【DS】世界樹の迷宮でエロパロ B4Fat EROPARO
【DS】世界樹の迷宮でエロパロ B4F - 暇つぶし2ch350:名無しさん@ピンキー
07/08/20 21:27:23 TmetHkxi
>>349
そういえば三竜狩りの人の赤竜たんマダカナー
とか思ってしまった

351:名無しさん@ピンキー
07/08/21 21:09:11 RPvVrOye
>>350
同じくマダカナー
最近ちと淋しいので、ここらでデカいのひとつ期待したい

352:名無しさん@ピンキー
07/08/21 23:10:01 /uhdXGKp
どうも、お久しぶりです。三竜狩りの者です。
>>350のコメント拝見して、ああ、まだ待っていてくれる人が居るんだ………と思ったら、なんか書かずには居られませんでした。
さらにその下にもう1つ………なんかもう、嬉しいやら申し訳ないやらで死にそうです。
頓挫して他の話やジャンルに逃避行してたんですが、さっき一気に書き上げました。

というわけで、偉大なる赤竜擬人化陵辱モノです。
ギルドメンバーが極悪です。
以上、閲覧注意。

では、どうぞ。

353:三竜狩り:紅? 1/7
07/08/21 23:12:55 /uhdXGKp
「ん、ぐ………んむ、ぅ!!ふ、ぅぅ………ッ!!」
薄暗い密林に響く、呻き声。
「あーあ………。」
猿ぐつわを噛まされ、まともな喘ぎ声を上げることも許されず、ただ曇った声を漏らし続けながら
上下に揺れている女の背後で。ダークハンターは、ぼそりとそう呟いた。
涙を流し、苦悶の表情を浮かべる彼女の顔、そしておおまかな身体の造りはは人間のそれと変わら
ない。が、背中に生えた1対の翼と、腰と尻の中間辺りから伸びる長い尻尾が、彼女が、彼女を
拘束する2人の男とは違う、異形の者であることを示している。
「コレ外したら、もっと可愛い声で鳴いてくれんだろうけどなぁ。あー、勿体無ぇ。」
口では少々不満そうな声でそう言いながら、しかし、その手は彼女の身体の正面に回され、露わに
なったその豊満な胸を鷲掴みにし、捏ねるように揉みしだいている。時折先端を指で摘み転がすと、
彼女の背中がびくびくと震えるのが解かった。
胸を弄っているだけでは足りない、とでも言うように、ダークハンターは彼女の首筋に舌を這わせ、
耳や肩を甘噛みする。腕も鞭で封じられた彼女に、抵抗する術は無い。羞恥心と屈辱感と、それに
反して与えられ続ける快楽とが、混ぜ合わさって渦を巻き、波となって彼女の身体に襲い掛かる。
「まぁ、もうちょっと我慢しろって………そろそろ、戻って来る頃だろ。」
そして。ただ、無抵抗に身体を貪られる彼女の脚の間に潜り込み………何度も、何度も、執拗な程
に腰を突き上げながら、ソードマンは余裕のある声でそう言った。
「ん、む………んッ!?んぐぅぅッ!!?」
「うーん………ッ、やっぱ、1番良い身体してるのは、赤竜ちゃんだよなぁ………。」
「だよなぁ。他の2人もいいけどよ、やっぱこういう娘の方が、こう、虐めがいがあるよな。」
「ああ。中も、熱くて、どんどん絡み付いてきて………あー、最高だ………。」
両手で肉付きのいい尻を掴み、撫で回しながら、既に最大限に膨らんだモノで彼女の内部を抉り込む
ように掻き回す。水気を帯びた音が響き、もはや崩れかけた精神の支えが、羞恥心に蝕まれていく。
赤竜と呼ばれた彼女は、ソードマンの腰の動きに合わせてその豊満に育った身体を上下に揺さぶられ、
溢れ出る愛液でどろどろに濡れた秘所を奥の奥まで蹂躙されながら、迫り来る絶頂の気配にその身を
震わせた。
「ッ………そ、そろそろ1発目、イっとくか?」
モノを咥え込んだ彼女の秘所の痙攣が、その気配をソードマンにも伝える。
「ん、んむ………ふ、ぐぅッ………!?」
ソードマンの言葉に、声にならない声を上げながら、赤竜は眼を剥いた。
「え?なんだお前、今日、早くね?」
「いや、第6階層の探索が続いて、かなりご無沙汰でな………なんか、セーブ効かねぇんだ。」
「あー、そういやそうか………まぁ、減るモンでもねぇし別に構いやしねぇけど。」
赤竜の意思など、もはや無いものとでも思っているような口ぶりでそう言って、ダークハンターは
指先で転がしていた胸の先端を、強く捻り上げた。限界に近づいていた身体に容赦ない刺激が与え
られ、彼女の内部が、ソードマンのモノを絞り上げるように収縮する。
「ん、んむぅぅぅぅぅぅッッッ!!?」
「く、あ………凄ぇ、締まる………ッ!!」
ソードマンは、呻くような声を上げて腰を痙攣させ………次の瞬間。
一際深く腰を打ち付け、ガチガチに固まったモノを、根元まで赤竜の中に押し込みながら、果てた。
放たれた精が、赤竜の中を容赦なく満たしていく。その全てを身体の最深部に注ぎ込まれ、炎よりも
熱いその迸りに全身をわななかせながら、彼女もまた、ソードマンと同時に絶頂を迎える。彼女の
背筋が反り返り、胸が天を仰ぎながら揺れる。次の瞬間には弛緩し始めたその身体を、ダークハンター
は後ろからしっかりと抱きかかえた。
「はぁー………ごちそうさん。」
場違いなほど爽やかな声でそう言いながら、ソードマンは赤竜の腰を押し上げて、自分のモノを彼女
から引き抜いた。離れた性器が白い糸を引き、白く粘度のある液体がどろどろとした雫になって、
暗い色の地面に落ちる。
「ふ………ふ、ぅ………。」
「んー、ホント良い胸してるわ。デカいと感度悪ぃって言うけど、ありゃ、嘘だな。」
赤竜は放心したように中空を見つめながら、全身をひくひくと小さく痙攣させている。身体中の力が
抜けて、ダークハンターが手を離せば、すぐにでも崩れ落ちて地面に突っ伏してしまいそうだ。胸を
愛撫されても、もはや反応出来る余裕すら残っていない。

と。そのとき。

354:三竜狩り:紅? 2/7
07/08/21 23:14:37 /uhdXGKp
「おーッス。お待たせー。」
どこからともなく、若い男の声が聞こえた。赤竜の身体の余韻に浸っていた2人が、顔を上げる。
「………………連れて来たぞ。」
「いやいや、参ったねー………結構、暴れてくれちゃって。」
低く陰気な声と、どことなく軽薄な声がそれに続く。2人が視線を送った先、がさがさと揺れる茂み
の向こう側から、3人の男が次々に姿を現す。
先頭に、クセのある暗い緑色の髪をしたレンジャー。続いて、全身のほとんどを黒いローブで覆った
眼つきの悪いカースメーカー。その後ろから、へらへらと緊張感の無い笑みを浮かべた茶髪のバード
が続く。そして。
「ほら、いい加減ちゃんと付いて来てよ。」
最後尾………3人の男に、付き従うようにして。
「う………ぁっ………!」
フラフラと不安定な足取りで、1人の少女が姿を現した。
赤竜と同じ、一糸纏わぬあられもない姿。そして………赤竜によく似た、翼と、尻尾。
彼女もまた、赤竜同様、人ならざる存在であるらしい。
「全然、大人しくなんなくてさ。カースメーカー来て貰って良かったよ、ホント。」
「ひ、ッ………!?」
やはりへらへらと笑いながらそう言って、バードは手に握った紐………少女の首にはめられた首輪
に繋がったリードを、ぐい、と引っ張った。彼女の身体が再び危なっかしくよろけて、つんのめり
ながら前進する。どうも、さきほどから様子がおかしい。
「………あー、それで。」
ダークハンターは納得したような声でそう言って、苦笑した。
「『幻惑の呪言』掛けて、引っ張って来たのか。ったく、どいつもこいつもおっかねぇなぁ。」
「ついでに、大人しくなるようにテラーも少々。」
「って、お前ほとんど何もしてねぇだろが。」
何故か得意気な顔で少女の捕獲劇を語るバードの話を、レンジャーの台詞がぴしゃりと断ち切った。
バードが、あからさまに肩をすくめて溜め息を吐く。
「しょうがないじゃん、肉体労働は専門外なんだってば。それに、ほら、『韋駄天の舞曲』。」
「いやいや、あんなの無くても、オレが『サジタリウス』で1発ビシッ!とだな………。」
「ほら、喧嘩してる場合じゃねぇだろ。」
双方が喧嘩腰になりかけた所で、ソードマンが話を打ち切る。その言葉で2人はそもそもの目的を
思い出し、ぴたり、と無駄な争いを止めた。その様子を見届けて、
「ほーら、赤竜ちゃんも。いつまでも、ボーッとしてる場合じゃないぜ?」
ソードマンは未ださきほどの衝撃から立ち直れず放心している赤竜の頬を、気付けのようにぺちぺち
と叩いた。地面か空中か解からない所をぼんやり見つめていた視線が、徐々に焦点を取り戻す。
そして。
「ん、う………………?」
視線が、ゆるゆると彷徨い………やがて、自分と同じ人外の姿をした、少女の姿を捉えた瞬間。
「………………ッ!!?」
その双眸が、これ以上無い程大きく見開かれた。半ば飛びかけていた意識が、一気に覚醒する。
「んんッ!?んむ、うぐぅぅッ!!」
赤竜が、塞がれた口で必死に何かを叫ぶ。それは先程までの、快楽による喘ぎとは別の、少女に
必死で何かを呼びかけるような、声にはならない叫びだった。
当の少女は、『幻惑の呪言』で視神経を撹乱させられている者に特有の焦点の定まらない瞳で、
自分の足元の辺りを漠然と見つめながら、得体の知れない恐怖に怯えきった表情を浮かべるばかり
だ。赤竜の必死の呼び掛けは、欠片ほども届いてはいない。
「そんなに心配か………しゃーねぇなぁ。」
ダークハンターは心底面白がっているような声でそう言って、何故かおもむろに赤竜の首の後ろ、
猿ぐつわの結び目に手を添えた。慣れた手つきでそれを解き、赤竜の口を自由にしてやる。
その意図を勘繰るよりも先に、赤竜は、それまで声にならなかった叫び声を上げた。
「止めてッ!飛竜には手を出さないでッッ!!」
上擦った、悲痛な叫び声が響き渡る。その声を耳にした瞬間、少女の、飛竜と呼ばれた彼女の身体
が、ぴくりと反応した。視界を奪われた瞳を上げ、きょろきょろと辺りを見渡す。
「お姉、ちゃん………お姉ちゃん………ッ!?」
暗闇の中で怯えながら、見えない誰かを探しているかのように、その震える両手が宙を掻く。
声のする方向にどうにかして向かおうとするその歩みは、たった数歩で彼女を繋ぎとめる首輪に
阻まれてしまい、その度に飛竜の身体はぐらりとふらついた。

355:三竜狩り:紅? 3/7
07/08/21 23:16:08 /uhdXGKp
「ねぇ………どこなの、お姉ちゃん………ねぇってばぁ………!?」
「飛竜、飛竜ッ!!お願い、その子は許してあげて!!お願いだから、何でもするからッ!!」
「暗いよぉ………怖いよぉ、お姉ちゃん………お姉ちゃんッ………ッ!」
飛竜の眼から、涙が溢れ出す。どうやら赤竜の声自体は認識しているものの、その言葉から
状況を理解する程、精神は安定していないようだ。
「止めて、お願い!!飛りゅ………ん、ぶッ………!?」
「はぁい、そこまでぇ~。」
必死の懇願を、ダークハンターは再びその口に猿ぐつわをはめることで無慈悲に切り捨てた。
赤竜の眼に、それまでよりもなお深い、絶望の色が浮かぶ。
「お姉ちゃん………助けて、何にも見えないの………ねぇ………!」
「ん、むぐぅッ!!ふぅッ、んぐッ!!」
その眼でしかと愛する者の姿を確認し、その彼女が卑劣な男達の手中に堕ちつつある瞬間を目撃
しながら。それでも何一つ抵抗が出来ないという、絶望的な程の無力感と屈辱感。そして、否が
応にも、これから自分の眼の前で展開されるであろう場面を思い描いてしまうことによる、恐怖。
身を焼くような想いで、必死の、しかし悲しいほどに些細な抵抗を見せる赤竜の姿を、男達は
改めて満足げな表情で見つめていた。
「うーん、妹想いの良い姉ちゃんだねぇ………胸が痛むぜ。」
「後ろからその姉ちゃん羽交い絞めにしてる奴の台詞じゃねーな、そりゃ。」
「さて、じゃ感動のご対面も済んだことだし………早く、ショータイムってことで、ね?」
「お、そうだな………せっかく連れてきたんだ、お前等先でいいぜ。」
「………らしくもない………どういうつもりだ………?」
「いいっていいって。こっちは、もうちょっと赤竜ちゃんの反応楽しんでっから。」
「うへー、良い趣味しちゃってまぁ………ダークハンターが可愛く見えるぜ。」
「うるせぇな、コイツがおかしいんだ。ソードマンは熱血馬鹿って相場が決まってんのによ。」
男達は、宿の自分達の部屋でくつろいでいるときとなんら変わらない雰囲気で談笑し、やがて。
「じゃ………可哀想だし、そろそろ解いてあげよっか。」
バードが、手にしたリードを手繰り寄せながらそう言った。リードと一緒に手繰られてきた飛竜
のふらつく身体を受け止め、傍らのレンジャーとカースメーカーに目配せする。
「だな。んじゃ、頼む。」
「………解かった………。」
バードとレンジャーの言葉に、カースメーカーがやはり低く陰気な声で応じて。その全身を覆う
黒いローブの中から、白く痩せ細った腕が1本、蛇が這い出て来るような調子で姿を現した。
指先には、くすんだ金色の鈴がぶら下げられている。カースメーカーが相手に呪言を用いる際に
使う、催眠用の鈴だ。カースメーカーは指先で摘んだそれを揺らしながら、常人には理解できない
言語で、何事かを呟き始めた。
が。そのとき。
「おいおい、待てよ。」
再び赤竜の身体に攻め掛かっていたソードマンが、突然、それを制止した。
ぼそぼそと呪言を唱える声が止み、飛竜を取り囲んでいた3人がそちらに視線を送る。
「せっかく、そんな面白いシチュエーションなのによ。」
「?」
「わざわざ解いちまうのも、勿体無くねぇか?」
「ッ!」
そう言ってソードマンは、ニヤリ、と口の端を吊り上げながら笑った。ややあって、他の4人
は互いに顔を見合わせてから同じようにニヤリと笑い、独り赤竜だけは、驚愕したようにその
眼をこれ以上無い程見開いた。
「………一理ある………。」
カースメーカーが、飛竜に施した呪いを解くのを止めて、一歩身を引く。
「なるほど。面白いこと考えるね。」
「いや、面白いっつーか、発想が怖ぇよ。普通に。」
バードは、やはり軽薄な印象の笑みを浮かべながら。レンジャーは、口ではソードマンの提案を
批判しつつ、しかし、その眼を嫌らしく輝かせながら。未だ呪言の魔力に捕らわれたままの飛竜
の細い腕を掴む。

