【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合16at EROPARO
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合16 - 暇つぶし2ch500:名無しさん@ピンキー
07/06/17 20:23:22 vh7Hu1QR
そーいや、前スレぐらいにテファがサイトを召喚した話が盛り上がっていたのだが。
そのときのスレの住人じゃないが、テファに脳みそをいじられたので話がまとまってきたのだが、投下していいだろうか?
…断られたらそれはそれで、KA I KA N☆

501:名無しさん@ピンキー
07/06/17 20:29:02 GBRUUQ1b
タバサ編投下マダー?

502:名無しさん@ピンキー
07/06/17 20:29:42 XKq4jMwo
>>500
話がよくみえないけど、ためらうことは無いよ。
バッチコーイ!

503:名無しさん@ピンキー
07/06/17 20:34:02 E87E5T7e
じゃあ断りつつ投下を強制してみるか

「貼って欲しい訳無いじゃない!ほ、ほ、ほんとだからね!」

504:名無しさん@ピンキー
07/06/17 20:53:00 mo0Po0i1

テファが使い魔召喚の魔法

光のゲート出現

使い魔(仮)が手探りでテファを引きずり込む

テファ「まいっか ルイズさんは確かこの後キスをするんだと…」

キス

テファ「あ あれ? 胸が…熱い!」

胸にルーンが出現


505:名無しさん@ピンキー
07/06/18 02:03:54 WJDm5zfS
あああぁぁぁぁぁぁぁぁ
最後のSS投下からもう2日もおおおおおおぉぉぉぉ
うわああああああああああああああああああ

506:名無しさん@ピンキー
07/06/18 02:07:58 1jFfllrm
落ち着け・・・落ち着いて祖数を数えるんだ

507:名無しさん@ピンキー
07/06/18 02:12:20 SJYt7HNN
その代わりゼロ奇妙スレが
もうすぐ追いつくぐらいに加速してるな

508:名無しさん@ピンキー
07/06/18 02:40:59 FTW/iXiL
そろそろアン様分が足りなくなってきた
はやくほQを・・・・・・・・

509:名無しさん@ピンキー
07/06/18 03:11:33 jPv6vhJd
ゼロ奇妙スレっての初めて知った
結構おもしろいのもあるのな

510:名無しさん@ピンキー
07/06/18 04:07:49 2hjrnA7V
ジョジョクロスって丞太郎が主人公の立場乗っとりするやつばっかだからつまんね
ジョジョファンっつーか3部しか読んでない丞太郎厨って感じがする

511:名無しさん@ピンキー
07/06/18 05:47:44 MKfiHJUT
>>510
あのスレで召還されたのは20人を超えるが、承太郎は1人でそのディスクが召還された奴の2人しかいないぞ。
…何気に5部の暗殺チームがやたら充実してるw

512:名無しさん@ピンキー
07/06/18 06:11:11 bp0jiIZZ
こういう時は抜いて落ち着くんだ
俺は3回抜いたから超冷静だぜ

513:名無しさん@ピンキー
07/06/18 06:13:51 JBItWMBy
11売ってねぇorz

514:名無しさん@ピンキー
07/06/18 06:50:31 JBItWMBy
てかガンダールブの剣はデルフで槍はちんこじゃね?

515:名無しさん@ピンキー
07/06/18 07:23:51 iyTfoUkw
たわけ
ちんこは剣
これは真理じゃ

516:名無しさん@ピンキー
07/06/18 11:22:22 G6XepInD
ゲイ・ボルグは槍だぞ

517:名無しさん@ピンキー
07/06/18 11:40:22 BUo2E7Ph
催眠ものってないのかな?

518:名無しさん@ピンキー
07/06/18 11:41:09 7sfRCKjK
エスカ○ボルクはバットだぞw

519:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:08:44 SvGWLjPc
ごっめぇん。
遊んでたら遅くなったYO(何
つーわけで続きいきます >>422 >>460 の続きです

520:ケイコとマナブ ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:10:20 SvGWLjPc
アニエスは才人をアンリエッタの前に立たせる。

「さ、はじめようかサイト」

しかし、尋問というものの経験のない才人は、目の前で両手を縛られたアンリエッタに、何をしていいのかわからない。

「えーっと…どうすればいいんです?」

才人の言葉に、呆れたようにアニエスは肩をすくめる。

「だから言ったろう。陛下から『ある言葉』を聞き出すんだよ。
 何をしてもいいから」

いや何をしてもいいって…と才人は考える。
とりあえず、聞き出せばいいんだよな…。

「じゃあ姫さま、その言葉とやら、教えてください」
「イヤです♪」

才人の間抜けな質問とアンリエッタの即答に、その場に流れるビミョ~な空気。
その空気に最初に耐え切れなくなったのは、アニエスだった。
アニエスの手刀が軽い音を立てて才人の脳天に突き刺さる。
頭を抱えて振り向く才人に、アニエスは怒鳴った。

「アホかお前はっ!」
「アホで悪かったですねっ!」
「いーかよく聞け、尋問というのはな、情報を囲っている相手から情報を無理やり引き出す事を言うんだ!
 そんな馬鹿正直に正面から行ってどーする!」
「…ンなこと言われたって俺尋問のやり方とか知らないし」

ぽりぽりと頬を掻いてそう言い訳する才人。
アニエスはしょうがない、といった風に髪をかき上げると、言った。

「では教えてやろう。尋問の基本はな。
 『飴とムチ』だ」
「はぁ」

才人は思わずやっぱSMっすか、などという気分になる。

「相手に『言ったら楽になれる』と思わせるのがコツだな。
 ほら、やってみろ」
「…はぁ…」

今一度才人はアンリエッタに向き合う。
アンリエッタはそんな才人ににっこり微笑みかける。
…。

「無理です。」
「早いわボケ!」

即座にそう言った才人を、アニエスの蹴りがふっとばす。
『ぶべらっ』とかなんとか声を上げながら、才人は壁に叩きつけられた。

521:ケイコとマナブ ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:12:11 SvGWLjPc
「あ、あの、アニエス…?」

肩で息をするアニエスに、アンリエッタが語りかける。
アニエスは思わずはっとなり、アンリエッタを振り返る。

「な、なんでしょう陛下!?」
「やっぱり…サイト様には、こういうのは…」

やはりアンリエッタも向いてないと思ったのだろう。
しかし、アニエスは覚えていた。

「…こういうのしたいって、言ってきたの陛下じゃないですか」

そう、これを言い出したのは実はアンリエッタなのだ。
しかし、見事に思惑は外れ、才人は今壁に激突して伸びている。

「ええ、でも…なんかもっとこう、なんていうか…」
「サイトは基本ヘタレですからね。人を責めるなんてそうそうできませんよ」

アニエスのいう事は確かに的を射ていたが、しかしそれでもアンリエッタは才人に責めて欲しいのだ。
アニエスはそんなアンリエッタの心情を、はからずも察してしまった。
…こういう時だけは伝説級に察しの悪いサイトが羨ましくなるな…。

「…わかりました。不本意ではありますが、アレを使う事にしましょう」
「…あれ、ですか?」
「ええ、アレです」

言ってアニエスの視線が向いた先には、小さな薬棚があった。

522:ケイコとマナブ ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:17:23 SvGWLjPc
目を覚ますとアニエスさんが俺の顔を覗き込んでいた。

「大丈夫かサイト」
「大丈夫かじゃないですよ全く…いつつつつ…」

俺は蹴られたわき腹のあたりをさすりながら立ち上がる。
ったく、突っ込みも容赦ないんだからアニエスさんは…。

「そうか痛いか、ならいい薬があるぞ」

…突然何を言い出すんだこの人わ。
…っていうか思い切り棒読みじゃないすかアニエスさん。

「…何を企んでるんですか」

俺の質問に、しかしアニエスさんは。

「企むなど人聞きの悪い。ちょっと薬を盛ろうとしているだけだ」

にっこり笑ってとんでもない事を!
逃げるっ!
しかし、当然の事ながら、半端な姿勢の俺は問答無用で捕まってしまうわけで。

「さあサイト」

にっこり笑ってアニエスさんが俺を床に引きずり倒す。
そして背後から、謎の薬瓶を取り出した。

「だいじょおぶ、痛くしないから♪」
「薬で痛いのは劇薬でしょおおおおおおおおお!」

しかし俺の突っ込みは虚しく空に散って。
俺はその薬瓶の中身をまるごと、飲まされる事になってしまった…。

523:ケイコとマナブ ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:18:13 SvGWLjPc
そして再び才人は、両手を縛られたアンリエッタの前に立つ。
しかし、その外見は先ほどとなんら変わる所はない。

「あ、あの、サイト様…?」
「まったく、エラい目にあいましたよほんとに」

才人は言いながら、アンリエッタの顎を軽くつまむ。
その才人の態度は、先ほどのそれとは確かに違っていた。
…どんな薬を使ったのかしら…?

「さてと、それじゃあ…」

そう言って才人はアンリエッタの顎に当てた指をつつつ、と喉の方へずらしていく。

「あんっ…」

その感覚に思わず、アンリエッタの喉から声が漏れる。

「あれえ」

アンリエッタの反応に、才人はアンリエッタの耳元に口を寄せる。

「今、可愛い声が漏れましたよ?
 あんなので感じちゃうんですか姫さま?」
「え、ちがっ…」

アンリエッタの反論を見て、才人は嗜虐心を煽られる。
そして、その無防備な耳の襞に、熱く湿った吐息を吹きかける。

びくん!

アンリエッタの身体がバネ仕掛けの人形のように縮こまる。

「ひゃぁっ?」

才人はその反応に気をよくして、跳ね上がった太股に手を這わせる。
そしてその手は動かさず、アンリエッタの耳元で囁く。

「さて、続きをして欲しかったら…って言いたい所ですけど」
「ふぇ?」
「もうちょっと、盛り上げましょうか…」

そしてその手を、足の付け根へ少しずつ少しずつ、にじり寄らせていく。
アンリエッタの声が、その微妙な刺激に震える。

「やぁっ…そんな…」
「あれれ?指でちょっと触られたくらいで感じるんですか?
 トリステインの女王はずいぶん淫乱なんですね?」

真っ赤になって、太股を閉じるアンリエッタ。
自ら望んだ行為ではあったが、才人の言葉に異常に羞恥心を煽られていた。
才人はいよいよアンリエッタの乙女を守る最後の白い布切れに指をかける。
その指先には、濡れた布の質感が伝わってきた。
才人はそのまま、布の上から女王の器をこね回す。

ぬちゅ…ぬちゅ…

「や…はぁ…だめぇ…」
「もうこんなになってますねえ。せっかくのお高い下着が台無しだ」

524:ケイコとマナブ ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:19:06 SvGWLjPc
そしてそのまま、指に布を絡ませてアンリエッタの入り口を犯した。

ぐちゅ…

「やっ!ゆび、ゆびがぁ!」
「ほんとに…淫乱な女王様だ」

才人はそう言い放つと、布を残して、指をアンリエッタから引き抜く。

「え…なんで…」

上気した頬と潤んだ瞳で才人を見つめ、アンリエッタは呟く。
才人はその言葉には応えず、今度は白いネグリジェの襟元に両手の指をかける。
そして。

ビィィっ!

乱暴に白い布を引き裂くと、白い双丘が露になる。
その先端では、桃色の突起がはちきれんばかりに膨らんでいた。

「乳首もこんなに硬くして…それじゃあこのいけないおっぱいを虐めましょうか」

才人はアンリエッタの言葉を待たず、両手でその白い球体を押し潰す。

「やっ!いたっ…」

跡の残りそうな強さの責めに、アンリエッタは思わず苦悶の声を上げ、前で組まれたリボンで縛られた腕を縮こまらせる。

「これは失礼。痛かったですか?」

そして才人は、今度は優しくアンリエッタの乳房をこね回す。

「あっ…やぁ…」

その刺激にアンリエッタの喉から嬌声が漏れる。
しかし、その刺激は、最も敏感な部分で感じていた刺激には程遠かった。
物足りなさに、アンリエッタの足が交互に上下に動く。
その隙間からは、確かな水音が漏れていた。

「あれ?どうしたんですか姫さま?胸だけじゃ足りませんか?」
「…は、はい…」

物足りなさに、アンリエッタの心が悲鳴をあげていた。
そんなアンリエッタに、才人は追い討ちをかける。

「じゃ、どうして欲しいか言ってください」
「あ、あの…」
「具体的に、ね」

才人の催促に、アンリエッタは。

「あ、あの、下の、私の女の子の部分も、いじってください…」

そう言って、淫らに足を開く。

525:ケイコとマナブ ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:19:53 SvGWLjPc
才人はそんなアンリエッタに満足そうに微笑むと、濡れそぼった白い布を退けて、右手の中指と人差し指をまとめると、アンリエッタの中にねじ込む。

ぐちゅうっ!

