま握り締めた洋弓<クロイツァー>にノッキング。
灰色の瞳はエイミングを開始する。

88:戦いは数だよ@兄貴!!
07/06/30 12:56:19 c+R0KqeE

「エミィちゃん!どっちからやっつけるの!?」

並走する黒髪の少女がエミリアに訊ねる。

「決まってるじゃない!デカブツからよ!!」

「でも!小さいのに捕まってる人たちが……!」

「親玉が先よ。元締めを叩かないと堂々巡りだわ」

「わ、わかった!!」

純白の少女、ナツメが自慢の鉄塊を振りかざす。
対デスパイア用戦闘槌<フロムヘヴン>は内蔵タービンを唸らせ、
灼熱を帯びて自らの纏う魔力を最大限まで昂ぶらせた。

「ぶじゅぁぁぁぁあッ!!」

デスパイアが一際巨大な一振りを天高くかざし、
軟体の下に隠れた全身の筋肉を軋ませ打ち下ろす。

―――――ズズゥ…ン。

即座に二人の天使は散開。
空振りに終わった渾身の一撃はプールサイドのタイルを
落ち葉か紙屑のように打ち上げる。

「……まずは搦め手からってね!!」

着地を待たずしてエミリアは張り詰めた弦から光の矢をリリース。
立て続けに二発を放ち、計三発の閃光が触手を強襲。
デスパイア本体を護る様に配置されていたそれを串刺しにする。

「ピギィィィィィイッ!!」

「………………っ!?」

その攻撃が合図になったかのように、
辺りを埋め尽くすデスパイア・チャイルドたちが次々と獲物の股間から離れ跳躍。
母体に加勢すべく更なる矢を番えようとするエミリアに殺到する!

「―――えぇーいッ!!」

どこか平和的な一声と共に唸る剛の一撃。
エミリアの前に立ちはだかったナツメが鉄槌を一振り。
眼前の標的に組み付こうとしていた雑兵達は、
その直撃の前に原形を留めぬどころか粉末状にまで砕かれ四散した。

その大降りの隙を狙い今度は本体から触手が伸びるが、
放たれた肉蔓はナツメの身体に到達する前にエミリアの矢に貫かれた。

89:戦いは数だよ@兄貴!!
07/06/30 12:57:23 c+R0KqeE

「今のナイスよナツメ!サマになってきたじゃない」

「でもっ、これキリがないよ!!」

「分かってる!速攻で決めるから!準備して!!」

「りょ、了解!!」

ナツメの返事を待たずにエミリアは詠唱を開始。
右手のグラブに光芒が集まり静かに大気を揺るがす。

「リカーヴ<クロイツァー>……モード変更、ベラーゲルング!!」

ヴァイオレットに輝く手甲の内に現れたのは一際太い光の柱。
すぐさま巨大な矢は弓にマウントされ、その中心にはターゲットレールが出現。
凍てついた湖面の如き瞳を凝らし、視線はその先に佇む標的を捕捉。
強靭な装甲から僅かに露出した一点を狙う。
―――――そして!

「―――――フォイア!!」

弓鳴りはたった一発。
だが、撃ち出されたのは視界を覆いつくさんばかりの無数の閃光。
それはまさに光の雨<リヒト・レーゲン>。
世界の全てを飲み干しながら、あらゆる邪念を殲滅する濁流がデスパイアに迫る。
―――――しかし!

「なァッめるぬァァァァァァァア!!!」

デスパイアの咆哮。
本体を取り囲んで伸びていた触手たちを前面に集中。
全身の血液を凝縮し、ギシギシ唸るそれを天高く、
遥か上空に振りかざし………、

ザッ………バァァァァァアン―――――!!!

………打ち下ろした。
高圧線に迫る高さまで建立された水の壁。
岩も砕けんばかりの水圧に弾かれ、光の軍勢は宙に舞う。
攻撃は失敗……………に終わったかに見えた。

「…………ンなぁ!?」

化け物の顔が驚愕に引きつる。
弾かれた無数の矢は空中に静止、標的を中心にズラリと円陣を組んでいる。
獲物を取り囲み、牙を剥き、今まさに飛び掛らんとする猟犬の群れ。
スーっと、エミリアの腕が持ち上がり、グラブに包まれた人差し指が標的に向けられる。

「――ラヴィーネッ!!」

沈黙は決壊。次々と獲物に襲い掛かる牙。
雪崩打つ光の渦にズタズタに引き裂かれる触手。
怪物は狂乱の嵐を振り払おうと足掻くが、
幾百の腕を以ってしてもその猛攻は捌く事叶わず。

90:戦いは数だよ@兄貴!!
07/06/30 12:58:45 c+R0KqeE
―――――ズブリ。

「ぬぅギャァァァァァァァァ……………ッ!!!」

その内の一筋が水晶のような右目を貫いた。
止め処なく流れ出る青い血液。
尚もジリジリと傷口を焦がす矢を抜き払おうと腕を伸ばすが、
巻きつけた触手までもが光の魔力に焦がされ炭と化す始末。

「ヌゥゥゥ、ヌフゥゥゥ………!」

怒りと屈辱に牙をガチガチ鳴らし、潰れていない方の目で敵の姿を探すデスパイア。
だが、その策敵行動の成果は……………………まさにその瞬間、
スレッジハンマーを振り下ろすナツメの姿を捉えたに過ぎなかった。

「ハアァァァァァァ―――――………」

右肩に大きく振りかぶられる鉄塊。
斜め上空四十五度からの急降下と共に放たれようとしている大打撃。
ゴゥンゴゥン唸りながら<フロムヘヴン>は猛り狂い蒸気を吐き出す。
先刻までどこかおっとりした印象を見せていた黒い瞳は、
怖れも慈悲も躊躇も宿さず、今から叩き潰す手負いの肉欲獣を捕縛して放さない。