356:三竜狩り:紅? 4/7
07/08/21 23:17:05 /uhdXGKp
「ひッ………………!?」
突然両腕を封じられた飛竜が、か細い悲鳴を上げた瞬間。その身体が、2人分の力で無理矢理
押し潰すかのように、湿った地面へと押さえ付けられた。見えない相手に抗う術もなく組み伏せ
られ、飛竜は視力を奪われた眼を白黒させながら、言葉にならない短い声を漏らした。
「え、や………何………嫌だ、怖い、お姉………お姉ちゃん………ッ!!」
暗闇による恐怖を別の呪言で更に増幅させられ、ほんの些細な刺激にさえ恐怖を覚えるまでに追い
詰められた飛竜にとって、顔も見えない誰かに無理矢理に地面に押さえ込まれる恐怖は、想像を
絶するものだったに違いない。
突然の出来事に一瞬だけ麻痺していた感覚が、次の瞬間には、堰を切ったように溢れ出す。
「嫌ぁッ!?お姉ちゃん、助けて!!怖いよぉ!!助けて、誰かッッ!!」
許容の限界を超える程の恐怖に、飛竜がそれまでの大人しい印象からは想像も付かない、気が狂った
ような叫び声を上げ始める。組み伏せられたまま翼と尻尾を滅茶苦茶に振り回し、辺り構わず土埃を
舞い上げる。
「っ、と………このッ………!?」
「わっ、ちょっと、これ………か、カースメーカー、どうにかして!!」
見た目は少女でも、秘められた力は人間のそれとは桁違いだ。男2人掛かりでも手に余る程に激しく
暴れる飛竜を押さえつける2人の傍らで、カースメーカーはまた、あの鈴を懐から取り出した。
リィン、という響きと共に呪文のようなものが唱えられ、そして。
「『命ず………言動、能わず』。」
そう聞こえた、瞬間。飛竜の身体が、1度だけ、まるで電流を流されたかのようにビクリと跳ね
上がって、そしてそのまま沈黙した。まるで一瞬で息の根を止められたかのように身動きひとつ取れ
なくなった飛竜の姿を確認し、カースメーカーは鈴を持った腕をまたローブの中に仕舞った。
「おー………さすが。」
感嘆の声を漏らしながら、バードは人形のようにおとなしくなった飛竜の顔を覗き込む。
「や………ぁ………?」
自分の身に何が起きたのかも理解できず、ただ光を失った眼を見開き、魚のようにぱくぱくと口を開閉
しながら、飛竜はその場に横たわっている。
「い、やぁ………何………ッ!?」
その口から、ようやく擦れたような声が漏れて、バードが、おや、と首を傾げた。
「あれ?なんだ、喋れるの?」
「………黙らせてしまっても、つまらんだろう………。」
「お、よく解かってんじゃねぇか。」
「嬉しいねぇ。赤竜ちゃんの呻き声だけじゃ、物足りなかったトコだ。」
「………首から下の、コイツの意思による動きだけを封じてある………。」
「って、つまりは………どゆこと?」
「………抵抗は出来ないが………こちらの刺激に対する反応は、ある………。」
「へぇ………そんな微調整まで出来んのか。器用なモンだ。」
レンジャーとバードは感心しきりで、無抵抗の飛竜の身体を遠慮無しに弄り始める。言葉通り、飛竜は
男達の無遠慮な愛撫に身をよじることも出来ず、しかし、しっかりと残されている感覚にふるふると身を
震わせながらか細い悲鳴を上げた。
「ひ、あぁ………嫌だ、助けて………助けてぇ………ッ!」
暗闇の中で更に身体の自由を奪われたことがよほどショックだったのだろうか、飛竜はもはや叫び声を
上げる気力すら残されていない様子で、見えない誰か、おそらくはそこにいるはずの赤竜に、震える喉で
助けを求め続ける。
それも全く意に介していないかのように、レンジャーとバードは存分にその未発達の身体を貪り続ける。
微かに膨らんだ程度の胸を揉みしだき、先端を摘み、弾き、吸い付く。白い肌のあちこちが、だんだんと
桜色に染まり始める。
「こっちも、準備しなくちゃねー?」
「ひ………ッ………!?」
まだ何者の侵入も許したことのない秘所に指を添えられ、飛竜の表情が凍りつく。そこは既に、飛竜の
恐怖に反し、容赦なく繰り返される愛撫に反応して粘度のある液体を垂れ流し始めていた。
「へぇ………ホントだ、濡れるには濡れるんだね。」
わざと大きな水音を響かせながら、バードは飛竜の入り口を執拗な程何度も上下になぞった。少し力を
込めるだけで、指先がそのスリットに飲み込まれる。

357:三竜狩り:紅? 5/7
07/08/21 23:18:27 /uhdXGKp
「や、ぁ………やだ、止めて………来ないでぇ………!!」
「ホントに処女かよ?だいぶ馴染んでるみてぇだけど。」
「まぁ、人間のソレとちょっとは違うんじゃないの?それに、どうでもいいじゃんそんなの。」
そう言いながら、バードは更に強い力で指先に圧力を掛け、その指を飛竜の奥深くへと侵入させていく。
熱を持った肉壁が、締め付けるようにその指に纏わり付いてくる。
「おー………ちょっと、キツめかもね。」
「ふあぁ………や………ダメ、入れちゃダメ………ッ!!」
言葉ではそう拒絶しながらも、しかしその声色は、徐々に、だが確実に艶を帯び始めていた。
「つーか、こんなにされても濡れてんのかよ。」
「ちょっと、ソッチの素質あるっぽいよね………よ、っと。」
「あ、ひッ………な、中ッ、曲げちゃ………っ!?」
挿し込んだ指を曲げ、伸ばし、更に両手を使って、ひくひくと痙攣し始めた秘所を丹念に解す。
その白く柔らかな太股を押し開き、脚の間に割って入っると、濡れそぼったその様子が余す所無く曝け
出された。滴る液体が地面に落ちて、土の上に小さな染みを作っていく。
バードは更に強引にその太股を押しのけて飛竜の濡れた入り口に顔を近づける。じっくりと未開発の
秘所を視姦し、冷たい息を吹きかけられて身をよじる飛竜の反応を楽しみ………そして。
「ん………………。」
「ひゃ、うッ!?」
そのスリットを、舐め上げた。飛竜の身体に、電撃が走る。
「ひゃうッ、だって。カーワーイーイー。」
からかうような声でそう言いながら、バードは再び、今度はさきほどよりもじっくりと時間を掛けて、
舌で入り口をなぞって行った。押さえた内股がぶるぶると震え、飛竜が未体験の感覚に酔いしれている
のが顔を見ずとも感じられる。
「むー………ん、ちゅ………。」
「嫌、ぁ………やだ、止めて………許して、ッ………!」
バードは更に、攻め立てるように秘所から脚の付け根まで、下腹部全体にまんべんなく舌を這わせて
いく。時折ついばむようにキスをし、赤い痕を残す。
「すっかり元気無くなっちゃって。真っ暗な中でこんなことされたら、無理も無いか。」
「………おい、やるなら早く済ませろよ。後がつかえてんだ。」
「えー。この後ちゃんと別の仕事あるんだしさぁ、いいじゃんこれくらい。」
「だからってなぁ、お前………。」
「はいはい。そっちは後でしっかり楽しめるんだから、ね?」
その後、行為を急かすレンジャーの言葉を適当にあしらって、バードは存分に飛竜の下半身を舐り、
その味を堪能した。やがてその行為にも満足したのか、バードは満遍なく嘗め尽くされた飛竜の両脚
を持ち上げた。
「ひっ………………!?」
「んじゃ、お先に失礼~。」
飛竜の腰が浮いて、脚の間に割り込んだバードの眼の前に秘所が晒される。身体全体で飛竜を支え
ながら、バードは自らの下半身に手を伸ばし………その、ガチガチに固まった怒張を取り出した。
そして、そのおぞましい気配に飛竜が声を上げるよりも、先に。
「それじゃ………頂きます、と。」
バードは、腰を落とし………未踏の秘所にあてがった怒張を、一瞬の躊躇いも無く、飛竜の内部へと
突き入れた。
「ひ、ぎ………いいぃぃぃッ………!?」
何者の侵入も許したことの無い膣内の異物感と、それに伴う痛みに、飛竜は視力を奪われた眼の端に
涙を浮かべながら、呻いた。食い縛った歯が、ぎりぎりと音を立てる。
「く、あぁー………良いねぇ、最高………ッ!」
濡れた内部に怒張をしごかれて、バードは思わず情けない声を上げながら、腰を震わせる。そして、
飛竜の苦痛などお構い無しに、更なる快楽を求めて、その内部が馴染むのを待たずに急激に腰を
動かし始める。
「い、やぁ………あ、あぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!?」
気が狂うほどの恐怖の中、更に凶悪な異物の動きを感じ、飛竜が悲鳴を上げる。
バードの腰が前後に動くたびに、その腫れ上がった怒張が飛竜の内部を抉る。性の快楽に慣れて
いない飛竜の身体が、無理矢理に蹂躙され、それと同時に乱暴に開発されていく。
ぐちゃぐちゃと、2つの身体が結合する音が響き渡る。容赦なく与えられ続ける刺激に対し、飛竜の
意思を拒んだその身体は、既にその状況を受け入れる準備に入ろうとしていた。

358:三竜狩り:紅? 6/7
07/08/21 23:19:48 /uhdXGKp
「んぎ、い、あぁっ!!あ、はッ………ん、ふぅっ、んぐ………ぅ………ッッッ!?」
恐怖と、苦痛と………その隙間から徐々に染み出すように意識を浸食する、快楽と。
言い様の無い、未知の感覚の嵐に晒されて、もはや飛竜の精神は、そのバランスを失いかけていた。
ただひたすら、この状況から抜け出したい、この悪夢が覚めて欲しいと願う意識。それに反して、
肉体はこのまま無抵抗に蹂躙され続けることに、淡い期待を寄せ始める。
「ふ、っ………ん、んぅ………ッ………やぁ、嫌だ、何、これ………っ………!!」
「おっ………ッ、そ、そろそろ、イッちゃいそうかな………?」
やがてバードは、飛竜の身体が昇り詰めて行く気配を感じる。絶え間なく内壁を抉られ、飛竜の
身体は既に、異性からもたらされる初めての絶頂を迎える寸前にまで追い込まれていた。
「や、嫌ぁッ………こ、怖い、来るッ………何か、き、来ちゃうぅ………う、ぁ………ッ!?」
急激に、腰の動きが緩められていく。バードは、臨界点ギリギリまで溜め込まれた快楽に身悶える
飛竜の姿を、舐めるようにじっくりと鑑賞した。ゆるゆるとした動きで怒張が出入りし、内部で
ひくひくと痙攣する度に、飛竜の身体は従順な反応を示す。
しかし、決定的なきっかけは与えられずに、飛竜は絶頂の境界線すれすれを彷徨い続ける。
「やあぁ、こ、怖、いっ………お姉、ちゃ………ん、ぁ………ひっ………!」
「やっぱさぁ、この、限界ギリギリのときの顔と声が最高だよねぇ………可愛いったら、もう。」
相変わらず軽薄な、しかしどこか寒気のするような感触を孕んだ声でそう言いながら。バードは、
自分と結合したまま、すぐそこにある絶頂を期待してわななき続ける飛竜の身体を存分に堪能した。
「よーし、それじゃ………ちゃーんと、イカせてあげようかな………っ。」
隅から隅まで、行為を余す所無く楽しんで、バードはようやく、最後の仕上げに向けて動き出した。
挿入されたままだった怒張を、また動かし始める。それまでよりも一層強く、激しく、最高潮に
高められた飛竜の身体を壊してしまうほどの勢いで、我武者羅に腰を振る。
堰を切ったような急激な刺激に、飛竜が、甲高い嬌声を上げる。
「ひ、あッ、だ、駄目ぇ………ッッッ!?」
もちろん、そんな言葉がバードに聞き入れられるはずもなく。
均衡を崩され、飛竜の身体はあっという間にその境界線を飛び越え………一瞬で、絶頂に達した。
「~~~~~~~~~ッッッッッッ!!!???」
飛竜はもはや叫び声を上げることすらままならず、意思に従わない身体をまるで感電でもしている
かのようにぶるぶると痙攣させ、眼を剥いて首から上を仰け反らせた。顎が震え、喉がひゅるひゅる
空気の抜けるような音を立て、声の発せられない口が微妙な開閉を繰り返す。
そして、その直後。
「う、わ………で、出るッ………!?」
下腹部から脳天までを突き抜けるような衝撃に打ち震える飛竜の身体に追い討ちを掛けるように。
痙攣する内壁に絞り上げられたバードの怒張が、溜まりに溜まったその熱い迸りを、容赦なく
飛竜の体内へと吐き出した。
「あ、ひぁッ………あ、熱、うぅ………ッ………!?」
ぶち撒けられた焼けるように熱い精を、身体の奥底に叩きつけられて。越えたはずの絶頂が、更に
2度、3度と飛竜の身体にもたらされる。その度に襲い来る脳髄が痺れるような感覚に、もはや、
飛竜の理性は消し去られかけていた。

359:三竜狩り:紅? 7/7
07/08/21 23:24:46 /uhdXGKp
「ふ、ぅ………いやぁ、大満足だ、ホント………っ。」
戦闘を終えた後のようにほんの少し呼吸を乱しながら、バードは、熱の全てを飛竜に流し込んで
元気を失ったモノを、引き抜いた。逆流した精が、気泡と共に飛竜の秘所から流れ出す。
「………ぃ………ぁ、ぅ………っ………。」
光を失った瞳が、中空を見つめる。地面に横たわり、結合が解かれても未だ痙攣を繰り返す飛竜
の身体を見つめながら、レンジャーは1度浅い溜め息を吐いた。
「お前なぁ………1発で、トんじまってんじゃねぇかよ。」
「んー、まぁ、初めてみたいだしねぇ。ちょっと、刺激が強かったかな?」
「かな?じゃねぇよ………大丈夫なのかよ、この後?」
「まぁ、そこは平気でしょ。こんなナリでも、人間とはスタミナが違うんだから。」
少女1人を思うままに蹂躙した後とは思えない、相変わらずの軽薄な口調でそう言いながら、
バードはまたへらへらと笑って見せた。
「………まぁ、ちょっとメディカでも飲ませて放っときゃ、眼ぇ覚ますか。」
行為の余韻に浸り続ける飛竜に一旦見切りを付けて、レンジャーは、背後に控えたカースメーカー
を振り返った。
「んじゃ、コレ飲ませてちょっと見ててくれ。あっちは………まだ、いいだろ?」
「………行為自体に、興味は無い………好きにしろ………。」
陰気な声でそう答え、カースメーカーはレンジャーの手からメディカの瓶を受け取った。
「ボクも、ちょっと休んでるね………やっぱダメだ、激しい運動するとクラクラしちゃって。」
「初モノまで喰ったんだから、後でちゃんと働けよ。その為に連れてきてんだ。」
「りょーかーい。」
バードの間の抜けた返事を受けた、後。
「んじゃぁ………オレは、そっちに混ぜて貰うかね。」
レンジャーは、数歩離れた位置からバードと飛竜の営みを見物していた2人と1匹を、振り返る。

ソードマンとダークハンターに、その身体を好き勝手に弄ばれながら。
赤竜は、深い、深い絶望を湛えた瞳で、飛竜の無残な姿を見つめていた。






(to be continued ... ?)

