【DS】世界樹の迷宮でエロパロ B4Fat EROPARO
【DS】世界樹の迷宮でエロパロ B4F - 暇つぶし2ch224:よろこびの歌 9/11
07/07/03 03:03:25 zw6CdZ9k

「あ、うぁ―そ、れ……!?」

 既に準備の整った彼のペニスは、くっきりと筋を浮かせて勃ち上がっている。
 初めて見るその大きさと、予想以上の猛々しさに、思わず血の気が引いた。

(あんなのが、入る、の……!?)

「……む、無理むり! ぜ、ぜったいそんな、無理だって、や―あっ、待っ!」
「大丈夫だいじょーぶ。こういうもんだからさ、ね?」

 すさって逃げようとした身体は、あっけなく彼の手に引き戻された。
 怯えてひきつる身体を抱き込んで、バードは楽しげに挑発の声をあげる。

「どうしたのさ。怖くないって、言ってたじゃない?」
「……怖い……よ……」

 うっ、とソードマンがしゃくりあげた。
 虚勢すら張れなくなった様子に、バードがさすがに困った顔になる。それでも退くつもりはないらしく、ひらかせた脚の間に身体を割り込ませ、挿入の体勢に移る。
 入口に触れる、硬い感触。
 ソードマンの顔がいっそう青ざめ、唇がふるふると震え始めた。
 その表情を見下ろして、ふとバードが息を吐いた。小さくブレスを取ると、唇に旋律を紡ぎ始める。

“―眠れよ吾子、汝を巡りて、美しの花咲けば“

 穏やかなテノール。
 びくりとソードマンは息を呑んだ。
 聞こえて来たメロディは、彼女もよく耳に馴染んで知っている。
 安らぎの子守歌。

“眠れ、今はいと安けく、あした窓に、訪いくるまで……”

 歌いかけられる声の魔力に、彼女の魂は抵抗のすべをもたない。
 かすかな囁きめいたその声だけでもう、緊張が溶けていった。静かに優しいメロディは、鼓動のリズムを穏やかに緩め、全身を巡り、あたたかく流れ出す。
 わずかに表情の緩んだ彼女を見下ろし、彼も微笑む。甘い歌を口ずさみながら、膝をついて身を屈め―
 ぐ、と先端を秘所に潜り込ませる。

「―う、あ!」

 痛みに、ぎくりと竦む身体。
 反射的にこわばる身体を、彼が抱きしめる。狭い入口を切っ先で抉り、少しずつ侵入を深めつつ、唇はなおも歌い続ける。

“眠れよ吾子、汝が夢路を、天つ使い、護りたれば”

 熱く硬い楔が、ぎりぎりと胎内を裂く。
 拡げられ、埋められていく、その鮮烈な痛みと圧迫感。もがいてものけ反っても退くことなく、着実に奥へと潜り込んで来る。

「く……は……ッ、うぁ……あ……!」

 声にならぬ吐息をこぼしながら、彼女は必死に彼の声に縋った。
 耳に歌声が届くたび―痛みがほんの少しだけ和らいで、呼吸を継ぐ余裕が生まれる。
 暖かい腕の中に、しっかりと包まれていることを思い出させてくれる。

“眠れ、今はいと楽しく、夢の園に、ほほえみつつ―“

 ぶつん、という鈍い衝撃と共に、ペニスが処女地を突き破り、最奥まで貫いた。
 ゆるやかに伝う鮮血が、結合の箇所から滴り落ちる。
 目を閉じて震える彼女を抱いて、バードが深々と息をつく。途切れた旋律の代わりに、唇に浮かぶのは薄い自嘲。


225:よろこびの歌 10/11
07/07/03 03:05:01 zw6CdZ9k

「……ごめん。これ以上、歌うのは……さすがに、もう無理、かも」
「え……?」

 苦しげに見上げた彼女に、彼も幾分つらそうに、耐える様子で目を細めた。
 腕を回して彼女の腰を抱き寄せ―ゆっくりとながら、動き出す。

「言った、ろ? 僕……もう、待てないんだ、って……」
「……あ……ッ! くっ、あ! うあぁ……はっ、あ!」

 始まった律動に、ソードマンは声をあげてのけ反った。
 生まれて初めて他人を受け止めた膣内は、往復の動きのたびに強烈な痛みを訴える。押し上げられる衝撃に息が詰まり、無意識に動きから逃げようと身体がずり上がる。
 けれど、そのたびに彼の腕が絡んで引き寄せ、中を深く穿っていく。

「痛、いって……っ、ああ! も、やぁ……、……うぐっ、うぅ、あぁぁ!」
「……ご、めん。けど、も……止まら、な……」

 きつく狭い彼女の膣が、無意識にペニスをしめつける。その感触に眉をしかめながらも、彼は身体を動かし続けた。
 両手が乳房を掴んで揉み立てる。唇が乳首や鎖骨や首筋や、あらゆる箇所に降り注ぎ、肌に鬱血の痕を刻んでいく。
 痛みから意識を逸らそうと、ソードマンは懸命にその感触に縋った。荒く降って来る呼吸に呼吸を合わせ、彼の肩にしがみつく。

「ッ……! うくッ、あっ……いっ、た……あ……んっ、く……!」
「……っ、は、あぁ……! ッ……!」

 興奮と悦楽に弾む、彼の吐息。
 夢中になって彼女の身体を抱き、快楽に溺れる彼のさまを見上げていると―ソードマンの胸にも、たまらない愛しさがこみあげてきた。

(あたしが……こんな顔、させてるんだ……。こんな必死に、きもちよさそうに……あたし、が……)

 痛みはまだ、身体の中に残っている。
 けれど、彼と吐息を合わせ、動きを追い続ける内に、少しずつ違う感覚がわきあがってくる。

「……んっ、は……ぁ、あ……」

 ぬるりと中を擦られる、熱い感触。
 寄せられ合わさった肌のぬくみと、陶然とこぼれおちる喘ぎと、荒い呼吸。
 伝う指からもたらされる、どこかもどかしい、ぞくぞくするような感じ―
 揺さぶられる動きに、世界も揺らいでほどける。熱くて、真っ白になって、何もかもわからなくなっていく。

(同じ……だ……。“歌”のなかに、いる時と……)

 呼吸と呼吸が繋がり、血が熱く猛り、鼓動が同じひとつのリズムを刻む。
 唇にメロディが聞こえなくても、全身がその歌を聴いている。

「あ……あ……、はっ……あ、つ……ぅ、あッ! んあ、ぁ……!」

 痛みとも、快楽ともつかず―ただ、熱い。
 ひとつに溶けあわされていく、真っ白なその熱に、どうしようもなく酔わされる。
 ほかの何もかもが、いらないと思えるほど―

「あぁぁ……ッ! は、んっ、あ……ッ!」
「……っ、くあッ! ご、め……、も、イクよ……ッ!」

 がくがくと腰を震わせて突き上げ、バードが悦楽の呻きと共に、背をのけ反らせた。
 膣内からペニスを引き抜くと、彼女の腹の上に、欲望の証をぶちまける。
 苦しい呼吸と混乱した世界の中で、確かに肌を流れる温かい感触。濡れて伝うその上に、彼女はうっとりと指を這わせた。
 陰茎にまとわりついた鮮血と、白濁の液が混じり合って、滑らかな腹の上を伝い落ちていった。


226:よろこびの歌 11/11
07/07/03 03:06:22 zw6CdZ9k

     *

「―あ、のさ……。や、やっぱ、これ……は、ずかし……んだけど……」
 伏せ目がちに視線を逸らし、おずおずと呟くソードマン。
 エトリアの街へと続く街道―夜明け近い空の下を、横抱きに彼女を抱えて歩くバードは、くすりとその顔を覗き込んだ。
「だってまだ、歩くのツラいでしょ? 無理しない方がいいって」
「……れは、そう、だけど……」
「大丈夫だいじょーぶ、君、軽いしね」
 何でもなさげに言ってはいるが、その実、バードの歩みはややおぼつかない。一応前衛に立てるぐらいの体力はあるというものの―詩人の腕に人ひとりの重さは、やはり少し余るらしい。
 胸元に自分の剣を抱きかかえて、ソードマンはぼそりと唸る。
「ホント、素直じゃない……」
「あ、本気で言ってるんだよ? 可愛い彼女のひとりぐらい、抱えて歩けないで何が冒険者かっていうの」
「……か、わ……ッ!」
 さらりと添えられた修辞に、ソードマンは絶句した。
 もうこれ以上、赤面する余地なんて残っていないと思ったのに、頬はなお際限なく熱く燃え上がる。
 完全に俯いてしまった彼女のさまを、バードが面白そうな顔で見下ろしている。
「そんないちいち、照れなくても」
「し、仕方ないだろ! そんなん、言われたこと、ないんだから……」
「あれ? そう?」
 意外そうに首を傾げるバード。
 きょとんとしたそのさまに、ソードマンは思わず呆れた声をあげる。
「あんたが一番、めちゃくちゃ言ってたんじゃないか! オウガだのデモンだの、ぶった斬るの大好き、だの!」
「うーん、でもね……」
 口元に笑みを浮かべて、抱いた彼女の耳元へ、バードは甘く囁きかける。

「『可愛くない』なんて言ったことも、一度もないはずだけど?」

 あかがねの瞳が、大きく見開かれて―
 ぼん、と今度こそ爆発する。

「下りるぅ! 下ろせぇ、もう、やだぁ、はずかしいよこいつ! うああぁ!」
「あはははは」
 笑いながらに腕に力をこめたバードは、真っ赤になって暴れる彼女をなだめるように、小さく口ずさみ始める。

“―眠れよ吾子、汝を巡りて、美しの花咲けば
 眠れ、今はいと安けく、あした窓に、訪いくるまで……”

 ささやかな抵抗の悲鳴と穏やかな子守歌は、楽しげに混ざり合い、傾いた月の空へと溶けていった。


227:名無しさん@ピンキー
07/07/03 03:08:14 zw6CdZ9k
以上です。規制かからなくて一安心。

途中出て来た歌詞ですが、「猛き戦いの舞曲」の方は、タイトル通りの
ベートーベン『第九』歓喜の歌。
「安らぎの子守歌」は、『ブラームスの子守歌』です。
こういう「歌」を使っても微妙に成立するかも知れない?ところが、
世界樹の設定のオイシイところかなと思ったり。

今回は最初から、エロより萌え重視の予定ではあったんですが、
半端に長くてすみません。

228:名無しさん@ピンキー
07/07/03 03:58:13 UztRPd5s
>>227
GJ!萌えた!
ソードかわいいよソード

229:名無しさん@ピンキー
07/07/03 03:58:55 UztRPd5s
上げてしまった、スマソ…

230:名無しさん@ピンキー
07/07/03 05:49:09 28vceWUA
>>227
GJ!!!
バードの歌になんも違和感が感じられなくて感動した

男勝りなソード娘さん(*´д`)ハァハァ

231:名無しさん@ピンキー
07/07/03 07:46:36 yEIYDofg
>>227
大作GJ!

232:名無しさん@ピンキー
07/07/03 16:27:51 drIjdR4b
GJ!
2人のやりとり萌えたw

233:名無しさん@ピンキー
07/07/04 00:15:42 2lbyRd6P
>>227
かつてないほど萌えた
つーか、歌すげー。雰囲気ぴったりだ
GJ!

234:名無しさん@ピンキー
07/07/04 01:15:31 lbPI6c70
>>227
なんかもう、感動を禁じえない
そして男勝りだけど恋愛はからっきし、という王道を行くソド子にビックリするくらい萌えた
愛が溢れてて大好きです、結婚してくれ

235:名無しさん@ピンキー
07/07/04 19:25:39 YgX1z/Ek
>>227
赤目アルケ×メディといい
この二人といい、
あなたの描く物語が大好きだ!
素敵な物語をありがとう!

236:名無しさん@ピンキー
07/07/04 22:11:58 tmGf9UDC
>227の人気に嫉妬。
ていうか赤目の作者さんだったのかー。私もあなたが大好きだ!
骨太かつまとまった素晴らしいSSです。グッジョブすぎ。

あえて1点だけ
>「だってそれって、僕の気配に違和感を感じなかったってことでしょ? 側にいても、全然苦にならないくらい、当たり前に」
がちょっと気になた。家族だろうが恋人だろうが気配は気配で感じるかなーという気がする。


世界樹以外のも読みたいなぁ。サイト持ってたらメ欄とかでこっそりさらしてほしぃ。
とか言うのはあまり2ch的ではないですが。

237:名無しさん@ピンキー
07/07/04 23:27:05 oo+Nv34B
>>236
すんません。「気配」は感じますね、確かに。
要は「他人」じゃない、恋人とか家族みたく、空気のように「いるという違和感を感じさせない」
当然の存在として受け入れてもらった……と。
ちょい簡単に説明流しすぎましたね。

サイトとかは、すみません……晒せるほどのものは、何も。
SSは、ここでしか今は書いてないですし、というか二次創作自体が、かなり久しぶりで。
紙媒体が主だった時代の人です。

レス下さった皆様、ありがとうございます! 萌えて頂いて感謝です(エロ少ねーのに)
いずれ、また。

238:名無しさん@ピンキー
07/07/05 20:34:07 7YCtUwMY
エロ自体にはそれほど興味がないけど、
赤目シリーズにやられて読みに来ている人がここに。

239:名無しさん@ピンキー
07/07/06 18:14:14 KMfOBHDs
ここにも一人。
ここの職人はエロもストーリーもレベル高いから困る。

240:SC
07/07/06 22:58:57 +QqULRzk
賞賛と感想は名無しで送りつつ。

「Spoilt Child」第4話を投下します。
警告と属性を確認するなら >>154 へ進め。

241:SC
07/07/06 23:03:47 +QqULRzk
■第4話

 しばらく船遊びを楽しんだ後、二人は帰還した。
 ユエが帰りたがらないのではと心配したが杞憂になった。ユエは聞き分けがいい。
(シトナ的には、もう少しわがままであってもらっても全然歓迎であるのだが。)

 蒼樹海は綺麗ではあるが、あまりにも異界的で、滞在が長くなると何とはなしに
精神的に消耗する。土を踏みしめ、緑を―樹海の不可思議な樹木ではない、普通
の緑を目にし、ユエは、ほふーと大きく息をついた。
「疲れたか? よくがんばったな」
「うぃー」
「ちょっと休んでから戻るか」
 と、彼女の口にメディカのアンプルをくわえさせて、鎧を解除してやる。弓の弦
も外し、手早く自分の荷物と一緒にまとめなおす。
「はいせんせい!」
 ぴしっとユエが手を上げる。
「ん」
「おべんとがあります!」
「……帰れるんだから、何もわざわざ不味い保存食を食べなくても」
「ちがうよー。マリスお姉ちゃんがおべんと作ってくれたの」
 背嚢から、大小二つのバスケットを取り出す。
「急だったのによく用意できたな……。
 分かった。では食事をしてから帰ろう。残していくと後が怖い」
 どうせなら暖かいものが食べたいが、と未練がましく言いながらもそう決める。

