スクランスレ@エロパロ板 16話目at EROPARO
スクランスレ@エロパロ板 16話目 - 暇つぶし2ch537:Wikiの中の人 ◆WDhSQt//WA
07/09/16 00:00:34 wdJUZzY4
>>535
なるほど…。参考になります。
私の意気込みに問題があったんでしょうね…。

>>536
1日のヒット数が十数回という現状ではお世辞にも…(ry

とりあえず個人的に作っておきます。
ある程度の保管が完了したら公開するかもしれません…。

538:名無しさん@ピンキー
07/09/16 09:24:36 V3unRV/G
>>537
いや、そんなに入れ込まないで気楽に気が向いた時に
ちょちょいと更新するって感じでいいのよw

539:名無しさん@ピンキー
07/09/17 13:13:54 VzyJcj4/
>>537
やってるのはあんたなんだから、ある程度好きにやればいいんじゃないか?


540:名無しさん@ピンキー
07/09/17 21:00:15 UTS4oUO4
たまには奈良のエロパロも書いてくれよ!

541:名無しさん@ピンキー
07/09/18 09:01:23 ipboW3R8
wikiの中の人=カレーだなこりゃw

542:名無しさん@ピンキー
07/09/18 12:13:05 YHhYfpN1
>>537
一日一回みたいとは思わないけどたまに見たいと思うことがある

543:名無しさん@ピンキー
07/09/19 02:13:46 ynU6Px74
こう、喉元まで来てるんだよ・・・

544:名無しさん@ピンキー
07/09/19 11:34:33 BaBn9wUd
>>543
ここじゃダメあるね!早くトイレに行くよろし!

545:名無しさん@ピンキー
07/09/19 14:04:56 KfcgJfZ/
誰か奈良を主役にしたSS書いてくれないものかねぇ?

546:名無しさん@ピンキー
07/09/20 05:13:47 hwYplVjB
どうしようかな・・・

547:名無しさん@ピンキー
07/09/20 11:34:48 Snm8h5H5


548:名無しさん@ピンキー
07/09/24 01:09:56 RVpio8kE
カレーさんまだ?

549:名無しさん@ピンキー
07/09/24 05:11:44 ufpk9TtU

定期カキコ乙


550:名無しさん@ピンキー
07/09/24 09:54:45 c3BIl8KU
はやく稲葉×東郷のプリ○ュアモノを書いておくれよぉ

551:名無しさん@ピンキー
07/09/24 12:47:32 BIIG3RX/
もいちどカレーがみたーい♪

552:名無しさん@ピンキー
07/09/24 19:15:24 KGhyaEF5
本編でもSSでもおにぎり大躍進だな
もっともっとおにぎりカモン

553:hauntedカレーの中の人  ◆F57im1gMT.
07/09/24 23:33:59 fE52Ylfc
>548>551
書くのがものすごく遅い俺参上!

えーと、今月中には投下できるものと思います。ええ。
それまでちょっとばかし待っておいてください。おながいしまつ。

554:名無しさん@ピンキー
07/09/25 06:50:24 hOMB9Gku
正直な話カレーは個人サイト作ってやった方がいいんじゃないか
もう何やっても泥沼というかお前がここにいても何もいいことねえよ

555:名無しさん@ピンキー
07/09/25 09:42:10 TtB3dvZi
つか、投下予告ってのはSS職人なら駄目な事(止めておいた方が良いって程度だが)だって分からんのかね
せっかく良いの書いているのにそれ以外が最低なんで俺の中では連載も魅力が8~9割減になってるわ
スレを支えてきたって自負でもあるんだろうが、いい加減さ自重する所はしてよ

どうせスルーされるの分かってて俺はなんでこんな注意文を長文で書かなきゃならんのよorz
これで直らなきゃ確実にNG行きだわ……

556:名無しさん@ピンキー
07/09/25 13:01:47 v5H+8gRV
>>553
カレー賛美があるとすぐに現れるなw
誰も賛美しなかったんで自演したんじゃないの?
恥ずかしくないか???

557:名無しさん@ピンキー
07/09/25 21:42:54 GXuLmQ5e
カレーさんは
なにも言わずにおにぎりを書いたらマジで賛美されるだろうが
どうせまた旗だろうwktk(0゜・∀・) と思ってる漏れがいる

558:名無しさん@ピンキー
07/09/25 23:46:02 LL3tluiF
カレーの旗は毎回大体同じ展開だしつまんないからもうやめろ

559:名無しさん@ピンキー
07/09/25 23:54:41 t/GeCUKN
カレーの旗が好きな俺がいる・・・

560:名無しさん@ピンキー
07/09/26 01:10:14 BbSrdG+X
>>559
別にカレーさんの旗が不味いと言ってる奴はそうはいないが
態度が問題なわけでw

561:名無しさん@ピンキー
07/09/26 06:23:22 XIR6Rg1J
態度もそうだけどカレーも旗もどっちもイラネ

562:名無しさん@ピンキー
07/09/26 13:12:31 2Qs6ALD1
カレーは自分が有利の時しか現れないのが嫌なんだよ

563:名無しさん@ピンキー
07/09/26 22:38:54 LwkzRfJj
また態度がどうこう言ってる奴いるよ。
ったく何様だオマエ。

SS書けないだったら黙ってROMだけしてろ
つーかしゃべんな 書くな 来んな。

オマエが空気よめよばーか

564:名無しさん@ピンキー
07/09/26 22:59:07 hj2Vg3Oi
むしろお前が何様?

565:名無しさん@ピンキー
07/09/27 00:46:14 TN53NWvQ
みんな喧嘩はやめて

566:名無しさん@ピンキー
07/09/27 00:58:24 lvCAy0UK
リレーは一体どうなったんだ

567:名無しさん@ピンキー
07/09/27 01:11:00 WG8QcaAr
>>563
これは酷い小学生様だな

568:名無しさん@ピンキー
07/09/27 03:06:37 +1Zi2wEQ
でも間違っちゃいないね?

569:名無しさん@ピンキー
07/09/27 06:00:20 3m7wjUDw
間違いだらけだろ
こいつの言ってることが正しかったらこいつも書き込んじゃいけないことになるし

570:名無しさん@ピンキー
07/09/27 09:09:00 WG8QcaAr
そもそも563が何様だってオチだからな
SS書きは投下してくれるだけでありがたいが、だからといって何をしても許されるわけじゃないからな
神ってのは投下されたSSに対して付く物で、別にSS書きを神扱いするわけじゃないんで

571:名無しさん@ピンキー
07/09/27 09:17:32 WWLOA4WX
んな事より、リレーの続きマダー?

572:名無しさん@ピンキー
07/09/27 09:40:39 WG8QcaAr
>>571
お前が書けばいいじゃん
だからこそのリレーなんだろ

573:名無しさん@ピンキー
07/09/27 11:17:56 g0dzZrc3
カレーは神になり損ねた

>>563
頭悪いねw

574:名無しさん@ピンキー
07/09/28 04:19:42 8kxDU3tt
>>411
 これが前回のリレーの最後のやつかな?


 これは一体なんなのだろう。私の視線の先では二人の男女が絡み合っている。
 私はその二人を知っている。だからこそ目の前の光景を信じられない。いや、信じたくないだけかもしれない。
 しかし、夕焼けの赤い光はひどく残酷に、私に生々しい現実を突きつける。

 ーー汚らわしい
 瞬間、そう思った。だが私は視線を外すことができない。
 目の前の二人はまるで獣のようにお互いをむさぼりあっている。

 私の耳には二匹の獣の鳴き声まで聞こえる。
 「高野っ、...お前ん中...すげぇ気持ちぃ...」
 「ああっ...嬉しい...。もっと奥にぃ...ちょうだい...」
 女のその言葉に応えるように男はにぃっと笑うと強引に体位を入れ替え、自分の体をまたがった女の体に激しく腰を打ちつける。
 「ひぃ、深っ...」
 女はその刺激に耐えかね上体が男の厚い胸板に倒れ込む。
 同時にその刺激から逃れようと腰を浮かそうとするが、血管の浮きでた男の逞しい腕が白く形のいい女の尻を鷲掴みにしてそれをさせない。
 ーー快感が脳まで突き抜ける。
 
 私の位置からはちょうど二人の結合部が丸見えだ。
 男に尻を掴まれてるせいでむきだしになった女の肛門は何かを求めるようにぱくぱくその口を開閉させている。
 男の腰が打ちつけられるたび愛液が飛び散り、男のペニスはぬらぬらと艶かしく光っている。
 どこかで、ごくり、と唾を飲み込む音がした。スカートの中が気持ち悪い。


 エロくなくてスマン。
 これ廃棄してもいいから誰か続けてくれ。
 覗いてる悪い子は誰なんだろ?

575:名無しさん@ピンキー
07/09/28 13:52:15 4lHWk8tF
>>574
GJ
エロくていいんだと思うよw
悪い子気になる

576:名無しさん@ピンキー
07/09/28 16:40:47 ZUX3YRPN
>>574
あー、一人称がなwww
こりゃほぼ一人に固定されるなw

577:名無しさん@ピンキー
07/09/28 18:16:55 zypErxFU
旗は他派閥リレーでも乗っ取らないと気が済まないのか・・・

578:名無しさん@ピンキー
07/09/28 19:21:52 ZUX3YRPN
>>577
なんで旗が出てくるんだ?
釣りなら釣りと言ってくれ、俺でよければ餌になってあげるお^^

579:名無しさん@ピンキー
07/09/28 19:31:48 fAJhPHbk
せっかく携帯でいい感じだったのにな・・・・

580:名無しさん@ピンキー
07/09/28 20:45:40 SrRVw1VO
                l三`ー 、_;:;:;:;:;:;:j;:;:;:;:;:;:_;:;:;_;:〟-三三三三三l
               l三  r=ミ''‐--‐';二,_ ̄    ,三三三彡彡l_   この感じ・・・・
              lミ′   ̄    ー-'"    '=ミニ彡彡/‐、ヽ
                  l;l  ,_-‐ 、    __,,.. - 、       彡彡彳、.//  カレー信者か・・・・
_______∧,、_∥ `之ヽ、, i l´ _,ィ辷ァ-、、   彡彡'r ノ/_ ______
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'`'` ̄ 1     ̄フ/l l::. ヽこ~ ̄     彡彳~´/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                 ヽ   ´ :l .l:::.         彡ィ-‐'′
                ゝ、  / :.  :r-、        彡′
              / ィ:ヘ  `ヽ:__,ィ='´        彡;ヽ、
          _,,..-‐'7 /:::::::ヽ   _: :_    ヽ      ィ´.}::ヽ ヽ、
      _,-‐'´    {  ヽ:::::::::ヘ `'ー===ー-- '   /ノ /::::::ヘ, ヽー、


581:名無しさん@ピンキー
07/09/28 21:31:34 nkhpM8ui
一人称私なんていくらでもいると思うが
沢近絃子八雲サラ笹倉姉ヶ崎谷加藤・・

582:名無しさん@ピンキー
07/09/28 22:22:41 qFto08nH
ーー汚らわしい
 瞬間、そう思った。

ここだな。キャラが決まった感じがしたのが。

583:名無しさん@ピンキー
07/09/28 23:57:46 OfkvyzLB
カトセンだな

584:574
07/09/29 00:10:28 dxP5So60
すまん。沢近で書いたつもりは全くないんだ。
次の人に任せたつもりだったが、そう読めちゃうんなら
俺の力不足だわ。

585:名無しさん@ピンキー
07/09/29 06:05:33 NDJ2v0+w
サラでもなんとかイケると思うぞ
播磨が八雲とつきあってるって誤解していたら、
友達の彼氏と親しい先輩が生々しくやってたら拒否反応も起こす

586:名無しさん@ピンキー
07/09/29 13:07:17 NkmVWoNJ
八雲だっていけるだろw

587:名無しさん@ピンキー
07/09/29 16:54:44 dPkE7AwZ
>>581
一人称視点なんだから注目するべきは「私」じゃなくて
この文体から想像できるキャラって事だろ
2人の絡みを脳内で実況できる冷静さを持ってる人物で、かつ女性、って感じで

>>584
誰か分からないようにしたかったら三人称を守った方が良かったかもね

588:名無しさん@ピンキー
07/09/29 20:58:22 6q52gkze
いや だから誰だよw
沢近にそんな冷静さはないだろ

589:名無しさん@ピンキー
07/09/29 21:15:30 byiedEul
>>574

「あぁ...んあ」
「ぅおおぉっ...!」
肉と肉がぶつかり合う音に、淫らな水音をかき鳴らす。
一体どれ程の時間がたったのか、播磨の腰は疲れも知らない様に、激しく動き続けていた。
晶は、既に意識も朦朧とし口の端からは涎が垂れている。
目はトロンと恍惚として、視線も定かでは無いが、腕だけは決して離すまいとするように、しっかりと播磨の体に巻き付いていた。
晶の体へむしゃぶりつく播磨。
深いキスから始まり、首筋を舐め、乳首をつまみ、口の中で転がし、強く吸う。
それは、とても稚拙な愛撫であったのだが、今の晶を蕩かせるには十分であった。

じゅぶっ、じゅぶっ、じゅぼっ、じゅぶ...