360:名無しさん@ピンキー
07/08/21 23:29:18 /uhdXGKp
以上でした。
赤竜メインじゃありませんでした。
『紅?』でした。
すいません。
絶望した。

ちゃんとした紅に続くかも知れないし、続かないかも知れませんが。
とにもかくにも、ここまで読んでくださった方。
誠に、誠に有難うございました。
礼。多謝。土下座。

361:名無しさん@ピンキー
07/08/21 23:33:37 p9g+5s3U
レスした二人じゃないが、俺も超待ってたよ!果てしなくGJ!
飛竜たんまで来るとはなんてサービス精神旺盛な神だ…。
つか、書くの早いな。しかもエロいし。尊敬するよ。



そして調子に乗ってモリビト神の帰還も待ち望んでみる。

362:名無しさん@ピンキー
07/08/22 02:39:14 2BM2+ywy
むしろ 火竜×飛竜 キボン

363:名無しさん@ピンキー
07/08/22 03:16:23 PfWeQl1x
>>362
(ギクッ)

364:名無しさん@ピンキー
07/08/22 14:37:35 r2FNZwMr
え…?うそ、まさか…



これはロリ×姉キャラの強制レズが拝めるって事ー!?


365:名無しさん@ピンキー
07/08/22 19:12:53 pWMA485K
>>360
自分もレスした当人じゃないが、待ってたよ! GJ!
猿ぐつわ赤竜たんと、目隠し飛竜たん……エロい(;´Д`)ハァハァ
8階姉妹丼に今後も期待しちゃうぜ……

そして自分も調子に乗って、ユエたんシトナたんの帰還も待ち望んでみる。

366:名無しさん@ピンキー
07/08/22 23:04:02 wI4qzblu
ソードマン「アッー(低音)」
ダークハンター「アッー(少し低音)」
レンジャー「アッー(中音)」
バード「アッー(少し高音)」
カースメーカー「アッー(高音)」

鹿「フシュルーーー」

よし!激しくエロかったですGJ!
抜いた後罪悪感あるのは良い作品だった証拠!

367:名無しさん@ピンキー
07/08/25 15:42:15 I/9oOaZW
wiki裏絵板を見に行ったら、何枚かの絵に
「このスレのSSから着想?」と妄想した。

アルケくんメディちゃんの帰還を待ち望んでいます。

368:名無しさん@ピンキー
07/08/25 21:48:31 qClwKK0e
>>367
wiki絵板から、ってのもあったしな
こういうインスパイアって、良いよね・・・・・・・・・

369:名無しさん@ピンキー
07/08/27 18:28:18 /mqVLE0o
竜たんエロいし可愛いんだけどよく考えたら俺の自慢の一軍ギルドを瞬殺してくれちゃった連中なんだよな…



ちょっと三匹まとめて動物用の首輪を付けて性感帯である逆鱗をローション塗りたくった手で思う存分いじくり倒して、
グッタリした奴らをエトリア中引きずり回してくる

370:名無しさん@ピンキー
07/08/27 21:57:15 Wirufbvf
>>369
YOU3次創作しちゃいなよ

371:名無しさん@ピンキー
07/08/27 22:09:57 /mqVLE0o
悪い俺ガード特化のパラディン育成に忙しいんだわwwww

372:名無しさん@ピンキー
07/08/28 02:38:31 vXljqppW
投下します。

・6層ネタバレ
・赤目アルケ×ロリメディ ……かつ、異種姦。

待っていて下さった方、ありがとうございます。
ネタはまだまだあるんだけど、盆も休みなしとか
まとめる時間がなさすぎて困る。

373:熱いかけら 1/6
07/08/28 02:42:45 vXljqppW

「メデューサツリーは私が落とす。フレイムウーズはアルケミスト、頼む!」
「バード! あたしの剣に『氷劇の序曲』を!」

 血のような紅と、緑青めいた緑の岩が、うねうねと続く長い隧道。
 深く世界樹の根元を巡る迷宮の底で、冒険者たちは魔物どもと対峙していた。樹海でも最強クラスの魔物どもを相手に、パーティ一同はひるむことなく、それぞれの職分をこなし、戦う。
 後衛に控えるメディックの少女も、入り乱れる敵味方の隙を縫って駆け寄っては、傷つきがちな前衛の応急処置を施していく。

(んと、レンジャーさんはまだ平気で……、次はソードちゃんに『キュアIII』かな?)

 アンプルを握りしめ、次の介入のタイミングを図る彼女の前で、隻眼の女レンジャーが弓を絞る。その斜め後ろに控えた黒髪のアルケミストは、氷結の術式をガントレットに練り上げている。
「はあっ―!」
「術式起動!」
 降り注ぐ矢の下に、青紫の触手を蠢かせる樹木の魔物が、軋みながら倒壊する。
 その傍ら、解き放たれた液体窒素の塊が、ぐつぐつと粘液を煮立たせる黒いウーズの群れを、ひとつずつ凍りつかせていく。
「残り、あとひとつ!」
 最後に残ったウーズの一匹が、ぶよぶよと身を縮ませた。内部の粘液を沸騰させつつ、不定形の身体をたわめ―冒険者たち目がけて、弾丸のように飛び出して来る。
「どおりゃあぁぁ!」
 女ソードマンが応じて、踏み込む。氷結の力をこめた剣で、宙を飛んで来た黒い粘液塊を、真っ向から叩き斬った。
 ばしゃっ、と葡萄酒の革袋でも斬ったような音を立てて、ウーズはちぎれた。刃に触れた箇所は白く凍りついて砕け散り、残る粘液は幾つもの塊となって辺り一面飛び散る。
 女ソードマンはひらりと身を翻して、その襲来をかわし―

「へ?」

 ―代わりに、その背後へ駆け寄りかけていたメディックの上に、黒く熱い粘液塊の雨が降り注いだ。

「きゃああああ!」
 どさどさと音を立てて殺到する重みに抗し得ず、仰向けに地に倒れ込むメディック。その身体は一瞬の内に、ちぎれたウーズの残骸に埋もれてしまう。
「メディック!?」
「メディックちゃんッ!」
 仲間たちが血相を変えて、顧みる。
 一番近くにいたアルケミストが、真っ青になって駆け寄った。まだぐつぐつと煮え立つ粘液塊を、メディックの身体からはたき落としつつ、声をはりあげる。
「おいっ! 大丈夫か! メディックちゃんっ! しっかりしろ!」
「―あっつぅい……」
 べそをかきつつ、メディックは身を起こした。胸や腹にくっついた粘液塊が、べちゃべちゃと服を滑り落ちていく。
 身体の前面―キュロットから伸びるふともも、膝のあたりまで、一面が薄黒いフレイムウーズの残骸にまみれ、どろどろに汚されてしまっていた。緩いゼリーのような半透明の塊が、身じろぎするたびに伝って落ちる。
 はっきり言って、気色が悪い。
「うあぁ……、べちゃべちゃするよぅ……」
「呑気なこと言ってる場合か! 火傷してないか?」
 まだ熱い粘液塊を指先で弾き落としながら、アルケミストが心配そうに問う。
 ももや腕など、粘液の直撃を受けた箇所がほのかなピンク色に変じてはいたが、本格的な火傷には至らなかったようだ。痛みもない。
「だいじょぶ……みたい」
「剣に『氷劇』かかってたから、温度が下がったのか。ああ、マジで一瞬心臓止まったぞ」
 剥き出しのももを中心に、せっせと粘液塊を拭き落としてやりながら、アルケミストが安堵の息をつく。
 心配そうに見守る女ソードマンに、隻眼のレンジャーが冷静な声で説教する。
「どうやら、大事には至らなかったようだが……もう少し気を遣わねばな。防御力のない後衛を守るのも、我々前衛の勤めだ」
「ご、ごめん……」
「念のため、よく拭き取っといた方がいいよ。フレイムウーズで低温やけどなんて、ちょっと悲惨だもんね」
 バードの青年が、やわらかい声でフォローする。
 そうか、と真剣な顔で頷いたアルケミストが、ガントレットの指を遠慮なく、メディックのキュロットの合わせ目に伸ばした。
「デリケートな部分だしな。ここら辺もきちっと全部、拭き取っておかないと―」
「って、ちょ……そこ、あ、アルケくん! じ、自分でやるっ、から……」
「遠慮しなくていいって。メディックちゃんはそっち、おなかの方とか拭いてて。ほらこの辺、布まで染みてるじゃないか……」
「やっ、め……! だっ、こんな……ゆび、や……はあぅ、ちょっ……やめてぇ! だれか、止めて!」


374:熱いかけら 2/6
07/08/28 02:44:14 vXljqppW

 堂々とメディックの股間をまさぐり始めたアルケミストを、残る一同は無言で地面に突き倒した。
 赤い岩にしたたか額を打ち付けたアルケミストは、すぐに跳ね起き抗議する。
「何すんだ! 俺は純粋にメディックちゃんの身体を心配して!」
「……今の手つきは、明らかに異なる目的をもっていたように私には見えたが?」
「誤解だ! そうやってやらしく感じるおまえらの方がいやらしいんだ! このムッツリスケベが!」
「あんたにだけは言われたくないよ!」
 低レベルな口論を傍らに聞きつつ、メディックは赤く染まった顔を伏せ、肌に残る熱いかけらを拭き落とした。

     *

 結局、衣服が派手に汚れた以外は、さしたるダメージはなかったということで、探索はそのまま再開された。
 地下29階。磁軸の乱れの影響か、不安定に空間の繋がり合った洞穴を、パーティは慎重に進んで行く。
 一同の最後尾に従いながら、メディックは湿ったままのインナーを指先につまみ、ため息をついた。

(なんかまだ……気持ち、悪い……)

 肌についた粘液塊はこそげ落としたし、濡れた箇所も乾いた布でよく拭いた。
 だが、服に染み込んだ粘液は乾き切っておらず、身動きのたびにぺたぺたと肌にまとわりつくのだ。
 しかも、高温に煮えたぎるフレイムウーズの断片だったせいか、濡れたところが不思議と冷えない。蒸しタオルぐらいの生暖かいぬくみと湿気が、インナーの腹回りや、キュロットのお尻や―下着の内側にまで、しつこく残っている。
 そう。特にひどいのが、下着の中なのだ。
 くちゃくちゃと股に触れる異様なぬくみに、ぞくりと肌を粟立たせつつ、メディックは心の中に呻く。

(やっぱり、いったん帰る、って言えば良かった……)

 キュロットの裾から、粘液塊の幾つかが逆流してしまったようなのだ。
 ももを伝って滑り込んだ熱いかけらは、下着を容赦なく濡らしたまま、今もろくに拭き落とすことができずにいる。
 キュロットの表側は、降りかかった粘液塊が少し染みた程度で済んでいたため、仲間たちもよもや内部がそんな惨状とは、気づきもしなかったようで―
 それだけに、言い出せなかった。
 ぱんつがぐちゃぐちゃなので、宿に帰って履き替えたいです、とはとても。

「―ここの歪みは、確か振り出しに戻るワープポイントだったな?」
「そう。で、右隅が未踏のやつだ。消去法で考えれば、それが正解のルートだよな……」

 先の事件などもうすっかり忘れた様子で、一同は複雑な迷宮の探索に没頭している。
 そのさまを真面目な顔で見守りながら、その実、メディックの意識はひたすら濡れた箇所に集中していた。
 足を動かすたびに、股の間でぐちゃりと濡れた感触がよじれる。
 暖かく熱を帯びて濡れそぼった布地が、その内部に包まれたやわらかな秘肉の上に、貼りついては絡む。

(あうぅ……。気持ち悪い、よぉ……)

 貼りついて、また剥がれる。
 わずかに出来た布と肌の隙間に、とろんと熱いものが動いた。
「……っ!」
 反射的に、身を竦める。
 ぬるりとゆるいゼリーのような、けれどはるかに温度の高い、不定形の塊。
 フレイムウーズのかけら。滑り込んだそれは、取り出せもしないまま、まだそこにしっかりと残っていて……

(あれ……、で、も……)

 何かがおかしいと、ようやく気づいた。
 ウーズのかけらが入ってきたのは、キュロットの裾からだ。ももを伝って股へと滑り―けれどさっきまでは、それはキュロットの股間部分と下着の間に、まとわりついていたはずなのだ。
 それが、今。
 ゲル状の熱い塊は間違いなく、彼女の秘所に直接触れている。固形であって固形でない、ゆるくやわらかい塊が、下着の中をぬらぬらと移動し続けているのだ。

(う、そ……。しみこんで、る……?)


375:熱いかけら 3/6
07/08/28 02:45:23 vXljqppW

 ウーズの性質は、固体よりは液体に近い。
 ありふれた下着の布地ぐらいは難なく透過し―とはいえ固体としての性質も、それによって失われる訳ではない。
 息を詰めたメディックは、神経を下腹に集中させて、その気配を確認する。
 肌に触れる、ひとかたまりのやわらかな熱。大きさは、彼女の親指ぐらいのものだろうか。濡れて貼りついた下着の内部、入口の襞のかたちに合わせるように、ふるふると熱く震えていて―
 ずるりと、ふいに蠢く。

「あ……っ……!」
「どうした?」

 か細く声をあげたメディックに、前を歩いていたアルケミストが振り返った。
 棒立ちに止まってしまった彼女のさまに気づき、慌てた様子で戻って来る。

「大丈夫か。何かあった?」
「……あ、う……ううん。何でも、ないの。へい、き……」

 作り笑いを懸命に浮かべ、メディックは足早に歩き出す。
 けれど実際は、笑い事ではない。

(はいって、きちゃ……った……)

 一瞬のことだった。
 ウーズのかけらは、閉じ合わされた秘所の細い隙間をくぐり抜け、するりと内部に潜り込んでしまったのだ。
 陰唇を擦り抜け、膣の中へと。

(や……だ……。どう……しよ……)

 しかも、動いている。
 外部よりも温度と湿度の高い環境に潜り込んで、塊は活力を得たようだった。下着の中にいた時よりも明確な動きでもって、膣内をゆるゆる這い回っている。
 生命活動を維持する「核」と切り離された体組織には、もはや何の能力もない。残存するわずかなエネルギーを使い果たせば、やがてはひからびて自然と消滅する、単なる粘液のかけらでしかない。
 ただ最後に残った本能が、熱を求めて動く。潜り込んだメディックの膣、その内壁を這い上って、更に奥へと進んでいく。
 ゆるゆると染み込むように這い昇る、熱くやわらかいその感触。

(あ……ぁ、こ、れ……、どうしよ……、どうしよ……)

 慌てて脚を擦り動かしたり、もじもじと身じろいでもみるが、今更何の効果もない。かけらは明らかに、膣の奥へ向けて移動を始めてしまっている。
 パーティの最後尾に従いながら、顔を伏せてしきりに身体を動かすメディックの様子を、アルケミストが顧みた。

「ほんとに大丈夫なのか? 具合良くないなら、少し休む?」
「あ……、へ、へいきだよ、ほんと。ほんとに……」

 ごまかすように、必死に笑顔を作る。
 その表情を見返して、アルケミストは心配そうに瞳を瞬かせた。

「まあ、顔色は悪くないみたいだけど……というか、まさか熱ないよな? 顔、真っ赤じゃないか」
「あ、あぁ……だい、じょぶ。だっ、大丈夫、だから!」

 額に触れようと伸びて来た手を、メディックは反射的に振り払った。
 びっくりした様子で、アルケミストが腕を引く。あからさまに怪訝な表情が向けられるが、メディックは取り繕う余裕もなく、ただ足を励まして前へ進む。
 いま下手に肌に触れられたら、おかしな声をあげてしまいかねない。
 だって―熱くやわらかい感触が、今も動き続けているのだ。内部の襞をひとつひとつ、ゆっくりと擦り、乗り越えて、奥へと這い上がっていくのだ。
 じりじりするほどもどかしい、けれどたまらなく熱いその感覚。

(まずい……まずい、よお、これ……)


376:熱いかけら 4/6
07/08/28 02:46:25 vXljqppW

 胸の奥で、メディックは悶えた。
 表面上は平静を装って、歩みを続けてはいる。が、脳裏を占めているのは胎内を蠢く感触のことだけ。
 全身の神経が、その一点に集中している。熱く揺らめきながら膣を擦る、その動きを追いかけ続けている。
 今更のように、悔いが滲む。こんなことになる前に、素直に下着を替えに戻ってさえいれば。

(だって、も……誰にも、言えな……っ……、こん、な……こと……)

 魔物のかけら。
 生き物ですらない、ただ残った本能で動くだけの有機物の塊から、とろけるような快楽を味わされているなんて―
 けれど。
 熱い塊はあくまでもゆっくりと、胎内を蠢いている。いったん静止し、やや高い熱をじんわりと膣粘膜に移し―じりじりとした熱に耐え切れなくなる寸前、ゆるりと滑って次のうねりへ動く。
 血流が下腹に脈打ち、内ももが震える。
 頬が熱い。深く顔を伏せて唇を噛む。喉はもう干上がってからからだ。

(ああぁ……、ど……しよ、……っ、あ……!)

