【DS】世界樹の迷宮でエロパロ B4Fat EROPARO
【DS】世界樹の迷宮でエロパロ B4F - 暇つぶし2ch300:名無しさん@ピンキー
07/07/28 11:25:12 8OV4JSOz
葉っぱ隊が浮かんで来たから困る

301:名無しさん@ピンキー
07/07/28 17:53:43 98RjsiqR
モリビトの人たちはあんな砂地の4層に住んでいますから、
水分補給のために3層に泳ぎに来ることもあるのでしょう。
人間は…相当な実力のある冒険者や大工じゃないとアリ・カニ・ワニ・ミミズなどにやられるでしょう。

302:名無しさん@ピンキー
07/07/28 18:21:43 kSABIMp7
毛皮系統の材料よりは伸縮する皮のほうが水着の材料には向くような気がする。
だが、それでビキニを作るとダクハン風になるような…

純白の薄革製なら、透け注意だろうか?

303:名無しさん@ピンキー
07/07/28 20:16:09 AlltYGCk
ビキニというとガチホモ思い出すから困る

304:名無しさん@ピンキー
07/07/30 03:05:27 XSOs7IhW
せめて某実写格闘ゲームにしておいてくれ……

虎の毛皮製なら……というネタは絵板にもあったか。

305:名無しさん@ピンキー
07/07/30 21:55:46 SFFByXf+
>>300
ラブひなが思い浮かんだオレは勝ち組か負け組か

306:名無しさん@ピンキー
07/07/31 01:04:02 D6ewpw+A
>>298
豊富にある植物のツルで、ヒモビキニができるじゃないか。
そして乳首部分には赤玉石を2個。

でもブシ子だけはふんどしスタイル。これは譲れない。

307:名無しさん@ピンキー
07/07/31 02:21:21 5pkmesFA
まぁ、エトリア以外にも街があるっぽいから海沿いの町なら海水浴の風習はあるんじゃないか、と空気を読まずにマジレス

とりあえず、ロリメディはスク水。これは譲れない

308:名無しさん@ピンキー
07/07/31 03:39:46 kJ+1cyFO
ギルド長はビキニってのも譲れない

309:名無しさん@ピンキー
07/08/01 12:32:23 m6ruviBP
真昼間から投下する。
最近投下が無いから、枯木も山の賑わいって事で、
今なら滑っても怖くないだろう。

久々に書いたが、やってる事はワンパターン。
ツスクル(にくぼー付き注意)×レン
陵辱でバッドエンド。
最初は強姦プレイ程度のつもりだったのに
気付けばガチ陵辱になってた。暑くてムシャクシャしたんだろう。
チュッチュしてる二人が良いはずなのに、何やってんだか。

310:『縛り以外にも呪言は使える』
07/08/01 12:36:25 m6ruviBP


「そんな恐い顔しないでよ…」
 首の動きと共に揺らめく赤い髪は、まさに焔の揺らめきのようだった。
彼女のやや俯いた金色の瞳が映しているのは、膝立ちの状態のまま鎖で吊るされた相棒の姿。
「お前…自分が何をしてるか、解ってるのか!」
 自らの相棒、レンに鋭い剣幕で睨み付けられようとも、赤毛の少女…ツスクルは眉一つ動かさない。
「仕方ないでしょ…レンが言う事聞かないから」
 言いながら手にした鈴を鳴らしてみせる。もはや呪言の力は必要無いが、
この状況に持ってくるまでには随分と労力を要した。
「よくもこんな、無頼なマネを!恥ずかしく無いのか!!」
「何言ってるの」
 常人であればそれだけで萎縮してしまいそうなレンの声にも、ツスクルはくすくすと小さく笑うだけだ。
「これからレンがされる事の方が、よっぽどハズカシイでしょ」
 その言葉に始めてレンの表情に陰りが見えた。目の前の少女、あどけなさを残す少女に底知れない恐ろしさを感じながら。
 ツスクルはそっとレンに歩み寄ると、彼女と同じように膝立ちになる。
 そして腰の紐を掴むと躊躇無くそれを引いた。袴がストンと床に落ちる。
「……!」
 レンは頬を染めつつ自身から、相手から、目を逸らすようにそっぽを向いた。
 噛み締めた歯がかすかな音を立てる。
 それも意に介さず、ツスクルはレンの着物をはだける。鎖で拘束した腕から袖を抜く事はできないため、
 肩にひっかけたまま。露になった白い肌は徐々に紅潮し、ツスクルはその体温を感じるように肌をなぞった。
「レン…全部、見せてね」
 しかしその身体にはまだ邪魔なものがある。ツスクルは胸に巻いたサラシに手を伸ばした。
 触れた瞬間、レンの身体がびくりと震えた。
「んふ…もう意識してるの?」
 レンは喉を鳴らしただけで返事はしない。ツスクルは容赦なくサラシを解いていく。

 決して破いたりはせず、ゆっくりと。徐々に露出した豊かな胸。
 その全てを空気に晒すと、桜色の先端には触れぬようにツスクルはそっと顔を埋めた。
「やわらかい…暖かいし、いい匂い」
「あ…」
「これで、最後」
 そうしながら、レンの腰に手を回す。滑らかな肌を撫で回した後、そこに巻かれた腰布の帯を解いた。
 そして胸から顔を離し、立ち上がる。数歩下がり、全裸となったレンの姿を鑑賞するようにやや遠くから眺める。
「……っ」
 全身を紅潮させつつ、レンはその視線に耐えていた。見られている事を意識せぬよう顔を背けるものの、
 ツスクルの視線にはまるで感触があるかのように、撫で回されているような感覚が全身を襲う。
「もったいないなあ…こんなに綺麗なのに」
 その肌を、形の良い乳房を、薄く茂る下腹部をツスクルは余すところ無く視姦する。
 再び近付いたツスクルは、胸のふくらみにひとさし指を埋める。感触を楽しむようにつぷつぷと、何度も。
「うぅ…」
「もったいない…。鎧の下にこんな綺麗な胸があるのに。皆、知らないなんて」 
 執拗に何度も、だが先端には触れずにレンの胸を幾度も指で突っつきまわす。
「皆に見せてあげたい。レンの裸、こんなに綺麗だって」
「なっ、何を言い出すんだ!!…あぅっ」


311:『縛り以外にも呪言は使える』
07/08/01 12:38:57 m6ruviBP
焦ったように顔を上げたレンに対し、ツスクルは乳房を突付いていた指でその先端をつまみあげた。
「冗談よ…。大好きなレンを晒し者にするわけ、ない」
「好きな…相手に、んっ…こんな事、あぁ…する、ものか!」
 これでもかと乳首を弄り回され、レンは小さく喘ぐ。
ツスクルはその普段は聞けない艶かしい声を聞き漏らさぬよう、
普段見られぬ悩ましげな表情を見逃さぬよう、間近に顔を近づけた。
「どうして?愛し合う者同士が望んでする行為でしょう?」
「私、は…こんな…望んでなんか…はぅ…」
「だから、望むようにしてあげるの」
 その言葉にレンは薄ら寒いものを覚えた。おかしい。普通ではない。彼女は、自分の相棒はどうしてしまったのかと。
 脅えたようなレンの額に軽く口付けすると、ツスクルは乳首を口に含んだ。含みつつ舌先で転がしながら、
逃れようと身体を捩るレンを抱きしめるように腕を回す。
「やっ…め…!」
 ぴちゃ、ちゅう、れる…と、自らの身体が嬲られる音がレンの耳に響く。必死に気を逸らそうとも、
その音と胸から伝わる例えようも無い嫌悪感は、絡みつくように彼女の意識を捕らえる。
 ツスクルの細い指は背中から腰に周り、尻の膨らみを掴む。ほどよく肉の付いたその場所を揉みしだき、
さらにふとももの間に手を滑り込ませた。
「~~ッッ!?」
「もう、濡れてる」
 乳首から唇を離すと、ツスクルは微笑んだ。そして彼女の陰部を弄るように指を動かす。
 変化するレンの表情を楽しむように眺めながら。
「う、あ…あぁ…くうぅっ!」
「一緒に触って欲しい?」
 空いた手で乳首にそっと触れ、指で優しく弾くように刺激する。それに対し陰部を責める指先は荒々しく抜き差しされ、
左右に広げるように蜜を絡めて暴れまわる。親指で肉芽を探り当て、そこを強く押した。  
「やっ…ん、ああああっ!」
 一つ大きな嬌声とともに、レンの身体からぐったりと力が抜ける。体重を支えていた膝の力が抜け、
腕を縛り上げた鎖だけが彼女の身体を支えていた。ツスクルはゆっくりと手を離す。
「イっちゃったんだ?」
 レンは答えない。屈辱に顔を伏せ、頬を染め、唇を結び。目尻にはわずかに涙を溜め。
 ツスクルは陰部より指を離すと、ねっとりと絡みついた愛液をこすり付けるように、レンの頬を撫でた。
「…が…しい…ん、だ」
「なあに?」
「何が、楽しいんだ!こんな、私に、恥をかかせて…!何が…!」
 搾り出すような声と共に閉ざされた瞳から、涙が一筋こぼれる。
「もう、十分だろう…!早く、解いてくれ!!」
「まだよ。言ったでしょ。レンが望むまで、続けるの。レンが自分から欲しいって言うまで、やめない」
 愕然とするレンの前でツスクルは自らのローブを脱ぎ捨てた。その裸体を目にし、レンは驚愕に目を見開いた。
「あ…あ…」
「ふふ…見える?」

312:『縛り以外にも呪言は使える』
07/08/01 12:42:32 m6ruviBP
 レンの視線は彼女の下半身を注視していた。そこに存在するもの。
 少女の下半身には、あるはずの無い男性器が…それも、体躯と比較し不自然に巨大なイチモツが生えていたのだ。
「な…なに…」
 最初は作り物かと思った。しかし目を凝らしてみようとも、それを彼女の身体に固定しているような紐は存在しない。
 間違いなく彼女の下腹部からそれは生えているのだ。
「レンのえっち。そんなに見ないで。恥ずかしいから」
「…!」
 言われ、レンは慌てて視線を逸らした。最早何がなんだか解らなかった。少女は女ではなかったという事か。
いや、そんなはずは無い。彼女の身体を見たのは初めてだというわけではないのだから。
「なんてね…ただの呪言よ。実際には何もないわ」
「呪言…だと?」
「そう。別に難しい事じゃない。呪言で自由を奪う時だってそうでしょう?実際には拘束なんてしてないけれど、
自分は縛られて動けないんだって思い込ませているだけ。“コレ”も同じ事よ」
 呪い、つまりは錯覚だというのだろうか?呪言により、あるはずもないものを見ているだけだというのだろうか。
 しかし、錯覚だと、幻だとそう胸中で繰り返しても、少女の下腹部のそれが消える気配は無い。
「感触だって、あるんだから」
「…う…」
 ツスクルは近付くと、レンの頬に自らのペニスをすり当てた。頬をなでるじっとりとした熱い感覚。
筋張ったそれは間近で見れば見るほど、錯覚などとはとても思えない。

最も、それは彼女の操る呪言全てにいえることで、その呪縛から容易く開放されるはずもないのだが。
「これで愛してあげるね。ちゃんと快楽も感じられる筈よ」
「な…何を」
「挿れてあげるって、言ってるの」
 レンの下半身に熱くそそり立ったペニスがあてがわれる。不自然に巨大なそれが。
 所詮空想の産物であるから、その大きさも術者の意図するままなのだ。レンの顔がひきつる。
「や…やだ!嫌だっ…!無理だ、そんな…ッ」
「何怖がってるの…?言ってるでしょう、本当に挿入するわけじゃないんだから」
 レンは頭を振り乱し叫んだ。だが腰を貫かんとする圧迫は消えない。ずぶずぶと少しずつ熱い亀頭が侵入してくる。
「いや…だっ!やめ…やめろ!やめろおぉ…ッやあああああ!」
 先端が膣内に飲み込まれると、ツスクルは一気に腰を突き上げた。
巨大な異物に貫かれる痛みに、おぞましさにレンは絶叫する。
 当然、そのペニスが呪いの産物である以上、実際に彼女の膣を貫く異物は存在しない。
あくまでレンの記憶の中からその感覚を呼び起こし…それに今の彼女の視覚情報を反映させたものを味あわせているだけだ。
 それ故半分は妄想であるのだが、この状況で冷静な思考を保つ事などできはしなかった。
「はあっ…あああ…うああああッ」
「あんっ…はぁっ…レン…!」
 ツスクルもまた、自分自身に暗示をかけることで快楽に溺れていた。
 最も、彼女はもとより男性器は持っていないため、その快楽も想像上のものでしかない。
愛する者から直に快楽を得ることは叶わず、それだけは不満でもあった。
 要は二人で自慰をしているようなものだ。
 だが現実ではない、妄想の産物であるからこそ…その底なしの快楽は、思うがままに自身を溺れさせる。
「どう?レン…気持ちいい、でしょ…?」
「あ…あう…ぐっ…ふあああ!」
 腰の動きとともに、レンの身体も揺らぐ。涙を流し、髪を振り乱し、形振り構わず叫ぶ彼女の姿に、ツスクルも欲望を昂らせる。
 自らの顔の前で揺さぶられる乳房に貪るように吸い付く。
「うあ…やめ…ろォッ…あ、やあッ!も…いやぁああっ」

313:『縛り以外にも呪言は使える』
07/08/01 12:46:22 m6ruviBP
下半身の痛みと熱に、そして執拗に嬲られる乳首の感覚に、レンは気が狂いそうだった。
腰の奥が熱く締め付けられ、ありもしないペニスを絞り上げる。
 肉壁を擦り、深くを突き上げられ、その度にレンは小刻みに悲鳴を上げる。
始めは苦痛を色濃く奏でたそれは、徐々に悦楽のそれへと変化する。
「レン…もっと喘いで…いい声聞かせて」
「んっ…だめ、ぇ……ふうっ…あ、やああ、ん…ッ…あうっ…」
 呼吸は荒く、熱い。互いの接合部が互いの鼓動を感じ合っているようにさえ感じた。

