【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合16at EROPARO
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合16 - 暇つぶし2ch400:名無しさん@ピンキー
07/06/13 00:23:32 A89WPrqX
雷電娘々

401:名無しさん@ピンキー
07/06/13 00:26:01 dKoeGTSA
>>400
柳沢がQBKしたときのようなため息が漏れた。

402:名無しさん@ピンキー
07/06/13 02:55:18 hWMGAr+U
もう末期な流れだな・・・

403:名無しさん@ピンキー
07/06/13 07:51:57 0xNaYk1Z
急にタバサが来たので

404:名無しさん@ピンキー
07/06/13 13:39:22 DnHHwxae
>>403
シエスタもサイトと一緒に勉強する事にした。

405:名無しさん@ピンキー
07/06/13 15:17:33 U3UROCHz
タバサはふたりをみて、わずかに表情を変えたが

406:名無しさん@ピンキー
07/06/13 16:32:04 R8W9gNQI
>>395 >>400把握
書いてみる アナザーストーリね

407:名無しさん@ピンキー
07/06/13 17:10:00 DnHHwxae
友達の少ないタバサは、これはこれでチャンスと思い、
シエスタにも文字を教える事にした

408:名無しさん@ピンキー
07/06/13 17:20:36 U3UROCHz
シエスタは、しまったと思った。彼女にしてみれば

409:名無しさん@ピンキー
07/06/13 17:22:12 5pHhvgAs
>>407
シエスタは学院での奉公決まってから寺院で文字勉強したでしょ

410:名無しさん@ピンキー
07/06/13 17:51:24 bWJt/X6S
>>409という訳なので正直、お節介でしかないからだ

411:名無しさん@ピンキー
07/06/13 17:52:42 DnHHwxae
勉強はサイトと一緒にいる口実でしかなかったのに、何故か自分まで文字が読めないと思われてしまった。
今更読めるとも言えない。タバサのみならず、サイトの気分まで害するのではないか?と思えてしまうのだ。

>>409
とりあえずすまん。

412:名無しさん@ピンキー
07/06/13 22:40:20 WgPJ2pvG
10巻読んでて思ったのだが、韻竜にも処女膜はあるのだろうかw

413:名無しさん@ピンキー
07/06/13 23:00:38 uOpx3DzP
何言ってんだ?あるに決まってるだろう?

414:名無しさん@ピンキー
07/06/13 23:17:18 wxicQMQ7
人間以外にも処女膜ってあんのか

415:名無しさん@ピンキー
07/06/13 23:30:39 VELtLjN1
有名なのはモグラかな

416:名無しさん@ピンキー
07/06/13 23:36:41 R8W9gNQI
ギーシュ「あぁいいよ 我が愛しのry

417:名無しさん@ピンキー
07/06/13 23:39:02 CfYx6wfh
本来の姿ではないだろうけど、人化したらどうなんだろうね

418:名無しさん@ピンキー
07/06/14 00:00:20 VgMPtWM4
>>415
逆に言えば人間とモグラだけだがな

419:名無しさん@ピンキー
07/06/14 00:13:56 nLmOkdA3
>>418
てきとーに調べた感じだとそれは古い説で、クジラとかジュゴンの水中に住んでる生物とか、他にも膜持ってるのはいるみたいよ

420:名無しさん@ピンキー
07/06/14 00:35:25 zUEZ2OU2
そこで以前ここに投下されてた
ヴェルダンデ擬人化ネタが生きてくるわけだ

421:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/06/14 01:51:15 ve8irWsG
さて、突発で思いついたアン様もの投下。
でも続きは明日以降のヨカン。すまんね

422:ケイコとマナブ ◆mQKcT9WQPM
07/06/14 01:52:35 ve8irWsG
「はっ…はぁ…あぁ…」

深夜のトリステイン王宮。
そこの最も奥まった部屋では、夜陰に紛れて女性の喘ぎ声と、水音が響いていた。
それは、魔法の結界によってけして外に漏れることなく、部屋の主の耳にだけ届いていた。

ぷちゅ…ちゅく…。

「あっ…はっ…さ、サイトさま…」

簡素なベッドの上で、シーツに包まれた肢体が熱い吐息と言葉を漏らす。
そのシルエットは厚いカーテンの隙間から零れた月明かりによって薄く闇から浮かび上がり、淫靡な律動を繰り返していた。

くちゅ、くちゅ、くちゅ。

水音がだんだん早くなる。それと共に、甘い声もだんだんそのトーンを上げていく。

「ふぁ、ふぁ、あぁ、いいの、そこ、もっとぉ、サイトさまぁ」

声の主はシーツの中で丸まって自慰をするだけでは我慢できなくなったのか、シーツを跳ね除けると淫らに膝を立て、自らを中空に持ち上げ、そこを白磁の指で犯し始めた。
薄青い月明かりに照らし出されたのは、この国の女王。アンリエッタ。
妖精に例えられる白い肢体をベッドの上で淫らに割り開き、女陰を白磁の指で自ら犯すその様は、酷く現実味を欠いていた。
やがてアンリエッタ女王の腰が激しく痙攣しはじめる。

「あ、だめ、だめ、いく、いくのぉ、いっちゃうのぉ!」

一際大きな嬌声を上げ、アンリエッタの身体がかくかくと震える。
それと同時に、透明な噴水が、桜色の裂け目から飛び散る。
最大まで反り返った身体が、その放出を境にくたり、とベッドに崩れ落ちる。

「あ、は、はぁ、はぁ、はぁ…」

荒い息をつき、女王は自らを犯していた掌を自分の前に持ってくる。
そこには、べっとりと女王の牝がこびりついていた。
…また、しちゃった…。
最近、アンリエッタには一つ悩みがあった。
三日に一度は自慰をしないと、身体の疼きが収まらないのだ。
その原因は分かっていた。才人を、牡を知ってから、こうなってしまったのだ。
それ以来、アンリエッタは体が疼くと、部屋にサイレンスの魔法をかけ、自慰に耽るようになってしまった。
でも。
それも、明日までの辛抱。
なぜなら、明日は、自分とアニエスの休みがちょうど重なる日。
そして、才人には王命でトリスタニアへの召還命令を出してある。

「いよいよ明日は『お稽古』の日ですわね、サイト様…」

双つの月に己と想い人を重ねながら、アンリエッタは明日の宴に思いを馳せて、眠りについたのだった。

423:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/06/14 01:53:35 ve8irWsG
短っ。
ごめんしてね、本編はちょっと待ってorz

あ、事前にURLリンク(wikiwiki.jp)を読んでおくと幸せになれます

それじゃ明日も仕事なのでノシ

424:名無しさん@ピンキー
07/06/14 01:55:16 DRPsDVvn
リアルタイムwktk

425:名無しさん@ピンキー
07/06/14 02:12:54 lEGCV46G
短いのにすげえ期待が出来る!

つ・・・続き投下しないとGJなんていってあげないんだからね/////!!

426:名無しさん@ピンキー
07/06/14 10:05:56 Y5QgZwug
うほ、短いけどせんたいさんきてる


427:名無しさん@ピンキー
07/06/14 11:53:02 2I5aZxwB
末期な状況ですべてを吹き飛ばすせんたいさんのSSキタ━━(゚∀゚)━━!!
しかもこの所、絶望的だったアン様SSwwwwwwwww

428:名無しさん@ピンキー
07/06/14 12:57:00 2My3YCz4
おお、せんたいさん来ましたか。
ところで>>243のリンク先の

>陛下を狙う不貞の輩が、まだ残っているというのか…。

を見る度に「妻子がいるのにアンリエッタを狙う貴族のオッサン連中」を
想像して噴出してしまうんですが、このままですか。

429:名無しさん@ピンキー
07/06/14 15:04:56 1PdAjNcw
本来ならそこは不貞ではなく不逞なんだろうがな
各自脳内で置き換えればいいんじゃね

430:名無しさん@ピンキー
07/06/14 19:42:24 uxh6DHay
アニエスってどなた?

431:名無しさん@ピンキー
07/06/14 19:56:48 IXoxS7Wh
オンザ眉毛の美女隊長

432:名無しさん@ピンキー
07/06/14 20:11:50 H4tnTBcg
オレオレ、俺だよ

433:Soft-M ◆hjATC4NMLY
07/06/14 20:57:07 BkmvB3BE
『ゼロの飼い犬』 6回目です。
前回までの話は>>203から見られます。

434:黒い瞳の彼 1/13
07/06/14 20:57:55 BkmvB3BE
「ごめんなさい、狭いし、あんまり立派な部屋じゃないんですけど」
 他の部屋の子に聞こえないように、そっとドアを開いて、小声でサイトさんに言います。
 サイトさんは、「お邪魔します」なんて言いながら、わたしの後ろについて室内に入ってきました。
 
 二段ベッドと、古い机やタンスなんかが二人分。小さな窓にこれまた古いカーテン。
 ミス・ヴァリエールの部屋に住んでいるサイトさんを招くのは、ちょっとためらわれてしまうわたしの部屋。
一応、サイトさんのお風呂に行く前に、軽くお掃除しておいたのだけれど。
 
「いや、俺の部屋もこんな感じだったし、むしろ落ち着くかな」
「そうなんですか?」
「いや、広さがね。俺の部屋はもっと散らかってたけど」
 サイトさんは、冗談めかして笑いました。サイトさんはこことは全然違う国から
来たって言ってたけど、どんなお部屋に住んでたのでしょう。
 
「えっと……それで、俺はどこに寝たらいいのかな」
 サイトさんの、遠慮がちな質問に、どきっとします。そう、わたしはサイトさんを
この部屋に泊めるためにお呼びして……そして、サイトさんはこの部屋に泊まるつもりで
わたしについてきたのです。
 そのことを今更思い出して、先程のお風呂での体の火照りがずっと続いていることに気付きます。
 
「それじゃ、二段ベッドの下で構いませんか? わたしの使ってるベッドですけど」
「シエスタの使ってるベッドに!?」
「だって、もうひとつはわたしと同室の子のベッドですし」
「う、そういえばそうなるのか」
 
 わたしのベッドを使うようにサイトさんに言うと、サイトさんは慌てた様子を見せました。
わたしも、男の人に自分のベッドで寝てもらうなんて、今までだったら考えもしなかったでしょう。
 でも、サイトさんだったら構いません。そのつもりでここへお招きしたのですから。
 
「じゃあ、シエスタが上のベッドを使うっていうこと?」
「……わたしがどこで寝たらいいか、サイトさんがお決めになってくださってもいいですよ?」
 サイトさんの顔をのぞき込んで、ちょっと意地悪な台詞。
「え、あ、う、えっと……うん、シエスタは上でお願い」
「わかりました」
 サイトさんはわたしの意地悪に気付いたのか、面白いくらいにしどろもどろになって、そう答えました。
わたしも、それ以上は何も言いません。二段ベッドのハシゴに足をかけて、上に登ります。
 
 ―そこで、上の段のベッドを見て、わたしの体が固まりました。
 だって、そこには、掛け布団が無くなっていたのだから。
 
「シエスタ、どうしたんだ?」
「えと……その、掛け布団、持って行かれちゃったみたいです……」
 またどきんどきん鳴り出した心臓を持て余しながら、なるべく平静を装って、そう答えます。
「え!? それ、どういう……」
「なんていうか、その、よその部屋に移ってもらった子に、気を使われちゃったといいますか…」
 照れ笑いをしながらサイトさんの方を見ましたが、きっとわたし、顔が真っ赤になってると思います。
 
 でもでも、これはある意味チャンスというか、むしろ天が『今夜、一気に決めてしまいなさいシエスタ!』
なんて言ってるということなのかもしれないわ。そう、きっとそう。だって、わたしはさっきお風呂で
サイトさんに捧げてしまうつもりだったのだから。
 
「……わたしのベッドで、二人で寝るしかないみたいです……」
 ゆっくりハシゴから降りて、震える声を抑えながら、サイトさんにそう言います。
「それはちょっとまずいって! 俺は布団無しでもいいから!」
「駄目です、それじゃあ風邪ひいちゃいます……ダメです」
 わたしは強くそう続けて、サイトさんの服をぎゅっと掴みました。

435:黒い瞳の彼 2/13
07/06/14 20:58:35 BkmvB3BE
「……寒くないですか? お布団からはみ出したりしてませんか?」
「だ、だいじょぶ」
「ほんとですか、もうちょっと近付いた方が……」
「いやほんと、十分あったかいから」
 
 背中の方から、サイトさんの声。ベッドの中に、わたし以外の人の体温。
 結局、わたしとサイトさんは、同じ布団で寝ることになりました。
というか、わたしが強引に一緒に寝るように説得したのだけれど。
 
 サイトさんには寒いかどうか聞いたけど……でも、小さな布団の中に二人入っているのに、
本当はちっとも寒くなんかない。
 すぐ近くにあるサイトさんの体はすごく温かいし……それに、体がずっとのぼせたように
火照ったままだから。むしろ、汗が滲み出てきてしまうくらい。 
 サイトさんが、すぐ側に。振り向けば、その背中に触れることができるところに。
―わたしと一緒に、ベッドの中に。
 頭の中まで、沸騰したヤカンみたいに熱くなってぐらぐらする。この状況が信じられなくて、
夢みたいで、まるで他人のことのように思えてきて。
 でも、これは、わたしが望んで……サイトさんに求めて、つくった状況。紛れもない現実。
 
 そもそもの始まりは、ヴェストリの広場で座り込んでいたサイトさんを見つけたとき。
 サイトさんは、ミス・ヴァリエールと何かあって、落ち込んでいるようでした。
 そして、その落ち込み方は、今までに一度も見たことがないもので……何か、してあげないと。
誰かが支えてあげないと、サイトさんは本当に深く傷ついてしまいそうな気がしたのです。
 
 背中の、サイトさんの温もりを感じながら考える。
 何が、サイトさんをそんなに落ち込ませたのでしょう。サイトさんがそんなに落ち込むことって、何でしょう。
 わたしの知っているサイトさんは、凄く強い人です。貴族の方にへつらうのではなく、
言いたいことをはっきり言って、悠然と立ち向かえる人。まるで対等であるように接することができる人。
 それは、わたしが今まで一度も見たことがないもの。今まで考えていた世界が、ひっくり返るようなこと。
 
 サイトさんの強さは、目にも止まらない速さで剣が振れるとか、メイジにも負けないというだけではなく、
平民は貴族よりも劣るものであるという常識を壊すことができる強さです。
 心が、魂が強い人……だから、わたしは惹かれたのです。わたしたちに無いもの。
わたしたちが得られるはずがないと思っていたものを持っている、サイトさんに。
 
 だから、一人で校舎の壁を背にして座り込むサイトさんを見て、居ても立っても居られなくなったのです。
こんなに強いサイトさんを、本気で打ちのめすこと。それは並大抵のことじゃないはずです。
 わたしは、それを癒してあげたかった。忘れさせてあげたかった。
 わたしが恋してしまっている、彼を……助けてあげたかった。
 
 でも、サイトさんは、わたしに落ち込んでいる理由をはっきりとは言ってくれませんでした。
 きっと、話したくないことなのでしょう。言葉にしたら、もっと傷つくことだってあります。
 それでわたしは、サイトさんを助けてあげる方法に……。
 
 ぎゅうっ、と胸の奥が痛くなる。そう、わたしは、綺麗じゃない……汚い方法をとりました。
 サイトさんにわたしの体を差し出して、それで慰めになったらって思って。
 そう思って、サイトさんとまたお風呂を一緒したいなんて言って、その……迫ったのです。
 
 胸の痛みが大きくなる。思わず、体を丸めてしまう。
 それは、本当にサイトさんを慰めるため? わたしの中の何かが、そう聞いてくる。
 サイトさんのためじゃなくて、自分のためなんじゃないの?
 落ち込んでいるところにつけ込んで、優しくして、ご飯なんか食べさせてあげて、
あげくに体で釣って……彼に、自分のことを見てくれるようにしむけるつもりだったんじゃないの?
 