 ぬるり、と熱いかけらがまた、もがく。膣の中でぐるりと回り、粘膜にぴったりと吸い付いて蠕動する。
 ひ、と漏れかけた吐息を、慌てて喉に呑み込む。
 潜り込んだ粘液から伝わったものではない、明らかに別の温い液体が、下着を濡らしていく。キュロットの内側は、もうどうしようもなくぐちゃぐちゃだ。
 秘所がじんじんと、絶え間なく疼く。少し油断したら、膝の力が抜けてその場に崩れてしまいそうだ。

(だ……め、も……。うそ、ついてでも……かえらなきゃ、まず……い……)

 潤む視界で、メディックは先を行く一同の背中を見つめた。
 荒くなりかける呼吸を必死に整え、できるだけ平静な声を出そうと、息を吸う―
 瞬間。

「魔物だ! 全員、戦闘体制!」

 先頭を行くレンジャーが叫んだ。
 呆然と立ち竦むメディックの目の前で、仲間たちが一斉に応戦の体勢をとる。
 その向こうに躍り出て来たのは、黒い球根めいた植物の魔物と、銀色の殻を光らせた巨大な蟹。

(そん……な、いま、戦闘なんて……!)

 視界に映る絶望的な光景に、メディックはなすすべもなく息を喘がせた。
 パーティの最後尾、身を震わせて立ち竦む彼女のさまに、仲間たちは気づいていない。それぞれの武器を構え、慣れた動きで戦闘を開始する。

「先に蟹から落とす! 雷撃で連携、行くぞ!」
「OK、任せときな!」

 アルケミストがガントレットに術式を錬成し始め、女ソードマンはその発動を待ち受ける体勢に入る。
 バードが高らかに、戦闘を励ます舞曲を歌い上げる。
 レンジャーが弓を引き絞りつつ、叫んだ。

「メディック! 念の為『医術防御』だ! 隙を見て回復の準備も頼む!」
「……は、はい……っ!」

 ぼやけた意識を励まして、メディックは慌てて肩から提げた鞄を開いた。
 既に命尽きた魔物の残骸などに、翻弄されている場合ではない。彼女の手には、仲間たち全員の命がかかっているのだ。

(こ、こんなの……我慢、できるもん。きっともうすぐ、かけらに残ったエネルギーだって、尽きて……)


377:熱いかけら 5/6
07/08/28 02:47:20 vXljqppW

 悪さをしているのも、今しばらくの間だけのはずだ。
 魔物の生命源である水晶核から切り離されて、ずいぶん時間も経っている。もう間もなく膣内の熱に溶けて、ただの水分に還元されてしまうに違いない。
 それまで、ほんの少しの我慢だ。

(みんな、頑張ってるんだから……私だって、このぐらい……!)

 疼く感触を振り払い、岩に踵を踏みしめる。
 目の前では仲間たちが弓を放ち、剣を振るって戦い続けている。頼もしいそのさまを見つめながら、メディックは必要なアンプルを指に引き出す。

「医術防御、行きま―」

 封を切り、術式を放とうした時だった。
 彼女の必死の決意など、理解するはずもない熱いかけらが、本能のままに動いた。
 襞から襞へと這い移り、膣内の腹側―少し膨れた辺りを、べったりと擦り立てる。
 人の指を挿れて曲げると、ちょうど届く辺りのその場所。
 膣内にある、最も快楽に弱い場所。

「―か……は、ぁ……!」

 指先からアンプルが滑り落ちた。
 爆発したような快楽が胎内を噴き上げ、目の前が真っ白に溶けていく。

(あ、あ、あぁぁぁぁ……!)

 思考も、呼吸も、一瞬止まった。
 膝の力が抜けて崩れ落ちかけるのを、ぎりぎり踏みとどまる。踵ががつんと岩を踏む、その衝撃で何とか意識を引き戻す。
 もう抑えようもなく息を荒らげ、それでも何とか戦闘行動を続行しようと、揺らぐ視界に落としたアンプルを捜す。

(ぼ、ぼう、ぎょ……、みんなを、かい、ふく……しな、きゃ……)

 使命感に縋り、快楽に耐えるその努力を、あざ笑うかのように。
 熱いかけらは動き続けた。一番弱いその場所の、何が居心地良かったのか―ねっとりとやわらかく、熱を孕んだ塊を擦りつけるよう、ずるずると円を描いて這い回る。

「あぁ……ぅ、は……んぁ……っ!」

 甘い電撃が、下腹から背筋を貫く。
 びくん、と全身が硬直した。伸びてのけ反る背筋が、がくがくと震え出す。
 膣が激しく収縮していた。ひとりで勝手に昇り詰めていく身体は、彼女から思考も行動の自由も奪い去っていく。

(ああぁぁぁ……! だ、め……!)

 今度こそ姿勢を保つことができなくなって、メディックはがくんと膝を折った。
 目の前がちらちらと明滅し、周囲の音が耳から遠のく。地についた指に硬いものが触れ、落としたアンプルだと理解はしたが、取り上げるだけの力がもう残っていなかった。
 ただ、ひどい焦燥感だけがあって―激しく息を弾ませながら、意味もなく辺りを指でかく。

「はぁ……あぁ、あ……。みん……な、を、ぼうぎょし―ふあぁっ、やぁああ……っ!」

 ひくひくとわななく胎内を、熱いかけらが容赦なくよじ登っていく。
 そのひと這いごとに呼吸が止まり、意識が白く痺れた。
 堪え切れない喘ぎと共に全身を震わせながらも、メディックは懸命に耐えた。抑え込むように、我が身を抱きしめる。
 触れた肌は火照って、ひどく熱かった。回して押し付けた腕に勃起した乳首が潰され、そこからたちまち、ちりちりとした快楽がこみあげてくる。
 脈打つ鼓動が、身体の芯にずしずしと響いた。その速度は一瞬ごとに強く、速まっていく。


378:熱いかけら 6/6
07/08/28 02:48:09 vXljqppW

(あ……ああぁっ、もう、だ、め……)

 熱くて、熱くて。
 頭の中がまっしろで、もうなにも、かんがえられない―

「―メディックちゃん!?」

 叫ぶ声と共に、すぐ近い所で、がつんと派手な金属音が響いた。
 光にとろけた視界を瞬き、メディックはどうにか、音の降った方向を顧みる。

「……あ、るけ、く……ん……?」
「どうした、やられたのか!?」

 前方の敵を睨んだまま、アルケミストが怒鳴った。メディックの前に翳されていた右腕のガントレットから、突き刺さった黒い種子を引き抜き、投げ捨てる。
 ようやく、メディックは理解した。
 飛来した攻撃から、庇ってくれたのだ。

「あ、あ、あぁ……」
「しっかりしろよ。もうあと一匹で、戦闘終わ―」

 へたり込んだ彼女を励ますように振り返った途端、アルケミストの声が途切れた。
 ぽかんと絶句したまま、彼女の顔を見つめる。
 頬を真っ赤に上気させ、瞳はとろんと潤んで焦点を失い、弛んで薄くひらいた唇から、吐息を熱く漏らし―あからさまな官能に濡れた、そのさまを。
 だらしなく地についた膝の間、キュロットの股間はべっとりと濡れそぼり、隠しようもない染みを描いている。

「え、え……? なん、で……」

 愕然としたまま、鼻の辺りを覆ってよろめくアルケミストのさまを、メディックは声もなく、ただ仰いでいた。

(みつかっちゃっ、た……)

 ぼんやり思ったが、対処する為の考えなど、まったく浮かんで来ない。
 そうして同時に、とうとう膣の最奥にまでたどり着いた熱いかけらが、やわらかな粘液塊をいっぱいに広げて、ふるふると激しく震動した。
 メディックの身体が、突き上げられたようにはねあがる。

「うあぁ! ああぁっ、やあぁ! だめ、だ、めぇ……!」
「メディックちゃん!?」

 アルケミストが、慌てて腕を差し伸べる。
 激しく昇り詰めた身体を痙攣させながら、メディックはその腕の中へと倒れ込む。
 何度も自分の名を呼ぶ声を、耳元に遠く聞きながら―熱く弾けて飛んだ意識は、そのまま深い闇に沈みこんでいった。


379:名無しさん@ピンキー
07/08/28 02:49:01 vXljqppW
すみません、長くなりそうなので、今回はここまでで。
後半「熱いかけら・撃退編」に続きます。

だいたいはできあがっているので、そんなにはお待たせせず投下できるはず。

380:名無しさん@ピンキー
07/08/28 04:28:01 sfiqlKH2
相変わらずのナイスシチュ、ナイス表現、ナイスエロス!
あなたのメディ子には毎度やられっぱなしです

あと、モンスターの性質やなんかの解説もリアルで
毎度感服します

381:名無しさん@ピンキー
07/08/28 21:28:45 qmlIHfAw
>>379
燃ェロを感じるのは毎度のことなんだが、アルケくんの言動に吹いた。
なんというヘタレエロ……パーティメンバーの対応も素敵過ぎる。

後半はまったりワクテカ待ってるよー

382:379
07/09/01 00:20:51 b31UqK5A
お待たせいたしました。
「熱いかけら」後編、投下します。

・6層ネタバレ
・赤目アルケ×ロリメディ ……かつ、異種姦。

wiki18禁絵板の、金髪バード×赤毛ソド子……!
感慨無量です。ありがとうございます。
書いたものが、誰かのインスピレーションに繋がるのなら
これ以上のしあわせはないですな……

383:熱いかけら(撃退編) 1/6
07/09/01 00:21:54 b31UqK5A

(―あ……れ。わ、たし……?)

 ぼんやりと開いた瞳に映ったのは、見覚えのある白木の天井だった。
 窓から差し込む夕暮れの光が、磨かれた滑らかな板を茜色に照らしている。
 ゆっくりと瞬きを繰り返しつつ、首を巡らせたメディックを、傍らに腰掛けていたアルケミストが振り返った。
「ああ。目、覚めた?」
「……アルケくん……? 私、ど、して……」
 ようやく認識が戻り、そこが『長鳴鶏の宿』の一室―アルケミストの投宿している部屋だと理解する。
 メディックは彼のベッドに寝かされていた。白い長衣は脱がされていたが、それ以外の汚れた衣服はまだそのままだ。
「探索、切り上げて戻って来たんだよ。……大変だったんだぞ。“それ”をみんなに気づかせずに、ここまで連れて来るの」
 彼の指が、べっとりと濡れそぼったキュロットの、その箇所を指した。
 一瞬で頬を朱に染めて、メディックは声もなく俯いた。

(そう、だ……。私、あの『かけら』に……)

 思いっきり、イカされてしまったのだ。そのまま倒れて、意識を失ってしまうほどに。

「とにかくごまかすしかないからさ。適当にみんなを丸め込んで……上着ぴったり巻き付けて、下のそれ隠して。ここまで運ぶのも俺が一人でやるって、他のやつら突っぱねてさ」
 メディックちゃんは誰にも触らせない、って叫んだら、みんな無言で離れてったけどな、とアルケミストはけろりと笑う。
 そうして冗談めかしてはいるものの、さして膂力もない錬金術師にとっては、人ひとりを樹海の出口から宿まで運ぶというのは、相当の大仕事だったに違いない。
「ごめん、なさい……」
 恥ずかしさと申し訳なさに消え入りたいような気分で、メディックはももを擦り合わせ―
 びくりと、目を開く。

(……まだ……、いる……)

 胎内に感じる、確かな熱。
 ふるふるとやわらかい感触は、膣の中にしっかりと残っていた。ばかりか、意識を取り戻した彼女に自らの存在を主張するかのように、またもぬるりと蠢き始めたのだ。

「あ……」

 小さく声を漏らして身を震わせたメディックに、アルケミストは何を思ったのか、小さく微笑んだ。
 ベッドの上へと身を屈め、濡れて汚れた身体を引き寄せる。

「馬鹿だなぁ。そんなにしたかったんなら、我慢してないで、早く言えって」
「……は……ぁ、あ……」
「探索なんて中断させて、いっくらでも相手してやるのに。あんなんなるまで、ひとりで頑張っちゃって……。どうしたんだよ? 俺に触られて、スイッチ入っちゃった?」
「や……ち、が……。あっ、ん……」
「言っとくけど、あれはほんとにやましい気持ちはなかったんだからな? 全くメディックちゃんも、結構好きなんだか―」
「ちがう、って! や、もう!」

 全く勝手なことを囁きながら、にやにやと指を這わせ始めた彼の額を、メディックは力いっぱい押しのけた。
 鞭打ち症になりそうな勢いで首をのけ反らされたアルケミストが、顔をしかめて呻く。

「なっ、何だよ」
「違う、の! 私、そんなんじゃなくて、ただ―んあぁっ!? やぁぁ……んっ、うあぁ!」

 訴える言葉は途中で、堪え切れぬ嬌声にすり替わった。
 膣の奥に居座った熱いかけらは、相変わらず気ままに内部を擦って這い回っている。そのたびごとに灼けつくような悦楽が、脳裏を白く染め上げる。
 ひとりでベッドの上で悶えるそのさまに、アルケミストはあっけにとられて瞬いた。

「ど、どうしちゃったんだよ。俺、まだ何もしてな……、……発情期?」
「ばか。ばかぁ……っ! ちがうって、言って……んっうぅ、あぁぁ……!」

 本気で判っていない彼の反応に、心底焦れてメディックはもがいた。
 荒く乱れた呼吸を励まし、何とか事態を伝える言葉を継ぐ。


384:熱いかけら(撃退編) 2/6
07/09/01 00:23:03 b31UqK5A

「な、なか、に……あぁはっ、ふぁ……はいっ、て、か、かけら……っ!」
「かけら?」
「フレイム、ウーズ……っ、さっき、かぶった、かけ……あああぁぁ! やっあ、そこ、やめぇ……!」