脈打つペニスが膣内で熱を放ち暴れ狂っているのだ。
 巨大な異物を受け入れた膣内は、無理矢理押し入られた直後ほどの圧迫は無い。
しかし愛液を絡めスムーズにピストン運動を繰り返すそれは、容赦なくレンを責めたてる。
「もう…やめ、て…あんっ…苦し、い…あ…」
 喘ぎ声の隙間から、絞り出すような哀願の言葉。ツスクルは腰の動きを止め…だが、挿入はしたまま、レンの言葉の続きを促した。
「もぅ…ぅあ、やだ…おかしくなりそうだ…こんな事…もう、許し…」
「おかしくなればいいでしょ」
「……」
 伏せられたレンの瞳から涙が零れ落ちた。苦痛の為か恐怖の為か。
あるいは、こんな狂った行為が何時まで続くのか…そんな絶望か。
「おかしくしてあげる。コレ無しじゃ…私無しじゃ、居られないくらい」
「うっ…あ、あああああ!」
 レンは目を見開いた。新たな箇所からの痛みを伴った快楽に。
 新たに彼女を襲ったのは、尻を貫く異物の感覚。膣内で暴れまわるそれと違わない衝撃だった。
「あっ…あ、うっ…ぐ、あ、やあああっ!!」
「驚いた…?所詮、呪言なんだから…お尻に同じ快楽を与える事だって、出来るのよ」
「ああっ…ひぐっ…うあああああ!いやああああ!」
 二箇所を同時に貫かれ、レンは絶叫する。理性を飲み込もうと迫る快楽の濁流、その上から覆いかぶさるような苦痛。 
 鎖の絡みつく腕が、束縛を逃れようと必死に暴れる。だがそうすればするほど鎖は腕に食い込み、白い肌に痕をつけていった。
「早く、認めちゃえば。そしたら許してあげる。私の事愛してるって。私のものになるって。なんでも私のいう事聞くって…」
「嫌…だっ…ああぅ…そんな…絶対…あぐうぅっ…」
「…馬鹿なレン」
 さっさと屈してしまえばいいのに。ツスクルは冷ややかにレンを見つめた。
 何処までも気高く、高潔な彼女。つまらないプライドの為に苦痛から逃れようともせずに。
 修羅の道を行くレンが、自らの拠り所にしている頑なな信念や忠心などと言ったもの。
 それも、ツスクルにはただの見栄や強情にしか見えなかった。そんなもの、さっさと捨て去ってしまえば、楽になるのに…と。
「イヤしか言えないお口なら、いらない」
「んんんっ!?」
 膣と尻を襲うものと同じ圧迫が、今度は口内へと侵入した。視界には何も移っていない。
だがその熱と、苦味と酸味が混ざり合ったような味覚と、異様な感触は疑いようもないペニスのそれであり、
容赦なく彼女の口内を犯していく。
「んむっ…んうう!んんん!!」
「歯、立てたって無駄だからね…本物じゃないんだから」 
「んふぅんんんぅ!?」
 三穴を同時に責め苛まれ、レンは最早抗う気力を失っていた。
 縛り上げられた腕も無駄な抵抗はせず、床に着いた膝にも力が込められていない。
 ツスクルの責めから逃れるように身を捩らせたりもしない。 ただ苦悶の表情を浮かべるだけだった。
「そろそろ、出ちゃうかも」
「んっ…んんん!?んっ、んんっ!!」
 ツスクルの言葉に、レンは何か言ったようだった。おそらく拒否の言葉だろう。
「大丈夫…赤ちゃんなんて出来ないから。…多分ね」
 恐怖に顔を引きつらせるレン。その下半身で、尻で、口内で、熱い液体が発射される感覚が一斉に襲う。
「んんんん!!」

314:『縛り以外にも呪言は使える』
07/08/01 12:50:38 m6ruviBP
 熱く、苦しい。腹の奥が張り裂けそうな圧迫。溢れても溢れても、まだ途切れる様子なく流れ出る精液。
おそらく、経験の無いツスクルの術によるものであるから、歪に誇張された有り得ない妄想が、レンを襲っているのだろう。
 よもや窒息するかと思った頃、全身から全ての感覚が消えうせた。
「もう一回、チャンスをあげる」
 レンを見下ろしながら、ツスクルは微笑んだ。鈴を手にし勝ち誇った笑みだ。
 レンはうつろな瞳でその様を見上げる。
「ね。私のいう事聞くって、約束して。もう世界樹になんて行かないって。あの人の言いなりになんて、ならないって」
 そして、二人で違う世界へ行くのだ。自分達に命じるものも、自分達を脅かす者も無い場所へ。
 だがぼんやりとしたレンの口から発せられたのは、予想外の言葉だった。
「……今更、そんな約束、必要ないだろう」
 息を切らせながら、レンは低い声で唸った。ツスクルから勝者の笑みが消え、怪訝な表情でレンを伺う。
「…レン?」
「私の意志など無関係に、お前はこうして好き放題してるじゃないか」
「レン?レン、どうし…」 
「呪いでも鎖でも!何でも使ってやりたい様に出来るだろう。好きにすればいいさ、気が済むまで!」
 向けられたレンの瞳は、今までツスクルが見たことの無いものだった。怒りと蔑みと、ありったけの負の感情が込められた眼光。
 レンは言葉を吐き捨てると同時に口を固く結び、顔を背けた。
 ツスクルが何を言っても、彼女に視線を向けることも、言葉を発する事もなかった。
「…なら」
 ツスクルの瞳に再び冷酷な炎が灯る。彼女は鈴を手にし、大きくそれを揺さぶった。


「本当に…本当に私のものにしてあげるから―」 


//////

終りです。

拘束以外に呪言エロってないのかな?ってとこから始まったんだが、こんな事に。
あ、ちなみに攻殻機動隊見てる時に思いつきました^^^^^^^^
こんなバッドエンドだが、きっと一晩寝たらまた何事も無く二人仲良くチュッチュしてると妄想する。

そして読んでくれた皆々様に感謝を。

315:名無しさん@ピンキー
07/08/03 01:14:51 g7+BkyQo
男は、黙って、
GJ

316:名無しさん@ピンキー
07/08/03 05:45:07 nYerA8Wb
妄想ティムコ…イイ(・∀・)

317:名無しさん@ピンキー
07/08/04 00:39:58 A8CuuWBx
その発想はなかったわ<妄想ティムコ
出来るな。

318:名無しさん@ピンキー
07/08/04 00:56:41 prbFe8s2
呪言にこんな使い方があったとは!
「経験がない分、妄想で誇張されてる」って設定がかなりエロいな。
GJ!

319:名無しさん@ピンキー
07/08/04 04:21:49 LH0yjUll
ランスシリーズの魔剣カオスを思い出したのは俺だけでいい……orz>妄想ティムコ

それはともかくGJ。
エロスすぎて素晴らしい。レンがこの後快楽に負けて墜ちてる姿が容易に想像できるんだぜ?

320:名無しさん@ピンキー
07/08/06 00:45:14 e9fMnwdS
278です。
>>279-283
の続きのようなものを書いてみたので3レス分投下させてもらいます。
また自慰ものです。
スカはなしですが、尻ありなのでダメな人はスルーしてください。
では↓

321:1/3
07/08/06 00:48:33 e9fMnwdS
 媚薬ゼリーのもたらした快感に脱力・失禁し、その後の放心状態から立ち直った彼女が
次なる痴態のお供として手を伸ばしたのは、先端にスパイク付きの錘を着けた鋼鉄の棒、
彼女愛用のハンマーだった。

「ん、今日も………よろしく……………お願い、ね。」

 快感の残滓か、それとも媚薬での発情によるものか、
彼女はまだ震える足で何とか立ち上がり、ハンマーを振り上げて錘を地面に打ち込んだ。
「よぉし…」
 天を向いた柄を跨ぎ、グリップに両手を添えて、ゆっくりと腰を降していく。
(あ…………は…………ん)
手のなかの硬い感触が僅かに怯えを呼び、それが更に期待を膨らませる。
硬く閉じられた目尻には涙がにじみ、手のひらはじっとりと汗ばんでいた。
そして、

「っあ、あ、あ、あ…………」

 とうとう柄頭が秘肉に触れる。渇望が満たされることを約束され、躯中に震えが走る。
じりじりと、自分を焦らす様に腰を降ろし、柄を押し込んでいく。
既に先端は飲み込まれさらに奥を目指す剛棒に、しかし異物の侵入を邪魔しようと抵抗が入る。
が、それも、

「そぉ…れっ」

ビィィ………

 ストッキングの伝線する音がかすかに響く。
弱くなった生地へ更に爪が付き込まれ、ぷつり…ぷつり…と小穴が開いてその内側に指先が入り込む。
モゾモゾと動きながらストッキングの中を進む指はショーツの縁を引っ掛けると
ビショビショの布を脇に除けた。

「うふふ………森の中でこんなとこ丸出しにしちゃってるぅ………」

 薄い布の下に隠されていた秘裂が陽光の下に晒される。
控えめに口を開けつつ侵入者を誘うように濡れるそこにも指先が入り込み、
左右に大きく割り開いた中からはとぷりと愛液が零れだす。
完全に無防備になった秘裂、そこに再び金属塊があてがわれ、

「さぁて……と、…………………………………………………………………いただきま~~す。」


322:2/3
07/08/06 00:50:55 e9fMnwdS
「う…………………………くぅ………………………あぁぁぁあぁぅぅぅ」

 ずぶり、ずぶり、と秘裂がハンマーの柄を飲み込んでいく。
グリップの凸凹が膣壁を抉り、閉じていた膣肉を拡げられることで湧き上がる痛みと快感が
腰を降ろすペースを一層上げていく。

「あ…うん……奥までっ…届い、たぁっ……んっ…くぅぅ……………」

 とうとう子宮口に柄頭が当たる。
彼女の下腹部には棒の形が浮かび上がり、隙間なく埋められた膣内からは絶えず異物感が湧き上がっていた。

「あはは…、硬いの…入っちゃってるぅ…………………………」
確かめるように腹をなでると、何かが自分の体内に収まっているのがわかる。
痛いとも痒いとも言えるし言えない、こじ開けられ埋め尽くされる女の感覚。

「それからぁ…」

 今度はひざに力を込めて、腰を上げる。
指にフィットするための凸凹に膣肉をこすりたてられ、
ぬぷり…ぬぷり…と愛液が絡みついた金属棒が少しずつ姿をあらわしていく。
 やがて、
 つぅーと糸を引きながら、秘裂から柄頭が顔を出した。


「ハァ……これで、いち…おうふく…っと。」
 息をつきながら、たった今金属棒の抜け出た秘裂を指でなぞる。
硬い棒に押し拡げられた穴は、完全には閉じきらずに小さな口を開けていた。
そしていまだ続く痛痒感…に良く似た疼き。
 体内を埋めていたものが消えた喪失感と、まだ消えない膣内の圧迫感が彼女を苛む。
それでも、物足りなさと期待に満ち満ちた表情を浮かべて彼女は再び腰を落とした。
無機質な肉棒に、己の操を捧げるために。


323:3/3
07/08/06 00:52:12 e9fMnwdS
「あんっ、はっ、はっ、うぅん、あっ、くぁぅ、んぁぁ………」
 腰が上下する度に、白衣がはためき、むきだしの乳房が跳ねる。
クリトリスは潰れんばかりに弄りまわされ、膣の中には片手の指が突き込まれていた。
そして、ストッキングとショーツを破り貫き、その後ろの穴―アナル―に金属棒が出入りしている。
必死に繰り返される注挿、脚を伝い落ちる大量の愛液。
「………ひうあぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁっ……」
 そして迎える何度目かの頂点。だが、
(とまらないっ、とまらないっ、腰がお尻がとまらないぃぃぃっ)
震える体のまま、彼女は再び体を揺すりだしていた。

 かれこれ十数分の間、彼女は自身を金属棒で貫き、快感を貪り続けている。
時には乳房を揉みしだき、またはクリトリスを擦りあげ、またある時にはアヌスに指を突き込みもした。
いつしか穿たれる穴は入れ替わり、それでも媚薬が完全にまわった躯はただ刺激を望み続けている。


 だがしかし、限界の来ない体など、無い。
荒い息、しびれる腕、徐々にいう事を聞かなくなってくる膝。
媚薬によって快楽にすりかえられているものの、彼女の体は既に悲鳴をあげていた。
そして、

「あぁあああ、かぁ、…は、あ…………」
 快感に満たされて、その姿勢のまま呆けること数秒、遂に彼女の体は力を失い、
そのまま前に倒れ込んでしまう。



(ふぅぅぅぅぅ……はぁぁぁぁぁ……うぅぅぅぅぅ……くはぁぁぁぁぁ……)
 絶え絶えな呼吸をくりかえす彼女。
眼は虚ろ、完全に弛緩しきって僅かにもがくのが精一杯の体。
動こうとする意志も直に消え、顔に当たる草の冷たさを心地よく感じながら、
アナルにハンマーが挿さったまま、彼女の意識は闇に落ちていった。


324:320
07/08/06 00:53:10 e9fMnwdS
↑以上です。
お邪魔しました。

325:名無しさん@ピンキー
07/08/07 23:12:30 /Pcv4Im1
限界までオナヌーしちゃうメディ姉テラエロス
GJ!

326:名無しさん@ピンキー
07/08/08 05:13:26 5KzdT69g
股間が爆発した

327:名無しさん@ピンキー
07/08/08 20:02:53 3+mQuPmP
ただしヘヴィストライクは尻から出る

328:名無しさん@ピンキー
07/08/09 06:29:20 Pv7Jp3dr
鹿「ふしゅるるるる(ハードな自慰にハマる気持ちも解るが、体を壊したら意味無いぞ?)」
メディ姉「なんか怒られてる気がする」
鹿「ふしゅ!ふしゅ!(それにだ!その、尻に突っ込んだ棒で殴り殺されるというのは
  我々としても少し悲し過ぎるだろう!)」
もぐら「ぎゃぎゃぎゃ!(自分は嬉しいっす!むしろご褒美ッス!)」
鹿「ふっしゃぁぁぁぁぁ!(この変態が!お前みたいなのがいるから馬鹿にされるんだ!)」
蛙「ゲロゲロ(頼むから俺でレベル上げは止めて・・・)」
猪「ふごふご(同意)」
でか芋虫「にょろにょろ(なんか俺って異常に脆い気がしない?)」
メディ姉「なんかヒートアップしてるし・・・増えてるし・・・もう一回しちゃおうかな」

329:名無しさん@ピンキー
07/08/09 19:39:53 GSp2hO3i
アナルにハンマー複数入れれば敵全体にヘヴィスト打てるんじゃね?

330:名無しさん@ピンキー
07/08/09 21:49:47 OlpuIjJp
・ジャ香
・天鉄のかぎ爪
・蛙のホホ皮
・黄金の突牙
・虹色の体液
を入手したメディ姉。次はどんなおもちゃを作るのかな?