 迷宮の入り口付近はたまに冒険者が通りがかるため、少し道をそれたところで、
やわらかい草の上に鰐皮のマントをシートがわりに広げた。
 バスケットの中身はサンドイッチだった。かなり振り回したので少し形が崩れて
いる。厚く切った鹿肉のハムと数種類の野菜。バターを塗ったやわらかい白パン。
 日持ちはしなさそうだが、今回は半日程度の滞在予定だったので、特に問題はな
い。それでも、なんとなく変な味がするような気がするのは、樹海の空気がまだ喉
に残っているのだろうか。シトナは水筒の水で口内をゆすいだ。

242:SC
07/07/06 23:05:53 +QqULRzk

「せんせーせんせー」
 と、ユエが先ほどまでと違うトーンで呼びかける。戦闘モード、師弟モード、探
索モードと真面目さが減っていって、いまは日常モードのさらに一つ下だ。換言す
れば甘えマックスである。
「ん?」
 もちろんシトナはそれを許す。
「あのね、あのね!」
 食べるサンドイッチの百倍くらいの勢いで、ユエは冒険の感想をしゃべりだした。
シトナは相槌をはさみながら聞く。子供は何でも親や先生に話したがるものだ。彼
はあまり聞き上手ではないが、耳を傾けているという点ではまったく人後に落ちない。
「せんせー、好きな人って6人?」
 ―とはいえ、話題転換が唐突すぎるとついていけない。
「6人?」
 鸚鵡返しに聞き返す。詳しく聞くと、イサナと占い遊びをしてそんな結果が出た
らしい。
「ふむ。イサナが恋占いとはまた意外な」
「イサナせんせー、失恋したことあるんだってー!」
「それは……。ううむ、さらに意外な」
 シトナは内心、非常に驚きながら言う。失恋したことにではなくて、あのミズ・
アイスガードに恋愛話があったことに。失礼な話である。
「6人ってだれとだれとだれとだれとだれー?」
「1人足りなくないか?」
 だれとだれとと、ユエは指を折りながら変な節をつけて再び数えだす。
「そうだな。まず、ユエと、マリスと……。イサナと……。ユエと」
「ユエはもう言ったよー」
「じゃあ……ユエと、」
「言ったってばー!」
 などと下らないおしゃべりをしながら、だらだら食事をする。


 ユエにとって、シトナに遊んでもらう時間は貴重だ。パーティ構成上の理由から、
“カヴン”の平均的な探索時間は比較的短く、街にいる時間は長い。
 彼らは自身の喜びと教育上の要求から、ユエと遊んであげる時間を意識して確保
しているが、それはメンバー複数人が一緒に、ということがほとんどだ。ユエがシ
トナを独り占めできる機会はあまりない。
(ただし、これはシトナが、自分だけを相手にしているより、あしらい上手な他の
面子と一緒の方が楽しいだろうと誤解しているせいでもあった。)

243:名無しさん@ピンキー
07/07/06 23:08:20 +QqULRzk

 そんなわけで、お弁当の片づけを今まさに終えた瞬間、ユエはかがんでいるシト
ナの背中に飛びついた。彼のレベル1先制ブロックでは対抗できず、約20キログ
ラム×9.8メートル・毎秒毎秒の力を受けて、うぉぅ、と声を上げた。

「だっこー♪」
「おんぶじゃないのか」
「おんぶー」
 と、ユエが言い直す。シトナはわざとらしくため息をついた。
「……カメだぞー」
 先ほど戦ってきた永劫の玄王の通常攻撃(踏み潰し)の動きを真似てゆらすと、
ユエは楽しそうに悲鳴を上げた。
「うしさん! 牛さんもやって!」
 リクエストに応え、今度は暴れ野牛風に大暴れを真似する。

 なんというか、“カヴン”のメンバーが見たら「寡黙で冷静沈着なギルドマスタ
ー」の立場が危うくなりそうな光景だった。というか実際に目撃されており、特に
新規メンバーへの影響が深刻で、延べ30夜以上の悪夢をもたらした。
 今は「寡黙で冷静沈着で子供に病的に甘いギルドマスター(ロリコン疑惑)」の
存在がようやく受け入れられてきているが、絶対に部外者には見せるなと固く固く
釘を刺されている。最も彼に忠実なダークハンターに至っては、目撃者が出た場合
は俺が消しますと言い出す始末だった。

 そんなこともあって、シトナも周りに人がいるときや外に出ているときは、シグ
レス菓子店のチョコレートムースのように甘さ控えめを心がけているのだが、この
時はなぜかまったくそんな気になれず、二人の世界に入ってしまっていた。
「カエルさん!」
「む……」
 仲間を呼ぶってどうやるんだ、とシトナは少し悩んだ後、違う違う、と、うさぎ
飛びの要領でぴょんぴょん跳ねた。
 ユエは笑い声を上げながら落とされないようにしっかりと彼の首にしがみつく。
少し苦しいので、後ろで手を組んでお尻を支える。
「アリさーん♪」
「どうしろと」
「ねばねばのぎさん」
「出せるか。無茶言うな」
 というか蟻酸って何か分かってるのだろうか。

244:名無しさん@ピンキー
07/07/06 23:11:11 +QqULRzk
「あははははは、回って、回って!」
 シトナに支えてもらっているので、片手を離してぺちぺちと肩を叩く。
「ん」
 シトナは右足を前に出し、左足を軽く折って重心を落とす。嫌な予感がしたユエ
はぎゅーっとシトナの首に抱きつく。
 そして彼は言語道断にも、とんぼ返りを打った。割と本気で悲鳴が上がる。
「よし、もう一回転」
「きゃーーー!! 下ろして下ろして! こわい!」
 シトナが笑いながら手を離すと、ユエも腕を解いてすべり下りた。
「なんでたてに回るのせんせーのばかー!」
 ユエは精一杯目の前の背中を突き飛ばそうとし、まったく倒れそうにないので、
脇腹にフック―したつもりが、ちょうどシトナが振り返りかけたところだった。
「ぐお! み、みぞおちに……」
 彼はうずくまるが、微妙に骨を殴ったのでユエもげんこつを押さえて涙目になっている。

 それから、「あぁもう、降参。ギブアップ。体力がない」という声をシトナが上
げるまで、およそ1時間ほど。
 高い高いをしたり、手をつかんでくるくる振り回したり、森ネズミと兵隊ごっこ
をしたり、女王と騎士遊びを二人でやったりしていた。
 ほとんどユエの言いなりに付き合っているあたり、根っからの下僕体質である。
 ユエも相当疲れているはずだが、子供に体力配分という概念はない。
「まだ」
 と一言のもとに却下して、座り込んだシトナに正面から抱きつく。
「困ったなぁ」
 言いつつ、彼の手はユエの脇へ。こちょこちょくすぐる。黄色い声を上げてユエが
逃げる。丈の短い草のじゅうたんに転がる彼女をシトナが追って、さらにくすぐる。
踊り子の柔軟性で彼の頭にユエキック。シトナは手を止めない。ユエも手を伸ばして
反撃、脇は届かないので太股をくすぐり返す。笑い転げながら攻防を繰り返す。

 息が続かなくなった頃には、彼は草の上に伸びており、ユエがその胸の上に馬乗
りになっていた。基本的に無愛想なこの男にしては珍しく、楽しそうに微笑みを浮
かべている。帽子はユエの装備と一緒にまとめてしまったし、マフラーはじゃれあ
っているうちにどこかに行って、シトナは素顔をそのままさらしている。
 せんせーはやっぱりかっこいいなぁ、とユエは思っているが、これは多少の補正が
入っていて、男女の別もよく分からないほど特徴のない顔が、端正に見えているだけだ。
 彼の方でも、彼女のことは可愛くて可愛くて仕方がない。子供ってみんなこんな
に可愛いっけ、という自問には、違うな、ユエだから可愛いんだという結論が出る
くらいののろけっぷりというか親バカぶりである。

 シトナは手を伸ばして、ちょん、とユエの左側のしっぽを引っ張る。
「髪がぐちゃぐちゃになってしまったな」
「ほんとだー」
 ずれた髪留めを直すのも面倒で、ユエは左右ともほどいた。少しくせがついた髪
が、はらりと肩甲骨のあたりまで垂れた。髪を下ろしたユエは、活発な女の子風の
雰囲気から、異国のお姫様風に変わる。

245:SC(第4話終わり)
07/07/06 23:18:41 +QqULRzk
第4話 了です。
次回からえろパートに入る予定ですので、もう少々お付き合いください。

名前欄入れ忘れと、240でタイトル間違えてました。ごめんなさい。

246:名無しさん@ピンキー
07/07/07 00:08:28 WkfplvbI
GJ!!!
2人の動きが出てるんで
読んでてほんとその場に息づいてる感じがする

くすぐってのじゃれあい(*´д`)ハァハァ

247:モリビト少女その後~六話~
07/07/07 18:59:28 k7FODLp1
モリビト六話目が出来たので投下します。
とはいっても、今回はエロ無しなので直接ロダに貼り付けました。

URLリンク(w3.abcoroti.com)

今回は出てこない人物もいますが、作中の登場人物は以下の通りです。

モリビト少女:私

レンジャー:アンスタン  ダークハンター:デジール   メディック:キュリオジテ
アルケミスト:ピール    ブシドー:ゴウ


248:名無しさん@ピンキー
07/07/07 19:09:46 GquK4qPA
>>247
読んだよー
こう、ギュって感じがいいな!

249:名無しさん@ピンキー
07/07/07 21:51:55 6PspLdfq
>>245
和んだ。そしてこちょこちょにそこはかとないエロスを感じた。
次回から、遂にですか………wktkが止まりません。

>>247
ちょっと救われた感じがした。
自分の気持ちに戸惑うモリビトが可愛くて仕方ありません。あとゴウがカッコ良い。

250:名無しさん@ピンキー
07/07/08 08:57:27 lMdOMZ3E
>>247
なんかエロ分関係なしに続きが気になるぜ!
キャラ作りってか、個性付けが上手だよなあ

251:名無しさん@ピンキー
07/07/08 14:52:24 kVwwDSIG
>>245
せんせーせんせーお弁当食べないでメディ子にお仕置きされてるせんせーも見てみたいです
しかし相変わらずロリ娘の描写に愛を感じます、続き楽しみにしてます
ところでその鹿肉、変な味がしたのはまさかアッー!!

>>247
某も、恐るべき精神攻撃と云ふものをしてみたいと思いまして候
真、少女の笑顔と云ふものには心が洗われる次第、是非かの少女に幸あらん事を


252:名無しさん@ピンキー
07/07/10 11:19:53 i/qJDJVg
>>247
ここで和み展開とは……超GJ!
モリビトたんの心理描写が、すげー萌え。ゴウ頑張れ。

>>245
次回wktk!
なにげに「ねばねばのぎさん」にエロスを感じた。

253:名無しさん@ピンキー
07/07/10 20:42:02 3ls01Eqv
今明かされる衝撃の真実。

>モリビト少女:私

254:名無しさん@ピンキー
07/07/10 20:48:46 3ls01Eqv
前回も書いてあったorz

255:名無しさん@ピンキー
07/07/11 00:17:45 RLOoxc1N
それを見て素で「筆者がいじめられるドリーム小説か、斬新だな」と思ったのは俺だけでいい

256:247
07/07/11 00:52:08 clpI9Exv
すいません、表記が悪かったですね
私がモリビトではなくて、作中で「私」という人物はモリビトです、という意味です。

そんな趣味は無いですよアッー!

257:名無しさん@ピンキー
07/07/11 00:55:39 NkCU8/ii
モリビト少女が五階層から拾ってきたタイプライターをぽちぽち打って、
オウガ辺りに「何やってんだ?」とか聞かれて慌てて隠しながら
「な、なんでもない! 向こう行け!」って騒いでるある日の風景

を想像すると二度美味しい。
病院行ってくる。

258:名無しさん@ピンキー
07/07/11 18:44:45 P7Uffr8n
すぅぷ屋

259:名無しさん@ピンキー
07/07/11 23:16:35 ak2IS9xf
>>257
じゃぁ俺も一緒に逝く

260:名無しさん@ピンキー
07/07/12 01:03:17 TI1BOzMp
>>259
お前らばっかりにいいカッコさせてたまるか、俺も行くぞ

261:名無しさん@ピンキー
07/07/13 02:12:44 b+JA5W1F
~施薬院にて~
「院長。急患が大勢来院されました。指示を」
「U0126でも投与しておきなさい」

「そんな、薬効が未確認の薬剤なんて危険すぎます!」
「冗談だよ」
「ここは一つ、私が『記憶を以前の状態に戻す薬』を……」
「ままま、待ちなさい!」

262:名無しさん@ピンキー
07/07/15 00:44:14 DanHwA2/
>>261
まさか「休養」は、そうやって覚えたスキルを忘れるシステムだったりするのか。
副作用でレベルも下がる。

いやしかしスレ的には、記憶を飛ばすんならもっとエロい方法がいいよな……

263:バド缶
07/07/15 03:05:22 1Msomtyj
>>262さん
エロくということは、つまり・・・


「休養?冗談じゃありません!私はこの『挑発+パリング』に人生をかけているんです!休養なんてしませんからね!」

↓(中略)↓

「やめてぇっ!もう、注ぎ込まな・・うっ、また・・・出されて、る・・・」

↓(中略)↓

「もう、頭の中真っ白で・・何もわからない・・よ・・・」

・・・こうですか?