 たまらなくこみ上げる快感に、メディックは激しく首を振り立て、のたうった。
 呆然と聞いていたアルケミストも、ようやく事情を理解したらしく、真顔になる。
 ひくひくと震える彼女の腰を捕らえると、下肢を覆うキュロットと下着を、まとめて引き下ろす。

「あっ―や、なに!?」
「何じゃない。ほんとなら、確かめないと」

 脱がした衣服を床に放ると、アルケミストはメディックのももを割り、秘所を大きくひらかせた。
 羞恥に頬を更に染め、目を瞑るメディック。
 晒されたそこは膣口はもちろん、会陰から尻の割れ目、ももの付け根に至るまで、びっしょりと濡れ切り、窓からの夕日に光っている。
 アルケミストは真剣な顔のまま、そこに指を這わせた。最初は指で、次にベッドの脇にかけてあったフェイスタオルをとり、秘所についた粘液を拭う。
 白いタオルに、べったりと染み込む温かい液体。ほとんどは彼女自身の分泌した愛液だが、ところどころに薄黒く墨を溶かしたようなものが混じっている。
 ちぎれて溶けた、ウーズの残骸。
 彼の表情が険しくなる。タオルを傍らに置くと、再度彼女に向き直った。

「はぁ……はぁ……ひ、あぁ……あ……」
「ちょっと、我慢な」

 切れ切れに息をつき、胎内の感触と戦う彼女に囁きかけると、アルケミストは指を伸ばした。
 濡れてひらいた秘唇に、真っすぐ中指を埋めていく。

「ああぁぁぁ! やっ、だ、めぇ!」

 悲鳴をあげて、メディックはのけ反った。
 熱くやわらかく、内を擦るだけの動きに慣らされた身体に、直線的な挿入の刺激は大きすぎた。無意識に脚が跳ね上がり、膝が彼の身体のどこかを蹴る。
 痛て、と小さくぼやきつつも、アルケミストは指を引こうとはしなかった。奥へと深く潜り込ませて、入り込んだものを探す。

「やっあぁ! はあっ、あ、んうぅっ……!」
「メディックちゃん……。そんな締め付けられると、探しにくいんだけど……」
「……んなの、いわれ、ても……っ!」

 潤滑材は既に十二分に分泌されており、指を滑らすのに支障はないが―代わりに膣の内壁が本人の意思とは関係なく、ぎゅうぎゅうと彼の指を締め付けてしまう。
 メディックは必死に呼吸を紡ぎ、締まる内部をリラックスさせようと試みた。
 が、弛んだ途端に、すかさず指が探って動く。そのわずかな刺激だけで、蕩けた身体はまたも激しく反応し、収縮を繰り返す。

「むり……! むり、だよぉ……! こ、れっ……だめぇぇ! ああぁ、やぁぁ!」
「ちょっ―ああ、もう。ごめん、ちょっと力、入れるぞ」

 ため息をついて、アルケミストが指を二本に増やした。
 強引に中をこじ開けて入る感触に、メディックの泣き声が更に高まる。逃げようと身体をずり上がらせても、すぐに脚を掴まれ引き戻される。

「あぅぅっ! も、やだぁ……はぁ、はっ、あぁ……んあぁぁあ!」

 喉を反らして、がくがくと全身を震わせるメディック。
 きつく狭まる内部を探り回し、さんざんに彼女を喘がせ泣かせた挙句、ようやく彼が小さく呟いた。

「……いた。これ、か」

 彼の指先にも、熱いかけらが触れたらしい。
 メディックは涙でぐちゃぐちゃになった顔を上げ、絶え絶えに訴えた。


385:熱いかけら(撃退編) 3/6
07/09/01 00:24:02 b31UqK5A

「はや、く……、とっ、てぇ……」
「うん……。ちょ……っと、これ、は……、難しい、な……」
「―っああ! うあぁっ、やっあぁあ!」

 掻き出そうとする彼の指の動きに、ウーズのかけらは意外なほどの敏感さで反応した。ぬるりと膣内を滑って逃げ、追う彼の指先から遠ざかっていく。
 当然その動きは、膣粘膜を激しく擦りたて、かき回して―既に限界まで高められた胎内に、更なる強烈な熱と悦楽とを植え付けて回る。

「あああぁぁ! またっ……あぁ、あついぃ! あついの、うごい、て……んあぅぅ! あうぅ!」

 メディックは泣きじゃくり、もがき、なすすべもなく悶え叫んだ。
 熱くやわらかく内部を擦って逃げる動きと、それを追ってかき回す彼の指骨の動き。硬軟ふたつの刺激が混ざり合い、感じたこともない淫悦となって、脳天までつきあげた。
 ぎりぎりと骨が鳴りそうな勢いで背が反り返り、全身がつっぱる。

「んあぁ! はぁ、あぁぁ……! もう、もう、やだぁ……!」

 何度目かも判らなくなった絶頂に、全身が痙攣し、やがてぐったり弛緩する。
 脱力しきった身体を投げ出し、放心した表情で、わずかな呼吸だけを繰り返すメディック。
 全身、噴き出した汗にまみれ、顔は涙と涎、下肢には撥ねた愛液が飛び散り、どこもかしこもどろどろだ。
 シーツに沈み込んだ身体を前に、アルケミストが諦めたように指を抜いた。

「駄目だ。指じゃ、どうにもならないな。ちゃんとした器具使うしか―施薬院、行くか」
「せやくいん……」

 ぼんやりと繰り返して、メディックはふるふると首を横に振った。
 あふれた涙が、瞳をこぼれて頬に伝う。

「こんな……の……、ひとに、みられたく……ない、よぉ……」
「……まあ、な。俺も正直、他の奴になんか、絶対見せてやりたくない」

 濡れた指をタオルで拭いつつ、むっつりとアルケミストも答えた。
 ぐすぐすと鼻を鳴らして、メディックはその顔を仰いだ。

「ほ、ほっとけば、そのうち……とけて、きえちゃう、かなあ」
「たぶん。でも今、そいつがいる環境……あったかくて湿ってて、ウーズにとっては最適なんだよな。水晶核がないんだから、いずれは溶けるだろうけど……この分じゃたぶん相当、時間がかかる―」
「―あ! んぅ、あぁ……!」

 彼の声を遮って、メディックはまたも悲鳴をあげた。
 止まったと思った熱いかけらが、再び動き始めている。疲れ果てた彼女をあざ笑うように、ぬるりぬるりと蠢き、もがく。
 もはや反応するだけの体力なんて、残っていないと思うのに―実際に耐え難い悦楽はびりびりと芯に痺れ、脚や肩が勝手にひくつき、はねあがる。

「あぁぁあ……、も、こんなの……きつ、い……よぉ……」

 どうにもならないまま、悶えて泣くメディックのさまを、アルケミストはしばしつらそうに眺めていた。
 が、ふいに何事か思いついた表情になり、ベッドから素早く降りる。
 快楽に乱されぼやけた認識の中にあっても、側にいた気配が遠のいたのは、メディックにも判った。
 力の抜けた指を伸ばし、涙ながらに訴える。

「や、いや……。み、すて、ないでぇ……」
「見捨てるか。ちょっと―ほんのちょっとだけ、待ってろ」

 答えつつ、アルケミストは窓際の机に駆け寄った。広げられたさまざまな器具や薬品の中から、素早く目的のものを選び、準備を整える。
 錬成炉をアルコール綿で拭い、液体窒素の生成素材を投入する。同時に、滅菌した試験管の中から一番細身のものを選び出すと、封を切った蒸留水を静かに注ぎ込む。


386:熱いかけら(撃退編) 4/6
07/09/01 00:25:29 b31UqK5A

「『氷の術式』―」

 室内の温度が、一瞬すっと下がる。
 ばしゅっ、と錬成反応の響きと共に、試験管の蒸留水が音高く凍りついた。
 ガラス切りを器用に使い、アルケミストは試験管を割った。指先に取り出したのは、芯までしっかり凍った、蒸留水の細い氷柱。
 なめらかな氷の表面に、傷や突起がないことを確認すると、アルケミストはベッドに戻った。
 か細く息を吐きながら、メディックがその姿を見上げる。

「うぁ、あ……?」
「ゆっくり、舐めて。やけどしないように」

 ひらきっ放しで乾き切った唇に、氷柱がそっと差し込まれる。

「んっ……んぅ、ふ……」

 熱い舌に触れた、冷たい塊。
 メディックは夢中で舌を動かして氷をしゃぶり、滴って来る水滴を飲み下した。絶え間ない喘ぎに渇いた口内に、冷たい水の感触が何とも言えず心地よい。
 我を忘れて貪り始めたさまに、アルケミストが慌てた様子で氷柱を引き抜いた。

「こら。濡らすだけでいいんだって。溶かしちゃったら、意味ないだろ」
「やあぁ……、おみずぅ……!」
「水な。判ったから」

 卓上のシャーレにいったん氷柱を置くと、アルケミストは蒸留水の残りを取り上げ、自ら呷った。すぐに身を伏せ、メディックの唇に唇を重ねる。
 流し込まれた冷たい水を、喉を鳴らして飲み干すメディック。
 嚥下したのを確認して、彼は再度水を含み、彼女に与える。彼女も待ちかねたように顎を上げて、受け止める。急いた舌の動きに、あふれた水がこぼれて伝う。
 二度、三度と繰り返して、やがて瓶に残った水はすべて、メディックの喉へと流し込まれた。
 最後の分をゆっくりと送り―けれどしばらく唇は離されず、差し込まれた舌は名残惜しげに、熱い口内を探っていた。
 メディックも瞳を閉じて、その動きに応える。
 胎内ではあの熱が、じりじりと急き立てるような感覚を訴え続けている。それでも、舌の動きに没頭していると、わずかにそれを忘れられるように思えた。

「ん……ふぁ、んく……ちゅ、く……」
「……んむ、ふっ……ん……」

 舌と舌が触れ合い、絡む。互いに唾液を交わして飲み干し、歯を舐め、唇を噛む。
 長い間、お互いを味わい尽くして、ようやくふたりは唇を離す。
 唇と唇の間に、唾液が細く糸をかけて落ちた。
 ぼうっと蕩けた視線で、彼を見上げるメディック。対して向けられた彼の視線も、官能に熱く濡れたまま、ふっと小さく自嘲する。

「……こんな、やってる場合じゃないな。つづきは、あとだ」
「う……ん……」

 静かに髪を掻いてくれる指に頬を預け、メディックは目を閉じ頷いた。
 身を起こしたアルケミストは、彼女の脚の間に再び位置を取り、腰を下ろした。
 ひらかせた秘所に指をかけつつ、右手に濡れた氷柱を取り直す。

「一瞬、キツいかも知れないけど……我慢、しろよ?」
「え……? ―んあっ!? あぁぁぁぁ……っ!?」

 絶叫と共に、メディックの身体がのけ反った。
 瞬間、炸裂したのは、絶頂とも別の感覚とも判別のつかない、ただ強烈な衝撃。

「あああぁ! うあぁ! いやぁあ! うぅああぁ……!!」


387:熱いかけら(撃退編) 5/6
07/09/01 00:26:40 b31UqK5A

 意味をなさない声をもらし、のたうち逃げを打つ身体を、覆いかぶさった身体が全力で押さえ込んだ。腹に肘をかけ、体重を乗せて動きを封じる。
 身動きを奪われ、逃れようもなく断続的に痙攣するメディックの中心に―ずぶずぶと、その衝撃が呑み込まれていく。
 氷。

「いっ、やあぁぁ……! あうぅっ! こ、れ、しぬう! しんじゃうぅ!」
「……っ、くっ、こ、の……」

 ばたつく身体を抱え込み、アルケミストは必死に氷を動かし、内部に潜むウーズのかけらを探る。
 メディックは見開いた両眼からぼろぼろと涙をこぼし、断続的な悲鳴をあげ続けた。
 熱く熱くうねり、悶え続けていた膣の中心を、冷たい、この上なく冷たい硬い感触が、真っすぐ貫いている。
 一気にさらわれていく温度。
 熱を穿つ、強烈な冷気。
 その衝撃だけでももう、思考などくずれて壊されていくというのに―

「……あぁぁ! うごい、て……また! やぁぁ、そこ、そこ、やだぁ! あう、ああんっ、ふあぁぁ!」

 最大の弱点である冷気の気配に、魔物のかけらが安穏としている訳もない。
 熱いかけらは膣の内部を逃げ回り、挿し込まれた氷の先から、ぬるりぬるりと逃げ回った。あっと言う間に最奥へ逃れ―あろうことか、その先へと続く入口を、無理でもこじ開けて潜り込もうとする。
 子宮口。
 絶え間ない悦楽に充血し、位置を下げて膨らんでいたそこを、やわらかな熱で激しく叩かれ、こね回される。

「いやあぁぁ! ああぁ、くあぁぁ! はいる―また、はいっ、てく、よぉ!」
「っ痛てぇ……! 頼む、もうちょっと我慢、しろ……っ!」

 暴れる脚に何度もしたたか蹴られつつ、アルケミストは彼女の下肢をしっかと抱え、氷を深く押し込んだ。
 硬い冷気の塊が、逃げようとするかけらの中央を、あやまたず捕らえる。

「ここ、か……!」
「はぐぅ! くぁ……は、ああぁ……! ……め、やめてえぇぇ!」

 熱くやわらかい塊が、押さえ込む氷を瞬く間に溶かし始める。
 けれどアルケミストも、溶ける氷の棒を奥へ押し込み続けた。ずぶりと溶け縮み、短くなっていくそれを揺るがすことなく、ウーズのかけらに突き立てる。
 冷気に真っすぐ刺し貫かれ、もがくかけらも次第に溶けて、収縮し始めた。

「はっあ、あうぅっ! あっ、あぁああぁ……!」

 いっぱいに目を見開いたまま、メディックはその感覚を最奥に受け止めた。
 腹の底で熱が溶け、氷が溶けて、混ざり合い、沸き立つ。
 ひくひくと震える断末魔の痙攣が、溶けていく液をかき回し、内壁を掻く。そのたびに彼女の身体も、断続的な痙攣を繰り返し、ひきつり、わなないた。
 熱いと思えば冷たく竦んで、次の瞬間にはまたなお、猛烈に熱い波濤が押し寄せ。
 感覚が入り混じり、混交して、もうなにがなんだかわからない。
 ただ真っ白に炸裂し、沸き立って弾けて、とけていく。

「ああぁぁぁ、ああっ、んあぁぁぁ―」

 声は途中で途切れ、限界までのけ反っていた身体が、がくりとベッドに落ちる。
 息をひどく荒らげながら、アルケミストが身を起こした。全力で彼女の身体を押さえ付け続けていた彼も、いつしか汗だくになっていた。
 ぐったりと額を拭いながら、だいぶ短くなった氷の棒を確かめるよう押し込み、回す。
 先刻まで先端に絡まっていたやわらかな塊は、もはや完全に溶け、ただゆるい液体の感触へと変じていた。


388:熱いかけら(撃退編) 6/6
07/09/01 00:29:03 b31UqK5A

     *

 長い自失から覚めた時には、窓の外はもうすっかり暗くなっていた。

「……ん……あぅ……?」

 どれだけ意識を失っていたのか、尋ねようとメディックは口を開いた。だが、嗄れ果てた喉は引き攣れて、うまく声にならなかった。
 視線だけ巡らすと、シーツの上に立てられた自分の膝の向こうで、アルケミストが微笑んでいた。