「ひぁっ!」

アンリエッタの背筋が、鋭い歓喜に反りあがる。
才人は指を開くと、アンリエッタの中を激しく犯し始めた。

ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅっ

淫らな音を立て、アンリエッタのそこは涎を垂らして才人の指を受け入れる。

「あ、あぁっ、はげしっ、ふぁぁっ」

やがて開いていた脚がだんだんと閉じ始め、アンリエッタの足の指先が内側に縮こまっていく。

「あ、いく、いく、わたし、もぉ」

ちゅぽんっ

しかし、体中を丸めて達しようとしていたアンリエッタの蜜壷から、不意に才人は指を引き抜いた。

「えっ、あっ、なんでっ」

涙を流し、絶頂への階段の途中から放り出されたアンリエッタは、逝けない不快感を露にする。

「今は姫さまの尋問中ですからね。姫さまから『ある言葉』を言ってもらわないと、続きはしてあげません」
「え、あ、そのっ」

思わずその言葉を口走ってしまいそうになるアンリエッタ。
しかし才人はその口を粘液で濡れた指で塞ぐと。

「まだですよ姫さま。もうちょっと、頑張りましょう」

意地悪くアンリエッタの言葉をそう止めて、後ろに控えているはずのアニエスに語りかける。

「それじゃあ出番ですよアニエスさん。手伝ってください」
「あ、ああ」

二人の行為に見入っていたアニエスを、才人は抱き寄せたのだった。

526:ケイコとマナブ ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:21:53 SvGWLjPc
「やぁっ、そんなっ、ふぁぁ!」
「今日は、ずいぶん、可愛い、声で、啼くんですねっ?」

はしたない水音と嬌声が、部屋の中にはこだましていた。
今、私の目の前では、アニエスが円卓に手を着いたまま、しかも、普段の鎧姿のまま、下半身だけを裸にされて、サイト様に犯されている。
サイト様は『お手伝い』と称して、アニエスを私の目の前で犯していた。アニエスも、それを受け入れて…。こうなった。
そして、アニエスのお尻には信じられない事に、太い張形が刺さっている。
サイト様は腰を動かしながら、その張形をぐりぐりと動かしている。
…入れる前のを見たけど…あれって…。
大きなこぶがたくさんついてて…ぐねぐねと曲がっていて…たぶんあれ、中で…。

「だめぇっ、またくる、きちゃう、きちゃうぅっ!」
「あれえ、ずいぶん、だらしないですね?
 もう、三回目、ですよ…っと」

言ってサイト様は自分の動きを止めて、張形を激しく出し入れする。
それと同時に、前に回した手で…アニエスの大事な所を…つねりあげた。

「ひ、あひ、いくぅ、またいくぅぅぅぅぅ!」

かくかくとアニエスの身体が震え、その股間から…薄黄色い…。
やだ、アニエスったら…。

「あれえ、姫さまの見てる前でお漏らしですか?見られて感じて、しかもお尻がイイなんて、とんでもない変態の騎士様ですね」
「やぁ…ちがっ…そん」
「反論しても、ココは正直ですね?」

そしてサイト様はアニエスの反論を打ち切って、アニエスのお尻から…あの大きな張形を、一気に引き抜いた。

ぶちゅぶちゅぶちゅぶちゅっ!

すごい音を立てて、アニエスのお尻から大きな、歪なモノが引き抜かれる。
それと同時に。

「あひ、らめ、らめぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
「おわっ、すごい締め付け…っ!」

アニエスは、また逝ってしまったみたい…。股間から、今度は透明な液体を撒き散らして、身体を反らせる。
そのアニエスの締め付けに、サイト様は耐える。そして、アニエスは身体をぐったりと円卓に預ける。サイト様は、まだアニエスの中に入れたままだ。

「さて、それじゃあ…」

不意に、サイト様がこっちを向いた。

527:ケイコとマナブ ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:23:43 SvGWLjPc
や、だめ、見ないで…っ!
私の体が、羞恥に火照る。

「おやおや、ずいぶんとはしたない格好ですね、姫さま」

私は思わず顔を逸らして、身体を縮こまらせる。
私は…私は…。
二人の交わりを見ながら…。自由にならない手で…必死に…。

「オナニーは気持ちよかったですか?」

必死に…自分を慰めてたんだけど…。
もう、もう…。

「さて、それじゃあ姫さまに改めて質問です」

不意にサイト様がそう言ってくる。
え…?何を…?

「『ある言葉』、教えてください。
 早くしないと、俺、アニエスさんの中で果てちゃいそうです。気持ちよくて」

言ってサイトさんは、アニエスに突き刺したモノを…前後に動かし始める。

「ひ…まら…ら、めぇ…」

呂律の回っていないアニエスの声が、彼女に与えられた快感の大きさを私に伝える。

きゅんっ…。

私の中の、女の器官が、サイト様を…男を、欲しがっている。
もう…我慢…できない…。

「サイト、様…」

私は、欲望に耐え切れず、言ってはいけない言葉を口にする。

「なんでしょう?まだ言う気になれません?ああ、気持ちよくていっちゃいそうだなあ」

え…?ちがう、ちがうのに…!

「ち、違うんです!言葉っていうのは…あなたの、名前なんです!サイト様…!」
「え、そうなんですか?」

言って、サイト様はアニエスから離れる。
ちゅぽん、と水音がして、アニエスは円卓の上に解放される。
そして…。
サイト様は、椅子の上の私の傍まで寄ってきて…。

「それじゃあ、お望みどおりのものを差し上げますよ、姫さま」
「あ、はい…」

私の、目の前で…。アニエスの液でベトベトの、サイト様を…。

528:ケイコとマナブ ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:26:02 SvGWLjPc
びゅびゅっ!

え…?
一瞬、目の前が白く染まる。
私が何が起こったのかに気がついたのは、身体に熱い液体がかかっていることに気付いた時だった。

「あら、すいません。出ちゃいました」

私の体に…熱い、サイト様が…いっぱい…。
私はもう、何も考えられなくなっていた。

「どうしましょう、縮んじゃいましたよ」

サイト様はそう言って、何か言葉を続けようとする。
でも…。

「ほしいの、サイト様が、欲しいの…」

その前に、私は縛られた手で、サイト様を手にして…。
まだ粘液でベトベトの柔らかいソレを、口に入れた。

529:ケイコとマナブ ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:27:52 SvGWLjPc
正直疲れました。
さすがに4ラウンドはきついっす、薬の補正込みでも。
俺は今、王城の裏門にいる。俺はアニエスさんに言われて、ここでアニエスさんを待っている。
なんか用事があるそうだ。尋問できたご褒美だとかなんとか。
あの後結局、姫さまで3ラウンド、アニエスさんと1ラウンドしちゃった。
ていうかあの薬、大胆になるだけで記憶とか消えないのね…。
俺の頭の中に、さっきのさんざん責められている二人のエロ画像が再生される。
…いつの間に録画したんだ俺内HDD。グッジョブだぜ。
なんて考えてると。
や、やべ。

「…あれだけしておいて、まだ立つか。さすがだな」

ってアニエスさん!いつの間に!
アニエスさんは公務の時と違う、簡素な服に着替えて、俺の復活した息子を凝視していた。

「そんなに見ないでくださいっ!」

俺は慌ててアニエスさんから身体を逸らす。
だって恥ずかしいジャン。
すると。

「あら、それは男性として誇っていい事だと思いますよ。サイト様」

俺が向きを変えたそっち側にいたのは。
黒い髪をポニーテールに纏めた、ズボン姿の。
『アン』の格好をした姫さまだった。

「ちょ、姫さまっ!?公務はいいんすかっ!?」

王様が王城を離れていいとは思えないんだが。
すると、とんでもない答えが返ってきた。

「大丈夫、またルイズに変わってもらいましたから」

って、またかこのひとわ!
…で、なんで二人してこんなところに…?
俺が疑問を口にする前に、アニエスさんが応えた。

530:ケイコとマナブ ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:29:01 SvGWLjPc
「うむ、尋問をうまくやった褒美をやると言ったろう?」

言ってアニエスさんは俺の右腕をがっしと抱える。
…イヤなヨカン。

「そうです、私もサイト様に喋ってしまった罰を受けなくてはなりません」

そして、逆サイドの腕を、今度はアンが抱える。
…だいたい予想ついてきたけど。
…一応聞こうかね?

「あ、あの、それってどういう…?」
「お前への褒美はな、二人の女奴隷だ」
「そういうわけで、好き勝手しちゃってくださいませ、サイト様♪」

そして二人は俺の両腕を抱えたまま、裏門の外へと歩き出す。
やっぱこうなるのかーーーーー!

「ちょっとまってーーー!まだスルんすか二人ともーーーーっ!?」
「大丈夫、薬と宿は用意してある、気にせずたっぷり楽しむといいぞ♪」
「いーっぱい、ご奉仕しちゃいますね♪」

いやそういう問題じゃなく!なんで勝ってもこういう展開なわけ!?

「言っただろう?」
「あなたに拒否権はないんですよ、サイト様♪」

そして俺は…。その夜、星になったのだった…。~fin

531:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:30:52 SvGWLjPc
はい以上です。
なんつーかいろいろアレですよね。ほんとに。
早くアニメ2期始まってくんないと他の職人さんも枯渇しちゃいそうな勢いで。

まあとにかく、買い物にいってくるのでこのへんでノシ

532:名無しさん@ピンキー
07/06/18 12:33:51 pxqWpnwN
うぉぁぁぁぁぁっ!!
素敵に無敵にGJです!

流石せんたいさんだよねぇ…てゆーか初のリアルタイムGJかもしれない。

はやく第二期見たいね

533:名無しさん@ピンキー
07/06/18 14:33:41 gXDfIPUs
こんのぉへんたいさんめぇ!GJ

二期が開始すれば美味しいシチュが転がり込んできそうだしね

534:名無しさん@ピンキー
07/06/18 18:58:04 65Oupi1r
>>531
GJ!!
2期始まるまで、このスレがあれば生きていける

535:名無しさん@ピンキー
07/06/18 21:16:23 V8JRXatm
へんたいさんのへんたいっぷりにはGJせざるをえないぜ!

536:名無しさん@ピンキー
07/06/18 21:43:52 LmwK6Y3o
俺は才人×ルイズしか読む気にならん

537:名無しさん@ピンキー
07/06/18 21:44:46 //ZXfkFb
GJ.....いやむしろGJという単語がとても陳腐な表現に感じられるくらいだ。
なんかもう、せんたいさんサイン貰いたいくらいだ。 神です。ホント。


538:名無しさん@ピンキー
07/06/18 22:44:33 YES7duuj
アンリエッタものだと思って読み進んでいったのに
アニエスしか合体シーンがない… orz

おねだりしてる姫様カワイソス(´・ω・`)

539:名無しさん@ピンキー
07/06/18 23:12:35 jCSPaR3h
ところでお前らのお薦めの個人SSサイトってどこよ

540:名無しさん@ピンキー
07/06/18 23:37:47 tm/Mv6ll
あるにはあるが、名前出しちゃマズいだろ

541:名無しさん@ピンキー
07/06/19 00:09:12 Dz/feQMR
>>540
グリーングリーンダヨー

542:名無しさん@ピンキー
07/06/19 00:21:18 sa50GeOm
>>539
作品名でなら、『ゼロの使い魔・2回目』とかね。
オリ設定つーかキャラが多いのがなんだが。此処の感じともまた違うからなぁ。

某理想郷のその他板とか探すといいよ。

543:名無しさん@ピンキー
07/06/19 00:33:08 9jX97xCb
>>542
あれは中々。更新度も良いし。
ストーリー的に無理があるのもあるけど【繰り返される日々】も楽しめた。
理想郷は漁ってみることにする、ありがとう

544:名無しさん@ピンキー
07/06/19 00:33:20 emo62389
アニエス奴隷化とかエロ過ぎ(*´д`*)

545:名無しさん@ピンキー
07/06/19 00:38:14 R0s1B9RS
暑くなってきたのタバサ&怪談ものでも誰か書いてくれ

546:名無しさん@ピンキー
07/06/19 00:53:19 31NPOArF
理想郷にイチのタバサってのがあった
タイトルから見てタバサがヒロインかと思ったらルイズだった
タバサファンとしてはちと残念

>545
怪談物か~
もうそんな季節なんだな

547:名無しさん@ピンキー
07/06/19 01:20:04 HW6t5+yD
お前さんがなんでそう判断したのか俺にはわからん

548:名無しさん@ピンキー
07/06/19 01:33:57 R6gHq2p3
>>545怪談もののタバサって既出じゃないっけか

549:名無しさん@ピンキー
07/06/19 02:12:46 31NPOArF
>547
たしか作者さんがヒロインはルイズと後書きか感想のレスで書いてた(と思った)

550:名無しさん@ピンキー
07/06/19 06:01:57 Dz/feQMR
その才人をはっては紅か

551:名無しさん@ピンキー
07/06/19 08:48:09 B2qbIJtk
>>548
せんたいさんの「あらしのよるに」だね。

552:名無しさん@ピンキー
07/06/19 10:45:35 sa50GeOm
実は怪談やお化けが大の苦手なアニエス

を妄想した

553:名無しさん@ピンキー
07/06/19 11:40:13 sa50GeOm
>>550
辞書で理想郷を調べて変換してGGるべし。トップに出るから。
シャングリラでもユートピアでもない奴な。あと英字だぞ。

まずはSS投稿掲示板、
それからおすすめSS紹介板やSS捜索掲示板も活用するといい。

554:名無しさん@ピンキー
07/06/19 19:57:17 31NPOArF
>545
205さんの「その名はイーヴァルディ」もあるね
これ続き書いて欲しいな・・・

555:名無しさん@ピンキー
07/06/19 20:15:49 Q9GSjamV
>>539
vipからだが、「ベイダー卿がゼロのルイズに召喚されたようです」
最強モノだけどこれ結構おもしろかったよ。
ルイズじゃなくベイダー卿に萌えた。

556:名無しさん@ピンキー
07/06/19 20:53:13 Dz/feQMR
実はコルベールの魔法の炎蛇を見ると蛇に睨まれた蛙状態になっちゃうアニエス

557:名無しさん@ピンキー
07/06/19 20:58:13 Zk7Z0vnh
>>555
初期から見てる俺様よ

ところで今前スレ読み直してたんだけど、>>841-845の続きはまだなのかね

558:名無しさん@ピンキー
07/06/19 21:11:32 Dz/feQMR
アンネの日記

559:名無しさん@ピンキー
07/06/19 21:39:28 sa50GeOm
黒毛のアン・・・様

髪じゃなくて毛と書くとどうもエロイな。

560:名無しさん@ピンキー
07/06/19 21:48:18 Dz/feQMR
あんあんあん とっても大好き


561:名無しさん@ピンキー
07/06/20 00:11:19 CNDDjzIk
ラモえ~もん~

562:りょうじょくはにい ◆JCgO7iTKKc
07/06/20 00:20:20 mRNK1DRn
>>500
で、「ルイズではなくテファに召喚されたサイトの話」が抜けてました。
はい。日本語でおkですね。一々訊いてすいません、生きていてすいません。

*ルイズにサイトがいないことになりますが、彼女はしぶとく生き抜いている。
*現作の流れでパロをしていくため、オリジナル設定が多数あり。
*しかも続き物という罠
*あ、私はデルフが大好きです。テファ? ぼっこぼこにしてやんよ。

某パロでデルフが出ているのに投票をするのをためらった人など、
そんな優しい異世界の住人様は、見てやってあげてくださいませ。

563:テファの使い魔 ◆JCgO7iTKKc
07/06/20 00:21:34 mRNK1DRn
 …どうして俺は、こんなことをしているんだろうか?
 パカン。軽い音がして木が真っ二つに割れる。
 俺は元の世界に戻りたくないのか?
 切り株に乾燥した木を置き、ナタを振りかぶる。
 パカン。また軽い音がして木が、程よい大きさの薪になる。
 
 俺の名前は平賀才人。どこにでもいる普通の男だ。
 そんな俺だが鏡のようなものに潜ってからというもの、なんと異世界に呼ばれてしまったらしい。
 どうして俺が異世界に呼ばれたというのは、サモン…なんとかというやつに、召喚されたらしいからだ。
 らしいのはここが森の中の孤児しかいない集落のような村で、異世界という割にはピンとこないからだ。
 それになりよりも、異世界に来たのに落ち着いている俺がいるからだ。
 
 パカン。
 今まで都会とは言わないが、薪割りするような田舎に住んでいたわけでもないのに、慣れた手つきでナタを振る。
 パカン。
 気合を入れれば高速連続薪割りができるほどの熟練者の腕。
 それは右手の甲に光るルーンの力のせいだろう。
 自分がいた世界ではこんな力はなかったので、俺の中ではこれが一番の異世界の証だと思っている。

「サイトー」

 大きい声にもかかわらず、背中からやわらかい声が耳に届いた。
 うん、訂正。この手は二番の異世界の証です。
 声の持ち主は聞くだけでわかる。
 俺を召喚してくれたエルフのハーフである、ティファニアのことテファだ。

「おいしいクッキーができたので、みんなでおやつにしましょう」
「あとちょっとで終わるから、先に食べてていいよ」
「ダメよ。今からみんなと一緒に食べるから。それにこの前も後から来るって言って、一時間もまったからね」
「待っててなくてもいいのに」

 困ったように俺は笑った。
 きっと後ろの彼女は唇をへの字にして、不満そうな顔をしているだろう。
 後ろを見ながら喋るのは失礼だと思うが、彼女を直視するのはまだなれない。
 彼女には一番の異世界の証があるのだから…!