「ああっ! ああん! あはぁっ」
赤く染まっていたはずの空は既に闇の衣を纏い始めていた。
「高野...! もっと、もっとだ!」
まばらに現れだした星々は淡く輝き、夜をキラキラと飾り付ける。
闇を切り裂き、一際その存在を主張し始めた月は、高く高く昇り。まるで嘲らってるかの様に

――涙を流しながらも己を慰める事が止められない彼女の、滑稽な姿を見下ろしていた。








短かったorz
でも短くても良いと思うのですよ。
まあリレーですし、大勢で短い文をテンポ良く展開するのも楽しいと思います。
決して自己弁護ではありま(ry

590:名無しさん@ピンキー
07/09/29 23:54:35 +u41efeO
>>589
GJ…もといNice boat
より覗いてる誰かが気になってきた


591:名無しさん@ピンキー
07/09/30 00:43:31 +tUpE3Ma
>>589
GJ
そんな短くないよ。
それくらいの長さでも十分いいと思う。

592:名無しさん@ピンキー
07/09/30 02:37:35 XeNapi6S
>>589
リレーなんだし、後に繋がるなら一文でも構わんよw
nice boat.

593:名無しさん@ピンキー
07/09/30 13:13:25 cvZp5kVd
覗いている誰かを独断で決めるのは結構キツいものがあるよな。勝手に決めちゃうとまた色々問題が浮上しそうで…

ところで、nice boatって何?

594:名無しさん@ピンキー
07/09/30 17:23:38 9DY0EHPE
ぐぐれ

595:名無しさん@ピンキー
07/09/30 20:22:17 3ASj1+cP
そんなことよりも、さっさと奈良のエロパロ書け!

596:名無しさん@ピンキー
07/09/30 21:23:27 cvZp5kVd
>>595

奈良「はぁはぁ……天満ちゃん…、はぁはぁ……うっ!」
奈良「はぁ…はぁ…」
奈良「最低だ、俺って……」

おk?

597:名無しさん@ピンキー
07/09/30 23:05:09 1LTSBuxZ
読売新聞で詳細な解説あったくらいに有名だぞw

598:名無しさん@ピンキー
07/10/01 12:42:20 Tu+dntql
カレーさんいつまでも待ってますよ!

599:名無しさん@ピンキー
07/10/01 15:14:27 8A8nAtUl
月が変わったのにカレーがこない・・・
はやくー

600:名無しさん@ピンキー
07/10/01 22:36:55 7NfB4JEu
せっかくだから時流に乗って
スクイズ風味の旗とか書かない?>カレーさん

601:名無しさん@ピンキー
07/10/02 00:45:47 ytpQZpdg
まじカレーがこない

602:名無しさん@ピンキー
07/10/02 09:02:30 s7dYi5VS
カレーまだー

603:名無しさん@ピンキー
07/10/02 11:02:40 dOM2UXyj
カレーカレー旗旗ってうるせえ
他の人が投下しにくい雰囲気作ってんじゃねえよ

604:名無しさん@ピンキー
07/10/02 11:53:32 5RdesbGx
カレーさんの自演だろ?
せっかくリレーが盛り上がってきたらこれだもんな・・・
そんなに自分のが一番でありたいの?
ブログかなんかで書いてろよwブックマークしないけど

605:名無しさん@ピンキー
07/10/02 19:51:06 hJ94SxaQ
初めてこのスレを最初から見てみたんだけど…職人に対しての感謝が足りない気がする…
自分は乞食のROM専なので職人が作品投下して下さるだけでありがたいもんだが…

今更だろうけど、職人の方々はありがとうございますm(_ _)m

それと、カレーの人の荒し耐性は素晴らしいと思います。
職人の方々には、多少の荒しに負けずに頑張っていただきたく思いますm(_ _)m
頑張れ、職人!

606:名無しさん@ピンキー
07/10/02 20:26:01 YOqeLYVP
カレーさんが 「もっと カンシャ しろ」 と いっています

rア 「ありがとうございました」
  「しね」

607:名無しさん@ピンキー
07/10/02 20:45:59 v8iTsYkb
>>596
なめてんのか?あーん?

608:名無しさん@ピンキー
07/10/03 00:36:22 dTCyT4MN
>>605
作品にはそれなりの対応してると思うぞ? もしかして釣り? 俺、釣られちゃった?
もし本人ならm(_ _)m すみませんでしたー!!

609:名無しさん@ピンキー
07/10/03 11:40:39 46SmXzcb
>>605
カレーさん・・・そんなに感謝してほしいのか?
この押し付けがましさがいやはやw

610:名無しさん@ピンキー
07/10/03 20:20:42 lzkKgHcW
もっと奈良の面白いエロパロを書け!

611:名無しさん@ピンキー
07/10/03 21:14:17 tIZFUcvt
>>600
ムリだろ。世界と言葉は誠以上に大切なモノは無いって二人だけど、
沢近と八雲はいざとなったらすぐに播磨よりも友達を取る奴らだもん

612:名無しさん@ピンキー
07/10/03 21:53:58 rRTnqy5L
沢近は何のことかわかるけど八雲にそんなシーンあったか?

613:名無しさん@ピンキー
07/10/03 22:24:08 4xVM8mSD
八雲は男よりも友達よりも姉よりも、自分が大切というシーンはあったが。

614:名無しさん@ピンキー
07/10/03 23:34:40 rRTnqy5L
煽りを真に受けるとろくなことにならないというのがわかった

615:名無しさん@ピンキー
07/10/04 09:30:35 d1BZTGO/
そーだ「!そーだ!もっと奈良の本格的なエロパロが読みたい!

616:名無しさん@ピンキー
07/10/04 13:51:56 DZy6dCBC
アンチどもは中学生なんだから、流すことを覚えないといつまでも不毛なままだと気付こうぜみんな。

617:名無しさん@ピンキー
07/10/04 17:32:00 4/cs76Tk
ここ最近アンチなんて見てないが
>>616は見えない敵でも見えているのだろうかね

618:名無しさん@ピンキー
07/10/05 13:00:51 iJWqZyHl
おれはカレーさんが書きやすいような空気を作ろうとしているカレーさんと見たw

619:名無しさん@ピンキー
07/10/05 23:18:40 HKIBuceZ
>>618
おまえがカレーだろw

620:名無しさん@ピンキー
07/10/06 00:19:21 LBqbs6aD
>>618
なんか日本語おかしくね?

621:名無しさん@ピンキー
07/10/06 01:59:37 a8GodRpI
>>596

 ガチャッ!
天満「やっほーっ! 勝手にあがってきちゃったよ……って…な、奈良くん……?」
奈良「……え? て、天満ちゃん!? ……あっ! これ……ち…ちがうんだ! そうじゃないんだ!」
天満「ご、ごごごめんね。突然部屋に入ったあたしが悪いよね。男の子だもんね。そういうこともあるよね。」
奈良「ち…ちがうんだ…」
天満「あ、それ……あたしの写真……」
奈良「!! ち、ちがうんだっ! ちがうんだ、ちがうんだっ!!」
天満「…………あの……あたし…でいいなら……いいよ…奈良くん……」
奈良「え……」

622:名無しさん@ピンキー
07/10/06 12:16:17 /Y5PDP8X
カレーをNGワードにせればいいんだ!

623:名無しさん@ピンキー
07/10/07 02:12:35 XnTanYHB
kare- will back !
kare- is ヒツヨウ!


624:名無しさん@ピンキー
07/10/07 02:19:04 sb+H9n4a
NO

625:名無しさん@ピンキー
07/10/07 02:51:05 XhmFj5Ub
Yes

626:hauntedカレーの中の人  ◆F57im1gMT.
07/10/08 05:58:46 Kf9I1dOO
つーわけで、公約どおりに9月38日の今日、こうして>>360の続きを投下できる喜びを禁じえません。


>>364 まあ、極限まで甘々にするのが目的っすから。
今回でこのシリーズは終わるから大目に見てやっていただけませんかねえ。
>>365 文章力ないんですってば。
>>370 がんばる。
>>371 無理!
>>372 ナカムラは好きだー
>>373 おにぎりもちゃんと書くよ!
>>379 KY!
>>410 今来たよ
>>518 君のために頑張った俺
>>537 毎日十数人に必要とされてるってすごいじゃん!
>>555 ごめんね母さんごめんね
>>557 次はおにぎりって言ってるじゃん!なんでみんな信用してくんないの(涙
>>558-559 今回で旗終了だから最後までお付き合いください。
>>598 俺参上!
>>599 まだ変わってない。
>>600 誠クラスのクズがいないスクランでは無理。
>>601-602 待たせたな!
>>605 自分KYっすから!
>>618 いやいやいやそれはない。

というわけで、>>360の続きー

627:haunted夢枕 その45  ◆F57im1gMT.
07/10/08 05:59:53 Kf9I1dOO
 播磨は胸の中が熱くなるのを感じていた。
 自分の顔に、胸にキスの雨を降らせているお嬢さまが何よりも大切なものに思えてくる。
 可憐なその唇が押し当てられる度に、胸の中に火が灯る。
 熱い吐息をこぼしている金髪の小顔が、どうしようもなく愛しく感じられる。
 切なげに細められた目で見つめられると、播磨の動悸は激しくなってしまう。
 息をするたびに、切なく苦しく甘い痛みが播磨の胸の中に広がっていく。
 播磨は胸を高鳴らせながら、このお嬢さまを見つめる。
 すると夢中でキスをしている愛理のドレスの胸元がなんとも魅惑的に覗けてしまっていることに
気づいた。
 播磨の体にのしかかるようになっているせいで、ただでさえ大きなその胸のふくらみはさらに
ボリュームを増してしまっている。
 興奮してきているのか、血色が良くなっている愛理の肌はピンク色に火照っていて、播磨は
ソレから目を逸らすことができない。

 ついさっきまで、満場のパーティーの参加者の―とりわけ野郎どもの―視線を
磁石みたいに集めていた柔らかそうな二つの膨らみ。そのなんともステキなバストは、
愛理の肩出しのパーティードレスの胸元の内側にふっくらと充満している。
 むっちりと溢れんばかりのその胸が、播磨の腹あたりに押し付けられている。
 上から覗き込むと、魅惑的なその二つの肉球は播磨の手で揉まれるのを待っているかのように
つややかに光っている。

 それを見ているうちに、播磨の体には別の反応が生じてしまっている。
 下半身に血液が集中し、ズボンの股間を持ち上げていってしまう。







 愛理は播磨の荒い息の中に興奮の匂いを嗅いだ気がした。
「ヒ…ヒゲ……」
 そうつぶやく愛理は、この頭の悪い恋人の熱い吐息の中に獣欲の匂いを感じ取っていた。
 自分の身体を感じて、播磨が興奮してくれている。
 そんなとき感じる胸の高ぶりを愛理は味わっていた。

 だからつい、愛理はシルクサテンのロンググローブに包まれた手のひらをそっと播磨の股間に
押し当ててしまう。
 そこに感じられるのは、ズボンとパンツの布地の上からでも、十分にわかる播磨の肉棒の硬さ。
 その逞しい剛直の触感をグローブ越しに感じるだけで、愛理は背筋を走る恍惚に
身体を揺さぶられる。
 大好きな男の子が、自分の身体を欲しているという喜び。
 恋しい相手が、興奮してくれているという嬉しさ。
 そんな恋人に、全てを捧げてしまえるという幸福。
 ただでさえ激しく高鳴っている愛理の心臓は、破裂しそうなくらい激しく胸の中で暴れている。
 切なさで、身体の中で子宮が溶けてしまいそうになる。