フワっと、長い黒髪が風を切った。

「………――――ヤアッ!!!!!」

―――――ゴッ。

音とは、その規模が余り甚大であると人間の聴覚でもって認識されない。
故に、この一撃のインパクト音はホンの一瞬であった。
爆音の代わりに周囲を染めたのは………………まばゆい光。
白昼、もうひとつの太陽が降臨したかのように怪物と少女の姿は光に飲まれる。
一人と一匹を中心に、水面は月面のようなクレーターを形成。
敷き詰められたタイルは波打ち、窓ガラスは弾け飛ぶ。


―――――ズズゥゥゥゥゥン。

「ぬ……アァ……ぶふぁッ!がひゅ……、がひゅ……ゴブっ!」

何が何だか、本人にも認知できていないであろうカラフルな液体を吐き出すデスパイア。
圧倒的強度を誇っていたその貝殻には、大人が優に出入りできるような大穴が空けられ、
その下に露出した皮膚までもが衝撃と高熱に曝され、ジクジクと血液を噴出していた。

91:戦いは数だよ@兄貴!!
07/06/30 13:00:03 c+R0KqeE
「………っ!まだ生きてる!!」

必殺の一撃<ジャガーノート>を受けてもなお絶命しないその生命力にナツメは驚愕。
だが、敵は相当弱っている。歴戦の猛者とは言えない彼女の観察眼を以ってしても、
二発目を回避する体力がおよそ残っていない事は断言できた。
止めの一撃を加えるべく、ナツメは<フロムヘヴン>を再び構え―――………。




「跳びなさいナツメっ!!」

背後から掛けられたエミリアの声。
デスパイアの身体が一瞬、膨張したか見えた。
―――刹那の攻防。
頭で判断するよりも早く、ナツメの脚はありったけの魔力と筋力を集め、地を蹴っていたのだ。



ごぷ……………―――――ドボボボボボボッボップァ!!!



敷地全体を飲み干すのではと思われた白い爆発。
一体あの身体のどこにコレだけの体液が収められていたのか。
質量保存の法則を疑わせるような射精が敢行された。



「……………ナツメ、無事?」

「……な、なんとか。エミィちゃんのお陰で」

すんでの所でナツメは売店の屋根の上へと逃れていた。
一方のエレミアはスピーカー塔の上。
細い鉄柱の上に爪先を使って器用に立っていた。

「………ちッ!まんまと逃げおおせたわね。あと一歩のとこだってのに」

まかり間違っても被りたくない煙幕が落ち着くと、既にデスパイアの姿は無かった。

「どうやって逃げたんだろ?とても動けそうな感じじゃなかったのに……」

「多分、ブッ放しながらザーメンの上を滑って行ったんでしょうね」

「う………うわぁ……。ソレは豪快というか、余り見たくないというか……」

エレミアの冷静な解説にナツメの顔がゲンナリと崩れる。
ハレンチ極まりないスケーターが滑っていったと思われる方角にはキラキラ輝く白濁液の川。
重機で抉ったような爪跡をタイルに刻み、フェンスをブチ破り、プール裏手の緑地の中に突っ込んでいる。
ファインダーに収めておけば、色んな賞が総ナメにできた。………かもしれない。

92:戦いは数だよ@兄貴!!
07/06/30 13:02:36 c+R0KqeE

「でー……、これからどうするの?」

「何言ってるの!追うわよ!!」

「あう、やっぱり………」

エレミアの返事にナツメが嫌そうに溜息をつく。
あんなもモノ、頭から被ったら青春台無しどころでは済まされない。

「エンジェルがビビってちゃダメ!引き摺ってでも連れてくわよ!」

「あー、うん。わかってるって―――――」

はァ、―――――あぁぁぁぁぁあンっ!

「…………えっ!?」

突如湧き上がった悩ましげな嬌声に、ビクっと二人の声が揃う。

「な………、何なのよ………これ?」

「……………………」

眼下に広がる光景に、思わずナツメは声を上ずらせる。
一方のエレミアは黙って表情を押し殺しその景色を見つめていた。

「あん、あん、あぁぁぁん………あっ!」

「はう……キモチ………いい……ッ」

「はぁ……、はぁ……、はぁ……、うんッ!」

プール全体を洗い流すようなスペルマの海の中で、
先刻までデスパイアに嬲られていた女性たちが悦びに打ち震えている。
どうやら奴の吐いた白い煙幕、いや、精液の大洪水に巻き込まれたらしい。
水着は一人残らず溶かされて汗ばむ身から剥がれ落ち、
先っぽを尖らせた乳房がブルンブルン踊る。
恥部に生い茂る艶っぽい繊毛は日光に曝され、
陰部から流れ出る愛液は真っ白な空間を希釈していく。

膝下までつかりそうな精液の上を流れていく色とりどりの水着の破片。
惨めに汚され尽くしたこの夏の流行の残骸。
ナツメの立っている売店のすぐ下で、
一着の黒い紐ビキニが音を立てて小さくなっていく。
すぐ傍には持ち主と思われるロングヘアーの女性。
右手で自らの乳房を揉みしだき、左手は股間の秘裂へ。
その顔は既に理性を宿さず、極上の歓喜に打ち震えていた。

「ひ………あ、あ、あ、あぁぁぁぁぁあぁあん!!!」

次々と絶頂の叫びが上がり始める。

「――ナ――メ、―――ツメ、ナツメ!!」

「……………あ!?」

エミリアの声に彼女は再度ビクリと身体を震わせ、我に返る。


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