「子供たちが怒りますよ? それでもいいならどうぞ」
「…それは怖いなあ」

564:テファの使い魔 ◆JCgO7iTKKc
07/06/20 00:23:07 mRNK1DRn
 子供たちは遠慮がないから怒らすと怖い。
 パンチやキックならまだやさしいほうだ。全員が俺の体にのっかり、好き勝手に俺の体を弄繰り回すのはもう勘弁だ。
 パカン。
 今日で何百回ならしたかわからないほどの音を締めくくる。
 あとで続きをするつもりだが、子供がいるからナタは分厚い袋に入れて腰にさした。
 いきなり子供がタックルすることがあるため、あんまり持ち運びたくないのだが置いといて、

「テファおねえちゃん。どいて! そいつ殺せない!」

 ナタを持って叫びだした子供がいたので、厳重に刃物類は管理してある。
 カナカナカナカナっと鳴く害虫も退治しないとな。
 
「それじゃいこっか」

 俺は立ち上がり、そのままカニのようにみんなが待っている家へと向かう。
 もちろんテファに背中を背中を向けてだ。

「あの…サイト」
「な、なんでしょうかテファ」

 後ろから不安そうな声が耳元に囁いた。
 近い! 近い! なんでそんなに近づいて言うの!

「そんなに私のことが怖いの?」
「っは? 怖い? 怖いって、何で?」
「私がエルフだから、見るのが怖いんだよね?」
「あいや、そうじゃなくって、ね。俺はエルフは知らないし、テファは優しいし、そんなんで怖がらないよ」
「じゃあ何なの? なにが怖いの?!」
「え、っと…それは。ね?」

 その胸が胸が胸が、なんつうか胸が! やばすぎて直視できません!
 なんていった日には、ここが日本だったらセクハラで刑務所行きだろう。
 それに出会い系サイトで期待をもって、異世界へとたどり着いたのだから、女の一つや二つのイメージはあった。
 もちろん巨乳のお姉さん系もばっちりいたが、俺の妄想を飛び越えた胸が目の前にあるのは、いかせんまずかった。
 そりゃあもうすごい胸。すごいを通り越して、ものすっごい胸。俺の中での一番の異世界の証になるほどの!
 もう、

「うひょー! おっぱーい!」

 とパンツ一丁でダイブしたかったが、彼女の性格は男の子をしらない少女だった。
 …俺の動作ひとつで彼女の仲で、男という生き物がどういうものかが決められる…!
 という、妙な使命を受けた感じで、軽々しくいえなかった。

「…テファは優しくしてくれるし、村の子供たちもまあ元気って言えば元気だし、ご飯も美味しいし、薪割りとか仕事は辛いけど楽しいこともある。
だけども俺にとってはここは異世界なんだ。俺がいた世界とぜんぜん違うわけだから、まだ慣れるのに時間がかかってるんだ。
だからもう少し慣れるまで待ってくれない? 自分でも何が怖いのかわからないんだ」

 これは嘘だ。もうなぜか異世界に慣れきっちゃっている。
 テファの耳なんぞよりも、テファの胸のほうが驚いたぐらいで慣れてしまっているのだ。
 ちょっと酷いかもしれないけど、嘘をついて胸のことははぐらかせてもらおう。
 それほどあの胸はすごすぎる。

565:テファの使い魔 ◆JCgO7iTKKc
07/06/20 00:27:53 mRNK1DRn
「ご、ごめんなさい。私、サイトのことを気づいてあげられなくって…」

 声が震えている。
 俺をこの世界に呼んで、俺がこの世界の人間じゃないことを説明したときと同じ声。
 …足を止めて、振り返る。
 手で顔を抑えて涙をためているテファがいた。

 …なにやっているだ、俺。

 俺はテファをゆっくりと優しく抱いた。
 テファを俺の胸へと引き寄せて、頭をゆっくりなでてやる。
 絹のように細くて長い髪が指に絡まる。

「俺は大丈夫。俺はテファがいるから、この世界で生きているんだ。だから大丈夫」

 俺は優しく、細長い耳元へ囁く。
 さらに彼女を自分の身に寄せる。

「ごめん…ごめん…無理やり呼んじゃってごめんね…」
「泣いてもいいんだよ。テファは今まで年長で頑張っていたから、たまには泣いてもいいんだよ」

 俺の言葉に肩上下に揺らし、ひっくひっくと泣き始めた。
 俺は背中と頭を優しくなでてあげる。
 背中はガラスのように細く滑らかで、髪の毛に触れるたびにやわらかい香りが鼻をくすぐる。
 
 …やばい。ピンチ。だいぴんち
 とっさにテファを抱いてしまいました。
 俺のお腹に胸という存在を覆す、胸革命があります。
 これを世間に晒せば、胸という胸の存在が変わります。
 そんなのがおれのおなかに、押さえつけられてます。
 あとすこしでぼくのかはんしんに、せっしょくします。
 せっしょくしなくても、げんかいですがなにか?
 ああ、むねがものすごくおおきいから、てふあさまのおなかにぼくのかはんしんがあたらなくてよかったでしゅ。
 いいえどっちもじごくです、ぼすけて。

566:テファの使い魔 ◆JCgO7iTKKc
07/06/20 00:28:31 mRNK1DRn
「あ、あの。もう大丈夫だから」
「え、あ、ああ!!! ごめんごめん!」

 必死に絶えていた間、テファはもう泣き止んでいた。
 俺に抱かれたのが恥ずかしいのか、俺から逃げようと暴れる。
 だが腰と頭を押さえつけられているので、逃げられようにも逃げられない。
 胸が、胸が胸があああああああああああ!!!
 テファが暴れば、胸も暴れる。
 俺のお腹あたりで胸がたゆんたゆんと!

「ちょ! テファ! 離すから暴れない!」
「こんな汚い顔見せたくない!」
「テファおねえちゃんを泣かしたな!」

 げ! この声は…! 

「やっぱり悪人だ!」
「悪人だ悪人だ!」
「いやそうじゃなくって、うわあああああああ!」

 子供が波のように俺に襲い掛かった。
 ごん! 頭に硬いものが激突。
 目の前が暗くなり、テファから手を離した。
 
 呼び出されたときもフライパンだったなあ。あれも痛かった。
 起きていても痛いだけ出しそのまま気絶しようか。
 
 どご! 横腹に強烈な衝撃。
 痛みで目を開き、ファイティングポーズをとっている子供がボディーブローを決めていた。
 フライパンをもった子供は俺の頭を叩いた後膝裏を叩き、俺の体が崩れる。
 わあ、目の前には大きな靴があるなあ。
 ドロップキックかな? てへ☆
 靴が俺の顔にめりこむ。うん、ぐっしゃっと鈍い音が聞こえるね。
 フライパンよりも深い闇が襲ってくる。
 気合を入れていつもの台詞を言わないと、もっと酷い目にあう…。

「テファ、誤解を解いといて…」
「ちょっとみんな! サイトは何もしてないから!」

 テファが子供を叱る声を子守唄で、俺は暗闇の中へと入っていった。
 いつものことだから、安心感があって心地よいです。

 な、わけあるかああああああああああ!!!

567:テファの使い魔 ◆JCgO7iTKKc
07/06/20 00:29:31 mRNK1DRn
以上です。*はほぼ意味なかったですね。
胸ばっかりですいません。次スレが現れるまでにつづきを…!
最後まで見てくださった方々に深々と感謝。

PS
>>502
どうみても日本語でおkです。すいませんでした。

>>503
「あんたのために貼ったわけじゃないから、うせろ。気持ち…わるい、からね。ご、ごめ…」


568:名無しさん@ピンキー
07/06/20 00:37:09 pFRzNXfD
(;゚д゚)……なんちゅう……なんちゅうもんを…………
あんさんはぁ……あんさんは、なんちゅうもんを……ソノ上お預けっ!?Wait、House!?

せんたいさんのラブコメ……誰かの黒テファ……そして今作!
……なんちゅうもんを……あんさんはなんちゅうもんを作ってしもたんや……まさに禁断の果実、口にしちゃあかん木の実、すごくいけないけしからん桃りんry
なんちゅうもんを……あんさんのおかげでぇ、ああああんさんのおかげでせっかく抑えつけてきた禁断症状ガqw背drftgyふじこlp;@:「」

569:名無しさん@ピンキー
07/06/20 00:49:14 Q37X2l61
い、いかん!?
>>568が興奮のあまりGJを忘れている!

570:名無しさん@ピンキー
07/06/20 02:12:26 RAPyAY61
>>562
俺はお前に恋してる

571:名無しさん@ピンキー
07/06/20 02:37:34 GqGYT+Ys
>>555のやつ初めて読んでみたが面白いな
更新も頻繁なようだし期待大だ
>>562もこの後の展開が楽しみだ
原作以上にテファが掘り下げられそうだ
今日はいい日だ

572:名無しさん@ピンキー
07/06/20 03:38:03 wiFzMeOu
>>562
           おっぱい!
       おっぱい! おっぱい!
    おっぱい おっぱい! おっぱい!
  おっぱい! ∩   ∩ ノ)   おっぱい!
 おっぱい!  川 ∩ 川彡'三つ  おっぱい!
おっぱい! ⊂ミ∩、⊂ミ∩彡⊃    おっぱい!
おっぱい!⊂三ミ( ゚∀゚)彡三彡三⊃ GJ!
おっぱい! ⊂彡川⊂彡川ミ⊃    おっぱい!
おっぱい!⊂彡川∪⊃ U川彡⊃   おっぱい!
 おっぱい! (ノ ∪  川 ∪ミ)  おっぱい!
  おっぱい!      ∪     おっぱい!
    おっぱい! おっぱい! おっぱい!
        おっぱい! おっぱい!
            おっぱい!


573:名無しさん@ピンキー
07/06/20 04:55:26 CUj2paCR
>>571
俺も読んでるけど面白いなw
スターウォーズ全然知らないが

574:名無しさん@ピンキー
07/06/20 05:38:17 iJHDTQck
これいいな。>>555

ライトセイバーがあるんじゃデルフもかたなしだが w

575:名無しさん@ピンキー
07/06/20 08:41:30 5floR9xN
ヴェイダーが最強なだけじゃなくてちゃんと心の葛藤とかも書かれてるしな

SWファンでゼロ魔読んでる自分にとっては凄く面白い

576:名無しさん@ピンキー
07/06/20 16:48:51 lzQrbC3v
URLリンク(clwarosu.blog77.fc2.com)

お前がNo.1だ。


577:名無しさん@ピンキー
07/06/20 18:01:19 pFRzNXfD
>>576
麦茶が飲めねえwwwwwwwwwwwwwww

578:名無しさん@ピンキー
07/06/20 19:08:20 Z28jl9LM
>>576
これ地味に続きがあるんだよな
暗黒卿のよりバカっぽくて好き

579:名無しさん@ピンキー
07/06/20 19:55:32 iJHDTQck
>>576-578
本編は凡庸だが、名無しのツッコミとそれをうまく拾ってるまとめ人が神 w

580:名無しさん@ピンキー
07/06/20 19:57:41 SSgzWKnV
>>576
ベジータwwwwwwwwwwwwww

581:名無しさん@ピンキー
07/06/20 20:03:52 JhwkyV3u
もぉすぐ二期め

582:名無しさん@ピンキー
07/06/20 20:09:36 SSgzWKnV
アンと濃厚キスシーンはガチ

583:名無しさん@ピンキー
07/06/20 20:21:41 ND0Nj18q
>>576
べジータ凄ぇwww
実際、べジータ召喚されたら虚無とかブリミルとかなんの意味もなくなるなw

584:名無しさん@ピンキー
07/06/20 21:07:33 /MQNpO7s
>「少女の苦悩、少年の怒り」
>エロパロ版とゼロの保管庫にある18禁SSで、途中までは単なるエロですが途中でシリアスストーリーに変貌し、そこから途端におもしろくなります。
>話のヒロインはタバサですが、才人が好きなのはあくまでルイズと原作のスタイルを崩さず、脇キャラにも見せ場のある名作だと思います。


どれそれ・・・・・・

585:名無しさん@ピンキー
07/06/20 21:11:22 pC6AiiQW
アニメ2期のOP聞いてICHIKOの歌唱力の上がり方にビックリした

586:名無しさん@ピンキー
07/06/20 21:16:37 /4wWvyKN
アン様とローションプレイしたいお

587:名無しさん@ピンキー
07/06/20 21:37:32 y+4SIkKR
>>584
作者の都合で消されたんじゃね?