628:haunted夢枕 その46  ◆F57im1gMT.
07/10/08 06:00:44 Kf9I1dOO
 気品あふれるドレスを着た、どこからどうみてもノーブルな金髪のお嬢さま。
 高く結った金色の髪に煌びやかな宝石を星のように輝かせて、微笑んでいる美少女。
 そんな愛理が播磨の身体にさらにもたれかかってくる。
 お姫さま然とした美少女は、播磨の体にキスの雨を降らせながらロンググローブの掌で
播磨の固くなった男性器をやわやわと撫ではじめている。
 頬を紅く染めつつもその愛撫をやめようとしない、そんな羞恥と興奮のないまぜになった
愛理の表情は播磨の心の芯を激しく揺さぶった。

「お嬢……その、……アレだ…」

 播磨はなんと言えばいいのかわからない。
 播磨はかつて感じたことのない、熱い気持ちを胸の中に生じさせていた。
 この女の子が自分にとってはたまらなく大切で、その感情を伝えたい。
 とてつもなくキレイで、美人で、可愛くて、愛らしい。
 播磨はその気持ちをこの女の子に伝えたい。
 しかし似合わない愛の言葉はなかなか播磨の口からは出てこない。
 興奮に震えつつも、胸の中に溢れてくる熱い想いを必死に言葉にしようとする。
 ソファに押し倒された格好のまま、播磨はうまく言葉にならない気持ちを伝えようとした。
「その…アレだ…」




 伝えようとしたが、うまく伝わらなかった。







 愛理は誤解してしまう。
 意外なことに、愛理の恋人は性については保守的な考え方をしている。
「フェラチオ」という直接的な物言いはあまり好きではないらしい。
 愛理とえっちをしているときに播磨が「アレ、してくんねーか?」と言うときは「口でして欲しい」
という意味だったりする。
 だから愛理は、単に愛を伝えようと少ない語彙から必死に言葉を選んでいる播磨を完璧に誤解した。
 人に誤解をさせるのが得意なのが播磨拳児という男なのかもしれない。
 とにかく、そんな播磨は愛の言葉を伝えようとしたら誤解されて口でのご奉仕を受ける羽目になる。

―「アレ」をして欲しい、だなんて…
 愛理は歓喜でゾクゾクと背筋を震わせてしまった。
 口で性器を愛撫する、なんてことは屈辱的なことのはずなのに、愛理はいつでもそれを
するときには身体の芯に火がついてしまうのを感じていた。
 口の中に熱い唾液が溢れてくる。
 播磨のその味が、その匂いが、愛理の脳裏に熱い記憶としてよみがえってくる。
「あ、アンタが……してほしいなら……い、いい…わ」
 上ずった口調で、愛理はそれだけの言葉を搾り出すように言った。
 播磨のズボンのファスナーを下げ、その中の固い播磨の男の剛直に手袋をしたままの手で触れる。
 心臓が破裂しちゃいそうなくらい激しい鼓動を胸の中に抱きながら、愛理はその行為に
没入していってしまう。
 トランクス越しでも十分に熱くて固い、そんな感触に愛理は乳首が固く尖ってきてしまうのを
感じていた。
 どくん、どくん、と心臓が高鳴るたびに、愛理のドレスと下着の内側で窮屈そうにゆがめられた
乳房の先端が熱く甘く充血していってしまう。
 愛理の手によってふるん、とトランクスの内側から男性器が飛び出した。
 数十分前にはパーティーの壇上でスポットライトを浴びマイクに向かっていた唇が、
今は播磨の欲望の塊に熱い息を吹きかけている。
 つややかな面差しが凶悪な肉槍にゆっくりと近づいていく。

629:haunted夢枕 その47  ◆F57im1gMT.
07/10/08 06:01:41 Kf9I1dOO
「ちゅ」という音とともに、唇が播磨の亀頭に触れた。

 愛理は瞼を閉じながら、愛しい男の子の唇にするみたいに、閉じた唇で播磨の亀頭に
熱いキスをしている。
 唇を触れさせるたびに、愛理はその形のいい鼻で播磨の男の臭気を胸いっぱいに吸い込んでしまう。
 播磨の汗の匂い。体から染み出てくる「男」としか言いようのない匂い。
 その熱く蒸れた汗と雄の匂いを嗅ぐだけで愛理は体の芯が熱くなるのを感じている。
 かすかに匂う精液の先走りの匂いと味が愛理を快楽の高みへと徐々に押し上げてゆく。

 愛理は唇を小さく開くと、口先だけで播磨の男根の先端をくわえるように唇を動かす。
 小さく開いた唇の間から、興奮に震える舌をおずおずと伸ばしていく。

 亀頭に触れた味覚が、愛理の意識を朦朧とさせていく。
 匂い。味。温かさ。触れている感触。興奮気味な播磨の荒い息の音。
 この頭の悪い恋人が心臓をどく、どく、と鼓動させる振動すら愛理は感じ取っていた。

 艶やかに濡れる唇が播磨の亀頭を軽くくわえ込む。
 唾液というよりもむしろ、興奮のあまり舌の裏からこんこんと湧き出てきてしまう涎を
まぶしながら愛理はこの大好きな男の子の男性自身を優しく愛撫する。
 ちろちろと舌先を触れさせていたのが、興奮が激しくなったのかねぶるような舌の動きになっている。
 ついに愛理は唇を開くと、愛しい男の亀頭を口の中に含んだ。
 そして愛理は唇で輪を作るようにしながら、軽く顔を引いていく。
 柔らかな唇が、播磨の亀頭表面を磨くように刺激していく。

 男性を咥えてねぶって愛しんでいる愛理は、イブニングドレスの下のシルクのショーツの内側を
とろとろに熱くしてしまっている。
 ドレスのシルエットにパンティラインを出さないための下着。
 そんなタンガショーツの内側で、粘膜が蕩けるような高熱を愛理は感じてしまう。

 播磨のペニスを口の中いっぱいに頬張ったまま、愛理はゆっくりと顔を前後させる。
 力強く張り出したカリ首で口内粘膜をえぐられると、愛理は腰の内側が甘く溶けそうな快感に
襲われる。この肉の凶器が、自分の体内に入ったときの快感を知っているから。
 固い竿から張り出た肉の矢じりが、どんな感触を伝えてくるか、愛理は良く知っている。
 乳首は心臓の鼓動のたびに固さを増していき、ショーツの下の女の子の宝珠は包皮の中でみるみる
充血して大きく育っていってしまう。
 舌の上で転がす先走りの液も、播磨のズボンの腰から匂ってくる体臭も、恋人の荒い呼吸も、
全てが愛理の女の子を刺激する媚薬に変わっていく。
「ん……ふぅ…んんぅっ……」
 愛理はこらえきれずに鼻声を漏らす。
「ん…ふぅっ」
 そんな美少女の甘い吐息は播磨をおかしくさせていってしまう。







 甘い鼻声は播磨をより興奮させていく。
 このお嬢さまの、耳が痒くなるような甘い声は播磨にゾクゾクするような興奮を与えてくる。
 脊椎を柔らかな指で撫でられるような恍惚と、心臓をぎゅっと握られるかのような切なさ。
 そんな感覚が播磨の全身を駆け巡っていた。

 金色の髪の中から興奮した愛理の目が見える。
 潤んだ瞳が、蕩けるような色をしながらただ一心に奉仕を続けている。
 播磨にはもう我慢ができない。
 愛理の柔らかくて甘美な唇から男根を引き抜くと、愛理の頬を両手で掴む。
 そしてそのまま口付ける。
 呼吸ができないくらい激しいキスをもはや本能的に、この金髪のお嬢さまと交わしてしまう。
 播磨は愛理をソファに横たえると、その身体の上にのしかかるようにしてキスを続けた。

630:haunted夢枕 その48  ◆F57im1gMT.
07/10/08 06:02:29 Kf9I1dOO
 唇を割り、入ってくる荒々しい播磨の舌に、愛理は翻弄される。
 ついさっきまで男根に奉仕していた唇を、この美少女は奪われてしまっていた。

 播磨の荒い鼻息が愛理の小顔に吹きかかる。
 播磨の唾液の味が、口の中いっぱいに広がる。
 口の中に溢れていた唾液を舐めとられ、舌を吸い上げられる。

 スイートルームのエントランスロビーのソファの上で、沢近愛理は最愛のバカと
どうしようもないくらいに激しい熱烈なキスを交わしている。
 そして離された唇と唇の間に、銀色の唾液の橋が架かる。
「ヒ、ヒゲ…あんた、ま、まだ」
 唇でのご奉仕を中断させられてしまった愛理は、頬を薄ばら色に染めながら言う。
「クソッ……オメエな、あんな可愛い顔されて我慢できるわけねえだろ」
 興奮なのか恥じらいなのか、顔を赤くしながら播磨はそう答えた。
『可愛い』という播磨の言葉が、鐘の音のようにエコーつきで愛理の脳内に鳴り響いた。

「アレしてもらうよか、おめえの可愛い声がもっと聞きてえ」

 ソレは本音の言葉だった。
 愛理にはその言葉が本心だということがわかる。
 播磨拳児という男は、お世辞を使えるほど器用ではない。
 女の子を褒めていい気分にさせよう、なんてことは欠片も思わないような
不器用でぶっきらぼうで失礼な、そんな男なのだった。
 その不器用な恋人が「可愛い」と言ってくれたときは本当に、心の底から「可愛い」と
思っているときなのだ。
 愛理はそれを知っている。

「お嬢が舐めてしゃぶってくれるより、お嬢の感じてる顔を見れるほうが嬉しいからよ」
 愛理の不器用な想い人は、そんなことを言いながらドレスの胸元を触ってくる。








 播磨は愛理のたわわな胸をドレスの上から揉みしだく。
 感動を覚えるほど柔らかくも弾力のあるその乳肉は、ドレスの布地の中で
魅惑的に歪められ、ドレスにあしらわれた白いふわふわのファーごとたわわに変形していく。
 そしてその感触が播磨の劣情をさらに激しく熱くさせていく。
 ぎゅ、とこのお嬢さまのおっぱいを変形させるたびに漏れてくる声にならない喘ぎが、
播磨をギンギンに興奮させていってしまう。


 播磨の手が、愛理のドレスの背中を探る。
 部分的に豊満な細身の身体を包んでいるドレスが、ゆっくりと剥かれていった。
 ベアトップのイブニングドレスの背中のホックを外す播磨の指。
 プチン、という音がしてドレスがくつろげられ、窮屈な胸元がふるりと震える。

 愛理は自分からドレスを脱ごうとはしなかった。
 大好きな男の子が、自分の身体で興奮してくれる、という喜びに浸っていたから。
 朴念仁で女心のわからない愛理の恋人は、いつもは胸の開いた服や、身体のラインの
はっきり出るような格好をしてもあまり褒めてくれたりエッチな目でみてくれたりしない。
 そんなおバカな恋人が、今は素直に自分の身体を欲しがってくれている。
 それは愛理にとって純粋な喜びだった。
 何百人の男に褒め称えられるよりも。
 何千人の男どもの視線を浴びることよりも。
 たった一人の男が、自分のことを欲してくれているという喜びはなにより強く、
どんなものより大きく、いかなる感情よりも熱かった。

631:haunted夢枕 その49  ◆F57im1gMT.
07/10/08 06:03:06 Kf9I1dOO
 窮屈だったドレスの胸元から愛理のバストが解放される。
 播磨の手によって鞘が払われるようにドレスが抜き取られると、その内側には
ビスチェタイプのロングブラが芸術的な砂時計のような愛理の細身の身体を包んでいる。
 豊かな胸と、細い腰。
 播磨が下半身に目をやると、金色の和毛がかすかに下着の上からも透けて見えている。
 ブラジャーとコルセットとガーターベルトを一体化した下着を恋人の眼前に晒している
このお嬢さまは、その視線だけで軽い絶頂に至ってしまう。