「もう、大丈夫だぞ。中で溶けたやつも、ほとんど全部掻き出したから」

 ほかほかと暖かく心地よい感触が、脚の付け根からふとももの辺りを擦っていく。
 温水で濡らしたタオルで、彼が身体を清めてくれているのだった。
 メディックはただぼんやりと、されるがままになっていた。言葉や感情のかけらが脳裏を鈍く過っては、明確なかたちにならぬまま、泡と弾けて消えていく。
 まとまった思考を保つだけの力が、残っていない。

「……つかれ……た……」
「……ん。まあ、そうだろうな。あれだけ立て続けにイキっ放しじゃなあ」

 からかうように、彼が答える。
 普段なら頬を染めて反論すべきその言葉にも、今はもう、応じるだけの気力が出ない。
 深く吐息だけついたメディックに、彼が顔を寄せた。取り替えた新たなタオルで額の汗を拭き、口や顎を拭って―覗いた肌に、そっと唇を落とす。

「なんか、ちょっと妬けたな。相手は意識も知性もない、ただの有機化合物だけどさ、それでも……俺以外の他のものに、あんなに感じてるって思うと、なぁ」
「……なに、ばか言って……」
「だから……な? 今度は、俺と……」

 ちゅ、と音を立てて、唇がまた触れる。
 そのぬくみを遠く感じながら、メディックはゆっくりと目を閉じた。

「……ねむい……」
「……おい? メディックちゃん?」

 彼の声が、不審げに曇る。
 けれどそれを慮る余裕もなく、メディックの意識はずるずると、あたたかい薄闇の中へ溶けていく。

「おやすみ……なさ……」
「おい……、マジで? メディックちゃん……、俺、ちょっと、俺は……!?」

 抱き竦めた腕が、焦ったように身体を揺さぶってくる。
 何か必死に訴えかけられているようだったが、半ば眠りかけた脳はもう、その意味を拾わない。
 ことりと傾いた頭が、彼の腕の中に落ちる。
 規則正しく鎮まっていく呼吸を胸元に抱えて、大きな大きな嘆息がこぼされた。

「あはは……そっかぁ。無理、かあ。ま、そっちはそうかもしれないけどさ、仕方ないけどさあ……。あんだけ見せつけられた挙句、おあずけかよ……。はあぁ……」

 何故だかとても寂しげな泣き笑いが、遠く聞こえる。
 その声を子守歌のように聞きながら―メディックは安らかな微笑みを浮かべたまま、眠りの世界へと滑り落ちていった。


389:名無しさん@ピンキー
07/09/01 00:31:16 b31UqK5A
以上です。
六層ネタということで、ほんとは全部、樹海内で済ませたかったのですが、
さすがにあの状況だと引き上げないと不自然なので、
しぶしぶ宿に戻って参りました。

実は当初は「かけら入れたまんまやっちゃう」というネタだったのですが、
も少し錬金術師らしいとこ見せろよと思い、アイスプレイと相成りました。
そしたらアルケがおあずけ食らった。
というかこいつら、ベッドの上でちゃんと最後までしたこと、一度もないな……

次は少し、ハードめのでいきたい所存。いつになるかは判りませんがーーー

390:名無しさん@ピンキー
07/09/01 01:13:55 KmtEtGMk
アルケくんメディちゃん待ってたよ!

ラスト、アルケくんの状況には同情するものの、それ以上に
安心しきった寝顔であろうメディックちゃんに萌え。

391:名無しさん@ピンキー
07/09/01 11:48:01 tKntMw7v
同じく待ってたよ!
微笑ましい二人が大好きです。
ハードな次回作も楽しみ!

宿のベッドでまったりしてるのも
見てみたいなぁ……

392:名無しさん@ピンキー
07/09/01 22:52:22 JHxDjItn
>>389
今作も萌え死なせていただきました

393:名無しさん@ピンキー
07/09/03 14:34:14 w5tBo5jK
「樹海の戦士Ⅲ」のクエストをブシドータンでクリアしようとしたら返り討ちにあいました
しかしそのおかげで一人でクエスト受けに行ってうごめく毒樹に触手レイプされるブシドータンというシュチュを思いついてしまった…
これは書くしかあるまい
他にこれの派生でカリナン採掘に出かけた低レベル採掘用レン子隊が採掘ポイントの近くの毒樹に捕まって…
とかも思いついてしまった

394:名無しさん@ピンキー
07/09/03 17:56:35 mpv4/HGX
>>393
神候補生よ!期待してるぞ!!

395:名無しさん@ピンキー
07/09/03 21:50:02 w5tBo5jK
>>394
そんなに期待されると
その
なんだ
困る
ぶっちゃけほぼSS初心者なんであんまり期待しなくていいよ
それとひぎぃ系や異種孕ませ系にもなりそうなんで苦手な人は期待しないほうがいいと思うよ

396:名無しさん@ピンキー
07/09/03 23:22:49 SAH1jhfC
それを聞いて余計に期待せざるを得なくなった。

397:名無しさん@ピンキー
07/09/04 07:15:17 laFEHjaZ
作品にも期待するが、新しい神の誕生という事が
このスレにとって光なわけだから胸を張っていいと思うよ

398:名無しさん@ピンキー
07/09/04 10:28:05 FvKmLz8o
はじめは下手でも数書けばうまくなるよ

399:名無しさん@ピンキー
07/09/04 16:31:22 BXJ+g1IS
>>396-398
ありがとう。とりあえず途中まで頑張ってみたよ
多分少しおかしい部分あると思うけどまあ初心者ってことで勘弁してくださいな
それでは↓↓↓↓↓↓
第四層「枯レ森」
枯れた木が立ち並ぶ一面茶色の樹海の中で黒い髪に赤と白の袴を着た凛々しい顔立ちの少女が一人流砂に流されている
彼女はブシドー。独自の剣術を持つ異国の部族
彼女は今少し訳あって第四層の枯レ森に一人で流砂に流されある場所に向かっている
その理由というのは他でも無い名誉挽回の為だ
彼女は最近同じギルドのパーティメンバーに「約立たず」の烙印を押されているようでなのである
「防御力低すぎて回復の手間がかかる…」
「構えのテンポ悪すぎ…強化枠も圧迫するし…」
「燕返しの威力は認めるけど…正直レンジャーで十分」
等、パーティメンバーがそのようなブシドーに関する愚痴を次々に吐き出していたのをこの耳で聞いてしまったのだ
このままではそのうち二軍に落とされてしまう。いや、下手をすれば引退を強要される
そのような事態は誇り高きブシドーの一族としてあってはならない
そのためにはなんとかブシドーの実力を今一度パーティメンバーに示さなければならない
そんな矢先、彼女が目をつけたのが酒場のクエスト「樹海の戦士Ⅲ」であった

400:名無しさん@ピンキー
07/09/04 16:34:03 BXJ+g1IS
このクエストの内容は第四層に潜むモンスター「うごめく毒樹」を一人で打ち倒すことである
「うごめく毒樹」は毒を使った攻撃が強力な植物型のモンスターである
少し前に彼女もパーティメンバーと一緒に戦ったことがあるが5人でやっと倒せる程であった
そんな相手を一人で倒すなんて無茶だと他のメンバーは口々に言う
しかし彼女はそんなメンバーの反対意見を押し切ってこのクエストを受けたのだ
「もっとレベルを上げてからしたほうがいい」とリーダーは言うがそんなに悠長にしている余裕など彼女には無いのだ
そういう訳で彼女は今「うごめく毒樹」を倒しに行く為に流砂に流されながらそれの出現する場所に向かっている
しばらく流砂に流されていると少し開けた場所に出た
「ここにいるはずだが…」
前に探索に来た時に「うごめく毒樹」と遭遇したのはこの場所である。彼女は注意深く辺りを見渡しながら毒樹が現れるのを待つ
するとすぐに「ズズズ…」と音をたてながら巨大な毒樹が姿を現したその姿はいつ見てもやはり異様であった
全体のシルエットこそ「樹」なのだが、樹の「根」にあたる部分がまるで無数の蛇のようにうねりこれにより器用に「歩行」している。そして「枝」にあたる部分も「根」同様無数の蛇のようにうねり、絡み合い、グチュグチュと不快な音をたてている。
それは「枝」というより「触手」というほうがふさわしく、その「触手」は全て毒毒しい紫をしており先に人の手のような機関を持っている
その「触手」の隙間から除く一つの「眼」(のようなもの)からは明らかなな敵意や殺意が感じられる
それはとても「樹」と呼べるものではなかった

401:名無しさん@ピンキー
07/09/04 16:37:47 BXJ+g1IS
ブシドーはその異様な姿を見て不快感を感じずにいられなかった。が、今はそんなこと考えている余裕など無い
今はこの「樹」のような怪物を倒すことだけ考えなければならない。
彼女は早速攻撃に入る為に得意の「上段の構え」に入った。戦いはもう始まっている
すると毒樹は私が構えている隙にすかさず枝の間から「毒の息」を吐きだしブシドーの少女の周りを包みこむ
この「毒の息」こそ「うごめく毒樹」の得意技であり、これで多くの冒険者を命を奪ってきたようだ
前に自分達が戦った時にもこの「毒の息」に苦しめられた。
そんなものを一人で相手にしてる時に食らってしまっては敗北は免れない。しかしこちらも何も対策してない訳ではない
「ベッ甲の二連指輪」
第三層に潜む強力な亀の魔物の甲羅から作られる身に付けた者のの情報異常に対する耐性を高める指輪だ
これさえあればしばらく毒に悩まされないで済む
しかし飽くまで「耐性を高める」のであって「無効化」するわけでは無いのであまりダラダラとしているとそのうち毒で倒れてしまう。ここは毒を食らってしまう前に短時間で仕留めるべしだ
そう思った彼女はブシドー最強のスキルで一気に攻めることに決めた
毒の煙に包まれていく少女の姿をマジマジと見つめる毒樹
毒樹はその時勝利を確信したのだろう。しかし
毒の煙の中からブシドーの体が飛び出す。毒樹はそれに驚いたようにその「眼」のようなものを見開いた

402:名無しさん@ピンキー
07/09/04 16:39:53 BXJ+g1IS
その瞬間、「燕返し!!!」少女はそう叫びながら毒樹に目にも止まらぬ早さで三発の斬激を喰らわせた
「やったか!?」彼女は毒樹の姿を確認した
毒樹の体のまだ樹に見える部分、「樹の幹」に当たる部分に巨大な三つのえぐれたような傷が見える。どうやら手応えはあったようだ
しかし「触手」は相変わらずうねりうごめいている「眼」のほうもギロリと怒りの感情を露にしながらこちらを見据えている。まだ倒れてはいなかったのだ
しかし致命傷は負わせたようで今にも倒れそうな足どりをしている
恐らくもう一撃喰らわせれば倒れるだろう
「チッ…タフなやつだ…」
彼女がそう呟いた直後「シュルルッ!!」
すごいスピードで「触手」がこちらに突っ込んできた。
「何っ!?」彼女はそれをなんとか紙一重でかわす
この毒樹、「毒の息」の攻撃に目が行きがちだがこの「触手」によるもあなどってはならない。その太い「触手」から繰りり出される鞭のような攻撃をまともに食らえばひとたまりも無いだろう
防御力の低い「ブシドー」なら致命傷だろう
なんとか攻撃をかわした彼女だがそこにまた別の触手による攻撃が続く
しかしその攻撃もなんとかかわす。触手の攻撃はまだまだ続いたがその全てを彼女はかわしていた
本来ブシドーはここまで素早くはない。しかし彼女の「負けたく無い」という思いがここまでさせたのだろう
彼女は攻撃をかわしながら反撃のチャンスをうかがっていた。あと一撃、あとそれだけ喰らわせれば勝てるのだ
そしてついに彼女はこの激しい攻撃の中に一瞬の隙を見つけ毒樹の懐に飛込んだ
「はぁぁぁぁっ!!!」
彼女は刀を大きく降りかぶりながら一直線に毒樹の体に向かう
またも毒樹の「眼」が大きく見開かれてる。恐らく死を覚悟したのだろう
「殺ったぁっ!!!!」
彼女も勝利を確信した
その時
「シュルンッ!!」
彼女の腕と足に太い紫色の蛇のような物体が巻き付いた

403:名無しさん@ピンキー
07/09/04 16:44:13 BXJ+g1IS
とりあえず一旦終了です
これからエロに入ります
ていうか前降り長すぎだろ…orz
それと前にも言ったひぎぃ系や異種孕ませ系以外にも微妙にスカとかも入りそう…
嫌いな人注意

404:名無しさん@ピンキー
07/09/04 17:37:37 c0cp2pZV
視点をはっきりさせた方がいいんでないかい。
この光景を誰が見て語っているのかって事。
気づけば直ることだし、わりと重要だから書いとくよ。

405:名無しさん@ピンキー
07/09/04 19:15:22 228wb7Hm
あと、読点がついたりついてなかったりするのも気になるな。

406:名無しさん@ピンキー
07/09/04 19:51:17 BXJ+g1IS
>>404-405
アドバイス㌧クス
視点のほうは結構気を付けてたつもりだがやっぱり駄目か…
読点は普通に気付かなかった。
次からは気をつけます

407:名無しさん@ピンキー
07/09/04 21:05:34 JsTMVTib
句読点が少ない読みにくさとかは確かにあるが、文章は良いと思うよ!
エロがんばれ。楽しみにしてる

408:名無しさん@ピンキー
07/09/06 16:39:01 On2XHYI0
保守

409:名無しさん@ピンキー
07/09/06 17:04:30 F7QgbOm/
>>400-403
誰か添削してやれ

410:名無しさん@ピンキー
07/09/06 17:09:06 /Sy7grBg
やだちょーめんどくさい

411:名無しさん@ピンキー
07/09/06 17:26:25 djNwnQxF
>>409
書き主は添削してくれなんて言ってないわけだが。
善意の押し付けは勘弁してやれ。

412:名無しさん@ピンキー
07/09/06 18:29:18 sn2YCB4i
なぁ、書いている奴が居る場合に横から書きこまない方がいいかな?
なんか・・・こう・・・・ムズムズするっていうか・・・・
書いてみたくなってしまった。
ちょいと非常識なんで教えて貰えると助かる。

413:名無しさん@ピンキー
07/09/06 19:14:43 LFyWfG3Y
連投規制にひっかかるならともかく
2日も経過してるからいいんじゃね?

414:名無しさん@ピンキー
07/09/06 19:16:07 UXvNMDoM
前に投下されたSSのケツを読んでキリがよいか確認する。ついでに時間も確認。
前SSの終わりがキリがよく、最後の投下時間が自分の現時刻と間隔が開いてたら投下はOKだ
ただし書きながらの投下はNG。話がキリがよいとこまで書いてから投下開始
そして投下前に予告をするとよりgoodだ
何レス使うとか、特殊なシチュは好き嫌いがあるのであらかじめ教えて受け付けない人にスルーしてもらう
あと名前のところにタイトルつけて(1/5)とかノンブルを入れてくれたりしたらもう完璧


さあ俺は全裸で待ってるぜ!