588:名無しさん@ピンキー
07/06/20 21:40:50 3IE1pmV4
過去ログ辿れば一応読めるはずだけどな。
でもそこまでして読むほど面白いもんでもない。
周囲が持ち上げすぎなだけ。

589:名無しさん@ピンキー
07/06/20 21:44:45 /MQNpO7s
>>587
<(^o^)>

>>588
どの過去スレか教えてけれ

590:名無しさん@ピンキー
07/06/20 22:52:07 8bzBpYRx
アニメ二期のオープニング曲かっけぇ!
アニメ二期のエンディング曲アホスww

愛の鎖で散歩しましょ♪

591:名無しさん@ピンキー
07/06/20 23:22:52 krvuI4pU
やっぱジョジョでしょ
URLリンク(www22.atwiki.jp)

592:名無しさん@ピンキー
07/06/20 23:47:27 ol7KtCjR
二期のオープニング曲カコイイ!!

593:名無しさん@ピンキー
07/06/20 23:58:57 SSgzWKnV
>>585
うpうp

594:名無しさん@ピンキー
07/06/21 00:05:50 xT/7Yq5z
ん、二期あるのか。ノーマークだったぜ。

595:名無しさん@ピンキー
07/06/21 00:07:15 8bzBpYRx
341 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/06/20(水) 19:06:52 ID:krohS4DN
155 :メディアみっくす☆名無しさん:2007/06/20(水) 18:47:07 ID:???
>>90
これか
URLリンク(www.mediafactory.co.jp)
開始13分くらいからOP  名曲?

342 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/06/20(水) 19:08:39 ID:X7UMGKwf
URLリンク(www.nicovideo.jp)

二期の情報すら知らないとかどんだけー。7月からだす

596:名無しさん@ピンキー
07/06/21 01:04:54 d7suHtj5
……まだ1期のが色んな意味でインパクトあったからよかったなー

597:名無しさん@ピンキー
07/06/21 01:06:58 uMFcCVIy
うまく表現できないけど
なんかはっちゃけた電波から重い電波になった感じがする

598:名無しさん@ピンキー
07/06/21 01:11:18 HQuDeWpR
>>595
歌唱力云々と言うか、既に別人のようにさえ聞こえるな。
一体、第一期OPから今までに何があったんだ・・・?

いや、こういうのも好きだけども。

599:名無しさん@ピンキー
07/06/21 01:24:46 hvNqfXNC
あら、意外に不評? かなり好きなんだけど。
ダサカッコイイのとか大好物だし微妙な古くささがゼロ魔に合ってる気がする

そういえば、一期のエンディングもだけど歌:ルイズとなってるが
ハルケギニアでは音楽とか歌唱とかどんな風なんだろ。
テファが楽器も歌も上手いのは確定だけど
例によってルイズはテラ音痴とか

600:名無しさん@ピンキー
07/06/21 01:29:06 JYhA+kQA
別に音痴ではないが、その気になれば5m離れた場所のグラスを破壊できる

601:名無しさん@ピンキー
07/06/21 01:46:07 hSj2yXKS
>598
保管庫にログがあるよ、
僕は好きだいまだに続きを待ってはいるが、
無理ぽいので、他のを待ってる。

話は変わるが、新刊のペースが落ちてるのが、SS減少の理由だと思ってるので、
アニメ二期始まっても、そんなに状況変わんないきがす

602:名無しさん@ピンキー
07/06/21 01:51:22 n9fHe57B
>>600
うm
確かにやってるのをテレビで見た。

確かに名曲だ!

603:名無しさん@ピンキー
07/06/21 02:42:34 XSWB8tft
SS減少は新刊のペースじゃなくて新刊の魅力が落ちてるのが原因であるような……

604:名無しさん@ピンキー
07/06/21 03:27:51 JDGE1goa
>603
こんなに沢山投下されてるのに「減少」だなんていったら
飢餓地帯の住人のおいらはどう反応していいかわかんねえだ

月に2~3SSくらいのスレなんてざらなんだぜ

605:名無しさん@ピンキー
07/06/21 08:09:45 LhBDle2+
数か月保守しかないスレを知ってますが何か?

606:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/06/21 11:59:47 6r4ilEXR
二期EDに惚れた。いい電波だ。りぜるまいんOP並のいい電波だ。
ただし人前では聞けないなコレw
いやまあ一期のも聞けないけど…w

てなわけで、ヴァリエール三姉妹編、投下いきます。
あ、エロ抜きなんであんまりwktkしないよーに。

607:ヴァリエール家家族会議 ◆mQKcT9WQPM
07/06/21 12:00:29 6r4ilEXR
「…決めた」

シエスタがヴァリエール邸に押しかけてきた次の日。
肘関節を脱臼して右腕を三角巾で吊られている才人に『あーん』するシエスタをテーブルの対面からジト目で見ていたルイズは、不意にそう言った。

「あら、婚約は時機尚早だとようやく悟りました?」

『サイトさんのメイドでいます』とか言いながら、やっぱり虎視眈々と才人を狙う黒髪のメイドは、スプーンを握り締めて嬉しそうにそう言い放つ。
あにいってんのよ婚約は決定事項なの、いい加減諦めたらどうなのこの平民女、ナニを言うんですか、まだ『婚約』ですから破棄する自由もサイトさんにはありますよミス平面胸、とか言い合いながら朝食をほっぽって取っ組み合いを始めた二人に、才人は。

「で、何を決めたんだよ?」

シエスタの上に馬乗りになって、お互いの髪を引っ掴んで引っ張り合っていたところでルイズは止まる。
それに合わせたようにシエスタも動きを止める。
そしてルイズは言った。

「…お父様に報告するわ。
 姉様たちのことも、シエスタのことも含めてぜーんぶ、ね」

才人の顔から血の気が一気に引く。
今となっては二人の新居の目の前となった、湖での一件が思い出される。
やばいまずい俺殺される。

「あら、そんなことしたら一直線に婚約破棄ですわね♪
 やっぱりサイトさんには私のような大き目の」
「だまんなさいこのバカ乳娘」
「ぐえ」

シエスタの口を手で塞ぐと、ルイズはシエスタの頭を床に押し付ける。
シエスタはもがもがと暴れるが、何故かルイズの手を振りほどけないでいる。
そしてルイズは、才人から顔を逸らしながら言う。

「い、言っとくけど婚約は破棄なんかしないかんね!
 わ、私の経歴にそんな傷付けられちゃたまったもんじゃないわ!
 い、いいこと、お父様に報告するのは、アンタを反省させるためなんだから!
 婚約破棄なんか絶対しないんだから!分かってる?」

才人からは見えなかったが、下に組み敷かれているシエスタからは、ルイズが真っ赤になっているのが見て取れた。
ほんと、こういう見栄っ張りな所直せばもう少し可愛げもあるんでしょうけどー、などと抑え付けられながら思うシエスタだった。

608:ヴァリエール家家族会議 ◆mQKcT9WQPM
07/06/21 12:01:21 6r4ilEXR
そして舞台はヴァリエール本邸。
ルイズの申し出により、ヴァリエール家の一同がその食堂に勢ぞろいしていた。
まだ細かい事情を知らないヴァリエール公爵は才人と逢うなりにこにこしながら『久しぶりだな婿殿!』と言いながら才人の肩をばしんばしん叩いていた。
才人が三角巾で腕を吊っている事はあまり気にしていないようだ。
その公爵が最も上座の席に座り、その右側に公爵夫人、その隣にエレオノール、カトレアと続く。
そして公爵夫人の対面にルイズが掛け、その下座に才人、その脇にシエスタが控える。
前菜が運ばれてくると、ヴァリエール公爵が口を開いた。

「で、何だねルイズ、家族みんなで話し合いたい事とは」

ルイズは呼吸を整え、そして目の前に座る姉二人に、まるで敵対する氏族を見るような視線を送る。
二人はその視線に、エレオノールは赤くなって目を逸らし、カトレアは笑顔で受け止める。
そして、空気を全く読まずに才人の口に前菜を運ぶメイドにガンを飛ばした後。
ルイズは事の次第を話し始めたのだった。できるだけそういう描写は伏せて。
そしてルイズが話し終わると、公爵は眉間に皺を寄せ、その皺を右手で揉み解した。

「なるほど…」

はぁ、と公爵は深いため息をつく。
心なしか怒りを抑えているようにも見える。
死んだ。俺死んだ。絶対死んだ。
さようならお母様。才人は日本から説く離れた地で星になります…。
そしてルイズ。短い間だったけど、幸せだったぜ…。
才人は天を仰ぎ、涙する。

「サイトさんっ?どうしたんですかサイトさんっ?」

急に泣き出した才人にシエスタが声を掛けるが、才人は聞いていない。
シエスタ…君にも、世話になったっけなぁ…。

「エレオノール。例え研究に必要だからといって、妹の婚約者から採取するのは感心せんな」
「は、はい、お父様…」

しかし。
才人の想像とは裏腹に、公爵の言葉は、なんとエレオノールに向いていた。

「ちょ、ちょっと、お父様っ?」

ルイズは思わず立ち上がり、公爵に食って掛かる。
しかし公爵は涼しい顔で応える。

「ルイズは黙っていなさい。
 エレオノールは単に研究のために、婿殿から採取を行った。そうだろう?」
「え、ええ…そうです」

赤くなって俯きながら、エレオノールはそう応える。
驚いてエレオノールを見つめる才人と、ちらりと顔を上げて、なんと才人の方を見たエレオノールの視線が見事にぶつかる。
ぽんっ、と音を立てそうな勢いで真っ赤になって、エレオノールは才人から視線を逸らした。
え、なに?今の反応なに?
メガネ美人のお姉さんが俺の方見て赤くなってるよ?つか軽く萌えたんですケド。
さっきまで死を覚悟していた人間とは思えないほどデレった顔で、才人はエレオノールを見る。

609:ヴァリエール家家族会議 ◆mQKcT9WQPM
07/06/21 12:02:52 6r4ilEXR
その二人の間に流れるなんだからストロベリィな空気に、ルイズは苦虫を噛み潰したような顔になる。
そうして才人の方を見ていると、同じように苦虫を噛み潰しているシエスタと目が合う。
そしてルイズがこくん、と頷くと、シエスタは涼しい顔で。

ぶぎゅる。

「いだっ…!」

思い切り才人のつま先を踏み潰した。
才人は必死に声を抑え、シエスタにあにすんだよ、と視線を送るが、シエスタは知らん振りを決め込む。
三人がそうしている間にも、公爵は話を進めていく。

「そしてカトレア。元気になったというのは本当かね?」
「はい、お父様♪」

公爵の質問ににっこりと答え、カトレアは懐に隠していた杖を取り出し、呪文を詠唱する。
すると、食べ終わった前菜の皿がふわりと浮き上がり、控えていた給仕の牽くワゴンの上にかちゃかちゃと重なる。

「この通り、カトレアは元気になりました」

以前なら気軽に魔法など使えないカトレアだったが、今は魔法を使ってもけろりとしている。

「でも…」

不意に、カトレアの表情が曇る。
そして続ける。

「定期的に『お薬』を摂取しないと、ダメみたいなんです」
「そ、そうなのか?」
「はい」

もちろん『お薬』というのは才人の精液なのだが、直接的な表現はアレなので避けている。

「そういうわけでルイズ、定期的にサイト殿をお借りする事になるけど、いいかしら?」

言って笑顔をルイズに向けるカトレア。その笑顔には一切他意はない…ように見える。

「え、あの、その」

一瞬戸惑うルイズであったが、カトレアの笑顔に思わず。

「い、いいけど…」

そしてその返答を聞くなり、カトレアは才人の方を振り向く。

「と、いうわけでこれからもよろしくお願いしますね、サイト殿♪」

にっこり笑うカトレアにつられて、だらしなくにへらと才人も相好を崩す。
ルイズが親指で首を掻き切るジェスチャーをすると、シエスタが目にも留まらぬ速さで手刀を才人の喉笛にクリーンヒットさせる。

「げほ!げほ!」

咳き込む才人に全員の視線が集まるが、その時にはシエスタは既に才人の斜め後方に涼しい顔して下がっており、何が起きたのかは当人達にしか知る由はない。
さらに公爵は続ける。

610:ヴァリエール家家族会議 ◆mQKcT9WQPM
07/06/21 12:03:55 6r4ilEXR
「で、だ。そこに控えるメイドとのことだが」

その言葉にシエスタは一瞬ぎくりとする。
そしてルイズに、私たち友達ですよね、見捨てたりしませんよね、と笑顔を向ける。
あにいってんのよ誰が友達よこの淫乱メイド、屋敷の外に放り出されるがいいわ、としたり顔でルイズは視線を外す。
しかしルイズの思惑は見事に外れる事となる。
公爵はにっこり笑って言ったのだった。

「英雄色を好む、というではないか。
 妾の一人や二人、いて当たり前だよ。なあ婿殿?」

そして才人にウインクなどする。
正直親父のウインクなど気持ち悪いものでしかなかったが、才人はなんとなく笑顔で相槌を打つ。
公爵は気をよくしたのか、席を立ってすたすたと才人の所まで歩いていき、肩など組んで語りかける。

「なぁに、わしも若い頃はぶいぶい言わしたもんだ。
 婿殿はまだ大人しいほうじゃて。わしの若い頃なんぞ妻と同時に四人と」

その瞬間。
ばこん!とすごい音を立てて、食堂の大テーブルが揺れた。
公爵夫人が犯人だった。
公爵夫人はゆらりと立ち上がると、満面の笑顔を公爵に向けた。
それと同時に三姉妹の喉がごくりと鳴る。
公爵夫人は、にっこり笑いながら言った。

「あなた。すこぉしお話したいことがございます。
 ちょっと外出ろやゴルァ」

笑顔のまますごい迫力でそう言って、ものすごい黒いオーラを身に纏い、すたすたと軽快に公爵夫人は食堂から出て行く。
ぱたん…とあまりにも静かに食堂の扉が閉じ、公爵夫人の姿をかき消した。
公爵は才人の肩を抱いたまま真っ青な顔で固まっている。
そして、部屋の扉の外から大音声が響いた。