 そんな状況で播磨の掌がロングブラ越しの乳房に埋まり込むと、愛理はどうしようもない切なさの
奔流に翻弄されるしかない。
 繊細なレース織の絹の下着を播磨の太い指が揉みこんでいく。
 愛理はソファの上に押し倒されながら、抵抗一つせずに播磨のその腕を、手のひらを受け入れている。

 着ているものを剥がれる興奮を愛理は覚えていた。
 ドレスを脱がされ、そして今ロングブラの背中の紐を解かれている。
 心にまとわり付いた強がりの仮面も同時に外されていくのを感じている。
 普段身に着けているお嬢さまの仮面。美人の外向きの顔。
 そんなモノ全てが、この恋人の粗野な手指が剥いでいってしまうのを感じていた。
 大好きな男の子に、抱きしめられ、押し倒され、服を脱がされていく。
 その恍惚に酔っている愛理は、播磨の唇に自らを捧げていた。

 播磨に自分の唇を押し当てている愛理は、その感触に夢中になる。
 播磨は唇の肌触りを確かめるように、そっと触れては離れ、ねっとりと口付けしては
優しく食んでいく。
 その触れあいのたびに愛理は身体に張り付いたショーツの中で、女の子の部分が
とぷりと熱い液をこぼしていくのを感じている。

 キスを交わしながらも播磨の指は、愛理のロングブラのホックを一つ一つ外していく。
 愛理はソレをまるで心を覆うヴェールをはがされてしまうみたいに感じている。
 愛理は心身ともに丸裸にされていってしまう。

 そして、ストッキングを留める金具が外されると、細い体には不釣合いなほど
たっぷりとしたバストがロングブラの中から飛び出すようにまろび出た。
 スイートルームのエントランスのソファの上で、愛理は裸の胸を播磨に
晒してしまっていた。
 仰向けになっても形の崩れない、その二つの小山は播磨の視線に晒されている。
 愛理は胸の高鳴りを抑えられない。

 愛理は播磨拳児という恋人以外の他の誰に見られても、こんなに興奮することはない。
 自分の身体をこんな風にしてしまうのは、世界で一番大切で、愛しくて、愛している
この恋人だけなのだ。

 愛理はそのつややかな裸の乳房に指を埋め込まれるような愛撫を受けながら、唇を割られる。
 それだけで、愛理はタンガショーツの内側を熱く蕩けていくのを感じる。
 キスされながら、このお嬢さまはショーツとグローブとストッキングだけを身に着けた体を
ビクビクと痙攣させる。

 播磨の指が、愛理の下着の最後の一枚に掛かる。
 タンガショーツの上から、愛理の秘部を撫でるように。
 ショーツを陰阜に押し付けるように、湿ってしまったシルクの布地を押し込んでくる。
「ふうううっ」
 全身を雷に打たれたような衝撃。
 乳首を恋人の唇で甘噛みされながら、もう片方の乳房をごつい手のひらで弄ばれる。
 そして湿った女の子の中心部を、太い指で撫でられる。

632:haunted夢枕 その50  ◆F57im1gMT.
07/10/08 06:04:10 Kf9I1dOO
 お嬢さまの形のよいバストの先端にキスしながら、播磨はその野太い指で愛理の下着を軽く撫でる。
 その指が股間のクロッチに触れると、播磨には濡れた感触が伝わってくる。
「ふ…くぅっ」
 愛理はそれだけで熱い吐息を漏らす。背中をのけぞらせてひくひくと痙攣する。
 その小動物のような可愛らしい仕草に播磨は心を奪われてしまう。
 もっと、可愛くさせたい。
 もっと、甘い泣き声を聞きたい。
 そう思った播磨が愛理の下着の中に手を入れると、このお嬢さまの陰部は熱を持つほど蕩けていた。

 すっかりどろどろになっている女の子の蜜壷にゆっくりと指を差し入れる。
 くちゅ、という水音がして充血した粘膜が播磨の指を包む。
 恋人を受け入れる準備のための粘液が、熱く蕩けてそれを待ち構えている。
 幾度かその熱い泉を掻き分けて指を動かすと、堪えきれない甘い声が聞こえてきた。
 播磨が愛理の顔を見ると、そこには眉根を寄せて快楽に歪む愛理の表情があった。
 ぷっくりと立ち上がりきった愛理の薄桃色の乳首が、播磨の開いた左手で摘まれる。
 かすれた悲鳴のような喜びの声に、播磨の股間はさらに充血し硬さと大きさを増していく。





 キスされながら、女の子の弱いところを二つながら愛撫される。
 播磨が指を動かすと、愛理は口を閉じられなくなった。
「……あぁぁぁっ」
 声にならない叫びが勝手に口から漏れ出す。
 女の子の園の中心を、野太い指でいじられる。
 それは恐怖を感じるほどに、愛理を快楽の極みに連れて行ってしまう。
 ひと撫でされただけなのに、背筋が勝手に跳ねてしまう。
 包皮の上からクリトリスに触られただけで、ショーツからソファまで濡らしてしまうくらい
愛液がこぼれてしまう。
 くちゅ、ぐちゅ、と次第に湿っていくその音。
 愛理は播磨の背中に廻した手に、力が入らない。
 手の指が溶けていってしまいそう。
 骨が柔らかくふにゃふにゃになってしまう。
 播磨のシャツの背中を掴むシルクサテンのグローブの手のひらは必死にその布地を掴もうとする。
 しかし、身体の中心に与え続けられる甘やかな刺激が愛理の全身から力を奪っていく。





 ふとももまでの長さのストッキングと、シルクの光沢のあるロンググローブ。そしてダイヤモンドの
輝くティアラとネックレスだけを身に着けたお嬢さまは、くったりとソファの上に
力なく横たわっている。
 愛理の細身の体を組み敷きながら、播磨は愛理の両腕を掌で握って封じ込める。
 播磨は、このお嬢さまがそうされるのが好きだということを知っている。
 体を隠そうとする腕を引き剥がされ、「ふるん」というような柔らかさで揺れる乳房。
なにも隠せない。そんな体勢で愛理に迫ると、いつもより切ないような表情をするということに
播磨は気づいていた。
 どういうわけかニブチンの播磨も何十回、何百回となく愛理と愛し合ううちにそれが
次第にわかってきた。
 播磨の片手で両腕を封じられながら、たわわな胸を揉まれたり、唇を貪られたりすると
それだけでこのお嬢さまは呼気の中にほのかな甘い匂いを発してくる。
 全身をぬめ光らせる汗の量が増してくる。
 そのままの体勢で、播磨がそのたわわな乳房を掌で握り締めると愛理は感極まったような吐息を
つややかな唇から漏らしてしまうのだ。
 そして固く尖った乳首を舐められ甘噛みされると、もはや声にならない悲鳴を上げて
軽い絶頂に至ってしまう。
 なんどそんなふうに責められても、この金髪のお嬢さまはそのたびに播磨の手と歯と舌の攻撃に
いとも簡単に屈してしまうのだった。

633:haunted夢枕 その51  ◆F57im1gMT.
07/10/08 06:04:55 Kf9I1dOO
 愛理は両手を頭の上で大きな掌で封じられながら、播磨のもう片方の手で秘所を弄られる。
 金色の和毛のけぶる肉裂を、播磨の無骨な指が嬲っていく。とろとろに白濁しかけた本気汁を
指先で掬い取られる。赤く充血している快楽の肉の芽にその粘り気のある液をこすり付けられる。
「あ、あああっ、だ、だめ、だめ、いじめちゃだめいじっちゃだめえっそこそんなにさわったらあっ」
 播磨はそんな呂律の回らないお嬢さまの声だって大好きだった。
 だから愛撫の静止を懇願してくる愛理の声を聞くのが嬉しい。
 いつもなら絶対に聞かせてくれない、そんな舌足らずな哀願は播磨の胸の中をさらに昂ぶらせる。
 充血して立ち上がった肉芽を指の腹で押しつぶす。
 転がすようにしてその快楽の器官を刺激する。
 柔らかく解けた肉の裂け目に、指を沈み込ませる。

 播磨は燃えそうなくらい熱くなった固く充血した男根を突っ込みたいという思いと、
まだまだこんな可愛い声を聞いていたいという二種類の思いにとらわれる。
 にゅるっ。
 そんな感触がして、愛理の肉裂の上端の包皮が裏返る。
 その内側にある、ピンク色の突起が直接播磨の親指で刺激されてしまう。
「な、なん、なんで、だめだめだめえええっだめっさわっちゃささ、さわっちゃ――ッ!!!!!」
 愛理の瞳が宙を舞う。
 ビクッ、と愛理の身体がおおきく震える。
 そこに指が触れただけで、愛理は最初の絶頂に至ってしまう。

 播磨にはもう我慢が出来ない。
 愛理の腰にまとわりつくタンガショーツを引きちぎるように脱がせると、金色の和毛の間の粘膜に
自身の固く張り詰めきった肉槍をあてがう。
 お嬢さまの太ももに手を当てると、入り口を押し広げるようにくつろげる。
「……ふぅっ…ぅぅっ…」
 期待と興奮で、そんな甘い喘ぎ声を漏らしてしまう愛理。
「いくぜ」
 播磨の低い囁きが、愛理の喉をこくんと動かしてしまう。

 とろとろに蕩けた愛理の肉の裂け目に、播磨自身が押し入っていく。
 その粘膜は播磨の亀頭を受け止めながら、さらに深くに誘うように蠢動している。
 十数分前にホテルの一階ロビーで、播磨に惚れ直したときからずっと官能に炙られてきた
愛理の媚粘膜。その熱しきった愛理の蜜壷はすんなりと凶悪な男性器を受け入れていく。
 張り詰めた巨大な亀頭を、愛理の柔らかい肉は従順に受け入れてしまう。

 愛理にとっては太すぎて、長すぎるその肉竿。
 内側をそのカタチに変形させられてしまう。
 膣道を播磨の性器の形にさせられながら、愛理はその熱さと硬さに陶然となる。
 緩んだ口元から歓喜の声をこぼしつつ、さらなる絶頂の高みに連れて行かれてしまう。
 恋人の逞しい肉棒を突きこまれながら愛理はただその快感を受け入れることしかできない。
 全部見られてしまうという恥ずかしさ。
 全部見てもらえるという喜び。
 播磨に片手で拘束されてしまっているシルクの手袋に包まれた手のひらをきゅっと握り締め
愛理はその快楽を享受する。
 尾骨から延髄まで、背筋を走る甘やかな電流。
 播磨が腰を使ってくるたびに生じるその電流は愛理の身体の幹を貫き、溶かし、幸福にしていった。
 一番奥に達したとき、愛理の脳裏は白い快楽電気で埋め尽くされてしまう。

 愛理の身体の奥底でキュウキュウと子宮が痙攣している。
 荒い息をつきながら、播磨は抽送をはじめる。
 脈動する肉竿が、愛理の内側を押し広げながら蹂躙していく。

 引き抜かれ、押し入れられる。
 引き抜かれると、その喪失感に不安になる。
 押し入れられると、子宮が押される感覚で胸の中がいっぱいになる。息ができない。
 背筋から全身に電気のような快感が走りぬけ、その法悦に愛理は身体の上の男の身体に
抱きついてしまう。
 胸が播磨の胸板に押し付けられる。
 ストッキングに包まれた長い脚が、播磨の腰に絡みつく。

634:haunted夢枕 その52  ◆F57im1gMT.
07/10/08 06:05:33 Kf9I1dOO
 愛理が目を開けると、そこには最愛の人の顔があった。
 いつもよりも真摯な顔が愛理を見下ろしている。
 獣欲と愛情が混ざったような、そんな瞳の色が愛理を見つめている。
 怖くて優しい、そんな目が愛理を丸裸にしていく。
 愛理はストッキングに包まれた長い足を播磨の腰に廻し、播磨の男根を抜いて欲しくないかのように
その腰を足で抱きしめる。
 じゅぷ、じゅぷ、という水音が二人の間から漏れている。
 苦悶と快楽の間の表情を浮かべた愛理は、播磨の身体に組み敷かれながら喘ぐ。
 呼吸をするたびに、胸の中が妖しくざわめきだす。
 きゅん、と身体を貫く快楽の波動が愛理を震えさせる。