 耳を塞ぐ。実際に、誰かが自分に語りかけているわけじゃないのに。
 そう。わたしは怖かった。サイトさんがミス・ヴァリエールといつも一緒にいるのを見て。
ミス・ツェルプストーにあからさまな誘惑をされているのを見て。
 結局、サイトさんも、貴族の方のものになってしまって……その気持ちも、貴族の方に向いてしまうの
ではないかって、怖かった。ただのメイドなんかより、お金持ちで名誉も気品もある貴族の女性の方が
どう考えても魅力があることがわかっていて……それが怖かった。

436:黒い瞳の彼 3/13
07/06/14 20:59:24 BkmvB3BE
 だから、わたしは―サイトさんに、”手を付けようとした”のです。
 母が言っていたことを思い出す。『シエスタや、男の人が傷ついて落ち込んでる時こそ、
惚れさせるチャンスなんだよ。そういう時に一気に攻めなさい』と言っていました。
 たぶん、その言葉は正しい。正しいけど……時に、凄く汚らわしい手になります。
 
 涙が零れそうになってくる。この、サイトさんと一緒に寝ているという状況が、
すごく不安になってくる。サイトさんは、どう思ったのかしら。一緒にお風呂に入ろうだなんて言って、
あんなふうに迫って……最後には、部屋に呼んで一緒のベッドで寝ることになった女を。
 はしたない、と思ったかもしれない。汚いと思ったかもしれない。
 ―所詮、平民女なんてこんな軽いやつなんだ、なんて思ったかもしれない。
 わたしを大事にしてるって、魅力的だって言ってくれたサイトさんの言葉が、信じられなくなる。
 
「………うっ……!」
 つい、しゃくり上げて、嗚咽が漏れてしまいました。慌てて口を塞ぐけど、遅かったみたい。
「……シエスタ? どうしたの?」
「なんでもありません、なんでもっ……」
 弁解するけど、声が完全に震えてしまっている。サイトさんに信じてもらえるわけがありません。
「シエスタ……泣いてる?」
 サイトさんはわたしの方へ体を向けて、顔をのぞき込んできました。
 暗い部屋の中だけど、サイトさんの表情はわかった。わたしを、本気で心配している目。
純粋に、気遣っている目。
 わたしの好きな―わたしと一緒の、黒い瞳。
 
 その目を見て、今までサイトさんがわたしを汚いと思っているかもしれない、なんて
疑っていたことが恥ずかしくなる。サイトさんを信じていなかった自分を忌々しく思う。
 サイトさんは、貴族に物怖じしたり、へつらったりしない。そして同時に、平民を見下したりも
するはずがない。だから―。
 
「サイトさんっ……!」
「え!?」
 わたしは、サイトさんにすがりつく。サイトさんはわたしに下から抱きつかれて、
まるでわたしに覆い被さっているような格好になって、困惑の声を上げました。
 
「な、なな何なのシエスタ!?」
「…………好き」
 
 わたしは、まだ言っていなかった言葉を、サイトさんの胸に顔を埋めながら言いました。
 
「え……」
「好き。好きなんです。サイトさんのことが好きです。こんなに強い気持ちになったの、初めてなんです」
 
 言葉にしたら、今までぐちゃぐちゃになっていた胸の奥が、どんどんすっきりしていく。
 そうだ。わたし、サイトさんのことが好き。だったら、理屈なんてどうだっていい。
 綺麗でも汚くても、なんでも良い。サイトさんにしてあげたいことがあって、
サイトさんにしてもらいたいことがあって、それを求めて……それだけでいいじゃない。
 
「シエスタ……」
「好きだから、サイトさんが落ち込んでるところを見たくないんです。何か、してあげたいんです。
わたしが、サイトさんを、慰めてあげたいんです。わたし、サイトさんに何がしてあげられますか?
どうしたら、サイトさんは喜んでくれるんですか? 教えてください、サイトさん……」
 
 感情が溢れて、涙も零れて、サイトさんの服を濡らして……まるで、逆にこっちが
サイトさんにすがって慰めてもらっているみたいな状態で、必死に聞く。
 ああ、やっぱり、わたしは弱い人間で……何もできない平民でしかない。でも、それでも、
この気持ちだけは弱くなんて無い。嘘でも偽りでもない。誰にも負けない!

437:黒い瞳の彼 4/13
07/06/14 21:00:07 BkmvB3BE
 しばらくの間、サイトさんは、その大きな手で、わたしの髪を撫でてくれました。
お互い向かい合うように横になって寝て、ゆっくり、優しく、何度もわたしの頭を撫でてくれました。
 
「……俺は、今日だけじゃなくて、このせか……じゃなくて、国に来たときから、何度もシエスタには
助けられてる。回りが俺を平民だって見下す連中ばっかりだし、ご主人様もあんなだしで
滅入っていたところを、シエスタがいてくれたおかげで何度も気が楽になってた。
もちろん、厨房でご飯をご馳走してくれたことも、ものすごく感謝してるけど、それだけじゃない。
気持ちの面でも、シエスタがいなかったら今の俺はなかったかもしれない」
 
 サイトさんはわたしの頭を撫でながら、子供に言い聞かせるように。そして、自分で自分の気持ちを
整理するように、言葉を紡ぎ出します。
 
「特別、何かしてくれなくても……シエスタが俺に言葉をかけてくれて。笑顔を見せてくれるだけで……
どれだけ感謝してもしたりないくらい、俺は救われてた。助けられてた。
だから、シエスタは今のままでいいんだよ。……ありがとう、シエスタ」
 
 サイトさんの言葉で、わたしの胸に、今までとは違う温かさの火が灯ります。
 涙はもう止まっていたけど、今度は別の種類の涙が溢れそうで。
 そして、サイトさんへの愛しさも溢れて、こぼれ落ちそうで……もう、胸がいっぱいになっています。
 
「それに……」
「え?」
 サイトさんは、それまでわたしの頭を撫でていた手を止めて、体を少し離し、わたしの顔を
のぞき込みました。きっと、泣いた後でみっともなくなっているわたしの顔。
 
「やだ、こんな時の顔っ!」
「見せて」
 サイトさんは微笑んで、わたしの目をじっと見つめます。どきん、と一際大きく胸が高鳴る。
 
「それに、シエスタの目を見てると、なんか安心するんだ。懐かしいっていうか、そんな感じ。
俺と同じ……俺のいた所の人と同じ色の目だからかな」
 それ、わたしも同じです。サイトさんの目、好きです。目だけじゃなくて、髪の色も、顔かたちも、
肌の色も、しぐさも……何だか、”一緒”の人を見つけたような、そんな気になってしまうんです。
 言おうと思ったけど、口がうまく開きません。ただ、暗闇の中でももっと黒く輝くサイトさんの瞳に
魅入られたみたいになってしまって……その目を、もっと近くで見たくなって……。
 
 もしかしたら、サイトさんもそう思ったのでしょうか。そんなところも”一緒”なのね、なんて嬉しく
なりながら。わたしとサイトさんは……唇を重ねました。
 
 初めての他人の唇の感触は、すごく熱くて、甘くて、どきどきして。すごく、すごくすごく、素敵でした。
 
 その顔を離して、サイトさんは、照れくさそうに笑いました。わたしは……もう、体中いっぱいに
サイトさんへの気持ちが詰まっているような感じで、どうしようもなくなってしまいます。
 
「サイトさんっ…!」
 また、その背中に腕を回します。好きな人の温もりを肌で感じられるのって、信じられないくらいに
気持ちが良い。満たされる。満たされるのに、もっと欲しくなる。わたしにこんな気持ちを教えてしまって、
ひどいですサイトさん。せっ、責任とってもらわないと困ります。
 
「シっ、シシシエスタ、まずいって、そんなにくっつかれたら……」
「いやですか……?」
「嫌じゃないけど、むしろ嬉しいけど、駄目だって。今はまだ、シエスタにそういうことするわけには」
「……それでいいです」
 サイトさんの匂い―まだ残ってる、お風呂と石鹸の匂い―を感じながら、わたしは答えます。
「それでいいって……」
「サイトさんは、わたしに何かしてくれなくてもいいです」
「それなら頼むから離れて……」
「いやです。離れません」
「ああもう! だから、シエスタにこんなことされたら、俺……」
「わたしが、サイトさんに、”そういうこと”します」

438:黒い瞳の彼 5/13
07/06/14 21:00:48 BkmvB3BE
 サイトさんの顔を見つめながらわたしがそう言うと、サイトさんは表情を強ばらせました。
 何を言ってるのかよくわからない。そんな様子。
「はい?」
「サイトさん、わたしを大事にしたいから我慢してるって言ってくれましたよね」
「あ、あぁ、言ったけど……」
「……わたしは、サイトさんよりこらえ性が無いから……もう我慢できません。
サイトさんにしてあげたいこと。わたしがしたいこと。この気持ち、抑えられません」
 そう言って、今度は首筋に唇を当てました。サイトさんの温かい肌の中に、
熱い血が流れている様まで感じられます。
 
「あの、その、シエスタ、それって……」
「お嫌でしたら逃げてください。わたしにヘンな事されるのが不愉快なら、はね除けて下さい。
わたし、今からサイトさんを……お、おおお、襲っちゃいます……」
 そんなことを言われて、サイトさんが逃げられる人じゃないことを知っていて、
わざと意地悪な言葉をかける。そして、それこそ男性の精気を吸う淫魔みたいに、サイトさんの
首筋に当てた唇を開いて、軽く歯を立てる。
 サイトさんは、言葉を詰まらせて背中をぞくぞくと振るわせました。
 
「だ、だだ、駄目だシエスタ、そんなのよくないって!」
「はい、よくないです。わたし、いけない子です。でも、いけないのはわたしだけで……サイトさんは
何もしていませんから。わたしが、勝手にしているだけですから」
 開き直って耳元で囁くと、サイトさんは言い返す言葉が見つからずに、深いため息をつきました。
 
「ああ……シエスタ……」
「サイトさん、我慢……してるんですよね。わたしだって、経験は無いけど知ってはいます。
男性はそういう時、すっごくつらいんだって」
 同室の子に、ちょっといやらしい本を借りて読んでみたりして、それくらいは知ってます。
 それに……男性だけじゃなくて、女性だって、好きな人と側にいて、肌に触れて、
それだけで終わるのはもどかしくて堪らないことだってあります。―今の、わたしみたいに。
 
「サイトさんがつらい思いをしてるのは、わたしもつらいです」
 そもそも、そんな”つらい思い”をさせてる原因は誰なのか、なんていう本末転倒な疑問を無視して、
わたしは右手をそろそろと、サイトさんの腰の方へ持って行きます。
 
「シエスタ、やめっ…!」
 わたしがどこを触ろうとしているのか気付いたみたいでしたけど、もう遅いです。
わたしの手は、サイトさんのズボンの前に、触れてしまいました。
 
「あっ……!」「え……?」
 サイトさんがびくんと体を揺らしたのと同時に、わたしも驚きます。わたしが触れたところ……
まるで、ズボンの中に何か固いものでも入れてるみたいな感触だったから。
 
「あっ、えっと、これ……男の人の……こ、こんなに固いんですか?」
「だめっ、だめだってば!」
「ごめんなさい! あの、痛かったですか!?」
 恥ずかしいとか、いやらしい気分になるとかそれ以前に、本当にそれが”わたしの想像してるもの”
なのかどうか疑問に思えてしまうような感触で、思わず撫で回してしまいました。
サイトさんは、つらそうな声を上げて身をよじります。
 
「痛くはないけどっ、その……」
「苦しいですか? 苦しいですよね、こんなにパンパンになってて、生地を持ち上げてて……」
 それは、本当にそう思ったこと。もともとサイトさんのズボンの生地は硬めで、わりと足にぴったりした
形をしています。その中でこんなに固いのを押し込むみたいになってたら、きっと苦しいはず。
 わたしが心配して声をかけたら、サイトさんはただ苦しいだけなのとは違う表情で、わたしを見ました。