『駆けあーーーーーーしッ!』
「い、いえす、まむ!」

真っ青な顔のまま、公爵は駆け足で妻を追った。
一瞬で静かになった食堂で、給仕達が何事もなかったかのように三姉妹と才人の前にメインディッシュを持ってくる。
三姉妹は全員そろってほう、とため息をついた後、気を取り直して食事を始めた。
才人は呆気に取られ、何も言葉が出ない。

611:ヴァリエール家家族会議 ◆mQKcT9WQPM
07/06/21 12:05:59 6r4ilEXR
そんな才人に、ルイズは警告する。

「食べておいたほうがいいわよ」

そしてそれにエレオノールがメインディッシュの鴨肉にナイフを入れながら続ける。

「これから、長時間の公開処刑が始まるから」

カトレアはあらあら困ったわ、という顔をしていたが、すぐに執事のジェロームを呼びつけて、言った。

「部屋と温室のお花たちに、水やりをお願いねジェローム。あと動物達の餌も」
「かしこまりました、お嬢様」

才人は我に帰ると、ルイズに尋ねた。

「も、もしかして、このウチで一番怖いのって…」
「母様よ。間違っても逆らわないようになさいサイト。
 あと早めにソレ片付けたほうがいいわよ。たぶんあと半日はモノを口に入れられないから」

そう言うルイズの皿の上は、すでにつけ合わせの温野菜が残るのみだ。
そして才人は慌てて皿の上の料理に手を出そうとする。
その瞬間。
ばたぁん!と物凄い音を立てて扉が開く。
そこから現れたのは。
騎士装束に身を固めた公爵夫人と、その手に吊り下げられてぼっこぼっこにされて原型を留めていない公爵がいた。

「さてそれでは」

にっこり笑いながら公爵夫人は。

「家族会議を始めましょうか♪」

公開処刑の開始を告げたのだった。

612:ヴァリエール家家族会議 ◆mQKcT9WQPM
07/06/21 12:07:59 6r4ilEXR
結局、家族会議は公爵の過去のおいたを散々暴き立てる事に終始して、終了を迎えた。
別邸に戻ったルイズと才人は、疲れきってベッドに横になる。

「つ、疲れた…」
「あ、あんな荒れた母様初めて見たわ…」

仲良くベッドに伸びきって二人は同時にため息をつく。
そしてルイズは気付く。

「あー!アンタの処遇をどうするか忘れてたじゃないのっ!」

言って才人の鼻先にびしっ!と指を突きつける。

「ま、まあいいじゃないか、婚約破棄にならなかっただけ」
「そうです、ありがたいと思わないと」

いつの間にかベッドに腰掛けていたシエスタが才人に続ける。

「なんであんたまだ居るのよ!出て行きなさいよ!」
「私はサイトさんのメイドですっ!サイトさんがお暇を出さない限り私はサイトさんと一緒ですよーだ!」

掴みかかるルイズに、あっかんべーで応えてシエスタは言う。
そのまま、二人は取っ組み合いの喧嘩を始めてしまった。
才人はベッドの上で、大の字になって思った。
結局、変わらないまんまかぁ。
ため息をついて、喧嘩を続ける婚約者とメイドを眺めて、才人はまどろんでいった。
これから始まる、苦難の日々を想像すらせずに。

~つづく

613:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/06/21 12:10:11 6r4ilEXR
URLリンク(wikiwiki.jp)
の、「ヴァリエール三姉妹編」を先に読んでおくと幸せになれます。たぶん。
とりあえず折り返し地点。三姉妹それぞれと、メイドの思惑を絡めて才人はどう調理されてしまうのか!べんべん!
好感度によっては親父と放逐ルートもありかも!(ありません

それでは買い物いってくるノシ

614:名無しさん@ピンキー
07/06/21 12:25:55 P+fOExf5
一番槍!!GJでした~、シエシエとルイズその内ジェスチャー
要らなくなってアイコンタクトで会話しそうな勢いだなw

何はともあれカトレアに萌えた。

615:名無しさん@ピンキー
07/06/21 12:44:35 grjgIfan
懐かしいなあ。あれの続編かあ。
ルイズパパいい人だなあw
つーかサイトモテ過ぎ。一回殴らせろwww

616:名無しさん@ピンキー
07/06/21 18:47:56 sbEfkD9u
おお。これってせんたいさんの作品の中でも1,2を争うくらい好きな奴だったから
結構うれしいです。GJです~

617:名無しさん@ピンキー
07/06/21 22:51:10 uYtcFW9d
いよぉぉぉし!せんたいさんktkr。せんたいさんがだいたいのキャラを
補ってくれるから一歩の所で過疎化を防いでくれてる

618:名無しさん@ピンキー
07/06/21 23:41:14 bfL5a9tf
そもそも全然過疎化なんかしてないのに騒ぐな どこが一歩だ

>>613 続き期待だす

619:名無しさん@ピンキー
07/06/21 23:43:30 d7suHtj5
まぁまぁ
朝から晩までPC貼り付いてる人には一週間作品投下がないスレと一週間レスのないスレが一緒に見えちまうんだよキット

>>613 続きwktk

620:名無しさん@ピンキー
07/06/21 23:47:21 q25BOEeC
>>603の人気に嫉妬
触りすぎだろw


621:名無しさん@ピンキー
07/06/22 00:07:53 UX/JlIst
新刊の内容に肩透かしを喰らったのは俺も同意なんだけどな。
あれ・・・期待していたほど話が、みたいな。
がんばれヤマグチノボル。エロゲなんかにかまけてる場合じゃないぞ。

622:名無しさん@ピンキー
07/06/22 00:42:33 pQHZ8SI6
ノボルのエロゲの新作一応冬発売予定だしな。
結構エロゲにかまけるんじゃない。

623:痴女109号
07/06/22 01:51:03 o2mqbQuL
>>338-343
>>348-354
の続きです。
またもや、かなり間が空いてしまいました。

624:契約(その8)
07/06/22 01:52:27 o2mqbQuL

(こっ、これを、……俺がっ!?)

 異臭を放ちつつ突きつけられた数珠繋ぎの物体は、才人に新たなる絶望を味あわせるには充分な存在だった。
、そして、いまや彼にとって、絶望という感情は、彼の魂を闇の淵に蹴りこむだけでは済まない、むしろ甘美な響きさえ伴う、黒い欲望に同化しつつあった。

―すなわち、マゾヒズム。

 元来、平賀才人という少年には、その素養があった。
 そもそも、ある日イキナリ、自分を異世界に召喚した、その実行犯たる少女に唯々諾々と従い、それでもなお、自分を人間以下に扱おうとする彼女に、好意を越えて愛情さえ抱いてしまう。
―常識的には、はっきり言って、考えられる事ではない。
 そんな非常識をあっさりクリアーしてしまう順応性。これをマゾヒズムの兆候と解釈する事に何の誤謬があるだろうか?

 まあいい。

 とにかく、この場において確かに言える事は、彼に与えられる更なる絶望は、もはや快楽に化学変化することさえ稀ではない、という事実。
 その証拠に、才人は眼前に突きつけられた、異臭漂うこの性具を見つめる眼差しに、明らかな興奮の熱を持った光を灯している。
 そして、ゆっくり、ゆっくりと、『それ』を手に取った才人を、シエスタはにやりと笑って見下ろした。


625:契約(その8)
07/06/22 01:54:13 o2mqbQuL

「きゅい、きゅい! ズルイのねん。サイトだけ、美味しそうなお団子食べて!!」
 その声の所有者が、いきなりその性具を横取りして口に放り込まなければ、彼は間違いなく、その物体を自らの口に納めていただろう。
 しかし。

「―ぶほっ、なにこれっ!? ごほっ!! ごほっ!!」
「あっ、シルフィさん、だめっ!!」
 シエスタが止める暇さえなかった。
 シルフィードは、その堅い食感と、何よりその物質の全体を覆う臭味に驚き、アナルパールをそのまま、窓の外に放り投げてしまったのだ。

 一瞬、残念そうな、ほっとしたような表情の才人を残して。

「なにこれっ!? くさいのねんっ! まずいのねんっ!! 気持ち悪いのねんっ!!」
 全身に鳥肌を立たせるシルフィード。
 無理もない。
 才人のクンニにイカされて、ようやく天地晦冥の中から意識を取り戻したばかりの彼女は、残忍極まりないシエスタの産卵命令も、才人の出産シーンも見てはいないのだから。
 つまり、このピンポン球大の性具が、そもそもどこに仕込まれていたか知らない訳だ。

「自業自得」
「きゅいきゅいっ! お姉さまヒドイのねんっ!!」
「勝手な真似するから」
 そう言いながらタバサの指は、うなだれて、荒い呼吸を整えている才人の顎に、差し入れられた。
「サイト」
「……何? タバサ」
「貴方の身体で、この子を口直しさせてあげて」

 そうタバサが言った瞬間、きゅいきゅい騒いでいたシルフィードが突然静かになった。
「―いいの? お姉さま」
「……」
「お姉さまより先に、シルフィがサイトを食べちゃっても」
 
「いいの。順番なんてもう、無意味な事だもの」

「ミス・タバサ! ちょっ、ちょっと、待って下さいっ!」

 しかし、シエスタの声は結局タバサの唇によって中断された。
「んっ……んんんん~~~~っっっ!!」
 イキナリ敢行されたタバサのディープキスは、数瞬であっても、メイドから判断力を奪うには充分だった。

「おっ、おい、タバサっ!!」
 そして、彼女を振り返ろうとした瞬間、
「きゅい~~~~~~~~~~~~ん!!」
 という、奇声と共に、碧髪の美女が才人の胸に飛び込んできたのだ。
「ちょっ、まっ、っっぁぁぁ~~~~~!!」
 そしてたちまちの内に、うなじの急所に吸い付かれて、何も言えなくなってしまう。

「きゅいきゅいっ! お姉さまのお許しが出たのねんっ!!」
「しるっ、しるふぃっ!!」
「きゅいきゅいっ! うるさいのねんサイトっ!」
 胸のボタンを引き千切ると、そのままシルフィードは彼の乳首を音を立てて噛む。
「~~~~~~~~!!!!」


626:契約(その8)
07/06/22 01:55:46 o2mqbQuL

「どう、おいしい? サイトの体は?」
 シエスタの胸を揉みながら、タバサがこちらに目をやる。
「すごいのねんっ!! とってもおいしくて、シルフィ感動しそうなのねんっ!!」
 そのまま、赤子のように、ちゅうちゅう彼の乳首を吸い始めるシルフィード。

 そうなのだ。
 彼女は、いまでこそ美しい髪を背まで伸ばした妙齢の美女の姿をとってはいるが、本来は竜の幼生。まだまだ母のぬくもりが恋しい年頃である。
 そして、そんな彼女ならばこそ、さっき才人の舌によって自分の肉体を襲った、未経験の快感についても、当然理解してはいなかった。

―ただ一つ、タバサから言い含められたサイトの『童貞』の件を除いては。

「どういう、どういう、おつもりなんですかミス―あっ……タバサっ!?」
「……」
「あなたはサイトさんを、一体―くぅぅ―どうするおつもりなんですか」
「サイトの童貞を、あの子に奪わせる」


 その言葉を聞いた瞬間に、シエスタはこの少女に対する自分の認識が、全く甘かった事を思い知った。

―敵っっ!

 この方は、やっぱり敵なんだ。
 ミス・ヴァリエールだけじゃない。私からすらも、サイトさんを奪おうとしている恋敵!
(甘かった。気を許したわけでもなかったのに、何でこんな……!!)

 さっきのあの瞬間、才人は完全にアナルパールを口に入れようとしていた。
 さっきのあの瞬間、才人は完全にシエスタの軍門に下った、いわば無条件降伏の状態だったのだ。
 しかし、その流れはいま断ち切られた。
 
 いま、才人の“男”は奪われつつある。
 シエスタがどうしても手を付けられなかった、才人の男としてのシンボル。
 ルイズへの遠慮なのか?
 いいや、それは言い訳に過ぎない。
 シエスタには分かっていた。
 彼女が、才人の“男”に手を付けなかったのは、そうする事で何かが終わってしまう、何かが変わってしまう、そう思ったからであり、それが怖かったからだ。
 何故なら、才人が本当に好きなのは、あくまでも自分ではなくルイズであるという事実を、彼女は誰よりもよく知っているからだ。
 しかし、このタバサという少女には、自分のような中途半端なためらいはない。
 その証しに、彼女の使い魔たるシルフィードは、才人の体を……。

「きゅいきゅい、サイトのおっぱいは何にも出て来ないから、ちょっとつまらないのねん」
 そう呟くと、シルフィードは才人の着るメイド服のエプロンごと、スカートを中央から縦に引き裂いた。

 びびっ、びびびびびっっ!!!

「ああああっ ちょっとお前、この服タダじゃないんだぞっ!!」
 この才人の叫びが照れ隠しだったのか否かは、恐らく問題ではない。
 スカートを縦に割って突如出現した巨大スリットのおかげで、小さなショーツからはみだした彼の堅いペニスが、大気中に一気に晒される事になったのだ。


627:契約(その8)
07/06/22 01:59:29 o2mqbQuL

「きゅいきゅい!! サイトのおちんちん、可愛いぱんつからはみだしてるのねんっ!!」
「やっ、やめろぉっ!! みるな……ぁぁぁぁああああ!!!」
「んふふふふ。やっぱサイトは、いい反応してるのねん」

「あああっ!! いやだっ!! サイトさんっ!! サイトさんっ!! しっかりして下さいサイトさんっ!!」
「黙って」

 自分に乗りかかるタバサの小さな体の向こうから、あからさまな才人の悲鳴が聞こえて来る。それは、“姉”を名乗り、才人の身体を思うさま蹂躙してきたシエスタにとって耐え切れる響きではなかった。
 本当なら、今すぐにでも、自分にまとわり付くタバサを蹴散らして、愛する男の貞操を守りに行きたかった。

 しかし、跳ね除けられない。
 タバサが駆使する、舌、指などのテクニック。それに加えて、抵抗しようと暴れるシエスタの力を巧みに逸らし、流し、あるいは利用し、体格に於いて自分を圧倒しているはずのシエスタの体から引き剥がされないようにしている。

―もっとも、『北花壇騎士七号』として、魔法・体術を含む様々な戦闘訓練を修めているタバサにとっては、たかがメイド一匹グラウンドで押さえ込むのは、造作もない事なのだが……。
(でも、手加減はしない……!!)