 ケダモノのような播磨の腰使いは、愛理をたやすく絶頂へと連れて行く。
 硬くなった亀頭で子宮口をノックするかのように刺激されると、愛理はもう我慢できない。
 蜜をしとどに吹き出しながら、愛理は甘い声で嘆願する。
「やっ、はあぁっ、そ、そこぉっ!!!」
 そこを触られるとどうなるか、愛理は知っていた。
 硬く張り詰めた亀頭で、子宮口にキスされると、もう愛理はこの甘い疼きを止められない。
 子宮の一番奥から溢れてくる、快感を求める欲求が愛理をメスに変えてしまう。

「だめえっ、もう、もうっ――」

 ホテルのフロアじゅうに響き渡るような嬌声を上げながら愛理は白い絶頂に押し上げられる。
 身体がばらばらになってしまいそうな快感。
 それに達してしまった愛理は、その数秒後に更なる高みに連れて行かれてしまう。
 愛理の膣奥まで充満している播磨の肉竿が、びくん、と震えた。
―だめ。もうだめ。
 愛理はそう思った。恐怖した。この脈動のあとになにが来るか、愛理は知っている。

「ううっ」
 播磨が低く呻いた。
 最初の絶頂に達し快感で収縮する愛理の膣が、播磨の肉棒を揉みあげるように刺激したのだ。
 ざらざらとした天井が、甘い柔らかな襞々が、播磨の性器を愛しげに締め上げる。
 びくん。
 もう一度、播磨の肉竿が震える。肉棒の裏側が、硬く盛り上がる。
 熱い液体が播磨の肉棒の中を駆け上がってくる。
 その脈動を受け止めるように、愛理の肉襞は収縮し、待ち構える。

 「それ」が愛理の中で爆発した。

 愛理は子宮に熱湯が吹き上がるような感覚に襲われる。
 身体の奥が燃え上がり、その白い火が愛理の意識を白く変える。
 一際深く達した愛理は、口を閉じられない。
 「あ」の形に唇を開いたまま、子宮をどろどろにとかす溶岩のような噴流に
内側を洗い焼かれる。
 そして愛理は無意識のうちにぷしゅ、と熱い愛液のたぎりを吹いてしまう。
 快感に耐えられない
 愛理の体内を暴れまわる白い奔流が、愛理の子宮を満たしていく。
 歓喜で収縮と弛緩を繰り返す愛理の膣は、さらに深く播磨を受け入れていく。
 脈動を続ける亀頭が、愛理の子宮口に押し当てられる。
 そして、女の子の一番奥に熱い精液の直接噴出を受けた愛理は、恍惚のまま
ゆるやかに意識を喪った。


635:hauntedカレーの中の人  ◆F57im1gMT.
07/10/08 06:08:25 Kf9I1dOO
今日はここまでー


えーと、例によって例のごとくエチシーンを書いてるうちに長くなってしまい、もう一回の投下が必要となりました。
たぶんあと10レスくらいで完結するような気がしてます。ていうか、この二人勝手にはじめちゃうんだもんなあ。
ロビーでここまで行くつもりはなかったのに。播磨もお嬢も堪え性なさ杉です。俺もな。
と、いうわけで次回もなるべく早く投下できたらいいなと思いつつ感想ください。

636:名無しさん@ピンキー
07/10/08 06:31:37 /WW88R66
リレーの続きやらないか
結局隠れてたのは誰でもいいよね?

637:名無しさん@ピンキー
07/10/08 10:22:50 l8oxNwID
GJ!

638:名無しさん@ピンキー
07/10/08 11:00:20 o0jtN8LF
カレー(笑)
KY王子だなw

639:名無しさん@ピンキー
07/10/08 11:22:55 hfe5xsUo
>>636
誰でもおkだ!
が、個人的にはサラでひとつ…

640:名無しさん@ピンキー
07/10/08 11:53:00 ys3nFo5E
こいつ絶対終わらせる気無いわ
ただの愉快犯の荒らしだってことがわかった
カレー隔離スレ立ててくれ

641:名無しさん@ピンキー
07/10/08 12:15:14 YHyqQmKI
>今回でこのシリーズは終わるから大目に見てやっていただけませんかねえ。
>今日はここまでー

投下する前に書いてるんだろうから、今回終わるかどうかわかるだろ
続くって分かっててなんで終わるとか言うかな
言ってることとやってること違うじゃん
叩かれる要因のひとつはこれだよな

カレーにとっては今回ってのはこの投下って意味じゃないのか?
それとも、反応狙ってるのかね
>>640の言うとおり、終わらせる気ないな

642:名無しさん@ピンキー
07/10/08 12:23:49 qilC8vq5
公約通り9月38日とか…
頭おかしいだろこいつ

643:名無しさん@ピンキー
07/10/08 13:16:33 hfe5xsUo
まぁとりあえず落ち着けおまいら

そんなことよりリレーを盛り上げようぜ

644:名無しさん@ピンキー
07/10/08 18:04:26 zbo8wayN
>ていうか、この二人勝手にはじめちゃうんだもんなあ。
>ロビーでここまで行くつもりはなかったのに。播磨もお嬢も堪え性なさ杉です。

オリジナルキャラなら作者がこう言うのもわかるが、二次創作でコレはキモ過ぎる・・・
まあ、実質オリジナルキャラになってるが。

645:名無しさん@ピンキー
07/10/08 22:32:54 1X2aOadK
自分のHPとかなら(行かなければ見る事すら回避できるし)まだしもSS投下スレでこれだからな
謙虚のけの字もないって事か
『俺様専用スレ』な気分なんですかね?

646:名無しさん@ピンキー
07/10/08 23:01:04 06ZOkvC4
文字を羅列してるだけってくらいに文章が味気ないな。
二人が勝手に動くって言っているが、無理やり動かしてる感じ。
一般的に、嫌々小説を書くとこんな文章になりやすいと言われるね。
SSを書くことを目的としているのではなく、手段として見ているように邪推できる。

647:名無しさん@ピンキー
07/10/09 03:04:27 M78TWEfE
結局前から言われてる全レスはするしちゃんと終了させる気もないし・・・・
自分から叩かれる真似するのはさすがに擁護する方も馬鹿らしくなるだけなんだよなぁ

648:名無しさん@ピンキー
07/10/09 07:44:05 tc3RpimB
読んでないからわからんが、話の収集ついてるの?

649:名無しさん@ピンキー
07/10/09 07:47:42 ACsgStP6
今回はヤッてるシーンだから話は進んでいないけど、やることやってあとは締めってところかと。

650:名無しさん@ピンキー
07/10/09 10:00:19 PqQytcim
面白いか面白くないかじゃないんだよ!わかるかいカレーさん?
自分勝手すぎやしないかい?裸の王様状態ですよ
批判を紳士に受け止めてレベルアップしなよ

651:名無しさん@ピンキー
07/10/09 11:35:40 2Yyx9kFt
カレー:せっかく書いたSSが批判にあってるファビョーン 俺KYッスからwwwサーセンww
    じゃあ俺も嫌なレスは見ないし、よーしパパ自分を褒めるレスは全レスしちゃうぞー

言動を批判してる人:別にSSをどうこう言わないが、ちょっと傲慢になりすぎじゃね?
          KYとおちゃらける以前にもうちょっとキチンとしようや

アンチ・儲:カレーさんが来てくれた!これで勝つる!

本人は全レスというが、自分に対してきついレスに大してはレスしてないのね
アンチではなく良心から苦言を呈してくれてるのに無視は酷すぎるだろ
高校生までならまだしも大学生以上でこの言動なら親の躾が悪いわ
それともあれか、自分に対して攻撃性があると勘違いして火病ってるのかね

652:名無しさん@ピンキー
07/10/09 18:16:15 8PZhaj99
乞食共の区別なんざつかねーよ作家様にはw

653:名無しさん@ピンキー
07/10/09 20:00:37 1KMW/asU
>>589の続き ダメだったら没にしてくれ


 一体私が昼間見たあの光景は何なのだろう。
いや、考えるまでもない。自分に近い位置にいると思っていたあの二人。
だがその二人は秘密裏に肌を重ねていたのだ。そういうこと、なのだ。きっとそうなのだろう。
それ以上の説明は必要ないはずなのに私はひたすらに思考を繰り返す。

「…ム゛」

差し出された年代物のカップからの香ばしい香りが私の意識を呼び戻す。
メイドのマサルが淹れてくれる紅茶は美味しい。食後の一杯は私の心に安らぎを与えてくれる。
優雅にそれを唇に運ぶ私の姿を見れば、それだけで有象無象の男子達が擦り寄って来るのは間違いない。
何かを憂いた表情が男の子のウィークポイントを刺激するのだろう。
けれどもその実、私の意識はあの光景にそのほとんどを奪われていた。
スカートの中の下着が湿っているのが分かる。お腹の下がじんと熱い。
一人になりたい―そんな思惑を悟ってくれたのか、マサルは無言で視界の外へ消えてくれた。

「……」

意を決し、私はつい右手で自分の服に触れる。視線を移すと、それに合わせるように束ねた双対の髪が垂れる。
さらにその先に進もうとしたその時。

「ちょっとナカムラ!また私の格好して!」
「屋敷の中です。問題ありますまい」
「そーいうこと言ってるんじゃないわよ!」

制服が一着無くなっていることに気付いたのであろうお嬢様の鋭い一撃が私の脳を揺らす。
いつもなら数秒間記憶が消失するところだが、それでもなお私はあの淫靡な宴を忘れることができなかった。
この五体に漲る張り裂けんばかりの感情をどうすればいいのか私には皆目検討がつかない。


654:名無しさん@ピンキー
07/10/09 21:25:15 2Yyx9kFt
>>653
乙ー
場面展開かー、まぁある程度携帯をやりきった感があるから良いかも
ってナカムラかwwww

655:名無しさん@ピンキー
07/10/09 23:07:34 M78TWEfE
そういえば沢近×ナカムラって見ないな
これはこれで面白そう

656:名無しさん@ピンキー
07/10/10 11:39:19 EdMzki2g
>>653
GJ!!
嫌な流れを変えてくれた!
インドの食べ物の人には来てほしくない・・・

657:名無しさん@ピンキー
07/10/11 05:21:13 2nGM+88G
おまいらの読む読まないは関係ないよ
それより文句書く暇があったら何か投下汁
偶には批判以外で盛り上がれ乞食供

658:名無しさん@ピンキー
07/10/11 10:38:30 Z7lO5wyk
カレーうざいよ
何様なんだよ

659:名無しさん@ピンキー
07/10/11 18:05:46 imjscI5T
>>657
何かカレーの臭いが・・・

660:名無しさん@ピンキー
07/10/11 18:21:31 4kn3wgSO
早く奈良健太郎の本格的エロパロを書いてくれ!

661:名無しさん@ピンキー
07/10/11 23:52:48 ukUd3uL1
>>657
何も自分を乞食と言うこと無いじゃないか
俺は気にしないよ、お前が乞食でも儲でも

662:名無しさん@ピンキー
07/10/12 11:10:55 vcXzedaB
カレーさん期待age


663:名無しさん@ピンキー
07/10/12 13:19:50 3xDIahEk
カレーさんいい加減、荒らすのやめて

664:名無しさん@ピンキー
07/10/12 13:35:23 SLYuoR4y
敬称使うからあんな荒らしが調子乗ってスレ私物化するんだボケナス
もう今後あいつの呼称はウンコで統一だ

665:名無しさん@ピンキー
07/10/12 13:38:37 xkLKX/uB
カレーさん、まぁ次を期待してるお
次回はいつ頃になりそう?