415:名無しさん@ピンキー
07/09/07 01:37:19 FQVJcRqu
大体の人は投下が終わったら終わりor今日はここまでって告げてくれるから、
それを確認したら投下しておkじゃないかな
宣言がなかったら>414を参考に

416:名無しさん@ピンキー
07/09/07 16:36:04 RjjuvBvo
>>413 >>414 >>415
サンクス。
そだな。メディ姉×ショタパラを予定している。
あまりマニアックなとこまでは行かないが、
ほんのちょっとSM入るだろう。俺の預かり知らぬところで。

そうだな。今晩投下開始だ。
あまり期待しないでくれると嬉しいね。

417:名無しさん@ピンキー
07/09/07 16:54:17 /QsAzYOg
がんばれ!

最近ちょっと特殊なプレイものが多くて変態な俺は嬉しくて仕方ない

418:名無しさん@ピンキー
07/09/07 18:34:57 RjjuvBvo
第一章「驚天動地」

*月*日 樹海生還後。街は晴れ。



・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
この世は理不尽だ!そうでしょ?!
いくら吹き荒ぶ氷嵐を、疾く走る雷撃を、燃え上がる火炎を防いだところで…
防いだところで誰も何も言っちゃくれない。
それどころか1人だけ歳が低いのをからかってくる始末だ!
くそぅ、このギルドに入ったのは失敗だったのだろうか?

ここは風見鶏の宿。真朱ノ窟から戻ってきた冒険者達が疲労した体を休める所だ。
ちなみにここのお兄さんはなんとなく怖い感じがする。目が細いからだろうか?
そんな宿の一室、ギルド「ナナシ」の防御の要、ショタパラの一室。
日記をつけ終わり「ふぅ」と息をつく。
日々の怒りを綴りストレスを発散して笑顔を絶やさない。
それが彼のポリシーだ。ポリシーなのだ。
彼はあどけないながらも鉄壁の防御を誇るパラディンである。

攻めの準備に入る仲間達を身ほどもある盾でかばう、その精神。
なんと素晴らしいのだろうか!!
そして仲間達はパラディンに労いの言葉をかけて・・・

「おい、パラ。」

パラディンは仲間達に微笑みを返し・・・

「お~い。パラ君。」

そして迷宮の奥深くヘと・・・

ビシッ!!!

「ひゃっ!!」「ひゃっ、じゃねぇよ。さっきから呼んでいるのに・・。」
振り向くとそこには色黒のダク男が居た。いつもパラをからかっている男だ。
ちなみに彼自身には罪悪感は無い。
「な、なんだよぅっ!」「ん?~実はさぁ。」

どうやらダク男は独自に調査しギルド内の女性冒険者達の3サイズはあらかた調べたのだが、
メディ姉のだけが分からないのだという。

「バカみたい・・。・・メディ姉以外のってどうやって調べたの?」
「目視だ!!それでいて正確だぜ!!」
「・・・根拠は?」
「委員長のもバド子のもダク姉貴のも・・もちろんパラ子のも言い当てて見せた!!」
「・・・・」
「しかし・・・おかしいってんだ。メディ姉を見てもサッパリ分からねぇ。
 それどころか探った瞬間、自動的に俺にエクスタシーがかかってしまう・・・」
「・・・それってダク男がヘンタイなだけじゃ・・・・」
「ええぃ!!いいからメディ姉の部屋行ってブラやらショーツやら見て調べてきな!!」
「えっ・・・ええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?」

というワケで。
かくして僕はわざわざ死亡フラグを立てにメディ姉の部屋を目指すのだった。


419:名無しさん@ピンキー
07/09/07 18:39:52 RjjuvBvo
1夜に2話で。
ドヘタクソの素人だからアドバイスくれると嬉しい。
お目汚しすまないが、たのむ、最後まで付き合ってくれ。

420:名無しさん@ピンキー
07/09/07 19:12:49 RjjuvBvo
第二章「そして彼らは」

「パラ君って大胆なのねぇ。こんな時間に女の人の部屋に来るなんて。」
嫣然と微笑むメディ姉の前で正座したパラは身を硬直させていた。
(何で居るの!?何で居るの!?何で来るの!?)
本来、ダク男が足止めするはずだったのだ。
その間に自分がムリヤリメディ姉の部屋へ行く。
そういう予定だったのだ。
しかしメディ姉のクリスタルロッドには何故か血が・・・・

こ れ の 意 味 す る と こ ろ と は 。

「あらあら?うふふ、どうしたの?汗がすごいわよ?」
(やられる・・・!ヤラレルッ・・・!!)
「さぁてと。私が居なかった間に忍び込んだ子にはお仕置きが必要かしら?」
「お・・おしっ・・・!?」
怯えるパラを面白そうに眺めながらメディ姉はおもむろにムチを取り出した。
「うふふ、大 丈 夫 。優しくしてあげるから。」
目が笑ってない。いや・・濡れそぼった目をしている。
「ま・・・まさか・・・・・」
嫌な予感がした。僕の頭の中では警鐘がけたたましく鳴っている。
「ふふ・・・・脱がせちゃおうかしら。」




そこには、両手を使って前を隠す弱よわしいパラの全裸姿があった。
「あらあらどうしたの?手もどけなさい。」
「で・・・、でも・・・・」
「ふふふ・・・、大丈夫よ、恥ずかしくなんかないから・・・・」
そう言われるとまるで操られたようにパラは手をどけた。
「うぅ・・ぅう・・・・・」
「あら、萎んだままなの?ビキビキに勃起している所見たいわ・・・」
メディ姉はそう呟くと膝立ちになっているパラの股間を両足でしごき始めた。
「あぁっ・・メディね・・ぇ・・」
ガシガシとパラの肉刀をしごきあげる。
パラは股間を中心に広がる奇妙な快楽を受け入れてしまう・・・
抗えない・・・そんな気持ちが少しずつ薄れて。
パラは快楽に身をまかせてしまう・・・・・
「あらあら、気持ち良いの?ふふふ・・・」
徐々に体積を増す肉刀にメディ姉の体も火照ってゆく。
「はぁっ・・・ああっ・・・ふぅ・・・」
2人とも、どういう目的なんて覚えてなんかいない。
甘い声が徐々に大きくなり、そしてついにパラが限界に達した!!
「うあぁぁっあああぁぁぁぁぁぁぁんっっっ!!」
「きゃぁ!?」
パラが放った白濁は勢い良く飛び、メディ姉の顔中に飛び散った。
とろんとした瞳でメディ姉は呟いた。

「熱ぅい・・・・」


421:名無しさん@ピンキー
07/09/08 06:32:53 eFvf6Xhk
うみゅ、正統派なお仕置きストーリーですな
これはもう少しこのまま続くのかな?それとも、ダク男復活で攻守交替なんてのも…

422:名無しさん@ピンキー
07/09/08 17:12:38 ZhvWXZfQ
>>421
な、なんだ?か、感想を言ってくれ!!
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い!!

423:名無しさん@ピンキー
07/09/08 18:55:03 g9mwRMHm
>>422
よい詰り方だと思う。
とりあえずメディ姉×ショタパラ二回戦に突入してくれ!

424:名無しさん@ピンキー
07/09/08 20:35:05 ZhvWXZfQ
第3話「熱き咆哮」

「うぅぅ・・・・ふ・・・ぅ・・・」
パラは既に快楽の流れに引きずり込まれており、朦朧とした意識の中うめく。
「はぁ・・・ああぁん・・・・ぅぅ」
メディ姉もそうだ。突き上げるようなオルガスムスの中気持ち良さに身を任せ、
ベッドの上、カラダを沈み込ませている。
しかし、思わぬ来客が来た。

コンコン。

「!!」
2人は即座に意識を取り戻しバッと立ちあがるとドアに駆け寄った。
「メ・・・メディ姉?」「とんだお邪魔虫さんね・・」
そこにはダクハンとメディ姉の妹、メディ子が居た。
生きているところを見ると、どうやらリザレクションだけして連れてきたらしい。
(な・・・ぁ・・・いな・・・って・・・・)
(けど・・・おね・・ちゃ・・・どこ・・・行くと・・・言って・・・)
集中すればかすかに声も聞える。
(な・・俺・・・ね・・・・んだよ・・・・寝たい・・・・)
(ちょっとぐ・・我慢でき・・・!?待ってなさ・・・!!)
「・・・このまま無視しましょう。」
「・・・え?じゃあ・・・」
メディ姉はしゃがみこみ熱い吐息をパラの肉刀に吹きかけた。
「・・・このままじゃあ・・我慢できないもの。」
メディ姉はこれぐらいじゃ、収まらないでしょ?・・そう言ってベッドへパラを
手を取り、連れて行く。
「めでぃ・・・姉・・・・ひっ!?」
メディ姉はベッドの横へ立ったパラをベッドへ押し倒した。
そして濡れた瞳で手にある肉刀を自らの中へとズブズブと入れて行く。
「あぁぁあ!!はぁぁん!!ら・・・!」
「ふぅぅぅぅ・・・!!キツ・・・・あぁぁ!!」
パラは初めてを奪われて・・・と言うより快楽に・・・いや、もう良いだろう。
メディ姉は恍惚の表情を浮かべ、腰を沈み込ませる。
「ふふ・・・・ふ・・・どう?・・・私の中・・・・」
「メディ・・・姉・・気持ち良いよぅ・・・・」
その言葉を聞くや否や、メディ姉は激しく腰を振り始めた。
「いぁぁぁぁ!!めでぃねぇらめぇぇぇぇぇ!!」
「ああアァァァァイイィィィィ!!はぁぁぁぁぁぁん!!」
パラは仰向けのカラダを反らし、ほとんど失神寸前の状態で叫びつづけた。
「あはぁぁぁすごいぃぃんん!!ズコズコって来るのぉぉぉぉぉぉ!!」
メディ姉は本能の命ずるままに腰を振りつづける。
「だめっ!!来るぅ!!来ちゃうぅぅぅぅぅ!!」
「来て来て、中に出してェェェェェ!!」
2人は限界を悟り、ラストスパートをかける。
『あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』



「孕んじゃうかもね・・・ふふ・・・・」
すやすやと寝息を立てる可愛い愛しのパラを見つめながら
明け始めた朝日の光に染まる部屋の中でメディ姉は呟いた。

425:名無しさん@ピンキー
07/09/09 09:15:59 oa86GTC5
>>399-403です
やっと完成しました
でも当初予定してたのよりずっと鬼畜度&苦痛度高し…
苦手な人注意

426:ブシ子触手凌辱(鬼畜、苦痛系)
07/09/09 09:17:45 oa86GTC5
「何っ!?」
彼女の動きが止まる
彼女の手足に巻き付いたもの。それは明らかに毒樹の触手だった。触手はしっかり彼女の手足に巻き付いており彼女の自由を完全に奪っていた。
しかし触手は全て攻撃中だったはずだ。今の状態たからこちらの隙をついた攻撃に対応することなど不可能なはずだ。それなのに何故触手に捕まってしまったのか。
彼女は状況を確認しようと後ろに振り向いた。そしてその後ろに見たものに彼女は驚愕した。
「二匹…目?!」
後ろにいたそれは今自分の対峙していたそれと同じ姿をしていた。そう、それは二匹目の仲間の毒樹だったのだ
普段の彼女なら二匹目の魔物が近付いてきても気配で分かっただろう。しかし、先程の戦いでは目の前の毒樹を倒すことに夢中で二匹目の魔物に気付く余地などなかったのだ。
それ故に二匹目の毒樹の接近を許してしまい、その毒樹に不意打ちで捕まるという失態を犯してしまったのだ。
「しまった…」
一匹目の毒樹が捕まった彼女に近付いて行く。その時の毒樹の「眼」は勝ち誇り、そして何処かいやらしい目付きのように見えた。
そして毒樹は彼女の顔を睨みながら一本の触手を振り上げた。彼女は死を覚悟した
「(くそぉっ…こんなことで死ぬなんて…)」
そして毒樹はその降り上げた触手を彼女に向かって降り降ろした。しかし。
「…えっ…?」
予想外だった。彼女は死んでいなかった。いや、殺されなかったというべきか。
毒樹の触手は彼女の胸を隠すサラシと、下に着ている赤い袴の前の部分だけを器用に今の一降りで引き裂いただけだった。
それまでサラシに押さえつけられ、隠れていた豊かな胸と白い秘部が露になる。

427:ブシ子触手凌辱(鬼畜、苦痛系)
07/09/09 09:20:16 oa86GTC5
「なっ…!?何をするっ!?」
その時彼女はしばらく、毒樹の不可解な行動の意味が分からなかった。しかししばらく考えると。
「(殺さず服だけ破る理由……まさか!?)」
彼女は何か嫌な予感を感じとった。ふと彼女は自分の手足を縛っている触手を見てみると、さっきまでと違いヌルヌルした粘液をまるで涎のように分泌し、彼女の体を濡らしていた。
そして毒樹の「眼」を見た瞬間、予感は確信へと変わった。これ以上無いくらいにいやらしい目付き、まるで舐め回すようないやらしい目付き。
毒樹に人間のような表情は無い。そのずなのにそれでもその眼を見ただけでそのいやらしい表情が見て取れるぐらいのいやらしい目付きをしていたのだ。
そう、毒樹は彼女を「犯す」つもりである。気付けば大量の触手が粘液を滴らせ「これからお前を犯すぞ」と言わんばかりに体をくねらせながら彼女の周りに集まってきていた。「…ひっ!?…やっ…やめろっ!!離せっ!!このっ!!」
彼女は必死に触手から逃れようと抵抗するが毒樹の力の前では無駄であった。
そんな彼女の抵抗を無視して、まず二本の触手が彼女の豊かな胸に絡みつきはじめた。
「ひゃっ?!…やっ、止めろ…!…触るなっ!!」
触手はゆっくりと彼女の胸を粘液で濡らしながら絡みついていく。「…こっ、このぉ!!」
ゆっくりと彼女の胸を侵蝕していく。
触手は胸に絡みつき終える。
「…くっ…この…」
そして触手はさっきもまでの緩慢な動きとはうって変わっていきなり、
「…いぎっ?!」
そのままギュッ!!っと彼女の胸を絞り上げた。急の痛みに驚き、彼女の目が大きく見開かれる。
「…いっ、痛いぃ!?」
彼女の声が洩れる。
しかし触手はそこで胸を縛る力を弱めた。
「…ハァ…ハァ…」
彼女は痛みから解放され安堵の息を洩らす。