「ひぃぃっ!! 剥かないでっ!! そこの皮は―痛でぇぇ!! 剥かないでぇぇ!」
「きゅいきゅい、意外なのねん。サイトってば、こんなに立派なの持ってるのに、先っちょは、『お子様』なのねん?」

 そう、そこに聳える才人の男根は、サイズはともかく、いまだ幼いままの形状を保っていた。
 シエスタは、彼がいくら泣き叫んでも、“そこ”に手を付けてはくれなかったのだ。
 そこに、シエスタ独特の不安感とルイズへの遠慮があった事は前述したが、しかし、それだけではない。
(徹底的に焦らせてあげます―!)
 彼の男としての機能を、あくまでも無視し、それ以外の性感帯の開発に重点を置く事で、より深い屈辱と、それによる快楽を与えよう。当時の彼女はそう思ったからだ。

―しかし、今は後悔している。
 こんな形で、こんな形で奪われてしまうなら、私がっ!! この私が誰よりも早く奪ってしまえば良かったっっ!!! 涙ながらにシエスタは思う。

「きゅいきゅい、サイトだめなのねん。あんまりモガモガすると、おちんちんの皮が剥きにくいのねん」
「だからっ!! 剥かなくていいっ!! って、聞いてねえだろオマエ―ああああ!!」
「嫌なのねん。シルフィは剥きたいのねん。サイトのおちんちん、剥きたいのねん」
「ちょっ……何すんだよっ!?」
「だから、サイトは少し静かにするのねん」
 シルフィードはくるっと体勢を入れ替えると、69の体位で自分の股間を、彼の口元に持っていった。

「男の子は我慢が大切なのねん。今からサイトは、シルフィのあそこを舐め舐めして、忍耐力を養うのねん」


628:契約(その8)
07/06/22 02:01:34 o2mqbQuL

「見える?」

 タバサが、メガネの奥から、いつもとはまるで違う妖しい光を放ち、必死に抵抗を続けるメイド少女に囁く。
「サイトの皮が剥ける瞬間」

 めり……!

「サイトが大人になる瞬間」

 めりめりめりめり……!!

「ほら、どんどん剥けていく……」

「~~~~~~~~~~~!!!!」
「あああっ、ダメなのサイトっ! もっともっとシルフィのあそこ舐め舐めするのぉ!!」
「いやっ! いやっ! サイトさんっ! サイトさんっ!! サイトさんっっ!!!」
「ほらっ、見なさいっ!! もっとしっかり、サイトが大人になる瞬間をっ!!!!」

 めりめりめりめりめり……びりっ!!



「―ひっく、うぐ……ううう、あううううう……」
「そんなに泣くことないのねん。たかだか、少し血が出たくらいで」
 
 そう。―才人は今、処女を破られた乙女のように、股間を抑えながら泣いている。
 シルフィードが敢行した皮剥きプレイによって、彼の亀頭を包んでいた分厚い包皮はめくれ上がり、恥垢によって癒着していた皮が無理やり剥き下ろされ、いま、彼のペニスは軽い出血状態にあった。
 しかし、それは傍目に見れば、恥垢で真っ白に染まった彼の亀頭を、鮮血がデコレートしているという、見ようによっては、これ以上はない刺激的な眺めだった。

「きゅいきゅい、それにしてもサイトのおちんちん、まるでストロベリームースみたいで、美味しそうなのねん」
「ひっ!!」

―れろり。

 シルフィードの長い舌が、彼の亀頭を舐めあげる。
「~~~~~~~!!!」
「んふふふ……。もうサイトったら、気持ちよすぎて声も出ないのねん」
「ちがっ!! いだっ!! いだいようっっ!!」
「きゅいきゅい、サイトったら嘘ばっかりなのねん」
「ちがっ! うそじゃなくてっ!! ぁぁぁああああ!! もうやめてよおおお!!!」
「だったら、どうしてこんなにサイトのおちんちんは、堅いままなの?」

 その一言は、彼から抵抗の言葉を奪った。
 シルフィードの言う通り、彼の股間は、初めて空気に晒された彼の白い亀頭を装備した事で、いよいよその角度・硬度を増し、文字通り漲るようなサイズにまで膨張していた。
―それも、かつて無かったほどの勢いで。

「シルフィ、サイトを立たせてあげて」
「はい、なのねん。お姉さま」
 シルフィードは、サイトの背後に回りこむと脇腹に両手を入れ、竜の怪力にモノを言わせて、一気に彼を、タバサと彼女が組み敷いているシエスタに見えるように立たせた。
「サイトさん……!!」
 シエスタが思わずうめき声を挙げる。

 そこにいるのは、縦に大きく割られたメイド服のスカートから、血のしたたるペニスを突き出し、絶望と快楽の狭間で呆然と立ちすくむ、彼女の“妹”……。


629:契約(その8)
07/06/22 02:04:11 o2mqbQuL

 れろり。

「ぐふうっっっ!!」
 シルフィードの舌が、再び才人の股間を襲う。

 ちゅばっ……れろっ……じゅるっ……。

「……!!」

「サイト、痛い?」
「う、うん」
 タバサの声に顔をゆがめて答える。
 しかし、タバサは言う。

「嘘ね?」

「うそじゃないっ!!」
 思わず言い返すが、しかし、それが単なる反射でしかない事は、彼自身が一番良く知っていた。
「だったら、何故そんなイキそうな顔をしているの」

 そう言われた瞬間、心臓がドクンと激しく鳴った。
 そうなのだ。
 正直、シルフィードの舌など、気持ちよくも何とも無い。
 ただ、これまでの人生でも、かつて無いほどの激痛が、下腹部を中心に全身の神経を貫いている。
 なのに。
 そう、なのに、―だ。

 何故、こんなに射精感が昂ぶっている。
 痛くて痛くてたまらないのに、何故こんなに、それこそ今にもイってしまいそうなほどに、射精感が全身を包んでいるのは、何故なんだ!?
 彼には分からない。
 シエスタが、これまで与えてくれたのは、形はどうあれ、まっとうなエクスタシーだった。ペニス以外の性感帯を刺激や、他者に屈服する快楽など、歪曲はしていても、それは紛れも無い快感で構成された責めだった。―しかし、これは……違う!!

「サイト、オナニーしなさい。このシエスタ“お姉様”にちゃんと見えるようにね」
「……」
「ミス・タバサ……」

 もはやサイトは、その言葉に逆らえなかった。
 彼は出来る限り亀頭を刺激しないように根元を持つと、ゆっくりと扱き始める。

「顔をあげて」
「……」
 涙を堪えながら、タバサを見る才人。
「シルフィは、サイトの先っぽを舐めてあげて」
「はいなの」
「笑いなさい。サイト」
「……はい」

―いやらしい。
 タバサは心底そう思う。
 もっともそこに、彼を否定したり排撃したりする心境は、一分も無い。
 乱れたメイド服。
 乳首があらわになった右胸。
 恥骨まで切り裂かれた純白のエプロンから突き出した、剥き出しのペニス。
 遠い笑みを浮かべながら自分を見つめ、震えながらそのペニスを扱く少年。
―これが、サイト・シュヴァリエ・ド・ヒラガ。その『本当の姿』

(まるで、天使のようだわ)
 彼に、新たなる頂上への階段を上らせながら、我ながら思わずうっとりする。


630:契約(その8)
07/06/22 02:05:50 o2mqbQuL

 いまや才人は、さっきまでの激痛をまるで感じていないようだった。いや、この表現は正確ではない。
 その痛みはますますひどくなる一方だ。しかし彼の神経は、その痛覚をもはや、単なる苦痛とは感じていないのだ。SMにおける鞭打ちや、蝋燭責めのように、才人は徐々にではあるが、『苦痛系』の快楽を覚えつつある、ということなのだ。
 
 しかし、シエスタにはそれが分からない。
「何で……? 何でサイトさんは、あんなうっとりした顔を……?」
 思わずシエスタがそう呟いた。
 まるで、今までの才人がどこかに消えてしまったような、寂寥感すら彼女は感じた。

 ずぶりっ!!
「いだぁいっ!!」

 それまで、ぐずぐずだったシエスタのヴァギナをやさしく責めていたタバサの指が、突然激しさを増した。
「ふかいっ! 深いですぅっっミス・タバサァっ!!」
 タバサは、指を突っ込んだままくるりと体を入れ替えると、そのままメイドの上背を起こし、背後に回り込んで、自分にもたれる体勢になるシエスタを支えた。

「無理よシエスタ。貴方じゃ無理」
「ひ……っ……ぃぃぃ……!!」
「貴方には、―いいえ、私にも多分、サイトの立っているところへはいけない」
「そっ、そんな! そんなぁぁっっ!!」
「だからせめて、サイトと同時にイカせてあげる」
「いやあああ!! サイトさんっ!! サイトさぁぁぁんっっ!!!」

 才人が注視すると、タバサは彼に見えやすいように自分の体の位置を入れ替えた。
 シエスタのそこは、タバサの指を二本まで飲み込んでいるように見えた。

「ひいいぃぃぃっっっ!! 出るっ!! 出るようっ!!」
「きゅいきゅい、お姉さまっ、サイトがもう限界そうなのねん!!」
 美味しそうに亀頭を舐め回していたシルフィードが、主を振り返る。
 しかし、タバサの視線が自身の使い魔に向けられることは無かった。

「イキなさいっ、サイト!! 思いっきりブチまけなさいっっ!!」
「サイトさんっ! イクんですかぁっ!? イクんですかぁっ!!? サイトさぁぁん!!!」
「そうよ、シエスタっ! 貴方もイクのっ! 同時にイクのっ!!」
「「ああああああぁぁぁぁぁあああああ!!!!」」

 どくんっ、どくんっ、どくんっ、どくんっ!!!

―サイレントの呪文をかけられてなかったら、恐らく両者のその悲鳴は、階下どころか、女子寮全体にに響き渡っていただろう。それほどのイキっぷりだった。

 二人は精根尽き、特に才人はばったりとベッドに倒れ伏してしまった。


631:契約(その8)
07/06/22 02:11:21 o2mqbQuL

「ね、サイト」
「……」
「痛かった?」
「……」
「答えなさい」

 そう言うと、少女は眼鏡の奥の碧眼を妖しく光らせ、そのペニスを一扱きする。
「~~~~~~~~~!!!!!」

「やっぱり痛いのね」
「痛い痛い痛い痛い痛い!! 決まってるだろっ!!」
 そう言って声を立てる少年を、くすりと笑いながら見つめると、そのままタバサは彼の背後の美女に言った。

「それじゃあシルフィ、予定通りに」
「はいなの、お姉さまっ!」

―予定?
 どうせろくでもない事だろうとは思うが、しかし、そう言ったタバサ本人はベッドの向こうに行ってしまった。
「おいシルフィ、お前の御主人様は一体―」
 そう言って振り返った瞬間、またもや、この竜族の娘の怪力は、少年を押し倒していた。

「ちょっ、おい、待ってっ!」
「きゅいきゅい、これからサイトの『どーてー』は、シルフィが頂いちゃうのねん!」
「ちょっと待てぇっ!! こんな血まみれのチンコで、エッチなんか出来るかぁっ!!」
「大丈夫なのねん。サイトならしっかり、中出しまで頑張ってくれるって言ってたのねん」
「だれが?」
「お姉さまが」
「―て、おいっ、タバサぁぁっっ!!」

 シルフィードの、あまりに頭の悪い物言いに再度彼女の主を振り返ろうとした、その瞬間だった。

「きゃあああああああ!!!!」



632:契約(その8)
07/06/22 02:12:44 o2mqbQuL

 メイジの衣装を投げ捨て、全裸になったタバサ。
 その体格(特に上半身の或るパーツ)は、完全に年齢不相応の幼さに満ちており、とてもではないが、シエスタが絶叫を挙げて騒ぐほどの威厳は存在しない。―はずだった。

 その、股間から生えた、ある『物質』を除けば。

「しょっ、しょく……!!?」

 そう、彼女の股間でぐねぐねとうねるそれは、紛れも無い『触手』だった。

「ひぃっ、ひぃぃぃっっ……!!!」
 シエスタは、余りの恐怖のために“それ”を見る事も出来ないらしく、チアノーゼのような顔色でベッドを逃げ回る。が、タバサはそんなメイドを全く容赦のない動きで組み敷き、横たえる。

「まっ、待てっタバサぁっ!」
 その一言でこちらを振り向いた少女に、才人は恐る恐る口を開いた。
「それは……何?」
「これはトリスタニアの魔法道具店で見つけたバイオペニスの一種。『ナマコの―』」
「そんなこと訊いてるんじゃないっ!? それで……その、またぐらの化物を使って、一体シエスタをどうしようって言うんだ」

 タバサは答えた。
「決まってる」 
 それこそ、今まで見せた事の無いような楽しげな笑みを浮かべて。


「これでこの子の処女をもらうの。血まみれのペニスで童貞を散らされる貴方の隣でね」


 才人は絶望した。
 その言葉を聞いた瞬間、高らかに勃起した自分自身への、絶望。
 もはや、絶望を受け入れる事になんのためらいも無かった。
 背後からの手に自らを委ねる。
 激痛以外、もはや何も感じないはずのペニスを、シルフィードの下半身が飲み込んでゆく。
 ふと、目をやると、発狂せんばかりの絶叫とともに、処女を『触手』に散らされる“姉”がそこにいた。

 才人は子供のような笑みを浮かべてシエスタに手を伸ばし、彼女は、半分以上うつろになった瞳を彼に向けると、まるで、砂漠でオアシスを見つけた旅人のような勢いで、彼に熱烈なキスをした……。


633:痴女109号
07/06/22 02:14:18 o2mqbQuL
以上です。
次回か、もしくは次々回あたりでようやく完結篇です。



634:名無しさん@ピンキー
07/06/22 02:47:56 lcZkUVSS
一番槍ゲットッ!
ドMの境地に達したなサイト。GJ!
どうでもいいが途中のシルフィードのしゃべり方が
桃鉄の貧乏神とかぶったww

635:名無しさん@ピンキー
07/06/22 02:51:09 l5X95CS8
一番乗り!
深夜の投下GJ~!