331:名無しさん@ピンキー
07/08/10 02:24:04 vR1zK5DP
B8Fにて、5日生き残る事、
単純にしてそれ故に厳しいクエスト、
……のはずだったのだが。

「回復の泉の部屋って、敵出なくないか」

アルケの一声によって、このクエストの難易度は大暴落し、
5日間パーティーはダラダラと狭い部屋で過ごすことになったのだった。
しかし、ここで新たな問題が浮上する事となる。

「暑いな、クソ……」
「湿気でジメジメするよ~」

原生林の生い茂る気候で、狭い部屋に5人もの人間が集まってるのだ。
最初の数日は我慢が出来ても、いい加減限界に塚づいてくる。
ソードマンは苛立たしげに素振りを繰り返し、
バードはゴロゴロ地面を転がりながら、ウンザリさをアピールしてる。
リーダーであるパラディンも、心中を十分に察しているので、止めようともしない。
しかし、変化の乏しさにウンザリするのも確かだった。

「ふぅ。敵が出ないのはいいけど、この暑さじゃ気が滅入るね」
「そうですね。何か楽しみでもあればいいんですけど」

道具袋を整理していたメディックが、近づいてきて、飲み物をパラディンに渡す。
町から持ってきたものではない、ここに貯めてある泉の水である。
それに、口を付けようとした時、突然バードが立ち上がり、叫んだ。

「そうだ! いい事考えた!」
「あぁ? なんだよいきなり」
「水浴びしよ、水浴び。それで気分すっきり」

素振りを止めて、バードの方を振り返ったソードマンが、
呆れたように、右手で顔を覆った。

「この階に水浴びできるような場所ねえよ」
「ここにあるじゃん」

切り株に溜まった、キラキラと光る水溜まりを指差すバード。

「よりによって回復の泉かよ、貴重な水をそんな事に使うな」
「大丈夫だよ、すぐ溜まるし」

あっけらかんとしたバードに、ソードマンも口を噤み、
リーダーであるパラディンの方を振り返ると、
メディックが、そっとパラディンに何事か話しているのが目に入る。

「リーダー……」
「う、うん…」

女に弱いリーダーが、陥落した瞬間であった。
思わずため息をこぼすソードマン。

「水浴び、水浴び、乙女の水浴び」

ちなみにアルケミストは無表情で、なんか呟いていた。

332:名無しさん@ピンキー
07/08/10 10:51:15 u1KUzoL0
久しぶりにここ見てまた世界樹をやりはじめた

レベル17、4Fでとまってたよ…どんだけレベルあげ嫌いなんだ自分orz

333:名無しさん@ピンキー
07/08/11 01:00:18 ON9y+Zuc
>>332
そのレベルなら普通に一階層クリアできるだろ…

334:名無しさん@ピンキー
07/08/11 04:18:11 n9bt1iUd
>>324
メディ姉ほんとにエロいよメディ姉。
ストッキング破りに激しく萌えた。

>>331
無論この後は入浴→覗き→なしくずしエロなんだよな?

335:名無しさん@ピンキー
07/08/14 01:32:13 09KIKqEN
>>332
よほど無茶な組み合わせでない限り、無理にレベルあげなくても
たいてい何とかなるぞ。

……メディ子の「キャンプ処置」にエロスを求めて、漢の全振りとかしてない限り。

336:名無しさん@ピンキー
07/08/14 22:27:55 abNrMNUg
キャンプ処置=房中術

337:名無しさん@ピンキー
07/08/14 23:18:36 6BjMQl2b
俺の中でのキャンプ処置のイメージはメディ姉は精液便所




と思わせて絶頂寸前での寸止めで欲求不満に追い込んでの肉体的テンションのアップ
メディ姉はギルドの性のコントロール役
ロリバードの初潮を面倒みたりもするよ

338:名無しさん@ピンキー
07/08/15 00:04:41 ORXghtIq
>>337
ロリバド「メディ姉ちゃん助けて! 血がっ血がっ!」
メディ姉「はいはーい、すぐ止血するからちょっと待ってね。ええと、包帯とガーゼは……」
ロリバド「違うの! ケガじゃなくてお股から血が出たのっ!」
メディ姉「あらあら大変。撃たれた逃走犯みたいな血痕が点々と」
ロリバド「なにか悪いビョーキなの!? あたしこのまま死んじゃうのっ!?」
メディ姉「大丈夫よバド子ちゃん。それはバド子ちゃんが大人になった証拠なの」
ロリバド「ホントに? あたし死なない?」
メディ姉「ホントに大丈夫。女の子はみんな経験することだから」
ロリバド「よかったぁ……そっか、あたし大人になったんだ……」
メディ姉「そうよ、パラ男くんの赤ちゃんが作れるようになったんだから」
ロリバド「パラ男くんの、赤ちゃん……って、なんでメディ姉ちゃんそれ知ってるの!?」
メディ姉「ふふふ、な・い・しょ♪」

こうですか、わかりまんこ!

339:名無しさん@ピンキー
07/08/15 12:19:15 m6mZEklO
↑藁他

340:名無しさん@ピンキー
07/08/15 17:07:08 Pvl0Req2
320です。
>>321-323
の続きのようなものを書いてみたので4レス分投下させてもらいます。
またまた自慰ものです。
スカなしですが、尻オンリーなのでダメな人はスルーしてください。
では↓

341:名無しさん@ピンキー
07/08/15 17:08:20 Pvl0Req2
カサ…、カサ…、カサ…
「うぐぅぅぅっ…、うあああぁぁん…、っかぁぁぁぁ…」

 ここは1層の4階、狼達のたむろする森。
その危険な森の片隅に、ヨタヨタと動く白い影が1つ。

 四つん這いで進むそれは、しかし森中を徘徊しているフォレストウルフではなかった。
身を包む白は毛皮ではなく白衣、地につく脚に防具とシューズを身につけた――人間の女。
 しかしながらそのいでたちは
 
 ボタンを軒並み失い大きく開かれたシャツから、隠す気も無いとばかりに晒されている胸元。
肩紐の外れたブラはずり落ちて用をなさず、先端を勃起させた剥き身の柔乳が揺れていた。
腰を包んでいたスカートは脱ぎ捨てられ、白衣のすそからは程よく締まったヒップラインが露わに覗く。
上気した顔には淫蕩な表情を浮かべ、どこか焦点の合っていないその眼。
紅いゼリー状の何かがこびり付いた秘裂からは愛液が絶えず湧き出し、両脚を濡らし続けていた。
 加えて、一歩踏み出すたびにこぼれ出す悩ましい声。

「…ぁはっ、…うぐぅぅ」

 それは彼女が引きずる「尾」によるものだった。が、引きずる程の尾など人間にはありえない。
彼女の尻から伸びているのは、毛に覆われた肉ではなく、鋼鉄の剛棒―彼女自身の得物であるハンマー。
その柄が、彼女のアヌスにぐっぽりと喰わえ込まれていた。

「…くぁんっ、…ひんっ」

 先端の錘が地を削る度に飛び跳ねて彼女の肛内を抉り、嬌声を上げさせる。
小石を引っ掛けたときなどは、あまりの刺激に歩みを止めてしばらくうずくまっている。

 それでも、彼女は脚を止めることなく、進み続けていた。


342:名無しさん@ピンキー
07/08/15 17:09:59 Pvl0Req2

                  *  *  *

―のそり

 草の上に突っ伏していた女メディックが目を覚ます。
彼女は頬に貼りついた草をパラパラ落としながら、ゆっくり顔を上げて周囲を見回した。
なんでこんな所で倒れているのか、まだモヤの晴れない頭でこれまでの記憶を引っ張り出し、

「………………あ~~~~、そっか…。思いっきりズポズポして、
いっぱいいっぱいになって、ひっくり返った……のよね。」

 地面に突き立った金属棒を相手に腰を振り続け、体が保たなくなった所でそのまま倒れた事を思い出す。
まだ欲情は治まっていないけれども、一度落ちた思考はそこそこ冷静さを取り戻していた。

「くぅ~~~~~~~~、たまんな~~~いっ」
 白日の元に痴態を晒した羞恥と、その背徳感をスパイスにして乱れまくった自分の躯。
先ほど繰り広げた行為を思い返して、まだ力の入らない体で身もだえする。
 と、ふるふると体を震わせた所で、彼女は自分の尻の中へ何かが入り込んでいる事に気が付いた。

「なんなの……」
 唐突に走った異物感に体が強張るも、手がアヌスに触れ、それが自分のハンマーだと知って力が抜ける。
先だってがむしゃらに腰をふり、自ら散々に掘りまくった彼女のアナルはゆるゆるにこなれており、
気を失っている間中もずっと棒を咥えたままであったため、肛肉を拡げられる感覚に慣れてしまっていた。

「あらあら………すっかり馴染んじゃってて全然気付かなかったわね。
お尻からにょきっと生えてて、まるで尻尾みたい………………………………………………
……………………………………………………………………………………………あ、そうだ。」


343:名無しさん@ピンキー
07/08/15 17:11:06 Pvl0Req2
 何を思いついたのか、ハンマーが抜けないように気をつけながらスカートを脱ぎ捨てると、
彼女は何かを探すように辺りを見回した。程なく目当ての物がすぐそばに落ちているのを見つけ、
んふふふ…と含み笑いをもらしながらそれを手を伸ばし、

「と、その前に、ここを…っ」
 両手を尻に伸ばし、ショーツを晒すように開いた穴に手を掛けて彼女はストッキングを左右に引き裂いた。
ピィィ…と音を立てて裂かれる薄網、その中から肌色の丸い尻たぶが現れる。
「そ・し・て…」
 続いて、愛液に濡れそぼったショーツにも指が掛かる。
無残な穴を開け、既に奥への蹂躙を許していた女の聖域を隠す最後の砦に訪れる終わりの時。
左右に力がかけられ、ぶち、ぶち、とレースのあしらわれた股布が裂けていき、その中が少しずつ晒されていく。


「よぉし」
 とうとう露わになった彼女の双穴、そこにベトリと垂らされる紅いゼリー。
尻の割れ目に落ちたそれを、女メディックの指が秘裂へ、そしてハンマーを咥えたアヌスの中へと
ぬちゃぬちゃ音を立てながら塗り込んでいく。

「残り全部、直接に使ったらきっと……………うふふふふ」
 穴の中までしっかりとゼリーを塗り込み指に付いた分を舐めながら、
その結果に期待しつつ笑みを浮かべる彼女。

344:名無しさん@ピンキー
07/08/15 17:12:37 Pvl0Req2
――ほどなくして、

「ひいいいいいいぃぃぃぃぃぃ!!あつい、お尻が、おしりがあついいいぃぃぃぃぃ!!」
 ほとんど悲鳴じみた嬌声をあげながら、彼女は身悶えていた。
経口摂取・消化吸収し、満遍なく全身に回った時とは違い、
膣内と肛内の粘膜から直接吸収された媚薬が彼女の下腹部で猛威を奮っている。

「あああああああああぁぁぁぁぁっ!やあぁぁぁぁぁ!誰かぁ、誰か止めてええええ!!」
 あまりに強すぎる薬の効果に半狂乱になり、無意識に助けを求める。
しかし、人が来ないようにわざわざ―5階へ向かうルートから大きく外れた―この場所を選んだのであり、
助けが来てくれる可能性はほぼ皆無といっていい。
つまり効果が切れるまでこの状態のまま、ひたすら耐えるしかないということになる。

 いや、助かる方法は、実はもう一つあった。
あらかじめ用意しておいた、ほんの数メートル先の彼女のカバンの中に入っている中和剤。
 だが、

「あひいいいいいっ!らめええええぇぇぇぇぇ!こんらのらああぁぁぁぁ!!」
 何を考えたのか、それとも何も考えずただ現状から逃れようとしたのか、
我を忘れた彼女はどうにか立ち上がってヨタヨタと歩きだし、そして力尽きたように転んだ。
「やあぁぁぁぁぁぁぁ!い゛や゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
 それでも再び体を起こし、四つん這いのまま必死に草の上を進んでいく。
その行く先はカバンの方では無く、森の奥へ奥へと向かっていた。


345:340
07/08/15 17:14:53 Pvl0Req2
↑以上です。
各名前欄にナンバーを振り忘れてしまいました、すみません。
それでは、お邪魔しました。

346:名無しさん@ピンキー
07/08/16 13:47:12 RiHel0lh
場面転換の*が尻穴に見えた俺末期。
メディ姉やばい。直腸粘膜からの直接摂取はやばいって。

347:名無しさん@ピンキー
07/08/17 21:23:34 OtuJhCbO
ほす

348:名無しさん@ピンキー
07/08/18 00:43:20 jOr6GDVm
>>345
どんどん快楽に堕ちてくメディ姉テラエロス……!
発情した雌の匂いに、スノーウルフ大集合しそうな悪寒。

349:名無しさん@ピンキー
07/08/20 17:09:02 wfzGuC4a
キャラスレに投下されてた氷竜たん&コロトラングルたんが
たまらないんだぜ(;´Д`)ハァハァ
あんな娘が極悪非道なギルドメンバーたちによってたかって……

350:名無しさん@ピンキー
07/08/20 21:27:23 TmetHkxi
>>349
そういえば三竜狩りの人の赤竜たんマダカナー
とか思ってしまった

351:名無しさん@ピンキー
07/08/21 21:09:11 RPvVrOye
>>350
同じくマダカナー
最近ちと淋しいので、ここらでデカいのひとつ期待したい

352:名無しさん@ピンキー
07/08/21 23:10:01 /uhdXGKp
どうも、お久しぶりです。三竜狩りの者です。
>>350のコメント拝見して、ああ、まだ待っていてくれる人が居るんだ………と思ったら、なんか書かずには居られませんでした。
さらにその下にもう1つ………なんかもう、嬉しいやら申し訳ないやらで死にそうです。
頓挫して他の話やジャンルに逃避行してたんですが、さっき一気に書き上げました。