264:名無しさん@ピンキー
07/07/15 03:24:40 2Rr5mp3k
野郎はどうするよ野郎はw
パラはパラでもおっさんとか悲惨だ

265:名無しさん@ピンキー
07/07/15 04:38:30 AN9sGgLZ
>>264
「休養? 冗談であろう。我輩はこの『挑発+パリング』に人生をかけているのだ。休養など断じてするまい」

↓(中略)↓

「ななな何をしておる! 早く服を着るが良い! わ、我輩が色に迷うと思うたかッ!」

↓(中略)↓

「今日もロリピコたんとちゅっちゅしたいよー」

266:名無しさん@ピンキー
07/07/15 05:51:22 Q/rON+0V
2回目の中略で何が起きたんだw

267:名無しさん@ピンキー
07/07/15 07:20:17 9Qv+y5u2
しょうがねぇな。もちっと詳しく解説してやるよ。



「休養? 冗談であろう。我輩はこの『挑発+パリング』に人生をかけているのだ。休養など断じてするまい」

↓(中略)↓

「ななな何をしておる! 早く服を着るが良い! わ、我輩が色に迷うと思うたかッ!」

↓(中略)↓

「ふふふ、こやつめ誘っておるな。尻の穴が物ほしそうにひくひくしておるぞ」

↓(中略)↓

「アルルーナ様ぁ・・・何なりとご命令を!」

↓(中略)↓

「今日もロリピコたんとちゅっちゅしたいよー」

268:名無しさん@ピンキー
07/07/15 15:14:18 +e5ooUnF
たぶん真っ暗な何もない部屋で目隠しで椅子にくくりつけられたおっさんパラディンをゴスロリ衣装を纏ったアルルーナがその周囲をぐるぐる周りながら
「キモイ、キモイ!、キモイ…、キモイッ、キモイ☆、キモイ?、キモイ(ハート)」
とかって様々な口調で罵倒して堕としちゃうんだな



レベル的な意味で

269:名無しさん@ピンキー
07/07/15 16:27:32 ZTvHgD9t
なんでギルドメンバーの休養にモリビトが協力してんだ
という野暮なツッコミは止めておこう

270:名無しさん@ピンキー
07/07/15 17:18:36 AN9sGgLZ
ロリピコたんはアホの子だからな。
冒険者の弱体化を手伝ってくれる人募集、とか言われて尻尾振って参加したんだよ。

271:名無しさん@ピンキー
07/07/15 20:32:48 dcyPollu
>>270
全俺が萌えた

272:名無しさん@ピンキー
07/07/15 22:56:08 jTtVKsLg
っ1時間1ぺろりんキャンデー

273:名無しさん@ピンキー
07/07/16 13:44:21 ihjhA2Pe
ロリピコみたいなのが育って姫だの婦人だのアルルーナだのになるのか。飼ってみたいな。
・・・オーガやデモンにはならないと信じたいが。

274:名無しさん@ピンキー
07/07/16 13:48:31 EevT4anV
飼うとかそういうのじゃない
同棲したい

275:名無しさん@ピンキー
07/07/16 13:50:18 ihjhA2Pe
むしろ飼われてみたい。

276:名無しさん@ピンキー
07/07/16 14:19:05 B3jHl5fZ
これだろ?!
URLリンク(jggj.net)
URLリンク(jggj.net)
URLリンク(jggj.net)

277:名無しさん@ピンキー
07/07/16 20:28:32 +KquK3lP
業者広告爆撃久しぶりに見た気がする

278:名無しさん@ピンキー
07/07/16 20:55:05 y7hmM2eO
投下させてもらいます。
5レス分なのでロダではなく直で。
自慰ものです。
失禁ありなので駄目な人はスルーしてください。
では↓

279:1/5
07/07/16 20:56:14 y7hmM2eO
第1層
空より降り注ぐ光のもと、迷宮の外にあるものとなんら変わらぬ草木。
迷宮の第一関門として数多の冒険者たちを受け入れ踏破され、しかしてそれだけ多くの屍も転がる森…の4階。

 この階のそこかしこを徘徊し、周囲を見回せば必ず1体は目にする白い影…フォレストウルフ。
鹿や牛をどうにか退ける力をつけ、カマキリの動きを読みきり、徘徊する敵にそろそろ慣れだした冒険者たち。
しかしながら、通常単体で行動してはいるものの、殺気を感じればたちどころに寄り集まってくるその習性によって、
途切れぬ狼の襲撃に収拾が着かなくなったまま最後を迎えた者は数知れず。

そんな森の一角、入り組んだ道の行き止まり。そこに一人の女がいた。
長い金髪、傍らの大きなカバンとハンマー、そして身にまとう白衣からメディックと知れる。

そんな彼女は、カバンから大きめのビンを取りだした。
中には何やらやひどく赤い色をしたものが詰まっており、
蓋を開けたとたんに周囲は甘ったるい匂いに包まれる。

匂いの元、それは彼女が調合した生殖誘引剤――要するに媚薬。
ロサカニナのエキスから催淫成分を抽出・精製し、ウーズの粘液を利用してまとめた物だった。
彼女なりの自信作であり、ゼリー自体はもちろん、匂いだけでも吸いこめばたちどころにサカリが付く、
という代物である。

そしてその女メディックは、ゼリーの放つ匂いを大きく吸い込み、そして一息に呷った。


280:2/5
07/07/16 20:57:07 y7hmM2eO
(んくっ、んくっ、んくっ、んくっ……)
 彼女がビンの中身をかなり苦しげに嚥下していく。
実際、このゼリーのドロドロ加減はもはや固体寸前であり、
その辺の飲み物の様にゴクゴクと飲み込めるシロモノではなかった。
それでも、何とか大半を飲みきった所で彼女は口を離した。

「…うっく、これは、んん、粘性を、ぅぅ、上げすぎたかしらね、っく…はぁ。
飲み辛いったらないわよ、コレ。次回作の改善点ね。」
白衣の懐から手帳を取り出し、折り目の付いたページを開く。
どうやらゼリーのレシピらしく、そこに何事か書き加える。
「あんまり硬くし過ぎない様に、と。
でもあんまり緩くすると成分が分離しちゃうのよねぇ。
いっそ思い切り濃縮して一口ゼリービーンズみたいに…すると今度は急性ショックとか怖いしなぁ。
どうしようかし…………ら?…らら?」
 唐突に、ペンが手から離れて落ちる。直後に思考にモヤがかかり、視界がぼやけだす。
呆けた状態の体から力が抜けてその場に膝を着いてしまう。
視界が90度回るのを見ながら、彼女は薬の効果が出た事を知った。


281:3/5
07/07/16 20:57:58 y7hmM2eO
 この感じって熱を出したときに似てるなー、などとぽーっとした頭で考えながら、
横倒しの景色を眺めること数秒。
今度は体中―特に下腹部―が火照りだす。

(っはぁぁぁぁ………ふぁぁ、効いてきたぁ…)
頬に赤みが差し、吐息に熱が混じる。
肌が敏感になって、身をよじると服がこすれてもどかしい。
下着に到ってはまるで肌にグリグリと食い込んでいるようだ。

「ダメ、ブラがきっつい…乳首も勃っちゃって、こすれてちゃってるぅっ…」
―ブチブチブチッ
ボタンを弾け飛ばしながらシャツがはだけられる。
その下から現れた、けして小さくない膨らみを彼女は両手で鷲づかみにした。
そのままブラの布地をこすり付けるように揉みあげる。

「ふぅぅぅ、はぁぁぁぁ、ひぅんっ、…あんっ、いいよぉ、おっぱい気持ちいい…。
紐が食い込んできて、レースがざらざらしてて、
柔らかくてあったかいおっぱいと、おっきくなった乳首にこすれて、すっごく気持ちいいのぉ。」

仰向けのエビ反り状態のまま、彼女はただ一心に胸を揉み続けている。
ブラの肩紐はとうに外れてかぶさっているだけとなり、
その下に潜り込んだ両手は柔らかな乳房をひたすらに犯していた。

「んっ、うんっ、あうっ、あっ、くるっ、くる、きちゃうっ。」
仕上げとばかりに四指が乳房を握り締め、残る一指が乳首に爪をたてる。
反射的に腰が跳ね上がり、尻周りを締めるストッキングと濡れきったショーツが秘裂に食い込んだ。
その瞬間、
「うぁっ……んあああああああああああああぁっ」
全身を震わせながら、彼女は一際大きな鳴き声をあげた。


282:4/5
07/07/16 20:58:52 y7hmM2eO
ドサッ…

脱力し、浮いていた腰が草の上に落ちる。
快感の波の残滓が通り抜けるたび、彼女の体は空を見上げたままヒクヒクと揺れていた。
それでも荒い呼吸を繰り返す内に、若干ながら思考が戻ってくる。

(っはぁ……、胸だけでこんなにイッちゃった…。
本番はこれからだって言うのに、今からこれじゃ帰るときがキツいわね、…って、あぁ!?)

―ぷしゃぁぁぁぁぁぁ

湿って股間に張り付いたショーツが生温く濡れていく。
(ちょ、待っ、駄目っ、ふぁぁぁぁ…。)
だが、止めようとする努力も虚しく、一息ついて緩んでしまった体は彼女の言うことをまるで聞かない。

―しゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

(……あーあ、この歳になっておもらしか。
ま、いいわ。どうせ恥ずかしいコトしに来たんだし。
このまま全部出しちゃえ。)

彼女自身が止めるのを放棄し、むしろ成り行きに任せてしまう。

―しゃぁぁ・・・

「ふぅぅぅぅぅ…………んんっ、んっ。……あぁ、気持ちよかったー。」
失禁が止み、彼女の腰が震える。
ショーツは勿論スカートまでびっしょりと濡れていた。
それでも、その事を気にした風もなく、彼女は空を見上げていた。


283:5/5
07/07/16 20:59:44 y7hmM2eO
 森の奥、装備を放り出したメディックが地面の上で転がっている。
頬は再び紅潮し、荒い吐息には熱がこもり、胸元は露わに、しかも失禁している。
傍目にも尋常ではない姿。
だがしかし、ここは選り分けられた者しか来れない緑の迷宮。
この場に人目は、無い。


「あははははは、青空の下で、寝ころがって、おもいっきりイって、おもいきりおもらしして、
すっごく開放的で、気持ちよくって、んー、生きてるっていいなぁ…。」

 そのまま大きく伸びをすると、彼女は勢いをつけて起き上がった。
紐の外れたブラがずり落ち、足を踏み出すたびに豊かな乳房が揺れ動く。

「さぁて、薬の効き目はまだまだ続きます。というわけで、次は何をしようかしら、と。」

とりあえず周囲を見渡した彼女の目に映ったのは、ペンに手帳、カバン、
そして少し中身の残っているビン、後は愛用のハンマー。

「そう、ね。これにしましょうか。」
そう言うと、彼女は次のおもちゃに手を伸ばした。


284:278
07/07/16 21:01:16 y7hmM2eO
↑以上です。
お邪魔しました。

285:名無しさん@ピンキー
07/07/16 21:48:34 s5GnCDyz
次は!?次はなんなの!?次は何を使う気かおっしゃい!
いけない娘!あなたはとてもいけないメディックだわ!


286:名無しさん@ピンキー
07/07/16 23:22:45 t0qduLq2
>>278
わっふるわっふ(ry
開放的なメディ姉かわいいよメディ姉

287:名無しさん@ピンキー
07/07/19 23:02:56 ZOsg8FKg
>>278
GJ!
あの明るい樹海の真っ只中でこんなこと、メディ姉エロいよメディ姉

288:名無しさん@ピンキー
07/07/21 20:19:57 DwuV6C9j
次なるおもちゃに手を伸ばすメディ姉。
だがその背後に迫る影……
そう、ここは第一層。うろつくfo.e.は当然、みんな大好き……

鹿アッー!

……な展開キボン。

289:名無しさん@ピンキー
07/07/21 21:17:01 KyTf2nOI
あれ、メディ姉・・・男?

290:名無しさん@ピンキー
07/07/21 22:05:17 +BYFwp9d
何の疑いも無くハンマーの柄をおもちゃにしたのだろうと納得して読んでいたw

291:名無しさん@ピンキー
07/07/21 22:26:16 H9SFiQbE
鹿がアッーなのかw

292:名無しさん@ピンキー
07/07/22 00:54:02 ZbqSo7ks
癒愚離冥泥駆【なぐりめでぃっく】
通常、メディックは仲間の冒険者の傷を癒すことを専門にしているが、
一部ギルドには「傷の癒しなど愚の骨頂、その一般論から離れ、敵を冥府の泥沼へ送るため駆けるのが真の癒し」
と主張する派閥があり、彼らは癒愚離冥泥駆と呼ばれている。
彼らに伝わる秘奥義「経毘夷主虎威駆」【へヴィストライク】は
迷宮の深層に棲む大亀の甲羅すら一撃で砕くという。
なお、エトリアでは驕れるものが意外な相手に倒される様を
「蟷螂もあるけば棒に当たる」というが、
これは強大な蟷螂の魔物も、癒愚離冥泥駆の棒術の前には無力であることに由来する。

タミアキ書房刊「世界樹の怪拳・奇拳」より

よって、このメディ姉も癒愚離冥泥駆なら、鹿や狼やゴーレムくらい余裕で倒せるよ。

293:名無しさん@ピンキー
07/07/22 02:33:24 0ep0mPy8
つまりこういうことか。

『樹海ハード』
遊撃の為に樹海第一層を巡回する(ry
だが、それは(ry

「貴方のプライドは 私に崩される為に築いてきたんですものね」
(いつものパーティがいれば…こんな単体ユニットなんかに…!)
「よかったじゃない 仲間のせいにできて」
「んんんんんんんっ!」

「生狼様の生鋭牙を頂いてもよろしいかしら?」
(こんな奴に…くやしい…! でも…感じちゃう!)
「おっと、本体に当たってしまったわ。甘いダメージがいつまでもとれないわよね?」

294:名無しさん@ピンキー
07/07/24 12:34:25 1hkxA14b
 金 鳥 た ん に フ ル ー ト 挿 入 

295:名無しさん@ピンキー
07/07/24 12:39:35 d+jjiYU6
黙れ犬笛

296:名無しさん@ピンキー
07/07/24 23:36:13 CRFKPVKM
>>294の犬笛にむせび泣く男、スパイダーマッ!

297:名無しさん@ピンキー
07/07/26 15:24:02 Nhnzkj7X
>>295
リコーダーですら無ぇw

298:名無しさん@ピンキー
07/07/28 03:36:40 OpIbehh6
圧縮近そうなので保守。

世界樹の世界では、水着はどんなのが主流なんだろうと
ぼんやり思う夏の夜。
そもそも海水浴の習慣はあるのか……

299:名無しさん@ピンキー
07/07/28 03:54:47 efDTemJw
リーフビキニとか

300:名無しさん@ピンキー
07/07/28 11:25:12 8OV4JSOz
葉っぱ隊が浮かんで来たから困る

301:名無しさん@ピンキー
07/07/28 17:53:43 98RjsiqR
モリビトの人たちはあんな砂地の4層に住んでいますから、
水分補給のために3層に泳ぎに来ることもあるのでしょう。
人間は…相当な実力のある冒険者や大工じゃないとアリ・カニ・ワニ・ミミズなどにやられるでしょう。

302:名無しさん@ピンキー
07/07/28 18:21:43 kSABIMp7
毛皮系統の材料よりは伸縮する皮のほうが水着の材料には向くような気がする。
だが、それでビキニを作るとダクハン風になるような…

純白の薄革製なら、透け注意だろうか?