439:黒い瞳の彼 6/13
07/06/14 21:01:30 BkmvB3BE
「……サイトさん、恥ずかしいですか?」
「そりゃ、恥ずかしいよ! シエスタにそんなとこ触られて、そんなこと言われたら」
「わたしも、恥ずかしくて気絶しちゃいそうです。一緒ですね」
「なら止めて!」
「やめません……嫌だったらサイトさんの方で逃げて下さいって、言いました」
 なぜだろう。サイトさんが、わたしのすることで、慌てたり恥ずかしがったりするのが、嬉しい。
 本当は、わたしのすることを嫌がってないって……むしろ喜んでくれているのかもしれないって
思えるのが、すごく満たされる。こんなことをして楽しんでいるなんて、やっぱりわたし、おかしいのかも。
 
「このズボン……どうやって脱ぐんですか?」
「お、俺の口からは説明できません」
「じゃあ、勝手にいじっちゃいます」
 たぶん、ここら辺で着られている服とは、構造が違うサイトさんのお召し物。金属のホックところを
当てずっぽうに動かしてみたら、天が味方してくれたのか、偶然にも簡単に前が開いてしまいました。
 
「嘘!?」
 サイトさんは、簡単には開けられないと思っていたのでしょう。愕然とした声を上げました。
 でも、それだけじゃまだ下ろせないみたい。まだ金属の部分が残ってます。
 そこで、またしても天啓か、わたしはひらめいてしまいました。サイトさんが普段来ている厚手の上着。
あの上着は、前の合わせ目についているツマミを下げると前が開いて、上げると閉じる不思議な仕掛けに
なっているのを見せてもらったことがあります。
 ひょっとしたら、ズボンの方もそれと同じで……。
 
 ジジー。
 
「なんで!?」
「あっ、あああ開いちゃいました……!」
 サイトさんと一緒に、わたしも驚きます。いつのまにかただの好奇心みたいな感じでサイトさんのズボンを
いじってましたけど、よく考えたら、とんでもない事をしちゃったような。
 でも、よく考えるまでもなくわたしはとんでもないことしようとしてたわけで、今更引くのも何だし、
勢いでここまで来ちゃった以上もう突っ走るしかないというか、ああもうわけがわかりません。
 
 頭の中は煮え切ってしまっているのに、手の方は何かに誘われるように勝手に動く。
サイトさんのズボンの前が開いたらどうなるのか、気になってそこら辺を探ってみたら―触れました。
それまでよりもずっとずっと薄い布地越しに、すごく固くて……熱いもの。
 
「うぁ……!」
 観念したようなサイトさんの声。きっと逃げられないのではなく、逃げたくないって、
思ってしまっているのでしょう。これが、サイトさんの。
「サイトさん……これって、わたしがいるから……わたしと一緒に寝てるから、
こんなになってしまってるんだって、考えてもいいんですよね……?」
 聞くと、サイトさんは目を逸らしました。そうだ、って意味だと思います。思っちゃいます。
 
「あと、あと……我慢、してるんですよね? サイトさん、そう言いましたよね?」
 わたしは、また意地の悪い質問をする。この期に及んで、これはサイトさんのためだ、なんて
必死にアピールしてる。わたしが、汚くて、いやらしい子なんだってことくらい、きっとサイトさんからも
もうわかってるのに。それでも、わたしは、無意味に近い取り繕いをする。
 本当は、わたしが、これに触ってみたくて……してあげてみたくて、我慢できなくなっているのに。 
 でも、サイトさんだって、本気で抵抗していないんだから。きっと、わたしのすることに
期待しているんですから。”一緒”だから……いい。構わないんです。
 
「触りますよ……?」
 自分の喉から出たということが信じられないくらい、はしたない声。媚びた声。
 鏡を見たら目を覆いたくなるほどいやらしい顔をしているだろうわたしは、サイトさんの
下着の中へ手を差し入れました。
 
 すぐに、触れる。驚くほど熱くて、固いもの。
固いのに、表面は人肌の柔らかさを持ってる。びくんびくん、小刻みに震えてる。
 それに……何だか、ぬるぬる湿ってる。
 見たこともないのに、触ってしまった。サイトさんの……大切なもの。

440:黒い瞳の彼 7/13
07/06/14 21:02:14 BkmvB3BE
「あっ……!」
 その感触と、それに触れたときのサイトさんの声でを聞いて、わたしの体の奥が
きゅううっ、と締め付けられる。きっと、派手に滲み出てしまった。今まででも足の間が
少しずつじっとりして気持ち悪いくらいだったけど、今ので、本格的に。
 
 感じちゃってる。ほとんど、自分で触っても、サイトさんに触って貰ってもいないのに。
サイトさんに、触れているだけで。
 
「サイトさん、熱くて、それに……濡れてます」
「シエスタっ、そんなこと……!」
 わたし自身のことを言ったのか、サイトさんの事を言ったのか、自分でもわからない。
でも、どっちでもいい。わたしの手の中で、サイトさんのものは、もの凄い熱気を放っていて、
そしてべとべとに濡れているのだから。
 
「サイトさん、この湿ってるのって、サイトさんの……?」
「ちが、それは……くぅっ……!」
 
 本で多少読んだ程度の知識はあったけど、確証が持てなかったので、サイトさんに聞く。
 サイトさんはわたしがみなまで言わなくても、なんとなくわたしが言いたいことを察したみたい。
 それを聞いて、またわたしの体が反応する。これはきっと、女の人と一緒で、男の人が
感じているという証し。それに、今までずっとわたしを前にして”我慢”していたという証し。
 
 そして、このまま続けていたら、『その先』があるということ。
 わたしは、サイトさんのそれを、軽く握りしめるようにして、少しずつ動かしてみる。
 
「サイトさん、痛くないですか? つらくないですか?」
「そんなことないけど……でも、あっ、くぅ……!」
 サイトさんは息を荒くして、シーツを握りしめる。その顔が、声が、ものすごく……色っぽく見える。
胸が一杯になって、そのサイトさんの反応をもっと知りたいと思う。もっとしてあげたいと思う。
 くちゅくちゅと、わたしの指とサイトさんが擦れあう音が、布団の中から微かに聞こえてくる。
 
 肝心なところはお互い見ることができなくて、ただ一つ確かなのはその触感だけで。
本当にいやらしいことをしているのかどうか、ふとわからなくなる。
 もし、明るいところで、サイトさんのそれを間近に見ながらだったら、恥ずかしくてこんなこと
できなかったかもしれない。
 
「あ、あっ……はぁ……く……!」
 必死で、荒げた息と声を漏らさないようにしているサイトさん。
でも、それはわたしにとってはあまり嬉しくない。
「はぁ、はぁっ……サイトさん、声、聞かせてください。サイトさんの声、聞きたいですっ……」
「ふぅ……ぐ……シエスタ、そんなの……!」
「それ、それです。名前、呼んでください。シエスタって、呼んでください」
 わたしは、手を動かす速さを上げる。サイトさんから滲み出たもので、わたしの手はもう
完全に濡れてしまっている。
 
「くぁ……シエスタ、シエスタ……!」
「サイトさん、サイトさん……!」
 名前を呼ばれるのが、嬉しい。サイトさんをこんなにしているのがわたしだって、確認できる。
わたしの手で気持ちよくなっているのがサイトさんだって、はっきりとわかる。
 
 だんだん感極まっていくサイトさんの声。それと一緒に、わたしの方もどんどん気持ちが
高ぶっていく。
 サイトさんの腰が引けてきた。その声と表情に混じる、切なそうな色が濃くなっていく。
あ、きっと。直感的にわかった。それがわかったことも、嬉しい。
 
「シエスタっ、だめ、やめて……!」
「いいです、そのまま……いいですから」
 サイトさんの懇願を、わたしは否定する。そして、それに対してサイトさんが言い返す前に……
わたしは、先程のように、サイトさんの唇に吸い付く。

441:黒い瞳の彼 8/13
07/06/14 21:02:56 BkmvB3BE
「んっ……んむっ……!!」
 不意をつかれて、気持ちが緩んだのか……あるいは、キスが気持ちよかったのか。
 サイトさんは、わたしの体を抱き留めて。
 
 びゅっ、びゅくっ、びゅるぅっ!
 
 わたしの手の中に、体温より、お風呂のお湯よりも熱く感じるものが溢れました。
 サイトさんのそれは、どくどくと痙攣するように震えて、その度にわたしの手のひらに
熱いものがぶつかります。
 
 こんなに、多くて、熱くて、ねっとりしてる……それまでわたしの手を濡らしていたものとは
まったく別の感触に、わたしは呆然としている他なくて。サイトさんの震えが収まるまで、
ずっとサイトさんと唇を重ねたままでいました。
 
「……っはぁ、はぁ、はぁっ……!」
 わたしとサイトさんは、ゆっくりと顔を離しました。サイトさんの瞳は潤んで、その顔は心地よさに
とろけているのが見て取れて、わたしの方も何だか満たされてしまいます。
 
「……よかった、ですか?」
 囁くと、サイトさんは、恥ずかしそうに視線を逸らしながら、小さく頷きました。
 また、きゅうっ、と体の奥が締め付けられる。あぁ、可愛い。サイトさん可愛いです。
 わたしで、わたしの手で、こんな……!
 
 ゆっくり、慎重に、わたしは右手を布団の中から出しました。そのまま、零さないように
上半身をベッドの上に起こします。
 
「シエスタ?」
 不思議そうな声を上げるサイトさんを尻目に、わたしは右手の手のひらの上に
溜まったものを、眺めます。暗いから色はよくわかりませんでしたが。
 でも、これが、サイトさんの。これをもし、わたしがお腹の中に頂いたら……。
 そんなことを考えたら、わたしの手の中で外気に晒されて、だんだんと冷えていくそれが
ものすごく愛おしくなって、勿体なくなって。
 
 わたしは手の平に唇をつけて、それをすすりました。
 
「なっ……!? シエスタ、そんなのっ!!」
 サイトさんは信じられないといった声を上げて、わたしと同じように体を起こしました。
でも、もう遅いです。ほとんどそれはわたしの口の中に流し込まれてしまっています。
 
 ごくり、と喉を鳴らして飲み込みました。ちょっと、生臭くてしょっぱい。
喉に引っかかる感じもします。でも、全然イヤな味だとは思わなくて、むしろ……。
「はぁ………」
 飲み込んだ後に出た、自分自身の吐息に、驚きました。心の方は、まだ戸惑っているのに。
体は、明らかに―明らかに、悦んでいるみたいなのです。それがわかってしまう、とろけた息。
 
 わたしは、それが当然であるかのように、まだ手にこびりついている名残に舌を這わせました。
 
「シエスタっ、そんなことしなくていいから!」
 違いますよ。わたしがしたくてしているんです。
「わたしの、一番大事なところへはいただけませんでしたから。
せめて、口からでも、受け止めさせてください……ね?」
 最後の一滴を舌先で舐め取って、わたしはサイトさんに笑いかけました。
 
 
 この後、わたしたちは汚れてしまったところを綺麗にして、背中合わせにして眠りました。
 このまま、サイトさんに最後まで求めることも出来たはずだったのに、この時のわたしは
それをしませんでした。
 だって、そんな余裕が無いほど、頭の中が今の出来事の事でいっぱいになっていたから。
 そして、そんな自分の気持ちを整理しようと努力するので精一杯だったから。
 ―思い返せば、この時のことが、”今”のわたしに繋がる、はじまりだったのかもしれません。

442:黒い瞳の彼 9/13
07/06/14 21:03:48 BkmvB3BE
 
 
                     ∞ ∞ ∞
 
 
 窓から差し込む日差しの眩しさで、目が覚めた。鳥のさえずりを聞きながら体を起こす。
そのまま、まだ眠気が覚めない頭で、しばらくぼーっとベッドに座り込んでいた。
 何か、足りない。いつもと違う。それが何なのか気付いて、わたしは横を向いて口を開いた。
 
「ちょっと、サイト。顔洗うから水持ってきなさい」
 サイトに起こされたわけじゃないってことは、まだアイツ寝てるのかもしれない。
もしそうならお仕置きだかんね。ベッドの隣に目をやると……そこにサイトはいなかった。
 あれ? と思って、今度は部屋の隅の藁束を見る。そこにも誰もいなかった。
 そこで、ようやく頭が冴え、思い出す。昨日の朝もそうだった。サイトが、一昨日の夜から
部屋に帰ってこないのだ。
 
「何なのよ、もう」
 いらいらしながら、ベッドから降りる。壁に立てかけてある剣に八つ当たり気味に声をかけた。
「ねぇ、本当にサイトがどこに行ったか知らないの?」
「知らんよ。昨日、昼ごろに帰ってきて掃除してったがね。
俺をここに置いてってるってことは、そんなに遠くまでは行ってねえだろ」
 サイトに買ってあげた剣は、かちゃかちゃ金具を鳴らしながらそう答えた。
 ため息をつく。昨日、学校が終わった後にも、同じことを聞いて同じ答えをもらったのだった。
 
 確かに、サイトの仕事である部屋の掃除はちゃんとしてあった。でも、昨日の昼以来、
サイトとは顔を合わせていない。まるで、わたしに会うのを避けられてるみたい。
 
 どうしてよ。思い当たることと言えば、一昨日の夜、サイトがわたしに覆い被さってきたこと。
たぶんサイトはわたしが寝てるあいつにキスしたのをヘンな勘違いしたんだと思うけど、
わたしが嫌がったら逃げてしまった。
 ひょっとしたら、また前みたいに首輪つけられて「わん」とか言わされると思ってるのかも。
 
「ま、まぁ、あれは誤解されても仕方ない事したわたしにも責任あるから、そこまではしないわよ」
「何一人でぶつぶつ言ってるんだ?」
「うるさいわねっ!」
 考えてた事が口に出てしまい、デルフに聞かれて、頬が熱くなった。そういば、あいつが来てから、
毎日毎日、しょっちゅうこんなくだらない言い争いをしていた。
 それまで一人でこの部屋に住んでいたのが寂しかったとは思わないけど、今となっては
サイトがいないとなんか張り合いがない。
 
 早いうちに見つけて、連れ戻してやらないと。そう考えながら寝間着の裾に手をかけたところで
授業開始前の予鈴が聞こえ、わたしは顔から血の気が引くのがわかった。
 
 
 

443:黒い瞳の彼 10/13
07/06/14 21:04:29 BkmvB3BE
「珍しいわね、あなたが遅刻なんて」
 結局最初の授業には遅れてしまった。一時限目が終わって肩を落としながら教材を
整理していると、後ろの席からキュルケの声が聞こえた。
 