というわけで、偉大なる赤竜擬人化陵辱モノです。
ギルドメンバーが極悪です。
以上、閲覧注意。

では、どうぞ。

353:三竜狩り:紅? 1/7
07/08/21 23:12:55 /uhdXGKp
「ん、ぐ………んむ、ぅ!!ふ、ぅぅ………ッ!!」
薄暗い密林に響く、呻き声。
「あーあ………。」
猿ぐつわを噛まされ、まともな喘ぎ声を上げることも許されず、ただ曇った声を漏らし続けながら
上下に揺れている女の背後で。ダークハンターは、ぼそりとそう呟いた。
涙を流し、苦悶の表情を浮かべる彼女の顔、そしておおまかな身体の造りはは人間のそれと変わら
ない。が、背中に生えた1対の翼と、腰と尻の中間辺りから伸びる長い尻尾が、彼女が、彼女を
拘束する2人の男とは違う、異形の者であることを示している。
「コレ外したら、もっと可愛い声で鳴いてくれんだろうけどなぁ。あー、勿体無ぇ。」
口では少々不満そうな声でそう言いながら、しかし、その手は彼女の身体の正面に回され、露わに
なったその豊満な胸を鷲掴みにし、捏ねるように揉みしだいている。時折先端を指で摘み転がすと、
彼女の背中がびくびくと震えるのが解かった。
胸を弄っているだけでは足りない、とでも言うように、ダークハンターは彼女の首筋に舌を這わせ、
耳や肩を甘噛みする。腕も鞭で封じられた彼女に、抵抗する術は無い。羞恥心と屈辱感と、それに
反して与えられ続ける快楽とが、混ぜ合わさって渦を巻き、波となって彼女の身体に襲い掛かる。
「まぁ、もうちょっと我慢しろって………そろそろ、戻って来る頃だろ。」
そして。ただ、無抵抗に身体を貪られる彼女の脚の間に潜り込み………何度も、何度も、執拗な程
に腰を突き上げながら、ソードマンは余裕のある声でそう言った。
「ん、む………んッ!?んぐぅぅッ!!?」
「うーん………ッ、やっぱ、1番良い身体してるのは、赤竜ちゃんだよなぁ………。」
「だよなぁ。他の2人もいいけどよ、やっぱこういう娘の方が、こう、虐めがいがあるよな。」
「ああ。中も、熱くて、どんどん絡み付いてきて………あー、最高だ………。」
両手で肉付きのいい尻を掴み、撫で回しながら、既に最大限に膨らんだモノで彼女の内部を抉り込む
ように掻き回す。水気を帯びた音が響き、もはや崩れかけた精神の支えが、羞恥心に蝕まれていく。
赤竜と呼ばれた彼女は、ソードマンの腰の動きに合わせてその豊満に育った身体を上下に揺さぶられ、
溢れ出る愛液でどろどろに濡れた秘所を奥の奥まで蹂躙されながら、迫り来る絶頂の気配にその身を
震わせた。
「ッ………そ、そろそろ1発目、イっとくか?」
モノを咥え込んだ彼女の秘所の痙攣が、その気配をソードマンにも伝える。
「ん、んむ………ふ、ぐぅッ………!?」
ソードマンの言葉に、声にならない声を上げながら、赤竜は眼を剥いた。
「え?なんだお前、今日、早くね?」
「いや、第6階層の探索が続いて、かなりご無沙汰でな………なんか、セーブ効かねぇんだ。」
「あー、そういやそうか………まぁ、減るモンでもねぇし別に構いやしねぇけど。」
赤竜の意思など、もはや無いものとでも思っているような口ぶりでそう言って、ダークハンターは
指先で転がしていた胸の先端を、強く捻り上げた。限界に近づいていた身体に容赦ない刺激が与え
られ、彼女の内部が、ソードマンのモノを絞り上げるように収縮する。
「ん、んむぅぅぅぅぅぅッッッ!!?」
「く、あ………凄ぇ、締まる………ッ!!」
ソードマンは、呻くような声を上げて腰を痙攣させ………次の瞬間。
一際深く腰を打ち付け、ガチガチに固まったモノを、根元まで赤竜の中に押し込みながら、果てた。
放たれた精が、赤竜の中を容赦なく満たしていく。その全てを身体の最深部に注ぎ込まれ、炎よりも
熱いその迸りに全身をわななかせながら、彼女もまた、ソードマンと同時に絶頂を迎える。彼女の
背筋が反り返り、胸が天を仰ぎながら揺れる。次の瞬間には弛緩し始めたその身体を、ダークハンター
は後ろからしっかりと抱きかかえた。
「はぁー………ごちそうさん。」
場違いなほど爽やかな声でそう言いながら、ソードマンは赤竜の腰を押し上げて、自分のモノを彼女
から引き抜いた。離れた性器が白い糸を引き、白く粘度のある液体がどろどろとした雫になって、
暗い色の地面に落ちる。
「ふ………ふ、ぅ………。」
「んー、ホント良い胸してるわ。デカいと感度悪ぃって言うけど、ありゃ、嘘だな。」
赤竜は放心したように中空を見つめながら、全身をひくひくと小さく痙攣させている。身体中の力が
抜けて、ダークハンターが手を離せば、すぐにでも崩れ落ちて地面に突っ伏してしまいそうだ。胸を
愛撫されても、もはや反応出来る余裕すら残っていない。

と。そのとき。

354:三竜狩り:紅? 2/7
07/08/21 23:14:37 /uhdXGKp
「おーッス。お待たせー。」
どこからともなく、若い男の声が聞こえた。赤竜の身体の余韻に浸っていた2人が、顔を上げる。
「………………連れて来たぞ。」
「いやいや、参ったねー………結構、暴れてくれちゃって。」
低く陰気な声と、どことなく軽薄な声がそれに続く。2人が視線を送った先、がさがさと揺れる茂み
の向こう側から、3人の男が次々に姿を現す。
先頭に、クセのある暗い緑色の髪をしたレンジャー。続いて、全身のほとんどを黒いローブで覆った
眼つきの悪いカースメーカー。その後ろから、へらへらと緊張感の無い笑みを浮かべた茶髪のバード
が続く。そして。
「ほら、いい加減ちゃんと付いて来てよ。」
最後尾………3人の男に、付き従うようにして。
「う………ぁっ………!」
フラフラと不安定な足取りで、1人の少女が姿を現した。
赤竜と同じ、一糸纏わぬあられもない姿。そして………赤竜によく似た、翼と、尻尾。
彼女もまた、赤竜同様、人ならざる存在であるらしい。
「全然、大人しくなんなくてさ。カースメーカー来て貰って良かったよ、ホント。」
「ひ、ッ………!?」
やはりへらへらと笑いながらそう言って、バードは手に握った紐………少女の首にはめられた首輪
に繋がったリードを、ぐい、と引っ張った。彼女の身体が再び危なっかしくよろけて、つんのめり
ながら前進する。どうも、さきほどから様子がおかしい。
「………あー、それで。」
ダークハンターは納得したような声でそう言って、苦笑した。
「『幻惑の呪言』掛けて、引っ張って来たのか。ったく、どいつもこいつもおっかねぇなぁ。」
「ついでに、大人しくなるようにテラーも少々。」
「って、お前ほとんど何もしてねぇだろが。」
何故か得意気な顔で少女の捕獲劇を語るバードの話を、レンジャーの台詞がぴしゃりと断ち切った。
バードが、あからさまに肩をすくめて溜め息を吐く。
「しょうがないじゃん、肉体労働は専門外なんだってば。それに、ほら、『韋駄天の舞曲』。」
「いやいや、あんなの無くても、オレが『サジタリウス』で1発ビシッ!とだな………。」
「ほら、喧嘩してる場合じゃねぇだろ。」
双方が喧嘩腰になりかけた所で、ソードマンが話を打ち切る。その言葉で2人はそもそもの目的を
思い出し、ぴたり、と無駄な争いを止めた。その様子を見届けて、
「ほーら、赤竜ちゃんも。いつまでも、ボーッとしてる場合じゃないぜ?」
ソードマンは未ださきほどの衝撃から立ち直れず放心している赤竜の頬を、気付けのようにぺちぺち
と叩いた。地面か空中か解からない所をぼんやり見つめていた視線が、徐々に焦点を取り戻す。
そして。
「ん、う………………?」
視線が、ゆるゆると彷徨い………やがて、自分と同じ人外の姿をした、少女の姿を捉えた瞬間。
「………………ッ!!?」
その双眸が、これ以上無い程大きく見開かれた。半ば飛びかけていた意識が、一気に覚醒する。
「んんッ!?んむ、うぐぅぅッ!!」
赤竜が、塞がれた口で必死に何かを叫ぶ。それは先程までの、快楽による喘ぎとは別の、少女に
必死で何かを呼びかけるような、声にはならない叫びだった。
当の少女は、『幻惑の呪言』で視神経を撹乱させられている者に特有の焦点の定まらない瞳で、
自分の足元の辺りを漠然と見つめながら、得体の知れない恐怖に怯えきった表情を浮かべるばかり
だ。赤竜の必死の呼び掛けは、欠片ほども届いてはいない。
「そんなに心配か………しゃーねぇなぁ。」
ダークハンターは心底面白がっているような声でそう言って、何故かおもむろに赤竜の首の後ろ、
猿ぐつわの結び目に手を添えた。慣れた手つきでそれを解き、赤竜の口を自由にしてやる。
その意図を勘繰るよりも先に、赤竜は、それまで声にならなかった叫び声を上げた。
「止めてッ!飛竜には手を出さないでッッ!!」
上擦った、悲痛な叫び声が響き渡る。その声を耳にした瞬間、少女の、飛竜と呼ばれた彼女の身体
が、ぴくりと反応した。視界を奪われた瞳を上げ、きょろきょろと辺りを見渡す。
「お姉、ちゃん………お姉ちゃん………ッ!?」
暗闇の中で怯えながら、見えない誰かを探しているかのように、その震える両手が宙を掻く。
声のする方向にどうにかして向かおうとするその歩みは、たった数歩で彼女を繋ぎとめる首輪に
阻まれてしまい、その度に飛竜の身体はぐらりとふらついた。

355:三竜狩り:紅? 3/7
07/08/21 23:16:08 /uhdXGKp
「ねぇ………どこなの、お姉ちゃん………ねぇってばぁ………!?」
「飛竜、飛竜ッ!!お願い、その子は許してあげて!!お願いだから、何でもするからッ!!」
「暗いよぉ………怖いよぉ、お姉ちゃん………お姉ちゃんッ………ッ!」
飛竜の眼から、涙が溢れ出す。どうやら赤竜の声自体は認識しているものの、その言葉から
状況を理解する程、精神は安定していないようだ。
「止めて、お願い!!飛りゅ………ん、ぶッ………!?」
「はぁい、そこまでぇ~。」
必死の懇願を、ダークハンターは再びその口に猿ぐつわをはめることで無慈悲に切り捨てた。
赤竜の眼に、それまでよりもなお深い、絶望の色が浮かぶ。
「お姉ちゃん………助けて、何にも見えないの………ねぇ………!」
「ん、むぐぅッ!!ふぅッ、んぐッ!!」
その眼でしかと愛する者の姿を確認し、その彼女が卑劣な男達の手中に堕ちつつある瞬間を目撃
しながら。それでも何一つ抵抗が出来ないという、絶望的な程の無力感と屈辱感。そして、否が
応にも、これから自分の眼の前で展開されるであろう場面を思い描いてしまうことによる、恐怖。
身を焼くような想いで、必死の、しかし悲しいほどに些細な抵抗を見せる赤竜の姿を、男達は
改めて満足げな表情で見つめていた。
「うーん、妹想いの良い姉ちゃんだねぇ………胸が痛むぜ。」
「後ろからその姉ちゃん羽交い絞めにしてる奴の台詞じゃねーな、そりゃ。」
「さて、じゃ感動のご対面も済んだことだし………早く、ショータイムってことで、ね?」
「お、そうだな………せっかく連れてきたんだ、お前等先でいいぜ。」
「………らしくもない………どういうつもりだ………?」
「いいっていいって。こっちは、もうちょっと赤竜ちゃんの反応楽しんでっから。」
「うへー、良い趣味しちゃってまぁ………ダークハンターが可愛く見えるぜ。」
「うるせぇな、コイツがおかしいんだ。ソードマンは熱血馬鹿って相場が決まってんのによ。」
男達は、宿の自分達の部屋でくつろいでいるときとなんら変わらない雰囲気で談笑し、やがて。
「じゃ………可哀想だし、そろそろ解いてあげよっか。」
バードが、手にしたリードを手繰り寄せながらそう言った。リードと一緒に手繰られてきた飛竜
のふらつく身体を受け止め、傍らのレンジャーとカースメーカーに目配せする。
「だな。んじゃ、頼む。」
「………解かった………。」
バードとレンジャーの言葉に、カースメーカーがやはり低く陰気な声で応じて。その全身を覆う
黒いローブの中から、白く痩せ細った腕が1本、蛇が這い出て来るような調子で姿を現した。
指先には、くすんだ金色の鈴がぶら下げられている。カースメーカーが相手に呪言を用いる際に
使う、催眠用の鈴だ。カースメーカーは指先で摘んだそれを揺らしながら、常人には理解できない
言語で、何事かを呟き始めた。
が。そのとき。
「おいおい、待てよ。」
再び赤竜の身体に攻め掛かっていたソードマンが、突然、それを制止した。
ぼそぼそと呪言を唱える声が止み、飛竜を取り囲んでいた3人がそちらに視線を送る。
「せっかく、そんな面白いシチュエーションなのによ。」
「?」
「わざわざ解いちまうのも、勿体無くねぇか?」
「ッ!」
そう言ってソードマンは、ニヤリ、と口の端を吊り上げながら笑った。ややあって、他の4人
は互いに顔を見合わせてから同じようにニヤリと笑い、独り赤竜だけは、驚愕したようにその
眼をこれ以上無い程見開いた。
「………一理ある………。」
カースメーカーが、飛竜に施した呪いを解くのを止めて、一歩身を引く。
「なるほど。面白いこと考えるね。」
「いや、面白いっつーか、発想が怖ぇよ。普通に。」
バードは、やはり軽薄な印象の笑みを浮かべながら。レンジャーは、口ではソードマンの提案を
批判しつつ、しかし、その眼を嫌らしく輝かせながら。未だ呪言の魔力に捕らわれたままの飛竜
の細い腕を掴む。

356:三竜狩り:紅? 4/7
07/08/21 23:17:05 /uhdXGKp
「ひッ………………!?」
突然両腕を封じられた飛竜が、か細い悲鳴を上げた瞬間。その身体が、2人分の力で無理矢理
押し潰すかのように、湿った地面へと押さえ付けられた。見えない相手に抗う術もなく組み伏せ
られ、飛竜は視力を奪われた眼を白黒させながら、言葉にならない短い声を漏らした。
「え、や………何………嫌だ、怖い、お姉………お姉ちゃん………ッ!!」
暗闇による恐怖を別の呪言で更に増幅させられ、ほんの些細な刺激にさえ恐怖を覚えるまでに追い
詰められた飛竜にとって、顔も見えない誰かに無理矢理に地面に押さえ込まれる恐怖は、想像を
絶するものだったに違いない。
突然の出来事に一瞬だけ麻痺していた感覚が、次の瞬間には、堰を切ったように溢れ出す。
「嫌ぁッ!?お姉ちゃん、助けて!!怖いよぉ!!助けて、誰かッッ!!」
許容の限界を超える程の恐怖に、飛竜がそれまでの大人しい印象からは想像も付かない、気が狂った
ような叫び声を上げ始める。組み伏せられたまま翼と尻尾を滅茶苦茶に振り回し、辺り構わず土埃を
舞い上げる。
「っ、と………このッ………!?」
「わっ、ちょっと、これ………か、カースメーカー、どうにかして!!」
見た目は少女でも、秘められた力は人間のそれとは桁違いだ。男2人掛かりでも手に余る程に激しく
暴れる飛竜を押さえつける2人の傍らで、カースメーカーはまた、あの鈴を懐から取り出した。
リィン、という響きと共に呪文のようなものが唱えられ、そして。
「『命ず………言動、能わず』。」
そう聞こえた、瞬間。飛竜の身体が、1度だけ、まるで電流を流されたかのようにビクリと跳ね
上がって、そしてそのまま沈黙した。まるで一瞬で息の根を止められたかのように身動きひとつ取れ
なくなった飛竜の姿を確認し、カースメーカーは鈴を持った腕をまたローブの中に仕舞った。
「おー………さすが。」
感嘆の声を漏らしながら、バードは人形のようにおとなしくなった飛竜の顔を覗き込む。
「や………ぁ………?」
自分の身に何が起きたのかも理解できず、ただ光を失った眼を見開き、魚のようにぱくぱくと口を開閉
しながら、飛竜はその場に横たわっている。
「い、やぁ………何………ッ!?」
その口から、ようやく擦れたような声が漏れて、バードが、おや、と首を傾げた。
「あれ?なんだ、喋れるの?」
「………黙らせてしまっても、つまらんだろう………。」
「お、よく解かってんじゃねぇか。」
「嬉しいねぇ。赤竜ちゃんの呻き声だけじゃ、物足りなかったトコだ。」
「………首から下の、コイツの意思による動きだけを封じてある………。」
「って、つまりは………どゆこと?」
「………抵抗は出来ないが………こちらの刺激に対する反応は、ある………。」
「へぇ………そんな微調整まで出来んのか。器用なモンだ。」
レンジャーとバードは感心しきりで、無抵抗の飛竜の身体を遠慮無しに弄り始める。言葉通り、飛竜は
男達の無遠慮な愛撫に身をよじることも出来ず、しかし、しっかりと残されている感覚にふるふると身を
震わせながらか細い悲鳴を上げた。
「ひ、あぁ………嫌だ、助けて………助けてぇ………ッ!」
暗闇の中で更に身体の自由を奪われたことがよほどショックだったのだろうか、飛竜はもはや叫び声を
上げる気力すら残されていない様子で、見えない誰か、おそらくはそこにいるはずの赤竜に、震える喉で
助けを求め続ける。
それも全く意に介していないかのように、レンジャーとバードは存分にその未発達の身体を貪り続ける。
微かに膨らんだ程度の胸を揉みしだき、先端を摘み、弾き、吸い付く。白い肌のあちこちが、だんだんと
桜色に染まり始める。
「こっちも、準備しなくちゃねー?」
「ひ………ッ………!?」
まだ何者の侵入も許したことのない秘所に指を添えられ、飛竜の表情が凍りつく。そこは既に、飛竜の
恐怖に反し、容赦なく繰り返される愛撫に反応して粘度のある液体を垂れ流し始めていた。
「へぇ………ホントだ、濡れるには濡れるんだね。」
わざと大きな水音を響かせながら、バードは飛竜の入り口を執拗な程何度も上下になぞった。少し力を
込めるだけで、指先がそのスリットに飲み込まれる。

