嫉妬・三角関係・修羅場系総合SSスレ その36at EROPARO
嫉妬・三角関係・修羅場系総合SSスレ その36 - 暇つぶし2ch650:名無しさん@ピンキー
07/07/12 18:44:55 mw/wUcAu
黄金期を再び来るんだろうかと・・

651:名無しさん@ピンキー
07/07/12 19:24:46 pc4FZGRt
>>650
日本語でおk

652:名無しさん@ピンキー
07/07/12 21:39:23 iROUs44R
・・の人

653:名無しさん@ピンキー
07/07/12 21:56:55 AtJd+OPa
いや、それは違うだろw

654:名無しさん@ピンキー
07/07/12 22:21:06 G35+p7We
才能のない作家に引導を渡すのが俺達の批評家の役目だと思わないか?

655:名無しさん@ピンキー
07/07/12 22:26:33 NyxrcLvV
思わない

656:名無しさん@ピンキー
07/07/12 22:35:25 G35+p7We

    ∧_∧ ・・・・・・・・・・・・・
    < `Д´ >     ∧_∧
   /    \    < `Д´ >  ・・・・・・・・・・・・・
__| |     | |_   /    ヽ、
||\  ̄ ̄ ̄ ̄   / |   | |
||\\        (⌒\|__./ ./       このスレッドは    
||  \\       ~\_____ノ|           おはようから、おやすみまで、暮らしを邪魔する在日
.    \\ ________\        捏造一筋、チョン日新聞
.     \||      ____||    /    お口の悪臭 キムチ
.       || ̄ ̄ ̄|\____\ /    あしたのゴミ 捨民党
.       ||     | |======== |        The fabrications are infinite, 韓国政府
           _|  |oo======= | \     Drive your delusions, ヒュソダイ自動車
           |\\|_____|\ \   Shift the past, シンスゴ
           | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|     犬を、おいしく、楽しく、COREAN FOODS
           | |  生野キムチ.  |     Inspire the anti-Japanese, プロ市民(サヨ)
                            爆発一番 ハム日新聞
                            拉致ひとすじ 金正日
                            妄想 ふくらまそう 民口寸
                            淫らな明日のために 従軍慰安婦
                            黄色いエラ 街宣ウヨ(ジサクジエン)
                            犯行は計画的に ほのぼのレイプ
                            歴史をクリエイトする 朝魚羊総連
                            電波も全開に コリア 観光局
                            悪名世界一への挑戦 しG電気
                         ご覧のキムチ野郎の抵抗でお送りします。


657:名無しさん@ピンキー
07/07/12 23:41:09 iL2/LhjN
URLリンク(www.nicovideo.jp)

やはり、言葉様のようなヒロインをどんどんと嫉妬スレSSで量産するべきかと
それにしても、この歌を聴くと切なくなる

658:押しかけ三角、また来て修羅場 ◆8uWzk8Gyx6
07/07/13 06:37:29 iaEM0AGT
>>611  あなたには負けた。 第4話を投下する。
 ……待つ女は時として修羅場より怖いよ

659:押しかけ三角、また来て修羅場 ◆8uWzk8Gyx6
07/07/13 06:43:21 iaEM0AGT
第4話 「愛情×弁当+金髪=修羅場」
 
 早朝、ランニングを終えて俺は庭にいた。ただし全身を緊張させてだ。
 目の前には、俺の祖父が胴着と袴を着て、普通に立っている。
 俺は入院でなまった分を取り戻すつもりで全力で蹴りを放った。
 なのに祖父は、最小限の動きでゆうゆうと俺の攻撃をさばいた。
 吹けば飛ぶような痩躯なのに、こゆるぎもせずに立っている。
 間髪入れず正拳を放ってみるが、これも不発。お返しに裏拳が飛んできて、必死に避ける。
 ローキックで牽制しても無効。この時点で詰んでいたが、じいさんは容赦なく足を払い、俺の伸びた腕をとった。
 むしろ爽快と言えるほど庭の景色が一回転し、体に染みついた受け身を必死に駆使した。
 背中に衝撃が来て、息が詰まった。呼吸が出来なくなる地獄の苦しみがやってきて、必死にあえいで息をした。
「まあ、今朝はこれぐらいかな」
「悠ちゃん、落ち着いたらあがって朝ご飯食べなさい」
 じいさんは、あえぐ俺の方を振り向きもせずに、縁側から部屋にあがると律儀に手を洗い、飯を食い始めた。
 もう七十に手が届く年なのに顔はつややかで歯も揃っているから年齢より若く見える。
 ただし年相応のごま塩頭と胴着と袴という和装により、威厳は損なわれていない。俺にはまだ恐いじいさんだった。
 ばあさんも特に心配する風も無く、湯飲みに茶を注いだ。
 こちらは綺麗な白髪の下に優しい目をたたえ、やや小太り気味の、典型的なやさしい祖母だ。
 外見を裏切ることのないこの優しい祖母に、俺は何から何まで面倒を見てもらっている。
 駆け寄ってきたクロエが、心配そうに俺の背中をさすった。
「クロエさんや、そんなことせんでも悠はだいじょうぶだよ。病み上がりには手加減ぐらいはしとるよ」
 じいさんは、そういうとうまそうに茶をすすった。
 数分してようやく俺は息が楽になり、クロエとともに部屋にあがった。
 汚れた手を洗って、ちゃぶ台の前に座る。クロエも並んで座った。
 箸にはまだ手をつけない。ありがとうございましたと礼をして、講評を待つ。
「技が荒れておる。が、ちょっとましだな。……クロエさんに感謝しとけ」
「……じいちゃん、よくわからない」
「あほ、細かい説明なぞできるか。ただな、技の悪い危なさが減っておる。それがクロエさんに通じておる感じだな」
「?? そんなもんなのかな?」
「拳や技は、鍛錬と心を刹那に映す鏡よ。恐れも焦りも怒りも愛も技と拳でわかる。悠の段階ではなおさらそうだ。
だから武道は心技体の3つが重要というわけよ」
 いつもながらじいさんの言葉はわからない。だが不快なわからなさではない。
「考えても無駄だ。はよう飯を食え」
「そうよ、食べちゃいなさい。学校に遅れるわよ」
 だが食べ始めた俺を見ながら、クロエは箸をとらなかった。むしろじいさんの方を真剣にみていた。
「マスター、質問があります」
 クロエはじいさんをマスターと呼ぶ。達人という意味らしい。

660:押しかけ三角、また来て修羅場 ◆8uWzk8Gyx6
07/07/13 06:46:07 iaEM0AGT
「なんだい、クロエさんや」
「ドージョーをつかわず、庭でケイコするのは、やはりジュージュツのゴクーイなのですか?」
「うむ、良い質問だ。クロエさん、敵はいつでも道場に乗り込んでくると思うかい? そうではないな。
歩いていても飯を食っていても来るときはくる。そのとき場所は選べない。
だから道場では無くこの庭で行い、常在戦場の……オールタイムオンバトルフィールドの心構えを養うのよ。おわかりかな?」
「all time on battle field……オオ、イエス、アイ、シー! イエス、イエス! マスター、クロエは感動しました」
「なぁ、ばあちゃん。確か道場って借金のかたにとられてしまったんだろ?」
「そうよ! おじいさん、稽古は厳しすぎるわ、気に入らないお弟子は取らないわでお弟子さんみんな逃げちゃって。
おまけにやけを起こして大酒のむから、借金とりがうちに押し寄せたのよ。
仕方がないから道場とあたしの婚礼祝いの着物を売ったのよ、ほんとにもう」
 ガハハと笑うじいさんと、感動で目を潤ませるクロエを尻目に、俺とばあちゃんは茶を飲んだ。
 ま、現実なんてこんなもんだ。
「やはりイッシソデーンのブドーなのですね。すごいです」
 単に柔道や空手の試合では使えない技が多く、部外者が苦労して学ぶほどの流派では無いだけのことだ。
「ワハハハハ、どうだ、柴崎流柔術はすごいだろう。ワハハハハ」
 そのとき呼び鈴が響いた。
「あらあら、こんなに朝早くどなたかしら?」
 ばあさんがパタパタと玄関に出て行き、戻ってきた。
「悠、学校のお友達よ。女の子。悠もなかなかやるわね」
 クロエの眉がピクリとあがった。

「おはよう! 一緒に学校に行かない?」
そこにいたのは、間違いようもなく、朝にふさわしい笑顔を浮かべた高村文華だった。
「えーと、いいんちょ。家はどっちでしたっけ?」
「近くだから気にしないで。それより一緒に行こう」
 だが近くというには、息は弾んでいる。門に立てかけた自転車もみえる。
「高村サン。無理はしない方が良い。ユウは私が責任もって世話をするから」
 仏頂面になったクロエがすかさず攻撃。
「ごめんね、マクフライさん。でも私、柴崎君のことは人任せにはしたくないの」
 だが反撃は一枚上手で、クロエの雰囲気が剣呑なものになった。
「……あのなぁ!」
 前回の騒動に懲りていたので抗議しようとしたが、高村さんが先手を打った。
「大丈夫よ。もう喧嘩はしないわ。ね、マクフライさん?」
「……う……うん」
 高村さんの笑顔に、クロエはしぶしぶ頷く
「でもなぁ……」
 そのとたん、高村さんが肩を落としてうなだれる。
「ごめん、迷惑なのは、わかっている。でも……でも……」
 体が震え、土間にしずくが垂れるのを見て、俺は慌てた。
 女の子を泣かせたなんて知られたら、たぶんじいさんに死ぬほどしごかれるだろう。
 鬼と化したじいさんは、さすがに勘弁したい。
「わかった、わかったからさ。いいよ、一緒にいこう」
「ほんと! うれしいな!」
 高村さんがあげた顔に、涙の跡は無かった。
 やられた!
「くっ、ユウの優しさにつけ込むとは卑怯な」
 クロエの歯がみもどこ吹く風で高村さんは笑う。
「いいじゃない。私も柴崎君の側にもっと長くいたいし」

661:押しかけ三角、また来て修羅場 ◆8uWzk8Gyx6
07/07/13 06:54:09 iaEM0AGT
 玄関を出ると、クロエが俺の右手にしがみついた。
 それをみて、高村さんも俺の左手をとった。そしてうむを言わさず手をつなぎ、俺の腕を抱え込む。
 腕が柔らかな感触に埋まるどころか、なにか独特の堅さのある突起までにふれた。まるで乳首のように。
 ……乳首? さらに、歩くたびに俺の手の甲が彼女の……股間というか……に触れている。
 当の高村さん本人は全然気にしていないようで、俺が休んでいた間の学校の出来事をしゃべっている。
 クロエは不機嫌に黙っていた。
 さすがにかなり左手が気になり、俺は少し左手を抜こうとしたが、手はがっちりと固定されている。
「あの、いいんちょ?」
「なに? 柴崎君」
 一転の曇りもない晴れやかな笑顔を浮かべられて、俺は左手の事を言う気を無くした。
 俺は早く学校につくことを心の底から願った。
 世の中にはバラ色の地獄があることを、俺は思い知った。きっと生涯忘れないだろう。

 俺にとって授業は、心休まる時間だった。
 たとえ教師が退屈な話をしていようと、それで悪いことは起きないからだ。
 しかし無情にも昼休み開始のチャイムがなり、律儀な教師は話を中止して、小テストの予定を告げた。
 周囲はいきなりの告知にわき上がったが、授業中試験に出す部分を教師はさらりと告げている。
 俺はノートして、かつ集中して聞いていたので概要はつかめていた。
 帰宅後、ノートを見返して問題集で練習問題をこなせばいいと目算をつけ、教材とノートを閉まった。
 そしてパンとコーヒーをカバンから取り出す。
 自転車旅行用の地図を取り出そうかと考えて止めた。クロエに邪魔されるだろうからだ。
 そのクロエがやってきて、前席の椅子を反転させ、俺の正面に座る。去っていく席の持ち主に笑顔で手を振っていた。
すでに取引は済ませていたようだ。
 クロエは笑顔をおさめると、嘆きや怨嗟の声が満ちる周囲を見回しながら語りだした。
「理解度確認テストのようだが、ユウは自信がありそうだな?」
「あの先生は大事なことを平板に語る。ちゃんと集中して聞いていれば、それほど難しいことは要求していないよ」
「さすがだな、ユウは。私は日本語が分からないところがあった。すまないが教えて欲しい」
「オッケー。……でも、クーは授業についていけているだけですごいとおもう。
カリキュラムが相当違い、異国語というハンディキャップ付きでそれならたいしたものだ」
「ふふん、ユウには悪いが、日本語は私にとって異国語ではない。いや、日本も異国ではない」
 瞳をきらめかせ、右手の人差し指をたてて、クーは顔をよせた。
「第二の母国だと思っている。もちろん、私はアメリカを愛しているが、ユウの愛するものを私も愛したい」
「……そう真っ向正面から言われると照れる」
「国際結婚というものは難しいものだ。それぞれの宗教、それぞれの常識、それぞれの文化。
理解を怠っていては、破局に至ってしまう。だから私は日本を学び、愛する。ユウを愛するため、そして助けるために」
 その言葉をまったく頬を染めず目を逸らさず、クーは宣言するがごとくに厳かに語った。
 かえって俺のほうが、照れた。どうしようもなく頬が、そして顔全体が熱くなる。息がつまり鼓動が早くなった。
「ユウ、なぜ顔を赤くする?」
「……き、気にするな」
 首をかしげるクーをみて、さらにどうしようもなくなり、パックコーヒーを手につかんで開封しようとした。
 だが、突然後ろから伸びてきた細い手が俺のコーヒーを奪い去った。
 同時にクロエの顔が険しくなる。
「柴崎君、いつもこんなんじゃ、体に悪いよ?」
 体をひねって後ろをみると、にこにこした高村さんが俺のコーヒーを持って立っていた。
「いいんちょ! ……しかしそれは俺の昼飯で」
「大丈夫だよ。もっとおいしいものをあげるから」