428:ブシ子触手凌辱(鬼畜、苦痛系)
07/09/09 09:22:49 oa86GTC5
しかし、それもつかの間
「…ひぎっ!?」
力を緩めた触手は再度彼女の胸を強く縛り上げた。
そしてまたも力を緩め、そしてまた絞り上げ、と触手はその動作を交互に繰り返し始める。触手は彼女の胸をまるで潰すかのように揉みしだいていた。
「…いぎっ!?いぎぃぃっ!!…やっ、やめてぇ!!…形変わっちゃうぅぅ!!!…壊れちゃうよぉぉ!!?…あぎぃ!?」
触手は胸を揉むスピードをしだいに速めていく。
「…痛ぁ!?…痛ぁいぃぃ!?…潰れるっ!?潰れるよぉぉ!?」
彼女は目に大粒の涙を流しながら必死に痛みを訴えている。
しかし毒樹はそんな訴えてなど全く意に介さず、ただひたすらに彼女の胸を凌辱していく。
「…もっ、もうやめてぇ?!…」
そんな最中、別の触手が彼女の胸に近付いてくる。
その触手は、彼女の乳首付近まで近付くとガパッと、まるで花がを開くように先端を開いた。その開いた真ん中には吸盤のような機関が見える。
「…なっ、何…?」
彼女は痛みを訴えてながらもその触手の不気味な動きを確認した。
そして、その花のような触手はそのまま
「…ひっ!?」
彼女の胸に吸い付いた。
「…ひぃぃぃ!?すっ、吸わないでぇぇ!?」
この触手は乳を「吸う」ことに特化したタイプの触手のようだ。
開いた花びらのような機関がしっかりと胸にしがみつき、そしてその真ん中に位置する吸盤がその強力な吸飲力で彼女の乳首を吸いあげる。
「ひゃぁぁぁぁ?!駄目っ、駄目ぇ!!吸っちゃ駄目ぇぇ!?おっぱいなんか出ないよぉ!?」
彼女の乳首を執拗に吸いあげる触手。そして彼女の胸を揉み上げる触手も、その凌辱の手を緩めはしない。
「ひいぃぃぃ!?胸はもうっ!?、吸わっ、揉まないでぇぇぇぇ!?駄目っ!?胸は駄目ぇぇぇぇぇぇ?!」
彼女の胸に対する凌辱は数分続いた。
しかし、そんな過酷な毒樹の乳責めも、まだ序章に過ぎなかった。

429:ブシ子触手凌辱(鬼畜、苦痛系)
07/09/09 09:25:41 oa86GTC5
しばらくすると触手は満足したのか彼女の乳に対する責めの手を止めた。彼女の胸は大量の粘液にまみれてドロドロである。
「…ハァ…ハァ…ハァ…(終わった…の…?)」
彼女はまたも安堵の息を洩らした。
しかし、毒樹の責めはこれで終わりではない。
安心した彼女の目の前で一部の触手が不気味な動作を見せる。
「なっ…何?」
触手が一本一本体を絡ませながら一ヶ所に集まって何かを形作っいく。それらはしだいに大きくなりながら、やがて、一本の巨大な触手が出来上がった。
それは、どこか人間のペニスを思わせる形をしており、表面は凸凹の皮膚と大量の粘液に覆われ見るに耐えないぐらいグロテクスな形だった。
「…ひっ…?!まっ、まさか…!?」
彼女は「それ」を見てまたも血の気がひいた。
彼女は毒樹が「それ」使ってこれから何をしようとしているか容易に想像出来た。
この手の輩が胸を凌辱した程度で満足するはずが無いのだ。
今のは単なる前菜に過ぎなかったのだ。
そう、どうやら次は「下」を犯すつもりなのだ。
彼女の足を束縛する触手が彼女の足と腰を前につき出すように移動させる。
そして彼女の足を無理矢理開き、その秘部を露にあせる。
「やっ、やめろ…」
彼女は抵抗しようとするが、先程の責めによる疲労で力が入らない。
もっとも、疲労していなくてもこの触手を振りほどくのは無理なのだが。
彼女の秘部にその太い触手が近付く。
その太さは、ゆうに30センチはあろうか。
「…ひっ?!やめろっ、そんなの入るわけ無い!?」
彼女はまたも抵抗しようとするがやはり力が入らない。
そしてそんな彼女の抵抗虚しく、毒樹は彼女の秘部に触手をあてがい
「…ひっ…!?ひぎぃぃぃ!?!?」
そのまま勢いよく処女膜ごと貫いた。
それと同時に彼女のお腹のあたりが触手の勢いのある挿入により「ボゴォ!!」と、膨れあがる。

430:ブシ子触手凌辱(鬼畜、苦痛系)
07/09/09 09:29:57 oa86GTC5
彼女はあまりにの痛みに体を海老のようにけぞらせる。
彼女の秘部からは鮮血が滴る。
「…痛いっ!?痛いぃぃ?!抜いてっ!!抜いてぇぇ!!?!」
彼女は張り裂けそうな悲痛な悲鳴をあげる。
しかし、やはり毒樹はそんな悲鳴になど聞く耳持たず、無慈悲にも挿入した触手を勢いよく前後に動かし始めた。
「…いぎゃぁっ?!ひぎゃぁっ?!痛っ!!?痛いぃ!!いやぁ!?動かさないでぇぇ!!?動いちゃっ!?動いちゃっ、駄目ぇぇぇぇ!?!」
彼女は大量の涙を流しながら叫ぶ。
しかし触手はピストンのスピードを緩めはしない。
「ひぎぃぃっ!?あがっ?!!やだぁ!?…もう…魔物…ひぎっ!?…退治なんて…あがっ?!…しま…せん…からぁ…ひぎっ!?」
毒樹はゴリゴリと彼女の膣内を凌辱していく。
その最中、彼女を犯していないもう一方の毒樹が「俺も混ぜろ」と言わんばかりに先程同様の巨大な触手を作り上げた。そしてその触手を、彼女のまだ犯されていない穴「アナル」へ近付けた。
彼女はに挿入された触手のピストンによる痛みに悲鳴を上げるばかりでアナルの触手には気付いていない。
そしてその毒樹も膣の時と同様に彼女のアナルに触手をあてがうと
「あぎぃぃっ?!」
不意打ちの形でそのまま貫いた。
「いやぁっ!?そこは駄目ぇぇぇぇぇっ!?」
地獄の責め苦の最中、更なる急な追い討ちに更に戸惑い叫ぶ彼女。
「ひぎぃ…い…痛い……」
あまりの痛みと絶望感に、彼女はそのまま気絶しそうになるが
「ひぐっ?!」
すぐに二穴同時のピストンによる痛みで意識を引き戻される。
気付くと、先程解放されたはずの胸にもさっきと同じように触手が絡みつき、その凌辱を再開していた。
「嫌ぁぁっ!!?痛っ痛あぁぁぁい?!止めてぇぇぇぇぇぇ!?」
膣と同様にアナルのピストンもかなり勢いで行われている。
「…お尻っ!?お尻汚いぃぃ!?抜いてぇぇ!!」

431:ブシ子触手凌辱(鬼畜、苦痛系)
07/09/09 09:35:04 oa86GTC5
しかし、その一方で触手はアナルの更に奥の奥の侵入へと侵入していく。
「ひぃぃぃぃ!?奥に来てるぅ?!」
そして、彼女は胃に違和感を感じ激しい嘔吐感に襲われると
「んっ?!んぐおぉぉっ!?!!」
大量の嘔吐物と本来、「下の穴」から出るはずの排泄物を口まで逆流させて触手がそのまま口まで貫通してきた。
「…んごぉ!?んぐっ…!?(嘘ぉ!?)」
彼女の意識がまたも遠のく。
その最中、膣と胸の凌辱は変わらず続いていた。
胸、膣、アナルを同時に犯され、口まで貫通さてた彼女。
その姿はまるで「玩具」。
醜い化け物の性欲をただひたすらに満たすためのだけの「玩具」だった。
「んぶっ!?」
口まで貫通した触手が元の位置に戻っていく。そして再び、アナルに対しピストンを開始した。
それと同時に膣の触手のピストンが異常速くなり始める。
ズコズコと彼女の膣内を凌辱していく触手。それにつられるように胸とアナルの触手もスピードが上がる。
「ひいぃぃぃ!??!!速いっ、速いぃぃぃぃ?!止めてぇぇ!?膣内は嫌ぁぁぁぁぁ!?」
彼女はなんとなしに感じていた。
「射精」の時が近いことを。ピストンのスピードが速まったのは恐らく「射精」の時が近いことを女の本能で感じとっていた。
「嫌あぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
触手のピストンスピードが更に速まる。
既にそのスピードはほとんど限界に近いスピードだった。
そして、
「嫌ぁっ!?嫌ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
ブシュッ!!ブシュルルルルルルルルルッ!!!!!
そのままアナルと膣に同時に射精した。
それと同時に胸の触手も勢いよく彼女の胸を絞りあげ、その胸から大量の母乳が吹き出す。
彼女の腹がまるで妊婦のように膨れあがる。
事実、彼女は毒樹の精子により孕ませられたのだ。


432:ブシ子触手凌辱(鬼畜、苦痛系)
07/09/09 09:37:52 oa86GTC5
「…あああっ…!?」
彼女の膣とアナルから触手が引き抜かれる。するとドロリと、大量の精子が溢れ落ちた。
彼女の膣とアナルの穴はだらしなく開いたまま痙攣してビクンビクンと震えている。
「毒…樹の…赤ちゃん…なんて…産み…たくない…よぉ…」
彼女はほとんど光の無く、焦点の合わない目をしながらそう洩らした。
しかし、毒樹はそんな満身相違な彼女に対し
「ひぎっ?!」
再度挿入した。
毒樹はあれほどの凌辱を彼女にしたに関わらずまだまだ満足していなかったのだ。
毒樹の触手が動き始める…
「…いやぁ…もう…やめてぇ…壊れちゃうよぉ…」
毒樹の凌辱は…まだ、始まったばかりだった…

433:ブシ子触手凌辱(鬼畜、苦痛系)
07/09/09 09:40:43 oa86GTC5
-数日後-
「おーい!!無事かー!!ブシ子ー!!」
いつまで経っても戻らないブシ子を心配し捜索しにきたギルドメンバー達。
それぞれ大きな声で彼女の名前を呼ぶ。
「おーい!ごめんなーあんなこと言って―!!」
「なんだかんだでお前の攻撃力が無いとボス戦キツイわー!!」
開けた場所に出た彼等そこで彼女の姿を見つけたが…
「おーい!!ブシ…子…?」
その彼女の姿と周りの光景に彼等は凍りついた。
「いやぁ…いやぁ……」
むせかえるような臭いの中、毒樹に手足を拘束されながら、まるで風船のようにパンパンに腹を膨らませた彼女。
体中精液と、汗と、粘液まみれである。
そしてその大きな腹が急にビクンと震えだした。
「ひっ?!やだぁ!?もう産みたく無い!!産みたく無いのぉ!!」
彼女の膣が震えだし、膣の中から何か別の生き物の頭が見え始める。
「ひぎいぃ!?いやぁ?!痛いぃぃ!?」
彼女は必死に痛みを堪える。
しかし次の瞬間、
「?!ひぎっ!?もう駄目っ!!産まれるっ?!赤ちゃん産まれちゃうよぉ!?ひぎぃぃぃぃぃぃぃっ?!?!」ブシュルルルルルルルルルッ!!!!!
彼女の膣から植物の芽とも、ナメクジともとれるグロテクスな生物が勢いよく飛び出した。
「…ハァ…ハァ…赤ちゃん…毒樹の…赤ちゃん…産まれ…た…」
そう、彼女は毒樹の幼体を出産したのだ。
彼女は既に毒樹の性欲処理と子孫繁栄のための「道具」になり果てていたのだった…
その姿に彼等はただただ立ち尽くすのみであった…

434:名無しさん@ピンキー
07/09/09 09:43:07 oa86GTC5
終わりです
多分またおかしいところあるだろうなぁ…

435:名無しさん@ピンキー
07/09/09 14:02:44 fuxkaPpN
すげぇよ!たったこれだけの時間で見違える程文章が上手くなってる!
そしてこのスレでは珍しい怪物からの陵辱バッドエンド
自らの妄想に忠実で文を書き起こした作者さんGJ!

436:名無しさん@ピンキー
07/09/09 15:01:53 Jc+BiUWx
何このカエル道場でも行ってきたかのごとくのレベルアップw
GJだぜ!

437:名無しさん@ピンキー
07/09/09 23:53:17 oa86GTC5
>>435-436
㌧クス
喜んで貰えてよかった
てかそんなにレベルアップしてたのか…
多分自分はエロに入ると急に気合いが入るタイプなんだな
ちなみに一匹の毒樹の相手したてら二匹目乱入でhageたのは実際にあった話

438:名無しさん@ピンキー
07/09/10 02:17:05 8kMbX1wr
この前の初心者か!
文章もおかしかった視点の切り替えも改善されててGJ

いったいどこの階層で修行したらこんなにうまくなるのか…

そしてなによりエロさがイイ
楽しませてもらいました、ありがとう

439:名無しさん@ピンキー
07/09/10 14:30:31 SZJxeOqT
>>424の続き。「それから」

ギルドメンバーがアビスを攻略して町に戻ってきたのはそれから1ヶ月後。
皆、疲れ果てた表情で金鹿の酒場を訪れた。

カラン、コロン・・。

ドアに付けられた来客を知らせるベルが鳴る。それと同時に女将が明るい表情で振りかえった。
「あら、おかえりなさい皆。」
その笑顔に癒されるかのように皆は口々に帰還の報告をする。
「ただいま~。」「はぁ・・・もう動きたくないでござる・・・・」
「そ~うだね~♪・・・しばらく休みたいな~♪」
「あの・・・最後の・・・強かった・・・しね。」
「そうねぇ・・・休むと言えば休養中のパラとメディは何処に?」
「アイツ等いないと俺属性防御力がさ・・・」
それぞれが口を開き、疑問を口にした後で女将は答えた。
「今頃、ケフト施薬院じゃないかしら?」

「キタザキ先生!どうでした!?どうでしたか!?」
扉から出たキタザキに対するパラの第一声はそれであった。
「落ちつきなさい。・・気持ちはわかるが君が慌ててどうする。」
「でも・・・でも・・・・でも・・・・」
パラはどうも落ちつけない様子だ。それを見たキタザキはふっと笑って、
「よし、深呼吸をしてみようじゃないか。・・吸って、・・・吐いて。」
素直に深呼吸をするパラを見て、よい子だとキタザキは思った。
・・・と、しかしそこで責任の一端を負うダク男がいないのにキタザキは気付く。
「ダク男はどうしたのかね?姿が見えないが・・・・」
それを聞いたパラは苦笑を浮かべて言う。
「ええと・・・なんか『おれに出産費なんか払えるか!!』とか言って出ていきましたが
 ・・・・心配は要らないと思います。」
その言葉と同時に、入り口の方が騒がしくなった。
「パラー!!メディ~!!全部話は聞いたぞ~!!」
「怒らないから出て来い~!!!」
「ダク男が全部悪いのは分かっているからさ~!!」

そう。
あの事件を聞いた時はビックリした物だった。
初心な少年と妙齢の女性がイタズラで嵌められて交際。
可哀想な物であると思った。・・・素直に祝福が出来ない。
しかも交際翌日にギルドメンバーは真朱の窟へと行ってしまった。
残されたパラとメディックはムリヤリ休養する事で切りぬけられたのだが、
ダク男はメディックに閉じ込められ仲間が出るまでの間監禁したのだと言う。
そして1ヶ月・・・メディックがここ、施薬院に来て検査を受けたという訳である。
ダク男はイタズラの責任から出産費の捻出を命じられた。そして今に至るわけである。

「キ、キタザキ先生?」
目の前にはギルドメンバーが何時の間にかハラハラした表情でこちらを見ている。
特にパラはもう失神寸前の青ざめた表情で・・・・・
その時、後ろの扉から衣服を整えたメディックがやってきた。
「いいのかね?」キタザキはメディックに許可を求める。
「ええ、いいですよ。」それにメディックは応えた。
キタザキは緊迫した空気の中、彼等に告げた。

「おめでとう、1ヶ月だね。」

エトリアの勇者達にはこんな逸話がある。
そのギルドのなかには幼いパラディンと、妖艶なメディックが居たそうだ。
その2人は結ばれ、子孫を後世に残したと言うが、
それが事実かどうかまでは定かではない・・・・


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