「あれからサイトとはどうなったの?」
 続けて、キュルケは少し真面目な声でそう聞いてくる。ここにいないんだから、わざわざ聞かなくても
大体は想像できるでしょうに。 
「……あれから、見てない。ホント、何が何だかわかんないわ」
「帰ってないの? あなたの部屋にも?」
 そうよ、と応えると、キュルケは黙ってしまった。どうしたのかと思って振り向くと、
彼女はいつになく真剣な顔つきで眉を寄せ、考え事をしている様子だった。
 
「あによ。サイトが何で帰ってこないのか、わかるの?」
「まぁ、推測だけど、大体はね。
……諦めて普通にしてるんじゃなく、帰ってこないのなら、まだどうにかできるかもね……」
 キュルケは独り言のようにぶつぶつ何か言っていたけど、しばらくして考えがまとまったのか、
顔を上げてわたしを見た。

「このあたしがヴァリエールの女に助け船出すのは癪だけど、あなたのためじゃなくて
サイトのためだから。心して聞きなさい」
 キュルケは何だか恩着せがましいことを言ってわたしの方へ身を乗り出してきた。そういえば、
こいつ、昨日もわたしとサイトの様子を見て自分だけ事態をわかってるような事を言ってた。
 
「偉そうに。なんであんたの助けなんか」
「いいから聞きなさいな。……ルイズ、サイトはあなたにとって何?」
 キュルケは強い口調でそう質問してきた。何で今更そんなこと聞いてくるのかしら。
「何って……使い魔よ。あんただってよく知ってるでしょ」
「そう、使い魔。でもね、彼はあたしのフレイムちゃんや、タバサの風竜とは違う。それはわかってる?」

 当たり前でしょ。あいつは普通の使い魔と違って人間で、わたしの言うことを素直に聞かない。
「わかってるわよ、それくらい」
 
「ううん、わかってないわ。いいこと? 人間の使い魔を召還してしまったメイジなんて、聞いたことがない。
ということは、一般的な『使い魔との接し方』はあなたの場合通用しないの。
でも、あなたは自分が考えている”使い魔はこうあるべき”という常識を
そのままサイトに押しつけてる。どうするのが正解かなんてあたしにはわからないけど、
少なくともあなたはサイトに間違った接し方をしてるのよ」
 
 キュルケの理路整然とした言葉に、言い返すことができない。何よこいつ。何で他人のことなのに、
ここまで考えてるのかしら。
 
「ねぇ、いくら平民でも、『無給で何でも主人の言うことを聞いてくれる使用人』なんているかしら?」
「いるわけないでしょ、そんなの」
 主人の言うことを何でも聞く使用人ならいるだろうけど、無給で、となったら別だ。
どんな優秀な使用人だって、相応のお給金を貰えるから主人に尽くしてくれる。
 ……そこまで考えて、わたしはようやく気付いた。
 
「そう。あなたは、サイトにそれを求めてるのよ? どれだけ我が侭で一方的かわかるかしら。
なのに、サイトはあれだけあなたにぞんざいに扱われてるのに、ちゃんとあなたの言いつけた仕事をしてる。
それどころか、あなたの命を救ったりまでしてくれてるわね。どうしてだと思う?」
 キュルケは、わたしが何度も自問していた事と同じことを聞いてきた。
心の中を見透かされたみたいで、ぞっとする。
 
「あ、あいつが……使い魔だから?」
「ノー。使い魔だからなんて理由で、そこまでしてくれるはずないわ。使い魔はきちんと愛でてあげて、
誠意を持って接して、お互いに信頼関係を作ってこそ、主人に尽くしてくれるの。あなたの普段の
行動からじゃ、とてもじゃないけど使い魔があなたを尽くすに足る主人だと思ってくれるはずないわ」

444:黒い瞳の彼 11/13
07/06/14 21:05:11 BkmvB3BE
「じゃあ、なんでよ!」
 思わず荒くなってしまった口調で聞くと、キュルケは大きくため息をついた。
「……ほんっとに。これだけ察しが悪くて、身勝手で性格も悪くてプライドだけ高くて、
しかもちんちくりんな女のどこがいいのかしら。あたしだったらお金貰っても相手したくないけどね」
「馬鹿にしてるの?」
「してないわよ。むしろ誉めてるの。それだけあなたって酷い女なのに、サイトに好かれてるんだから」
 
 呆れたように笑いながら言ってきたキュルケの言葉に、わたしは固まる。
 え? なに? なによそれ。サイトに、好かれてる? 誰が?
 
「な、ななな、何言ってるのよ、そんなの……」
「それ以外考えられないでしょ。ご主人様としては落第点。見た目だってそんなんだから、
カラダ目当てって事も有り得ないわね。だったら、好かれてるとまではいかないかもしれないけど、
サイトはあなたに情が移っちゃったから世話焼いてくれるんでしょうよ」
 
 カラダ目当て、というキュルケの言葉にぎくっとする。
 そうだ。ベッドの上で、サイトに二度ものし掛かられた。
 でも、よく考えたら、自分で言うのも情けないけど、わたしなんて胸もないし、やせっぽちだし、
背も低いしで、はっきり言って女として魅力があるとは思えない。
 それに、女の子とその、なんていうか……なんていうか、なことがしたいなら、
キュルケとそういうことができたはずなのだ。でも、サイトは、わたしにヘンなことしようとしてきた。
 それでも、わたしが嫌がったら、すぐにやめてくれた。
 あと、あと……キス、してきた。アルビオンでの帰り……わたしを助けてくれた後に。
 それって、それって……サイトが、わたしのことを……好き、だから?
 
「好きな相手に、犬だ馬鹿だって何度も言われたらどうかしら? ただの使い魔でそれだけだなんて
断言されたらどう感じるかしら? それくらいは想像できるわね、ゼロのルイズ」
 
 のぼせ上がって混乱してたところに、冷水を浴びせられた。
 わたし、自分のことばっかりで、サイトの気持ちを全然考えてなかった……。
 
「わたし……サイトを傷つけた?」
 背筋が冷たくなる。声が震えてる。今までに覚えのない感覚が湧き上がってくる。
「さぁね。何が決定的な原因になったのかはわからないわ。でも、このまま何もしなかったら……
サイトは、今までと同じようにあなたに尽くしてはくれなくなるでしょうね」
 
 わたしは、弾かれるように席を立った。そこで二時限目の時間を告げるチャイムが鳴ったけど、
今はそれどころじゃない。走って教室を出る。入り口の所で次の授業のために入ってきた
シュブルーズ先生とぶつかりそうになって何か言われたけど、耳に入らなかった。
 
                     ∞ ∞ ∞
 
「―全く。あたしから見たら、あの子の方が気位だけ高くててんで子供っぽいペットだわ」
「血統書付き」
「あら聞いてたの。結構上手いこと言うわね、タバサ」
 
                     ∞ ∞ ∞
 
 

445:黒い瞳の彼 12/13
07/06/14 21:05:54 BkmvB3BE
 教室のあった塔から飛び出して、学生寮まで走る。サイトがどこにいるのかは知らないけど、
とにかく何とかして探し出すつもりだった。まずはわたしの部屋から。
 
「何よ、好きって、好きって、そんなの……!」
 頭の中がぐちゃぐちゃになってる。サイトはわたしのことが好き。わたしのことが。
 えっと、えっと、落ち着きなさいルイズ。よく考えなさい。
 サイトが、わたしのことを好きだったとして。そう仮定して、今までのことを整理してみる。
 
 ええと、サイトがわたしの部屋から出て行って帰ってこなくなったのは、一昨日の晩。
 その時に何があったかというと、わたしが寝てるサイトにキスしてたら、急にサイトが目を覚まして
わたしを組み敷いてきた。それで、わたしが抵抗したら、サイトは逃げていった。
 サイトがわたしのことを好きだったとして……あの時、サイトがわたしのキスに気付いてたとする。
 そうしたら、サイトにとってあの状況は、『好きな相手が寝ている自分に何度もキスしてる』
となるわけで。そんな状況だったら、あいつはわたしの方もサイトのことが好き……だなんて思って、
あんなことしちゃったわけね。わたしのことが、すっ、すすす、好きだから。
 もちろん、誤解なんだけど。そんなこと許すわけ無いんだけど。
 
 それでもわたしが嫌がったから、サイトはびっくりして逃げた。それで、昨日の昼に
わたしの機嫌を伺いに来たんだけど、わたしは確か……『あんたに何か許したわけじゃない』って
はっきり言ってやったわね。それ以後、サイトはわたしに顔を合わせようとしない。
 
 それって……。もしかして、サイトはわたしにフラれたと思った、とか?
 キュルケが言っていたように、サイトはわたしに犬だとかただの使い魔だとか言われて、
傷ついてたのかもしれない。でも、わたしの所へ帰ってこなくなったのは、あの時から。
 サイトが、わたしのこと好きだったって考えれば……納得できる、かも。
 
 寮の入り口まで着いて、足が止まった。心臓がばくばく言ってる。走ったからというだけじゃない。
 こ、ここ、困るわよ、そんなの。勝手にわたしのこと好きになって、勝手にフラれたとか思うなんて。
あんたは使い魔なんだから。れっ、恋愛とか、そういうのの対象になる相手じゃないんだから。
 だから、だから……。
 
 そこまで考えて、頭を抱える。ホントに困るわよう。どうしたら、帰ってきてくれるのかしら。
 んー、えっと、サイトは、すぐわたしを怒らせることするけど、使い魔としては立派すぎるほど
仕事をしてくれてる。わたしを助けてくれてる。
 だから、その、恋とかじゃなくて、使い魔としてなら、す、す……き、嫌いじゃない、わよ?
 むしろ、それなりに感謝してる。ちょっと癪だけど、なるべく側に居て欲しいの……側にいなさい。
 
 サイトに会ったら言おうと思うことを、頭の中で整理する。でも、こんな言葉で
あいつが帰ってきてくれるかどうか、わからない。
 そういえば、あいつにちょっとはご褒美らしいものをあげようかななんて思って、
セーターを編んでる最中だった。あれを見せたら、喜んでくれるかしら。
喜ぶわよね。好きな相手からのプレゼントだもの。こっちは別に好きじゃないけど。
 
 あと、それから……マッサージ、してあげようかな。今度は踏んだりしないで、ちゃんと手で。
うん、わたしはサイトにマッサージされるの気持ちいいし、何か嬉しくなるし……いいよね。
 きっと、わたしのとこに居たくなるに違いない。間違いない。
 
 一人で頷くと、一気に寮の階段を駆け上がった。
 
  
                          ∞ ∞ ∞
 
 

446:黒い瞳の彼 13/13
07/06/14 21:06:36 BkmvB3BE
「いいの? 本当に手伝ってもらっちゃって」
「いいんですよ。もともと、こういう仕事はわたしの方が慣れてますし」
 
 朝の仕事が終わったシエスタと一緒に、ルイズの部屋の戸を開けた。この時間は
授業中だから、ルイズが帰ってくる心配は無い。
 昨日の昼に掃除しに来たばかりなのに、妙に久しぶりな気がする部屋の中から、洗濯物を探し出す。
 
「えっと、これとこれと……ここ何日かサボっちゃったから、結構あるな」
「でも、ミス・ヴァリエールお一人の分ですから、大したことありませんよ。すぐに洗ってしまいましょう」
 カゴの中にルイズの洗濯物を入れているうちに、シエスタがルイズのベッドを直してくれていた。
さっきの言葉通りに手慣れた様子で、感心してしまう。
 
「……おぉ、誰かと思ったら相棒じゃねーか。昨日からどうしたんだ? 貴族の娘っ子が探してたぞ」
 そんな時に聞こえてきた声に、ぎくっとする。この部屋に置きっぱなしだった、デルフの声だ。
「ルイズが探してた?」
「おおよ。寂しがってたぞ。昨日はどこで寝たんだね? まさか野宿したってわけじゃあるめ」
 寂しがってた、というデルフの言葉に、胸がちくりと痛んだ。でも、ルイズのそれはいつも近くにいた
使い魔がいなくなったからの寂しさ。飼い犬がどこかへ居なくなってしまったからの寂しさなんだよな……。
 
「えっと、昨日はこのシエスタの部屋に泊めてもらったんだけど、流石に何度もそんなことできないから。
今晩はたぶんここに帰ってくるよ。……あ、これルイズには内緒な」
 剣が喋る姿に目を丸くしていたシエスタを指して言う。デルフは柄をかちゃかちゃ鳴らした。

「おう、主人を放っておいてメイドの部屋にしけこんだんか。相棒もやるねぇ。
そりゃ、あの娘っ子に知られたら大変だぁな」
「そんな、しけ込んだだなんて……」
 シエスタは頬を赤くして体をもじもじさせた。俺も、そんな様子を見て顔が熱くなる。
確かに、ただ泊まっただけじゃなく、しけ込んだと言われても間違いじゃないことをしちゃったわけだし。 
「ま、まぁとにかく、ルイズには秘密で頼むぞ、デルフ」
 変な空気になってしまいそうだったので、慌てて洗濯物カゴを抱えて出口に向かう。
シエスタも俺を後をぱたぱたついてきて、俺が廊下へのドアを開けると―。
 
 そこに、ルイズが立っていた。
 
「え……」
「ミス・ヴァリエール?」
 一瞬、思考が停止して、何も考えられなくなった。
 そこにいたルイズの顔は、こちらが気圧されてしまうくらい、冷たい……無表情だったから。
 ルイズは、静かに顔を上げて俺を見た。ぞっとするような、何の感情も読み取れない顔。
その唇が、ゆっくりと開かれる。
 
「……メイドの部屋に、泊まってたの?」
 やっぱり、聞かれてた。ドアの外で立ち聞きしていたらしい。いっその事、怒って飛び込んできて
くれた方がまだよかったのに。どう答えて良いのかわからない。
 
「―間違えたんだ。寝ぼけるか何かして、間違えたのね。わたしを、あのメイドだと思って……。
それで、わたしだと気付いたから、慌てて逃げた。そう。そういうこと……」

 俺が返答に詰まっていると、ルイズはうつむき、ぼそぼそと消え入りそうな声で何か言った。
よく聞こえない。ルイズも、俺に聞かせる気は無いようだった。 
「ル、ルイズ?」
 その肩に手を伸ばすと、驚くような勢いではね除けられた。
俺の手を払ったルイズの手のひらが握りしめられ、ぶるぶると震える。

「……出て行って」
 絞り出すように、ルイズはそう言った。俺の顔を見ようとしないまま。
「え?」
「聞こえなかったの。もう二度とこの部屋に帰ってこないで。……クビよ」
 淡々とした声。その声に震えが混じり、ルイズの足下にぽたりと雫が落ちた。

447:Soft-M ◆hjATC4NMLY
07/06/14 21:07:52 BkmvB3BE
続きます。次回、宝探し編。意外かもしれませんがタバサの話になります。
では。

448:名無しさん@ピンキー
07/06/14 21:40:07 2I5aZxwB
久しぶりの長編ktkr

449:名無しさん@ピンキー
07/06/14 21:40:08 yoJYB+it
一番槍。
GJっす、期待してますよ。

450:名無しさん@ピンキー
07/06/14 22:22:04 8SmEW21j
>>447
GJ!!!!いろんなキャラがいい感じで味を出してて良かったです。
ついでにシエスタと同室の子にもGJをww

451:名無しさん@ピンキー
07/06/14 22:22:22 WrBDrnrL
SoftMさんキテタ──(・∀・)──!!!!