357:三竜狩り:紅? 5/7
07/08/21 23:18:27 /uhdXGKp
「や、ぁ………やだ、止めて………来ないでぇ………!!」
「ホントに処女かよ?だいぶ馴染んでるみてぇだけど。」
「まぁ、人間のソレとちょっとは違うんじゃないの?それに、どうでもいいじゃんそんなの。」
そう言いながら、バードは更に強い力で指先に圧力を掛け、その指を飛竜の奥深くへと侵入させていく。
熱を持った肉壁が、締め付けるようにその指に纏わり付いてくる。
「おー………ちょっと、キツめかもね。」
「ふあぁ………や………ダメ、入れちゃダメ………ッ!!」
言葉ではそう拒絶しながらも、しかしその声色は、徐々に、だが確実に艶を帯び始めていた。
「つーか、こんなにされても濡れてんのかよ。」
「ちょっと、ソッチの素質あるっぽいよね………よ、っと。」
「あ、ひッ………な、中ッ、曲げちゃ………っ!?」
挿し込んだ指を曲げ、伸ばし、更に両手を使って、ひくひくと痙攣し始めた秘所を丹念に解す。
その白く柔らかな太股を押し開き、脚の間に割って入っると、濡れそぼったその様子が余す所無く曝け
出された。滴る液体が地面に落ちて、土の上に小さな染みを作っていく。
バードは更に強引にその太股を押しのけて飛竜の濡れた入り口に顔を近づける。じっくりと未開発の
秘所を視姦し、冷たい息を吹きかけられて身をよじる飛竜の反応を楽しみ………そして。
「ん………………。」
「ひゃ、うッ!?」
そのスリットを、舐め上げた。飛竜の身体に、電撃が走る。
「ひゃうッ、だって。カーワーイーイー。」
からかうような声でそう言いながら、バードは再び、今度はさきほどよりもじっくりと時間を掛けて、
舌で入り口をなぞって行った。押さえた内股がぶるぶると震え、飛竜が未体験の感覚に酔いしれている
のが顔を見ずとも感じられる。
「むー………ん、ちゅ………。」
「嫌、ぁ………やだ、止めて………許して、ッ………!」
バードは更に、攻め立てるように秘所から脚の付け根まで、下腹部全体にまんべんなく舌を這わせて
いく。時折ついばむようにキスをし、赤い痕を残す。
「すっかり元気無くなっちゃって。真っ暗な中でこんなことされたら、無理も無いか。」
「………おい、やるなら早く済ませろよ。後がつかえてんだ。」
「えー。この後ちゃんと別の仕事あるんだしさぁ、いいじゃんこれくらい。」
「だからってなぁ、お前………。」
「はいはい。そっちは後でしっかり楽しめるんだから、ね?」
その後、行為を急かすレンジャーの言葉を適当にあしらって、バードは存分に飛竜の下半身を舐り、
その味を堪能した。やがてその行為にも満足したのか、バードは満遍なく嘗め尽くされた飛竜の両脚
を持ち上げた。
「ひっ………………!?」
「んじゃ、お先に失礼~。」
飛竜の腰が浮いて、脚の間に割り込んだバードの眼の前に秘所が晒される。身体全体で飛竜を支え
ながら、バードは自らの下半身に手を伸ばし………その、ガチガチに固まった怒張を取り出した。
そして、そのおぞましい気配に飛竜が声を上げるよりも、先に。
「それじゃ………頂きます、と。」
バードは、腰を落とし………未踏の秘所にあてがった怒張を、一瞬の躊躇いも無く、飛竜の内部へと
突き入れた。
「ひ、ぎ………いいぃぃぃッ………!?」
何者の侵入も許したことの無い膣内の異物感と、それに伴う痛みに、飛竜は視力を奪われた眼の端に
涙を浮かべながら、呻いた。食い縛った歯が、ぎりぎりと音を立てる。
「く、あぁー………良いねぇ、最高………ッ!」
濡れた内部に怒張をしごかれて、バードは思わず情けない声を上げながら、腰を震わせる。そして、
飛竜の苦痛などお構い無しに、更なる快楽を求めて、その内部が馴染むのを待たずに急激に腰を
動かし始める。
「い、やぁ………あ、あぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!?」
気が狂うほどの恐怖の中、更に凶悪な異物の動きを感じ、飛竜が悲鳴を上げる。
バードの腰が前後に動くたびに、その腫れ上がった怒張が飛竜の内部を抉る。性の快楽に慣れて
いない飛竜の身体が、無理矢理に蹂躙され、それと同時に乱暴に開発されていく。
ぐちゃぐちゃと、2つの身体が結合する音が響き渡る。容赦なく与えられ続ける刺激に対し、飛竜の
意思を拒んだその身体は、既にその状況を受け入れる準備に入ろうとしていた。

358:三竜狩り:紅? 6/7
07/08/21 23:19:48 /uhdXGKp
「んぎ、い、あぁっ!!あ、はッ………ん、ふぅっ、んぐ………ぅ………ッッッ!?」
恐怖と、苦痛と………その隙間から徐々に染み出すように意識を浸食する、快楽と。
言い様の無い、未知の感覚の嵐に晒されて、もはや飛竜の精神は、そのバランスを失いかけていた。
ただひたすら、この状況から抜け出したい、この悪夢が覚めて欲しいと願う意識。それに反して、
肉体はこのまま無抵抗に蹂躙され続けることに、淡い期待を寄せ始める。
「ふ、っ………ん、んぅ………ッ………やぁ、嫌だ、何、これ………っ………!!」
「おっ………ッ、そ、そろそろ、イッちゃいそうかな………?」
やがてバードは、飛竜の身体が昇り詰めて行く気配を感じる。絶え間なく内壁を抉られ、飛竜の
身体は既に、異性からもたらされる初めての絶頂を迎える寸前にまで追い込まれていた。
「や、嫌ぁッ………こ、怖い、来るッ………何か、き、来ちゃうぅ………う、ぁ………ッ!?」
急激に、腰の動きが緩められていく。バードは、臨界点ギリギリまで溜め込まれた快楽に身悶える
飛竜の姿を、舐めるようにじっくりと鑑賞した。ゆるゆるとした動きで怒張が出入りし、内部で
ひくひくと痙攣する度に、飛竜の身体は従順な反応を示す。
しかし、決定的なきっかけは与えられずに、飛竜は絶頂の境界線すれすれを彷徨い続ける。
「やあぁ、こ、怖、いっ………お姉、ちゃ………ん、ぁ………ひっ………!」
「やっぱさぁ、この、限界ギリギリのときの顔と声が最高だよねぇ………可愛いったら、もう。」
相変わらず軽薄な、しかしどこか寒気のするような感触を孕んだ声でそう言いながら。バードは、
自分と結合したまま、すぐそこにある絶頂を期待してわななき続ける飛竜の身体を存分に堪能した。
「よーし、それじゃ………ちゃーんと、イカせてあげようかな………っ。」
隅から隅まで、行為を余す所無く楽しんで、バードはようやく、最後の仕上げに向けて動き出した。
挿入されたままだった怒張を、また動かし始める。それまでよりも一層強く、激しく、最高潮に
高められた飛竜の身体を壊してしまうほどの勢いで、我武者羅に腰を振る。
堰を切ったような急激な刺激に、飛竜が、甲高い嬌声を上げる。
「ひ、あッ、だ、駄目ぇ………ッッッ!?」
もちろん、そんな言葉がバードに聞き入れられるはずもなく。
均衡を崩され、飛竜の身体はあっという間にその境界線を飛び越え………一瞬で、絶頂に達した。
「~~~~~~~~~ッッッッッッ!!!???」
飛竜はもはや叫び声を上げることすらままならず、意思に従わない身体をまるで感電でもしている
かのようにぶるぶると痙攣させ、眼を剥いて首から上を仰け反らせた。顎が震え、喉がひゅるひゅる
空気の抜けるような音を立て、声の発せられない口が微妙な開閉を繰り返す。
そして、その直後。
「う、わ………で、出るッ………!?」
下腹部から脳天までを突き抜けるような衝撃に打ち震える飛竜の身体に追い討ちを掛けるように。
痙攣する内壁に絞り上げられたバードの怒張が、溜まりに溜まったその熱い迸りを、容赦なく
飛竜の体内へと吐き出した。
「あ、ひぁッ………あ、熱、うぅ………ッ………!?」
ぶち撒けられた焼けるように熱い精を、身体の奥底に叩きつけられて。越えたはずの絶頂が、更に
2度、3度と飛竜の身体にもたらされる。その度に襲い来る脳髄が痺れるような感覚に、もはや、
飛竜の理性は消し去られかけていた。

359:三竜狩り:紅? 7/7
07/08/21 23:24:46 /uhdXGKp
「ふ、ぅ………いやぁ、大満足だ、ホント………っ。」
戦闘を終えた後のようにほんの少し呼吸を乱しながら、バードは、熱の全てを飛竜に流し込んで
元気を失ったモノを、引き抜いた。逆流した精が、気泡と共に飛竜の秘所から流れ出す。
「………ぃ………ぁ、ぅ………っ………。」
光を失った瞳が、中空を見つめる。地面に横たわり、結合が解かれても未だ痙攣を繰り返す飛竜
の身体を見つめながら、レンジャーは1度浅い溜め息を吐いた。
「お前なぁ………1発で、トんじまってんじゃねぇかよ。」
「んー、まぁ、初めてみたいだしねぇ。ちょっと、刺激が強かったかな?」
「かな?じゃねぇよ………大丈夫なのかよ、この後?」
「まぁ、そこは平気でしょ。こんなナリでも、人間とはスタミナが違うんだから。」
少女1人を思うままに蹂躙した後とは思えない、相変わらずの軽薄な口調でそう言いながら、
バードはまたへらへらと笑って見せた。
「………まぁ、ちょっとメディカでも飲ませて放っときゃ、眼ぇ覚ますか。」
行為の余韻に浸り続ける飛竜に一旦見切りを付けて、レンジャーは、背後に控えたカースメーカー
を振り返った。
「んじゃ、コレ飲ませてちょっと見ててくれ。あっちは………まだ、いいだろ?」
「………行為自体に、興味は無い………好きにしろ………。」
陰気な声でそう答え、カースメーカーはレンジャーの手からメディカの瓶を受け取った。
「ボクも、ちょっと休んでるね………やっぱダメだ、激しい運動するとクラクラしちゃって。」
「初モノまで喰ったんだから、後でちゃんと働けよ。その為に連れてきてんだ。」
「りょーかーい。」
バードの間の抜けた返事を受けた、後。
「んじゃぁ………オレは、そっちに混ぜて貰うかね。」
レンジャーは、数歩離れた位置からバードと飛竜の営みを見物していた2人と1匹を、振り返る。

ソードマンとダークハンターに、その身体を好き勝手に弄ばれながら。
赤竜は、深い、深い絶望を湛えた瞳で、飛竜の無残な姿を見つめていた。






(to be continued ... ?)

360:名無しさん@ピンキー
07/08/21 23:29:18 /uhdXGKp
以上でした。
赤竜メインじゃありませんでした。
『紅?』でした。
すいません。
絶望した。

ちゃんとした紅に続くかも知れないし、続かないかも知れませんが。
とにもかくにも、ここまで読んでくださった方。
誠に、誠に有難うございました。
礼。多謝。土下座。

361:名無しさん@ピンキー
07/08/21 23:33:37 p9g+5s3U
レスした二人じゃないが、俺も超待ってたよ!果てしなくGJ!
飛竜たんまで来るとはなんてサービス精神旺盛な神だ…。
つか、書くの早いな。しかもエロいし。尊敬するよ。



そして調子に乗ってモリビト神の帰還も待ち望んでみる。

362:名無しさん@ピンキー
07/08/22 02:39:14 2BM2+ywy
むしろ 火竜×飛竜 キボン

363:名無しさん@ピンキー
07/08/22 03:16:23 PfWeQl1x
>>362
(ギクッ)

364:名無しさん@ピンキー
07/08/22 14:37:35 r2FNZwMr
え…?うそ、まさか…



これはロリ×姉キャラの強制レズが拝めるって事ー!?


365:名無しさん@ピンキー
07/08/22 19:12:53 pWMA485K
>>360
自分もレスした当人じゃないが、待ってたよ! GJ!
猿ぐつわ赤竜たんと、目隠し飛竜たん……エロい(;´Д`)ハァハァ
8階姉妹丼に今後も期待しちゃうぜ……

そして自分も調子に乗って、ユエたんシトナたんの帰還も待ち望んでみる。

366:名無しさん@ピンキー
07/08/22 23:04:02 wI4qzblu
ソードマン「アッー(低音)」
ダークハンター「アッー(少し低音)」
レンジャー「アッー(中音)」
バード「アッー(少し高音)」
カースメーカー「アッー(高音)」

鹿「フシュルーーー」

よし!激しくエロかったですGJ!
抜いた後罪悪感あるのは良い作品だった証拠!

367:名無しさん@ピンキー
07/08/25 15:42:15 I/9oOaZW
wiki裏絵板を見に行ったら、何枚かの絵に
「このスレのSSから着想?」と妄想した。

アルケくんメディちゃんの帰還を待ち望んでいます。

368:名無しさん@ピンキー
07/08/25 21:48:31 qClwKK0e
>>367
wiki絵板から、ってのもあったしな
こういうインスパイアって、良いよね・・・・・・・・・

369:名無しさん@ピンキー
07/08/27 18:28:18 /mqVLE0o
竜たんエロいし可愛いんだけどよく考えたら俺の自慢の一軍ギルドを瞬殺してくれちゃった連中なんだよな…



ちょっと三匹まとめて動物用の首輪を付けて性感帯である逆鱗をローション塗りたくった手で思う存分いじくり倒して、
グッタリした奴らをエトリア中引きずり回してくる

370:名無しさん@ピンキー
07/08/27 21:57:15 Wirufbvf
>>369
YOU3次創作しちゃいなよ

371:名無しさん@ピンキー
07/08/27 22:09:57 /mqVLE0o
悪い俺ガード特化のパラディン育成に忙しいんだわwwww

372:名無しさん@ピンキー
07/08/28 02:38:31 vXljqppW
投下します。

・6層ネタバレ
・赤目アルケ×ロリメディ ……かつ、異種姦。

待っていて下さった方、ありがとうございます。
ネタはまだまだあるんだけど、盆も休みなしとか
まとめる時間がなさすぎて困る。

373:熱いかけら 1/6
07/08/28 02:42:45 vXljqppW

「メデューサツリーは私が落とす。フレイムウーズはアルケミスト、頼む!」
「バード! あたしの剣に『氷劇の序曲』を!」

 血のような紅と、緑青めいた緑の岩が、うねうねと続く長い隧道。
 深く世界樹の根元を巡る迷宮の底で、冒険者たちは魔物どもと対峙していた。樹海でも最強クラスの魔物どもを相手に、パーティ一同はひるむことなく、それぞれの職分をこなし、戦う。
 後衛に控えるメディックの少女も、入り乱れる敵味方の隙を縫って駆け寄っては、傷つきがちな前衛の応急処置を施していく。

(んと、レンジャーさんはまだ平気で……、次はソードちゃんに『キュアIII』かな?)