666:名無しさん@ピンキー
07/10/12 13:42:37 UDUQrljk
カレーの呼称使う奴は本人確定ってことで

667:名無しさん@ピンキー
07/10/13 11:53:11 3I6akMH0
勘弁してくれよカレー・・・
リレーが盛り上がってきてるのに

668:名無しさん@ピンキー
07/10/13 14:01:43 INqfldTy
カレーがくるとアンチが沸く、アンチが沸くのがうざいから自分もアンチになる
あとは雪達磨式だな、もうどうにもならんて
最終的にアンチとかも含めて責任とるのは作者自身ってことだな、スレ的に

669:名無しさん@ピンキー
07/10/13 14:10:53 wfvfFRuf
アンチが沸くのがうざいんじゃなくて作者自身がうざいから嫌われてんだ
ウンコは無意味な自演擁護もしつこいからどうしようもない

ちょっと昔某板で猛威を振るった白詰草を思い出すぜ

670:名無しさん@ピンキー
07/10/13 16:35:04 +xNSdp48
次スレいらないんじゃね?
漫画の二次創作スレとかに投稿してもらえばいいよ
で、カレーが流出されても困るんで、このスレが終わるまでに連載(苦笑)を終わらせろよ

671:名無しさん@ピンキー
07/10/13 16:53:49 +xNSdp48
>>669
昨年のうちは酷いアンチがいたもんだと俺は庇おうとレスもしてたけどさ
結局の所、本人のキチっぷり(例:>>626)が酷すぎるんだよな
何煽って遊んでんだよこのアホは・・・orz(本人は煽ってるつもりはないんだろうなorz)

久々に来たんで最初からざっと流し読みしたけど、振る舞いにアドバイスしてくれてる人もいたのに無視だもんなぁ
よくよく考えてみたら、次スレをカレー自身で立てる事も出来るわけで
まぁNGにいれておいた方が良いんだろうな
別にスレでも立てるか?と思ったが、関係のない他のスレの方々に迷惑になるしなぁ・・・困ったもんだ
hauntedを見に来てない人には謝るわ、連投スマネ。儲と本人に関してはもうどうでも良いや

672:名無しさん@ピンキー
07/10/13 17:04:31 3I6akMH0
>>671


673:名無しさん@ピンキー
07/10/13 17:06:39 3I6akMH0
>>671
気にスンナって書こうと思ったら・・・連投になっちまったorz
しかも、朝方にageてた・・・すまん

674:名無しさん@ピンキー
07/10/13 19:51:44 YXXqwpuL
適当にリクとシチュを書きなぐっていって
書き手の意欲を刺激してみるのはどうだろう

675:名無しさん@ピンキー
07/10/13 19:59:55 P5hdHYjx
>670
いつもそう言う香具師がいるけどさ
どう考えても次スレはあったほうがいいだろ
スレごと無くそうとするなんて荒らしとしか思えん

676:名無しさん@ピンキー
07/10/13 22:06:04 +xNSdp48
>>675
別に無くせとは言って無いじゃん・・・ちゃんと読んでくれよ・・・
もう1年以上こんな感じで敏感なのは仕方ないけどさ、なんでも荒らし認定されても困る

677:名無しさん@ピンキー
07/10/14 00:58:29 b07XOrxN
うざい全レス
KY
終わらない物語



678:名無しさん@ピンキー
07/10/14 19:08:47 0mIzasTK
カレーさんは荒らしに負けずにがんばってくれ!!!
どうせ荒らしてるのは自分が好きなしちゅを書いてもらえなかったやつだからw

679:名無しさん@ピンキー
07/10/14 19:25:47 bGM1+UIv
>>678
       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \   もう、『カレーさんは荒らしに負けずにがんばってくれ!!!
  /  o゚⌒   ⌒゚o  \    どうせ荒らしてるのは自分が好きなしちゅを
  |     (__人__)    |  書いてもらえなかったやつだからw』
  \     ` ⌒´     /    なんていう書き込みをするバイト嫌だお

こうですか分かりません><;

680:名無しさん@ピンキー
07/10/14 20:50:31 BSGZwBri
まぁ、ある意味そのとおりじゃね?
自分が好きなシチュで書いてくれている職人を叩く理由無いし。
叩く奴は作品のウザさに加えて作者のDQNぷりが余計に腹立たしい訳で。

カレー氏がマッチポンプの如きレスしなければこんな酷いことにならんのだが・・・
・・・パトラッシュ、もう疲れて擁護する気も無くなったよ・・・

681:名無しさん@ピンキー
07/10/14 21:42:16 0mIzasTK
おにぎりうぜーーーーーーーー
市ね

682:名無しさん@ピンキー
07/10/15 02:59:56 cG77q8pq
wiki見れないんだけど閉鎖してんのか?

683:名無しさん@ピンキー
07/10/15 03:16:11 rHzgyb+l
閉鎖してるな
前のまとめの人も呆れて立ち去ってしまったし、似たようなもんだろなー

684:名無しさん@ピンキー
07/10/15 07:06:00 uMI7drKI
しかしあれだな
おまえらエロパロスレにまで来て何やってんだ?って話だ罠
カレーなんてオールスルーしてりゃ気にもならんだろ
誰も読む事を強制してる訳じゃないんだし住人でリレーやりゃいいじゃん

このスレ覗いては無駄な労力と時間の使い方をして他人任せか?
何にしろかまってちゃんは放置でうぜえならあぼーんすればいいだけ
それさえ出来ないお子チャマなら自サイト開いとけヴォゲ供
スレの半分ほどがあぼーんになってるが別に困る事ないぞ
それともあれか?建設的な思考回路を持ち合わせてないのか?

685:名無しさん@ピンキー
07/10/15 10:11:49 rHzgyb+l
コピペ乙

686:名無しさん@ピンキー
07/10/15 21:39:30 PkNTsS+L
みんなしっかりして!
もうカレーなんて現れないから・・・
そしてカレーを超えるDQNも現れないから

687:名無しさん@ピンキー
07/10/15 22:36:24 g9Jl6vEV
全レスってそんなに気になるか?
何に腹立ててるかさっぱりわからん

別に誰の邪魔もしとらん
リレーも続けりゃいいじゃん、ネタがなくなり誰も投下しなくなったら
カレーのせいか?

ストーリが終わらないのは悪い事か?確かにちょっと食傷気味だが。
意味解らん煽りで投下スピードが落ちた事だけは確かだ
折れは奴の書くおにぎりがどんなものか読みたいんだ。
そっとしといてくれよ。


688:名無しさん@ピンキー
07/10/15 23:52:47 G4bsHY1R
>>687
違うよ。
叩きが目的なだけ。

本当に嫌いなやつはここに来ないって。
頭が悪いやつは嫌いなのに来ちゃうけどw

カレー支援派は無視して楽しんでればいいんだよ。
俺はずっとそうしてきたぜ。

689:名無しさん@ピンキー
07/10/15 23:59:31 mMjr6M2n
カレー乙

690:名無しさん@ピンキー
07/10/16 01:07:59 Xd0Pn7H5
                    .    ∧_∧
                   ===,=(´・ω・`) 
                   ||___|_゚し-J゚||_
                ∧_∧/ //.___|^∧_∧
               (´・ω・`) /||    |口|(´・ω・`)
              ./(^(^//|| ||    |口|⊂ _)      
              ∧_∧ /./  || ||    |口| ||    ∧_∧    
   ∧_∧    (´・ω・`)/  ...|| ||    |口| ||  (´・ω・`)     
  (´・ω・`) /(^(^/ /      .|| ||    |口| ||    ゚し-J゚
 "" ゚し-J゚:::'' |/  |/ '' " :: ":::::⌒  :: ⌒⌒⌒ :: ""  `
 :: ,, ::::: ,, " ̄ ̄  "、 :::: " ,, , :::   " :: " ::::
      なかよくつかってね、やくそくだよ

691:名無しさん@ピンキー
07/10/16 01:34:50 7U1Ww11g
俺は全レスが気になるんじゃなくて煽ってる感じがするのが嫌だわ
わざわざ言わんで良いことまで言わんでもいいだろとは思う
良い意味でも悪い意味でもKY(本人は読めてるつもりなんだろうが)だからな
正直、食傷気味でキャラもオリキャラ化しすぎてるし、まぁこんなに長く連載する程の話ではないと思うわ
同じ旗でも一回リセットして話を作り直してもいいわけだしさ

というと>>687みたいなヤツが擁護に現れるんだよなー
俺は一連のカレーSSの投下前から居るけど、どうでも良いヤツに荒らしまで連れて来られて苛ついてるわ
前のまとめの人もいなくなっちゃったしなぁ・・・

692:名無しさん@ピンキー
07/10/16 10:03:12 mPZ21C14
いや>>687はカレーの自演だろw
そんなことしても意味無いよ?

693:ω (1)
07/10/17 00:02:02 AWPiK9qR
                       ※注)今週号#246のネタバレを含んでいます。
                           まだ読まれていない方はお気をつけを。
 
 
 
 
「この……×××!! いつまでもウダウダやってんじゃないわよ!!」

 多少のアクシデントはありながらも和気藹々と進行していた歩行祭、いったい誰がこ
の惨劇を予想できただろうか。ウジウジと立ち悩む播磨の背後から、愛理は股間を狙
って蹴り上げる。

「……あ、が……が……」

 言葉にならない声を漏らす播磨。
 否、出せるはずもないのだ。ただでさえ男にとっては致命的な急所だというのに、そ
こを一切の躊躇もなく狙い打たれたのだから。愛理の渾身の金的蹴りは、あれほど無
敵を誇っていた超猿・播磨すら一撃のもとに地へと沈めてしまった。

「はんっ! いい気味よ」
「な、何で……俺がこんな目に……」

 冷たい言葉を浴びせられながら播磨は膝から崩れ落ちる。額を地面に擦り付け、左
手で股間を押さえて痛みを堪えつつ。尻を高々と上げたその姿勢は、まるで土下座そ
のものだ。

「ったく、何でってこっちの方が聞きたいわよ。ホンット、あんたらは何がしたいんだか」

 吐き捨て、愛理はもう用事はないとばかりに背を向けた。
 しかし、彼女が播磨の具合を気にしているのだと知る者は、この場にどれくらい居る
のだろう。薄っすらと後悔の色を浮かべ、チラチラと振り返り安否を気遣っているその
様子は、とても加害者には見えてくれない。

「……沢近先輩も、何がしたかったんだろう……」

 苦悶を浮かべる播磨はともかく、近くで始終を見ていた八雲は当然愛理の態度に気
づいていた。播磨か八雲のどちらかから声を掛けられるのを待っていることも。
 ただ、八雲としては播磨の容態が気がかりで話しかける余裕もないし、彼と手錠で
繋がれている状態では愛理に近寄ることすら出来そうにない。互いを隔てる壁は、透
明な割にどこまでも厚いまま。
 そう。壁が厚いがゆえに、八雲たちは愛理を放置して話を進める。進めるしかない。

「……あ、あの……大丈夫ですか……?」
「い、妹さんか……。す、すまねえが後ろからケツを……ケツを叩いてくれねぇか」

 気遣わしげに問う八雲に、何とか声を絞り出して答える播磨。ただの気休めにしか
ならないが、金的を受けた際には一般的に行われる対処法である。
 だが、それを女性にやらせるのはどうだろうか。ウブな少女にはやや難しい注文だ
ろう。衆人環視の中で“性”を無理やり意識させられる行為など、羞恥プレイに等しい。
 八雲が躊躇うのも当然の話だ。

「……え……あ、あの……」
「このままじゃ、アレが使い物にならなくなっちまうっ! は、早く……」

 畳み掛ける播磨だが、ワラをも掴みたい彼からすれば、八雲の葛藤などどうでも良
かった。脂汗がアゴから伝い落ち、言い様のない吐き気に襲われ、他人を気にかける
余力などない。一刻も早く処置してもらわねば命すら危ういと播磨は信じているし、実
際、それだけの苦痛を感じてもいる。

694:ω (2)
07/10/17 00:02:37 AWPiK9qR

「……わ、判りました」

 真摯な感情は言葉にせずとも伝わるもの。
 間近で見ていた八雲は播磨の心情を察し、ごくりと小さく喉を鳴らした。無論、覚悟
を決めるためだ。

「うぉぉぉぉ……! い、妹さん、早く……!」
「え、えっと」

 頬を赤らめ、周囲を見渡し、その後に突き上げられている播磨の尻を平手でポンと
ひと叩き。しかし、迷いながらだったためか衝撃は軽く、播磨は気づいてすらいない。
だから今度はやりすぎかと思うくらい強めに叩く八雲だったが―

「あの……少しは楽になりましたか?」
「くっ……駄目だ……妹さんの力じゃ弱すぎて、あんまし効果がねぇ……」

 愛理の蹴りがあまりに強力すぎた。相殺するには、いったいどれほどの力を反対方
向から加えねばならないのか。
 少なくとも八雲は、全力で叩いたところで結果が変わらないことを理解していた。彼
女は非力なわけではないが、播磨と手錠で繋がれていて満足に動けないし、ブレーキ
の壊れた状態の愛理と比べる方が無茶というものだ。