303:名無しさん@ピンキー
07/07/28 20:16:09 AlltYGCk
ビキニというとガチホモ思い出すから困る

304:名無しさん@ピンキー
07/07/30 03:05:27 XSOs7IhW
せめて某実写格闘ゲームにしておいてくれ……

虎の毛皮製なら……というネタは絵板にもあったか。

305:名無しさん@ピンキー
07/07/30 21:55:46 SFFByXf+
>>300
ラブひなが思い浮かんだオレは勝ち組か負け組か

306:名無しさん@ピンキー
07/07/31 01:04:02 D6ewpw+A
>>298
豊富にある植物のツルで、ヒモビキニができるじゃないか。
そして乳首部分には赤玉石を2個。

でもブシ子だけはふんどしスタイル。これは譲れない。

307:名無しさん@ピンキー
07/07/31 02:21:21 5pkmesFA
まぁ、エトリア以外にも街があるっぽいから海沿いの町なら海水浴の風習はあるんじゃないか、と空気を読まずにマジレス

とりあえず、ロリメディはスク水。これは譲れない

308:名無しさん@ピンキー
07/07/31 03:39:46 kJ+1cyFO
ギルド長はビキニってのも譲れない

309:名無しさん@ピンキー
07/08/01 12:32:23 m6ruviBP
真昼間から投下する。
最近投下が無いから、枯木も山の賑わいって事で、
今なら滑っても怖くないだろう。

久々に書いたが、やってる事はワンパターン。
ツスクル(にくぼー付き注意)×レン
陵辱でバッドエンド。
最初は強姦プレイ程度のつもりだったのに
気付けばガチ陵辱になってた。暑くてムシャクシャしたんだろう。
チュッチュしてる二人が良いはずなのに、何やってんだか。

310:『縛り以外にも呪言は使える』
07/08/01 12:36:25 m6ruviBP


「そんな恐い顔しないでよ…」
 首の動きと共に揺らめく赤い髪は、まさに焔の揺らめきのようだった。
彼女のやや俯いた金色の瞳が映しているのは、膝立ちの状態のまま鎖で吊るされた相棒の姿。
「お前…自分が何をしてるか、解ってるのか!」
 自らの相棒、レンに鋭い剣幕で睨み付けられようとも、赤毛の少女…ツスクルは眉一つ動かさない。
「仕方ないでしょ…レンが言う事聞かないから」
 言いながら手にした鈴を鳴らしてみせる。もはや呪言の力は必要無いが、
この状況に持ってくるまでには随分と労力を要した。
「よくもこんな、無頼なマネを!恥ずかしく無いのか!!」
「何言ってるの」
 常人であればそれだけで萎縮してしまいそうなレンの声にも、ツスクルはくすくすと小さく笑うだけだ。
「これからレンがされる事の方が、よっぽどハズカシイでしょ」
 その言葉に始めてレンの表情に陰りが見えた。目の前の少女、あどけなさを残す少女に底知れない恐ろしさを感じながら。
 ツスクルはそっとレンに歩み寄ると、彼女と同じように膝立ちになる。
 そして腰の紐を掴むと躊躇無くそれを引いた。袴がストンと床に落ちる。
「……!」
 レンは頬を染めつつ自身から、相手から、目を逸らすようにそっぽを向いた。
 噛み締めた歯がかすかな音を立てる。
 それも意に介さず、ツスクルはレンの着物をはだける。鎖で拘束した腕から袖を抜く事はできないため、
 肩にひっかけたまま。露になった白い肌は徐々に紅潮し、ツスクルはその体温を感じるように肌をなぞった。
「レン…全部、見せてね」
 しかしその身体にはまだ邪魔なものがある。ツスクルは胸に巻いたサラシに手を伸ばした。
 触れた瞬間、レンの身体がびくりと震えた。
「んふ…もう意識してるの?」
 レンは喉を鳴らしただけで返事はしない。ツスクルは容赦なくサラシを解いていく。

 決して破いたりはせず、ゆっくりと。徐々に露出した豊かな胸。
 その全てを空気に晒すと、桜色の先端には触れぬようにツスクルはそっと顔を埋めた。
「やわらかい…暖かいし、いい匂い」
「あ…」
「これで、最後」
 そうしながら、レンの腰に手を回す。滑らかな肌を撫で回した後、そこに巻かれた腰布の帯を解いた。
 そして胸から顔を離し、立ち上がる。数歩下がり、全裸となったレンの姿を鑑賞するようにやや遠くから眺める。
「……っ」
 全身を紅潮させつつ、レンはその視線に耐えていた。見られている事を意識せぬよう顔を背けるものの、
 ツスクルの視線にはまるで感触があるかのように、撫で回されているような感覚が全身を襲う。
「もったいないなあ…こんなに綺麗なのに」
 その肌を、形の良い乳房を、薄く茂る下腹部をツスクルは余すところ無く視姦する。
 再び近付いたツスクルは、胸のふくらみにひとさし指を埋める。感触を楽しむようにつぷつぷと、何度も。
「うぅ…」
「もったいない…。鎧の下にこんな綺麗な胸があるのに。皆、知らないなんて」 
 執拗に何度も、だが先端には触れずにレンの胸を幾度も指で突っつきまわす。
「皆に見せてあげたい。レンの裸、こんなに綺麗だって」
「なっ、何を言い出すんだ!!…あぅっ」


311:『縛り以外にも呪言は使える』
07/08/01 12:38:57 m6ruviBP
焦ったように顔を上げたレンに対し、ツスクルは乳房を突付いていた指でその先端をつまみあげた。
「冗談よ…。大好きなレンを晒し者にするわけ、ない」
「好きな…相手に、んっ…こんな事、あぁ…する、ものか!」
 これでもかと乳首を弄り回され、レンは小さく喘ぐ。
ツスクルはその普段は聞けない艶かしい声を聞き漏らさぬよう、
普段見られぬ悩ましげな表情を見逃さぬよう、間近に顔を近づけた。
「どうして?愛し合う者同士が望んでする行為でしょう?」
「私、は…こんな…望んでなんか…はぅ…」
「だから、望むようにしてあげるの」
 その言葉にレンは薄ら寒いものを覚えた。おかしい。普通ではない。彼女は、自分の相棒はどうしてしまったのかと。
 脅えたようなレンの額に軽く口付けすると、ツスクルは乳首を口に含んだ。含みつつ舌先で転がしながら、
逃れようと身体を捩るレンを抱きしめるように腕を回す。
「やっ…め…!」
 ぴちゃ、ちゅう、れる…と、自らの身体が嬲られる音がレンの耳に響く。必死に気を逸らそうとも、
その音と胸から伝わる例えようも無い嫌悪感は、絡みつくように彼女の意識を捕らえる。
 ツスクルの細い指は背中から腰に周り、尻の膨らみを掴む。ほどよく肉の付いたその場所を揉みしだき、
さらにふとももの間に手を滑り込ませた。
「~~ッッ!?」
「もう、濡れてる」
 乳首から唇を離すと、ツスクルは微笑んだ。そして彼女の陰部を弄るように指を動かす。
 変化するレンの表情を楽しむように眺めながら。
「う、あ…あぁ…くうぅっ!」
「一緒に触って欲しい?」
 空いた手で乳首にそっと触れ、指で優しく弾くように刺激する。それに対し陰部を責める指先は荒々しく抜き差しされ、
左右に広げるように蜜を絡めて暴れまわる。親指で肉芽を探り当て、そこを強く押した。  
「やっ…ん、ああああっ!」
 一つ大きな嬌声とともに、レンの身体からぐったりと力が抜ける。体重を支えていた膝の力が抜け、
腕を縛り上げた鎖だけが彼女の身体を支えていた。ツスクルはゆっくりと手を離す。
「イっちゃったんだ?」
 レンは答えない。屈辱に顔を伏せ、頬を染め、唇を結び。目尻にはわずかに涙を溜め。
 ツスクルは陰部より指を離すと、ねっとりと絡みついた愛液をこすり付けるように、レンの頬を撫でた。
「…が…しい…ん、だ」
「なあに?」
「何が、楽しいんだ!こんな、私に、恥をかかせて…!何が…!」
 搾り出すような声と共に閉ざされた瞳から、涙が一筋こぼれる。
「もう、十分だろう…!早く、解いてくれ!!」
「まだよ。言ったでしょ。レンが望むまで、続けるの。レンが自分から欲しいって言うまで、やめない」
 愕然とするレンの前でツスクルは自らのローブを脱ぎ捨てた。その裸体を目にし、レンは驚愕に目を見開いた。
「あ…あ…」
「ふふ…見える?」

312:『縛り以外にも呪言は使える』
07/08/01 12:42:32 m6ruviBP
 レンの視線は彼女の下半身を注視していた。そこに存在するもの。
 少女の下半身には、あるはずの無い男性器が…それも、体躯と比較し不自然に巨大なイチモツが生えていたのだ。
「な…なに…」
 最初は作り物かと思った。しかし目を凝らしてみようとも、それを彼女の身体に固定しているような紐は存在しない。
 間違いなく彼女の下腹部からそれは生えているのだ。
「レンのえっち。そんなに見ないで。恥ずかしいから」
「…!」
 言われ、レンは慌てて視線を逸らした。最早何がなんだか解らなかった。少女は女ではなかったという事か。
いや、そんなはずは無い。彼女の身体を見たのは初めてだというわけではないのだから。
「なんてね…ただの呪言よ。実際には何もないわ」
「呪言…だと?」
「そう。別に難しい事じゃない。呪言で自由を奪う時だってそうでしょう?実際には拘束なんてしてないけれど、
自分は縛られて動けないんだって思い込ませているだけ。“コレ”も同じ事よ」
 呪い、つまりは錯覚だというのだろうか?呪言により、あるはずもないものを見ているだけだというのだろうか。
 しかし、錯覚だと、幻だとそう胸中で繰り返しても、少女の下腹部のそれが消える気配は無い。
「感触だって、あるんだから」
「…う…」
 ツスクルは近付くと、レンの頬に自らのペニスをすり当てた。頬をなでるじっとりとした熱い感覚。
筋張ったそれは間近で見れば見るほど、錯覚などとはとても思えない。

最も、それは彼女の操る呪言全てにいえることで、その呪縛から容易く開放されるはずもないのだが。
「これで愛してあげるね。ちゃんと快楽も感じられる筈よ」
「な…何を」
「挿れてあげるって、言ってるの」
 レンの下半身に熱くそそり立ったペニスがあてがわれる。不自然に巨大なそれが。
 所詮空想の産物であるから、その大きさも術者の意図するままなのだ。レンの顔がひきつる。
「や…やだ!嫌だっ…!無理だ、そんな…ッ」
「何怖がってるの…?言ってるでしょう、本当に挿入するわけじゃないんだから」
 レンは頭を振り乱し叫んだ。だが腰を貫かんとする圧迫は消えない。ずぶずぶと少しずつ熱い亀頭が侵入してくる。
「いや…だっ!やめ…やめろ!やめろおぉ…ッやあああああ!」
 先端が膣内に飲み込まれると、ツスクルは一気に腰を突き上げた。
巨大な異物に貫かれる痛みに、おぞましさにレンは絶叫する。
 当然、そのペニスが呪いの産物である以上、実際に彼女の膣を貫く異物は存在しない。
あくまでレンの記憶の中からその感覚を呼び起こし…それに今の彼女の視覚情報を反映させたものを味あわせているだけだ。
 それ故半分は妄想であるのだが、この状況で冷静な思考を保つ事などできはしなかった。
「はあっ…あああ…うああああッ」
「あんっ…はぁっ…レン…!」
 ツスクルもまた、自分自身に暗示をかけることで快楽に溺れていた。
 最も、彼女はもとより男性器は持っていないため、その快楽も想像上のものでしかない。
愛する者から直に快楽を得ることは叶わず、それだけは不満でもあった。
 要は二人で自慰をしているようなものだ。
 だが現実ではない、妄想の産物であるからこそ…その底なしの快楽は、思うがままに自身を溺れさせる。
「どう?レン…気持ちいい、でしょ…?」
「あ…あう…ぐっ…ふあああ!」
 腰の動きとともに、レンの身体も揺らぐ。涙を流し、髪を振り乱し、形振り構わず叫ぶ彼女の姿に、ツスクルも欲望を昂らせる。
 自らの顔の前で揺さぶられる乳房に貪るように吸い付く。
「うあ…やめ…ろォッ…あ、やあッ!も…いやぁああっ」

313:『縛り以外にも呪言は使える』
07/08/01 12:46:22 m6ruviBP
下半身の痛みと熱に、そして執拗に嬲られる乳首の感覚に、レンは気が狂いそうだった。
腰の奥が熱く締め付けられ、ありもしないペニスを絞り上げる。
 肉壁を擦り、深くを突き上げられ、その度にレンは小刻みに悲鳴を上げる。
始めは苦痛を色濃く奏でたそれは、徐々に悦楽のそれへと変化する。
「レン…もっと喘いで…いい声聞かせて」
「んっ…だめ、ぇ……ふうっ…あ、やああ、ん…ッ…あうっ…」
 呼吸は荒く、熱い。互いの接合部が互いの鼓動を感じ合っているようにさえ感じた。

脈打つペニスが膣内で熱を放ち暴れ狂っているのだ。
 巨大な異物を受け入れた膣内は、無理矢理押し入られた直後ほどの圧迫は無い。
しかし愛液を絡めスムーズにピストン運動を繰り返すそれは、容赦なくレンを責めたてる。
「もう…やめ、て…あんっ…苦し、い…あ…」
 喘ぎ声の隙間から、絞り出すような哀願の言葉。ツスクルは腰の動きを止め…だが、挿入はしたまま、レンの言葉の続きを促した。
「もぅ…ぅあ、やだ…おかしくなりそうだ…こんな事…もう、許し…」
「おかしくなればいいでしょ」
「……」
 伏せられたレンの瞳から涙が零れ落ちた。苦痛の為か恐怖の為か。
あるいは、こんな狂った行為が何時まで続くのか…そんな絶望か。
「おかしくしてあげる。コレ無しじゃ…私無しじゃ、居られないくらい」
「うっ…あ、あああああ!」
 レンは目を見開いた。新たな箇所からの痛みを伴った快楽に。
 新たに彼女を襲ったのは、尻を貫く異物の感覚。膣内で暴れまわるそれと違わない衝撃だった。
「あっ…あ、うっ…ぐ、あ、やあああっ!!」
「驚いた…?所詮、呪言なんだから…お尻に同じ快楽を与える事だって、出来るのよ」
「ああっ…ひぐっ…うあああああ!いやああああ!」
 二箇所を同時に貫かれ、レンは絶叫する。理性を飲み込もうと迫る快楽の濁流、その上から覆いかぶさるような苦痛。 
 鎖の絡みつく腕が、束縛を逃れようと必死に暴れる。だがそうすればするほど鎖は腕に食い込み、白い肌に痕をつけていった。
「早く、認めちゃえば。そしたら許してあげる。私の事愛してるって。私のものになるって。なんでも私のいう事聞くって…」
「嫌…だっ…ああぅ…そんな…絶対…あぐうぅっ…」
「…馬鹿なレン」
 さっさと屈してしまえばいいのに。ツスクルは冷ややかにレンを見つめた。
 何処までも気高く、高潔な彼女。つまらないプライドの為に苦痛から逃れようともせずに。
 修羅の道を行くレンが、自らの拠り所にしている頑なな信念や忠心などと言ったもの。
 それも、ツスクルにはただの見栄や強情にしか見えなかった。そんなもの、さっさと捨て去ってしまえば、楽になるのに…と。
「イヤしか言えないお口なら、いらない」
「んんんっ!?」
 膣と尻を襲うものと同じ圧迫が、今度は口内へと侵入した。視界には何も移っていない。
だがその熱と、苦味と酸味が混ざり合ったような味覚と、異様な感触は疑いようもないペニスのそれであり、
容赦なく彼女の口内を犯していく。
「んむっ…んうう!んんん!!」
「歯、立てたって無駄だからね…本物じゃないんだから」 
「んふぅんんんぅ!?」
 三穴を同時に責め苛まれ、レンは最早抗う気力を失っていた。
 縛り上げられた腕も無駄な抵抗はせず、床に着いた膝にも力が込められていない。
 ツスクルの責めから逃れるように身を捩らせたりもしない。 ただ苦悶の表情を浮かべるだけだった。
「そろそろ、出ちゃうかも」
「んっ…んんん!?んっ、んんっ!!」
 ツスクルの言葉に、レンは何か言ったようだった。おそらく拒否の言葉だろう。
「大丈夫…赤ちゃんなんて出来ないから。…多分ね」
 恐怖に顔を引きつらせるレン。その下半身で、尻で、口内で、熱い液体が発射される感覚が一斉に襲う。
「んんんん!!」