 アンプルを握りしめ、次の介入のタイミングを図る彼女の前で、隻眼の女レンジャーが弓を絞る。その斜め後ろに控えた黒髪のアルケミストは、氷結の術式をガントレットに練り上げている。
「はあっ―!」
「術式起動!」
 降り注ぐ矢の下に、青紫の触手を蠢かせる樹木の魔物が、軋みながら倒壊する。
 その傍ら、解き放たれた液体窒素の塊が、ぐつぐつと粘液を煮立たせる黒いウーズの群れを、ひとつずつ凍りつかせていく。
「残り、あとひとつ!」
 最後に残ったウーズの一匹が、ぶよぶよと身を縮ませた。内部の粘液を沸騰させつつ、不定形の身体をたわめ―冒険者たち目がけて、弾丸のように飛び出して来る。
「どおりゃあぁぁ!」
 女ソードマンが応じて、踏み込む。氷結の力をこめた剣で、宙を飛んで来た黒い粘液塊を、真っ向から叩き斬った。
 ばしゃっ、と葡萄酒の革袋でも斬ったような音を立てて、ウーズはちぎれた。刃に触れた箇所は白く凍りついて砕け散り、残る粘液は幾つもの塊となって辺り一面飛び散る。
 女ソードマンはひらりと身を翻して、その襲来をかわし―

「へ?」

 ―代わりに、その背後へ駆け寄りかけていたメディックの上に、黒く熱い粘液塊の雨が降り注いだ。

「きゃああああ!」
 どさどさと音を立てて殺到する重みに抗し得ず、仰向けに地に倒れ込むメディック。その身体は一瞬の内に、ちぎれたウーズの残骸に埋もれてしまう。
「メディック!?」
「メディックちゃんッ!」
 仲間たちが血相を変えて、顧みる。
 一番近くにいたアルケミストが、真っ青になって駆け寄った。まだぐつぐつと煮え立つ粘液塊を、メディックの身体からはたき落としつつ、声をはりあげる。
「おいっ! 大丈夫か! メディックちゃんっ! しっかりしろ!」
「―あっつぅい……」
 べそをかきつつ、メディックは身を起こした。胸や腹にくっついた粘液塊が、べちゃべちゃと服を滑り落ちていく。
 身体の前面―キュロットから伸びるふともも、膝のあたりまで、一面が薄黒いフレイムウーズの残骸にまみれ、どろどろに汚されてしまっていた。緩いゼリーのような半透明の塊が、身じろぎするたびに伝って落ちる。
 はっきり言って、気色が悪い。
「うあぁ……、べちゃべちゃするよぅ……」
「呑気なこと言ってる場合か! 火傷してないか?」
 まだ熱い粘液塊を指先で弾き落としながら、アルケミストが心配そうに問う。
 ももや腕など、粘液の直撃を受けた箇所がほのかなピンク色に変じてはいたが、本格的な火傷には至らなかったようだ。痛みもない。
「だいじょぶ……みたい」
「剣に『氷劇』かかってたから、温度が下がったのか。ああ、マジで一瞬心臓止まったぞ」
 剥き出しのももを中心に、せっせと粘液塊を拭き落としてやりながら、アルケミストが安堵の息をつく。
 心配そうに見守る女ソードマンに、隻眼のレンジャーが冷静な声で説教する。
「どうやら、大事には至らなかったようだが……もう少し気を遣わねばな。防御力のない後衛を守るのも、我々前衛の勤めだ」
「ご、ごめん……」
「念のため、よく拭き取っといた方がいいよ。フレイムウーズで低温やけどなんて、ちょっと悲惨だもんね」
 バードの青年が、やわらかい声でフォローする。
 そうか、と真剣な顔で頷いたアルケミストが、ガントレットの指を遠慮なく、メディックのキュロットの合わせ目に伸ばした。
「デリケートな部分だしな。ここら辺もきちっと全部、拭き取っておかないと―」
「って、ちょ……そこ、あ、アルケくん! じ、自分でやるっ、から……」
「遠慮しなくていいって。メディックちゃんはそっち、おなかの方とか拭いてて。ほらこの辺、布まで染みてるじゃないか……」
「やっ、め……! だっ、こんな……ゆび、や……はあぅ、ちょっ……やめてぇ! だれか、止めて!」


374:熱いかけら 2/6
07/08/28 02:44:14 vXljqppW

 堂々とメディックの股間をまさぐり始めたアルケミストを、残る一同は無言で地面に突き倒した。
 赤い岩にしたたか額を打ち付けたアルケミストは、すぐに跳ね起き抗議する。
「何すんだ! 俺は純粋にメディックちゃんの身体を心配して!」
「……今の手つきは、明らかに異なる目的をもっていたように私には見えたが?」
「誤解だ! そうやってやらしく感じるおまえらの方がいやらしいんだ! このムッツリスケベが!」
「あんたにだけは言われたくないよ!」
 低レベルな口論を傍らに聞きつつ、メディックは赤く染まった顔を伏せ、肌に残る熱いかけらを拭き落とした。

     *

 結局、衣服が派手に汚れた以外は、さしたるダメージはなかったということで、探索はそのまま再開された。
 地下29階。磁軸の乱れの影響か、不安定に空間の繋がり合った洞穴を、パーティは慎重に進んで行く。
 一同の最後尾に従いながら、メディックは湿ったままのインナーを指先につまみ、ため息をついた。

(なんかまだ……気持ち、悪い……)

 肌についた粘液塊はこそげ落としたし、濡れた箇所も乾いた布でよく拭いた。
 だが、服に染み込んだ粘液は乾き切っておらず、身動きのたびにぺたぺたと肌にまとわりつくのだ。
 しかも、高温に煮えたぎるフレイムウーズの断片だったせいか、濡れたところが不思議と冷えない。蒸しタオルぐらいの生暖かいぬくみと湿気が、インナーの腹回りや、キュロットのお尻や―下着の内側にまで、しつこく残っている。
 そう。特にひどいのが、下着の中なのだ。
 くちゃくちゃと股に触れる異様なぬくみに、ぞくりと肌を粟立たせつつ、メディックは心の中に呻く。

(やっぱり、いったん帰る、って言えば良かった……)

 キュロットの裾から、粘液塊の幾つかが逆流してしまったようなのだ。
 ももを伝って滑り込んだ熱いかけらは、下着を容赦なく濡らしたまま、今もろくに拭き落とすことができずにいる。
 キュロットの表側は、降りかかった粘液塊が少し染みた程度で済んでいたため、仲間たちもよもや内部がそんな惨状とは、気づきもしなかったようで―
 それだけに、言い出せなかった。
 ぱんつがぐちゃぐちゃなので、宿に帰って履き替えたいです、とはとても。

「―ここの歪みは、確か振り出しに戻るワープポイントだったな?」
「そう。で、右隅が未踏のやつだ。消去法で考えれば、それが正解のルートだよな……」

 先の事件などもうすっかり忘れた様子で、一同は複雑な迷宮の探索に没頭している。
 そのさまを真面目な顔で見守りながら、その実、メディックの意識はひたすら濡れた箇所に集中していた。
 足を動かすたびに、股の間でぐちゃりと濡れた感触がよじれる。
 暖かく熱を帯びて濡れそぼった布地が、その内部に包まれたやわらかな秘肉の上に、貼りついては絡む。

(あうぅ……。気持ち悪い、よぉ……)

 貼りついて、また剥がれる。
 わずかに出来た布と肌の隙間に、とろんと熱いものが動いた。
「……っ!」
 反射的に、身を竦める。
 ぬるりとゆるいゼリーのような、けれどはるかに温度の高い、不定形の塊。
 フレイムウーズのかけら。滑り込んだそれは、取り出せもしないまま、まだそこにしっかりと残っていて……

(あれ……、で、も……)

 何かがおかしいと、ようやく気づいた。
 ウーズのかけらが入ってきたのは、キュロットの裾からだ。ももを伝って股へと滑り―けれどさっきまでは、それはキュロットの股間部分と下着の間に、まとわりついていたはずなのだ。
 それが、今。
 ゲル状の熱い塊は間違いなく、彼女の秘所に直接触れている。固形であって固形でない、ゆるくやわらかい塊が、下着の中をぬらぬらと移動し続けているのだ。

(う、そ……。しみこんで、る……?)


375:熱いかけら 3/6
07/08/28 02:45:23 vXljqppW

 ウーズの性質は、固体よりは液体に近い。
 ありふれた下着の布地ぐらいは難なく透過し―とはいえ固体としての性質も、それによって失われる訳ではない。
 息を詰めたメディックは、神経を下腹に集中させて、その気配を確認する。
 肌に触れる、ひとかたまりのやわらかな熱。大きさは、彼女の親指ぐらいのものだろうか。濡れて貼りついた下着の内部、入口の襞のかたちに合わせるように、ふるふると熱く震えていて―
 ずるりと、ふいに蠢く。

「あ……っ……!」
「どうした?」

 か細く声をあげたメディックに、前を歩いていたアルケミストが振り返った。
 棒立ちに止まってしまった彼女のさまに気づき、慌てた様子で戻って来る。

「大丈夫か。何かあった?」
「……あ、う……ううん。何でも、ないの。へい、き……」

 作り笑いを懸命に浮かべ、メディックは足早に歩き出す。
 けれど実際は、笑い事ではない。

(はいって、きちゃ……った……)

 一瞬のことだった。
 ウーズのかけらは、閉じ合わされた秘所の細い隙間をくぐり抜け、するりと内部に潜り込んでしまったのだ。
 陰唇を擦り抜け、膣の中へと。

(や……だ……。どう……しよ……)

 しかも、動いている。
 外部よりも温度と湿度の高い環境に潜り込んで、塊は活力を得たようだった。下着の中にいた時よりも明確な動きでもって、膣内をゆるゆる這い回っている。
 生命活動を維持する「核」と切り離された体組織には、もはや何の能力もない。残存するわずかなエネルギーを使い果たせば、やがてはひからびて自然と消滅する、単なる粘液のかけらでしかない。
 ただ最後に残った本能が、熱を求めて動く。潜り込んだメディックの膣、その内壁を這い上って、更に奥へと進んでいく。
 ゆるゆると染み込むように這い昇る、熱くやわらかいその感触。

(あ……ぁ、こ、れ……、どうしよ……、どうしよ……)

 慌てて脚を擦り動かしたり、もじもじと身じろいでもみるが、今更何の効果もない。かけらは明らかに、膣の奥へ向けて移動を始めてしまっている。
 パーティの最後尾に従いながら、顔を伏せてしきりに身体を動かすメディックの様子を、アルケミストが顧みた。

「ほんとに大丈夫なのか? 具合良くないなら、少し休む?」
「あ……、へ、へいきだよ、ほんと。ほんとに……」

 ごまかすように、必死に笑顔を作る。
 その表情を見返して、アルケミストは心配そうに瞳を瞬かせた。

「まあ、顔色は悪くないみたいだけど……というか、まさか熱ないよな? 顔、真っ赤じゃないか」
「あ、あぁ……だい、じょぶ。だっ、大丈夫、だから!」

 額に触れようと伸びて来た手を、メディックは反射的に振り払った。
 びっくりした様子で、アルケミストが腕を引く。あからさまに怪訝な表情が向けられるが、メディックは取り繕う余裕もなく、ただ足を励まして前へ進む。
 いま下手に肌に触れられたら、おかしな声をあげてしまいかねない。
 だって―熱くやわらかい感触が、今も動き続けているのだ。内部の襞をひとつひとつ、ゆっくりと擦り、乗り越えて、奥へと這い上がっていくのだ。
 じりじりするほどもどかしい、けれどたまらなく熱いその感覚。

(まずい……まずい、よお、これ……)


376:熱いかけら 4/6
07/08/28 02:46:25 vXljqppW

 胸の奥で、メディックは悶えた。
 表面上は平静を装って、歩みを続けてはいる。が、脳裏を占めているのは胎内を蠢く感触のことだけ。
 全身の神経が、その一点に集中している。熱く揺らめきながら膣を擦る、その動きを追いかけ続けている。
 今更のように、悔いが滲む。こんなことになる前に、素直に下着を替えに戻ってさえいれば。

(だって、も……誰にも、言えな……っ……、こん、な……こと……)

 魔物のかけら。
 生き物ですらない、ただ残った本能で動くだけの有機物の塊から、とろけるような快楽を味わされているなんて―
 けれど。
 熱い塊はあくまでもゆっくりと、胎内を蠢いている。いったん静止し、やや高い熱をじんわりと膣粘膜に移し―じりじりとした熱に耐え切れなくなる寸前、ゆるりと滑って次のうねりへ動く。
 血流が下腹に脈打ち、内ももが震える。
 頬が熱い。深く顔を伏せて唇を噛む。喉はもう干上がってからからだ。

(ああぁ……、ど……しよ、……っ、あ……!)

 ぬるり、と熱いかけらがまた、もがく。膣の中でぐるりと回り、粘膜にぴったりと吸い付いて蠕動する。
 ひ、と漏れかけた吐息を、慌てて喉に呑み込む。
 潜り込んだ粘液から伝わったものではない、明らかに別の温い液体が、下着を濡らしていく。キュロットの内側は、もうどうしようもなくぐちゃぐちゃだ。
 秘所がじんじんと、絶え間なく疼く。少し油断したら、膝の力が抜けてその場に崩れてしまいそうだ。

(だ……め、も……。うそ、ついてでも……かえらなきゃ、まず……い……)

 潤む視界で、メディックは先を行く一同の背中を見つめた。
 荒くなりかける呼吸を必死に整え、できるだけ平静な声を出そうと、息を吸う―
 瞬間。

「魔物だ! 全員、戦闘体制!」

 先頭を行くレンジャーが叫んだ。
 呆然と立ち竦むメディックの目の前で、仲間たちが一斉に応戦の体勢をとる。
 その向こうに躍り出て来たのは、黒い球根めいた植物の魔物と、銀色の殻を光らせた巨大な蟹。

(そん……な、いま、戦闘なんて……!)