「……どうすれば……」

 助力を願おうとも、みな遠巻きに眺めているだけ近づいてこようとしない。当の愛理
とて背中を向けたまま知らないフリ。天満は事態を良く判っていないようだし、力のあ
りそうな美琴とて両手でバツを作っていて手伝う気がないと来る。
 しかし。
 播磨にだけは最初から答えが見えていたらしい。

「踏んでくれ」
「え?」
「尻を思い切り踏んでくれ! 人間の脚力は腕力の三倍はあるって言われてるしな」
「…………」

 言葉を失う八雲だが、それも仕方のないことだった。倒錯の世界へいざなうその行
為は、今度こそ人前でやっていい行為ではない。事実、環視している女子生徒たちは
小声でヒソヒソと何かを語り合っているし。

「は、播磨さん……? もっと別の方法は……」

 難易度が格段に上がってしまったことを憂い、勇気を振り絞って提案する八雲。
 だが、切羽詰った現状が迷うことを許してくれなかった。播磨の流す脂汗は刻一刻と
量を増し、奇声も漏らし、今にも昏倒しそうになっているのだから。

「くぉぉぉおおお……が、我慢できねぇ……」
「わ、判りました。い、行きます」

 自身の体面と播磨の体の心配を比べたら、後者を採るのは八雲にとって自明と言
える。
 そして播磨の背後に陣取り、控えめに足を振り上げ―

「え……えい」
「おお……」

695:ω (3)
07/10/17 00:03:11 AWPiK9qR

 トスッと踏まれた瞬間、播磨は安楽の息を吐いた。
 しかし一瞬だけだ。それで全快するくらいなら、手で叩いただけでも十分に効果があ
っただろうから。
 播磨は頬を地面にへばりつけたまま、続けざまに注文を口にする。

「だがまだ足りねぇ。妹さん……もっと強く!」
「こ、こうですか……?」
「もっと!」
「こうですか」
「もっと激しく!」
「こうですか!?」
「うぉぉぉぉぉおおお、キタキタァァァァァァァアアア!!」
「こう! こうですか!」

 徐々に強くなっていく八雲の蹴り。播磨に期待されては応えないわけには行くまい。
一撃一撃を入れるたびに、八雲の中から何かが吹っ切れていった。
 最後にはストンピングしているも同然となり、普通なら八雲が播磨を虐待しているよ
うにしか見えないだろう。しかし、二人の表情を見ればきっと別の感想を浮かべたは
ずだ。播磨の力になっていることに喜ぶ八雲は頬を朱に染め、播磨は播磨で尻に伝
わる痛みを喜んで受け入れているとあっては、周囲からすれば女王様と下僕にしか映
ってくれない。

「気持ち、いい、ですか、播磨、さん!」
「いい、いいぜ! 妹さん、もっと力の限りに踏みつけて―」

 と、そんな時だった。
 不意に播磨の視界に陰が射したのは。

「手伝ってあげるわ」

 ぶぎゅる、と愉快な音を立て踏まれたのは、なぜか播磨の顔。そしてその足の主は、
八雲ではなく愛理。
 彼女は、地面と靴の裏で播磨の頭をサンドイッチにしたまま話しかける。

「……あんたら、なに卑猥なことやってんのよ」
「お、お嬢! てめぇ、何しやがる!」
「はっ! そんなに踏んで欲しけりゃ、私が思う存分踏んでやるわよ! ほら! ほら!
気持ちいい? 気持ちいいって言いなさい!」
「頭を踏んでどうする! いったい俺に何の恨みが……!」

 一片の容赦もない愛理のストンピングが言葉と共に播磨に降り注ぐが、彼に出来る
ことと言えば、せいぜい口の中で呪詛を唱えることくらいか。逃げようにも、股間の痛
みが激しすぎて身動きが取れないのだ。
 もちろん愛理もそこを理解しているからこそ、遠慮なく踏みつける。

「恨み? 何のこと? あんたが踏んでくれって言うから、私はしょうがなく踏んでやっ
てるんじゃない」

 あくまで頼まれたからと愛理は言い張るのだが。
 虐待をされることに感謝しろというのだから無茶な話だ。しかし、文句を言うものは
誰もいない。外野は顔を赤くして見物しているだけだし、八雲すらどうしたらよいのか
判らずオロオロするばかりであった。
 そして肝心の播磨は―

「ちっ! それより妹さん! つ、続きを……!」
「あ、はい」

696:ω (4)
07/10/17 00:03:47 AWPiK9qR

 もうこの際、愛理のことなどどうでも良いらしい。どれだけ頭にダメージを受けようが、
股間の痛みに比べれば微々たるものでしかなかった。とりあえず暴虐の限りを尽くす
女王は放置し、治療に専念する必要がある。
 ただ、無視という行為こそが愛理の心を苛立たせることに播磨は気づいておくべき
だった。八雲は愛理の機嫌が次第に悪くなることを察していたが、二人の先輩のどち
らに追従するかといえば、当然播磨の方。怪我人を放置しておくわけにも行かず、八
雲は彼の言葉に従うしかない。

「……え、えいっ!」

 愛理の睥睨から逃げるように。八雲は播磨を踏圧することに没頭する。

「遠慮はいらねぇ! もっと! もっとだ!」
「えいっ! えいっ!」
「そっちがその気なら、私もトコトンやってやろうじゃない! ほらほら、鳴きなさい!」

 対抗心を燃やしてより強く踏みつける愛理と、その恐怖から播磨の看護により没頭
していく八雲。互いの行為に互いが刺激され、螺旋のようにどこまでもエスカレートし、
激しくなっていく。
 もう三人には周囲の目など気にならない。気にしている余裕なんてない。
 晴れた青空の下、ただひたすらに声を上げ続けるのだった。

「もっと俺を踏んでくれぇぇぇぇぇぇ!!」
「えいっ! えいっ! えいっ!」
「このマゾヒゲッ!! 死ね!! 死んでしまえぇぇぇぇぇぇ!!」
 
 
 
 
「な、なあ……あいつらは何をやってるんだ……?」
 美琴の疑問―それは場にいる皆の総意でもあった。
 間違ってもここはSMプレイの館ではない。爽やかな春の空気の中、愛着あるこの
街を気の知れた仲間たちと散策しようという、健全な催し物のはずだ。なのに播磨の
周辺だけピンク色の爛れた空気が漂っているのはどういうわけか。
 ただ、美琴に返事をする者は誰一人としていない。
 誰もがこの光景を忘れたがっていた。あるいは、あまりに世界が違いすぎて現実とし
て受け入れられない。

「……歩行祭の続きでもやっとくか」
「……そうね」

 今日の出来事は決して後の世に語られることはないだろう。それもまた、場にいる皆
の総意であった。
 
 
                                                 終

697:名無しさん@ピンキー
07/10/17 09:45:58 SF/Q1IaK
神光臨

698:名無しさん@ピンキー
07/10/17 12:12:04 AdaAZtFr
ナイスとしか言いようが無い・・・

699:名無しさん@ピンキー
07/10/17 16:46:13 tOKYnr+s
わらたw


700:名無しさん@ピンキー
07/10/17 19:58:26 aagM9jXw
GJ!
キャラが自然でイイね!

701:名無しさん@ピンキー
07/10/17 22:40:54 Xx1dGoub
GJ!!
おにぎりって、こういう当人と周囲の認識の違いが面白い
すごい自然で面白かった

702:名無しさん@ピンキー
07/10/17 23:38:05 ZfYNA5ZQ
このSSのおかげで腹筋が割れました><
凄い面白かったけど、一般スクランSSスレでも良かったかもなー
GJでした!!

703:名無しさん@ピンキー
07/10/19 12:41:52 v8N2CUqa
カレーさんも早く来て><

704:名無しさん@ピンキー
07/10/19 20:35:04 y6LUymoX
カレーは自演の時「><」←を使う法則

705:名無しさん@ピンキー
07/10/19 22:48:34 lrnFE9vu
自演ってことは、もうすぐコテで現れるのかな?
それとも話題になりたいから?
まさか、煽り目的で、ってことはないよな?

706:名無しさん@ピンキー
07/10/20 01:52:08 9DV3t/Xv
カレーが来そうな予感がしてきましたw

707:名無しさん@ピンキー
07/10/20 15:18:53 4Qu7XOTh
お前ら、自演自演いってるけど証拠でもあるの?
無いなら黙ってれば?そうでなくても空気悪いのにお前らのせいで余計悪くなってんだよ。
カレーさんはSS書いてくれてんのに、文句ばっか言ってる奴は死ね

708:名無しさん@ピンキー
07/10/20 15:38:19 rswvzt2R
もちあげてるのはおまえだけ
というか本人乙

709:名無しさん@ピンキー
07/10/20 16:26:19 7I/jeS9A
自演でなくともいいから出てけっていうのが住民の総意です

710:名無しさん@ピンキー
07/10/20 18:53:48 eNnWiBf7
とにかく奈良のエロパロを書け。

711:名無しさん@ピンキー
07/10/20 22:18:33 aQnvYkBA
>>707
SS書いたらそれで何してもいいってわけじゃない
作品の内容じゃなく、自分に都合のいいコメントに対してだけの全レスや、
忠告めいたコメントは一切無視、煽っている様にしか感じられないその人間性に問題がある
カレーは空気「読めない」じゃなくて「読まない」
「空気読まない俺参上!」とかやってたもんな
カレー擁護がどんどん減るのも当たり前
ちゃんと読んでれば、以前はカレー擁護したけど、今はそんな気になれないって奴は結構いる
カレーが現在ここまで叩かれるのは、自業自得ってのが大きい

712:名無しさん@ピンキー
07/10/21 08:35:06 48+CmRn5
だからといって叩きレスで埋めるのはどうなんだ?
擁護する気はもう全く無くなったが、SS投下してくれる分には問題ない。
気に入らなければ無視すればいいだけの話だから。

>>709
「住民の総意です」とか言うと、とたんに胡散臭くなるので勘弁。
自演認定厨も含め、荒らしかと思わせる。

713:名無しさん@ピンキー
07/10/21 10:53:39 VzCU0ssz
>>712
またカレー臭いヤツが・・・
カレー一派はマジで消えて


黙ってリレーや新人に萌えようぜ!

714:名無しさん@ピンキー
07/10/21 11:40:24 48+CmRn5
俺としては煽り合いレスよりSSが読みたいだけなんだけどな。
カレーがDQNなのは確かに問題あるが、SSが読めるなら問題ない。

カレー叩き一派も、嫌いな奴の話でスレ盛り上げることもなかろう?
NG登録でもしとけよ。18歳以上の大人なら出来るだろ?

715:名無しさん@ピンキー
07/10/21 13:04:11 sKiIK/Z8
>>713
> 黙ってリレーや新人に萌えようぜ!

その通りだよ。
カレーはもう読んでないけど叩く必要も無いよ。
SS書いてもその感想よかカレー期待やその叩きのが多いこのスレは
書く側としてはちょっと辛いね。

716:名無しさん@ピンキー
07/10/21 15:22:48 Do9196wz
同じ旗の俺から言わせて見ればいくらなんでもさすがにおにぎり書きなよ・・・・って思う
この前の終わる終わる言いながらも勝手にはじめちゃいましたーとか言ってるの見て、なんだかこの人実は
こうやっておにぎり煽ってるんじゃないかと疑ってしまうよ・・・結構前じゃなかったっけおにぎり書くって言い始めたの
たしかに旗おには煽りあってきたけど恨みをこんなとこまで持ち込まないで欲しいな・・・・・それともカレーさんは旗を装った工作員なの?
このままじゃ旗の居場所が狭くなるばかりだからあなたがホントに旗ならもう少し節度をもって欲しい。

717:おにぎりを…
07/10/21 18:07:08 /QdWqyc2
お揉めの最中すいません。播磨×八雲でSS(エロはまだありませんが…)を書きました。
新人と言うのもおこがましい者で、携帯からなので上手く乗せれるかも微妙ですが、次から投下します。いいですか?