636:名無しさん@ピンキー
07/06/22 02:56:34 l5X95CS8
>>634
マイリマシタorz


637:名無しさん@ピンキー
07/06/22 02:58:28 lcZkUVSS
残念www
しかし二期楽しみだ。

638:名無しさん@ピンキー
07/06/22 04:18:45 XZXyYqpZ
>>618
はぁ?投下のない週初めなんてただの雑談スレに成り下がってるだろうが。

639:名無しさん@ピンキー
07/06/22 08:15:37 JHmWQjeC
才人オワタ\(^o^)/
どうなっちゃうのかすげー楽しみだぜw

640:名無しさん@ピンキー
07/06/22 09:30:53 6vr0Ry8F
>>638
か-そ【過疎】
まばらすぎること。ある地域の人口などが少なすぎること。

・今月だけでも、複数の書き手によって小計10回以上の投下があった。単純計算、週に3度は作品が投稿されてる。まばらであるとは言いがたい。
・618の「そもそも過疎化していない」という提起に対し、「はぁ?投下のない週初めなんてただの雑談スレに成り下がってるだろうが」との受け答えに対する、俺の意見
●作品以外のものを見るのが嫌なら、保管庫だけチェックするようにすればいいんじゃね?

一応考え付く限り、638の言いたい事を汲み取って答えてやった 光栄に思え犬

641:名無しさん@ピンキー
07/06/22 09:36:39 15ylhvP8
荒らしに反応する馬鹿まで現れた…末期か?

642:名無しさん@ピンキー
07/06/22 09:39:08 Bqg4l/eX
過去のこのスレの賑わいと比べて数が減ったなぁといっているのに、
他作品のスレと比べると恵まれているとか、週3回投稿されているから十分だとかいうのは
話が噛み合っていないように思えますが如何か

643:名無しさん@ピンキー
07/06/22 10:05:02 lcZkUVSS
まあみんな落ち着くんだ。

644:名無しさん@ピンキー
07/06/22 10:27:14 V9tNKzz/
俺が行かなくなったスレと流れが似てる
過疎と書くと投下してくれる人に失礼だろ?少し考えろ
反応してる奴は荒らしと一緒、レス自重
 *'``・* 。
        |     `*。
       ,。∩      *    みんな大人にな~れ
      + (´・ω・`) *。+゚
      `*。 ヽ、  つ *゚*
       `・+。*・' ゚⊃ +゚
       ☆   ∪~ 。*゚
        `・+。*・ ゚

645:名無しさん@ピンキー
07/06/22 10:42:22 6vr0Ry8F
>>644
正直スマンカッタ

646:名無しさん@ピンキー
07/06/22 10:57:31 08ohtmRJ
>>633
GJ~
触手キタ――

あと、読んでて痛そうで腰が引けてたとこに、きゅいきゅいのストロベリームースで吹いたw


647:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/06/22 11:21:14 9NHPImz7
電波が来たので夜勤前に投下
テファものの「危ない桃りんご」の前くらいの話と思ってくだせい

648:禁断の果実 ◆mQKcT9WQPM
07/06/22 11:22:53 9NHPImz7
「サイト、遅い!」
「ご、ごめんテファ」

朝靄に煙るウエストウッドの村。
まだ日も昇りきらないその入り口で、二つの人影がじゃれあっていた。
一人は黒髪の中肉中背の少年。一人は流れるような金髪の、胸の大きな少女。
才人とティファニアである。
二人は、朝早くにしか採れない珍しい果物を採りにいくため、準備をしていた。
その果物は、夜中に実を結び、朝までに熟して、そして朝日と共に地に落ちる。
ただし、それまでに枝ごと収穫し、暗闇に閉じ込めれば、高値で売れる妙薬になるのだ。

「ほら、早くしないと夜が明けちゃう!」

ティファニアは才人の手を取り、元気よく引っ張る。

「ちょ、ちょっと待ってくれよテファ、俺まだ寝起き…」

寝ぼけ眼でティファニアの手に半分引きずられながら、才人は朝から元気なハーフエルフの後に続いたのだった。

649:禁断の果実 ◆mQKcT9WQPM
07/06/22 11:23:38 9NHPImz7
「随分たくさん取れたなあ」

手元の袋を見ながら、ティファニアは一息つく。
この果実は普通、採れても1、2個がせいぜいなのだが、今日に限ってはもう5個も採れている。
赤ん坊のこぶし大の大きさで、しかも木の葉と同じ緑色をしているせいで、見つけにくいのだ。
才人の方はどうだろうか?森の入り口で別れたときは、まだ生あくびをかみ殺していたが…。
東の空を見ると、地平線が橙色に染まり始めている。
あと、一個くらいはけるかな…?
そう思い、ティファニアは茂みの中に一歩を踏み出す。

がささっ!

その時。
自分の掻き分ける音とは別の音が、足元で響いた。
えっ?
声を上げる暇もなかった。
ティファニアはいきなり足を何かに絡め取られ、茂みの中に引きずり込まれた。
その際、ティファニアは木の根に後頭部を打ち、気を失ってしまう。
そして、気がつくと。
ティファニアは、巨大な花の中に横たわっていた。
いや、それは花ではなかった。
花のように花弁のようなものが開いているが、その花弁は花弁と言うにはあまりにも分厚く、また歪な形をしていた。
その表面にはびっしりと触手が生え揃い、その中でも特に肥大したものが、ティファニアの四肢を花弁に縛り付けていた。
ローパー…!
うかつだった。この辺りで簡単にあの果実が採れた理由は、これだったのだ。
ローパーがいるたえ、あの果実を捕食するような小動物が、この辺りには居なかったのだ。
ティファニアがその生物の正体に気づいた時には、すでに手遅れだった。
目の前に伸びてきた太い触手が、まるで猿轡のようにティファニアの口を塞ぐ。

「------------!」

それは、産卵の時期を迎えた、ローパーの生態だった。
産卵の時期を迎えたローパーは、他の生物の体内に卵を産み付ける。
しかしローパーには、鋭い牙も毒液もない。
ならば、どこに卵を産み付けるのか。それは、主に中型以上の動物の、直腸である。
ローパーの養分は、他の生物の排泄物である。普段は、その場にじっととどまり、小動物などを捕らえて、排泄が終わるまで拘束するのがローパーの生態だった。
宿主の排泄物を食らい、幼生のローパーは育つ。
そして、ある程度以上の大きさになると…。
触手で自らを動かし、宿主の肛門を引き裂いて生まれてくるのだ。
ティファニアは、まさにその苗床にされようとしていた。
数多の動物の排泄物に晒された、筆舌に尽くしがたい匂いが、彼女の意識を翻弄する。
…イヤ!ローパーの卵を産み付けられるなんて…!
しかし、暴れまわるティファニアを、ローパーの触手は放さない。
せっかく手に入れたこの苗床を、手放すわけには行かない。
そして、ローパーの表面に変化が訪れる。
ティファニアの強制的に開かれた股間のあたりの触手が退き、その間から茶褐色の、男性器を髣髴とさせる先端を持った、太い触手が現れたのだ。
その茶褐色の、球体で作られたようないびつな男性器こそが、ローパーの卵巣であった。
ローパーは、両性具有の上に、一生に一度しか産卵しない。そのため、受精した卵を、卵巣ごと他の生物に埋め込むのである。
小さな触手が、ティファニアの背面を撫で回す。排泄口を捜しているのだ。
そのあまりのおぞましさにティファニアは悲鳴を上げるが、口を塞がれているせいで声にならない。
…助けて…!サイト、助けて…!
しかしその声はどこにも響かない。小さな呻き声となって、森の中に吸い込まれていく。

650:禁断の果実 ◆mQKcT9WQPM
07/06/22 11:25:48 9NHPImz7
そして。
細い一本の触手が、ティファニアの肛門にひたり、と張り付いた。
ローパーは、ティファニアの襞に残った、排泄物の匂いを感じ取っていた。
少し太めの触手によって、肛門の周囲に張り付く邪魔な薄い布が引き伸ばされ、桃色の、小さな排泄口が露になる。
そこに、才人のモノより大きく、歪な冷たい塊が、ぐりっ、と押し当てられる。
イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
ティファニアは必死に叫ぶが、身体は寸分も動かず、そして声は漏れない。

ぐぶ…。

歪な男性器はティファニアの小さな穴に向かって歪み、少しずつ沈んでいく。
だめ、入ってきちゃダメぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!

ぐぶ、ぐぷっ…ずぶぶぶぶぶぶぶぶぶ

ティファニアの叫びも虚しく、最も太い部分が過ぎてからは、順調だった。
一気に卵巣が押し込まれ、黄褐色の触手だけが、ティファニアの肛門から生えている形になった。

ぶつんっ…。

そして、触手と卵巣の境目は、苗床の括約筋によって、断ち切られる。
これで、産卵は完了だった。
しかし、ローパーはティファニアを放さない。
このあと三日三晩、苗床は親のローパーに拘束される。
直腸に排泄物を溜め込まされ、夕方には孵化する幼生の餌となるのだ。
そして三日間で成長した数十匹のローパーが、苗床の肛門を引き裂き、生まれてくるのだ…。
ティファニアは、絶望にかられ、涙を流す。
たすけて…。サイト…たすけて…。

がささっ!

不意に、ローパーの巣となっている茂みが揺れる。
差し込む朝日。そしてそこに伸びる影。

「!テファ!今助けるっ!」

そこから現れたのは。
ティファニアが落とした果実の袋を持ち、デルフリンガーを背負った才人だった。
彼は、茂みの外でティファニアの持っていた袋を見つけ、彼女を捜しにきたのだった。
ティファニアは、才人の声と、ローパーの切り刻まれる音を聞きながら、安堵で失神してしまったのだった。

651:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/06/22 11:26:42 9NHPImz7
はい生態解説ウザいですね。
てか触手モノ初めて書いたけどへんたいっすねこれは。
続きは夜勤明け以降。さーどうなることやらノシ

652:名無しさん@ピンキー
07/06/22 12:49:48 VhxHgeXN
どーなることやら、はコッチの台詞ですよwww
続きに期待しております

653:名無しさん@ピンキー
07/06/22 12:55:36 lcZkUVSS
題名ナイスすぎてワロタw相変わらずいい仕事してるぜ。GJ!
テファかわいいよテファ

654:名無しさん@ピンキー
07/06/22 13:05:39 08ohtmRJ
>>651
うは更に触手キタ~~~~
ローパーはイイ!ブラボー

欲を言えば、ねっとりと触手にいぢられる描写がほしいマニアな私ww


655:名無しさん@ピンキー
07/06/22 13:31:06 DrUP7ls6
>>639
むしろ才人ハジマタ\(^o^)/

656:名無しさん@ピンキー
07/06/22 22:05:24 cVEIiNN2
描写がリアルすぎて萌えるどころかガクブルな俺ガイル

誰かー!!お医者様呼んでーー!!!!

657:名無しさん@ピンキー
07/06/22 22:06:12 OoMIZxrT
同意。これはリアルすぎて読めんわ
マジおっかない

658:名無しさん@ピンキー
07/06/22 22:27:24 6vr0Ry8F
すまねぇ……マブ●ヴALTERNATIVEっつーゲームやって以来、触手は軽いトラウマなんだ……
続きが気になりつつもガクブルな俺

659:名無しさん@ピンキー
07/06/22 22:43:26 EpxuRXiT
カトレア様の後ろにぃいいいいい

660:名無しさん@ピンキー
07/06/23 00:36:03 ZVaQNal7
ちい姉様の病弱設定は、胸からエイリアンの赤ちゃんが産まれる伏線だな。
当然、乳首を拡張され、チンコ触手で入念に犯された上で、産卵されている。

661:名無しさん@ピンキー
07/06/23 01:31:22 jpkS7M32
危機に遭うとルイズの見ているものがサイトにも見えてしまうという原作の設定使えないか…
んで、助けに行っても遠すぎて手遅れとか…


662:名無しさん@ピンキー
07/06/23 02:09:12 lnqlNAdg
>>661それもうあるよ
君の望むバッドエンドではないがね

663:名無しさん@ピンキー
07/06/24 02:49:29 ccXwRM6r
>>658
ババババババババパバ、バカヤロー!!!
触手を乗り越えて強い男になるのがあの場面だろう!!
それがトラウマなぞなってどうする!?



まぁ君が望む豊胸手術にはさすがに耐えきれなかったが

664:名無しさん@ピンキー
07/06/24 05:03:27 oSL0/lwc
おいおいこの過疎はなんだ?かなりビビったぞ。


age

665:名無しさん@ピンキー
07/06/24 06:15:30 CFJGtEnj
過疎と言うよりSS投下されない限りは静かなだけじゃない?


666:名無しさん@ピンキー
07/06/24 07:55:26 RMJ2YkQB
禁断症状出るの早すぎ

667:名無しさん@ピンキー
07/06/24 08:43:10 D36N+MHj
1日や2日投下がなかったくらいで「過疎」の言葉が出てくるのはここくらいだぞ。
禁断症状の末期も末期。

その原因は、
1、投下されるSSが毎度毎度良作すぎる。
もちろん職人さんには罪はない。
2、エロパロ板は基本的に過疎る。このスレが異常なだけ。
それに気づかない読者が多すぎる。
他のスレ見てみ。


書いてる人にも生活あんだよ…保守でもしながらのんびり待とうぜ。

668:名無しさん@ピンキー
07/06/24 08:59:03 HvVvnict
数日おきに過疎過疎言うやつも、それに毎回反応するやつもうぜえ
いい加減放置しろよ

669:名無しさん@ピンキー
07/06/24 09:22:13 MsuardWj
ごめんな?

670:名無しさん@ピンキー
07/06/24 09:26:31 IkpCYGC0
あっ、あああ、謝ったって許さないんだからっ…!
わたしがいいって言うまで、ぎゅーってしてなさいよね…。

671:名無しさん@ピンキー
07/06/24 13:13:45 yod86j8z
過疎?暇なら何かかそーか?

