スクランスレ@エロパロ板 16話目at EROPARO
スクランスレ@エロパロ板 16話目 - 暇つぶし2ch332:名無しさん@ピンキー
07/08/15 17:08:54 tUN23hYL
>>325

「…………」
「…………」

 沈黙が支配した茶道部部室。遠くから微かに聞こえるのは運動部のかけ声だろうか。
 私は相変わらず彼に抱きついたまま。彼は直立姿勢で固まったままだ。腕くらい回してくれても
いいのにと、不満に思うが、彼相手には無茶な要求だろう。
 ……それにしても、こんなことで作戦が失敗するとは思ってもみなかった。やはり播磨拳児という
男は油断ならない。でも、まだ諦めるわけにはいかない。咄嗟の機転で彼に抱きついたのは正解だった。
彼が動揺している間に次の作戦を考えないと……。
 私は高速で頭を働かせる。薬はもう使えない。彼が眠っている間に既成事実を作ろうとしたのだが、
それはできなくなってしまった。となると、ちゃんと意識のある彼に挑まなければならないわけだ。
正面からぶつかっても無駄だろう。ならばこの状況を活かすしかない。
 私が思案に暮れているところ
「そ、そういや高野! 火傷は大丈夫か!?」
 と、彼が聞いてきた。もう動揺から立ち直ったのだろうか?もう少し時間を稼ぎたかったのだが。
「ヒリヒリするわね、見てないからどれくらい酷いかわからないけど……」
 少し嘘をついた。見てないことは確かだが、コーヒーは足には殆どかかってないし、痛みも無い。
多少は赤くなっている部分もあるだろうが、火傷と呼べるほどではないだろう。
「直ぐ冷やした方がいい! 見せてみろ」
 彼は私から体を離し、真剣な顔でそう言ってきた。
 その必死な様子に私は罪悪感を覚えてしまう。本気で心配してくれてるのだろう。
 でも、ここで感情に流されては駄目だ。折角のチャンスを逃すわけにはいかない。
あくまで冷静に。私のペースで。
 
 私はコーヒーで濡れてしまったスカートの裾を両手で摘む。そして、ゆっくりと持ち上げていった。
少しずつ露わになっていく白い太股。
「な、な、なにやってんだ高野!?」
 突然の私の行動にまたしても顔を真っ赤にした彼がそう言った。
「ん? なにって、播磨君が見せろって言うから」
 私は平然と言ってみる。
「い、いや、確かにそうだけど、そこは……」
 彼がなにやら言っている間も私は手を止めず、スカートをわざとゆっくりと持ち上げ続ける。あと数センチで
下着が見える、というところで「ストーーップ!! ストーーップ!!」と喚きながら彼が私の両手を掴んだ。
「…………?」
 私は不思議そうな目で彼を見つめてみた。
「た、確かに見せろとは言ったけど、そこはマズイだろ!!」
 彼はかなり動揺しているようだ。冷や汗を掻いている。
「私は別に構わないけど」
 あっけらかんと言う私。
「お、俺が構うんだよ!! 悪ぃけど、自分で見てくれ!!」
 そう言って彼は後ろを向いてしまった。まあ、彼としたら当然の反応だろう。逆にまじまじと私の太股を見てくる
彼なんて想像できない。
 私は後ろを向いてしまった彼の背中から自分のスカートに視線をやると、先程とは違い、一気にスカートを
捲くり上げた。
白い下着が露わになる。ふむ、やはり火傷はしてない様だ。そうだろうとは思っていたが、少し安心する。しかし、
問題があった。下着にコーヒーの染みがわずかに付いていたのだ。スカートから染み付いたのだろう。彼の好み
だと思って、純白の下着にしたのが失敗だった。ダーク系の色であれば目立たなかったのに……。
 初めて結ばれる時に、コーヒーの染みが付いた下着では、あまりに色気がない。いっそのこと脱いでしまおうか、
などと私は考えていた。



エロに突入しそうでしなかったw
後は任せた!


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