しかしすっげえ修羅場……ルイズが一体どう出るのかすげー気になるww
王道恋愛まじGJ!

452:名無しさん@ピンキー
07/06/14 22:38:30 ZQ2U/MgV
期待どうりの展開だ~

そしてGJ!!

453:名無しさん@ピンキー
07/06/14 23:11:17 zVULyPae
修羅場いやっほおおおおおうううううううう

454:名無しさん@ピンキー
07/06/14 23:19:07 yhPVgcit
今夜はSoftMさんのせいで徹夜だな。

続きが気になって眠れねぇww

455:名無しさん@ピンキー
07/06/14 23:20:49 LVF11xjb
Soft-Mさん、GJ!!

>意外かもしれませんがタバサの話になります

なんと! タバサがこの話で絡んで来るのか
タバサファンとしてはどんな感じの話になるのか期待大!

456:名無しさん@ピンキー
07/06/15 00:05:07 KXRyf6EW
Soft-Mさんのキャラ毎の丁寧な心理描写が原作のイメージとジャストフィットで!
シエスタは俺の嫁!!って叫んだの銀の降臨祭以来で!
フッたフラれた程度のレヴェルの話じゃないぜルイズ!って感じの、2人の倒錯具合もまたたまらんわけで!

とにかく超GGGGGGGGJJJJJJJJJJJ!!!!!待て続編・タバサ編!!待てるか!!

457:名無しさん@ピンキー
07/06/15 01:56:00 sLfu6AP2
本編より面白いと思ったのヲレだけ?

458:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/06/15 11:19:19 b5JisBwB
ああダメだ結局勤務開始までに間に合わなかったorz
ダメなオイラを許してくれえ
>>422の続きです

459:名無しさん@ピンキー
07/06/15 11:20:41 020dpNv1
たまたま見たらリアルタイムktkr!

460:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/06/15 11:21:48 b5JisBwB
今日はルイズはお出かけ、シエスタはジェシカんとこの手伝い。タバサはなんか本買いに行くとかで居ない。
だってのに。
俺は王都に呼び出されていた。
…まったく、姫さまの戯れにも困ったもんだよなあ…。
俺は手元の書状を眺めてそう思う。
その書状には、今日一人でトリスタニアの王宮まで出向くように書いてある。
ちなみにルイズには言ってない。言ったら魔法でフルボッコ確定だからだ。
俺はお城に着くと、門衛のひとに書状を見せ、通してもらう。
えーっと、東の塔の門で待つんだっけか、確か。
俺は東にそびえ立つ塔のふもとまで歩いていく。
すると、そこには見慣れた金髪が居た。

「待て、何故逃げるサイト」

…いやだって…そんな獲物を待ち受ける肉食獣の目で待ってられたら…。
ねえアニエスさん?

「…なんだその目は」
「いやなんでもないです!
 と、ところでなんでアニエスさんがここに?」

なんか嫌な予感がする。

「いや、私は今日非番なんだよ」

言って視線を逸らしながら頬をぽりぽりと掻くアニエスさん。
…まさか。

「…またなんか企んでますね?」
「まーな。そしてお前に拒否権はない」

言った瞬間に俺は百八十度反転して。

がしっ。

「ぐえ」

襟元をアニエスさんにひっつかまれて、塔の中に引きずり込まれたのだった…。

461:ケイコとマナブ ◆mQKcT9WQPM
07/06/15 11:22:51 b5JisBwB
塔の中は窓が少なくて薄暗く、そこが王城であることを忘れさせるような造りだった。
そんな中を、アニエスは才人を引きずって階段を下へ、下へと歩く。

「ここはな、昔捉えた敵兵を収監する場所だったんだよ」

では今は違うのだろうか?
その疑問を才人が口にする前に、アニエスは続ける。

「今は、戦争もないから、犯罪の容疑者を一時的に収監したりする程度にしか使われん。
 それでだな」

アニエスが足を止める。
そこは大きく頑丈な扉で行き止まりになっており、地下の暗さと湿気も相まって、奇妙な威圧感を感じさせた。

「この先はだな。その昔、敵兵を拷問するのに使われた場所なんだよ」
「…そんなとこに俺を連れ込んでどうする気ですか」

やっぱアレっすか、SMっすか、などと不埒な事を考えた才人だったが。

「いや。スポンサーのたっての願いでな、今日はここで『お稽古』だそうだ」

その言葉と同時に、アニエスが扉のノブを引くと、その扉はその重厚さに似合わぬ軽快さで、開いていった。
その奥には。
テーブルや椅子、箪笥などの調度品と、その奥に簡素なベッド。
そしてその中央には。

「お待ちしておりました、サイト様」

まるで地下牢のようなその部屋とは全く不釣合いな、白い妖精がそこにいた。
真っ白な肌、薄手の真っ白なネグリジェ、そしてその頭に戴くは白金の王冠。
そこにいたのは、トリステイン女王、アンリエッタその人だった。

「姫さま…」

そこまで言って才人は思いとどまる。
突っ込んでいいんだろうか。非常に突っ込みたい。
アンリエッタは言葉を飲み込んだ才人を見て、促した。

「どうぞ、サイト様の思ったとおりにおっしゃってくださいな」
「なにやってんすか姫さまーッ!?」
「無礼だぞサイト」

ごつん、と思わず突っ込んだ才人の後頭部に、アニエスの拳骨がめり込む。
いやだって、と反論する才人に、アニエスがうるさい、ともう一度拳骨を食らわせる。
そんな二人のやりとりを見て、女王は。

「…無視しないでください…」

462:ケイコとマナブ ◆mQKcT9WQPM
07/06/15 11:23:33 b5JisBwB
拗ねた。
アニエスは思わず慌てる。
このワガママ女王の機嫌を損ねると、何が起こるかわからない。

「いえあの陛下を無視してるわけではなくてですねっ!?」
「いいんだわそうやって二人で楽しめばいいんだわ私なんて所詮初心なネンネですもの、サイト様には相応しくないんだわっ」
「なんでそーなるんですかっ?」
「もういいです私は女王稼業に専念することにしますそうして女の幸せも知らずに朽ち果てていくんだわ…ああ」
「あ、あのですねえっ!」

二人のやり取りをぽかんと眺めていた才人だったが、これはチャンスだ、とばかりにそろりそろりと忍び足で逃げ出そうとする。

がしっ!

その両肩を、今まで口論していたアンリエッタとアニエスの手ががっしりと握る。

「あ、あのう…?」

二人はにっこりと笑って、才人をぐいっ、と引き寄せる。
そして二人で仲良く、こう言ったのだった。

「言っただろう?」
「あなたに拒否権はないんですよ、サイト様♪」


抵抗を続ける才人に、アニエスは尋ねた。

「何をそんなに嫌がるんだ?」

いやだって、俺の意思がないじゃないっすか、と言った才人に、今度はアンリエッタが応える。

「サイト様の意思も尊重しますよ、もちろん」

何か含みのある物言いに、才人が疑問をぶつけると、今度はアニエスが応えた。

「ただし、陛下の意思が尊重される場合もある」

なんじゃそりゃ、という顔の才人に、アニエスは説明を始める。

「今からお前には、陛下に尋問をしてもらう」

才人の顔が疑問に歪む。

「…陛下のたってのお望みでな。
 陛下が捕虜になった、という設定で、お前が陛下から『ある言葉』を引き出せばお前の勝ちだ」

才人ははぁ、と呆れた顔をした。

「…なんだその顔は。トリステイン女王を好き勝手できるんだぞ?もう少し喜べ。
 あと、私も手伝ってやるから、がんばれよ」

なにをだー!という才人の突っ込みに、後ろからアンリエッタが声を掛けた。

「あ、あの、お手柔らかにお願いしますね、サイト様…?」

その声に才人が振り向くと。
アンリエッタは簡素な木の椅子に腰掛けていた。
何故か両手を自らリボンで縛って、潤んだ目で才人を見上げながら。
どうやら戦いは既に始まっているようであった。

463:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/06/15 11:24:51 b5JisBwB
さて、すまんがこれから夜勤なのじゃ
それではまた明日!(ぁ

464:名無しさん@ピンキー
07/06/15 11:32:22 zLIS1xV3
こ・ここでおあずけですかぁーーーーーーーーーーー

465:名無しさん@ピンキー
07/06/15 11:44:51 020dpNv1
なんて生殺し……

466:名無しさん@ピンキー
07/06/15 11:48:02 tSIyz1Uo
放置プレイという新しいカタチですか? orz

467:名無しさん@ピンキー
07/06/15 11:51:25 2qwsipDl
焦らし戦法ktkr
書き上がってから投下してくれてもいいすよw

468:名無しさん@ピンキー
07/06/15 11:55:57 k700Bwa/
夜勤の最中に死ぬんじゃないぜへんたいさん
生きて帰って来てアン様のエロ尋問を書き切ってから死んでくれ


三日後に生き返って次はシエスタのエロ尋問を……

469:名無しさん@ピンキー
07/06/15 11:56:51 yhwt5u5w
尋問といえば

擽り>失禁

コンボ(゚∀゚)

470:名無しさん@ピンキー
07/06/15 11:57:17 2kYty0Tr
チクショー。生殺しw
ソフトMさんもキテター。


471:名無しさん@ピンキー
07/06/15 13:11:20 KXRyf6EW
(;゚д゚)おいお前ら聞いてくれ
    何度リロードしても、>462で話が止まったままなんだ……先が、先の展開が表示されねーんだ!
   一体Doなってやがんだこれはよぉ!!

472:名無しさん@ピンキー
07/06/15 14:33:16 pFADPYqN
午前11時から始まる夜勤があるのかと(ry

473:名無しさん@ピンキー
07/06/15 14:50:36 Mah7Hocq
>>471
ルイズが嫉妬でディスペル魔法かけたんじゃないかw

あれ?誰か(ry

474:名無しさん@ピンキー
07/06/15 15:40:47 8ojr27js
いっそサイトの尋問も放置プレイでお願いします

475:名無しさん@ピンキー
07/06/15 15:44:38 mWDKwMz2
>>472
仕事まで寝るんだろ?

476:名無しさん@ピンキー
07/06/15 20:05:37 rXFcHhBk
だな。

477:名無しさん@ピンキー
07/06/15 20:10:58 WW31q44d
実は海外から書き込んでいる

478:名無しさん@ピンキー
07/06/15 20:26:11 7gH/TWdp
>>477
お前天才

479:名無しさん@ピンキー
07/06/15 21:25:39 y4hE2czs
お前ら何かとんでもない思い違いをしていなかったか……?




昼に夜勤ということは、せんたいさんは日本の裏側にいる可能性が高いということだ。
そこで、『せんたい』をひっくり返すと……

『たいせん』

ゼロの作品内で『たいせん』と言ったら、正に『世界対戦』、そして『ゼロ戦』!『佐々木武雄』!

つまり、せんたいさんこそが、佐々木武雄氏の子孫であり、そして向こうの世界とこちらを自由に行き来する存在なんだよ!
せんたいさん、シエスタを俺にください!

480:名無しさん@ピンキー
07/06/15 21:27:26 WW31q44d
Ω、ΩΩ <……

481:名無しさん@ピンキー
07/06/15 21:47:56 FwRDP5x7
俺はまた2chというものの可能性を知った━━━━

482:名無しさん@ピンキー
07/06/15 23:53:40 KXRyf6EW
>>479
(´・ω・`)……

483:名無しさん@ピンキー
07/06/15 23:53:57 Dwa9Ri9C
いたんせ

484:名無しさん@ピンキー
07/06/16 00:04:01 C+G3DCXH
コルベール「さて では皆さんに今から殺し合いをしてもらいます」

485:名無しさん@ピンキー
07/06/16 06:02:32 CwSZEe8x
アニメゼロ魔二期決定記念総集編を見て思った事
・サイトの声脳内より男らしい
・キュルケ動くたびに揺れてるwww
・きゅいきゅいが普通に竜っぽい
・コルベール先生、やっぱハゲてんなwww
・ルイズかわいいよルイズ

486:名無しさん@ピンキー
07/06/16 08:18:12 C+G3DCXH

やはりこの氷のような娘にも慈悲の心はあるのだろうか
マルコニルと向き合ったタバサは一瞬躊躇するそぶりを見せた
しかしマルコニルが演唱を呟き始めると タバサは諦めたように杖を振った

瞬時にマルコニルの周囲の水分が凝固しマルコニルを取り囲んだ
マルコニルは驚愕した顔のまま氷結し 絶命した

【残り16名】


487:名無しさん@ピンキー
07/06/16 09:12:21 9yK7eFel
・・・マルコニルって誰だよ。あとメール欄にsageと書いてみてはどうだろうか?

488:名無しさん@ピンキー
07/06/16 09:17:05 nC8D+IYA
あれ?
マリコルヌと思ってた自分がいた。 恥ずかしい。。。。

489:名無しさん@ピンキー
07/06/16 09:17:57 C+G3DCXH
マンコルヌか すまん

しかもsage忘れたorz

490:名無しさん@ピンキー
07/06/16 09:36:09 HfWliDj2
マンコヌルなスレはここですか?

491:名無しさん@ピンキー
07/06/16 14:26:08 yY+kQbUx
いいえ、ここではありません
あのかどを曲がってまっすぐいったところがそうです
どうか道をお間違いなさらぬよう…

492:名無しさん@ピンキー
07/06/16 21:33:15 amcNPkn8
ゼロの使い魔~双月の騎士~ キャラ人気投票
URLリンク(www.vote5.net)

493:名無しさん@ピンキー
07/06/16 21:41:08 72WlswWa
アン様はさすが1位だな

494:名無しさん@ピンキー
07/06/16 23:25:28 C+G3DCXH
タバサはそんな二人を指差しながら言った。
「雨降って地固まる」
キュルケ「知ったか乙wwwwwww」

495:名無しさん@ピンキー
07/06/17 00:15:45 mo0Po0i1
ルイズ「あんくりあ えくすぷろーじょん…? まぁいっか えいっ!」


496:名無しさん@ピンキー
07/06/17 07:21:09 kMkxu+hS
>>495
ギギギwwwwwwwwwww

497:名無しさん@ピンキー
07/06/17 16:45:22 y2neJdgm
最近末期になるスピードが早過ぎやしないかw
良SSはその面白さ故に強い麻薬みたいにすぐ禁断症状が出てしまうのか…

498:名無しさん@ピンキー
07/06/17 17:03:52 XKq4jMwo
おれはそういったときは保管庫の気に入ったSSを何回も読み返す。
ときどき誤字脱字を修正したりするのも良い暇つぶしになるし。

499:名無しさん@ピンキー
07/06/17 19:44:17 aOgSDgxH
アン様の続きマダー?

500:名無しさん@ピンキー
07/06/17 20:23:22 vh7Hu1QR
そーいや、前スレぐらいにテファがサイトを召喚した話が盛り上がっていたのだが。
そのときのスレの住人じゃないが、テファに脳みそをいじられたので話がまとまってきたのだが、投下していいだろうか?
…断られたらそれはそれで、KA I KA N☆

501:名無しさん@ピンキー
07/06/17 20:29:02 GBRUUQ1b
タバサ編投下マダー?

502:名無しさん@ピンキー
07/06/17 20:29:42 XKq4jMwo
>>500
話がよくみえないけど、ためらうことは無いよ。
バッチコーイ!

503:名無しさん@ピンキー
07/06/17 20:34:02 E87E5T7e
じゃあ断りつつ投下を強制してみるか

「貼って欲しい訳無いじゃない!ほ、ほ、ほんとだからね!」

504:名無しさん@ピンキー
07/06/17 20:53:00 mo0Po0i1

テファが使い魔召喚の魔法

光のゲート出現

使い魔(仮)が手探りでテファを引きずり込む

テファ「まいっか ルイズさんは確かこの後キスをするんだと…」

キス

テファ「あ あれ? 胸が…熱い!」

胸にルーンが出現


505:名無しさん@ピンキー
07/06/18 02:03:54 WJDm5zfS
あああぁぁぁぁぁぁぁぁ
最後のSS投下からもう2日もおおおおおおぉぉぉぉ
うわああああああああああああああああああ

506:名無しさん@ピンキー
07/06/18 02:07:58 1jFfllrm
落ち着け・・・落ち着いて祖数を数えるんだ

507:名無しさん@ピンキー
07/06/18 02:12:20 SJYt7HNN
その代わりゼロ奇妙スレが
もうすぐ追いつくぐらいに加速してるな

508:名無しさん@ピンキー
07/06/18 02:40:59 FTW/iXiL
そろそろアン様分が足りなくなってきた
はやくほQを・・・・・・・・

509:名無しさん@ピンキー
07/06/18 03:11:33 jPv6vhJd
ゼロ奇妙スレっての初めて知った
結構おもしろいのもあるのな

510:名無しさん@ピンキー
07/06/18 04:07:49 2hjrnA7V
ジョジョクロスって丞太郎が主人公の立場乗っとりするやつばっかだからつまんね
ジョジョファンっつーか3部しか読んでない丞太郎厨って感じがする

511:名無しさん@ピンキー
07/06/18 05:47:44 MKfiHJUT
>>510
あのスレで召還されたのは20人を超えるが、承太郎は1人でそのディスクが召還された奴の2人しかいないぞ。
…何気に5部の暗殺チームがやたら充実してるw

512:名無しさん@ピンキー
07/06/18 06:11:11 bp0jiIZZ
こういう時は抜いて落ち着くんだ
俺は3回抜いたから超冷静だぜ

513:名無しさん@ピンキー
07/06/18 06:13:51 JBItWMBy
11売ってねぇorz

514:名無しさん@ピンキー
07/06/18 06:50:31 JBItWMBy
てかガンダールブの剣はデルフで槍はちんこじゃね?

515:名無しさん@ピンキー
07/06/18 07:23:51 iyTfoUkw
たわけ
ちんこは剣
これは真理じゃ

516:名無しさん@ピンキー
07/06/18 11:22:22 G6XepInD
ゲイ・ボルグは槍だぞ

517:名無しさん@ピンキー
07/06/18 11:40:22 BUo2E7Ph
催眠ものってないのかな?

518:名無しさん@ピンキー
07/06/18 11:41:09 7sfRCKjK
エスカ○ボルクはバットだぞw

519:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:08:44 SvGWLjPc
ごっめぇん。
遊んでたら遅くなったYO(何
つーわけで続きいきます >>422 >>460 の続きです

520:ケイコとマナブ ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:10:20 SvGWLjPc
アニエスは才人をアンリエッタの前に立たせる。

「さ、はじめようかサイト」

しかし、尋問というものの経験のない才人は、目の前で両手を縛られたアンリエッタに、何をしていいのかわからない。

「えーっと…どうすればいいんです?」

才人の言葉に、呆れたようにアニエスは肩をすくめる。

「だから言ったろう。陛下から『ある言葉』を聞き出すんだよ。
 何をしてもいいから」

いや何をしてもいいって…と才人は考える。
とりあえず、聞き出せばいいんだよな…。

「じゃあ姫さま、その言葉とやら、教えてください」
「イヤです♪」

才人の間抜けな質問とアンリエッタの即答に、その場に流れるビミョ~な空気。
その空気に最初に耐え切れなくなったのは、アニエスだった。
アニエスの手刀が軽い音を立てて才人の脳天に突き刺さる。
頭を抱えて振り向く才人に、アニエスは怒鳴った。

「アホかお前はっ!」
「アホで悪かったですねっ!」
「いーかよく聞け、尋問というのはな、情報を囲っている相手から情報を無理やり引き出す事を言うんだ!
 そんな馬鹿正直に正面から行ってどーする!」
「…ンなこと言われたって俺尋問のやり方とか知らないし」

ぽりぽりと頬を掻いてそう言い訳する才人。
アニエスはしょうがない、といった風に髪をかき上げると、言った。

「では教えてやろう。尋問の基本はな。
 『飴とムチ』だ」
「はぁ」

才人は思わずやっぱSMっすか、などという気分になる。

「相手に『言ったら楽になれる』と思わせるのがコツだな。
 ほら、やってみろ」
「…はぁ…」

今一度才人はアンリエッタに向き合う。
アンリエッタはそんな才人ににっこり微笑みかける。
…。

「無理です。」
「早いわボケ!」

即座にそう言った才人を、アニエスの蹴りがふっとばす。
『ぶべらっ』とかなんとか声を上げながら、才人は壁に叩きつけられた。

521:ケイコとマナブ ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:12:11 SvGWLjPc
「あ、あの、アニエス…?」

肩で息をするアニエスに、アンリエッタが語りかける。
アニエスは思わずはっとなり、アンリエッタを振り返る。

「な、なんでしょう陛下!?」
「やっぱり…サイト様には、こういうのは…」

やはりアンリエッタも向いてないと思ったのだろう。
しかし、アニエスは覚えていた。

「…こういうのしたいって、言ってきたの陛下じゃないですか」

そう、これを言い出したのは実はアンリエッタなのだ。
しかし、見事に思惑は外れ、才人は今壁に激突して伸びている。

「ええ、でも…なんかもっとこう、なんていうか…」
「サイトは基本ヘタレですからね。人を責めるなんてそうそうできませんよ」

アニエスのいう事は確かに的を射ていたが、しかしそれでもアンリエッタは才人に責めて欲しいのだ。
アニエスはそんなアンリエッタの心情を、はからずも察してしまった。
…こういう時だけは伝説級に察しの悪いサイトが羨ましくなるな…。

「…わかりました。不本意ではありますが、アレを使う事にしましょう」
「…あれ、ですか?」
「ええ、アレです」

言ってアニエスの視線が向いた先には、小さな薬棚があった。

522:ケイコとマナブ ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:17:23 SvGWLjPc
目を覚ますとアニエスさんが俺の顔を覗き込んでいた。

「大丈夫かサイト」
「大丈夫かじゃないですよ全く…いつつつつ…」

俺は蹴られたわき腹のあたりをさすりながら立ち上がる。
ったく、突っ込みも容赦ないんだからアニエスさんは…。

「そうか痛いか、ならいい薬があるぞ」

…突然何を言い出すんだこの人わ。
…っていうか思い切り棒読みじゃないすかアニエスさん。

「…何を企んでるんですか」

俺の質問に、しかしアニエスさんは。

「企むなど人聞きの悪い。ちょっと薬を盛ろうとしているだけだ」

にっこり笑ってとんでもない事を!
逃げるっ!
しかし、当然の事ながら、半端な姿勢の俺は問答無用で捕まってしまうわけで。

「さあサイト」

にっこり笑ってアニエスさんが俺を床に引きずり倒す。
そして背後から、謎の薬瓶を取り出した。

「だいじょおぶ、痛くしないから♪」
「薬で痛いのは劇薬でしょおおおおおおおおお!」

しかし俺の突っ込みは虚しく空に散って。
俺はその薬瓶の中身をまるごと、飲まされる事になってしまった…。

523:ケイコとマナブ ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:18:13 SvGWLjPc
そして再び才人は、両手を縛られたアンリエッタの前に立つ。
しかし、その外見は先ほどとなんら変わる所はない。

「あ、あの、サイト様…?」
「まったく、エラい目にあいましたよほんとに」

才人は言いながら、アンリエッタの顎を軽くつまむ。
その才人の態度は、先ほどのそれとは確かに違っていた。
…どんな薬を使ったのかしら…?

「さてと、それじゃあ…」

そう言って才人はアンリエッタの顎に当てた指をつつつ、と喉の方へずらしていく。

「あんっ…」

その感覚に思わず、アンリエッタの喉から声が漏れる。

「あれえ」

アンリエッタの反応に、才人はアンリエッタの耳元に口を寄せる。

「今、可愛い声が漏れましたよ?
 あんなので感じちゃうんですか姫さま?」
「え、ちがっ…」

アンリエッタの反論を見て、才人は嗜虐心を煽られる。
そして、その無防備な耳の襞に、熱く湿った吐息を吹きかける。

びくん!

アンリエッタの身体がバネ仕掛けの人形のように縮こまる。

「ひゃぁっ?」

才人はその反応に気をよくして、跳ね上がった太股に手を這わせる。
そしてその手は動かさず、アンリエッタの耳元で囁く。

「さて、続きをして欲しかったら…って言いたい所ですけど」
「ふぇ?」
「もうちょっと、盛り上げましょうか…」

そしてその手を、足の付け根へ少しずつ少しずつ、にじり寄らせていく。
アンリエッタの声が、その微妙な刺激に震える。

「やぁっ…そんな…」
「あれれ?指でちょっと触られたくらいで感じるんですか?
 トリステインの女王はずいぶん淫乱なんですね?」

真っ赤になって、太股を閉じるアンリエッタ。
自ら望んだ行為ではあったが、才人の言葉に異常に羞恥心を煽られていた。
才人はいよいよアンリエッタの乙女を守る最後の白い布切れに指をかける。
その指先には、濡れた布の質感が伝わってきた。
才人はそのまま、布の上から女王の器をこね回す。

ぬちゅ…ぬちゅ…

「や…はぁ…だめぇ…」
「もうこんなになってますねえ。せっかくのお高い下着が台無しだ」

524:ケイコとマナブ ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:19:06 SvGWLjPc
そしてそのまま、指に布を絡ませてアンリエッタの入り口を犯した。

ぐちゅ…

「やっ!ゆび、ゆびがぁ!」
「ほんとに…淫乱な女王様だ」

才人はそう言い放つと、布を残して、指をアンリエッタから引き抜く。

「え…なんで…」

上気した頬と潤んだ瞳で才人を見つめ、アンリエッタは呟く。
才人はその言葉には応えず、今度は白いネグリジェの襟元に両手の指をかける。
そして。

ビィィっ!

乱暴に白い布を引き裂くと、白い双丘が露になる。
その先端では、桃色の突起がはちきれんばかりに膨らんでいた。

「乳首もこんなに硬くして…それじゃあこのいけないおっぱいを虐めましょうか」

才人はアンリエッタの言葉を待たず、両手でその白い球体を押し潰す。

「やっ!いたっ…」

跡の残りそうな強さの責めに、アンリエッタは思わず苦悶の声を上げ、前で組まれたリボンで縛られた腕を縮こまらせる。

「これは失礼。痛かったですか?」

そして才人は、今度は優しくアンリエッタの乳房をこね回す。

「あっ…やぁ…」

その刺激にアンリエッタの喉から嬌声が漏れる。
しかし、その刺激は、最も敏感な部分で感じていた刺激には程遠かった。
物足りなさに、アンリエッタの足が交互に上下に動く。
その隙間からは、確かな水音が漏れていた。

「あれ?どうしたんですか姫さま?胸だけじゃ足りませんか?」
「…は、はい…」

物足りなさに、アンリエッタの心が悲鳴をあげていた。
そんなアンリエッタに、才人は追い討ちをかける。

「じゃ、どうして欲しいか言ってください」
「あ、あの…」
「具体的に、ね」

才人の催促に、アンリエッタは。

「あ、あの、下の、私の女の子の部分も、いじってください…」

そう言って、淫らに足を開く。

525:ケイコとマナブ ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:19:53 SvGWLjPc
才人はそんなアンリエッタに満足そうに微笑むと、濡れそぼった白い布を退けて、右手の中指と人差し指をまとめると、アンリエッタの中にねじ込む。

ぐちゅうっ!

「ひぁっ!」

アンリエッタの背筋が、鋭い歓喜に反りあがる。
才人は指を開くと、アンリエッタの中を激しく犯し始めた。

ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅっ

淫らな音を立て、アンリエッタのそこは涎を垂らして才人の指を受け入れる。

「あ、あぁっ、はげしっ、ふぁぁっ」

やがて開いていた脚がだんだんと閉じ始め、アンリエッタの足の指先が内側に縮こまっていく。

「あ、いく、いく、わたし、もぉ」

ちゅぽんっ

しかし、体中を丸めて達しようとしていたアンリエッタの蜜壷から、不意に才人は指を引き抜いた。

「えっ、あっ、なんでっ」

涙を流し、絶頂への階段の途中から放り出されたアンリエッタは、逝けない不快感を露にする。

「今は姫さまの尋問中ですからね。姫さまから『ある言葉』を言ってもらわないと、続きはしてあげません」
「え、あ、そのっ」

思わずその言葉を口走ってしまいそうになるアンリエッタ。
しかし才人はその口を粘液で濡れた指で塞ぐと。

「まだですよ姫さま。もうちょっと、頑張りましょう」

意地悪くアンリエッタの言葉をそう止めて、後ろに控えているはずのアニエスに語りかける。

「それじゃあ出番ですよアニエスさん。手伝ってください」
「あ、ああ」

二人の行為に見入っていたアニエスを、才人は抱き寄せたのだった。

526:ケイコとマナブ ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:21:53 SvGWLjPc
「やぁっ、そんなっ、ふぁぁ!」
「今日は、ずいぶん、可愛い、声で、啼くんですねっ?」

はしたない水音と嬌声が、部屋の中にはこだましていた。
今、私の目の前では、アニエスが円卓に手を着いたまま、しかも、普段の鎧姿のまま、下半身だけを裸にされて、サイト様に犯されている。
サイト様は『お手伝い』と称して、アニエスを私の目の前で犯していた。アニエスも、それを受け入れて…。こうなった。
そして、アニエスのお尻には信じられない事に、太い張形が刺さっている。
サイト様は腰を動かしながら、その張形をぐりぐりと動かしている。
…入れる前のを見たけど…あれって…。
大きなこぶがたくさんついてて…ぐねぐねと曲がっていて…たぶんあれ、中で…。

「だめぇっ、またくる、きちゃう、きちゃうぅっ!」
「あれえ、ずいぶん、だらしないですね?
 もう、三回目、ですよ…っと」

言ってサイト様は自分の動きを止めて、張形を激しく出し入れする。
それと同時に、前に回した手で…アニエスの大事な所を…つねりあげた。

「ひ、あひ、いくぅ、またいくぅぅぅぅぅ!」

かくかくとアニエスの身体が震え、その股間から…薄黄色い…。
やだ、アニエスったら…。

「あれえ、姫さまの見てる前でお漏らしですか?見られて感じて、しかもお尻がイイなんて、とんでもない変態の騎士様ですね」
「やぁ…ちがっ…そん」
「反論しても、ココは正直ですね?」

そしてサイト様はアニエスの反論を打ち切って、アニエスのお尻から…あの大きな張形を、一気に引き抜いた。

ぶちゅぶちゅぶちゅぶちゅっ!

すごい音を立てて、アニエスのお尻から大きな、歪なモノが引き抜かれる。
それと同時に。

「あひ、らめ、らめぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
「おわっ、すごい締め付け…っ!」

アニエスは、また逝ってしまったみたい…。股間から、今度は透明な液体を撒き散らして、身体を反らせる。
そのアニエスの締め付けに、サイト様は耐える。そして、アニエスは身体をぐったりと円卓に預ける。サイト様は、まだアニエスの中に入れたままだ。

「さて、それじゃあ…」

不意に、サイト様がこっちを向いた。

527:ケイコとマナブ ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:23:43 SvGWLjPc
や、だめ、見ないで…っ!
私の体が、羞恥に火照る。

「おやおや、ずいぶんとはしたない格好ですね、姫さま」

私は思わず顔を逸らして、身体を縮こまらせる。
私は…私は…。
二人の交わりを見ながら…。自由にならない手で…必死に…。

「オナニーは気持ちよかったですか?」

必死に…自分を慰めてたんだけど…。
もう、もう…。

「さて、それじゃあ姫さまに改めて質問です」

不意にサイト様がそう言ってくる。
え…?何を…?

「『ある言葉』、教えてください。
 早くしないと、俺、アニエスさんの中で果てちゃいそうです。気持ちよくて」

言ってサイトさんは、アニエスに突き刺したモノを…前後に動かし始める。

「ひ…まら…ら、めぇ…」

呂律の回っていないアニエスの声が、彼女に与えられた快感の大きさを私に伝える。

きゅんっ…。

私の中の、女の器官が、サイト様を…男を、欲しがっている。
もう…我慢…できない…。

「サイト、様…」

私は、欲望に耐え切れず、言ってはいけない言葉を口にする。

「なんでしょう?まだ言う気になれません?ああ、気持ちよくていっちゃいそうだなあ」

え…?ちがう、ちがうのに…!

「ち、違うんです!言葉っていうのは…あなたの、名前なんです!サイト様…!」
「え、そうなんですか?」

言って、サイト様はアニエスから離れる。
ちゅぽん、と水音がして、アニエスは円卓の上に解放される。
そして…。
サイト様は、椅子の上の私の傍まで寄ってきて…。

「それじゃあ、お望みどおりのものを差し上げますよ、姫さま」
「あ、はい…」

私の、目の前で…。アニエスの液でベトベトの、サイト様を…。

528:ケイコとマナブ ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:26:02 SvGWLjPc
びゅびゅっ!

え…?
一瞬、目の前が白く染まる。
私が何が起こったのかに気がついたのは、身体に熱い液体がかかっていることに気付いた時だった。

「あら、すいません。出ちゃいました」

私の体に…熱い、サイト様が…いっぱい…。
私はもう、何も考えられなくなっていた。

「どうしましょう、縮んじゃいましたよ」

サイト様はそう言って、何か言葉を続けようとする。
でも…。

「ほしいの、サイト様が、欲しいの…」

その前に、私は縛られた手で、サイト様を手にして…。
まだ粘液でベトベトの柔らかいソレを、口に入れた。

529:ケイコとマナブ ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:27:52 SvGWLjPc
正直疲れました。
さすがに4ラウンドはきついっす、薬の補正込みでも。
俺は今、王城の裏門にいる。俺はアニエスさんに言われて、ここでアニエスさんを待っている。
なんか用事があるそうだ。尋問できたご褒美だとかなんとか。
あの後結局、姫さまで3ラウンド、アニエスさんと1ラウンドしちゃった。
ていうかあの薬、大胆になるだけで記憶とか消えないのね…。
俺の頭の中に、さっきのさんざん責められている二人のエロ画像が再生される。
…いつの間に録画したんだ俺内HDD。グッジョブだぜ。
なんて考えてると。
や、やべ。

「…あれだけしておいて、まだ立つか。さすがだな」

ってアニエスさん!いつの間に!
アニエスさんは公務の時と違う、簡素な服に着替えて、俺の復活した息子を凝視していた。

「そんなに見ないでくださいっ!」

俺は慌ててアニエスさんから身体を逸らす。
だって恥ずかしいジャン。
すると。

「あら、それは男性として誇っていい事だと思いますよ。サイト様」

俺が向きを変えたそっち側にいたのは。
黒い髪をポニーテールに纏めた、ズボン姿の。
『アン』の格好をした姫さまだった。

「ちょ、姫さまっ!?公務はいいんすかっ!?」

王様が王城を離れていいとは思えないんだが。
すると、とんでもない答えが返ってきた。

「大丈夫、またルイズに変わってもらいましたから」

って、またかこのひとわ!
…で、なんで二人してこんなところに…?
俺が疑問を口にする前に、アニエスさんが応えた。

530:ケイコとマナブ ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:29:01 SvGWLjPc
「うむ、尋問をうまくやった褒美をやると言ったろう?」

言ってアニエスさんは俺の右腕をがっしと抱える。
…イヤなヨカン。

「そうです、私もサイト様に喋ってしまった罰を受けなくてはなりません」

そして、逆サイドの腕を、今度はアンが抱える。
…だいたい予想ついてきたけど。
…一応聞こうかね?

「あ、あの、それってどういう…?」
「お前への褒美はな、二人の女奴隷だ」
「そういうわけで、好き勝手しちゃってくださいませ、サイト様♪」

そして二人は俺の両腕を抱えたまま、裏門の外へと歩き出す。
やっぱこうなるのかーーーーー!

「ちょっとまってーーー!まだスルんすか二人ともーーーーっ!?」
「大丈夫、薬と宿は用意してある、気にせずたっぷり楽しむといいぞ♪」
「いーっぱい、ご奉仕しちゃいますね♪」

いやそういう問題じゃなく!なんで勝ってもこういう展開なわけ!?

「言っただろう?」
「あなたに拒否権はないんですよ、サイト様♪」

そして俺は…。その夜、星になったのだった…。~fin

531:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/06/18 12:30:52 SvGWLjPc
はい以上です。
なんつーかいろいろアレですよね。ほんとに。
早くアニメ2期始まってくんないと他の職人さんも枯渇しちゃいそうな勢いで。

まあとにかく、買い物にいってくるのでこのへんでノシ

532:名無しさん@ピンキー
07/06/18 12:33:51 pxqWpnwN
うぉぁぁぁぁぁっ!!
素敵に無敵にGJです!

流石せんたいさんだよねぇ…てゆーか初のリアルタイムGJかもしれない。

はやく第二期見たいね

533:名無しさん@ピンキー
07/06/18 14:33:41 gXDfIPUs
こんのぉへんたいさんめぇ!GJ

二期が開始すれば美味しいシチュが転がり込んできそうだしね

534:名無しさん@ピンキー
07/06/18 18:58:04 65Oupi1r
>>531
GJ!!
2期始まるまで、このスレがあれば生きていける

535:名無しさん@ピンキー
07/06/18 21:16:23 V8JRXatm
へんたいさんのへんたいっぷりにはGJせざるをえないぜ!

536:名無しさん@ピンキー
07/06/18 21:43:52 LmwK6Y3o
俺は才人×ルイズしか読む気にならん

537:名無しさん@ピンキー
07/06/18 21:44:46 //ZXfkFb
GJ.....いやむしろGJという単語がとても陳腐な表現に感じられるくらいだ。
なんかもう、せんたいさんサイン貰いたいくらいだ。 神です。ホント。


538:名無しさん@ピンキー
07/06/18 22:44:33 YES7duuj
アンリエッタものだと思って読み進んでいったのに
アニエスしか合体シーンがない… orz

おねだりしてる姫様カワイソス(´・ω・`)

539:名無しさん@ピンキー
07/06/18 23:12:35 jCSPaR3h
ところでお前らのお薦めの個人SSサイトってどこよ

540:名無しさん@ピンキー
07/06/18 23:37:47 tm/Mv6ll
あるにはあるが、名前出しちゃマズいだろ

541:名無しさん@ピンキー
07/06/19 00:09:12 Dz/feQMR
>>540
グリーングリーンダヨー

542:名無しさん@ピンキー
07/06/19 00:21:18 sa50GeOm
>>539
作品名でなら、『ゼロの使い魔・2回目』とかね。
オリ設定つーかキャラが多いのがなんだが。此処の感じともまた違うからなぁ。

某理想郷のその他板とか探すといいよ。

543:名無しさん@ピンキー
07/06/19 00:33:08 9jX97xCb
>>542
あれは中々。更新度も良いし。
ストーリー的に無理があるのもあるけど【繰り返される日々】も楽しめた。
理想郷は漁ってみることにする、ありがとう

544:名無しさん@ピンキー
07/06/19 00:33:20 emo62389
アニエス奴隷化とかエロ過ぎ(*´д`*)

545:名無しさん@ピンキー
07/06/19 00:38:14 R0s1B9RS
暑くなってきたのタバサ&怪談ものでも誰か書いてくれ

546:名無しさん@ピンキー
07/06/19 00:53:19 31NPOArF
理想郷にイチのタバサってのがあった
タイトルから見てタバサがヒロインかと思ったらルイズだった
タバサファンとしてはちと残念

>545
怪談物か~
もうそんな季節なんだな

547:名無しさん@ピンキー
07/06/19 01:20:04 HW6t5+yD
お前さんがなんでそう判断したのか俺にはわからん

548:名無しさん@ピンキー
07/06/19 01:33:57 R6gHq2p3
>>545怪談もののタバサって既出じゃないっけか

549:名無しさん@ピンキー
07/06/19 02:12:46 31NPOArF
>547
たしか作者さんがヒロインはルイズと後書きか感想のレスで書いてた(と思った)

550:名無しさん@ピンキー
07/06/19 06:01:57 Dz/feQMR
その才人をはっては紅か

551:名無しさん@ピンキー
07/06/19 08:48:09 B2qbIJtk
>>548
せんたいさんの「あらしのよるに」だね。

552:名無しさん@ピンキー
07/06/19 10:45:35 sa50GeOm
実は怪談やお化けが大の苦手なアニエス

を妄想した

553:名無しさん@ピンキー
07/06/19 11:40:13 sa50GeOm
>>550
辞書で理想郷を調べて変換してGGるべし。トップに出るから。
シャングリラでもユートピアでもない奴な。あと英字だぞ。

まずはSS投稿掲示板、
それからおすすめSS紹介板やSS捜索掲示板も活用するといい。

554:名無しさん@ピンキー
07/06/19 19:57:17 31NPOArF
>545
205さんの「その名はイーヴァルディ」もあるね
これ続き書いて欲しいな・・・

555:名無しさん@ピンキー
07/06/19 20:15:49 Q9GSjamV
>>539
vipからだが、「ベイダー卿がゼロのルイズに召喚されたようです」
最強モノだけどこれ結構おもしろかったよ。
ルイズじゃなくベイダー卿に萌えた。

556:名無しさん@ピンキー
07/06/19 20:53:13 Dz/feQMR
実はコルベールの魔法の炎蛇を見ると蛇に睨まれた蛙状態になっちゃうアニエス

557:名無しさん@ピンキー
07/06/19 20:58:13 Zk7Z0vnh
>>555
初期から見てる俺様よ

ところで今前スレ読み直してたんだけど、>>841-845の続きはまだなのかね

558:名無しさん@ピンキー
07/06/19 21:11:32 Dz/feQMR
アンネの日記

559:名無しさん@ピンキー
07/06/19 21:39:28 sa50GeOm
黒毛のアン・・・様

髪じゃなくて毛と書くとどうもエロイな。

560:名無しさん@ピンキー
07/06/19 21:48:18 Dz/feQMR
あんあんあん とっても大好き


561:名無しさん@ピンキー
07/06/20 00:11:19 CNDDjzIk
ラモえ~もん~

562:りょうじょくはにい ◆JCgO7iTKKc
07/06/20 00:20:20 mRNK1DRn
>>500
で、「ルイズではなくテファに召喚されたサイトの話」が抜けてました。
はい。日本語でおkですね。一々訊いてすいません、生きていてすいません。

*ルイズにサイトがいないことになりますが、彼女はしぶとく生き抜いている。
*現作の流れでパロをしていくため、オリジナル設定が多数あり。
*しかも続き物という罠
*あ、私はデルフが大好きです。テファ? ぼっこぼこにしてやんよ。

某パロでデルフが出ているのに投票をするのをためらった人など、
そんな優しい異世界の住人様は、見てやってあげてくださいませ。

563:テファの使い魔 ◆JCgO7iTKKc
07/06/20 00:21:34 mRNK1DRn
 …どうして俺は、こんなことをしているんだろうか?
 パカン。軽い音がして木が真っ二つに割れる。
 俺は元の世界に戻りたくないのか?
 切り株に乾燥した木を置き、ナタを振りかぶる。
 パカン。また軽い音がして木が、程よい大きさの薪になる。
 
 俺の名前は平賀才人。どこにでもいる普通の男だ。
 そんな俺だが鏡のようなものに潜ってからというもの、なんと異世界に呼ばれてしまったらしい。
 どうして俺が異世界に呼ばれたというのは、サモン…なんとかというやつに、召喚されたらしいからだ。
 らしいのはここが森の中の孤児しかいない集落のような村で、異世界という割にはピンとこないからだ。
 それになりよりも、異世界に来たのに落ち着いている俺がいるからだ。
 
 パカン。
 今まで都会とは言わないが、薪割りするような田舎に住んでいたわけでもないのに、慣れた手つきでナタを振る。
 パカン。
 気合を入れれば高速連続薪割りができるほどの熟練者の腕。
 それは右手の甲に光るルーンの力のせいだろう。
 自分がいた世界ではこんな力はなかったので、俺の中ではこれが一番の異世界の証だと思っている。

「サイトー」

 大きい声にもかかわらず、背中からやわらかい声が耳に届いた。
 うん、訂正。この手は二番の異世界の証です。
 声の持ち主は聞くだけでわかる。
 俺を召喚してくれたエルフのハーフである、ティファニアのことテファだ。

「おいしいクッキーができたので、みんなでおやつにしましょう」
「あとちょっとで終わるから、先に食べてていいよ」
「ダメよ。今からみんなと一緒に食べるから。それにこの前も後から来るって言って、一時間もまったからね」
「待っててなくてもいいのに」

 困ったように俺は笑った。
 きっと後ろの彼女は唇をへの字にして、不満そうな顔をしているだろう。
 後ろを見ながら喋るのは失礼だと思うが、彼女を直視するのはまだなれない。
 彼女には一番の異世界の証があるのだから…!

「子供たちが怒りますよ? それでもいいならどうぞ」
「…それは怖いなあ」

564:テファの使い魔 ◆JCgO7iTKKc
07/06/20 00:23:07 mRNK1DRn
 子供たちは遠慮がないから怒らすと怖い。
 パンチやキックならまだやさしいほうだ。全員が俺の体にのっかり、好き勝手に俺の体を弄繰り回すのはもう勘弁だ。
 パカン。
 今日で何百回ならしたかわからないほどの音を締めくくる。
 あとで続きをするつもりだが、子供がいるからナタは分厚い袋に入れて腰にさした。
 いきなり子供がタックルすることがあるため、あんまり持ち運びたくないのだが置いといて、

「テファおねえちゃん。どいて! そいつ殺せない!」

 ナタを持って叫びだした子供がいたので、厳重に刃物類は管理してある。
 カナカナカナカナっと鳴く害虫も退治しないとな。
 
「それじゃいこっか」

 俺は立ち上がり、そのままカニのようにみんなが待っている家へと向かう。
 もちろんテファに背中を背中を向けてだ。

「あの…サイト」
「な、なんでしょうかテファ」

 後ろから不安そうな声が耳元に囁いた。
 近い! 近い! なんでそんなに近づいて言うの!

「そんなに私のことが怖いの?」
「っは? 怖い? 怖いって、何で?」
「私がエルフだから、見るのが怖いんだよね?」
「あいや、そうじゃなくって、ね。俺はエルフは知らないし、テファは優しいし、そんなんで怖がらないよ」
「じゃあ何なの? なにが怖いの?!」
「え、っと…それは。ね?」

 その胸が胸が胸が、なんつうか胸が! やばすぎて直視できません!
 なんていった日には、ここが日本だったらセクハラで刑務所行きだろう。
 それに出会い系サイトで期待をもって、異世界へとたどり着いたのだから、女の一つや二つのイメージはあった。
 もちろん巨乳のお姉さん系もばっちりいたが、俺の妄想を飛び越えた胸が目の前にあるのは、いかせんまずかった。
 そりゃあもうすごい胸。すごいを通り越して、ものすっごい胸。俺の中での一番の異世界の証になるほどの!
 もう、

「うひょー! おっぱーい!」

 とパンツ一丁でダイブしたかったが、彼女の性格は男の子をしらない少女だった。
 …俺の動作ひとつで彼女の仲で、男という生き物がどういうものかが決められる…!
 という、妙な使命を受けた感じで、軽々しくいえなかった。

「…テファは優しくしてくれるし、村の子供たちもまあ元気って言えば元気だし、ご飯も美味しいし、薪割りとか仕事は辛いけど楽しいこともある。
だけども俺にとってはここは異世界なんだ。俺がいた世界とぜんぜん違うわけだから、まだ慣れるのに時間がかかってるんだ。
だからもう少し慣れるまで待ってくれない? 自分でも何が怖いのかわからないんだ」

 これは嘘だ。もうなぜか異世界に慣れきっちゃっている。
 テファの耳なんぞよりも、テファの胸のほうが驚いたぐらいで慣れてしまっているのだ。
 ちょっと酷いかもしれないけど、嘘をついて胸のことははぐらかせてもらおう。
 それほどあの胸はすごすぎる。

565:テファの使い魔 ◆JCgO7iTKKc
07/06/20 00:27:53 mRNK1DRn
「ご、ごめんなさい。私、サイトのことを気づいてあげられなくって…」

 声が震えている。
 俺をこの世界に呼んで、俺がこの世界の人間じゃないことを説明したときと同じ声。
 …足を止めて、振り返る。
 手で顔を抑えて涙をためているテファがいた。

 …なにやっているだ、俺。

 俺はテファをゆっくりと優しく抱いた。
 テファを俺の胸へと引き寄せて、頭をゆっくりなでてやる。
 絹のように細くて長い髪が指に絡まる。

「俺は大丈夫。俺はテファがいるから、この世界で生きているんだ。だから大丈夫」

 俺は優しく、細長い耳元へ囁く。
 さらに彼女を自分の身に寄せる。

「ごめん…ごめん…無理やり呼んじゃってごめんね…」
「泣いてもいいんだよ。テファは今まで年長で頑張っていたから、たまには泣いてもいいんだよ」

 俺の言葉に肩上下に揺らし、ひっくひっくと泣き始めた。
 俺は背中と頭を優しくなでてあげる。
 背中はガラスのように細く滑らかで、髪の毛に触れるたびにやわらかい香りが鼻をくすぐる。
 
 …やばい。ピンチ。だいぴんち
 とっさにテファを抱いてしまいました。
 俺のお腹に胸という存在を覆す、胸革命があります。
 これを世間に晒せば、胸という胸の存在が変わります。
 そんなのがおれのおなかに、押さえつけられてます。
 あとすこしでぼくのかはんしんに、せっしょくします。
 せっしょくしなくても、げんかいですがなにか?
 ああ、むねがものすごくおおきいから、てふあさまのおなかにぼくのかはんしんがあたらなくてよかったでしゅ。
 いいえどっちもじごくです、ぼすけて。

566:テファの使い魔 ◆JCgO7iTKKc
07/06/20 00:28:31 mRNK1DRn
「あ、あの。もう大丈夫だから」
「え、あ、ああ!!! ごめんごめん!」

 必死に絶えていた間、テファはもう泣き止んでいた。
 俺に抱かれたのが恥ずかしいのか、俺から逃げようと暴れる。
 だが腰と頭を押さえつけられているので、逃げられようにも逃げられない。
 胸が、胸が胸があああああああああああ!!!
 テファが暴れば、胸も暴れる。
 俺のお腹あたりで胸がたゆんたゆんと!

「ちょ! テファ! 離すから暴れない!」
「こんな汚い顔見せたくない!」
「テファおねえちゃんを泣かしたな!」

 げ! この声は…! 

「やっぱり悪人だ!」
「悪人だ悪人だ!」
「いやそうじゃなくって、うわあああああああ!」

 子供が波のように俺に襲い掛かった。
 ごん! 頭に硬いものが激突。
 目の前が暗くなり、テファから手を離した。
 
 呼び出されたときもフライパンだったなあ。あれも痛かった。
 起きていても痛いだけ出しそのまま気絶しようか。
 
 どご! 横腹に強烈な衝撃。
 痛みで目を開き、ファイティングポーズをとっている子供がボディーブローを決めていた。
 フライパンをもった子供は俺の頭を叩いた後膝裏を叩き、俺の体が崩れる。
 わあ、目の前には大きな靴があるなあ。
 ドロップキックかな? てへ☆
 靴が俺の顔にめりこむ。うん、ぐっしゃっと鈍い音が聞こえるね。
 フライパンよりも深い闇が襲ってくる。
 気合を入れていつもの台詞を言わないと、もっと酷い目にあう…。

「テファ、誤解を解いといて…」
「ちょっとみんな! サイトは何もしてないから!」

 テファが子供を叱る声を子守唄で、俺は暗闇の中へと入っていった。
 いつものことだから、安心感があって心地よいです。

 な、わけあるかああああああああああ!!!

567:テファの使い魔 ◆JCgO7iTKKc
07/06/20 00:29:31 mRNK1DRn
以上です。*はほぼ意味なかったですね。
胸ばっかりですいません。次スレが現れるまでにつづきを…!
最後まで見てくださった方々に深々と感謝。

PS
>>502
どうみても日本語でおkです。すいませんでした。

>>503
「あんたのために貼ったわけじゃないから、うせろ。気持ち…わるい、からね。ご、ごめ…」


568:名無しさん@ピンキー
07/06/20 00:37:09 pFRzNXfD
(;゚д゚)……なんちゅう……なんちゅうもんを…………
あんさんはぁ……あんさんは、なんちゅうもんを……ソノ上お預けっ!?Wait、House!?

せんたいさんのラブコメ……誰かの黒テファ……そして今作!
……なんちゅうもんを……あんさんはなんちゅうもんを作ってしもたんや……まさに禁断の果実、口にしちゃあかん木の実、すごくいけないけしからん桃りんry
なんちゅうもんを……あんさんのおかげでぇ、ああああんさんのおかげでせっかく抑えつけてきた禁断症状ガqw背drftgyふじこlp;@:「」

569:名無しさん@ピンキー
07/06/20 00:49:14 Q37X2l61
い、いかん!?
>>568が興奮のあまりGJを忘れている!

570:名無しさん@ピンキー
07/06/20 02:12:26 RAPyAY61
>>562
俺はお前に恋してる

571:名無しさん@ピンキー
07/06/20 02:37:34 GqGYT+Ys
>>555のやつ初めて読んでみたが面白いな
更新も頻繁なようだし期待大だ
>>562もこの後の展開が楽しみだ
原作以上にテファが掘り下げられそうだ
今日はいい日だ

572:名無しさん@ピンキー
07/06/20 03:38:03 wiFzMeOu
>>562
           おっぱい!
       おっぱい! おっぱい!
    おっぱい おっぱい! おっぱい!
  おっぱい! ∩   ∩ ノ)   おっぱい!
 おっぱい!  川 ∩ 川彡'三つ  おっぱい!
おっぱい! ⊂ミ∩、⊂ミ∩彡⊃    おっぱい!
おっぱい!⊂三ミ( ゚∀゚)彡三彡三⊃ GJ!
おっぱい! ⊂彡川⊂彡川ミ⊃    おっぱい!
おっぱい!⊂彡川∪⊃ U川彡⊃   おっぱい!
 おっぱい! (ノ ∪  川 ∪ミ)  おっぱい!
  おっぱい!      ∪     おっぱい!
    おっぱい! おっぱい! おっぱい!
        おっぱい! おっぱい!
            おっぱい!


573:名無しさん@ピンキー
07/06/20 04:55:26 CUj2paCR
>>571
俺も読んでるけど面白いなw
スターウォーズ全然知らないが

574:名無しさん@ピンキー
07/06/20 05:38:17 iJHDTQck
これいいな。>>555

ライトセイバーがあるんじゃデルフもかたなしだが w


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