314:『縛り以外にも呪言は使える』
07/08/01 12:50:38 m6ruviBP
 熱く、苦しい。腹の奥が張り裂けそうな圧迫。溢れても溢れても、まだ途切れる様子なく流れ出る精液。
おそらく、経験の無いツスクルの術によるものであるから、歪に誇張された有り得ない妄想が、レンを襲っているのだろう。
 よもや窒息するかと思った頃、全身から全ての感覚が消えうせた。
「もう一回、チャンスをあげる」
 レンを見下ろしながら、ツスクルは微笑んだ。鈴を手にし勝ち誇った笑みだ。
 レンはうつろな瞳でその様を見上げる。
「ね。私のいう事聞くって、約束して。もう世界樹になんて行かないって。あの人の言いなりになんて、ならないって」
 そして、二人で違う世界へ行くのだ。自分達に命じるものも、自分達を脅かす者も無い場所へ。
 だがぼんやりとしたレンの口から発せられたのは、予想外の言葉だった。
「……今更、そんな約束、必要ないだろう」
 息を切らせながら、レンは低い声で唸った。ツスクルから勝者の笑みが消え、怪訝な表情でレンを伺う。
「…レン?」
「私の意志など無関係に、お前はこうして好き放題してるじゃないか」
「レン?レン、どうし…」 
「呪いでも鎖でも!何でも使ってやりたい様に出来るだろう。好きにすればいいさ、気が済むまで!」
 向けられたレンの瞳は、今までツスクルが見たことの無いものだった。怒りと蔑みと、ありったけの負の感情が込められた眼光。
 レンは言葉を吐き捨てると同時に口を固く結び、顔を背けた。
 ツスクルが何を言っても、彼女に視線を向けることも、言葉を発する事もなかった。
「…なら」
 ツスクルの瞳に再び冷酷な炎が灯る。彼女は鈴を手にし、大きくそれを揺さぶった。


「本当に…本当に私のものにしてあげるから―」 


//////

終りです。

拘束以外に呪言エロってないのかな?ってとこから始まったんだが、こんな事に。
あ、ちなみに攻殻機動隊見てる時に思いつきました^^^^^^^^
こんなバッドエンドだが、きっと一晩寝たらまた何事も無く二人仲良くチュッチュしてると妄想する。

そして読んでくれた皆々様に感謝を。

315:名無しさん@ピンキー
07/08/03 01:14:51 g7+BkyQo
男は、黙って、
GJ

316:名無しさん@ピンキー
07/08/03 05:45:07 nYerA8Wb
妄想ティムコ…イイ(・∀・)

317:名無しさん@ピンキー
07/08/04 00:39:58 A8CuuWBx
その発想はなかったわ<妄想ティムコ
出来るな。

318:名無しさん@ピンキー
07/08/04 00:56:41 prbFe8s2
呪言にこんな使い方があったとは!
「経験がない分、妄想で誇張されてる」って設定がかなりエロいな。
GJ!

319:名無しさん@ピンキー
07/08/04 04:21:49 LH0yjUll
ランスシリーズの魔剣カオスを思い出したのは俺だけでいい……orz>妄想ティムコ

それはともかくGJ。
エロスすぎて素晴らしい。レンがこの後快楽に負けて墜ちてる姿が容易に想像できるんだぜ?

320:名無しさん@ピンキー
07/08/06 00:45:14 e9fMnwdS
278です。
>>279-283
の続きのようなものを書いてみたので3レス分投下させてもらいます。
また自慰ものです。
スカはなしですが、尻ありなのでダメな人はスルーしてください。
では↓

321:1/3
07/08/06 00:48:33 e9fMnwdS
 媚薬ゼリーのもたらした快感に脱力・失禁し、その後の放心状態から立ち直った彼女が
次なる痴態のお供として手を伸ばしたのは、先端にスパイク付きの錘を着けた鋼鉄の棒、
彼女愛用のハンマーだった。

「ん、今日も………よろしく……………お願い、ね。」

 快感の残滓か、それとも媚薬での発情によるものか、
彼女はまだ震える足で何とか立ち上がり、ハンマーを振り上げて錘を地面に打ち込んだ。
「よぉし…」
 天を向いた柄を跨ぎ、グリップに両手を添えて、ゆっくりと腰を降していく。
(あ…………は…………ん)
手のなかの硬い感触が僅かに怯えを呼び、それが更に期待を膨らませる。
硬く閉じられた目尻には涙がにじみ、手のひらはじっとりと汗ばんでいた。
そして、

「っあ、あ、あ、あ…………」

 とうとう柄頭が秘肉に触れる。渇望が満たされることを約束され、躯中に震えが走る。
じりじりと、自分を焦らす様に腰を降ろし、柄を押し込んでいく。
既に先端は飲み込まれさらに奥を目指す剛棒に、しかし異物の侵入を邪魔しようと抵抗が入る。
が、それも、

「そぉ…れっ」

ビィィ………

 ストッキングの伝線する音がかすかに響く。
弱くなった生地へ更に爪が付き込まれ、ぷつり…ぷつり…と小穴が開いてその内側に指先が入り込む。
モゾモゾと動きながらストッキングの中を進む指はショーツの縁を引っ掛けると
ビショビショの布を脇に除けた。

「うふふ………森の中でこんなとこ丸出しにしちゃってるぅ………」

 薄い布の下に隠されていた秘裂が陽光の下に晒される。
控えめに口を開けつつ侵入者を誘うように濡れるそこにも指先が入り込み、
左右に大きく割り開いた中からはとぷりと愛液が零れだす。
完全に無防備になった秘裂、そこに再び金属塊があてがわれ、

「さぁて……と、…………………………………………………………………いただきま~~す。」


322:2/3
07/08/06 00:50:55 e9fMnwdS
「う…………………………くぅ………………………あぁぁぁあぁぅぅぅ」

 ずぶり、ずぶり、と秘裂がハンマーの柄を飲み込んでいく。
グリップの凸凹が膣壁を抉り、閉じていた膣肉を拡げられることで湧き上がる痛みと快感が
腰を降ろすペースを一層上げていく。

「あ…うん……奥までっ…届い、たぁっ……んっ…くぅぅ……………」

 とうとう子宮口に柄頭が当たる。
彼女の下腹部には棒の形が浮かび上がり、隙間なく埋められた膣内からは絶えず異物感が湧き上がっていた。

「あはは…、硬いの…入っちゃってるぅ…………………………」
確かめるように腹をなでると、何かが自分の体内に収まっているのがわかる。
痛いとも痒いとも言えるし言えない、こじ開けられ埋め尽くされる女の感覚。

「それからぁ…」

 今度はひざに力を込めて、腰を上げる。
指にフィットするための凸凹に膣肉をこすりたてられ、
ぬぷり…ぬぷり…と愛液が絡みついた金属棒が少しずつ姿をあらわしていく。
 やがて、
 つぅーと糸を引きながら、秘裂から柄頭が顔を出した。


「ハァ……これで、いち…おうふく…っと。」
 息をつきながら、たった今金属棒の抜け出た秘裂を指でなぞる。
硬い棒に押し拡げられた穴は、完全には閉じきらずに小さな口を開けていた。
そしていまだ続く痛痒感…に良く似た疼き。
 体内を埋めていたものが消えた喪失感と、まだ消えない膣内の圧迫感が彼女を苛む。
それでも、物足りなさと期待に満ち満ちた表情を浮かべて彼女は再び腰を落とした。
無機質な肉棒に、己の操を捧げるために。


323:3/3
07/08/06 00:52:12 e9fMnwdS
「あんっ、はっ、はっ、うぅん、あっ、くぁぅ、んぁぁ………」
 腰が上下する度に、白衣がはためき、むきだしの乳房が跳ねる。
クリトリスは潰れんばかりに弄りまわされ、膣の中には片手の指が突き込まれていた。
そして、ストッキングとショーツを破り貫き、その後ろの穴―アナル―に金属棒が出入りしている。
必死に繰り返される注挿、脚を伝い落ちる大量の愛液。
「………ひうあぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁっ……」
 そして迎える何度目かの頂点。だが、
(とまらないっ、とまらないっ、腰がお尻がとまらないぃぃぃっ)
震える体のまま、彼女は再び体を揺すりだしていた。

 かれこれ十数分の間、彼女は自身を金属棒で貫き、快感を貪り続けている。
時には乳房を揉みしだき、またはクリトリスを擦りあげ、またある時にはアヌスに指を突き込みもした。
いつしか穿たれる穴は入れ替わり、それでも媚薬が完全にまわった躯はただ刺激を望み続けている。


 だがしかし、限界の来ない体など、無い。
荒い息、しびれる腕、徐々にいう事を聞かなくなってくる膝。
媚薬によって快楽にすりかえられているものの、彼女の体は既に悲鳴をあげていた。
そして、

「あぁあああ、かぁ、…は、あ…………」
 快感に満たされて、その姿勢のまま呆けること数秒、遂に彼女の体は力を失い、
そのまま前に倒れ込んでしまう。



(ふぅぅぅぅぅ……はぁぁぁぁぁ……うぅぅぅぅぅ……くはぁぁぁぁぁ……)
 絶え絶えな呼吸をくりかえす彼女。
眼は虚ろ、完全に弛緩しきって僅かにもがくのが精一杯の体。
動こうとする意志も直に消え、顔に当たる草の冷たさを心地よく感じながら、
アナルにハンマーが挿さったまま、彼女の意識は闇に落ちていった。


324:320
07/08/06 00:53:10 e9fMnwdS
↑以上です。
お邪魔しました。

325:名無しさん@ピンキー
07/08/07 23:12:30 /Pcv4Im1
限界までオナヌーしちゃうメディ姉テラエロス
GJ!

326:名無しさん@ピンキー
07/08/08 05:13:26 5KzdT69g
股間が爆発した

327:名無しさん@ピンキー
07/08/08 20:02:53 3+mQuPmP
ただしヘヴィストライクは尻から出る

328:名無しさん@ピンキー
07/08/09 06:29:20 Pv7Jp3dr
鹿「ふしゅるるるる(ハードな自慰にハマる気持ちも解るが、体を壊したら意味無いぞ?)」
メディ姉「なんか怒られてる気がする」
鹿「ふしゅ!ふしゅ!(それにだ!その、尻に突っ込んだ棒で殴り殺されるというのは
  我々としても少し悲し過ぎるだろう!)」
もぐら「ぎゃぎゃぎゃ!(自分は嬉しいっす!むしろご褒美ッス!)」
鹿「ふっしゃぁぁぁぁぁ!(この変態が!お前みたいなのがいるから馬鹿にされるんだ!)」
蛙「ゲロゲロ(頼むから俺でレベル上げは止めて・・・)」
猪「ふごふご(同意)」
でか芋虫「にょろにょろ(なんか俺って異常に脆い気がしない?)」
メディ姉「なんかヒートアップしてるし・・・増えてるし・・・もう一回しちゃおうかな」

329:名無しさん@ピンキー
07/08/09 19:39:53 GSp2hO3i
アナルにハンマー複数入れれば敵全体にヘヴィスト打てるんじゃね?

330:名無しさん@ピンキー
07/08/09 21:49:47 OlpuIjJp
・ジャ香
・天鉄のかぎ爪
・蛙のホホ皮
・黄金の突牙
・虹色の体液
を入手したメディ姉。次はどんなおもちゃを作るのかな?

331:名無しさん@ピンキー
07/08/10 02:24:04 vR1zK5DP
B8Fにて、5日生き残る事、
単純にしてそれ故に厳しいクエスト、
……のはずだったのだが。

「回復の泉の部屋って、敵出なくないか」

アルケの一声によって、このクエストの難易度は大暴落し、
5日間パーティーはダラダラと狭い部屋で過ごすことになったのだった。
しかし、ここで新たな問題が浮上する事となる。

「暑いな、クソ……」
「湿気でジメジメするよ~」

原生林の生い茂る気候で、狭い部屋に5人もの人間が集まってるのだ。
最初の数日は我慢が出来ても、いい加減限界に塚づいてくる。
ソードマンは苛立たしげに素振りを繰り返し、
バードはゴロゴロ地面を転がりながら、ウンザリさをアピールしてる。
リーダーであるパラディンも、心中を十分に察しているので、止めようともしない。
しかし、変化の乏しさにウンザリするのも確かだった。

「ふぅ。敵が出ないのはいいけど、この暑さじゃ気が滅入るね」
「そうですね。何か楽しみでもあればいいんですけど」

道具袋を整理していたメディックが、近づいてきて、飲み物をパラディンに渡す。
町から持ってきたものではない、ここに貯めてある泉の水である。
それに、口を付けようとした時、突然バードが立ち上がり、叫んだ。

「そうだ! いい事考えた!」
「あぁ? なんだよいきなり」
「水浴びしよ、水浴び。それで気分すっきり」

素振りを止めて、バードの方を振り返ったソードマンが、
呆れたように、右手で顔を覆った。

「この階に水浴びできるような場所ねえよ」
「ここにあるじゃん」

切り株に溜まった、キラキラと光る水溜まりを指差すバード。

「よりによって回復の泉かよ、貴重な水をそんな事に使うな」
「大丈夫だよ、すぐ溜まるし」

あっけらかんとしたバードに、ソードマンも口を噤み、
リーダーであるパラディンの方を振り返ると、
メディックが、そっとパラディンに何事か話しているのが目に入る。

「リーダー……」
「う、うん…」

女に弱いリーダーが、陥落した瞬間であった。
思わずため息をこぼすソードマン。

「水浴び、水浴び、乙女の水浴び」

ちなみにアルケミストは無表情で、なんか呟いていた。

332:名無しさん@ピンキー
07/08/10 10:51:15 u1KUzoL0
久しぶりにここ見てまた世界樹をやりはじめた

レベル17、4Fでとまってたよ…どんだけレベルあげ嫌いなんだ自分orz

333:名無しさん@ピンキー
07/08/11 01:00:18 ON9y+Zuc
>>332
そのレベルなら普通に一階層クリアできるだろ…

334:名無しさん@ピンキー
07/08/11 04:18:11 n9bt1iUd
>>324
メディ姉ほんとにエロいよメディ姉。
ストッキング破りに激しく萌えた。

>>331
無論この後は入浴→覗き→なしくずしエロなんだよな?