 視界に映る絶望的な光景に、メディックはなすすべもなく息を喘がせた。
 パーティの最後尾、身を震わせて立ち竦む彼女のさまに、仲間たちは気づいていない。それぞれの武器を構え、慣れた動きで戦闘を開始する。

「先に蟹から落とす! 雷撃で連携、行くぞ!」
「OK、任せときな!」

 アルケミストがガントレットに術式を錬成し始め、女ソードマンはその発動を待ち受ける体勢に入る。
 バードが高らかに、戦闘を励ます舞曲を歌い上げる。
 レンジャーが弓を引き絞りつつ、叫んだ。

「メディック! 念の為『医術防御』だ! 隙を見て回復の準備も頼む!」
「……は、はい……っ!」

 ぼやけた意識を励まして、メディックは慌てて肩から提げた鞄を開いた。
 既に命尽きた魔物の残骸などに、翻弄されている場合ではない。彼女の手には、仲間たち全員の命がかかっているのだ。

(こ、こんなの……我慢、できるもん。きっともうすぐ、かけらに残ったエネルギーだって、尽きて……)


377:熱いかけら 5/6
07/08/28 02:47:20 vXljqppW

 悪さをしているのも、今しばらくの間だけのはずだ。
 魔物の生命源である水晶核から切り離されて、ずいぶん時間も経っている。もう間もなく膣内の熱に溶けて、ただの水分に還元されてしまうに違いない。
 それまで、ほんの少しの我慢だ。

(みんな、頑張ってるんだから……私だって、このぐらい……!)

 疼く感触を振り払い、岩に踵を踏みしめる。
 目の前では仲間たちが弓を放ち、剣を振るって戦い続けている。頼もしいそのさまを見つめながら、メディックは必要なアンプルを指に引き出す。

「医術防御、行きま―」

 封を切り、術式を放とうした時だった。
 彼女の必死の決意など、理解するはずもない熱いかけらが、本能のままに動いた。
 襞から襞へと這い移り、膣内の腹側―少し膨れた辺りを、べったりと擦り立てる。
 人の指を挿れて曲げると、ちょうど届く辺りのその場所。
 膣内にある、最も快楽に弱い場所。

「―か……は、ぁ……!」

 指先からアンプルが滑り落ちた。
 爆発したような快楽が胎内を噴き上げ、目の前が真っ白に溶けていく。

(あ、あ、あぁぁぁぁ……!)

 思考も、呼吸も、一瞬止まった。
 膝の力が抜けて崩れ落ちかけるのを、ぎりぎり踏みとどまる。踵ががつんと岩を踏む、その衝撃で何とか意識を引き戻す。
 もう抑えようもなく息を荒らげ、それでも何とか戦闘行動を続行しようと、揺らぐ視界に落としたアンプルを捜す。

(ぼ、ぼう、ぎょ……、みんなを、かい、ふく……しな、きゃ……)

 使命感に縋り、快楽に耐えるその努力を、あざ笑うかのように。
 熱いかけらは動き続けた。一番弱いその場所の、何が居心地良かったのか―ねっとりとやわらかく、熱を孕んだ塊を擦りつけるよう、ずるずると円を描いて這い回る。

「あぁ……ぅ、は……んぁ……っ!」

 甘い電撃が、下腹から背筋を貫く。
 びくん、と全身が硬直した。伸びてのけ反る背筋が、がくがくと震え出す。
 膣が激しく収縮していた。ひとりで勝手に昇り詰めていく身体は、彼女から思考も行動の自由も奪い去っていく。

(ああぁぁぁ……! だ、め……!)

 今度こそ姿勢を保つことができなくなって、メディックはがくんと膝を折った。
 目の前がちらちらと明滅し、周囲の音が耳から遠のく。地についた指に硬いものが触れ、落としたアンプルだと理解はしたが、取り上げるだけの力がもう残っていなかった。
 ただ、ひどい焦燥感だけがあって―激しく息を弾ませながら、意味もなく辺りを指でかく。

「はぁ……あぁ、あ……。みん……な、を、ぼうぎょし―ふあぁっ、やぁああ……っ!」

 ひくひくとわななく胎内を、熱いかけらが容赦なくよじ登っていく。
 そのひと這いごとに呼吸が止まり、意識が白く痺れた。
 堪え切れない喘ぎと共に全身を震わせながらも、メディックは懸命に耐えた。抑え込むように、我が身を抱きしめる。
 触れた肌は火照って、ひどく熱かった。回して押し付けた腕に勃起した乳首が潰され、そこからたちまち、ちりちりとした快楽がこみあげてくる。
 脈打つ鼓動が、身体の芯にずしずしと響いた。その速度は一瞬ごとに強く、速まっていく。


378:熱いかけら 6/6
07/08/28 02:48:09 vXljqppW

(あ……ああぁっ、もう、だ、め……)

 熱くて、熱くて。
 頭の中がまっしろで、もうなにも、かんがえられない―

「―メディックちゃん!?」

 叫ぶ声と共に、すぐ近い所で、がつんと派手な金属音が響いた。
 光にとろけた視界を瞬き、メディックはどうにか、音の降った方向を顧みる。

「……あ、るけ、く……ん……?」
「どうした、やられたのか!?」

 前方の敵を睨んだまま、アルケミストが怒鳴った。メディックの前に翳されていた右腕のガントレットから、突き刺さった黒い種子を引き抜き、投げ捨てる。
 ようやく、メディックは理解した。
 飛来した攻撃から、庇ってくれたのだ。

「あ、あ、あぁ……」
「しっかりしろよ。もうあと一匹で、戦闘終わ―」

 へたり込んだ彼女を励ますように振り返った途端、アルケミストの声が途切れた。
 ぽかんと絶句したまま、彼女の顔を見つめる。
 頬を真っ赤に上気させ、瞳はとろんと潤んで焦点を失い、弛んで薄くひらいた唇から、吐息を熱く漏らし―あからさまな官能に濡れた、そのさまを。
 だらしなく地についた膝の間、キュロットの股間はべっとりと濡れそぼり、隠しようもない染みを描いている。

「え、え……? なん、で……」

 愕然としたまま、鼻の辺りを覆ってよろめくアルケミストのさまを、メディックは声もなく、ただ仰いでいた。

(みつかっちゃっ、た……)

 ぼんやり思ったが、対処する為の考えなど、まったく浮かんで来ない。
 そうして同時に、とうとう膣の最奥にまでたどり着いた熱いかけらが、やわらかな粘液塊をいっぱいに広げて、ふるふると激しく震動した。
 メディックの身体が、突き上げられたようにはねあがる。

「うあぁ! ああぁっ、やあぁ! だめ、だ、めぇ……!」
「メディックちゃん!?」

 アルケミストが、慌てて腕を差し伸べる。
 激しく昇り詰めた身体を痙攣させながら、メディックはその腕の中へと倒れ込む。
 何度も自分の名を呼ぶ声を、耳元に遠く聞きながら―熱く弾けて飛んだ意識は、そのまま深い闇に沈みこんでいった。


379:名無しさん@ピンキー
07/08/28 02:49:01 vXljqppW
すみません、長くなりそうなので、今回はここまでで。
後半「熱いかけら・撃退編」に続きます。

だいたいはできあがっているので、そんなにはお待たせせず投下できるはず。

380:名無しさん@ピンキー
07/08/28 04:28:01 sfiqlKH2
相変わらずのナイスシチュ、ナイス表現、ナイスエロス!
あなたのメディ子には毎度やられっぱなしです

あと、モンスターの性質やなんかの解説もリアルで
毎度感服します

381:名無しさん@ピンキー
07/08/28 21:28:45 qmlIHfAw
>>379
燃ェロを感じるのは毎度のことなんだが、アルケくんの言動に吹いた。
なんというヘタレエロ……パーティメンバーの対応も素敵過ぎる。

後半はまったりワクテカ待ってるよー

382:379
07/09/01 00:20:51 b31UqK5A
お待たせいたしました。
「熱いかけら」後編、投下します。

・6層ネタバレ
・赤目アルケ×ロリメディ ……かつ、異種姦。

wiki18禁絵板の、金髪バード×赤毛ソド子……!
感慨無量です。ありがとうございます。
書いたものが、誰かのインスピレーションに繋がるのなら
これ以上のしあわせはないですな……

383:熱いかけら(撃退編) 1/6
07/09/01 00:21:54 b31UqK5A

(―あ……れ。わ、たし……?)

 ぼんやりと開いた瞳に映ったのは、見覚えのある白木の天井だった。
 窓から差し込む夕暮れの光が、磨かれた滑らかな板を茜色に照らしている。
 ゆっくりと瞬きを繰り返しつつ、首を巡らせたメディックを、傍らに腰掛けていたアルケミストが振り返った。
「ああ。目、覚めた?」
「……アルケくん……? 私、ど、して……」
 ようやく認識が戻り、そこが『長鳴鶏の宿』の一室―アルケミストの投宿している部屋だと理解する。
 メディックは彼のベッドに寝かされていた。白い長衣は脱がされていたが、それ以外の汚れた衣服はまだそのままだ。
「探索、切り上げて戻って来たんだよ。……大変だったんだぞ。“それ”をみんなに気づかせずに、ここまで連れて来るの」
 彼の指が、べっとりと濡れそぼったキュロットの、その箇所を指した。
 一瞬で頬を朱に染めて、メディックは声もなく俯いた。

(そう、だ……。私、あの『かけら』に……)

 思いっきり、イカされてしまったのだ。そのまま倒れて、意識を失ってしまうほどに。

「とにかくごまかすしかないからさ。適当にみんなを丸め込んで……上着ぴったり巻き付けて、下のそれ隠して。ここまで運ぶのも俺が一人でやるって、他のやつら突っぱねてさ」
 メディックちゃんは誰にも触らせない、って叫んだら、みんな無言で離れてったけどな、とアルケミストはけろりと笑う。
 そうして冗談めかしてはいるものの、さして膂力もない錬金術師にとっては、人ひとりを樹海の出口から宿まで運ぶというのは、相当の大仕事だったに違いない。
「ごめん、なさい……」
 恥ずかしさと申し訳なさに消え入りたいような気分で、メディックはももを擦り合わせ―
 びくりと、目を開く。

(……まだ……、いる……)

 胎内に感じる、確かな熱。
 ふるふるとやわらかい感触は、膣の中にしっかりと残っていた。ばかりか、意識を取り戻した彼女に自らの存在を主張するかのように、またもぬるりと蠢き始めたのだ。

「あ……」

 小さく声を漏らして身を震わせたメディックに、アルケミストは何を思ったのか、小さく微笑んだ。
 ベッドの上へと身を屈め、濡れて汚れた身体を引き寄せる。

「馬鹿だなぁ。そんなにしたかったんなら、我慢してないで、早く言えって」
「……は……ぁ、あ……」
「探索なんて中断させて、いっくらでも相手してやるのに。あんなんなるまで、ひとりで頑張っちゃって……。どうしたんだよ? 俺に触られて、スイッチ入っちゃった?」
「や……ち、が……。あっ、ん……」
「言っとくけど、あれはほんとにやましい気持ちはなかったんだからな? 全くメディックちゃんも、結構好きなんだか―」
「ちがう、って! や、もう!」

 全く勝手なことを囁きながら、にやにやと指を這わせ始めた彼の額を、メディックは力いっぱい押しのけた。
 鞭打ち症になりそうな勢いで首をのけ反らされたアルケミストが、顔をしかめて呻く。

「なっ、何だよ」
「違う、の! 私、そんなんじゃなくて、ただ―んあぁっ!? やぁぁ……んっ、うあぁ!」

 訴える言葉は途中で、堪え切れぬ嬌声にすり替わった。
 膣の奥に居座った熱いかけらは、相変わらず気ままに内部を擦って這い回っている。そのたびごとに灼けつくような悦楽が、脳裏を白く染め上げる。
 ひとりでベッドの上で悶えるそのさまに、アルケミストはあっけにとられて瞬いた。

「ど、どうしちゃったんだよ。俺、まだ何もしてな……、……発情期?」
「ばか。ばかぁ……っ! ちがうって、言って……んっうぅ、あぁぁ……!」

 本気で判っていない彼の反応に、心底焦れてメディックはもがいた。
 荒く乱れた呼吸を励まし、何とか事態を伝える言葉を継ぐ。


384:熱いかけら(撃退編) 2/6
07/09/01 00:23:03 b31UqK5A

「な、なか、に……あぁはっ、ふぁ……はいっ、て、か、かけら……っ!」
「かけら?」
「フレイム、ウーズ……っ、さっき、かぶった、かけ……あああぁぁ! やっあ、そこ、やめぇ……!」

 たまらなくこみ上げる快感に、メディックは激しく首を振り立て、のたうった。
 呆然と聞いていたアルケミストも、ようやく事情を理解したらしく、真顔になる。
 ひくひくと震える彼女の腰を捕らえると、下肢を覆うキュロットと下着を、まとめて引き下ろす。

「あっ―や、なに!?」
「何じゃない。ほんとなら、確かめないと」

 脱がした衣服を床に放ると、アルケミストはメディックのももを割り、秘所を大きくひらかせた。
 羞恥に頬を更に染め、目を瞑るメディック。
 晒されたそこは膣口はもちろん、会陰から尻の割れ目、ももの付け根に至るまで、びっしょりと濡れ切り、窓からの夕日に光っている。
 アルケミストは真剣な顔のまま、そこに指を這わせた。最初は指で、次にベッドの脇にかけてあったフェイスタオルをとり、秘所についた粘液を拭う。
 白いタオルに、べったりと染み込む温かい液体。ほとんどは彼女自身の分泌した愛液だが、ところどころに薄黒く墨を溶かしたようなものが混じっている。
 ちぎれて溶けた、ウーズの残骸。
 彼の表情が険しくなる。タオルを傍らに置くと、再度彼女に向き直った。

「はぁ……はぁ……ひ、あぁ……あ……」
「ちょっと、我慢な」

 切れ切れに息をつき、胎内の感触と戦う彼女に囁きかけると、アルケミストは指を伸ばした。
 濡れてひらいた秘唇に、真っすぐ中指を埋めていく。

「ああぁぁぁ! やっ、だ、めぇ!」

 悲鳴をあげて、メディックはのけ反った。
 熱くやわらかく、内を擦るだけの動きに慣らされた身体に、直線的な挿入の刺激は大きすぎた。無意識に脚が跳ね上がり、膝が彼の身体のどこかを蹴る。
 痛て、と小さくぼやきつつも、アルケミストは指を引こうとはしなかった。奥へと深く潜り込ませて、入り込んだものを探す。

「やっあぁ! はあっ、あ、んうぅっ……!」
「メディックちゃん……。そんな締め付けられると、探しにくいんだけど……」
「……んなの、いわれ、ても……っ!」

 潤滑材は既に十二分に分泌されており、指を滑らすのに支障はないが―代わりに膣の内壁が本人の意思とは関係なく、ぎゅうぎゅうと彼の指を締め付けてしまう。
 メディックは必死に呼吸を紡ぎ、締まる内部をリラックスさせようと試みた。
 が、弛んだ途端に、すかさず指が探って動く。そのわずかな刺激だけで、蕩けた身体はまたも激しく反応し、収縮を繰り返す。

「むり……! むり、だよぉ……! こ、れっ……だめぇぇ! ああぁ、やぁぁ!」
「ちょっ―ああ、もう。ごめん、ちょっと力、入れるぞ」

 ため息をついて、アルケミストが指を二本に増やした。
 強引に中をこじ開けて入る感触に、メディックの泣き声が更に高まる。逃げようと身体をずり上がらせても、すぐに脚を掴まれ引き戻される。

「あぅぅっ! も、やだぁ……はぁ、はっ、あぁ……んあぁぁあ!」

 喉を反らして、がくがくと全身を震わせるメディック。
 きつく狭まる内部を探り回し、さんざんに彼女を喘がせ泣かせた挙句、ようやく彼が小さく呟いた。

「……いた。これ、か」

 彼の指先にも、熱いかけらが触れたらしい。
 メディックは涙でぐちゃぐちゃになった顔を上げ、絶え絶えに訴えた。


385:熱いかけら(撃退編) 3/6
07/09/01 00:24:02 b31UqK5A

「はや、く……、とっ、てぇ……」
「うん……。ちょ……っと、これ、は……、難しい、な……」
「―っああ! うあぁっ、やっあぁあ!」

 掻き出そうとする彼の指の動きに、ウーズのかけらは意外なほどの敏感さで反応した。ぬるりと膣内を滑って逃げ、追う彼の指先から遠ざかっていく。
 当然その動きは、膣粘膜を激しく擦りたて、かき回して―既に限界まで高められた胎内に、更なる強烈な熱と悦楽とを植え付けて回る。

「あああぁぁ! またっ……あぁ、あついぃ! あついの、うごい、て……んあぅぅ! あうぅ!」

 メディックは泣きじゃくり、もがき、なすすべもなく悶え叫んだ。
 熱くやわらかく内部を擦って逃げる動きと、それを追ってかき回す彼の指骨の動き。硬軟ふたつの刺激が混ざり合い、感じたこともない淫悦となって、脳天までつきあげた。
 ぎりぎりと骨が鳴りそうな勢いで背が反り返り、全身がつっぱる。

「んあぁ! はぁ、あぁぁ……! もう、もう、やだぁ……!」

 何度目かも判らなくなった絶頂に、全身が痙攣し、やがてぐったり弛緩する。
 脱力しきった身体を投げ出し、放心した表情で、わずかな呼吸だけを繰り返すメディック。
 全身、噴き出した汗にまみれ、顔は涙と涎、下肢には撥ねた愛液が飛び散り、どこもかしこもどろどろだ。
 シーツに沈み込んだ身体を前に、アルケミストが諦めたように指を抜いた。

「駄目だ。指じゃ、どうにもならないな。ちゃんとした器具使うしか―施薬院、行くか」
「せやくいん……」

 ぼんやりと繰り返して、メディックはふるふると首を横に振った。
 あふれた涙が、瞳をこぼれて頬に伝う。

「こんな……の……、ひとに、みられたく……ない、よぉ……」
「……まあ、な。俺も正直、他の奴になんか、絶対見せてやりたくない」

 濡れた指をタオルで拭いつつ、むっつりとアルケミストも答えた。
 ぐすぐすと鼻を鳴らして、メディックはその顔を仰いだ。

「ほ、ほっとけば、そのうち……とけて、きえちゃう、かなあ」
「たぶん。でも今、そいつがいる環境……あったかくて湿ってて、ウーズにとっては最適なんだよな。水晶核がないんだから、いずれは溶けるだろうけど……この分じゃたぶん相当、時間がかかる―」
「―あ! んぅ、あぁ……!」

 彼の声を遮って、メディックはまたも悲鳴をあげた。
 止まったと思った熱いかけらが、再び動き始めている。疲れ果てた彼女をあざ笑うように、ぬるりぬるりと蠢き、もがく。
 もはや反応するだけの体力なんて、残っていないと思うのに―実際に耐え難い悦楽はびりびりと芯に痺れ、脚や肩が勝手にひくつき、はねあがる。

「あぁぁあ……、も、こんなの……きつ、い……よぉ……」

 どうにもならないまま、悶えて泣くメディックのさまを、アルケミストはしばしつらそうに眺めていた。
 が、ふいに何事か思いついた表情になり、ベッドから素早く降りる。
 快楽に乱されぼやけた認識の中にあっても、側にいた気配が遠のいたのは、メディックにも判った。
 力の抜けた指を伸ばし、涙ながらに訴える。

「や、いや……。み、すて、ないでぇ……」
「見捨てるか。ちょっと―ほんのちょっとだけ、待ってろ」

 答えつつ、アルケミストは窓際の机に駆け寄った。広げられたさまざまな器具や薬品の中から、素早く目的のものを選び、準備を整える。
 錬成炉をアルコール綿で拭い、液体窒素の生成素材を投入する。同時に、滅菌した試験管の中から一番細身のものを選び出すと、封を切った蒸留水を静かに注ぎ込む。


386:熱いかけら(撃退編) 4/6
07/09/01 00:25:29 b31UqK5A

「『氷の術式』―」

 室内の温度が、一瞬すっと下がる。
 ばしゅっ、と錬成反応の響きと共に、試験管の蒸留水が音高く凍りついた。
 ガラス切りを器用に使い、アルケミストは試験管を割った。指先に取り出したのは、芯までしっかり凍った、蒸留水の細い氷柱。
 なめらかな氷の表面に、傷や突起がないことを確認すると、アルケミストはベッドに戻った。
 か細く息を吐きながら、メディックがその姿を見上げる。

「うぁ、あ……?」
「ゆっくり、舐めて。やけどしないように」

 ひらきっ放しで乾き切った唇に、氷柱がそっと差し込まれる。

「んっ……んぅ、ふ……」

 熱い舌に触れた、冷たい塊。
 メディックは夢中で舌を動かして氷をしゃぶり、滴って来る水滴を飲み下した。絶え間ない喘ぎに渇いた口内に、冷たい水の感触が何とも言えず心地よい。
 我を忘れて貪り始めたさまに、アルケミストが慌てた様子で氷柱を引き抜いた。

「こら。濡らすだけでいいんだって。溶かしちゃったら、意味ないだろ」
「やあぁ……、おみずぅ……!」
「水な。判ったから」

 卓上のシャーレにいったん氷柱を置くと、アルケミストは蒸留水の残りを取り上げ、自ら呷った。すぐに身を伏せ、メディックの唇に唇を重ねる。
 流し込まれた冷たい水を、喉を鳴らして飲み干すメディック。
 嚥下したのを確認して、彼は再度水を含み、彼女に与える。彼女も待ちかねたように顎を上げて、受け止める。急いた舌の動きに、あふれた水がこぼれて伝う。
 二度、三度と繰り返して、やがて瓶に残った水はすべて、メディックの喉へと流し込まれた。
 最後の分をゆっくりと送り―けれどしばらく唇は離されず、差し込まれた舌は名残惜しげに、熱い口内を探っていた。
 メディックも瞳を閉じて、その動きに応える。
 胎内ではあの熱が、じりじりと急き立てるような感覚を訴え続けている。それでも、舌の動きに没頭していると、わずかにそれを忘れられるように思えた。

「ん……ふぁ、んく……ちゅ、く……」
「……んむ、ふっ……ん……」

 舌と舌が触れ合い、絡む。互いに唾液を交わして飲み干し、歯を舐め、唇を噛む。
 長い間、お互いを味わい尽くして、ようやくふたりは唇を離す。
 唇と唇の間に、唾液が細く糸をかけて落ちた。
 ぼうっと蕩けた視線で、彼を見上げるメディック。対して向けられた彼の視線も、官能に熱く濡れたまま、ふっと小さく自嘲する。

「……こんな、やってる場合じゃないな。つづきは、あとだ」
「う……ん……」

 静かに髪を掻いてくれる指に頬を預け、メディックは目を閉じ頷いた。
 身を起こしたアルケミストは、彼女の脚の間に再び位置を取り、腰を下ろした。
 ひらかせた秘所に指をかけつつ、右手に濡れた氷柱を取り直す。

「一瞬、キツいかも知れないけど……我慢、しろよ?」
「え……? ―んあっ!? あぁぁぁぁ……っ!?」

 絶叫と共に、メディックの身体がのけ反った。
 瞬間、炸裂したのは、絶頂とも別の感覚とも判別のつかない、ただ強烈な衝撃。

「あああぁ! うあぁ! いやぁあ! うぅああぁ……!!」


387:熱いかけら(撃退編) 5/6
07/09/01 00:26:40 b31UqK5A

 意味をなさない声をもらし、のたうち逃げを打つ身体を、覆いかぶさった身体が全力で押さえ込んだ。腹に肘をかけ、体重を乗せて動きを封じる。
 身動きを奪われ、逃れようもなく断続的に痙攣するメディックの中心に―ずぶずぶと、その衝撃が呑み込まれていく。
 氷。

「いっ、やあぁぁ……! あうぅっ! こ、れ、しぬう! しんじゃうぅ!」
「……っ、くっ、こ、の……」

 ばたつく身体を抱え込み、アルケミストは必死に氷を動かし、内部に潜むウーズのかけらを探る。
 メディックは見開いた両眼からぼろぼろと涙をこぼし、断続的な悲鳴をあげ続けた。
 熱く熱くうねり、悶え続けていた膣の中心を、冷たい、この上なく冷たい硬い感触が、真っすぐ貫いている。
 一気にさらわれていく温度。
 熱を穿つ、強烈な冷気。
 その衝撃だけでももう、思考などくずれて壊されていくというのに―

「……あぁぁ! うごい、て……また! やぁぁ、そこ、そこ、やだぁ! あう、ああんっ、ふあぁぁ!」

 最大の弱点である冷気の気配に、魔物のかけらが安穏としている訳もない。
 熱いかけらは膣の内部を逃げ回り、挿し込まれた氷の先から、ぬるりぬるりと逃げ回った。あっと言う間に最奥へ逃れ―あろうことか、その先へと続く入口を、無理でもこじ開けて潜り込もうとする。
 子宮口。
 絶え間ない悦楽に充血し、位置を下げて膨らんでいたそこを、やわらかな熱で激しく叩かれ、こね回される。

「いやあぁぁ! ああぁ、くあぁぁ! はいる―また、はいっ、てく、よぉ!」
「っ痛てぇ……! 頼む、もうちょっと我慢、しろ……っ!」

 暴れる脚に何度もしたたか蹴られつつ、アルケミストは彼女の下肢をしっかと抱え、氷を深く押し込んだ。
 硬い冷気の塊が、逃げようとするかけらの中央を、あやまたず捕らえる。

「ここ、か……!」
「はぐぅ! くぁ……は、ああぁ……! ……め、やめてえぇぇ!」

 熱くやわらかい塊が、押さえ込む氷を瞬く間に溶かし始める。
 けれどアルケミストも、溶ける氷の棒を奥へ押し込み続けた。ずぶりと溶け縮み、短くなっていくそれを揺るがすことなく、ウーズのかけらに突き立てる。
 冷気に真っすぐ刺し貫かれ、もがくかけらも次第に溶けて、収縮し始めた。

「はっあ、あうぅっ! あっ、あぁああぁ……!」

 いっぱいに目を見開いたまま、メディックはその感覚を最奥に受け止めた。
 腹の底で熱が溶け、氷が溶けて、混ざり合い、沸き立つ。
 ひくひくと震える断末魔の痙攣が、溶けていく液をかき回し、内壁を掻く。そのたびに彼女の身体も、断続的な痙攣を繰り返し、ひきつり、わなないた。
 熱いと思えば冷たく竦んで、次の瞬間にはまたなお、猛烈に熱い波濤が押し寄せ。
 感覚が入り混じり、混交して、もうなにがなんだかわからない。
 ただ真っ白に炸裂し、沸き立って弾けて、とけていく。

「ああぁぁぁ、ああっ、んあぁぁぁ―」

 声は途中で途切れ、限界までのけ反っていた身体が、がくりとベッドに落ちる。
 息をひどく荒らげながら、アルケミストが身を起こした。全力で彼女の身体を押さえ付け続けていた彼も、いつしか汗だくになっていた。
 ぐったりと額を拭いながら、だいぶ短くなった氷の棒を確かめるよう押し込み、回す。
 先刻まで先端に絡まっていたやわらかな塊は、もはや完全に溶け、ただゆるい液体の感触へと変じていた。


388:熱いかけら(撃退編) 6/6
07/09/01 00:29:03 b31UqK5A

     *

 長い自失から覚めた時には、窓の外はもうすっかり暗くなっていた。

「……ん……あぅ……?」

 どれだけ意識を失っていたのか、尋ねようとメディックは口を開いた。だが、嗄れ果てた喉は引き攣れて、うまく声にならなかった。
 視線だけ巡らすと、シーツの上に立てられた自分の膝の向こうで、アルケミストが微笑んでいた。

「もう、大丈夫だぞ。中で溶けたやつも、ほとんど全部掻き出したから」

 ほかほかと暖かく心地よい感触が、脚の付け根からふとももの辺りを擦っていく。
 温水で濡らしたタオルで、彼が身体を清めてくれているのだった。
 メディックはただぼんやりと、されるがままになっていた。言葉や感情のかけらが脳裏を鈍く過っては、明確なかたちにならぬまま、泡と弾けて消えていく。
 まとまった思考を保つだけの力が、残っていない。

「……つかれ……た……」
「……ん。まあ、そうだろうな。あれだけ立て続けにイキっ放しじゃなあ」

 からかうように、彼が答える。
 普段なら頬を染めて反論すべきその言葉にも、今はもう、応じるだけの気力が出ない。
 深く吐息だけついたメディックに、彼が顔を寄せた。取り替えた新たなタオルで額の汗を拭き、口や顎を拭って―覗いた肌に、そっと唇を落とす。

「なんか、ちょっと妬けたな。相手は意識も知性もない、ただの有機化合物だけどさ、それでも……俺以外の他のものに、あんなに感じてるって思うと、なぁ」
「……なに、ばか言って……」
「だから……な? 今度は、俺と……」

 ちゅ、と音を立てて、唇がまた触れる。
 そのぬくみを遠く感じながら、メディックはゆっくりと目を閉じた。

「……ねむい……」
「……おい? メディックちゃん?」

 彼の声が、不審げに曇る。
 けれどそれを慮る余裕もなく、メディックの意識はずるずると、あたたかい薄闇の中へ溶けていく。

「おやすみ……なさ……」
「おい……、マジで? メディックちゃん……、俺、ちょっと、俺は……!?」

 抱き竦めた腕が、焦ったように身体を揺さぶってくる。
 何か必死に訴えかけられているようだったが、半ば眠りかけた脳はもう、その意味を拾わない。
 ことりと傾いた頭が、彼の腕の中に落ちる。
 規則正しく鎮まっていく呼吸を胸元に抱えて、大きな大きな嘆息がこぼされた。

「あはは……そっかぁ。無理、かあ。ま、そっちはそうかもしれないけどさ、仕方ないけどさあ……。あんだけ見せつけられた挙句、おあずけかよ……。はあぁ……」

 何故だかとても寂しげな泣き笑いが、遠く聞こえる。
 その声を子守歌のように聞きながら―メディックは安らかな微笑みを浮かべたまま、眠りの世界へと滑り落ちていった。



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