662:押しかけ三角、また来て修羅場 ◆8uWzk8Gyx6
07/07/13 07:00:12 iaEM0AGT
 そういうと高村さんは、椅子を俺の机の左側にもってきて座った。ちょうど3人で俺の机を囲む形になる。
 そして持っていた美しい風呂敷に包まれたものを机の上に載せた。
 高村さんがそっとひっぱると風呂敷はさらりと解け、綺麗な二段重ねの重箱が現れる。
 そして彼女が蓋を開けると、中には色とりどりのおかずが詰まっていた。
 出汁巻き卵、きんぴらごぼう、煮豆に、焼き鮭、ミートボール、鳥の唐揚げ、etc。
 さらに上段をずらすと、下段には俵むすびが整然と並べられ、漬け物がその周りを彩っていた。
「……す、すごいな」
「……オオ、カイセキデイッシュ! ワンダフォ……」
 俺と共にのぞき込んでいたクロエが思わず賛辞を口走りかけ、あわてて止めた。
 高村さんの手が素早くのびて、俺のパンも取り上げた。
「柴崎君、見ていればいっつもいっつもパンとコーヒーばっかりじゃない。ちゃんと栄養バランス考えている?」
「あー、栄養バランス……」
 まるで母親のように俺を軽く睨んでいる高村さんの言葉に、俺は言い淀んだ。
 心が不健康なので、肉体の健康にあまり興味はありませんなどと言えるような雰囲気がなかったからだ。
「柴崎君は病気持ちなんだから、ちゃんとバランス良く食べなきゃ駄目。迷惑もかけたし、これお詫びだから」
「え? あ、ああ、ありがとう……」
 礼を述べながら俺は横目でクロエをちらっと見た。途端にアイスブルーの視線が突き刺さり、あわてて目を元に戻した。
「大丈夫よ、クロエさんも一緒にどうぞ」
「ありがとう。しかし私は高村さんにご馳走になる理由がない」
 俺の視線を読んでか、にこやかに招待する高村さんに対して、クロエは背筋を伸ばし、まるで弁当を見ないようにするかのごとく瞳を閉じた。
「あら、そんな堅苦しいこと考えないでほしいな。日本の文化を味わって欲しいんだけど?」
「文化?」
 余裕を持ってほほえむ高村さんを、クロエはきょとんと見た
「そう。クロエさんにもあるでしょう? 故郷の懐かしい味とか、どんなに国際化が進んでも、人が捨てることの出来ない大切なもの。
でも他人にはなかなか理解できないもの」
「何がいいたい?」
「国際結婚って難しいわよね。そんなに簡単に外国人を理解できたら苦労しないと思うの。
だからね、まずは五感で私達の文化を味わって欲しいのよ。……これね、全部、私が作ったのよ?」
 敵意を露わにしていたクロエが、その言葉に驚きの表情をする。
「愛のこもった料理はね、心を癒すんだよ。私ね、柴崎君にはこういうものが足りないと思うの。今から理解してちゃ遅いと思うなぁ。
でも私なら、柴崎君を助けて上げられるけどね」
 高村さんは相変わらずいつもと同じようににこにこと微笑んでいた。
 しかし俺にはその顔に何か黒いものを感じて、背中に冷や汗をかいていた
 気がつくと、周囲の視線が集まってきていた。ここ最近、視線を集めてばかりいるような気がする。
 突然、俺の腹が無遠慮に鳴り響いた。匂いだけ嗅がされて、お預けだったからかも知れない。
「ごめんごめん。さ、柴崎君、食べよ」
 そういうと高村さんは、箸を取り出し、下段の俵結びを箸でつまんだ。そして……
「柴崎君、はい、あーん」
 その瞬間、高村さんを除く教室中すべての人間が凍り付いた。

663:押しかけ三角、また来て修羅場 ◆8uWzk8Gyx6
07/07/13 07:03:13 iaEM0AGT
「……あの、いいんちょ?」
「ごめんねぇ、お箸忘れちゃったんだ」
 てへぇとか言って舌を少し出して、彼女は自らの頭をこづく。。
 狙っていたな、そう確信はあったが、弁当をもらう以上、言うわけにもいかない。
 追いつめられてクロエの方を見ると、立ち上がって歩き去って行くところだった。
「クー!」
「駄目だよ。ご飯中によそ見したら!」
 叫んだ俺の口に最適のタイミングで俵にぎりがつっこまれる。
 思わず咀嚼し、舌の上にあふれ出る美味を味わってしまう。絶妙の味というべきだった。
 旨さのあまりに無意識で飲み込み、ほっとため息をついた。
「じゃあ、次はぁ」
「あ、いや、いいんちょ! 箸をね……」
「量があるから食べる時間がなくなっちゃうよ。大丈夫、ちゃんと食べさせてあげるから」
 高村さんは俺の言葉をするりと聞き流して、上段から唐揚げをつまんだ。
 そして箸と共に唐揚げを口の前に差し出す。
 さすがに今回は俺も口を開けない。
 しかし、唐揚げも俺の口の直前で静止した。高村さんは、笑顔のまま。
 そのまま長い長い時間が過ぎる。教室を静寂が覆い、誰かが唾を飲み込んだ。
 グラウンドで歓声があがり、他教室のざわめきが流れる。
 風が吹き込んでカーテンを揺らし、窓から見える青空を雲が流れていった。
「いいんちょ?」
「あーん」
 俺の額に汗がにじみ、右目の側を滑り降りた。
 教室の中では誰も声をあげず、一心に俺達を見つめている。
 鼓動が徐々に早くなり、自らの呼吸音が脳裏に響いた。
 高村さんは、彫像のように微動だにしなかった。
 慈母のような笑顔を浮かべ、唐揚げを差し出している。
 息が詰まりそうになって、俺は思いっきりため息をついた。
「……いんんちょには負けたよ」
「あーん」
 ついに俺は根負けして口をあけた。
 笑顔をさらに輝かして、高村さんは唐揚げを俺の口に入れる。
「どう? 口に合うかな?」
 高村さんにはクロエが立ち去ったことも、唐揚げを長時間突きつけていたことも無かったかのようだった。
 ただどこかまぶしい笑顔を浮かべ、料理を箸でつまんでは、俺の口に放り込んでいった。
「……と、とても美味しいです」
 それ以上、何を答えていいのか、俺はわからなかった。
 やがて弁当は空になり、俺の腹は満ちた。しかし出ていったクロエが戻ってこず、俺は不安になった。

664:押しかけ三角、また来て修羅場 ◆8uWzk8Gyx6
07/07/13 07:06:28 iaEM0AGT
 そしてその日の放課後、クロエは先に帰ってしまった。
 高村さんは、帰り道もすごく上機嫌であれこれと話しかけてきた。
 つかまれた左腕は朝以上に彼女に抱きしめられ、高村さんの微妙な部分に押し当てられていた。
 そして、俺の家の前でだめ押しがあった。
 門の前で彼女は俺の前に回り込むと、唐突に言った。
「悪いんだけど、今日のお弁当のお礼が欲しいな」
「あ? ああ、……遅くなってごめん。おいしかった、本当にありがとう」
 丁寧に頭を下げて謝意を表す。いろいろとあったが、弁当に込められていた労力が大変なものということは良く理解できた。
 俺みたいな人間には過ぎたもてなしだと思う。おいしかったから、感謝も心からできた。
 そう思っていたのだが、頭をあげた時、彼女はやや不満そうだった。
「そういうことじゃないの」
「はぁ。なにか俺、間違ってた?」
 高村さんは顎に人差し指をあてて視線を空にさまよわせ、何かを思案したようだった。
 やがて、両手を胸の前で組んで、俺を見据えた。
「じゃね、目を閉じてくれる?」
 疑問が浮かぶが、俺は言うとおり目を閉じた。
「……ごめんね、ちょっとかがんでくれる?」
 なんなのだろうと思いながら、少し膝を曲げた。
「じゃあ、いいと言うまで目を開けちゃ駄目だよ」
 ま、いたずらかもしれないが、好きにしてくれ、俺はそう思って待った。
 突然首に腕らしきものが巻き付き、唇に柔らかいものが重なった。
 思わず目を開けると、目を閉じた高村さんが信じられないほどの近距離にいた。
 二回目のキスのはずだが、今回の方が大きくうろたえた。パニックになって硬直していたといってもいい。
 口内に進入してくるぬるついたものに口の中も歯も舌も全て舐められる。
 身体をこすりつけるかのように密着させ、柔らかい二つのものが意志をもって押しつけられ、中心の固いものが俺の胸を突いていた。 
 足までもが絡ませられて、まるで捕まえるかのように彼女は俺を抱きしめていた。
 わき出る唾液を彼女は一切躊躇無く音をたてて吸いあげて、俺の舌を自らの舌でもてあそんだ。
 小さな声を上げながら、彼女は俺を全て吸い尽くしねぶり尽くそうとするかの如く、口をむさぼった。
 やがて彼女が唇を離したが、俺を抱く手は緩めなかった。
「……い、いいんちょ」
「文華(あやか)」
「え?」
「文華。名前で呼んで」
「……あやか、さん」
「もう。……ま、いいけどね」
 不思議なことに日本人相手だとファーストネーム呼び捨ては抵抗があった。高村さんが少し残念そうな顔をする。
 それはともかくとして話を戻すことにする。どうも俺は高村さんには引きずられる傾向があると思った。
「と、とにかく、家の前だからさ」
 路地とはいえ人通りはある。家の前で抱き合ってディープキスしているところを見られて辺り一帯の噂になるのは嫌だ。
「ふーん、それもそうね。じゃ、私の家に行こうか?」
「はぁ?」
「だって、その家にはクロエさんがいるでしょ?」
「あのなぁ」
「柴崎……悠君、家に帰したくないなぁ。クロエさん可愛いから、私、いつも心配なんだよ」
 少し呆れていた俺を抱く高村さんの腕に力がこもった。
「私の家に来てくれたら、いっぱい歓迎するのになぁ」
「クーとは……そのキスだけだし、そういう関係とは言い難いし……あの? ひょっとして離す気、無い?」
 なぜか浮気を責められているような錯覚に陥り、言い訳をしてしまってから、ふと我に返った。
 高村さんが近すぎて、どうも思考が鈍っている。おかげで訳のわからない状況で変な会話をかわしている。

665:押しかけ三角、また来て修羅場 ◆8uWzk8Gyx6
07/07/13 07:08:36 iaEM0AGT
「今日、私の家に寄ってくれるといいことがあるよ」
「いや、だからね?」
「もうクロエさんに思わせぶりなこと、しちゃだめ。ちゃんと振ってあげるほうがクロエさんのためなんだよ?」
「……いいんちょ!」
「あれ、悠君は自分がまともな人間だと思っているの?」
 クロエを袖にしろというとんでもない言葉が出て、思わず声をあげる俺をみて、高村さんは突然笑いに黒いものをにじませた。目から明るい光が消える。
「そんな勘違いしてるなんて、悠君はうぬぼれてるんじゃない?」
 その言葉が俺の胸に刺さる。
「悠君は壊れているんだから、私で我慢しておきなさい。私ならもう汚れているから、悠君が何しても平気」
 高村さんの文句が蛇のように耳から入り込み、俺の心に巻き付いた。
「でもクロエさんは、まっすぐで健気でいい人なんだから、悠君とつきあったら彼女の心を傷つけちゃうよぉ?」
 クスクスと暗い目をして彼女はおかしくもなさそうなのに笑った。
「あんないい子に、こわれた悠君がこれから発作を起こすたびに、世話をさせるの? それで昔の傷をえぐるの?」
 その指摘は俺の心の奥底を打ちのめした。
「そうだよ。悠君が近くにいると彼女を傷つけて壊しちゃうんだよ? ね、だから私が悠君を引き受けてあげる」
 心の中がスープのように煮えている俺を見越して、彼女はうつろな笑いを顔に刻む。
「私はね、もう壊れちゃって、悠君のものになることだけで生き残ってるの。……愛してるとかじゃないの。私は悠君のものになるしかないの」
「……文華……」
「三匹の野獣を倒した猛獣は、野獣たちがなぶっていた哀れな獲物を自分のものにするのよ。でないと獲物が捨てられて腐っちゃうから可哀想でしょ?」
「……そういうつもりじゃない。そういうんじゃないんだ……」
「じゃあ、レイプされかけた馬鹿な小娘を嘲笑うために助けたの?」
「違う!」
「違わないよ。あんな告白したんだから、振られたら、晒し者なんだから」
「それは……」
「でもいいんだよ。振られても私、待つから。悠君の帰る場所はね、ここ」
 そういうと高村さんは、その胸に俺を抱え込んだ。柔らかい肉と甘い体臭が俺を包み、なぜか不思議な安らぎを覚える。
「……おかえり、悠君」
 俺を胸に抱く高村さんの手が優しく頭を、背中をさする。高村さんの鼓動がとくとくと俺に伝わった。



666:押しかけ三角、また来て修羅場 ◆8uWzk8Gyx6
07/07/13 07:12:47 iaEM0AGT
 ぐいと突然、恐ろしい力で襟首を引かれて、俺は高村さんから引き離された。
 驚いた顔をしていた高村さんは、しかしすぐ不敵に笑った。
「売女! 身体を使って惑わすなどと、汚らわしい!」
「クー!」
 それは怒りで全身を満たしたクロエだった。家に一旦帰っていたようでTシャツにジーンズの私服だった
「ふふ、なんのこと? 私は柴崎君を慰めて癒してあげてただけ。変な想像をするほうがいやらしいよ?」
 敵意で目を光らせながら、高村さんは嘲笑った。
「帰れ! ユウに近づくな!」
「はいはい。今日はもう帰るわよ。……柴崎君、私の言ったことよく考えてね」
 しょーがないという感じで肩をすくめると、高村さんは門に立てかけてあった自転車を起こした。
「早く帰れ!」
 凄い剣幕でクロエがどなると、高村さんは、鍵を外して乗った。
「じゃあね、柴崎君。また明日!」
 そして悠然と手を振りながら、自転車で去っていった。
 彼女が見えなくなると、クロエは俺の方を向いた。そのアイスブルーの瞳は既にうるんでいて、そしていくつもの雫をこぼしはじめる。
 クロエは無言で俺の脇を通り抜け、家に入っていった。
 俺はとぼとぼと家に戻った。自分で自分が嫌になっていたからだ。
 もちろんながらじいさんとばあさんにクロエが泣いた理由を尋ねられ、言いあぐねているとじいさんにしごかれまくった。
 だが、それよりももっとこたえたのは、それ以後クロエが部屋から出てこないことだった。
 俺は高村さんの言葉を思い出していた。
 俺とつきあったらクロエを傷つける。その言葉が俺を重く苛んだ。ベッドの中で夜中までそれを考え続け、ようやく俺の心は固まった。
 クロエに別れを告げよう。恨まれても憎まれてもその方が良い。
 その結論が出たところで、眠気がおそった。
 明日、言おう。
 その思考を最後に、俺の意識は暗黒に墜ちた。

 第4話 終

 以上投下終了
 負けたけど、すがすがしい負けでした。

667:名無しさん@ピンキー
07/07/13 07:13:51 mHxs94qY
GJ!
最高先が気になる

668:名無しさん@ピンキー
07/07/13 07:17:18 zuncnsqL
超GJです!!
投下復活キターーーーーー!!!!!!!!!
好きな作品の一つだったのでメッチャウレシス!!
待ってた甲斐があった!!