なんつって。

672:名無しさん@ピンキー
07/06/24 13:28:23 hQLvMkuS
ここが過疎化したら671のせいだな

673:名無しさん@ピンキー
07/06/24 15:00:15 Hgw2i6nV
>>672
君には失望した

674:名無しさん@ピンキー
07/06/24 15:47:32 XXCdmicw
>>669
おまえの言い方もうざいよ。自重しろ

作品来ない時は静かで良いと思うけどな。来ないからって雑談スレ化してもな・・・

675:名無しさん@ピンキー
07/06/24 16:18:24 MsuardWj
そうか…ごめんな?

676:名無しさん@ピンキー
07/06/24 18:17:16 IkpCYGC0
また口だけはそんなこと言うんだから…
それで騙されちゃうわたしってば可哀想だわ。とっても可哀想な女の子だわ。

677:220 1/3
07/06/24 20:30:58 GCDgLWaa
「順番が違うじゃない…もう」
「ごめん…」
ふてくされて、そっぽ向かれちまった。同じベッド、同じ温かさの中でシーツから少しだけ見えるルイズの背中は…素肌だ。俺は触れないギリギリまで近付いて、声を掛けた。
「本当は先にちゃんと言うべきだったよな…」
「…そうよ」
背中を向けたままで、俺のご主人様らしい口調で命令した。

昨日の事。俺がちょっとした事をして、ご褒美を貰った時の事だ。冗談半分で俺は…いわゆる大人のキスを試してみた。
当然、ネットとか小説で見たくらいの知識。でもそれは充分過ぎるくらい刺激的で、ルイズなんか声も出なくなってた。
少し舌をいれてみるとルイズは目を閉じて、体だけ熱くして、俺の自由にさせてくれた。

調子に乗って唾液を送り込んだ時、ルイズは赤ん坊みたいに飲んじゃって…なんかいつもより可愛く見えて、もっと凄い事したくなって…

あとは…

俺の名前を呼んでたルイズがいた気がする。それしか覚えて無かった。
今やっと頭が冷えてきたところだ。


「お母様やお父様にお伺いをたてるのも忘れちゃったし…その内きちんとしてもらうわよ…」
「うん…頑張る」
背中を向けていたルイズがくるりと寝返って、俺の胸の中に潜り込んで来た。
目は俺の胸に向けたまま、指で俺の肌をなぞっていた。

「…ホントは…」
「え?」
「ホントは…待ってたんだから…痛かったけど…嬉しかったんだから…」
「…愛してる」
「言うの遅いのよ…バカ…」
あまり大きく無い腕を一生懸命に広げて、俺を抱きしめた。

678:220 2/3
07/06/24 20:32:06 GCDgLWaa
「ここで言うことは忘れるのよ?…私だって恥ずかしい事言いたいもの」
「ああ」
顔は見合わせないままで、俺は胸元から聞こえてくるルイズの声を聞いた。


「ずっとアンタの事ばっかり考えちゃうの。アンタとしちゃったのに、どんどん欲張りになりそうなの」
「欲張りって?」
「キスしたいとか、もっと抱きしめてとか、沢山言いたくなりそうなの」
「構わないさ」
「じゃあ…キスして」

ルイズの顔を持ち上げ、軽く唇を触れさせた。唇を離すと、ルイズはまた俺の胸元に頭を戻した。

「さっきは痛かったけどアレ…私が沢山したいって言ったら?」
「…大歓迎だと思う」
「アンタはすぐにがっつくんだから…優しくするのよ。痛いのはイヤ」
「わかってるって」

少し間が開いた後、ルイズは俺の手をとって、ルイズ自身が一番自信の無いところに導いた。柔らかい手応えと、小さな突起が硬くなっていくのが伝わる。

「え!え?」
「お、男の子ってこんな事すると興奮するんでしょ?」
「は、はい!」
「これくらいならいいわよ…私のココも好きって言ってくれたから…」
焦ったせいで、手が微かに動く。
「ひゃん…」
「ご、ごめん!」
「も、もう少し休んでからなら…」
顔を赤らめただけで、俺を怒る様な事はしなかった。

「そ、それと…」
「う、うん」
「あ、アンタにあげられるモノ全部あげちゃったんだから…その…もう私をドキドキさせないで」
「ど、どういう事?」
「ほ、他の子のトコ、出来るだけいかないで…あの時が一番辛いの…」

前より強く、俺の胸に顔をすり寄せてきた。

「今までも他の子のトコ行ってる時すごくつらかったから…もっと辛くなりそうだから…」
「…出来るだけで良いんだよな」
「だって、行かなかったらサイトじゃないじゃない…その代わり戻って来た時はいっぱい私を可愛がるのよ?わかった?」
「…わかった」
「これで終わり…もう少し抱いてるのよ。眠たくなっちゃった…」

行為の疲れがあったのか、ルイズの寝息はすぐに聞こえてきた。シーツの上に、いくつかの涙を落としたまま。

679:220 3/3
07/06/24 20:33:55 GCDgLWaa
「犬?」
「はい!」
「アンタまた勝手に…ドコへ行ってたのかしら?」
右手に持っている杖が恐かった。ここ、魔法学院の広場ならお仕置きするのに容赦する必要は無い。
周りの生徒達は、見世物を見るかのようにルイズを煽っている。
同時に、女学生が俺を応援している事、それがもっとルイズに油を注ぐ事になってるとは、アイツらは気づかないだろう。
「お・し・お・き」
「ぐえぇぇっ!」
見世物になる程度に、俺は面白可笑しく痛めつけられた。

で、これは昼、皆の前での事。
夜、寮に戻ってからは違った。

「アンタってば…」
「はは…ごめんなさい」
「…」
黙って俺に接近して、俺の顔を見上げた。
「キス」
俺は要求に応えて、軽く唇を当てた。
「…ん」
「…いいわ。言い訳は聞かないから、態度で示しなさい」
ルイズはくるりと俺に背を向けて、ベッドの上に身を投げ出した。自分でシャツのボタンを際どい所、第二ボタンくらいまで外していく。
「…淋しかったんだから」
「悪かった。疲れてないよな?」
「アンタの相手くらいできるわよ」
そこから顔の気の強さが全部消えて、あの時のルイズになる。頬を真っ赤にして、自信なさそうで、俺に尽くしてくれるルイズ。


「し、しっかり可愛がるのよ?」


今日もこんなご主人様との約束を果たすために、頑張ろうと思った。




680:220
07/06/24 20:35:03 GCDgLWaa
もうルイズじゃない位甘かったですね。ヤンデレ気味でしたね。おまけに忘れた頃に来てしまいました。
…正直反省してます。

では、またorz

681:名無しさん@ピンキー
07/06/24 20:39:09 GFTsnLlG
>>680
うがあああ!
一番槍GJ!
本音剥き出しルイズかわいいよルイズ。

682:名無しさん@ピンキー
07/06/24 20:39:50 eLCee0Yb
なんという八巻
このルイズは間違いなくデレ

683:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/06/24 20:58:11 4M8l5Vuq
デレルイズキター!
はやく本編でもデレるところ見たいですな。
反動ですごいことになりそうだけど

さて、アレ>>648の続き行きますよー。

684:禁断の果実 ◆mQKcT9WQPM
07/06/24 20:59:03 4M8l5Vuq
ティファニアは、柔らかいベッドの上で跳ね起きた。
美しい髪が乱れながら舞い、その規格外の乳房が上半身を起こした反動でぶるんと揺れる。
あれは…夢…?
大量の寝汗で濡れた金髪を漉きあげ、ティファニアは悪夢の記憶を反芻する。
才人が洗ってくれたのか、臭いはしなかったが、鼻の奥で、あの刺すような悪臭が蘇る。
そして下腹に感じる、排泄物とは別の拡張感。
夢…じゃない…!
あの時の恐怖と絶望が蘇り、ティファニアを苛む。
ティファニアは両肩を抱き、シーツの中で震える。
そうしてティファニアが震えていると。

「おーいテファ、起きてるー?」

右手にお湯を満たしたバケツ、左手にリンゴとナイフの入った手籠を持ち、才人が部屋に入ってきた。
才人の視線と、シーツに包まって震えるティファニアの視線がぶつかる。
そのティファニアの顔がぐにゃりと歪む。
次の瞬間。
ティファニアは突然声もあげずに泣き出した。

「ど、どうしたんだテファっ!?」

才人はバケツと手籠をテーブルの上に置くと、慌ててティファニアに駆け寄って、ベッドの上で抱き締めた。
ティファニアは目の前の才人の胸に顔を埋めて、泣きじゃくる。

「怖かった…怖かったよぉ…」

才人はそんなティファニアの金色に流れる柔らかい髪を、優しく撫ぜ、抱き締める。
二人はしばらく何も語らず、抱き合っていたのだった。

685:禁断の果実 ◆mQKcT9WQPM
07/06/24 21:00:27 4M8l5Vuq
サイトの腕の中で抱かれていると、私の中にわだかまっていた恐怖や絶望が、洗い流されていく気がした。
私の涙はいつの間にか止まっていて、私はサイトの腕の中で、ただ彼の温もりと匂いに包まれていた。

ぐりゅ…

その時、不意にお腹の中に不快感が生まれた。
お腹の中で、何か柔らかい塊が、蠢くカンジ。
忘れてた…。ローパーの…卵…。
早くこれを取り出さないとタイヘンなことになる。
…で、でも…取り出すのは…。
私はサイトの腕の中で、真っ赤になって考える。
ローパーの卵を、自力で取り出すのは、不可能だ。
頑丈な卵巣があるから、無理やり排泄するのも無理。
…だ、だから…。
サイトに…。

「大丈夫かテファ?痛いとことかないのか?」

サイトは、私を一生懸命、心配してくれてる。
…そう、だよね…。
サイトだったら、いいよね…。
私は意を決して顔を上げた。
そして、今からやろうとしていることを考えて…考えて…。
あーだめだめだめ!考えちゃダメ!

「あ、あのね、サイト。お願いがあるの」

私は彼の腕の中で、一気に『お願い』を言い切った。

「お尻に詰まってるモノ、出して欲しいの」

686:禁断の果実 ◆mQKcT9WQPM
07/06/24 21:01:35 4M8l5Vuq
…正直、新手のプレイかと思いましたごめんなさい。
こんな時までエロ脳の俺様、超反省。
最初は思わず、『はぁ?』って顔をしてしまった。
で、テファの説明によれば。
森でテファを襲っていたアレは、ローパーとかいう生き物らしい。
他の動物の排泄物を食べて生きている生き物で、産卵の時期になると、朝方テファにしていたように、卵を他の動物の腸に産み付けるらしい。
で、今、テファのお腹の中には、そのローパーの卵が、産み付けられているらしい。

「で、でも、どうやって?」

俺の間抜けな質問に、テファは真っ赤なまんま応える。

「あ、あのね。
 私が両手でお尻開いてがんばるから、サイトは出てきた皮をナイフで切ってほしいの。
 そうすれば、卵は私の方で出せるはずだから…」

テファが言うには、卵巣の皮がつっかえの役割をしているから、がんばっても出せないらしい。
で?
ですね?
今このエロエルフときたら床にうつ伏せになって俺に上げたお尻向けて広げてるわけで───!
くっはああああああああああああ!
プレイじゃないっつっても正直ガマンききません。

「あ、あの、サイト、早くして…」

テファは俺の方を見ないように、催促してくる。
でもでも。
どっんなっにじょっうずにかっくしても~♪
まっかなおみみがみえてるよっ!
いかんだめだ落ち着け俺の熱いパトス&バカ息子。
今は、テファを助ける事に集中だ。いいね?
俺は深呼吸を数回したあと、テファのお尻に手を掛ける。

「…んっ…!」

テファの身体が一瞬びくん!と震え、そんなうめき声が漏れてくる。
エロいっ…!なんというっ…!なんというエロさだっ…!
俺はもう一度深呼吸をしたあと。
テファが一生懸命広げている、お尻の谷間に注目した。
テファの言うとおり、テファの小さな桃色の肛門から、何か植物のヘタみたいなものが飛び出ている。

「こ、これをひっぱって…切るんだな?」

俺は確認のため、テファに尋ねる。
しかしテファは。

「恥ずかしいんだからっ…早くしてよぅ…」

消え入りそうな可愛い声で、そう言うだけだった。
だーーーーーめーーーーー!
テファさんソレだーーーーめーーーーー!
せっかく鎮めた俺のマグナムが!ビッグマグナムに!
ええい素数を数えるんだ才人!
で、素数ってなんだっけーーーーーー!?

687:禁断の果実 ◆mQKcT9WQPM
07/06/24 21:02:35 4M8l5Vuq
しかし俺はなんとか欲望に打ち勝つと、テファのお尻から出ているそれを引っ張る。

ずにゅ…

「ンッ…!」

テファのうめき声とともに、それは数センチほどテファの中から引き出される。
俺は、それをナイフで切り取った。

「お、終わったよテファ…」

俺は終了を告げたけど、テファは応えない。
テファはお尻を上げたまま、手は頭を載せた枕を抱えている。

「だ、だめ、だめ…!」

え?何がダメ?
テファは震えながら、何かをガマンしているみたいだ。
俺は心配になって、テファの背中をさすった。

「大丈夫?テファ?」

それが引き金だった。

「だめ、見ちゃだめええええええええっ!」

ぶりゅっ…。ぼと。

テファの肛門がもりあがり、テニスボールくらいの柔らかい、黄土色の何かを吐き出した。
最初俺は、テファがおもらししたのかと思った。
違う。それこそが、ローパーの卵だったのだ。

「だめ、出ちゃう、出ちゃううぅぅぅぅぅぅっ!」

ぶりゅっ!ぶりゅりゅっ!ぼとぼとぼと!

見ている間にも、テファは次々と卵を出す。
そして俺は気付いてしまった。
テファは卵を出しながら…俺に見られながら…濡れていた。

「だめぇ、止まらないよぉ、見ないで、お願いみないでぇっ!」

真っ赤になって頭を振りながら、テファは卵をひり出し、懇願する。
でも、俺は見続けて…。

「いや、だめ、だめぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

ぶちゅ…ぼとっ…。しゃぁぁぁぁぁぁぁ!

卵巣の残りの皮と、最後の卵を出したテファは。
同時におもらしして、逝ってしまったみたいだった。


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch