キモ姉&キモウト小説を書こう!Part2at EROPARO
キモ姉&キモウト小説を書こう!Part2 - 暇つぶし2ch550:名無しさん@ピンキー
07/06/07 19:06:43 mAPzhB5W
アレ、男だぜ?
非常に紛らわしいこと極まりないが。

551:名無しさん@ピンキー
07/06/07 19:54:01 LZdTyKgL
キモい弟で間違いはない

552:名無しさん@ピンキー
07/06/07 20:30:19 mAPzhB5W
なるほど

553:名無しさん@ピンキー
07/06/07 20:35:22 xastFCtR
誰が上手い事言えと

554:名無しさん@ピンキー
07/06/07 20:46:15 mAPzhB5W
つか、いい加減キモウトとキモオトの区別は必要だと思われ

555:名無しさん@ピンキー
07/06/07 20:49:19 Hu6FRtBa
キモイモとか

556:名無しさん@ピンキー
07/06/07 20:57:55 Mxp5sBgb
キモウトとキモオトでいいじゃないか
ここだけでしか使わなそうだし

557:名無しさん@ピンキー
07/06/07 21:47:00 UmtdlgDY
夜毎、妹の部屋から聞こえてくるキモい物音…


558:名無しさん@ピンキー
07/06/07 22:18:48 mhAU2GOi
>>557
四股踏んでんじゃね?

559:名無しさん@ピンキー
07/06/07 22:51:00 3mGAD7dG
つビリーズブートキャンプ

560:名無しさん@ピンキー
07/06/07 23:02:20 FH/nBdPJ
>>558
高見盛似のキモウトかよww

561:名無しさん@ピンキー
07/06/07 23:18:43 7icr0HVy
>>560
それはキショウト(キショいイモウト)。
キモウトの外見は可愛くあるべきで、キモアネの外見も美しくあるべきだ。

562:名無しさん@ピンキー
07/06/07 23:38:41 LZdTyKgL
外見なんて飾りですよ。俺は言動がキモけりゃS県だろうが萌えられる

563:名無しさん@ピンキー
07/06/07 23:41:48 nWg6UA2H
>>558-559
ワロタ


564:名無しさん@ピンキー
07/06/08 00:04:48 mAPzhB5W
>>557
きっと兄の名前を入れた兄そっくりの絵のキャラが活躍する同人ゲームを作りながら、
あはんあふんと悶えてるんだよ。

565:名無しさん@ピンキー
07/06/08 00:31:29 LzXkzH+i
いやいや、昼間お兄ちゃんの服の襟元に仕掛けておいた盗聴器からの
録音をチェックして、泥棒猫の影に殺意をおぼえているんだよ

566:名無しさん@ピンキー
07/06/08 01:37:12 O1kuGKG+
いいえ、ただ単に「くそみそテクニック」を読んで
身悶えしてるだけです。

567:名無しさん@ピンキー
07/06/08 13:01:43 dd15THQW
グーグルアースだかなんだかでプライバシーの侵害が問題になってるらしいが
人工衛星とか駆使して兄・弟を常に監視するハイテクキモウト・キモ姉の話が読みたい

568:名無しさん@ピンキー
07/06/08 20:05:00 K9kcqVDS
>>567
そんだったらプレデターとかムシロボットとか駆使して兄、弟を監視するキモウト&姉とかどうよ?

569:名無しさん@ピンキー
07/06/08 20:42:54 KPWnxs4y
むしろ性欲を持て余しながらダンボール箱を被って
徹底的に弟の後を付け回すキモ姉とかがいても良い筈

570:名無しさん@ピンキー
07/06/08 21:07:28 YGGPsGZ/
大佐、悠くんが幼馴染の佐奈と喫茶店に入った指示をくれ

571:名無しさん@ピンキー
07/06/08 21:25:05 H805gnal
どこの蛇だよw

572:名無しさん@ピンキー
07/06/08 21:25:39 LzXkzH+i
タイサ(28サイ ショジョ) ハ オニイチャン ニ ツキマトウ ドロボウネコ ノ
セイサイ デ イソガシイ

573:名無しさん@ピンキー
07/06/08 21:32:50 UVb3bThE
「スネーク、今日の任務は悠くんの追跡と護衛よ!」
「わかったよお姉ちゃん!」
「大佐って呼びなさい!」
「い、イエッサー大佐!」

────

『状況はどう?』
「おね……大佐!お兄ちゃんが知らない女の子と話をしてます!」
『……殺れ』
「うん、わかっ……ってええええ?いきなり殺すの?」
『美奈、そいつがだれだか知らないけど、間違い無く私達の悠くんを狙う泥棒猫よ!』
「えぇっ?どっからそんな自信が……」
『私の“悠くんセンサー”にビンビン反応してんのよ!』
「こないだもそんな事言って、結局タダのティッシュ配りのバイトの人を半殺しにしちゃったじゃん!」
『えへへ……』
「えへへじゃないわよ!……とりあえず追跡を続けます!」
『了解したわスネーク』



先生!こんな感じですか?わかりません!

574:名無しさん@ピンキー
07/06/08 21:37:17 H805gnal
どんなネタからでも必ずスレに合った話をするお前らが大好きだw

575:名無しさん@ピンキー
07/06/08 21:38:03 YGGPsGZ/
             /:.:.:.:.:/:.:.:'"~ ヽ:.:.:.:.:\:.:.:.:.:.:.:.',
               |-ー':.:.:.:.:.:ヽ _ノ:.:.:.:.:.:.:.:`ー-:.:.:!
               !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!          
            l--ー― ''''''""""````'''''' ―ー-l
         __,,,,  -―''''''"" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄` ''';;;;―- ,,,,__   
    ,  ''":.:.:.:.:.:.:.:.:.:._,, -ー=ニニ;, ""i!r=ニニ==''ー-、:.:.:.:.:.:.:.:.:.゛`  、
   (:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ'i;;ミミ´   rz,、, i ー'''rzッ    '彡彡シl/:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ
     ``''' ―ー- ;;_ミリ  -  ̄ `i ´  ̄,,.,,   ゙彡7⌒i`;―ー '''"´
               lド、 '"- 二iソ,,`ー'" 二ヾ彡 ゙彡;ヽ jl   口で糞たれる前に最初と最後にサーをつけろ
            .|{ { 〃代ゞイ::i ーt‐=でシ>シ  リシ;; /  
            ! ',ヽ` 、,,~~':::  ヽ,,,二 ィ  / 「 {      この糞妹が!
            `いヽ   ノ::   ヾ、   , '´  r '        
             ゙i::.   ー=、_-=ヘヽ       |        
       ,,-―、    ',::: ,彡ツj i ヾミミヽ   ,' .ノ       
        /i  :::',  ,  i  (シ一 -ー―゙ミ、   //:ヽ 
       ノ.i ',  :::! ゙ ,,,,小、'  `二二´___  ,,, ノ::::::::::::ト、
   __,,,.! .ヽゝ ,,,_:!./,:/::iヽヽ、     ,,,  /.:::::::::/,:,:,>、


576:名無しさん@ピンキー
07/06/08 22:44:40 CTHIJEQ4
>>573
いい感じだ GJ!w
うちに来てキモウトとフ○ックしていいぞ

577:名無しさん@ピンキー
07/06/08 22:59:45 xZGD7M+N
お兄ちゃん以外の男に犯られたら、キモウトは壊れちまうぜ
レイプされて取り返しつかないほど壊れたキモウトというのもありかもしれないが

578:名無しさん@ピンキー
07/06/08 23:47:06 O1kuGKG+
「いやぁぁ!もういやぁぁ!」
「雪乃!?どうした!?落ち着け!」
ここ最近、妹の雪乃はおかしかった…当然か。
先日彼女は学校からの帰り道、輪姦された。
たまたま部活が長引き、夜になった事が原因で。
犯人は捕まったが、彼女の心の傷は、癒えることはない。
どうにかして支えになろうとした俺は、
自分の時間を極力彼女の為に費やすようになった
「やだぁ!どこにも行かないでぇっ!」
その結果が、これ。狂依存である。少しでも俺の姿が見えなくなると、
まるでこの世の終わりを具現化したような叫び声をあげるほどの。
今日も買い物に行くと言ったら、この有り様だ
「分かった、お兄ちゃん、女の子と遊ぶんでしょ!?
 お兄ちゃん格好いいから、すぐに雌豚が近寄ってくるから…!」
極めつけは勝手な妄想。
俺がどこに行こうと必ず女子と遊んでいた事にしたがる。
陵辱が彼女を壊したのか、俺が彼女を潰したのか、
彼女がここまで壊れてしまった理由は、挙げ始めたらキリがない
「お兄ちゃん!ねぇ!ねぇっ!」
一つだけ言える事は
「泥棒猫滅殺!撃殺!抹殺!
 SATSUGAIせよ!SATSUGAIせよ!
 レイプレイプレ(ry」
普通こんな壊れ方するか?

579:名無しさん@ピンキー
07/06/08 23:49:56 O1kuGKG+
>>577大佐殿!即興な上、字数足らなくなって
わざと句読点無くしたり描写不足にしたりしましたが、お訪ねします!
サー、こうですか?分かりません!サー!

580:名無しさん@ピンキー
07/06/08 23:50:51 1abxiE8p
後半ネタに走りやがってw

581:名無しさん@ピンキー
07/06/08 23:58:18 kX/XVJC3
>>577
最後クラウザーさんになってるぞw

582:名無しさん@ピンキー
07/06/09 00:03:30 H805gnal
DMC・・・妹はいないんだよなぁ。

むしろデスメタル好きなヤンキー系、
しかし兄の前ではしおらしくなるキモウト・・・スマン、ただのデレだな。

583:名無しさん@ピンキー
07/06/09 01:11:09 lYBfGBVD
つまりそれが、真ヤンデレなのか

584:名無しさん@ピンキー
07/06/09 02:15:51 zW229aOB
レイプされた話とかはマジで無理…
ものすごい鬱になる…

585:名無しさん@ピンキー
07/06/09 02:22:39 unu0LabB
憧れのお兄ちゃんにレイプされてキモウト化する妹の話ギボン

586:名無しさん@ピンキー
07/06/09 02:30:47 7yE6sQBU
それは無理じゃあ・・・?

兄が妹に好意(性愛)を抱いてないのを、キモウトがどうにかするものだからなぁ。
兄からアクション起こすのは難しい。
キモウトでないなら薬混ぜたりもしないだろうし。


まあ、無防備妹がバスタオル一枚とかでうろついているのを耐えきれなくなって、とか。
それで妹覚醒なら可能かな。
兄は・・・誰かから貰ったドリンクでも飲んだとか。

587:名無しさん@ピンキー
07/06/09 02:43:02 unu0LabB
>>586
やっぱ無理かなあ。俺はこんなのをイメージしたんだが

兄、好きでもないが弾みで妹をレイプ
      ↓
妹、病んで兄依存になる
      ↓
兄、妹をウザがる
      ↓
妹、発狂&キモ化し兄を監禁
      ↓
最後は兄妹心中

588:名無しさん@ピンキー
07/06/09 02:47:33 aIw4umsN
>>587
病んで兄依存 に無理があるかもしれん。
なるとしたら
肉の味を知って肉便器化 かねぇ?
俺だったら…そだな。

…ごめん、無理だわ。


589:名無しさん@ピンキー
07/06/09 03:04:32 7yE6sQBU
>>587
泥棒猫排除のプロセスが抜けているかな。

ま、妹の好意次第か。
もともとブラコン気味だったのがレイプきっかけでキモ化とか。
依存が飛ぶけど。

「お兄ちゃんが、私を抱いた・・・? でも。私達兄妹なのに?
 それとも・・・お兄ちゃんは、私を女として好きなの?
 ・・・・・・なぁんだ。
 そうだったんだ。お兄ちゃん、私を妹じゃなくて、女として好きなんだ。
 うふふっ、あはは。
 じゃあ・・・・・・いいよね? 私、お兄ちゃんのこと好きだったけど。
 大好きだけど。それが、お兄ちゃんとしての好きじゃなくても良いんだよね?
 私・・・お兄ちゃんを愛して、いいんだよね?
 だって、一線を越えちゃったし。お兄ちゃんが私を抱いたんだし。うん、そうだよ。
 そうすれば、良かったんだ。
 私はお兄ちゃんが好き。お兄ちゃんを愛してる。男性として。
 思えば、簡単なことだったんだね。
 お兄ちゃんが女の人と一緒にいると苛々したのも、私が誰とも付き合う気になれなかったのも。
 私が、お兄ちゃんを愛していたからだったんだね。
 うふ、うふふ。あはははは。
 あはははははははははははははははははっ!」

みったいな。

590:名無しさん@ピンキー
07/06/09 03:06:13 unu0LabB
なあ、キモウトって結局どこを目指してキモイ行動に走ってるんだ?
兄をキモイ手段で振り向かせて独占的にセクロスする関係になるためなのか?
それとも兄を惚れさせて子作りするためなのか?

591:名無しさん@ピンキー
07/06/09 03:47:14 aIw4umsN
>>590
多分↓を目指してるかと。

1.お兄ちゃん大好き♪ずっといっしょ…だよ?うふふふ×100
 基本系
2.近親相姦のスリルを味わいたいです…!
 そのまま
3.子供欲しい。兄様、はらませてくださいまし…
 子供大好き派
4.とりあえず人殺したいから、兄貴、泥棒猫引っかけて。
 殺人欲求派
5.身近な男性は兄さんだけ
 知らないよ派
6.お兄ちゃん、死の?
 兄を愛してるかに見せかけて、実際は殺すための口実だった派
7.ボクが行って、やっつける!
 ムカつく女子を引っかけて殺してやる派
   ↓
   派生 肉便器作成派
9.奴とは違うのよ奴とは!
 アイデンティティ派
10.べ、別にあんたが大好きで大好きで一生
   中略
  …なんだからね!?
  この気持ち、何なのかなぁ…胸が
  黒くてドロドロして気持ち悪いよぉ…派
11.まだ余裕があるのよ
  吸血鬼と人間のハーフなんだけどコントロールする余裕があるから
  とりあえず輸血タンクとして兄さんが欲しいな?派
    
    後略

途中から訳が分からなくなったが…
2、3個は合ってるはず、多分。

592:名無しさん@ピンキー
07/06/09 03:48:04 C0f4T4rK
>>590
其れは当然 両 方 じゃないか?
むしろ其れが基本だと思えてしまう俺ガイル

593:名無しさん@ピンキー
07/06/09 03:51:33 BvkdJ7iD
>>590Sexする権利も子を孕む権利も生涯を共にする権利も体も心も命すらも
全部全部全部独占したい誰にも渡したくない譲れない。
そんな純愛がキモウト・キモ姉を突き動かすのです。

594:593
07/06/09 03:55:01 BvkdJ7iD
shit!!すみません。下げ忘れました。

595:名無しさん@ピンキー
07/06/09 04:14:35 Lm602Sto
>>591
ワロタw

・お兄ちゃん大好き
・他人への思いやり
・社会への対応能力
この三要素の兼ね合いで目指す方向というか、行き着く先が決まるかと思われる

1.お兄ちゃん大好き≫他人への思いやり=誘惑+破壊
2.お兄ちゃん大好き>他人への思いやり=誘惑
3.お兄ちゃん大好き≦他人への思いやり=キモウトではない

a.社会への対応能力高=ステルス性高、内縁の妻、永遠の恋人などで幸せに
b.社会への対応能力低=ステルス性低、倫理観や周囲の人間の壁と衝突、恐ろしいことに

1-a:恐ろしい狡猾さで周囲を不幸にしながらも自分は幸せに
1-b:恐ろしい破壊力で全員を不幸に
2-a;ある程度祝福されながら幸せに
2-b:同情されながらも不幸に
3-a,b:キモウトではないので略す

でもこのスレのキモウトを分類しようと思ったらうまくできなかったから
やっぱりこの分類の仕方じゃだめなのかも

596: ◆Xj/0bp81B.
07/06/09 04:58:50 axaQgKhN

嫉妬スレからふらついてきて、ふと思い付いたプロット投下。

主人公には、血の繋がらない妹が一人いる。彼女は主人公の父の再婚相手の娘で、人形のように可愛らしく元気な女の子だった。
ところがある日、幼い主人公が兄貴の威厳を見せたくて、ちょっとした火遊びをしてしまう。
小さな火が立つだけだったはずなのに、何故か火は予想外に広がり、家の一室が焼けてしまった。
逃げ遅れた妹。救助された時、彼女の可愛らしかった顔は、ひどい火傷で右半分がただれてしまう。
以後、妹は元気を失い、素直だった性格もひねくれ、学校にも行けなくなった。全ては醜くただれた右半分の顔のせいで。
日に日に態度が硬化する妹。
やがて主人公に対し目に見えた嫌がらせをするようになるのだが、
火事の負い目から主人公は妹の嫌がらせをただ黙って受け入れ続けるしかなかった。
「お兄ちゃんを幸せになんかさせない」
そう言う妹の目には、明らかな憎悪が宿っていた。
しかし、ある夜。深夜皆が寝静まった頃、主人公は物音に目を覚ます。ふと物音の方に目をやると妹の姿が。
妹は主人公が寝ている(うそ寝)のを確認すると、突然ベッドの中に潜り込んできて、主人公の体に腕を絡ませて言う。
「お兄ちゃんを幸せになんかさせない。だけど、私を幸せにしてくれるなら、お兄ちゃんも幸せになっていいよ」と。
その昼間の様子とはまるで違う妹の様子に戸惑う主人公。
一夜明けると、妹は元に戻っていた。相変わらず主人公に嫌がらせをしてくる。
しかし、主人公は悩んでいた。昼間の顔と、深夜に見せた顔のどちらが本当の妹なのか、と。
そして、主人公は近所に住む幼馴染みに、その悩みを相談する事にした。
彼女は、妹が心を開く数少ない人物で、主人公の妹に対する悩みを真摯に聞いてくれる。
その様子に、主人公は少しづつ幼馴染みに惹かれていくのだが。

妹の倒錯した愛が、それを許しはしなかった。




597:無形 ◆UHh3YBA8aM
07/06/09 05:20:24 fZ5RYXhe
>>596
是非執筆して下さい!

それはさておき
籠の続きを投下します。

598:籠の中 ◆UHh3YBA8aM
07/06/09 05:22:23 fZ5RYXhe
――――――――――――――――――

夢を見ていた。
ずっとずっと、抱いていた夢。
あの人の、にいさんの本物の家族になるという夢。
たったそれだけの、ささやかな夢だ。
にいさんは。
月ヶ瀬真理は。
月ヶ瀬聖理を心から愛してくれている。
本物の妹。
正真正銘の家族。
そう、認めてくれている。
「さとりちゃんは“妹”じゃないでしょう!」
性酷薄なあの女が何度そう云っても。
「聖理は俺の妹だ」
迷うことなく、そう云ってくれたのだ。
綺麗な。
本当に綺麗な顔。
男の人なのに。
とても整っていて、そして優しい笑顔。
柔らかな瞳で。
「聖理」
そう呼びかけて貰えるだけで。
私の身体は歓喜に震え、身体の奥が甘く疼く。
私の髪を優しく撫ぜる大きな掌はとても暖かくて。
それだけ。
たったそれだけで心が安らぐ。
孤独な自分が暖かく満たされて往く。
魂に齎されるその快感は、とても言葉で語れるものではなかった。
今も昔も。
私を救ってくれたのはにさんだけだ。
にいさんに出逢って、私は自信をつけた。
私が私でいて良い。
そのことに卑下しなくなった。
『成金』
そう云って私を蔑んでいた級友達を力で服し、二度と侮蔑できぬようにしてやった。
歌。
にいさんが褒めてくれたもの。
認めてくれたもの。
別の意味での、私の価値。
有象無象の人間が私を認める一部位。
けれど、この人の為だけにある、私の声。
「にいさん」
そう呟くためだけに。
「愛してる・・・」
そう歌うためだけに。
この声は神様がくれたのだ。
どうして私は独りだったのだろう。
ずっと悩んでいた。
嘗ての私は、孤独である意味がわからなかった。
けれど、今なら理解できる。
一人。
私に必要な者は一人だけ。
それを気づかせる為に、神様は私を独りにした。
どうして私はイトコなのだろう。
実の妹ではないのだろう。
そう悩んだこともあった。
でも、それも解った。

599:籠の中 ◆UHh3YBA8aM
07/06/09 05:25:06 fZ5RYXhe
この人と―
私のにいさんと合法的に結ばれるために。
そして家族でもあるように。
“血の繋がった他人”として、私は生を受けたのだ。
「にいさん」
眠る従兄に手を這わす。
私の瞳は潤み、頬が上気している。
「にいさん、知ってる?鶉ってね、イトコを最良の恋人にするんだよ?」
ぷちり。ぷちりと。
にいさんに纏わり付く衣服を剥がして往く。
「生物には種を残す本能だけじゃない。自己を残すと云う本能があるの・・・・」
かちゃり。かちゃりと。
にいさんに巻かれたベルトを外す。
「だからね、自己に似た他者―イトコを最も愛するんだよ」
頬を舐める。
すべすべしていて、とても柔らかい。
「近親相姦は動物にすらない。メイトアウトがあるのはインセストを防ぐため。兄妹で愛し合うのは
おかしいよね?愛しあって良い兄妹は、イトコだけなんだよ?」
首に腕を回し、耳たぶをしゃぶる。
「鳥にだって近親回避はあるんだよ?歌声が同じもの。羽の模様が近いものは、互いに避けるの」
唇をなぞる。
ぷるぷるしていて、見ているだけで喉がなる。
「でもね、適度に“近い”模様や、声を持つもの―イトコは最良の番いなの。自己を、そして種を
残すと云う撞着する本能を止揚できる相手だから」
そっと口付ける。
私の、ファーストキス。
「人間の間でも云うでしょう?身体を重ねるとき、最も具合が良いのはイトコ同士だって」
ジッパーを下ろす。
にいさんの、大きくて太い男の証がさらされた。
「これが―今から私の“中”に入るんだ・・・」
ごくり、と唾を飲んだ。
空気は乾燥していないのに、舌なめずりがとまらない。
「どんな、味なのかな・・・・?」
欲しい。
さきにこっちの口に入れてみたい。
そう思ったとき、すでに私の手はにいさんの身体に伸びていた。
初めて触れる男根は、思ったよりも柔らかく、ずしりと重い。
「・・・・・・美味しそう・・・・」
迷うことなく、先端に舌を這わせる。
「「ん・・・」」
瞬間。
にいさんと私の声が重なる。
「こういう、味、なんだ・・・・」
まだ、肉の味。
私は鈴のような裂け目を舌で刺激する。
「んん・・・・」
にいさんがくぐもった声をあげる。
「ふぅん・・・。こうすると、気持ち良いんだ?」
撫で、扱き、口に含み、舐めあげる。
「アハ。だんだん大きくなってきた♪」
眠りながらも感じているにいさんの様子を観察する。
どこが気持ち良いのか、少しでも学習しておかないと。
「ここと・・・・」
裏筋を舐め上げ。
「ここ」
先端を吸う。
にいさんの弱そうな部分。
声をあげる部分。

600:籠の中 ◆UHh3YBA8aM
07/06/09 05:27:49 fZ5RYXhe
それを吸収して往く。
「私、舐めるの好きなんだ」
ぴちゃぴちゃと音をたてて舐めまわすと、自分でも信じられないくらい興奮する。
愛し合うって、自分の性癖を知るってことでもあるんだね?
先端からこぼれる透明の液体を飲み下す。
眠りながら感じるにいさんが愛しい。
「はぁ・・・・はっ・・・・」
「にいさん、息荒いよ?どんな夢を見てるのかな?」
きっと私の夢だよね?
ペニスを口に含み、吸い上げる。
ビクリ、ビクリと身体が揺れた。
「出るのかな?」
出たら一滴残らず飲んであげないと。
口内に力を込める。
総て吸い出してあげる。
「え」
その刹那、頭上から声がした。
愛しい愛しい、にいさんの声。
「さ、聖理・・・・?」
「おはよう。にいさん♪」

――――――――――――――――――

言葉に出来ない。
今、僕が見ているものは、現実だろうか。
薄暗い部屋の中には僕と従妹だけ。
その従妹は身を屈め、僕の下腹部に吸い付いている。
「さ、聖理お前、なにし・・・・くぁっ!!」
従妹は答えるより早く。
僕のモノを口に含み、絶妙な力で吸い上げた。
「ぁ・・・・ああ、やめ・・・・・」
動けない。
手足の先が何かで固定されている。
「良い夢は・・・」
ぴちゃ。
「見れた?」
強烈な刺激。
僕は勃起していて、しかも酷く敏感になっていた。
「ぅ、あ・・・・・離れ・・・ううっ」
「キモチイイ?こうすると気持ち良い?」
「ひ・・・・あう・・・・」
何で?
なんでこんなことに?
突然の出来事と齎される快楽で頭が働かない。
「さと・・・・り・・・・は、はなれ」
「んー?良く聞こえないよ、にいさん。聖理になにかお願いがあるの?」
「・・・!!!!!!!」
コクコクと頷く。
口を開くと気を遣ってしまうかもしれない・・・・・!
「なぁに?聖理に何をおねだりするの?」
しゅっ、しゅっとちいさな手を上下させながら笑顔で語りかけてくる。
「うっ・・・ぁあぁ・・・・」
僕は首を振るので精一杯だ。
「にいさぁん。首を振ってちゃわからないよ?おねだりするの?しないの?」
「は、・・・・はなれ・・て・・・」
「あはは。聞こえないよ、にいさん。な・あ・に?」
じゅるり。
先端からこぼれる液体を吸う。
「美味しいな、コレ。病み付きになりそう・・・・♪」

601:籠の中 ◆UHh3YBA8aM
07/06/09 05:30:06 fZ5RYXhe
「ひぅっ・・・!!」
まずい。
まずい。
まずい。
まずい!!!!
(このままじゃ・・・・出・・・・!)
射精する。
そう思った瞬間。
「―え?」
従妹は手を離す。
「冗談。離れれば良いんでしょう?」
にこにこと笑う。
「う、あ・・・」
僕は体を捩る。
中途半端に刺激されたせいで、意識が従妹に向かない。
「どうしたの、にいさん?苦しそうだよ?」
不安そうな顔を“造る”。
「な、なん・・・で、こんな・・・・・」
「こんな?にいさんが入ってきてくれたんだよ?聖理と云う、“籠の中”に」
「な、なに、云って・・・・おまえ、苦し・・・助け・・・・て・・・・」
「うん。にいさんがいなくて苦しかったの。だから助けてって云ったんだよ?」
「な・・・・」
絶句する。
驚いて従妹を見つめた。
「お、まえ・・・その格好・・・・」
「やっと気づいてくれた。もーにいさん。鈍感なのはだめだよ?」
そう云って僕を見おろす。
聖理は。
従妹は不思議な衣装に身を包んでいた。
ドレスとボンデージを掛け合わせたかのような、酷く淫靡な服装。
隠すべきを隠さず、肉の部分を際立たせるかのような意匠。
肉体に食い込むようなコルセットが、大きな胸を強調している。
レースのフリルと、黒皮のベルトが身体に巻きつき、幼くも妖艶な肢体を飾り付けていた。
「云ったでしょう?にいさんをもてなす準備をしてたって。この服、高かったんだよ?その手錠も、
結構いい値段したんだ」
「て、じょう・・・・」
云われて気づいた。
僕の体はベッドに括られているらしい。四肢の先端を寝具と繋いでいるのは、銀色に光るわっか。
「ど、どうして・・・こんな、こんなことを・・・・」
「にいさんが悪いんだよ?」
聖理は己の唇を舐める。
「にいさんが聖理に構ってくれないから、“籠の中”に入れることにしたの」
「籠の、中」
「そう。籠の中。にいさんがもともと囚われていた歪んだ籠なんかじゃない。愛し合う二人が入る、
永遠の籠に」
身体を寄せた聖理は、僕の顔に口を寄せる。
「や、やめろ・・・・!!」
慌てて顔をそらした。
妹と、口付けなどできるものか。
「にいさん、抵抗しちゃ駄目だよ?」
ぱん、と頬を叩く。
「にいさんはもう聖理のものなんだから、受け入れて」
「出来るか、そんなこと・・・・!!」
禁忌を。
唾棄すべきことを。
二度も犯せるものか。
「にいさん、抵抗するなら無理やりになっちゃうよ?」
従妹は笑う。
まるでそれを望んでいたかのように。

602:籠の中 ◆UHh3YBA8aM
07/06/09 05:32:07 fZ5RYXhe
「ほんとはね、決めてたんだ」
「ぁぅっ!」
再び陰茎を甘く刺激する。
「どんな形であれ、にいさんと初めて結ばれるときは、レイプにしようって」
結ばれる?
レイプ?
なにを云ってるんだ?
「は、離れ、ろ。お、怒るぞ」
「アハハ。そんな可愛い顔で怒っても怖くないよ。―物欲しそうな顔してるね、にいさん。
にいさんはこれからは、その表情で聖理を見つめ続けるんだよ?」
妖艶な。
酷く妖艶な小悪魔じみた笑い。
聖理は僕を弄ぶように、快楽と刺激を与えて往く。
「ここと」
「うぁあっ」
「ここ」
「ひ、っ」
「弱い部分は、学習したから」
「どうして、どうしてこんなことを・・・・」
「どうして?」
聖理は手を止める。
「愛してるから結ばれる。それがおかしい?」
愛してる?
それは―
「お、俺を・・・?」
「当たり前でしょう?何度もそう云ったじゃない」
「―」

僕は。

それで。

漸く。

今まで抱いていた『齟齬』の正体に気づいた。
「にいさんだって聖理を愛してる。そうでしょう?」
「ち、違うっ!!!」
僕は叫んだ。
「お前は、大切な妹だ!“そんな風には”見れない!!」
「―なに、云ってるの?」
「う、あっ」
従妹は舌を這わせる。
「そんな風に見れない?“ここ”を“こんなに”しておいて、何云ってるのよ?」
「うぅっ」
乱暴な。
今までよりも乱暴な刺激。
「ふぅん。こうされるのも良いんだ?ヘンタイだね、にいさんは」
聖理は身体を寄せる。
ドレスによって際立った大きな胸がぷるんと揺れた。
「にいさん、聖理のおっぱい見てるときあったよね?腕組むと、嬉しそうにしてたでしょう?
知ってるんだよ?そのこと。それでも“そんな風に”見れないって云い張るの?」
聖理は大きな胸を陰茎に寄せる。
柔らかな。
とても柔らかな双丘が男根を挟み込んだ。
「にいさんの大きいから、聖理のでもはみだすね?」
「や、やめっ」
ぐにゅり。
形を変える従妹の乳房は、驚くほど気持ちが良かった。

603:籠の中 ◆UHh3YBA8aM
07/06/09 05:34:28 fZ5RYXhe
「前に測ったとき、91センチあったんだけど、最近はブラが苦しいから、もっとあるかも。
嬉しい?にいさん?」
むにむにと扱きあげる。
もともとが器用な従妹は、すぐに僕を苦しめる所作を学習した。
気持ちよくするだけして、達しそうになると止める。
それを幾度も繰り返しすのだ。
「表情でわかるよ。絶対にイかせてあげない。にいさんが聖理を愛してるって素直に認めて、
満足往く“おねだり”が出来たら、イかせてあげる」
「い、いやだ・・・や、止めてくれ・・・・」
妹に。
大切な家族に!
もうこんなことはしたくないんだ!!
僕は泣いていた。
泣きながら喘ぐしかなかった。
「だ~め♪にいさんは聖理におねだりするようになるんだよ。聖理なしじゃいられない身体になるの。
にいさんは身体だけじゃなく、ココロまで“籠の中”に入るんだよ?」
自分の意思でね。
そう云って、双丘からはみ出した亀頭を舐め上げる。
「う・・・あ・・・いやだ・・・・いや・・・・だ・・・・・」
壊れる。
僕と云う人格が壊れてしまう。
嫌だ。
もう嫌だ。
「あ、ぁぁぁ・・・・」
「さぁ。云うのよ、にいさん。“聖理を愛してる”って。“イかせて下さい”って」
嫌、だ・・・・・。
もう・・・・。
もう何もかも。
首を振る。
快楽と嫌悪でまともに思考が働かなかった。
「強情だなぁ。涎まで垂らして、涙まで流して喜んでるのに」
聖理は身体を離し、机に向かって歩いて往く。
引き出しを漁り、『何か』を持って再び僕の許へ遣ってきた。

(・・・・・・え・・・・・・)

僕の動きが止まる。
「う、あ・・・・なんで、“それ”が・・・・」
僕は呆ける。
それしか出来ない。
力の入らない身体で『それ』を凝視した。
「あれ?にいさん“これ”がなんだか知ってるんだ?―そう。“媚薬”だよ。これを使って
にいさんを素直な良い子にしてあげる」
瓶。
小瓶。
僕の目に入る、見知った小瓶。
「あ・・・・あ・・・・・」

『隠し味』

あの日。
あの時。
あの場所で見た。
いつもと違った、理理の隠し味―
「う、そ・・・だ・・・・」
思い浮かぶ実妹の笑顔。

604:籠の中 ◆UHh3YBA8aM
07/06/09 05:36:58 fZ5RYXhe
それを想起する僕の思い出が―

パキリと。

音をたてて折れたような気がした。
「は~い。あ~ん」
「・・・・・ぁ・・・・・」
ダレカが、
なにかヲ、
シヨウト
している・・・・・。
何も考えられない・・・・。
喉が鳴っていた。
何かを飲み下しているらしい。
「さあ、素直になるのよ、にいさん」
ダレカは誰かの手錠を外しながら笑う。
自由になった。
ジユウ?
籠の中にいるのに、自由?
(オンナ)
ああ、この感覚。
(オンナ)
『あの時』と同ジ火照り方ダ。
(オンナ)
あノ時?
(オンナ)
いつだっケ、そレは。
(オンナ)
僕は、何をシテルるんダっけ?
(オンナ)
おんな。
目の前にオンナがいる・・・・。
それだけで充分だった。
火照ったからだと。
腐った思考と。
膨張した獣欲。
僕は体を手放して、思うが侭に振舞った。
(熱い・・・・)
そう感じたのは身体にではなく、頬に。
何で泣いているんだろう。
自分のことなのに。
その理由がわからない。
それは多分、自分で自分が嫌になったからだろう。

僕は自分の心を、“籠の中”に押し込めたのだった―

――――――――――――――――――

4時半。
そんな時間に目が覚めたのは、温もりが無かったせいでしょう。
私の通常の起床時間は5時。
彼誰時に目を覚まし、大好きなお兄ちゃんの為に朝食を作るんです。
傍で眠るお兄ちゃんの顔はとても可愛らしくて。
その唇を舐め、唾を飲ませることから私の一日は始まります。
私はお兄ちゃんとひとつになるために生まれてきたので、その温もりが無いとすぐに気づくんです。
だから、今日もすぐに目を覚ましました。
「トイレかな?」
布団の中に兄の姿はありませんでした。

605:籠の中 ◆UHh3YBA8aM
07/06/09 05:39:00 fZ5RYXhe
云ってくれれば、そっちのお世話もしてあげるのに。
部屋を出ておトイレに向かいます。もしも用を足しているなら手伝ってあげないといけません。
「お兄ちゃん、いる?」
ノブに手をかけると、扉は簡単に開きました。
「あれ?」
いません。お風呂でしょうか?
「お兄ちゃん、どこ?」
大きな声で呼びかけます。
お兄ちゃんは私を愛しているので、呼べば必ず出てきてくれるんですよ。
「お兄ちゃん、出てきて?」
おかしい・・・・。
「どうして、」
出てこないの?
「お兄ちゃん」
扉を開ける。
「お兄ちゃん」
開ける。
「お兄ちゃん!出てきてっ!!」
開ける。
開ける。
開ける。
開ける。
開ける。
「なんで・・・・・」
いないの?
家の中を総て見て、漸く兄がいないことに気が付きました。
「コンビニにでも、往ったのかな・・・・?」
だったら私を起こすはずです。
私の許可無く外出はしない。
そう誓って貰ったんですから。
私達は兄妹にして、夫婦です。
結婚式だって挙げたんです。
その『妻』である私に無断で外出するなんて、絶対に許されないことなんです。
それでも一応玄関に往きます。
「・・・・・なんで」
兄の靴は、ありませんでした。
「あ・・・」
私は、
「ああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」
叫びました。
近くにあった花瓶を掴んで、叩きつけます。
「何で!?何でお兄ちゃんはいないの!?なんで私の許可無くいなくなるの!?私は妻だよ!?
お嫁さんだよ!?こんなこと、あって良いはずないでしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
靴べらも、サンダルも、目に付くものは皆叩きつけます。
「・・・・・そうだ」
お兄ちゃんが勝手にいなくなるはずない。
きっと何かあったんだ。
私は自室に戻り、ケータイを鳴らします。
「繋がらない・・・・」
何て益体も無いケータイでしょうか。
思い切り叩きつけます。
「じゃあ、書置きは?」
台所に走ります。
兄は伝言を残す場合、冷蔵庫のホワイトボードか、テーブルの上にメモを残すからです。
「・・・・・あった」
とりあえず安堵しました。
私は四角い紙切れに手を伸ばします。なんて書いてあるのでしょう。読もうとします。
ですが。

606:籠の中 ◆UHh3YBA8aM
07/06/09 05:40:58 fZ5RYXhe
「・・・・・なに、それ」
『聖理』
忌々しい名前が目に入った時点で、走り出していました。
お財布と、近くにあった『鋏』を掴み、家を出ます。
通りでタクシーを捕まえ、全速力で走って貰いました。
あの偽者の家は遠いです。
そのことが今まで嬉しかったのですが、今日は違います。
遠いことが許せない。
遠いことが我慢できない。
嫌な予感が消えませんでした。
長い時間をかけて漸く辿り着きました。
鉄柵の門には鍵がかかっているので、乗り越えます。どうせ玄関にも鍵が掛かっているに違い
ありません。ですから、窓硝子を叩き破って入りました。
家の中は真っ暗です。
偽者に相応しい、陰気ながらんどう。
私は記憶を頼りに偽者の部屋に向かいます。
「・・・・っ・・・・っ・・・・」
何か耳障りな声が聞こえてきました。
内容まではわかりませんが、偽者の悪声であることだけはわかります。
ぎゅうっと、私は鋏を握ります。
刃の長い、裁縫用の長鋏。
(もしも・・・・)
私の大切なお兄ちゃんに。
(何かしていたら・・・・)
この鋏で―

勢い良く扉を開きます。
「な・・・・」
私は立ち止まります。
「あんっ・・・!!あぁ!!良いよう、にいさぁあん!もっと!もっと聖理を突いてぇ!!」
なんで・・・・。
腰を振る一組の男女。
立ち込める臭い。
いやらしい服で着飾った雌猫と。
「ぅ・・・あ・・・・・・」
虚ろな瞳で涎を垂らす私の『お兄ちゃん』。
嫌な。
最も嫌な光景がそこにあった。
「あ・・・・」
私は鋏を握り締め。
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

偽者に走り出していた。

607:無形 ◆UHh3YBA8aM
07/06/09 05:43:39 fZ5RYXhe
今回はここまでです。
ある程度先までは書いているので、そんなに間を置かず次の投下が出来ると思います。

次回で漸く最終回です。
もう暫くお付き合い下さい。

608:名無しさん@ピンキー
07/06/09 05:45:11 ULsJ+OYe
一番槍GJ!

流 血 必 至の展開にwktk

609:名無しさん@ピンキー
07/06/09 05:54:00 GfPjhKsa
もうすぐクライマックス。果たして生き残る者はいるのか!?
全裸でwktk

610:名無しさん@ピンキー
07/06/09 05:55:12 kZZ363Xz
俺は最初からクライマックスだよ
GJです!

611:名無しさん@ピンキー
07/06/09 05:58:29 5M9o784C
>>607
籠キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
クライマックスでイイ引きしやがって……

612:名無しさん@ピンキー
07/06/09 07:49:29 ykpEcs9c
朝から職場でフルボッキした

613:名無しさん@ピンキー
07/06/09 08:11:48 LmyzKi53
>>607
最終回がとっても嬉しいw


614:名無しさん@ピンキー
07/06/09 10:10:34 vCb+Mkhk
>>607
聖理ー!!らめぇー!!逃げてー!!

615:名無しさん@ピンキー
07/06/09 10:14:55 bDZU82Nq
ところで今キモ姉の話を書いています。
でも血が繋がっていない設定です。
こういう話はこのスレ的にありですか?
賛成多数で近日中に投下。
・・・予定。

あと投下はPCからです。
念のため。

616:名無しさん@ピンキー
07/06/09 10:50:05 oVHCEFkf
賛成賛成賛成賛成賛成賛成賛成

617:名無しさん@ピンキー
07/06/09 11:07:04 4KSJbTJz
投下マダー?

618:名無しさん@ピンキー
07/06/09 11:45:56 kS7CpPzn
>>607
それでも俺は3人幸せエンドを諦めない。
(´;ω;`)ウッ…

619:名無しさん@ピンキー
07/06/09 11:51:41 ZYTZVWTV
>>615 賛成

620:名無しさん@ピンキー
07/06/09 12:09:18 XB+L0B6x
>>618
理理、聖理の二人幸せはありえるけどお兄ちゃんは……(´;ω;`)ブァッ

621:名無しさん@ピンキー
07/06/09 12:46:51 unu0LabB
もう心中しかない!

622:名無しさん@ピンキー
07/06/09 13:04:44 nqcqnoDQ
もう3Pしかない!

623:名無しさん@ピンキー
07/06/09 14:34:00 ykpEcs9c
溜め込んでいるネタの放出


「あ、兄さん。保険の受取人をあたしに変えといたから」
「誰の?」
「兄さんの」

何を考えてるんですか?


「いい歳なんだから彼氏作りなさい。結婚して親に孫の一人や2人抱かせてやれよ」
「あたしに他の男に嫁げと?」
「・・・・・・」

どうしたものか……

昔、学生の頃
ある日、朝帰りして部屋に入ろうと扉を開けると、
扉に向かって正座している妹。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
蛇のような目で沈黙を作りつつ、睨みながら部屋を出て行く。
怖かったよ


暑いね。仕事の合間に生臭い昔話。
学校から帰ると妹が腹を抱えてソファーでうずくまってた。
「どうした?腹痛いのか?薬は?病院行くか?」
「薬は飲んだ」
「大丈夫かよ。ちょっと顔見せてみ」
「あたしに触らないでっ!」
生理だったらしい。

当時付き合ってた彼女の誕生日。待ち合わせをすっぽかされてウチに帰った。
赤いでっかい花束抱えて。
「どうしたの?その花?」
「真ん中のバラ、お前好きだったろ。やるよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
花束かかえて喜んでた。
何の為の花束かは知らぬが仏。

「そういえば、昔は『お兄ちゃん』って、呼んでたよな。
 いつからだ? 『兄さん』に変ったの?」
「『お兄ちゃん』とは結婚できないって知ってからよ……」


624:名無しさん@ピンキー
07/06/09 14:40:15 eG+rkmpR
一番下(・∀・)イイ!!

625:名無しさん@ピンキー
07/06/09 17:06:48 jUJX5NJi
ニーチェは言いました
「神は死んだ」と
でもそれは嘘だった。なぜなら

神  は  こ  こ  に  い  た

つーことで無形氏GJ!!!

626:名無しさん@ピンキー
07/06/09 17:42:23 f2kYRtlX
無形氏最高
次回で最終回というのが残念で仕方ない。

ところで他スレの話で申し訳ないのですが
ずっと気になってたんでお聞きします。

無形氏って嫉妬スレの「沃野」の作者の方ですか?

627:名無しさん@ピンキー
07/06/09 18:30:34 dyNdB8BN
>>626
「沃野」は焼津さんだ
失礼だから、作者さんへの詮索はやめろ

628:名無しさん@ピンキー
07/06/09 21:12:03 //yFGhgk
>>626
終わりがあるから物語は美しいと思わんかね?
完結してもまた次回作を書いてくれると前向きに考えようぜ
それと627に同意。詮索はやめよう

629:名無しさん@ピンキー
07/06/09 21:56:52 aIw4umsN
>>628
その通りだ。完結するからこそssなんだ。

だがもしヒロイン全滅で終わったら…
吐くぜ?
いや実際嫉妬スレのリボンの剣士Bルートでそうなったんだよ。
無形様、このレスを見ていたらでいい、
ヒロインを殺す(輪姦す)なら片方にしてくだせぇ。

630:名無しさん@ピンキー
07/06/09 22:23:21 2UvpepVm
無形氏GJ!!!次回最終回か・・・悲しいような嬉しいような・・・なにはともあれwktkしなが
ら待ってる!!

>>615
賛成多数で可決されました。

631:名無しさん@ピンキー
07/06/09 22:33:25 a5zsE1go
完結しない物語を待ち続けている豪屋大介読者、田中芳樹読者辺りは
まさに煉獄で苦しんでいるような状況だぜ。
ホント続刊が出ないのは地獄だぜ! フゥハハハーハァー!



632:名無しさん@ピンキー
07/06/09 23:04:56 //yFGhgk
EGFを忘れてはいかんぞ、少年

633:名無しさん@ピンキー
07/06/10 00:15:58 oynfKjnL
>>607
GJ!!
いよいよ大詰めですねー。投下を心待ちにしております。

>>615
ありです。無問題です。何の不都合もありません。
思う存分投下してください。お待ちしております。

634:名無しさん@ピンキー
07/06/10 00:51:20 nm6hoK9v
>>615
君も作家の端くれなら、そこから上手く実姉に話しを持って行くんだ!

635:名無しさん@ピンキー
07/06/10 01:01:23 gPpHWGuw
EGFと聞いてコーヒーギフトのアレを思い出した

636:名無しさん@ピンキー
07/06/10 01:48:57 VecKtG56
えっ?地球防衛軍じゃないの?

637:名無しさん@ピンキー
07/06/10 02:13:16 Y5XR7oz8
>>636
EDFじゃないか?地球防衛軍

638:名無しさん@ピンキー
07/06/10 02:18:15 VecKtG56
>>637
このKYが!

639:名無しさん@ピンキー
07/06/10 03:34:52 PfNBxP/C
>>607
GJ!もう俺無形氏のキモウトなしじゃ生きられないよ・・
兄ちゃんこんなにいい奴なのに何が間違ってこんなキモウトが生まれてしまったんだろうな
だがそれがたまらなくいい

640:名無しさん@ピンキー
07/06/10 04:30:20 FVPpT5aX
>>607
しかしほんとにキモイなw
キモすぎて萌えられんあたりが最高にGJ!!

641:名無しさん@ピンキー
07/06/10 05:01:38 kHGMaRUs
>>640
問題ない
俺は↓のキ発言でこの上なく萌えられる
>>605
>「何で!?何でお兄ちゃんはいないの!?なんで私の許可無くいなくなるの!?私は妻だよ!?
>お嫁さんだよ!?こんなこと、あって良いはずないでしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

642:名無しさん@ピンキー
07/06/10 10:21:10 kSlEdxnj
どこかにコトリやサトリみたいなキモウト落ちてないかなぁ…

サッカーのカカみたいな それなんてエロゲ?を遥かに超越したリアル世界の話もあるから
凄いかわいいキモウトを持ったお兄ちゃんもいるんだろうな…うらやましすぎる

643:名無しさん@ピンキー
07/06/10 12:59:26 S0hqODHG
>>642
詳しく

644:名無しさん@ピンキー
07/06/10 14:29:53 UnzW9nJM
キモウトの孕みがみたいです…

645:名無しさん@ピンキー
07/06/10 14:34:16 dd05zWWm
手段は強制猥褻だなw

646:名無しさん@ピンキー
07/06/10 15:06:15 MtUrZP1q
>>643
お父さんがエンジニア、お母さんが大学教授といういいとこ育ちのお坊っちゃんで、だけどそれを鼻にかける事なく誰にでも優しくて、
子供の頃にホームステイした山形のじいさんばあさんに対して今でも恩を忘れずに交流を続けてて、しかもその時貰った五千円を今でも大切にしてて、
今年の欧州最優秀選手最右翼と目されるくらいのサッカー界のスーパースターで、金持ちで、しかもジャニーズばりのイケメンで、

18歳の頃から付き合い始めた彼女と23歳で結婚するまで己の貞操を守り続けた男。
それがカカ。

647:名無しさん@ピンキー
07/06/10 15:17:42 FVPpT5aX
そういえばそんな話を前のWCのときに言ってたなぁ。
しかしキモウトがいるわけじゃないのか、残念。

648:名無しさん@ピンキー
07/06/10 15:53:33 lTNjI72D
>>646
彼女が5歳年下と言うのが抜けてるぞ。
つまり付き合い始めた時、彼女は13歳。

貞操も「守った」ではなく「守られていた(本人の意思に関係なく)」と
妄想すればキモ度が増すなw

649:名無しさん@ピンキー
07/06/10 16:56:46 awUDDdB+
カカなんて大したことはない。
お父さんはエンジニアでお母さんは大学教授で、幼い頃から名門サンパウロでプレーし、
小学生の頃サンパウロジュニアで日本の山形に短期滞在して、その時お世話になった
老夫婦の恩を忘れず、ずっと手紙でやり取りし、02年ワールドカップで日本に来たとき
ブラジル代表戦のチケットを老夫婦に送り、その当時貰ったこいのぼりのおもちゃや
5000円札を今でも大切に持っていて、18歳の頃、プールで飛び込みをした時に脊髄を損傷し
視力がかなり落ちても夢を諦めずプロになり、イタリアの名門ACミランに移籍して
富と栄誉を手にして、昔から付き合ってる幼馴染は
クリスチャン・ディオール・ブラジルの偉いさんのご令嬢で、すんごい美人で
料理が上手なのにメディアにしゃしゃり出たりせず、ミラノの大学に在学中で
結婚の約束をしているのに正式に結婚するまではセックスはしないと誓い、
それを頑なに守った。そんなドコにでもいるプレーヤー、それがカカ。

650:名無しさん@ピンキー
07/06/10 17:05:52 f3z1RvGW
そんな奴どこにでもいねーよwwwwwwwwwwwwwwww

651:名無しさん@ピンキー
07/06/10 17:37:45 HdxYgyiL
ロリコンの話題はよそでやれ

652:名無しさん@ピンキー
07/06/10 19:09:20 33R8nqXB
つまりブラジル人キモウトについて考察を開始すれば良い訳だな

653:名無しさん@ピンキー
07/06/10 19:28:59 kSlEdxnj
カカも奥さんがキモ幼馴染だったらさらにいいね

キモいとこだったら最高だった

654:名無しさん@ピンキー
07/06/10 20:54:26 9Z9erb32
カカの人生下手なエロゲーよりすごい展開だな。これが俗に言う住む世界が違うってやつですか

655:名無しさん@ピンキー
07/06/10 20:56:13 gSoT4KRm
カカの話はいい加減スレ違いだからやめれ


656:名無しさん@ピンキー
07/06/10 20:59:49 UnzW9nJM
キモウトもキモ姉も行き着く先はBADEND

657:名無しさん@ピンキー
07/06/10 21:41:18 pJ9gS0lb
保管庫はリンクとかフリーいいんかな?

658:名無しさん@ピンキー
07/06/10 21:55:13 vCtyhGAS
鳩ねぇが可愛すぎて死にそうです。てかいっそ殺してください…

659:名無しさん@ピンキー
07/06/10 22:45:23 kHGMaRUs
>>656
「兄妹は二人でいつまでも幸せに暮らしました」というハッピーエンドでも、
世間的にはバッドエンドだからな

660:名無しさん@ピンキー
07/06/10 23:01:40 UnzW9nJM
キモウトの恋が実れば取り合えず二人は幸せになれるけど
失恋した場合はもう全員不幸になるな
キモ過ぎる恋のアプローチを楽しむのがキモウトスレの醍醐味だから
どういうENDになってもあまり関係ない気もするが

661:名無しさん@ピンキー
07/06/10 23:21:39 dv3eCqSY
そ、そうか…ハッピーED好きな俺は少数派だったのか…

662:名無しさん@ピンキー
07/06/10 23:42:29 HABz1oX5
正気にては大業ならず

663:名無しさん@ピンキー
07/06/10 23:51:12 Xkn2dKWl
>>661
いいや。たぶんお前のほかにもたくさんいる。
俺は全員生存というありきたりなハッピーエンドが大好きだ。

664:名無しさん@ピンキー
07/06/11 00:15:31 8nOY01hY
キモ姉・キモウトらしい行動に萌えるのと、その(世間的)幸せを願うことは相反しない。
キモ姉・キモウトらしい行動を望むが故に(世間的)バッドエンドを望むのも、不自然ではない。

と思う。
ちなみにオレはHED派

665:名無しさん@ピンキー
07/06/11 00:29:45 oJIoRxC5
BEDも色々あるしな
単なるBEDだと微妙な気分になるが
切なさ溢れるBEDには、HEDにはない感動というか、胸を動かすものがある

666:名無しさん@ピンキー
07/06/11 00:31:24 R0UTiiDq
しかし「籠の中」の真理はマジ悲惨だよな・・・
大好きだった二人の妹が揃って媚薬を盛り兄から犯させるように仕向けるなんて・・
その後そのことで真理がどれだけ自分を責め、苦しむかも知っておきながらさ。
妹から裏切られたと言っても過言じゃないよな

667:名無しさん@ピンキー
07/06/11 00:39:40 dCiaKQZY
仕方ないさ
真理は悲劇のヒロインだから

668:名無しさん@ピンキー
07/06/11 00:40:20 oJIoRxC5
>>666
コトリもサトリも内攻めタイプだからな

コトリサトリ、前スレ最後の姉は内(兄弟)攻めの典型
綾、妹姫、聖は外(ライバル)攻めの典型

669:名無しさん@ピンキー
07/06/11 01:06:02 M4i+IKzo
キモウトは兄の心を繋ぎ止めるためなら何でもするんだろうけど
その手段は体を自由にさせる以外には考えられん
でも時間が経てば兄も妹の体に飽きてくるだろうし
その時が来たらキモウトはもうマジで悲惨な状態になるだろうな
やはり精神的にどう縛りつけるかが鍵になるのだろうか?
子供でも作ればまた違うんだろうけどなあ

670:名無しさん@ピンキー
07/06/11 01:24:29 uhOoFP/a
捨てられたくない一心で必死にフェラテクを磨くとか正直絶頂もの

まあこういうスレの主人公ってちょっと潔癖だからありえねーけど


671:名無しさん@ピンキー
07/06/11 02:30:55 rGFiS7F0
理理も聖理も、「自分はお兄ちゃん(兄さん)を(男性として)好き」でしかない。
真理くんは「妹(従妹)として好き」なのに。
真理くんはほんとかわいそーだわ、こんな身勝手な女どもに好かれて。

とりあえず、俺はハッピーED派。
バッドEDはなー。好きなんだけどな。
なんかこのスレでは安易な終わり方って感じがしてしまうなぁ。
どう考えてもバッド直行だろ! って話の内容で、どうハッピーEDにもってくかが
作者の腕の見せ所、という感じがする。


672:名無しさん@ピンキー
07/06/11 03:22:44 lLvgt4FT
>>671どんでん返しも作者の腕の見せ所だが、
予想通りの展開を鮮やかに紡ぐのもまた作者の腕の見せ所。

673:名無しさん@ピンキー
07/06/11 04:50:31 1OSjDh+1
EDって・・・・

いい薬が出てるから、あきらめずに医者に通うのだよ。

674:名無しさん@ピンキー
07/06/11 04:54:23 2TjrrDJJ
EDは病気じゃありません

675:名無しさん@ピンキー
07/06/11 06:45:55 oJIoRxC5
ID変えてまで自分の好みのストーリーを主張する奴は何がしたいんだろうと思ってしまう

676:名無しさん@ピンキー
07/06/11 07:15:46 AsxgjUxE
>>675
そういう風に書けって言ってんじゃね?
作者様、どうぞ雑音は無視して自分の思うように自由にお書きください

677:変名おじさん ◆lnx8.6adM2
07/06/11 12:53:41 8nOY01hY
じゃあ投下しますね。
>>644の方の意見を見て、試験的に即興で書いたもの。
でも内容は全然違うのでご注意を。

エロくありませんよ?

678:十六の兄嫁
07/06/11 12:55:18 8nOY01hY

妹野 舞華(まいの まいか)。
それがオレの妹の名前だ。
家事全般が得意で、その癖抜けている所があって。
運動が苦手で、でも何事にも全力で向かう奴で。
いつもお兄ちゃんお兄ちゃんと言いながらオレを引きずり回していた。
無邪気で、快活で、少しブラコンが過ぎるのが玉に瑕ながらも自慢の可愛い妹。

その妹を、夢の中で汚すようになったのは一年程も前のことだ。

始めの頃は気付かなかった。
ただ毎日の眠りが異常に深くなり、その間に何か夢を見たことだけを薄く憶えている。
そして、起きた時にはやけに持続する異様な眠気。
変化が起きたのは、奇妙な夜と朝の体調に気付いて一週間もした頃だった。
奇妙な表現だが、夢の中で少しだけ冴えてきた意識。
一夜毎に夢の中でオレを縛り付けるモノが弱くなり、本当に少しずつ少しずつ鮮明さが増していく。

完全に気付いたのは、一月も経った頃。
夢の中で息遣いが聞こえ、何者かがオレの腹の上で身を踊らせている。
正確には、下腹。
痛い程に張り詰め屹立したモノが包まれ、擦られる感覚と快楽。
すぐに訪れる極楽を終えた瞬間に夢の中で意識が遠くなり、朝は眠気に反してどこかすっきりした感じで目覚める。
もう少し経つと、それは更に鮮明になった。
息遣いに加えて声がするようになり、快感は身を焼かんばかりに強く、果てた時の自身の息遣いさえもはっきりと。
その頃には聞こえてくる声から、
オレは夢の中に満ちる闇のすぐ向こうに妹の顔を想像するようになり、そしてとうとう耐え切れなくなった。

淫夢の中で喘ぐ妹の顔。
現実で接する妹の姿。
元々、ただでさえ年下であるにも関わらずブラコンが過ぎてオレにべったりとくっ付く反面、
異性と認識していないせいでひどく無防備な妹に、紛れもない女を感じ始めていたというのに。

二ヶ月。
そこまでが限界だった。
妹を異性として意識し、果ては襲ってしまいかねないという馬鹿げた可能性を、
それでも切実に考えたオレは引越したのだ。
大学生にもなって家族と同居はどうかと思っていたオレと、
妹のブラコンを心配してオレと妹を引き離したがっていた両親の思惑が上手く合致した結果である。
決まってからは早かった。
全ての準備に十日程度。それだけで済んだ。

引っ越してからは淫夢もぱたりとなくなり、平穏な日々が戻る。
数ヶ月後に、まだ15歳の妹が妊娠していると親に告げられた時は心臓が停まるかと思ったが。
相手は不明。妹は口を割らない。しかも産む覚悟を決めている。
両親には想像の埒外だろうが、オレは何故か目の前が真っ暗になるような感覚を覚えた。
慌てて連絡を取った妹の態度が、
誰か心に決めた人間がいるように男女の線引きをしたものでなければ、
オレは妹の恋の結果だと思わずに淫夢の恐怖で病んでいたかもしれない。
兎にも角にも、自分以外の命を宿したせいか落ち着きを持った妹。
結構前に出産祝いの言葉を電話越しながらも贈り、
これでようやく安心して生活が送れると、オレは息を吐いたものだ。

679:十六の兄嫁
07/06/11 12:56:58 8nOY01hY
なのに。

今のこの状況は、一体何なのだろうか。

「お互いの顔を見ながらお話するのは一年振りだね、お兄ちゃん。
 舞華は寂しかったよ。待ち遠しかったよ?」

それが誰なのか。判るまで時間がかかった。
場所はオレの上。
チャイムの音にドアを開けたオレを押し倒して、胸板に顔を摺り寄せて。
その顔が近付き、その顔だけが視界を埋めるようになるまで。
何故なら。

「・・・まい、か?」

一年振りに見る妹の装いは場違いに白く、白く。
薄さに反対側が見えるヴェールも、手を覆う布も、輝かしいドレスの末端までも完全な純白で。

「うん、舞華だよ。お兄ちゃんのたった一人の妹だよ?
 お兄ちゃんが好きな、お兄ちゃんを大好きな、
 お兄ちゃんだけを心の底から愛してる────舞華だよ?」

ウェディングドレス。
婚礼の、花嫁の、愛を誓った男の隣でだけ着ることを許される衣装だった。

「お前、その格好は」

「これのことかな? 言わなくても分かるよね? 花嫁衣裳。
 今日は記念日だから、神聖な日だから。ちょっとだけ無理をして用意したの」

真っ白なスカートを摘んで持ち上げてみせる。

「似合うかな。ちゃんと似合ってるかな? お兄ちゃん。えへへ」

妹は笑った。
幸せそうに。
それこそ、生涯に一度だけ愛した男に見せるかという顔で。

「記念日・・・って。お前子供は? いやどうしてここに?」

オレには、理解が追いつかない。

「子供なら、赤ちゃんならいるよ? 愛し合う二人の、赤ちゃん。
 えへへ。そっかぁ、気になるんだ。じゃあお兄ちゃんに見せてあげる。当然だもんね」

完全にオレを置いてけぼりにして、ぱっと身を起こす妹。
とても出産して長く経ってない人間とは思えない素早さでドアの外に姿を消す。
戻って来ると、赤ん坊を抱き上げていた。

「愛華(あいか)だよ、お兄ちゃん」

小さいその体を、まるで宝物のような慎重さでオレに抱かせる妹。
半ば放心状態のままで受け取ると、妹の娘は笑ったような気がした。
頼りないほど小さな手を動かし、まるでオレに向けて伸ばすようにしている。
生まれたての命は布越しなのに温かで、柔らかで。
オレはいつの間にか顔を綻ばせそうになり。

680:十六の兄嫁
07/06/11 12:58:17 8nOY01hY

「お兄ちゃん、どう? 自分の娘の抱き心地は」

一瞬で氷点下まで突き落とされた。

「は・・・? 何を」

「気付いてなかった筈はないよね、お兄ちゃん?」

罅割れそうなこっちとは逆に。
妹の声はあくまでも温かく、幸せに満ちている。

「目・・・覚ましてたでしょ? 舞華がお兄ちゃんを犯してた時。
 お兄ちゃんの上で腰を振って、お兄ちゃんの上で喘いで、
 処女を捧げたお兄ちゃんのモノを咥え込んで悦んでいた時。
 目を覚ましても、果てたらまたすぐに眠ってたけど驚いたよ。
 結構強力な睡眠薬を使ったのに、人間の体って一月もあれば慣れて来ちゃうんだね。
 意識は朦朧としたままだとしても途中で目を覚ますなんて。
 あ。
 ちなみに、愛花のDNA鑑定は済んでるよ?
 お兄ちゃんの髪の毛や体液には事欠かなかったし、お父さん達を納得させるのにも必要だったから」

だと言うのに、耳朶を打つ言葉は粘りつくように離れず、冷水のように染み渡る。

「体液・・・え? だってアレは、夢で。お前は好きな男と子供を」

体が震えだした。肌が泡立つ。

「えへへ。あれは現実だよ、お兄ちゃん。それと、好きな人との子供なのも本当だね。
 だから愛華は舞華とお兄ちゃんの子供なんだよ」

夢の中の光景を思い出す。
蕩けそうな程に淫靡な声と、焼けそうな程に熱い快感と。
想像のモノであったはずの、怖い程に幸せそうな妹の表情。

「けど、お前。それは・・・・・・近親」

あり得ない。
あれが夢じゃないなんて、そんな悪夢はあり得ない。
だって、オレと妹は、舞華は実の兄妹なのに。
異性として愛するなんて。それも、子供まで。

「ごめんなさい、お兄ちゃん。でも、我慢できなかったの。
 今日が何の日かは・・・・・・憶えてるよね?」

痺れるように思考が停止した頭の中で、反射的に答えが出た。

「舞華の、誕生日・・・?」

「うん」

オレは、出産とそこに至るまでの大変な経験をした妹に、少しでも何かをしてやりたくて。
つい先日、プレゼントは何がいいのか、何でもいいぞと電話をした。
答えは、後で言うから待っていて、で。

681:十六の兄嫁
07/06/11 12:59:08 8nOY01hY

「誕生日。舞華の十六歳の誕生日。結婚が出来る年齢になる────誕生日。
 だから舞華は一年前まで我慢したし、それ以上は我慢できなかったの。
 十月十日と、確実にするための誤差で一年。長かったなぁ。
 ねえ、お兄ちゃん。
 舞華はお兄ちゃんが好き。大好き。愛してる。
 誰よりも何よりも何時までも何処までも、お兄ちゃんを愛してるの。
 お兄ちゃんを抱きたい。抱かれたい。お兄ちゃんを離したくない、離れたくない。
 邪魔者は殺して、お兄ちゃんと、半分はお兄ちゃんで出来た子供達とずっと暮らしたい。
 だから舞華はお兄ちゃんとずっと一緒に居られる方法を考えたし──実行したの。
 ・・・・・・ところで、お兄ちゃん」

誕生日プレゼント、何でもいいって言ったの憶えてる?
そう聞かれる。
多分、首は縦に動いていた。

「あはっ、良かった。じゃあね。舞華、お兄ちゃんに一つだけお願いがあるの。
 子供は、順番が逆になっちゃったけど。
 お父さん達から保け・・・お金も貰えるし、帰る家ももうないし。あとはたった一つだけ。
 誕生日に、記念日に、今日と言う神聖な日に、
 このウェディングドレスの誓いと一緒に必要な、欲しいものがあるの。
 お役所に出したりはしないし、宝物として仕舞っておくつもりだけど」

そう言って。
妹は一枚の紙を取り出した。
それがどういう物なのかはよく知っているし、よく目に耳にしている。
既に社会で働いている友人から。或いは漫画や小説やドラマかで。
そして、かつて夢見るような口調で語っていた妹自身から。
それは。

「だからね、お兄ちゃん。舞華への誕生日プレゼントに」

既に片方の欄が埋められた、婚姻届。

「これに────サイン、ちょうだい?」

絶叫。
それが自分のものなのか、手から滑り落ちた赤ん坊のものなのかも分からないまま。

「そうすればようやく舞華は妹で、お兄ちゃんはお兄ちゃんでなくなるから。
 そして、二人で幸せになろうね? あ・な・た」

オレは、せめて夢では妹に会わないことを祈りながら意識を失った。

682:変名おじさん ◆lnx8.6adM2
07/06/11 13:04:03 8nOY01hY
投下終了。
神作品の後の投下は腰が引けますね。

>>607
GJ! と。
次回で最終回とは、期待しつつも寂しいような。
投下、お待ちしております。


では。

683:名無しさん@ピンキー
07/06/11 13:12:28 7Pi8zlI9
おまえら、まだやっているのか!!!!!!!!!!
           _ .- ── -、..__                    ミミ 
          _ ─´            `\                 .ミミミ  
        /´                `ヽ、              ミミミ   
       /´                     ヽ             ミミ   
      /´       _、、             `、            ミミ   
     |´      ,-  ̄   ̄|            |            三  
     |´       ヽ、 ・  ..ノ    .,─ ̄ \    .|            三  
    .|         ─.'´ /. / .__...--ヽ    |            三  
    |   -´ ̄` -_ \   / / /ヽ、      |  ,-─ヽ,       三  
      |  |  --_`ヽ、     / /   |      |/./ヘ |       彡  
     .| レ´ ,.- `ヽ、ヽ、) (/ /・   .|      .| /|  | .|       .彡 
   ,- ._|   .ヽ、    ・ .、.|ヾ `'´ヽ_,.--- ̄___   .| |, 、ヽ  |        彡 
   |   .ヽ、  \  ___| .,  ヽ_-  ̄ ̄ ̄ ̄   .| 丶 .|   |         ノノ
   .| ´`ヽ,.`、    ̄_-- ヽ   ̄         .| ,L__ノ   /           |.|||.|lll
   |  .´ |.ヽ --─ ̄   / .|_     - 、      .|    /
    |   /∧ ヽ     ,     ,.-- ̄ヽ、       |   イ´
    .ヽ、 ´ `ヽ.|      / ̄´_--─' .|      | `'´ |、_,--- 、
     `ヽ、  .|     | ̄ ̄  .,.- ─|       |     .|     ̄ ̄─
        `ヽ- .|     `、 / ̄'´   |     /     .|
           \    ヽ_, --─ '    /ソ|     `─---
             |\     , ─-   /  .|
           , -| ` ヽ 、      /     |
         -'´  |     `ヽ---─´      |  |
       ,-´  , '´  ヽ             |   |


684:名無しさん@ピンキー
07/06/11 13:13:27 7Pi8zlI9
     // / /  /  ノ / /./ /  //// /彡  / ,
     / / / /  /  / // / / / // , / /, ///,
   |  || | | .| | | 彡 // / // " //  //,-"//
    | || |, |  | | / / / / ,,--'' ,,,--'''彡 , / '' ̄彡 /     ,,---''' ̄''''-
   .ヽ || || |、ヽ / /  ,,,,--''''''' ̄'''''ミミ二二-''''  ,,--'''-/___   /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,-
    丶ヾ\ヽ ∨,--/        ミミ=≡  彡彡-'',=--'''''' /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
     ,,ゝミミヾ___,-''''          ミ ミ 二-彡彡、   /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| |
    /,-, / /''|| ヾ、、   ,,--、   ノ ミ,,--、彡彡/ヘ  ,-/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ姉さんは間違っている。
   ノ// | ||| .ヾ、  ''ヾ-,,/'' ,,,,,,,ヽ   ミミ/ /ヾ、Υ//;ヽノ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽこれは遊びじゃないんだ。
   / |、ヾ| |、ヾ、 /  /''/-┼-    ''' /,,ヽν//;;;;;//;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;みんなで戦うべきなんだ。
   ||  ||\\|、 ヾ、 / /フ / ,,,-     ヾ-v''/;;;;;;;;//;/;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
   |  ヽ、 |.,-、 (ヾ,,/,/"//        /-";;;;;;;;;|;;|;;ノ;;ヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
   .ヽ  ヽ、 ゞ-,'=。ヾ '''ヾゝ、__        //;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;|;;;;;;;;ヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
       \ \\ノ ,  、  ̄      .//;;;;;;;;;;;;/;;;,-ヽ,;;;;;;;\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
           )/,,--,  ,- ヽ        ∧;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;ヽ、;;;;;;\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、;;;;;;;
           .ヽ"" -'" ,,、       /;;;ミ==、;;;;;;|;;;;;;;;;\;;;;;;;;;;;;\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\;;;
            ヽ            /-==ゝ )|  .ヽ、;;;;;;;\;;;;;;人;\;;;;;;------
           ,-''"\、       /    ∨';;;;;;;;;;ヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;7|;;;;;;;;;;;;;
        ,,--''/;;;;;;;;;;;;;;\、   ,,/-ヽ、   //;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、;;;;;;;;;\/;;ヾ;;;;;;|ト-、;;;;;
      <、三-、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;''''''"";;;;;;|  .ヽ__ヽ|/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ;;;;;;;;|;;/;;'ミミヾヾ
           -、-、,_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ ヾ,  ヽ\--,,---っ-、--∨;;;;;;;;;//;;;;;;;;;;ヽミミ
             |'' ̄--┐==、;;;;;;;;;ヾ、''''┴ヽ,j   ノ;;;;;;/ ̄'''''''---=====、、;;;;;;;
             |;;;;;;;;;;;;;;ゝ--彡;;;;;;;;;\\、________,/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\;;;;
             .ヽ;;;;;;;;;;"-==--、;;;;;;;;;;\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ̄。


685:名無しさん@ピンキー
07/06/11 13:16:06 7Pi8zlI9
                   __,.- 、_       __
                ___,._'^l /⌒ヽ` `>‐''" ___`ヽ、
            /__/' | /           /:.:.:.:.:.:.:.:`ヽ
.     _r―- 、 //  / /´。 。 ⌒)  U   l:.:.:.:.:
    r'  ⌒ヽ__l l    /rn^nl`  ー‐' ,.-‐-、_  ヽ、_/r:.
    f _ ̄ヽ/_ )  .:/ {_U_Uj   ,.-―‐-、      /´.:.
    {  `Y^ー''`ヽ、_{  ヽ、__/ _/ ̄` l     ヽ_;:-_,.-‐'"
    ヽ`ー' _ノ     ヽ!   lー一'"       !  ..:.:,r'⌒ヽ、
     `弋      ヽ、  ヽ r‐y'⌒l⌒/| :.:.:.l^!-‐ ' } ̄
        ヽ         ヽ、 ヽ{ _{__ノノ /:.:._L|ー '
           \        ll::l`lヽ`ー‐一'"_ノ‐ァ' イ:(` ' ,
            \   ヽ|l::| ヽ  ̄ ̄ ̄ / / |:::ト<__
                ヽ、   ||::|   `ー―一′_,,..,,_ l:::l

私にお兄ちゃんの下着をちょうだい!!!!!!!!!!!

686:名無しさん@ピンキー
07/06/11 13:18:56 8nOY01hY
嫉妬スレ35スレ目900レス以降からの飛び火ですかねぇ。
まあ、まったり行きましょう。

687:名無しさん@ピンキー
07/06/11 13:40:51 ipEf10w1
乙とGJ

688:名無しさん@ピンキー
07/06/11 13:59:18 DRxUfy+2
>>681
手から赤ん坊滑り落としちゃだめだろお兄ちゃん
ともあれGJ

689:名無しさん@ピンキー
07/06/11 14:50:32 F9CWaLJb
荒らしさんよ、あんまりお痛がすぎると本格的にアク禁とかされちゃうよ♪

690:名無しさん@ピンキー
07/06/11 18:02:08 hYcZSprj
これだと、妹がやった事より赤ちゃんを落とした兄の方がなお酷いと感じるな・・

691:名無しさん@ピンキー
07/06/11 19:33:29 GSdB+ciG
>>682
GJ!
後日譚というか、兄のその後の変化が見たかったり

>>690
そこは妹が受け止めたんだろう

692:名無しさん@ピンキー
07/06/11 19:45:54 nU8pH0Ng
>>682
つまんえねええええぇっぇぇぇぇ

693:名無しさん@ピンキー
07/06/11 19:47:58 qwIierWb
変名おじさんが叩かれてるのがよくわからん
おもしろくはないが、つまらなくもないぞ?
それならもっとつまらないのはいっぱいいた

694:名無しさん@ピンキー
07/06/11 19:55:38 8Zne6fCj
>>693
いいかいボウヤ
下を見ればキリがないんだよ
大切なのは他と比べてどうか、ではなく変名おじさんの作品が面白いかどうかなんだよ

695:名無しさん@ピンキー
07/06/11 19:57:10 yE4G2Yjp
>>694
釣られてあげるなんて優しいなお前

696:名無しさん@ピンキー
07/06/11 20:00:48 AK8h8/uw
ID替えてまで自演ですか
暇なんですね

697:名無しさん@ピンキー
07/06/11 20:05:52 230rmH3F
>>693
あとボウヤ
GJ言うときにもつまらん言うときも
ちゃんとした理由が必要なんだよ?

…最も理由を付けても叩かれるのに変わりは無いが。
そしてsageよう、な?

698:名無しさん@ピンキー
07/06/11 21:25:57 8j7Ic6ku
スルースキルの低下著しいこのスレは早晩嫉妬スレみたいになるな

699:名無しさん@ピンキー
07/06/11 21:57:16 +wATvBLS
荒らしにかまう奴も自演
とか言い出すとどこまで自演なのか分からなくなってくるけど

700:名無しさん@ピンキー
07/06/11 22:15:54 oJIoRxC5
・荒らしはスルーしましょう。
  削除対象ですが、もし反応した場合削除人に「荒らしにかまっている」と判断され、
  削除されない場合があります。必ずスルーでお願いします。

ただ荒らしが出たときに本当に何の反応も示さないと
それはそれで職人が荒らしの意見をスレ住人の意見と勘違いしてスレから離れたりする
擁護したいと思ったら荒らしじゃなくて作品そのものにレスをするといい

701:名無しさん@ピンキー
07/06/11 22:45:04 XD9Em4Pg
キモウトスレとSHUFFLE!スレが並んでてフイタ
ヤンデレは友を呼ぶだな

702:名無しさん@ピンキー
07/06/11 23:17:36 fKHvuapK
ここは凄いスレだな
まるで麻薬だ……

703:名無しさん@ピンキー
07/06/11 23:25:15 BukRuxb7
何故にSHUFFLE!スレが・・・?
URLどこよ?

704:名無しさん@ピンキー
07/06/12 00:02:52 oM/DW6hA
SHUFFLE!スレねぇ…
どうも彼処の職人文章力に欠けるんだよな…
エロパロだからやむを得ないかもしれないが、
内容の浅い在り来たりな純愛SEXしか書かんし。
いやアンチとか荒らしとかじゃなくて。素直な気持ちだ。
いっちゃ悪いがあのスレはあまり好まない。


705:名無しさん@ピンキー
07/06/12 00:10:35 9x+Jlzyr
その気はなくとも
荒れる元だから
他スレ批判はヤメレ

706:名無しさん@ピンキー
07/06/12 01:15:07 NBDvXhuV
変態おじさんもとい変名おじさん超絶GJ!
変な馬鹿がいるけど俺は投下楽しみにしてるんでじゃんじゃん投下してください。

707:らむだ  ◆9BssOn5LsM
07/06/12 03:30:56 Y7iz0KVc
どうも、>>615で宣言していたものです。
どうやら「愛さえあれば血縁なんて」がここのルールのようで。あれ?
2chに投下するのは初めてです。よろしくです。

注意事項
キモ姉もの
エロなし(これからです。)

好まない人はあぼーんを。
それでは投下します。

708:毒にも薬にもなる姉  ◆9BssOn5LsM
07/06/12 03:33:14 Y7iz0KVc
プロローグ 「姉は百まで弟忘れず。」

18歳、春。
今引越しの荷物を背負い筑波に向かっていた。
大学へ入学のための独り立ち。
レベルはなかなか高め、なんせ薬学部だからだ。
一般入試を受けたため大変だった。
親や先生からの忠告を何度も無視しがむしゃらに頑張った結果だ。
正直頭は良くないのでこれからも苦労し続ける。そんなの承知だ。
どんなに苦労してもかなえたい夢があるから。
そんなことを考えている間に電車は筑波へ着いた。

寮入り口近くの管理人室。
「え、あくた?」
「ええ、芥川龍之介のあくたです。」
何度も言わされた台詞をまた言っていた。
何年たっても自分の本名、灯火 芥(ともしびあくた)は人を驚かす。
現に寮の管理人も目を丸くしていた。
「で、何号室になりますか。」
「いや、実はないんだよ。」
「え、どうして?僕、寮に入れるっていう通知は来ましたよ。」
まあまあとなだめられつつ、メモをもらった。そこには携帯らしき電話番号と名前が書いてあった。
「お姉ちゃん…。」

709:毒にも薬にもなる姉  ◆9BssOn5LsM
07/06/12 03:34:48 Y7iz0KVc
灯火 光


六年。長いか、短いか。
それはどんな状況にあるかで変わるもの。
例えば大好きな人と共に過ごした六年。
例えば大好きな人と離れていた六年。
今日、1秒1秒の長さがまた入れ替わる。
あの馬鹿二人のこと、息子の引越しの手伝いなどしないでしょう。だから私が迎えに行かなくちゃ。
でもあの馬鹿にしては褒めるところもある。それは本人の進路志望をのんだこと。
まあ、弟の説得と日々の努力のたまもの。
そんな馬鹿のところに弟を六年も放置していた私を姉として失格なのかな。
実の息子を「芥」となずけるほどの馬鹿のもとに。
ごめんね、でも完璧になりたかったから。
それはさておき、寮に入れるとは言え荷物は多いとおもう。
やはり早く手伝わなくちゃ。
携帯が鳴った。
着メロ「KOTOKO・ねえ、…しようよ!」
時は来た!

710:毒にも薬にもなる姉  ◆9BssOn5LsM
07/06/12 03:36:27 Y7iz0KVc
灯火 芥


つながったら一言だけ言われて電話は切れた。
「駐車場で待ってて!」
初めはすべてを疑った。
でもこの名前はあいつしか考えられない。
再びメモを見つめる。

すぐに連絡せよ
灯火 光(ともしび ひかり)より
080-****-****

灯火光。この名前をここで見るとは。
実をいうと血はつながっていない。姉は十年前、孤児院から引き取られた。
前の家族にひどいことをされていたらしく、母親と父親に恐怖心を抱いていた光。
自分では覚えていないのだが、姉いわく僕はそんな状況から救ってあげれたらしい。
しだいに家族や周りの人に慣れていったが僕には懐きすぎた。
俗にいうあれ、ブラコンだ。
…ちょっと待て、今うらやましいと思ったやつ。挙手しろ。
うん、気持ちは分からなくもない。たしかに姉は美人の部類に入る。さらに背も高いほう。
おまけに頭脳明細で、三歳の年の差なのにおれが中学に入るころ、姉は大学に入学した。(何回飛び級したんだ?)
でもこんなことされるといっても?


711:毒にも薬にもなる姉  ◆9BssOn5LsM
07/06/12 03:38:05 Y7iz0KVc
例えば小学生最後の夏休み十五日目。
「今日はお姉ちゃんとプールへ行こう!今ならなんとお姉ちゃんがひもで泳ぐぞ!こぼれるぞ!」
言い忘れたが、昔から常時ハイテンション。これは忌々しい。
「今日はもう友達と宿題をするからダメ。」
「むだだよ。」と姉。今日こそ終わらすんだよという僕を見て微笑む。
「いやそうじゃなくてさ、宿題確認してみて。」
不思議に思いつつ素直に確認。すると宿題は終わっていた。
「お姉ちゃん…。」
「習字は机の上の青のクリアファイル。読書感想文は黄色。図工は絵の具が今日の午後には乾くかな。」
ちなみに上記の三つはコンクールなりに出されるので結局やり直したが、提出日にすり替えられてしまい、すべてで賞を取ってしまった。

僕がいじめにあっていた時助けてくれたのは、嬉しかった。
でも手段をもう少し選んでほしい。
お姉ちゃんにいじめのことを相談した後の月曜日。
校舎の屋上から僕をいじめていた人たちが干し柿のように一列につるされていた。
次の日そいつらから返り討ちにあうどころか地面をなめる勢いで土下座された。
「もうお前の言うことはなんだって聞く。だからあの人には仲直りしたって伝えてくれ!お願いだ!」
もうどっちがいじめてるのか分からなくなった。
ちなみに誰が犯人かは言うまでもない。
その犯人は「原材料は殺虫剤だよ。」と語り、謎のスプレーを僕にくれた。
少し嗅いだら半日気絶した。

家庭訪問がある日に限って、両親はどこかの骨を折る。(これはただの事故だ…と願いたい。証拠もないし。)
なので毎回姉が代理として受ける。
六年のころ少し成績が悪かったが、そこを指摘されると姉は怒涛の勢いで言いくるめた。
最終的に「先生の指導方法が悪い」ということになってしまった。

ほかにもいろいろある。(実はあのセリフはひもの水着着た状態で言っていた・お風呂でうっかり寝ると目が覚めたらお姉ちゃんが裸で抱きしめていた・僕が金欠になると決まって言うセリフが「何十万必要?」)
まとめると「弟のことになると見境をなくす」のだ。


712:毒にも薬にもなる姉  ◆9BssOn5LsM
07/06/12 03:40:09 Y7iz0KVc
まあ、何度もお世話になったことは確か。そこは感謝。
だが六年前、お姉ちゃんは僕から離れた。
遠くの大学に行って医学を学びたいという。
必要なことと思いつつ見送ったが、少しさびしかった。
「お姉ちゃんか…。」
「はあい!おねえちゃんだよぉぉぉぉぉぉ!」うん?
え、えええええっ!
大型のバイクが、ものすごい勢いで迫ってきてる!
ギャギャギャギャギャッ!
プロ顔負けのドリフトを華麗に決めギリギリで止まった。文字どうり目と鼻の先。無駄だ、才能の無駄使いだ。
ビビっている僕をお構いなしに運転者はヘルメットを外した。
腰までかかる長くて黒い髪。少し細めで眼が合えば思わず視線をそらしたくなるほどきれいで大きな瞳。やや丸みを帯びた顔立ち。
ああ、六年たってもわかる。
「あっくー!」
といきなりダイブ→抱き締め、その上でほほをすりすり。
「ごめんね、おバカなおねいちゃんで、六年間も遠くにいて。
 およそ時間にして、52560時間も会えなくて。
 ああ、弟だ、おとうとだー。」
はあ、変わってないな。芥って名前からとって「あっくー」って呼…いたいいたいいたいいいたいいいたい!
ちょっとこれ頬が痛いってか熱い!なんか煙出てる、摩擦熱で煙出てる!
「ちょっと、光ねえ、やめてよ。まったく、こういうところはバカなんだから。」
ふーんとあやしげな笑みをこぼすお姉ちゃん。
バカ呼ばわりするんだーと。な、なんなんですか。
「どうしてお姉ちゃんがここにいるのかなー。考えたほうがいいよー。」
「ごめん。さっぱりわからない。」
「ふふふ、答えはこういうことだっ!」
え、名刺?ご丁寧ですね…。

二本松大学 薬学部教授
同大学   医学部教授
     灯火 光

「日本で数人しかいないダブル教授、灯火光。それがここでの立場。つまりあっくーの先生なわけだ。
 うかつに馬鹿とか言わないほうがいいよー。」
教授?21歳で?しかもダブル?
「医学は四年で教授となり、薬学は二年でマスターしたよ。まあかぶってたからね、いろいろ。」
この時点でもうめまいがした。
始った、いろいろと。
前途多難だ。


713:らむだ  ◆9BssOn5LsM
07/06/12 03:44:53 Y7iz0KVc
投下終了。
今日はここまでです。
短いです。すみません。
続きも大筋では考えています。
なるべく早く仕上げておきたいと思います。
まだ拙いところもありますががんばります。
ではおやすみなさい。

714:名無しさん@ピンキー
07/06/12 03:46:25 gZML5LDl
>>713
近親恋愛は、血への葛藤を乗り越えてこそのもの。
偽理など俺は、断じて認めん!
しかし、そなたが是非と言うなら読んでやらんこともないが。

いやいや、せっかくですから読ませていただきますw

715:名無しさん@ピンキー
07/06/12 04:08:07 dcZ4AMl5
>>713
新人さんいらっしゃいませ~♪
このスレでは珍しい明るいノリの作品になりそうですね。
続き、期待しています。

蛇足:sageた方がよろしいかと

716:名無しさん@ピンキー
07/06/12 06:41:23 bOjtvFVv
もしかして、Kanonとかエヴァの二次創作書いてませんでしたか?
ノリが……U-1っぽい…………。

717:名無しさん@ピンキー
07/06/12 10:11:07 4giXo6WA
むしろ姉しよ好きじゃないか?
KOTOKOのねえ…しようよとか、後なんとなく姉が海おねえちゃんっぽい気がするw

718:名無しさん@ピンキー
07/06/12 11:22:54 7Oma5L+a
っていうか海おねいちゃんより巴姉ちゃんを思いだしたわw

719:名無しさん@ピンキー
07/06/12 13:18:08 U1jKiSay
これはまたぶっとんだ姉が出てきたな……。
続きに期待。

720:名無しさん@ピンキー
07/06/12 15:52:33 1oeYAuBo
面白いのだが、若干読みにくい。

721:名無しさん@ピンキー
07/06/12 16:25:54 0yv6zbXs
少年(15)「日本一喧嘩の強い姉さん、あいつを倒してよ!」 姉(35)「私が出るしかないようだな…」
URLリンク(blog.livedoor.jp)

少年らは川崎市の私立高の男子生徒(17)に暴行しようと谷口容疑者に加担を求めたといい、
「日本で1番ケンカの強い姉さんに頼んだ」などと供述。同容疑者も「私が出るしかないと思った」
と認めているという。

URLリンク(www.nikkei.co.jp)

722:名無しさん@ピンキー
07/06/12 16:40:18 bOjtvFVv
> 71 :名無しさん@八周年:2007/06/11(月) 15:24:13 ID:dTX17jt40
> ん?こいつ黒人とのハーフのマライアじゃね?
> ここらじゃ有名なはずだよ。
> 身長190cm位で体重100kgで柔道、空手黒帯のはずだよ確か。
>
> 93 :名無しさん@八周年:2007/06/11(月) 15:27:00 ID:dTX17jt40
> 間違い無いな。多摩のマライアだよこいつ。
> 駅前で○○組の若い衆と乱闘事件起こして一人で5人病院送りにした。
>
> 144 :名無しさん@八周年:2007/06/11(月) 15:33:57 ID:HL8nfB670
> マジかwwww多摩のマライア懐かしスwwwww
> 何年前の話だよwww
> エンペラーぶっ壊し隊w
>
> 307 名前:名無しさん@八周年[sage] 投稿日:2007/06/11(月) 21:53:13 ID:PL3XfUGZ0
> チャンプロード1991?~92年
> [暴走族抗争史 第3位 多摩連合VS悪鬼乱闘事件]
> 1991年8月15日、神奈川県○○市国道134号線付近で多摩から30台程で海水浴に来ていた多摩連合と
> 西神奈川最大の勢力を誇る悪鬼(単車200台)が遭遇。
> 悪鬼のメンバーが多摩連合の単車をからかった事から興奮した多摩連合のメンバーと悪鬼のメンバーが乱闘。
> 数で圧倒している悪鬼だったが武闘派女総長マライアが悪鬼の単車に放火、集結していた単車約50台が爆発炎上。
> 更に悪鬼総長塗り壁田中にタイマンを申込み勝負。
> マライアが無敵と言われた田中を秒殺し多摩連合が勝利した。
> この一件から両者は非常に親しくなり後の神摩連合を創設、初代総長にマライアが就任した。


すごいネタだな。

723:名無しさん@ピンキー
07/06/12 17:33:55 wQ7ZPfZQ
何という戦闘力・・・・・・。

724:名無しさん@ピンキー
07/06/13 00:16:56 5Ai5Hx4W
実話?ネタ?
まあネタだろうけどワロタ

725:名無しさん@ピンキー
07/06/13 00:33:58 QJ2wdMEO
はじめて来たんだけど、ここのキモウトやキモ姉って、見た目がキモイの?それとも性格がキモイの?

726:名無しさん@ピンキー
07/06/13 00:38:37 hTo5jSrc
>>725
見た目がキモかったら・・・なぁ
まあ聞く前にこのスレを見てみたらどうだい?
神が無数にいらっしゃってるからな

727:名無しさん@ピンキー
07/06/13 00:40:22 xhgQRLD1
>>725どんな姉妹だって兄・弟を愛すると通常の三倍綺麗になります。
不細工なキモ姉・キモウトなど存在しません。してはいけないのです。

728:名無しさん@ピンキー
07/06/13 01:22:03 AMlgFD8F
キモいほど兄弟を愛してるから自分に磨きをかけてるんじゃねw?

729:名無しさん@ピンキー
07/06/13 01:32:39 MI4GstB/
兄弟なのに好き=兄弟の容姿は並外れにイイ=血を分けた姉妹も当然美形

730:名無しさん@ピンキー
07/06/13 01:43:03 d1D6/ldt
両親もキモ兄/弟 姉/妹=当然容姿は並外れによい
           =ある程度は容姿が子供に遺伝
血統全て美形キモ姉妹。
幾ら泥棒猫との戦いに破れても、次の世代の姉妹が…
  ず っ と 姉 妹 の タ ー ン 

731:名無しさん@ピンキー
07/06/13 01:46:21 EyhrFnP1
元々の語源はアセリア妹の容姿がキモいってとこからだったっけ

SSで容姿はどうでもいいな。なんとでも脳内補完できるし

732:名無しさん@ピンキー
07/06/13 02:18:29 oGnN7wNW
素っ気なくも無防備な、それでいていつも自分を気にかけてくれる
お兄ちゃんの横顔にどきどきしながら、いつかお兄ちゃんに
振り向いてもらえると願って、無駄かもと知りつつ自分に磨きを
かけるのがキモウトのたしなみ。
そして自分を気にかけてくれる=家族愛と、どきどきする=恋愛の
区別を軽々飛び越えるのもキモウトのたしなみ。

733:名無しさん@ピンキー
07/06/13 02:25:48 AMlgFD8F
ドラマ

キモウトよ

第1話 「始まりはいつも血の雨」
第2話 「泥棒猫へのプライド」
第3話 「世界で一番キモいプレゼント」
第4話 「もて遊ばれた彼女」
第5話 「お兄ちゃんの為なの許して」
第6話 「深く傷つけても」
第7話 「哂うな妹、哂うな」
第8話 「キモウトの告白」
第9話 「ありがとう、お兄ちゃん」
最終話 「逃げられない」

734:名無しさん@ピンキー
07/06/13 02:27:55 KtXed9jv
↓エヴァネタどーぞ

735: ◆5SPf/rHbiE
07/06/13 02:28:05 uka7Q4Uz
エロ(ロリ注意)投下します。
気分転換に書いた短編です。

736:12years  ◆5SPf/rHbiE
07/06/13 02:28:47 uka7Q4Uz
小山進がクラスメイトの藤井久美と付き合い始めたのは四月の初め。
もう三ヶ月以上も前のことだ。
三ヶ月の間に何度もデートして、抱き合いもしたしキスもした。
高校生の二人にとって、していないことと言えば、あとはセックスだけだった。
太陽の輝きも強さを増す七月の中旬、期末テスト最終日が終わり、学校は午前中で終わる。
いつも通りの二人での帰り道、進は久美を自分の家に誘った。
それまでも何度か久美が進の家に来て遊ぶことはあったが、その日はただ遊ぶために誘ったのではない。
(久美ちゃんと……エッチをしたい……)
若々しく強い性欲に突き動かされての誘いだった。
久美は進の口調から、その意図しているところを何となしに悟ったが、久美もやはりセックスには興味があった。
そもそも好きで付き合った相手からの誘いを、断る理由も無かった。
「うん……いいよ」
顔を赤らめての返事。
それはただ家に行くことを了承する返事ではない。
結ばれてもいいのだと、暗に告げていた。
進と久美は手を繋ぎ、お互い恥ずかしそうに会話を交わしながら、炎天下の帰り道を歩いた。

737:12years  ◆5SPf/rHbiE
07/06/13 02:29:52 uka7Q4Uz
「お兄ちゃん、お帰り!」
「ゆ、雪子……?」
家のドアを開けた進に突然抱きついてきたのは、妹の雪子だった。
名のごとく雪のように白い肌の少女は、兄の体に纏わりついて嬉しそうに笑い、肩までの髪がふわりと跳ねた。
「久しぶり……会いたかったよ……お兄ちゃん」
進の腹にぐりぐりと顔を押し付けるようにして、スンスンと匂いをかぐ。
何とも幸せそうに息を吐いた。
「お兄ちゃんの匂い……ホント久しぶりだなあ……」
「雪子、お前どうしたんだ……? 入院してたのに……」
突然現れた妹に、進は驚きを隠せない。
そう、雪子は隣の県の病院に入院していたはずだったのだ。
「お前まさか……また抜け出してきたのか?」
「違うよ。体が良くなって来たから、少しの間家に帰ってもいいって先生が許してくれたの」
「え……でも、父さんも母さんもそんなこと一言も……」
「お兄ちゃんを驚かせたかったから、黙っててって私が頼んだの」
雪子はようやく進の体から離れたかと思うと、またにっこりと笑った。
「で、その人は誰なの?」
視線の先には、進の背後に立つ久美の姿があった。

738:12years  ◆5SPf/rHbiE
07/06/13 02:30:34 uka7Q4Uz
「そっかあ。お兄ちゃんにも恋人ができたんだ」
進の部屋で、進と久美と雪子は三人、話をしていた。
「私が入院してる間に……やるわね、お兄ちゃん!」
初めの内こそやや気まずげだった久美も、雪子の屈託の無い笑みに、すぐに打ち解けて話をした。
「私、進くんに妹がいたって知らなかったわ。入院……してたの?」
「ああ。昔から体が弱くてさ。去年の夏に倒れちゃってそれから……」
「おかげでこの一年学校に行けなくて……今年で六年生になるけど、頭の中は五年生のままなんです」
言って、雪子は恥ずかしそうに笑う。
繊細な、子供らしい純粋な笑みだった。
雪子は久美に色々なことを聞いた。
どうして進を好きになったのか。
どんな風に告白されたのか。
二人の仲はどこまでいっているのかも、冗談めかして聞いてみたりした。
「え……どこまでって……」
「ふふふ。その様子だと……キスくらいはしちゃってるんですか?」
「え、ええと……」
「あまり質問攻めにして久美ちゃんを困らせないようにな」
雪子の頭にぽんと手を置き、こら、と叱る進。
雪子はえへへと笑って、立ち上がった。
「私、何か冷たい飲み物持って来るね」
「あ、いいよ。お前病院から戻ったばかりなんだし。俺がやるから」
「これくらい出来るもん」
「でも……」
「お兄ちゃん、そんなに言うなら、コンビニで何かお菓子買ってきてよ。冷蔵庫の中、確か何も無かったから」
「ん、わかった。久美ちゃん、ちょっと待っててね。急いで行ってくるから」
家から一番近いコンビニでも、自転車で往復十分はかかる。
財布を掴んで部屋を出る進に、雪子が声をかけた。
「そんなに急がなくていいよ。事故にでもあったら大変なんだから」
「慣れた道で事故も何もないだろ。大丈夫だよ」
「大丈夫じゃない! あんまり早く戻ってきたら、お兄ちゃん無理したんだって、雪子怒っちゃうからね」
頬を膨らませる雪子に、進はやれやれと笑った。
「わかった。のんびり行ってくるよ」

739:12years  ◆5SPf/rHbiE
07/06/13 02:31:41 uka7Q4Uz
冷たいお茶を入れたプラスチックボトルと、コップを三つお盆に載せて、雪子は進の部屋に戻ってきた。
「どうぞ飲んでくださいな」
そう言ってお茶を注ぎ、久美の前に置く。
ありがとうと、久美はお茶をこくこくと飲んだ。
「雪子ちゃんはいい子だね」
「ええ? そうですかあ? 恋人の妹だからって、気を遣わないでいいんですよ?」
「ううん。本当だよ。私にも弟がいるけど、絶対家の手伝いとかしないし」
「そっかあ……」
クスクスと雪子は笑う。
今さっき久美の使った、水滴の伝うコップを見つめて。
「よかった。私、久美さんに邪魔者扱いされたらどうしようって思ってたんですよ」
「え……そんな。そんなことないよ」
「本当ですか?」
「本当だよ」
「ふふふ……でも、私がいて少し残念だったでしょう。お兄ちゃんとエッチなこと出来なくて」
「え……」
ハッとして、久美は雪子を見た。
それまでの子供らしい純真な笑顔は失せ、あからさまな憎しみの炎に燃える双眸があった。
「何となくわかっちゃうんですよねえ……二人の様子を見てると。何をするつもりで来たのかって」
「そ、そんな……私たちは別に……」
「お兄ちゃんとセックスしに来たんでしょ?」
雪子は立ち上がり、一歩久美に近付いた。
座ったままで思わず後ろに引いてしまった久美は、体から力が抜けていくことに気付いた。
「あ……れ……?」
一歩、また一歩と雪子は久美に近付き、ついにその手が久美の首に触れた。
「ふふ……動けないでしょう。薬を使いましたからね」
「あ……」
既に呂律も回らなくなった久美は、ただ怯える目で雪子を見るだけである。
「お兄ちゃんはね、私のものなの」
「……!」
「何年も前から、私と結婚する約束してるんだから。お嫁さんにしてくれるって言ってたんだから。あんたなんか、しょせん遊びなんだから」
ちらりと雪子は時計を見る。
進が買い物に出かけて、十分が過ぎていた。

740:12years  ◆5SPf/rHbiE
07/06/13 02:32:49 uka7Q4Uz
進がお菓子を買って戻ってきたのは、二十分後だった。
「ただいまー。ふー、暑かった」
「あ、おかえり、お兄ちゃん」
部屋に入った進は、お菓子の入った袋を置きながら、あれ、と声をあげた。
「久美ちゃん、どこ行ったんだ?」
机に置かれたプラスチックボトルと、三つのコップ。
そのうち一つ、久美の座っていた所に置かれているコップには、淹れられたお茶が残っているが、久美本人の姿はない。
「トイレか?」
「ううん。久美さん帰っちゃった」
「え? な、なんで?」
進の慌てた問いに、雪子は悲しそうに目を伏せた。
「私が……言っちゃいけないことを言ったから」
「雪子が?」
「うん。言っちゃったの。お兄ちゃんは私の体に夢中なんですって」
「へ……」
間抜けな声を出す進。
妹が何を言っているのか、理解できなかった。
「お兄ちゃんはロリコンで、妹大好きで、私のことを押し倒して何度も犯した変態ですって。もう何度も中だしされて、入院していたのも妊娠して子供を堕ろして体を壊したせいですって言っちゃった」
「ちょ、ちょっと待て。お前、何言ってるんだ?」
当然進には全く身に覚えのないことである。
雪子は昔から体が弱く、入院したのも普通に暮らしていたら体力の消耗に体が追いつかなかったからだ。
そんな妹を可愛がりこそすれ、犯して妊娠させるなんて、するわけがなかった。
「久美さん驚いてたよ。それに、怒ってた」
「な、なあ、お前本当にそんなこと言ったのか?」
「うん。久美さん、もう二度と来ないって。気持ち悪いから近寄らないでって言ってた」
進は頭を抱えた。
暑い暑い夏の空気が部屋の中に漂う。
時折窓から吹き込む風が、ぶら下げられた風鈴をちりんと揺らした。
「雪子……お前……何考えてるんだよ。冗談にしては性質が悪すぎるぞ」
「えへへ……もうお兄ちゃん、久美さんとはおしまいだね」
「何で……そんなこと言ったんだよ」
「そんなの決まってるよ。お兄ちゃんと久美さんを別れさせるためだよ」
進はますます混乱した。
元々雪子との仲はとてもよかった。
小さい頃から自分に懐いてくれた妹を進はとても可愛がったし、入院してからも週に一度はお見舞いに行った。
その雪子が―可愛い妹が、何故自分にこんな悪質な嫌がらせをするのか。
「お前……兄ちゃんのこと、嫌いだったのか?」
「まさか!」
雪子はぶんぶんと首を振り、進にすがりついた。
「そんなわけないよ! お兄ちゃんのことは大好きだよ!」
「じゃあ何でこんなことするんだ!」
「まだわからないの!?」
顔を上げ、進を見据えて、雪子は叫んだ。
「お兄ちゃんが好きだからよ! 好きだから……他の人に取られたくなかったから……!」
「は……?」
唖然とする進にすがりつき、雪子は声をあげて泣いた。
「お兄ちゃんが好きだから! 絶対取られたくないから! あんな奴に取られたくないから! だから私……」
「好き……? 俺のことが……?」
しゃくりあげながら雪子は頷く。
涙に濡れた目は、十一歳の少女とは思えぬ情欲に溢れていた。
「好き……お兄ちゃんが好き……ずっと……ずっと……ずっと……」
「お、落ち着け。多分お前勘違いしてるんだ。家族としての好きってのと、その、異性を好きになるっていうのは、また別の話でな……」
「違う!」
目を見開き、雪子は進に飛びついた。
あまりの勢いに、進は後ろによろめき倒れ、背後にあったベッドの上に押し倒される形になった。

741:12years  ◆5SPf/rHbiE
07/06/13 02:33:31 uka7Q4Uz
華奢な体の少女は、息を荒くして兄の体の上に覆いかぶさり、きっぱりと言い切った。
「違う! 勘違いなんかじゃない! 私はお兄ちゃんが好き! 一人の男の人として、お兄ちゃんが好きなの! 誰よりも好きなの!」
「そんな馬鹿な……」
「馬鹿じゃない! お兄ちゃんのことが好きなんだもん! 本当に好きなんだもん! 私……私……お兄ちゃんとエッチだってしたいと思ってるんだもん!」
「な……!」
驚く進の口を、雪子はキスで塞いだ。
荒々しく、決して上手ではない。
しかし雪子は情熱的に、貪るように唇を吸い上げた。
「ん……ふ……」
悩ましげに眉を寄せ、少女は秘所を兄の太腿にこすりつけるように、腰をくねくねと動かす。
進は慌てて雪子の体を突き飛ばし、雪子は小さく悲鳴を上げて床に転がった。
「な、な、何やってるんだ!」
「……私がお兄ちゃんのこと本当に好きだって、証明してあげるんだよ」
静かに言って立ち上がり、雪子はワンピースの裾を持ち上げた。
日の当たらない病室で培われた真っ白な肌。
細い肢体。
それを包み込む、小学生らしい彩りのない下着が露になった。
「ほら見てよ、お兄ちゃん。私、お兄ちゃんとキスして、パンツ濡らしちゃったんだよ」
頬を赤くしながら、雪子は腰を突き出す。
言うとおり、下着にはうっすらと染みが現れていた。
「お兄ちゃん……見ててね。私がお兄ちゃんを好きだってこと、わからせてあげるから。見ててね」
「な、何を……」
雪子は左手でワンピースの裾を持ち上げたまま、右手をそろそろと下半身に伸ばし、下着の上から自らの秘所に触れた。
そして、手のひら全体で包むようにして、くにくにと揉み始めた。
「ん……ふ……う……」
「おい、雪子、何やって……」
「ん……? お、オナニーだよ……お兄ちゃん……」
「オナ……」
絶句する進をよそに、雪子は手の動きを次第に早めていく。
腰をがくがくと震わせ、脚を内股に閉じて、切なげに息を漏らした。
「ん……お、お兄ちゃん……お兄ちゃん……」
「ゆき、こ……」
「ん……お兄ちゃん……気持ちいい……気持ちいい……」
呟いて、掻き毟るように下着の上から秘所を擦り上げる。
下着の染みは次第に広がりを見せ、雪子の指先が愛液に濡れていくのが見て取れた。
まだ未成熟な少女の、本気の自慰であった。
「んん! だ、だめ……もっと……もっと強く……」
布を挟んでの刺激に満足いかず、雪子は下着の中に手を入れて、直に自分の性器を触った。
ちゅく、と音がして、雪子は宙を見つめて体を震わせた。
「あぁ……! はぁあ……気持ちいいよぉ……」
喘ぐように口を動かし、頬を紅潮させる。
呆然とする進の目の前で、雪子はさらに自慰を続けた。
くちゅ、くちゅ、くちゅ、とリズムを刻むように、人差し指と中指を使って、秘所を擦る。
脚はますます震え、ついに我慢できなくなって、がくりと膝を折り、床に座り込んだ。
「あ……き、気持ちいい……ねえお兄ちゃん、見てる? ちゃんと見てる?」
下腹をひくひくと動かして、雪子は目を潤ませながら尋ねた。
「お兄ちゃんのこと考えてオナニーしてるんだよ? それでこんなに濡れちゃってるんだよ? 病院に居たときも、お兄ちゃんのことを考えると私、寂しくて……体が熱くなって……それでこんなにオナニー上手になっちゃって……ああ……!」
顔を仰け反らして、雪子は細く喘ぐ。
完全に、女としての声だった。

742:12years  ◆5SPf/rHbiE
07/06/13 02:35:01 uka7Q4Uz
「気持ちいい……ああ……」
病弱な妹。
自分に懐いてくれていた妹。
大切な、大切な、たった一人の妹。
その妹が、目の前であられもない痴態を見せている。
目を離せるわけがなかった。
食い入るように見つめる進に、雪子はさらに見せ付けるように脚を開き、下着のクロッチ部分を横にずらした。
愛液にまみれた、無毛の秘所があらわになった。
クリトリスはまだ小さく、陰唇も発達していない。
ぴったりと閉じた、未成熟の秘所だった。
「お兄ちゃん……ほら……びちょびちょでしょ……?」
「あ、ああ……」
「お兄ちゃんのことを考えて、こうなったんだよ? お兄ちゃんが好きだからこうなったんだよ?」
言って、左手の人差し指で、閉じた割れ目の片側を引っ張り、秘所を割開いてみせる。
ピンク色の、ぬらぬらと濡れた秘肉が露になる。
小さな膣口からは、透明な淫液がとめどなく溢れ出していた。
「び、病院でもいつもこうやって……お兄ちゃんのこと考えて、私……」
雪子は苦しそうに言いながら指を動かし、膣口の周辺を触る。
小さな穴がひくひくと震え、粘着質な汁がますます溢れ出し、股間を伝って床に垂れた。
やがて雪子は繊細な唇を引き結ぶと、左手で秘所を割り開いたまま、右手の人差し指をちゅるんと穴に入れた。
細い指先がピンクの肉の中に埋もれ、少しずつ、少しずつ、ついには根元まで指が入ってしまった。
「はあ……あ……んぅんんん……!」
虚ろな目で床の片隅を見つめ、雪子は一心不乱に指を動かした。
口を半開きにし、目を細めて、ぬちゅ、ぬちゅ、と何度も指を出し入れする。
「あ、あ、あ……ああ……」
時折体を跳ねさせ、立てた膝を開いたり閉じたりする。
綺麗に切りそろえられた黒髪が、雪子の喘ぎに合わせて揺れた。
「雪子……お前……」
「お兄ちゃん……! ああ……お兄ちゃん! お兄ちゃん! お兄ちゃん! んんん~……!!」
一際大きく叫ぶと、雪子は床に寝転び、つま先を立てて腰を浮かせた。
ワンピースはめくれ、下半身は完全に露になっている。
自然、進の目には、幼い肉穴とそれに出入りする細い指がまざまざと見せつけられる。
雪子の手がますます激しく動き、悶えるように体を捩った。
「んああっ! ん~! お兄ちゃん! お兄ちゃんんん!!」
自らの秘所に指を突き入れたままでカクカクと腰を揺らし、雪子は体を震わせた。
小学生の少女の、絶頂の瞬間だった。
数秒間体を張り詰めさせた後、雪子はがくんと腰を落とした。
荒く息をつき、唾を飲み込む。
脚は開いたままに、指を引き抜くと、指先と膣口との間に透明の糸が引いた。
「お兄ちゃん……」
床に寝たまま、上気した顔で進を見つめ、雪子はかすれた声を出した。
「お兄ちゃん……これでわかってくれた? 私が、本当にお兄ちゃんのこと好きだって……」
「……」
進は無言のまま答えられずにいた。
妹の痴態は、あまりにも衝撃的だった。

743:12years  ◆5SPf/rHbiE
07/06/13 02:35:46 uka7Q4Uz
呆然としたままの進に、雪子はとろけるような声で、甘えるように言った。
「お兄ちゃん……セックス……して?」
「な……!」
「わかったでしょ? 私がお兄ちゃんのこと好きって。だから、セックスしてよ……」
「な、なんでそうなるんだよ! 俺たちは兄妹で……お前のことは大切な妹だと……」
「でもお兄ちゃん、あそこ、大きくなってるよ?」
「!!」
どうしようもない。
男としての本能は、目の前の光景に、進の性器をずっと勃起させたままだった。
「ねえ、お兄ちゃん……もしセックスしてくれたら……久美さんに、私が喋ったことは全部嘘でしたって、ちゃんと言うから」
「え……」
「一回……一回でいいの。そうしたら、お兄ちゃんのこと好きだけど我慢できるから。お兄ちゃんが久美さんと付き合うの、邪魔しないから」
「馬鹿な……そんなこと……大体お前はまだ小さいし、そんなことは……」
「できるよ。お兄ちゃんのなら、痛くても我慢する」
雪子は再び下半身に手を伸ばし、下着を太腿まで下ろすと、両手で割れ目を開いた。
先ほどまで指を入れていた膣口はやはり小さく、割り開かれてひくひくと震えている。
お願いだから、と雪子は切なげに言った。
「久美さんと仲直りしたいよね?」
「あ、ああ……」
「なら……一度でいいから、ここにお兄ちゃんのを入れてよ……お願いだよぉ……」
涙を流しながら、指を秘肉に触れ、声を漏らす。
進の理性ももう限界だった。
「ちゃんと……久美ちゃんに言ってくれるんだろうな? 嘘をついたこと」
「うん……謝るから……私、謝るから……」
進は無言でズボンを下し、トランクスを脱いだ。
青い高校生の性をこれ以上なく感じさせる、かちかちに勃起したペニスが露になった。
そもそもこのままでは久美とも別れることになってしまう。
雪子とセックスをしなければ、久美にとって自分は妹を犯した強姦魔のままだ。
その誤解は晴らさなければならない。
「雪子……」
「お兄ちゃん……」
進は吸い寄せられるように、床に寝た雪子の上に覆いかぶさった。
ペニスを握り、亀頭の先端を割れ目に押し当てる。
「あ……」
小さく声を漏らしながら雪子が体をずらし、進が腰を押し進め―次の瞬間、進のペニスは根元まで一気に雪子の中におさまっていた。
「は……! あ……く……くぁああああぁあ……!」
目を大きく開き、雪子は細い悲鳴を上げた。
ミチミチと迫る、襞肉の感触に、進も思わず声を漏らした。
「う、あ……き、気持ちいい……」
ずるずるとペニスを引き抜き、また突く。
ぐぽ、と音が鳴り、ぴったりと閉じていた秘所は無残なほどに歪んで形を変えていた。
「お、おに……お兄ちゃ……ひうっ!」
進が突き込む度に、雪子は小さく悲鳴を上げる。
幼い膣口を割り開いたペニスには、愛液とともに、赤い処女血が纏わりついていた。


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