669:名無しさん@ピンキー
07/07/13 08:25:45 X+ObxhnO
あれ?まだ寝ぼけているのかな?ちゃんと起きないと……

押しかけ三角の続きがキテル!しかも夢じゃないぞー!

670:名無しさん@ピンキー
07/07/13 09:21:33 mEZWgcBz
なんということだ、神作品が帰ってきたので窓を開けて新鮮な空気で深呼吸してから読もうとしたら雨が降ってたよorz

なんにせよ超GJ!!!!!!!!!!

671:名無しさん@ピンキー
07/07/13 10:36:11 7jfFLxBr
女のネチネチとした攻撃 見せしめや牽制の仕方が、堪りません。男には出来ないこの感じがなんともまた
GJ!!
住民の皆さん、てっきり、言葉様に連れて逝かれたもんだと、思っていたので、喜びも一入も二入も、って、あっ、鋸が…

672:名無しさん@ピンキー
07/07/13 13:11:42 puKzuLAc
これは実にいいねちっこさ

673:名無しさん@ピンキー
07/07/13 14:45:51 ZFp1UpBa
まったく人の痛い所をついて洗脳しようとするなんて最悪な女だな・・・・

クーがんばれ・・・

674:名無しさん@ピンキー
07/07/13 17:05:51 cVFwrEas
ネットサーフィンしてたらいいもん見つけた
URLリンク(kanasoku.blog82.fc2.com)

675:名無しさん@ピンキー
07/07/13 18:08:02 UDKEC7VB
>>666
まあ、なんだ。その……ありがとう。


俺的には高村さんの依存っぷりに萌えた。
次の日、悠はいったいどんな目に会うのだろう……




676:名無しさん@ピンキー
07/07/13 18:50:32 0JD1WBxu
なあ、URLリンク(same.u.la)
こんな姉って実際いるの?

677:名無しさん@ピンキー
07/07/13 19:58:26 lEf5sX7A
>>673

まぁまぁ、
そういう黒さもある意味で魅力だと思うぞ。

しかし、ここまで純粋路線のクーが
今後どうなるかも凄く気になる。

ともあれ、作者様乙です!!

678:名無しさん@ピンキー
07/07/13 20:39:45 BndjoNWg
ひゃっほー!!!!!!!!!
潜伏してたかいがあったぜ!!
ばっちこーい

679:名無しさん@ピンキー
07/07/13 22:50:47 Y3G14hig
しかし、ここの住人の書き込みは減ってしまったよな

680:名無しさん@ピンキー
07/07/13 23:21:46 OR8TW+ji
↑お前ちっとも成長しないよな、いつまでもいつまでも幼稚にしがみついてさ

681:名無しさん@ピンキー
07/07/14 01:27:56 /PAuk2Dr
ぐわあああああああ今読み直すと合鍵の完成度に脳みそタイフーンぺえええええ

682:名無しさん@ピンキー
07/07/14 17:03:31 ZFWlpU6I
俺も嫉妬スレが卒業しなきゃいけない時がやってきたのかな・・。
ありがとう嫉妬スレSS ・・そして、さようなら・・



683:名無しさん@ピンキー
07/07/14 18:01:58 Z1eqt7Gv
>>682
何があった

684:名無しさん@ピンキー
07/07/14 18:08:06 7j8pOPlx
>>682
非常に言いにくいんだがな・・・
お前、出席日数が少したりなくてな・・・残念だが
その・・・留年だ

685:名無しさん@ピンキー
07/07/14 18:09:50 nkbRmimT
後期の実験落とすと留年の俺が通りますよ

686:名無しさん@ピンキー
07/07/14 18:16:54 F/qxu0yS
>>682
お前、現国の単位足りて無いじゃんかwww


687:名無しさん@ピンキー
07/07/14 18:35:16 /I2bdSPQ
その話題はリアルで出席日数が危ない俺には痛すぎるからやめろ…

688:名無しさん@ピンキー
07/07/14 18:46:56 kTLC+HzJ
ていうかいつもの日本語お化け(笑)だろ

689:名無しさん@ピンキー
07/07/14 19:35:03 +KsRMNTI
全然出席してないのに代返のお陰で単位は安泰です。
ウマウマ

690:名無しさん@ピンキー
07/07/14 19:49:08 /PAuk2Dr
>>689
うおおおわああああ
死んでしまえええええええ

691:名無しさん@ピンキー
07/07/14 20:33:50 bFMkbCk/
>>688
だから皮肉で>>686が言ってるよ

692:名無しさん@ピンキー
07/07/14 21:35:45 jE4Xusrs
久々に見たら押しかけ三角、また来て修羅場が投下されてるぅぅぅぅぅぅ。
GJアンド乙です。


693:名無しさん@ピンキー
07/07/14 22:32:40 4KJKjtDz
最近「千歳の華」や「押しかけ三角」が帰ってきてくれて嬉しい限り
個人的にはクー応援してます クーガンガレ

じゃ、投下イきます

694:1/8スケールのHeart→Hate ◆tVzTTTyvm.
07/07/14 22:34:30 4KJKjtDz


  /      /      /      /


「あんたねぇ……、いい加減泣き止みなさいよ。 昨日は抜け殻みたいで、
今日は今日で泣きっぱなしで」
「だって……アッくんが、アッくんがぁ……!」
 学校での休み時間アタシは泣き通しだった。
 アッくんに別れを突きつけられた事が辛くて……。
 そしてそんなアタシの泣き言に向かい合ってくれてるのは中学以来の親友の葛原 千恵ちゃん
「だったらサッサト仲直りしなさいよ」
「アタシだってしたいわよ! でもどうやったらいいの分かんないんだもの!!
だって今まで喧嘩した時だってアッくんから謝ってくれて仲直りばっかりだったし……」
 そう、今までアタシから謝った事は無かったのだ。
 だから、本当にどうしていいか分からないの……。

 そんなアタシの言葉に千恵ちゃんは溜息をついて口を開く。
「んなもの一言『ゴメンナサイ』って謝りゃ済むじゃないのよ」
「謝る……? それってアッくんの趣味を認めろってこと……?
駄目よ! そんなの駄目!」
「プラモぐらい好きに作らせて上げりゃいいじゃないのよ……」
「プラモぐらい?! 千恵ちゃんは他人事だからそんな事言えるのよ!
プラモなんてガキやオタクのやることじゃない!
彼氏がそんな事やってるのなんて許せるわけ無いじゃない!」 
「それで彼氏がオタクなのが許せない、ってか。 それでそれが許せないばっかりに素豆子、
アンタは彼氏と破局に終わってもいいわけだ」
「破局になってよいわけが無いじゃない!」
「だったら、さっきも言ったように謝っちゃいなさい」
「でも……」
「あぁ、もう! でもじゃない! このまま破局で終わりたくないんでしょ?!
だったら四の五の考えずに『ゴメンナサイ』って謝って来い! 解かった?!」




695:1/8スケールのHeart→Hate ◆tVzTTTyvm.
07/07/14 22:35:44 4KJKjtDz
 そして授業を挟んで次の休み時間、アタシは千恵ちゃんに発破をかけられた事もあって
アッくんの教室前に来てた。
 中学の頃から千恵ちゃんはいつもアタシの相談に乗ってくれたし力になってくれた。
 裏表が無くて歯に衣着せぬ物言いで、そのせいで衝突した事もあるけど、
でもそんな所もまた魅力な大切な親友。
 だからとりあえずはそんな千恵ちゃんの言う通りにしてみよう。

「スズ?」
 扉を前にそんな事考えていたらアッくんが扉を開け目の前に立っていた。
「ア、アッくん、あ、あのね……」
 言うんだ、言わなきゃ。 『ゴメンナサイ』って。
 本音を言えば謝る事に抵抗が無いわけじゃないけど、
でもそうしなければ方向はもっと悪くなってしまう。
 だから千恵ちゃんが言ってたように四の五の言わず謝ろう。
「アッくん。 その、ゴ、ゴ、ゴ……」
 それなのに『ゴメンナサイ』の一言が喉に引っ掛かってるみたいに出てこなくって……。
「ゴハン一緒に食べない?!」
 ……って何言ってるのよアタシィィィ?!
「ゴハン、って昼飯に誘いにきてくれたのか? ありがとうな。 じゃぁ昼休みに、
そうだな屋上で良いか?」
 でも返ってきた言葉に私は胸を撫で下ろす。
「う、うん。 じゃぁお昼に屋上でね」



「―で、それってよーするにちゃんと謝ってこなかったってことよね?」
「う、うん。 まぁそうなんだけど……。 ってそんな風に溜息付かないでよぉ」
「溜息も出るわよ。 あんた本当に彼と仲直りする気あるの?」
「あるわよ! だ、だからねお昼食べる時に今度こそちゃんと言うの!『ゴメンナサイ』って」
「はいはい。 じゃぁ頑張ってきてね」




696:1/8スケールのHeart→Hate ◆tVzTTTyvm.
07/07/14 22:36:52 4KJKjtDz
 そしてお昼時私は約束どおり屋上へ向かうと―
「ア、アッくん! ど、どう言う事よ?!」
 私が思わず声を荒げてしまったのは、そこにアッくんだけじゃなくあの例鬱陶しい後輩もいたから。
「どういう、ってメシは皆で食ったほうが美味いだろうからさ。
それに今日は元から稲峰と一緒に喰う約束だったし」
「皆で、ってそれは時と場合と相手によりけりでしょ?!
アタシはアッくんと二人っきりで食べたかったのよ!
だからこの子はジャマなの! 帰ってもらってよ!」
「スズ! 言いすぎだぞ!」
「言い過ぎじゃないわよ! 二人っきりでって思うのも望むのも当然でしょ!
だってアタシ達は―」
「幼馴染だろ」
 遮るように言い放たれたアッくんの言葉にアタシは言葉を失った。
「幼馴染同士でそこまで言われる筋合いは無いはずだぞ」
 ―幼馴染。 其の言葉が否応なく胸に突き刺さる。
アタシとはもう恋人同士じゃないんだと。 そう突きつけられた其の言葉に胸が痛くなる。

「……ズ、おいスズ」
「……え? あ……」
 消沈し放心しかかってたアタシはアッくんの言葉に引き戻される。
「悪い。 チョット言い方がキツかった」
「あ、ううん。 アタシの方こそ……」
 確かにアタシはアッくんにとっての彼女じゃなくなってしまったけど、
でもこうして気に掛けてくれる。
 そうだ。 確かに恋人関係の解消を告げられたけど、でも嫌われたわけじゃない、んだよね?
 だから……、そう、だからこそ今のうちに謝ればきっと取り返しがつく。
 うん、『ゴメンナサイ』って謝ろう。

「じゃぁ気を取り直して三人でメシにしようぜ」
 アッくんの言葉に頷きアタシは頷き座ってお弁当を広げようと―え? 三人?
「三人って、この女もアタシ達とお昼ご飯を一緒にとるってこと?!」
「あぁ、さっきも言ったろ? あと、この女、なんて言い方するなよ。 お前は俺の大切な幼馴染だが、
稲峰だって俺にとって同じく大切な後輩で親友なんだ」
「同じ?! 同じじゃないわよ! 同じにしないでよ! アタシとそんなウザい後輩を!」
「スズ! だからそんな言い方止めろ」
「だって! だって、だって、さっきも言ったようにアタシは二人っきりがいいの!」
 アタシは思わず感情のままに叫んでしまった。

「わかったよ……」
 暫しの沈黙の後アッくんは口を開いた。
「わかったよスズ。 じゃぁもう三人で食おう何て言わないよ」
 そう言ってアッくんは立ち上がりあの後輩の手を引いて―。
「じゃあなスズ。 わざわざ来てもらったのに悪かったな」
「え? ちょ、ちょっとアッくん……」
 しまった……! あ、アタシは何てことを……。
 後悔の気持がこみ上げ膝から力が抜けていく。 追いすがろうとするも力が入らず……。
「ああぁぁぁぁぁ……!!」
 一人残されたアタシの口からは只々悔恨の嗚咽だけが零れた。

697:1/8スケールのHeart→Hate ◆tVzTTTyvm.
07/07/14 22:37:56 4KJKjtDz


  /      /      /      /


 言ってくれるわ、あの女……! 人のことジャマとか、ウザいとか……!
 挙句、同じにしないでェ?!
 コッチこそアンタみたいに我儘で思いやりに欠ける女なんかと一緒にされたくないわよ!
 でもそんな事は口に出さない。 そんなこと言ったら先輩が悲しむから。
 悔しいけどあの女と先輩の仲の深さは知ってるから。
 でも私の胸中にあったのはあの女に対する不快感だけじゃなく―
 そう、熱矢先輩があの女の無神経な罵倒からは私を庇ってくれた。
 あの女を咎めてくれた時は、口には出さないけど胸がすく思いすらあった。
 私の手を引いてくれた時はドキッとしたし、胸の鼓動の高鳴りは未だ収まりきっていないまま。
 それに、それってば、つまり……私を……。
 そう思いながら熱矢先輩の顔を見ると―

「せ、先輩?! だ、大丈夫ですか?!」
 私は思わず声を上げてしまった。 だって熱矢先輩は今にも泣き出しそうな顔をしてたから。
「ごめんな、稲峰……。 お前にも嫌な思いさせちまって……」
「い、いえ気になさらないで下さい。 私なら大丈夫ですから。 それより……、いえ、何でも……」
 聞きたかった。 何であの女と私とを一緒にお昼をだなんて思ったのか。
 でもこんな沈んだ貌の先輩にそんな事訊いて良いものか……。
「スズに……分かって欲しかったんだ。 三人で一緒に食えば、俺と稲峰の姿を見れば……。
そうすれば……俺がどれだけプラモデルを好きかって事も、そして其の事を分かり合ええたら、
楽しさを共有出来きたら……、そう言ったことをスズにも分かってもらおうと思ったのに……。
それなのに……結果はこんな事になっちまって、お前にまで嫌な思いさせちまって……
ゴメン……」
「い、いえ本当に私なら大丈夫ですから……」
 そういう……事でしたか……。
 やっぱり先輩はあの女と仲直りしたいんだ……。
 あの女が先輩の幼……馴染だから。 初恋……の相手だから。 重ねてきた年月があるから……。

 ―妬ましい―!

 熱矢先輩にあれだけの仕打ちをしでかしときながら、それなのに未だ心を占めてるなんて……!

「稲峰……本当にゴメン」
「え……? あ……!」
 熱矢先輩の声に現実に引き戻される。 しまった、感情が面に出てしまってた。
 そのせいで、熱矢先輩にまた心配掛けさせてしまった。
「あ……、だ、大丈夫です! 本当全然気にしてませんから!」
 あの女のせいで心を痛めてる熱矢先輩に私まで負担掛けるような真似してどうするのよ。
「お腹空いてたからこんな貌になっちゃってただけです」
 私はおどけて両手の人差指で目の端を吊り上げて見せた。
 そんな私の仕草に熱矢先輩の顔からくすりと笑みが零れる。
「そういや、メシ喰おうとしてた所だったんだよな」
「ハイ。 じゃぁ場所は、中庭にします? あそこも日当たり良くて気持ちイイですし」
 私がそう言って笑いかけると熱矢先輩も微笑を返してくれた。

 妬ましい気持も、不満も、苛立ちも、確かに心の中にはあるけど……。
 でも今はこの現状のままで満足しておこう。
 熱矢先輩が私の微笑みに応えてくれる。
 熱矢先輩が微笑んでくれる―それだけで私は十分幸せを感じられるのだから。

698:名無しさん@ピンキー
07/07/14 22:39:41 4KJKjtDz
投下完了です

699:名無しさん@ピンキー
07/07/14 22:53:47 bFMkbCk/
>>698
嫉妬!嫉妬!キタ━━(゚∀゚)━━ !!!!!
なんという正統系の嫉妬・修羅場、胸が高鳴りっぱなしだぜ!
このままどんどん突き抜けちゃっててください、応援してますぜ!

700:名無しさん@ピンキー
07/07/14 22:56:50 u0sUGqxY
>>698
いやぁ、どーしよもないですねスズ。
これで稲峰に矛先向けるならマジで同情の余地なしかな。GJでした。
最近定期的な投下が増えてきて嬉しい限り。

701:名無しさん@ピンキー
07/07/15 01:28:12 1rerJ41S
>>698
GJ!ついに盛り上がってきたぁ!
とりあえずスズには頑張って頑張って頑張り抜いた上で捨てられてほしい

702:名無しさん@ピンキー
07/07/15 01:53:54 3AAstn6M
GJ
なんだか最近グッジョ分が足りない気がするぜ・・・

703:名無しさん@ピンキー
07/07/15 02:17:35 keI4sjmY
>>698

超GJっ!
稲崎の静かなる反撃に期待に胸躍らせてます


704:名無しさん@ピンキー
07/07/15 02:23:51 keI4sjmY
>>703

間違えた、稲峰だったort

705:名無しさん@ピンキー
07/07/15 02:26:34 IJ0NmsDO
>>698さんGJです!
スズとは別れろ派が多いみたいだけど、
俺は許したい人と許せない行為の間でもがいてるスズを密かに応援してたりする。

>>702一時期GJってだけ書いて作者自演を装う荒らしがあって、
その影響でGJの他に何か長文を入れなきゃいけないみたいな空気になって、
それで気軽にGJしにくくなってるんだと思う。

706:名無しさん@ピンキー
07/07/15 02:29:59 8pD3RMpJ
>>698
GJです!
しかしスズは不人気だな。俺は好きなんだがこういう娘…。

707:名無しさん@ピンキー
07/07/15 02:46:32 rqHTLBzj
なあ、すぐ上の書き込みって何が書いてあるんだ?
あぼーんになってるんだけれど、怖いから確認できないぜ。

708:名無しさん@ピンキー
07/07/15 03:40:57 n9ElrvfV
投下乙であります!
稲峰かわいいよ稲峰…
プラモ少女の今後に期待。

709:名無しさん@ピンキー
07/07/15 03:52:35 8pD3RMpJ
GJです

710:名無しさん@ピンキー
07/07/15 12:52:37 ePuuUHMR
雨の音が復帰祭りに乗じて連載再会してくれないかとwktkしてる

711:名無しさん@ピンキー
07/07/15 15:21:56 pJ/L+/bP
俺は赤い瞳と栗色の髪の続きをwktkしとります
投下してくれたらいいなぁ

712:名無しさん@ピンキー
07/07/15 15:40:45 7hB2ZszC
たぬきなべとかも・・・、雨の音は無論だけれど

713:名無しさん@ピンキー
07/07/15 16:05:37 uLqIFv9r
……くそ、おまいらのせいで読みたくなってきた。
メメントモリ聞きながらまとめ逝ってくる

714:名無しさん@ピンキー
07/07/15 18:35:58 tzt1QAgH
雨の音はタザリアとすげーダブる。
好みな設定なのにどっちもほぼ休止という生殺しでキツイぜ。

715:名無しさん@ピンキー
07/07/15 19:17:32 JQfE7u7v
>>698
GJ

716:名無しさん@ピンキー
07/07/15 20:39:51 Bjc4nTxa
ノントロも復活しないかな

717:名無しさん@ピンキー
07/07/15 21:25:29 HZ76UTay
ちゅうかみんなも読み専にばかり固着しないで、いっぺんくらい書いてみようぜ!

718:名無しさん@ピンキー
07/07/15 21:27:06 rqHTLBzj
書いても黒歴史フォルダに封印される文章が増えるだけなんだよな。

719:名無しさん@ピンキー
07/07/15 22:12:54 n9ElrvfV
以前名無しで単発何回か書いたけど、投下してもほとんど反応がない上にすぐに
人気連載作品の投下があって「GJ」や「投下乙」のレスが一個も貰えなかったことが
一度ならずあった私が来ましたよ。

まあ、それでも懲りずにプロットだけは暖めている自分がいるわけだが。

720:名無しさん@ピンキー
07/07/15 22:25:12 leIdvg/h
最近ちょっと殺伐としすぎてるので癒されるのが読みたいなあと思い
>>229の薦めで沃野を読んでみたけどとんでもないBADENDだったw

721:名無しさん@ピンキー
07/07/15 22:27:42 MXmNuPcV
癒されるねぇ…このスレの範囲だったら焼きもちレベルの嫉妬とか?

722:名無しさん@ピンキー
07/07/15 22:38:27 XUM6p4fv
沃野がバッドエンド?

723:名無しさん@ピンキー
07/07/15 23:04:24 TrpYpKGT
グッドエンドの間違いじゃね?
>>720
血塗れ竜と食人姫もかなりお薦め。

724:名無しさん@ピンキー
07/07/15 23:30:22 JPqzxXBr
>血塗れ竜
癒されたいんだったら外伝を読むべき
本編もべらぼうに面白いが、トラウマになりそうなほどショッキング(勿論褒め言葉

ほかにほのぼのエンドや四方丸く収まるエンディングが読みたいんだったら
煌く空、想いの果て
うじひめっ!
Bloody Mary
ミスタープレイボーイ
山本くんとお姉さん
振り向けばそこに…
とかがお薦め
ただし分岐に注意 分かれ道の先はグッドもあるけどバッドもあるから


725:名無しさん@ピンキー
07/07/15 23:32:55 BFdD7zW9
血塗れ竜は最後の十数行を無かった事にすればいいんじゃね
いやそれでもかなりショッキングですけど

726:名無しさん@ピンキー
07/07/16 00:02:06 B6VDStEo
正直レイプでさえなければ、キャラが死んでも俺的にはBADではない

727:名無しさん@ピンキー
07/07/16 00:23:03 fRKQ/8P3
個人的に気になるんだが、血塗れ竜の外伝って完結?
あれを見る限り、まだまだ続きそうなんだが……

728:名無しさん@ピンキー
07/07/16 00:47:50 947/Qd2F
作者本人次第だろうなあ

729:名無しさん@ピンキー
07/07/16 00:54:57 fRKQ/8P3
そうか……自分は続編が出るのを期待して待ち続けるぜ。

730:名無しさん@ピンキー
07/07/16 01:02:15 947/Qd2F
(・∀・)人(・∀・)ナカーマ

おれも一緒に待つぜ

731:名無しさん@ピンキー
07/07/16 01:16:37 hQwabh5G
てか、全裸で待つ作品多すぎだろww


732:名無しさん@ピンキー
07/07/16 01:29:12 tqzOgIXs
ぶっちゃけ潜伏してる奴大杉ワロタwwwww

733:名無しさん@ピンキー
07/07/16 01:42:17 hQwabh5G
個人的には
両手に嫉妬の華を
山本くんとお姉さん
転帰予報
桜荘へようこそ

全裸で待っていますが・・続きが気になって仕方ない

734:名無しさん@ピンキー
07/07/16 01:56:34 Chx24S/A
俺はこのスレのROMの多さにびっくりだぜ

735:名無しさん@ピンキー
07/07/16 02:13:40 yFzqbdNC
不義理チョコのパラレルのやつも待ってたりします

736:名無しさん@ピンキー
07/07/16 02:27:31 szp1i6ZN
みんなここが好きなんだな

737:名無しさん@ピンキー
07/07/16 03:27:45 ycNdzlkW
雨の音まだー

738:名無しさん@ピンキー
07/07/16 04:00:54 WMz3JwvJ
俺はキャラが死んだらバッドエンドだと思ってるから
ここの作品はほとんどバッドエンドwまあ面白いからいいんだが
たまに他のスレに癒しを求めにいくな

739:名無しさん@ピンキー
07/07/16 04:10:06 bgiQ9bJb
漏れは赤色の続きをいつまでも待ってる信じてる…

740:名無しさん@ピンキー
07/07/16 04:17:38 WMGCo1qx
ノントロ

741:名無しさん@ピンキー
07/07/16 04:27:10 RNsXBJOc
雑談自重

742:名無しさん@ピンキー
07/07/16 05:11:08 cTj3srGj
今は需要に供給が追いついていない感じだね

743:名無しさん@ピンキー
07/07/16 07:44:26 cl9NjQOn
>>733
あんたとは美味い酒が飲めそうだ…

744:名無しさん@ピンキー
07/07/16 08:42:19 Eez25/bC
華を! 華を!
出来れば花束で!!


ソロソロフクキナイトカゼヒイチマウ

745:名無しさん@ピンキー
07/07/16 08:43:01 YZst0K4d
やや地獄な~は一体どうしたんだ?
叩かれたショックで筆を折ったとか?別に作者や作品自体を叩いてはいないのに。

746:名無しさん@ピンキー
07/07/16 09:30:03 KxWR1Q/4
嫉妬プログラムの続きが見たいでゴワス

747:名無しさん@ピンキー
07/07/16 10:32:05 eCjMetHc
地震がキタァー(゜∀゜)ーー!!!!
これは海外出張するする彼を逃がさないために
泥棒猫が起こした地震なのよ!!

748:名無しさん@ピンキー
07/07/16 10:49:16 1W5iVgib
不謹慎な奴もいるな・・・
人の心が判らないニートだな

749:名無しさん@ピンキー
07/07/16 10:49:55 WMGCo1qx
あの揺れ方なら大丈夫じゃね

750:名無しさん@ピンキー
07/07/16 10:55:43 8nVbL+jp
螢火・・・


751:名無しさん@ピンキー
07/07/16 12:56:16 0Mu+tG8l
これだろ?!
URLリンク(jggj.net)
URLリンク(jggj.net)
URLリンク(jggj.net)

752:名無しさん@ピンキー
07/07/16 23:10:35 SI1G+8mJ
>>751
業者

753:名無しさん@ピンキー
07/07/17 11:51:42 K0MI+w0d
盛り上がりが足らん!!

754:名無しさん@ピンキー
07/07/17 12:02:55 zNDN6rVj
いつものこと

755:名無しさん@ピンキー
07/07/17 13:03:51 4iy0ZDvW
ぶらっどまりぃ読み返したの今日で24回目か・・・

756:名無しさん@ピンキー
07/07/17 13:35:48 IdNbVvaP
どうでもいいが、絶望先生にひきこもり少女とストーカー少女がいたのに吹いた
ストーカーのことをディープラブなんですって意味わからん

757:名無しさん@ピンキー
07/07/17 15:20:12 Oi94Ve3J
ストーカーって用語は日本でははここ10年来の新参でね
昔から好きな人の後を付ける『付け回し』はあったんだよ

 ラブコメでも普通に使われてた手法であって『違法』では
無かった むしろ嫉妬深さや独占欲に三角関係を暗示する
ライトサイドに近いシチュエーションであったのだ

 そいつが一気にストーカーでネガティブなイメージに統一
ドラマ脚本家にとってみりゃあこりゃあ何の冗談だ、ってね

758:名無しさん@ピンキー
07/07/17 16:29:15 5mVL124g
>>698
あーイライラする
かわいそうと思ったたがプラモ否定をガキのやることとか言った事でまたイライラするぜー
ここまで読み手の感情を操れる作者さんもすごいと思う

759:名無しさん@ピンキー
07/07/17 17:05:14 0Q01KSP/
>>758
こういう話でこういうキャラなんだと納得して楽しめないで
ストレス溜めて感情撒き散らすような人が
成人板来ていい大人とはとても思えない

760:名無しさん@ピンキー
07/07/17 17:20:59 VE+IeNks
他人の意見にわざわざ噛み付く方がよっぽどアレ

761:名無しさん@ピンキー
07/07/17 17:23:02 kcyQCKOQ
スレで修羅場展開されてもw

762:名無しさん@ピンキー
07/07/17 17:26:05 pDxiA1t7
>>758
なんだこのバカは?

「1/8スケールのHeart→Hate」は趣味を理解してもらえない恋人を持った男の話なわけで

小説内のキャラクターの価値観が作者の価値観てわけじゃないくらい大人なら理解できないもんかね?。
プラモ、ゲーム、漫画あたりをガキの趣味と考える人は珍しくないし奇抜な設定というわけでもない。

逆にこんな事でイライラできる>>758のような読み手の方がすごいし、珍しい。

763:759
07/07/17 17:38:08 0Q01KSP/
俺が言うのもアレだが
>>読み手の感情を操れる作者さんもすごいと思う
って言ってるんだから物語だと判っていて
その考えは許せんって言ってるんだと思うよ?
1行目と3行目以外は同意

764:名無しさん@ピンキー
07/07/17 17:42:49 2nuQBsUA
ヒトゴロシお姉ちゃんに惚れこんで、続きを待ち望んでる人間って俺だけなんかなぁ・・・

765:名無しさん@ピンキー
07/07/17 17:49:43 X5kdYEua
>>764
そんなわけないだろう、同志よ。

766:名無しさん@ピンキー
07/07/17 17:56:55 dJ/x5phw
作られた命を待ちつづけている俺は間違いなく異端。
雪奈かわいいよ雪奈…

767:名無しさん@ピンキー
07/07/17 18:05:06 A/7HuRix
なんかこの間の勘違い野郎と同じ匂いが

あれ、ここだっけわかんなくなった

768:名無しさん@ピンキー
07/07/17 20:16:34 YhgM23qn
お前らそろそろ雑談は控えめにしとけよ、いい加減

769:トライデント ◆J7GMgIOEyA
07/07/17 21:27:52 mA4S5vy1
では投下致します

770:桜荘にようこそ ◆J7GMgIOEyA
07/07/17 21:30:57 mA4S5vy1
 第7話『さくら』

 朝がやってきた。眩しい朝日がカーテンの隙間から入ってくる。
更に鳥たちの鳴く声が響き渡り、寝呆けている俺の頭の回転が少しでも動きだそうとしていた。
腕や肩に何者かが乗っているような重量を感じたのは目蓋を開けて、
すぐに入ってきた二人の少女が寝息を立てて、昨日まで日常が違っていることを思い出した。

 幼馴染という赤い糸よりも深く繋がっている腐れ縁のおかげで
白鳥更紗と進藤刹那はとある事情で強制的にこの俺の部屋で同棲生活を送ることになったのは昨日ことだ。
親父とおじさんたちがタチの悪そうな友人の連帯保証人になったおかげで多額の借金を背負い、
何故か借金金額よりも多い資産でラスベガスに旅立ったという人様に
最初から最後まで正直に話すと正気を疑われるような事が起因になっている。

 俺も首を傾げたくなる唐突な出来事のおかげで断るはずだった幼馴染の同居を認めなきゃいけない状況に陥った。
かよわい女の子が家亡き子状態にしておくのは危険だ。
昨日、刹那がこの街の不良たちに囲まれたばかりだ。
だから、更紗と刹那の距離をある程度離して俺の目が届く範囲に彼女たちの住居を探さないと行けない。

 その前に現在における最強敵対勢力の猛攻をどうやって防ぐか。
もう、この先の事を考えると胃が痛くなりそうだ。
 起き上がろうとすると更紗と刹那が掴んでいる俺の腕を身動きできなかった。

更に絡み合うように俺の足と彼女たちの足が重なっていた。
女の子特有の肌の温かさと柔らかな感触を感じながら、嫌な予感が脳裏をよぎった。

(そ、そうだ……。雪菜がいつものように起こしに来るんだ)

 一応、妹分である彼女にこの光景を目撃すると兄として威厳が失われるどころか。
あっという間に桜荘の住民に知らせる可能性がある。
昨日、更紗が桜荘に不法侵入したおかげで二人の印象が悪くなったり、俺に対する冷たい眼差しを向けられていた。
人間関係なんて一度拗れてしまうと後で必ず厄介な問題として転化する。
 だが、現実というものは常に最悪な事態を無理矢理に選択させられるのがお約束らしい。

「お兄ちゃん、起きろぉぉぉぉぉ!!」
 いつものように雪菜が元気よく俺の部屋のドアをノックなしにぶち開けた。

「もう、さっさと起きないと……えっ」
「お、おはよう。雪菜」
「こ、こ、こ、これはどういうことなの!?」
 般若のような形相を浮かべて、怒気を篭もらせた声で雪菜は寝ている俺の髪を数十本ぐらい抜けそうな勢いで掴んでいた。

「ふ、ふ、不潔だよぉぉぉぉ!! お、お兄ちゃんのバカぁぁ!! 真穂さんに言い付けてやるぅぅぅ!! うぇぇんん!!」
「あぎゃっっ!!」 
 俺は間抜けな声を挙げて、将来のハゲにならないことを密かに祈っていた。
飛び出した雪菜の悲鳴に似た泣き声のおかげでこの同衾事実は桜荘の住民たちに知られてしまったことであろう。
「う~ん……カズちゃん。えへへへ」
「もう、カズ君ったら甘えん坊さんだね。うふふふ」


 お、女を殴りたいと本気で思ったのは生まれて初めてだ……。

771:名無しさん@ピンキー
07/07/17 21:33:01 7Z61Chgl
雑談ぐらいいじゃないか、エロパロだもの・・・あれ?だから駄目なのか?

772:桜荘にようこそ ◆J7GMgIOEyA
07/07/17 21:34:15 mA4S5vy1
 その後の朝食会の雰囲気は俺が桜荘に来てから……最悪な居心地であった。
更紗と刹那の朝食分は安曇さんは何事もなく用意してくれたのだが。肝心な俺の朝食は。
「あ、あのこれは?」
「どうしたんですか? 深山さん」
「何で俺だけ朝食が冷飯と海苔だけなんだ?」

「私が毎朝早く作った朝食のメニューに文句があるんですか?」

 普段、大人しくて桜荘の唯一の聖人だと思っていた安曇さんの背後から黒い殺気のオーラーを発していた。
原因は朝の両手に花状態が原因であろう。
少なくても、桜荘で唯一の男性である俺は普段から硬派を気取っていたので、
今回の件からすると女性陣からすれば裏切りに近い行為だった。
冬眠していたオオカミという男の本性が目覚めたと住民たちは警戒しているかもしれない。
だが、この有様はあんまりである。

「せ、せめて、温かなお味噌汁を……」
「ぷっぷっぷんんん……。深山さんに相応しいたっぷり健康栄養満点の青汁を用意しておきますから。
ちゃんと残さずに飲んでくださいね。少しでも残していたら、当分の間は覚悟してくだい」

 勢い良くテーブルに叩き付けられたのは青く草色に濁った液体が入ったジョッキであった。
冷笑を浮かべて安曇さんが威嚇するように睨みながら自分の席に戻っていた。
 新たな修羅がここに誕生した。彼女の名前は最後の女戦士……。いや、そんなボケをかましている余裕は俺にはなかった。

「お兄ちゃん……雪菜に教えてくれるかな? どうして、更紗さんと刹那さんと一緒に寝ていたの? 
幼馴染の関係だとはいえ年頃の男の子と女の子が一緒のお布団に寝ているのは教育に悪いと思うんだけど」
「い、い、い、いや。お兄ちゃんも本当は一緒に寝ようと思ったわけじゃないんだけど。
更紗と刹那の友情タッグの陰謀に見事にはめられてしまって……。うっ。ごめん」

 圧倒的な迫力に圧されて、年下の妹分の雪菜に平謝りする俺に誰が責められようか。
頬を膨らませてジト目で睨んでいる雪菜が可愛いと思うのだが、
実はこの状況がもっとも油断できない事態に発展しているとわかるのは1年も付き合っている桜荘の住民だけであろう。

「本当に悪いと思っているなら、真穂さんが愛情を込めて作ってくれた
青汁を一気に飲み干してくれるかなお兄ちゃん。
それで今日はお兄ちゃんが私の部屋で一緒に寝てくれるなら今朝のことは水に流してあげる」
「待て……この青汁を一気に飲むなんて」
 泡を吹いているジョッキに視線を向けて、これだけの量を飲み干すと食道が詰まって器官に入ったりして死ぬのがオチであろう。
 だけど、桜荘の住民たちの人間関係を壊すわけにもいかないから。

この罪を引き受けよう。
ジョッキの掴むところを持ち、俺は目を瞑って青汁を少しだけ一口だけ飲み干した。

「ぐっっぎゃあぁぁぁぁっっっっ!!」
 たった一口で俺はこの世に生きていることを後悔する。
舌の味覚が苦味渋味に支配され、それらを総合すると不味いという生半可な単語で言い表わせない青汁独特の味が俺を襲う。
胃の中の物を吐き出したくはなるが、雪菜がじっと俺が飲み干すところを見つめているので、
兄として、幼馴染たちと一緒に寝た責任を取るために。
 全てを飲み込め!!

「ぐっぎょぎょごごぁぁぁぁぁーーー!!」
 鈍い悲鳴を浴びて、俺の朝食タイムは最悪な形で終了を迎えた。
正直に言おう。安曇さんや雪菜は普段ではこんな狂気に犯された危ない人間じゃあない。
1年間も桜荘の住民として付き合いした俺が言うんだから。間違いない。

 ただ、この何事もない朝食の光景に誤解した人たちがいた。
 言わずともわかるであろう。
 
 遠い故郷からはるばるとやってきた更紗と刹那である。

773:桜荘にようこそ ◆J7GMgIOEyA
07/07/17 21:37:21 mA4S5vy1
 朝食の時間が終わると桜荘の住民はそれぞれに解散して、自分たちの生活に戻る。
安曇さんは大学へ行き、美耶子と雪菜は同じ高校へ通学。
奈津子さんは一日桜荘の管理人兼オーナーとしての職務を果たすことであろう。

俺はバイトに行きたいところだが、店長には午後から行くと電話で連絡していた。
昨日のチンピラどもに殴られたことを理由にしたが、実際は違う。
昨夜、俺の元にやってきた幼馴染の二人とこれからの事をゆっくりと話すつもりで午前の仕事は勝手ながらキャンセルしたのだ。

 憩いの場の朝食で一口も喋らずに礼儀正しく静かだった幼馴染を自分の部屋に連れてきた。
ここ以外の場所で話すと奈津子さんレーダー内に感知されて、新たに俺をからかう美味しいネタを提供する可能性がある。
そんなものはもうごめんだ。勝手にやってくれ。
 今朝のような酷い朝食を回避するためなら、俺は安曇さんに平謝りして買物の荷物を全て背負ってもいいくらいだ。
 小汚い組み立ての机を立てると俺は憩いの場から借りてきたお茶をコップに注いで、更紗と刹那の方に渡した。

 さて、話すべき議題はもう決まっている。
「更紗。刹那。今日中に新しい部屋を探してこの家を出ていってくれないか?」
 と、単刀直入に俺は言った。
「どういうことなの? カズちゃん」
「桜荘の住民というか、安曇さんや雪菜が昨日の出来事で相当キレかかっている。
更に敵に回したくない美耶子が沈黙を隠したままだ。
このままだったら、せっかく1年間で築いてきた人間関係にひび割れそうなんだよ」

「わ、わ、私たちよりも桜荘の人たちが大切なの? カズ君」
 刹那が怯えた表情を浮かべて、すがるような円らな瞳で俺を見つめていた。
彼女の指摘通りに今はどちらを天秤に傾けても、俺の中の優先順位というものははっきりとしている。

壊れてしまった幼馴染の関係よりも現在の桜荘の住民の関係の方が大事だから。
 だが、その答えをはっきりと言うのは1年前みたいに二人を傷つけてしまうだろう。
すでに俺達の過去において、更紗と刹那を……たくさん傷つけてしまった。

 更紗と刹那をあんな目に遭わせた自分が二人に好かれていいわけがない。
もう、嫌われてしまっているなら、とことん嫌われてしまえばいい。
 自虐的な気分になりながら、俺は答えを口にする。

「い、今は桜荘の桜荘の人たちが大切だよ」

774:桜荘にようこそ ◆J7GMgIOEyA
07/07/17 21:40:09 mA4S5vy1
「カズちゃん」
「カズ君」
 胸が引き裂けるような想いを抱いたのはどちらだろうか。
更紗も刹那も俺も気まずい雰囲気の中で誰も視線を合わせようとはしなかった。二人が傷ついた顔を見るのが恐い。
 大丈夫、と思っていた。更紗と刹那が傷つく姿を見ても、俺は耐えることができるのだと。
この桜荘に入居してからいろんな出来事が遭ったおかげで精神的に強くなった。

だが、それは妄信であった。
ただ、あの時の頃のように二人の泣き顔を目蓋の中で浮かぶだけで逃げたくなる。

「カズ君は……どうしてどうしてどうして……私と更紗ちゃんを避けるの? 
私たちのことが大嫌いだから? この1年間。カズ君の事を忘れたことはなかったよ!!」
「俺は忘れていたよ。更紗と刹那のことなんて」

 半分は嘘。半分は本当であった。
桜荘の住民と過ごす日々の間に更紗と刹那の存在は記憶の彼方に置き忘れていた。

楽しいことを忘れても、あの告白した日の事は忘れなかったのだ。
刹那は少しだけ涙目になって凄い剣幕で言った。

「そんなの……酷すぎるよ」
「カズちゃん……。告白した時の事は謝るから。昔みたいに3人で仲良くしよう。ねっ?」
 更紗も体全体を震わせて言葉を搾り出した。
俺は自分で入れたお茶を啜って沈んでいる気分を落ち着かせる。
熱いお茶のおかげで舌が少し火傷したが、最初から言うべきことは決まっていた。

「それはもう無理だよ。更紗。
 もう、昔みたいには戻れない。だって、俺は逃げてしまったから。
結局は肝心なことからはいつも逃げていたんだ。
決断すると壊れてしまう居心地の良い場所を失いたくなかったからさ」


 深山一樹という臆病者は大切に想っていた幼馴染の関係を壊れる事を恐れて逃げた。
対面するだけでその禁断の話題が口に出るのを防ぐために避けた。
俺に温もりを求めて、必死にすがり付いてきた更紗と刹那の救い手を差し伸べることはなく。
自分はさっさと遠い地まで逃げてしまった。

結局、俺はチキン野郎と呼ばれる男の分類に入るのだ。
 そんなヘタレでクズな男に一体何の価値があるのであろうか? 
更紗と刹那の傍にもっと相応しい人間が隣にいるべきだと俺は思った。

「だから、もう一緒には居られないんだよ。俺達は」

 心の奥に秘めた想いとは逆の言葉を更紗と刹那にかけることしかできなかった。
 そう、二人ともこんなクズ男からさっさと巣立って行かないとダメなんだ。

775:桜荘にようこそ ◆J7GMgIOEyA
07/07/17 21:43:45 mA4S5vy1
★盗聴器を仕掛けるのは乙女の常識です

「……居られないんだよ。俺達は」
 奈津子は管理人部屋室から内緒で仕掛けていた盗聴器で住人の一人である深山一樹と幼馴染の会話を盗聴していた。
住民のプライバシー侵害という言葉よりも管理人としては
やがて桜荘を燃え盛る火種をできるだけ早いうちに消火したかった。
特にあの幼馴染たちは桜荘にとっては百害あって一利なしの存在である。
彼女にとって危惧しているのは彼が来る1年前の桜荘の状況に戻ることだけは避けたかった。
深山一樹の働きにより、安曇真穂、御堂雪菜、自分の妹の高倉美耶子が笑顔を取り戻してくれたのだ。
 それは、管理人として、姉として、彼に感謝している。

 だからこそだ。
 深山一樹の幼馴染の登場は3人の心を大きく動揺させることになるであろう。
ほんの小さな勇気を振り絞って心を救ってくれた人に想う気持ちは、大抵は恋心と決まっている。
まだ、誰も意識をしているわけではないが、白鳥更紗と進藤刹那という1年間の過ごした思い出よりも
たくさんの思い出を持っている幼馴染たちに嫉妬することになるであろう。 
火種が大火する前に幼馴染たちを追い出してしまえば何の問題はクリアされるはずであったが……。

「まさか、一樹くんと幼馴染たちの過去にそんなことがあったとはね……」

 昨日の尋問でも白鳥更紗は一樹との関係はただの幼馴染としか答えなかった。
それ以上のことは初対面の人間に話す必要はないであろう。
はるばると尋ねてきた幼馴染から距離を取ろうとする一樹に違和感を覚えていたが。彼らの関係は複雑であった。
 要約すれば、告白された一樹は幼馴染の二人を選べなかった。

それは長年大切していた関係が壊れるのを恐れてから。
 それが現在の一樹にとっては思い出したくない過去であった。
精神的に動揺してしまっている彼を癒すのは最終的に幼馴染の関係の修復であろう。
だとすると幼馴染を追い出してしまうのは一樹にとって二度と立ち直れる機会は永遠に失われる。


「う~ん。思っている以上に厄介な問題だわ」
「だったら、あの幼馴染たちを殺してしまったら?」
 後ろから囁かれた透き通った声の持ち主は奈津子の背後にいつの間にか存在していた。
他者を圧倒する絶対的な存在感、強い意志が感じられる黒い双眸を奈津子へとぶつけてきた。

「さくら。冗談でもそんなことは言わないでくれる」
「それが最も効率がいいやり方だと私は思ってるよ。あの子たちが邪魔なら尚更ね」
「人間は感情的な生物だから、どれだけ効率が良くても人を殺すことには躊躇するわ」
「だって、私は人間じゃないもん。桜の木だもん」

 黒く艶やかで流麗な黒髪、そして人間の女性が最も理想とする整った容姿。
彼女は人間以外の存在だと言われても、年頃は一樹たちとそう変わることがない。
 さくらと呼ばれた少女は桜荘の庭に立っている桜の木。

わかりやすく言えば、桜の精と言われる存在であった。
奈津子ですら母親から紹介された時は腰が抜けるぐらいに驚愕してしまった。

「全く、この地に縛られる桜の精の業はいつになった解き放たれることやら」
「もうすぐよ……。さくらはようやく解放されるわ」

 さくらが桜の呪縛から解放される日は近い。

 後、たった一つで彼女は……。


776:トライデント ◆J7GMgIOEyA
07/07/17 21:44:47 mA4S5vy1
投下終了です

ちょっと投下に疲れたかもw

777:名無しさん@ピンキー
07/07/17 21:48:03 5mVL124g
>>776
GJ!!
盗聴器が秋葉に普通に売ってて驚いた経験がある
でも一個一万ぐらいしたからバイトしてない高校生が買えるようなシロモノだろうか?
まあどうでもいいけど

778:名無しさん@ピンキー
07/07/17 21:49:01 27/8kOsQ
おつかれさまでした。GJ!!!!!!!!

779:名無しさん@ピンキー
07/07/17 22:02:25 4iy0ZDvW
>>776
なんかデジャブを感じる

780:名無しさん@ピンキー
07/07/17 22:09:40 X5kdYEua
>>776
GJ!!
盗聴器って普通に売ってるなんて知らなかった。

781:名無しさん@ピンキー
07/07/17 23:53:43 1lVXlrtw
こいつをみてくれどうおもう
URLリンク(nekomarudow.com)

782:名無しさん@ピンキー
07/07/17 23:56:52 +WfLdw+z
ガイシュツじゃね?

783:名無しさん@ピンキー
07/07/17 23:57:33 +WfLdw+z
あ、スマソかった。
age荒らしに反応しちまったわ。

784:名無しさん@ピンキー
07/07/18 03:58:26 550CdYzz
>>780
元々アキバはそう言ったのも
普通に売っていた、電気街だったんだが
いつの間にか、オタクの街になっただけ事だ。

785:名無しさん@ピンキー
07/07/18 06:21:01 mU3W7LGt
>>776
GJ!
シリアスな展開だったのにいきなり
★盗聴器を仕掛けるのは乙女の常識です
って出てきて吹いたwwwwwww


786:名無しさん@ピンキー
07/07/18 07:48:19 u9NF6++D
トライデント氏のこう言う所は好き

787:名無しさん@ピンキー
07/07/18 08:34:45 lVfawouy
今週のサンデーのワイルドライフが修羅場発生の件について

788:名無しさん@ピンキー
07/07/18 14:44:13 QQpSy0o/
それは別のとこで話そうぜ

789:名無しさん@ピンキー
07/07/18 16:31:50 S77j35zR
本スレとSSスレの用途を混同してる奴が確かにいるな、最近

790:名無しさん@ピンキー
07/07/18 16:49:08 lcrPgvES
>>784
ってことはオタクの町になる前は、
浮気を監視するための道具を求める女の子の街だったってわけか・・・

そっちの方がステキだ

791: ◆tVzTTTyvm.
07/07/18 22:33:11 RkxvaB6p
ずっと放置してた
『Why Can't this be Love?』の続きが書き上がりました
前回投下が去年の10月22日で忘れられてる方も多いでしょうから
前回までの話が収録された補完庫のURL張っておきます
URLリンク(dorobouneko.web.fc2.com)

では投下します


792:Why Can't this be Love?  ◆tVzTTTyvm.
07/07/18 22:35:17 RkxvaB6p
「何でこんな事になっちまったんだ……」
 俺は頭を抱えながら呟いた。
 あの後、店の従業員の人達が直ぐに救急車も呼んでくれたお陰で夕子は大事には至らずにすんだ。
 とりあえず今は入院しているが、数日もすれば退院できるだろう。
 尤も退院した後も暫らくは自宅療養になるだろうが。

 そして俺はと言うとあれから丸一日経ったが、鬱とした気持のままだ。
 やはり夕子のことが気にかかる。 当然だ。 何だかんだ言ってもあいつは俺の幼馴染だ。
 それがあんな風に怪我を負って入院して、気にならないわけが無い。
 だからと言ってどうする? あいつの望むように付き合ってやればいいのか?
 違う。 そんなことしてもそれは一時的なその場しのぎにしか過ぎない。
 それでもアイツはそれで満足してくれるだろう。
 だが、其の選択肢を選ぶと言う事はすなわち美嬉との別れを―。
 出来ない!!
 やっぱり駄目だ。 夕子のことは確かに心配だが、それでも今の俺にとって一番大切なのは美嬉だ。
 もう決めよう……。 今度こそ本当に覚悟を。

793:Why Can't this be Love?  ◆tVzTTTyvm.
07/07/18 22:37:06 RkxvaB6p


   X    X    X    X


 あの日、紅司クンと白波さんの間に幼馴染以上の感情があるのではないかという疑念が沸いて以来
私は白波さんは勿論、紅司クンにもまともに視線を合わせることも話すことも出来ずにいた。
 苦しかった。 寂しかった。
 本当は会って話したい気持で一杯だけど、でも出来なかった。
 疑念の気持を抱いたまま会うのが、話すのが怖かったから……。
 そして私は紅司クンを避け続けてた。

 そんな鬱とした気持のまま過ごす日々のある日の学校の休み時間。
「美嬉!」
「こ、紅司クン……?」
 私は紅司クンに呼び止められた。
「話があるんだ……」
 紅司クンは何時になく真剣な面持ちだった。
「ごめんなさい。 今、用事があるから……」
 でも私はそう応えその場を立ち去ろうとした。
 其の真剣な面持ちの口から語られるのが別れ話なのではと思うと怖くて。
 だけどそんな私の腕を掴み紅司クンは言葉を続けた。
「大事な話なんだ。 一緒に来てくれ」
「え……? ちょ、ちょっと待っ……」
 そして私は戸惑いを隠せないまま紅司クンに手を引かれ多少強引とも言える形で連れて行かれた。

794:Why Can't this be Love?  ◆tVzTTTyvm.
07/07/18 22:38:02 RkxvaB6p
 紅司クンに手を引かれ私が連れて来れれた場所。 それは屋上だった。
 屋上に付くと紅司クンは振り返り私の顔を真っ直ぐに見つめた。
 其の真剣な眼差しに私は思わず気圧されながら口を開く。
「紅司クン? あ、あの私……」
 そんな戸惑いを隠せずにいる私に向かい紅司クンは意を決したように口を開いた。
「美嬉、お前に話しておかなければいけない事があるんだ。 沢山有るけど、
だが一番大事なことから伝えるぞ。
俺にとって誰よりも一番大事なのはお前なんだ、美嬉」

 其の言葉に私は今までの不安を拭い去ってくれる想いと、そして安堵感を感じ……。
 でも直後正反対の気持が沸き起こる。
 紅司クンと白波さんの親しげに話していた姿が脳裏に浮かんでしまい……。
「紅司クン……。 嘘……言わなくったっていいよ。
紅司クンにとってお似合いなのは私じゃないって解ってるから……」
 そんな弱気な気持が気持とは裏腹な言葉を紡いでしまった。
「夕子のことを言ってるのか?」
 そして紅司クンの口から出てきた言葉は私の不安な気持を見透かしてるようなものだった。
 私が其の言葉に視線をそらしたまま頷くと紅司クンは私の肩を掴み正面から見据え言葉を続けた。
「やっぱり誤解してたか。 いや、まるっきり誤解って訳でもないが……。
確かにお前が思ってるように俺の夕子に対して抱いてた想いはお前が思ってた通り、だった。
幼馴染としてじゃなくて女として好き、だった。 でもそれらの気持は全部過去形だ。
今、俺が好きなのは……、いや今だけじゃなくこれから先も俺が好きな女はお前なんだ。
もう一度言うぞ。 俺が今、一番好きなのはお前だけだ!
この気持だけは偽り無い本当の気持なんだ! お前を失いたくないんだ!」

 涙が溢れ出してきた。
 紅司クンがこんなにも私の事を思っててくれたことに対する嬉しさ。
 それなのに私は信じてあげられず、それどころか勝手に疑って避けていた事に対する申し訳なさ。
 そんな気持で胸が一杯になってこみ上げる想いが涙を溢れさせていた。
「ほ、本当に私でいいの? 白波さんじゃなくて私なんかで……?
わ、私、紅司クンのこと信じ切れず、勝手に疑って避けてたのに……」
 私がそう言うと紅司クンは私の涙をそっと拭い優しく微笑んでくれた。
「気にしてないよ。って言うより疑われるような俺にも否があった。 済まなかった。
辛い想い抱かせてしまって……」
 紅司クンの言葉に私は首を振った。
「ううん。 謝らなきゃいけないのは私のほうなのに……」
「ありがとう。 これから先も俺の恋人で― 一番大切な人でいてくれるか?」
 優しい声で語りかけてくる紅司クンに私は想いの全てを込めて言葉を紡ぐ。

「ハイ。 私のほうこそコレから先も、ずっと、ずっと……、一緒にいてください!」

795:Why Can't this be Love?  ◆tVzTTTyvm.
07/07/18 22:40:49 RkxvaB6p


   X    X    X    X


 何でよ。 どうしてよ。 どうしてこんなことになっちゃったのよ。
 私と紅司は幼馴染で誰よりも深い仲で、しかも相思相愛同士だったのよ?!
 なのに何でこんな事になっちゃったのよぉ……!
 おかしいよ。 間違ってるよ……。
 そうよ、私を選ばないなんて紅司は間違ってる。

 どす黒い感情がお腹の底から沸き起こり心を塗りつぶしていく。

 私じゃなくて藤村さんを……藤村を選ぶだなんて紅司は間違ってる!
 藤村が、あの女が紅司に間違いを犯させた。
 許せない……! 私にこんな思いをさせた紅司もあの女も絶対に許せない!
 絶対……絶対に許さないんだから!!

 だから……二人には……報いを……

 受けさせてやる!




 離れた場所に二人で話をしている紅司と藤村の背中を見つめながら私は鞄に手を突っ込んだ。
 そして取り出すは一振りのナイフ。

(死ね……! 死ね……!! 死ね……!! 死ね……!!! 死んでしまえ!!!!
私を裏切った紅司も! 私から紅司を奪ったあの女も!! 二人とも死んでしまえ!!!)

 怒りと憎しみと妬みで胸のうちを支配されてた私は其の行動に疑問を抱く余地など無かった。
 そして私の存在に気付かぬ二人に向かって私は真っ直ぐ進む。
 二人揃ってでも、どちらか片方でも構わない。
 この手で引導を渡してやる!
 もう、ただ二人が一緒にいるそれだけで私の心は掻き乱され許せない思いだけで一杯だった。
 このナイフをあの二人に突き立てる、それしか私の頭に無かった。
 そしてあと数歩で二人にナイフが届く―、そう思ったときだった。

796:Why Can't this be Love?  ◆tVzTTTyvm.
07/07/18 22:42:24 RkxvaB6p
「何やってるんだ白波!」
 私は腕を掴む強い力と其の声に妨げられてしまった。
 其の掴んできた手と声の主は―
「先……輩……?」
 かって一時だけ―そう、紅司を忘れたいが為だけに偽りの交際をしてた相手―。

「こんな物持って! 白波! 一体何をするつもりだったんだ?!」
「何を……ですって? そんなの決まってるじゃないですか……。 報いを受けさせてやるんですよ。
紅司に私を裏切った事に対する―、そしてあの女に私から紅司を奪った事に対する!!!」
「バカヤロウ!! 本気で言ってるのか?!」
「えぇ、本気ですよ。 冗談でこんなこと言えるわけないじゃないですか。 だから退いて下さい。
退いてくれないなら先輩も……」
「俺も刺すって言うのか? いいぜ……」
 次の瞬間、先輩は私の手首を掴むと自分の方に向け……。
「せ、先輩何するんですか?!」
 先輩は私の手に握られたナイフをそのまま自分の腕に突き刺したのだった。
 手に伝わってくる肉を切り裂いた感触が、伝って流れてくる血の生温い温度に私は……。
「目を反らすな白波! コレがお前がしようとしてた事なんだぞ?!
こんな事をお前はしようとしてたんだぞ?! 分かっているのか?!」
 先輩の言葉が胸に突き刺さる。 ナイフから滴る血は私の手にも伝ってきて―。

「う、うわああぁぁぁぁぁ……………!」
 途端に恐ろしさが込み上げてくる。 人を傷つけてしまったと言う事の怖さ、
取り返しのつかないことをしてしまったという罪悪感―。
 指先から力が抜けナイフから手が離れると真っ赤に染まった掌が目に飛び込む。
 血塗られた掌に私はその場に崩れ落ちそうになり―。
「白波?! おい?! 大丈夫か白波?!」
 ―そんな崩れ落ちそうになった私の体を支えてくれたのは先輩の腕だった。



「ゴメンナサイ……ゴメンナサイ……ゴメンナサイ……」
「いや、俺の方こそ色々済まなかった……」
 あの後泣き崩れる私は先輩に連れられその場を離れ、そして先輩の腕の手当てもして今に到ってる。
「先輩……、腕の方は……」
「あぁ……もう血も止まってるし、ちゃんと指も動くし神経とかも大丈夫みたいだ」
 先輩の言葉に私は胸をなでおろした。 そしてホッとするとまた涙が溢れてきた。
 そんな私の涙を先輩は拭ってくれて心配そうに覗き込んできた。
 私を案じ顔を真っ直ぐに見つめてくる先輩の眼差しに私の荒んでた心は癒される思いだった。

「先輩……どうして、その、私なんかのためにココまでしてくれたんですか?」
 私がそう訊くと先輩は一瞬困惑したような表情を見せ、そして僅かに視線をそらし口を開く。
「その……お前の事が、まだ……好き、だから……」
「え……? そ、そんな……。 だ、だって私……」
 私は紅司を忘れられなくて、それが辛くて紛らわせたいと言う身勝手な思いで
その気も無いのに先輩と付き合った振りしてて……。
 それで先輩を傷つけたのに……。
「あ、別にまた付き合ってくれとかそんな事は言わないから……。 お前が吉田を諦められない事は、
惚れた相手を諦められない事ぐらい、そんな事この俺が誰よりよく知ってるから……。
でもな、振り向いてくれないからってそれでどうでもいいわけじゃないんだ。
例え振り向いてくれなくっても、報われない片思いでも、
それでも好きな相手が過ちを犯すのをみすみす黙ってなんて見てられなかったから……」
 其の言葉に再び涙が溢れ出してきた。
 先輩の気持に比べて私の紅司に対する気持の身勝手さに対し恥かしさがこみ上げてきた。
 気付けば私は先輩の胸に顔を埋め泣いていたのだった。

797:Why Can't this be Love?  ◆tVzTTTyvm.
07/07/18 22:44:06 RkxvaB6p




 ―あれから数ヵ月―
 とある休日の昼間。

「おまたせっ、先輩」
「いや、俺も少し前に来たばかりだから。 じゃぁ行こうか」

 あれから気付けば私と先輩はこうして過ごす機会が増えていた。
 これが恋愛感情なのか、と問われるとやっぱり違う気がする。
 失恋の傷も多少は癒えたけど、でもやっぱり未だ紅司に告げられた事が辛くて諦め切れなくて、
結局それを紛らわす為先輩を利用してるだけかもしれない。
 それが申し訳なくて先輩にそう伝えたりもした。
 それでも先輩は微笑んでくれた。
『それでお前の気持が紛れるなら幾らでも利用してくれればいい』と言ってくれた。
 そんな先輩の優しさに縋ってる自分が卑怯だと自己嫌悪に陥ったりもしたけど……、
それでも先輩は変わらない優しい笑顔を向けてくれた。
 
 そして、最近気付いた事が一つある。
 それは先輩の―

 このひとの笑顔が前よりも好きになってた事だった―。


END

798:名無しさん@ピンキー
07/07/18 22:45:58 RkxvaB6p
投下完了です
長らくお待たせしてしまって申し訳ありませんでした
では

799:名無しさん@ピンキー
07/07/18 22:58:57 pN1SlrY5
放置作品復活の季節がやってきたのか・・・?
何はともあれ超GJです!

800:名無しさん@ピンキー
07/07/18 23:04:49 R1Hd+sAW
スレ進んでるから来てみたらまたトライデントの糞作品だった。
ということが最近多い

801:名無しさん@ピンキー
07/07/18 23:12:11 WFRduOVs
>>798
お疲れ様です。そしてGJ!
諦めかけてた作品が次々と復帰するとは、潜伏し続けた甲斐があったよ。
完結した話が読みたいけど、できるだけ長く続いて欲しいから完結して欲しくないもあって複雑な気持ちだよ。
勝手に夕子ルートを脳内で補完するしかないか…。

802:名無しさん@ピンキー
07/07/18 23:54:03 lcrPgvES
>>798
GJ!
脳内補完していた作品の続編が読めるほどうれしいことは無い
やっぱり脳内より作者様が書く方がレベルが段違いだぜ(*´д`*)

803:名無しさん@ピンキー
07/07/19 00:12:03 YnxRWI9v
復活祭キタ!!
そして先輩カッコヨスwww

804:名無しさん@ピンキー
07/07/19 00:17:50 +i3VZ17c
GJ!
だけどなんか尻切れトンボみたいな感じに感じるのは俺だけかな…肝心の美嬉の嫉妬描写が薄いまま終わっちゃったし
でもありがとう、復活してくれて…

805:名無しさん@ピンキー
07/07/19 01:35:27 ULiaD+XJ
>>800
確かにトライデントの糞作品のおかげでスレが汚れたのは事実だ
彼のおかげで嫉妬スレに荒らしが集まり、他の作家の投稿意欲を失わせた罪は
大きいであろう。てか、ブログやっているんだからそっちでやれよって感じだよな

俺はトライデントがこのスレから追放することを望むぞ!!



806:名無しさん@ピンキー
07/07/19 01:39:02 ULiaD+XJ
◆tVzTTTyvmも長い間待たせたというのに
くだらない作品を書きやがって・・これだったら完結させない方が良かったな
お前も追放リストに入れてやるよ

807:名無しさん@ピンキー
07/07/19 01:44:31 ULiaD+XJ
つまらない作品を書く奴がスレから追放される。それは
当たり前の事だろうに・・このスレを見捨てた阿修羅の管理人を始め、
多くの神々は自分達の文章力のなさに絶望して逃げたし・・

ダメだな。このスレはwwwwwwwwwwwwwwww

808:名無しさん@ピンキー
07/07/19 01:47:38 1aHmYBA6
>>798
乙です。まさか続きを読むことができるとは。
やはり嫉妬するおにゃの子は最高だな。

809:名無しさん@ピンキー
07/07/19 01:50:05 ULiaD+XJ
>>808
脳内大丈夫か?
こんなつまらない作品にGJとか言っているから
アホな作者が調子に乗って投稿するんだよ
お前のやっていることはどれだけ愚かなことかわからないの?

810:名無しさん@ピンキー
07/07/19 01:53:29 Lv03r3F8
一部の携帯だけだったら悪いんだけど、保管庫の『君という華』の幼なじみが絶望に打ちひしがれるところと幼なじみがキラと出会うシーンが抜けてないかな?

811:名無しさん@ピンキー
07/07/19 01:54:18 ULiaD+XJ
やれやれ・・トライデントや赤いパパみたいなアホが調子に乗って投稿するから
アホなスレ住人までいい作品とつまらない作品の区別が付かなかった
>>800の言う通りにトライデントの糞作品を読まされる読者の身になれってんだ!!

812:名無しさん@ピンキー
07/07/19 01:57:45 ULiaD+XJ
>>810
はいはい これでしょ

 昼休み。学生にとって心休まる時間。
仲の良い友達とする食事は、楽しく、普段よりも料理を美味しく食べる事が出来る。
  そう。社会人になれば取り戻す事の出来ない、貴重な時間。それが昼休み。なのに、だ。
「ほら、亮君。から揚げ好きでしょ? はい、あーん」
「高木先輩、手作りミニハンバーグです。ちょっと奮発して、松坂牛をミンチにしてみました。
  その、あ、あーん」
「……あら、何か小さい生物がいると思ったら、椎名ちゃんだったの。ごめんね気付けなくて。
それとここは二年生の教室だよ? 自分の教室も分からないのかな?」
「そんな訳ないですよ。それを言うなら、水田先輩だってクラス、隣ですよ?
  胸にばかり栄養回さないで、少しは脳の活性化に役立ててみてはいかがでしょう?」
「ご忠告有り難う。椎名ちゃんは屁理屈ばっかり言う脳鍛えるのもいいけど、
もう少し身長と胸に栄養回そうね。それじゃあ小学生だよ? あははっ。椎名ちゃんは可愛いね」
「ふふっ。水田先輩は美人で羨ましいです。せいぜいその美貌で男子生徒のオナペットにでも
なっておいて下さい。あははっ。雌牛にはぴったりですね」
「なら雌猫風情な椎名ちゃんは特別な趣味をお持ちなお兄ちゃん達に拉致られてバラしてもらえば?
  あははっ。良かったね、椎名ちゃん。きっとテレビとかに出れるんじゃない?
  死体だけど。あははっ」
「……あのー、二人とも、さ」
「ん? なあに亮君? この雌猫がうざいのかな? かな?
  待っててね、後で二度と近づかないように言っておくから」
「何言っているんですか。水田先輩が乳臭いから勘弁して欲しいんですよね?
  本当、体臭って自分では気付きませんからね」
「いや、じゃなくて。から揚げとハンバーグが俺の顔に密着してるんだけど……」
  二人は慌てておかずを自分の弁当へと戻すと、今度はどっちが顔を拭くかで睨み合い。
俺の昼休みはいつもこうだ。休まるどころか神経が磨り減って磨り減って血反吐を吐き出しそうだ。
  この二人、水田 祥子と葵 椎名は事あるごとに俺の周りに出現する。最近チョット怖い。
  祥子とは小学生からの付き合いだ。セミロングの髪に、スラリと伸びた肢体。
今や男子学生の九割は告白していると言う人気ぶりだが、本人はあまり恋愛に興味が無いのだろうか。
誰とも付き合った事がないらしい。
  俺はよく友達に羨ましがられるが、俺も祥子も、一緒にいた時間が長すぎてもう
お互いをそう言う対象で見ていない。気がする。
大事な存在だが、恋人、と言う言葉の響きはどうにもピンと来ない。
  椎名ちゃんは、俺の後輩だ。腰辺りまで伸びた黒髪のストレートヘヤー。
くりっとした瞳に、透き通るような白い肌。
祥子とは小学生からの付き合いだ。セミロングの髪に、スラリと伸びた肢体。
今や男子学生の九割は告白していると言う人気ぶりだが、本人はあまり恋愛に興味が無いのだろうか。
誰とも付き合った事がないらしい。
  俺はよく友達に羨ましがられるが、俺も祥子も、一緒にいた時間が長すぎてもう
お互いをそう言う対象で見ていない。気がする。
大事な存在だが、恋人、と言う言葉の響きはどうにもピンと来ない。
  椎名ちゃんは、俺の後輩だ。腰辺りまで伸びた黒髪のストレートヘヤー。
くりっとした瞳に、透き通るような白い肌。
どこか、人形チックな風体に、初めて会った時は驚いたものだ。
  しかも、何故かは分からないが俺は椎名ちゃんに気に入られたらしい。
さらに、何故か最近のエンカウント率は尋常ではない。気が付くと隣にいる、みたいな。
  でもまあこんな可愛い後輩に慕われるのも悪くない。
そう言うといつも祥子は苦虫を噛み潰したような表情を浮かべる。
  祥子の前で、椎名ちゃんの話題はNGなのだ。椎名ちゃんの前で祥子の話題がNGであるように。



 さて。話を戻そう。そんな感じのいつもの殺伐とした昼時間を送っていると、
不意に二人とも異変に気が付いてくれたようだ。
  そう。俺は今日、弁当を忘れてしまったのだ。というか、いつも弁当を作ってくれて、
さらにカバンに入れてくれているはずの姉ちゃんが、どうも今日に限って忘れたらしい。


813:名無しさん@ピンキー
07/07/19 01:59:08 orRJMrOi
叩くな叩くな。気に入らんなら徹底的にスルー汁。
だがそんな俺も>>809の三行目以降には大賛成。
神気取りなアホ作者が中途半端に下らん長編書いて未完にしてるようじゃ
保管庫もスレも大変なことになっちまうからな。

別に◆tVzTTTyvm氏ピンポイント爆撃ではないことを追記しておく。

814:名無しさん@ピンキー
07/07/19 02:01:07 JPlL8IVK
兄さん兄さん、書き手にネガキャンやる時はね、けなしたら逆効果なの。
むしろ褒めちぎりなさい。そして、投下量を増やさせて質を落とさせるの。

糞だとか言ってるとそのうちテメエが書きやがれと住人からブーイングよ?

それともご本人じきじきに降臨して自分叩きして同情を希(こいねが)うパターン?

815:名無しさん@ピンキー
07/07/19 02:01:20 KlYP06n8
今の嫉妬スレは糞だな
その調子でもっと荒らせ荒らせー

816:名無しさん@ピンキー
07/07/19 02:03:40 USA+3VRI
相変わらずの自演
私怨パワーもここまで来ると感動すら覚える

817:名無しさん@ピンキー
07/07/19 02:06:09 ULiaD+XJ
>>813
同意だな
管理人の阿修羅様にそんな仕事を増やすのはよくないってことだ
神気取りのアホを叩くことはこのスレの活性化に繋がるってわけだよ
寝取られ大好きな俺はここで存在すら否定されたからな・・怨恨の線は全くないが
この未完と投稿している作品の詰らなさにいい加減に嫌気がさしているんだよ


特にロボと緑猫とRIG2と黒ングヘアーとトライデントと赤いパパはいい加減に消えるべき
こういう大物扱いされている連中がいるから新規が全く増えないんだよ
いい加減に投稿するな・・自分のサイトに引っ込んでろ・・

特にトライデント・・お前、いい加減に調子に乗りすぎ・・ブログがあるんだから
そこで書け・・いいな・・。


818:名無しさん@ピンキー
07/07/19 02:06:10 +i3VZ17c
>>816
IDがUSA、オメ

819:名無しさん@ピンキー
07/07/19 02:09:07 KlYP06n8
>>817
同意だな
管理人の阿修羅様にそんな仕事を増やすのはよくないってことだ
神気取りのアホを叩くことはこのスレの活性化に繋がるってわけだよ
寝取られ大好きな俺はここで存在すら否定されたからな・・怨恨の線は全くないが
この未完と投稿している作品の詰らなさにいい加減に嫌気がさしているんだよ


特にロボと緑猫とRIG2と黒ングヘアーとトライデントと赤いパパはいい加減に消えるべき
こういう大物扱いされている連中がいるから新規が全く増えないんだよ
いい加減に投稿するな・・自分のサイトに引っ込んでろ・・

特にトライデント・・お前、いい加減に調子に乗りすぎ・・ブログがあるんだから
そこで書け・・いいな・・。

820:名無しさん@ピンキー
07/07/19 02:11:39 ULiaD+XJ
ってか、トライデントのブログ・・おかしいおかしすぎるだろう
何でアクセス数1日で2400以上来ているんだあん?
その次の日になったら、600-400-200って

どう見ても、自分でF5連打しすぎだろww 
そこまで自作自演でアクセス数増やしたいんですかwwwwww

後、Φなる・あぷろーちとダブルキャストを無断に著作権侵害しているし
ネタも古すぎだろ・・誰か荒らせよもう

後は痛いのはRIG2もそうだよな・・

821:名無しさん@ピンキー
07/07/19 02:13:06 KlYP06n8
>>820
同意だな
ってか、トライデントのブログ・・おかしいおかしすぎるだろう
何でアクセス数1日で2400以上来ているんだあん?
その次の日になったら、600-400-200って

どう見ても、自分でF5連打しすぎだろww 
そこまで自作自演でアクセス数増やしたいんですかwwwwww

後、Φなる・あぷろーちとダブルキャストを無断に著作権侵害しているし
ネタも古すぎだろ・・誰か荒らせよもう

後は痛いのはRIG2もそうだよな・・

822:名無しさん@ピンキー
07/07/19 02:18:30 ULiaD+XJ
とりあえず、言いたいことはそれだけだ
これを荒らしという奴は中越沖地震の報道を見て、
亡くなっている人や家を亡くしたお年寄りや住人達が
体育館で暮らしている姿に笑っている心のない奴らだ・・

俺はきちんと5万ぐらい今回の地震の被災者に寄付しましたし
心の豊かではない人間は何でもかんでも荒らしと決めつけすぎ

では。もう、寝る

中越沖地震で亡くなった方々のご冥福をお祈りします
1日でも早く村が復興することを祈って。



823:名無しさん@ピンキー
07/07/19 02:20:17 YAFTNCHF
素直にあぼーんすればいいんじゃね?
>>821
同じことコピペしらくていいから。

824:名無しさん@ピンキー
07/07/19 02:20:24 svKvmB9Z
ID:ULiaD+XJさん
いい人すぎだろ・・5万も寄付なんかできないわ

825:名無しさん@ピンキー
07/07/19 02:20:38 KlYP06n8
>>822
同意だな
とりあえず、言いたいことはそれだけだ
これを荒らしという奴は中越沖地震の報道を見て、
亡くなっている人や家を亡くしたお年寄りや住人達が
体育館で暮らしている姿に笑っている心のない奴らだ・・

俺はきちんと5万ぐらい今回の地震の被災者に寄付しましたし
心の豊かではない人間は何でもかんでも荒らしと決めつけすぎ

では。もう、寝る

中越沖地震で亡くなった方々のご冥福をお祈りします
1日でも早く村が復興することを祈って。

826:名無しさん@ピンキー
07/07/19 02:22:25 KlYP06n8
>>824
同意だな
ID:ULiaD+XJさん
いい人すぎだろ・・5万も寄付なんかできないわ

827:名無しさん@ピンキー
07/07/19 02:22:53 YAFTNCHF
>>822
どうやったら寄付=嵐じゃないっていう式が成り立つの?
別にどうでもよくね?

828:名無しさん@ピンキー
07/07/19 02:24:43 YAFTNCHF
>>826
コイツなにがしたいの?


829:名無しさん@ピンキー
07/07/19 02:46:16 8So2+65s
いつもどーりニートの暇潰しでございます

830:名無しさん@ピンキー
07/07/19 02:56:17 VgT7NAHE
>>798完結お疲れ様です。
先輩はオイシいとこ持っていったなぁ。

831:sage
07/07/19 03:43:32 y+V0/BYg
このスレたまに阿呆と言うか暇人というか明らかに自作自演やって
頭の悪い文章書く奴が来るのが玉に瑕。
>>798GJ なんだが後1ひねりぐらいほしかった気もする

832:名無しさん@ピンキー
07/07/19 04:40:27 +VD1+yWi
>>798
完結お疲れ様です。
先輩かっこいーなおい……

……もう夏、か。

833:名無しさん@ピンキー
07/07/19 08:01:54 IWuJg6MI
>>798
完結GJでした!!

そしてス○ーしますた

834:名無しさん@ピンキー
07/07/19 09:05:07 Fx0Rbuxh
だが、トライデントの糞作者以外の神はGJなんだけどね・・
いい加減にスレの住人に見放されている現実を理解して欲しいよ

835:名無しさん@ピンキー
07/07/19 09:09:38 vknAnOzF
お前もな。

836:名無しさん@ピンキー
07/07/19 09:17:17 Fx0Rbuxh
問題にするべきはトライデントのブログのアクセス数偽造疑惑だと思うぞ
1日で2000も来るか? あの痴呆作者の文章なんて数秒で吐き気と悪寒がしましたけど

837:名無しさん@ピンキー
07/07/19 09:53:07 fHD/uv0N
>>776
>>798
キタ━━(゚∀゚)━━ !!!!!
ずっと待ってましたよ!先輩いいですね!!
トラ氏もGJです!

838:名無しさん@ピンキー
07/07/19 10:01:44 adAtEqST
なんだ、自粛するようになって少しは成長したかと思ってたらまた園児の癇癪レベルに逆戻りか
卒業するんだもん!とか言ってたのにな、それを覆した結果更にブザマ

839:名無しさん@ピンキー
07/07/19 10:01:51 8So2+65s
>>836
なんかもう飽きたよお前

批判したいならもう少し凝った文章を書いてくれ

840:名無しさん@ピンキー
07/07/19 12:20:39 ySG7xA7l
>>839
はいはいワロスww

841:名無しさん@ピンキー
07/07/19 13:01:34 8So2+65s
>>840
IDもわざわざ変えなくていいぞ―どうせ誰も引っ掛からないんだからさ
お前もいちいち面倒だろ?

842:名無しさん@ピンキー
07/07/19 13:03:49 adAtEqST
はいジャンガジャンガジャンガジャンガ

843:名無しさん@ピンキー
07/07/19 15:18:19 pjsuBqst
>>798
(*^ー゚)b グッジョブ!!
まとめサイトがあるから期間が開いても話が繋がるから大丈夫なんだぜ

それにしてももう夏か・・・
まぁ、荒らしてるニートには夏休みも関係ないだろうがな
スレ荒しが趣味とか空し過ぎる人生だな・・・ (´・ω・`)

844:名無しさん@ピンキー
07/07/19 15:25:42 MKqkXBHm
>>843
昼間から嫉妬スレで書き込んでいる方が空し過ぎる人生だと思うんですけどね

845:名無しさん@ピンキー
07/07/19 15:58:13 MKqkXBHm
トライデントのアクセス捏造疑惑はどうなったんだ?
誰も追及しないの?

846:名無しさん@ピンキー
07/07/19 16:16:07 m3YEI0zC
もうお前ら分かったから黙って待ってろ。

847:名無しさん@ピンキー
07/07/19 16:38:04 MKqkXBHm
どうして、そんな都合の悪い話題になると黙るんですか?
もしかして、私の非難や嫌がらせは全てトライデント氏の自作自演だったというわけか
これはついにトライデント氏の化けの皮が外れたかもしれんな

848:名無しさん@ピンキー
07/07/19 16:43:14 fHD/uv0N
>>843
夏って何か修羅場イベントあったっけ?

849:名無しさん@ピンキー
07/07/19 16:51:52 Lv03r3F8
>>848
どこかの夏祭りや花火大会では、自分が一緒に祭りを回るはずだった愛するお兄ちゃんや幼なじみを泥棒猫が奪って行く事件が多発しているのを知らないのか?

850:名無しさん@ピンキー
07/07/19 17:02:47 fHD/uv0N
>>849
(´゚ω゚):;*.ブッ
いいなあ、それ

851:名無しさん@ピンキー
07/07/19 17:33:58 1aHmYBA6
>>849
そしてその後、血で血を洗う争いが始まる訳だな。
素敵すぎるぜ。

852:名無しさん@ピンキー
07/07/19 17:40:06 QAqi6f3T
>>843
  俺的には、泥棒猫が、愛する弟をいきなり海に誘い出して
 セクシー水着で誘惑して、抱きつき攻撃などをかましてロマンスが盛り上がっている最中に、

  姉は買ってきた水着を見せびらかそうとして帰ってくるのをwktkして待っているのに一票。

853:名無しさん@ピンキー
07/07/19 18:22:01 hsuvbxpV
これはトライデント氏の自作自演キタァー(゜∀゜)ーー!!!!
だよな・・アクセス数偽造疑惑の件に触れない住人達はおかしい
それに俺は荒らしと言っている人間は被災地のために寄付とかしたのかよ

854:ボランティア(新潟)
07/07/19 18:26:29 y5iPeZzv
俺被災地に寄付したんだぜ~とかいって善人ぶっている偽善者がいるスレはここですか
じゃあお前ら被災地行ってボランティアしてるのかよ、と言いたい

855:名無しさん@ピンキー
07/07/19 18:40:05 Lv03r3F8
>>852
それは作者さんによってギャグかシリアスか別れる。山本君の作者さんが書くか、姉妹日記の作者さんが書くかで大きく違う。その両方を読みたいのは俺だけじゃないはず。
どちらにしてもそんなシチュエーションを思い付いた>>852は天才だよ。

856:名無しさん@ピンキー
07/07/19 18:45:44 fHD/uv0N
>>852
個人的には、普段大人しいorクールな姉が水着を買ってくるという設定を付け加えると
一気に俺の臨界点を突破するな

857:名無しさん@ピンキー
07/07/19 19:07:51 ZGBl4HDg
その妄想を文字で表現してみよう

858:名無しさん@ピンキー
07/07/19 19:37:36 N/ySb4ri
>>853
てか、トライデント氏のアクセス数偽造疑惑って何?
はっきり言うと単にトライデント氏のブログの繁盛ぶりに
荒らしが嫉妬しているだけでは? 

さすがは嫉妬スレだよな・・趣旨とか全然違うが

859:名無しさん@ピンキー
07/07/19 19:42:11 fHD/uv0N
>>857
高校以来文章なんか書いたことないから無理だ・・・
それにしても>>852の設定をそのままにするのも勿体無いな

860:名無しさん@ピンキー
07/07/19 19:43:29 JUjuq56S
>>856
普段大人しい姉が弟のためにゴスロリの服を着るというのはどうだ?
恥ずかしいけど、弟君のためなら頑張るって展開はどうよ

861:名無しさん@ピンキー
07/07/19 19:48:15 flcCc0B6
>>860
それだと「夏」のテーマから外れてしまうな
まあ、水着以外にも浴衣とかあるけどさ…
個人的には女性のタンクトップはめっちゃ萌える

862:名無しさん@ピンキー
07/07/19 19:50:31 JUjuq56S
夏のテーマとかあったのか・・
だったら、可愛い弟のために暑さを我慢して誰に見せたくて着ているのよ
って感じにスカート裾を摘み上げて、うちわで暑さを防いでいるのは・・

夏とか関係ないがこれは俺のツボに入るw

863:名無しさん@ピンキー
07/07/19 20:49:55 adAtEqST
「・・」←これ

864:名無しさん@ピンキー
07/07/19 20:51:32 adAtEqST
文章癖全部一緒でわかりやすいわかりやすすぎる
頭悪いほんとに頭悪い

865:名無しさん@ピンキー
07/07/19 20:52:55 EzfV12al
「・・・」はよく使われてるんだぜ。

なぜか、指摘すると逆切れされる率が高いんだよなー。

866:名無しさん@ピンキー
07/07/19 20:54:50 2i4Nobu5
またまた荒らしか

867:名無しさん@ピンキー
07/07/19 21:03:15 adAtEqST
>>865
違う違う
「・・」
↑いつも必ず二個なんだよ、彼は

868:名無しさん@ピンキー
07/07/19 21:09:23 9M0CJPfp
あー、そうね本当ね。
でも君もあんまり刺激しないようにね。
避難所でやろうね。ね。

869:名無しさん@ピンキー
07/07/19 21:23:34 a3s7Xg1G
トライデント氏が来なければ荒れないのに


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