335:名無しさん@ピンキー
07/08/14 01:32:13 09KIKqEN
>>332
よほど無茶な組み合わせでない限り、無理にレベルあげなくても
たいてい何とかなるぞ。

……メディ子の「キャンプ処置」にエロスを求めて、漢の全振りとかしてない限り。

336:名無しさん@ピンキー
07/08/14 22:27:55 abNrMNUg
キャンプ処置=房中術

337:名無しさん@ピンキー
07/08/14 23:18:36 6BjMQl2b
俺の中でのキャンプ処置のイメージはメディ姉は精液便所




と思わせて絶頂寸前での寸止めで欲求不満に追い込んでの肉体的テンションのアップ
メディ姉はギルドの性のコントロール役
ロリバードの初潮を面倒みたりもするよ

338:名無しさん@ピンキー
07/08/15 00:04:41 ORXghtIq
>>337
ロリバド「メディ姉ちゃん助けて! 血がっ血がっ!」
メディ姉「はいはーい、すぐ止血するからちょっと待ってね。ええと、包帯とガーゼは……」
ロリバド「違うの! ケガじゃなくてお股から血が出たのっ!」
メディ姉「あらあら大変。撃たれた逃走犯みたいな血痕が点々と」
ロリバド「なにか悪いビョーキなの!? あたしこのまま死んじゃうのっ!?」
メディ姉「大丈夫よバド子ちゃん。それはバド子ちゃんが大人になった証拠なの」
ロリバド「ホントに? あたし死なない?」
メディ姉「ホントに大丈夫。女の子はみんな経験することだから」
ロリバド「よかったぁ……そっか、あたし大人になったんだ……」
メディ姉「そうよ、パラ男くんの赤ちゃんが作れるようになったんだから」
ロリバド「パラ男くんの、赤ちゃん……って、なんでメディ姉ちゃんそれ知ってるの!?」
メディ姉「ふふふ、な・い・しょ♪」

こうですか、わかりまんこ!

339:名無しさん@ピンキー
07/08/15 12:19:15 m6mZEklO
↑藁他

340:名無しさん@ピンキー
07/08/15 17:07:08 Pvl0Req2
320です。
>>321-323
の続きのようなものを書いてみたので4レス分投下させてもらいます。
またまた自慰ものです。
スカなしですが、尻オンリーなのでダメな人はスルーしてください。
では↓

341:名無しさん@ピンキー
07/08/15 17:08:20 Pvl0Req2
カサ…、カサ…、カサ…
「うぐぅぅぅっ…、うあああぁぁん…、っかぁぁぁぁ…」

 ここは1層の4階、狼達のたむろする森。
その危険な森の片隅に、ヨタヨタと動く白い影が1つ。

 四つん這いで進むそれは、しかし森中を徘徊しているフォレストウルフではなかった。
身を包む白は毛皮ではなく白衣、地につく脚に防具とシューズを身につけた――人間の女。
 しかしながらそのいでたちは
 
 ボタンを軒並み失い大きく開かれたシャツから、隠す気も無いとばかりに晒されている胸元。
肩紐の外れたブラはずり落ちて用をなさず、先端を勃起させた剥き身の柔乳が揺れていた。
腰を包んでいたスカートは脱ぎ捨てられ、白衣のすそからは程よく締まったヒップラインが露わに覗く。
上気した顔には淫蕩な表情を浮かべ、どこか焦点の合っていないその眼。
紅いゼリー状の何かがこびり付いた秘裂からは愛液が絶えず湧き出し、両脚を濡らし続けていた。
 加えて、一歩踏み出すたびにこぼれ出す悩ましい声。

「…ぁはっ、…うぐぅぅ」

 それは彼女が引きずる「尾」によるものだった。が、引きずる程の尾など人間にはありえない。
彼女の尻から伸びているのは、毛に覆われた肉ではなく、鋼鉄の剛棒―彼女自身の得物であるハンマー。
その柄が、彼女のアヌスにぐっぽりと喰わえ込まれていた。

「…くぁんっ、…ひんっ」

 先端の錘が地を削る度に飛び跳ねて彼女の肛内を抉り、嬌声を上げさせる。
小石を引っ掛けたときなどは、あまりの刺激に歩みを止めてしばらくうずくまっている。

 それでも、彼女は脚を止めることなく、進み続けていた。


342:名無しさん@ピンキー
07/08/15 17:09:59 Pvl0Req2

                  *  *  *

―のそり

 草の上に突っ伏していた女メディックが目を覚ます。
彼女は頬に貼りついた草をパラパラ落としながら、ゆっくり顔を上げて周囲を見回した。
なんでこんな所で倒れているのか、まだモヤの晴れない頭でこれまでの記憶を引っ張り出し、

「………………あ~~~~、そっか…。思いっきりズポズポして、
いっぱいいっぱいになって、ひっくり返った……のよね。」

 地面に突き立った金属棒を相手に腰を振り続け、体が保たなくなった所でそのまま倒れた事を思い出す。
まだ欲情は治まっていないけれども、一度落ちた思考はそこそこ冷静さを取り戻していた。

「くぅ~~~~~~~~、たまんな~~~いっ」
 白日の元に痴態を晒した羞恥と、その背徳感をスパイスにして乱れまくった自分の躯。
先ほど繰り広げた行為を思い返して、まだ力の入らない体で身もだえする。
 と、ふるふると体を震わせた所で、彼女は自分の尻の中へ何かが入り込んでいる事に気が付いた。

「なんなの……」
 唐突に走った異物感に体が強張るも、手がアヌスに触れ、それが自分のハンマーだと知って力が抜ける。
先だってがむしゃらに腰をふり、自ら散々に掘りまくった彼女のアナルはゆるゆるにこなれており、
気を失っている間中もずっと棒を咥えたままであったため、肛肉を拡げられる感覚に慣れてしまっていた。

「あらあら………すっかり馴染んじゃってて全然気付かなかったわね。
お尻からにょきっと生えてて、まるで尻尾みたい………………………………………………
……………………………………………………………………………………………あ、そうだ。」


343:名無しさん@ピンキー
07/08/15 17:11:06 Pvl0Req2
 何を思いついたのか、ハンマーが抜けないように気をつけながらスカートを脱ぎ捨てると、
彼女は何かを探すように辺りを見回した。程なく目当ての物がすぐそばに落ちているのを見つけ、
んふふふ…と含み笑いをもらしながらそれを手を伸ばし、

「と、その前に、ここを…っ」
 両手を尻に伸ばし、ショーツを晒すように開いた穴に手を掛けて彼女はストッキングを左右に引き裂いた。
ピィィ…と音を立てて裂かれる薄網、その中から肌色の丸い尻たぶが現れる。
「そ・し・て…」
 続いて、愛液に濡れそぼったショーツにも指が掛かる。
無残な穴を開け、既に奥への蹂躙を許していた女の聖域を隠す最後の砦に訪れる終わりの時。
左右に力がかけられ、ぶち、ぶち、とレースのあしらわれた股布が裂けていき、その中が少しずつ晒されていく。


「よぉし」
 とうとう露わになった彼女の双穴、そこにベトリと垂らされる紅いゼリー。
尻の割れ目に落ちたそれを、女メディックの指が秘裂へ、そしてハンマーを咥えたアヌスの中へと
ぬちゃぬちゃ音を立てながら塗り込んでいく。

「残り全部、直接に使ったらきっと……………うふふふふ」
 穴の中までしっかりとゼリーを塗り込み指に付いた分を舐めながら、
その結果に期待しつつ笑みを浮かべる彼女。

344:名無しさん@ピンキー
07/08/15 17:12:37 Pvl0Req2
――ほどなくして、

「ひいいいいいいぃぃぃぃぃぃ!!あつい、お尻が、おしりがあついいいぃぃぃぃぃ!!」
 ほとんど悲鳴じみた嬌声をあげながら、彼女は身悶えていた。
経口摂取・消化吸収し、満遍なく全身に回った時とは違い、
膣内と肛内の粘膜から直接吸収された媚薬が彼女の下腹部で猛威を奮っている。

「あああああああああぁぁぁぁぁっ!やあぁぁぁぁぁ!誰かぁ、誰か止めてええええ!!」
 あまりに強すぎる薬の効果に半狂乱になり、無意識に助けを求める。
しかし、人が来ないようにわざわざ―5階へ向かうルートから大きく外れた―この場所を選んだのであり、
助けが来てくれる可能性はほぼ皆無といっていい。
つまり効果が切れるまでこの状態のまま、ひたすら耐えるしかないということになる。

 いや、助かる方法は、実はもう一つあった。
あらかじめ用意しておいた、ほんの数メートル先の彼女のカバンの中に入っている中和剤。
 だが、

「あひいいいいいっ!らめええええぇぇぇぇぇ!こんらのらああぁぁぁぁ!!」
 何を考えたのか、それとも何も考えずただ現状から逃れようとしたのか、
我を忘れた彼女はどうにか立ち上がってヨタヨタと歩きだし、そして力尽きたように転んだ。
「やあぁぁぁぁぁぁぁ!い゛や゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
 それでも再び体を起こし、四つん這いのまま必死に草の上を進んでいく。
その行く先はカバンの方では無く、森の奥へ奥へと向かっていた。


345:340
07/08/15 17:14:53 Pvl0Req2
↑以上です。
各名前欄にナンバーを振り忘れてしまいました、すみません。
それでは、お邪魔しました。

346:名無しさん@ピンキー
07/08/16 13:47:12 RiHel0lh
場面転換の*が尻穴に見えた俺末期。
メディ姉やばい。直腸粘膜からの直接摂取はやばいって。

347:名無しさん@ピンキー
07/08/17 21:23:34 OtuJhCbO
ほす

348:名無しさん@ピンキー
07/08/18 00:43:20 jOr6GDVm
>>345
どんどん快楽に堕ちてくメディ姉テラエロス……!
発情した雌の匂いに、スノーウルフ大集合しそうな悪寒。

349:名無しさん@ピンキー
07/08/20 17:09:02 wfzGuC4a
キャラスレに投下されてた氷竜たん&コロトラングルたんが
たまらないんだぜ(;´Д`)ハァハァ
あんな娘が極悪非道なギルドメンバーたちによってたかって……

350:名無しさん@ピンキー
07/08/20 21:27:23 TmetHkxi
>>349
そういえば三竜狩りの人の赤竜たんマダカナー
とか思ってしまった

351:名無しさん@ピンキー
07/08/21 21:09:11 RPvVrOye
>>350
同じくマダカナー
最近ちと淋しいので、ここらでデカいのひとつ期待したい

352:名無しさん@ピンキー
07/08/21 23:10:01 /uhdXGKp
どうも、お久しぶりです。三竜狩りの者です。
>>350のコメント拝見して、ああ、まだ待っていてくれる人が居るんだ………と思ったら、なんか書かずには居られませんでした。
さらにその下にもう1つ………なんかもう、嬉しいやら申し訳ないやらで死にそうです。
頓挫して他の話やジャンルに逃避行してたんですが、さっき一気に書き上げました。

というわけで、偉大なる赤竜擬人化陵辱モノです。
ギルドメンバーが極悪です。
以上、閲覧注意。

では、どうぞ。

353:三竜狩り:紅? 1/7
07/08/21 23:12:55 /uhdXGKp
「ん、ぐ………んむ、ぅ!!ふ、ぅぅ………ッ!!」
薄暗い密林に響く、呻き声。
「あーあ………。」
猿ぐつわを噛まされ、まともな喘ぎ声を上げることも許されず、ただ曇った声を漏らし続けながら
上下に揺れている女の背後で。ダークハンターは、ぼそりとそう呟いた。
涙を流し、苦悶の表情を浮かべる彼女の顔、そしておおまかな身体の造りはは人間のそれと変わら
ない。が、背中に生えた1対の翼と、腰と尻の中間辺りから伸びる長い尻尾が、彼女が、彼女を
拘束する2人の男とは違う、異形の者であることを示している。
「コレ外したら、もっと可愛い声で鳴いてくれんだろうけどなぁ。あー、勿体無ぇ。」
口では少々不満そうな声でそう言いながら、しかし、その手は彼女の身体の正面に回され、露わに
なったその豊満な胸を鷲掴みにし、捏ねるように揉みしだいている。時折先端を指で摘み転がすと、
彼女の背中がびくびくと震えるのが解かった。
胸を弄っているだけでは足りない、とでも言うように、ダークハンターは彼女の首筋に舌を這わせ、
耳や肩を甘噛みする。腕も鞭で封じられた彼女に、抵抗する術は無い。羞恥心と屈辱感と、それに
反して与えられ続ける快楽とが、混ぜ合わさって渦を巻き、波となって彼女の身体に襲い掛かる。
「まぁ、もうちょっと我慢しろって………そろそろ、戻って来る頃だろ。」
そして。ただ、無抵抗に身体を貪られる彼女の脚の間に潜り込み………何度も、何度も、執拗な程
に腰を突き上げながら、ソードマンは余裕のある声でそう言った。
「ん、む………んッ!?んぐぅぅッ!!?」
「うーん………ッ、やっぱ、1番良い身体してるのは、赤竜ちゃんだよなぁ………。」
「だよなぁ。他の2人もいいけどよ、やっぱこういう娘の方が、こう、虐めがいがあるよな。」
「ああ。中も、熱くて、どんどん絡み付いてきて………あー、最高だ………。」
両手で肉付きのいい尻を掴み、撫で回しながら、既に最大限に膨らんだモノで彼女の内部を抉り込む
ように掻き回す。水気を帯びた音が響き、もはや崩れかけた精神の支えが、羞恥心に蝕まれていく。
赤竜と呼ばれた彼女は、ソードマンの腰の動きに合わせてその豊満に育った身体を上下に揺さぶられ、
溢れ出る愛液でどろどろに濡れた秘所を奥の奥まで蹂躙されながら、迫り来る絶頂の気配にその身を
震わせた。
「ッ………そ、そろそろ1発目、イっとくか?」
モノを咥え込んだ彼女の秘所の痙攣が、その気配をソードマンにも伝える。
「ん、んむ………ふ、ぐぅッ………!?」
ソードマンの言葉に、声にならない声を上げながら、赤竜は眼を剥いた。
「え?なんだお前、今日、早くね?」
「いや、第6階層の探索が続いて、かなりご無沙汰でな………なんか、セーブ効かねぇんだ。」
「あー、そういやそうか………まぁ、減るモンでもねぇし別に構いやしねぇけど。」
赤竜の意思など、もはや無いものとでも思っているような口ぶりでそう言って、ダークハンターは
指先で転がしていた胸の先端を、強く捻り上げた。限界に近づいていた身体に容赦ない刺激が与え
られ、彼女の内部が、ソードマンのモノを絞り上げるように収縮する。
「ん、んむぅぅぅぅぅぅッッッ!!?」
「く、あ………凄ぇ、締まる………ッ!!」
ソードマンは、呻くような声を上げて腰を痙攣させ………次の瞬間。
一際深く腰を打ち付け、ガチガチに固まったモノを、根元まで赤竜の中に押し込みながら、果てた。
放たれた精が、赤竜の中を容赦なく満たしていく。その全てを身体の最深部に注ぎ込まれ、炎よりも
熱いその迸りに全身をわななかせながら、彼女もまた、ソードマンと同時に絶頂を迎える。彼女の
背筋が反り返り、胸が天を仰ぎながら揺れる。次の瞬間には弛緩し始めたその身体を、ダークハンター
は後ろからしっかりと抱きかかえた。
「はぁー………ごちそうさん。」
場違いなほど爽やかな声でそう言いながら、ソードマンは赤竜の腰を押し上げて、自分のモノを彼女
から引き抜いた。離れた性器が白い糸を引き、白く粘度のある液体がどろどろとした雫になって、
暗い色の地面に落ちる。
「ふ………ふ、ぅ………。」
「んー、ホント良い胸してるわ。デカいと感度悪ぃって言うけど、ありゃ、嘘だな。」
赤竜は放心したように中空を見つめながら、全身をひくひくと小さく痙攣させている。身体中の力が
抜けて、ダークハンターが手を離せば、すぐにでも崩れ落ちて地面に突っ伏してしまいそうだ。胸を
愛撫されても、もはや反応出来る余裕すら残っていない。