718:再会喫茶店
07/10/21 18:18:28 /QdWqyc2
夜の街を幾人もの人々が行き交っている。
流石にクリスマスイブともなれば、辺りはカップルでいっぱいだ。
「やっぱこの雰囲気には馴染めねぇな…。」
黒のコートを身にまとい、長めの髪を後ろで束ねたサングラスの男―播磨拳児は、ある場所に向かって歩いていた。
イルミネーションと、如何にもクリスマス的なBGMが流れる中、播磨はポケットから一枚のカードを取り出す。家を出てから、何度見返したか分からないそのカードの中身を、もう一度読み返す。『〇×年度矢神学園卒業2―C同窓会+α
>>皆元気~?来たる12月24日、喫茶メルカドにて同窓会を開きま~す☆五年振りに逢えるのを楽しみにしてるよ~?
⌒(^O^)⌒
   幹事 塚本天満』
播磨はカードをまじまじと見つめながら、高校時代を思い出す。
「天満ちゃん…結局告白出来ず終いだったんだよな。」
そう、播磨は天満に想いを告げる事が出来ないままに高校を卒業し、矢神の街を出た。そして何人もの漫画家のアシスタントを転々とし、今年の10月にようやく、ジンガマの連載を勝ち取り、漫画家ハリマ☆ハリオとして正式にデビューを果たした。
風の噂で、天満ちゃんと烏丸が付き合う事になったのを聞いた。その日は自棄酒を飲み、泣き明かしたのを覚えている。
「その矢先にこんな招待状が来んだもんなぁ…」と言いつつ、播磨はカードの一番下に視線を移す。
『やっほ~☆播磨君!久しぶりに逢えるの楽しみにしてるよ☆☆天満』

天満ちゃんの字…
播磨は久しぶりに見る天満の字を見て顔がニヤけるのが分かった。

矢神駅から繁華街を抜け気がつくと、播磨はメルカドの前に着いていた。意を決して扉を引き開ける。

719:再会喫茶店2
07/10/21 18:22:14 /QdWqyc2
ガチャ!カランコロン!
ドアを開けると同時に、七色の光が飛び込んで来る。店内に置かれたクリスマスツリーの電飾だった。

「あ…。」
播磨は懐かしい声を聞いた。少し遠慮がちで、でも芯の通った透き通る様なこの声は…?天満ちゃんじゃねぇよな?
「お久し振りです…播磨さん。」
「て…妹さん?」
視界がハッキリしてくると、正面にスラッとした体型の女の子が立っているのが分かる。彼女らしい落ち着いた灰色のロングスカートと、真っ白なセーターがよく似合っている。播磨は、一瞬その姿に見とれた。――――――――――――
八雲は姉、天満の介抱をしていた。

同窓会が始まって一時間、姉さんは勢いでワインを一瓶空けてしまい、潰れてしまった。隣りに居たハズの烏丸さんは、男の先輩たちに引きずられて行ってしまっていた。「姉さん?大丈夫…?」「んにゅ~からしゅまく~ん」
私が声をかけても、姉さんはそんな寝言を言って、クゥクゥと寝て居る。夢の中でも烏丸さんを呼ぶ姉さんに、私はクスッと笑みを浮かべる。
「大丈夫だって八雲ちゃん!塚本は酔いがさめればすぐに起きっから!」横から少し酔いかけた感じの周防先輩が声をかけてくれる。
「はい…そうですね。」私がそう返事をすると、周防先輩はニコリと笑って言葉を付け足す。
「そういや、ウチのクラスとかで後まだ来てないのって誰だっけ?」
「あ、はい。少し待って下さい。」
私は姉さんが作った参加者名簿を取り出した。
私の友達のサラや稲葉さん、東郷さんも含め、色々な人達の名前が連なっている。
「えっと…―あ…。」
私は自分の胸がトクンと波打つのが分かった。


720:再会喫茶店3
07/10/21 18:28:40 /QdWqyc2
既にメルカドに来ている人には「レ」のチェックが入っているが…ポツンと一人だけ印がついていない人がいる。
「播磨…さんです。」
播磨拳児さん…。姉さんをとても大切に想ってくれた人、私が唯一素直に話せる男の人…。漫画家を目指して、私も播磨さんが書く漫画のお手伝いをして、そして…。
私がそんな事を考えていると、
「お!播磨か~。アイツは遅れても、人の好意を無にするよーなヤツじゃねぇからな。もうすぐ来るだろっ☆」
少し大きい声で周防先輩はそう言った。私はうなづいた。そうだ…あの人はきっと来てくれる。その時―
カランコロン!
メルカドのドアが開いた。寒い夜風が一瞬店内に入り込む。
「あ…」
ドアに視線を向けた私は自然に言葉が出ていた。扉の向こうには、播磨さんが立っていたから。
「お久し振りです…播磨さん…。」
「お、おう。久しぶりだな、妹さん!」
播磨さんはゆっくりと店内に入った。
(大人っぽくなったな…益々綺麗になったっつーか)
「え…///?」
私はびっくりした。高校時代には一度しか見えなかった播磨さんの心が見えたから。


721:名無しさん@ピンキー
07/10/21 19:24:56 48+CmRn5
つ・・つづきをカモン orz

722:再会喫茶店4
07/10/21 21:15:40 /QdWqyc2
遅くなりました。続きです

「ど、どうした?」
播磨さんが吃りながら尋ねる。
「い、いえ。」
私は自分の頬が熱くなってしまっているのを隠すように、俯いてしまった。
(しまったな…意識してしまう…)
私は後悔した。
播磨さんには自然な気持ちを話せる所為か、高校の頃から憬れはあった。播磨さんは姉さんの事が好きなんじゃないかとか、沢近先輩との事があった時も、自分の中に嫌な気持ち…嫉妬…みたいなモノが渦巻いてしまっていた。
だから余計今播磨さんを目の前にして顔を見ることが出来ない…。


723:再会喫茶店5
07/10/21 21:17:56 /QdWqyc2
「おっ!播磨遅いじゃないか!キミは相変わらず時間を守れんのか?あっはっはっは!」
背後から、既に出来上がっている花井先輩が、播磨さんの肩を掴んで来た。
「うるせぇメガネ。離れろ。」
「いいじゃないか。久しぶりの邂逅なんだぞ?」「しっつけぇんだよテメェはよ!」
花井先輩と播磨さんの絡み(?)を見て私は、少し羨ましいと思っていた。
(私もあんな風に出来たら…あんな風に男の人と、ううん!播磨さんと…)
「どうしたの?八雲☆」ビクッとして隣りを見ると、サラがいた。
「な、なんでもないよ。」
「ホントに~?フフッ♪まぁいいんだけど。あ、そーだ。コレ♪」



私がキョトンとしていると、サラが包みを取り出した。
「コレ、渡すんでしょ?播磨先輩に(#^O^#)」
「え?あ…。」
黄色い包装紙で繰るんだそれは、私が播磨さんの漫画家デビューのお祝いに買ったワインだった。メルカドのマスターにお願いして、少し前から預かってもらってたモノだ。
「今日は頑張らなきゃ☆ね?」
サラが私の背中をトンと叩いた。そうして私を送り出し、最後にウインクをした。


724:再会喫茶店6
07/10/21 21:21:06 /QdWqyc2
(そう…そうだよね。私の気持ち…お祝いの…気持ちだから。)
自分の顔が少し紅潮してるのを自覚しながら、私は播磨さんに近付いて行く…。

「―…ったく、メガネの野郎完っ全に酔っ払いやがって。」
花井の執拗な絡み(?)から、周防の力を借りて解放された播磨は、一人カウンターでグラスを空けていた。
「キャハハハハハ!」
視線を皆の方へ向けると、天満ちゃんが一際輝いてこの同窓会を楽しんでいた。
「……。」
フッと視界に影がさす。「?」
「播磨さん…。」
見上げると、妹さんが立っていた。ホント、綺麗になったな。月日ってのは凄ぇモンだ。そんな事を考えていた。
「よぉ、妹さんか!どうした?」
「は、ハイ。あの…コレ…。」
「ん?」
見ると、妹さんは少し震えながら何かを差し出している。このフォルムは…?
「ワイン…です。漫画家デビューのお祝いに。」正直、嬉しかった。編集者等からもらったどんな粗品よりも。
「すまねぇな妹さん!こんな気遣わちまって!」
「い、いえ!ホントにただの…お祝いで。」
この女の子は、本当に優しい。自分の拙い漫画を真剣に読んでくれて、時には深夜まで俺の作業を手伝ってくれた事もある。
自分が姉に怒られてしまうかもしれないと分かっていながら…。今、自分があるのはこの女の子のお陰だ。
(何か礼をしなきゃな)「じゃあ…。」
「ちょっと待ってくれ。」
戻ろうとする八雲の手を掴み、彼女を引き止めていた。
「え…ー?」
(播磨さんの手…)
力強い播磨の手の感触に、八雲はドキドキしながら播磨を見返した。
「んと、その、なんだ…良かったら付き合わねぇか?」


725:再会喫茶店7
07/10/21 21:26:34 /QdWqyc2
手を放しグラスを持ち上げてニッと笑う。
「え?」
「折角だしよ、このワイン…二人で飲もうぜ。俺はどうもあ~ゆ~雰囲気にゃあ馴染めないからな。」
播磨は八雲の後ろを指差す。そこには、2―Cの人達のいろんな姿が映った。その中心に居るのは…。
「姉さん…。」
八雲は呟いていた。
「まぁ座ってくれ。」
八雲は、播磨が引いてくれた椅子に静かに腰掛けた。
「はい、どうぞ。グラスよ?」
メルカドのマスターが、二人分のワイングラスを出してくれる。室内に瞬くクリスマスツリーの電飾が反射して、グラスはキラキラと輝いていた。「ありがとうございます。」

「……。」
「……。」
沈黙が続いた。播磨さんも私も、話しかけるキッカケを探ってるみたい。(どうしよう…何か、お話を///)
(やべぇ…誘っておいてこの空気はやべぇ…)
端から見れば、二人でカウンターに座り、モジモジしている姿は、凄く滑稽だろう。なんとかしなきゃ…!
「は、播磨さん!」
「あ?!な、何だ?妹さん。俺と飲むのが嫌だったら遠慮無く言ってくれ!」
「え…?」
予想外の反応に私は驚く。そんな緊張しなくてもいいのに…。
「い、妹さん?」
私は知らず知らずの内に笑みになっていた。私の知ってる播磨さん…高校時代から変わらない、不器用で真直ぐな播磨さん。
(笑ってる?良かった…嫌じゃねぇんだな。)
また見えた…。一生懸命私の気持ちを考えてくれてる。播磨さん…私、播磨さんの事がずっと…す…好…。
「――好きか…?」
「え!!?」
私はピクンと跳ねてしまったかもしれない。
「好きか?」って、まさか、播磨さんに心を読まれてる?

726:再会喫茶店9
07/10/21 21:36:19 /QdWqyc2
「あの…その…。」
「?どうしたんだ?好きじゃないのか?」
私は首を大きく左右に振った。
「ち、違います!私…播磨さんの事好きです…!」
「え!?」
アレ…?播磨さんが驚いてる。惚けたような顔をして。
「い、いや!俺はただ…『ワインは好きか?』って聞いただけで。」
「え////」
やってしまった。なんて馬鹿なんだろう…これじゃ告白みたいだ………こくはく?
「……。」
「……。」
長い長い沈黙…私は自分の心臓の音が、播磨さんに聞こえてしまうんじゃないかと思った。それくらいドキドキしてるのが分かる。チラリと播磨さんを盗み見る。
「あ…。」
(妹さんが俺を…?いきなりとんでもない事になっちまった。アレ…?けど俺何か嬉しいぞ?ど~なってんだ?)
まただ…播磨さんの心が見える…。嬉しいって?…私はどうしたいんだろう?
「いいい、妹さん!」
「ひゃいっ///」
素頓狂な声をあげる私に、播磨さんは言葉を続ける。
「ちょっと、外…出るか?」
「え…///」
それ以上、播磨さんは何も言わなかった。けれど…
(妹さん…俺の勘違いか…?)
播磨さんの心が私には流れこんでくる。二人きりになってくれようとしてる…。
「は、はい!行きます。播磨さん…。」
私は精一杯の声を振り絞って答えた。播磨さんともっと長くお話がしたい…ううん、一緒に居たい!そんな気持ちが溢れていた。
「よ、ヨシ!じゃあ…行くか?」 アれくらいではイかない。

感じやすい絃子が十回イッた時、播磨が一回精を放つというのが二人のペースなのだから。



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