と。そのとき。

354:三竜狩り:紅? 2/7
07/08/21 23:14:37 /uhdXGKp
「おーッス。お待たせー。」
どこからともなく、若い男の声が聞こえた。赤竜の身体の余韻に浸っていた2人が、顔を上げる。
「………………連れて来たぞ。」
「いやいや、参ったねー………結構、暴れてくれちゃって。」
低く陰気な声と、どことなく軽薄な声がそれに続く。2人が視線を送った先、がさがさと揺れる茂み
の向こう側から、3人の男が次々に姿を現す。
先頭に、クセのある暗い緑色の髪をしたレンジャー。続いて、全身のほとんどを黒いローブで覆った
眼つきの悪いカースメーカー。その後ろから、へらへらと緊張感の無い笑みを浮かべた茶髪のバード
が続く。そして。
「ほら、いい加減ちゃんと付いて来てよ。」
最後尾………3人の男に、付き従うようにして。
「う………ぁっ………!」
フラフラと不安定な足取りで、1人の少女が姿を現した。
赤竜と同じ、一糸纏わぬあられもない姿。そして………赤竜によく似た、翼と、尻尾。
彼女もまた、赤竜同様、人ならざる存在であるらしい。
「全然、大人しくなんなくてさ。カースメーカー来て貰って良かったよ、ホント。」
「ひ、ッ………!?」
やはりへらへらと笑いながらそう言って、バードは手に握った紐………少女の首にはめられた首輪
に繋がったリードを、ぐい、と引っ張った。彼女の身体が再び危なっかしくよろけて、つんのめり
ながら前進する。どうも、さきほどから様子がおかしい。
「………あー、それで。」
ダークハンターは納得したような声でそう言って、苦笑した。
「『幻惑の呪言』掛けて、引っ張って来たのか。ったく、どいつもこいつもおっかねぇなぁ。」
「ついでに、大人しくなるようにテラーも少々。」
「って、お前ほとんど何もしてねぇだろが。」
何故か得意気な顔で少女の捕獲劇を語るバードの話を、レンジャーの台詞がぴしゃりと断ち切った。
バードが、あからさまに肩をすくめて溜め息を吐く。
「しょうがないじゃん、肉体労働は専門外なんだってば。それに、ほら、『韋駄天の舞曲』。」
「いやいや、あんなの無くても、オレが『サジタリウス』で1発ビシッ!とだな………。」
「ほら、喧嘩してる場合じゃねぇだろ。」
双方が喧嘩腰になりかけた所で、ソードマンが話を打ち切る。その言葉で2人はそもそもの目的を
思い出し、ぴたり、と無駄な争いを止めた。その様子を見届けて、
「ほーら、赤竜ちゃんも。いつまでも、ボーッとしてる場合じゃないぜ?」
ソードマンは未ださきほどの衝撃から立ち直れず放心している赤竜の頬を、気付けのようにぺちぺち
と叩いた。地面か空中か解からない所をぼんやり見つめていた視線が、徐々に焦点を取り戻す。
そして。
「ん、う………………?」
視線が、ゆるゆると彷徨い………やがて、自分と同じ人外の姿をした、少女の姿を捉えた瞬間。
「………………ッ!!?」
その双眸が、これ以上無い程大きく見開かれた。半ば飛びかけていた意識が、一気に覚醒する。
「んんッ!?んむ、うぐぅぅッ!!」
赤竜が、塞がれた口で必死に何かを叫ぶ。それは先程までの、快楽による喘ぎとは別の、少女に
必死で何かを呼びかけるような、声にはならない叫びだった。
当の少女は、『幻惑の呪言』で視神経を撹乱させられている者に特有の焦点の定まらない瞳で、
自分の足元の辺りを漠然と見つめながら、得体の知れない恐怖に怯えきった表情を浮かべるばかり
だ。赤竜の必死の呼び掛けは、欠片ほども届いてはいない。
「そんなに心配か………しゃーねぇなぁ。」
ダークハンターは心底面白がっているような声でそう言って、何故かおもむろに赤竜の首の後ろ、
猿ぐつわの結び目に手を添えた。慣れた手つきでそれを解き、赤竜の口を自由にしてやる。
その意図を勘繰るよりも先に、赤竜は、それまで声にならなかった叫び声を上げた。
「止めてッ!飛竜には手を出さないでッッ!!」
上擦った、悲痛な叫び声が響き渡る。その声を耳にした瞬間、少女の、飛竜と呼ばれた彼女の身体
が、ぴくりと反応した。視界を奪われた瞳を上げ、きょろきょろと辺りを見渡す。
「お姉、ちゃん………お姉ちゃん………ッ!?」
暗闇の中で怯えながら、見えない誰かを探しているかのように、その震える両手が宙を掻く。
声のする方向にどうにかして向かおうとするその歩みは、たった数歩で彼女を繋ぎとめる首輪に
阻まれてしまい、その度に飛竜の身体はぐらりとふらついた。

355:三竜狩り:紅? 3/7
07/08/21 23:16:08 /uhdXGKp
「ねぇ………どこなの、お姉ちゃん………ねぇってばぁ………!?」
「飛竜、飛竜ッ!!お願い、その子は許してあげて!!お願いだから、何でもするからッ!!」
「暗いよぉ………怖いよぉ、お姉ちゃん………お姉ちゃんッ………ッ!」
飛竜の眼から、涙が溢れ出す。どうやら赤竜の声自体は認識しているものの、その言葉から
状況を理解する程、精神は安定していないようだ。
「止めて、お願い!!飛りゅ………ん、ぶッ………!?」
「はぁい、そこまでぇ~。」
必死の懇願を、ダークハンターは再びその口に猿ぐつわをはめることで無慈悲に切り捨てた。
赤竜の眼に、それまでよりもなお深い、絶望の色が浮かぶ。
「お姉ちゃん………助けて、何にも見えないの………ねぇ………!」
「ん、むぐぅッ!!ふぅッ、んぐッ!!」
その眼でしかと愛する者の姿を確認し、その彼女が卑劣な男達の手中に堕ちつつある瞬間を目撃
しながら。それでも何一つ抵抗が出来ないという、絶望的な程の無力感と屈辱感。そして、否が
応にも、これから自分の眼の前で展開されるであろう場面を思い描いてしまうことによる、恐怖。
身を焼くような想いで、必死の、しかし悲しいほどに些細な抵抗を見せる赤竜の姿を、男達は
改めて満足げな表情で見つめていた。
「うーん、妹想いの良い姉ちゃんだねぇ………胸が痛むぜ。」
「後ろからその姉ちゃん羽交い絞めにしてる奴の台詞じゃねーな、そりゃ。」
「さて、じゃ感動のご対面も済んだことだし………早く、ショータイムってことで、ね?」
「お、そうだな………せっかく連れてきたんだ、お前等先でいいぜ。」
「………らしくもない………どういうつもりだ………?」
「いいっていいって。こっちは、もうちょっと赤竜ちゃんの反応楽しんでっから。」
「うへー、良い趣味しちゃってまぁ………ダークハンターが可愛く見えるぜ。」
「うるせぇな、コイツがおかしいんだ。ソードマンは熱血馬鹿って相場が決まってんのによ。」
男達は、宿の自分達の部屋でくつろいでいるときとなんら変わらない雰囲気で談笑し、やがて。
「じゃ………可哀想だし、そろそろ解いてあげよっか。」
バードが、手にしたリードを手繰り寄せながらそう言った。リードと一緒に手繰られてきた飛竜
のふらつく身体を受け止め、傍らのレンジャーとカースメーカーに目配せする。
「だな。んじゃ、頼む。」
「………解かった………。」
バードとレンジャーの言葉に、カースメーカーがやはり低く陰気な声で応じて。その全身を覆う
黒いローブの中から、白く痩せ細った腕が1本、蛇が這い出て来るような調子で姿を現した。
指先には、くすんだ金色の鈴がぶら下げられている。カースメーカーが相手に呪言を用いる際に
使う、催眠用の鈴だ。カースメーカーは指先で摘んだそれを揺らしながら、常人には理解できない
言語で、何事かを呟き始めた。
が。そのとき。
「おいおい、待てよ。」
再び赤竜の身体に攻め掛かっていたソードマンが、突然、それを制止した。
ぼそぼそと呪言を唱える声が止み、飛竜を取り囲んでいた3人がそちらに視線を送る。
「せっかく、そんな面白いシチュエーションなのによ。」
「?」
「わざわざ解いちまうのも、勿体無くねぇか?」
「ッ!」
そう言ってソードマンは、ニヤリ、と口の端を吊り上げながら笑った。ややあって、他の4人
は互いに顔を見合わせてから同じようにニヤリと笑い、独り赤竜だけは、驚愕したようにその
眼をこれ以上無い程見開いた。
「………一理ある………。」
カースメーカーが、飛竜に施した呪いを解くのを止めて、一歩身を引く。
「なるほど。面白いこと考えるね。」
「いや、面白いっつーか、発想が怖ぇよ。普通に。」
バードは、やはり軽薄な印象の笑みを浮かべながら。レンジャーは、口ではソードマンの提案を
批判しつつ、しかし、その眼を嫌らしく輝かせながら。未だ呪言の魔力に捕らわれたままの飛竜
の細い腕を掴む。

356:三竜狩り:紅? 4/7
07/08/21 23:17:05 /uhdXGKp
「ひッ………………!?」
突然両腕を封じられた飛竜が、か細い悲鳴を上げた瞬間。その身体が、2人分の力で無理矢理
押し潰すかのように、湿った地面へと押さえ付けられた。見えない相手に抗う術もなく組み伏せ
られ、飛竜は視力を奪われた眼を白黒させながら、言葉にならない短い声を漏らした。
「え、や………何………嫌だ、怖い、お姉………お姉ちゃん………ッ!!」
暗闇による恐怖を別の呪言で更に増幅させられ、ほんの些細な刺激にさえ恐怖を覚えるまでに追い
詰められた飛竜にとって、顔も見えない誰かに無理矢理に地面に押さえ込まれる恐怖は、想像を
絶するものだったに違いない。
突然の出来事に一瞬だけ麻痺していた感覚が、次の瞬間には、堰を切ったように溢れ出す。
「嫌ぁッ!?お姉ちゃん、助けて!!怖いよぉ!!助けて、誰かッッ!!」
許容の限界を超える程の恐怖に、飛竜がそれまでの大人しい印象からは想像も付かない、気が狂った
ような叫び声を上げ始める。組み伏せられたまま翼と尻尾を滅茶苦茶に振り回し、辺り構わず土埃を
舞い上げる。
「っ、と………このッ………!?」
「わっ、ちょっと、これ………か、カースメーカー、どうにかして!!」
見た目は少女でも、秘められた力は人間のそれとは桁違いだ。男2人掛かりでも手に余る程に激しく
暴れる飛竜を押さえつける2人の傍らで、カースメーカーはまた、あの鈴を懐から取り出した。
リィン、という響きと共に呪文のようなものが唱えられ、そして。
「『命ず………言動、能わず』。」
そう聞こえた、瞬間。飛竜の身体が、1度だけ、まるで電流を流されたかのようにビクリと跳ね
上がって、そしてそのまま沈黙した。まるで一瞬で息の根を止められたかのように身動きひとつ取れ
なくなった飛竜の姿を確認し、カースメーカーは鈴を持った腕をまたローブの中に仕舞った。
「おー………さすが。」
感嘆の声を漏らしながら、バードは人形のようにおとなしくなった飛竜の顔を覗き込む。
「や………ぁ………?」
自分の身に何が起きたのかも理解できず、ただ光を失った眼を見開き、魚のようにぱくぱくと口を開閉
しながら、飛竜はその場に横たわっている。
「い、やぁ………何………ッ!?」
その口から、ようやく擦れたような声が漏れて、バードが、おや、と首を傾げた。
「あれ?なんだ、喋れるの?」
「………黙らせてしまっても、つまらんだろう………。」
「お、よく解かってんじゃねぇか。」
「嬉しいねぇ。赤竜ちゃんの呻き声だけじゃ、物足りなかったトコだ。」
「………首から下の、コイツの意思による動きだけを封じてある………。」
「って、つまりは………どゆこと?」
「………抵抗は出来ないが………こちらの刺激に対する反応は、ある………。」
「へぇ………そんな微調整まで出来んのか。器用なモンだ。」
レンジャーとバードは感心しきりで、無抵抗の飛竜の身体を遠慮無しに弄り始める。言葉通り、飛竜は
男達の無遠慮な愛撫に身をよじることも出来ず、しかし、しっかりと残されている感覚にふるふると身を
震わせながらか細い悲鳴を上げた。
「ひ、あぁ………嫌だ、助けて………助けてぇ………ッ!」
暗闇の中で更に身体の自由を奪われたことがよほどショックだったのだろうか、飛竜はもはや叫び声を
上げる気力すら残されていない様子で、見えない誰か、おそらくはそこにいるはずの赤竜に、震える喉で
助けを求め続ける。
それも全く意に介していないかのように、レンジャーとバードは存分にその未発達の身体を貪り続ける。
微かに膨らんだ程度の胸を揉みしだき、先端を摘み、弾き、吸い付く。白い肌のあちこちが、だんだんと
桜色に染まり始める。
「こっちも、準備しなくちゃねー?」
「ひ………ッ………!?」
まだ何者の侵入も許したことのない秘所に指を添えられ、飛竜の表情が凍りつく。そこは既に、飛竜の
恐怖に反し、容赦なく繰り返される愛撫に反応して粘度のある液体を垂れ流し始めていた。
「へぇ………ホントだ、濡れるには濡れるんだね。」
わざと大きな水音を響かせながら、バードは飛竜の入り口を執拗な程何度も上下になぞった。少し力を
込めるだけで、指先がそのスリットに飲み込まれる。

357:三竜狩り:紅? 5/7
07/08/21 23:18:27 /uhdXGKp
「や、ぁ………やだ、止めて………来ないでぇ………!!」
「ホントに処女かよ?だいぶ馴染んでるみてぇだけど。」
「まぁ、人間のソレとちょっとは違うんじゃないの?それに、どうでもいいじゃんそんなの。」
そう言いながら、バードは更に強い力で指先に圧力を掛け、その指を飛竜の奥深くへと侵入させていく。
熱を持った肉壁が、締め付けるようにその指に纏わり付いてくる。
「おー………ちょっと、キツめかもね。」
「ふあぁ………や………ダメ、入れちゃダメ………ッ!!」
言葉ではそう拒絶しながらも、しかしその声色は、徐々に、だが確実に艶を帯び始めていた。
「つーか、こんなにされても濡れてんのかよ。」
「ちょっと、ソッチの素質あるっぽいよね………よ、っと。」
「あ、ひッ………な、中ッ、曲げちゃ………っ!?」
挿し込んだ指を曲げ、伸ばし、更に両手を使って、ひくひくと痙攣し始めた秘所を丹念に解す。
その白く柔らかな太股を押し開き、脚の間に割って入っると、濡れそぼったその様子が余す所無く曝け
出された。滴る液体が地面に落ちて、土の上に小さな染みを作っていく。
バードは更に強引にその太股を押しのけて飛竜の濡れた入り口に顔を近づける。じっくりと未開発の
秘所を視姦し、冷たい息を吹きかけられて身をよじる飛竜の反応を楽しみ………そして。
「ん………………。」
「ひゃ、うッ!?」
そのスリットを、舐め上げた。飛竜の身体に、電撃が走る。
「ひゃうッ、だって。カーワーイーイー。」
からかうような声でそう言いながら、バードは再び、今度はさきほどよりもじっくりと時間を掛けて、
舌で入り口をなぞって行った。押さえた内股がぶるぶると震え、飛竜が未体験の感覚に酔いしれている
のが顔を見ずとも感じられる。
「むー………ん、ちゅ………。」
「嫌、ぁ………やだ、止めて………許して、ッ………!」
バードは更に、攻め立てるように秘所から脚の付け根まで、下腹部全体にまんべんなく舌を這わせて
いく。時折ついばむようにキスをし、赤い痕を残す。
「すっかり元気無くなっちゃって。真っ暗な中でこんなことされたら、無理も無いか。」
「………おい、やるなら早く済ませろよ。後がつかえてんだ。」
「えー。この後ちゃんと別の仕事あるんだしさぁ、いいじゃんこれくらい。」
「だからってなぁ、お前………。」
「はいはい。そっちは後でしっかり楽しめるんだから、ね?」
その後、行為を急かすレンジャーの言葉を適当にあしらって、バードは存分に飛竜の下半身を舐り、
その味を堪能した。やがてその行為にも満足したのか、バードは満遍なく嘗め尽くされた飛竜の両脚
を持ち上げた。
「ひっ………………!?」
「んじゃ、お先に失礼~。」
飛竜の腰が浮いて、脚の間に割り込んだバードの眼の前に秘所が晒される。身体全体で飛竜を支え
ながら、バードは自らの下半身に手を伸ばし………その、ガチガチに固まった怒張を取り出した。
そして、そのおぞましい気配に飛竜が声を上げるよりも、先に。
「それじゃ………頂きます、と。」
バードは、腰を落とし………未踏の秘所にあてがった怒張を、一瞬の躊躇いも無く、飛竜の内部へと
突き入れた。
「ひ、ぎ………いいぃぃぃッ………!?」
何者の侵入も許したことの無い膣内の異物感と、それに伴う痛みに、飛竜は視力を奪われた眼の端に
涙を浮かべながら、呻いた。食い縛った歯が、ぎりぎりと音を立てる。
「く、あぁー………良いねぇ、最高………ッ!」
濡れた内部に怒張をしごかれて、バードは思わず情けない声を上げながら、腰を震わせる。そして、
飛竜の苦痛などお構い無しに、更なる快楽を求めて、その内部が馴染むのを待たずに急激に腰を
動かし始める。
「い、やぁ………あ、あぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!?」
気が狂うほどの恐怖の中、更に凶悪な異物の動きを感じ、飛竜が悲鳴を上げる。
バードの腰が前後に動くたびに、その腫れ上がった怒張が飛竜の内部を抉る。性の快楽に慣れて
いない飛竜の身体が、無理矢理に蹂躙され、それと同時に乱暴に開発されていく。
ぐちゃぐちゃと、2つの身体が結合する音が響き渡る。容赦なく与えられ続ける刺激に対し、飛竜の
意思を拒んだその身体は、既にその状況を受け入れる準備に入ろうとしていた。

358:三竜狩り:紅? 6/7
07/08/21 23:19:48 /uhdXGKp
「んぎ、い、あぁっ!!あ、はッ………ん、ふぅっ、んぐ………ぅ………ッッッ!?」
恐怖と、苦痛と………その隙間から徐々に染み出すように意識を浸食する、快楽と。
言い様の無い、未知の感覚の嵐に晒されて、もはや飛竜の精神は、そのバランスを失いかけていた。
ただひたすら、この状況から抜け出したい、この悪夢が覚めて欲しいと願う意識。それに反して、
肉体はこのまま無抵抗に蹂躙され続けることに、淡い期待を寄せ始める。
「ふ、っ………ん、んぅ………ッ………やぁ、嫌だ、何、これ………っ………!!」
「おっ………ッ、そ、そろそろ、イッちゃいそうかな………?」
やがてバードは、飛竜の身体が昇り詰めて行く気配を感じる。絶え間なく内壁を抉られ、飛竜の
身体は既に、異性からもたらされる初めての絶頂を迎える寸前にまで追い込まれていた。
「や、嫌ぁッ………こ、怖い、来るッ………何か、き、来ちゃうぅ………う、ぁ………ッ!?」
急激に、腰の動きが緩められていく。バードは、臨界点ギリギリまで溜め込まれた快楽に身悶える
飛竜の姿を、舐めるようにじっくりと鑑賞した。ゆるゆるとした動きで怒張が出入りし、内部で
ひくひくと痙攣する度に、飛竜の身体は従順な反応を示す。
しかし、決定的なきっかけは与えられずに、飛竜は絶頂の境界線すれすれを彷徨い続ける。
「やあぁ、こ、怖、いっ………お姉、ちゃ………ん、ぁ………ひっ………!」
「やっぱさぁ、この、限界ギリギリのときの顔と声が最高だよねぇ………可愛いったら、もう。」
相変わらず軽薄な、しかしどこか寒気のするような感触を孕んだ声でそう言いながら。バードは、
自分と結合したまま、すぐそこにある絶頂を期待してわななき続ける飛竜の身体を存分に堪能した。
「よーし、それじゃ………ちゃーんと、イカせてあげようかな………っ。」
隅から隅まで、行為を余す所無く楽しんで、バードはようやく、最後の仕上げに向けて動き出した。
挿入されたままだった怒張を、また動かし始める。それまでよりも一層強く、激しく、最高潮に
高められた飛竜の身体を壊してしまうほどの勢いで、我武者羅に腰を振る。
堰を切ったような急激な刺激に、飛竜が、甲高い嬌声を上げる。
「ひ、あッ、だ、駄目ぇ………ッッッ!?」
もちろん、そんな言葉がバードに聞き入れられるはずもなく。
均衡を崩され、飛竜の身体はあっという間にその境界線を飛び越え………一瞬で、絶頂に達した。
「~~~~~~~~~ッッッッッッ!!!???」
飛竜はもはや叫び声を上げることすらままならず、意思に従わない身体をまるで感電でもしている
かのようにぶるぶると痙攣させ、眼を剥いて首から上を仰け反らせた。顎が震え、喉がひゅるひゅる
空気の抜けるような音を立て、声の発せられない口が微妙な開閉を繰り返す。
そして、その直後。
「う、わ………で、出るッ………!?」
下腹部から脳天までを突き抜けるような衝撃に打ち震える飛竜の身体に追い討ちを掛けるように。
痙攣する内壁に絞り上げられたバードの怒張が、溜まりに溜まったその熱い迸りを、容赦なく
飛竜の体内へと吐き出した。
「あ、ひぁッ………あ、熱、うぅ………ッ………!?」
ぶち撒けられた焼けるように熱い精を、身体の奥底に叩きつけられて。越えたはずの絶頂が、更に
2度、3度と飛竜の身体にもたらされる。その度に襲い来る脳髄が痺れるような感覚に、もはや、
飛竜の理性は消し去られかけていた。

359:三竜狩り:紅? 7/7
07/08/21 23:24:46 /uhdXGKp
「ふ、ぅ………いやぁ、大満足だ、ホント………っ。」
戦闘を終えた後のようにほんの少し呼吸を乱しながら、バードは、熱の全てを飛竜に流し込んで
元気を失ったモノを、引き抜いた。逆流した精が、気泡と共に飛竜の秘所から流れ出す。
「………ぃ………ぁ、ぅ………っ………。」
光を失った瞳が、中空を見つめる。地面に横たわり、結合が解かれても未だ痙攣を繰り返す飛竜
の身体を見つめながら、レンジャーは1度浅い溜め息を吐いた。
「お前なぁ………1発で、トんじまってんじゃねぇかよ。」
「んー、まぁ、初めてみたいだしねぇ。ちょっと、刺激が強かったかな?」
「かな?じゃねぇよ………大丈夫なのかよ、この後?」
「まぁ、そこは平気でしょ。こんなナリでも、人間とはスタミナが違うんだから。」
少女1人を思うままに蹂躙した後とは思えない、相変わらずの軽薄な口調でそう言いながら、
バードはまたへらへらと笑って見せた。
「………まぁ、ちょっとメディカでも飲ませて放っときゃ、眼ぇ覚ますか。」
行為の余韻に浸り続ける飛竜に一旦見切りを付けて、レンジャーは、背後に控えたカースメーカー
を振り返った。
「んじゃ、コレ飲ませてちょっと見ててくれ。あっちは………まだ、いいだろ?」
「………行為自体に、興味は無い………好きにしろ………。」
陰気な声でそう答え、カースメーカーはレンジャーの手からメディカの瓶を受け取った。
「ボクも、ちょっと休んでるね………やっぱダメだ、激しい運動するとクラクラしちゃって。」
「初モノまで喰ったんだから、後でちゃんと働けよ。その為に連れてきてんだ。」
「りょーかーい。」
バードの間の抜けた返事を受けた、後。
「んじゃぁ………オレは、そっちに混ぜて貰うかね。」
レンジャーは、数歩離れた位置からバードと飛竜の営みを見物していた2人と1匹を、振り返る。

ソードマンとダークハンターに、その身体を好き勝手に弄ばれながら。
赤竜は、深い、深い絶望を湛えた瞳で、飛竜の無残な姿を見つめていた。






(to be continued ... ?)

360:名無しさん@ピンキー
07/08/21 23:29:18 /uhdXGKp
以上でした。
赤竜メインじゃありませんでした。
『紅?』でした。
すいません。
絶望した。

ちゃんとした紅に続くかも知れないし、続かないかも知れませんが。
とにもかくにも、ここまで読んでくださった方。
誠に、誠に有難うございました。
礼。多謝。土下座。

361:名無しさん@ピンキー
07/08/21 23:33:37 p9g+5s3U
レスした二人じゃないが、俺も超待ってたよ!果てしなくGJ!
飛竜たんまで来るとはなんてサービス精神旺盛な神だ…。
つか、書くの早いな。しかもエロいし。尊敬するよ。



そして調子に乗ってモリビト神の帰還も待ち望んでみる。

362:名無しさん@ピンキー
07/08/22 02:39:14 2BM2+ywy
むしろ 火竜×飛竜 キボン

363:名無しさん@ピンキー
07/08/22 03:16:23 PfWeQl1x
>>362
(ギクッ)

364:名無しさん@ピンキー
07/08/22 14:37:35 r2FNZwMr
え…?うそ、まさか…



これはロリ×姉キャラの強制レズが拝めるって事ー!?


365:名無しさん@ピンキー
07/08/22 19:12:53 pWMA485K
>>360
自分もレスした当人じゃないが、待ってたよ! GJ!
猿ぐつわ赤竜たんと、目隠し飛竜たん……エロい(;´Д`)ハァハァ
8階姉妹丼に今後も期待しちゃうぜ……

そして自分も調子に乗って、ユエたんシトナたんの帰還も待ち望んでみる。

366:名無しさん@ピンキー
07/08/22 23:04:02 wI4qzblu
ソードマン「アッー(低音)」
ダークハンター「アッー(少し低音)」
レンジャー「アッー(中音)」
バード「アッー(少し高音)」
カースメーカー「アッー(高音)」

鹿「フシュルーーー」

よし!激しくエロかったですGJ!
抜いた後罪悪感あるのは良い作品だった証拠!

367:名無しさん@ピンキー
07/08/25 15:42:15 I/9oOaZW
wiki裏絵板を見に行ったら、何枚かの絵に
「このスレのSSから着想?」と妄想した。

アルケくんメディちゃんの帰還を待ち望んでいます。

368:名無しさん@ピンキー
07/08/25 21:48:31 qClwKK0e
>>367
wiki絵板から、ってのもあったしな
こういうインスパイアって、良いよね・・・・・・・・・

369:名無しさん@ピンキー
07/08/27 18:28:18 /mqVLE0o
竜たんエロいし可愛いんだけどよく考えたら俺の自慢の一軍ギルドを瞬殺してくれちゃった連中なんだよな…



ちょっと三匹まとめて動物用の首輪を付けて性感帯である逆鱗をローション塗りたくった手で思う存分いじくり倒して、
グッタリした奴らをエトリア中引きずり回してくる

370:名無しさん@ピンキー
07/08/27 21:57:15 Wirufbvf
>>369
YOU3次創作しちゃいなよ

371:名無しさん@ピンキー
07/08/27 22:09:57 /mqVLE0o
悪い俺ガード特化のパラディン育成に忙しいんだわwwww


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